2010年2月28日

地元のパーツ店

昨日は天気も良かったので、前から一度行ってみようかと思っていた地元のパーツ店に行って来ました。昔は駅前繁華街のちょっと裏手にあるビルに入っていた小さなお店だったけれど、大学と仕事で浜松を離れて20年以上たつと、そのお店はもう無くなっていました。そのお店の近くに、別のパーツ屋さんがあって、私はこっちのお店の方が好きだったんですが、昔のようにアマチュア無線もそれ程流行っているようには見えないし、半田こてを握って何か作るような時代じゃないしと諦めていたんですが、先日車で走っていたら、ひょんな事からそのお店の大きな看板を見つけたんですね。で、ネットで調べてみたらちょっと郊外にお店を移して居るみたい。

土曜日の、もう初夏のような中車で15分位で到着したそのお店。以前と比べるとかなり広い店舗で2F建て。1FはPCの販売フロアーで、2Fでパーツ類や道具類など扱っています。で、20年ぶりにちょっと電子工作とかやりたくなって、最終的にはPICで何か作りたいなんて最近急に思いだしたものだから、まずはテスターの物色。最近は、「テスター」なんて言わないのかな。DMM (デジタル・マルチ・メーター)って言うんですね。昔ながらのアナログメーターの物もありましたが、最近老眼で近くの物とか細かい物が見えにくいので、メーターじゃ無理だろうなと画面が大きくて見やすいデジタル物を購入。その後、半田付けと電子工作の練習用に簡単なキットを2つほど購入して、暫く店内をぶらぶらしてきたんですが、やっぱり秋葉原とかと比べると寂しいですね。同じようなお店が何店かあれば、多少は特色の違いとかでてくるんですけど、幹線道路沿いにこのお店一店だけ。多分、浜松でもここだけなんだろうなぁ。パーツ類はそこそこ揃っていたけれど、今では通販でも数日とか翌日には入手出来るから、ここにも余り来ないだろうな。少なくとも、毎週金曜日に都内に出ているから、その気になれば秋葉原にも毎週通えますしね。

一つ気になったのが、日本語マニュアルがない、中国語のマニュアルが付属している安いキットが結構販売されていたこと。こういうところにも"Made in China"の波が来てるんだなとちょっと驚きました。さて、20年ぶりの半田付けはどうなりますか...

パシュート

今朝の女子スピードスケート団体パシュート、惜しかったですねぇ、3/100秒差。最後までリードしていたのに、やっぱり最後の追い込みの強さは応募偉人との体格の差なんだろうか。でも、準決勝のポーランド戦でも、直前まで1秒差くらいリードしていたのに、最後の最後にぎりぎりまで追い詰められましたもんね。何か、日本のスポーツ全判に感じる、最後の追い込みの弱さを感じてしまった。ただ、どうだろう、団体戦で他の種目でも上位に入っている選手が多いのは、これも日本人的な強みと言えるんじゃないでしょうか。結局、平均点ではそこそこ良いけれど、ずば抜けて飛び抜けた選手がいないという証なのかも。

そういえば、種目名の「パシュート(Pursuit)」は、フットボールでも重要な意味を持つ用語。ボールデッドになるまで、ボールなり相手選手を追い詰めることですけど、強いチームは必ずそれが出来ていますよね。去年のシーズンは、そういう気持ちがちょっと足りなかったかなという気がします。別の言い方をすれば「ハングリー精神」みたいな気持ちが、1プレーの数秒から10秒程度の間に高められるかと言うことかな。そろそろ2010年シーズンも始まり、また長くて短い一年の始まりですね。

2010年2月27日

ミーティングスキル

ここ数日のトヨタ・豊田社長の米国での公聴会やインタビューとか見ていると、どうも自分が仕事で上位マネージャーにミーティングでいじめられる光景ばかりが浮かんできます(笑)。"Yes or No?"と二者択一を求めるのはアメリカ人の常だけど、それに対して日本人はどうしても言い訳(Excuse)が先行するので、イライラ感が相手に残ってしまう。あれって、正直言い方の問題だと思います。Yesと応えようがNoと応えようが、結果は同じというと語弊があるかも知れないけれど、Yesと応えて責任があると言ってしまえば骨の髄まで賠償責任を追及されるだろうし、Noと言って責任が無いと言えばさらにバッシングが高まるだろうし。ああいうときには、明確に「これこれはYes、でもこちらはNo」と明瞭に自分のポジションを表明することが大切だと思います。そういう意味で、リコールに関わる責任はトヨタにある、原因と言われている電子制御装置の問題は現状では見つかっていない、というのは当日の言い方はちょっと回りくどかったかも知れないけれど、トヨタとして今現在言える最大限の内容じゃなかったでしょうか。

もう一つ思ったのは、トヨタ側の通訳の方がかなり詳しい人だったんじゃないかと言うこと。普通同時通訳などを聞いていると、タイムラグとともに、日本語と英語の語順の違いなどから生まれる表現の不自然さみたいな物がちょっと気になるわけですが、まるで事前に用意されていた台本を翻訳しているような、かなり自然な感じに聞こえましたね。豊田社長は英語も堪能という話だけれど、記録に残る場所での発言だけに、正確な表現をするために日本語を使うのは正しいと思うし、もう一つ通訳が入ることで一呼吸余裕が生まれるわけですよね。あれは、戦術として利用していたとすると結構正解だったかも。仕事で、エンジニア同士がちょっと話をするくらいなら下手な英語で身振り手振りで会話するのも良いけれど、ビジネスのしかもエグゼクティブが社運を賭けて発言するような場所では、それはリスク以外の何者でもないわけだし。

今回トヨタとしてちょっと余裕があるというか有利かなと思うのは、問題をトヨタの中だけで隠していたわけではなく、ちゃんと米国の当局にも伝わって、その指導の下に対策してきたことですよね。そりゃぁ、意図的な問題原因の隠蔽とかこれから発見されればアウトですが、ちゃんと情報提供して公式の判断が出された結果であれば、その責任はトヨタだけでなく米国当局にも及ぶわけですからね。ロビー活動云々と言われているけれど、それが表だったものであれば特に責められることもないわけですし。それで、賄賂とか貰っていれば話は別ですけど。何れにしても、規模も内容の深さも異なるけれど、アメリカ人なんかと仕事をするとああいった場面には何度も遭遇するし、そういう経験を積み重ねてやっと対等にアメリカで仕事が出来るようになると言うのが自分の経験からの感想ですね。

雨の新幹線

いつものように金曜日の新幹線通勤。朝から小雨模様で、しかも天気予報では夜にはかなり激しい雨になるというので、手持ちでは一番頑丈な傘を持っての出発。普段荷物になるので極力カバンの中に収まる折りたたみ傘を持参する主義なんですが、春一番が吹くかもという予報では強度に不安がある折りたたみ傘を使うわけにも行かず。いつも通り駅に着き、朝食代わりのホットサンドとコーヒーを新幹線待合室内のスタバで購入。新幹線に乗車します。いつものように、出来れば隣は空席にしてゆったりしたいということで、直前まで携帯のEX-ICサイトでシートマップを確認していました。予約していたのは、2列席側の窓際E席。この日も2列席側は殆ど埋まっている状態で、窓際は全部、通路側も8割位埋まっています。逆に、3列席側は窓際こそ7割位埋まっていますが、真ん中は殆ど空席、通路側は半分くらいの感じ。ここで悩むのは、電源確保のために窓際の席を確保したいものの、リラックス感からいうと通路側の方がベター。これ、JR東海のシステムがそうしているのかも知れないけれど、通路側の予約が入ると、どうも2列席側の通路から埋めている感じ。確実なのは、3列席の窓際(A席)なり通路側(C席)に座れば、ほぼ100%の確立で真ん中の席は空くのですが、3席空いている状態でどちらか先に席を取ってしまうと、残り2席にアベックなり二人付なりがアサインされる確立が高くなるんですよね。早めに列を埋めようというアルゴリズムなんだろうけど。結局、まぁ動くのも面倒だからと、元の2席列窓際で入場。結局これが正解で、新横浜まで隣は空席のままで、ゆっくりとiPodを聞いたり、PCを開いてネットアクセスしたりと時間がつぶせました。で、3席列側は静岡でどっと乗車してきて結構びっしり埋まってしまいました。無理に移動しなく正解かも。

帰りの新幹線も、金曜日の混雑する時間帯で、いつも満席状態になるんですが、今回は3席列の窓際を予約。直前のシートマップでは通路側に1人座っているけれど、真ん中の席は空いたまま。その他車両も含めて、比較的空席が残っているので、何とかこの真ん中の席は空席のまま浜松まで行かないかなと祈りながら新横浜から乗車。結果的に、前の列や後ろの列は埋まってしまったけれど、私の座っていた3列席は空席のまま。復路も、ゆっくりとiPodを聴きながらの帰宅になりました。でも、静岡に近づくくらいから窓の外を流れる水滴がどんどん増えてきて、もう横殴りみたいな状態。浜松は嵐かなと思ったけれど、それ程酷い状態では無く、結果的には折りたたみ傘でも十分間に合ったような雨模様でした。いつもは持ち歩かない傘を持っての移動だったので、どこかで置き忘れないかとひやひやしての新幹線通勤の一日でした。

そういゃ、会社で初めて話をした秘書の女性が新幹線大好きな「乗り鉄女」で、毎週金曜日に新幹線通勤してるんですよと言ったら本気で「羨ましいです」と言われたけれど、結構新幹線でも大変なんですから。「撮り鉄女」ではないので、今月末の500系ラストランは見に行かないと言っていたけれど、日曜日は大変そうですね。

アシアナ航空機材拡充

余りよい話を聞かない富士山静岡空港で、久しぶりに前向きな話。アシアナ航空が、この4月から10月の夏スケジュールで、富士山静岡空港に就航している機材を、エアバスA321(177席)からボーイング767-300(250席)に大型化するという話。アシアナ航空は毎日フライトがありますから、一週間部500名近い乗客増加。最近の搭乗率は80%ということなので、400人くらいの増加ということですよね。確かに、富士山静岡空港の予約状況を見ていると、以前だと「白(空席有り)」がずらっと並んでいたのが、最近では「満席(赤)」や「空席僅か(青)」の座席アイコンをよく見ます。しかも、アシアナ航空だけでなく、何処の航空会社も大分席が埋まりだしたのは良い傾向では。特に、FDAのフライトでも満席の時があるのは、地元企業としては嬉しい限りですよね。

明るい話と言えば、JALの3月一杯での撤退は厳しいけれど、継続してFDAが路線を維持してJALとコードシェアをするというのは、良い話では。以前も書きましたけれど、地方空港にとってスタートする時は良いのだけれど、経営が芳しくなくなり路線撤退となると、それを埋める手段が無いんですよね。でも、静岡空港の場合地元のFDAがあり、FDAが路線継続するという最後の手段があるわけで、これでかなり救われているんじゃないだろうか。勿論、まだスタートしたばかりの新興航空会社なので、何でもかんでも出来るわけではないけれど、JALの撤退に苦しむ他の地方空港に比べたら、恵まれた条件にあると言えるのでは。

それども、流石に松本空港のJAL便を引き継ぐ話が出たときには驚いたけれど。まだ松本空港のダイヤ発表はされていないけれど、多分発表されたら今回と同様にJALとのコードシェアになるんじゃないだろうか。気持ち的には、同じスタアラのNHやOZに登場したいけれど、FDAを応援する意味も込めて一度どこかに飛んでみたいですね。静岡→熊本→福岡→静岡、なんていう逆オープンジョーとか(笑)。

2010年2月26日

Amexを申し込む (7)

Amex話は前回で終わりだと思ったのですが、新たなネタ発生(笑)。昨日の夜夕食を食べていると、母親が突然「そういえば、おまえがアメリカに行っている間に、あの会社から電話があった」と言い出します。「あの会社」ってどこよだと思うんですが、「ほら、このまえ入ったあの...」「あぁ、クレジットカードの会社ね」「そうそう」と続きます。もう一月近くも前の話を今更言われてもなんですけど、なんでAmexがまたわざわざ電話してきたんだろう。内容を聞いても、何かご入会ありがとうございましたという話だったということで、何か確認の電話だったのだろうか。ちょうどカードが届いて、すぐに成田だとかフロリダあたりで使用履歴が始まりだしたので、「怪しい」とか思われたんでしょうかね。

一つ思いつくのは、カードが届き、すぐに振り替えようの銀行口座の書類を送りましたから、その確認も兼ねての電話なのかもしれないけれど、でもこれまでのクレジットカード会社では何か問題があれば電話してくるんだろうけど、登録しただけで何か連絡してきたこともないし。それだけ丁寧(=信用していない?)な会社とも言えるし、それだけのコストを払ってもリスク回避をしたいという方針なんだろうか。自分ではまだ見たことはないけれど、過去の履歴は綺麗なはずなんですけどねぇ。

Amexでは無いんですが、別のクレジットカードや会員サービスの問い合わせ窓口に電話すると、時々本人確認のために住所とか生年月日を言わされますが、あれって意味あるんでしょうかねぇ。それよりも、カードにそのカード固有の番号とか印刷しておいて、それをカード番号と一緒に言わせた方が、より確度が高いと思うけれど。いずれにしても、これからもこんな電話が何度か掛かってくるんだろうか。だとすると、ちょっとうざったいですよね。メールだったらまだ許せるけれども、いきなり電話が掛かってきて「ご機嫌いかがですか」とか言われても、こちらも困るし。会員とのリレーションシップ醸成という意図もあるのかもしれないけれど、そのあたりは好みが多様化している時代でもあるし、コミュニケーション方法の好き嫌いもあるし、さらに言えば昼間自宅の電話に出ることが難しい自分にとってそっちに電話を掛けられても困るし、だからといって自分の携帯番号をそうあちこちにさらしたいとも思わないし。クレジットカード社会の新しい課題なのかも(そんな大げさな...)

Hertzの対応 - Platepassのその後

先日、こんな帰国後のトラブルの話を書きましたが、その後日談です。昨日の夕方、見覚えのないメールが届きます。開いてみると、先日のクレームの時に電話で対応をしてくれは担当者のYさん。どうも私が自分の電話番号を間違って伝えたらしく、直接連絡できないために代わりにプロファイルに登録していたメールアドレスに返事をくれたものでした。

で、内容に関しては予想通りというか、Platepass側はEvidence(領収書)があれば払い戻すというけれど、Quarterをゲートで投げ入れて通過するだけなのに、どうやってレシートを取れと... Hertzも、フロリダの全車種にPlatepassのパンフレットを入れているということだけど、気がつかなかったなぁ... 契約書と、グローブボックスを開けてNeverLostのパンフレットや自動車の取説があることを確認したけれど、それ以外に何かあったような気もするし無かったような気もするし。まぁ、契約社会的には「必要な十分な対応はしている」ということなんでしょうね。でも、向こうも後ろめたいところがあるのか、「一部のレーンでは、現金払いをしても同時に装置の読み込みも行い二重請求になる場合がある」と書いてるんですが、それってやっぱり問題でしょう。日本にも、ETC/現金供用のゲートがあるけれど、あれだって某かのシグナルとかあるからまだ分かるけれど、少なくともFloridaのTurnpikeには日本のようなゲートも無かったし。

結局、二重請求の料金払い戻しは出来ないけれど、US$25のサーティフィケートをお詫びに送りますと言うことで、何かちょっとクレーマーになったような複雑な気分。とは言っても、Webサイトの説明不足は事実なので、1ユーザーのコメントとして、もっとはっきり分かるように掲示して欲しい事は強調しておきました。今回はHertzでの例でしたけど、殆どのレンタカー会社の車に同様のシステムが搭載されているようですから、有料道路がある地域でレンタカーを利用するときには注意が必要かも。実は、オプションで利用したHertzのカーナビ(NeverLost)なんですが、ちょっと気になることが。日本のポータブルナビよりもさらに簡易的な物なので、機能的にはシンプル。経路探索する場合も、目的地を入力すると、1) 最短時間経路、2) 出来るだけフリーウェイを利用する、3) 出来るだけフリーウェイを利用しない、の3択。で、1)と2)は同じだったりします(笑)。最初"Freeway"というから、USの"Freeway"を利用するものだと思ったんですが、Turnpikeとか有料道路もしっかり組み込んでくる。例えばそれで1時間も2時間も違うなら利用を考えるけれど、たかだか10分20分位なら有料道路を使わないわけで、そういう場合は3)を選ぶわけです。結構アメリカ人は、そういう料金の所にシビアなので、なんでこんな設定になっているのか不思議でしたが、もしかしたらPlatepassを利用させようという意図が...

日本でもETCを便利に使っているので、USでのPlatepassの利便性を否定するものではありませんが、一日US$2.5の利用料(最大US$10/月)というのは、ちょっと抵抗ありますよね。長期間利用するなら、誤差になるんだろうけど。まぁ、もし今後HertzのWebサイトに、Platepassの説明がちゃんと表示されるようになったら、私のお陰ですかね(笑)。

Toyota at Larry Ling Live

昨日の公聴会の後、CNNの"Larry King Live"にトヨタの豊田章男社長が出演して、例の厳しいインタビューを受けていましたが、結構良い印象を与えたんじゃないでしょうか。前半は公聴会と同様に、原因に付いての質問とか自らの責任とかの話で、途中豊田社長の説明が長くて、ちょっとLarry King氏がイラッとしたような雰囲気の時もありました。通訳を介しての英語と日本語の会話だったので、多分中断しなかったんでしょうね。あれが、米国人どうし、あるいは英語での直接の会話なら、その場で遮られて直ぐに別の突っ込みがあったように思います。

全米でも有名な番組だし、注目も集まっているときだし、かなりの人が視聴したんじゃないかと思うけれど、前半を見ている限りでは五分五分というか、可もなく不可もなくという感じでしたが、途中から、私なりに起死回生の逆転ホームランになったと思った場面が二つ。一つは、Larry King氏が、実際に事故は発生しているわけで、その原因は何だと思うと聞いたとき。豊田氏は「大きく四つの理由があると思う」と説明しだして、一つは新しい制御システムなので慣れない部分もあるようなことをメインに説明して、後は天候とか路面の状態とかといった説明をしたんですね。で、Larry氏が「ドライバーの責任は言わないんですか?」と質問すると、通訳からその質問を聞くと直ぐに一言"No."と言ったこと。推測でしかないけれど、ドライバーのミス(ブレーキとアクセルの踏み間違いとか)は、そりゃあったと思いますよ。で、そういうことも含めて原因として想定されるのは確かなんだろうけど、それは問わない、ドライバーに責任を負わせないという明確な態度は、かなりポイント高かったんじゃないでしょうか。"No."という答えを聞いて、一瞬Larry King氏の顔がパッと明るくなった気がしました。

もう一つは、インタビューの最後に「社長はどんな車を運転するのか」と聞いたとき。多分、自分ではトヨタのどの車種に乗っているのかという意味で聞いたと思うんですが、今度は豊田社長の表情がパッと明るくなり、「自分は車が好きだから何でも運転する。年間200車種くらい乗る」と、子供のように嬉しそうな表情で応えていましたが、あぁこの人、本当に車が好きなんだなぁと言う雰囲気でしたね。創業者の孫と言うことで、どうしてもそっちの方向に意識が行ってしまって、人となりというかそういう部分がよく分からなかったんですが、あの最後の嬉しいそうな表情は、少なくともこの人は車に対して嘘をつかない人だと、個人的には感じましたね。勿論、だから経済人として、企業人として、そして日本を代表する企業の社長として適任かというのは、全く別の話だと思うけれど。

一夜明けて、評価は二つに分かれていますが、いずれにしてもしどろもどろの対応になって最悪の評価を受けるよりは良かったかなと。仮に今回の事故の原因が100%トヨタ側になかったとしても、事故の犠牲者がいる限りは何らかの批判は絶対起こるし、それを利用する人もいるわけですし。すでに、トヨタ憎しという雰囲気が生まれている中で、取りあえず五分の土俵に持ち込んだだけでも良しではないでしょうか。もちろん、これから公聴会での一語一語を巡って訴訟合戦が始まるわけで、多分決着するまでは何年もかかるんだろうけど。

2010年2月25日

トヨタ仕分け

今朝はトヨタのUSでの聴聞会の様子がLIVEでずっと流されていますが、"YESなのかNOなのか"と責められる様子は何かどこかで見た記憶があるなぁと思っていたら、どこかの「事業仕分け」の様子にそっくり(笑)。日本の国会よりはましだけど、それでも中間選挙もあるし、事の真偽を見極めること以上に、格好の標的になっていると言う印象が強くなります。

最近の車の複雑さ、特に電装系の複雑さ巨大さを考えると、100%完全に問題は無いと言うことは難しいとは思うけれど、それは他のメーカー、他の業種にも大小の違いはあってもあること。意図的に何か隠蔽工作があったとしたら問題なのは確かですけどね。後は、監督官庁側の判断がどうだったのか、と言うことも重要だと思うし。

まぁ事業仕分けは、派手な印象だけ残って、その後の実際の予算削減なりはどうなったかよく分からないけれど、こちらのほうはしっかりと説明して貰って全員が納得出来る結論になって欲しい所です。

有料メディア

日経がスタートする有料の「電子新聞」。月4000円という価格が高いと感じるのか安いと感じるのか。日頃、紙面でもWeb面でも日経は殆ど見ない自分にとっては、随分大胆な値付けだなと思うんですが。今でも日経のサイトに掲載される記事の多くは、無料ではあるけれど会員登録しないと読めないものが多いわけで、その手順の面倒さもあって殆どアクセスしないんですけどね。情報の価値以前に、手順や方法についても考える必要があるんじゃないかと思います。

最初に無料化・Web化を始めたUSのメディア各社も、財政的な理由もあって有料化に進み始めていますが、どうだろう。いゃ、インターネットだから只にしろとか言う話ではなくて、メディアとしての付加価値をどう感じるのかということ。インターネットのない頃は、読者にとってメディアの提供する情報がイコール一次情報だったのに対して、今ではユーザーが直接一次情報にアクセスすることが出来ますからね。その情報を整理・フィルタリングして、凝縮して届けるという点でメディアの意義は認めるものの、その時に変にバイアスが掛かると言うことも今のユーザーは知っているわけで、それをどれだけ受容するのか。

例えば、日経の読者であれば株関係に興味のある人が多いと思うけれど、本当に株情報が必要ならば証券会社から情報をダイレクトに取得するだろうし、ある程度の時差があっても良いならばテレビなどからでも入手可能なわけだし。 記事の中で社長が、
喜多恒雄社長は「紙の新聞の部数に影響を与えないことを前提にした価格設定」と説明している。
と言っているけれど、それって結局は情報の価値に対してコストではなくて、旧メディア(新聞)を保護するための価格設定なわけだから、C/Pとして認めないユーザーも多いんじゃないでしょうか。以前も、産経新聞だったかな、印刷した紙面そのままのイメージを配信するサービスをしていたけれど、ネットで「情報」として得る場合、それって逆にデメリットにならないだろうか。例えば日経紙面に小さく印刷される株価情報なんて、XMLのデータで配信してきてローカルのPCでExcelにでも取り込んで活用できるようになった方が、遙かに付加価値があると思うんですよね。あるいは、そういうリンクを埋め込んでも良いわけだし。どうも、紙メディアをスクリーン上に再現することしか考えていないような印象を、いつも受けます。

自分も、ネットワーク社会の片隅にいて、ある部分ではそれでご飯を食べているところもあるので偉そうなことは言えないけれど、情報は只ではないと言うことには100%同意するものの、実は無料の(というか、対価を求めないと言う方が正しいのかな)情報でも必要十分な場合がほとんど、ということもあるんですよね。そういう状況の中で、どれだけビジネスを伸ばすことが出来るか、興味があります。最後に書かれている、5年10年掛かるかも知れないが、今始めないと10年後の成功はない、という言葉には200%、1000%同意します。失敗する可能性も高いかも知れないけれど、そこから得ることも多いわけで、何もやらないことよりは遙かに素晴らしいと思います。

帰国した人

引退してハワイ・N.Y.に行っていた、元横綱朝青龍関が帰国した写真。最初見たとき、「あれ? ドン小西?」と思ったのは内緒です(笑)。

2010年2月24日

ThinkPad X201s登場

ThinkPad X200sユーザーとしては、ちょっと寂しいThinkPad X201s(や、その他モデル)の発表。まぁ、Intelのロードマップは随分前に発表されているし、それに合わせてPC各社が新製品を出してくるのも予想されていたわけで、その範囲内での進化と言えるのが唯一の慰めかな。そうそう、X200シリーズにもとうとうUltraNavi付きが登場したのには参りましたが、流石に反発が強いと思ったのか「無し」モデルもあるところはぎりぎり合格点かも。T400系でもUltraNaviは邪魔なのに、もっと狭いX200系に何故にそんなものを入れ込むのか。それなら、WiMax内蔵にするとか別のオプションを考えて欲しいものだと、小一時間。

これで、現行のX200sが安くなるなら、バックアップ機として1台購入しておこうかとも思ってしまいます。まだIntelのCPUが286とか386とか言っていた時代(をぃ)なら、CPUの高速化とか非常に効果があったけれど、最近ではよほどリソースを食うような仕事なりアプリを使わない限り、多分殆どのユーザーはそれ程「高速化」とか気がつかないんじゃないでしょうか。そりゃベンチマークを走らせれば数値は違うだろうけど、それはそれが仕事な分けだし。

2台目はSSDモデルにして、完全に携帯専用機にしてしまうという手も。でも、プライスダウンするだろう現行機種でも、流石SSDのそれなりのサイズのものを入れ込んだら、それなりのお値段になってしまうだろうし。X61sがX200sよりも軽ければ、こっちも狙うんですけどねぇ。まぁ、画面の解像度(WXGA+)もあるから、今更X61系には戻れないけれど。まぁ、今回のCalpella系の次に予想される、より小型化省電力化されるHuron River系に期待でしょうかね。この時には、ThinkPad X210s? X202sとかだったら、ちょっと嫌だなぁ(笑)。

事業仕分けのその後

昨年、あれだけ注目を集めた事業仕分け作業。目標の3兆円には届かなかったものの、約8000億円の事業費を「不必要・削減」として、その他留保金など合わせて1.5兆円位の「予算捻出」したはず何ですが、その後復活した予算、名称を変えて別の場所で増加した予算などあったはずで、結果的に1.5兆円のうち、幾らが「削減」されたんでしょうね。真剣に調べれば分かるのかもしれないけれど、ちょっとGoogleで検索かけた位じゃ分からない。

で、本来なら「無駄」を省いて捻出するはずだった、高校無料化、子ども手当、高速無料化などは、予算が足りないと言うことで増税で賄うような話も出ています。私は、間接税派であるので、消費税のアップは認めるものの、とはいっても必要な部分は残しあるいは追加し、それ以上に不必要な部分のカットはもっとやって貰わないと。例えば、議員の給与カットとか何でやらないんだろう。よく、金銭的に足りなくなってその結果不正な手段で活動資金を集めることの内容に議員給与だけでなく調査費など支給されているという説明ですが、それって逆のような気がする。国会議員数は衆参合わせて700人強。1人あたりの経費を単純に1億/年とすれば、年間700億円の費用がかかっているわけですが、その10%をカットすれば70億円。これ、先の事業仕分けの項目の中でもかなり大きい金額の部類になるんじゃないかと思うんですけど。

しかし、"CHANGE"を叫んで政権交代したわけですが、元野党の現与党は、昔の自民党みたいになっているし、元与党の現野党は昔の民主党みたいになっているし、そういう意味では"CHANGE"しているわけだけど(笑)、それって国民が望んだ"CHANGE"とは違うし。仕事でも、最近ちょっと厳しい話がチラホラ聞こえてきていてるけれど、永田町あたりにはそういう空気はないんだろうなと、つい皮肉混じりで思ってしまうこの頃。

オンラインブック

先日の旅行中、US国内を飛行機で移動するとき、ターミナルの待合室や飛行機の中でKindleをはじめ電子ブックでなにやら読んでいる一を結構見かけました。アメリカ人の不思議の一つに(笑)、分厚いハードカバー本を何冊も持ち歩いて、それを時間のあるときに読んでいるんだけど、あれってそこまでして読みたいと言うことなのか、一つのファッション(スタイル)なんでしょうか。私なんか、とにかく移動の時の荷物は最小限・軽くしたいという人だから、持ち歩くのであれば、もう必ず文庫本。それだって、何冊も持ち歩くのは嫌だから(重くなるから)せいぜい1冊とか2冊。ハードカバー本なんて、スーツケースにだって入れたいと思わない。

でも、やっぱり彼らも軽くなればそっちの方が良いんでしょうね。あと、何冊もデータを持って行けるのがやはり電子ブックがアメリカで受けている利用じゃないかと再認識しました。で、日本ではまだデータが少ないこともあるけれど、あまり受けている気がしません。一つは、携帯で読む習慣がすでに浸透していると言うこともあるんだろうけど。で、昨日、たまたまニンテンドーDSの電子ブックのCMを見たんですが、日本の縦書き・右から左に書く「縦書き文化」では、DSを90度回して本のように左右見開きで見るのが、何となく自然だなとフト感じました。

一画面に縦書き表示しても変わらないだろうと思うんだけど、横書きならそれでも良いけれど、縦書きとなった途端に左右見開きの方がいいと感じるのは、日常の書類とかチラシとか、そういう平面一画面で表現される場合、殆ど横書きになっているからなんじゃないかと個人的には思っています。で、今縦書きで残っている印刷物というと、もう書籍しかないから、縦書きでデータ表示をするときには左右見開きにすると何となくしっくり来るのかなと。だから、電子ブックの場合、縦書き・横書き自由に選択できるようにするだけで、結構読者層に開拓になるような気がしたんですが、実際にはどうなんでしょう。私は、流石に携帯で長い文章を読みたいとは思わないけれど、iPod touchなら我慢できるかなという気がします。それなら、一回り二回り画面サイズが大きくなってくれたら、縦書き・横書き両対応のリーダーとして面白いかも。ただ、デバイスの開発以上に、デバイスやサービスを跨いで供用できるようなデータ形式の提供が一番重要なんじゃないかと思います。となると、黎明期の電子ブックとしては、まだまだ時間が掛かるかなという気も。

とは言っても、新聞に関して言えば、毎朝配達される「新聞紙」を読むことはもう何年も前に無くなってしまい、Webサイトで記事を見る生活に変わっていますから、書籍の世界も同じようになるのは時間の問題なんでしょうね。

2010年2月23日

キーボードを変えてみた (6)

前回から約一月、暫く使っていますが、やはりサイトによってはセンターボタンを押して画面をスクロールさせると、どうもスクロールが変に加速度が付いたような、余分なコマンドが飛んでいるような感じになるサイトがまだあります。全部が全部同じような現象ならば、これはシステムが悪いと言えるんだけど、同じFirefoxを使って表示させていても問題無いサイトもあるわけで、どうも理由が分かりません。前回WACOMのドライバーを入れ替えて、体感的にかなり改善はしたんですが、だからこそ何かの拍子にホイールマウスみたいなスクロールになるとイライラ感が大きくなります。

で、マウスのプロパティとか見ていて、やっぱりホイールマウスのタブがあるのがおかしいよなと思いつつ、でもこれなんで入っているのかもう一度よく考えてみると、USB経由で接続しているWACOMのタブレットのオプションなんですよね。でも、TrackPointをずっと使っている自分にとっては、購入以来一度も使ったことがないデバイス。で、WACOMタブレットの設定画面を開いても、このマウスを使用不可にするオプションが無かったので、デバイスマネージャで「WACOM Mouse」と「WACOM Mouse Monitor」の二つを「使用不可」にして再起動してみたところ、かなり改善しました。これまでスクロールに違和感のあったサイトに行ってみてスクロールしても、以前のSpace Saver Keyboardの時のように(あるいは、ThinkPadのTrackPointのように)スムースにスクロールしてくれます。マウスのプロパティから、ホイールマウスのタブも消えたので、多分これでOKなんじゃないだろうか。

で、元々そうなのか、自分が使っている製品固有の問題なのか、どうも多用する(マウスのボタンを左右入れ替えているので)右ボタンのクリックが空振りになるときがあるというか、クリック感がちょっとポコポコしているというか... キーの反発力も妙に強い感じで、スニーカーのそこにバネが付いているような違和感があります。これも、未だになれないんだけど... サイズやキーの配置(デザイン)は、ThinkPadと並べて使うにはどんぴしゃりなんだけど、どうもキータッチ/TrackPointボタンのタッチと、ドライバーの未完成さ、特にセンターボタンスクロールと、アプリの追加が出来ない点で、このキーボードは失敗だったかなと悔やんでいます。やっぱり、元のSpace Saverに戻そうか、あるいは一つ前のUltraNaviが邪魔だけどトラベルキーボードにしようか。うーん...

Amexを申し込む (6)

Amexを申し込み、先日の旅行では履歴作成の意味もあってメインカードとして使用したんですが、どうも使い勝手が悪いですね。法人カードでは、もう20年近く使っているけれど、個人用としては新規作成してまだ一月足らずだから仕方ないのかも知れないけれど。前回は、利用するときの目安となるリミットが分からない不満を書きましたが、今度は暗証番号を要求するサービスが利用出来ないことに気がつきました。具体的には、JR東日本の「駅ネット」サービスが使えない。これ、切符申込時にクレジットカードを指定して、受け取るときにそのカードをID代わりに使うわけで、サービスが始まって直ぐに会員登録して便利に使っています。ところが、Amexでは「暗証番号」なんて登録する機会がないから使えない。普通暗証番号は、キャッシングの時に使うものなので、新規登録後六ヶ月はキャッシング登録出来ないAmexは半年間は使えないのか? ショッピングサービスといいつつも、それって変じゃない? ということで、Amexのサイトを一通り探してみたものの、分からない。「暗証番号」でサーチしてみても、その変更方法に付いてのガイドが記載されているだけ。で、仕方ないのでサービスに電話しました(あぁ、面倒くさい)。

で、斯く斯く然々という説明をすると、相手の女性スタッフの方は「お電話で暗証番号発行手続きさせていただきます」というので、この場で発行されるのかと思ったら、暗証番号発行のリクエストを受け付けるだけ。後日、初期番号とガイドを自宅まで郵送するという説明。結局、一週間から十日位また待たなきゃいけない。それなら、カードを送付してきて銀行口座の登録書類を返送する時に、一緒に登録できるようにしろよ > Amex

そうそう、自宅近くでいつも利用しているセルフのガソリンスタンドでこの前Amexを使おうとしたら、弾かれちゃったんですよね。最初は、この暗証番号が無いからかなと思ったんですが、いつも使っているVISAを挿入すると別に暗証番号は要求されずに認証されましたから、このスタンドではAmexは駄目みたい。JCBと提携したといっても、プロパーだと使えないんだろうか。来月には、Club Premium Plusの新規初年度優待条件を達成するはずなので、一年このサービスを利用してみて有効度合いを判断ですね。他のカードと比較して何か有利な点があれば良いけれど、そうでなければ余り複数枚保有していても仕方ないし。

ちょっと前までなら、例えばゴールドカードやその上のプラチナカードの特典として、航空会社のラウンジ使用とかホテル特典とかが魅力的であったけれど、結局FFP/FSPの会員になってそれなりのレベルであれば、そっちの方が優先度合いは高いから今では余り魅力的な特典にはなりません。コンシェルジェサービスにしても、個人的に自分でまとめてやりたい性格なので、いちいち申し込みなり相談するなりと言う手間が面倒と感じてしまうし。よほど予約しにくい場所とかあれば別ですけどね。でも、それって年に数回もあるかどうかだし。さらに言えば、ある程度長い期間使い続けて・保有し続けて愛着があれば、多少の不満があってもそっちを優先する事もあるし。そういう意味で、このAmexは、新規入会者にはちょっと取っつきにくいというか不親切なカードだなと、今回改めて感じましたね。

Hertzではまる - PlatePassの罠

一応自分的には終わった旅行である、Florida-Pro Bowlの旅にとんだ番外編が発生。いつものように、クレジットカード会社のWebで自分の使用履歴をチェックしていたところ、"WWWPLATEPASSCOM"と言うところからUS$11のチャージが来ています。全く心当たりがないので、その名前がURLっぽいから試しに"www.platepass.com"と入れてアクセスしてみると、どうやら自動車のナンバープレートを自動的にモニターして、有料道路の清算サービスをしている会社のようです。でも、こんな会社と契約した記憶はないし、だいたい先日の旅行でも何度か利用したFlorida TurnpikeやSawgrass Expresswayは、全部現金で払っています。で、Hertzと契約しているみたいな説明があるので、Hertzのサイトに行ってみると、確かにそういうサービスをしているという説明が(日本語英語)。でもね、この説明だけでは、サービスを提供していることは分かるけれど、じゃどうしたらそのサービスが使えるのか分からない。

実際私も今回請求が来て初めてこういうサービスがあることを知ったわけで、だからフロリダ滞在中は全て現金のゲートで支払ったわけです。ただ、今思い出すと、一番最後に使ったSawgrass ExpresswayからI-95に繋がるゲートは、何となく現金とSunpass共有のゲートだったような気がする。でも、あのゲートは2カ所しか無くて、一つはSunpass専用のゲートだったから、他に選択肢はなかったとおもうんだけど。で、もしその時にPlatepassが反応してプレートがスキャンされて課金されたとしたら、これってある意味詐欺にも思えるんだけど。

Hertzのカスタマーセンターに電話して、斯く斯く然々でPlatepassのチャージが来ているが、大体そんなサービスがあることも知らないからサービスにAgreeしたつもりもないし、実際そういうサービスがあるとは知らないから全て現金で支払ったのに、なんで請求されるのか。そういうサービスに関して、契約書は勿論オンライン予約の画面にも一言も言及されないのは問題じゃないの、とクレームしたんですが、Platepassに確認しますということで、まぁ泣き寝入りかなぁ、これ。道路や駐車料金の実際の利用料とは別に、一日あたりUS$2.5、最大US$10/月のサービスチャージが掛かりますから、事前に利用承認が必要だと思うんですけどね。でも、Hertzの日本のサイトをみてもUSのサイトをみても、その手の説明は無いし、実際に例えばNeverLostはオプションとして表示されるけれど、これは表示されない。「ちょっと不親切じゃないですか」とは電話でもクレームしたけれど。

このPlatepassの嫌らしいところは、使わなければ一切チャージは掛からないけれど、一度でも使用すると、利用しなかった日も含めてレンタカーを借りた日数(ただし、US$10/月は超えない)分利用料金(US$2.5/日)がチャージされること。だから、私の場合は空港に返しに行く途中、最後の最後に使ったことになり、レンタカーを借りていた5日分(=US$10)もチャージされている。一つ助かったのは、ここで言う「月」は、使用開始から30日とか31日間という意味なんでしょうね。そうでなく、暦の月が適用されたら、私は1月28日から2月2日までHertzを利用したから、下手したら二月分とか請求されたかも。

まだ全米でも限られた場所でのサービスみたいですが、Flyertalkを見ていると、行ったことのない場所で有料道路を使用したという請求が来たとか、覚えのない請求が来たのでナンバープレートの写真を請求したら、自分の番号と数字が違っていたとか、結構このPlatepassと言う会社、いい加減かも。日本のETCは、一応通過時は時速20Km/hに制限されていますが、USの場合60Km/hとか平気で通過しますから、ちょっと大変だと思う。日本の駐車場だと、入退管理に同様のナンバープレートを解析したシステムがあるようですが、その場合は一度停車するから、ほぼ100%の確立で解析できるんだろうけど。いずれにしても、今回のUS$11は授業料と諦めるしかないかな。しかし、ちょっと不満。(=> 番外編2)

公開されない投稿

複数の記事をまとめて公開するときに、Bloggerのスケジュール機能を使って同じ時刻(普通は9:00)に公開するようにしてるんですが(単なる個人的好みです)、時々同時に設定している記事の何件かが公開されない場合があります。ちゃんと日時・時刻設定をして「投稿を公開」ボタンをクリックしてあるのに、です。もう一度投稿の編集画面に入り、「投稿を公開」をクリックすると、あらかじめ設定されている時刻で公開されるので、どうしてかなと思っていたんですが、これもしかすると、同時刻に複数の投稿を公開することが出来ないのかも。以前、別のBlogシステムでそんな問題があって、わざわざ公開時刻を1分ずつずらしたことがあるんですが。で、今日は時刻をずらして投稿してみました。これで全部が問題無く公開されれば、システムがタコ機能不足という話だなぁ。

ちなみに、「投稿オプション」の「投稿の日付と時刻」で、時刻を秒数まで設定すると、どうもInvalidで弾かれてしまいます。1分単位での指定しかできないみたい。まぁ、秒単位での管理まで矢ったら、システム的にも大変だとは思うけれど。でも、投稿時刻が同じであっても、データの作成時刻とか最新の編集時刻とか、必ず差異はあるわけだから、それで順番を設定して処理すればいいのに。ちょっと心配になったのは、投稿が失敗して後から後悔した記事が、ちゃんと前後の記事とのリンク関係を保持出来ているかと言うこと。ざっと見たところは大丈夫そうだけど...

2010年2月22日

降格

毎週金曜日に行っている新幹線通勤。乗車日の一月前から予約が可能になるので、昨日来月19日の分を予約しようとEX-ICのサイトに行き、いつもの朝のひかり号を予約したんですが... N700系じゃない orz 去年、それまでの700系からN700系になり、車内電源とワイヤレスが利用可能になり、毎週朝の出勤時間が有効に使えるようになったと喜んでいたのに...

そういゃ、3月13日にダイヤ改正があって、のぞみ号が増発されるという記事があったなと調べてみると、朝の時間帯に何本か増えている。推測するに、この増発分にN700系が回されて、これまで利用していた分から機材が回されたんじゃないかと。まぁ、飛行機の世界では良くある話だけど、列車でもそうかとちょっと不満(笑)。まぁオフラインでも出来る事は沢山あるから良いんだけど、でもなぁ... かなり残念。

NRT-SFO UA852/853復活

G.W.の旅行計画でも立てようかと、UAの時刻表をいじっていたところ、いつの間にか現在運休中のNRT-SFO UA852/853便が復活しています。3月の最終日曜日からUSはDST(サマータイム)が始まりますが、これに合わせてDSTが始まる前日3月27日のSFO発からNRT-SFOが2便体制に戻るみたいです。現在の1便体制になる前は、今のUA838/837が遅い便で、今回のUA852/853が早い便だったと思うんですが、今度は入れ替わるみたい。ちょっとややこしいかも。機材は、以前同様777みたいなのでちょっと残念ですけどね。これで、ちょっとNRT-SFOのアップグレードが取りやすくなるかも。

実は、成田発が結構混雑していたので、関空発のサンフランシスコ行きにしてみようかと思ってたんですが、2便体制になるならチャンスが増えるかな。この調子で、NGO-SFOも復活してくれないだろうか... 無理だろうなぁ(笑)。

靴紐の危機管理

男子フィギュアスケートの織田選手。バイクの飲酒運転での謹慎から、やっとオリンピック出場という切符を掴み捲土重来の時と思ったら、靴紐が演技中に切れて不本意な結果に。まぁ、不運と一言で言ってしまうのは簡単だけど、でも今回の靴紐の権はちょっと腑に落ちない話でもありました。私は高校までずっと陸上競技の短距離をやっていたので、スパイクは一番重要な道具。靴紐が試合中に切れることはなかったけれど、試合前には新しい靴紐に交換したり、あるいは良い記録が出たときのひもを取っておいて、それを試合専用の靴紐として毎回使用したりしていました。

今回は、靴のフィーリングが変わることを嫌って、切れているのを承知でそのまま使ったという報道ですけど、何でそんなことをしたんだろう。テレビで、織田選手や銅メダルの高橋選手が利用しているスポーツ店の店長さんが登場していて、新しい靴紐はこれだけ伸びるとテレビで見せていたけれど、あれだってある程度使ってエージングしておけば問題無いはず。現に高橋選手は月に一足くらいのペースで靴を替えると言ってましたし。

自分が現役の頃は、どのスポーツでも道具やユニフォームは高価なものだったので、長持ちするように日々の整備は欠かせなかったし、多少傷とか不具合があっても何とかして延命しようとしたので、今回の気持ちも分からないではないけれど、でも一番重要な部分でもある靴紐が切れかかっていた・切れていた事を知りながら本番に臨んだのは軽率というか判断ミスだろうなと思います。

ここでビジネスの話に強引に持って行くのは無理があるかも知れないけれど、ビジネスだって言われたこと・予定されたことを正確に実行するのは必要な能力だけど、でもそれだけじゃ結果はでない場合が多々あります。どうしても予想外の事は発生するし、ミスもある。そこで、そういうことをあらかじめ予見して何らかの対策を準備しておく、臨機応変に対応出来る能力が要求されるわけですけど、個人的に重要と思うのは予見能力、危険回避の本能みたいなものだと思う。臨機応変に問題に対処することも大切だと思うし、そっちの方が何となくVisibilityも高いように思えるけれど、でもまずはそうなる元を回避するのが本当の実力なんじゃないかと。そういう意味で、今回の織田選手の靴紐は「何とかなるだろう、何とか出来る」という己への甘えが根本にあったんじゃないかと、個人的には感じたトラブルです。そういう精神的な部分が成長しないと、全てがマッチしたときには大当たりするけれど、そうでないときにはパットしない一発屋的な選手で終わってしまうような気がします。まだ若くて将来のある織田選手がそうならないことを祈って...

2010年2月21日

タービュランス

昨日の夕方、一斉に新聞各社のWeb版に「乱気流」「成田着の米機/UA機」「20人以上負傷」という文字が躍ってビックリしました。最初は成田着陸前に千葉沖とか茨城上空で揺れたのかなと思ったんですが、どうもアラスカ上空でタービュランスに巻き込まれたみたいですね。IAD-NRTというと、13時間くらいかかるロングフライトですけど、その半分くらいの時に発生したとすると、残りの距離のフライトは負傷された方にとっては長いフライトになったでしょうね。最初の食事が終わり、途中の軽食が配布される頃でしょうか。もし軽食(キツネラーメンとか)がテーブルの上にあったときに乱気流に巻き込まれたとすると、けがが無くても大変だったかも。

成田への到着は定刻よりも早かったけれど、そのまま台北に行く便になるはずが昨晩は「予定時刻未定」にずっとなっていたのは、現場検証とかあったからなのか、あるいは機材の点検とかあったからなのか。今朝見ると、NRT-BKK(UA881)はキャンセルになっています。同時刻にANAの台北便があったので、振り替えで移動できた人が多ければ良かったのですが。実際には遭遇したくないけれど、どうしても避けようがない現象だから、やっぱりフライト中はシートベルトは必須ですね。けがをされた方の早い回復を祈ります。

2010年2月20日

日本でも全面禁煙

たばこを吸わない自分にとっては、公共施設での全面禁煙は大賛成。USでは、公共施設だけではなくレストランを初め殆どの場所が禁煙になっているので、ほんとUSに行くとホットします。とは言っても、日本では全面禁煙所か分煙でもまだまだな場所が多いですから、直ぐにUS並になるとは思えないけれど。

今では信じられないことですけれど、10年ちょっと前までは飛行機の中でも喫煙OKだったんですよね。席の予約をするときに「禁煙席」「喫煙席」があって、私は勿論禁煙席をいつも予約したけれど、途中に仕切りとかある訳じゃないから単に席のブロックが分かれているだけ。エアコンを回して煙とか吸い出すようにはしているけれど、境界線に近い場所では匂いも煙も侵入してきました。禁煙席はがらがらだけど、喫煙席はぎゅうぎゅうというフライトもありましたね。当時、米系の航空会社がいち早く全面禁煙を打ち出した一方、JAL/ANAはその後も暫く喫煙席を販売していたので、たばこ愛好者は日系に、悲愛好者は米系に流れたような時代もありました。今では基本的に飛行機の中は禁煙になったけれど、米系の禁煙フライト中でもトイレに入るとたばこ臭いなんて言うことが何度かありました。そうそう、ギャレーの中でCAのおばさん達が一服していた、なんてこともありましたね。一緒に乗客も一服していたことも。今では、流石にそういう光景も見なくなったけれど。当時は、トイレに入るとたばこ臭い事も何度かあって、一度どこかでトイレのゴミ箱にたばこが捨てられて火事騒ぎになったんじゃなかったかな。それ以来、罰則も厳しくなりたばこ臭いトイレも最近は経験しなくなりました。

私自身はたばこ大嫌いで全面禁煙には賛成だけど、だからといって個人的嗜好でたばこを吸うことまでは否定しません。だから、可能であれば全面分煙というのが理想だと思っています。でも、そのために分煙の設備を入れる経費が大きいので、現実的には無理なところが多いと思いますけど。もう一つ、分煙がされていたとしても、たばこの場合その人の服とか体にたばこの匂いがどうしても染みつくんですよね。あの匂いが駄目。ヘビースモーカーだと、普通に呼吸をしているだけで匂いが周りに漂いますし。分煙設備の中で一服しても、外に匂いが服について出てくるのが何とかして貰えないと。今は、受動喫煙の影響は良く取り上げられるけれど、喫煙後の匂いについても考慮して欲しい所です。

15年位前にSan Franciscoに行ったとき、レストランや公共施設が全面禁煙になり、他の州から旅行できていた人がレストランでたばこを吸おうとしてオーナーとトラブルになっていたり、ホテルでもエレベーターホールの横に喫煙場所があるだけで部屋での喫煙も駄目という状態でした。さらに仕事で会社のオフィスに行くと、オフィスの建物の周り5m以内ではたばこを吸えないようになっていたり、健康意識の強いアメリカらしいなと感じました。同じ頃、やはり仕事で中国や韓国にも行ったけれど、日本以上のたばこ文化で、あまりのギャップに戸惑いました。日本がアメリカ並みに全面禁煙になると、一服しに上海やソウルに行く人も出てくるんだろうか。それはそれで、景気向上には役立つかも。

邪魔な足

いつものように金曜日の新幹線通勤。往路は3列席の窓際を予約して、静岡までは3席を占有。これが飛行機のエコノミーなら、横に寝転んで「エコノミーファースト」にするんですが、朝の新幹線でそれをやるわけにいかないし(笑)。で、途中停車駅の静岡から、大きなスーツケースを持った20代位の女性が乗り込んできて、私が座っていた席が最後列でしたから、その椅子の裏側の壁との間にスーツケースをごそごそ置いています。さらに、コートを窓際のコートハンガーに掛けると、私が座っていた列の通路側に着席。自分も荷物がある時は直ぐに荷物が置けるようにいちばん後ろの席を予約するので同じだなと思ったものの、車内の検札が通った的に清算している様子を見ると、どうも自由席からはみ出てきた様子。これが混雑している時だとちょっとイラッと正直するけれど、空席が目立つ車内、しかもあらかじめ自分の荷物を真ん中の席に置いていたので、余り文句も言えません。

で、文句を言いたくなったのは復路。いつものように新横浜駅から乗車。今回は2列席の通路側を予約して車内に入ると、この新横浜からの乗客でほぼ満席状態。で、私の席の窓際にはすでにサラリーマン風の男性が座っています。年の頃は同い年位。スーツは着ているけれど、なにやら疲れた様子ですでに背もたれを倒して寝ている様子なんですが、これが問題。まず寝ている頭が通路側、つまり私の席の方に倒れ込んできています。しかも、この頭がポマードというか整髪料というか育毛剤というか、何かべったり付いて匂いも凄い。さらに、足を組んで座っていたんだけど、その組んだ足が私の席の前に伸びてきていて、しかも半分以上を塞いでいる。「失礼」と言いながら、わざと座席にカバンと買ってきた夕食を「ドスン」という感じで置いて「座るよ」という意思表示を強く出したんですが、このおっさん男性氏、目を開けたもののその姿勢を崩すことなく逆に「なんでおまえはこの席に座るんだ」みたいな顔つき。これでちょっとカチンと来た私は、コートを脱いでカバンを床に置くときにわざと隣のおっさん男性氏の足に当たるようにしたんですが、それでも足を崩そうとしない。いゃ、隣が空いているときにはどうしようと勝手だけど、人が座るんだからそれなりのマナーを見せろよと心の中で叫びながら席に着きます。

椅子に普通に座るだけで、隣のおっさん男性氏の腕に中を足も当たるわ状態なので、わざとお弁当を出すときにごそごそ大きな身振りをして、腕をがちがち当ててやったり(をぃ)、足下にお弁当が入っていた袋を置くときにもゴソゴソしたけれど、変化無し。背もたれを少し倒す時に、足を伸ばしてぶつけて、やっと引っ込めましたが、これだけしつこいオヤジ男性氏は初めて。私が食事を始めると、体を入れ替えて窓際に寄りかかるような姿勢で新聞を読み出したんですが、今度は広げた新聞を持つ手が食事をしているこちらの右手に当たってくる。何度か空中戦をした後、やっと新聞を畳んで寝入りだしたんで、やっとつかの間の平和が訪れました。

小田原を通過する頃には食事も終わり、さらに背もたれを少し倒してiPodを聞き出したんですが、今度はこの隣で寝ているオヤジ男性氏の付けている整髪料というか育毛剤の匂いが気になり出します。元々、女性の化粧品の匂いすら駄目で、さらに男性用化粧品の匂いはさらに苦手な自分にとって、この手の男性が付ける整髪料の匂いはどうも苦手。実は、往路の時も、私の前の席に座った男性氏がやはり60代位の男性で、この人も整髪料の匂いが強くて閉口したんですが、この隣のオヤジ男性氏はさらに強力な匂い。顔を反対側の通路側に向けて何とか我慢しましたが、かなり参りました。静岡でこのオヤジ男性氏は下車したのでちょっとホッとしましたが、浜松駅で新幹線を降りて、ちょっと寒さが厳しい夜の空気がこれほどありがたく新鮮に感じたことはない一日でした。

2010年2月19日

医療とデジタル

PC Watch山田祥平氏のコラムから、医療現場とデジタルの話。私も、一応デジタルデバイス・パソコン業界の端くれで仕事をしている一人として、同じようなことを切実に感じていて、かつ、これからのデバイス・PCに取って、日本社会の高齢化とともに「健康」「安全管理」みたいな分野というのはかなりチャンスがあるんじゃないかと思っています。ただ、ある意味一番コアな個人データでもある「健康・安全」の情報を扱う訳なので、センシティブでもあるけれど。
そのときに教えられたのは、何らかのきっかけでCTやMRI検査を受けたときには、そのデータをもらっておくといいということだった。病院によってはUSBメモリやCD-Rでデータをくれることがあるのだという。
というのは知りませんでした。データを扱うソフトも無償で提供されているなら、日々の体重とか血圧をExcelに記録するのと同じように、数年に一度くらいはCTスキャンを受けて、そのデータを手元に置いておくのも、後々何かあったときに役立ちそう。数年前だと、CTスキャンMRIの検診を受けるにしてもかなり時間とお金が掛かったけれど、今ではそれ程大変な検査でも無くなっていますしね。

ところで、コラムの最後に100円ショップの件が登場しますが、本当に最近の100円ショップは侮れませんね。私も、実はUSBケーブル(延長ケーブル)を買おうと近くのモールに行って、その前にちょっと100円ショップで封筒を買おうと思ったら、そこにケーブル類も売られていたので思わず購入してしまいました。オーディオデバイスのように音質を気にしたり、HDDとかの高速デバイスならば、やはりそれなりのものを購入したと思いますが、USBキーボードの延長用に50cm位のものが欲しかっただけなので、まぁだいじょうぶだろうと。実際、今のところ問題は出ていないし。そのうち、100円ショップでパソコンとかも売られるようになったりして...

藤田まことさん逝く

俳優の藤田まことさんが亡くなりました。私の世代だと、やはり「てなもんや三度笠」の「あたり前田のクラッカー」が鉄板ネタでしたねぇ。当時はテレビの番組と言うよりも、放送局自体が少なくて、浜松で見ることが出来たのはNHK総合、NHK教育、そしてSBS静岡放送だけでしたから。白木みのるさんは、ずっと自分と同じ子供だと思っていたし。後年、必殺シリーズの中村主水役とかはぐれ刑事シリーズの安浦刑事とかの当たり役を得て、テレビでもおなじみの顔になったけれど、それらの番組はほとんど見ませんでしたね。だから、未だに自分の中では「てなもんや」の藤田さんのイメージがずっと残っています。

年を重ねる毎にこういう機会が増えていくのは仕方ないけれど、ちょっと自分の親と同じくらいの世代の方が無くなるのは、だんだん身につまされるというか厳しいものを感じますね。ご冥福を祈りつつ、合掌。

WILLCOMが会社更生法申請

とうとうWILLCOMが会社更生法を申請。10年来のWILLCOMユーザー(最初はDDIPocket)としては、寂しいのですが、実際の所ここ一年くらいは幽霊会員でしたからねぇ。データ通信100%ユーザーでしたが、PHS網での通信実績は0。オプションで使えるHotSpotばかり利用していたから、結構もったい無かったんですが、これを機会に解約して別のワイヤレス契約にしようかとも。本当のところとしては、バックアップ回線としてPHSでもFOMAでもなんでもいいから、一つ確保しておきたいんですが、そもそも会社のネットワークでダイヤルアップ接続も出来なくなってしまったし。

こういうこともないと面倒で中々やらないんですけど、ちょっとネットワーク関係のコストを棚卸しして、この機会に整理してみようかと思っています。自宅に引いているフレッツのFTTHはそのままとして、それ以外の通信関係を見直さないと。docomoのFOMAが、FTTHに続いてメインのデバイスになりつつあるから(これも、通話やメールよりもFeliCa関係が殆どですけど)、docomoのネットワークサービス中心に集約すると少し安くなるんだろうか。選択肢は沢山あるんですが、その中の組み合わせで最適解を見つけるのは難しそう...

2010年2月18日

HND-SFO by UA

まだ提案段階ですが、羽田空港の日本-米国便の話がFlyertalkに出ていました。US Yahooの記事によると、UAはHND-SFOの1便だけですが、DL(/NW)は、SEA、DTW、LAX、HNLの4便(!)、AAはJFKとLAXの2便、COはEWRとGUMの2便、そしてダークホース(笑)のHawaiian(HA)は、HNL行き2便を予定しているらしい。これだけ増えると、全部とは言わないけれど成田なり関空とかの便を少し間引かないと、それだけの需要は生まれない気もしますが。もっとも、この11便のうち4便が認可されるわけだから、何処が残るかのか...

今、USから日本への便の出発時刻は、午前からお昼過ぎくらいまでなので、羽田に22:00以降に着陸するとすれば、US出発は夕方頃。逆に日本からの出発は、その到着便がターンアラウンドするだろうから、深夜に出発するとして、西海岸なら夕方だけど東海岸だと早朝というか深夜になりそうなんだけど...

ただ、これ日本人には嬉しいですよね。なんと言っても、平日仕事を済ませてからでも十分間に合うから。帰国便は、出発がゆっくりで当日買い物とか出来る余裕が生まれるものの、都内在住でないと日本に着いてから移動できないと言う問題も。往路は羽田発、復路は成田というルーティングが流行ったりして(笑)。まだ少し時間がありますけど、なかなか楽しみになってきましたね。

UA is the on-time machine?!

もう一つUSの話題。UAのUS Siteに「2009年度、USの5大航空会社でUAが定時率一番」という記事が掲載されています。「5大航空会社」ということは、UA/AA/DL/US/COなんだろうけど、ちょっと持って回った言い方だなと天の邪鬼な自分は思うわけで(笑)、で、大元の米国運輸省のレポートを見てみると、全体では6番目なんですね。でも、80%以上は定時(15分以内)に到着しているわけだから、まぁなかなかのものではないかと。しかし、このデータ、凄いなぁ... 空港別とか時間帯別とか。さらには、ロストバゲッジの率なんてのもあるし。

確かに、USの5大キャリアーの中ではトップだし、平均以上の定時率だけれど、でもそれ程差がないような気もします(笑)。個人的には、数時間単位で遅れたことは何度かあるけれど、幸か不幸かルートの一番最後のフライトばかりだったので、ホテルに入るのが遅れただけで、乗り継ぎに失敗したことはこれまで経験したことはありません。一番酷かったのが、最初の出張の帰国便、IAD-NRTのANAかなぁ。メカトラブルで、IADで10時間以上Delayして、成田に到着したのは、もう日付が変わる頃でしたからね。最近でも、US北部の豪雪でスケジュールが乱れているけれど、ああいうどうしようもない状態も含めて80%以上の定時率を維持しているというのは、やっぱり凄いのかも。そういう意味では、Hawaiianは雪で結構・ディレーという事はないだろうし。飛行距離だって、多くはハワイの島々のフライトが中心でしょうからね。いゃ、だから悪いと言っている訳じゃなくて、上位に入っている所は、やっぱりそれなりに小回りがきくところが多いと思います。でも、やっばりSouthwestは凄いなぁ... それに、3位のAlaskaも、寒い場所中心で条件は悪いはずなのに、ここも凄いですね。

あぁ、こんな事を書いていると、またどこかに飛びたくなってきた(爆!)。

2010年2月17日

街中活性化

昨日「浜松の街中は寂しい」と書いたからじゃないだろうけど、こんな記事が。過去にも同様の話があったと思うけれど、結局松菱跡地に大丸が来て、と言う前提の話が中心だったから、大丸の進出話が無くなったところで立ち消えちゃったんでしょうね。色々アイデアはあると思うけれど、一つ個人的に思うのは、駅前のバスロータリーを止めて、今の松菱跡地とザザシティを潰して、大きなバスターミナルにしたらどうだろうと思うんですよね。で、この新バスターミナル-遠鉄新浜松-JR浜松駅-アクトは、地下に動く歩道を設置して、24時間相互に移動できるようにする。

暫く浜松を離れていて今の様子を見ていると、以前は旧西武デパート前(現ザザシティ)や、昔の遠鉄名店ビル・丸井の前に幹線のバスが頻繁に停車して、人の流れも十分にあったのに、今は全部浜松駅のロータリーに集約されてしまったので、どうしてもあの周辺から人の移動が無いように見えます。だから、まずは人の動線の始点を街中に移しちゃう。ターミナルも、今の駅前ロータリーのような露天方式じゃなくて、天気が悪くても乗り降りできるようにビルの中に入れて、地階には大規模な駐車場、上階には専門店とか出来れば深夜までやっている飲食店なんかが入って欲しいところ。あるいは、市役所をここに移設してもいいかも。今の場所って、ちょっと遠いんですよね。今の駅前ロータリーの地下部分を生かして地下通路を作れば、それ程大変な工事にもならないと思うけれど。で、駅前のロータリー跡地には、上に屋根を被せるようなイメージにして、低層の多目的広場にしちゃう。周りには、個性的な屋台村とかちょっとした休憩が出来るようなログハウスみたいなものを配置して、駅と遠鉄とアクトを隠さないようにして、浜松の表の顔にするとか。常設の、野外コンサート会場にしてもいいかも。

いろいろアイデアはあると思うけれど、もっと人の流れを広げるためには、魅力的なテナントを配置することも必要だけど、交通機関を不便にならない程度に意識的に拡張してみるのはどうだろう。勿論、全てが1カ所に集約されている方が便利なのは確かだけど、それだと今のように駅の周囲に人は居るけれど、それ以外の場所には誰も居ない状態が続くだけだろうし。今の旧松菱と駅は、地上をあるくと結構距離はあるけれど、あれを地下道で直結したら200m弱位? しかも、地下にして天気に関係なく移動できれば、それ程苦にならない距離だと思うんですけどね。勿論、遠鉄の新浜松駅にいく通路も作っても良いし。

まぁ、それくらいの大規模な改革をしないと、今の郊外流出傾向は止まらないと思いますね。

確定申告

昨日から始まった確定申告。私も10年以上前には雑収入とかあった時期があり、何度か鑑定申告をしてましたが、これって面倒なんですよねぇ。最近ではWeb経由で書類作成が出来たり、あるいは提出も出来るようになり、かなり簡便になりましたが、以前はそんなサービスもなくて、年を越すと「確定申告の方法」なんていう本が何種類も書店に並んだものです。毎年、どこかしら計算方法が変わりましたからね。で、それで戻ってくるお金にしても、何万円程度という場合もあり、そういう意味ではこういったぼやきというか不満の一言も言いたくなるのは非常に分かりますね。今回の首相の場合だって、結果的に時効になった分は未納税として「儲かった」分けだし。「知らなかった」で済むならば、昔はあれほど苦労して何日も確定申告の書類を準備しなかったし(をぃ)。

しかし、首相、幹事長、そして今度は北海道と、よくもまぁ次々とお金に関わる話が出てきますね。この際だから、与党も野党も関係なく、全部一度膿を出さないと駄目じゃない。

2010年2月16日

寂しい繁華街

先週金曜日は飛び石連休の中でしたが、用事がありいつものように会社に出社。でも、休みの中日なのでいつもよりは早く仕事も終わり、いつもより早めの新幹線で戻ってきました。で、久しぶりにちょっと飲んで帰ろうかと駅から鍛治町方面に向かい、地元にいた頃は一番の繁華街だった有楽街に入ったんですが、全然人影がない。いゃ、ちょっと雨上がりの少し寒い日ではあったけれど、週末金曜日のまだ9時前ですぜ。人影があっても、99%は客引きのお兄さんやお姉さん(笑)。道路からお店の中が見える、通り沿いの居酒屋とか焼き肉屋には、そこそこ人も入っているけれど、それ以上に通りに人が昔は溢れていたものだけど、全然そういう光景がない。勿論、昔知っていたお店の面影もなくて、あまりの寂れようにちょっとショックを受けながらとあるお店に入ったんですが...

多分、ここ数年くらいに開店したとおぼしきバーというかラウンジみたいなお店。内装はそこそこ綺麗だし広くて、最初の雰囲気はまぁまぁ。でも、バーテンダーが下手。ロックを頼むと、角氷をグラスに入れるためにアイスピックの根元で叩いて削るのはまぁ許すけれど(本当はそんなところで削るなよ、と言いたいが)、その氷の破片がこっちに飛んできて顔に当たる。別のお客様のオーダーを作っているとき、私の目の前にグラスを並べて順番に準備するのは良いけれど、クラッシュアイスを注ぐときにカップですくってそのままグラスに入れる物だから、溢れた氷が私の目の前にまで滑ってきます。直ぐに片付けるのかと思えば、先にドリンクを作ってそれからテープルを吹き始める。まぁ、浜松価格で値段は都内で飲むより安いので許すけれど、何だかなぁ...

今、浜松の繁華街って何処なんでしょうね。高校を出て浜松を離れる頃は、肴町付近におしゃれなお店ができはじめていたけれど、でもそっちの方も特に人通りが多いように見えなかったし。駅から、遠鉄百貨店、サゴーと流れて千歳あたりの方が賑やかなんだろうか。私が居た頃、千歳と言えば深夜から開く店が多い、まぁいかがわしい系のお店が多い場所という理解だったけれど(笑)。ま、でも、今では昔のように「街」に来て飲むこともなくなったんでしょうね。私が高校生の頃は、今のザザシティの場所に西武デパート、松菱も健在、ヤマハの横にはマルイがあり、その正面には遠鉄名店ビルと、客層を鍛治町方面に吸い上げていましたからねぇ。いま、これらで残っているものは一つもないわけだし。改めて、市街地の空洞化を実感した夜になりました。

Etymotic Research ER-6i

昨日の続き。部屋の中で、あんな小さな細々したものを入れておくような場所はそれ程無いので20分位あちこち探したんですが、結局最初に見た机の引き出しの中にありました orz 整理用に小さな小箱に、この手の細々したクリップとか鍵とか入れて、引き出しの中に並べているんですが、その中の一つに以前買ったER-6iのフィルターと交換用のツールがちゃんと残ってました。いったい最初に何処を見ていたのやら...

早速一度しまい込んだER-6iを取り出し、イヤーチップを外して古いフィルターを取り出し、新しいフィルターと交換。で、もう一度iPod touchに繋いで再生してみると... 直りました(喜)! ちゃんと音像も中央に定位してくれるし、音質も以前と同様にしっかり聞こえます。惜しむらくは、Hf5の音にここしばらく慣れてしまっているので、ちょっと音がぼやけて感じるというか、それだけHf5の方がまだ新しいこともあって明瞭度では勝っている感じ。でも、その分疲れなくて消音量でBGM的に流すには良い感じです。

iPod touchにはNike+も入れてあって、走るときはいつもデータを残しているんですが、Hf5のケーブルは太くなった分ちょっと邪魔。これから、走るときはER-6iにして、音楽を聴きたいときにはHf5と、使い分けましょうか。いゃ、Bluetoothのイヤホンとしてつかうのもありかも。そうそう、忘れないうちに、ER-6iとHf5のフィルターとイヤーチップをヨドバシオンラインで購入しておきました。やれやれ...

2010年2月15日

国内線の無料サービス

一般紙の記事から、ANAの国内線で無料サービスを水とお茶だけにするという話。USだと、コーヒーも無料ですよね。まぁ、日本だからお茶がそれに当たるという気もするけれど。国内線は殆ど乗らないので、USの国内線での感想ですけど、飲み物やスナックを有料化して少しでもコストを下げて利益を上げる努力はいいけれど、結構空港の売店などで買って持ち込む人も多いんですよね。あれって、その分増える重量とか、逆にコストアップにならないだろうか。先日もUS旅行したときに、日本で言うところの1L位のペットボトルを持ち込んでいた乗客がいたけれど、それだけで+1Kgですからね。

後気になるのが、機内販売するのは良いけれど、何がどれだけ売れるか分からないから、余裕を持たせる分やはり重量増加にならないかと言うこと。USの航空各社が機内販売を始めた頃は簡単なスナックの詰め合わせみたいなものしかなかったけれど、最近ではそのスナックも何種類かパッケージがあったり、チキンサラダとかフレッシュ系のパックがあったり(その分高いけれど)と、バリエーションも増えている分、調整も大変だと思うんですよね。夕方の便とかに乗ると、これいつ積み込んだんだろうとか思ってしまうし、結局それで売れ残ればロスになるわけだし。

まぁ、そういう部分は経験値でデータが積み重ねられてKnow-Howとして蓄積していけば良いんだろうけど、正直どれくらいの利益になっているのか、実際の所を聞いてみたいきもします。いゃ、それで十分効果があるなら応援するし、無いのならば限定した飲み物だけ配布するのでも良いと思うし。 沖縄便を除けば、国内線は大体2時間以下のフライトが多いんでしょうか。それ程我慢できない時間でもないと思うし。ところで、ANAがコーヒーをスタバにするのは、やっぱりUAの影響なんだろうか(笑)。

G.W.の旅行計画

G.W.の前か後ろにUSに行きたいなと思ってチケットとか調べたんですが、うーんG.W.はやっぱり高いですね。4月で切れるSWUが1枚あるので、これを有効活用したいと思ったんですが、Bクラスが取れなくてYクラスになってしまう。それなら、Zクラス買った方が安いし。G.W.の仕事の予定もまだ決まらないので発券するところまで行かないけれど、何か去年に比べても高い気がする。まだ、料金が出ていないと言うことなんだろうか。

ちなみに、韓国・仁川経由を見てみると、同日の乗り継ぎが往復ともに可能でお値段もお得。これもちょっと狙い目かも。暫くは、妄想・空想の世界で遊べそうです(笑)。

Etymotic Research Hf5

これまでiPod touchのイヤホンとして、Ethmotic ResearchのER-6i (Black)をずっと利用していたんですが、先日のUS旅行の帰国便の中で耳に付けたまま寝入ってしまったら、到着前に目覚めると右側の音が出なくなっている orz 正確に言うと、音は出ているんですが、出力が1/4-1/5位になってしまい、左右のバランスが崩れてしまっています。その夜、新宿のヒルトンに宿泊したので、新宿のヨドバシに行って同じものを探したんですが、残念ながら在庫は無し。で、それならばと同じEtymotic ResearchのHf5 (Black)を購入してしまいました。

実は、事前に幾つか記事を読んでいて、C/Pに優れた製品のようなので気にはなっていたんですが、実際に使ってみると予想以上に音の解像度が良くてビックリ。ER-6iも最初に聞いたときには驚いたんですが、それ以上の解像度と透明感を感じます。ER-6iで唯一不満だったのは、低音域が不足気味に感じることでしたが、それもかなり改善された感じ。結構気に入りました。

で、ER-Hf5を購入してから思いついたんですが、ER-6iのフィルター交換したら直るんじゃないかと言うこと。確か予備で買っていたはずなんだけど、思いついて探してみたらどこかに入って見つからない... 今度探してみないと。コンパクトさではER-6iの方が小さくまとまりますからね。うーん、ちょっと早まったかな(笑)。

2010年2月14日

NRT-PBI-NRT (20) - 備忘録

今回、US AirwaysとContinentalを利用したんですが、どちらも結構良いですね。ちょっとコードシェア便のチケッティングには不安は残るけれど、UA だけでカバーできないロケーションは沢山あるので、東海岸方面はこれから利用する機会が増えるかも。特にContinentalは雰囲気も含めて気に入り ました。もともと、スターアライアンスに入ったら、日本からのグァム便を使おうかなと思ってましたが、N.Y.行きとか、今回もちょっと通過した Houston経由でのフロリダ方面とか、利用価値は高いかなと思います。UAのライフタイムマイルは増えないけれど、EQMはクラスボーナスも含めて同じように貯まりますからね。Bクラス以上なら、UA同様1.5倍になるし。この夏、N.Y.にまた行きたいと思っているので、その時にはContinental便にしてみ ようかと、ちょっと今考えています。

Continentalと言えば、今回成田から出発する時にRCCでイライラ待っているとき(笑)、 Houston便(CO06)の搭乗アナウンスが何度も流れましたが、あれを聞いて「あぁ、コンチもスタアラに来たんだなぁ」と感じました。でも、だからRCCがこんなに混雑(3F)しているんだろうか。でも、混雑するようになった分、ちょっとだけ(本当に気持ちだけ)、軽食が補給される回数が増えているように感じたけれど。でも、昔はUAだけでも今より便数は多くて、もっと搭乗する人も多かったはずですから、やっぱり出発便の時間帯によって混雑する・それ程でもないという山と谷が出来るんだろうなぁ。また、今回出発するためにRCCを出て第3サテライトを第4サテライト方向に向かって歩いていたとき、32番スポットにContinental機がスポットインをしているのをみても、ああスタアラに来たんだなぁという印象を強く感じました。いゃ、それだけの感想なんですけど、これまで見慣れない光景だったので。ANA/UA/COで、太平洋路線のATIを申請して早ければ今年の秋くらいには新しいスケジュールが出てくるのだと思いますけど、FFPへの反映も含めてどうなるのか、ちょっと注目ですね。

飛行機ではないけれど、今回4年ぶりにレンタカーを利用して驚いたことが二つ。一つは、先に記事にも書いたカーナビシステム。ここ数年くらいに登場してきたサービスだと思いますが、中々便利です。で、もう一つがガソリンの補給。USの場合、殆どがセルフのスタンドで、それ自体は日本でも普通の方法になりつつありますが、今回それでプチトラブル。昔のように車をポンプ横に止めて、ポンプのカードスロットにクレジットカードをスライド。ここで表示装置に"ENTER DATA"と出てきます。DATA? PINなら分るけど、DATAってなんだ? 試しにPIN(暗証番号)を入力すると、"5 or more characters"とか言われてしまいます。最初Amexを使っていたんですが、VISAでも同じ。で、何度かやり直している内に"Wait for assistance"みたいな表示になり何も出来ない状態に。さてどうしようかと思ったところに、スタンドオフィスから男性職員らしき人が出てきて、どうしたのと聞くので、いゃカードが使えないんだけどというと、"Where did you make it?"とか言われます。"Japan."と言うと、"Only American card works."とか言います。えっ? とか思っていると、給油が終わったら中で清算してといって再びオフィスに。結局、この後ポンプが使えるようになり、給油が終わったところでオフィスに行って、ここでカードで料金を支払ったわけですが、どうも納得行きません。

結果的に給油する機会はこの一回だけだったので、何となくモヤモヤして帰国したんですが、色々調べてみると最近はカードを使うときに、Zip code (郵便番号)を入れさせるんですね。知りませんでした。でも、カードの中にZip codeデータなんて入ってるんだろうか。Google先生で調べてみると、日本の郵便番号の最初の3桁に"00"を先頭に付けて無理矢理通したとか、適当な番号例えば宿泊しているホテルの番地の郵便番号を入れて通ったとか、そう言う事例もあるみたいです。実際、メインカードの住友VISAのQ&Aには、海外でのクレジットカード利用上の注意として、アメリカでガソリンスタンドで給油するときに郵便番号入力が必要と説明しています(AVS: Address Verification Service)。ちなみに、Amexでも同様のQ&Aのページを調べてみたけれど、同じような情報は無かったですね。もう一つの昔から使っている、今はサブカードのUC/MasterにはVISA同様説明ページがあります。うーん、Amex、駄目じゃん... 給油なんかには使うなという意味だろうか(笑)。

以前にUSで運転したのは2006年の春だったけど、あの時は給油せずにレンタカーを返却したんだっけ。となると、さらにその前となると5年位まえだろうか。その場で給油から清算まで出来ないと、結構不便なんですよねぇ。まぁ、今度給油する機会があれば、日本の郵便番号とか地元のホテルの番号とか入れて試してみよう。しかし、不便だなぁ... この認証方法が、ガソリンスタンドだけならまだ良いんですが、例えばATMで現金を引き出すときにも必要とかなると、ちょっと影響が大きいですね。ここ数年は、比較的何度も渡米してるんですが、何れも一週間前後の短期の滞在で昔のように何ヶ月単位で滞在して仕事をする訳じゃないから、いろいろ新しいこと、知らなかったことを発見しました。次回に生かさないと。()

2010年2月13日

NRT-PBI-NRT (19) - 時間との戦い

成田に無事到着して、さてここから新宿のヒルトンに移動するわけですが、1) 入国審査通過、2) 荷物のピックアップ&税関審査通過、3) 空港の一時預かりに預けているバッグ(翌日のスーツ等)をピックアップ、4) リムジンのチケット購入、5) 乗車、というプロセス。バスの出発は15:40ですから、肝はどれだけで預けている荷物が出てくるかどうか。機内持ち込みだけなら、以前も10分位で外に出てきたことがありますが、今回は荷物がどれくらいで出てくるのか。で、成田にタッチダウンしたのは20分位早かったものの、その後タクシングに手間取ります。ターミナルに向かう途中、すれ違いで一時停止したりと、早く到着したものの#41ゲートにスポットインしたのは15:20分過ぎ。結構遠いんですよね、ここから入国審査場まで。で、只でさえ時間が気になっているのに、こういう時に限ってドアが中々開きません。

やっとドアが開き、メインビルに向かって歩く歩く。途中動く歩道に乗ったりしながら、2Fに降りて入国審査場に到着したのが15:30頃。いつものように、どうも日本人は私が最初みたいで、パスポートを出すと直ぐに戻ってきます。で、ここからが問題。1Fのターンテーブル場に降りて、UA837の荷物が出てくるB5の島に行き待っていると、空港の男性スタッフが寄ってきて、「UA837便のお客様ですか?」と聞いてきます。「はい」と応えると、「お急ぎの所申し訳ありませんが、UA837便のコンテナにトラブルがあり、お荷物の搬出が遅れます。」と言われてしまいます。とっさに時刻を確認すると、15:33になった所。あぁ、こりゃ駄目だなと、この時点で15:40のリムジンバスは諦めました。取りあえず、次の16:30には間に合うように、16:00頃には荷物が出てきて欲しいなと周りを見ると、どこかで見たことのあるような人が。

ターンテーブルの先端、税関審査のブースがある方のカーブの所に、Priority Tagが着いた荷物を引き渡す場所があるんですが、そこに見たことのある男女が。男性は陸上の為末大氏、女性は元マラソンランナーメダリストの有森裕子氏。なにやら二人で話をしながら、荷物が出てくるのを待っています。確信は無いけれど、バンクーバーオリンピックの取材帰りなんでしょうか。そんなことを見ながら考えていると、「xxxxx 様、xxxxxx様はいらっしゃいますか?」と、私の名前をフルネームで呼ばれてビックリ。振替えると、先ほど荷物の出てくるのが遅くなると言っていた男性職員が、私のキャリーバッグを引きながら名前を呼んで歩いてきます。で、「はい」と返事をして「こちらの荷物で間違いありませんね」と言われて、この時点では何が何だか訳も分らず「はい、はい」と良いながら確かにPBIで預けた自分のキャリーバッグを受け取ります。で、思わず時計を見ると、15:35。「間に合うか?」、取りあえず空いている税関審査のブースに行き、書類を渡します。ここで捕まると時間が掛るんですが、特に何事もなく直ぐに終了。外に出たところで左側に折れて、出発時に預けた荷物を受け取るんですが、この時カウンターに居たのが、ちょっとお年を召した男性スタッフで、「はい、はい、ちょっとお待ちください」と良いながらなにやら机の上の書類とか片付けている。イライラしながら待つことしばし。引換券を渡して自分のショルダーバッグを受け取る、次はリムジンバスのチケット、と思ったら「済みません、ここにサインを」とか言われて、適当に(をぃ)書き殴って通路の反対側にあるリムジンバスカウンターに向かいます。

ちらっと時計を見ると、15:38。「新宿行き、ヒルトン東京まで」 というと、「15:40発でよろしいですか」というので、勿論と心の中で叫びながら「はい、お願いします」とチケットをお願いします。まぁ、リムジンバスはターミナル2から回ってきますから、定刻通りに来ることはないと分っていても、チケットを受け取りターミナル1の外に出ると丁度15:40。11番乗り場に行き荷物を預けて、ホッと一息ついたときに「次は新宿方面行きバスです」というアナウンスがありました。いゃぁ、ほんと間に合わないと思っただけに、何とも綱渡りでしたが予定通り15:40発のバスに乗車。この後都内の渋滞もなく、17:00過ぎにはホテルに到着してチェックインすることが出来ました。

で、不思議なのは自分のキャリーバッグ。なんで、別に出てきたんだろう? で、ホテルでゆっくりカバンを眺めて何となく理由が分りました。カバンに付いていたタグを見てみると、最初にPBIで付けられたPBI-IAH-SFO-NRTの部分に別にシールが貼られています。そこには、「CO07」というContinentalのIAH-NRT便名が印刷されています。そこで、PCをホテルのネットワークに繋いで今日の成田のフライト情報を検索してみると、UA837に先立ちIAH-NRTを飛んでいるCO07が少し早く14:20頃に到着しています。誰がどういう判断で決めるのか分らないけれど、どうもPBI-IAHは一緒に飛んできたものの、私の荷物はそこからSFOには行かず、翌日のCO07に搭載されて成田に来たようです。そのお陰で荷物が先に早く出てきたし、結果オーライではあったけれど、逆にCO07がディレーしたりしたらどうするんだろう。まぁ、これでSFOでカウンタースタッフが何か変な顔をしたのも、何となくうなずけます。

最後までなんかドタバタしましたが、結果的には最後まで何となく付きがあったような今回の旅行でした。(続く...)

2010年2月12日

NRT-PBI-NRT (18) - 帰国便

NRT行きのUA837は11:28の出発なので、9:30頃に空港に着けばよいだろうと、ホテルを9:00頃にチェックアウト。一応、UA837のボーディングパスはPBIで国内線分と一緒に発券して貰っていましたが、他社便になるからでしょうか、シート番号が印刷されていないのが嫌だったので、もう一度カウンターで発券してもらうことに。この時間は、かなり空いていますよね。1K/Business用のKIOSKはガラガラ。直ぐに女性スタッフに、斯く斯く然々でシートアサイン確認のために再発行してよと、PBIで発券されたContinental印のボーディングパスを見せます。暫く端末を叩いていた女性スタッフは、「預け入れ荷物は無いんですよね?」「PBIで預けました?」とか聞いて暫く何かやっています。ちょっと嫌な予感がしたんですが、程なく見慣れたUAのパスが出てきて、取りあえず帰りのフライトに乗れないことは無さそう。

やはり空いているセキュリティチェックを10分程で抜けて制限エリア内に入り、中の売店でお土産のチョコレートやちょっと免税店を覗いてから、無線LANのあるRCCに入場。搭乗開始ぎりぎりまでメールチェックをしていたので、搭乗ゲートに到着すると直ぐにボーディングが始まりました。今度も、ドアクローズは10分位早く閉じたものの、国内線からの荷物の積み込みに時間が掛っていると言うことで、結局出発は30分遅れに。機長が、追い風で早くなるので、それでも定刻の15:30よりは早い15:10位には成田に到着するので接続に問題なし」というアナウンスをしていました。前日までのシートマップでは、全クラスに空席が結構あったのに、当日になるとほぼ満席状態。私の隣の席には、ぱっと見30代位のアメリカ人風の男性でしたが、UAのこの機体、ビジネスクラスは初めてだったのか、座席に座るとあちこち弄り出します。で、モニターを点けて最初に表示言語を出して何をするのかと思ったら(初期状態は英語ですから)、なんと日本語を選択してます。で、荷物を上のラックに載せるときも、「よいしょ」とか言っているし。いわゆる日本生まれの日本語しか出来ない人かなと思ったんですが、でも新聞はUSA TODAYを貰っているし。この後、映画を見出したんですけど、音声チャンネルはどっちを選んでいるんだろうか(笑)。

ミールの注文の時に、本当に和食はあまり食べたくなかったので、"Chicken, then Beef."と言ったら、注文を確認していたCAに「和食を残してくれて感謝するわ」と何故か感激されてしまいました(笑)。後で見てみると、周りは殆ど外国人でしたが半分くらいが和食膳を食べてましたねぇ。で、食事の途中に機長からアナウンスがあって、「エコノミークラスのモニターに問題が発生したのでこれから機内システムをリブートする」という内容。で、直ぐに目の前の画面が暗転すると、Panasonicさんのシステム画面が(笑)。以前にも見たことがあるんですが、結構コンパクトなシステム構成なんですよね。まぁ、大したことやってないし(とは、失礼な)。

往路のフライトで、調子に乗ってJack Danielとか飲んで、その後二日酔い状態になってしまったので、今回はアルコール類をちょっと自粛。食事中も、白ワインで通して、いつもは飲んでいるナイトキャップも止めて、早々に座席をフラットにして寝ることにしました。で、次に目が覚めたのが成田到着2時間位前。暫くごそごそしていると、到着前のミールの注文にCAさんが来たので、いつものようにフルーツプレートを選択。コーヒーを貰って到着に備えます。定刻の15:30よりは20分位早めに着きそうなんですが、実はここから時間の戦いになります。翌日仕事があるため、新宿のヒルトンに宿泊する予定なんですが、新宿方面行きのリムジンバスが15:40に出るんですね。それを逃すと、次は16:30。キャリーバッグもあるから出来ればリムジンでホテル前まで移動したいところ。ですから、何とか15:40発に乗りたいのですが、今のところぎりぎりという状況。ここから、また最後のドラマが始まったりします。(続く...)

Google Buzz

昨日くらいから、私のGoogleアカウントでもGoogle Buzzが利用出来るようになったんですが、やっぱりこんな事も起こっているみたいですね。個人的には、この手のIM系というか、Twitterも好みじゃないので元々使うつもりもなかったんですが、いきなりBuzzがEnableになっていたのには驚きました。せめて、個人設定で、使用する・しない位は決められると思ったんだけど。プロファイルの公開にしても、以前にもちょっと問題になりましたよねぇ。

理想的には、こういう情報はある程度共有できると便利だとは思う反面、何でもかんでも公開しても良いという意識になるにはまだかなり時間が掛かりそう。まぁ、Googleには是非いろいろな実験をやって欲しいとは思うけれど、もうちょっと考えてから公開したらと思うことも時々ありますね。というか、今回のGoogle Buzzの公開にしても、アクセスしたらいきなり使用出来るようになっているのではなく、最初は何かメッセージなり仕様確認なりを表示して、それで使う・使わないを判断させるだけでもかなり印象が違うと思うんだけど。

2010年2月11日

NRT-PBI-NRT (17) - 初めてのContinental Airline

Hertzに戻ってきたのが15:30頃。そこからシャトルバスで空港のチェックインカウンターに付いたのが16:00前。混雑しているかと思ったら、カウンターの前には一人二人しか居ないがらがらの状態。預け入れのキャリーバッグを計りに乗せて、KIOSKでチェックインの手続きを始めます。今回はPBI-IAH-SFO-NRTというルーティングで、SFOには深夜近くに到着するので、一度空港を出てホテルに入り、翌日SFO-NRTのUA837に搭乗。最初悩んだのは、PBIでNRTまでチェックインするか、一度SFOで降ろすかということ。結局、深夜にバッグを引いて移動したくないからと言うことで、NRTまでスルーチェックインすることに。結果的に、これが最後に助かるんですが、この時はとにかく身軽に移動したいと言うことだけでした。

カウンターにいたContinentalのスタッフは、20代位のちょっと軽そうな兄ちゃんと、私と同い年位の熟練女性スタッフというコンビ。で、私が計りにキャリーバッグを置いたので、女性スタッフがこちら側に出てきてチェックインの様子などを見て、ふと計りの重さを見ると"Oh!! 50 lbs!!"とか言うじゃないですか。最初意味が分らなかったけれど、突然この女性スタッフ、「うちの規定では、重量オーバーだから超過料金が必要」とか言い出します。えっ? とか思ったけれど、KIOSKの画面を戻したりして確認して、もう一度計りの数字を見ると、何故か今度は30位になっています。で、ブースの内側にいた兄ちゃんスタッフがゲラゲラ笑っている。そう、こいつ、計りを足で押してわざと重くしてたんですね。思わず怒鳴ってやろうかと思った(いゃ、ほんと)。で、何事もなかったかのように、"West Palm Beach, Houston, San Francisco, Oh Narita Tokyo!"とか良いながら、キャリーバッグにタグを付けていきます。

PBIからIAHまでは、オペレーションがContinentalのRegional JetのContinental Expressで機材は初めて搭乗するエンブラエルのERJ-145。席が1+2という構成で、当然左側の1列の席をゲット。確かに狭いけれど、それ程圧迫感は無いし、静かですね。クラスはYのみなので、今回のように3時間弱くらいのフライトが限界ですけど。ミールは"Snack"となっていたのでチョコバー位が出るのかなと思ったら、文庫本くらいの箱に、クッキーとかチョコとかサラミとか入ったスナックの盛り合わせみたいものが全員に配られました。ちょっと感心。

Houston(IAH)には定刻通り到着。 到着したのがターミナルB、ここからターミナルCに空港内ミニモノレールみたい乗り物で移動。で、ターミナルCを搭乗ゲートに向かって歩いていると、何か新宿あたりの地下街を歩いているような構造になっています。本来は、夕食代わりにここで何か食べようかと思ってたんですが、予想外にPBI-IAHでちょっとまともなSnackが出たので、あまり食べたいという気持ちもなく、しかも乗客数が少ないからでしょうか、次のIAH-SFOの搭乗開始時刻が早くなっている。結局、途中トイレに寄って搭乗ゲートに到着すると、直ぐに優先搭乗が始まりました。
今度は737-800。新しい機体なので、中に入ると気持ちが良いですね。しかも、ファーストクラスの座席は、昔のAAのビジネスクラスシートみたいな感じの座席で、横幅がゆったりしていて、シートピッチも少し広い感じ。US AirwaysにしてもContinentalにしても、国内線はUAよりもいいかも(笑)。

ファーストクラスは満席でしたが、エコノミーは半分くらいでしょうか。ドアクローズは定刻の10分前でしたが、その後誘導路で少しウェイティングがあり、結局離陸したのは20分遅れくらい。このフライトも、ミールは"Snack"だったので期待してなかったんですが、CAさんが「Cold Plateがあるけど食べるか」と聞くので貰ってみました。で、これが正解。ハム、チーズ、クラッカー、生野菜、フルーツと、小食な自分には十分な量と内容。しかも、この後は空港について寝るだけなので、ジントニックを貰って飲みながら、摘みながらのリラックスフライトになりました。

最後の方は、アルコールと深夜の時間帯で少しウトウトしながらの到着。キャリーバッグは、ここ(=SFO)で一晩過ごすんだろうなと思いながら、ターミナルの外に出てホテルシャトル乗り場で待っていると、5分位で今晩の宿Hyattのシャトルが到着。 チェックインをして、部屋に入ると深夜0:00を少し過ぎたくらいでした。ちょっとメールとかをチェックしだしたのが運の尽きで、結局ベッドに入ったのは01:30頃になってしまいました。(続く...)

2010年2月10日

NRT-PBI-NRT (16) - 懐かしのBoca Raton

今年もPro Bowlツアー最終日。朝ホテルの窓から外を見ると、まだ雲は少し乗っていますが、前日の豪雨の後もないくらいの良い天気。あーぁ、昨日がこんな天気なら良かったんですけどねぇ。で、いつもなら早朝のフライトに乗って国際線接続の空港まで移動しないといけないので、早朝からホテルを出て空港に向かうわけですが、今回は夕方出発なので暫く時間があります。

今回訪れたこのフロリダ南部は、20年前に2回目の海外出張で訪れ、その後何だかんだで足かけ7ヶ月滞在した思い出の地。自分の人生にとって、非常に思いで多い土地で、その後15年前にも仕事で数ヶ月滞在したんですが、それ以降は来る機会がありませんでした。今回、わざわざフロリダまでPro Bowl観戦しに来る気になったのも、実は15年ぶりにこの土地に来てみたいという思いもあったから。本当ならば昨日回る予定だった、思い出の場所を夕方の出発時刻までに回ってみることにします。
ホテルを出て15分位一般道を北上すると、当時ずっと滞在していた思い出のホテル、Residence-Inn by Mariott Boca Ratonに到着。当時、周りはこのホテル以外何もないような状態でしたが、今は周りにオフィスビルみたいな物が並んでいたり、さらにはホテルの横にI-95に入る取り付け道路が出来ていたり、かなり変わっていました。もう15年まえですしねぇ、ここに居たのは。

ここはキッチン付きの長期滞在用のホテルなんですが、もう一つ特徴的なのが部屋に暖炉があること。熱いフロリダに何で暖炉があるんだと思ったものですが、長期滞在で気が滅入っているときに、暖炉の火をぼーっと眺めて気を紛らわせていました。建物は当時と変わってないのかな、屋根の色が妙に色あせていてちょっと寂しかったけれど、今度来るときにはここに泊まらないと。

Residence-Innを出て、再び少し南に戻ると、Yamato Rd.沿いの当時の職場に。あの特徴的なビルは残っていましたが、広い敷地は分譲されたんでしょうか、一部商業施設担っていたり、駐車場になっていたり。火曜日の昼間なのに閑散としていたのは、入居者が少ないから? 広い駐車場は、当時は出社してきた社員で埋まったものですが、それを思うとがらがらの駐車場は寂しい限り。

オフィスビルの横の工場だった建物も外観はそのままでしたが、中はどうなってるんだろう。その西側には、広いレクリエーションエリアがあって、野球場とか多目的広場とかテニスコートとかあったけど、こっちは広い敷地は伐採されて見通しが良くなり、個々もこれから分譲されるんだろうなぁ。

懐かしい建物や光景を見ていると、昔を思い出す一方で、どうせなら跡形もなく変わっていた方がかえって寂しくないかなと言う気も。短い時間だったけれど、20年前、15年前の記憶がフラッシュバックのように流れていきました。
この時点でお昼ちょっと過ぎ。フライトは夕方17:55出発なのでまだ時間があります。またMallで時間を潰すかと、最初は近くのTown Centerに行こうかと思いましたが、前日も長い時間居てもう見る物のも無くなったので、どうせならと再びSawgrass Mills Mallに。こっちのほうがアウトレットだけどスポーツ店が多いので、買う物も多いですし。ここで最後の買い物をして、まずはレンタカー返却のためにウェストパームビーチ空港近くのHertzまで戻り、Hertzのシャトルで空港に到着。これから二日掛かりで日本への帰国の旅が始まります。(続く...)

2010年2月9日

NRT-PBI-NRT (15) - レンタカー

今回の旅行は、レンタカー無しでは考えられないもの。日本でもあまり運転しないので、正直若干の不安はあったけれど、まぁ以前出張で来たときには日本で運転していない状態でこちらで運転していたわけだから、何とかなるだろうという思いで、4年ぶりにUSでハンドルを握りました。仕事の関係で、もう10年以上前からHertzの#1 GOLD Memberになっているので、今回もHertzのサイトからオンラインで申し込み。日数的には、28日の夜から2日の夕方まで6日間使用するわけですが、24時間で1日計算なので、今回は5日分の料金。保険やカーナビのオプション等含めて、最終的には5日でUS$400ちょっとになりました。

今回レンタルしたのは、Midium Sizeのこの車。最初の予約時には、MAZDAの車でしたが、実際にレンタカー場に行くと、このTOYOTAの、日本で言うとカローラクラスなのかな。まぁ、一人で乗るには十分な広さ。一つ気になったのは、後部トランクが無いハッチバック式だったこと。だから、キャリーバッグとか荷物を置くと、外から見えちゃうんですよね。少しスモークが入ったガラス窓だったので、よく見えない状態にはなっていますが、見えない訳じゃない。トノカバー無いのかなと探したりもしましたが、どうも無さそう。うーん、車交換して貰おうかとも思ったんですが、もう夜も遅くて早くホテルに入りたいこともあり、結局そのまま使うことに。結果的には、ホテル移動のためにキャリーバッグを置くくらいだったので、トラブルも無く終わりましたが、次回もしレンタルする時にはちょっと注意が必要ですね。

ところで、地理不案内の場所での運転は日本でも大変ですけど、その中で大活躍してくれたのが、Hertzの"NeverLost"というカーナビシステム。日本のポータブル式のカーナビと比べても、性能的にはシンプルですが、目的地のアドレスを入力すれば、音声ガイドと簡単なグラフィックで指示してくれて、このお陰で助かりました。Pro Bowlからホテルに戻るとき、なかなか複雑なジャンクションを経由したんですが、これもとにかくガイドの指示に従って走っていたら、知らないうちに抜けてました。

英語だけでなく、日本語も含めた何カ国語でも音声ガイドをしてくれますが、正直英語の方が分りやすいかも。特に残り距離を言うときに、英語の時にマイル単位になるのは良いとして、日本語にしてもマイルはマイル。オプションで距離単位をキロにすればキロ単位になりますが、単純にマイルを換算しているだけなので「後3.1キロで右折です」みたいな、ちょっと間の抜けたガイドになります。あと、そうやってオプションを設定しても、電源を落とすとリセットされてしまうから、結局運転するときに再び設定しなきゃいけない。結局最初の2回くらいは日本語にしてましたが、もう面倒くさくなって3回目からは英語のままで使ってました。まぁ、このあたりは日本のカーナビのかゆいところに手が届く丁寧さになれていると、ちょっとイライラするかも。

Pro Bowl翌日の2月1日月曜日は、元々の予定では15年ぶりにこのあたりをドライブして、ゆっくりビーチでも楽しむ予定だったんですが、この日は朝から土砂降りの天気。翌日の天気予報によると、一日の降水量としては最高記録となったとか言っていたくらいの雨。ホテルに籠もるわけにも行かずどうしようかと思いましたが、結局Sawgrass Mills MallとBoca Town Center Mallで一日まったりすることに。もし天気が良ければ、もうちょっとこのカーナビ君にも活躍してもらえたんですが、それだけが残念です。(続く...) (番外編)

あくまで「資産など」の報告書

昨日公開された国会議員の「資産等報告書」。当然注目が集まるのは、鳩山首相と小沢幹事長。鳩山さんは、ダントツトップの16億円余り。これ、400万株近く持っている株式の評価益は含まれてないんですよね。というか、預金だけで10億円ってどうよ。これに12億円あまりの「子供手当」もあるわけだし。もっと不思議なのは、小沢氏。約2億円という申告だけど、少なくともタンス預金で4億円は残っているわけですよね? それを考えると、この報告書の意味って、凄く疑問。

立場上、一般国民よりも清廉さ・潔白さが必要なはずなのに、一般国民以上にお金に緩いというのどうなんだろう。こういう人達も、確定申告とかするんでしょうか。私も、一時雑収入とかあった時に毎年確定申告を出している時期があり、当時は今のようなオンラインサービスも無くて、手引き書片手に何度も書き直したものだけど、数万円の違いでも出し直しなんて言われるのに、何億も違っていてもお咎め無しというのは、やっぱり心情的に納得出来ない。蓮舫氏には、こういう部分を今度は仕分けしてくれないだろうか。

Super Bowl Sunday

昨日のSuper Bowl、前半と後半では立場が逆転して、中々面白い試合でした。考えてみると、決勝に進出したSaintsもColtsも、終盤こそちょっと失速したけれど、それまでは開幕戦から連勝記録を続けていたチームなんですよねぇ。多くの下馬評通り、気持ち的にはハリケーンの被害からまだ復興完了していないSaintsに勝たせてあげたいところだけど、やっぱりColtsのマニングが強いだろうなぁと思いながら観戦していて、で、前半は予想通りColtsペース。

で、きわどいプレーだったけれど、後半Saintsのオンサイドキックが決まり、さらにそれがTDに結びついたのが、試合の流れを変えた気がします。で、最後は文字通り値千金のインターセプト。お手本のような逆転劇でした。強いチームなら必ず持っている、粘りと気力と運の強さを感じた最後です。

で、Saintsが優勝した直後、もしかしたらSaints OwnerのTom Benson氏がロンバルディトロフィーを持って"Benson Boogie"を踊ってくれるかと密かに期待したんですが... 残念(笑)。やっぱり、New OrleansのSuper Domeじゃないと踊らないのか? しかし、これで今シーズンも終わりですねぇ...

一方で、うちのチームはこの日曜日にシーズンKick-offがあり、新体制のもと2010年が始まりました。新しいチームは、期待もあり不安もあり、まだまだ未知数だけれど、自分にとっては10年目の節目と成る今年、なんとか何か足跡を残せるように頑張りたいところです。

2010年2月8日

NRT-PBI-NRT (14) - Pro Bowl 2010 Part V

試合は、最初のシリーズでどちらも得点を上げる、いかにもオールスター戦という始まりでしたが、途中拮抗し前半は17-17の同点で折返しです。最近はほとんどNFLを見ないので、選手の名前もよく分らないし、試合前に購入したゲームブックも、しとしと降り注ぐ小雨から守るために鞄から出せないし、生憎の天気の中じっとフィールドに集中しているだけ。

そんな試合中、突然私の席の後ろから歓声が上がります。なにやら、テレビカメラも来ていて何だろうと思ったら、地元のピザチェーンのオーナーなのかな、ピザボックスを周りのお客さんに配り始めていて、その様子が放送されているみたい。

そのピザボックスを貰おうと、我先に周りにお客さんが集まってきます。確かこの時には、こちら側エンドゾーンを前にして、TDを狙う・防ぐ攻防が目の前で行われていたはずなんですが、そんなことはお構いなくというのはどうなんだ? 

前半が終わってハーフタイムショー。私は初めて聞く名前の学校でしたが、Bethune-Cookman Universityという学校のマーチングバンドが登場。これが、演奏といいパフォーマンスといい素晴らしかった! カレッジフットボールのハーフタイムショーではよく見ますが、やっぱり生で見ると迫力も違いますね。Pro Bowlらしく人文字で、AFC、NFC、NFLと描き、最後はMichael Jacksonの曲を演奏しながら、マイケルお得意の股間に手を当てたあのポーズの人型になり、全員が曲に合わせて屈伸すると、その人型が踊っているように見えます。うーん、流石の演出というか、この学校アフリカン・アメリカン系の学校のようですが、リズム感というかこういうセンスは抜群ですね。本当に、クオリティの高いパフォーマンスを見せて貰って、非常に満足しました。

さて、後半戦が始まったんですが、この頃ですでに9時を回り、まだ時差ぼけの残る体にはきつい時間帯に。また、雨は収ったんですが、気温が結構下がってきていて、長袖とか着ていたものの結構寒くもなってきました。慣れない暗い道を運転して帰らないといけないから、早めにホテルに戻ることにして、3Q途中でスタジアムを後にしました。

駐車場で車の場所が分らなくてちょっと焦りましたが、結構帰った車が多くて空きスペースがあり、10分位くらい中うろうろしましたが何とか自分の車を見つけることが出来ました。駐車場から出てスタジアムのある敷地を時計回りに1/3回る感じでFlorida Turnpikeに入ると、後はカーナビの指示に従ってひたすら車線変更とジャンクション変更をして、20分位かな、思ったよりもあっけなく早くホテルに戻ることが出来ました。実はこの頃から再び雨が激しくなったりしていましたので、早めにスタジアムを出たのは正解かも。流石に朝から出歩いていたので、ホテルに戻ると早々にベッドに入り、今年も何とかPro Bowlを楽しむことが出来ました。(続く...)

JAL、ワンワールド残留か

どうなるか揉めていたJALのアライアンス移動問題ですけど、結局政府の支援策決定がグダグダ遅れてきて時間切れと成って、費用も効果発揮まで時間も掛るスカイチーム移籍よりは、現在のワンワールドにとどまることに決定したという記事。AAとしては、JALの貴重なアジア路線を維持出来て、ホッと一息という所なんでしょうけど、これからのJAL再建にもコミットして行かなくちゃいけないから、大変さは一入でしょうね。

これで日本-アメリカの太平洋路線は、それぞれのアライアンスで1/3ずつ占める体制に変化は無くなりましたが、今後JAL/ANNの国際線を一社体制にという話が将来再び出てきたときには、今回以上の騒動になるんでしょうね。 もっとも、その時には日本以外のメガキャリア、特にUSのメガキャリアの再編成が先に起こったりして。

2010年2月7日

NRT-PBI-NRT (13) - Pro Bowl 2010 Part IV

Don Shula氏の銅像公開セレモニーが予想以上に時間が掛り、しかも天気が悪くなると同時に気温も下がってきて、ちょっと腰が痛くなってしまいました。まだキックオフまで時間があったので、記念品のTシャツでも買おうかと思ったんですが、売店が殆ど無いんですよね。今回モールのスポーツ店に行っても、殆ど扱いがないような状態で、Hawaiiでの開催に比べると寂しい限り。

スタジアムの中ならあるかなと、早めに入ってみました。で、こちらのスタジアムにはMLBでもそうですけど、こういったメモリアルものが必ずと言って良いほどあるんですよね。さっきまで見ていた、Don Shula HCとQB Marinoの1980年代の姿。自分も現役でプレーしていた頃だから、ほんと懐かしいです。結局スタジアムの中のお土産品コーナーも寂しい内容で、翌日以降にモールで購入しようと決定。ちょっとホットドッグなどでお腹を満たして、スタンドに向かうことにします。
流石に前回の訪問時から20年も過ぎていると雰囲気は違います。ビックリしたのが、両エンドゾーン上に設置されている大きなモニター。これ、凄く綺麗です。解像度も高くて、普通は気になる発光素子のドットが全く気になりません。この大型モニターにしても、その下にスタンドを一周して設置されているラインモニターにしても、演出の仕方は上手いですよねぇ。特に、ラインモニターはぐるりと一周はしているけれど、高さが無いから表示方法はかなり制限されるんですが、文字を上手く拡大したり動かしたり、逆にそう言う制限を上手く利用して印象に残る効果的な演出をしています。施設の問題があるから日本では中々難しいけれど、こういう部分を上手く日本のスポーツでも取り込みたいですよねぇ。このモニター、メーカーは何処だろう。三菱? SONY? Panasonic? 普通はどこかにメーカー名やブランド名があるはずなんだけど、最後まで分りませんでした。

グランドに大きな星条旗が広げられて、試合前セレモニーの最大のイベント、アメリカ国歌斉唱。歌うのは、プレゲームショーにも登場した、Honor Society。このバンド、日本ではどうなんだろう。

で、国歌斉唱終了と同時に、会場上空を戦闘機がフライパスしたんだけど、もう真っ暗で航空灯しかみえなかった...

このセレモニーもそうだけど、全体として去年までのPro Bowlに比べると寂しい感じです。そうそう、今年はフロリダだから日本のチアツアーはどうだろうと思ったんですが、それでも20人くらい登場しました。写真の左下に並んでいるのが、その皆さん。この試合、最終的に有料入場者数がPro Bowl新記録の7万人を超えたと発表されましたが、それだれの観衆の中に入るというだけでも、彼女たちにとっては感動なんでしょうね。
コイントスには、やっぱりこの人が登場。割合的には、やっぱり地元Dolphinsファンが多いから、盛り上がりますね。今回は、Super Bowl開催地でのPro Bowl開催となり、開催時期も含めて色々議論を呼んでいますが、こういう演出を考えると、少なくとも地元開催というのは例えば隔年とかで有りかなと言う気はします。

ただなぁ、Pro Bowlとしての盛り上がり方は正直寂しい感じがしますね。Super Bowl後であれば、いよいよシーズン最後の試合ということもあってもっと盛り上がるんだろうけど、これからSuper Bowlを控えての試合ですから、どうしてもファンの意識はそっちに行ってしまうし。

この頃、一時雨が結構強くなったりして、このままずぶ濡れ観戦かと思いましたが、コイントスの頃には何とか雨も上がり、助かりました。いよいよ今年もPro Bowlのキックオフです。(続く...)

Hilton Tokyo Hotel

何かとこれまで相性の悪いHilton系列(笑)。これまで海外のホテルばかりでしたが、ほとんど初めてと言って良いくらいで国内のHiltonに宿泊。20年ぶり? 確か、舞浜の東京ベイには以前泊まった記憶があるんだけど、ここ新宿のヒルトン東京は初めて。隣のHyatt Regencyにはそこそこ泊まっているんですけどね。確か15年位前だと思うんですが、成田からHyatt行き(新宿方面行き)リムジンに乗っていたとき、隣に座っていたビジネスマンの人が連れの人に「ヒルトンも良いけれど、Hyattに比べると部屋が狭いんだよね」と言っているのを聞いて、何となく「そうなんだ」と思ってからずっとHyattにしてきたような(笑)。で、今回はエグゼクティブフロアーだったので、まだ広い部屋なのかな。調度品が少ないというか目立たないようにしている分、広く感じます。ただ、このガラスのテーブルは使いづらい...
ベッドはダブルでちょっと狭いけれど、堅さと寝心地は良かったです。部屋に入って、キャリーバッグの中身をベッドに広げて荷物の整理をしているところに、ターンダウンで女性スタッフの方が来てちょっと焦りましたが(笑)。

リニューアルされて部屋は綺麗だし広くなった感じで良いんですが、ベッドサイドに置いてある時計が、何か安っぽいアナログ式の目覚まし時計というのはどうだろう。アラームを合わせるのも、針をぐるぐる回してアラームを鳴らす時刻を設定するのって、これまた何年ぶりだろうか。

そうそう、テレビもフラットテレビなのは良いんだけど、アナログ放送しか入らない。BSとかCSも映るんですけど、まだデジタル対応して無い様子。 これもちょっと残念。全体的に綺麗に整えられてるんですが、なんて言うかズボンの裾からシャツがはみ出ているようなちょっと違和感のある内容でした。
最大の違和感が、この「赤い椅子」。後ろの何となく日本っぽい障子窓もそうですけど、ちょっと私の感覚とは違うなぁ... まぁ、この椅子は一度も座ることなく、キャリーバッグ置いて中身を広げて隠れて(隠して?)仕舞ったから、この写真を撮ったあとは見ることもなくて落ち着けましたけどね。

このあと、夜ラウンジにも行ってみましたが、確かに広いことは広いけれど、多分後から部屋をぶち抜きで繋げたんでしょう、結構くねくねしていてちょっと不便な構造。Hyatt Regency Tokyoのように、単純にL字ならまだ分りやすいけれど、ここってクランクみたいな形になっているので、面積の割にあまり広さを感じないラウンジ。お酒やオードブルも、予想した程じゃなかったし。

このエグゼクティブフロアー、36F/37F/38Fは階段で繋がっていますから、多分最初はこの3フロアーだけだったんでしょうね。その後、今は32Fまで広げているみたいだから、この広さでも結構混雑してました。

この後、久しぶりにお寿司をいただいて、バーにも行ったんですが、ここのバーはいいですね。ちょっと煙いのが玉に瑕だけど(笑)。そうそう、ラウンジの朝食で和食もでたのは、得点高いです。メニュー的には、洋食系の取りそろえがちょっと寂しい感じでしたけど。まぁ、何かと味噌が付いたこれまでの海外でのHilton体験に比べれば、特に問題無く過ごせたので、相性は改善されたのかなという感じでした。

2010年2月6日

NRT-PBI-NRT (12) - Pro Bowl 2010 Part III

この日の16:00から、地元Miami DOLPHINSの名ヘッドコーチ"Don Shula"氏の記念銅像の除幕式がありました。一応Dolphins Fan、略心"Dolpfan"としては見逃せないイベント。16:00スタートなので、少し早めに会場に行くと、もうファンが集まっています。で、やっぱりアメリカ、16:00というのに予定通りには始まらず、15分遅れ位でスタート。Don Shula氏というと、どうしてもDolphinsのHCという記憶しかないんですけど、Wikiで履歴を見るとColtsとの関係も深いんですねぇ。今年で80歳ですかぁ。遠目から見ると、流石にサイドラインにたっていた頃に比べれば、ちょっと精悍さは減ったかなと思いますが、とても自分の両親よりも年上とは思えないくらい若々しい感じがします。一緒に座っている奥様も若いからかもしれないけれど。
で、Don Shula氏のイベントなんだけど、個人的に期待していたのが、たぶんDolphinsのOBも参列するだろうから、それならばやはりDolphinsの名QB、Dan Marino氏もくるんじゃないかと期待してたんですが、最初は居なかったんですよね。で、途中から遅刻して参加しました。最初はステージじゃなくて、その前の観客席にこそっと座ったんですが、ステージのDon Shula氏が見つけて、「あがってこいよ」みたいなことをジェスチャーですると、恥ずかしそうに壇上に。

彼は、年齢的には自分より一つ下だけど、彼も変わりませんね。このまま、メットとショルダーでスタイルしたら、そのままフィールドに立っても不思議はないくらい。うーん、「生マリーノ」を見ることが出来ただけでも、今回はるばるフロリダまで来た甲斐がありました。
で、この日のメインイベント、Don Shula氏の銅像が除幕されて、氏がスピーチしています。これ、彼がHCとして最初にSuper Bowlを制した時の1シーンを再現した物ですよね。まぁ、銅像自体は特に「これ」という物じゃないけれど、ここからちょっとサプライズが...
ステージの後ろの黒い幕で隠されていた部分が気になってたんですが、最後にこの銅像のある場所の通りを"Don Shula Drive"と名付けて、さらに番地番号は彼の歴代勝利数347勝にちなんで「347番地」とするという話。このスタジアムも出来て20年以上になり、現在改修中ということで、新しい本社機能もここに作られているみたいです。でも、スタジアムの前には"Dan Marino Boulevard"なんていう通りがすでにあるわけで、QBよりもHCの方がちょっとスケールが小さいのはどうよという気も(笑)。

でも、自分が初めてフットボールに触れた中学生時代から現役でプレーしている頃までの選手やコーチを生で見ることが出来て感激しました。で、この頃からちょっと天気が不安になり出し、ぽつぽつと小雨も降ってくるような天気になってきます。(続く...)

Hyatt Regency San Francisco Airport

季節も季節ですし、とても空港で夜明かしするような年齢でもないので、ちょっと勿体ないけれど翌日午前の成田行きUA837に乗り継ぐまでの宿として予約したのが、空港近くのHyatt Regency San Francisco Airport。もっと空港に近いと思ったけれど、ちょっと離れていますね。まぁ、シャトルバスが24時間運行されているので不便はないけれど、この日は23:30頃に外に出てちょうどバスが来から良かったけれど、深夜から早朝は30分に1本(それ以外は10分間隔)なので、遅くなったときには厳しいかも。

チェックインは、もう夜中近くだったので「申し訳ありませんが、アップグレード出来る部屋が限られていて、ダブルの部屋しかないのですが...」と受付の若い女性スタッフが言うんですけど、まぁこっちは寝るだけなのでどこでも良いですよと答えて早く部屋に通して貰うことに。

部屋は、まぁHyattですから特に問題は無いけれど、結構大きなホテルなのにエレベーターが建物の一カ所しか無くて、アサインされた部屋はその対角線上反対側の場所。疲れました...
で、Hyatt何だけど、何故かテレビはアナログのまま。しかも、部屋がフリーウェイに向いた場所なので、夜中でも車の騒音が部屋の中に響いてきます。「五月蠅い」と言うほどではないけれど「気になる」くらい。それでも、さすがにフライトで疲れて知らないうちに朝まで寝てしまいました。

Hyatt Gold Passport Platinum特典のため、朝食とインターネット接続が無料。朝食は2Fのアトリウムレストランでのビュッフェで、まぁ品揃えは寂しいけれど、ホットミールに果物やヨーグルトもありまぁまぁかなと。無線は、T-Mobileで接続します。接続速度はそんなに速くないけれど、バックボーンが太いのか接続したスピードでフルに通信している感じで、ストレスはこれまでの中でも少ない方。
朝シャワーを浴びて流石Hyattと思ったのが、その湯量の多さ(笑)。今回宿泊したホテルでは、シャワーを浴びている感じがしないくらいちょっと寂しいお湯の出方でしたが、流石にここはたっぷりとお湯が使えて、今回の旅行最後のUSの朝を快適に迎えることが出来ました。

外は、フロリダではあまり見られなかった青空が広がっています(笑)。でも、しばらく前までは、ここSFもひどい天候でフライトも乱れていたみたいですけど、何とか今回も運良くそれを回避して旅行することが出来ました。

2010年2月5日

NRT-PBI-NRT (11) - Pro Bowl 2010 Part II

このSun Life Stadium、真ん中のスタジアムの左右(東西)に結構広い駐車場があるんですが、その右側(東側)のスタジアムに近いほう半分くらいがNFLのイベント会場になっていました(写真の濃紺の部分)。Hawaiiで開催されていた時には、 Kapiorani Parkで同様の催し物がありましたが、規模(広さ)で言えば数倍、密度(内容)で言えば10倍位違う感じです。流石に、Pro Bowl、Supoer Bowlと二週間引っ張るイベントだけありますね。

写真のスタジアム左下の青い部分は"TAILGATE"用のスペースなんですが、この広さを大きなテントが覆っていて、天候に関係なく楽しめるようになっています。実は、この日はこの後雨が降り出すあいにくの天候になったので、この準備は大いに効果的だったんじゃないでしょうか。

そのイベント会場に行くと、こんな鉄骨の施設がいくつも並んでいます。中には芝生のフィールドがあって、タッチフットの試合をやったり、チアのコンクールみたいなことをやっていたり、NFLのイベントではおなじみの、キッキングゲームやパストライアルなども。

また、コンサートステージみたいな場所もあって、なかなか盛り上がっていました。

ちょっと感心したのがこれ。よく、選手の等身大の写真で顔だけくりぬいて記念撮影できるパネルがありますが、それの立体版。マネキンの首がないような台の後ろから顔を出して写真撮影が出来ます。広い会場に、NFL 30チーム分あります。でも、これふくらはぎくらいのところに足を置く部分があって、本当は子供がそこに乗って顔を出すとちょうど良いくらいのデザインになってるんですが、いい大人が喜んでこうやって背中を丸めて撮影してました。

これ、私は初めて見たんですが、このあたりでもお客様を楽しませるアイデアが見られますよね。流石NFL、流石アメリカのメジャースポーツ。日本でも作りたいけれど、お金かかりそう...

中古のマネキンを貰ってくれば、何とかなるかな...
イベントに気を取られて、危うく忘れるところでした。チケットを受け取らないと。Will Callの窓口に行き、申し込みのコピーとIDを渡して、無事にPro Bowl 2010のチケットを入手。今回も、G-10yrd付近の前の方の席を取ることが出来ました。

試合開始まではまだ時間があるのですが、今回はちょっと気になるイベントがあるので、それを見に行かないといけません。16:00開始なんですが、少し早めにその場所に移動することにしました。(続く...)

Holiday Inn Express - Boca Raton West

今回のFlorida旅行最後のホテルは、Boca RaonのTown Center Mallにも近いHoliday-Inn Express Boca Raton West。移動日前日と当日にBoca RatonのTown Center Mallで買い物をする予定を立てていたので、近場のここが良いだろうと予約したんですが、うーん選択誤ったかも。

普通のHoliday-Inn Expressなんだけど、これでコーポレートレートでUS$160近くも取られるのはちょっと... やっぱり、思い出のある、Rasidence-Inn Boca Ratonにすれば良かったとちょっと後悔しながらのチェックイン。

テレビはブラウン管、電子レンジも冷蔵庫も無し。それでも、フロントの女性スタッフの対応が良かったから救われるのかも。ただ、PriorityClub PlatinumのBenefitであるミネラルウォーターとクッキーを、チェックインの時に渡されたのには困りました。そうでなくても、荷物で手がふさがっているのに...

部屋の構造上、妙に細長い奥が深いバスルーム。この右側にバスタブありますが、普通の同じ構造のバスルームと比べて横幅は一緒くらいで、奥行きが1.5倍から2倍近い感じ。

このホテルでは、朝食が提供されているんですが、まぁ普通のコンチネンタルブレックファストだと思ったら、勿論冷凍食品を使っているけれど、ソーセージやオムレツにクリームシチューみたいホットミールはあるし、パンやベーグルにマフィンにシリアル、さらにはヨーグルトにバナナも置いていて、このクラスのホテルとしてはなかなかでした。

まぁ、次回もまた使うかと言われると困りますが...

2010年2月4日

NRT-PBI-NRT (10) - Pro Bowl 2010 Part I

さてPro Bowl 2010当日。ここに来て、この日は天気が悪くなりそうという予報。試合中にシャワーが降るかもということで、雨合羽を持ってこなくて失敗しました。東海岸のゴールデンタイムに合わせるために、Hawaiiの時には午後12時とか14時頃にキックオフでしたが、今回は夜の7:30キックオフ。試合観戦者向けの駐車場が開くのは、14:00からなのでちょっと時間があります。そこで、どうせ途中にあるからと、到着翌日に行ったSawgrass Mills Mallに寄って、お昼を食べてから向かうことに。

適当に車を止めて中に入ってしばらく歩くと、こんな場所に。左下は、子供が遊べるジャングルジムみたいな物になっています。昔きたときには、ここには大きな池があって、海賊船が沈没していたようなオブジェで遊べるようになっていたと記憶してるんですが、そのときの面影はなし。あのときは、その池のせいでかなり蒸し暑かったんですが、それでやめたんだろうか。

軽くお昼をフードコートで取り、新しく出来ていたブランドショップのアウトレットをちょっと冷やかしたりしていると、関西大学ヘッドコーチの板井さんらしき姿をちらっと見ました。あれ、Pro Bowlの解説できているのかな、でもそれならこの時間にこんな場所にいるのはおかしいなと思ったんですが、後で調べたら前日開催されたU-19のコーチとして来られていたんですね。でも、ちょっとびっくりしました。

さて、駐車場が開くのが14:00からで、直後は混雑するだろうから少し遅れて到着するつもりで14:00頃にモールを出発しました。
途中、フリーウェイの降り口を間違えてちょっと焦りましたが、何とかSun Life Stadiumに到着。まだ15:00前ですけど、もう結構車が入っています。芝生の上に石灰(?)でラインを書いてあるだけの駐車場なので、後からきて車が分かるように道から何列目の、正面の目標物は何という確認を忘れないようにしておきました。

すでに、SUVやミニトラックからBBQグリルを出して、テールゲートパーティを始めているグループはあるわ、ちょっと広い場所ではタッチフットをやっているグループはあるわ、まぁ何時もの光景です。
例年以上にセキュリティが厳しそうなので、早めに中に入ることにします。通りを渡って見えてきたのが、20年振りに見るSun Life Stadium。というか、私の世代だとやっぱり"Joe Robbie Stadium"と言わないと、しっくりきませんね。四隅にある螺旋状の通路も遠目に見えます。普通ならば、Pro Bowl単体での開催ですが、今年はまずPro Bowlがあり、翌週にSuper Bowlが開催されるため、いろいろアトラクションが用意されているようです。ただ、その分Pro Bowlの存在感が霞むような気もするんですけどね。

もう一つ、この日はMiami DOLPHINSの伝説的なヘッドコーチ、Don Shula氏の記念銅像の除幕式が16:00からあるということなので、それまでに食事やらお土産購入とか済まそうという予定。試合まで、まだ時間があるようですが、なかなか忙しいスケジュールになりそうです。(続く...)

Sheraton Suite Cypress Cleak

今回の旅行中二カ所目のホテル。Pro Bowl 2010観戦のために、スタジアムに近い場所に止まる方が良いだろうと選んだのが、このホテル。Turnpike経由なら20分位でいけるんじゃないだろうか。で、最初Google Mapでこのホテル名を入れて検索したんですが分からない。住所で入れると表示されるんですが、何故か"Doubletree Hotel"になっている。で、現地に行ってみて理由が分かりました。このど真ん中に存在するアトリウム。これ、Embassy Suiteですね、最初は。で、同じ系列のDoubltreeに変わって、たぶん最近Sheratonに衣替えしたんでしょう。

私が初めて宿泊したUSのホテルがEmbassy Suiteでしたから、この光景はなんて言うか原体験の一つみたいなもの。ある意味、カルチャーショックを受けた経験でした。

SPG Platinumだからでしょうか、部屋は最上階に成りましたが、そのためか「寒い」。ドアの隙間から冷気が入ってくるような状態。外は、75F以上あるのに何だろう。で、部屋に入ると、やはり典型的なEmbassyのデザイン。入り口側の部屋がまずはLivingでキチネットが準備されていて、下の棚の中に電子レンジと冷蔵庫も。その横の通路を奥に入ると、ベッドルームです。

ここで助かったのが、Wi-Fiサービス。しっかり、US$9.99チャージされるだけあって、そこそこのスピードで11gが繋がり、接続も安定していました。ちょっと溜まっていたメールとかの処理がはかどったのは、喜ぶべきか悲しむべきか...

Sheratonだからベッドは一応ブランドのスイートスリーパーに替わっているみたいでまずまず。ブランド変更直後だからでしょうか、内装や家具類は結構綺麗になっています。このベッドの反対側には、テレビ台や衣装棚が有るんですが...

この手のホテルにありがちな安普請な物ではなく、結構ちゃんとしたタンスと衣装ケースでちょっとびっくりしました。そうそう、このテレビ。Living側にももう一台有るんですが、何故かLiving側のテレビはアナログ放送しか入らず、逆にこちらのBedroom側のテレビはデジタルもOK。しかも、リモコンが1台しかなくて、それはこちらのBedroom側のテレビにしか使えない。だから、Living側のテレビを観るときには、わざわざテレビの横に付いているスイッチを操作しないといけない。何だかなぁ...

ここも、I-95のジャンクションに近く、また歩いてすぐの場所に鉄道(Tri-Rail)の駅もあるので、場合によっては便利かも。このホテルを予約してから、その駅のことを知り、Pro Bowlには鉄道で行こうかと思ったんですが、どうも本数が少ないのと臨時列車も含めて時間帯が悪いので今回は利用しませんでした。結果的には、それが正解だったんですけどね。

2010年2月3日

NRT-PBI-NRT (9) - Roger Dean Stadium

今回の旅行で、Pro Bowl 2010に次ぐ大きなイベント、会社の後輩で今こちらで新しいビジネスに頑張っている河合さんに会うために、West Palm Beachから少し北にあるJupiterまで移動です。お昼の12時に待ち合わせをしたんですが、待ち合わせ場所の彼の職場でもあるRoger Dean Stadiumに行くと人だかりでいっぱい。どうやら、地元のイベントに場所をこの日は提供していたらしくて、この日は入場料US$30で入ると、地ビールを50種類近く飲み放題でサンプリング出来るというイベント。もぅ、アメリカ中の酔っぱらいが集まってきている感じです。(笑)

教場のホームスタンド裏側に広場みたいな場所があり、そこに地ビールメーカーがそれぞれのビールを振る舞っています。ワインの試飲会のように、入り口で小さなグラスを渡されるんですが、それで飲んでいる人はほとんどいなくて、皆さんでかい「マイジョッキ」持参です(笑)。

この後運転して帰宅しないといけないので、一杯だけで我慢しましたが、それがちょっと残念。会場横には、ピザとかウィンナーとかつまみを売っている売店も出ていましたが、皆さんつまみなしでがんがん飲んでしまたね。

河合さんの好意で、メインスタジアムの中に入れて貰いました。レフト奥にある建物が、ここでキャンプを行うフロリダマーリンズのクラブハウス。で、写真には写っていませんが、ライト側にも同様にセントルイスカージナルスのクラブハウスがあります。両チームが同時にキャンプすることもあるとか。両翼が325フィート、センターが400フィートという、立派な球場です。観客席は内野と両翼だけですが、7000人。

この球場は、2年前にボストンレッドソックスに入団した松坂選手が初めて試合で投げた場所だそうで、そのときには日本からのメディアがすごかったと当時を知っているスタッフは今でも話をしているそうです。

本当に、恵まれた施設ですけど、USにはこういうクラスの物がいくらでもあるんでしょうね。まだ仕事は始まったばかりで、彼もこれからいろいろ苦労はあると思うけれど、是非頑張って夢を一つ一つ実現していって欲しいです。(続く...)

Holiday-Inn Palm Beach Airport Conference Center

到着が夜の10時過ぎになるということと、この後の予定でWest Palm Beachのさらに北に住んでいる友人を訪ねる予定があったので、とにかく最初のホテルの条件は「PBIに近い場所」。FSPを持っているチェーンの中で、まぁそこそこのお値段で止まれるところでここが出てきたので決めたような場所です。確か、20年前に仕事で滞在していたときからすでにあったような記憶が... だから、建物も古いし内装もしばらくリノベーションしていない感じですが、大きなベッドと熱いシャワーがあればまぁが万出来ます。

USもアナログ放送からデジタル放送に移行して、ホテルのテレビもフラットテレビが普通になりました。で、困ったことにここのインターネット接続、ワイヤレスなんですけど遅い。接続は一応11gでしてるんですが、どうもバックボーンが細いのか感覚的には11bクラスです。

空港の近くなので、飛行機の騒音と稼働だろうと思いましたが、部屋が滑走路に向いているにもかかわらず、ほとんど気にならない位。また、このホテルはI-95のジャンクションにも近いので、I-95経由での行き来にも便利。
 一応滞在型のホテルだからでしょうか、コーヒーメーカーだけでなく、電子レンジとその下には冷蔵庫も。今回はここに2泊したんですが、コーヒーメーカー以外は使う機会はありませんでした。

ワイヤレスの遅さをのぞけば、Holiday-Innとしてはまぁまぁのレベルかなと思います。ただ、今回はコーポレートレートでUS$100ちょっとで止まれたんですが、通常価格だとUS$300以上の設定なんですね。まぁ、そのままの価格が出てくることはないと思うけれど、さすがにその設定は、交通の便の良い場所にあるとはいえ無理があるだろと突っ込みたくなりました。