2024年5月20日

静岡県知事選挙

来週末に投票が迫った静岡県知事選挙。この週末が最後の週末となり各候補は県内遊説に忙しい日々だった様子。6候補が立候補している今回の県知事選挙は、県政史上最大の候補者数らしいけれど、実際には鈴木・大村の一騎打ちという様相。 今朝の地元静岡新聞の一面も、両候補が競り合うという見出しが大きく掲載されていました。

西部が地盤の鈴木氏と、中部が地盤の大村氏にとって、東部の票確保が選挙戦の趨勢を決めることは明らか。それぞれの地元ではそれなりの知名度を誇り、地元票の獲得はかなり確実何だろうけど、東部はどちらにとっても「未知」の地域。中部地盤の大村氏にとっては、地理的に近い事はメリットかもしれない。また、私は今回の立候補まで全く記憶に無かったのですが、副知事の経験があるという事で、自治体とか組織関係者とはそれなりに面識がある可能性は大きいでしょうね。一方の鈴木氏は、東部とは反対の西部地盤だから、物理的に遊説するなどの移動では不利。ただ、反対側の地域とは言え、浜松市長として長く仕事をしていたから、それなりに名前は知られているかも。最も、逆に私が東部の首長の名前を知っていると言われると誰一人答えられないので、あまり参考にならないかも。

強いて言えば、大村氏は自民党の支援を受けているので、今の風潮というか雰囲気の中ではそこはちょっと不利かも。先日の上川法相の発言が恣意的に取り上げられて批判モードに向けられているのも、野党を実質的に支援しているメディアとしては、この県知事選挙でも自民党敗北という構図を作り出すことで、政権交代の方向性を確立したいからかな、と邪推するんだけれど、今回はそれを許す(笑)。ただ、鈴木氏支援では、自民党は大村氏支援だけれど、地元の浜松では鈴木支持も多くて、結構「隠れ鈴木氏支持派」が多いんじゃ無いだろうか。静岡新聞の記事では、

元浜松市長の鈴木康友氏を、元副知事の大村慎一氏が激しく追い上げ、無所属新人の両者が競う形で終盤戦に入った。

と書いているので、少なくとも現状では鈴木氏の方が少しリードしている事は確実なんでしょうね。選挙の趨勢を握る「無党派層」では、鈴木氏がリードしている様子で、この状態が続けばまだ投票先を決めていない無党派層を取り込んで当選できそうな予感。でも油断は禁物だからなぁ。

今回個人的に疑問なのは、何故自民党は副知事経験者ではあるけれど、決して知名度は高くないと思われる人物を候補者にあげたのか、と言う事。前回の選挙では地元選出の国会議員だったし、その前はオリンピック経験もある女性候補だったと思うんですが、そういう「華」というか目立つ部分がないから埋没している気がします。まぁ日頃見た目の政治を批判しているけれど、でもやっぱり何か際立つものって必要だと思うし、それが無いとなかなか一般の人からの支持は得られないと思う。下世話な話だけれど、大村氏が俳優さんみたいな凄いスマートな容姿だったらまた違う気もするんだけれど、正直何処にでもいそうな「官僚っぽい雰囲気」なのは、不利じゃないかなぁ。残り一週間を切った選挙戦はどうなるか。 

英語でも嘘つくメディア

昨日の共同通信社による上川法相の発言に関して、英語記事でも配信しているのだけれど、これも誤解を生む翻訳で配信しているから質が悪い。 この記事や、実はその後「こっそりと修正」している事は、Nathan氏がこちらの記事こちらの記事でまとめられているけれど、日本語記事では批判を受けたけれど、多くの日本人は読まない英語記事何好き放題やっちゃぇ、みたいな話。

上川法相は、昨日の時点で今回の発言を誤解を招く発言があったとして謝罪して撤回したけれど、少なくとも今回の記事に関しては、共同通信社の日本語読解能力が欠如しているか意図的な偏向記事なわけだから、撤回するのでは無く、

結果的に誤解を招きお騒がせする結果になったことをお詫びする。全発言はこちらに準備したので、判断は個々の皆様に任せるが、今回の選挙戦の厳しさを比喩した物で決して女性の出産能力に関して言及した物では無いことはご理解頂けると信じる。

位のことは言っても良い気がする。 

大体、日本語での記事内容・表現の微妙さが問題点として上がっているのに、それ以上に難しいであろう英語での記事を配信する事がまず疑問。個人的には、日本語には今回の様な「曖昧さ」がどうしても言葉や文脈の中に多くて、その行間をどの様に解釈・理解していくかというのが、一種の「日本語能力」だと思うのですが、その点英語はもっと明確に「白黒付ける」表現を好むように思います。だから日本語の「産む」は"birth"だけれど、「生む」に関しては"produce", "create", さらには今回の県知事選挙に関して言えば"elect"と、色々な単語に置き換わる。「うむ」としたら、それこそ日本語と一対一で翻訳できる言葉は英語には存在しないので、どうしても「生む」や「産む」ではなく「うむ」と記事に書いた共同通信としては、その本位を表す単語を選ばないといけないわけで、それが最初の記事での"childbirth"に表れていると言えるのでは。

以前から何回か書いているけれど、こういう情報商材に関しては、変更履歴をちゃんと明確にするとともに、何をどの様に変更したのかも分かるようにしないと駄目だと思う。例えば自動車メーカーが何か問題点を発見して、リコールなどせずにこそって裏で修正していたら、それって彼らは認めるのだろうか。「いゃ、自動車メーカーも細かな改善策や修正は適用しているわけで、今回はそれと同じ事」とメディアは言うかもしれない。でも、今回の記事の問題点は上川法相の発言の真意の部分な訳で、それを自分達の都合の良いように隠れて変更していくのは、自動車メーカーの微細な改善作業にはあたらないと思う。

さにNathan氏のこちらの記事によれば、どうも元々の共同通信の日本語記事の「うむ」は、元々は「産む」と完全に女性の出産扱いで記事にしていたと推測(多分その通り)されるらしい。もう共同通信、確信犯じゃないの。あるいは、元々記事を書いた記者がぼんくらで勝手に公開したけれど、これは不味いと後から慌てて「うむ」に変更したのだろうか。上川法相の当時の発言内容に関しては、共同通信自身が音声だけですがYouTubeにアップしているので、多分取材に入っていた記者がいたんでしょうね。それならば、その部分の発言(YouTubeでは18秒の音声)では無く、多分最初から最後まで録音していただろうから、それをちゃんと公開するべきでは。まぁ、公開したら自分達の切り取り捏造が分かってしまうから絶対やらないだろうけど。やっぱり共同通信は桜ういろう問題から何も進歩しておらず、かえって巧妙に成っている気がする。


2024年5月19日

漢字を知らないメディア

投票日まで一週間となった静岡県知事選挙関連で、自民党の上川法相の応援演説での発言を「女性差別」と取り上げる毎日新聞の記事がTLで話題(問題?)に。公開部分は誤解を招く見出しと記事内容で、アリバイ工作なのか肝心な発言要旨に関しては有料部分で直ぐには読めない状態。ただ、その公開部分には「(共同)」とクレジットが有り、どうも大元の記事は共同通信社が配信したこちらの記事らしい。しかもこちらの記事、批判対策なのかこそっと修正されているらしい。

問題なのは、見出し部分や記事本文の中で「(新しい県知事を)生み出す」という意味の「生む」という部分を、何故かひらがなに「開いている」事。同じ内容でも、批判論調は変わらないけれど読売新聞の記事は「生む」と漢字を使用している。でも、最後の

出産を願ってもできない人への配慮に欠けるとの指摘が出る可能性がある。 

の部分は、大元の共同通信社の配信記事では上記の様にサクッと逢坂議員の「言葉」としてすり替えられているわけで、これって身の危険を感じた共同通信社の担当者が慌ててアリバイ工作したのかな。

本来「言葉」とか「文章」を仕事にしているこういうメディアが、意図的なのか無意識なのか知らないけれど、こうやって言葉の錯誤をすることは、自分達に対しての自殺行為だと思わないのだろうか。しかも、「生む」という漢字を使えば、より明確に発言の趣旨か読者に伝わると思うのに、難しい漢字でも無いのに何故か「うむ」と平仮名に開いている。「生む」は、出産も含む意味だけれど、それ以外にも新しい物を作り出したりする意味も含まれている言葉で、出産を意味する「産む」とは異なる目的・意図の言葉。それを、わざわざ平仮名で表記するから、中には「産む」を想像する人がいて、それが出産できない人に対しての差別に繋がるというのだろうけど、だったら一番の犯人はわざわざ錯誤を産むような言葉遣いをしているメディア自身じゃ無いのか。

今回の県知事選挙では、野党系が応援する鈴木氏を個人的には応援したいので、自民党系候補のマイナスになる事は歓迎するけれど、それにしても酷すぎるデマは行きすぎだと思うし、メディアとしての存在意義すら自ら放棄している行為だと思う。上川氏が女性であり、自らも出産経験があるために、「産む」を「生む」の比喩として以前から使用して居た事は記事の中にも書かれているけれど、それならば何故その時に指摘しないのか。同様の意味での比喩としては、結構よく使う言葉ですよね「生む」は。何か新しい商品とか仕組みが出来れば「新しい〇〇が生み出されました」とは普通に使う言葉だし、「生みの苦しみ」というこんなんを表す比喩も普通に使われる言葉。仮にそういう言葉が一部の人に対して配慮に欠けるというのならば、もうテレビドラマでの妊娠・出産シーンだって「配慮に欠ける」演出になるだろうし、幼児や子供が登場するシーンだって「子供を持てない人に対しての配慮に欠ける演出」と言われても仕方が無い。 大体「桜ういろう」事件を起こした共同通信社が、なんで何も謝罪も説明も対策を明らかにせずに何もなかったかのように記事配信とかしているんだろうか。それこそ、「メディアは事実を伝えている」と考えている我々に対して配慮に欠ける行為ではないのか(笑)。

かなりゲスの勘ぐりに近い事を言えば、先の衆議院議員補選で「3敗(実際には1敗)」した自民党に対して、さらに注目を集めている静岡県知事選挙で自民党が推す候補が落選すれば、ますます自民党政治の凋落に拍車が掛かる、という意図があるのかなと。自民党に対して、多くの問題点や改善すべき部分があることは事実だけれど、だからと言ってこういう宣伝活動みたいな事を、メディア大手が堂々とやって良い理由にはならないはず。しかも、自分達には責任がないような記事の書き方や隠れた修正もしているわけで、やはり報道機関というよりは何かの宣伝機関と言った方が正しい気がする。で、そんなに読者の錯誤を作りたいのであれば、いっその事共同通信社の配信記事はすべて「ひらがな」だけで記載したらどうだろうか。それが一番分かりやすいし、漢字をよく知らない記者にとっても一番楽な仕事になると思うぞ。是非このアイデアを採用して頂きたいですね(笑)。

見習い運転手

先日出かけたときの話なんですが、自宅から浜松駅まで往復ともに路線バスを利用しました。往路は朝早い便で、復路は夕方帰宅ラッシュ手前くらいのタイミングでの利用。どちらも地元の大企業、遠州鉄道の路線バス。で、偶々偶然だったとは思いますが、どちらもバスのドライバーさんがOJT(と言っていいのかな)中の若いドライバーさんで、運転席の横には監督役の指導員の人がずっと立っていました。

往路のドライバーは、20代後半位と思われる男性ドライバーで、丁寧に運転している様子は好感が持てるものの、「発車します。お立ちの方は手すりやつり革をお持ちください」「次は〇〇、〇〇に停車します」と言った車内アナウンスの声がちょっと小さめで聞きづらかったかな。ただ、ベテランドライバーさんは総じて車内アナウンスの声が小さいか聞こえないか言葉が不明瞭だったりで、余り意味を成していないと感じることが多いので、それよりはマシかもしれない。

復路のドライバーは、ぱっと見20代前半と思われる小柄な女性ドライバーで、こちらは声質もはっきりしていて車内アナウンスは聞きやすいドライバーさんでした。運転も丁寧で、ただまだ慣れていないのかバス停横に停車するときには、ちょっと手前からかなりゆっくりと接近して時間を掛けてバス停ぴったりに止めている雰囲気で、この辺りは今後慣れてくればもう少しスムースになるのかな。丁寧なのは良いけれど、やはり後続車も多分続いているだろうから停車発進にはメリハリが合った方がいいかなと、ほぼペーパードライバーが偉そうに批評します(笑)。

若手のドライバーも、女性ドライバーも、実は最近よく見るドライバーさんで、昔は50代以上のベテラン男性ドライバーが殆どのバス運転手も、世代交代なのか人材不足で門戸を広げているのか、今回の様な若いドライバーさんが珍しく無くなってきました。勝手な固定観念かもしれないけれど、バス運転手ってやっぱり古い認識の職場という意識があるから、若い人だけで無く女性ドライバーさんとか見ると「(職場内関係とか)大丈夫なのか」と勝手に心配になります。デモ、バスだけで無くタクシードライバーとか、あとトラックドライバー何かは昔から女性ドライバーも多いから、今は職場条件とか自分の希望とかに合うならば、人手不足もあって結構引く手あまたの職場なのかもしれない。ただ、路線バスの運行本数は浜松でもどんどん減っていて、自分が利用する自宅近くからの路線は、朝の通勤通学時間帯を覗ければ、1時間に2本に減ってしまい、夕方以降は1時間に1本になるくらい激減しています。一方で沿線は昔は田圃と畑しか無かった場所がどんどん宅地化されていて、人口が増えていけば交通渋滞も酷くなっています。通常なら25分から30分位で駅から自宅バス停まで移動出来るのに、ラッシュ時等は40分50分と掛かる場合も。本数が減り渋滞で遅延するとなれば、利用者は自ずと減ってくるのも仕方ないけれど、何とか若い人が仕事として選択してくれているうちに持ち直してほしいですよね。 

やっぱり本命推しかなぁ...

個人的に期待していた、Singapore Airlines (SQ)の「SQワンダーラスト旅割」。5日間の申込期間が始まり、早速SQのサイトで検索しているんですが、どうも「これ」という予約が見つからない。旅行開始期間が、直前から9月30日までとそこそこ余裕はあるんですが、5月6月は結構埋まっている感じで、自分の都合優先にするとなかなかヒットしません。また「Singapore行きが22万円(Business)から」みたいな謳い文句に引かれてトライしているんですが、そんなレートは出てこないぞ > SQ (笑)。TYO-SINで、27万円台が今の所最安値という感じで、「うーーーーん」と悩んでいます。 で、ふと思い立ってNGO-SINで調べたら、「221,500円」という価格が表示されていて、これならちょっと考えるかなぁという感じ。更に、それならばとFUK-SINで検索すると、ここでプロモーションに出ていて「219,510円」という価格が表示されます。でも福岡便って、往路が「FUK 09:55 - SIN 15:00」と前泊前提になるし、復路も「SIN 01:20 - FUK 08:20」とRed-eyesで、それならば名古屋便の方がまだマシかなという印象。

価格帯は分かったので、次はUA/ANAのアカウントに付けたときのメリットを確認することに。まずはUA MPに付ける場合。ちょっとビックリしたのは、確かSQってUA MPの"Preferred Partners"だったと思っていたんですが、そうじゃ無くて普通の"Partners"なんですね。だからPQPも、アワードマイルの1/6だし上限も1,000PQPに設定されていて不利。試しに、今回のSQはDクラスなので、クラスボーナスは125%。TYO-SINのベースマイルを仮に3,300mileとすると、

3,300 × 1.25 ÷ 6 = 687 PQP

にしかならない。 往復で倍の1,384PQP獲得出来るとしてもコストが22万円だと、1PQP=160円と今の円安レートよりも悪くなってしまいます。これがANA便利用だと、Discount BusinessのZ classでも150%だから、

3,300 × 1.5 ÷ 5 = 990 PQP

となるのだけれど、如何せん価格が34万円代では1PQP=170円位にまでさらにあがるので、さらに不利。 実は、TYO-HNL線の方が、もう少し安い価格のチケットが出るので、そちらならば1PQP=130円位まで下がるときもあるので、UAに付けるならそっちかなというのが私の認識。

SQのマイルをANAに付けたらどうなるんだろうか。SQのDクラスは125%ボーナスマイルがあるので、

3,300 × 1.25 = 4,125PP (+400PP) = 4,525PP (多分)

となり、往復で9,000PP位獲得できるのかな。 1PP=24円位と良いレートでは無い。ANA便だと、

3,300 × 1.25 × 1.5 + 400 = 6,587PP (NRT-SINだと、6,610PP)

となり、往復で 13,174PPですから、34万円のチケット代だと1PP=25円位とそんなに違わない。後はSKYコインを適用してどれだけお得にするかと、一度に多くのPP獲得出来る事をどれだけメリットと感じるかですかねぇ。私の場合、同じスケジュール(日程)ならば、まずはコスト(単価)が安い方で、それがそんなに違わないならば、一度に獲得出来るポイント数が多い方というのが優先順位になりますけど、今回はなかなかちょっと微妙。

実は、10月のSQ利用まで待ちきれないので、6月に練習のつもりでこのキャンペーンに乗っかってみようかと画策中(笑)。20日までの締切なので、この週末中には決めないといけないけれど、悩ましい所でもありますよね。実は、ANAのマイル設定だと、HND-SINが3,291mileでNRT-SINが3,328mileと40mile位の差があります。となると、NGO-SINもそれ位ベースマイルが経るんじゃ無いかと言う想定で計算すると、

3,251 × 1.25 + 400 = 4463PP 

往復でも8,926PPとかなり魅力度が半減している気がするんですよね。 なかなか悩ましい...

2024年5月18日

Day 2: (NH Leg#13) HND-OKA / (UA Leg#12) OKA-HND

前日に続き、早朝からのフライト。寝付けなかったわけではないのですが、目覚まし設定時刻前に目が覚めてしまい、外も結構明るくなっていたのでそのまま起床。シャワーを浴びてメールチェック等をして準備を整えると、05:30過ぎにはチェックアウトしました。結構早朝便の利用者が宿泊していたのか(多分そうでしょうね、空港直結ホテルだから)、少し混雑している受付横の自動チェックイン・アウト機でチェックアウト処理をして、T2の2Fに出ていきました。

まだ早朝6時前なのに、家族連れとかグループで既に空港ロビーは結構混雑しています。T2の北の端にホテルはあるので、そこから中央付近に向かいます。結構距離があるので、丁度空いていたこともあり保安検査場Bを通過して、制限区域内に入り、そちらからANAのラウンジへ移動して、まずは一服。朝食代わりに、御稲荷さんとお握りを頂き一息ついたところで、そろそろ時間でも有るので出発ゲートへ向かいます。

1) (NH) HND 06:35 - OKA 09:15 (NH993)

使用ゲートは、運良くラウンジを出たほぼ正面の63番ゲート。搭乗開始まで、まだ20分以上有ったのですが、既に事前改札や優先搭乗が始まっていたらしく、気がついたらグループ2の搭乗開始のアナウンスが有り、その列の最後に続いて機内へと入りました。使用機材は、国際線仕様のB787-8で、シートが電動タイプなのでそこそこ快適。搭乗も、定刻5分前にはドアクローズとなり、プッシュバック開始は定刻より少し遅れてのスタートになりました。

離陸は、A滑走路のRW16Rから。こちらもスムースに進み、進入地点に入ってそのまま滑走路に正対すると、直ぐに離陸開始となりました。離陸開始まで定刻+15分位でしたから、かなりスムースだと言えると思います。離陸後暫くは少し気流が不安定でしたが、10分位でそれも納まり機内食の配布が始まります。内容は前日と同じなので余り食欲が沸きませんが、半分位頂いた後、流石に朝早かったのでそのまま後は寝て行くことに。シートを倒してうつらうつらしていたつもりが、目が覚めたのは到着15分位前のシートベルト着用のアナウンスでした。

今回は、北側から真っ直ぐに第2滑走路を目指すルートで、Flightrader24を起動して様子を見ていたら、少し前を10分前に同じく羽田を離陸したNH461便が飛んでいる様子が見えました。画面上で見ると結構直ぐ後ろを飛んでいる感じなんですが、こんな感覚で次々と離発着するんですね。そんなことを考えているうちに無事に着陸。ただ、着陸時の衝撃が結構大きくて、いつも以上にものが転がる音が機内に響きました。誘導路に離脱して方向転換し、ターミナルの32番ゲートに入ったのは定刻よりも少し早い09:12でした。今日は余裕があるので、多少遅延しても問題無いくらいでしたから、ゆっくりと外に出てから、まずは所要へと向かいます。

2) (UA) OKA 11:05 - HND 13:30 (NH462)

時間帯の関係なのか、今日は修学旅行の団体さんは少ないなぁ等と思いつつ、まずはラウンジへ入り一服してからゲートへ向かいます。実は往路の到着時に、既に遅延のお知らせが届いていて、その時は5分の遅延でした。まだ到着前なのに、随分早い告知だなぁとその時は思ったんですよね。しかも、到着機の到着遅れも数分程度で、そんなに影響するとは思えない。で、空港に戻りポーディングパスを確認したら、遅延が元に戻っている(!)。いゃぁ、こんなこともあるんですね。記憶する限りでは初めてかもしれない。でも、遅れると思い込んだままの人は困るだろうなぁ...

ドアクローズは、定刻から少し遅れて11:07。暫くしてプッシュバックが始まり、くるりと反転するとその後目の前のRW18Lへと移動開始します。先にJAL機が居たため暫く停車していましたが、そのJAL機が滑走路に入って離陸すると、続いてこちらも離陸開始となります。離陸開始までに途中待機があったりしたためか、離陸したのは11:26と少し遅れ気味でした。

仕様機材が最新のB787-1000で、国内線では最新のシートなので非常に快適。それもあって、食事を頂いた後にシートを倒していたら、知らない間に寝入ってしまいました。で、目が覚めたのはもう三浦半島沖に差し掛かり着陸態勢に入ろうかという頃。ここまでのフライトは、多分定刻を10分位上まわるスケジュールで飛んでいたと思います。ただ、混雑している羽田空港ですから、そこから房総半島の東側に大きく機首を向けると、多少蛇行しながら時間調整をしているような軌跡を描き、反時計回りにB滑走路のRW22に向かうトラックパターンに載りました。鴨川市の南沖くらいを飛んでいたんですが、その経路をFlightrader24で見てみると、前には9機その航路上を飛んでいてB滑走路へ着陸しようとしています。さらに何機かは平行に飛んでいたりしますが、そちらはD滑走路のRW05への進入する機体のようです。これで折角縮めた時間を消費して、RW22に着陸したのは13:32。そこからB滑走路沿いにUターンをして、T2の58番ゲートに入ったのは13:40頃でした。

もう5分早ければ、京急の品川方面行き13:44発に間に合い、新幹線を一つ早いひかり号にする事も出来ますが、流石に間に合わないので、ゆっくりと機外に出ると京急の駅へ向かいました。次の品川方面行きは次が14:03で、これだと14:20頃に品川駅到着。15:10のひかり号をぼーっと待つよりは、14:34発のこだま号で帰った方が到着も数分早いので、京急の車内から新幹線の予約を変更。品川駅でお弁当などを購入して新幹線に乗車し、無事に帰宅出来ました。やれやれ...

2024年5月17日

Day 1: (UA Leg#11) HND-OKA / (NH Leg#12) OKA-HND

 今週も先週同様二日続けてフライト。自宅を出てから最寄りの路線バス亭に向かう途中で、パラパラと小雨が降り出し一瞬傘を取りに戻ろうかと思ったんですが、何とか凌げそうというのと時間的に厳しいので、そのままバス停へ向かいました。幸いにも、本降りに鳴る前にバスが到着して無事に駅まで移動出来てラッキー。

新幹線は、前回と比べるとかなり空いている状態で、こちらも浜松から品川まで臨席空席で移動する事が出来ました。ただ、品川駅の横断は今回も混雑するなかの移動で、ここはいつ来ても混雑していますね。逆に京急線の空港急行は空いていて、品川から座って移動出来ました。

朝というか、もう9時過ぎの頃でしたが、空港内はそんなに混雑しておらず、2Fの出発ロビーに上がってAMC Diamond用保安検査場に入ったら、誰も居なくて保安産院の人達も手持ち無沙汰みたいな様子でビックリ。一人独占して通過してから、4Fのラウンジに上がり一息ついてから、出発ゲートの65番ゲートへ向かいました。

1) (UA) HND 10:25 - OKA 13:10 (NH469)

ゲート前に到着したのが少し早めの9時50分位でしたが、外を見たら使用機は駐機しているけれど、まだ搭載貨物のローディングが始まっていません。嫌な予感がしたので到着機を検索して(FUK-HNDのフライト)みると、9:40着予定が9:44到着となっています。実際、この時は乗客が降機している最中で、これは遅延するなと直感。ただ、スケジュールの変更はなく、事前改札が10:10頃から始まり、暫くしてグループ1の登場が始まりました。このフライトも修学旅行の団体が登場していて、その為登場には時間が掛かったのですが、一区切りしたと思ってもなかなかドアが締まらない。もう出発時刻を過ぎた頃に機内アナウンスがあり、登場予定ののお客様が直前でキャンセルしたので、搭載した荷物を降ろす、との事。どういう理由か分かりませんが、既にチェックインまでして荷物まで預けているのにキャンセルするのはそれなりの理由があるんでしょう。大事でないことを祈るばかり。その後、ドアが閉まったのが10:44頃で5分程してプッシュバック開始。A滑走路のRW16Rへ移動し、離陸したのは11:15でした。

この時点で40分位の後れで、その後の機長アナウンスでは「支障の無い限り時間を短縮して」と言っていましたが、30分位は遅れそうな雰囲気です。それもあって、食事の後はパソコンを取りだし、運良く比較的安定して居た機内Wi-Fi設備を利用して仕事の確認やらメールチェックをしていたら、あっと言う間に着陸態勢に入る時間になりました。

飛行機は沖縄本島を時計回りに回り込み、南側から進入するコースで、RW36Lへと向かいます。着陸したのが13:36で、そこからの移動に少し時間が掛かり、35番ゲートに入ったのが13:44と定刻から34分の後れでの到着となりました。機内から一歩外に出ると、沖縄の日差しはもう真夏。でも、梅雨入りは沖縄もこれからなんですよね? そんなことを思いながら、少し急ぎ足で所要へと向かいました。

2) (NH) OKA 15:10 - HND 17:40 (NH470)

空港に戻り、まずはラウンジに一旦入り一服。ここで、15:10発の予定が機材到着遅れで15:20に予定が変わります。更に出ようとした時には、15:35へと再変更されてしまい、これは復路も遅れるかぁとちょっと諦め。でも、今日は新幹線での帰宅ではなく、文字通り空港泊まりなので何の問題もありませんが。到着したときもそうでしたが、これから出発する時も、各ゲート前毎に修学旅行の団体が列を作って並んでいて、ターミナルは大混雑の状態。誇張でなく、その人混みをかき分けるようにしてゲート前に到着しました。

事前改札がスタートしたのが15:13からで、優先搭乗はその5分後。機内は、新しいシートのB777-200なのでゆっくり出来ます。スケジュールは遅れましたが、ドアクローズが15:35、プッシュバック開始が15:43と、順調に進みます。その後、RW18Rへ移動して離陸したのが15:54でした。フライト時間が1時間45分と表示されていて、そのまま足し算すると定刻17:40到着となりますが、流石にそこまで甘く有りませんでした。

食事を頂き、この復路でも残りの時間はパソコンを取りだして仕事の資料作成等であっと言う間に時間が潰れます。伊豆半島を越えて房総半島に近づいたところで着陸態勢に入るアナウンスが有り、荷物を仕舞って到着に備えます。ここまでは順調に来ていたのですが、夕方の混雑時間帯だからか、着陸待ちの行列が長く伸びています。ですから、搭乗機も一度大きく右に旋回をして順番待ちの列の最後に入り、以降は大きく反時計回りに移動しながら、B滑走のRW22を目指します。

RW22に着陸したのが17:54とやはり遅れての到着ですが、そこそこ取り戻した感もあります。ただ、そこから誘導路を左に抜けると、A滑走路沿いに南に移動を始めます。南ピアのゲートならこちらの方が近いけれど、到着ゲートは61番ゲートなので、ちょっと微妙な感じします。途中A滑走路を横断するときに、2機ほど離陸のため停止線で止まり、そこからT2側へ移動して行きましたが、どうも直前まで61番ゲートをSTAR WARS塗装のC-3PO機が使用していたらしく、その機材の移動待ちで10分程手前で待機が発生。61番ゲートに入ったのは18:11と、30分程の遅延でした。

まぁ、遅れはしたけれど自分のスケジュールに影響は無いので特に問題は無く、その後は2Fに戻ってホテルへと移動しました。

Haneda Excel Hotel Tokyu

先週に続き、今週も2日目の出発が早朝なので、T2直結のこちらに宿泊。前回はツインの部屋だったので広かったけれど、今回はシングルの部屋なのでちょっと狭いですけど、スペース間は結構有ります。

この日のチェックインは、2回目という事も有りスタッフさんに勧められるままに自動チェックイン機を操作したのですが、結構面倒くさい。メンバーカードとか持っていないので、自分の名前を入力して予約検索をしましたが、画面上のキーボードがQWERTY配列ではなくあかさたな配列なので、文字の位置が分からないこと分からないこと。一回自分の名前入力を間違えて予約が無いと言われたら、横で見ていたスタッフさんに「お客様のお名前は、〇〇 〇〇様ですか」と名前の間違いを指摘されてしまった(笑)。さらに、最後に署名したり、結構面倒。

 部屋に荷物を置いた後、一度再びT2に出かけて夕食を摂り、暫くメールなどを確認してから翌日の早朝出発のために早めにベッドに入りました。翌日は4時頃に目が覚めてしまい、まぁ二度寝予防で起きてシャワーを浴び、早めに5:30頃にはチェックアウトをして、ラウンジへ向かいました。

2024年5月16日

PayPay障害

昨日のお昼頃から午後にかけて、QRコード決済大手のPayPayに大規模障害が発生して、全国的に利用不能な状態が続いたとの事。PayPayの利用者数って6,000万人とかだったかなぁ、国内でもトップのQRコード決済だから、かなり影響は大きかったでしょうね。PayPayが使用出来なので、久し振りに現金払いをしたというコメントもテレビのインタビューで流れていたけれど、他の電子マネーで代替するとか幾つか回避策はあるだろうけど、大変な一日だったことは確か。

QRコード決済の場合、例えばお店側が決済端末を持たなくても、自店舗用のQRコードを発行(提示)して置けば、スマホ側のPayPayアプリが決済処理(「ユーザースキャン方式」)してくれるので、例えばフードトラックみたいな移動販売の時には便利でしょうね。FeliCaやNFC決済の場合は、専用端末の準備に手間と経費がかかるけれど、極端な話QRコードを印刷した紙を一枚準備すれば、電子決済対応になるわけですから。ただ、QRコード決済に限らず電子マネー決済はネット接続前提のシステムなので、今回の様に通信障害だとか、大規模災害発生時などはどうしても利用出来なくなる可能性も高く、そう言う意味では完全スタンドアローンな「現金」隠れた強さみたいなものは、まだ重要かなぁと感じます。

PayPayだと一応「オフラインモード」みたいな昨日もあるみたいだけれど、これはお店側でスキャン出る「ストアスキャン方式」が使えないと駄目らしい。例えば今回の様な場合、特別モードみたいな感じでアプリが自分の中で決済処理をして保管して、ネットワーク接続が回復したらそれをバーストモードで転送するみたいな事は出来ないだろうか。勿論、何らかの制限事項、例えば上限設定とか、通信が出来なくなってから何時間の間だけとか、色々設定して安全策を準備しないと決済会社側も溜まらないだろうけど。でも、FeliCaとかNFC決済の場合は、ネット接続が無くても利用出来たはずで(昔ANAの機内販売をEdyで購入した事がある)、その利便性みたいなところは何とか工夫してQRコード決済も対応が必要じゃないだろうか。

私自身QRコード決済は、使用するまでの手間(ステップ数)が嫌なので利用して居ないし利用使用とも思わないけれど、利用者にしても店舗側にしても、使い始めの敷居の低さと投資リソースの少なさは大きなメリットだと思います。そう言う意味で、自治体なんかにも多く利用されていて、決済手段としてかなり中心的な場所にあることも事実なのだから、PayPayとしても今回のトラブルの原因と対策はしっかり明らかにして速やかに適用して欲しい。それは、他のQRコード決済会社にとっても有益な情報になるはずですし。運営会社側の負担も課題になりすぎては問題だろうから、どの程度の塩梅にするか難しいけれど、例えば利用頻度等で信頼度をランク付けして、その程度によってオフライン利用額とか回数を決めるとか、それこそAIを利用して「信用たり得る利用」ならば通常通り利用出来るみたいな仕組みが必要かも。

データ通信量

先月のスマホのデータ通信量が何故か突出していて、何故だか原因が不明な状態。確かその前の月も予想以上にデータ量の消費が大きいなぁと感じた記憶があるんですが、最大値の1GB(笑)を越えていなかったのでそんなに気にしていませんでした。でも、先月は20日位でもう「あと0.2GB残りです」と表示されたら、数日後には0.1GBを切っていて、そこからは節約モードに。まぁ、幸いにも外に出る用事が殆ど無かったので問題無かったのですが、だいたい私の場合は外出する機会とか無ければ1GBの上限の半分も使わないことが殆ど。用事があって外出する機会が何回か有っても、0.7~0.8GB位で月末を迎えることが殆ど何ですよね。

しかもそのデータ消費量は、iPhone 15 ProとPixel 6どちらも同様の状態なのが不思議。Pixel 6は、主にNFC/FeliCa端末として使用していて、それ故に新幹線のEX予約とかその他予約などに使う程度で、外出機会が多くなってもそんなにデータ量は増えないはず。iPhone 15 Proは、メインのスマホで、メールチェックやブラウジングだけでなく、時々仕事のOutlookとかTeamとかも使用するんですが、データ量が多いことは承知しているので基本Wi-Fi接続の時にしか開かないようにしています。あっ、あとこちらにはSlackを入れているんですが、これも結構データ食いアプリですよね。でも、SlackもWi-Fi環境下でしか使用しないようにしているす。バックグラウンド処理など、Wi-Fi接続時に限定しているので、アプリが動いて勝手にデータ消費していることもないはず。本当に不思議な状態でした。アプリ毎のデータ使用量を見てみても、それら大食いのアプリが突出しているわけでは無いし、どちらかと言えば少ない感じ。一番多いのChromeで、これはこれで一番スマホで使用するアプリだから、そんなものかなぁという印象でした。

で、昨日Chromeを使用していて再認識したんですが、「この広告は削除されました」 みたいな灰色のエリアがやたらと最近表示されるなぁ、と。ChromeのAdd-inで広告ブロッカーみたいなものは特に入れていないのですが、そんなに気にしていませんでした。ただ、流石にしょっちゅう表示されるので、気のなってそこに表示されている「詳細」をクリックしてみたら、リソース使用非の大きい広告はChromeが自分でブロックしていると説明しています。確かに最近は、グラフィック一枚の画像系の広告は減っていて、動画表示する広告が普通に画面に流れてくるのだけれど、余り気にしていませんでした。だって表示されるまで、それがどの様な広告かこちらは分かりませんからね。で、表示されたら後はローカル(自分のデバイス上)で再生を繰り返しているだけ何だろうと思っていましたが、若しかしたらその間にも通信をしているのだろうか。

この機能がいつからChromeに実装されたのか分からないけれど、確かに今月のデータ消費量は先月と比べると少なくなっていて、この広告フィルター(?)の効果が出ている気がしまする。調べてたら、結構前から実装されている機能で何故今まで気がつかなかったのか不思議だし、仮にこの効果が出ているのだとしたらなんで最近になって何だろうと、これもまた不思議。今月は意識的にスマホを利用するだろうから、前回のような結果は出ないはずですが、もう暫く様子を見つつ、やはり通常の利用でも今の1GB/月が足りないようならば、別の契約を考えないといけないかなぁとちょっと考えています。そうなると、ahamoかなぁ...

今こそウェアラブルデバイスを

登場するやいなや、その圧倒的な性能・機能で話題をさらっている「GPT-4o」。ほぼリアルタイム翻訳と言って良い言語認識と、知識を活用した対話機能も凄いけれど、カメラで撮影した背景や物体さらには周辺状況を記憶していて、そこに有るものを指摘したりするのは凄い。 ただ、その「カメラが周辺状況を記憶していて、後から質問された物体がどこにあるか指摘してくれる」実験(デモ)で違和感を感じたのは、予め(スマホの)カメラで回りを撮しておかないといけないこと。

例えば景色を撮影して「今どこにいる」と聞くのは、まぁ普通の行為だと思うんですよね。道に迷ったら、回りをぐるっと360度撮影して、そこに写るビルとか景色から現在地を推定するというのは、結構現実的なユースケースだと思います。でも、テレビのデモでは、「メガネはどこにある?」と聞くと「リンゴの横にあります」と答えたのだけれど、その映像は予めスマホで撮影しておかないといけない。それってちょっと不自然なユースケースだと思うなぁ。

いちいちスマホのカメラをオンにしておいて、スマホを手に持ってかざしながら移動するというのは無理があります。例えばメガネの中に超小型カメラを仕込んでおいて常に見ているものが記憶されていく、と言うようなシナリオなら、まだ現実的かなという気も。でも、その場合でも眼鏡を外したら意味が無くなるので、例えばメガネ内蔵タイプではなく、ピンマイクのように胸元とかに付けられる「ピンカメラ」みたいなデバイスが望ましいのかも。で、もっと我が儘を言えばカメラは左右最低でも2台は準備していて、その2台のカメラで左右の視野を広げるとともに、距離測定も出来るようにするとか、場合によっては上下の視野も広げて足下とか頭上のモニターも出来る方が望ましいでしょう。さらにさらに、それならが背中側にもカメラを配置して、後方監視も出来るようにすればより安全性も高くなるかもしれない。とは言っても、タケコプターみたいな感じで頭のてっぺんに360度監視カメラみたいなものを載せるのも非現実的だしなぁ。首輪みたいなベルトに複数のカメラを内蔵して、それを腰とか首回りに回しておくとか。将来的2どんな技術が可能になるかは分からないけれど、少なくともメガネみたいな、本来の目と同程度くらいの視野を持ったカメラデバイスって必要じゃないかなぁ。

音に関しては、今のワイヤレスイヤホンが、スピーカーとマイクの役割をすでに担っているから、後は小型化したり性能を向上させれば何とかなりそう。そして、目に相当するカメラも例えばピンカメラのように胸に留めて使えるような小型デバイスが出来れば、これにスマートウォッチにセンサーやモニター機能を集約すれば、後はバッテリーとか演算やローカルメモリーの本体部分バッグの中に入れて置いても良いことになります。個人的には、ヘッドセットのように首掛けあるいはメガネと一体化するような感じで、音とカメラ機能を統合したデバイスがあれば必要十部なのかなぁと思います。そこに画面装置も追加できれば、もう120点? と言うか、スカウターか(笑)。GPT-4oとか、これからさらに発達するAI機能を使いこなすためには、演算機能の向上も重要だけれど、目と耳になる部分のウェアラブルデバイス化も、重要な要素の一つだと思いますね。

2024年5月15日

恣意的「無罪」

今朝のニュースの多くのチャンネルで大きく取り上げられていた、水原一平容疑者の裁判所出頭場面。多くのメディア関係者に囲まれて裁判所に入っていくシーンとともに、見出しやナレーションでは「水原一平容疑者が発出廷をして無罪主張」と「無罪」をメインに伝えるから、「えっ? えっ? えっ?」と驚きとビックリマークが幾つも並んでしまう。司法取引を受け入れたんじゃ無いのか?

その後の説明では、この審理担当判事に重大事件担当権限が無い(なぜ?)ため、いったん形式上無罪主張をして、次回の権限を有する判事の下では有罪を認めるつもりとか。アメリカの司法の仕組みは全く知らないけれど、なんで権限の無い判事を担当させるのか、そこが良く分からない。ただ、水原氏は以前から伝えられているように、多分司法取引をして大きな減刑と引き換えに罪の軽減を勝ち取る方針でしょう。彼の主張としては最初から有罪受入を考えているだろうから、形式上の行為とは言えこの「無罪主張」は本人にとっても心苦しいのかも。

で、メディアはこの形式的な「無罪主張」を、恰も水原氏が自分の罪を認めない発言みたいな言い方で最初に報道するから、人によって受取方が凄く違ってくる、錯誤を誘導する行為だと思う。せめて「水原氏初出廷。形式上いったん無罪主張を」とか、本人の意志なのでは無くその裁判のシステムの都合である事を本来ならば明確に伝えるべきだし、それが何らかの理由で出来ないのであれば、そういう判断が出来る程度の補助情報は一緒に伝えるべき。それをせずに、たんにセンセーショナルな反応を得るために「無罪主張」という部分だけを切り取り報道するのは、やっぱりあの人達は「メディア」ではなく「アジテーター」だと思う。

大体メディアが「無罪主張」と本人が無罪獲得を目指しているような伝え方をするのは、それまで非常に大きな罪を少しでも軽くするために、有罪を認めて司法取引に応じようとしていると伝えてきたことと真反対な請うな訳です。それなのに「無罪」を強く伝えようとしているのは、自らの取材能力の無さ、メディアとしてのスキルの無さを自ら白状している行為になると思うのだけれど。そう言う意味でも、「今回は形式の都合上無罪を主張したが、次回以降は有罪を認めて司法取引を受け入れると推測される」くらいのことを言わないと、これまでの報道の意味が無いのでは。昨日は、シャープが国内液晶製造から撤退というスクープが流れたけれど、その後シャープから否定(訂正)の報道が流れ来たり、どうもメディアの言う事はますます信用してはいけない時代になっている気がする。まぁ、個人的には結構昔からメディアの言うことは「千三つ」と思うくらいが丁度良いと思っていたけれど(マテ)。

FDA × 夢グループ


 おぃ、FDA、ちょっとマテよぉ~(苦笑)。同じ「夢=Dream」繋がりでのコラボ企画と言うけれど、「しゃちょぉぉぉ、もう少しお安くなりませんかぁぁぁぁ」ってセリフしか浮かばない(笑)。

で、ヘッドレストカバーにこの写真が印刷されるわけ? いゃぁ、フライト中夢は夢でも「悪夢」にうなされなければ良いけれど... 

YouTubeの5分の動画、まずい、中毒性があり過ぎる(笑)。次は「機内安全ビデオ」をこの二人で作ったりして。

2024年5月14日

ポイ活

最近観たテレビ番組で、「ポイ活(ポイント活動)」の特集みたいな番組があり、TポイントのVポイント統合を話の中心に、新Vポイントやdポイントや楽天ポイントやら大手のポイントに、色々なポイント獲得手段等を紹介していました。その中では、年間何十万ポイントを獲得して、生活用品などの購入に充てているとか、海外旅行に年一回家族で行っているとか、その「ポイントの成果」を強調していたけれど、正直そこまでポイント集めるのも結構大変だと思うよ。

ポイント獲得の一番簡単な方法は「お金を使うこと」と言ったら身も蓋もないのですが、某かの商品購入をして、そこで得られるポイントを集めるのが一番簡単。私は特にポイ活は意識しておらず、例えばメインカードの三井住友VISAカードを利用して、自然にVポイントが貯まっているとか、スマホはdocomo系なので毎月の利用料金で自然にdポイントが貯まっていると言う程度。同じdポイントでも、買い物とかしてdポイントつきますよと言われることもあるんですが、面倒くさいので「あっ、結構です」と言ってそのまま清算して貰うのが常。有人とか家族からは「勿体ない」と言われるけれど、こちらはその為にスマホでアプリ画面を出したりする方が面倒で、それならば買い物したものを受け取ってとっとと次の行動に移る方が効率的と考えるんですよね。ただ、例えばVポイントのように、クレジットカードを利用したら自動的に自分のアカウントにポイントが付加されるのは、こちらの手間はないので拒否はしない。ただ、そのポイントで何か欲しいものを購入すると言うよりは、カード払いの振り替えにいつも利用している位、ポイ活には興味が無い。

多分、視聴者からの興味を引きやすい内容だし比較的簡単にポイントを獲得出来る手段もあるから、何度もテレビで放送したり雑誌なんかでも特集するんだろうけど、それがどんどん進むと今の貨幣経済のかなりの部分が「ポイント」で占められるようになるんでしょうね。確か少し前に、給料の幾つかをポイントで払うみたいな会社が無かったかな。仮想通貨だっけ。仮にそういう風になったら、税金とかどうなるんだろうか。ポイント分も「給与所得」として税金がかかると思うのが普通だろうけど、それだとポイントにする意味があまりないような気がするし。会社の場合は、何らかの仕組みで会社が有利になるようなことをやれば、税務署から目を付けられて追加徴税されるリスクもあるだろうし。

同じ話は、ポイ活している一般の家庭にもありそうな気がする。それこそ月数千円程度のポイ活ならば無視されるかもしれないけれど、それが月何万とか何十万とか規模になり、年間所得に相当するポイント数が非課税のパートさんの年収超え(103万円)を越えたらどうするんだろうか。月10万ポイント(=10万円分)も獲得したら、120万ポイントになるわけですし。そうなると、今はポイント獲得先を厳選集中して効率を上げてポイントを稼ぐのが常套手段だけれど、今後は複数のポイント供給先に分散して、全部を合わせるとそこそこのポイントになるけれど、一箇所当たりではそんなでも無い、みたいな「分散獲得型」がリスクの少ない方法として流行るのだろうか。例えばですけど、ポイント優待のあるようなサービスに対してアカウント登録する時には、マイナンバーの登録も義務づけるような法律が出来たら、一網打尽にされそうな気がする(笑)。そのうちに、確定申告の項目に「ポイント獲得数」みたいなものが追加されるかも。

都合の良いブーメラン

先の東京15区衆議院補欠選挙での、「つばさの党」の選挙妨害に警視庁の家宅捜査が入ったニュース。選挙中にこれらの行為行動がネットにも大量に流されて、批判する声が多かったけれど擁護する声も一定数見られて、それはそれで「言論の自由」の結果ではあるけれど一寸納得いかない気持ちも感じました。

今回の事件が起こる7年前には、当時の安倍総理が秋葉原での演説を組織的な行動で妨害され、それを指して「あんな人達に負けるわけにはいかない」という発言が、強制的な政治、言論封鎖みたいな材料にされて、一部メディアや野党は一斉に攻撃をしたわけですが、立場が逆転して自分達が被害者側になると一斉に批判の声を上げて入るのは、何とも都合の良いブーメランにしか思えない。更に遡れば、「しばき隊」の頃から、政治批判政策批判が「反差別」「反○〇」のスローガンの元、逆に相手を圧制して言論や行動の自由を許さない独裁的な行動が、一部勢力によって認知されて活動範囲を広げてきた切っ掛けと言えるのかなぁ。

其れ以前から、反論出来ないことを良いことに、好き勝って言ってきた人達は幾らでもいたわけで、それでも我慢してきたことも多かったんですよね。例えば、与党に対して野党の批判は、当時の民主党が自民党の任期を凋落させて政権奪取に綱が蔦という「成功体験」があるから、今でも随分と都合よく利用しているけれど、あれだって当時の国民には民主党の言う「甘い公約」に期待していたから認めていたもの。それが本当に口先だけで、何も出来ない集団だと分かると一気に人気が落ちてあっと言う間に政権を奪われて、あれから10数年過ぎるのに、自民党が問題を起こしても当時のように支持率が上がることも無い。少し前の札幌の選挙では、抑制した警察が裁判で負けるような事まであって、それって本当に「公正」なのかと疑問を感じましたが、そう言う「この程度なら」という小さな積み重ねが、いつか決壊するんだろうな。

多分彼らは、「(秋葉原)当時は、言論(シュプレヒコール)だけだったが、今回は煽りや追い回し等物理的行動が伴うから告訴した」みたいな言い訳をするんだろうけど、多勢で演説を遮る行為は圧力行為だし、それも度が過ぎれば物理的行動と言えるのでは。今回は、「つばさの党」が自分達以外の複数の政党候補者に対して妨害行為を行ったから、彼らから一斉に訴えられたわけだけれど、仮にこれが一つの政党なり一人の候補者に集中したら、その人はどうしただろうか。7年前の事件から今回は少し成長したように感じるけれど、結局行為者にとっては「悪名は無名に勝る」じゃ無いけれど、これで仮に有罪となっても「政治活動の弾圧」とか「言論封鎖」とか言えば、一定の支持は得られるだろうし、それでまた次の行動へと行く資金難かも集まるんだろうな。今回の件は、ネットでの情報や意見が有る程度警察を動かした動機にもなったような気がするので、将来的にはそういう行動行為を監視して警告して場合によっては停止させる仕組みが必要なのかなぁ。

SQワンダーラスト旅割

シンガポール航空(SQ)の「名古屋キャンペーン」に乗せられて、まだ随分先の10月のSingapore行きを予約してしまったのですが、その時に10年振りくらいにSQのFFPである"KrisFlyer Club" のメンバーシップを再登録しました。以前登録してアカウントも有ったはずなんですが、10年? 位放置していたらパスワードリセットも出来ない。で、新しくアカウントを作成して登録したからか、SQから色々なDMが届きます。今回もそんなDMの一つですが、これも「名古屋キャンペーン」に負けず劣らずなかなかお得なオファー。

キャンペーン名は「SQ ワンダーラスト旅割 夏旅を計画しよう」となかなか壮大です。最大16%オフというのは、前回と比べるとそれ程大きな割引では無いけれど、燃油サーチャージ不要というのが何気に大きいですね。TYO-SINが、22万円弱で購入出来るとなると、そのままANAに付けても1万Premium Point弱位がつくのかな。ANAのフライトが、同区画で34万円弱で、1万4千PP弱なので、ちょっとお得な感じ。UAに付けたらどうなるんだろうか。で、勢い込んで予約サイトに飛んで検索しても、この料金は表示されません。「えっ???」と思いましたが、よくよく詳細を読んだら、「2024年5月16日~20日までの5日間限定タムセール」ですから、まだ始まっていません(苦笑)。「ちょっと、餅つけ」と気持ちを落ち着かせてから(マテ)、まずはフライトスケジュールを調べてみると、こんな感じでTYO(HND/NRT)だと一日5便有る様子。

  • HND-SIN
    • 09:15 - 15:15 (SQ631)
    • 17:05 - 23:05 (SQ633)
    • 22:55 - 04:55 (SQ635)
  • NRT-SIN
    • 11:10 - 17:20 (SQ637)
    • 19:00 - 01:15 (SQ11)
この中では、SQ631 (HND 09:15発)は、朝一のひかり号で出かければ、間に合わないことは無いけれど結構クリティカルなのでちょっと候補外。また、SQ635(HND 22:55)は、出発は深夜で楽だけれど、到着が早朝05:00で多分その日は死んでいそうで、これも出来れば避けたい。個人的には、SQ633かSQ637かなぁ。仮に往路でどちらかが予約できても、復路便が深夜着とか早朝着だと厳しいし、まずは16日にスタートしたらトライしてみることにします。旅行開始日が「2024年5月16日~2024年9月30日」までと結構余裕があるので、6月と8月に入れたら、6-8-10と2ヶ月毎にSingapore訪問になって、8月とか10月には入国審査で目を付けられそう(笑)。

2024年5月13日

豪雨警報

昨日から出されていた今日の「豪雨警報」。昨日日曜日は、朝から曇り空で、土曜日が真夏日になろうかというくらいの暑さだったのに一転。朝などはちょっと寒いくらいでしたが、お昼に近づくにつれて気温は上がってきました。ただ、空は雲一色で晴れ間は殆どで無い様子。それでも朝干した洗濯物が、午後には結構乾いていたので湿度はまだ低かったんでしょうね。

一寸気になったのは、午後の3時か4時頃かな、突然一斉に外で蛙が鳴き出してビックリしました。一匹二匹と言う規模では無く、多分異なる鳴き声が家の周りからそこそこの音量で聞こえてきます。一瞬「えっ、地震の前触れ?!」と焦りましたが、5分位すると一転シーンと静かになります。一寸気になって外に出たら、空は曇り空でしたが空気が少し湿っぽくなっていて、風の匂いも何となく雨になりそうな印象を受けます(田舎者の野生の勘-笑)。

ただその「野生の勘」は外れて、その後夜になり寝る頃になってもまだ雨は降ってきませんでした。まぁ予報は「豪雨警報」と出ているけれど、そんなでも無いんだろうなとベッドに入ったんですが... 朝の4時頃かな、激しい雨音で目が覚めました。台風の時のような、「バケツをひっくり返したような雨」が降っているようです。まだくらいので外を見ても良く分からないけれど、雨風の音は相当な物で結局そのまま起きて朝の準備を始めてしまいました。

その後は結構落ち着いて、雨はかなり降るんですが風が弱まったので外の様子は静かになります。朝かな何度か天気予報を見ると、名古屋から静岡・東京と激しい雨が予想される状態が見られますが、浜松の付近は丁度その雨雲の切れ目を通過していくような感じで、浜松は今日これからもそんなに酷い雨模様にはならないみたい。同じ静岡県でも、西部地方の浜松付近はこの後落ち着くみたいですが、中部地方の静岡とか東部の伊豆・御殿場付近は、これからお昼頃や夜になると激し雨が予想されています。東海道新幹線も、今は正常に運行している様子ですが、これからの雨の降り方で、天竜川とか大井川とか、上流からの水量によっては危険水位を越えて運転停止になるかもしれませんね。こういう日に限って今日は出かける予定が幾つか入っていて、午前お昼近くには車の点検でディーラーへ行かないといけないし、午後には毎月通院している歯医者で健診があるし。その頃には、雨は降っていてもそんなに激しくないことを祈るばかりです。 

2024年5月12日

ゲートウェイ成田

「ゲートウェイ」と聞くと、サーバーとネットワークの関所役のサーバーとか、山手線の「高輪ゲートウェイ駅」くらいしか思い浮かばなかったのですが、「ゲートウェイ成田」 なんていうプランが走っていたんですね。今回初めて知りました。しかも、2027年春にはオープン予定? まだ建物などの建設は始まっていないだろうけど、敷地の手配とか整備にアクセスのための道路や、もしかしたら鉄道・私鉄の駅だって必要になるだろうし間に合うのか?


「成田空港から車で3分」という謳い文句を見て、そんな場所って成田空港の周辺に合ったかなと思ったら、空港の北西の位置なんですね。直線距離で3km~4km位かぁ。徒歩圏内では無さそうだけれど、空港と結ぶシャトルバスとかあれば、案外接続待ちの時間に行くこともあるかも。場所的には、ANA Crowne Plaza Hotelの横位の感じですね。空港から出るのに時間が掛かりそうだけれど、多分専用道路みたいなものもこれから整備されるのかも。


完成予想図を見ると、Las Vegasの球体アリーナ「Sphere」と、Changi Airportの「Jewel」を合わせたようなイメージ。"Sphere"みたいなものは「デジドーム」で、5000席位のアリーナになるらしい。その右の"Jewel"みたいなものは「フードテックイノベーションセンター」で、これはSingaporeの"Garden by the Bay"にも見えますね。あと、大阪万博のリングみたいなものはデジタルホテルらしいけれど、どこが入るんだろうか。それ以外にはフードテクノロジーのR&D施設とか、「娯楽施設」と言うよりは、R&Dの拠点に一般利用可能施設を合わせた感じでしょうか。となると観光施設というよりは、研究開発施設としての意味合いが大きいのでしょうね。

成田空港も空港拡張が始まり離発着数も増加するし、もしかしたら24時間運用何て言うのも実現したら、ますます利用者も増えるだろうし、国内線で手一杯の羽田の国際線よりも有利に海外渡航者を集めることが出来るかも。ただ、自分には余り関係無いかなぁ(笑)。

再生能力

一週間位前のことですが、シャワーを浴びながら頭を洗っていたら、どうも右手の小指に髪の毛が引っかかるような感触が。実は、私は爪のケラチンが少ないのか低品質(笑)なのか、良く爪の先が掛けたり、割れたりするんですよね。ただ、通常は爪が伸びた先の部分がそういう状態になるのに、今回は右小指の爪の内側(薬指側)が引っかかる感じで、一寸違う印象も。

お風呂から上がって落ち着いてから右手を調べてみると、右小指の爪の内側まん中当たりに、3mm位爪が割れていてひびが入ったような感じになっています。爪のまん中当たりなので、割れ目のある下側(爪の付け根側)は勿論、上側(指先側)も爪は皮膚についた状態なので、ひび(亀裂)が入っていてもそこから先の部分が剥がれていたり浮いているわけでは無い。でも、内側の所から切れ目がある事は確かなので、ここに髪の毛とか何か引っかかって力が入ると、そのまま「ピッ!」と生爪を剥がすような自体になるかもしれません。で、本当ならばテーピングテープがあれば一番良いのだろうけど、手元にあるのはバンドエイド位しかテープ上のものは無いので、ハンドエイドで小指の爪の部分を巻いて保護することに。まん中にある傷口保護の綿の部分が爪の上に来るようにしてぐるっと巻いて様子を見ることに。

手を洗ったりするから、どうしても爪の先の部分から水が入ってきて、一日たつともうゆるゆるになります。ですから、毎朝古いバンドエイドを剥がして新しいバンドエイドでまき直すのが、ここ数日の日課でした。この時は、爪が伸びてひび割れ部分が指先まで到達したら爪切りで整えようと思っていたので、それまでまぁ2~3週間は毎日まき直さないといけないなぁ、バンドエイド足りるかなぁ、等と思っていました。で、最初にひび割れを見つけてから一週間位経過した昨日の事。土曜日だったので、外回りの整理とか草取りとかしていたため作業のゴム手袋をしていたからでしょうか、内部が蒸れたこともあり手袋を外したらバンドエイドも一緒にとれてしまいました。「あぁ、まき直さなきゃ」と思って場所を確認しようと爪を見たんですが、ひび割れが見えない。製確認言うと、凄く薄らと筋は残っているんですが、割れている部分がくっついたように見えます。一番外側の指からはみ出ている部分に触ってみると、段差みたいなものが残っているので「ここがひび割れていた場所」と確認出来ますが、その内側は左手の爪先で滑らせてみても割れていた場所は分からないくらいの状態に。どうもひび割れていた爪が、数日の間にくっついたような感じです。

その後暫くそのままにしていたら、その亀裂部分が乾燥してきて亀裂が見えるようになり、さらに乾燥したからか少しひび割れている先の部分が反り上がってきたような感じになってしまいました。バンドエイドを撒いていたので保湿されて、それで爪がふやけて伸びてくっついたように見えていたみたい。これが皮膚だったら屑口が塞がっていくのだろうけど、同じ皮膚の仲間とは言え堅く変形している「爪」なので、そこが再生するのはなかなか厳しいのかな。一瞬「おっ、爪も再生するんだ」と喜びましたが、流石にそこまでは行かなくてまだまだバンドエイドとかテープが養生が必要なようです。もともとの横に割れた原因が不明ですが、多分毎朝雨戸を開けて夕方閉めているんですが、その時に戸袋からスッと雨戸がで無かったり、入らなかったりしたときに指をぶつけて爪が傷つくことがあるので、それで知らないうちにやっちゃったのかなぁ。最初にも書いたように、自分はどうも爪が弱くて爪先がしょっちゅうガタガタになるので、水分補給と栄養(ビタミン)補給にもう少し注意しないと。 

2024年5月11日

Day 2: (NH Leg#11) HND-OKA / (UA Leg#10) OKA-HND

早朝4時前には目が覚めてしまい、グズグズしながら出発の準備。6時前にチェックアウトをして保安検査場へ向かいました。この日の搭乗ゲートは63番で、ラウンジから出たらほぼ正面の位置。余り時間は無かったのですが、朝飲む薬がありその為にも少しお腹に入れて置きたいのでラウンジに寄ることにしました。まだ朝早いためか、ラウンジ内は2割位の利用率でガラガラ。いつものお握りと御稲荷さんを頂いてから、薬を飲んで準備万端整ったところでゲートへ向かいました。

1) (NH) HND 06:35 - OKA 09:15 (NH993)

早朝の出発なのに、ゲート前は色々な年代の人が搭乗待ちをしている状態に。暫くすると、事前改札が始まり結構多くの子連れグループがゲートを通過していきます。それが一段落したところで、グループ1からの優先搭乗となり、機内に入りました。

仕様機材は国際線用のB787-9。電動シートタイプなので、操作もリクライニングも楽なのですが、途中機内アナウンスがあり国際線用機材のため機内Wi-Fiが使用出来ないという悲しいお言葉。でも、昨日利用したB787の国際線用機材は利用できたのになぁ。機内Wi-Fiシステムに寄って、対応可能・不可の違いがあるんだろうか。

ドアクローズは結構早くて06:30前でしたが、そこからプッシュバックまでに結構待たされました。多分10分以上過ぎてから、やっと機体が動き出しました。その後D滑走路のRW05へ移動して離陸したのは07:00少し前でした。暫く気流が不安定な場所が続くという事で、やっと安定して食事のサービスが始まったのは浜松辺りまで飛んでから。食事の後は、何せ機内Wi-Fiサービスが使えませんから何もやることがなく、シートを倒して睡眠不足を補うことにしました。

結構がっつり寝た印象とともに目が覚めると、フライトはもう沖縄本島に掛かってきたくらいで、どうも北側から真っ直ぐに着陸するようすです。時間調整のためか、一度西側に進路を変更して遠回りをしつつ、RW18Rに着陸したのは09:12頃。第2滑走路を引き返して連絡道路を渡り、32番ゲートに入ったのが定刻少し遅れての09:20でした。

外に出ると、都内の天候とは全く異なる暑い日差しがターミナルの中まで差し込んでいました。そして、修学旅行の団体も、これから出発する学校、戻る学校、何組かが搭乗待ちをしていてそれもあってかなり混雑していました。そんな中を掻い潜って外に出て、まずは所用を済ませます。

2) (UA) OKA 11:05 - HND 13:30 (NH462)

少し早めに戻れたので、ラウンジに入りメールチェック等していたら、定刻20分前になったので慌ててゲートへ向かうことに。使用ゲートは来たときと同じ32番ゲートですが、既にボーディングは始まっていてグループ2が搭乗しているタイミングでした。それでもゲート前はそんなに混雑していなくて、搭乗者数は少ないのかなと思いつつ機内に入ります。仕様機材はB777-200でシートは新しいシート。機内Wi-Fiもちゃんと利用出来ます(笑)。

ボーディングはスムースに進み、ドアクローズは10:59でプッシュバック開始はオンタイムの11:05でした。離陸滑走路は、ターミナル前のRW18Lで、先行機の離陸を待って移動をして離陸したのが11:16でした。フライト時間は02:12と表示されているので、これならば定刻よりも早く到着しそうです。

食事の後は、メール確認等しているうちに四国沖に近づき、そこから紀伊半島、遠州灘、伊豆沖とあっと言う間に移動していくかんじです。これならば早着もあり得るかなと期待するのは、定刻通りに到着して、羽田発13:44の成田行き特別急行に乗ることが出来れば、品川駅からのひかり号を一つ早いもの(14:10発)に変更出来るから。これで帰宅が1時間変わりますから大きい。機体は房総半島上空を北進すると、半島の付け根当たりで左旋回をして、どうもB滑走路のRW22を目指す様子。試しにFlightrader24を起動して他の飛行機の様子も見てみると、着陸はB滑走路のRW22とD滑走路のRW23に振り分けて処理しているようです。そのRW22に着陸したのが13:22。そこから一度反対方向に戻り、到着ゲートの61番ゲートに入ったのが、ほぼ定刻の13:31でした。

「よし! 間に合う」と心の中でガッツポーズしたんですが、ボーディングブリッジの接続に少し時間が掛かりちょっとイライラ。それでも、期待の外に出てバゲッジクレームを通過して、到着フロアーに出たのが13:40頃。そのまま京急のホームに入ると、既に入線していた成田行き特別急行に間に合いました。これで一つ早くできるので、車内でEX予約を呼び出してひかり号を変更。品川駅も、午後の早い時間帯だとこんなに空いているんだと感心するくらい空いていて、直ぐに京急側から新幹線側へ移動出来、余裕でひかり号に間に合い帰宅できました。次回もこういう調子で進んでくれるとありがたいのですが。

2024年5月10日

Day 1: (UA Leg#9) HND-OKA / (NH Leg#10) OKA-HND

G.W.直前のフライト以来、2週間ぶりのフライトは、今回も発券の都合上UA MPとAMCへのアカウント両方利用。今月後半は、ちょっと自治会の役とか回ってきたりして自宅を離れられない時期があるので、今月は前半勝負で、来月は国内だけで無く海外へもと狙っているのですが、まだ予定は未定。フライト中に作戦を練ることにします(笑)。

前日は初夏のような暑さでしたが、この日の朝は「寒い」と思うくらいに気温は下がっています。予報では、浜松は朝方寒いけれど日が昇るにつれて気温が上がるとのこと。一方で都内は雨模様の天気で気温も低いまま。ただ都内移動は実質室内だけなので、そんなに気にしなくて良いはず。となれば、朝の寒さを少し我慢できれば、半袖ポロシャツで出た方が、翌日はまた暑くなる予報なので荷物が少なくて済みます。で、ちょっと肌寒い中出かけました。

駅までのバスを待つ間はちょっと寒いくらいでしたが、車内に入れば問題無し。ただ、流石に今朝の冷え込みは厳しかったらしく、駅ですれ違う人達の服装は、一月以上カレンダーが巻き戻ったような感じでした。その後駅構内のスタバで朝食を摂り、新幹線で品川へ移動。この新幹線が、浜松から乗車したら私の前に並んでいた人が私の席の横を予約していた人で、さらにいろいろ面倒くさい人でちょっと難儀しました。

品川駅に到着すると、京急線に数分の遅れが出ていて本来はギリギリ間に合わない一つ前の羽田空港行きを捕まえることが出来ました。まぁ、それで予定していた空港線に乗車したのと変わらないくらいの時刻に到着したのです、損したのか得したのか良く分からない。羽田空港は、結構混雑していました。京急を降りてB1Fから2Fの出発フロアーに上がるエスカレーター前に、珍しく列が出来ていましたし。でも、時間の余裕があったのでAMC Diamond用の保安検査場に入ったら、誰も居なくてパススルーで通過出来て拍子抜けしました。ラウンジも、多分1割位の利用率で外とは違ってかなり空いた状態でした。

1) (UA) HND 10:25 - OKA 13:10 (NH469)

ラウンジを出て、向かって左側のエスカレーターを使って外に出ると、そこは64番ゲートの前。出発ゲートは、その隣の65番ゲートから。10:00頃にゲート前に到着しましたが、まだ事前改札も始まっていない状態。と言うか、出発20分前になっても呼び出しすらありません。「こりゃ、遅延かな」と思いつつ待っていると、事前改札がはじまったのは10:10過ぎでした。この65番ゲート、入口が新しいタイプの物で顔認証のパネルが付いたもの。事前改札で幼児連れのグループが通過した後、優先搭乗でグループ1の搭乗が始まりました。いつもの様に新しいゲートの端末にスマホのQRコードを提示。ピッと鳴って搭乗確認のピンクのレシートを取ろうとしたら出てきません。えっと思ったらゲート横のGSさんが「あっ、不要です」というのでビックリ。でも、先に入った事前改札の人達にはレシートが印刷されて手渡されていたのに。AMCメンバーはいらないのかちょっと不明でした。

機内に入ると、仕様機材はB787の国際線仕様のもの。フルフラットになる、短・中距離国際線用の機材でした。で、機内に入って待っていても、なかなかドアクローズにならない。結局ドアが閉まったのは10:44。更にプッシュバックまで10分位かかりました。その後タキシングが始まり、D滑走路のRW05から離陸したのは11:12とかなり遅れての出発となりました。

機内のPremium Classですが、2-2-2の6席×2列の12席あります。そのうち、7席は外国人の方が利用していたのですが、どうも国際線から乗り継いで沖縄へ行くグループの人達の様子。言葉の様子から、スペイン語? ポルトガル語? みたいな印象でした。日本に来て東京とか大阪とか京都とかのメジャーなところから、沖縄とかちょっと拘った場所へ観光で行くのが今の訪日観光のバリエーションなんでしょうか。

那覇空港へのアプローチは、時計回りに本当を回り込んでRW36Lへ。出発の遅れを少し取り戻しましたが、着陸したのは13:27で、そこから移動して35番ゲートに入ったのは13:35でした。ちょっと予想以上の遅れになってしまったので、急ぎ足で外に出ると、所要に向けて移動しました。

2) (NH) OKA 15:10 - HND 17:40 (NH470)

到着が遅れた分、空港に戻ってくるのも結構ギリギリでした。途中、出発ゲートが36Aに変更された通知を受け、ラウンジ直結の保安検査場を通過して一息ついたら、もう搭乗開始20分前になります。急いでラウンジを出てゲート前に到着したら、すでにグループ4の搭乗から全てのグループの搭乗に切り替わるところで、流石にちょっと早くない? しかも、既に大方搭乗したのか、殆ど混雑なくゲートを抜けて機内に入りました。今回の仕様機材はB777-200の新シートの機材。フルフラットにはならないけれど、これも有りがたい機材です。ただ残念なことに、Premium Classのシート電源が故障しているそうで(USB端子の充電は利用可能)、挨拶に来たCAさんがお詫びしていました。

ドアクローズは15:05でプッシュバック開始は定刻通り15:10。ターミナル反対側のRW36Rへ移動し、離陸したのは15:22頃でした。このフライトは、食事は断り熟睡していくことに。結構熟睡してしまい、目が覚めたらもう大島辺りを通過して着陸に向けて降下を始めていたころでした。少し大きめに房総半島を反時計回りに回り込むと、C滑走路に向けて左に旋回して着陸態勢に入ります。Flightrader24で見ていると、直ぐ横を少し先行してJAL機が飛んでおり、こちらはA滑走路を目指す様子。気流が悪いのか、揺れながら着陸したのは17:26で、そこから61番ゲートに入ったのは定刻よりも早い17:33でした。

この後は、翌日の早朝フライトに備えて空港直結のエクセル東急ホテルへと向かいました。

Haneda Excel Hotel Tokyu

調べてみたら8年振りの利用となる、羽田エクセルホテル東急。空港ターミナル直結で便利なんだけれど、なんせ横に広いT2の端に直結しているから、ターミナル内の移動だけでも大変。夕方の到着で、比較的ターミナル内も空いていたから良かったのですが、これが混雑していたらと思うとウンザリします。

ホテルに入ると受付があるんですが、待機していたスタッフさんに「チェックインですか? 」と聞かれて、有人カウンターへ案内されます。横には無人機の端末もあるので、そっちの方が簡単だったかなぁと後からちょっと後悔。

久し振りの利用でしたが、少し広い部屋へアップグレードしてくれたみたいです。で、部屋に入ったら朝食ビュッフェの案内が置かれていたんですが、「朝の5時から利用可能」と印刷されていてビックリ。いかにも空港直結ホテルらしい対応だけれど、朝の5時から朝食を食べる気にはならないなぁ....

空港ホテルだからか、アメニティ類は一通り揃っていて十分。コンパクトですが、そんなに狭くは感じない配置になっています。部屋が7Fだったので、窓越しにC滑走路のRW16L付近も見えますし。国内線利用の時には利便性抜群ですが、結構最近は料金が上がっているので厳しいんですよね。

翌日は目覚ましよりも早く4時頃に目が覚めてしまい、先ずはシャワーを浴びてスッキリ目を覚ましてから、今日の予定を確認します。出発時刻は06:35なので、05:50頃にチェックアウトをして保安検査場へ向かいました。

領土侵犯

久し振りの新幹線ネタ。 この日はいつも出社するときに利用しているときと同じ07:50浜松発のひかり号で品川駅へ向かいました。事前に確認しておけば良かったのですが、いつも空いている7号車のS Workシートを予約していたので、E列の自分の席の横のD列は空席と思って乗車したら、私の前に並んで乗り込んでいった同年代くらいの男性が、私の席の所で何やらごそごそしだします。「あれ? 自由席と勘違いしている?」と思いつつ、「窓際の席ですが」と言うと、体を避けたので中に入ると、その男性氏は通路側の席に座りテーブルにコーヒーやらパソコンやらスマホやらを広げ出します。どうも予約を入れられてしまった様子。実際、浜松出発時の7号車の乗車率は30~40%位で、いつもとそんなに変わらない感じでしたが、次の静岡駅では降りた乗客以上の乗客が乗り込んできて、一気に乗車率は80%を越えたような雰囲気になりました。

で、私の隣の男性氏、テーブルの右上の凹みの所にアイスコーヒーのカップを置いて、その横にNECのパソコンを広げています。このパソコン、多分12~13インチ位でそんなに大きな物では無いのですが、カップが置かれている分少し横、つまり私側に本体がはみ出てきます。「ちっ!」と思いながら(笑)、私もテーブルを出して自分のパソコンを置いてパワーを入れて起動するのを待ちます。隣の男性氏は、パソコンの位置がシートに対して正対しているのではなく、左側(=私の席の方向)に斜めに置くような形になるので、体もこちらに寄ってきてしまい、彼の左腕が私の右腕に当たったり擦ったりと言う状態に。こちらは、間にあるアームレストのこちら側に自分の右手を入れているのに、それでも向こうの左腕の肘辺りがこちらに当たったり、スーツの袖がこちらの腕(私は半袖ポロシャツ)に当たったりと、気になります。暫くしてどうにも我慢ならないのと、元々私はテーブルの上に置いて操作するよりは、テーブルを戻して自分の膝の上に置いて操作する方が慣れているので、その様にパソコンを移動したのですが、それで左側が空いたと思ったのか、更にこちらに侵入してくる始末。流石にそれは失礼だろうと、こちらも腕を少し突っぱねる様な形を意識して防戦します。こちらは、スタバのカップを窓際に置けるので少し余裕がある事は事実ですが、それでも体ごと左に倒れるようにして左にパソコンをはみ出させて操作するのはちょっと礼儀知らずじゃないかと、心の中で大声で叫びました(笑)。

しかもこの人のキーボードの打ち方が、ピシピシとキーをやたら強く叩く癖があって、キーの打鍵音だけでも五月蠅い。「あぁ、この人のパソコンのキーボードは直ぐにへたるんだろうなぁ」と思いつつ暫く付き合ってこちらもキー入力をしていると、突然パソコンをしまい出します。横目でチラッと見たら、今度はスマホを二台取りだして何やら操作をしている様子。「忙しいおっさんだなぁ」と妙に関心してしまいます。遠州弁の方言で「気ぜわし無い」という言葉があり、これは動作がジタバタして落ち着きのない様子を言うんですが、まさに「気ぜわし無いおっさん」状態。一瞬、新横浜で降りる気配があったんですが、ゴミ箱にゴミを捨てに行っただけでまた戻ってきてしまいガッカリ。結局自分と同じ品川駅で下車したんですが、新横浜駅を発車すると直ぐに荷物をまとめだして、シートの背もたれを元に戻して、中腰状態で待っている(笑)。品川駅に近づき、駅到着前の「会いに行こう」が流れ出すと、速攻で椅子から立ちあがって出口に向かっていました。本当に気ぜわし無い...

今回はパソコン本体がはみ出たわけですが、以前だとUSBポートにデータ通信アダプターを挿入していて、それがこちらに干渉する場合とか、USBマウスを接続していてそのケーブルがこっちにわちゃわちゃしたりとか、まぁ狭い車内だからいろいろあります。S Work車両だから、そういうユーザーが多いのは仕方ないけれど、これまで結構空いていたから気にならなったんでしょうね。それが混雑してくると、誰も彼もがパソコンを出して仕事をしだすから、干渉するケースが激増している感じです。こうなると、7号車予約も考える必要が有るかも。コロナ禍が開けている証拠とも言えるから、何とも言えないところが微妙ですが。

2024年5月9日

Pixel 8a

先日発表されたGoogleのPixel 8a。上位モデルのPixel 8相当の機能で、価格的にも少しお得になっていて、ちょっと購買意欲がそそられるけれど、秋に出てくるであろうPixel 9を待つべきか迷うところでもありますね。ただ、現在使用しているPixel 6と比べて、機種変更するだけの違いというか付加価値が感じられるかというと、個人的には疑問なんですよね。

今使用しているPixel 6とこのPixel 8aの一番の違いは、多分カメラ機能で、TV-CMでも盛んに宣伝されている修正機能や編集機能はPixel 6ではごく一部しか使用出来ない。面白い機能だとは思うし、AIを使うことで昔だとコンピューターリソースや処理時間も掛かっていた加工が、瞬時に実現出来るのは凄いと思う反面、その瞬間を切り出した映像を、それとは異なる映像に加工して行くことに抵抗感も感じるところ。実際Googleも、そういうAI加工での写真技術をCMで宣伝する一方、真実を取るみたいな宣伝流していて、それって矛盾していないかと突っ込みたいところ。 撮影した画像の加工機能に関しては、別にGoogleだけでなく、Galaxyもパンクヘアーの影の映り込み削除のCMなんていう、あまりリアリティの無いCMを流していたりするけれど、まぁどれだけ綺麗に加工できるかは実際にやってみないと分からない。

実はPhotoshopにも少し前からこの手の対象物切り出し機能が追加されていて、クリック一つで人物の切り抜きとかやってくれるんですが、流石に100%その機能で満足出来る切り抜きが出来るわけではない。境界線のコントラストがはっきりしている場合でも、微妙な所は曖昧になっているし、背景との関係でその切り抜きの境界線が凸凹している場合も結構有ります。それでも、以前のように最初から大まかに切り抜いて、その後それをレタッチして修正していくよりかは楽で、作業効率的には半分から1/3位に効率化された感じでしょうか。コンピューターリソース的には何倍も豊富なPCのソフトでもそんな感じですから、リソースが限られるスマホの処理では、まだまだ限界があると思う。

どうしても見た目のインパクトの方が消費者には大きいか画像加工の進歩が訴求点の中心になるのは仕方ないけれど、個人的にはAI機能がローカルでも利用出来て、それがどの程度の機能があるのかというのが、やはりこれからの注目的だと思う。特にスマホの利用をしてみて感じるのは、スマホはAndroid/iOSというプラットフォームの上に、独立したアプリを好きなだけインストールしてそれぞれを単体実行していく使い方をするからか、アプリ間のデータ共有とか操作I/Fの統一感みたいな物がなくて、それが時々不満になる事も。Windows PCや多分Mac PC等は、昔々はそう言う時代だったけれど、マルチタスクになり複数のウィンドーを開いて複数のアプリを平行して使用する事が「普通」になったから、そう言うデータ共有というのは結構普通に行われているし利用している気がします。AIがそういう部分を補完して、今利用されているアプリのデータや設定をAIが常時モニターをして、そのデータを別のアプリから呼び出せるような、中間バッファみたいな事をやってくれたら便利そう。単純な「Cut & Paste」よりももっと機能的・知能的なデータ共有みたいなイメージでしょうか。そこまで期待するとなると、やはりPixel 8aではなく、Pixel 9あるいは大台の2桁番号になる(?) Pixel 10迄待つべきか。

デジタル監視社会

一月位前にネットに掲載されて話題(問題?)になった、横須賀に停泊中の「いずも」の甲板上空を通過したドローン映像はどうやら本物らしい。で、中国に居ると思われる投稿者は、この発表を受けて更なる映像を追加公開をして、煽っている状態(笑)。最近のドローンは、手のひらサイズの物でも高性能カメラを内蔵していたりするから、肉眼では分からないだろうし、それこそレーダーとか無線監視等でもして対策しないと無理じゃ無いかなぁ。

昔の「飛行物」は、基本小型の模型飛行機用のガソリンエンジンを動力にして飛んでいたから、結構エンジン音で気がつく物なんですよね。それが、最近のドローンは、特に小型の物はモーターで駆動しているから、本当に静か。ハイブリッド車がモーター走行していると、余りの静かさに接近していることが歩行者に伝わらないので、わざとエンジン音をスピーカーから流そうかという話が昔あったけれど、それこそ全てのドローンに「音姫」搭載を義務づけないとその存在を把握するのは難しい気がする。

飛行隊の探知というと「レーダー」を先ず思い浮かべるけれど、最近のドローンだとタバコの箱位のサイズでも十分実用になるから、レーダーでも探知するのは難しいんじゃ無いだろうか。反射面が名刺サイズ程度では厳しそう。ただし、近接距離用に工夫したら何かアイデアはあるのかな。例えば高出力でレーダー破を送信して、微少飛行隊でも探知できるようにするとか。ただそれだと出力が大きすぎて、周辺機器への影響も大きそう。あと、大型の鳥類なんかは誤認識しそうだし。

個人的に思いついたのは、「光学式」はどうだろうか。高解像度のカメラで360度周辺映像を撮影して、前後の映像の差をAIが監視して、鳥類とか雲の動きなどは無視するけれど、ドローンとか飛行機などは「注意対象」として警告するようなシステム。通常の映像は、1秒間に30フレームだけれど、もう少しコマを落としても高解像度広範囲の映像にしても、前後の映像差分の抽出は簡単じゃ無いだろうか。で、怪しい飛来物を見つけたら、高出力のレーダーを照射して更に確認するとか。と言うか、このエリアは元々ドローンの飛行禁止区域だったのだから、怪しい飛来物は問答無用で高出力波を照射して機能不全にしても良い気がする。もっとも、逆の言い方をすれば、飛行禁止区域にしているのに監視体制が不十分だったわけで、そこは反省して対応しないと。多分、同じような事をこの投稿者はまたやってくるだろうし、類似の愉快犯も出てくると思う。案外、今回の教訓が実戦で生かされたりして。 

定年延長

トヨタが売上高45兆円を超えて、営業利益も5兆円を越えたと昨日ニュースに。円安の影響が大きいのかもしれないけれど、45兆円というとちょっと前の日本の予算総額ですよね。まぁ、それだけトヨタのビジネスが好調と言う事なんだろうけど、ちょっと(かなり?)羨ましい(笑)。

トヨタと言えば、やはり昨日だったかな、定年を60歳から65歳に延長し、定年後雇用延長を70歳まで伸ばすというニュースがありました。実は、今年のお正月に注が津校時代の同窓会があり久し振りに参加したんですが、そこで当時の悪友の一人がホンダに勤務していることが分かりました。中学の同窓生=すでに60歳の定年は過ぎているのですが、ホンダは定年が65歳なのでまだ現役のエンジニアとの事。65歳以降は70歳まで定年延長があるので、いつまで働くかはまたその時に考えると入っていましたが、まだまだ元気そうな様子だったので70歳まで勤め上げるのかなぁ。 

今の所自分の会社は60歳定年、65歳までの定年延長再雇用というルールなので、そろそろその後の事も考えないといけない。幸いにも、贅沢を言わなければよほどの事が無い限りは老後の生活に困ることも今の所無さそうなので、悠々自適に生活するというのも一つの方法だけれど、何か刺激が定期的に無いと直ぐにボケそうな気もするんですよね。そうで無くても長いことリモートワーク(在宅勤務)をしていて一番感じるのは、通勤していた時代と比べて明らかに運動量が減っているから基礎代謝も減っているし、健康にも影響している事。何とか自分でいろいろ用事を作って週に何日かは外出したり、それこそ今の所趣味の海外旅行なども出来るからまだ何とか最低限の所で踏みとどまっているけれど、それだっていつまで続けられるかどうか分からないし。

地域ボランティアとか、所謂シルバー人材制度等を利用して「仕事(=報酬を貰う)」ではなく「働く」ようにすれば、多少はそういう課題は解決出来るかもしれない。ただ、自分がそういう人達に仕事をお願いする事が何度かあった経験から感じるのは、仕事の内容はまだ良いとしても、その集団の中での人間関係が面倒くさいなぁというのが本音の所。仕事関係とか最近でも似たようなグループとか集まりに参加する機会はあるんですが、そう言う「都会の集まり」の場合はゼロとは言わないけれどそういう人間関係は希薄でビジネスライクな部分が多いから、まだ我慢できる気がします。でも田舎に来るとそうは行かないし、まぁ昔ほどじゃないけれど「長老」的な立場の人がいて色々采配したりするのに従わないといけない場合もあるしで、正直20年以上地元を離れていた自分にとっては「窮屈」に感じる事象です。ずつと地元で生活していれば、そう言うものにも慣れてそれなり自然に対応出来るのかもしれないけれど。そう言う事を考えると、何とか弊社も70歳までの定年延長を実現して貰って「いゃぁ、仕事が」を理由にそう言う柵からまだ暫く距離を置きたい気がする。ホンダかトヨタに就職できないかなぁ(笑)。

2024年5月8日

偶数に揃えろ

まぁ、どうでもいい話ではあるんですが... 食卓に欠かせない食材の一つ「ウィンナーソーセージ」。事前に火を通してあることもあり比較的日持ちする食材なので、特売なんかで打っていると有る程度まとめ買いしたりする食材。ただ、一度に一袋分食べきれないこともあり、大体は小袋一袋を2回で消費するのが自分のパターンです。

ウィンナーソーセージと言えば、自分は「シャウエッセン」を殆ど購入しているんですが、それ以外にも「香燻」とか「アルトバエルン」とか「燻製屋」とかいろいろ。そんなに色々なメーカーのものを購入するのではなく、また一度にそんなに使い切れないので(基本、朝食のおかずとして数本焼く程度)、徳用の何十本も入ったものではなく、5~6本ずつの小袋タイプを使用しています。で、空くまで私の購入範囲での認識ですが、「シャウエッセン」は6本入っているけれど、他のメーカーは5本入り担っていると思います。そのため、朝半分焼こうと思うと、シャウエッセンならば3本ずつ2日で消費すれば良いけれど、その他メーカーの場合は、「今日は3本にしようか2本にしようか?」とコンロの前で暫く悩むことに。コストと商品価格設定の都合からの本数設定何だろうけど、一度に使い切る場合ばかりでは無いのだから、奇数本では無く偶数本入れて欲しいと強くメーカーさんにはお願いしたい。

大体「5本」というのがいじましいと言う悩ましいというか、4本だと購入時に「少なっ!」と受け取られ仕舞うだろうし、6本田と価格を上げないといけなくて競争力低下を招いてしまう、みたいな判断何だろうなぁ。でも、5本というのは凄く使いづらい。仮に5人家族が利用するにしても一人一本という慎ましさで、それなら一人2本、3本食べられるように徳用袋で購入するだろうし。「別に何本残ろうと、残った分はリレー形式で次の機会に新しい袋の分と合わせて使えば問題無し」という反論は想定済みですが、毎回「何本残っていて、今日は何本新しく出せばいいのか」と考えるなきゃいけなくて、何か使い切れない「ムズムズ感」が続くのが嫌です(笑)。

ウインナーソーセージに限らず、こう言う数で分ける場合ってちょっとした競争になりますよね。例えば手羽先とか餃子とか焼肉の時の肉の枚数とか、丁度人数の倍数有るのが理想だけれど、なかなか上手く行かない。それでも、人間の数と対象物の数が同数か倍数ならば良いけれど、そうで無ければ取りあえず奇数個よりは偶数個の方が、上手く振り分けられる可能性って高くないだろうか。まあ、偶数人数で偶数個の対象物であっても、それを均等に分けられない事も多いから、悩むこと自体が不毛な気もするけれど。でも、朝「さぁウィンナーソーセージ焼くぞ」と思ったときに「うーん、今日は2本にしようか3本にしようか」と悩むのはやっぱりちょっと無駄な気がする。ですから、個人的には「シャウエッセン」以外のメーカー各位におかれましても、是非小袋商品には6本入りに統一していただけると嬉しい気がします。

匂いの選択肢

先日いろいろと生活用品等を購入しに近くのスーパーへ行ったときのこと。トイレ関係の備品が無くなっていたので、先ずはそれを購入することに。具体的には、トイレ掃除用の流せるクリーナーシートと、水を流す度に洗浄してくれるトイレ内側にスタンプをして付けておくジェリータイプの洗浄剤が、それぞれストックが無くなっていたので、今使用しているものを使い切る前に購入しようと思ったわけです。

先ずはスタンプタイプの洗浄剤を見てみます。2~3社から似たような製品は出ているけれど、既に自分は某社の製品を使っているので、今回購入するのは棒状の詰め替え用製品。ぱっと見ると、同じ物なのに3種類位棚に並んでいて、歯磨き粉のように洗浄成分とか違うのかと思ったら、違いはそれぞれに付けられている「香料」なんですね。シトラスとかホワイトブルームとか、幾つか匂いが付けられています。確か以前購入したときには、香料の選択肢は一つしか無くて、代わりに「漂白剤プラス」とか「悪臭ブロック」とか、機能性毎に幾つか製品があったんですが、今回のお店はそう言う品揃えはしていない様子。私はこういう香料は苦手なので、暫く悩んでから唯一許せる柑橘系の「シトラス」の製品を煮て取り買い物籠に入れました。

その横には、トイレ用クリーナーシートが並んでいるので、そちらに移動。で、同じように今使っているメーカーの製品を探しますが、このスーパーの「推し」では無いのか品揃えが少ない。しかも、その少ない品揃えでも添加されている香料は2種類位あります。ここで困ったのは、先に購入したスタンプの香料とこのトイレクリーナーシートの香料で一致するものが無い。まぁ、そんなに臭うわけでは無いと思うけれど、トイレという狭くて閉鎖的空間だから、ちょっとした匂いでも扉を開けると結構気になるんですよね。で、異なる匂いが混ざった時って往々にして悪い方向に傾きがちと言うのが自分の経験則。暫く悩んで、先に購入したシトラス系に近そうな匂いのものを選んで籠に入れましたが、ちょっと不満。

規模は「無臭タイプ」を出してほしいんですよね。室内の臭い消しのために隠す匂いが必要ならば、別途それ用の芳香剤を使えば良いわけだから。メーカー側の意図も分かりますよ。清掃系の製品だから取って、100%完全に排泄物などを除去できるわけでは無いの。どうしても「残り香」みたいなものはあるから、それを別の匂いで隠すことで製品としての満足度を上げようという意図は。特にトイレ用品って「匂いつき」の製品が多く無いですか。トイレットペーパーも匂いつきのものが多くて、私は必ず「無香料」の製品を購入しています。トイレ用の芳香剤もあるし、清掃関連製品にもそれぞれ匂いがついている。たまに友人とか外のトイレを利用すると、この手の芳香剤の匂いが入り交じっているときがあって一瞬利用するのに躊躇するときも。ある意味、生活の豊かさの現れなのかもしれないけれど、「無香料」「無臭」という選択肢を、是非それら製品、洗剤とかも含めて追加してほしいと思います。

2024年5月7日

大谷無双

昨日の試合で、LA Dodgersの大谷選手が1打席目と4打席目にホームランを打つだけでなく、2/3打席にもヒットを打ち4打数4安打の満点の試合に。これで大谷選手は、打者8部門でリーグトップ(タイもあり)に立ったことになり、4月の開幕戦から暫く言われていた「大谷不調節」は一体どうした状態。

最初はヒットを打ち出して、ちょっと一安心したけれど、大谷選手の代名詞である「ホームランむがなかなか出ずにヤキモキ。それでも、ホームランが出だしたら、4月には前年同様の7本まで届き、この調子ならば今年も40本行くかと思ったら、もうポンポンぽんと10号まで到達。去年と比べて凄いと思うのは、今年は打率や打点も良いことですよね。ここ最近の試合で固め打ちをしたので、一時下がっていた打率も.364位まで上がったのかな。しかも、昨年よりもランナーがいるときにヒットが打てているので、打点もリーグトップというも違うところ。大谷選手の場合は、単打よりも長打の方が多いから、それだけ打点にも貢献している気がします。

素人ながら大谷選手の試合を見ていて感じるのは、彼の場合はベースがホームランで、その短いものがヒット(と言っても二塁打)という事。普通は、まずヒットが有って、その延長にホームランが有るんじゃ無いかと思うんですよね。だから、ベースの違いを感じます。ヒットが主目的の選手と、ホームランが主目的の選手が、同じ状況で同じ打数で勝負しても、そりゃぁ差が出てきて当然だと思う。ただ、それを普通にやってしまう大谷選手がやっばり凄いという事なんですよね。まだまだ早い過ぎる話題だとは思うけれど、若しかしたら今年は大谷選手に三冠王の機会がかなり大きい気がします。二刀流でもホームラン王になるくらいだから、DHとは言え打者専念している今年ならば、やっぱりそれ位は狙ってほしいですよね。で、来年は投手中心でサイヤング賞を獲得して、三冠王とサイヤング賞をどちらも獲得した選手、みたいなトリビアが生まれたりして。

まぁ、打者の記録だけのトリビアとか投手だけのトリビアだと色々な選手が浮かぶけれど、打者と投手両方でのトリビアとなったら、とにかく「大谷翔平」と言えば90%以上はあたりそうな気がする。しかも、彼が塗り替えている記録の多くは、野球の神様・ベーブルースの記録な訳で、まぁアメリカの野球好きにしたら、いつかルースの記録も塗り替えられるとは思っていても、それが日本から来た二刀流選手だとは誰も予想しなかったでしょうね。これだけ好調さが戻ってくると、恐いの「怪我」だけ。病気とか体調とかは、奥様も居ることだしそんなに心配することは無いと思うけれど、ここ最近メディア等で指摘されている右足だったかな、気にする素振りだとか、例えば盗塁でのクロスプレーでの怪我とか、そう言うものが一番怖いですよね。今の所無双状態の大谷選手ではあるけれど、無敵という訳では無いですからね。実際昨シーズンも肘の怪我で途中から休養に入ったわけですし。とにかく、怪我なく一年間シーズンを過ごしてくれれば、記録もついてくるだろうし、もしかしたらDodgersとしても久し振りのワールドシリーズ制覇も出来そうな気がする。その立役者の一人として、税最後のお立ち台に立つ姿を見たいです。

[ 2024/05/07追記 ] 

こんなことを書いた当日に、3試合連続となる第11号ホームランで、ホームラン数単独リーグトップとは... 

 

2024年5月6日

10連休G.W.終わる

G.W.も今日で終わり。今回は会社の特別休暇もあって10連休だったんですが、 「えっ、10連休? いつ?」と思うくらいあっというまに最終日に。10連休どころか、通常の週末土日の連休くらいの感覚何ですが、これって自分の記憶がバグっているせい?

10連休と言いながらも、まん中3日はカレンダー的には平日だったので、今年のG.W.は前半の3連休と、今日も含めた後半の4連休というのが一般的パターン。その為か、前半の時も「高速道路の状況は」「新幹線の乗車率は」「空港の混雑は」という放送を良く耳にし、後半も同様。今日は連休最終日なので、朝から特に高速道路の混雑が始まっていてた、車で帰省とか観光に出ていた人達は大変そう。

今回は前半はちょっと天候が不安でしたが、そんなに大きな崩れもなく、全体的には真夏日も出るほどの「暑いG.W.」でしたよね。10連休のうち9日間は「自宅警備員」の今回は、少しずつ家の中とか外回りを片付けていたんですが、昨日などは暑さでちょっとヤバいなと感じる位で、片付け作業も早々に切り上げました。最も、天気が良い分洗濯物は良く乾くから助かるけれど(笑)。今日は朝から曇り空で、雨は夜になってからという予報。昨日と比べたら「涼しい」ので、今日は外回り特に家の外の敷地の草刈りとか一気に片付ける予定。問題は、それだけの体力がこの10連休最後に残っているかどうかですが。

今年は3連休が多い年という事で、7月の「海の日(7/12~7/15)」、8月の「山の日(8/10~8/12)」、9月の「敬老の日(9/14~9/16)」と「秋分の日(9/21~9/23)」、10月の「スポーツの日(10/12~10/14)」、11月の「文化の日(11/2~11/4)」と、ほぼ毎月1回は3連休が設定されます。実は6月は会社の特別休暇が6月7日にあり、6/7~6/9が3連休になるんですよね。12月は、年末の休暇に入るから、実際にも毎月3連休(以上)状態。これに、今年は昨年から繰り越した有休も丸々残っているし、いゃぁ休むのか大変(笑)。やはりこれは、MLBやNFLに行かないと。

2024年5月5日

活力注入

佐々木俊尚氏が紹介されていた、休養しているはずなのに中々取れない疲労に関して。多くの人の場合『「活動」→「疲労」→「休養」→「活動」→...』 という「活動」「疲労」「休養」の三角形のサイクルで回そうとして「休養不足」状態のまま次の「活動」が始まり、疲れが取れないという状況に陥っているという話。

じゃぁどうしたら十分に「休養」が取れるのか。「休養」というのは、開くまで「疲労」を修復する行為なので、幾ら「休養」をとっても、次の「活動」に繋がる動機付けだったり「やる気」みたいなものは増えないので、「活動」すればするほど「疲労」が大きくなり、それは「休養」しても「疲労」は快勝しても、活動に対しての意欲は減るばかり。これが所謂「疲労感」というものという話は、凄く腑に落ちます。じゃぁ次の「活動」に繋げるためにはどうしたらよいのかというと、「活力」を蓄える、と言う事が重要という話。つまり、次の「活動(=仕事)」に対しての「やる気を充電する」という事なんですよね。

何度か書いているんですが、私が初めて海外出張をするときに、出発前に海外出張の心得みたいな事を当時のマネジャー氏が色々話をしてくれたんですが、その中で今でも心にも記憶にも残っているのが「国内での仕事にしても、海外での仕事にしても、一生懸命やるのは当然。でも、ただ頑張れが良いというわけでは無い。月曜日から金曜日はしっかり仕事をして、土日は仕事の事は忘れてしっかり休む。土日休むのも『仕事のうち』と思ってしっかり休養して、次の月曜日からまたしっかり仕事をすること」と言うような事を言ってくれたんですよね。新人の頃は、とにかく頑張らないという変な思い込みもあるし、当時はバブルの真っ盛りだったから、早朝残業に深夜残業をしてバリバリ仕事をするのが「出来る人、偉い人」みたいな風潮もありました。場合に寄ったら、土日出社も厭わずに予定を厳守して行くのが偉いという時代だったこともあります。そんな中で「しっかり休むのも仕事のうち」と言われても、正直最初は意味が分からない。でも、実際に色々と仕事を任されたり、海外出張とか経験してみると、本当にただ頑張るだけでは、バッテリー切れになって止まってしまうことを実感しました。

「活力」というものを、じゃぁどうしたらよいのか・何をしたら良いのか、というのは難しい所。トレーニングとかして体を痛めつけることが「活力」の場合も有るだろうし、一日中うちでゴロゴロしてアニメを見てお酒を飲んでいるのが「活力」になる人もいるだろうし。自分は、やはり運動で無くても体を動かすのが「活力」に繋がると感じるのは、やはり日々の仕事をリモートワーク中心で座ったままの状態が多いからかなぁ。トレーニングと言わなくても、外を出歩くだけでも十分に気分転換になるし、結構有効だと思います。逆に、編にトレーニングとか考えてしまうと、基礎体力も落ちていることもあるので肉体的にかなり疲労してしまい、その為の休養が必要になってしいますし。そう言う意味でも、何か趣味を持つというのは結構大切なのかも。更に、1時間単位で5分位の休息タイムを入れたり、お茶したりということも、短いサイクルでのリセットに繋がるんだろうなぁ。集中出来るときには有る程度まとめて仕事をすることも必要だけれど、ルーティンワークみたいな事の繰り返しは、短時間毎に休息を入れたり気分転換をしたりという事で、細かくリセットしていくのが良さそう。

報道の無法度ランキング

毎年の恒例行事と言っても良い気がする「報道の自由度ランキング」で日本が低いと批判するメディア各社。Nathan氏の記事を引用すると、その「自由度が低い理由」として指摘されている、記者クラブ、電波利権、クロスオーナーシップ等のうち、自分達にブーメランとなる記者クラブ問題以外は指摘せずに批判しているわけで、ダブスタどころか、盗人が防犯対策を指摘するような話。

『国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)』と書かれるだけで、何か凄く国際的に権威のある若しかしたら国連とか世界的な機関にも関係するようなNGOが調査して発表しているんじゃ無いか、という理由無き誤解が増幅される気がする(笑)。このNGOによる毎年の発表では、ここ最近では毎年70~80位の日本。でも、日本より上位の国の中には独裁体制の国があったり、自由の制限が傍目から見ても厳しいと思われる国もあり、どうもその結果には毎回疑問符が付く話。そもそもその調査方法が、メディア関係者の判断での順位付けということなので、どうしても自分達の不利・不平等な点に目が行くだろうから、特に日本人が評価するとなると低くなるのは突然だと感じます。

しかも、その中でも順位付けの理由として毎回指摘されている、記者クラブ制度の問題、電波利権の問題、クロスオーナーシップの問題の中で、自分達にとって有利に働くであろう「記者クラブ制度」に関しては原因の一つとして取り上げるけれど、それ以外の事柄に関しては自社に有利な条件故に指摘することすらしない。結局は「報道の自由度」のランキングではなく「報道の無法度」ランキングと言った方が正確なのでは。実際、10年、20年位のスパンで見ると、報道の質もそうだし「公共性」を謳いながら、その報道姿勢にバイアスが掛かりだし、しかもそれが分かっても否定しないところが最近の問題だと思う。そう言う事が読者・視聴者が認識するようになったのは、ネットの発達で誰もが自由に情報アクセス出来るようになったことと、情報ソースとエンドユーザーが直接情報共有出来るようになったことが大きいと思う。それを考えると、やはり2000年後のネットの時代始まりが最大の理由だと思う。

結局、情報源のオリジナルソースとエンドユーザーが直に繋がる仕組みがあり、さらには多数の専門家・専門知識の持ち主が集合知としてメディアの報道を検証し修正して場合によっては批判されるため、メディアとしては昔のように自分達が唯一の権威だった時代から、「メディアの一つ」に過ぎない存在になっています。でも、昔の栄華を忘れられないのか、今でも自分達が正義だと思っているし、情報体の中心だという意識というか驕りというか誤解の中で活動しているので、どんどん信頼性もなくなっている。逆に、そう言うことを指摘する仕組みも生まれてきているので、以前よりも何倍何十倍もの批判や批評が届けられるんですが、それを「報道の自由の否定」みたいな穿った見方をするから、彼らだけは「報道の自由度が低い」と感じているんでしょうね。個人的には、これだけ報道とか情報共有に大らかで、ある意味「何でもあり」の自由な世界は、世界中探してもなかなか無いと思う。 だからこそ、昔から独占していたレガシーメディア界隈は現状を気に入らないんでしょうね。

2024年5月4日

猪口才なチョコZAP

佐々木俊尚氏の引用から、チョコZAP躍進とこれからの戦略に関して。最初に「チョコZAP」という名前を聞いたときには、随分とおちょくった名称だなぁと思ったんですが、あれよあれよという間に街中に「ChocoZAP」の看板が目立つようになってビックリ。人間不思議な物で、最初は疑問を感じていても、これだけ頻繁に目に入るようになると「ちょっと見てみようか」という心理になるから不思議です。

記事の中では、現在の簡易的なトレーニング施設だけでなく、エステやゴルフ練習設備がある店舗もあるし、さらにはコインランドリーやカラオケ等も検討しているとのこと。これって、店舗展開している空き店舗にも寄るんじゃ無いですかね。今の店舗展開を見ていると、コンビニの跡地利用している店舗が自分の周りでは目立つ気がします。コインランドリーやカラオケとなると、もう少し大きな箱が必要ですから、今のような形態よりはもう少し大きな物件、例えばカラオケビルみたいなものを今後は探すような気がします。コインランドリーに関しては、最近ではコインランドリーが多角経営化していて、カフェ併設とかも普通になりつつあるし、自宅近くのコインランドリーでは店舗内に冷凍食品の自販機を置いていたりしてちょっとビックリ。

チョコZAP意外にも、所謂ジムのように練習着に着替えて、インストラクターがいてというレベルよりももっと敷居を低くした「普段着ジム」みたいなものはチョコZAPよりも先にありましたよね。どちらかと言うと、高齢者が健康維持のために簡易的なトレーニングをする施設でちょっと毛色は違っているけれど、あれは簡易的で取っ付きやすい上に、10分とか15分とか隙間時間を利用できるのが大きいメリットだと思います。また、簡易的トレーニングなので、着替えも不要だしそれ故に更衣室も不要、シャワー設備も不要と設備投資も効率化出来るし。私も、時々ですが自重トレーニングを自宅でやったりしていますが、やはり続ければ続けるほど「飽き」も生まれるんですよね。そういう時に気分転換にちょっと日頃は使っていないマシンを使ってみるとか、それが格安の料金で利用出来るとなれは、やはり人気は出るだろうなぁと納得出来ます。

もう一つは、最近の傾向として「タイパ(タイムパフォーマンス)」というのがかなり大きな付加価値と認識されて、空き時間に別の行動を入れるとか、ワンストップサービスで複数のニーズを満たすというのは、昔からある発想。カメラ屋さんが量販店になり、今では食品やリフォームにとその他商品まで販売している。最近では、薬屋さんがドラッグストアーとなり、こちらも食品や生活用品販売をしている。コンビニなどは、最初から複数の商品販売をしていたけれど、食品ニーズにどんどんシフトしていますが、これだって昔の「売店」の発展形と言えると思うし。だからと言って、どんな業種でも複合化すれば良いわけでは無いわけで、有る程度専門店みたいな所は残るでしょうね。汎用的なチョコZAPに対して、パーソナルトレーナー(PT)という存在はこれからも残るでしょうね。ただし、今は個人業種的な立場の人がPTでは多いと思うんですが、今後はチョコZAPと提携して、チョコZAPの補完的な内容、あるいはもう少し個人的に自宅でもトレーニングしたいような人向けに生活指導みたいなかたちで月に数回自宅訪問して指導する何て言うのも有りかもしれない。まぁ、世の中便利になって自分のために成るのであれば、いろいろなサービスが生まれていくのは良いことだと思う。

浜松まつり

昨日は、朝から出かける用事があったため、7時過ぎに自宅を自家用車で出て浜松駅へ向かいました。途中市街地に入ったら、何故かのろのろ運転の状態に遭遇。事故か何かで止まっているわけでは無く、ゆっくりだけれど全身はしているんですが、どうも状況が掴めない。自宅近くの田舎エリアで運転していると、最近のように田植えの時期だとトラクターとかが走っていて、それが律速段階になってノロノロ運転になるという事は有りますが、何かそんな感じですがここは市街地ですし... で、暫くして車線が増えたら分かりました。 何台か車を挟んだ前方を、昨日から始まった「浜松まつり」の御殿屋台が何人かの人が押して移動しているんですね。町名までは分からなかったけれど、多分夜になると御殿屋台の引き回しが中心地域で行われるので、そのたい気場所というか集合場所に行く途中なのかな。その後ろには、何台か車がぞろぞろ続いていたけれど、これはその押し子の人達を、元に連れ戻す移動者なんでしょうね。

新幹線で東京方面に向かうために、駅近くの市営駐車場へ車を入れて駅方向に向かうと、途中の通路に通路を左右に仕切るコーンが設置されていて、「遠鉄グループ」と書かれたビブスを着用した人達が何人も出ています。駐車場から駅に行く間には、浜松市で一番高い「アクトタワー」が有り、ここには幾つかのホールなんかもあるので、何かイベントをやるのかと思ったら、凧揚げ会場行きのシャトルバス乗り場への誘導路のようでした。その人流整理の準備で朝から動員されている感じ。大変そう。更に駅前まで進むと、速くも祭りの法被姿の人を何人も見かけて、朝からやる気十分。初日のイベントは、なんと言っても中田島砂丘での凧揚げで、あれって何時スタートだったかな。「凧合戦」というだけあって、凧の糸を絡ませて互いに相手の凧を切り落とすのがクライマックスだけれど、確か初日は前の年やその年に生まれた子供の出生祝いの祝凧を揚げるのが習わしだったと思う。普通は0歳から1歳までの子供が対象だけれど、もう大きくなったけれどコロナ禍の時に祝い凧を上げられなかった子供が、今年上げる場合も有るらしい。幸いにも凧揚げ期間の3日間は晴天で夏日の予報も出ているくらいだから、綺麗に空に凧が待ってくれると思います。

昨晩は、丁度帰省していた弟夫婦と晩ご飯を食べたんですが、この浜松まつりの話も出ていて、「〇〇(自宅のある町名)も屋台があるのか?」と言うので、コロナ禍以前は夜に近所を引き回したりしていたけれど、街中の御殿屋台引き回しはどうだったかなぁ、と言うような話をしていました。うちの街の屋台も、今朝は早朝から街中まで押したり引いたりして移動したんだろうか。道沿いに移動したら、10kmとは言わないけれど、7~8kmは優にあると思うんですよね。私も、以前健康維持のために朝のウオーキングで自宅から駅近くまで歩いて往復していた時期があったけれど、ジョギング位で走っても往復に2時間半はかかったから、あの屋台を引っ張っての移動だともっと掛かるはず。3~4時間は最短でも必要では。出、そんな話をしていたら弟がポロッと「まぁ、興味は無いけれど」と言うので、おぉお前もそうかと言うと、やはり自分と同じく子供の頃は街中の一部の町だけの祭りだったので、郊外にあるうちなどは論外だったんですよね。そう言う経験があるから、昔からの人間はその恨みというか悪い印象が根付いている行事でもある事は事実。一応今では町の行事でもあるので、寄付とかは払うけれど、それ以上もそれ以下も関わり合いたくないと言うのが正直なところ。

そもそも、昔は無関係だったうちみたいな郊外の町まで関わるようになったのは、想像もありますが多分市街地から郊外へ転居する人が増えて、その人達が昔の名残で引っ越し先の町でも参加するように働きかけたのでは思っています。また、祭り運営委員会としても、参加町数が増えれば、それだけイベントとしても大きくなった集客力も増すし、経費も掛かるけれど収益の増加も見込めるからと言う事も有るでしょう。ただ、凧は兎も角屋台は1年に3日間だけ使用するわけで、それ以外の362日は倉庫にしまっておくだけ。その倉庫だってそれなりの大きさの倉庫が必要で、あの維持費だけでもお金人でも相当な物だと思うんですが。引っ越してきた人達が、今の場所を終の棲家として今後も面倒見てくれるなら良いけれど、今の時代そんなに土地とか地域に愛着も無いだろうし、例えば子供が独立したらもっとコンパクトで利便性の良い町かなに逆に戻るケースも有るだろうし。昔ほど柵が無い分、こういう物の継承とか維持することは難しくなっている気がします。

2024年5月3日

ウェアラブルAI

「ウェアラブルPC」という言葉が使われたのは、いつ頃だったかなぁ。1990年代に、某所でプロトタイプというか、半分冗談半分製品化チャレンジみたいな「試作品」に関わったのが、30年位前かなぁ...  某精密機器メーカー試作のメガネ型表示装置を使って、本体はVHSのビデオテープ位の箱に入れて腰に吊して、十字キーみたいなコントローラーで操作したような朧気な記憶が。当時は、やっとノーブックPCが搭乗しだした時代で、「小型」と呼ばれる物でも、サイズは兎も角厚みが厚くて重い物だったので、実用性としてはかなり疑問ではあったけれど、例えば工場などの製造工程で紙のマニュアルを横に置いて仕事をするのでは無く、技術情報を画面で参照しながら作業するとか、結構現在では実現されている用なユースケースを想定して、真面目に試作していた気がします。

それが今では「ウェアラブルAI」にどんどん進化しているらしい。つまり、昔のように「PCをどれだけ小型化軽量化して体に装着するか」というのは、もう課題では無くて、「そのデバイスで何をするか」という次のステージに移っていると言う事ですからね。今でも、作業者が使用している小型カメラの映像を、遠隔地にいる技術者と共有しながら指示を与えて作業を進めるような、双方向協業みたいな仕組みは実用化されていますが、これが「ウェアラブルAI」になると、その作業者が外部接続出来ないような環境でも同等以上の情報を受けながら作業出来るわけで、かなりニーズは高そう。例えばトンネル工事とか、ビルの地下の作業とか、将来的には宇宙空間での作業なんかでは技術提供だけでなく、周りの環境をモニターしながら危険察知とか生存可能性向上のためにも利用されるんでしょうね。

私はSF好きだから、結構そう言うAI系の作品も読むのだけれど、どうしても昔の「光速エスパー」のチコをイメージしてしまうんですよね。あるいは、装着系では無いけれど「ナイトライダー」のキットとか、自然な対話型のインターフェースが普通のように感じてしまうけれど、その敷居は結構高い気がします。でも、ChatGPTの登場でその敷居が一気に下がり、日本語での会話ですらそんなに違和感を感じないくらいで、多分現在の最新の技術だと殆ど生身の人間なのか人工知能なのかは、普通に会話するだけでは判断出来ないんじゃ無いだろうか。となると、後は情報DBを充実させて必要な情報を的確に提供出来ればいいだろうし、それはそんなに難しい事では無いと思う。

技術情報の場合、グラフィックデータが重要な場合が多々あるんですが、個人的には音声I/Fの充実というのが次のブレークスルーに一番必要なのではと思います。一つは、「会話」でもかなり十分な情報共有が可能なのと、画面I/Fのようなそれなりにサイズが必要なデバイスが不要で、耳にイヤホンが入っていれば良いだけですからね。課題は、人間側も会話しないといけないから、例えば静粛性が必要な場所での作業は問題かもしれない。でも、会話I/Fで日本語で話した物が、自動的に多言語翻訳されて、それで異なる言語環境でも情報共有されていく、みたいな事はもう実現していると言えるんじゃ無いだろうか。これが充実すると、視覚障害者の方にもかなり有効な「ガイドシステム」にも発展する気がする。未来を信じたいですね。

タスクを切る

佐々木俊尚氏が紹介している、タスク管理に関しての話。「タスクを切る」と書かれているけれど、タスク管理、進捗管理の話とも言い換えられるのでは。ようは全体を幾つかの行程・チェックポイントに分解して、時系列あるいは依存関係で再構成して行くことだと思うから。

自分も規模や内容は異なるけれど、色々なプロジェクトを担当する仕事をしていて、それが時には複数のプロジェクトが平行して走ったりするから大変。そのプロジェクトの内容も、製品の企画からその製品の出荷までという入口と出口は変わらないけれど、その途中の行程は色々あったりするので、同時にスタートしたプロジェクトでも、過程や内容が異なったりするし、スケジュールも違う場合が普通。理想的には、同じような行程で同じようなスケジュールで動いてくれれば、複数のプロジェクトが並んで走っても何とかなるけれど、そう甘くないのがこの世界。

「タスクを切る」という言葉は、私自身今回初めて聞いたけれど、要するにフェーズを設定するというのか、全体という大元のタスクの中に、更に小さなタスクの群を作る仕事は有る程度経験も必要だけれど、タスクとタスクの切れ目というか境界線が見えるかどうかというのは、有る程度資質も影響すると思う。例えば、真面目な性格の人だと案外順番に一つずつタスクを完結して、最後にゴールするような考え方をしがちだと思うけれど、そういう性格では無い人だと、先に出来るところからかたづけようとか、先ずは時間の掛かりそうな所から手を付けるとか、案外順番よりは重要度とか手間の掛かることを優先して、結果的にそれが最後の追い込みで助けられたりします。言い回が悪いかもしれないけれど、ずぼらな人・怠け癖のある人が、案外そういう要領の良さを発揮する場合があったりしますよね。さらに言えば、一度決めたタスクを守ろうとするのも時には失敗の元で、色々仕事が走れば予想外の問題とか遅延も発生するわけで、柔軟にタスクを入れ替えたり変更したりすることが出来る人は、やはり余り経験とか知識に凝り固まっていない人の方が、そういう急場を凌ぐ能力は高い気がします。

今回の記事では、最初にタスクを任せたPM氏が何故選ばれたのか書かれていないので、若しかしたら初めての仕事だったのかな、あるいは幸運も有ってこれまで彼が担当した仕事には齟齬無く完了していて、実績はあったのか、それによっても違うんですが、やはりタスクの与え方というのも重要だと思うんですよね。書かれている内容だと、外注先からのと幸せにも答えていないというのは、もう仕事以前の話なわけで、多分今回以前にも同様の状況は発生していたと思います。そういう実績が、その会社の中あるいは組織の中で共有されていないということも、タスク管理以前の問題だと思う。つまり、ここでは「タスクを切る」という話が本質なのだけれど、もう少し高い視点からそういう能力評価がちゃんと出来る・されている仕組みなのかという部分も、重要だと思うんですよね。単に仕事が時間通り完了すれば「良し」と評価されるのでは無く、その仕事の後の製品の状況とか、コストとか問題の発生率とか、そういう振り返りみたいなものをして、それはその人の評価にも繋がるから慎重にするべき事だけれど、結果的に将来に繋がる「経験則」として、個人だけで無く組織・会社のスキルアップに繋がると思う。

2024年5月2日

コンパクトシティ

人口減少により、最近でも「消滅可能性自治体」何て言う話題が大きく扱われるくらいの重要な問題に。地元浜松市は、何とかまだ持ちこたえているけれど、県下でも最大の政令指定都市と言えども油断も安心も出来ない。実際、浜松も人口減少が進んでいて、政令指定都市移行時の人口80万人はとっくに割ってしまっている状態。

人口減少は、イコール税金などの収益減少も意味するため、そうで無くても厳しい地方自治体の財政状況はどんどん逼迫するばかり。人員削減やサービスの制限度でコストカットして行くしか有効な方法は無く、それ故に「ふるさと納税」みたいな形で、税金という限られたパイの取り合いになっているわけですよね。「コストカット」というとちょっと言葉に語弊があるかもしれないけれど、別の言い方をすれば「効率化」が急務な訳で、その為には行政側だけで無く住民側の協力も一つ用。その一つとして、出来るだけ住民居住地を集約して貰い、同じ公共サービス提供でも効率的に出来るようにするアイデアの一つが「コンパクトシティ」構想。ただ、この記事を読むと決してその考えが上手く進んでいるわけでは無い様子。 

地元浜松の状況を見ても、JR浜松駅を中心とした再開発はなかなか進まず、特に旧松菱跡地は未だに更地のままで、市街地の中でブラックホールみたいな存在になりつつあります。それでも、一時駅周辺に構想のマンションビルが立ち始めたときには、人口の中心地回帰みたいなものが始まるかとも思いましたが、それ以上に郊外への移動が進んでいる印象も受けます。浜松市の場合、車社会である事は間違いないんですが、JR浜松駅横の新浜松駅から真っ直ぐに北に進む「遠州鉄道西鹿島線」の路線が、あるいみ中央から郊外への幹線の一つで、今はこの路線沿いに北(=郊外)へ向けて開発が進んでいる印象。途中には、市町村合併時の中心都市の一つ、旧浜北市の市街地なんかもあり、単純に郊外開発と言うよりは平準化して言っているような感じもします。その様子を見ていて思ったのは、コンパクトシティというと中心に集約するようなイメージが殆どだけれど、浜松市のように氏の面積が広い場合、それを市街地にどんどん集めるというのは無理が有る話。それならば、都心に対しての副都心みたいな感じの「副市街地」みたいな地域を幾つか作り、その集団を幹線道路や幹線インフラで補強して、そこからの枝線分岐に関しては、その集団に有る程度依託するようなことは出来ないだろうか。細かなクラスターでは無く、有る程度の規模のクラスターを幾つか作るような感じ。まぁ、東京都の23区とか、アメリカの合衆国見たいな感じのミニサイズ版見たいな感じになるのだろうか。

浜松は、最初7区あった市内の区割りが、今年から3区に再編成されて、かなり区の規模に差が出来ているんですよね。最大の中央区は、ほぼ以前の浜松市位の規模で、多分人口的には50万人位いるんでしょう。二番目の浜名区は、以前の浜北市がそのままと西側の地区が含まれて、以前の浜北市よりも規模的には大きくなっている。最北端の天竜区は、かなり点在している地域なので、ここの開発維持は大変だと思うので、ここだけはちょっと例外処理が必要だと思うけれど、それ以外の地域に関しては、中央区・浜名区の中にさらに幾つかの拠点を作って、そこを太いパイプで繋ぐのが行政の仕事にして、市民は田舎では普通にある車移動を前提にした仕組みに最適化するのもアリなんじゃ無いだろうか。高齢化して、車移動出来なくなった人には、ライドシェアとか移動サービスを別途提供するような仕組みも必要だし、場合によっては拠点中心部にそういう施設を準備するのもありかも。回りに人手があれば、そういう施設の維持もしやすいだろうし。単に集約するだけのに「コンパクトシティ」から、意味的にあるいは目的的に効率化するような「仮想的コンパクトシティ」みたいな考え方が、少なくとも地方では受け入れられやすいし実現度も高い気がする。

メディアの一面性

佐々木俊尚氏のVoicyから、メディアの一面性リスクに関して。どんな物事でも、良い面・悪い面、プラス・マイナス、凸と凹、明暗、必ず存在するわけで、100%の正義が存在しないと同時に、100%の悪も存在しないと言える。そこまで極端な話で無くても、日々の状況なんかは自分から見たらマイナスでも他人から見たらプラスの事なんて幾らでもあるわけで、結局は「誰視点」での判断かで幾らでも内容は変化するもの。

そんな中で、本来は公平な報道をしなくてはいけないメディアが、否定的な面だけを取り上げたり、一方の意見だけ集中して報じることは今では珍しく無いし、逆に「メディアとはそう言うものだ」という認識がもう確定しているんじゃ無いだろうか。何故そういう方向に進んでいるかと言えば、個人的にはメディアも私的企業故に会社存続のためには利益を上げないといけないわけで、その為には販売数なり視聴率なり売上げに貢献する「商品=報道」をしないといけない。もう一つは、公共性を謳う以上は多くの支持を得ないといけないわけで、その多くの支持を得る一番の方法は「不満を取り上げること」だと思う。良く世論調査みたいなもので「賛成・反対」とか「満足・不満」みたいなアンケートを取ると、どうしても否定的な意見が多くなると思うんですよね。人間には色々な形で「欲」が存在する以上、満ち足りて満足という状況にはなかなか感じられず、逆にたりいていもまだまだ不足しているとう飢餓感はいつでも消えない。だから、不満とか否定みたいな事にはより多くの共感というか、何となくの支持を集めることが出来るから、どうしてもそういう内容へ偏向していく気がします。

そう言う意味では、経済活動として利益を得ているのではNHKこそは、もっと公平性を担保してそれを証明するべき組織体だと思うけれど、そのNHKですら一面的な報道をする場合が少なくなく、しかも、多数の伝達手段(地デジ、BS、CS、ネット等)を有しているから、ちょっと油断するとBSと地デジで反対の内容を報じていたりする。よく政府の発表で、説明責任が足りていない、伝え方が足りないみたいな事を言うけれど、あれだって本来はNHKが担うべき仕事というか責任でもあるのでは。多くのお金を費やして、毎年大河ドラマとか歌謡ショーを制作するのであれば、そのお金をもっと生活に必要な情報解説とか支援政策の説明とか、あるいは不足している情報補強をするとか、本当はそう言うことをするのが本来の仕事なのでは。その為に、NHK法で全国民に隔たり無く放送受信出来る事を謳われていて、それ故に受信料という強制的料金集金活動が許されているわけだし。 NHKが視聴率を気になるなんて言うのは、だから論外だと思う。「娯楽提供も、国民への健全な活動の一つ」というのであれば、先ずはそれなりも優先順位が高い生活に必要な放送を優先して、その後でやるべき仕事だと思う。

佐々木氏が取り上げているように、今は「円安」が大きな話題の一つで、「円安対策」とか「円安で生活苦」みたいな話題が殆ど。でも、円高ならば良いかと言われれば、それもまた問題である事も事実。日本のその時の状況で、円高傾向が望ましい場合もあるし、円安の方が有利という事があるのは、過去の状況を見ていれば自分のような素人でも分かる話。しかも、円安・円高は自分達(=日本)でコントロールしようとしても限界が有る話なわけで、正直今の日本の円安はアメリカ次第という状況。実際、数日前にUS$1=160円まで円安が進んだけれど、日本政府の為替介入と思われる対応で一気にUS$1=155円まで円高に戻すも、直ぐにUS$1=157円位まで昨日は戻しています。ところが、再び今度は米国側の理由からUS$1=153円まで急騰している。昨日まで円安の不安を煽っていたメディアは、円安が一気に解決しているようなこの状況を大々的に取り上げるのだろうか。多分今日は円高万歳ではなく、急激な変化が混乱を招いてとか、また別の理由で不安とか不満を煽るような報道をするような気がする。結局は、メディアの報道を鵜呑みにするのでは無く、ネット等でスクリーニングして判断するという自体に今なっているわけですよね。それ以上に、ますます情報リテラシーの重要姓が認識されるのだけれど、その為に必要な「標準器」みたいなものが無いから難しい。自分では注意しているつもりでも、油断すると情報に流されてしまう。ある意味、難しい世の中になったと言えるかも。

無知を利用するな

G.W.も後半に入り、政府要人の皆さんは国会休会を利用して外遊に出かける人が増えるのは毎年の光景。その外遊に関して、こんな投稿をしている某議員。 

 その内容以前に、この添付しているリストって自分で作成したものじゃ無いですよね。どこかのメディアなりが掲載した記事とかで使用されているものならば、少なくともそこへのリンクを設定するとか引用元を明示するのがマナーだろうし情報品質としても必要な事だと思うのに、画面の添付だけで出所が分からない。でも「多分日刊ゲンダイあたりだろう」と当たりを付けたら、一発でBingoでした(笑)。記事内容に関しても、いつものように想像と憶測の構成を「事実」っぽく最後に結論づける、錯誤記事みたいな感じで、こういうものを引用している国会議員が実はその前には有名なTVキャスターでもあったというのは冗談にもならない。意図的かどうかは不明だけれど、自身の投稿なのに自分のコメントは書かずに記事の見出しだけ入れて外遊予定のリストの画面を添付している。何かあったときに「いゃ、私は何も言っていませんよ。単にメモとして投稿しただけです」とか言い訳するのだろうか。この投稿を見た人は、G.W.中に外遊が多いという事に不満を感じる人も多いだろうし、それを扇動する内容をあえて選んで投稿しているのは、やはり意図的としか思わざるを得ない。

キャスターとして画面に登場している様子が一番記憶にはまだ残っているけれど、元々は政治部の報道記者出身だったわけで、少なくとも外交に関して全くの素人というわけでも無いでしょう。政治家になったのは、旧民主党が与党から野党に戻ってから(2016年)だから、政治家としての外遊経験は無いのだろうけど、それでもキャスターとして何度も伝える機会もあっただろうから、その意味や目的位は理解していると思うのですが。仮に何らかの意見を持っているのであれば、それも含めて主張するべきだと思うし、それをしていないのはやはり単に扇動する事だけが目的の様に感じますね。自身が伝える側にいたときには、一番やってはいけない行為だと思うのだけれど、立場が変わると今度はそれを最大限に利用するというのは、メディアリテラシーとしてもポリティカルリテラシーとして問題だと思う。

「外遊」と聞くと、「遊」という文字から、「このご時世に、海外へ遊びに行くのか」と憤る人が出てくるのが定番だけれど、それだと政治家が良く実行する「遊説」も「遊びで説明に行く」という話になってしまう。実際「外遊」のWikiにも同様の事が説明されていて、これって誰が始めた誤謬か分からないけれど、それを体よく利用しているメディアの責任も重大だと思う。そして、それをさらに利用している政治家はもっと無責任だしある意味犯罪みたいものと言っても言いすぎじゃ無いと思う。強いてG.W.中の外遊批判するならば、多くの要人が一度に国外へ移動することによるリスク対策の不安だとか、万一の場合の権限委譲の体制の確認だとか、そういう部分を調べて問題があるならば批判する事は必要だと思う。でも、「外遊」を「海外へ遊びに行く」なんていう、子供だまし見たいな行為で溜飲を下げているのか、相手を卑下しているのか知らないけれど、その本人が一番みっともないと思う。こう言うことをいつまでも嬉々としてやっているから、与党批判が大きくなっても、それが野党支持に繋がらない最大の理由だと思う。

2024年5月1日

ワープロ、パソコン、スマホ

 佐々木俊尚氏のツイートから、35年前のワープロ全盛期におけるパソコンの存在に関して。1989年というと、入社して数年が過ぎており、実はこの年に2回目の米国出張があって某パソコンの開発支援をしていた頃。ツイートには、NEC、キヤノン、シャープ、東芝、富士通、パナソニックが登場するけれど、このうち半分はもうパソコンとは関係無い会社になっているし、NECと富士通はLenovo(=IBMのPC部門買収)傘下だし、唯一孤高を守っているのはパナソニックだけというのも時の流れを感じるところ。

1989年というと、自分の感覚的にはそこそこパソコンも認知されてきていた時代で、Windows 3.0が1990年リリースだから、ある意味パソコン黎明期とも言える時期じゃないだろうか。国内では、まだワープロ全盛時代だけれど、海外というかアメリカでは、元祖パソコンのIBM PC(AT)を、Compaqが低価格のAT互換機路線で追撃して、とうとう本家IBM PCを逆転していた時代。アメリカでは一足早く「パソコンブーム」が起きていた時代と言って良いんじゃ無いだろうか。国内だと、やっぱりWindows 3.1からかなぁ。これが1992年リリースだから、まだまだワープロが主力と思われていても不思議では無い。

実際当時の日本アプリは、ワープロソフト、表計算、グラフィックソフトが「三種の神器」でしたからね。特に日本では、日本語文書作成という、一段高いゴールがあったから、ここに海外のワープロソフトが参入するのはかなり壁が高かったと思います。先ず漢字入力が当時はまだまだ使い物になるものが無かった時代ですからね。エディターにしても、IMEにしても、フリーソフトの方が人気も実力も有った時代だし。1989年位なら、その「日本語入力のし易さ」で、まだまだパソコンのワープロソフトはワープロ専用機の敵では無かったし。

ただ、当時のパソコンの主目的は何かと言ったら、実はホストコンピューターの端末機としてのニーズ一番で、当時のホスト端末は、一台何十万円もしたものが、パソコンベースのものならばその半額とか1/3位で設置可能だったので、実はホスト端末としての需用が当時のパソコンとしては一番高かったのでは無いかと言うのが、私の経験からの実感。その次が表計算ソフト(Lotus 1-2-3とかMS Excel)だけれど、まだまだ種類類は紙物全盛時代だったから、表計算ソフトもどちらかと言えば「関数電卓の置き換え」みたいな使い方が多かったんじゃ無いだろうか。最終的には、紙の書類に転載しないと行けないので、画面上で綺麗に清書する必要性も少なかったし。35年前はパソコンは眼中にも無かったけれど、今はそのパソコンがどんどんスマホに追われている状態。流石に当時のワープロ以上にパソコンは社会に浸透しているので、まだまだ現役だしそれなりの勢力として存在しているけれど、そのうちにスマホ機能が拡充されて、例えばデメリットの小さな画面が空間投影可能になったり、VR等と連動して物理的スクリーンサイズを意識しない時代になったら分からない。入力にしても、音声入力がどんどん成長しているので、生成AIとの組合せでAIがこちらの意図を汲んで文章作成してくれるなんて、もうすぐだろうし。時間の流れは、どんどん進んでいきますから、乗り遅れないようにするのも一苦労以上です。

休日の分散化

ITmedia、窪田順生氏のコラム「スピン経済の歩き方」から、G.W.を無くしたらという提言。言わんとすることは良く分かるし、特に最近では訪日観光客の急増もあって、ピークタイムマネージメントがどんどん難しくなっていることは私も実感するところ。一方で、良くも悪くも同調圧力の強い日本人としては、昔からずっとある習慣みたいな「G.W.」を無くすというのはなかなか難しい気もします。特に仕事をしていると、自分の会社だけで全てマネージできるなら良いけれど、社外の協力会社とか取引先とか関係していると、そちらが休みの時にこちらが仕事をしても困るし、その逆のケースだとお叱りを受けるかもしれない。G.W.だけで無く、お盆の時期、年末年始と、同様に長い休暇期間は存在するけれど、なかなか難し問題ですよね。

年末年始は、かなり特殊な時期だから例外として、8月のお盆時期と夏休み取得を合わせて休みに入るというのは、最近は結構分散するようになってきているんじゃ無いだろうか。うちの会社も、7月から9月の間に有休を5日以上連続で取得して「夏休み」を取るようにお達しが毎年出るんですが、多くの人はこのお盆の時期に休む人が多いけれど、やはり全員が一度に休むわけにも行かないので、年毎に徐々に分散しているように思います。特に私の地元の地域は、お盆が「新盆」つまり7月に行われるので、実は8月のお盆時期というのは関係無かったりします。ですから入社してしばらくの間は、毎年7月に有休を取得して帰省し、8月は誰もいないオフィスで好き勝手していた事も(笑)。 確かお盆時期は会社の食堂とか売店もお休みになったりしたので、お弁当持参で出社したこともあった気がするなぁ。

訪日観光客対策以前に、やはり国内の労働者としては、好きなときに好きなように休暇を取りたいという気持ちは一番だろうから、それが有休なのか国民の祝日なのか、もう少し融通が利く形にすることに異論は無いでしょうね。昔アメリカに出張していたときに向こうの祝日というか休日と重なることが何度かありましたが、独立記念日とか国民の祝日はあるんですが、それ以外にも州による祝日設定とか、あと会社毎に年に何日か休日設定があり、一度はそれを知らずに出社したら会社に誰もいなかった、なんていう経験がありました。例えば会社としての休日設定を決めさせる何て言うのも、分散化に少し貢献するかもしれない。

ただ、大手企業等は有る程度そう言う融通が利くとしても、中小企業とか個人業主などはそもそも休んでいたら収入に影響するなんていう状態の所も多いだろうし、記事で問題になっている観光地なんてそういうお店が殆どなのでは。そうなると、企業(=お店)側の対策だけで無く、働く側の自由度も増やさないといけないわけですよね。最近では珍しく無くなった副業、あるいは隙間時間を利用した不定期バイトとか、労働力の流動性を高めて特にピークタイムに対応出来るような仕組みを今こそ作るべきなのでは。これだけ「人手不足」が言われているのだから、ピークタイム以外でも需用は大きい気がします。ただ、そう言う人で不足の所は、結局給与が低い・安いから人気も無いわけで、そこでコストを上げることはお店側にとっても死活問題。でも、そういう所のベースアップが無いと、なかなか全体としての収入アップにも繋がらないわけで、なかなか難しい所ですよね。そういう所に、上手く公的な支援みたいなものが適用出来たら良いと思うのだけれど。今の政府のやり方だと、単純により安い労働力を読んできて、それを当てるみたいな付け焼き刃以前の対応しか考えていない様子だし。案外日本は、「観光立国」に進むことで、社会構造だと経済構造が改革されるのかも。

反省しない人達

虚偽のレイプ事件告発で冤罪を受けた、群馬県草津町の黒岩町長のインタビュー記事(前編後編) 。当時のマスコミや所謂リベラリストと呼ばれる人達の批判は酷くて、町長側の反論や主張は殆ど無視されるか批判されるばかり。その後裁判が進み、町長側の主張の正しさが分かってきても、その批判は変わらないし逆に酷くなる場合も。ところが結審をして、町長側の正しさが決定したら、それまで声を出していた人達は一斉に沈黙をしてしまい、唯一「赤旗」だけが謝罪するという顛末。

世の中に色々な主義主張があって良いしそうあるべきだと思うけれど、だからと言って何でもかんでも言える訳ではなく、虚偽の内容だったり間違ったことは、それが分かった時点で取り下げて必要ならば謝罪だってするべき。今回の件では、審議中でまだどちらの主張が正しいか分からない時点から、町長側批判が止まないばかりか大きくなるばかりで、一種のムーブメントみたいな事に。丁度女性の人権だとか男女差別とか言う事が話題になっていた時期という事も有って、女性への圧力みたいな事例として大々的に取り上げられていたけれど、結局それは嘘だったことに。

知らない振り、関わっていなかった振りをしても、今の時代はデジタルで情報は残るから、幾らでも遡って検証することは可能。時には「デジタルタトゥー」とも呼ばれて、ほじくり返されたくない事柄や情報まで発掘される場合や、それを恣意的に利用していわれの無い誹謗中傷になる場合もあるので手放しで喜べることでは無いけれど、でも過去の情報を巻き戻して確認出来ることは、今回の様な場合には非常に有効。でも、その事を認識していないのか何なのか、未だに当時の発言や行動に対しての説明や謝罪も無いし、このまま「無かったこと」にしようとしているような雰囲気。こう言う事が今回だけで無く何度も繰り返されるから、ああいう人達の言うことは先ずは疑って掛からないといけないと言う話にもなってしまう。

多分メディアは、自分達は当時存在した意見や行動を伝えただけで、自分達がその状況を信じていた訳では無い。だから、責任はそういう発言・行動をした人達にあり、それを伝えた自分達に責任はない、みたいな事を言うんでしょうね。でも、メディアとしてニュースバリューがあると判断して、その内容を無加工では無く自分達の中で編集をして報道した以上は、メディアにも責任が発生するのでは。無人カメラのように、24時間撮影した映像をそのまま垂れ流しているならまだしも、自分達の判断で取材をして編集をして報道しているのだから、やはりメディアとしての責任は十二分にあるはず。特に、今回の件は日頃擁護される女性側がその立場をある意味利用して虚偽申告を行ったわけで、ここで正さないと同様の事案は全て虚偽と言われかねない。そう言う意味でも、当時女性市議側にたって発言・活動していた人達は、まずは謝罪をしてさらに自分達の発言・行動を訂正しないと、これからの彼らの発言や行動は全く信用できないということを自ら証明していることになるんじゃないの。まぁ、多分そんなことは少しも気にせずに、これからも自分達の好きなことをやり続けていって顰蹙を買うんだろうけど。