2013年4月30日

警視庁イーグルス

現在開催中の第三十六回パールボウルトーナメント。参加12チームで、一番の話題の一つと言えば、今シーズンXリーグに昇格してきた「警視庁イーグルス」ではないでしょうか。短いけれど、映像付でこんな紹介記事も。どこのチームも、運用にしてもチーム体制にしても、厳しくて苦労していると思うけれど、警視庁の場合は突発的な職務発生もあるわけで、厳しさというか制限の多さもあり苦労は多いと思うけれど、是非頑張って欲しいですよね。やはり、話題性のあるチームが多くリーグの中に存在しないと、そのリーグやスポーツ自体も盛り上がらないし。

しかし、警視庁が川崎で試合する時って、神奈川県警との仁義はどうなるんだろうか。フィールドに、警視庁のマスコット・ピーポくんが登場したとなると、神奈川県警としても、県警マスコットのピーガルくんを登場させねば納得できないところ、か?! (笑)。しかし、ピーポくんに家族がいるとは思わなかった。秋の試合で、反対側サイドラインに家族総動員されたら、ちょっと怖いかも。

10.01

週末開催された、織田記念陸上で、京都の洛南高校の桐生選手が、日本新記録に0.01秒と迫る、10秒01の記録を100mの予選で記録(追い風0.9m)。決勝の走りは残念ながら10秒03(追い風参考)と夢の日本人初の9秒台はならなかったけれど、今シーズンは9秒台の記録達成はなるんだろうか。高校まで陸上競技、それも100m/200mをやつていた自分としては「すげーなー」の一言です。自分の高校時代の最高記録(=人生の最高記録)は、100mで11秒3(公認記録、非公認なら11秒2だけど)ですから、仮に並んでは知ったら12m近く差を付けられることになりますね。子どもと大人の競争だ。

100mの世界記録は、ウサインボルトの9秒58だから、並んで走ると、さらに桐生選手の4m位前を走るわけですね。これも凄いなぁ。10秒01を出した予選のレースの様子が何度か映像で流れたけれど、ゴール直前、ちょっとつまずいたような感じでテープを切っていますが、あれが無かったら10秒を切っていたんだろうか。ちょっと気になります。で、今回気になって日本記録ってどうなっているのか調べてみたら、何とまだ伊東選手の10秒00なんですね。もう15年近く前の記録だ。伊東選手の走り方って、確か凄く独特な感じの走りだったと思うんだけど(インターハイ100m優勝した高校時代の2年後輩とそっくりだった)、この桐生選手の走り方はカリブとかアメリカなんかの短距離走選手みたいな力でグイグイ持っていく感じの走り方ですね。体格的に劣る日本人向きの走り方では無いと言われてきたけれど、これからどうだろうか。

是非、10秒を切って欲しいなぁ。100m走をやっていた一人としては「夢」ですからね、10秒の壁は。(自分は11秒の壁を破るのが夢だったけれど-笑)。

2013年4月29日

政府専用機

昨日は、皇太子・皇太子妃のお二人がオランダに出発し、安倍首相はロシアを皮切りにGW外交に出かけた訳ですが、ちょっとビックリしたのがどちらも政府専用機を使用したこと。通常、政府専用機は2機体制で運用されるはずで、しかも政府専用機は2機しか無いわけだから、今回は1機ずつそれぞれの旅程に利用した事になります。何かあった時にはどうするんだろうか。オランダ・ロシアと近い距離にあるから、何かの時にはそれぞれ融通するんだろうか。まぁ、「何か」があったのが安倍首相のほうであっても、オランダの機体を融通するわけにはいかないだろうが。その逆は有りだろうけど、その場合は安倍首相の外交予定が狂いそうだけど...

過去にもこういう使い方はしたんでしょうか。まぁ、何かあった時にはJALなりANAなりのチャーター便とかのバックアップも用意をしているんだろうけど、ちょっとリスキーな気もします。とは言っても、民間の飛行機は毎日定時に世界中のあちこちに飛んでいるわけだから、それと同じ事が出来ない政府専用機というのはちょっと変な気もしますけどね。

導入当初は、アメリカとの貿易摩擦解消の目的もあった政府専用機ですが、B747も、もう古い機体ですし、次の政府専用機はどうするんだろうか。機体的にはB777当たりなんでしょうね。B787は、今オーダーしても中々デリバリーされないだろうし。いずれにしても、どちらも旅程もトラブル無く完結することを祈ります。

完勝

シーズン初戦は相手チーム完封で完勝。これまで、どうしても春の試合はエンジンの掛かりが悪くて、しかも相手に合わせてしまい不完全燃焼の試合が多かったけれど、今年はひと味違う感じ。是非この勢いを二週間後の試合にも生かして欲しいところです。

次は強豪、そして今シーズンが最後のシーズンになるために、意気込みの度合いが違うはず。力だけで無く気持ちでも相手を圧倒する迫力を次は見せないと勝てませんね。

2013年4月28日

NRT-MCO-ORD-NRT (3) - 不安が一つ解決

G.W.に入ったものの、それまでの仕事が忙しくて、さらに今日はシーズン開幕の試合があったりして、全く準備が進んでいません。月曜日、火曜日と、試合の後片付けで忙しくなることは分かっているので、ちょっと準備に焦っています。フライトとホテルの手配は完了しているものの、MCOの空港からホテルへの移動手段を考えておかないと。あと、現地での過ごし方も、か。

一つ心配していた、アメリカの予算執行停止によるフライトスケジュールの遅延ですが、何とか9月一杯までは執行が停止されて、フライトの混乱も暫くは納まりそう。IADの乗り継ぎ時間が1時間30分あまりなのと、ボストンの爆弾事件の影響でセキュリティが厳しくなるのが心配でしたが、そのどちらも何とか解決してくれたので助かりました。今回は、滞在期間も短いし、そんな事情もあるので、機内持ち込みの手荷物(とは言っても、ラージサイズのボストンバッグだけど)だけで移動する予定でしたが、まぁ不安の種は多いよりも少ない方が、少ないよりもない方が良いですからね。

で、よくよく考えてみたら、USのメインランドに飛ぶのは、去年の7月にBostonに行って以来なんですよねぇ、結構間が空いていてビックリしました。例年だと、1月の終わり頃にハワイへPro Bowlに行くけれど、今年はそれが無かったからなぁ。まぁ、11月にGuamに行っているから、厳密にはUS入国はそれ以来なんですが。今回の旅行で、一つだけ楽なことがあるとしたら、目的地がWDW一つに決まっているから、現地でどこに行こうかあれこれ迷わなくて良いことでしょうか。Chicagoでどうするか決まってないのは拙いけれど、天気がよければ五大湖見物か、シカゴ美術館に久しぶりに行ってみるのも良いし。

そうそう、N'EXの予約をまだしていませんでした。まぁ、多分席が無いと言うことは無いだろうけど、念のため確認しておかないと。場合に寄っては、少し早めに出る必要が出てくるかもしれないし。ただ、今年のG.W.は、4/30~5/2の週中の三日間が平日でぽっかりと空いてしまうので、旅行や移動はその前後の連休に集中しているみたい。だから、5月1日に移動する分には、そんなに混雑していないんじゃないかと踏んでいるんですが(甘い考えで無い事を祈って)。いずれにしても、今日一日は試合に集中して、明日から準備をしないと。(続く...)

シーズン開幕

早いもので、今年もシーズンイン。天気が良くてよかった。まぁ、最初の相手に万が一にも負けることがあったら論外だけど、その内容にもこだわらないとね。オフェンスは8TD、ディフェンスは完封が最低条件かな。さらに言えば、オフェンスは被ターンオーバーが0は当然として、パントキック無し位は達成して欲しいし、ディフェンスは喪失ヤードが100ヤード以下というのが一つの目標でしょうか。決して、相手を侮っているわけでは無く、今年の目標=日本一を狙うのであれば、そのくらいの力の差を、この時期でも見せないと。いずれにしても、まだシーズンが始まったばかりだから、怪我だけは無いように祈りたいですね。

さぁ、キックオフです。

2013年4月27日

トラブル新幹線

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。G.W.直前の金曜日の新幹線出社。朝自宅を出る時は、上着が要らないくらいの暑さになってきました。「暑さ」とは書いたけれど、朝なので少し空気はひんやりしていて、丁度気持ちいいくらいの気候。でも、それで安心して上着無しで出てしまうと、夜はまだ結構冷え込むので拙いんですけどね。そんな清々しい気分で向かえたこの日の朝ですが、逆にいろいろとプチトラブルに遭遇した金曜日になりました。

何時ものように駅構内のスタバで朝食を調達してホームに上がると、いつも以上の混雑。特に自由席車両のところには、久しぶりに長蛇の列が伸びています。で、定刻通り新幹線が到着し車内に乗り込みます。通過するのぞみ号を待って、定刻通り浜松を出ます。次の停車駅である静岡に到着すると、多くの人が入れ替わりドアが閉まって発車します。ところが、列車が動き出した瞬間、制動が掛かり停止。もしかしてトラブル? 等と考えを巡らしていると、車内に業務放送が流れて、「○○車掌は8号車から」みたいな指示が出されます。さらに5~6分位してからでしょうか、やっと状況説明があり、どうも5号車のドアを開けたか開けようとした乗客がいたらしい。その為に、全車両のドアの状況を確認して、10分遅れで静岡出発となりました。混雑していたので、外から無理矢理開けて乗り込もうとしたのか、何か間違って降りようとしたのか分からないけれど、朝から全く迷惑な乗客です。折角の朝の清々しい気分が、これで台無しです。

静岡を約10分遅れで出発しましたが、次の新横浜へは3分遅れくらいまで取り戻して到着。途中、停車駅が無かったことと、朝のラッシュ時間帯で後続ののぞみ号やひかり号にも影響しますから、かなり飛ばしたんでしょうね。で、新横浜駅に到着すると、今度は乗り換えた横浜線でトラブルです。横浜線のホームに降りると、到着電車の電光掲示板には10分位前の電車がまだ掲示されています。「あれ、こっちもトラブル?」と思ったら、やはり途中十日町付近の踏切でトラブルがあったらしく、こちらも10分位の遅れが発生。かなりの人が乗車待ちしているホームに入ってきた桜木町行きの車両は、すでに一杯だったんですが、そこにさらに乗り込もうという人が沢山いて、久しぶりに見ましたよ、駅員さんがギュウギュウ惜しむ様子を。一人ちょっと大きな鞄を持った女性の人が最後に乗り込もうとしているんだけど、もう中も一杯で、どうしても無理。でも何か理由があるのか、取りあえず片足をステップに掛けて中に入ろうともがいているところにドアが閉まり始めます。片足と片手が中に入っている程度で、体は完全に外にあるんですが、それでも中に入ろうとしていると、駅員さんが3人やってきてギュウギュウ押し込みます。昔のラッシュ時だと、無理矢理外に引っ張り出したりすることもあったんだけど、この時は3人係で無理矢理押し込み、何とか女性の体は入ったものの、鞄がまだ外にある状態で、それも3人掛かりで押し込み何とか悪戦苦闘してドアが閉まりました。でも、女性の来ていたコートが少し外にはみ出していたけれど。次の菊名でも同じドアが開くから、そのまま挟まれたままと言う事は無いと思うけれど、でもドアが開いた瞬間この女性が外に押し出されて怪我しないか、そっちの方が心配でした。続いて直ぐに到着した東神奈川行きも、混雑はしていたけれど乗れないほどの度合いでは無く、私はこっちで移動しましたが、何で無理矢理乗り込むのか...

帰りの新幹線も混雑していました。G.W.直前の金曜日ということで、若い新社会人のグループが沢山ホームに見られたんですが、丁度新入社員研修が終わって、G.W.で地元とか配属先に移動するところなんでしょうか。でも、新幹線に乗り慣れないのに加えて、大きなスーツケースとかキャリーバッグを持っているので、どうしてもそう言うグループの居る入り口付近は混雑して、出発が遅れがちになります。校内放送でも「空いている入り口から乗車して下さい。」と何度も保宗するけれど、あまり理解されていない雰囲気です。で、私の乗車予定のひかり号が到着する頃になると、やはり校内放送で「xxx号、乗車率150%、指定席車両案内」という指示が何度か放送されます。さらに乗客向けに、今度のひかり号自由席はすでに満席なので、指定席車両の通路も利用するようにという案内も何度も放送されます。既に自分が乗る指定席車両まで溢れているかと思ったんですが、到着したひかり号はそこまでの混雑具合ではなくちょっと安心。でも、通路にも結構な人が溢れている状態でした。G.W.に入ると、もっと混雑した状態が続くのかな。いずれにしても、安全に余裕を持って移動しないと。

2013年4月26日

オールインワン

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、ユーザー交換出来ない内蔵バッテリーについて。自分が今オフィスマシンとして使っているThinkPad X1 Carbonが、さまにこの「はめ殺しバッテリー」タイプで、正直初めてこういうモデルを使う時には、バッテリー劣化が心配になります。何せ、ノートブックパソコン黎明期から使っていますから、どうしても昔のNiCdバッテリーの劣化具合の記憶が残っていますからね。

例えば、使用寿命が5年くらい担保されているなら、まぁ多少は気楽に使うんですけど、サイクルカウントが500回とか聞いてしまうと、どう考えても2年位しか持たないんじゃ無いのか、と不安になります。会社の減価償却期間が3年ですから、せめて1000回位はOKと言ってくれれば、多少は気も楽になるんですが。勿論、ユーザー自身での交換は無理でも、修理扱いなら可能なわけですが、そのコストがちょっと高い。「技術料」ということもあるんだろうけど、今の価格で1万円近く掛かるのは、ちょっと痛いですよね。

ふと思ったんですが、PCメーカーの顧客囲い込み対策として、自社製品の購入価格と使用年数を組み合わせて、一種のポイント制度みたいなものを作り、その中でバッテリー交換に関しては、ある程度のロイヤリティがあれば実費だけにするとか、そういうのは出来ないだろうか。一般的な保守サービスと組み合わせてもいいだろうし。あるいは、最近では量販店が独自に長期保証や修理期間の延長サービスなんかを設定しているけれど、そういうところとメーカーが組んで、バッテリー交換とか簡単な修理程度なら、ポイントで交換可能なんていうのがあると、自分としても便利だし長く使い続けたいと思うのですけどね。

データがクラウド化して、物理的なPCの役割が変わっている時に、そのPCに依存する部分が残るのはちょっと疑問かなと感じます。


B787、再び空へ

バッテリーのトラブルで地上に釘付け状態だったB787ですが、FAAの運航停止命令がやっと解除されて、再び空へ飛び立てるようになりました。UAのサイトにも、US国内でのB787の運航を5月31日から再開し、成田-デンバー線も6月10日から開始するとのこと。正直、本当の原因究明には至っていないので不安なところはあるんですが、まずは嬉しいニュース。B787で、ブロンコスの試合でも見に行こうかなと、お気楽に思ってしまいます。

FAAの解除に合わせて、日本の国交省も運航再開を承認して、ANA/JALともにスケジュールが変わる6月からB787での運航再開を計画しているようですね。お盆や夏休みシーズンに間に合って、ほっとしているんじゃないだろうか。いずれにしても、暫くは通常以上にバッテリー関係のモニターを優先して、安全運転は勿論だけど、原因究明に繋がる情報収集にも力を入れて欲しいですよね。飛行機のように、何かあった時に大事故に繋がる乗り物については、枯れて安定している技術を使うべきだとは思う反面、そこにも革新的な技術を取り入れて、より早く、安く、安全に移動出来るようにもしていかないといけないわけですから。

世界同一賃金

UNIQLO柳井社長の「世界同一賃金」の話が話題になっています。欧米も、日本も、新興国も、同じ賃金になるという風に最初は聞こえたんですが、幾つかのメディアに掲載されている話を読んでいると、どうもそう言う単純なことでは無く、全社的に共通の評価レベルを設定して、同じレベルに達した社員ならば、地域はどこであろうと同じ評価をするという意味のようですね。また、現実問題として、高給である欧米の社員と新興国の社員の給料を、どちら側にしても合わせる事も難しいことも分かっているようですし。言ってみれば、UNIQLOも、日本国内の大企業からグローバル企業蜷累乗は、どこの国・地域の社員であっても、同じではなくても平等な評価を得られる事を目指すという事なんでしょうね。で、それって、多分どこのグローバル企業でも既にやっていることだと思います。実際、自分が努めていた以前のグローバル企業では、もう30年近く前に入社した時からそう言う制度がありましたからね。まぁ、当時は評価レベルは共通でも、評価基準が国や地域によって異なる場合もあったけれど。

で、ちょっと気になるのは、その評価基準やレベルは合わせたとしても、地域や国によっては受ける印象が異なることはどう対応するんだろうかと言うこと。例えば、韓国とか中国って、凄く上昇志向が高く強い国で、言ってみれば欧米的な感覚を持っています。だから、日本では20代後半の社員って、新卒で入った場合でもやっと仕事を覚えて中堅どころになるかどうかというレベルだと思うけれど、韓国とか中国だと、もう課長とか責任有る立場になろうとする気持ちが強いし、その為には転職何かもいとわないんですよね。30歳にもなって、まだ役職にもつけない人間は、その組織で落ちこぼれている、みたいん雰囲気すら感じられます。日本だと、出世街道に乗った人とか起業家ならまだしも、まだまだそんな感じでは無い年齢ですよね。まぁ、そう言う上昇志向とそれを許すスピード感が、躍進の秘密でもあると思うけれど。

ただ、世の中はどんどんグローバル化していくし、物の移動にしても仕事の流れにしても、日本から外に出て、外から入ってくるシステムに変わっています。その流れの仲で生きていく以上は、世界のどこに居るか分からないライバルと戦わなきゃいけないわけで、それが今のビジネススタイルでも有るわけですよね。そう言う意味で、柳井社長の「一億円か100万円か」という言葉や、それ以外の刺激的な部分のみがクローズアップされているけれど、本質はそんなところじゃ無いという理解をしないと、これからのビジネスで生き残る事は厳しいでしょうね。そういう部分を、ちゃんとメディアは伝えて欲しいなと思います。

2013年4月25日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

G.W.前、いろいろと仕事が立て込むため、いつものSheratonに宿泊。自分では珍しく、外で食事をしてからチェックインしたので、この日はバーにも寄らず、ミニバーのお酒類にも手を付けず、歯を磨いて早々に寝てしまいました。でも、早く寝ればそれだけ目が覚めるのも早くなるわけで、深夜過ぎに一度目が覚めて、その後中々寝付けなくて、どうも朝起きた時には中途半端な感じで、次の日の仕事は大変でした。

翌朝、早めに2Fのビュッフェに言ったんですが、店内は中国系の団体さんと欧米系のグループで結構一杯。ここでは珍しく、無くなっているビュッフェの料理も難点か有ったりしてちょっとビックリしました。これで、SPG系10滞在。年間25滞在のペース配分から言うと、結構早めの通過です。来月も、ちょっと色々あって何滞在かしないといけないので、今年は結構早めに達成しちゃうかも。もう一つのHiltonも適時挟んで、こちらを早めに達成して、年内にDiamond特典を体験しないと。

2013年4月23日

ゴミ箱が無い

先週・今週と、USと中国からマネージメントやエンジニアが日本に集まり、色々諸々ミーティングが続いています。で、この週末はささやかな息抜きで、銀座とか新宿で買い物に出かけていたらしいのですが、月曜日に再び会ったら開口一番に「なんで日本にはゴミ箱が無いんだ」と。最初は意味がよく分からなかったんですが、丁度朝スタバによってでかいコーヒーとかラテを飲んでいた面々が、それを私に付きだして"No trash!"と言うんですよね。どうも、土日と繁華街に出かけた時に、そう言う飲み物の入れ物を捨てるゴミ箱が無くて、ちょっと苦労したらしい。

確かにUSなんかだと、道の交差点には大概ドラム缶くらいのサイズの大きなゴミ箱が会って、信号待ちしている間に飲みきったカップやボトルをぽいぽいそこに捨てて渡っていきます。日本も、以前には、やはりドラム缶くらいのサイズの菱形格子の金網で作ったゴミ箱が、路地とか公園なんかに設置されていましたが、サリン事件の後からですかねぇ、そう言えば見なくなりました。駅ホームのゴミ箱も、JRの駅では見かけるようになったけれど、地下鉄のホームにはまだ無いですよね。

飲みきったスタバのカップを私に付きだして、冗談で"Where's trash box?"と言うので、"Find 7/11.  Trash box inside."と言うと、"I know!"と。どうやら、コンビニ店内に有ることは認識済みのようです。で、再び、何で日本にはゴミ箱が無いのかと言った後で、「それなのに、なんで道も建物も綺麗なの?」と、こっちも不思議そう。まぁ、日本人にだって、道端にゴミを捨てる人間も多いし、スタバのカップくらいの大きさになると、流石にそのまま捨てる光景は見ないけれど、植え込みなんかにそっと捨てる人はたまにいますよね。一応、"It's Japanese culture."とは言ってみたものの、ちょっとそれも怪しいかな。まぁ、アメリカ人にしてみたら、ゴミ箱があっても汚れているのに、何でゴミ箱が無くても綺麗なのか、まさに"Magical Oriental"を実体験しているんでしょうね。

シンガポールの町並みも綺麗だけど、あれは町中監視されているからで、それに比べればやっぱり日本は居心地が良いと言うことなんだと思いたいです。これも、日本のキーコンピテンシーなんでしょうね。

ところで、今日も彼らとミーティングなので、ビニール袋に"Trash Bag"と書いて渡してあげよう。勿論、Jokeです(笑)。

2013年4月22日

勘違い

民主党党首、海江田万里氏の街頭演説の内容。今の政権のやっていること、全てが良いとは思わないけれど、少なくとも前政権時には出来なかった、株価対策や円高対策、さらには経済活動での上り調子の雰囲気など、プラスの要因が多いのは事実。「もう一度民主党にやらせてくれ」というのは、もし本当にそう思っているとしたら随分と図々しいなと思いますね。まずは、この3年一寸で何をやってきたか、そのお詫びからはいるのが筋ではないだろうか。野党として与党自民党を批判するのはよいけれど、まるで自分達はよかったのに今の政治は間違っているような言い方は止めて欲しいなぁ。自分達はこうしたが、今はこうなっているからどこが悪いとか、ちゃんと是々非々で話をしてこそ、二大政党制に繋がる与党vs野党のバランスというものだと思います。

でもなぁ、あの海江田さんの表情って、何時も泣きべそかいているようにしか見えないんだよなぁ... それだけで不利だと思う。

熱心すぎるユーザー

「金曜日の新幹線シリーズ」、今回は、先日会社の帰りに新幹線に乗った時の話。車内に入り自分の席に歩いて行く途中、私の後ろの席に座っている20歳代くらいの男性がiPadを使っている様子がちらっと見えました。まぁ、ありふれた光景なのでその時は何とも思わなかったんですが、暫くしてちょっと海外生活が長いかなと言うアクセントで女性の声が直ぐ後でしました。「ちょっとお話してもいいですか。隣に座ってもいいですか?」と言うので、「えっ、新手の客引きか(をぃ)」と思ったくらい。で、その女性はどうも空いていた通路側の席に座ると、どうも自分が持っているiPhoneに関しての質問を、そのiPadを使っていた男性氏に次々と出していきます。

後ろから聞こえてくる話を、聞くとも無しに聞いていると、最初はどうも充電方法を聞いているんですね。で、その次には堰を切ったように使い方から設定方法の質問になり、さらには「Siriってなに」とか「Bluetoothってなに」とか、もう男性氏は量販店の販売担当員みたいな状態。どうも、この新幹線に乗車する前にも、どこかの量販店で同じように質問をして教えて貰っていたようなんだけど、理解出来ないことが多かったらしく、そこで前の席の男性氏がiPadを使っているのを見て、これ幸いと声をかけた様子。ゴミを捨てる時に後ろの様子をちらっと見ると、質問しているのは70歳代位の女性で、はしている言葉の様子やアクセントから、海外生活が長くて今回久しぶりに帰国しました、という雰囲気の方。だから、見知らぬ人に声をかけてiPhoneの使い方を尋ねるなんて言うことも、躊躇(hesitate)しないんでしょうね。

で、15分位いろいろ質問をしてからこの女性、一度自分の席に戻ったんですが、10分位するとまた後ろの席にやって来て、「この説明は何」みたいに新たな質問攻め。結局、後の男性氏が静岡で下車するまで、ずっとこんな状態でした。私が浜松で下車する時、偶然この女性が私の前に立っていたんですが、小柄で品のよいお婆さんと言う雰囲気の方でした。最近は、いろいろな場所で高齢者の方も器用にデジタルデバイスを使っている様子を当たり前に見ますが、それでもiPad/iPhoneだって万能では無いし、まだまだ日本人にとっては難しいと感じる部分も多いですしね。まぁ、どんなデバイスやツールも、100%利用することは難しく、まぁ精々20~30%も使えば御の字だけれど、実際のところ10%も使っていれば「使いこなしている」なんて感じるんじゃ無いだろうか。それが「余裕」だろうし、「余地」とも言える隠れた機能のような気がします。作る側にしても、そう言う前提でシステムデザインとか機能設計ってやらないといけないんでしょうね。

2013年4月21日

超大河原邦男展

土曜日午後に神戸で用事があったので、午前中に兵庫県立博物館で開催されている「超大河原邦男展」に行くことに。ガンダム、ボトムス、さらにはタイムボカンシリーズ等のメカデザインを担当された、大河原氏の作品展。

JR灘駅から歩いて15分程。この時は天気もよくて暑いくらいでしたが、建物の中はさらに暖房が入っていてムッとするくらい。窓口でチケットを買う時に、数人くらいしかいなかったので、流石に開始から一月近く過ぎて落ち着いて他のかなと思ったのが間違い。会場の3Fに行くと、長蛇の列で一点一点見ていくととても回りきれないので、並んでいる列の後ろから眺めて移動する、倍速モードでどんどん前へ進んでいきました。それでも、展示数が多いので、30分位かかったかな。
展示品は、大河原氏のキャラクターデザイン画が中心で、それに雑誌やポスター等に使われた作品のカラー原画等も展示されていましたね。そうそう、実物大のスコープドッグがやはり圧巻かな。「絵」が中心の展示なので、尚更印象的だったのかも。

面白いなと思うのは、ガンダムとか戦闘物のデザインをする一方で、タイムボカンシリーズなんかも手がけているんですよね。漫画や小説の作家さんにしても、力のある人はいろいろな分野のストーリーを書いたりするけれど、どんな仕事にもそう言うものがあるんでしょうね。エンジニア二しても、ハード屋さんなのにソフトも詳しい人とか、その逆の人とか、ハードでも、エレキとメカ両方に詳しい人とか。そんなことを改めて実感した展示会でした。

Hilton Nagoya

金曜日の夜、名古屋で用事があったので、仕事が終わってから浜松を素通りして名古屋へ。当然、その日のうちに戻れないから泊まらなきゃいけないわけで、幾つかのFSPで探したんですが、HPCJ (Hilton Premium Club Japan)で、16,000円(からさらに20%割引)のプランが合ったので、ステイカウント稼ぎも兼ねて予約。

チェックインすると、クラブフロアーにアップグレードされていました。部屋は広くて余裕があってよかったんですが、バスルームや部屋の内装には使い古された感じの疲労感があって、そろそろ大規模なリニューアルが必要かなという雰囲気。
ビジネスデスクは広めで良いんですが、机に付いているサービスコンセントが壁側の横に付いているので、実際にはコンセントが刺さらないというのはどうだろう。もう少し左にずらすとか考えないと。まぁ、壁のコンセントに空いているものがあったので、そちらを使いましたが。

翌朝、同じフロアーにあるエグゼクティブラウンジで朝食を摂りましたが、この手のラウンジには珍しく、和食のおかずが多くてビックリ。実は、国内のヒルトンで東京以外で宿泊するのは今回が初めてなんですが、日本人の宿泊客が多いのかなぁ。ここだけでなく、2Fのレストランでも朝食が食べられるようで、多分そっちの方が種類も内容も豊富だと思います。この時は、それほど食べる食欲も無かったし、降りていくのも面倒だったのでこちらで食べました。ただ、ラウンジが狭くて、食事類を置いているスペースも狭くて、もう少し改善した方がいいのだろうけど。

名古屋駅からちょっと遠いのと、アクセスの不便さがちょっと気になるけれど、ステイカウント稼ぎにはいいかも。

2013年4月19日

いつか来た道

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Facebook Homeがもたらすインパクトについて。まぁ、山田氏の書かれているように、このFacebook Homeのようにシェル機能を持った環境がインストールされれば、正直その下で何が動こうが、ユーザーにとってはどうでも良いことになりますし、ユーザーから見ればトップのI/Fが全てになりますからね。まだ、ネットワークが普及し始めた頃、Yahooが「ポータルサイト」というコンセプトをひっさげて一気に普及して、世の中は全てYahooが牛耳るみたいな話がありました。で、そうなるのかなと思ったら、今度はGoogleが登場して、ポータルとは異なる「サーチサービス」がネット利用の中心に。ここまではPCの世界の話なわけですが、土俵が携帯になった時にはi-modeがあり、スマホになるとTwitterやFacebookが中心になってきて、今度はスマホ上での主導権争いが生まれてきた、と言う事なんでしょうね。

まぁ、PCの世界だって、Yahoo以前はWindowsのI/Fが全て。でも、そのWindowsだって、いわゆるAT互換機が登場するまでは、国内のPCメーカーが独自に自社のPC使用に変更して使っていたわけで、結局プラットフォームが共通であれば、そこに共通項を持ち込んで一気にユーザーを獲得する事を誰でも考えるもんなんですよね。

自分自身Facebookのへピーユーザーでも無いので、多分Facebook Homeをインストールする事は無いと思うけれど、このシェルの持つ意味で個人的に大きいなと思うのは、iPhoneが始めた画面にアイコンを整列させるというスマホのI/Fが、今後このFacebook Homeに刺激されて、"xxxx Home"みたいなカスタマイズ画面が普通になっていくだろうということ。いゃ、ほとんどのユーザーはデフォルトのまま使うんじゃ無いかという話も有るだろうけど、例えばよく使うアイコンがだんだん最初の画面に集まってくる、なんていうことも可能だろうし。それに、Softbankなら、絶対「Yahoo Home」とか「Softbank Home」って作るだろうしなぁ。

ただ、例えばFacebook HomeはUSではメジャーになるかもしれないけれど、日本だとやっぱりLINEがメインになりそうだし、自分なんかの場合だとやっぱりGoogle依存度が大きいから、そういうHome画面(Shell)が欲しいかも。多分、フリーソフトで色々登場してきて、逆にそっちの方がメジャーになるかも。又、新しいビジネスモデルとして、タイアップHome画面が出てくるんだろうなぁ。例えばAKB Homeとか、ももクロHomeとか。そう言う意味では、ガンダム携帯とかシャァ携帯とかって、そう言うものの先鞭と言って良いのかも。コラムの中で山田氏は、キャリアーがシェルに乗っ取られる事を心配されているけれど、結構docomoにしてもauにしてもSoftbankにしても、自分達のネットワークの上に旨く環境構築出来るんじゃ無いだろうか。悪い意味で言われる、日本の携帯の「ガラパゴス化」が、逆に独自性として生きるような気がするんですが。

B787フライト再開

バッテリーの発火問題で運航停止中のB787。ボーイング社が提供するバッテリーの発熱対策の方法が、どうもFAAにも認められて、運航再開が見えてきたという記事。根本原因が解明されておらず、従って最終的な対策では無いことが気になるけれど、それでも止まっていたものが動き出すことで、新たな発見もあるかもしれないし。まぁ、それがそのまま大事故に繋がるのは困るので、更なる対策は継続して欲しいんですけどね。

ANAとJALは6月再開を目指すとのことですが、飛行機ファンとしては少しでも早い再開を祈るけれど、でもやはり飛行機の場合は小さなトラブルでも大事故に繋がるので、慎重に検証をして改修をして、安全が確認できるまでは時間をかけて欲しいです。

出来れば、今年中にはまたB787でどこかに飛びたいな...

もう一つの米軍問題

産経新聞の記事から、もう一つの普天間基地の姿について。沖縄にとって米軍基地問題というものが大きな課題で有り、またイコール日本の問題でも有ることは理解するものの、だからといって何でもありというわけでは無いのが、近代社会のルールだと思うんですよね。そう言う意味で、沖縄でのいろいろな反米軍基地活動を見て感じる違和感の理由が、この記事に書かれているような気がします。以前、どこかの書き込みで、「平和なんちゃらとか、反なんとか団体とか、市民何とか言う名前の団体に限って、行動や行為が暴力的」みたいなものがあり、なるほどなと感心したんですが。

本当は、普天間問題にしても辺野古へ移設して、まずは近隣の安全が確保できるはずだったのが、政権交代をしてルーピー氏が思いつきで「県外」なんて言っちゃったものだから、結局当事者全てが賭け金を上げてしまい、下げられないような状態がずっと続いています。その責任は、それこそ万死に値するものだと思うし、本当にルーピー氏がそう思っているならば、引退した今でも沖縄に入って活動すべき(いゃ、実際にはそんな余計なことは誰もして欲しくないだろうけど)だと思うんですけどね。

沖縄の様子を見ていると、自分などはどうしても成田闘争の様子とオーバーラップします。成田の場合は、元々は十分な根回しをせずに強行した国に責任があるのだけれど、闘争を食い物にした各種勢力が終結してしまい、多分地元の意向とは全く違う方向に話がどんどんずれて行ってしまいました。今の沖縄の話も、それと同じような道を辿るような気がしますね。声の大きい人が勝とか、数が多い方が勝とか、そう言うことで全て決まるわけじゃ無いわけだし、それこそそう言うことを「力の正義」として批判している側が、そう言うことをやろうとしているのが皮肉でもあるし矛盾でもあると感じます。

沖縄のメディアの情報を見ていると、まるで日本語を話す別の国のような内容で驚くことが常ですが、今のインターネットの時代、それ以外の情報発信も沢山有ります。また、ネットリテラシーの要素の一つとして、全員が賛成・反対している情報は嘘というのがあるし、反対・賛成、両方の情報に接してソースと内容を確認し、最後は自分で判断するのが基本中の基本。そう言う意味では、これまでの沖縄発のメディア情報はあまりに偏っていたと思うし、やっと自分で判断出来る比較検討できる条件の入り口が出来たのかなと思いますね。

2013年4月18日

亜細亜的新横浜駅

「金曜日の新幹線シリーズ」番外編、「水曜日の新横浜駅(笑)」。今週・来週と、US/中国からエンジニアやマネージメントが来日し、二週間あっちこっちでミーティングの嵐。そんなわけで、火曜日に浜松から出かけてその日は宿泊。水曜日も長いミーティングの数々が終わって、この日は何時もの金曜日のように新横浜から帰りの新幹線を捕まえます。

で、まずは横浜線から一度外に出ようと新横浜駅の改札を出ようとしたら、何故か30~40人位の人が改札口でデッドロックしている。どうも改札の通り方がよく分からないのか、磁気性の切符を挿入する事を知らないみたいで、それでずらっと待ち行列が出来ているみたい。改札の故障かなと思ったら、どうも中国からの団体さんみたいでプチ騒ぎになっていました。

で、8Fの書店に行ったり、再び地上階に戻ってきたら、今度はベトナム語みたいな感じで話をして歩いている父親・母親・小学生くらいの男の子二人の家族連れとすれ違います。何かイベントが有ったのか、よくよく聞いてみると、周りには中国語が飛び交っているし。何か近くでイベントでも会ったんでしょうかね。何時もだと、新横浜のオフィス街とか、鉄道の乗換で混雑する新横浜駅が、何かどこか別の場所に変わってしまったような印象でした。

同じような状況はホームに上がってからも同様で、どうも旅行中あるいは何かの用事でここまで来てこれから名古屋・大阪方面に移動すると言う、アジア系のグループや家族連れを何組も見ました。まぁ、新幹線は海外でも有名だし、外国からの旅行者が利用する様子も珍しくないんですが、こうアジア系のグループが集中する様子はここ何年か利用していて初めての光景でした。昼間は英語でのミーティング、夜になるとアジア系の言語の喧噪の中と、本当に自分は今日本にいるのかと錯覚してしまう一日でした。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

今週から来週に書けての二週間、USと中国からマネージャーやエンジニア達が退去してやって来ていて、ミーティング付けの二週間。毎日出る必要は無いのだけれど、それでも自分の仕事が今回の大きな目的の一つなので、かなりの日数参加しないといけません。まずは、火曜日・水曜日とミーティング付けとなったので火曜日の夜に宿泊。

急に予定が決まったので、直前の予約となり、ツインの部屋しか残っていなかったけれど、26Fの広い部屋なのでまぁいいか、と。

翌朝、何時ものようにSPG特典で朝食を2Fのビュッフェに食べに行ったところ、結構混雑しています。しかも、70%から80%位は外国人、多分アメリカからの人達じゃ無いだろうか。何かカンファレンスでも有るんだろうか。案内されて座った自分の席の前の席にも最初は3人、そのうちに一人二人と増えて最後は8人位座ったり立ったりするようになったんですが、彼らの話し声が大きいこと(いゃ、中国・韓国の人達よりは静かだけど)。だから、聞くとも無しに聞こえてきたんだけど、結構仕事の話とか話していて「ふーん」なんて思ったりして。今週残りも来週もこんな感じで、なんか忙しいままにG.W.に突入しそう。

健康管理

あまりいい話ではないのですが、ここ一月くらいの間に、続けて身内二人が軽い脳梗塞を発症することが続いています。最初は、義妹のお父さんで、先日の旅行から戻って一週間後くらいに、右半身のマヒと軽度の言語障害が出たとの事で、命に別状がないのは不幸中の幸いかも。さらに、昨日は、親戚の伯父が、車を運転中に同じように右半身マヒが出て、この時は何とか電話を身内にかけて自分を探して貰い、そこから救急車を呼んで何とか病院に運ばれて一命を取り留めたみたいですけど、しどろもどろでも電話をかけることが出来るなら、先ず救急車を呼ばなきゃなぁ。その10分、20分が、その後に大きく影響するわけだから。

先日、会社の健康診断があり、まぁ直前にバンコクとシンガポールに行ったり、花粉症が旧にぶり返したり、昨年末から旧に体重が増えてきたりと、悪条件ばかりだったので、よい結果が出ることは期待していなかったけれど、多分視力が何故かよくなったことを除けば、昨年よりも悪い結果ばかりだろうなぁ。検診結果が戻ってきたら、またいろいろと半年間生活管理が始まるんだろうなぁ... 面倒くさい、と言ってはいけませんね。身内に、こんな事が続くと。春のシーズンも始まるし、少しずつでも体を動かして行かないと。薄着になる、夏も近づいてくるわけだし(をぃ)。

2013年4月17日

宇宙人・ジョーンズ

サントリーの缶コーヒー「BOSS」のTV-CMに「宇宙人」として登場している、トミーリージョーンズ。結構好きなシリーズ何だけど、最新版では元高見盛・振分親方の相撲シーンが使われています。行司役で登場する宇宙人ジョーンズが「たかみさかりぃ」と名乗りを上げるんだけど、そのセリフ以外のナレーション部分は吹き替え何ですが、その声にちょっと違和感。

このCMでトミーリージョーンズのアフレコをしていた、谷口節氏が昨年末に亡くなっているので、今回から声優さんが変わっているんですよね。映画でトミーリージョーンズ等の吹き替えを担当していた、菅野隆之氏が担当。低音の渋い声質は同じ感じですが、ちょっと音の響きが違うのがまだ慣れないのか。仕方が無いこととはいえ、やっぱり寂しいですよね。もともと、映画での吹き替えを担当していた人なので、そう言う意味では本来の声何だろうけど、やっぱり何年も谷口氏の声でこのCMを見ていたので。それと、谷口氏はエンタープライズのアーチャー船長の声もやってましたから、尚更馴染みがあったりするし。

何の変哲も無い、TV-CMだけど、何となく時間の流れを感じて少ししんみりしてしまいました。

セキュリティ

アサヒ飲料の缶コーヒー「WANDA」のTV-CMで、AKBの島崎遥香さんがセキュリティゲートで自分のIDが反応しなくて、同僚が自分のIDをかざしてゲートを明けて通して貰う、というストーリーなんだけど、これってセキュリティ的には駄目でしょう。まぁ、そんなことは誰でも感じるわけで、こんな記事も既に掲載されているし。

本人で無いIDでゲート通過する、そう言う違法行為が目の前で行われているのに何もしない警備員、結局最後まで自分自身のIDカードが本当に鞄の中に入っていたのか不明な状況と、ツッコミどころは満載なんだけど、以下にCMの演出とはいえちょっと現実離れした設定だなと思います。セキュリティに厳しい会社(今では、ほとんどそうだと思うけれど)に勤めていると、特にそう感じるのかもしれないけれど、逆に日本人の多くは違和感を感じないのかなとも思ったりして。

例えば、シチュエーション設定として、朝お店に出勤してきたけれど、開ける鍵を忘れて困っていると、同僚が出勤して開けてくれた、という設定なら、まぁ有りかなと思うし、その鍵の行方は気になるけれど、セキュリティ的にもそれほど問題無いと言えます。でも、それと同じ感覚で今回の設定で実行してしまうと、全く意味が違ってきますよね。見た目は同じようなものなんだけど、「親切心」の意味が全く違ってきてしまう。現実世界であれば、ちゃんと鞄からIDを出して接触して通過すべきだし、実はIDカードを忘れていた、ならセキュリティセンターで不携帯の手続きをしなきゃいけないんだけど、それではCM上の演出にならない。

そう言う事情は理解出来るものの、それって今の社会ではやっぱり拙いよなと思うんですよね。CMの目的としては、商品宣伝が最大のものだとは思うけれど、それと共にやっぱり現実のルールから乖離したような内容っていうのは、そのCMが広く世間に公開されるだけに慎重さが必要だと思います。仮に、「これはCM上の演出です」とテロップを出したとしても、それで許されるというのはどうかな。今回の場合は、演出というよりも、やっぱり非常識な内容が問題だと思うし。たかがCMの一シーンに、あれこれ目くじら立てるのも大人げないと思うけれど、実際に日々の仕事でそう言うことに敏感な場所に居ると、やっぱり気になってしまいます。

テロ事件

ボストンマラソン会場で発生した爆発事件。何度も訪れて、好きな街の一つで発生した事件だけに、いつも以上に気になります。3人の人が亡くなり、多くの負傷者が出たとのことで本当に痛ましい事件です。まだ事件の背景も犯人も分からないけれど、テロ事件としてアメリカは認識しているみたいですね。911以降、その記憶も徐々に薄らいでいたけれど、これでまた一気に厳しい状況になりそう。特に、空港とか駅などでの警戒が厳しくなるんだろなぁ。これまで以上に乗り換え時間が掛かるとなると、ちょっと心配。来月Orlandoに行きますが、Washington D.C.で乗り換えます。ここの接続時間が1時間30分何だけど、ちょっと厳しいかなぁ。荷物は機内持ち込みだけで移動する予定なので、ぎりぎり間に合うことを祈るしかないですよね。

いろいろな国際的背景が有り、簡単には解けないジグソーパズルみたいな存在が、今の国際社会だけど、一つのピースが納まらないと、続くピースも入らないわけで、どこかで何かの切っ掛けが無いものですかねぇ。テロでは無いけれど、日本も中国・韓国・ロシアとの係争があるわけで、もしかすると日本でも同様の事件が将来発生するかもしれませんね。考えてみれば、オウム真理教のサリン事件なんてのも有ったわけだし。平和のありがたみを、改めて感じます。

今回亡くなられた方のご冥福を、心からお祈りします。

2013年4月16日

Facebookの変更

Facebookの構成が、また勝手に変わっている。止めて欲しいなぁ、こういうの。せめて、ユーザーに旧来のデザインと新デザインの選択くらいさせろよ、と、小一時間。何か、どんどん使いづらくなっていくような気がする。

NFL Cheerleader

知り合いに、とうとうNFLチアが誕生。これまで20名以上の日本人チアが誕生してきていて、最近では決して珍しい存在では無くなってきているけれど、それでもチアリーディングの最高峰の1つと言って良いですよね。まだ2013/2014シーズンの試合スケジュールは発表されていないけれど、決まったら即チケット手配だよな。幸いホームグランドが日本から一番フライトが飛んでいる場所の1つなので、結構無理が利きそう。それでも、金曜日の深夜便from羽田か、土曜日のフライトで現地に飛んで、日曜日の試合を見たら月曜日に帰国という、「弾丸ツアー」は避けられないだろうなぁ。旨く、国内の用事(=試合)の間にホームゲームが組まれてくれると良いんだけど。これで、今年楽しみの1つが又増えました。

TDL 30周年

東京ディズニーランド(TDL)が、昨日開業30周年を向かえたということで、朝8:00の開園の様子をどこの放送局も放送していました。NHKまでが「30周年」ということで中継をし、びっくりしたのはゲート前の様子だけじゃ無くて、ヘリコプターを飛ばして空撮まで撮っていたこと。正直、そこまでやるかなという気もするし、当然「皆様の受信料」から出ているお金なわけで、NHKがそこまではしゃぐ事は無いだろうと、小一時間...

まぁ、そうは言っても、ここ数年はコンスタントに年間2,500~2,700万人近い入場者を確保している一大産業ですからね。今年は30周年の記念イベントもいろいろ開催されるようだから、3,000万人突破するんじゃないだろうか。個人的には、TDLには入ったことがあるけれど、TDS (Disney Sea)にはまだ行ったことが無いんですよね。とは言っても、やっぱり本家のWDWの方が好きだけど(をぃ)。でも、日本でこれだけの規模でテーマパークが成功するなんて、多分誰も想像してなかったんじゃないだろうか。と言うか、それまでの「遊園地」しか知らない日本人にとって、「テーマパーク」という存在が突然登場したことは、かなりのカルチャーショックですよね。今でこそ、ジェットコースター的なライド物も増えたけれど、ディズニーという「世界観を楽しむ」という娯楽って、同様にアニメの世界にも通じる物を個人的に感じます。だからこそ、日本人の感性に響く物があり、それがここまでの好調さを支えているんだろうと。

勿論、舞浜という場所も、都内からほどよく離れていて、交通の不便さはそれほど無いけれど、ちょっと都会からは離れた別の世界という印象もあるだろうし。最近でこそ、周辺もかなり開発されたけれど、開園当初は本当に何も無い場所だったと記憶していますから。でも、TDSが開業してTDRとなり、流石に周りにさらに開発する余裕は無いように思うんだけど、これからはどうするんだろうか。さらに海側に埋め立てをして敷地を広げて、第三・第四のテーマパークとか作るんだろうか。本家のWDWは、まだまだ敷地が残っていて、後100年でも200年でも拡張できそうだけど...  もしかしたら、地下に潜るとか(まて)。

TDL関係の書籍は何冊か読んだことがあるんですが、元々有ったDisneyの顧客満足の姿勢に、日本人的なきめ細やかなサービス精神が旨く融合した結果が、WDWや他のDisneyサイトとは異なる、日本のTDL/TDRとも言うべきものを海育てたんだろうと感じます。それがまさに、日本のキラーコンピテンシーであり、キラーコンテンツを生む源泉なんだろうな、と。新しいイベントの開発とか、新しい施設の開発と言う事も重要だけど、結局は世界観にあこがれて入場している訳だから、その中で「生活している」キャストとキャラクターが、どれだけ「夢の国」という世界観を実現しているか、というのが重要何じゃ無いでしょうか。そっちの方が、個人的には興味があったりして(笑)。

2013年4月15日

Hilton Tokyoのその後

先日、今年から加入したHilton HHORNORS VISA Platinum Cardの特典であるHilton Premium Club Japan(HPCJ)経由で初めて予約して滞在したHilton Tokyo。概ね特典に見合ったサービスと内容で満足したものの、ホテルでのチェックアウト時には肝心のHPCJ特典の宿泊料金の20%割引が反映されていませんでした。その時の食事代なんかは、ちゃんと20%割引料金でチェックしてくれたんですけどね(まぁ、後で修正してもらったけれど)。

で、この予約、HPCJで予約した時点で精算される「前払い料金」。だから、VISA Cardのアカウントを見ると、20%割引前の料金がすでに引き落とされていました。では、いつ割引がされるのか? HPCJのサイトの「よくある質問」を見ていたら、前払い料金でなければ予約からチェックインの間に割引が適用されてチェックイン時には割引料金が提示されるらしい。で、今回のように事前決済の場合には、チェックイン時に適用するか、チェックアウト後に精算すると説明されていることを発見。今回の宿泊の場合、ホテルでのチェックイン・チェックアウトの時には、宿泊代はすでに事前決済で支払い済みと言うことで、カウンターでの精算は無かったんですよね。だから、後はカード会社に対してHilton側から精算処理をして貰わないといけない。

そこで、時々クレジットカードの自分のアカウントを確認していたんですが、今月初めに宿泊して、数日後にホテルで利用した飲食代がカードにチェックされてきました。何となく、飲食代と宿泊代の精算は一緒だろうなんて思っていたので、ちょっと拍子抜け。その後何回か確認しても精算処理は無いままで、あれーやっぱり何かトラブルかなと思って居たこの週末、やっと宿泊代の精算が計上されて、最初に支払ったHPCJで決済した金額が一度全額戻されて0円になり、その後20%割引料金が改めてアカウントにチャージされていました。先々週の週末を挟んで、約1週間後に精算された事になります。

察するに、ホテルでの飲食代はそのままカード会社(VISA)に請求が飛ぶんだけど、ホテル代の精算に付いては、ホテルからHPCJに情報が行き、HPCJで確認してからカード会社に処理依頼が行くんでしょうね。その分、オーバーヘッドが発生するのかな。いずれにしても、期待通りちゃんと料金精算されたので、満足度はアップしたんですが。いずれにしても、やっぱり20%の割引率は大きいですね。割引適用無しの料金設定も有るんですが、ほとんどが割引適用されるので、上手く使えばコスト的にも凄く有利だなと実感しました。今週は、予定があってHilton Nagoyaに予約を入れているんですが、もともと16,000円の宿泊料が20%引きで12,800円になりました。今年は、来年度のHHORNORS Diamond獲得のために10滞在が目標ですけど、時間さえ捻出すれば予想よりもローコストで達成出来そうな予感(笑)。まぁ、唯一の不満は、一番利用するだろうHilton Tokyoの価格設定が、同地域でこれまで利用していたHyatt Regency TokyoとかANA InterContinental Tokyoと比べて強気だと言う事でしょうか。

海外で利用する事を考えると、個人的にはHyatt系が好きだし使いやすい場所にもあるので気に入っていたんですが、これはHilton系とほぼオーバーラップするので、GP→HHORNORSの遷移はOK。でも、国内利用を考えると、InterContinenal系のANA系列のホテルは捨てがたいんですよねぇ。まぁ、今年の優先目標である、HHORNORSのDiamond達成に向けて頑張らねば。


2013年4月14日

3Kの意味

民主党・輿石氏が言う3Kとは、「暮らし、雇用、憲法」らしいのだけれど、元々の3Kって「きつい、汚い、危険」の意味だったはず。何か、使い方、間違ってないか? それに、憲法はちょっと横に置いておくとしても、暮らしと雇用に関してはつい最近まで自分達がその責任を負っていたはずなわけで、3年以上もその地位にいたのに何をやってきたのか、それをまずは反省して貰わないと。

アベノミクスと言うけれど、経済改善の兆候が感じられないという話も聞くんですが、実際のところ一部企業ではあるけれど給料やボーナスのアップを表明している企業もあるし、経済活動の指標である株価がアップしていることも事実。個人的に一番上向き具合を感じているのは、デパートとか駅ビル等の物販関係の施設に入ると、以前と比べて人の流れや数が増えていることから。まだまだ道のりは長いと思うけれど、結局3年半屋って駄目だったのだから、高々半年程度でとやかく言われる筋合いはないだろうし。でも、それだけ傷口は深くなっているわけだから、兎に角先ずは経済のバイタルデータを少しでも良くして、それからある程度体力回復したら徐々にきついけれど効果的な薬(=対策)を投入していかないといけませんね。

「暮らし」と「雇用」に関して言えば、次の参議院選挙のある7月までに少しでも景気回復の気分が生まれれば、多分民主党のコールド負けになるんじゃないだろうか。7月と言えばボーナスシーズンだけど、多分昨年末や去年の夏よりもアップしているケースが増えるような気がします。そうなると、暮らしと雇用に関しては多くの人は「プラス」という印象を受けるだろうなぁ。日経平均にしても、今の1万3000円位から1万5000円位まで上がったら、かなり好況感が改善して、それが前向きな経済活動(主に購買活動)に繋がる気がしますね。いずれにしても、民主党時代の3年半には無かった動きが、短い間に出てきたら、勝負は始まる前に決まるような気がする。

憲法改正(のための手続き変更)にしても、最近の北朝鮮状況次第では一気に「改正」に傾くかもしれませんね。日本というのは、良くも悪くも外圧によって変化してきた国だと思うんですが、今、経済的にも、軍事的にも、地勢的にも、いろいろな外圧が一度に日本に向かっている気がしています。それをチャンスとして生かすか、ピンチとして失うか、そちらの方が次の選挙の行方や政権の行方よりも、興味があるし重要な気がします。

24時間空港

世界の主要空港の多くは、24時間運用が普通で、シンガポールのチャンギとかバンコクのスワンナプームとか、深夜になっても空港内は賑やかだし、多くの人が行き来しています。それなのに、日本の顔・成田空港は、周辺への配慮と言うことで運用時間が厳格に決められていたのですが、やっと弾力運用が出来るようになったんですね。

先日シンガポール(バンコク経由)で帰国した時も、風が強い日で横風が心配でしたが、成田の横風用滑走路ももう諦めたような状態に感じるんですが、航空機の安全性を考えたら直ぐにでも準備しないと、そのうちに大事故が発生しそうで心配です。地元の話し合いが重要なのは言うまでも無いけれど、現実問題として成田空港が地元にとっても重要な経済体にもなっているわけで、もうそろそろ本来の空港としての機能が提供できるような前進をして欲しいですよね。まぁ、横風用滑走路の前に、今のB滑走路をちゃんとする方が先かもしれないけれど...

2013年4月13日

新入社員

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。先々週はタイ・シンガポール旅行のために休暇を取り、先週はその旅行から帰国して都内から出社したので、三週間ぶりの富士山? と言う事は、前回は期末3月終わりの富士山で、今回は新年度スタートの富士山ですね。

今週は、水曜日くらいからちょっと冷え込むようになり、その前の週末にガスファンヒーターを仕舞ってしまった自分は、今週はエアコンの暖房機能で凌いでいる始末。でも、この日の浜松の朝は少し涼しいけれど、日差しも暖かくて良い天気。だから出かける時に、薄手のダンガリーシャツにブルゾンでいいか、いゃいゃよるになれば寒くなるから、やはり少し厚手のラグビージャージにブルゾンの方がいいか迷ったんですが、結局後者で出かけて、結果的にそれが正解でした。昼間はぽかぽかしていたのに、夜になり日が落ちると途端に強い風が吹き出して、体感温度はぐっと下がって震えるほどに。やはり、この季節、天候の急変を想定して出かけないといけませんね。

で、そんな予想外の寒さに震えて新横浜駅のホームで復路の新幹線到着を待っていると、大きなスーツケースやキャリーバッグを持ったスーツ姿の若い男女のグループを何組も見かけました。この4月の初旬から中旬の風物詩、多分新入社員研修の最初のフェーズが終了して、これから配属先なり地元に戻る新社会人達なんだろうなぁ。30年近く前には、自分にもああいう時期が合ったんだよなぁと、遠くを見る... (笑)。彼らが就職活動をしていた一年前と比べて、今就職活動中の新四年生達は、多少は就職戦線に余裕があるんだろうか。そう言う意味では、厳しい戦いをくぐり抜けてきた今年の新入社員の方が、戦力的には有利なんだろうか。これから始まる彼らの社会人生活は、多分平坦なものでは無いと思うけれど、それも人生。頑張って充実した日々にして欲しいですね。

今朝の地震

昨晩は遅くまで起きていて、だから今日はゆっくり寝ていようと思ったのに、何故かいつもと同じくらい、朝の5:30頃には目が覚めてしまいました。仕方が無いのでテレビを点けたら、直ぐに緊急地震速報がテロップで流れ出して、M6.0とか震度6弱とか言っている。「えっ?」と思って、その後注目していたら、淡路島を中心にかなり大きな地震が発生したようですね。震源の深さが10km程度、M6.0、神戸・淡路で震度6弱と、かなり大きな地震だったけれど、幸いにも大きな事故や被害は今のところ無いようで、それが幸いです。

18年前の阪神大震災の余震なのか、それとも別の理由による地震なのか分からないけれど、やはり気になります。今後も、被害が広がらないことを祈るばかりです。で、情報収集のためにテレビ各局をザッピングしてたんですが、NHKが地震情報中心の特番になっているのは当然として、日テレ系とフジ系が予定の内容を飛ばして地震情報中心の編成に変更。テレビ朝日系列は、最初は地震情報を流していたけれど、知らないうちに通常の内容と思われる、何かテレビショッピングの番組に変わっていました。で、TBS系列ですけど、地震情報を流すのでもなく、首位争いをしているタイガーウッズのオーガスタの中継。まぁ、良いけれど、テロップで情報くらいは流せよ > TBS

地球の歴史、自然の流れの時間から言えば、18年なんて一瞬なんだろうから、やっぱり日本列島のあるこの太平洋プレートの地域が活動期に入っていると言う事だろうか。阪神大震災から18年、東日本大震災から2年、希薄化していく震災の記憶をもう一度思い出せよという、自然からの警鐘と思わないと。もう一度、災害対策の備蓄や準備を見直さないと。

2013年4月12日

テレビの非コモディティ化

ITmediaの記事から、SONYが4Kテレビ発売に合わせてコモディティ化しないと言っていることについて。この記事を読んでていてふと思ったんですが、今の薄型テレビというデバイスを、50インチ、60インチの「大型タブレットデバイス」と思ったらどうだろうか。まぁ、電源は仕方ないとして、それ以外はサイズが違うだけでいけそうな気がするんですが。勿論、毎日通勤の時に持ち歩くなんて事は出来ないけれど、家庭内でリビングや寝室に移動するとか、季候の良い時に車に搭載してキャンプの時に使うとか。30インチ位なら、結構使い方がいろいろ生まれそうな気がする。

「だったらプロジェクターでいいじゃん」と言われそうだけど、それはそれとして高画質で高解像度の映像デバイスが持ち運べるというのが、これまでに無い付加価値になりそうな気がするんだけど。例えば、WALKMANは、それまで家庭内で固定されていたオーディオ機能を外に持ち運ぶことで新しい文化を創造したわけで、同じようにノートブックコンピューター(ラップトップ)も、ホストに縛られて室内に固定されていた情報処理の世界に新しい分野を生み出しました。同じように、今はスマホやタブレットの小さな画面で眺めている「映像情報」が、大画面の、あるいは実寸で表示されるような時代になったら、それはそれでまた新しい市場や文化が生まれそうな気がするんですけどね。どうだろうか...

次世代UltrabookとTablet

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Intelの次世代CoreとUltrabookについて。Intelが提唱している"Ultrabook"が、もう一世代進化する次の第四世代Core "Haswell"では、CPU自体の消費電力が低減されると共に、Ultrabookとしての要件定義もさらに拡大されて、記事にもあるようにTouch機能必須だとか、いろいろ大変。ただ、そう言う仕様から期待される次世代の「ノートブックパソコン」って、今のiPad+外付けキーボードの形態にますます近づきつつあるし、そうなるとあえてTabletデバイスを別立てで持ち歩く必要性がますます無くなりそう。

週に1回以上新幹線通勤をしているんですが、その時には 1) ThinkPad X1 Carbon、2) iPhone 4S、3) 携帯電話、というのが必須のデバイスで、自分的にはこれで必要な事は網羅されています。だから、ここにあえてTabletデバイスを入れるつもりは無いんだけど、その日の仕事の内容によってはX1 CarbonをTabletに置き換えても良いかなという気も。例えば、一日外に出ていてメールチェックだけ出来れば良いというような時には。

記事の中では、懐かしいIBMのマルチステーション5550の話が出てきます。初期のモデルは3 FDDのモデルで、FD1に起動用のディスケット(フロッピー)、FD2にはアプリケーションのFD(ワープロ、ホスト端末)、そしてFD3には辞書ディスケットをいれたなぁ。勿論、その後FDのドライブを二つ潰して、そこにHDDを入れたモデルが登場し、そういうディスケットの差し替え無しで機能利用が出来て凄く便利と思ったものです。今では、半分笑い話みたいな話ですけど、でも多くのPCユーザーやほとんどのTabletユーザーって、結局それと同じような使い方を今でもしているのでは。ディスケットの入替の代わりに、デスクトップのアイコンをタップするのが違いくらいで、実は日常定期的に使用しているアプリ・機能なんて、多分片手で数えられる程度では無いだろうか。

今でも、TabletにしてもPCにしても、多分使っている時間の半分はキーボード入力が必要な「情報発信型」の目的だと思うんですよね。そんななかで、iPadはTabletととして、(物理)キーボードを無くした形態を提案して、それはそれで受け入れられたけれど、結局iPad自身も物理キーボードの必要性を自ら証明したような結果に今はなっているし。15年くらい前かな、音声入力がちょっとブームになったけれど、正直その機能が100%近い認識率で使えるようになったしても、今の時代どこでも使えるようにはならないだろうし、多分「思考入力」みたいな事ができない限り、キーボードの存在は無くならない気がする。ただし、形状や形態は変わるだろうけど。そういうところを、これから提案していくと、新しいビジネスになりそうな気がしますね。

タイの日本車

先日、義妹と姪を連れて単身赴任中の弟がいる、Thai (Bangkok)に行ってきましたが、その時Bangkok市内で見て感心した光景がそのまま記事になっています。そう、Bangkok市内を車で二日間あちこち走り回ったんですが、その時にみる車の70%位が日本車。残り30%弱が欧州車で、最近よく見る韓国車は、2台しか見ませんでした(現代)。しかも、その日本車についても、トヨタ、ホンダを初めとして、三菱、マツダ、日産、スバル、スズキ、と、ダイハツ以外のメーカーの車が確認できました。

ビックリして弟に聞くと、まさに記事(登録サイト)にも書かれているように、タイ国内に工場が有り価格競争力があることと、やはり日本車に対しての信頼性が高いことなどから、タイの自動車市場は日本車のオンパレード。こういう光景を見ると、まだまだ日本の製品力も捨てたものじゃ無いなと力強く感じますね。もう一つ感じたのが、タイも日本同様右ハンドル・左側通行なんですよね。イギリスやその植民地だったオーストラリア何かが左側通行なのは分かるけれど、何故植民地化されていないタイが世界の中では少数派の左側通行なのか不思議です。帰国してからちょっと調べてみたら、タイと隣接するマレーシアやミャンマー(旧ビルマ)が英国の植民地で左側通行だったため、その影響でタイも左側通行になったというのが、何となく説得力がある気がします。いずれにしても、日本でデザインした車をそのままタイでも作って売ることが出来るし、逆にタイの製品を日本に持ってくることも比較的簡単にできそうですし、そう言う意味でも日本車が多く見られることは嬉しいしメリットを感じます。

良く、タイは親日国で日本に対しての信頼も高いと言われますが、だからこうなのか、こうだからそうなっているのか、その当たりは簡単には説明できないのだろうけど、でも東南アジアの中では大国であるタイにこれだけの足がかりがあるというのは大きい気がします。そう言えば、タイは年中日本の真夏みたいな気候で、その為にアパートやマンションと思しき建物も沢山建ち並んでいます。その外壁には、エアコンの室外機が沢山取り付けられているんですが、そのメーカーに三菱のマークがかなり多いんですよね。ざっと見た範囲では、半分くらいが三菱のエアコンの室外機でした。これも、失礼ながら日本の実情を考えるとちょっと以外な結果。昔と比べれば日本製品のシェアや売上高は苦労しているんだろうけど、でもまだまだ日本製品の輝きは無くなっていないなと嬉しくなった光景でした。勿論、それに甘えること無く、もっと積極的に市場開拓しなくちゃいけないのは紛れもない事実で、いかに価格を下げて品質や付加価値をアップして、総体的なお得感を感じて貰えるか。昔なら、価格第一、安いものが売れる時代だったろうけど、少なくとも今のタイやシンガポールを見ていると、そのレベルはもう脱していて、次の購買レベルに達しているようにここ最近感じます。そういうときこそ、次のビジネスチャンスですよね。

2013年4月11日

円安?

アベノミクス、黒田バズーカの影響で、円安は100円台を睨む値段まで迫り、株価も1万3000円台までアップ。でも、「円安」とは言うけれど、それは暫く前の70円台迄上がった円高に対しての言い方で有り、昔は180円とか160円とか、130円なんて為替になれば「円高で日本の輸出企業が潰れる」と言っていた時代から見れば、まだまだ「US$1=100円」なんて「円高」の範疇じゃないのか。個人的には、円-ドル換算が簡単なUS$1=100円というのが一番良いんだけど(笑)。

確かに、一年くらい前に比べれば30%位為替レートが変わっているから、そう言う点では影響が大きいのかもしれないけれど、でも70円台のレートの時には以前の円高で苦労した輸出企業は80円位のところに防衛ラインを設定していたなんていう話が良く出てきたわけだから、今の100円台に近いレートなんて天国みたいなものじゃ無いのだろうか。逆に、輸入製品は円安で価格がアップするので、決して良いことばかりじゃ無いけれど、でも昨日車で出かけた時に通りかかったGSでは、ガソリン価格が148円とか出ていたので、暫く前よりも少し落ち着いて来ている感じ。まぁ、ガソリンの場合為替とは別に原油価格の上下が影響しますけどね。

為替レートにしても価格設定にしても、絶対的な値付けなんて存在しないわけだから、余りその時の上下に一喜一憂しない方が良いように思います。そりゃぁ、為替の影響を受ける製品・商品に取っては、いろいろと問題は出るんだろうけど、結局凸凹が有って後から見たら平均して損得無しと言うのが世の中じゃ無いだろうか。円高の時にはそれでメリットのある事をやれば良いのだし、円安になれば今度は別のことをやれば良いと思う。最も、個人消費はそれも可能かもしれないけれど、企業活動となるとそうはいかないですからね。それに、そう言う変動の影響を吸収するような、例えば先物取引とか、そう言うシステムも存在しているわけだし。あまりニュース等で危機感を煽るような印象は与えない方が良いと思う。経済評論家なんていう人がテレビのワイドショーに出て、いろいろなことを言っているけれど、円高の時と円安の時、どちらの時も悪いことしか行っていないような気がするなぁ。じゃ、どれならいいのと聞きたいくらい。

気候と同じ話だと思うんですよね。一年中暖かい土地が好きな人もいれば、寒い場所が良いという人もいる。四季の変化がある方が良いとは誰も思うけれど、その程度は人それぞれ。なかなか簡単に土地を移動すると言うことは出来ないけれど、だからこそその土地や場所に合わせて人は生き方を見つけていくし対応していくもの。経済活動も、細かなところはいろいろ出来る事も追い蹴れど、為替レートとか株価なんて国レベルで何とか使用としても中々動かないもんなんですから、それならそれに逆らわずにその時その時で、ベターな選択肢を選んで行き、トータルでマイナスには少なくともならない、プラスが出たらラッキー位の気持ちで生活するのが、一番ストレスなくていいきがします。

鹿島ディアーズ

日本のフットボール界にとって衝撃的なニュース。Xリーグの強豪・鹿島ディアーズが、今シーズン限りで企業チームとしての活動を終了するという話。クラブチーム化についても、鹿島としては支援しない方針との事で、仮に今のチームが来年何らかの形態で活動を続けるとしても、かなり厳しい条件で再スタートをしないといけませんね。それでも、5年前に突然チーム廃部、リーグ脱退を通告されたオンワードよりは、一年の準備期間があるだけでも少しは良いのかもしれないけれど。でも、仮に新チームが出来たとして、その存続はどうなるんだろうか。リーグに脱退届をしなければ、チーム名や運用形態が変わっても、来シーズンもXリーグでプレー出来るんだろうけど、これが新チームは新規加入扱いとなると、先のオンワード→ライズの苦労をまたしなきゃいけないわけで、そうなると厳しいだろうなぁ。オンワードの場合はクラブチームだったから、所属選手も別に仕事を持っていて、それなりに自由度が合っただろうけど、今回の鹿島は全員社員だから、仮に新しい形態のチームでプレーするとしても、これまで以上に制限が出るだろうし。

Xリーグの18チームの中で、企業チームと言えるのは、鹿島、富士通、オール三菱、警視庁(かなり特殊か)、パナソニックの5チーム。その他のクラブチームも、多くのチームはメインスポンサーとして、元々の企業母体のサポートを受けているわけで、そう言う意味では「準企業チーム」と言っても良いですよね。そう言うチームに取っては、チームとして実績も上げていて、企業母体としても決して業績が悪いわけでは無い鹿島出すらそうなるのかという、衝撃は大きいですよね。

隠れたメリットとして、鹿島と同リーグになり試合が出来ると、鹿島がスポンサーになっている東京MXテレビで試合中継をして貰える(ビジターとして)事があり、これは関東周辺地域だけだけど結構企業宣伝としては美味しいかも。それも無くなるんですよねぇ。ますます露出度が下がってしまう。まぁ、試合中継は今の時代を考えて、インターネット中継とかUstreamとかもっと活用する方法はあると思うけれど、それにしても手間とお金と時間は必要だし。

1番大きな問題は「鹿島ディアーズ」という日本を代表する強豪チームが、来シーズンも残るのかと言うことですよね。単純に一つのチームが消えて、変わりのチームが増えて数が合えば良いというのでは無く、やはりそのスポーツやリーグが魅力あるものとなるためには、魅力ある試合が出来る強いチームが複数いて切磋琢磨しないといけません。そう言う意味で、仮に「鹿島ディアーズ」という名前は今年限りになったとしても、そのDNAは来シーズンも残って欲しいなと切に願います。チームの選手やスタッフにとっては厳しい一年になるんだろうけど、是非頑張って来シーズンへ繋いで欲しいですね。

Windows XPの終了

一般の報道でも取り上げられた、Windows XPのサポート終了の話。あと一年というの、長いような気もするけれど、基幹システムとして今もXPを使っている企業にしてみれば、とても十分な時間とは言えないでしょうね。自分も長いことXPを使ってきて、問題もあったけれど、安定していて機能的にも必要十分で、良いOSだと思います。ただ、H/Wの発展を考えると、32bitのメモリー空間の制限は厳しいし、大体アプリ自体がリソースを消費するようになっているから、どうしてもまずは32bitから64bitへの移行が必要なわけで、そうなるとXP(32bit版)をいつまでも使い続けて行く事は厳しい。XPの64bit版もあるけれど、かなり特殊な位置付けですしね。

XPにとっての不幸は、自分自身の出来が予想以上に良くて広く普及した事と、それとは逆に後継OSのWindows Vistaが余りに不評だったことですよね。まぁ、言ってみればMicrosoft自身のトランジションプランが失敗した訳で、そう言う意味ではWindows7は良いプラットフォームだと思うけれど、多くのユーザーがVistaの苦い経験を(妄想も含めて)忘れていなくて躊躇してしまったのが、また不幸。で、今回は、XP→Windows8というトランジションを言っているわけですが、Windows8の場合は、あまりにこれまでのWindowsとLook&Feelが違いますから。これ、使い勝手や機能以上に、好き嫌いが生まれる要因だと思う。

例えば、Windows8の最大の売りだと思う、Metro(って、今は言っちゃいけないのか?)を表示させずに、直接デスクトップが表示される、それまでのWindowsと同じLook&Feelが提供できるだけでも、かなりユーザーの意識も変わると思うんだけど。例えば、Windows8の最大の売りはタッチI/Fだと思うんですが、タッチ対応のPCにインストールされる時は今のようなMetroベースのI/Fに、タッチ対応では無いPCにインストールされる時には、それまでのWindows同様デスクトップが表示されるのがデフォルトになり、もし必要ならばタッチ非対応のPCでもMetroがイネーブル出来るようにすれば、それだけでも移行する時のハードルが少し下がると思うのだけれど。

もう一つ、企業ユーザーがXPにこだわる理由の一つが、IEの互換性なんですよね。IE8、IE7、場合によってはIE6でないと問題が発生するという環境でPCを使っているユーザーも結構います。それなのに、OS側ではIE9だIE10だと、どんどん拡張されていくわけで、それはそれで理由はあるんだけど、やっぱりユーザーとしては困るんですよね。Windows7で提供されたXP modeって、個人的には結構使えるツールだと思うんですが、Windows8ではHyper-Vが使えるわけだから、XPの複数の環境をWindows8上でライセンスフリーで構築出来るようにすれば、まずは既存のXPユーザーがプラットフォームだけでも最新環境に移行することで、Microsoftの負担も軽減するんじゃ無いだろうか。単に「期限が切れますよ、移行するのは今ですよ」と言うだけじゃ無くて、もう少しアイデアが欲しいですよね。

2013年4月10日

Hilton Tokyo

Hilton HHORNORS VISA Platinum Cardの記念すべき1泊目。同時に入会出来る、Hilton Premium Club Japan (HPCJ)経由で申し込んだものなので、そちらも記念すべき第一回目の予約。Conrad Tokyoにしようか迷ったんですが、翌日横浜の会社に出ないといけないので、ヒルトン東京に。

予約した部屋は、ラウンジを利用したかったので、そのカテゴリーで一番安かった「ヒルトンJr.スイート キング」。HPCJの20%ディスカウントを適用すると、3万円を切る価格です。まだお昼前にホテルに到着すると、まだ部屋の用意が出来ていないとのことなので、それまで37Fのラウンジで待たせて貰うことに。また、この時部屋もシティースイート キングにアップグレードしてくれました。

ラウンジで時間を潰しているうちに部屋の準備が出来て一つ上の38Fの部屋に。元々2部屋のところを、真ん中の壁の一部を(多分強度上の問題で)残して、スイーツ形式にしたもの。

入り口を入るとまずはリビング部分があり、その奥がベッドルームに。真ん中に残った壁の部分には、どちらの側にもテレビが設置されています。ただし、リビング側のテレビの舌には冷蔵庫とミニバーが入っている棚が設置されていて、その上にティーバッグ類が並べられていて一寸邪魔。部屋自体は流石に2部屋分繋げてあるので、広くて明るくてグッドなんですが、その分幻滅したのがバスルーム。

ベッドルームの奥に、右側がクローゼット、左側がバスルームで、洗面台、トイレ、バスユニットが入っています。このバスルームの広さが、ビジネスホテルのものくらいの窮屈なもの。クローゼット部分を縮めるか、入り口横のサブクローゼットと統合するなりしてスペースを確保して、バスルームをもっと広くして欲しいなぁ。バスタブの狭さは我慢するとして、トイレと洗面台が本当に狭い中に押し込んである、という雰囲気だし。と言うか、このクラスの部屋なら、シャワーブース付が普通だろうと、小一時間。

それと、チェックアウト時にホテル内レストランで支払った料金にHPCJの20%割引が正しく適用されていなくて、その精算などをして貰ったんですが、後でよくよく見たらルームチャージも20%割引適用前の料金になっているし。HPCJの20%割引は嬉しい特典だと思うのだけれど、何か適用方法が面倒ですね。(補足記事)

NRT-BKK-SIN-NRT (15) - 帰国の朝

今回の旅行で実質最終日となる六日目の朝。発券の都合で、SIN-BKK-NRTと乗り継いで帰国するんですが、SIN発のフライトは20:50の出発予定。夕方までたっぷり時間があるので、それまでは再び買い物と観光をすることに。部屋の方も、16:00までレイトチェックアウトOKとの事なので、午後に戻って一汗流してから空港に向かえます。

買い物は、近場のOrchardへ。先ずは、髙島屋、伊勢丹という馴染みの店舗に入り、その後通り沿いに並ぶお店をぶらぶら。さらには、City HallやBugisにSMRTで移動するなで、乗り放題切符の3日目も存分に活用させてもらいました。今回は利用しませんでしたが、この切符、バスも利用出来るので、かなりお得ですよね。
名残惜しさ全開の姪っ子と義妹を連れて再びホテルに戻り、帰国の準備。16:00ぎりぎりにチェックアウト。二人がかなり疲れていた様子なので、タクシーで空港へ向かおうかと思ったんですが、大丈夫だというので再びSMRTの駅に戻って、そこから乗り継いで空港へ向かいました。

乗り放題切符は10SGDのデポジットが付いているので、駅に到着したら先ずはT2側の窓口に行って払い戻し。そこから、T2->T1の空港内モノレールで移動して、まずは邪魔なキャリーバッグ類をチェックインして預けることに。出発まで3時間半位あったためか、タイ国際航空のチェックインカウンターは開いておらず、あきらかけたところ、Premium Check-inの窓口が奥の方にあり、ここでタイ国際航空も含めて複数の航空会社の上級クラス予約客ならチェックイン出来ました。よく使うT3にもあるのかな? これで身軽になれました。

本来なら、そのまま出国審査に進むわけですが、お土産を見たいというので一度一般エリアに戻りお店を見たあと、今度は出国審査を通過して出国。ここで、甥っ子からリクエストのあったタバコや自分の会社へのお土産などを購入したりして時間を潰した後、出発までタイ国際航空のラウンジで時間を潰しました。

SIN-BKKの使用機材はB777で、シートが斜めにアラインされた珍しい機材。旧COのNRT-EWR/IAH線もこんな座席仕様ですが、それよりも開放感がある感じで、通路を挟んで、反対側の座席とは「ほぽお見合い」状態ですし、一つ前の席の様子も結構見えます。今回座席の様子が分からなかったので、自分・姪・義妹と縦に並んで座席を指定したんですが、これなら横並びの席にしてあげてもよかったかも。一時間半程のフライトで、ほぼ定刻通りにトランジットのBKKに到着しました。

乗り継ぎ時間は1時間20分程ありましたが、到着したのがコンコースCで、次のNRT行きがコンコースEと反対側。手荷物が無いだけまだ良いけれど、結構な距離を移動です。途中セキュリティチェックを抜けて、再び出国エリアに戻ってきたところで、出発ゲートのE5の手前にタイ国際航空のラウンジが合ったので、ここでまた暫く時間を潰すことにしました。

レッドアイフライトで早朝に成田に着く便だからでしょうか、上着を羽織った海外出張者風の日本人がかなり沢山座っていました。

搭乗開始少し前にゲート前に移動。暫くして、搭乗開始となりました。使用機材はA330と初めてのもの。座席は2-2-2の普通のビジネスクラスでしたが、今回搭乗したAirBuss系のA380/A340/A330の中では一番座り心地が良かった座席でした。出発後の軽食は、私は断って直ぐに就寝。その後目を覚ますと成田到着1時間半前で、朝食のサービスが始まるところでした。そして、定刻よりも30分以上早く成田へ到着して、無事に今回の旅行も完結しました。姪っ子はカナダ生まれで、園直後に日本に戻ってきているので、実は今回の海外旅行は2度目になるわけですが、物心ついた後では初めてで非常に楽しかったと言ってくれました。伯父さん冥利に尽きると言っておきましょう。いろいろと気苦労やら何やらで、伯父さんは大変だったけれど(笑)。今度は、この子の生まれ故郷カナダ当たりに連れて行ってやりたいですね。()

2013年4月9日

音楽ソフトの売り上げ世界一

産経新聞から、ちょっと面白いなと感じた、日本の音楽ソフト売り上げがアメリカを抜いて世界一になったというニュース。日本の売り上げが約43億ドルに対してアメリカが41億円ドルと、約200億円位の差があるんですね。ただ、これは純粋な音楽ソフトの売り上げ比較で、それ以外の映画とかCM等の使用料も含めると、まだまだアメリカの方が大きいようですけど。まあ、ハリウッド映画はあるし、CMにしても日本とは多分規模が違うだろうから、その差は仕方ないとしても、でも日本でもCD販売の低迷が以前から言われているのに面白い現象です。しかも、上位五カ国のうち、日本以外では規模が縮小しているけれど、日本は4年振りに前年比4%の増加。160億円位増えたって事ですよね。

最近の音楽って、AKBがチャート独占みたいな話は良く聞くけれど、それ以外の楽曲ってどうなんだろうか。何せ自分のiPhone 4S(iPod代わり)に入っている音楽は、昔購入した音楽CDからリッピングした1990年代が最新の楽曲ですからね(笑)。あと、アメリカ何かだとYouTubeにアップされているもので満足しちゃうんだろうか。日本人だと、気に入ったら購入するという姿勢が強いのかもしれない。

ただ、4000億円というマーケット規模って、ちょっと小さいなという気がしますね。自分で購入して聞くだけじゃ無くて、いろいろな場面とか場所で何となく流れてきて気にとまるのが音楽ですから、もう少しビジネス的にも大きいかと思った。いずれにしても、世界最大だと何となく思ってしまうアメリカの売り上げよりも、日本の方が大きくなったというのは意外だし、だからこそお隣から日本に売り込みに来るんだろうなと凄く納得(笑)。

NRT-BKK-SIN-NRT (14) - Singaporeの一日(夜編)

ホテルで一服した後、再びSMRTを利用してMarina Bay Sandsへ移動。20:00のレーザーショー開幕まで少し時間が有ったので、Marina Bay Sandsの裏側に最近開発された森林公園をちょっと見ることに。Bayfrontの駅で降りて、そのまま地下道を使って海側に進むと、こんな感じのオブジェがある緑の公園が広がっています。

ここも、暗くなってくると、綺麗なイルミネーションが点灯しだし、多分夜は綺麗何だろうと思うけれど、残念ながら今回のメインでは無いので、外から眺めて、今度はMarina Bay Sandsへと続く陸橋に上がって戻ります。
レーザーショーは20:00開始何ですが、19:30位から会場前の板張りの場所に人が集まり出します。目の前の水中からプロジェクターの頭が3カ所見えるので、その真ん中のプロジェクターの正面、一番後の石畳のところに席を確保します。ここ、板張りの段差と段差の距離があるので、目の前に前の列の人並みが来ることが無くてGood。どの場所でも見やすさは変わらないと思いますが、全体を見るには後の方が良さそうです。

最初はそれほど人が集まっていなかったのですが、20:00少し前から噴水が上がって、周りに音響が流されるようになると、どんどん人が集まってきます。そして、20:00丁度から目の前に水のスクリーンが広がって、そこに後のプロジェクターとレーザー光線が投射されて、ショーが始まりました。
左右に中央のスクリーン、三カ所のスクリーンを上手く使って、時の流れや人の動きを旨く表現して、人の営みとか命の尊さみたいなテーマで物語が進みます。

この観客席の左右には、四本丸い円柱が並んでいて、そこには強力なラストとレーザーが仕込まれていて、そこからも光りの演出がされます。それと、途中、その円柱からシャボン玉がどんどん出てきて、そこに光りが反射して中々おもしろい演出でした。


水スクリーンとレーザーだけで無く、時々炎が吹き出したりして、結構楽しく楽しめました。13分ちょっとのレーザーショーですが、これを毎日2回(20:00、21:30)、週末はさらにもう一回やるのは、中々大変(コストの面で)だと思うけれど、観光客としては楽しみですよね。

また、今回は目の前のステージで鑑賞しましたが、このショーの時には後のMarina Bay Sandsからもレーザー光線の演出があるようで、対岸のマーライオン周辺でみると、又違った面白さがあるようです。出来れば、今回のステージ前と対岸、2回鑑賞できると楽しさも倍増するかも。

目的を達成して、満足げな姪っ子と義妹を連れて、そのままBayfrontの駅からホテルに戻ったのは21:00頃。昼食が遅い時間だったので流石に少し小腹が空いたんですが、ホテルのレストランはすでにラストオーダーの時刻ですし、それほど食べたいという空腹感でもなかったので、ホテルのバーラウンジで軽く食事をして、この日は終了しました。(続く...)

2013年4月8日

NRT-BKK-SIN-NRT (13) - Singaporeの一日(昼編)

今回の旅行で、女性陣二人はちょっとヒールの高いオシャレな靴を履いてきたんですが、日本国内ならまだしも、石畳とか凸凹した道の多かったバンコクで歩き回って、この時点で結構お疲れ気味。その為、BangkokからSingaporeに移動した前日もちょっと出かける予定だったのをキャンセル。ゆっくりホテルで休むことになりました。その分、Singapore二日目となるこの日は、前日の分も含めみっちり観光に集中する予定で、その為朝少し早めに出かけました。

まずは前日購入した三日間乗り放題のSMRTの切符を早速活用して、Bugisまで移動。まだ早くてお店はほとんど開いてなかったけれど、買い物をしたいと言っていた姪っ子は、それなりにお店の当たりや、雰囲気は掴んだようです。Bnagkok、Singaporeと、日本から来た体には厳しい位の暑さですから、アーケードで囲われて空調の効いているこのBugisは買い物する時にも便利と実感したようです。

その後、そんなに距離が無いなら歩いて行きたいと言うので、City Hall方面まで歩いてさらにその先にあるセントアンドリュー(St. Andrews)教会を訪問。教会中に入ることは出来ませんが、外観と周辺の庭を見るだけでも心が清められるような(?)気分。ここから、次にSingaporeの代名詞であるマーライオン(Merlion)を見に行くことに。

私も初めてマーライオンを見た時に、どうしても写真では大きなものに感じるので「あれ、こんなに小さいの?」と思ったんですが、二人にはどう感じたのか。

相変わらず、中華系の観光客が多かったけれど、他人の迷惑顧みず無遠慮に好き勝手に記念写真を撮るのは止めて欲しいなぁ。順番とか、一枚撮ったら次の人に譲るという気持ちは無いのだろうか。

あと、風向きによっては、マーライオンの吹き出した水しぶきがこちらにも降りかかってくるんですが、この水が「臭い」。そんなことをぶつぶつ言いながら、裏側に設置されている「子どもマーライオン」も見学しつつ、ぐるっと反時計回りにMarine Bay Sandsへと向かいます。

例によって広いMarina Bay Sandsのモールですけど、以前と比べるとかなり人手が減った印象も。そう言えば、仕舞っている店舗なんかもあって、開業当時の熱気は覚めつつあるのかもしれませんね。Singaporeの中だけでも、次々と大型施設が開店しているわけだし。

その中で休憩も兼ねて入ったのが、このTWGという紅茶屋さん。姪っ子が紅茶好きというので入ったんですが、これが中々良いお店でした。私もこれまで何度もこのお背の前を通ったものの、もっぱらコーヒーしか飲まないので入ったことがありませんでした。今回姪っ子に付き合って紅茶を頼んだんですが、これが美味しい。沢山の種類の茶葉から注文したものをその場でポットに入れて出してくれるんですが、ほんと美味しい緑茶を飲んでいる感じのすーっとするのど越し。日本にもこういう紅茶専門店が増えていると思いますが、日本でもちょっと入ってみようかなと思わせる位の経験でした。

この後、買い物をすべく再びBugisにSMRTで戻り時間を潰した後、遅い昼食をとったりしていると、もう夕方に近い時間帯に。で、夜の20:00から始まるMarina Bay Sands前で開催されるレーザーショーを見たいと姪っ子が言うので、それに備えて一旦ホテルに戻り、少し休憩してから再度出かけることにしました。

SMRTを使ってホテル最寄り駅のNewtonまで移動しホテルに戻ってしばらく休憩。その後、プラチナ特典でラウンジ利用出来るので、ここでお茶とかカクテルタイムになったので、少しオードブルとか摘まんで時間を潰してから再びMarine Bay Sandsに向かって出かけました。(続く...)

2013年4月7日

NRT-BKK-SIN-NRT (12) - タイ航空に不満

実質二日間のタイ観光も終わり、この日はシンガポールへの移動日。フライト時間は正味二時間ほどなので、午前中早い便で移動して、午後からゆっくり市内観光と言うことも考えたんですが、まぁ初めての旅行でいろいろ疲れることもあるだろうし、朝は比較的ゆっくり出発した方が良かろうとお昼前のフライトを予約したんですが、それ正解でした。

」を強調したのには理由があります。この日、ホテルから仕事場のある郊外まで戻る弟の車に同乗する形でスワンナプーム(Suvarnabhumi)国際空港まで送って貰いました。Singaporeまでの移動もタイ国際航空のビジネスくらい利用。そこで、タイ国際航空の優先チェックインを利用したんですが、これが今ひとつというか... まず、カウンターに案内されると、チェックイン手続きをする女性スタッフが笑顔どころか挨拶もしないでパスポートを受け取り処理を開始。しかも、ここは座って手続き出るんですが、それを進めるわけでも無く。さらに、スーツケースを預けるためにカウンター横のベルトに置いたところ、急にベルトを操作したため、私のキャリーバッグがこちらに倒れてきて、慌てて私が支えて事なきを得ました。それを見ていたのかどうか分からないけれど、この女性スタッフは一言も無し。で、最後にボーディングパスを渡す時も、事務的にゲート番号と搭乗開始時刻を言うだけ。これが後でイラッとする理由の1つになります。

直ぐにセキュリティチェックと出国審査ほ抜けて、コンコースAにあるタイ国際航空の1番大きなラウンジに行ったんですが、ここでボーディングパスをチェックした女性スタッフが「F1Aゲートは1番遠い反対側になるので時間が掛かる」と言うんですよね。それなら発券する時に一言でも言えばいいのにと、またイライラ感が再発します。


本当は、タイ国際航空のラウンジ内にあるマッサージサービスを受けたかった義妹でしたが、ホテルを出るのが遅くなり、さらに予想外の渋滞もあって時間が無くなり断念。「歩いて10~15分位かかると言われたから少し早めにラウンジを出ましょう」と言ったのが正解でした。

この空港の大体の構造は頭は言っていたので、どの程度の距離なのかは分かっていたのですが、実はそれだけは避けたかった沖止めだというのはゲートについて初めて分かりました。まぁ、それでもここまで歩いてきたんだからとバスに乗ると、そのバスは歩いてきた道順を逆に辿るように、もとのコンコースAに戻り、さらにそこを抜けて敷地奥の格納庫があるような場所まで移動します。結局、そこに今回搭乗するA340も含めて何牡蠣駐機されていて、自分としてはCR-Jなんかの小型機を除けば、初めての沖止めでの搭乗となりました。義妹と姪は、飛行機を間近にみられて嬉しいと喜んでいましたが、でもなんて非効率なんでしょう。
二時間一寸のフライトですが、一応は国際線で、この機体は3クラスあります。ビジネスのシートは少し前の古いタイプのようで、今回のフライトなら問題無いけれど、これだとハワイ当たりが限界かなという感じですね。

搭乗開始は予定通り始まったんですが、その後空港が混雑していたのか、30分位そのまま駐機場で待機していました。今回の移動は、このままSingaporeに行くだけなので、特にDelayしても接続便とか困ることは無いのですが、1つ気にしていたのが、Singaporeで購入予定のSMRTのTourist Pass。3日間SMRT/Bus乗り放題で$20(+$10のデポジット)とお得なんですが、Changi AirportのSMRTのオフィスが12:00~15:45までと16:45~19:30までしか開いていないこと。元々のフライトスケジュールだと、14:00頃に空港到着予定だったので十分間に合う予定ですが、このまま遅れると15:45迄に窓口に行けず、そうなると終日開いているOrchard駅で途中下車して購入するか、いずれしても面倒になります。

結局Changi Airportに到着したのは15:00頃でしたが、入国審査も直ぐに通過出来、荷物もバゲッジクレームに到着したら既にベルト上に流れていて、さらに外に出ると丁度T2行きのモノレール乗り場が近くにあり、T2のSMRT駅横のオフィスには15:30頃に到着しました。そこで3日分のTourist Passを3人分購入し、NewtonにあるSheraton Towers Singaporeに移動しました。このパス、この後帰国する三日後まで使ったわけですが、とっても便利。SingaporeのSMRTの駅って、主要駅でも券売機の数か少なくて、いつもチケットを買うのが大変でしたが、これがあれば日本のSuica間隔で改札を通過出来るので手放せません。厳密に計算していないけれど、多分3日分の$20の倍近くはトータルで乗車したと思います。

この日は夕方から近くの観光に行く予定でしたが、Bangkokでの疲れも有りそのままホテルで静養することに。食事も外には出ずに、ホテル内のレストランで済ませましたが、この時イタリアンか中華の選択肢で「スパゲティが食べたい」という姪っ子のリクエストで入ったイタリアンのレストランは当たりでした。値段も、予想よりも安く、結構穴場かもしれません。(続く...)

Sheraton Tower Singapore

今回はBangkokもSingaporeも少しでもコストを下げるために特典宿泊を利用しました。その為SMRTのNewton駅至近ではあるけれど、ちょっと場所的には外れているSheraton Towers Singaporeに宿泊したんですが、正直なところ次回は無いかな、という印象。

唯一良かったのは、3Fにあるラウンジの雰囲気が良くて、お酒もそこそこ有り、リラックス出来たことでしょうか。姪も気に入ったようで、出かける前には寄りたいと毎回のように言うほどでしたから。

マイナス点は、やはりロケーション。駅に直結ならまだ良いんですが、一度外に出てあるくのが面倒。また、設備類も少し古さを感じるものの、リノベーションされていて、電気系統なんかは結構新しいシステムで使い方にちょっと戸惑うことも。あと、ホテル内のレストランが少なくて選択肢が少ないことも残念でした。でも、その中のイタリアンのお店は、お値段そこそこでかなり日本人の口に合う味付けで好印象でした。ただ、メニュー数が少ないので、そこが残念とどうも評価が凸凹してしまいます。

BangkokのSheratonの方が、格付け的には上なんだろうけど、価格的にはこっちの方が高いのでもう少し頑張って欲しいところです。そうそう、最終日は夜の出発だったので16:00までのレイトチェックアウトをお願いしたんですが、それは快くOKしてくれて、これは非常に助かりました。最終日も買い物やらで外を回ってきて、部屋でゆっくりとシャワーを浴びて着替えて空港に移動出来ましたから。今年は、Sheraton (SPG)とHilton (HHONORS)に集約する予定なので、次回もしSingaporeに行く予定が合ったら、次はConradかな...

2013年4月6日

NRT-BKK-SIN-NRT (11) - Chatuchak Weekend Market

タイ観光二日目。明日はお昼前のフライトでSingaporeに移動しますから、この日が最後。さぞや再びあちこち回るのかと思いきや、この日は一日Chatuchak Weekend Marketに行って、お土産やら何やら買い物をしたいという女性陣のリクエスト。いゃ、たいした物は無いし、大体広大な場所にフリマよろしくお店が何軒も密集しているわけだから大変だよと言う男性陣の心配を余所に、女性陣は行く気満々です。で、この日も弟の契約しているドライバーさんに車を出して貰い、ホテルから移動。日曜日で多少は空いていましたが、それでも一時間近くかかってWeekend Marketの入り口に来たんですが、これが大混雑。人にタクシーに観光用のバス(?)に自家用車に。で、運転手君はずんずんそのマーケットの中に車を進めるので、どうするのと聞くと中に駐車場があるとのこと。ふーん、そうなんだと思っていたんですが...
実はそう言う駐車スペースがあるのではなく、道路沿いに面したお店の前に黄色い線で書かれたスペースが駐車スペースとして止めて良いというルールになっている様子です。だから、お店によってはイスとか焼き物の台を出したりして、お店の前が塞がれないようにしているところも。ずんずん奥に行き、20分近くノロノロと進んでやっとスペースを見つけました。

それが、こんなスペイン領のお店。店先でこんなパンチョ見たいなおじさんがパエリヤ作っているし、サンゲリアはあるし、でもその横ではシシカバブ焼いているし。それでもこのお店、結構中のスペースが広くて、あと欧米人にも馴染みのある料理だからでしょうか、結構賑わっていました。私たちも、この店先からスタートして、途中一度ここに戻ってきて一服し、そしてここから車を出して帰宅するという、今回のWeekend Market巡りの基点になったお店でした。

で、まぁ最初にも書いたように、要するに露店にちょっと毛が生えたようなお店や、体育館のような場所を区分けしてお店が並んでいる場所や、そんなものがもう混沌と存在している感じ。それでも、Row/Colよろしく「24/3」とか、縦横の座標が通路通路に掲載されているので、これを見ていければ迷子になること無く元の場所に戻れます。ただし、碁盤の目のように整然と縦横に並んでいるわけでは無く、途中斜めにカットインしたりしているので、その点は注意が必要です。また、マーケットの真ん中には細長い中庭みたいな場所が合って、その真ん中にこの塔が建てられているので、これも目印になります。ただし、マーケットの中に入ってしまうと、分からないけれど。

兎に角、外にいれば熱気と高温で暑いし、中に入っても風が通らないので日陰にはなるけれど暑さは倍増。もうどのお店もガンガン扇風機を回しているけれど、熱気を送っているだけの状態。一部のお店では、小型のスポットクーラーを置いていて、そのお店の中だけは涼しいとか、あとマーケット入り口近くの一部には天井に大型のクーラーが設置されていて、その付近はそこそこ涼しい状態でした。でも、こんな建物密集地の中で、あれだけ電気を使って、漏電とか大丈夫だろうか。多分、火が出たら全焼は免れないこと100%です。だから、至る所に「禁煙」のマークがあるんだけど、お店の人なんかは平気でタバコ吸ったりしているし。そう言う意味では、結構怖い場所です。
ほとんどのお店場、衣類、雑貨等を販売していますが、やはりニーズが有るんでしょうね、突然砂漠でオアシスが見つかるように、バーや喫茶店みたいなお店が点在しています。その中の1つでくつろぐ弟家族。

ところで、このお店で接客してくれたボーイさんなんだけど、歩き方がまるっきり「クリス松村」状態。ちょっと声も甲高い感じだし、絶対あっちの業界の人なんだろうなと確信しました。いゃ、だから何だというわけでは無いけれど、最近では日本でもニューハーフの人は珍しくなくなったけれど、痩躯ヴ度という意味では、はやりタイ、バンコクですね。このマーケットを回っているだけでも、明らかにあっち系と思われる人に何度も遭遇しましたから。

結局、このWeekend Marketには、朝の11:00前に入って、途中休憩も入れたけれど、5時間以上滞在して、女性陣は購買意欲を十分に満足させたようです。ただ、正直なところ一度行けば十分という印象は拭えませんが... この日もホテルに夕方戻り一服した後、弟が仕事でも良く行く日本料理屋さんでこの日は行って夕食に。まぁ、暑さと歩き回った疲労で壊れそうな体に、ちょっと優しい栄養補給になりました。(続く...)

2013年4月5日

NRT-BKK-SIN-NRT (10) - Golden Mount

無事にWat Arunの観光を終えた一行。正直、自分などは暑さと歩き回って体力を消耗して、そろそろ涼しいところに入りたい気分なんですが、女性陣(義妹&姪)は、次の予定地Golden Mountに行きたいと申します。で、車で30分位の移動の後到着したのですが、最初どんな場所なのか私は全く知らなくて、何だろうと思って入り口を入ると... また坂だ orz

いゃいゃ、お昼を周り、気温が一番高くなる時に、これは厳しい修行です。それでも、周りに林と言うか草木が茂っているので、多少は涼しさも感じるんですが、低い段差の階段は幾ら上っても先が見えない感じで、やっと最初の踊り場みたいな場所に出たところで、丁度お手洗いがあったので一息つきました。

で、そこで初めて、これからどういうことになるのか分かりました。結構高いこの子山の上に、どうもお寺があるみたいで、そこまで山の周りに螺旋状に設けられた階段を、えっちらおっちら上るわけです。ところが、この踊り場から半周する間はずっと日向。しかも、一応外側には手すりがあるものの、結構周りを遮るものが無いので、どちらかというと高所恐怖症気味の自分にとっては、階段を上っていくだけでもびびりそうな雰囲気です。

それでも半周して山の陰に入ると少し暑さも緩んで楽になますが、逆に高度はあがるので吹く風は強くなります。女性陣は帽子を被っていたんですが、しっかり被っていても風で飛ばされそうなくらいの強さです。そんな中を、日陰から再び日向に出る当たりで、やっと頂上のお寺に到着です。
入場料とかは特に決められておらず、善意の「お布施」を払って中に入るようになっていますが、ほとんどの人は賽銭箱ならぬお布施箱の前を素通りして、さらに建物内部の階段を上って上に向かいます。私は、もう体力の限界を感じて、外で少し涼むことにしました。

中では読経が流れていて、熱心に拝んでいる人も見かけました。ちょっと面白いなと思ったのが、入り口のところに英語で「ここで靴は脱がないでください。」と強調していたこと。実は私も靴を脱ぎそうになったんですが、そうなると風も強いし収拾がつかなくなるんでしょうね。ただ、中でお祈りをしていた人達は、その場所に絨毯のような敷物が敷かれていたので、その前で靴を脱いで、日本で言うところの横津割りみたいな形に座って熱心にお釈迦様(かな?)をずっと拝んでいる姿が印象的でした。

この後、Grand Palaceで購入したチケットについていた博物館に、無料では入れるので行きたいと女性陣が言うのですが、そうすると再び渋滞の中一時間近く書けて戻ることになり、そうなるとホテルに戻るのもさらに遅くなると言うので、父親である弟の一言で却下され、ホテルに戻って休むことにしました。実は女性陣達は、何を考えたのかかかとの高い靴を履いてきていて、かなりこの時点で足に負担が掛かっていたようで、結局はここでこの日の予定を終了して正解でした。夕食も、当初はチャオプラヤ川沿いの有名なタイ料理のお店に行く予定でしたが、ホテルに入っているタイ料理のお店も結構評価が高いと言う事で、結局ホテル内のレストらんで済ませて、タイ観光一日目が終了しました。しかし、暑くて疲れました。(続く...)

2013年4月4日

NRT-BKK-SIN-NRT (9) - お昼とWat Arun

Wat Phoを見て回ったところで、お昼過ぎ。地元民ドライバー氏が、Wat Phoの出入り口から出て道の反対側の商店街の中に、小綺麗なお店を見つけてくれたので、ここで4人で軽くお昼を食べることに。

自分と弟は、熱さでどんどん蒸発する水分補給のためにシンハービール(Sing-Ha Beer)。義妹と姪は、ライムジュースとかミックスジュースなんかを頼んでいたようです。で、お昼で入ったのだけれど、朝食はホテルのビュッフェでたっぷり食べてきたので、それほど空腹では無く、自分と弟はツナサンドを1つ摘まみ代わりにシェア。義妹と姪もチキンサンドをシェアして完了です。暑いのと朝から歩き回っていたので、実際にはイスに座って休憩できたのが一番嬉しかったですね。お店の名前までは分からなかったけれど、ここ、そこそこ広くてトイレも(Bangkokの標準として)綺麗で、ちょっと一服するには良いかも。

お昼も済んだところで、次はチャオプラヤ(Chao Phraya)川を渡った対岸にあるWat Arunを目指します。商店街沿いに少し歩くと、乾物なんかを売っている場所が有り、園先には船着き場が有ります。ここから、小さな観光船みたいな船が対岸とこちらも結んでいます。行き交う船が多いからでしょうか、風もそんなに無いのに、浮き桟橋の船着き場も船も結構揺れていて、乗り降りする時に急に船と桟橋の間隔が広がったりする時が有り結構ドキドキしながらの乗船・下船となります。

正直、川の色は茶色と緑を合わせたような濁った水で、しかも桟橋の橋桁の下辺り、水が淀む場所にはゴミやら石鹸泡みたいなものやらが溜まっていて、間違っても川に落ちたくないなという雰囲気。正直なところ、所々下水の匂いもきつくて、それが船で川面に出ると少し和らぐのが一番の救いです。5分程で行き交う船の間を横切って対岸の桟橋に到着。目の前には日本からの団体さん(平均年齢65歳位と推定)が先に到着していて、ガイドさんから観光の注意を聞いていました。その横を通り、Wat Arunの入り口を目指します。
実は今回の旅行に出発する数日前、テレビの「東野・岡村の旅猿」を放送していて、それが丁度タイ編だったんですね。で、彼らもこのWat Arunを訪れていて、何となく事前にイメージトレーニングは出来ていました。

で、番組の中では、この塔の真ん中当たりまに設けられている回廊を急な階段を使って上るシーンがあり、それは良いんですが問題は下りで、余りに急な階段と上った時に膝が馬鹿になってしまうので降りられなくなるというシーンが。それを見ていたので、自分は最初から上るのはパス。姪っ子は上りたいと言ったのですが、スカートだったのと、今回何を思ったのかヒールの高い靴を履いてきたので、ここは説得して止めさせました。テレビでは、回廊から見える周りの風景も放送されて、確かに雄大な眺めだったけれど、階段から転げ落ちてしまって派ねぇ... でも、この中では結構日本人の、しかも年齢的に70歳前後のご夫婦を何組も見かけて、そう言う人が上って降りてきたりするので、やはりシルバー世代は強いと実感しました。

この中では2匹のネコに遭遇。一匹は三毛猫の模様に顔つきはペルシャ猫みたいな逆三角形の凜としたネコで、あちこちにいる鳥を狙っているのか、戦闘態勢でじっと様子を見ている姿が可愛かったぁ(笑)。

もう一匹がこの茶トラで、彼(彼女?)はずっとこの木陰の石段の上でお昼寝していました。日差しは強いけれど、木陰に入ると結構涼しいんですよね。それに、石の冷たさもあるし。で、暫くすると、先ほどの凜とした三毛猫も木陰の石畳に自分の場所を確保して、うつらうつらしていました。

以前Wat Phoで見かけた猫たちは、どうもエイズに掛かっているような、明らかに様子のおかしいネコばかりでしたが、今回ここWat Arunで見つけた2匹は、そんな様子はありませんでした。間に大きな川があるから、何か地域的なものがあるんだろうか。本当かどうか分かりませんが、イスラム教で豚が不浄のもとして避けられるように、仏教(ここThaiの?)の場合犬の場合唾液(よだれ)を出すのが不浄と思われて、だからネコが多いというような話をどこかで聞いたんですが、そう言えば市中でも犬を見た記憶が無かったなぁ...

Wat Arun見学後は、再び船で元の場所に戻り、そこからは車に乗り込んで次の場所に向かうことに。ただ、正直なところ、この時点では暑さと歩き疲れでもう良いんじゃ無いという気持ちだったんですが、どうしてもという義妹と姪のリクエストで向かうことに。でも、そこも厳しい修行の場所でした。(続く...)

2013年4月3日

NRT-BKK-SIN-NRT (8) - Wat Pho

宮殿を出て再び車に乗り、今度は10分程で到着したのが、巨大な涅槃仏で有名な"Wat Pho"。私は前回も来ている場所です。前回は、ソンクラーン中で凄い混雑でしたが、この日は週末土曜日というのにそれほど混雑しておらず、少し拍子抜けするほど。

こちらは特に服装規定も無く、全員が無問題で入場。入場料は100THBで、無料のミネラルウォーターのボトルを中で貰える引換券付です。

入り口から入ると、直ぐ右手の建物が仏様が寝ている場所で、前回とは事なり全く待ち行列無しで、するする入れます。入り口で靴を脱ぐ必要があるのと(靴下はOKだった)、帽子を被っていると取るように指示されます。

建物に入ると、左手上に見えるのが、黄金の巨大なお顔。柱が狭い間隔で並んでいるので、全体を見ることが出来ないんですが、何とかカメラに納めようと皆さんここで立ち止まって何度もシャッターを押しています。だから、入り口付近は混雑しているんですが、少し奥に入るとガラガラ。

日本だと、奈良や鎌倉の大仏様が、こういう巨大なモニュメントの代表ですけど、そう言うものとは又違った迫力はありますね。ただ、どうも個人的には全身金ピカというのが... 不謹慎と言われてしまうけれど、コメディアンの全身金粉スタイルを、ちらっと思い浮かべてしまいます。

反時計回りにゆっくりと歩き、足の裏に螺鈿細工で記された宇宙観を表す模様。個人的には、こっちの方が興味があります。

また、こちらからなら涅槃仏の全身(ただし、背中ですが)を一度に納めることが出来ます。こちらには、金属製のボウルが並んでいて小石のようなものを順々に入れていくので、「カキーン」というようなやや金属製の音がずっと響いています。ソンクラーンの時には、混雑していたからだと思いますが、そう言う事は無かったので、やはり何度か来てみないと、どんな状態なのかは分かりませんね。いずれにしても、前回のように混雑して後から押されて押し出されるような見学ではなく、ゆっくりと時間をかけて涅槃仏を見ることが出来て、今回は良かったと思います。

どうしても、金色色の涅槃仏に目が行ってしまうけれど、ここは歴代国王のお墓でもあるわけで、奥に進むとRama IからRama IVまでの、四基のお墓が並んでいます。こちらも、使っている色は多数なのだけど、点描画のように小さなタイルを貼り付けているので、それほど派手な印象は受けません。どちらかというと、日本の小紋の模様のように、よく見ると細かな模様が、全体としては何か落ち着いた雰囲気を感じさせる、そんな印象です。個人的には、こちらの雰囲気の方が好きですね。

奥の方もかなり広くて、正直なところ暑い中回るのは大変。ただ、ところどころに木陰が点在していて、ベンチも用意されているので多少は楽かもしれません。それと、だからというわけでは無いんだろうけど、ここはタイ式マッサージの総本家というか、この中に何件もマッサージの建物があるんですよね。古い石造りの中に突然近代的な建物が見えるのは、ちょっと不思議と言うかの、それでいいのか? 日本で言えば、お参りに来た人を持て成す「茶店」みたいな感じでマッサージを提供する場所が合ったのかもしれませんが、でもやっぱりちょっと違和感を感じます。(続く...)

2013年4月2日

NRT-BKK-SIN-NRT (7) - 王宮 (Grand Palace)

さて、Bangkok滞在2日目、観光初日。有名な寺院や遺跡を回りたいという義妹・姪のリクエストで、まずは王宮(Grand Palace)に向かいます。もともとBangkokの交通渋滞は酷いけれど、この日は土曜日の週末だったので、大きな観光バスも多く見かけて大変でした。でも、去年ソンクラーン(Songkran)の時に訪問した時に比べれば、まだましですが。結局1時間一寸掛かって、ホテルから王宮に到着。ここでプチトラブル発生。

この場所は、まぁ国内でも一番神聖な場所ですから服装規定が厳しく設定されています。ノースリーブや短パンは駄目。ジーンズも、普通のものはOKだけど、ダメージジーンズは駄目。女性でも、くるぶしが隠れていないパンツは駄目とか、兎に角入り口で怖そうな女性と男性が目を光らせて、どんどんだめ出し手をしています。そんな場合は、横に衣類のレンタルコーナーがあります。実は今回弟夫婦、姪、私の4人で入ったところ、ショートパンツをはいていた弟が引っかかりました。で、レンタルコーナーに行ったんだけど10分位したら怒って戻ってきました。どうも、長いこと待たされたあげく、タイ風の長ズボンのレンタル料が200THBらしいのですが、お釣りが出ないので払えなかった様子。結局、弟は外で待っていて3人でチェックゲートを通過して中に入ります。

で、中では入場券を購入するんですが、ここでまたイラッとすることが。入場料は一人500THBで、3人分購入のため1000THB×2枚を窓口で渡しました。チケットは直ぐに出てきたんだけど、中の女性スタッフは素知らぬ顔で次のお客の対応をしようとします。ここで「Change, please.」と言って、やっとお釣りの500THBが戻ってきました。実はお釣りが無いとか言われるかなと思って、「前のお客が500THB札で払ったろ」という想定問答も考えていたんですが、そこは向こうもそこまではしない様子。でもねぇ、これだけの施設の受付なんだから、もう少し気持ちよく対応して欲しいのだけれど。東南アジア特有のモードではあるけれど、やはり日本人としてはイラッときますね。購入したチケットには、市内にある別の博物館等の入場券もセットになっているものでした。

中に入ると、黄金色と派手な極彩色のオンパレード。日本の神社仏閣は、金閣寺みたいな例外はあるものの、金色の飾りなどは使いつつも、全体は渋めのトーン(木造建築だからかな)で構成されているのに対して、こちらはもう気候同様「フィーバー(古い...)」している感じ。国民性の違いもあるのかもしれないけれど、個人的にはちょっと苦手な雰囲気です。

でも、義妹と姪は何か大いに気に入ったのか、喜んであちこち見て回っていて、最近とみに運動不足の伯父さんは息を切らせながら追いかけていく始末。ホテルから未開封のミネラルウォーターのボトルを2本持参したんですが、鞄に入れていたボトルが「ぬるい」を通り越して「少し熱い」と感じる位の陽気の中、初めての体験に満足しているようでした。
建物も地面(通路)も石造りだからなんでしょう、照り返しも凄く強い。だから、奥まった一角の、こんな芝生の庭がある場所に出てくると、ちょっと吹く風も涼しく感じられます。丁度スプリンクラーで散水もしていたのも良かったかな。この周りには、立ち入り禁止の通路が何カ所か合って、近衛兵らしい人が立ち番をしているんですが、みんなそこに並んで写真を撮っている。撮影した後に観光客が御礼を言うと、軽く会釈していたのがちょっとかわいらしく見えますが、彼らも大変ですよね。暑い中立ち番をして、かつ観光客の相手もして、と。

一時間少しをかけてぐるっと宮殿内を一回りして元の出口に戻ってくると、無事に弟と合流。次の目的地であるWat Phoに向かいました。(続く...)

2013年4月1日

Sheraton Grande Sukhumvit Bangkok

ほぼ一年前、初めてBangkokを訪れた時に宿泊したホテルで、2度目の滞在。今回は、自分の部屋はポイントで取り、弟夫婦の部屋はサイトから予約してという方法。SPGのサイトって、2部屋予約すると、それぞれ別のタイプの部屋の予約とか人数の指定って出来ないんですね。同じ内容、同じ宿泊数で2部屋とか3部屋とかなら取れるんだけど。HiltonとかInterContinentalのサイトなら、2部屋とか指定すると、まず1部屋目の人数と部屋の指定、次に2部屋目の人数と部屋の指定と、ちゃんと別々に予約できるのに。もしアンケートが来たら指摘しておかないと。

前回はスイートにアップグレードされていましたが、今回は予約通り普通のクラス。多分、2部屋予約して特に指定はしなかったんですがホテル側で気を回してコネクティングルームにしたから、このレベルになったんでしょうね。それでも、結構余裕があり広くて快適です。SPG特典で、ロビーフロアーにあるOrchid Cafeで朝食を食べることが出来るように朝食付のパッケージにしておいたのですが、ここの朝食は種類も内容も結構満足できると思います。弟夫婦にも好評でした。

2日目(到着翌日)の夕食は、昼間暑い中歩き回って疲れたので、ホテル内のタイ料理のお店"Basil"で食べましたが、ここも結構ポイントの高いお店でした。弟以外パクチーは駄目なので、料理全てからパクチーを抜いて貰い、かつスパイシーな料理も辛み度を落として貰うなどしましたが、ややタイ風のクセは感じるけれど、そう言うものが苦手な私でも問題無く食べて美味しいと思うくらいの、日本人にも合うタイ料理だと思います。で、精算する時に、Amexを使うと料理代金が20%ディスカウントになると言うので、たまたまAmexをその場で持っていた私が精算したんですが、6400baht位の料金で、割引金額が740baht位になっています。で、「20%じゃ無いじゃ無いか」と行ったら、飲み物(ソフトドリンク・アルコール類)を含まない、本当に「料理」の金額だけ20%割引になるとの事で、それで計算したら確かにその通りでした。いろいろ大人の事情はあるんだろうけど、ちょっとなぁ... ありがたみも半分くらいでした。

NRT-BKK-SIN-NRT (6) - A380

第四サテライトにあるANA Loungeから上がると、ほぼ正面が46番ゲート。この日は(も?)、隣にSQのA380がスポットインしており、A380が2機並んでいます。A380の場合、対応出来るスポットが限られるからこうなるんでしょうけど、引こう築きとしてはちょっとワクワクする光景ですね。

46番ゲート前にはFirst/Businessの優先ラインと、その横に列番号で2列、エコノミークラスのラインが用意されていて、そちらには既に並んでいる人が居たんですが、優先搭乗口はゼロ。結局自分達が先頭になって搭乗開始したんですが、なんか変な気分ですね。UAやANAだと、クラスだけでなくFFPの上級会員が我も我もと先に整列して待っているものですから。
搭乗用スロープは、右側が2F席用で左側が1F席用。少し上り坂のスロープを歩いて行き、A380の機内に入ります。2F全部搭乗口の左側がファーストクラスのコンパートメントで、右側がビジネスクラスのコンパートメントがずらっと並んでいます。一応配列的には2-4-2の8アブレストというのか、実質的には1-2-1の配列になる「スタッガードシート」。ANAの場合は、完全にどの席も孤立化するような互い違いの配列ですが、今回のTG A380の場合、真ん中の4席が「外-外、内-内」という並びになるため、二人連れなら「内-内」の2席で行くのがよさそう。なので、義妹と姪にはその席をアサインし、自分はその列の横に座ります。

2F席と言う事で、どうしても自分のイメージではB747のアッパーデッキを想像してしまいますが、それほど窮屈感は無くB767クラスのキャビンみたいな印象でした。ただ、自分は窓際の席だったので、やはり立つ時に湾曲している壁というか天井に頭が当たるので「あぁ、2F席なんだな」と再確認しましたが。

A380では、良くその静粛性が言われますが、確かに静かです。私の席は主翼全部の付け根当たりで、窓からは左側の第一・第二エンジンが見える場所でしたが、フライト中の騒音レベルは、本当に飛んでんのという位静か。一度、HND-OKAでB787に搭乗して、やはりその静粛性にビックリしましたが、A380の方が静かなんじゃ無いだろうか。この静かさで飛んでいくなら、是非長距離フライトでも試してみたいなと感じました。

今回は初めてタイ国際航空を利用したわけですが、機内サービスについてはUAに慣れていると雲泥の差(笑)。ただ、ちょっと乗員(CA)の数と乗客数があっていない感じで、この日は80%位のビジネスクラス搭乗率でしたが、ちょっとドタバタした感じを受けました。機内サービスは良いんですが、やはりこの座席、UAのビジネスに比べても前後左右ともに狭い気がします。静粛性は良いんだけどなぁ。今度何とかチャンスを作って、SQのA380に乗ってみたくなりました。

成田からは定刻通りの出発でしたが、この日は向かい風がきついと言うことでBangkok到着は10分遅れ。さらにA380の弱みでしょうか、荷物が出てくるまでに30分近くかかり、結構空港の外で舞っていた弟と落ち合うまでに時間が掛かってしまいました。初めてのA380の快適な記憶と共に、弟の契約している車で空港からBangkok市内のホテルに向かいました。結局市内のホテル、Sheraton Grande Bangkokに到着したのは日付けが変わってからでした。(続く...)