2018年3月31日

離合集散 雲散霧消

現民進党と希望の党が合流して「新しい民主党」を作るという記事。いゃいゃ、もう開いた口が塞がらないというか、ここまで政治をオモチャにして良いのかというか、離合集散して雲散霧消してくれれば、一番日本のためになるんだけれど(笑)。

もともと、昨年の衆議院選挙のために、旧民進党のままでは勝てないという衆議院議員が、当時の「緑の小池旋風」に相乗りして、希望の党に移り、その後予想外の敗退で「小池新党」の目がなくなると、逆に軒先借りて母屋を乗っ取って「希望の党」になったけれど、結局はじり貧状態は変わらず。結局は、一度袂を分かった集団と再結集するしかないという、なんとも無責任かつご都合主義の考え方。

勿論、民主主義の政治で思いや考えを共有する議員が集まり政党を作り、それで実現していくことは正当な方法で、だからこそより議員を集めて発言力を増していくのは当然の行為。でも、そこには誰もが納得出来るような「核心」とでも言うべき政党の志みたいな物が、だからも納得できる状態で示されないと駄目だと思うんですよね。今回の場合は、そんな話が全然感じられない。元々は同じ政党の議員で、衆議院選挙のために衆議院議員が離党していった、と言う話はあるけれど、結局は元の民進党では駄目だと見限ったわけだからなぁ。

過去、昔は巨大勢力を誇っていた自民党ですら、その勢いが劣ってくると内部崩壊して、新党ブームみたいな時期もあったけれど、そこから長続きした物って、以前の民主党くらいだろうか。その民主党も、実際に政権を任せたらもう論外で、結局今の安倍政権が色々問題があっても長期政権を維持出来ているのは、あの民主党の暗黒時代に戻りたくない、と言う思いだけだと思うんですよね。だから、今色々な政党に分かれている野党にしても、それぞれの政党の「顔」って、結局旧民主党時代の「顔」の人達なわけで、どうしたって当時を思い出してしまう。院政をしろとは言わないけれど、もっと違う「顔」を作らないと世間は振り向いてくれないでしょうね。

何でもかんでも与党が良いとか、自民党が言いと言うつもりはないわけで、有ることをするにはその反対意見があって、それらを比較して検討していくことでより良いアイデアが生まれてくるのは政治だけの話しじゃ無い。そういう意味で、意味のある反対勢力とか、理解出来る反論なら良いけれど、今の野党の場合はそんなことは片鱗も感じられず、単に感情論や思い込みで激情しているだけ。そんな状態がこれからも続く事が、今一番の不幸かもしれない。

iOS 11.3

iOS 11.3の配布が始まり、バッテリーの状態が表示されるというので早速アップデート。見て見たら「最大容量」94%と、まぁ3年近く使用したデバイスとしてはまずまずの状態。どうも容量はそれなりに残っているんだけど、使用中に突然残量表示が大きく変わったりするのが、今困っているところ。特に何かアプリを利用しているわけでもなく、普通に待ち受け状態にしているだけでも、殆ど変化しない場合もあれば、10~20%位一気に残量表示が下がる事も有り、何が原因か不思議なんですよね。いずれにしても、今日は一日外に出ているので、これで様子を見るつもり。

iOSをアップデートして感じたんですが、動作が以前と比べてキビキビしている気がします。アイコンをタップしてアプリを起動すると、以前は一間有ってから起動したのに、アップデート後は「すっ!」という感じで起動してくる気がします。何か、余分な物をそぎ落としてヘルシーになった印象。これが、そのままシステムへの負担が軽くなって、結果的にバッテリータイムが伸びてくれるなら嬉しいのですが。私は、無音撮影用にMicrosoftの「Microsoft Pix」をiPhone6に入れているんですが、システムリソースの関係か、起動には時間が掛かるし、一度撮影すると保存するまでまた時間が掛かり、実際問題「使えないアプリ」だったんですが、今回iOS 11.3に揚げたら、まだiOS内蔵のカメラアプリには届かないけれど、起動も以前より速くなったし、撮影データの保存する時間も以前の何分の一くらい迄改善されている気がします。これは嬉しい誤算。実は、今日Apple Storeに寄ってiPhone8を衝動買いしてしまおうかと思っていたんだけれど、それが抑えられるかもしれない(笑)。

ただ、今回のiOSアップデートでも、ぎりぎり対象機種の最後に乗る位なので、流石にそろそろ寿命というか減価償却済みと思わないといけないなぁ。iPhone8 or Xが必要となるのは、5月のG.W.に行く予定のLAX/SFOで、UAのアプリを利用した搭乗券を利用したいからで、向こうでネットに接続している端末が必要。最悪、以前使っていたiPhone4sを使えばいいんですが、それ以外にも観光しているときにマップ利用とかメール確認とか、iPhone4sだと3Gなので出来れば4G/LTE対応の端末を使いたいというのが動機。まぁ、出発までまだ一月有るから、その間に決めれば良いのですが、どうもせっかちな性格なので一度思い込むと早く早くと気がせいてしまう(笑)。損な性格だなぁ...

人と機械の境界線

ANAが発表した「AVATAR」事業。なんでANAが、こう言うリモートアクセスの技術に投資するのか一寸疑問ではあるけれど、物理的な移動だけでなく精神的な移動も「旅行」という再定義をするんだろうか。実際問題として、今の技術ではスタトレのホロデッキは勿論、まだまだ未熟ではあるけれど、これまでの映像と遠征だけの「リモートアクセス」に触感が加わると、大きなステップアップと言えるでしょうね。

問題は、その「旅先」にはアバターが予め送られている事が必要なわけで、ちょっと想像したのは、レンタカーのように空港にストックがあって、そこから自分がリモート操作して目的地に行って観光とか疑似体験みたいな事を経験するんだろうか。それなら、空港の中にフライトシュミレーターみたいな装置があり、前身にフィードバックセンサーを付けて「疑似体験」出来たら面白いと思うけれど。

もう一つの問題は「時間の壁」でしょうね。日本国内ならまだしも、海外と言う事になるとどうしてもデータ転送の遅延が発生して、タイムラグが発生する。より高速の通信サービスが誕生しても、光速を越えることは出来ない訳で、途中の遅延なども考えると、どうしても数秒のタイムラグは最悪覚悟しないといけない。それをどの様に補完していくのかが今後の課題じゃ無いだろうか。

さらに言えば、実際の肉体の感覚とアバターの機械の感覚の違いというか、例えば何か物を握るにしても、機械で作られた関節の動きと、自分の肉体の動きはどうして異なります。その違和感というか差分をどの程度平準化してより自然な動きと感覚フィードバックできるかが、さらに課題じゃ無いだろうか。いずれにしても、面白い技術だと思うし、今後のリモート探査みたいなところにも大きな応用が出来るんじゃ無いかと思うから、ANAさんには頑張って欲しいけれど、正直なところ、最近のJALの攻勢にやや押され気味の印象がある、本業のフライトビジネスの方は、それ以上に力を入れて欲しいのだけれど。

2018年3月30日

楽天携帯会社

第四の携帯会社を目指す楽天が、その内容を発表。大手三社の七割位になる月額四千円でのサービス手強を目指すという事で、かなりハードルは高そう。最後発のキャリアーとしては、それなりにインパクトのある内容にしないと利用者はついてくれないわけで、その中でも一番のメリットは高額な利用料金。でも、これからネットワークを作る楽天の料金が四千円で、キャリアーのネットワークを利用してMNVOが二千円前後という今の料金体系に、かつ多分ネットワークの安定性回線品質を考えてもMVNOの方が有利じゃ無いだろうか。

勿論、これを聞いて大手(特にdocomo)が、今の料金よりもさらにお得な料金を出してくれたら、現行ユーザーとしてはホクホクなわけですが、先ずは楽天の動向を様子見という所でしょうね。先日も、そろそろ使い出して三年になるAndroid (docomo回線)の更新と、バッテリーがへたってきたiPhone6(IIJmio)の更新を色々検討していて、MVNOのiPhoneをdocomoに戻して、データシェアとかやったらどの程度有利か四散してみたんですが、やはりMVNOの方がお得。それこそ、家族利用で4人とか5人とかで利用するなら、それなりのコストに落ち着くんですが、一人で2台程度ではメリットを感じない。今のところ、FeliCaサービスの関係で、Androidから抜けられない(iPhoneがまだ一部サービスをサポートしていない)から、どうしてもメインとなる一台はdocomo契約が必要なんですが、二台目以降はデータ通信が出来れば基本問題無し。5月にLAXに行く予定をしていて、出来たらその時までにSIMフリーで米国向きの端末を揃えたいわけで、となるとiPhone6をiPhone8(SIMフリー機)当たりに更新するのが一番いいのかなと思うんですけどね。iPhone6も、使い出してそろそろ3年近くになるから、そういう意味では交換時期なんだけど。

会社の社員割引で、某メーカーのスマホが安く購入出来るんですが、値段調べたらAmazonの方が安い(苦笑)。しかも、サポートバンドを見てみると、日本向けモデルなのかアメリカ向けのバンドが一部無いみたいで、それじゃぁSIMフリー機なのに意味ないじゃんと小一時間。ただ、そうなるとFeliCaのAndroid(現在はXperia)、iTunesとデータ通信のiPhone6、そして海外用のSIMフリー機と、3台も並べるのも芸が無いし。やはり一番良いのは、iPhone6をSIMフリーのiPhone8当たりに更新することなんですよねぇ... うーん、この週末、Apple Storeによってみようかと、一寸心が動いています。あれ、楽天とは全然違う話になってしまった...

メールアカウント

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、ゲンダイのコミュニケーション手段ついて。私も、メール派で、出来れば電話での連絡はよほどのことが無い限り遠慮して欲しい派。その代わりに、メールは受信したら直ぐに読むし、返信もできるだけ早く返すようにしています。時間が掛かる場合には、その旨連絡もする。一昔前は、それでも問題な勝ったんですが、最近はIM系のコミュニケーション手段、TwitterとかFacebookとかがどんどん広がっているので、相手のプラットフォームがそれらだったりすると、こちらもそれに対応しないといけない。今のところ、Facebookは諸般の事情から自分もアカウントを持っていて、だからFacebook経由でのメッセージは対応出来るしするけれど、LINEとかtwitterとかは基本「拒否」(笑)。

メールアカウント間して言うと、個人用のメルアドを取得した方が、実は就職前大学生の頃だったから、私はプライとベートから入った口。最初に取得したのはNifty Serveでしたが、当時NiftyはCompuServeのアカウントも一緒に取得出来たから、そちらも登録。その後就職して会社のビジネス用アカウント(社内メールアドレス)を使うようになったんですが、当時はまだインターネットが一般的になる以前の話だったので、仕事のアカウント(メルアド)は、社内でしか使えない物(笑)。正直、随分不便だと思ったけれど、まぁ仕事は仕事、プライベートはプライベートですからね。

それが時代の流れに逆らえず、会社のアカウントも外(=インターネット)に出るようになり、そのうちに社外のインターネットドメインとIDがそのまま社内のアカウントにもなったりしますが、元々プライベートとビジネスは別に使い始めていたから、コラムにあるような両者の混同が生まれることは無かったですね。これ、両方に使っていると、つい仕事の宛先に個人の知り合いが入ったり、その逆になったりと失敗することが多いんですよね。そういう意味では、私は仕事のアカウントは名詞にも刷っているし、広く伝えているけれど、プライベートのアカウントは凄く限定していて、そういう意味では両者の切り分けというか使い分けは出来ているつもり。ただ、そういう風に二分できれば良いけれど、例えば仕事ではないけれど、プライベートとまでも言えない陽菜社外の活動とかだと、会社のアカウントを知らせるべきか、プライベートに刷るべきか悩むところです。会社のアカウントは何れ無くなりますから、それ以降も連絡する必要があればプライベートを使わざるを得ないし。そういう意味では、本来のアカウント以外にも、サブプライベートみたいなアカウントもいくつか作ってあるんですが、それはそれで管理が一寸面倒だったり。

最近では仕事の連絡についても、電話ではなくLINEで済ませることで、簡便性と即時性を利用しているけれど、今後は音声通話その物が無くなっていくのかもしれませんね。リアルの会話以外は、どんどんテキスト化メッセージかしていくのかも。動画通話(テレビ電話)という手は有るかもしれないけれど、わざわざ撮影して送るくらいなら、ちゃちゃっとテキストを打ち込んで送信する方が速いし簡単だし。なんとなく、時代の変わり目みたいなものを感じますね。

キックオフ廃止?!

NFLが脳震盪が多発するキックオフを廃止する検討を始めたというニュース。記事の最初にも触れられているけれど、最近ではキックオフの多くはタッチバックになり、以前ほどキックオフリターンのシーンは見られなくなってきたけれど、それでも脳震盪のレートはそれ程改善されなかったんですね。

確かに、通常のプレートは事なり、思いっきり走り込んできたコンテイン(キックカバーチーム)が、リターナーに突進してくるわけですから、衝撃の度合いは大きい。ただ、あのキックオフシーンは、キックする側もリターンする側も、大きなプレーを生む要素があるわけで、これを無くすとなるとやはり寂しい。特に、オンサイドキックが無くなるのは、痛いですよねぇ。あれが大きな逆転に繋がる事も有るし、成功すれば試合のモメンタムががらっと変わるものだから。

キックオフを廃止して、シリーズの開始はどうするのか不明ですが、やはり25ヤードあたりからそのままファーストダウンを始めるんだろうなぁ。最近はタッチバックが殆どですから、そう言う意味では同等なんだろうけど、最初からもう決まっているというのはなぁ... あと、キックオフは廃止しても、パントを廃止するわけにはいかないだろうから、やはりリターン時の激しいぶつかり合いは残ります。その当たりの整合性はどうするんだろうか。

フットボールは、いつも改革を進めて技術や安全性を発達させて、現在の成功があるわけで、そう言う意味では先ずは検討して、実際に試して、駄目ならばまた次を考えるというPDCAサイクルの一つと思えば納得出来ますが。しかし、実際にどの様なルールになるのか、やはり気になりますね。

2018年3月29日

日本のトイザらス

先日米国法人が破綻したトイザらスの、日本法人に関しての記事。米国の破綻は、Amazonを中心にしたオンラインショップの対等にあると言われているけれど、日本ではそれ以外にも量販店での玩具販売など、さらに厳しい競争があるというのは一寸目から鱗。確かに昔のように専門店がそれぞれの商品を販売するような時代では無く、元々の商品が何であれ、大量販売を目的にするお店は、今では生鮮食品から農機具まで、何でも取り揃えるのが普通になってきていますからね。そういう意味では、米国法人破綻の一番の理由は、記事にも書かれているようにLBOの失敗なんだろうなぁ。

記事を読んでいてなるほどと納得出来たのが、実店舗の充実。私も以前はオンラインショップをよく利用していて、今でも勿論Amazonを筆頭に手放せないサイトもあるんだけれど、昔は9:1でオンラインショップだったのが、最近では6:4か5:5:位でリアル店舗の割合が大きくなってきています。一番の理由は、オンラインで買っても問題が無い、違いが無い、固定した商品はそちらで購入するし、そうでは無いものはやはりリアル店舗で確認して購入したいという、ある意味棲み分けがはっきりしてきたから。前者の例では、例えば食品類なら馴染みのお酒とか、PCパーツ類とか、内容も分かっているし、どこの何という決まったメーカーもあるし、第一店頭で購入してもオンラインで購入しても殆ど差が無いもので、かつオンラインの方が安い場合が多い物。

で、リアル店舗に戻った物で一番大きいのは、衣類関係かな。昔はオンラインで購入していたんですが、それ程サイズ的に変わらなくて、デザイン的もにも困らない下着関係などは今でも時々オンラインで購入するけれど、シャツとかスラックスとかジャケットとか、今では完全にリアル店舗に戻りました。最大の理由は、その場で実際の物を見て確かめて購入出来るから。オンラインでも、何度でも交換可能な所とか有るけれど、一回の交換に一日かかるわけだし、結構一度交換してもやはり前の物が良かったとまた取り替えることも多い。お店で試着すれば5分で済む話が、一日かかるのは凄く苦痛。勿論、お店によっては複数のサイズ違いや色違いの商品を送ってきて、気に入ったものだけ購入すれば良いというサービスも有るけれど、色々候補を希望すればするほど大量に荷物が送られて、大量に送り返すことになるので大変。一番の不満は、サイズ違いや色違いでの交換は無料なのに、素材や総合的に気に入らなくてキャンセルすると返送料を取られること。これ、店頭だったら逆ですよね。

もう一つのリアル店舗のメリットは、やはりその時に新しい物に出会えるチャンスが大きいこと。逆にオンラインだと、同じ物を注文しても、時期が違うとロットが異なるからか、それがイコールOEM先が変わるからなのか、すこしずつ以前とは違う商品が届いたりして、結構ガッカリすることも。以前、同じシアサッカーのシャツを半年後に注文したら、明らかに生地の感触が違う氏、ボタンの付け方も違うしで、一時に鳴り出すともう駄目でしたね。リアル店舗でも同様なんだろうけど、購入前に自分で確認出来るからまだ判断出来るし諦めも付くし。そう言う意味で、やはりオンラインショップと言えども、リアル店舗の充実って凄く重要な気がしています。となると大手有利という話なので、小規模なショップは、独創性で固定客を掴むようにしないといけないんでしょうね。だから、このトイザらスの記事は凄く納得出来る内容でした。

逆説的な理由?!

放送法第四条撤廃の方向性を政府が言うと、一斉にマスコミ・メディアは反対の論陣を張っているんですが、例えばこの毎日新聞の記事を読んでみても理解出来ない。例えば、元々第四条が無くて、しかしマスコミ・メディアは「第四の権力、三権の監視役」という使命から、公正中立を心がけて維持してきたのに、政府が「最近のマスコミ・メディアは偏向している」として、公正中立を謳った第四条を新しく導入しようとしているのであれば「それは政府による圧力だ」と反対するなら分かるんです。でも、今はその逆で、公正中立を謳う四条が存在していて、マスコミ・メディアは(実際はどうかは別にして)それを遵守していると言っている。で、第四条はあくまで条文であり、それを守るのかどうかは各自の気持ちなわけだから、それが無くなったからと言って自分達が「公正中立」と思ってやって来たことを今後もやれば良いだけの話し。実際はどうかは別にして。結局、彼らが反対しているのは、公正中立と言える後ろ盾がなくなることで、今後は自分達の作品・番組の内容が百人百葉で批評されるようになり、これまでの錦の御旗が使えなくなることが困るだけなですよね。つまり、暗に後ろめたいだけ。

同じような話がNHKの公共放送論にもあると思うんですよね。民放だって、公共の電波を免許制で使用しているんだから「公共放送」のはず。昔の国鉄は「公共交通機関」だけれど、今のJRはそうで無い、と言わないと同じ。でも、何故かNHKだけは「公共放送」という御旗で、だから受信料が必要、だから民放とは違う、みたいな理由付けに利用されている。そこは、明文化して場合によっては罰則規定も作って半強制的に遵守させないといけない部分もあるだろうし、社会常識あるいは人としての常識の範囲で括ることが出来る話もあるだろうし。そういう意味では、「公正中立」は後者の範疇に入ると思うけれど、でも民放の場合は私企業であるから、スポンサーに対しては「忖度」しないといけないだろうし、会社としても売上げを上げるためにより視聴者が増える方向のバイアスは掛けていくだろうし。実際、免許制度の無い新聞や雑誌は、好き勝ってやっているわけですからね。で、あれだけ右から左から上から下から色々発行されているけれど、どの雑誌も「我々は公正中立だ」というわけだし(笑)。

少なくとも放送事業の場合は、放送免許を貰わないといけないから、今の規則では誰でも参加して好き勝ってで着る状態では無い。事実上、既存キー局が独占している形。本当は、ここも打破して、オークション制度などによって競争で自由参加出来るようになったときに、今の第四条が無くなってどうなるかですよね。

ただ、現状のままであろうと、色々と偏向された未来であろうと、結局は我々視聴者ガチャンとした意識と認識を持って情報を受け取らないと、良い情報だろうが悪意の情報だろうが、そのまま流されていってしまう。メディア側は、それでビジネスになれば良いけれど、そこで間違った方向性を与えられて、それによって不利益を被るのは我々自身。それがさらに広げれば、社会不安にも繋がるかもしれない。結局は、四条の有無にかかわらず、自分達がしっかりとした情報リテラシーを持って、常に批評出来る立場にいることが一番重要と言う事なんでしょうね。ただ、殆どの人は、そこまで心が強くないから問題なんだろうけど...

2018年3月28日

日本ハム新スタジアム

アメリカのMLBとかNFL等の場合、結構自分達に都合が良いような場所や内容のスタジアムを作ったりしますが、今回の日本ハムの北広島市への移転は、それに近いのかなという印象。日本のプロ野球では、広島のマツダスタジアムくらいだろうか、前例としては。で、アメリカの場合は、基本車社会なので、場所がある程度辺鄙な場所で会っても、周りに巨大な駐車場があれば結構何とかなる。スタジアムによっては、高速道路からの進入口がダイレクトに作られている所もあって、しかも試合開催日のみそこがオープンされたりして、凄いなと思ったことは一度や二度じゃ有りません。日本の場合は、なかなか車優先の立地というのは厳しい気がするので同じような事は厳しい化もしれませんね。基本、電車やバス等の公共交通機関が必須。東京ドームを筆頭に、国内の大きなスタジアムは殆どそうじゃないだろうか。

で、北広島市に作られる新スタジアムは、今の最寄り駅から1.5km離れているそうで、これはちょっと遠いですよね。責めて、その半分くらい800m位ならなんとか徒歩移動でも我慢できるけれど。駅からパスでのピストン輸送となると、そのバスの準備や当日の停留場所なども大変。多分、野球以外のイベント時にも利用することを考えても、鉄道というのは採算性の面でペイできないだろうし。野球場だけで無く、複合的な施設になるようなので、やはりシャトルバスでの連絡が一番現実的かな。総合レジャーランド、リクレーション施設みたいな感じで整備出来たら、その駅から施設までの1.5kmの道路も一つのイベントになると良いですよね。

日本のスポーツ、特にプロスポーツの代表である野球とかサッカーとか見てみると、大きな球技場・球場が必要なので、どうしても施設は地元(公共施設)、プレーは自前、という区分が出来てしまう。その場合、どうしても見せるもの=売り物は、競技部分だけになってしまい、付加価値が付けづらい。最近の記憶だと、横浜スタジアムの経営権を購入したDeNA等が「ポールパーク構想」を打ち出したり、楽天も宮城のスタジアムをその様な方向で整備しているけれど、「野球によるレクレーション」から「野球もあるレクレーション」という方向性が、これからの一つの目標じゃ無いかと。その競技を見るために出かけるのでは無く、その競技も含めた総合的な「何か」を提供することで、差別化が出来るしそれが無いとどんどん衰退していく気がしますね。

そういう意味で、今回の様にベースとなる施設からアイデアが入れられるチャンスはなかなか無いのでは。勿論日本ハムだけの希望で出来るわけでは無いだろうけど、かなりアイデアは入れ込めるはず。勿論、そう言うことをやろうとすると、それなりのスペースが必要で、そうなると現在都心にあってアクセスの良いスタジアムは不利になるんですが、そこは遣り方次第だとも思う。東京ドームのある後楽園遊園地という組合せも一つのアイデアだと思うし。今回の日本ハム移転が、そういう「スポーツビジネス」「スポーツライフ」という大きな括りでの一つのベンチマークになる事を期待したいですね。

恫喝喚問

昨日の佐川前理財局長の証人喚問、内容は予想通りだけれど予想以上に酷かったのが野党側の質問する姿勢。「質問」というよりも「恫喝」「恐喝」ですよね。挙げ句の果てには、自分達が要求して召喚した証人や開催した証人喚問を無意味な物だと言い放つ始末。大体、事前に籠池氏にも面会して「隠し球がある」とか笑顔でインタビューを受けていた、福島瑞穂氏とか森祐子氏は、何時その「隠し球」を出したんだろうか。結局隠したままで終わった訳で、実は「隠し球がある」という言葉が隠し球だったような気がする。

一番酷かったのは、共産党の小池氏ですよね。殆ど、吊し上げ、恫喝、脅迫、粛正しているような物言いと態度。最期には、よほど気にくわなかったのか、訴訟があるので証言は拒否すると言う回答に「偽証罪で告訴する」と息巻くけれど、偽証罪の材料にされないように発言を控えているんだから、それは変だろう。なんかなぁ、勝手に自分で興奮しか勝手に墓穴を掘った雰囲気。

証人喚問の前に、こう言う展開になるだろうという想定が3パターンくらい有って、1) 佐川氏が野党の思うような官邸の関係も含めて全て認める、2) 逆に全ての答弁を拒否する、3) その中間で認められることは認め、それ以外の自分に関わることは拒否する、の一つ何だけれど、想定された相手の対応なんだから、それに対して対策を準備してこなかった・出来なかった野党が間抜けなだけじゃないの。自分達の無能さを、声の大きさや言葉の過激さで繕うのは、一番愚か者の行為だと思う。ただ、レガシーメディアはそういう場面のみを切り出して「疑惑は深まった」とか「さらなる説明が必要」とか言ういつものセリフを繰り返すだけなんですよね。

佐川氏も、その前に清池に発った太田源理財局長にしても、野党やメディアの恣意的な発言操作対策で苦労していることは明確に証言しているわけで、やとの直前の質問通告やそれに対して直ぐに出せもっと説明しろという無理な要求が理財局の行動を大きく損なっていたことは説明済み。結局、自分達の我が儘な行為が、ある意味原因の一つなわけで、それに対しての反省どころか逆に怪しからんと批判するところに、あぁ野党議員というのはここまで面の皮が厚くならないと努められないんだなと妙に納得したりして。

既に分かっているのは、地主の大阪航空局もそれを受けた近畿理財局も、早くこの土地を手放したかった事がそもそもの始まり。それは、地歴の悪さもあるし、だからといって余りに安く手放しては周りの地価下落にも影響して、地元の豊中市も嬉しくない。持ち主である「国」としては、早く手放せば、固定資産税という収入にも繋がる。となれば、勝ってくれるところに見かけはそれなりの地価で販売出来れば一番理想的。実際、既に隣りの野田公園はそうやって売却されて、しかも地方自治体への補助費を注入して、14億円の売価が実質2,000万円位まで下がったわけですからね。でも、野党がそれを追求し出すと、いろいろと裏の話も解明しないといけないし、自分達にも痛い部分が出てくる。だからそこを避けて、官邸との追求だけを進めて、ええ格好しいを続けたいだけなんですよね。警察の無理な自白が時々問題になるけれど、実は野党もそれに負けず劣らず自白強要に向いていることが分かったことは収穫かも。(マテ)

2018年3月27日

ぶっちゃけ議員

いゃぁ、ここまで迂闊というかぶっちゃける議員って初めてかも。ネットテレビ(AbemaTV)の番組ではあるけれど、民進党の小西議員が、

  • 民主主義に対案は無い
  • 民主主義の敵である安倍政権を少しでも早く倒すのが目標
  • 政権を取ろうと考えている野党議員はそんなにいない
等の暴言を並べるという体たらく。
  • 民主主義に対案は無い
    これは、野党が与党を批判するといつも「批判では無く対案を出せ」と反撃されるから、それに対しての意見だろうか。でも、これを言ったら、反論や提案をするなと言うことになってしまう。民主主義だからこそ、色々な意見を出して話し合いをして妥協点を見つけることが出来るのでは。これが許されるのであれば、その民主主義の現在の代表である与党に対して、野党は一切反対するなと言う事を自ら認めたことになるような。
  • 民主主義の敵である安倍政権を少しでも早く倒すのが目標
    つまり、あれだけ散々言っている疑惑とかの解明では無く、単に安倍政権を倒したいだけと言う事は、政治活動では無く反社会的な活動をして居る、と言う事にも取られかねない。大体、何故選挙で選択された安倍内閣が民主主義の敵なのか。となれば、同じシステムで選択された野党議員も「敵」という事になるのだけれど。この人の発言って、何か薬でも飲んでいるかのように終始支離滅裂なことが多いけれど、これもその理由だろうか。いずれにしても、野党の今の活動が「倒閣運動」で有り、国民のための議員活動では無い事を白状したような物。それって、さらに過激になれば、クーデターと言われる行為では。
  • 政権を取ろうと考えている野党議員はそんなにいない
    まぁ、これが本音でしょうね。あるいは、一度政権与党に所属して、実はその仕事の大変さから、野党にいて好き勝って言っている方が楽だという事を実感しているのかも。だから、与党を批判して野党らしい振る舞いをして、それをいかにメディアに載せるかで、次の選挙でも勝ち残ることが最大かつ唯一のテーマなのかも。この人、2016年の参議院選挙に当選しているから、まだ4年も任期が残っているけど、こう言ういい加減なことをまだ四年も続けられるのかと思うと、頭が痛い。
「まぁ、民進党だから」と言ってしまえばお終いだけれど、もう一寸議員としての矜持というか使命感というか、嘘でもそういうものを見せるくらいの考えというのは無いのだろうか。参議院議員だから、当選すれば6年間の議員生活は保障されるわけで、その間は好き勝ってで着るという考えなんでしょうね。と言うか、日本の議員でありながら、自分の好まないことが起これば「亡命する」と言ってしまうメンタリティの無責任さが、この人の全てを表していると思う。

ひねくれた批判者

相も変わらず無意味な時間の浪費が続く国会での森友学園問題の審議。野党の目的はこの問題の解決では無く、兎に角「与党を責めているんだ、追い詰めているんだ」という姿をテレビで流して欲しいだけなので、彼ら自身にこの議論を終わらせようという意図が無い以上、仮に誰が国会に登場してどう言う回答をしようと「納得出来ない」「××を呼べ」で振り出しに戻るだけ。ヨーロッパではロシアとの関係が微妙になり、アメリカとは貿易問題で頑張らないといけず、さらには今朝のニュースでは北朝鮮の金主席らしき人物がお召し列車で中国に入ったというような報道もあり、世界はどんどんより厳しい状況に進みつつあるのに、何故か日本は平和ぼけした追求ばかり。国会答弁で、太田理財局長がカなりオブラート(いゃ、生春巻き位厚いか?)に包んだ言い方をして居たけれど、まさに野党やマスコミが、針小棒大、好きなように切り貼りして真意をねじ曲げて自分達の好きなように解釈・報道するから、そういう恐れがある部分を削除したと言っていたわけで、本来批判されるべきはそういう不誠実な報道解釈をする人達のはずなんだけれど。

今回のそもそもの発端は、安倍昭恵夫人のある意味奔放な活動にも原因があると言われていて、それはそれで一理あると思う半面、首相夫人というそれなりに知名度と影響力もありそうな人が、それこそ反対派のキャンプにも行くし、呼ばれれば講演会もして意見も聞くし、ある意味安倍政権に賛成だろうが反対だろうか、自分達の声を届けるオールマイティーのカードみたいな存在。悪い意図で利用すれば、今回の様な事も起こりうるけれど、逆に上手く話を進めれば、自分達のアイデアとか要望を実現出来る可能性も広がるはず。そういう前向きな関係を作れば良いのに、何故かそんなことを考えずに、単に相手の弱点として攻撃するだけでは、まぁ世間の同意も集まらないだろうなぁ。

所謂「ファーストレディー」としてこれだけ注目を集めた人って殆ど記憶に無いのですが、唯一昭恵夫人に対抗できるのは、鳩山元総理の幸夫人位じゃ無いだろうか。あの頃は、やたら派手な行動が毎日のようにメディアで取り上げられていたけれど、今仮に昭恵夫人がああいうことをやったら猛烈な批判にさらされるでしょうね。贅沢だとか庶民の苦しみを理解していないとか。あの時と比べると、少なくとも誰彼区別無くその中に入っていこうとする昭恵夫人の行動は認められるべきだと思うんですけどね。まぁ、その相手とか対応はもう少し慎重になるべきだと思うけれど。

今日予定されている佐川善理財局長の発言対応で、また嵐が来るのかどうなるのか分からないけれど、仮に彼が「官邸は関係無い、私の一存で進めた」とか証言したとしても、結局野党は明日には「謎は深まった、昭恵夫人の喚問が必要」という言うだけというのは目に見えている。もう一年以上も国会の時間を浪費している野党には、その間の経費を請求したいくらい。どれだけの国益が浪費されたのか。ただ、闇雲に自分達が正しいから相手が間違っている、と言う論拠だけでは、質疑どころかどんな会話も議論も進まない。それなのに一年以上も同じ話題を繰り返していることは、それだけ自分達の追求能力が無いことの表れだと、もう認めて欲しいですよね。

ワンセグ課金

ワンセグに対してのNHK受信料の支払いは違憲か合憲かの裁判で、一審では「違憲」としたさいたま地裁の判決を覆して、東京高裁がそれを取り消して「合憲」との判断をしたというニュース。個人的には納得いかないなぁ。通常のテレビ受信機に関しては、まあ最初からテレビ番組の受信目的の為の装置で、その目的のために購入するので、まだ受信料に関しては理解するけれど(納得はしないけれど-笑)、ワンセグ携帯に関しては、元々は「携帯電話」であって、「受信設備」は後から追加された物。つまり、通話装置あるいはデータ通信が主使用目的の装置であって、ワンセグ受信機能は付加的に追加された物。だから、元々ワンセグ視聴する糸の無い人にまで受信料を請求するというのは納得いかない。だって、ユーザーは、その携帯・スマホの通話機能とかデータ通信機能が必要で購入するわけで、ワンセグ受信機として購入しない人の方が大多数だろうから。

本来なら、オプションとしてワンセグ機能の追加・削除が可能な使用にして、不要という人にはその機能が使えないようにするべきだと思う。とは言っても技術的にそれが出来ないと言うのなら、販売時にこれはワンセグ機能があるから受信契約が必要になると店頭で説明するべきだけれど、多分そんなことは殆どやってこなかったのでは。と言うか、ワンセグが始まったときには、そんなことは一言も言っていなかったのでは。それが普及してからいきなり「徴収します」というのは、少し卑怯な気もする。最初から「ワンセグも徴収対象だけれど、最初のxx年は無料で視聴できる」という説明あってならまだ少しは納得するけれど。

これで、ワンセグ機能内蔵携帯の人気がぐっと下がるんじゃ無いだろうか。携帯キャリアーは、SIMのフリー化みたいな感じで、ワンセグ・フルセグ機能のEnable/Disableみたいな事をやらないと、多分これまで以上にiPhoneに流れてしまったりして。いずれにしても、本来テレビ受信装置としては提供されていない、付加価値的な受信機能にまで受信料を適用させるとなると、今後何らかのディスプレー装置を持つ家電やデジタルデバイスには、知らないうちにチューナーが組み込まれて、ある日突然NHKの集金人が尋ねてきたりして。それって、殆ど詐欺行為だと思う。無料だと思ってテレビショッピングで購入したら、いつの間にか有料契約に変わっていた、というような。受信契約対象の装置かどうかと言う判断も、最高裁でちゃんとやって欲しいけれど、それとは別に販売時に本来は受信目的の装置では無いけれどそういう契約が将来発生する可能性があるという事をちゃんと説明して販売したのか、販売店や携帯キャリアーの責任も裁判にして欲しいなぁ。

2018年3月26日

縦読み横読み

いつも鋭い話題と調査結果を公開している、以下略ちゃんの記事から、昨日行われた北見市市議選挙について。投票日当日にはいかなる選挙行為も禁止されているのに、あたかも投票に行くことを呼びかけるようにして、実は縦読みに候補者の名前を忍ばせて複数回ツイートやリツイートをして拡散していたというもの。

最後にも書かれているけれど、これが問題なしとなれば、次の選挙から乱用されることは確実でしょうね。特に、文字数が、平仮名で5文字とか6文字とか位の少ない人に取っては、一画面の中に自分の名前を偲ばせることは案外たやすいだろうし、そうで無くても名字だけで判別可能な候補者なんかでも良いだろうし。確か投票日当日の、まだ投票時間中のニュース等でも、「今日は○○の投票日です」とか「何時までの投票率はxx%です」くらいは言うし、「立候補者xx人の動静が分かるのは、開票後深夜に予想です」くらいまでじゃ無いだろうか。少なくとも、「立候補者何人」までは言うけれど、その内訳が「○○党、××党、無所属」など所属政党すらも言わない買ったように記憶しています。つまり、婉曲な表現であっても、候補者が特定されるような情報は当日には出すべきでは無いわけで、となるとこの「縦読み」にしても十分怪しい気がする。「いゃ、気が付かないだろう」という人も居るかもしれないけれど、多分そこに気が付く・気が付かないの問題では無く、そこに隠された文字列を無意識に刷り込まれることが問題なんじゃ無いかと。一種の誘導行為になるわけですから。

これ、既に選挙違反行為として通報されているようだけれど、最終的にどうなるんだろうか。まぁ、ある意味時代の流れの中で売れてきたアイデアではあるけれど、結構深刻な問題だと思う。

競争の時代

読売新聞の社説より、放送法の改正は番組の劣化と信頼失墜を招くと言う主張。まぁ、言いたいことは分かるんだけれど、デモ行為右派無しが出てくるというのはある意味自業自得というか自分達が招いた結果でもあると思うんですよね。確かに、ネットという新しい情報伝達手段が誕生して状況が変わってきていることは事実だけれど、やはり「情報伝達者」としての信頼性が、特にレガシーメディアに対して疑念が生まれてきていることが、こう言う話が大きくなってきている理由だと思う。

実は、これまでもそうだったかもしれない。特に戦前の第二次世界大戦に走る動機の一つとして、当時の新聞社が国威発揚で盛り上げたと言うのも大きな理由だったように、今でも特定の意見なり考えを強調する嫌いは多く残っている。それが、昔は比較する物が無かったからそれが「事実」として信じるしか無かったのが、今ではネットで比較参照できるし、何時でもそれを呼び出すことが出来、さらにはリアルタイムでの参照も出来るようになってくると、レガシーメディアとしても単に身近らで煽って広げてお終いというわけに行かなくなってきたのが現代じゃ無いかと。多分に、本来は「事実」を伝えるのが仕事だったはずのメディアが、「真実」とか「正義」とか、そこに主観的なバイアスをかけ始めたのが、今に至る間違いの原因では無いかと。

確かに、今のネットは混沌としているけれど、それは情報量が既存のレガシーメディアと比較して格段に多いから。多分、そこにフィルターをかけて「事実」だけ拾い上げてみたら、既存のレガシーメディアよりも多くの物が見つかるはず。それだけ今のレガシーメディア、特に新聞とテレビに関しては、「真実」と言う名前の商品を売るために、ありとあらゆる装飾品を付けて飾り立てて売り出しているような印象を受けますね。

本来「メディア」というのは媒介者であって、主張者では無かったはず。勿論、記事として何らかの主張を行うことは悪いことでは無いし、言論形成という意味では自社の主張なり意見なりを言う事も必要だと思う。ただ、今の記事を見ていると、自社の主張とか意見と言うよりも、自社の思惑を怪しげな正統性の説明で来るんで大見出しで見せているようにしか思えない。言ってみれば、華美な包装紙で包まれているから高級品と思わせて、実は中身は特売の賞味期限切れの物だった、みたいな。世の中には、簡易包装でコストを下げつつ、その分品質に回すお店もあるわけで、そういう意味ではレガシーメディアはもっと競争にされられるべきだし、その一つとして特定の意見や主張を中心にする形式になっても良いと思う。少なくとも、今のようにそんな傾向を見せているのに「公正中立です」と嘘を言うよりは。

情報伝達手段が、口づてしか無い時代から、文字が生まれて印刷媒体に代わり、そこから電波を利用したラジオ、そしてテレビが誕生していく。さらに、ネットが誕生して、実は一番最初の口づてコミュニケーションが一大変革して今世の中に広がっているわけで、となればそれ以外のメディアも時代に合わせて変革していくべき。筐体以前の姿勢や方法をいつまでも「善」とか「正義」という怪しげな理由だけで維持することは、それは時代に逆行する行為だと思う。

チキチキマシン猛レース

国会では、相も変わらず野党がアーでも無いコーでも無いと時間を浪費していて、税金泥棒的な事を続けているけれど、何かこの光景って何処かで見たことがあるなぁと思っていたら、「そうだ、チキチキマシン猛レースの、ブラック魔王じゃ無いか」と。つまり、あくどい方法でなんとかレースに勝とうとするけれど、最期はコテンパンにやられて負けてしまう。じゃぁ、観衆はブラック魔王を責めるのかというと、そのお間抜けな様子に逆に応援してしまう、みたいな。そう言えば、アンパンマンもそういう筋立てですよね。ドキンちゃんとばいきんまんが身勝手な理由で周りを困らせるけれど、最期にはアンパンマンやその他のヒーローキャラクターに懲らしめられて逃げていくのに、回りからは排斥されずに翌週また登場してくる(いゃ、それは...)。

今の野党の様子を見ていると、100%同じとは言わないけれど、似たような匂いというか雰囲気を感じますね。自分達がやっていることは悪いこととは思わず、でも相手を引きずり落として自分達が一位なりたい。その行為に正義も何も無いけれど、何処か憎めないのは何故だろうと思うと、見ているこちらは結局結果が分かっているから笑っていられるんじゃ無いかと。つまり、最期は失敗する懲らしめられると言う結論が暗黙のうちに設定されているから、途中浮き沈みがあっても我慢していられると。

ちょっと恐いのは、今回もそれと同じと思って安心していたら、実は結果が大どんでん返しで違ってしまう場合。例えば、最期にアンパンマンが勝つと思っていたら、交換する新しい顔のパンが間に合わなくて負けてしまうとか。その時に批判をしてももう遅いんですよね。そうならないために、自分達は常にアンテナを張って情報収集をして、相手の行動を見て批評していかないといけない。所が、最近ではその為の手段の一つであるレガシーメディアが、これまた自分達の都合優先の方向性を打ち出しているから困ってしまう。幸いにもネットという「情報伝達手段」が有るから、何とかなっている部分もあるけれど、本来ならこれまでの歴史も含めて大きな力を持っているレガシーメディアがもっと優位性を発揮して、世の中をリードしていく存在になっていないといけないはず。でも、現状を見ると、単なる特定利益団体というか、自己目的に凝り固まった偏屈集団的な存在にますますなっていく。

その滑稽さは、視聴者という第三者の視点から見ていれば明らかなんだけれど、中の人達は自分達が正義と思って毎週のように愚かな行為を繰り返している。それは、テレビの中の話、アニメの中の話出会ったはずなのに、まさか現実の世界で毎日のように目の前で繰り返される世の中が来るとは思いませんでした。最初は笑っていた国民も、そろそろプチンとテレビのスイッチを切って言い頃じゃ無いだろうか。

2018年3月25日

不適切な講演者

前川氏の授業について文科省が問合せしたところ、教育への介入だとその筋の方が批判を強めているけれど、凄く疑問なのは、その前川氏自身が少し前までその文科省の実質的トップ出会った人物なんだけど、その人を呼んでいることは問題無くて、その人が所属していた組織が問合せをすることが駄目というのは矛盾しているような。

多分、これまでの事例であれば、文科省でも他の省庁でも事務次官なりそれなりの地位に就いた人は、大学とか一般企業とかシンクタンクに「天下り」して、で、そこの客員教授とか研究員という立場で、こう言う講演会とかするから見えなかったんじゃ無いかと。所が、自らその天下り問題で辞職して、そういうある意味隠れ蓑を掴めなかったのだけれど、先般の加計学園問題で「不良官僚」から一躍「正義の味方」に返信してしまったから、逆に「元文科相事務次官」という肩書きの方が箔がつくようになってしまったのかも。いずれにしても、自らの主張と元の組織である文科省の主張が相反するのであれば、じゃぁこの人は現役の時にはどう言う仕事をして居たのか、と言う疑問が。

その回答の一つが、この人が座右の銘であるとまで言い切っていた「面従腹背」という事。うわべは従っているけれど、心の中では違うよと言う事を、現役の頃もやっていたとしたら、それが事実だとすれば文科省という組織自体がそう言うことを見抜けない、許してしまう甘い組織だという証明になるし、逆にそういう人物が外に出堂々とそう言うことを言い出してしまうと言うことは、今でもそう言うことをやっている可能性も高いのでは。で、これから色々学ぶべき生徒に対して、思っていることとやることは違ってもいいんだよと、裏切り行為信頼感を壊すようなことを言うのだろうか。

この人の講演会に出席した高校生が、その内容をtwitterに公開して、半分以上が安倍政権批判で内容的に意味が無いと暴露しているけれど、そう言うことはレガシーメディアは殆ど取り上げない。まぁ、読んでいる方もその講演内容では無く、この人というシンボルを見せることが重要だから、逆にそうやって名前が売れてくれる方が、今後も使いやすいくらいのことを思っているんでしょうね。何か、全国行脚して居るみたいだけれど、押しつけられる学生や生徒に保護者はいい迷惑だろうなぁ。過去に某かの間違いとか犯罪を犯した人でも、それをちゃんと償って逆にその経験を良い方向に行かして貰いたいという趣旨で話をするならまだ分かるけれど、そんなことも無いんでしょうね。「何故私は天下りを優先したか」とか言うテーマで話しをするなら、一寸は見直すけれど。あるいは「貧困調査の調査結果発表」とか。まぁ、一番悪いのは言いように利用されているこの人では無く、目的のためには手段を選ばないその背景の人達ではあるんだろうけど。

ANAの新料金体系

知らない間に、こんなプレスリリースが出されていたなんて。「片道運賃」「往復運賃」が「ANA FLEX」に、「特割」が「ANA VALUE」に、「旅割」が「ANA SUPER VALUE」に代わり、全てで空席連動型運賃が適用されるとともに、355日前からの予約が可能になるというもの。今年の9月3日から355日前までの予約が可能になるので、こりゃぁ来年の修行フライトの予約は大変になりそう。

今年も、それまでの二月先までの予約が、4ヶ月とか6ヶ月とか伸びて、最初はプレミアムクラスの割引運賃の争奪戦になったけれど、最初から全部を公開しているわけでは無く、落ち着いてくると後から再度座席が準備されたり、料金も少し下がったりしたような気がしています。ですから、年末年始とかG.W.等の連休の時に早く埋まるんだろうけど、それ以外はそれ程心配しなくてもいいかも。

しかし、毎年料金体系が変わって、大変だなぁ... こっちが(マテ)。

2018年3月24日

伝聞の伝聞は嘘

まぁ正直な所、野党議員のパフォーマンスであることは、火を見るより明らかなんだけれど、それが一旦新聞記事やメディアで放送されると、なんとなく「本当らしく見える・聞こえる」から恐い。実際メディアがリアルタイムに撮影していて、その場で「言いました」と言うのであればまだ信用度は少し上がるけれど、それだって「詐欺」の疑いで収監されている人の言葉をどれだけ信じて良いのか。しかも、その「言っていた」という内容は、以前証人喚問されたときの発言と異なる内容になるんだけれど、それで籠池氏はいいのか?

既に先の国会での質疑でも、ちゃんと文章で「こうこう」書いてあるのに、「いゃこうだろう」と自分勝手な解釈で都合の良いことしか言わない人達が、相手の発言が外部に漏れないことを良いことに、都合良く解釈していないとは絶対に言えない。しかも「言っていた」と言うけれど、質問する側の聞き方次第で「こうこうですよね」「そですねぇ~」と言ったから「言っていた」と言う事だって、この人達のことなら有るだろうし。

籠池氏にしても、中にいるからどの程度最近の事情を理解しているのか分からないけれど、当時のやり取りがどんどん発掘されて、状況が分かっているわけで、それとの整合性も疑問。仮に異なる発言をしたとなると、自分で自分の首を絞めることになるんだけれど、そこまで理解しているのか。

本来なら、野党側が当時の契約の内容詳細について確認するなら、当時籠池氏側で交渉を担当していた弁護士に聞けばいい話。何故それをしないのだろうか。籠池氏がどんな話をしようとも、最終的な書類なり覚え書きを確認した一人なんだから、しかも「弁護士」というそれなりに責任のある職業なんだから。「あの人がこう言っていたと聞いた」と伝聞を恰も正しい物、正義のような物として振り回されても、その確固たる証拠が無い以上は、「あなたはそう思うんでしょうね」で終わりなわけで、例えばそこに録音した音声データがあるのであれば、それは信用する似たる話なわけだけれど。これまで散々いい加減なことを言ってきた人が、「と聞いた」と言っても、「あぁ、またか」と狼少年を見る目になるだけですよね。

昨日の日経平均は、トランプ大統領の発言で一気に1000円近くも株価を下げて、来週以降どうなるのか不安なわけで、そんな時にこそちゃんと国民の不安を払拭する活動するのが議員だと思うのだけれど。いつも感じるのは、野党の特に今騒いでいる人達というのは、「国民」よりも「市民」という言い方をよく使うわけで、それってつまりは... おゃ、誰か来たようだ...

肩乗せスマートスピーカー

これまで、各社から出てきているスマートスピーカーには、どうも今ひとつ違和感というか実用性を感じていなかったんですが、このBOSEデザインの「肩乗せスマートスピーカー」は良いなと感じました。これまで感じていた違和感は、
  1. 離れたところに置いてあるスマートスピーカーに、大きな声で話しかけないといけない
  2. 離れたところに置いてあるスマートスピーカーからの音を聞かないといけない
というのが問題だと思っていました。これが、一人住まいならいいけれど、家族みんなが共有して居る場所でプライベートな事とか、そんなことを大声で話し出来ないし、例えば音楽再生だって全員が同じ物を聞きたいわけでは無い。

このデザインなら、発声する時は小さな声でも近くのマイクが拾ってくれるだろうし、スピーカーにしても、小音量で良いことは勿論、上手く指向性を調整すればよほど近づかない限り本人以外には聞こえない設定だって可能だろうし。さらに言えば、バイブレーションで利用者にサインを送ることが出来るから、それを利用すれば音で無くてもかなりの情報が伝えられます。さらにさらに言えば、逆にこの装置がバイタルデータをモニターしてもいいし、それこそパーソナルアシスタントとして利用価値は高そう。

勿論、装着感がどうなのかというのは大きな問題。あと、デザイン的にどうなのかということも。ただ将来的には、もっと小型の物が可能だろうし、そうなれば例えばイヤリング型とか、メガネのフレーム内蔵ということも可能じゃ無いだろうか。この製品が成功するかどうかは未知数だけれど、今のスマートスピーカーに対して一石を投じる製品になる事は間違いないと思う。で、個人的にはこの方向性を応援したい。BOSE製品なので、ANAの機内販売に登場したら買ってしまうかも(笑)。

送番分離

放送法の改革に関して喧しいけれど、個人的に思ったのが、電力業界で言われてる「送電分離」と同じように、テレビ放送やラジオ放送も「送信と番組制作を分離」したらどうだろうか、と。送信する業者はオークションでチャンネルを確保し、そこに例えば5分単位とかで「使用料金」を番組制作者から徴収する。番組制作者は、自由に好きなチャンネルなり時間帯を選んで番組製作をする。自社製作だけで無く、外部から委託されてその趣旨に沿った番組コンテンツを提供してもいい。要するに、今の放送局を二つに分けて、それぞれ競争させるという話。

で、例えばNHK。地上波では総合とEテレがあるけれど、Eテレは放棄して民間業者のオークション対象にする。Eテレのコンテンツは、主に教育的目的の物だから、これはもうインターネットで自由に視聴できるようにした方が、利用する学校側だって便利なはず。総合チャンネルにしても、基本今のNHKが担当する部分を全放送時間の半分くらいにして、ただし、朝・昼・晩のニュースとか特定の時間帯には優先権を与える。空いた時間帯は、他の放送局同様、民間からのコンテンツを放送することで、利益を上げても良いことにする。それによって得た利益は、今の受信料を削減するために使う、と。Eテレチャンネルを手放したら、NHKに関しては今の総合チャンネルをオークション対象から外してもいいかも。逆に、NHKがコンテンツ作成を指定も良いけれど、その利益は必ず受信料の値引きに使うことにして、その代わりにその制作コンテンツの二次使用や販売は自由にやって良いことにして、コンテンツビジネスを認める。

送信業者は、あくまで指定されたコンテンツの送信にのみ責任を持ち、例えばマシントラブルで停波したとかは責任を負うけれど、内容に関してはコンテンツ制作者が100%の責任を持つことにする。地方局はキー局からの配信が無くなるけれど、こちらもあくまで送信業者としてキー局と契約してもいいし、場合によっては昔放送局が少ないときに良くあったように異なるネットワークの番組を混ぜて放送して胃も良いだろうし。キー局としては、全国的なネットワークは必要だから、そこは今のように同時放送の時間帯とかを付加価値として番組獲得の武器になるかもしれないし、地方局はキー局の契約番組のいいとこ取りか出来るかも。場合によっては、三日前ぐらいにならないと、その日の放送内容が決まらないというような、ぎりぎりの値段交渉も生まれたりして。

コンテンツ制作者は、例えば1時間の枠を貰ったら、その中の何%をCMにするとか決めて、スポンサーから制作費を獲得して番組製作をする。例えば、CM時間を長くするとかして契約料金を高くしたり、時間帯を選んで値段付けをしたりとか。最近のテレビショッピング番組では、かなりの自社スタジオを持っていたりするから、それを利用してもいいし、そこでライブ中継しながら契約局に送信して放送して貰っても良いだろうし。勿論、内容に関しては、今と同様ポルノとか虐待とか、そういうものは許さないのは当然。

なんとなく良さそうなアイデアのような気もするけれど、何処かに穴もありそう(笑)。

2018年3月23日

ピーチとバニラの統合

先日報道されたピーチとバニラの統合話正式に発表されました。既報通り、ピーチがバニラを吸収形で新星ピーチが2019年度末までに誕生する予定。これで、国内LCCトップの航空会社が誕生することに。新星ピーチとなっても、現在のピーチの大阪拠点は変わらず、しかし東京にも本社機能を一部移すということで、まぁ需要要求を見たら当然でしょうね。いっその事、本社機能は東京で、運用機能は関空中心でもいいんじゃ無いだろうか。

効率化が図られて、安く安全で多様性のある路線が生まれてくれば利用者にとっては大きな利益になるわけで、ピーチには是非そういう方向性で拡張を進めて欲しいですよね。ライバルのJAL系のジェットスターと競争してくれると、なかなか良い結果が生まれそう。

Hilton Tokyo

Hilton系4滞在目の今回は、実はHHORNORS VISA Platinum Cardの年間10滞在の予定は、既に大体埋まっていて、特にこのタイミングでHilton系に宿泊する理由は無かったんですが、HPCJ(Hilton Premium Club Japan)の10,000円引きクーポンが残っていて、これを使わないのは勿体ないと思い、期限切れの3月末までに一度利用しようとスケジュールを探していました。本当なら、週末の金曜日とか土曜日に泊まりたいんですが、流石にそのタイミングでは高いレートばかりで、10,000円引きして貰っても割が合わない(笑)。平日なら安いレートもあるだろうといくつか見繕ったんですが、毎週金曜日の出社に合わせて木曜日の安い日を見つけました。で、止まるだけでは勿体ないので、AMC Diamondの修行も含めることに。結果的に、10,000円得するために、その何倍も払っている気がする(笑)。

フライトが30分位遅れたので、空港からホテルに到着したのは18:30頃。1Fは、テレビなどで有名なったデザートビュッフェのお店があるので混雑していたけれど、フロント前は空いていて直ぐにチェックイン出来ました。部屋で荷物をほどくなど一服してから、久しぶりに37Fのラウンジへ。8割位の入りでしたが、ビックリしたのはオードブルとかドリンク類が、ますます縮小していて、補充なんかも余り良くなくて、以前と比べて劣化が激しいなぁ... ワインを3杯、30分程滞在してから、HPCJ特典で無料ドリンク券を頂いたので、まず1Fのバーに行ったんですが、店内が既にタバコの匂いと煙が充満していてアウト。仕方なく、2Fのバーに行ったんですが、こちらも今ひとつ。摘まみにソフトシェルクラブのサンドイッチを注文しましたが、ソフトシェルクラブが揚げすぎていて苦い味しかしない。早々に部屋に戻ってきました。

翌日は金曜日の出社日なので早めにチェックアウトし、朝のラッシュの中横浜へ向かいました。

Leg#7: HND-OKA/-HND

先週末のフライトから一週間も経たないうちに今月三回目のAMC Diamondフライト。実は、元々平日に飛ぶ予定は無かったんですが、残っていたHPCJ (Hilton Premium Club Japan)の特典である、10,000円分のクーポンが3月末で期限切れになるので、それなら何処かで消費したい、ついでに昼間に修行フライトも入れてしまえと予定したのが今回のフライト。平日だからそんなに混雑していないだろうと予約検索をしたんですが、祝日の翌日や学校が春休みに入ったことも影響してか、午後遅めのHND-OKAのフライトは一杯。辛うじて、浜松を朝市の新幹線で出てぎりぎり間に合う09:15発のフライトが空いています。で、これを先ず予約して、羽田に戻ったらそのままホテルに入れば良いので特に時間帯は最初気にしませんでしたが、どうせならゆっくりラウンジで一杯やりたいという事も有り、少し早めの夕方に戻ってくるフライトを復路は予約。平日ですから、有休を取ってのフライト修行、ホテル修行となりました。

朝一の上り(浜松始発のこだま号)に間に合うためには、私鉄の一番列車に乗る必要があり、それに間に合うためには徒歩で駅まで30分弱掛かりますから、自宅を朝の05:00少し過ぎくらいにで無いといけない。いつも仕事で金曜日に出かける場合と比べると、1時間以上の早起きが必要になります。それでも、なんとか目覚ましで朝の04:00頃に目が覚め、いつもよりも手早く身支度をして出かけました。浜松駅には06:00前に到着。まだ駅の売店も開いていないので、駅近くの7/11で朝食を調達して、始発なので既に入線しているこだま号に乗り込みました。

こだま号は、自由席は出勤する人達に加えて、中学生くらいの団体客もありいつも以上に混雑している感じ。私は、早特でグリーン車を予約していたので、ゆったりと品川まで乗車できました。朝一で途中駅での通過待ちがないので、品川まで90分で到着です。ここから京急で羽田空港へ向かいましたが、乗る予定だった08:02発の羽田空港行き特急の前に07:59発の空港快特があり、これに余裕で間に合ったので助かりました。予定よりも15分以上早く空港に到着出来たので、一度ラウンジに寄ったんですが、朝のラッシュだからかAMC Diamond用の保安検査場には、外にまで長い列に続いていて大変。ぱっと先を見たら、保安検査場Cが空いていそうなのでそちらに回って中に入りましたが、この時間帯は毎日こんな感じなんだろうか。やはり春休みという事で、いつもよりも混雑しているということですよね。

1) HND 09:15 - OKA 12:10 (NH996)

最初は63番ゲートの予定でしたが、前日に南ピアの69番ゲートに変更に。結構距離があるのと空港到着がぎりぎりの予想だったので、最初はゲートに直行する予定でした。で、それがさらに当日53番ゲートに変更になり、ターミナルの反対側のさらに先になったので、もっと急いで直行しないといけないかと思ったんですが、京急が早く到着したのでラウンジによる余裕が出来ました。それでも、遠いゲートなので少し早めにラウンジを出て向かうと、丁度ゲート前に到着したときに事前改札が始まるところでした。いつもなら何組か有る幼児連れのグループがおらず、暫くすると直ぐにAMC Diamondの優先搭乗となります。最初中に入って暫くしても、プレミアムクラスはガラガラだったので、これはゆっくり座っていけるかと思ったら、機内アナウンスで「本日満席を頂いております」ということで、多分当日アップグレードも含めて、プレミアムクラスも埋まってしまいました。

ドアクローズは定刻より5分遅れ位。そこからさらに5分位してプッシュバックが始まり、D滑走路のRW05へ移動します。離陸先行機が2機と着陸機待機があって、羽田を離陸したのは09:45頃でした。水平飛行に入ってスマホからANA Wi-Fiにアクセスしましたが、スピードは遅いことは遅いけれど満席の割にはそんなにストレスは無い。で、エアショーを表示させたらビックリ。神戸空港発羽田空港着」の表示になっている。だからルートマップも、神戸か羽田に来て、今はそのまま羽田から沖縄に向かって軌跡が伸びていきます(笑)。機内で表示されているモニターには、本来の羽田発沖縄行きの地図が表示されているので、多分Wi-Fi用データがリセットされていないんでしょうね。

途中大きく揺れることも無くトラブル無く沖縄まで飛んできましたが、沖縄本島に掛かる頃になると一寸揺れ始めて、機内アナウンスで「気流の関係で揺れていますが安全性には全く問題有りません」というアナウンスも。修学旅行なのか、子供のグループが搭乗していたので、その為かもしれません。で、飛行機は本島を時計回りに回り込んでRW36にアプローチします。外を見る限りでは沖縄らしい晴天でしたが、風が強いのか着陸直前まで少し期待が揺れながらのタッチダウンとなりました。この後タキシングをして33番ゲートにゲートインしたのは出発の遅れはを少し取り戻して10分遅れくらいでした。この後接続時間に2時間以上あったので、軽くお昼を食べようかと思ったんですが、ターミナル内がかなり混雑していることと、羽田空港でちょっと早めに対応しないといけないメールを見てしまったので、そのままANA Suite Loungeに入り、暫くメールチェック等していました。

2) OKA 14:20 - HND 16:40 (NH468)

ラウンジにいると、いつも以上の遅延のアナウンスが流れます。私が復路で搭乗する予定の折返しの羽田発便も、到着が15分以上遅れる見通し。で、そのうちに13:00発の羽田行きが何度か遅延のアナウンスされた後、とうとう欠航になってしまいました。これ、自分が羽田から搭乗してきた機体で、そう言えば機内のモニターが白黒で映っていたりしましたが、それだけの理由では無いと思うけれど、フライトを予約していた人は大変そう。実際ラウンジの中でも、GSさんがチケットの確認等している乗客の姿も見られました。

自分の搭乗予定機は、14:20発が14:35発に変更。でも、もう少し遅れるだろうと14:20頃にラウンジを出ました。32番ゲートに到着すると、事前改札が終わりDiamondメンバーの優先搭乗が始まるとき。そそくさと機内に入ります。多分、欠航になったフライトからの振替乗客もいるはずで、いつも以上に人の流れが多い気がします。それでも、16:40頃にはドアクローズとなりましたが、その前から足下から「ドスン、ドスン」という音が続きます。これがドアクローズ後もずっと続いていて、やっとそれが収まりプッシュバックが始まったのは15:00近くになってから。想像するに、航空貨物も欠航便の物を振替輸送するためにコンテナを搭載していたんでしょうね。その分、燃料とかバランスとか航空路とか、色々大変そう。この後RW36に移動しますが、空港混雑もあり羽田に向けて離陸したのは15:20頃。フライトタイムは1時間40位との事でしたが、もう少し遅れそうな雰囲気です。

機内では食事を頂いて、暫くネットに繋いでメールチェック等をして時間を潰します。エアショーを見ている限りでは、いつもより直線的に羽田空港に向かっている気がします。房総半島をいつものように反時計回りに回り込みます。この時間帯、機体の左側=西側から日が入るんですが、暫くするとその入射光が段々と移動して、今度は機体の右側から入ってきます。それもまた段々と移動して再び左側から入ってきて「あれ、旋回している? もしかして上空待機?」と思ったところに機長からアナウンスが入ります。着陸予定の滑走路で、先行した到着機との間隔が短いのでアプローチをやり直すという説明。これで5分程の遅延です。その後順調にアプローチを開始しますが、いつもと一寸外の風景が違うなぁと思ったら、C滑走路のRW34Rに着陸。ほぼ一年ぶりにC滑走路に降りました。で、遅れていたからでしょうか、着陸してからの制動がいつもより激しく感じて、早く左に切れて誘導路に出たのは、できるだけ早くターミナルに着けたいからだっただろうか。でも、誘導路に出たけれど、すれ違い気があったため暫くそこで待機。余りメリットは無かった気がします。結局羽田には30分以上の遅延到着となりました。

往路のフライト完了で、今年のAMC 5万PP達成。このフライトから残り5万PPの獲得です。この後、京急、地下鉄と乗り継いで、宿泊先のホテルへ向かいました。(続く...)

2018年3月22日

スケープゴート

昨日関東地方も含めて各地で雪が降り冬の寒さがぶり返したんですが、そんな悪天候の中ご苦労にも街頭演説をする立憲民主党党首の枝野氏。森友学園問題を解決するためにも前理財局長の佐川氏の証人喚問が必要と言いながら、しかし彼は正直に答えないだろうからという矛盾した発言。で、気になるのが次の発言で、
この問題のキーマンは安倍総理大臣夫人の昭恵氏であることは間違いない。
と言っていること。TL上では「"キーマン"はPC上拙いだろう。"キーパーソン"だろう」という意見で祭り状態みたいですが(笑)、もともとは自分の名前を冠した小学校を作る事で優遇したという話しじゃ無かったっけ? 大体、削除され板部分も含めて当時の交渉の様子はほぼ分かってきているわけで、昭恵夫人がその中で登場するのは籠池氏の発言引用部分と名誉校長を断ったこと、後は一覧に名前が出るだけで、どこにもやましい話は無い。大体一番当事者である籠池氏が、自身の国会招致の時に「昭恵夫人に口利きは依頼していない」と発言しているわけで、その時点で彼女を追及する理由は無いと思うのだけれど。一番話を聞くべきは、双方の当時の担当者なわけで、それを飛び越えて人を呼び出しても話が分かるわけが無い。この人だって野党第一党の党首だけれど、自分の正当がやっていること全て把握しているわけじゃ無いだろうに。結局は、見栄えの良いスケープゴートを作り出して、自分達の正統性を主張したいだけなんですよね。他に攻め手が無いからこれからもこの手法が続くのだろうけど、いい加減世間もこう言う欺瞞に気が付き飽きられると思う。

大体、1年前には文科省の天下り問題の責任者として散々批判していた前川氏を、一点加計学園問題で使えるとなると「英雄」扱いで持ち上げる。彼なんかは、天下りにしても、貧困調査なる援交疑惑にしても、ちゃんと自らも認めているのに、一度英雄に祭り上げたら見事なほどに無視して取り上げない。先日の名古屋の公立高校での講演にしても、文科省の問合せが問題と言うけれど、文科省は学校行政の最高責任者であるわけだから、それが独自教員の私立学校ならまだしも、公立高校であるなら問題無いと思う。と言うか、そういう相互確認システムが無いと、どんどん変質して言っている事例を、まさに今私達がメディアであったり野党政治の中に見ているわけですからね。

その遣り方が良かったとは思わないけれど、曲がりなりにも旧民主党だって「事業仕分け」とか「官邸主導政治」を取り入れて、より効率的な行政を目指したわけで、それは間違っていないと思う。ただ、余りに恣意的に運用したから歪みだけ生んで効果が無かったし、一番の問題はやはり経験不足から来る自己中心的な行為に終始したこと。あの時に、野党第一党だった自民党に某かの協力を求めて、是々非々で対応していたら、多分あんな酷い内閣が続くことも無かっただろうし、もしかしたらその後の第二次安倍政権は無くて、日本に二大政党制が生まれたかもしれない。でも、宝くじで大当たりした人がいきなり掴んだ大金を散財してあっと言う間に元の木阿弥に戻るように、地位に浮かれて自爆したけれど、結局その時の経験が何も生きていないんですよね。

今回の件で言えば、森友学園も含めて国有地の売却に関しては不透明な部分が多いわけで、その手続きをもっと透明性のある物に出来れば彼らの評価も上がるはず。あるいは、今回の財務相の公文書か生き餌問題にしても、その問題解決の為のシステムなり手続きをちゃんと提案すれば、もっと評価も違うはず。多分、一般受けはしないだろうけど、国としては一番重要な部分の問題解決なのに、見栄えがしないからそんなことには手を出しもしない。結局は、一番見栄えが良い「国会で不正義を正す正義の味方」を演じたいが為に、無駄に犠牲者=スケープゴートを探して登場させる、言ってみればテレビの特撮ものを毎週演じているような物。でも、特撮物は、確かに正義を遂行する側に一理あると視聴者が納得しているから成立しているのであって、その対立構造を無理矢理作り出して芝居をしても、多分誰も振り向いてくれないと思う。スケープゴートを探してそれを見せて叩いて満足しているのかもしれないけれど、もしかしたら自分達が素ケーブゴートになっていることに気がついたときには、もう遅いでしょうね。個人的には、そういう無能な国会議員は、与党野党関係無く消えて欲しいけれど。

AAF誕生?!

今年初めにXFL復活の話しを聞いた時にもビックリしたけれど、それよりも早く新興リーグとしてAAF (Alliance of American Football)が発足するというニュースにはさらにビックリ。来年のSuper Bowlが終了した翌週の、2019年2月9日からスタートする事を目標に、1チーム50名で8チームを秋までに準備して12週のシーズンを開催するらしい。で、このリーグでは、安全性の向上と試合のテンポアップを目標に、

  1. キックオフは省略して、25ヤードから攻撃開始
  2. オンサイドキックを選択した場合、自陣35ヤードから4th Down 10で開始する
等、結構厳し目のルールのような気がする。さらには、プレイクロックを短縮し、CMタイムアウトも無くし、PATも常にプレイ(2ポイント)のみにして、二時間半で試合が終了するよう目指すということ。このあたりは、テレビ放送をカなり意識した感じ。

今回は、NFLで活躍した選手やオーナーに、さらにCBSが放送をする等、今現在聞く限りではXFLよりもかなり現実的な気がします。さらに、多分それなりのレベルの選手獲得のためでしょうけど、スカラシップやフィールド以外での手厚いサポートも謳っていて、フットボールをやるときは勿論、それ以外、それ以降も含めてサポートしていくと言っている点。凄く資金的に大丈夫か不安になるけれど、もしこれが実現するとしたら新興フットボールリーグとしてだけで無く、一つのキャリアパス形成の機会としても面白そう。

ただ、良くも悪くもシステムとして完結している今のNFL/カレッジも含めたフットボールシステムに風穴を開けるのは、カなり難しいと思う。まずは1チーム50名、全部で400名の選手集め。勿論フットボール人口が桁違いなUSなら、その程度の選手集めは造作も無いのかもしれないけれど、それなりに知名度や能力が無いと視聴者は直ぐに飽きてしまうことは、過去経験済み。Super Bowl直後からシーズンインだから、まず現役のNFL選手は無理でしょう。其れ以前にシーズン終了した選手も、契約的に参加可能になるんだろうか。大学卒業選手だって、まだドラフトも始まらないし、そこで怪我をしてNFLへの挑戦権を棒に振っても困るだろうし。以前の新興リーグの場合は、そういう選手の参加を期待してシーズンインが4月位に設定していたと思うけれど、それでも参加した選手のレベルは今ひとつでしたからね。今回はさらに厳しいと思う。ただ、シーズンが2月~4月ということなので、逆にNFLの春キャンプに招聘される可能性は、ヨーロッパなどでプレーするよりも可能性は高くなるんじゃ無いだろうか。そのボーダーにいるレベル選手をどれだけ集められるかが正念場でしょうね。

さらに言えば、これまでのリーグも、試合を開催して「ビジネス」としてフットボールゲームを運営するだけでも大変だったのに、今回はそれにプラスしての話も出ているわけで、正直最初の運転資金がどれだけ掛かりどれだけ目処がついているのかも疑問。基本的に、NFLのフランチャイズの無い場所に8チームを設けるらしいけれど、スタジアムは大学スタジアム利用でも問題無いけれど、その8チームがどれだけ国内に分散するかで、遠征費が馬鹿にならないだろうなぁ。選手50名と言う事は、コーチ・スタッフ含めて100名程度の移動になるわけで、なかなか大変だと思う。まだ詳細は余り出てこないけれど、少なくとも日本人選手も含めて間口が広がる話ではあるから、先ずは1年後のスタートに期待したいところだけれど。

エクスプレスとスマートの違い

新幹線の予約システムが暫く前に変わり、これまでのEX-ICとPlus-EXが「エクスプレス予約(EX予約)」に統合され、新しく既存の交通系ICカードを使う「スマートEX」の二種類が出来ました。前者は、特定のカードを利用し、かつ年会費が必要。さらに、旧EX-IC系ではポイントを貯めてグリーン車利用が可能だけれど、旧Plus-EX系はそれが無い等、どうも違いが分かりませんでした。それがたまたま見つけた、この比較リストで氷塊。やっと全体を理解しました。

一番の違いは、EX予約は有料会員制度だけれど、年間通して料金が一律なのに対して、スマートEXは無料会員制度なので、季節等で料金が変動することがあるということ。ですから、年会費を払っても、年間多頻度で利用する場合には、コスト的にはEX予約の方が有利と言う事になりますね。EX予約では、紐付けするクレジットカードが限定されていて、「JR東海エクスプレスカード」で利用する場合に、旧EX-ICと同じ扱いでポイントもつくけれど、それ以外の対象カードではそれは無い。つまり、旧EX-ICと旧Plus-EXの違いは、クレジットカードで判断しているんですね。また、EX予約は専用のICカードが提供されるけれど、スマートEXは既存の交通系カードに紐付けするので、それが利用出来る。やっと両者の違いと、旧EX-ICと旧Plus-EXの違いも理解したと思います。

実は、スマートEXに切り替えようかと思っていましたが(既存のモバイルSuicaも含めて対応可能なので)、料金に変動があるというのが一寸困るので、移行は止めることに。で、問題なのは、スマートEXに移行することで、既存の二つのICカードを止めようと思っていましたが、それが出来なくなります。今並行して利用している旧EX-ICと旧Plus-EXのどちらを残すかという、新しい問題が。旧EX-ICは、グリーン車に使えるポイントが貯まるのがメリットですが、以前ほどポイントが高くなく、また3日前までに予約すれば、こだま号のグリーン車利用も出来るサービスが出来たので、余りポイントを貯めるメリットを感じなくなってきています。ひかり号とかのぞみ号でもポイントは使えるので便利なんですが、そんなに機会があるわけでもないし。一方旧Plus-EXは自分のクレジットカードに紐付けできるので、それだけ年間の利用履歴の助けになるのが最大のメリット。しかも、以前は旧Plus-EX系の方が料金が一寸高かったんですよね。それもあって、仕事利用で精算できるときには旧Plus-EX、個人利用の時には旧EX-ICという使い分けをこれまでやってきましたが、現在はどちらも料金は一緒(同じEX予約だから)。

旧EX-ICでもう一つ不満なのは、専用のクレジットカードを使用しないといけないので、その分管理するカードが増えるのが嫌。そうなると、旧Plus-EX系に統一するのが一番良いような気がします。今では料金も一緒ですしね。老後のことを考えると、カードもそろそろ整理していきたいし。旧EX-IC系カードでポイントを出来るだけ消費してから、Disconと言う事に使用と決めました。そうすれば、今はスマホのモバイルSuicaを旧EX-ICに紐付けしてますが、これを旧Plus-EXに変更して、乗換時もダイレクトに行き来できるようになりますからね。利用機会は、仕事での利用が多いので、旧Plus-EXにするのが一番いいきがする。

2018年3月21日

粗大ゴミ議員

またこんなことやってる。本当に野党議員って、暇で常識が無くて不要な存在だなぁと確信する記事ですねぇ。で、それに付き合ってカメラ担いでついて行くメディアもメディアだよね。記事の最後に、
「国民の代表として来ている我々をシャットアウトするなんて言語道断だ」と憤った。
と書かれているけれど、じゃぁ国民自身が貴方たちの事務所なり党本部へ来たら、シャットアウトせずに自由に見学させるんだろうな、と切り返したい。

どうせ、これまでのように事前のアポイントメントも無いだろうし、だから訪問目的だって相手に伝わっていないだろうし、しかもこれだけメディアを引き連れて単に「俺たち頑張ってるんだぜ、格好いいだろう」という絵を撮りたいだけだろうし。先日も近畿財務局に押しかけて1時間ぐらい居座ったらしいけれど、ふんぞり返った議員の写真ほど不愉快なものは無い。麻生氏の態度何て批判できなですよねぇ、この人達を見ていると。ああいう行為が、支持を得ていると思っている次点で、もう議員失格ですよね。昔の自民党議員に多いタイプなんだけど、結局巡り巡って今の野党が先祖返りしているという事なんだろうか。

理財局という事で、当然進行中の案件もあるだろうし機密度の高い情報があるんだろうから(と言うか、役所でも企業でも一般公開している場所以外は機密エリアだろ)、そんな中に突然押しかけてきた人間を入れる方がおかしい。財務相としては、不法侵入で通報してもいいレベルでは。いつも思うけれど、この人達は自分達が逆の立場になったときに同じ事をやられるという意識は無いのだろうか。まぁ、無いから好きなことをやっているんだろうけど。

メディア相も変わらず「説明責任が」とか「疑惑の解明が」とか言っているけれど、公開された情報を読み解いて視聴者に説明すれば、どちらが変なのか直ぐに分かる話。以前の加計学園の問題も、あれだけ際管なんだと言いつつも、今は全く取り上げない。結果として、メディアの報じた内容とは逆の事が現実的には進んでいるのに、一向に謝罪も訂正も反省も無い。仮に、当時本当にそういう認識があって調査報道を進めていたのなら、多分真摯に反省して謝罪していたと思う。そうで無いから、その後の態度も軽いわけですよね。結局は、その時の話題に乗って煽って膨らませて、ビジネスとして売上げを伸ばせば良いという考えが根底にあると思う。

こう言う議員でも、選挙に勝って議員になっているわけだから、支持する人が有る程度居るというわけで、それは個人の考えや主張だから止めるわけに行かない。それに、世の中に100%完全正義という事も無いわけで、当然四試合の程度は有っても、反論なり対案は常に存在するべき。ただ、その為にはそうなる理由がちゃんと説明出来なければいけないわけで、今のように感情論以前の様な態度での追求なり、明らかに曲解・誤解した解釈などは、指摘されたらもう一度精査して考えを検証するべき。最初から「聞く耳持たぬ」では、結局結論は「問答無用に俺の言う事に従え」という事で、それって野党が常日頃批判している「独裁」以外の何物でも無いわけで、そういう存在は何かのタイミングでまとめて粗大ゴミか異種に出してスッキリしたいな、と感じることが最近多いですね。まぁ、そんな話しも聞く耳持たぬだろうけど。

JAFのお世話に

久々にやってしまいました。昨日の朝、ちょっと買い物に行こうといつものように車を出そうと外からリモートでロックを解除しようとすると動作しません。嫌な予感がして、鍵を挿入してドアを開けて中に入り、エンジンを掛けようとすると掛かりません。インパネは点灯して、セルモーターも回るけれど、エンジン始動するまではパワーが足りないみたい。そんなに運転間隔を開けたつもりは無かったのですが、バッテリーが低下してしまったみたい。車購入したテの頃はよくやっていましたが、久しぶりです。仕方が無いので、早速JAFに電話をして支援要請です。

最初電話をしたときには、35分程かかりますという返事でしたが、電話を切ると直ぐにまたJAFから着信があり、20分程で伺える車両が見つかったので20分後に向かいますと言う返事。で、20分後少し前に外に出て、ボンネットを開けて待っていると、軽のワンボックスカーが入ってきました。「あぁ、JAFの車が来るのに邪魔になるなぁ」と思っていたら、その車のドアの所にトレーくらいのサイズのJAFのシールが貼ってあります。見慣れた、レッカー車みたいなJAFの車が来ると思ったら、多分バッテリー対応なので専門の車両があるんですね。初めて見ました。

バンの横の所には、電気工事店のような店名が印刷されていて、中から出てきた男性は日立(HITACHI)のロゴ入りの繋ぎを着用していました。で、後ろのドアを開けると、バッテリーやらジャンプケーブルやら、どうもバッテリー対応に特化した委託業者さんの様子。で、直ぐに私の車の電圧を計ると、10vを切ったくらいで完全に放電していたわけでは無さそう。直ぐに、バンから大きなバッテリーを持ち出し、ジャンプケーブルで私のバッテリーと接続すると「始動してみてください」と言われて始動すると、一発でエンジンが掛かりました。取りあえず、完放電したわけではないので、このまま暫く運転してチャージすることに。JAFの担当者は、タブレットを出して私のJAF会員番号やら車種やり登録すると、それをプリンターに接続して書類を印刷して、私がサインをして10分程で作業完了となりました。

私は初めての経験でしたが、これはこれで賢い対応だなと感心しました。JAFへのコールで多いのは、鍵の閉じ込め、バッテリー上がり、パンク修理と聞きましたが、バッテリー対応ならわざわざあの大きなレッカー車で来なくてもいいわけですからね。この後、1時間ほど一般道をドライブして少しチャージ。さらに、午後にも念のためまた少し運転をしてチャージをしておきました。今日は祝日なので、これから少し長めにドライブをして、さらにチャージする予定。バッテリー本体には、状況確認用の小さな窓があって、十分に充電されていると緑色になるんですが、この時は黒い「要充電」状態。今日もそうですが、この週末も土日と少しは知らないと。ここの所、週末はAMCの修行で飛んでいることが多く、車を出す機械が減っていたのが原因かなと思うんですが、これから5月中までやはりあちこち飛び回るので、こまめに運転=充電するようにしないといけませんね。また日々のルーティンワークが増えてしまった...

先ずは電源確認

先日の事、いつも使っているテレビのリモコンを手に取り、テレビの電源を入れようとしたら入りません。「あれ?」と思い、BDレコーダーのリモコンでテレビの電源を入れてみると、こちらはちゃんと入ります。「あぁ、電池切れだな」と判断して、新しい単四電池と入れ替えてみますが、それでもテレビのリモコンに反応しません。電源ボタンだけで無く、それ以外のチャンネル切替とかボリュームのボタンにも反応しないので、完全に死んでいる様子。今の液晶テレビを購入して、もう10年以上過ぎているから、寿命といえば寿命だけれど、それにしても一寸解せません。いずれにしても、電池を入れ替えても駄目なら本体の物理的故障という事なので、Amazonでリモコンを探してみようかと思いつつ、入れ替えたシンビンの乾電池を取りだしているときに気が付きました。

リモコンなどのバッテリーを入れる所には、乾電池の凸側(+側)は平たい電極ですが、乾電池のお尻側(-側)は乾電池本体を押さえつける目的もあって、バネが利用されています。そのバネの先頭部分に白い膜みたいな物がついています。「あっ!」と閃いたのは、乾電池の内蔵液が漏れ出て固まり接触不良を起こしたんじゃ無いかという事。小さなドライバーで、その膜状の物をこそげ落として、元々の電極部分が綺麗に見えるようにしてから、乾電池を戻してボタン操作をしてみると... ちゃんとテレビの電源ON/OFFも出来るし、チャンネル切替やボリューム操作も問題無し。結局、端子が腐食して断線状態になっていたことが原因でした。慌てて、Amazonでリモコン発注しなくて良かった(笑)。

ただ、元々入っていた乾電池を見ても、液漏れしている様子はありません。もしかしたら、以前使用した乾電池が液漏れしていたのかなぁ... まぁ、いずれにしても不要な出費をする事無く良かったんですが、何か問題があったときには、先ずは一番基本的な事を確認するべしと言う事を再確認しました。急いては事をし損じる、ですね。パソコンが起動しないとあれこれ調べて、結局ACアダプターがコンセントに繋がっていなかったとか、ACタップに接続されていたけれど、そのACタップが電源に接続していなかったとか、この手のトラブルは今でもあるけれど、それだけ当たり前のことは忘れがちになるという事なんだなと再認識。段々ボケも始まり、感じな事を忘れがちになる年齢ですから、ますますそう言うことに注意しないといけませんね。

2018年3月20日

切り貼り詐欺

昨日の森友学園関連集中審議、途中田中理財局長が言葉足らずで昭恵夫人が関与したとも取れる回答をしたので、野党側がざわついたけれど、その後その発言は籠池氏の発言の中で登場したと訂正されたけれど、そんなことしったこっちゃ内レガシーメディアは、その訂正前発言を切り貼りして新聞記事に。その経緯に関しては、いつものように以下略ちゃんのまとめが一番分かりやすいけれど、朝日新聞の記者とか同じように乱し詐欺を期している東京新聞の記者というのは、国会中継のテレビ放送だけ見て記事を書いているんだろうか。既に、あちこちのTLで指摘されているのに、今朝の時点で見出しを変更していないという事は、確信犯なんだろうなぁ。

大体この集中審議が書き換え問題に関して話を聞く場のはずなのに、それを書き換えて報道するというのは悪いギャグじゃ無いかと思う。今回の森友学園問題も加計学園問題も、最初は不確かな情報で色々な疑義が生まれたけれど、その後情報が明らかになるにつれて道筋が見えてきたにもかかわらず、そういうものを無視して最初に出した「疑惑」が正しいという報道姿勢を続けることが最大の問題のはず。それを未だにやっているというか、ますます大胆になってきている気がする。

で、それ程重要な問題はこの森友だけじゃ無いと思うんだけれど、テレビ中継が終わり、森友関連の話が終わると、とっとと退場する無責任な野党議員も。これ、予算委員会での集中審議なわけで、本来は予算に関わる話し合いをするべき。「予算」という事で、今回の様に関係無い話しも含めて使われるとは言え、その本来の予算の話が始まると退出するって何考えているんだと小一時間。結局今の野党って、「安倍内閣倒閣」しか目的が無くて、それしか仕事をしないから、国民の支持が一向に上がらないわけですよね。民主党が政権を取る前のように、嘘でも景気の良い政策をでっち上げて行けばまだしも、一度その方法に懲りている国民は単なるアドバルーンにはもう反応しない。本当に今のアベノミクスに問題があるなら、ちゃんとその問題点と原因を指摘して正々堂々と論戦をすれば良いのに、時間が有れば森友。最近では加計学園はもう興味を失ったのかいわなくなったけれど、あれだって仮に本当に問題があるのであれば同様に追求すべき何だけれど、森友ほどネタが無くなったからなのか最近では「カ」の字もいわなくなりましたからね。野党のいい加減さをよく表していると思う。

ふと思ったんだけれど、反与党側のメディアとしては、当然与党の失敗を報道したいわけで、その為には野党がちゃんと質問をして相手の矛盾なり回答を引き出さないといけない。でも今の野党は、いってみれば恫喝しているだけで質問らしい質問なんて出来ない訳で、そんな情報は幾ら待っても出てこない。となると、自ら与党の失敗失策を「作り上げる」しか無いわけで、それがこう言う行為に繋がっていくんだなとなんとなく自分自身で納得した次第。これが所謂「自家中毒」何だろうなぁ。メディアは権力の監視役である、だから与党に対しては批判的であるべき、長期政権は腐敗する、だから自分達が正しく導かなければならない、みたいな変なループに陥っている気がする。野党も野党で、自分達の成功体験なのか、昔の「事業仕分け」みたいなことをやっていれば国民受けすると思っているんだろうけど、そんなことはとっくに見透かされていることに気が付かないと。まぁ、気が付かないから、いつまで経っても支持率が上がらない野党でいるわけだけれど。

2018年3月19日

自由放送の時代

政府が放送事業の見直し、具体的には放送の公正中立性を謳った放送法第四条の撤廃を言うんだろうけど、一斉に放送業界から反発が。私は、受信料は徴収しているNHKは別にして、所謂民間放送局は言ってみれば私企業であるわけで、放送免許というライセンス制度の元での事業だけれど、基本的には放送等宇ビジネスで成功しないといけない。そういう意味では、特定の企業とか業種、あるいは政治的思想に偏った放送はしてはいけないとは言いつつも、どうしてもそれを遵守するために会社を潰すのかという場面になれば、忖度することはあるだろうという事は想像出来ます。そういう意味では、この見直しはある意味実状に沿っているとも言えるけれど、それに大声でしかも業界一丸となって反対しているのは、「放送は公正中立」と錦の御旗を失うことが困るから何でしょうね。

「公共性」を言う事で、有る程度の社会的お墨付きは得られるし、それは企業活動でもある意味ブランドになるだろうし、なんと言っても自分達の行為がそれで裏書きされるという意識もあるんだろうなぁ。ただ、最近になるネットが普及してくると、彼らの行為行動が決してそんな綺麗な物じゃ無いことはどんどん理解されていっている。個人的に思うのは、仮に今の四条を維持して「公正中立」を謳うのであれば、今の組織内組織みたいなBPOではなく、もっと広範囲で、かつ色々な知識意見を持った人から構成される放送検証委員会みたいな物を作って、しっかり意見を言える状況を作るべきだと思う。

じゃぁ、四条を撤廃して、放送局が自由に自分達の立場を設定して放送することがメリットになるかというと、日本ではそれも難しい気がする。例えば、今の放送局では、日テレとCXが与党より、TBS、テレ朝、テレ東が野党よりといわれているけれど、これが公正中立が撤廃されてそれぞれの政党を支持する立場になるかというと、それは微妙だと思う。一つは、放送局のスポンサーは大企業が多いわけで、テレビ局としてはそれら企業を取り込む必要がある。今のように「公正中立」を旗頭にして居れば、多少偏っても説明出来るけれど、それが無いとスポンサーが離れる可能性も大きくなるでしょうね。もう一つは、アメリカのように二大政党制なら、どちらかを支持するか放送局が表明しても、国民の半分はいずれかの政党を支持しているわけだから、言い方は悪いけれど食いっぱぐれは無い。それに、二大政党といっても、結構多く部分では共通の政策を持っているわけで、そういう意味ではどちらを支持しても、そんなに相手と反対するわけじゃ無い。でも日本の場合に、例えばどこそこの野党を支持するとなったら、今の自公与党とはことごとく対立するしか無いわけで、となると政党支持率が最大で10%位の顧客層に対して遡及することが効率的かどうかと言う話になりますよね。

今の放送局の財務状況を見ると、殆どの放送局は不動産ビジネス等行ってみればサイドビジネスで儲けを出して、放送事業はそれらのサイドビジネスを上手く運用するためのツールになっている気がします。例え中立性が排除されたとしても、それが放送以外の事業であっても、人様相手に仕事をすると言うことは、相手のためを思い自分のためにもなる事をするという基本は変わらないはずで、そういう意味ではそれが本当に必要ならばやれば良いだけの話し。今レガシーメディアが批判されているのは、そういう本筋から外れた、言い方は悪いけれど私怨みたいなことで連日放送報道していることなんですよね。そういう古い時代はそろそろ幕引きされるべき何だろうなぁ。

ワイドショー政治

財務相の公文書書き換え騒動で、折角上昇機運のあった内閣支持率が一気に下落。とは言っても、各社違いはあるけれど、大体30%の真ん中くらいという認識が正解だろうか。自民党の政党支持率も、少し下落した物の、32%位に落ち着いていて、一方の野党側は第一党の立憲民主党が10~11%位。それ以外は、ほぼ横ばいか下がり気味と、まぁ「無党派層」の中で消極的に与党支持をして居た人達が、今回は反対票を投じたような感じなのかなという印象。決して楽観視してはいけないけれど、悲観するほどでも無いような気がします。

今問題になっている財務相の文書管理問題も、本当は大きく二つの問題があるわけで、一つは組織体としての情報管理システムの問題、もう一つは森友関連で何か問題があったかどうかと言う話。野党は、知ってか知らずかこの両者を混同させて話を広げようとしているけれど、改竄した文書以前の文書の内容も分かっているのだから、少なくとも森友関連の話はそれを前提に進めれば良いだけのことだし、後者に関しては財務相もそうだけれど、それ以外の象徴に関しても本当はしっかりメスを入れて、今後の対策を考えないといけない時のはず。そう言うことをちゃんと線引きして話を進めれば、多分多くの国民の野党を見るメモ変わると思うのだけれど、結局はテレビのワイドショー以上のことが出来ない野党が、そのワイドショー並みの話しか出来ないから、一行に支持は広がらない。

前回民主党が政権を撮った時には、確か25%前後くらいで、自民党と民主党の支持率は拮抗した状態だったんですよね。それ位の関係になれば、選挙でちゃんと政権を取ることも出来る。でも、民主党の問題は、そこまで上げた支持率の根拠が実績では無く、メディアを通じた「印象」での支持率上げだったから、実際に政権与党になり実務を始めたらどんどんぼろが出てきた。彼らが与党から野党に戻ったときに、もっとちゃんと与党時代の行動を反省して、それを反面教師にして新しい行動方針なり「反省と提案」みたいな事を、もっとしっかりやっていれば、多分民主党の支持率はもっと高い位置で安定しただろうし、世間の評価も変わってきたはずなんだけど、野党になっても言っていることやっていることは昔のままでは、結局その後政党が分裂して、それぞれ異なる主張もするような「バラバラな集団」になってしまっては、ますます説得力が無いし、支援も受けられない。大体、労働者の見方である彼ら野党は、これまで賃上げなり就職なりで何かやってくれたんだろうか。春闘の結果もほぼ出そろってきて、今年もアップして居るんだけど、そういう意味ではあの暗黒の民主党時代の人間の言う事を書くのか、と。

何か、最近の国会中継を見ていると、テレビの情報番組とかワイドショーで放送されている政治の話と殆ど違いが分からない。行っていることは、切り貼りした都合の良い解釈ばかりだし、そこに意見するのもひな壇芸人みたいな政治家ばかり。帰ってテレビのワイドショーの三箇所の方が、最近ではちゃんと正論と感じる話をしだしているような気さえします。そういう意味では、テレビを見ている国民の多くも、そろそろ「野党芸人議員」の芸風に飽き飽きしてきてるんじゃ無いだろうか。

2018年3月18日

Leg#6: HND-OKA/-HND

二週間ぶりのAMC Diamond修行フライト。土曜日の夕方、浜松での用事に合わせて、金曜日の夜に仕事帰りに前泊して、早朝から空港へ向かうというやや強行軍のスケジュール。たまにこのパターンがあるんですが、何時も前日ホテルで少し飲み過ぎて翌日早朝に起きるのが辛いので、この日はかなり自重して抑え気味にアルコールは押さえて、21:00過ぎくらいにはベッドに入りました。ただ、早く寝すぎたのか、目覚ましを設定した朝の05:00よりも早い04:00には目が覚めてしまい、二度寝で遅刻するのを避けるために渋々ベッドから出るはめになりましたが。

早いので朝食をどうしようかと思ったんですが、前日バーの後に知らないうちにコンビニに寄ったときに、パンを一つ購入しておいて、一緒に購入したオレンジジュースと一緒に流し込みます。一通り準備をして、ホテルをチェックアウトしたのが06:00少し過ぎ。その後、再び前日初めて通って感激した横浜駅西口の仮地下通路を通って横浜駅へ向かい、京急の羽田行きで空港へ向かいます。実は、横浜発の時刻を間違えていて、羽田空港直通の快速まで10分以上待つことに。それならばと、それよりも速い電車で京急蒲田駅まで行き、ここで羽田行きに乗り換えることにしました。

羽田空港は、やはり週末土曜日と言う事で、まだ朝早いけれどそこそこ混雑した状態。AMC Diamondメンバー用の保安検査場を抜けて、Suite Loungeに入りましたが、こちらも8割くらいの混雑具合。一つ驚いたのが、ラウンジ内のトイレ。私は受付を入って左側のエリアを利用するんですが、こちらにあった男性用・女性用トイレのうち、女性用トイレが男性用に変わっていて、男性用トイレ二つに変わっていたこと。試しに、そちらの転用された方(元の女性用トイレ)に入ったんですが、大用の個室が4つくらいかな。元々女性用だから当たり前なんですが、元々の男性用トイレには大用の個室が二つしか無くて、いつも埋まっている状態だったんで、多分クレームというか強い要望みたいな物が出たんだろうなぁ。反対側(入って右側)にも、男性用、女性用トイレが有りますが、彼方はそのままなんでしょうね。ラウンジで暫くメールチェックとかした後、元々はラウンジ前の63番ゲートが、北ピアの手前59番ゲートに変更されたので、少し早めにラウンジを出てゲートに向かいました。

1) HND 07:50 - OKA 12:10 (NH463)

ラウンジを搭乗開始少し前に出て、ゲートに向かいます。当日朝に変更のお知らせが来た59番ゲートは、まぁ、北ピア側で無くて良かったですけれどラウンジからは一寸距離があります。ゲート前に到着すると、幼児連れグループの優先搭乗が始まっており、いつものように搭乗機の写真を撮ってゲート前に戻ってきたら、Diamondメンバーの優先搭乗が始まりました。

定刻より少し遅れてドアクローズすると、5分程してプッシュバック開始。真っ直ぐ後ろに押し出されただけなので「あれ?」と思ったら、そのまま自ら左にハンドル(?)を切ってD滑走路に向かい始めます。たまたまタイミングが良かったのか、RW05に到着すると特に先行機も無く、そのまま直ぐに離陸滑走が始まりました。

この日はホテルで少しパンを食べてきてそんなにお腹も減っていないので、水平飛行に入ると直ぐに座席を倒して熟睡モードのフライト。やはり朝早かったのが効いていたのか、結構熟睡をしてして、目が覚めたらもう九州を通り越した頃でした。その後もうつらうつらしながら、結局目が覚めたのは着陸態勢にはいるころで、沖縄本島を時計回りに回り込んでRW36を目指す頃でした。ずっと寝たきりのフライトでしたが、一つ困ったのが隣りの男性。年齢的には私より若いくらいだけれど、メタボ率では倍位ありそうなスーツ姿の男性ですが、コロンの匂いが一寸キツくて花粉症が一気に暴発しました。しかも、私が苦手な目がピリピリする系のコロンで、最初の頃はハンカチでずっと目と鼻を押さえていました。その後、食事の後は背もたれを倒して寝ていたようですが、私が目が覚めたときは結構大きな音でイビキをかいていて、やはり健康診断は大丈夫なのか心配になりました。

那覇空港には定刻よりも早く10:30頃には着陸。そこから33番ゲートに入りましたが、やはり沖縄は暑い。アウターのジャンパーは脱いでいたけれど、その下のシャツも半袖に替えたいくらい。早めに到着したので、ターミナル5Fのレストランに入り、少し早めのお昼を食べてから、ラウンジに向かいました。

2) OKA 12:15 - HND 14:35 (NH464)

お昼を軽く食べた後、ANA Suiteの保安検査場を利用しましたが、ここでプチトラブル。この日、この後知り合いに渡すお土産で、先月Singaporeに行った時に購入したTWGの紅茶の缶を3個もっていたんですが、これがX線検査で怪しいと目を付けられてしまいました。勿論、その場で出して怪しいもので無いことを見せて無罪放免です。でも、羽田空港ではお咎め無しだったのになぁ...

で、ラウンジはかなり混雑していましたが、丁度出発便の搭乗が始まるという事で何人か出ていったので、一番奥の席を確保することが出来ました。ここで時間を潰してから、出発ゲートの36A番ゲートへ向かいます。

やはり沖縄、人出も多いこともありターミナルの中は熱気で一杯。暫く待っていると優先搭乗開始となりましたが、このゲート、ボーディングブリッジが一つだけなんですね。使用機はB777-200なのに、入口は前方の一箇所だけで、ほぼ満員と思われるこのフライト、定刻出発は無理じゃ無いかなと先に機内に入って思っていたんですが、あに図らんやちゃんと定刻の12:15にドアクローズとなり、その5分後にはプッシュバックが始まりました。36A番ゲートなので、そのまま斜め後ろに押し出されて、暫くするとRW36を目指して誘導路を移動し始めます。お昼だから混雑するかなと思ったんですが、ピーチの先行機が1機あっただけで、着陸機の待機も無く直ぐに離陸開始となりました。

このフライトでは、食事を頂いた後、iPhone6で音楽を聴きながら、機内のWi-Fiサービスで外部のサイトなどをアクセスして時間を潰しました。この日は結構調子が良くて、よほど写真とか貼ってあるサイト以外は、そこそこ我慢できる程度のレスポンスでした。来月からは、無料開放されるけれど、それでどれだけ付加が増えてパフォーマンスに影響するかが鍵ですね。

羽田空港には着陸する前には、雲海の上にぽっかりと頭を出している富士山が遠目に見えたりして、なかなかの光景の中、A滑走路のRW34Lに向かい着陸。そのまま右にカーブをして北ピアを回り込むようにして65番ゲートに入ったのは、定刻より少し遅れ気味のタイミングでした。

この後、今月で有効期限が切れるDiamondの2万円分のクーポンを消費すべく、到着ゲートのANA Festaをウロウロしたんですが、なかなか欲しいものが無い。今月は、来週も飛ぶし、何だったら31日は昼間時間が空いているので、その時に羽田に来て何か買おうかと思案中。まぁ、別に自分でお金を出したものでは無いので、そのまま未使用で期限切れになっても構わないのだけれど、やはり一寸悔しい(笑)。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

SPG 8滞在目は、3週間振りに横浜のシェラトンに。先々週は白金台のシェラトン都ホテルでしたが、久しぶりに地元に戻ってきた感じ(笑)。翌日はAMC Diamondの修行で、朝の06:00頃にはチェックアウトしないといけない。で、仕事帰りにチェックインして、夕食をどうしようか迷います。余り深酒しては翌日大変だし、とは言っても最近は週末くらいしか飲む機会は無いので、それを台無しにはしたくない。

何時ものように26Fのラウンジでチェックインをして、ラウンジが丁度カクテルタイムになっていたので、ここで少し飲んで、後は足りなかったらホテル近くの地下鉄駅のコンビニで何か買おうかと最初は思っていたんですが、どうも込んでいたようだし、それだと時間も掛かるだろうという事で、部屋に入って荷物をおいてから、そのまま3Fのいつものバーへ向かいました。

いつもは、お摘まみで何品か頼んで、飲みながらつまみながら時間を潰すんですが、この日はそんなに食欲も無かったし少し控えめにお摘まみはオーダーして、お酒を入れることに。でも、料理が届くまで時間が掛かり、それまでに注入したアルコール(ワイン)が結構回ってきたので、いつもよりは1~2杯早めに切り上げて、部屋に向かうことにしました。が、しかし、気が付いたら地下鉄駅のコンビニにいて、カップの日本そばを買っていた(笑)。

翌日は、いつもよりは熟睡できたけれど、やはり早めに目が覚めるのは調子が狂います。少し早めにチェックアウトをして、前日会社からホテルに向かうときに初めて利用して感激した、横浜駅とダイヤモンド地下街の地下通路を、もう一度感激しながら抜けて、京急で空港へ向かいました。これで目標の25滞在まで、1/4年で1/3達成です。まずまずの効率かな。

2018年3月17日

静岡空港拡張

静岡空港の国内線用ターミナル拡張工事が完成し、4月10日から供用開始となると言うニュース。増設部分が国内線専用ターミナルとなり、新設した4番目のボーディングブリッジ一つでやり繰りするらしいんだけど、それで何合うのか静岡空港の国内線は。まぁ、今のところANAの沖縄、新千歳で、それぞれ到着便が次の出発便になるから、ブリッジを利用するのは2回だけ。後はFDAの国内線だから、何とかなると言えば何とかなるのか。代わりに、これまでのゲート三つが国際線専用になるわけで、これは便数よりも時間帯が集中するから分散させるためなんでしょうね。以前、大韓航空とアシアナが就航していたとき、どちらも同じような時間帯でスケジュールしたいけれど、ボーディングブリッジが足りなくて、無理矢理1時間ずらしたことがありましたからねえ。

この後の拡張工事も確か考えて居るみたいだけれど、国際線中心に今後は考えていくのだろうか。今は中韓からの観光客が中心だけれど、東南アジアからの取り込みが出来ないと、なかなか年間利用者が当初の目標の70万人を超えて、さらに80万人、100万人と伸びるのは難しいでしょうね。一寸ビックリしたのは、岡山空港が年間利用者数140万人くらいいて、国際線はそんなに静岡と変わらないのだけれど、国内線利用が多いのがその差らしい。地理的に、新幹線とぎりぎり競争できる距離ですから、そういう地の利が静岡には無い分、やはり不利かなぁ...

でも、将来的にはやはり航空機の路線はますます重要になると思うし、特に静岡の場合は「富士山」とか色々観光資源も多いわけで、それをもっと行かすことを考えないと駄目でしょうね。今度島田にアウトレットモールが出来るらしいけれど、やはりあの空港周辺の殺風景な場所に、アウトレットもそうだし、いろいろ楽しめる施設が欲しいですよね。海外からの観光客だけで無く、地元の人間も通えるようなイベントが無いと、なかなか空港の活性化には繋がらないと思う。まぁ、その辺りは全国津々浦々に開港している空港、どこも考えていて、生き残りに必死なわけですからね。地元の空港だけに頑張って欲しいけれど、さてどうだろうか。最も、自分自身、未だに利用したことが無いくらいだから、使い勝手の点で問題があるとも言えるのだけれど...

ピーチ+バニラ=何味?

ANA HD傘下のLCC、バニラエアとピーチアビエーションが経営統合を目指すというニュース。どちらもANA傘下だから、いつかは統合して行くだろうとは思っていたけれど、結構早い感じ。規模もあり上げも大きいピーチがバニラを吸収する形になるんだけど、取りあえず競合している部分は少ないし、拠点も関西(ピーチ)、成田(バニラ)と分かれていて、少し地方路線を整理すれば、全国的なネットになりそう。ただ、国内LCCでトップは、いつの間にかJAL系のジェットスターになっていたんですね。これはちょっと意外。やはり、ジェットスターという「先輩」が居るから、いろいろと有利な点があるんだろうか。でも、それを考えたらほぼゼロからここまで大きくなったピーチの努力は凄いなと思うし。ただ、記事にも書かれているように、それぞれそれなりの自負もあるだろうから、個々で統合という事になるとモチベーションの低下になる社員もいるだろうし、それがどれくらいのインパクトになるかでしょうね。特に吸収される側のバニラは大変だと思う。

まだ具体的な話は両者からは出ていないのだろうけど、個人的に気になるのは、ピーチとバニラを合わせたらどんな味になるのかという事(笑)。かなり甘くて濃厚な味になりそうだけれど、ハーゲンダッツあたりで出してくれないだろうか、ピーチの果肉入りのバニラ味アイスを(マテ)。
[追記] いゃいゃ、本当にあったらしい、期間限定「桃バニラ」(爆!)

2018年3月16日

AMC Diamond修行

まだ、10万PPの半分もいかない状況のAMC Diamond修行。これまでと異なり、予約の二ヶ月縛りが無くなったので、一気に先の予定までいれらる様になったのは良いけれど、逆に予定の立て方が大変になったような気もします。先読み、先読みで入れないといけないから。で、気が付いたら3月の後半から6月まで予定が埋まり、予定だけですが10万PP達成まで入れてしまいました。

今月は今週と来週の2回ですが、4月、5月は、UA MPのフライトも含めて、ほぼ毎週のように何処かに飛ぶ状況に。体や体調も心配だけれど、これだけまとめて飛ぶと、何処かで天候不良とか期待不良とかのトラブルがありそうで恐い。それに、飛ぶだけじゃなくて、その前とか後に仕事とかプライベートの予定が入っている隙間にフライトを入れたりもしたから(効率よく週末を過ごすために-笑)、フライトは問題無くても、ちょっと遅れたりするとドミノ倒しで影響しそう。まぁ、最悪の場合はペナルティーを払ってキャンセルするわけですが、出来ればそんなこと無く来年のAMC Diamondを達成したいところです。

ところで、今年は結局一回も株主優待券を使用する事無く達成できそうで、昨年購入した優待券がまだ5枚も残っている。5月末までの期限で、今丁度買い取り価格が上がっているようなので、今のうちに処分しないと。買い取り価格での売却は無理そうだけれど、それでも殆ど同じくらいの値段で売却できるので、損害は無いに等しいのは助かりました。株主優待価格も以前よりも上がっていて、余り旨味が無くなってきたので、今後は早めの予約で乗り切ることになりそうです。何年かやっているけれど、毎年パターンが違うので、それが面白いというか難しいというか... ただ、要領は掴んできた気はしますね(笑)。唯一の心残りは、今年こそAMC Diamondは、海外中心で余裕のある修行にしようと思ったんですが、結局は一番利用しやすいHND-OKA往復パターンに終始したことでしょうか。まぁ、それも良いけれど。

さて、今週末から暫くは、毎週あちこち飛び回る生活が始まります。天候や機材トラブルは仕方ないけれど、自分の責任である体調管理だけはしっかりせねば。

部下を呼び捨て

麻生大臣が佐川国税庁長官を呼び捨てにして居るのは怪しからんという反応は、個人的には組織の長が自分の部下を公の席で引用するのだから、そこは「佐川さん」とか言うのは変だと思うけれど、それでも「佐川長官」とか言っても良いだろうという気はします。ただ、一般的な会社組織では、やはり呼び捨てというか、最初に「部長の鈴木が」と肩書き付で相手にその人のポジションなり責任を明確にしたら、後はいちいち毎回「部長の鈴木」と繰り返すのは、逆にそちらに責任転嫁しているようにも感じられるので、二回目以降は「鈴木が」という言い方になるでしょうね。たまたま同姓の人物が複数登場するような場合は、あえてどちらの「鈴木」なのか、肩書きで区別するだろうけど。

不破雷蔵氏のまとめにもあるけれど、まぁ、麻生大臣の何時もの言い方を割り引いても特におかしいとは感じられないメディア対応だけれど、やはり少しでも重箱の隅を突きたいレガシーメディアとしては、こういう所でも針小棒大に取り上げて、視聴率なり購買意欲なりをかき立てたいのだろうか。

ただ、私が新入社員で入った某外資系の会社は、社内では平社員から社長まで、すべて「○○さん」と読んでいて、外部の会議とかそういう場合を除けば、肩書きなんて言う機会は殆どありませんでした。だから、偉い人だと知っていても、その人がどのポジションなのか知らない場合もあったし(笑)。これでこまるのは、外に行ってお客様と話をするときにも、つい「○○さん」と言ってしまうこと。そうすると、その「○○さん」が私の上司だったり、部門の長だったりしても、相手は同姓同名の別の人と思ったりするんですよね。まぁ、そういう失敗も和解うちに何度か繰り返して、段々と内と外の切替は出来るようになったけれど。

サインのベンチャーとか社歴が若い会社などでは、そういう肩書きには捕らわれずに、最初から「○○さん」とか、場合によってはニックネームで呼び合うことも珍しくないだろうから、逆に呼び捨てだと気になるんだろうか。というか、本質出なくそういう傍系の話を大きく扱うという所に、今のメディアの問題があると思うんですけどね。行政も、ある意味ビジネス同様組織体が集まって出来るシステムと思えば、そこにはそれなりのルールが存在するし、それは時としてその組織外から見たら奇異に感じることもあるだろうけど、でも今回の話は普通にビジネスをして居れば常識の範疇の話だと思うんだけれど。

多分メディアの世界では、別の次元断層が横切っているに違いない(マテ)。

米トイザらス閉店

昨年Chapter 11を申請して、色々話が出ていたオモチャ販売大手の米国「トイザらス(Toys"R"Us)が、米国内の全店舗約700店以上を閉店するというニュース。これにより、3万3000人位の従業員が職を失う可能性もあるというかなり大きな影響がありそう。

私が初めてトイザらスを見たのは何時の頃だろうか。初めて米国へ出張したのが1988年で日本のトイザらス開店も1991年とのことなので、その頃にはもう米国内のあちこちにあったはず。トイザらスの英語表記では、真ん中の"R"が逆向きになっていて、あれ、日本ではどうするんだろうかと思っていたら、全体をカタカナで表記して「ら」だけ平仮名という、なかなかナイスなアイデアで解決していて、感心した記憶があります。

「オモチャ」と言っても子供用のものだけで無く、大人向けの物も色々あるわけで、そういう意味では雑貨店みたいな感じもあるのかもしれないけれど、やはり「オモチャ」という範疇でビジネスを拡大するのは厳しいという事なんでしょうね。考えてみれば、それまでは専門店で販売していた、例えばパソコンを、カメラ量販店が扱いだして大きくなり、さらにそのカメラ専門店は家電に手を広げて、今では食料品まで販売している。ドラッグストアーもそうだし、ホームセンターもそう。結局は、元々の専門性は残しつつも、広く安く多種類販売をして規模を拡大して顧客をつなぎ止めないと駄目なわけで、これはどのビジネスにも言えるは無し。そういう意味で、トイザらスの今回の閉店は、Amazon等のECに押されたという説明をテレビなどではしているけれど、その名前の通りあまりに特異に巨大化しすぎて、小回りが利かなくなったのが最大の理由でしょうね。

日本のトイザらスは、今回の米国の影響は受けずに営業を続けるみたいですが、少なからぬ影響はあるでしょうね。7/11が、日本の7/11が本家の米国7/11を買収したように、日本トイザらスが米国の店舗なりビジネスを引き継ぐことはあるんだろうか。7/11と違ってそんなに体力がありそうには見えないから厳しいだろうけど。しかし、寂しいニュースですね。自分が初めて仕事で米国に行き、向こうの文化に触れてビックリした店舗が、例えば今回のトイザらスや書店のB&Nとか、色々下降気味になってきているけれど、考えてみたら30年近い年月が過ぎているわけで、その間に世の中はどんどん変わっていくことを改めて実感しました。

2018年3月15日

ホーキング博士逝く

宇宙物理学者で「車いすの天才科学者」として有名だったスティーブン・ホーキング博士が、惜しくも無くなったというニュース。驚いたのは、まだ76歳だったんですね。彼がメディアに登場して日本でも広く知られるようになったのは、1980年代後半に出版された「ホーキング、宇宙を語る」のブームだったと思うけれど、その時からの印象だともっとお年を召していたような気がしていました。でも、確か当時でも余命10年とか言われていた記憶があるんですよね。だから、残り少ない余命のうちに、出来るだけ宇宙の神秘を解明したいというような話をされていた記憶があります。

エドモンドハミルトンの有名なSF「キャプテン・フューチャー」に、脳だけの存在になったサイモン・ライト教授が登場しますが、もしかしたらホーキング博士もそれを少し期待していたかも。今の技術では、それは不可能だけれど、仮に彼が100年後、200年後に生まれていたとしたら、もっと違う人生があり、違う功績を残したことは確かだろうけど。ただ、だからこそ、与えられた時間で出来る事を最後まで続けて行くことが、一番人生で重要な事なんでしょうね。そういう意味では、ホーキング博士に取っては、十分楽しい人生だったのだと思いたい。偉大な科学者に、合掌。

悪意の第三者

テレビのワイドショーや情報バラエティー番組が、その時の視聴率獲得のために世間受けしそうな過激な方向も含めて話題を作るのは、まぁ仕事だから仕方ないとしても、政治家のしかも野党ではそこそこまともな野党と思っていた共産党の代表が、この程度というか、あぁ、この人本来の資料どころか、テレビや新聞でしか情報を見ていないなと確信するような発言。数日前の記事に、12万軒以上のtwitterの記録を調べて、デマは真実よりも1.7倍リツイートされて、6倍速く一定の拡散数に到達するという物がありましたが、まさにその典型みたい。

で、そのデマが拡散しやすいと言う記事を、立憲民主党の公式アカウントが引用しているんだけど、これはどう言う意図なんだろうか。デマを含む情報が多数を占める空間だから注意しようと言いたいのだろうけど、自分達がその一部であることを忘れて、自分達は別と言う意識もあるんだろうか。無意識か意図的か分からないけれど、ちゃんと背景やオリジナルも精査せずに、新聞報道、週刊誌報道を根拠に世間を騒がせている人達の一部なのに。

ネットが普及する2000年代初めくらいまでは、それでも一次ソースとして新聞を利用しても、それ程大きな間違いは無く、だからこそ週刊誌ネタは先ず疑って掛かる物だったけれど、ネットの時代になり、週刊誌は論外、新聞記事は先ず疑って掛かる必要があり、一次ソースはネット複数の情報を精査して判断する、と言う時代になってきましたよね。そうなったことの大きな理由の一つに、情報を出す側も積極的にネットに情報を登録するようになったことで、誰でもそこにアクセスして内容を理解して発言できるようになったことが大きいと思います。それまでは、メディアとか関係者しかそういう情報にアクセスする事が出来なかったから、第三者はそれからが加工された二次資料にアクセスするか、苦労して一次資料を探して見ないと行けなかったわけだから。

そういう情報アクセスの利点も生まれたけれど、情報加工と拡散もしやすくなったわけで、これまでのように発信された情報を受け取って読むだけでは十分な情報リテラシーを持っているとは言えなくなってきました。読むだけでは無く、「調べて理解する」というより前向きな情報リテラシーを持たないと、社会の中でどんどんデマゴーグの中に埋もれてしまうだけ。だからこそ、デマツイートが素早く拡散していくんでしょうね。デマを「ノイズ」と思えば、どんな情報伝達経路にもノイズは生まれるわけで、それはある意味仕方の無いこと。問題は、そのノイズをちゃんとフィルターして正規の信号を取り出す能力の無い人が、それが一般人なら仕方ないけれど、政治家とかメディアとか、情報社会で重要なポジションに居る人に多いことでしょうね。そういうレガシーには、早く引退して欲しいなぁ。言ってみれば、不要な回路抵抗なわけだから。

2018年3月14日

フェイクなレガシーメディア

財務相の文章改竄騒動を追求して是正するのはいいんだけれど、野党はもとよりそのお先棒を担ぐレガシーメディアは、これまで以上に酷い切り貼りフェイクニュース作りにいそしみ、視聴率と新聞の拡販(?)を狙っているとしか思えない状態に。その一つが、以下略ちゃんが指摘する朝日新聞の切り貼りで誤解を増長させる行為。これ以外にも、麻生大臣が籠池夫妻と一緒に撮影した写真を取り上げて「親密な関係だ」と、某お騒がせジャーナリストが写真公開をすると一斉にメディアは取り上げるけれど、何のことはない麻生氏のパーティーでの記念撮影の写真なわけで、そんなもの何万枚と世の中に存在する物の一つ。それで親密な関係の証拠にされては、何でも出来ますよね。販社勢力と思われる人としょっちゅう記念写真を撮影して公開している、某野党の元党首とか。

この騒動を聞いていて思い出すのは、少し前に「テロ等準備罪」の審議で、居酒屋で話をしたら捕まるとか、井戸端会議も出来なくなるとか、散々野党は焚き付けていて「そんな馬鹿なことは有るわけ無いだろう」と自分などは思っていたけれど、それが逆の立場で実際に生まれてくるとは思わなかった。野党とかレガシーメディアが今やっていることは、まさに彼らが政府がやるぞと言っていた行為そのものじゃ無いかと。これだけでも、以下に彼らの主張が根拠の無い物であったかという事と、実際にそう言う危惧する行為行動をするのは、そういう有りそうも無いことを事実のように主張して居る人達なんだな、ということ。つまり、自分達がそう言うことを考えているから、反対するわけですよね。

今回の騒動のために、麻生大臣は来週から始まるG20出席を見合わせることになるそうで、それって何兆円規模の損失じゃ無いかと。一方で、野党側は自分達が召集した委員会をボイコットしたりと、毎日何億円ものお金を浪費している。そのくせ、労働者の賃金アップとか経済活性化には全く役に立たないわけで、どちらが重要なのか子供でも分かる話。で、彼らがやっていることは、役人を呼びつけて恫喝しているだけ。本当、野党の国会議員って日本で一番楽な商売だと思う。

閑話休題。今回は財務相の改竄騒ぎがメインに取り上げられているけれど、実は会計検査院も二種類の書類があることを知りながらそれを言わないとか、元々の朝日新聞の記事も大阪検察からのリークという違法行為とも思われる事が切っ掛けとか、言ってみれば官僚組織の腐敗、劣化とも言える問題のはず。レガシー勢力が、何時ものように総理の任命責任とか言うのは勝手だけれど、総理が替わっても官僚が替わらなければ、その組織を変えなければ、根本の原因は無くならないわけで、そう言うことをちゃんとしない限りは、今の彼らの行為は単なるパフォーマンスでしかない。実際問題として、今回の件があっても日経平均は上げ基調は変わらないし、支持率の下落も僅か。レガシーメディアが大昔の恐竜のようにその巨体故に死滅していくのか、そこから進化・適応を見せて生き残るのか、なんとなく結果は見えている気がする。

成田空港補完計画

成田空港の運用拡張と施設拡張で四者協議会(国交省、千葉県、周辺市町村、成田空港)で最終合意し、いよいよ成田空港が更に拡張されることに。一番大きいのは、新C滑走路の建設と既存のB滑走路の延伸でしょうね。さらに、これまで飛行可能時間として設定されていた、06:00から23:00を、05:00から23:00と06:30から00:30の2パターンを併用して負担軽減しながら発着回数を現在の30万回から1.7倍の50万回まで引き上げるというもの。新滑走路に、既存滑走路の延長、さらには運用可能時間帯の拡張と良いことばかりだけれど、B滑走路とA滑走路の間の誘導路地帯に点在する、空港反対派の拠点もちゃんと整理しないと、B滑走路の運用は面倒なまま残りそうだけれど。羽田の拡張が進む中、成田もどんどん新たな手を打たないと、陳腐化していきますからね。特に、空港の地の利では羽田には勝てないわけで、それを補うメリットをちゃんと出さないと、今後はじり貧になる事も確か。とは言っても深夜早朝の時間帯を廃止して24時間運用するには近隣の住宅街などもあるし、利用者としても余り遅い時間帯に利用出来ても空港までの足が問題になります。そういう意味では、滑走路を増設して運用を効率化して、一番利用者が多いだろう昼間の離発着数を増加させることが一番重要だと思うんだけれど。いずれにしても、新C滑走路が開港するのは10年後らしい。それまで、FFPとして空港を利用しているのだろうか。そっちが心配かも(笑)。

2018年3月13日

大山鳴動鼠一匹

今回の財務相文書書き換えの経緯に関しては、多分どんなメディアよりもこの「織部ゆたか氏」の説明が一番正確でわかりやすいんじゃ無いだろうか。勿論、以前から調べていて有る程度の前提知識のある人の理解と、そういうものが一切無い一般読者に対して字数や紙面の制限があるメディアが書く内容が同一と言うわけには行かないのは理解出来るけれど、今焦点の一つである昭恵夫人の関与に関して、メディアは「昭恵夫人が進めてと言った」と伝えるけれど、実際には「昭恵夫人が進めてと言った『と籠池氏が言った』」という、一番重要な守護を抜かして報じるのは、それは虚偽報道、捏造報道に近い物だろう。

元々この土地が地歴の悪い曰く付きの土地であったことは分かっているわけで、理財局としては不良債権とも言えるこの土地を処分したかったけれど買い手が無かった。やっと現れた森友学園は、しかし信頼度が低くて売れなかったけれど、そこに何故か大阪府がお墨付きを与えてくれたから一気に話が進んだ。しかし、今度は地中のゴミが出て(そういう曰く付きの土地だったから)、森友学園に理財局側が責められて... というストーリー何でしょうね。政治家や昭恵夫人への言及は削除されたところにあったけれど、そこで何か優遇が有ったわけでは無いし、昭恵夫人に関しては籠池氏の発言と産経新聞の記事、そして最後のまとめ一覧と言う事で、これが「関係していた、忖度された」と言われては堪らない。そんなことを言うのであれば、野党の代表者は直接籠池氏に面談して話をしているわけで、その事をちゃんと釈明して欲しいですよね。彼が何か支援を依頼して、それに沿った行動を彼らがして居るので有れば、それは彼らが便宜を図っている事になるわけだから。いずれにしても、削除された部分に新規の内容も無いわけで、以前取り沙汰されたことばかり。

今回の件では、野党側は内閣総辞職まで言っているけれど、センスが無いと思うのは立憲民主党がその代表に長妻氏を出していること。彼が厚生労働大臣時代に同じような書き換えが発生していて、結局担当者の減給処分で終わったことを知らないわけじゃ無いと思うのに。どうせなら、蓮舫氏とか辻元氏とか、マスコミ受けの良い人物を出せば良いと思うけれど、どちらも膝に傷持つからなぁ。特に辻元氏は、真偽は不明だけれど森友学園問題に関係しているのではと言う話も出ているから。

今回の件では、朝日新聞の記事が発端だったわけだけれど、その朝日新聞が普通ならはそれ見たことかと大攻勢すると思うのに、そんな気配は見えない。その情報元が、実は検察だったという話があり、普通に進めれば立件できない内容を、わざとリークして社会的に制裁させるみたいな話を聞くと、いゃいゃ、それって野党が大好きな「○○の暴走」じゃないのか。それに乗ってこれ幸いと叩くことは、日ごろ彼らが言っていることとやっていることが全くのご都合主義だという証明にもなる気がする。まぁ、野党なんて与党を叩ければ何でもありなんだろうけど、昨日の日経平均も大きく上がって影響は無さそうだし、JNNの支持政党調査でも、自民党は少し下がったけれど、そんなに影響は無さそう。野党にとってマイナスなのは、参議院選挙は来年だし、衆議院選挙も去年末にやったばかりで、多分よほどのことが無い限り今年の選挙が無い事。今日以降の相場がまだ不明だけれど、これで相場も下がらず、支持率も大きく下げなければ、「朝日新聞の大金星」と賞賛しているのは身内だけで、国民の多くは適切な対応が成されれば別に今の政権に対して退陣までは要求していない、それよりも経済や福祉や社会保障を進めてくれと言う要求が強いはず。だから、今回の件で財務相が解体されて、より効率的な組織になり、さらには来年予定されている増税も延期されたら、多分安倍政権の支持率は逆に上がるんじゃ無いだろうか。その時、メディア各社はどう報道するのか、ある意味楽しみだったりしますね。

Daylight Saving Time

あーー、コロッと忘れていた。先日の日曜日から、USはDST(Daylight Saving Time)が始まっていた(汗)。ちゃんとカレンダーには入れてあったんですが、色々ドタバタして居て忘れていました。いかんいかん。これから、テレコン設定するときには、殆どが東海岸との電話会議なので-13時間を頭に入れておかないと。

毎年のことではあるけれど、DSTが始まると「春だなぁ」という気がして、11月にDSTが終わると「冬だなぁ」と思うのは、やっぱり職業病だと思う(笑)。

2018年3月12日

停電新幹線

最近よく聞く新幹線のトラブル。先週も新横浜-新富士間で停電が発生して新幹線が停車したけれど、昨日は静岡-浜松間で停電が発生して2時間位停電するトラブルが発生。原因は、新磐田変電所からの送電がストップしたからで、その原因は不明らしいけれど、いゃいゃ、何時も利用している金曜日の話で無くて良かったと個人的には安堵。しかし、こう言うトラブルって、発生する時は続く物だけに、今週末の移動は大丈夫だろうか。

たまたまテレビで新幹線の線路や変電所の図を出していたけれど、新幹線の駅と駅の間に一つずつ位の感じで変電所が配置されているんですね。あれだけあるなら、その止まった新磐田変電所を切り離して、別の所からその部の電気を送り込むというのは出来ないのだろうか。100%は無理でも、最寄り駅に移動するくらいとか。あるいは、室内の照明やトイレなど利用出来るくらいとか。あれ、今の時期は空調が止まっても、寒くなるくらいで、それでも上着とか着用すれば寒さは凌げるけれど、夏の時期蒸し風呂状態になったら悲惨ですからね、窓は開かないし。そういう意味では、缶詰になるならまだ冬の時期の方が少しは楽じゃ無いかと。

新幹線も開通してから50年過ぎているから、色々老朽化しているという話もあったけれど、多分日本のJRの中で一番成功していて一番利益をたたき出しているだろう新幹線が、老朽化で手が回らないとなったら、それって国内の電車が全部駄目という話になるんじゃない。まぁ、JR東海としても、ドル箱路線だからちゃんとメンテナンスはして居るだろうし、それなりに対策し取っていると思うけれど、今回の原因に関しては早急に究明と対策をして欲しいですよね。

通報

昨晩の新千歳空港では、こんなトラブルがあったようですね。夜の9時半頃となれば、もう最終便くらいのタイミング。最大2時間以上の遅れとなると、羽田行きだとしても足の確保が無いんじゃ無いだろうか。しかし悩ましいのは、怪しい物があったと通報するのも重要だけれど、それが実際に見つからなかった場合その通報者が問題の中心になってしまうこともあるわけで、そうなると萎縮して本当に通報が必要な時に通報されない「狼少年状態」になること。

こう言う場合、SingaporeのChangi Airportのように、搭乗口直前に保安検査施設があり、個々のフライト毎にチェックできれば、ここまで再検査が広がることも無いんでしょうね。ただ、その分X線検査機の数が膨大になるだろうし、検査員も人数を増強しないといけないだろうし。24時間空港で一日中利用者があれば効率的にも良いのかもしれないけれど、そこまで利用者は多くないだろうし。保安検査に関わることだけに、慎重かつ厳密に行うべきで、そういう意味では今回の措置は仕方ないとしても、やはり最初のスクリーニングでちゃんと怪しい物をはじき出せるような仕組みも必要ですよね。ただ、それって全身ボディスキャンだったり、より高解像度高出力のX線検査機だったりするわけで、乗客に対しての負担も増えるのも問題ですし。

結局は、そのナイフらしき物は見つからず、フライトも遅延しながらも出発した様ですが、その部分の検証も必要でしょうね。例えば移動式の簡易検査機みたいな物をゲート前に持ってきて、その場で再検査するとか。機内持ち込み手荷物に関しては、オーバーヘッドビンをロックして、出し入れにはCAさんがするとか。最も、現状ロック機能は無いし、出し入れをして出した物が凶器で無い保証も無いので、これは無意味かもしれないけれど。日曜日の夜、それも遅い時間帯のトラブルで大変だった皆さん、大きなトラブル無く目的地に到着出来たことを祈るばかりです。

横浜駅西口地下通路

横浜駅の、それも西口方面を頻繁に利用する人で無いと、これがどれだけ大きなニュースか分からないと思うけれど、JR横浜駅と西口地下街(今はジョイナスだけれど、一寸前までは「ダイヤモンド地下街」と呼ばれていた)が、地下通路で結ばれたというニュース。私がよく利用するシェラトン横浜は、この地下街に繋がっているので、JR横浜駅で下車すると、中央通路を日供市方面に移動し、階段を上って一度地上部分に出てから、目の前のダイヤモンド地下街の階段を下りて、さらに進むとシェラトンの地下1階の入口にたどり着きます。その水平移動距離もさることながら、横浜駅で上って直ぐに地下街に降りるときが、晴れていればまだしも、雨の時などは凄く大変。利用し始めの頃は、まぁ横浜駅と地下街では、経営主体が違うから仕方ないのかもしれないけれど、特に大きな障害があるとも思えない10m程度の距離をぶち抜く工事って、そんなに大変なのかと疑問もありました。

開通したのは「仮通路」なので、途中階段も残るし、直線でも無いみたいだけれど、最終的にはそれなりの広さの真っ直ぐな通路が、横浜駅の地下通路から延びるんだろうな。一つ残念なのは、地下街の方が深いからなのか、横浜駅とは真っ直ぐには繋がらない要すなところ。少しスロープにするなどして、途中階段とか無くして接続して欲しいですよねぇ。西口の場合、駅から地上に出て、左手の髙島屋や相鉄ジョイナス方面に行く人も多いし、右手のモアーズや飲み屋街に行く人も多いから、地上に上がる階段もそれなりに容量が必要だし、地下街方面も地下街がバスターミナルへの接続通路にもなっているから、どの方向にも結構交通量は多いんですよね。今は工事で閉鎖されている正面の階段何かも、朝夕は凄い混雑するくらいだから、やはりあそこを直結するニーズは大きいと思いますけどねぇ。

最終的にどう言うデザインになるのか分からないけれど、今回仮通路が通った横浜駅西口部分は多分真っ直ぐな通路がダイヤモンド地下街の中央通路と繋がるんだろうな。あと、今は工事中の駅ビル部分も、地下街との接続通路を作るんだろうか。横浜駅の場合、JR、私鉄、ともに改札を出ると、中央コンコースに出る動線になっているから、中央部分以外では不要かもしれないけれど、駅ビルが出来て人の流れがそちらにも行くようになれば、今の相鉄ジョイナスみたいな感じで地下の移動部分も出来るだろうし、それは地下街と繋いで欲しいなぁ。そういう意味では、相鉄ジョイナスも、ぐるっと遠回りすれば地下街接続でダイヤモンド地下街に行けるけれど、途中工事中みたいな場所があるから、ショートカットがあたら側にも出来るんだろうか。それはそれで便利そう。そうなると、横浜駅の中央コンコースももっと広げて欲しいなぁ。

2018年3月11日

七年目の311

今日で東日本大震災から7年が過ぎたのに、まだまだ往時の状態には戻らない戻れない地域が多い被災地。それでも、以前に比べて明るいニュースの割合が多くなってきたことは幸いなのかもしれない。それでも、未だに悪質なデマとしか思えないような報道や情報が拡散されていることには、それが情報社会の一つの定めとは言えなんとも言えない気持ちしか浮かばない。

以前も書いたけれど、阪神大震災のも大きな震災ではあったけれど、内陸部であったことから、瓦礫が撤去されて新しい住宅や施設が建設すれば良かったから、復興スピードはかなり早かったと記憶しています。3年目位には、まだ被災の傷跡はあったけれど、かなり回復していた記憶があります。それに比べて東日本大震災は、未だに宅地整備もままならない地域を多く、交通も不便な場所が多いのは、地震による倒壊だけで無く津波の被害が大きいことなんですよね。勿論、福島第一原発の影響も大きいけれど、それ以上にやはり津波の被害、そしてそれに対してのかさ上げや地域移動等で時間が掛かっているのが一番の問題じゃ無いだろうか。

地域によっては、より強固な堤防を作る場所、かさ上げして万一の場合でも大丈夫な高さにする場所、さらには高台地域に移転する場所、それぞれ対応策は異なるけれど、いずれにしても先ずはその方針決定までに長い時間が掛かったし、さらに現在も進行形で整備にも時間が掛かる。有る程度、以前のままで整備を進めた場所の方が復興スピードが早いのは当然としても、その考え方の違いが色々あるのも時間が掛かる理由の一つなんでしょうね。本来なら、津波被害の地域で同じ対策を一気に進めて、万が一再び津波が来たときにはどうするか共通の手順を定めておくのが一番効率的ではあるけれど、やはり人の心は効率だけでは納得出来ないことも多いし。

福島第一原発は、今年中には第三建屋から燃料棒取り出しが始まるけれど、第一、第二からの取り出しは予定よりも遅れが出そうとか、進んでいるところもあればまだまだ足りないところもある状態。でも、時々放送される現地の様子を見ると、以前のように重装備でもなかなか現場に近寄れないという状態から、かなり活動範囲が広がり放射能の影響も限定的になってきているようで、そこは現場で作業している人達の苦労と努力に頭が下がります。決して後ろ向きの気持ちでは無く、将来本当に原発が廃止されるときには必要な技術を今準備しているわけで、そういう意味では原発推進だろうと原発反対だろうと、どちらの立場でも福島第一の作業に関しては応援しなきゃいけないはず。そう言うことを知ってか知らずか、未だに騒ぐだけが目的のようなグループが居ることだけが許せない気がする。

震災や津波で亡くなられた方々のご冥福を祈りつつ、一日も早い復興というかいつもの生活が戻る事を祈りたいですよね。

苦楽フォン

昨年末に母親が携帯かららくらくフォン(スマートフォン)に機種交換したんですが、友達からの電話が取れないと言うので見て欲しいと相談されました。試しに自分のスマホから発信するとちゃんと着信するんですが、それがどうもいつの間にかマナーモードになっていて気が付かなくなっていた様子。さらに、友達が何度も電話したというので履歴を見てみると、確かに着信履歴が残っています。で、ここをクリアーして渡したら、今度は番号(ダイアルパッド)がで無いと言われます。よくよく見ると、先ほど履歴削除したところとタブ切替になっていて、それを切り替えずに私のが駄目だったみたい。

元々が、FOMAの携帯電話を利用していて、流石に経年変化でバッテリーがもう殆ど瀕死状態なので買い換えたんですが、改めて「らくらくフォン」を見ると、LINEとか入っていたり、これ多くの高齢者には不要な物以前の話だよなぁと感じました。いゃ、色々大人の事情もあるだろうし、高齢者と行っても使いこなしている人も居るんだろうけど、せめて携帯電話からの移行者用に携帯電話程度の機能限定にするスキンみたいな物を入れてくれないだろうか。それで十分な似合う人も多いわけだし、それによってdocomoへの問合せも激減すると思うし。

今の、例えば70代から80代位を対象にするなら、やはりもっと単純化した「らくらくフォン」が欲しいと思いますね。文字入力もしない、音声通話に特化した物。で、もう暫くしたら、携帯やスマホに慣れている世代がそのバンドに入ってくるから、そうしたら今のらくらくフォンの内容でも良いけれど、例えばボタンの反応速度は調整できるようにするとか、また違ったカスタマイズが必要になると思う。最も、それって今自分が使っているスマホも同様で、一度も使わないアプリが半分どころか70%とか80%位占めているわけで、そういうものを削除出来る機能が欲しいし、本当に必要な物だけに特化したカスタマイズが出来れば、凄く使いやすい物になると思う。パソコンが色々言われてきたけれど、少なくとも自分が欲しいものだけ、自分が使いやすいようにカスタマイズする点においては、自由度はパソコンの方が高いから、まだ安心出来る点は大きいと思う。

あと、どう言う経緯で付属しているのか分からないのだけれど、らくらくフォンに二つ折りケースが付属しているんですよね。元々ついていたのか、購入時にサービスで付いてきたのか分からないけれど、それをスマホに装着して使用しているんですが、そのケースがついたままだと充電器に入らないので、充電の度に付けたり外したりしないといけない。非接触型の充電器になれば、それはそれで解決するのかもしれないけれど、現行機種の充電器とのI/Fって結構融通が利かずに面倒だと思う。ケーブルで接続するだけなら、カバーとか付けたままでも何とかなるんですが、それはそれで高齢者にはあの小さなケーブルを挿入するのも大変だし、Type-CとかLightningのように上下区別が無ければ良いけれど、Type-Bの小型コネクター等は絶対挿入出来ないと思うし。色々考えさせられますね。

財務相書き換え認める

昨晩急転直下した、森友学園関連文書の書き換え問題。以前、財務相も明確に書き換えの無い事を言わないことに多少の不信感があった物の、やはり何か心当たりがあったのかもしれない。一方で、最初に報道した朝日新聞も、その後の具体的な追及は無かったわけで、そういう意味では何か掴んで吐いたけれど確信は無くて駄目元で公表したのか、革新家が会って日宇表したのか不明。仮に後者であったとすれば、ここまで引き延ばしたのはある意味ビジネス的目的にも取られるわけで、そうなると彼らがいつも言うところの「社会的責任」という事にも少し疑問符がつく気がしますね。

月曜日に財務相が発表する見たいですが、添付された文書の内容を修正したと言う事らしく、偽造ではなく書き換えという言い方をして居るようで、このあたり実際に発表が有るまで誰がどの様な行動からこうなったのかよく分からない。財務相として、ここ数日かなり徹底的に調べて分かった話だろうから、それだけ問題として認識されていないくらいの事だったかもしれないし、それでも世論に配慮してあえて非を認めると言う話なのかもしれないし。

まぁ、これで野党側は勢いづくのだろうけど、それでますます国会が空転しなければいいんですけどね。確かに問題ではあるけれど、今の野党が与党だった民主党時代にも、多分規模や悪質度では今回以上の書き換え問題が出ているわけで、あの時と比べて、仮に今回麻生大臣が辞任するとかましてや首相の責任云々と言う話にまで広げるのは、過剰すぎると思う。不正行為や悪いことは正さないといけないけれど、その度に政権が変わったり選挙が始まったりするのは堪らない。野党が変に今回の事を成功体験にして、これからも好き放題されたら、それこそ日本の悲劇になりますしね。

で、まさかとは思うけれど、今回は近畿理財局の失敗なわけで、財務相も責任はあるんだろうけど直接の責任があるとまでは言えない。ただ、監督官庁として何らかの対応は必要なわけで、例えば組織改革とか言う話になると、歳入庁創設と言う話も出てくるかもしれない。さらには来年に予定されている、消費税のアップもまた保留されるかもしれない。そうなると、結果的には国民にとっては良い方向に進みそうな気もするけれど。いずれにしても、12日に発表が有るまでは憶測でしか無いわけで、今日3月11日は東北のことを思う方が重要だろうなぁ。

2018年3月10日

外れのお摘まみ

昨日は週一の金曜日の新幹線通勤の日で、何時ものように夜一寸遅めに浜松に戻ってきました。今週初めに定期的に通っている掛かり付け医院での健康診断があり、久しぶりに良い値がデタのご褒美にちっと飲んでいくことに(笑)。何時ものホテルのバーに行ったんですが、一寸これは無いなぁと言う結果に。

私は晩ご飯代わりにお摘まみを何種類か頼んで、それを摘まみに飲むのが好きなんですが、そういう場合ホテルのバーだと館内のレストランから料理の取り寄せも出来るしバラエティーも有るし、そこそこ品質・味も保証されているので結構お勧めだと思っています。今回は、「料理長のお勧め料理」で、洋食と中華が何点かメニューにある、中華はちょっとつまみ向きでは無い気がしたので、洋食から二品をオーダー。しばし届くのを待ちます。

混雑していたのか、少し時間が掛かって届いたんですが、どちらも見てびっくり。一つは海老の洋風フリッターみたいなものと思って注文したら、中華の「エビマヨネーズ」まんま。私、マヨネーズは好きだし海老料理も好きだけれど、あのエビマヨネーズは味が濃すぎて余り好きでは無い。案の定この料理も、海老についた衣がたっぷりマヨネーズソースをすっていて、正直くどい。それでも、こちらは付け合わせの生野菜を塗してなんとか味を調整して完食したんですが、もう一つが駄目でした。

正確な料理名は忘れたけれど、豚肉のミルフィーユのなんとかソースみたいな名前。で、出てきたのは豚肉二枚の間にチーズベースのソースを挟んで衣を付けて揚げたトンカツ。しかも、それが三枚も乗っている。下手な食堂なら、ランチのトンカツ定食出だされるサイズが三枚ですよ。思わずサーブしてくれたチーフマネージャー氏に「これ、一人前?」と聞いたら「えぇ、私も変だと思って、別のパーティープラン用と間違えたかと確認したけれど、これでいいそうです」と言われ、「多分多いと思うので、残して頂いて結構です。」とも。食べてみたんですが、肉の真ん中に塩っぱいソースというかペーストが挟まれたトンカツ以外の何物でも無い。それでも、最初の一切れ二切れは食べた物の、トンカツの衣をソース無しで食べるのはなかなか大変。熱々なら塩でもいけるけれど、有る程度醒めているから衣の油も気になるし。結局、三枚のうち一枚の半分も食べたところでギブアップ。

流石に最後に会計をするときに、その分は引いてくれましたが、「料理長のお勧め」があれではなぁ... 今度行ったとき、どうしようか...

ペンは剣よりも恐し

近畿財務局で、森友学園問題にも関わっていた職員の方が自殺をされたというニュース。昨年から体調を悪くしていて、そこから回復されていたようですが、多分最近の騒動も影響して精神的に追い詰められたのでは無いかと思われる痛ましい事件。その背景などを軽々しく断定してはいけないけれど、やはり人の命は大きいわけで、先ずはご冥福をお祈りするばかり。

さらに、この事件を受け手なのか、佐川国税局長も辞任を発表。野党は、ここが勝負所と追求を強めているけれど、その追求をする理由が、未だ真偽が分からない朝日新聞の記事一つだけなわけで、未だ他人事のように報道を続ける朝日新聞は、先ずはその記事の根拠になった書類の内容をちゃんと報道するべきでは。で無ければ、一つのメディアの思い込みで、人の命まで奪う、あるいは政府を転覆させることも出来る話になってしまう。前回の前川文書問題にしても、その写真は出したけれど、あれは政府側の不手際、敵失で世論が傾いて上手く言った話。でも、事実が出てくると本当に朝日新聞が言うほどの話しなのか疑問しか残らなかったけれど、多分今ではみんなそんな話は忘れているんでしょうね。で、それで味を占めたというのが今回の話じゃないだろうか。

三権を監視する第四の権力であり、だからこそ「ペンは剣よりも強し」と言われてきたけれど、どんな場合でも長く続けば腐敗や驕りは生まれるもので、レガシーメディアにはそういう状況にさらにネットメディアの攻勢という事も有って、無理をして居る気がします。それでも、これまで積み重ねた実績は無視できないわけで、そのレガシーメディアがペンを利用することで、無いものをあると言わせたり、やっていないことをやったと言わせたりと、暴走が止まらない感じですね。まぁ、さらに問題なのは善悪の区別では無く兎に角与党を批判すれば良いと考えている野党なんだけど。

いずれにしても、現時点では書類の書き換えは無い、と言うのが財務省側の立場であり、となれば朝日新聞の報道が間違い、場合によっては「虚報・捏造報道」という事になるわけで、朝日新聞としては何らかの説明責任が発生するわけだけど、今のところ他人事のように状況報道をするだけ。それだけ、自分達の勇み足を実感しだしたのかもしれないけれど、それで許してはまた同じ事をやるだろうから、徹底的に説明責任を追及するべき。剣よりも強いペンは必要ではあるけれど、恐怖を招くペンは国民の敵でしか無いわけだから。

あぁ勘違い

かなり久しぶりな「金曜日の新幹線シリーズ」。昨日は、前日夜からの強い雨の中眠りにつき、「あぁ、朝は土砂降りの中出勤かぁ」と諦めていたら、朝には雨も上がり、念のため折り畳み傘を持参して家を出ましたが、結局使わずに済むくらい。新幹線も、自宅を出る前は新富士と新横浜間で、雨の影響で遅延していると言う話でしたが、少なくとも新幹線は定刻通りに運行。代わりに、新横浜で乗り換えた横浜線が30分位遅延していて、結構な混雑でした。

で、今回の新幹線通勤、久しぶりにやってしまいました。今から思えば、一月前に予約したときからその兆候はあったんですよね。金曜日は、浜松駅を7:51発のひかり号で新横浜に向かうのですが、大体いつも座る号車や座席位置も決まっています。で、何時も一月前に指定席が売り出されると直ぐに予約を入れているのですが、今回は何故か何時も座る席が既に予約されていたので、少し離れた席を予約しました。何時もだと、数日過ぎても空いているんですけどね。その時は少し変だなと思いつつも、当日となりました。

駅のホームで到着する新幹線を待っていると、自分が座る席に人が座っています。「あぁ、また何時もの座席間違いか」と思いつつも、今回は何時も指定する座席とは違う場所を指定しているので、念のため改札を入ったときに印刷される確認証で座席を確認します。で、気が付きました。座席番号は間違いなけれど、乗車するひかり号が、何故か一つ前の時間になっています。慌てて、指定席車両から自由席の長い列に並び直して、「あーぁ、こりゃ新横浜まで立ちっぱなしかな」と諦めたんですが、3席列の真ん中がいくつか空いており、なんとか座って移動出来るようにはなりました。

座ってもう一度確認証を見てみると、確かに一つ前のひかり号の座席を予約しています。うーん、なんで気が付かなかったんだろうか。実は、号車とか指定席の番号は過去何度も間違えたことがあるので、乗車する前に確認するようにして居るんですが、今回の様に乗車する新幹線を間違えたことは記憶にありません。落ち着いてからパソコンを取りだして、予約記録を見てみましたが、確かに間違って予約していた。その時に慌てていたのか、何か勘違いしたのか分からないけれど、取りあえず現時点で予約している指定席を全部見直して、今回の様に間違った予定で予約していないか確認しました。まぁ、もう10年にもなる新幹線通勤だから、こう言う事も有るんだろうけど、これを機会にもう一度予約は事前にしっかりはっきり確認するようにしないと。取りあえず同日の復路の予約は大丈夫なことを確認してから乗車しました。これからも間違えないように注意しよう...

2018年3月9日

摩擦発電

関西大学が開発した、従来の素子よりも100倍もの発電量を達成した摩擦発電。将来的には0.1W位の発電量を目指すとのことで、そうなるとかなりのサイズのデバイス駆動も可能になるだろうし、充電にも使えそう。

ふと思ったんですが、靴底だけで無く、例えばベルトの周りにお守りとこの素子を組み合わせた物を付けて、歩くときの上下動でお守りがかかとの役割をするような物って作れないだろうか。あるいは、カバンの底に同様の装置を入れていて、歩いている間に発電充電するとか、色々応用が出来そうな気がします。勿論靴底に入れることで、位置情報の発信とか、歩いた履歴を記録して、万歩計代わりとか地図アプリと組み合わせて経路情報なんかにも利用出来そう。でも、都会だと電車などで歩くことが減るし、田舎に行けば車移動が殆どだから、一寸これからの世の中では逆に応用範囲が狭まるのかもしれない。

靴では無く、以前東京駅で実験したように、床材を全部これに置き換えたら、毎日何万人という人が歩いて発電する電力量はどれくらいになるんだろうか。コストとの兼ね合いもあるけれど、結構な電力になりそうな気がするけれど、発電量が読めないから余り基盤電力としての目的には沿わないし、やはり個人的に発電して何か応用を考えた方が良いんでしょうね。例えば、山などで遭難したときには30分位ぐるぐる狭い場所で歩き回って充電すると、一回分の非常電話の電力が充電できるとか。わざわざ発電機を持参しなくても、万が一の時に自力で何とかなる方法があるのって、かなり違うと思う。しかし、100倍もの効率化って凄いなぁ...

軽率な言葉

昨日お昼過ぎに馴染みの床屋へ行って髪を切っていたんですが、たまたまその時にCX系のチャンネルに合わせてあって、お昼の情報番組をやっていました。で、12:00からのバイキングから14:00からのグッディへの繋ぎで、MCの坂上忍氏と安藤優子氏が、まぁ掛け合いというか雑談みたいな事を画面上でやっていたんですが、その時に「何々はパワハラですよ」「いゃ、そっちの方がパワハラでは」と、パワハラをネタにギャグとか笑いを取るというレベルでは無かったけれど、でも冗談のような使い方をしているのが気になりました。

まだ真偽は不明ながらも、女子レスリングの栄コーチと伊調選手の間の「パワハラ問題」が大きくなっていて、しかも内容程度は不明だけれど、その火中の栄コーチがマスコミなどからのプレッシャーで心神耗弱状態になっているからと所属大学から要求が出るような状態になっているわけで、それに対して余りに配慮が無いのでは無いかと怒りに近い感情を思わず感じてしまいました。

仮に今言われているような、栄コーチから伊調選手へのパワハラ行為があったとしても、それをこう言う形で軽率に取り上げる事って、栄氏への批判にもならないし、逆に伊調選手に対しての侮辱にもなる気がするんですけどね。まぁ、言ってみれば彼らにしてみれば、今回の騒動はあくまでニュースや話題の一つであって、本当にそういう問題を批評しようとか何か提案をしようとか言う気持ちはほとんど無いんでしょうね。仮にそういう気持ちや考えがあれば、その考えを持っている人が即座に「それは駄目ですよ」と否定して停止するはずだし。

まぁ、お昼の情報番組なんてそんな程度と思えば良いのかもしれないけれど、でも昔よりは衰退したと言われてもそれなりにまだまだ影響力が大きいテレビの番組で、ああやって軽率に言葉が扱われるのって、やはり問題だと思う。

沈没の朝日新聞?!

未だ沈黙を続ける朝日新聞。国会には、疑惑が指摘されている文書のコピーが提出されたけれど、それは昨年の国会で提示された物と同じで、指摘されている疑惑の証拠は見つからない。一方で野党などは「疑惑が無いのはおかしい」という、いちゃもんにもならないようないちゃもんを付けて国会を放棄する問題児的行動を取っているけれど、もう開いた口が塞がらない。で、自民党の和田正宗参議院議員が「朝日新聞は別の書類と比較しているのでは」と、かなり革新的な指摘をして居るけれど、案外これが正解だったりして。

大体、最初にこの疑惑を指摘した朝日新聞が、積極的にこの話題を扱っていないことが不思議。元々の記事が、前回の文科省事案のように、一部陰で隠すにしても写真公開するわけでも無く、また具体的な内容を追跡取材している様子も見えない。言い方にしても、煮え切らない表現ばかり。考えるに、前回の事案の時は、最初に文書の写真を公開して変なところを指摘されても、「前川氏」という援護射撃があったから、勝手に回りが情報を拡散して且つその信憑性を裏書きするような状態になっていました。でも今回は、そんな援護射撃は無いし、しかも自身で公開している情報も不確かな情報しかなく、明らかに迫力不足。切っ掛けさえ作れば、後は野党がその種火を拡散して延焼してくれると思っていたのだろうか。

結局は、今回の疑惑を言っているのは朝日新聞だけで、野党はその理由だけで騒いでいるけれど、肝心の朝日新聞からしっかりとした証拠が出てこないから、野党の言い分も段々支離滅裂(いゃ、それは最初からだけれど)の度合いが酷くなっていき、今では何を言っているのか分からないような状態。それで国会をサボって、twitterとかで「与党怪しからん」みたいな書込を続けているんだから、本当に良い商売ですよね。

いずれにしても、現状では朝日新聞が自らの記事に関しての説明責任を要求されているわけで、何故ああいう記事を作成して公開する理由となったのか、納得出来る証拠とともに読者に対しての「丁寧に、かつ真摯に説明する」義務が生まれたと思うんですが。で無ければ、目的のためには手段を選ばずに自らの行為を強行する、デマ機関、と言われても反論できない気がする。まぁ、今回は、お仲間の毎日新聞や東京新聞の援護射撃も薄いし、何時もなら盛んにtwitterで援護射撃してくれる自社の記者や関係者も大人しいし、実は「拙い」という空気が大きくなっているのかもしれない。まあ、これまで他者に対して発言していた意見が全部自分に戻ってくるわけで、そうなった場合にはこれまでの誰よりも真摯にかつ徹底的に反省して欲しいのだけれど... まぁ、それは無理か。でも、これだけ世の中を煽って、場合によっては「内閣総辞職だ」とクーデーターみたいな事まで言い出したわけだから、野党の皆さんも一蓮托生ですよね。と言っても、蛙の面に小便だろうけど...

2018年3月8日

バイタルデータ

北島三郎氏の次男の方が、自宅で一人でなくなり一週間後に発見された件、自分も最後は似たような感じになるのかなと思いつつ、でも私よりも若いのにと驚きも。でも、いつ何時どんなことが身に降りかかるのか分かりませんからね。急に体調不良になったりするのは避けようが無いけれど、悲しいのは一週間もの間誰にも気が付かれずにそのまま発見されることを待っていたこと。変な話だけれど、この時期だから腐敗臭とかも少なかったのかもしれないけれど、そんなことでも無いと外から分からないことも事実ですしね。実は私の親戚でも、一人暮らしの大叔父が自宅で倒れて無くなり、そのまま数日間発見されずにいて、不審に思った息子さん(従兄弟)が実家を訪ねたら無くなっていたことを発券したという事があり、本当に他人事とは思えない。

最近少し下火になったのかなと思うけれど、スマートウォッチタイプのバイタルデータモニターって必要ですよね。健康管理の目的だけで無く、万が一の時には緊急通信を発信したり出来るような。それで救急車などが直ぐに到着して九死に一生を得られれば良いし、仮にそれが間に合わなくて命を落とすことになっても、少なくとも直ぐに肉親に伝わり少しは救われる気持ちになるかもしれない。最期を看取って貰えればそれで十分だけれど、それが出来なくて亡骸が放置されて、それ故に家が汚れたり後の処理が大変になる事だけは出来れば避けたいなという気持ちですよね。

でも、自分の場合は、フライト中に座席で熟睡していたら、そのまま昇天してしまうのが一番ありそうな気がする。その場合は、航空会社の方に迷惑を掛けてしまうから、その分今から一生懸命貢いでおくしかないけれど。そうそう、そのバイタルデータをモニターするデバイスの中には、自分の遺言じゃ無いけれど、必要な手続きや処理とかそういうものも一気に進められるデータを入れておく、委任状を入れておく、みたいな事も可能になれば良いかも。そういう意味では、バイタルデータモニターと言うよりも、自分の人生の最期のオプションを詰めたデジタルデバイスだなぁ。SONYとか作らないだろうか。

イチロー古巣復帰

イチローのシアトルマリナーズ復帰が正式に決定。年々条件が厳しくなる中、外野手が怪我でピンチになったという幸運も有ったかもしれないけれど、それでも44歳の選手に声が掛かるのは彼がそれだけの力をまだ持っているからでしょうね。今回の場合、ポジションの穴埋めが先ず第一で、そういう意味では今のイチローの打撃力よりは守備力の方がまだ価値はあると思うから、案外良いトレードだったんじゃ無いかと思う。ただ、故障している選手も5月とか6月になれば戻ってくるだろうから、その時にどうなるかが最初の試練でしょうね。それなりに打撃も実績を出してレギュラーとしてポジションを固めるか、守備選任となってしまうか。

イチロー古巣復帰か」のニュースを聞いてから、マリナーズのホームゲーム観戦の予定を確認し始めたんですが、なかなか都合が良い物が無い。最初にも書いたように、まずはシーズン序盤で無いとイチローの出場機会も減っていく可能性が大きいから、そのくらいで一度行きたいけれど、既に別の予定を入れていたこともあって一寸厳しい。一番可能性が大きいのは、夏休み期間だけれど、この時だと対戦チームとの兼ね合いも有るから「今誰が何処にいるんだっけ」と調べながら予定をあれこれ考えています。今のところ、6月に何とかねじ込めないかと思案中。いずれにしても、今年の楽しみが一つ増えました。

2018年3月7日

沈黙の朝日

今回の財務相の書き換え問題に関して、言い出しっぺでもある朝日新聞が、自分で火を付けたにもかかわらず、その後静かにして居るように感じるのは自分だけだろうか。加計学園の時がそうだったように、ある意味使い回しの情報も含めて連日やんややんやと報道していたように記憶しているのに、今回は火を付けた後は後追いの記事位しか見つからない。

その理由かなと感じるのは、最初の記事にしてからが、それまでの記事に比べて距離を置いた曖昧な表現を使っていること。既に言われているように、その証拠写真を見せるわけで無く「朝日新聞は文書を確認」としか言っておらず、それ文書の出所なり内容も無い。大体最初から「書き換えられた疑いがある」と断定表現では無く、伝聞表現で伝えている。それって、新聞がやることだろうか。確固たる取材活動があり、そこから得られて構築された事を報道するべきじゃ内のか。

最も、そんなこれまでに無く不確かな内容の報道を唯一の理由として、国会で傍若無人ぶりを発揮する野党も野党だけれど、なんで毎回同じような事を繰り返しながら学習能力が無いんだろうか。しかも、「国会議員」という権力を振りかざして、アポイントも無いのに押しかけ、何でも良いから見せろと脅迫して、守秘義務も無視して写真を撮影して、それをメディアに撮影させて「これを見ろ」としてやったりの表情だけれど、同じ事を自分達の事務所とかにやられてもこの人達は文句を言わないのだろうか。いゃ、以前松岡農水大臣がなんとか還元水の問題で追求されていたとき、彼の事務所に押しかけてアーダコーダ言って、結局松岡氏を自殺に追い込んだのも同じ手法ですよね。勿論、松岡氏にも後ろめたいところはあっただろうし、正しいのであれば身の潔白を主張するべきだと思うけれど、だから取って勝手に相手の事務所に押しかけるというのは、ヤクザの取り立てみたいな物。社会主義とか共産主義では、そう言うことが認められるんだと改めて怖さを認識した事件でもありますよね。

実は同様の事案は、民主党政権時代に厚労省でもあって、当時の長妻厚労大臣が陳謝しているけれど、別に内閣も総辞職したわけでも無いし、大臣辞任も無いし、担当者が減給処分になっただけ。そう言うダブルスタンダードが直ぐに八卦屈されて公開される現在だから、いい加減野党も「攻め方、落とし方」を学べば良いと思うのに。それこそ、この修正におじてくれたら、この法案を通してくれたら、これ以上は追求しない、位の話をしても罰は当たらないと思うのだけれど。まぁ、そんな話が漏れたら、談合と言われて野党が消えてしまうから出来ないのだろうけど。しかし、不毛な時間ですよね。

R-1グランプリ

昨日放送されたR-1グランプリで優勝した、盲目の芸人(漫談家?)浜田祐太郎氏。盲目の自分をネタに自虐的なネタが中心で、あぁ、これは行ったなと最初の予選の様子を見たときに思いました。対抗馬(?)のゆりやんレトリィバァのネタが、一回目が少しネタ的に間延びしていて後半伸びず(だから同点だったと思う)、決勝戦では個人的に「面白くないときのゆりあんネタ」で、浜田氏との差が出ましたね。

漫才師、あるいはタレントさん・芸人さんは、色々なネタの持ち味があるわけで、そのうち多くの場合は地震の性格とか容姿をネタに自虐的な話をすることが多いんですが、浜田氏も今回はそう言うネタ中心。彼の場合は、シュールな方向に行く異なる笑い飛ばす系の話なので、なんとなく感じたのは「五体不満足」で乙武洋匡氏が登場した時みたいな雰囲気を感じました。言い方が難しいけれど、一つの個性として笑い飛ばせる、みたいな。ただ、彼の場合もこの方向性のネタだけではじり貧になる事は確かで、今の優勝後の忙しい時間の中でも次の柱を見つけないと話題だけで終わりそう。

ただ、彼の話を聞いていると、先ず声が凄く聞きやすい。それと、話し方も分かりやすくて内容に寄らず馴染みやすさというか親しみやすさを感じるのは凄く武器になるんじゃ無いかと。本人の希望に添うかどうかは分からないけれど、コメンテーターみたいな仕事もかなりこなせるんじゃ無いだろうか。人に何か語り伝える場合、話の内容とは別にやはりその人の声とか話し方が重要な予想になるわけで、一つは凄く特徴的な声とか話し方と言うのが武器になると思うけれど、その太極になるのかもしれないけれど、凄く分かりやすくはっきりした話し方と言うのも魅力だと思うんですよね。彼の場合は、凄く後者の資質を感じました。芸人の「噺家」としても面白いし、一寸ユーモアーの有るナレーターとか、場合によってはタイミングを上手く伝えられれば、アニメの吹き替えだって面白いかもしれない。台本だって、わざわざ点字に変換しなくても、テキストスピーチアプリに入力して再生すれば良いだろうし。

そう言うことって、結局彼の芸人としての幅も広げると思うんですよね。昨日のネタは、まだ若手だからと言う事も有るんだろうけど、自分の経験話が中心で、それはそれで良かったんですが、さらに幅を広げようと思うともっと色々な経験が必要なわけで、そういう意味では言い切っ掛けになるんじゃ無いかと。一寸早口だったけれど、明瞭で滑舌の良い話し方と、よく通る声質っていうのは、これから面白い素材になるんじゃ無いかと個人的に期待したR-1グランプリでした。

2018年3月6日

イチロー@マリナーズ

まだ確定情報では無いけれど、MLBのイチロー選手が古巣のマリナーズへ復帰することがほぼ確実になったらしい。私は、2008年からアメリカ等へ個人的に旅行するようになったんですが、その切っ掛けの一つが「イチローのプレーする姿を見たい」だったわけで、こうなるとまたシアトル行きを計画せねば(笑)。しかも、同じ地区で対戦が多い、大谷選手のエンジェルスとの試合も割るわけで、そうなるとLAXにも行くのも良いかも。個人的には、夏の季候の良いときにシアトルに行きたいなぁ。今、7月までは予定を入れているけれど、8月とか9月にUAのPQM獲得も含めてシアトル行きを入れてみようかしら。シアトルだとANA便があるから、個人的にも取りやすそうだし、そこにUAの国内線を搦めてPQMも獲得刷るような話に使用。

いずれにしても、早くイチローの去秋が決定し、今シーズンも彼のプレーを見たいですよね。42歳での活躍を期待したいなぁ...

科研費 (2)

昨日の科研費の話、指摘された大学教授の皆さんは一斉に反応するのはいいんだけど、それが罵声に近い物で何時もの事ながら「何だろうなぁ」という印象。成果を求められてお金が出されているんだから、その内訳なり成果物なりをちゃんと示せば良いのに。その内容に対して何か意見を言われたのであれば、それはこうだと説明すれば良いだけの話し何だけれど。それが、税金からの支援を受けた人の義務だと思うんだけれど。そういう意味でも、理系の場合は具体的な成果物提出が基本的に研究開発活動のゴールになるわけだから、凄く明瞭。そういう世界に居る物から見ると、疑問符だらけの世界ですよね、この人達って。

一寸ビックリしたのは、この科研費って、ある意味身内で決める仕組みになっているようだという事。研究を申請すると、特明の形で審査されて、その中で指示された物が多い順に採択されるらしい。で、その審査する側の人生もブラックボックスに近いらしいけれど、特定の方向性を持った人が多ければ、そういう傾向の物が多く採択される傾向が生まれてくるでしょうね。ノーベル賞って、過去の受賞者なども含めた世界中の研究者・学者から推薦されて決まるそうで、そういう意味では過去数多く受賞者を出している国は有利で、そうで無い国は不利という事も有るらしいけれど、それをもっとバイアス掛けた状態になっている気がする。それでも、過去の履歴が残されているから、今回もその傾向なり内容なりを第三者が調べることが出来るけれど、それすら無かったら本当にブラックボックと言うよりブラックホールと言う方が正しいのかも。暫く前に奨学金の未返納の話が出ていて、個人的には大多数の人がちゃんと返済している以上、未返納は許されないと思うけれど、それでも返済義務無しの奨学金とか本当に必要な人にはもっと届く仕組みが必要。科研費を削って、そういう方に回す方が意味があるのではと思ってします。

もう一つ思うのは、大学としてもそういう「お金を取れる教授」は便利だし優遇するだろうし、それって文科省からの天下りにも繋がるのでは。そういう意味では、例えば三回科研費を受け取ったら、3年間は資格を保留するとか、四回目以上の申請には、過去の仕事の成果を示す(著名論文誌に掲載されるとか、引用回数が一定数以上あるとか)等のクライテリアを儲けるべきでは。そうすれば、新しい分野なり新しい人にも回るお金が増えるだろうし、成果にしても客観的に評価される機会も増えるだろうし。と言うか、当然支給されたお金の使途はちゃんとエビデンスを受け取っているんだろうか。その活動内容の成果も勿論評価されるべきだけれど、其れ以前にそのお金の使い方に不信があるから説明しなきゃいけないのに、それに対しての回答が「外野は黙っていろ」的な反応しか無いと言うのはちょっとなぁ。

人間、痛いところ、後ろめたいところを疲れると過激に反応すると言うけれど、本当それに近い気がする。そういう意味では、今森友学園の書き換え問題で野党が追及して居るけれど、直ぐに自分達はそれ以上の書き換え事件を与党時代に起こしており、その時は減給で幕引きされたことがブーメラン証明されたけれど、そう言うことがあるから彼らは人一倍過激に版の等しているんだろうか。与党をせめるネタは、何時も新聞記事とか週刊誌報道というのも、能力不足以前のような気がするし、その追及能力にしても「無いなら無いことを証明せよ」と言うだけ。いゃ、貴方たちが決定的な証拠を突きつければ良いだけじゃ無いの。で、昨日も近畿財務局へ乗り込んだらしいけれど、そういうテレビ映りだけは気にするんですよね、この人達は。東京で国会をやっているのに、わざわざ大阪に行く暇があるなら、もっと経済とか社会保障とか、話し合わないといけないことは幾らでもあるだろうに。本当に野党って暇だしお金もあるんだろうけど、成果物は何一つ無い。何故か、今回の科研費の問題にオーバーラップしていくのは気のせいだろうか。

被写体切り抜き

写真を扱っていると、まず誰でもがやるであろう作業の一つが「被写体の切り抜き」作業。家とか車とか、有る程度形が決まっている物は、幾つかの方法でそれなりに綺麗に切り抜くことが出来ますが、一番困るのが「人物」の「髪の毛」。特に女性でふわっとした感じで広がる髪の毛なんて、もう見ただけで"Give-up!"と言いたくなることが何度も。だから、映像なんかで一コマ一コマ切り抜いているような物を見ると「徹夜何日したんだろう」と以前は思っていました(笑)。

最近のPhotoshop CCには、AIを利用した切り抜き機能が搭載されていますが、正直「今ひとつ」。まだ機械学習の練度が足りないのかもしれないけれど、付き合って学習させるのはなかなか大変。で、Googleもこんな技術を出してきましたが、スマホでリアルタイムに処理できるというならかなり凄い。でも、映像で見てもやはり髪の毛回りとか、一寸背景と同系色の服の部分などは処理が甘い感じで、その辺りはヒトデによるレタッチが必要そうですね。

人の目で見ると、ここまでが被写体部分、ここからが背景部分と認識出来るんですが、そのアルゴリズムは多分凄く複雑でしかも経験値からの知識も加わっているはず。それを、ソフトの中に落とし込むことは大変。一番単純なのは、被写体と背景の色の違いで境界線を認識して、そこで分離することですが、明確にコントラストが有れば良いけれど、結構似たような背景に溶け込んでしまうこともあります。また、背景に模様が有るような場合、被写体と模様部分との重なりで、本来の被写体の外殻が分からない場合も。人間の場合は、ここが肩のラインとかここが足の所とか、そういう補正作業をするから、紛らわしい背景でもそれなりに被写体の形を認識出るんだろうけど、そこまで機械学習して実こう出来るようになるんだろうか。単純に立っている場合だけじゃ無くて、それが背の低い人物なのか座っている人物なのかと言う理解も必要になるだろうし。

こう言う便利なソフトが登場してくれるのは嬉しい半面、その分システムリソースも要求してくるわけで、以前はPhotoshop CS5とかCS6とか問題無く利用出来ていた自宅のデスクトップが、Photoshop CC 2016とか2017とかになってくると、凄く動作が遅くなりたまにはトラブルになる場合も。使い始めて、もう三年以上になるので、システムも古いし、色々問題も有るんだろうけど、ソフトの進歩にハードも追いつかないといけないわけで、そういう意味ではこう言うスマホの技術が逆に環流して軽快な物にデスクトップアプリも進歩して欲しい。ただ、最近のスマホって下手すると一寸前のパソコン並みのリソースを持っていたりするから安心出来ないかも(笑)。

2018年3月5日

科研費

昨日TLでこの話を見てびっくりした、科研費の件。そのテーマが自分の考えと違っているかどうかは別にして、成果・結果が余りに未熟というかいい加減な物では。もう40年近く前になるけれど、自分も大学生時代に一寸こういう所に関わった(手伝わされた)事があるけれど、理系の研究の場合は装置や設備にお金も掛かるし、成果物も具体的に何か作り出さないといけないから、凄く大変だった記憶があります。しかも、お金が掛かる割に全額出ることも無くて、そういう意味では当時とは状況が違うのかもしれないけれど、何か自由研究の作文みたいな物を一つ書くだけで何千万円も貰えるなんて信じられない。数百万円規模の費用が出ても異例だと思う。

さらに、何億もの費用を貰いながら、しかもその「下っ端」と言っている人間が「美味しい思いをした」と平気で言ってしまう。をぃをぃ、それってこの人達が批判している安倍政権の仕組みその物じゃないのか。「楽しい思い」ではなく「楽しく研究活動をした」ならまだ分からないでも無いけれど、この「楽しかったですね」って、そのお金で別のことをやっていたからじゃ無いかとしか考えられない。勿論、一度に何億では無く、毎年何千万円ずつの合計が四億五千万円なんだけど、その内訳をちゃんと精査しているのだろうか。文科省にも支援者がいるみたいな事を言っているけれど、それって「忖度」以外の何なのと小一時間。

今近畿財務局の森友学園文書で騒いでいるけれど、これってそれ以上に文科省の問題として追及するべき課題のような気がする。最も、天下りの張本人が退官して騒いだら一転掌を返して自分達の英雄みたいな話にしてしまうくらいですから、彼にとっては内容が良い・悪いでは無く、利用出来るかどうかが判断基準なんだろうけど。暫く前に「文系不要論」みたいな物が出ていて、流石にそれは言いすぎじゃ無いかと思ったけれど、こう言うことがまかり通っているなら、やはりそのお金をiSP細胞研究とか、もっと日本の次の飯の種に投入するべきですよね。こう言う思想活動的なことは、自費でやってくれ、と。いずれにしても、スパコンの補助金でもあれだけの騒ぎになったんだから、先ずはこれらの科研費を先ずは精査して、目的外使用とかが無かったのか、それを先ずはっきりさせるべきだよなぁ。仮に、半分の費用が別の活動とか団体に流れていたとしたら、それって今のモリカケ問題も吹っ飛ぶ(と言うか、モリカケ自体が問題以前の事柄だとは思うけれど)大問題だと思うんですが。

まあ、野党もそんなことは薄々感じているから協力はしないだろうけど、そういう所が彼らが支持されない所以なんでしょうけどね。

ウィルステロ

先日とあるスタバで順番待ちをして居たとき、並んでいる列の私の右手に商品ケースがあって、上半分はガラスケースの中にスコーンとかドーナツとか入っており、下半分はオープンケースでサンドイッチ類が陳列されています。で、私の後ろに並んでいた女性が、そのサンドイッチ類を物色して半分体をオープンケースに入れるような形で見ていました。と、突然その状態のまま結構激しく咳をし出したんですよね。普通なら、体を戻して手で口を覆うなり横を向くなりすると思うんだけど、そのまま咳をしながら物色を続けて、一つサンドイッチを手にして私の横のレジに進んできたんですが、正直あっけにとられたし、この後このお店でサンドイッチ類は買いたくないなと感じました。

勿論、サンドイッチ類は袋に入っていて外部に露出しているわけでは無いけれど、そのラップにウィルス類がまき散らされた事は確実だし、その袋はある物はスタバの店員さんが触れるだろうし、知らないで買ってそのまま手に持って食べる人だって居るだろうし。大体、食べ物を売っている直ぐ近くで咳をして平気でいることが信じられない。実は似たような光景は、ホテルなんかのバイキングとかビュッフェの時にも見られるわけで、正直その光景を見ただけで食欲は減退します。時々食中毒なんかの事件で、従業員の衛生意識がとか言うときがあるけれど、それ以上に購買者側の意識ももっとちゃんとしないと、何時もこう言う事は起こるはず。電車内なんかでも、口を覆うとか何もしないでその場でくしゃみとか咳を盛大にする人が居るけれど、少時そこから半径100mには近づきたく無い気分に何時も襲われます。

インフルエンザが暫く前に流行していたときに、インフルかなと思って病院に行くことで帰ってインフルエンザのウィルスを回りにまき散らすことになるので、怪しいと思ったら自宅で安静にするべきと言うような話がTLに流れていました。勿論、症状が重篤な場合はどうするとか、その判断がつかないから医者に行くとか、理由はいろいろあるけれど、それならそれでちゃんとマスクやタオルで飛沫感染を拡散しない準備するとか、対応は幾らでも可能だと思うんですよね。でも、そういう必要な時に必要な対応に思いつき実行するためには、今回のスタバのような普通の時にもそれなりの意識が無いと咄嗟の時に行動するのは無理でしょう。

温泉などに行って、湯上がりに使用したバスタオルが、どうも少し前に他人が使っていた様子が残っていたときの不快感みたいなものを感じましたね。一度止揚したタオルはちゃんと使用済みに分類する、食べ物に向かって咳やくしゃみをしない、どちらもとっても普通の常識的なことだと思うのだけれど、何故か自分がする分には問題無い、他人がやったら気になる様な気がします。それは、自分がやることも気になるという常識を、もっとちゃんと思い出して欲しいですよね。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

SPG系列7滞在目は、先週のAMC Diamond修行フライト前泊に続いて、今度は修行フライト後当日に大学の集まりがあり、遅くなる事が予想されていたので後泊用に予約。ホテルとしては、一月前に宿泊して以来2度目となりますね。大学の集まりが、予想以上に盛り上がり、三次会という誘いを振り切ってホテルに到着したのは、もう日付けが変わろうかというタイミング。部屋に入り小腹も空いていたし飲み足りない気分もあったけれど、前日の教訓があるので、水だけ飲んで早々に大人しく就寝しました。

その為か結構ぐっすり休めて、目が覚めたのは朝の7:00過ぎ。何時もならラウンジで朝食を取ってからチェックアウトしますが、この日は東京駅で大丸開店と同時に買い物をして新幹線で戻りたいので、逆算すると9:30頃にはで無いといけない。そんなに空腹感も無かったので、朝昼兼用の何かお弁当を東京駅で購入することにして、朝は抜くことに。暫くベッドでゴロゴロしたりしてからホテルを出ました。

ところで、ホテルに深夜近くに白金高輪駅から到着したときに、同じくらいのタイミングで入口にタクシーが止まり、そこから凄くすらっとした和装の女性が降りてきました。多分身長は170cm以上あるんじゃないだろうか。顔まではよく見えないけれど、思わず「凜」という言葉が浮かぶような感じでした。で、チェックインをしてエレベーターホールに向かい、丁度開いていたエレベーターに入ると、この女性と先には気が付かなかったんですが、小学校高学年か中学生なりたてくらいの男の子が同乗していました。卒業式か何かのイベントに行っていたのか、お母さんも艶やかだったけれど、男の子も半ズボンのスーツ姿となかなか決まっていました。で、待っていてくれたのかなと思い「済みません」と言いながら入って上昇が始まると、この二人は先の階で降りるんですね。で、降りるときに「開」のボタンを押していた私に会釈して出て行ったお母さんも爽やかと感じたんですが、その後に続いて男の子がやはり会釈しながら「おやすみなさい」と言ってて降りていくんですね。思わず反射的に私も「おやすみなさい」と返事が出来たことは、自分で自分を誉めてやりたいくらいのヒットでした(笑)。勿論、どう言う素性の方かは分からないし、たまたまだったのかもしれないけれど「育ちの良さ」という物を実感した瞬間でした。ああいう親子なら、多分周りから自然に幸せが集まってくるんだろうなと感じた一瞬でした。なかなか得がたい経験だったかもしれない。

2018年3月4日

DoubleTree by Hilton Shuri

Hilton系3滞在目。この日は、土曜日の予定に合わせて復路のフライトをお昼近くのゆっくりめの予定にして居たので、DoubleTreeでも何時もの旭橋の方では無く、首里城の方に。朝食とかゆっくり食べてからでる予定でしたが、深夜のトラブルで全て狂ってしまいました。

ベッドに入ったのは01:00頃なんですが、暫くして外が騒がしくて目が覚めます。時計を見ると03:45頃。何か「出てこいやぁ」みたいな事を言いながら、どうもドアを叩いたり蹴ったりしている様子。小さく、宥めるような声も聞こえるんですが、それが暫く続きます。結局20分近くそんな状態でやっと静かになったと思ったら、どうも下腹当たりがシクシク痛みます。腹痛という胃とか腸というよりも、膀胱当たりが痛むような感じ。七転八倒するほどではないけれど、気になって眠れない。トイレに行って、小をすると少し軽くなったけれど、結局この後痛みを感じて目が覚めて、その後ウトウトして、また痛みで目が覚めての繰り返しに。結局、08:00近くまでそんな状態でいましたが、外が明るくなる頃には痛みもほぼ消えて、何とか出歩いたり出来そうなくらいになりました。ここ数年、何かの拍子に便秘気味になるとこんな感じの腹痛(正確には、下腹部痛)が出るんですが、排便すれば大体直るし原因がよく分からない。以前も医者に行き、エコーでも見て貰いましたが、結局原因が分からず整腸剤を飲んで暫くして排便したら、嘘のように痛みが消えたんですが...

そんなことがあったので、ホテルでの朝食は止めて早めに空港へ行き軽く何か食べることに。チェックアウトして外に出ると、外は大荒れの雨模様。予め予定していたように、ホテルからタクシーで空港に向かいましたが、悪天候のためか来たときよりも10分位時間が掛かりました。ただ、料金は深夜割引の差なのか安かったけれど。

で、前回から1年半振りくらいの滞在でしたが、前回のあと去年の4月にリノベーションしたはずで、そう見れば綺麗になっているような感じ。ただ、やはり空港からも最寄り駅からも遠いのは不便ですよね。今回は本当に宿泊しただけなので、良いとも悪いとも言えないけれど、ホテル自体は悪くないんですが、やはり立地条件がちょっとなぁという印象ですね。タクシーだと、空港から片道2000円一寸掛かりますから、往復すると4,500円位。これをどう考えるかですねぇ。

Leg#5: HND-OKA/-HND

先週末に続いて、今週もAMC Diamondの修行フライト。今回は先々週同様に、金曜日の夜の那覇行き最終便で飛び、一泊して戻るパターン。実は、この戻ってきた土曜日は大学の集まりがあるので、仮に何かトラブルで遅延したりキャンセルとか言われると困るのですが... 前日くらいまで、春一番の強風が吹き荒れ、この日も昼間は北陸から北海道方面はフライトキャンセルが出るような状態でしたが、南の方はなんとか機材のやり繰りも含めてマネージされたらしく、遅延無し定刻通りのスケジュールでした。

何時ものように金曜日に横浜のオフィスに出て夕方まで仕事をし、横浜から京急の空港線で羽田空港へ。機内食も出るんですが、時間が遅くなるので4Fのレストランで軽く食事をしましたが、これは味付けが失敗。もしかしたら、これがこの後深夜の腹痛の原因だったのかと未だに疑っています(笑)。その後、Diamond用の保安検査場も何時ものごとくサラリーマンで列が出来ており、暫く並んでから無事に通過。実はこの日は、土曜日の大学の集まりで使う荷物もあったので、移動も面倒ですし、X線検査で何か言われるかと思ったけれど、そのまま無事通過出来て一安心でした。ラウンジでは、トイレを借りて10分程の滞在で退出。反対側となる、58番ゲートに向かいました。

1) HND 20:00 - OKA 22:40 (NH463)

出発ゲートは、北ピアの根本の58番ゲート。57番だと北ピア側に結構回り込んで遠くなるので、一寸助かりました。週末の最終便だからか、前日の春一番の影響なのか、翌日の09:00台のフライトと協力金2万円を条件にボランティアの募集をしていました。確かにゲート前はかなり混雑していて、優先搭乗前の車いすの方の登場が始まる前から、AMC Diamond、上位メンバー、一般搭乗と列に並ばされました。定刻20分前から、AMC Diamondの優先搭乗が始まり、その後続々と搭乗してきます。満席だから時間が掛かるかなと思ったんですが、定刻の1分前にドアクローズ。その5分後にはブッシュバックが始まり、D滑走路に向けてタキシング開始です。

2機ほどD滑走路のRW05には先行機がいましたが、順番に離陸していき、自分の期待は20:20に離陸。一路沖縄を目指します。夕食を既に済ませていたので、「邪魔しないでね」のラベルを出してうつらうつらしながらのフライト。離陸して暫くして、那覇空港到着予定時刻は20:50というアナウンスがありましたが、この時は那覇空港のRW16に真っ直ぐ着陸したためか、33番にゲートインしたのは22:40頃とほぼ定刻通りの到着でした。

ところで、うつらうつらしながらも途中何度か目が覚めて、それをCAさんも見ていたはずなんですが、以前のように「お食事は」とか「お飲み物は」という確認がありません。もしかしたら、この乗客は何も取らないと言うフラグでも立てられているんだろうか(笑)。まぁ、それならそれでこちらも楽なんですけどね。

到着して、シート位置が良かったのでいの一番に機体を出ると、1Fのバゲッジクレームを抜けて、右手のタクシー乗り場へ急ぎます。10組くらい並んで今したが、それ以上にタクシーも行列が出来ていたので、直ぐに乗車することが出来ました。この日の宿は、DoubleTreeはDoubleTreeでも、遠い方首里城の方なのでタクシー移動は必須。夜間で空いていたからか、20分位で到着しました。この後、最上階のバーに行こうか迷いましたが、ドリンクのラストオーダーが23:30と直ぐだったので、ロビー階にあるコンビニ(Family Mart)でビールと酎ハイを購入して部屋飲みにすることにしました。これも、多分この後のトラブルの原因だったと思うけれど、それは長くなるのでホテル編の方で... この後、アルコールを飲みながら翌日の大学の集まりの準備とかしていたので、結局ベッドに入ったのは、01:00頃になってしまいました。

2) OKA 11:35 - HND 13:50 (NH462)

朝の9:00過ぎにホテルをチェックアウトし、タクシーで空港に向かいますが、外は台風の時みたいな雨模様。飛行機飛ぶのか心配になりましたが、取りあえず羽田からの到着便はほぼ予定通りに飛んできている様子。10:00少し前に空港に到着し、先ずは少しお腹に入れようと5Fのレストランに入り朝食を食べましたが、この時点で食欲もダイブ回復しておりお腹の痛みも殆ど消えて一寸安心出来ました。

そのままラウンジへ向かいましたが、満席に近い状態。ただ運良く一人用の広い個室っぽい場所が空いていたので、そこで少し時間を潰すことが出来ました。そんなところに、アナウンスがありNH462は到着機遅れのために10分の遅延とのこと。この後の予定は余裕があるので10分や20分の遅延は影響しませんが、このままズルズルと伸びたら嫌だなぁと思いながら暫くラウンジで時間を潰します。結局到着機の遅延が11分位だったので、多分このままだろうと、新しい出発時刻に合わせて32番ゲートに向かいます。

ゲート前は、かなりの混雑具合で、到着すると幼児連れの優先搭乗が始まります。その後AMC Diamondの優先搭乗のアナウンスがあったんですが、一斉に10名以上がゲート前に並んでビックリ。をぃをぃ、こんなに居るのかよと。目立たないように最後の方に並んで機内に入ります。10分遅延して11:45出発予定でしたが、ほぼ定刻にドアクローズとなり、5分後くらいにプッシュバックが始まります。その後暫く出力調整をしたあとに、RW18に向かい、到着機のDASH-8を待ってから離陸開始となりました。

上空に上がると、遅い朝ご飯を食べたばかりでしたし、前日よく眠れなかったこともあり、直ぐにシートを倒して熟睡モードへ。この時、やはり疲れていたんでしょうね、かなりぐっすりと寝込んでしまい、目が覚めたら到着まで20分位になろうというタイミングでした。今回はCAさんが「お休み中でしたので...」と、多分ペットボトルの水やらを入れた袋を持ってきてくれましたが、それはお断りして着陸に備えます。沖縄と違い良い天気の羽田には、A滑走路のRW34Lから着陸。そのまま右にカーブをすると、第一ターミナル側の誘導路を戻り72番ゲートへ向かいます。ここに到着したのが、やはり10分遅れの14:00丁度くらい。ここから、この日の夜の大学の集まりのために京急で移動しました。

途中、思わぬ体調不良で、もしかしたら沖縄で入院とか不安もよぎったんですが、何とか最低限の所で踏みとどまった感じ。いずれにしても、今後は夜間の飲酒には注意しようと心に決めたフライトでした。(続く...)

2018年3月3日

世界一のパスポート

日本のパスポートが世界一になった」と何だろうと思ったら、日本からのビザ無し渡航が可能な国の数が180ヶ国となりSingaporeと並んで「世界一」になったと言う事らしい。確か以前は170ヶ国代で三番目くらいの位置だったと思うけれど、知らない間に増えていたんですね。日本が承認している世界の国数は196ヶ国だそうなので、ビザ無し渡航が出来ないその16ヶ国はどこなのか、一寸気になる(笑)。

以前、中国国籍から日本国籍に帰化した在日中国人の人が、「日本のパスポートは色々な場所に行けて便利だから帰化したけれど、気持ちは中国人」見たいなことを言って顰蹙を買ったことがあるけれど、嘘でも良いから「日中の架け橋になる」くらいのことは言って欲しいですよね。逆に言えば、彼らも含めて結構な国の人は余り「国籍」という事に拘らず、有利な利益を得るツールみたいな感じなのかもしれない。それはそれで、その国、その人達の歴史的な背景もあるだろうし一概に批判できないとは思うけれど、逆に海に隔てられて良くも悪くも独自文化を醸成させてきた日本という国やそこで生活している人間の幸せさなのかもしれない。

社会人になり、仕事の出張のために初めてパスポートを取得したのが1988年だったかな。その当時は、単に髪を閉じただけの物だったけれど、10年後に更新した時には、写真の添付されたページの下側に機械読み取り式のデータが印刷されたものに確かなったような。この時は、何故か5年物に更新した記憶があるんですが、二回目くらいの時に電子データ入りのパスポートになった気がしますね。それまでは、パスポートって使っていくうちにへたってくるんですが、電子データ入りの場合は真ん中に堅いパルプみたいな板状の物が入るので、結構丈夫になった気がする。次に更新するのは2023年ですが、その時にはまた変わった内容になるんだろうか。その頃までは、今の指紋による自動化ゲートも顔認証に変わっているだろうから、今保存されている電子データがより詳細になるのかもしれない。

で、結局は電子データとその時の表情を撮影して比較するのであれば、その電子データ部分をスマホのNFCに入れて携帯できるようにして欲しいですよね。それでタッチして、データと映像比較して判断してくれても変わりないんじゃ無いかと。Apple Payが、仮想カードみたいな形でクレジットカードを取り込んでいるんだけど、あれをもう少し進めたらパスポートなども同じように出来そうな気がするんだけれど。パスポートも決済もスマホ一つで出来るようになり、海外旅行はスマホ一つでOK、と言うのが個人的理想型なんですけどね。最も、そのスマホを盗まれたら、全て無くなるから二進も三進も行かなくなるけれど。そうなると、そのスマホのバックアップが出来る「セカンドスマホ」みたいな物が登場したりして。逆にややこしいことになるか(笑)。