2021年12月14日

Eddie Bauer日本撤退

実は少し前から気になっていたんですが、イオンモールに入っているエディーバウアー(Eddie Bauer)が、少し前から「完全閉店セール」をしていて、最初は50%引きだったのが、60%引きになり70%引きになり、昨日はとうとう80%引きに。まぁ、既に店内の商品はガラガラで、しかも少し前に覗いたら商品展示用の什器類も販売するとか書かれていて「をぃをぃ、いったいどうした」と思っていたところでした。丁度このイオンモールでは、春からのリニューアルが完了したところで、これからクリスマス商戦と言うときに何故と疑問が。そういう時には、Google先生に聞いてみるのが一番で、直ぐに回答が。Eddie Bauerって、日本から全店舗撤退するんですね。全く知りませんでした。 

私にとっての"Eddie Bauer"は、1990年代に何度もアメリカ出張していた時に知ったアウトドアブランドの一つで、"L.L. Bean"とともにお気に入りになったブランドの一つ。大きなモールに行くと、大体両方のお店が出店しているので、週末等仕事が休みの時には梯子をしつつ目の保養をしたもの(笑)。最初の頃に行っていたところは、フロリダの暖かい地域だったので余り縁は無かったのですが、その後東海岸の開発拠点に、年に数ヶ月単位で出張する事が毎年発生するようになりました。ここは、冬は結構雪が積もったりするし、車で2時間位かな、西側に走れば、グレートスモーキーマウンテンにぶつかり、かなり気候時には寒い地域だったので、この手のアウトドア系のお店は大好物になりました。個人的な印象では、L.L.Beanが本格的なトレッキングとか登山系のヘビーデューティーな商品が多いのに対して、Eddie Bauerはそれよりもそう言う雰囲気のタウン系ウェアというか、少しライト感覚かなという感じ。アウトドアアクティビティに興味は有るけれど、そんなにのめり込んでは無いので、その当時としてはEddie Bauerの方が好みでもあったし、実用性としても当時の自分の生活感には合っていました。

その後、個人的趣味としてかなり本格的なアウトドアウェアに興味が移り、ゴアテックス使用の防水防風系のアウターは、一時期結構購入していたものです。その頃は、まだEddie Bauerもその手の商品を置いていたと記憶して居るのですが、2000年代になると段々とカジュアル化してきたので、それならもっと安くて品質的にも変わらないメーカーブランドが幾らでもあるので、正直ご無沙汰状態でした。数年前に、イオンモールにEddie Bauerが出店すると聞いて、実際に開店したときにはいの一番に観に行ったんですが、以前からのカジュアル化が進んでいて、有る程度本格的なアウター類は殆ど無くて、ガッカリして帰宅したことを記憶して居ます。まぁ、浜松という温暖な土地柄では、そう言うニーズは少ないとは思うのですが、攻めて好日山荘位の品揃えがあればなぁと思ったりもしましたね。横浜のオフィス近くにあるランドマークプラザには、L.L.BeanとEddie Bauerがワンフロアーに並んで入店しているところがあって、何度か昼休みとかに行ったことがありますが、やっぱり一寸商品構成に物足りなさを感じたように記憶しています。

今回の完全撤退は、コロナ禍というよりは其れ以前からの色々な理由かららしいけれど、やはり馴染みのブランドが国内から消えてしまうのは残念。以前のように、気楽に渡米できればまだしも、来年もどうなるかまだ分からない状態では、もう二度と購入する機会も無いかも(マテ)。海外ブランドが撤退する一方で、例えばアウターだとWORKMANとかSnow Peakとか、日本発のブランドの台頭も著しいわけで、良い品質の商品が増えているという事にもなるんでしょうね。でも、いつになるか分からないけれど、次回アメリカに行く機会があれば、先ず最初にEddie Bauerのお店を訪ねそうな気がする。

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