2009年8月31日

InterContinental Yokohama Grand

夏休み最後の週末だから混雑しているかと思ったら、家族連れの宿泊客は多かったけれど、それ程でもなかった週末。レートも、「ビジネスパック」なる、インターネット無料、ビジネスセンター利用料25%引き、朝食付きというセットで14,000円というお得なお値段。ただ、チェックインの時には何も言われなかったので、一度そのまま部屋に入ったんですが、流石に朝食のクーポンくらいは有るだろうと予約内容を確認した上で再びフロントへ。で、かくかくしかじかと説明すると、もう一度端末を叩いて予約を確認する物の「お客様のパッケージには朝食は含まれていませんね。」と言うんですよね。で、何か築いたのか、もう一度結構長くいろいろ操作したところ、「失礼しました。ご朝食付きです」と今度はクーポンを渡してくれました。 "Business Pack"って、Ambassador特典だったけなぁ... でも、それならそれでちゃんと最初にチェックインの時にわざわざメンバーカードを提示しているんだから、気付よと言いたいし。
シンプルな部屋の中。今回も希望通りのキングサイズベッドだったんですが、ちょっと高さが低くて変な感じ。多くのホテルで、地デジ対応で液晶テレビに切り替えてるんですが、ここは懐かしいブラウン管テレビ。まぁ、液晶テレビであっても、アナログ放送しか入らないところもあるから、それはそれで困るけれど。 Ambassador特典のフルーツの横に、このホテルお馴染みのチョコレートの箱も。中にホテルの建物の形をした、黒と白のチョコレートが入っていて、なかなか面白いお土産です。
いつもは、観覧車の時計とか見える場所が多いんですが、今回はほぼ真横の状態。この日はチェックインが9時過ぎと遅かったので、いつものようにメインバーでちょっと飲みながら軽く食事をしてお終い。部屋に戻って、またいつものように週末前のいろいろやらなきゃ行けないメール処理とかして、それでも気がついたら0:00を過ぎていました。 約半年ぶりのInterConti Yokohamaですが、今回はいつもは不安定なワイヤレスの接続が結構安定していて、しかもそこそこスピードが出ていてちょっと感心しました。酷いときにはブチブチ切れて使い物にならない場合もあるだけに、偶々部屋の場所が良かったからか(真ん中のエレベーターホールに近い場所は駄目ですからね。だからなのか、Ethernetのポートの引かれている部屋もあるし)、夜も翌朝も安定してました。どこのフロアー、部屋でも、これくらいの安定感が欲しいな。だったら、もっと利用するんですけどね。

NRT-LGA-SEA-NRT (19) - Safeco Field (4)

試合は進んで7回表のYankeesの攻撃。2死1-3塁まで攻め込まれますが、若手ピッチャーを城島が上手くリードして4-3とMarinersのリードを守ったまま7回裏に。ここで、試合が一時中断して、アメリカの準国歌とでも言うべき"God Save America"をスタジアム中で合唱。ちょっと厳粛な気持ちになったんですが、続いて今度はBall Parkの定番、"Take Me Out To The Ball Game"で気持ちは再び盛り上がります。日本だったらジェット風船が飛び交うところですが、MLBでは歓声と拍手でスタジアムが包まれます。
その声援が届いたのか、この回4番のKen Griffey Jr.から始まったMarinersの攻撃は、連続ヒットで1-3塁。続くバッターが内野ゴロで、1死2-3塁となって、7番城島が登場。その城島はデッドボールで1死満塁に。追加点のチャンス何ですが、この後8番バッターが三振で倒れて、2死満塁。がしかし、9番バッターも再びデッドボールを受け、押し出しで5-3とMarinersに追加点が入ります。2死満塁、押せ押せムードになったところで1番イチローの登場です。
前の打席でヒットは打ったものの、打点はまだないイチロー。2死満塁という、絶好の舞台にYankeesもピッチャーを交替(#41 C.Gaudin) して迎えます。この場面で、イチローはきっちりとライト前ヒット! ちょっとWBCの決勝戦でのヒットを思い出して、思わずウルウルしてしまいました(笑)。2死でしたからランナーは打つと同時にスタートしていたので、シングルヒットながら2者生還して、点差はさらに7-3と広がります。これでイチローはシーズン通算175安打を記録しました。 この後も、さらにヒットが続いて9-3に。結局、この回最初のバッターであるKen Griffey Jr.が内野ゴロに倒れて、長い7回裏のMarinersの攻撃が終了。9-3と大きくリードを広げて、何とかこの4連戦で4連敗を避けられそうです。
この後、8回裏のMarinersの攻撃では、簡単に2死ランナー無しとなったところで7番城島の打席。1ストライク2ボールからの4球目を城島が叩くと、「カーン」という済んだ音ともにボールはライナーでレフトスタンドへ。私の席から見ていると、丁度ボールが真っ直ぐにライトスタンドに吸い込まれるような感じで、凄く印象的なホームランでした。試合は、前半は1点差を追いかけるシーソーゲームで面白く、後半はイチロー、城島、両選手の活躍でMarinersの大攻勢が見られて、試合内容も日本人選手の活躍十分に満足できる試合でした。欲を言えば、Yankeesの松井も見たかったし、イチローのレーザービームも見たかったけれど、ほんと、非常に面白く楽しいMLB観戦となりました。 試合終了後は、スタジアム横のバス停からバスを捕まえてDowntown迄戻り、そこからホテルに戻って明日出発の準備をして早めに就寝しました。何せ、SEA-SFOのフライトが7:20の出発なので、6時には空港に到着したいところ。で、ホテルからのバスのスケジュールを見ると、5:13ホテル発になるから5時頃にはCheck-outしないといけません。となると、明日は4:00起きです。うーん、大変だ... (続く...)

2009年8月30日

NRT-LGA-SEA-NRT (18) - Safeco Field (3)

いよいよ試合開始何ですが、ここで残念なお知らせ。このシリーズの一昨日の試合で、Yankeesの松井が、5打数4安打5打点(2本塁打)と大爆発。試合も11-1でYankeesが大勝した試合で、N.Y.のバーで友人と酒を飲みながら盛り上がったんですが、その後手術した右膝の水を抜く処置のために試合を休んでいて、この日の試合もスターティングメンバーにも入っていません。前日の試合もそうだったんですが、結局前日とこの日の試合(このシリーズ最終戦)に、松井は出場せず、残念ながらゴジラの活躍を見ることが出来ませんでした。でも、このイチローの登場シーンを見るだけでここまで来た甲斐がありました。1回の表の攻撃を0点に押さえて、Mariners最初のバッターイチローが打席に入ると、場内大歓声! メジャーリーグベースボールの醍醐味を感じました。
試合は、Yankeesが得点すると、Marinersが逆転し、それを再びYankeesが逆転するというシーソーゲーム。先発のピッチャーが若い選手(#58 D.Fister)だそうで、ちょっと不安があったんですが、それを上手くこの日先発のキャッチャー城島がリードして僅差での競り合いに持ち込んでいます。 MLBのキャッチャーと言うと、L.A. Dodgersで活躍した野茂投手の女房役Mike Piazzaが浮かぶんですが、彼は捕手としてのMLBホームラン記録を持っている位パワーヒッターと言う印象ですが、それに比べるとやはり城島は少し線が細い感じがしますね。メジャー選手の巨体がホームに突進したときにブロックとかできるんだろうかと思うけれど、でもそれをやるのが捕手というポジション何でしょうね。
さて、いろいろ趣向を凝らしているMLBの試合。確か、5回の表裏が終わった頃でしょうか、このMarinersのマスコット"Moose"が登場してダンスをしますが、これが面白い。中に空気が入って膨らんでいるんだろうけど、外のゴム(?)がある程度強度があるのか、中で人が前後左右上下に入れ替わって、変な体制で動き回るんですよね。写真ではひっくり返っているけれど、斜めになって動いたり、膝を曲げたような形で歩いたり。普通の空気圧で膨らむマスコットでは、ちょっと出来ない気がするし、中で呼吸も必要だろうから、何か酸素マスクみたいな物も使っているのかも知れないし。 最近では、日本のプロ野球でも各チームのマスコットが定着していて、例えば中日のドアラなんかはガチャピン並みの身の軽さを見せてくれますが(笑)、それとはちょっと違ったコミカル路線と言うか、いかにもアメリカのエンターテイメントみたいな数分間のショーでした。こういうのがあるから、USのメジャースポーツは侮れません。
試合は、序盤の1回、2回は無得点でしたが、3回にYankeesが先取点を上げると、それをMarinersが逆転し、さらに4回にYankeesが逆転すると5回にはMarinersが再び逆転するという、1点差を追うシーソーゲームに。日頃野球は見ない私も、なかなか楽しめる内容でした。 唯一残念だったのが、城島はここまで2塁打を打ってたんですが期待のイチローは3打席ヒット無し。で、6回の裏、1アウト2塁で回ってきたこの日4回目の打席。ちょっと詰まり気味でしたが、レフト前にこの試合初めてのヒットを放ち、シーズン174安打を記録しました。ここまでの3打席は、結構チャンスの場面もあって、そこでヒットが出なくて歯がゆい場面もあったんですが、これで少しスッキリしました。(続く...)

2009年8月29日

NRT-LGA-SEA-NRT (17) - Safeco Field (2)

さて、今回購入したチケットの席は、128ブロック、22列、11番という席。左バッターボックスのほぼ真後ろで、この1F席の真ん中よりは結構前の方。また、「11番」という中途半端な番号で列の中の方かなと思ったところ、通路側の席でこれまたラッキー。この写真は、カメラの広角(28mm)でそのまま撮影していますが、ほんとバッターを見るには良い席です。写真に写っている前の二人組は、実はこの席の人出はなくて、試合前に開いているときに座っていただけなんですが、この後この席にはかなり体格の良い、しかも髪の毛を頭の上に高く結い上げた女性(夫婦+子供一人)が来るんですが、幸いにも通路席だったこともあり、ちょっと身体を外に出せば問題無くイチローや城島のバッター場面を見ることが出来ました。身体の大きい・小さいは仕方ないけれど、球場で雨傘が御法度なのと同じで、ああいった後ろからの観戦を邪魔するような髪型も止めて欲しいもの。

で、試合前にスタンドで寛ぐイチロー発見! な、わけないですけど(笑)。イチローの51番のレプリカジャージやTシャツを来ている人は、日本人・アメリカ人問わずよく見かけますが、ここまで成り切っているのは、日本人で数名位しか見かけません(って、数名もいるのか)。もしかしたら、正面から見たら似ていないのかも知れないけれど、横からみるとなかなかそっくりです。

実は、この後試合中に、通路をはさんだ反対側のブロックの2列ほど後ろの席に、元MarinersのSSの選手(名前は失念)が仲間と観戦していて、放送で紹介されたんですが、結構有名人もお忍びというか普通に観戦しているのかも。

アメリカンフットボールの試合開始前のセレモニーでは、一番感動して一番好きなシーンである「国歌斉唱」の場面。野球でもそれは同じで、スタジアム全員が起立して脱帽し、一緒に国歌を斉唱します。日本では「国旗・国歌」に関して色々議論はあるけれど、「国」という運命共同体が存在していて、その中でともに暮らす以上は、一つのシンボルとして「国旗・国歌」は必要だと思うし大切だと思いますね。個人的には、国旗の日の丸に関しては、シンプルなデザインで分かりやすくて良いと思う反面、国歌の君が代に関してはもうちょっと元気の出るような明るい曲にして欲しいとは思うんですけど。

アメリカのメジャースポーツでは、観客の取り込み方が非常に上手いといつも感心するんですが、今回もそう言う場面に何度も出会いました。この写真は、地元の小学生が試合開始の"Playball!"を宣言するところ。日本だったら、主審が右手を挙げて「プレーボール」と言うわけですが、そう言う大役をこの子は経験できるという素晴らしい企画。凄く恥ずかしかったのか、"Playball"と言い終わるまもなく、直ぐに三塁側ダッグアウトに駆け込んでしまいましたが、それも初々しくて良いかも。

試合前には、5球or3振でホームランを打ったら1万ドル獲得というゲームもあって、スタンド中が盛り上がっていたけれど、野球という範疇以外でも日本でプロスポーツを普及させる良いヒントが沢山あるように感じました。(続く...)

2009年8月28日

NRT-LGA-SEA-NRT (16) - Safeco Field (1)

やっと入手した、この日(8月16日Mariners vs Yankees)のチケット。この、三塁側-左翼側の壁には選手の大きな写真が掲載されていたので、少し戻ってイチローの写真の前で記念撮影。さらに、この先レフト側入り口の手前くらいにTeam Goods Shopが有ったので、少し覗いていくことにしたんですが、これが店内満員の混雑。しかも、イチロー関連グッズはやはり人気があるので、ちょっと見た限りでは日本人の体系に合いそうなMサイズとかLサイズあたりが殆ど無くなっています。今回は、家族向けにお土産をと思っていただけに残念。仕方ないので、後でダウンタウンのチームショップで購入する事にします。このあたりで、もう12時近くになってきたので、試合前のセレモニーも見たいし、お腹も空いたと言うことで球場に入場しました。
入り口でバッグの中身の検査とチケットのスキャンをすると、反対側一塁側のゲートをみてちょっと硬直。「サトーのサトちゃん」がなにやらパンフレットみたいな物を渡しています。周りのスタッフもサトー製薬のジャンパー着ているし。多分、イチロー絡み(CMに出てますから)なんだろうけど、うーん、これならこちら側から入場すればよかった(笑)。 でも、USでユンケルなんて売ってるんだろうか。薬関係(?)だから厳しいはずなんだけど。それとも、サトー製薬って何かUSでビジネスをしてるんだろうか。ちょっと、興味が沸くシーンでした。
初めての球場ですから、内野席部分だけでしたが簡単に観光。で、上がって左手、三塁側ベンチの真上あたりに、こんな感じの博物館風コーナーがありました。余り、MLBには馴染みがないので展示内容はよく分からなかったけれど、こんなコーナーが普通にあって、気軽にゲーム前に楽しめるなんていいですね。日本の球場でも、著名選手の写真だとか、あと東京ドームには野球博物館もあるけれど、あれは別料金だし。で、見て回っているうちに喉も乾いたし、お腹も空いてきたのでスタジアム内のファーストフードコーナーを物色。ハンバーガーも良いし、前日夕食で食べたFish and Chipsもあります。さらに、ビールだけじゃなくて、流石シアトル、ワインのグラス売りもしているし。なかなか選ぶだけでも大変。
で、色々悩んだんですが、結局定番のこれ。ホットドッグのチリビーン掛けに冷たいビールです。元々、豆類は余り好きじゃなかったんですが、出張中に何度もチリを食べるようになって、これに填ってしまいました。日本では、あまりお目にかかれない料理だと思うんですよね。ちょっとスパイシーで、そのままでも美味しいし、パンに乗せても良いし。最初、ホットドッグにまで掛けるなんて知らなかったんですが、何かの時にこれを発見して試しに食べ見たら好物の一つになってしまいました。 もちろん、普通のホットドッグも好きで、実はこの後試合途中で小腹が空いてきたので、もう一度売店に行ってホットドッグを注文するんですが、シンプルなバンズとソーセージに、ケチャップとマスタードの味付けで食べるのもいいですね。まずは、試合前からアメリカンジャンクフードを満喫です(笑)。(続く...)

2009年8月27日

NRT-LGA-SEA-NRT (15) - Qwest Field

China Townの駅から地上に上がり、少し戻りながら左側に曲がって進むと、Seattle SEAHAWKSの本拠地、Qwest Fieldが見えてきました。確か前日Pre-Season Gameが開催されていたはずで、だから今日は何もイベントは無いと思うんですが、車やパスがどんどん駐車場に入っていきます。で、中の看板を見て納得。隣のSafeco Fieldの試合観戦者用に臨時の駐車場になってるんですね。まぁ、それはそれで良いとして、昨日みたいに両方の試合が重なったときの混雑状況は一体どうなるんだろうと、人ごとながら心配になりました。
本当はゆっくりスタジアム見学もしたいんですが、Westlake Centerでバスの乗り方が分からなくてうろうろして時間を浪費してしまったので、結構最初の予定よりも押しています。正面の入り口横から内部をちらっと見て、そのまま右側に回り込むようにして歩くと、スタジアムの壁にこんな掲示が。12月の49ERSの試合だったら見に来ても良いかな。ただ、その頃はしっかり寒そうなのでスタンドで凍えないようにしないと...
さらに、いかにもアメリカ人が好きそうなこんなオブジェを発見。フットボールのボールに見立てた豚のオブジェですけど、アメリカンフットボールの楕円形ボールが豚皮でできているからのJokeですよね。"#12"は、チームのファンのための番号(The 12th Member)の意味ですから、まぁ言ってみればチーム最高のファンみたいな意味でしょうか。でも、この豚さんの表情、ちょっと意地悪く感じるのは気のせい?
Qwest Fieldを1/3位回り込むと、併設されているAlenaの建物が見えてきて、このあたりからはこの日の試合に向けてMariners色がだんだん増えてきます。で、アリーナの建物を過ぎると、道をはさんだ反対側に"Safeco Field"の文字が見えてきました! この入り口は、ライトの端位の位置。ここから中に入っても良いんですが、その前に"Will Call"の窓口で今日のチケットをもらわないといけません。事前にMarinersのサイトで見てみると、どうもその窓口はホームベース側の後ろあたりにあるらしい。と言うことで、この道を渡りスタジアムの壁に沿って半周程歩き、やっと窓口に到着。オーダーした時の画面コピーと、パスポート、クレジットカードを窓口に差し出すと、直ぐに"Welcome to Seattle!"とおばさんが言いながらこの日のチケットを出してくれました。(続く...)

2009年8月26日

NRT-LGA-SEA-NRT (14) - Monorail

さて、いよいよこの旅行一番の楽しみ、Mariners vs YankeesのMLB観戦の朝なんですが、試合開始が13:10なので二時間くらい前にグランドに到着すればいい。となると、11:00頃だからそれまでホテルでグタグタしているのはもったい無いと、朝一で一カ所観光することにしました。ホテルから歩いて5分ほどのWestlake Centerからモノレールに乗って、シアトルの象徴の一つSpace Needleを見学することにしました。 日曜日の早朝でまだWestlake Centerが開いて無くて、モノレール乗り場まで上がる階段口が分からなくてちょっと迷いましたが、何とか5Fまで上がって切符を購入。丁度折り返しのモノレールが入ってきたところで、ゆっくり座って周りの景色を楽しむことが出来ました。モノレール車内の様子も、走る軌道の様子も、浜松町-羽田を結んでいる東京モノレールの雰囲気そっくりです。
程なく、終点のSeattle Centerに到着。「終点」と言っても、Westlake CenterとSeattle Centerの間に駅はないのでどちも、始点・終点なんですが。で、まだ朝の10:00前何ですけど、ここは遊園地等も兼ねているので子供連れのグループで一杯。お目当てのSpace Needleの入り口も、すでに結構長い行列が出来ています。時間的余裕も無いので、最初からここに上る予定は無かったんですが、それでもこれだけの高さの建物を真下から見ると凄い迫力ですね。そう言えば、東京タワーにもまだ上ったことがなかったから、今度一度上がってみようか... ぱっと見遊園地みたいな感じなんですが、ガイドブック(=地球の歩き方)によれば、ここにはEMP(Experience Music Project)とかSFM(Science Fiction Museum)なんて言うのもあって、特にSFMにはトレッキーアイテムが魅力的なんですが、それを回っているとMLBの試合に間に合わないので、後ろ髪を引かれる思い出そそくさとSpace Needleの写真を撮影してぐるっと周りを見学して撤退です。
まだ朝の10時を過ぎた頃なので、帰りのモノレールも空いていました。Westlake Center側は片側しかホームが無かったんですが、反対側のSeattle Centerには二つホームがあって、モノレールが2台停車できるようになってるんですね。この時は1台しか動いていなくて、運転間隔も大体20分に1回位でしたが、混雑しているときにはこの2台がフルに活動するんでしょうか。ホームでの停車時間にも寄りますが、7分から10分に一本くらいまではいけるのかも。 再びWestlake Centerに戻ってきたのは良いんですが、ここで困った。地下にあるだろうトンネルバスの駅への入り口が分からない。Westlake Centerの正面に戻り、隣のMacy'sの前まで言ってやっと地下に入る入り口が分かりました。
エスカレーターで地下に入るんですが、だだっ広い空間が広がっているだけでよく分からない。暫くうろうろして、手元のガイドブックで路線など確認しながら、た分こっちだろうと当たりを付けてさらに1F地下に降りると、巨大なトンネル空間が広がっていてバスが出入りしていました。ここで再び困ったのが、初めての土地なのでバスの行き先がよく分からない。もともと、「トンネルバス」って、トンネルの駅間を繋ぐ専用のバスが走っているのかと誤解していて、どうやらそうでないことにここで気がつきます。バスを1~2台過ごして、さて困ったと思ったところに、ちょっとデザインがカッコイイ電車みたいな物が入ってきます。これが後で知った、ここWestlake Centerと、今年の12月にはSeattle-Tacoma International Airportまで接続する"Sound Transit"という乗り物。 取りあえず無料区画である"China Town"を通ることを確認していると、私の見ていた「地球の歩き方」の地図を見て、前に立っていたおじさんが"Nice Map!"と言ってきます。どうも、乗客の乗降数を調べている係員のようで、「これ最近出来たの」「そうだよ」「12月には空港まで伸びるんだ」「そうそう、便利になるよ」など話しているうちに、China Townの駅に到着。降りようとする私に「次の駅は"Stadium"だよ」と、この日の試合を見に行くことを言っていた私に言ってくれるんですが、無料区画乗車のつもりでいたので"No problem. I wanna seeing Qwest Field, too."と言って降りてきました。実は、帰国後分かったんですが、この列車、無料区間が無いんですね。トンネル区画でも料金を払わないといけない。ちょっと、シアトルの交通機関の下調べが足りませんでした。まぁ、取りあえずお咎め無しだったので、良かったんですが... (続く...)

2009年8月25日

NRT-LGA-SEA-NRT (13) - Starbucks

シアトルに行って、ここは外せません。Starbucks Coffeeの1号店。マーケットの建物を抜けて、人集りがしているなぁと思った場所が、この1号店の前でした。丁度、黒人グループが店先でライブというかCD販売をしていて、これがまた上手いんですよね。記念にコーヒーでもと思いましたが、やっぱり皆さん思うことは同じなんでしょう、お店の外にまで長い行列が出来ていて、ここでのコーヒーも記念品も諦めました。
こちらは、少し先にある別のお店。1号店のロゴが緑じゃなくて茶色と言う話は聞いていましたが、この店舗のロゴも茶色。この後ダウンタウンとかいくと茶色の看板の店舗と緑の看板の店舗、両方を見ましたが、どういう基準なんでしょうね。このお店は、それ程混雑していなかったんですが、ちょっと夕方も遅くなってきて、暗くなる前にもう少し回ってからホテルに戻りたかったので、コーヒーは諦めました。
並びにあった魚屋さん。やっぱり港町シアトル、結構ちゃんとしていました。実はこの後夕食として"Fish and Fry"をホテルのレストランで食べたんですが、Fry用のケチャップと一緒に"Fish"用のビネガーが出てきて驚きました。USで何度もFish Fryを食べて居るけれど、英国風にビネガーを出されたのはこれが初めて。日本の「米酢」とは違う、熟成させた少し甘みのある黒酢のような物ですけど、慣れないとちょっと苦手かも。でも、魚に少し臭みというか匂いがあったので、本来のビネガーで食するFish Fryも悪くなかったですけどね。でも、正直美味しいタルタルソースで食べる方がいいなぁ... (笑)。
次に向かったのは、ショッピングモールの"WESTLAKE CENTER"。ダウンタウンの中心にあるモール何ですけど、ちょっと規模的にも内容的にも寂しい印象でした。翌日は一日MLBの観戦で潰れて、しかも日曜日なのでお店も早めに閉まるので、この日のうちにお土産なら自分の買い物を済ませようと思ってたんですがちょっと予想外。で、モールの隣にこのシアトルが本拠地の高級デパート"Nordstrom"が有ったので、ここで買い物を済ませてホテルに戻りました。さて、明日はいよいよMLB観戦、Mariners vs Yankeesの試合です。(続く...)

2009年8月24日

NRT-LGA-SEA-NRT (12) - Public Market Center

ホテルに荷物を置いて一息つくと、早速市内観光に出発。もう夕方に近い時間帯ですし、余り欲張らずにホテルから歩いて10分位のPublic Market Centerに向かうことに。ホテル前の通りを真っ直ぐ海に向かって歩くと、正面に"Public Market Place"の大きなネオンが見えてきました。この日は土曜日の午後でしたが、それもあるのか凄い人出。こんな人出、ThanksgivingとかChristmas前のMallでの特売セール時期にも見たことがありません。正直、余りに混雑しているので中に入るかどうか躊躇したくらい。でも、どうやら混雑しているのは入り口近くにある「歌う魚屋さん」の周りだけみたいなので、中もぶらぶら見学することにします。
その前に、入り口前の果物屋さんのディスプレーがとても鮮やかだったので一枚。日本の果物の方が美味しい物は多いと思うけれど、こう並んでいるところを見ると、鮮やかさはアメリカに軍配が上がるかなといつも思います。まぁ、リンゴにワックスが掛けてあるとか、問題もありますけどね。ただ、日本の場合多くの場合少量ずつパックや袋詰めにしているからこういう光景はあまり見ませんが、アメリカのスーパーでは量り売りが基本だから、自由に選べるようにこんな感じでディスプレーしている場合が多いので、見るだけでも楽しいですよね。
Market Centerのシンボル(?)、豚のオブジェ。狭い部屋に押し込まれて豚さん達も窮屈そうですが、この建物も狭い通路があるだけなので、私も結構窮屈な感じ。正直、賑やかではあるけれど余り綺麗な場所ではないので、長時間買い物とかウィンドーショッピングで時間を潰すという場所ではないですね。どちらかというと、周りを見るよりは早足でどんどん奥の方に向かいます。
で、奥の方には、ずらっと花屋さんのお店が並んでいました。通路の反対側にはシアトルのお土産物屋さんなども並んでいて、一番華やかな場所のようです。オープンエア似も鳴っているので、先ほどまでの息苦しさもないし(笑)。ただ、鼻の臭いに敏感な自分にとっては、あまり嬉しい場所でもないので、ここも早々に通り過ぎて今回の一番の目的地に向かいます。(続く...)

2009年8月23日

Sheraton Seattle Hotel & Tower

Seattleでの宿は、N.Y.同様週末無料宿泊特典を利用して、Sheraton Seattle Hotel & Towerに。シアトル市内のほぼ中央に位置して、交通の便も良くて使いやすいホテルでした。1泊は有料、1泊は特典宿泊でしたが、コーナーデラックスルームにアップグレードしてくれました。このホテルも、25階のホテル棟と35階のタワー棟が並んで立ってるんですが、ホテル棟の15Fです。ただ、Platinum特典で利用できるクラブラウンジがタワー側の32Fに有るんですよね。だから、一度ロビーに降りて反対側に移動して、そこから32Fに上がらないと行けないのが面倒と言えば面倒。 N.Y.のSheratonでは、ベッドの寝心地の良さが気に入ったんですが、ここも同じ感じのベッドでゆっくり休むことが出来ました。
窓を背景にテレビが置かれているので、昼間は逆光になって観にくいんですが、まぁ寝ながら観る分には楽だから良いか。米国は日本よりも一足早くデジタル化されているんですが、何故かN.Y.でもここシアトルでも、デジタルのチャンネルは4つくらいで、残り20チャンネルくらいはアナログのまま。ケーブルTV配信だからだろうか。 そうそう、デジタル放送の場合信号の復号化のためにチャンネル切り替え時ディレーが発生するんですが、どうもUSでこれまで経験したTV(PanasonicとLGEかな)は、この切り替えが遅くて遅くて。チャンネルをザッピングする時にイライラしないんだろうか、アメリカ人は。ちょっと心配です。
コーナーの部屋なので、東側と南側に窓があり、南側にオフィスデスクが配置されています。コーナーの部屋としては少し小さめかなとは思うけれど、一般の部屋よりは広いので、机の周りも余裕があります。左側の壁の所にエアコンの吹き出し口があって、ちょっと気になるのはあるんだけど。そうそう、このエアコン、アメリカの物にしてはめず楽し温度調節がちゃんと出来るし、ファンの音はする物の余り気にならない優れものでした。 部屋は十分満足行くものでしたが、バスルームがN.Y.同様シンプルな物で、それが残念。まぁ、バスルームはシャワーを浴びるかトイレを使うしかないから、シンプルでも問題は無いけれど。
一番得点が高いのが、デスク上にちゃんと配置されているサービスコンセントとEthernetのケーブル。Sheraton N.Y.では、Ethernetの使用料が1日(24時間)$15でしたが、こちらは1日$10。さらに、Platinum特典で無料になります。個人的には、このポイントが一番高かったりして(笑)。接続も結構安定していて、十分満足できるものでした。 これまで宿泊したSheraton系列のホテルは、今一つの印象のところが多かったんですが、ここは非常に満足できるし気に入ったホテルです。またシアトルに来る機会があれば、今度もここを利用しようと思う内容でした。 ただ、残念だったのがCheck-outの時。早朝清算した紙が部屋に投げ入れられていて、いつものように内容を確認すると、無料宿泊のはずの前日の宿泊料級が税金と一緒にチャージされています。早朝のフライトだったので、朝の5時過ぎにCheck-outするつもりでしたが、さらに早めにロビーに降りてフロントの女性スタッフに問題点を指摘すると、直ぐに分かったらしくて端末をたたいて訂正した精算書を出してくれました。まぁ、そんなプチトラブルは有ったもののこれまで宿泊したホテルの中では、Sheraton系列の中では一番、全体でもTop 5に入るくらい満足できるホテルでした。

2009年8月22日

NRT-LGA-SEA-NRT (11) - LGA to SEA

この日はNew York La Guardia空港からSeattleへの移動日。初めての土地なので、朝は少し余裕の持てる9:00の出発。ホテルをチェックアウトして、直ぐにベルボーイにタクシーを呼んでもらい、7:00少し過ぎには空港に到着。UAはCentral TerminalのConcourse-Cの先の方がゲート。その手前はAAが使っているようです。で、各Concourseの根本の部分にセキュリティのチェックポイントがあります。RCCも有るんですが、そのセキュリティの手前なんですよね。RCCで軽くお腹に入れたいし、メールチェックもしたいんですが、ノンビリしてしまうとセキュリティで捕まり乗り損なうなんて事も心配。それでもまだ時間があるので、チェックインカウンターの裏側あたりの入り口から入り上の階の受付で受付を済ますと、「まだ朝だから空いているし、セキュリティのレーンはモニターしているから大丈夫」という受付のお姉様の言葉。確かに、出発が集中しなければそれ程人の流れは無いはずで、多少は安心しても良さそうです。
RCCの広さとしては、ORDのB26ゲートだったか外れの方にある小さなRCCよりちょっと広いくらいの感じ。ベーグルが嫌いな私は、クッキーとヨーグルトでちょっとお腹を満たして、フト外を見るとこんな看板が。うーん、Welcomeと言われてもこれからN.Y.から出る所なんですが... ちょっと余裕を見て、登場開始時刻の15分位前にRCCを出ます。少し並びましたが、5分位でセキュリティも通過して余裕で搭乗することができました。
ほぼ定刻通りのフライトでORDに到着。今回入国の時にはかなり手間取りましたが、空港の風景の中では一番見慣れている、このORDのターミナルの光景を見ると何となく落ち着きます(笑)。ORD-SEAのフライトも、同じConcourse-Cからの出発なので、そのままRCCに移動して一息つきます。今回利用したお昼前にORDを出発するORD-SEAは、どうも週末だけの運行のようで、平日に調べても出てこなくてちょっと焦りました。こちらは4時間位のフライトでしたが、いつものようにサーブされた食事を平らげると、後はうつらうつらしているうちにSeattleに到着です。
SEA(Seattle-Tacoma)に到着して、さて面倒なのがターミナルの移動。扇形のターミナルの端から端に移動して、ダウンタウンのホテルに向かうバスのチケットを購入。丁度バスが出た後だったので、それから30分位待ちましたが、何とかバスに乗りSeattleでの宿泊先である、Sheraton Seattleに到着しました。明日は一日MLB観戦でつぶれるので、買い物とか市内の観光はこの日だけ。荷物を部屋に置くと、ホテルから直線で400m位のPublic Market Centerに向かうことにしました。(続く...)

2009年8月21日

NRT-LGA-SEA-NRT (10) - Downtown

再びGrand Central Stationまで戻ってきました。One-day Passを買っているので、ここで地下鉄を乗り継いでホテルに戻っても良かったんですが、折角なので昨日の夜はTimes Squareを通りましたが5th Avenue側から戻ってみようと駅を出てぶらぶらと通りを歩き始めました。駅からだと通りと縦横ジグザグに進めばホテルに当たるので、北に上がりつつ適当に横に折れて移動しながら歩きます。そんな感じで歩いていたところ、特に目指したわけではなかったんですが、ロックフェラーセンターに当たりました。この日は30度以上気温が上がっているので、真ん中の広場は日よけのテントでびっしり埋まっています。この下は、カフェになっていますが、暑さもあってか満員。ちょっと涼むのも兼ねてロックフェラーセンターの中を通り抜けて、再びホテルを目指します。
このあたりはビジネス街だからでしょうか、N.Y.名物の"Yellow Cab"が、際限なく次々と走っていきます。何か、絵に描いたような風景です。そうそう、このタクシー、後部座席の前には液晶のテレビが備えてあって、ここでニュースを流したり、Mapを表示して今どこをを走っているのか分かるようになっていたり、なかなかスマートになっています。
この日は、こちらで生活している友人ご夫婦との夕食。予約してくれたのが、この"Benjamin Steakhouse"。N.Y.のステーキ店では一番有名な"Peter Luger"から独立したシェフのお店ということで、評判のお店らしいです。で、その分お値段も高め。とは言っても、日本でそれなりのレベルのステーキなり、鉄板焼きなりを食べることを考えれば、安いとは言わないまでも、価格的には同じくらいかも。確かに、表面をカリカリに焼いても中の肉のジュースがたっぷりのステーキは、久しぶりに満足できるステーキでした。日本の霜降りに慣れた人には物足りないかも知れませんが、私はこういう赤身のステーキが好きなので満足です。ただ、金曜日の夜だったからでしょうか、ちょっとせかされるような接客サービスは減点でした。
18:00に予約して19:00にはお店を出てしまったので、どこかでお茶でもと近くを探して、結局昼間見たロックフェラーセンターのカフェに行くこと。ここで、またいろいろ四方山話をしてN.Y.最後の夜も楽しい一時となりました。カフェを出たところでご夫婦と別れると、目の前には有名なセントパトリック教会がライトアップされていました。実質二日間という短い滞在でしたが、N.Y.という街は魅力のある街だと言うことがよく分かりました。本当は行きたったMoMAや、グランドゼロ、自由の女神、上げれば切りがないくらい。是非、また訪れようと誓ってN.Y.最後の夜は終わりました。(続く...)

2009年8月20日

NRT-LGA-SEA-NRT (9) - Citi Field

Yankee Stadiumを見てから、やはりMetsのCiti Fieldも見ないとと思い、まず#4の地下鉄に乗ってGrand Central Stationまで戻ってきました。丁度お昼の時間帯だったので、Grand Central Stationの地下のカフェテリアで軽く昼食をとります。そして、今度は#7の地下鉄に乗車して終点の一つ前にあるMetsの本拠地、Citi Fieldに到着しました。 アメリカ経済の下降で、スポンサーのCitiの状態も芳しくなく、名前が変わるんじゃないかと言われてるんですが、どうなるんでしょうねぇ。でも、スタジアムはそんな不安を感じさせない綺麗な建物です。
駅から降りて正面のこの丸い部分の隙間から中の様子を撮影したら、思いの外綺麗に撮影できました。これまで見てきた球場の中でも、一番大きな規模じゃないでしょうか。試合のあるときには、この場所がファンで埋まるんでしょうね。入り口からして、こんなに豪華だと、中はどうなっているのか興味が沸きますが、残念ながら今回個々で試合を観戦する機会が無いので、それは又の時に。本当は、それじゃぁいけないんだけど、やっぱり日本人選手が活躍している球団の試合は見たいという気持ちが強く沸くので、松井(稼頭央)選手がいればなとは思うんですが。
USのスタジアムとか行くと、必ずと言って良いほどこういう感じで選手の写真とかファンの写真が飾られていて、凄く良い雰囲気。こういう「見せ方=Presentation」の上手さは流石ですよね。
球場の内部図があったんですが、真ん中のグランドのサイズが正しいとすると、かなり大きなスタジアムになります。先ほど写真を撮影した入り口の大きさがこの程度だとすると、全体の大きさはかなりの物。実際、外側を一周した時の印象では、これまで回った球場の中で一番大きい感じでした。横にも広い駐車場があるし、ここが試合の時には何万人という人手で埋まるんだろうなとちょっと感激して、再びダウンタウンに地下鉄を使って戻ってきました。(続く...)