2016年10月26日

豊洲PT

豊洲問題のProject Teamの第二回会合が開催されて、これまで怪しげな主張で取りざたされていた地下ピット、強度、その他の問題が取り上げられたけれど、ほぼ全て「問題無し」という結果に。これまでテレビやメディアで騒いでいた、あの人とかあの人はどう責任を取るつもりなんだろうか。ここまでに費やしたお金と時間だって、結構無視できない大きなものだと思うのだけれど。

何事にも疑問を持ち、それに対して調査し、自分なりの結論を持つ、と言う事は重要だと思うんですよね。でも、そこで得られた結論は、多分幾つも存在するその他の結論の中の一つで有り、真実かどうかは分からない。その結論を得たところで、それ以外の結論との比較が再び始まり、その中で論理的にまた科学的に説明可能なものが、少なくとも技術系の議題では「正解」となるはず。実社会では、それ以外にもコストだとかスケジュールとか、あるいは人道的な理由なり慣習・風習的な理由や歴史的な話とか色々存在するので、単にロジックだけでは結論はで無い場合も有るけれど、少なくとも技術系の話ではかなりそう言う傾向はあります。今回の豊洲の話にしても、最初に疑問に思うことはあって良いと思うけれど、その後が酷すぎましたね。まぁ、守秘義務があるから勝手に直接の担当者が話しをするわけにいかず、東京都の担当者経由での間接的な説明だったので、情報が歪んだことは問題ではあったけれど。

残りの怪しげな理由もきっちり説明して、一日でも早く豊洲新市場が稼働して欲しいと個人的には思います。

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