第四サテライトにあるANA Loungeから上がると、ほぼ正面が46番ゲート。この日は(も?)、隣にSQのA380がスポットインしており、A380が2機並んでいます。A380の場合、対応出来るスポットが限られるからこうなるんでしょうけど、引こう築きとしてはちょっとワクワクする光景ですね。
46番ゲート前にはFirst/Businessの優先ラインと、その横に列番号で2列、エコノミークラスのラインが用意されていて、そちらには既に並んでいる人が居たんですが、優先搭乗口はゼロ。結局自分達が先頭になって搭乗開始したんですが、なんか変な気分ですね。UAやANAだと、クラスだけでなくFFPの上級会員が我も我もと先に整列して待っているものですから。
搭乗用スロープは、右側が2F席用で左側が1F席用。少し上り坂のスロープを歩いて行き、A380の機内に入ります。2F全部搭乗口の左側がファーストクラスのコンパートメントで、右側がビジネスクラスのコンパートメントがずらっと並んでいます。一応配列的には2-4-2の8アブレストというのか、実質的には1-2-1の配列になる「スタッガードシート」。ANAの場合は、完全にどの席も孤立化するような互い違いの配列ですが、今回のTG A380の場合、真ん中の4席が「外-外、内-内」という並びになるため、二人連れなら「内-内」の2席で行くのがよさそう。なので、義妹と姪にはその席をアサインし、自分はその列の横に座ります。
2F席と言う事で、どうしても自分のイメージではB747のアッパーデッキを想像してしまいますが、それほど窮屈感は無くB767クラスのキャビンみたいな印象でした。ただ、自分は窓際の席だったので、やはり立つ時に湾曲している壁というか天井に頭が当たるので「あぁ、2F席なんだな」と再確認しましたが。
A380では、良くその静粛性が言われますが、確かに静かです。私の席は主翼全部の付け根当たりで、窓からは左側の第一・第二エンジンが見える場所でしたが、フライト中の騒音レベルは、本当に飛んでんのという位静か。一度、HND-OKAでB787に搭乗して、やはりその静粛性にビックリしましたが、A380の方が静かなんじゃ無いだろうか。この静かさで飛んでいくなら、是非長距離フライトでも試してみたいなと感じました。
今回は初めてタイ国際航空を利用したわけですが、機内サービスについてはUAに慣れていると雲泥の差(笑)。ただ、ちょっと乗員(CA)の数と乗客数があっていない感じで、この日は80%位のビジネスクラス搭乗率でしたが、ちょっとドタバタした感じを受けました。機内サービスは良いんですが、やはりこの座席、UAのビジネスに比べても前後左右ともに狭い気がします。静粛性は良いんだけどなぁ。今度何とかチャンスを作って、SQのA380に乗ってみたくなりました。
成田からは定刻通りの出発でしたが、この日は向かい風がきついと言うことでBangkok到着は10分遅れ。さらにA380の弱みでしょうか、荷物が出てくるまでに30分近くかかり、結構空港の外で舞っていた弟と落ち合うまでに時間が掛かってしまいました。初めてのA380の快適な記憶と共に、弟の契約している車で空港からBangkok市内のホテルに向かいました。結局市内のホテル、Sheraton Grande Bangkokに到着したのは日付けが変わってからでした。(続く...)
0 件のコメント:
コメントを投稿