2016年10月31日

広げすぎた商売

小池都知事の政治塾「希望の塾」がスタートして、昨日は2900名を越す入塾者が集まったらしい。もともと公言していたものだし、急に決めた話じゃないから政治塾をスタートさせるのは良いのだろうけど、知事就任3カ月も過ぎて、今のところ色々な話題は振りまくけれど、何も結論や結果は出ていない状態。勿論、3カ月という期間が一つ一つが大きな問題である、豊洲であったり、オリンピック・パラリンピックであったり、都議会議員の進退問題であったり、等を解決するのに十分な時間化という疑問はあるけれど、だからと言っていつまでも時間が有るわけでは無く、個人的に不満があろうがどうしようが、決定して進めていくのも知事の仕事。結果的に、今ではどんどんスタックに仕事が積み上がっているだけで、そのうちに積み上げすぎた仕事が崩落するんじゃ無いだろうか。

内容は違うけれど、自分も発生した問題を解決していく作業は仕事の中で毎日のように実こうしているけれど、問題を指摘してあげることは凄く簡単。一番大変なのは、その問題を精査して先ずは本当に問題なのか誤解なのか手法が正しくなかったのか、問題の正誤を確認しないといけない。そして、本当に問題発生と確認されたら、それに対しての解決策を提供する必要があるわけで、これがなかなか進まない作業だったりします。基本的には、その対策を適用したものを準備して、問題が発生したのと同じ手順で再現テストをして再発しないことで解決策が承認されるわけだけど、解決しているはずなのにまた問題が発生すると、また一からやり直しなわけで、この「問題を潰す」というのが仕事の大部分だったりします。

組織のリーダーとしてやるべき事は、こういう問題発掘も重要だけれど、発掘する以前から存在しているような問題も含めて、どれだけ解決能力を発揮できるか。そう言う意味で、今の小池都知事は、まだまだ結果は出していない状態。いつ、その最初の結果を見せてくれるのだろうか。年内にはそれなりの結果を出さないと、来年は逆風が吹いてくるかも。今回の政治塾も、来年の選挙結果いかんによっては失速する可能性も高いですからね。それは維新の会が証明しているし。まだまだムードで進んでいるうちに、ちゃんとした結果が出せれば彼女の基盤も盤石になるんですが、さてどうだろうか。

羽田からアメリカへ

昨日10月30日から、羽田空港の昼間北米線のスケジュールがスタート。ANAも成田から離発着しているJFK線とORD線の1往復を羽田に振り返る形で北米線がスタート。ANAの場合は、これまで運用していた深夜帯のLAX線はそのまま残し、HNL線は出発時刻を真夜中から速くしての運用に変更。初便は記念品があるから、一度くらいは搭乗してみたいけれど、まぁ厳しいだろうなぁ... でも、来年は一度くらいはJFK線かORD線を利用してみたいものです。ただ、JFK線、ORD線とも羽田着は夜遅くなので、それが難点。JFK線は21:00着だからこれは新幹線の最終には厳しい。ORD線の20:30はギリギリ最終の22:10品川発のひかり号に間に合いそうだけれど、結構ギリギリ。遅延する可能性もあるわけだから、やはり帰国便は午後に到着する成田着がいいかなぁ。

それと、今回の変更で、HNL線も出発が少し早くなり21:55に。会社を金曜日の夜に出て羽田に着くのが20:00位だから、これくらいの出発が丁度良い。帰国便も羽田に17:25着だから、19:00台の新幹線で帰宅できるから、成田に15:00頃に到着するフライトと比較してもそこそこ。そろそろ来年の計画を立てないと。

薄氷の勝利

昨日の試合は悲喜こもごもな結果になりました。先ずは自分達の試合。初めてのグランドだったからと言うわけじゃ無いだろうけど、相手のオープニングドライブであっと言う間に失点。その時は開始早々だったから、まぁそんなこともあるだろうくらいの気持ちだったけれど、全くオフェンスが出ない。多分4Qに初めて得点するまで、ずっと4thダウンパントで攻撃が終了していた気がする。それでも、ディフェンスも初回の1TDを除けば相手の攻撃をちゃんと防御し、ダウン更新はされるけれど3rdダウンコンバージョンをしっかり防いでいたのが大きかったですね。ある意味、ディフェンスがしっかり仕事をしてくれていたから勝てた試合。それでも、最初のこちらの得点は64ヤードのロングTDパスで一気に取れたもので、あれは選手のスキルを誉めないと。その後逆転のTDを直ぐに奪えたのも大きかった。その後の試合でも、実力差があるチーム同士の試合だったので、かなりの点差が付くかと思ったら上位チームがやはり手こずり、最後になんとか逆転して全勝をキープという厳しい試合。あのフィールドには魔物がいるのかもしれないと、一寸本機で感じてしまいました。

一方同時刻に開催された母校の試合。前半はリード、後半途中で同点に追いつかれて、最後は14-21の逆転負け。これでブロック優勝はかなり厳しくなってきたけれど、次に繋げるためにも残りの二試合をしっかり戦って欲しい。

次の試合は、リーグ戦で僅差で敗れた相手。前回は前半に最大18点差までリードするものの、最後に逆転されて4点差の敗戦。昨日は別会場で試合をしていて破れたものの、前半の27点差を3Qに1TD、4Qに3TDを奪い逆転するものの、残り1秒からのFGで逆転負けに。でも、この粘りはやはりこのチームの強さだろうなぁ。トーナメント戦に入れば、負ければそこでシーズン終わりの一発勝負。二週間後の試合で、今シーズンの本気が試されますね。

2016年10月30日

日本の農業とTPP

先日、TPPによる日本の農業に対する影響みたいな小特集の番組をたまたま見ていたんですが、この時の内容が生き残るためには今まで通りの農業では駄目で、逆にTPPを利用して外に打って出る、みたいなこの手の特集では珍しく前向きな話の内容でした。この手の特集にありがちな、希少性の高い、高価格帯の農作物を作る農業ではなく、お米の話だったのでますますちょっと意外でした。

うろ覚えですが、一つは地方のJA組織が、単独で地域とタッグを組んでコストダウンと効率化を進めていって、全国から見学者が絶えないというような話。またある農家ではは、JAに依存せずに自分で効率化を進めて、例えば農薬などはJAではなくもっと安く購入出来るホームセンターを利用するとか、既存の農業でもやりようによっては、まだまだ可能性があることを見せてくれていました。

これらの話を聞いてみて思うのは、もう20年以上前にバブルが弾けて自分達の会社が遭遇したリストラ、効率化の時と同じだなぁと言う事。コストダウンのために、それまでの内製100%からOEM/ODMを利用したり、製品デザインにしても重複する物、無駄な物を排除して、台数は出ないけれど会社としてのシンボル的な製品、薄利多売でもシェアと利益を最大化できる売れ筋商品、ニッチ市場でも利益が大きい書品、というような選択集中をすることで、何とか今でも生き残っているけれど、まさに農業はその時代では。

国内市場は飽和しているなら、やはり外に出ていくしか無い。だから、付加価値の高い製品を作って海外に売り出すことは一番今のところ成功の確率は高いでしょう。幸いなことに、普通に日本で売れる製品ならば、それはそのまま海外では高級品として通用する物が多いから、特に新しく開発する必要も少ないし。問題は物流でしょうけど、今では航空便も発達しているし、逆にあれだけ批判を浴びて全国に展開されている地方空港を上手く利用したら、凄く効率的な物流が構成できる気がするんだけど。

で、そうやって国内の農家の淘汰はある程度覚悟しないといけないけれど、それによって国内農家が整理されれば、国内の農業市場も古代規模化と効率化を進めることで、コストダウンしていけば、ライバルが減った分残存者利益が望めます。大規模化や効率化は、何も中小の農家を潰さなくても、仮想的に大規模化していくことも可能だと思うんですよね。農薬の共同購入に、農機具の共同利用。それこそ、今のJAが本腰を入れて取り組んだら、凄く良いシステムになりそうな気がするけれど、結局はJAとしては旧来の農家の保護にしか興味が無いから駄目なんだろうな。別の高齢者の仕事を奪えとは言わないけれど、ある程度農家にも「定年」があっても良いんじゃ無いかと。昔と違って、死ぬまで食べ物を作り続けないと食べていけないと言う時代では無いし、そういう人にはJAが年金を渡す代わりに土地はJAが譲り受けて、それを若い農業従事者に提供して新しい農業をする基盤を作るとか。定年した高齢農家は、技術指導員としての雇用機会もあるだろうし。国内の農業基盤の効率化を進めることも忘れずに整備出来れば、単に外敵のTPPにとか言うことも無くなるだろうし。

どんな仕事でも同様だと思うけれど、まずはその仕事を極めるくらいの技術が無いと食べていけない。で、仮にそれだけの技能を身につけても、時代の変化に対応していけないと、さらに成長も存在も無い。技術や商業の世界はどんどんそういう社会システムに対応して言っているけれど、農業だけは幸か不幸か旧態依然の仕組みがまだ残ってしまったのでここまで来たけれど、それはもう通用しない。ここまで残してしまったJAの罪滅ぼしとして、JA自体が変わることを覚悟しないともう駄目なんじゃ無いだろうか。個人的には、凄くビジネスチャンスのある世界だと思うんだけど、農業は。

知事の公約

家の県知事もよく分からないところが有るけれど、この鹿児島県知事である元キャスターの三反園氏も、選挙公約とは真逆なことを言い出して、よく分からない。元々選挙中にも、原発停止なんて言っていたけれど、知事にその権限が無いことは分かっていて、それも指摘されて居て、仮に当選したらどうすると言われていたわけで、本人もまさか当選するとは思っておらず「しまった」と思ったのでは。先日の新潟の知事選でも、当選した知事は瀬虚の時には「原発停止」を言っていたけれど、元々は「原発賛成」なわけで、心情的にどう言う考えなのかよく分からない。デモ、この鹿児島の前例が出来たから、彼としては逆にやりやすくなったような。でも、それならその公約を信じて一票入れた人は報われませんよね。

選挙ではよく「一票の重み」と言う事を言って、一票当たりの格差が云々と言う事を言います。人口比で単純に定員を分けてしまえば簡単公平だけれど、そうすると大都市圏に議員が集中して、地方の議員数はますます減り、一票の公平性を重んじる余り、現実的な部分では損をすることになってしまう。さらに今回の様に、当選した途端に公約とは真逆の方向性に舵を切るような場合って、別の意味で一票の重みを軽んじているんじゃ無いの。

実はビジネスの世界でも同じような事はあって、一つの製品を作るときに、作る側としての理想は盛り込みたい。勿論、ユーザーの希望も取り入れたい。また、売れる製品にするために市場で人気の機能も取り入れたい。ところが、全部を詰め込むことは、コスト的にも機能的にも無理なことがほとんどで、そこで機能やデザインの選択をしないといけない。単純に考えれば、顧客ニーズを最優先するのが一番だけれど、正直それではとりとめなくなるし、大体が理想的な事ばかりでコスト的にも技術的にも現実的にも厳しい。また、社内的には「鶴の一声」みたいな物もあり、技術者が疑問に感じる物の、天の声で入れざるを得ない物、抜かざるを得ない物もある。結果、出来上がった製品は最初のプラントはかなり違う物になるわけですが、それで売れなかった場合には結局後から責任のなすり合い見た異な事も始まるし。政治なんてその最たるものですよね。公約とか選挙戦での発言を聞いていると、どの政党もこんなに素晴らしいリーダーはいないと思うような立派な事ばかり言うけれど、でもよくよく考えると、その中には矛盾する物もあるし、裏付けなく単なる"Wish List"で終わりそうなものもあるし。多分、任期が無くなるから絶対言わないけれど、やはり厳しい事とか反対されるようなことも含めて、ちゃんとやるべき事は言わなきゃいけないと思う。

個人的に熟々考えるのは、福島の原発事故があったときに、当時の菅直人総理が中部電力に浜岡原発の停止を命じて、それに従ってしまったことが、現在のこういう状況の根本原因だったんじゃ無いかと。勿論、中部電力としても、県知事からの要請ならまだしも、首相からの要請となると無下にするわけにもいかず、また当時の状況を考えると仕方の無い事とも思うけれど、結局あの時に停止したことで、原発は止めても良いんだ見たいな考えがなんとなく生まれてしまったような気がします。勿論、安全性を高めることは良いと思うし、福島の経験と知見は行かすべきだと思うけれど、余りに羮に懲りて膾を吹くようなことになってしまったんじゃ無いだろうか。それに、再生可能エネルギーを代替エネルギーにと言っても、結局そのコストの負担が一般利用者に降りかかって、確か今では毎月の電気利用料金の1割近くが再生可能エネルギーの補助(賦課金)に回っているんじゃ無かったかな。今では年間1兆円くらいになっているらしいけれど、仮に原発が稼働していれば、年間2~3兆円と言われてる火力発電での余分なエネルギー購入費が無くなるから、今の電気代の2~3割位は安い料金で利用出来ていたはずで、家庭は勿論、特に中小企業はかなり助かったはず。そういう功罪も含めて、全体で見た上で判断すべきなのに、どうしても一つのことだけにこだわるから、結局そこから歪みが始まり広がり、最後は破綻するような気がする。原発の安全性と有効利用、あるいは将来的には廃炉を考える必要性は勿論あるけれど、机上の空論だけで無くもっと現実を見た話をしないと、結局は損をするのは一般の人達ばかりになりますよね。

で、この三反園氏は、この原発の問題以外では知事として何をやりたいのだろうか。

リーグ最終節

8月末から始まったリーグ戦は、速くも最終節。まぁ、6試合で、ほぼ二週間に一回の試合だから、二月で終わるのは分かっているけれど、やはり短いしあっと言う間という雰囲気は変わらない。今日でシーズンが終わるチームもあるわけで、それを考えるともう少し日本でも長くシーズンが続けられないかと思うけれど、それが難しい理由も分かっているからなかなか厳しいのも確か。

ここまで、歯がゆい試合が続くけれど、少なくとも今日の試合に勝てばそれなりのランクで次のステージに進むことが出来るから、先ずは自力でちゃんと結果を出さないと。これまでだと他チームの結果次第で、自分達ではどうしようも無いポジションでシーズンの終盤を迎えることが殆どだったけれど、少なくとも今は自分達で決めることが出来るわけですから、それはある意味幸せと言えるかも。

今日はいつもの金曜日よりも1時間近く早く起きて大阪へ移動。天気がよさそうなのが救いで、これで雨にでも振られたら堪らないですからね。そういえば過去二回の遠征で、一回は結構酷い雨だった。ただ、気温は低そうなので、少し暖かい格好は必要かも。実は平行して母校の試合もあって、こっちはなかなか厳しそう。どちらも吉報を勝ち取らねば。

2016年10月29日

一タミ中央ビル

先日シンガポールに行った時、成田空港に到着して何か食べたいなと思い一タミの真ん中中央ビルのレストラン街に行ったんですが、真ん中当たりを中心に工事中の養生用パネルが囲われていて、結構な数のお店が休業していたので、いつも以上に営業しているレストランが混雑していて難儀しました。その工事が来月に完了して、新規オープンするんですね。来月の飛び石連休の時に、AMC年内最後の修行フライトで成田を利用する予定ですが、その時にはまだオープンしていなくて残念。乗り継ぎに3時間位あるから、新しいお店が利用出来たらラッキーだったんですけどね。でも、12月のクリスマスにN.Y.行く予定の時にはもうオープンしているから、一寸利用してみたいかも。

ところで、「新宿さぼてん」ってチャンギに出店しているだ。何処だろう、気がつかなかったなぁ。T3には無いから、ANAが利用しているT2なんだろうか。JALはT1利用みたいだから、T1かな。今度行く機会があったら捜してみよう(笑)。

家電攻撃

先日もIoTデバイスに対してのウィルス攻撃の記事があったと思うけれど、身近な家電の隅々に今では処理機能が入っているから、これからは電子レンジとかひげ剃りとか、それこそもしかしたらテレビのリモコンなんかにも感染するトラブルが発生するかも。ウィルス感染の防御には、それ用のソフトを走らせる必要があるわけですが、IoT系のデバイス類はシステムリソースが潤沢にあるわけでは無いので、本来の機能以外のサービスを走らせるのはかなり大変。だからといって、何もしないわけには行かないけれど。

一つはIoT自身では無くその回りに防御用の装置やソフトを走らせるデバイスを接続して守る方法だろうけど、それもコストアップもあるし、デバイス自体を直接モニターするわけじゃ無いから効果も疑問。今のWindowsパソコン見たいな複雑なシステムになると、仕込む方も色々方法はあるだろうし、仕掛ける方も色々方法があるだろうけど、単純なシステムだとそれは難しい。でも、これからIoTデバイスはどんどん複雑化していくだろうから、その分危険性も増加していくことは確か。以前、中国の研究会社だったかな、車のネットワークに外部からアクセスして制御を奪うデモをしたけれど、車もエンジンすらモーターになって内燃機関が無くなる時代ですから、先ずは車のウィルス対策が最優先かもしれない。

通常のネットワークでも同様だけれど、例えば個人個人が固有のコードを持って、それを予め登録しておくと、それをキーにした暗号化データが提供されて、それでしか動作しないような仕組みとか作らないと、今のようにネット接続していると自由にアクセス出来るようになっていては拙いですよね。記事の最後には、エアコンを外部から操作する話が書かれているけれど、これだって使いようによってはその部屋に居る人に害を及ぼすことは可能だし最悪それによって死に至らしめることも出来る。病院なんかだと、さらに深刻なケースも。この辺りは、もう何十年も昔からイタチごっこを繰り返していて、未だにその結果は出ていないけれど、今のアーキテクチャーの電子機器が残る間はずつと続くだろうなぁ。ある意味、見えない戦争と言っても良いのでは無いだろうか。

蓮舫氏、起訴

民進党蓮舫代表の二重国籍問題に関して、市民団体が東京地検に告発状を出したというニュース。まだ起訴しただけで受理されたわけでは無いから、このまま門前払いになる可能性はあるけれど、とうとう出されちゃっちと言う感じですよね。最初にこの件が発覚した時に真摯に対応していれば、ここまでこじれることも無かったのに。代表選での勝利を優先して後回しにしてきた付けが、ここに来て回ってきた感じ。

自民党の小野田議員と事なり、ここに至るまでこの疑惑に関しては、自分の発言のみで物理的な証拠なりは一切無し。少なくとも、現在の戸籍の状況を示せば、いつどの様に処理したのか分かるはずで、それで自分の証言の正統性も証明されるはずだけれど、それすらやらないのは出来ない理由があるからとしか思えないわけで、そうするとこれまでの彼女の証言の信憑性も疑われます。というか、これまでの説明に関しても、毎回行っていることが違っていたり、説明の理由となる法律が間違っていたり、あるいは質問自体が分からないと言うような不遜な態度で煙に巻くような感じもあったりして、そもそも彼女の会見自体が単なる時間稼ぎでしか内容な気がしている。

今回、仮に時効などの理由で実質刑罰が無かったとしても、これまでの発言が嘘だったことが分かれば、仮に検察が起訴を受理しなくてもかなり影響は大きいでしょうね。仮に受理されずこのまま有耶無耶に終わったとしても、結果的にはいつもの民進党クオリティであったことは証明されたわけで、まぁプラスにはならない騒動でしたね。というか、やはり他人に真摯な対応を要求するのであれば、自らはそれ以上の態度を示さないと回りは納得しないと思う。それが特に公の存在である国会議員であれば尚更ですよね。そう言う意識が欠如しているから、結局「言うだけの政党」に成り下がっている気がする。まぁ、何処の政党も似たり寄ったりではあるけれど。

2016年10月28日

悩めるMVNO

毎度お馴染みPCWatch、山田祥平氏のコラムから、MVNOのジレンマについて。先日の携帯各社2016冬モデルの発表で、MVNOに対抗するような廉価モデルが発表されて、これまでのように「安さ」を訴求するだけではなかなか大手の安心感を上回る顧客のロイヤリティ獲得は難しくなってきました。MVNOの中でも安さの訴求力が大きい楽天が、今度はミドルレンジに出て行くのも、まぁ分からないでも無い戦略。タダ個人的に疑問なのが、MVNOは回線を売りたいのか、大手のように本体を売りたいのか、そこがよく分からない。

自社サービスを継続して貰うために、本体も含めて契約して貰う方が拘束力は強いだろうけど、今のユーザーってその当たりは逆にiPhoneが良いとか、嗜好性も強いだろうから、ある程度知識と経験がある人以外はなかなか「格安」という言葉だけではつられないような気がする。

例えば私などは、よく海外へ遊びに行くから、MVNOで国内と海外でシームレスに利用出来るようなサービスをしてくれたら、毎月の利用料金が今の倍になっても(約4,000円位)利用すると思う。海外でのローミングサービスでもいいけれど、出来れば現地の電話番号を使ったローカル品質のサービスが提供されると嬉しいけれど。勿論、今でもその手のサービスは大手も出しているけれど、データ量が50MBとか、かなり物足りないですからね。電話会社同士の利用料金のやり取りがどの程度なのか分からないけれど、例えば年間の利用可能日を2週間とか3週間とか制限しても良いから、そんなサービスを出して欲しい。

例えば楽天なんかは、自社で電子マネーのEdyを展開しているわけだから、楽天モバイルの端末は全てFeliCa対応にして、楽天経済圏での標準通過にするくらいの覚悟で展開したら、もっと違う結果になるような気がする。EdyだとANAのSkip!サービスにも使われているわけだから、そちらとの連携だって可能だろうし。そういう意味では、もう一寸MVNOも努力が必要なんじゃないだろうか。

ところで、平井さんって、今楽天にいるのね。知らなかった。うーん...

emoji

ニューヨーク近代美術館(MoMA)が、docomoの初期の絵文字176種類をNTT docomoと契約して収蔵に加えるという記事。今見ると懐かしいなあ... (笑) 今は何千種類という絵文字が有り、さらにはスタンプもあるけれど、当時はこの程度の絵文字でも十分充実していた感じがありましたね。

改めて見返してみると、所謂「Face Mark」が無いような。これはちょっと意外。実は、この手の絵文字が登場する以前のテキストベースのメールのやり取りでは、感情表現をする顔の表情を入れるのが標準だったから。私が最初に仕事でメールを使い出して遭遇したのが、「;-)」とか「:-p」とかの、横に傾いた表情。最初は何だから分からなかったけれど、気がついた時の感動というか衝撃は大きかったなぁ。その後日本のBBSでは「(^^;;」系が使われるようになり、以後はこれがスタンダードに。さらにDBCSで日本語だけで無く各国語のキャラクターも使えるので、今では「( ͡° ͜ʖ ͡°)」見たいな芸術的な表情まで作れるようになったし。

私はLINEはしないので最近のスタンプ事情には疎いけれど、日本語の場合漢字を使うからこういう絵文字との相性は良いんじゃ無いだろうか。その漢字の意味まるまる一つの「絵」と差し替えできますからね。英語でも単語単位で絵文字に差し替えることは出来るんだろうけど、一寸イメージが沸きません。一文字での変換では無く、単語が一つの絵文字になる違和感というか。それに、元々漢字自体が象形文字から変化したものだから、ある意味「絵」の抽象化したものですからね。12月のクリスマスの頃にN.Y.に行く予定を入れているけれど、MoMAにも寄ってみようかしらん。

Lenovo-富士通、戦略的提携

Lenovoと富士通が、先日スクープされた両社のパソコン事業に関して、戦略的提携を進めていることを発表。まだ「戦略的提携の検討」なので、今後場合によっては決裂する可能性もあるけれど、まぁまとめ上げるんだろうなぁ。両者だけで無く、日本政策投資銀行とも財務・戦略面での支援も協議するという事なので、多分こちらの思惑が大きく影響するのでは無いだろうか。

世界のパソコン出荷台数は、大体2億7千万台位。富士通の世界シェアは1%未満ということなので、多くても250万台くらいか。一方日本国内の出荷台数は1千万台位で、富士通の国内シェアが20%弱だから国内で200万台位販売しているから、そうなると日本以外での出荷台数は数十万台程度だから、殆どビジネスにはならないのでは、と余計な心配をしてしまいます。で、そんな状況を前提にして気になるのがプレスリリースの中で言われている、

「グローバル市場に向けたPCの研究・開発・設計・製造に関する戦略的な提携」

と言っていること。今後拡大が見込めない国内市場よりも、多分成長が見込める海外の新興市場、多分日本企業も多くでている東南アジア等を念頭に置いているんでしょうね。でも、それって多分Lenovoの主戦場でも有り、NECPCもそうだろうから、その当たりのバランスはどうするんだろうか。まぁ、NECPC/富士通の場合は、殆どが国内企業の出先相手だろうから、そう言う意味では三社でも競合は余り無いのかもしれない。

かつては世界をリードした日本のPCメーカーが、どんどん変わっていくことは正直寂しいですよね。パソコンの黎明期から現在まで同じタイムラインを経験しているし、何とか国内メーカーには頑張って欲しいけれど、正直「パソコン」というデバイスが成熟期から終焉期に向かいつつあることも事実。その中で今のビジネスを継続しつつ、次の手を考えるために大同団結するのも一つの手ではありますよね。自動車業界だって、昔は系列でがっちり固まっていたけれど、最近ではコストダウンのために系列を超えて下請けや部品メーカーは製品提供をしているし、結局コストダウンを考えるとそうやってボリュームを出さないと無理なんですよね。

それにパソコンに関して言えば、これまではOSメーカーだったMicrosoftですら、Surfaceを出してきているし、今回はAll-in-Oneのデスクトップ機まで出してきていて、ますますPCメーカーは競争が厳しくなってきます。その中では、こういう大同団結が必要なんでしょうね。いずれにしても、まだ「検討」段階だから、今後改称される可能性もあるわけで、まずはちゃんとした内容が分かるまでは様子見でしょうね。

2016年10月27日

言いたい放題

暴力を誘発するために暴力を肯定し、支離滅裂な意見を展開するこの人物、東京大学の教授らしい。記事の中で「さらに挑発的な次のアクションをどう起こすかだ。」って、これって共産主義や社会主義が特異な「暴力革命」そのものじゃん。そこで流れる血は尊いものとでも言い訳するのか。辺野古や高江の前で暴力的な抗議活動をしている人達にも賛同できないけれど、理由はどうあれ物理的に現地で活動している点は抗議活動としては意味あるかなと感じるけれど、こういう大学教授なる人達は、論理武装とでも言うのだろうか、遠くに居て「やれやれ」と言うだけで、自分達には被害行為は及ばないから本当に気楽な立場だと思う。ある意味、陰のフィクサー気分なんだろうか。

こういう人達は「権力と対決する」とか格好の良い台詞を言うけれど、結局は自分達がその権力になりたいからそう言うことを言っているだけ。法律も社会ルールも社会基盤も乏しかった大昔ならまだしも、今では民主的なルールはそれなりに完備しているわけだから、そう言う方法で対応すれば良いだけの話し。辺野古移設に関しても、翁長知事のやり方は感心しないけれど、それでも裁判で結着突けるという方法論は正しい。勿論、その方法が自分達の立場に関して不利になるからやりたくないんだろうけど、それならそれでやはり自分達の主張の正統性を証明する材料は示さないと。

このコラムの最初に

「非暴力の闘争で最も大事なのは、どうすればこちらが暴力を使わずに、相手を挑発して暴力を使わせるか、ということ。」

と書いているけれど、挑発した結果に発生した暴力は「非暴力」とは言わないと思う。インドのガンジーのように、無抵抗ながらも暴力を振るわれたら、それは「非暴力抵抗」だと思うけれど。結局彼らがやっている事って、今の中国が東シナ海や南シナ海でやっている行為と同じなんだなと思うと、中国や韓国がこの騒動に関わっていることに全く理由や関係が無いとも言えないような。こういう野次馬的な人達が増えることが、この手の問題の解決を複雑勝つ長期化させている最大の原因である気がする。で、こういうものを堂々と主張として掲載しちゃうメディアも同罪ですよね。

Dynamic Projection Mapping

東京大学の研究室が発表した、"Dynamic Projection Mapping"技術。1000fpsという超高速で対象物に画像を投影することで、対象物が変形してもそれに追随して映像が変わるので、まるで印刷しているように、あるいはその大志要物自体が表示しているように見えるのが凄い。

ただ素人にはどうゆう応用分野があるのか咄嗟には思いつかない。かなり大規模なシステムが将来的に小型化できるようになるとして、どう言う応用が可能なのだろうか。例えば遊園地などで、メリーゴーランドとか観覧車のように移動する対象物にこの技術で何か投影すること。あるいは、踏切なんかで電車が通過する時に投射して、広告とか注意喚起する事も出来そう。

確かこの研究室、高速で書籍の各ページを撮影して、それをデータ化するような研究とかやっていたところじゃ無いかなぁ。高速での撮影技術や、今回は逆に投影技術に繋げていったわけだけど、応用例が一寸浮かばない。例えば、投影することで、精選された白紙の書籍に超高速で印刷してしまうとか、あるいは海の上に映像が投影できるとか、そんな技術が出来たら面白いかも。


精神科医

最近何かと過激な発言・行動で話題になっている某女性精神科医。沖縄での大阪府警機動隊員の発言で、いゃ反対派の暴言・行動も酷いだろうという一般の発言に対して彼女は、職業上そう言う訓練を受けているからPTSDには当たらないというtweetをして、今度はそれが問題になっています。で、それに対しての反論の一つがこちら

まぁ、ここまでちゃんと説明されなくても、普通に考えてみれば幾ら暴徒対策の訓練を受けている機動隊員であっても、それが限界を超えることもあるだろうし、仮に何らかの形で発散できれば良いけれど、一方的に手出しできずに我慢するだけというストレスは予想以上に大きいだろうという事は簡単に想像出来ます。それを「職業だから」という理由で一周できるほど、人の心は簡単なものじゃ無いと思う。

というか、精神科医という仕事を考えるのであれば、機動隊員に対して常識外れな行動をしている所謂「基地反対派」の行動に関してカウンセルするべきでは。本来なら話し合いで解決するのがベストなわけで、その為には双方が冷静に話し合える場を作るのが先決。反対派からすれば実際に工事をしているのにそんな悠長なことやってられるかという事だろうけど、それじゃぁ世間の賛意は得られないだろうし。というか、本来なら工事をしている防衛省なり米国大使館前で示威行為をするべきでは。

あくまで素人の考えですけど、精神科医、あるいはカウンセラーとか心理学者みたいな職業の人は、対象者と話しをしながらも、もう一人の自分が俯瞰して自分と対象者二人の様子を観察するような状況が必要だと思うんですね。対象者だけを見ていても多分何も解決しない。その対象者が外部に対する影響を観察するためにも、精神科医が自分をセンサーにする必要があって、それを観察する別の自分が必要。別の言い方をすれば「客観的に観察する」とでも言うのでしょうね。さらに言えば、その対象者の「今」だけ見ても分からないことが多いわけで、タイムラインというか前後も左右も見ないといけない。そう言う自分なりの解釈から言えば、彼女の場合は自分がその対象者の中に入ってしまっていて、もう客観性も何も無い状態なわけで、「精神科医」という肩書き自体が怪しい状態。これで、某有名大学の教授も努めているらしいけれど、彼女に教えられる生徒って、実は教わるというよりは吹き込まれているだけなんじゃ無いだろうか。

最近、色々な大学教授がネット世界に現れて居て、色々と考えさせられることが多いけれど、この人もそんな人達の一人なのは確かですね。

2016年10月26日

豊洲PT

豊洲問題のProject Teamの第二回会合が開催されて、これまで怪しげな主張で取りざたされていた地下ピット、強度、その他の問題が取り上げられたけれど、ほぼ全て「問題無し」という結果に。これまでテレビやメディアで騒いでいた、あの人とかあの人はどう責任を取るつもりなんだろうか。ここまでに費やしたお金と時間だって、結構無視できない大きなものだと思うのだけれど。

何事にも疑問を持ち、それに対して調査し、自分なりの結論を持つ、と言う事は重要だと思うんですよね。でも、そこで得られた結論は、多分幾つも存在するその他の結論の中の一つで有り、真実かどうかは分からない。その結論を得たところで、それ以外の結論との比較が再び始まり、その中で論理的にまた科学的に説明可能なものが、少なくとも技術系の議題では「正解」となるはず。実社会では、それ以外にもコストだとかスケジュールとか、あるいは人道的な理由なり慣習・風習的な理由や歴史的な話とか色々存在するので、単にロジックだけでは結論はで無い場合も有るけれど、少なくとも技術系の話ではかなりそう言う傾向はあります。今回の豊洲の話にしても、最初に疑問に思うことはあって良いと思うけれど、その後が酷すぎましたね。まぁ、守秘義務があるから勝手に直接の担当者が話しをするわけにいかず、東京都の担当者経由での間接的な説明だったので、情報が歪んだことは問題ではあったけれど。

残りの怪しげな理由もきっちり説明して、一日でも早く豊洲新市場が稼働して欲しいと個人的には思います。

医療用大麻

地元出身の元女優である、髙木沙耶(本名:益戸育江)容疑者が、乾燥大麻の所持・使用の容疑で逮捕。ほぼ同世代で、著つと透明感のある女性で、テレビなどに登場していた時には「へぇー、浜松にもあんな人が居たんだ」とちょっと意外でした。その後、芸能界を離れたかなと思ったら、ハワイで素潜りの当時の世界新記録を記録したりしてさらにビックリ。その後は千葉で自然に即した生活をしているというので、昨日も報道で使用された当時の様子を、私も見た記憶があります。でも、あそこでの生活に関して、確かどう今日している人が告発とかしていた記憶があるんですけどね。その後石垣島に移動し、現在に至るわけですが、個人的に一寸気になったのは先日の参議院選挙立候補時の時。

彼女の主張は「医療用大麻の解禁」という話一つだけで選挙戦を戦い、そして落選したわけですが、この時初めて聞いた「医療用大麻」という言葉。医療使用目的に、何か管理下で栽培生成されているようなものかなと思ったんですが、日本では認可されていないもので、アメリカの一部の州などで終末期患者の痛み軽減などの目的で使われているものらしいですね。で、あれだ「大麻」と連呼していて、かつ自分も使用歴があるようなことを言っていたから、あれでは逮捕も時間の問題かなと思っていたら案の定でした。選挙からこれだけ時間が経過してから逮捕したと言う事は、それだけ裏付け操作を慎重かつ確実に進めていたから何でしょうね。

単なる快楽とか娯楽のためにでは無く、終末期医療の苦痛軽減という趣旨には多少なりとも賛同できる点はあるし、それなりに意味もあると思うけれど、一寸性急すぎたというか最初から結論ありきの話を無理強いしている雰囲気が、個人的には違和感を感じていたところ。地元出身の有名な人だから、政党は違っても応援してあげたいところだけれど、ちょっと無理だなぁと感じていましたからね。

今回の乾燥大麻に関して、単に自分達の使用目的のためだったのか、転売などの目的があったかどうか、まだ不明ですが、もしかしたら「医療用大麻」に期待を持っていた本当にそう言う緩和措置が必要な人達にとっては、大きな失望になってしまいそうで、それが残念です。

Suica、乱れる

昨日からiOS10.1が利用可能となり、それに伴ってiPhone7のSuicaが利用出来るようになったため、サーバーにアクセスが集中し一時的に使用不能になったというトラブル。iPhone7からのアクセスだけで無く、これまでにユーザーも、特急券の購入やチャージなど、サーバーにログインが必要なサービスが利用出来なくなり、結局三時間半後には回復したけれど、まだ細かなトラブルが残っているかもしれないという状況らしい。

まぁ、日本のスマホの半分がiPhoneで、それなりの数のユーザーがiPhone7に乗り換えただろうから、そこからさらにSuicaをApple Payで利用したいと思うユーザー数もそれなりの数になるだろうから、サーバーのログイン管理が限界になったんでしょうね。通常の10倍となると、結構クリティカルだなぁ...

現在では安定してトラブルは無いようなので、この週末に自分が利用する時には問題無いだろうけど、仮に当日自分も遭遇していたら著つと焦ったかも。まぁ、今回の場合は電子マネーとしての利用には問題無かったようなので、まだ不幸中の幸いですが、特急券とかグリーン券を購入出来ないと、例えば自分の場合なんかだとN'EXに乗れなくて焦るかも。

個人的に気になるのは、これでJR東海のEX-IC対応してくれるのかどうか。それが対応されて、iDが対応したら問題無いんだけど。NTT docomoの端末だから、iD対応は近近にすると期待しているのだけれど...

2016年10月25日

競り合いを制する力

日曜日の試合は接戦以上の接戦となり、最後は想わぬ幕切れで敗退。うーん、世の中上手く行かないものではあるけれど、ちょっと勝負の神様を呪いたくなるくらいこういう展開が続きます。

冷静に試合を振り返ってみると、どの場合でも「切っ掛け」は必ずあるんですよね。それを「れば・たら」と言ってしまうのは簡単だけれど、その「れば・たら」をどれだけ次の試合で減らせるかというのが今は重要。「ターニングポイント」と言うほどでは無いけれど、「ターニングポイント予備軍」みたいな兆候ですよね。それを咄嗟の判断で評価して、必要なアクションを取らないといけない。それらは、コーチの仕事ではあるけれど、選手もそこに加わりより精度の高い判断をより早く実行するという仕組みが、まだまだ足りないのかな。

雛が卵の殻を割って外に出ることを「勝利」に例えると、今はくちばしであちこち突きだした状態。からにひびも入っていて、「よし、でるぞ」と思ってぶつかったら、まだひびの入り具合が足りなくてはじき返された状態。もう少し攻撃をしてひびを広げるか、そんな状態でも殻を破ることが出来る守りを固めるか、あるいはその両方を短い時間の中で準備して行かないと、これからの試合は勝ち残れません。その覚悟がこの試合で得られたとすれば、それはそれで成果といって良いのかも。

いずれにしても、トーナメントに入れば負ければ終わりの一発勝負が続くわけです。それが一つ早く始まったと思えば、不思議では無いはず。それだけの覚悟があれば、まだまだいけると信じたいですね。

肝付兼太氏逝く

声優の肝付兼太氏が80歳で亡くなる。アニメ世代の自分にとって、昔から耳に馴染んでいる声優さんの一人。ただ自分の中ではアニメなどの「声優さん」というよりは、ラジオのDJのイメージが強いんですよね。で、自分的にはSONYのスカイセンサーのDJをしていたと記憶していたんですが、今回亡くなったことを知って検索してみたら、それは故富山敬氏で、肝付氏は三菱電機のジーガムの番組「ハロー、ジーガム」のDJだったそうな。このへんちょっと記憶が曖昧。短波放送は、そんなに聞いていた記憶が無いから(音質が悪かったりフェージングで聞きづらかったから)、もしかしたらその後FM放送の番組か何かに出演されていたんじゃ無いだろうか。当時その声を聞いて、あぁあのアニメの声だと記憶していた気がする。

よく言われるけれど、この頃の声優さんってもう声だけで姿が見える気がします。勿論、その見える姿は声を当てているアニメの主人公だったり、洋画の俳優さんだったりするわけだけど、今時々アニメとか見ても余りキャラクターに感情移入できないのは、正直声優さんに昔ほどの「特徴」が無いからだと思う。

肝付氏のWikiを読んでいて、元々はラジオドラマなどの仕事から入られたんですね。それを読んで感じたのは、昔はまだテレビ等が無くて声で勝負するラジオという媒体があったから、あれだけの個性・特徴が生まれてきたんだろうなという事。その当たりが、最近の声優さんとの大きな違いなんでしょうね。声だけで勝負してきた人と、声でも仕事ををする人の違い。最近では話題性確保のために、有名人とか芸能人が吹き替えなどを簡単にやっているけれど、ああいうことって話題にはなるけれど記憶には残らない気がする。

昔から馴染みの声優さんが亡くなり、番組で一緒に仕事をされているまだ存命の声優さんがコメントを出している場面が何度も放送されるけれど、それらの皆さんの年齢ももう80歳を超えている人ばかり。どうしても止められない寿命というゴールは必ずやってくるもので、どんどん自分の記憶の中の思い出は減っていくのが、やはり寂しい限りです。感謝の気持ちを込めて、どうか安らかに。合掌。

消音の裏技

iOS10になり、iPhone6のシャッター音がこれまでよりも大きくなったと感じていた今日この頃。どうしても音を出したくない時用に、無音シャッターが可能なアプリなんかも入れていますが、iOS10にしてからこのアプリでも音漏れが発声することが有り、一寸困ります。何か方法が無いかと、いつものようにGoogle先生に聞いてみたら、やっぱりありました消音の裏技。アクセシビリティの機能を使って消音する方法が紹介されていました。

この方法、例えば音楽再生などでボリューム操作すると消音は解除されてしまうので、撮影の前にまた消音に設定するなどその都度の手間が必要。また、消音状態なのかどうかは実際にシャッターを押してみないと分からず、私の場合大概一度タップして消音解除になるので、その時にはもう一度タップして消音に戻しています。

この方法の難点をあえて挙げると、この機能を使用可能にすると"AssistiveTouch"の仮想ボタンが常にiPhone6のデスクトップに表示されるようになる事。それまでのアイコン等と被る場合も有るので、配置場所には工夫が必要です。また、カメラ撮影の時に、私は通常使うポートレート(縦長)状態から、ランドスケープ(横長)に90度回転させて撮影するんですが、その時にこのAssistiveTouchの仮想ボタンも相対的に同じ位置に移動するんですよね。先日もこの仮想ボタンを自分にとって一番邪魔にならない画面中央の端に置いていたんですが、撮影する時にカメラを反時計回りに90度回転させたら、シャッターで使うセンターボタンの位置に被ってしまい肝心のシャッターが押せない。これでシャッターチャンス逃してしまいました。早めに本体を回転させて、邪魔なら少し移動させるくらいの準備が必要。この辺りは慣れなんだろうけど、ちょっと急いでいる時には困りますよね。

もう一つ困るのは、この消音機能、システムの全ての音を消しているので、音楽再生等しても音が出ない。ボリュームを操作して音量変化させると解除されますが、その時には撮影する前にまた消音しておかないといけない。これも一寸した時に忘れていて困ることが時々発生します。隠し撮りなどの犯罪防止のためにシャッター音が付加されているのは重々承知しているけれど、無音シャッターが可能なアプリも幾つもでているし、本来のカメラには消音機能が入っていたりするわけで、何か本末転倒な気がいつもします。「ユーザビリティ」という事が言われて久しいけれど、シャッター音が消えないのもユーザビリティ上の問題じゃ無いかという気がする。せめて、カメラを起動したら無音でシャッターを押せるボタンが表示されて、それをONにしたらその起動中は無音になるとか、要するに一手間与えることで犯罪目的のしように対しての圧力にならないだろうか。

今回の消音方法はあくまで「裏技」なので、そのうち修正されるかもしれないと思っていたら、iOS10.1で「修正」されているらしい orz うーん、このままiOS10.0.2のままずっと保留していようかしらん。仮に消音を無くすとしても、リンク先記事にも書かれているように、もう少し音を絞って欲しいのだけれど。

2016年10月24日

ワイヤレス充電

メルセデス・ベンツのオプションで、ワイヤレス給電が登場するという記事。サンデードライバーですから、ベンツを購入することも、多分ハイブリッド車を購入することも無いだろうけど、このワイヤレス給電機能はサンデードライバーだからこそ、バッテリーを放電させないように導入したいオプション。駐車場に入れておけば、自動的に一月でも二月でもエンジンかけなくてもバッテリーは充電されたままというのは、何度もバッテリーを過放電させた経験のあるドライバーとしては必須の機能(笑)。多分普通の車でも、バッテリーに充電用のコイルを接続して車体下部に設置して、車庫の特定の位置に送信用のアンテナ兼任のコイルを置いておき、位置決めされた位置に車を駐車しておけばワイヤレス給電できるような仕組みは簡単にできそう。もっとも、そこまで仕込まなくても、車庫でバッテリーチャージ用のコードを接続すれば簡単安いと言われそうだけれど、ボンネットを開けてケーブルを繋いで、それをまた外して閉めてというのはなかなか面倒。

エネルギー効率とか、他のデバイスへの影響とか、課題や制限は多々あるものの、やはりワイヤレスで自動的に給電できるというのは便利。以前携帯の充電で利用した事がありますが、正直これはの携帯デバイスだけでなく、全ての家電製品やその他製品にも拡大すべき必須機能だと思いましたね。ワイヤレスネットワークが、今では必須機能の一つになっているように、このワイヤレス給電も早く普及して欲しいものの一つです。

ただ、正直なところ、それだけ利便性が認識されていて誰もが便利だと思う半面、車よりも小型で実用性もハードルが低いと思われるデジタルデバイスやモバイルデバイスでもまだまだ普及していないのに、さらに大規模な装置が必要な車での利用が広まるかはどうかは一寸疑問。その辺り、利用者側の「Wish」と、メーカーがーの「Wish」って、往々にしてずれているものなんですよね。

ANA A380は成田へ

スカイマーク支援の関係(?)でANAが購入する事になった3機のA380。こちらの記事に寄れば、どうも当初目論んでいた羽田線への投入は諦めて成田線への投入になりそう。今年の初めにA380購入が発表された時、羽田空港の運用制限から成田線かなぁ等と呟いていましたが、投入予定時期の2019年でも運用緩和が見込めないと考えたのか、成田線への投入に変更する予定。記事にも一寸触れられているけれど、羽田発の国際線はビジネス需要が高いと予想されますから、こういうリゾート線を無理に持ってこなくてもという思惑なのかも。地方からの集客という点では羽田の方が有利なのは確かですが、夕方出発でもホノルルには夜明け頃の早朝着になりますから、それなら遅い時間帯発の成田に集めてもそれ程違わないという考えなんでしょうね。

AirBusは、最初スカイマーク用の機体をANAに回すのかなと思ったけれど、納入時間を考えるとスカイマークの機体は別の顧客に行ってANA用はこれから製造するんだろうか。当初の目論見が外れて、A380のような大型機の需要はどんどん減っていって、今では月に1機の製造位にまで落ち込んでいるらしいけれど、それならそれで早めに納品して貰うことは出来ないのだろうか。AirBusとしても、ラインを残しておくためにある程度薄く長く製造計画を延ばしているのかもしれないけれど、それで商機を失うかもしれないANAは良いのか一寸不思議。

ANAは、現在成田から毎日2便をホノルルへ飛ばしているけれど、どちらもB767(Air Japan)運用なので、これのどちらかを差し替えるんでしょうね。でも、Air Japanとして運航している機材はB767だけなので、A380用の要員はどうするんだろうか。そのフライトはANA便になるのか、ANAから出向するのか。そう言うこともあるから、ANA便であるHND-HNL線にA380は投入するのかなと思っていたんですが。ただ、海外でA380を運用している航空会社も多くあり、羽田投入の要望も東京オリンピック・パラリンピックを目指して多いようだから、もしかしたら来年辺りにまた予定を変更してくるかも。どちらの空港離発着になっても、実際に投入されたら一度くらいは搭乗してみたい。でも、深夜帯で殆ど有難味は無いから、ファーストクラスはまぁいいかな。(笑)

AT&T、Time Warner買収

昨日深夜に配信されたビッグニュース。米国通信大手のAT&Tが、同じく米メディアのTime Warnerを854億ドル(8兆8600億円!)で買収すると発表。買収は来年末までに完了予定と言う事だけれど、うーんビックリ。畑は違うけれど、大企業同士の買収という事もあって9兆円近い買収額って一体同な与野と小一時間。下手な国の国家予算どころか、もしかしたらGDPなんかも凌駕するかもしれない。

Time Warnerと聞いても、日本ではピンと来ないかもしれないけれど、この参加には日本でもお馴染みのCNN、アニメ/映画で有名なWarner Brothers、さらに新興ネットワーク局として成長しているTNT(Turner Network Televisioin)とか、かなりのメディア企業。コンテンツの欲しいAT&Tとしては、まさにうってつけの相手何だろうけど、やっぱり実感がわかない。AT&Tは、これに先立ちDirectTVも買収しているけれど、財政とか大丈夫なんだろうか。まぁ、日本でも買収好きな通信会社があるけれど、あの会社も大変そうだし。

AT&TのライバルであるVerizonも、米Yahooの主要事業やAOLを買収するなど、同じようにコンテンツビジネスの拡充を進めているけれど、AT&Tは買収額で見ると一桁違いますからね。日本のキャリアーも同じだけれど、回線を使って貰うためにはその回線にアクセスする商品=コンテンツが必要なわけで、それを自らの傘下にすることで他社との差別化と付加価値を追加する戦略なのは分かるけれど、やっぱり規模が違いますね。

今回の関係を日本に当てはめると、NTT docomoがJ:COMや東映を傘下に収めることになるわけだけれど、それって日本でも可能だろうか。今後5Gとか6Gとか、超高速回線が普及して、今のようにケーブルを物理的に配線しなくても視聴が可能になれば、ケーブルTV局との協業はあり得ると思うけれど。どう言う方法で会社の体力を付けて行くかというのはなかなか難しい話だとは思うけれど、これだけの資金がある・出せるというのはやはり強みですよね。ちょっと羨ましい(笑)。

2016年10月23日

猫島

日本各地に猫島、猫村、があると思うけれど、会社からも近い三浦半島先の城ヶ島も猫島とは知りませんでした。最近のキーワードに「ネコノミクス(猫経済)」があるけれど、一昔前までは犬の方が愛玩動物として人気があったと思うのに、いつの間にか猫が逆転していて、猫好きの自分としてもビックリ。猫関係の色々なビジネスが拡大していくことは嬉しいのではあるけれど、そう言う急速に拡大していく時にはどうしても歪みも生まれて広がっていくものですから注意しないとバブル崩壊みたいにあっと言う間に広がって暴発して後は被害しか残らないと言う事になりかねないですからね。

この猫ブームの切っ掛けは、和歌山の「たま駅長」じゃ無いかと思うけれど、あれから一気にブームになりましたよね。犬の場合は、某CMのチワワあたりが切っ掛けかなと思うけれど、猫に比べてサイズが大きい事もあって、ちょっと限界があるのかも。勿論、猫でも「デブ猫」というカテゴリーはあるけれど(笑)。

最近では犬でも室内で飼うことが普通になってきているけれど、昔は犬は外で飼うのが普通だったので、親和性としては猫の方が高いかなと自分などは思うんですよね。ただ、時代の流れとともに犬の存在もどんどん身近になってきて、親和性という意味では猫と犬の境界線はどんどん近づいて来ている時代なんですよね。

一寸昔の様子を見てみると、犬というのは「相棒」という感じで、文字通り狩猟の時の相棒や自宅防衛等の仕事をしてきた動物。一方で猫はねずみ取りが一番の仕事である一方、癒しという点では乾場の存在だったんじゃ無いかな。だから「相棒」というよりも「家族」に近い感覚なのかもしれない。いゃ、「居候」という方が良いのかも(笑)。子供の頃は犬も猫も自宅にいて、色々思い出も残っているけれど、ペットのいない生活になってもう40年、50年? また犬とか猫とかと生活したい気持ちも生まれているけれど、よくよく考えたら自分の方が先に寿命を迎えるかもしれない年齢になっていることに気がつき、後に彼らだけ残していくのも辛いなと、ふと現実を感じてしまうのが寂しいですね。

コーディングとドキュメンテーション

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、ソフトウェア開発に関して。「コーディング」なんて、もう20年以上もやっていないから、最近の手法とか開発環境に開発言語にも全く疎いのだけれど、コラムを読む限りでは開発者の悩みというか苦労は余り変わっていないような気もします。私がソフト開発をしていた頃は、まだコラムの中で書かれているようRCSというソフトは無くて、基本エンジニア一人が担当している部分のソースを、決められたタイミングで決められた場所にコピーして、それをまとめてコンパイルしてコード生成をしていた頃。そのうちにRCSが導入されて、途中途中でテストコードを生成する場合に、自分以外の部分のレベルを管理したり、何か問題があった時に一つ前や二つ前のレベルにロールバックできるような仕組みが出来ましたが、まだ慣れないこともあって余り使われなかったような気がします。

コード開発の時には、そういったRevision Controlとともに、ドキュメンテーションが大きな問題で、例えば仕様書を最初に作ったのは良いけれど、実際にコーディングされたコードとの違いや、仕様変更の吸収、さらには完了時に最終的な仕様確定まで、ドキュメント管理するのが凄く大変。バブル前のまだお金も人も潤沢にあった頃は、一つのプロダクトに一人ドキュメント専任のエンジニアがいて、その人が全てを取り仕切っていたけれど、どんどん効率化が進められると、そんな余裕は無くなり、コーディングするエンジニア自身でドキュメントする必要が出てきます。でも、ソフトエンジニアって、ソースのコーディングは好きだけれど、それの文書化ってやりたくないって言うのが一般的な傾向じゃ無いでしょうか。でも、ソースコードだけで全て解決出来る訳では無いので、例えばポイントポイントで文書化作業を強制的に実行させたり、一番多かったのはソースコードにコメントの形で挿入させて、それを自動的に吸い出して文書化するツールを作ったり、その時にコラムにもあるようなタグを挿入しておいて整形やバージョン管理をしたり、でも結局はどれも善し悪しありその時その時でやり方が違ってきたりしたものだから、ますます混乱に拍車をかける結果になったりして(笑)。

コーディング自体も変わってきて、昔はハードが非力だったことも有り、余り時間取るような処理はしないで、出来るだけ1サイクル2サイクルで実行できるような形にしたり、パフォーマンスも考えながらのコーディングが必要でしたが、今はそんなことは考えなくても良いし、後必要最小限で無くてもある程度ざっくりした処理でも良くなったので、逆にそう言う細かなところを突き詰める故に入り込むバグは少なくなったような。共有ライブリーなどのサブルーチンやプロシージャーに関しても、ベースのハードが変わるとそれらのライブラリーも書き換えが必要になったけれど、今はソースレベルの互換性は大体担保されるので、コンパイルだけで良くなったし。

「成果物」としてはソフトウェア製品があるわけで、それが問題無ければ十分だとは思うけれど、ソフトの場合は「メンテナンス(保守作業)」がありますから、突然ソースコードだけ渡されても困る。一般の商品だと、その物を作ったらそれで完了になるのとは、そこが違うと言えるのでは。強いて言うと、例えば家の設計図なんかも「ドキュメンテーション」なんだろうけど、こちらは作る前に設計図を完成させて、それに合わせて作るわけだから、ちょっとソフトの場合とは立場が違う。それに建築物の場合は、設計から実際の建築までの手順も定められているし、許可認可も必要だし、手順の中に組み込まれていますからね。ソフト開発もそういう感じになれば良いのだけれど、そうすると開発スピードががくんと落ちるから実際に即さない訳で、なかなか悩ましいですよね。仕様書を書いたら、そこからコードを生成するみたいなことも昔やったことがあるけれど、これはこれで仕様書の書き方をコードに合わせると生成しやすいけれど、そうなると仕様書が人が読むには厳しくなり、人に優しい仕様書だとコード生成が難しくなるし。コラムでは「プログラマは楽をしている」と書かれているけれど、真面目な人は結構大変な想いをしている気がする(笑)。

激戦となるか?!

全六試合のリーグ戦も、第五節。今回も強豪チームとの対戦。ちょっと微妙なのは、仮にこの試合に敗れても、最終戦に勝利すれば何とか9位には為らないはずなので、次のトーナメント進出は可能なはずなんだけど、その場合はプレーオフとなるから一つ余計に試合をしないといけず、スケジュール的にも厳しいし、そう言う意味ではプレーオフは回避したい。

それに、優勝を狙うのであれば他チームに勝たないといけないわけだから、結局は負けて次の進むよりも勝って進む方が気持ち的にも良いわけで、前回の接戦の雪辱をして次に進みたい。何とか天気は良さそうだし、初めて相手に土を付ける試合にしたいなぁ。したいなぁ...

2016年10月22日

UA HND-SFO

そうそう、来週から羽田空港の昼間米国路線が始まるんですよね。UAのHND-SFOの深夜便は、開始直後くらいに特典チケットで利用したことがあります。深夜便なので、仕事帰りに羽田に来てそのままと米というパターンが凄く便利でしたが、やはりこの年になると深夜まで起きていて登場して、そのまま機内で眠って現地に到着したら午前も早い時間帯というのは体力的には厳しいですね。それと、同じくSFO-HNDを利用すると、空港到着が深夜手前なので、その日のうちに帰宅することが出来ずに後泊しないといけないこと。そこは上手く成田着当たりと絡めると良いのかもしれないけれど、なかなか難しかったなぁ。

羽田着が14:30頃で、羽田発が16:30頃とほぼ成田離発着と同じくらいの時間帯。都内から成田へ移動する分の時間がセーブできるけれど、私みたいに地方から出てくる人間だと、結局一日が潰れるから余り有難味は無いかも。空港の規模とか見ると、やはり成田の方が大きいから、色々と時間潰しは出来ますからね。でも、ANAのSuite Loungeに関して言うと、やはり後から出来た分羽田の方が良いかなぁ。あぁ、久しぶりにどこかに飛びたい...

フィリピンの戦略

初の公式訪問で中国を訪問中のドゥテルテフィリピン大統領。それまでスーピック等に駐留していたアメリカ軍を追いだし、自由だと喜んだのもつかの間中国が南シナ海に浸透し、それもあって再びアメリカ軍の駐留を許したのに、あっと言う間に元に戻してしまう。しかも、その南シナ海に関しては国際仲裁裁判所での裁定もでていたのに、それすらも棚上げにして中国からの経済支援を得たいと言う事なんだろうか。

ぶっちゃけた話、国と国との関係は会社などの活動は全く異なるものなので、ドゥテルテ大統領がどの様な判断をしてもそれはフィリピンの自由ではあるけれど、それでもやはり周りとの落つ機会もあるし、さらにその外側にいるだろう人達とのお付き合いもあるだろうし、やはり一定のルールというか理解は必要。それを、予め予想されていたとは言えこうもはっきりと態度で示すとなると、かなり彼としてもこれまでとは方向性を大胆に変えていくつもりなんだろうか。

一寸よく分からないのは、この後来週火曜日から彼は日本に来るわけで、そこでは多分180度異なる事を要求される事になると思うのだけれど、それとの辻褄合わせはどうするんだろうか。外交の手法は色々あるんだろうけど、先にこれだけ中国との接近を世界に見せた後では、日本に来てのやりようも無い気がするんですが。それならば先に日本に来て、中国に対しての脅威を訴え、その後中国に行き話し合いの結果相互に理解出来るレベルになったみたいな理由を付けて妥協に持ち込むみたいなことの方が抵抗は少ない気がするんですが。日本は既にフィリピンに対して巡視艇を供与したりしているわけで、まさかそれを断るとは思わないけれど、どの様に対峙していくのだろうか。

あるいは逆に、中国とは直接対話するようなスタイルにすることで、自分達で好きなようにコントロールできると思っているのかもしれませんね。今回の事があったからと言って、他にも南シナ海には中国と対峙する国があるわけで、アメリカとしてもそれらの国への支援を止めるわけには行かない。その支援活動が、たまたまフィリピンの対しての援護になる事もあるわけで、それは悪いことでは無い。二国間協議だから、他の国の状況は考慮せずにフィリピンは自分達の好きなように話を進めることも可能なわけで、それはかえって利害対立している南シナ海の状況の中ではアドバンテージがあることかもしれない。で、自分達の分が悪くなればそれとなくアメリカの後押しを得られるように手を回すのかも。フィリピンとしては、南シナ海の状況をあえて解決しなくても、少なくとも現状のまま固定化されればそれでも問題無いはずで、それでこれまで以上に経済援助が得られるのであれば、それで十分なのかも。

あと一寸思ったのは、中国のこの手の大盤振る舞いもずっと続くとは限らないわけで、特に経済的にはいつ問題が発生してもおかしくない状況。それならば、まだおサイフの口が開いている今のうちに出来るだけ援助を引き出しておこうという考えなのかもしれません。そこまで考えているとしたら、このドゥテルテ大統領、相当の策士なのかも。

目立つ熟年カップル

かなーり久しぶりの「金曜日の新幹線シリーズ」。四ヶ月ぶりだ、このネタは(笑)。いつものように金曜日の新幹線通勤。秋の観光シーズンだからなのか、この日の新幹線ホームはいつもより混雑していて、珍しい事に指定席車両の入口前にも結構な長さの列が出来ている。私の前にも、私より一回りくらい上と思われる熟年カップが二組、キャリーバッグやダッフルバッグを持って何やら話をしながら新幹線の到着を待っている。で、新幹線が到着し中に入ると、この二組、私の前の2×2の席に二人ずつ並んで座ります。

で、浜松を出発して直ぐに、前に座っているご夫婦が立ち上がって、その前の二人と何か話をしています。暫くして座るんだけど、また暫くするとまた女性が立ち上がって座席越しに前の二人とゴショゴショ話をしている。この女性が座ると、今度は隣りの男性が立ち上がり座席越しにゴショゴショ。また暫くすると、二人で立ち上がってゴショゴショ。この繰り返し... 別に話し声が五月蠅いとか言うわけじゃ無いけれど、目の前で立ったり座ったりされると、どうしても気になります。子供がやるなら仕方ないけれど、結構な年齢の大人が一回二回ならまだしも、ずっとそんな状態で落ち着かない。それなら前の座席を回転させて対面式にすりゃぁ良いじゃんと思うのだけれど、そう言う雰囲気も無いし。流石に静岡を過ぎて三島を通過する頃には大分落ち着きましたけれど、一寸落ち着かない車内でした。この日は乗車する1時間位前にシートマップを見たら、30~40%程度のガラガラ状態で「ラッキー」とか思っていましたが、実際に乗車するとほぼ満席状態。ちょっと疲れました。

疲れたと言えば、この日はお昼過ぎに鳥取で大きな地震があり、その影響で新幹線の一部区画で安全のために停電したりして、帰宅する頃にはダイヤが乱れていました。会社から新横浜駅に向かう前に新幹線の遅延情報を調べたんですが、関西から東京に向かう上りは10分~60分位の遅れが発生しているけれど、下りに関しての情報は無し。上りを折り返して下りになるから影響が無いはずは無いと思うけれど、念のため少し早めにこの日は会社を出て駅に向かいました。駅で掲示されている発車車両の掲示板では、東京行きはやはり「○○分の遅れ」と表示されますが、下りにはそんな表示はありません。でもホームに上ると、やはり5分から10分位の遅れは発生していて、私の乗車するひかり号も12分遅れでの発車となりました。ダイヤが乱れていたためか、車内もいつも以上に混雑している雰囲気でしたね。浜松へは10分遅れで到着。実は、この日は少し飲んで帰ろうかと思っていましたが、この10分程度の遅れでも何か疲れてしまい、そのまま真っ直ぐ帰宅する事に。こんな日もあるなぁという一日でした。

2016年10月21日

空港での交換サービス

航空機への持ち込み搭載が事実上禁止されてしまったSamsungのGalaxy Note7。とうとう空港での機種交換サービスが始まってしまいました。データ移行サービスもしてくれるとのことだけれど、該当機種のオーナーにとっては頭の痛いことですよね。折角新製品を購入したら、トラブルで交換しないといけなくなったわけだから。実際どれくらいのユーザーが空港で交換サービスを利用するんだろうか。この機首の販売台数は260万台くらいと見た記憶があるけれど、そのうちの1割が空港で交換サービスを利用するとして膨大な数。それに、この機種以外でも発火したという話もあるわけで、オーナーの本音としては同じSamsungの製品では無く、iPhone7あたりと交換して欲しいのかもしれない(笑)。

スマホだけで無く、洗濯機の発火騒ぎも発生していて、踏んだり蹴ったりのSamsungですが、タダ日本での報道を見る限りではそんなに大事には感じられない気もします。実際に日本での発火事件が発生していないからなんだろうと思いますし、Samsungのスマホ自体が余り流通していないからかな。それでも流石にdocomoも今回の2016冬モデルの発表機種からは外したみたいですけど、流石に別モデルであってもこのタイミングで出すのはなかなか勇気がいるでしょうね。

今回は万が一の時の影響を考えて空港での交換サービスを始めたわけですが、例えば電車の中とか船の中とか、別の交通機関で同様のトラブルが発生した場合、駅での交換とか源での交換とか、このサービスが拡大していく可能性はあるのだろうか。まぁ、陸上でのサービスなら、サービスセンターを増設して対応するんだろうけど。しかし、いつになったらこの問題の原因が判明して終息するんでしょうね。Samsungも、この機種の製造販売も痛いけれど、次の機種も原因が判明して対策出来ないと出せないんじゃ無いだろうか。

本当の理由

虐めに関して、はるかぜちゃんのまとめツイ。「いじめられる側」ではなく「いじめる側」に原因があるというのは至極納得出来る説明だけれど、個人的にやられたなと衝撃を受けたのが最後の方に書かれている、自分が「いじめる側」にならない理由:

「いじめという行為が嫌いな人に自ら近づいて関わって行くという奇妙な変態行為」

これ、至言だなぁ...

私自身は、子供の頃に「いじめられる側」にも「いじめる側」にもなった事があって、最初は「いじめられっ子」でした。正直理由は分からないけれど、どちらかというと内向的で、余り積極的で無い、ナヨナヨした感じというか、そんなので弄られキャラッぽい感じだったのかな。で、ある時、自宅近くの神社に大きな穴が掘ってあって、その中に落とされた事があります。穴の深さは2m近くあったんじゃ無いだろうか。直径もそのくらい。大きな浄化槽を埋めるような感じの穴だったように記憶しています。そこに何故か落とされて、外に出ようとすると上から土をかけられたり、足でまた落とされたり。結局1時間くらい穴の中で泣いていたかなぁ... 外に誰もいなくなったようなので、途中に土の中から出ていた木の根っことかちょっとしたくぼみを足がかりに外に出て、端って直ぐ近くの自宅に帰った事を覚えています。これが点気になった気がするんですが、この頃から「やられる前にやってやる」みたいな気持ちになって、さらに当時はそれなりに勉強は出来たから学級委員とか、学年委員みたいな訳には毎年選出されていたので、そう言う立場を利用してネチネチといじめたり(笑)という、「いじめる側」に為っていったかも。

とは言っても、腕力には自信が無かったし、学級委員という立場上大っぴら事も出来ず(笑)、「いじめっ子」として暗躍する事はほとんど無かったと私は思っているけれど、もしかしたら回りには「あのやろー」と思っていた人間ばかりだったかも。今にして思うと、もともと内向的な性格で会った事もあって、ちょっと面倒くさそうな人には関わらないようにしていたから、結果的には「いじめる側」になる事も無くここまで来たと思いますねぇ。仕事をするようになって、いろいろと「こん畜生」と思う事や「何だこいつ」と感じる事は多々あったけれど、基本的にはそう思ったらすこしずつ距離を広げていくというのが自分のやり方になっていき、結果的にはそれってはるかぜちゃんの意見と同じだったというのは、ちょっと嬉しいかも(笑)。

ただ、ここまで「虐め」の原因がはっきりしてしまうと、いじめ対策はいじめる人をいかに止めるかしか方法が無いわけで、これって非常に難しい。いじめられる側がそれなりの年齢でそれなりに行動力があれば「逃げる」という手もあるけれど、それでも追っかけてくるのが「いじめる側」であるし、例えば子供虐待なんて逃げる事すら出来ない。しかも、いじめる側っていうのは往々にして悪賢いから、見つかるようにはその虐め行為はしない事が多いわけで、となると事前にその人を拘束したり注意する事も難しい。結局は、いじめられる側が全てを背負い込んで悩んで、最悪自ら退路を断ってしまう事しか出来ない。攻めて「いじめる側」の人間に、「あんたは変態なんだよ」と全員で言い続けていくしか無いんでしょうか。それで解決出来れば良いけれど、往々にして編隊変態と呼ばれる事に喜びを感じてエスカレートしていくものだし。悩ましいですよねぇ...

審議拒否というサボタージュ

山本農水相の発言に野党が反発して、衆院委員会の真偽を拒否。山本農水相の辞任を求めて、その他の委員会等も拒否するといういつもの駄々っ子の立場。彼らはこれによって自分達の存在感を示したいのかもしれないけれど、悪目立ちしていると言う事を理解していないのだろうか。彼ら自身が言っているように、今の与党は圧倒的多数を占めているわけだから、その気になればいつでも自分達の好きなように決定して先に進む事も可能なわけです。でも、それをやらずに意見の吸い上げや摺り合わせをするのが、議会であり民主主義のはず。だから、山本氏がパーティーの席上という場であっても、言葉尻を取られるような発言をしたのは大きなミス。それに対しては撤回なり謝罪をする必要が有ると思うけれど、それをこれ幸いと理由にして本来するべき仕事をしないのは、野党の怠慢であり驕りだと思いますね。

実際、野党の立場としては、彼らの意見など無視して与党側の意見がそのまま採択決定される可能性がある状況にいるわけです。その中で野党がするべき仕事は、その与党の提案なり考えの矛盾や間違い、あるいは拙い部分を指摘して改修させる事であり、それが本来の仕事のはず。ところが、先の予算委員会でも関係無いような話で時間を潰すだけだし、「提案」と言いつつ中身の無いアイデアを言うだけだったり、結局自分達の力の無さを公にするだけだったところに、今回は実行力の無さも証明しているだけ。「審議拒否」と言えばかっこよく聞こえるかもしれないけれど、言ってみればサボっているだけじゃ無いかと、小一時間。

一度は与党の経験もある民進党が何故あんな状態なのか不思議。かえって、日本維新の会の方が、拙いところもあるけれど野党としての仕事はよっぽどまともにやっている気がする。とあるネットの書込で、民進党やその他野党が「巨大与党を倒す」と言っているけれど、その巨大与党は民意だというのは至極最もな意見。さらに、二大政党制が実現するとしたら、自公vs民進では無く、自公が巨大になりすぎて分裂した結果の二大政党という話も納得。実際、自公から民主党に政権が移り、結局何も出来ずに駄目出しされて、今の民進党があるわけで、仮に民主党が問題はあっても何か期待出来る仕事をしていたら、もっと状況は変わったはず。事業仕分けといいつつも、その効果は無かったわけだし、消えた年金と言っていたのに年金は消えたままだし、埋蔵金があると良いながら結局埋蔵金は見つからず、最低でも県外と良いながら学べば学ぶほど県内移設が必要とか、もう無茶苦茶。仮に経験不足からそう言う結果になったというのであれば、真摯に反省すれば良いのだけれど、それも無いし、全てがそう言う無責任さからでたとしか思えない。だから、彼らから何かが生み出される期待は無いわけで、それを証明するのが今回の様なサボタージュなんですよね。

ゲームじゃ無いからそんな事は出来ないのだろうけど、フットボールのタイムアウトのように一つの会期中に審議拒否は3回までとか、回数限定したらどうだろうか。で、その拒否が意味あると国民が認めたら、その一回はもう一度利用出来るみたいな。本当、そう言う厳格なルールでも作らないと、いつまでたっても意味のある野党は生まれてこないと思う。で、それって税金の無駄遣いなわけですからね。

2016年10月20日

暴言と暴行

沖縄の北部ヘリパッドでの抗議活動に支援に入った、大阪府警の機動隊員が余りの激しい抗議活動に暴言を発してしまったという事件。理由はともかくその発言をした時点で負けだから、堪えられなかったのは機動隊側の落ち度だとは思うけれど、でもメディアでは報道されない反対派の常軌を逸した行動の様子をネット等で見ていると、機動隊の気持ちはよく分かる。あくまで個人的想像ですけど、日頃厳しい相手と対応しているだろう大阪府警の人間が、思わず堪忍袋の緒が切れる位って、どれだけこのゲート前の連中は激しいのかと。彼らの違法的なバリケードや勝手に検問などをして、地元の人達が迷惑を被っている事も殆ど報道されないけれど、ああいうのはもっと取り締まるべきだと思う。確かに集会の自由や個人の思想の自由はあるだろうけど、その「自由」の意味をはき違えているというか勝手に拡大解釈しているのは、もう違法と断言するべきでは。さらには、韓国、あるいは中国の関係者もこの中には入っているらしく、そう言うのって何故もっと取り締まれないのだろうか。今でもそうだけれど、何かあると直ぐに「差別」と言い出して自分達が弱者、あるいは弾圧された側のような態度を取るわけだけれど、あんなに暴力的な弱者はいないだろう。で、理由はどうあれ、他国の人間が日本国内の問題に関して活動する事は、内乱罪あるいは騒乱罪、さらには外患罪として取り締まる必要性も考えないと。

以前も書いたけれど、今の辺野古とか高江の様子は、闘争活動激しい頃の成田空港の様子に似ている気がするんですよね。成田闘争に関しては、最初の国の対応の不味さが原因だとは思うけれど、その後地元住民の支援という事で全国から活動家が集まってしまい、途中からは活動家の活動場所になってしまい、逆にそれに嫌気をさした地元住民が離脱するようになり、それで皮肉にも成田の共存に方向性が進んだと言う事もあるけれど、今の沖縄は地元不在の単なる活動家、プロ市民のプレゼンテーションの場になっているような気がする。

個人的に違和感を感じるのは、辺野古に対してはあれだけ抵抗している翁長沖縄知事が、この高江に対してはあれほど厳しい抵抗をしていない気がするんですよね。辺野古の場合、普天間の大体という位置付けがあるものの、海岸部に新設するV字滑走路が気にくわないみたい。でも、高江にしても新規にヘリパッドを新築するわけだから、同じ状態だと思うけれど、高江は元々の基地のエリアにヘリパッドを作る事と、それによって広大な地域が返還されると言う事で、辺野古ほど象徴的な施設が出来るわけでは無く、その分見返りも大きいと言う事で、彼としては抵抗姿勢は見せつつこちらは容認しているのかなと思ったら、やはり素人でも分かるような話はすでに看破されていたようです。

沖縄の厳しい状況や特異な状況は理解しているけれど、だからといって一度に全ての問題が解決する方法は無いのも事実。それならば、優先順位を付けて、より危険なもの、より優先度の高いものから解決していくしか無いですよね。その中には地元として反対したいもの、順番を変えてほしいものもあるだろうから、そう言う話し合いはしていくべきだと思うけれど、結局今のように何でも反対という立場になってしまうと、動くものも動かなくなり、結果的に一番の問題点である普天間基地だって何も解決せずに何年もそのままなわけで、本当に基地の危険性を訴える人はそれで納得しているのだろうか。

いずれにしても、何百人といる反対派のうち、関係無い県外からの応援者とか少なくとも外国人位はある程度の力で排除しても良いんじゃ無いかと思う。地元の住民ですら反対派の行動に対して批判をしているという現状は、もっとメディアも強調するべきで、その上で相互にちゃんと意思主張して話し合いできる場所と時間を作らないと。その為にも、まずは翁長知事が辺野古異常の力をこちらにも注ぐべきだと思いますけどね。

docomoの新製品

昨日発表された、NTT docomoの2016冬モデル。既に選考して発表されていたSoftbankやauの新製品と大体同じなので、新鮮味は無いけれど、一つ注目を集めているのは廉価モデルの「MONO」シリーズ。機能を限定して、12ヶ月の利用前提ですが、一括購入で648円という超低価格商品。確かに本体価格は魅力的ですが、月々の利用料金も含めて考えると、まだまだMVNOの方が安いと思うけれど、世間の評価はどうだろうか。

個人的にちょっと面白い感じたのが「みえる電話」。リアルタイムで音声をテキスト化するサービスですが、結構使えそう。iOSのSiriとかGoogleの音声入力は時々利用してみますが、正直結構使えると感じるレベル。docomoだと「しゃべってコンシェル」の応用サービスなんだろうけど、実戦である程度鍛えられて実用性はアップしてるんだろうなぁ。まだトライアルなので利用者を限定してのサービスだけれど、例えばこちらが会議中で発声出来ない時に、相手にはしゃべってテキスト化して受信し、こちらからはテキストメッセージで応答できるような事も可能なら、ちょっと便利かも。

あと、この機能の応用で欲しいなと思うのが、通話記録のテキスト化保存。今でも録音機能はあるけれど、データ量的にも大きくなるし、いちいち再生して確認するのも面倒。テキスト化出来れば、その中で必要な情報だけ切り出しておけば良い。例えば何かミーティングの約束をしたら、その日時と場所、あと内容等をテキスト化されたデータから切り出して、そのままスケジュールに貼付出来れば便利そう。

例えば今では普通に使っているWebのサイトも、昔はテキストのみで、そこに「絵・グラフィック」を入れられるようになって表現力がアップし、さらに動画が入る事で「メディア」としての役割も可能になってきました。音声通話にしても、映像と組み合わさりテレビ電話の様な使い方から、コミュニケーションツールにもなり得る。先ずは単体機能が登場して、そこにいろいろな機能やサービスが合成されて新しいレベルのサービスに変わっていくのが進化の道順だけれど、これも単純な組合せだけれど一寸化けるようなな気がする。例えば音声→テキストだけでなく、テキスト→音声の変換も同時にサポート出来れば、耳の不自由な人との通話も、こちらは音声で、相手はテキストで、そのまま利用出来れば、こちらは相手に会わせてテキスト入力するよりも簡便かも。

将来的にどんな方向に膨らむのか、一寸楽しみな技術では無いだろうか。

Dynabookの歴史

来年三月末で、東芝のパソコン誕生の地である青梅事業所を閉鎖するというニュース。パソコンだけで無く、テレビなどの家電製品も開発していた事業所なので、規模としてはかなり大きな場所なんだろうなぁ。少し前に、富士通、VAIOとの合併話や、売却などの話が出ていた東芝のパソコン事業。その拠点が無くなって、これからどうするのだろうか。記事では、他の事業所・拠点に移動するとの事ですが、川崎周辺の既存施設に移動するんだろうか。東芝も、多分殆どの製品はOEM/ODMで製造しているだろうから、国内に製造拠点を持つ必要は無いのかもしれないけれど、それでも日本のトップメーカーの一つで、年間出荷台数も減りつつあるとは言え去年は130万台近く出荷したみたいだから、それなりに国内で対応する設備は必要だと思うんですよね。東芝と同程度の出荷台数の、HPとかDELL等海外メーカーにしても、国内に複数の拠点を持っていますから、それなりの場所は必要になると思うんですが。

日本のパソコン史の原点はNECだと思うけれど、ノートブックパソコンの原点はやはり東芝のDynabookですからねぇ。記事にも書かれているように「世界初のノートブックパソコン」と言って良いのだろうか。「ラップトップ」と呼ばれる、携帯型パソコンだけれど「ノートブック」と言うには少し大きいパソコンは、その頃に既に登場していたので、まぁその当たりは意見はあるだろうけれど、「パーソナルコンピューター」の理想として、アラン・ケイが提唱した「Dynabook」を名前に関して登場したから、当時を知るものとしてはかなりのインパクトもあったし、「あぁ、その名前使っちゃうのね」という不思議さもあったし(笑)。

暫く前に、Lenovoが富士通を買収するというニュースが出て、それだけでは無いけれどなかなか国内のパソコンメーカーの良いニュースが出てこないけれど、ここから東芝も挽回してくるんだろうか。今の何倍もの台数を裁いていた頃の設備を捨てて、最適化した設備で効率化する事は大切だと思います。少し前のニュースでは、赤字だったパソコンビジネスも黒字化したというニュースがあったと思うけれど、これでさらに競争力を得て盛り返してくるのか。一寸ずつでも元気を盛り返してきて欲しいですねぇ...

2016年10月19日

バッハ会長

昨日はIOCのバッハ会長が来日して、小池都知事とも会見し、その様子はテレビでも公開されましたが、あくまで個人的印象ですけど、一寸ウンザリしているような雰囲気を感じてしまいました(笑)。不思議なのは、3兆円という予算に対して、多分節約しても100億とかになるかどうかと言うボート会場の話が、何か一番の2020東京オリンピック・パラリンピックの問題のようにメディアでは取り上げられている件。それよりも、未だ様子が見えない新国立競技場は大丈夫なのかとか、3兆円をどれだけ圧縮して足りない分をどう手当てするのか、そう言う話が全く聞こえてこない事。小池氏との会見の後に、丸川五輪担当相とも会談して、丸川氏はIOCからの予算補助の話を出したみたいですが、IOCからしたら「それは貴方たちの責任でしょ」と言いたいでしょうね。

確かに膨れあがる予算を緊縮していく事は必要で、それはちゃんとセンターとなる責任者を決めて、その人が予算全体の規模とか配分を決めて、その中でやらせるようにしないと駄目でしょう。で、足りない分はどこからか補助を受け取る事も必要だけれど、逆にお金を稼げる方法を考える事も必要では。オリンピックの場合権利権益が厳しいから、なかなかそれを表に出してのビジネスは難しいかもしれないけれど、IOCとネゴるのであればそういうところじゃ無いだろうか。例えば、3兆円の予算で、仮に今の予算が1兆円とすると、残り4年間で2兆円を稼ぐ方法を考える。一年間で5,000億円も稼げる方法があるのか疑問だけれど、仮にそのうちの半分くらいでもカバー出来ればかなりの助けになるんじゃ無いかと思うんですけどね。

咄嗟に思いつくのは、スポーツくじ系のアイデアですが、これは宝くじで年間1兆円くらいの売り上げはあるけれど、年々売上高は下降しているらしい。あるいは、地方納税ならぬ「オリンピック納税」とか。ブランドビジネス、キャラクタービジネスだけではとうていカバー出来ないから、何か方策は考えないといけない事は確かですけどね。

で、混迷するボート競技会場問題で、今度は韓国での開催案という話まで飛び出してきました。これ、ここまで言えば日本人としては是が非でも韓国開催は回避したいだろうから、早々に結着するだろうという思惑なのではと疑ってしまう(笑)。その根拠は怪しいけれど、海の森の見積額も500億円近い金額が300億円位まで下がってきたそうで、そうなると埼玉とか宮城にわざわざ行く必要は無いはず。それに、お金に関しても、確か東日本大震災の復興予算が、何兆円も余った状態だったと記憶しています。それを、取りあえずこちらに付け替えて、その分は後で必要になったら東北の復興予算に戻せば良いんじゃ無いの。まぁ、復興予算を流用するのかと騒ぐ人はあるだろうけど、今現在使い道の無いお金を、必要なところに回して、後から必要なところに戻せば良いんじゃ無いだろうか。会社の予算などでも、同年度無いで融通することもあるだろうし。

そりゃぁ確かに、色々な決め毎に不透明な部分はあるし、予算などもどんぶり勘定どころかドラム缶勘定みたいなところも感じられるので、そういうところはどんどん占めていけば良いと思うけれど、世界に対してコミットした事を、この期に及んでいろいろ変更していくというのは外部に対しての不誠実さを見せる事になるわけで、それは日本のあるいは東京の責任としてちゃんと実行しないと。そう言う意味で、バッハ会長が直々に日本にまで来て念を押したわけですから、あまり枝葉末節な話に終始しないで、もっと大局的な観点から話を進める努力をしないとね。

宅配ボックス

結構頻度が多い宅配の再配達を軽減させるためのアイデアの一つ「宅配ボックス」の実証実験。大規模なマンションなんかで、管理人とかコンシェルジュの居る場合だと代理で受取も可能ですが、そうで無い時には困ります。一応時間帯指定なども出来るけれど、そうで無い配送も結構多いし、急に用事が出来て外出しなくてはならない場合も有りますし。個人的にも、この手の宅配ボックスは欲しいと思うけれど、幾つか疑問点が有り、まずは宅配された品物が納まるサイズを考えると、どうしても大きなものになりがちで、場所の選択に困る事。天候の事も考えると、雨対策も必要になるだろうし、設置場所って結構重要だと思う。もう一つ気になるのが、この宅配ボックスって多分複数の配達には対応出来ないだろうという事。色々なサイト等で買い物をしたりすると、配達のタイミングも業者さんもバラバラで、荷物を受け取るのが日に何度かという時もあります。まぁ、そんな事は毎回毎回有る事じゃ無いとも言えるし、利用する場合も受取は一日一回というように調整すれば良い事かもしれないけれど、出も今後この手の宅配サービスってどんどん普及していくし、自分も高齢化と共に利用頻度は高くなるだろうから、そうなると気になります。

例えば内部に棚みたいな構造があって、したから順番に荷物を置けるようにして、先に置かれた荷物は棚がロックして移動出来ないようにするとか、内部にカメラなどあり、もし何かトラブルが発生したらそのデータがセキュリティに送られるとか、そう言う仕組みも必要かも。当然複数の荷物を受け取る時には、ボックスのロック機能等も必要なデータでロック・アンロック出来るようなな仕組みも必要だろうから、そうなると無電源での動作は難しいかな。注文した時のコード(QRコードとか)と発注者の電子コード(例えばFeliCaのIDとか)を組み合わせて、当事者で無いと内部にアクセス出来ないような仕組みがあればいいのかな。

今後の高齢化社会、さらには自動運転自動車を利用しての宅配サービス等と組み合わせると、面白いサービスが出来るかも。例えば自動運転配送車にはコンテナータイプの荷物をいれた箱を搭載して巡回配送し、配送先の玄関口でそのコンテナーを特定の台座に降ろすと、そこでコンテナーはロックされて配達完了。注文者は、そのコンテナーから荷物を取りだし、秋コンテナー回収のリクエストをすると、例えば深夜の間などに自動的に回収される、みたいな。

昔だと、例えば音楽を聴きたいと思えばレコードを購入するかCDを購入するしか無かったけれど、今ではネットでダウンロード購入出来るから物理的な品物の移動は無くても購入出来るようになりました。でも、そういうデータ化可能な書籍とか音楽等は良いけれど、どうしても物理的に配送が必要な食品とかもまだまだ沢山残っているわけで、それこそスタートレックのレプリケーターが実現しない限りは物量も絶対必要。この手の宅配ボックスとか自動配送とか、まだまだ実用化されたとは言いがたい時期だから、これからも色々なアイデアが生まれてくるんでしょうね。自分としては、買い物は買い物で気分転換としてやりたいから、お店に行く事は苦にならない内は店頭で購入したいけれど、その後はこういうサービスが普通に利用出来るようになって欲しいですよね。昔は、御用聞きとか宅配というのが普通でしたけれど、最近は見なくなったなぁ。あれはあれで、今考えると良い仕組みだったと思いますね。

二重国籍問題、最終章?!

金田法相が最近話題になっている「多重国籍問題」について、「一般論であるけれど、日本国籍取得しても、22歳以降に日本国籍選択宣言の届出を行うまでは『違法状態』である」と会見。これにより幕引きを計っていた蓮舫氏が、現状はともかく少なくとも最近国籍選択をするまでの30年近く「違法」状態であった事が確定しました。

個人的には、先日の会見で「法定代理人を含めやりとりし、法務省から(国籍法)違反に当たらないとの考え方を文書で頂いた」と説明していたけれど、そうなると今回の法相の説明と矛盾する事になる。「文書で頂いた」ということは、今彼女が公開を拒んでいる戸籍のような個人的な文書ではなく、法務省が発行した正式な公文書何だろうから、公開しても問題無いはず。もう一つ気になるのが「法定代理人」なる存在で、これを調べると一般的には未成年者の後見人とか、何らかの理由で一般的な権利行使が難しい・出来ない場合に代理する存在。彼女の場合に当てはまるケースは見当たらない。一体彼女は誰に代理を依頼して、どの様な文書を貰ったのか、謎は深まるばかりです。

というか、これまでの彼女の「選択済み」「解決済み」「問題無い」という説明の数々を思い出すと、実は今回の件も何もやっていない「嘘」では無いかという思いすら感じられます。結局何も証拠を提示していない事が、これまでは全て嘘だったわけですからね。だから、今回の法相の会見を逆手にとって、今は法律的に解決しているが、それまでは五名を区おかけした、と挨拶して締めをしようとしているとしたら納得いかない。口先だけで無く、その文書なり本当に日本国籍選択したのか戸籍謄本を公開して、まずは現状問題があるのか無いのかの確定からする必要があるのでは。

その上で、この30年近い間に、実は多重国籍を認識していたのかどうかという確認もしないと。既に言われているように、この期間彼女の言動を見る限りでは、二重国籍を自分の売り物にしている発言ばかりで、少なくともメディアに出ている範囲では「日本国籍宣言しました」といううなものは見当たらない。唯一、最近の選挙ではそう言うことを強調しているけれど、じゃぁその頃に国籍選択したかというとそんな事は無かった事は今回はっきりしたわけですし。真面目に考えると、それまで二重国籍を売り物にしていた人が、色々な理由から「日本人」として活動する必要があると思い立った時に、自分の国籍状態を調べて整理しようという想いには至らなかったのだろうか。少なくとも日本国籍を所持している事は確実なので、それがあれば問題無いと考えたとしたらそれってやはり政治家として軽率で有り資質に欠けるといわれても仕方ないのでは。

いずれにしても、今回法律の責任者の会見で「違法状態」と明確に言われたわけだから、それに対して彼女も言葉だけではなく、ちゃんと証明を伴って説明しないと、結局はこれまでと同じ「嘘」と言われても仕方の無い事。それが完了して、その内容によって彼女が何らかの責任をちゃんと取るまでは、何かある度にこの件が俎上に上がって攻められる状態が続くんでしょうね。本人は気が強い人だから「だからなんなのよ」で終わりだろうけど、その周りに居る民進党の議員達は堪らないでしょうね。そんな状態で選挙なんかがあったら... いよいよ最終章かな?!

2016年10月18日

受取人不明

これまでの「作家」ではなく「歌手」であるボブディラン氏が受賞となった今年のノーベル文学賞。ところが、そのご本人には未だに連絡がつかずに、ノーベル財団も肩すかし状態。ボブディラン氏が偉大な歌手の一人である事は間違いないけれど、そこにノーベル文学賞の受賞対象としての判定理由がよく分からない。レコード大賞のように、売上高とかレコード/CDの販売枚数等定量的に判断出来るものなら分かりますが、そうでは無い全体的な印象とか内容とか評価とか、抽象的なものによるこういう判定基準ってどうなんだろうか。

勿論それ以外の、物理学とか経済学とか医学生理学とか、それらの研究成果の評価にしても、選考委員の主観がはいるから、これまでも「あの人がまだなのに、何でこの人」とかいう批判はあったけれど、それでもその研究成果はまだ世の中でどれだけ利用されているかとか、どれだけ科学の進歩に役だったとか、そう言う判断はある程度出来ますしね。でもよく言われるように、元々がノーベルが発明したダイナマイトの収益から科学技術の発展に対しての貢献を表彰する目的だったものが、どんどん受賞対象が増えていき、文学、平和、経済の3部門はちょっと違う気がしますね。最近では、純粋にその成果の評価よりも、政治的な意図から選択されたようなケースも伺えるし。

そう言う意味で、今回のボブディラン氏が未だに自分の立場もコメントも発表していないのは、本人が意図的にしているならちょっと痛快かもしれない。これだけ通信が発達している世の中だし、これだけ話題になっているわけだから、少なくとも本人の耳に届いていないという事は考えられないと思うのだけれど。仮に、今回本人が受賞を辞退したら、ノーベル財団としてはかなりのマイナスになりますね。来年以降の選考方法に大きく影響するかもしれない。文学作品なんて、その作家に対しての興味とか自分の好みの分野とか、さらには使用されている言葉のニュアンスでどの様にも印象は変わるものだし、何か優劣を付けるようなものだろうか。音楽にしても、ロック好きが演歌を批判したり、J-POPとK-POPのどちらが優れているとか、そう言うことを言う人も居るかもしれないけれど、要は自分が好きな音楽があれば良いわけで、そこに自分の興味対象とは異なる音楽が存在していたとしても、無視すれば良いだけの話だと思うんですが。

文学賞とか平和賞とかは、別のカテゴリーに移して、例えば「世界模範賞」とかにして、代わりに「ネットワーク賞」とか「デジタル賞」みたいな、今の世界に即した分野を増やしたらどうだろうか。そう言う柔軟性ならウェルカムなんですけどね。

宇宙ステーション

中国が二人の宇宙飛行士を打ち上げて、先日打ち上げた宇宙ステーションで30日の滞在実験を行う予定。もう一つの宇宙ステーションISSは、2024年までの運用は一応決まっているけれど、それ以降は目処が立たず廃棄される可能性が高く、そうなると2022年完成を目指す中国の宇宙ステーション「天宮」が唯一の宇宙ステーションになる可能性が有り、いろいろと問題になりそうな雰囲気も。

中国の宇宙開発だけで無く、特に軍事費増大や、なりふり構わない経済政策に海外援助などの様子を見ていつも思うんですが、彼らの国としての経済政策はどうなっているのかという事。経済規模では日本の2倍と想定すると、収入も倍あるかもしれないけれど、人口数で言えば日本の10倍。単純比較は出来ないけれど、日本の何倍もの軍事費投入や何倍もの公共事業に海外投資の様子を考えると、例えば日本で同じような事をやろうとすると、一番支出の割合が大きい社会保障や保険関係等の予算を無くさないと無理なのでは無いだろうか。

宇宙だけで無く、中国の場合世界中に進出して、勿論その中には経済援助などプラスの面もあるけれど、その裏にある意図に関しては正直不明な部分が多く、不安も大きい。ただ、中国に頼らないと国として維持できない国も多くあるわけで、本当はそう言う状態にならないような施策を世界的に行うべきだとは思うけれど。

2024年以降、仮に宇宙ステーションが中国だけとなった場合、SF的な世界観だと中国による世界征服といったような想像も生まれるけれど、仮に戦いとなった場合、SFのような防御シールドとかレーザービームなんていう強力で先進的な武器が無い限りは、宇宙ステーションに衝突させるような物理的打撃を与えればステーションの機能は破壊されるだろうし、その驚異はそれ程では無いんじゃ無いだろうか。宇宙ステーションよりは、中国製のGPS「北斗」が今のアメリカ中心のGPSのように世界標準になって、それが意図的に利用される方が怖いんじゃ無いだろうか。日本も準天頂衛星「みちびき」を利用しているけれど、ベースはアメリカのGPSシステムですからね。

経済規模や軍事費で中国の何倍もあるアメリカですら、なかなか単独では運用できない宇宙ステーションを、中国はこれからどの様に維持管理し運用していくのだろうか。その歪みが、中国本体に大きく影響する時代になりそうな気もしますね。何か有った場合、日本への影響も決して小さくないので、余り自分の我が儘を通すための無理はして欲しくないのだけれど、多分そんな事は考えないんだろうなぁ。とばっちりは受けたくないのだけれど。

集合力

今週日曜日のTBS系「がっちりマンデー!!」は「人力」特集で、このデジタル時代にアナログ的な「人力」でビジネスを成功させている企業を幾つか紹介していました。その中で、全国32万人もの主婦を利用して、地方などの入札情報を集めて提供している会社が取り上げられていたけれど、こういう方法って何にでも応用が利きますよね。例えば、確かウェザーニュースでは全国に会員を置いて、その場所の天気情報をアップさせることでリアルタイムの天気予報提供と、その後の予測のためのデータ収集も兼ねている。言ってみれば、センサー的役割を分散して担当して貰うというビジネスモデル。

これってある意味「テレワーク」と言っても良いのでは。一般的にテレワークというと、育児とか介護とか何らの理由で出社出来ない場合に自宅で仕事をするケースで、どちらかというと補助的な仕事方法というのが一般的な理解では。それが最近では、テレワークがメイン、あるいはテレワークのみと言う事も可能な環境整備も出てきて、これまで家庭や地方に埋もれていた「リソース」が発掘できるようになるのは大きいのでは。

テレワークに関しては、Microsoftがこんな報告をしていますが、テレワークをする側の準備やスキルもさることながら、テレワークを利用する会社や組織の理解や支援体制が無いとなかなか成功しない。私も、もう10年以上もテレワークをしていますが、やはり会社の理解があってこそ。で、一番大変なのが、会社の理解を継続していた目にも、照りワークでもそれなりに実績や成果を残していく自分自身の努力が一番大変だったりします。私は開発関係の仕事なので、物理的に何か物を作るようなハードウェア系の仕事は出来ないし、ソフト系の仕事にしても例えば実機でのデバッグとかいうとなかなか制限があります。元々、PM的な仕事をずっとやっていて、その関係のに仕事がテレワークをする頃に中心になっていたので、余り物理的な居場所が問題にならず、ネットワークさえあれば何とかなるという環境だったので、そう言う意味で恵まれていたと思いますね。

自分の場合は、それまでやっていた自分の仕事を会社から離れて自宅で仕事をしているわけですが、今回の放送のようなビジネスモデルでは、埋もれているリソースを組み合わせて利用するアイデア。最近ではネットが発達しているから、自分が必要なネットワーク構築も簡単にできますし、後はアイデアと実際の運用次第で新しいビジネススタイルやビジネスモデルが誕生する機会も大きいでしょうね。10年位前かな、Google等に代表される「集合知」という言葉が流行ったけれど、これからはそれに物理的な作業が加わる「集合力」というような言葉が流行る時代になるかも。

2016年10月17日

東京オリンピック・パラリンピック施設

いろいろな施設の準備が必要な2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場問題。小池都知事は3兆円とも言われるね経費削減のために、3施設の見直しを主張して、特にボート施設の移設に関して話が中心になっているけれど、個人的には「なんでボートだけそんなに騒ぐのか」不思議。仮に宮城県に会場を移したとし、3兆円の総予算が2兆円とかになるなら分からないでも無いけれど、精々100億円に届くかどうか。しかも、競技団体は東京の海の森での開催を正式に了承しているのに、わざわざ遠い場所に行く理由が分からない。

今回「復興」という事が言われているけれど、それならサッカーの予選とか既存施設を利用して影響を最少化しつつも目的を達する方法はあるはず。海の森のデメリットとして、予算以外で言われるのが、海風の強さと海水によるボートの腐食の問題。でも、海風に関しては両側の陸地部分を高くして風を防ぐ事も可能だろうし、コースの前後の開放部分は海上に浮体物などを置いて避ける事も可能でしょう。大体テレビで風速を調べる時って、橋の上からとか高い位置で計測しているけれど、実際は海面上をボートは移動するわけだから、そこの風がどうかは分からない。また海水の腐食にしても、ずっと海の中にボートを入れて置くわけじゃ無いだろうし、陸上に上げた時にちゃんと真水で洗浄すれば良いだけの話だろうし。唯一海水だと浮力が変わると言う話が有るので、それは考慮しないといけないだろうけど、でもそれも込みで競技団体は了承したはず何ですよね。

宮城県の長沼ボート場に海上を移した場合、海上施設だけで無く、選手村やメディアセンターの分室、さらには色々なインフラも必要だろうし、それをこのボート競技のためだけに準備する事って、正直無駄な気がする。手続き的にも、既にメディアで言われているように競技団体、組織委員会、国際ボート連盟、そしてIOCと段階的に変更の承認も必要。不可能では無いだろうけど、仮に変更した時には大きなしこりが残りそう。

個人的に危惧しているのは、小池都知事の手法として、「私は努力しました」というアリバイ工作で今回の視察などをやっているんじゃ無いだろうか。豊洲の問題もそうだけれど、この人自分の考えを持って他の意見も聞くというよりも、取りあえず回りに盛り上げさせて、その中で最大公約数を狙うみたいな手法のような気がする。ある意味大衆迎合的な政治方法だと思うけれど、そうなると都民的には賛成する人が多数になるかもしれないけれど、合理的・論理的かというと一寸疑問が生まれますよね。都知事選の時には、候補者の中では一番まともかなと思っていたけれど、段々この人の場合結局は騒ぐだけ騒いで後始末の出来ない人じゃ無いかと、一寸心配になってきました。まぁ、都民じゃ無いけれど、オリンピック・パラリンピックは心配だなぁ...

屁理屈

国籍問題で物議を醸している蓮舫民進党代表。結局これまで説明してきた事は全て虚偽と言う事が分かり、最終的に先週辺りに「二重国籍状態」を是正したらしい。記者会見で「国籍法違反に当たらず」と言っているらしいけれど、今回それが是正されただけで、それまでは「違反状態」だったのにこの言い方は無いでしょう。まるでこれまでも問題無かったような言い方。流石元タレントだなと、変なところで感心したけれど。これ、例えば他人の車を盗んで、でもずっと「私は盗んでいない」と言いながらも、急にそれが公になってしまったので慌てて盗んだ車を車庫に戻して、「私が盗んでいない事が明らかになった」と言っているようなもの。しかも彼女の場合、その二重国籍の時代中それを公言していたし、それを利用していた節もあるわけで、車本体を元に戻したとしても、それを利用していたら窃盗罪になるんじゃ無いの。

彼女の場合、本人の国籍やパスポート利用履歴にも不審なところがあるけれど、ご両親の相続問題とかいろいろと不明な部分が多いみたい。これ、台湾で精査されたら、かなり色々とぼろが出てくるんじゃ無いだろうか。文春砲当たりが調査すると、かなり大きな事件になったりして。結局は、彼女がちゃんと真摯にお詫びしていれば何もこんな大きな話にはならなかったのに、結局自分のプライドなのか何か探られたくない事があったからか、嘘を嘘で固めていったからこんな事になったわけで、これで彼女としては幕引きを期待しているのかもしれないけれど、今後もことある毎にこの話題を出されたら、色々と表に出ては拙いような話も出てくるのでは無いだろうか。

で、今回明確に日本国籍を取得して、台湾籍を放棄したのであれば、芸名の「蓮舫」ではなく、ちゃんと本名の「村田蓮舫」あるいは旧姓の「謝蓮舫」と名乗るべきなのでは。私は、国民の代表としての国会議員(地方議員もそうするべきと思う)何だから、活動する時は芸名ではなく本名で活動するべきだと思うんですよね。公の人間なんだから。ただ、結婚等の事情から姓が変わる場合はあるから、そう言う場合は旧姓・新姓どちらも利用可能というのは納得できるけれど。国会議員、それも野党第一党の代表者が、名前は本名ではあるけれど、ずっと「芸名」で活動するというのは、それって変じゃないの。タレント議員だから、どうしても知名度を維持するために芸名を使いたいという希望はあるだろうけど、国会議員はタレント活動では無いわけだし。

彼女自身に恨みがあるわけでは無いけれど、これまでの言動や行動に関しては不信感しか残らなかった騒動ですね。「かった」と言ったけれど、これで終わりになるのだろうか。年末・年明けに衆議院解散となったら、そこでまた爆弾が見つかるのかも。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

翌日大学の試合があったため、金曜日の仕事帰りに宿泊。前回から四ヶ月ぶりで結構久しぶりの滞在。

この日は会社で一日研修があり、それが少し提示よりは早く終了したので、そのまま早めに退社してきました。狙いは昨年オープンしたラウンジ。18:00から20:00までと、珍しく少し遅い時間帯まで開いているので普通の退社時刻でも間に合いますが、少しゆっくりしたいと早めに出てきました。ホテルのシャトルバスの時間に会わなかったので、白金台まで地下鉄で移動して、そこから徒歩でホテルに到着したのが19:00少し過ぎ。部屋で荷物を解いてからラウンジに向かいました。

週末で混雑しているかと思ったんですが、ドリンク・フードコーナーのある真ん中の部屋こそ半分くらい席が埋まっていたものの、入口側と一番奥の部屋は一組しか人がおらずガラガラ。私も真ん中の部屋に席を決めましたが、その後来たグループが五月蠅くて失敗しました。ここでワインを二杯ほど頂いた後、1Fのいつものレストランへ夕食をとりに行きましたが、今回は失敗。プリフィックスのコースでメインを魚と肉2種類にしましたが、どちらも塩っぱくて殆ど残してしまいました。前菜のホタテと海老をジュレで絡めたものも、このジュレが薄っぺらい味付けで逆に何を食べているのか分からない。ワインはグラスで白3杯、赤1杯頂きましたが、料理がちょっとなぁ... 最後の肉料理(塩竃のローストビーフ)は、回りにやけに脂身が多くて、それを取って残していましたが、赤身肉のところもちゃんと熱が通ってないのか生肉みたいな感じなので半分くらい残したんですが、後で会計を見たらその分惹いてあった気がします。やけに安いなと思ったんですけど、その時は酔っ払っていたので気がつかなかった。いつも利用しているレストランですが、マネージャーからフロアーまで総員入れ替わったように知っている人が一人も居なくて、それも居心地の悪さを感じた理由なのかも。

これでSPG系24泊目。今月末に予定していた大阪の都ホテル宿泊は予定を変えてキャンセルしたので、11月のどこかで宿泊して25滞在に到達する予定。さていつにしようか...

2016年10月16日

国籍選択宣言

昨日蓮舫氏は、台湾籍の離脱証明書が区役所に受理されなかったので、7日に日本国籍の国籍選択宣言をしたと発表。結局、9月中は二重国籍で有る事を認識していても「問題無い」と言っていたわけで、これまでの説明等の信頼性が一気に揺らいだ事は確か。10月6日までだったかな、蓮舫氏が参議院議員を辞職すると、旧維新の党の田中康夫氏が繰り上げ当選する事になるので、それを阻止したい与党側はそれまでは追求しないのではと言う話があったけれど、本当にそんな感じになってきましたね。規定によって参議院議員の繰り上げは無くなり、後は蓮舫氏の自滅を待つだけなのだろうか。

残る疑惑は、二重国籍状態を知りつつ、台湾籍の権利行使をしていたかどうか。過去の雑誌や新聞の記事などをみると、本人自ら台湾籍である事に言及しているところもあるし、パスポート利用もしていた様子も伺えるので、この辺り既に事項になっているけれど、信頼性という意味ではかなりのマイナス。何処まで遡及して明らかになるか分からないけれど、もし時効成立前の最近でも同様の事が出てくると、かなり難しい状況になりますよね。正直なところ、政治気になる前タレント時代は結構この辺り簡単に考えていて、本人も二重国籍である事は自分のミックスという立場に華を添えるものであっても害にはならないと思っていたかもしれないけれど、流石に政治家になってからはそういうわけにはいかないので、もっと早めに手を打っておかないと。しかも、今では野党の代表何ですからね。

政治家の資質として、リーダーという立場上弱みは見せない、虚勢を張る事もある程度は必要だと思うけれど、それ以上に真摯であれ正直にあれということはもっと重要なはず。彼女の場合、今回の代表選は千載一遇のチャンスだったかもしれないけれど、仮に今回代表になっても近いうちにまた与党に返り咲く、あるいは政権交代に持ち込める程度に党勢が回復すると本気で思っていたのだろうか。私ももし彼女の立場で、同じような国籍問題を抱えていたとしたら、最初にこの問題が指摘された時に「申し訳ありませんでした」一旦退いて、数年先のタイミングを待つと思うけどなぁ。彼女が男性候補だと、似たような候補者は民進党でも何人も居ると思うけれど、女性であれくらいのキャラの人って、残りは辻元氏くらいで、彼女はさらに輪を掛けてあくが強いから代表には向かないから、結果的に「女性」という武器で、何年後でも戦えると思うんですけどね。何で、この低調な次期の代表になりたいのかよく分からないけれど、それを優先して無理をしすぎて自滅した、と言う事なんだろうなぁ。

それでも代表として、問題はあるけれど突破力はある位の答弁力を見せればまだ少し違ったかもしれないけれど、相も変わらず自分中心な話ばかりで、これでは誰も後押ししてくれないんじゃ無いだろうか。なんか、後は彼女がいつ白旗を揚げるかだけが政局の最大の注目点になっている気がする。

とうとう危険物扱い

発火騒ぎのGalaxy Note7、とうとう飛行機への持ち込みだけで無く手荷物での搭載も禁止に。Samsungは対象機の返却も受け付けていて、二重三重に耐火性のパッケージで梱包して送るようになっているけれど、飛行機への搭載も駄目となると郵送も出来ないですよね。そのうちSamsungが専門の回収チームを世界中で動かさないといけなくなるかも。

昔々、Samsungは携帯電話でトラブルを発生させて、世界から総スカンされて、その屈辱から組織改革や研究開発等をすすめて今のスマホ帝国を築いたわけですが、それをまた瓦解させるトラブル発生となってしまいましたねぇ。今回のリコール、回収騒ぎで3000億円位の損失になるらしいけれど、正直その程度の損失なのかという感じで、それ位ならSamsungの体力で何とかなるんじゃ無いだろうか。最も、そのGalaxyだけじゃ無くて、洗濯機の爆発騒動もあり、Samsungの製品全体への信頼性低下になっていますからねぇ。Samsungの場合、日本のパナソニックとか東芝とかの家電メーカーと事なり、韓国の屋台骨を支える存在と言って良いくらいの巨大企業というか巨大財閥。昔韓国の会社の人と暫く仕事をした事があったけれど、Samsungに入社するというのはとてつもなく憧れで、それだけでその人の格が一つも二つもそれ以上に上がるという話をして、日本以上の格差社会というか競争社会にビックリしたものです。

今回はGalaxyですが、バッテリーというエネルギーの固まりを内蔵している製品全てに可能性のあるトラブル。今後バッテリー容量がどんどんアップしていく事が、イコールこういう危険性や何かあった時のエネルギー暴発の拡大にもなるわけで、この辺りの電源技術、バッテリー技術には注意が必要になりますね。うちの場合でも、昔からバッテリー関係のテストはかなり厳しくて、これで何か問題があると開発停止や製品出荷停止になったりするくらいの厳しさ。Samsungも、決してその当たり手を抜いていたとは思えないので、彼らも困っているのかも。まだまだ技術的に分からない部分もあるし、逆に新しい技術に追いついていけないところもあるかもしれないけれど、今後デジタルデバイスがどんどん成長普及してくると最も重要な技術なわけだから、各メーカーに頑張って欲しいです。

辛勝

昨日は久しぶりに暑くなって汗だくになりながら試合観戦をしましたが、いゃぁ、疲れる試合でした。ディフェンスは、改善点はあるけれどFG 1本に押さえたディフェンスはよくやったと思うけれど、オフェンスがチャンスを何度も逃すミスがあり、得点が伸びなかったのが痛い。

暑い中、相手チームは選手は15~16人位で、殆どの選手が攻守両面出場だったけれど、最後まで元気があって頑張っていたのが印象的。次の試合までに今回の試合の内容を反省して対策して、三試合目も勝利で飾って欲しいです。

2016年10月15日

買収戦略

一国の規模に匹敵する牧場を持っているのも凄いと思うけれど、それを買収しようとしている意図も恐ろしいニュース。純粋に食糧供給対策と思ってみても、地元のオーストラリア国民にしたら、その分の牛肉が自分達のマーケットから消える可能性があるわけだから、幾ら牛肉輸出大国とは言え食料不安の可能性もあるのでは。

中国は確かに12億人という膨大な人口を有しているけれど、あれだけ広大な国土も持っているわけだから、上手く開発すればわざわざ海外に土地を求めなくても、十分に供給体制を隔離できると思うけれど、結局既にあるものをそのまま買収した方が早いし簡単という考えなんでしょうね。だから国内産業も育成できないし、その分適当な乱開発をして環境も悪化していくんだろうなぁ。仮に国内の何処かでこれくらいの大規模開発をちゃんとした方法で初めて行けば、時間は何年かかかるかもしれないけれど、ちゃんと食料供給の体制も整うだろうし、自然か今日も回復するかもしれない。一石二鳥三鳥の話で日本人ならそうすると思うんですけどね。

この買収、三度目と言う事で、これまで拒否の理由になってきた様々事に対応しての三回目の挑戦らしい。現オーストラリアの政権が中国よりと言う事で、今回は許可が下りるかもしれないと言う事だけれど、許可するにしても例えば出資比率の変更には議会の承認が必要とか、現状変更する場合に簡単にできないような箍を填めておかないと、直ぐに中国が自分達の言いように変更して、結局走らない間に中国がオーストラリアの中に成立してしまうかも。移民も多いし、仮にそういう傾向になったらあっと言う間に華僑が押しかけてくるだろうし。

で、日本だって他人事では無いわけで、今は投資目的や国内での財産を海外で補完する目的でのマンション購入とか土地購入が多いようですが、知らない場所に知らないうちにコミュニティが出来ていくのが彼らのやり方だから、気がついたら待ちのほとんどが中国からの移住者と言う事にもなりかねない。アメリカなどの所謂「中華街」の様子を見ていると、私なんかはとてもそれが冗談とは感じられないんですけどね。でも、一般の日本人からしたら「何を馬鹿なことを」という感じなんだろうなぁ。今蓮舫氏の二重国籍問題が話題になっているけれど、帰化にしてももっと厳しくしていかないと、国籍こそは日本人だけれど、気持ちは完全にアッチの人がどんどん増えていくだろうし。「便利だから、日本のパスポートが欲しいから帰化したけれど、気持ちは変わらない」なんてテレビで公言する人もするくらいですしね。自由な経済活動は保証されるべきだけれど、それはベースに相互に信頼関係があること、ルールや合意には従うことといった、共通認識があればこその話で、それが出来ないような相手とは厳しく付き合うのが、人間同士の交友・交際と同じ事。人は信用できないけれど国は信用できる、なんていうのは盛大な誤解というか妄想だと私は思う。

汗をかくロボット

東大が開発した「汗をかいて冷却するロボット」。金属フレームにスポンジ状の構造を取り入れ、そこから水が浸透し気化熱で冷却するという、まさに人間の「汗」と同じ仕組み。ファンによる空冷の3倍の効果があるというのは、ファンのような専用の仕組みがない分かなりメリットがあるのでは。ただ、今はフレーム構造飲みなのでフレーム自体をスポンジ状にして水を浸透させるけれど、将来的に外殻というか「皮膚」が付くようになったらどうするんだろうか。このままでは内部の湿度が高くなって効果は無くなるだろうし。外殻が付いたら、多分その外殻に同様の「発汗」システムを作り、必要な部分にはその冷却効果が伝わるような仕組みにするんでしょうね。実際人間の体は、骨から汗が発汗しているわけでは無いし。

自然界の動物や植物などの形状から工業製品のデザインが生まれたりしますが、やはり自然は偉大、人の体は偉大、と言う事なんだろうなぁ。

二試合目

今日は母校のチームシーズン二試合目の日。前回は相手の実力もあったけれど、結構綱渡りな感じで苦戦して何とか勝ち逃げすることが出来たけれど、今回はさてどうだろうか。故障者が多いのが気になるけれど、昨年も完封勝ちした相手なので、何とか凌いで欲しいところです。正直なところ、昨年と比べてやや戦力的には落ちているかなという印象を受けるので、今シーズンは昨年のようなブロック優勝は厳しいかもしれないけれど、まずは頑張って欲しいところ。今回も天気は良いし、会場も母校のグランドと地の利もあるし、苦しむだろうけれど何とか勝利を勝ち取って欲しいところです。

2016年10月14日

国籍選択宣言

蓮舫氏の国選関連のニュースでは、いろいろと国籍法やら戸籍法やら、今まで知らなかった手続きやルールが分かってきて、自分には関係無い話では有るけれど、なかなか興味深い。で、とうの蓮舫氏は相も変わらず知らぬ存ぜぬ状態だけれど、国会で名指しで首相にまで指摘された以上、このままでは済まないでしょうね。仮に噂されているように、年待ちから年明けに衆議院解散総選挙があれば、自公はこの問題を攻撃して、民進党の政党としての未熟さを攻撃するだろうから、蓮舫氏自身よりも他の高にとっては痛手というか死活問題になるのでは。

彼女にしても、本当に問題が無いのであればとっとと戸籍謄本を公開すれば良いだけのは無しだけれど、隠せば隠せ酢ほど立場が悪くなっていく。自民党の小野田氏も同様の立場だけれど、こちらは取りあえず戸籍謄本を公開して国籍選択の時期を明確にしているから、まだ救われる。すでに自分の国籍を証明する方法が知られてしまった以上、蓮舫氏としてはそれ以外の方法で潔白を証明することを考えいるんだろうけど、多分無いでしょうね。逆に、ますます自分に不利な情報紙か戻ってこないかも。

国籍離脱、選択時期も気になるところだけれど、仮に蓮舫氏が台湾のパスポートを利用して渡航したことがあるとすると、これはもう国会議員としてはアウトでは。流石に議員になってからはそれは無いと思うけれど、其れ以前に使用した事が分かれば、これまで彼女が主張していた「知らなかった」は説明になりませんからね。ただ個人的には、彼女の場合最近まで台湾籍のパスポートも利用していたんじゃ無いかという気がするけれど... いゃ、あくまで想像だけですが。

今の議論は、彼女が政治家として正しいことを言っていたのか、正しい手続きをしていたのかという事が争点なわけで、どこの国との二重国籍であるとか、二重国籍者の善悪なんていう話ではないもの。彼女としては、そういう総論的な方向に持っていって有耶無耶にしたいのだろうけど、そうなるとちゃんとこれまで手続きしていた人に対しての裏切りになるわけですし。これでこのまま何も無く終われば、多分今後国会で何か不正追及する場合に、全てこれが悪しき前例として利用されることになるでしょうね。当事者である蓮舫氏の責任も大きいけれど、代表選以前に出ていた話を軽く見て強行突破した、執行部の責任もそれ以上に大きい気がします。次の衆議院総選挙後は、民進党分裂だろうか。とある記事で、自公と民進党の二大政党政治は無理だけれど、自民党がさらに巨大政党になり、その結果分裂して保守二大政党制になる可能性はある、という書かれていたけれど、これは結構そういう気がしてきました。最も、そういう形で分裂してその後の紆余曲折の結果野党から与党に一度はなったのが当時の民主党だけれど、その結果を見るとやはり分裂したどちらかにどれだけの人材が集まるかで未来は予測できそう。

都議会

都議会定例会が閉会。小池都知事となり、これまでとはひと味違う地方政治が期待されたけれど、正直何か引っかき回すだけ引っかき回して、結論は後回しにして終わったような感じ。唯一決定したのは、都知事の給料半減くらい、という印象しか無い。「都知事の給料半減」にしても、私は「やるべき事をやっているならそれなりの対価を貰うべき」という意見に賛成で、それをせずに一律的に減らす事で何か禊ぎをしたような事になるのは一寸違う気がする。

大きな話題の一つである豊洲新市場問題にしても、最終的に市場長の更迭を行ったけれど、何か違う気がする。問題を大きく分けると2つになると思うんですよね。一つは、豊洲新市場の、新しい市場としての安全性の問題。もう一つは、今問題のほとんどを占めている、計画から建設して完了するまでの手続きの問題。この中には情報共有の問題もあるし、利益供与の問題もある。ただ、今のところどう考えても築地市場にこのまま残る選択肢は無く、また豊洲新市場以外の候補地も無いわけで、豊洲にできる限り早く移動するというのが大命題だと思うんですよね。となると、先ずは今進められている安全性に関して明確になったなら、まずは出来るだけ早く移動するのが必要な事では。手続きの問題に関しては、今から建物を壊して作り直すなんて言うことは無いわけだから、それは後からでもじっくり検証して必要な処罰なりすれば言い訳で、それは安全性とは関係無い話ですからね。その安全性を疑う話にしても、地下水で騒いで、傾いた柱で騒いで、結局どれも勘違いや知識不足からの騒動ばかりで、実際に安全性を疑うような事は出てきていない。

小池氏としては、前の都知事達の闇を白日の下にさらしたいのかもしれないけれど、それはそれで正義としては正しいけれど、もう一つは東京都の責任者として日々の都民の生活を滞りなく進めるという事も大きな仕事。そう言う意味で、豊洲に関しても先に書いたように、問題点や不明な点の解明も重要だけれど、元々の予定から遅れる事はもう仕方ないとしても、一日も早く新市場へ移動して「食の安全」を確保する事も必要なはず。オリンピックにしても、コストアップの理由を明確にして事も重要だけれど、もう4年を切ったわけですから、準備を始めなきゃいけない時期でもあるわけで、そちらの仕事も重要。今回三施設が再検討の候補に入っているけれど、正直それらの施設で節約できる金額って、今では総額3兆円と言われている予算からみると1%程度ですよね。3兆円が半額になるとか言うならば、今コストダウンにエネルギーを賭ける理由はあると思うけれど、その程度と言っては失礼だけれど、その為に既に決定している事をひっくり返す事にどれだけの意味があるのか。それならば、ホスト自体返上すれば言い訳ですからね。勿論、節約できるところはどんどん節約していけば良いけれど、でもお金をかける事は経済刺激にもなるし、足りないところはブランドビジネスとかイベントとか色々やり方はあると思うし。

問題あぶり出す事は、ある意味簡単なわけで、あるいは精査する・調査するというのも、彼女自身があちこち調べ回るわけでは無いので、これも言うだけである程度進む仕事。ただ、そんな事ばかりやっていても何も解決しないし、回りも疲弊するだけなわけで、そろそろ何か「結論」を出していく仕事をしないといけないんじゃないかな。まだ暫くは、東京10区補選とか東京オリンピック・パラリンピックの話で繋がるかもしれないけれど、そろそろ「決める」という姿を都民は欲しているのではと思いますけどね。

卓袱台返し

「卓袱台返し」あるいは「Moving Goal」とも言う韓国のお家芸(笑)。結局、彼らからしたら、慰安婦問題が残っている事が利益なんですよね。それによって日本に対して要求する事が出来るから。流石に、慰安婦問題に関しては賞味期限が切れかかっている事は彼らも分かっているから、別のネタを捜しているような雰囲気もあるけれど、それでも今でも一番の武器で有る事は変わりなく、国民の賛意も一番得られるものだから、これを解決されては困る。その裏には、日本も分かっているから強気には出ないだろうという思惑があるわけで、それはこれまでは正しかったけれど、今回の日韓合意はある意味で日本からの最後通牒なわけで、そこを読み誤ると彼らも痛い目に遭う、ようにしないと未来永劫この関係は解決されないでしょうね。

問題なのは、日本対韓国の問題なのに、日本の中に色々画策するグループがあるわけで、彼らが火を付け回っている事も無視できない。本当に女性人権の問題と思うのであれば、日本の「被害者」に関しても同等以上に救済活動をするべきなのに、これまで聞いた事も無い。

日本側としては、国と国の代表が決めた約束事で、勝つ日本に責任の有る作業は既に完了しているわけで、後は韓国側の仕事だけ。日本としては、これまで何度も齟齬にされていただけに、多分今回のそのうちに破られると思っているのかもしれないけれど、それならそれで日韓スワップとか、日本の利益にならないようなものは、そのまま保留にしておけば良いのでは。そう言う駆け引きというかトレードオフをちゃんとしていくべきだと思う。

その合意を決めた朴大統領は、実質的に来年が最後の任期になるわけですが、その次の大統領が再び卓袱台返しをして白紙に戻したりしたら、もう日韓関係は終わりかも。2018年のどのタイミングで日韓首脳会談が、あるいはそれに類する日韓首脳の会談が開催されるか分かりませんが、日本側は多分よほどの事が無い限り2016年9月まではまだ安倍総理の時代。ただ、その任期で安倍氏が退陣する事が分かっていれば、わざわざ去って行く代表者と話しをする必要は無いわけで、彼らとしても来年は日本の任期延長の動向を見極めないといけない。その時に、先ずその関係を断絶させるようなにつかん合意破棄をいきなり持ち出してくるとは思えないんですが、でもあの国だからなぁ...

最近は大阪での一連の出来事がホットで、あえて反日ムード、嫌日ムードを醸成しているような雰囲気すら感じるんですが、それは考えすぎか(笑)。でも、あの国だからなぁ... ネットでも言われているけれど、「まるで慰安婦問題を観るようだ」というのは言い得て妙ですね。まぁ、すこしずつ良くなって言っているのかもしれない日韓関係だけれど、それを良しとしない人達が居る間は、現状より悪くなる事はあっても良くなる事はなりそうですね。まだまだ卓袱台返しは続く...

2016年10月13日

東京大停電

昨日の午後に発生した都内の何十万件にも及ぶ停電トラブル。原因は埼玉にある地下変電所での火災により送電ケーブルが消失した事らしいけれど、モクモクと空に立ち上る真っ黒な煙の映像はかなりショックでした。最初は「すわっ! テロ」と思ったものの、どうやら原因は送電ケーブルの老朽化による漏電による失火らしい。今朝の報道では、点検はしているけれどもう35年間も交換していなかったと言う事で、この辺り東電としては責任を問われそうですね。

最近は送電ケーブルの地中化が進められていて、確かに景観的にはスッキリするし、地震にも電柱よりは堅牢らしいけれど、今回の様に火災発生となると、地中に埋まっているだけに対応は難しそう。消火装置とか備わっていなかったのだろうか。電気だから水は使えないので二酸化炭素消火器とか泡消火器になるから難しいのかな。それでも、直ぐに送電経路を切り替えて、火災発生から1時間から1時間半で復旧した事は、東電の対応を賞賛するべきでは。早いところでは、数十分くらいで回復したみたいですからね。こういう時のトラブルに対応するために、送電経路は冗長化してあるだろうけれど、実際にそれを使用するとなるとなかなか大変でしょうけどね。リンク先の記事の最後にも書かれているけれど、これだけの規模の停電は、先の東日本大震災の400万軒や、さらにその前にもありましたねぇ、クレーン船が送電線を断線させた事件が。あの時には139万軒が停電したのか。

で、仕事柄サーバー管理もしている身としては「停電」には敏感なわけで、昨日は都内にある一体何台のサーバーがクラッシュして、二度と立ち上がらなくなったのだろうか。まぁ、一般的にはUPSを入れて、瞬断・停電したら直ぐにシャットダウンするだろうけれど、正直そこまでの設備投資が出来るのはやはりそれなりの規模の会社なり、開発系等石北会計の会社だけでしょうね。普通は、サーバー用のPCを置いていて、そのまま通電しっぱなしで使用しているのが実状じゃ無いだろうか。さらに言えば、仮にUPSを適用していたとしても、システムは強制シャットダウンされますから、データは保存しつつもシステムの電源は一旦落とされます。で困るのは、古いシステムや古いOS等を使用していると、一度電源を落としてしまうと、二度と立ち上がらなくなる事が間々ある事。私も何度か経験があるけれど、何でさっきまで動いていたシステムが起動しないのか分からない。その症状も色々で、物理的に電源が入らなくなる場合、電源は入るけれどOSが起動しない場合、OSは起動するけれどエラーになる場合、OSは起動して通常通り立ち上がるけれど何故かサーバーとして問題が発生する場合等々、もう何か科学とは別の魔法の世界に入ったみたいな状態になりますからね(笑)。

今回のトラブルで、幸いにして死傷者と言った被害は無かったようですが、例えば冷蔵庫が止まって商品がダメになったとか、システムが停止してデータが吹っ飛んだとか、そう言う被害は数え切れないくらいあったでしょう。勿論、それはそれで不幸なわけだけれど、こういう突発的な事は予期しない時に発生するわけだから、今回の経験を将来あるかもしれない次の機会のための教訓にどれだけ出来るかというところで生かさないと報われません。今回の件を教訓に、将来発生するかもしれないもっと大きな災害に対しての準備をする事も考えないといけませんね。会社のシステムは専任の施設管理のスタッフも居るのでデータバックアップだけ考えれば良いけれど、自宅のPC類は真面目に考えないと。

メディアの捏造

中日新聞/東京新聞に連載している「新貧乏物語」の中で、記事の内容や写真が事実と異なるものであった事が分かり、当該記事を削除してお詫びをした問題。ライバル紙等はこの件を報道しているものの、肝心の中日新聞のサイトにはこの件に関してのお詫びなどが見当たらない。この連載のトップにもそれに関しての言及は無いし、どうやら訂正記事は印刷紙面でのみ行った様子。だから、その捏造があったとされる第四部三回目の記事が削除されているだけ。いつもこの手の訂正作業を観て感じるのは、最初は一面トップで掲載していた記事ですら、訂正する時には出来るだけ分からないように見つからないように隅っこに載せているのは、日頃報道の自由等と自分達の特権を振りかざしている態度からすると、大きな矛盾を感じますよね。

朝日新聞の慰安婦報道の訂正検証記事も層だし、最近だと毎日新聞が豊洲の検査値に関しての扱いを間違えた事を訂正するのに余りに酷いので批判が集まり、結果的に何度も訂正記事を載せる事になったけれど、メディアの自覚の無さにはもう何を言わんやという感じ。

例えば偽装事件とか何かの問題が一般企業に発生すると、もう鬼の首を取ったかのように非難をしてその姿勢を糾弾するくせに、いざ自分達がその立場になると掌が壊死どころか掌をスッと惹いて隠して知らんぷり。メディアというのは「情報提供業」である以上、結果的に誤報になる事はあると思うし、取材不足で結果的に性格で無い事象を報道する事はあると思います。その場合でも、本来ならちゃんとその背景を釈明して、どの様に利用からそう言う結果になり、今後はどの様な対策をするのか明確にするのが企業としての姿勢のはず。でも、そこまでやる事ってほとんど無いし、ましてや今回の事件はそんな事以前に自分が想像で記事を盛るという、捏造以外の何物でも無いもの。それなのに自社のサイトのトップにお詫びの一言も無いのって、メディアとか以前に社会的に著名な企業なの姿勢として許されるのだろうか。

「報道の自由」「言論の自由」を言うのであれば、その当事者は誰よりもそれらの行為に関して真摯で有り慎重で有り正直にならな無くては、それらの自由を利用する権利は無いと覚悟しないと。人には厳しく、自分には甘くというのは、まるでどこかの政党みたいな気がするけれど、それはまた別の話ですけどね。

ANA Phone

昨日発表されたANA Phone。ベースは最新のXperia XZですが、キャリアーがSoftbankのMVNOであるSBパートナーズとちょっと残念。で、付与されるマイルは、ベースが契約プランによって毎月加算されるマイルに加えて、1区画搭乗毎にもマイルが付与されるんだけれど、2年間で最大5区画ってなんだヽ(`Д´)ノ。もう一日二日あれば5区画なんてあっというまじゃん。二年間で最大34,400マイル獲得できると言うけれど、あんまりメリット感じないなぁ... 時刻に応じて壁紙が変わるとか、それはそれで楽しそうだけれど、それなら時刻表で遅延情報が自動的に画面に表示されるとか、もっと実用的な機能を専用で入れてくれると嬉しいのだけれど。

「ANA Phone」という事や、ベースがXperia XZと言う事で一寸惹かれたけれど、ちょっとパスですねぇ。

2016年10月12日

販売製造停止

各地でバッテリー発火騒動を生んでいる韓国SamsungのGalaxy Note 7。一度バッテリー交換で販売再開したけれど、それでもトラブルが発生したためか、とうとう販売と製造を打ち切るするというニュース。最初は韓国SDI製バッテリーの問題と思われて交換したものの、交換後の機種でも発火騒ぎが発生して、どうも原因はバッテリー以外の部分に理想との事。その為、韓国や米国では取り扱いを止める電話会社も出てきて、事実上販売停止になっていたけれど、これからは払戻などでさらに混乱が生まれそう。

スマホじゃ無いけれど、私もデジタルデバイスの開発に関わっているからよく分かるんですが、この手の発火インシデントのみならず、発煙や発熱でも凄くセンシティブで、仮に開発中にそう言う問題が見つかれば、酷い時には製品の販売を延期してでも改修するもの。たまたま開発中には発生しなかった問題なのか、あるいは改修したつもりが本来の原因を特定できずに見逃してしまったのか、ユーザーとしては納得できないけれど、エンジニアとしては何となく分かるような気もします。

「発火する」という事は、何らかのエネルギーが集中して過熱しないと発生しない現象ですから、どう見てもバッテリー回りの問題である事は確か。バッテリー単体で発熱発火するようなバッテリー本体にそう言う問題が内在している事は先ず無いだろうから、バッテリーとその周辺装置との関連での問題なんでしょうね。電源を切っていても発火したという報道があるとすると、もしかしたらバッテリーの接点が短絡するような何か根本的な問題があるのかもしれない。使用中だと、バッテリーからのステータスをモニターしてコントロールするマイクロコードに問題が有る事が考えられますが、電源オフの時にはそう言うことは考えられないし。でも、電源OFF状態でも充電とかは出来るから、その当たりのコードの問題だろうか。

いずれにしても、Samsungとしてはかなりの痛手なのは間違いなく、それはイコール韓国経済に対しての影響も大きい。韓国でも最大の財閥企業のトラブルだけに、かなり影響がありそうですね。

定員オーバー

バスとか電車と事なり、飛行機の場合は離発着時に必ず着席しないといけないので「定員オーバー」という事は無いはずなのですが、ANAの福岡発羽田行きで発生したというニュース。親子でそれぞれ発券したものの、保安検査場通過時に子供が親のQRコードを使用してエラーになったものの、そのまま通過。さらにゲートでは先に子供が通過した後に親が通過してエラーになったものの、本来の搭乗客だったのでそのまま登場。チェックインしていない子供の座席はキャンセル扱いで他の乗客に振り返られていたので、結果的に満席の機内で子供の席が無くなり、それで定員オーバーが発覚したという顛末らしい。仮にこの機体が満席で無く、空席が有った場合、多分そこに座ってしまい気がつかないまま出発していたかも。

昔、まだSkip!とかサービスが無い時代には、まずはチェックインカウンターに行き搭乗券(ボーディングパス)を発行してもらい、ここでまずは本人確認と搭乗の有無が確認できます。で、ここで多重に同じ座席が複数の人間にアサインされる事は無いはずなんだけど、KIOSKとかではボーディングパスは何枚も印刷出来るから、今回の様な場面が生まれる可能性はあります。KIOSK等が無い時代なら、多重発券は無いだろうけど、これまででも発生していた可能性はあるんだろうなぁ。それが電子化によって、発行時は一人に対しての発券であっても、それがメールで配信される場合にはこういう事は発生しそう。QRコードの表示がANAの専用アプリ上でのみ可能というようにすれば、今回のトラブルは回避できたかもしれないけれど、そうすると利便性はぐっと落ちるし悩ましいところですね。

100%完璧なシステムは有り得ないわけで、何かエラーやトラブルが発生した時のリカバリープロセスがちゃんと機能するかどうかが重要。今回の場合も、まずは保安検査場でエラーが発生した訳で、ここで本人確認すればますトラブル回避可能だったかもしれない。さらに搭乗ゲートでは先に子供が入り(エラー無し)、次に親が入った時に二重にチェックインしたためにエラーになりましたが、この時は本来の搭乗者が本来のQRコードを提示したので結局システムの誤認という事で通してしまいトラブル発生に。結果的にチェックポイントが二箇所しか無いから、すり抜けてしまう可能性も高くなってしまうのは仕方ない。そうなると、その二箇所のエラー発生時に、その確認作業を厳格化するしか無いわけで、今回の場合も先ずは保安検査場でエラーの理由を確認出来れば、多重に通過したと分かるから、そこで本当に一度でて再入場したのか確認するべきでしたよね。さらにゲート前では本人確認だけで判断したけれど、先に同じQRコードで通過した人が居たから、同伴者がいるのかどうかと言う確認作業を今後は入れる必要があるでしょうね。

ふと思ったんですが、これから飛行機もバスのように搭乗口にスキャンようの端末を置いて、そこで誰が機内に入ったかカウントしていく必要があるかも。そこで、既に機内に入っている乗客と同じQRコードがまたスキャンされたら、やはりおかしいと思うだろうから。でも、今でも搭乗口のゲートから機内までは一体化されているので、本来はゲートでスクリーニングされなきゃいけない事象だった事は確か。今回の経験から、今後同じようなエラーが発生した場合には同行者の有無の確認とか、その人の搭乗状況を確認するとか、対策が蓄積されると思うけれど、なかなか難しいかもしれませんね。なんせ本当にトラブルであっても、乗客がごねてしまえばある程度譲歩しないといけないわけだし。

2016年10月11日

たこ焼き応用編

一寸やられたと感じたアイデア。独特の形状で、たこ焼き以外には使い道が内容に思われる「たこ焼き器」を利用して、これだけバリエーション豊かな料理を一気に簡単にできるアイデア。よくよく考えたら、昔自分でもホットプレートを利用して、色々なものを幾つか平行して焼いたりしていましたが、どうしても平面のプレートなので、たれが混ざったりして使いづらかった。でも、一つ一つのサイズは決まっていても半球状にくぼんでいるたこ焼き器なら、そんな心配は不要。しかも、一口サイズの「酒の肴」が出来る訳なので、一人のみでも複数人での飲み会でも、色々なものが同時に出来るから、凄く便利そう。

関西の人なら、こういうアイデアも直ぐに浮かぶんだろうか。でも案外頑固に、たこ焼き以外の用途利用はまかり成らぬと思っていたりして(笑)。たこ焼きの具や衣を工夫して「たこ焼き」に利用するのも良いけれど、こんな感じで半分はたこ焼きで半分は色々な一口サイズのお摘まみを焼きながら飲むというのは良いなぁ。毎週毎週たこ焼きを食べるわけじゃ無いから自分には画の無いものと思っていたたこ焼き器を、この目的のために購入してもいいかも(笑)。確か最近では、カセットコンロに載せて使うたこ焼き用の鉄板もあったはずだから、それを購入しても良いかもしれませんね。熱々をハフハフ言いながら食べて飲むのは、これからの涼しくなってくる季節にはドンピシャだな。

多様性

蓮舫氏の二重国籍問題に絡んで、多様性獲得のためには多重国籍は有用みたいな話がでていますが、それって単なるこじつけだと思う。多様性獲得に必要な事は、どれだけいつもの自分の生活環境・作業環境と異なる環境での体験・経験・行動出来るかに尽きると思います。仮に江戸っ子の人が子供の頃にアメリカにいって5年とか10年とか生活したら、かなり異なる意識を持つと思うけれど、アメリカ生まれの人が子供の頃に日本に戻ってきて生活したら、多分日本に染まるように。やはり一番大きいのは子供の頃にある程度の年月生活した場所の経験や知識や考え方が一番影響すると思う。「子供」と言っても、一番大木なのは中学高校生くらいでしょうね。小学生くらいで日本に戻ってしまうと、多分外にいた事は忘れて、日本の事が大きく残ると思う。勿論、日本に戻ってからも、例えばアメリカンスクールに通うとか、英語の環境にいる事で、記憶が薄れる事は防げるとは思うけれど、やはり中学から高校生くらいまでの経験が一番人生の中で残るんじゃ無いだろうか。

また、親の仕事の関係で数年ごとに世界各地を転々とした人を知っているけれど、逆に色々な場所での経験がありすぎても「多感」という事あるかもしれないけれど、自分のベースが無いので「多種」ではあるけれど「多様」というのにはちょっと疑問を感じたりします。でも、ずつと日本でしか生活した事の無い人に比べると、また例えばアメリカと日本の二国間という人に比べると、一寸変わった「多様性」ではあると思うんですけどね。

「多様性」という話を聞く度に感じるのは、そう言うことを強調する人って結局は日本の方法が気にくわない事の理由にそう言うことを言う人が多いように思います。「多様性」を認めるのであれば、日本もその一つであり、もし日本での生活が一番主になるのであれば、先ず多様性の一つとして日本の事を認識しなきゃいけないのでは。勿論、何でもかんでも受け入れる事が「多様性」では無く、それぞれ認めるところは認める、批判するところは批判するという公平な視点と判断が多様性の「核」だと思う。で、その時にその判断の基準として一番基本になるのは、やはりその人の中で一番中心になる場所での経験じゃ無いでしょうか。だから先祖の時代から日本にいた人でも子供の頃からずっと海外を回っていたら、その海外の中で一番経験として強烈に記憶に残る場所が中心になるだろうし、その逆もあるだろうし。それって、親の国籍で決まったり、出生地で決まったりする「国籍」というものとは、全く別の視点になると思います。

私はそんなに長い海外経験があるわけでは無いけれど、それでも50年以上の人生の中で1割近くは主にアメリカで仕事やプライベートで生活した経験があるので、基本日本中心の考え方だけれど、アメリカの良いところ・悪いところの判断もある程度分かるつもりです。ただ、その程度の経験で「多様性」を持っていると言うつもりは無いけれど、色々な選択肢を知っていた上で判断する、という能力は主に海外の人達とずつと仕事をしていく上で獲得出来たと思っています。その上で言える事は「多様性」というのは、いろいろな経験知識を持っていると言う事では無く、色々な意見や主張のある中で、どれだけ自分の意見の正統性利益を主張して、どれだけその主張を相手に理解させるかと言う事だと思います。それを、変に「多様性」を声高に言う人ほど、「それは利己的だ」というような反論をしてくる気がする。「多様性」だから、何でもかんでも受け入れるのでは無く、誰もが譲歩して妥協できる一つの結論を導き出す事が「多様性」の要件だと思う。前者の場合は、誰もが自分の主張が通り満足度は高いかもしれないけれど、その分他の人との摩擦も増えるわけで不満も多くなるでしょう。後者は満足度は多くないかもしれないけれど、他の人とは摩擦は減る分、さらに相互に理解していく機会も増える気がするんですよね。それを実戦しているのが世界の国々だし、そう言う経験の少ない日本では前者の考えを進めようとして、ちぐはぐな世界になっていく気がする。

立ち直る

敗戦のショックから何とか立ち直る。勝負事に「れば」「たら」は禁句。終わった事は戻らない。重要なのは、その失敗、ミス、良かった事、全てをどれだけ次に繋げられるか。悔しい思いをしているのは周りの人間だけじゃ無くて、当事者の選手、スタッフが一番悔しいはず。その思いを、必ず次の試合にぶつけて欲しいですね。そう願っています。

さっ、今日から頑張らないと。

2016年10月9日

TeleBeautyはプリクラの進化形?

私はかれこれ10年以上もテレワーク(e-work)をしてきて、基本的に電話会議(テレコン・テレカン・テレカン-各社、職場でいろいろ言い方はありますが、ここでは「テレコン」と言わせていただきます-笑)が仕事の中心作業の一つになります。基本的には音声のみのテレコンがほとんどで、極々たまにカメラを接続して会議をする場合も有るけれど、その時には相互に顔を見ると言うよりは製品のデザインだったり何か「ものを見せる」必要がある場合がほとんど。Face-to-Faceの会話だとパソコンの内蔵カメラでも良いんですが、物撮りが必要なのでUSBの外付けカメラも一応持ってはいるけれど、最近は全然使っていません。

時々テレビでIT企業とか大手の企業さんの特集がある時に、遠隔地との電話会議の場面があって、ほとんどはテレビ会議になっていて、よく「へぇー、わざわざでレビ会議にするんだ」と感心した記憶が何度もあります。だから、こんなニーズも生まれるんでしょうね。女性の気持ちは分からないけれど、まぁやはりスッピンで画面に映る場合、実際にどの程度まで相手に見えるかどうかと言う事よりも、スッピンでいると言う事に抵抗が生まれるんでしょうね。将来的に4Kとか8Kの画面がパソコンでも一般的になって、高画質での映像対話が普通に出来るようになると、こう言う事も必要になるのかもしれないけれど。iPhoneのFaceTimeとかどうなんだろうか。データ量も掛かるから余りビデオ通信はしないのかもしれないけれど、電話会議だけで無く例えば自分の顔を撮影して送信する場合には、予め特定のバイアスが掛かるようにして、例えば気になる皺とか痣とか、顔色とか自動的に調整した映像が流れるようになるのが普通にあるかも。だから、テレビ会議だと凄く自信満々なのが、実際の会議ではそれ程でも無いというようなことも、リアルにありそう。

で、この記事を読んでいて最初に思ったのが、「これって、プリクラの技術だよなぁ」ということ。最近のプリクラでは、目を大きくしたり、顔色を調製したり、もうやりたい放題(笑)。資生堂やMSも、プリクラの技術を導入したら、電話会議以外にもスキームが生まれたりして。でも、そうなると、ますます実際の印象と画面を通しての印象が乖離していく気がする。

例えば、昔から有る音声によるテレコンでも、昔はアナログ通話だったので、例えば海外とのテレコンではタイムラグが発生したりノイズが乗ったりしてなかなか大変だったけれど、今はデジタルになったので音声品質に関してはほとんど問題無い時代になりました。しかも、特定の周波数を強調したり逆にフィルターを通したりして、音声も聞きやすくなってきたりして、そういう意味では映像ほどでは無いけれど音声にしても既に多少のモーフィング技術は適用されているんですよね。ただ、流石に別人の声に聞こえると言う事は余り無いので、テレビ電話のようにはならないだろうけれど。

ふと思ったんですが、資生堂としては、その画面にどの様なバイアスを掛けたかの情報があれば、その女性に対してのお化粧の情報も得られるわけですよね。また、個別に素肌診断とか健康診断なども可能になるかもしれない。あるいは、顔色から体調などを判断して、例えば今日は少し余裕のある話し方が良いとか、少し声を大きめに話した方が良いとか、そういう推奨機能なんていうのも可能かもしれない。あるいは、もし資生堂の化粧品が手元に有、そのデータを入れておけば、例えば電話会議で好評だったメークをその手元の化粧品で同じようにするにはどうしたらよいのか、とうリコメンド機能みたいなものだって可能になるはず。そういう意味で、資生堂としては、ここからどの様なビジネスモデルを成長させるか、ちょっと面白いかも。で、男性は、ますます女性に化かされていく時代になる、と(笑)。

動画削除

民進党蓮舫代表の定例会見の動画のうち、今問題になっている二重国籍関連の質疑部分を切り出して公開していたとあるTwitterユーザーに対して、民進党広報部から著作権侵害の疑いから削除依頼が来たという話。党の公式チャンネルで公に公開するために登録している動画で、かつ「共有設定」もされているものの該当部分を切り出したと言うだけでいきなり「著作権侵害」というのはどうだろう。「著作権」と言っても、蓮舫代表が政党の見解や情報提供のために開いた公式会見の様子なわけで、違和感を感じる。

仮に、このTwitterユーザーが、そのオリジナル動画に対して虚偽の字幕付けをするとか、内容を意図的に編集して会見内容とは異なる意図を主張しようとしているならば、まぁ「著作権侵害」をいう事も納得できるけれど、動画の該当部分を切り出しているだけで、その前後の内容が無ければその部分の主張に誤解が生まれるわけでも無く、一寸乱暴な言い分。仮に民進党としては、動画全てを掲載すれば問題無しと思うのだろうか。というか確かに動画自体は民進党作成で、彼らに著作権が存在しているとしても、その中の話題に関して一般国民が「引用」する権利はあるはずで、必要最小限の内容に関して引用する事は、例えばより著作権が考えられる新聞記事とか書籍でも許されている事。その出典を明らかにして、その引用部分に関して個人的に論評・批評することは「言論の自由」の範疇だと思いますけどね。

で、そう言うことには敏感なネット住民は、早速当該動画をどんどん拡散アップロード為ていき、段々と収拾が付かない状態に。そうで無くても注目されているところに、こう言う事をやったら火に油を注ぐ事になる事くらい分からないのだろうか... 著作権云々の話を一旦忘れると、民進党に為てみれば自分達の主張内容を広く拡散してくれるのだから、本来は好ましい行動のはず。でも、それを阻止しようとしていると言う事は、その映像の中に彼らにとって好ましくない内容が含まれていると言う事なわけで、それは蓮舫氏に対してのインタビュー内容とその回答に問題有るという事。で、蓮舫氏は「開示しない」と明言しているのだけれど、結果的には説明責任を果たさないという正目になるわけだし、問題無ければ堂々と開示するなり証明すれば良いのに、それすら拒否するという事は間接的に後ろめたい事が有る事を証明している事になるわけですよね。

これで民進党自身が登録している動画から該当部分を削除するとかしたら、ますます怪しいけれど、流石に一度公開した動画にそこまで修正をする事は無いだろう。でも、このまま公開していれば、どんどん拡散して社会的な圧力も増すわけで、そのジレンマにどう対応していくのか。

ところで、その著作権法によると、第40条「政治上の演説などの利用」は著作権の適用範囲外になっているので、だから報道機関などは自由に各政党の様子を配信できるらしい。今回の会見も、彼女が個人的に対応したものでは無く、政党の代表としての公式な会見の様子を撮影したものだから、公共性もあるだろうしこの条項にも適合するだろうし、そうなると民進党広報部の対応は批判されても仕方ない。結果的に自ら墓穴を掘ってしまい、痛くもない腹を探られる自業自得の結果になってしまった事に、実は民進党自身も蓮舫氏自身もまだ気がついていないのでは。それが最大の不幸かもしれない。

雨の試合

シーズンリーグ戦第四節の試合。今回も雨模様の天候で、ここまで4試合中3試合が雨。観る観客も試合する選手・スタッフも、私も大変(笑)。機材がねぇ、精密機械で電子製品だから、水は大敵。あと、水濡れした後はしっかり乾燥させないと、後で大変だしで、帰ってからの後始末もいつもより何倍も大変になりますし。

今日の相手は、最近の試合では3勝1敗と勝ち越しているけれど、リーグ戦ではなかなか勝てない相手。今日勝つ事が出来れば、一つ殻を破る事になるのだけれど、相手も前節負けているので意地でも勝ちに来るだろうし。リーグ戦の先のトーナメント進出は、多分うちも相手も堅いところだけれど、やはり負けが込んで進むのと勝って進むのとでは、心構えが全く違いますしね。

この試合、兎に角ディフェンスの勝負であるのは確か。前節では、ちょっとディフェンスが相手にやられた感があったけれど、それでも最後まで切れずに集中していたのは成長の証し。今回もあれくらいの集中力があれば、何とか試合になるけれど、勝つとなるとそれ以上のプレーを出さないと。

春の試合でも対戦して、向こうもこちらもお互いに相手の事はリアルに感じている状態での再戦。双方それから戦力補強為ているので、全く同じというわけでは無いけれど、多分オフェンスもディフェンスも戦力は五分五分。だから、どちらかがミスをするとか、一寸ビッグプレーを出すとか、一寸した切っ掛けでバランスはどちらかに傾きそうな対戦。だから、天気の一寸した変化が試合の流れを変えるかもしれませんね。折角雨の中出かける以上は、是非勝って欲しいけれど、さてどうなることか...

2016年10月8日

死刑反対は賛成?

死刑制度反対を訴える日弁連が、そのシンポジウムで公開した瀬戸内寂聴氏の発言が物議に。党の日弁連からも、批判が出て、結果的に謝罪する事に。

日本の法律で、死刑に相当する犯罪というは殺人罪しか無いと思うのだけれど、相手が人の命を奪ったのに、その相手はそのまま生きていくと言う事は個人的には一寸疑問を感じます。例えば詐欺とか窃盗などの場合、全部では無いけれど経済的に保証などを得て回復する事は可能。障害などでも、怪我なら回復するけれど、例えば一生その障害が残る事もある。その場合は経済的な保証で相殺するわけですが、それだってそれまで普通に歩いて生活できていたものが、例えば寝たきりになってしまったら幾らお金をもらっても私だったら納得できない。それが命を奪われてしまったら、どうすれば良いのか。

瀬戸内市の「命を奪いたがる馬鹿者」というのは、死刑制度を存続させる国に対しての発言という説明だけれど、それって先日の相模原の事件の犯人のような場合にも当てはまるのでは。彼の場合まだ裁判は始まっていないのかな。それでもあれだけの人の命を奪った事を考えると、あれで無期懲役とかの判決が出たら、やはり遺族や関係者はやりきれないだろうし。

死刑制度反対の理由の一つに、所謂「冤罪回避」という目的があることも理解出来ます。過去、色々な理由から冤罪が生まれて、それによって実は無実なのに犯罪者として処刑・処罰されたケースもあったでしょう。その場合は、犯罪に遭遇して命を奪われる異常に悔しい事は理解出来る。ただ、そう言うケースもある一方、流行許せない理由で人の命を奪った犯人も多くいるわけで、そう言う人達と同列に全てを判断するのはどうだろうか。

個人的に一寸疑問を感じるのは、ある事件が発生して被害者が何らかの被害を受け、その犯人が捕まり裁判で判決が出る場合、一般的にはその犯人が与えた被害よりも、その犯人が受ける処罰が軽いような気がします。例えば傷害罪で10年、20年、寝たきりになるような障害を受けても、多分判決ではそんなに長い時間の懲役刑では無いだろうし、もしかした紋は週となって刑期短縮と言う事もあるかもしれない。その罪を悔いて反省したなら許しを与えると言う説明も理解出来るけれど、それでもそれって被害者の救済・利益を考えていないような気が以前からしています。勿論、その犯行理由は色々あるので、これも十把一絡げで話しは出来ないのだけれど。

死刑の代わりに終身刑という話も出ているようですね。ただ、そのコストは払い続ける事に国民として納得できるのだろうか。個人的には死刑制度は残して、凶悪犯罪に対しては死刑の適用は為つつ、終身刑も創設して怪しい場合や判断が難しい場合にはそちらを適用するという、ある意味玉虫色だけれどそう言う折衷案しか無いような気もします。ただ、どちらの場合であっても、また死刑制度に対しての立場が賛成・反対どちらであっても、今回の瀬戸内氏の発言は間違っていると思う。余りに感情的で、且つ個人の思い込みを単に言葉にしただけと言う気がする。

白紙領収書

最初にこの「白紙領収書」のニュースを聞いた時に、「何だそりゃぁ、金額書き邦題じゃん」と思ったのに、その後の報道では「領収書の金額と政治資金収支報告書の金額が一致しているから問題無い。当日の手続き簡素化のため」という話を聞いて、「そりゃぁ白紙だから金額はどのようにでも翔から一致するに決まってるんじゃん」と思ったんですが、これはどうも勘違いだったようです。つまり、領収書を発行した側の政治資金収支報告書に記載されている、その「収入額」と、領収書を受け取った側の「支出額」の金額が一致しているから、問題無いという理由らしい。

私は商売のルールには詳しくないのですが、たしか領収書って昔はカーボン紙を入れて控えが保存されるから、それで支出の有無が担保されると理解為ていたんですが、空白の控えだけあっても良いのだろうか。で、流石に望ましくないと言う事で、今後は統一ルールを作るらしいけれど、ちょっと世間の常識とはずれているんじゃないだろうか。民進党はこれ幸いと自民党の該当議員を責めているけれど、民進党だって山尾氏のガソリン問題、コーヒー問題がまだ未解決のままなのに、そんなに大きな事を言えないのでは。そっちの方は、領収書の内容自体に疑問があるという、悪質さではこっちの方が問題だと思うけれど。ただ、普通の人間からみると、どっちも不自然さは感じるわけで、同じ事を例えば我々が確定申告なんかでやれば、当然アウト。それが議員であれば許されるというのはちょっとなぁ...

この件も確かに政治の透明性、公平性の為には必要だとは思うけれど、それよりも重要な蓮舫氏の国籍問題に関して、党の民進党は勿論、自公民も追求している様子が見えないのは何故だろうか。二重国籍者が国政の中にいるというのは決して望ましくないと思うし、蓮舫氏の場合はその疑問に対して虚偽の説明をしてきた説明責任に対しての疑問もあるわけですからね。党の定例会見では多様性がとか個人の情報は開示しないとか、何かこういう時だけは自分に都合のよう理由を言っているけれど、多様性、国際性と多重国籍は関係無い思うし、野党第一党の代表という立場は、公人と言って良いわけで、ある程度個人は制限されるでしょう。其れ以前に、今回の場合は自分の戸籍の必要な日付だけ公開すれば良いわけで、何の問題があるのかよく分からない。白紙領収書にしても政治資金規正法の問題に為ても、かなり乱暴な言い方だけれど、それらは手続きの問題で、手続きが正されればまぁ情状酌量の余地はあるかもしれません。でも蓮舫問題は、自分で認識していただろうに、それに対して嘘をついていたという政治家としての資格の問題であるわけで、それが彼女の問題。大臣の過去の発言と現在の発言が違うからと責めるのであれば、今も嘘をついているであろう代表に対して何も言わない民進党の議員はそれでいいのだろうか。まぁ、政治家というのは多かれ少なかれ嘘をつく商売だとは思うけれど、でもこれだけ大きな問題になっているのに、何の説明もせずに証拠も提示せずに、自分で「もう終わった話」と言って幕引きは出来ないでしょう。最初は政治家としての資質の問題であったけれど、今で蓮舫氏という人間に対しての問題に拡大している事に気がつかないと。

仮に、今噂されている年末あるいは年始の衆議院解散が有った場合、多分今回の問題で蓮舫氏に問題があった事がはっきりしても、多分彼女は生来の人気で当選は出来るでしょうね。でも、それ以外の民進党議員は駄目だと思う。彼女の問題が党の問題にすり替わり、肝心の当事者は鞍替え再選できても、それ以外のとばっちりを受ける議員さんは堪らないだろうなぁ。まぁ、それも適切な時に適切な処理をしなかった事の自業自得ではあるけれど。

異様なアクセス

ここは自分の備忘録的に書き込んでいて、アクセスアップとか一切考えていないので、普通は検索サイトからたまたま流れてきた人などが殆どで、一日のアクセス数も200~300件程度。ところがここ数日異様なアクセス数で、昨日などは1600件以上になっていてビックリ。以前とあるサイトにたまたま取り上げられた記事が有り、その時でも一日500~600件位でしたから、今回は異常。記録を調べてみると、どうもフランスからここ数日異常な程アクセスが増加している。フランス語なんて書いていないから、たまたま何かのキーワードがヒットしたのか、でも理由が全く分からず不思議な気持ちでここ数日様子を見ています。

何か、向こうの日本人向けサイトで取り上げられたのだろうか。でも、そんなアクセスが急増するような話は書いていないのになぁ。こんな場所でも、何か興味を持ってアクセスして貰って、失望させてしまったら申し訳ないけれど、少しでも何か情報を得て頂ければこちらとしては望外の喜びではあるけれど。いずれにしても、こういう異常事態は早く沈静化して欲しいです。気になって夜も眠れない(嘘-笑)。

2016年10月7日

本当に必要なもの

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Yahoo Japanの新オフィスのコンセプト・デザインについて。今ではフリーアドレスオフィスも珍しくなく、余り話題になることも無くなりましたが、社内で色々な部門人間が交流する仕組みを工夫して作っているというのが一寸個人的には面白い。何年か前から、オフィス外で仕事をする、テレワークが注目されだして、将来的にはそう言う形態で仕事をする人がどんどん増えると予想されているのに、やっぱり物理的に一箇所に集まって交流する必要性も無くならない。実際に会ってFace-to-Faceで話をするのと、チャットやテレビ電話でのFace-to-Faceの会話は全く別物ではあるけれど、照りワークが今後大きな割合を占めるのであれば、そういう環境でも相互交流というか情報交換が出来るような仕組みというかアイデアが必要になると思うんですけどね。ちょっと昔だと、メーリングリストだとニュースグループとかForumとか、オンライン上の掲示板・会話システムみたいなものがその候補だっただろうし、最近だとLINEのグループ機能なんていうのがそうかもしれない。ただ、やはり実際に会って話をするのとはかなり違います。

私は、多分テレワーカーの中でもかなり経験値にしても多い方だと思うけれど、もう10年もこう言う生活をして感じるのは、「どこに行っても同じように仕事・作業が出来る環境が欲しい」ということ。コラム筆者の山田氏は、海外出張の時に24インチのモニターを持参したりする強者ですけど、そこまではしたくない。出来れば、今オフィスマシンとして仕様しているThinkPad X1 Carbon 1台でどこでも賄えるのが理想だけれど、自宅ではデスクトップ機がメインでその最大の理由はストレージの大きさと画面の大きさ(1600×1200×2台)。X1 Carbonは2460×1440の解像度なので、かなり支度の2台並びと近い環境にありますが、物理的な画面サイズが14インチなので正直大変なときも。一番のネックはやはりデータストレージで、内蔵SSD(M.4)は512GBにしてあるけれど、自宅では内蔵HDDやNAS等合わせて10TB位のデータが接続しているので、一寸したときに困ることも。

もう一つ不便さを感じるのがアプリの違い。Photoshopとか使う場合でも、X1 CarbonにはCC版を入れているけれど、自宅ではCS6なのでI/Fも違うし、利用出来るマクロなどのバージョンが違う場合もあります。ライセンス数の違いで仕方ないわけですけど、これも何とかしたいところ。物理的に複数のシステムを保有している以上、それは仕方の無いことだけれど、例えば同時刻に平行してそのアプリを利用しないのであれば、インストールライセンスはもっと制限を緩やかにして、その時にアクティベートされるアプリは一つとか二つとかにして欲しいですよね。そうすれば、自宅ではデスクトップで作業指定環境が、そのまま出先でも継承できるし、将来的にシステムを更新したときにも以前の環境を気にしないで新しい環境に移行できるだろうし。これまでも、昔のマシンにインストールしていたAdobeの認証を解除するのを忘れてフォーマットしてしまい、結構面倒な経験をしていますから。

将来的には、今私がX1 Carbonでやっていること、感じていることが、スマホとやタブレットに置き換わり、さらに未来では仮想マシンをインタラクティブに利用することで、そういう物理的なクライアントシステムを持ち運ぶ必要すら無くなるかもしれない。そうなると、「オフィス」なるものは今のように仕事をする場所では無く、同僚などの存在確認をする場所、言ってみれば親睦とか同窓会の会場みたいな場に変わっていくのかもしれない。そう考えれば、最近の若い企業が、食堂とかレクレーション系の施設を充実させているのは、あながち間違いでは無いのかもしれませんね。うちの会社もそうならないかなぁ...(笑)

賠償請求

8月に新千歳空港で発生した、セキュリティゲートすり抜け事件。その賠償請求は、AIR DO側がしない事にしたという記事。金額が算定できないと言う事もあるだろうけれど、検査する側の不手際があった事も理由と言うけれど、記事を読んでいて一寸気になったのが、最終的に搭乗ゲート前で搭乗券が無いのに登場許可をした事。

このすり抜けた女性が搭乗券を無くしたと言い訳をして、その後本人確認をした後に搭乗したわけだけれど、その時にセキュリティ通過の履歴はゲート前で分からなかったのだろうか。私も以前、スマホの搭乗券が何故かゲート前でエラーになり、その時に保安検査場で印刷された控えを提示して、そこに記載されていた何かの番号(結構桁数があった)をゲートのGSさんが入力すると、何か確認が取れて無事に通過出来たので、多分搭乗者情報と保安検査場での結果はリンクしているはず何だけど。私は那覇空港での経験だったから、多分新千歳にも同様の仕組みがあると思うんですけどね。

あと、実際に賠償請求したら、多分この女性は支払不能という事もあるんでしょうね。100%相手に原因があると言う事でも無いし、その当たりAIR DOとしても忸怩たるものがあるけれど、大人の対応をしたと言う事なんでしょうね。個人的には、安全に関しての事だからそこはしっかりちゃんとして欲しい。ただ、だからといって通過時間がUSみたいに何十分も掛かるのは困るし、そこは優先レーンとかTSA Pre✔みたいな仕組みも国内導入を検討して欲しいですよね。以前、バゲッジルームに間違って侵入した中国からの観光客が逆流して那覇空港でやはり同様のトラブルが発生したけれど、あれ以来那覇空港のバゲッジクレームに入るところはセキュリティが強化されていますし、新千歳もこの事件以降強化されたようですし、少しでも空の安全が向上するように願いたいですよね。それがせめてもの償いだろうし。

JALがPriorityPassと提携

JALがPriorityPassと提携して、PPの最上位クラス"Prestige Membership"をJALのマイル4万マイルで利用出来るというもの。Prestigeは年間US$399なので、1マイル=1 cent換算かな。でも、最近では結構な数の上位カードの特典として、このPriority Passが利用出来るから、昔ほどは有難味は無くなりましたよね。あと、Allianceが同じなら、相互にラウンジ利用可能なので、昔ほど困らなくなってきたし。

私も、それなりに海外へ行く方なので、このPriority Passはバリバリ使うぞと昔は意気込んでいたけれど、Alliance内の航空会社を利用していくと、結局わざわざ使うまでも無いというか、無理してでも利用しようと思うとターミナルを移動しないと駄目とか、かえって時間や手間が掛かる事も多いですからね。個人的に便利だと思ったのは、SingaporeのChangiでトランジットした時に、シャワー利用や早朝の軽食利用など、中のラウンジが使い出があって、あの時はちょっと感謝しました(笑)。一時期、UnitedのUnited Clubも加盟していて利用可能でしたが、その頃はUnited Clubの有償メンバーだったので、これも利用する機会が無かったし。

今保有しているカードでは、3社位このPriority Pass特典が付帯していますが、今利用しているのはみずほ銀行のSaison Amex Platinum Cardのもので、理由は最初に選択すると毎年自動更新でカードが送られてくるから。それ以外のカードだと、毎年複数の選択肢の中かなら選ばないといけないのが面倒。それもあって、なかなか積極的に利用しようという気持ちなれないのかも。来年は少し使ってあげないと。

2016年10月6日

議会

昨日、たまたま都議会と国会中継、両方を一部でしたけれど観る機会がありましたが、どちらも酷いですよねぇ。

都議会では小池都知事に対して、豊洲問題、オリンピック問題等を追求するけれど、よく考えたらそれらの「問題」が発生した時には、都議会議員も承認していたはずで、彼らの責任もあるはず。勿論時期的にその間に選挙があって当時はいなかった議員もいるだろうけれど、責任は議会にもあるはず。そう言う反省なり謝罪があっても良いのではと言うのが都議会の中継を観ての感想。それに対して小池氏ももう一寸対応の仕方がある気がするんですけどね。退職者も含めて処分するというけれど、何が是で何が非だったのか、その説明がもっとちゃんとしないと、結局は悪者を作ってそこに責任をおっかぶせて終わりでは、これまでと同じような気がする。

それでも、国会中継の駄目さに比べたらまだ都議会の様子はそれなりに評価できるかも。国会においては、以前以上に民進党の質問が酷くて、質問というか「言いたい放題」。少し前に民進党は「批判から提案へ」と言っていたけれど、とんでもない。「批判から難癖へ」と言った方が良いくらい。蓮舫氏は稲田防衛大臣の過去の発言を引用して、言っている事が違うと批判したけれど、いゃ自分はどうなんだいとツッコミ100万回したいくらい。それ以外の議員の質問も、言えば必ずブーメランを食らうし、挙げ句の果てには何度も議事進行を停止して時間超過するし、基本的な事すら出来ない幼稚な集団と言う事を世の中にさらしている恥ずかしさは無いのだろうか。

今、政党支持率をアンケートすると、自民党が40%位で無党派層も40%位。残り20%をその他政党が分け合っているけれど、肝心の野党第一党の民進党は5%~4%位。そのうちに日本維新の会が逆転するんじゃ無いだろうか。で、自民党がそれだけ高い支持率を得ているのは、彼らが優れているからでは無く、それ以外が余りに駄目だからそうなっていると言う事を何で分からないのだろうか。言い方を変えれば、政治家としてやる事をちゃんとやれば、支持は必ず得られる状態なのに、結局は何も進歩していない、そんな姿を見せられたら、やっぱり有権者としては見切りを付けるでしょうね。それこそ、「仕分け作業」としてああいう無駄な作業は無くして欲しい。時間を使うなら、もっと経済であったり社会保障であったり、今本当に必要な事をちゃんとやらないと。

富士通-NECPC-Lenovo PC連合

いゃいゃびっくり。富士通のPC部門を、Lenovoが買収するかもという記事。以前、LenovoがNECから分社化したNECPCを買収したのと同じように、富士通のPC部門に出資して子会社化することでPCビジネスの統合を目指すのか。今のとこNHKの報道と言う事だけで正式な発表はでていないようですが、多分暫くは静観するんだろうなぁ。

仮にこの統合が合意された場合、このグループの国内市場の占有率は60%を超えるくらいになるわけですが、その場合でも富士通ブランドはそのまま残るということなので、まぁユーザー的には変化は無い。ただ、NECPCのラインナップが整理されて、Lenovoと本体が共通と思われる製品が出てきたように、富士通-Lenovoのブランド整理とか共通システム、場合によっては、付いているブランドは違うけれど中身は三社で同じという製品が今後登場するかもしれない。

昨年末に富士通-東芝-VAIOの統合話がでたけれど、結局合意に至らずに破局。その時にも欠いたけれど、統合する事の最大の利益は、スケールメリットによるコスト削減。富士通・東芝・VAIO統合だと、富士通から見たら元の規模の倍にもならない。でも、仮に今回の統合が合意されれば、富士通からすると調達規模が10倍位以上になるから、彼らのコストもぐっと下がるはず。Lenovoからみたら、富士通が加わる事での増加するは微々たるものだろうけれど、それでも世界市場で熾烈な争いをしているHPとのマーケット競争では大きな加点であることは確かですね。

で気になるのは、今回の統合から外れた東芝。どうするんだろうか。HPとかDELL当たりと統合するのか。それ以外にも、VAIOやPanasonic等、小規模で勝負しないと行けないメーカーはますます厳しくなりそう。その分市場に特化した製品作りが出来るから、仕様や機能を作り込みやすいと言う事もあるかもしれないけれど、今後PCビジネスが縮小していった時には、そのマーケット自体が無くなるかもしれないというリスクもありますしね。ビジネス売却となると、そのまま収斂していくのか、なかなか厳しい時代にますますなりそう。

まだ決定した訳では無いけれど、昨年の富士通-東芝-VAIO統合以上の話題になりそうですよね。

2016年10月5日

二重国籍問題

蓮舫氏の二重国籍問題は、最近一寸なりを潜めているけれど、自民党の小野田議員が日本国の選択はしていたけれど、米国籍の離脱手続きが完了していない事が分かり、これを公開して手続きをしたことで、またその他の議員に対しての二重国籍問題が蒸し返されそう。小野田議員に関しても、軽率だったと思うけれど、一応ちゃんと必要な書類を公開して説明している。蓮舫問題の一番の問題点は、彼女が説明しているように既に適切な手続きをとっていたと自分は認識していたけれどそうで無かったと説明している事に反する事象が幾つも見られる事と、その事に関しての説明責任が果たされていない事。多重国籍者に対しての差別とか勘違いの発言も聞かれるけれど、彼女の場合は本来するべき説明をしていない事が批判されているわけで、本当に自分が意識していなかったのであれば、それは法律の整備の問題なので今後正せば良いだけの話し。別に彼女が日本とアメリカの二重国籍であっても今回の様な事があれば批判されるだろうし、それは別に中国籍台湾席だからという話ではない。国民が不信感を懐いているのは、彼女の説明が信用できない口先だけの説明しかない事なんですよね。あれだ日頃「説明責任」と言っているくせに。

日本維新の会は、所謂「蓮舫法案」を出しているけれど、それはそれでちゃんとやるべき。また、議員立候補の時には多重国籍では無い事を宣誓する一文を入れて、仮に後でそれが虚偽だと発覚したら偽証ということにすればよいだけ。そう言うルールは、今回不備があった事が分かったのだから整備するべき。で、そういうルール作りとは別に政治家として虚偽の説明をしていた事の釈明と説明が無い事が、蓮舫問題の一番の争点。「多重国籍者が選挙で当選した」事では無く「多重国籍を認識して選挙で当選した、国務大臣になった」という事が問題だと明確にして、そこを責めないと。本当に彼女に日が無いのであれば、戸籍謄本なり国籍離脱の書類なりパスポートの写しなり、幾らでも証明できるものはあるはずなんですからね。それが出せないと言う事は、やはり何か拙い事があるのではと疑ってしまう。

そこまでやるかどうか分からないけれど、自民党の小野田議員が今回責任をとって議員辞職したら、それはそれで蓮舫氏に対しての壮大なブーメランになるのでは。しかも、衆議院は早晩解散総選挙が言われているから、そんなに長い期間無職になるわけでは無いだろうし、逆に伊崎良く禊ぎをしたと言う事で次回はさらに集票できるかもしれない。一方で蓮舫氏は、多分当選はするだろうけど逆風も強くなるだろうし。

ところで蓮舫氏は党の会合でこんなことを言っていたらしいけれど、いゃ自分の方がよほど「何様」という言い方をしていると思うぞ。もっとも、それは「驕り」からではなく「虚勢」からだとは思うけれど。トップバッターで質問するらしいけれど、さてどうなる事やら...

AMC修行再挑戦

台風の影響でキャンセルした、今年最後のAMC国内線修行の予定。あともうちょつとでプレミアムポイントが+10ポイント追加されるがなんとも勿体ない。比較的安いレートで予約できPPも多く獲得できるプレミアム旅割28(P旅割28)は、その名前の通り28日前までに購入しないといけませんが、今から約一月後というと、丁度11月初めの飛び石連休の時。この時に出来たら飛びたいなと思うものの、メインの羽田-沖縄の予約は一杯。で、昨日たまたま色々捜していたら、4日の金曜日、この日は飛び石連休の中日なので有休取得の予定何ですが、成田-沖縄でP旅割28がキャンセル待ちだけですが予約可能になっている。しかも価格も比較的安いこの路線でも破格の18,440円。早速駄目元でこのキャンセル待ちを予約。現在目標の12万PPまでは、あと5,100PP弱の不足。NRT-OKAでは2,860PP獲得出来ますので、残り2,240PP程度を手当てすれば良い事になります。一番簡単なのは次の日にOKA-HNDをプレミアムクラス料金で戻ってくれば良いのですが、それではちょっとコスト的にかかるのと、金曜日に夕方成田まで移動するまでの時間を持てあましてしまう。そこで、夕方の沖縄行きに間に合うように、国内線で成田まで移動出来る手段は無いか次に捜す事にしました。

多分、成田行きってお昼頃に地方をでて、午後から夕方の成田発に間に合うように接続するはずなので、それに接続するために、セントレアとか羽田からその地方空港へ行く手段も必要。そうなると、関空とか福岡とか新千歳とか基幹空港へ朝一で飛んで、そこから成田へ移動するルートが必要になります。で、たまたま福岡発成田行きの検索をしたところ、ここもP旅割28で席がありました。FKU 13:00 - NRT 14:50のNH2144便でしかも価格が11,440円。成田で3時間待ちになりますが、このコストで1,817PP獲得出来るので全く問題無し。次に、この福岡発便に接続出来るように当日朝福岡に移動出来るかですが、羽田発便に朝新幹線で間に合う時間帯で乗れそうなフライトが丁度ありました。ただ、結構価格が高い。旅割28でも、2万円以上する。連休中だからでしょうねぇ。で、別にここは有償フライトにしなくても、特典チケットでもいいから福岡に移動して、最後のOKA-HNDを有償フライトにすれば、75%しかPPが付かない旅割でも1,476PP獲得できるので、これで目標の5,100PPを超える事が出来ます。金曜日の夜に沖縄に到着して、どうしても一泊しないといけないから早朝のフライトはどれでも構いません。P旅割28は既に満席でしたが、別にそこまでのPPはもう必要無いので、最安値の旅割28で捜して、13,490円というレートで予約。これで、4区画のうち3区画を有償フライトで飛んで、6,153PP獲得。チケット代は3区画分で43,000円ちょっとと非常にコスパも良くなりました。最も、単純にHND-OKA往復なら一日で済むところ、沖縄での一泊が入った分コストは掛かりますが、もともと金曜日をお休みして土曜日に用事を入れていたので、これも織り込み済み。結果的には、最後の修行は1PPあたり7円というかなり割の良いレートで締めくくる事が出来て、個人的にはちょっと満足(笑)。

ただ、このプランは、キャンセル待ちのNRT-OKAが取れる事前提ですが、今朝ANAから予約が取れた連絡があり、一番鍵となるフライトが確定したので、実行に移す事に。最初のHND-FKUはUA MPのマイルで特典予約して、MP 1Kなので手数料無しの5,000マイルで予約(ANAだと7,500マイル必要)。後は予約したフライトを購入して、年内最後の修行フライト完成です。最後のOKA-HNDは旅割28ですが、比較的プレミアムクラスは空いているようなので、当日アップグレードポイントでアップグレードに挑戦してみるつもり。まぁ、戻りのフライトで追い風なので、2時間弱のフライトなら普通席でも問題無いけれど、アップグレードポイントも結構余っているので使わないと。さて、今度は台風が来ない事を祈っています。

2016年10月4日

ノーベル医学生理学賞

東京大学名誉教授の大隈良典氏がノーベル医学生理学賞を受賞。日本人のノーベル賞受賞は3年連続となる快挙で、日本人のノーベル賞受賞者は25名に。以前聞いた話では、ノーベル賞受賞者が将来の受賞候補者を推薦していくらしく、だから一度受賞者が出ると、段々とその国の受賞者が増える事もあるらしい。特に最近のように日本人の受賞者が続くと、それだけ候補者推薦の発言力も増えるので、今後もこの傾向は続くのかも。最も、受賞に値する研究活動・研究結果・そして実績がまだまだ続くかどうかは不明ですが。最近の受賞にしても、日本がバブルだった1980年代90年代頃の成果が今評価されていると言う事もあるみたいですが。それだけお金も合ったかもしれないけれど、余裕もあった時代だから当時「無駄」と思われていた実験なんかも可能だっただろうし。

基礎研究は物事の根幹に関わる事を解明する作業だから、勿論重要だし必要。ただ実際に我々の回りで商品化されるものはまだまだ先の事なわけで、そう言う意味で基礎研究から実用化研究に進みそこから商品化する事も必要。そういう部分は、何となくですがまだ欧米の方が進んでいるし早いと思う。そういうところもちゃんと整備していかないと、日本の経済にも影響するし、結局は遺産を食いつぶして終わりになりそう。

今年も残りの表彰対象分野でさらに日本人の受賞者が発表されるのだろうか。最近の傾向では、文系を縮小して理系へシフトしていくようですが、自分も理系出身としてそれ自体はうれしい事であるけれど、選択の幅という意味ではあまりそう言う垣根を作らず、自由な発想の出来る場をもっと提供していく必要があるのでは。ノーベル賞受賞者を輩出した大学は、例えばそれに応じた研究資金提供を次の世代に義務づけるとか、研究留学制度みたいな貢献活動を義務づけるとか、そう言うことで無理矢理にでも裾野を広げていく努力が必要じゃないかと。

さて、次の受賞者はどなたになるのだろうか。今回のように単独受賞というのは大変でも、共同受賞ならば幾らでも候補者はいる話も聞くのでちょっと楽しみに待ちたいですよね。

傾く柱

日曜日に私もこの「新報道2001」を見ていましたが、最初にビデオを流した時には「撮影の問題だろ」と思ったのが、その後のフリップでは左側の柱が確かに傾いているので「えっ?」と思いました。ただ、その時の解説の一人が、あの「建築エコノミスト」氏だったので「本当かなぁ」と疑問も沸いたけれど(笑)。まさか、画像を修正(左に回転)して、右側の柱を垂直にしているとは思わなかった。こうやって比較すれば一目瞭然だけれど、番組の中ではどんどん場面が変わっていくので、最後のフリップの画像が最初からそうだったとしか思えなくなってしまいます。

仮に、これだけ柱が傾いていたとしたら、普通に考えたら検収作業の時に問題になるでしょう。また番組の中では、埋め立て地である豊洲の地盤が沈下している可能性を臭わす発言もあったけれど、元々の地盤自体はもう何十年も前にあったわけで、回りに盛り土はしているだろうけど、基礎部分はもっと深い岩盤部分にあるはず。さらに、近場の高架駅の一部に隙間が出来ている事なども取り上げて、この場所に何か問題がある事を臭わせるような発言もしています。でも、仮にそうだったとしても、駅に関しての話と市場の建物に関しての話は別物でしょうし、仮に駅が傾いている、何か問題があるのであれば、あの交通システムの路線だって歪んでいる可能性が有り運行にも支障があるのでは。

このビデオを撮影した中央区区議の渡辺恵子氏とは誰ぞやと思って調べたら、民進党の議員さんで、築地市場で仲卸をしているらしい。そう言うこともあってか、築地問題に敏感で有る事は良い事だと思うけれど、何か反対のための反対をしている気がするなぁ。豊洲の安全性に関してはこれだけ話題になるのに、築地が豊洲よりも安全であると言う事は誰も言わない。「豊洲が不安だから築地から動けない、動かない」と言うだけ。でも、今一部議員がしている築地の環境調査の結果が豊洲よりも悪かったら、それでも「築地の魚は安全」と言うのだろうか。というか、安全性や施設の老朽化など、散々問題があったから、これまで何十年も改修とか移転とかの話がでては消えていったはずなのに。

「築地」というのは、これまではある意味海産物のトップブランドだったけれど、今回の豊洲問題で安全性に関しての問題が取り上げられれば上げられるほど、築地に対してのハードルも上がって行くわけで、それが崩れた時にどうするのか凄く疑問。仮に築地に問題有りとなった時には、今の反対派は逆に一刻も早い豊洲移転を要望するんじゃ無いだろうか。

多少カメラを弄る一人として言うと、多分この動画はスマホで撮影したもの。その場合画面を見ながら撮影するから、普通は視線の位置よりもカメラの位置が下になるはず。ただ、その姿勢だとカメラのレンズは下向きになるので、どうしても少し上に傾けるんですよね。だから、一般的にスマホで撮影する場合には、この記事で言われているように広角パースになりがちだと思う。ただ、仮に撮影された映像が広角パースになっていたとしても、その画像を編集して使うと言うのは「捏造」ですよね。報道機関として、例えば傾きを強調するために比較用の線を入れるとか言うなら分かるけれど、画像を回転させてはいけない。想像するに、撮影した時にカメラが傾いていたと素人が編集ソフトで右側の柱を垂直にしたんじゃ無いだろうか。本人は多分、予想以上に左側の柱が傾いていると納得したんじゃないかと。私も写真撮影して、どうしても傾いたりしたように見える場合があって、その時に意図的に修正するか、あるいはそのまま使用するか悩む時はありますからね。ただ、仮にも報道機関の情報番組がこれでは困るけれど...

2016年10月3日

やっぱり欠航

台風18号の影響度フライトトラブルが予想されたため、早めにキャンセルした本来なら本日予定していたHND-OKA往復の修行フライト。結局早朝の3便は天候状況を見て運航するけれど、お昼過ぎに沖縄を離発着するとフライトは全便キャンセルに。天気予報では、沖縄地方では今日のお昼過ぎから台風の影響部風雨が激しくなると言う事なので、早朝のフライトだけでも飛ぶのは不思議。天候の急変とか大丈夫だろうか。

那覇空港は国際線ターミナルの先には駐機場があるけれど、あそこって海の直ぐ横。あの場所に駐機していて、台風の風雨で海水が降り注いだら、錆とか大丈夫なのかいつも思います。最も、セントリアとか関空とか、あるいは羽田も海の中、海の近くにあるわけで、それらの場所でも多少は塩害の恐れがあるはずだけれど、洗浄等で凌いでいるんだろうか。

今回は、前日宿泊予定だったホテルのキャンセルもあったので数日前にフライト中止を決めて手続きしましたが、実は台風の速度が遅いので、もしかしたらぎりぎりで修行フライト出来たんじゃ無いか、という思いが今朝までありました。でも、これですっぱりと諦められます(笑)。でも、12万PPまでの残り5000ちょっとPPを、さてどうやって獲得しようか。11月、12月だと混雑すると仕事を急がしそうだし、10月となると株主優待券利用でちょっとコスト高になるし... 悩みます。

成田になりつつある高江

高江のヘリパッド移設工事で、どんどん過激になっていく自称「反対派住民」。道路を不法に自動車で封鎖して工事車両通過の邪魔をしたり、挙げ句の果てには自主検問等して、本当の地元住民の生活にも支障が出ている始末。さらには、最近のtwitter等の情報では、緊急車両の救急車を自主検問で停止させて、救急患者の確認までするという暴挙。さらには、自分達が怪我をすると、ドクターヘリを呼び出して良しとしているらしい。それが重大状態なら良いけれど、擦り傷とか切り傷程度でも呼び出すと、現地のドクターヘリに関わっている人が憤慨しているらしい。当然、本当に必要な急患がでた時には間に合わない場合も想定するのと、ドクターヘリの運営資金も浪費されていくわけで、本当に怒りしか覚えない。

で、何か既視感を覚えるなと思ったら、あぁ成田闘争と一緒だと。あの時も、元々は恐慌的な空港用地買収に反対して地元民が運動をしていたけれど、どんどん日本中の過激派団体が流入してきて、とうとう主導権は地元では無く彼らが奪ってしまった。その結果、管制塔侵入事件や、その他過激な事件が続き現在に至っているらしい。今でも一坪地主とか、空港用地の真ん中に立ち退き拒否の家が残っているらしいけれど、今は関係者は沖縄の高江に集合しているので成田は静からしい。なら今のうちに強制執行して、それら用地を取得し舞えば良いのにと個人的には思ったりして(マテ)。

地元の新聞二紙は、こういう行為を応援しているような報道しかしていないらしい。さらに、労働組合とか社民党、共産党等も支援しているらしいけれど、それって内乱罪にはならないのか? 昔なら、そう言う手法であっても民衆は流れに流されてしたがったかもしれないけれど、今ではどちらの情報もどんどん流れてくる世の中で、従って仮に彼らの反対する動機が正しいものであっても、その手段が間違っていれば誰も支援してくれるなる事を分からないのだろうか。いつも思うけれど、自分達の主張を通すために何か行動を起こす事は良い事だけれど、だからとってその方法の手段を選ばないというのは単なる暴力でしか無いわけで、それを正当化してきたのが社会主義とか共産主義だと思うわけですよね。そう言う過激な思想を良しとして今の世の中で彼らがやりたい事は、結果的には力で世の中を制する事でしか無いわけで、それって今彼らが与党に対して声高に主張している事なんじゃ無いかと、その矛盾にいつも疑問しか生まれてきません。

成田は、今では地元の理解も得て拡張工事の話も出るようになったけれど、結局こじれにこじれた時間の長さで、ライバル空港に抜かれ、羽田にも抜かれ、日本の玄関口という当初の目的は薄れつつあるのも事実。上手く利用すれば、あの成田空港周辺が日本の玄関口として凄く発達したかもしれないのに。空港だけで無く、あそこがターミナル駅になって新幹線や首都圏に繋がれば、地元の経済効果にしても凄く大きくなったと思うのに、折角の金の卵はどんどん錆びていくだけ。高江にしても、変換される広大な土地を活用する事で、実は基地に頼らない沖縄経済の切っ掛けになるかもしれないのに、それを自らの手で捨てようとしている。辺野古もそうだけれど、新たな基地を増設するわけでも無く、今ある敷地の中に設備するだけなのに。10年、20年後には「あの時、基地縮小に賛成して、逆に経済振興すれば良かった」と公開するんじゃ無いだろうか。その時には、沖縄はもう日本の沖縄じゃ無くなっているかもしれない。

わさび増量

大阪の寿司チェーン店で、お客の要望も聞かずに1.5倍のわさびを入れた寿司を提供していたというニュース。嫌がらせ、差別という批判の中、運営会社側はそれらを否定。大量にわさびやガリを消費する海外からの観光客向けに、確認せずにわさび増量をしたという説明。実際にどうだったかは記事等からでは判断出来ないけれど、外国人が大量にわさびを使用するというのは、アメリカの寿司屋で食事をした事があれば一度は見た事があるはず。

お寿司にもちゃんとわさびは入っているけれど、それとは別にアイスディシャーですくったような量のわさびの山を入れた小皿が出てきて、そこに醤油を入れてわさびを溶いたものにお寿司をべったり付けて食べる姿は、正直日本人から見ると異様。ここ最近激辛ブームで、唐辛子や山椒を大量に入れた料理を食べる人も増えたけれど、あれとはまた違って理由は二つあると思うんですよね。一つは、ああいう海外のお店で使用しているわさびは、極々一部の超高級店を除けば「粉わさび」だということ。しかも、多分一度に大量に作って余ったら翌日に持ち越したりしているみたいだから、わさびのツンとした刺激は勿論、辛みだって無いし、日本人が舐めてみても「わさびらしさ」の印象は弱い。それでも日本人の場合は視覚的理由も有るので、わざわざわさび醤油にお寿司を付けて食べる事はしないけれど。でも、私も一寸長い自機アメリカにいる時は、やはりわさびの刺激が足りなくなって、わさび醤油に付けて食べた事が有ります(笑)。

もう一つは、多分辛みを感じる痛点が我々日本人とは違うのでは無いかと。結構唐辛子系の辛みには敏感だけれど、わさび系の辛みとツンとくる感じには鈍感な気がします。ただ、最近は日本食も世界中で食べられるようになり、日本食の味や味付けにも慣れてきた人が増えてきたから、今後はそう言うことは減ってくるかもしれない。

実際の動機はどうだったかは分からないけれど、ただ確かに日本人の想像以上に外国人はわさびを大量消費する事は普通にあり、ある程度そう言う客層になれた日本の寿司店等では別皿でわさびを出したりしているのも事実。今回日本語が出来ない観光客脱他という事だけれど、そこはお店側の努力でカバーしないと。握りは普通の量で握れば良いんです。で、わさび皿が必要かどうかだけ確認して必要なら出せば良いのだから。そういうところが、商売の都大阪としてはちょっと失敗でしたね。

2016年10月2日

初戦@母校

本日は現在3部に所属する母校チームのシーズン初戦。相手は今年下のリーグから入替戦に勝って上がってきたチームだけれど、実は以前のリーグで毎年戦ってきたチーム。実力的にはうちの方が上だと思うけれど、逆にやりにくいかも。まぁ、ほどほどの緊張感は必要だけれど、それがプレッシャーになったら拙いですしね。

で、試合会場はその対戦相手の学校で、自分も現役の頃は何度も試合出行った場所。結構遠いんだよなぁ... 当時は、どこもそうだったように土のグランドで小石なんかもゴロゴロしていたグランドでしたが、今は人工芝になっているらしい。メンテナンスとか周辺への土埃等の対策も兼ねて、最近では学校施設でも人工芝にするところが増えているけれど、我が母校はそうでは無く土のグランドなので羨ましい(笑)。大体フットボールのグランド一つ人工芝化するとざっくり1億円掛かりますが、誰か出してくれないだろうか(笑)。

幸いにも今日は台風前だけど天気は良さそうで、コンディションとしては問題無し。後は、気持ちと運だなぁ。何とか買って来たくしたいですよね、今日も。

接戦

昨日は関西で東西のチーム対戦による試合が3試合開催されたんですが、力が近いチーム同士の対戦だからか、どの試合も接戦で面白い。ずつとUstreamの中継を見てましたが、本当に飽きない。勿論、リーグのトップチーム同士の対戦もあれば、現時点で最下位のチーム同士の対戦、さらには丁度真ん中付近のチーム同士の対戦と、丁度良いというか面白い組合せでも有り、これなら興行的にも十分耐えられる気がします。

で、3試合は何れも関東のチームが接戦で関西のチームに勝利、これは地元関西のファンとしてはちょっと寂しい結果かも。しかも、Super-9のチームがBattle-9のチームに敗れたりしているし。しかし、勝っても負けても、ファンとしては熱戦・接戦・激戦を見られて嬉しい蹴れど、やっている方は大変だろうなぁ。いずれにしても、勝利した関東のチームは、ホッとして新幹線で帰宅出来て良かったかも。本当に全チームお疲れ様でした。

2016年10月1日

劣化する野党第一党

国会が始まり、所信表明演説や予算委員会での討論が始まっているけれど、結局民進党は民主党でしか無かった事を実感。国籍問題やそれに対しての説明責任でいろいろあった民進党代表選挙の後だけに、もう少しそれを払拭する行動を取るかなと思ったんですが、以前そのままの酷い内容。「批判では無く提案」と言うけれど、どこにその「提案」があったのだろうか。さらに言えば「批判」等というそれなりに意味のあるものでは無く、単なる「誹謗中傷」に近いようなものもあり、無意味な「難癖」みたいなものもあったし。

先日民進党は「影の内閣」を発表したけれど、公開された顔ぶれを見ていると何か子供がおままごとをして大人気分を味わっている程度の今年か感じられない。というか、全然現実感が沸かないというか、逆に「もし与党に返り咲いたらこんな大臣ポジションに付きたい」という、さもしい願望みたいなものしか感じない。せめて一人くらいは「あぁ、この人なら今の自公政権の中にあっても期待出来る」というような人材があれば少し見方も変わるかもしれないけれど。まぁ、代表自身が自分に対しての説明責任を果たさない以上、何を言ってもやっても信用できない事だけは確かですね。

国民の目から見たら、色々と政治に期待する事はあるけれど、なんと言っても一番重要なのは「経済」のはず。あれだけ「アベノミクス失敗」と批判しつつも、何らそれに対しての対案が出てこない。相手を批判する事は必要だろうけど、それならそれに対しての理由と共にちゃんと対案を提示できるのが、次の政権を狙う野党第一党の姿では。でも、微塵もそんな様子が感じられない惨めな国会開始でしたね。

これからタイミングを見て、維新の会は通称「蓮舫法案」とか「山尾法案」を提出して来るんだろうけど、国会が荒れるのはそれからかなぁ。少なくとも蓮舫氏の国籍問題に関しては、台湾籍を離脱したから終了では無く、日本国籍取得してから台湾籍離脱可能になる以降の行動に関して、ちゃんと明確な証明をして欲しいですよね。どう見たって、本人は台湾籍を上手く利用していたようにしか感じられないから。

私はショートヘアー好きで、スリムなスキニーな感じが好きで、一寸強気でビシッと言う性格の女性が好きなんだけど、それが全部集まって居る感じの蓮舫氏には嫌悪感しか浮かばないのは何故だろうか(笑)。

知らなかったSMS

最近ではセキュリティ機能強化のために、二段階承認が推奨されています。方法は幾つかあって、MicrosoftやGoogleは専用のアプリをスマホにインストールして、そこで生成されるワンタイムパスワードを入力させる方法をとっています。もう一つの方法が、SMSで同様のパスコードを送り、それを入力させるもの。前者はどこでも利用出来る半面専用のアプリを入れておく必要があり、しかもその目的のために複数のデバイスに入れる事は出来ない設定になっています。後者は、そう言うアプリ等不要で簡単だけれど、電話が繋がる環境に無いといけない。

で、GoogleとMicrosoft以外では後者のSMSによる二段階承認を利用しているのですが、この時悩むのが使用する電話番号。余り個人的な電話番号を使用したくも無いし。で、最初はMVNOのSIMを入れているiPhone6を利用しようと思っていたんですが、何故かSMSが届かない。契約ではちゃんとSMSが利用出来るようになっているし問題無いはずなのに、何故かSMSが届かない。海外では利用出来ないので、海外発信のものだと駄目かなとも思ったんですが、国内で利用しても届かない。仕方が無いので、個人番号利用のXperiaを使っていたんですが、やっと分かりました。

先日もやはり駄目元でiPhone6にSMSを送り駄目。で、仕方なくXperiaに番号を変更すると、ちゃんとSMSが届いて画面に表示されます。暫くしてふと思ったんですが、SMSって内蔵のメッセージアプリで表示されるもの。もしかしてと思い、iPhone6のアプリからメッセージアプリを探して開いてみたら... 届いていました orz ちゃんと昔テストで送信したものも含めて、しっかり届いていました。凄く大きな勘違いをしていたみたい。Xperiaではdocomo SIMを入れていますが、こちらはSMSが届くとポップアップのような感じで画面にメッセージが表示されるんですよね。だから、テキスト送信を認証画面からしてちょっと待つと番号が画面に表示されて入力出来る。てっきりiPhone6も同じだと思っていた自分が間違いだったようです。

でもなぁ、昔は確か画面に表示されていた気もするんだけれど... あれはiPhone4sを使用していた頃だろうか。あの頃のiOSでは画面に出してくれていたけれど、その後仕様変更したのだろうか。何か無駄な時間を費やしていたような気がしてどっと疲れました。これからは、こちらの番号を利用する事にします。

AMC修行中止

週明けの月曜日は、AMCのPremium Pointを12万PPに到達させるため、いつものHND-OKAの国内線修行を予定していたんですが(有休が余っていた事と、安いプレミアム旅割28が購入可能だったかな)、台風18号が丁度この時に沖縄付近を直撃する予報なので泣く泣く諦める事に。月曜日に上陸予定なのに、すでに金曜日の夜の時点でANAの予約確認画面には、欠航遅延の可能があるので予約の変更・払戻が可能です、みたいなメッセージが表示されるし。

日曜日に大学の試合が有り上京するので、そのまま試合後に都内に宿泊して、月曜日にはいつもより早い便で往復する予定だったのに... まぁ、このフライトをキャンセルしたからと言って、来年度の会員ランクに変更があるわけでは無いけれど、残り5,000PPちょっとで12万PPに到達して、来年度のアップグレードポイントが+10ポイント増量して60ポイントになるので、出来れば折角ここまでPPを積み上げてきたから達成したい。

札主優待券を使えば、ほぼいつでも希望するフライトが予約できるので、スケジュールはどうとでも立てられるけれど、出来ればさらに安いプレミアム旅割28を利用したいけれど、こちらは結構競争率が高くてなかなか希望のフライトが取れない。悩ましいところです。いずれにしても、前回も危うく台風の影響でフライトキャンセルされそうになったわけで、今年は色々な場面で台風の影響が出ていて困りますよね。次に予約しても、何かトラブル無ければ良いけれど... そうそう、5月に飛んだ時に羽田空港で大韓航空のトラブルがあり、その影響で遅延した時にANA Festaのクーポンを貰いました。2000円分だけれど、使用期限は11月の下旬まで。それまでにどこかで消費しないといけない。羽田のターミナルに使えるお店なんかはあるから、一度寄ろうかなと思案中。結構使える機会が無いんですよね。お土産なんか特に買いたいと思うわ無いから、何か食事の時にと思うのだけれど、これもなかなか無くて... 難しいです。