2022年8月31日

ANAサイトトラブル

ANAのサイトが、今日からリニューアルされるという記事を朝一で見つけたので、試しにアクセスしてみました。 今風の、タブとタグを並べたデザインに違和感を感じつつも、この時には以前のサイトのアクセス履歴を引き継いで居るのか、自分のアカウントにアクセスしていた状態。で、ニュースのページにアクセスしてまたトップページに戻ってきたら、ログアウトした状態に。サイトリニューアルしたから、一度強制ログアウトさせてもう一度ログインさせることは間々あるので、「ログイン」から自分のアカウントにアクセスしようとしたら... 「ただいま回線が混み合っているか、システムの不具合が発生しております」のメッセージ。

スマホのアプリからは、これまで通りアクセス出来ているので、万一今日フライトの予定があったとしても何とかなったダウ路けど、リニューアル直後にこのエラーは頂けないなぁ。でも、ふと思いついて、デフォルトのChromeからMicrosoftのEdgeに変えてアクセスしてみたら、ちゃんとアカウントに入る事が出来ました。新サイトのブラウザー依存かなぁ。因みに、IE11でアクセスすると、新デザインのタグやタブが表示されないので、結構癖のあるソースな気がする。

で、この手のリニューアルあるあるなんですが、トップページは新しいデザインに変わっても、その中のページは以前のままで、正直何か膝かっくんされた気分。しかも、何故か今の所自分のメインブラウザーであるChromeでは何故かアクセス出来ない状態ですからね。折角国際線の予約をしようと思って意気込んでアクセス下のに、腰を折られた気分(マテ)。

プラウザーで新サイトにアクセスしてみると、ページトップに「お知らせ」がライン上に表示されるんですが、それが日付けとか関係無く羅列された状態で掲載されています。これ何とかならないのだろうか。重要なお知らせを優先的に表示すると言うのは分かります。でも、そんな風には見えなくて、何かソーティングにバグっている感じで古い物は1月11日のものから、最新で8月30日のお知らせまでランダムに表示されている。ブラウザーのキャッシュの関係かとも思ったんですが、リロードしても変わらないし、新規にインストールしてアクセスしたEdgeでも同じ。何だろ、移行作業途中でまだドタバタしているんだろうか。少なくとも、早急にChromeで問題無くアクセス出来るようにして欲しい。

[2022年8月31日 14:00更新] ANAさんも、サイト更新に伴うブラウザーの不具合を認識したみたいですね。キャッシュクリアーをするようにガイドしているので、「Google Chrome」の手順に従ってキャッシュクリアーをしましたが、唯一変えたのは他のサイトの履歴削除など影響が大きくなるので、削除期間を「全期間」ではなく「過去24時間」に設定して実行しましたが、ブラウザー再起動の後にANAのサイトにアクセスすると、今度はちゃんとアカウントにアクセスする事が出来ました。取りあえず一安心...

インスタントなインスタントメッセージ

ネットで見つけた、中村祥太氏のnoteから「若者とのコミュニケーションで感じた違和感の正体」 。「若者」と書かれているけれど、すっかり社内の年代層でも最上位のクラスターに入っている自分は、周りは全て「若者」(笑)。まぁ、仕事に限定しても、所謂Outlookを使用したメール以外のコミュニケーションツールとして、やはりMicrosoftのTeamsも仕事で使用しているので、これで連絡を取ってくる人も多くいます。

なんせ腐っても「国際企業」なので、世界中に仕事のパートナーだったりカウンターパートがいるわけですが、やはり多いのは時差が結構被っているアジア圏からの問合せだったりします。で、そう言う人達の社会の方が日本以上にチャットとかインスタントメッセージ(IM)ツールを普通の生活でも使っているからでしょうけど、初対面でもぶっきらぼうに「これ何?」的な質問を投げてきます。勿論、社内共通語である英語で。困るのは、相手も第二第三外国語だったりするから、言い回しが分からない場合も有るし、最近一寸増えているのが、ネイティブの影響なのか"A u ..."みたいな短縮語とかスラングっぽい言い方をしてくる相手が増えていることも。一寸イラッとします(笑)。

こう言う人達に対して、最初の頃は「何?」と相手をしていたのだけれど、もうね、質問の背景から詳細さらには相手の求めている回答に辿り着くまで、何時間もかかる時も。なんせ活動拠点が違うと、例えば同じ事象の事を説明するにしても言い回しが違ってきたりしますし、相手の前提とか既知の情報はこちらは分からないから、先ずはそれを確認しないと話がいつまでも噛み合わないことも。結果、延々と無駄なやり取りをした後に「それは自分の担当じゃない」と言うと、「じゃぁ担当者を教えろ」と言ってくる。いゃ、知っていたら「それは〇〇に聞いてくれ」と言うし、知らないから「担当者じゃない」と言っているわけで、もう脱力感しかない。最近では、この手の問合せに対してはもう無視するか、それでも日を置いてもコンタクトしてくる場合は、どう言う問合せか詳細な説明と情報資料をまとめてメールでよこせ、といって終わるようにしています。で無いと、こちらの仕事にも影響しますし。

想像するに、多分問合せしてくる側は、日頃はこの手のIMで会話している人達とは、共通の情報基盤というか共通認識をもつたもの同士でのコミュティが存在しているんでしょうね。だから、余計なことを言わなくても、自分の単純な質問でも、そこから類推して欲している回答を投げてくれる環境が成立しているのでしょう。それは自分の周りも、同じ開発の仕事をしているもの同士なら成り立つ話。「あれ、どうなっている?」「次のリリースの事ですよね? 来週中にテストが終わって、今の所重要な問題は出ていないので大丈夫だと思いますよ」みたいな会話が、IMの世界でも求められているのかな、と。ふと思ったんですが、昔の日本の会社は「あ、うんの呼吸」みたいな情報意識共有の世界が、今はIMという情報ツールを介して存在しているのかなという認識。これも年寄り世代だから感じる事なのかもしれないし、情報関係が密になればなるほど、短く簡単なタグで必要な情報を引き出せるようになるのかもしれないけれど、その分実は無駄な情報のやり取りみたいなものも増えているんじゃないだろうか。あるいは部分情報が欠落して、情報の内容が変異して伝搬していくとか。回りくどい言い方は嫌われる世の中何だろうけど、それって情報を送るときのチェックサムだったりエラー焼成情報だったりするわけで、生のデータだけのやり取りにはリスクがあることは認識して欲しい。

戻りつつある国際線

10月からの冬ダイヤで、ANAの国際線(北米線)で運休から通常運航に戻る路線の話。路線もそうですが、羽田線が戻ってくるのが大きい気がする。羽田-シカゴ、ワシントン、ヒューストンとデイリーで運行が始まり、さに現在運行している羽田-ロサンゼルス、サンフランシスコもダブルデイリーになるし。新型コロナウイルス前の状態の約9割まで戻すという事なので、かなり大きく変わりそう。

また、シカゴ線には新シートを搭載したB777-300ERを投入すると言うことですが、確かニューヨーク行きには既に投入されているので、アップグレードで新シートを利用出来るチャンスは広がりそう。 

油断しちゃいけないのだけれど、新規陽性者数も高止まりから結構大きく減少しだしていて、このまま第七波は落ち着いていくんじゃ無いかと期待しているところ。今の所、クリスマス前にアメリカ本土も含めた往復を考えていて(渡航先は未定)、その前に週末を利用して、グアム往復をしておいてUA MPの4区画利用の規定も半分進めておこうかと思っているところ。仮に、北米へのフライトが出来なかった場合には、もう一度最後にグアム往復をして、何とか規定達成をして、来年度のUA MP 1K到達を満たしたいところですね。実は、UAのPlusPointsもかなり余っているので、UAでANA便を予約して、PlusPointsでANAのアップグレードが出来たらベストなんですが... このまま明るいニュースが続いて欲しい。

2022年8月30日

無印良品のパスポートケース

半ば発作的に購入した、大容量モバイルバッテリー。その重さもそうなんですが、バッテリー本体だけでなく充電用のACコネクターや、それとバッテリー本体を接続するUSB Type-Cケーブル。さらにはバッテリーとデバイスを接続するUSB Type-C-to-CやType-A-to-Cのケーブル類等まとめて持ち歩きたい。何か都合の良いケースが欲しいなぁと前日ぼやいたのですが、その声が天に届いたのか早速見つけてしまいました。

月曜日の午前中に、コーヒーを買いに自宅近くのモールに入っているスタバへいつもの様に出かけてコーヒーを購入したところで、何となく「無印良品には旅行用品があるから、ミニポーチみたいなものが有るんじゃないかと」と閃いて、そのままモール内を移動して無印良品の店舗へ行ってみました。トラベル関係の一角にいき、ポーチ類を並べている棚を見つけて探したところ、丁度横幅が20cm少し位のケースを発見。「ポリエステルパスポートケース」なるもので、中には使用するUSBケーブルを入れるのに丁度良いサイズのポケットもあり良さげです。少し不安だったのは、多分モバイルバッテリー本体は問題なく入ると思うのですが、一緒に持ち歩く予定の充電用のACアダプターが厚みがあるので、それが収まるのかなと言うところ。まぁ、駄目なら駄目でまた何か考えましょうと言う事で、早速購入して帰宅しました。

帰宅して早速ブツを中に入れてみると、これが「シンデレラフィット」(笑)。横幅一杯のメッシュポケットにバッテリーを入れて、そこに充電器も並んで入れば「パーフェクトフィット」だったんですが、一寸サイズが足らない。もう5mm位広ければなぁという感じ。メッシュポケットのサイズが少し小さい感じなので、充電器は外に出せばきっちりと横幅に収まります。その充電器、バッテリーと比べて厚みがあるんですが、その厚み分のところには、接続用のUSB Type-C-to-Cのケーブル(1.8m)を丸めて収めると、丁度空間が埋まる感じになり、しかもふたを閉じるとバッテリー本体を押さえるようになり安定します。反対側の小さめのメッシュポケットには、これまで使用していたType-A-to-C、Type-A-to-Lightningのケーブルを収めるのに丁度良い。その横のポケットには、バッテリーに同梱されていた、Type-A-to-Cのケーブルを取りあえず入れて置きます。同じく同梱されていた、Type-C-to-Cのケーブルは、多分使用頻度が多いと思うので、丸めた1.8mのケーブルのまん中に入れれば、スペースセーバーにもなるし収まりも良い。これら以外にも、例えばUSB Memory Keyとか小物パーツを持ち歩くときがありますが、それらを入れる余白もありそう。さらに、充電器とUSBケーブル(1.8m)は、ノートブックパソコンを外部電源で使用する時にも使用するので、その二つはこの中に入れずに外に出しておくことも多そう。そうなると、このサイズのケースの方がピッタリとフィットしてくれそうです。

今の所、このケースに入っているもの全部はこんな感じですが、ここから充電器(中下)とUSBケーブル(右上)を取り出せば、先に書いたUSB memory keyだけで無く、有線タイプのイヤホンとかSD Memory Card何かも内部に入れて持ち運べそう。そうそう、このパスポートケース、長辺の一方(ジッパーが無い側)にベルトが付いているので、結構重たい(多分全部で700g以上はあると思う)このケースを持ち運ぶときには便利そう。なかなかやるじゃ無いか、無印良品(笑)。 

セルフレジの落とし穴

本来省力化のための「セルフレジ」のはずなのに、人員が足りなくなってそのセルフレジが「停止」するという状態に。実は、昨日私もそんな状態に自ら遭遇してしまいました。

昨日自宅近くのモールに入っている文具・書籍店に買い物に行ったときのこと。ここは、多分近郊では最大、市内でも最大規模の大きな書店があって、さらにその書店面積の半分くらいはある文房具コーナーも併設されていて、書籍・文房具過疎地域に住んでいる者としてはありがたい限り。その書店でちょっと驚いたのは、書籍や文房具の精算レジで、セルフレジが大々的に導入されているところ。有人カウンターは3箇所位で、実際には一つか二つ位しか開いていないけれど、その隣に並ぶセルフレジは7~8台位導入されています。実は、昨日私が買い物に行ったときには、朝一という事もあったからか有人レジは閉まっていて、セルフレジだけが使える状態でした。

そのセルフレジの列の前には、案内係の女性スタッフ方が一人立っていました。買い物カゴに購入した物を入れていた私は、その女性スタッフの前を通ってセルフレジの1台の前に立ち、購入した物を店内用カゴから取りだして、バーコードをスキャンします。でも、画面には「エラー」の表示が。「あれ? 」と思いつつ、もう一度最初からやっても同じ。バーコード部分の皺を伸ばしたりしても同じ。4~5回やって駄目なので、その女性スタッフの方に「あのー」とヘルプを頼みつつ、もう一度エラー画面を再現すると、その女性スタッフさん、最初の画面に戻してから一言。「こちらの『スタートする』ボタンを押してから商品のスキャンをお願いします。」 orz  確かに、初期状態(待ち受け状態)の画面には、画面の上半分に横幅一杯位の大きなボタン上の画像に「スタートする」と表示されています。そのボタンをタップすると、「〇〇カードをお持ちですか?」とメンバーカードの有無を確認する画面に遷移。私は持っていないから「無し」を選択すると、スキャンした商品がリストアップされるような画面に変わり、ここでもう一度商品のバーコードをスキャンすると、正しく登録されました。

私は、勿論セルフレジに慣れていないわけではなく、近所のスーパーやコンビニ等を利用するときには、殆どの場合セルフレジを利用しているくらい。で、少なくともその中で「スタートボタンをタップ(押して)から始めるセルフレジ」の記憶はないんですよねえ。殆どが、初期画面の状態で商品のバーコードをスキャンすると、精算処理が始まり、最後に「支払に移る」みたいなボタンをタップすると、電子マネーとかクレジットカード等での精算処理画面に移ります。その店舗のメンバーカードとか提携カードが有る場合は、私が記憶している限りではその精算画面に遷移したときに「〇〇カードはお持ちですか」とか聞いてくる流れが殆どだったように思います。大体はポイント付加とか割引サービスをするわけだから、精算するときにその有無を判定すればいいわけですからね。最初からメンバーシップの確認をしても、例えば途中でキャンセルスルかもしれないし。まぁ、画面の指示をよく確認しなかった自分も悪いんですが、でもセルフレジの操作手順として、商品スキャンをしたら開始という前提は間違っていないと思うけどなぁ。わざわざスタートボタンを押させるのは、ユーザーフレンドリーではない気がする。中には人感センサーかカメラ認識で、レジの前に人が立つと自動的にスキャン画面になるモデルだってあるわけですから。人の思い込みがセルフレジ一番の課題だと思うけれど、それを最少化するためにも、要求手順は極力減らして、操作手順利用手順を極力単純化させることが一番重要だと思う。自らの経験から切に感じましたね。

機密テレワーク

少し前に行われた、「アナログなリモート会見」の内幕を取り上げている、日テレNEWSの記事。 私も、その一寸異様な光景に疑問しか沸かなかったのだけれど、セキュリティの都合もあり、ビデオ回線が首相公邸と官邸の間のP2P回線しか無いので、メディアは首相官邸に集まって画面越しに岸田総理の話を聞くしか無かったらしい。

「機密保持」のため、P2Pの回線で接続して、一端をメディアに解放するしか無い状況らしいけれど、日テレの記事にも書かれているように、別に極秘事項を扱い会議をするわけでは無く、そこで話された情報はメディアを通じて一般国民に報道されるわけだから、少なくともこの手の会見はそんな専用回線を使用しなくてもいいはず。「いゃ、首相公邸側で外部ネットワークに接続する事が問題」と言うのであれば、それこそその時用にスマホを一つ準備して、専用の部屋からZoomなりTeamsなりでアクセスすれば良いだけの話し。と言うか、国家機密ほどでは無いにしても、企業においても様々な機密事項はあるわけで、そんな情報のやり取りにしても、一般企業はインターネット回線を使用しているわけで、何処までセキュリティにシビアになれば良いのだろうか、と。

例えば、閣僚が海外に出かけたときには、国内の関係者と電話会議・テレビ会議をこれまでやっていたと思うのだけれど、そう言う場合はどう言うシステムを使用していたんだろうか。よく映画とかドラマに登場するような、暗号化装置を持参して、それを電話機に接続して会話する? ネットワーク回線に、やはり暗号化装置を途中に入れて、ソフトウェアではなくハードウェアでVPNみたいな環境を作っていたのだろうか。想像では幾らでも出てくるけれど、当然これまでだって何からのセキュリティ対策をして遠隔地同士で話をしてきたと思うので、それ位のシステムを準備出来ないというのも不思議な話。もしかしてだけれど、実はそんなものはこれまで無かったとか(笑)。

今回は、急に岸田総理が新型コロナ陽性となり、隔離された環境に何日かいなくてはならなくなり、そこで急遽リモートワークをすることになったわけですが、そう言う状況って地方遊説とか海外外遊とか、これまでも幾らでも同様の状況は合ったはずなんですよね。その時と同じ対策は直ぐにできるはずだし、でもそれが今回利用出来なかった理由の方が、個人的には興味が沸いてくると言うか。実は凄い特殊な装置を使用していて、それが利用出来る場所が、例えば在外公館とか政府専用機内とか、もう場所限定のシステムになっていたりするとなると、それも問題ですよね。自分がテレワークを始めた15年位前だと、ワンタイムのパスワード生成をするトークンを利用してネットワーク接続をしていたけれど、それも今はソフトでのパスワード生成に変わり、しかも利用回線は自宅環境だけで無く、例えばスタバのネットワークでも可能。勿論、回りからのぞき込まれないようにするとか、電話会議の時には回りに話し声が聞こえないようにするとか、そう言う対策は必要なんだけれど、少なくともネットワーク上のセキュリティは、昔と比べるとかなり完成して居る気がします。技術には「絶対」は無いから、100%大丈夫とは言わないけれど、でも技術的には可能でも、それが100年掛からないと解読できない位の強度があるなら、それは「安全」と言って良いんじゃ無いだろうか。セキュリティが破られる時って、そう言う技術的な部分よりも、例えばパスワードが盗まれだとか人的エラーが原因の場合が殆どじゃ無いだろうか。ソフトやシステムの脆弱性を攻撃して不正アクセスする場合もあるけれど、だからと言って今回の様にP2P回線をわざわざ準備して専用の環境を作るのは、「羮に懲りて膾を吹く」ような行為だと思う。そういうところでリスク評価、リスクテイクをして、効率と安全をちゃんと判断して利用するべきだと思う。

2022年8月29日

機内持ち込み

今回購入したAnkerのモバイルバッテリー。まだ実戦投入まではしていないのですが、ふと気になったのが「飛行機内に持ち込めるのか」ということ。バッテリーの発火騒動等も有り、バッテリ類に関しては機内持ち込みはおろか、亜付け入れも出来ない場合があり注意が必要。「それならパソコンは?」という疑問がまず浮かんでくるんですが、一律禁止ではなくバッテリー容量によって制限が生まれてきて、パソコン等のデジタルデバイスに関しては、多くは内蔵バッテリー容量が小さいという事で機内持ち込みが認められているもの。ただ、今回の様なモバイルバッテリーはその範疇には含まれず、また容量も19,200mAhと大きいので、購入してからちょっと心配になりました。

まずはANAの当該ページ(国内線)を確認してみると、 「予備電池(モバイルバッテリー)」は、

  • ワット時定格量(Wh)が、100Wh以下のリチウムイオン電池は、機内持ち込み可能(手荷物預け入れは不可)
  • ワット時定格量(Wh)が、100Whを超えて160Wh以下のリチウムイオン電池は、2個まで機内持ち込み可能(手荷物預け入れは不可)
となっています。国際線に関しても、ANAは国内線と同じルール適用になっています。では、もう一つの常用航空会社のUAはどうなっているか調べたら、UAもANAと同じく、100Whまでなら機内持ち込み可能(預け入れは不可)、100Whを超えて160Whまでなら2個までの機内持ち込みが可能と記載されています。

そこで今回購入したAnkerのモバイルバッテリーのワット時定格量を調べてみると、メーカーのサイトには掲載されていません。本体に印刷されているはずなのでひっくり返してみると、こんな表記が。

「定格容量: 12,100mAh」「定格電圧: 5V」なので、
12,100mAh ÷ 1000 × 5V = 60.5Wh (< 100Wh)

と問題無い範囲。誤解されて、バッテリー容量の19,200hAhで計算されても、96Whとなるので100Wh以下で問題無し。UAの国内線で利用するときに、セキュリティチェックのTSA職員によっては何か言われる可能性(リスク)はあるんですが、その時はその時かなぁ。で、この裏面の表記を見ていて「6*3200mAh」と書かれているところに反応。3200mAh (5V)のバッテリーセルを6個入れているんだろうな。取りあえず、ルール上は機内持ち込みで対応可能で問題無さそうなことが確認出来てホッと一息。まぁ、年内に国内線・国際線に搭乗する機会があるだろうから、その時に一度試してみたいですね。

モバイルバッテリー購入

Amazonでタイムセールだからという訳ではないのですが、ついポチッとしてしまったもの3点。 オプション製品で有名なAnkerの製品ですが、その3点は、

の3製品で、モバイルバッテリーとその充電に必要な物を1セットまとめて購入したもの。土曜日の午後に思い立ってAmazonで購入して、翌日日曜日の夕方にはまとめて配送されてきました。

実は、その前に自宅近くの家電量販店を何軒か回ってみたんですが、モバイルバッテリーは売っているものの、今回の目的である、EOS R7の外付け電源用とか、オフィスマシンのThinkPad X13の利用向けには出力が足らずに使えない物ばかり。モバイルバッテリーの使用目的としては、スマホ充電が一番多いでしょうから、それは仕方ないけれど、9V~12Vで3A位無いと、カメラやパソコンどちらも使えない。だから、バッテリー本体としては30W位は最低でも出力できないと駄目なんですよね。となるとやはりニーズというか、販売数自体はそんなに多くないから、量販店と言えども地方では取り扱いが少ないんだろうなあ。

中を開けてそれぞれ取りだしてみると、こんな感じ。元々は、EOS R7を使用するに当たって、どうも内蔵バッテリーが1個では撮影枚数が少なくて、複数のバッテリーを準備しないと1試合の撮影もままならなさそうというところから始まりました。今現在EOS R7 2台持ちなので、それぞれ2個ずつ合計4個のバッテリーを準備していますが、1台に3個使用しても、一寸十分とは言えない雰囲気。キヤノンの使用説明では、バッテリー1個で大体600~700枚位の撮影が可能との事なんですが、一試合当たり4000~5000枚位これまで撮影していて、しかも今後は連写で枚数も増えるだろうし、一眼レフではなくミラーレスなので本体のバッテリー消費も多くなると予想されます。さらに、EOS R7はバッテリーグリップが無いので、バッテリーの交換も手間が掛かります。

そんなことを考えているうちに、本体にUSB Type-Cが有り内蔵バッテリーの充電も出来るので、外部バッテリーで運用も出来るのではと思い調べたら、可能らしい。ただし、正式オプション以外でキヤノンが検証しているのはAnkerでは「Anker PowerCore III Elite 25600 60W」何ですが、色々調べてみると出力側で同等であれば使えそう。25600mAhは魅力的なんですが、今回購入した19200mAhのこちらでも十分だしお値段的にも少しお得なので、こちらにすることに。カメラ本体に付属するLP-E6NHは容量が2130mAhで、今回の外部バッテリーだと9個分位容量があるので、多分十分一試合以上使えそう。

バッテリー本体は良いとして、放電(給電)するからには充電もしないといけない。実は充電器付属のモデルもあったんですが、出力ポートがType-C 1つしか無くて使い勝手が悪そう。そこで、今回見つけた、Type-A/C二つポートがあるものを別途購入することに。さらに、この充電器は今のThinkPad X13のACアダプター(45W)よりも一回り小さいけれど出力は60Wと大きい。だから、パソコンの外付けA/Cアダプター代わりにも使えるように、長めのUSB Type-C-to-Cのケーブルも購入。これで、カメラで使わない場合には、パソコンもスマホも存分に使えるようになりますし、今使用しているUSB Type-A-to-Cのケーブルも併用すれば、今回の充電器一つでスマホもまとめて運用できて可搬性も向上しそうです。

届いてからバッテリー本体が満充電されていないかったので、早速充電器に接続して充電してみました。半分以下位の充電容量だったものが、1時間一寸で満充電となり、これなら移動中でも安心して利用できそうです。この充電器、本体に振り出し式のACコンセントも入っているので、それも便利そうですし。そうそう、バッテリー本体を入れるメッシュの袋が付属していましたが、本体だけなら良いけれどケーブル類や充電器を含めてはまとめて入らない。手持の物で探して、昔UAのファーストクラスに搭乗したときに持ち帰ったアメニティバッグが丁度まとめていれられるサイズで取りあえず使えそう。もう少し良い物が無いか、また時間のある時にでも探してみます。あとは、EOS R7で外で撮影するときに、本体と接続したときにカメラの近くにバッテリーを保持できるような巾着袋みたいなものがあれば良いかなぁ。再来週の試合までには何か探しておかないと。

ところで、本当にEOS R7で外付けで運用できるか試してみました。自然放電していた81%位の内藏バッテリーを入れて、さらにこのモバイルバッテリーを接続。しかし、最初はどうも充電している雰囲気がありません。よくよく見ると、カメラのType-Cコネクター部分とカメラのケース部分のスペースが少し狭くて、Type-C ケーブルのコネクターがちゃんと挿入されていなかった様です。もう一度しっかり挿入し直すと、背面のLED表示が変わって内蔵バッテリーに充電されているようです。そこからカメラの電源をONにして暫く撮影。カメラの仕様では、電源OFF時にモバイルバッテリーから内蔵バッテリーへ充電が行われて、その状態でカメラの電源をONにすると、内蔵バッテリーへの充電は停止し、モバイルバッテリーからの給電でカメラ本体が動作する、となっています。ただ、明示的に今どちらのバッテリーで動作しているのか、それを確認する手段(表示)が無いので、そこが不満かな。撮影後内蔵バッテリーの容量をカメラのモニターで確認すると、試し撮りしたりして使用したにも関わらず、81%だった容量が85%に増えていたので、多分期待通り動作していると思うことにします。実際に使用するまで2週間ほど有るので、その間に習熟も兼ねていろいろと試してみないと。

偽物ギャルズ

少し前に「選挙ギャルズ」なるトレンドワードが流れてきて、何だろうと思ってみたら「あぁ、これ関わっちゃいけないヤツだ」と瞬時に判明して、すっとページを閉じたんですが、それに対して「本家ギャルズ」の反論YouTube。 


いゃぁ、もうね、100%正論。100%正しい。100%同意出来る内容で、偽物ギャルズの皆さんには爪のアカを100リットル位煎じて飲んで欲しい。そして、土下座でもして謝って欲しい位(笑)。私も、どちらかというと「ギャル」に偏見という、理解度が決して高くない法なので、どうしても軽く見てしまいがちなところはあるんですが、流石に10年もその道を極めていると、やはり何て言うかちゃんとした信念を持っているし、それは社会的な規準に合わせて見ても凄く真っ当な意見だと思う。

批判されている「選挙ギャルズ」(アホくさいのでURL無し-笑)のサイトを見ると、もうね、いくら何でもギャルを馬鹿にしているのか、喧嘩売ってるのかというデザイン。しかも、ジジイの自分が見ても、何か時代錯誤というか、これ昔ギャルブームの頃の人間が、その頃の記憶を元に何となく今風にモディファイしてそれっぽく見せているんじゃ無いのという雰囲気120%。書かれている文章は、EXITの漫才口調をコピーしてきた?! みたいな(もっと酷いか)言い回しだし。YouTubeで本家の皆さんが怒り心頭なのも納得の内容。

YouTubeを見て凄く感心するのは、凄く冷静にこの「選挙ギャルズ」の内容とか、その周りの報道もしっかり確認していて、その上で「偽物」と言い切っているところ。さらには、共産党との関係もちゃんと見抜いているし、もうぐうの音も出ないんじゃ無いか > 仕掛けた大人の人達  個人的に面白かったのは、「ギャルはK-POPを聞かない」というところ。そうかぁ、そうなんだぁと感心してしまった。確かに、K-POP(と言っても、私も全然効かないけれど)の雰囲気って、日本で言えばジャニーズ系に似ている気がするので、それとギャル系のイメージのテクノ/エレクトリック系っぽい印象は無いよなぁ。

選挙ギャルズのサイトには、アバターっぽいキャラクターが幾つも掲載されているんですが、日頃この人達が批判しているような、ミニスカートだったり、胸元が開いた服だったり、胸元や体型を強調するような服のデザインだったりとかが満載。日頃の主張が、いかに薄っぺらい物だったか自ら証明している気がする。こう言う直ぐに化けの皮が剥がれるようなことを平気で繰り返して、でもいつも反省も謝罪も釈明も無いから支持されないと言う事を、そろそろ理解したらどうだろうか。まぁ、20年以上も党の代表が替わらないような硬直化した組織だから無理でしょうね。

2022年8月28日

正論に反論する

日本テレビの「24時間テレビ」スタート直前に、過去の放送事例と教会信者の参加を後悔して反撃の第一弾を始めた、旧統一教会。テレビ画面のコピーと思われるスクリーンショットは、 24時間テレビ内の物では無く別の時期に放送されたものと関係を否定したものの、もう一つの教会信者のボランティア参加に関しては「個人の思想・信条は確認しない」という当然の回答なんだけれど、それをやっているのが今のメディアなのでは。最初の関係否定にしても、24時間テレビ内での放送では無かったにしても、背景に24時間テレビのロゴがあり募金喚起の画面のように見えます。となれば、その募金に参加した事は事実何だろうし、今の状況だとその募金は返金しないと言行不一致なのでは。

そして教会の反撃第二弾は、立憲民主党に対して。既に、前代表の枝野氏や重鎮議員の関わり合いが報じられているけれど、今の所「不問に付す」くらいの扱い。ところが今度は立憲民主党に対して「宗教弾圧」というかなり重い主張をぶつけてきた。しかも、論理としてはかなり整然と組み立てられているし、その内容には判決が確定している過去の裁判なども引用されていて、反論するにもかなり大変そう。

Nathan氏も書かれているように、これまでメディア等は旧統一教会を霊感商法の加害者として糾弾してきたのだけれど、それを逆手に取って被害者、宗教団体がよくやる「迫害を受けている真面目な信者」というポジションを取ろうとしている。宗教団体に対しての好き嫌いは別にして、個人的にはその対応はほぼ正しいと思う。精査すれば、勿論教会側にもいろいろと問題はまだ残っているだろうし、かなり濃いめの灰色かもしれないけれど、真っ黒である事が証明されないと教会を今のように犯罪者扱いすることは許されない。それを、今度は宗教全般に対しての攻撃としたわけだから、メディアや一部野党側としてはかなり分が悪くなった気がします。

結局は、安倍元総理の襲撃事件を利用して、安倍政権自体だったり、自民党政治の批判材料りしようとして旧統一教会に注目したのは良いけれど、一度振り上げた拳の落とし所がなくなってしまいアタフタしているのが現状なのでは。何度も書いているけれど、容疑者の背景に旧統一教会が関係していることは事実だけれど、それがどんな理由であれは人一人の命を奪う理由にはならない。しかも、直接安倍氏が容疑者に関わったわけでは無く、間接的にも関係があるかどうか怪しい程度での逆恨みなわけですからね。ましてや、霊感商法等の行為とは全く別の話なわけで、異なる事象の物事を無理矢理一つにまとめようとして無理があるから、正論を付け付けられると破綻していく気がする。 

問題なのは、このままメディアが有耶無耶で終わらせたら、多分旧統一教会側は自分達の主張が正しかった、世間の誤解は払拭されたと自分達を正当化する理由になってしまうことなんですよね。今の彼らの活動がどの程度怪しいのかは具体的な事は分からないけれど、そういうところにこそ紀藤弁護士とか詳しい人達が説明をして、どう言う対策なり支援が必要なのかという事をちゃんと説明するべきでは。今の所は、急に「濃淡を付けて」とか曖昧な事を言い出して、これまでの発言は何なんだと小一時間問い詰めたい気分。濃淡の「淡」ですら、絶対に許されない行為と言うくらいの勢いで批判していたんじゃないの? さらに「濃」の部分があるのならば、それを先ず具体的に示して素早い対策と解決を要求する事が最優先するはずなのに、そう言う発言も今の所聞いた記憶が無い。第三弾があるのか分からないけれど、このままモメンタムは教会側に傾き、ずるずると押し切られるんじゃ無いだろうか。

ミイラ取りがミイラに

火を消すつもりで水を掛けたら、実は油火災だったので逆に火の手が広がった、みたいな事は一般的にも良くある事だけれど、この映画盗撮の告知が逆に盗撮の切っ掛けになってしまったという記事。もう随分と映画館には行っていないので私は観た事が無いのですが、国内でも映画上映の前にはカメラの頭のキャラクターが盗撮禁止の告知をするらしいけれど、逆にそれによって触発されてしまう人が多いという事らしい。 

報道などで何か悪い事をした人の効果とか報道されると、結構「そんな馬鹿な」とか「俺ならもっと違う方法を」とか思う事は決して少なくない。例えば電話での詐欺でも、テレビ等で実例を聞いた人の多くは「なんであんな事で」とか「私なら引っかからない」とか言うんですが(私の両親もそう)、現実そう思っていい手もまさか陣のところにそんな電話があるとは思わなかったり、自分は大丈夫騙されないという変な自信が油断を招き、本当に例えば自分の孫から電話が掛かって来ているととつい信じてしまう。

多分伝える側も微妙な所で、全く伝えなければ報道機関としての役割を果たしていない事になるだろうし、かといって余りに詳細に伝えたら、加害者側には新たな対策アイデアを与えてしまうだろうし、被害者予備軍側には変な安心感を与えてしまう事にもなるかもしれない。多分日本人気質なのか、あるいは人間の本質なのかもしれないけれど、そう言う天の邪鬼なところって結構有りますよね。流石にそれが大きな犯罪に繋がるような場合、例えば人の怪我を負わせるような場合とか、相手の財産を奪うような場合には躊躇して実行にまでは至らないだろうけど、例えば映画の盗撮のような場合には、ハードルが低く感じてしかも自分のリエにもなるかもしれないと言う「甘え」から、つい無意識に敷居を超えてしまうんだろうなあ。私なんか、例えば映画ならより高画質高音質で視聴したいとい思うから、ああいう盗撮で記録したようなものには全く興味が沸かないのですが、例えば最近のようにデジタルデータで簡単にコピーが出来て、それが簡単に入手出来るような方法があるとしたら、もしかしたら自分つい心が揺れ動いてしまうかもしれない。

先日も一寸最後に書いたけれど、毎日取り上げられている旧統一教会系の話題も、実は真実をメディアは報道しているつもりで、実は何かよりどころを見つけたい「信者予備軍」みたいな人達に取っては、かなり大きな刺激というか切掛になっている気がします。だからメディアとしては、今のように旧統一教会の教義とか活動を知らしめる事で多くの人が「これはヤバイ集団だ」と認識すると思っているんだろうけど、そう言う事こそ特定の人には嵌まると言うか刺さる事が多い気がする。めでやるべきだった事は、具体的な違法行為なり不法行為を示して、「こう言う事例が今でもあるのだから注意が必要」というところがギリギリのボーダーラインだと思う。それが、「旧統一教会許すまじ」みたいな方向性で、かつそれを理由に政権批判に繋げて、あまつさえ対立する野党もそれに便乗したところ、自分達も同じような事をやっていた事が分かり、メディアだって決して清廉潔白では無かったことが分かると、段々と報道の方向性も熱意も変わってきている気がします。それは「自業自得」だからまだしも、記事のように「ミイラ取りがミイラ」になってしまわないように注意しないと。

2022年8月27日

悪役ヒーロー

ネットで話題になっていた、元2ch管理人のひろゆき氏(西村博之)が、金融庁のNISA啓蒙動画に出演している話。私も、金融庁は何を考えているのか、と疑問を感じる派。自分などは、彼は2chで散々好きな事をやっていて、ある意味「悪役ヒーロー」みたいな存在だったと思うけれど、2ch上で止まっているうちはまあ好ましくは無いけれどそれもネットだと思うんですが、幾つも裁判を起こされて敗訴しているはずなんだけれど、その結果はどうなったんだろうか。自分などは、その賠償金を支払わないために、欧州(フランスだっけ?)に出て、ほとぼりが冷めたから戻ってきたという認識何だけれど。

時代だなと思ったのが、彼の事を好ましく思わない世代は30~40代位の層で、それよりも若い10~20代世代に取ってはYouTube等での露出度から好印象を持たれていて、上の60代以上からは投資やFX等の金融資産関係の「教祖」みたいな受け止められ方をしていると聞いてびっくり。若い世代が彼の事を知らないのは仕方ないとしても、自分達よりも少し上の世代がそう言う認識なの排外でした。2chとかで騒がれていたときには、余りネットとかに興味の無い世代だから、今のしたり顔で金融関係の話題に蘊蓄を語る姿を信じてしまうのだろうか。

彼がそれら裁判で確定した判決に対して、賠償するなり景気を完了しているならば、それは過去の行為を指摘する事はあっても、それを理由に批判する事は無いと思うけれど、そうで無ければまずは昔の問題を解決してから今の事を言うべきでは。彼だけで無く、悪目立ちした人をその時は批判するのに、時間が経つと180度変わった立場で評価する事は時々見られますよね。特に政治家の世界では、以前はトラブルで批判していたのに、暫くしてその人の意見が使えるとなると、何か昔からのオーソリティーのように取り上げたり。在任中は散々その行為を批判していたのに、政権攻撃出来ると思うと、重用してチヤホヤしているのも同様。今回も同じ構造なんだろうけど、それでも「民事訴訟の詳細は承知していない。」と金融庁が言うのは問題だと思う。

昔悪い事をしたから、今も悪い事をしているに違いないというのは、今の旧統一教会に対しての過剰な批判と同じになってしまうので、それは控えないといけないし、だからこそ当時の問題はどう解決されて、今はどうしているのかと言う事を先ずはちゃんと提示するべきだと思う。彼の場合は、昔の民事訴訟の結果がどうなっているのか、まずはそれを明確にするべきだと思う。もし、それを踏み倒しているような事例が有るならば、仮にそれが時効とかの関係で罪では無いとしても、じゃぁ道義的に問題無いのかという事を、少なくとも公共の場で起用するなら確認する必要があるのでは。私も老後の事を考えて、金融資産の効率的な活用情報は歓迎したいけれど、少なくとも今の状況では彼の意見を聞いたら痛い目に遭いそうな気がする。 

欠席裁判?

河野太郎消費者相が29日に招集する霊感商法対策を話し合う有識者検討会に、8名が選ばれたのだけれど、その中で最近メディア等で活躍している紀藤正樹弁護士が含まれているのは、公平性の視点辛いって問題無いのだろうか。良くも悪くも今一番話題になっている「旧統一教会」が議論の中心になる事は仕方ないのだろうけど、霊感商法被害はそれだけでは無いはずだし、それだけを私有注して審議する事は、それこそ政治が宗教を侵害することになるのでは。

具体的に旧統一教会の霊感商法に関して何か話をするのであれば、それは裁判が一番適切な場所だと思うし、その中で例えば現行法の不備であるとか、被害者救済策が必要と言う事になれば、そこで初めて政治の出番になると思うのだけれど。最初から特定の団体なり話題を前提に話をする気満々で、しかも一方の利益代表・中心人物を代表者に据えながら、もう一方の利益代表者はその場に居ないというのは、それこそ「欠席裁判」と言うべき物のように思う。 

ここ数日、自民党議員と旧統一教会関係者の接点が問題視されて大きく取り上げられているけれど、それが野党議員だったりメディア側との接点が取り上げられると、級のその議論の矛先が変わったり鈍ったりしている気がします。対象が広がっただけで、問題の本質である「被害者救済」という部分は全く変わっていないのに、何故か議論の方向性だったり内容は段々と曖昧な感じになっているのは、当初の目的から話を広げていき、何となく「正しい」という雰囲気でこの議論を終結させようとしているんじゃ無いだろうか。良くある「主語を大きくする」論法とかみたいな印象を受けます。

今の報道を聞いていて一番疑問を感じるのは、その霊感商法が今現在どれだけ発生(被害額や被害数)していて、それらがどの様に解決しているのか未解決なのか、現状が分からない事。「今も霊感商法の被害はある」は事実だと思うけれど、それが過去から全く改善されていないのか、改善されているけれどまだ取りこぼしがあるのか、殆ど無い状態だけれど更に改善されるべきなのか、そう言う理解が無いと肝心な話が一向に進まないだろうし。私自身は、統一教会所かそれ以外の宗教全般に信用していないというか、仏教と神道は田舎での日々の生活で最低限要求される「ローカルルール」くらいの理解でお付き合いしている程度の不信心物。だから、別に無くなっても良いとは思うけれど、一方でそう言う精神的な支柱というか支えを必要としている人もいるだろうし、そう言うものは、例えばタレントのファン心理とか、高い技術者に対しての憧れとか、そう言うものにも通じる部分はあると思っています。要は、そう言う機会を自分が利用して成長できれば良いけれど、今は色々な理由から取り込まれて利用されてしまう事が一番の問題。そういうところをちゃんと議論して改善して欲しいけれど、紀藤弁護士が入ってしまうと、結局は旧統一教会に関しての議論に矮小化されてしまうんじゃ無いだろうか。それが心配。

2022年8月26日

ネット不慣れな中高年の狼藉

佐々木俊尚氏が紹介していた、慶応義塾大学田中辰雄教授のインタピュー記事

 最近では、「ネットでの意見=社会の大意」みたいな取り上げ方をするメディアが増えているけれど、実際は極々一部の人の意見がハレーションを起こしているだけに過ぎないという事。これは、長年ネットでの色々な様子を見聞きしていると当たり前の話なんだけれど、そうで無い人にとってはかなり意外な結果なんでしょうね。

若い世代は、特定の意見や極端に意見からは距離を置き、中高年層は逆にそういう部分にはまり込んでいく傾向があるというのは、凄くよく分かる状況。その中高年層というのが、私なんかよりも一回り以上上の世代で、学生運動華やかな時代にそのまっただ中にいた世代だと思えば、凄く腑に落ちる話。角材にメットをかぶり付近で顔を隠して学生運動をしていた人達が、今度は椅子に座りながらネットで同じ事をやっている、と言うイメージ何でしょうね。自分などは、そう言う人達の意見に多少はシンパシーを感じた事もあったけれど、だからと言って結局は暴力で解決する行為には全く同意できずに、結構冷ややかに未定気がします。

そう言う人達が、大学卒業後に就職に苦労し、結果的には比較的そう言う人達にも門戸を開いていたメディア関連企業に多く入ったので、今のバイアスが掛かっているようなメディア体制が形作られたという話はよく聞くんですが、そう言う人達はとっくの昔にリタイアしているはずなのに、最近の一部メディアはどんどんそう言う傾向を加速していくというのは、どう言う理由からなんだろうか。類は友を呼ぶじゃ無いけれど、結局最初に入ってきた人達がどんどん自分達と同質の人材を集めて、結果的にそうで無い人は受け入れられないような企業構造になってしまったんだろうか。

先の選挙とか、その前の衆議院選挙もそうでしたが、自民党など予定支持者は若い世代が圧倒的に多く、逆に一部野党に関しては高齢者層からの支持が厚く、それが世代間論争の様相すら生みつつあるという話は、ネットの世界での乖離が現実世界にも波及している証拠なのかも。記事の最後でマスコミに対しての苦言が書かれているんですが、私は今の「旧統一教会関係の報道」で一番利益を得ているのはその「旧統一教会」じゃ無いかと思っています。それを信じる信じないは別にして、ただでマスコミが教会を宣伝してくれるわけだし、それによって100%の人に興味を持って貰う必要は無く、仮に10%の人が関心を新たに持って貰えて、その1%の人とコンタクトが出来れば教会としては新しい信者獲得のチャンスが生まれるわけですからね。教会の怪しい好意を伝えるだけにとどめて、具体的に開示できる過去の事例紹介などで止まれば社会的にも怪しい集団という認識形成が出来たかもしれないのに、怪しげな教団の教義だとか目標だとか紹介して危機感を煽ろうとしたのが、逆に彼らの宣伝隊みたいになっている。極端な意見のアンバランスが存在している場では、それを補正的ような立場の存在が絶対に必要なのに、そのバイアスをますます強調して、少ない特定支持層の歓心を買う事だけを今の目標としている、レガシーメディアの存在が、中高年層の攻撃性をますます高める触媒になっている気がしますね。それが一番問題だと思う。

お花畑メディア

朝日新聞が取り上げている、自民党城内実議員のLGBT関連会合での発言。 

性的マイノリティーへの差別解消に取り組む人を揶揄(やゆ)したともとられかねない発言だ。

強調下部分は、明らかに朝日新聞側の「逃げ」ですよね。もしこの発見が問題だと思うのであれば、「~したととられる発言だ」と言えば良いだけの話し。「とられかねない」と書けば、実際は取られないだろうけど取られてしまう可能性が有る程度を「とられて欲しい」「とって欲しい」「とるべきだ」と自らエスカレーションしている記事じゃないか。

城内議員は、まさに地元の選挙区の議員で、個人的にはしっかりした議員さんの一人という認識。元々は地元選出の自民党議員だったけれど、片山さつき議員との一騎打ちで、748票差で敗れて落選。その後、自民党が大敗する民主党政権誕生となる2009年衆議院選挙で当選して復帰し、自民党にも復党するんですが、そう言う意味では苦労もしているしそのぶん人気も実績もある議員さんだと思う。

で、朝日新聞の記事を読むと、彼らの意図がよく分かる気がします。見出しでは、

「お花畑正義感の人たち」= 性的少数者

みたいな関連性を感じさせる書き方だけれど、この短い記事わ読むだけでも、「純粋真っ直ぐお花畑の人」 とは

美しいポリコレ(政治的な正しさ)みたいなものでストーリーをつくって、それを疑問視する人をひたすらたたくお花畑正義感の人たち

と、まさに今のネットでの発言活動や社会での様々な意見を尊重するべきと言いつつも、特定の意見を押しつける風潮を問題視して出した発言。朝日新聞とか、その他一部のメディアは、多分自分達が侮辱されたと感じて、こう言う記事を仕立てたんだろうな、と心の曇っている自分は感じるわけです(笑)。

 ところで、朝日新聞の記事の中に名前だけ登場する松浦大悟氏は、有識者としてこの会合に参加していたのですが、その経緯をご自身が発言されています。

 しかも、記事の中では「旧民主党の元参議院議員」と紹介されているけれど、ご本人のtwiterを見ると「日本維新の会 参議院全国比例区支部長」と書かれている。今現在は、日本維新の会の関係者として活動されているんでね。となると、このLGBTの会合自体が、特に自民党に限定された物と言うよりはより広く意見を聞くための場と言えるだろうし、そこでもし城内氏の発言意図が新聞記事の様な「意図」が含まれていたならば、松浦氏自身がその問題点を直ぐに指摘すると思うのですが。自身も実際に同じような事を感じているから、城内氏の発言に関しての言及は無いけれど、それでは都合が悪いメディアはその部分だけを取り上げる、といういつもの「お花畑メディア」の典型何でしょうね。ネツトの時代、瞬時にそう言う企みが検証されて指摘できるという事を、メディアはもっと真剣に考えないと。

NTT西日本、光回線トラブル

昨日自宅で仕事をしていたら、こんなニュースが目に入りビックリ。自宅の光回線(フレッツ光ネクスト)はNTT西日本管轄なんですよね。取りあえず、問題無く回線接続もネットワーク接続も出来ていて、会社のネットワークにもVPN経由でいつも通りにアクセス出来、今の所自分のところは幸いにもトラブルとは無関係でした。

ここの所ネットワーク関係のトラブルが色々発生していて、インフラとしての信頼性が心配なんですが、光回線にも同様の流れが影響をしているのだろうか。仕事にしても、プライベートにしても、ネット接続無しでは考えられないくらい依存して居ますから、もし止まってしまったらどうしよう。スマホがあるので、最悪スマホ経由でネットワーク接続は出来ますが、2回線あるうちどちらも1GB/月の契約なので、直ぐに最大値の7GBまで突破してしまいそうな気もする。 

トラブルは、NTT西の施設内の設備不良ということで、午後2時半頃には解決したみたい。幸いにも、その前後でも自分のところには特に影響無かったので、結局は具体的にはどう言うトラブルが発生したのかは分からないけれど、どうも関西地区を中心に接続不良な状態が続いたみたい。テレビのインタビューでは、自分のように自宅でリモートワークしていた人がシステムに接続出来ず仕事が出来ないみたいな事を言っていましたが、今日は二日分の作業量で大変だろうなあ。

まぁ、「光回線がトラブルでも何とかしろ」と無理難題を押しつけてくる会社は無いと思うし、そう言う会社だと分かったら一寸将来を見直した方が良いと思うけれど(笑)、仕事だけで無く生活の殆どの部分をネットワークに依存して居る今、やはり万が一万万が一の場合を想定して某の対策を準備しておく事は必要。自然災害に備えて、食料や飲料巣の備蓄だったり、生活用品を少し余分にストックしておくのと同じ感覚でネットワーク関係も責めてメインとサブ回線位は準備しておかないと。そう言う場合、光回線をメイン、スマホをサブにする場合が殆どだと思うけれど、例えば万一の場合スマホから会社の必要な部門・担当者に連絡を取れるような準備は予め設定しておく必要はあるでしょう。あと、私はiPhoneからは会社のメールシステムだつたりデータ共有できるようOneDriveとか入れていますが、それだってパスワード管理とか時々アクセス出来るか確認するなど、万が一の場合用に定期的にメンテナンスもしています。単に物理手段を準備しておくだけでなく、その上のインフラ部分の確認も含めた、システムとしての準備を忘れちゃいけないですね。今日は、そう言う意味で、自分の環境の再確認をしよう。

2022年8月25日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系22滞在目(25泊+14泊)は、ほぼ三週間ぶりとなる定宿のシェラトン横浜。週の中日ですが、どうしてもオフィスのネットワーク環境での作業が必要になり、三週間ぶりの新幹線通勤。暑い中、ヒーヒー言いながらの出社になりました。

夕方17:00過ぎ位までで何とか仕事に一段落を就けて、そのままホテルへチェックイン。この日も夏休み期間だからでしょうか、結構混雑している様子で、いつもはキングサイズベッドの部屋にアップグレードして貰えるところ、この日はクラブフロアーが一杯ということで、ツインの部屋となりました。いゃ、あくまで「善意のアップグレード」なので、文句などありません。

夕食は、最初は何か外で買って来て食べようかと思ったんですが、この暑さの中、しかも午後になって雷の音とか聞こえたりする状態なので、何時のように3Fのバーで軽く飲み食いする事に。まだオープン仕立てなので空いていましたが、運悪く喫煙者の人のとなりになってしまい、ちょっと辛い状態での夕食でした。1時間ほど飲み食いして部屋付けで精算をお願いしたんですが、暫くしてスタッフの人が寄ってきたかと思うと、「ご精算に使用されるクレジットカードは、どちらをお使いですか」と聞いてきます。えっ、部屋付けだけれどと思いつつも、「部屋に置いてあるから、未だせと言われても」と言うと、「黒いプラチナカードと、赤い〇〇カード(酔っていた事もあり聞き取れず)、どちらをご利用されますか」というので、ホテル精算用にすでに登録してある前者のカードでと言ったんですが、何か腑に落ちない。ここは何度も来ているし、名前も覚えて貰っている位なので、そんなに不審者にも見えないと思うのですが。

で、バーを出て直ぐ横のエレベーターホールで部屋に上がるエレベーターを待っていたら、マネージャーの方が小走りに駆け寄ってきて「失礼しました」みたいな事を言われます。丁度ドアが開いたので「どうも」とか言いながら中に入ったんですが、状況を把握していない新人スタッフが、フリの客とでも勘違いしたのだろうか。 で、部屋に戻ってからバーで受け取った明細を見たら、割引されている部分があって、それが「AMEX PREMIUM FB15  -15%」みたいな記載が。うーん、使用したカードはVISA何だけれど、なんでAmexの名前が??? それよりも、BONVOYのメンバーだから、20%の割引が適用されるはずなんだけれど、それってもう終わったのか? まぁ、そんなに大量に飲み食いしたわけじゃ無いので、5%の差は微々たるもので気にはしないけれど、何のための部屋付けなのかと再び疑問に思いながらベッドに入りました(笑)。

アナログ・リモート会見


新型コロナウイルスの陽性反応が出た為、リモートで政府を行っている岸田首相。その為、リモートで記者団の質問に回答しているのですが、その様子が余りに「アナログ」とそちらが話題になる事に。 首相公邸からリモートで対応する岸田首相が映し出された官邸に置かれたモニターの前にメディア各社の記者が並び、岸田総理の発言をメモしたりボイスレコーダーに記録したりという、いつもの「ぶら下がり」と呼ばれる取材行為を模した形態に。中には、ボイスレコーダーをモニターに近づけて録音しようとした記者の様子も写真に撮られていて、本当に日本の情報リテラシーを表した実例になった気がする。これって、判子出社を回避するために、オンライン承認システムを準備するのではなく、リモートで判子を押す「押印ロボット」を作ったのと同じ発想だなぁ。

双方にそれなりの言い分はあって、どうもリモートシステムとしては、首相公邸と官邸を光ファイバーで結んで映像を配信するだけのシステムらしい。ZoomとかTeamsというリモート会議アプリを使用しないのは何故だろうか。閣議だとか機密に関わる場合に市販のアプリを回避するのはまだ理由としては分かるけれど、普通に公開される内容の会見な訳ですからねぇ。記者側にしても、発言内容をメモするのはまだ理解出来るけれど、わざわざスピーカーからの音声を録音するんじゃなくて、そのまま音声データとして配布すれば良いのに。しいて理由を挙げれば、その場合岸田総理の発言は記録できるけれど、記者側の質問発言はその場に居た人間が録音しないと記録されない。結果、いつもの様にボイスレコーダーをあちこちに向けながら音声録音するのが一番簡単で、これまで通りで、わかりやすいという事だろうか。

穿った見方をすると、「リモート会見」と言いながらこれまでのスタイルを踏襲させたのは、メディア側として今後この形式が定着する事を嫌がったからなのかもしれない。このスタイルになると、ぶら下がり会見後に「総理、総理!」と呼びかけて都合良く利用出来る映像が撮れなくなったり、一瞬の表情を撮影して適当なキャプション付で使用出来なくなるのを嫌がっているとか。また、オンライン化されると、そのデータはそのまま官邸のWebサイトなどに記録できるので、これまで以上に簡単迅速に記録が残せて、メディア側としても適当な切り貼りが出来なくなるからかな、と思うわけです。

一方で、画面に移る岸田首相の様子も、何か知ろうとが適当にテレビ電話を利用しているような印象で、岸田氏側にとってもマイナスだと思う。もう少し照明を顔に当てて明るくし、後カメラもズームできるくらいの物を準備して、顔を近づけなくてもしっかり映像として使える物を準備しないと。画面の顔を見ると、青色に変色しているし、顔もカメラに近づきすぎたからか、歪んでいるように見えるし。その写真が世界中に出回ってしまうと、かなりの損失だと思うんですよね。官邸の広報担当者はそういうところまで木が回らなかったのか疑問です。双方メリット・デメリットのあるリモート会見だけれど、個人的にはこれまでの「ぶら下がり会見」なんていう、記録にも残り無いメディアの切り貼りのネタ提供でしか無い時間の無駄な事は止めて、リモート会見でリアルタイムにストリーミングで流されて、しかも即座に保存されて何時でも参照出来るような仕組みに切り替えて欲しいですよね。そうなれば、政治に対しての国民の検証行為も充実するし、なんと言ってもメディアの切り貼りを即座に判断出来るので、妙な言動に左右されなくなる事が一番の利益になると思う。

原発再稼働

昨日はいろいろと大きな発表が有ったんですが、その中でも最も大きな話と言って良いと思う、原発再稼働への方針について。この冬の電力不足対策で、最大10基の原発稼働をすでに言っているけれど、それに追加して7基の原発再稼働を来年夏までに目指すという物。さらに、東日本大震災後新規の原子力発電所開設はしないという了解だったものを、新技術の原発や小型モジュールタイプの原発などに向けて新たに方針展開していくというもの。かなり大胆な方針転換だと思うけれど、様々な要因、特に昨今の世界的なエネルギー不足問題を考えたら、今必要な物は何か当然の結論だと思う。

新たに対象となる7基の原発は、半分くらいは東京電力、東北電力管内の原発で、やっと東日本の電力供給に対応出来そうな目処が。ただ、北海道だって数年前に大停電が発生したわけで、今年の冬に同様のトラブルが無いとは言えない。そう言う意味では、安全対策は必須ではあるけれど、テロ対策施設等優先度の低い物はその進捗具合で判断して運転再開の条件から外しても良いと思う。そうする事で、結果的に電気料金が下がるし、それによって恩恵を受ける人は多いはず。それでも、「原発反対、再生エネルギー賛成」と言う人もまだまだ多くいるだろうけど、結果的に再生可能エネルギーの為に多くの人は余分な料金を払わされているわけだし、特にその中心となっている太陽光発電は、無謀な開発によって問題も多く発生しているわけですからね。

YouTubeでよく見るコンテンツの一つに、自分で山の中などに家を建てて、自給自足の生活をしている人の動画があります。多くの場合は、太陽光発電パネルを利用して、電気を得ているんですが、中にはBEVに搭載されていた車載リチウムイオンバッテリーを入手して、そこに太陽光発電パネルから充電して使用しているような猛者もいて、ただただ感心するばかり。かなりの技術と知識が必要だから、誰でも簡単にできるわけでは無いけれど、例えば一般にも販売されているような太陽光パネルと、キャンプなどで使用する携帯型のバッテリーと組み合わせて、万一の場合の家庭内バックアップとして使用するのは有りかもしれない。ただ、そう言う動画を観ていて改めて感じるのは、日常生活をそのまま継続出来るだけの電力をためるために必要なバッテリーユニットの量は、今の技術では相当大きな物になるという事。照明設備に食料保存のための冷蔵庫は、まず優先順位が高いだろうけど、調理のためにIH系でまとめてしまうと、消費電力は一気に上がりますよね。電子レンジは必要かと思うけれど、煮炊きに関しては日常はIHを使っていても、非常用はカセットコンロとか炭・薪などの火力は別に揃えないと、数日程度の耐久生活でも厳しい気がします。

あと、将来的には今の原発も廃炉にして行かなきゃいけないけれど、その技術を確立するためには原発を動かして行かないと、技術は発散してしまう。実際、東日本大震災以降日本中の原発が止まり、それによって大学の学科としても人気が下がり、人材不足はかなり深刻という話も聞きます。震災から10年以上経過しているわけで、当時のベテラン技術者は勿論、中堅くらいの人達も、そろそろ定年などで現場を離れるタイミングになるでしょう。となると、技術継承のためにもやはり再稼働と新規増設は避けられないと思う。「そんな事を言ったら、いつまで経っても原発は無くならない」と言われるだろうけど、将来次の技術が確立されるまでは、今の技術を磨いてより安全かつ効率の良いものにしていくしか方法が無い訳で、問題なのはそこにまだ未熟な技術である再生可能エネルギーを代替手段として突然挿入してきた事にあると思う。原発を始めとした、余裕のあるエネルギー環境があれば、技術革新もより迅速に進むだろうし、そうなれば新しいバッテリー開発とかより効率の良い再生可能エルギー開発技術も進むだろうし。大きな自然災害が理由だとは言え、狂った技術代謝の流れが、やっと戻りつつあると思います。そう言う意味では、岸田総理の決断は良かったんじゃ無いだろうか。

9月7日から...

現在、日本入国72時間前までに必要なPCR検査が、9月7日からワクチン3回目接種を条件に免除されるという発表。いゃぁ、やっとここまで戻ってきました。日本以外の殆どの国では、既に入国時のPCR検査等は無くなっており、ワクチン接種証明等あれば以前のように通常の入国審査程度の手続きで入国出来るようになっていましたが、やっと日本もそれに近い状態になりました。これで、2年半振りに海外(目標は、US、シンガポールかな)渡航のチャンスがやって来た気がします。

昨日も書きましたが、この決定を受けて航空会社(=ANA)が9月移行のフライトをどれだけ戻すかが次の興味。一番ありそうなのは、10月からだろうけど、シルバーウィークを想定して9月の中旬くらいから便数を増やすなり運休路線を戻すなりしてくれないだろうか。 実は、密かにシルバーウィーク中のフライトなんかを検索しているんですが、予想以上に座席は埋まっている印象でちょっとビックリしています。今回の水際対策緩和の話が出てくる前の時からそんな感じだったので、やはりこれまで我慢していた反動で、多少の不便さがあっても海外に行きたいと言う気持ちがかなり強くなってきている証拠でしょうか。夏休みのハワイ路線は好調みたいな話も聞くし、来月7日から緩和されたらこれまで我慢していた人達が一気に海外渡航を始めたりして。

そんな中で、訪日外国人のトップを占める、中国と韓国は未だに厳しい入国措置を継続しているので、そう言う地位からの入国者はまだ増えないのかな。となると、それらの国が入国審査を緩和して以前のように訪日観光客がドッと押し寄せる状況に戻る前に、一回二回位はフライトしたいなぁ。コロナ禍直前の、訪日外国人が年間4000万人に成ろうかと言うときには、もう空港は大混雑状態でしたからね。そこでふと思ったんですが、「一日当たりの入国者数上限5万人」って、コロナ禍前の状態と比べてどれくらい戻った状態なんでしょう。単純に5万人×365日で計算すると、約1800万人余りとなるので、2019年の3500万人位の半分くらいの感じでしょうか。年代的に言えば、2014年とか2015年位が年間2000万人前後だったらしい。一日当たり10万人が入国すると3650万人となるので、5万人/日というのは半分くらいの感じでしょうか。まだまだそんな程度なんだぁ。

入国者数は緩和される一方で、今後の新型コロナ患者に対しての対応に関しては、現在のように新規陽性者数の完全追跡はせず、重症者対策にシフトしていくみたいで、そう言う意味では「欧米並み」になっていくのかな。ただ、その意図するところは、決して新型コロナウイルスが「風邪並、インフルエンザ並」になったと言う事では無く、一人一人の感染症対策がこの2年半で浸透して、一人一人の認識が深まっている事が大前提のはず。これまでの縛りが無くなった=新型コロナに感染しない、と言う事では無い事はしっかり理解しないと。これで「うぇぃぃぃぃ」と羽目を外せば、再び感染拡大もするだろうし、重症者も一気に増加するだろうし。基準緩和は、経済システムを回さなくてはいけないという大目的もあるけれど、その前提となる一人一人がしっかりと感染症対策を続けるという部分を、少なくともメディア等はもっと強調して啓蒙するべきじゃ無いだろうか。その辺りをはき違えている人が多い気がするので、まだまだ油断できないと思う。実は、最近そう言う事を考えたときに、確かにマスクは着用しているけれど、その分これまで結構頻繁にやっていた、手洗いとかうがいとかは最近ご無沙汰気味になりつつあるなぁと感じたんですよね。個人的には、マスクを外せるときには外すけれど、先ずは手洗いは今以上に注意しようかと思っています。

朝からの蒸し暑さ

昨日は横浜のオフィスでの作業予定が入り、臨時的に「水曜日の新幹線通勤」となりました。ここの所少し気温も下がり気味で、30度を着るかどうか位まで下がった日も有ったためか、体が以前の猛暑・酷暑の時から鈍っていて、朝外に出た途端にムッとする空気に「あぁ、会社行きたくない」と切に感じたくらい(笑)。前日は、朝から午前中一杯位まで、ちょっと小雨が降ったりして湿度がかなり上がっていて、その余波が翌日の朝まで残っている感じです。もしかしたら、夜とか明け方くらいに雨が有ったんじゃ無いかという感じに、庭の土も少し湿っているように感じます。

一方で、空の方は朝から青空が見える快晴に近い状況。久しぶりに感じる「夏の日差し」で、朝一で窓を開けてみましたが、5分程換気したら直ぐに閉じてクーラーを全開に。 その後、自宅を出てバス停で駅に向かう路線バスを待っている間も、アサヒの日差しが厳しく感じる位なので、横に有った電柱や近くの建物の影の中に入って日差しを避けながらバスの到着を待っていました。バスの車内は軽く空調が効いているのでホッと一息。ただ、走る向きによっては窓から外の日差しが入ってくるので、その日差しはやっぱり暑い。丁度朝のラッシュ時にも重なり、駅まで30分弱の工程が40分近く掛かって到着し、朝から気分的には早くも疲れ気味です。

駅のターミナルに到着してバスを降りると、外はやはりムッとした天候。地下道を通って浜松駅に入り、新幹線の改札を抜けて待合室に入ると、やっと個々も少し空調が効いていて、軽く汗ばんだ感じも徐々に引いていきます。ただ、背中に背負ったバックパックが当たる背中のまん中部分は早くも汗ばんでいて、手を後ろに回して少し背中のシャツの部分を摘まんで空気が通うようにして、少し乾かす事に。でも、そんな努力も、乗車する新幹線がそろそろ入線してくるので待合室を出てホームに上がった途端に、早くも夏の日差しで再びじとっと汗がジワジワと湧いて戻ってしまいます。

新幹線車内も、空調が効いているので快適なんですが、新横浜駅に到着して外に出る、この辺りは結構空が雲に覆われていて、そのぶん湿度が高い感じ。気温は、多分浜松よりも低い感じですが、湿度が高いので逆にじめっと感はこちらの方が強く感じます。朝出るときにチラッと見た天気予報では、関東地方は午後に一雨二雨有るような予報でした。確かに空はほぼ一面灰色の雲が覆っていて、少し開けた場所から西から北の空を見ると、結構黒っぽい雲も広がっていて、予報通り午後にかけて天候が不安定になりそうでした。で、案の定午後になると、雷の音なんかも聞こえてきてしっかり雨も降ってきました(私は室内にいたので、外を眺めていただけでしたが)。今週末は浜松も天候が崩れる予報で、その後は気温は下がるけれど雨模様の天気が続くという予報。雨が降ると、外回りの片付けが出来なくなるので、曇り空で良いから雨だけはこの週末は回避して欲しい気分です。

2022年8月24日

予定通りのブーメラン

予想通りのブーメランとなった、立憲民主党と杞憂統一教会との関わり。事前に言われていた、枝野前代表や岡田元副総理などの教会系紙の「世界日報」への記事掲載だけで無く、今彼らが批判している関連会合への祝電、出席、会費支払いなど、14名の議員が関係していたというもの。で、いつもの様にご都合主義で、

 すべての人が旧統一教会の関係と認識していなかった。今後は、一切関係を持たぬよう徹底していく

で終わらせるつもりなのだろうか。お得意の「なんちゃら合同ヒアリングタスク」とか、臨時国会を開催して追求しなくても良いのだろうか(マテ)。

旧統一教会が他の宗教団体と比べて、これほどまでに叩かれる理由は、「霊感商法」などの不法行為が理由だと思うのですが、今ひとつピンとこないのは、じゃぁそれ以外の宗教団体はそんな事は一切関わらない清廉潔白な存在なのか、ということ。旧統一教会は30年程前に大々的に取り上げられた事もあって、この手の疑惑の本元のように言われているけれど、それ以外でも似たような話は有るんじゃ無いだろうか。自分の家のお墓があるお寺だって、「〇〇さんのお宅は、地元の名士だから、ご寄付はこれくらいは出さないとみっともないですよ」みたいな事は聞く話。それで別に壺や数珠を売りつけられるわけでは無いけれど、本来の商行為(原価があり、そこに経費などを追加して、さらに利益を乗せて価格とするもの)から見て、かなり特異な世界観が存在しているのが、宗教界隈じゃないだろうか。

以前身内の葬式を出したとき、お通夜や告別式にお寺の和尚さんに読経をあげて貰うために何人か来ていただき、戒名を決めたりとか一連の行為を経験した事があるんですが、ビックリしたのは葬式の時にお坊さんへ渡す「お布施」って、免税されるんですよね。しかも、領収書無しで代わりに「幾ら渡しました」みたいなメモで処理可能。一方で、確か葬儀費用は免税対象だったけれど、それ以外の費用は対象外とか、結構曖昧な境界線にビックリした事も。何でもかんでも明確にするべきとは言わないけれど、でもああいう曖昧な部分が残っていると、大なり小なり問題も生まれてくるんだろうなぁという気はしましたね。

雑誌への寄稿とかインタビュー記事なども、最初から掲載紙がちゃんと分かっていない場合も有るだろうし、そう言う話が毎日のように依頼される立場の人間だと、ある意味機械的に処理していく事も有るんじゃ無いかと思います。一方で、「私は〇〇今日信者です」なんていう名札を付けていない以上、誰がどんな信仰を持っているかは個人の自由だし、そこを明確にしないと何も対応しないというのは「差別」の一つだと思う。それは、オウム真理教以降の例えばアレフの様な団体であっても同様。勿論、何か怪しい行為が見られたらそこは追求の対象になるんだろうけど、そうで無ければ傍目的に変わった信仰とか宗教行為があったとしても、公序良俗に反しない限りは強制的に止めさせる事も出来ないだろうし。政治家で有る以上、怪しい行動や行為は注意されるべきだけれど、何でもかんでも感情で批判すれば良いというわけでは無い。未だに霊感商法が横行しているならば、それを問題として上げるべきで、そこに何らかの政治家が関係している事が明確ならば非難すれば良いだけの話し。それを一般論に絡めて否定していくのは、批判する側の暴走と言えると思う。それを政党単位でやった要るから、かれらの支持も戻らないわけで...

プレット・トレイン

ブラッドピット主演で、日本の新幹線が舞台となる映画「プレット・トレイン」の宣伝。ここ数日、来日しているブラッドピットや関係者のインタビューなんかも流されていますが、こういう状況でも日本を満喫しているらしく、それは良かったんじゃ無いかと。今日には、条件によっては入国時のPCR検査免除等措置が取られて、一日当たりの入国者数制限も5万人まで改題されるようなので、ブラピのファンとかコロナ禍でずっと我慢していた日本好きの訪日客の皆さんが、新幹線に乗車しに以前よりも増えるんじゃ無いだろうか。JR東海とか、海外ツアー客向けの臨時列車(しかもラッピングトレインにして-笑)とか出したりして。実際に、走る新幹線の中でメディアインタビューとかやったらしいので、出来ない事は無いんでしょうね。映画がヒットしたら、企画しても良いのでは無いだろうか。

ところで映画タイトル「ブレット・トレイン(Bullet Train)」何ですが、直訳すると「弾丸列車」という意味ですが、意味的には新幹線の様な高速列車の意味。自分が子どもの頃、まだ新幹線が開通する前は、特急電車の事を「弾丸列車」とか言ってましたしね。でも、新幹線車内のアナウンスでは「Nozomi, Super Express for Shin-Osaka.」とかアナウンスしているけれど、意味としては通じているのだろうか。"Super Express"だと、「新幹線」という日本語名よりも「超特急」の直訳という印象が強いですよね。でも、"Super Express Train"よりは"Super Bullet Train"とか"Ultra Bullet Train"と言った方が、「超特急」という意味合いは通じる気がする。

私は読んでいませんが、この映画の原作は日本の小説「マリアビートル(伊坂幸太郎著)」という物で、実は小説では主人公も含めて全員日本人が登場するらしい。その為、人種差別的な批判もあるみたいだけれど、ドキュメンタリー映画で無いのであれば、単純に娯楽として楽しめれば良いんじゃ無いかという気がするんですが、今の社会世相はそう言う事を許さなくなってきているんでしょうね。

新秩父宮ラグビー場

東京オリンピック・パラリンピックに関わり、国立競技場が新設された事に伴い、周辺の神宮球場や秩父宮ラグビー場等の移転新築工事が進んでいますが、新秩父宮ラグビー場の入札が行われて、鹿島を代表としたグループに決まったという記事

ちょっとビックリしたのは、現在の秩父宮ラグビー場と事なり、この新秩父宮ラグビー場は屋根付きの全天候型スタジアムになる予定だという事。札幌ドームなどでも、確か野球用の人工芝グランドを入れ替えて、天然芝のグランドをドーム内に引き込んでサッカーとかラグビーとか出来ると思いますが、ラグビー用グランドで屋根付きというのは国内では初めてでは無いだろうか。あと、発表資料とか確認した限りでは記述は無いけれど、「人工芝グランド」というネットでの書き込みもあり、そうなのかと一寸疑問。屋根付きスタジアムなので、開閉できないと天然芝の育成は出来ないだろうけど。ラグビー用の人工芝もあるので、別に不思議では無いのですが、ラグビーって天然芝に拘る競技の一つじゃないかと思うんですよね。ラグビー以外のイベント等にも活用していくという事なので、そう言う意味では人工芝の方が融通は利くんだろうけど。まぁ、理想を言えば天然芝の方がアメフトでも良いけれど、天然芝のグランドって使用規定が厳しい場合が多くて、それが面倒。例えばスパイク利用を減らしたいので、フィールドに入れる時間や人数を制限したりとかあるんですよね。最近の人工芝は改善もされているので、個人的には人工芝でも良いと思うけれど。

気になるのは、この場所をアメリカンフットボールでも利用可能なのかということ。フィールドサイズ的には、ラグビーフィールドが一番大きいので、その広さがあればサッカーもアメフトも利用可能(必要なフィールド設定可能)。屋内競技場なので、天井にボールがぶつからないか不安がありますが、一番当たりそうなキックも、ラグビーでもペナルティキックとかあるから、多分それで問題無い屋根の高さが確保されれば、アメフトでも問題無いんじゃ無いだろうか。まぁ、仮に天井にボールがぶつかるとしても、多分パントキックが一番可能性があるんじゃ無いだろうか。その場合は、野球なんかであるように特別ルールを予め設定しておけば良いわけですからね。アメフトの場合は、「キックしたボールが屋根に触れたて落下した場合は、触れずに落下した場合と同じ扱いにする」とでも決めておけば問題無いのでは。

新秩父宮ラグビー場の収容人数は約15,000人余りなので、ボウルゲームを開催するにはちょっと手狭な感じがするけれど、通常のリーグ戦とかトーナメント戦ならば、注目チーム同士とか動員に実績のあるチーム同士の対戦でも自由分じゃ無いだろうか。立地的にも交通の便も良いので、人気チーム同士の対戦だと、結構集客にも良さそう。一応アメフトの聖地としては、川崎市の富士通スタジアム川崎なんですが、キャパも4000人位だし、川崎駅からも少し離れているし、照明灯は暗いし(改修中だけれど)。2027年12月末から利用開始となりまずはラグビー用とで使用し、2034年5月末までに付帯施設等を完成させるとの事ですが、ラグビーが開催可能ならアメフトも可能だろうしなぁ。2028年位にアメフトのワールドカップを誘致(2回目)して、ここを中心に開催したらどうだろうか。あるいは、富士通スタジアム川崎を全天候型に改修してくれても良いけれど。

日本入国制限撤廃、か?!

かなり期待出来る、入国制限緩和に関してのニュース。ワクチン3回接種を条件に、入国前72時間以内のPCR検査を免除するというもの。これで、明らかに症状が出ていなければ、日本入国時の隔離等も無く以前同様に入国出来る事になります。また、一日当たりの入国者人数も、現在の2万人から5万人に倍増以上されるとも言っており、これで現在運休している航空路線も復活してきそうな予感。

正式には、今日発表される岸田総理大臣の会見待ちですが、まぁ大体こんな感じなんだろうな。で、せっかちな性格なので年内のフライトスケジュールを押さえようとUAのサイトに飛んで、幾つかの候補地を入れて検索してみるんですが... 全然引っかからない。特に国際線は、UAのサイトで検索しているのにANAのフライトしか出てこない。暫く考えて思いついたんですが、現状コロナ禍の影響で減便しているので、それが戻らないと十分な候補も表示されないのだろうと。予約は早くしたいのだけれど、まだ環境が整っていないので、もう暫く我慢して様子を見てから具体的に旅程を考える事に、取りあえず自分で自分を説得しているところです(笑)。

入国前のPCR検査が無くなったら、取りあえず何処かの週末を利用してグアムにでも一度飛んでみようかと思っています。本当は一回の旅程で、UAの4区画利用条件と、残りPQPを出来るだけ埋める(可能なら15,000PQPまで到達させる)様にしたいのですが、一方で国際線部分は出来るだけANA便を利用したく、そうなると取りあえず出来るときに一度飛んでおいた方が良いかなぁ等と、3年振り近くとなるであろう久しぶりのフライトにワクワクしています。一つ残念なのは、一時期よりは少し戻して来つつあるとは言え、未だに円安状態が続いているために、海外での買い物にも影響するし、USドル換算で適用されるPQPもかなり減ってしまう事でしょうか。

試しに、9月のシルバーウィークに成田-グアムの往復(ビジネス)チケットを検索してみたら、邦貨で40万円位なのが、PQPだと2,954PQPにしかならない。単純に計算すると、US$/円のレートはUS$1=135円位のレートになっていますね。もう少しPQPのレートが良くならないかなぁ。そうそう、実は来月には10年パスポートの期限切れ1年前になるので、ESTAを取るためにも早めに更新しようかと思っていたんですが、9月とか10月に飛ぶ可能性があならば、そのまま年内は更新せずに維持して、2年期限のESTAを1年も使わずに来年新しいパスポートに更新するのはちょっと残念だけれど、暫くはこのままにしようかとプラン変更を考えています。一つは、ワクチン接種の記録が今のパスポート番号に紐付けられているので、それを変更したくないという事。5回目のワクチン接種があるかどうか不明ですが、仮に5回目があるとすると早くて来年の1月とか2月なので、その前にパスポートを変更して、新しいパスポート番号で5回目の接種履歴を登録するのが、一番間違いがないかなと言う気もしているし。いずれにしても、まずは今日の発表を待たないと。

2022年8月23日

Eddie Bauer復活

昨年末に突然日本市場から完全撤退してしまった、アメリカ初のアウトドアブランド「エディーバウアー(Eddie Bauer)」が、来年春末シーズンにも日本市場へ再上陸するという記事。Eddie Bauerの賞品も幾つか過去購入し、今でも使っている物も有る自分としては、一寸嬉しいニュース。

日本国内のライセンス契約を、伊藤忠商事が取得して、岐阜県にある「水甚」という会社が製品製造販売等するらしい。私は初めて聞いた企業名ですが、これまで国内外のブランド商品の製造販売をしている企業らしい。「アーノルドパーマー」も契約しているんですね。昨年の撤退に伴い、自宅近くのイオンモールに入っていたエディーバウアーの店舗も突然閉鎖されてしまったんですが、今でもその店舗跡は養生されたままで、後継店舗が入る様子は全く無いのですが、もしかしたらまたあの場所に再会するんだろうか。場所は一寸離れていますが(1Fと2F)、「アーノルドパーマー」も同じモールに入っているので、全く関係無い話でも無さそう。

実は、以前はアウトドア系の男性向け衣料品を販売する店舗がモール内に殆ど無くて、だからこのエディーバウアーは貴重な存在だったんですが、今はAlpen Outdoosが入店していたりして、実は以前ほど自分の中では重要度はそんなに高くない。また、温暖な浜松という地域柄か、自分が欲しいようなヘビーデューティー系の製品展開はそんなにしていなくて、カジュアル系中心の品揃えだったのも個人的にはちょっと残念だった事。それも、今のAlpen Outdoorsがカバーしてしまえるので、タイミング的には戻ってくるにしては以前よりも不利かなぁという印象。

ただ、コロナ禍の影響もあって、今日本国内ではかなりのキャンププーム。キャンピング系の衣料品とか、それに伴って外歩きとかトレッキングとか、関係するレジャー分野は好調そうなので、ある意味チャンスは有るんじゃ無いだろうか。リモートワークも有るので、セミアウトドアみたいなところも狙い目かもしれない。ただ、Alpen Outdoorsみたいな本来の競合店だけでなく、そういうところって例えばWorkmanとか異業種ライバルも増えているからなぁ。イオンモールとなりのカインズホームには、少し前に系列の「Workman 女子」が開店しているので、以前よりは環境は整っているけれど競争は厳しそう。まぁ、浜松では無くても良いから、都内とかに大型のエディーバウアー専門店が出来てくれたら個人的には十分だし嬉しいかな。 

朝日新聞電子版有料化

朝日新聞電子版「朝日新聞デジタル」の無料会員制度が廃止され、昨日8月22日から一部を除き、前記事が原則有料化されたという記事。 「えっ? 朝日デジタルって既に有料化されていなかったの?」と思ったんですが、これまで無料会員になれば、毎月5本まで読めた有料記事の特典が無くなり、さらに数独も公開されなくなるらしい。

理由は朝日新聞社の経営改善ということで、記事によれば2021年3月の連結決算で11年振りの赤字転落したらしい。その為の対策は、企業活動としては当然だろうし、今回の行為は実質値上げになるわけですが、今色々な商品が値上げされている中、それを責めるわけにはいかない。本体としても、早期退職者制度の導入やそれなりの経営努力をして、2022年3月期決算では黒字化にも転じている訳で、その経営努力は認めないと。

問題なのは、本業である新聞業務では購読者数が減り赤字化しているのに対して、副業である不動産収入がアップしたら黒字化しているという事。まだそれほどの状況では無いのかもしれないけれど、一般の企業ならば不採算部門を切り捨てて、経営資源を有料部門なり新規事業に振り向けて、全体的な体質改善を進めるべき何だろうけど、「新聞社」が「新聞業務」を切り捨ててしまったら、どうなるのだろうか。

日頃朝日新聞の報道内容や関係者に対しては厳しい意見を書いている自分ですが、そんな中でも最近のロシアのウクライナ侵攻に関しての欧州からのレポート等は内容的にも読み応えが有る物が多く、流石に「腐っても鯛」的な重みを感じたところなんだけれど、言い方は悪いけれど「悪貨が良貨を駆逐し終わった」のが今の本体なのではと言いたくなる状況に変わりない。有料化する以上は、お金を払ってでも読みたい・参考にしたいと言う無いようで無ければならないのだけれど、正直そんな内容を期待出来るような状況では無いだろうし。結局は、盲目的に自分達を支持してくれる極々超コアな人達を囲い込むだけで、そこでますます先鋭化していくだけになりそうな気がする。それじゃぁいかんと思うのだけれどなぁ。

2022年8月22日

時代の流れ

ITmediaの記事から、荻窪圭氏の一眼レフが終わり、ミラーレス一眼へのシフトする理由について。記事にも書かれているように、少し前にニコンが発表した一眼レフ開発からの撤退というニュースは、かなり大きく取り上げられたけれど、それって老舗カメラメーカーとして象徴的ではあるけれど、時代の流れを考えれば必然でも有る話。言ってみれば、自動車メーカーが、これまでの内燃機関(ガソリン、ディーゼル)エンジンの車(=フィルムカメラ)一辺倒から、ハイブリッド車(=デジタル一眼)に移行し、さらにそこからBEV(=ミラーレス一眼)に移行するようなもの。ぶらん運管式テレビが、液晶やプラズマディスプレーに切り替わり、さらにアナログ放送が終わってデジタル放送に変わり、そのデジタル放送も地上波からBS/CSに映りつつあるのと同じ事なんですよね。

フィルム式一眼レフカメラの機構をデジタル一眼レフカメラが踏襲しているのは、銀塩フィルム部分を映像センサーに置き換えたと言う事も有るだろうけど、やはりそれまでのレンズ資産をそのまま利用出来ると言う事が一番の理由だったと思う。今も性能の良いレンズ(明るい、望遠、単焦点)は何十万、何百万円というお値段ですが、昔もそんなものだった貨幣価値を考えると今の何倍もする物だろうし。あと、操作性というかそれまでのカメラとの互換性も重要だったと思うなぁ。まぁ、色々な理由はあると思うけれど、少なくとも一眼カメラに関して言えば、それまでのレンズ資産をどう扱うかというところが最大の課題だったような気がする。

勿論記事にもあるように、これまでのミラーレス一眼には幾つか問題となる点があって、それ故にプロユースの物はなかなか登場しなかったけれど、SONYが先鞭を付けたα7でのフルサイズセンサーでのミラーレスで一気に普及が始まった気がする。私が懇意にさせていただいているプロカメラマンの方がいらっしゃるんですが、最初は自分同様キヤノンのEOSのフルサイズを使っていたけれど、何かの切っ掛けでSONYのα7IIを試用して一気にSONYに切り替えたくらい。それを切掛に、それまでデジタル一眼と言えばキヤノンとニコンの二強だったのが、SONYも加わった三強時代になり、最近ではSONYがニコンわ凌駕していると言って良いくらいですからね。

私も今年カメラを買い換えて、EOS R7にカメラ本体もレンズ(RFレンズ)も一新。どうなるかは、来月から始まる国内のフットボールシーズンで分かるんですが、やはりこれまでのデジタル一眼レフカメラの本体サイズの半分くらいのミラーレス機にはまだ慣れません。ただ、それ以外の操作系等は以前の機種とそんなに違わないので何とかなりそうだし、カメラ本体だけで無くレンズも軽くなったので、可搬性はかなり改善されてきて体力の落ちてきている自分にはありがたい。一方で、気になっているのが記事の最後に書かれている2点で、ローリングシャッター歪みに関しては、早い場合は1/2000秒位の高速で30枚/秒の連写をしたいと思っているので、それがどれくらい違うのか本番前に実際に試したいところ。もう一つがバッテリーの持ちで、カメラ本体の消費電力が増えるだけで無く、私の場合は望遠ズームでサーボAFでガシガシレンズも動かすのでそうで無くてもバッテリー消費は大きいんですよね。今回からは、これまで以上に連写機会が増えると思うので、どれたけバッテリーが減るのかも事前に知っておきたいところ。理想は1個で1試合持つ事ですが、最悪1個でハーフタイムまで持ってくれれば、途中で交換出来るから何とかなる。一番困るのは1Qも持たない事だけれど、さてどうだろうか。これまででも、一試合で4,000~5,000枚位撮影していたので、今回からはその倍位は撮影するだろうし。EOS R7はバッテリーグリップが取り付けられないので、悩ましい所です。あるいは、USB充電に対応しているので、外付けバッテリーパックを準備するか...

窮鼠猫を噛む

旧統一教会系の世界平和統一家庭連合が、過熱する報道に対してこんな注意喚起の文書を公開する事に。それを取り上げている、弁護士ドットコムニュースの記事は、その注意喚起を「敵対心あらわ」と書いているんですが、自らが「敵対心あらわ」なように感じる。私自身、統一教会どころか宗教一般に対して信用していないような人間ですが、それでも今回の件に関しては旧統一協会側に分があるように思う。 

と言うか、この記事の見出しが酷いですよね。「旧統一教会がメディアを挑発「かつて関わりあった報道機関を調査、公表する」敵対心あらわ」って、まるで何かアジビラのヘッダーみたい。大体「メディアを挑発」って、そうなるとメディアに対して批判とか反論してはいけないって事なのか? さらに「敵対心あらわ」っていうのも、公共の場でそんなに使うような言葉じゃ無いように思う。旧統一教会のこれまでの活動内容とか、それに対して世間の印象とかも有るだろうけど、自分達に対しての報道がアンフェアだと思うならそれに対して反論する事は誰にも認められた権利のはず。先にも書いたけれど、個人的にはこの件に関しては教会側に分があると思うし、その公開された文書の内容にしても問題となるような話では無いと思う。それなのに、「挑発」とか「敵対心」とか言う言葉を、公平性が要求される弁護士が使って良いのかと思ったら、この「弁護士ドットコム」って、別に弁護士会とかが提供している物じゃ無いんですね。そう言う名前の「ニュースサイト」らしい。でも、wikiで履歴を観ると、元々はやはり弁護士がより広く弁護活動とか法律を知ってもらう啓蒙目的のために解説されたポータルサイトだったらしく、それを考えると本来中立性とか担保するべき弁護士関係の人の発言とは思えない。

しかも、記事の最後には、教会側が過去の状況を調査してメディアとの関係を公開するという、まぁこれ自体は半ば脅迫めいた内容ではあるけれど、その事を取り上げて「メディアへの宣戦布告」とまで書いている。いゃ、仮にいわれの無い疑惑を賭けられたのであれば、それに対して反論する事は認められるだろうし、その時に批判している側に実は同じ問題が内在していたので有れば、それを理由に現在の報道に対して批判する事は真っ当な論理だと思う。自分達に関しては不問に付していたのに、なんで今回は急に無かった事のように追求しているのか。そこには、そうするためのそうせざるを得ない理由が有るはずで、それが実は公共利益に成らないのであれば、それはそのメディアの意図的な行為として批判されるべきだと思う。なんと言っても「メディア」なんですからね。

昨日は、アメリカの大手配信会社のUPIが実は教会系企業だったと言う事を知りましたが、その親会社のNews World Communication社は教会系企業だと言う事で、メディアが議員等に過去の関係を聞いている対象。立場は違うけれど、それと同じ事を屋ったらなんでそれが「宣戦布告」だったり「挑発」だったりと言えるのか。結局は、自分達に後ろめたい歴史がある事は分かっていたから、こう言う反応になるんじゃ無いだろうか。今回新たに知ってビックリした事の一つに、アメリカの寿司店等に生鮮魚類とか日本食食材を卸す大手企業が実は教会系企業だったという事で、仮に個々との取引を批判して停止すると、多分北米の日本料理レストランや寿司店は壊滅するんじゃ無いだろうか。知ってか知らずか利用していたお店が殆どだろうけど、でも昨日今日に始まった話では無いのだから、それをこれまで見えない振りをしていたのに、急に今回の事件を切っ掛けに批判に転じるのはある意味卑怯だと思う。まぁ、メディアのそう言うご都合主義は今に始まった事では無いけれど、仮にも「弁護士」と名乗っているこう言うサイトですら、法律的に疑問を感じるような事を伝えるようになっているのは、元々言われている霊感商法とかよりももっと深い何かがあるんじゃ無いかと勘ぐってしまう。是非弁護士さん達には、統一教会だけで無く大手も新興も関係無く、有名無名関係無く、俗世にまみれたビジネス行為を諭すような発言をお願いしたいですね。

2022年8月21日

とんち合戦

笑っちゃいけないのだけれど、一休さんの「屏風の虎を捕まえる逸話」を思い出させる記事

「『統一教会と関係のあるメディアからは取材を受けるな』と言われているので、こちらも安心して答えるわけにはいかないので。“関係ない”ということを証明していただかないと」

 まぁ、本当はどうか分からないけれど、「関係があるか不明だった」と言っている事に対して、「あれだけ騒がれたのに知らないはずが無い」と言われれば、「それならば関係無い事を証明して貰うしか無い」となるのはある意味自衛手段としては仕方ないというか当然というか。

仮に取材しているメディア側(「女性自身」編集部とか出版元の光文社とかが)が、「うちはれっきとしたメディアだぞ」とでも言えば、「統一教会もメディア組織を持っていた」「御社の社員が無関係であるという誓約書を見せてください」と言われてしまう。あるいは、本当に社員に誓約書みたいな物を書かせたら、それこそ個人の人権侵害でもあるし信教の自由侵害でもあるわけで、それが大手メディアがやってしまうというのはこれまた問題。でも、結局はメディアだったり今旧統一教会を理由にバッシングしている人達自らが招いた結果でもあるわけですしね。

で、そんな事を考えていたら、本当にそういう事例が多分国内のメディア全社に関わりが有りそうな話が。2000年5月に、アメリカの通信社「UPI」が、同じくアメリカの報道機関「News World Communications(NWC)」に買収されるのですが、このNWCは、統一教会創始者の文鮮明氏が1976年にアメリカで創設されたものらしい。で、国内外の通信社がこの件をニュースとして当時(2000年5月16日)伝えています。でも、その後も国内外のメディアは、UPI配信の記事を使っているわけで、これは「知らなかった」では済まされない話だと思うぞ。

「いゃ、これは関係企業の傘下だから直系の旧統一教会系企業では無い」と言う良いわけも生まれるかもしれないけれど、でも今日本でやり玉に挙がっているのは、その直系企業ですらない一信者にまで宗教を理由に差別をしているわけですからね。自分達は、関係がある企業と知りながらその後も記事配信等を受けつつ、今回安倍元総理襲撃事件で何十年か振りに話題になると一斉に取り上げて批判材料にしているのは、余りにご都合主義と言われても仕方ない。UPIと言えば、APとともにアメリカを代表する大きな通信社なので、ここと全く関わり合わずに報道活動する事は事実上無理かもしれない。でも、今メディアが振りかざしている論理を適用するならば、であっても認識した時点で関わりを立たないといけない事になる。となると、一休さんの逸話同様、メディアはこれまでのUPIとの関わりを明らかにした上で身の潔白を証明しなきゃいけないのだけれど、それは出来ない話である事は自明。身から出た錆、自業自得な話で終わりそう。

フォローフォロワー時代の終焉

江藤美帆氏のnoteから、「フォローフォロワー時代の終焉」という記事。自分が、今の「ネットの時代」に一番最初に関わったと思っているのは、小学生6年生の時にHAM(アマチュア無線)の電話級(当時、今は4級)の免許を講習会で取って、それでアマチュア無線の世界で見知らぬ人との会話をするようになった事。その後、大学に入ったときに、学部の中のとある研究室に当時のBitnetが繋がっていて、今のインターネットの世界の本当に黎明期を垣間見て、学内だけだけれどメッセージのやり取り(ホストコンピューター上の自分のアカウントと友人のアカウントの間でのテキストのやり取り程度)が出来て「おぉ!」と喜んでいたくらいの単純さですね。

その後、どう言う幸運の賜か、外資系企業に就職出来て、しかも開発部門で対象製品はホストコンピューターの端末開発という部門だったので、毎日海外(=アメリカ)の拠点の担当者とメールをやり取りする環境になり、一気に(当時としては)最先端の環境に放り込まれたのが運の尽き(笑)。確かCompuServerと会社が提携だったか何か関係があって、社員には無料で自分のアカウントを作る事が出来たんですよね。だから最初に作ったドメインはCompuServeだった気がする。で、CompuServeとNiftyが確か相互乗り入れみたいなことをやっていたので、NiftyServeのアカウントも作った(と思う)。当時は、アカウント名がすべてだったから、何人フォローしている、フォロワーがいるなんていう価値観では無く、アクティビティの内容が評価の全てでしたよね。例えば一日当たりの書き込み数とか、その内容の確からしさ専門性の高さ等の品質、あとはどうしたもQ&A的なやり取りが増えるので、相手の問題解決能力の高さが評価の規準になったなぁ。「この問題は、〇〇さんが詳しいよなぁ」「呼んだ?」みたいな感じで、今のようにNotificationが飛んでくるわけでも無いし、常時接続出来る環境でも無いのに、何故か殆どリアルタイムで出没するような「名人」とか「師匠」がいたなぁ。そう言う存在が、あらためて今評価されているし認識されているし支持されていると言う事なんですよね。

「フォロワーが多い」という事は、自分に対して興味を持ってくれている人がいるという事なので、目に見える応援というかモチベーションアップの元であることは確かです。ただ、励みとして理解しているうちは良いけれど、段々とその数字(人数)を増やすことが目的になってしまうと、同じSNSに記事を書くにしても意図が変わってきてしまう。昔は、凄く良い記事を書いていたアカウントが、ビジネスライクになってくると、何かプロモーション的な内容になったり、その話の筋立てが何かの誘導(例えば、自分の著書やイベントへの誘導)になってきたり、ちょっときな臭いというか妖しげな雰囲気を感じるようになった人は、自分の知っている範囲でも1人や2人じゃ無い。いゃ、別にそれも一つの考え方だからそこは個人の自由なんだけれど、自分が期待していたり肯定的に感じていたものにバイアスが掛かってくると、中の人は同じでも外から見える景色が変われば外の人は態度も変わることもあると言う事何ですよね。で、変わらないという事は記事の中にも書かれている「自分の楽しみのために、好きなことを好きなように発信する」事を継続する事の訳で、結果的には「広さよりも深さ」という部分が一番重要なコンテンツの要素になるんでしょうね。

私がYouTubeで好きなコンテンツの中には、DIYとか何か物を作る系のコンテンツが好きでよく見ているんですが、100件位登録しているそれらのチャンネルを見てみると、余り専門的なチャンネルは少なくて、技術的にもそんなに凄いことをやっているわけじゃ無いけれど、何か真面目に自分のやりたいDIYとか物作りをしているチャンネルに好感度を感じると、登録してリピートしている気がします。勿論、専門的な情報も欲しい時ももあるんですが、毎回というわけでは無いし頻度もそんなに多くないので、その時には検索して見て終わり、と言うパターンが多い気がします。YouTubeの場合は、同じカテゴリーで既に登録しているチャンネルとか視聴したチャンネルの他のユーザーが高評価している物がリコメンドで表示されるのだと思うんですが、実は自分にとっては余り打率は良くない。有名なチャンネルも勿論登録しているですが、結構登録者数数百とか数千人というチャンネルが多い気がする。でも、私が観だした時にはそうでも、それから暫くして10万人とか何十万人という規模のチャンネルになった物も有るから、案外外していないのかも。ただ、そうやって自分に嵌まる良質な情報にたどり着ければ良いけれど、言い方を変えればコンテンツ選択の視野が狭まる事にもなるわけで、そこで変なコンテンツにはまってしまうと、そこから抜け出せず泥沼に嵌まってしまうことになるかも。そう言う事にならないように、定期的にリセットしてコンテンツを新たに選ぶみたいな事も必要なのかも。結局は、自分のネットリテラシー、情報リテラシーが、どれだけ確かな物なのかと言う事なんですよね。

2022年8月20日

文書作成

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、 ドキュメンテーションにつして。文書作成は、何らかの仕事をする上では必須の作業の一つな訳で、自分も開発に関わっていると、「〇〇計画書」とか「〇〇テスト仕様書」とか「〇〇概要(詳細)仕様書」とか「〇〇問題報告書」とか、まぁ色々な物を文書化して必要部門に配布して、場合によっては承認を貰ってという事を、もう30年以上も繰り返している。自分の頃はウォーターフオール型開発が主流だったので、こう言う文書化作業をしないと次工程に必要な情報なり作業が伝わらないという事も有ったのですが、最近の開発手法だとそう言う事には余りリソースを割かずに、まずは動く物をという傾向が強い。特にソフトウェア関係では、ソースファイルのコメントに仕様を入れていくのが、今では普通なのかな。わざわざ仕様書を起こすなんて事をやっていると、書いているうちにどんどん実装が変わってくるから、追いつかないと言う事も有るんだろうけど。

私が社会人となり就職した頃は、一般の会社ではまだその手の文書は手書きか、進んでいる会社ではワープロが導入されていたような時代。幸か不幸か入社した会社はコンピューターの会社だったので、文書作成もコンピューター(ホストコンピューター)上で作成して、それを印刷して配布する(ここが疑問-笑)ような感じでした。最も、その頃はまだ日本語対応していなかったので、英文で文書作成させられて、それで有る程度英語が鍛えられたという恩恵は合ったけれど。その文書作成のツールがTeXとかLaTeX見たいなタグ形式の文書作成ツールだったので、未だにWord等のような文書作成ソフトは苦手だったりします。ステイル設定とか利用はするんですが、なかなか意図する書体だったり段組だったり構成が組めなかったりでイライラと。本当、Wordを使いこなしている人尊敬しています。

昔は手書きとか活版だったから、配布するときにはコピーするか印刷するしか無かったけれど、今は文書作成自体ソフトで行う場合が殆どなので、文書配布にしてもソフトコピーを配信するのが一般的。その時に困るのは、まずは相手にそのファイルを表示して場合によっては印刷出来る機能が有るかという事。昔はMS Officeも高価だったので、相手が持っていないことも想定しないといけなかったけれど、今で殆どの場合そう言う心配は不要。互換ソフトも充実していますしね。只、ソフトファイル故に、それを部率的な印刷物にする場合、困るのがフォーマットや用紙サイズの問題。昔は、私のいた事業部は海外との開発が主だったので、用紙サイズはアメリカ標準。だからローカルのプリンターにも設定されているの「レターサイズ」なので、A4サイズのファイルとか送られてくると困ってしまう。そのうちに、トレー1にはレターサイズ、トレー2にはA4サイズと切り替えることが出来るようになったけれど、A4サイズ使用はそんなに多くないので、結局はいつもの習慣でレターサイズで印刷して気がついて、もう一度今度はA4サイズで印刷することになるのは、良く有る話でした。

印刷時、画面での表示時、そして編集時の画面での表示時と、三つの表示機会が今の文書作成ソフトには必要ですが、それぞれで異なる条件で提供されるのも問題ですよね。手書き時代だと、精々原稿執筆時と印刷時の2回だけ。しかも、原稿はあくまで流し込むテキストを記載するだけだから、実質的には印刷時の状態しか無いと言っても良いかも。それだけ、オンライン上での文書作成というものは、より自由度を許容しないと通じないものになってきている気がしますね。Wordで作成する場合には、作成者が最終的にレイアウトや段組なども含めて作成しないといけないわけですから。そう言う意味では、本来は内容に関して100%集中すれば良かった物が、それ以外の部分にも神経を使わないといけないのは、作業効率的には逆行しているのかもしれない。

Amazonの裏技

Amazonで使うと検索機能が便利になる裏技の紹介記事。記事最後に紹介されているChromeの拡張機能Keepaは導入済みなので、これは価格のトレンドを見るのに便利なんですが、その前に紹介されている検索キーワードに関しては知らない物も。

中でも一番重要なのは、怪しい業者を排除できる「&emi=AN1VRQENFRJN5」だなぁ。これ、私も時々使うことがあるんですが、キーワードが複雑なのでいつもGoogleでサーチして見つけてコピペして使っている物(笑)。もう少し簡単にならないのだろうか。まぁ、簡単にしてしまったら新規参入した業者さんなんかが排除されてしまい、Amazonだけが優先されると訴訟騒ぎになるかもしれないけれど。それ以外の紹介されているオプションでは、値引率の指定(「&pct-off=xx-xx」)や価格上限の指定(「&high-price=xxxxxx」)は使い道がありそうだけれど、それ以外のオプションは指定して最初からその様にソートされていれば便利だけれど、検索後に利用してもそんなに手間じゃない気がする。 

個人的に欲しいと思うのは、最初に大きなワードで検索した後、その範囲での「絞り込み」検索機能。例えば「パソコン」で検索すると、左側にメーカーとか金額とかパソコンの種類とか幾つかの絞り込み要素は表示されるんですが、もう少し詳細な絞り込み機能が欲しい。「詳細な」というか自由に設定出来るようにして欲しいですよね。今の状態でも、詳細検索の要素が左側にずらっと1列に縦に表示されるから、ずっとスクロールしないといけないけれど、これがページ上に整理されて一度に確認出来るようになったら、同じ事でも印象はかなり違うと思う。さらに言えば、例えばAmazon Primeメンバーなら「広告を外す」ようなオプションを提供して欲しい。そのメーカーが候補の中に入っているならまだしも、そうで無い場合にしつこく表示されるのは邪魔なんですよね。

自分的に感じるのは、Amazonは確かに便利で何でも商品が揃うけれど、余りに多すぎて使いづらい点も。だから、まずはYodobashi.comとかその商品を扱っている別サイトで有る程度絞り込んで、それをAmazonで検索してより有利なケースがあるか確認するのが一般化した手順になっています。いきなりAmazonで検索するんじゃ無くて、一種の前工程を加えることでより効率的に商品探索が出来るんだけれど、それも考えてみたら本来のやり方じゃ無いんですよね。この辺り、時代とともにどう言う付き合い方が自分にとって有益で効率的なのか、確認しつつ利用しないといけませんね。

2022年8月19日

燃油サーチャージ高騰

日本航空が10月11月の燃油サーチャージを8月9月分から値上げするという記事。まぁ、多分他の航空会社も追従するでしょうから、年内はこの位の追加出費を覚悟しないといけない。欧米で往復だと10万円を超える金額になるわけで、これだとチケット代金よりも燃油サーチャージの方が高くなってしまう。10年位前だろうか、当時も燃油サーチャージが高くなってこう言う逆転現象が起こったけれど、度付きには一寸厳しい。まぁ、円安もあるから海外に出るのは今は全体的に厳しいのだけれど。

購入金額が上がる燃油サーチャージを歓迎する人は多分いないと思うのだけれど、少なくともUA MPの会員資格獲得に必要なPQPの計算には含まれるので、その点だけは許せるかもしれない(笑)。結局PQPって、UAに対してどれだけ投資(入金)したかで決まるので、安い旅行チケットを入手しようが最終的に必要なPQPに到達するまでに支払う金額には、以前のようにマイルベースのカウントほど大きな差は生まれない。旅付きで何度もフライトしたい人はそれでも良いんでしょうけど、自分のように旅はしたいけれど、そんなに時間的に余裕があるわけでは無いので、出来るだけ集約して効率良くPQPを貯めたい派としては、だから今回の燃油サーチャージに関してはあまり困らない気がする。強いて言えば、それによってPQPの値が微妙に変わるので、最後に必要なPQPに到達するまでの積み上げ方がどう影響するか、かな。

今年のプランとしては、多分年内にUSへ飛べる機会は1回有るかないかくらいだから、そのフライトでUA MPの到達要件である4区画フライトを満たさないといけない。一方で、国際線のフライトはANA便の方が快適だから、太平洋路線はANA便で往復したい。となると、太平洋線2区画はANAで、US到達後に米国国内線で4区画飛ぶ必要が有るんですが、これがなかなか難しい。国内線は、幾ら国内線ファーストクラスを取れても「快適さ」では劣りますからね。短い距離で獲得出来れば、それが一番。そこをどうするかが毎回悩み所なんですが。あるいは、一番身近な外国の一つ、グアム往復を2回やっても良いのですが、やはり3年近く渡米出来ていなかったことを考えると、今年は本土に飛びたいし、出来ればNFLの試合かカレッジの試合も観てみたいし。

9月に入ったら年内のチケットの手配をしようかと思っていましたが、一寸どうなるか予定が組めません。多分、その一回ではUA MP 1Kに必要な15,000PQPのうち、残りの9,000PQP余りには到達しないだろうから、どうしても国内線利用のUA振替で満たさないといけない。それも年末ギリギリには時間的余裕が読めないから、先に済ませておきたいし。UAのチケット発券が出来れば幾ら足りないか分かるので、そう言う意味でも発券は早めにしておきたいのだけれど。そこで困るのは、その時に日本への入国手続きでのPCR検査の扱い。先日も考えた、国内の検査結果を72時間以内で利用するという訳にもいかないので、出発時に検査を受けられる場所で無いと困る。となると、ハワイかなぁ、一番確実そうなのは。ハワイ往復を含む、ホノルルから西海岸へのフライトを組合せ行くパターン。その場合だと、HNL-LAX-SAN当たりが一番確実そうなんだけれど。色々悩みが尽きないい、今年の旅行です。 

イベント化する報道

安倍総理襲撃事件から早くも一月が過ぎ、来週には四十九日法要があり、遺族としては(形式上は)一区切りつく時期。宗派や家庭の事情で色々あるとは思いますが、今後も月命日の法要があり、来年は初盆を迎え、再来年は三回忌と、結構供養の行事は続くんですよね。そうやって、段々と心を落ち着かせていくための昔からの知恵なんだろうけど、親戚とか知り合いが定期的に集まることで、故人の遺族を経済的・精神的に支えたりする目的も有るんじゃ無いだろうか。

安倍元総理襲撃事件に関しては、被害者である安倍元総理も、容疑者の実行者の話も、ここ最近はもう殆どメディアには登場せず、メディアの話題は殆どが「旧統一教会」と「自民党議員との関係」の話ばかり。私は、統一教会やその後継団体も含めて、宗教一般を信じていないけれど、例えば冠婚葬祭の様に社会的に習慣化している事は尊重するべきだとは思っています。何度か書いているけれど、自分にとって「統一教会」という名称から受ける印象は、殆どが30年前の一連の騒動の時点で自分の記憶は止まっているから、一般に知られている宗教法人の中でも決して印象は良い物では無い。それでも、一連の「旧統一教会関連報道」はメディアの暴走だと思うし、その根拠に関しても霊感商法などで被害を受けた人を救済する為の報道というよりは、自民党を追及したが為に大なり小なりの話題を膨らませて連日取り上げて一つのムーブメントを作ろうとしているようにしか見えない。昨日韓国で開催された旧統一教会の集会の様子を、日本のメディアは大挙して取材していたらしいけれど、あれって逆に教会に興味を持つ人を発掘する切っ掛けになるんじゃ無いのか。

大体、今そんなに騒ぐのであれば、なんでこの30年間何も言わずにいたのか。あるいは、自民党議員が関連団体のイベントに参加していた事を批判しているけれど、そう言うイベントの告知だったり開催為たことなどを記事として取り上げて報道していたメディアの責任に関しては何も言わない。「宗教と政治の癒着」みたいな事をメディアは喧伝しているけれど、じゃあ「宗教とメディアの癒着」はどうなんだろう。ネットで見つけた、丹波高山寺の住職の方が、「カルト宗教」に関して一連のツイートをされていて、これがまさに正論。

今の旧統一教会に対してのメディアやネットでの批判(非難? 誹謗中傷?)は、まさに「彼らはカルトだから」という一言を免罪符にして行われているように見えるし、その目的もそのカルトに寄って被害を受けた人を救済することよりも、カルトと関係を持った自民党を攻撃したいと言う不純さを感じるんですよね。 

もしこの週教団対の活動内容に問題がある、霊感商法で多くの信者が被害を受けているのであれば、その事を取材して報道することが第一義のはずなのに、その部分に関してははっきりしない。裁判とか個人のプライバシー等の理由もあって、公に出来ない事も多いだろうけど、今の報道の内容を聞く限りでは今の霊感商法犠牲者の話よりも、「旧統一教会と言う対象へのバッシング」としか感じられない。霊感商法は霊感商法として、政治と宗教の関係なら政治と宗教の距離感として、何が問題で何が議論の論点なのか、ちゃんと絞って批評しないと、結局は騒いで終わりになるだけだと思う。いかにも日本的な感じ。個人的には、法律的にも今はクーリングオフも準備されているのだから、まずはそう言う点をちゃんと指摘して認識させることが第一なのでは。その上で、例えば幾ら際限の無い「寄付」ではあっても、例えばその人の経済状況等と比べて過剰な寄付行為は、受ける側(=宗教法人側)にも相応の責任を持たせるとか(寄付上限を定めるとか、一定金額以上は租税対象にするとか)、そう言う提案をしていくことが本筋じゃ無いだろうか。「政治と宗教」にしたって、個人的には公明党と創価学会とか、立憲民主党と立正佼成会とかはどうなるのか。本当ならば、そう言う情報をメディアは取材して報道するべきなのに、メディア自体が今回の事件を「イベント」として扱っているから、結局は今回も縛らん騒いだ後は、また忘れられて何も解決されない状態が、また10年20年続いて被害者も無くならないのでしょうね。

30分間回遊

ネットで見つけた、地元のこんな記事。「30分間回遊」というか、自分の頃は「30分間遊泳」って言っていたような気がするんだけれど、30分間延々とプールを泳がされるのはやったなあ。当時の小学校数は、今の口数の半分くらいだったと思いますが、確か殆ど全ての学校に25mプールがあって、夏は水泳の事業があったはず。自分が通った小学校は、浜松市内でも古い小学校だったけれど、25m×7コースだったか8コースのプールがあって、体育の授業は勿論夏休み銃にはほぼ毎日解放されていて、毎日のように通った記憶があります。自分は小学生の頃から陸上部だったけれど、水泳も何故か得意になって、クロール、平及び、背泳ぎと、小学校のこの頃には取りあえず様になった泳ぎが出来た気がする。夏には、学校対抗の水泳大会があったと思うのですが、その選手として出場したこともあったし。

この「30分間回遊」は、記事にも書かれているようにプールの外周に沿ってハントケ回りにグルグル遊泳するもので、30分間それを続けるんですよね。「30分間泳ぎ続ける」というと結構大変に思えるけれど、記事にも書かれているように暫くすると反時計回りの海流がプールの中に出来るので、じつは最初の5分位何とか泳げれば、後はそのまま浮いていれば流れに乗っていけるので、案外苦しくは無いんですよね。自分の頃は、多分どこの学校も校内のプールでやっていたと思うのですが、25mプールは小さいのでこの回流が作りづらくてなかれに載るのはもう少し大変だったと思うけれど、今会場として使われているToBiOだと50m×8コースの大きなプールだから、5分も掛からずに回流は出来るんじゃ無いだろうか。実は中学とか高校などでも同じような事は体育の授業とかでやらされるんですよね。中学は25m×8コースだったけれど、高校のプールは50m×8コースある立派な物だったし。今は、確か新しくなっていると思うんですが、昔はその当時でも古い感じのプールだったけれど、確か日本で最初の水泳の大会が開催されたとか、ToBiOの元になっている古橋廣之進選手が(当時の)日本記録を出したとか、そう言う逸話を聞かされたなぁ。当時の高校の授業は、1時限90分で一日4現(4コマ)で、そのために前週・後週と言って一週間のカリキュラムが異なるスケジュールになっていて、2週間で一回りするような授業構成。体育も90分間あるので、そのうち60分間プールを延々泳がされたこともあったなぁ(笑)。あれはキツかった。

本当にそうなのかは分からないけれど、浜松周辺の人間は水に親しむ環境にあることは確かで、南は遠州灘の荒波に日本三大砂丘の一つ中田島砂丘が続く海岸線があり、西には浜名湖があって水泳も出来る。泳ぐには水質が十分ではないけれど、浜名湖の手前には佐鳴湖という小さな湖があって、ボート部は個々にボート小屋を持っていて、学校からランニングで通って練習していたなぁ。東には天竜川が南北に走っているので、川遊びも出来るし。山間部が広がる北側は、あまり水に関係なさそうだけれど、それでも都田川ダムとか秋葉ダムとか船明ダムに佐久間ダムと、泳いだりは出来ないけれどそれなりに水資源があって、そう言う意味では浜松市というのは水に囲まれた町と言う気もしますね。だからか、確かに昔から水泳に関しては言われた気がします。だから「30分間回遊」が始まったのか迄は知らないけれど、昔は今のように小型の救命胴衣なんて無い時代だし、万が一水に嵌まったら自力で息継ぎをして救出を待たないといけないし、泳げなくても水に対しての耐性は要求される環境かもしれない。そうそう、だからか高校時代は夏休みに「古式泳法」の補講みたいな物が一日あって、学校のプールに水泳部OBを中心に古式泳法のデモみたいなものをやってましたね。立ち泳ぎしながら扇子に習字をしたり、本物かどうか不明だけれど昔の甲冑を付けて泳いだり、あとは横泳ぎとか古式泳法の練習をさせられたりしたなぁ。当時は、陸上部と水泳部は仲が良くて、陸上部の練習の後、やはり練習が終わって開いたプールに入れて貰ったりしてクールダウンしたり、時間が有ればそのまま体を焼いたりしていましたねぇ。高校時代の、まさに「青春」って感じ(笑)。で、帰りには学校の直ぐ横に有った中華料理店(梅香苑)でラーメンを食べて帰るのが夏休みの思い出だったりします。

最近の学校だと、土地の問題とか費用とか管理者とか色々な理由から、校内にプールの無い学校も増えていて、それ故に水泳が不得意あるいは泳げない子どもも増えていると言う話も聞きますが、当時の浜松の小中学生は少なくとも水に入ることに抵抗がある子どもはほとんどいなかったかなぁ。中学の頃だと思うんですが、何か宗教上の理由だったか何かで水泳の授業はいつも見学(男子)という同級生がいたような記憶はあるけれど。今でも、8~9割の小学生が30分間回遊をしているというのは、まだまだ伝統も捨てたもんじゃないという事なんだろうか。今だと、「虐め」とか「自由侵害」みたいな事も言い出す人もいるんじゃ無いかと思うけれど、当然そう言う風潮にも配慮しているだろうし、少なくとも万一のことを考えると、水泳とか水に慣れていることは悪い事じゃ無いと思う。それに、「30分」と言いつつも、実は勝負は最初の「3分」なので、言葉から受ける印象よりはそんなに厳しい試練でも無いんですよね。こういう機会があっても良いんじゃ無いかと思う話でした。

2022年8月18日

猫の目の雨の日

昨日の天気と打って変わって、今日は朝は曇り空だっもの我朝食を食べ終わる頃から強めの雨空に。 本当、最近の天気の変わり方って殆どそんな感じなんですが、「雨降るかなぁ」と思った瞬間にポツポツ降り出して、それが直ぐにザーザーになり、そしてそれがゴーゴーになっているのが今。朝の天気予報では、今日は浜松辺りは天候が変わるとは言っていたけれど、予想以上に急だし雨の様子も酷くなりそう。

実は、あさちょっと車で買い物に出ようかと思っていたんですが、この天候でそんな気持ちも萎えてしまいました。別に明日でもいいやと自分を説得して、今日は大人しく出かけずに過ごすことに。雨だけじゃ無くて、風も結構強く吹いているので、正直先日はそんなに影響が無かった台風が今来ているような雰囲気。

「夏の雨」というと、夕立というか通り雨みたいな物のイメージが強いのですが、その「夕立」とも違う感じ。夕立だと、雨は強くて多いけれど、真っ直ぐに降ってくる印象があるんですよね。でも、最近の雨は、強くて多くて風も強いので、ちょっとした台風みたいな印象が強く感じます。実は庭先に一寸大きなでも古い木があって、その枝が少し枯れ気味になり折れそうになっていたんですよね。上から吊るか、下から支えないと、そのうちに大風に吹かれて折れそうだなぁと以前から感じていて、先週末に一寸部材を勝ってきて地面から支える杭というか支持台みたいな物を作ったところでした。ギリギリのタイミングで間に合った感じです。風で揺れるだけじゃ無くて、雨も強いと、その水の重みも加わって折れやすくなりそうだったので、自分で自分の仕事を誉めてやりたい(笑)。

朝の予報では、浜松は午前中は雨だけれど午後は荒れるような内容でした。本当に午後は晴れるのかという今の天候だけれど、週末天候が良くなって欲しいですよね。色々片付け物とかもあるし、お盆期間は混雑するので外出は控えていたので、少し息抜きもしたい気分だし。今日は先日契約したNFLの中継でも見ながら、大人しくしていることにします。

[2022年8月18日午後追記] 予報通り、お昼頃から晴れ間が広がり、午前中の雨の影響もあり、湿度が高く蒸し暑い夏の午後になっています。クーラーもフル稼働。午前中は、午後天気が良くなれば出かけようかとも思っていましたが、もう蒸し暑さで外に出る気力も生まれないくらい。

JAPAN U.S. DREAM BOWL


昨日発表された、来年1月22日(日)に開催される「JAPAN U.S. DREAM BOWL」。大学生選手や、Xリーグに所属する外国人選手(最大10名)も含めた56名が、「全日本選抜チーム」として組織され、アメリカ側のIvy Leagueの4年生(※4年間の登録完了選手=US カレッジ選手として引退)選手が対象で、こちらも選抜チームが組まれて対戦。なんと言っても、試合会場が国立競技場(Olympic Stadium)というのが嬉しい。 

"Ivy League"と言えば、全米を代表するトップ大学のグループ名で、ハーバード大学を筆頭に日本でもよく知られた大学連盟。フットボールの実力で言えば、Ivy LeagueはFCS (Football Championship Subdivision)に所属していて、強豪チームが所属するFBS (Football Bowl Subdivision)とは一つしたのレイヤーになるんですが、過去にはNFL選手も輩出しているし、学業優先の環境とはいえ、日本のフットボールレベルと比べたらまだ上だと思うなぁ。

過去には、米国カレッジのメジャー校のみならず、NFLのチームが来日して試合をした事も有りましたが、当時はバブルの時代でもあって、そう言うイベントを開催する余裕が合った時代。その当時を頂点に、経済的に厳しくなり、企業スポーツとして続いていた国内のフットボールも企業撤退が続き緩やかに衰退。それでも、関係者の努力で、ワールドカップへの参加だったり、海外遠征などを実行していましたが、やっとこう言う形で米国のそれなりのレベルのチーム招聘が出来るようになったなと感慨深い思いも。

米国の場合、フットボール等学校スポーツ活動の場合、活動可能時期やその内容(練習時間や練習強度)にも厳格なルールがあり、なかなかこう言う選抜チームを作る事が難しいと以前聞いたことがあります。また、米国の場合6月が卒業月なので、それに合わせた試合設定が日本のスケジュールとも摺り合わせが難しいと言う話も。今回は1月下旬と言うタイミングなんですが、大体12月中にカレッジシーズンは終わるから、そこから選抜チームが合同練習をして来日するんでしょうね。4年生としてシーズンを終了して、レッドシャツ(=練習生)登録などで翌シーズンも選手登録可能な4年生は選ばれないようなので、全米カレッジのレギュレーションにも引っかからない。言ってみれば米国側は「OBチーム」という扱いなんだろうな。コンディションとしては日本の方が有利だと思うけれど、潜在的な能力含めて実力的には米国有利だと思うので、そこそこ良い試合になるんじゃ無いだろうか。日本選抜の外国人選手は、今のXリーグルール同様一度に2名までのプレー参加が許されるみたいだけれど、どの選手が選ばれるのだろうか。まだ少し先の予定だけれど、ちょっと楽しみ。

逸材?

Nathan氏が紹介している、NHK党の浜田聡参議院議員による安倍元総理の国葬に関しての質問主意書に関しての記事。まずは「浜田聡」議員なる名前に心当たりが無く、NHK党だと当選した議員さんは一人とか二人位だろうから、某かの記憶が残っていると思ったんですよね。で調べてみたら、先日の参議院選挙で当選した議員さんではなく、党首の立花孝志氏の議員辞任に伴う繰り上げ当選で参議院議員になった(任期は2015年まで)人なんですね。東大の大学院を卒業して、その後京都大学の医学部に入り直して放射線科専門医をされていた人らしい。失礼を承知で言えば、何処かの政党のようにタレントや著名人として担ぎ上げられた様な人材では無いらしい。

Nathan氏が紹介しているのは、その浜田議員が出した質問主意書の内容で、特に質問書最後に答弁書作成のための時間的余裕をしっかりと明記している点には、私も感心するしこういう風に「何を何時までにどの様に」という事を明確にすることは、仕事の上でも必要な事。勿論、情報として早ければ早いほど助かることも事実何ですが、かといって今日出して明日回答することは物理的に無理な事ですからね。何処かの野党議員には、この浜田議員の爪の垢を煎じて飲ませたいくらい(笑)。学歴で人を判断してはいけないのかもしれないけれど、東京大学で教育を、京都大学で医学を学んだ成果は反映されている質問書の内容だと思う。最も、同じ大学を卒業しているはずなのに、トンチンカンを通り越すような発言や行動をしている議員さん、中には党首だったり党の幹部だったりという重鎮(?)議員も存在するので、この浜田氏が「たまたま」なのかもしれないけれど。

安倍元総理の国葬に関しては、当初の国葬参政多数の状況から、最近の「旧統一教会」の問題も影響しているのか、今賛成・反対の一般的なアンケートを取ると、ほぼ拮抗しているような状態。反対意見の理由として一番よく言われているのは「法的根拠が無い(国葬を定義している法律が無い)」という事だと思うんですが、それに対して簡潔かつ明確に政府答弁が説明されています。同様の事は、すでにNathan氏も説明されているんですが、この辺りの法律用語というか解釈に関しては、自分のような素人にはなかなか理解しづらいもの。ただ、こうやって説明を聞いてみて、何か不審な印象なり疑問を感じるようなところが無ければ、それは正しいと言うか正当な解釈なんだなと思うことにしています。今回の「国葬反対論」に関しては、反対している勢力というかグループが、その国葬の対象が天敵・安倍晋三であるが故に反対している風に見えるので、幾ら法律的な根拠を説明しようが納得はしないだろうし、奇妙な法律解釈なり感情論を持ち出して「反論しているふり」を続けるんでしょうけど。

Natha氏も最後に書かれているけれど、どうでも良いような質問主意書(内閣に質問を提出、それに対して閣議決定をした解答を返さなきゃいけない時点で、どうでも良い質問はするべきでは無いのだけれど)を出し続けて、その数だけを誇るようなどうでも良い野党議員はメディアでも大きく取り上げられるけれど、こう言うちゃんとした物は殆ど報道されることは無い。メディア自身が、まずは商売にならない話題性に乏しい情報は扱わないし、扱うにしても別の意図を付加した状態にするから、彼らにとっては質問主意書の内容ではなく、いかに政府の回答を面白可笑しく記事化できるかが採用基準なんでしょうね。だから、回答だけ見るととんでもない回答を政府がしているように見えるものは結構取り上げられるけれど、実はその回答は提出されたとんでもない質問による物という事をもっと理解しないと。いずれにしても、正直NHK党というは迷走している話題だけの政党という認識でしたが、こういう人が活動しているのであれば少し見直してみても良いかも。最も、先の選挙で当選したガーシー議員の問題はどうするのか、そちらの方とプラスマイナスすると、大きなマイナスだと思う。

2022年8月17日

猫の目の夏の日

今日は全国的に天候が崩れてくる予報で、雨前線も南に下がってくると様子。実は昨晩、20:30過ぎかなぁ、突然パラパラと雨が降りだして、暫くすると雷が鳴り出してビックリ。夕方、まだ外が明るいうちは快晴の天候で、「あぁ、明日から天気が崩れるんだなぁ」と思って雨戸を閉めて、暫くしたら雨みたいな音がし始めたんですよね。何だろうと思ったら、徐々に雨も強くなってきていて、それから暫くしたら雷です。

最初は、遠くでゴロゴロ言っている程度だったんですが、段々近くにも落ちだしたのか「ドカーン」という音も気になりだし、21:00過ぎ位には自宅近くでかなりの数の雷が落ちだしました。それに伴って、雨足の音も強くなるし、風も出てきたのかビュービューという音も大きく外で唸っているし。「こりゃぁ、今夜は寝られないかな」と思いだして暫く、21:30過ぎかなぁ、パラパラ言う音が小さくなり、雷の音もどんどんと置くなり、それから直ぐに静かになりました。

窓を開けて外を見てみると、まだ小雨くらいは降っていたように思うんですが、嵐は去った様子。気温も少し下がったみたいですが、湿度が上がって逆に蒸し暑さはそんなに変わらない状況。ですから、クーラーはかけたままでその夜は就寝しました。で、今朝目が覚めたら外は明るく、日が昇ってくると雲は少しあるけれど今日も夏の暑い日になりそう。早朝時点では、前日の雨で冷やされたのか、久しぶりに「ひんやりした朝」だったんですが、やはり日が昇り始めてくると、いつもの様に暑い朝にどんどん変わって行きました。朝は27度くらいだったけれど、それから2時間もしないうちにもう30度を超えている(手元の温度計調べ)。


外はもう真夏の天候で、本当にこれから雨が降ったりするんだろうか甚だ疑問。でも、今年というか最近の天候特に夏の天候は猫の目以上にクルクル変わりますからね。突然曇ってきて雨が降ってきて、それが豪雨になっても不思議では無い。ちょっと油断して外に出かけてしまうと、途中で予想外の天候で足止めを受ける事も想定して出かけないといけないのが面倒。車で移動すれば、それなりにそのリスクは避けられるけれど、それでも駐車場から建物に移動する場合とか、全く影響しない訳にもいかないし。暑さでグッタリして、クルクル変わる天候でガッカリして、いつも以上に疲れる夏の日になっている気がします。 

超音速旅客機 (3)


一年程前に話題になったBoom社の超音速旅客機「OVERTURE」を、UAに続いてAA(American Airlines)も最大20機、ついオプションで40機の購入に合意したという記事。 UA(15機確定35機オプション)に続いて2社目の発注で、予定している2024年生産開始、2025年ロールアウト、2029年商業飛行開始のスケジュールは、これでますます確実になるのだろうか。

「超音速旅客機」と言えば、「コンコルド」が先ず浮かぶわけですが、あれも元々は世界のゴールデントラックである、欧州と北米の東海岸を結ぶ大西洋路線を短時間で結ぶために開発されたで、このOVERTUREも大西洋路線が主戦場だろうなぁ。マイアミ-ロンドンが5時間弱との事だけれど、それならニューヨーク-ロンドンなら3時間台でいけるんじゃないだろうか。あと、東と西で4時間の時差がある北米大陸横断線なら、今の半分3時間程度で移動出来るだろうから、その恩恵も大きい。陸上だと、マッハ1を超えての飛行は出来ないみたいですが、今の民間航空機の最大速度が時速700~800km位だから、それが1,100km位まで出せればかなりの短縮になりそう。

日本国内を見ると、ちょっと利用出来そうな路線は見つからなそう。ほぼ日本の中心にある羽田空港をベースに地方への路線が放射状に広がっているので、2時間半位かかる沖縄線は別として、来たの新千歳、南の福岡でも2時間掛からないですからね。それが半分の1時間前後になればメリットは有るけれど、利用度はどれくらい広がるだろうか。福岡-新千歳位になれば導入するメリットも有りそうだけれど、需用がどれだけあるんだろうか。それでも、JALは出資しているわけだから、それなりに何処かに導入する予定も考えているんでしょうね。確かに、新千歳とか福岡とか、あと多分無理だと思うけれど伊丹とか、濃くないどころか世界屈伸の混雑路線に投入すれば効果は有るだろうけど、一日に10便以上もあるような路線に幾つかこの超高速のフライトが入るのは、ダイヤを組む側としては逆に使いづらい気もする。

観光路線として、羽田-ホノルルとか、羽田-シンガポール/シドニーとかはどうだろうか。純粋に観光路線では、採算が合わない気がしますねぇ。それなら、羽田-バンコクとかの方が、まだ需用はあるのかな。一度は搭乗してみたいけれど、日本国内から利用出来るようになるのは2030年代になってからかなぁ。まだまだ先だなあ...

フットボール三昧の秋

国内のアメリカンフットボール「Xリーグ」の開幕は9月からで、アメリカのNFLも9月開幕なんですが、NFLでは今シーズンの登録選手の選択も兼ねた、プレシーズンゲームが始まっています。最初は100名近い選手が集まってプレシーズンの練習が始まるんですが、どんどんカットされていき最終的には半分近くがカットされて、シーズンイン時の登録選手(roster)は53名で、その中で試合に出場出来るのは45名(確か)。シーズンが始まっても、成績不振だとカットされたり、逆に怪我や故障でポジションが空いてしまうと、カットされた選手が呼び戻される場合もあって、多分アメリカの社会の中でも一番シビアな世界じゃないだろうか。

チームによって異なるもののの、8月に3試合プレシーズンゲームを開催して、選手を篩にかけます。ベテラン選手や、主力選手は参加しなかったり、参加しても調整程度で終わる場合が多い(怪我しないように)のだけれど、逆に新人選手や何度目かの浪人組などは何としても登録を勝ち取るために全力でプレーするわけで、それがビッグプレーを生んだりして結構面白い試合になる場合も。正直フットボール好きでもプレシーズンの好みは分かれるところですが、NFL 30チームで自分の贔屓チームのある人なんかは、今シーズンの有望新人とかドラフト上位選手の活躍を見たくて結構熱心に見る人も多いですよね。私は、暫くNFLから離れていたので、まだまだ知らない選手ばかりなんですが、また以前のように自分の推しチーム(4チームもある-笑)を応援しなきゃと心を入れ替えました。

レギュラーシーズンの試合は、今年も日本テレビのCS放送である「G+ (ジータス)」で放送されるらしいのですが、今シーズンからレギュラーシーズンの試合が18試合に増えて、以前はあった"Bye-week"(試合の無い週)も無くなったので、9月からは毎週16試合びっちり埋まることに。そうなると、色々みたい試合も増えてくるわけで、それならばと今シーズンはNFLの試合を全て中継して、見逃し再生も可能な「NFL Gamepass」を契約してしまいました。全ての視聴が出来る"PRO"が、US$243.99で日本円だと26,900円なので、交換レートはUS$1=110.25円と、今の133円=US$1と比べてかなりお得。実はこの料金、シーズンが始まりさらにシーズンが進むと、段々とディスカウントされていって、最終的には半分以下になったりするんですが、そこまで我慢するなら最初から見たい試合を見たいわけですし。と、自分で自分を納得させています(笑)。

さらに、国内のXリーグの試合は、昨年同様「XリーグTV」で配信されるて、年間パスの割引なども有るので、こちらも早速契約。両方合わせて、3万円ちょっとの出費ですが、NFLの試合を一試合観に行けば、チケット代だけでUS$100前後は取られるので、3試合も見れば十分元はとれると自分で自分を説得しています(2回目)。もっとも、こちらは国内で少しでもフットボールファンが増えるための「お布施」とも割り切っているのですが。もう一月を切った今シーズンのフットボールゲームに向けて、夏休みの自由研究じゃ無いけれど、最新の技術やプレーをしっかり学習しないと。あと、久しぶりにNFLの中継を聞いてみて思ったんですが、実況や解説の英語が結構聞き取れるので自分でビックリ。最近は、耳も鈍ってきていて、CNNとか見ていてもちょっと聞き取れない場合もあってちょっとガッカリしたりするんですが、少なくともフットボールに関してはまだまだいけそう。いゃ、そう言う問題じゃ無いのだけれど。まだまだ暑い日は続きそうなんですが、NFLだったりXリーグのシーズン開幕という声が耳に入ってくると、「あぁ、夏も終わりだなぁ」と感じるのは職業病に近いかもしれない(笑)。

2022年8月16日

陰性証明

今の所、海外渡航をしたときに一番問題になる事柄の一つである、日本入国前の陰性証明の準備。日本への帰国前72時間以内に指定された検体検査をして陰性証明が無いと、日本に入国出来ないルールは、結構負担が大きいもの。特に最近では、日本以外の主要国では、PCR検査自体も縮小されてきていて、幾ら日本入国時に必要と言われても滞在国でその必要が無いと判断されて運用されていたら、必要な検査すら受けられない可能性も。

もう一つの疑問として、短期の渡航の場合72時間以内に日本からの出国・入国をする場合もあるはずで、その時にはわざわざ出国先で陰性証明を取得してまた戻らないといけないのかという事も。そう言う疑問に答えるべく、厚生労働所が陰性証明の運用を見直して、渡航先出国72時間前に検体採取したものであれば、日本出国前に国内で取得した証明書も有効な物とすると言う記事。考えてみたら、「72時間」という時間範囲が重要であれば、その検体採取した場所は関係無いはずで、当然の判断の気がします。

実際どの程度の渡航が可能なのかちょっとシミュレーションしてみると、例えばグアム旅行。72時間と言う事は丸々三日分なので、例えば出国日金曜日の15:00に検査を受けたとすると、月曜日の15:00までに入国すれば、出国前の陰性証明書は有効で、入国検査も以前と同等の手続きで簡単に入国出来ることに。UAがグアム便を運航している成田空港には、24時間(T2側)運用のPCR検査センターがあるんですが、料金をみると時間内(09:00~17:00)と時間外(17:00~翌日09:00)では倍近く違うので、17:00までに検査は受けたい。今の所UAのグアム便は、成田発が11:00、17:00、21:00の3便あるので、11:00の場合だと前日の検査が必要だけれど、17:00発便ならお昼頃に、21:00なら夕方頃に検査を受ければ出国に間に合います。自分のパターンだと、出発した日はそのままホテルに直行して、翌日一日観光や買い物、翌々日のフライトで帰国というパターンが多い。大体、金曜日の仕事終わりに成田に移動して出発し、日曜日のお昼くらいまでに帰国するのがいつものフライト。グアムからの帰国便は、07:00(10:00頃到着)、12:30(15:30頃到着)、17:00(20:00頃到着)の3便ですが、到着時刻を考えると朝一のフライトか、一番混むお昼頃の出発便かなぁ。いつものパターンで、現地2泊だと余裕で帰国出来ますし、3泊パターンだと出発便にもよりますが、遅めに出国して朝一のフライトで戻るなら問題無さそう。

ハワイ線はどうだろうか。先に帰国便を確認すると、現地を昼前に出発して日本には15:00位に到着するのが一つ目安。途中で日付けが変わるので、例えば現地を日曜日昼に出発すると、日本には月曜日の午後到着というパターン。とすると、金曜日の夜発のフライトで現地に金曜日の朝到着。土曜日一日観光をして、日曜日のフライトで戻ってくるのは弾丸ツアーなら可能ですね。成田のPCRセンター利用を出来るだけ遅くしたいので、T2側で17:00移行に検査を受ける必要が有るかもしれない。あるいは、羽田空港を利用するともう少し余裕があるかな。いずれにしても、ハワイ線だと結構ギリギリのタイミングになりそうなので、ハワイは現地で(確か空港で)検査を受けて証明書を受け取るのが無難な気がしますね。

ちょっとグアム行きの目が見えてきたので、秋くらいに予定を入れようか。2往復すれば、UAのUA 4区画利用の規準もミート出来るし。となると、パスポートの更新も考えると10月位かなぁ。一方で、やはり行くからには少なくともハワイ、出来れば米国本土という気持ちも強いから、もう少しまって入国審査が陰性証明無しでも可能になるタイミングを待つか。色々悩ましいですね。

[2022年8月17日追記] シンガポールもいけそうですね。例えば金曜日に検査を受けて夕方の(例えばANAの)フライトで出発。日付けが変わったくらいにシンガポールに到着するので、一旦ホテルに入りその日土曜日と日曜日を現地に滞在し、日曜日の深夜発の帰国便に乗れば、月曜日の朝に成田に到着するので、現地にほぼ二日滞在して72時間以内に行って戻ってこられそうです。同じ方法はシドニー線にも適用可能そう。羽田を例えば金曜日の深夜に出発して、翌朝現地に到着。土曜日、日曜日と現地に滞在して、日曜日の夜に出発すると月曜日の早朝に羽田に戻ってこられます。深夜発早朝到着便だと、出国時の検査を当日の午後に受けて結果を貰えれば、かなり余裕を持って到着出来るので、案外良いかもしれませんね。

いかにも「美談」

少子化担当大臣が記者会見で、「子ども家庭庁」の看板文字を子ども書いて貰うというアイデアを披露したという記事。何か微笑ましいという印象を与えようという意図なのかもしれないけれど、正直そんなことはどうでも良い、もっと本質的な対策なり改革を披露しろよ、と言いたいところ。

「当事者にやって貰う」というのは、一見適材適所みたいな印象も受けるし、何か画期的な事をやっているような印象も受けるんですが、それって困っている本人に解決策を委ねているという、自分の責任は放棄しつつ一番の被害者当事者に責任をおっかぶせている行為とも言えるんじゃ無いのか。他に策も無く困っているから支援なり援助を要請しているわけで、責任者としてはそれをくみ取って代わりに対策を提供して困っている人達の苦境を救うのが一番の仕事では。看板を書かせることで諸問題が解決されるなら良いけれど、看板一つで変わる事って殆ど無いだろうし。百歩譲って、「子ども家庭庁」という文字が凄く難しい文字(イメージ的には、旧字の旧書体とか)で、子供達が理解出来ないだろうから、彼らが理解出来る言葉(例えば全部ひらがなとか)で書き直して貰う、とかいうならまだ理解出来るけれど。

よく聞く話で、NPO等が色々な支援活動とかしていて、その為の支援や援助が必要と当該官庁に要請をしたりする場合、本来ならそのNPOに対しての支援をする事よりも、そのNPOが行動している問題に対して行政としてあるいは立法府として必要な公的支援を考えて実現することが一番必要な行動では。それによって、そのNPOが今関わっている仕事が減るなり無くなれば、彼らはもっと細かな問題に対応出来るわけで、それが行政とNPOの役割分担というか、相互協力で効果が出る活動形態じゃ無いかと思うんですよね。今回の件も、看板を買いもらうことよりも、例えば全国の子供達に集まって貰って会議をするとか、子どものリエゾンを子ども家庭腸内に置くとか、逆に職員が全国に常駐するとか、もっと実質的に効果が有る物、具体的な行動として取るべき事をまずは一番に言うべき何じゃ無いか。

仕事としてみれば、確かに「見栄え(Visibility)」も必要で、回りはそれを認識してその人なり組織の実績とか行動内容を把握するわけですからね。でも、その視点から見ても「看板を書いて貰いました」という行為って、それで終わるだけでかつ一番「やってる感」を魅せられる行為じゃないだろうか。言い方は悪いけれど、一番狡いやり方でもあると思う。レジ袋有料化や、プラスチック容器使用禁止みたいな話と同じで、象徴的な行為ではあるけれど、本質的でも実質的でも無い行動だと思う。それなら、「子ども手当を臨時に支給します」とか言う方がよほど効果があるし支援になるんじゃないだろうか。ただ、国民側から見ると、実質的な支援よりも、目に見えて目立つ行動の方が評価する傾向もあるんですよね。幾ら良い政策を実現して、それが実行されていても、その恩恵を受ける少数の人はありがたいと感謝しても、直接は関係ない周りの人が「何もしていないじゃ無いか」とか批判して、結局はその支援が無くなってしまい、誰も得をしない状況になることが、ある意味ネット社会の弊害だと思う。そう言う意味では、こう言う事も受け入れたうえで、それ以上に実質的な効果をもっと精査しなきゃいけない難しい時代になったと言う事だろうか。 

終戦記念日

昨日は戦後77回目の終戦記念日。戦後生まれの自分くらいの年代になると、正直「終戦」と言われてもピンと来ない物なんですが、現在のロシアによるウクライナ侵攻の様子を見ていると、これまでの「8月15日」とは今年の印象はかなり違う気がします。実は母親の誕生日がこの8月15日なので、我が家では昔から終戦記念日の様々なニュースを聞きながら、母親の誕生日を祝うというちょっとミスマッチな関係が毎年繰り返されます。母親は戦争前に生まれていて、終戦時は小学生高学年くらいでしたから、浜松大空襲も記憶している人で、昔は「お母さんが子供の頃は」と毎年当時の様子を聞かされる日でもありました。

77回目の終戦記念日という事は、戦争中の記憶のある人はもう80歳を超える年代になっているという事ですよね。ウクライナの例を見るまでも無く、戦争をして良いことは一つも無いわけだけれど、だからと言って憲法が守ってくれたり、「平和」と唱えていれば戦争が起きないわけでは無い。回りに、それなりの意図を持った国があれば、話合いだけでは解決しないことが有ると言う事を、今回のウクライナ侵攻は証明していると思います。ウクライナととロシアの間に、全く何もいさかいがなかったとは言わないけれど、今戦場になっているウクライナ東部の占拠やクリミア信仰と、常に力で攻めてきたのはロシアであり、今回の戦争にしてもロシアに100%原因があると言って良いと私は思っています。となると、幾ら日本が品行方正で平和を唱えて板としても、何かの理由で気に入らない国があれば理不尽な理由で問答無用に戦争に巻き込まれる事があるという事で、ならば今のウクライナのように日頃から防衛する準備をしていないと悲惨な結果に巻き込まれると言う事を、あらためて強く感じる終戦記念日になった気がします。

そう言う事を言うと、一部の人達は戦力を増強すれば回りの国の疑心を生み、それを理由に攻め込まれる、と言う懸念を言うけれど、回りに不安が無ければこちらも準備はしないわけで、それって都合の良い後付け理由だと思う。実際、時刻の中だけで無く、周辺に出ていって武力で威嚇している国が直ぐとなりにいるわけですからね。それに、今の扮装の当事者であるロシアだって、日本の隣国の一つであるわけだし。今回のロシアのウクライナ侵攻の始まりを見ていると、まぁ憲法9条は日本がロシアのように武力で他国に侵攻する歯止めにはなるだろうけど、他国が日本に侵攻する事を防ぐ効果は全く無いということを実感します。日本の場合、四方が海だからまだ防御される部分も大きいと思うけれど、陸続きであれば、その接続部分を狙っての争いは既に発生していたかもしれない。逆に回りが海だから守るにしても大きすぎる領域が問題になり、どうしても死角が生まれるでしょうから、その部分をどうするのかと言う問題は有りますよね。実際、尖閣諸島とかには毎日圧力がかけられているわけだし。あれって、規模は小さいしまだ軍事力は実行されていないけれど、世界中特に欧州ではあちこちで発生している、小競り合いと同じ物だと思う。

終戦記念日になると「日本は戦後ずっと平和が続いてきた」と言う声が多く聞こえるわけですが、それはそれで正しいとは思うけれど、決して只で得られている平和では無い事も認識しないといけないと思います。現実では、アメリカの傘下に入ったことで、アメリカの力を後ろ盾として平和を維持している部分は、今でも大きいわけですから。そのアメリカですら、「世界の警察官」でいることを止めて、勢力を縮小しているなか、ロシアとか中国とか自国の勢力拡大を進めている国もあるわけで、不幸にも日本はその両者のまっただ中にいるんですよね。日本が中国と戦争をする理由も利益もないけれど、中国が東南アジアにしているような行動を日本に対しても行うようになれば、考え方を変えないといけなくなる時代がもしかしたら知衣装ウライやってくるかもしれない。日本の理由で戦争を始めることは無いと思う反面、他国の理由で戦争に巻き込まれる可能性は、どんどん高くなっているのが現在の情勢だと思う。さらに言えば、日本の今の経済的な位置とか世界的な責任などを考えると、「日本が戦争に巻き込まれない対策」だけで無く「日本の努力で戦争が発生しないようにする」事も考えないといけないと思うんですよね。そう言う意味では、故安倍元首相の外交戦略はよく考えられたものだったような気がします。惜しむらくは、その考えを協力に推進する人が突然いなくなってしまったことでしょうか。「終戦記念日」を、日本が参加した戦争の終わりを記念(記憶)する日から、日本が世界の戦いを終わらせる記念日という考えも、これからは必要になるかもしれない。

2022年8月15日

単一化と安全確保

仕事で使うシステムは、基本会社から支給されているオフィスシステム(ノートブックパソコン)が中心何ですが、リモートワークで仕事をしている以上、自宅に設置している自分のデスクトップPCやChrome Book (通称: Duet君) に、さらには移動時用にiPhone 13 Proにもメールシステム(Outlook)やデータ共有(OneDriver)の設定をしています。それぞれのTPOに応じて、必要なシステムから仕事の環境にアクセス出来るのは便利なんですが、昨今のセキュリティ重視の傾向からすると、作業環境が分散して複数のプラットフォームに共通の作業基盤を展開すると、メンテナンスは大変になります。

例えばメールシステムとして使用しているOutlookですが、メールサーバーは共通して利用できるもののの、メールサーバーの容量圧迫をさけるためにローカルにアーカイブすると、そのアーカイブファイルへのアクセスは個々のデバイスに限定されてしまいます。基本オフィスシステムのノートブックパソコンにアーカイブは置いていますが、バックアップも兼ねてそのままデスクトップ機にもファイルはコピーしてあります。でも、それ以外のシステムには容量の問題もありバックアップしていない(出来ない)ので、それらデバイスからメールにアクセする場合、過去のメール参照が出来なくて困ることも時々発生。少し前にメールサーバーの容量が拡大されたので、それまでは一週間位で満杯になったのが、かなり余裕が出来てきたんですが、それでも半年前とか1年前の問合せが来たりしますから、流石にそれほどの余裕は無い。一寸困ります。

個人的に一番困るのが、パスワード更新。会社のルールで半年毎に会社システムのパスワードは変更する必要があり、かつ二段階承認を使用して社外からアクセスしています。パスワードの変更自体は、会社のシステムはMicrosoftのAD (Active Directory)で管理されているので、指定サイトにアクセスして変更すれば終わりなんですが、変更したパスワードを並行して使用している他のシステムに反映させる作業が面倒なんですよね。メインのノートブックパソコン上は、まぁその上で変更作業をしているので、新しいパスワードに更新したあとに、システムを再起動してサイドログインし直せば良い。それ以外のシステムでは、OutlookとかOneDriverを起動して、パスワードを更新して一つ一つサイドログインし直さないといけないのですが、その時に二段階承認作業も必要なので結構面倒くさい。デスクトップ機は、ノートブックパソコンと99%同時に使用しているので、忘れることは無いのですが、問題はたまにしか使用しないChrome BookとiPhoneなんですよね。パスワード変更したことを忘れて、古い設定のまま外出して、出先でメールを裕校としたら「パスワード入力」の画面が。まぁ、それはまだ良い。その次に二段階承認で、ワンタイムコードの入力を要請されるのが困る。このワンタイムコードのジェネレーターは、オフィスシステムのノートブックパソコンにしか入っていない(入れられない)んですよね。複数のデバイスにインストール出来ない仕様になっているので、これが困る。結局、その時には諦めて帰宅してからサイドログインし直しているんですが、何とも煩わしい。

パスワード管理に関しては色々な方法や手法が提案されていて利用されているんですが、これという決め手はない気がします。それこそ、生体認証の中で指紋とか光彩では無く、DNAのパターンとかSFの世界に登場するような手法が実用化されれば、それで認証して、どこからでも利用出来るのが理想ですが、まだまだ道は遠いなぁ。指紋にしても顔認証にしても、成りすましが可能ということで、企業ユーザーでは弊社も含めて採用しているところは少ないみたいですが、それなら何で内蔵しているのか疑問(笑)。多分、システム自体が完全にクラウド上に配置されて、ノートブックにしてもデスクトップにしてもChromebookにしてもiPhoneにしても、デバイスは単なるインターフェースとしてしか昨日せずに、実際の作業はクラウド上で全て実行されれば、そうすれば一つパスワードを変更すれば、後はどのデバイスからアクセスしても其の儘利用出来るようになると思うんですが。Microsoftはクラウド版のWindows 365とか出しているけれど、どれくらい使えるんだろうか。ボトルネックは通信機能だから、それなりに安定して高速な通信回線を利用出来ないと厳しいと思うけれど。やっぱり、自宅では光回線、移動時5G/6Gという世界が状態かしないと厳しいかな。その前に、何とか今のパスワードベースのセキュリティを見直して欲しいけれど。

カルト化する社会

テレビの情報系番組では、まだまだ旧統一教会系の話題がメインで、同じような話を繰り返しているけれど、新しい話題(=ネタ)が尽きてきたからだろうか、旧統一教会のこれまでの話を根掘り葉掘り発掘して膨らませて話題作りをしている気がします。質が悪いのは、先に発足した第二次岸田内閣の組閣に関して、旧統一教会との関係があった閣僚を退任させて、新たに閣僚を任命したら、その新しい閣僚にも旧統一教会との接点があって身体検査がズブズブ、みたいな話。確かに、退任した人達には報道されているように過去接点は合っただろうけど、それが理由で再任しなかったとは言っていないわけだし、自民党の立場としては、信教の自由の問題も有るだろうから、単純に特定の宗教と何らかの関わりがあったからと言って、機械的に排除するわけにも行かないだろうし。

ちょっとビックリしたのは、とある情報番組のコメンテーターが、「自分の親分(=安倍氏)が殺されたのに、なんでその相手に対応しないのか」みたいな事を言っていたこと。安倍氏を襲撃した容疑者は、旧統一教会へ入れ込んでいた母親の様子から教会側への不満をつのらせ、そこから安倍元総理射殺事件を企てたわけで、非は勝手な思い込みをした容疑者にあるはず。旧統一教会が我が例えば殺人を仄めかして容疑者を扇動したとか、殺害委託をしたとか言うのであれば別だけれど、今の所そんな話無い。強いて言えば、旧統一協会側もある意味被害者の一人なわけで、容疑者の殺害意識は本当は教会側に向けられた物が、同化対象としてより可能性が高い安倍元総理を襲撃対象に選んだわけですからね。旧統一教会に全く関わりがないとは言わないけれど、今の所出てきている情報では犯行を実行する主要因とは言えない気がします。

それでも「統一教会」として批判される理由は、多分殆どは30年ほど前に話題になった霊感商法や合同結婚式のような得意な決め事が蒸し返されているからであり、そして一番の理由はそれを理由に与党議員を叩きやすくそれにより視聴者の注目が集まるからなんだろうな。「統一教会」なる組織との接触が怪しからんと言うのであれば、公明党の創価学会は良いのか、その他宗教組織をベースにしている政党は許されるのか、甚だ疑問。宗教組織で無ければ問題無いのかというのも疑問な訳で、特定の集団が組織力で政治に影響を与えること自体が問題化しかねない。そうなると、じゃぁ労働組合は良いのか、教職員組合とか医療団体とか建設業界とか農業団体とか、そう言う組織票自体が問題視しないとおかしい。「いゃ、政教分離の原則があるから、政治家が特定宗教と接近するのは駄目」と言う意見もあって、それは正しいと思うけれど、個人の信条を理由に政治への参加(選挙のボランティアとか)を否定すれば、それこそ政治による宗教への干渉になるのでは。そう言う事は問題になるのに、例えば一部の宗教家が特定の政策や政治家に対して、「撤回しろ」とか「辞任しろ」とか要求するのは、宗教による政治への干渉になる気がする。ギリギリ許されるのは「〇〇の決定は、世界平和貢献にはそぐわないと思う」とか位じゃないだろうか。

メディアでは、「カルト」という言葉を気軽に使っている気がするんですが、それなりに思い意味を持つ言葉だと思うから、その使用には責任と注意が必要だと思う。大体、あのオウム真理教だって結果的には分派して名称変更して今でも存続しているわけですし。あれこそ、宗教団体が自らの手によって国内テロを計画して、実際に被害者を多数発生させた大事件だったわけです。あの当時、いろいろと問題のあったTBSはどう考えているのだろうか。個人的には、あの当時の報道姿勢や報道内容を理由、放送免許停止くらいの措置があっても良かったと思うし、追随していた他の放送局も同様だと思う。安倍元総理襲撃次元は衝撃的な事件である事は間違いの無い事実だけれど、それは容疑者の取り調べや裁判が始まらないと詳細は分からない。それを待たずに勝手な憶測でエスカレートしている事が、まずはメディアの一番の問題。もう一つは、確かに今も問題のある宗教団体かもしれないけれど、少なくとも30年間社会的に活動をしてきて生存している宗教法人に対して、カルトを理由に批判する事も、それは間違っていると思う。それならば、世の中の宗教法人の中で、旧統一教会だけが今もそう言う問題活動をしているのか、それを示すべきでは。もし複数の中の一つなのであれば、それら全体を批判するべきだと思う。正直、信仰主教に入れ込んで破産したと言う話はよく聞く話だし、それは以前から有る大きな宗教団体でも大なり小なり有る話だと思う。そう言う事をちゃんと言わずに、今時流に乗っているからと一つの宗教にだけ課題に集中する事は、ルールに則った批判ではなく単なる個人的に思い込み、私情による批判でしか無いと思う。大体批判するメディアだって、その「カルト」の関係団体を好意的に取り上げたり、宣伝に荷担してきたりするわけで、その責任はどうかるのか。それこそ「知らなかった」では済まされないと思うのだけれど、彼らは微塵もそんなことは感じていないのでしょうね。だからこそ、12年も議員をやっていながらこの件に関しては何も行動せずに、でも落選した時に丁度こんな事件が発生してので、嬉々としてメディアに出演している某氏の態度にはあきれ返るわけですが。

台風一過

突然日本近海で発生して日本を通過した台風8号「メアリー」。静岡県の伊豆半島付近に上陸して、昨日には温帯低気圧に戻ったんですが、土曜日から日曜日にかけて大きな被害を残して行きました。幸いにも、地元の浜松付近は警報などは出たけれど、そんなに大きな被害は無くちょっと一安心でしたが、これから秋の台風シーズンも始まるわけで、油断は出来ない。

週末から天候は不順なままで、土曜日は一日自宅待機みたいな状況でした。通常、台風が通過するとその翌日は「台風一過の晴天」が来るものだと思うのですが、今回は台風が通過した日曜日の朝もどんよりとした曇り空。そのぶん涼しいかというと、それも無くて蒸し暑い朝を迎えました。日曜日は、午前中車で出かける用事があったのと、ここの所週末は天候不順な状態が続いていて暫く自家用車の洗車も出来ていなかったので朝から洗車をしたんですが、1時間一寸体を動かしたら汗だく。本当はシャワーを浴びて出かけたいくらいでしたが、そこまでの余裕は無かったので汗拭きシートで体を拭いて、下着類を前取っ替えして出かけて行きました。その後、お昼過ぎ位から青空も見えるような天候になり、気温も上がってきたみたいですが、それでもこれまでの30度台後半になろうかという気温と比べて30度前後くらいだったかなぁ。刺すような暑さは感じられない状態。また、朝方はまだ湿度が高い状態でしたが、お昼頃になると湿度も下がってきて、しかも風も少し吹くようになったので、外に出ていても日陰に入って風が吹くと、涼しくて気持ちが良いくらい。午後は庭の整理や草取りをして、結局また汗だくになったんですが、久しぶりに「気持ちの良い汗をかいた」感じが戻ってきました。夕方シャワーを浴びてさっぱりしてからのビールは美味かった(笑)。

洪水対策とか豪雨対策もそれなりに進んでいるだろうけど、それでもあちこちで大きな災害が発生しているのは、やはり降ってくる雨の量が以前よりも多くなっているからだろうか。熱海の事故のように、治水対策はしていても、肝心の廃棄土砂などが不正に処理されていては予想外の事故が発生することもあるだろうけど、日本中の様子を見ていると既存の治水対策でも追いつかなくなってきているような気がします。悩ましいのは、どういう治水対策をするかにもよるだろうけど、1年2年で出来る物では無く、10年20年単位で考えないといけないところ。今回の天候で危険を感じて何か対策をしようと思っても、それが完成するのは10年20年先となると、その間に予想以上の災害が発生するかもしれないし、10年20年も掛かるなら今年は取りあえず保留して来年また考えましょうなんて言う先延ばしの気持ちも大きくなってしまうかもしれないし。なんと言っても、必要な予算やお金が余っているわけでは無いですからね。似たような状況で、震災津波対策もあって、阪神淡路大震災を切掛に震災対策がそれまで以上に真剣に考えられるようになり、東日本大震災ではそれに津波対策が加わり日本中で対策事業が始まりました。多分震災対策は耐震構造の建物に建て替える、補強する作業が中心になるからそれなりに時間をかければ普及するんだろうけど、津波対策となると大変。堤防を作るにしても、想定する津波の高さで二転三転するし、それで完全に防ぎきれないことも事実なので、津波被害を受けたときの避難場所の設置等も並行して進めないといけない。結果、時間もお金も手間もかかる話になり、震災後10年が過ぎてやっと少しずつ形になってきたように思います。それに加えて、福島の場合は風評被害対策もあるわけで、地元の苦労は想像以上だろうなぁ。

日本は自然災害が多い国と言われて、それ故に過去の経験値とか建物などの建築技術のそう言う対策部分も洗練されてきたと思うけれど、そこに今度は台湾有事、中国の台頭なんて言う近隣諸国の緊張にも対応しないといけない時代に。大変な時代になった物だとため息が出ますが、考えてみたら豪雨とか地震とかは自然災害だから人間にはどうしようも無いけれど、戦争に関してはかなりの部分人によって起こされる物なので、努力すれば回避することや止めることは可能なはず。でも、一度動き出すとそのエネルギーの大きさに、なかなかそれは厳しい事を今のウクライナへのロシア侵攻や、それまでの色々な戦いで経験している。よく言われる「話し合いで解決」という意見も、それは理想ではあるけれど、話合い出来ない、話合いでは解決しないから武力衝突が生まれるわけで、戦争になってしまった時点では暫くは話合いも何も無い状態になる訳ですよね。そこから暫くして我に返り冷静な判断が出来る指導者ならまだ救われるけれど、どう言う理由か自分の我を通すことだけが継続理由なってしまうと、どちらかが無くなるまで戦い続ける消耗戦になりそう。そんな世界線を想像すると、まだ自然災害の方が救われるのかと変な納得感が生まれてくるのがちょっと悲しいですね。

2022年8月13日

とりあず出社

テレワークに関して「取りあえず出社」を要求する会社には未来は無いと言うなかなか刺激的な記事。もう15年以上在宅勤務(テレワーク)をしている、「国家非公認上級テレワーカー(笑)」としては、新しい働き方としてテレワークを導入しないまでも認めない会社は時代に取り残されていくだろうと思う反面、何でも関電テレワークで解決出来るほどビジネスは甘くないことも事実なんですよね。そういう部分を言い出すと、凄く色々細かな話とか細かな定義等が入り組んで、説明が複雑になる事も理解出来るんだけど、どうしてもこの手の記事とか批評をみると「テレワーク・有りか無しか」の二択論争に陥っていて、本来のメリットから遠ざかる話になりそうな気がします。

先ず、会社や組織の規模によっては無理にテレワークする方がオーバーヘッドが増えたりコストアップしたりして、メリットが少ない事の方が多いと思う。そして、仕事の内容によっては、例えば製造業のようにテレワークには向かない内容もあれば、事務系とか企画系のように職場にいなくても必要なインフラが揃っていれば問題無く移行出来る仕事もある。そのバランスや采配を考えて、ベストミックスというか最適化していくことが、まずはテレワークの第一歩だと思う。私も、仕事の多くがプランニング系(Project Management)であり、しかも仕事の相手の殆どがアメリカにいる担当者やエンジニアとの仕事だったから、ある意味最初から「リモートワーク」して居るような物。だから、パソコンを開く場所がオフィスの中だろうと自宅のリビングだろうと、実は関係無かったので上手く移行出来たと思っています。それでも、テストしたり機材を使用した作業もあるので、月曜日から木曜日は自宅で、金曜日はオフィスに新幹線通勤するスタイルを15年以上続けてきたわけですが、それは自分の仕事内容に恵まれた部分も大きいと思っています。

もう一つの理由としては、その仕事は自分一人でほぼ完結する内容なので、テレワークで問題になるような周りとの協業とかコラボレーションが出来ないとか、そういう部分が有る程度回避出来たことも大きいと思います。例えば、ソフト開発だと、企画担当者、 デザイン担当、コード作成担当、テスト担当等、複数の人間が関わるチーム体制で作業する場合、それぞれの作業は独立して一人でも出来るけれど、やはり全体として共通理解の元同期しつつ作業を進めないと、全くちぐはぐなものが出来てしまいます。共通のコミュニケーションツールを使って理解を共有するというのは良くある方法だけれど、そのうちにその場を見ない人、アクセスしない人も出てくるだろうし、それを理由に直接会話をし始めると、今度はそのパスから情報が落ちてしまう人も生まれてくる。会社の会議室に集まって会議すれば全て解決出来るとは言わないけれど、一同に介して共通認識を確認しつつ新しい要素を追加して作業というのは、特に開発に置いては重要だと思います。オンラインでも不可能では無いけれど、なんて言うか同じ30分間一緒の空間を共有するとしても、リアルの30分とバーチャルな30分では前者の方が「濃く」なる気がしますね。バーチャルだと音声と映像だけだけれど、リアルだとそこに「圧」とか「雰囲気」とか「表情」とか、情報要素が増える事が大きいんじゃ無いだろうか。

日本でテレワークがなかなか進まない理由には幾つかあると思いますが、個人的に最大の理由は、現行のビジネスの流れを、そのままオンライン化しようとするから上手く適合しないし、利用者としてもメリットを感じないことだと思う。似たような事例では、これまでの仕事や作業の流れを、そのままコンピューター化するとかオンライン化しようとして失敗するのと同じだと思う。現行の流れ(スキーム)がどう言う要素から構成されていて、その中で新しい環境では不要となる部分、冗長な部分、新規に必要になる部分という、適応作業をしないと、幾ら最先端のシステムを導入しても失敗するだけ。同じように、リモートワークをする上では、例えば紙物の書類のやり取りをオンライン化することの方が先だろうし、勤務体系だって時間制から裁量労働制や場合によっては成果主義にまで改革する必要があるかもしれない。勿論、180度異なるような仕組みに一気に変更することも無理だから、少しずつ改革していくことも重要だし、その為にはまずゴールを全員で共有して、そこに至るために必要な事を全員で考える事を最優先しないと、結局は「リモートワークと言っても使い物にならない」と早晩判断されて終わってしまう気がします。今回の記事の話が、そう言う方向に進む企業や組織の言い訳にならないことを個人的には祈りたいですね。

クレジットカードのタッチ決済

最近利用が拡大しつつある、クレジットカードのタッチ決済。コンタクトレス対応クレジットカードも、メジャー系各社から出されて、私も何枚か持っていますが、正直今の日本国内ではコンタクトレスで利用する機会は多くない。少し前に、Amexだったかな、コンタクトレスのキャンペーンをやっていて、色々な場所で利用使用としたことがあるけれど、お店側の認知が進んでいないので、タッチ決済使用とすると、「あっ、カードは個々に挿入してください」とカードリーダーに入れるように指示されます。それを無視して、コンタクトレスのアイコン部分にカードをタップすると、其の儘認証されて決済されるので、店員さんの方が不思議な顔をするケースが何度かありました。

この記事に書かれている、交通機関でのコンタクトレス利用も、日本では既に様々な電子マネーが流通しているので結構難しいでしょうね。私は、以前シンガポールでSMRTで利用したことがありますが、Suicaと比較するとやはりマッタリ感というか、タッチしてからゲートが開くまでの間が長い気がしました。タッチして、もしかしたら日本の決済サーバーまで参照しに言って、そこで認証されてからゲートが開くと思えば、仕方いないのかもしれないけれど。今では、もっと洗練されているんでしょうけど、今度どれだけ対応端末(ゲート)が導入されるんだろうか。それでも、多分自分はSuicaはSuicaのまま利用するんだろうなぁ。新幹線利用とか全く無くなれば、電子マネー決済を何かに集約することもあるだろうけど。

Suicaとの大きな違いは、やはり国際的に利用出来る使用だから、国内で利用していれば、それが其の儘海外でも利用出来ることのメリットは大きいと思う。少し以前だと、海外渡航するときには、現地通貨のトラベラーズチェックだとか現金を換金して準備して、あるいは滞在期間が長いと現地の銀行とかに行って現金を降ろしたりと、結構手間が掛かりました。それがいつも使っているスマホ一つで、決済が済むとなるとそのメリットは大きいですよね。個人的には、ここ数年の旅行では現金を下ろすことは殆ど無くなり、多くの場合はクレジットカード決済で済ませ、可能ならばiPhoneのApplePayで住ませば、殆ど現金を使うことが無くなりました。今や時代はキャッシュレスだよなぁと実感しています。それに、以前のトラベラーズチェックは手数料が掛かるし、両替する場合もレートの違いに手数料分が上乗せされているので、割高になる事が。その点、コンタクトレス決済すると、そのレートも少し有利な気がします。

訪日観光客の人にとっても、日頃使用しているクレジットカードが其の儘日本国内で利用出来るメリットは大きいでしょうね。ただちょっと心配になるのは、成田や羽田に到着した訪日観光客の殆どの人は、まずはJRの窓口にいって、訪日外国人向けのSuicaカードを作成して国内の移動に利用することが殆ど。そのメリットを継続して利用するか、クレジットカードの利便性を取るか一寸悩む理由になるかも。

台風8号接近中

ゆっくりと本州上陸を狙う台風8号「メアリー」。昨日は、雨が降ったかと思ったら青空が覗いてきたり、そこからまた曇ると突然結構強めの雨が落ちてきたりと、猫の目のようにクルクル変わる不安定な一日。それでも、夕方位には曇り空ながら荒れる様子は感じられなくて、「本当に台風近づいているのか?」と疑問を感じながらベッドに入ったくらい。その期待(?)に答えたわけじゃ無いだろうけど、深夜過ぎ位から雨が打ち付ける音がするようになり、其の儘ウトウトと寝入ったけれど、朝目が覚めたのも結構強めの雨が打ち付ける音に起こされて。

その雨音で不思議なのが、ザーッと雨が降り始めて豪雨というかバケツをひっくり返したような雨になると、15分位もするとピタッと止んでしまうことが、時間をおいてインターバルトレーニングのように繰り返される事。昔フロリダに出張でよく言っていたときに、現地での雨の天気がまさにそんな感じで、さっきまで快晴状態の天候だったのが、突然真っ暗になって瀧のような雨が降りだして、車に乗っていても運転するのが戸惑うくらいに。でも、10分、20分もするとピタッと雨は止んで、直ぐにまた亜熱帯の暑い青空が戻ってくる。現地では「シャワー」と言っていたけれど、まさにそんな感じ。昔は、雨なら雨、晴なら晴れと一日単位とは言わないけれど、短くても半日単位で天候って変わっていった記憶があるんですが、それが最近では時間単位、分単位で変わっている気がする。雨に関しては、最近よく言われる「線状降水帯」が移動して雨を降らせているから、降雨部分は線状で短い範囲で雨が落ちるから、そんな亜熱帯みたいなパッパッと切り替わるような天候になるんでしょうね。それだけ日本の気候が、温暖地域から亜熱帯に近づいているという何だろうか。

昨日は、まだそんなに強い雨も落ちてこない午前中に、少し車を動かそうかと思ったんですが、丁度お盆が始まるときで一寸外に出たらもう交差点毎に信号待ちの行列が出来ているような感じ。東名高速道路や新東名高速道路の渋滞情報は出ていなかったけれど、一寸遠出するのは止めた方が良いかなと暫くウロウロして、結局はコンビによってアイスクリームを買って帰宅しました。何とも寂しいお盆休みです(笑)。チラッと自宅近くのモールの様子も見たんですが、施設内の専門店がオープンする10:00頃には外の駐車場も殆ど埋まっているような状態。天候が悪いので、外の駐車場が埋まる前に屋内駐車場がまず埋まるから、外があれだけ混雑しているのは館内も相当混雑している証拠。コロナ禍前に当てはめると、8割位利用者が戻ってきた感じです。

今の時点では、雨模様の曇り空で、本当に台風が接近しているのか疑問を感じるくらいですが、テレビで繰り返される天気予報ではお昼頃に静岡県に上陸するらしい。浜松直撃と言うわけでは無さそうだけれど、これからお昼にかけて天候も急変するんだろうなぁ。折角の土曜日ですが、今日一日は家の中でじっとして過ごすしか無さそうです。高速道路の閉鎖や静岡空港のフライトキャンセルなんかもニュースで伝えられているけれど、兎に角災害が無い事少ない事だけを祈る一日になりそうです。 

2022年8月12日

Nreal Airとは?

ITmediaに掲載された、「Nreal Air」なるHMDの利用記事。HMDと言うと、トンボの目よりも大きなディスプレー部分を目の前に装着しないといけなくて、正直実用性はゼロだと個人的に思っていたので、このサングラス型のHMDにはビックリ。今回初めて知りましたが、 auとdocomoで販売されているんですね。「Nreal Ltd.」という会社は何処の企業なんだろうと思ったら、中国(北京)の企業なんですね。日本法人も2年前に設立済みで、このコロナ禍が無ければもっと早く知ったかもしれないなぁ。

記事を読むと、結構使いやすい気がする。自分の場合だと、新幹線や飛行機の中でパソコン(ノートブックパソコン)を使用する場合が多いのですが、小型の13インチ、12インチクラスのノートブックパソコンでも、テーブルの上で使用するにはちょっと手狭な感じになるんですよね。どうしてもキーボードは外せないので、そうなるとディスプレー部分をどれだ倒したりするか問題になるんですが、このデバイスがあって目の前に表示出来ればその問題は解決。タブレットタイプや2-in-1タイプのパソコンだと、ディスプレー側にシステムが内蔵されていますが、このデバイスが一般化すると、キーボード側にシステムが内蔵されて、見た目は「キーボードを持ち歩く」移動スタイルが一般化するかも。

そのキーボードだって、シートタイプの物とか投写型で手元をスキャンするタイプの物なんかも既に有るから、そう言うデバイスを組み合わせると、メガネをしてポケットにシステムとキーボードを入れて移動する、なんて言うことも可能になりそう。何なら、ネックタイプのクーラーみたいな形で、そこにシステムやバッテリーを入れて、そことこのHMDを接続し、入力デバイスは必要に応じてキーボードとかマウスとか接続して使えば、場合によっては移動しながらでの文書作成とか、資料作成なんかも可能になるかも。スマホ機能なんかも全てネックデバイスに統合してもいいかもしれませんね。今のように、出かけるときにはスマホをポケットに入れるんじゃ無くて、出かけるときには(帽子を被るように)ネックデバイスを首に掛けて出かければ、全てOK何て時代になるかも。

将来的には体内埋込のインプラントタイプが登場するのだろうか。そこまで極端で無くても、スマホとパソコンを統合した新しい形のデバイスが生まれるかも。これまでは、どうしても表示部分を内蔵しないといけなかったので、表示部分を起点としたデザインにならざるを得なかったけれど、今後はその部分はUSB Type-C接続する(将来的には無線だろうか)前提で、それ以外の部分を自由にデザインできそう。考えてみたら、今の省スペース型デスクトップPCって、それに近い形になりつつありますからね。5Gとか6Gとかが普通に安く使える時代になれば、パソコン部分だって別にハードウェアを持つ必要は無くて、例えばAndroir端末からVDIを呼び出して、その映像をこのHMDに投影すれば良いだけの話し出し。で、これだけ個人的に期待して何なんですが、サポートリストをみると、iPhoneもPixelも入っていない orz まずはそこからかよ...