2009年8月29日

NRT-LGA-SEA-NRT (17) - Safeco Field (2)

さて、今回購入したチケットの席は、128ブロック、22列、11番という席。左バッターボックスのほぼ真後ろで、この1F席の真ん中よりは結構前の方。また、「11番」という中途半端な番号で列の中の方かなと思ったところ、通路側の席でこれまたラッキー。この写真は、カメラの広角(28mm)でそのまま撮影していますが、ほんとバッターを見るには良い席です。写真に写っている前の二人組は、実はこの席の人出はなくて、試合前に開いているときに座っていただけなんですが、この後この席にはかなり体格の良い、しかも髪の毛を頭の上に高く結い上げた女性(夫婦+子供一人)が来るんですが、幸いにも通路席だったこともあり、ちょっと身体を外に出せば問題無くイチローや城島のバッター場面を見ることが出来ました。身体の大きい・小さいは仕方ないけれど、球場で雨傘が御法度なのと同じで、ああいった後ろからの観戦を邪魔するような髪型も止めて欲しいもの。

で、試合前にスタンドで寛ぐイチロー発見! な、わけないですけど(笑)。イチローの51番のレプリカジャージやTシャツを来ている人は、日本人・アメリカ人問わずよく見かけますが、ここまで成り切っているのは、日本人で数名位しか見かけません(って、数名もいるのか)。もしかしたら、正面から見たら似ていないのかも知れないけれど、横からみるとなかなかそっくりです。

実は、この後試合中に、通路をはさんだ反対側のブロックの2列ほど後ろの席に、元MarinersのSSの選手(名前は失念)が仲間と観戦していて、放送で紹介されたんですが、結構有名人もお忍びというか普通に観戦しているのかも。

アメリカンフットボールの試合開始前のセレモニーでは、一番感動して一番好きなシーンである「国歌斉唱」の場面。野球でもそれは同じで、スタジアム全員が起立して脱帽し、一緒に国歌を斉唱します。日本では「国旗・国歌」に関して色々議論はあるけれど、「国」という運命共同体が存在していて、その中でともに暮らす以上は、一つのシンボルとして「国旗・国歌」は必要だと思うし大切だと思いますね。個人的には、国旗の日の丸に関しては、シンプルなデザインで分かりやすくて良いと思う反面、国歌の君が代に関してはもうちょっと元気の出るような明るい曲にして欲しいとは思うんですけど。

アメリカのメジャースポーツでは、観客の取り込み方が非常に上手いといつも感心するんですが、今回もそう言う場面に何度も出会いました。この写真は、地元の小学生が試合開始の"Playball!"を宣言するところ。日本だったら、主審が右手を挙げて「プレーボール」と言うわけですが、そう言う大役をこの子は経験できるという素晴らしい企画。凄く恥ずかしかったのか、"Playball"と言い終わるまもなく、直ぐに三塁側ダッグアウトに駆け込んでしまいましたが、それも初々しくて良いかも。

試合前には、5球or3振でホームランを打ったら1万ドル獲得というゲームもあって、スタンド中が盛り上がっていたけれど、野球という範疇以外でも日本でプロスポーツを普及させる良いヒントが沢山あるように感じました。(続く...)

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