2021年12月31日

2021旅の総括

8回目(2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年)となる、旅の総括。今年も国際線利用は無しで、全て国内線利用。AMC Diamondは、タイミングが悪くて、ほぼ達成の目処がついたところでPremium Point 2倍キャンペーンとか始まったりして、ちょっと「何だかなぁ」状態でした。来年も、こんな状態が続くのか。コロナ禍はまだ終息していないけれど、人流移動は活発になってきているので、よほど今のデルタ株とかオミクロン株の状況が悪化しない限りは、今年みたいな救済措置は無さそうと読んでいますが、さてどうだろうか。

ANA AMC Diamond

今年も年初から飛び出して、1月にはHND-OKAを4往復もしている(笑)。2月は2往復だったけれど、3月には再び4往復。3月末には、AMC会員ステータスの底上げプロモーションがあり、4万Premium Point(PP)が追加されたので、4月1日のフライトで10万PP達成。それ以降は、来年は国際線利用が可能になることを睨んで、アップグレードポイント獲得のために、さらに20万PPまで飛びましたが、来年の国際線もまだ見えない状態なので、無駄足になるかも(笑)。2倍キャンペーンとかあったので、実質かかった費用は例年とほぼ同じなので自分的には問題無いけれど、折角頑張ってポイントを獲得しても、それが使えない状態というのが本当に残念。近場でも良いから、来年こそはどこか海外に2年振りに飛びたいなぁ...

UA MP 1K

今年は全くUA利用はしなかった・出来なかったけれど、何故かUA MP 1Kの更新は何とか達成。UAが米国以外の居住者向けに、必須条件の「UAのフライト区画最低4区画利用」を免除してくれたのが大きいのと、レベル達成に必要なPQP(Premium Qualifying Points)のポイント数もディスカウントしてくれたことが大きかったですね。来年もこんな感じでプログラムが続いてくれると助かるけれど、やっぱりMLBとかNFL観戦で実際に利用してPQPを獲得したいところ。

とは言っても、米国・日本の入国制限が解けるか、少なくとも1日程度の隔離措置くらいにならないと、実質的な海外渡航は出来ない状態。コロナ禍も、ここ数日は第六波の兆候なのかじわりじわりと陽性者数が上がりつつありますが、世界的にはワクチン接種を前提に予防することよりも、コントロール出来る形にシフトしつつあるように感じるので、その仕組みが来年前半位に世界的に確立されたら、後半には海外渡航が可能になるかなぁ。

国内線は今よりも悪い状態にはならないと期待するけれど、国際線がどうなるかはまだまだ不透明。まずは、昨年よりは何分の一くらいの感染拡大に抑えるように、年末年始はしっかり対策をして過ごすことですよね。それで、3月位に再び感染状況が縮小すれば、G.W.位には期待出来るかなぁ... 期待したいなぁ... 

今年の十大ニュース

今年も、一年締めくくりの私的十大ニュース(2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年)。昨年同様今年も「コロナ禍」中心の一年でしたが、そんな中でも明るい話題も。だから、先ずは明るい話題から十大ニュースは始めたいですね。

  1. 東京オリンピック・パラリンピック、成功裏に開催
    やはり今年のトップニュースは、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催と、日本チームの躍進、そして大きなトラブル無く開催を完遂した日本としての誇りが一番のニュースかなぁ。予想以上の金銀銅メダルラッシュや、それ以外の選手の活躍は未だに記憶に新しいけれど、無観客試合が殆どの中、多くの日本国民が画面を通して応援し、熱狂したことは事実。政局的な理由から、開催前や開催中にも批判的な言動を発していた人たちも多かったけれど、その割には東京2020と同じような状況にある「北京冬季2022」に対しては何も言わないんですよねぇ。何でだろうかぁ~(笑)。元々スポーツに政治というよりも政局を絡めてきた人達に取って、日本国内の問題で無ければ興味は無いんですよね。後にも登場するけれど、結局その程度の存在と見透かされていることに気がついていないのが一番痛いところかも。
  2. 大谷選手、二刀流で活躍
    東京2020同様、多くの日本人が熱狂したのが、MLB大谷選手の活躍。日本人以外の、世界中のMLBファン注目の的になり、結果的にリーグMVPを筆頭に多くの記録や賞を獲得した事は、これまで活躍した多くの日本人MLB選手の中でもトップクラスと言って間違いないもの。個人的には、投手として10勝に届かなかったことが残念なんですが、それでも勝ち星が付かなかった試合でも味方打線の援護が無いものもあったわけで、そう言う意味ではエンゼルスというチームの問題ではあるけれど、だからこそ「二刀流」も可能だったことを考えると中々微妙。来シーズンも二刀流に挑戦するみたいですが、来年こそは「10勝50本塁打」を記録して欲しいですね。そして、その試合を観に行きたい!
  3. 新型コロナウイルス終息せず
    昨年の今頃は第三波の感染拡大が広がりつつあり、年末年始はどうなるのか不安だったわけですが、結果的にあれからさらに、G.W.付近の第四波、夏にかけての第五波とピークが発生。今は、この年末年始の第六波が心配されていますが、今の所は一年前の第三波よりは押さえられそうな雰囲気。これまでとの大きな違いは、ワクチン接種が日本国民の8割位に完了しているので、感染拡大も重症化も抑えられていることが大きいですよね。世界的に大流行したデルタ株も日本国内では何とか抑えられて、今拡大しているオミクロン株にしても、今の所は市中感染の可能性も出ているけれど、多くは海外からの濃厚接触者経由が多いようなので、何とか水際対策出来ていると言えるのでは。この年末年始での感染爆発だけは何とか回避したいですよねぇ。ただここ最近は+何十%位の増加率で増えている中、今年は2年ぶりに帰省するという人も多くて、コロナ禍以前に近いくらいの人流移動が出来そうですが、しっかりと感染対策をして感染拡大を最小限に抑えたいですね。そして、少しでも以前の生活に近づく2022年でありたいなぁ。
  4. 政権交代・野党埋没
    自民党総裁選への出馬を取り止め、事実上1年で内閣総理大臣の地位を辞した菅前総理。その後の総裁選では、岸田氏、河野氏、高市氏、野田氏の四氏が出馬し、岸田氏が悲願の総裁そして内閣総理大臣の地位に。少し遅れて、立憲民主党の枝野代表が選挙の責任を取って辞任し、泉新代表と新執行部がスタートしたけれど、こちらは野党と言う事を差し引いても話題に上らず埋没度合いが深まるばかり。その為か、岸田政権はスタート時の支持率はご祝儀相場もそれほど無く高くなかったけれど、一月経ち二月経ち珍しく支持率は上昇傾向に。別に自民党が良いとは思わないけれど、党の顔が変わればそれに応じて新しい方向性がそれなりに見えている自民党と、党の顔が変わってもやること言うこと変わらない立憲民主党の違いが、大方の期待通り表れている感じ。来年の参議院選挙で大敗したら、立憲民主党の分裂解党も有るんじゃ無いだろうか。それで真っ当な野党勢力が出来るなら良いけれど、ますますこじれた状態になりそうな気がする。
  5. 見出し詐欺・メディア不信
    知ってか知らずか、メディア記事の本文とは180度異なる印象を受けるような見出しを付けて、アクセス数稼ぎを狙っているかのような事が何度も発生。指摘されて修正しても、まだおかしい状態のままだったりして、それも含めてメディアに対しての不信感がますます募った一年だったような気がします。「不信感が募る」というよりも「存在感が希薄化している」ような印象。本来ならば、正確な情報伝達が使命であるメディアである以上、先ず自らそう言う「誤解を招く状況」を修正するべき何だけれど、一向にそう言う様子が見られないのは、やはりメディア自身が知っててやっているからなんでしょうね。「情報提供体」としてのメディアが崩壊した一年と言って良いような気がします。
  6. スマホダブル更新
    全く個人的な話ですが、これまで2台持ちしていたスマホ(iPhone 8とXperia 5)を、ほぼ同じタイミングでiPhone 13 ProとPixel 6に更新。その状況は、まだシリーズとして続いていますが、実はPixel 6のFeliCa系でここ数日怪しい挙動に遭遇しており、ちょっとPixel 6を選択した事を後悔し始めているところ。その内容は、多分新年早々に書き込むことになると思うんですが、やはりFeliCa系はSONYにすれば良かったかな、少なくとも国内メーカーにしておけば良かったかなと感じているところ。それに対して、やはりiPhoneは、というかAppleは安定しています。たまたまそう言うタイミングになってしまったということはあるんですが、異なるシステム(iPhone vs Android)の物を同時に更新する荒技は、オーバーヘッドが大きいなぁと反省。次回は、iPhone系は兎も角、Android系に関してはもう少し慎重に選択しようと心に刻みました(笑)。
  7. 断捨離断行
    浜松に戻って以来15年位放置していた荷物(開かずの段ボール箱)等、手持の品物を断捨離。取りあえず初期の目標は完了して、断捨離からのさらなる最適化を鋭意構想中。来年は、断捨離Ver.2.0をスタートさせたいけれど、多分地味ぃ~に細々整理整頓する話になりそう。断捨離後に購入した物も少し出てきて、そうなるとその置き場所に困るという新たな課題にも遭遇しているので、初期化したシステムにどう新しいシステム構築するかという、何か仕事をしているような気分にも(笑)。今の予定では、例えばHDDのデータをNASに吸い上げてHDDは処分したり、VHSビデオの映像をBlu-rayにリッピングして保存してVHSテープは廃棄するとか、手持のデジタル一眼カメラやレンズを処分して新しいミラーレスに買い換えるとか(マテ)、データ化出来る部分をまず手を付けようかなと思っています。一年掛けて、どこまで断捨離Ver.2.0が進むか。
  8. リモートワークVer. 2.0
    新型コロナウイルス対策で止むにやまれずスタートした「リモートワーク」ですが、オフィスコストの削減とか、働き方改革へ繋がるとか、新しい職場環境の設定とか、「コロナ禍後のリモートワーク」というか、「次のリモートワーク」が生まれてきた一年になったと言って良いのでは。弊社でも、年末年始にかけてオフィスのフリーアドレス化作業が進んでいて、来年もリモートワーク中心でそこから新しい仕事の仕方を模索する一年になりそう。自分はオフィスのある横浜での2年間のリモートワーク(在宅勤務)トライアル(試験的実施)から、色々な理由から実家のある浜松に戻って来年は16年目。去年から今年に掛けて、その時に購入した家電製品等が軒並み寿命を迎えて更新したり断捨離で処分したんですが、そろそろ20年近くにもなる在宅勤務(リモートワーク)がよくも続いているなぁと自分で自分に感心したりして。まぁ、会社側の理解とサポートがあるから、今のようにリモートワークが基本になる10年以上前から仕事が出来てきたわけですが、今後はまた新しいやり方とか仕組みみたいなものも考えていきたいなと思っています。
  9. 「テレビ」から「ネット」へ
    自分的には、「テレビ」を見る時間は激減して、モニターとしての「テレビ受信機」の活用度は圧倒的にYouTube視聴が占めるように。さらには、Amazonとかその他ネット配信を観る機会も増えています。テレビ視聴に関しても、リアルタイムで観ることもどんどん減っていて、視聴したい番組は一度HDDレコーダーに録画して、そこから内容によっては倍速で流したり、CMスキップしたり途中スキップしたりして、自分の興味の有るところだけつまみ食いしたり、要するに「テレビをYouTube的に視聴する」方向にどんどん進んでいます。もう「テレビ」はメディアというよりはコンテンツの一つに変わっていて、ベースはネット配信的なオンデマンドな利用形式に完全にシフトした2021年だった気がしますね。多分、それが世の中の大多数の流れなんじゃ無いだろうか。
  10. メディアロンダリング
    今に始まったことでは無いけれど、とあるメディアが嘘でも「記事」にすると、それを他社が引用することで「エンドース(裏書き)」されて事実化して行き、それを根拠に元の記事が「事実化」されるというメディアロンダリングが顕著な一年だったような。以前だと、国内メディアが取り上げると、その英語版記事が配信され、それを海外メディアの日本支社が取り上げて、それを国内メディアが「海外メディアも取り上げている」と箔付けで引用することで、いつの間にか「世界が指摘している」みたいな記事が登場するという、ある意味「自己完結型のエコシステム」が完成して居るんですよね。それがさらに国内の中でも完結するような「タイニーエコシステム」が完成して真偽不明根拠あやふやな情報が巡り回る時代になったと感じます。まさに「煙の無い所に煙を立てて、騒ぎを創る」みたいな世の中になったのが、この2021年だったような気がします。ある意味、メディアがメディアとしての矜持を捨てて、「メディア」というビジネスに変わった1年だったような気がします。
さらに十大ニュース以外で個人的に気になったニュース等も。

  1. オフィスマシン更新
    それまでのThinkPad T470sからThinkPad X13 Gen1に更新。その前は軽量薄型のThinkPad X1 Carbonだったのですが、流石にT470sはそれと比べても大きく厚くて重くて、事前に承知はしていたけれど、モバイルパソコンは「軽量化が命」を実感。画面サイズは1インチ小さくなっただけのX13は、実は200g位しか重さは違わないのですが、サイスがコンパクトになっただけやはり持ち運び時の利便性はアップしたように思います。今の所特に大きなトラブル無く動作してくれているので、来年もこの調子で元気に動いて欲しい。
  2. 〇〇ペイ生存競争
    QRコード決済、所謂「〇〇ペイ」が一気に登場して過当競争状態になり、それが早くも集約されつつあったのが今年一年と言って良いのでは。私はQRコード決済は全く使用して居ないので個人的に興味は無いのだけれど、Yahooとか楽天とかその他大手が独自の経済圏を造りつつあり、来年はそれがさらに加速するのでは。電子マネーと比較して、全体的に敷居は低いのだけれど、これだけ乱立してしまうと、最終的に2~3個位に来年は早々に終息するんじゃ無いだろうか。
  3. エネルギー問題
    自然エネルギーとか再生可能エネルギーは重要だと思うけれど、それだけで社会が動くほどの力は無いことも事実。既存の原子力や火力発電も生かしつつ、経済的にも環境的にもベストなバランスを見つけて利用することが一番だと思うけれど、どうも「再生可能エネルギー以外は認めない、原発反対、火力反対」みたいなイデオロギー闘争になっていることが最大の問題だと思う。
  4. Windows 11登場
    Mac OSに対抗して、「WindowsはWindowsから変わりません」みたいな事を言ってWindows10が登場したのは何年前だろうか。突然「Windows 11」とか出てきて社会は混乱したけれど(マテ)、どうもWindows Me、Windows Vista、Windows 8と言った「不遇なWindows」を継承しているような雰囲気を感じるリリースになっているように感じる。内容を見てみると、機能的にはWindows 10の最新FU (Future Update)とそんなに変わらないけれど、一番気になるLook-and-Feel (見た目やI/F)がMac OS風に弄られていて、それが凄く抵抗感を感じます。未だ自宅のメインPCであるデスクトップ機はWindows 11に更新していないけれど、来年度中には更新するかなぁ。まずは22H1位の更新プログラムがリリースされて、安定為てからですよね。
  5. 非接触の時代
    以前は「非接触」と言えば、電子マネー決済を指していたものですが、最近ではコロナ禍のためにエスカレーターの階数ボタンとか、自動ドアの開け閉めとか、画面などのタッチインターフェースとか、日々の生活の中にどんどん非接触の動作が入ってくる時代に。考えてみたら、ホテルのカードキーもBluetooth経由でスマホで代用出来るようになっているけれど、あれも非接触の先駆けなのかなぁ。「非接触」はそのまま「非対面」化にも繋がるので、人件費は削減できるけれど逆に人情的な繋がりとか細かなニーズの吸い上げとか、やはり功罪同居するもの。その辺りをどうやって解決していくか、「非接触での対面ビジネス」みたいな一寸矛盾した方程式の解が求められるようになるかも。
  6. 不便なレジゴー
    個人的には結構期待して利用してみたんですが、ユーザーセントリックというよりはイオンセントリックみたいな使用にガッカリ。これまで便利に日用品とか購入していたけれど、レジゴー利用終了宣言後イオンスーパーでの買い物は一度も無し。わざわざ車で20分位掛かる別のスーパーで代わりに買い物をするようになりましたが、精神的にははるかに楽ですよね。記事にも書いたけれど、便利と感じるレイヤーも多いと思うけれど、自分が利用するには不便だし回りくどいしと言う事。個人的には、家族連れ等有る程度まとめ買いする購買層以外には、返って面倒なだけなサービスだと思うけれどどうだろうか。
  7. 前澤氏宇宙へ
    言い方は卑屈だけれど(笑)、「お金があれば何でも出来る」の典型みたいな話。ご本人と、会社役員(お付きというかスタッフというか)二人分の料金、約100億円とのことだけれど、まぁこういう人が居ていろいろな利用方法とか活用方法が生まれてきて、そこから段々と市井に落ちてくる物。でも、自分が宇宙に行ける時代には、一寸間に合いそうも無いのが残念。次はスペースXのロケットで、月へ向かうことになる前澤氏ですが、良い意味で日本の宇宙ビジネスを牽引する形になれば嬉しいけれど。
  8. Xリーグ2021
    今シーズンまでは、X1 Super 8チームがリーグ戦を行い、上位4チームが今シーズンから社会人選手権決勝となるライスボウルへのトーナメント進出というフォーマットでしたが、来シーズンからはX1 Superが12チームに拡大し、6チーム毎の2ブロックに分かれてリーグ戦を開催するところまでは決まっています。ブロック内リーグ戦5試合はするとして、後例えばインターリーグ(別ブロックのチームとの対戦)があるのか、5試合でブロック内順位を決定して、そこからトーナメント戦みたいな事をやるのか、詳細は今の所不明。ただ決まっているのは、それぞれのブロック内で優勝チームを決めて、その優勝チーム同士の対戦を、3日のライスボウルで「社会人選手権」として開催するというもの。現行のシステムが始まったのが、2019年で2020年はコロナ禍で短縮されたから、2019年と2021年の2回で終わることになるんですが、新しいシステムはこれまで以上の魅力を伝える事が出来るようになるんだろうか。2022年は日本のフットボール界にとって、新しい一歩になる一年になって欲しいです。
2022年はどんな一年になるのか。少なくとも、コロナ禍は「終息した」と言える一年になって欲しいですよねぇ。今の所、日本は世界的に見てもかなり優秀に対応して陽性者数等も少ないけれど、これからどうなるかは神のみぞ知るところ。日本人は「ファクターX」を多く持つから感染拡大が抑えられていると言われているけれど、その「ファクターX」を好む変異コロナ株が誕生する可能性もあるわけですからね。これから流行が予想されるオミクロン株は、感染強度は強いけれど、その後の重症化などはデルタ株よりは低いといわれているから、感染拡大を防ぐことが出来れば重症化も減るという事。やはり、基本的な「マスク、手洗い、三密回避」をどれだけ真面目にしっかり励行できるかで、明日の日本が決まりそうな感じですね。日本人や、日本で生活している人たちを信じて、より良い一年になって欲しいし、そうしたいですね。2022年がさらに良き年となるように...

2021宿の総括

5回目(2020年2019年2018年2017年)となる、この一年の「宿の総括」シリーズ。とは言っても、社会状況は昨年よりも厳しくなっていたこの一年ですから、今年の宿泊はBONVOY系ホテルのみという結果に。 

BONVOY系以外のブランド利用は、とうとう今年はありませんでした。Hilton系は、これまでの三井住友Hiltonのクレジットカードが終了するのにともない、新しいAmex Hiltonクレジットカードに切り替えて、HNORNOR Diamond到達となる、年間利用料金200万円を目指していましたが、来年も今年のステータス維持するという救済措置が発表されたので、今年はこのカード利用を途中で停止してしまいました。まぁ、カード利用をスタートしたのが4月頃からということもあり、200万円利用はちょっと厳しいかなと思っていたので良かったのですが、来年はちょっと意識して使用しないと到達は厳しいかも。来年もBONVOY系中心に利用すると思いますが、出来ればHilton、InterContinental、Hyatteも少しは利用する機会を見つけたい所ですね。その為には、何処かに飛ばないといけないけれど、さて来年はどうだろうか。

2021年12月30日

77TBのファイル

京都大学学術情報メディアセンターのスーパーコンピューターに保存していた約77TB分が消失した事件。バックアッププログラムの不具合という事で、開発元のHPが「100%弊社の責」として謝罪して居るわけですが、その原因というか理由がよく分からない。 

記事にも書かれているけれど、

ストレージのバックアップ処理実行中にバックアッププログラムの更新作業をしたことで、

これって、「車のタイヤ交換を走りながらやりました」と言っているように聞こえるんですが。一寸前のOSやアプリだと、使用中のファイルはロックされてバックアップも出来ない場合が多くて、その為データバックアップはそのマシンをオフラインにして実行したり、夜間にやったりという事が「普通」でした。最近はオンライン中でもバックアップ出来るようになり、それは便利かもしれない。作業者の負担も軽減できますしね。それでも、バックアップ作成時には競合が発生したりデッドロックしないように、その領域へのアクセスを停止したりするのが、管理者としては望みたいところ。

それなのに今回の場合は、そのバックアッププログラムの更新をバックアップ中にして居たという、正直どう言う理由というか根拠からそんなことをやったのか分からないのだけれど、正直理解不能。最初に「車のタイヤ交換を走りながらやりました」と書いたけれど、「車のエンジン交換を走りながらやりました」と言った方が正しいかもしれない。一般的な場合でも、バックアッププログラムはの互換性維持のためにも、まずは今のバージョンで一度バックアップして、その後プログラムを更新して、新しいバージョンでもう一度バックアップを作成しておくのが普通なのでは。勿論、そのプログラムの改変度合いにもよるけれど、確実にバックアップデータの互換性が担保出来るならまだしも、そうで無ければ前後で二回バックアップするのが普通だと思う。それなのに、バックアップ中にブログラムを更新するなんて理解出来ない行動だなぁ。

実際HPのレポートにも書かれていますが、バックアップ作業中に実行プログラムが新しい物に変わり、その為にパラメーター指定に不具合が発生して結果的にバックアップに失敗したと説明されています。いゃ、そんなん常識でしょうが、と小一時間。担当者は、一度プログラムが実行されたらそのファイルは使われなくて差し替えても問題無いと思っているのだろうか。いゃ、そう言うデザインなら問題ないけれど、普通はやらないよね。実行したなら、その実行が完了してから更新するだろうし、場合によっては実行時に起動したランタイムとかはまだ残っている可能性もあるから、私なら少なくとも一度再起動してから更新するか、少なくともタスクマネージャーから関連するタスクを終了してから実行するなぁ。まぁ、他社さんの話なのでとやかく言う筋合いは無いけれど、でも原因はほぼ100%ヒューマンエラーな気がする。

ジョン・マデン氏逝く

NLFのコーチとして、それ以上にNFLのテレビ解説や、そしてNFLゲームの代名詞的存在として有名だった、ジョン・マデン氏が28日に死去したという記事。自分的には、やはりNFLゲームのイメージが強いんですが、仕事でNFLシーズン中にUSに出張した時には、週末のNFLゲームをテレビ観戦するのが唯一最大の楽しみで、その時にこのマデン氏とか登場すると、「おぉ!」とちょっと気持ちが高ぶったりして。

最初の頃のNFLゲームは、確かカードゲーム式の物だったと記憶しているのですが、私がよく見たのはパソコンにインストールして使用するタイプの物で、出張する度に「買って帰ろうか、どうしようか」悩んだ物です(笑)。当時は、そこまでNFLに詳しいわけでは無かったし、確か選手データとかトレードしたりしてチームを強化したりするので、日本で使うには一寸難しかった気がします。その後、日本語版みたいな物も発売されたと思うのですが、逆にその頃になると、NFLへの興味は続いていたけれどPCゲームに関しては全く興味が無くなっていたので、手を出すこと無く今に至ります。

昔は「ジョン・マッデン(Madden)」と日本語では表記されていたけれど、発音としては「マデン」と「マッデン」の中間くらいの「ッ」が凄く小さな「マッデン」なんだろうなぁ。記事にも書かれているけれど、Super Bowlやリーグ戦で活躍した名だたる名匠の名前を知らなくても、この「Madden NFL」を知らないフットボールファンは以内だろうし、逆にNFLやフットボールに馴染みは無くても、このゲームには馴染みがあるゲームマニアの方が多いかもしれない。今は違うと思うけれど、以前だとパソコンゲームの代名詞の一つで、よくパソコンの互換性テストとか機能テストのサンプルとして使われる事もあったように記憶しています。

パソコンゲームと言っても、初期の物は平面のフットボールフィールド上に、各チームの選手名が書かれたキャラクターというかアイコンが動く程度の物だったものが、段々と解像度が上がってきて実際の選手に近い物になり、確か最新のものは本物ソックリな選手が動き回るような感じになっているんじゃ無かっただろうか。このゲームだけでなく、野球にしてもサッカーにしても同じように高精彩化されて、ゲームと言うよりは実際の試合を眺めているような感じの物に進化しているけれど、その進化に負けないような、画面上へのプレーの書込とか「バーチャルファーストライン」と呼ばれるダウン更新のライン表示とか、テレビ中継に貢献した事の業績も大きいですよね。画面上へのプレーの書込なんて、今はどのスポーツでも普通にリプレーの一種として使われているわけですから。Super BowlチャンピオンチームのHCとしての業績もそうだけれど、「見せるスポーツ」としてのフットボールに革命を持ち込んだ一人でも有ったことは確かでしょうね。ご冥福を心からお祈りします。

2021年12月28日

寒波襲来

都内で初雪が観測されてから日本全体が冷蔵庫に入ったような寒波が襲来。日本海側には雪雲が襲来してきていて、その雪雲の帯が京都と福井の間滋賀県の琵琶湖辺りから進入して北のような感じで、滋賀県の彦根辺りでは記録的な大雪に。あの辺りは、新幹線で言えば毎シーズンのように雪害で影響がでるところで、案の定名古屋も大雪に見舞われています。福井-滋賀-岐阜-名古屋の北西から東南の斜めのラインは、そのまま、岡崎-豊橋と平野部が繋がっているので、一気に豊橋当たりまで雪の影響が出てしまい、昨日の新幹線は新大阪と豊橋間でかなり影響がでたみたい。

地図で見ると、その延長線上には浜松もあるので、浜松も雪害の影響を受けそうですが、豊橋と浜松の間、丁度愛知県と静岡県の県境には、南アルプスというか赤石山脈系の山々が遮る利用に伸びているので、ここで下ってきた雪が落ちて、浜松には風しか来ないみたいな地勢になっているらしい。静岡ほどでは無いけれど、浜松も西側北側は300m級の山々が並んでいる山岳地帯があるから、北からの影響は受けにくいと思うのですが、それが今回は寒さは厳しくなってきたけれど、雪間では運んでこない天候に繋がったんじゃ無いかと。同じ静岡県でも、西の外れの浜松や東西北の三方を山に囲まれた静岡では雪は降りませんが、東部地域では雪が降ったりしたらしく、これは松本-甲府-御殿場あたりの盆地経路で寒波が進入してきたのかなと思います。 

雪の影響とはほぼ無縁な浜松なので、少しでも雪が降ったり積もったりすると大騒ぎになるんですが、実は寒さにはそこそこ耐性があって、それは「遠州の空っ風」で冬場でも風が強い日が多くて、それによって日差しはあっても体感温度はグッと下がることは結構有るから。「今日は氷点下だよなあ」と言っても、風が強くて体感的に下がっているだけで、実際の外気温は一桁ではあるけれどプラスの気温であることが殆ど。+5度を切るような状態になると、ブルブル震えて外に出る人が減るんじゃ無いだろうか(笑)。うちは、父親がプロパンガスやガス器具の販売店を祖父の代からやっていたこともあり、家の中トイレと納戸以外の部屋にはガスコンセントがあって、昔はガスストーブ、現在ではガスファンヒーターを一部屋に一台は常備出来るような状態だったので、冬場になるとガンガンガスストーブやガスファンヒーターが回り出します。これに慣れているので、知り合いの家とかに行くと寒い寒い(笑)。

部屋の中は暖かくなるのですが、これだけ寒波が厳しくなると、暖かい空気はどんどん上に上がり、逆に冷たい空気はずっと足下に溜まったまま。サーキュレーターの無い部屋もあるので、実はここ数年くらいは夏に使用した扇風機を冬場で物そのままにしておいて、サーキュレーター代わりに回すことが多くなってきました。以前は暖冬が続いたことも有り、そこまでは必要では無かったのだけれど、一昨年くらいからかな、冬の寒さが厳しくなる事が続いているので、そう言う工夫もしながら冬の寒さを凌ぐことが必要になってきました。あと、今の自宅は30年余りくらい前に新築した物なんですが、流石にあちこち立て付けも狂いが出てきて、多分隙間風みたいな物も結構入ってきているだろうし、一応アルミサッシの窓を入れているけれど、最近流行の二重窓とか断熱構造でもない。一番困るのは、父親が凝って土壁にしてたので、結構壁伝いに外の寒さを感じることも。多分床下にも、昔風の床板だけの構造なんだと思いますが、結構下からの冷気も感じます。お金と時間が有れば、一度スケルトンにして全部工事したいくらい何ですよね。昔はそんな風に感じる事も無かったのだけれど、自分も歳のせいか年々冬の寒さと夏の暑さが体に応えるようになってきて居るんだなぁと実感しています。寒波はこれから年末にかけてまた厳しくなるみたい。体調管理に注意して、オミクロン株にも注意し、静かに暖かく新年を迎えるのがベストなようです。

生き残るフロッピーディスク

最初読んだときに「本当かよ?!」とビックリしたニュース。警視庁が、38人の個人情報入りフロッピーディスク2枚紛失したという話なんですが、ビックリしたのは「未だにフロッピー使ってるの?!」という所。 

今の人に「フロッピーディスク/フロッピー」と言っても、ましてや「ディスケット」と言ったら尚更「何のこと????」と大きく首をかしげられて笑われて終わりだろうなあ。「いゃぁ、ハードディスク登場前の記憶媒体で、薄い磁気円盤がケースの中で回転してデータ記録したもの」と言っても、今の時代ハードディスク自体もSSDに置き換わりつつあり、段々と記憶から薄れつつある状態だから。

警視庁で使っていたとすると、多分フロッピーはフロッピーでも、1.2MBフォーマットとかじゃ無いだろうか。もしかしたら、4MB媒体を使用した2.4MB容量のメディアかもしれないけれど、それを読めるドライブが警視庁にも目黒区役所にも存在しているというのもビックリする話。私も、仕事柄万一の場合に備えて、USB外付けのディスケットドライブとブランクメディアを保管はしているれど、もう10年位使った試しが無いのに(笑)。

物理的デバイス・メディアとしては、事実上一般ユーザーの視界からは消えたフロッピーディスクですけれど、唯一残っているのがMicrosoft Officeに代表されるアプリケーションの世界では「保存」アイコンとして、その形状のアイコンは残されたまま。多分、今アプリを利用している半数以上の人は、あのアイコンが何の意味か分からないままに「保存するアイコン」と意味だけに理解しているんじゃ無いだろうか。「あぁ、フロッピーだから保存なのね」と理解している自分のようなロートルはもう少数派だしなぁ(苦笑)。前世紀には、1.44MB容量のディスケットでOS(=DOS)起動も出来たし、日本語表示も出来たし、場合によってはそこにアプリを入れてテキスト編集とかも出来た時代な訳でしたからね。事件の内容よりも、「フロッピー」に驚いた今朝のニュースでした。

「知識人」の失墜

佐々木俊尚氏のnoteから、知識人の権威は何故失墜したのか、という話。有る業界、技術分野で世界的な発見や成功をした人が、その知名度を理由にメディアに出演することは悪いことでは無いと思うけれど、そこで専門外の話に関してコメントを求められると、往々にしてとんでもない解答をしてしまいガッカリするというのは、最近の有る有るの一つ。誰とは言わないけれど、「Mr. 知識人」みたいな感じで、数々の番組のMCを務めたり一見鋭く切り込む人も居れば、物理系のノーベル賞を獲得した科学者氏に門外漢の コロナ感染の話をさせたり、そこには「権威」の箔付けはあるけれど、有名人が話した事だから必ずしも正しい話では無いと言う事は、もう何度も経験したこと。

勿論、世界的に成功した人だからこそ、一般人よりは広く深い基礎知識を持っていることもあるだろうし、経験則なども豊かな物があるかもしれない。あるいは、有名人だからこそ人の繋がりも我々とは異なるレイヤーとの繋がりもあるだろうから、そこから得られる知見はまた異なる価値があるかもしれない。そう言う、一般的な人たちには持ち得ないようなものを上手く整理して伝えてくれることは良いことだと思うけれど、それで何でもかんでも解答がでるわけじゃ無い。幾ら科学技術に聡明で詳しい人であっても、政治的な人間的なドロドロしたような関係を説明するのはそぐわないでしょうし。また、その発言の場が「メディア」という「商業主義の上に構築された情報発信の場」というのも特殊性を生んでいると思う。これが、自分が自費出版などで自分の意見なり知識を公開することは、その人の責任で収まる話で、それがどんなに突拍子の無い話でも良くも悪くも責任は全てご本人の物。でも、メディアという舞台に立つ場合には、実はメディアが自分達にとって最大利益が生まれるように段取りしたいわけだから、必ずしも個人の意見が尊重されるわけじゃ無い。自分でそのメディア枠を買い取って使用するならまだしも、そうでは無い場面ではスポンサー利益やメディア利益が最優先される物。となれば、意見の優劣とか正誤よりも、どれだけ視聴者の興味を引けるかが彼らにとっての「付加価値」になるわけですからね。

現在メディア批判が大きくなっているのは、本来事実を伝えるべきメディアがそうなっていない事への批判も大きいと思うけれど、以前はメディアの情報伝達がイコール自分達の利益に繋がっていたものが、そうならないことが増えてきた事への不満も有るんじゃないかと。例えば所謂「リベラル」とか「反○〇(権力とか)」という勢力にメディアは肩入れをしたくなるけれど、実はそう言う存在が昔は「声なき多数は」として力は弱かったけれど数は多かったから、それを現在に投影しているんじゃ無いかという気がします。そこで一定数の数を獲得して一つの成果が生まれたのが、旧民主党政権の誕生と言って良いのでは。でも、SNSの発達やその旧民主党政権の失敗で、多くの人たちの目が覚めてしまい、それが段々とメディアや既存権力への批判に繋がっていき拡大しているように思います。そう言う状況の場合、本来ならば「正論には正論」で対応するのが情報提供者として正しい姿勢だと思うのだけれど、それをやってしまうと自らの不利が露呈してしまうし、実はそれすら出来ない程度の実力しか、実は今のメディアは持っていないのでは無いだろうか。だから彼らがよりどころにするというかせざるを得ないのは「知識人」というそれなりに社会的に箔付けされている権威を利用することだと。不思議なのは、例えば同じ理系の話ならば、コンピューターの世界的専門家であっても、機構系の話とか化学的な話等自分の専門外のことを恰も専門家づらして話をする事無いと思うのに、何故か社会的な話とか政治的な話、あるいは文系的な分野だと気軽に答える人が多いのは不思議。その点は、「知識人」と言われる側にとっても反省というか振り返りは必要なんじゃ無いだろうか。

あくまで個人的な感想ですが(笑)、同じ知識人でも理系の知識人が文系の話を語るときには、まま個人的感想に終始しがちなんですが、文系の所謂「知識人」の人達っていうのは最大限その立場を利用して自分達の権威構築に利用している節もあるなぁと思います。メディアにでることで知名度が上がるし、それによって自分の言説も箔付けされる。一種の「権威ロンダリング」が出来るから、ああいう人たちは積極的にメディア露出するんだろうか。ただし、余りに露出しすぎるとボロが出るリスクも大きくなるから、有る程度の箔付けが出来れば次にバトンタッチして自らはそれまでに築いた権威の上で商売が出来る、という仕組みが回っているようにも感じる。そう言う意味では、「知識人」なる名称は、以前は「知識豊富な思慮深い人」みたいな意味だったと思うけれど、最近では「自分の持っている知識を何百倍にも膨らませて多方面の話が出来る人」みたいな、肩書きに変わって来ているんじゃ無いだろうか。そう言う意味では「建築エコノミスト」とか「環境アクティビスト」とか、意味不明な横文字を絡めた肩書きを名乗る人ほど、信用できないというのは事実かも(笑)。「知識人」も、その範疇に含まれる時代になったと言って良いんでしょうね。

2021年12月27日

コロナで物不足

ITmediaの記事から、デジカメの供給不足に関しての記事。私も、今年の中頃に今使っているデジタル一眼からミラーレス機へ買い換えようかと一時思ったんですが、本体は何とか入手出来そうだったけれど(CanonのR5/R6を想定)、肝心なレンズが全然入手の目処が付かずに諦めました。今の手持のレンズも、コンバーターを付ければ使えないことは無いのだけれど、それだけ投資してボディだけ更新しても一寸勿体ないなぁと言う気がしていたので。

半導体不足というのはカメラ業界だけで無くて、半導体の塊みたいな製品を作っている弊社関係でも、今年は何とか最低限の物の確保は出来たけれど、お客様の要求に沿えない部分もまだまだ多くて営業さんは大変を通り越してさらに大変みたい。それでも、去年なんかは全く品物の動きが止まってしまった時期もあって、物があれば何でも売れるみたいな状態になった時もあったけれど、今年は多少マシになったかなぁ。でも、やはり人気のシリーズとか売れ筋の製品不足はまだまだ足りないみたいで、仕方なく在庫にある一世代二世代前の製品を臨時に購入されるお客様もいるみたい。お客様側お客様側で、リモートワークとかの影響で予想以上にモバイル製品の需要が拡大して、これまでのデスクトップ機ユーザーからモバイル機ユーザーに転換する人が予想以上で、起業のIT担当者も苦しいみたいですしね。

「半導体」と聞くと、カメラとか情報端末とか、そう言うものが先ず頭に浮かぶけれど、最近の商品だと多くの物に電子回路が組み込まれているから「えっ? そんなものが」という物にも影響するし、またコスト削減で製造拠点を海外主に東南アジアに移設した国内企業も多くて、今回はそう言う地域がコロナ禍で営業停止状態になり、二進も三進も行かなくなっている見たい。昨年はコロナ禍の影響でトイレなどの製造拠点が閉鎖されて、国内の建築が軒並み「トイレ待ち」みたいな状態になったのだけれど、最近では給湯器がそれに近いらしい。内は父親の仕事の関係で、昔からそういう所とお付き合いがあり一寸話を聞きますが、結構奪い合いに近い状態らしい。そうなると、台所用品のガスコンロとか食洗機とかも今後影響がありそうな気がする。新築関係もそうでしょうけど、リノベーション関係でも、コストアップに工期長期化となると、施主さんとしても躊躇してしまうでしょうね。私も、自宅のリノベーションというか、いろいろ親も高齢になり自分も高齢の部類に入ってきたので、風呂場とかトイレとかバリアフリー化したし、父親が建てた今の自宅も、築30年以上となりあちこち痛み出していて、特にアルミサッシが古いタイプで今朝のように氷点下近くまで下がると、アルミフレームの冷たいこと冷たいこと。ガラス窓も、断熱効果の高い二重窓にしたいし、雨戸もガタが来ているのでアルミサッシ系は全部取り替えたいくらい。でも、今はタイミングじゃ無さそう。

デルタ株が落ち着いて来て、やっと2022年には元に戻るかなと期待していたら、オミクロン株で完全に2022年も状況が分からなくなってきました。まだ日本は、それでも落ち着いている状況でこの年末年始を何とか耐えれば何とかなりそうだけれど、東南アジアはこれまで落ち着いていた事の反動みたいな、今回の感染拡大の影響は大きいみたいで、2022年はこれまでの欧米での感染拡大が、アジア地区に軸足が移ってくるような嫌な予感も感じさせます。アジアは日本も含めて多くの国にとって製造拠点になっている場合が多いから、来年は物不足が深刻な問題になりそう。だからと言って、直ぐに日本国内の製造に切り替えるわけにも行かず。大体、不織布マスクなんていう比較的簡単な商品の製造ですら、直ぐに対応出来なかったわけで、それよりも複雑な電子部品とか食料品等も含めて、国内回帰させるのは無理だと思うし。コロナ禍もまだまだ終息が見えないけれど、それに影響された経済活動の復旧には、さらに時間が掛かりそうな予感がします。

2021年12月26日

スマホ更新 (13) - オプションに困る

仕事納めの今週は、金曜日の夜に都内に一泊して、翌日土曜日は年末の準備も兼ねて色々所用を済ませたり買い物をしたりと半日くらい時間を潰したんですが、その時の話。iPhone 13 ProとPixel 6のバンパーカバーと液晶カバーは、購入して直ぐくらいに自宅近くの家電量販店でどちらも購入しましたが、どうもしっくりこないのでこの機会にヨドバシカメラで新しい物を探すことに。

最初は、別の用事の都合もあり、ヨドバシカメラ横浜B1Fスマホコーナー隣接するオプション類の一角へ行き何か良い物が無いか物色することに。iPhone 13 Proの方は、取りあえず専用の物を今は早着しているのでまだ良いのですが、Pixel 6の方はまがい物とは言わないけれど、ちょっと違和感があるものなので、まずはPixel 6用のバンパーカーバーとか液晶カバーを購入するのが第一目標。でも、そのコーナーを探してみても、Pixel系の棚が中々見つからず、やっと見つけたと思ったら、以前のモデルのPixel 3/4/5当たりが中心。たまにPixel 6があったと思ったら「Pixel 6 Pro」用だったりして、中々見つかりません。それならばとiPhone用コーナーに行くと、こちらはもうiPhone 8から、9、X、11、12、13とずらっと並んでいて、まずはその量に圧倒されます。さらに、12位からバリエーションも増えているから、同じ「12」や「13」でも、無印、mini、Pro、Pro Maxとさらに複雑。暫くあちこちウロウロしたんですが、これと言うものも見つからず、この後行く予定でのヨドバシアキバで見つけることにしました。

横浜駅地下街やヨドバシ横浜も結構混雑していましたが、都内はそれ以上の混雑具合。秋葉原駅なんかも、以前に近いような状態に感じられます。ヨドバシアキバ前の横断歩道も以前よりもぐっと混雑していましたが、ビックリしたのその正面の1Fに猫カフェ「MOFF」なるお店が出来ていたこと。猫好きとしては、何をおいても入店したいところですが、この後色々予定もあるし、多分一回入ったら出られなくなることは明確なので、心を鬼にして横を素通りして店内に入ります。ここも1Fがスマホフロアーで、奥の方にケースなど並んでいますが、ヨドバシカメラ最大規模の店舗でも、Pixel系のカバー類は雀の涙くらいしかおいていない。しかも、Pixel 6が一番少ない orz さらにiPhoneに至っては、横浜店以上に商品数が多く、人手の多さもあってなかなか品物の確認も出来ないような状態。この時点で幾らか買い物をしていて、手に荷物も持っていたりしたので、中々立ったりしゃがんだりしながら商品を見るのも大変なんですよね。コーナーの中を何度かぐるぐる回遊してみましたが、年末で混雑していることもあり落ち着いて探すことも出来ないので、今回は諦めました。

iPhoneに関しては、種類も多いしネットで購入しても良いかなとは思っていたんですが、そのネットで見つけていたアルミ製のバンパータイプのカバーが、実際に見てみたらカバーを止める部分がちょっと予想と違っていて購入候補から外すことになったりしましたから、やっぱり実物を見て決めたいですよね。それと気になったのは、最近のスマホはカメラ機能の拡張とともに、どうしても背面に飛び出るデザインになるのですが、カバーのデザインとしてその部分も守るように厚みのあるデザインか、特にiPhoneに有ったんですが本体の周辺のカバーだけでカメラ部分は別(例えばそこだけ被せるキャップみたいなものとか)というか何もしないような物もあって、それってカバーの意味あると疑問を感じるものも。確かに、今のスマホの中心はカメラであるだろうし、その性能アップのためには物理的にサイズは大きくなるのも仕方ないのだけれど、形状がどんどん歪になってきている気がする。もう、カメラ部分のレンズから受光素子部分そしてその周辺回路くらいまで分離して、タブレットにデジタルペンが付いているように、スマホには本体とは別の外付けカメラバーみたいなものを付けるようにしたらどうだろうか。本体とはメカ的に合体できるような仕組みにはしておいて、データだやり取りするみたいな。そんなことを感じる年の瀬でした。(続く...)

初雪

昨日まで出かけていた都内に初雪が降ったというニュース。元々、今年の冬は冷え込みそうだという話だったので、少し前にダウンのアウターを新調したところだったんですが、金曜日に出かけるときには手袋を持参したり、下着代わりに着ているTシャツを、何時もは使用しない長袖のものにしたり準備して出かけました。

ところが、自宅を出てバス停に向かうときから、もうそんなに寒くない。この時は、風も無かったので体感温度もそんなに下がらず、アウターの前を開けても十分暖かいくらい。その後横浜に到着して、新幹線から在来線に乗り換えるときも、この時にはそれなりに太陽も高くなっていたから、浜松よりは通常は寒い関東地方でも、アウターで完全防備しなくても十分なくらい。それでも、夕方仕事を終えて横浜から宿泊先の目黒まで移動する時には、日も落ちて寒さが厳しくなっていたので、アウターの前はしっかり閉めないと寒い。やっとこの時期くらいの気候に感じられました。

翌日は、朝起きたときには小雨が降っていて「雪に変わるのかなぁ」とか思っていましたが、1時間もしないうちに晴れ間が見えてきていて、チェックアウトするお昼少し前位だと、この日も外に出てもアウターの前を開けても自由分。と言うか、この日は目黒から横浜、横浜から秋葉原、秋葉原から東京と結構移動したこともあって、アウターを着ていると前を開けていても汗ばむくらい。いらないとは言わないけれど、ここまで重装備しなくても良かったかなぁとお昼過ぎ位までは感じていたんですが、2時とか3時位から急に天候が変わってきて、少し前までは暖かい晴れ間が見えていたのに、どんどん灰色の雲が覆ってくるような感じに。それとともに、気温もどんどん下がってきて、3時過ぎにはアウターの前をしっかり閉じていないと寒いくらいまで天候が急変してきました。その時に天気アプリを見たら、北陸の方では雪が激しくなって居るみたいなニュースも流れていたし。

そして今朝。都内で初雪を観測という記事を見てビックリ。確かに昨日帰宅する頃には結構寒くなってきたけれど、雪が降る程かなぁと思っていたので。ただ、浜松の今朝もかなり冷え込みが厳しくて、朝のニュースでは最低気温が5度位で前日から9度下がっているらしい。浜松は暖かい土地なので、最低気温が氷点下に下がることは先ず無いけれど、それでも一桁の下側まで下がれば「寒い」と感じますよね。自宅では、ガスファンヒーターを使用して居ますが、朝からガンガン回っています。ただ、やはり足下は寒いので厚めの靴下も必須。自宅は、一部屋に一台ガスファンヒーターを設置していて、台所かとか居間当たりは朝起きると側溝で回し始めるんですが、畳敷きの居間はまだしも板張りの台所は中々暖かくならず大変でした。もしリフォームする機会があったら、フローリングの部屋には床暖房導入しようかなぁと予定も無いのに真剣に考えるくらい今朝は足下が冷え込みました。余りの寒さに血行不良が起きているのか、足の指先からかかとくらいまでむずがゆい状態で大変でした。2021年ももう残すところ1週間を切り、コロナとともに開けた2021年は、コロナ(オミクロン株)とともに2022年へと繋がります。来年も今年みたいな状況が続くのだろうか。オミクロン株は確かに脅威だけれど、感染力は強くても重症化する確率は引くとも言われているので、さらに弱毒化して一般的なインフルエンザ程度までリスクが下がってくれることを祈るばかりですね。

ゴリエ@ライスボウル

それまでの学生チャンピオンvs社会人チャンピオンの「日本一決定戦」の舞台だったお正月3日のライスボウルは、今年から社会人フットボール(Xリーグ、X1 Super)の優勝決定戦に変わり、今年は富士通フロンティアーズ vs パナソニックインパルスの対戦。ここまで無傷で勝ち上がってきているパナソニックが、2015年の時同様富士通に勝利して6年振りの日本一を取り戻すのか、その翌年2016年からの連勝記録を昨年オービックに敗れて途絶えた雪辱を富士通が果たすのか、どちらも気合いの入った試合になる事は確実。


そんな久しぶりにバリバリの緊張感漂うお正月の対戦なのに、ハーフタイムのゲストが15年振りに復活した「ゴリエちゃん」というのは何故だ(笑)。 まぁ、設定上はチアリーダーだし、事実ゴリさんのダンスも上手いし、このハーフタイムには例年Xリーグのチアリーダーがほぼ全員参加して盛り上げているから、キャラ設定的にはこれまでで一番あっているかもしれない。

真剣勝負の合間に、こう言う物を挟むことには賛否両論あるとは思うんですが、正直試合をして居る選手やスタッフはそれどころじゃないし、誰が来ようがそんな物に気持ちを奪われているようなチームじゃ勝てないことも事実。逆に試合主催者としては、観客であったりテレビの視聴者を引きつける事が最優先するわけだから、出来れば有名なタレントさんだったり、演奏にしてろ演技にしろ、後半戦に向けてさらに強く試合に引きつけるような魅力のある人で無いと困る。どう言う経緯で決まったか分かりませんが、でも久しぶりに今回の選択は良い選択のように思うなぁ。

課題は、多分この試合を中継するNHKがちゃんとゴリエちゃん達のパフォーマンスを放送してくれるかという点(笑)。15年振りに古いキャラクターを引っ張り出してきたと言う事は、吉本興業だったりゴリさんだったり、それなりにビジネス的な意図があるわけで、最近はかなり柔らかくなったとは言えNHK的にはそのまま垂れ流すことも出来ないだろうし。NFLのSUper Bowl中継は、流石に世界的な大物歌手だったりタレントさんが登場するから、しっかりと放送もされるけれど、さて今回のライスボウルはどうだろうか。日本のフットボールの場合、他のプロスポーツと比べて、有名選手も少ないし知名度も低いわけで、それを解消するための最初の一歩になってくれたら嬉しいなぁ。これを機会に、吉本興業がXリーグのチームの何処かをスポンサードするとか、チアリーダーの支援をするとか。まぁ、吉本興業自体コロナ禍で公演とか出来なくて大変なので、中々そういう甘い考えは許されないのだろうけど、ちょっとは期待したい(笑)。

2021年12月25日

スマホ更新 (12) - 使い始めの使い勝手

スマホを機種変更して、iPhone 13 ProもPixel 6もそれなりに手に馴染んできました。馴染んで成れてくると、それまで気にならなかったようなことも気になってくるわけで、期待値が大きかっただけにiPhone 13 Proの色々細かなところに少しずつ不満が溜まる一方、そんなに期待していなかった(笑) Pixel 6は、結構使えるなぁと再評価するような状態になりつつあります。

iPhone 13 Proに関しての最大の不満は、Face ID。既に言われていることですが、現在のマスク中心の生活ではマスク顔の登録も出来ないし、マスクを外さないと利用出来ない。結局はパスコードを入れる必要が有るわけで、どうしても以前のTouch IDの便利さと比較してしまいます。それは、後で書くようにPixel 6の指紋認証も結構使えるので、それと比較してもFace IDの使いづらさだけが印象として残る結果になっている気がします。さらに、マスクを不使用の場合で顔認証がスクッと出来た場合も、そのままではホーム画面が表示されないので、ロック画面をしたから上にスクロールアップしてホーム画面を表示させないと、肝心なアプリへのアクセスが出来ない。今の所iPhone 13 Proで一番使用する機能は音楽再生なので、ロック状態でも音楽再生操作等は出来るからまだ我慢も出来ますが、そうで無い場合にはいい加減ウンザリして、Touch IDの機種に戻るかもしれないくらいストレスが溜まっています。デフォルト設定は今のままでも良いから、「Face IDで認証したらホーム画面まで費用時する」くらいのオプション設定をiOS 15.4あたりで追加して欲しい。本当、凄くユーザ比リティを損ねているデザインの悪例だと思う。単にスクロールアップするのがセキュリティ上問題とか言うのであれば、例えばFace IDで認証後、本体を「クイッ」と下から上に煽るようにしたらロック画面がスクロールアップしてホーム画面が表示されるとか、幾らでも対応策はあると思うのだけれど。Face IDとTouch IDの優劣というよりも、Touch ID機とFace ID機のデザインの優劣の問題だと感じます。

なんでそこまでiPhone 13 Proを酷評するかというと、Pixel 6の指紋認証がかなり使えるから。何度かここにも書いていますが、私の指紋は凄く薄くて、特に今の時期乾燥しているとパソコンのセンサーは勿論、空港の指紋認証システムでも駄目で、何度かトラブルに使い場面に遭遇することも。 Pixel 6のセンサーは画面の下側に組み込まれている物で、私も始めて使用したんですが、指紋認証時に回りが光って指紋を見やすくする工夫もあるからか、直感的に90%位の確立で指紋認証に成功します。失敗する場合は、例えばトイレに行って手を洗った直後とか、明らかに指紋がふやけていたりぼやけているだろうと思われ時で、通常の場合にはほぼ百発百中。以前のXperia 5は、横にライン上のセンサーだったので99%認識してくれないような状態。だから、もうデフォルトではパスコード解除を使っていて、何のための指紋認証なのかと小一時間。それと比べたら、Pixel 6は雲泥の差です。勿論、仕事で使っているノートブックパソコンの指紋認証と比べると、認識するのに1秒位の遅さを感じる事はありますが、画面のセンサー部分に指を振れると、その部分が白く光って、暫くして認証されてロック画面が解除されるのは、ちょっとした快感。画面に組込式のセンサーってどの程度の物かと最初は半信半疑でしたが、これなら結構使えますね。ただ、自分は画面カバーを掛けているから良いけれど、そう言うものが無いとその部分だけ指の脂で汚れが目立ちそうな気がするけれど。それでも、私は通常左手でスマホを保持して右手で操作することが多いのですが、左手で持って左手の親指で指紋認証すると、一連の動作の中でロック解除されてホーム画面が表示されるので、凄く便利。似たような動作は、以前のTouch IDのiPhone 8では出来たんですけどねぇ... 

2台持ちとして感じる不便さは、右横のホームボタンの位置が微妙に違うこと。iPhoneは右サイドはホームボタンだけでやや下側に付いていますが、Android系は(少なくとも自分が使用したXperia 5とPixel 6では)、同じ右側でも少し上側にホームボタンがあり、少し離れてボリュームボタン(Up/Down)が付いています。だから、Androidのスマホを操作して自分ではロック画面解除のつもりでホームボタンを押したつもりが、ボーリュームアップになってしまい膝かっくんするということが、一日に何度かあります。個人的には、あのくらいのサイズのスマホを手に持ったときには、自然と人差し指が掛かる位置はiPhoneの位置の方が使いやすいので、責めてそれ位の位置にボタン配置もして欲しいところ。車で言えば、A社とB社でハンドル位置が違う、みたいな話ですからね。あれも結構ストレスを感じるところです。どちらも、「さぁ、スマホを使うぞ」と思って操作すると、そこで一つ二つ躓くようなステップが挟み込まれるわけで、あれは何とかして欲しいとスマホ操作をする度に感じるほど。まぁ、どちらも自分達のデザインや配置が一番と思っているから直らないのだろうけど、個人的には結構切実な要求だったりします。(続く...)

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

BONVOY系19滞在目(32泊目+25泊+23泊+10泊)は、今年最後のホテル滞在。丁度クリスマスイブの宿泊ということで、予約をしようと思ったときにはいつも使う横浜シェラトンはお安いレートは軒並み埋まっていて、どうせ25日は都内で用事があるからと範囲を広げて、やっと何時もくらいのレートで見つけたもの。

この日は年内最後の横浜のオフィスへの出社日で、朝から横浜のオフィスに出かけ、夕方からホテルへ移動しました。コロナ禍とかオミクロン株とか、不安要素は色々まだ残っているけれど、街中の雰囲気はもう「クリスマス一色」。ホテルへは、白金台駅で降りて徒歩で向かったんですが、丁度目の前を20代位のカップルが歩いていて、ホテル前の電飾を見ながら「綺麗だねぇ」とか微笑ましい会話をしながら入っていきましたが、「自分にもああいう時代があった(かな?)なぁ...」と昔の思い出に浸ること数秒(笑)。館内も、何時もとはダイブ雰囲気が異なり、同じように若い年代のカップルやら、何やら曰くありげな壮年カップルやら、いろいろと想像をかき立てる状態でした。

夕食は館内のレストランで食べる予定でしたが、コロナ禍のためかクリスマス営業のためか、品数も絞られていてしかもクリスマスメニューがメインとちょっと量的にも内容的にも自分には重そうな献立。元々、そんなに量は食べないので、この日は地下のバーに行き何品かお摘まみを頼みながら、ワインを飲んで一人で誰かのためにクリスマスを祈って終わりました(笑)。

翌日は、朝はちょっと雨が降ったりしましたが、チェックアウトする頃には上がって晴れ間も見えるくらい。でも冷え込みは今年一番と感じる位ぐっと冷気が染みこんでくるような状態で、中々大変でした。これでBONVOY系はプロモーションで分も入れて、今年は90泊達成。来年は一寸頑張れば、Lifetime Platinumまで届くかなぁ... 以前のSPGの時ならば500泊でしたから今回達成したんですが、BONVOYになり600泊となったので、まだ100泊近く残っています。今年みたいなキャンペーンがあれば来年一気にと言うとことも出来るけれど、まぁ達成出来そうなのは再来年でしょうか。まだまだ道は長い。

仕事納め

本当に久しぶりとなる「金曜日の新幹線」シリーズ。実は、年内最後のオフィス出社のために、5ヶ月振りとなる新幹線通勤です。前回は7月に会社の定期健康診断内視鏡検査&1回目ワクチン接種があったため、随分と会社へ入っていませんが、それ以外の目的では月に何度か都内へ出かけており、何だかなぁ(笑)。

今回は年末と言う事も有るんですが、このコロナ禍での「新しい仕事様式」のために、会社のオフィスレイアウトチェンジが来年早々に予定されていて、その為には既存の机や設備を色々移動したり撤去したるする必要が有ります。その為、リモートワーク真っ最中の弊社ですが、必要な人は荷物の整理や引っ越し用の梱包をするようにと言うお達しがあり、私も自分の荷物整理のためというのが第一の目標。もう一つは、会社に設定してありリモートアクセス用のクライアント端末の調子がちょっと悪いので、その様子見というのもあります。

朝一で幾つか電話会議があるため、いつもよりちょっと速い新幹線で新横浜駅へ向かいます。新幹線車内は、一時期の換算とした時と比べたらかなり乗客は戻ってきている感じですが、それでもコロナ禍前と比べたら「ガラガラ状態」な事に変わりない。先日スマホを更新したばかりに新幹線改札口でトラブル遭遇して焦りましたが、今回はトラブルも無く無事に通過出来ました。今回は何時ものひかり号ではなくこだま号を利用したからか、ホームに入ってきたのは最新型の「N700S」の車両。外観の違いは、ドア付近に書かれているロゴ以外は全く分からないけれど、車内に入ると明るいしなんと言っても座席一つ一つにACコンセントが装備されているのはありがたい。この時も、特にコンセントの取り合いをするほど混雑はしていませんでしたが、これまでのコンセントの位置(床上一箇所)に比べたら凄く便利担ったことが最大の功績かも。また、車内Wi-Fiの接続状況も、緯線のN700/N系と比べても安定している気がします。そうそう、新幹線車内のWi-Fi接続は、1回30分でそれ以上利用する場合は再接続しないといけないのですが、これをせめて1時間、出来れば2時間位にしてくれないだろうか。接続していると思っていると、いつの間にか切断していたり、ネットアクセスが発生すると、いきなりJR東海のログイン画面がポップアップしたりと、どうも落ち着かない。

新横浜駅での乗換も、本来ならば朝の混雑時間帯ですが全然そんな様子は無く、以前なら場所によっては乗り込めなかったJR横浜線も特に困ること無く乗車できました。うちの会社は、もう完全にリモートワーク前提の体制になりつつありますが、世間的にはコロナ禍が落ち着けば元の勤務形態に戻したいところも多いだろうけど、まだまだそんな状態にはなっていない雰囲気は凄く感じました。会社に到着すると、やはり同じように荷物の整理に来た人が多いのか、以前よりは結構フロアー内に人影は多い印象です。予定していたよりも荷物が少なくて、自分の荷物整理は1時間位で完了してしまい、ちょっと時間を持てあましましたが、金曜日は基本朝から夕方まで電話会議が並んでいる曜日なんですが、クリスマスシーズンという事で話し相手のUS側は既に殆どがお休みには言っているので、結構キャンセルもあり、ちょっとした肩透かし状態でした。翌日所用があるため、この日は都内に宿泊しましたが、ホテルはクリスマス気分があふれ出た宿泊客ばかりで、仕事に疲れてチェックインして居るのは自分だけじゃ無いかという雰囲気。えぇ、えぇ、羨ましいですよ、本当に(笑)。今年も、コロナ禍で始まりコロナ禍で終わる一年になりそうですが、来年こそは、来年こそは、普通の一年になって欲しいですね。それだけがサンタさんへのお願いです(はぁと)。

2021年12月24日

クリスマスイブ

今日は世間的には「クリスマスイブ」というものらしく、コロナ禍の中ながら世の中は少し浮かれ気分の様子(マテ)。海外とのやり取りが仕事の殆どを占めているので、今週に入ってからは、段々とメールの入ってくるメールの数が減りだし、しかもレスポンスも遅くなり中には「もう休みに入ってるからね」とリプライしか帰らない例も。まぁ、かくいう私も有休消化もあり、年内は今日が仕事納めで、来週は休みなんですが。

12月25日は「クリスマス」で、日本ではその前日「クリスマスイブ」が、一年で一番ラブラブな日らしい(古い言い方...)。だから、今週くらいは「Merry Christmas」とか「Happy Christmas Holiday」みたいな言葉が飛び交うわけですが、これもある意味日本的。少なくともアメリカでこの時期過ごしていると、"Happy Holiday Season"とか"Happy Winter Holiday"という言い方はよく聞くけれど、"Merry Christmas"は聞かないのは、他の宗教に配慮してと聞いたのは最初に出張した頃。まぁ、キリスト教が中心とは言え、それ以外の宗教を信じる人も多くいる社会ですからね。普通の人が言うならまだしも、公人の人がそう言う事を言えないのは、日本でも同じ「政教分離」だからと思います。

そう考えると、日本では季節の挨拶程度の気軽さで「メリークリスマス」とか「ハッピークリスマスイブ」みたいな事を言えるのは、宗教的な意図でクリスマスを認識しているのではなく、イベントとして認識されているからなんでしょうね。ハロウィンなんかも同様だと思うけれど、ベースとなる歴史的背景とか文化的背景が無いから、どうしても表面的な部分でのみ理解しようとするわけで、となると日本人の性格としてはそのイベント的な部分に一番飛びつきやすいんじゃないかと。それも一つの文化なのかもしれないけれど、元祖というか元々の人たちから見たらやはり奇異に感じるだろうし、場合によっては不愉快に感じる事もあるかもしれませんね。ただ、最近の様子を見ていると、例えばアメリカなんかだと日本同様イベント性が増してきている気がするけれど。それこそ、日本のようにお正月を大きく祝うことが無いから、その分がこの時期に集約されている気がする。

2020年のお正月は、その直前に発覚した新型コロナウイルスの情報がまだ不確かで、しかもまだその重大性が不明な時だったから、「今年はちょっと変わったインフルエンザが流行るかな」くらいの気持ちでお正月を迎えた人も多かったんじゃ無いだろうか。私も、この時は3月に当時インターン留学していた姪っ子に会いに、LAXへ行く気満々でしたからね。それがどんどん状況は悪くなり、2021年1月は年末からのピークがどんどん拡大していて、帰省中止の要請まで出たくらいでしたからね。今年は、一時かなり低下した新規陽性者数は、再び少し上昇傾向を見せ始めているけれど、まだ昨年のように爆発的という状態では無い。でも、オミクロン株の市中感染がみつかつたりして、この年末・年始はかなり注意が必要と思われます。一方で世間的には、今年は年末年始の帰省を希望する人も多いみたいで、これが昨年のような痴呆への感染拡大に繋がらなければ良いのですが。それでも、昨年と異なるのは国民の殆どの人がワクチン接種済みなので、感染抑制効果も昨年よりはあるだろうし、仮に感染しても重篤化するリスクも大きく減っているだろうし。 それでも、クリスマスにしても、お正月にしても、本来の目的であるように今年は静かに家族で過ごすのが一番かもしれない。

アベノマスク報道

所謂「アベノマスク保管問題」で、メディアや一部野党はこれ幸いと政権批判の道具にして居るけれど、あの様子を見ていると高々1年半前がどう言う状況だったのか、本当に都合良く忘れて自分勝手な「記憶」が正しいと思っているんだなぁと呆れてしまう。昨年年が明けて、段々と新型コロナウイルスの感染拡大が言われ、マスクの需要が一気に増加したときに、中国からの輸入が一斉に途絶えてしまい、国内在庫が払底していたことは紛れもない事実。それによって、治療に当たるべき医療機関にも不織布マスクすら十分に供給されず、本来使い捨てである不織布マスクを洗浄して再利用したケースも報道されたはず。

本来なら、より高機能なN95規格のマスクが必要なところ、それもさらに入手困難になったため、一般的な不織布マスクを使用したいけれど、支柱は勿論医療関係の流通にも乗らず、増産しようにも国内に十分な製造設備が無く、また不織布マスクの原材料となる合成繊維の製造が原料不足でまずままならない状態だったわけです。兎に角、医療機関に不織布マスクを届けるために、一般の人には比較的入手可能で増産しやすい布マスクを大量調達して一斉配布したのが「アベノマスク」なわけで、今にして思えば色々不適和や課題はあっただろうけど、あの時の判断は「英断」と言っても良いくらいだと私は思う。実際、アベノマスク配布が発表されたG.W.前位から、一気にマスクの価格は下がり始めて「マスクバブル」は一瞬で弾けたわけで、一月もしないうちに、コロナ禍以前くらいの価格に近いくらいに下がったはず。

さらに言えば、今回の保管マスク約8000万枚の内、所謂「アベノマスク」として全世帯に配布された物の余剰分は約400万枚で、残りは介護施設とか保育所などの施設向けに準備したもの。さらに言えば、その中に「異物混入」や「汚れた物」が入っていたと言う事で、一時配布停止して回収したものも含まれているとのこと。と言う事は、先日の国会で岸田総理が、不良品は約15%と言っていたけれど、それは「不良品を回収したものも含めて保管している」と考えたら、特段高い値では無い。実際配布した枚数は、全体向けだけでも1億2000万枚あったとおもうし、施設向けも2億枚位あったと思うので、合わせれば4億枚位の内の1000万枚位の不良品ということになるので、不良率は3%位。多分「不良品」として扱われた物の中には、クレーム対応の為に通常ならばそのまま販売されるようなレベルの物まで含まれているだろうから、さらに不良率は下がるでしょう。一般的に布マスクの場合、糸のほつれとか他の種類の糸の混入みたいな事はあることのようだし、その場合はその部分を直すなり取り出して使えば良いだけの話しですからね。それこそ、黴びている、縫製不良とかなら駄目だけれど、そうで無い場合も多かったはず。

政権監視・政権批判は、メディアや野党の仕事という事は理解するし賛成もするけれど、監視では無く敵視であったり、批判ではなく誹謗中傷みたいな事を言っていたら、それを見聞きする多くの人にとっては何の利益にもならない。今回のマスク保管にしても、確かに何億という保管料は決して小さなものでは無いけれど、そう言う対応を怠っていたから昨年春のマスク騒動は発生したわけだし、万一万万が一の場合に備えるという事は、通常時には全く利用しないような物をちゃんと準備して保管しなきゃいけないという事なんですからね。レベルは違うけれど、非常時用の食料とか見ずとか非常持ち出し品を自宅で準備していても、そのまま彫っておけば賞味期限切れになるし、電池切れにもなるだろうし、使わずにいれば故障もするかもしれない。今持っていることは無駄という事は簡単だけれど、じゃぁそれが無い場合一人一人、あるいは地域毎にどう言う準備をしておけば良いのか、そう言う事も含めて是非をちゃんとメディアや一部の批判的な人たちは意見するべきだと思う。今回のマスクにしても、不良品は廃棄すれば良いと思うけれど、今でも布マスクは必要という場所は多いだろうし、例えば送料時前で引き取る人には無料配布するとか、やり方は幾らでもあると思う。そう言う事を、先ず伝える事が大切なのでは。 

ワクチン接種済みアプリ (3)

昨日書き込んだ、デジタル庁の「ワクチン接種済みアプリ」の挙動不審な動作なんですが、やっぱりどうにも「気持ちが悪い」。で、駄目元で修正出来るか試してみました。

  •  iOS版
    まずは、既に二重に表示されているアプリを削除。デスクトップから消えたことを確認して、Apple Storeからアプリを選択して、もう一度インストール。アプリを起動すると、初期状態の「やり方の説明」画面が表示されるので、それをどんどん進めていき、証明書発行のためのマイナンバーカードの読み込み画面へ。NFC経由でデータを取り込み、次はパスポート画面の読み込み。読み込まれた内容に問題無く、証明書の発行ボタンをクリックします。その後登録された証明書の、姓名の順や綴りを確認しましたが特に問題無し。
  • Android版
    こちらも、まずはアプリを一度削除してから、再度Google Playストアから再びインストール。こちらもiOS版同様、まずは手順の説明画面の後、マイナンバーカードの情報を読み込み、パスポート画面の読み込み。ここでちょっと戸惑ったんですが、以前はスマホを横向き(ランドスケープ)にして読み込めたのに、今回は縦向き(ポートレート)でしか出来ない? 狭い認識範囲の黄色い四角部分に何とか納めて無事認識されました。こちらは、前回変な" E"が付いていたので、読み込んだデータを確認しましたが、そんなことは無い。その後証明書を発行して、登録された画面を確認しましたが、今度は自分の氏名の最後に"... E"と変な文字が付いていることは無く証明書が登録されていました。
取りあえずどちらも綺麗な形で証明書が登録されたので、まずは一安心。前回も書いたけれど、証明書の追加は今でも出来るのだから、「削除」機能も入れて欲しい。今の所、実質的に新型コロナウイルスワクチンの接種証明システムな訳で、それ以外の利用目的はないみたいですが、例えばiOSの姓名順番問題みたいな事で、再スキャンした時に、以前の間違った証明書データが残っているというのは、そのアプリを見て確認する側からしたら不信感しか生まないと思う。日本国内での利用ならまだしも、国際的に利用するのであれば「唯一無二」な証明だから信用できるわけで、似て非なる同じような内容の物が複数存在するというのは、「偽物」の証明みたいな物なんですよねぇ。

また、Android版の「スキャンしたら変な文字が追記された」ようなケースも、今回は発生しなかったので原因は不明ですが、やはりあのまま登録されていると、例えばパスポートの記載と異なるわけで、場合によっては証明書としての効力を失うことになる気がします。エンドユーザーが手入力しているわけではなく、画像認識で自動的にデータ取得しているのだから、そこの作り込みはもう少ししっかりして欲しいですよね。

でも、COCOAよりはかなりまともだと思う(マテ)。

2021年12月23日

ワクチン接種済み証明アプリ (2)

世間から、あーだこーだ言われながらも利用拡散されている「ワクチン接種済み証明アプリ」 。私も早速インストールして、それぞれiPhone 13 ProとPxel 6に証明書をインストールしたんですが、ちょっと気になるところが。

まずiPhone側は、すでにアナウンスされている、英語表記で日本語の「姓名」順とは逆に表記される問題が、Ver. 1.0.3からVer. 1.0.4で修正されたという話。個人的には、英語表記なんだから英語では一般的な"Given Name - Family Name"の順番でいいと思うのだけれど、少し前に日本人名の英語表記も、「Family Name - Given Name」順にするという話があったので、それに対応したんだろうけど、それならそれで、今全て大文字で表示されるから、 Family Nameの最後に","を入れるようにして「あぁ、こっちがFamily Nameね」と分かるようにして欲しいなぁ。あるいはちゃんと"Family Name", "Given Name"とフィールドを分けるか。もう一つ気になったのは、アプリのバージョンを上げてもう一度マイナンバーカードやパスポートをスキャンしたら、以前スキャンした証明書に追加される形で今回の証明書が二重に表示されるようになったんだけれど、これは良いの? 普通は、以前の証明書を一度キャンセル(削除)して、新しくスキャンした物だけが表示されると思うのだけれど。代替、以前の証明書の削除、と言う項目も見つからないし、追加するだけなんですよね、今で着そうな操作は。それが仕様なら仕様と何処かに書いて欲しいけれど。

で、iPhone版の更新をした後に、ふと気になってAndroid版のアプリも確認して見ました。こちらは使命の英語表記はちゃんと「Family Name - Givien Name」になっているんですが、全部が大文字でコンマで区切らないと、どっちがFamily Nameなのか分からない。このままでは海外の人は「どっちがFamilyだ?」と混乱しそうだけれど大丈夫かなぁ。で、それよりも気になったのが、英語表記の自分の名前の最後に何か余計な物が付いているんだけれど。例えば自分の名前が「山田太郎」だとすると、

YAMADA TAROH E

と、最後に一文字何故か余計な"E"が付いているんですよね。 これが"F"とか"M"なら"FEMALE/MALE"まだ分かるんですが、"E"とは???? 少なくとも、iPhone版ではそんなものは表示されないし、パスポートの表記にもそんなものは無い。大体、本来同一の物が表示されるべきなのに、iOS版とAndroid版で異なるのもおかしいし。何となく、名前データを格納するエリアにゴミが残っていて、それが表示されているような気もするんだけれど。

まぁ、アプリ開発に関してはアジャイル的に「まずはそこそこ使える物を出して、適時問題修正や機能拡張の更新をして行くことは正しいと思うけれど、更新情報だったり問題修正情報だったり、そういう部分のサポートもあってのことだと思うから、もう少しデジタル庁には頑張って欲しいなぁ。

東急ハンズがカインズハンズ(?)

私もよく利用している、生活雑貨販売の「東急ハンズ」を、ホームセンターのカインズが買収するというニュース。コロナ禍の影響も大きいのだろうけど、確かにハンズで扱っている商品群って、結構ホームセンターで販売しているものと被る物が多いですからね。

私がよく利用するのは、大丸東京のお店と少し前に浜松駅横遠鉄百貨店に開店したお店。大丸東京のお店は3フロアーある結構大規模なお店で、新幹線の時間調整にはバッチリ(マテ)。以前、まだ遠鉄百貨店にハンズが出来る前は、動線上唯一アクセスしやすいお店だったし。歯ブラシとか小物をちょくちょくここで購入して帰宅していました。それが、浜松にもやっとハンズが開店してくれたので、小物はこちらで購入して、大丸店は最近は見るだけが多くなってしまって申し訳なかったけれど。

考えてみたら、「東急ハンズ」と言えば、私達の時代は「DIYの聖地」みたいなもので、道具や材料、さらにはサンプルというか作品展とか、正直ハンズの独壇場だったきがする。西武系の「Loft」もあるけれど、こちらはより生活雑貨にシフトしている気がするので、正直私はそんなに訪問したことは無くて、やはりDIY色が強いハンズの方が好きでしたねぇ。ただ、当時のDIYって箱を組み合わせて棚を作るとか、飾り付けをするとか、そういう感じの比較的手軽な感じが中心だったのだけれど、最近の「DIY」と言うと、それこそ家一軒まるごとリフォームとか、木工系が中心になってきている気がするので、そうなるとホームセンターの独壇場でしょうね。道具も材料も全て揃っているわけだから。

ここ数年は赤字が続いていて、東急グループとしてビジネスの最適化の結果みたいですが、ブランド的価値は結構大きいと思うから、残念だなぁ。勿論、赤字が続きビジネス精算とかになるよりは、親が変わってもこれまで通り、それ以上のビジネスを続けた方が良いわけです。顧客としては、「東急だから」とか「カインズだから」と言う事よりは「東京ハンズだから」という事でお店に行くわけですからね。名前は将来的には「カインズハンズ」になるかもしれないけれど、お店のコンセプトとかDNAみたいなものが昔の「東急ハンズ」を継承しているならば、やはり多くの顧客は指示し続けてくれるでしょうし、逆にホームセンターみたいな感じが強く出てしまうと、一気に顧客離れする可能性も。いずれにしても、どう言う「新東急ハンズ」が生まれるかはもう少し先の話だろうけど、より身近で面白いお店になって欲しい。

2021年12月22日

マックフライポテトの危機

今朝のトップニュース(?)の一つ、マックフライポテトが輸入が追いつか無いために、M/Lサイズの販売を年末30日まで停止するという話。単品での販売だけで無く、セットメニューに付くMサイズもSサイズに変更した上で、価格を50円値引きする位だから、結構切実な状況なのかな。私は購入したことは無いけれど、夜マックのポテト関連製品は販売休止するらしいし。一方で、同じポテト商品であるハッシュポテトは通常通り販売継続するとのことだけれど、分量的にはSサイズポテトと変わらないからかな。

販売変更の理由は、船便で輸入していぽいとの材料が、カナダ・バンクーバー港近郊の水害の影響で輸入作業が滞っているからしい。コロナ禍の影響もあるみたいですが、そう言う意味ではコロナ禍でコンテナ輸送がキツキツの所に、そのバンクーバーの水害の影響で綱渡りの輸入作業にほころびが出来てしまったと言う事なんでしょうね。

当然国内の設備で備蓄もしているだろうから、輸送が止まったから直ぐに枯渇するわけでは無いだろうけど、当然その備蓄量も日々の輸入量を見て最適化されているはず。仮に一矢勇敢に一便だったのが一回止まるとこうなるのか、これ以前から遅れて居て最後の輸入停止が致命傷になったのか分かりませんが、今世界的に物が作れない運べない状況ですからね。弊社も、コロナ禍が始まって部品付属が深刻化していて、昨年なんかは物があればいくらでも売れる状態だったのが、物が無いから売る物が無いジレンマ状態で、営業さんは戦々恐々としていました。今年に入っても、お客様に製品を売る前に、先ずは製品を確保しないと何も出来ないみたいな状態で、これも来年は改善されることを期待していますが、中々上手く行かないところもあるみたいで。

自分達は開発部門なので、物を作るところまで売るところまでは関係無いと言えばそうなんですが、結局開発中にも何度も製品のプロトタイプを作るんですが、それが作れない、作っても数が揃わないから開発部門内で奪い合いになるという影響もあり、こちらも実は大変な状態。それに、会社として売上げが上がらなければ、こちらの給料にも影響してくるわけですから。そう言う意味で、マックフライポテトの話は、他人事とは思えないんですよね。と言うわけで、早くマックフライポテトの供給問題が解決されることを祈っている次第です。

2021年12月21日

多様性とは

佐々木俊尚氏のnoteから、「多様性」を主張する「多様性否定論者」について。書かれているように、過去は普通であったり常識で有った物でも、時代の流れとともに許されない行為や考え方として扱われることは珍しく無い。ただ、その中には明らかに人権侵害、性差別、人種差別等許されないレベルの物から、新しい考え方や様式に合わせた考え方や分類といった、新規に追加されるような要素の物まで、その内容は千差万別。一般的に「多様性」と言われている内容に関しては、その後者に含まれるものが多いと私は思います。

であれば、その新しい考え方をこれまでの集団の中に追加すれば済むはずの物が、これまでの物を否定して新しい物のみを許す、あるいはそれをデフォルトとして扱わせようとするから、軋轢が生まれて摩擦が発生して、反対論が生まれてくることはこれまでの幾つかの事例が証明しています。よく言われる「夫婦別姓」に関しても、今の社会で同性に変わることで不便があるという事は理解出来るけれど、夫婦同性の場合でも旧姓使用可能な場合は出てきているし、「夫婦別姓賛成」の場合でも、それも選択肢の一ついれるのであれば賛成する人も多い思うけれど、「それだけにする」事を主張するから、夫婦同姓の人たちだけで無く、夫婦別姓賛成の人たちからも反対を受けるような立場になってしまう。

私の自宅地域でも、アジア系、南米系、欧米系、複数の国から来日して生活している家族が結構いらっしゃいますが、例えば自治会の集まりだったり、ゴミ出しなど日々の生活習慣であったり、慣れている人、不慣れな人、理解していない人、無視している人、正直色々なレベルの人が存在しています。その中で、自治会としてのルールは守ることは、その地域で生活する上での最低限のルールだし、そこに国籍だとか滞在理由等は関係無い。慣れない人には、担当者が説明したりして覚えて貰う努力もして居るし、多くの人はそう言う事を理解してルールを守るだけで無く、順番で担当者になれば自治会に参加することも。そうやって地域に溶け込み、これまでの要素の中に新しい要素が付け加わる事が、本当の意味での「多様性」なはずで、そこに「〇〇の人は××が出来ない」とか変な決めつけをしたり、「〇〇さんは不慣れだから大目に見て」みたいな変な優遇措置みたいなものを言い出す事は、それこそが多様性を無視するあるいは否定する行為だと思う。

場合によっては、著名人や有名人が何か発言すると、それが事実みたいな感じで受け入れられてスタンダードになってしまうけれど、本当は「それも意見の一つ」であり「それだけが事実では無い」はず。でも、結構多くの場合その「一つの新しいスタンダード」こそが正義であったり善であると言われて、それ以外の特に旧来の仕組みや習慣が否定されて、場合によっては断罪されるようなこともあるけれど、全部が全部そんなケースばかりじゃ無いだろうか、そこには何か別の意図があるようにしか感じられない。 多様性の話の中に、何か「極論」を持ち込んでくるような場合は、多くの場合そういうねじれた結論を期待しているような気がします。だから、「多様性」を本当に重要視して居る人は、多分「多様性」とは余り言わないんじゃないだろうか。多様性を強調する人は、その度合いが強ければ強いほど、何か胡散臭さを感じてしまう。でも、それって、結構当たる場合が多いんですよね。そこが多様性の最大の問題点だと思う。

ワクチン接種済み証明アプリ

巷で噂になっている「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を早速登録して、自分の接種記録を登録してみました。
何故かAndroidのGoogle Storeでは見つからなかったので、iOSのApple Storeからダウンロードして設定。起動すると簡単な説明があり、ここには今話題(問題?)になっている、旧姓塀幼児の対応が出来ないことが明記されています。その後、国内用・国外用証明を登録する場合に必要な書類の確認(マイナンバーカードとパスポート)を準備するような説明があり、実際のデータ登録が始まります。

最初のマイナンバーカードのデータ読み取りからで、最初に4桁のパスワード入力があり、ここでつまずく人(忘れている人)が結構でそうな気がする。パスワードを入力すると、NFCでマイナンバーカードからデータを読み出すと、画面に自分の情報が登録されて、ちょっとビックリ。続けて、国外用にパスポートの記載画面を読み取りますが、カメラの科学によってはマクロに変更しないと駄目かも。で、パスポート情報も読み込むと、もう作業は終了して、ワクチン接種記録が表示されます。これって、既にマイナンバーカードとの紐付けも終わっているんだぁ。

登録にマイナンバーカードが必要な事が批判されているけれど、マイナンバーカードの普及促進という意味でも、今後の色々なサービス提供のためにも、この機会にマイナンバーカードを取得しておくことも良いですよね。ただ、マイナンバーカードがあっても、旧姓併記の場合には対応出来ないような部分は、早急に修正して欲しいところ。それなど優先度の高い修正項目は残っているけれど、これまでの政府担当アプリと比較すると、シンプルで見やすくて良いアプリじゃ無いかと私は思います。

勿論、最初から100%の完成度でリリースしてくれれば、それに越したことはないけれど、そんなことは無理なわけで、しかも今回は年末・年始の事も考えると何としてもまずは一度年内にリリースしておきたいところ。今回も感じるんですが、政府は「このアプリは、アジャイルスタイルでリリースします」と言ってしまい、走りながら作り込む、バグ修正しながら適時リリースする、それを繰り返して完成度を上げる、事を最初からいってしまえば、変な批判を封じ込めるというか減らす効果が結構有るんじゃ無いだろうか。「アジャイルとはこう言う物で、そうするのは少しでも早く少しでも多くの人に先ずは安心を届けたい」とでも言えば、よほどの事が無い限り変な反対派出来ないと思うし。問題点は指摘すれば良いと思うけれど、先ずスタートするというある意味英断を、例えば女性差別だとか人種差別だとか、何か変な方向に拡散している人たちを見ると、ウイルスよりも質が悪いなぁと思うしか無いですね。もう少し冷静になれ、とあえて言いたい。

2021年12月20日

スマホ更新 (11) - 意外なところに落とし穴

この「スマホ更新」シリーズは、自分的には前回で一応「完」のつもりだったんですが、やはり世間は甘くない。意外な落とし穴にハマってしまいました(笑)。 

昨日は母校のアメフトチームのシーズン最初で最後の試合があったため、朝一の新幹線で都内に向かうことに。何時ものように新幹線の改札ゲートでスマホをタッチして入場しようとすると、真っ赤な警告が表示されて通過出来ません。この時、改札の手前に若い女性駅員さん二人がいて、その一人が直ぐに声を掛けてくれました。で、多分良くあるトラブルなんでしょうね、直ぐに「最近スマホを変更されましたか」と聞かれます。「先日変えたばかり」というと、「SuicaのID番号が変わっている可能性があります」と言われます。この時は「なんじゃそりゃ?」状態ですが、ここからの彼女の対応が凄かった。

  1. まず、EX-予約に紐付けしているモバイルSuicaアプリを呼び出し、「会員メニュー」→「Suica管理」と進むと「SuicaID番号」として「JE80Fxxx」17桁の英数字が表示されます。これを駅員さんがメモります。
  2. 次に、EX予約のアプリを起動し、この時使用する乗車券の詳細の中の「乗車用ICカードを指定」を見ると「交通系ICカード」の番号が違います。
  3. そこで「お客様情報の変更・初期化」に入り、ワンタイムパスワードを自分宛に送信。それを入力すると、新しいカード登録の画面が表示されるので、ここにメモをした番号を登録して、以前の番号は削除します。
  4. もう一度予約しているチケットの「詳細」に入り「乗車用ICカードを指定」を確認すると、ちゃんと新しいモバイルSuicaの番号に変わっていました。
  5. 「これで入場出来ます」と言われて一旦入ろうとしたんですが、ここで疑問が。「これと同じ操作を、復路の予約でも必要ですか?」と聞くと「はい」との返事。変更操作は新幹線車内でやれば良いから、「すみませんが、そのメモした番号頂けますか?」と聞くと、ちょっと恥ずかしそうに「字が汚いので...」と言いながら渡してくれ仕草が可愛かった(爆!)。
  6. この間5~6分位かなぁ、聞きながら修正作業をしたのは。本当、100点満点のトラブル対応でした。失礼ながら、20歳前半位に見える若い女性駅員さんで、そんなに職場経験もあるとは思えないのだけれど、勘所の対応は勉強しているんでしょうね。全くよどみない対応でした。
  7. で、社内に入り落ち着いたところで復路便と、別日に予約しているものを確認したんですが、すでに今回の新しいSuica ID番号に変わっていました。予約時に登録されるのではなく、使用時に確定する物だから、基本設定の番号を先ほど変えたわけだから、それが反映というか選択肢として表示されるのは当たり前と言えば当たり前だけれど。
  8. あっ、最後のガイドにミスがありましたが、私の駅員さんに対しての評価「100点満点」が変わることはありません(笑)。
これがぎりぎりの乗車だったらアウトだったんですが、06:20発車予定に対して、06:00頃には駅に到着していたので十分セーフだったのが救いでした。

一つ疑問は、これまで何度もAndroidスマホを機種変更してきて、SuicaやEX予約の登録を何度もやっているのに、このトラブルに遭遇したのは今回が初めて。実際、機種変更以前に手続き確認した時もSuicaはサーバーに一旦設定を預けて、新機種でそれをアプリ登録して受け取るという所だけ。EX予約は、その登録したSuicaアプリからEX登録のページに飛んで来だけ。ただ、今回の件があったので調べてみたところ、確かにEX予約の所には注意書きがありました。一応手順も掲載されているんだけれど、ちょっと分かりにくいかなあ。しかし、なんで今回こうなったのか、その原因がよく分からない。過去何度もスマホ更新をして居るので、その時々の記録を確認して見ましたが、今回の様な処理は要求されていない。また、機種変更するとモバイルSuica IDが変わると言う仕様も、最近出来たとは思えない。一つ心当たりがあるのは、今年に入ってからだと思うのですが、EX予約の詳細の中に、上にも書いた「乗車用ICカードを指定」というボタンが新規に追加されたこと。これは、昨年末に発表されたEX予約の拡張により、複数人の乗車でもICカード利用が可能になったことへの対策だと思うのですが、それが今回の原因では無いかと。以前は、多分使われたSuicaに反応するだけ、あるいはEX予約アプリがSuica ID情報を読み出して設定していたのが、それだけでは不十分になったから選択させるように変わり、それが一人でしか使わない場合にも影響した、と言う風に想像するのですがさてどうだろうか。まぁ、何とか解決して新幹線に乗車できたから良かったけれど、これがぎりぎりの乗車だったら試合に間に合わなかったの可能性もあるわけで、本当「テストケースを流さないところにBugが居る」というのは金言だと再確認した一日でした。(続く...)

報道の役目

神田沙也加さんが、自殺と思われる行動で亡くなられたけれど、それを報道するメディアがちょっと変化したように感じられます。何かというと、以前はその衝撃差だけを伝えて煽るような内容が多かったけれど、今回の報道を見ている限りでは、かなり抑制的に報道されているように感じられるし、そのニュースの最後の相談窓口やケア情報を、これもやはりこれまでよりは丁寧な伝え方をしているように感じられます。 

報道の役目を考えた場合、その情報を正確に早く伝えることだと思うけれど、どうしても脚色というか尾ひれが付いてしまう。また、意図的では無いにしても言葉の使い方言い方によっては、無意識にバイアスが掛かったような報道になる場合も多く、これまでの内容を見ていると、結局は刺激的に伝えて視聴者の興味=視聴率を稼ぎたいという意図なんだろうなあと感じていたもの。以前も、厚労省のケア情報等を伝える事はあっても、テロップでチラッと出して終わりみたいな感じで、あれは明らかにアリバイ工作と感じていたけれど、ここ数日みた限りでは結構ちゃんと配慮されていて、今回の件で刺激されて第二第三の犠牲者が出ないように配慮されているんだろうなぁと感じます。

その少し前に発生した、大阪での放火事件にしても、ここは心のケアをするための病院との事ですが、そう言う病気を治療していなくても、例えば一時的な不満が爆発して同様の行為に及ぶ可能性はあるでしょう。そう言う気持ちを励起させないためにも、大きな事件だからその内容は伝えるべきだとは思うけれど、もっと抑制的にかつ万一の場合の対処方法とか、同様に悩みから暴発寸前の人に対してのケアに時間を割くべきだと思う。ただ、こちらの事件に関しては、余り以前の報道姿勢と変わっていない気がします。その違いは、当事者の違いだろうか。方や両親も有名芸能人で、ご本人は有名な映画の吹き替えもやったほどの将来性を期待されたタレントさんで、もう一人は未だ詳細は不明な人物だったりするわけですし。

特に大阪の放火事件では、この手の取材の定番である「学生時代の友人評」とか「近所の評判」みたいな物を取材して報道するけれど、取材してそれを垂れ流しするだけでかえって視聴者の感情を逆撫でする効果しか無いと思う。「昔は良い人だった」と言えば「何かの切っ掛けで転落してこう言うことをやった」みたいな事を想像するだろうし、「昔から付き合いの悪い人」と言えば「だから、成長してもこう言うことをするんだ」みたいな、勝手な憶測が膨らむだけ。事件の発生した事実だけを伝えて、あとの発表は警察の捜査会見があってからその内容を元に冷静な報道をしないと、どんどん無関係な人も巻き込まれて行くような気がする。神田さんの事故にしても、「あれほど有名有能な人でも...」と落胆して、自らの命を絶つような絶望感に苛まれる人も出てくるだろうし。本当は、そう言う事を十分に検討して精査して責任を持って報道しないといけないけれど、今のメディアはそう言う事は一番おざなりにしますからね。そう言う意味では、事故・事故発生の第一報はメディアから聞いても良いけれど、その後の報道は正式発表なり裁判結果なりがでてからの方がいいきがする。それが今の報道・メディアの立場というか立ち位置ですね。

2021年12月19日

スマホ更新 (10) - 使い勝手など

期せずして、iPhone 8からiPhone 13 Proに、Xpeira 5からPixel 6と機種変更し、四苦八苦しながら移行作業をして約一週間。全てのテストケース(笑)を流し終えたわけじゃ無いけれど、取りあえず以前と同等の可用性には達したかなと思うので、ここまでの雑感のまとめを。

iPhone 13 Pro

 iPhone 8からの乗換なので、本体サイズが一回り大きくなるので、その違和感はあります。ただ、最初の頃はiPhone 8はバンパー付、iPhone 13 Proは本体のみで触っていたので、その時にはそんなにサイズ感の違いは無く「あれ、以外と小さいな」と思っていたんですが、この時購入したバンパーカバーが横の厚みがあるタイプだったので、装着語は「やっぱり一回り大きいなぁ」というのが率直な感想。iPhone 13 Pro本体は四角い角形のデザインで側面も真っ直ぐなんですが、バンパーはショック吸収のためかまん中部分が膨らんでいて、それもあってサイズが一回り二回り大きく感じます。カバーケースをどう言う物を選択するかで、かなり持ったときの印象が変わるなぁと言うのが正直なところです。

Face IDは、今回初めて使用したんですが認識も一瞬で、多分以前よりはかなり使い勝手が改善されている様子。ただし、問題が幾つかあって、

  1. Face IDに認識されると、ロックは解除されるけれどロック画面はそのままなので、スクロールアップしないとデスクトップ画面は表示されず、これが凄く不便。Touch IDの時は、タッチして認証されるとロック解除されてデスクトップが表示されるので、直ぐに目的のアプリ(アイコン)を起動出来ていたのに比べると、明らかにサービスダウン。責めてFace IDの設定で「ロック解除のみ(※現在と同じ)」か「ロック解除して画面を表示(※以前のTouch ID的動作)」が選択出来るようにして欲しいなぁ。これ、完全にデザインミスだと思う。Face IDでロック解除したら、親指でスクロールアップすれば片手でも操作できる用ですが、手の小さな私は真っ直ぐに指が動かないので、カメラが起動してしまう(笑)。自分がテスト担当者だったら、これ絶対に必須修正項目に入れるけどなぁ。
  2. マスク姿に対応したと聞いたんですが、それってApple Watchと一緒に使用するときで、マスクを着用したままだと「障害物が映っています」みたいなメッセージが出て顔認証登録してくれない。マスクを半分に折って、顔を半分ずつ出しながら登録すると出来るとかいう書込あったんですが、登録出来もマスクをしていると駄目だったり、上手く認識されなかったりと、もうそれだけで疲れてしまいました。結局はパスコードを入れる方法を代替手段としていますけど、やっぱりTouch IDが良いなあ(笑)。
  3. 私はメガネを使用しているんですが、最近は老眼が進んだためかパソコン操作の時等はメガネ無しの場合も。で、そのメガネがフレームレスの物だからなのか、メガネ無しの顔で認証登録したら、メガネ着用時でもロック解除されるようになりました。メガネ有りで登録して無しでも解除される方が良いのか、メガネ無しで登録して有りでも解除される方が良いのか、それは分からないけれど、今のところ結果オーライみたいな感じです。
それ以外の使い勝手の部分では、元の環境がそのまま登録されていてアイコンの配置は勿論、Wi-Fiや色々な設定もそのまま反映されているので、全く戸惑いは無い状態。唯一の違いが、Touch IDがFace IDになった所ですから。それは良いのですが、解像度が高くなっているのに、画面に表示されるアイコンの数や文字数は以前と小梨ままなので、文字のサイズを最小にしても表示が大きすぎて勿体ない気がしてなりません。折角の高解像度大画面を生かした使い方が出来なくて宝の持ち腐れだよなぁ。解像度が同じで画面サイズだけ大きくなったみたいで、凄く損をしている感じ。いゃ、写真等は画素数が増えてより高精彩表示されているんだろうけど、何時も写真を表示しているわけじゃないし、一番使う部分での情報量が変わらないのは納得いかない。文字サイズの変更範囲や、アインサイズの変更機能、あるいは今はアイコンは横4個が最大だけれど、5個とか6個とか許可するとか、もっとハードウェアを生かした使い方をして欲しいですね。この不満が一番大きいかも。

Pixel 6

こちらもiPhone のケース同様、バンパーケース有りのXperia 5と本体だけのPixel 6はほぼ同じサイズなので、その時点では手に持った印象に違いも違和感も無い。ただ、流石に裸のままタッチ操作したりするのも嫌なので、AmazonでPixel 6用の薄型ケースを購入して装着したんですが、やはり薄型とは言えそれで結構持ったときの印象は変わりますね。まぁ、それはPixel 6の問題では無いけれど、改めて本体だけのサイズや重さだけでなく、カバーケースやパンパーケースなど実際に使用する条件で比較してみないと、かなり印象が違ってくることを再認識しました。それ以外の部分で言うと、

  1. iPhoneは、左右に並べてWi-Fi接続でサクッと環境移行できたのに比べて、AndoridもUSB Type-C接続でデータ移行は出来るけれど「データ移行出来る」というだけで、結構環境設定等に苦労しました。個人的には、責めて自分の使いやすいようにデスクトップ上のアイコンの並びとか分類くらいも反映して欲しいところ。最初の見た目が同じだけでも、結構印象が違うと思うけどなぁ。
  2. iPhoneと事なり、Android端末では、少なくとも解像度に合わせて情報表示量は増えてくれるので、個人的にはこちらのデザインの方が好み。アイコンの配列数も、Xpeira 5では横4個でしたがPixel 6では一つ増やして横5個にして特に問題無い表示サイズです。最大、横6個位までいけそうだけれど、まぁそこまで高密度にしなくても良いかな。
  3. このPixel 6は画面下部に指紋センサーが統合されていて、画面上のセンサー部分に指を付けると指紋認証してくれます。最初は半信半疑だったけれど、認識率はほぼ100%。以前のXperia 5ではセンサーがラインタイプだったこともあり、成功率は10%にも届かない程度だったのに比べると雲泥の差です。ロック解除するときには、センサー部分に指紋のアイコンみたいなものが表示されて、指を付けるとその部分が高輝度になってセンスしやすくしているのも、私の薄い薄い指紋でも何とかなっている理由みたい。正直、iPhone 13 Proでもこれを採用して欲しいくらい。
  4. iPhone 13 Proは、左手で持つと自然に人差し指の先が電源ボタンに掛かる位置になるんですが、Pixel 6だと、電源ボタンの位置が少し高いので、ボリュームアップ部分に同じ人差し指が掛かるんですよね。だから、電源ボタン(=ホームボタン)操作のつもりでボリュームアップして膝かっくんする事も。これ、Xperia 5も同じだったのでAndorid全体の問題だろうか。ボタン配置は考えた方が良いと思う。
本体のサイズやデザインが前使用機種のXperia 5とほぼ同じなので、操作性の違和感はこちらの方が少ない印象です。Android端末では、電子マネーを利用しているので、毎回その移行が面倒というか手間取り、今回も幾つかトラブルがありましたが、今の所何とか解決して元の状態に戻りつつあります。

今回改めて感じたのは、そろそろ端末の2台持ちも卒業して1台に集約しても良いんじゃ無いかという事。理由は、以前と異なりiPhoneでもFeliCaがほぼ使えるようになって、自分的には困る要因は無くなりつつあるし、今回のiPhone 13 Pro/Pixel 6ともにe-SIMをサポートしているので、昔の携帯時代に活用していた「2-in-1」的使い方に戻れそうだから。勿論2台持ちすることで、万一の場合の可用性を上げることが出来たりするので、決して不利なわけじゃ無いのですが、ジーンズの左右後ろポケットがスマホで塞がるよりは、一つだけ塞がっている方が助かるし。取りあえずは、新機種2台でいろいろ活用して見てたいと思っています。(続く...)

2021年12月18日

休むのも仕事のうち

佐々木俊尚氏が紹介されていた、 笠井奈津子氏による「正しい休み方」の話。以前も何度か書いたんですが、私が会社に入って新入社員研修が終わり、配属先が決まってそこに配属の挨拶をしに言ったとき、その時の上司が言ったことの中で今でも覚えているのは、「休むのも仕事のうち」という言葉。新入社員時代は、どうしても効率が悪いし覚えることも多いから、仕事が長引いて残業気味になったりするけれど、それでも土日はちゃんと休む(※当時から土日祝日は休みの完全週休二日制だった)し、残業だってだらだらやらずに一日の期限を決めて、それを超えそうならば翌日に回すか、先輩に相談しろ、みたいな話だったと思います。でもしっかり覚えているのは「休むのも仕事のうち」という言葉。

もう一つの理由は、二回目の海外出張の時。入社4年目だった前の年に初めてアメリカへ海外出張を経験したんですが、当時はほぼ同じタイミングで先輩社員が先に出張していて、私はほぼフルアテンドしてくれたので、2週間という短い出張でもあったので特に困ることはありませんでした。でも、次の年の時には、どちらも初めての海外出張となる先輩社員と後輩社員二人のお目付役として行くことに。理由は、私は前の年に一回経験しているけれど、二人は初めての出張だから。先輩社員は、新婚旅行でハワイ旅行の経験があるけれど、後輩君は初めの海外旅行でもあるので、移動から現地での生活まで有る程度面倒見ないといけない。最初は「私だって似たような状況だし」とごねたんですが「去年行っているし、問題無かったでしょ」と言われてお終い。まぁ、そうやって突き放しがちに仕事をさせるのが、この会社の芸風というか良くも悪くも自由な所なんですが、兎に私がアテンドしなくちゃいけなくなりました。で、いざ出発するという前日に当時の課長に呼ばれて、二人の面倒を頼むという事と、自分の仕事も勿論ちゃんとやって貰わないといけないけれど、それだけに根を詰めると良いことは無い。土日や向こうの休みの日はしっかり休んでリフレッシュして、それで仕事を進めるようにしなさい。「休むのも仕事のうち」とこの時も言われたことを良く覚えています。

この出張、当初は10月の終わり頃から、予定は2ヶ月で、遅くとも年内には帰国という開発サポートの出張でした。当時はバブルの頃で、自分のような若手社員でもビジネスクラスのノーマルフィーチケットが貰えたので、行きは予約を入れていったけれど、帰りはオープンというのが普通。これは、帰国経路は自由でも良いから少し楽しんできても良いという親心もあるし、出張スケジュールは変わるから予定通りに帰国出来ることはほぼ無いと言う理由も。案の定、後輩君は若手で初の出張と言う事で、年末前に一度帰国したし、先輩社員氏も家族があるからと年末に帰国。私は、他に残っている日本人数名と初めて異国の地で新年を迎えたんですが、確かこの時に年末にベルリンの壁が壊されるニュースをホテルロビーのテレビで見ていて、ちょっと唖然としていた記憶があります。年が明けて先輩・後輩が戻ってきたところで、ビザ無し滞在ぎりぎり90日前の89日位に私も一度帰国して、二週間日本に滞在してまた現地に戻って、結局本当に戻ってきたのはG.W.直前四月の最後だったんですが、まぁあの時の経験がその後の社会人としてもエンジニアとしても一番重要な財産であり基盤になっています。で、その時にげんちでも痛感した「休むのも仕事のうち」は、それ以降国内にいても不変のルールとなり、だから土日は必ず休むし、休暇もちゃんと取得するしという社会人生活が送れたから、何とかここまで生きてこられたのかも。

うちの会社は、有給休暇の取得率が上司の評価査定の一つで、部下の取得率が低いと上司(課長、部長)が怒られるので、積極的に有休取得させる雰囲気があることも助かった気がします。まぁ、その為には、休んでいる間も自分の仕事が停滞しないようにバックアップ出来る人を育てることは要求されるし、いつでも仕事を投げる(代替)出来るように資料とか情報を準備しておくこととか、それなりに自分自身でやるべき事もやっていないと駄目なんですが、そう言う環境も後から考えると随分と役立った気がします。テレワーク、オフィスワーク関係無く、またビジネスだけでなく自分の生活の中でも、何でもかんでも没入すれば良いという持って殆ど無いんじゃ無いだろうか。休みを取ることで、チェックポイントにもなるし、区切りを付けるという事はそこまでの短期計画の達成というマイルストーンにもなるわけだし。さらに言えば、単に仕事から離れるだけが「休み」では無い訳で、旅行するとか趣味に没頭するとか、「休みに集中出来る事」を持っていることも重要なんですよね。そこは間違えちゃいけない部分。そう言う意味で「正しく休むのも仕事のうち」と言う事を忘れないようにしないと。

ヒートテックを着る順番

明日は、母校のアメフトチームの今シーズン最初で最後の試合が予定されているため、朝一の新幹線で都内へ移動する予定。「最初で最後」というのは、大学側のコロナ対策のために、10月まで練習が許可されず、やっと10月に入りコロナ禍の沈静化とともにチーム練習が出来るようになったので、通常のリーグ戦に参加するにはリスクが大きいという事で、「オープン戦」という形で今シーズンは試合だけ開催するため。本当は2試合の予定だったんですが、12月初めに予定されていた試合は相手チームの事情で中止となり、明日予定の試合だけが4年生の最初で最後の試合になる事に。

昨年も似たような状況で、1試合だけ開催されたんですが、 私は都合で観戦出来ず、今年は2年振りの母校の観戦&応援機会。ただ、朝一の試合(10:45キックオフ)なので、浜松から出て行くとなると上り始発のこだま号(06:20発)で出かけないと間に合わない。以前ならば、朝の05:30前に自宅を出て、20分一寸歩いて遠州鉄道の最寄り駅に行き、そこで新浜松行き始発(05:50発)に乗れば、06:02に到着するので間に合ったもの。しかし、もう年齢的にこの時期の早朝に30分近く歩いて行くのはかなり辛いし、なんといても今朝はこの一番の冷え込みで明日もそれ位の冷え込みが予想されています。下手したら発作とか起こしかねない状態。ですから、今回はちょっとした荷物もあるので、JapanTaxiのアプリで明日早朝の送迎を予約して駅に向かう予定。

移動の確保は良いのですが、問題は気温。予報でも、明日の最高気温は8度とかでしかも試合会場のアミノバイタルは吹きさらしのグランドなので、風が吹き始めると体感気温が一気に下がります。実は、今年は寒さが厳しそうだなと言う事で、先日The North Faceのアウターを購入した所で、その後何日か外出して居るときに着用しているんですが、中々暖かくてグッド。本当は、セミロングのお尻まで隠れるタイプの物が欲しかったんですが、中々無いんですよね。一つ同じThe North Faceで見つけたんですが、これはフードの所にフェイクファーが付いているもので、これはこれで暖かいんですが、雪とか雨の時に濡れると顔にへばりついてどうしようも無くなるので、却下。また、本当はダウンも避けたい所なんですが、そうなると選択肢がさらに狭まるし。もう一つ優先したいのが、防水透湿タイプで、そうなるとゴアテックス素材の物に事実上限定されます。幾つか何夜で、ダウンなんだけれどそんなにもこもこして居らず、ゴアテックス製なので防風効果もあるので、この子を購入してきました。

問題なのは、下半身の防寒で、下はジーンズだけだと正直辛い。当日はヒートテックを着用していくつもりなんですが、ここでふとした疑問が。ヒートテックって、下着(トランクスとかTシャツとか)の上に着用するのか、それとも一番内側のインナーとして着用して、その上からTシャツとか着用する物なのか。これまでは、特に考えなく、トランクスとTシャツ(所謂下着)を着用した上に、上下のヒートテックを着用して、その上から長袖のスウェットとか着用してアウターを着るという順番。下半身は、トランクス→ヒートテック→ジーンズとシンプルなので迷いは無いけれど、上半身はどう利用すれば一番保温効果があるのか気になりました。Google先制に聞いたら一発回答。ヒートテック素材は、発汗時の湿度で発熱する素材を使用しているので、一番内側直接肌に触れるように着用するのが正解。その上には、ヒートテックが発熱したものを蓄熱出来るような素材(スウェットやフリース)を着用して、さらに防風用のアウターなどを着用するのが理想的とのこと。となると、まぁ下半身は今のままでも良いけれど、上半身は順番を変えないといけない。長袖タートルネットのヒートテックを一番下に着用して、その上には長袖のTシャツかな。その上にはフード付き裏ボアのスウェットを着用して、その上に今回購入したアウターを着用すれば、蓄熱効果が一番良いかも。一応首元をカバーするネックカバーもあるし、手袋も持参すれば露出する部分は顔だけになりますね。まぁ、気候の寒さに対する準備は多分万全になるだろうけど、試合に関しては何も出来ずに応援するだけなので、是非現役生達に寒さを吹き飛ばすビッグプレーを期待したい所。寒さは厳しいけれど、天候は良さそうなのが幸いです。

2021年12月17日

スマホ更新 (9) - ドコモショップ

現行のメイン端末のリプレースとなるPixel 6が届いたので、ちょっとしたフィールドテスト等をしてみたんですが、肝心のネットワーク回線を、これまでの4Gから5Gに変更する作業がまだでした。iPhone 13 Proの方は、MNP転入でdocomoに戻り(こちらの電話番号は、元々は携帯時代の2-in-1のセカンドナンバーだった)、一緒に5G端末であるiPhone 13 Proもdocomo shopで購入したので、回線契約は自動的に5Gになります。一方で、Pixel 6は、元々Xperia 5で使用していたXi (4G)のSIM(ギガライト)を使うので、そのままだと4Gのままで宝の持ち腐れも良いところ。とっとと5Gの「5Gギガライト」に変更して、浜松当たりだと瞬間的に利用出来るだけかもしれないけれど、ちょっとした優越感を味わいたい(笑)。

最初は、「My docomo」のページから契約変更すれば良いだろうと思ってページを手繰ってみたんですが、変更出来る選択肢は、ギガライトからギガホプレミアムのみ。5Gへのパスが見つかりません。確か5Gのプランが発表されたときには、4Gのスマホでも契約は可能というWeb記事とか観た記憶があったんですが、色々探したらどうも5Gの契約は5Gの端末が無いと駄目らしい。しかも、端末購入を伴わない回線契約変更は、docomoで端末確認をしてからでないと変更出来ないという。その為、その場合はオンラインではなく、コールセンター対応かドコモショップへ来店しての変更になるらしい。私はスマホ2台持ちだから良いのだけれど、1台しか持っていなくて、その1台の契約を変える場合、そこから電話して変更依頼するというのは何かコンフリクトしている気がするんだけれど。試しに、自宅最寄りのドコモショップの空き具合を見てみたら、翌日直ぐに予約が取れそうなので、早速契約変更という理由で来店予約をしました。

で、久しぶりにドコモショップに入ると、以前と比べると明らかにまだ店内の人の数は少なそう。予約番号を伝えると、申込用紙(名前と電話番号記入)を渡されて、それを記入して順番待ちをします。座って直ぐに、ちょっと前の方から「おぉーーい、おい」と大きめの声できつめの言い方で何か呼ぶ男性の声が。みると、70歳代位の男性が椅子に座っているんですが、その人が店内のスタッフを呼び出しているみたいで、続けて「いつまで待つんだ」みたいな事をクレームし始めます。女性スタッフさんは「予約の方から順番に対応しますので、空きが出来るまでもう少しお待ちください」と説明しますが、頑固オヤジ風のこの男性「ここで購入したんだぞ」とか「待たせるのはおかしい」とか、まぁ言いたいことを言い放題。女性スタッフさんも、この手のお客さんは良く来るのか、少しきつめの口調で「順番にご案内しますから」と譲りません。さらに「お急ぎでしたら、ご都合の良いときにご予約いただき、再度ご来店ください」と言うと男性氏は、「もう、いい!」と出て行ってしまいました。まぁ、デジタルデバイドの一例かなとも思ったけれど、その後自分の順番が来てカウンターに移動すると、そのカウンタのまん中にかなり大きな文字で「こう言う迷惑行為は警察へ連絡します」という注意書きがあって、「暴言」「恫喝」「器物破損」等とか書かれていて、いゃいゃ、こんなことを一番目立つように書かないといけないくらい、荒れているんだなぁとドコモショップのスタッフさんが気の毒になったくらいです。

で、「4Gから5Gに変更したい」というと、担当の女性スタッフさんがちょっと怪訝そうな顔を一瞬するんですね。何だろうと思いつつ、まずは回線確認でネットワーク暗証番号を入れて自分の電話番号を確認します。その後は、何かカウンターの端末を叩きながら処理を進めていて、途中社内電話と思わしき携帯電話を何処かに掛けて、入力操作の確認をして、5分もしないで契約移行は完了しました。その後、必要書類を印刷して、その内容を確認して署名をすれば手続き完了。肝心の「5G端末の確認」は無くて、かなり拍子抜けした感じですね。最初に怪訝そうな顔をされたのは、わざわざ来店してこの手続きをする人は少ないからなんだろうと想像したんですがどうだろうか。帰宅後、自分のdアカウントを確認すると、ちゃんと5Gギガライトになっていたので5G通信出来るんでしょうけど、ちゃんと確認出来る環境が自宅周りには無い(涙)。今度都内に出かけたときにでも確認して見ようと思っています。そうそう、帰宅途中にそこそこ大きい家電量販店に寄って、Pixel 6用のパンパーカバーや液晶カバーを購入しようと思ったんですが、無い。店内にau shopやSoftbank shopがあるから、Pixel 6を選択するお客様もいるだろうになぁ。半分所か、7割位はiPhone関係のカバーやアクセサリーで、仕方が無いので、また今度都内に出たときにでも物色することにします。いずれにせよ、これで今回のスマホ更新作業も一段落(かな?)。使い始めれば、また細かな不具合はでてくるだろうけど、それはその都度対応することにします。(続く...)

クレジットカードトラッカー

AppleのAirTagの登場で、「遺失物探索」というか「現在位置特定」というサービスが一気に一般化した気がします。iPhone本体とかWindowsにも、探索したりリモートロックする機能が組み込まれているけれど、それはOSというか、それなりのソフトとハードが存在しているから可能な事。例えばお財布みたいな物にそう言う電子機能を付けようと思ったら、AirTag見たいデバイスを装着するのが簡単だけれど、それだって装着可能と言う事は取り外しも可能だから、盗難なんかの場合には見つからない可能性も。ならば、内蔵させれば良いと次に考えますが、どうしても電子回路を組み込む必要が有れば電源も必要で、その辺りが解消されないと中々普及は難しそう。

ところが、クレジットカードにBluetooth技術ベースの微少回路を組み込んで万一の場合は探すことが出来るカードが、三井住友カードから出てくるという記事にビックリ。電子回路、バッテリー、さらにスピーカーまで内蔵しているそうで、それを厚み1mmも無いカードの内部に納めるのは凄いなぁ。一回充電すれば半年使えるというも、幾らBluetoothが低消費電力とは言え、それなりに大きなバッテリーが内蔵されないとそこまで持たないだろうし。そこはやはり構造的な制限事項として、ATMや券売機のように、カードを吸い込んで処理するタイプの機器では使用できないし、折り曲げに対しても2mm以上曲げないというのは結構厳しい制約だと思う。財布に入れてジーンズの後ろポケットとかに入れていたら、多分それ位はしょっちゅう曲げ圧力が掛かりそう。また、カードの有効期限(通常5年)と内蔵装置の保証期間(1年)が異なるのも、使い勝手が悪そう。

以前聞いた記憶もある「Tile」という技術を使っていて、AirTagみたいなデバイスなんかも有るみたい。AirTagの場合は、リレー形式で位置情報を伝搬させて、離れた場所にあるデバイスを探知させるけれど、このTileはBluetooth利用ということもあり、デバイスとの接続が「切れた」場所を記録することで、紛失した位置特定情報として提供するみたいなので、精度としてはちょっと劣る気がします。接続が切れた瞬間にアラートとか鳴らしてくれるならまだ良いけれど。

ただ、事クレジットカードに関して言うと、今後はどんどんスマホに取り込まれて電子決済に移行することを思うと、短命な技術活用に終わりそうな気がする。それに、吸い込み型の機器での利用が出来ないとの事だけれど、結構そのタイプの物って有りますよね。駅の券売機は大体そうだし、ガソリンスタンドもそう。あと、2mm以上曲げないと書かれているけれど、挿入タイプのカードリーダーも、抜き差しの時に結構カードに曲げ圧力が掛かると思うけれど、それは大丈夫だろうか。タッチ決済がもっと普及すれば、そう言う危惧は無くなるのかもしれないけれど、そうなればそうなったでわざわざクレジットカードを取り出すよりは、スマホのApple PayならGoogle Payを使うことの方が多くなりそうな気がする。技術的には凄いと思うけれど、色々な意味で一寸難ありな技術の様な気がします。

2021年12月16日

スマホ更新 (8) - フィールドテスト

予定よりも早くPixel 6が届き、取り急ぎセットアップを完了したので、昨日はフィールドテストを兼ねてPixel 6君をイオンモールで実戦投入してみました。結果、やはり問題発覚ということで、テストは大事だよと本当に、と身につまされる結果に。

何が問題かと言えば、スタバのアプリ。Suica/iDはそのまま問題無く利用出来たので、スタバま楽勝と思いコーヒーを購入して「モバイルスターバックスカードで」とお願いします。ところが、端末にかざして精算するとエラーに。スタバの女性スタッフさんがもう一度試してみてくれたんですが、やはり同じエラーに。ここで、「はぁはぁぁぁぁん...」と、何となく以前の事を薄らと思い出しました。その時と同様に、スタバの女性スタッフさんがエラーコードをメモに書き留めて「サポートに問合せしてみてください」と言われたんですが「あっ、大丈夫です」と断ってこの時は厳禁で精算して(何日ぶりだろうか、現金に触れるのは-笑)一旦お店を出ました。スタブのアプリはAndroidスマホに入れていて、アプリ自体はデータ転送でPixel 6に転送されて、その後自分のID/PWでアカウントにログイン出来たので、それでOKだと思っていたんですね。で、前回はSIMも変更(Micro→Nano)したので、その時はスターバックスカードの再作成をして解決したんですが、結局何故かスタバアプリは機種変更すると新機種上で新規に「モバイルスターバックスカード」を作成し、かざすフォルダーを作成しないと使えないみたい。その後、以前の機種で使用していたカードから残金を移行し、新しく作成したカードを「メインカード」にして、さらにオートチャージの設定もしました。これでいいはずなんだけれど、今日スタバへ行って、フィールドテストしてみないと。

それ以外のトラブルというか「足りないなぁ」と感じるのは、アプリは新機種に転送されるんですが、ログアウトした状態なので、初回利用する時にいちいちログインしないといけないこと。しつこいですが、iPhone側で同じアプリを使用するときには、何もしなくてもログイン状態は保持されているし、唯一の差分は「Face IDでログインしますか」と聞かれるくらい。Googleなので、ID/PWをネットに保存されていて、オートコンプリート出来る場合も有るんですが、そうで無いアプリも半分くらい有りそうなので、一応全部で一度ログインする作業をしています。アプリアイコンの配置といい、移行直後の動作といい、Androir系のスマホももう一寸頑張らないとなぁ。電子マネー系の移行が、私のiPhone 13 Proでは無いので、その分は割り引いて考えないといけないけれど、それでもちょっとガッカリです(苦笑)。

それと、これはiPhone 13 ProもPixel 6も同じなんですが、カメラ部分が大きいし、それ故に手に持つとトップヘビーに感じるんですよね。また、Pixel 6はカメラ部分に水平なバー部分が飛び出ていますが、これが以外と気になります。私は左手でスマホを保持して右手で操作することが多いのですが、左手の人差し指の腹の部分がこのカメラ部分のバーにあたって気になります。今のスマホにおいては、「内蔵カメラ」が大きな部分を占めていて、より高性能カメラを使うようになってきています。それはイコール光学系をどれだけ作り込むかに寄るので、背景は理解出来るんですが、一方でスマホは大画面化はするだろうけど、やはり薄型軽量化は必須でしょう。となると、カメラ部分の巨大化は、スマホ本体の進化を邪魔する物になるんですよねぇ。その辺りは、AppleとかGoogleとか、どう考えているんだろうか。例えば、NFA/FeliCaはApple Watchという形で(一応)本体から分離したわけです。その利用行動を考えると、腕にセンサー部が有る方が使いやすいとも思えます。ならば、そのWatch部分にカメラの撮影素子部分を踏め込んで、データだけ無線でスマホに飛ばせば、スマホは薄型に出来てカメラ部分は有る程度のスペースが期待出来るから、今よりもより高性能なカメラ機能が提供できるんじゃないかと。まぁ、素なことを熟々考えさせられる、スマホのカメラ部分の突起でした。(続く...)

2022年度AMCダイヤモンド選択式特典コース

今年も、AMCダイヤモンドメンバー限定の、選択式特典・オリジナルネームタグの申込が始まり、年の瀬を感じる今日この頃(笑)。 まぁ、来年の国際線利用が有る程度確実ならば「2.アップグレードコース」でもいいんですが、予断を許さない状況だから今のところは迷うこと無く「1.ANA SKYコインコース」なんだけれど。

さらに、プラス特典もあるので、合計80,000コイン(8万円分)のSKYコインが手に入ります。そして、今年は一つも使う機会が無かった、アップグレードポイント54ポイント残っているので、これをSKYコインに変換すれば、54,000コインがさらに追加されるので、国内線中心に使うとしても結構大きな援護射撃になりそう。

今のところ、来年の予定はまだ入れていなくて、正直1月は飛ぶ機会は無いかもしれないけれど、来年はどうするのかなぁ... 何か良い初夢を見てみたい(笑)。

2021年12月15日

スマホ更新 (7) - Pixel 6が来た

ここ数日は新しいオモチャであるiPhone 13 Proのベンチマークテストやらユーザビリティテストに余念が無い状態ですが(笑)、 予定より数日早くPixel 6も届いてしまったので、昨日は右手でiPhone 13 Pro 左手でPixel 6の設定やら操作をするような状態に。

先ずは現行のAndroid機であるXperia 5の設定の内、FeliCa系(Suica/Edy/iD)を機種変更出来るように設定解除。この時、本当はGoogle Payに登録したカードも一旦解除した方がよ語ったのかもしれませんが、後で書くようにそこはツールが自動的に移行してくれました。さらに、FeliCaを使うようなANAのアプリやスタバのアプリを削除したりして、移行準備を調えます。Pixel 6は、先にUSB Type-Cに接続して充電をしていたので、電源ボタンを押して起動します。iPhoneの場合は、旧機種から新機種へWi-Fiでほぼ自動的に移行作業が実行されるんですが、Androidはそういうわけにいかないよなぁと思いつつ電源を入れると、どうもAndroid端末もUSBケーブルで新旧モデルを接続するとデータ移行を実行してくれるらしい。

直ぐに付属のUSB Type-Cケーブルで接続すると、Pixel 6側で「他のデバイスをご確認ください」と表示され、Xperia 5では「Pixel 6へり接続完了 準備をしています」表示されます。そのまま暫く待っていたんですが、10分経ち15分経ち20分経っても何も起こらない。流石にこれは何かトラブルだろうと思いつつ、キーワード検索を入れて調べてみますが、これという回答にはたどり着けません。で、たまたま観ていたらPixel 6側に「USBで充電しています」と表示されるんですね。これでピント来ました。USBの設定が充電のみになっているからじゃないのか、と。そこでXperial 5側の設定画面を表示させて、USBの設定を「充電のみ」から「データ通信と充電に変更したところ、即座に次の画面が表示されて、無事にデータ移行が始まりました。

Android系では音楽データは入れていなくて、アプリと写真データ位。ものの10分もしないうちにデータコピーは終わり、Pixel 6のセットアップが始まりました。画面に表示される設定項目に答えていき、Windowsで言えばOOBEに当たる部分を完了すると、暫くしてスマホの初期画面というかデスクトップ画面が表示されるんですが、ここでちょっとビックリ。転送されたはずのアイコンが全然登録されていなくて、システム関係のアイコンが数個並んでいるだけのシンプルなデスクトップになっている。

iPhone 13 Proの時には、以前のiPhone 8で設定していたデスクトップ環境がそのまま再現されていて、アプリもそうですが、それらをグループ毎にフォルダーにまとめていた部分もちゃんと再現されていました。Xperia 5でも同じように機能毎にグルーピングして居たのに、それは無視されたみたいなんですよねぇ。で、これから一つ一つアプリの再登録かぁと大きなため息を付きながら画面を弄っていたら発見しました。がめんをスクロール擦ると、下の方にこれまで登録されていたアプリのアイコンがずらずらと並んでいます。また一つ一つ再登録する手間は無くなりましたが、これを移動させながらフォルダーに整理するのかぁと諦めながら少し作業しましたが大変。私はPCで育ってきた世代なので、どうも小さな画面をスクロールして移動するというのが苦手というかイライラしてくる。大きなデスクトップ上で、「右から左」とか一気に移動出来れば簡単なのにと、何時もの無い物ねだりをしてしまいます。GoogleもApple対抗でこう言うツールを提供しているんだろうけど、まだまだ作り込みの充実度ではAppleの方が数段上ですね。

以前の環境再現も必要なんですが、翌日もFeliCa系サービスは使用する予定なので、まずはその再設定を優先します。Suica/Edyはサーバーに預けたデータを新しい機種にダウンロードして完了。以前のEdyは、このデータの亜漬け入れだけで利用料金を取っていたと思いますが、流石にアコギだと言われたのか楽天会員登録しているとそれは無くなったみたい。その後iDを再設定して電子マネー系は完了。続いて、スタバのアプリとかヨドバシのアプリ等、準電子マネー系のアプリを再設定して、取りあえず日々の利用に影響無いようにします。

次に、先日もデータ移行したGoogle AuthenticatorをQRコードを表示させて移行。これは凄く簡単でGood。次にNTT DATA製のワンタイムパスワードアプリの移行をしようとしたんですが、一つの金融機関は出来たけれど、もう一つの地元の銀行は何故かワンタイムパスワードエラーで駄目。仕方が無いので、銀行のオンライサポートに電話をしたら、新しいスマホで新しいトークンを入手して再設定してくださいと言われます。いゃ、お宅の提供している移行手順で、一旦ワンタイムパスワードを削除しろと言っているからそう言う操作しているのに、それは不要と言われたら何を信じて良いやら。で、実際ワンタイムパスワード生成のトークンを新規に追加出来たんですが、うーん、それって成りすましも出来るって事じゃ無い? 

まぁ、疑問を感じながらも、昨日は出来るところまでアプリアイコンの配置や設定を進めて、取りあえず以前のXperia 5位の操作は出来るようになったんじゃ無いかと。このPixel 6は、指紋認証方式でそのセンサーが画面の下側にあるんですよね。ロック解除するときに、その部分に指紋のシンボルが表示されて、指を付けると明るく光ったりする。今の所私の薄い指紋でも70%位の割合で認識してくれるから良いかな。取りあえず移行作業の目処が付いたので、これまでのXperia 5は「おかえしプログラム」で返却することにして、早速手付きを。そうそう、Pixel 6は5G対応なので、docomoの契約も5Gギガライトに変更しないと。実はiPhone 13 Proだと、自宅に居ても時々5Gという表示がされるので、近くに基地局とかあるのかと訝っているんですが。5Gにアクセス出来ても、1GB/月がデータ利用量の目標なので、余り意味は無いかも。(続く...)

2021年12月14日

スマホ更新 (6) - iPhone 13 Pro使用雑感

それまでのiPhone 8から、新規にiPhone 13 Proに乗換え、キャリアーもMVNOのUQmobileからNTT docomoへの移行完了したこの週末。一日出かける用事があったので、日曜日にiPhone 13 Proのフィールドトライアルをしてきました。 


まずは手に持ったときの印象などのファーストインプレッション。

  1. 最初、バンパーカバー無しの本体だけ持ったときには「あれ、iPhone 8とそんなに違わないサイズ感?」と思ったんですが、バンパーカバーを早着してみると、やはり一回り大きいし横幅も広くなって、最初は操作感の違いに一寸戸惑うことも。今回購入したiPhone 13 Pro用の版バーカバーは、少し厚みがあるものなので、iPhone 8で使っていたような、全体は薄型で耐衝撃対策で四隅に少しクッションがあるようなデザインの物を後日探そうと思っています。
  2. 重さの違い(148g vs. 203g)は、余り感じませんでした。併用しているXperia 5 (164g)よりも重いのですが誤差の範囲と言うことなのだろうか。
  3. ただ、3眼カメラ部分の出っ張りが大きく、やはりここが気になります。縦置きならまだしも、机の上とかに水平におくと、どうしても傾いてしまい、新幹線の中など移動中だと振動でカタカタ言う事も。また、ジーンズの後ろポケットに入れたときに、カメラを内側(お尻側)にすればそこの出っ張りでの圧力が気になるし、外側にすればポケットが出っ張って気になるし、もう少し何とかならないかなぁという気分。手帳型のケースとかだと、上手く内部に凹みを作って収納出来るんでしょうけど、そうなると厚みが今の倍位になって可用性が減少する気がするし。
  4. サイズが一回り大きくなった(「138.4×67.3×7.3mm」→「146.7×71.5×7.65mm」)のですが、横幅の大きくなり具合を余計に感じるのは、やはりバンパーカバーの影響が大きい気がします。カバー無しで持ち比べてみると、その数値ほどの差は感じられませんから。
  5. 片手でカメラ撮影するときには、まだサイズに慣れないのかシャッターが押しづらい。やはり少し大きくなっているので、手が小さめな私だと操作しにくさをまだ感じます。どう持てば良いのか試行錯誤中だけれど、やはりもう少しバンパーカバーを薄いものにするべきかなあ。
実際に持ち出してみて、画面操作や内部のアプリ操作をそれぞれの場面でしてみましたが、特に困ることはありませんでした。強いて言えば、

  1. Face IDの認識スピードは早くて、iPhone 13 Proをポケットから出して顔に向けると、直ぐに鍵マークがロックアイコンからアンロックアイコンに変わります。ただし、そこで一度スクロールアップしてワークスペースを出さないといけないけれど、アンロックと同時にスクロールアップしてくれる設定は無いのだろうか(後で要調査)。それと、マスクでのFace ID対応している聞いた記憶があるのですが、マスクをしていると登録も出来ない(顔が覆われていると言われる)ので、結局マスクをしているとPINでの解除になるので、利便性の低下は残念です
  2. 解像度が上がったのに(「1,334×750px (326ppi)」→「2,532×1,170px (460ppi)」)、表示されるアイコンやシンボルの個数が変わらないので、凄く大きく見える。もっと小さいアイコンサイズ・シンボルサイズでの表示が出来ないのだろうか。フォントサイズも最小にして居るんですが、凄く大きく感じる。UXの統一や視認性向上の為だろうけど、折角の高解像度の良さが行かされていない感じ。これが今の所最大の不満
  3. 同じNTT docomoの回線(SIM)を使用しているのですが、表示されるアンテナは、Xperia 5の方が多く表示されて、その見た目だけではXperia 5の方が良さそうですが、iPhone 13 Proだと時々「5G」と表示されるので、それを見つけると思わず「にやっ!」としてしまう(笑)。自宅近くのバス停でバスを待っているときに、その「5G」と表示されたので、思わず「えっ、こんな田舎でも5G可されているの?!」とビックリしました。ただ、そんなに大きなデータアクセスをするわけじゃないので、4G/5Gの帯間の違いは感じられませんが
  4. メインの使用目的の一つである音楽再生も、少し音質は良くなった気がするけれど、そんなに大きな違いは無し。ワイヤレスイヤホンだと、NUARL N10Plusの出力の小ささの方が気になりますね。
  5. バッテリー持ちは、結構良くなっている印象。一日外に持ち出して、ネットワークアクセスをそこそこして、新幹線の移動中にワイヤレスイヤホンで合計3時間位音楽視聴をしたりして、満充電状態から帰宅した時には、まだ80%台の状態でしたから。iPhone 8だと60~70%台になるくらいの感じですから、体感的には倍位の持ちの良さです
  6. Touch IDが無くなったので、どうしても無意識にその操作をしてしまうので、どうしてもスワイプ系の操作にはまだ慣れません。

外観的には、やはり突出部分が大きい(厚い)3眼カメラ部分はデザインミスだと思うし、ソフト的には画面の設定が高解像度に合わせてもっと柔軟に対応してくれていないことが最大の不満ですね。率直な感想として、「iPhone 13 Proを使用している」というよりは「大きくなったiPhone 8を使っている」感の方が強いので、ちょっとガッカリしています。(続く...)

Eddie Bauer日本撤退

実は少し前から気になっていたんですが、イオンモールに入っているエディーバウアー(Eddie Bauer)が、少し前から「完全閉店セール」をしていて、最初は50%引きだったのが、60%引きになり70%引きになり、昨日はとうとう80%引きに。まぁ、既に店内の商品はガラガラで、しかも少し前に覗いたら商品展示用の什器類も販売するとか書かれていて「をぃをぃ、いったいどうした」と思っていたところでした。丁度このイオンモールでは、春からのリニューアルが完了したところで、これからクリスマス商戦と言うときに何故と疑問が。そういう時には、Google先生に聞いてみるのが一番で、直ぐに回答が。Eddie Bauerって、日本から全店舗撤退するんですね。全く知りませんでした。 

私にとっての"Eddie Bauer"は、1990年代に何度もアメリカ出張していた時に知ったアウトドアブランドの一つで、"L.L. Bean"とともにお気に入りになったブランドの一つ。大きなモールに行くと、大体両方のお店が出店しているので、週末等仕事が休みの時には梯子をしつつ目の保養をしたもの(笑)。最初の頃に行っていたところは、フロリダの暖かい地域だったので余り縁は無かったのですが、その後東海岸の開発拠点に、年に数ヶ月単位で出張する事が毎年発生するようになりました。ここは、冬は結構雪が積もったりするし、車で2時間位かな、西側に走れば、グレートスモーキーマウンテンにぶつかり、かなり気候時には寒い地域だったので、この手のアウトドア系のお店は大好物になりました。個人的な印象では、L.L.Beanが本格的なトレッキングとか登山系のヘビーデューティーな商品が多いのに対して、Eddie Bauerはそれよりもそう言う雰囲気のタウン系ウェアというか、少しライト感覚かなという感じ。アウトドアアクティビティに興味は有るけれど、そんなにのめり込んでは無いので、その当時としてはEddie Bauerの方が好みでもあったし、実用性としても当時の自分の生活感には合っていました。

その後、個人的趣味としてかなり本格的なアウトドアウェアに興味が移り、ゴアテックス使用の防水防風系のアウターは、一時期結構購入していたものです。その頃は、まだEddie Bauerもその手の商品を置いていたと記憶して居るのですが、2000年代になると段々とカジュアル化してきたので、それならもっと安くて品質的にも変わらないメーカーブランドが幾らでもあるので、正直ご無沙汰状態でした。数年前に、イオンモールにEddie Bauerが出店すると聞いて、実際に開店したときにはいの一番に観に行ったんですが、以前からのカジュアル化が進んでいて、有る程度本格的なアウター類は殆ど無くて、ガッカリして帰宅したことを記憶して居ます。まぁ、浜松という温暖な土地柄では、そう言うニーズは少ないとは思うのですが、攻めて好日山荘位の品揃えがあればなぁと思ったりもしましたね。横浜のオフィス近くにあるランドマークプラザには、L.L.BeanとEddie Bauerがワンフロアーに並んで入店しているところがあって、何度か昼休みとかに行ったことがありますが、やっぱり一寸商品構成に物足りなさを感じたように記憶しています。

今回の完全撤退は、コロナ禍というよりは其れ以前からの色々な理由かららしいけれど、やはり馴染みのブランドが国内から消えてしまうのは残念。以前のように、気楽に渡米できればまだしも、来年もどうなるかまだ分からない状態では、もう二度と購入する機会も無いかも(マテ)。海外ブランドが撤退する一方で、例えばアウターだとWORKMANとかSnow Peakとか、日本発のブランドの台頭も著しいわけで、良い品質の商品が増えているという事にもなるんでしょうね。でも、いつになるか分からないけれど、次回アメリカに行く機会があれば、先ず最初にEddie Bauerのお店を訪ねそうな気がする。

2021年12月13日

スマホ更新 (5) - Pixel 6発注

ここ最近は、iPhone13 Proの注文やら購入しての環境移行でお腹一杯状態なんですが、ふとしたことから現有のAndroid系スマホXperia 5を、今月更新しても実質的割引措置である「スマホおかえしプログラム」が適用されることを発見。となると、直ぐにでも新製品に更新したくなるのが、自分の悪い癖で、幾つか物色を始めてしまいました。

第一候補は、GoogleのPixel 6。Pixel 6とPixel 6 Proで迷う所なんですが、サイズの違い以外ではカメラ機能に望遠が入っているかどうか位で、そんなに大きな違いは無い。システムメモリーサイズも違いますが、別にスマホでゲームしようとは思わないし、殆どは電子マネー端末としての利用と、時々ネットワークや電話する位。後は、写真撮影出来れば良いかなと思う程度なので、実はそんなに仕様に対しての要求度は高くない。それなら、FeliCa対応の廉価モデルでも良いのだけれど、5G対応機種にはしたいと思うと、やはり最近の機種に選択肢は限られてしまいます。前回もちょっと書いたんですが、それならPixel 5aにすれば、Google Photoの容量をPixel 5aからアップする分は無料扱いになる。これ、一見良さそうに見えますが、多分iPhone 13 ProとPixelで写真撮影は半々くらいになるだろうし、Pixel 5aとiPhone 13 Proとでは、多分iPhone 13 Proの方がカメラ機能は優秀でとなると利用頻度もiPhone 13 Proが増えてくれば、Pixel 5aを使用する意味が薄れてきます。性格的に大雑把なので、そう言うチマチマしたことは好みでも無いので、そんないちいち気にしてスマホ撮影するくらいなら、もうGoogle Driveの容量拡張はしているので、最新のPixel 6の方が良いじゃん、と結論。

正直、これでほぼ本決まりなんですが、他社のスマホも気になります。元々は、今のXperia 5の後継モデルで最新のXperial 5 IIIが一番の候補だったんですが、2年で返却する「いつでもカエドキプログラム」を利用しても全体的に価格が高め。それと、Xperia 5を使って一番不便を感じたのが、サイドバーでの指紋スキャンで、10回やって成功するのは1回あるか無いかという状態。これは、Xperiaが悪いというよりは、私の指紋が薄いことが一番の原因だと思いますが、でも以前使っていたiPhone 8のTouchIDではほぼ100%認識してくれるわけで、そこはやはりセンサーの違いなのか何なのか分からないけれど、実質使えない指紋認証ロックはもう避けたいところ。ただ、Pixel 6の指紋認証もトラブルがあるみたいで、悩ましい所なんですよね。

まぁ、ちょっと回り道はしましたが、結局第一候補のPixel 6に今回更新することに。docomoでの取り扱いはないので、Google Storeにアクセスして、iPhone 13 Proはブルーを選択したので、こちらはブラックを選択。内部容量も、殆ど使わないだろうから128GBにして、ポチりました。配達予定日は、15~16日とちょっと空くのは何故だろうか。来週末には出かける予定があるので、それまでにFeliCa系のセットアップを完了して使えるようにしたいところですね。そうそう、Xperia 5では、機内モードにした後戻したときにNFC関係が表示では使用可能になっているのにデバイスは使用不可になるバグがあって、それは今も時々発生するんですが、そう言う事が無いことだけを祈ります。あれが在ったがために、何度電子マネーの利用時とか搭乗時に焦ったことか。あれが無ければ、多少高くてもXperiaを選択したかもしれないけれど、あの経験でかなり印象が悪くなったのは事実。ただ、FeliCa関係に関しては、FeliCaの開発元だし国内メーカーという安心感もあったことも事実。今回、Android系では初めて国外メーカー製品を使うのですが、さてどうなるか。(続く...)

酔客 in 新幹線

昨日は所用があり大阪方面に昼ま出かけていたんですが(笑)、その帰りの新幹線車内でのこと。何時もはEX予約でスマホでタッチで乗車するのですが、この日は諸般の事情から新幹線の自由席チケット(特急券・乗車券)を使う必要があり、新大阪駅から浜松までひかり号の自由席で帰ってきたときのこと。

日頃はEX予約で座席指定を取っていて、自由席を利用するなんて多分10年以上振り。ひかり号の場合は、1号車~5号車が自由席なのでその何処かに乗るわけですが、このひかり号、岡山市発の物で新大阪駅まで各駅停車で移動し、新大阪駅から先は、京都、名古屋、浜松、静岡、新横浜、品川、東京と停車します。出来るだけ混雑するのを避けるために、多分1号車か2号車あたりの外れの車両が、確か以前はより空いていたよなぁと記憶を手繰り寄せて、2号車のまん中くらいに座りました。予想は的中で、新大阪駅に入ってきたときには、2号車両には2組みくらいしか乗車しておらず、新大阪からも数名乗り込んだだけ。実際この車両の指定席を観ても、30%~40%位の乗車率で、午後の中頃という時間帯もあってか、結構空いている印象です。

やれやれと思って遅めの昼食を取っていた所、次の停車駅の京都にひかり号は止まります。ここで、何組か乗り込んできたんですが、その中に山歩きをしてきたような格好の年齢的には私よりも半回りから一回りくらい上の男性三人組がいました。既にアルコールを摂取しているようで、話方も一寸ロレメが回らない感じの人も一人いるし、それに伴って声も大きめ。3人なので、3人掛けの座席を反転させて向かい合わせにしようと、その一人が背もたれを倒して回そうとしたので「あー、めんどくせぇ、席移動しようかな」と心の中での自分の叫び声。ただ、別の一人が「今向かい合わせに出来ない」と言い出して、その回し初めて一人は渋々「そうかぁ」と言いながら、私の横の3人掛けの窓際、通路側と、通路の反対側2人掛けに残り一人が座ります。ちょっと理解出来ないのは、それなら3人が横並びになるように3人掛けの席も一つ前(そこは空席)に座ればいいのにと思うのに。まぁ、私の前に座った一人も多少面倒だったのか、3人掛け席とは反対側窓際の席に座っていました。で、3人掛けの二人組みの通路側のオヤジがちょっとどうしようも無く、「大声」とは言えないけれど気に触る程度の音量でべちゃくちゃ喋り始めます。しかも、背もたれを倒すのは良いけれど、左脚を通路にはみ出るくらいまでだらしなく伸ばしていて、思わず心の中で「車内販売のカートに挽かれれば良いのに」と思ったことは内緒です。

別に聞き耳を立てるわけでは無いけれど、その通路側の男性はどうも浜松で降りて、反対側の男性は品川、私の前の席の男性は東京まで乗車する様子。と言う事は、浜松までこの状態が続くわけで、流石にそれは精神衛生上好ましく無いので、この日初めてフィールドトライアル中のiPhone 13 Proを取りだして、イヤホンを耳にはめて移行は外部ノイズをシャットアウトして残り区画を過ごしました。一応三人ともマスクはして居たのだけれど、まぁちょっと迷惑な存在でした。絡まれたわけじゃないので強くは言えないのだけれど、もう一寸今の時代というか状況を考えて利用しろよと、心の中で小一時間。今回は男性三人組でしたけど、よく遭遇するのが「しゃべり付きなおばちゃん集団」。女性の場合、声質が少し高音の場合が多いので、結構通るんですよね。すぐ前とか後ろの席でずっと続くと、イヤホンを通り越して耳に入るから、なかなか苦行の時間にもなります。今回の場合は、そう言う場合よりはましですが、これだけ2年近く新型コロナウイルスの基本対策の話が続いていても、まだこういう人がいるんだなぁと変な感心の仕方をしてしまいました。年齢的にワクチン接種は完了して居ると思うし、山歩きをしてきたような格好から健康にも自信があるんでしょうけど。言い年齢の大人なんだから、幾ら空いている車内とはいえ、直ぐ横に座っている人もいるんですからね。もう少し分別ある行動をお願いしたいですね。そんな新幹線車内の一場面でした。 

2021年12月12日

スマホ更新 (4) - iPhone 13 Pro セットアップ

このBlogの記事は、基本朝の09:00に公開されるように設定していて、昨日の記事もですから09:00に公開されたんですが、公開されて30分もしないうちに日本郵政の配達があり、念願のiPhone 13 Proをゲット。早速午前の予定をすべてキャンセルして、新しいiPhoneのセットアップを始めたんですが、いゃいゃ、Appleのサービスは凄いなぁ。似たような業界で仕事をしている一人として、もういろんな気付きがあり感服しました。


まず段ボールの外箱を開けると、中にエアクッションに包まれたnano-SIMカードとiPhone 13 Proの本体が見えます。最初「えっ、本体向きだしで梱包している?」とビックリしたんですが、黒い箱の表面に印刷されていた本体の写真で、流石に中古品じゃ無いのだから本体向きだしは無いだろうと、焦る自分を宥めました。これまでの手順だと、まず本体を起動して、色々設定した後に、iTunesに接続して保管してあるiPhone 8の内容を転送、と言う段取り。所が時代は進んでいました。iPhone 13 Proを起動すると「クイックスタート」という項目があり、これをタップすると以前のiPhoneと接続して自動的に内容を転送してくれます。接続も、以前のiPhoneがネット接続していれば、Wi-Fiのクイックアクセス同様新しいiPhone上にモザイクパターンみたいな物が表示されて、それを以前のiPhoneで撮影認識させれば一発で接続完了。その後は順次データ転送が始まります。感心したのは、以前のiPhone 8に設定していたApple Payのカード情報も転送出来ることで、カード毎にセキュリティコードの入力は必要だけれど、いちいちカード情報を再入力すること無く転送されます。これは便利。Android系でも採用して欲しい技術ですね。その後Face IDの設定が完了すると、本体内部の設定とデータ転送が始まりました。全部で150GB位ありますから、最初「1時間」とか表示されましたが、実際はもう少し早めに完了しました。

再起動してると、iPhoneのデスクトップのアイコン配置は、フォルダー等も含めてそのままコピーされています。唯一の違いは、私は画面の下側に全部集めて並べていたのが、コピー後は画面の上詰め状態で並んでいたこと。でも、以前のようにアプリの登録や再配置をしなくて済むだけでも大きな進歩です。Apple IDやWi-Fiのセッティングも、そのまま元のiPhone 8から複写されているので、本当に何もしないで自宅のWi-Fiにちゃんとアクセスしていてビックリ。このあたりが結構面倒なんですよね、一から設定し直すとすると。流石Appleと感心しつつ、念のため主なアプリを起動してみました。そのまま問題無く立ちあがって、「Face IDを使用しますか」と確認が出るくらいで直ぐに利用できるものもあれば、再設定が必要なものもありました。ざっと確認して、何か操作が必要ものは、

  1. Outlook: 起動時エラー。会社のIDを設定しているんですが、それが上手く認証されません。アプリを入れ直してみても同様。ちょっと重要かも。Teams、OneDrive等、MS系のアプリは全て同じような状態になってしまい、使用出来ません。
  2. IHG: PWの再入力必要
  3. Hyatt: PWの再入力必要
  4. 駅ねっと: 再ログオン必要
  5. Yodobashi.com: 再ログオン必要
  6. Kindle: 再ログオン必要
  7. Amexアプリ: 再ログオン必要
MS物を除けば、再ログオンすればそのまま利用出来るので、移行作業自体はそんなに手間は掛かりませんが、Outlookが使えないのは仕事上は大きなマイナスなので、これはちょっと調べてみないと。その原因特定は後回しにすることにして、次にdocomoの回線接続作業に移ります。同梱されていたSIMをカードから切り離して、再び電源OFFにしたiPhone 13 Proに挿入。起動したところで、PCから自分のdocomoのMy Docomoのアカウントにアクセスして、開通手続きのボタンをクリックしてお終い。通じるようになったかは自分で確認しろという事なので、Xperia 5から発信してみますが、直ぐに「お掛けになった電話番号は現在使えない状態にあります」みたいなアナウンスが出てきます。何度か試してみても駄目。念のため、SIMを取りだして方向が間違っていないか確認しましたが、切り欠きがあるので入れ間違えようが無い。そんなことをしつつ、何度電話しても同じで、さてどうしようかと思い出した頃に、突然呼び出し音が鳴り出しました。丁度開通作業をしてから5分後くらいで、まぁそれ位の余裕が必要と言う事なんでしょうけど、その説明が無いから直ぐに繋がると思ったぞ > docomo

その後一通り操作してみて、以前のiPhone8から一回り大きくなった筐体ですが、そんなに違和感は感じられません。ただそれは、iPhone8はバンパーカバーを付けていて、裸のままのiPhone 13 Proとサイズ的に変わらないからで、その後近くの家電量販店でiPhone 13 Pro用バンパーカバーと液晶カバーを購入して装着したところ、やはり持ったときの印象は「一回り大きい」と感じますね。でも、重さも含めて、そんなに違和感は無い。逆に、解像度が上がったのに、表示されている内容は以前と同じなので、文字サイズやアイコンが妙に大きく感じられます。色々探してみたんですが、一番小さいサイズでの表示にそれでもなっているようで、個人的にはそれが不満かなぁ。まずは、今日一日外出するので、それで色々使ってみてベンチマークしてみたいと思います。(続く...)

戻りつつある賑わい

昨日土曜日は、12月も中旬というのに暖かく、浜松には珍しく空っ風も吹かない文字通り「小春日和」に昼間はなりました。予想に反して、ほぼ朝一にiPhon 13 Proが届いたので、午前中はデータ転送とセットアップで終わってしまい、お昼を挟んで午後も少しセットアップの続きをして居ました。元々、使うときにはこれまで同様バンパータイプのカバーを使用するつもりで、それは時間のある時に買う予定だったんですが、このiPhone 13 Pro、背面の3眼カメラ部分の出っ張りがかなり大きいんですよね。これまでのiPhone 8も、カメラ部分は少し飛び出ていたので、裸のまま机の上とかに置くと、ガタガタするんですが、ケースとかバンパーカバーをすると、何とか水平に置けるような状態。でも、このiPhone 13 Proのカメラは、それよりもかなり飛び出ている状態で、裸のまま机の上に置くと、かなりアンバランスになるしガタガタする分本体に傷も付きそう。そこで、午後になってセットアップが大体終わったところで、自宅近くの家電量販店に出かけてバンパーカバーや液晶プロテクトスクリーンを購入することにしました。

自宅最寄りのイオンモールの裏側、徒歩だと20分位掛かりますが、車なら5分位の距離。ところが土曜日の午後2時過ぎ位ということもあってか、まずモールに繋がる道路が渋滞。片側一車線の道路なので、そうで無くても混雑するんですが、これがずっと1km位渋滞しています。結局いつもなら5分位の所を20分近くかかって家電量販店に到着したんですが、いつもはガラガラな屋外駐車場がほぼ満車状態。このお店、建物の1F部分が駐車場で、建物の下部分が大体先に埋まっていき、そこが溢れると外側の地上部分の駐車スペースが埋まるんですが、どちらも結構広いのでいつ行っても閑散とした感じなんですが、この時は特売セールでもやっているのかと思うくらい空きスペースがありません。何とかスペースを見つけて2Fの売り場に上がると、やはり結構混雑しています。年末で、冬のボーナスシーズンで、後はコロナ禍での反動もあるんでしょうけど、普段は余り見ない若い家族連れみたいなグループも多いし、家電売り場に人手が集まって居るような雰囲気。

自分は購入するものは決まっているので、直ぐにスマホのアクセサリー売り場へ向かい。まずはパンパーケースを物色。以前のiPhone 8で使用していたものは、文字通り本体の回りをぐるっとラバー素材のバンドみたいなもので囲ったもので、少し背面側に厚みがてるので、それがカメラ部分の突起を保護するような感じのもの。でも、今回のiPhone 13 Proの3眼カメラは、その倍以上は背面から飛び出ているので、同じようなデザインのバンパーだと、かなり背面側にベルトが飛び出ないとカバー出来ない。そうなると、本体を持ったときにかなり違和感がありそうです。で、iPhone 13のコーナーに行き幾つか並んでいる商品を見ていたところ、やはりカメラ部分は気になるんでしょうね、しっかりとその回りを保護したデザインのものが並んでいました(笑)。その中で、一番シンプルな物を選び、あと液晶カバーを購入して帰宅しました。

この帰宅の時も渋滞で中々進まない状態。モールに入る車が多いので、それとすれ違う感じで外には出られるのですが、その外周道路が混雑しているので、出たらでたでそこで止まってしまう。進んでは止まり進んでは止まりを何度も繰り返して、やっと自宅に向かう直線道路に出たのは、家電量販店を出てから15分以上過ぎてから。距離で言えば1kmも無いくらいなのに。で、帰宅するときは反対方向になるので、渋滞で動かない反対車線の様子を見ながら、そこからはサクッと直ぐに帰宅できました。まぁ、コロナ禍も落ち着いて来たから、週末の買い物に出る人が以前くらいに戻りつつあるんでしょうけど、嬉しいやら心配やら。昨日の静岡県の陽性者数は一桁で、しかも静岡市のクラスターの関係者だけみたいなので、県全体としてはかなり沈静化してきたように感じます。この年末・年始がまだ心配だけれど、今年のお正月は去年と違って、静かにそして少し賑わいも戻った新年を迎えることが出来るんでしょうか。そう願いたいですね。

2021年12月11日

スマホ更新 (3) - iPhone13 Pro出荷

着々と進行している「スマホ更新大作戦」(笑)ですが、予想以上にスピーディーに進んでいます。NTT docomoのオンラインショップでMNP転入手続きと、iPhone13 Proの注文をしたのが、12月8日のお昼頃。この日は、NTT docomoのdアカウントに表示される注文状況の内容を午後、夜、と何度か確認して見ても「申込受付」状態で、この日の進展はありませんでした。それが翌日9日になると「注文処理中」となり、その日は何度も確認しに行くけれど夜になって「出荷準備中」に変わります。 そして、翌日10日のお昼過ぎになると、NTT docomoからメールが届き「発送準備が整いました」とのメッセージが。そこで、dアカウントで状況を調べると「出荷済み」とステータスが変わっています。

この時点では、配送担当の日本郵政のトラッキング情報には反映されず「番号が見つかりません」と蹴られてしまいますが、その後夜になって確認すると、無事出荷されたことに。NTT docomo側で、今回の発注受付日時は「2021年12月9日14時」となっているので、申込から受付まで丸一日掛かってはいるのですが、そこからMNP転入処理をして、今回はnano-SIMも本体と一緒に発送されてくるはずなので、そのSIMの準備。そして、一番肝心なiPhone13 Proの発送準備が、受付から24時間ほどで完了しているのは、中々のものじゃ無いかと高感度が高くなります。ちょっと不思議だったのは、宅配業者(日本郵政)の受入先が「新大阪郵便局」だったこと。てっきり都内の何処かかと想像していたんですが、私の地域は「NTT西日本」管轄なので、そうなるとNTT docomoでも西日本担当になるんだろうか。いずれにしても、新大阪の局で受け入れて、10日夜には新大阪郵便局から出庫されていて、深夜便で浜松の東郵便局に早朝4:00頃に到着。この時点では11日の午前中に配達予定になっていました。予定通り今日配達されれば、昼食後の午後は「セットアップ大会」に突入ですね(笑)。

まぁ、「セットアップ大会」と言っても、iOSの場合はiTunesでローカルにバックアップを取ってあるので、基本それを戻せばOK。アイコンの配置などの調整は必要ですが、一応今のiPhone8の設定内容は画面キャプチャーを撮影して保存してあるので、問題は無い。面倒なのは、自宅のWi-Fi設定、Bluetoothのデバイス設定、後は会社のメール確認用に入れてあるOutlookとTeamsの設定くらいでしょうか。個人的に気になるのは、認証I/Fがこれまでの指紋(TouchID)から顔認証になる事。初期の頃と異なり、最近の顔認証機能では、マスク姿でも問題無いはずですが、使用するのは今回が初めてなので、使い方も含めてこれが一番ハードルが高そう。いずれにしても、明日は朝一から出かける予定で、それには何とか間に合いそうで嬉しい限り。少なくとも、音楽再生が出来て、通信機能がちゃんと動けば最低限OKですからね。後は、自家用車のオーディオはiPhoneとBluetooth接続しているので、これは再設定しないといけないなぁ。それ以外にも、Bluttoothスピーカーとかもあるけれど、それらは今後使う時に再設定すれば良いか。

ところで、スマホ更新大作戦Phase-2の対象であるAndroid端末(Xperia 5)何ですが、別に利用期間が24ヶ月目以前でも、24ヶ月分までスマホの分割代金を払えば、それよりも前に返却しても構わないというルールみたい。ちょっと誤解していたのは、返却したときにdocomoで次のスマホを購入しないといけないと思っていたのですが、それは無くて指定期間までに返却すれば良いという設定。それならば、SIMはそのまま継続するとして、スマホ本体はGoogle StoreでPixel 6を購入すれば、一番ハッピーじゃん、と思いついたんですが正しい? Google Storeを見てみると、Pixel 6を今注文すると、来週の前半には届きそう。こちらは、FeliCaの移行があって面倒なんですが、月末までに今のXperia 5を返却するには十分な余裕もあるし。実は、Pixel 6ではなく、Pixel 5aを購入すれば、Google Photoの利用が無料無制限になるなぁと一瞬スケベ心が浮かんだんですが、写真撮影は多分iPhone13 Proでもそれなりにするだろうし、既にGoogle Photoも含めたGoogle Driveの拡張契約済みなので、余りメリットは無さそう。それなら、価格的にもそんなに違わない最新モデルであるPixel 6の方が満足感は高いだろうし。ということで、Android系に関しても、心は決まってしまいました(笑)。(続く...)

マナーと思いやり

ネットでちょっと話題になっていた、マナーの話。私も心当たりがあるので、ちょっと一言。 

カウンターで腕時計を外す話なんですが、私も実は「外す派」です。理由は漫画にも書かれているように、腕時計の本体部分やバックル部分、さらには金属バンドを使用して入れば(私は革ベルト派)、手を動かしたときにカウンターに傷を付けたり、あとはグラスとかお皿と当たって傷を付けたり壊したりしないまでも、やはり音が発生して回りに迷惑を掛けるだろうという可能性もあるから。只、私は別にお寿司屋さんのマナーというだけでなく、居酒屋さんだろうがフレンチだろうが、基本お店に入ると腕時計をして居れば外してポケットに入れるようにしています。ただ、別にマナー講師に言われた訳じゃ無くて、それまでも腕時計をして居ると、よく机とかにぶつけていたりしていたので、それが自分の物でも困るし、時計だって傷つくし、それなら空港の保安検査場に入る時同様に外しておきましょうと自分で判断しての行動。私は興味が無いので一切持ち合わせていないけれど、時計で無くても、ブレスレットとか仮にして居れば、同じように外して食事すると思います。ただし、これは腕時計がむき出しになる季節に半袖のポロシャツとか着用して居る時にはやりますが、長袖のシャツとかジャケットを着用していて、腕時計が隠れるような場合にはそのまま着用して食事をしたりします。

もう一つの山葵を醤油に溶かすかどうか何ですが、私は「溶かさない派」です。理由は山葵の風味とかもあるけれど、お刺身を食べるときに山葵を溶いてしまうと、後から青魚とかを生姜とかニンニクで食べるときに困ってしまうから。お店によっては、山葵用の醤油皿と生姜やニンニク用の醤油皿別々に出してくれる場合もありますが、これはこれで何か醤油が勿体ない気もするし。さらに言えば、山葵がチューブわさびとか練りわさびの場合には、味に期待出来ないし、そのまま山葵を口に入れるとホースラディッシュ(山山葵)の味が強かったり、変な味を感じることもあるので、誤魔化すために醤油に溶く場合が殆どだなぁ。本当にその場で擂り下ろしてくれた本山葵ならば、山葵だけ舐めて日本酒のアテにする事もあるので、勿体なくて醤油に溶けないと言う理由もありますし(笑)。だから、ちゃんと本山葵をすって出してくれているのに、それを大量に醤油に溶くのを見るのは一寸やるせない。私が個人的に一番通っているお寿司屋さんは、以前は醤油皿を別々に出してくれたりして居ましたが、今は大将が手元で醤油を刷毛で一筆塗ったり塩とスダチで食べるスタイルで、お刺身にしても握りにしても出すようにしているので、「ワサビを醤油に溶くか溶かないか問題」は発生しないので平和に頂くことが出来ます(笑)。

腕時計の話に繋がるんですが、私の行きつけのお寿司屋さんで、とあるお客さんが何かの理由でカウンターで青色ボールペンで何かメモかなんかを書いていて、何か手が滑って白木のカウンターにボールペンの後が付いてしまったことがあったそうです。このカウンター、白木の一枚板の立派な物で、独立して自分のお店を持った大将自慢の物だったので、日頃は温厚な大将がかなり怒り、その場でそのお客さんを出禁にした、と言う話も。お店をどの様に利用するかは、その人の自由だと思うけれど、本来食事をしてその付帯措置として会話をするくらいならまだしも、それ以外の余計なこと、SNS用に写真撮影重視になる事も含めて、やはりそういう部分を考慮して利用することが、先ずは「マナーの一歩」じゃ無いだろうか。一方で、自分が食事機会を楽しむ事は第一目標ではあるけれど、それがお店で一人だけならまだしも、他にお客さんもいるならば、やはり独りよがりな行動をするべきでは無いし、そこは自分だけで無く回りへの思いやりこそが最大のマナーじゃ無いかと。私は納豆は絶対口にしないし見るのも嫌ですが、食事処とかで納豆が並んでいても文句は言わない。ドリアンとかくさやの乾物とかが名物のお店なら、最初からそういう所は避けるようにします。逆に、食事の時に香水とかコロンぷんぷんで来る人には出て行って貰いたいし、向こうが動かないならこちらが出ていきたいくらい。結局は、マナーというのはその時々の思いやりだし、思いやりが自然とマナーを形作る物だと思う。あと、時代によってもその内容は変わっていくものだから、10年、20年単位でも変わるものだと思う。そう言う事を理解した上で、一番重要なのは食べる側は勿論、回りや作る側の人も含めて、気持ち良くその時間を共有出来る可動が最善のマナーなんだと思う。時計を外すにしても、山葵を溶くにしても、自分で納得してやっているならそれで十分なはずで、それを理由を付けて他人に強要することが一番の問題だと思う。

Premium Outlets Satellite@静岡空港

たまたま見つけてビックリしたんですが、地元の富士山静岡空港で「PREMIUM OUTLETS SATELLITE」なんていうのを、昨日から来年2月23日まで開催するらしい。


商品は、フクスケとSealy Bedのディズニーコラボ物が中心みたいで、さらに別に現地に行かなくてもオンラインでも購入出来るみたい。肝心の国際線が事実上ストップしていて、国内線もFDAが何とか路線を維持しているけれど、特に飛行機で無ければ移動出来ない土地柄でもないので、コロナ禍での苦肉の策なんでしょうね。

ただ、空港の周りには今でも多くの空き地が残っているわけで、こう言う暫定的な設備ではなく、もっと恒久的にアクセスして人が集まるような施設が出来れば、決して悪くない場所だと思います。難点は、東名高速・新東名の中間地点にあるので、どちらからでもアクセス出来るけれど、一般道路がそんなに整備されていない(殆ど一車線で、山間のカーブの多い道)ので、車でのアクセスが必ずしも便利では無い事かなぁ。私も、以前はよく飛行機を見たさにドライブがてら自宅から静岡空港まで走っていましたが、正直高速道路を走っている時間と、その後一般道を走る時間がほぼ同じ位で、もう少しアクセス道路の整備が出来ないものかと思うんですよね。大地の上に空港があるので、真っ直ぐ登るわけには行かずに回り込んで上がらないといけないという、地理上の制限は理解するのですが...

結構長い期間開催されているし、一月位で出店ブランドも変わるのかな。もし自分が興味の有りそうなブランドが登場したら、一度行ってみようかとは思っていますが。それなら、御殿場の本家まで走った方が速いか(苦笑)。

カレッジボウルゲーム

アメリカンフットボール好きにとって、大きなお年玉が日本テレビから貰えそう。何かと言えば、毎年お正月にアメリカで開催される、カレッジフットボールのメジャーボウルゲームが、CSのG+で生中継されるという話。これがどれだけビッグニュースかと言えば、アメリカの野球好きが、日本の六大学野球の優勝がかかる最終節の試合を、アメリカのケープルTV局が生中継する、と言えばその凄さが分かるだろうか(マテ)。

アメリカの多くの学校は「カンファレンス(Confernece)」と呼ばれる学校群に所属していて、基本大学の全てのスポーツチームが、そのカンファレンスの中の大学と対抗戦を行い、さらに他のカンファレンスとも試合を持ち(Inter-Conference)、それで年間の優勝チームや順位が決まると、他のカンファレンスの優勝チーム同士とか、2位、3位とか同士で年末から年始に掛けて対戦するアメリカンフットボールの試合が「ボウルゲーム(Bowl Game)」と呼ばれる物。今回放送される、 コットンボウル(Cotton Bowl)、オレンジボウル(Orange Bowl)、ローズボウル(Rose Bowl)、シュガーボウル(Sugar Bowl)、以前は「四大ボウルゲーム」と呼ばれていて、カレッジフットボールの中でも最高峰の試合と認識されていました。それは、それぞれのボウルゲームの主催者側のカンファレンスが米国のメジャーカンファレンスで、当然強豪チームが出場し、対戦相手もそれに見合った強豪チームが招聘されるので、見応えのあるドリームマッチが実現したから。日本でも、昔は深夜放送で地上はでも放送していたけれど、それがCS(ケーブルTV)になり、日本でも有名なローズボウルは最後まで残ったと記憶して居るけれど、2010年代になるとボウルゲームもカレッジフットボール中継もいつの間にか消えてしまい、非常に残念でした。それが今回生中継されるだけでなく、その四大ボウルが放送されるのは、これは凄いこと。

日本でも放送されていた当時は、カレッジフットボールのランキングはスポーツ記者などの投票による順位付けしか無く、それもAP RankingとCoaches Rankingの二種類有って、それぞれ違っていたりとか。そんなこともあって、全米No.1をちゃんと決めようという声が大きくなり、そこからBCS(Bowl Championship Series)という全米No.1チームを決める対戦が始まり、それがさらに拡張されてリーグ戦の上位チームをカンファレンス関係無くボウルゲームに招いて、それを準決勝にして優勝チームを決めるCFP (College Football Playoff)というトーナメントが始まり今至ります。その準決勝戦に今年当たるのが、コットンボウル(全米1位vs4位)とオレンジボウル(全米2位vs3位)で、それぞれの勝利チームが対戦する決勝戦(全米大学王座決定戦)も、今回生中継されるわけで、ここまで充実した放送しかも生中継でというのは、本当に画期的。今シーズンは、NHKがNFL中継を止めてしまったので、シーズン開幕時には非常に残念でしたが、最後になって日テレG+さんが頑張ってくれて、これは放送局で唯一定期的なNFL情報番組「オードリーのNFL倶楽部」を放送している放送局だけ有ります。これだけでも、日本テレビを許せる(笑)。

何度か書いていますが、フットボールの最高峰はNFLで、その選手も技術もカレッジフットボールとは桁違いなのだけれど、カレッジフットボールには独特の雰囲気という魅力があり、これはこれでアメリカでもNFLよりも人気が有る場合も。日本で言えば、プロ野球と同等以上に人気のある高校野球と言えば、正しいかもしれない。大学によっては10万人規模の専用スタジアムを持ち、そのスタジアムが満員になるくらいの「イベント」ですからね。いずれにしても、うちではケーブルTVで視聴することになるので、ケーブルTVのSTBで予約を忘れないようにしないと。一週間前にならないと予約可能にならないので、Googleカレンダーにリマインダー入れときました。特に、1日、2日の四大ボウルは録画しても、11日のチャンピオンシップは忘れそうだからなぁ。今年は、良いお正月を迎えられそうです(笑)。

2021年12月10日

オンライン安全講習

来年2月から、北海道、千葉、京都、山口の4道府県で、優良運転者の免許更新時の講習を、オンラインで行う「オンライン更新時講習」のモデル事業を実施するというニュース。所謂「ゴールド免許」保有者は、通常の免許更新では、運転免許センターや警察署に行って、視力検査などの後安全講習のビデオを見て免許更新が完了しますが、その安全講習のビデオをオンラインで出来るようにすると言うもの。途中成りすまし等を防止するために、3回自分の写真を撮影して送信する必要が有るらしい。

自分はまだ対象では無いけれど、最初は便利そう、と思ったんですよね。でも、講習はオンラインでも、当然ながら免許証の申請と受取は最寄りの運転免許センター等でこれまでのように手続きしないといけないわけで、それを考えると「便利」と言えるかどうか。実は、あの安全講習の間(20分だっけ? 30分だっけ?) に、撮影した写真から免許証が印刷されて準備されるので、あの部分がオンライン化されたと言っても、写真撮影から免許証交付までの時間がそんなに変わるとは思えない。仮に、写真撮影して数分で交付されるならメリットを感じるけれど、多分10分とか15分とか、それなりの時間は掛かりそうな気がするんですよね。となると、自宅で30分ビデオで消費して、受取に行ったときにも、これまでよりは短いだろうけど、何十分とかかるのであればこれまで通り安全講習のビデオを見てもそんなに変わらないかも。

浜松市の場合、そんなに混雑しないからそんなことも思うんですしょうね。大都市圏とかで、ビデオ講習にしても直ぐには入れずに順番待ちとか発生するような場所だと、事前に講習完了をして、当日は20分位で受け取りだけという方が利便性は高く感じるんでしょう。今のように印刷物の運転免許証だから写真撮影や印刷の時間がかかるけれど、将来的にスマホに入れることが出来るようになれば、写真撮影もスマホで出来るし、更新データもオンライン講習会受講後に更新用のトークンを登録されているスマホに送信して、それを取り込めばスマホ免許証も更新されるような仕組みになると便利そう。ただ、そうなると多くの人が運転免許センターや警察署に来なくなるから、あそこで勧誘されるあんなことやこんなことが出来なくなるから、多分免許証発行部分の利権は話さないだろうなあ。

考えてみたら、コロナ禍の現在ではさまざまな物がオンライン化、リモート化されてきたわけで、その中で不特定多数の人が一定時間密室に近い場所に集まるというのも考えてみたら問題だったわけです。それが、100%満足出来る形では無いけれど一歩進むことは良いことかも。まぁ、それよりも運転する側の気持ちというか心構えの方が重要ではありますけれどね。ここ数日も、児童の集団に車が衝突したりとか、高齢者の踏み間違いみたいな事故の報道が続くけれど、自分もどんどんそう言う事に関係するような年齢に成りつつありますから。そう言う意味では、2年前に新車購入したんですが、新車である事や、その車種が世間的には「高級車」と呼ばれる部類のものだったりするので、それまでよりも運転が慎重になりました。スピードも以前よりは控えめになってきたし、交差点などもそれなりに手前で歩行者用の信号が点滅とか赤になったら、早めにブレーキを踏んで黄色信号になっても無理に通過しないようになったし。あと、合流時なんかも余りあくせくせずに、気持ち良く入れて上げるようになったりして、それが運転するときの「余裕」なのかなぁと思っています。人によっては、その車のパフォーマンスを出し切るみたいな運転をする人も多いのだろうけど、場合によってはその車に乗るのに相応しい運転を心がけるように、ちょっと人間的にも成長するのかも。それもまた、安全運転の一つの秘訣なのかも。

ANA B787新シート

ANAの国内線向けに導入した、B787-9のGEエンジンの機体は、シートも新シートが導入されている機材。 「ボーイング787-9 (78G)」として、ANAのサイトにも掲載済み。どうせなら、中央部ドアの手前までPremium Classにして、座席数を現行の28席から38席位にしてくれたら嬉しいのに(笑)。


シート配列は、2-2-2の6アブレストで、現在機材繰りのために国内線で運航されている国際線仕様のB787-8(788)に似ていますが、シートは78Gの方が良さそうですね。流石にフルフラットにはならないけれど、これまでのシートよりは個室間は高くなっていて、没入感は高そう。それと、これまでの国内線Premium Classのシートは、リクライニングなどが手動操作で凄く使いづらくて、たまに利用出来た国際線機材の電動シートが凄く便利に感じるんですが、今回の新シートもその点はメリットが高そう。B777とかA321に導入済みのシートと同じだと思うんですが、確かにあのシートを経験してしまうと、これまでのシートは敬遠したくなるほどの違いはありますねぇ。

初フライトは、HND-OKA線のようですが、HND-OKAとそこからHND-CTS位が一日のフライトとしては限界だろうか。まぁ、機材としては有る程度距離のある区画中心だろうから、沖縄、福岡、新千歳が中心になるんでしょうね。年内に飛ぶ予定は今の所無いけれど、来年は何処かでこの機材に登場できる機会はあるだろうか。ちょっと楽しみ。