2010年6月30日

日本PK戦で敗れる

いゃぁ、サッカー、惜しかったですねぇ... 0-0で延長戦も勝負が決まらず、最後はPK戦で敗れましたが、十分日本の力を世界に誇示できた試合じゃなかったでしょうか。勿論、選手や関係者の方はあと少しで手が届いたベスト8、さらにその上へのチャンスをもう一息で逃してしまって残念至極とは思うけれど、やっぱり世界の壁はまだまだ厚く高いと言うことなんでしょうね。どのスポーツも同じだと思うけれど、日本人の体格の為もあるかと思いますが、やはりオフェンス力がもっと欲しいかなと思います。今回の試合でも、FKやCKで得点するだけでなく、もっと試合の流れの中でチャンスを作って得点する強さが欲しかったですよね。今回は大会直前にディフェンス重視の布陣に変更して、結果それが功を奏して決勝トーナメントにも進出することが出来たわけですが、その分オフェンスは本田のFKとか遠藤のFKとか、逆に限定されてしまって、負けない試合でもよいブロック予選はまだしも、勝たなくてはいけないトーナメントではまだまだ課題が残ったように、にわか素人サッカーファンとしては感じたところです。

実は、それと同じ事を自分たちのチームにも言えるんだけど、チームの場合ディフェンスもまだまだだし...

何れにしても、W杯で日本の実力は十分証明できたんじゃ無いでしょうか。まだまだ選手は悔しいだろうけれど、もう次の4年後・ブラジルW杯を目指して、直ぐにスタートして欲しいですね。ありがとう、サムライブルー!

居酒屋の"飲み放題"が消える

最盛期ほどではないにしても、酒飲みの一人としては気になるタイトルの記事。でも「飲み放題」って、日本以外ではどの程度存在してるんでしょうね。私の場合アメリカとか位しか知らないけれど、アジア以外の地域では結構アルコールに対する姿勢が厳しくて、日本でよく見かける酔っ払いの千鳥足状態なんて言うのは軽蔑されるし、大体そんな人間が居たら直ぐに財布とかすられて病院送りだろうし。食べ放題はあるんですよね、"All You Can Eat"っていう形で。こういう場所だと、ソフトドリンクなんかは飲み放題というか"Free Refill"と言う形で何倍でもお代わりできるんですが、お酒でそう言う場面には遭遇したことはありませんし。

飲み放題にしても食べ放題にしても、若くて食欲旺盛の時にはありがたいけれど、最近は「食べ放題」とか聞いても全くときめかない(笑)。健康のためにも「腹八分目」とは昔からよく言われているけれど、食べることの大切さを考えると、八分目ではなくても「九分目」位で次の楽しみを残しておくことが、実は大切なんじゃないでしょうか。日本の食糧自給率の低さはよく話題になるけれど、供給量が少ないならば、その少ない中でより効率的に大切にしないといけないわけで、そう言う意味で「食べ放題」=「大量消費」ではないということは考えないといけないかも。同じように、「飲み放題」=「泥酔自由」ではないことも理解して、例えばいろいろな種類のお酒を楽しむ機会と捕らえたらと思うんですよね。とは言っても、飲む方とすればビールならジョッキで飲みたいとか、作る方にしても少量を何度もお代わりされるよりは、大きめのグラスに入れて、それでそれなりの時間楽しんで貰う方が営業的にも楽なのかも知れないけれど。

で、記事の最後の方に、こんな文章が。
ただ、日本では飲酒運転や未成年の飲酒を禁じる法律が整備されている。酒税によって、不当な廉価販売も行いにくい。酒に関する業界団体も、テレビCMの放映時間を自主規制するなど、未成年者の飲酒防止に取り組んでいる。
うーん、どうかなあ。確かにアメリカに行くとビールはちょっとした炭酸飲料の雰囲気で気軽に飲んでいるけれど、逆に販売する時にはIDを見せなきゃならないとか、ある意味日本での販売よりも厳しいと思いますし。さらに日本のスーパーなんかだと、ビール、ワインと一緒にウィスキーとか焼酎とか、いわゆる「ハードリカー」も一緒に販売されていますが、アメリカだと"ABC"に行かないと購入出来ませんし。また、日本のアルコール関係のCMはイメージ的にソフトだったり印象が強い感じのものが多いけれど、確かアメリカのCMではアルコールを飲むシーンは駄目とか、結構厳しい制約があったと思います。

何れにしても、薬だって飲み過ぎれば毒になるし、食事だって食べ過ぎれば体をこわすし、お酒も飲み過ぎは駄目。でも適量であれば、薬で病気は治るし、食事も健康に繋がるし、お酒だってストレス解消気分転換になるわけだし。昔々、お酒が貴重品で飲む機会が少ない時代なら「飲み放題」というのも大きな付加価値だったろうけど、今はもっと違う「飲み放題」の時代になって欲しいですね。例えば全国の地ビール50種類飲み放題(ただし、グラスサイズは固定)とか、ワイン30種類飲み放題とか。その分、多少料金が高くなっても良いから、量よりは質を求める「飲み放題」を希望したいなぁ...

2010年6月29日

海外パケットし放題プラン

ITmediaの記事から、最大1480円で海外パケット通信が使い放題と言う。国内でiPhoneを使いたいとはまだ思わないけれど、海外(=US)に言ったときにはiPhoneのGPS機能や、それに連動したGoogle MapやZagatなんかの機能は、以前知り合いが使いこなしているのを見て「便利」と感じたので、それを考えるとこの程度の出費ならOKかな、と最初記事を見たときに思ったんですが...

最大1480円/月じゃなくて、一日最大なんですね。まぁ、それでも一週間利用するとして1万円ちょっとだから、偶に海外で使う範囲ならOKか。しかし、危うく「日定額」を「月定額」と読み間違えてiPhone 4に転ぶところでした(笑)。

新しいmileageplus.comサイト

UAのMPメンバー用画面がリニューアル。UAのUSサイトからログインするとこの画面が表示されるんですが、日本のサイトからログインするとこれまでのシンプルな画面が表示され、そこで自分のマイル数に設定されているリンクをクリックすると、今はエラー画面が表示されるんですが、そこからUSのサイトに誘導されるような、まだ中途半端な段階。

新サイトは、今風のタブベースで3Dっぽいデザインですが、内容的にもこれまで何度かクリックしてページ移動しないと分からなかった情報がこのページにまとめられており便利。例えば、残りのアップグレード数とか、旅程とか。でも、この画面の次のレイヤーは、まだこれまでの画面が表示されるので、サイト移行も始まったばかりと言うことでしょうか。

で、一番目立つのが1Kへのプログレスバー。嫌らしいと言えばいやらしいけれど(笑)。去年からだったかな、Sheraton系FSPのSPGの画面にもSPG Platinumに向けてのプログレスバーが表示されるようになって、分かりやすいとは思うけれど、これってプレッシャーだよなと感じたのと同じ印象。

これまで結構あちこちリンクをクリックしてアクセスしていた情報に、ワンストップで行けるというのは便利になったと思うけれど、全体の完成度としてはもう少し頑張って欲しいところも。まぁ、早く完全に新デザインに移行して欲しいですね。

ガンダムツアー

ITmediaの記事より、東静岡のリアルガンダムを見るツアーが今日から発売開始という。新幹線からは、胸のあたりから上しか見えないんですが、もう本体はできあがっている感じ。前にも書いたけれど、お台場の時の印象と比べて、結構小さく感じるのが残念なんですが、まぁ同じものが建つわけだから実際に現場に行けばあの時の感動が再び味わえるんだろうなぁ。

で、記事によると、北海道や九州からのツアーもあると言うことで、飛行機を使うと言うことであればやはり静岡空港利用? 到着便を見てみると、そこそこ良い感じのダイヤになっているんですよね。札幌からのANA782が11:40着、続いて熊本からのFDA112が 11:55着で、その直後に福岡からのFDA142(JAL3813)が12:05到着。ここらあたりがツアー利用の候補でしょうか。これなら、お昼過ぎに会場に到着してイベントを楽しんで夜ホテルチェックインというのも余裕を持って出来そうですし。但し、翌日の帰宅便を見ると、札幌に戻るのはお昼過ぎでちょっと午前中余裕がないかなと言うのが残念なのと、熊本便は早朝に出発するので、これも厳しいかも。お昼頃の鹿児島便を利用して、鹿児島からJRで熊本に戻るのか。福岡便は、朝、夕方、夜と3便設定されているので、やはり九州は福岡からのツアーが本命なんでしょうね。まぁ、あとはチャーター便を飛ばすとか。もしANAがチャーター便を出すなら、是非「ガンダムジェット」を飛ばして欲しい所ですね。その時にはプレミアム料金になるかも(それは困る...)。

2010年6月28日

オレオレ詐欺?

昨日自宅に、「オレオレ詐欺」っぽい電話が掛かってきたらしい。母親がでたらしいのですが、「はい、xxxxです」とこちらが喋っても無言のまま。「どちら様ですか」と言うと「xxyyさんですか?」と若い男性が、うちの名字と似てるんだけどちょっと違うような聞き取りにくい言い方で返事をしたらしい。で、再び「えっ、どちら様ですか?」と母親が聞き返すと、今度は別の男性が出てきて「もしもし、もしもし」と話し出したようですが、「どちら様ですか、切りますよ」と言うと再び無言状態になって何も言わないので、そのまま切ったらしいんですが...

なんか「オレオレ詐欺」のOJTでもやってたんでしょうか。電話番号の確認をしていたのかも知れないので「むやみやたらにxxxxですとか、こっちの名字を言わない方がよい」と言ったんですが、まぁそこは昔の人なのでそう言う訳にもいかないと反論されましたが。うちは比較的ポピュラーな名字なので、まぁそれ程実害はないと思いますが、ちょっと珍しい名字とかのうちだと、そこから色々探られる可能性もありますしね。いゃいゃ、注意しないと。

ビデオ判定

W杯の決勝トーナメントが始まり、熱戦が繰り広げられている訳ですが、ドイツ-イングランド戦でのイングランド幻のゴールとか、アルゼンチン-メキシコ戦でのアルゼンチン最初のゴールが、オフサイドポジションだったという話とか、これまでになく「疑惑のゴール」や、ゴールにはならないけれど、ハンドじゃないの(これは日本もあったっけ)というシーンもあり、審判には受難が続きます。何かのテレビ解説で、サッカーもプレーのスピードがアップしてきたので、審判もそれに追いつけない・追いつかないといけないと言っていましたが、それも確かにあるでしょうね。後、最近のテレビ中継では、ハイビジョン画像がハイスピードで録画されて直ぐにリプレーされますから、その場で全員が確認できるという事もありますし。

フットボール(アメリカンの方)でも、何度かビデオリプレーを導入して、ここ数年は定着した感がありますが、フットボールでビデオを入れるメリット、親和性の高さは、ダウン制で1プレー毎に判定できるから、導入しやすいと言うことが多いんじゃないでしょうか。サッカーでも、まぁゴール判定位はそこで一度プレーが止まるからビデオリプレーが出来ないわけではないけれど、流れを重視するサッカーやラグビーでは、そこで何分も試合を中断して結果を判断すると言うことは、生理的に受け入れられないんじゃないでしょうか。フットボール(アメリカンの方です-笑)でも、今のような1Q=15分計時ではなく、バスケットボールのように1Q=ぶっ込み30分(ランニングクロック)で4Qするようになると、ビデオリプレーも導入されない(しない? 出来ない?)気がしますし。

実際にフィールドでプレーをしている選手に取ってみれば、その1点、そのプレーが勝敗に影響するならば、なんとしても受け入れがたいかも知れないけれど、でも審判が人間の能力で判断するというある意味「妥協できる曖昧さ」みたいな範囲で試合をすると言うのは、人間がプレーをする以上必要な制限かも。じゃぁフットボール(当然アメリカンの方です)もビデオ判定は止めた方が良いのかというと、やっぱりスポーツの特殊性というか、もともとテレビを意識したルール改正をしてきた歴史もありますしね。先に書いたように、1プレー毎にレビューすることも出来るし、唯一フットボール(しつこいようですがアメリカンの方です)だけはビデオリプレーが歓迎されるスポーツになるかも。

さて、日本初の決勝トーナメント勝利なるか。今回の日本チームは、戦いながら強くなっていく印象があるので、結構行くとこまで行くような気がするんですが...

2010年6月27日

バッタもん

ブランド製品(の、偽物?)で作った「バッタもん」。このネーミングセンスの良さと、作品のインパクトは、流石関西の人ですね。ルイヴィトンとしては、本物・偽物以前に、自社の製品をこんな風に加工されたことの方が、怒る理由だったりして。

でも、確かヴィトンのテディベアとか無かったっけ。熊ならよくてバッタは駄目というのは、大人げない(マテ)。

24:00までの床屋さん

昨日は最初はどんよりとした曇り空で、これくらいなら大丈夫かなと思って散歩がてらに市街地に出掛けたんですが、途中から結構強い雨模様になりちょっと後悔。湿度の高い中歩いたからでしょうか、そろそろ切りたい髪の毛もいつも以上に鬱陶しい感じで、そういゃ床屋に行かなきゃと毎週思いつつ、つい色々忙しくて行きそびれていたことを思い出しました。で、自宅近くまで戻ってきたところで、最近出来た(改装した?)お店があったので、丁度良いやと寄ってみました。

こぢんまりとしたお店で、三つ並んだ椅子には真ん中にちょっと大柄な男性が一人仰向けになって、どうもパーマを当てている様子。結構大きなイビキをかいて寝ています(笑)。で、そこで作業していたこのお店のご主人と思われる、多分まだ30代前半か20代と思われる人がこちらに来たので「お願いできますか?」と聞くと、「申し訳ありませんが予約が一杯で、夜7時以降なら空いてますが」という返事。えっ、ほんとと思いつつ、まぁ今日でなくても良いやと「あっ、じゃまた来ます」とでようとすると、「明日なら午後1時以降なら空いてますが」とのこと。一瞬どうしようかと思ったんですが、まぁ折角は言ったから一度くらい試してみましょうかという気持ちになり、「じゃ明日2時からお願いします」と予約をして戻ってきました。

で、自宅に戻ってから予約変更やキャンセルがあったらご連絡くださいと渡された名刺を見ていて驚いたのが、営業時間の記載。「平日24:00まで」と印刷されています。えっ?本当と思って見直したけれど、ちゃんと24:00と印刷されている。うーん、そんなにあの場所でニーズがあるんだろうか。で、肝心のオープン時刻が書かれていない。お店の前の看板にも、この名刺にも「予約優先」と書かれているので、そういうお客さん専門のスタイルなんでしょうね。だから、多分予約が無ければ24:00までずっとお店が開いているわけではないと思うけれど。例えば、人通りが多い都会、横浜とか東京なんかの繁華街ならば、24:00過ぎでも人通りはあるだろうし、夜型のライフスタイルの人も多いだろうから、こういうビジネスモデルも有りかと思いますが、浜松のそれもこんな田舎の場所で大丈夫なんだろうか。まぁ、浜松は車社会だから、そういうお店があると言うことが認知されれば、多少遠くても車で通う人も居るんだろうけど。さて、今日の午後初めて試しに行ってきます。

2010年6月26日

結果がものを言う世界

W杯開催前までは勝ち星に恵まれず、岡田監督辞任論まで登場しましたが、初戦カメルーンに1-0で勝利し、二戦目オランダには0-1で破れたものの互角の試合内容を見せ、三戦目デンマーク戦では貫禄の3-1での完勝で、一気に「岡ちゃん神」モードに。まぁ現金と言えば現金なファン・一般大衆なんだけど、何か仕事なり行動を起こすときに、結果が伴わない仕事や行動は存在しないわけで、そこでちゃんと結果を出した岡田監督だからやっぱり偉い。それも、偶然相手のミスで勝ったとか、たまたま運良く点が取れて勝てたと言うような内容でなく、ちゃんとサッカーというスポーツの中でシステムを構築して、それが機能した結果の勝利だから、やはり賞賛に値しますよね。サッカーに限らず、チームスポーツに関わるものとしては理想的なパターン。

仕事で関わるPMの世界も似たところがあるけれど、スポーツの世界で特にサッカーやフットボールのように時間制のスポーツでは「試合時間」という絶対的な制限が存在するので、そういう意味ではより厳しいかも。PMだと、最後は土下座して謝って納期を延ばし貰う、と言うことも出来るし(いゃ、半分冗談ですけど-笑)。

今回のW杯サッカーの報道を見ていて個人的に好ましいと思うことが二つあります。一つは、よく日本のスポーツが陥りがちな「頑張った、結果は駄目だったが、全員が努力した」みたいな、過程重視の考え。それはそれで大切だし、例えば子供に対してのスポーツ教育みたいな場面なら必要だと思うけれど、プロスポーツの世界では通じないと思うんですよね。これまでのW杯だと、最初から目標設定が低め(決勝トーナメント出場とか)にして、試合前から伏線みたいな事を言うんだけど、今回は岡田監督自身が「ベスト4」という目標を掲げ、しかも事前の強化試合の内容が悪かったから、過程云々なんていう話がでる余地もなくそれが逆に好結果に繋がる要因になったんじゃないだろうか。まぁいってみれば、最初から退路を断って望むという最後の手段だと思うけれど。

もう一つ好ましいのは、文字通りチームで戦うために選手よりも多いスタッフが集結して、決して多くはないけれどいろいろと報道されていること。チームで戦う以上、彼らもチームの一員なわけで、そういう部分もちゃんと評価されて認知されることはとても良いことだと思います。個人競技であっても、フィギュアスケートが良い例だと思うけれど、個人の能力だけでは何ともしようがない部分は多くあるんですよね。それがチームスポーツになると、どれだけ裏方というかチームスタッフが活躍するかで確実にそのチームの能力に違いが出てきます。私は高校時代は陸上競技をやっていて、種目的には選手一人一人がそれぞれの協議に参加する個人競技なんだけど、当時の監督はチーム全員で戦うんだと言うことでそういうことをよく言っていました。で、その中でも今でも心に残っている言葉が「スタッフがよくなければチームは強くなれない。一流のチームはベンチワークも一流」という事。当時自分は足の故障でマネージャーみたいなことをやっていて(やらされていて)、まぁそういう事情もあったので余り熱心ではなかったですが、それゆえ監督からは、毎日朝・昼・晩としかられてましたねぇ。まぁ、そのお陰でチームマネージメンテみたいな事を自然に学んで、それが後々いろいろな場面で役立っているので感謝しないといけないんですけど。プロスポーツの世界でも、やはり選手にしか注目が行かなくて、それを支えるスタッフや設備という話がどうしても後回しになるけれど、プロスポーツでもアマチュアスポーツでも、選手以外の部分が実は非常に大きいと言うことが、この今回のサッカーを通じて少しでも認識されると、個人的にはちょっと嬉しい気がします。そのためにも、まずは結果、ですけどね。

iPhone4を見た

昨日は週に一回の出社日金曜日だったので横浜の会社まで出掛けたわけですが、その往復中iPhone4を複数回目撃。やっぱり、本体の周りをベルトのように巻いたアンテナは目立ちますね。一目で「あっ、iPhone4だ」と分かります。これまでのiPhone 3/3G/3GS等だと、追随した他のスマートフォンも似たような感じなので、パッと見ただけではちょっと分からないことが多いですから。で、最初に見たのは横浜線の車中。50代後半と思われる男性が、何やら盛んにタッチしたりピンチしたりと、何やらアプリを使っている様子。それを隣に座った同世代くらいの別の男性が、不思議そうにのぞき込んでいるのが印象的でした。

で、二人目は新幹線の中。通路をはさんで反対側の一つ前の席に座っている、こっちは30代位のサラリーマン風の男性が、やはり何やら画面にタッチしながらアプリを使っている様子。発売された翌日でこの状態だから、確かにiPhone4は売れているんだなと実感した次第です。しかし、Softbankの回線容量は大丈夫なんだろうか。

2010年6月25日

スカイマーク、茨城撤退

スカイマークが、この4月から就航した茨城-神戸線を9月で運休という記事。うーん、確か神戸-福岡線をやはり短期間で運休して、それを茨城にふりかえたんじゃなかったっけ。その前にも、同じようなことをやっているし、この航空会社、大丈夫だろうか。もともとHISがスカイマークを創設した時には、格安航空旅行会社(当時)のHISが自分の足を持つことでさらに魅力的なパッケージが出来るかなと、当時個人的に期待したんですが、その後いろいろあって、今ではそれなりの規模の航空会社にはなったけれど、どうも信頼性というか確証のない会社になったような...

日本勝利!

予選最終戦を3-1で快勝して、決勝トーナメント進出を決めた「サムライブルー」。うーん、良くて1-1位の同点でぎりぎり決勝トーナメント進出かなと思っていた自分としては、とってもうれしい誤算。と言っても、3:30から起きてみていた訳じゃないけれど(笑)。それでも、運良く今朝は金曜日の朝。毎週金曜日は会社に行く日であり、その為毎週5:00頃に起きているんですが、今朝は何故か少し早めに目が覚めて、テレビを付けたらハーフタイム中。「0-0か1-1位なら何とかなるかな」と思ったら、2-0でリードしてるじゃないですか。しかも、FKからの2点とどうも日本ペースらしい。で、シャワーを浴びて出てきたら2-1と追いつかれて、その後トイレに入って出てきたら3-1になっている orzライブでプレーを見られなかったけれど、まあリードして、得点を入れられてもさらに追加点を入れて、ゲームとしては十分合格点の内容じゃないでしょうか。

途中、オランダとカメルーンが同点になり、 オランダが負けると得失点差で日本の一位通過の可能性も出ましたけど、やっぱりオランダ強し。全勝での一位通過で実力を見せましたね。でも、日本は尻上がりに調子が上がっているみたいなので、次のパラグアイ戦もいけるんじゃないだろうか。南米のチームなので、個人技中心のスタイルなので、ちょっと日本の得意なシステム的ディフェンスが上手く機能するか心配だけど。今回のW杯は、ヨーロッパの強豪チーム、特に前回優勝のイタリアや準優勝のフランスが敗退するなど、波乱含みの大会になっているので、伏兵日本の大躍進も夢じゃないかも。ちょっと期待が膨らみますね。

2010年6月24日

新型スカイライナー

京成電鉄の新型スカイライナーの試乗会が開催されたという記事。京成スカイライナーは、最初にスタートした頃に数回程度利用したことがありますが、まだTCATでチェックインできた頃は、ここでチェックインしてリムジンバス利用というのがおきまりのパターンでしたし、その後はNEX利用で成田に向かうのが、横浜駅とか東京駅を利用する自分としては便利でしたからね。京成で不利だと思うのは、始発駅の上野駅が離れていることですよね。一度外に出ないといけないから、あれが大変。場所もちょっと分かりづらいし。日暮里駅も、当時は小さな駅で乗換が不便だったので、今回大改造されたのはちょっといいかも。それでも、新幹線利用者が上野や東京駅から在来線に乗り換えて日暮里まで移動し、そこからスカイライナーに乗り換えるのはどれだけの割合だろうか。

ちょっと意地悪な言い方をすると、「都心から成田空港へ36分」といううたい文句も、これは「日暮里から第二ターミナル」という意味なんですよね。上野から成田空港(第一ターミナル)だと41分、日暮里-第一ターミナルだと39分。それでも、NEXの東京-第一ターミナルの55分と比べれば、まだ15分以上早いわけだから、この差は大きいけれど、JR-京成の乗換の手間とこの15分の高速性どちらをとるかですねぇ。ちょっと微妙だと思う、個人的には。ただ、スカイライナーが20分間隔運行なのに対して、NEXは30分間隔なのがちょっとねぇ。NEXも20分間隔に増便してくれないだろうか。でも、今でも結構空席が目立つ状態だから無理だろうなぁ...

2010年6月23日

NRT-ORD-NYC (1)

勤続二十五年のご褒美である一月の休暇ですが、8月の後半から9月の飛び石連休までの一月を休むことに決定。結局仕事の予定はその時になってみないと分からないものが多いので、もう諦めました。まぁ、メールさえ使えれば最悪何とかなるので「休み」とは言いつつも、メールだけはチェックしないといけないけれど。で、休みの予定を決めてから、法事の予定が変わったりして、早くも予定が崩れつつあったりして、何度も夏の旅行の予定を作っては消して、消しては別ルートを探してとここしばらくはUAやスターアライアンスのサイトを行ったり来たり。最初は、この機会に世界一周をと思って、色々経路を作ってみたんですが、どうもアメリカ以外に興味の薄い自分は何処にしてもパッとしない感じで。それと、スタアラの世界一周チケットの場合、出発から完了まで最短10日間という制約があるんですが、休みの間に色々予定が入って、この10日間がなかなか厳しい。韓国(仁川空港)を出発点にして、日本に一時帰国するパターンにすれば、分散して旅程が組めるので何とかなるんですが、この休みにアメリカ旅行のスケジュールを入れようとすると、結果的にヨーロッパ周りでUSに入るか、USからヨーロッパを回って一度戻ってこないといけないので、それが余裕が無くてちょっともったい無い気も。

結局、今オファーしている北米向けの安い運賃の締切が23日迄と言うことで、世界一周チケットはいつでも使えるから、今だけのこっちを使いましょうと決定。今回は、去年駆け足気味に滞在したNew Yorkをもうちょっとゆっくり見てみたいというのが一番の目的なので、最初はNRT-NYCの単純往復にしようかと思ったんですが、折角ストップオーバー出来るのに使わないのはもったい無いということで帰りにSan Franciscoに寄って帰国しようと最初は予定しました。が、そのスケジュールだと帰国直後の予定とぎりぎりで、出来れば一日くらい余裕のある予定を組みたいし。で、散々迷った据えに、まぁ土地勘もあるし、New Yorkへの移動も便利なChicagoに一泊することに。これで、一日遅れになりますが明るい内にNew Yorkにも入れるので移動も便利だろうし。

で、NRT-ORDのフライトはどうしようかと、次に悩みます。まぁ一番単純なのはNRT-ORDのUA882な訳です。新シートのB744でもありますし。ただ、ORDでの入国審査が多分長くなるんだろうというのが嫌。別に接続便があるわけでもないので、長くても困りはしないけれど、それでも前回も一時間くらい掛かっていてそれが未だに印象に残っています。まぁ、それならば一番よく利用して勝手知ったるSFO線がよいだろうと言うことで、やはり新シートのB744のUA838でSFOに入り、ここから国内線でORDに移動すること。マイルもちょっと増えるし(いゃ、ほんとちょっとだけど)。ただ気になるのは、SFOでの乗り継ぎが100分位な事。まぁ、これまでもSFOでの入国審査は10分位で抜けているので、多分大丈夫だと思うけれど... でも、やっぱり直接ORDに入った方が良かったかなぁと、発券してからまた悩んでいます(笑)。

帰国便は、本当は前日に日本への直行便がある空港に移動して、当日のリスクを出来るだけ減らしたい所なんですが、帰りはその一日の余裕がありません。最初は比較的New York出発が遅めのNYC-ORD-NRTを選択する予定だったんですが、この時点で今回のチケット対象のZクラスがもうありません。じゃ、IAD経由でと一端確定。本当はSFO経由で戻りたかったんですが、そうすると早いB744のUA837に接続しようとするとJFKを朝の7:00発。遅い方のUA853だと9:00頃とまぁまぁなんですが、こっちはB777なんですよね。で、そんなことを思いながら画面をスクロールしていくと、JFK-LAX-NRTというフライトが表示されています。実はこの時迄勘違いしてたんですが、NRT-LAXはB777だと思ってたんです。でも画面にはB744と表示されていて、それなら新シートだよなと考え直してみます。しかも、JFK-LAXはp.s.便なのでちょっとゆったり出来るし、初めてのp.s.便体験も良いんじゃないかと言うことで、久しぶりのLAX発UA891に決定。で、こっちも発券してから気がついたんですが、このフライト、成田着が夕方一番遅い便なんですよね。それが嫌で、いつもは少しでも早いSFO便とかにしていたわけで、後から「失敗したかも」と後悔(笑)。まぁ、仕方ないです。どうせ一月の休み期間中なので、たまにはゆっくりと成田に戻るのも良いかも。

経路が決定したので、次はホテル。Chicagoは一泊だけと言うことと、SPGのステイ数稼ぎで第一候補でSheratonを狙って検索してみたんですが、安いレートが運良くあったので即決。これで、ChicagoはHyatt、InterContinental、Sheratonと制覇。次はHilton系か? 後は、New Yorkでの宿泊先をどうするかです。SPGの無料宿泊が1泊分あるので、やはり前回同様Sheratonにしようかと思案中。まだ二月先の話ですけど、なんと言っても夏の観光シーズンなので早めに決めないといけません。(続く...)

朝の出来事

ちょっと尾籠な話なので、お食事中の方が居たらご容赦を...




毎年この時期には会社の健康診断があって、事前にインタビュー用の用紙が送られてきます。この時に、オプション(自由選択)なんですが、潜血検査用の検便採取キットも入っていて、事前に2日分の検便を採取すると内臓失血なんかの症状が分かるという奴なんですが、まぁ手間もそれ程でもないので毎年利用しています。昔の家のトイレはくみ取り式でしたから、子供の頃は裏庭みたいなところに新聞紙を引いて、その上で排便をして検便を採取したりしていましたねぇ。最近は洋式の水洗トイレになりましたから、普通の場合だとそのまま水の中に便が入ってしまいます。以前だと、トイレットペーパーをその水の中に入れて便がその上に乗るようにしたりして、結構苦労してたんですが、暫く前から洋式便所での「やり方」を書いた紙が入るようになりました。世の中頭のよい人・閃きの人が居るもんですね。洋式便器に前後逆に座って、手前側にトイレットペーパーをしき、その上に排便して採集する方法。確かに座り心地は悪いけれど、以前のようにトイレットペーパーを大量に使って詰まり気味になる事もないし、第一採取が楽。ただ、今朝は失敗してしまいました。

今使っている洋式水洗トイレには、自動的に水洗するセンサーが付いていて、ボタンを押さなくても立ち上がって暫くすると自動的に水が流れます。いつもそれに任せているので、今朝も特に意識することなく便器に前後逆に座って排便。で、立ち上がって検便を採取しようとした瞬間... 水が流れてきて朝の成果物が流れていくぅ.... 一瞬硬直した後に、あぁ自動水洗スイッチが入ったままだと分かって慌てて切り、幸いなことに朝の便通は問題無くあるのでもう一度前後逆に座って無事に成果物Part IIをゲット(爆)。何とか検便採取に成功しました。これ、二日間分採集して金曜日に持っていかないといけませんから、明日も同じ作業をするんですが、今度はちゃんとスイッチを切っておかないと。便利さになれてしまうと、時々その罠にはまるという一例ですな(そこまで大げさじゃないけれど...)。

相撲とパチンコ

地元パチンコチェーンの一つ「ABC」。ここのTV-CMはちょっと面白いので、見る度に「にやっ」とするんですが、その中の一つ「関取編」では、関取衆が土俵の上に次々に登場して、最後は押しくらまんじゅうをするんだけど、パチンコチェーンのCMと言うことはギャンブル性も感じるわけで、昨今の相撲協会の話題を考えると、ナイスタイミングと思いつつもちょっと不味いんじゃないかとも感じられる内容。

2010年6月22日

Google Mapの写真

最近Google Mapをいじっていて気がついたんですが、日本の地図が更新されていますね。これまでは山の写真だった富士山静岡空港もちゃんと滑走路が掲載されるようになったし、なんと言っても一番驚いたのが、これまで自宅付近を最大倍率にすると「この倍率の写真はありません」みたいなタイルで埋まっていたのがちゃんと表示されること。で、その自宅の様子を見ると、私が3年前に浜松に戻って来て以降の状態が写っているので、3年よりは最近で、でも富士山静岡空港の滑走路が「使用不可」の×マークが付いているから、一年前の開港よりは以前と思われるので、ここ一年半から二年位に空中から撮影したものだろうと思われます。どういう基準で、どういう頻度で更新しているのか分からないけれど、ちょっと「やるな、Google」と感心してしまいました。

日本人の活躍

最近スポーツ関係では明るい話題が続きますよね。まずはW杯のサッカーでの日本代表チームの活躍。ムード的にも、最終戦で同じく決勝トーナメント進出を狙うデンマークとの直接対決と言うことで、深夜の放送だけど多分日本中盛り上がって翌日は睡眠不足になるんでしょうね。

で、もう一つは女子プロゴルファーの宮里藍選手。先週末の試合で優勝。初めて米国国内の試合での優勝と言うことで、やはりこれまでの優勝とはひと味もふた味も違うんじゃないかと思います。で、このニュースで驚いたのが、これでランキング一位になると言うこと以上に、宮里選手がもう25歳なんですねぇ。まぁ、最初に衝撃的にデビューして国民的アイドルになったのが高校を卒業した頃で、あれから米国に渡り最初の内は何年も苦労しても勝ち星が無くて、そのうち日本に戻ってくるんじゃないかと思っていたけれど、やっと自分のポジションを掴んだという感じ。女子プロの引退年齢って分からないけれど、仮に30歳としたら後5年ですか。その間に、どれだけの活躍を見せてくれるか。今週末には全米女子プロゴルフが開催されるそうで、ここでの活躍も期待されますが、流石にこれは厳しいかな。

しかし、藍ちゃん、25歳かぁ... 時の流れの速さを感じて、それが一番ショックだったりして。

東芝 新libretto

日本のモバイルPCの元祖と言ってもよい東芝の新製品群。中でも、"libretto"の復刻は、オールドファンの一人として嬉しい限り。しかも、単に小型軽量なモバイル端末・ネット端末ではなく、デュアル画面のちょっと尖った形で出てきたことは、これからのマーケットの反応を見ることも含めて興味深いですね。で、このlibrettoもSWキーボードを採用しているわけで、先に発売されているiPadも含めて、これからの携帯デバイスでSWキーボードが主流になるのかちょっと気になります。

いわゆるスマートフォンの世界では、そのサイズの制約もありSWキーボードと言っても10キー配列のものが殆どでしたが、これくらいのサイズになるとフルキー配列のキーボードの表示も、それ程無理なく可能になりますから。ただ、そうは言っても物理的キーボードを付属させる方が簡単出汁コスト的にも有利になると思うので、その分岐点をどの当たりに設定するか、各メーカーの思惑が気になるところ。

個人的には、キーボードはパソコン登場以前のタイプライターの名残なので、パソコン黎明期のキャラクターベースの時代には「自然」な発想だったと思うけれど、現在のGUI I/Fの祖とも言うべきWindows 3.0登場以来20年が過ぎ、そろそろ「キーボード」I/Fに関しても新しいアイデアが必要なきがします。別にキーボードを無くして手書き入力ということを言うつもりは無く、librettoのようにキー配列をカスタマイズしたりと言うことがまず一歩。将来的には、音声入力とか、あるいは今の携帯電話で一部採用されている連想入力がもっと進歩して、その人の思考パターンや言い回しパターンに行動パターンまで学習して最初の一言二言を入力するとそれ以降の文章や語句が自動的に入るようなシステムが出来るかも。

これまでのタッチパネルI/Fは、既存のスクリーン画面に表示されたボタン類をタップしてクリックするだけの機能でしたけど、今後はもっと能動的なI/Fになりそう。ただ、タッチパネルデバイスって、指の脂で画面が汚れるのが嫌だから、それが何か解決出来ると良いんだけどなぁ...

2010年6月21日

リストラの善悪

選挙の遊説で、仮にも一国の首相が一企業の経営責任者の責任に言及するという不思議さ。確かに「リストラ」「首切り」というのは、自分のようなサラリーマンに取っては、決して嬉しい話ではないし、経済活動的にも出来れば避けたい事柄だとは思うけれど、じゃ下手な「温情経営」で業績がリカバリーできずに会社そのものが無くなってしまったらどうするんだろう。と言うよりも、なぜ「日産」なんだろうか。ゴーン社長が経営再建に取りかかったのはもう何年も前の話だと思うけれど、結果的には日産の傾いた経営は持ち直して、今では日本経済を牽引する企業に戻ったわけだし。同じ自動車メーカーでも、トヨタの派遣切りとか、似たような事象の方が身近な現象なのに、何故そっちを指摘しないんだろう。さらに言えば、経営再建中のJALだって大胆なリストラを進行中な訳で、仮にゴーン社長の手法がけしからんというのであれば、JALの再建はどうするんだろう。稲盛会長に政府としては一言もの申すのだろうか。日産はクレームした方が良いんじゃないだろうか、こんなことを言われて。

「国は国民をリストラすることはできない。」確かにそうだけど、それならばまずは国会議員や省庁のリストラをもっと進めて欲しいものですよね。前首相なんかは、リストラされても(自分でしたのか)、食べるに困らない人だから何か訳の分からない事を呟いてみたり、呼ばれても居ないのに応援に地方に行ったりのんきな余生(をぃ)を送っている見たいですが、普通リストラされた従業員は次の仕事を見つけるために駆け回るのに比べれば、随分余裕がありますよね、議員は。まぁ、これまで好き勝手言ってきた人達だから、まだその時の癖が抜けてないのだろうけれど、もっと立場をわきまえるべきじゃないかと感じますね、こういう軽率な意見を見ると。

古着からエタノール

TBS系列で毎週日曜日の夕方に放送されている「夢の扉」という番組はお気に入りの番組の一つで、出来るだけ毎週見るようにしています。昨日の放送内容は、綿繊維からバイオエタノールを作るという話。大量に出回る古着を回収して、そこに酵素を作用させて綿繊維を糖質に変化させ、そこに酵母を作用させて糖発酵からアルコールを生成する技術。具体的な効率やコストには番組ないで触れていなかったけれど、一枚のTシャツからそこそこの量のアルコールが取れていた印象。今は燃えるゴミとして捨てられる事が殆どの古着を集めて大量に処理をすれば、結構実用的かなと思いましたね。この技術でなるほどと思ったのが、綿100%の衣類でなくても、使用する酵素が綿繊維にのみ反応するので、ポリエステルとかナイロンが混ざっていても、その部分は未処理のまま残り分離できること。ペットボトルの処理でも、ラベルを剥がしたりする手間があったときにはなかなか普及しなかったけれど、粉砕して自動的に分離処理出来るようになってからはかなり普及したように感じます。同じように織り込まれている何種類もの繊維質を分離して選択的に処理するのは事実上無理だろうから、こういう微生物や酵素を利用した処理というのは凄いと思います。

問題なのは、どうやって古着を集めるかで、今は大手衣料品メーカーが「ECO」というキーワードの下に協力しているようですが、場合によっては家電リサイクル法みたいな感じで、衣類の廃棄には特定ルートでの回収義務みたいなものを決めないといけないかも。それが出来れば、今回の技術は資源の少ない日本にとっても重要な産業になるかもしれませんね。

賛否はあるかも知れないけれど、古着がエネルギーになる事で衣類の回転率が早くなり、それが景気にも好影響を与えるかも知れないし。一方で、古着を継ぎ接ぎしながら大切に使って、何台も受け継いだような日本の「もったい無い」という考えが廃れていくかも知れないけれど、そういうことが必要な衣類は衣類として残るだろうし、逆に下着類やTシャツのような、消耗品的な衣類は今回のようなリサイクルに回せば良いだけだし。実際、着古した衣類は、これまではスフや汚れ拭きのような用途にしかならなかったわけだから、それを考えるとより実用的な技術開発と言えるんじゃないだろうか。個人的には、化学・生物学というような畑違いの分野の技術だけれど、かなり興味を引かれた内容の番組でした。

Adobe Contributeがうざったい

Adobe CS5 (Web Premium)をインストールして使い始めたんですが、CS3からCS5へジャンプアップしているので、ちょっとI/Fや使い方で慣れずに戸惑うところも。それでも、基本的な機能しか使っていないから、一度試してみれば何とかなるんですけどね。その中で、ちょっといらついたのがAdobe Contribute。最初のインストール時に、全部インストールしたので知らない間に入っていたという印象なんですが、これが困ったちゃん。ソフトの機能としては、まぁ簡易版HTMLエディターと言って良いんでしょうか。ソースを意識せずにソースファイルを編集して、それをワンクリックで公開(転送)出来るソフトらしいんですが、その為のアイコンがWebブラウザーやHTMLを扱えるアプリ、例えばExcelとかWordとかのツールバーに張り付くんですよね。で、張り付くだけならまだしも、登録を解除しても次の起動時にはまた復活して表示される。で、仕方ないから今あるツールバー部分に統合しようと移動しても、次の起動時には独立したツールバーに戻ってしまう。兎に角編集画面を広く使いたい自分は、この手のアイコン類は出来るだけ少なくしているので、正直邪魔。結局、このContibuteは削除してしまいました。

使えば便利な機能だとは思うけれど、使い勝手は悪いなぁ。

2010年6月20日

失礼なツアコン

今週の「金曜日の新幹線」は、プチマナー違反。行きも帰りも似たような場面に遭遇しました。まずは往路。いつものように2列席窓際に座って朝食を食べていると、がらっと空いている3列席側に4人のグループが。自分と同じ年くらいの男女4名で、一人がツアコンというかリーダーみたいな感じ。で、いかにも自慢げに「静岡までは空いているから、ここに座っていればいい」と説明しています。自由席が満席で座りきれなくて、指定席のこの車両に座ろうとしているらしい。で、3人は3列席に並ん座ったんですが、このツアコンらしき男性、立ったまま周りをきょろきょろ落ち着きのないこと。車内検札を気にしてるんだろうか。こっちは朝食を食べ終わった頃だったんですが、横で立ってきょろきょろされていると、どうも落ち着かない。で、いつもならば掛川を過ぎた頃に車内検札が回ってくるんですが、この日は浜松を出発して程なく車掌さんが回ってきました。朝食を食べ終わった自分は自分のEX-ICの控えを出したんですが、ふと気がつくとさっきまでいた4人グループが消えている。いゃぁ、ほんと気がつきませんでした。自分が控えをポケットから出そうとごそごそしているときにさっと移動したんだろうか。


かたや復路。いつものように、真ん中の席が空席であることを期待して3列席の窓際を指定。で、新横浜から乗車すると、自分が座る列で、通路側に男性が座り真ん中の席にはなにやら紙袋が置かれ窓際には20代の女性がテーブルを倒してなにやら書類らしき物に書き込みをしています。「済みませんが」と声をかけると、この男女二人組「あっ」と言ってそそくさと片付けだしたんですが、どうもちらっと見えた書類は何か旅程表のような内容。団体で席を取ったけれど、自分たちの席はまとめて取れなくて別の車両にしたんだろうか。で、本来は私の席から立ち上がると、それぞれ離れた空席に座っていったけれど、あれは正しい席だったんだろうか。いゃ、それならそれで、そこで仕事は白よと心の中で一言。まぁ、自分が座る席はまとめて3席空いていたので(新横浜から真ん中・通路側の乗客がやはり乗ってきて一気に埋まりましたが)、これ幸いと仕事に使っていたんだろうけど、ちょっと失礼なマナーかなと。この日は朝から強めの雨が降る一日でしたから、そんなじめじめがちょっと影響したのかもしれませんけど。

そういえば、東静岡に建設中の「ガンダム」、もう頭部までできあがってました。お台場で見たときには「大きいなぁ」と感じたんですが、新幹線から見るガンダムはおもちゃみたいにこぢんまりしています。周りに高いビルとかあるから、比べて小さく見えるんでしょうか。ちょっと残念でした。

羽田の国際線枠

羽田の国際線枠、米系航空会社の割り当てで、スターアライアンス系のUAもCOも割り当て無しだったので、日系航空会社ではANAが優位かなと思ったんですが、結局JAL=2/ANA=2の均等割り当てになりましたね。ANAは、HNL、LAX、BKK、SINに飛ばすらしい。個人的には、LAX便がSFO便だと嬉しかったんですが...

で、これまでチャーター便だったアジア方面のフライトも定期便に格上げされ、一気に羽田の国際線度合いが高くなりますね。まだ成田が出来る前の、文字通り「東京国際空港」時代だった羽田空港を知っている世代なので、何となく懐かしいというか昔を思い出す気分。実際に運用が始まるのが、10月31日からとのことですが、となると11月から成田のUS行きフライトは少し余裕が出てくるんだろうか。となると、年末のチケットやアップグレードも取りやすくなってくれると嬉しいだけど。羽田へのシフトで、JALが成田の発着枠を空けて、それをANAが使うと言う話もあったと思うんだけど、UA/COで新しい路線とか出来ないだろうか。

かたや、ANAが関空拠点にLCCの会社を作るという記事も。景気もちょっとずつ上向き加減になってきたので、航空業界もまた賑やかになりそうですね。

2010年6月19日

浜名湖の事故

昨日の浜名湖でのボート転落事故。中学生の女の子が一人亡くなり、何とも痛ましい事故になりました。三ヶ日青年の家は、自分も何度も子供の頃利用した施設で、あの頃は浜名湖にボートを出すような研修は無かったと思うけれど、それでも何で昨日みたいな天気の悪いときにと言う疑問が。救命胴衣を全員装着していた用ですが、転覆したボートの中に取り残された女の子はパニックで混乱してしまったのかもしれませんね。助かった命だと思うけれど、何ともやりきれないニュースです。

ご冥福をお祈りします。

消費税

菅首相が、消費税10%をまず想定して税制論議をしたいという。間接税派の自分としては、直接税を減らしてその分間接税を食料や衣類など必要な部分には低くするという条件付きで賛成。多分将来的にはUSのように15%位は行くんじゃないだろうか。只、その大前提として、やはり今の無駄をしっかり省いて全体の予算をスリムにしなきゃいけないわけで、単に手元にお金がないから集めましょうという事だけは反対。特に民主党においては、あれだけ「無駄を省けば20兆、30兆はすぐに出てくる」と言っていたわけで、その結果は未だに見えないまま。そりゃぁ、経済の変化とか不確定要素もあっただろうから、その分は差し引くとしても、あれだけ大見得を切っていた立場ならまずそれを明確にこれは出来た・出来ない・見当違いと言ったことを明確にした上で、だから何%アップしたい、それをどこに使いたいと言う話を進めるべき。

だいたい、「国民に対しての契約書」みたいなことを言っていたマニフェストにしてもぼろぼろで、前回と今回の内容はかなり違います。これがたかだか8ヶ月の間の変化な訳で、その見通しの甘さに関してはちゃんと釈明して欲しいところ。

2010年6月18日

Office2010

Microsoft Office2010が発売開始になり、また開けなくなるファイルが増えるのかなと思うと憂鬱な... (半分冗談)。一つ前のOffice2007は、斬新なところを狙うのは良いけれど、ちょっと追いついていないところがありましたからね。特に個人的に、Office2007に付属してはいるIME-2007には苦しめられたので。もう一つは「リボン」と呼んでいる、無駄に画面の領域を消費する邪魔なI/F。そうでなくても、Windows 7になってますますツールバーが邪魔になったのに、さらにアプリも余分なツールバーとかアイコンを増やして、一番必要な作業領域がますます狭くなるじゃないか、と小一時間。

今度のOffice2010は「ネットとの連携」が売り物だそうですけど、どうせWindows Live前提なんだろうから、実質的には使わないだろうなぁ。正直、信用していないので(爆!)。まぁ、このOfficeに限らずWeb連携・ネット連携を謳うのは良いんだけど、そこにアクセスしてくるユーザー管理ってなかなか難しいし面倒ですよね。単にネットにデータが置かれているとか、ネット経由でアクセスするなんていう事以前に、もうちょっと簡単で確実なユーザー管理方法って出てきてくれないだろうか。ネット経由だろうと、ローカルにファイルを持っていて配布するにしても、誰に公開するのか、誰に編集権を持たせるのか、そのあたりの設定と管理の手法をもっと頑張ってくれると、ユーザーとしては嬉しいのだけれど。

そうそう、そろそろWordとExcelとPowerPointを統合して、一つのドキュメントアプリにしてくれないだろうか。罫線を引けば、その部分が表計算機能を持ち、文章部分にオプションボタン見たいものがあって、それをクリックするとプレゼン用の資料になるとか。今でも、Excelで文章する人は多いし、Wordでレポートとか作る場合に、Excelから切り貼りするんじゃなくて、そこに直接データを入れて管理したい場合もあるし、プレゼン資料だって、一つのファイルから原典と資料とか作成できれば、幾つもファイルを準備する手間も省略出来るし。こう、アドオンというかプラグインみたいな感じで機能拡張出来れば嬉しいんだけど。

富士通・東芝、携帯事業統合

富士通・東芝、携帯事業統合と言う記事。パナソニック-NECに続く統合といっていいのかな。正直、個人的にはあまり東芝の携帯って、最近印象無いんですよね。実際、実質的に東芝側が富士通に吸収されるような形になるみたいだし。iPhoneが再び旋風を巻き起こしているときだけに、国内メーカーのさらなる統合も生まれるかも。韓国のように、サムソン+LGEという二社体制にまで集約されるかも。

ただ、国内メーカーの競争が激化して、最終的に国内メーカーが残らなくなってしまうと、FeliCaも無くなってしまうんじゃないかと、それが心配。AndroidにFeliCaかNFCを組み込んで、電子マネーや電子認証機能が標準で入ってくれるといいんだけど...

2010年6月17日

賃上げ闘争

中国で広がる賃上げ闘争の波。低コスト化を目指して、中国にあらゆる業種が進出した時から、いつかはこういう時期が来るとは思っていましたが、今回はこのコストアップの影響はどんどん大きくなるんじゃないでしょうか。一つは、過去同じように低コストを目指して海外進出しても、時間がたてばその地域・国の生活水準がアップして、それが賃金アップにつながり、さらなる低コストの地域を目指すと言うことを繰り返してきたから。さらに、そういう意味では中国という場所は政治体制や国の経済政策もあって、これまでよりも長い期間抑制されてきたと思うものの、記事にも書かれているように今は様々な情報に中国国内といえどもアクセス出来る時台になりましたから、労働者の労働意識もどんどん変化していく時代になりましたからね。いつまでも、低コストで働くことに疑問を感じないと言うことは無理でしょう。

不思議だったのは、海外メーカーの下請けで発生したような事が、他の国内メーカーには影響しないのかということだったんですが、
当局が恐れるのはストの常態化で、賃金や待遇に対する不満が政府批判に発展し、社会不安につながることだ。中国当局者は「当局の思惑を超えるストの拡大は許されない。標的は外資工場に絞られているようだ」と指摘する。
と言うことなんですね(まぁ、予想通り)。今は押さえられているけれど、今後何かの拍子に大きな爆発になりそうな気がします。自分の仕事でも、中国の製造工場、正確に言えば台湾のOEM/ODMが中国国内に持っている開発・製造拠点がビジネスで重要な地位にあるわけで、ここが先日のFoxconnのようなトラブルが定常的に発生するようになると、ちょっと(かなり)困ります。とは言っても、過去日本国内で賃金の安い地域に製造拠点を転々とし、そこから韓国に出て、それが台湾、中国と移ったわけで、時間の流れには逆らえないもの。次の低賃金製造拠点を探すにしても、それは時間を何年か先延ばしにするだけで、その分の投資だってバカになりませんし、ぐるっと地球を一周したらどうするんだという話も。

一つのアイデアとして「機械化」というのがあって、空洞化に悩む日本のメーカーも、機械化をどんどん進めて国内においても低コスト化に挑戦しているわけですが、その中でも機械化出来るものと厳しいものがあって、日本の得意な分野といえどもなかなか厳しいですしね。

個人的に象徴的だなと思うことがあって、それはUNIQLOの中国進出。元々は、中国国内の安い製造工場で大量に衣類を製造して、それを日本で低価格で売り出すというビジネスモデルだったUNIQLOが、その仕組みを中国に持ち込むというのが何か矛盾しているように感じたんですが、ふと気がついたのは、中国国内に「二つの中国がある」と思えば納得出来ます。詰まり、低コストで製造する地域と、ある意味日本以上に消費をする地域と言うこと。全社は、経済特区とか内陸部、後者は北京・上海等に代表される沿岸部等でしょうか。最近は中国から日本への買い物旅行も拡大していて、どんどん経済格差が広がっている印象は日本にいても感じます。

中国については、日本を追い抜く経済大国振りが多く報道される反面、増え続ける国内人口と拡大する経済格差、さらにはオリンピック、万博と続く大きなイベントに便乗した、いわゆるバブルも膨らみ続けていて、人ごとながら大丈夫かなと言う印象が最近特に強く感じます。今回の賃上げ闘争が、その前触れでないことを祈っているけれど...

自分撮り

最近の宇宙開発で、ささやかだけど凄いなと思うのが、いろいろな場所にカメラが設置されていて、以前なら見られなかったような貴重な場面がデータとして残されていること。例えば、ロケット打上の瞬間の発射台を移すことは以前からあったけれど、ロケット本体にカメラが付けられていて、使用済みのロケットが分離される様子が放送されたときには「特撮みたい」と思ったものです。で、このイカロスの自分撮りの写真、内蔵しているカメラ衛星を射出して、イカロスから遠ざかるときに連写していくという、ちょっともったい無い気もする撮影方法。個人的には、カメラ本体にひもでも付けておいて一定距離以上は遠ざからないようにしておけばと思ったんですが、それが絡まったりするリスクもあるからやらないんでしょうね。将来的にはプローブのような形にして、本体から必要なときに伸ばして必要な場所の撮影が出来るようになるんだろうけど、そのためにはその部分の電子的・機械的部材が増えるから、それによるトラブルのリスクも増えるだろうし。そういうことからも、ちょっともったい無い気はするけれど、今回のように使い捨ての内蔵カメラを射出して撮影する方法が、一番確実何でしょうね。バッテリーが15分程度しか持たないと言うことなので、かなり小さなバッテリー何だろうなぁ。それでも、撮影して近距離だけどデータをイカロスに送信するわけですからね。次回は、簡単なスラスターとか内蔵して、対象衛星の周りを周回しながら撮影できるようなカメラ子衛星なんていうのが搭載できると良いんですけどね。

しかし、先日のはやぶさ最後の地球の写真といい、このイカロスの太陽帆展開の写真といい、宇宙からの映像は何か心の奥に語りかける見えない力がありますね。

2010年6月16日

水道技術と森林保護

BPnetの東京都副知事・猪瀬直樹氏のコラムから、東京都の水道技術をアジア・アフリカ諸国に売りたいという話。素人の自分でも、例えば敷設箇所の履歴管理とか敷設に使用する水道管やその周辺設備技術、さらには、ここでは露水対策技術を言っているけれど、上水道技術とか治水技術等、水が豊かな国だからこそそれに関わる技術や経験にも恵まれているのは確か。日本の得意な匠の技術が、一番身近な「水」にも生かされているという話。

で、そういう技術や技能と言う部分も大切だけど、日本の場合狭いながらも国土の多くが山間地でしかもそれらが豊かな森林に覆われているという、自然水の宝庫でもあると思うんですよね。「××の水」なんて言うのは、最近では全国何処に行ってもご当地飲料水を見るようになりましたし。軟水・硬水の違いがあるから、そのまま日本の水を世界中に輸出するというわけにはいかないんでしょうけど、雨も多い日本の場合、豊かな水源に恵まれても居ると思うんですよね。だから、そういう「水資源」の手当というか養生も、もっと考えないといけないんじゃないかとこの記事を読んでいて感じます。飲み水の全部を富士山のわき水で賄うわけではないけれど、そういう自然がちゃんと確保されていればこそ、全国の河川の水質も担保されて社会の中で使う上水道の品質も確保されるわけですから。

一度に全部は出来ないし、全部を解決するだけの力(人・物・金)も無いのは事実だけれど、全体を見ているつもりでもさらに一方白に引いてさらに広い視野の中で考えてみないと、なかなか本当の意味での「解決」というものには繋がらないなと、自分のささやかな経験からでも感じます。ハードとしての水道技術に、ソフトとしての森林保全みたいな組み合わせが、自然破壊がややもすると優先されるアジア・アフリカ以外の国にも必要なんじゃないでしょうか。

アムロ飛びます

ANAが「ガンダムジェット」を飛ばすという記事。当然、この7月から実物大ガンダムが公開される、静岡にも来るんだろうなと思ったんですが、このガンダムジェットはB777-300に塗装するらしい。ANAが静岡に飛ばしているのは、B737-700でオペレーターもANKだから、こりゃ定期便では飛んできそうもないですね。でも、ガンダムジェットでガンダム見学ツアー、なんていうのをやったら、結構全国的に受けそうな気もするけれど...

やっぱり、ガンダム像は、東静岡から空港の横に持ってくるですね。結構効果的な空港振興策になったりして(笑)。

2010年6月15日

一月休み (3)

いろいろスケジュールを見て、結局後にすればするほど選択肢が無くなる訳なので、この夏休み期間中に取得することに決定。9月後半の飛び石連休まで、8月の後半から一月お休み。本当は、8月にUS旅行を入れて、9月は国内旅行と、フットボールの試合サポートという予定だったんですが、休み前の予定だった家族の法事が一週間遅くなってしまったために、8月に予定していたUS旅行の予定も替えないと。いゃ、危なかったのは、昨晩「はやぶさ」帰還祝いで一気に予約しようかと思ったんですが、まぁまて、まだ計画を練ろうと考え直したのがよかった(笑)。キャンセルが効くホテルはすでに押さえているんですが、これも取り直しですね。9月のはじめのNFLキックオフに間に合いそうだから、どこか見に行こうかなぁ...

後、9月の休み中は平日にあちこち旅行して、FFPとFSPのポイントを確保する予定。年末にかけて、仕事関係で休みが取れないかも知れないので、今のうちにFFPのEQMを稼いでおかないと、来年のUA MP 1K確保も出来なくなりますから。真面目な話、今年は最後の最後に修行の度に出ないと1K確保は無理かも。修行とは言え、出来るだけ短い距離で何とかしたいから、この9月にはUAのアジアデビューするかも。ありがたいことに、先日出た夏のボーナスは予想よりも多くて、ブルーレイでも買おうかと思ってたんですが、このままでは旅費に消えそうです(笑)。

はやぶさ、還る (2)


YouTubeに登録されている、NASAが撮影した「はやぷさ」再突入時の映像ですけど、なんか見ているだけで切なくて泣けてきますね。少し先行する再突入体の輝線を追いかけるように走る本体の輝きがどんどん明るくなって最後に分解消滅するシーンなんて、もう自分の最後の力を振り絞って未来を託すような光景です。

再突入体も、ちゃんとパラシュートも展開し、今のところ無傷で回収されたみたいですし、その本体を高熱から守ったシールドも発見されて、これだけでも科学技術や工業技術的試料として重要なんじゃないでしょうか。そういう素材も素晴らしいけれど、個人的に感心したのが、もう7年もずっと真空の中にあって、今回の再突入最大の課題と言われていた、「はやぶさ」本体から再突入体を大気圏突入前に分離するバネがちゃんと動いて、さらに再突入時のカバーを分離する火薬も発火し、さらにさらに、7年間ずっと畳まれたままのパラシュートがちゃんと展開してしかも問題無く回収カプセルを地上に降ろしたという、言ってみれば「アナログ」的な部分が信頼性を損なうことなく機能したところ。日本の技術力の「匠」の部分が、最後の最後に活躍した感じですよね。

これで、回収したカプセルの中に小惑星「イトカワ」の試料が少しでも入っていたら... その時民主党は、17億円から3,000万円まで減額した「はやぶさ2」関連予算を復活させるんだろうか。

日本勝利

W杯予選リーグ、まさかと言っては失礼ですが、日本はカメルーンに1-0で勝利して、海外での予選では初めての勝利。もうちょっと試合開始が早ければTV観戦したんですけど、夜の11:00のキックオフではちょっと厳しい。FKとかCKとかのセットプレーからじゃなくて、流れの中からボールをセンターに入れて、それをFWの本田がゴールに蹴り込むという理想的な形。後半得点がなかったことは残念でしたが、ディフェンスも最後までゴールを守り抜き勝利を勝ち取ったのは十分合格点。これでやっとW杯も盛り上がりそう。

いゃぁ、はやぶさの帰還といい、W杯の勝利と言い、やっと明るい話題が続くようになりましたね。これで景気高揚となれば、言うこと無しなんだけど。

2010年6月14日

はやぶさ、還る

昨晩は予想はしていたけれど、JAXAのサイトはもう機能停止状態でアクセス出来ませんでした。でも、一般紙にも回収カプセル分離成功の記事が夜の8時頃には掲載されていたので、取りあえず最終ミッションである「帰還成功」は出来たかなと思いつつ就寝しました。で、朝起きて早速色々ニュースを漁ってみると、パラシュートも展開したし回収用の信号も発信されたし、さらには回収班のヘリコプターでカプセルを視認確認したなんていう記事もあって、最後はもう100%パーフェクトな結末ですよね。これで、カプセルに砂粒の一つでも入っていれば大成功なんですが、その結果が出るにはまだ半年くらい必要と言うことで、ちょっと待ちきれない気分。

考えてみれば、7年前に打ち上げた人工衛星だから使われている技術は10年以上前のもの。本当に気の長い話だと思うけれど、それが宇宙探査のタイムラインなんですよね。どうもスタートレックとか見過ぎていると、パッとワープしてあっという間に何処にでも到着している気分になってしまうけれど、現実はやはり光速の壁突破は不可能なんだろうか。「はやぶさ2」の計画はあるものの、例の仕分けの影響で今年度の予算は3,000万円(?)位とか。元々の予算は17億円だったそうですけど、何とか復帰して貰えないだろうか。子供達に夢を与えるという意味で、子ども手当から少し回して貰うとか。でも、それをやると最近よく見る「子ども手当便乗ビジネス」みたいで顰蹙ものか...

しかし、はやぶさが最後に撮影した地球の写真、軌道の関係で全データ転送出来なかったのが残念ですけど、何かはやぶさの最後を想像させるような悲しみとも、最後に中を見ることが出来た喜びとも、いろいろな感情が湧いてきます。縦に走る白線のノイズすら、何かはやぶさの泪のようにも見えて、この写真一枚だけ見ても泣けてくる...

燃油サーチャージアップ

JALは据え置きを決定した燃油サーチャージですが、ANAは値上げを決めたようですね。8月1日からの発券分からなので、これで夏休み期間分のチケット発券が加速されるかも。ちょっと予約状況とかこまめに確認しないと、まだあると思っていたチケットが直ぐに無くなってしまうかも。

2010年6月13日

はやぶさ帰還 (2)

今日は、いよいよ「はやぶさ」地球帰還の日。カプセルの分離と回収に注目が集まりますが、さらにJAXAでは最後にこんなプランを考えているらしい。「最後に地球の姿を見せてやりたい」という部分は、完全に「はやぶさ」を擬人化した感情ですよね。日本人らしいと言うか、浪花節的と言うか。で、仮に地球の撮影に成功して、その写真が公開されたら、多分MAD制作者の99%は、あの沖田艦長の名台詞「地球か……何もかも皆懐かしい」を被せてくるでしょうね。

さて、無事に「はやぶさ」は任務を完了して、本当の流れ星になってしまうのか、今晩はJAXAの中継で寝られそうもありません。

Adobe CS5の無償アップグレード (3)

CS4からの無償アップグレードリクエストをしていた、Adobe CS5のパッケージが届きました。本当は64bit環境に移行してからインストールする積もりだったけれど、待ちきれなくて今のデスクトップ環境(XP Pro SP3)に入れてしまいました。まだいじるところまで行かないけれど、これまで使っていたCS3と比べるとI/Fや機能が結構違っていて、慣れるまで時間が掛かりそう。でも、アプリの起動・終了は、これまで使っていたCS3と比べて、かなり改善されてストレスが無くなりました。これだけでも結構大きい変化ですね。

しかし、CS5のパッケージは全部紙箱になったけれど、サイズはこれまでのCS3/CS4と比べると少し大きくなりましたね。今手元には、CS1/CS3/CS4/CS5と四つパッケージが並んでいるけれど、だんだん箱が大きくなる(笑)。

2010年6月12日

キャミソール大臣

それが自分の趣味ならまだ許せるが(をぃ)、なんで政治資金でキャミソールやらマクドやら音楽CDやらマンガやら買って「問題ありません」と言い切れるんだろう。例えば、これが普通の会社で会社の経費で購入しました、なんて言うことだと、速攻で経理からパンチが飛んでくるんだけど。それに、最初に記者から質問されていたときに、なんかへらへら笑いながら答えていましたよね。あの映像は、正直見ていて腹が立った。これが新人一年生議員が、浮かれてやっちゃいました、みたいな話なら、まぁ百歩譲って「お前、もうちょっと勉強しろよ」でも済むかも知れないけれど、少なくとももうベテランの域に入る議員が、しかも「国家戦略担当大臣」という重要ポストに座っている人間がああいう態度でいいんだろうか。お金の使い道以上に、あの不謹慎な態度の方に個人的にカチンと来ましたね。批判も大きかったのか、その後の記者会見の場では神妙な態度でもう一度謝罪していたけれど、あれが普通なのであって何か勘違いしている雰囲気しか感じられませんね。

以前自民党が、この手の疑惑利用で揉めていたとき、民主党はちゃんと弁護士がチェックしていて問題ありませんと言っていたけれど、結局それも無責任な発言だったと言うことなんですよね。自民時の時には、お金に汚いという不満があって、それも含めて解決してくれるだろうと民主党には期待している部分もあったけれど、結局「同じ穴の狢」と言うことしか分からなかった。まぁ、党を指導している人が、古い自民党の生き残りなんだから仕方ないというか...

イカロスの翼

金星探査衛星「あかつき」と一緒に打ち上げられた、太陽ヨット「イカロス」。無事に太陽帆の展開も完了して、いよいよ太陽光を受けて金星への旅へ。「太陽ヨット」なんてSFの世界だけの話だと思ってましたが、とうとう現実になるんですね。ちょっと疑問だったのが、「どうやって進路変更するのか」と言うこと。海上のヨットならば、帆の向きを変えて風を受ける方向を変えれば、向かい風の中でもジグザグ走行で進むことも可能ですけど、イカロスの場合単純に帆が広がっているだけなので、そういうことは出来ないはず。太陽光を受けて前進するだけなら単純だけど、それだけでは太陽系から飛び出すだけで実用的ではないし。

で、JAXAのサイトを見ていて理解しました。帆面に液晶部分があって、ここを操作して反射量を変更して方向を調節するんですね。アイデアと言えばアイデアだけど、もしその液晶が故障したらどうするんだろう。ある程度冗長度は高くして、一部が動作不良になっても補完できるようにはなっているんだろうけど、宇宙航行中に部品交換するとか出来ないし。かといって、機械的な部分を組み込んでしまうと、まずはその部分の信頼度が低くなるだろうし、さらにそれを駆動するために大きなバッテリーが必要になるだろうし、ちょっと推進力が小さな宇宙ヨットには向かないでしょうしね。

イカロスの帆のCGを見ていて思ったけれど、こういう薄膜に色々回路を構築するのは、日本の得意な半導体製造技術にも繋がっていそうなので、さらにアイデアが出てくるかも。個人的には日本も有人宇宙探査を、とは思うけれど、「かぐや」「はやぶさ」「イカロス」と、日本の得意技術で無人探査を成功させているので、この方向で日本独自の宇宙探査技術の発展というのもいいかも。でも、一度で良いから宇宙空間にでてみたいですね、スタートレック世代としては...

時刻間違い

今週の「金曜日の新幹線」シリーズ。往路はいつもと変わらない朝の新幹線。でも、G.W.も終わり6月に入り、少しずつ車内の混雑度も増してきた感じ。これで、夏休みシーズンに入るとほぼ満席の状態が毎週続いて、それが秋口になると少し減って、さらに年末にかけて混雑して... という年間の増減が始まるんですよね。で、事件は復路で(笑)。

いつものように新横浜駅に到着し、夕食代わり兼酒の肴のお弁当と、この日は蒸し暑い日だったのでつい缶ビールに手が伸びて、モルツといつものサントリーの水割り缶をキオスクで購入して下り線のホームへ。最近は2列席側ではなく、真ん中の席が空席になりやすい3列席の窓際(通路側は落ち着かないから)を帰りは指定しているんですが、この日も18番のAという席を指定。で、お弁当片手に車両に乗り込んでいくと、その18番Aの席には品の良さそうな初老のご婦人が座っています。このパターンでよくあるのが、座席番号の列を間違えている事。「済みませんが」と声を声を掛けると、ちょっとビックリしたようにでも「私も18番のAですが」と返されます。

あれ? EX-ICが間違って二重発券した? 実はEX-ICを使い始めて暫くした頃、東京駅から乗車するときに一つ速い新幹線に間に合いそうだったので、改札口の前で変更して飛び乗ったことがあります。この時、偶々タイミングが悪かったせいか、私が座っていたらその席を予約していると言う別の人が現れ、車掌さんまで呼んで切符を確認したんですが、どちらも同じ席。結局先に座っていた私がそのままその席を使い、跡から来た人は別の席に車掌さんが誘導していましたが、直前に指定を変更した私はちょっとばつの悪い思いをしました。ただ、今回はそんなことはしていないし、いつもの癖で乗車する前に駅のホームで新幹線の号車と座席を確認していますから、間違いないのは事実。で、相手の切符を見て発見。このご婦人、東京駅発のチケットをお持ちだったんですが、東京駅の発車時刻が17時台になっています。この時私が乗車した新幹線は新横浜を19時台に発車するものなので、どうも「夕方7時」と印刷されている「17時」を勘違いされた様子。ちょっと申し訳ないのですが、こちらも困るので「号車が違っているようですが...」と言うと、暫く自分のチケットを眺めて「あっ!」と気づかれた様子。

そそくさと荷物を取り席を空けてくれましたが、これが酔っ払ったサラリーマンなんかだと「けしからん」と起こりますが、無効の間違いとは言えこういうご婦人で丁寧に対応して貰うと、ちょっとすまない気持ちになりますね。実は、自分も同じような間違いをナンドカしそうになっていて、よくあるのが2時台(14台)だと思っていたら、16時台で予約していたこと。これは、早めればいいので影響は小さいけれど、時々指定が取れないことがあるのが困りもの。で、今回のように、自分では夕方6時台だと思っていたら16時台で指定を取っていたことが一度あって、この時は丁度東京駅からの乗車だったから自由席の空席に何とか潜り込みましたが、ちょっとショックでした。一般の人にとって、24時間制は間違うこともあると思うけれど、自分の場合は仕事では全部24時間制を使っていてなれているはずだったから。あれ以来、新幹線のチケットはEX-ICを使っていることもあるので、頻繁に確認するようにしています。

2010年6月11日

帰還

昨晩のNHK「クローズアップ現代」は、この日曜日に迫ってきた「はやぷさ」帰還の話。もう、始まって5分もたたないうちに、おじさんは涙腺ウルウル。すでに、いろいろなMADがYoutubeやニコ動に登録されていて、それを見るだけでもこの7年間の波瀾万丈具合はよく分かるけれど、いゃ、本当、よくもここまで帰ってきたな、と。「はやぶさ」を擬人化して、OVAの一本や二本出来るんじゃいか。真面目な話、「はやぷさ」に国民栄誉賞をあげたいくらい。

でも、ほんと、こうスペースシャトルでも軌道に打ち上げて、本体を回収したいですよね。オーストラリアに来るであろう回収カプセルも重要だけれど、これだけの苦労をして旅をしてきた「はやぶさ」本体も何とか保存して、100年後200年後に、「あの頃は、そんなことをやってたんだよね」なんて言われたら... だって、ほんの50年ほど前には、人工衛星を宇宙空間に打ち上げるなんて言うことは、国の威信をかけた国家プロジェクトだったわけですが、今では大学生や民間企業が人工衛星を開発してちゃんと運用する時代なんですからね。

例え砂粒一つでも良いから、帰還した回収カプセルの中にあることを祈って...

ひかりはギガへ

うーん、見落としていました。今契約しているIPS-Plalaで、いつの間にかNTTフレッツの1Gbpsサービス対応が始まっていた。フレッツ光で、1Gbps(ベストエフォート)が使えるのは結構前に知っていましたが、残念ながら対応するプロパイダーが少なくて、それで諦めていたもの。特に、今使っているPlalaは、まぁ良くも悪くもないので変更しても良いんですが、一応NTT系だから相性というかそれなりの安心感はあるんですよね。今のフレッツは、仕事(在宅勤務)で80%、プライベート20%という感じで、何GBというファイルを普通に扱うので、出来るだけパフォーマンスはでて欲しい。うーん、どうしようかなぁ。先日解約したWILLCOMで浮いた分を回せば、お釣りが来るくらい何だけど...

自宅の周りは、最近開発されてきてはいるけれど、いわゆる「田舎」ですからね。もし契約したら、ほぼ1人で1Gbpsを独占できるんじゃないだろうか(笑)。うーん、うーん、うーん、どうしよう... 悩むなあ...

バンコクへ行こう

UAからのDMで、バンコク行きが20,000円からというオファー。燃油サーチャージ、税金等を含めて3万円強。色々あったバンコク便なので、底上げしようとしてるんだろうか。ささやかな野望(笑)として、日本から出ているUA便は全て制覇してみたいと思いつつも、あまりアジア方面には意欲が湧かない.... よくバンコク発券の話は聞くんですが、そこまで時間と手間とお金をかけて迄、というのが正直な気持ちなんですけどね。

で、アメリカ行きのビジネスクラスのオファーも、ちょっと期間延長されましたね。売れ行きが芳しくないんだろうか。でも、もうZクラスが無いフライトが結構あるんだけど... 昨日も、アーでもないコーでもないとスケジュールや経路を色々変更してチケットを物色してたんですが、そろそろ決めないとこのチケットも無くなりそう。うーん、やっぱり仁川経由にしてみようか。先日の関西空港利用もあるので、今年は成田以外経験で通すというのも... でも、わざわざ無用なトラブルを招くような真似をしなくても良いし、悩ましい所です。

2010年6月10日

楽酷天

日本の楽天と中国の検索大手百度の合弁会社、中国での「楽天」の名前が「楽酷天」になったという記事。日本語的には余りよい意味とは言えない「酷」と言う文字が間に入っていて、日本語と思うとちょっと変だけど、日本のカタカナのようにその音似合わせて文字(漢字)を当てはめる中国的な発想なら、これでも違和感はないんでしょうね。記事では「酷には英語の"Cool"という意味がある」と書いているけれど、それも"Cool"の当て字(当て漢字?)から来ているだけではないだろうか。

日本の地名や商標名が、同じ漢字圏である中国で登録されて騒ぎになったりしますが、今回の「楽酷天(らくてん)」は名を捨て、実(音)を取ったという意味で一つの解決策かも。もっとも、本当にグローバル化を考えるならば、多少発音やイントネーションは違っても、そのブランドの「言い方」は不変なわけで、そうなると「音」の部分をいかに生かして守るかと言う方が、中国においても結果的に有利になるんじゃないでしょうか。とは言っても、全てが全部そういう戦略をとれるわけではなく、やはり競合する名称は発生するでしょうから、先の先を考えた名称戦略は重要ですね。

そういえば、話題の"iPad"も、すでに中国では商標登録されているそうで、中国での発売はどうなるんだろうか。USでは富士通が持っていましたよね。これは「円満解決」したとのことだけど。まぁ、Apple/富士通なら「大人の契約」が出来そうだけど、Apple/中国となると...

解約

昨日は悲しい決断を一つ下しました。と、言うほど深刻ではないけれど、もう10年以上も契約して使っていたWILLCOMを解約することに。理由は簡単で、これまではデータ通信用にずっと保持していたんですが、もう一年以上も利用実績が無く、事実上毎月の利用料金を寄付する状態が続いていたから。個人的には愛着のあるキャリアーで、実は初めて購入した携帯電話(PHS)が、DDIPocket(当時)のPHSだったんですね。その理由も、「2000年問題対応のために、1999年末から2000年新年までは待機して、いつでも連絡が取れる状態でいろ」という会社の指示から、まぁそれならばと買ったもの。

当時、営業職とかで外回りが多い人間は携帯電話を持っていたけれど、今のように1人に一台以上なんていう状態では無かった。しかも、月の利用料金も高かったし、なかなか個人で持つにはちょっと理由が必要だった時代です。で、当時NTTはmovaの携帯があったんですが、音声品質が悪いんですよね。それに比べて、PHSは音声品質は良かったし、そのままダイヤルアップでデータ通信も出来たし、料金も安かったし、非常にお得でした。そんなこんなでPHSを使いだし、でもその後音声通話はdocomoのFOMA携帯に変わったけれど、PHSはデータ通信カードに買い換えて、PCMCIA、USBと二台更新してきました。でも、今ではちょっと探せばWi-Fiのポイントが大体捕まりますからね、ダイヤルアップの必要性は殆ど感じなくなりました。

それでも手元に残してきた理由は、予想されている東海大地震とかの災害時のバックアップ回線になるかなと思ってたんですが、結局PHSよりもFOMA等の3.5G回線の方が早くなってきたし、さらにパケット定額制もサービスされているから、それならdocomoに集約して契約とか見直してコストダウンも考えようかと。PHSは契約していたコースの関係もあって、約4200円/月と結構多かったですからね。

もう一つ、Wi-Fi利用が中心になりつつあるので、その契約やオプションを見直したいと言うことも。これは、利用出来る場所(AP)が一番カバーされているキャリアー一つに絞れれば良いんですが、今はなかなか無い状態。このあたり、ちょっと調べないといけませんね。自宅のFTTH用に契約しているぷららにもWi-Fiオプションがあるんですが、これが結構高い。今使っているのは、ヨドバシカメラのWireless Gateで、これは実質YahooBBのみのサービス。以前は11bで使い物にならなかったけれど、最近は11gになって使えるようになってきました。ただ、YahooBBだけだと、使えない場所が結構あるんですよね、JR/地下鉄の駅とか。どこかに何処のキャリアーのどのサービスがどのエリアをサポートしているかをまとめた、一覧表みたいな物は無いだろうか。docomoのmoperaに集約するのが、一番良いのかな... 悩みます。

2010年6月9日

最少不幸の内閣?

昨日から菅新内閣の発足ニュースでメディアは一杯ですが、今朝見ると早くもきしみというか不整合みたいなものも見られますね。一番大きいのは、あれだけ鳴り物入りで厚生大臣になった長妻氏が、子ども手当26,000円満額支給は無理かもと言い出したこと。いゃ、そんなことはもっと前というか始まる前から言われていたのに、これだけ世間を煽っておいて何を今更というか。まぁ、それが民主党らしいと言うか。さらに、荒井行政刷新相の事務所費問題も狙っていたように出てきたし。

で、「最少不幸社会」という聞き慣れない言葉がどうも耳に残るというか、どう解釈したらいいのかと。以前から言っていた言葉のようですが、正直今回聞くのが初めて。これまでの「最大幸福」という自由拡大の考えから、「最少不幸」という規律厳選みたいな方向に行くんだろうが、最少不幸実現のために最大財源支出にならないか、それが心配。

何れにしても、9月までの3ヶ月の内閣だし、参議院選挙の結果が良くても悪くても、少なくとも内閣改造、悪ければ再び首相が交替することもあるわけだし、取りあえず国家運営のために人を揃えました(多くは再任だけど)という印象ですよね。ただ、菅さんのあのしゃべり方はもう少し何とかならないだろうか。鳩山さんの時には、いつ見ても目が泳いでいて言葉もなんか口から出て直ぐに消えてしまうような空虚な意味不明なものが多かったけれど、菅さんはこうマイクに被さるようなボソボソ言う言い方も何とかして欲しい。

何れにしても、国民にとって最少不幸内閣になって欲しい所です。そういえば、鳩山元首相は、結局辞任会見も何もなく、あの両院議員総会でのよく分からないスピーチを最後にどこかに飛んで行ってしまったようですけど、これも一国の責任者としては無責任な態度ですよね。あれは、確かにテレビ中継は入っていただろうけれど、あくまで民主党議員への話であって、首相として何故辞任するのか何が理由なのか、公で話をせずにそのまま終わるわけですから。まぁ、意地の悪い言い方をすれば、金持ちぼんぼんの気まぐれ・我が儘、みたいな気もする後味の悪い幕切れですよね。

2010年夏モデル

iPhone4の影に隠れてしまった形になりましたが、SONYNECLenovo等PCメーカーから一斉に夏モデルが発表。「夏モデル」というよりは、Office2010モデル、と言った方がいいかも。特にプラットフォームの変更があったわけでもないし、OSが変わるわけでもないし、一番の変化はOffice2007がOffice2010になる事ですからね。そういう意味では、特にOffice2010が必要でなければ、一つ前のモデルが安くなったところで購入する、というのは美味しいかも。実質的に、Office以外は内容に変わりなく、でも旧モデルということで価格は下がるでしょうから。甘いかな? (笑)

一月休み (2)

まだ具体的な日時までは決めてませんが、どうも早めに休みを取らないと今年後半は色々イベントがあって休めそうもないので、この夏前後の期間に一月休みを取ることに決定。とは言っても、どこから何処にするかは難しいですね。今のところ、9月後半の飛び石連休も利用して、8月後半からその連休終了まで一月休もうかと考えているけれど、去年の予定を見てみると結構この間に仕事が入ってるんですよねぇ... 例年、お盆の休み明けにがーっと集中して、それが9月まで引っ張られるという感じで、そういう意味ではもしかするとピーク二なりそうな予感も。ただ、それを逃すと、10月から来年2月まではもう余裕がないので、来年3月ぎりぎりに休む? でも、寒い時期にあまり旅行したくないし。

で、ここのところ航空券の状況を毎日見てるんですが、例年以上にチケットの捌け具合が早い気がしています。8月は燃油サーチャージが再び上がるという話もあるし、これは早めに発券しろという暗示なんだろうか。今回は、あまりEQM稼ぎのことは考えず(笑)、New Yorkへの単純往復か、精々1 S/O位と思っているので、とっとと発券しても良いんだけど。いゃ、世界一周旅券も考えたんですが、結局US以外余り行きたい場所がないことと、やっぱりヨーロッパを回ってまた火山噴火とかでトラブルと嫌じゃないですか。あと、まとめて10日以上もぶらぶらするための予定が一月休みでもちょっと取れそうもないし。途中中断して、つまみ食いみたいな旅程も考えたんですが、それはそれでまた面倒だし。何れにしても、こうやってあーだこーだ考えているときが一番楽しいかも。

2010年6月8日

立つ鳥跡を濁さず

「立つ鳥跡を濁さず」と言うことわざがあるのに、「鳩」山さんは何も言わずに去る様子。もっとも、最後に何か言ったら、また支離滅裂な話になり、結果的に「跡をますます濁して」しまうから何も言わなかったりして(マテ)。新聞・メディアでは、鳩山・小沢の「小鳩退陣」により、全てが解決したようなトーンが目立つけれど、責任を取って辞任したとは言え、それでこれまでの疑惑が許される訳じゃないですしね。毎月1,500万円にも及ぶ「子ども手当」の使途も不明だし、土地転がしの実態だってまだちゃんと説明して納得出来る状態にはなっていないし。

新政権への期待と言うよりも、政府への一番の期待はなんと言っても「景気対策・景気向上」。景気が良くなり、経済が回り出せば、雇用問題にしても、歳入問題になしても、100%ではないけれどかなりいろいろな問題や懸案事項が改善するわけですしね。ただ、そのためには日本だけ景気が良くなっても規模が知れているから、世界の景気が上がるようにしないといけないわけで、そのためにはさらに難しい問題が山積みな訳で、9月までの選挙管理内閣では期待薄なのも確か。

でも、良いですよね。失敗して支持率が下がっても、看板をすげ替えればお客さん(=国民)の支持率が上がるわけですから。実際の仕事では、そんなことは絶対無いですからね。トラブルで責任者が交代したら、逆にそれまで以上に厳しいスケジュールとか条件を突きつけられて、「さあどうする」と迫られるのが常ですし。それを考えると、政治の世界はなんて楽なんだろうとつい思ってしまう。でも、こんどの首相、短気で瞬間湯沸かし器な人だから、ちょっと追求されたら「ばかやろう!」とか言って、そのまま解散しそう。あっ、そのためにも、国会延長はしなかったりして。

今回幹事長が交代して、二人候補を見直すという話があったけれど、地元静岡でも県連推薦の候補者と二人目の候補者が予定されていて、元々は票の分散をいやがって1人に絞りたいと言うことをずっと言っていたから、あの二人目の女性候補はどうするんだろう。会社とかももう退社してるんだろうし、これで当選どころか立候補も取り下げなんて言うことになったら、裁判沙汰になるかも。止めた本人はプレッシャーもなくなり、お金にも困っているわけでもないからさばさばしてるんだろうけど、一連の騒動に巻き込まれた人達に取っては良い迷惑以外何者でもないでしょうね。ジェット機の広報乱気流じゃないけれど、鳩が飛び去った跡の片付けには、色々苦労しそう。

iPhone4登場

iPhone4が発表されましたね。軽くなって、画面解像度がアップし、内蔵カメラ機能もアップ。確かに良いんだけど、これでFeliCaが入っていたらなぁ... 電子マネー対応なら、即買いなんですが...

今度白戸家のお父さんが選挙に出馬するみたいだけど、それとこの新機種はどういう風に結びつけていくんだろうか。まさか、日本を替えなきゃ=iPhone4なんていう単純な図式じゃないだろうな?

2010年6月7日

I-94W廃止へ

知らない間に、こんなニュースがでてました。

"Secretary Napolitano Announces Elimination of Paper Arrival/Departure Form to Streamline Secure Visa Waiver Program Travel"

US入国時にいつも記入していた緑の申請用紙"I-94W"が、今後不要になるという話。LAXでトライアルをしてたんですね。まぁ、ESTAがスタートした時に、順次I-94Wを廃止すると言うことは言っていたので、そういう意味では結構時間が掛かったかなという印象も。とは言っても、通関用紙の記入はまだ残るから機内で酔っ払って寝てしまう前に必要書類の記入を忘れないようにしないといけませんが、日本に入国するときと同じくらいの手間にはなるわけですね。

まぁ、これまでの用紙にしても、どれだけ見てるんだという気持ちはあったから、あれは単に用紙番号をコンピュータに入れて、出国したときにその番号の半券が確認されたならOKと言う程度だったんじゃないかという気もします。と言うか、ちゃんと航空会社から半券が渡っているんだろうか。結構取り忘れてそのまま日本に帰国してしまった、という話も聞きますし。一昔前ならいざ知らず、今ではオンライン化されてエアチケットから出入国管理まで一括して行えるので、出入国管理もクレジットカードサイズのパスポートカードをSuicaのようにタッチして、その後指紋認証して登録されているデータと一致したら入国OKなんていう手軽さにならないだろうか。まぁ機械的に判定できない「好ましからざる入国者」を判別するために審査官がいるわけで、逆にインタビューはちょっと厳しくなるかも。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

二月ぶりの横浜シェラトン。横浜駅の近くで夕食を取ろうと、まずは最初に26Fのクラブフロアーでチェックイン。SPG Platinumの特典で、このホテル2Fにある「コンパス」で朝食ビュッフェを食べることが出来たんですが、この5月から7月まで閉鎖されて改装中。その代わり、ロビーラウンジ「シーウインド」と場合よっては3Fの中華料理「彩龍」で、朝食を取れるようにしているらしい。「内容はどちらも殆ど同じですから」とラウンジの女性スタッフの方が言っていたけれど、中華料理店の方がおかゆとかあるんだったら一度試してみたい気持ちも。

で、今回は23Fのデラックスツイン。「ダブルかキングのベッドが良いのに」といつものように心の中で愚痴を言いながら23Fに降りて部屋に行くと、ここ以前にも泊まったことがあるなぁ...

そうそう、この窮屈なトイレの配置で思い出しました。丁度一年くらい前かな、同じ間取りの部屋に泊まっています。フロアーは一つ下だったみたいですが。

このトイレ、トイレのドアが横にスライドする方式なら良いんですが、内側に開くので、トイレに入るときも窮屈、ドアを開けて出る時も窮屈という構造。スライド出来ないなら、外側に開けばいいんだけど...
荷物を解いて、ちょっとメールチェックをしてから、この日は食事をしに外に出掛けました。まぁ、国内でも屈指の繁華街横浜ですから、お店は星の数ほどあるけれど、男1人でちょっとお酒を飲みながら肴を摘みたい、というニーズにあうお店はなかなか。結局駅前の高島屋のレストラン街のお寿司屋さんに入りましたが、結構混雑していてざわざわして落ち着きませんでした。

で、ホテルに戻って少し飲もうかと3Fのバーに行ったんですが、ここ、この四月から神奈川県では禁煙条例が始まっていますが、その中で数少ない禁煙可能なお店なので、以前よりも煙たくなって居る。煙いのと混雑しているのと、スタッフも忙しいのか見当たらないので、早々に退散。で、この頃には21:00近くだったので、そろそろ28Fのスカイラウンジも空いているだろうと上に上がったんですが、どうも何かの二次会のグループが居て五月蠅いし、後で会計を見たら3Fで飲むより高いし、うーん場所代か? 景色は良かったけれど、3Fのバーが禁煙になるまで、どこか別の場所を探すか、部屋飲みになりそう...

翌日は、朝ロビーラウンジで特典の朝食を食べたんですが、内容的には以前の「コンパス」ででているものと同じ。窓際にずらっと料理が並べられていて壮観ですが、もともとラウンジな訳で結構深く沈む椅子とかテーブルの高さも低くて、ちょっと朝食とか食べるには不便な感じ。結局、食事をするときには椅子の方に座り、終わってコーヒーを飲みながら新聞を読むときは反対側のソファーに座ってゆっくりしてきました。

2010年6月6日

はやぶさ戻る

「はやぶさ」最後の軌道修正が終わり、地球への帰還が確実になったという記事。「はやぶさ」が克服してきた、これまでの困難・問題・トラブルを乗り越えてきた歴史は、自分のようにSF好き、宇宙好き人間は言うに及ばず、それこそ「全俺が泣いた」状態になりつつあるけれど(大げさか)、こうなったら最後の課題である資料最終カプセルの回収まで何とか成功して欲しいですよね。惜しくも小惑星「イトカワ」のサンプル最終に失敗していたとしても、この7年間に及ぶ宇宙完成技術とか自律航行技術、さらには何重ものトラブルを克服してきた自由度の高い衛星設計技術とか、膨大な情報をすでにもたらしているわけですから、その業績は人間で言ったら国民栄誉賞もの(?)。でも、それだけ苦労して地球に帰還する「はやぶさ」が、最後には大気圏突入で燃え尽きてしまうのは本当に残念。出来るならシャトルを飛ばして、宇宙空間で回収して欲しい位ですが、そこまで微妙な起動操作は今の「はやぶさ」には無理かも知れないし、大体飛ばせるシャトルもないし。せめて、試料回収カプセルの分離だけでも何とか成功して、「はやぶさ」の一部なのだから無事に地球に戻って欲しいですね。

SF好きの視点から言うと、長い距離を旅してきた「はやぶさ」が自分の分身を地球に残すために「卵」を地球に打ち込むような感じなのかも。来週末は、「はやぶさ」関連ニュースに期待ですね。

成田にLCCターミナル

成田空港にLCC専用のターミナル建設という記事。時代の流れだし、必要性も高いとは思う反面、建設予定地が貨物ターミナルの端というのはどうだろう。今の第一・第二ターミナルからかなり離れていますよね。と言うことは、JR/京成の駅からもかなり遠いわけで、その間の接続はどうするんだろう。成田芝山線が走ってはいるようだけど、それでも遠いなぁ。場所的にここくらいしかないのかも知れないけれど。

しかし、久しぶりにGoogle Mapで眺めていると、成田空港のB滑走路、横風滑走路の虫食い状態のひどさに改めて驚きますね。自分は、成田闘争の頃からリアルタイムに見てきた世代だから、いろいろな理由や原因があることは分かっているけれど、そろそろ許しても良い時間じゃないだろうか。

2010年6月5日

静岡ガンダム (2)

金曜日にはカメラを忘れないように」なんて言っていながら、静岡に到着する前からパソコンを開いて、午前中のミーティングで使う資料(PPT)のアップデートとかしていたら、すっかりガンダムのことを忘れて、気がついたら新富士を通過する頃 orz

仕事熱心と自分で慰めても悔やまれる...

2010年6月4日

ANAの新サービス停止

ちょっと前に出ていた話だと思うので後追い記事かなと思うんですが、ANAの新しいサービス"Meal on Demand"(勝ってに命名)がトラブル続出でサービス停止という話。新しいシステムで使い方が分からないというのは、まぁ仕方ないとして、ビジネスクラス50名近い乗客に、好きな物を好きな時間にサーブするというのは、かなり無理があると思う。せいぜい、ファーストクラスの10名程度の乗客に対応するなら可能だろうけど(料金も高いから、それだけ余分に食材も搭載出来るし)、50名が私は××、こっちは○○とか言い出したら、そうでなくてもわがままなお客様が多いだろう日系の飛行機では(笑)。

長いフライトの中で食事の楽しみって結構大きいとは思うものの、今回のように何でもかんでも自由というのは、理想ではあるけれどかえって無理が生まれて不便だと思いますね。それよりは、ある程度時間帯を限定してその中で食事の組み合わせの自由度を高くするとか、幾つかの航空会社ではやっているけれど、バーコーナーみたいな場所を作って軽食や飲み物は自由に摂れるようにするとか。私なんかは、最近では最初の食事が終わるとすぐに寝てしまうパターンなので、周りが静かなのが一番なんですけどね。乗客一人一人、快適と感じるサービスには差があるけれど、それを提供するにはそれなりの制限がある環境ではある程度内容を最適化して、規律の中での自由度みたいなものが必要なんじゃないかと感じますね。

リーダーシップとは

ここ数日の首相退陣騒ぎや、それまでの自民党系首相の交代劇なんかの話を見聞きして、その度に「リーダーシップが...」という話が出てくるわけですけど、どうも一般の人がインタビューで応えているときに口にする「リーダーシップ」って、実は「カリスマ性」を期待してるんじゃないかと感じます。別の言い方をすると、一般的に望まれているのは、急成長中のベンチャー企業の創業者社長みたいなタイプなんじゃないかと。勿論、ちゃんと業績をアップさせ、信頼もされ、人気もあり、その人なりの人物像も正直で正義感溢れ、と言う点では、リーダーシップと言っても良いんだろうけど、でもそういう勢いのある場所でのリーダーというのは、往々にしてその人のビジネス的マネージメント的資質よりは、その人の持つキャラクターというか雰囲気に引かれる場合が多いんじゃないでしょうか。逆にそういうものがないと、例えビジネス的に成功している人でも社会的評価って今一つの印象があります。

今回のような政治、あるいはビジネスの場合だと、本当に望まれるリーダーは必要なときに的確な判断決定を出してそれを実行できる人で、そのためには厳しい条件でのネゴシエーションとか、取引先・関連先との関係確保や醸造なんていう、表には出てこない地味な仕事が殆どだと思うんですよね。その結果として、大きなビジネスをものにしたり何か凄い発明が出来たりすれば社会手評価も一気にアップして注目もされると思うんだけど、少なくともビジネスやプロジェクトの世界で言えば、そういう逆転満塁サヨナラホームランなんていう場面は必要なくて、ちゃんと毎回ランナーをだしながらも無得点で押さえて完投する投手や、ホームランやヒットは打てなくても、必要な的に内野安打でもポテンヒットでも打てる、あるいは犠打や犠飛を確実に出来る、イチローみたいな選手こそ望まれているると思います。

そういう意味では、小泉さんはリーダーシップがあるように見えるけど、実は周りのスタッフが有能で何とか政治が回っていただけで、本人には得意のワンフレーズメッセージという「カリスマ性」で人気があっただけでは。逆に、その後の首相達は、カリスマ性は無かったものの、それなりにリーダーシップは発揮していたものの、小泉さんのカリスマ性と比べて地味なために常に低く評価されている(とも言えない人もいるかもしれないが-笑)と言うようなこともあるかも。まぁ、今回の鳩山さんの場合は完全に物事の優先順位を間違っていたと思うし、多分理系的なプライドの高さなのか、間違いを認めて頭を下げることをもっと早くやれば、普天間のことだってお金の話だって、ここまでこじれて修復不能にはならなかったんじゃないかと。

20年から15年位前でしょうか、「プロフェッショナル論」みたいな話が会社の中でブームになり、何も得意技のないエンジニアになるなとか、専門領域を極めようみたいな話が出てきて、研修とかでもそんな話ばかりだったけれど、そういう専門性も必要だとは思うけれど、そういった専門家を束ねる、あるいは大局的に全体を常に見て調整する、そんなジェネラリストというか調停者みたいな役割が、今の世の中で不足してるんじゃないかという気がしています。PM(Project Management)の中でも、上位のシニアPMとかエグゼクティブPMとかだと、そういう役割なんだろうけれど、PMはPMでちょっとタスク管理に特化していて、それはそれで専門性が高い気がするんですよね。それよりも、さらに一般的な事柄も含めて面倒見ることが出来るような人が、本当の意味で「リーダーシップ」のある人、と言えるんじゃないかと最近感じます。だからリーダーシップって、周りの人が見て引かれるんじゃなくて、実は知らないうちに後ろからそっと押してくれているような、そんな存在なんじゃないかと。完全に黒子であっても困るので、それなりにvisibilityも必要なんだけど。そういう意味では、やはり小泉さんという存在は、その結果に賛否はあるだろうけれど、リーダーとして記憶にも記録にも残る人なんだろうなと思います。

2010年6月3日

好きな色は?

FDAの四機目の機体カラーの投票が、FDAのサイトで始まっています。候補カラーは、ブルー、グレー、オレンジ、パープル、グリーンの五色。今月から就航した松本空港の地元の意向としては、静岡にもゆかりのあるグリーンが良いみたいですけど、まぁFDAが発展していけばいつか色は揃うわけだし。で、ふと思ったのは、仮に7色全部揃って、さらに8機目9機目となったときに、色はどうするんだろう。ちょっと裏技で、冠雪した富士山をイメージした、白と青色のツートンカラーとか、ミカンとお茶でオレンジとグリーンのツートンとか、桜エビと駿河湾のイメージで水色にピンクの水玉とか(マテ)。

静岡ガンダム

東静岡駅横に建設(製造?)中のガンダム。外装カバーが無いむき出しの足だけ見ると、やっぱり「建造物」なんだなとちょっと納得。明日の新幹線通勤の時に見えるだろうか。カメラ忘れないようにしないと。

聞く耳を持たない国民に恐縮

昨日の鳩山総理の辞任スピーチ(と言っていいんだろうな)を聞いて、凄く違和感があったのが、「国民のみなさんが徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまった。」と言う部分。最初聞いていて、「えっ?」と思ったんですが、その後メディアが書き起こした文章を読んでみても、その違和感は消えないまま。「聞く耳」というのは、相手の意見や主張を謙虚に受け取る・聴き止める態度や様子のことだと思うけれど、鳩山さんの文章を読み返すと、どう読んでも国民が政府の言うことを聞かなくなった、としか理解出来ない。あぁこの人は宇宙人と思えばこういうことを言うの仕方ないとは思いつつ、これまでころころ言うことやることが変わってきた、と言うかなにもやらずに無差別に思い付きだけを発してきたこの人の人間性が出た最後の発言じゃないかなと感じましたね。こういう自分中心の言葉が出てくるようでは、多分この人の頭の中には「自分 vs  その他」という認識しかないんでしょうね。

もう一つ違和感を感じたのは「幹事長も恐縮ですが、幹事長の職を引いていただきたい。」の部分。立場上、首相は与党の代表出もあるわけだから、幹事長は部下の立場。でも、この言葉を聞いていると、部下が上司に引導を渡そうとしているようにしか聞こえない。これまでも、小沢さんと話をしているときの記事を読んでいて、鳩山さんが使うどうも変な敬語が喉に刺さった魚の骨のような違和感を感じていましたが、これもそうですよね。いかにも、自分が相手に支えられてきた、あるいは自分の立場の弱さを自ら明かしたような言い方。

鳩山さんは次の衆議院選挙には出馬しないことも後で発表して、事実上政界から引退することも合わせて発表したわけですが、肝心の影の権力者(!) 小沢幹事長は、幹事長の職を辞任することは確かなようだけど、でもそこから先の様子が見えない。以前自民党が古賀氏の扱いに困って「選挙対策委員長」としたように、実質小沢さんが仕切ってきた参議院選挙候補者擁立の問題もあるから、そのまま選挙責任者としては残り、勢力としては以前巨大なものを維持していくんでしょうね。もしかしたら、参議院選挙以後民主党を割って、再び新党結成なんていうことも(笑)。どうなるにしても、今度は謙虚に国民の意見に聞く耳を持った政治をして欲しいけれど、まぁ期待薄でしょうね。

2010年6月2日

鳩は飛んでいく

鳩山さんが、小沢幹事長、小林議員を道連れに突然の辞任表明。まぁ、このまま続けても参議院選挙の結果が出るまでの寿命だったから、この時期に後退した方が多少なりとも好転するチャンスにはなるかも。でも、議員総会での演説を見ていると、なんか最期まで行っていることが支離滅裂で、長く話をしても何も心所か耳にも残らない印象。特に、何となく謝っているような言い回しなんだけど、よくよく聞いてみると自分に責任はないような言い方だし。特にかちんと来たのは、お金にクリーンな政党を作ろうとしてきたが自分の秘書の不正が見抜けなかったというような下り。いゃ、自分だった「子ども手当」貰っていて、結果的に時効になったけれどそれって脱税工に等しいはずなのに、それに対しての釈明とか説明が無いのがおかしい。

さらに言えば、普天間問題も理由の一つではあるけれど、結果的にあれだけいろいろ美味しい話をして、それに期待して政権を任せてみたら実は張り子の寅所か、2人羽織みたいな何をしでかすのか分からないような政権になったことが、国民にとって一番の怒りなのに。そりゃぁ100%期待通りに物事が進むと考えるほど国民もバカではないし、その中でも優先順位があってそれを出来るだけ実行実現していくことに期待したのに、いざ蓋を開けてみれば国民が考える優先順位ではなく、党利党略の優先順位で物事を進めようとしたことが一番の問題ではないでしょうかね。前政権時代と比べると、「ふふん・福田首相」と政権担当時の雰囲気も止めるときの投げ出し具合も似通っている気がします。

これで次は副総理の菅大臣? また、いろいろ揉めそうですね。

インバウンド・アウトバウンド

6月1日から、FDAによる松本空港便(福岡、札幌)がスタートし、そのために静岡-小松便が1便に減便と、地元としてはちょっとさびしい限り。今年10月と言われるFDAの4号機が導入されれば、また小松便は復活するかも知れないけれど、それ以上に今回のJAL撤退による地方空港からラブコールが来るかも。で、昨日の静岡新聞にこんな記事が掲載されていましたが、こんなにインバウンド・アウトバウンドで差があるんですね。この記事をよんで思い出したけれど、静岡空港のサイトフライト予約状況のページがあるんですが、これがアウトバウンドの状態だけなんですよね。で、ここを見ていると、結構満席とか残席僅かの日があるんですが、その割には搭乗率がアップしたという話が出なくて、以前から不思議でしたが、これだけインバウンドの搭乗率が低いとなるとなるほど、と納得。

さらに言えば、静岡発のスケジュールは、この予約状況のリストから分かるけれど、静岡着のスケジュールはここからは分からない。確かに、静岡から各地に出発した人は帰りの便も把握しているんだろうけど、例えば羽田から地方に飛んでそこから静岡に戻ろうと思っても、そのスケジュールがパッと出てこないのは不便以前に問題じゃないだろうか。そりゃ、日々のフライト状況は天候や航空会社の理由で変更されることもあるだろうけど、それは今のサイトにある各航空会社へのリンクで十分。それよりも、静岡空港にいつ行けば出発出来るのか、あるいは到着した友人なり家族を迎えることが出来るのか、そういう基本情報が不足している部分からまず直さないと、中々利用率はアップしないと思いますね。

後は、浜松方面からのアクセス改善でしょうかねぇ。以前は、浜松駅から一度西インターに行って、そこでセントレア行きと静岡空港行きに乗り換えて移動していたわけで、二時間くらい掛かるなんていう馬鹿な運用方法。駅から直接行けば、多分一時間くらいで到着すると思うんですが、それでも大変。鉄道を引くなんて言うのは大変かも知れないけれど、JRで島田行き快速みたいなものを出して、そこから空港に直行する連絡バスみたいな物があると良いんだけど。そっちの方が、今の空港バスよりも便利じゃないかと思うんですけどね。もっとも、フライトスケジュールが変わったときにじゃ列車の運行スケジュールも変更出来るのか、その当たり問題になりそうだけど。

何れにしても、FDAという他の地方空港にはない強力が武器があるわけだから、この財産を生かして何とか使える空港になって欲しいと地元の1人として願います。

2010年6月1日

一月休み

早いもので、今年は自分が社会人になって25年目。うちの会社(正確には「前の会社」からの継承なんだけど...)は、5年区切りで勤続年数に応じていろいろお祝いがあるんですが、25年目だと記念品等に加えて、一月休みが貰えます。正確には、一週間以上有給を取得すると、それに合わせて三週間分の特別休暇が与えられて、合計一月以上休暇取得出来るというもの。どちらかというと、そろそろ退職後の人生設計を考えれば? という、事前告知の時期という噂もあるんですが。で、流石に25年も会社に居れば、それなりに責任ある地位にあるし、色々仕事関係でも中々休みを取れない場合が多いわけですが、そういう点昔からある制度だからなのか周りも結構大らかで、それなら仕方ないねと休みを応援してくれます。実際、一月間会社のメールシステムにアクセスしない人が殆どで、休暇明けで戻ってきても一週間はリハビリしないと仕事が始まらないことが。

で、問題なのが、この休み、まとめて一月取らないといけないこと。一週間ずつ4回で、とかできなくて、兎に角一月丸ごと休みが必要。人によって、月の初めからその月中休む人も居るし、適当な時から四週間休む人も居るし、それぞれなんですけど、何れの場合も一月間その人の仕事は分担してサポートしないといけないので、その調整が中々大変。困ったことに、自分の場合仕事をバックアップして貰える人が、諸般の事情から居ないため、完全に姿を消すことは出来ないんですが、まぁ一月海外出張していると思えば何とかなるかなと言うようなことを先日上司と話をしたばかり。後は「いつ休むか」なんですが、これが困った。一応取得できるのは、今年の4月1日から来年の3月31日迄なんですが、今年から暫くは大量採用の年に当たるため、この休みを取得する人が例年よりも数倍出る予定。しかも、その中には役職的にも上の人が多い上に、年末から来年にかけては色々忙しくなることが予想されているため、特例として来年3月31日の終了を半年くらい延ばせないかという話も出ている様子。まぁ、来年になればなったで、また忙しくなることは分かっているから、とっとと休みは取った方が正解と思うのと、やはり寒い時期に移動したくないと言うこともあるので、この夏の時期に取ってしまおうかと今模索中。で、この時にかねてからの念願だった「世界一周旅券」でぐるっと地球を回ってこようかと。

これまでの、一週間くらいの休みでMLBを見に行く、Pro Bowlを観戦に行く、というのとはちょっと違うレベルの旅行になるだけに、少し真面目にプランしないと。 燃油サーチャージがもう少し安くなると良いんだけど、例のメキシコ湾の原油流出事故で中々下がりそうも無さそうですね...そこが思案のしどころ。

iPad 200万台越え

日本も含む世界の主要国での発売も始まったiPadが、発売後二ヶ月で200万台突破という記事。今のところ向かうところ敵無し、という感じですね。先日の旅行中も、US国内で使っている人をよく見かけましたが、iPhoneの時と似たような印象ですね。流石にそのサイズから、歩きながら使うというわけにはいかないけれど、空港のラウンジとか電車の中とか、座って使える場所では結構カバンから取り出して使っている人が多かったような。日本の場合、都内だと私鉄や地下鉄にJRの駅は勿論、ファーストフード店や喫茶店でもWi-Fiが使えるから、可用性と言う意味では日本の方が便利だと思う反面、やっぱりあのサイズがなぁ...

こちらにはSoftbankが今日から始める電子書籍配信サービス「ビューン」の記事がありますが、確かにこれまでの電子書籍サービスは、携帯とかスマートフォンの画面で見るの苦痛でしたから、これは案外受けるかも。でも、PCの画面で見てもそのサイズや拡大縮尺といった操作性に不満が出たりしますから、それよりも小型サイズのiPadでどれだけ満足できるか、そこは微妙だと思います。

個人的には、あの画面サイズはそのままで、もう少し解像度をアップして、その代わりより薄くして機能をWi-Fiと画面表示と最低限のI/Fだけにした、「家庭内端末」みたいなものは出来ないだろうか。ホストは部屋の隅にでも置いてあるPCで、そこにアクセスして全ての機能が満足できるもの。外に出たときは、VPN経由でアクセスすればいいし。早くも登場している、中国の偽物iPadだけど、それくらいの機能があるなら、おもちゃ代わりに購入しても良いかも(笑)。