2015年8月23日

BOSE QuietComfort 20 Apple Compatible Model (2)

先日購入した「BOSE QuietComfort 20 Apple Compatible Model」、フィールドテストをしてみました。場所は、毎週金曜日の新幹線通勤時と、その他移動時。結論から言うと、

  1. 消音効果は確かに高い。但し、例えば駅のホームで電車待ちの時のように突然アナウンスが入ったりすると、それが微かに聞こえる。若しかしたら、特定の音域はある程度スルーしているのかもしれないけれど。
  2. 多少なりともエージングされたからか、購入当初の「音の輪郭がマスキングされたようなぼやけた感じ」は少し解消された気がします。でも、やはり何か膜が掛かっているような印象は消えません。
  3. 新幹線車内のようにずっと座っているときはまだ良いのですが、移動時にiPhone6とBOSEの本体をまとめて持ち歩くのは邪魔。何かカバンに入れて移動するなら良いんですが、ジーンズのポケットに入れて、と言うようなスタイルだとダメ。但し、そう言う状態だからこそコントローラーで音量や曲の早送り等が操作出来るのは便利。
  4. やはりコントローラーの位置が変だと思う。イヤホンからコントローラーまでの位置をせめてもう5cm、出来れば10cmは延ばして欲しい。またケーブルが少し太くて柔軟性が無いので、変によじれて使いづらい。
  5. バッテリー時間はカタログでは16時間となっていますが、これもある程度正確に知りたいところですよね。毎回満充電にしておくのはバッテリーに良くないし、かといって出先で放電してしまうのも困るし。一応、Type-CのUSB充電ケーブルは、スマホ等用に持ち歩いているものと共用できるので、最悪それを使って充電するという対策もありますが。
  6. 途中で、いつも使っているER-hf5にしてみましたが、やはり音像のキリッとした印象はこちらの方が上。また、正直なところしっかりイヤホンを装着すれば、外の音は殆ど気にならないので、わざわざノイズキャンセリングを使用する必要性があるのか。また、携帯性もこちらの方が良いですし。

総合判断としては、やはり飛行機の機内とか新幹線などの車内のように、ある程度のノイズのある環境で長時間座って移動するような時には便利ですが、通常出かけるときに使用・装着するのには少しヘビーデューティーな感じがします。エージングも兼ねて、既存のイヤホンとローテーションしながら暫くは使い続ける予定ですが、一寸勿体ない買い物だったかもしれない。

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