2024年3月31日

HND-HNL/-NRT (2) - 事前準備

出発まで一週間を切ってしまった、来週からのHonolulu行き約一年ぶりのHawaii何ですが、アメリカ行きは昨年のNFL観戦をしたSeattle以来約5ヶ月振りになるのかな。例えば新幹線通勤のように、毎週とか利用しているならば目をつぶっていても直ぐにやり方・利用方法が思い浮かんで、そのままスッと新幹線に乗車できますが、流石に海外旅行となると頻度しても多くても数ヶ月に一回だし、その手続きや事前準備はいろいろあります。備忘録を兼ねて列挙しておきます。

  • パスポートの期限確認。昨年九月に更新をして、残存期間には問題無し。今回はUA発券のANA便利用なので、パスポートやアメリカでの滞在先情報等はUAのサイトで入力していますが、念のためにホテル予約詳細等ANAカウンターでのチェックイン用に印刷しておきます(PDFもPCに保存)
  • ESTAもパスポート更新時に申請済みなので、これもまだ有効期限内。多分空港でのチェックインで確認がされるので、ハードコピーも準備しておきます
  • 現金(US$紙幣とコイン)は、前回利用後に小袋にまとめてあるので、それをそのまま持ち出すだけ。実は、コインが結構貯まってきていて、これが空港でのX線検査で引っかかる時があるので、今回は出来るだけ利用したいところ。モールのフードコートとか、ファストフードでのドリンク購入の時には積極的にコイン払いで消費したいのだけれど、困るのは「US$xx.xx」表示されて、咄嗟にそれに見合うコインを出せるかどうかなんですよね。1cent、5cent、10cent、Quarterのうち、かろうじてQuarter Coinは直ぐに見分けが付くし、1centも銅色だから分かるんですが、5cent(大きい)と10cent(小さい) の判断が少し時間が掛かるんですよね。実は前回は紙幣も含めて殆ど使用せずに、99%はキャッシュカードかApple Payで住んでしまったので、今回もそうなりそうな予感が...
  • 現地での通信手段としては、前回も利用して実績があるAiraloを利用することに。ただ、その時からiPhoneも更新したし、eSIMも削除してしまったので、今回再び新規にeSIMとデータパッケージを購入しておくことに。助かることに、今の所Airaloの価格(US用1GB/7 Days)は据置のUS$4.5。実は他のeSIMにしようかと思ったんですが、NomadはUS$7だし、Airaloがいつの間にかSingaporeでも使えるようになっているようなので、こちらを利用することにします。
  • Honoluluでの移動は、基本TheBusで、その為にはHolo Cardが必要。前回購入したHolo Cardは手元有るので、Holo Cardのサイトにアクセスして、自分のアカウントがまだ生きていることを確認。現地に到着したら、チャージしないと。
  • 基本バス移動の予定ですが、やはりライドシェアのUber/Lftyも必要。アプリは導入済みなので、一応アカウントにアクセスして、利用可能かは事前に確認しておきます。
  • そうそう、日本帰国時(入国時)用に税関申告書類もオンラインサイト(Visit Japan Web)で準備しておかないと。
  • 国内移動の新幹線は、行きは羽田空港発で帰りは成田空港着ですが、どちらも新幹線は「浜松-品川」の往復ですむので、これは楽かも。
今回も弾丸ツアーなので、着替えなどは三日分を持参。まぁ、足りなくなったら現地調達出来ますし。ざっくりと詰めた感じでは、機内持ち込み予定のショルダーバッグ(ドクターバッグ)の半分から2/3位。現地で荷物が増えた時用に、布製のダッフルバッグを持参する予定ですが、ジーンズとかアウターとか嵩張るものを購入しなければ、多分使わない気がする。

それ以外では、ノートブックパソコンとACアダプターは必須。それ以外に、USB Type-Cコード(A-to-C、C-to-C)を複数本に、ACコンセントに接続するUSBアダプターも持参。それ以外では、歯磨きセットにひげ剃りセット、綿棒にヘアブラシ等。スマホは、AndroidのPixel 6にiPhone 15 Proで、iPhone 15 ProにeSIM(=Airalo)を入れて、現地でのデータ通信とApple Payでの決済で利用するつもり(現金も消費しないといけないので、それも意識しないと)。

いつもなら、午前中くらいとかに浜松を出て空港に向かい、午後にフライトというパターンですが、今回は出発時刻は夜の22:00頃だし使用空港も羽田と近いので、当日午後遅めに自宅を出れば十分間に合うスケジュール。出発当日の朝に持ち物最終チェックをして、最悪何か足りない物があっても午前中に購入することも可能なので、多少は余裕がありますね。とはいえ、結局何語らなくて空港の売店で買い足しすることの方が多いのですが。今回は、最悪現地での購入も楽ですし、まぁ気楽に出発することします。で、絶対に忘れられない、パスポート、クレジットカード、スマホだけはスリングバッグにまとめて置かないと。(続く...)

無責任報道=噂話

佐々木俊尚氏が引用していた、東京都新宿区の公園に設置された半円状のベンチに関して。 

元々は、某写真週刊誌が「ホームレス排除、行政の悪意」みたいな感じの記事を掲載していて、確かに水平で無い座面は寝たり横になったりする行為を排除する目的だけしからん、みたいな反応が一斉に発生。ところが、その新宿区長が自ら反論をして、これは深夜など公園で騒音発生があるので地元住民の要望により約30年前から接地されているもの、とその理由を説明。そう言われてみれば、「一時的に座って休む」という目的には必要十分だし、入らぬ騒動の元になりそうな水平座面のベンチをなくしたことで、近隣住民にも平穏がもたらされるならば、これはこれでちゃんとした理由と納得出来ます。

それでも、緊急に横になりたい場合にとか、異論を言う人も居るだろうけど、どんなことにも100%の解決策は存在しない以上は、誰のためにどう言う目的で解決策を提供するのか、その優先順位で考えるべきだと思う。そう言う意味では、やはり近隣住民や頻繁に利用する人の目的を優先するべきで、「万が一」とか「突発的利用」という事に関しては優先順位を下げるか、今回の検討対象から外すことも仕方ない。コレが例えば毎月のように自身が発生するような地帯で、その為にはベンチを利用した非常時用の設備も兼ねているとかの理由があれば、水平な座面にするべきとか、そう言う意見が優先されても良いとは思うんですけどね。

一番の問題は、偶々編集部にそういう意見が寄せられたのかもしれないけれど、その背景なり理由なりをちゃんと調べずに自分達の勝手な想像で記事にして後悔してしまうこと。少なくとも新宿区側にそういうベンチの設置理由なりを取材していれば、こんなことにはならなかっただろうし、それでも社会生活上問題だと考えるならば、そう言う事も含めて報道すれば良い。でも、ここは想像ですが、写真週刊誌という事も有るからか、一般的なベンチとは異なる形状のインパクトだけを狙って記事にしたようにも感じますね。で、こういう渋谷区区長の反論なんかのフォローもしない。結局言えることは、ああいう雑メディアの報道に関しては、直ぐに延髄反射するのでは無く、一週間位冷却期間をおいて再評価してから判断するべき。その時点でもう結論が出ていたり、騒がれていないようであれば、もう無視して良いんだろうな。

昔は「クオリティペーパー」と呼ばれていて、それなりに信頼もされていたメディアが、今では飛ばし記事みたいなものを平気で掲載していたり、中には意図的に歪曲しているのとすら感じるような内容を堂々と掲載して相手を批判していたりする場合も有る。結局は、自分達の会社がジリ貧である事も会って、読者を増やすどころか維持するにも汲々としている状態なので、どうしても過激なあるいは興味を引くような記事を連続しないといけない。となると、本来ならば「事実」を伝えるべき所を、有る程度脚色もするだろうし、中には「事実」を「真実」と言い換えて自分達のバイアスを正当化している事も。本来ならば、他者を検証するべき立場のメディアを、ネットが検証して初めてその内容の信義が分かるというのが、今の時代なんですよね。 

2024年3月30日

リニア2027年断念

とうとうJR東海が、リニア新幹線の品川-名古屋2027年開業を断念するという記事。本来ならば10年位の予定で建設が想定されているのに、未だに殆ど着工していない。仮に2025年の次の県知事選で川勝知事が交代して、新県知事が直ぐに認可をだしたとしても、リニア新幹線の開通は2030年代になる事は確実でしょうね。 

何が気に食わないのか分からないのだけれど、個人的には川勝県知事の個人的な思惑というか、「反対し続けること」が自分自身の「Raison d'etre(存在意義)」だと信じ込んでいるようにしか見えない。いゃ、最初の頃は、確かに大井川の源流近くを工事するのだから、工事中に流出した水資源を戻すなり担保するなりを要求する事は、まぁ当然の話だと思っていました。それがそのうちにどんどんエスカレートしていって、湧き出た分の水を戻すという話から、湧き出た水を全部戻せ見たいな話になり、さらには水が湧き出ないように工事しろみたいな話にもなり、それが有る程度目処が付くと今度は南アルプスの自然環境がと、どこかの国みたいな「ゴールポストを動かす」話を続けるばかり。

「静岡県民は何を考えているんだ」と、ネットやTLでは何故かとばっちりのお叱りを受けるのですすが(苦笑)、何故か選挙では対立候補を圧倒して得票をして勝利しているんですよね。それが個人的には凄く不思議。婦人層の人気が高いと言うけれど、うーん何故だろうか。地元経済界では、静岡県最大のコングロマリット(多分)「鈴与」や、自動車メーカーのスズキ等が支援しているらしいのだけれど、どちらの業界にも特に何か貢献したというような記憶は無いけどなぁ。それに物流とか自動車関係ならば、こういう交通機関の導入というのは重要な目標だと思うのに。仮に、ルートがもう少し違っていて、静岡県内にもリニア新幹線の駅が出来ていれば、かなり対応は変わっていたんだと思うけれど、駅は無くて通過するだけというのも、彼としてはカチンときているんでしょうね。だからそれなりの保障というか、「利益をよこせ」というのが彼の気持ちなんでしょうね。

個人的に思うのは、元々は自分でぶち上げた「富士山静岡空港直下の新幹線駅」構想実現のために、JR東海が少しは色よい返事をくれるのかと思っていたら、全く梨の礫のけんもほろろなので、だんだんとエスカレートしていって現在に至る、と邪推するのだけれど。富士山静岡空港直結の新幹線駅は、一時的には評判にはなるだろうけど、実用上はこだま号しか停車できないだろうし、直ぐ近くに掛川駅とか静岡駅があるのに、その必要性も不明。さらに言えば、空港のある台地部分と新幹線が通過しているトンネル部分との間には、確か何十m位の距離(高低差)が合ったと思うので、垂直移動するだけでも結構大変だと思うし、同様の構造である新千歳空港とか福岡空港とか、あれくらいの利便性がないと話題にもならない気がする。どこかのタイミングで、リニア開通後の県内停車新幹線の増加を要求するのが、一番現実的だったと思うけれど、どこかで自分のプライドが傷ついたと感じたのだろうか。何かもう「意地」でやっているようにしか見えないんですよね。それ以外にも、舌禍を何度も繰り返しているし、もう一度リコール投票しても良いんじゃ無いかと言う気さえします。自分がこの世を離れる前に、リニアに一度位は乗車したいと思っていたのに、コレでは無理かなぁ... そうなったら、川勝知事を死ぬまで恨んでやる(マテ)。

2024年3月29日

春休み混雑?

昨日は久しぶりの新幹線通勤で横浜のオフィスへの出社。今年初めての新幹線通勤ですが、最後に通勤したのは昨年の12月なので4ヶ月振りくらいの新幹線通勤です。いつもと同じ位の新幹線での往復なので、通常ならば自宅と駅の間の移動は路線バスを使用します。ただこの日は午後遅くくらいから夜にかけて雨が強くなる予報だったので、帰りのバス利用は辛そうということで、自家用車で駅までの往復をすることにしました。

車なので、バス利用の時よりも少し遅めに自宅を出ることが出来ます。それでも朝の7時頃には出かけるのですが、やはり浜松は車社会なんでしょうか、この時間でも道路は混雑しています。いつも利用している駅近くの市営駐車場へ車を入れて、駅に向かうと朝の通勤・通学ラッシュの時間帯で、浜松駅も在来線から降りてくる主に学生さんが一気に外に出てきます。取りあえず、駅ビルのスタバで朝食を取ってから新幹線構内に入りましたが、待合室も満席以上。平日の朝ですが、結構スーツケースを持ったグループや家族連れが多いのは、春休みのシーズンで家族旅行とか卒業旅行の人達なんでしょうね。

新幹線は、浜松を出たあと、静岡、新横浜、品川と停車するひかり号を利用。入線してくる車両の中を見ると、指定席はびっしり埋まっていて、ホーム上では後ろの自由席車両の前には長い乗車待ちの行列が出来ています。私はここ最近は7号車を指定していて使用しています。ここは、EX予約だと料金は一般の指定席車両と変わらないのだけれど、指定席の選択を「e-Work車両」を指定しないと選択出来ないので、他の指定席車両が一杯の時でも、7号車には結構空席があります。今回も、他の指定席車両は3席列のまん中も埋まるような状態なのに、7号車は窓際席は埋まっていたけれど、通路側はまだ半分以上開いている状態。まん中席も多分家族連れとかグループと思われる所以外は空いたままで、全体として半分も埋まっていないような状態。私の隣の席も、結局浜松から新横浜までずっと空席でラッキーでした。一方で、静岡駅ではかなりの長さの乗車待ちが出来ていて、多分他の車両は満席に近いんじゃ無いだろうか。

もっと凄かったのは帰宅の時。仕事が早く終わったので、予定していた18:21新横浜発のひかり号ではなく1時間早い17:21新横浜発のひかり号に繰り上げて乗車しましたが、この時間帯なのにひかり号の自由席は満席で、指定席もびっしり埋まっています。今回も利用した7号車も、まん中の席も埋まっている状態でぱっと見90%以上の混雑率。この時久し振りに見ましたが、車両と車両の間通路にも立っている人が何人か見えます。ひかり号の場合は、1~5号車が自由席車両で、ここで席が見つからない人が後ろに流れていて、6号車とか7号車の通路に滞留する人が多いのですが、コロナ禍前の夕方の帰宅ラッシュの様子を久し振りに見た気がします。まだマスクをしている人もそれなりに見られるので、COVID-19が忘れられたわけでは無いと思うけれど、気分的には殆ど「コロナ禍以前」に戻った感じですね。油断してはいけないと思うけれど、経済を回すためにもこうやって人が出て、人の動きとともにお金が市中を回ることは良いことだと思うので、この状態は続け欲しいけれど、その分新幹線の料金も上がっているのはちょっと痛い。これから暫くは、新幹線通勤する機会が続きそうなので、早め早めの予約を心がけないと。

2024年3月28日

政府の不手際を責めない人達

内閣府のタスクフォースに、中国電力会社のロゴマークが透かしで入っている資料が提出された問題。その資料の提出者である自然エネルギー財団の大林ミカ事業局長と大野輝之常務理事が会見した様子の記事なんですが、何かロゴの有無という問題に矮小化されている・しようとしている印象を受けるなぁ。 

一番不思議なのは、これまでこういう政府だとか与党側の不手際が露呈したときには、野党特に立憲民主党とか共産党あたりが、鬼の首を取ったかのような形で責め立てると思うんですが、今回はそういう雰囲気は無い。それだけで無く、メディアの扱いも何か消極的な感じで、裏金問題だとか紅麹菌問題等、大きな問題が続いていることはあるだろうけど、それでも今の所注目しているのは産経新聞位で、他のメディアのサイトを見てみても今朝の時点では記事らしいものは見つかりません。

この大林ミカ氏、決して自然エネルギーの専門家というわけでも無いらしく、さらに言えばその履歴も不明な点が多いのに、何故こういう政府のTFメンバーになっているのか良く分からないという状況らしい。河野大臣推薦と言う事でメンバーに抜擢されたらしいけれど、彼女の所属する財団関係者がTFには複数居るとのことで、それはそれで利害関係とか選択のバランスとという意味で適切なのか疑問が残るところ。そう言う、何か不自然な事って今回に始まったことでは無くて、少し前に話題になって貧困女性支援等も、政府から補助金を受ける側の代表がその支出を決める組織に入っていたりして、それって我田引水も甚だしいのでは。

さらにこのTFでは、中国等の大陸側と日本も繋がる電力ネットワーク作りを提唱しているようなんですが、通信インフラなら既に光ファイバーとか実績があるから分かるけれど、そこまでしてどれだけの電力融通が出来るのか凄く不思議。しかも、実質な配線経路は、韓国/中国-対馬-九州(日本)位しか内容な状態で、過度に集中することはそれだけリスクも大きくなると言う事なんですよね。そんなことをやるのだったら、国内でリスク分散出来るように、例えば北海道、東日本、中日本、西日本、四国、九州、沖縄、くらいの地域が、万一の場合その中で閉じた状態で電力供給できる様な体制作りをする方が優先度は高いし現実的だと思うなぁ。正直、裏金問題に関しては政治と言うよりも、その議員や組織の問題なので、ルールを厳しく決めればそれで終わりの話。一方で今回の件は、国民の生活や安全に直結するかもしれない問題の可能性もあるわけで、まずはその疑念を明確にする必要が有るはずなんですよね。でも、多くの人の特に野党側の意識が低いという事は、実は彼らにも何か弱みがあるのだろうか。単に今回の会見だけで終わる話では無いと思う。

3度目の国産航空機

突然降ってわいてきたような、国産旅客機再開発の記事。個人的には、MRJ (MSJ)への期待が大きかっただけに、本当かなぁと疑念しか浮かばない。しかも、これから10年程度を賭けて準備して行くみたいで、その間に世界のライバル社達は、もっと先進的な機体開発に進んでいるんじゃ無いだろうか。MRJの失敗から学んで、今度は複数社による共同開発で要素技術の取り込みとリスク分散を計るみたいですが、その分とりまとめ役の責任も仕事もMRJよりも更に大変になりそう。

個人的には飛行機は好きな乗り物だし、国内の航空機開発が名古屋中心で、その下請け企業は浜松周辺にも多いことから、国産機の開発と製造は、地元にも大きな影響がある事は確実。YS-11、MRJに続く「3度目の正直」を狙うわけだけれど、それならそれで2035年以降の開発ではなく、もっと早い時期、例えば2020年代中の開発スタートとか、厳しいし難しいとは思うけれど、スケジュールももっと重視するべき。で無いと、あと10年もあれば、中国開発の中国機メーカーの機体が、低価格を武器に世界市場に出てきてしまうんじゃ無いだろうか。

航空機開発では、色々な技術の組合せだと思うけれど、やはり動力となるエンジンが最重要部分である事は確実。MRJでは、外国メーカーに依存して居て、結果的にMRJは機体が間に合わなかったけれど、エンジンメーカーはそのエンジンを実用化してライバル航空機メーカーが採用するなんていう笑えない事態で終わったわけです。それもあってか、今回は国内自動車メーカーが水素エンジンとか、まだ海千山千の技術を前提にするみたいだけれど、もっと現実的なところを目標にする方が良いんじゃ無いだろうか。ネットでは、欧州がEVと煽って世界がEVに邁進して失敗したような事が、水素エンジンとかに手を出して同じ事が発生するのではと今から心配されているみたい。

今度は官民で協調して進めるということで、MRJの失敗理由である自分達の固有技術や方法に確執するリスクは減るんだろうけど、組織が硬直化して二進も三進も行かない事にはならないだろうか。それに、最初は失敗続きだろうけど、そこから知識や経験が蓄積されるわけで、それをどこまで経産省が我慢できるか疑問だなぁ。まぁ、まだそういう方針が出ただけで、具体的に何か始まるのは何年も先の事だろうけど、何とか「3度目の正直」を実現して欲しい。

2024年3月27日

あと一回...

SQの名古屋就航35周年プロモーションは、今日27日が申込の締切日なんですが、名古屋(セントレア)使用と言う事からか、利用開始が10月からとまだ先の話だからか、まだまだお得なキャンペーン料金は結構残っています。流石に、連休や週末を挟んだ時とか、年末年始等の時期はもうなくなっている様子ですが、それでもまだまだ探せばスケジュールは結構空いています。

羽田・成田や、関空・福岡発などもあるんですが、割引率が20%あるかどうかという位だし、やはり利用者数は格段に多いので、こちらは結構捌けている様子。残念ながら、セントレアからの国際線というと、やはり中国とか近場中心だし、余りイメージが沸かないですからね。あと、この格安料金を利用使用と思うと、往路のNGO-SINは、名古屋を午前に出て現地に夕方着という、まぁ便利な時間帯ですが、復路便が現地を日付けが変わった深夜過ぎに出て、名古屋に朝の9時頃に到着するという、所謂"Red-Eye Flight"なのも、ちょっと不人気な理由かもしれない。自分のような「弾丸トラベラー」にとっては、一日宿泊代が節約できると感じるけれど、多くの人の場合はやっぱり「一日損した」と感じるのかなぁ。

今の所現地発は深夜過ぎの01:20となっているので、夕方から夜にかけての時間の潰し方に困るんですよね、ここまで遅くなると。羽田発で似たようなスケジュールのフライトが有りますが、往路の場合は自宅を出る時間を調整すれば良いのだけれど、袋の場合は荷物も有るし、そんなにあちこち移動するのも大変。多分、早めに空港に移動して、荷物はどこかに預けて、Jwelあたりで時間を潰して、早めにSQのSilverKris Loungeに入るんだろうなぁ。 その場合は、そのまま酔っ払って寝込んでしまって、乗り過ごさないようにしないといけない。

で、今日が最終日なので多分今日一日悩むことになると思うんですが、もう一回位年内に行こうかなぁと、旅の虫がうずうずと(笑)。12月中は厳しそうなので、11月の後半辺りにどうだろうかと画策しているのだけれど。実は、10月11月の週末は、いろいろ予定がこれから入るのですが、まだ時期的に予定が決まる時期では無いので、週末を挟むフライとを入れてしまうと後からキャンセルが必要になるかもしれない(この場合は全額没収だし)。平日ならばほぼ大丈夫だし、今年は繰り越しも含めて有給がかなり残っているので、積極的に消化しないといけない理由もあり、どこかに入れようかと思っているところ。仮に2回これを利用して往復すると、2万PP弱がAMCに追加される事になるので、それなりに助かりますし。今日一日悩む一日になりそうです。

後ろ倒しシステム

先日docomo shopへ行った時の事、自分の順番待ちの間に一寸気になる状況に遭遇しました。店内に入り、アンケート記入をして椅子に座って順番待ちをしていた時のこと。私の前の椅子に同年代くらいの男性が座っていて(こちらからは背中しか見えない)、女性スタッフの方が担当して話を聞いていたんですが、どうも埒が空かず同じような話を何度も繰り返しています。

聞くとも無しに聞いていたんですが、どうも2月に契約を変更して安い料金設定にしたのに、この3月の請求金額は以前のままで安くなっていない。どうなっているんだ、みたいな話らしい。更に、その話が繰り返される内に、年末に急に支払料金が数千円上がって請求されたので、それで2月に契約更改したみたいな背景も分かってきます。で、聞こえてきた話を整理すると、

  1. 昨年末に急に支払料金が数千円アップした
  2. それもあって、2月に安い料金契約に変更した
  3. クレジットカード会社からの請求は、でも以前のままでおかしい
という話らしい。で、女性スタッフの方が「履歴を確認しますね」といっていったん席を外します。

戻ってきてさらに状況が分かってきたのは、年末に急に支払料金がアップしたのは、一般通話の代金が上乗せされたからで、どうも音声通話の契約は不明だけれど、この方の場合は5分以内は無料だけれどそれ以上の通話は加算されるのが積み重なった様子。で、それは前回も説明していたらしいのだけれど、どうも現在はそれを忘れたのかどうも腑に落ちない状況の様子。さらに、料金が変わらない件も、

  1. 契約変更をして安い契約にしたのは2月中旬である
  2. 新しい契約が適用されるのは3月からで、3月中の使用料金はまだ確定していない
  3. 通常は3月分(=新契約)の料金確定は4月上旬である
  4. それからクレジットカード会社へ請求が行くので、クレジットカードの支払では多分5月分の請求に乗ってくるだろう
  5. だから、3月分のクレジットカード請求に記載されている料金は、多分契約変更前1月の利用料金だから以前のままである
という説明をされていて、私は腑に落ちたのですが、ご本人は納得いかないよ薄手、女性スタッフさんは何か印刷した履歴みたいなものも準備してそれを示しながら説明をして、やっと納得(というか諦めた?)したような雰囲気でした。

別に、自分のような高齢者が理解が回らないとか頑固だという事を言いたいわけでは無くて、信用払いの場合はどうしてもタイムラグが生まれるから、こういう気持ちは分かります。更に、スマホの契約で、その契約にした日から変わる場合もあるし、翌月から変わる場合も有るし、そういう所も分かりにくい部分かなぁと思うし。契約では無いけれど、複雑な仕組みで自分自身も今回は失敗しているわけですし、やはり世の中は便利になる一方複雑さも増していることは事実だと思います。その中で取り残されないようにするには、やっぱり努力しないといけないけれど、こういう形で辛抱強く説明してくれるような存在は、これからますます欠かせないと強く感じました。こういう部分を生成AIが担当して、相手の感情とか表情を見ながら辛抱強く説明してくれるような仕組みが出来ると良いけれど、そうなればそうなったで「担当者を出せ、AIでは話にならない」とか言う人も出てくるんだろうなぁ(笑)。私も、これを機会に自分のスマホ契約を、また見直してみよう。 

2024年3月26日

灯台下暗し

 日本時間の今朝7:00前に行われた、L.A. Dodgers大谷選手の会見。その詳細は各メディアで報道されると思いますが、結論から言えば大谷選手は今回の賭けに関して全く知らなかったし関係していない。全て水原氏が独断で行い、韓国での開幕戦後のミーティングで初めて知った、という所でしょうか。まぁ、大谷選手の人柄だとか、色々大人の事情等も考えると、それ以外の発言は無いだろうなぁとは思うけれど、その韓国での開幕戦後に今回の件が報道された時の状況とも、ほぼ一致する内容だけに、今後よほどの事が無い限りは大谷選手は今シーズンに集中することに専念して欲しいですよね。

個人的に気になるのは、水原氏が勝手に大谷選手の口座から送金をした、というところで、どの様に口座管理をしていたのか、その当たりの詳細は今後追求される部分なのかなと思います。以前の報道で、10億円程度の預金が入っている活動に必要な支出用の口座があるという話が出ていましたが、それは移動だとか日々の支出だとか、多分税金申告に使うような口座であれば、チケットの手配だとか身の回りのサポート等もしていたであろう水原氏が、その口座にアクセス出来てもおかしくは無いし、そこから違法に支出していたというのはあり得る話だと思います。私も、個人の口座以外に仕事というか色々支払などの口座は分けていて、確定申告時にはそちらの口座の支出ですべて必要な経費計上出来るようにしていますが、多分何十何百億円も入っている口座一つだけで生活していると言うのは考えられないですしね。

すでに米国の税務当局と警察が捜査に動いているので、これ以上の情報は出てこないだろうし、水原氏側からも同様でしょうから、このまま成り行きを見ていくしかないでしょうね。ただ、多分数年前から大谷選手の口座から不明朗な支出が有ったはずで、それに気がつかなかった大谷選手本人や、多分代理人や大谷選手のスタッフの責任は、何か言われるかもしれない。そう言う意味では、一番最初に水原氏がESPNのインタピューに90分間も答えていたのが今回の発端なんだけれど、なんで誰もそれに注意を払わなかったのだろうか。想像ですが、最初水原氏自身は合法的な賭博だから問題無いと誤解してインタビューに答えたのでは無いかなぁ。だから、お金に関しては自分の行為を伏せて大谷選手から融通して貰ったという話をしたのでは無いかと。ところが、合法どころかカリフォルニア州では違法であり、さらには大谷選手の選手生命を奪うことになりかねないという認識を得て、発言を180度変えたというか本当の事をその後説明せざるを得なかったのかなぁ。

日本ハムからMLBに挑戦した時から、大谷-水原の二人三脚で行動をして、しかも単に選手と通訳という関係以上のものを、我々ですら感じるくらいの関係を構築していただけに、やはり大谷選手の心の傷は大きいでしょうね。苦しいだろうけど、それで潰れる程度の選手では無いと思うし、ある意味被害者であるわけだから、そこは気持ちを切り替えてシーズンに集中して欲しいですよね。それが、ある意味水原氏も救われる事になるんじゃ無いだろうか。いずれにしても、大谷選手には野球以外のことで患わせたくないし、野球に関してはとことん追求して欲しい。

eSIMに変わっている

先日iPhone 15 Proのアプリとか設定を整理していた時、使用しているdocomoのSIMが何故かeSIMになっている事に気がつきました。このiPhone 15 Proには、その前に使用していたiPhone 13 Proで使用していたdocomoのSIMを差し替えて使用しているので、eSIMになっているという事が良く分かりません。iPhone 13 Pro時代には、AiraloとかNomadをeSIMで使用していたので、それらのeSIMが残っている(コピーされている)なら分かりますが、そうではありません。

ここで止めておけば良かったのですが、ちゃんとdocomoの物理SIMが入っているのにeSIMになっているのは気分が悪い。ここで思いとどまっていれば良かったのですが、やっぱり目立つし邪魔だから削除しましょうと操作すると「コレを削除すると通信出来なくなるかもよ」みたいなメッセージが表示されます。 「はいはい、分かったよ」と心の中で言いながらそのまま削除。やっとスッキリしたと思ったら、docomoの通信も通話も出来なくなってしまいました。リブートしたりSIMを抜き差ししても駄目。ネットワークのリセットを実行しても駄目。万策尽きて、Google先生にと言わせてみました。

どうも、iPhoneの移行作業である「クイックスタート」実行時にeSIMに変換するか見たいなステップが有り、それを実行してしまうと本体の物理SIMがeSIMに変換されてしまうようになっているらしい。コピー元に物理SIMが入っていて、コピー先(新iPhone)にはSIMが無い場合に、eSIMに変換されるようなんですが、何でそんな仕様何だろうか。Googleで調べてみると、結構同様のトラブルは有るらしく、一つはdocomoに連絡をして「クイックスタートでeSIMに変更されたが、元に戻したい」と言うと、10分位で処理してくれたみたいな記事を見つけました。そこでdocomoに電話をして事情を話すと、向こうには過去の履歴が全部あるんですね、「昨年12月に購入された機種ですよね」「クイックスタートでの移行は最近行われたのですか」みたいな質問をビシバシされます(笑)。結局、eSIMに変わってから時間が経過しているからか何なのか、オンラインでは対応出来ないのでdocomo shopで物理SIMに変更するしか無いと引導を渡されます。

直ぐに予約を取ろうとサイトにアクセスすると、二日後の午後なら開いているので予約を設定。コメントラインには時間短縮為に「斯く斯く然々でeSIMを削除してしまったので、物理SIMの再発行をお願いします」と明記しておきます。その後、予約時刻より少し早めにdocomo shopに行くと、前の人が伸びて少し待たされましたが、予め状況をコメントしてあったからか、免許証で身元確認をして、電話番号に設定しているネットワーク暗証番号を入れてSIMを設定すると、バックヤードに私のiPhoneと新しいSIMを運んで交換。10分程で作業完了となりました。もう一台のPixelからiPhoneに電話を掛けて接続することを確認して、やっと元の状態に戻りました。以前はeSIM未対応モデルだったからこんなことは起きなかったのかな。しかし人騒がせな仕様です。手数料で4千円ちょっとは、こちらのミスだから仕方ないと思いますが、それでもAppleには一言文句を言いたい気分が未だに消えません。次回iPhone 17(?)に更新する時には注意しないと。

コンタミネーション

内閣府のタスクフォース(TF)資料に、「国家電網公司」の透かしが入っていた問題。この件でまとめられている、Nathan氏の記事(記事1記事2記事3)が分かりやすいのだけれど、当初は参考にした資料に紛れ込んでいたみたいな説明だったものが、実はもう4年5年前の資料から同様の透かしが含まれていたり、さらにはその関係者がそのTFの利害関係者(ステークスホルダー)出会ったりすることから、何かの目的で利益誘導をしているのではという疑惑まで生まれている。ただ、個々までいろいろと検証されている過去の資料の様子等を見ても、「偶然」とか「たまたま」というレベルでは住まされないように感じます。大体、あの立憲民主党がいの一番に関連記事を削除している事が一番怪しい(笑)。 

当該者の説明では、関連ページの資料をその団体の資料を引用したためと言っているらしいけれど、その資料なるものが数年前の物なのに最新の情報まで書かれていたり、さらにはそれ以外の資料にも同様の透かしが含まれている、明らかにその当該団体が作成したと思われるものが使用されているように見えます。仮に「引用」したのであれば、まずはその出店を明記するべきだし、それが無い場合はその情報の信憑性が疑われるわけだから、それら資料に関しては除外するべきだと思う。データ的に正しいのであれば、単に背景の透かしを削除するのでは無く、その出店も含めて新規に作成したものを提供するべき。単にテンプレートの話では無いと思う。

この話が微妙なのは、その資料を提供した当該者の素性がある時期以前に関して不明な部分があるという話。学歴詐称だけで無く、突然表舞台に登場したような不明朗な経歴で、それなりに重要な政府関係組織のポジションに付いているというのは腑に落ちない。とは言っても、最近問題になりつつあるNPO等への不明朗な支出問題も有って、それら資金提供を決める側にそのNPO関係者が含まれているというようなケースも多く見つかってきていて、どうもこういう政府や自治体の仕組みが良いように利用されているように見えるんですよね。政治家の資金に関しては、あれだけ追求している人達も、こう言う事は与党攻撃にはならないからか、全くと言って良いほど取り上げずにそのまま流されていくわけで、だからそう言う不明瞭な存在が少しずつ堆積していって、とうとう流石に目に余るような事態になったような気がします。

幾つかの記事などを見ていると、遡ること民主党政権時代に、この手の怪しい人達が政府に登用されたり、官邸組織に招聘され、それが実績となって政権交代をしてからもそのまま存在しているらしい。民主党政権の時には、それまでの反体制的な組織や関係者が政権に関与するようになり、機密アクセスに関してもその後の安倍第二次政権に交代した時に問題なった思うけれど、結局は有耶無耶のままに終わってしまったんじゃ無いだろうか。さらに言えば、モリカケサクラであれだけ公文書の扱いを問題視し、さらには最近でも高市早苗氏の改竄問題であれだけ騒いでいたのに、今では全く梨の礫なわけで、そうなると立憲民主党の立場というか意図みたいなものも透けて見えてくる気がしますね。まぁ、今回の件に関しては早々に当該記事を削除しているくらいだから、彼らも騙された側何だろうけど、それでもちゃんとした経緯説明は必要だと思うし、自分達が蒔いた種の付けとも言えるんじゃ無いだろうか。個人的には、セキュリティクリアランスの閣議決定もされたタイミングでも有るので、しっかりと納得いく説明が必要だと思う。所謂「裏金疑惑」問題よりも、よっぽど重大かつ危機的な問題だと思う。

2024年3月25日

自立進化AI

ChatGPTの登場以来、「加速」しか存在しないような、生成AIの進化。ただ、技術的には幾つか課題もあって、その一つはこの手の「AI/人工知能」に有る「学習のさせ方」なのは昔から言われていること。基本的な知識やルールは人間が準備設定学習させて、そこから初めて「使えるAI」が出来てくる。ただその部分は、偏りがあっては結果も偏った物になるし、より効率的なルールや学習方法を考えないと、生まれたAIも使い物にならない。で、SFの世界では題材として結構搭乗する「自己学習型」あるいは「自立型」AIが登場して、AIが必要な生成AIを自動的に生成してくれるという技術が、ちょっと意外にも日本から登場したという記事。 

結論から見てみると、今回の自立生成AI(表のId.4~6)は圧倒的。特に、より多くのパラメーターを使用してより精度が高いはずの生成AIと比較しても、それを勝るような結果を出していて、つまりそれだけ効率良く学習をしてより制度の良い知識を獲得していると言って良いのでは。

その性能だけで無く、短時間(1日程度)でリソースも消費せずに開発出来るという、まさに夢のような生成AIシステム。何か美味しいところばかりで嘘みたいな話何だけれど、実際に性能比較までしているのだから現実にあるんでしょうね。そう言えば、ChatGPTが公開されて大きな話題になった後、各社で生成AI開発競争みたいな競争が生まれたこともあるんだろうけど、生成AIの性能向上は予想以上のものに。確か1年後くらいには、そのChatGPTの関係者ですら、今後どうなるか分からないような発言をしていたんじゃ無いかなぁ。SF好きな自分としても、「そのうちに生成AIが生成AIを教育するような仕組みが出来るんじゃないか」と思っていたけれど、予想をはるかに超えるスピードでこの業界は進んでいるらしい。

個人的に「こんな生成AI」が欲しいと思うのは、普通に会話して問題解決や情報提供をしてくれる「対話型生成AI」で、まぁ行ってみれば自分の分身というか相棒的なもの。現時点では、生成AIへの入力(プロンプト)も、かなり熟れてきているんですが、さらにそこから通常の対話からそれを記憶していて、後から「あのことを予定に入れて」とか、あるいはそういう無意識の蓄積みたいなものからこちらの意図を察してくれるような「個人用途AI」みたいなものが、例えばスマホの中とか場合によってはスマートウォッチ経由で利用(共存)出来たら言うこと無いんですが。まだまだ先かなぁ。でも、結構あっと言う間に生まれてくる気もする。

慣れに潜むリスク

小林製薬が販売している「紅麹」成分を含む健康食品を摂取した人に、健康被害が発生している問題。当然、小林製薬としても事前にちゃんとした検査なりをして販売しているだろうから、なんでこの段階でこう言う事が発生するのかその原因というか背景が良く分からない。検査の時点では問題なかったものが、その後販売用に製造した時に、例えば何かのロット単位で不純物が混入したとか、製法の微妙な違いで異なる結果が発生してしまったのか、色々想像は出来ますが今はまだ不明な状態。

今回問題が深刻なのは、製造元は小林製薬で小林製薬もサプリの形で販売しているけれど、「紅麹成分」を素材として外販もしていて、同じものを使用して商品開発・販売をしている50社にも影響していると言うこと。各社は一斉に商品回収などの対策を取っているようですが、その影響や範囲はかなり大きい事は想像するまでも無いでしょう。最近は、「機能食品」ということで、こういう健康成分を添加した食品が多く販売されていて、特に「麹」というのは日本人には昔から馴染みの素材でもあるから、無意識に「安全、安心、効果のあるもの」という考えが生まれてくるでしょうから、付加価値としては大きいものだと思います。また単に「麹菌」というのでは無く「紅麹」という名付けで、「紅」というのは明るいとかお目出度いイメージも生まれるから、より信用してしまう素材であることは確かでしょうね。

小林製薬の会見では「本来想定していない成分が含まれている」 と説明しているんですが、これが「何」で「どの様に混入」したのか、その部分の解明を早くしないと、紅麹あるいは麹自体の問題として、今回の紅麹素材使用しよう品以外にも影響がありそう。気になるのは、仮にその「想定外の成分」が、製造工程の何かの影響、例えば温度管理とか麹の育成方法のちょっとした違いで発生するとなると、一般的に普通に麹を使用している他の食品には影響無いのだろうか。例えば、米麹とか塩麹とか普通に料理にしようしていますが、それも同様の事象を発生させる可能生があるなら、ちょっと深刻な問題のような気がします。商品として製造されて提供されているものは、それなりに検査や検品もして居るだろうからリスクがあるとしてもかなり低くなるだろうけど、例えば個人で塩麹を作ってしようしている人などは、ある意味かなりリスクを犯しているのかもしれない。

「自然〇〇」とか「手作り〇〇」というのは良く聞く話何だけれど、個人的には結構リスクもある話だと思っていて、特に発酵食品とかの場合は、その目的の微生物が利用されるならば良いけれど、ちょっとしたことで似て非なる危険な微生物が生まれてしまうこともあるんじゃないだろうか。茸狩りをして、目的の茸似よく似た毒茸を採取して食べてしまい、苦しい経験をする、みたいな事が、結構似たようなリスクが「自然食品」系にはあると思います。発酵食品は、日本では長い時間を掛けて昔から利用されている「技術・知識・経験」だから、ちゃんと理論も分かっているものだと思うけれど、一つ間違えば腐敗とかカビ発生とかにも繋がる訳で、安易にマネをしていくのも問題じゃ無いかなぁといつも思います。まぁ、安易に考えて手を出すべきでは無いし、過信してもいけないという事なんでしょうね。

2024年3月24日

配膳位置

ここ数日、ネットのTLで話題というか議論というか、大きく取り上げられていた「ご飯と味噌汁椀の位置関係」の話。自分の所もそうですが、関東地方だと左手前にご飯茶碗、その右隣右手側に味噌汁椀を置き、その後ろ(奧)に主菜のお皿とか副菜の小皿とかを置く配置。一方関西では、左手前にご飯茶碗は同じでも、味噌汁椀はそのご飯茶碗の後ろに置かれて、左側に縦に並ぶ配置が標準らしい。で、右側には主菜や副菜のお皿が並ぶという配置具合らしい。


こちらの元記事の地図を見ると、 静岡県は関東バージョンで、愛知県から九州の福岡に掛けては関西バージョンが主流らしい。でも、大阪とか福岡とか何度か行って食事をしたことがあるけれど、縦に配置されて提供された記憶は余り無いなぁ... 

関西の「縦配置」は、多分左手でご飯茶碗・味噌汁椀を手に取り、右手のお箸で口に運ぶ、という動きを考える手最適化されたものかなと言う気がします。関東の「横配置」は、コレは完全に個人的なこじつけですが、左手でご飯茶碗を持ちつつ、右手で味噌汁椀を手に取って、そのまま口に運んで味噌汁を飲む、という行為を中心に考えて配置しているのかな、と。まぁ、食事時の行儀としては、余り良いものでは無いけれど、昼時とか急いで食べたい時には、そして具沢山のお味噌汁で無ければ、関東式の方が効率的かなぁ...

で、ここでふと思うんですが、関東・関西どちらも「右利き前提」の配置ですよね。左利きの人にしたら、特に関西バージョンの縦配置だと、かなり取りづらいので、左右入れ替えないとおちおち食事も出来ないのでは。そう考えると、まだ関東バージョンの横配置ならば、そのままでも何とかなりそうかも。和食の場合、ご飯茶碗や味噌汁椀のように、「手に取って食べる」ものと、主菜等が乗っている大きめのお皿とか小鉢なんかは、手に取らず置いたまま食べることを考えると、一方に偏っている関西バージョンの配置よりは、左右に均等に配置される関東バージョンの方が、その和食の食べ方としては便利なのかな。

あと地図を見ていて思ったのが、緑陣地の中にぽつんと存在する福島県とか、逆に赤陣地の中の徳島県とか、こう言うのってどういう理由があるのかちょっと知りたい気がします。どちらの配置・方法が良い悪いのでは無く、何故そう言う傾向が生まれて続いているのか、結構意外な理由とか原因があったりするので、そっちの方が配膳位置の違いよりも興味深かったりします。

(NH) NGO-SIN/-NGO (2) - AMC vs MP、どっちがお得

来週水曜日27日まで購入可能な、SQの名古屋就航35周年記念プロモーション価格。早速プロモーションに釣られて予約してしまったんですが、ここでふと思ったのが「ANAとUA、どっちにマイルを付けた方がお得何だろうか」という事。UAのPQPも、今の為替レート(US$1=150円前後)よりもお得なレート換算(例えばUS$1=120円とか)で獲得出来るなら、それは大きなメリットになります。 UA、NH、SQは、いずれもスターアライアンス加盟航空会社なので、それぞれマイルを他のアカウントに付与することが可能。そこでちょっとシミュレーションしてみることに。今回のチケットは、SQ発券でNGO-SINの単純往復。ブッキングクラスは、SQの「Dクラス」で、多分SQのビジネスクラス料金の中で一番下のクラスだと思われます。ビジネスクラスとはいえ、提携航空会社のNHやUAに、どの程度優遇されるかは微妙な感じです。

まずは今回マイルを付ける予定のANAの場合を確認。ANAのサイトの「提携航空会社」のページからシンガポール航空のページへ移動します。「ビジネスクラス」の運賃別積算率は、Z, C, J, U, Dすべて「125%」になります。しかし、残念ながらANA便では無いので、ANA便ならば1.5倍の「路線倍率」は1.0倍。ただ、ビジネスクラスは積算率が100%以上なので「搭乗ポイント」の400ポイントは付与されます。SQのNGO-SINの基本マイル数が分からないので、ANAのTYO-SIN=3,312マイルを前提にすると、

3312*1.25+400=4,540PP

獲得出来る計算となり、往復では倍の9,080PPとなります。チケット代は171,900円なので、1PPあたり18.9円と、国内線利用時の目標である1PP=10円の倍位ですねぇ。因みに、ANA便でNRT-SIN往復をすると、

3312*1.25*1.5+400=6,610PP 

なので、7割位の獲得ということになります。まぁ、積算率の「×1.5」が大きいのは一目瞭然。ただ、今ANAのビジネスでのSIN行きは、30万円以上するので、1PP=23~25円位。それを考えると、PP効率は良いと言えます。

UAのMPに付ける場合はどうなのか。世の中には便利なツールがあるもので、UAのPQP/PQF計算サイトがちゃんとありました(笑)。 結果、基本マイルが3,127マイルで、100%しか付かないので、PQPは片道521PQPで往復でも1042PQP。

随分渋い結果ですねえ。クラスの倍率無しで、ボーナスマイルも無いから、基本マイル分しかPQP換算されない。試しにANAの場合だと、倍近くのPQPになります。
ANASQの換算率を比較すると、ANAの方が倍位多いですからね。これは仕方ない。こう見てみると、今回の35周年キャンペーンは、SQのKrisFlyerメンバーは当然として、AMCに付けてもそれなりのメリットはありそう。UA MPだと、ほぼ今の為替レートUS$1=150円と変わらないので、そんなにお得感は無いと言うのが結論でした。まぁ、予想通りだけれど、年内2回目のフライトに迷いが出てきました(笑)。(続く)

2024年3月23日

スポーツギャンブル

ここ最近の「スポーツギャンブル」の話題。まぁ、全米の40州では公認されているとは言え、禁止されている場所も有りその一つがカリフォルニア州だから、今回の件は言い逃れできない「犯罪」である事は確か。大谷選手への影響や去就が心配されるけれど、申し訳ないけれど今回の件は水原氏の単独での行為であり、大谷選手は今回の件からは無関係である事をまずは祈りたい。実際行為自体には荷担していなくても、例えば水原氏の行動を知っていたり、送金に関して自ら捜査していたりすると「共犯」と見なされるという事で、そこまで行かないことを祈るばかり。当初ESPNのインタピューに答えた内容だと、大谷選手も関係していたことが臭わされたけれど、その後の訂正した説明では水原氏一人の行動のように説明されていて、若しかしたらこの間に何かあったのかもしれないけれど、それが逆に悪い方向に進まないことを祈りたいですね。

で、水原氏が「ギャンブル依存症」であるとして、色々物議を醸しているけれど、日本だってそう言う人は結構居ますよね。例えば、芸能人やタレントさんの中には、競艇・競輪・競馬にかなりの金額をつぎ込んでいることを公にしている人も多いけれど、あれだってある意味「ギャンブル依存症」だと思う。もっと卑近な例では、毎日のようにパチンコに通う人なんかも同様だと思うなぁ。まぁ、中には生活のためにパチンコで生計を立てている人も居るみたいだけれど、時々ニュースに流れてくる子供を車中に置き去りにしてパチンコに1日熱中するとか、仕事もせずにパチンコに入り浸るとか、少なくとも日本に置いては「ギャンブル依存症≓パチンコ依存症」と言えると思う。いつも書いているけれど、大体パチンコだけが小学の景品を掛けた遊技として認められていて、さらに三店方式が認められているので、その景品を換金する仕組みも揃っている。まだ、競艇・競輪・競馬の方が潔い気がする(笑)。

水原氏がギャンブルにのめり込み始めたのは、どうも2021年頃位かららしいけれど、何が原因・理由なのだろうか。例えば、それ位から年収がアップした、あるいはそれまでの蓄積から余裕が生まれてきていて、それでついギャンブルに手を出してしまい、損失を取り返そうとしてどんどん深みにはまっていった、と言うのが一番ありそうな話かなぁ。とある話では、多分色々な活動費として10億円を入れた口座を任されていて、そこから最終的に7億円位浪費してしまったという話も有るみたいですが、若しかしたらその口座を任されたのが2021年位で、それでつい魔が差してしまったとかかなぁ。

日本の場合は、宝くじのロトでしたっけ、あれが一番金額が高くて最大12億円だったと思うけれど、アメリカの場合はその何倍何十倍もの所謂宝くじみたいな物や、今回の様なスポーツギャンブルみたいなものは幾らでもありますからね。そうゆう誘惑は日本とは桁違いだと思うし、敷居も低いんだろうなぁ。現在は大谷選手側から「窃盗」で告訴されている状況なので、今後の捜査で若しかしたら逮捕とかと言う自体もあるんでしょうけど、やはりこれまで彼のサポートあっての大谷選手の活躍という事も見逃せないから、何か多くの人が納得出来る(勿論一番は大谷選手だけれど)結果に軟着陸して欲しいなぁ。色々複雑ですね。 

新宿アルタ閉店

我々世代には「笑っていいとも!」の収録場所として一番記憶に残る新宿駅東口前の新宿アルタが、来年2月末で営業終了といいうニュース。びっくりするニュースでは有るけれど、30年以上続いた「笑っていいとも!」が終了して、もう何年もたつので、老朽化が一番の理由でしょうね。後は、営業的な理由もあるんだろうけど、やはり寂しいニュース。

当時、新宿で待ち合わせする時には、殆どの場合「アルタ前で」という話になるので、アルタの前はいつも混雑していて逆に待ち合わせ相手が見つからないという事も(笑)。慣れてくると、アルタ前は混雑しているので「アルタの先の銀行(住友銀行だったかな)前」とか、少しずらして待ち合わせ場所を指定したものです。確か、ビル外部に大型の表示装置を設置したのは、ここが日本初じゃなかったかな。お昼時には「笑っていいとも!」がそのまま確か流されていたし、結構待ち合わせ時の時間潰しにも役立った記憶があります。それ故に、「笑っていいとも!」終了は、ある意味このビルの存在意義に終止符を打ったような気もしますねぇ。 

新宿アルタビルって、当時(1980年代)テレビスタジオが中にあるくらいだからそれなりに大きなビルだと思ったら、実際は結構こぢんまりとしたビルで最初見た時には驚きました。どうしても、大きなホールみたいなイメージを思い浮かべてしまうけれど、数十人とかスタジオアルタの場合は観客席は100人位だったかな、そのくらいの規模ならば間に合ったんだろうなぁ。考えてみたら、大学生の頃に銀座の博品館地下にあった喫茶店でバイトをしていましたが、最初「このビルの上には『博品館劇場』というステージ舞台がある」と言われて、当時浜松にあった「ヤマハホール」とか催し物が開催されていた「市営公民館」みたいなイメージを膨らませて、どれだけ大きなビルなんだと思ったけれど、実際に博品館のビルを見たら普通のサイズのビルで拍子抜けしたことがありました。まぁ、小劇場というか、そういう中規模小規模の舞台なんて当時の浜松では無かったと思うし、自分も観たことも無かったから仕方ないのだろうけど。でも、あのビルからの放送で、最高視聴率で確か30%近い視聴率を取る時も合ったんじゃ無かったかなぁ。

仕事を始めた頃は、小田急線沿線の町田市に住んでいたので、そのまま新宿まで出ることもそこそこ有りました。小田急なので、位置的には反対側だけれど、西口側って都庁とかオフィスルビルとか、ビジネスのエリアという印象で、大体は新宿駅を反対側に抜けた東口にでていたなぁ。その先には、伊勢丹とかのデパートに、さらに飲み屋街も広がっていたし、本当アルタの大画面はその入口を示すサインボードみたいな感じでしたねぇ。今は目の前にルミネが有るけれど、最初の頃は駅前には何も無かったし。今のビルを壊して再開発するにしても、周りも巻き込んで大型ビルにしないと、採算も取れないだろうしなぁ。時の流れだから仕方ないことは分かっているけれど、やっぱり寂しい気がします。

2024年3月22日

(NH) NGO-SIN/-NGO (1) - SQ名古屋就航30周年に乗っかる

先日発表された、シンガポール航空(SQ)名古屋就航35周年記念プロモーション。21日から一週間の発売なので、21日に早速検索してみました。


 35周年を記念して、35%引きでさらに燃油サーチャージなどの追加料金も無し。「172K=172,000円」の表示が結構並んでいますが、祝日とか週末を含めた日程だともうソールドアウトしたのか、早くも最安値でこの価格が表示されない日も結構多く見られます。

で、ふと気がついたらこんなメールが届いています(笑)。

いゃぁ、大丈夫か、スケジュールは。往路便は、まぁ良いのですが、復路便がもう寝るだけフライトですね。取りあえずまだ先のスケジュールですが、この価格だったらもう一回位年内に飛びたいなあ(ウズウズ)。

予約している最中に気がついたんですが、以前登録してあったKrisFlyerの会員番号が消えているらしく、何度やっても駄目。パスワードリセットをしても、こちらに再設定用のメールすら届かない。仕方が無いので、今回改めてKrisFlyerに登録しました。まぁ、SQにマイルは付けずにANAに付けるんですけどね(笑)。さて、Singaporeでのホテルはどうしようか。ちょっと調べてみると、相変わらず高いですねぇ。この時だけ、円高になって欲しい。(続く...)

(NH Leg#5) HND-OKA/-HND

本日は、少し余裕のある沖縄往復。羽田発が、いつもより遅めのお昼近くなのでゆっくり自宅を出られるのですが、その分復路便が遅くなるため、浜松に戻ってくるのは夜の20時過ぎ。いつもならば路線バスで帰宅するのですが、この日は冷え込みがまた厳しくなり、駅でバスを待っている20分位の時間も勿体ないので、自宅と駅の往復は車を出すことに。駐車代金は往復のバス代よりも掛かりますが、時間が有る程度自由になる利便性を今回は取ることに。

結構冷え込んだ朝、車で駅まで約20分ちょっとのドライブ。車社会の浜松では、朝の7時過ぎ位でも駅周辺の道路は混雑しています。それでもスムースに駐車場に車を止めて、駅に向かいました。駅では、駅ナカのスタバで朝食を取り新幹線の出発時刻まで過ごしましたが、何かの理由で2分程遅れて到着し、通過ののぞみ号待ちもあって出発も3分程遅れて浜松を出ます。 これが今回の「驚きシリーズ」の何かの口火だったのか、この後いろいろな事が起こるのですが、それは長くなるので別記事で。

そんなわけで品川駅には少し遅れての到着となり、駅構内も春休みの飛び石連休だからか凄い混雑具合。時間的に余裕があるので、今回はそんなに焦らずに京急側へ移動しましたが、運良く空港特快が入ってきてあっと言う間に空港に到着することが出来ました。ただ、時間帯もあるのか、空港の2F出発フロアーに上がるエスカレーターは久し振りに見た行列で、エスカレーターの乗り口から売店前位まで待ち行列が出来ていました。警備の男性が「2列で乗車ください」と言っていたけれど、殆どの人が左側一人ずつなので、なかなか列も進みません。私は、その横1Fに上がるエスカレーターを使い、そこから2Fに上がりましたが、こっちの方が速かったですね。エスカレーターは混雑していたけれど、保安検査場はA~Cまであいている状態であっと言う間に通過出来ました。その後ANAのラウンジへ入りましたが、こちらも3割位の混雑具合でゆっくり出発時刻までメールチェック等して時間を潰しました。

1) HND 11:20 - OKA 14:20 (NH471)

もともとこの日の搭乗ゲートは66番だったんですが、それが当日朝に62番に変わって、さらに保安検査場BのAMC優先ゲートでチェックをしたら、さらに61番に変わっていました。で、その61番ゲートに言ったら、使用機材は黄色いスターウォーズの「C-3PO機」。さらに、隣りの62番ゲートには鬼滅の刃塗装の機体が駐機しています。こちらは、11:00発の新千歳行き。 「へぇ~、特別塗装機が並んでいるのは珍しいなぁ」などと思いながら機内にはいりました。機内に入り座っていると、CAさんが挨拶に来られたんですが「今日は急な機材変更があり申し訳ありません」と言われます。「実は、本来は鬼滅の刃塗装機の予定だった物が、スターウォーズ機に変更になったので、楽しみにしていらしたお子さんもおられるかも」との事。どうも前日の強風で欠航が多発して、機材繰りがかなり変更になってしまったようです。そう言えば62番ゲートの新千歳行きは本来は61番ゲート初予定で、62番からの出発予定はこの11:20発那覇行き。どちらもB777-200でシートマップは同じはず。それなのに機材変更というかスワップしたのは何故だろうか。想像するに、61番に入る機体だと、11:00発に間に合わないので、それよりは先に入っていた62番側を新千歳行きにして、それよりも20分余裕のある那覇行きを61番に変更したのかなぁ。

このフライトも満席で、搭乗に時間かかりドアクローズは11:27頃。プッシュバックの後D滑走路に移動して、離陸したのは11:48とやはり少し遅れ気味でした。離陸後は、いつもの様に食事を頂いたんですが、丁度お昼時なので羽田発便では久し振りにお弁当の食事が出てきました。いつもは、サンドイッチの軽食ですが、流石に羽田発のお弁当(幕の内)は、それなりにお金も手間も掛かっている気がします(いゃ、那覇搭載分を否定しているわけでは-笑)。

途中、遅れを取り返していたような気もしたんですが、那覇空港には10分位の遅れでアプローチ。沖縄本島を時計回りに回り込んで、第二滑走路のRW36Lに着陸したのは定刻過ぎの14:18。そこからタキシングをして35番ゲートに入ったのが14:26でした。沖縄の空は快晴で青空が広がっていましたが、気温はちょっと低め(でも多分20度位ある)の印象でした。で、春休みに飛び石連休の合間という事も有ってか、那覇空港もいつも以上の混雑具合。ターミナルに出ると、国際線ターミナル側からぞろぞろ大きなスーツケースを引いた集団が移動してきます。帰りは混雑するかなぁと思いつつ、先ずは所用のために一旦外に出て用事を済ませてきます。

2) OKA 16:55 - HND 19:15 (NH472)

帰りは2時間半位の接続時間があるので、戻ってきても余裕があります。夕方の空いている時間帯なのか、到着した時と異なりターミナル内は結構空いていますし、保安検査場も待ち行列は無いような状態。一度ANAのラウンジに入りましたが、こちらも3割位の利用率でしょうか。ここでメールチェックをして搭乗開始を待ちます。復路便も、直前で機材変更があり、確か元々はB777-200だったのが古いB777-300へ。更に到着便が遅れた関係で、出発も5分遅延となります。

事前改札が16:40から始まり、グループ1からの優先搭乗が16:45から。このフライトも満席に近い乗客数ということで、遅れるかなと思ったら、ドアクローズは遅延した出発時刻と同じ位。そこから反対側のRW36Rへ移動して離陸したのが17:16頃でした。復路のフライトも、少し早めの夕食(?)をいただいた後、仕事の残りのメールや資料の読み込みをして時間を潰します。そこまではそんなに揺れも無かったのですが、羽田周辺は気流が不安定ということで、早めにシートベルトのサインが出ると事前にアナウンスがありました。

気流の関係か、いつも以上に海側の経路を通っていて、房総半島に接近しても東側の海岸線から離れた空域を北上して行きます。このまま更に回り込むのかなぁと思ったら、左に旋回して羽田空港のA/C滑走路に向けて侵入開始となります。事前に58番ゲートに入る予定とアナウンスがあったので、C滑走路に降りてくれると嬉しいなと期待していたら、その通りC滑走路側のRW34Rに降りてくれました。これなら、左の誘導路に抜けたら目の前が58番ゲートのある北ピアです。で、誘導路に抜けたんですが、どうも窓の外の景色を見ると、北ピアを通り過ぎてその先のサテライトも通り越したところで停止してしまいます。「あれ、機長まさか経路間違った?」と思ったら、どうも58番ゲートがまだ空いていなくて、そのまま暫く待機となりました。5分程してゲートが開いたのか、Uターンをしてゲートに入りましたが、着陸したのは19:09と定刻よりも早めだったのに、結局ゲートインしたのは19:21と遅れてしまいました。

この後品川駅まで移動して新幹線で帰宅するのですが、19:31発の空港特急に間に合うように急ぎ足で移動して、何とかこの電車に間に合い、その余裕で品川駅で食事を調達して、無事に予約していた20:19発のひかり号に間に合いました。これで国内線での移動は、次は来月の中旬まで無し。その代わり、今年初の国際線利用のハワイ行きが二週間後に控えています。先ずはその準備で暫く時間が奪われそう。

いろいろあった一日

昨日は朝から出かけていたんですが、もう多難というかなんでこんなに色々なことが一日に起こるのと言う感じでした。

新幹線に乗車して品川駅を目指している時の事、斜め前に座っていたこれから登山というか山歩きにでも出かけるような服装の男性が、後ろに座っていた同行者と思われる男性が来ると、「電車が止まっている」「地震が...」とか聞こえてきます。えっ、と思って検索してみたら、茨城方面で比較的強い地震があったらしく、それで一部在来線などが影響を受けているみたい。幸いにも、既に遅れている新幹線とかへの影響は無いみたいですが、ちょっと不安が心配になります。その新幹線、理由は不明だけれど、実は浜松到着が2分位遅れて居て、さらにのぞみ号の通過待ちで更に遅れて、実は3分遅れくらいで浜松を出たもの。今回はフライトまでの余裕があるので、この程度の遅れは問題無いのですが、ちょっと品川駅での新幹線から京急への乗り継ぎが厳しい時には、この1分2分が命取りになるので、思わず「今日で良かった」と思ったほど。 

で、地震の検索をしていたら、今度は「ドジャースの水原一平通訳が解雇」の見出しが躍っていてビックリ。どうも、オンライン賭博に手を出して、大谷選手の口座から6億円? 7億円? も使い込んだらしい。いゃ、何それと硬直するようなニュースで、最初は「虚構新聞かいな」と疑ったほど。また、色々情報が錯綜していて、大谷選手にも影響があるかもという話もあり、せっかく前日ヒットも打って試合にも勝って好調なスタートだったのに、何だよその大ドンデン返しは、とぼやきたくなるくらいの驚いたニュースです。

そんなこんなで品川駅で京急空港線に乗り換えて一路羽田空港を目指していたとき。ふと視線を手元のスマホから前に向けると、小柄な女性が入口の横に立っています。年齢的には自分と同じ位だけれど、結構目立つツインテールで、着ている上着のパーカーみたいなスウェットみたいなものは、何かオリンピックの五輪マークみたいなデザインが印刷されています。「どこかで見覚えがあるなぁ」と暫く考えていたら思いだしました。某有名体操選手のお母様でした。確か福岡(?)在住だけれど、都内にも体操教室みたいなものがあり、週に何度か行き来していると特集番組で見た記憶が。画面で見た印象と、余りにそのままで思わず心の中で「すげー」と笑ってしまいました。私も都心に住んでいた頃は、何度か有名人やタレントさんを道すがら見かけたことがありますが、結構画面から受ける印象と実際の印象は違っていることが多いのですが、この方の場合は本当にそのまんまの雰囲気でビックリしました。

家を出てから空港に到着するまでの2時間余りの間に、余りに色々なことが起こりすぎて、空港に到着したときには結構精神的にグッタリしていました。あと細かいことを言えば、今回利用した往路便・復路便、どちらもシップチェンジがあったのも、多分飛行機を利用するようになって初めての経験。勿論、それぞれの事象には何の因果関係もないだろうし、偶然そういう場面に遭遇しただけなんだけれど、何かこういう一日って10年20年に一度あるかどうかと言う経験などで、どうも嫌なことを想像してしまいます。回りで色々起こるから、それに釣られて自分自身の行動でミスしないように、ここ数日は注意しないと。

2024年3月21日

スーパーの苦悩

ITmedia、窪田順生氏のコラムから、「撤退」出来ないイトーヨーカ堂の苦悩についての記事。「スーパーマーケット」は、日常生活の中で欠かせない存在の1つでもあって、自分が仕事を始めた頃はダイエーが初の1兆円企業になると話題になり、その後はイトーヨーカ堂が盟主になり、そして今はイオンが中心と言っていいのかな。浜松にも、駅前と今はコストコになっている場所に大きなイトーヨーカ堂があったけれど、10年位前にほぼ続けて撤退して、今は浜松には無いのかな。その代わり、しないのあちこちにイオンモールやイオンタウンが幾つも出来ていて、イオンが無ければ生活出来ないみたいな状態。 

ただ、そのイオン帝国にしても安泰なわけでは無くて、ドラッグストアやホームセンターなんかも生活用品や場合によっては生鮮食品などの販売を拡大しているから大変。それに浜松当たりの田舎だと、JAもまだまだ元気なので、食品関係だとJAの店舗で購入することも結構多い気がします。浜松市内のJAでも、4箇所かな、ファーマーズマーケットが存在していて、朝の08:30とか09:00から夕方まで賑わっていて、こちらの需要も結構多いですしね。昔は町内に一つ位あった、家族経営のスーパーみたいなお店はもう殆ど見なくなったけれど、そういうスーパー難民みたいな人は一時イオンに流れていたけれど、そこから再びそういうJAとか、あるいは近所にドラッグストアーを利用する形に分散している気がします。

今回のイトーヨーカ堂に関しては、操業業種である衣料品販売の不振が原因と書かれているけれど、自宅近くのイオンモールなんかも、半分とは言わないけれど1/3位は衣料品関係のお店が入っている印象で、そこにユニクロとかしまむらとか別のライバル店も周辺に存在していとなると、スーパーで購入するメリットは、一箇所で全部揃うくらいしかないですからね。昔だと、デパート(百貨店)がそんな存在であったのが、モールやそれこそイオン・イトーヨーカ堂みたいな店舗が駆逐して行き、今度は彼らがその対象になりつつあるというのは、まぁ時代の流れなんだろうなぁ。

あと、イトーヨーカ堂に関しては、7/11の以前の好調さに助けられていた、という点も大きいような気がします。「物言う株主」から、スーパー部門の分離を言われていたのは最近のことだと思いますが、単に店舗閉鎖をして撤退してコンビニ事業に集中するのか、あるいはもう少し規模を絞って品目を厳選した「少しリッチなコンビニ」みたいな店舗を考えるのか。あくまで自分の生活範囲で感じるだけですが、最近のスーパーの生鮮食品って、価格競争第一になっているからか、品質が全体的に落ちているような気がするんですよね。あと、プライベートブランド(PB)を充実するのは良いけれど、昔のようにパッケージの簡素化とか大量製造でのコストダウンでは限界になっているので、明らかに内容を最適化(=コストダウン)している気がしています。そういう所は、価格だけで無く内容に関しても業務スーパーとかの量と品質勝負の店舗に追い上げられて追い抜かれるんじゃ無いだろうか。家族経営の「パパママショップ」は消えていったけれど、もう少し大規模な例えば市内に5~6件のチェーン店がある位のスーパーが、逆に拘りの品揃えとかお惣菜の充実みたいな工夫で、案外復活して生き残り出来る気がしますね。大量生産から、有る程度個別の要求に応えられる製品提供というのは、スーパーだけて無く今の時代どの製品にも言える話だと思う。

MLB開幕戦

昨日のドジャース vs パドレスの、MLB開幕戦@韓国の試合、日本人ファンに取っての最大の興味は、ダルビッシュ投手 vs 大谷選手の対戦で、これは1勝1敗と無難な結果に落ち着いた気がします。その後大谷選手は、ヒットと打点と盗塁を記録して、ホームランこそ無かったけれど、まずまずのスタートの様子。試合もドジャースが勝利したので、まぁ結果としては一番無難なところに落ち着いた気がします。 

ただ、本音の所を言えば、やはりこういう対決は日本で開催して欲しいし日本で見てみたい。日本から駆けつけた熱心なファンも多かったようですが、幾ら隣国とはいえちょっと残念。最も、元々韓国での開幕戦が決まっていたのは、パドレス所属の韓国人メジャーリーガーの為にパドレスが開幕戦をすることだけで、その後その対戦相手がドジャースに決まり、そのドジャースに大谷選手が移籍したのは全くの偶然だから仕方ないけれど。

今回の大谷選手フィーバーで、来シーズンのドジャース開幕戦@日本(東京ドーム)の話が出てきているらしい。但し、そうなるとドジャーズは2シーズン連続して海外での開幕戦になるので、その負担をどう考えるかが微妙らしいけれど。仮にそれが実現したとすると、開幕戦前の交流戦を北広島市の日本ハムのホームエスコンフィールドで開催して、試合自体は東京ドームという案が一番確実らしいけれど、どうなるかぁ。まぁ、仮にドジャースが来るとして、多分大谷選手と投手の山本投手はプレーするだろうから、対戦相手のチーム次第ですよね。

ところで、今回試合が開催されている韓国発のドーム球場「高尺スカイドーム」ですが、グランドの広さはそれなりに見えるんですが、スタンドが凄く狭く感じます。狭さだけで無く、奥行きが無いのか後ろの座席に座った人が、日本だと顔一つ位高く見えるのが、胸当たりまで見えていて、観客席の傾斜が急なのかなと言う印象。あと、座席数が少ないなぁと思ったら、商用人員は22,258人で座席数は16,833席。試しに東京ドームを見てみたら、フィールドサイズはほぼ同じだけれど、収容人員は43,500人とほぼ倍。多分観客席の広さはそれ以上じゃ無いかと思う。浜松で今議論されている新しい県営球場が、2万人規模のドーム球場という案があるんですが、そうするとあの高尺スカイドームくらいの規模感になるのかぁ。フィールドはもう少し狭くなっても、観客席はもう少し余裕のあるデザインにして欲しいなぁ。さて、今日の2試合目の結果は。大谷選手に初ホームランが出るか。

2024年3月20日

使いづらいコンビニ

東洋経済のサイトから、コンビニ7/11が400円以下の弁当拡充をする意図に関しての記事。色々な理由はあるんだと思いますが、7/11の王者としての地位はまだ変わらないにしても、以前は業界3位だったファミリーマートがぐんぐん評価を上げているのはちょっと驚き。 まぁ、2位だったローソンが失速していると言う事も有るんだろうけど。

7/11に限らず、コンビニ全般に言えることは、特にコロナ禍以前と比べて個人的には「使いづらくなった」気がするんですよね。これも色々理由はあると思うんですが、やっぱり一番大きいのは「レジ袋有料化」では無いかと。それまでは手ぶらでふらっと入店して買い物をして、レジ袋をぶら下げて戻れば良かったのに、いちいちレジ袋を購入しないといけないのは、その金額にかかわらず面倒な印象が残ります。レジ袋が無ければ、両手で持てる量しか購入出来ないので、多分一回当たりの購入金額も下がっているんじゃないだろうか。更に最近では、スプーンやフォークも有料化されると言われているので、ますます足が遠のく気がする。別にコンビニだけがレジ袋有料化をしているわけじゃ無いので、同じような事を他の業態でやっていれば同じように敬遠されてしかるべきなところもあると思うんですが、やはりコンビニの以前のイメージが強いのか、個人的には凄く印象が変わった気がします。

価格の点で言えば、お弁当とかお惣菜なんかは、ドラッグストアーなんかでも充実していて、量と価格だけ見たらコンビニのお弁当よりもコスパは良いんじゃ無いだろうか。例えば自宅近くのドラッグストアーだと、杏林堂とかスギ薬局にウエルシアとコンビニ並みに道路沿いに並んでいます。店舗自体がコンビニ店舗の何倍も大きいので品揃えは多いし、なんと言っても駐車場の充実度合いもコンビニを数倍上まわるから、浜松のようなローカル都市ではそのメリットも大きいと思います。地方のコンビニだと、駐車場に車を止めて休憩している外回りの営業さんとか、トラックドライバー用に大型社用のスペースを準備しているコンピにも珍しく無いけれど、その分ちょっと寄りたい時に空きスペースが無いみたいなことって結構あります。ドラッグストアーも混雑しているのだけれど、駐車スペースで言えば何倍も広い。唯一劣っているのは、24時間営業のコンビニ対して英魚時間帯が決まっているドラッグストアーだけれど、利用者の多くは10:00から20:00とか21:00位迄利用出来ればがバーできるだろうし、やはり必要な時にどれだけ確実にアクセスして必要な物が入手出来るか、と言う部分が肝だと思うんですよね。

何度か書いているんですが、自宅の周りにはそんなにコンビニが多いわけでは無く、一番近いローソンまでは徒歩で5分位。ただ、そこから先に進むとコンビニの密集地帯みたいなところがあって、そこには7/11、ファミマ、ローソンが狭い範囲に複数店舗存在していたります。車で5分位、徒歩だと15分位かなぁ。で、同じ位の距離感でドラッグストアーも複数店舗存在しているんですよね。購入する品目にも寄るけれど、価格的にはドラッグストアーの方が相対的に安いから、実はコンビニとドラッグストアーの利用率は、8:2でコンビニ優勢だったのが、最近は5:5に近い所まで接近しています。比較的よく利用している杏林堂だと、現在は9:00~22:00の営業なんですが、個人的には、昔の7/11のように、朝の7時開店夜11時閉店のドラッグストアーが有れば、多分コンビニよりもそっちを利用する気がします。記事にあるように、コンビニが低価格路線に進むとなると、既に実績のあるドラッグストアーとの厳しい対決が待っている気がします。大変だよなぁ、そうなると...

免許状更新完了

現在進行中の、5年に一度のアマチュア無線(HAM)局免許状の更新手続き。オンライン手続きが出来るので、オンライン申請をして、内容に問題無ければ「納付通知」もメールで届きます。さらに申請手数料もオンライン(Pay-easy/ペイイージー)で決済できるので、本当に机の前に座っていれば全て手続き完了。昔は、一枚一枚申請書類を手書きで準備していて、何度も書き直した事を思えば(いつだよ、それ)隔世の感があります。

さて今回再免許更新手続きを総務省の電子申請・届出システムLiteで実行したのが、3月11日(月)の夜も遅い時間帯。それから三日後の14日午後には、申請が受理されて申請手数料納付のお知らせが届きます。で、その日のうちにPay-easyで納付完了(電子納付だと1,950円と安くなる)。土日を挟んだ月曜日18日夕方に、「申請審査完了のお知らせ」が届き、無事に手付きは完了。後は、私の場合は無線局免許状を「送料受取人払いに寄る受取」を選択したので、免許状が送られてくるのを待つだけ。まぁ、2~3日掛かるだろうと思ったら、翌日19日お昼過ぎには郵便屋さんが運んできてくれ、無事に更新された免許状も受け取ることが出来ました。申請から受取まで、一週間というこの手の申請、特に昔の手続きの煩雑さを身をもって知っている一人としては、「これだよこれ」という感じですね(笑)。

今回前回とは異なり、使用可能周波数の表記が「一括表記」になっており、例えば自分の場合は「4AM(4級の移動局)」という括りになっています。一瞬、そのまま全ての周波数帯が利用出来るかと錯覚するのですが、あくまで使用出来るのは工事設計書に記載した周波数帯のみなので、自分の場合はHF帯と50Mhz帯のみ。その辺間違えないようにしないと。

ところで、免許状は更新が必要ですが、電話級(4級)を取得した時の「無線従事者免許証」は、実は一生有効なので、免許証は当時のまま。と言う事は添付されている写真も当時のまま。面影くらいは残っているけれど、流石にこれは不味いよなぁ。法規の問題で、この免許状と免許証の更新に関しての設問は幾つかあるんですが、免許証はずっと有効だけれど、流石に子供の頃の写真のままそれなりの年齢になると恥ずかしいというのは当時から言われていた笑い話だけれど、それを実感しました。上級免許を取得して、それなりの顔写真にしないと。そういゃ、私が持っている免許証は紙製の二つ折りの物ですが、少し前に運転免許証のようなプラスチック製のカードタイプに変わったんですよね。それはそれで、ちょっと風情が無くなる気がする。まぁ、そう言う事は実際に免許証更新してから言うべきだけれど。

2024年3月19日

3Dプリンターで成金


「成金」には憧れるけれど、こういう成金おじさんにはなりたくないなぁ(笑)。記事の中で紹介されている「玉骨標本」っていうのは初めて知りましたが、こういう物まで最近の3Dプリンターは製造(印刷)出来るんだぁ。凄いなぁ。 
私の頭の中にある「3Dプリンター」って、ゲル状のプラスチック素材をにょろっと絞り出して積み上げて成形するようなレベルなんですが、最近の3Dプリンターはここまで出来るんですね。勿論、記事によれば万千万クラスの業務用3Dプリンターを使用しているらしいので、アマチュアが使用するような廉価モデルとか、もう少し高級な機種ではなかなかここまでは行かないのだろうけど。でも、ちょっと調べてみたら3Dプリンターの価格もかなり下がってきているんですね。カメラでレンズにハマる事を思えば、そんなに違わないかもしれない(笑)。

ただ、こういう造形制作をする場合に、一番大変なのはその制作する3D対象物の3Dデータだと思うんですよね。例えば、普通に紙に印刷する場合でも、色々なキャラクターなんかを例えばIllustratorとかで作成して、それに色づけとかしてから印刷するわけです。3Dプリンターだと、それの3Dデータを作らないといけない。データ量も作業量も桁違いになると思うんですよね。勿論、そういう専門のアプリもあるんだろうけど、例えば経験や知識の無い人がいきなりPhotoshopやIllustratorを駆使して、グラフィック印刷作品を作れるわけでは無いように、その何倍何十倍もの知識や経験が必要な気がする。多分、偶然そのアプリに「ハマる」事があれば結構簡単なのかもしれないけれど、そこが宝くじみたいな物だしなぁ。

悪い事に、3Dプリンター買ってみようかなぁとか思いだしていて、ちょっと危険が危ない(笑)。例えば、ちょっとした小物みたいな物とか、「こんな物があれば」という感じの物を作ってみた行きはするんですが(一種のDIYですよね)、そこまでのレベルに到達するまでに飽きてしまいそうな気もするし。まぁ、無駄になるかどうかは別にして、実際にやってみなくてああだこうだ言っているのが、一番問題かもしれない。老後の趣味の候補として、取りあえずここに記録しておくことにします。

バゲッジスルー

デルタ航空(DL)が、仁川-アトランタ間で試験運用するという、米国内で乗り継ぐ国際線旅客の手荷物再検査・再預け入れを省略する制度「IRS (international Remote Baggage Scanning)」。羽田発便でも適用出来るように、米国政府と交渉中との事ですが、これ是非アメリカンやUAもやって欲しいなぁ。出来るなら、ANA/JALの日系キャリアーも含めて。それで、凄く米国へのフライトが楽になると思う。

私は経験したことは無いけれど、国際線で日本に例えば成田に到着して、そこから国内線にそのまま接続して例えば伊丹とか福岡に移動する場合、やっぱり成田で一度預け入れて荷物を受け取って税関審査を受けて、その後国内線用カウンターで再預け入れしないといけないらしい。自分が利用したことのあるのは、例えばSingapore発券で、SIN-NRT-SFOみたいな経路なので、国際線乗り継ぎの場合は最初にスルーチェックインしてあれば、そのまま成田は手荷物検査だけで乗り継げるんですよね。USの場合は、現在はその場合でも一度受け取らないといけないからなぁ。

ただ、成田とか羽田とか、国際線ターミナルでスーツケースの中身を確認しないと、良くテレビでやっている「成田税関vs密輸入」みたいなスクリーニングが出来なくなって、かなり問題になりそうな気もします。勿論、バックヤードで麻薬探知犬による荷物の確認だとか、より詳細なX線検査みたいな事はやるんだろうけど、ああいうテレビでの再現ビデオを見ていると、税関職員による勘と経験に寄るところも大きいように感じるので、そのスクリーニングが一つ無くなるのはかなり影響が大きい気もします。ただ、自分の場合手荷物の中身まで検査を受けた経験は殆ど無いし、あれでどうやって「怪しい」と睨んで個別検査に回すのか、毎回凄く不思議。シンガポール何か、本当荷物を受け取ったらそのままスルーで外に出られる雰囲気だし、変な話だけれど悪い事を企んでいれば幾らでも可能な気がするけれど、多分バックヤードで散々透視検査とかやってるんでしょうね。

到着空港での検査が軽くなる分、出発国での検査がより厳密になって行くことでバランスを取るのだと想像します。今回の場合は、仁川空港での積み込み時の検査をより厳密にするんだろうけど、園だけ負担を掛けても利便性をアピールして利用客を確保することも戦略の一つかなぁ。いずれにしても、DLで成功したら他の航空会社も追随して是非日本発便でも実施して欲しい。

2024年3月18日

ヒヤリハット

最大の原因は年齢のせいだと思うのですが、それ以外にも色々仕事が忙しかったり、花粉症で熟睡できずに睡眠不足気味と言う事も有るだろうし、ちょっと季節柄精神的にフラフラする時期であることも有るのかもしれないけれど、ここの所ケアレスミスだったりヒヤリハット的な事が続いていて、ちょっと「不味いな、これ」と思うようになってきています。

ケアレスミスという部分では、例えば部屋の電気をつけっぱなしで一日外出していたり、わざわざ外出するためにスマホとか財布を鞄に入れていたのに、その肝心な鞄を忘れて出かけ仕舞ったとか。その時には、実は車で出かけたんですが、いつもスマホのiPhoneに連動して車内AVで再生していたのが、それが出来なくて「あっ、スマホが無い、鞄が無い、不味い運転免許証も無い」と気がつき、直ぐに自宅に戻り事なきを得ましたが、いゃぁ自分としても初めての経験でありビックリしました。それ以外にも、「今日は〇〇を買わないと」と予定をしてわざわざiPhoneのメモにもその旨入れていたのに、結局それ以外のもの・予定外の物は購入してきたのに、肝心の物は綺麗に忘れて帰宅してしまうとか、本当以前はそんなことは無かったのになぁ...

それよりも問題は「ヒヤリハット」の方で、特に自家用車を運転しているときにちょっと目立つようになってきて少し気にするようになってきました。例えば、T字路で左折して出る時に、一旦停止をして左右確認もして左折したのにどこからか沸いて出てきた車が右手を抜いていったり、一旦停止の交差点から、ちゃんと止まって少し前進をして、左右を確認して直進したら直後に後方をバイクが凄い勢いで横切っていたり、多分確認動作の時に視角に入っていて、それでGo/No Goの判断をしなきゃいけない対象物が、全然記憶に残っていないのが不味いなぁと。右手から車が来るからやり過ごすために少し待とうとか、来るけど今なら間に合うという判断しての行動なら良いのですが、「左右確認、何も無し、OK前進」とやったら、どう見ても自分が見逃していないとそうならないようなタイミングで対向車とかくるわけです。以前もそういう状況が全く無かったわけでは無いけれど、それでも最近は頻度が多くなっているというか、いゃちょっと不味いんじゃ無いかと自分でも感じるほど。

偶然にしても大事故が回避出来て、今度はそれを繰り返さない対応・対策が取れればまだ良いのだけれど、自分でも認識しつつも暫くすると似たような事例に遭遇してしまうのは、やはりちょっと不味いよなぁと感じます。昔製造業とかでよく言われた「ヒヤリハット」だよなぁと、ここの所何度も反芻する自体に。過去の経験から言うと、こう言う事は慢性的に慣れてしまい油断している時に多く発生しがちなんですが、最近の事例を見ると「慣れ」と言うよりも、年齢などの理由からの「集中力の欠如」が一番大きな原因のような気がする。こればっかりは特効薬みたいな物は無いので、常に自覚して焦らず奢らず丁寧に操作なり動作をするしか無いんでしょうね。今週は、お彼岸のため外出する予定もあるし、色々やらな気やいけない事も多いので、先ずは今週は落ち着いて過ごすように自分に言い聞かせる月曜日の朝です。

政権獲得資格

自民党のパーティー券環流問題は、勿論不記載に関しての原因究明も大切なんだけれど、以前から指摘されているそう言う問題が今後発生しないような「対策」の話が出てこないのが最大の問題だと思う。「正しく申告すれば問題は発生しない」みたいな理想論ではなく、第三者のチェックを必須にするとか、それこそ今は記載免除になっているような1万円/5万円未満の支出も記載するような方向にしないと、根本解決にはならないと思う。

で、これを好材料として追求している野党、特に立憲民主党は追求を続けているのだけれど、正直確固たる証拠があるわけでもまく、単に強い言葉で相手に「不正ですよね? 認めますよね?」と他力本願の追求に終始しているのは、やっぱり弱いと思う。更に、身内からも同様に不記載問題が出てきたり、さらには線香や団扇とは金額が一桁違うような「お酒」を渡しても、未だにその詳細すら発表されない。何となく、時間切れで周りが忘れてくれればOKみたいな雰囲気を毎回感じるのだけれど。彼らが本当に、「与野党逆転」とか「政権交代」を考えてそれに向けて行動しているので有れば、そういう事柄は彼らが実際に与党側政権側になった時に追求される材料になるわけで、今ちゃんとした対応を取らないといけないはず。それなのに、殆ど何も対応していないという事は、やっぱり彼らは与党側・政権側に戻るつもりは無くて、今の気楽で好き勝手出来る「野党第一党」という安定的な地位に居たのだろうと感じるわけです。

確か彼らは以前同様の不記載問題が発生した時に、収支報告書作成には税理士の確認を必ずしているみたいな説明をしていたと思うんですが、それならばその仕組みを何故与党に対して提案してルール化しないのだろうか。自分達が利用して実績のある仕組みなのであれば、正々堂々と要求してしかるべきだと思うのだけれど。あるいは、不記載のあった安住国対委員長とか、今回の川田議員の原因と対策をしっかり発表すれば、問題は有るかもしれないけれどちゃんと自浄機能のある組織であると認識してくれるかもしれない。ところが、「修正しました、てへぺろ」で毎回終わるから、彼らの信頼度も支持率も一向に上がらないのだと思う。特に川田議員の不記載問題では、その相手に問題があるような報道もあり、違法行為とも言われている。立憲民主党だけで無く、殆ど取り上げないメディアの責任も大きいと思うけれど、これがもし自民党の議員に発生したならば、多分今のパーティー券環流問題を止めてでも、その新しい問題追及に時間を割くのでは。

自民党が下野して野党となり、その時に良くも悪くもいろいろと過去のしがらみを解消していたから、相手の敵失にも助けられてだけれど再び政権与党に返り咲いた時には、そういう空気もあったし実際民主党政権下での不満不平解消の糸口にもなったと思うんですよね。民主党政権に交代した直前も、色々な要素はあったけれど、あの時は自公政権に嫌気がさしてとにかく「何か別の責任者に交代して欲しい」という空気が強かったから、何か分からないけれど美味しいことを一杯言っている民主党に後退してみようという空気感が大きかったわけです。でも、やってみたらとんでもない虚仮威しの極みみたいな結果になり、悲惨な3年余りになってしまった。あれから10年以上経過して、その記憶もだんだんと薄まってきたけれど、結局はあの時の「民主党アレルギー」はまだ残っているわけで、その「民主党仕草」が今でも垣間見られるから、支持率も上がらないのだと思う。相手を追求するだけなら誰でも出来る分けで、そこに「提案力」が加わることが、責任有る仕事を任せられる大きな理由の一つだと思う。

2024年3月17日

北陸新幹線福井延伸

待望の北陸新幹線が福井県敦賀市まで延伸されて、昨日は朝からずっとお祭り騒ぎ。で、地理に疎い自分としてそのニュースを利いていて違和感を感じたのは「福井延伸」なのに、盛んに「敦賀」という名前が出てくること。「えっ? 福井延伸じゃないの」と思いつつ、地図を開いてみると、今回の北陸新幹線延伸の終点は「福井県敦賀市」で、「福井県福井市」はそれよりも手前金沢よりに位置する都市。だから、「福井新幹線」でも、敦賀迄延長みたいな表現になるんですね。でも、福井県と言うよりも北陸地方に馴染みの無い自分には、えっ福井? 敦賀? どこまでなのと混乱してしまう。 

これを東海道新幹線に当てはめたら、東京-小田原間のみ開通していて東海道新幹線が「静岡延伸」をして、浜松まで路線が延びた、様な感じと思うと自分が感じた違和感の理由とか正体が理解出来る気がします。地図を見てみると、福井県って結構東西に長い県で、福井市は石川県の直ぐ横なんですね。で、今回の延伸終点の敦賀市はまん中くらい。今後の大阪までの延伸プランには、更に福井県の西の端の小浜市まで伸ばして、そこから京都-新大阪と伸ばすプランもあるらしい。ただしそれだとお金も期間もかかるし、なんと言っても京都市内に新たな路線を通すのは文化財などの理由からかなり無理があるらしく、代替案としては敦賀から南に降りて米原に繋ぐ案も検討されているとのこと。

現実的にはこの「米原ルート」が一番可能性がありそうだと思いますが、小浜-京都ルート推進派としては譲れないのだろうなぁ。仮に米原に接続した場合、米原-京都-新大阪は既存の東海道新幹線の路線を走ることになると思いますが、余裕はあるんだろうか。まぁ、1時間に1本とか2本位ならば、既存のこだま号のダイヤを調整すれば何とかなるのかな。今、東京-敦賀が3時間位で繋がったので、そこからさらに1時間ちょっとで敦賀-米原-京都-新大阪と移動出来るとすると、4時間余りで東京-大阪のバックアップ路線が出来る事になります。ここにリニア新幹線も開通すれば、三重バックアップになるのでさらに安心だけれど、リニアはどうなるか不明だし、敦賀以西への延伸もさらに時間が掛かりそうだし。まだまだ課題は大きいみたいですね。

静岡県から、特に西側にある浜松市から北陸方面へ向かうことを考えると、これまでのように名古屋から北上する方が良いのか、米原に新幹線が接続したらそっちの方が早くて便利になるのかな? そうそう、JR西日本にしたら、東海道新幹線はJR東海と、北陸新幹線はJR東日本との共同運行になるそうで、となると新大阪での扱いが複雑というか面倒なことになりそう。北陸新幹線からの山陽新幹線への乗り入れとか、将来的に実現するんだろうか。鉄道好きな人にとっては、色々面白いルート開発がこれから出来るんでしょうけど、個人的には北陸新幹線が大阪まで延伸して、その分東海道新幹線に余裕が出来て浜松停車のひかり号やのぞみ号とか誕生してくれたら嬉しい。同じく、3月16日のJR東海ダイヤ改正では、浜松停車のひかり号が増えて19:00~20:00台の帰宅が少し楽になりました。でも、もう少し本数欲しいなぁ。

情報統制

いよいよ始まるMLBのシーズン。一足早く、韓国でパドレスとドジャースの試合が開催されるので、その移動直前の様子がSNSに投稿されたのですが、大谷選手がこれまで殆ど公にされなかった「奥様」と一緒に写真に写つている。その後米放送局などの発表から、お相手は事前に噂になっていた、富士通レッドウェーブで活躍していた、田中真美子さんであることが確定。さらに、韓国に到着した時には、ほぼ二人で空港に登場して隠すことも無く宿舎へ移動する等、これまでの「情報封鎖モード」が一転して「公開モード」に戻ったような感じ。

最初に出発前にチャーター機の前で撮影された写真を見た時には、大谷選手に比べて一回り小柄な感じの女性が映っている状態。それ自体はよく見る夫婦・恋人の写真の様に見えたんですが、大谷選手自身が身長で190cm以上あるので、その大谷選手の顔のまん中当たりまで身長があるということは、180cm位あってもおかしくない。となれば、事前に噂のあった元バス血と選手のあの人かなぁ、と直ぐに納得。ただ、この出発前の写真の意図が良く分からなかったんですよね。二人は、写真の中央に映っているので、大谷選手と奥様が写真の一番の目的何だろうけど、その向かって左には通訳の水原氏とその奥様と思われる女性が居て、向かって右側には今シーズン加入したピッチャーの山本由伸選手と彼の通訳と思われる二人が映っていて、ある意味「ドジャースチームジャパン」を撮影したような印象。最初は、背後の飛行機が大谷選手のチャーター機で、だからこの6人が一緒にフライトするから記念撮影したのかなと思ったんですよね。でも、移動は当然ながらチームでの移動だということで、そうなるとやはりこの写真の意図が良く分からない。それに、今回の試合は確かパドレスの開催試合で、ドジャースはビジターチームなので、配偶者が同伴するのは普通なんだろうか。

その後、韓国の仁川空港に到着したら、大谷選手がいの一番に出口から出てきて、しおも奥様も別に隠れるようなことはせずに一緒に行動する様子がしっかりとカメラで撮影されています。と言うか、多分一番の話題の選手の一番の話題なので、最初に二人で外に出てメディアやファンに配慮した、ようにも見える光景。当然大谷選手側も了解しての対応なんだろうけど、以前の結婚発表時の会見の時とはかなり方向性が変わってきたようにも感じます。 ただ、変わっていないのは、いずれの場合も情報発信は大谷選手側が管理していて、その報道される瞬間まで外部には分からない事。それだけ大谷選手側の情報管理が凄いという証拠でもあると思うんですが、これが無責任な憶測を生んだり勝手に拡散させることを防いでいる最大の武器だと思うなぁ。昔ならば、どれだけメディアに取り上げられるかが勝負だったけれど、それがSNSと結びつくと意図しない状況を生むことが分かっているから、こうなることは必然かしれませんね。トヨタがそう言う経験から「トヨタイムズ」なる自社発信メディアを作り、他者も同様の手法を取り入れているところがあるけれど、お金やリソースがあるならばもうそれが正しいそして唯一の防御策なのかもしれない。

そう考えると、今回の公開は緩急を付けた「報道管制」なのかなと言う感じも。最初の会見では、誰だか分からず幾つか憶測が飛び交ったわけですが、今回その後本人も特定されたし、実際に写真だけで無くビデオも撮影されて公開され、しかも大谷選手と仲睦まじい様子も撮影されています。これって、報道関係者に対して必要最低限の映像素材を提供した、と考えたらそれは勝手な想像過ぎるだろうか。全く資料無しでは報道関係者の競争はエスカレートするだろうし、出し過ぎてもプライバシーは守られない。今回、海外への遠征という非常に限られた条件で取材活動も限定できる機会に、写真と映像で情報提供することで、前回の会見のガス抜きになるし、今後少なくとも次に二人が登場するであろう、ドジャースのホームゲームとかオールスターとかまでは、自分達への報道プレッシャーをかなり回避出来るという算段では。勿論、奥様の素性が判明したから、例えば元のチームメートとか家族などへの取材攻勢はゼロでは無いだろうけど、これまでの経緯からそれなりの圧力にはなりそうな気がする。個人的な勝手な妄想ではあるけれど、そういう情報管理論みたいな見方をすると、この大谷選手あるいはチーム大谷の情報統制方法みたいなものって、凄く面白いと感じます。まぁ、それは既存のレガシーメディアの衰退というか消滅に近いものでも有るんだろうけど。

2024年3月16日

Day2: (NH Leg#4) HND-OKA/(UA Leg#6) OKA-HND

 前日のフライトで「コロン攻撃」を受けて、花粉症が一気に爆発して鼻水が止まらない。前日入念にシャワーを浴びて花粉を落として、常用している花粉症の薬も飲んだので、夜は少し良くなったんですが、朝になるとまた鼻水がぐじゅぐじゅ状態。今日もティッシュペーパーのお世話になりそうです。

この日は羽田発のフライトが早い08:30発なので、出来れば07:03横浜発の空港行きを捕まえたいところ。となると、チェックアウトやホテルから駅までの徒歩移動を考えると、06:30過ぎには部屋を出ないといけません。当然07:00からオープンするラウンジの朝食も駄目。それならそれで、早めに空港についてANAのラウンジで御稲荷さんでも頂こうかと思っていましたが、結局部屋を出られたのは06:40頃で、横浜駅の京急ホームに到着したのが07:00過ぎでした。

空港に到着すると、前日よりは1時間早いのでそんなに空港内は混雑していないような雰囲気です。いつもの様に保安検査場BのAMCプレミアムメンバー用の入口から入り、保安検査場を抜けると暫く歩いてANAのラウンジに入りました。ラウンジもそんなに混雑しているわけではなく、いつもは殆ど満席の窓際の席も空いていましたが、出来れば搭乗前に薬も飲みたいので、御稲荷さんとお握りをお腹に入れて、暫く落ち着いてから朝食後の薬を飲んでからゲートへと向かいました。

1) NH Leg#4 HND 08:30 - OKA 11:25 (NH467)

いつもはちょっと離れた66番ゲートですが、今回はそれよりは近いけれどラウンジからは反対側になる60番ゲート。先ほど通過した保安検査場Bの前を通り過ぎると、60番ゲート前には何から長い行列が。多分高校生だと思うんですが、かなりの人数が整列させられて搭乗開始を待っている様子です。60番とその先59番ゲートの間の通路は彼らで塞がれているような状態になっていました。今日の乗客の7~8割は彼らじゃ無いだろうか。その為か、このフライトも満席でボランティアがコールされていました。最近利用したフライトは、本当ボランティアが多いですよねぇ。それだけ航空需要が増えてきたと言う事なんだろうけど。

機内に入って座っていると、ちょっとCAさんがバタバタしています。何か思ったら、後部にあるトイレのCAコールが自動的にオンになってしまうので技術担当者に看て貰うみたいなことがちょっと耳に入ってきます。「あぁ、これ遅れるかなぁ」と思っている内に、オレンジと黄色のビブスを着用したテクニカルらしき二人が入ってきて、後ろの方に向かって行きます。5分位かな、その二人が戻ってきて特に慌てる様子も無かったので、どうも問題は解決して出発出来そうです。実際その後暫くしてドアクローズとなり無事に出発出来ました。ただ、そのトラブルシューティングや修学旅行生の登場に時間が掛かり、出発は15分位遅れて隣到着もそれ位遅れそうとのアナウンス。そのアナウンスで、新しい発見がありました。通常期内アナウンスは、CAさんが日本語でしたあと、機械音声みたいな英語のアナウンスが続きます。一般的にはCAさんが日本語・英語で話す場合が多いと思いますが、定型的な文章は英語の多分音声が録音してあって、そこに便名とか担当者名とか、幾つかパラメーターを選択すると、自動的に英文が合成されて放送されるのだと思っていました。今回その作業を目の前のジャンプシートに座っているCAさんが行うところを観る機械が有ったんですが、手持のCA用タブレットで文章を作成すると、そのタブレットに機内通話用のハンドセットをくっつけて、タブレットで再生させた音声をハンドセットで拾って機内に放送しているんですね。いゃいゃ、何てアナログな(笑)。私はてっきり機内システムと連動しているものだと思っていました。そう言えば、日本語のアナウンスの時と(機械語での)英語のアナウンスで随分と音質が違うなぁと思っていましたが、そういうカラクリだったんですね。

そんな新しい発見もあり、フライトは順調でしたが、やはり出発時の遅れは取り戻せず沖縄へは少し遅れて到着。前日とは異なり、この日はぐるっと時計回りに沖縄本島を回り込むと、第2滑走路のRW36Lへ着陸したのは帝国過ぎの11:27。そこから33番ゲートへ移動しゲートインしたのは11:33でした。この日の沖縄は日差しはもう初夏の雰囲気。でも、風はまだ少し冷たくて気持ちの良い気候です。いつもの様に所用のために一度外に出ますが、この日は金曜日だからか空港のターミナルビルは凄い混雑。みんな大きなスーツケースやお土産の大きな袋を持っているから、いつも以上に混雑しています。その為、帰りは少し早めに戻ってきた方が良いかなと思いつつ一旦外に出ます。

2) UA Leg#6 OKA 13:10 - HND 15:30 (NH996)

空港に戻ってくると、少しターミナルビル内は落ち着いた様子で、そんなに時間を掛けずに制限区域に入る事が出来ました。ただ、出発ゲートの32番ゲート前へ移動すると、やっぱりこのフライトも満席の様子でかなり混雑しています。特に遅延のアナウンスは無かったのですが、到着機が10分位遅れたのかな、出発時刻の変更は無かったけれど、事前改札開始時刻が5分位遅れてスタート。その後優先搭乗が始まり、続々と乗客が機内に入っていきます。ドアクローズがほぼ定刻位でしたが、プッシュバック開始まで少し時間が掛かり、更に遅れ気味に反対側のRW36Rへと移動開始となります。ただ、先行機もおらず止まること無く滑走路に入って正対すると直ぐに離陸開始隣羽田へ向かいます。

実はこのフライト、隣の席が1~2歳位の子供を連れたお母さんで、それは事前に分かっていたんですが、もう席が無くて移動出来ず「仕方ないなぁ」という思いで搭乗しました。ただ、この子が行儀の良い子で、特に騒いだりする事も無く、しかも離陸する頃には疲れたのか結構ぐっすり寝てしまい、ちょっと拍子抜けするくらい(笑)。私も釣られて、食事の後は知らないうちに寝入ってしまいましたが、遠州灘沖くらいに到達したところで目が覚めました。同じ位に隣の男の子も目が覚めた様子で、お母さんから飲み物を貰ったりしていました。ここでCAさんが、飛行機左側に富士山が綺麗に見えますとアナウンスがあると、この子が「富士山、見たい」と言ってL1ドアの窓からCAさんと外を見たり写真を撮ってもらったりと、フライトを楽しんだ様子です。その後もずっとフライトを楽しんでいた様子で、これなら将来は立派なマイラーだなと確信したフライトでした(笑)。

羽田空港へは結構早めに接近していたんですが、混雑しているのか房総半島沿いに反時計回りに大きく旋回を始めます。A/C滑走路を過ぎ、B滑走路も過ぎ、この日はA/C滑走路への北側からのアプローチとなります。窓の下には、都心のビル群や湾岸の光景が広がる中、C滑走路のRW16Lに着陸したのは15:40と少し遅れての着陸。その後60番ゲートに入ったのが15:45でした。この後はいつもの様に京急で品川駅へ移動し、この日は丁度浜松停車のひかり号が出発した直後だったので、その後のこだま号でゆったりゆっくり戻る事に。今回も安全なフライトに感謝です。



Day1: (UA Leg#5) HND-OKA/(NH Leg#3) OKA-HND

先週に続いて、今週もたすき掛け運用でのフライト。フライトに間に合うためには、浜松を7:00前に出るひかり号に乗らないといけなくて、その為には始発の路線バスで駅移動するか自家用車なりタクシーなりで駅に行かないと間に合いません。ところが、朝家を出ようとしたらちょっとトラブルがあり、いきなりドタバタして、「こりゃぁ間に合わないなぁ」と思いつつも、何とかバスが少し遅れてきたこともあり、予定通りに駅に向かうことが出来ました。

ドタバタで少し走り回ったりしたのですが、もうね、体力が全然落ちていて戻らない。ちょっと自分でも笑っちゃうくらい体力が落ちていて、新幹線の中では仮死状態みたいな感じで品川駅に到着しました。品川駅でも、新幹線側から京急側に早足で移動しないといけないので、体にむち打って早歩きしていたら、混雑する駅構内の中、正面から全力疾走で新幹線側に走ってくる男性がいて、思わず体をかわしたけれど、あれ絶対事故ると思うような全力疾走男でした。 

何とか京急にも乗車でき無事に予定通り羽田空港に到着。駅から出発階に向かうときにはそんなに混雑している雰囲気は感じられなかったのですが、いつもの様に保安検査場BのAMCプレミアメンバー向けのレーンに向かったところ、一般用入口が凄い混雑で、その影響でプレミアムメンバーのレーンも一番奥のB10番ゲートに誘導されるのですが、ここのX線検査機が古いタイプの物なので、以前のように鞄からPCを出さなくてはならず、その為このレーンも滞留している状態でした。何とか通過したときには、結構時間が経過していて、少し急ぎ足で離れた場所66番ゲートへ向かいました。

1) UA Leg#5 HND 09:25 - OKA 12:20 (NH995)

66番ゲート前に到着したのは09:00少し前。この日も満席以上で、次便へのボランティアを募集する位路線需要は旺盛な様子。予定通り09:02から事前改札が始まり、その後グループ1からの優先搭乗が始まり機内に入ります。私の隣席は、直前くらいまでは空席のままでしたが、最後にアップグレード確定したのか、ドアクローズの前位に一人の男性が入ってきてその席に座ります。で、自分的にはこの人がアウト。理由は、コロンの匂いが強いんですよ。もう隣に座る前から「むむむ」という嗅いだことのある、多分好きな人には有名なブランドの匂いが鼻につきます。時々遭遇するような、コロンをシャワーを浴びるように振り掛けているような強さでは無いんですが、隣に座れば十分その匂いは漂ってきますし、なんせ私はこの手の匂いに敏感なので、思わず顔を反対側に背けるほど。で、問題なのは、この匂いに刺激されてか、ここ最近収まっていた花粉症のアレルギーが励起されたのか、クシャミが出だしてさらに鼻水も出始めてしまいます。実際鼻水も出てくるので、タオルハンカチを取りだして、鼻を押さえて匂いも遮断するようにしますが、ずっと鼻を塞ぐわけにも行かず、これからの2時間余りのフライトが思いやられます。

満席だからでしょうか、ドアクローズはほぼ定刻位。その後プッシュバックが始まり、この日はD滑走路のRW05からの離陸のようです。タイミングが良かったのか、D滑走路に入ると直ぐに離陸開始となり、西へと向かいます。この日の使用機材はB777-200なのですが、生憎B787のように席ごとのエアー吹き出し口が無いので、隣からの匂いを拡散させることも出来ず、鼻を押さえてのフライトになります。食事が終わり、シートを倒して出来るだけ隣との間に遮蔽物が入るようにして、更にタオルハンカチで鼻を押さえつつ、うつらうつらしながら何とか沖縄までの2時間を耐えるフライトになりました。

この日の那覇空港へのアプローチは、北から進入するRW18R使用。定刻よりも結構速く到着して、着陸したのは12:05頃で、32番ゲートに入ったのは12:15頃でした。先週とは異なり、この日の沖縄は沖縄らしい晴天。でも、自分の鼻はアレルギーが反応してぐしゃぐしゃ。機外に出ても、ハンカチで鼻を押さえつつ、先ずは所用のために一旦外に出かけます。

2) NH Leg#3 OKA 15:05 - HND 17:25 (NH470)

この日の沖縄の気温は摂氏20度との事でしたが、風も少しあって気持ちの良い気候。でも、往路のこともあり花粉症の鼻は最悪の状態です。本当ならば、両方の鼻の穴にティッシュを詰め込みたいところですが、流石にそんな格好で歩くことも出来ず、とにかくハンカチやティッシュで鼻を押さえて先ずはラウンジへ向かいます。

ラウンジは、半分位埋まっている感じでそんなに混雑している雰囲気は無いけれど、空席のあちこちにお皿やグラスが結構残っていて、多分嵐が通り過ぎた直後なんだろうなぁと言う感じ。ここでANAからメッセージが飛んできて、復路便が5分遅延するとのこと。羽田からのフライトが10分遅れて居るので、5分でリカバリー出来るか疑問でしたが、いつもはゲート前に行ってから遅延のお知らせがあるのに、今回は折返し機が到着して直ぐくらいに遅延連絡が届いたので、それは進歩かも。

定刻よりは少し遅めに出発ゲートの35番ゲートへ移動すると、このフライトも混雑しています。ボランティア募集こそ無かったけれど、このフライトも満席の予定らしい。で、14:53から事前改札が始まり、暫くして優先搭乗が始まり機内に入ります。このフライトは仕様機材はB777-200ですが、使用シートが新しいシートで当たりのフライト。今回は隣の人の匂いも気になることも無く、復路は快適なフライトになりそうです。ドアクローズは定刻前で、プッシュ縛して向きが変われば、目の前が離陸開始のRW18L。離陸したのが15:27で、飛行時間は1時間45分と表示されているので、かなり速く戻れそうです。

フライトは順調に進んで、このままなら15分位の早着になりそうな位。房総半島の南側から北上をして、そろそろ左に旋回をすればA滑走路のRW34Lだなぁと思い始めたら、何故か右に旋回開始。「えっ、時間調整?」と思ったら、房総半島に沿ってやや大きく反時計回りを始めます。千葉市の北当たりで少し左に旋回をしたので、「うーん、B滑走路かな」とこの時点では思っていたんですが、船橋市を過ぎても機首を変えることは無く、そのまま西進していくので、これは都心進入パターンのようです。これで早着できるのぞみは無くなり、逆に予定よりも少し遅れ気味になりそう。

さいたま市当たりで機首をぐるっと南向きに変えると、C滑走路のRW16Lを目指すようです。窓の外には、都心のビル群が建ち並ぶ様子が見えて、やはりこの光景は一見の価値がありますね。その後お台場付近まで来ると、一気に海面が近づきRW16Lに着陸したのは定刻少し前の17:32頃でした。到着ゲートが62番ゲートなので、誘導路に離脱すると、そのまま真っ直ぐにターミナルビルを目指すような形で前身。一番効率の良いゲートインだったようにも感じます。で、到着はほぼ定刻の17:36でした。

この後は、翌日もフライトが予定されているので、前回同様横浜ヒルトンへ向かい一日が終わりました。

Hilton Yokohama

先週に続いて、ヒルトン横浜2回目の利用。前回同様夕方に戻ってきて、そこから京急で横浜へ移動し、駅からは徒歩でホテルへ。前回は初めてという事で道順が分からずウロウロしましたが、今回は前回の記憶がありますから多分最適パスで移動して来たはずだけれど、やっぱり10分以上は掛かるなぁ。

隣りのK-アリーナでのイベントがないせいか、館内は静かな雰囲気。でも、前回も感じましたが今回も訪日観光客と思われる外国人利用者の比率は他のホテルと比べても高そう。 

チェックインをして部屋に入っても、まだ19:00前。夕食をどうしようかと迷ったんですが、午後遅めに機内食食べたこともあり、余り空腹感も無い。普通ならラウンジで軽く食事をして終わりにするんですが、ここのラウンジはそんなに食べ物は充実していないので悩ましい所。代替案としては、バーで摘みながら飲むというオプションがあるんですが、これも前回試してみてフードメニューがちょっとプアーだったし、スタッフさんがちょっと若くて今ひとつなぁ... という記憶がまだ残っていて、それ程行きたいという動機が湧きません。結局ラウンジで、本当に軽くハムとパンを挟んで食べつつ、白ワインを一杯頂いて終了。翌日は少し早めに出ないといけないので、仕事のメールを確認して早々にベッドに入りました。

翌日は、朝食はラウンジにしても3Fのビュッフェにしても、スタートが朝の7:00からなので間に合いません。フライトが、08:30の予定なので、京急横浜発07:00頃の空港特急を捕まえたい。ですから、6:30頃にはチェックアウトをしてホテルを出て横浜駅へ向かいました。まぁ、悪くないホテルだけれど、もう少しレストランが充実していると嬉しいのですが。

2024年3月15日

HAM免許更新手続き

先日、勢いで新しいリグ(=無線機)を購入し、取りあえず今年7月で期限が来る現在の免許更新をしようと、総務省のサイトから手続きを完了。 東海電波監理局での審査も無事に通り、「審査OKだから、手数料を入金してね」メールが届きました。「アマチュア無線」と言っても公共資産の電波を利用するからか、一般的な振込だけでなく税金などと同じ「ペイイージー」での振込も出来るとのこと。こちらは手数料無しで、しかも自分の銀行アカウントから機関番号、納付番号、確認番号を入力すれば、直ぐに手続き完了なので、早速手続きをしました。

ペイイージーの手続き前は、今回の申請項目が総務省のシステム上では「未納」になっていたのが、ペイイージー手続き後にリロードしたらちゃんと「納付済」に変わってくれました。リアルタイムでちゃんと反映されるのは少し感動(笑)。後は、今年から5年間有効な無線局免許状の到着を待つだけです。

実は購入した無線機は、外箱は開けて中身は確認したけれど、まだ本体を梱包してあるビニールとかは元の状態のまま。細かい部分を確認しないといけないけれど、HF/50Mhzのマルチバンドホイップアンテナは購入しないと、受信も送信も出来ないので、それを入手するのが次のステップでしょうか。最初は久し振りに自宅からOTAしてみるつもりですが、基本モバイル利用の専用機にする予定なので、本体に電源関係そしてアンテナと、1つのコンテナーにまとめて車に常に入れて置くつもり。そのコンテナーなんかも、アンテナ入手後に手当てしないと。

これで非常時の通信手段が確保出来ました。あと、今後上級免許へ更新する予定もあるので、受信機としてCW(モールス通信)のROM機としても活躍して貰うつもり。何十年か振りにHAMの世界に戻って体が慣れてきたら、次は3アマとか2アマとかへの挑戦を今年こそ実現しないと。

誘導見出し

本来の学校名である「岡山理科大学」ではなく、わざわざその運営母体である「加計学園」と見出しに付ける、嫌らしい毎日新聞の記事。 2023年度の獣医師国家試験の結果が発表されて、6年前に騒動になった(した?)岡山理科大学獣医学部からは114名受験で77名が合格。合格率は67.5%と、全体平均の72.7%(1394人受験、1013人合格)よりも低いと強調したいような雰囲気を感じる見出しであり、本文記事。

今回が初めての受験である事を考えたら、全体平均近くの合格率を出していることは立派なのでは。その合格者の中には、二回目三回目の受験者もいるとのことで、岡山理科大同様「新卒者だけの合格率」を見ると、鳥取大(97.1%)、岐阜大(96.6%)、宮崎台(92.6%)となって、67.5%の岡山理科大は大きく及ばないと言いたいらしい。でも実際の受験者数と合格者数を見ると、77人合格というのは上から5番目の人数で決して少ない合格者数では無い。初年度であれだけ世間から言われて、この結果は立派と言って良いんじゃ無いだろうか。

未だに「安倍叩き」をしたいのかもしれないけれど、直接関係ない学生をわざと貶めるようなこういう記事を掲載して、本当この新聞社の担当者は恥ずかしいと思わないのだろうか。報じるにしても、全体の中で何名が合格したとか、他の大学と比べて人数はどれだけなのか、そういう事実だけ伝えれば良いのに、未だに「怪しい経緯で設立されて、やっぱり結果はこの通り」みたいな意図が透けて見える気がします。報道機関として、恥ずかしいと思わないのだろうか。

獣医師が足りないので学部を新設して、その結果77名も新卒の獣医師が誕生したことが、それ程悔しいのだろうか。結局、あれだけ騒いだって何の証拠出てこないし、もう当時声高に叫んでいた人達は追求すらしようとしない。未だにこう言うことを嬉々として記事にしている所に、彼らの救われ無さを感じますね。 


SQ名古屋就航35周年記念プロモーション

過去何度か利用したことはありますが、殆どご無沙汰のキャリアーであるシンガポール航空(SQ)。そのシンガポール航空が、名古屋就航35周年を記念して、予約期間1週間だけの特別レートでの販売をすると言うプロモーション

予約は3月21日~27日の7日間限定で、シンガポールだとビジネスクラスで171,860円と通常料金のほぼ半額。「名古屋就航35周年」と言いつつも、羽田/成田/関西/福岡発のプロモーションもあり、オーストラリアだとこちらの方が安い設定。NRT-LAXだと25%割引になるらしい。これも魅力的。しかも予約クラスはDクラスなので、ANAにマイルを付けると125%になるので、これはANA便で利用するよりはお得な気がする。

ちょっと悩ましいのは、利用期間が2024年10月1日から2025年3月17日までと、少し先の予定でたてないといけない事。でも、結構お得だし、とうせ有休も余っているので、10月初めくらいの平日三日くらいの予定であれば、他の予定とぶつかることも無いし、予約も取りやすいんじゃ無いだろうか。

で、セントレアのSQ便のスケジュールってどうなのと思い、今のシーズンで検索すると、NGO-SINがNGOを朝の10:00頃に出発してSINには夕方の16:00頃到着。帰国便のSIN-NGOは、現地を日付が変わった01:00過ぎに出発して、NGOには朝の08:00頃到着。現地での滞在日数とか、週末の有無とか条件が分からないけれど、最短1泊3日という旅程が出来そう。その前に、6月位に今年初のSINに行きたいなぁ...

2024年3月14日

対立構築知事

これまでの数々の発言(失言?)や、リニア問題で全国的に有名になってしまった川勝静岡県知事。またまた、こんなことを言っていたらしい。 

「磐田は文化(水準)が高い。浜松よりもともと高かった」

磐田市は、浜松市の東側に隣接する市だけれど、その境界には天竜川が流れているので、多分昔はそれ程相互交流は無かった(出来なかった)んじゃ無いかと言うのが自分の想像。今では、磐田市の人口7万人強に対して、浜松市は80万人弱の政令指定都市なので、磐田から浜松へ仕事をしに来る人は多いと思うし、一方で磐田市にはヤマハ等の工場もあって、浜松から磐田市へ通勤する人も少なくないと思う。それになんと言っても「ジュビロ磐田」は全国的に有名ですしね。都市としての規模や内容に関しては、開きがあることは事実だと思うけれど、そう言う物理的な尺度では測れない・比べられないのが「文化」的な要素だと思うから、一概にどちらがどうという言い方は出来ないと思う。 

大体この発言が出たと言われる場所が、磐田市の女子サッカーチームの表敬訪問の時との事で、そこで何で「文化」の話になるのか疑問。いゃ、両市のサッカー熱に関して比較するならまだ分かりますよ。それこそ、ジュビロ磐田を引き合いに出して、磐田市は女子も男子も浜松よりもサッカー熱が高い、というのは事実だと思う。自分が高校生くらいの時には、当時の浜北市、現在の浜松市浜名区にある浜名高校がサッカーが強くて、全国大会の常連だったので、あの頃は磐田市のサッカーというのはそんなに聞いた記憶が無いんですよね。でも、ヤマハ発動機が磐田市にあって、そのサッカーチームがジュビロ磐田になるわけで、同じような動きが浜松市で無かったことか当時はちょっと悔しかったけれど、移行浜松市以上にサッカー熱が加速したことは事実だと思う。だから「磐田はサッカー文化(水準)が高い。浜松より元々高かった」と言われたら、まぁ満更嘘では無い輪なぁと感じると思うけれど、「文化」と言われてしまうとをぃをぃと言いたくなります。

少し前にも騒動になった「コシヒカリ発言」もそうだし、これまでの色々な場所での発言なんかを聞いていても、どうもこの人は何か考えてそういう発言をしていると言うよりも、無意識に自分が思いついたことをぱっと口から出してしまい、しかもその間違いや問題を指摘されればされるほど、自分の意見に固執する傾向が強いと思います。リニア問題等はその典型だと思うけれど、湧水の問題も、最初はどれだけ戻すのか量の話だったのが、大井川水系がなんたらと質の話になり、それがダム利用で解決の目処か付いたら、今度は自然体系の話になるし、話の腰の折り方は超一流だと思う。さらには、以前の発言との矛盾や不整合を問われても「いゃ、一貫しています」みたいな言い方で認めないしそういう時の会見の様子を見ると、結構感情的な様子でまくし立てる場合が多くて、個人的にはこの人って直情型の人間なんだろうと感じます。まぁ、それってリーダーとして一番駄目な人のタイプだと思うのだけれど、何故か選挙では人気があって当選しているから不思議。対抗馬が弱いと言うよりも、印象に残らないタイプの人が多かったからなのかもしれないけれど。

いずれにしても「浜松もサッカーが盛んだけれど、磐田はもっと盛ん」とか言うならまだ許容範囲だと思うけれど、それでもわざわざ浜松を引き合いに出す必要は無いと思う。もしサッカーで比較するならば、清水エスパルスがある静岡市(清水区)と比較するなら、サッカー繋がりで分かりやすいはずなんですよね。そういう所もセンスに欠けていると思う。で、今回だけで無く、何度も無意識にそう言う発言をするところに、しかも最近増えているように感じる所に、この人の限界も感じるわけです。年齢とか色々な理由があるとは思うけれど、多分以前ならばそういう思いが浮かんでも口に出る前に理性とか論理で止められていたんだと思うんですよね。それが、そういう歯止めが今は利かなく成りつつあるように感じます。今回の件で、例えば県議会での追求があるのかどうかは分からないけれど、自民党系の議員さんは来年の知事選挙に向けて、仮に川勝知事が再出馬しても勝てるくらいの人物を早めに探さないと。個人的には、前浜松市長の鈴木康友さんあたりが良いかなと思うけれど、年齢的に少し高い(確か67とか68歳?)のが難点かも。

満額回答

昨日は春闘の集中回答日で、殆どの企業から満額回答が提示され、中には労組の要求を上まわる「満額以上回答」も。正直なところ、大手と言えどもまだ苦しい状況の所はあるだろうし、とは言ってもこれだけ世間の空気の流れの中、「うちは上げられません」とは言えないだろうし。まぁ、先に上昇をしている物価高にどれだけ追いつけるかは微妙な所だろうけど、先ずは一息付いた感じ。問題は、この大手の流れをどれだけ中小企業が追随できるかというところ。大手は上げたものの、そのツケが下請けに回されたら、中小は溜まらないわけで、大手は上げた分に応じて購入調達価格に関しても引き上げないと。

与党の自民党や公明党としては、この満額回答を実績として何とか最近の失策を取り返そうとしてくるでしょう。実際、故安倍総理の時代から経済界に対して賃上げを要求していたのは事実だし、コロナ禍でかなり足踏みしたけれど最近の株価高騰や経済の安定等もあってやっと「賃上げ」が実現して継続するようになったわけですからね。それに対して野党、特に労働者の政党みたいな立ち位置(自称)の立憲民主党等は、大企業に比例して中小企業の賃上げを取り上げるべきだし、それが目標通りアップしていないのならば、政府に対して強く働きかけるのが彼らの本来の仕事だと思うけどなぁ。それこそ、賃上げに応じて、法人税とか所得税の軽減措置を要求するとか、やり方は色々あると思うんですよね。でも、多分彼らが熱心にこの国会で取り上げるのは、「裏金問題」であり、暫くは「不適切ダンサー問題」なんでしょうね。

彼ら全員では無いにしても、まだ前回の与党経験者議員は相当数残っているはずで、野党の苦労も与党の苦労も良く知っているはず。それならば、与党としてどういう問題があるのか、どういう行動を取れば自分達の意見が通るのか、そう言う事も含めて表も裏も知っているはずなのに、何故か野党になったら野党としての行動しか起こさない。二大政党とか政権交代と声高に言うのは勝手だけれど、政治の継続性も期待出来ないしそれこそ朝令暮改に成るのであれば、不満や問題は有っても国民は大きな経変化は望まないのでは。だから支持するのは、180度変更したい大きな変化を通り越した極端な変化を望むような、極々一部のコアな人達だけと言う現状になるような気がします。

労働者の代表である連合が支持母体であるのに、その連合が期待する変化をもたらすことが出来ず、結局は対立する的とも言える与党自民党に期待するしか無い状態になっているのに、これまでの経緯から関係を切ることが出来ない。でも、連合としたら、満額回答を獲得する事が出来、さらにそれを裾野の中小企業まで広げてくれるのであれば、やっぱり支持して活動を共にするべき代表は別なんじゃ無いだろうか。「裏金問題」と騒いだところで、昨日も有名議員に不記載問題が発覚しているわけだし、結局は政党や議員というよりはその仕組みの問題なわけで、それならばどの政党どの議員にも問題の無い事を先ずは証明するべきだと思う。それに、線香や団扇よりも悪質な「日本酒」を渡していた議員に関しては、もう一月近くたつのに何の音沙汰が無いのは、いつもの事とはいえダブスタの極み。だから、あの人達は信用できないと言うよりは信用してはいけない人達という空気だけが毎回残るんですよね。まぁ、一度与党を経験してその大変さを知ってしまったから、やっぱり気楽に好き勝って言っていれば仕事をしていることになる「万年野党」の旨味を手放す気持ちは無いんでしょうね。彼らにとっては、野党である事が満額回答何だろうな。 

失敗は成功の母

昨日の国産固定燃料ロケット「カイロス」の打ち上げ失敗は、機体していただけに非常に残念ではあるけれど、この手の新規技術開発に失敗はつきものな訳です。そう言う意味では失敗を批判する声よりは、ここから次の成功へ繋ぐことを期待する声が多いことは、日本の社会もまだまだ捨てたもんじゃないという気持ちに。 とは言っても、やはりメディア等多くは「失敗」を強調して、そこから色々あら探しを始めるんじゃ無いかと言う気持ちになってしまうのは、それ以外の場合も含めてメディア不信に陥っている悪いところかも(笑)。

今回は、紀伊半島の突端に打ち上げ基地を作っての発射実験でしたが、其れ以前に北海道で同じように民間ロケット打ち上げを続けている、所謂「ホリエモンロケット」だって、何度も失敗しつつも改善改良をして、宇宙空間到達(最高高度100km以上)を達成しているわけですからね。ただ、今回政府の小型衛星を搭載していたそうですが、そこはもう一寸慎ましやかに同等の重りとか別のものの方が良かったんじゃ無いかと言う気がするけれど。地上燃焼実験は成功しているのだろうけど、まだ一度も打ち上げ成功していない機体なわけですから。H3Aの最初の失敗の時も層だけれど、なんで貴重な衛星をぶっつけ本番で搭載してしまうんだろうか。

今回の映像を見ていると、発射して離陸開始をして直ぐ(5秒後)に爆発していて、最初は何だろうと思ったのですが、監視プログラムが異常検知をして、自爆したと言う事らしい。たまたま観ていた夕方のニュースでは、専門家の方が打ち上げ直後に機体にオレンジ色のものが見えた「あっ、駄目だ」と思ったら爆発したというようなコメントをしていましたが、一段目燃焼中に内部で不具合が発生したんでしょうね。当然機内の状況はモニターして、そのデータ何かもどこかに保存するか外部にリアルタイムに送信していたんだろうけど、そのデータ解析の結果を早く知りたいところ。それによって、燃焼系の気候が不味かったのか、あるいは若しかしたらセンサー異常で実は問題無いのに問題有りと誤判断されたのか、そういう原因追及を先ずはしないと。

爆発時の映像を見て、ほぼ射場の真上で爆発しているので、その破片は射場周辺に盛大に落下していました。中には、打ち上げガントリーにぶつかっているように見えるものもあり、あれ施設にかなり影響して居るように見えたけれど大丈夫だろうか。多分距離は十分に取っていたと思いますが、空中からの映像では取材と思われるヘリコプターが随分近くを飛んでいるようにも見えて、あの機体のパイロットや搭乗者はかなりビックリしたでしょうね。いずれにしても、原因追及に数ヶ月、そこから対策を次の機体に入れ込むにしても1年2年掛かるだろうから、2号機の打ち上げはかなり先になりそう。ただ、原因追及に時間が掛かるのは仕方ないとしても、それを実装するところはこのロケット開発の目標である年間20機という数をこなすためには、かなり迅速に対策出来る体勢が無いと無理。その仕組みの検証も兼ねて、ですから2号機での再挑戦は出来るだけやはく実現して欲しいですよね。スペースXだって、最初の頃は打ち上げれば失敗続きで、でもその経験をどんどん改良に生かして短いインターバルで繰り返して行ったからこそ、今日の成功がある事は確か。ただ、その為には豊富な資金力も必要なわけで、そこがこういう民間会社や日本での組織の最大の課題ですよねぇ。とにかく、次の成功を大いに期待したいですね。

2024年3月13日

フィルター機能

もはや自分の生活の中では切っても切れないサービスの一つ、YouTubeでの動画視聴。完全にテレビの視聴時間を上まわり、最近ではYouTubeで好みの動画が見つからない時には、テレビのチャンネルザッピングをして何か適当な番組を放送していないか確認して、大体は見つからないから録画している番組から探すんですが、それも殆ど視聴済みなので(そもそも録画する番組数が少ないし)、またYouTubeに戻るというのがルーティン(笑)。

そのYouTube、以前は幾ら見ても見尽くせない位のコンテンツが有るように感じましたが、最近では変な学習効果が利いているのか、どうも以前よりも面白いコンテンツとか新しいコンテンツに遭遇する機会が激減したように感じます。「おすすめ」に表示されるコンテンツに関しては、「興味が無い」とか「以前観た」とか「表示しない」とか、出来るだけ自分の好みにそったあるいは興味を刺激されるコンテンツが推奨されるようにしているつもりですが、それが逆に学習機能に変なバイアスを与えている気がする。例えば、最近一番イラッとするのは、何年も前のコンテンツを推奨してくること。いゃ、昔のコンテンツにも良いものがあることは認めますし、そう言う機会が新しい興味の切っ掛けになることも否定しない。でも、1年前の同じ位の時期ならまだしも、3年前とか5年前とか、もうそれ位の昔のコンテンツになると、よほどのもので無い限りは多分もう一回りして同じような内容の最近バージョンが投稿されているだろうし、正直入れ替わりの多くて早いYouTube世界では陳腐化しているものの方が多いと思う。

あと、私は猫が大好きで犬も嫌いじゃないけれど、動画視聴の時には猫動画中心にしたい。それなのに、犬動画を表示しないようにしているのに、それならばと違う犬動画をさらに推薦してくるのは嫌がらせ? 「興味が無い」と言っているのだから、そこは大人しく受け入れて欲しいところ。一番困るのは、Googleで全く別の事柄の検索とかすると、YouTubeのお勧めにいきなりその検索項目の関連動画が現れたりするんですよね。いゃ、仕事とか頼まれ毎をして検索しただけで、その関係の動画を探しているわけじゃ無いのだから、そう言う余計なお節介は止めて欲しい。逆に、一つの興味の有ることから動画を視聴すると、今度はそれと同じ分野・内容の動画をこれでもかと推薦してくるのも止めて欲しい。こちらとしては、その自分が観た動画で必要を満たしているのに、同じような内容のものを続けてみる理由が無いわけで、正直余計なお世話でしか無い場合が殆どなんですよね。

いろいろYouTube/Googleとしてもアルゴリズムを開発して、効果的に動画視聴をして貰い、宣伝費を獲得したいのだろうけど、それでこちらの思いと違う方向にどんどん推薦動画がシフトしていっては困ります。個人的に欲しいと思うのは、まずは現在の設定やキャッシュを「リセット」する機能。チャンネル登録していないチャンネルをまずは一度削除して、新規に自分好みのチャンネルを探したい時が結構有ります。次に欲しいのは、時期設定。例えば、過去1年以内の動画とか、最近1週間、1ヶ月の間に投稿されたものとか、やはり「鮮度」が必要な時が有りますよね。後は、大まかでも良いから興味の有る内容や分野を登録して、その範囲の内容を優先すること。ただ、これもその登録するキーワードや名前に寄っては、逆に変なコンテンツを引き寄せてしまう可能性もあるわけで、こういうフィルター機能が期待通りに機能している実例は、Amazonにしてもその他同様のサイトでも、一度も見た記憶が無い。そういう所に生成AIのスクリプト機能とかアドオンして、自分が「こんな感じの動画を探している、中心に観てみたい」と入力すると、それに沿ったコンテンツを推奨してくれないだろうか。まぁ、自分で作れよと言われそうだけれど、そういう場合って既にどこかに転がっている事が多いのだけれど(他力本願)。 

特大荷物スペース

東海道新幹線に設定されている「特大荷物」スペースに関しての記事。各車両の最後部は、車両後部の壁面と、その前にある座席シートの間に、人一人入れるくらいのスペースが出来ますが、そこが少し前から「特大荷物スペース」に設定されて、その際後部席を予約した人が自分の荷物を置く場所として使用出来るスペース。以前、新幹線が混雑していて居るような時には、このスペースに入ってたって移動している人も見られましたが、今は指定席ではそういう光景も見られなくなってきました。

で、この「特大荷物スペース」なんですが、まだそんなに周知されていないのか、最後部席に座っている人が居ても、個の場所に荷物は置かれず未使用の場合もあるし、荷物は有るけれどその最後部に座っている人が居ない(=別の場所に座っている人が荷物を置いている)場合とかよく見かけます。あんまり有効利用されていないなら、まぁ荷物を置いても良いんじゃ無いかと思うけれど、実は先日新幹線を利用していた時、記事に書かれているようなトラブルに初めて遭遇しました。 

私は車両の中頃に座っていたんですが、ひかり号が三島駅に停車した後次の静岡駅に向かっている時、女性の車掌さんが「こちらのお荷物の持ち主の方いらっしゃいますか」と言いながら、後ろの方から歩いてきました。最初は、何を言っているのか良く聞き取れなかったのですが、近くに来るとどうもキャリーバッグの持ち主を探しながら後ろから前に移動している様子。で、丁度私の隣に来た時に、通路を挟んで反対側に座っている男性が「私のです」と名乗り出ました。で、その車掌さんが「後ろの特大荷物スペースに置かれていましたが、ご予約の方が使用されるのでこちらのバッグは荷物棚に上げるか足下に置いてください」と言われて押してきたキャリーバッグを渡されます。その男性は、「はい」とか言いながら、そのキャリーバッグを席の上の荷物棚に上げるんですが、実は縦横厚みの長さを合わせても1m位のそんなに大きなバッグではありません。普通に荷物棚に上げられるくらいのサイズなのに、何で後ろのスペースに置いていたのか不思議なくらい。しかも、座席位置は真中くらいの場所だから、万一の場合とか想定していないのだろうか。

今回、そのスペースを正規に利用する人が乗車してきたので、ある意味「不正利用」が発覚したわけですが、もしそう言う人が乗車してこなかったら、最後部席を予約してもスペースを利用しない人であれば、そのまま見過ごされていったのだろうか。本当に、大きなスーツケースとか上に上げられない荷物ならば、半分承知で置くこともあるだろうけど、サイズ的に問題無いような荷物をわざわざ後ろに置く理由がちょっと理解出来ない状況でした。強いて言えば、そのサイズに対して何か重そうに荷物棚に上げていたので、何か重量物が入っているから上に上げたくない・上げられないと言う事だったかもしれないけれど。訪日外国人と思われる人がこの席を利用する時には、スペースに入りきらないくらいのスーツケースや大きなダッフルバッグを積み上げている時もあるけれど、昔の喫煙スペースを活用するとか、荷物の置き場所に関しては東海道新幹線は更なる工夫が必要だなと再認識しました。

ゴジラ@浜名湖

アカデミー賞のVFX賞を受賞した「ゴジラ -1.0」関連の話題で、実は海上での対決シーンが地元浜名湖で撮影されていたという話が出てきてビックリ。へぇー、そうなんだ。全然知らなかった。 撮影時期は2022年の4~6月と言う事は、まだコロナの影響が残っている頃ですよね。しかも、浜名湖だけでなく遠州灘(天竜川沖)でも撮影されたらしい。浜名湖内だと、そんなに波は高くならないから、どういうシーンを撮影したのか分かりませんが、遠州灘だと国内サーフィンのメッカの一つと言われるくらい波が荒いので、何となく使えるシーンが多くありそうな気がします。

その浜名湖での撮影、偶々映画の中の場面と浜名湖が合っていたというよりは、最近あちこちの地方で力を入れている「フィルムコミッション」の成果らしい。浜松も映画やドラマ撮影誘致に力を入れているというような話は以前聞いた記憶があるんですが、今回のゴジラはまさにBigoですよね。さらに、私は観たことは無いけれどかなり話題になったTBSの「VIVANT」の撮影もやっていたんですね。アニメの舞台になって「聖地巡礼」で話題になるというのが地域おこしの一つの手法だったけれど、今後はこういう映画の舞台誘致合戦みたいな事が、地方間で競い合うのだろうか。

その年の知名度が上がって、訪問してくれる人が増えることは、観光目的以外の効果も有るんだろうけど、地方自治体としてみれば、知名度アップをして実はそこに移住してくれることが究極の目的になるんだろうなぁ。ただ、その為には、育児補助だとか移住補助だとか、色々な手当などや環境だとか、住みやすさがまずは準備されていないと駄目。で、そう言うものが準備されているとして、そう言うことを今度は広く知ってもらうために今回の様に大きなイベントや効果で広く波及すれば、より効果的なんだろうけど。自分が生まれ育った土地だから、自分は浜松という場所は良いところだと思っているけれど、誰も彼もがそう感じてくれるとは限りませんからね。

でも、浜松は海もあるし山もあるし気候は温暖だし、そこそこ都会でそこそこ田舎で、コストコもあるし業務スーパーもあるし(笑)。舘山寺温泉もあるし、浜名湖もあるし、新幹線も通っているし、高速道路は新旧東名高速道路が通っているし、東京にも大阪にもほぼ等距離だし、多少妥協すれば直ぐ近くに名古屋もあるし(マテ)。そう言えば、フィルムコミッションとかアニメの聖地巡礼が生まれる前は、NHKの大河ドラマの舞台になる事がそれに近い効果が有りましたよね。一年間地元の有名人とか名士とか偉人が全国放送されるわけだから、剃りゃぁ大きな効果が有るでしょうね。浜松も、井伊直虎で一年間盛り上がったし、最近も家康効果があったけど、昔の頃に比べるとNHKの大河ドラマ効果はかなり小さくなった気がするなあ。でも、その場合は明確にどこそこの場所と変わるけれど、今回のゴジラの場合は映像の中の舞台は東京湾だから、幾ら実際には浜名湖で撮影しても、その「浜名湖」の名前が出てくるのはこういう裏話的な場合だけですからねぇ。ゴジラ効果で、今年の夏休みは浜名湖がトレンドになるかも(ないない)。

2024年3月12日

ローコストを称えるな

アカデミー賞で、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞を、山崎貴監督の「ゴジラ -1.0」が視覚効果賞を序章して、今朝は大きな話題に。 その様子を伝えるニュースでは、両作品を勝算するとともに、アジア作品では初めて受賞した「視覚効果賞」のコストが、これまでの序章作品、例えば「スターウオーズ」とか「パイレーツオブカリビアン」などと比べて、1/10 (100億 vs 10億)で、活参加人数も少なく期間も短いのにあのクオリティという「安い、早い、上手い」みたいな評価をされていて、それはそれでいかにも日本人らしいのだけれど、一寸違う気がするなぁ。

所謂「ハリウッド映画」は、世界的な興行を前提にしているから、売上額も邦画とは一桁違うし、それ故に制作費にしても一桁違いくらいは普通。視覚効果(VFX)、いわゆる「CG」は、どれだけコンピューターリソースを投入するかの勝負だから、そこは機材にお金を掛けて、かつそれを操作するオペレーターやクリエイターがどれだけ参加出来るかの勝負である事は確か。それでも、制作費1/10というのはまだしも、参加人数か期間短縮はどういう工夫があったのか、そこは聞いてみたい気はしますね。単純に徹夜しましたみたいな話ではなく、多分何かアルゴリズムを作って、パラメーターを弄ることでいろいろな対応可能にしたりみたいな話があるんじゃないかなぁ。例えば今回の作品の場合、海上のシーンが多くて、その場面での波の処理が評価されているけれど、あれなんかも上手く元となるパラメーターを設定したら、後はそれらを微妙に変更させて色々な場面での色々な形状の「波」の生成なんて出来るんじゃ無いだろうか。

そう言う意味では、今後は生成AIを活用して、そういう人出だと多くのリソースと何度も試行錯誤するような作業を、生成AIにドラフトみたいな形で作成させて、それを最後に人間が作品に合わせてチューニングするような流れになりそうな気がします。元々現実には「無い」「作れない」ものを、CGで作成して、それをいかにもらしく動かしたりするわけですから、人出で最初から元画像を作成しようか、生成AIが作成したものから加工していこうが、そこは何ら変わりないはずですし。そう言う、素材みたいな物って、今後どんどん置き換えられるんじゃ無いだろうか。その上で、一度生成したデータを共有出来れば、次の作品はもっと簡単に早く安く必要なシーンを作成出来る相乗効果が生まれそうな気がします。

仮に今回のVFX制作費が、ハリウッドの100億に対して10億だとしたら、倍の20億を費やしたらどれだけの高品質の物、あるいは納期が今回は8ヶ月との事ですが、半分の4ヶ月とかに短縮出来るのだろうか。一般的に、価格が半減しても内容が元のものと同一であれば、多分殆どの人が飛びつくはずですよね。「日本は安く制作出来る。次はもっと安く作る」みたいなデフレ志向では無く、「行程を最適化すればこれだけ効率化出来る」「だからもう少しコストを掛ければ、さらに凄いものが出来る」という発展的な考えに繋げて欲しいですよね。そういう部分が、方が作品の強みになって、まずは数をどんどん生むべき。その中には、駄作も多いだろうけど、そう言う経験の積み重ねが次の「傑作」を生むものだし。「物作り」は、自分が関わっているようなものから、こう言う映画とか映像系まで、やっぱり突然何か凄いものが生まれてくるわけでは無く、どれだけ経験したかとかどれだけ失敗したかの積み重ねが重要。制作費が1/10であるなら、相手の10倍は無理としても何倍もの挑戦をその分やって、次の作品に繋げて欲しいですよね。

乗り残し

羽田発熊本行のソラシドエアの飛行機が、乗客34名(全員で105名)を搭乗させずに出発(ドアクローズ、タキシング開始)してしまい、途中で気がついてスポットに戻ってきたというトラブル。当日のスポットが、バス搭乗の所謂「沖止めスポット」で、バス3台で乗客全員を移動させるところ、2台目のバスが間違って別のスポットへ移動してしまい、その為に3台目(実際には2/3)が到着して乗客搭乗完了と誤解したらしい。

例えば3台バスが来るところ、3台目が来ないとか言うのであれば、その時点で気がついたかもしれない。でも、多分何台のバスで待合室からスポットへ移動するかは事前に連絡が行っているはずだし、なんと言っても一人二人ではなく34名もいないわけですから、当日の搭乗予定と比べて「随分と空席が多いなぁ」と機内のCAさんは思わなかったのだろうか。使用機材のB737-800の客席数は、174席(or 176席)らしい。そのフライトの搭乗者数は105名との事なので、搭乗率は半分よりは多い57%位。34名が居なくて71名が搭乗した状態だと、搭乗率は40%。うーん、結構違う気もするけれど、やはり空席が多いから気がつかないものだろうか。

結局は、少しずつ小さなミスが蓄積して、誰もこう言う大きなトラブルに気がつくことが無かった。若しかしたら、「あれ?」「変だな?」と感じた人はそれなりに居たかもしれないけれど、それを表に指摘する人が居ないから、「あぁ、自分の勘違いだろう」と忘れてしまったんでしょうね。到着したバスの台数を確認していれば、機内に入ってきた乗客の数をカウントしていれば、全てとは言わないまでも、当日のシートマップと実際の着席の様子を比較していれば、間違って別のスポットへ移動してしまったバスのドライバーが直ぐに連絡を入れていれば、色々小さなミスの一つでも誰かが気がついて訂正していれば、最終的な大きなトラブルは発生しなかったでしょうね。仕事でも時々遭遇する、ミスの連鎖というか、結局は一人一人の集中力の問題なのかなぁ。

バス搭乗の場合、待合室からバスへ乗る時にはゲート通過するから、そこで誰が通過したという事は記録できるけれど、バスから機内に入る時にはCAさんの目視しか確認出来ないから、今回の様に途中にプロセスに問題が発生すると防ぎようが無い。簡単に対策を考えるならば、待合室から出発する時にそこの係員がバスドライバーにフラグみたいなものを渡して、それをスポットで担当者に渡すことで、何台のバスが到着しているかカウント出来るから、それで有る程度対策出来る気がします。但し、その「フラグ」を回収して、戻して再利用してというプロセスを新たに作らないといけないし、その管理責任を誰がやるのか等、対策のための対策が必要になって、全体としては複雑になってそこから新しい問題が発生してしまうのが、これまでの経験則で何度も体験していることだし、なかなか難しいですね。全て、ボーディングブリッジから搭乗できれば良いのだけれど。今後は沖止め搭乗の場合は、機体の入り口でハンディターミナルみたいな物で搭乗券をスキャンするとか、少なくとも専任のCAさんが搭乗者数のカウントするような事が要求されるかも。そうすると、沖止めの時の搭乗時間が、また長くなるなあ...

New Rig

今年は5年毎のアマチュア無線免許更新の年に当たるので、昨年はせっかくだから上級クラスへの更新を目指しましたが、あえなく断念。その後、現在の四アマ(取得時は「電話級」)から、せめて三アマくらいにしてから免許更新しようかとも思っていたんですが、結局いろいろな理由から余裕がなく現在に至ります。

もう時間も無くなってきたので、取りあえず免許更新を優先することに。普通に更新手付きをすれば良いのですが、流石に申請している無線機(リグ)は動作も怪しく、気が引ける結果に。そこで、どうせなら四アマ用に新しいリグを購入して、心機一転することに。10年振り以上の無線機購入なので、全くの浦島太郎状態。現在のリグはトリオ(TRIO)のハンディ機ですが、今はケンウッド(KENWOOD)からのJVCビクターになってしまったのかな。その前に使用していたのは、HF帯用の八重洲無線のFT-401Sという、かなり大きな無線機。当時は真空管を使用していたりしていて、大きくて重くて熱くなるのが無線機の代名詞みたいでしたが、今は殆ど半導体化されていて凄くコンパクトな無線機が発売されていてビックリ。更にビックリしたのは、価格が昔よりも高くなっていること。アマチュア無線は、昔は一つのブームみたいな時も合ったけれど、どんどん人口も減っていて、販売台数も一桁違うんじゃ無いだろうか。


そんな最近の状況に驚きながら、今回購入を決めたのが八重洲無線の「FT891S」という機種。FT891というモデルがベースに、2アマ用100W機が「FT-891」、3アマ用50W機が「FT-891M」、そして4アマ用の20W機(HF帯は10W)が「FT-891S」というモデル分けになっています。当然今回は、FT-891Sを購入しました。標準価格は「99,800円(+税)」なんですが、Amazonで探していたら新品で「69,850円(税込み)」とお得だったから。それ以外に気に入ったのが、小型なので車載可能と言うこと。将来的に上級ライセンスを獲得出来たら、自宅では高出力機にして、今回購入したFT-891Sは車載専用で、万一の場合の通信用にすることに。また、HF帯と50Mhz帯で使用可能なので、これは以前自分が実際にオンエアしていた周波数帯だから。値段とかサイズだけ見ると、144Mhz帯とか435Mhz帯用の安価な機種もあるんですが、どうもその周波数帯には良い記憶が無いので、余りそちらではOTAしたくないですし。

で、一昨日、半分勢いでAmazonでポチッとしたら、翌日昨日の午後お昼少し過ぎに配達されてきました。早いなぁ、Amazon。取りあえず箱を開けて中身を確認して見ましたが、本体サイズに改めてビックリ。昔のFT-401Sなんて、少し小さめの電子レンジくらいのサイズだったのに、このFT-891Sは外付けのBlu-rayドライブくらいのサイズ。それでいて、送信出力は変わらず、多分性能的にはこちらの方が数段上なんですからね。本当は直ぐにでも通電してみたいのですが、流石にその余裕は暫くないので、暫くはモスポール状態です。その後落ち着いたら、車載用のアンテナと、車内の電源確保を考えないと。後部のトランク部分には、AC100Vのコンセントが付いているので、最悪そこを使えるけれど。DC13.5V駆動の様なので、シガレット端子から使えるのかもしれないけれど、私の車にはそれは無いし(笑)。さて、また道楽が増えてしまった。

2024年3月11日

多言語教育

この週末、ネットで話題(問題?)になっていた、大阪での「母国語必修」の話。どちらかと言うと、日本に居住しているのに日本語を学ばないのは怪しからんみたいな反応が多いように感じるんですが、記事の無料公開部分だけ見ても、個人的には別に問題とは感じない。なぜならば、 

一部の府立高校に日本語が十分できない生徒の入学枠を設け、現在8校ある。この枠で入った生徒は、日本語学習とともに、週2時限ほどの母語学習が必修となる。

と書かれていて、要するに日本語を捨てて母国語を学ぶのでは無く、日本語も学んだ上で母国語への対応をするというもの。日本で居住する以上は、日本語能力は必須なわけで、そこをなくしては日本に居住している意味も無いわけですから、そこは日本人以上に補修というか、学べる機会は作るべき。その上で、母国語必修となるわけだから、学ぶ方の生徒も大変だろうなぁ。

これ、一つの学校内でやっているから分かりづらいかもしれませんが、海外に親の仕事の都合などで家族全員で移住した場合、子供は現地の学校に通いつつ、放課後とか週末には「日本人学校」に通うような場合と同じ事じゃ無いだろうか。勿論、私立学校なら全く問題無いと思うけれど、公立学校がそういう事柄に支出する場合は、より公共性を考えないといけないと思うけれど、目くじらを立てるような話でも無いと思うなぁ。

例えば、記事ではタガログ語の教育例が掲載されているけれど、そこにその学校の日本人生徒が参加して、一緒にタガログ語を勉強しても良いわけですよね。あるいは、英語とかドイツ語とか、そういうコースも有るなら、それって語学塾と変わらない気もするし。最も、発端が関西で微妙な問題でもある在日韓国人・朝鮮人の指定対象のものだったというのが、ちょっと悩ましいところですよね。最近では批判を浴びることも増えてきたので、朝鮮語だけでなくそれ以外の言語まで広げる事で、この教育機会を残すためなのかもしれないけれど。

移民問題だとか、永住権(永住許可)問題とか、最近では多民族共生関係の話題が増えてきているけれど、これまで島国という地勢上の理由から国外との行き来ややり取りが少なかった日本も、交通機関の発達だけでなく情報の流通もものすごいスピードで拡大している今、ずっとそんな状態でいられるわけが無い。さらに言えば、色々な理由から魅力がある場所と認識されれば、外から日本に来たいと思う人も増えるはず。だから、多民族共生というのは、その「多民族」の度合いにも寄るけれど不可避の話。その上で、やはり来て貰う以上には、元々いる人達から歓迎されるような行動だったり資質の人に絞りたいわけで、そこは厳密に対応するべき。「不法滞在」という言葉が、当然の権利みたいな使い方をされるのは、やっぱりおかしいと思う。一方で、色々な理由から日本に住むことになり、その為により良き「日本の住民になろう・なりたい」という人に対しては、色々な形の支援や援助をすることは否定するべきでは無いでしょう。案外この母国語必修は諸刃の剣だと思うのは、今「子供が日本語しか話せない」という理由から、滞在延長申請する場合、「いゃ学校で勉強しているから話せるでしょ」という状況になるかもしれない。そう言う意味で、かなり複雑な状況が生まれる可能性が有る教育問題じゃ無いかと言う気がします。 

夏時間

日本時間の昨日から、アメリカは「夏時間(Daylight Saving Time/DST))」がスタート。東海岸で、これまでは日本との時差が-14時間だったのが、-13時間に。西海岸では-17時間が-16時間にと、現地時刻が1時間進み、日本との時差が短くなることに。これで、ほぼ日本とアメリカ(東海岸)は、昼・夜がひっくり返ることになり、個人的にはビデオ会議とか電話会議が、少しやりやすくなった気がします。

毎年、3月にDSTが始まり、11月にDSTが終わるんですが、個人的にはDSTが始まると「あぁ、また1年が始まるなぁ」という印象を強く受けます。別に何か変わるわけじゃ無いけれど。これまで、DSTを跨ぐ滞在を、春も秋も何度か経験していますが、春のDSTが始まる時は、前日までは例えば朝の7時はそこそこ明るくなっていたのに、翌日DST初日の朝は一気に暗くなって(それまでの6時が7時になるから)、「えー、まだ暗いじゃん」とか毎回思うんですよね。秋は、時間が進むから、少し暗かったのが明るくなる逆の印象だから、そんなに気にならないのかもしれない。

確か、去年だったかその前の年だったか、アメリカでもこのDSTのON/OFFが面倒と言う事で、若しかしたら今回が最後のDSTスタートで、今年の秋のDST終了をせずに、そのまま所謂「夏時間」をアメリカの固定した標準時刻にと言う話が有ったんですよね。あの話ってどうなったんだろうか。今は、DST機能みたいなものがデバイスにも内蔵されていたりするので、意図的に1時間早めたり遅らせたりする必要も減ってきているけれど、其れ以前に個人の頭の中がなかなか追いつかないわけで、やはり日本のように固定時間帯にして欲しい。アメリカ国内でも、確かハワイはDST無いし、地域によっては設定していない地域もあるんですよね。

昔は、朝日とともに起きて仕事を初めて、 夕日とともに仕事を終えて家に戻って一日を負える、みたいな時代でした。いまでは、24時間社会システムは動いているし、夜だろうと電気で明るいし、逆に昼間でも遮光カーテンを閉めて暗くなったりするし、あまり「時間」みたいなものが認識されづらくなってきている気がするけれど、それってベースの24時間がしっかり固定されているからであって、やはり年に2回だけとはいえ時刻が動くのは不便と感じるなぁ。いずれにしても、今週からアメリカとのビデオ会議・電話会議の時間帯は、変わるものもあるし変わらないものもあるので注意しないと。

海洋汚染大国

あれだけ福島第一原発からの処理水の海洋放出を批判していた中国が、自分達の原発からはそれを上まわる、中にはそのトリチウムの排出基準値を上まわるレベルの排出をしている原発もあったという記事。伝えているのが共同通信と言うというのも、趣深いなぁ... しかし中国政府は、こういう発表までは管理しない・出来ないのだろうか。先の福島第一原発のIAEAの査察にも、中国の専門家も確か含まれていたはずで、そう言う意味ではこう言う科学的な部分を担当する研究者・学者は、幾ら国の体制がああであっても、事実は事実として伝える事には留意しないと。もっとも、この発表は発表として、中国政府の対応は「福島は別」とか勝手な論理を構築して反対するんだろうけど。

問題は、国内で福島第一の海洋放出に対して騒いでいた人達の反応。敵は身内にありでは無いけれど、一番やっかいなのが国内のそういう人達で、中にはそれなりに知名度が高く支持勢力も大きい人・集団も含まれていたりするからやっかい。ただ、彼らのこれまでの言説を正しいとするならば、東シナ海から日本海は福島沖以上、太平洋以上に「トリチウムに汚染されている」訳になる分けで、その海域で獲られたであろう中国産の海産物は勿論、韓国産の海産物なんて言うのも「危険で食べられない」事になりますよね。まぁ、どうあがいてもそんな発言が彼らから出てくることは無いことは確かだけれど。

それで変わることは無いと思うけれど、日本政府としては今回の内容をもとに、福島第一原発に対しての言われ無き措置は差別として、WHO提訴くらいまで考えて良いんじゃ無いの。もし中国が対応しないのであれば、段階的に中国からの海産物輸入に対しての対抗措置も考えた方が良いと思う。当然、国内企業で中国で製造している企業や品物は膨大だろうから、更に中国側が日本対しての輸出禁止とかそれに近い対策をしてくる可能性も大いにあります。でも、それも見越して企業には東南アジア等への水平展開を要請するべきだと思うし、国内回帰を促しても良いと思う。

日本からわざわざ対立を生むような事を仕掛ける必要は無い、という意見も出てきそうだけれど、黙っていてエスカレートしているのは相手側な訳ですからね。というよりは、そう言う「福島叩き」をしていた人達は、今回の件に関しては「無視」する様子で、わざわざ自分達から墓穴を掘るようなことはしない様子。 だから、彼らは信用されていないわけですが、ある意味リトマス試験紙として、色々な部分の識別に役立ちそう。こう言う事も報道する一方、どうしようも無い時もある共同通信って...

タイヤ落下

事故自体は数日前にニュースで報じられていて知ってはいたんですが、週明けになりその映像が放送されているのを見て絶句。SFO発KIX行きのUA機が、SFO離陸直後のギア収納する前に、左側の後輪が見事に脱落しています。更に、その落下したタイヤが直撃した車の様子も映されていましたが、左後部のピラー当たりに当たったのか、左後輪の上辺りの損傷が酷くて、その衝撃でリアガラスは粉々。そこにタイヤがょうとつして跳ね返って、さらに後ろに飛んだんでしょうね。駐車している車の後ろにある網フェンスも、大きく曲がっているように見えました。

例えば着陸した時の諸作手タイヤがバーストしたとか外れたとか言うのは、過去聞いた記憶があるんですが、離陸直後にこんな風にタイヤが脱落するなんて言うのは自分は初耳です。事故機は、その後LAXに緊急着陸して、取りあえず人的な被害は無かったようですが、まぁ搭乗していた人達はどんな心境だったのだろうか。後輪のタイヤって、片側2列で1列に3個とか4個ついているのかな。それなりに荷重分散されるから支えられないことは無いだろうけど、着陸する時に一番最初に地面に設置するタイヤが、脱落した場所のタイヤだから緊急着陸した時が一番危険だったのかも。

パンクならば、まぁタイヤの劣化とか偶々荷重が集中したとか考えられるけれど、あんな風に固定されているはずのタイヤが外れるというのは、やはり整備不良を考えます。フライト前には機長が必ず機体を確認するわけだけれど、流石にハンマーで一つ一つ叩いて打鍵音で判断するわけにも行かないだろうし、本来の整備士がしっかり仕事をしていないとも想像しないだろうか。一番ありそうなのは、規定値通りにビスやナットを締め付けていなかったために、離発着を繰り返している内にだんだんと緩みが発生してきていて、それがSFO離陸時に発生してしまったという所だろうか。直前の点検がどれくらい前だったのか、それが一つ問題になりそう。まさか、点検直後の事故じゃないだろうなぁ... 

やはり航空業界一番の使命は「安全」だと思うから、今回の検証と対策はこれまで以上にしっかりやって欲しいですよね。たまたま、大きな事故にならず人命に影響も無かったけれど、それは偶々運が良かっただけですからね。最悪の場合は、着陸時に脚が折れて大事故に発展して人命が失われる大事故に繋がったかもしれないわけですし。有り得ないような今回の事故だけに、UAの対応次第では今後の利用も再検討しないといけなくなるかも。それ程、自分的にはかなりシリアスな事故だと思っています。 

2024年3月9日

神アプリに助けられる

飛行機移動の二日目の時、元々の予定では、

  1. 羽田空港到着予定時刻は、16:35。どのゲートに入るかにも寄りますが、ゲートから制限区域外に出て、到着階の2F→B1F→京急線ホームまでは、運が良ければ5~7分位、大体は10分は最低でも必要。
  2. 第1・第2ターミナル駅から品川行きの時刻表を調べると以下の様な状況。
    1. 羽田 16:37 → 品川 17:00
    2. 羽田 16:47 → 品川 17:10
    3. 羽田 16:52 → 品川 17:12
    4. 羽田 17:00 → 品川 17:23 
    5. 羽田 17:10 → 品川 17:33
  3. 一方品川発、浜松停車のひかり号は、夕方は毎時10分(16:10、17:10、18:10)発の予定。そうなると、羽田発16:37発の京急空港線に乗車できれば、17:10発のひかり号に間に合いますが、その為には飛行機は定刻よりも10分以上早く、16:20頃にゲートインしないと間に合いません。
  4. この日は、前日夜から都心に雪が降り、そうで無くても遅延が予想される中、さらにどの便も満席でボランティアが募集されるくらい混雑しています。その分搭乗時間が長くなり、更に遅延が予想されます。
  5. 事前に予約する時には、取りあえず隔日に間に合うであろう18:10発のひかり号を予約しておき、もし早着で早まりそうならば、移動中に17:10発に変更すれば良い、というゲームプランでした。
沖縄から羽田への復路便は、予想通り出発も10分遅延し、羽田到着も16:30から16:40位になりそう。まぁ、品川駅で出来る接続時間には、駅ビルに入っているDEAN&DELUCAで買い物でもして帰りましょう、とか暢気に構えていました。で、那覇空港のラウンジに入った時に、新幹線の座席で隣が空いている方が良いなぁと、いつもの様にシート確認でエクスプレス予約の画面に入ってビックリ。表示される新幹線の時刻には、「遅延している」というマークが付いていて、既に発車しているであろう30分位前の新幹線も予約候補に表示されます。何があったんだと検索してみると、この日の朝に山陽新幹線の新山口駅で人身事故が発生し、その為に暫く山陽新幹線が全線で停止。当然その影響は、東海道新幹線にも波及していて、運転は10時過ぎに再開したらしいのですが、上りに40~1時間位の後れが発生していて、その影響で東京駅で折り返す下りにも遅延が発生しているようす。ただ、自分が乗車する17:00頃にはどうなっているのかは全く予想できません。しかも、のぞみ号、ひかり号、こだま号によっては遅延時間はかなり違うし(のぞみ号優先になるから)、場合によっては17:00時台ともなれば遅れもかなり解消しているかもしれせん。で、10分位の後れだとギリギリですが、20分位17:10品川発のひかり号が遅れて到着するならば、羽田に16:40頃に到着してもギリギリ間に合います。


その後フライトが始まり、機内からWi-Fiで接続して、残りの飛行時間を見ながら、新幹線の遅延状況を観察していました。ただ、一般に公開されている情報では「東海道新幹線が遅延しています」とだけしか書かれていなくて、今何分遅れで今後それが縮まるのか変わらないのかが分からない。で、こういう時に個々の新幹線の運航状況を知ることが出来るアプリがあります。それも、本家本元のJR東海が提供しているから、信頼性もバッチリです。多分鉄分の多い人なら常識のアプリだと思いますが、「新幹線運航状況」の画面は、新幹線の遅れ情報等を探す時によく観る画面だと思います。この駅名部分をクリックすると、その駅の「列車走行位置」の画面が表示されて、ここには運航している新幹線の走行中だけで無く駅での停車中の状況も表示されて、現在の運行状況が一目瞭然。のぞみ/ひかり/こだま、と色分けされているので、凄く分かりやすい。

そのアプリで状況を見ながら、取りあえず16:47発の京急に乗り込みます。この時点では、まだ品川駅17:10発のひかり521号は東京駅にも入っていません。何度かリロードしつつ様子を見ていて、京急蒲田あたりでやっと17:00台ののぞみ号等が東京駅に入り出しました。その中で、東京駅に向かっている「のぞみ394号」が、多分折返しで「ひかり521号」になりそうです。品川駅に到着した時に更に確認すると、ちゃんと「ひかり521号」に代わり、後れは16分ですから問題有りません。ただ、途中で何か食べ物を買っていこうか考えたんですが、構内が混雑していることもありそれは止めて大人しくホームへ移動しました。結果的に、17:10発のひかり521号は20分位の後れで品川駅に到着。浜松駅にも、それ位の後れで到着しましたが、1時間後のひかり号を利用するよりはずっと早く帰宅することが出来ました。運行トラブルは、どんな原因・理由でも発生するべきではないけれど、そういう場合でもこういうツールを提供して状況判断出来る要素を与えてくれるJR東海には感謝ですね。

Day2: (NH Leg#2) HND-OKA/(UA Leg#4) OKA-HND

たすき掛けの1日目が終わり、この日はその後半戦。ところが前日夜から都心には雪がちらつき、朝起きた時に横浜のホテルから外を見たら、結構屋根とか道端が白くなっていてビックリしました。ただ、そんなに影響するほどの積雪にはならず、深夜から早朝に降ってきた雪も、だんだんと溶けている様子です。この時点でこの日のフライト状況を確認してみると、朝06:00発の一番機は積雪除去で10分程出発が遅れた様子ですが、その後は大きな混乱は無いみたい。それでも念のためと、予定していた時刻よりも30分程早くホテルをチェックアウトして、先ずは徒歩で横浜駅まで移動し、そこからいつもの様に京急空港線で空港へ移動しました。 

空港に到着したのは朝の8:00少し過ぎですが、金曜日と言う事も有ってかこれまでで一番混雑しているよう感じます。ホテルの朝食が07:00からだったのでそのまま食べずにチェックアウトしてきましたから、先ずは地下のマクドナルドで久し振りに朝マックを食べてから、2Fの出発フロアーに移動しました。そうそう、エッグマフィンのセットを注文したんですが、今640円するんですね。確か以前は400円以下で食べられたと思うのに、かなり価格が上がっていてビックリしました。

前日以上に混雑している羽田空港。いつもは待ち時間無しで通過出来る保安検査場B横のAMCプレミアムメンバー用通路にも10人位の待ち行列が出来ていて、ここを利用して初めて並びました。制限区域内も、金曜日だからでしょうか、前日以上に混雑している印象です。途中トイレに寄ろうかと思ったんですが、どこも外にはみ出るくらい待ち行列が出来ていて諦めたくらいですから。

1) NH Leg#2 HND 09:25 - OKA 12:20 (NH995)

この日の出発も、前日と同じ66番ゲート。ゲート前のシートはそこそこ空いて居ましたが、このフライトも満席かつボランティアを募集する位の状態のようです。機内整備に時間が掛かったのか、事前開発がスタートしたのは09:08頃で、グループ1からの優先搭乗はその5分後。ただ、子供連れ、家族連れなど、日頃飛行機に乗り慣れない乗客が多いのか、定刻を過ぎても五月雨式に機内に入ってくるグループが続き、ドアクローズは09:33頃でした。その後、プッシュバック、誘導路移動でD滑走路へ進み、RW05から離陸したのが09:53でした。

この日の都心は、その雪の影響もあり暫くは不安定な状態の中を飛んでいたので、食事がスタートしたのは少し遅れてと言う印象。食事の後は、機内Wi-Fiに接続して仕事のメール確認等をしましたが、やはり朝のフライトなのでシートを倒してうつらうつら... 目が覚めた時には、奄美諸島に差し掛かるくらいのタイミングでした。

この日の沖縄地方は、前日と打って変わって沖縄らしい快晴の天候。昨日は見られなかった眩しい日差しの中、前日同様沖縄本島を東から西に時計回りに回り込んで、第2滑走路のRW36Lを目指します。着陸したのが12:24頃で、そこから32番ゲートへ移動して、ゲートインが12:31とやや遅れての到着。戻りのフライトまでの余裕が、昨日よりは1時間程度短いので、ちょっと急いで外に出て所用へと向かいます。この日は前日と事なり、ターミナルビル内はそんなに混雑している様子は無かったのですが、制限区域の外はやはりいつも以上に混雑していて、そちらの移動がちょっと困りました。

2) UA Leg#4 OKA 14:15 - HND 16:35 (NH468)

予定よりも少し早めに空港に戻れたので、そのままラウンジの保安検査場を通過して、まずは一服します。今回もラウンジはそこそこ混雑していましたが、前日よりはマシかなと言う状態。さらに、10分程すると皆さんゲートへと移動をしていき、15分程すると半分以下の密度になりました。やはりタイミングなのかなぁ、混雑は。

この日も復路便も、到着が10分位遅れて居るのですが、この時点でのスケジュール変更のアナウンスは無し。まぁ、遅れるだろうなぁと思いつつ、定刻通りを想定してラウンジを出て33番ゲートへと向かいます。丁度到着便があったのか、ゲートへ向かう自分とは逆方向から沢山の乗客が、出口方向へ向かって流れていきます。それを掻き分けて、やっとゲート前に到着すると、案の定まだ事前改札も始まる様子は無し。使用機材がB787と少し小さめなのだけれど、それでも定刻14:15ならば、事前改札スタートは13:50位で優先搭乗開始が13:55位という感じでしょうか。でも、14:00を過ぎても事前改札は始まらず、そこから数分後にやっと事前改札が始まりました。そんなに対象者がいなかったのか、直ぐにグループ1からの優先搭乗に代わり、機内に入ります。このフライトも満席という事で、幾ら乗客が機内に入ってきても、列が終わらない感じですね。それでも、ドアクローズしたのが14:17でプッシュバック開始はその5分後。反対側のRW36Rへ移動して離陸したのが14:36と、そんなに悪くない状態でした。

飛行時間は1時間50分と言うことで、となると羽田到着は良くて定刻、多分10分位の遅れての到着が予想されます。実は、羽田空港を16:37発の京急品川方面行きに乗れると、17:10発のひかり号に接続出来、1時間早く浜松へ戻れます。それを逃すと、その後のこだま号か1時間後のひかり号でも、浜松到着はそんなに違わない。多分、17:10発は無理だろうから、この時点では18:10発のひかり号を予約していました。ところが、この日は山陽新幹線で朝人身事故があり、その影響でダイヤが乱れています。東京駅に向かう上りの新幹線は20~40分位遅れて居て、自分が利用する下りの新幹線はこの時点で10分~20分以上の遅れとなっているようです。となると、若しかしたら17:10発のひかり号が、10分以上遅れてくれると、羽田発16:47の京急品川行きに間に合えば、品川駅に17:10に到着。10分遅延してくれたら、17:10発ひかり号が17:20発位なりますから、それなら間に合います。その顛末は、少し長くなるので別立てにしますが、結局予定よりも1時間早く浜松に戻る事が出来て助かりました。

そんな、ことを空中で考えている間に飛行機は羽田空港に接近します。房総半島の東側、鴨川市上空で左に旋回をすると、羽田空港を目指します。最初はA滑走路のRW34Lに進入するのかと思ったら、房総半島上空でカットバックをするように左右に期待を振って、どうもC滑走路のRW34Rを目指す様子。但し、手元で表示しているエアショーの画面が、そのC滑走路の更に東を目指しているので「若しかしたら、急旋回をしてB滑走路を狙う?!」とも一瞬思いましたが、そんな無茶なことはせずに、音無くRW34Rに降りてくれました。これでターミナル迄の移動時間が短縮できます。

着陸したのが16:31。そこから左に離脱して、Uターンをして第2ターミナルへ戻ります。58番とか59番なら良かったのですが、残念ながら60番ゲートへゲートイン。この時点で16:36なので、何とか16:47発の京急に乗れそうです。比較的出口にも近かったこともあり、無事に16:47発の京急に乗車。品川駅へは17:10に到着しましたが、17:10発予定のひかり号は、この時点でまだ東京駅を出発しておらず、余裕で間に合いました。人身事故は残念ですが、結果的に早く帰宅することが出来、助かった一日でした。