2015年8月31日

だから信用できない

この手の集会なりでは、昔から「主宰者発表xxx人、警察発表xxx人が参加して」と二つの数字がいつも報道されて、子供の頃はそれが凄く不思議でした。昔はそれでも、警察発表の何割増し位が主宰者発表として出ていた気がしますが、それがいつしか倍くらいの違いになり、さらには最近では数倍から一桁違うことも。昨日の国会前デモでも、主宰者は12万人で警察発表では3万人と4倍の違い。主宰者側としては、出来るだけ数を集めてそれをプレッシャーにしたいだろうし、警察側としても警備の必要上どれだけの人が参加しているのか把握する必要があるだろうし、そう言う意味では警察発表の人数の方が実際に近いだろうと最近では思っています。今回も区切りの良いところで「5万人参加」とでも言えば、まぁ説得力あるかなと思うんですが、12万人というと馬鹿馬鹿しくて笑ってしまう。

で、この手のデモには野党も陣中見舞いじゃ無いけれど応援演説に来るわけで、今回は民主、共産、社民、生活の4政党党首が来たよう。で「皆さんの力を貸して下さい」と絶叫するわけですが、それって大きな勘違いじゃ無いのか? これが、以前の小泉内閣時代の郵政民営化選挙とか前回のアベノミクス選挙のような、何か政治的テーマを論点に解散総選挙しているときなら、まだ分かるんですが、今の安保法制を止めるなり変更するなり出来るのは自分達国会議員だけなわけで、正直な話自分達がやらなきゃいけないことを国民に責任転嫁しているようにしか見えない。勿論、国民の意思表示として反対・賛成を主張することは自由であるけれど、それを利用している彼ら政党の責任はどうなるんだろうか。「必ず廃案にする」と言いながら、実差異問題として多数を握る与党が成立させることは確実なわけで、どう言う手段で「廃案」に追い込むのだろうか。出来ない事は分かっていながら、少しでも政党への支持を取り付けようとして言っているだけにしか感じられない。「廃案にする」なんていう出来もしないことを言うのでは無く、例えば実行要件を寄り厳しくするとか、事前承認のプロセスを明確にさせるとか、100%では無くても何らかの歯止めなりチェック機能を盛り込むくらいは出来ると思うし、そういう部分で与党と妥協していくのも民主政治としては重要なのでは。いつになるのか分からないけれど、次に民主党なり今の野党の何処かが与党になったときに、その時には正々堂々と廃案にすれば良いわけだし。「民意」を反映するのは政治家の仕事だと思うけれど、「民意」を利用するのはそうじゃ無いと思う。

いつもこういう集会とかデモの様子を見ていて思うんですが、本当に自然に集まってきたと言う雰囲気を感じられないんですよね。特に、事前に印刷して準備してきたようなプラカードとか、本来の主張とは関係無いようにメッセージとか(安保法制のデモなのに、反原発なんていうのは場違いだと思う)。これはこれで、上手く利用している、利用しようとしている人達がいるんだなと感じます。特に今朝の朝日新聞にこんな記事が掲載されているんですが、この60年安保にノスタルジーを感じている男性氏は、結局そのまま安保が締結されてどう言う不具合があったんでしょうか。「民主主義が定着した」と最後に言っているけれど、選挙で選ばれた国会議員が法律に則った方法で議案を成立させていくのも「民主主義」のはずなんですが。多くの人が反対しているというのであれば、先ずは信用できる数字を出すことから始めないと、それ以外の大多数の人達からの信任は得られないのでは? 単なる自己満足に巻き込むのは止めて欲しい。

熱戦

2015シーズン開幕。初日の試合は大差でのワンサイドゲームばかりでしたが、第一節注目の対戦、LIXIL vs アサヒビールは予想以上の接戦、熱戦、好ゲームでした。Ustream中継での観戦でしたが、それでも十分堪能できる内容。

アサヒビールは、春の好調さに輪を掛けて乗っていた雰囲気で、QB#15ミルズ選手からのWR#3ウィルソン選手、WR#81中村選手へのパスが厳しいLIXILのラッシュやマークの中決まっていたのが印象的でした。リーグでも最強と言って良いLIXILのDLがLOSを割って入りQBミルズ選手を追いかけるんですが、そのラッシュを巧みにかわしてターゲットにパスを通すモビリティの高さにはビックリ。単にQBが上手いだけで無くて、ちゃんと時間が延びた分ターゲットもフリースペースに入ってきているわけで、ああいうコンビネーションはちゃんと時間を掛けて練り上げないとなかなか出来ないと思うんですが、流石はアサヒビールと言う事なんだろうか。でも、正直今までのアサヒビールとは随分違う印象を受けました。なんか、IBMのオフェンスを見ている気すらするような、パッシングに徹したオフェンスでしたね。

LIXILは、ワールドカップで主力選手やコーチが長く不在だったこともあるけれど、その分ワールドカップに言った選手が底上げするかと思っていました。その一番手でもあるQB#9加藤選手は、ワールドカップ仕込みのパッシングオフェンスを展開するかと思ったら、結構RB#29丸田選手のランを中心に組み立てていたみたいで、それは意外。余りパスの精度も良くなかった印象を受けたので、やはり練習量不足か何か事情があったのかもしれませんが、相手がパッシングで点取りゲームに持ち込むのは分かっているから、もう少し前半から積極的にオフェンスを仕掛けていかないと、1Q=12分と言う事もありますからねぇ。それでも、最後には24-24の同点に追い上げるのは流石のLIXILだと思ったけれど、勝負を決めたのがこの試合3本目のパスインターセプトからのリターンTD。往々にして、試合を決めるのはそう言うプレーなんだよなぁ。

初戦を競り勝ったアサヒビールは、第四節のIBM戦にも勝利すれば、多分そのまま全勝で地区優勝。記録を振り返ると2009年に地区優勝して以来6年振り。IBMがアサヒビールに勝つと、続く第五節でのLIXIL vs IBM戦でLIXILが勝てば、3チームでの得失点差。LIXILがIBMに敗れると、LIXILは2敗で地区3位となり、調べてみたら多分2000年シーズン以来15年振りの記録になるかもしれない。アサヒビール、LIXILどちらのチームも、10月のIBM戦に全てを投入してくるんだろうなぁ。どちらのチームもその1試合に集中すれば良いのに対して、IBMはこれからこの2チームの準備をしないといけないから、その点ではIBMが不利ですよね。逆に、第四節でIBMがアサヒビールに勝てば、多分その勢いでLIXILも破り、IBMとしては初の地区優勝と言う事もあるんじゃ無いだろうか。IBMとアサヒビールの試合は、多分オフェンス戦になり、しかも似た者同士のオフェンススキームの対戦になるから、結構デイフェンス陣としてもやりやすい部分もあるんじゃ無いだろうか。どちらのチームも、DBがどれだけ仕事をするかが勝負の分かれ目になりそう。

で、不謹慎だけど、そうなると10月の試合までにある9月の試合が少し間延びしてしまいそうですが、やはり昨日の試合で地区5位のBULLSが地区4位の東京ガスに逆転勝ち。上位3チームと下位3チームとでは力の差は正直大きいと思うけれど、それでもこういう接戦・逆転・アップセットがどんどん生まれると、何かが起きるんじゃ無いだろうか。そう言う試合を期待したいですよね。

2015年8月30日

シーズン開幕

昨日29日は、2015シーズン開幕の日。東西で開幕戦が開催されましたが、一寸気になるのが上位チームと下位チームとの力の差(点差)。

西地区のパナソニックvs富士ゼロックスJ-Starsの試合は90-0と、あわや100点ゲーム。富士ゼロックスが、昨年X-Westの西宮ブルーウィンズの自主降格による自動昇格という事情はあるものの、殆ど試合になっていない様子。1st Stageは12分Qだから、15分正式計時だと確実に100点オーバーの試合ですね。

東地区は富士通vs明治安田PentaOceanパイレーツの試合でしたが、こちらも76-7の大差。明治安田は順位こそ地区5位ですが、選手もそれなりに揃っているし、チーム体制も結構しっかりしているから、もう少しやれるんじゃ以下と思っていただけに、これは意外。最も昨年の第一節でのIBM vs 明治安田の試合も72-14という結果でしたからねぇ。ただ、明治安田は昨年も富士通と対戦(第二節)しているけれど、この時は55-7と言う点差でしたが、まぁ50点超えたら同じか。

Xリーグの場合、東・中・西の3ブロックに6チームずつ所属してリーグ戦を行うわけですが、年々感じるのが上位3チームと下位3チームとの力の差が広がってきていること。これまでだと、上位2チームが1-2位争いをしてその壁は厚かった半面、3位から4~5位までは結構混戦状態だったんですよね。言い方は失礼だけれど、予想外のチームが3位に入る事もあって、上位2チームが固定化していた半面、その下の順位争いは結構熾烈でした。その一番混沌としていたところが、最近は無くなってきたように感じます。

最大の理由は上位3チームが色々な意味で補強をして強くなったことでしょうね。勿論下位チームも努力していると思うけれど、それ以上に上位チームのスピードは速くなっている気がします。だから下位チームはよほど大胆な改革をしないと、とても追いつけないかも。ただ、それがとっても難しい。基本的には「人材確保」と言うことになるんでしょうけど、正直なところ下位に低迷しているチームに進んで優秀な選手が来てくれることは先ず無いでしょう。正直なところ、10年くらいのスパンでリクルートして実績を積んでいかないと、なかなか優秀選手は集まらない。チームと大学、チームと選手との信頼関係醸成には、10年だって短いかも。さらに、それと平行して、チームのシステムや施設、あるいは何か魅力的な条件整備等も進めないといけない。専用の練習場だとか、有名なコーチだとか、色々要素はあるだろうけど、中々そういうものを整備していくのも大変。

でも、今年X3にZERO FIGHTERSという新規チームが誕生しましたが、全く何も無いところからスタートするチームもあるわけです。少なくともXリーグにいて、それなりに実績のあるチームが、そう言う新興チームがやっていることすら出来ないのであれば、それが問題なんでしょうね。ファンが望むのは、やはり自分が応援しているチームが勝つことですが、仮に負けるのであっても次が見える内容で終わって欲しい。さらに、ライバルチームも含めて、いつも良い試合、接戦であったり、逆転ゲームであったり、そう言う競争のあるリーグ戦を期待するはず。来シーズンからリーグ戦のシステムが変更されて、寄り力の均衡したチーム同士の対戦が増えますが、それを睨んで今シーズンは頑張らないと。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

今週も所用のために宿泊。先週はかなり混雑していてバタバタしていましたが、今回は月末と言う事でそんなでも無く、何となくゆとりのようなものを感じる雰囲気。

で、うれしい事にクラブラウンジでチェックインをした時、顔馴染みのスタッフの方が、予約した時よりも安い法人レートが適用出来るというので、喜んでお願いしました。1割くらい安くなるのかな。それで気をよくして、この日は28Fの鉄板焼のお店で夕食を取ることに。前回寄ったのはかなり以前で、その時に一寸不愉快な事があり暫く避けていたんですが、久しぶりに「肉」を食べたい気分でもあったので。でも、やっぱり失敗でした。

先付けで出たのが「フォアグラのプリン」なるもの。白ワインを飲んでいて合わないのに、さらにベリーの甘いソースが掛かっていて最悪。一口二口スプーンですくってGive-up。サービスパーソンの人が「お口に合いませんでしたか」と言われたので「白ワインと合わなくて」と言うと納得されたようですが、そこで「別の物とお取り替えしますか」というので、それなら最初からそうしてくれよと。次も何が出てくるか分からないので、それはお断りしましたが、受難は続きます。前菜は、鴨肉と桃を合わせたもので、桃がそんなに甘くなかったので組合せは悪くないかも。ただ、付け合わせの酢漬け野菜が酸味が強すぎて一寸ダメ。スープは、冷たいコーンスープか、暖かい魚介のトマトスープとの選択だったので暖かいトマトスープを選択。で、出てきたのが、デミタスカップをもう一回り小さいくらいのカップに入ったトマトスープ。小さいながらも具だくさんで味も悪くないけれど、小さなカップにスプーンを入れて具を食べるのは面倒。なんか、見た目だけのプレゼンテーションだな。

そのスープを食べている時には、目の前の鉄板でお魚料理の調理が始まります。「白身魚のアクアパッツァ」とのことで、透明なビニールに魚介のスープと思しき物と貝類が入った物が鉄板の上に置かれて、そこに軽く焼き目を付けた白身魚(この日は糸撚鯛)を入れて蒸し煮状態で調理するみたい。耐熱性の200度まで大丈夫なビニールとの事で、確かに透明なビニール越しにスープが沸騰する様子は観ていて面白いけれど、やっぱりビニールで調理するという抵抗感が拭えない。それに、復路の口をプラスチックの結線バンドみたいなもので止めているのも興ざめ。で、カレー皿みたいなものにビニールを広げてサーブされましたが、どうもスープが生臭い。シェフさんは「どうぞスープをお楽しみください」と言ったけれど、多分具材の貝類を調理の直前に投入したのでは無く、先に入れて作り置きしてあったんじゃ無いだろうか。それで生物の匂いが移って、調理の熱で酷くなった感じ。またスープを飲むためのスプーンも、スープスプーンでは無く、カレーなんかを食べるような楕円形のスプーンで、これもすくいづらかった。結局具材は食べたけれど、スープは殆ど残して終わりでした。スープの後にスープを主張する料理というのも、変な組合せだと思うし。

メインの肉料理の調理が始まり、この時はお勧めの「鹿児島黒牛」のフィレ。100gを半分ずつ焼くので、物足りなさはありますがまぁ量的にはこんな物で十分かな。ただ付け合わせの焼き野菜で、最初カボチャかと思ったら何か水っぽいパプリカ見たいなもので、これは一口食べて止めたくらい。別にパプリカの焼いた物は添えられていたので、同じものじゃ無いと思うけれど。で、お肉を半分くらい食べたところで、グリーンサラダが出てきました。そういゃ、メニューでは(トマト)スープの後、魚料理の前にグリーンサラダが出てくるようになっていて、それならスープ・スープで続くことも無く納得できます。多分、出し忘れて慌てて出してきたんだろうけど、これも興ざめ。もうメインの料理を食べている時なので、これは広義の意味も込めてそのまま手つかずで横に放置しておきました。一言「申し訳ありません」とかあればまだ印象も違うんだけど、何も言わずに「サラダです」と言って、一回目の肉料理を食べ終わる頃に出されても。その後、二回目の肉も食べ終えて、いつもは食事は省略して貰うのですが、毎回言うのも面倒でこの日はご飯半分でお願いして食事は終了。漬物に、セロリが半分以上入っていたので残しましたが、それが全てを物語るようなコースでしたね。

デザートのコーヒーは、薄いだけで無く酸味が強くて、まるで入れ置きして酸化したコーヒーに熱湯を入れて温め直して出されたような感じ。デザートは、フルーツやらジェラートやら凝った物ですが、私にはジェラートやソースに入れてある香草の類がキツすぎてダメ。一口味見して終わりました。

グラスワインを白2杯、赤1杯飲んで、それなりの料金を予想していましたが、予想よりもちょっと安い。部屋に戻って明細を見たら、料理の料金が少し安くなっていました。不満そうだったので割り引いてくれたのか、最初の先付けやグリーンサラダの分を引いてくれたのか、よく分からないけど、それでも不満足な感じです。またしばらくは遠のきそう。

2015年8月29日

のこのこ

来月開催される中国の戦勝イベントに、国連の潘事務総長が「のこのこ」出かけるという記事。記事にも書かれているけれど、本来中立的立場であるべき国連が、こういう恣意的意図的イベントに代表者が「のこのこ」と出かけることの意味を分かってないというか、分かろうとしないんでしょうね、この人は。なんせ以前も日本に対して、まるで「韓国の立場を代弁するようなコメント」を出して事がありますから、どうも自分の立場をちゃん理解していないのかも。あるいは、今の朴大統領の次の大統領を狙っているという噂もあり、その為には先ずは外堀から埋めたいのかもしれないけれど。

中国の覇権的な意図を理解して、欧州各国は首脳は参加しない事の意味を分かっていないというか、分かろうとしないというか。大体、世界中で発生している戦闘状態を沈静化するために各国が努力している時に、わざわざ紛争の元である戦力を大々的に誇示するようなイベントに出かけることの矛盾を感じないんでしょうね。結局彼、あるいは韓国の意識の根底にあるのは、そう言う力による改編をしたい、それにより韓国の地位を何とか日本よりも上にしたい、と言う現れなんだろうな、と思ってしまう(笑)。

そういえば、国連分担金の見直しが有り、日本の分担金が10%を切るとのことですが、紛争があっても解決出来ず、大国特に中国の言いなりになる役立たずの期間に対しては、もっと供出金を減らしても良いのでは。中国が第三位との事ですが、でも仮に二位になるとますます横暴さを表に出してきたりして(ありえるなぁ...)。

日本とドイツは、まだ敵国条項に縛られているわけだから、先ずはこれを改善しないと、あまり国連にいる理由も内容な気がしますね。元々は第二次世界大戦の遺産なわけだし、だからこそ何かと中国当たりは日本対してあれこれ言う口実にもなっているわけだし。戦後70年、平和を謳うのであれば、先ずはこの形骸化した条項を削除するというのも、国連のそして事務総長の重要な仕事だと思うのですけど。でも、のこのこしているようじゃダメでしょうね。

好ましからず人々

観光目的以外の目的で日本に入国しようとしたと言う事で、シーシェパードの女性リーダーの入国拒否を下という記事。過去分数回入国して、和歌山県の太地町での妨害活動をしていたため、今回の「観光」目的の入国も虚偽の可能性があるとの判断と言うけれど、個人的には遅すぎたのではという印象も。よく海外に出かける私は、幸いにも同様の措置に遭遇した事は無いけれど、仕事目的での入国では結構しつこく入国審査で追求されたことはありましたね。幸いにも別室送りにはならなかったので、まだましなんでしょうけど。

太地町では、シーシェパードはイルカ漁の様子を撮影して、それでドキュメンタリー映画を作ったりしましたが、彼らはちゃんとビジネス目的で入国していたんだろうか。仮に観光目的で入国して映画を作ったとしたら、彼らが将来入国してきたときには、ちゃんと「入国拒絶」しないと。映画が有名になってしまい、多分日本人の中にも意図的に強調されたイルカの屠殺シーンだけ記憶に残っているんじゃ以下と思うけれど、彼らが地元の人達を挑発するシーンはそれよりも酷いですからね。あれこそヘイトスピーチだと思うんだけど、何で取り締まらないんだろうか。

その映画に対して反論というか反証というか、こういうドキュメンタリー映画を日本の女性監督が制作して、カナダで開催されるモントリオール映画祭に出品するそうですね。記事にも書かれているように、感情論で議論しだしたらもうゴールなんて見えないわけで、本当にその行動が必要なのであれば、感情論を外して「事実」だけちゃんと見て議論しないと。もっとも、それって捕鯨だけじゃ無くて、原発再稼働にしても、安保法制にしても、全てに通じる話だと思うんだけど、どうしたってそう言う正論では勝てないと思っているのか、ひたすら声だけを大きくして、示威行為だけ広めようとして、何だかなぁ。それに引きずられる人も多いんだろうけど、でも結局時間がたてばその不自然さ、無理筋さ気がつく人も多いと思うんだけど。で、そう言う人達はそう言う冷静に話しを使用という人達を「好ましからず人々」と言うんですよね。

感情で解決するという事は、結局力の勝負になるわけで、それを一番「反対」と言っている人達がそう言う土俵に持ち込もうとしている矛盾に何で気がつかないのかと思うんですが、それって彼らが「感情的」になっているからと理解すれば、凄く納得できる。感情というのは人間の特権なのかもしれないけれど、結構やっかいな物でもあるんですよね。でも、人が人として個性を持てるのも感情を色々な形で発露できるからで、そのこと自体は決して悪いことでは無いと思います。でも、だからこそ、どこでどの様に感情表現するかという事も重要なわけで、時と場合によってはそれを押さえる事も重要という事を認識しないと。「好ましからず人々」が「好ましからず人間」にならないように。

暑さ和らぐ

ここ一週間ほど夏の暑さもかなり納まってきていて、数日前の夜などは寒さで目が覚めたくらい。それでも日が昇るとまだまだ結構気温は上がるのと、湿度が高くなってきたからでしょうか、少し蒸し暑さは感じますよね。

で、毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。8月はCantonへ行ったりしたので、金曜日に出社しない週も有り、今月は結構楽な月でした。そこに暑さも納まってきたので、かなり楽ですね。

乗車した新幹線は、夏休み最後の週ということもあり、結構家族連れで一杯。中でも私の数列前には、3列席を向かい合わせで6人、その前の3列席にも3人、通路を挟んで反対側2列席を向かい合わせにして4人、合計1数人の家族連れが座っていました。もしかしたら、複数の家族のグループだったかも。小学生くらいの子供が5人位向かい合わせなった3列席のところに座っていたんですが、全員何かゲームをしている。それだけなら良いんですけど、そのゲーム機の音が五月蠅いし子供達の歓声というか声も結構響きます。それでも親たちは何か言うわけでも無し。仕方が無いので私はイヤホンを早着して雑音をシャットアウトしたんですが、その後暫くして車掌さんが検札に回ってきたところ、母親らしき人が子供達に何か言ってその後は静かになりました。多分お客様の誰かが車掌さんにクレームしたんでしょうね。もっとも、静岡に着く頃には朝も早いためか子供達は眠ってしまいましたが、それでもこういう公共機関利用時のマナーも夏休みの重要な課題ですからね。この日はたまたま涼しい気候だったから良かったけれど、これが猛暑の頃だとそれだけで頭にきたかもしれない(笑)。

今週は暫くこんな雨模様の天気が続きそう。来週末からは、いよいよ今シーズンの試合も始まるわけで、攻めて試合の時には快晴とは言わないけれど、曇り空くらいで空の方も分張って欲しいけれど。去年の9月の試合も暑くて、確かショートパンツで参加していたけれど、今年はどうだろうか。選手がバテなければ良いんですけどね。

2015年8月28日

ボディースキャナー

成田、羽田、関空で、ボディスキャナーの評価試験を実施するという記事。セキュリティ確保には勿論協力するけれど、このボディスキャナーって面倒なんですよね。今のところ、米国国内の空港利用の時には、殆どTSA Pre✔対象となるので、こちらでは無く旧来のX線検査機通過で少し楽なんですが。

どちらの検査機を利用する場合でも、勿論金属のある物(腕時計、ベルト、財布等)は出しておきますが、ボディスキャナーの場合、ポケットに入れているハンカチとかまでも出せと言われるのが面倒。その当たりもう少し柔軟に対応出来ないものですかねぇ。せめてX線検査機くらいの感じで。

そう言えば、成田のX線検査ではベルトを付けたままでもOKでしたが、シンガポールでは引っかかったなぁ。米国ではTSA Pre✔だったので、ベルト位はそのままでもOKでしたが。まぁ、まだ評価試験だし、実際に設置するにしても優先搭乗ゲートには設置しないだろうから、当分は実害無しかな。

ANA株主優待に上限制限

ANAの株主優待料金に、繁雑期に上限を設けるというニュース。多分自分は先ず利用しないだろう、年末年始、G.W.、シルバーウィーク等の期間だから、実害は無い模様。あと、記事では「株主優待向け座席」としか書かれていないので、普通席もプレミアムシートも両方対象なんでしょうね。プレミアム席は、元々の座席数も少ないけれど、最後の何席かはプレミアム普通料金で無いと購入出来ないようにするんだろうか。

21席位あるB777で、最後の4席ブロックならまだ良いけれど、8席しかないようなB767で最後の4席ブロックなんていわれると最初からどうしようも無い気がする。

株主優待券の価格を最近は毎日チェックするようにしているのですが、お盆シーズンが終わって少し下がってきたと思ったら、ここの所またジワジワと値段が上がっています。9月のシルバーウィークの影響かなと思っているんですが、このまま高止まりしてしまうと一寸困りますね。今年前半は、株主優待券2,500円/枚のコストが、今では5,300円/枚と倍以上に上がっています。それでも、路線によってはチケット代はまだ最安値だったりしますが、出来れば3,000円位のところまで落ちて欲しいけれど。取りあえず年内は、以前購入した株主優待券がまだ2枚(11月30日まで)残っているので、それを使えば沖縄往復くらいまだ出来ますが、来年になってからのAMC Diamond維持計画が大変そう。11月になって、また次の年度の株主優待券が放出されれば、一時的に値段も下がるんだろうと期待していますが。

まぁ、なかなか思うようには行かないものですね。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

一月半ぶりくらいの横浜シェラトン。翌日の所用のため宿泊したんですが、何かバンケットが複数開催されていたらしく、凄い混雑でした。夕食も館内のレストランで取ろうと電話をしてみたんですが、忙しいのか出る気配無し。仕方が無いので外に食べに出たくらい。

翌日の2Fのビュッフェも結構混雑していました。前日のバンケットらしいサラリーマン風のグループと、やはり時期的に家族連れが多かった。で、ビュッフェなんでコーナー毎に並んで取り分けていると、そう言うことになれていない家族連れが横から前から堂々と入ってきて適当に食事を取っていくので大迷惑。始めてかもしれないけれど、様子を一寸見れば分かるだろうと心の中で小一時間。何か疲れた一泊でした。

2015年8月27日

1-1-0の意味

私は知らなかったんですが、こんな噂が出回ってるんですか? まぁ、冷静に考えれば、「それって110番じゃないの?」と若るんたけど、「1-1-0」とか「1を二回に0を一回」なんて説明されたら、「ふむふむ」と納得してしまうかも。私達の世代前後くらいなら、「110」とか「119」とかは、家庭でも学校でも何度も教えられたけれど、今はそうじゃないのかな。一つ弁護をすれば、最近はVoIP等を利用した格安電話サービスが流行っていて、例えば一番の局番の前に「050」を付けて通話する「050Plus」なんて言うのもあるので、そう言うサービスの一つと思って居るのかもしれませんね。今回の場合は「110」なんていう一番知られている番号だから、それでも引っかかる人は少ないんだろうけど、それ以外もいろいろな短縮番号や3桁番号があるわけで、そう言うものをそれらしく流布されたら簡単に引っかかってしまうかもしれない。

「愉快犯」の一種なんだろうけど、真似て似たようなことをやり出す人が増えなきゃ良いけれど。

国家の威信

9月3日に開催される一大イベントに向けて、ちゃくちゃくと準備を進める中国。で、イベントのタイトルが「抗日戦争勝利記念行事」ですから、どうしたって敵役を作らなきゃいけないわけで、でもその肝心な日本の首相は不参加と言う事であれば、別の敵役が必要なわけで、そう言う理由かどうかまでは分からないけれど、とうとう天皇陛下をターゲットにしたみたい。私は、個人的には天皇制には批判的な立場ではあるけれど、それでも国の象徴として代表する立場の人に対しての批判としては一寸脈絡を欠いた内容では?

「新華社」と言えば中国政府の広報機関ですから、当然中国政府が意図的にこういう記事を掲載しているわけで、つまり政府として日本に対して嫌がらせをしている、と考えてもあながち間違いでは無いのでは。「特定の国を対象にしているのでは無い」と今回のイベントの正統性を言っているけれど、どうしたって日本をターゲットにしていることは確かですしね。実際にその当時に旧日本軍と戦っていたのは現在の台湾に逃げた国民党であったとしても。

今回の「抗日戦争勝利記念行事」という名称が、最初は日本に対しての当てつけだと思って居たんですが、そうではなくてこのwikiの説明を読むと中国以外の連合国では過去開催されているし、結局枢軸国側で最後に降伏したのが日本だったので、第二次世界大戦の終結=日本の降伏、という図式が成立しているんですねぇ。知らなかった。少なくとも中国だけが勝手にやっている、と言う誤解は解かないといけませんね。ただ、今回のイベントのように、本来その戦争とは直接関わらなかった様な国々まで招待して式典をするのはどうだろう。

「関係無い」と言えば、その戦争当時は日本に併合されていて日本の一地域で有り、「日本兵」として戦争に何万人も参加していた「朝鮮(当時)」の国の大統領が、「戦勝国」としてこのイベントに参加するらしい。色々当時の様子を説明する記事はありますが、産経新聞の黒田氏が書いているように今の韓国の立場って、ドイツに対するオーストリアに相当すると考えるのが一番しっくりくるわけで、そう言う意味では韓国は謝罪もしていない。中国へ行って「当時は戦ってご免ね。今は経済が厳しいからしっかりサポートしてね」とでも言うのだろうか。

中国としては、何億という人民の意思を統一して、経済成長や国力拡大に振り向けないといけないけれど、皮肉なことに経済が拡大して富裕層が増えれば増えるほど、国の意思には反する方向に人民の気持ちは向いて言ってしまう。ばらけた気持ちをまとめるには共通の目標、あるいは敵を設定するのが一番簡単かつ効果的なわけで、そう言う意味では時期的にも日本が格好の的。ただ、本当にお金を持っている富裕層はどんどん逃げて行ってしまうし、ある程度のお金ある中間相以上の人民は実際に日本に来て現実を知ってしまう。残った人民達は党の意向に沿った意思統一をするけれど、でもどんどん縮小して加工する経済の影響を一番受けるのもその人達なわけで、そう言う意味では一番コントロールが難しい局面へどんどんはまり込んで行っている気がします。韓国としても、同様に経済が下降気味だけど援助してくれそうなのは最大のマーケットである中国だけで、そこと協調行動を取るためには、日本叩きは韓国にとっても都合の良いツール。行ってみれば100年前に戻るのが一番楽で簡単と言う結論なんだろうか。

まぁ人間関係も同様だけど、他人がどこで何をしようと勝手だけど、自分達の都合のためにこちらまで巻き込むのだけは止めて欲しい。彼らの下手な面子を保つために、こちらを下げるのでは無く、自らの面子を向上させることをもっと真剣に考えて欲しいですよね。多分無理だと思うけれど。

いつも通りの民主党

ここの所大きく株価を下げている東証。25日も大きく株価を下げて、それを受けて26日に民主党の「元財務大臣」だった安住氏が、「昭和恐慌でも無かった極めて深刻な事態」と記者会見で述べたという記事。26日の東京株式市場前場は、前日までの下落傾向を受けて小幅の上下を繰り返していたタイミングだから、こんなことも言えたんだろうけど、後場になると一気に株価は上昇して、これまでの下落から反発。結局、+570円余りの上昇で取引終了。

昭和恐慌」って、そんなのあったっけと思って調べたら、あるんだ。そんな、まだ生まれてもいなかった頃のことをよくご存じですね(と、棒読み)。でも、何を根拠に、そんな昔の話とここ一週間の下落が比較できて、さらにもっと酷いなんて言えるのか不思議。だいたい民主党政権時代の株価なんて、リーマンショック後の影響でずっと1万円前後をウロウロしていたわけだし、その「1万円台」だって、リーマンショック直後に当時の麻生政権が緊急財政支出をやって、それで持ち直した値が、結局そのままずっとフラットだったわけですからね。その間の約3年間の間に震源地のアメリカですら持ち直していたのに、日本だけはずっとダメ。民主党最後の野田政権時代に財務大臣に任命されたものの、その時には1万円を割っていたはずですからね。確か彼は財務は専門では無かったけれど、それでも財務大臣に任命された以上は結果を残さなきゃ、後から何を言おうと空虚に響くだけだよなぁ。

さて、今日も記者会見するんだろうか。で、臨時の予算委員会を招集して「大恐慌が」と言うのだろうか。期待しよう(いじわる)。

2015年8月26日

小さな一歩

月曜日の夜に開催された、Xリーグ2015シーズンの前哨戦「トークバトル in 富士通スタジアム川崎」。Xリーグの東地区、中地区の上位6チームのヘッドコーチが一堂に会して、自チームの注目選手や今シーズンのゲームプラン、さらには地区順位予想や上位ステージ予想等を、100名近いファンの前で繰り広げるという、日本のフットボール界としては多分初めての試み。シーズンのメイン会場となる、富士通スタジアム川崎(旧川崎球場)の指定管理者が今年の4月から川崎フロンターレが請負、多分Jリーグではこういうイベントを良くやられるんでしょうね。そのアイデアを早速Xリーグにも展開したという感じです。

この日の午後には、Xリーグと関東学生リーグの合同記者会見が開催されて、普通はその記者会見で終わりなんですが、今回はのその後場所を富士通スタジアム内のホールに移して、ここで今回のイベントを開催。平日月曜日の19:30開始という、ちょっと厳しい条件ながらも、当初募集した100名の参加者は関係各位の努力で何とか集まった様子。イベント後のSNS等を見ると、なかなか好評だったようですし、またこれまでXリーグを知らないJリーグファンも参加されたらしく、そう言う人達にも興味を持って貰えたのは大きな収穫かも。さらに、このイベントの様子はリアルタイムでUstreamで流され、その後アーカイブとしても登録されていて、当日参加出来なかった人も後日楽しめるようになっているのも大きな前進ですよね。物理的にイベントに直接参加して貰うことが一番重要ではあるけれど、ネットの時代でもある現代ではやはりネットワークでも発信することが重要。そう言う意味で、ここ最近では大きな試合をUstreamで流しているけれど、是非あれを全試合に拡大して欲しい。

正直なところ、とても小さな一歩ではあったけれど、でもしっかりとその足跡は深く刻まれたイベントでは無かったかと思います。

豊田のゴミ屋敷

今朝のニュースでも大きく取り上げられていた、豊田市のゴミ屋敷の火災。どうやり、ゴミ屋敷主人が点けた蚊取り線香が何かの原因で室内に燃え移り全焼したらしい。このゴミ屋敷、CXのとくダネ!で以前も行政代執行によるゴミ撤去作業を放送していて、それも確か一月二月くらい前の話だった思うんですが、あっと言う間に状況が変わってしまいましたね。悔しいのはもらい火でほぼ自宅が全焼してしまった両隣のお宅。多分自分だったら、とっくの昔に引っ越しをしていると思うのだけれど、色々理由はあるんだろうけど何とか使用という様子も以前の番組にでは放送されていたのに、結局自宅と引き替えになってしまいましたね。

まぁ、放送に登場したこのゴミ屋敷の主人は、そんなに悪い人のようにも感じられないのだけれど、でも何度片付けても直ぐに戻ってしまうわけで、やはり何か問題があるんじゃ無いかと思います。私は、もうテレビの映像でああいうゴミ屋敷の光景を見るだけで気持ちが悪くなってしまい、いつも直ぐに消したりチャンネルを変えたりするけれど、現実問題として自宅の隣にあんな屋敷が出来てしまったら、どうしようも無いだろうなぁ。最初に「引っ越せば」と書いたけれど、やはり借家とかでも無いとそう簡単に引っ越しすることも出来ないし。

そういゃ、以前の会社の近くにもゴミ屋敷、ありましたねぇ。あそこは、20~30m位近づくと、凄い悪臭がしたけれど、1年くらい後にその場所を通ったら綺麗な更地になっていました。たまたまその屋敷の権利が何か移動して撤去したのか、どう言う理由なのか分からなかったけれど、ああいう風に更地になっても暫くは色々な風評が残るだろうから直ぐに何かマンションとかビルが建つと言うことも無いだろうし。それでも、周りの人達にとっては一寸ホットするのかもしれませんけどね。

今朝の番組でも言っていたけれど、ああいったゴミ屋敷が生まれてしまうと言うのも一つの社会問題だと思うけれど、同じように、ゴミ屋敷では無いけれど、既に住む人がいなくなって空き家で荒れてしまった家屋も増えていて、仮に大きな災害が発生した場合に火事などの災害が拡大する原因になるとのこと。特に都内の古い町並みが残る地域では、税金対策もあって中々そういう家屋を撤去することも出来ず、そのままにしておくことが多いとのことで、区によっては撤去することでの税金優遇策等も出るように対策しているみたいですけど、都内なんかは切実な問題でしょうね。うちの回りは、幸いにも元々は田圃や畑でまだまだ余裕はあるし、昔に比べればかなりそう言う田圃なんかが宅地化されて住宅も増えてきているけれど、ああいったゴミ屋敷や空き家も無いので、今のところそう言う心配は無いのですが。そうそう、一番心配なのは、もう100年近く前にうちのご先祖様(と言うまで真無いか、曾祖父位かな)が立てたであろう、お蔵が有るんですが、外壁の漆喰も剥がれているし、打ち付けてある杉板も剥がれていて、もう50年近く前自分が子供の頃に中に入った頃で既に床板も危ないくらいの状態だったもの。私の目の錯覚じゃ無いと思うけれど、一寸傾きかけてもいるんですよね。さらに、その直ぐ横を用水路が通っていて、ちょっと地盤的にも心配なところ。もう何年も前から撤去することを父親に言っていますが、父親は父親で愛着があるらしく「俺が生きているうちは残す」とか言っているけれど、あれが自信などで倒壊して回りに迷惑掛けるわけにもいかず困っています。規模とか内容は違うけれど、そう言う愛着って言うのは本人にとっては重要かもしれないけれど、回りは決してそうで無い事も理解して貰わないと。

豊田のゴミ屋敷の家主も、流石に今回の火事で少し気持ちを変えて貰わないと、もらい火となった両隣の隣家の人達もやりきれないでしょうね。

Move & Flick

NTT docomoが発表したスマホでの入力サブシステム「Move & Flick」。最初記事を呼んだときに、この入力サブシステムのやり方がよく分からなかったんですが、要するに画面上のに入力域内に指をタッチすると、そこを中心に分割されたサブ入力行きがさらに表示されて文字入力が出来るという方法らしいけれど、最初に「あかさたな」の子音選択するところがよく分からない。あと、文字変換等する場合は左右のコマンドボタンらしきものタッチするんだろうな。

既存のフリック入力方法もそうですけど、何段階かの階層構造をたぐって入力する方法と言うのが苦手です。通常のキーボードで、タッチタイプでかな入力しているので、何て言うか頭の中で浮かんできた文章をそのまま話し言葉的に一文字ずつ入力していく流れが阻害されるのが嫌なんですよね。勿論今のフリック入力では詩音の並びとその後の五音のならびは分かっているから、かな入力していく手順は慣れれば問題なんだろうけど、その後の漢字への変換作業が問題。パソコンのようにある程度リソースが使用出来るシステムなら、そのまま自動的に変換してもほぼそのまま使えるけれど、ある程度システムリソースが限られるスマホなどの場合は、どうしても途中で感じの確認をして再変換するとか必要になるわげて、その当たりの操作性がまだまだ問題かなぁ。スマホは凄く便利だと思うけれど、どうしてもパソコンに慣れているとキー入力の不便さまどろっこしさには困ります。同じ事はタブレットにもあって、確かにソフトウェアキーボードで標準キーボードの配置は出てくるけれど、キーの動き(Make/Break/Hold)は再現してくれないので、モードを切替ながらの入力とか、シフト入力なんかが凄くイライラします。物理的な立体的な機構を持つキーボードを、平面上にソフトで再現することには無理も制限もあると思うんですが、それならそれで何か新しい方法・メソッドって生まれないものか、ずっと期待しているのですが。まだまだ道は長そう。

2015年8月25日

身元不明なアプリ

最初に「楽天アプリ市場」のニュースを聞いた時に疑問だったのが、Googleとどうやって折り合いを付けたのかという事。すでにGoogle公式な「Google Play」が存在していて、そこからAndroidアプリは提供されているわけで、仮に同じものを登録するとしても、どうして日本の一企業がそんなことが出来るのか、疑問でした。で、この記事を読んで「あぁ、やっぱりね」と納得。つまり、無許可状態のサイトを作成してそこにアクセスさせるわけですね。

記事にもかかれているように、端末(スマホやパソコンやタブレット)には様々個人情報が収納されているわけで、さらにスマホのように日々持ち歩いて色々なつかいかたをする場合、例えば個人の写真とか何かの決済情報という明らかな情報以外にも、GPS等を通じたその人の行動範囲やパターンやどの様な使い方をしてだれ度コンタクトするのかと言う、無意識な個人情報も多く含まれています。そう言うリスクを提言するためにAndroid(や、他のデバイスも)が想定しているのは、基本となるベースシステムは安全であると想定して、そこには認証された安全確実な物しか追加できない様にすれば、その端末は安全に使用出来る、と言う積み重ねの論理。ところが、そこに「安全では無いかもしれないもの」が突然挿入されてしまうと、全てがひっくり返るわけです。WindowsにもUACがあって、あの警告がうざったいと言う事で警告画面をDisableしてしまう人も多いと思うけれど、あれはあれでそれなりにリスクを伴う行動であることは確か。あまりAndroidの世界に詳しい訳では無いけれど、こういう楽天アプリ市場みたいなポータルを提供しているところって、世界的には他にもあるんだろうか。「ベクター当たりやってそうだな」と思ってGoogle先生に聞いたら、いゃいゃ、結構あるんですね。全然知らなかった。これらのサイトも同様なんだろうか。

例えば、凄くプログラミングに興味の有るユーザーがいて、自分の開発したソフトを無料でも良いから使って貰いたい、フィードバックを欲しいと思うような「善意の開発者」がこういう場所を利用して、その世界の健全発達に貢献することは凄く意味があると思うけれど、当然のように直ぐに悪意の作者も生まれるわけで、そう言う人達にとってはまさに渡りに船なわけですよね。記事にも書かれているように、そう言う機会を提供することは決して悪いことでは無いし、むしろその世界・業界の発達のためには必要な事であると思います。でも、そこにビジネスチャンスがあると睨んでの進出であることも確かで、そう言う経済問題が絡んでくるとややこしいことになるのも現実。例えば月に一度全体スキャンをするとは書いてあるけれど、新規登録時は勿論、更新時にもそれら全てのファイルをスキャンするとか、登録前に独自審査を慎重にしてクライテリアを高めに設定するとか、あるいは月に一度では無く週に一回とか常時ランダムにスキャンするとか、もっと丁寧な対応が必要なんじゃ無いかと思いますね。

もう少し配慮が必要なんじゃ無いだろうか、楽天アプリ市場って。

セクシービデオ

日本テレビが制作したという、ラグビールールーを解説するビデオ。それだけ聞くと「あぁ、良いことだな」と思うんですが、問題なのはそのビデオに出演しているラガーが、ビキニの女性達で映像もルール解説と言うよりは彼女たちの魅力的な部分を強調するような構成だとか。現在では批判を受けて削除されているので内容を確認するわけには行かないのですが、元日本代表の平尾氏などからクレームが付いたみたい。まぁ、例えば多分日本でも何処かにあるだろう女性ラグビーチームの実際の選手が参加して撮影したビデオなら、全く問題無いんだろうけど、アイドル系の若い女性がビキニ姿でスクラム組んだりモールやラック状態になったら、そりゃぁその映像は本来のラグビーシーンとは異なる意味になっちゃうでしょうね。まぁ、ラグビー関係者が「けしからん」と怒るのは良く理解出来ます。

で、我らがフットボール。流石お気楽極楽アメリカ発祥のスポーツ。さらにその上を行く事を既にやっているわけです。我々的には「ランジェリーフットボール」と呼んでいた、現在は「レジェンドフットボールリーグ」なる団体。見た目はブラジャーとパンツ姿にフットボールのショルダーとヘルメットを着用して、インドアで行う7人制フットボール。私も、アメリカにいるときに放送で見たことがありますが、見た目のセクシーさとは対照的にプレーは結構まともです。でも、スタイルがスタイルだけに、セクシービーム中心なのは間違いないけれど。

アメリカの不思議なところは、例えば単にランジェリー姿でいる写真だけ撮影すると女性蔑視みたいなことを言われると思うのですが、そんな格好でもこういう真面目なスポーツにしちゃうと、それなりに市民権を得て認められてしまうところ。このランジェリーフットボールは、10年くらい前にスーパーボウルのハーフタイムショーに対抗する形で始まったんですが、そこから紆余曲折はあったけれど、いまでもUSに12チーム、最近ではカナダとかオーストラリアとか、結構世界に広がっているらしい。通常のフットボールの女性版リーグもちゃんと存在していて、それに対してのセクシー路線なわけですが、結構アスリートがプレーしているから、セクシーさもそうだけどスポーツウーマンとして結構絞った体だったりするから、正直見ていて嬉しい(笑)。

ランジェリーでは無いけれど、「ビーチフラッグフットボール」って言うのもあるんですよね。「ビーチバレー」の様に、砂浜にフィールドを準備して行うフラッグフットボール。現在は男子だけだけど、女子チームが有っても(以下自粛-笑)。でも、女子ビーチバレーが一気にメジャーになったように、ビーチフラッグだって分からないですよねぇ。まぁ、来年の夏に期待しよう。

株安円高

ある程度予想されていたことではありますが、昨日の東京株式市場は日経平均が900円近く下落。さらにビックリしたのが、円ドル為替が一気に120円を割って118円台まで上がりました。日本の深夜となる欧州市場では、一時116円まで上がったそうで、ほぼ一日の間に10円近く円高になった計算になります。個人的に痛かったのは、一寸前にドル決済でUS$3,000位の買い物をしたことで、この時の為替レートが125円/$位。7円から10円位の差益が発生しますから、US$3,000程度の買い物でも万円単位で違ってくるわけで、これはちょっと痛いかも。

まぁ、個人的にはその程度の影響と言っても良いのですが、世界的には上海市場の下落に引っ張られてさらに暴落するのではと言う不安が高まっているようですね。その中でも日本の株式市場というのは世界のマーケットから狙われているそうで、このままズルズルと株価が下がると折角上向き傾向になりつつある日本経済が再び停滞するのか、それが心配。

いずれにしても日本だけで無く世界の経済の命運を握るのは今日の上海市場のようで、日本時間の10:00から開く市場はいきなり売り先行になるのか、何か中国政府が手を加えて少しでも踏みとどまるのか、気になりますね。昨日は8%以上も暴落したと言うことで、やはり混乱からスタートする気がするんですが...

まぁ、こんなに情報に振り回されているから、とても個人投資なんていう事は出来そうもありませんね(笑)。

2015年8月24日

「楽びん」は楽ちんになるのか

楽天が数日前に発表した、都内一部地域が開始する24時間対応最短20分からの即時配送サービス「楽びん」。ある程度の商品を搭載した車両を地域に巡回させ、顧客からの注文が入ると、近くの巡回車から荷物を取りだして配送する仕組み。顧客にとっては24時間しかも早ければ数十分程度で注文した物が配送されるので非常に利便性は高いけれど、ネックは配送料でしょうね。配送車での受取ならば390円(2,500円以上の注文で無料)ですが、玄関までの配達だと770円と結構割高。それでも、深夜過ぎにわざわざ買い物に出かけなくても、一寸した物を玄関口まで届けてくれる付加価値は高いんだろうなぁ。

運営する楽天にとっては、まずはいかに効率よく巡回車を対象地域に配置させるかが課題ですよね。でも、これはある程度このサービスが認知されて利用者が増えることで、当然利用者の多い地域・少ない地域派分かってくるので、時間が経過すれば効率はアップしていくんでしょう。あとは、実際に顧客まで配送するスタッフとその巡回車との迎撃パターンをリアルタイムにどう最適化するかでしょうね。昔「巡回サラリーマン問題」という課題があったけれど、あれにタイムライン等新たなパラメーターを追加下面白いシミュレーションになるかもしれない。

荷物を満載した巡回車と実際に顧客に配達に行く配送車の迎撃パターン作成アルゴリズムも面白そうだけど、やはり街中に24時間営業で点在しているコンビニも巻き込むのが良いんじゃ無いかなぁ。楽天上での販売価格とコンビニでの価格差をどう処理するかとか、何があって何が無いのか在庫管理の問題もあるだろうけど、楽天にとっては品揃えが増えるし、巡回車のパターンも効率化出来るだろうし。コンビニ側にとっても、商品の回転が速くなるだろうし、場合寄ってはコミッションなんかも期待出来るかも。上手く利用すれば、平均的な配送時間の短縮に繋がるんじゃ無いだろうか。つまり、固定基地のコンビニ前提で配送ルートをデフォルトで設定しておいて、そこにその時点での巡回車の回遊パターンと重ねて、早いほう・効率的な方に切り替えていくような。また、固定基地のコンビニが想定出来れば巡回車のルートはそのコンビニが重ならない地域にシフトすれば良いので、巡回ルートの最適化もしやすいだろうし。

課題は、まずは特に深夜にある程度の注文が期待出来る「夜間人口」があるかと、どれだけの巡回車と配送車を手配して利益が出るところまで回せるかですよね。今回の運用開始も、渋谷区、目黒区、世田谷区、港区というそれなりに滞在人口が予想できる地域ですが、仮にこの地域でペイできる程度のニーズが無ければ、それ以外の地域ではさらに厳しいと言う事ですからね。ふと思ったんですが、このサービス、ホテル宿泊客へは可能なんだろうか。いゃ、仮に770円払いとしても、ホテルの高い飲み物・スナック類の価格を考えたら、とってもお得ですよね。近くにコンビニがあればそれでも良いけれど、一寸部屋で飲んでいて足りないなと言うときに20分待てば配達してくれるというのは便利かも。ホテル自体がサービスを契約して、楽天はフロントまで配達、あとはホテルが部屋まで持ってきてくれる、とか。アメリカのホテルなんかだと、部屋に近くにあるピザとかハンバーガー屋さんのチラシが置いてあって、注文すると部屋まで配達してくれるけれど、あの感覚でサービスしたらどうだろうか。結構受けそうな気がする。

なぜ世界に広めないの?

「朝日新聞」「憲法九条」という事なので、「あぁ、いつものあれか」と思ったら、韓国でやってるんですね。他国に関して、何らかの提言なり主張をするのは、まぁ個人の権利の範囲だとは思うけれど、その国の根幹でもある「憲法」に関して、ここまで突っ込んでくるのは良いのだろうか。「内政干渉」あるいはその誘導に当たらないんだろうか。代替いつも思うんですが、そんなに素晴らしい憲法ならば、まさに今一触即発の状態にある朝鮮半島の両国にこそ必要なもので有り、何で「韓国にも是非九条を」といわないのでしょうかねぇ。さらに言えば、ノーベル平和賞をとか言っていますが、いつもは「なんで韓国からノーベル賞受賞者が出ない」と騒いでいるのだから、自らが九条を採用して、自らがノーベル平和賞を受賞しようと思わないのだろうか(笑)。

何かの「指針」を立てる、何かの「目標」を作る、何かの「規律」を作り遵守すると言うことは重要です。でも、一番大切なことは、そう言う「言葉」を作る事では無く、以下にその言葉の意味を理解してその意図することを実現していくか、ですよね。またもう一つ重要なのは、その「言葉」が生まれたときの環境・状況では正しいことであっても、時間の流れと共にそれらの条件が変わっていけば、その言葉の意味も変わっていくわけで、常に「見直し」という事が必要。常に振り返り、その元々の趣旨が正しく継承されているのか、あるいは場合によっては時代の流れによって修正や変更が必要になるかもしれない。実際に変更するまでに至らなくとも、「確認」するだけでも意味はあるはずだけれど、今の彼らの風潮はそれすらも許さないという、まるで神様でも祭っているみたい。そう言う猛進というものが先の大戦に至った原因の一つだと思うのだけれど。

いずれにしても、日本のことは先ずは日本の中で始めたらどうですか。他所の国に行って自国のことを騒ぎ立てると、まるであの国みたい、と後ろ指指されそうですしね。あっ、...

罵倒とディベート

まぁ、この産経新聞の記事に書かれていることが全てなんだけど、様々な意見を持った人が自分の意見を主張することは自由だし民主主義社会では重要な事だけれど、その主張に何らかの論理なり説得できる説明が無くて、ただただ相手を罵倒するだけなのは「意見」でも「主張」でも無い、単なる罵詈雑言であり、言ってみれば個人なりその組織なりを対象としたヘイトスピーチだよなぁ。

アメリカだと"debate"(討論)が一つの教育項目になっていて、色々な話題について個人対個人なりグループ対グループで、自らの主張の正しさと相手の主張の不備を討論して、どちらの主張が正しいか、寄り利益があるか、寄り望ましいかという話し合いを教育されますけど、日本ではそう言うことはやりませんよね。其れ以前に、日本では「プレゼンテーション」という事も苦手で、人に対して何かを「伝える」という行為って、日本人は苦手じゃ無いでしょうか。まぁ「以心伝心」という言葉とか「あ、うん」という言葉があるくらいだから。

で、そう言う討論の時、あるいはプレゼンの時でも同じですけど、反対意見を持った相手を納得させるデータの裏付けが先ず必要。特に定量的に何か説明できれば、それが一番良いわけですが、逆に一番やってはいけないことがこの記事のように、相手を根拠の無い理由で罵声するだけのこと。ディベートなら、この時点でアウト、負けが決定ですよね。まあ、このSEALDsにしても、「反対している若者グループがいる」という既成事実を作るためだけに組織されたものだと思うから、彼らに何か論理的なあるいは定量的な議論を期待する方が間違っているとは思うけれど。

まぁ、この集会に呼んだ、連合にしても彼の意見に「なるほど」と納得しているんだろうか。そんなことは無いとは思うけれど、もし少しでもそう思っているとしたら、あの組織も先が見えたなと言う雰囲気ですね。まだまだ日本経済は不安定な要素が有り、安定しているとは言いがたいけれど、それでも徐々に株価も上がり、給与も上がり、設備投資なんかも増えてきていて、少なくとも彼らが応援している民主党政権時代よりも良くなっていると思うんですが、その事は彼らはどう評価しているんでしょうね。仮に、この瞬間に安倍政権から岡田民主党政権になったら、本当に今よりも良くなると思っているんだろうか。本当にそう考えている人がいるとしたら、日本ってほんと平和だなぁと思ってしまう。

2015年8月23日

iPhoneとAndroid

iPhone6とAndroid (Xperia Z3 Compact)を併用し始めて数ヶ月が経過して、それまでの携帯+iPhone4sとは比べものにならないくらい便利になりましたが、一つ困ったのがiOSとAndroidの仕様の違い。細かなところでは色々ありますが、iOSのアプリが画面下にアクション用のアイコンが出るのに対して、Androidは画面上に表示されるので、なかなか戸惑います。両方のスマホに同一アプリを入れていて、例えば新幹線予約のEX-ICとかどちらからでも予約操作が出来るようにしているんですが、実際の画面は同じでも操作するボタンの配置などが違うので、結構大変。この辺り、何とか共通化出来なかったものなのか。

また一番困るのが、iPhone6のTouch ID。これまではセンターボタンを押して、パスコードを入れていたのが、そのまま指を押さえていれば自然に認証されてホーム画面が表示されます。これが凄く便利。ところがAndroidはまだ採用していないので、画面が表示されたときにパスコードなりを入れてアクセスする必要があります。この操作が一度Touch IDに慣れてしまうと何て面倒なことか。あと、不思議なことにXperiaをポケットから取り出すと、画面が緊急電話になっていたり、変な設定がイネーブルされていたり(例えば機内モードがオンになっていたり)するんですよね。多分、ジーンズのポケットの中で変な場所に触れて画面が変わるんだろうけど、これも困ります。一寸上手い設定状態にならないか見ているんですが、なかなかこれという設定にたどり着けません。使用歴が長くて慣れていることもあるけれど、やはりiOS(iPhone)の方が実際の使用条件に即したI/Fになっている気がします。

いつも思うんですが、iPhoneでFeliCaがサポートされればなぁ... (笑)

BOSE QuietComfort 20 Apple Compatible Model (2)

先日購入した「BOSE QuietComfort 20 Apple Compatible Model」、フィールドテストをしてみました。場所は、毎週金曜日の新幹線通勤時と、その他移動時。結論から言うと、

  1. 消音効果は確かに高い。但し、例えば駅のホームで電車待ちの時のように突然アナウンスが入ったりすると、それが微かに聞こえる。若しかしたら、特定の音域はある程度スルーしているのかもしれないけれど。
  2. 多少なりともエージングされたからか、購入当初の「音の輪郭がマスキングされたようなぼやけた感じ」は少し解消された気がします。でも、やはり何か膜が掛かっているような印象は消えません。
  3. 新幹線車内のようにずっと座っているときはまだ良いのですが、移動時にiPhone6とBOSEの本体をまとめて持ち歩くのは邪魔。何かカバンに入れて移動するなら良いんですが、ジーンズのポケットに入れて、と言うようなスタイルだとダメ。但し、そう言う状態だからこそコントローラーで音量や曲の早送り等が操作出来るのは便利。
  4. やはりコントローラーの位置が変だと思う。イヤホンからコントローラーまでの位置をせめてもう5cm、出来れば10cmは延ばして欲しい。またケーブルが少し太くて柔軟性が無いので、変によじれて使いづらい。
  5. バッテリー時間はカタログでは16時間となっていますが、これもある程度正確に知りたいところですよね。毎回満充電にしておくのはバッテリーに良くないし、かといって出先で放電してしまうのも困るし。一応、Type-CのUSB充電ケーブルは、スマホ等用に持ち歩いているものと共用できるので、最悪それを使って充電するという対策もありますが。
  6. 途中で、いつも使っているER-hf5にしてみましたが、やはり音像のキリッとした印象はこちらの方が上。また、正直なところしっかりイヤホンを装着すれば、外の音は殆ど気にならないので、わざわざノイズキャンセリングを使用する必要性があるのか。また、携帯性もこちらの方が良いですし。

総合判断としては、やはり飛行機の機内とか新幹線などの車内のように、ある程度のノイズのある環境で長時間座って移動するような時には便利ですが、通常出かけるときに使用・装着するのには少しヘビーデューティーな感じがします。エージングも兼ねて、既存のイヤホンとローテーションしながら暫くは使い続ける予定ですが、一寸勿体ない買い物だったかもしれない。

2015年8月22日

えっ、ヨルタモリが...

先日ヨルタモリのリエママが良いなんて書いたばかりなのに、9月で終了とな! 当初の契約の都合らしいけれど、折角最近良い味出してきただけに取っても残念。最近では音楽セッションコーナーなんかもよく登場するようになり、昔の「今夜は最高」っぽい味付けも感じられて良かったのに。流石に、内容・視聴率共に高評価なので局内でも継続を望む声が多いとのことだけど、まぁ確かにズルズル続よりは、ぴしっと区切りを付けた方が良いとは思うけれど、でも取っても残念。

で、9月で終了するのであれば、先週のようにリエママが居ない回の収録は止めて欲しいなぁ。そりゃあ収録する予定もあるだろうし、一度に何本も撮りだめは出来ないだろうけど、出演者のスケジュールも分かっているならちゃんと世界観は崩さずに最後まで続けて欲しかったですねぇ。当初の予定通り9月でスパッと終了するにしては、最後の詰めが甘い気がする。まぁ、それが最近のフジテレビの低調さの原因の一つかも。

同じく深夜の番組では、「さんまのお笑い向上委員会」も一寸型破りな気がして最初は興味が有ったけれど、毎回毎回内輪ネタの盛り上がりと、やはりホリケンのうざったさが邪魔ですよね。出演者は毎回豪華だけれど、なんか面白くない。あるいはヨルタモリのようなシュールさも無い。こちらはあと何クール続くのか分からないけれど、この調子で続けられるといい加減食傷気味ですね。

「徹子の部屋」じゃ無いけれど、タモリが自宅の居間で酒を飲みながらゲストと好き放題しゃべり続けるような「タモリの居間」みたいな番組が見てみたいなぁ。でもそれって、お酒を除けば「笑っていいとも!」とほぼ同じになったりして。

五つ星の羽田空港

スカイトラックス調査で、2年連続して最高位の五つ星を獲得した羽田空港。国際線だけに限っても、自分自身も最近では成田よりも羽田を利用する機会の方が多くなりました。路線数、特に一番利用する北米戦に関しては、まだ成田利用ですけど、それ以外の東南アジア方面は殆どが羽田利用。UAの羽田発の深夜便も一度利用しましたが、攻めてもう1時間出発が早いと、SFOでの乗り継ぎ先も増えるし、到着時刻も楽になるんだけど。

羽田と成田を比べた場合、その評価が分かれる一番の理由は、やはり空港へのアクセスじゃ無いでしょうか。最近では、N'EXにしてもスカイアクセス線にしても充実しているし、リムジンバスもあるし便利になりましたが、如何せん都内所要駅から2時間近く掛かる移動時間は、例えその移動手段が快適であっても大きな減点ですよね。羽田も、京急とモノレールが直接乗り入れているけれど、京急は品川から横浜当たりで無いとJRとの乗換も不便ですし、モノレールも浜松町乗換で正直不便。新橋駅まで延長する話しもあるみたいだけど、出来ればそのまま地下に入ってでも東京まで延ばして欲しいなぁ。もっとも地下モノレールって、ちょっと矛盾するけれど。品川駅発に付け替えてくれても良いけれど、それは無理でしょうねぇ。せめて浜松町駅でのあの狭い階段での乗換と、ホームをもう少し広くしてくれないだろうか。空港に向かう、空港から戻ってくると言うことは、多くの乗客がスーツケース等荷物を持参している訳ですから、もっと人に優しい動線にしないと。2020年にはクレームになるかも。

羽田空港が好評かを得たのは、勿論アクセスだけで無く空港内のサービスや施設の充実度もあるわけで、その点に関しては納得できる物。羽田ではANAな人なので、第一ターミナルは利用したことがありませんが、多分第二ターミナル同様と思えば納得できます。個人的には、国際戦ターミナルの物販エリアをもう少し広くして、さらに食事の選択肢も広げて、さらには上級会員向けの専用カウンターを成田のように設けてくれたら言うこと無しですが。羽田に関しては、これから国際線の需要がどんどん増加すると思うけれど、それを考えると少なくとも国際戦ターミナルに関してはまだまだ改善・拡張の余地がありますよね。

上海下落

この週末の株式市場は、上海の下落影響を受けて一気に日本も2万円台を割、来週の動向が気になるところ。まだ結果は出ていないのけれど、これまで世界経済をある意味牽引してきた中国経済の落ち込みが原因と言って良いかと思いますが、ここで不思議なのは中国政府は公的資金を注入して何とか下支えしようとしている半面、その原資がどこから出てくるのかよく分からないこと。日本だと「赤字国債発行」という方法で賄っているわけですが、中国でそう言う国債みたいな物をどんどん刷っているという話は聞いた記憶がありません。と言うか、中国は共産党政権が政治を動かしているわけだから、日本のように一般税収とか国債発行というまどろっこしい方法なんて使わずに、日本共産党が言っているように設けている大企業から吸い上げて、貧しい国民へ還元するというのが「共産主義的平等精神」であろうから、そう言うことをやれば良いのにと思います。でも、大企業=政府直結という構図がまだ結構残っていたりするから、政府自身で自分の首を絞めるようなことはやらないだろうなぁ。共産主義、社会主義っていう政治体制は、確かに仕組みとしては平等を目指す物ではあろうけれど、過去の実例を見ると「権力構造」が必ず生まれて、結局経済レベルとは別の階級闘争が生まれるんですよね。そう言う意味で、資本的には格差が無くなるはずが、別の格差社会が生まれて、結果的にそれが資本的格差を生み出すという悪循環しか生まない、と言うのがこれまでの人類の経験知だと思います。

一方で、確かに上海指数は数%ずつここ暫く下落してはいるけれど、少なくとも前日の終値と連動しての動きから、ある程度アメリカ的には織り込み済みで、このままソフトランディングしようとしている、と言う意見もあるみたいですね。ただ、実際問題アメリカのダウも軒並み落ちている以上、アメリカも含めた西欧社会としてもそれで良しとは言えないと思いますが。

世界的には多少のロスが生まれても、それで新たな安定が生まれるのであれば今度はそれを基盤に経済を延ばせば良いわけで、そこはこれまでも繰り返されてきた歴史と同じ。問題なのは、その付けを被る中国人民なわけで、その不満がどう言う形で噴出するのかで、今後の中国経済が大きく変わる可能性も出てきますよね。いずれにしても、一個人としては見守るしか無いわけで、少なくとも折角上向きになりかけた日本経済が多少の倦怠は生まれるとしても、このまま上昇傾向が崩れること無く継続することを祈るだけです。

考えすぎかもしれないけれど、数年前に尖閣諸島の問題で中国がレアアースによる経済制裁をやり、それが切っ掛けで中国から他の東南アジアへ設備をシフトする傾向が生まれましたが、あれはある意味日本の製造業にとって本意では無かったけれど良い切っ掛けとなったのかも。勿論、全ての企業がそれで救われるわけではありませんが。

2015年8月21日

大学のビジネスモデル

かなりビックリしたニュース。東京理科大学が来年度から、大学院の博士課程に入った学生の授業料等の学費をタダにする方針と言う話。入学金(30万円)はタダ、施設設備(18万円/年)もタダ、授業料(80万円/年)は一旦払うけれど、同額の返済不要の奨学金を給付して相殺。博士課程3年間で掛かる約320万円が実質的に「タダ」というストーリーらしい。さらに、約3割の博士課程学生を「リサーチアシスタント」として雇い、年105万円を支払い、さらに年3人程度の若手研究者を試しに雇い成果を残せば正職員採用すると共に、初年度に研究資金1,000万円も提供するという大盤振る舞い。これにより、5年間で40億円程度の支出増加になるという話。凄く学生思いの良い方針ですが、問題なのはその原資はどうするのか、と言う事。5年で約40億円と言う事は、少し余裕を見ても一年で10億円程度の手当てをしないといけない。

で、東京理科大学の予算を見てまたビックリしました。平成27年度の予算を見てみると、収入総額が約945億円とかなり大きく、さらに繰越金が1/3近い330億円程度予定されています。945億円の収入のうち国等からの補助金は約45億円。過去の記録を見てみても、300億円程度のお金が、ほぼ毎年繰り越されています。補助金などがこのまま変わらなければ、繰越金の3%程度を今回の補助金として支出すれば良く、殆ど財政的には影響しないでしょうね。逆に、これによって優秀な人材が集まり、さらに研究活動が活発化されることで、現在は年間15億円前後の受託事業収入や知財関係収入が増えれば、大学としても将来的にメリットが生まれますし実績蓄積にもなりますね。日本の諺で言えば「損して得取れ」をまさに地で行くビジネスモデルじゃないかと。

これ、東京理科大学という「技術系大学」だから生かされるビジネスモデルじゃ無いかと思います。優秀な学生・人材を集めて、より高付加価値な技術蓄積を進める事で、そこからの二次ビジネス、三次ビジネス展開をして、副次的な収入増加を狙うという、上手いスキームですよね。逆に言うと、他の理系大学でもできるモデルですから、他の大学が追随してきたときに、どう言う差別化をして寄り優秀な人材を集めるかが次の課題でしょうね。大学の規模や、予算規模にもよりますが、単純にタダにしてもその大学に魅力が無いと学生も集まらないだろうし、大学としても正直なと頃だれでも良いというわけでも無いだろうし。今回の様なビジネスモデルも一つのアイデアだけれど、例えば博士課程や修士課程で、特許を取ったとか、論文発表等の本数によって全ての費用でなくても年間幾らかのペイバックがあるとか、そう言う奨学金制度のような施策は可能だろうし、それによって学生のモチベーションアップ何ていうことも可能じゃ無いかと。でも、それって今の会社でやっているスキルアップのシステムと同じ気がする(笑)。

公立大学も法人化されて、さらには早稲田・慶応と言う有名大学ですら少子化もあって生き残り戦略が必要となってきている現在、こういうビジネスモデルの開発が重要なんでしょうね。

UAの日本語Facebook

「ユナイテッド航空が日本語FBを開設した」という記事。えっそうなのと捜してみたら、最初はリダイレクトされて英語FBに飛ばされてしまい、どこだどこだと何度かやってみて、やっと到達しました。まぁ、英語以外で始めて日本語ページが開設されたということに感心しないといけないのかも。ANAと比較しちゃいけませんよね、流石に(笑)。

記事に寄れば、専任の日本人スタッフを配置して、きめ細やかに対応していくとのことだけれど、米系3社の中では日本路線をDLと競う立場だけに頑張って欲しいなぁ。で、記事ではUA FBのフォロワーは80万人となっていたんですが、ちょっと気になって調べたら、DL FBは144万人AA FBは190万人弱と、全然負けてるじゃん orz 日本語のHPサイトもそうだけど、もうちょっとITに力を入れてくれ。旧COに事実上買収されて、色々改善されて入るけれど、このIT関連に関しては未だに旧UAの方が良かったと感じられますからねぇ...

週休3日制

ユニクロを展開するファーストリテイリングが、地域正社員を中心に週休3日制を導入するという記事。介護や子育てと仕事の両立をサポートすることが目的で、週休3日にはなるものの、何日単位の労働では無く、週や月単位での労働時間で管理するので、稼働日の4日間はこれまでの8時間労働が10時間になることで、全体の給与などは変更無しとのこと。さらに、忙しい週末土日等は対象外で、平日に休暇を取るというもの。今のところ、店舗での接客業務をする社員が対象のようなので、日々の仕事に必要な人数が確保できれば、余り「誰それが何曜日に休む」という決まり事をしなくても良いのかも。

自分の場合は、もう10年近く在宅勤務を続けていて、最初の頃は週に2日とか3日在宅、残りは出社だったのが、8年くらい前から、月-木曜日が在宅、金曜日出社パターンとなり、それが今でも続いています。いろいろ思うところもあるし、会社の支援もあるので続いているんですけど、色々な職種や業種、さらにはビジネス環境の変化などによって、こういう在宅勤務形式や週休3日制度、あるいは最近よく効くようになった時間単位での労働など、仕事のスタイルに多様性が生まれてきていることは良いことでは無いでしょうか。昔のように、9時~夕方5時迄会社に居て仕事をせねばならない、というスタイルでは通らない時代になってきたと思います。

理由の一つは、個人の考え方の変化があるとは思うけれど、1番大きな理由はビジネスのスキーム自体が、9-5時という枠の中で納まらなくなってきたこと。私なんか入社して仕事を始めた30年前から、仕事の相手はアメリカにいたりしたので、昼間はメールのやり取りであっても、早朝とか夜遅くには電話会議が必ずあって、あの頃なんかは本当に1日24時間のうち20時間近く仕事していた気がします。大っぴらには出来ないけれど、残業も多かったし。それはライバル会社でも同じだったとは思うけれど、会社として働くことに柔軟性を導入してくれていたので、それで助かったのも事実ですよね。週に休みが何日あるかだけで無く、1日似どれだけ仕事をするのか、あるいは一日のうちでいつ仕事をするのか、さらにはどこで仕事をするのかなんて言う、色々なパラメーターが許されていて、それらの組合せも色々許されるような社会インフラとシステム構築っていうのが、これから少子化になる日本では必須かも。

「仕事をする」というのは、イコール「経済活動」なわけで、経済が上向き入れまで以上にお金が回れば、景気も良くなるだろうし、その分個人個人の生活にも余裕が生まれるはず。昔ながらのやり方を続けて行くというのも一つの方法だとは思うけれど、日本源の欠陥に生まれる動脈硬化みたいなもので、たまには迂回するようなこととか、新しい道筋みたいな物を作っていかないと、いつかは詰まって使えなくなるでしょう。そう言う意味で、それなりに知名度があり影響が大きそうなこういう会社が、成功するかどうかは別にして新しい試みをすると言うことは評価して良いんじゃ無いだろうか。

個人的には、跡数年で定年退職となり、毎日が日曜日になるわけで、そうなったときに経済的な問題も含めてどうするのかという事を、そろそろ考えないといけないかも。個人的希望だけ言えば、週の半分以上は飛行機に乗って、アッチにフラフラ、こっちにフラフラ出来ると嬉しいのだけれど。それもANAとUAで(笑)。

2015年8月20日

とどめを刺すA380

産経新聞の記事から、スカイマークにとどめを刺したA380のビジネスに関して。以前は注目もされていて、大きな話題になったけれど、スカイマークのトラブルが発生する前から、かなり予想よりも早くA380の受注は一巡した感じでしたね。最初はSQとかTGとか、大手の航空会社が競うように導入していたけれど、やはり700名前後の集客をするというのは大変だろうなぁ。

私は一度TGのNRT-BKKに搭乗したことがありますが、2F席であったけれど、確かにB747の1F席と比べて同等それ以上の広さと静粛性があり、非常に快適でした。ただ、ボーディングブリッジにしても、その他運行用のいろいろな準備にしても、独自のものが要求されるので、受け入れる空港の方も大変だろうなぁというのは直ぐに感じます。また、すでにB747の燃費なんかも言われていた時代に、さらに大きい機体を飛ばしてどれだけ効率化出来るのかというのも疑問だったし。昔のように、基幹空港が限定されていて、それを結ぶ基幹路線が重要なビジネスであった時代なら、こういう機体も必要だったでしょうけど、今ではかなり分散していますからね。逆に地方や地方中核都市へのフライトを考えると、B777でも大きすぎるくらいな訳で、AirBusとしてもA330とかA350にどんどんシフトせざるを得ないんでしょうね。

ただ、個人的な飛行機マニアの希望としては、こういう大型機の機体には一種独特の憧れみたいなものがあるわけで、AirBusにしてもBoeingにしても、将来に置いてはさらに大型な機体開発をして欲しいなとは思います。ビジネス的には大変だろうけど、夢は持たせて欲しいなぁ... 何処かアラブの王様が特注してくれないだろうか(笑)。

VAIOの一年

あちこちのPC関連サイトに掲載されている、スタートから1年が過ぎたVAIOの新社長インタビュー。日本国内だけで無く、アメリカとブラジルへ海外進出すると書かれているけれど他人事ながら大丈夫だろうか。ブラジルは国策で輸入が出来ないから、自社工場を建設するかこういうOEMでビジネスするしか無いけれど、数年前の景気が良い時期ならまだしも、一寸傾斜気味のブラジルに今進出するメリットって何だろう。確かにオリンピックもあるけれど、だから取って市場規模が何倍にも膨れるとは限らないし、逆にオリンピック後は一気に終息するだろうし。

アメリカ市場というのは、やはりパソコンに関して大きなマーケットで、こちらに出て行くのも一つのアイデアだけど、一度撤退したVAIOブランドがどこまで回復出来るか。確かに以前のSONY時代のVAIOは、結構アメリカでは見かけるんですよね。ある意味、Windows版Macみたいな印象だろうか。でも、それも昔ほどの威光も無いし、以前と比べて色々な意味で体力が落ちている現在では、さらに厳しい気がする。個人的には、もっと国内で復活をアピールしてからで無いと、なかなか海外に出て行くのは厳しいと思うけれど。

一方でパソコン以外での収益拡大を目指すというのは正しい戦略だと思います。AIBO関連技術や資産がどの程度残っているのか分からないけれど、大小のロボットブームが生まれつつある中、記事にあるようにロボット系のEMSとかOEM/ODMビジネスが立ち上がれば、それはそれとしてVAIOとしても新しい軸が出来て良いんじゃ無いだろうか。今の形のパソコンがどんな風に衰退、あるいは吸収されていくかまだまだ不明な点はあるけれど、ロボット、あるいはコンパニオンみたいな形で、「自分で動いて反応する電子情報端末」みたいな方向性は、個人的には有りだと思います。

ただ、正直なところパソコンビジネスって完全にボリュームの勝負になってきているから、世ほどの特色を出さない限り年間30万台程度ではコスト的に非常に厳しいわけで、その当たりでどう付加価値を付けてコストリカバリーしていくのか、これから厳しいビジネスが続くんじゃ無いかと思いますね。まぁ、明日は我が身、と言う事も忘れずに。

鬼より怖い共産党

最近の選挙では議席を伸ばし、我が世の春を謳歌している(?)日本共産党。今度は、現在参議院で審議中の「平和安全法制関連法案」の確定前に資料作成をしていたことがけしからん、文民統制違反だ、気に入らない(?)と大騒ぎ。どうやって入手したのか分からないけれど、ご丁寧にもその資料のPDFまで出している。

この件で防衛省が責められるべき、反省すべき事は、一つは資料に関して誤解を招かぬように、「ドラフト」とか「(案)」とか「事前想定資料」というような言葉を入れておかなかったことと、資料としてセキュリティ管理をちゃんとしていなかった(例えば機密区分を入れるとか)事の2点でしょう。政府としても重要課題として力を入れている以上、担当部局である防衛省としても最悪・最速のケースを想定して出来る事から始めるのは当然では。少なくとも、普通のちゃんとした会社ならどこでもやっていること。と言うか、もっと想定とか前提を広げて、色々なケースを考えているのが「出来る会社」ですよね。だから、防衛省の資料にも「一番早いケースを想定して」と書いてある。

防衛省がそう言う資料を作っていた、と言う事よりも遥かに怖いのが、どう言う経路・方法かは分からないけれど、共産党が何らかの方法でそう言う資料なり情報を入手していた、と言う事ですよね。仮に防衛省内部関係者が提供したものだとすると、それこそ防衛省としては規律違反として厳格に処分しないと。と言うか、内部資料ならもっとしっかりドキュメントコントロールしないと。ただ、PDFを見ているとページか飛んでいるところがあったりするので、これはハードコピーを入手して、それを共産党がPDF化したんでしょうか。そうなると、中の説明などを見ても、防衛省内部用の資料というよりは、関係者向け説明用として準備した資料と言うような雰囲気を感じます。例えば、関係省庁(外務省とか財務相とか)向けとか、あるいはそれこそ国会議員向けとか。となると、自民党議員当たりで法案に反対しているグループ当たりから流出したのかもしれませんね。それだと共産党としても「いゃ、うちは自民党の○×さんからもらったものだから」と言い訳できるか。

仮に、この資料で自衛隊がクーデーター計画、国家転覆計画を立案していた、と言うのであれば、それならまだ納得できるけれど、ほぼ近日中に成立することが予想される自体に対して、事前に準備しているとしか見えませんから、それで国会審議を止めるほどの話じゃないでしょう。それよりも怖いのは、いかにも共産党的な「自ら信じる正義のためなら、何をやっても許される」というような思想を感じること。確かに「正義」のためには多くのことが許されるだろうけど、先ずはその「正義」がだれのためのものなのか、またその為の手段の正当化ってどう判断するのか。少なくとも同じ共産主義を国の中心としているお隣の国では、その「正義」や「手段」が、かなり歪んでいるように感じるんですけどね。己が信じる正義の為なら、何をやっても許されるし、するべきだ、なんていう考え方は、それこそ今共産党が声高に批判している、戦前の日本軍国主義そのままじゃ無いですか。自らが批判している時代と同じ事を、今自らがやっているという認識は無いんだろうか。

以前、グリーンピースが日本の調査捕鯨で得た鯨肉が不正に転売されているとして、佐川急便の集積場に無断に侵入して荷物を盗んだりしたけれど、あれと同じと言うか輪を掛けて拡大解釈した話だと思う。ほんと、共産主義、共産党の「怖さ」を自ら示してくれたことには感謝しないといけないですよね。だから最近は共産党人気がアップしているのか(をぃ)。

ところで、防衛省にしても与党にしても、今回の情報流出の検証作業は行わないのだろうか。情報入手先である共産党の証言とか、関連する部局なり、精査する必要があるのでは。本来出るはずの無いものが、無関係なところに流出しているわけですから。それこそ、ルール違反、違法行為なわけですから。

2015年8月19日

天津爆発

その被害規模の大きさに、未だに全容がよく分からない天津港での爆発事件。天津市と言えば、中国での直轄市の一つで、首都北京に隣接する日本で言えば東京に対しての横浜市みたいな感じの場所でしょうか。今回の事件で驚いたのは、この大きな「穴」。最初、余りに大きすぎてそのサイズがよく分からなかったんですが、記事によれば100m規模とのことですが、もう少し小さいかな。でも、これって爆発力が地下に向かってかなりの力で進んだことを意味しますから、地上に置かれた危険物が普通に爆発しただけではこんな形状にはならない気がするんだけどなぁ。元の貯蔵施設がどんなものか分かりませんが、ある程度高い場所に爆発物が積まれていて、それに引火して爆発して、爆風が地上に集中したと言うことなんだろうか。今は水が溜まっていて穴の深さとか分かりませんが、サイズと深さが分かれば、爆発力に関してもある程度推測できるのでは。

最初は700t位の危険物と報道されていたのに、その後3,000tとか言う話も伝わってきますが、実際はもっとあったのでは。で、その全てが爆発で消化したわけでは無くて、かなりの部分が爆風と共に広く飛散拡散されたんでしょうね。現在3km圏内は立ち入り禁止となっているけれど、実際の被害はもっと広い範囲に及んでいるのでは無いだろうか。現地では昨日雨が降ったようで、多くの飛散物は地上に降り注いだ十も分けますが、そうなると下水などを通じてさらに危険物の拡大が発生するのかも。

凄く疑問なのは、そんなに危険な物質を、しかも元々許可されていたのは20数tと言う場所に、その150倍もの物質が集められていたことで、幾ら賄賂やルール違反が当たり前の中国社会でも、その物質の種類を考えると単にそう言う話だけで済まされないように思います。それこそ、人民解放軍が密かに物質集積をしていたとか、若しかしたら爆弾と歌舞伎その物が隠匿されていたのかも。何でもありの中国社会だけれど、今回はちょっとその度が過ぎている気がしますね。というか、荒唐無稽すぎて本当に今でも何かフィクションじゃ無いか、写真もCGじゃ無いかとしか感じられません。

ANA STAR WARS FLEET

既に発表されたB787-9 R2D2塗装機体(中)に加えて、B777-300ERにBB-8を塗装した国際専用の機体(右)と、R2D2ロゴとBB-8ロゴを機体左右に塗装した国内専用のB767-300ER(左)との、3機体制となったANA STAR WARS FLEET。昨日10月17日に予定されている、R2D2ジェットの遊覧飛行の応募要領のメールが届いたんですが、当選したらスターウォーズのコスチューム姿(自前)で乗り込まなきゃいけないというので諦めました。いゃ、ANAも飛行機もSTAR WARSも好きだけど、そこまでやりたいとは思わない(笑)。

12月公開予定の新シリーズとのコラボなんだろうけど、ANAとしてもそれなりのお金(ロイヤリティー)を払ってるんだろうなぁ。タイアップだから単純にロゴとかキャラクターの権利使用よりは安いのかもしれないけれど、その分チケット代ととか燃油サーチャージ代を下げて欲しいと思うのが一般乗客の気持ちだったりして(マテ)。

2015年8月18日

TRAMONTANO One-Shoulder Bag

もう一つ機内販売で購入したイタリア TRAMONTANO社のスリングバッグ。今COACHの同じタイプのバッグを二つ持っていますが、一つは大きめサイズで少し使いづらく、もう一つは小さめのサイズで財布とかスマホとか最近増えてきたものを全部入れると一寸満杯気味になるので、その中間くらいのサイズが欲しいなと思って居たところだったので。で、実際に購入してみて、良かったところ・悪かったところをリストすると。

  • Good Points
    1. サイズが最大の購入動機なので、その点に関してはほぼ予想通り。最近持ち歩くものを全て入れてもまだ余裕が有り、例えば500ml位のボトルとか追加可能。今の自分には使い勝手の良いサイズです。
    2. 外ポケットに一つ、本体開口部にダブルでファスナーが付いていますが、その金属タブが革でカバーされているのは、Good。見た目の高級感と共に、手で持ったときの保持力もアップする感じです。
    3. COACHの二つのバッグは革製で、それはそれで高級感があって良いんですが、常使いと言う意味では一寸勿体ない感じも。どちらも、細長いデザイン何ですが、このバッグは角形のデザインで、こちらの方が素材も含めて使いやすい気がします。
  • Bad Points
    1. 正直、全体の作りは予想よりもチープな感じ。ANAのカタログで見ると、結構しっかりした皮を使っている雰囲気でしたが、それ程でもないし、布部分もカタログの写真イメージ寄りもゴワゴワしています。
    2. この製品だけで無く、最近よく感じるんですが、ファスナーの滑りが悪い。凄く引っかかる。潤滑剤とか吹き付ければ良いんでしょうけど、最初からそれを期待した製品って... 特に、外ポケットは頻繁にスマホを出し入れすると思うんですが、ここの滑りが特に悪い。内部もファスナー付ポケットが二箇所ありますが、こちらも滑りが悪いです。
    3. ショルダーストラップのベルトと本体を繋げる金具も、ちょっと安っぽい感じで、直ぐに壊れそうな感じ。
    4. 内部にタブレットとかバッグ全体を支えるような板状のものを入れないと、荷物が偏って形が崩れますね。仕方ないとは言え、バッグの底板ならぬ中板のようなものを入れた方が良いかも。
    5. ショルダーベルトが幅広で堅いので、肩に掛けた部分が浮いて装着感が下がります。また、柔軟性が足りなくて、肩に掛けたり外したりする動作の時に手間取ります。

お値段もそこそこする商品ですけど、何となくコストダウンの跡もちらほら見られる感じで、満足感もあるけれど、残念な印象も出てしまう商品ですね。サイズや全体のデザインは丁度欲しかったものにかなり近いのですが、実際の材質とか使い勝手は、やはり今持っているCOACHのスリングバッグの方が良い感じです。まぁ、値段で3倍位違うから仕方ないんだろうけど。今回プリオーダーだったので実物を見ずに購入したわけですが、もし機内で実物を見て購入判断をしたとすると、もしかすると購入しなかったかもしれませんね。決して悪い製品では無いけれど、一寸微妙な感じも受ける製品でした。

BOSE QuietComfort 20 Apple Compatible Model

今回ANAの機内販売で購入した、BOSEのノイズキャンセリングイヤホン「BOSE QuietComfort 20 Apple Compatible Model」。免税販売のため消費税の8%が無く、AMC SFC JCBカードで購入したので、さらに10%引きで購入。国内価格が、35,000円+消費税で37,800円ですから、結構お得感があります。

往路の機内で購入したので、実際に使い始めたのは復路の機内から。まだ試用期間は短いのですが、個人的に感じたところを。

  • Good Points
    1. B772の機内で最初にノイズキャンセリングのスイッチを入れて1秒遅れくらいで急に外音が消えたのにはビックリしました。B772はそんなに五月蠅い機体では無いけれど、スイッチのON/OFFでの違いはかなり大きいですね。イヤホンがカナルタイプではなく、オープンエアーなので、単にイヤホンを装着しただけでは結構外部ノイズが入りますが、それがほぼ完璧に消去されます。
    2. 私が今使っているEtymotic ReserchのER-4PT, hf5, 6iとかは、全てカナルタイプなので耳穴の奥にイヤホンを挿入する必要がありますが、これは耳穴に「付ける」感覚なので、耳も疲れないしカナルタイプのように耳が痛くなったり蒸れることも無くて快適。実際SIN-NRTのフライト中5時間位装着しっぱなしでしたが、ストレスは殆どありませんでした。早速、今週金曜日の出社時にずっと付けっぱなしでどうか試してみようかと思っています。
    3. コントロール部分で音量調節とiPhone6の曲送り・戻し・保留などの操作が出来るのは便利。音量以外の操作をするセンターボタンの操作方法に慣れが必要ですが(何度か押したり、長押ししたりする組合せが覚えられない)、いちいちiPhone6を取りだして操作しなくても良いのは便利。流石にApple Compatibleと言うだけあります。
  • Bad Points
    1. 最大の欠点は、やはりバッテリーも含まれる操作部分ですね。バッテリーも入っているのでそこそこ重量が有り、例えばiPhone6と一緒に持ち歩く様な場合には一寸工夫が必要です。また、本体と操作部分を接続するケーブルが短いので、取り回しも限定されます。このケーブルの両方の付け根に結構ストレスが掛かりそうで、ここを破損することが多そうな雰囲気ですね。音楽再生や着信なんかはそのままで操作出来ますが、アプリ操作とかするために本体を手に持って使うときには結構邪魔になります。
    2. イヤホンの20cm位下にコントロール部分があり、さらにその下20cm位のところに洋服などにケーブルを止めるクリップが付いていますが、コントロール部分の位置が一寸イヤホンに近すぎて操作しづらいですね。クリップ部分の下にあれば便利なんだと思うんですが。コントローラー自体は便利で良いんですが、その設置位置が要検討じゃ無いかと。
    3. 耳穴に「付ける」感覚で装着するイヤホン部分ですが、今ひとつ正しいポジションが分から無い。半月上に飛び出ている棘みたいな部分を耳の襞部分に入れて固定するようなんですが、鏡でも見ながらでないと確実に装着できたのか分かりづらい。もう少し分かりやすくと言うか、確実に装着できるようなデザインが望ましいですよね。この白いイヤホン部分は、L/M/S三種類あり、私は耳穴が小さいのでSに買えてみたんですが、どうも違和感がありMサイズに戻したところ、こちらの方がしっくりきました。
    4. ノイズキャンセリングを前提にしているシステムなので、ノイズキャンセリングをOFFにすると一寸使い物になら無い感じ。カタログではバッテリーが切れても普通のイヤホンとして使用できるとは書かれていますが、確かに音は出るけれど音楽再生には使えないという印象。だから、バッテリー残量がもう少しちゃんと分かる仕組みが欲しいですよね。Bluetoothを内蔵して、スマホで確認できるとか簡単にできそうな気がするんだけど。

ノイズキャンセリングの性能は、確かに凄いと思います。これまで幾つかのメーカーの製品を使用したことがありますが、このサイズでこれだけの性能は流石BOSEという印象。一方で、完全に外部音が消えるわけでは無く、ヒスノイズというか極々小さなホワイトノイズみたいな音が気になります。音楽再生をすれば、隠れて消えてしまいますが、例えばフライト中に耳栓代わりに利用しようと思うと、ちょっとこのノイズが気になるかも。

音質に関して言うと、正直ちょっと期待外れというか、もう少し輪郭がしっかりした音が出るかと期待していましたが、ノイズキャンセリングのホワイトノイズが被るのか、その機能の副作用なのか、高音・低音、ともに音の輪郭がぼやける感じです。ER-4iとかhf5で、音量を少し絞った場合にはやはり輪郭が甘くなりますが、少し音量を上げるとエッジが利いた感じになります。でもこのBOSEの場合は、音量を揚げてもその鈍い感じで音が大きくなるだけで、それが残念。確かに長時間聞いていても聞き疲れしにくいとは思うけれど、純粋に音楽を楽しみたいと思ったときには少し残念かも。最も、元々外部ノイズが多い場所で音楽を聴くという相反する要求の妥協点なわけですから、そこまで音質や音の輪郭に関して文句を言うのはメーカーに対して酷というものだとは思いますが。

正直、価格を考えると微妙だなぁという感想です。場所を選ばずいつでも聞くことが出来、さらにイヤホンタイプから長時間使用しても耳が疲れない点は大いに評価出来ますが、バッテリーの可搬性と本体との接続、またコントローラーの使いづらさは何か改善して欲しいところです。

HND-SIN/-NRT (6) - 帰国便

さて今回もあっと言う間に帰国。どうも性格的に一箇所に留まるよりはあちこち移動する方が性に合っているので、毎回こんな感じですね。4:00ちょっと過ぎにチェックアウトをして、今回はホテルのシャトルがホテル玄関に止まっていなかったので、そのままT3側からT2側へSMRTの上の連絡通路を通って移動。SQのスタッフが代替運用しているANAのカウンターでチェックインをして、直ぐに出国審査に進みます。今回もAMCではなく、UA MPにマイル登録を変更していたので、ラウンジインビテーションはSQのビジネスクラス用でした。まぁ、朝の5:00過ぎにならないと食事もサーブされないし、FirstClass側が少し椅子が大きい程度でそんなに変わらないですからね。

余り食欲も無いので、ジュース等を飲んでメールチェックをして、今回はE5ゲートと言う事なので少し早めにラウンジを出ました。毎回感じるんですが、このSQラウンジの受付のスタッフって、入る時も出るときも、早朝だからか凄く無愛想。それだけでSQに対しての親近感が遠のくなぁ...

ゲート前のセキュリティはガラガラで直ぐに通過。多分日本の感覚で搭乗開始ギリギリに来る人が多いんでしょうね。搭乗開始は05:20でしたが、少し早めに優先搭乗が始まり、私もここはAMC Diamondとして搭乗します。帰りはB777-200ですがシートはスタッガートタイプ。お盆休みの最後の日曜日だからか、ほぼ満席のようです。

出発時刻の05:50前にドアクローズとなり、定刻丁度くらいにプッシュバック開始。離陸したのは、06:10位でした。

前回はずっと寝たままでいましたが、今回は離陸までうつらうつらしていたら逆に目が覚めてしまい、朝食など頂くことに。ただ、食事前のドリンクでCAさんに「スプリッツァー」とオーダーしたら、それが何か分からなかったのかどうか知りませんが、白ワインの種類を聞いてその白ワインをそのまま出されてしまいました。仕方が無いので「自分で割るので炭酸水ください」とお願いすると、なぜかPerrierを出されてしまった。面倒なので手を付けずにそのまま終わった食事のトレーと一緒に戻したけれど、自分で分からないなら何で確認しないんだろう。思い込みでサービスされてもなぁ... このCAさん、前日1日Singaporeを歩き回っていたのか、顔から手から真っ赤に焼けていたけれど、大丈夫だろうか。仕事の無いときに何をしようと個人の勝手だとは思うけれど、もう一寸職業意識を高くして貰わないと。

食事の後は、私には珍しく寝ること亡くノートブックパソコンを取りだして、ちょっと仕事関係のファイルの整理や編集などをして成田まで過ごしました。到着2時間位前には、流石に一寸お腹も空いてきたので、軽食(小丼の親子丼)等お願いして、小腹を埋めつつ着陸まで過ごしました。

定刻通りにSINを出発したからか、成田へは20分位早く到着。その為、成田に着陸して誘導路を移動中にスマホ経由でN'EXの予約をして、予定していたよりも一本早いN'EXに余裕で間に合いました。その為、元々の品川乗り継ぎの予定を急遽変更して、東京駅でN'EXを降りて少し買い物を。ただ新幹線が、品川発で予約していたものが満席で東京発に変更出来なかったので、東京駅から品川駅まで東海道線で移動するという、ちょっと面倒な手間は掛かりましたが。浜松に到着してからは、行きつけのバーで夕食代わりに晩酌をして、21:00頃に帰宅しました。その後寝ていたら、凄い雨の音で夜中に目が覚めてビックリ。タイミングがずれて良かったです。

UA MP 1Kまでは、まだまだPQMが足りないけれど、年内にSINに行くことは無いだろうなぁ... 今年は今回で3回目なので、流石にこれ以上入国すると入国審査で何か言われそうだし(笑)。今は、円安もあって観光客が日本に流れているそうで、行くタイミングとしては良いのかもしれませんね。11月位にもう一回言ってみようかしらん。()

2015年8月17日

戦争を始める理由

安倍談話に関してはいろいろと意見やコメントが出ていますが、個人的にちょっと新鮮というかやっと出たと思ったのが、談話の中で日本が太平洋戦争に走った理由が説明(解説?)されていたこと。8月15日は終戦記念日と言う事で、毎年大々的に追悼の集会や、戦争に対しての反省が表明されるのですが、戦争に負けたからそう言うことをしているような雰囲気をずっと感じていました。例えば日本は太平洋戦争以前にも、日清、日露戦争という戦いをしているわけですが、これらの戦争に関しては8月15日のように「反省」とか「お詫び」なんていう事を聞いたことがありません。日本が勝った戦争だからか、あるいはその後により大きな太平洋戦争があったから隠れているのか。

で、二つの戦いに勝ったから太平洋戦争にも走ったという理由もあるだろうけれど、当時の世界のバランスなど経済的な理由もあったことも事実で、それが全てでは無いけれど「なぜ日本は戦争を始めたのか、始めなければならなかったのか」というテーマって、あまり議論されていない気がします。「日本人が悪人だったから」と回りは言うのかもしれないけれど、石油利権の取り合いと言う側面もあったし、さらに突き詰めればなぜそう言う状況になったかというとABCD包囲網何て言うのも、歴史の授業で教わった記憶が。終戦記念日に「もう戦争はしません」という事は確かに大切だと思うけれど、其れ以前に「なぜ戦争が始まったのか」という事をもっと研究なりして、そう言う状況にならないように日本が努力する、それも日本に対してだけで無く回りに対しても力を貸していくと言う事が大切なのでは。

そう言う意味で、安倍談話の中で戦前の経済体制に関して触れて、それによる経済ブロックの圧力が日本を窮地に追い込み、それを利用してかやむにやまれずかははっきりしないけれど、日本に一線を越えされたという事を言ったことは画期的だったと思います。かなり端折った言い方だけれど、経済的に満たされて不満や不自由が無ければ人は争う理由も無いわけで、そう言う意味では一番の反戦活動は経済活動だと思うわけです。最もバブルの頃のように「狂乱」というレベルまで言ってしまうと、逆に変な競争というか新たな対立なんかも生まれるだろうから、「ほどほど」という事が大切だと思うけれど。動物の躾、子供の躾同様、叱って脅して恐怖で躾けるか、誉めて自分からやる気を出させるか、どちらが望ましいのかは議論の余地は無いと思います。

そう言う意味で、日本自体が戦後経済復興をして先ず自国の経済活動を立て直し、その後戦中の反戦から東南アジア諸国への経済援助を続けてきたことは、多分他国には無い「償い」だったと思いますよ。一時期「経済戦争」なんていう事も言われたけれど、相手の施設や人材を消費させて消耗戦で勝負を決める「戦争」よりも、より相手を発展させて成長させることで勝負が決まる「経済戦争」の方が、まだ良いのでは。大体「経済戦争」で戦う相手は、その相手国では無い、経済提供する国同士なわけですから、結果的に相手国には「経済の恩恵」が渡るわけですからね。

ビジネスの世界では、最終的な結果から逆にそれまでの功程やプロセスを遡って検証し、問題やトラブルの原因を究明して、次の製品などに反映して問題の再発を防ぐような方法がありますが、そう言う意味で、日本が本当に平和な国になる、平和な国にしたいのであれば、単に戦いを反省するだけでは無く、ちゃんと歴史を遡り顧みることが一番大切なのでは。昔「反省だけなら猿でも出来る」と言われたけれど、まさにそう。反省することも大切だけど、反省したのならば、ではなぜそうなったのか、何が原因で何が成功と失敗の分岐点だったのか、冷静に分析して再発を防ぐことが一番大切じゃないでしょうか。まぁ、自社の誤報に関しては未だに反省すらしない新聞社が伝える報道なんて、最初から信用されていないんだけど(えっ?)

Crowne Plaza Changi Airport

Singaporeに行くときのほぼ定宿となっている、T3に隣接するCrowne Plaza。InterContinental系だから、FSPの足しにもならないけれど、まぁ利便性で一番なので今回も利用。空港隣接のホテルは、例えばORDやBOSのHiltonとか利用したことがありますが、ここが一番かな。あっ、羽田の東急も悪くないけれど、部屋が狭いのが難点かな。

一月前にも泊まっているので"Welcome Back"と言われてチェックインしましたが、その横には並んでいる列を無視して割り込んでくる、あの国の宿泊客。なんか、最近よく見るなぁ、こういう光景を。それだけあの国の経済も拡大したと言う事なんだろうけど、そろそろ標準的なマナーをわきまえてくれないと。昔は日本人も顰蹙を買ったけれど、ここまで酷くは無かった思うぞ。

部屋に入り、荷物を解いて、例によってパソコンを使用しようとデスクのサポートコンセントの入っている扉を開けたらビックリ。前回は現地の3極コネクターとACアダプターの2極コンセントが上手く繋がらず苦労しましたが、今回はその時にサービスに言って持ってきて貰ったアダプターがちゃんと接続されている。たまたま私の前に宿泊した人が同じような理由から使用してそのままなのか、前回クレームした私用に準備されていたのか、あるいはデフォルトでこうなっているのか不明ですが、まぁ悪いことでは無いですよね。最も今回は前回の経験から、変換用のコネクターを持参してきたので、こんなことなら不要でした。とは言っても、現地に来てみないと分からないし。

翌日は05:50が出発時刻ですから、04:00頃にはチェックアウトしてT2に移動したいところ。そうなると、起床時刻は03:00位。目覚ましに二つアラーム時刻を設定出来るので、03:15と03:20に設定し、iPhone6のアラームも03:15に設定して、21:00頃には就寝しましたが、こういう時に限ってなかなか寝付けない物。で、ウトウトしている間に目が覚めて時計を見たら02:45頃。これで諦めて起きることにして、シャワーを浴びてメールチェックして予定通り04:00過ぎにチェックアウトしました。今年はもうSingapore渡航は無いだろうなぁ。次回はもう少しゆっくり出発出来るフライトを予約したいところですが、そうすると10:00過ぎに出るANAの羽田行きしかないし。なかなか上手くいかないものです。

HND-SIN/-NRT (5) - ぶらぶらして移動

今回も例によってノープランの旅。翌日早朝出発のため、ホテルも移動しないといけません。遅めに、11:00頃まで部屋でぶらぶらしながら、今回の出発直前に入ってきた仕事を一寸片付けてからチェックアウトしました。

今回宿泊したHilton Singaporeですが、場所としてはOrchardのION Mallのある交差点からちょっと奥(北側)に入った場所で、少し分かりにくい感じがありますが、外に出てからロケーション的には良いんじゃ無いかと再認識しました。ホテルからOrchardに下り(南下)、地下道に入るとION Mallに繋がっていますが、ここの地下4Fには、一寸高級なグロッサリー南下を扱うスーパーとか、フードコートなんかもあるんですね。これまで、このION Mallって余りちゃんと見たことが無かったので今回初めて気がつきましたが、一寸した日常品の買い物とか、軽食などを食べるにはいいかもしれません。

それと、これまでSingaporeに来ると「暑い」という言葉しか無かったんですが、日本があれだけの猛暑に見舞われているからでしょうか、今回のSingaporeは「涼しい」とは言わないけれど「暑くない」という感じ。ちょっと風が吹くと、結構快適です。これは意外でした。今回はトートバッグ一つに着替えとパソコン等を入れてきましたが、正直出発前はそのバッグの重さに体が耐えられるか不安でしたが、結構気にならない位。日本の猛暑に慣れていたのが一番の理由かもしれません。

Singaporeは建国50周年と言う事で、町の居たる場所には「SG 50」の建国記念の上りやバナー、あるいは看板何度が飾れています。空港からSMRTで移動した時にも、途中の団地は壁一面にペインティングなのか、何か布で作ったバナーを繋げたの太、かなり派手な装飾をしている場所もあり、賑やかな雰囲気が街中に溢れています。日本は戦後70年で色々物議を醸しているけれど、この国はその後マレーシアから独立(wikiには「追放」と書かれている)したんですよね。中華系国民が理由何だろうけど、この国も結構複雑な事情を抱えているなと実感します。でも、良い・悪いはあるだろうけど(ほほえみの北朝鮮何て言われるし)、今ではアジアを代表する経済と成長を続ける国の一つですからね。昔は「日本を見習え」と言っていたこの国に対して、今では日本から若い世代がビジネスベンチャー目指してきていたりするそうで、そう言う意味では「Look South-west」なんて言うのが、今の時代にぴったり合う言葉なのかも。

この後、Orchard通りの髙島屋とかショッピングセンターを回った後、SMRTでMarina Bay-sandsに移動して、軽く昼食と買い物。そこから、City Hallに移動して例によってRaffles当たりをぶらぶらして買い物などをしてから、SMRTでこの日の宿泊先である、Changi空港隣接の定宿、Crowne Plazaに向かいました。流石に夕方になると疲れも出たので、何時ものように空港ターミナルのフードコートで軽く夕食を食べて、21:00頃には就寝。なんせ翌日の出発が05:50発ですから、遅くとも04:00頃にはチェックアウトしてT2のANAのカウンターへ向かいたいので、翌日は03:00起きかなぁ。8:00とか9:00位の出発だと楽なんですけどねぇ... (続く...)

2015年8月16日

Hilton Singapore

SMRT Orchard駅から徒歩5分位とアクセスは悪くないホテル。但し、地上の横断歩道が封鎖されていて地下街を回る様になっていましたが、慣れていないことも有り何度もウロウロ。結局30分近く掛かってやっとホテルに到着しました。

外観は少し薄汚れた感じで、正直「失敗したかなぁ」と思ったものの、内部は結構綺麗にリニューアルされていて、使い心地はグッドでした。チェックインの時に、並んで順番を待っていると、中国系らしき男性がスマホ片手にカウンターに寄ってきて、いきなりスタッフを捕まえて、どうもWi-Fiが繋がらない様なことを言っています。東京のHiltonでもたまに見かける光景だけど、ほんと蹴り入れてやりたいくらいのマナー知らずだなと、心の中で小一時間(をぃ)。

部屋には行って余りの冷房の効きすぎにビックリしましたが、設定温度が19度になっていました。デジタル式の0.5度刻みで設定出来るもので、空調に関しては今まで滞在したホテルの中では一番親切な気がします。

感心したのは、デスク回りは勿論、ベッドサイドにもちゃんとユニバーサルコンセントが準備されていて、パソコンだけで無くスマホの充電などにも便利。前回宿泊したConradよりも、この辺りはかゆいところに手が届いている印象です。

夕方22Fのラウンジへ行きましたが、広さはHilton Tokyoよりも少し狭い感じ。オードブル類も色々揃っていましたが、味付けがアジア風で個人的な好みには少し合わず。それでも、サービスパーソンの対応等はやはりアジアのホテルはグッドですね。翌日の朝食も7:00頃に出かけましたが、利用者は私ともう一人男性のみ。食事の種類はそれ程多くない物の、こちらは生野菜とか果物が豊富で個人的にはポイント高しでした。ラウンジでは、やはりConradの方に軍配は上がる物の、部屋の環境はどちらかというとHiltonの方が利便性は高いかなという印象です。どちらも繁華街の近くで、アクセスも悪くないし、食事や買い物にも便利なので、これからSingapore滞在の時には定宿になるかも。後は、早朝の帰国便にどれだけ対応出来るかですね。タクシーの予約は出来るので、朝の04:00出発で04:30頃に到着と言うパターンなら出来そうですが、やっぱり一寸体が辛いかも。ANAの午前遅めに出るフライト利用が、やはり一番楽な気がします。時々結構安いレートも出ている様なので、これからの宿泊先候補としてリストしておくことにします。

HND-SIN/-NRT (4) - 一月振りのシンガポール

出発する145番ゲートは、ANAのラウンジを出て左に進んだ右手側。搭乗開始まで10分弱でしたが、回りに居る人の人数を数えると、それ程でも無い感じです。それでも夏休みシーズンだからか、子供連れの親子のグループが多い様に思います。

10:40の搭乗開始時刻少し前に、幼児連れのグループの優先搭乗が始まり、それと共にAMC Diamondメンバーやビジネスクラス利用者などの優先搭乗の呼び出しがあったので、入口前に並びました。丁度10:40頃からDiamondメンバーの搭乗開始。今回は使用機材はB787何ですが、シートはスタッガードタイプではない、ライフラットのシートでそれが残念。ビジネスクラスは2-2-2の配置で、私は真ん中の列に座りましたが、通路を挟んだ窓際の2席と、私の隣の席が空席で、非常にラッキー。最初、開いている窓際の席に移ろうかと思いましたが、よく見ると私の後も空席の様なので、それならばとそのままその席に座ることに。

シートは残念なんですが、B787の機内環境は静かで楽で良いですね。ドアクローズは少し早めに閉まったのですが、直ぐに機長のアナウンスが入り、途中空路の混雑から離陸時刻を予定の11:05から11:35以降にするよう要請されていると言う事で、そのままゲートで待機。それでも、11:15頃はプッシュバックが始まり、ほぼ対角線上反対位置にあるD滑走路に向かい始めます。

誘導路の移動時間が15分程で、D滑走路の離陸位置に付くと直ぐに離陸開始。ほぼ11:35ドンピシャの離陸でした。30分位遅れての出発ですが、フライト時間は6時間20分と言う事で、現地到着は逆に早まりそうとのこと。

暫くして水平飛行に入り、ミール開始。アペタイザーは、先日のシカゴ行きと同じ物で、苦手な物ばかりなのは分かっていたので、飲み物のオーダーの時に断り代わりにナッツを貰って例によって白ワインをちびちびと。チーフパーサーのCAさんがサーブしてくれたんですが、何度かワインをお代わりしていると「ワインはお好きなんですか」と聞かれ「いゃ、特にそういうわけでは無いんですが、ほどほどに飲んでます」と適当に答えたら「お似合いです」と言われて???? ワイン飲みが似合っているのか、適当なのが似合っているのか、まぁ酔っ払った頭で深く考えないことにしました(笑)。一寸残念だったのは、メインでお願いしたステーキで、もうウェルダンのウェルダンみたいな焼き方で、「和牛」らしさが全くない状態。半分食べるのがやっとでした。やっぱり肉料理はUAの方が美味しいと思う。

その後、少し仕事の文書処理等をして、事前にオーダーしてあったスリングバッグとBOSEのイヤホンを購入。その後フライトの後半はうつらうつらしながら気がつくと到着1時間前でした。そんなにお腹も減っていないので、特に軽食など頼むこと無くシンガポールには30分近くの早着。例によってT2の端っこのゲートで結構歩きましたが、直ぐに入国審査を通過して、そのままT3との間のSMRTの駅に降り、ホテルのあるOrchard駅に向かいました。途中二回乗り換えて40分位でOrchard駅に到着したんですが、ホテルに向かう交差点が封鎖されていて地下道を利用する様になっていたため、地下道で何度か迷ってしまい、多分徒歩で5分位の距離を30分位掛かってしまいました。チェックインしてラウンジでワインとかオードブルを食べたら、もうお腹も満足してしまい、この日は現地時刻の21:00頃にはベッドに入ってしまい、1日目終了です。(続く...)

2015年8月15日

安倍談話

昨日発表された、戦後70年の「安倍談話」。まぁ、未来志向という事や、これまでの「日本人が悪いんです」的な内容から比べると、良かったのでは無いかと。特に、子や孫の世代には引き継がないと言う方向性は、これでもう「何とか談話」は最後にするとすれば、一番の功績かも。で、元々談話を出す前であっても、実際に植民地化された東南アジアでは中国と韓国以外は前向きな意見しか無かったのに、談話を出してからもやっぱり中国と韓国だけがぶつぶつ言っている。もう、この二国しか居ないんだから、本当に無視するなり是々非々で対応すれば良いんじゃ無いだろうか。

特に韓国は、彼らの目的は日本が謝罪することでは無く、韓国よりも下の地位に確定させることなので、何を言っても文句を言うだけ。一番呆れたのは、国連事務総長が談話発表前にごちゃごちゃ言ったことで、中立的な立場である人物が、出身国の話しだからとそう言う発言をして許されるものだろうか。談話発表の後に、その内容に関して何か意見なりコメントするのは、まぁ有りだと思いますよ。でも発表前にその内容に関していう事は、彼は自分がまだ韓国の外務大臣だと思っているのだろうか。日本に言う前に、もっと強く意見しなきゃいけな事は沢山あるだろうに。例えば中国の南シナ海とか、南シナ海とか、南シナ海とか(マテ)。

今朝のCNNでも、この談話のニュースを放送していましたが、日本の番組は香港で編集しているためか、何となく否定的な印象を受けました。あと、「WWII」という言い方をしているけれど、日本が戦ったは「太平洋戦争」で、ヨーロッパ戦線なども含めた「第二次世界大戦」とは意味合いが違うと思うのだけれど。

いずれにしても、これで日本はやるべき事は今後も続けるし、立場表明はこれで最後にして、結果で世界を納得させて欲しいですよね。それでも、中国と韓国はいつまでたっても反対しているだろうけれど、少なくとも中国に関しては是々非々でも話をする余地がまだあるから良いと思う半面、韓国に関しては何を言っても無駄だと思う。そう言う意味で、今日発表される朴大統領の演説次第では、ずっと首脳会談無しでも良いんじゃ無い。

HND-SIN/-NRT (3) - 出発

さて出発の朝。いつもの金曜日出社の時よりも一本速い新幹線に乗らないと行けないので、いつもより20分位早めに出発。平日の金曜日でしたが、お盆の最中なのでいつもなら遅れ気味の乗り合いバスも、途中で時間調整しながら進むくらいガラガラ。予定よりも一寸早く浜松駅に到着しました。

ここで、いつもの様に構内のスタバで朝食を購入して新横浜で無く品川に向かって出発。お盆のお休み中という事で車内の混雑も覚悟したんですが、運の良いことに隣席はずっと空席のまま品川まで行くこと出来ました。

品川では後ろ寄りの改札を出て、JRの構内を縦断し、反対側の京急の改札へ向かいます。品川到着が08:33で、京急品川発08:41のエアポート快速を捕まえるため。8分の乗り換え時間が有るので、何とか接続可能。重い荷物とか持っているときは大変ですが、今回の旅行はトートバッグ一つなので軽いものです。
京急で20分ちょっと、羽田空港国際戦ターミナル駅に到着。3Fの出発ロビーに上がると、やはり結構混雑しています。中華系の言葉が飛び交っている(笑)。今回はANA便利用で、既にWeb Check-inは住んでいるし預ける荷物も無いので、そのまま優先レーンを通って直ぐにセキュリティを抜け、出国審査も1人待ちで直ぐに通過しました。

いつもの事ながら、特に免税品を購入すること無く(今回は機内で購入予定)、出発ゲートである145番ゲート方向へ向かいます。今回は初めて国際戦ターミナルの拡張部分に出来たANAのラウンジを利用してみることに。ANAの案内では114番ゲート付近となっているけれど、実際は146番の方が近いんじゃ無いかと言うほど、拡張されたT字部分に近い場所ですね。4Fに上がって受付でチェックインしたんですが、ここでプチトラブル。

受付で、iPhone6のPassbookに登録したQRコードをスキャンしてもらうと左手を刺しながら「ANA Loungeへどうぞ」と言われしまいました。「AMCのDiamondメンバーですが」と会員カードを出すと、もう一度会員ナンバーを確認して「失礼しました、Suiteへどうぞ」訂正してくれました。今回のチケットはANAのサイトで購入しましたが、マイルはUA MPへ付けるために、直前でUA MPの会員番号に変更しています。ただ、これまでも同様の事をやってもちゃんと認識してくれていたので、それが不思議。特に前回はUAまマイルでタイ航空の特典チケットを利用して成田のZターミナルでチェックインしたのに、ちゃんとSuiteへ案内されましたからね。属性データとして、本来の会員番号とマイルを登録すべきFFP番号を分けて設定してくれないだろうか。

で、初めてのANA Suiteですが、はっきり言って「狭い」。事前に同時刻にこの140番台のターミナルから出発するANA便やスタアラ便を確認して、そんなに重ならないことは確認していましたが、これちょっとタイミングをミスると直ぐにオーバーフローしそうです。オープン当初はWi-Fiが繋がらないと言われていましたが、今回はパソコンもスマホも問題無く接続。早朝からお昼過ぎくらいまで開いているので、これから混雑するのかもしれませんが、私が居たときは30~40%位の利用率で、まぁまぁ快適な状態。困ったのはカップルのグループが何組かいて、彼らが一寸五月蠅かったことでしょうか。全体的に小型の施設で、トイレも狭いし(大小2つずつ)、これからは110番ゲートのメインのラウンジ利用かな。そんな印象でした。(続く...)

2015年8月14日

謝罪担当特命大臣 (2)

昨日のこの話、最後に笑う犬の「関東土下座組組長」の話を書いたんですが、鳩山氏のあの行為は日本の「土下座」ではなく、韓国では最上位の挨拶・感謝・敬意を表す動作である「큰절(クンジョル)」である、と言う話も出ているらしい。確かに座って頭を下げた状態だけ見ると、日本の土下座でも韓国のクンジョルでも違いは分からないけれど、登録されているその様子を映した韓国の放送局のニュースを見ると、献花をして、跪いて両手を合わせ、そこで「頭を下げて」再び両手を合わせる様子が映っていますが、どう見ても日本式の「お詫び」の行為じゃないだろうか。「クンジョル」で動画検索してみると、幾つか動画で実際の動作の様子を見ることが出来るんですが、それと比較するとお辞儀をするまでの動作とお辞儀をした後の動作が違うし、大体もっと頭をすりつけないといけないと思う。最も日本の土下座にしても、地面に額をどれだけすりつけるかで、土下座の真剣度が分かるわけですが。

日本でも、膝を折って深くお辞儀をして相手に詫びることは、あるいは敬意や弔意を表すことはよくあると思います。じゃぁ、そう言う行為を「土下座」というかというと、一概に行為の形、お辞儀の仕方で決まるものでは無いでしょう。その場の状況、環境、雰囲気、その場で「深く座してお辞儀することの意味」などを総合して、「より深いお詫び」と「土下座」の違いが生まれてくるのでは。さらに言えば、献花台の手前に、黒い敷布のような物があり、鳩山氏は靴を脱いでその上に上がるけれど、あれって日本的な動作ですよね。韓国なら、靴は履いたままで、でも膝はその敷布の上に置いてお辞儀(クンジョル)すると思う。彼が本当に韓国の「クンジョル」を理解していて、それをしたと言うよりは、日本の仏教、あるいは法事でのお参り的な感覚でした行為のように感じられます。で、法事ならば両手を合わせて深くお祈りして終わりですが、そこからさらに両手を突いてお辞儀をしたと言うことは、やっぱり彼的に個人的にお詫びしたいと言う、日本の「土下座」的思いがあったように思いますね。本当に韓国式のお作法で最大限の敬意を表したのであれば、一言そう言えば良いだけの話だし。

で、現地でのインタビューでは「立ったままでは失礼でしょ、土下座ではありません」という答え方をしているんですが、「クンジョル」を意識したのであれば「韓国の作法に従いお祈りしました」と言えば良いわけで、つまり「クンジョル」を意識したわけでは無いと言うことですよね。引退しているとは言え、「元総理」という肩書きは重いものだし、準公人としての責任もあると思います。そう言う認識無く、自分の好きかってやっているのは、油漏れを止めること無くあちこちの港や海を気ままに渡り歩く、迷惑なタンカーみたいなもので、寄港した港だけで無く、漏れ出した油であちこちに迷惑を掛けているのに、我関せずと言う無責任さだけの存在じゃ無いかと思うわけです。ほんと、このまま日本には戻らず、ずっと韓国・中国謝罪の旅を続けて欲しいですよね。

独立系エネルギー

卓上コンロでの必需品、カセットコンロボンベを利用したファンヒーター。ボンベを利用した暖房器具って、既にあったように思うのですが、このファンヒーターの凄いところは、カセットボンベを利用して燃焼した熱で発電してファンを回すので、内蔵乾電池も電源コードも入らない、独立タイプのファンヒーターという事。

6畳前後の部屋用で、約2時間程度ボンベ一つで賄えるとのこと。ボンベ1本が、だいたい150円から200円位でしょうか。正直ランニングコストは良くないけれど、何かあったときの非常用暖房器具とか、キャンプなんかに行ったときにテントやキャンピングカーなどの小型の室内暖房用としては良いかも。燃焼させるから排気には注意しないといけないけれど、簡易的な小規模室内向け暖房としては便利そうですね。なんと言っても電源不要なので、本体だけでどこでも利用出来るし。

同じように、ヤマハもカセットボンベを利用した発電機を発売していますが、こちらは2本使いで発電時間は1時間程度と一寸物足りない。もう少し効率が良くなって、4~5時間使えると良いんですけどね。

常に使う物じゃ無いけれど、万が一の時用に準備しておくとして、燃料となるガスボンベの備蓄が大変そう。例えば、両方を使うとすると、1日で3本ボンベを消費するとして、一週間で21本ですよね。実際にはもっと必要になるだろうけど、20本も30本もあのボンベを備蓄しておくのは、場所の問題もあるけれど、安全性としては大丈夫なんだろうか。

また、冬場なら鍋とかでボンベを普通に消費する事もあるから、ある程度順次利用出来るけれど、夏場なんて先ず使うことは無いだろうから、夏場に何かあったときにいざりようしようと思ったらボンベが無い、何てことにもなりそう。個人的には、太陽光発電とリンクした大規模な蓄電装置がもっと安くなって登場してくれないかと思いますね。電力会社の売電よりも、自宅でできるだけ蓄電して、余った分は自宅で消費する閉じたサイクルが完成するなら、太陽光発電と蓄電システムを導入しても良いと思うのだけれど。

あるいは、今のカセットボンベのサイズはそのままで、内容量とかガス効率をもっとアップ出来ないだろうか。色々規制はあるんだろうけど、例えば今のボンベの2倍の容量が可能なら、今回の製品の使い道もぐっと広がると思うんですが。

HND-SAN/-HNL/-NRT (1) - 早くも来年の予定

まだ今年のUA MP 1Kも未達なんですが、そろそろ来年初めの予定を立て始めました。以前だと1月末か2月初めにハワイで開催されていたPro Bowlを観戦に行くというのが毎年新年の習いでしたが、Pro BowlがSuper Bowl開催地へ移動してしまい、またPro Bowlの内容自体もかなり変質してしまって面白みに欠けてきたので、ここ数年は観戦に行かずじまい。それでも、年に一度くらいはハワイへ行きたいなぁということで、昨年は余っていたアップグレードクーポン消化の旅を入れました。今年も、鋳物ところGPUもRPUも丸々残っているので、何とか有効に消化したい。最後に残る25,000PQMも出来ればそれで達成出来ると嬉しい訳です。ただ、これから年内はどうしても試合の予定があって、なかなか自由に旅程を組むことが出来ず、取りあえず可能性のありそうな日程で予約検索してみるんですが、アップグレード枠が空いていなくて撃沈しているこの頃。

で、取りあえず来年1月31日で切れるGPU/RPUを少しでも消化しようと、1月の最終週をキーにして旅程を考え始めました。この時期ホノルル線は比較的取りやすいのですが、それでも自分の希望するスケジュールに合わせようと思うと大変。理想的には、帰国便を期限ぎりぎりの31日出発のフライトにしたいところですが、日曜初はアップグレード枠のRクラスが開放されていない様子。前日30日も同様。で、仮にこの1月最後の週末に帰国するとすると、その前の週末出発するちょっと長めの旅程を設定するか、週の初め当たりに出かけないといけません。実は毎週金曜日に会社に出社しているので、この金曜日は仕事をするような旅程を組めると一番楽な訳で、そうすると23日に出発して28日に帰国するというパターンが一番良いんですね。

そこで元々のGPUを使うために23日の夕方発のUA便を利用するわけですが、この便、ホノルルに早朝6:30頃に到着するので正直使い勝手が悪い。昨年は、そこから5時間位の接続待ちでLAXへの国内線を利用しましたが、今年もそうしようかなと途中まで考えたところで気が変わりました。ANAがHNDからのHNL便を増便したので、金曜日の夜22:35発、HNL 10:35着と言うフライトがあります。USのメインランド行き(SFO/LAX/etc...)のフライトはお昼頃に出発しますから、これなら接続時間もほどほどで楽です。ただ、ANA便(Code Share)だとGPUは使えないので、最初からBusiness Classで発券しないといけませんから、元々の目的のRPU/GPU消化と言う目的から外れてしまうわけですが。結局、GPU消化は諦めて、HNLからの国内線でRPUを使うことに。HNLからの直行便としては、SFOかLAXなんですが、もう少し別の場所に行ってみたい。で、思いついたのがSan Diego。前回は、やはりPro Bowlツアーの途中に挿入したマイル修行で、2012年の以来ですから4年振りになりますね。前回は弾丸ツアーでしたが、今回はSan Diegoで2博して久しぶりに市内観光などすることに。HNL-SFO-SANの往復でチケットを最安値で発券し、RPUでアップグレードしましたが、最初のHNL-SFOがWaitlistedに。シートマップを見ると、B737-900で20席あるUnited Firstの座席は全部空席なんですが... それでも、往路は12:45にHNLを出発して、SFOで1時間弱の待ち合わせでSANには夜の22:00過ぎに到着。復路は、午後遅めの10:00台に出発して、HNLには夕方の16:40に到着。日曜日にHNLに戻ってくるので、月曜日・火曜日とHonolulu観光をして、水曜日にHNLからNRTに移動して木曜日に帰国というスケジュールが確定しました。

今回全部で6セグメント飛びますが、最初のHND-HNL以外は全てUA便を利用することにしたので、来年のUA MP 1Kの要件である少なくとも4フライトUA便を使うことはクリアー。獲得予定PQMは17,000PQM余りとまずまず。しかし、まだ6枚残っているGPUは消化したいなぁ。一番手っ取り早いNRT-SINで検索してみると、空いている日もあるんだけど、なかなか往復取れる日程が見つかりません。それに、到着が日付が変わる深夜はまだ良いとして、出発が早朝ですからね(ANA便の方がもっと速いけれど)。勿体ない気がするけれど、Guam便当たりで消化しようか、それとも年末立て続けにUS行きを設定してしまおうか思案中です。(続く...)

2015年8月13日

抗議の焼身自殺

韓国の日本大使館前で焼身自殺を計った事件があったそうですが、日本の外務省は韓国政府に対して治安維持のための厳重な抗議をしたんだろうか。水曜日と言う事で、例によって日本大使館前では抗議集会を開催していて、その中での焼身自殺だったらしいけれど、いつまでも違法な活動を放置しているからこういうことが起こるんですよね。韓国政府は、あれは集会では無い、プレスリリースだとか言い訳しているみたいですけど、互恵主義を適用して日本の韓国大使館前でも同じような事をやらせれば良いのに。あるいは、今回の事を世界中に大々的に報道して、韓国異常性を認知させるとか。人糞を投げ込んだり、ほんと低レベルな行為は止めて欲しい。

大体、今の日本大使館は建て替えのために無人になっているわけで、本当に日本政府に抗議をしたけれど、仮大使館というか引っ越している近隣のビル前でやれば良いのに、それをやらないと言う事だけで、この団体や講演しているグループの意図がよく分かります。単に騒ぎを起こして、それによってお金を得るという。

新しい日本大使館は今場所に新築されるそうですけど、もっと別の場所に行けば良かったのに。あるいは、回りを高い塀で囲んで、外の騒動と隔離するようなデザインにしないと。やっぱり、独自のビルにこだわらず、何処かのオフィスビルにでも共同入居でもする方が、騒ぎに巻き込まれなくて良いかも。最も、入居を受け入れるオーナーはいないか。あっ、ロッテ関係ならOKかも(ないない)

マクドナルド

相変わらず営業不振が伝えられるマクドナルド。最近では殆ど利用する事が無くなりましたが、先日久しぶりに利用する機会がありました。

一回目は、朝病院に行き、検査のために朝食を抜いていたので一寸中途半端な時間に食事をしたとき。自宅近くのモールに行ったんですが、朝の10:00ちょっと過ぎだったのでまだレストランもオープンしておらず、フードコートで何かと思っていったら、マクドナルド位しか開いていなくて、それで久しぶりに朝のセットメニューを頼むことに。ビックリしたのは、広いテーブルエリアに私も含めて3組位しかお客さんがいなくて、さらにスタッフもぱっと見て3人位しかいない。一人がカウンター、一人が調理、もう一人が何か補助のような感じだけど、昔だとどんな時にも5~6人はいたのになぁ。さらにビックリしたのは、注文したフィレオフィッシュの調理に時間が掛かるというので、番号札をもらうのかと思ったら、ポケベル見たい物を渡されました。どうやら、出来たら呼び出すのでカウンターに取りに来い、ということらしい(そう言う説明は無く、あくまで自分の想像)。だから、カウンター近くの席で待っていたんですが暫くして呼び出しがあったので、カウンターへ行きそのポケベルを差し出すと、何も言わずにフィレオフィッシュを渡されました。「お待たせしました」とか「フィレオフィッシュですね」とかの確認も無く、本当に無言で渡されてビックリ。

二回目は暫くして、お昼ご飯を買いにやはりモールに出かけたとき。久しぶりにサブウェイのサンドイッチを買って食べようとサンドイッチを買った後、少し物足りないなという事で、近くにあるマクドナルドでポテトでも買おうと入店。お昼少し前の時間帯でしたが、やはり店内はガラガラでスタッフも3人位。で、ポテトのテイクアウトをオーダーして、暫くして受け取って自宅に戻り、お昼で食べたんですが... このポテト、凄く塩っぱい。マクドナルドのポテトって、まぁそこそこ美味しいと思うんですが、こんなに塩っぱい物は始めてです。たまたま一つ二つに塩が集中していたのかと思ったんですが、Lサイズのポテト全部がそんな感じ。フライヤーでポテトを揚げて、直ぐに塩と調味料を振りかけてまぶして良くかき混ぜるから、量さえ間違わなければこんな塩っぱい味にはならないと思うのだけれど。

味、安全がやり玉に挙がっているけれど、サービスに関しても検討しないと、こりゃぁじり貧だなと強く感じた経験でした。まぁ、暫くはマクドナルドは無いでしょうね、個人的には。

謝罪担当特命大臣

前にも書いたけれど、やっぱりこの人、病気だと思う。個人の行動は制限できないけれど、だからといって何でも許されるわけでは無いし。最も、現役の国会議員が韓国の反日集会に参加して、日本に対して批判的な行動をしても許される甘い政府では言うだけ無駄かもしれないけれど。

ふと思ったけれど、この人を「謝罪担当特命大臣」に任命してですね、例えば偶数月は韓国国内を、奇数月には中国国内を謝罪行脚して、両国から「もう謝罪は結構です、未来永劫日本に対してもう謝罪も反省も賠償も要求しません」と言うまで、日本に戻ること無く両国を行脚して貰うのはどうだろうか。ご本人にとっても本望だろうし、両国にとっても日本の元首相が誠意を持って(?)謝罪をずっと続けてくれる事は歓迎するだろうし(えっ?)、日本にとっても厄介払いになるし彼の努力はきっと日中韓の理解醸成に役立つはずだし(えっ?)。

と言うか、同じ謝罪するなら、あれだけこじれさせた「最低でも県外」の沖縄の基地問題を解決するのが先ず先じゃ無いのか? 「最低でも県外」と言いつつ、結局最後には「勉強不足でした、抑止力は必要」と180度異なる見解をだしたくせに、さらに引退後は「個人の力でも県外移設を進めたい」みたいな事を言って、沖縄に事務所を作ったような報道もあったけれど、それはどうなっているんだろうか。彼が韓国に対して何か意見なり行動するのは自由だけれど、優先順位を考えたら、短い在任期間中の中で一番の問題・課題は沖縄の基地問題じゃ無いの? 問題として大きいと言うだけで無く、自分であれだけ焚き付けて最後に卓袱台返しした責任もあるわけで、その罪の大きさは計り知れないと。宇宙人だなんていう言い訳をしていないで、ちゃんとした謝罪と反省と賠償を要求したいところです(あれ?)。

ところで、記事の土下座する写真を見ていて、唐突に昔の「笑う犬」でのうっちゃんのキャラ「土下座一筋三十六年・関東土下座組組長」を思い出してしまいました。ただ、彼の土下座ではまだまだ「いい、土下座でしたね」と言われそうも無いけれど。

2015年8月12日

頼りにならない「元○○」

最初この新聞記事のタイトル(見出し)を見たときに、当然自民党の歴代首相経験者が浮かび、その中でも原発政策で対立する小泉さんとか、福田さんとか、森さん位までは思い浮かぶけれど、麻生さんは政権側だしと「5名」の内訳が浮かばなかったんですね。で、新聞記事を読んで、その錚々たるメンバーに思わず笑ってしまいました。

戦後最低総理だと個人的に思っている、鳩山、菅(最低が二人?)。分不相応の地位に祭り上げられて何も出来なかった村山。形だけにこだわり、結局は自身の金銭スキャンダルから逃げるために政権を放り出した細川。そして、その後を継いで結局何も出来ずに二ヶ月余りで終焉した、羽田。この中に女性スキャンダルで短命に終わった宇野を入れても良いけれど、まだ野田さんが入っていないのは彼にはちゃんと良識がある証拠かも。

この提言をまとめたという「歴代首相に安倍首相への提言を要請するマスコミOBの会」のメンバーは分からないけれど、首相経験者12名に要請して受諾した5名がこのメンバーらしいけれど、このメンバーを見てマスコミOBの方々は恥ずかしいと思わなかったのだろうか。「元首相」であればだれでも良いと思っているとしか思えませんね。と言うか、「元マスコミ関係者」であるなら「現役のマスコミ記者」に対して提言すればいいのでは? その中で、朝日は素晴らしいとか、産経はけしからんとか言えば良いのに(笑)。マスコミが「元」とは言え権力者の威を借るような行為をすることを恥ずかしいと思わないのだろうか。

権力に阿ること無く、権力に対して批判・批評することがマスコミの本来の義務であるはずなのに、単に非難することで自分達の仕事が成立していると自己満足しているだけじゃないのか。安保法制に反対するのも一つの意見だし、それを主張したいのであれば、ましてや元マスコミ関係者であるなら、素人でも納得できる背景情報と論理と事実と提言に満ちた記事を書くべき。「こんな偉い人達が反対しているぞ」というのは、「先生に言いつけやる」と子供が言うのと同じくらいの話ですよ。と言うか、いい年をした大人がやる分、子供よりも質が悪いですよね。50名のメンバーは分からないけれど、この程度の仕事しか出来なかったその程度の人達何だろうという事は想像出来ますね。

「元首相」が頼りにならないように、「元マスコミ」「元記者」「元メディア」という人達もあてにならないと言う証明と言うと言いすぎか。(笑)

原発再稼働の意味

九州の川内原発が再稼働し、約2年振りに原子力発電が再開する運びになりました。個人的には、確かに福島の問題はあるものの、そこから得られた知見を生かして、より安全性を高めつつ科学や技術の利益を教授すべきと言う考えなので、この再稼働には賛成だし、正直なところもっと速くても良かったと思っているくらい。

実は数日前に、朝日新聞にこんな記事が掲載されました。猛暑が続き電力需要が拡大している中でも、電力供給は余裕を持って維持されている。「だから原発再稼働なんて不要」と言っているかどうかは分からないけれど、凄く恣意的なものを感じます。少なくとも無料公開されている前半部分を読む限りでは、電力が足りないと言われているけれど現在でも十分間に合っている、と言っているとしか読めません。さらに同日の別記事では、本来足りないと言われ来た電力がなぜ間に合っているのか、実は猛暑にも助けられて太陽光発電が... という補足記事に続きます。有料記事部分でどの様な話が展開されているかは分からないけれど、ここだけ読むと「原発の再稼働なんてしなくても、今の太陽光発電や自然エネルギーを進めれば、十分間に合う」という方向性の話をしているのかなと感じます。

確かに電力供給に関しては、今のところ需要と供給のバランスは何とか維持出来ているように見えますが、使用している火力発電所設備は本来は停止していた老朽化した設備も多く、いつトラブルで停止するか分からない状態。実際、6月位には確か関西電力でトラブルがあり、かなり綱渡りになっていた時期があったはず。もう一つは、火力発電のコスト、LNGや石油価格の変動についてどの様に考えているのか分からないんですよね。度重なる電気料金の値上げで、個人住宅は勿論、中小を中心に企業活動からも悲鳴が上がる状態。アベノミクスの効果が今ひとつ感じられないと言われているのに、さらに電気料金が値上げされてマイナスの影響が生まれる懸念があるわけです。

朝日新聞のことだから、そう言う懸念に対しても何らかの防御措置(=言い訳)を未公開部分の記事の中で掲載しているかもしれないけれど、専門組織がチェックして、福島のトラブルを前提に設定した基準に対して合格した施設であれば、順次再稼働して安価な電力を供給させ、先ずは日本の経済の足下をしっかりと固めて、景気を良くして行くことが最重要課題じゃ無いだろうか。今は終戦記念日に近いと言う事で、集団的自衛権などの話題も大きくなっているけれど、それだって順調な経済活動が国内に行き渡り、昔のバブル時代では無いけれどそれなりに仕事が増えて、収入が増えて行けば、今の不満もかなり解消されるし、別の懸念である少子化問題だって解消されるかもしれない。さらには、高齢化社会に対しての保護費用の積み増しや、場合によっては新しい生活システムなんかも可能になるかもしれない。結局、経済活動をいかに上手く回すかというのが、一番重要な課題ですよね。

地元でも、浜岡原発の再稼働に関しては、さらに激しい意見の衝突があるでしょうね。中部電力は22mの津波対策の防御壁を完成しつつあるけれど、逆に言えば浜岡原発が再稼働して安定した収入が得られないと、あの防御壁に掛けた数千億円の資金回収が出来なくて、かなりの値上げが必要になるんじゃ無いだろうか。大体朝日新聞の記事を見ても、中部電力管内が一番厳しい状況になっているわけで、正直なところ原発を多く抱える関西電力よりも切迫している気がします。また、中部電力管内には名古屋地区が含まれるわけですが、ここには次の日本の産業として飛行機・宇宙船ビジネスの会社が集まって居るわけで、これらの企業が成功するかどうかが、言ってみれば現在の自動車業界のような牽引力が作れるかどうかにも影響します。まだまだ道のりは長いけれど、福島の問題で古い施設は積極的に廃炉にしつつ、可能であればより安全に、より効率的な新規の原発設置も含めて考えるべきじゃ無いかと思います。その場合には、Microsoftのゲイツ氏なんかも投資しているような、小型原発施設を地区ごとに設置するというのも有りじゃ無いかと。少なくとも「原発=ダメ」という固定観念だけは何とかして欲しいなと思いますね。1万年、10万年先の事を考えることも重要だけれど、5年、10年先の事はもっと大切だと個人的には思います。

国内修行旅行 (2) - 路線追加

2016年度のUA MP 1K達成のために、小刻みに国内線でPQMを積み上げる作戦に出た今年後半のフライトプラン。NGO-OKA-CTS/-OKA-NGOの2日間での往復路線は既に予約・確定済み。で、日にちが過ぎてくると、どうもこのままでは勿体ない気が。1日目の新千歳到着は15:30で、現在の予定はそこから札幌市内に移動して一泊。翌日は10:55発の沖縄行きでの移動になります。これらのフライトで6618PQMが追加されて、後1004PQM追加できれば、残り25,000PQMとなり、最悪PQM購入することで2016年度のMP UA 1Kが確定します。この残り1000PQMをどう埋めるかちょっと迷っていました。プレミアムクラスを利用出来ればHND-OKA片道で埋まるんですが、どうしたって行ったきりでは困るので往復するわけで、そうすると余分なマイルがちょっと勿体ない。かといって、加算率70%の割引料金で飛ぶと、1000PQM程度なので、わざわざ2日がかりの旅程にはしたくないし、1日で往復出来るような空港と考えると、HND-OKA往復ならクリアー出来ますが、それよりも短い旅程のNGO-CTSとかHND-FUK当たりだとまだ少し足りない。

今の予定だと、CTSに15:30着なので、この後夕方のフライトで国内の主要空港への移動は可能。問題は翌日の朝に、その空港からCTSへ10:55発の沖縄行きに間に合うように戻れるか、です。最初に、CTS-NGOの往復を考えたんですが、CTS-NGOの夕方便が19:00と接続時間が長いのと、翌朝のフライトがNGO 08:15-CTS 09:55と、ちょっとギリギリ。しかも、プレミアム旅割28は勿論、旅割も売り切れでコスト的にも美味しくありません。で、ここはやはり便数の多いHND-CTSで見てみると、まずCTS-HNDは問題無くOK。翌朝のHND-CTSもまだまだ余裕。ただ問題は、70%の加算率で往復しても764PQMと、まだ足りないこと。で、ここで閃いたのが、予約は旅割で入れておいて、CTS-HNDかHND-CTSのいずれかを当日プレミアムクラスへ有償アップグレードしたらどうだろうという事。いずれかのアップグレードが可能になれば、PQMは150% UA MPに付きますから、1147PQM追加となり、MP 1Kのゴールが見えます。

実は今年の初めのAMC修行の時にも新千歳で有償アップグレードをしており、結構確率は高いんじゃ無いかとの勝手な予想。また、CTS-HNDが駄目でも、翌日のHND-CTSでもチャレンジ出来ますから。ただ、こちらは金曜日の早朝便なので確率的には低くなると言う予想。まぁ、どのみち駄目なら駄目で、残りの10月から12月の間に、何処か国内線の往復なり、片道フライトをすれば良いので、そこはある程度のリスクと割り切ることにしました。で、結果1日目は、NGO-OKA-CTS-HNDと準日本一周をして東京で一泊し、翌日は逆回りでHND-CTS-OKA-NGOと戻る旅程を考えました。となると、都内での宿泊ですが、シルバーウィークの宿泊だし駄目かなと思ったところ、定宿の横浜Sheratonで、12,000円というレートが出ています。最初のフライトスケジュールでは新千歳(=札幌)で宿泊するつもりで、9月一杯でMarriott系列から脱退する札幌のRENAISSANCE Sapporo Hotelが、安いこともあって(16,000円弱)予約を入れたんですが、横浜Sheratonがさらに安く予約が入ることも有り、当初の予定変更。名古屋-羽田の準日本一周ルートを2日続けて飛び回ることになり、こりゃぁ今年前半のAMC Diamond修行と変わらないじゃ無いか状態。でも、まとめて飛べるときには飛びたいですしね。

これで運良くアップグレードも取れて、来年度のUA MP 1Kが見えてきたら、今度はAMC のPremium Pointをもう1万PP少し上澄みして、12万PP以上にしてアップグレードポイントを50 Pointまでアップする目標が残ります。手札(笑)は、11月末までの株主優待券が2枚。一番手っ取り早いのは、HND-OKAをプレミアムクラスで2往復することですが、この路線はプレミアム旅割28の価格の方が高いので、あと2枚優待券が欲しい。お盆明けか、9月のシルバーウィーク明けに優待券の相場が下がることを期待しているのですが、さてどうだろうか。それを逃すと、11月末の次の優待券配布に合わせて、12月に優待券価格が下がり、それで12月に1往復することですが、それも色々予定が入っていたりして厳しいかも。比較的摂りやすいOKA-CTSを絡めるのが、やはり一番無難でしょうかねぇ。これから年内に掛けて、札幌とか福岡当たりに個人的に行くかもしれないんですが、それを当てにして予定を組むわけには行かないし、その場合には多分有償チケットではなく、UAの特典チケットを利用するだろうし。いずれにしても、国内修行旅はまずは9月のフライトの様子を見て、その後の予定を修正する必要がありそうです。(続く...)

2015年8月11日

HND-SIN/-NRT (2) - プリオーダーを利用してみる

今週末に迫ってきた、SIN旅行。今回往復ともANA便利用なんですが、これまでに無いことを一寸試してみることに。私は仕事で始めて海外出張(=US)に行き始めてから30年近く経ちますが、これまでプライベートも含めて何度も国際線を利用しています。ただ、免税販売って利用したことが無いんですよね。最近では色々な品物が購入可能ですが、以前は大概がお酒と化粧品で、余り縁が無い品物ばかりで、お酒にしても好みのお酒が殆ど無くて、持ち歩く手間と重さを考えて購入したことがありませんでした。最近では、そう言う物以外にも、財布とかカバンとか色々購入出来るようになってきており、家電製品なんかも売れています。で、今回利用するANAの免税販売品のカタログを見ていて、気になる物を発見しました。

一つはBOSEのノイズキャンセラーイヤホン。以前からノイズキャンセリングタイプの物に興味は有ったんですが、今トロラー部分とバッテリー部分が増える分持ち運びが不便そうだし、後ヘッドホンタイプは多いんですが、イヤホンタイプって殆ど無くて、まぁ無くても良いのかなと思って居ました。で、少し前からANAのカタログには掲載されていたんですが、このBOSEのQuiet Comport 20 Apple Compatible モデルが、自分のiPhone6と使うのには都合が良いかなと。すでにEtymotic Researchのイヤホンを三つ所持していますが、一寸欲しいなと思って居たところです。

もう一つが、最近追加されたスリングタイプのバッグ。既にCOACHの物二種類持っているんですが、一つは小ぶりの余り収容力が無いタイプで、もう一つは大きいものの一寸強度的に弱いかなという印象の物。ある程度タブレットやスマホ等収納出来て、大きさ的にもそれ程大きくない、常使いでするような物が欲しかったんですが、イタリア製TRAMONTANOのスリングバッグがサイズ的にもデザイン的にも良さそう。と言う事で、今回折角SFCのカードも作って10%引きにもなる事だしと言う事で、(多分)始めて機内販売を利用してみることにしました。

で、当日購入出来ないのも悔しいので、ANAのプリオーダーサービスを利用してみることに。プリオーダーのサイトにアクセスして、目的の商品を選択。そこからオーダーを掛けます。直ぐに注文確認のメールが届き、これから在庫確認をするという内容。それから二日ほどして、在庫の確認と当日機内で販売する注文番号がメールで送られてきました。これで機内でこの番号を伝えて品物を受け取ることが出来るようです。本当なら実際実物を見て判断した方が良いんですが、そうなると気弱な性格の私は壊れないだろうし(笑)。売れ筋商品は、当然それなりに機内にストックしてあるだろうけど、そうは言ってもスペースや重量に限りがある機内ですから、全ての商品を十分に取りそろえているというわけでも無いだろうし。

BOSEのイヤホンは、毎週の新幹線通勤の時は勿論、これから飛ぶときには重宝しそう。スリングバッグは、実は今回の旅行は何時ものノートブックパソコンではなく、タブレットを持参しようかと思って居るので、それにぴったり合いそうです。免税販売なので、消費税の8%分添加されず、さらにAMC SFC利用で10%引きになるので、ちょっと調べましたが市場価格の最安値と比較しても有利です。(続く...)

asahi.com 20周年

朝日新聞社が、asahi.com開設20周年を記念して、1995年8月10日の公開当時のサイトを公開したという記事。この頃は結構頻繁に海外出張(in US)していた頃で、このasahi.comはアメリカから日本の情報を日本語で得られる貴重なサイトでした。

当時はまだ.jpドメインがそんなに普及していない時期で、かつ世界的に認知されるには.jpなんてローカルドメインじゃ無くて.comを使うべきだみたいな話もあって、この朝日新聞のサイトも「asahi.com」を使っているんですが、その後同様のサイトを開設しだした読売新聞とか産経新聞等は.jpドメインを使っていたので、結構間違って「asahi.jp」とか「asahi.co.jp」なんてURLを打ち込んでアクセス出来ないなんて騒いでいる上司かとかいたなぁ(笑)。

今でこそ、こういうペーパーメディアがデジタルメディアを運用することは普通でしたけれど、当時は結構驚きでしたね。一つは、紙の新聞だと有料だったのに、こういうサイトは無料でほぼ全ての記事を見ることが出来たこと。今では、読売新聞とか産経新聞などしかやってませんが、当時は情報サイトというよりは、ポータルサイト的な目的があったのかもしれませんね。

そう言う先見の明はあったと思うものの、このサイトを通じて世界中に様々な虚報、誤報をまき散らして、後々の禍根を生み出したわけですから、その点はもっと反省して貰いたいところですが。国に対して「反省」「謝罪」「賠償」を要求する前に、自分達のしたことに対しての「反省」「謝罪」「賠償(=情報訂正)」をまずやらなきゃね。

2015年8月8日

平壌標準時

北朝鮮が突然時刻の標準時を現在から30分送らせると発表した記事。正直なところ、あの手この手で世間の注目を集めたいだけにしか見えないですよね。しかも「30分」という中途半端な設定だし。確かに世界には1時間毎の区切りで無く、30分の時差を持っている場所もあるけれど、正直計算が面倒ですよねぇ。

で、記事では1908年に当時の大韓帝国政府が30分遅れの時間に変更し、1910年に韓国併合により日本の一部になったことで再び日本と同じ時間帯に。で、対戦後独立した後1954年に30分遅れにしたけれど、直ぐに1961年に今の爆大統領の父親、朴正煕大統領が現在の時間帯に変更して現在に至る、わけです。1908年以前にどの様にして標準時が決まったか詳細は分かりませんが、1884年にグリニッジ子午線を規準に数時間ずつずらした物を時刻の標準時として使用することが始まったようなので、その時点で東経135度を規準に日本と同じ時間帯を選択したと言うことなんだろうなぁ。地球一周360度を24時間で割ると、15度毎に1時間ずれることになりますからね。日本からすれば、東京当たりを標準にしたいだろうけど、東経135度の明石市が規準になっているのは、別に日本が強制的に決めたわけじゃ無いと言うことも。そう言う意味で、何時ものように「日帝が」と韓国とか北朝鮮では言っているけれど、韓国のように戻したければ戻せば良いんですよね。でも、それでは色々不便があるから時差の無い状態にしているわけだし。そんなに日本と一緒が嫌なら、日本から1時間ずれている中国と合わせればいいじゃん(笑)。

真面目な話、この「時差」っていうのは国際ビジネスを考えると重要なわけで、その時に例えば端数が0分違いと30分違いとでは、かなり印象も変わって来ると思うんですよね。あと、世界地図なんかでタイムゾーンが書かれている地図を見ると、大体15度毎の東経に合わせて時間帯を設定しているわけでは無くて、結構凸凹しているのは、やはりある程度時間帯がずれても、関係の深い国と合わせる事でメリットがあるとも言えるからでしょうね。

まぁ、是非北朝鮮には頑張って欲しいところです(えっ?)。韓国も合わせれば良いのに(えっ?)

ヨルタモリ

ジワジワと人気が出ている「ヨルタモリ」。実は最初スタートした時には、タモリ扮する「岩手のジャズマスター吉原さん」や「関西の建築家の近藤さん」とか「徳島でヨット関係の仕事をしている高瀬川さん」などの設定が余り面白くなかったんですが(かなり無理がある)、何度か繰り返しているうちに、ゲストと登場する俳優さん・タレントさんがつい間違って「タモリさん」とか話しかけてしまい「半分本物のタモリ・半分設定の常連客」という曖昧さが何となく心地よくなってきました。タモさんがバーの常連で、そこにゲストが会いに来ると言う設定でも良いと思うのだけれど、そうなると多分タモリの独壇場というか、内輪受けに流れるのでそこの歯止めになっている気がします。最も、最近は結構脱線している気がするけれど。

個人的には昔の「今夜は最高」みたいな音楽バラエティーを期待していたんですが、一寸経路の変わった音楽バラエティー的要素もあり、毎週必ず録画する番組に。で、期待していなかったんですが、個人的にツボにはまっているのが、宮沢りえ扮するバー「WHITE RAINBOW」のママ。昔は正直そんなにファンでも無かったし、好きなタレントさんでも無かったけれど、良い感じで年齢を重ねて(って、自分より一回り若いけれど)、良い色気が出ていて、こう言うママがいるバーって、近くに出来ないかなと妄想したりして(笑)。あっ、あと最近ちょっとアップで登場する三毛猫ちゃんも。リエママの膝の上で撫でられる三毛ちゃんになりたいと妄想したりして(マテ)。

この番組、なかなかコアな常連客役の人達とか、ゲストも毎回リッチな人が登場したりしますが、決まったシナリオがあるわけじゃ無くて、タモリが一歩引いて聞き流しながらまとめていくような雰囲気が、だらっとしていて個人的には気に入っています。ただ、だんだん本人も我慢できなくなってきたのか、最近はちょっと前に出る場面もあるけれど、そう言う緩急を上手く使い分けて長寿番組になって欲しいなぁ。

最近テレビが元気が無いと言われるけれど、元気=威勢の良さだけみたいな番組作りが最近は多いので、疲れてしまうことが多くなりましたよね。見ていて疲れる。日曜日の深夜近くと言う放送時間も有るんだろうけど、肩肘張らずにそれぞれ力のあるタレントさんが、腹八分目どころか腹六分目くらいの力具合で楽しんでいるのが良いですよね。若手のタレントさんがやっても、それは手抜きにしか見えないようなことも、力のある人だとちゃんと一つの「画」になるのが凄い。こういうテレビ作りを考えて欲しいなぁ。まぁ、その為には力のあるタレントさんが必要なんだけど、それって限られてしまうのも現実。今の40代前後のタレントさんが、もう少し頑張らないといけないのかも。50代とか60代のタレントさんに力のある人が多すぎて、その人達の陰に隠れていたというのも問題なのかもしれないけれど。でも、それを言っても仕方ないわけですし、やはり次の世代にもう少し頑張ってもらわないといけないのは、どの仕事でも同じか。

今度湯島に探しに行ってみよう(笑)。

2015年8月7日

メールとメッセージと

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、インスタントメッセージとインターネットメールの棲み分け・使い分けについて。コラムの最初の方にも書かれているように、昔の「ネットワーク」は、各ISPや企業毎にクローズドな物だったので、例えば社内のデータやメールのやり取りは可能であっても、外部とのやり取りは紙の「レター」だったというのは普通。日本から、アメリカとかヨーロッパには一瞬で電子メールが社内ネットワークで届くのに、仕事先には紙のレターを送るので、2~3日かかるなんていうのが、ある意味不思議でした。当時社内ネットワークを持てる企業は、それこそ世界的な大手企業で、社内にかなりの大きさのIT部門とか持って、サーバーや交換機は勿論、ネットワークインフラも自社で引いているところもあったりしましたが、それがインターネットの普及でどんどん色々な企業が参加するようになると、逆にそう言う専用線のネットワークを使用していた大企業が乗り遅れるようなケースも。うちの会社も、一時期は社内のメールシステムはNotesで、社外にはテキストベースのメールが飛んでいくので、社内と社外のメールが混在すると凄く扱いづらかった記憶があります。その後、HTMLメールとかRich Textのメールがサポートされるようになると、そう言う不整合さは段々無くなっていきましたが、セキュリティポリシー等で未だにプレーンテキストしか許していない企業も多く、なかなか大変ですよね。

まだ、そういう閉じたネットワークの時代であっても、昔の言い方だと「チャット(Chat)」という、今のインスタントメッセージみたいなサービスもあり、レスポンスは凄く遅かったけれど、結構リアルタイムで話しなんかが出来ました。複数の人間が参加しての対話も可能で、画面デザインとか機能は今の方が進んでいますが、「リアルタイムに会話する」という意味では、昔も今もそれ程変わらない。ただ、当時のネットワーク参加者は電子メール利用から入ってきた人が殆どなので、余りああいう会話型のツールを好む人は少なかったんじゃ無いでしょうか。私なんかは、当時フットボールの会議室に参加していたりしたので、試合をリアルタイムで見ながら会話すると何て言うことは時々参加したけれど、結構好き嫌いはありそうですよね。

昔(今もあるのかな)News Groupというディスカッション用のシステムがあり、これはメールベースでやり取りをDBに蓄積していく物でしたが、ここの発言(=メール)にIDが降られて、そのメールの前後関係が解るようになっていました。所謂、「スレッド」を延ばして会話の履歴が遡れるようになっていたんですが、たまにそのスレッドを無視する、あるいはスレッドを維持せずに会話の流れとは別に新規にスレッドを立てると非難されたりしましたが、今のインスタントメッセージも似たような印象がありますね。それでも、インスタントメッセージだと、それまでの参加者の会話履歴が全て一覧できるから、エビデンスとしてはメールよりは良いのかもしれないけれど、その簡易性故に今の熟年世代には受け入れられないだろうなぁ。まぁ、紙のレターや書類をやり取りしていた時代の人から見たら、今の電子メールや電子帳票も「受け入れられない」と思うだろうし。

コラムの最後に「最近の若者は自分のメールアドレスもよく覚えていない」と書かれているけれど、例えばFacebookでメッセージのやり取りをすることが最近増えましたが、あれってFBから送るのは簡単なんだけど、普通のメーラーから相手のアドレスを探して送ろうとすると、偉い面倒です。元々そういう事を想定していないのだろうと思うけれど、ある人はFBのメッセンジャー、ある人は電子メール、ある人はLINE、何て言うことになると、もうパニックですよね。何か中間サーバーみたいなものがあって、そこに自分の好みの方法でメッセージを送ると、その宛先に登録されている人には、その人の好みの方法でそのメッセージが自動的に配信されるなんて言うサービスは生まれないだろうか。そうすれば、自分はトラディショナルがメールシステムで全て対応出来るし、相手の誰かさんは全てインスタントメッセージで対応出来るし。言ってみれば、コンピューターのプログラミング言語が色々誕生したような物で、そのうちに古い言語は淘汰されて新しい言語のみ生き残るかというと、今の状況を見ていると必ずしもそうではありません。メールやメッセージなどのコミュニケーションシステムも同じような道を辿るんだろうなぁ。一寸安心かも(笑)。

慰霊なのか、抗議集会なのか

昨日は広島へ原爆が投下された日であり、朝から記念式典が行われたわけですが、昔は「悲惨な、可哀想な」という気持ちで見ていましたけれど、ある程度社会に出て仕事をして色々な場面に遭遇するようになってから、あの記念式典(長崎も同様ですが)って、何を目的として行っているのか疑問を感じるようになりました。「何の」というのは、原爆で亡くなった人達への慰霊の気持ちをみんなで表そうとしているのか、原爆を含めて何か政治的なメッセージを出そうとしているのか。

例えば、自分の身内が何かの事件で不幸にして亡くなった場合、例えば自動車事故で亡くなった場合。その後の毎年の法事の時に、生前のことを懐かしんだりすることはあっても、交通事故撲滅とか、自動車の使用反対、みたいな事をその法事の主題として扱うことは無いと思うんですよね。勿論、話の規模が違うから、ああいう機会に核兵器根絶と言うようなテーマに関して改めて話をしたり、活動を進めるのは良いと思うけれど、それは同じ広島や長崎で開催するのは良いとして、あの場所で長い時間を掛けて話をするのは打倒なんだろうか。

今年は戦後70年と言う事で、参加者の年齢も上がり、しかもここ最近の暑さのためにテントが用意されたりしていますけど、そう言う体力的な事も勿論あるけれど、式典として長ければ良いという物でも無いわけで、全員で慰霊をして代表者が献花して、可能ならはそれぞれの宗派なり宗教の慰霊を行い、それこそ朝涼しいうちに30分位で全員で行うセレモニーは完了。その後、体育館なりで、必要な演説とかはすれば良いんじゃ無いかと。多分、参加者の多くは自分の身内なり親族なりの慰霊を済ませたら、後はその思い出と共に静かに一日過ごしたいんじゃ無いだろうか。

余りメディアでは報じられないんだけど、結構政治活動の団体南下もあの集会場の回りには集合していて、今回も安倍総理の演説の時には罵声が飛んでいたみたいだけど、そう言う行為は別の場所でやりたいだけやって貰って、本当にあの場所は慰霊の場所にして欲しいですよね。「70年の節目」という言葉が今年はよく使われているけれど、人間の場合、三十三回忌が一つの区切りで、その後四十三回忌、四十七回忌、五十回忌とあって、その後は五十年単位になるんですね(百回忌、百五十回忌、...)。広島と長崎の両記念日の間なり、終戦記念日の前なりに「非核の日」みたいな物を設定して、世界に核廃絶を訴える日にし、それぞれの記念日は地元で静かに慰霊をする日に来年からは買えたらどうだろうか。関係者家族も高齢の人が多くなっているわけで、今日のような過酷な天候でしかも慰霊とは直製関係無い話を聞かされることが、本当に良いことなのか疑問に感じる日でした。

イタチごっこ

いゃ、若しかしたらと思ってはいたんですが、もうこんな物が登場するとは(笑)。今、最も普及しているであろうセキュリティ機能の指紋認証も、指紋のコピーを指に貼り付けたりして、その回避策を研究したりしてますが、顔認証の場合は写真などを本人認識してしまうなどまだまだ技術的に詰めなきゃいけない部分もありますし、こういう物が登場するのはまだ先だと思って居ました。

とは言っても、顔認識技術も進歩していて、単に眼鏡を掛けたりしているだけでは駄目で、こういう顔輪郭を騙す技術がどこまで対応出来るんでしょうね。最も、この眼鏡、かなり目立つデザインですから、顔認識以前に「怪しい」と思われるかも。

最近思うんですが、例えばレンズに特殊なコーティングをして、カメラのセンサーを通してみるとレンズを中心にハレーションみたいな物が受像されて、いちいち顔の周りにモザイクを入れなくても自動的に自然にモザイク状態になる、なんていう仕組みは出来ないだろうか。カメラのセンサーって、人間の目に見えない波長まで認識するので、可視光線には出来るだけ影響せずに、不可視領域でカメラに影響する部分だけ細工するとか。確かそんな技術を開発しているような記事を以前読んだ記憶もあるんですが。SFの世界の中では、指紋や網膜どころか、DNAデータすら改変されてセキュリティは破られるわけですが(マテ)、どこまで認識して解像したら、その人物が本人だと認識されるんだろうか。確かスタートレックの話題の一つに、転送装置の事故で二人の人物が存在してしまう話があったと思いますが、実際そんなことが発生したらタイムパラドックスみたいな話が生まれそう。

まだ普及しているとは言いがたいのですが、街中でもビデオモニターがあちこちに有り、成田空港などでは顔認識技術でテロ防止をしようとしたりしていますが、そう言う場合とこういう技術の両立というか共存はどうなるんでしょうね。ただ、盾と矛の逸話の通り、こういう眼鏡が生まれてくれば、今度は色々な波長の光線を利用して認識するようなカメラが生まれてくるだろうし、さらには顔認識だけでなくその人の挙動なども含めて判断するような進化も生まれるかも。それが技術革新、技術革命何ですからね。

2015年8月6日

タトゥーと温泉

結構昔から言われている課題何だけど、最近訪日観光客が急激に増加してさらに注目度がアップした「タトゥー」の問題。日本では「入れ墨」と言えば、昔の罪人に彫った印や、某業種の方や直接は関係ないけれど権力や暴力を固持したい人が背中等に彫る物、と言うのが日本での常識。ところが、そう言う集団とは関係無く「美」として彫る女性や、海外では髪型とかと同じような感覚で一種の装飾品という見方もされているので、それに合わせて彫る人なんかも増えてきています。アメリカ人に知り合いなんかでも、多分軍関係に居た人なんかは、首筋とか指なんかに小さく入れている人から、結構半袖とかランニングになると目立つくらい方とか上腕にシンボル的に彫っている碑ととか結構居ますね。ただ、そういう「タトゥー(Tattoo)」を彫るという事が日本よりもかなり一般的日常的なアメリカ社会でも、やはりそう言うものを彫っている、特に普通に衣類を着用しても目立つような部分・サイズで彫っている人は、正直なところ一寸一段下に見られている雰囲気を感じます。

で、もう一つ悩むのが、例えばネイティブアメリカンとか、あるいはオーストラリアの原住民族など、信仰的な理由、伝統的な理由から入れる「タトゥー」。これらは、例えばアラブ系の人は男性は髭を蓄えるのが常識だけど、それと同じような理由なわけですよね。これらを日本の「入れ墨」と同等に扱ってしまうのは、やはり問題がありそう。日本人にはなかなか理解・判断が難しいかもしれないけれど、そう言う伝統的な物と、装飾的な物は区別して判断しなきゃいけないだろうなあ。

記事の中では、タトゥー部分を隠す為のテープを入浴施設側で準備して利用するという話が書かれていますが、それも一寸問題では。例えると、「あなたの顔は問題が有るから、顔を隠して入浴してください」と言っているような物だから。勿論、日本では「タトゥー=入れ墨」で反社会的なシンボルと理解されるという事を説明した上で、そう言うテープを利用して摩擦を減らして利用して貰うことに納得できれば良いんですけどね。ただ、ここでは温泉施設に関して言っているけれど、2020年オリンピック・パラリンピックは今と同じくらいの季節に開催されるわけで、プールを利用したりする人も多いだろうから、そう言うことも含めて何か方法を考えないといけないでしょうね。

一つのアイデアとしては、先ず日本人が否定している某業界関係者と思われるような図柄、大きさ、内容の入れ墨に関しては、施設側に判断して拒否できる様に条例とかで先ずは定める。また、日本人、外国人問わず、装飾的な物、あるいは伝統的な意味でのタトゥーに関しては、そのまま利用することを認めて、それは日本人等一緒に利用する人にもその旨周知させる。施設側が「利用可能」と認めた入浴者に対しての否定は原則認めない。また、例えば体中にタトゥーを入れている人とかそのデザイン・内容が過激だったり深いと思うような感情を誘発するような場合には、これも施設側の判断でマスキングテープを貼るとか、浴衣着用なら利用可能にするとか、そう言う段階的な対策も準備するとか。で、そう言う対策済みの温泉宿とか施設は、まとめて検索出来るようなサイトを準備して上げれば、かなり改善するんじゃ無いだろうか。どこまで許せて、どこからは拒否するのか、それはその場所場所、あるいはオーナーの判断で良いんじゃ無いかと思います。要するに、どういうことが可能かという情報を提供して、後は利用者の判断に任せれば良いと言う事。もし国として、あるいは官庁として何かするのであれば、そう言うインフラ整備と、後はやはり日本での「タトゥー(=入れ墨)」というものの認識をちゃんと世界に伝えるべきでしょうね。言ってみれば、日本人にしてみたら、家の中に土足で入ってくるのと同じような感覚なわけですから。それはアメリカならOKかもしれないけれど、日本では靴を脱ぐというのがルールだと言えば、ちゃんと皆さん対応してくれるわけですから。記事の最後にも書かれているけれど、何でもかんでも相手のいう事を聞くのが「おもてなし」では無いと思う。相手に譲歩して上げるのも大切だけど、その上で既存の利用客の事にも対応しないと。

阿川弘之氏逝く

作家の阿川弘之氏が老衰のため3日に亡くなっていたというニュース。私は、氏の小説は読んだことは無いんですが、随筆は好きで、池波正太郎氏の作品(こちらも随筆のみ)と共に、20代の頃はよく読んでましたねぇ。娘さんの阿川佐和子さんも、独特のキャラクターで、個人的には結構好きなタレントさん(と言って良いのか?)ですが。

現在の新幹線「のぞみ」の名称を決めるとき、お父さんの代わりに出席した佐和子さんが、候補の中から「きぼう(希)」となりかけたところを、「父親が大和言葉で無ければならないと言っておりました」と言って帰宅したら、最終的に「のぞみ(希)」になったというのは有名な話ですが、それだけ言葉にこだわる人だったんでしょうね。合掌。

スカイマーク支援

ANA連合か、Delta連合か、その行き先が注目されていたSKYMARK支援計画ですが、ANA連合に決定。直前の報道では、かなりDelta連合が巻き返していたようにも言われていましたが、債権者数の8割、議決権額の6割を獲得し、ANAとの共同運航等を中心にした、SKYMARKの提案が承認され、やっとこれでSKYMARK再建策が動き出しそう。

Deltaとしては、悲願の日本国内路線獲得チャンスでしたが、支援に名乗りを上げたのが遅かったからか、再建策の未熟な部分もあって、少なくとも多くの支援者の支持を得られなかったのが痛かったようですね。

事前の報道では、Delta案を支持し最大の債権者で議決権額の38%を有する米国のリース会社、イントレピッド社が有利という事もありましたけど、結局Delta側が獲得した議決権額は39.75%と言う事なので、殆どイントレピッド以外の支持は得られなかったと言っても良いのでは。何故そこまで嫌われたのか(笑)分からないけれど。ただ、現在日本国内線に集中しているSKYMARKとしては、海外からの需要取り込みよりは、ANAと連携して国内路線の集客に集中したほうが効率的でしょうね。ANAとしても、販売や整備などでは協力するけれど、路線や運賃設定はSKYMARKの独自性を尊重すると言っているので、将来的にSKYMARKが独立するときにも有利だろうし。

個人的には、スタアラの選択肢が増えて嬉しいけれど、でもSKYMARKに搭乗する機会はあるのだろうか。

2015年8月5日

完全自動化

キヤノンが2018年を目処に、国内生産工場の完全自動化を目指すという記事。最初はコンパクトデジカメ対象かなと思ったんですが、色々な記事を見るとデジタル一眼レフカメラやレンズなども対象としているらしい。来年度から技術開発を始めて、2018年には展開するようですが、多分既存製品への展開は無いか限定されて、これからデザインされる製品に関しては自動化していくんでしょうね。単に機械・ロボットを導入すれば出来るという話では無く、設計段階から自動化システムを前提にしたデザインやプロセスを作らないと、完全自動化は無理だと思うから。

高い国内人件費削減という事ですけど、それでも半減とかするわけじゃなくて2~3割程度の削減なんですね。それでペイできるんだろうか。今のところキヤノンユーザーで、これからも暫くは使い続けつもりで居るので、良い製品が提供されるのであれば、人出であってもロボットであってもどちらでも良いけれど。あと、その分価格も少し検討して欲しいですよね。例えば今100万円する望遠レンズをせめて80万とか70万くらいで販売してくれるとか。

一昔前だと、日本のロボット利用はどんどん進んで、全自動化工場が日本中に出来るような話もありましたが、そこまでは結局行きませんでしたね。海外、特に中国へ製造施設を移すことで、寄り安く簡単に製造プロセスをコストダウン出来ましたから。で、その中国ですらコストアップしてきた現在、やっと本腰を入れて自動化に進むという事なんだろうか。カメラというサイズと、モジュール化しやすい製品構造なんで可能何でしょうね。問題は、その自動化ラインがどれだけ柔軟性を持って多品種製造対応出来るかという事かも。また、完全自動化と言うけれど、検品作業とかも自動化するんだろうか。最終的には人間の確認という物も必要な気がするんですが、これでコストダウンを大きく進める事が出来たら、日本の製造業って、所謂「匠」的な専門的な技術者と、それをサポートするような自動化製造システムのハイブリッドプロセスに移行していくのかもしれない。

京浜東北線トラブル

昨晩発生した、横浜駅-桜木町間での架線事故。京浜東北線が夕方7時頃から深夜過ぎまで停止してしまい、桜木町周辺は勿論、京浜東北沿線は大混乱だった未定ですね。タイミングの悪いことに、機能は神奈川新聞の花火大会がみなとみらい地区で開催されていて、その為に京浜東北線で桜木町まで出てきた人、出かけようとした人が何時もよりも多かったはずで、混乱はさらに拍車が掛かったのでは無いだろうか。

この花火大会、うちの会社のオフィスは丁度海側を向いている場所があるので、毎年写真のご家族などを夕方からオフィスに招待して、鑑賞会が開催されているんですが、トラブルが無かったことを祈るばかりですね。会社は、みなとみらい線のみなとみらい駅近くなので、直接は京浜東北線のトラブルには関わらないけれど、多分帰宅時間帯は振替輸送等でいつも以上の大混雑にななったかも。最も、みなとみらい線は、JRの桜木町周辺ではなく、大岡川を挟んだワシントンホテルの裏側を通過しているから、ある程度あの辺りの地理に詳しくて、かつみなとみらい線を利用しようと機転を利かせた人で無いと分からなかったかもしれませんが。京浜東北線を利用するつもり桜木町まで来て、そこで停止を知ったら、多分その先の横浜地下鉄を利用して横浜まで出るんでしょうね。その後は、京浜東北線とほぼ並行している京急を利用するのが一番なんでしょうけど、京急もかなり混雑していた様子。それぞれバックアップ路線ではあるけれど、どの路線も終日混雑している路線でもあるから、現実的にはどれか一つが止まったら他の路線に振り返るのって、かなり厳しいんじゃ無いだろうか。さらに、横浜スタジアムでDeNA戦が開催されていたら(昨晩は中日ドームでの試合)、さらに数万人規模の人があの周辺に居たわけで、一寸収拾が付かなかったかも。

昨晩の様子を伝える映像も幾つかありましたが、浴衣姿の外国人観光客と思われる人の姿もかなりあって、折角楽しみにしていた花火大会は満喫出来たんでしょうか。皆さん無事に帰宅できたことだけ祈りたいですね。トラブルの原因は架線事故とのことですが、この暑さで架線が緩んでパンタグラフに巻き込まれたんだろうか。まだまだ暑さは続くと天気予報では言っているので、是非対策をお願いしたいですね。今週金曜日の週一の出社日に何事も内容に祈るだけです。

国内修行旅行 (1) - まずは9月のシルバーウィーク

2015年も半分を過ぎ、FFP/FSPの修行プランも考えないといけなくなってきました(笑)。FSPに関しては、SPG系、Hilton系、ほぼゴールが見えてきているので、多分大丈夫でしょう。FFPに関しては、今年から始めたANA AMCはすでにDiamond達成済み。現在は、あと1万 Premium Pointちょっとを上積みして、年間12万PPを達成して、来年度のアップグレードポイントを、50ポイントにするくらいでしょう。で、問題なのがUA MP 1K。7月末現在のPQM (Premium Qualified Mile)は、57,000PQM余り。来週にはTYO-SINの往復をするので、+10,000弱PQMが追加されて、67,000PQM余りになる予定。あと、33,000PQMをどう獲得するか悩みます。海外に行けば1回一寸何ですが、これから9月に入ると試合もあるので、なかなか時間が決められません。実は、年末に特典チケットで入れているフライトで、25,000PQMを購入する事が可能なので(マイル数は今後変わるかもしれないけれど)、まずはその残り8,000PQMを何とか埋めておきたいところです。そこで、今年はすでにAMC Diamondにもなっているので、ANAの国内線でこつこつ積み上げてみる作戦に変更することに。

流石に8月中は予約も一杯だし、運賃設定も強気の設定。9月の前半は試合があったりしますが、後半のシルバーウィークの24日、25日は有休を取って一週間休むつもりなので、この平日に国内周遊をすることに。調べてみると、一番マイル効率の良いOKA-CTSにまだ空きがあります。今年前半のように株主優待券を利用して飛ぶのが一番効率が良いのですが、株主優待券の価格は時期的に以前と比べて倍以上の価格になっています(2,500円→5,200円)。そこで、コスト的には同じか少し安くなるプレミアム旅割28で長距離周遊を組んでみることにしました。

新千歳か沖縄に先ずは移動しないといけませんが、新千歳行きはコスト高。しかしHND-OKAのプレミアムクラスは、もう高いクラスしか残っていません。で、どうせ平日に出るんだからと羽田にこだわらずセントレア発で検索してみると、OKA-CTSは空席待ちですが、それ以外は残席有りです。そこで、まずは25日のCTS-OKA/-NGOをプレミアム旅割28で予約。そして、24日のNGO-OKAを同様に発券した後、OKA-CTSを空席待ちで予約を入れます。OKA-CTSの使用機材はB737-800で、プレミアムクラスは8席。まだフルフェアのプレミアムクラスは残席有りだったので、AMC Diamond特典で優先順位が上がりますから、一月もあれば繰り上がって予約できるだろうという読みでした。結果的には、三日後に「お席のご用意が出来ました」とメールが来たので、そのまま予約。全フライトの予約が確定しました。木曜日の往路NGO-OKA/-CTSと比べて、復路のCTS-OKA/-NGOの料金の方が一寸高めですが、獲得PQMは実マイルに1.5倍されて、(809+1397)*1.5*2=6618PQM。1PQMあたり21.1円位と一寸割高ですが、二日間で獲得できることを考えるとまぁまあかな。コストだけ考えると、Bクラスで太平洋線を狙うと、以前だと20万円位で20,000PQMも獲得出来ましたが、最近は40万円位の価格になるので、一寸困りますしね。

もう一つの悩みが、未だ手つかずで残っているUAのGPU/RPUクーポン。今、期限ぎりぎりの来年1月31日までに少しでも消化しようとプランを組んでいるのですが、なかなかアップグレード枠の残っているフライトが見つからなくて苦労しています。アップグレード待ち行列に入れても良いけれど、なんせもう若くないので万一外れた時に大変になるし。それ以外にも年内に一回ぐらいは消化したいんですが、使えそうなのはNRT-SINか西海岸へのフライト位。以前は羽田発のSFO行きが結構取れたんですが、最近は開放していないのかBusinessFirstの座席が全部空席でもRクラスが無い(涙)。毎年思うんですが、もう少し有効に活用したいんですがねぇ... いずれにしても、今年は一寸国内をあちこち移動して、UA MPを埋めてみることにします。(続く...)

2015年8月4日

人気の「ヨドバシ.com」

タイトルの記事。以前にも、Amazonに迫るヨドバシという記事がありましたが、品数にしても、本体価格にしても劣るAmazonや楽天に互している理由は、ポイント等も含めたトータルの価格設定と、全体の信頼性という話。品揃えに関して言えば、確かに販売点数が多いのは良いと思うけれど、その分検索結果に余計な物や関係無い物もリストアップされることも多くて、そう言う意味では自分の欲しい物だけ充実して欲しいと言う気持ちも。勿論、システム的にはカテゴリー別に検索する事も出来るんでしょうけど、結構複数のカテゴリーにまたがって登録されている場合も有るので、それだけで解決出来る問題では無いと思うんですよね。私も個人的にはAmazonよりはヨドバシの方が使いやすいと思うけれど(楽天は諸般の事情から登録すらしていない-笑)、それはやはり自分が購入したいカテゴリーの商品が集中していて、その点だけ見ると規模の差はどちらも余り変わらないと言う事もあるんでしょうね。

とは言っても、正直なところ価格的に有利な物とか品揃えではAmazonに軍配が上がることも有り、実際にはヨドバシ7割にAmazon 3割というところでしょうか。以前は配送時間でAmazonの方が翌日配送されるケースが多くて、それでポイントは諦めてAmazonでのデリバリー優先で購入した事もありますが、ヨドバシも最近では結構翌日配送で購入可能なので、徐々にヨドバシに軸足が移っていくかも。

年間売り上げでは、Amazonが7000億円でダントツのトップですが、2位がアスクルなんですね。これはちょっと意外だけど、最近では弊社も含めて事務用品の補充はアスクルに丸投げしているところも多いと思うので、そう言う法人需要に支えられているんでしょうね。それでも2000億円近い売り上げは凄い。カタログ販売の千趣会が3位で、ヨドバシはそれに続くんですが、カタログ専売の千趣会と同じくらいというのは凄いですよね。あれだけ有名なジャパネットたかたの倍近くなんだから。あと、5位のDELLも600億円以上売り上げているというのも、流石にネット販売で一気に世界一まで上り詰めた会社だけありますよね。

で、ここにリストされている企業の売り上げを合計すると、1兆円を超えるわけで、その殆どがAmazonではあるけれど日本に置いての通販ビジネスの大きさにちょっとビックリします。これにプラスして、ヤマダ電気とかは実店舗でも1兆円以上の売り上げをしているわけですから、昔よりは縮小したとはいえ、まだまだ家電を中心とした量販店ビジネスは侮れませんね。

ユーザーとしては、やはり価格の安さが一番気になるところだけど、実店舗とは異なるのは掲載商品の多さと種類の豊富さがさらに気になるところ。実店舗のように実際に展示しなくても良いわけですから、いろいろとこだわりのある商品とか数は出ないけれど、一寸したときに必要になる商品とか、そういう部分を充実させて欲しいですよね。