2018年3月7日

沈黙の朝日

今回の財務相の書き換え問題に関して、言い出しっぺでもある朝日新聞が、自分で火を付けたにもかかわらず、その後静かにして居るように感じるのは自分だけだろうか。加計学園の時がそうだったように、ある意味使い回しの情報も含めて連日やんややんやと報道していたように記憶しているのに、今回は火を付けた後は後追いの記事位しか見つからない。

その理由かなと感じるのは、最初の記事にしてからが、それまでの記事に比べて距離を置いた曖昧な表現を使っていること。既に言われているように、その証拠写真を見せるわけで無く「朝日新聞は文書を確認」としか言っておらず、それ文書の出所なり内容も無い。大体最初から「書き換えられた疑いがある」と断定表現では無く、伝聞表現で伝えている。それって、新聞がやることだろうか。確固たる取材活動があり、そこから得られて構築された事を報道するべきじゃ内のか。

最も、そんなこれまでに無く不確かな内容の報道を唯一の理由として、国会で傍若無人ぶりを発揮する野党も野党だけれど、なんで毎回同じような事を繰り返しながら学習能力が無いんだろうか。しかも、「国会議員」という権力を振りかざして、アポイントも無いのに押しかけ、何でも良いから見せろと脅迫して、守秘義務も無視して写真を撮影して、それをメディアに撮影させて「これを見ろ」としてやったりの表情だけれど、同じ事を自分達の事務所とかにやられてもこの人達は文句を言わないのだろうか。いゃ、以前松岡農水大臣がなんとか還元水の問題で追求されていたとき、彼の事務所に押しかけてアーダコーダ言って、結局松岡氏を自殺に追い込んだのも同じ手法ですよね。勿論、松岡氏にも後ろめたいところはあっただろうし、正しいのであれば身の潔白を主張するべきだと思うけれど、だから取って勝手に相手の事務所に押しかけるというのは、ヤクザの取り立てみたいな物。社会主義とか共産主義では、そう言うことが認められるんだと改めて怖さを認識した事件でもありますよね。

実は同様の事案は、民主党政権時代に厚労省でもあって、当時の長妻厚労大臣が陳謝しているけれど、別に内閣も総辞職したわけでも無いし、大臣辞任も無いし、担当者が減給処分になっただけ。そう言うダブルスタンダードが直ぐに八卦屈されて公開される現在だから、いい加減野党も「攻め方、落とし方」を学べば良いと思うのに。それこそ、この修正におじてくれたら、この法案を通してくれたら、これ以上は追求しない、位の話をしても罰は当たらないと思うのだけれど。まぁ、そんな話が漏れたら、談合と言われて野党が消えてしまうから出来ないのだろうけど。しかし、不毛な時間ですよね。

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