2023年9月30日

バイアス気味の報道

中国の国慶節休暇が始まり、日本にも観光目的等で訪れる中国訪日観光客の様子等がニュースで流されるように。ALPS処理水放出に対しての嫌がらせで、日本産食品の輸入禁止や団体旅行の渡航禁止措置などがあり、期待よりはかなり訪日観光客数は少ないようだけれど、それでも個人資格での訪日客はそれなりに日本観光を満喫しているらしい。人数だけ見たら団体旅行客がいないことは大きいけれど、観光客の質というか内容的には今の方が良いんじゃ無いかと言うのが個人的感想。

今朝のニュースでは、日本に中国からの観光客が戻らない一方で、観光客が爆増している場所としてタイが取り上げられていて、空港で首相が中国からの観光客を迎えるシーンなんかも流されている。何故急にタイが人気になったのか不思議だったけれど理由は簡単で、来年初めくらいまでビザ免除しているから。それなら簡単にいけるタイへ皆さん向かうでしょうね。日本の場合、世界どもトップクラスにビザ免除で入国出来る国が世界中にあるけれど、中国の場合は確かにほんの半分くらいじゃ無かったかな、ビザ無し渡航できる国って。 

また、この手の放送でよく使われるのが「円安」に関して。US$1=145~150円位にまで円安が進んでいるので、同程度の価格のものを購入した場合は勿論、元々海外の方が値段が高いものだと、さらに割安感が増すでしょうね。例えば「ラーメン」なんか、アメリカ当たりだと普通にUS$20とか今はするだろうけど、日本だと一杯1,000円のラーメンは日本人の感覚だと今でも高く感じるけれど、アメリカ人だと1,000円=US$7と半分以下の感覚になりますから。US$1=100円レートで考えても安いので、そういう価格差のあるものを比較して円安/円高を語るのは適切では無いといつも感じます。こういう場合「ビッグマック価格」が標準値として使われるけれど、ビッグマックの価格だって日本と他国では結構開きがあると思うしなぁ。

数年前に、老後は海外移住でと言うようなブームがあった(作られた?)けど、今は当時の渡航先の一つだった東南アジアからも「日本は安い」と現地の人が来るくらいだから、それでも移住する人は居るんだろうか。生活費とか居住費は、確かに安いかもしれないけれど、衣料とか治安とか娯楽とか、総合的に考えたら今は日本が一番住みやすい気がするけどなぁ。為替レートは安定している事が一番良いと思うけれど、それこそ昔のように固定相場制にしないとそんなことは無理だし、今の時代は相違固定相場で何とかなるわけでは無いから変動相場制に移動しているのだろうし。経済の専門か的にはUS$1=120円前後くらいが理想的らしいけれど、個人的には計算しやすいUS$1=100円位が丁度良いのだけれど(笑)。そういう自分は、11月にSeattleに行く予定があるわけで、その頃くらいまでにはもう少し円高に触れていて欲しいなぁ。US$1=130円台は無理かなぁ... まぁ、出費の大きいエアチケット代とかは既に支払い済みなので、現地で生産して為替レートが影響しそうなのは、ホテル代と色日や買い物をしたらその代金くらい。全部合わせて散財してもUS$1,000は使わないだろうから、レートが10円違っても1万円位の差額。小さいとは言わないけれど、そんなに影響するような差にはならない気がします。人それぞれであるけれど、そう言う意味で報道何かの円安のニュースは、個人レベルでは騒ぎすぎだと思う。企業なんかで、お金のやり取りが膨大な場合は別ですけどね。個人レベルでは、US$1=300円位の時代にアメリカへ言ったこともある人なので、今のレートでもそんなに驚かなかったりします。そんな変な免疫は自慢にはならないけれど、それもあって何度も繰り返される円安報道は、ちょっと騒ぎすぎじゃ無いかと言う気はしています。

VISA Platinum Card更新 (2)

今月で今のクレジットカードの有効期限切れとなるので、先日新しいカードが送られてきました。自分のメインカードであり、あちこちにカード情報を登録しているので早速カード情報を更新(有効期限の更新)をしたんですが、前回ケーブルテレビの契約とdocomoの契約更新が出来ませんでした。

「後からやれば」と暫く忘れていましたが、昨日「あれ、まだだっけ?!」と思いだしたので、忘れないうちに更新作業をすることに。まずはケーブルテレビ。前回確認した時には、どうも書類を送付して貰わないといけないようで、電話するのも面倒だなぁと思っていました。もう一度サイトを見てみたら、お問い合わせメールのページがあり、ここから書類送付のリクエストを送ることが出来るらしい。と言う事で、自分の住所や氏名等必要事項をいれて、問合せ目的に「支払方法の変更」を選択してメールしました。来月早々位には書類が来るんだろうな。

もう一つはdocomo。今電話料金などdocomoの支払はクレジットカードに設定しているので、これを更新しようとしたんですが、前回何故かエラーがでて上手く行きませんでした。契約関係の設定や変更をする場合は、Wi-FiではなくWAN(docomo回線)経由でアクセスしていないと出来ないので、そこはちゃんと対応してやっています。My Docomoのページから支払方法変更のページへ移動し、そこでカード情報を入力して送信すると、VISAカードなのでVpassの認証画面が表示されます。ここでVpassの暗証番号を入力して終わりと思ったら、「お客様のカードはご利用出来ません」みたいなエラーが表示されて使えません。何が問題か最初は分からなかったのですが、そう言えば支払カードの日時変更したいけれど、その場合に同じクレジットカード番号のものを登録しようとすることにもなるので、それでエラーになることが確かあったように朧気ながら記憶しています。そこで、メインカードでは無く、次に有効期限の長いANAのSFC JCBカードを登録してみたところ、あっさり承認されてカード変更が処理されました。何か腑に落ちないなぁ。

来月締めのクレジットカードの先月の利用履歴と請求内容の確認をいつもの様にして、この時に今回のクレジットカード登録変更が必要なサイトやサービスがないかも確認しましたが、取りあえずこれで全部網羅できたように思います。仮に変更し忘れたサービスとかあったとしても、クレジットカードの請求に乗ってこないのは、使用していないという事でもあるので実害は無いでしょうね。今の所、IDでの利用も含めて特に新しいクレジットカードで不具合は発生していません。残るは、今回のクレジットカードから内蔵されたコンタクトレスをどこかで使用してみたいことくらいかな。こういう部分も、例えばマイナンバーカードと紐付けしたら、クレジットカードとマイナンバーカードの紐付け情報の更新だけで、後は自動的に処理されるみたいな形にならないだろうか。便利なはずのECサイトとか各種サービスの自動決済が、凄く面倒に感じてしまいます。数年に1回の作業ではあるけれど、だからこそ前回のやり方とか必要なサイトとか忘れてしまうし、逆に大変になっている気がします。

2023年9月29日

国慶節

今朝のニュースでは、中国国慶節の長期休暇の様子を一斉に流していましたが、5月1日のメーデーと、10月1日の国慶節、あと1~2月の春節は中国での長期休暇の季節で、人口も多いから大変な時期に。今年の国慶節では20億人が移動するらしい。今の中国の総人口は13億人だったかな、その倍近い人口がこの一週間位の間に国内外へ移動するから大変。中国に居る仕事相手何かも、早々と休暇を取っている人が多いのですが、中国での開発や製造にも依存して居るから、これから一週間はブラックアウト状態。 

日本のG.W.立ったりお正月何かも同様なんですが、国家的なお休みだからと言って全国民が一斉に休めるわけでは無く、公共交通機関とかガス水道電気みたいな公共サービスは止めるわけには行かないし、医療機関だとか警察消防なんかもそう。当然中国だって、20億人が移動するとはいえそれなりの人数の人は仕事を続けないといけないでしょう。実際、海外に脱出する人の長い列が北京国際空港なんかにも出来ているらしいけれど、飛行機だってこの機関運休するわけにも行かないだろうし。

実際日本行きの航空機は満席に近い状態らしい。政府レベルでは、福島第一原発のALPS処理水放出に対しての嫌がらせが止まないけれど、まぁ国民レベルでは政府に従いつつも自分達の利益優先の人達だから、そこは本音と建て前は日本以上だと思う。静岡空港も、運休していた中国からの路線が再開するらしいし、やっと少しずつだけれどコロナ禍以前の状態が戻ってきた感じ。国内の流通関係は爆買いを期待する声が大きいけれど、以前みたいな極端な買い占めは止めて欲しいけれど。

日本からの食品輸入の禁止だけで無く、日本への渡航制限もという話もあったけれど、団体旅行は制限するけれど個人旅行は見て見ぬ振りをしているのかな。国内で、中国からの団体客用に予約されていたバスがキャンセルされたりというニュースが流れる一方、日本行きのフライトは満席に近いとか既に国内で日本旅行を満喫している中国からの訪日観光客のインタビュー記事が幾つも流れてきたりと、結構報道される内容と実際の状況には乖離が有りそう。自分自身、行きたい国、行きたくない国、好きな国、好きでは無い国、とか正直存在するので、日本が行きたい場所であれば来てくれれば良いし、そうで無ければ別のもっと過ごしやすい場所へ行けば良いだけの話し。ただ、やはり実際に見て貰えれば、中国国内で見聞きした事との違いに疑問を感じると思うんですよね。それが仮に凄く小さなものであっても、そういう体験とか記憶はずっと残ると思うし、そういう所から将来の大きな変化が生まれる切っ掛けになるような気がします。

ラグビーW杯を観て

今朝、少し早めに目が覚めたんですが、そう言えば日本vsサモア戦をやっているんじゃないかと思いだしテレビを付けたら、丁度後半戦が始まるくらいのタイミングでした。この時点で、17-8で日本がリードしていたんですが、ラグビーで9点差なんてあっと言う間に詰まる物だから、全く安心出来ない。後半中盤、日本が最大25-8とトリプルスコアまで引き離したけれど、ここで疲れが出てきたのかサモアもじりじりと追い上げて28-15まで迫られます。最後に、再びトライとキックが成功して28-22まで詰め寄れたものの、何とか逃げ切って勝利した試合。

ラグビーから派生して生まれたと言われている「アメフト(アメリカンフットボール)」。同じような「楕円形のボール」を使うことから、よくラグビーボールとアメフトのボールが取り違えられるくらい、世間的には似ていると思われているけれど、改めて試合を観てみるとかなり違うスポーツだなぁと言う印象。強いて言えば、「同じ丸いボールを使うから兄弟スポーツだ」と、パスケットとバレーボールが言われるくらいの違いはあるんじゃ無いだろうか(極論)。歴史的には、そんなに誕生してからの長さに違いは無いと思うのだけれど、世界的な認知度だったり人気だったりを比較すると、圧倒的にラグビーの方が大きいのは何故だろうと思うのですが、ラグビーは英国で盛んという事で、世界中の英国領に広がったのに対して、アメリカの場合はそう言う時代が無くて事実上アメリカ国内位でしか盛んにならなかったのが、今の世界的な認知度というか人気や競技人口の差に繋がるのかなと感じます。

私も多少はラグビーのルールは知っているのだけれど、改めて試合を観ていると「えっ?」とか「おっ?」と思う時が結構多くて、「あぁ、アメフトを初めて見る人、見慣れていない人はこういう印象を感じながら観戦しているんだろうな」と疑似体験した気がします。競技の違いもあるから一概には言えないのだけれど、今回試合を観ていて思ったのは、アメフトのプレー毎に止まることが余計な疑問を招く原因になっているんじゃ無いかと言うこと。ラグビーにしても、サッカーにしても、競技が止まるのは得点が入るとか反則があった時で、それまではフィールド上を右に左にボールや選手は動き回ります。その中には、「あれ?」とか「おや?」という瞬間もあるんだけれど、上手い具合にそういう場面で止まることはないから、どんどんそんな疑問は試合の行方とともに流れていってしまう。で、反則が発生したりとか得点が入った時とか、わかりやすい場面でプレーが一時中断し、そこでその節目無いのテロップ何かもしっかり出せるから、何となく理解出来た気にもなるし疑問を感じる機会が少ないから全体として「分かりやすい」という意識に傾いてしまうんじゃ無いだろうか。アメフトは、1プレー毎にボールが動き出し、止まって、また動いてと言うことを繰り返すし、しかも4回のダウンで10ヤード進むと新しい4回の攻撃権とか、その試合を理解するために必要な属性が多いことも難点じゃないかと。バレーやバスケットボールも似たようなプレーの動きをすると思うんですが、どちらも得点が入ってプレーが後退するから、観ている側にすれば「分かりやすい」と感じるんじゃ無いかなぁ。 

もう一つテレビ観戦をしていて感じたのは、画面上の情報量。アメフトの場合は、点数だけで無くダウン数や残りヤード、タイムアウトの数にプレークロックと、いろいろな情報がリアルタイムに表示されて、そういう部分はアメフトを楽しむ醍醐味の一つでもあるんだけれど、ラグビー中継の画面はそれと比べると凄くシンプル。得点と試合時間しか無い位。馴染みの無い人が意味不明な表示で画面が占められるのを観ると、それだけ余計なことに頭を使わないといけなくなるわけで、例えばアメフトではそういう表示はボールデッドからスナップまでの間に制限して、スナップされてインプレーになったら一切表示は消してしまう位の操作は必要かも。そう考えると、最近のNFL/カレッジの中継や国内でも大きな大会の中継で使用される「バーチャルライン(ボールが置かれた位置とファーストダウン更新の位置をCG合成で見せるもの)」も、邪魔かもしれない。最近のCGは合成技術も進んでいるから、本当にグランドにああいうラインが引かれているように見えるし、そうすると等間隔では無いあのラインは何?と新たな疑問を生んでしまうことになるわけだし。でも、残り何ヤードの攻防とか、ボールシチュエーションで次のプレーを考えるというのも、アメフトの楽しみ方の一つだし、そう言う意味ではもっと表示情報が欲しい場合もあるから難しいですよね。他競技の様子を見ていると、色々気づきが有るので面白い気がします。

2023年9月28日

A380 3号機


長いこと「塩漬け状態」だった、ANAのA380 3号機が、いよいよ商業運行開始を前に、機体の洗浄作業を行ったという記事。今年のホノルル旅行では、往路ではA380 1号機 (青)復路ではA380 2号機(グリーン)に搭乗しているので、残り3号機を利用すればA380コンプリート(笑)。まぁ、機内の内容は3機とも同じだろうけど、製造年度が一番新しい3号機なので少しは新しい感じを受けるのだろうか。

3号機が運用回される来月20日からは、一日2便のNRT-HNL路線で全てA380の運用になるんだったかな。冬場のハワイ人気に、一層拍車が掛かりそう。往路のNRT-HNLは寝ていくだけなので、出来れば復路のHNL-NRT利用時にこの3号機に当たるのが理想だけれど、そう上手くは行かないだろうなあ。

年内の旅行はもう予約済みだし、祖霊時用増やす理由も余裕も無いから無理だけれど、来年早々一発目ははハワイかなぁ。繰り越しの有休が今年も結構残っていて、だから今年分の有休がそのまま来年に繰り越されそうで、結構休みは潤沢に取れそうだから、次回はノンビリゆっくり行きたいですね。ただホノルルの場合は時差の関係で、時差ぼけが酷くなることで、それさえ無ければベストな渡航先だと思うけれど。あぁ、早く飛びたい...

東の〇〇、西の△△

「東の〇〇、西の△△」と言い方は、東西で傑出した人物を比較紹介する時に使われる表現ですが、良い意味だけで無く悪い意味でも使われる事も多くて、最近よく聞くのが「東の川勝、西の玉城」というフレーズ。説明するまでも無く、稚拙な自治体行政で批判を浴びている、東の「川勝静岡県知事」と西の「玉城沖縄知事」の事。

川勝知事に関しては、一向に進まないリニア新幹線工事の件と、自身の行いから給与返上を言ったのに実際にはその手続きをしていなかった詐欺的行為に対して、だんだんと批判が高まっていますが、何故か周辺での人気は高く、次の知事選挙に出馬したらまた当選する可能性も決して低くない印象。流石にそれは勘弁してほしいけれど、ここ最近は川勝知事就任以来一番知事批判が高くなっていることは事実だと思う。

一方の玉城知事は、普天間基地の辺野古移転に関して、件が追加工事承認しないことは違法と最高裁判断がでても、「期限不十分」という事で、この後国交省が更に指示を出して、それにも従わない場合には代執行になるらしい。まぁ、知事側としては代執行が行われて工事自他が進められる分には、自分達の責任では無いと言い訳できるし、国に対峙しているという姿勢を強調も出来るから、案外願ったり叶った理なのかもしれない。でも、それって行政として責務の放棄じゃ無いのか。さらには、県庁からのPFAS流出問題に関しては、事前にその事実を知りながら国連で在日米軍批判の材料に使い為なのか公表を遅らせていた疑念も生まれていて、もう行政って何なのという気持ちしか感じない。 

そんな「西の△△」氏と比較されて、それだけ悪いと言われる「東の川勝知事」なのだけれど、前回一票差で成立しなかった知事への不信任決議案も、反対を投じた国民民主党系の議員が無免許運転で議員辞職したので、もしもう一度不信任決議を提出したら今度は不信任が決まる可能性があるのだろうか。県議会野党で知事与党の、立憲民主党とか国民民主党等の議員から離反する議員がもう一人二人はで無いと不信任案可決には厳しいと思うけれど、リニア問題やその他県内の色々な場所で物議を醸している知事には、もう少し理性的に話をするか、それが駄目ならやはり引退を考えてほしいところ。ただ、どちらの知事にしても、外から見ると奇異に感じる行動や発言も、地元ではそれなりの支持を得ているから存在しているわけで、そう言う意味では地元の意識改革の方がまずは先決なんでしょうね。それでも、同じ静岡県でも西部に住む自分から観ても、何で中部の人達はあの人をそんなに支持するのかよく分からないけれど。

UA羽田増殖

航空会社にとっては貴重な「羽田発着枠」を、まだ続く需要低迷のために、デルタ航空(DL)が羽田-ポートランド線用に確保していた1枠を返却することになり、代わりにユナイテッド航空(UA)が羽田-ヒューストン線用にその枠をリクエストしたという記事。さらにUAは、塩漬け状態のハワイアン航空(HI)の深夜便の枠も要求して、これを利用して羽田-グアム線の開設要望しているとも記事では伝えています。

仮に今回のUAの要求がどちらも承認されると、現在成田離発着で運用されているヒューストン線とグアム線は運航停止となり羽田に移管するのだろうか。そうなると、唯一成田での存在感があった米系キャリアーがますます縮小することに。仮に移管されると、ホノルル線は運休のままだから、デンバー行きとサンフランシスコ行き、そしてグアム便とかなり縮小することになるんじゃ無いだろうか。アジアからの乗り継ぎ客もあるから、DLの様に完全撤退は無いと思うけれど、ちょっと寂しい。と言いつつも、次回フライトでは羽田発便を予約している自分って(笑)。

成田空港も昔(何時だよ)に比べたら、アクセスはかなり改善されましたよね。特に京成線は、空港特急の本数も増えて時間も短縮されたので、下手に羽田空港へ行くよりは成田へ行く方が早い場合も。難点は、京成線故に上野とか日暮里での乗換が必要になるので、自分のようにJR東海の新幹線利用者には利便性がちょっと悪い。JR東日本の新幹線なら、上野駅での乗換が出来るけれど、それもJR上野駅から京成上野駅までちょっと歩くので、実際には上野から日暮里へ山手線で移動して、日暮里での乗換利用が多いんじゃ無いだろうか。JR東海利用者だと、品川駅で成田エクスプレスに乗り換えるのが一番簡単で楽だと思うけれど、30分に1本の運行をせめて20分に1本、出来れば15分に1本位まで増強して欲しいなぁ。今の12両編成(6+6)を8両(4+4)編成とか6両編成(3+3)に縮小して、その分運行本数を増やしてくれないだろうか。

羽田空港利用は、公共交通機関利用のアクセスは便利なんですが、日本で一番混雑している空港でもあるから、定時運行にはちょっと不安がある。それでも、滑走路が4本あるのは強みなわけですが、今度はスポットがもう一杯だからこれ以上の増便は難しい。国際線だけでなく、国内線の増便要望だって地方から幾らでも出てくるだろうし。ANAが第2ターミナルの国際線部分を本格運用しだしたら、T3の枠にも余裕が生まれて、また少し増枠されるかもしれないけれど、北米路線はどうだろうか。今の所必要十分で、まずはホノルル路線が回復しないと、そこから先の増便はまだまだ厳しそう。一月半後には、その羽田空港を久し振りに実感することが出来るので、存分に体感してこないと。

2023年9月27日

今更ながらのインボイス

10月1日から始まるインボイス制度。諸般の事情から、給与所得以外にも不動産収入があるので、私もインボイス登録するかしないか、この話が出てきた頃からちょっと気にしていました。本格的に検討しだしたのは去年の初めくらいの頃かなぁ。「来年からインボイス制度スタート」みたいな話題がちょろっとメディアにでた時に、「あぁ、そうだった」と思いだして、何が必要で何が不要なのか気にしだしたのが本格的なスタートだったと思います。当時は単純に、これまでは「益税」としてそのまま事実上の収入になっていた「消費税分」を、税金としての納付しないといけない。それだけだと単純に10%の減収になるわけですが、免税業者になればそれは免除される。でも、そうなると取引先が所得税の相殺が出来なくなるから、支払額から消費税分を除いた金額に変更要求されて、結果的に減収になるかも、等と言った情報を集めていました。

不動産収入と言っても、年間500万円に届かない額なので、消費税としては40数万円ちが対象に。そのままの金額を納税となると結構大きい金額ですが、支出として計上できるものも幾つかある事と暫くは経過措置もあるので、最終的にインボイス登録をして消費税を収めることに決めたのが今年の初め位でした。確定申告は、もう長いことお世話になっている税理士さんに毎年お願いしていたので、昨年部の確定申告の作業依頼をする時にこのインボイス登録に関しても相談したんですが、税理士さん的には「どちらでも良いのでは」という曖昧な回答。まぁ、もしかしたら「どちらが良い」という話は出来ないのかもしれないのだけれど、どうせ税金の話は個の税理士さんに全部お願いすることになるのだから、自分で何かすることは殆ど無いので、ここは昔からの「長いものには巻かれろ」主義を発動することにしました。

「自分で何かすることは無い」と言ったけれど、一つ必要なのはインボイス登録番号の取得と、取引先へのそのインボイス番号の連絡は必要。インボイス番号登録は、税理士さんにお願いして、昨年分の確定申告処理完了の連絡と一緒に、自分の番号も送られてきました。ここから、どの様な手続き・手順でこの自分のインボイス番号を相手に連絡したら良いのか、書面のサンプルとか必要な種類等の準備はどうするのか、暫くネット検索でお世話になりました。結局、相手に自分のインボイス番号を通知する書類をネットで見つけた参考例を元に作成し、それを相手側に送付。個人的に疑問だったのは、振り込まれた家賃収入に対して領収書の発行とかどうするのか疑問だったんですが、銀行口座への振り込み履歴で代用可能と言う事なので、特に新しくやることは無いと言う事で、まぁ一安心。後は、いつもの様に今年の取引が記録された口座履歴を、また年明けに税理士さんへまとめて持参すれば一緒に処理してもらえるはず。

インボイス制度に反対する意見も理解出来るし、それは個人の自由だと思うけれど、突然降ってわいてきた話でも無いし、それを施行数日前に反対署名だ反対運動だと言っても、それは申し訳ないけれど無意味だと思う。そんなことをやっているのであれば、少しでも楽な方法、少しでも収入確保出来る対策を考えた方が利益は大きいのでは。困る人も少なくないと思うけれど、今の様子を見ていると単に政府批判死体一部の人に利用されているだけのようにも見える。大体今インボイス制度反対を言っている立憲民主党の元祖の民主党が、この制度を決めたと言って言い訳なのに、何を言わんやだよなぁ。当時は消費税の税率アップもあって、逆進性があり低所得者層に影響が大きいからという理由での免税措置だったはず何だけれど、納税の透明性と言う理由でインボイス導入を主張していたし、その消費税の税率アップを確約したのも民主党政権(野田政権)だったわけだし。直前にならないと、なかなかその事に気がつかないのは良く有る話ではあるけれど、それを「説明責任が足らない」みたいな言い方で批判するのは違うんじゃ無いだろうか。結局は、時間を掛けて事前から準備しても、直前にしか注目を集めなくて、そこで問題点を指摘されても、それは本人の責任でしか無いと思う。一事が万事、いつもそういう話になりますよね。 

風評加害が売り物

福島第一原発のALPS処理水放出に関しては、これまでの努力も功を奏したのか大きな混乱は無いというか、逆に福島産海産物の良さが認知されて、殆ど影響も無く自然に解決した雰囲気が一番良かったんじゃ無いかと言う気がします。それでも、自分が無知なのか何か意図があるのか、未だに「汚染水が」とか「放射性物質の濃縮が」とか根拠の無いデマや風評加害を振り回す人間が、それも素人では無くそれなりに有名人だったり責任ある立場の人がやっているから呆れてしまう。

ここ数日問題になっていたのが、元参議院議員で元法政大学で大学教授持つ止めていた田嶋陽子氏のテレビ番組「そこまで言って委員会NP」での発言。あのHUFFPOSTにまでファクトチェックされて駄目出しされているくらいの酷さ。「トリチウム以外も一杯いろんなものがはいっている」という発言は、ある意味事実ではあるけれど、「危険な物問題のある物が残っている」と意味においては間違いだし、問題無い状態の処理済み水をさらに希釈して放出している事は何度も説明されている事。それを覆す証拠なり、事実を提示して言うのならばまだしも、単に自分の感想というか思い込みを押しつけているだけにしか見えない。と言うか、この人の発言の多くはそう言うものばかりじゃ無かっただろうか。

この番組、やしきたかじん氏がMCをしていた頃は、出演者に自由に発言させつつも、MCが巧妙に修正したり反論をして、内容としては両論併記しつつそれなりに納得出来る内容と構成が作られていたと思うんですが、やしき氏が無くなり番組MCも局アナになり、出演者も右にしても左にしても変に偏った感じになり、結果殆どの出演者が自説を声高に叫ぶだけの、何かガス抜きにもならない番組になった気がする。自分も、以前は日曜の午後に結構観ていたのだけれど、やしき氏亡き後余りに劣化に酷くてもう何年も観ていませんが、だからこそ田嶋氏みたいな人は以前よりも言いたい放題好き勝って言っているんだろうな。

「言論の自由」という問題もあるから、誰かが気に入らないからとその発言や意思の表明を禁止したり停止したりすることも出来ないのだろうけど、だからと言って公共性の高い「放送事業」の中でこう言う無責任な発言を許して良いのかいつも疑問に感じます。番組としては、彼女のこういう発言とか態度がある意味人気を維持する目玉の一つなのかもしれないけれど、仮にバラエティー番組であっても事実に基づかない事であったり差別に繋がるような内容は批判される時代なんだから、この件はもっと真剣に放送局としても考えないといけないのでは。本人は意識してなのかどうかは不明だけれど、結果的に風評加害に番組や放送局も荷担していることになるわけだし。そんなことで話題になったら、故やしきたかじん氏ならば、どんな風にコメントするのか聞いてみたい気がしますね。

2023年9月26日

AMC Diamond到達


AMCのPremium Pointが、今年も10万ポイントに到達し、無事来年度のAMC Diamondを獲得。最後は、9万ポイント余りまでフライトでのポイントを貯めて、残り1万ポイント余りは8月のSingapore旅行でのポイントが2倍加算されるので、その残り部分の加算を待っていたところ、今朝加算されていることを確認。まずは一安心です(笑)。

PCのブラウザーから観ると、この値が表示されるだけなんですが、スマホのANAアプリを開くと「Diamond到達、おめでとうございます!」と派手なスプラッシュ画面が表示されるので、一目瞭然なんですが、そちらの方が達成感というか到達感みたいなものを感じますね。いゃ、別にそれ程誉められることでも無いのだけれど。 

そのスプラッシュ画面に寄れば、今回のAMC Diamond到達は9回目になるらしい。来年も更新すれば10回目になるのだけれど、年々チケット代も値上がりするし、ここ数年享受してきた特典サービスも今後はそんなに期待出来ないだろうし、ちょっと思案モードですね。まぁ、それでも体が動いてお金に余裕があるうちは、どこかにフラフラ飛んでいくことを止めないだろうけど。

今年は久し振りに海外旅行らしい海外旅行をして、ANA便利用でも念願のホノルル路線のHONUにも搭乗出来たし、まぁコロナ禍開けとしては満足出来る空旅が出来たと思います。いつまで飛べるか分からないけれど、まずは来年も良い旅が出来ることを祈りたいですね。

EX予約アプリの変更

来月1日からEX予約が変更されて、まぁある意味「改悪」とも言えるような感じになるんですが、ここ最近EX予約を利用してみて、その変更以前にEX予約のアプリが先に変更されていることを発見。以前のアプリ設定だと、一度予約したものの変更は使用前なら何度でも変更可能何ですが、その動作がちょっと変で変更内容に寄らず一度以前の予約を解約して新しい内容の予約を設定する事で、「内容変更をした」と言う事になっています。かなり回りくどい方法ですが、見た目的にはAという予約の日時が変わってBという予約になっただけですが、一度解約・予約の操作が後ろでは発生するので、その都度クレジットカードへ払戻・支払が発生してうざったい。これが、日時とか区間の変更ならまだ理解出来るんですが、座席位置を変更するだけでも同じ事が発生していて、正直使い勝手は悪いものでした。


それが何時の頃からか、最近になって予約変更のボタンをクリックすると、こんな画面が表示されるように。ボタンが三つ表示される時もあったんですが、今は何故かこの二つのボタンが。同一列車内で座席だけ変更する場合には、決済のプロセスは走らないようになったようです。これで気楽に座席変更が何時でも出来る(マテ)。記憶が定かでは無いのですが、確か数日前までだと「同一区間の時間変更(差額無し)」みたいな内容だった気がします。つまり、15:00発の新幹線の予約をしていたけれど、それを14:30とか15:15に時間変更だけしたいような場合は、同一区画で差額は発生しないだろうから、座席変更と同じ扱いで良いという判断だったのかな。でも、電車を変更して、指定席からグリーン車へ、グリーン車から普通席へという変更をする場合も有るだろうから、結局は料金の変更が発生する場合も含めて単純化したんだろうか。

利用頻度的に、座席変更だけの処理がどれくらい発生しているのかは分かりませんが、こういう事前のスクリーニングプロセス(プリプロセス)を入れることで、処理本体の負荷はかなり改善されるんだろうか。毎回決済処理が発生しないから、影響は大きい気がする。と言うか、クレジットカード会社としては何度も支払・払戻・支払・払戻とプロセスが発生するから、その改善対策なのかもしれない。実はここの所予約作成や変更を続けてしていると、カード処理がロックされることが結構多いんですよね。一度に4~5件の予約作成や変更を続けてすると、「カード処理が完了しませんでした」みたいなメッセージが表示されてエラーになります。暫くして同じ事をすると、今度はちゃんと処理されるので、クレジットカード会社側で不正利用対策として制限を掛けているのかな。でも、以前はかなり続けて幾つも予約をしたり変更をしてもそんなことは無かったので、JR東海側とカード会社側で何かあったんだろうか。

ところで、来月から1年先の予約まで可能になるんですが、その予約の有効期限はいつまでなんだろうか。今は、一月先の日時までの予約が可能で、一度予約をするとその予約は3ヶ月間有効。だから、最初の予約が都合が悪くなり別の日に変更する場合、2ヶ月の余裕があります。今回は1年先迄予約可能だけれど、1年後にその予約の都合が悪くなった場合、その先の日時に変更出来るんだろうか。また1年先の予約が出来るというのは流石に無さそうな気がするんだけれど。解約する場合には手数料等が発生するから、そうなると余り先の予約をしておくのは不利に感じます。予約だけ入れていると、無秩序に予約を乱発する人も居るだろうから、予約と決済は当然同一に発生するか少なくとも数日中には決済処理して貰わないとJR東海も困るでしょう。で、そこで購入したEX予約は、いつまで変更可能なのか、ちょっと調べてみたけれどよく分からない。来月になったら確認して見ないと。常識的な範囲では、これまで同様購入した日から3ヶ月間は有効で、だから予約範囲も、最初の場合の最長1年にプラスして、3ヶ月後の1年後までは可能になるんじゃ無いだろうか。だから、結果的には一月とか二月位未来の予約で落ち着くような気がする。

夏の終わり、なの?

ここ数日、まだまだ昼間の気温は30度前後を行ったり来たりしていますが、朝の冷え込みは結構厳しくなったように感じます。今の所、就寝する時には少し厚めのタオルケット1枚で寝ていますが、月曜日の朝は何ヶ月ぶりかで、寒くて目が覚めました。タオルケットは体にしか掛かっていなかったのですが、両足は殆ど出ている状態で、ここがしっかり冷え切った状態に。一度目が冷めて、改めてタオルケットを体全体にまき直して二度寝しましたが、いゃいゃもうそんな季節かとビックリ。朝はそれ程の冷え込みなんですが、日が昇り10時位になれば、結構気温は上がってきて、もう汗をかくのが不思議で無い位の気温がまだ続くんですからね。最近は、最高機関が昔に比べて5~6度以上高くなっている気がしますが、それ以上にこの時期の朝昼の寒暖差は広がっている気がします。

気温だけで無く、最近は朝起きるの虫の鳴き声で目が覚めることも。コオロギなのかなあ、結構大きな音で響いてくるんですよね。そう言えば、最近の夏は蝉の鳴き声が消えたと言われますが、今年も殆ど聞いた記憶が無いですね。「蝉時雨」なんていう言葉は、もう死語になるのだろうか。自宅には結構木も多いので、昔は一本機を叩くと、何匹も蝉が飛び立ったりしましたが、最近はそんなことも無いですし。それでも、時々蝉の抜け殻が残っていたり、短い地上での生命を全うしたと思われる蝉の死骸を庭先で見つけたりするので、全くいないわけでは無いと思うけれど、でも夏の風物詩でもある蝉の鳴き声は本当に聞かなくなりましたね。

昨日はちょっと用事があり車を1じかんちょっと運転していたんですが、室内空調が一時冷房が暖房になっていてビックリ。設定温度は「24度」にしていて、これまでなら外気温は30度以上なのでかなり冷たい風が吹き出していました。ところが昨日は、午前中は結構涼しくて、車内の表示だと外気温は「26度」。で、知らないうちに車内が暑いなぁと感じて、吹き出し口に手を当ててみたら、暖かい空気が流れています。表示では「26度」ですが、その前にはもっと気温が低くて、だから冷風から温風に切り替わったのかな。流石にまだ暖房を入れる聞こうでは無いので、設定温度をさらに低く「23度」にしたら冷気が流れてきましたが。

室内に置いてある卓上のデジタル時計には、気温とか湿度の表示機能もありますが、以前だと何もしなくて窓を開放した状態では30度以上は当たり前。空調入れて、自分は26度から27度位の設定で使用していますが、その場合は場所にも寄りますが表示は28度位。それが今朝は、空調も扇風機も動かさず、窓を開放しているだけで「26度」と表示されます。まだ日が昇りきっていないので、これから暑くなるのだろうけど、それでも今日は最高気温は30度に届くかどうか位らしい。でも、それで安心すると問題で、今週中頃には再び30度以上に最高気温は上がるらしい。来週からは、もう10月に入るんですが、まだまだ暑い日が続きそうで、そうなると半袖のポロシャツとかワイシャツ類は、いつまで使えば良いのだろうか。そんなに衣装持ちでは無いので、別に入れ替えすることは大変では無いけれど、「半袖」と「長袖」の間は結構大きいんですよね。暫くは、出かける時の服装にも少し迷いそうです。 

2023年9月25日

魔法を期待する環境省

環境を良くすることが仕事の「環境省」だから、人工的なこととか廃棄物とか無駄なんかに言及することはあると思うけれど、これはちょっと「???」という発言。将来とか未来には、スタートレックの世界のような新しいエネルギー源が発見・開発されて、それが普通に利用されている時代は来るかもしれないけれど、今の所今の物理学の世界で電気を越えるようなエネルギーは見つかっていない。SF作家とか素人が夢想することは自由だと思うけれど、役所のしかも省の代表者たる大臣が、こんなことを言っていて大丈夫なのだろか。 

環境大臣と言えば、以前の小泉進次郎議員が大臣の時には、レジ袋の有料化とかプラスチック削減でプラスチック素材の有料化とか進めたけれど、結局これという代替品も無いままに政策だけ進めたので、ちぐはぐな状況で迷惑を受けたのは販売店や消費者だけという結果に。レジ袋も、今では普通にマイバッグが習慣化しつつあるから、そこは認めないといけないのかもしれないけれど、それでもちょっとした買い物をする機会が減ったことは経済的には大きいと思う。それに、環境汚染の中でごく僅かな割合だと言われているレジ袋よりは、より直接的に体に影響するマイクロプラスチック対策なんて殆ど進んでいない。あれだけ、基準値以下の処理水には騒いで、蓄積もしないトリチウムを「生物蓄積」とか「生物濃縮」とか騒ぐのに、マイクロプラスチックの「生物蓄積」とか、それが回り回って人間に戻ってくる事のリスクには何も言わない。というか、言えないのかな、理解出来ないから。

仮に、電気以外のエネルギーを考えるとした、「反物質」だろうか。でも、原子力発電がそうであるように、結局はそのエネルギーを利用して蒸気を作ってタービンを回して電気を発電することに変わりなくなりそうな。電気以外のエネルギーを利用するとなると、それこそ電子とかの移動を直接そうさするとかしないと駄目だろうし。それに、そんな未知のエネルギーの事を考えるよりは、今ならばより効率的で高容量な蓄電池技術を開発する方が、実際にも即しているし可能性も高いし、さらには再生エネルギーをそれで蓄電しておけば、夜とかとか発電過剰な時にも再生エネルギーが活用出来る事になるので、一石二鳥だと思うのに。今はバッテリーの素材開発競争が進んでいて、後言う年するとトヨタが固体電池のBEVを出してくるかもしれない。この固体電池が実用化されて、一般に簡単に利用出来るようになったら、太陽光発電を利用しての応用も色々生まれるだろうし。中国もバッテリー材料のレアメタルを戦略的に利用したりしているので、既存バッテリーの再利用技術とかなんかも有益だと思うのに。

技術的に未熟だった時代には、生活の利便性は環境との戦いだった時代もあったわけで、その最たる時代が日本の1860年代からの「公害問題」とかだと思います。それが技術で洗浄技術とか代替技術が進むと、昔は毒のようだった河川が綺麗になり魚が戻ったり、逆にそういう廃棄物から新しい製品とか素材が生まれたり、新しい地平線が見えてくるわけです。環境省は、既存の技術の範疇以外の部分でも色々なアイデアを出してより良い環境整備を進めるべぎたと思うけれど、「未知のエネルギー」なんて言う他力本願どころか魔法少女を召喚するような事を言わずに、もっと現実的な話をして欲しいなぁ。幾ら個人の想いであったとしても、ちょっと無責任というか使命を理解していない気がする。

暑く忙しい一日

昨日は所用のために久し振りに大阪遠征。偶々偶然ですが、新しいクレジットカードの実地試験の場にも成りました。朝07:09発新大阪行きこだま号に乗車するため、朝の6時過ぎに自宅を車で出て駅に向かいます。重い荷物があったので、行きも帰りもそれを持ち歩く必要が有るため、いつもの路線バスではなく自家用車で移動することに。流石に日曜日とはいえ早朝なので、駅近くの駐車場が空いていたのは助かりました。圧倒的な車社会浜松市ですが、駅周辺の駐車場は足りない状態ですから。

近くのコンビニで朝食を調達して、新幹線構内に入ります。コンピにではいつもの様にiDで支払無事に利用出来ることを確認。新幹線の乗車もEX予約でスマホタッチで入場出来、これもクレジットカード更新の影響は無さそうと確認出来てホッと一安心。その後一旦トイレに寄ってからホームに上がったんですが、ここだ大失敗。ホームに上がって発車時刻の電光掲示板を見たら「07:09発」がありません。一瞬「???」となりましたが、上がったホームは上りのホームで、ついいつもの癖で無意識のうちに東京方面行きに上がってしまいました。慌ててホームを降りて、反対側下りホームへ移動しましたが、いゃいゃ、発車直前で無くて良かった(笑) 。

新大阪まではゆっくり移動出来たんですが、新大阪駅の新幹線構内はコロナ禍以前のような混雑具合。品川駅同様、海外からの訪日観光客と思われる大きなスーツケースやリュックサックを背負った人を多く見かけます。新幹線駅構内も、外に出た駅舎内でも、早朝から空いているファストフードや軽食のお店には、外まで繋がる長い行列が出来ていました。軽く何か食べて移動したかったのですが、その行列を観て諦めて地下鉄で目的地へ移動しました。その後一日暑い中に居た後、再び新大阪駅へ戻ってきましたが、朝以上の混雑具合。お昼抜きだったのでお弁当を購入したかったので、御堂筋線をでた先にある地下の飲食街のお店は空いていたので、ここでお弁当を購入。これが正解でした。一つ上がった新幹線の改札があるフロアーは、どこも一杯でお弁当屋さんの前にも行列が出来ていました。帰りも新大阪発東京行きのこだま号を予約していました。出発時刻まで、まだ20分位余裕があったのですが、出発ホームの次の発車はそのこだま号になっているので、もしかしたら始発だからもう入線している?と思ってホームに上がると大正解。ドアも開いていて乗車できる状態だったので、早速乗り込み一息付けました。直ぐにお弁当を食べ始めましたが、お昼を抜いていて空腹だったためか、発射前に食べ終わってしまいました(笑)。

浜松駅に戻ってきて、駅前の遠鉄百貨店と駅ビル地下の成城石井で少し買い物を。ここで新しいクレジットカードを使用してみましたが、こちらも問題無く利用出来て取りあえずクレジットカードの更新は問題無く完了した様子。後は、まだ変更していないケーブルテレビとdocomoの支払方法変更をしないと。docomoはオンラインで出来るはずですが、ケーブルテレビはどうも書類を取り寄せてそれを返送しないといけないみたいで、今の時代オンライン化して欲しいところなのに。自宅には午後07:00前には戻れたんですが、もう移動と暑さでグッタリ。長い一日でした。そうそう、久し振りに大阪へ行ったんですが、海外とか国内から来ている人が多いのか、エスカレーターで「右側」に乗る人が結構少なくてちょっとビックリ。新大阪駅では、左側にみんな並んでいて「えっ?」と思ったくらい。殆どの人がキャリーバッグやスーツケースを持っていたので、多分外から来た人達なので、知らずに左側に並んでいたのだろうか。ちょっと不思議な光景でした。

2023年9月24日

のぞみ号の全車両指定席化

ITmediaの記事から、年末年始やGW期間中などの時期に、のぞみ号の自由席を廃止して全車両指定席車両で運行するJR東海の意図を解説した、杉山淳一氏の記事杉山氏も指摘しているけれど、私もJR東海の本意はEX予約へ乗客を誘導して、発券や予約業務の効率化を進めたいのだと思う。言ってみれば、流通系のお店がセルフレジを導入して、従業員の最適化をして、全体のコストダウンを目指しているのと同じなのかなと。勿論JR東海としては、それ以前に自由席車両に乗降客が集中する事で、駅停車時間が延びてしまい、結果的に全体のダイヤの乱れに繋がる事を出来るだけ回避したいという事の方が優先するだろうけど。

 そのEX予約、杉山氏も解説しているように、JR東海用の専用のクレジットカードを契約(年会費1,100円)して、そのクレジットカードに紐付けして利用する、割引率や付帯特典の多い「エクスプレス(EX)予約」と、一部の指定クレジットカードと紐付けして割引率や付帯特典サービスは不利になるけれど、年会費無料でEX予約と同等のサービス利用が出来る「スマートEX」の2種類が存在しています。杉山氏は言及していないけれど、これまでのEX予約最大のメリットは、利用区間に応じてポイントが付与されて、それを利用してグリーン車が利用出来ることだと個人的には思います。年会費1,100円というのは、多分ちょっとした距離の新幹線を利用したら、通常運賃と比較して元が取れる金額だから、個人で年数回利用するだけという人でも十分メリットがあると思うけれど、仕事で月に何度も新幹線利用をする人ならば絶対お得。私も、最初の頃はEX予約を利用していましたからね。毎週金曜日に新幹線通勤をしていたので、2~3ヶ月すると1回分位のグリーン車利用可能なポイントが貯まった気がします。ただ、スマートEX自体ポイント特典を除けばEX予約と違いは無いし、クレジットカードの断捨離もしたかったので、何年か前にはスマートEXへ完全移行しました。そのグリーン車を利用出来るポイント得点も、この10月1日からは廃止されて、逆にスマートEXにもポイント制が導入(但し、EX予約とはポイントの差がある)されるので、ますます両者の差は無くなってきたと言えるのでは。

もう一つの大きな変更点である「1年前からの予約可」に関しては、杉山氏は航空便利用との競走を指摘するけれど、これはどうだろうか。航空券の場合、会社によって多少の違いがあるけれど、ほぼ1年先までの予約が可能。だから、定期的に海外へ行くような旅行好きな人などは、その年のフライトが終わったら、次の年の予定を入れるというのが結構有るパターン。予約の取りづらい有名レストランの予約を、訪れた時に次回の予約を入れるようなもの。ただ、年末年始とかお盆の時期とか、GWに夏休み期間に連休の前後とか、やはり特定の時期には早めに予約が集中するだろうけど、平日等はそんなに影響しないんじゃ無いだろうか。それに、なんと言っても新幹線の場合本数がありますからね。多分、来月になった途端に、直ぐに年末年始とGWの予約は埋まるんじゃ無いだろうか。それで有る程度1年先予約の状況が掴めるような気がする。それに、予約変更は何度でも出来るから、先に予約して仮にその予定が無くなっても別の予約に振り替えれば良いけれど、キャンセルすると手数料が発生するわけですから、それが周知されてくるとそんなに焦って先の予約は入れなくなるような気がする。

最後のページに書かれている、EX予約以外のサービス内容を読んでいて感じたのは、EX予約はJR東海やJR西日本・九州にとってFFPやFSPと同じ「FRP (Frequently Ride Program)」とでも言うべき仕組みなんだなと。FFPやFSPは、元々は自社サービスを頻繁に利用してくれる上得意顧客への還元サービスみたいなものだったのが、単に顧客を繋ぎ止めるだけでは無く、そこからさらに収益を拡大するために、連携サービスを増やしていっているのと同じだよなぁと改めて感じました。航空会社が、フライトチケットだけでなく、旅行先のホテル予約とかイベント参加等をパッケージ化しているように、JR東海も新幹線利用の移動に、ホテル滞在にイベント参加にとパッケージ作りは昔からやっていましたからね。考えてみたら当然の流れなんだなと思います。来週からは新しいEX予約がスタートするわけで、どんな感じになるのか暫くは様子見ですね。

VISA Platinum Card更新

来月にカードの有効期限が切れるメインカードの三井住友VISA Platinum Cardの新しいカードが届きました。で、早速登録している今のカード情報を更新したのですが、もうあちこちに登録されているのでいちいち探してログインしてカード情報を更新するのが大変。

  •  今回ETCカードも一緒に有効期限が更新されて届いたので、忘れないうちにETCのサイトに行きカード情報を更新します。これをやっとかないと、ポイントが追加されないんですよね。以前それを忘れていて、一年分くらいのポイントを無駄にしたことがあります。
  • Googleのアカウントにログインをして、Googple Pay用に登録してあるカード情報を更新
  • 同じくAppleのアカウントにログインをして、Apple Pay用に登録してあるカード情報を更新
  • ここでiPhone 13 Proに登録しているクレジットカード情報も、以前のカードは削除して今回のカードを登録し、メインのカードとして登録しておきます
  • ECサイトとしてよく使うAmazonのサイトに行き、ここでもデフォルトのカードとして登録してある今のVISAカードを今回のカードに更新します
  • 同じくECサイトとしてよく使うYodobashi.comへ行き、カード情報を更新
  • Unitedのサイトへ行き、支払用クレジットカード情報を更新
    (ANAはSFCのJCBカードを登録しているので不要)
  • Hilton以外のホテル系登録済みカード情報を更新(Marriott/InterContinental/Hyatt)
    (HiltonはAmex Hilton Premiumカードを登録)
  • 東海道新幹線の予約用「エクスプレス予約」のアカウントから、デフォルトのカード情報を更新
  • Suicaアプリから、Mobile Suicaのクレジットカード設定からカード情報を更新
  • JR東日本用に、えきねっとのサイトからクレジットカード情報を更新
  • ここから、どこに登録しているか分からなくなってくるので、カード明細を開いてその引落先を順次確認。
    • 中部電力→OK
    • ISP(Plala)→OK
    • ケーブルテレビ→書類申込?
    • Adobe→OK
    • docomo→エラー
後は、もう分からないので、その都度対応です(笑)。うーん、使う時には便利なんだけれど、管理する時にもう少し何とかならないのだろうか。一つ変更したら、全部同様に変更されるようになって欲しいなぁ。

Windows11 Copilot


生成型AIが徐々に社会に浸透しつつある現在、その中の本命の一つであるMicrosoftのCopilotが、次のWindows11の大型アップデート「23H2」から提供されるという記事。 

実は、ChatGPTは少し触ってみているけれど、Windows11のCopilotはまだ触れたことも無い機能。機能的には、ChatGPTと変わらないと思うけれど、実際にWindowsに組み込まれた時に、どの様なI/Fでどの様な機能提供が出来るのか、その当たり詳しく知りたいところ。あと、日本語対応がどこまで進んでいくのか、これも日本ユーザーとしては気になるところ。ChatGPTは、当初の日本語訳が余りに自然なので凄く驚きましたが、それと同じかそれ以上の品質を期待したいところですね。

ところで、Microsoftが飛行機関係の用語を製品に使用するのは何か理由があるんだろうか。今回は「Copilot (副操縦士)」、その前にWindowsの自動設定構成サービスを「Autopilot(自動運転・操縦)」という名称を使っていたのだけれど、やっぱり本社(Redmond, WA)がBoeingの拠点もあるSeattle近郊という縁だろうか。「ダイバート(Divert)」とか「タービュランス(Turbulence)」とか「ゴーアラウンド(Go-around)」とかいうコードネームは勘弁してほしいけれど(笑)。

記事の中でも、「Cortanaの変わりか」みたいな事が書かれているけれど、音声I/Fがどの程度使えるものが実装されるんだろうか。この手の機能は、実装を充実させようとするとローカルのリソースイーターになるし、賢く作ろうと思うとネット接続が前提になりモバイル系ではちょっと振りになる気がするんですよね。Cortanaが受けなかった理由も、動作が重かったりと期待外れ部分も多かった事が理由だと思うので。オフィス用PCをすでにWindows11に更新済みなんですが、多分今の22H2から23H2へは直ぐに更新しないと思うので、まだWindows10に止めているデスクトップ機をWindows11に更新して、23H2にさらに上げて試してみようか悩みますね。余り人柱には成りたくないから(笑)。

2023年9月23日

HND-SFO-SEA/-SFO-NRT (4) - 復路再調整

前回、それまで取れなかった羽田発のサンフランシスコ行きの特典チケットが、偶々検索していたら取れる状態になっていることを発見。出発地が羽田発(UA876)か成田発(UA838)の違いで、出発時刻はほぼ同じ。羽田発の方が30分位の早発だけれど、羽田-成田の距離を考えると同じ位か(笑)。現地到着時刻は同じで、接続時刻もSFO-SEAのフライトは同じ。となると、新幹線で品川駅に到着してからの空港までの移動時間を考えると、やはり羽田空港の方が圧倒的に楽ですし、ここ暫く羽田空港発の国際線利用機会が無い事も考えると 、多少多めにマイルを払ってもこちらに変更したい。と言う事で、5万マイル位余分に掛かる事になるんですが、NRT-SFO-SEAをHND-SFO-SEAへと日程は同じで経路だけ変更しました。

ここでちょっと困ったのは、払うマイルが増えたので、最終的にこの旅程で到達する24,000PQPから900PQP近く余分に増えてしまうこと。何となく勿体ない気もするんですが、今から調整するわけにもいかず、まぁ仕方ないと諦めていました。それから1週間くらい経過して、この日も懲りずに暇潰しも兼ねてUAのサイトを検索していたところ、復路のSEA発のフライトで、10万マイルで取れる経路が幾つか表示されます。幸運にも、その中には今予約しているSEAを朝一番遅い時刻に出発(07:15)するSFO行きで、SFOで日本行きに接続するフライトもあったんですが、行き先は成田空港。SFO出発が羽田行きに対して30分位遅いので、SFOでの接続時間が1時間20分となりもしかしたらPolaris Loungeに寄る時間が出来ることがメリットだけれど、成田到着が1時間位遅くなるのがデメリットかな。成田空港から品川駅までNEXででて新幹線に乗り継ぐ手間が面倒だけれど、帰国便だから時間の余裕はあるだろうしそんなに面倒は感じないかも。どのみち品川駅からは1時間に1本のひかり号利用が前提になるので、上手く早く羽田空港に到着出来れば1時間早いひかり号に乗れるけれど、ちょっと到着が遅れると品川駅で40分50分待たないと行けなくなり、それならば成田空港から来ても変わらないんですよね。

と言う事で、直前のHND-SFO-SEA/-SFO-HNDの経路の復路をHND-SFO-SEA/-SFO-NRTに変更。これによって全体の必要マイル数が10万マイル節約できて、往復327,500マイル+手数料など8,190円で発券できたのですが、ここで新たな問題が。PQPが前々回の変更で24,000PQPを少し超える位に設定したんですが、今回の変更でさらにマイルが節約されてしまい23,950PQP位までしか到達しない。後60~70マイル位を追加しないと、UA MP 1Kの24,000PQPには達しません。かといって、余りすぎるのも性格的に受け入れられない(笑)。色々考えて、羽田-伊丹を普通席で片道飛べば(Value 1)、70PQP UAに追加されるので、これで計算上は24,000PQPを17PQP越えることが出来て、自分的には「シンデレラフィット」(笑)。実は、来月に最後のUA MPの国内線フライトを予定していて、この時には羽田空港に午後戻ってきて終わりの予定でした。そこで、そこから夕方伊丹に飛んで、新大阪駅から帰宅することにすれば、その後11月にSeattleへ行ってくれば、今シーズンのUA MP 1Kの用件を達成することが出来ます。

早速ANAのサイトで「羽田-伊丹」を検索すると、さすが国内でも有数の幹線空路なので、幾らでも席は残っています。過去の履歴から、ディスカウントエコノミーの「バリュー」で購入すれば、ベースマイルの125%が積算されて、この1/5がPQPとして登録される事が分かっているので、UAでの羽田-伊丹のベースマイル「278」から計算すると、

278ベースマイル × 125% ÷ 5 = 70 PQP

と言う事にります。そこで、来月の予定にもう一区画追加して、無事に計算上はUA MP 1K到達する予定。多分予定変更はこれが最後になるはずだけれど...  (続く...)

「迷惑系」より「鼻つまみ系」

迷惑系YouTuberとして、少し前からネットで問題になっていた、ジョニー・ソマリこと米国籍のイスマエル・ラムジー・カリド容疑者逮捕され、その様子を撮影していた米国籍の撮影者ブランチ・ジェレマイア・ドウェイン容疑者も共犯として逮捕されたと言う記事。日本に来る前は、海外で同じような事をやっていたんだったかな。今年に入って日本国内で迷惑系動画を撮影して、それを配信しているんだけれど、どんどん度が過ぎるようになりエスカレートして行った気がします。 今回の逮捕は、大阪の建設中のビルに侵入して直ぐに逮捕されたように見えたので、随分と素早いなぁと思っていましたが、あの建設中のビルへの侵入行為は8月30日の事らしいので、あの時点で建設会社なり監督会社が被害届を出したのだろうか。

この人に限らず「迷惑系」と呼ばれる類のYouTubeコンテンツは一定の人気もあるし、実際YouTubeの中にも結構な数登録されているらしいけれど、正直どれ一つとして納得出来るようなものは無い。自分から進んでみることは無いのだけれど、「おすすめ」とかで偶々表示されてしまい、つい目に入ることが偶にあるんですが、直ぐに止めてしまっても、もうそう言うものが表示されたということだけで不愉快になる。中には、政治的な意味合いを含ませるような内容のものもあるみたいだけれど、それが例えやり方が下手であっても真っ当な方法・手段であれば良いけれど、それを理由に自分の主張というか煽るだけのものも多くて、結局は「迷惑系」はやっぱり「迷惑」でしか無いと感じます。

この二人、日本入国時にはどういう資格で入国したんだろうか。YouTube配信をして利益を得ることを意図していたならば、観光目的ではなくビジネス目的と言う事で入国しないと駄目なはず。しかも、日本で収益を得るわけだから、所謂VISA無し渡航では無く、就労VISAを取った上で活動しないといけないはず。入国後にVISAの切替とかやっていたとは思えないのだけれど、その当たり気になるところ。さらに、彼らは結構今年の初めから活動していて、VISA無し渡航の場合は最大90日のはずで、少なくともその期間以上の間日本に滞在していると思います。もしVISA無しのままなら不法就労の可能性もあるし、仮に途中でVISAを就労ビザに切り替えていたとしても、今回の逮捕で取り消されて、国外退去処分となるのだろうか。見せしめでは無いけれど、こういう迷惑系がまた表れないように、今回は厳しい処置とその広報と言うか世界へ知らしめ事が重要だと思う。

黒人は罪か」と責任転嫁をする発言をしているみたいですが、そう言う事を言うから本来の黒人の人権問題とかが薄れてしまう。逆に日本人や日本のものに対して行った行為の数々こそが「日本人への差別」に満ちているわけで、結局この手の主張ってそう言うものだという実感を改めて認識させただけだと思う。そうなると、YouTubeという媒体を利用して、本来有るべき主張なり意見を拡散したい真面目に人にも影響するわけで、そう言う意味では少なくともこの容疑者に対しては声を上げるべきだし、さらに言えば投稿内容の適切さも考え直すべきだと思う。人の不幸だとか、相手を困らせるような様子は、当事者で無いから観ても居られるし面白いとか感じる事もあるだろうけど、そう言うのって、映画とかドラマとか架空の世界ならば許される話だろうし、その場合だって限度はある。ただ、今回の様に明らかに法律を犯した行為でないと止めることも難しいから「迷惑系」と言われるのだろうけど、もっと直接的にそう言う行為を侮蔑するような言い方の方が、相手に対してより強い不快感を与えることが出来るんじゃ無いだろうか。例えば「鼻つまみ系YouTuber」とか「加害者系YouTuber」とか「騒乱系YouTuber」とか。あるいは、X(twitter)でコミュニティノートが付加されるようになり、問題点が可視化されて改善されていったと思うので、YouTubeもそういう仕組みを取り入れないといけないんじゃないだろうか。

ワクチン接種のその後

6回目のワクチン接種を木曜日に受けて、当日はそんなに副反応を感じる事は無く一晩明けた昨日の朝の時点でも、やはりそんなに副反応は感じる事はありませんでした。ただ、いつもしている起床時の検温では「37.1度」とやや高め。でも念のため朝食の後暫く時間をおいて検温した時には「36.9度」と少し下がってきたので、まぁこのまま行くだろうと安心していました。

ところが午前中仕事をしていると、だんだんと調子が悪くなります。某疲労回復用薬品のTV-CMで「だる重~」というのがあるけれど、まさにそんな感じでお昼に向けてだんだんと調子悪さが強くなります。この時点で再び検温してみると、「37.4度」まで体温が上がっています。 熱っぽさは感じられないのだけれど、何となく体全体に重りが付けられたような感じで食欲も無いので、お昼は非常食として保存しているカロリーメイトで済ませたくらい。で、お昼を過ぎるとだんだんと調子悪さが酷くなり、エアコンを付けていると27度設定でも寒く感じるので一旦切るんですが、暫くすると発熱しているのか蒸し暑く感じるので再びエアコンを付けるけれど、また寒く感じるのでまた消して、みたいな事を何度か繰り返すことに。ここでちょっとしんどく感じられる状態になってきたので、暫く横になって休むことにしました。

夕方位になって「だる重」が「やや重」くらいまでに改善。ただ、夕食は量も食べられないし、実は味覚もちょっと変わっているような感じを受けました。ここでも検温してみると「37.1度」と、少し下がっては来たけれどちょっと高めな状態。水分補給をこまめにして、この日は早めに就寝することに。寝る前に、解熱剤を飲んでおこうか迷ったんですが、何となく大丈夫そうな気もしたので解熱剤は飲まずに就寝しました。

前日早めに就寝したので、今朝は結構熟睡出来た感じで目が覚めました。注射された左腕部分の違和感は殆ど無くなっています。体のだるさもかなり消えていて、いつもの様に検温すると「36.9度」とまだやや高めですが、気分的にはほぼ通常の状態に戻った感じです。明日は大阪へ遠征しないと行けないので、早めにワクチン接種することにしましたが、取りあえずそのプランは成功したようです。今日は天気も悪そうだし、大人しくして明日に備えることにします。それでも、これまでの5回の接種と比較したら格段に副反応は弱くて、今回は楽でした。

2023年9月22日

遠州鉄道がコンタクトレスに

地元のローカルバス・鉄道会社の「遠州鉄道」。運送以外にも、百貨店、スーパー、不動産、自動車学校等等のグループ会社を多数抱える、(地元では)巨大コングロマリット(笑)。浜松とか演習地域で生活して行く上で、遠州鉄道(略称「遠鉄(えんてつ)」)のお世話にならずには生きられない位の存在。ライバルとしては、静岡市を中心とした「静岡鉄道」があるんだけれど、垢抜けている感じとか全体的なサービスに関しては、後塵を廃している状態だと思う。特に個人的に不満なのは、静岡鉄道は自社版のICカード(LuLuCa)での乗車が可能なのに加えて、これがSuicaに準拠しているので、Suica/Pasmo等の鉄道系ICカード利用できるところ。遠州鉄道は自社版のICカード「Nice Pass」だけしか利用出来ないんですよね。まぁ、毎回整理券を取って現金を投入するよりは楽だし。因みに、車内の料金箱は自動生産機能は無いので、降車する前に両替をして丁度の料金を料金箱に投入しないと行けない。 

そんな遠州鉄道が、今年度からグループ内の鉄道駅、バスでのクレジットカードのタッチ決済(コンタクトレス)を導入して、2024年度中には全駅・前車に導入完了するとのこと。何があったのかと思ったら、どうも2024年に「浜名湖花博」が開催されて、海外からの訪日観光客の増加が予想されるので、その対策として世界的に利用可能になっているクレジットカードのタッチ決済を大々的に導入するらしい。対象カードは、VISA、Amex、死に身椅子と、Discover、銀聯、JCBで、MasterCardは2024年度末までの対応と少し遅れる様子。三井住友カード系のシステム(stera transit)を導入するらしいので、ライバルのMasterCardが遅れるのは仕方ないのかも。

個人的に期待したいのは、この遠州鉄道の導入で、まずは系列のデパートやスーパー、更にコンピにとかモールとか、どんどんしないで普及していく切掛になってくれないだろうか。勿論、端末やシステム導入はただでは無いから、それなりに体力があって売上げが見込めるお店で無いと導入は厳しいだろうけど、これで一気に「電子マネー化」が浜松で進んで、大都市圏以上に「電子マネー経済圏」が生まれたら嬉しい。デモ、花博の開催期間が 2024年3月23日から6月16日なのに、肝心な導入開始が「2024年3月下旬予定」というのはいただけない。色々理由がある事は分かるけれど、やはりこういうのは無理をしてでも一気に進めないと。

実は、プリベイド式自社ICカードの「Nice Pass」は、以前は事前に積み増しした金額の10%分の特典があったんですが、何年か前にそれは終了。だから今は、事前購入した料金分しか使えないわけで、それならばクレジットカード払いにした方が、カードのポイントも貯まるだろうしお得だろうしなぁ。更に、わざわざクレジットカードを乗り降りの時に取り出さなくても、スマホに設定しておけばApple PayとかGoogle Payでも利用可能だから、利便性は向上するはず。カードに料金を積み増しするのは、バスに乗車している間か、電車駅等で操作しないといけないので、結構面倒なんですよね。これで遠鉄だけで無く、浜松市や周辺地域の電子マネーかが一気に進んでくれると非常に嬉しいですね。

LINE + Yahoo = Lahoo or Lihoo?

LINE株式会社とヤフー株式会社が10月1日に会社を統合して「LINEヤフー株式会社(YL Corporation)」になるという記事。LINEはアカウントすら持っていないし、Yahooは昔々のネット黎明期に作ったアカウントはあるけれど、実質的にメール関係はすべてGmailだし、ある意味捨てアカみたいな存在。ですから、この統合で自分に何か起こることは無いと思うけれど、Yahoo IDがLINE IDと紐付けられるとか強制的にLINE ID化されたら嫌だなぁ。いゃ、ご先祖様の遺言で、LINEだけには手を出すなと言われているので(マテ)。

余り詳しくは無いけれど、Yahooとしてはポータルサイト内の色々な情報提供やサービス提供を、LINE (ID)ベースに切り替えて、より簡便に参加しやすいようにして行きたいんだろうなぁ。自分は、Yahooのサイト利用するのは、その事実上の捨て垢化しているYahooのアカウントを時々掃除することと、ニュースフィードを観てそこから注目する記事を見つけるくらいですかねぇ。

LINEと言うと、私なんかは未だにVoIPの電話機能と掲示板機能くらいしか思い浮かばないけれど、決済機能のLINE Payってどれくらい波及効果があるんだろうか。YahooのPayPayは、QRコード決済で一人勝ち状態という認識なんだけれど、そこにLINE Payも取り込んでよりかせ状態を強化したいのだろうか。度値も存在感のある決済機能だから、それがタッグを組んだら影響力というか破壊力は大きいでしょうね。特にPayPyaはどんな場所でもまず顔を出してくるし、自分的には孫氏がADSL普及・独占のためにADSLモデムを街中で無料で配った時代をどうしても思いだしてしまう(笑)。

決済手段という意味では、電子マネー側もそのうち統合とか始まるんじゃ無いだろうか。個人的には、少し前に書いたスターバックスのモバイルスターバックスカード終了のニュースが結構大きくて、これってやはりシステム開発の費用が増大しているからなのかなと邪推しているのですが。となると、今後はどんどんサービスが収斂していって、最後は数種類のサービス、特に大きな力のあるクレジットカード系とSuicaを筆頭にした鉄道系くらいしか残らないんじゃ無いだろうか。電子マネーが始まった当時は、コンビニチェーンによって使えるサービスが異なっていたり、モールなんかでも制限があったけれど、今ではどこでも普通に使えると言ってよい位まで浸透しているので、今では逆に収束していくことは嬉しいけれど、それが自分がメインで利用しているものならなおのこと嬉しい。そう言う意味では、LINE/Yahooの統合は自分にとっては殆ど利益は無さそう。ところで、新会社の名称は「LINEヤフー株式会社」との事だけれど、長いし言いにくい。短縮して「ラフー(Lahoo)」ってどうだろうか(笑) 。あるいは、もう少しLINE要素を強めて「リフー(Lihoo)」とか(マテ)。

本音と建前

自分的には日頃厳しい批判をしているAERA dot.だけれど、そこに掲載されたネスレ元社長の高岡浩三氏のインタビュー記事は、凄く同意できるし納得のいく内容で「どしたAERA!」と言いたくなるような記事(笑)。

まず最初から、ジャニー喜多川氏の性加害行為に関しては、

ジャニーさんは若い男の子が大好きだから事務所を立ち上げたという話は、芸能事務所や広告会社の関係者、他の事務所に所属している芸能人など、複数人から聞いていました。

と書いているように、業界の圧倒的権力者だから隠す力もあるだろうけど、色々な話も出てくることもあるだろうし。それに、今回の件が公になると、色々な人の過去発言が発掘されて、少なくともインターネットやSNSが一般化した2000年代以降の時点では、ジャニー喜多川氏の性癖を仄めかす様な発言が幾つも見つかっています。でも、それが問題として取り上げられることは殆ど無かったし、特に業界ではそういう話は無視されて、それまでと変わらないジャニーズ事務所との関係・付き合いが続いて今日に至ることは明らかと言って良いんじゃ無いだろうか。

所属タレントのCM起用に関しては、実は広告代理店側としても「ジャニーズ事務所所属タレントを出せば、クライアント側も納得するだろう」という算段も大きいんじゃ無いかと言う気がします。企業側としては、それなりのお金を出して製品宣伝をするわけだから、当然出した費用以上の利益を出したい。記事では「外資系企業ならば」と言っているけれど、よほど道楽な社長で無ければ浪費することを喜ぶ人は居ないでしょう。ただ、幾ら一生懸命CMを制作しても、それが効果がでるとは限らないわけで、そういう場合に「ジャニーズを起用してもこういう結果になったのは、御社の製品自体の問題では」と暗に示す言い訳にすると言う思惑もあったんじゃ無いだろうか。CMの制作方法にはいろいろな手法やアイデアがあると思うけれど、一方で製品販売までの短い時間で簡単に手軽に制作して、でも宣伝効果は大きくしたいと思えば、有名なタレントさんを起用してその人の人気にあやかるのが一番簡単だと思うし。

記事最後のページを読んで改めて感じるのは、当事者であるジャニーズ事務所と被害者の会以外の人にとっては、今回の件は「話題」の一つでしか無い。東山新社長が被害者と直接対話したという記事も出ているんですが、先ずは両者が静かな環境の中で冷静に話し合いできる場を考えるべきだと思う。なんと言っても、当事者のジャニー喜多川氏も、それを知っていて放置していたメアリー藤島氏も故人なわけで、彼らが直接謝罪や対策をすることはもう出来ない訳ですから。記事も書かれているけれど「ジャニーズ事務所の組織改革」と言っているけれど、同族会社、あるいはワンマン経営者の会社なら、こういう暗黙の同調圧力は存在しがちだし、何か組織体の問題と言うよりは、やはりその当事者の問題点が大きいと思うんですよね。こういう場合、「なんとかコンプライアンス委員会」みたいなものを設置して、同様の事案が再発しないようにするというのはよく聞くけれど、設置することが目的では無く、それが機能しなくては意味が無い。それは「ジャニーズ事務所」だけの問題では無く、どの企業にもありうる問題でありどの企業でも意識しないといけない事だと思う。

6回目ワクチン接種完了

浜松市からワクチン接種のお知らせが届き、一昨日から接種が開始されたらしいのですが、運良く開始翌日の昨日の手段接種上の枠が取れたので早速出かけて行きました。前回5回目の接種が昨年の12月なので、9ヶ月振りの接種。私より一回りくらい上の年代の人には、その間に6回目の接種連絡があり、今回が7回目という人も多いようです。

今回の集団接種会場は、自宅から車で15分位の区役所横の施設と、車では25分位の隣りの区にあるホテルを借りた会場の2箇所。どちらか悩んだんですが、遠い方のホテル会場は前回も利用した場所なのと、そちらの方が希望の日時が空いていたので、こちらを予約しておきました。当日は、後から気がついたんですが、朝一で歯医者の予約も入っていて、ですから歯科検診とワクチン接種を梯子することに。最初の歯科医院へは車でで掛けて、次にワクチン接種には近くのモールに車を止めて徒歩10分位歩いて会場に行くことにしたんですが、前日の天気予報は「強い雨」という予報で、正直「スケジュール設定に失敗したかなぁ」 と後悔することに。実際、明け方にはちょっと強めの雨が降りだしてきたりしましたが、明るくなる頃には雨は上がって、何とか昼間は持ちそうな雰囲気でした。で、朝一で歯科医院に出かけて終わる頃までは曇り空に少し青空が見える位でしたが、そこから天候が急変して、「ゲリラ豪雨」とは言わないけれど、運転中に急に大粒の雨が振り出したりして慌ててワイパーを動かしたりしながら、まずはモールに到着しました。ここでちょっと買い物をして、駐車代を払い(笑)、そこから徒歩と電車で移動して接種会場のホテルへ向かいました。

予約は11:30からでしたが、歯科医院での治療が早く終わり会場に到着したのは11:00少し過ぎ位。以前の経験から、接種の時間帯指定はそんなに厳密では無いので多分大丈夫だろうと受付に並ぶと、直ぐに受付完了となりいつもの接種プロセスが進みます。今回は6/7回目と言う事で、会場の規模は前回の半分以下くらいのスペース。それでも、待ち行列は殆ど無くて、受付の次の「問診」で二人ほど並んだだけで、その後の接種はその場所へ移動したら直ぐにブースが空いて接種完了。その後15分程待機して経過観察をして、11:30前には会場を出ることが出来ました。その後車を止めていたモールまで戻り、帰宅途中で昼食を摂ってお昼過ぎには自宅に戻ることが出来ました。この時点では、注射した左腕には全く何の違和感は無く体調も問題無い状態でしたが、これまでの経験から以前購入して残っていた解熱剤(Tylenol)を念のため飲んでおきました。その後、午後は普通にリモートワークで仕事を進めていましたが、夕方位から注射した左腕の部分が少しだるい感じになってきました。それが夕食を食べるくらいの頃には、注射した部分の周りが少し腫れっぽいように感じる状態になり、そのまま就寝しました。前回までと今回との違いの一つは、この駐車した部分の感じ方。これまでは、駐車したところから腕の中に丸い棒のような物が注入されたような違和感を数日間感じたんですが、今回は腕の表面に感じるだけで内部に関しての違和感は全く無い状態。ですから、注射した左側が寝返りを打って下になるとちょっと痛みを感じますが、だからと言って直ぐに反対側に寝返りを打ち返す必要は無いくらい。

それもあってか、久し振りの夏日回避した前日の天候からか、結構ぐっすりと就寝する事が出来ました。朝目が覚めた時には、まだ少し注射した場所に違和感を感じたけれど、目覚めて1時間もしたらその違和感も殆ど消えてしまいます。それ以外の発熱も今回は全く無いし、以前は注射後2日位は体調も厳しかったけれど、今回は今の所全くそんな状態は見られません。確か前回の5回目からワクチンの量が半分になったと思うんですが、それでも前回は結構きつい副反応だったのが、今回は普通のインフルエンザの予防注射程度の今の所反応です。ただ、いつもの様に朝検温をして見ると、今朝の体温は「37.1度」と少し高め。時間をおいて計測し直してみましたが、この値は変わらず。前日の注射前の検温では、平熱の「36.5度」だったので少し上がっているのは、副反応なのかな。私は体温は多分標準よりは高めで、36.2~36.7度位の間で変動しているけれど37度台が計測されるのは明らかに発熱している時とか体調の悪い時。今年は、3月(37.2度)と5月(37.4度)の2回だけ。どちらも、前日は36.5度位で翌日にはどちらも36度台に落ち着いているので、当時は偶々だったかなと思っていますが、いずれにしても今日は大人しくしていることにします。日曜日に出かける予定が有ったので、副反応の影響がそれまでに消えているように一番早い日程で接種したんですが、予想よりも副反応が軽くて本当に助かります。

2023年9月21日

名称だけの話ではない

ジャニーズ事務所の東山社長が、一回目の会見ではカバー出来なかった諸懸案に関して、来月2日に二回目の会見を開くと発表。世間というか最近のメディアでは、根本問題にの性加害問題よりも、「ジャニーズ事務所」の名称変更問題の方が大きく取り上げられているような気がするけれど、それを見ていると「あぁ、彼らもこの問題を早めに火消ししたいんだろうな」という気持ちしか沸いてこない。共犯者とまでは言わないけれど、長年同じ業界で仕事をしてきた「仲間」なんだから、今CM契約打ち切りで名前が挙がっている企業とは立場が一歩もに歩も違うはずなんですよね。 

例えば、元々の名前が「ジャニーズ事務所」ではなく、例えば「メアリー芸能事務所」みたいな別人の名称だったり、全く関係無い「〇〇オフィス」みたいな名称だったら、ここまで厳しく名称変更を迫るような事態にはならなかったでしょうね。それでも、出版社のKADOKAWAが、当時の社長だった角川氏の子息のセクハラ問題とか、その角川氏の贈収賄問題があっても、会社名の「角川」が「KADOKAWA」に変わっただけで、名称自体は残ったまま。犯罪程度の規模の違いはあるだろうけど、一寸納得いかない話だと思う。世間のイメージ的には心機一転して再スタートするのが理想だろうけど、余りに浸透している名称でその一部は会社名やグループ名にも使用しているから、なかなか踏ん切りが付かなかったんでしょうね。

ただ、一回目の会見の時に名称変更をしたとしても、多分メディアの殆どは「〇〇(元ジャニーズ事務所)」みたいな言い方で、結局は旧社名を使用し続けるだろうから、あまり効果というかあのタイミングで変更しても新名称自体の意味は無いよう泣きがします。実際、サリン事件を起こした元「オウム真理教」だって、その後開催して幾つかの宗教団体に変わったけれど、未だに「アレフ(旧オウム真理教)」みたいな言い方をされているわけですし。報道では、単に名称を変更するだけでなく、所属タレントのマネージメント会社は分離して、補償などに対応する会社とは別会社になるとのことなので、そこはそれぞれ全く異なる名称で今回区切りを付ければ、少なくと「所属タレントに罪は無い」という部分は救われそう。

今の所、今回の性加害問題故ジャニー喜多川氏個人の問題という話だったけれど、一部報道では当時のマネージャなど複数の行為もあったと言われていて、そうなると今以上に会社組織としての「ジャニーズ事務所」の責任が問われていくことになるんでしょうね。そう言う意味では、ジャニーズ事務所はこれまでの行為を早急に清算して解散することで区切りを付けなきゃいけない。韓国のK-POP業界は日本以上に生存競争の厳しい社会で、所属女性タレントの自殺とかも日本よりも多い気がする。だからか、所属事務所が名前だけ変更して、内容は以前のまま運営しているようなケースも聴きますが、そう言う「体裁を繕うだけ」では無意味。対応スピードとして、もっと迅速なであるべき事は言うまでも無いけれど、それで中身の無い話をされても被害を訴えている人達は納得しないでしょう。名称変更のタイミングは、しっかりした対策と補償とともにされるべきで、それが次回の会見時に示される事を期待したいですね。

羽田空港第2ターミナル国際線ターミナル

羽田空港第2ターミナルの国際線共用部分を、現在の5便から16便に10月29日から拡充するという記事。ANAのサイトに掲載されている運航予定便を観ると、これまでの中国上海、香港、台湾(松山)、ロンドンに加えて、欧州便が全て2タミ出発になり、シドニー、シンガポール、ホノルル、そして中国深圳等が、この2タミ利用を開始することに。自分は、中国とか欧州へ行くつもりは無いので、それらの便利用機会は無いけれど、シンガポールとかシドニー便は来年辺り利用する機会が生まれそう。あと、ホノルルも、行きはどうせ寝たままのフライトだから、HND-HNL/-NRTと帰国便はHONU利用のパターンも良いかもしれない。

先日羽田空港を利用した時には、2タミ南ピアの方のゲート利用だったのでそちらへ移動したんですが、途中ガラス越しに見える国際線共用部分が羨ましくて(笑)。まだ一日5便しか使用しておらず、しかも早朝7:00頃の光景なので、ターミナル内には殆ど人影は無かったんですが、デモこのガラス窓のこちらと向こうの違いは大きいなぁと感じながら眺めていました。京急線のホームから上がってきた所にある、国際線用の自動チェックインカウンターは、まだ利用再開されていない様子でしたが、この利用便拡大とともにあそこの設備も再稼働するんでしょうね。ますますあの辺りが、大きなスーツケースやキャリーバッグを利用する人で混雑しそう。

地階から出発階の2Fに上がってくると、左手奥の南ピア側には「INTERNATIONAL」の表示が見えるんですよね。保安検査場Dの先は、ずっと養生されていて無機質な石膏ボード見たいな壁で埋められていましたが、2タミの国際線ターミナル再開とともにそれも撤去されて、国際線ターミナル部分へ行けるように。本当は偵察してみたいのですが、ここの所朝便の出発は結構ギリギリで向こうまで言って戻ってくる余裕もなく、手前のAMC Diamond用の優先窓口に入ってしまいます。来月羽田空港の利用予定があるんですが、その時はにこの国際線部分をじっくり見学してくるつもりです。

記事によれば、ANAの国際線40便のうち10月からは16便がこの2タミに3タミから移動するとのこと。残っているのは、中国便とインド、マレーシア等のアジア便と北米本土行き等かな。何となくの予想だけれど、北米行きの出発便は、ずっと3タミに残りそうな気がするなぁ。2タミ反対側の北ピアの拡張が完了したら、この国際線ターミナル側もフル稼働出来て、少なくともANAの出発便は全てこちらからになるんだろうけど、まだまだ先のような気がする。ところで、ANA便が2タミに完全移行したら、3タミのANAのラウンジはどうするんだろうか。ANA以外のスタアラ便は、3タミメインだろうから、2箇所のANA Loungeはそのまま、あるいはもしかしたら「スタアララウンジ」と名称変更して残るかもしれないけれど、ANA Suite Loungeはどうなるんだろうか。UAのPolaris Loungeに衣替えしたりして。となると、中央のANA LoungeはUnited Clubになるのかな。成田空港の方は、計画されている新ターミナル建設があるから、既存の1タミの改修は最小限になるだろうから、今後は羽田シフトに成りそう。

2023年9月20日

制服姿歓迎

時々話題になる、警察官や消防士、あるいは制服のある仕事の人がお昼休みや休憩の時にコンビニやファストフード店等を利用することを批判するSNS。アメリカのドラマや映画を観ていると、警察官(ポリス)がドーナツ店に入ってコーヒーとドーナツを買っていく場面が普通に描かれるけれど、向こうだと実際にそういう場面は普通にあって、それがそのお店やその周辺地域に対しての抑止力になっている事も事実。日本はそういう不安は殆ど無いので、そういう制服の抑止力が無い事が当たり前だから、こういう感想がTLにも書き込まれるんだろうけど、それは職業差別だと思う。

お店などによっては、制服を着ている人が上にカーディガンを羽織ったり、旨の名札の所に「休憩中」とか名前を隠すような形にして休憩にでている時があるけれど、一つの愛では共通のそういうサインを決めて、それを付けている人は現在は休憩中とか食事中という事を周りが認識出来るようにしたら良いのでは。ただそうしたらそうしたで、ちょっとした短い時間に買い物に入ろうとしたらサインを忘れて、「仕事中に何サボっている」という批判を再発する事になってしまうかもしれないから、その当たりは注意が必要だろうけど。

考えてみたら、営業職とか外回りの仕事の人って、喫茶店とか最近ならファストフード店とかで時間を潰したりしている時もあるわけですよね。中には、Wi-Fi接続が必要でスタバでパソコン開いている人も居るだろうけど、ちょっと休憩とか一服とかしている人も多いんじゃ無いだろうか。ああいう人達が無視されて、たまたま目脱制服を着用しているという理由だけで、警察官とかそういう職業の人だけがやり玉に挙がるのは不公平だと思う。大体、昔だと自宅近くの交番のお巡りさんが時々訪れてきて、不審者がいないかだとか高齢者のお宅だと健康状態を確認したりとか、その時にお茶くらいは出しただろうし、ある意味普通にそういう交流はあったわけです。それが、まずは警察官が減ってきたことと、交番制度も縮小しているし、あとはSNSの功罪の一つだと思うけれど、自分が理由も無く思いついたことが直ぐに拡散されるから、こう言う事も最初は大事のような話として拡散することが問題だと思う。

時間が掛かったことは惜しいけれど、でもこうやって賛否が見える化されて、その中で社会の意見集約がされていくことが一番自然で望ましい事かもしれない。まぁ、一般的に考えて今回の様に肯定的な方向に収斂して行くであろう事は確実だと思うし、今後はこういう形でのパトロールが新しい社会安全の実装方法みたいな形で生きてくれば良いと思う。これで、偶々昼食を購入しようとコンビニお巡りさんがいたところに、強盗が侵入してきて返り討ちに遭うみたいなことが起きたら、ますますこういう形での社会生活への浸透は賛成されると思う。 

NFL推しに明暗

NFL 2023は、Week-2が終了。自分はNFL32チームの中で、4チーム程「推し」というか、幾つかの理由から「好きなチーム」として観るようにしているんですが、その4チーム中3チームが今の所好調で観戦にも熱が入ります。まぁ、全18週のうちの2週が終わったところなので、まだ良いも悪いも言えるような状態では無いのですが、それでも嬉しい(笑)。 

まずは、中学生の頃からのファンチームであるMiami Dolphins (AFC-East)が開幕2連勝で「をぃをぃ、どうした」状態。同地区のJets、BillsにAwayで勝利しているから、これは結構ポイント高い気がする。今週は、Patriotsに勝っているから、数年前には考えられなかったような感じ。残り3つはNFCのチームで、NFC-EASTのWashington Commandersも2連勝だけれど、このブロックはCowboys、Eaglesも2連勝中で厳しいし、残りGiantsも1勝1敗と、かなり競争が厳しそう。NFC-Wetでは、49ersが2連勝で、やはり今週L.A. Ramsに勝利している。Panthersから移籍した、RB McCaffrey (CMC)が今シーズンも好調だから、これは行けそうな気がする。で、気になるのがNFC-SouthのCarolina Panthersで、ここだけ開幕2連敗。接戦はするんだけれど、「勝ちきれない」という印象なのは、やはり看板だったCMCが抜けたからなのだろうか。ここから盛り返してほしいなぁ。

シーズンはまだ始まったばかりで、最後のWeek-18の試合スケジュールはまだ決まっていないような状態(対戦相手はシーズン前に決定済み)。そこまで残り15試合(1週は試合の無いBye-weekがあり)まだ有るわけだから、開幕二連勝何て、まだどうにでもこの後変わる可能性のある状況ですが、それでもスタートダッシュは大事だよなぁ。昨年は49ersが好調だったけれど、残りチームは9勝とか8勝とか、後一歩くらいでプレーオフに行ける・行けないみたいな中途半端な結果だったから、今年は4チーム全てプレーオフ進出する位の活躍を見せてほしい。

11月に観戦する予定の試合は、Week-10のCommanders@Seahawks。現時点では、Commandersは2勝、Seahawksは1勝1敗。終盤に向けて、待ち蹴られない状況で一番力が入る頃かなぁ。心配なのは天気。一応屋根の下になる席を予約したので、よほど酷い天候で無い限りは大丈夫だと思うけれど、やはりコンディションの良い状態で試合観戦はしたいし。後は、まだ季節的にそんなに寒くはなっていないはずだけれど、寒さ対策も。まだ2ヶ月差だけれど、リーグ戦の行方も気になるし、推しチームの勝利は観てみたいし、なかなか楽しみなシーズン開幕直後です。

2023年9月19日

英語の耳慣れ

海外出張する機会が激減し(ここ10年位は無し)、昔幸か不幸か身につけた英語スキルは遺産を食い潰すばかりで、成長する機会無し。それでも、門前の小僧なんとやらで、仕事の電話会議とかビデオ会議に英文メール作成等の機会は毎日のようにあるので、何とか仕事においては必要最小限のスキルは維持出来ているはずなんですが、先日も3年振りにハワイへ行った時には、最初の頃は通常の会話にまだ慣れなくて少し戸惑うことも。 

一応人並みの向上心はあるので(笑)、出来るだけ英語スキルというか英語に慣れている状況を忘れないように、最近ではYouTubeでの英語コンテンツ=NFL/カレッジの試合を現地のアナウンス・解説で視聴するようにしています。勿論、G+が放送している日本人アナウンサー・コーチによる解説は、技術的な理解をするには必要だし、そちらはそちらで週に2~3試合の放送だから何とか消費しています。一方でDAZNで放送されているNFL Game Passに関しては、試合数は最大16試合有るし、それ以外のハイライトや解説番組みたいなものも有るから、とても全部を観ることは出来ない。基本、贔屓チームや実は結果は分かっている熱戦・接戦を選んでみることになるんですが、もう最近ではBGVの代わりに横で流していることが多くなりました。これが、結構耳を英語耳に維持するのに役立っている気がします。

一つは、フットボールなので聞き慣れた単語や多いし、画面を見ればどういう状況下もかなり理解出来る。以前はCNNもよく見ていたんですが、やはりニュース番組とか討論番組となると、知らない単語もでてくるし内容把握するのに知識が無いことも多いので(日本の番組にしても込み入った話はなかなか瞬時に理解出来ないことも)、やはりこれくらいの文章量が今の自分には丁度良いかもしれない。同じスポーツでも、大谷選手が出場していた頃のMLB(=L.A.エンジェルス)の試合中継もよく見ていましたが、やはりスポーツ種目が違う、用語が違うと、フットボールほど内容が頭に入らない気がします。野球という種目自体は、日本でも盛んだし昔子供の頃は巨人ファンだったりしてそれなりに野球成るスポーツは身近で知識もあるはずなんですが。英語の勉強とか習熟をする時に、やはり良く知っているスポーツとか、それ以外だと英語のドラマ好きとか、その内容に関して興味の有ることがあるとかなり有利だと思います。

スポーツ以外では、日本在住の外国人の人が日本をあちこち旅して紹介するような旅行記みたいなコンテンツとか、後最近流行なのか類似のチャンネルが増えてきた気がするけれど、訪日観光客を捕まえて日本食を振る舞ってその感想等をアップするコンテンツとかも、観ていて面白い時も。特に、英語圏以外の地域からの訪日客の喋る英語だと、独特の言い回しとか一般的な日本人よりはマシだけれど、単語がで無くて言い方を考えて表現するところとか、結構参考に成る場面も多くて面白く観ることも。ただ、コンテンツスタイルとしては、類似のチャンネルが増えてきているし、更新頻度も増えているからかちょっとマンネリ気味に最近は感じるのが残念かも。勿論、YouTube視聴は耳を鍛えるには有効な手段だと思うし、英語の理解力も上がると思うけれど、その反対の行為、英語での発言とか会話みたいな所への効果はほぼゼロと言っていい。そこはやはり、実際に会話するなり自分で発言しないと身につかないわけで、そういう所は工夫しないといけませんが。ただ自分の経験から思うのは、耳が鍛えられれば結構口の方も引き上げられる部分も多くて、発音なんかにしても耳がちゃんと聞き取れていれば自然と口から出てくることも多い気がします。だから、今は出来るだけNFLを観ないと(えっ?)。

激しい通り雨

確か昨日の朝(早朝)もそうだったと思うんですが、今朝も明け方結構激し雨の音で目が覚めました。 でも、降っていた時間は多分30分位じゃないかなぁ。「パラパラ」とか「タンタン」とか軽めの音ではなく、「ダダダダダダ」みたいな、それこそ石でも降ってきてるんじゃないかみたいな感じの大人ので、流石に目だって覚めてしまいます。

その前にも雨模様の天気の時も合ったので、日曜日一週間振りに洗車使用と思った時、念のためWeathernewsで地元の天気を調べたら、この時は午前10:00頃だったんですが、丁度お昼頃の1時間で雨が降るという予報が。外は30度以上有りそうな真夏みたいな天候だったので、「そんな馬鹿な」と思いつつも、暑さで直ぐに水分が蒸発しそうだったので、午後の涼しくなってから洗車をすることにしました。で、お昼前になったら、予報通り結構強めの雨が降りだしてビックリ。そして、30分位激し目に降った後はサッと上がってしまい、直ぐに雲が切れだして青空も見えるような天候に。天気予報を見る限り、この後は週末の木曜日くらいまでは晴れあるいは曇り空の予報なので、安心して夕方洗車をしてカーポートに戻しました。

で、翌日祝日月曜日の朝、「ガンガンガン」という音で目が覚めたんですが、最初は何の音かよく分からない。暫くして、どうも雨が降っているらしいと気がつくのだけれど、何故か体が動かない。ここで半分寝ぼけながら思いだしました。前日夕方洗車をして、その時利用したバケツとか洗車用のマットとか拭き上げ様のマイクロファイバークロスとかを洗濯して干してあったんですよね。それらは全部また濡れてしまっただろうなぁ。そんなことをぼんやり考えていたら「ガタン、カンカンカン」みたいな音が。一瞬「不審者?!」と思ったんですが、多分同じように物干し竿の台の上にひっくり返して干してあった洗車用のバケツが、雨風の勢いで落ちた音らしい。まだ外も明るくなってきていない時間帯だったので、その時はそのままもう一度寝入って翌朝明るくなってから確認しましたが、干してあった洗車用のクロス類はびしょびしょで、バケツも2m位転がって泥だらけに成っていました。

更に今朝も明るくなる頃に激し目の雨が降り、一旦上がったんですがまた15分位の間、空は青空が覗く状態なのに、激し雨が何故か降り続く状態に。所謂「狐の嫁入り」状態ではあるけれど、昔は雨の度合いがもっと小雨模様というかパラパラ降るくらいで、この時観たいな「ザーーッ」トというか「ゴーーーーーッ」に近いような激し雨の時には、そんな生やさしいような表現では全く足りない感じ。9月後半になっても30度超えの気温が続く天候も以上だけれど、雨の降り方にしても昔の温帯地域的振り方が亜熱帯的にどんどんなっていく気がします。今日はこの後日中30度超えは確実なようで、この朝の雨もあり湿度の高いむっとした一日に成るんでしょうね。と言う事で今日もエアコンはフル稼働だろうなぁ。朝、激し目の雨が降った後可燃ゴミを出しに近所の集積所へ行ってきたんですが、その時には雨上がりという事も有りかなり涼しくて、空の雲の様子も秋っぽい薄く広い雲が広がっていて、「あぁ、もう秋だなぁ」なんて思っていたのが、1時間もしないうちに「暑い、エアコン」ですからね。熱中症の水分補給も重要だけれど、朝晩と日中の気温がどんどん広がって、体調管理にも困りそう。注意しないと。

2023年9月18日

早くも消化不良

日本国内のアメリカンフットボールも、アメリカのNFLも、この週末は第二節(開幕から2試合目)が開催されていて、第一節と同じく接戦や激戦が多数発生して、嬉しい悲鳴状態。「嬉しい悲鳴」と言えば、試合観戦の環境もネットに集約されてきているので、国内の社会人や大学の試合は専門のインターネット配信サービス(rtv)で視聴し、NFL関係はDAZNのGame Pass、カレッジはYouTubeでの幾つかのカンファレンスの配信やハイライト等を視聴。そして、CSでは日テレ系のG+がNFLとカレッジを放送しているのですが、こちらの内容はネット配信でも視聴できるけれど、国内の有名HCやコーチの解説付なので、そこは是非聴きたい見たいと思うところ。更に、国内社会人の中堅・下部リーグや地方大学のリーグ戦配信がYouTubeで有志が行っていたりと、もう1日24時間どころか100時間合っても時間が足りない状態。第一節がスタートして第二節が始まっても第一節の試合内容を消化できていないのだから、もうこの先の惨状は目に見えています。

多分アメリカ人にとっては、観る試合は各リーグで一つなんですよね。NFLならフランチャイズのこのチーム、カレッジは母校の試合だったり、地元の贔屓チームだったりと、基本1チームだし多くても2~3チーム位。日本みたいな社会人リーグは無いから、週末に開催される数試合を見るだけでしょう。だから、彼らとしては何の問題も無い。大学チームだと、母校+地元チーム+有名校みたいな感じで複数のチームを応援する事もあるだろうけど、NFLに関しては32チームの中の一つだけというのが普通だろうし、自分のように32チーム満遍なく観たい何て言うのは、NFLファンからしたら異端なのかも。もしかしたら、AFCとNFCそれぞれに推しのチームがあるというのはそんなに珍しく無いかもしれないけれど。でも、日本のプロ野球ファンがアメリカのNFLファンに一番近いと思うけれど、セリーグで〇〇、パリーグで〇〇チームの大ファンと言う人は余り聴かないのと同じじゃないかと。

これが単純に競技レベルの問題だけなら、より高度な内容のNFLに集中しても良いのだけれど、NFLはNFLの、カレッジにはカレッジの魅力があって、なかなかどちらかに絞るというわけには行かない。と言うか、カレッジにはNFL以上に人気があるチームも多いし、場合によってはNFL以上の10万人規模のスタジアムを擁する大学も珍しくない位の人気。その理由は、やはりライバルチームの対戦とか、同じ都市内での対戦とか、まぁ日本で言えば早慶戦みたいな試合が目白押しなので、人気が出ない方がおかしいかも。大学の試合は、NFLと比べて12~13試合と2/3位なので希少性もあるとは思うけれど、競技は同じでもスポーツとしては全く別の魅力がある気がします。言ってみれば、日本のプロ野球と高校野球の関係みたいな感じと言うのが、一番近いかな。

実は、昨シーズン録画したけれど、まだ見ていない試合が結構HDDレコーダーの中に残っていて、まだHDDに余裕があるから良いけれど、流石に今シーズンもそんな状況で終わると、来シーズンは一度初期化しないと追記する余地は無いかもしれない。それもあって最近では、デスクトップパソコンの片隅で1試合流しつつ、横のテレビにも試合を流して、二つを見ながら過ごしている気がする。どちらかが良いプレーで盛り上がるのは良いけれど、偶々両方にピッグプレーが発生してしまうと困ってしまいます。一方を保留して、まず一つのプレーを堪能してからそちらを保留し、もう一つも同様にプレーを確認してから、再び両方を流し始めるみたいな、本当に視聴している意味があるのか疑問に感じる。最近では、熱いフットボールの試合が、何か環境BGVというかそんな消費の仕方をしていて、本当に良いのだろうかと疑問に感じることも。それでもフットボールが楽しめることに感謝しつつ、今シーズンも満喫しないと。 

女性登用の敵はメディア?

岸田改造内閣の発足に伴い、閣僚だけでなく副大臣や政務官も刷新されたわけですが、その副大臣・政務官54名全員が男性議員だという事が話題に。内閣人事では、歴代最多の5名の女性閣僚が誕生したと話題になっただけに、今度は一人も女性議員が登用されなかったことは、何か理由があったとしてもちょっと奇異に感じます。 

そうゆう事にはめざとい某番組では早速取り上げたらしいけれど、別番組での政治部長氏の説明では、副大臣クラスの人が大臣になり少ない女性議員の候補が減ったところに、少し前の自民党女性局のフランス研修の件が問題になり「なり手がいない」事も理由とのこと。調べてみると、衆議院で10.1%(47人/465人)、参議院で20.7%(50人/248人)で、全国会議員数713人に対して14%位の97人が「女性議員」。自民党は女性議員の比率が少ないのかな。となれば、少なくとも10%位は女性副大臣や政務官が入ってもいいわけだから、5~8人位は入っていてもおかしくない状態である事は確か。

例えば、閣僚に10名位女性議員が入ったから、副大臣や政務官候補の人材が足りなくなった、と言うのであればまだ理解出来るけれど、これまで2人とか3人だったところが5人で「人材不足」というのは、ちょっと解せない。その分、党務へ回った人も多いのかもしれないけれど、その当たりはよく分からないので何とも言えない。ただ、指名する側としても流石に一人も女性議員が入らないのは不味いと思わなかったのだろうか。そう思って人材確保しようとしたけれど、例のフランス研修旅行の件や世間の風当たりみたいなものを敬遠して、表に出ることを好まない人が多かったのかもしれない可能性が有るのかなぁ。そうなると、女性の雇用均等とか働き方改革を妨げているのは、世間の風=メディアと言う事にやっぱりなる気がする。

大体、「女性がいない」「同数にするべき」と言っているメディア各社にしても、現場や役職では同数には成っていないのだから、大きな事は言えないと思う。あと、少し前に某写真家のセクハラ騒ぎの時に、社内調査をしたら社内のセクハラ事実が分かってしまい、「真摯に対応する」と問いいつもその一言だけで終わっていたメディア各社ですから、自らの姿勢を正すところから示さない。この記事では、朝日新聞のそれなりの地位にある女性論説兼編集委員の女性が、TBSの番組に出ているという関係性もよく分からない。なんでテレビ朝日の番組じゃないのだろうか。一杯ニュース番組や報道番組をテレビ朝日も放送しているのに。自分の会社の系列の放送局で「怪しからん」というと、それが自分達の所にブーメランで戻ってくるから、わざわざライバル会社の番組に出て言いたい事を言っているのだろうか。TBS側としても、同じように自社の関係者が発言するとやぶ蛇になるけれど、他社の関係者の発言ならならば「個人の意見です」と済ませられるという意図もあるんじゃないかと邪推する。当たらずといえども、遠からずかも(笑)。

大谷選手、シーズン終了

肘の故障で投手としての出場が終わり、さらに練習中の脇腹の怪我で打者(DH)としても試合から離れていた大谷選手が、とうとう故障者リスト入りして今シーズンの残り試合での出場も無くなることに。投手としての10勝は二桁勝利として意味があるけれど、気になるのは打者としてのホームランキングの行方。大谷選手の所属するアリーグでは大谷選手の44本がトップで、2位以下は35本、34本、32本と続いているけれど、残り試合が10試合余りなのでよほどの事が無い限りはこのまま大谷選手のアリーグホームラン王は決まりそう。ナリーグでは、アトランタブレーブスのオルソン選手が52本、N.Y.メッツのアロンソ選手が45本と大谷選手越えを記録しているので、残念ながら両リーグ通じてのトップとは行かないけれど、アリーグホームラン王で10勝投手となれば、まぁアリーグのMVPは確実だろうなぁ。

考えてみたら大谷選手は、今年初めのWBCから全力で野球をやっていたわけで、通常のシーズンであるなら既にワールドシリーズの決勝まで戦ったくらいの負担と思っても間違いないのでは。その疲労が、最後の最後で肘や脇腹に影響してしまったとしたらちょっと残念だけれど、WBCの活躍と結果を考えると、WBCに出場せずに普通にMLBのシーズンを過ごして、エンジェルスが大谷選手の活躍で優勝したとしても、やはりWBCの活躍と優勝があっての2023シーズンが存在している世界線の方が良いかなぁ。大谷選手にとってはどちらが良いかどうかは分からないけれど。

今だからの「れば、たら」だけれど、今にして思うとシーズン途中に投球で「あれ?」と思う時も合ったし、パッターとしても調子が悪そうな時があったわけで、あの時に英断をして一度休むという選択をしていたら、今回の様な事も無くシーズンを全うしていて、成績としてももっと伸ばしていたかもしれない。でも、それが出来ない、それをやらないのが大谷選手と言う事も有るし、外野は好き勝って色々言うけれど本人が納得しているので有れば、それは本人の決定を尊重するべきだし、そこから更に上の活躍を来シーズン以降に期待したいですね。

こうなるのであれば、7月に行く予定だったMLBの試合観戦をキャンセルした事が悔やまれます。「バッター大谷」は来シーズンも見ることは出来そうだけれど、「ピッチャー大谷」は多分2年後のシーズンになりそうだし。それよりも、これでシーズンオフのトレードがどうなるのか注目されるんでしょうね。既にエンジェルスからは、マイクトラウト等大物選手の放出が決まっているようで、大谷選手だって若手の将来有望な選手獲得のために放出するかもしれない。DH制のあるナリーグ内での移籍が一番理想なんだろうけど、シーズンオフの動向が気になるなぁ。怪我の前に言われていた、破格の契約金はかなり下がることになるんだろうけど、大谷選手本人はそんなことは意に介していないでしょうね。自分として、一番自分がプレーしやすい環境を求めて移籍するだろうし、場合によってはエンジェルスに残る可能性もあるんじゃないだろうか。でも、ずっとプレーオフにもでられないチームにこのまま残るのは、やはり勿体ない気もするし。難しいですよね、自分の将来を決めるという事は。でも、納得のいく選択をして欲しい。

2023年9月17日

帆立 in アメリカ

中国による、日本からの水産物輸入禁止措置に対抗して、その中国で加工された日本産の帆立輸入国であるアメリカが、別の加工場などを斡旋するという、何か逆三角取引みたいな話。最初に中国の輸入禁止の話を聞いた時には、中国国内での消費分だと思っていました。だから、殻つきで少しでも安く輸入して、国内の飲食業に卸すのだと。ところが、そういう部分もあるけれど、多くは中国国内で加工されて、アメリカに輸出されているという話を聞いてびっくり。それなら、日本で加工(殻を外す)して直接アメリカに輸出すればと思ったけれど、加工場や人出が足りないとか、人件費もやはりまだ中国の方が安いという事が理由らしい。台湾などは、日本と比べてもそんなに人件費は違わない気がするけれど、タイトかベトナムならば、日本の海老系の食品とか焼き鳥とか色々実績もあるし、転換しやすいのかも。 

考えてみたら、余り海産物を食べる印象のないアメリカ人でも、サーモンや海老(ロブスター)と並んで「帆立(Scallop)」は、結構どこのレストランに入ってもメニューにあった気がします。シーフードレストランならば、まず有るんじゃ無いかな(帆立のバター炒めとか)。また、アメリカだけではないけれど、中華系の移民や滞在者も多いので、中華料理の食材としてもニーズは結構有るのかも。ステーキハウスのメニューでも、肉を食べない・食べられない人用に、シーフードメニューも幾つかありますが、やはりサーモン、ロブスター、帆立というのが三本柱な気がする。そう言う意味では、結構馴染みのある食材なのかもしれない。

「アメリカのホタテ料理」に関しては、未だに鮮明に記憶しているのが、丁度10年前に訪問したフロリダのWDWのDolphine Hotelで食べた「ステーキのホタテ乗せ(笑)」。アメリカではこれが最初で最後と言っていいくらい、絶妙な火加減のホタテが、ステーキの上に乗って出てきて、最初は「????」でしたが味はバッチリでした。良くフォアグラをステーキに乗せますが、個人的にはあれよりは100倍美味しいと思う。実は今回のホタテのニュースを聞いた時に真っ先に思いだしたのも、このホタテ料理でして、ああいうメニューがアメリカにもあるのだから、ホタテの需用もあるんだろうなぁと勝手に想像していました。ところで、その10年前の記事によれば、このホタテとステーキのメインに、魚料理も注文して、さらにグラスワイン2杯飲んで、Tax/Tips込みで当時はUS$65だったんだぁ。調べてみたら、2013年1月頃のレートって、US$1=90円位なんですよ! 日本円で当時なら5,600円位。今だと10,000円近くになりますが、それでも安いと思うなぁ。料理がUS$15×2品で、ワインもUS$6位なのかなぁ。で、Taxが15%でTipsが15%だと大体それ位になりますね。良い時代だったなぁ、あの頃は。

中国としたら、アメリカへの加工貿易のチャンスがなくなることよりも、面子を潰されたことの方が大きいんじゃ無いだろうか。国内の食材調達としてならば、ベトナム当たりから素知らぬ顔をして輸入すれば良いのでそんなに問題無いと思うけれど、国内の加工業者は仕事がなくなるわけだから大変かも。前回のレアメタルの時もそうだけれど、暫くして「日本から輸入再開します」と言っても、もう中国に回せる分が無くなっているかも。中国としては、日本へのプレッシャーのつもりだったんだろうけど、結局同調するのは北朝鮮とロシアだけという状況では、逆に中国が恥をかいたような状況ですよね。だからこそ、面子を潰された(自分で潰したんだけれど)恨みは根深くなるかもしれない気がします。

UA Leg#11: HND-OKA/-HND

 前日のフライトは、最初から機材遅れで遅延したり、最後は雷雨のために羽田空港が一時閉鎖されて、上空待機や誘導路上での待機に、久し振りに雨の中沖止めでの到着と大変な一日でした。翌日は、駄目元でチケット探したら、何故か取れてしまったので、早朝から出かける事に。前日少し遅めに入った横浜シェラトンですが、06:00前に出ないといけないので05:00前に起きてシャワーを浴びてチェックアウトしました。06:00発の京急空港線を逃すと、次まで少し間が空くので少し急ぎ足でまだ暗い中横浜駅へ向かい空港へと移動しました。

前日も混雑していましたが、この日は早朝07:00前でも土曜日の朝という事で、前日以上の混雑具合。2Fに到着すると、AMC Diamond様の保安検査場を抜けて、4Fのラウンジで先ずは一息つきます。朝食がまだだったので何か少し食べようかと思ったんですが、そんなに時間も無いので先にトイレに行くことにしたのが、後からちょっと後悔することに。私はいつも入口を入って左側のスペースを利用しているんですが、奧のトイレ2箇所は男性用に成っています。それが今回行ってみたら、一番奥の元々女性用のトイレを男性用に変更していた場所が、以前のように女性用トイレに戻っていました。反対側一箇所だけでは、流石に困るからだろうけど、この規模のラウンジなんだから、もう一箇所くらい男女それぞれのトイレを増設してほしいですよね。その後軽くメールチェックをして、出発ゲートの66番ゲートへ向かいました。

1) HND 07:30 - OKA 10:10 (NH463)

66番ゲートは、南ピアの根元角を回り込んだところで、少し距離がある場所。それとともに、反対側の国際線共用部分がガラス越しに見える場所でも有って、毎回「羨ましいなぁ」と思いつつ通り過ぎる場所でも有ります。ゲート前に到着して、直ぐの07:07から事前改札が始まりますが、ことのほか幼児連れの家族が多い上に、どうも搭乗をスムースに進めるためか、小学校低学年くらいの子供連れなら、そのまま事前改札を通していました。そのためいつもよりは少し時間が掛かってから、グループ1の優先搭乗が始まります。機内に入ってドアクローズを待ちますが、この日は保安検査場が混雑していて搭乗予定の乗客がまだ通過していないという事で、暫くドアを開けたままで待ちます。ドアクローズは、ですから定刻5分遅れの07:35で、プッシュバック開始は07:40でした。その後D滑走路のRW05へ移動し、羽田を離陸したのは丁度08:00と、少し遅れ気味の出発となります。

水平飛行に入る暫く迄は少し揺れましたが、そんなに天候は酷くは無い感じでしたが、運悪く丁度食事の配布が始まったところでちょっと大きめの揺れがあって、その時にタイミング悪く食事のトレーを受け取っていた最前列の乗客の方は、スープとか飲み物が溢れた人が居たようです。その食事なんですが、朝のフライトなのでお弁当が出るかと思ったら、軽食のサンドイッチのセットが出てきちょっとガッカリ。これなら、少しラウンジでお腹に入れておけば良かったと、後から後悔しました。

食事の後は、パソコンを取りだしてちょっと必要なファイルの作成等をして時間を潰します。このフライトは、比較的Wi-Fiの接続も安定して居て、外部のファイル参照くらいなら特に問題無く出来たので助かりました。その後は順調に飛行して、ほぼ定刻位のスケジュールで那覇空港に接近します。アプローチは北側から、第2滑走路のRW18Rへ降りたのが10時少し過ぎ。そこから滑走路を戻ってターミナルビルの32番ゲートに入ったのは定刻よりもちょっと遅れ気味くらいでした。那覇空港は、直前に雨がふったのか滑走路一面が濡れていて、それが鏡面のように反射しているちょっと不思議な光景が広がっていました。ただ、その分湿度が高いからか、外に出ると「むっ」とします。この後外に出てから、いつもとは異なりちょっと買い物をしてから、また空港に戻ってきました。

2) OKA 12:05 - HND 14:30 (NH464)

空港に戻り、一度ラウンジに入って少し喉を潤してメールチェック等をしてからゲートに向かいます。使用ゲートは33番ゲートですが、まだ外には雨の後が残っていて、何か水上に空港が浮かんでいるようなちょっと不思議な光景でした。それに、やっぱり沖縄の空は青い(笑)。

事前改札が11:43から始まったのですが、一組しかおらず何度か事前改札のコールをした後直ぐにグループ1からの優先搭乗に切り替わります。実は事前改札の前に、このフライトは暫くタービュランスが予想されるので、自然にトイレ等利用しておくことをおすすめしますみたいなアナウンスがあったので、皆さんゲートを離れていたのだろうか。

ドアクローズは12:00でしたが、空域混雑で出発の保留が出ているとのことで、プッシュバック開始まで10分程間隔があき、さらにターミナルビル前で方向転換をした状態で暫く待つ状態に。やっと動き出して、目の前のRW18Lから離陸したのは、12:34とかなり遅れてでした。離陸後直ぐに機長のアナウンスが有り、出発が遅れたことのお詫びとともに、羽田空港も混雑しているので到着時刻が遅れるかもと言う話もありました。新幹線の予約があるので、30分位の遅延なら何とかなりますが、それ以上だとその後のひかり号に変更しなきゃなぁと思いつつのフライトになります。

食事を頂いた後は、朝早かったからでしょうか、ちょっとシートを倒していたら知らないうちに寝入ってしまい、気がついたらもう駿河湾の沖合当たりを飛んでいる頃でした。目が覚めて直ぐにCAさんの機内アナウンスが有り、あと数分後には着陸態勢に入るので、トイレは今のうちにという内容。房総半島の選択沖くらいに掛かるところでシートベルト着用のサインが点灯し、南から北にほぼ真っ直ぐと房総半島を縦断するように飛行していきます。途中で左に旋回をして、A/C滑走路を目指すかと思ったら、さらに北上して行き、千葉市当たりまで来たところでやっと左に旋回をして、どうもB滑走路のRW22を使うようです。幕張のTDR上空当たりを掠めて、最後に少し強引に左に機種を振ってRW22に着陸したのは、14:46と定刻よりも15分位の遅れ。そこから誘導路沿いに戻りつつ、58番ゲートに入ったのが14:55でした。外に出ると、東京の方が沖縄よりも暑いんじゃ無いかと言うくらいのむっとした陽気。結果25分の遅れには成りましたが、まだ予約した新幹線には十分間に合います。いつもの様に、京急の空港線で品川駅に出ましたが、京急の改札から上がってきて2Fの出発ロビーに登るエスカレーターは、これまで見たことが無いくらいの長い待ち行列が出来ていてビックリ。これから連休を利用して各地に出かけるんでしょうね。品川駅は品川駅で、やはりこちらもいつも以上に混雑していました。帰りの新幹線が空いていたのが幸いでした。

2023年9月16日

HND-SFO-SEA/-SFO-HND (3) - 往路再調整

前回、微調整をした今回のフライトの往路便。たまたまUAのアプリで試しに検索していたところ、前回は表示されなかった、羽田発のフライトが取れるようになっていました。必要マイル数は少し増えるんですが、やはり成田発よりは羽田発の方が利便性は良いし、久し振りに(数年ぶりに)羽田のラウンジとか利用してみたいですよね。そこで早速経路変更をしました。

前回は成田発サンフランシスコ着で、そこで3時間半位の待ち合わせでシアトル行きの国内線へ接続する経路でした。今回は、夕方同じ位に羽田を出るサンフランシスコ行きでPolarisクラスの特典チケットが出ていたので早速それまでのNRT-SFOをHND-SFOへ予約変更。SFOで接続するSEA行きの国内線は前回と同じ物なので、現地到着は同じ15:00頃。ラッキーと思いつつ早速予約変更をしました。残念だったのは、前方の窓際の席が埋まっていたことで、L2ドアの後ろの窓際の席を取りあえず押さえました。それ以外のフライトは、以前の予定と同じなので、同じ席を選択して再度のスケジュール調整完了です。

もともと希望していた羽田発、羽田着のフライトが取れたことは嬉しいのですが、最初は35万マイル位で予約できていたのが、43万マイル位まで増えてしまったのは貧乏くさいけれど勿体ない気もします(笑)。実は、Polarisクラスは、まだ結構空きがあるので、もう少し直前になったらさらにお得な設定が出てくるかもしれない。その時には、また変更しようかなぁ... なんせ、43万マイルと言えば、以前ならANAのファーストクラス往復を2往復分取れるくらいのマイル数ですからねぇ。

出発までまだ2ヶ月位あるけれど、これからもいろいろ変更したりすることがありそう。やっぱり、よりお得な条件で旅行したいですから。ただ、余り特典チケットのマイル数を減らすと、目標の24,000PQPに届かなくなってしまうので、そこは注意しないと。31万マイル(=3,100PQP)位までなら、ギリギリ24,000PQPに届くので、理想はそこまでお得なチケットが登場する事だけれど。多分、成田発とか深夜・早朝便なら今でも可能なんですよね。でも、そこまで無理する体力がもう無いし。まぁ、久し振りのアメリカ本土へのフライトなので、余り無理をせずに体をいたわりつつ余裕のあるフライトにしないと。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系20滞在目(22泊+10泊) は、久し振りの横浜シェラトン。直前のフライトが、到着機の遅れや、羽田空港の雷雨による運用中断などで、予定よりもかなり遅れてのチェックインになりました。

本来なら17:30頃に入って、ゆっくり夕食を摂る予定が、26Fのラウンジに入ったのが19:30頃。ゆっくり食事する時間は無いなと判断して、事前に近くのコンビニで、アルコールと軽食を調達してのチェックインでした。

部屋に入ってからは、仕事のメールチェックと幾つかビデオコールをしてやっと一息。翌日は、土曜日ということで、自分の趣味で早朝のフライトを予約してしまったので、早めに就寝しました。で、翌日は5時前に起きてサッサと出かける準備を進めます。1Fのフロントに降りてチェックアウトしたのが06:00前。外は前日のゲリラ豪雨の名残なのか、ちょっと灰色の濃い雲が広がる天候ですが、何とか今日は悪天候には成らなさそう。この後京急横浜駅へ行って、06:00発の空港行きへ何とか滑り込むことが出来ました。

BONVOYのLifetime Stayは、これが591泊目。昔のSheraton/Marriott統合前のそれぞれの分とか、キャンペーンによる2倍特典とか、下駄を履かせて貰ったところも多いのですが、Lifetime Platinumの600泊までいよいよ残り一桁台まで来ました。今の所、11月のSEA行きで3泊予定が入っているので、594泊までは消化できるのですが、残り6泊を考えないといけない。BONVOYのボーナスポイントキャンペーンも始まっているので、利用するホテルブランドをチラシ筒、10月から12月の3ヶ月の間に予約を入れても良いし、今のPlatinum特典は来年の2月末まで続くので、それまでに6泊到達すれば実質問題無し。年内にもう3泊位の予約を入れて、来年に3泊位の予定にする予定でいます。

UA Leg#10: HND-OKA/-HND

UA MP 1K 2024に向けての追い込みフライト。何故か秋のシルバーウィーク前なのに運良くチケットが取れたので、仕事に託けて飛ぶことに。まずは金曜日のフライトは、浜松から出て一番早く飛べる09:30のフライトに合わせて、ひかり号で品川駅へ向かいます。路線バスは06:00前の始発に乗らないと行けないので、眠い目を擦りつつ浜松駅へ。ひかり号は、やはり連休前という事で、いつもよりは混雑しているし、キャリーバッグを持った家族連れや友達グループ的な人が多く見られます。

品川駅に到着すると、やはりいつも以上の混雑具合で、何とか予定していた08:12発の羽田行き空港線に間に合いました。でも、車内はいつも以上に混雑しているなぁ...  そんな中羽田空港の第二ターミナナルに到着。その間に、出発ゲートが65番から63番に変更になったので、AMC Diamondメンバー用の保安検査場を通過して、その正面の63番ゲート前へ移動しました。ゲート前は、やはり連休前だからかいつも以上の混雑具合です。

1) HND 09:30 - OKA 12:15 (NH995)

ゲートが直前で変わったので、何かあるなぁと思ったら予想通り使用機材の到着が遅れたので、事前改札が遅れるというアナウンス。事前改札が始まったのが09:12頃ですが、2歳以下の幼児連れの家族グループが延々と続きます。その後グループ1の優先搭乗が始まったのが、09:20頃でした。一旦機内に入ったものの、搭乗してくる人の列は途切れることなく延々と続く感じです。暫くして、その人の流れは途切れたんですが、少し立つとポツポツとまた搭乗してくる人が居て、また間隔が空くと、暫くしてから乗り込んでくる人が居てと、それが何度か繰り返されて、やっと09:40頃にドアクローズとなりました。

ところが今度は、接続便の乗客が搭乗しないので、搭載したその乗客の荷物を取り出すために出発が遅れるという機長アナウンス。既に荷物は搭載されているのに、なんで乗らないのだろうか。急病とかだろうか。その作業に結構時間が掛かり、プッシュバックが始まったのが10:13。そこからD滑走路のRW05へ移動して離陸したのが10:20とかなりの遅れでした。

途中、遅れを取り返すかのように結構頑張ったんですが、空港の順番待ちなのか沖縄本島に近づいたら時間調整のためか少し回り道をしてRW16Rに着陸したので、32番ゲートに入ったのは13:00少し前と結構な遅延での到着でした。機内のWi-Fiに接続して、復路に搭乗予定の次の便も羽田空港を遅延して出ていることは分かっていたのですが、それでも予想以上のスケジュール変更で到着したので、急ぎ気味で所要のために外に出かけました。

2) OKA 14:00 - HND 16:30 (NH468)

最初は10分遅れという連絡がアプリ経由であり、それが直ぐに30分の遅延に変わりました。結構ギリギリに空港に戻り、一旦ラウンジに寄ってから出発ゲートの35番ゲートへ向かいます。事前改札は少し遅めの14:18にスタートし、優先搭乗は14:25頃から。その後、ドアクローズは14:35でした。暫くしてプッシュバックが始まり、ターミナルビル横のRW18Lから離陸したのが14:50頃でした。

飛行時間は1時間48分と表示されたので、結構安心して居たのですが、途中偶々フライトマップをスマホのアプリで見たら、紀伊半島沖で時間調整と思われる周回パターンを2週程しています。ここでちょっと嫌な予感がよぎります。で、暫くしたら案の定、機内アナウンスがあり、羽田空港が雷雨のために一時離発着と出発準備が中断しているので、順番待ちのため暫く上空待機するとのこと。暫く房総沖で左右に空路を変更しつつ、やっと着陸の順番が回ってきて房総半島を横断しつつ、C滑走路を目指します。到着定刻が16:30でしたが、出発時には遅延で着陸予定時刻が17:05と事前にアナウンスがありました。それが実際にはさらに遅れて17:23頃にC滑走路のRW34Rに着陸します。

着陸後、滑走路から誘導路に出るんですが、変なところで停止してしまいます。暫くしてCAさんからアナウンスがあり、雷で運用が一旦停止していたため、離発着の便でゲートも誘導路も埋まっていて、暫く待機するという説明。確かに窓の外を見ると、色々な方向を向いて停止している飛行機があちこちに見えます。これは長引くなぁと思ったら、予想通りその後30分位停止したまま。やっと動き出してホッとしたら、ゲートが埋まっているので83番へ入るというCAさんのアナウンス。83番って沖止めですよね... 沖止めのスポットに入ったのが18:12頃でしたが、連絡用のバスの手配が大変らしく、その後10分位機内で待機してやっとバスに乗り込むことが出来、ターミナルへ移動して18:30頃に外に出ることが出来ました。天候だから文句は言えないけれど、予想以上に大変な一日になりました。この後、宿泊する横浜シェラトンへ向かい一日が終わります。

2023年9月15日

沈静化する中国世論

Wedge ONLINEに掲載された、中国からの処理水放出反対行動があっと言う間に沈静化した内幕の話。処理水放出が始まった直後は、国番号+86からの迷惑電話がそこら中に掛けられて、何度も大きく取り上げられたけれど、もうそんなニュースを聞くことすら無くなりましたしね。また、日本行きの団体旅行が大量にキャンセルされたと言いつつも、旅行業者からするとそれ程影響して居ないというのも、個人的な肌感覚としては分かります。先日も、都内や仙台あたりを移動していましたが、いつも以上に中国語を耳にする機会が多くてビックリしていたから。その言葉が「中国語」かどうかは、仕事の関係もあって分かるんですが、流石にその中国語が中国本土なのか台湾なのかはたまた香港なのかまでは分からないけれど、まだ日本への渡航が解禁される以前と比べると、中国語を聴く頻度は数倍以上になっている気がします。

記事の中でも触れられているけれど、日本に来るような有る程度余裕のある層と、それも出来ずに憂さ晴らしで日本批判をする層は完全に異なる立ち位置で、だから日本への渡航熱も多少は影響しても半減とかなくなるような事は無いという話しは、以前から言われていました。日本にも、いい大人や国会議員やメディアが、怪しげな根拠を振り回して騒いでいるくらいだから、それ以上に情報付属の海外の人が騒ぐのは不思議ではない。ただ今回は、外務省を中心に、色々な省庁の対応も素早くて、それもあってあっと言う間に沈静化したのだと感じますね。

二週間後からは、中国の大型連休である国慶節(10月1日)のお休みが始まり、大規模な移動が始まるわけで、例年日本にも多くの人が観光で訪問する時期。仮に大量なキャンセルが発生していたとすると、大きなニュースになっていると思うけれど、未だにそんな話は聴かないし、まぁ二週間もあればケロッと以前のことは忘れて、日本観光にお土産物購入にと満喫しているんじゃ無いだろうか。ただ、中国政府の面子もあるから一度始めた日本の水産物輸入禁止措置は直ぐには解除されないでしょうね。処理水放出を理由に始めたことなので、放出が終わらないと彼らとしても解除する理由にならないわけですから。でも、その間は国内の水産業への影響も大きいだろうし、輸入目的の中には中国国内での水産物加工目的のものも多いようなので、国内産業の衰退にも繋がるかもしれない。中国国内での水産物加工を委託している日本の会社は、中国以外の地域に振り替えれば何とかなるけれど、中国国内の加工業者が日本以外から仕事を持ってくるのは大変そう。個人的想像だけれど、中国本土に比べて多少は規制が緩い香港から、まずはもう少し規制を緩めて、そこかな中国国内へ入るような仕組みをそのうち始めるんじゃないだろうか。そこから、上海とか大都市圏で徐々に規制を緩めていって、だんだんと戻して行くような「だるまさんが転んだ」方式をとりそうな気がする。

今回一番大きかったのは、やはり日本の消費者が冷静に判断をして、福島産の水産物や食品を普通に購入したり、逆に狩って応援という大きな動きが出来たことだと思う。少なからずああいう日本国内の動きが、海外で騒いでいる人たちの説得力を失わさせて、一度は騒いでみたものの結局はあっと言う間に消えていく最大の理由になった気がする。未だにトンチンカンな事を言っている国内メディアも居るけれど、今回の事を契機にどんどん淘汰されるんじゃないだろうか。それはそれで、また良いことだと思う。

「TOKIO課」継続

ジャニーズ事務所所属タレントに対して続く逆風の中、福島県は「TOKIO課」を継続することを発表。東日本の震災後は、福島第一原発の影響もあって浪江村に建設された「DASH村」はずっと閉鎖状態。一時期は福島県を離れて米作りなどを続けていたけれど、数年前から福島県に再び戻り、それ故に「TOKIO課」も出来たわけですが、やはり20年以上の繋がりと信頼感は、ちょっとやそっとのことでは崩れないという事なんだろうなぁ。

TOKIOも、「鉄腕DASH」をはじめ幾つかの番組を持っていたけれど、色々な事情から一人抜け二人抜け、今は3人。結果的にジャニーズ事務所を離れて「株式会社TOKIO」として活動している事も、今回は功を奏したのかもしれない。その活動内容に賛否は有るだろうけど、何だかんだ言っても福島の「DASH村」で何年も農作業を続けて、震災で一時中断したとはいえ、再び福島に戻ってきて続けようとしている気持ちは、やっぱり生半可なものじゃない気がする。大体「DASH村」だって、元々は地図に「DASH村」という地名を載せたいという企画から始まったもので、そのためには役所が必要、生活実績が必要、等等の条件をクリアーするために、あの場所を選んで家を建てて、畑や田圃を耕して、生活を始めたわけですから。それが何年どころか10年20年と続くとは誰も予想しなかったでしょうね。

TOKIO以外だと、こんな感じに「個人契約」という形でジャニーズ事務所色を払拭させるのも一つのアイデアかも。来週発表する予定という、ジャニーズ事務所側の対応内容次第だろうけど、これを機会に独立するメンバーやグループも有るかも。あるいは、吉本興業が一連の騒動の時に契約方式を変更して、業務委託みたいな形も許したけれどあんな感じで、今は分離した若手育成の会社「ジャニーズアイランド」が社名変更(「ジャニーズ」が無い名称)を新人スカウト・発掘・育成専門の会社に改編して、今のジャニーズ事務所はイベント等の企画運営会社と、所属タレントや業務委託タレントのマネージメント会社の、3会社くらいに分離して、それらを統括するとホールディング(HD)会社見たいな組織になるのが一番良いんじゃ無いだろうか。あっ、後はそのHDの下に、被害者に対しての補償や交渉専門の会社を置いても良い気がする。

自分は色々な「物作り」が好きなので、鉄腕DASHのコーナーは好きなものが多く、そう言う意味ではTOKIOが一番身近に感じるグループかな。だから、彼らにはもう少し頑張ってほしいし、ある意味ジャニーズ再生のシンボルみたいな存在になって貰っても良いのかも。今は閉鎖されている「DASH村」が復活して、あの土地での活動が再開して、そして本当の意味で日本の地図に「DASH村」が刻まれる所までやってくれないかなぁ。厳しい状況が続くことは仕方ないだろうし、企業側としても理由があるのは分かるけれど、それでも昔からの繋がりを尊重してくれる人も居ることはちょっと救いになる気がします。

「のぞみ号」は全席指定席でも

JR東海が、「のぞみ号」の自由席(1号車~3号車)を、年末年始やG.W.期間等の「繁忙期」には指定席に変更して自由席は期間中停止するという発表。鉄道系YouTuberとして有名なスーツ氏が早速この件で動画を上げていて、彼としては予想していた自体だし賛成意見の様子。実は私も同意見だったので、多分今回のJR東海の決定は比較的好意的に受け入れられるんじゃ無いかと言う気がします。 

JR東海の言い分(理由)としては、そうでなくても混雑する繁忙期に全体16両編成の車両の自由席3両に多数の乗客が集中する事で、駅での乗り降りに時間が掛かりダイヤが乱れる原因にもなると言うはもっともだなと思います。私は、のぞみ号を利用することは殆ど無いけれど、ひかり号でも似たような状況に遭遇する事がありますからね。あと、昔だと大きな荷物と言えばバッグとかショルダーの類が殆どで、人が移動すればその人について(背負われて/持たれて)移動したから、ほぼ人の流れで乗り降りが完結したけれど、今は殆どの人がキャリーバッグを使用しています。あれ、人の動きとは別にもう一つキャリーバッグ分のスペースや移動時間が必要になるので、2倍とは言わないけれど以前の1.5倍位は余分に乗り降りの時間が掛かるんじゃ無いだろうか。しかも入口の段差で引っかかったりするし。

もう一つ個人的に邪推しているのは、少なくともJR東海は、新幹線利用者をエクスプレス予約(EX予約)へ集約して、コスト削減とかに繋げたいと思っている気がします。だから、今回はのぞみ号の繁忙期だけれど、そのうちにのぞみ号は通年で全席指定席化し、ひかり号もそのうちにそうなるんじゃ無いだろうか。各駅停車のこだま号には自由席を残すだろうけど、それも以前は11/12号車だけが指定席車両だったのが7号車が追加されたように、指定席車両が増える気がする。勿論全ての乗客がEX予約を利用する・利用出来るわけでは無いので、駅での発券とかのサービスは必要だろうし、あと乗り間違いや乗り遅れで乗車した時に、車内で何らかの手続きで座席を振り替えたり出来るようにはしてほしいですね。例えば車内に端末を置いて、自分が購入したEX予約のデータを読み込ませたら、その乗車している車両の空いている座席へ変更出来る(手数料とかは取っても良いんじゃない)サービスなんかは検討して欲しい。それが嫌なら、通路等に立ったまま移動するわけだけれど、連結部分に立たれるとドアが何度も開閉したりしてちょっと気になるし、通路に立たれると正直邪魔に感じる時があるから、出来れば飛行機みたいに全員着席する形にしてくれると嬉しいけれど。

自分が知っている範囲では、成田エクスプレスとか名鉄のミュースカイ(一部例外あり)が全席指定車両で、ミュースカイは「立ち席特急券」みたいなのもあったかな。ミュースカイは、昔は駅の専用端末でチケットを買わないと行けなかったけれど、今はオンラインで特急券購入出来るようになったので、やはり将来的にはオンラインで完結するサービスに鉄道も移行するんじゃ無いだろうか。最初にも書いたように「のぞみ号」は殆ど利用しないので自分には影響無い変更だけれど、のぞみ号の自由席を利用出来なくて、ひかり号とかこだま号に流れてきて混雑するのは嫌だなぁ(我が儘-笑)。本音を言うと、「乗れるかも?!」と自由席があると期待する乗客が多数押し寄せる場合があるわけで、出来れば全て指摘席にして「チケットが無ければ乗車できない」仕組みになれば、混雑緩和にも成るんじゃ無いかなぁ。でも、それって今の飛行機の搭乗券と同じわけで、明らかに事前に予約が無ければ登場できないことが分かっていても「キャンセル待ち・空席待ち」でターミナルで延々待つ人も居るくらいだから、全席指定席化されても来る人は来るのかもしれない。鉄道の場合は、飛行機よりは輸送量が多いことがせめてもの救いだろうか。

2023年9月14日

あの騒動の後始末

今回の内閣改造で、高市早苗経済安全保障担当大臣は留任(再任)された訳ですが、これで思いだすのは立憲民主党の小西洋之議員が取り上げて問題視していた、総務省の文書問題。結局は騒いだだけて、指摘されたような彼女の行為も証明されず、それに対して小西氏がさらに反論なり意見を言うことも無く、有耶無耶のまま立消え状態に。でも、高市氏が再任されたと言う事は、政権側としてもあの問題が蒸し返されても耐えることが出来るという判断なんだろうな。

この件に関しては、過去何度も書き込んでいますが、その内容自体は小西氏の妄想に近いものだと思うし、公開した文書は無双省内で作成された事は事実だけれど、公式文書でないものも有り、それが高市氏批判の理由になっているから、全く根拠として信用できないと思います。それに一番の問題は、公式文書だけで無く下書きあるいは覚え書きみたいな所内の文書(ファイル)が、どういう経緯か外部に流出した事で、これは公文書管理として大問題だと思うし、理由出させた担当者並びにそれを利用して公開した小西議員の責任は重大だと思う。

いつもの立憲民主党のことだから、秋臨時国会が始まったら、またこの件で高市氏を責めようとするのだろうか。でも、通常国会の時期中でも尻すぼみになったのに、これからまた同じ話題を持ち出してくるとは思えない。と言うか、最初は「重大な疑惑」だとか「政府がひっくり返る自体」とか、かなり大層なことを言いながらも、実際にそれが表に出したところで、最初は週刊誌やメディアが取り上げてくれるから勢いがあるけれど、だんだんと興味が無くなってくるといつの間にか消えてしまう。あれだけ騒いだ「モリカケサクラ」だって、今では何も言わないわけだし。

立憲民主党の中には、党代表が「処理水」と言いながらも「汚染水」呼ばわりする議員がいたり、ウクラナイ侵攻に関してはウクライナを「ナチス」呼ばわりする議員が出てウクライナ大使館から注意されたり、何て言うか浮世離れした議員が多くて、本当にこの人達大丈夫なのかと心配になるくらい。流石に最初から陰謀を企むつもりで、それを承知でそういう行動や発言をしているわけでは無いと思うけれど、ちゃんとした裏付けや知見を得ずに言われたままをそのまま信じて口にしてしまう軽率さは議員の資質としてどうだろうか。野党は良く与党議員が何か問題を起こすと、彼らの資質なり人格なりを批判するけれど、それを言っている野党議員も大概だといつも感じます。と言うか、幼稚というか延髄反応的というか唯我独尊というか、いゃ何か言ったり書き込む前に、10秒位深呼吸してからもう一度考え直したら、多分間違いの90%位は回避出来たんじゃ無いといつも感じる。何か、今回もそんなブーメランが多発しそうな予感がするなぁ(意地悪)。 

企業倫理

ジャニー喜多川氏の性加害被害に関して、ジャニーズ事務所が責任を認めて被害者への補償と組織体制の変更を発表したけれど、その内容が不十分と判断されて所属タレントのCM起用が中止されるドミノ状態。CMの目的が、その企業や自社製品の「イメージ浸透」であるからには、負のイメージが感じられる内容は絶対に受け入れられないわけで、企業方針としては理解出来る。ただ、その所属タレント自身がそういう行為をしていたわけでは無く、ジャニー喜多川氏という故人の行為であることを考えると、個人的にはちょっと行き過ぎな気もしないではありません。でも、行為自体は個人の行動だったかもしれないけれど、会社としてのそれを知りながら隠していた、止めようとしなかった、先日の会見まで認めなかったという責任は大きいわけで、決してジャニーズ事務所として責任が無いわけではない。 

企業側がCMを中止する理由としては、「被害者への補償支援内容が不明」という事と「再発防止策が不明」という、一番重要な点が会見では明らかにならなかったことで、それ故に問題を起こした組織として今後は自浄作用が働いて信頼出来る企業に変革出来るのか判断出来ない(消費者に訴求出来ない)事が理由なんでしょうね。そんな中、ジャニーズ事務所から具体的な対策が発表されたようで、会見から前進した印象は受けます。まぁ、もう少しこういう準備を速やかに進める事は出来なかったという印象はありますよね。と言うか、先日の会見時にこれくらいの内容発表をしていれば、ここまでの企業離れは無かったと思うし、世間の受ける印象ももう少し理解してくれる割合が増えた気がする。被害者側の会見から、ジャニーズ事務所側の会見まで結構な日数が間にあったのだから、あの時間の間は何をしていたのか気になります。ちょっと後手に回ったと思う。それに、今問題になっている「社名変更」に関しては触れられていないようで、となるとやはり納得しない・納得出来ない人も多いだろうなぁ。

今回の事件を見聞きしてふと思うのが、こういう問題ってジャニーズ事務所以外の芸能プロダクションとか事務所ではどうなんだろうかという事。既に某女性グループに対してのセクハラとか枕営業みたいな話もTLに流れてきているけれど、昔から芸能界というかタレント業界には、セクハラ・パワハラ・モラハラの話がずっと出ているわけで、本来ならばそういう部分も今回の件を切っ掛けに明確にされて必要ならば対策なりもしないと行けないはず。個人の行為が事務所も黙認していた~責任があると言われているけれど、それはさらに業界全体の雰囲気というか忖度というか、そういう部分も大きい気がする。昔ながらの「芸や技術の継承」みたいな仕事には、どうしてもそう言う〇〇ハラスメントの話が残っているわけで、だから最近では若い人材を獲得するためにそういう部分を見える化して排除したり、「コンプライアンス」が厳しく言われるわけで、そういう話はもっと出てくるべきでは。別の案件ならば、そう言う事を厳しく追及するはずのメディアが、今回は見た目ジャニーズ叩きしかしていないように見えるのは、実は自分達へ飛び火することを避けたいのかなと邪推してしまう。

少し前に官僚の女性記者へのセクハラ行為が問題なり、それを一斉に報じたメディアですが、社内調査をしたら多くのセクハラの訴えが集まり、「反省して対策します」と言って終わっただけ。メディア自体がそんな体質だから、そこから出てくる情報自体も疑って聞かないといけないけれど、今回の事件に関してはメディアも当事者の一部である事は確実だし、当時ジャニー喜多川氏の行為を知っていた関係者も、まだ多く存在しているはず。そういう人達への取材すらしている様子が無い事が、彼らのこの問題に対してのスタンスを証明していると思う。狭義の意味では、この事件の中心はジャニーズ事務所であることは間違いないのだけれど、やはり業界全体の改善というか意識改革が必要だと思う。ところで、会社名の変更に関しては、単純に別名にするだけでは「加害隠し」と言われる可能性も大きいと思う。色々意見や批判はあると思うけれど、やはり世間が納得出来る対応を準備して、それとともに「新生〇〇」という形で変更するのが、準備や周知の時間は掛かるだろうけど一番良い気がしますね。今の名称に愛着はあるだろうけど、その名前の人は既に故人だしその人が加害の中心だったわけですから、やはりその名称を続ける理由は無いと思う。ただ、その名前を冠している事務所内グループも複数居るから、そこに対しての対応は慎重にしないと行けないだろうけど。まぁ、納得いく対策が示されて、最初の和解が成される半年とか1年後くらいから、またCM利用等も戻りそうな気がする。良くも悪くも、所属タレント達の影響力は今の日本では大きいと思うし、逆に負のイメージから正のイメージに変革した、というのはある意味付加価値的な意味にも成るだろうし。いかにも、芸能界というビジネス環境だなという気がします。

内閣改造

岸田第二次改造内閣がスタート。政治に詳しい人達には、いろいろコメントが有るんだろうけど、疎い自分は「今回は(いつもより)女性閣僚が多いなぁ」という印象。その女性閣僚の中で、最重要閣僚の一つ外務大臣に就任したのが、地元静岡選出の上川陽子衆議院議員。 

選挙区が静岡市を中心とした地域なので、そんなに詳しくは知らないけれど、何度か法務大臣を務めていて知名度は高いし、法務大臣というこれも重要閣僚の一つだと思うので、そこを任されるくらいの能力の高さはあるんでしょうね。「重要閣僚」と言いつつも、確か二回目の法相就任は前任者の舌禍事件が切っ掛けだったかな。まぁ、そういうリスクのある時にバトンを渡されるというのは、やはり能力が高いのだろうし、彼女は岸田派ということもあり、岸田総理の覚えも良いのでしょうね。

女性の外務大臣と聞くと、どうしても思いだしてしまうのが初の女性外務大臣になった「田中眞紀子」氏。田中角栄元総理の娘として抜群の知名度を武器に当選し、小泉政権時代に外務大臣に任命されたサプライズ人事だったけれど、あれは小泉政権が犯した数々の失敗の中でも最大最悪な物の一つだと個人的には思うところ。外務省の事務方と対立して、外務行政が停滞し更迭されたけれど「眞紀子人気」は逆に更迭に大反対をして、小泉内閣の支持率が一気に下がったけれど、でも私は彼女の方に非があると思うし、そういう人材を任命した小泉総理の責任も大きいと思う。

安倍政権移行、「外交」というものが日本の政治の中心の一つになり、岸田総理は園が以降の世界でみっちり仕事をしてきた人。まだ故安倍総理ほどの実績と知名度は無いけれど、岸田氏の後を受けた林芳正氏がそれなりの結果を出していたわけで、上川外務大臣としてはスタートから結構ハードルが高いんじゃないだろうか。ロシアのウクライナ侵攻が続く限り、ウクライナ情勢は最重要課題の一つだし、そこに北朝鮮の核問題や中国の海洋進出問題等、身近な重要課題が幾つも発生しているわけですから。ところで彼女のWikiを見ていたら、大学時代は国際関係論を専攻し、ハーバード大学への留学やアメリカ上院議員の政策スタッフの経験もある、結構国際派なんですね。法務大臣を歴任していたから、そちら方面が専門家と思っていたら、結構外交筋も得意なのかな。世界中を飛び回るのがある意味仕事の大臣だけに、年齢も考えると大変そうですが、地元の有力議員だけに是非活躍してほしい。

2023年9月13日

いゃ、そこじゃない

iPhone 15の発表に伴い、AppleがiCloud+に大容量プランを追加したという記事。これまでは、2TB(1,300円/月)が最大容量でしたが、ここに6TB(3,900円/月)と12TB(7,900円/月)が追加されるという内容。カメラ機能が増強されて、写真データのファイルサイズが大きくなる事が理由らしいけれど、個人的には「そこじゃないだろう」、と。

私は主に自分のiPhone 13 Proのシステムバックアップのつもりで、現在200GB(400円/月)を契約しています。今の所使用しているのは60GB位なので、まだ十分に余裕は有るのですが、実はこれもかなり意識して利用しているから。本当は昔のiTunesのデータ等もバックアップしたいのですが、そうすると200GBではちょっと足りない。本当ならば、1TBで月額800円位のコースがあれば、喜んでそちらに乗り換えたい所なんですが、どうもそういうニーズは少ないのか、Appleにおいてはコスパが悪いのか、200GBと2TBの容量差は結構大きいと思うんですけどね。 

2TBの月額1,300円だと、1年12ヶ月で1,300円×12=15,600円。これが年額コートが有って、1年間で13,000円位なら利用しても良いかなぁと感じるんですが。それでも、写真データを置かないだろうから、2TBは多すぎるだよなぁ。512GBだとちょっと心許ないので、やっぱり1TB位で年間1万円位なら喜んで移行するのに。価格の丁度良さも重要だけれど、サイズの丁度良さも大切だと思うけどなぁ。車なんてその最たるものでしょ? 大きすぎる車にしても、小さすぎる車でも困るだろうし。

今は、写真データは時々iPhoneを母艦(=PC)に接続して、直接吸い出して保管して居ます。それもあって、余りiCloudに保管する必要性を感じていないことも事実。iPhone 13 Pro以前のiPhone時代の写真も含めて保存しているので、今は50GB位は有るかなぁ全部で。動画は殆ど撮影しないのでまだそんなサイズに収まっているんですが、そのトータルサイズを考えると、やっぱり200GBでは少なすぎて、2TBでは多すぎる気がします。やっぱり個人的には、1TB/月800円位のコースが一番しっくりくる気がするなぁ。勿論、1TB/月600円位だったらなおよろしい(笑)。

A320 PW1100総点検

昨日航空クラスターで話題(問題)に成っていた、A320シリーズで使用されている「PW1100G」エンジンの総点検改修問題。PW1100Gエンジンに使用されている金属粉末に問題があり、世界的に数百機規模の対象機のエンジンを降ろして検査する必要が有るという大規模なもの。末年前にも、やはりPW4000のエンジントラブルで、この時にはB777シリーズが大きな影響を受けたけれど、今回は国内線や近距離国際線で広く利用されているA320ファミリーだから、前回くらいの影響はありそう。

国内線では、ANAの影響が一番大きいようで、このエンジンを使用している機材は33機あり、国際線用のA320netが11機、先日私も利用した国内線用のA321neoが22機という内訳。国際線用機材は、B787/767へ機材変更出来るらしいけれど、国内線の22機はそれが主流の機材だから置き換えるにしても大変そう。幹線空港ならば、B787クラスへの変更があっても離発着できるだろうけど、地方空港何かだとB787は勿論B767クラスの離発着出来るかどうかという所もありそうな気がする。またシート数でも、A321だと190席位だけれど、B737-800だと160席少なめで、B767-300だと270席と多すぎてしまう。座席数調整も課題になりそう。

確か前回のB777でのエンジントラブルの時は、ANA/JAL両方に影響したけれど、すでにB777の退役を始めていたJALは、それでも影響を最少化できたんですが、ANAはかなり長い間B777の運用が出来なくて大変だったはず。今回は、国際線への影響はそんなに大きく無さそうだけれど、国内線のやり繰りが大変そうですね。しかし、なんでANAばかりがこういうトラブルに遭遇してしまうのか。青組の一人としては不思議というか不公平感を感じるところ。

今年も9月に入り、ANAの国内線では後4往復を予定しているけれど、そのうちの1フライトで今の所使用機材としてA321が予定されているんですよね。まさかこのフライトが影響されるとは思わないけれど、来月に飛ぶ予定のものなのでどうなるかなぁ... その場合は、その復路で使用される予定のB737-800かな。ちょっと気にしておきます。

iPhone 15発表


Appleから「iPhone 15」と「iPhone 15 Pro/Pro Max」が発表。最大の話題は、本体インターフェースが、LightningからUSB Type-Cに変わったこと。Lightning-to-Type-Cの変換ケーブルもオプションで提供されるみたいですが、まぁその変換ケーブルの値段(約5,000円)なら普通のUSB Type-Cケーブル出十分だと思うけれど、Appleお得意のDevice IDで弾くんだろうか。

今使用しているiPhone 13 Proは、NTT docomoの「スマホおかえしプログラム」を利用していて、年内で24ヶ月の期限となりますから、当然このiPhone 15 Proへの買い換え(のりかえ?)が必要に。36会分割払い契約で、24ヶ月利用した時点で本体を返却して新しい機種への乗換が可能になるので、まぁ実質的に2/3の価格で利用(=購入)出来る計算になるのかな。ただ前回は5Gへの移行キャンペーンとか合ってお得に移行したので、今回は機種本体の値上がりもあり、一月当たりの支払金額は3,000円を超えそう。

今回のiPhone 15 Proは、カメラ機能が強化されて本体がチタンに変更されるので、少し軽くなるのかな。機能的には、今のiPhone 13 Proに特に不満はないのですが、バッテリーが劣化していて今の満充電容量は初期の88%位まで落ちているので、これを機会に買い換えるのはタイミング的には良いのではと思っています。iPhoneの場合は、データ移行も楽だから移行する抵抗感が、購入費用を除けば殆ど無いのが問題かな(笑)。現行機種は、現在使用して1年9ヶ月目で、3ヶ月後には機種変更出来る24ヶ月になるので、12月の年末に機種変更することになるのか。

今回のiPhone 15シリーズは、15日から予約がスタートして22日から販売開始の予定との事で、暫くは品薄で争奪戦が続くんだろうか。今回のiPhone 15に関しては、円安もあって価格が上がるから以前ほどの熱狂にはならないと事前に言われていましたが、iPhone 14と比べると価格的にはそんなに大きな値上がりにはなっていない様子。iPhone 13 Proに買い換えた時には、9月10月は品物がなくて全然予約も出来ないような状態でしたが、11月に入ると落ち着きだして12月にはdocomo Shopでも余裕で購入出来るようになりましたから、今回も12月にはかなり余裕が生まれることを期待しています。それまでは、今のiPhone 13 Proを優しく使ってあげないと。

2023年9月12日

日本酒のグローバル化

日本酒「獺祭」に続いて、やはり著名日本酒 「八海山」も、ニューヨークでの醸造を始めるという東洋経済サイトに公開された記事。「酒造り」と聴くと、古い酒蔵で白装束や上裸の「杜氏」が、蒸した米に麹を振り掛ける昔ながらの光景が浮かんでしまいますが、それを現代的に定量的に分析して、機械化しつつ近代化して製品の質向上をして人気になったのが「獺祭」というのが私の理解。言ってみれば「職人芸」の酒造りの「見えるか」と言えるのかも。

もう一つ重要な事は、空調設備だったり酒樽をステンレス製にしたりと、安全性や取扱を正確にかつ安定して利用出来るようにして、酒製造の工程を近代化したこと。よく昔の名酒は寒い地域に多いと言われていたけれど、あれって暖めることは昔でも火を焚いて可能だったけれど、冷やすことは出来ないから、自然に気温が下がる寒冷地の方がある意味温度管理をしやすく品質が安定したからじゃ無いかと想像しています。今では完全に機械化して、それこそ0.1度単位とかそれ以上の精度で室温管理出来るし、内部のようもカメラ出確認したりも出来るだろうし、だから「場所を選ばない」製造が可能だと思います。唯一影響しそうなのは、「水」かなぁ。今は色々な濾過装置があるから、清浄さではどこでも問題無いと思うけれど、本来持つその水の「味」というか「風味むというか、それが最終的にお酒の「特徴」になると思うので、そこが外国とかニューヨークのような街中で醸造する時の課題になるのかも。勿論上質なお米も必要だけれど、今のアメリカだと西海岸とかカナダあたりで美味しいお米(日本米)が作られているから、こっちは案外問題な息がする。

日本酒にも好き嫌いがありますが、記事にもあるように昔のお酒は「ベタベタ」した感じで、私は全く飲めませんでした。うちの父親の家系は代々酒飲みで、だから「剣菱」は必ず何本か台所に置いてあったんですが、私は20歳を過ぎても全く飲めませんでした。それが変わったのが社会人になり仕事を始めて、先輩社員と夜な夜な飲み歩きに連れて行かれるようになった時。面倒を見てくれていたのんべの先輩が、「凄い酒を見つけた」と言ってお店の人にお願いして出して貰ったのが、山形の「出羽桜」。これを最初に飲んだ時は衝撃でした。本当に日本酒らしさがなくて、ちょっと味が付いた「水」みたいな形でスイスイ飲めてしまう。これで一気に日本酒にハマり、この出羽桜をベースに「淡麗辛口」系から日本酒の世界に入っていったのが、もう40年近く前かなぁ。で、日本酒を飲むようになってから、海外出張でフライト中の食事の時に出会ったのが、カリフォルニア産の「シャルドネ」で、これが出羽桜みたいな軽くて飲みやすい白ワインで、これがワインを飲むようになった切っ掛けでした。勿論、原材料や作り方は全く違うけれど、あの系統の白ワインを飲む人ならば多分最近の日本酒も好きだろうと、それ以降出張で日本に来たアメリカ人エンジニアに、淡麗系の日本酒を進めますが、殆どの場合気に入ってくれます。中には、ドッシリ系や旨味系の濃いめの日本酒も気に入る人も多いから、日本酒のグローバル化って案外良いアイデアだと思いますね。

日本酒を外国人に勧める時に注意しないと行けないのは、おちょこで飲む時にあれを「ショットグラス」だと思って一気に飲み干してしまうこと。最初に「This is no shot, sip it.」と説明しないと行けないのだけれど、それがまた珍しくて面白いらしく、案外気になる人が多い気がします。また、最近では珍しく無いのが、自分でおちょこを選んで飲めることも、ちょっとしたイベント性みたいな感じを受けるらしくて、あれも気に入る人が多いと思います。で、日本酒は和食との相性は一番なわけで。和食ブームもあって日本酒とのマッチング(マリアージュ)というのは、案外人気のあるアテンドのような気がします。だから、小洒落た高級店も良いけれど、ちゃんとしたお酒や料理がでる居酒屋が、自分の周りでは一番人気がありますね。案外ああいう形態の飲食って海外では見ない気がします。東南アジア何かにある所謂「屋台文化」ともちょっと違うんですよねぇ。またアメリカなんかのファストフードよりも内容的には高級でしっかりしているし。実は、加齢もあって昔ほどもうアルコールは飲めなくなってきていて、日本酒も少しずつ遠ざかりつつあります。それでも、やはり美味しいお酒は飲みたいので、自分なりにアレンジというか試しているのが「日本酒のロック」。酒好きの人からは「邪道」という割れるだろうけど、これが少しずつ氷が溶けて度数が下がるし、強さも和らぐし、今のお気に入りになっています。実はワインも最近はロックで飲むことが増えています。それぞれ好きな形で好きな喜びを見つけることが一番の幸せだろうなと思いますね。その幸せの少しでも外国の人にも感じてほしい。

モバイルバッテリーの活用

日曜日に福岡へ出かけた時、移動中や移動先で使用するためにノートブックパソコンも持参したのですが、この時にちょっと悩んだのが「電源の確保」。いつもの仕事での移動ならば、ACアダプターを持参すれば何の問題も無いのですが、今回は飛行機や電車での移動が多くて、新幹線移動の時のように車中でのACの確保や、使用機材の関係で機内での電源確保は期待出来ない状態でした。バッテリー利用でも多分一日持つとは思うのですが、この日は写真データのコピーとか編集とか、結構内臓バッテリーの消費も大きい事が予想されており、途中でローバッテリーになるのは洒落にならないよなぁと悩んでいたところ。

そこで思いだしたのが、モバイルバッテリーを久し振りに利用使用という事。 1年前に購入して、購入直後はそこそこ利用もしていましたが、やはり大容量のモデルを購入したので本体がそこそこ重量がある事と、ACコンセントがあればそちらを利用するほうが簡単と言う事も有って、最近はずっと引き出しの中で眠っていました。それでも、満充電状態のモバイルバッテリーならば、ノートブックパソコンをほぼ一回満充電出来るだけの容量がありますし、充電しなくても接続してそのまま外部電源としてパソコン利用も出来るので、場所を選ばずに利用出来る利点もあります。問題は空港のセキュリティチェックでちょっと引っかかるかも(持ち込み可能な最大電力内であることは確認済み)と言う事でした。実際、往路の静岡空港では背面に印刷されている使用部分が読みづらくて、係員の人が苦労していましたし、実は「〇〇Wです(※正しくは「Wh」)」と数値を読み上げて責任者に伝えていましたが、その数値が違っていたことは内緒です。

FDAのモバイルバッテリー機内持ち込み可能な最大容量は、ANA等と同じく160Whまで。私が購入して使用しているのは、Ankerの「PowerCore III 19200 60W」という製品。この製品には、残念ながら通過確認に必要な「Wh」の記載が本体にはありません。そこで計算しないと行けないのだけれど、その数式は、

Wh = Ah (定格定量) × V (定格電圧) 

私のモバイルバッテリーのパラメーターは、定格定量が19200mAh (=19.2Ah)で、定格電圧が5Vなので、

19.2Ah × 5V = 96Wh

となり持ち込み可能な範囲です。でも保安検査場の若い係員さんは「82Whです」と言ったんだよなぁ...  どこの数値を読み間違えたんだろうか。今後の事を考えると、テプラとかに印刷して貼っておいた方が良いのかなぁ。で、不思議な事に、福岡空港のスクリーニングでは何も言われずに通過しました。どちらもの保安検査場のX線検査の時には、ノートブックパソコン同様鞄からモバイルバッテリーを取りだして、パソコンと並べて検査機を通過させていました。

ここ最近、電動自転車の発火騒ぎとか、今でもモバイルバッテリー系のトラブルがあったりしたので、検査が厳しいのかなとも思ったんですが、そこは常識の範囲でそんなことは無くてホッと一息。トラブルの記事などを見ると、価格の安さに釣られて所謂「互換製品」を利用している場合が殆どだと思います。正直なところ、モバイルバッテリーの価格差で違いが出るのは、中で使用しているセルの性能・容量だったり、後安全装置関係の部分なんですよね。勿論、中には努力して低価格で高性能の互換製品を出しているメーカーも有るかもしれないけれど、余りに安すぎる製品のコストダウンをする部分としては、明らかに安全性を犠牲にしないとものは作れない。だから、安いものが欲しいと言う気持ちは良く理解出来るけれど、そこはちゃんと判断しないと痛い目に遭うと思います。再来週末も出かける予定が有り、その時には新幹線移動なんですが、またモバイルバッテリーにするかACアダプターにするか思案中。やはり場所を選ばずに利用できるモバイルバッテリーは、パソコン以外のスマホやカメラにも利用出来るので、その汎用性は得がたいですし。

 

6回目のワクチン接種

浜松市から6回目のワクチン接種の連絡が届きました。前回5回目のワクチン接種をしたのは昨年末12月だったので、随分間隔が空いてしまいました。今では出入国時のワクチン接種証明は不要になり、海外の入国時での提示も事実上不要となっているので、わざわざ接種証明を取る必要は無いとも言えますが、やはり年齢的な事も有るし気になることもあるので、早速予約をすることにしました。

「多分一月位先かなぁ」と思いつつ、有る程度日時が選択出来る集団接種会場の予約状況を見てみると、来週の水曜日以降なら空いている時間帯があります。自宅から車で10分位の場所と、もう少し遠くて30分位の2箇所が設定されていますが、日程的には自宅近くの会場は来週金曜日から空きがありますが、もう一つの場所は来週水曜日から接種可能な枠があります。何回か迷いつつ、仕事やプライベートの予定を確認して、木曜日の朝一で月一回の歯科医院の通院予定が入っていたので、これに合わせて木曜日のお昼頃の枠を予約しました。

実は今年の3月頃からしばらくの間、鼻水が止まらなかったり咳が出たり声がかすれ気味になったり、さらには後鼻漏なのか寝ていると鼻水らしき物が逆流して喉に詰まるような感じになり目が覚めることが何度かありました。この時は、例年花粉症が出てくる時期だし、それが酷い状態なのかなくらいに思っていました。で、それが収まった6月頃に偶々見つけたのが「新型コロナウイルスの後遺症」を綴った記事で、そこにはまさに自分が経験していたような、鼻水、咳、声のかすれ、さらには後鼻漏と99%一致するような記述を見てビックリしました。実は数年前に会社の定期健診でメタボ判定を受けてから、毎日血圧測定と検温をしていて記録しているのですが、昨年から今日まで37度を越えた日は一日も記録されていません。色々な症状があるので感染はしていないと思いましたが、でも後遺症の症状がここまで一致するとなると、無症状感染をどこかでしていて、その後遺症がその頃発生していたのだろうか。

実は昨年末に弟が一時帰省をしていたんですが、その前日に会社の接待ゴルフをしていた相手の一人がどうもコロナ感染したらしく、早々にゴルフは切り上げて自宅に寄っていました。そんなこともあったので、一泊する予定を取り止めて顔だけ出して帰宅したんですが、その数日後の年末から新年にかけて新型コロナウイルスで陽性となり新年はずっと自宅待機だったとのこと。幸いにも自分や家族には陽性らしき症状は出なかったので(年末にワクチン接種したばかりだった)安心していたのですが、ワクチンで症状は抑えられても、感染はしていて、その影響が暫くして出てきたのだろうかと個人的に想像しています。今は鼻水は完全に止まっているし、声は少しかすれ気味ですが喉の痛みや違和感もない。後鼻漏も今の所再発する様子は無いので夜も熟睡できているので、何とか乗り切ったかなと言う感じですが、それでも万全を期するためにも来週のワクチン接種は、このタイミングでありがたいと思います。来年からは、ワクチン接種も有償化されるので、その前に7回目の接種が出来れば嬉しいけれど。何しても健康が一番ですね。

2023年9月11日

富士山静岡空港とFDA (1)

2009年に富士山静岡空港が開港し、同時に地元のリージョナルジェット会社としてFDA (Fuji Dream Airlines)が運航開始。地元として盛り上げないと等と何度か言っていましたが、結局利用する機会が無いままに10年以上経過してしまいました。就航地が限られていてさらに大概の場所には新幹線利用でアクセス出来るので、なかなか利用する機会が無かったのが理由ですが、今回やっと利用する機会に恵まれました。日曜日に福岡でイベントがあるため、浜松から出かける事に。いつもなら、新幹線で羽田空港なりセントレアへ出て、そこから飛行機利用か、時間が許せば、名古屋まで一度出てそこからのぞみ号に乗り換えて博多までという方法も。ただそれだと時間が掛かりすぎて間に合いません。そこで思いだしたのが、富士山静岡空港からのFDA便での移動。静岡-福岡路線は、FDAの静岡離発着便の中でも幹線路線で、それなりに本数があったはずだと思い出しました。

調べてみると、静岡-福岡便は朝2便、夕方2便の一日4往復が運行されています。早朝だと07:30発と09:00発ですが、07:30だと現地に09:00頃到着でちょっと早すぎるスケジュール。09:00発だと10:45頃到着で、これだと遅れたりするとちょっとタイトなスケジュールになります。早朝便という事で、空港への移動にJR東海の在来線を利用して掛川か島田まで移動して、そこからバスなりタクシーでの移動となると、これもスケジュールが大変そう。ならばと、自宅からは車を出して空港まで直接行く事を考えてみました。これ、移動時に持っていく荷物がちょっと量・重さがあるので、空港まで車で移動するのも一番楽です。自宅から空港までは、大体40~50分位のドライブで1時間は掛からない距離。09:00発のフライトで08:00に空港着とすると、07:00には自宅を出れば十分間に合います。一方07:30発のフライトだと自宅を05:30頃に出ないといけなくて、これは車移動といいながらもちょっときつい。と言う事で、往路は09:00発のフライトに決めました。復路は、福岡発が18:30と19:30の2便が利用出来そう。イベントは13:00から始まり、伸びても16:00には終了。そこから空港までの移動に1時間を見ても、18:30が良さそうです。ただ、折角福岡まで来たのだから、空港内のレストランとはいえ地元の美味しいものくらいは食べたいしと言う事で、復路は遅い19:30に決定しました。

自宅を07:00少し前に出発して空港到着は08:00前。駐車場はターミナルビル前の「予約スペース(500円)」に入れて、直ぐ目の前にターミナルビルに入ったのが丁度08:00位でした。既にオンラインでチェックイン済みですが、FDAの端末でボーディングパスを発行。ここで、まだ時間が有るので制限区域前にあるカード会社ラウンジへ寄ってみることにしました。チェックインカウンターが並ぶ場所から目立たない通路を入った奥に「YOUR LOUNGE」が設置されていて、国内の大手・準大手のカードメンバーなら利用できるみたい。中に入ると、まだ誰も居なくて私が一番乗りなのかな。受付のスタッフさんに、搭乗券と利用可能なクレジットカードでJCB ANA Cardを渡して確認し入室出来ました。室内の一面が滑走路に面したガラス窓で、こぢんまりとしたラウンジですが綺麗なラウンジでした。ここで20分程パソコンを開いてメールチェック等をしてから、混雑すると嫌なので早めに保安検査場を通過して中に入る事にしました。

保安検査場は、羽田空港のAMC Diamondメンバー用の優先保安検査場くらいのこぢんまりしたもので、幸いにも誰もまだ並んでいなくて直ぐに通過することが出来ました。この時モバイルバッテリーを持参していたので、鞄から外に出して通過させましたが、背面に印刷されている容量表示が読みにくいので係員の人が何度も確認していて申し訳なかったです。中に入ると直ぐに待合スペースで、5番と6番搭乗口のゲートが設置されていました。この空港のゲート配置が調べてもよく分からないのですが、この2箇所以外には移動出来ないような構造で、「???」という状態。実は戻ってきた時には4番ゲートに入ったのですが、当着用と出発用を分けているのだろうか。でも、効率重視のリージョナルジェットで、ゲート移動をやるとは思えないのですが。入った時には5番ゲートからFDAの出雲行きがファイナルコール状態で、暫くすると地上スタッフが熟年夫婦見たいな二人連れを連れて急いでゲートに向かっていましたが、飛行機に乗り慣れていないからなのか、自分が来るまで待っているだろうみたいな理由のない地震みたいなものが感じられる雰囲気で、これでは他の乗客は迷惑だろうなぁという印象でした。施設のごく一部を利用しただけの今回ですが、こぢんまりした規模でこれはこれで利用しやすいかなという印象。もう少し就航地が増えて、月に一・二回位利用する機会があれば嬉しいのですが、なかなか厳しいですね。コロナ禍もこれ以上酷くならなければ、もう少し持ち直してくれるかな。そんなことを考えながら、初めてのFDA搭乗開始です。(続く...)

富士山静岡空港とFDA (2)

初めての富士山静岡空港利用でFDA利用の今回の旅。正面の5番ゲートから出雲行きのFDAが出発して暫くすると、反対側奥まった場所にある6番ゲートから福岡行きの搭乗が始まります。 FDAは使用機材をエンブラエルの170/175に統一されているので、乗客数は80席前後。日本国内では、これまで搭乗した経験はありませんが、アメリカ国内移動では同型機種に何度か搭乗したことがあります。日頃はB777とかB787にB767と言った大型機に搭乗しているので、ある意味新鮮かもしれません。定刻15分前の08:45から優先搭乗が始まり、暫くするとシート番号10番から21番の後方座席の乗客の搭乗が始まります。機内シートは2-2の4アブレストなので、最大で40人位座るはずですが、その半分くらいの人がゲートを通過したところで、残り全員の搭乗開始となり私も機内に入りました。

機内は、単通路の小型機なので狭いことは狭いのですが、オーバーヘッドビンの取り合いになる事も無く自分の荷物もそのまま入れることが出来ました。機内持ち込みサイズを遵守して、いつも使用しているバッグよりも一回り小さなものにしたんですが、いつも使用しているバッグでも問題無かったかも。更にビックリしたのは座席間隔と座席下のスペース。座席間隔はANAの大型機の普通席間隔よりも確実に広いです。私がANAの普通席に座ると、膝が前の座席のポケットに当たるかどうか位の間隔ですが、このFDA機だと膝と前の座席の間に握りこぶし二つ位入りそうな間隔があります。ANAの座席のような前後の圧迫感が全くありません。また、座席下のスペースも広くて、上に上げたバッグをそのまま置いても問題無く収納出来そう。位置によっては、違いがあるかもしれませんが、ざっと周りの座席を見た限りでは殆どの座席下は広くあいていそう。だから荷物を置かなければ足をのびのび伸ばしてまだ余裕があります。ほぼ定刻にドアクローズとなると、数分後にプッシュパクッが始まり、さらに数分後にはタキシングが始まりターミナル前のRW12へ移動。ドアクローズからは10分程で滑走開始となり福岡に向けて離陸しました。コンパクトな空港で小型機のメリットを十分感じた出発でした。この後、機内ではずっと寝て過ごすことに。FDAは、シャトレーゼの茶菓子と飲み物を配布してくれるのですが、これはリージョナルジェット/LCC系のコスト重視のキャリアーとしては珍しいのでは。福岡空港へは、海側のRW16から進入して着陸。3番ゲートに入ったのは定刻よりも随分早い10:25でした。予想以上にスムースなフライトに満足しての到着でした。

帰りは予想外の展開で予定よりも早めに福岡空港に戻ってきました。食事をしても18:30発の一つ前のフライトに十分間に合いそうなんですが、変更するには今の予約を解約して当日料金での買い直しになるので変更は諦めました。時間が余ったので、ラウンジで時間を潰すことに。いつもならANA Suite Loungeへ行きますが、今回はANA便では無くライバルのJAL系のキャリアー利用なので、ここでもカード会社ラウンジを利用することに。この時は5番ゲートが出発ゲートでしたが、更に反対側(南側)へ進んだところにある「ラウンジTIME/サウス」へ。結構広いラウンジですが、やはり出発ラッシュの時刻になるとかなり混雑しますね。一人、多分医療従事者と思われる男性が、かなりセンシティブな内容を酷い言葉を使いながら周りに丸聞こえの状態で電話をしていて、流石にラウンジスタッフが電話ブースへ行くように案内していましたが、ああいう医者が所属している病院へは行きたくないなあと感じます。ラウンジもざわついてきたし、ゲートも5番ゲートからさらにその先の3番ゲートに変更になったので、早めにラウンジをでて反対側のターミナル北側のゲートへ移動を始めました。

結構な距離を重い鞄を担いで息絶え絶えになりながら移動。ゲート前の空いているシートを見つけて座りながら搭乗開始を待ちます。一日の最後の方のフライトで、かつこの日は全国的に雷雨とかゲリラ豪雨見たいな予報もあり遅延を心配しましたが、幸いにも定刻通りの予定でした。往路と同じく、定刻15分前から事前改札が始まり、直ぐに10番よりも後ろの席の乗客の搭乗が始まりました。これも数分で全員の搭乗開始となり、私も中に入りやっと落ち着きます。満席では無いけれど、7~8割位の搭乗率でしょうか。それでも10分で搭乗完了して、19:25にはドアクローズ。数分後にプッシュバックが始まり、さらにタキシングが始まります。ここまで非常にスムースでしたが、離発着混雑ということで誘導路上で5分程待機することに。それでも定刻から10分少し過ぎ位にはRW16から静岡に向けて離陸しました。帰りは追い風になるので飛行時間は1時間少し。今回もうつらうつらしているうちに、着陸態勢に入る状況でした。着陸態勢に入ると、外も見えないしエアショーも使えないので、コンパスを出して見ていると、一旦遠州灘に出てUターンをして、RW30へ着陸するような感じでした。実際着陸して直ぐに左に離脱して誘導路へ出ると、直ぐ目の前がターミナルビルでした。到着ゲートは4番ゲートで、定刻よりは数分遅れの到着となりました。機外へ出てバゲッジクレームを抜けると、目の前がターミナルビル出口。この辺りもゲリラ豪雨があったのか、駐車場に止めていた車が結構雨まみれになっていてビックリしました。慣れない道で真っ暗な中、何とか空港から東名高速のインターチェンジまで移動し、無事に帰宅できました。

今回初めてFDAを利用しましたが、手軽で雰囲気も良いフライトでした。そんなに福岡に行く用事が無いのが残念なくらい。時間が合えば、富士山静岡空港を利用して、ふらっと福岡とか札幌とか利用してみるのも良いかも。FDAも、主軸を名古屋の小牧に移したのが残念ですね。会社経営上仕方の無い判断なんだろうけど。さて、次の利用機会は何時だろうか。また10年後かなぁ... (笑)。