久し振りの新幹線ネタ。 この日はいつも出社するときに利用しているときと同じ07:50浜松発のひかり号で品川駅へ向かいました。事前に確認しておけば良かったのですが、いつも空いている7号車のS Workシートを予約していたので、E列の自分の席の横のD列は空席と思って乗車したら、私の前に並んで乗り込んでいった同年代くらいの男性が、私の席の所で何やらごそごそしだします。「あれ? 自由席と勘違いしている?」と思いつつ、「窓際の席ですが」と言うと、体を避けたので中に入ると、その男性氏は通路側の席に座りテーブルにコーヒーやらパソコンやらスマホやらを広げ出します。どうも予約を入れられてしまった様子。実際、浜松出発時の7号車の乗車率は30~40%位で、いつもとそんなに変わらない感じでしたが、次の静岡駅では降りた乗客以上の乗客が乗り込んできて、一気に乗車率は80%を越えたような雰囲気になりました。
で、私の隣の男性氏、テーブルの右上の凹みの所にアイスコーヒーのカップを置いて、その横にNECのパソコンを広げています。このパソコン、多分12~13インチ位でそんなに大きな物では無いのですが、カップが置かれている分少し横、つまり私側に本体がはみ出てきます。「ちっ!」と思いながら(笑)、私もテーブルを出して自分のパソコンを置いてパワーを入れて起動するのを待ちます。隣の男性氏は、パソコンの位置がシートに対して正対しているのではなく、左側(=私の席の方向)に斜めに置くような形になるので、体もこちらに寄ってきてしまい、彼の左腕が私の右腕に当たったり擦ったりと言う状態に。こちらは、間にあるアームレストのこちら側に自分の右手を入れているのに、それでも向こうの左腕の肘辺りがこちらに当たったり、スーツの袖がこちらの腕(私は半袖ポロシャツ)に当たったりと、気になります。暫くしてどうにも我慢ならないのと、元々私はテーブルの上に置いて操作するよりは、テーブルを戻して自分の膝の上に置いて操作する方が慣れているので、その様にパソコンを移動したのですが、それで左側が空いたと思ったのか、更にこちらに侵入してくる始末。流石にそれは失礼だろうと、こちらも腕を少し突っぱねる様な形を意識して防戦します。こちらは、スタバのカップを窓際に置けるので少し余裕がある事は事実ですが、それでも体ごと左に倒れるようにして左にパソコンをはみ出させて操作するのはちょっと礼儀知らずじゃないかと、心の中で大声で叫びました(笑)。
しかもこの人のキーボードの打ち方が、ピシピシとキーをやたら強く叩く癖があって、キーの打鍵音だけでも五月蠅い。「あぁ、この人のパソコンのキーボードは直ぐにへたるんだろうなぁ」と思いつつ暫く付き合ってこちらもキー入力をしていると、突然パソコンをしまい出します。横目でチラッと見たら、今度はスマホを二台取りだして何やら操作をしている様子。「忙しいおっさんだなぁ」と妙に関心してしまいます。遠州弁の方言で「気ぜわし無い」という言葉があり、これは動作がジタバタして落ち着きのない様子を言うんですが、まさに「気ぜわし無いおっさん」状態。一瞬、新横浜で降りる気配があったんですが、ゴミ箱にゴミを捨てに行っただけでまた戻ってきてしまいガッカリ。結局自分と同じ品川駅で下車したんですが、新横浜駅を発車すると直ぐに荷物をまとめだして、シートの背もたれを元に戻して、中腰状態で待っている(笑)。品川駅に近づき、駅到着前の「会いに行こう」が流れ出すと、速攻で椅子から立ちあがって出口に向かっていました。本当に気ぜわし無い...
今回はパソコン本体がはみ出たわけですが、以前だとUSBポートにデータ通信アダプターを挿入していて、それがこちらに干渉する場合とか、USBマウスを接続していてそのケーブルがこっちにわちゃわちゃしたりとか、まぁ狭い車内だからいろいろあります。S Work車両だから、そういうユーザーが多いのは仕方ないけれど、これまで結構空いていたから気にならなったんでしょうね。それが混雑してくると、誰も彼もがパソコンを出して仕事をしだすから、干渉するケースが激増している感じです。こうなると、7号車予約も考える必要が有るかも。コロナ禍が開けている証拠とも言えるから、何とも言えないところが微妙ですが。
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