2010年8月31日

NRT-ORD-NYC (3)

いよいよNYCへの出発の朝。相変わらず暑い日になりそうです。もっとも、雨に降られるよりはましだけど。台風が沖縄付近に近づいていますが、今日のフライトは大丈夫だろうか。NRT-SFOの機体は、今日台北から飛んでくるはずなんですよね。少し遠回りして遅れる、あるいはキャンセルになるなんてことがなければいいんだけど...

で、旅行直前になって、いろいろ嬉しいことが。まず一つは、昨日出発準備をしているとき。いつも旅行に携帯しているオリンパスのコンパクトデジカメなんですが、しばらく前に購入した予備のバッテリーがいつの間にか行方不明に。以前使ったときに、どこかに入れた記憶はあるんですが、それがどこを探しても見つからない。何度か、いつも外出するときには持ち歩く鞄類の中を確認したり、もちろん全部のポケットの中も確認したし、そういう小物を入れておくポシェット(ほとんどが、JAL/ANA/UAのビジネスクラスに登場した時にもらったもの-笑)を全部ひっくり返したり... で、もう諦めていたところ、昨日機内持ち込み用に今回持って行くメッセンジャーバッグをひっくり返したら、あれだけ探して見つからなかったバッテリーがひょっこり出てきました。このバッグも、何度も中を確認したんだけど、なんで分からなかったんだろうか。単三乾電池よりも一回り小さいくらいのバッテリーなので、バックの底の隅にひっついていたのか。いずれにしても、実は昨日近所の量販店に念のためにもう一度呼びバッテリーを購入しようかと思っていたくらいだったんですが、買わずに良かった(笑)。

で、もう一つの良きことは、AmexのClub Premium Plusの特典でもらっているPriorityPass。やはり昨日午後、自分宛の郵便物が幾つか届いたんですが、その中にPriorityPassからとAmexからの封書が入っていました。PriorityPassの中身は新しいカード。でも、番号も有効期間も今持っているカードと同じ自動的に更新されるのかと思ったんですが、それは来年の四月で、かつそれまでにAmexのClub Premium Plusをクリアーしないといけないし。同封されているレターを見ても、普通の入会時の文面が並んでいるだけだし... で、「???」と思いながら次にAmexからの封筒を開けたところで理由が分かりました。こちらには、PriorityPassのカードを更新する事の通知が入っていて、その理由は以前のカードだと一部ラウンジで使えないことがあった、ということらしい。磁気ストライプのデータに間違いか壊れていたんだろうか。少なくとも、カード表面の番号や名前に新旧どちらのカードも違いはないし。まぁ、今回使う予定は無いけれど、いずれにしても出発直前にカードが届いて良かった。明日Chicagoに行き、翌日のNew York移動はゆっくり出来るので、この時に一度PriorityPassを使ってみようかしら。ただねぇ、ターミナルを移動しないといけないのが面倒何ですよね、あえて使うとすると。USへの行き来や国内移動なら、PriorityPassは要らないかなぁ...

さて、忘れ物がないかチェックして(パスポートとクレジットカードは特に)、いよいよ出発です。(続く...)

MLB on YouTube

MLBの全試合がYouTubeで視聴すること出来るという記事早速アクセスしてみましたが、MLB好きなら十分楽しめるんじゃないでしょうか。NFLやカレッジフットボールも、こういうことをやってくれないだろうか > NFL JP

MLBは、もちろん世界中にファンがいるメジャースポーツですけど、もっとマイナーなスポーツはもちろん、ある程度メジャーなスポーツでもなかなかテレビ放送とかのチャンスに恵まれないスポーツを、こういう形で配信出来るサービスってビジネスにならないだろうか。いゃ、プロの放送でなくても良いんですよね。とにかく、自分の好きなスポーツやチームをどこからでも観戦したいという自然な欲求が満たされれば。

Day 7 - 混雑

翌日はUSへ出発するので、いつもの月曜日と同じくお昼ご飯を買いに行くついでに、ちょっと細々したものも買いそろえましょうと少し早めに自宅を出発。いゃ、ほんの五分位の場所なんだけど、ペットボトルとかも買う予定があったので車で出発。自宅近くのイオンモールは、県内最大規模ということもあり、結構混雑しているんですが、月曜日は比較的空いてるんですね。しかも、昨日は24時間テレビの中継とか合ったから、翌日はその反動で空いているだろうと思って駐車場に入ると... 満杯じゃんorz しかも、いつもは平日は解放しない屋上の駐車場もこの日は解放している。何とか空きスペースを見つけたものの、ペットボトルを入れたかごを抱えて歩くのは遠い場所なので、もうソフトドリンク類は諦めてお昼の調達と細々品の調達だけに予定変更。

で、モールの中に入るとやっぱりいつもの月曜日よりは混雑しています。何故だろう、もう夏休みも終わりだから、おじいちゃん・おばあちゃんが孫と一緒に買い物に来てるんだろうか、などと思いつつレジに並んで疑問が解けました。昨日は「30日」。そう、「毎月20日、30日はお客様感謝デー」 でイオンのカード利用なら5%オフの日。道理で、朝から混雑しているはずだ。これは失敗しました。多分昨日だって相当混雑したはずなのに、今日も混雑すること無いじゃん、などと心の中で不平を唱えつつ、お昼と最低限必要な細々品だけ調達して戻ってきました。

旅行用の一部細々したものも買えなかったんですが、そのお陰で持って行く鞄を変更することになり、それでこれまで迷子だったデジカメのバッテリーが出てきたから、結果的にOKということに。さて、いよいよ三ヶ月ぶりのUSに向けて出発です。

2010年8月30日

WalkmanがiPodを超える

SONYのWalkmanが8月の販売数でiPodを逆転したという記事。SONY頑張ってるなと思う反面、最近は記事にも書かれているようにiPodからiPhoneに乗り換える人が増えているだろうから、単純に音楽プレーヤー同士の比較では意味ないと思うけれど。最近はSONYのコーナーもほとんど行かないので、Walkmanがどんな感じで進化しているのかも把握していないけれど、最大の売りは価格かな。特に、中高生なんて言うと、数千円の差が大きいですからね。

以前のWalkmanは、データが特殊だったのでそれだけで興味がなかったけれど、最近は一般的なデータ形式でも再生できるようになってきて、多分iPodと共有している人も多いんじゃないだろうか。「音楽プレーヤー」も、単にネットからダウンロードして再生するだけじゃなくて、例えばインターネットラジオとか、それこそクラウド的に自分のオーディオラックがクラウドの中にあって、そこから好きな曲を再生するような時代になるだろうから、「音楽プレーヤー」というカテゴリ自体がそろそろ陳腐化してきているのかも。

Day 6 - 準備

この休み最初のイベントであった法事もつつがなく終わり、弟家族達も戻り、昨日は静かな一日。といっても相変わらずの暑さは変わらず、結局それまでの疲れも出たのか、部屋の中でグタグタしてしまう一日になってしまいました。で、昨日日曜日は某テレビ局の24時間テレビの日。自宅近くのイオンモールが静岡からの中継会場になっていたので、暇つぶしに見に行こうかとも思ったけれど、ここの所の暑さで近隣住民の皆さんが涼を求めて、そうでなくても平日でも通常の週末以上に混雑しているのに、テレビ中継がアルなんて言うことになれば祖りゃぁもっと混雑することも確実なので、大人しく前日にAmazonから届いたDreamweaverとかPhotoshopのレファレンスなどを眺めつつ、一日が終了。充実していたのか、ゆとりがあったというのか。

で、すっかり忘れていたんですが、明日はUS出発の日。夕方くらいから、いつも使っているPathfinderを引っ張り出し、パッキング準備などを始めました。今回はほとんど単純往復みたいな旅程ですし、夏なので薄着で問題無くだいぶ鞄にも余裕がある感じ。今日ちょっと細々したものを購入して、明日の出発に備えないと。一つ困ったのが、旅行用にいつも使っているコンパクトデジカメのバッテリー。最近ちょっと持ちが短くなってきたので、しばらく前に予備のバッテリーを購入して2個体制にしたんですが、そのうちの一つがいつの間にか見当たらない。残っているバッテリーが、カメラ購入時に付属していた古いものなのか、最近買った新しいものなのか、その区別も付かないので困るんですが(早くマーキングしておけば良かった)、とりあえず一回充電しておけば一日持つからまぁいいか。成田でもしバッテリーがあれば購入刷るけれど、多分無いだろうなぁ... 今日、近くの量販店に行ってみようかな。後、忘れ物無いかチェックしないと。今日はばたばた忙しくなりそうです。

2010年8月29日

幻のGoogle Telephony

数日前の話題ですが、GoogleがGmailの拡張機能として通話機能を追加しました。一昨日くらいだったかな、いつものようにGmailを開くと、突然画面左下あたりにポップアップが現れて「Gmailから米国・カナダへは無料通話が出来ます」みたいなメッセージが。「えっ、日本からUSへ無料通話のVoIP?」と思って早速インストールしようかと思ったんですが、まぁそんなうまい話は無いだろうし、今のところSkypeでも十分間に合っているので、その後その話の検索をしたんですが、なかなかハッキリしない。結局は、北米ユーザー対象のまだサービスで、日本での展開はこれからみたいですね。実際、翌日からは、そのインストール用のリンクは消えているし。どういう形で判断しているかはよく分からないけれど、ちょっと粗忽ですよねGoogleも。

私が子供の頃は、まあ田舎だということもあり、固定電話が無い家も周りに何件かありました。そのお宅当ての電話が掛かってきて呼びに行ったり、逆に電話を借りにきたりと。当時は、公衆電話もそれ程あちこちにあるような状態ではなくて、どうしても電話を使う必要があると、見知らぬ家に入って電話を借りたいと言って使わせてもらい(大体、電話って玄関先にあったなぁ、当時は)、使い終わると使用料として10円を置くのがマナーみたいなものでしたね。当時は市内電話なら10円で何分でも掛け放題でしたから。それで長電話する人があまりに増えて、3分/10円になったわけですけど。それが固定電話がほとんどの家庭に普及し、さらに携帯電話が爆発的に普及して一人に一台の時代になり、今度はVoIP電話がコスト競争を仕掛けている、という感じでしょうか。音声品質も含めて、「発信」に関しては完全にVoIPが現行の電話システムに追いついていると思うけれど、唯一難しいのが「着信」ですよね。常にネットワーク接続を前提にしないといけないから、仕事場とか家庭などで常時接続している場合以外では厳しい。特に、携帯電話が必要な移動中の着信が出来ないのは、乗り越えないといけない大きな壁だと思うけれど。

携帯電話にしても、ちょっと前までは移動中の通話は難点があって、通話できない・断線刷るなんて言うのは普通だった蹴れば、今ではそんなことがあればdocomoやauやSoftbankにクレームが行くし、新幹線の中で通話することなんて言うのも普通になりましたから、VoIPにしても数年後には日本中に高速通信のメッシュが完備されるのかもしれない。そうなると、また人々のライフスタイルが変わるときになるかも。

Day 5 - 法事

昨日は2年前になくなった祖母の三回忌の法要。祖母の兄弟(90歳代)も参加するためか、法要を執り行うお寺では椅子が準備されていて、正座を覚悟していた自分にとってはホッとしました。まぁ、こんな暑さですから少しでも楽な形にしないと、たとえ短い時間でも体調を崩す人も出てしまうんでしょうけど。

子供の頃は、こういった法事というものは苦手で、特にお線香の臭いはどうしても暗い印象があって嫌だったんですが、これも歳のせいでしょうか最近ではそういうこともなく、お努めの一つと割り切れるようになりました。ここの所の暑さのせいか、近所のお宅でもこの夏に亡くなる方が続いていて、ちょっと大変なんですが。

まだまだ暑さは続くみたいですけど、空に浮かぶ雲は夏の雲の厚みのあるものから、少し薄く感じる秋の雲に変わりつつありますよね。もっとも、秋の味覚の代表であるサンマはこの猛暑のためか温暖化のためか、不漁状態で「庶民の味」には今年はならなそうですが。某ボンズのCMでは、サンマ料理にポン酢を使うシーンが登場したけれど、ちょっと運が悪かったですね、今年は。9月になれば、いよいよ今シーズンの試合も始まります。初戦は東京ドームだから天候に左右されませんが、2戦目以降は外(川崎球場)での試合になるので、出来れば少し過ごしやすい気候にその頃には戻っていて欲しいところです。

UA-CO合併承認

ユナイテッド航空とコンチネンタル航空の合併について、米司法省の調査が終了。9月の株主総会を経て、10月までに手続きを終了する予定で、いよいよ世界最大規模の航空会社誕生が秒読みに入りました。UA MPメンバーとしては、名称はUAが残るけれど、期待デザインがCO風というのにちょっと違和感を感じるけれど、まぁ肝心なのはFFPの内容ですからね。現在のシステムにはそこそこ満足しているので、それ以上の内容になれば良いんだけど。

この合併で個人的に期待しているのが、現COのNRT-IAHの利用。フロリダ方面への移動がぐっと楽になりますからね。もちろん、今でも同日中の到着は可能だけど、少し楽になるし。さらに、Guam方面へのフライトも魅力的ですしね。まぁ、今でもEQMはUA同様にカウントされるから問題は無いんだけど。いずれにしても、早く詳細を発表して欲しいですね。11月にすでに旅行の予定を入れているので、新生ユナイテッド体験も出来るだろうか(多分、何もまだ変わっていないと思うけれど-笑)。

2010年8月28日

愛称募集

宇宙ステーション補給機「HTV」の愛称募集という記事。荷物を運ぶと言うことで、まず浮かぶのが「クロネコ」(をぃ)、「飛脚」(マテ)、そして今は無き「ペリカン」(爆)。まぁ特定の企業や業種をイメージさせるのは不味いだろうから、それ以外で荷物を運ぶというと、「ダイシャ(台車)」「ニグルマ(荷車)」「アカボウ(赤帽)」「コヅツミ(小包)」、あるいはそのものズバリで「タッキュー(宅急)」とか。あっ、でも帰りの荷物は大気圏突入して燃やしちゃうから、それはまずいか...

Day 4 - ospiTare

今日は2年前に亡くなった祖母の三回忌があるため、久しぶりに弟の家族が帰省してきました。弟夫婦に、姪-甥-姪の3兄弟。いつも人数が少なくて持てあまし気味な自宅も、昨日からはちょっと手狭な感じです。単身赴任中の弟以外の家族は、前日の夜遅くに千葉の自宅を車で出て、早朝に到着したので、付いたそうそう全員爆睡モード。それどもお昼過ぎに子供達は祖母(=母)と買い物とかに出かけたようでしたが。

夜は知り合いがちょっと関係している、今年の春にオープンしたイタリアンのお店「ospiTare(オスピターレ)」に全員で出かけました。このお店、最近再開発で景観が著しく変化している遠州病院裏手側にありますが、不慣れなこととこのあたり一方通行の塊になってしまい車で右往左往しての到着でした。さらに、あまり馴染みのないイタリアンなのでメニューを決めるだけで10分15分... パーティールーム(?)では30人くらいのグループが入っていて、それ以外の席もほぼ満席で忙しい時間帯だったので、お店の方には迷惑をかけてしまって反省。

このお店、もう少し駅に近いと毎週金曜日に寄っても良いんだけど、ちょっと遠いんですよね。料理は、お値段の割には量が多めで割安感はあります。ただ、大人数だったのでいろいろ頼んでシェアしましたが、ちょっと味の印象がバラバラというか、何件か違うお店の料理をシャッフルして食べているような印象でした。忙しかったからかな... とは言っても、知り合いのお店なので盛り上げてあげないと(笑)。

2010年8月27日

Day 3 - EYEMETRICS

休暇三日目。特に「休暇中だから」というわけではないけれど、二週間ほど前に眼鏡を新しく作ったので、それを受け取りに昨日はちょっと出かけてきま した。郊外に住んでいる自分は、市街地域(駅周辺)に出かけることを「街に行く」と言うんですが、毎週金曜日に会社に出かけるために駅に行くことを除けば 久しぶりに「街に行った」ことになります。

何でわざわざ出かけたかというと、今回「EYEMETRICS」で作っ てみたんですが、これを扱っているのが地元の老舗「安心堂」しかないので。以前横浜にいたときには、イワキメガネが扱っていて、ここで何度かメガネを作っ たときに「次はEYEMETRICSで」と思いつつ、結局こちらに戻ってきてしまい機会がありませんでした。知り合いで、このメガネを使っている人がいて 非常に評判がよいので、まぁ高いことは高いけれど一度試しで作ることに。通常の視力検査とは別に、顔に特殊パターンを表示させてそれを写真に撮影し、個人 用のパラメーターを算出するのは「ほほう」とそっちの方に興味が行ってしまいました。ちょっとがっかりというか意外だったのは、その計測器に接続している PCというか処理装置の画面が、昔懐かしいVGA画面にBasicで描画したような画面だったこと。DOS時代に見るような画面なんだけど、あれは何を 使ってるんだろうか。

で、初めてのEYEMETRICSは、一番シンプルで軽い印象だった「ALG」というブランドで作ってみました。お店に行って受け取るときに、メガネケースがトンボの複眼みたいなデザインでちょっとびっくり。EYEMETRICSの場合、通常のメガネとは逆に、鶴の部分を下にしレンズ面を上にして収納するので、普通のケースよりは一回り厚い感じ。

まぁケースは良いとして、肝心のメガネの掛け心地ですが、
  • 流石に顔の形状をスキャンして個別にカスタマイズしているだけあって、フィット感はこれまでのメガネ人生30数年で最高ですね。
  • その中でも、耳掛けの部分がこのEYEMETRICSは柔らかい素材で、弓の弦のような構造なんですが、これが圧迫感が無くてGOOD! 
  • EYEMETRICSだからというわけではないんですが、今回初めてフレームレスのデザインにしたので、ノーズブリッジやノーズパッドの部分が視界の隅に入ってしまうのは、まだちょっと慣れない点。でも、ノーズパッドのフィット感もこれまでで一番良いのは当たり前か。
  • もう一つこれまでと大きく違うのは、今回寄る年波には勝てずに遠近両用レンズに変えたこと。以前使っていたメガネは、車を運転することもあるので 少し近視を強めにしていたこともあり、どうしても手元が見えづらかったこともあるけれど、最近遠視が進んだこともあって仕事中にPCの画面からちょっとメ モをとろうと手元に視線を移動させると全く焦点が合わなくて苦労していました。もちろん、レンズの特性上手元で焦点が合うのは限られた部分だけですが、そ れでもこれまでと比べて視線移動がかなり楽になりました。
まだレンズに慣れていないので、車の運転の時には以前のメガネにしないと怖いけれど、やっぱりそれなりのお値段するだけはあるなという感 じ。まぁ問題なのは、もし何かあったときには、その度に「街に行く」必要があることでしょうか。もうちょっと取扱店が多いと良いんだけど...

EOS 60D

EOSの二桁Dシリーズは、EOS 7Dが出たことで50Dで終わりかなと思っていたんですが、後継機のEOS 60Dが発表されましたねぇ。個人的にちょっと驚いたのは、とうとうメモリーカードがSDカードになったことと、コンシューマー機では標準なりつつあるバリアングル液晶を搭載したこと。ただ、ボディだけで13万円という価格帯はどうだろう。KISSシリーズとの差別化が必要と言うこともあるだろうけど、さらにハイエンドのEOS 7Dの実売価格がそれくらいまでに下がっている現在、ちょっと上位機種との差別化を感じない気もします。はっ! 早くもEOS 7D MkIIが登場するんだろうか(をぃ)。

50Dと比べて、一回り小型化されて軽量化されてはいるけれど、他社のミラーレス一眼と比べるとまだまだヘビーな印象ですよね。そのあたり、どれだけ訴求できるか。KISSシリーズが次からミラーレスになったら、そちらの方が受けそうな気がするけれど。とりあえず、個人的にはEOS 7Dで十分満足しているので手を出す予定は無いと言うことで。

優先順位

ほとんどの国民にとってどうでも良いことだけど、ごく一部の人たちにとっては生存権をかけた戦いとでも言うべき民主党の党首選挙。個人的には、小沢さんは最後の最後までごねて、花より団子の要職を獲得して、影の内閣化を狙うものと思っていたので、党首選出場は意外でした。だって党内ではそれなりに子分を抱えているけれど、国民的には今ひとつな人ですから。だいたい、党首になって総理大臣に選出されたら、過去病気や多忙を理由にあれだけ国会をサボり人前に出なかった人がちゃんと仕事をするんだろうか、という素朴な疑問。だから、実は党首になったとたんに自民党あたりと大連立を仕掛けて、それによって両党が分裂し新しい与党なり連立与党を作り、自分はまた幹事長あたりに隠れて好き勝手をやるんじゃないだろうか。

今の民主党にマネージメント能力がないことはハッキリしたし、言ってみれば意欲はあるけれど経験不足が目立つルーキーな訳で、そこに過去色々問題は起こしたけれど経験と実績はあるベテランとコンビを組んで補完しようという筋書きなのかな。でも、しばらく窓際にいたベテランは、再び表舞台に出てきたら妙に張り切りすぎて失敗しそうな気がするんだけど。

まぁ今回の場合、党のルールとして任期満了に伴う党首改選なので、それはそれで仕方ないとは思うけれど、でも優先順位として今の経済を何とかしないといけないと言うことは、さらに上位の優先事項だと思うんですよね。雇用対策、保険の話、税収の話、色々個別対策も必要だけど、一番の対策は「景気が良くなること」。景気さえ良くなれば、実はそれらの問題って解決されることがほとんど。そのために掛かる時間をいやがり、何となく即効性がありそうな手当のばらまきや補助金の増加を優先するのは、結局問題の原因を解決することなく現場レベルでのパッチワークを要求する、某業界みたい(笑)。まぁ、事が事だけに笑い事じゃないけれど。そういう意味では、直後にチャンスがあったのに経済対策を優先した麻生元総理はまだ良かったのかな。

蛇足ですけど、小沢-菅の間を取り持とうと両者の間を行ったり来たりする鳩山前総理を称して「伝書鳩」というのは、まったくよくもそういうことを思いつくなと思わず爆笑。世の中には、鋭い人が沢山いるものですね。

2010年8月26日

Day 2 - 散髪に行ってきた

長期休暇一日目にまずしたことは、ここの所の猛暑もあってかなり鬱陶しくなってきた頭の散髪に行ったこと。三年前に横浜から浜松に戻ってきて、まぁ生活環境ががらっと変わるわけですから色々困ったこと・不便なことがありました。その一つに「行きつけのお店が無くなってしまったこと」があります。飲み食いの場所もそうですけど、それまで通って何となく自分のパターンを覚えてくれた散髪店にこれまでのように行けなくなるのも、結構不便。引っ越した当初、子供無頃に通っていた自宅近くのお店に言ってみたんですが、どうも代替わりして雰囲気がかなり違い、自分の好みではなくて一度で断念。その後も自宅近くのお店を探したりしてたんですが、結局毎週金曜日に会社に行った帰りに以前のお店に寄ることも出来るので、それで済ますことで何とか凌いできたんですが...

今回言ったお店は、たまたま見つけたお店で、自宅からはちょっと離れているんですが車で5分くらいの場所。自宅と私鉄駅の途中にあり、たまたま健康管理もかねて駅から自宅に歩いて戻る途中(20分位かかる)見つけたお店。買い物とか行くときに、時々車で通る場所で、以前は古いお店だと思っていたんですが、最近きれいな外観になりリフォームしたのかなと思っていたところでした。お店に入ると一人お客さんが整髪中でしたが待っている人がいなかったので直ぐにやってもらえるかと思ったところ、予約で一杯なので夜にならないと駄目とマスター。ただ、翌日の日曜日なら空いているというので、ちょっと迷ったんですがほかに当てがあるわけでもなく、この時は今回以上に髪の毛が伸びて鬱陶しかったのでその場で翌日の予約をして帰宅しました。実は、これまで予約してまで散髪するような事ってしたことがなかったのでどういうお店かと思ったんですが、マスターが自分と同い年くらいで、まぁなんて言うか雰囲気というか空気感が馴染む感じだったので、今回も利用しました。

この暑さなので、いつもより短めに刈ってもらいましたが、かなり違いますね。散髪前の状態でも、この暑さでなければまだ問題無い状態なんですが... 短くなって頭がスッキリしたからでしょうか、ここの所夏ばてなのか少し頭がフラフラする印象があったのが、ちょっとシャキッとした感じです。頭はスッキリしたけれど、体の方がこの猛暑でちょっと運動不足気味になっているから、今度は体の方をシャッキリさせないと。

いよいよホロデッキ登場?

3Dテレビが最近話題ですが、今度は3D映像に「触れている感触」を再現するシステムを産総研が発表したという記事。先日東芝が、専用ゴーグルの要らない3Dテレビを年内に発売するというニュースがあって、本当の意味で「実用化」するかなと感じていたんですが、研究所のレベルではさらに一つ先の段階に進んでいるんですね。

現段階では、まだ試作品レベルで、指先付けるフィードバックデバイスが目立ちますけど、そのうちに手袋みたいな形状になるんだろうか。あるいは、究極的には腕時計のような感じで手首にデバイスを装着すると、そこから神経を直接刺激して感覚をフィードバックするようになったりして。それなら、映像も視神経に直接信号を注入して... って、マテ。

格安航空会社

一般紙の記事から、日本航空が格安航空会社設立を検討しているという話。「格安航空会社」と聞くと、どうしても「食事・飲み物が有料」とか「座席が狭くて設備もシンプル」みたいな印象がまず浮かんできますが、そういう部分の削減幅あるいは有料化することで得られる利益って結構少ないんじゃないかと思うんですよね。例えば、100人の乗客が一人US$10分の食事を購入したとしても、売り上げは高々US$1,000、10万円程度。それって、ちょっと燃料が値上がりしたりすれば消えてしまうような金額じゃないかと。

かといって、飛行機の整備で手を抜くわけにはいかないから、その部分はこれまで同様、いゃ場合によっては機体が古けれどさらに整備費用が掛かるかもしれないので、新鋭機を導入したほうがランニングコストは安くなるかもしれない。逆に、初期投資は高くなるけれど。後、パイロットの免許は機体の種類ごとに必要になるので、同型機で揃えることで整備費用も含めて効率化出来るけれど、その揃えた機体でちゃんと利益が出るような路線を組まないといけないというジレンマも生まれそうに思います。100人クラスの機体で統一したのは良いけれど、実は一回あたり200人くらいの需要がある路線だったり、その逆に乗客数の多い路線に合わせて機体選択したので、それ以外の路線では空席の方が多くなったりとか。

日本の場合、「新幹線」という大動脈があるのでさらに大変ですよね。「四時間」 が新幹線利用と飛行機利用の分岐点だそうですけど、国内移動の半分くらいは新幹線でカバーされてしまうんじゃないかな。譲れないライバルだけど、逆に言うと飛行機と新幹線を含む列車移動がうまく融合してくれると、利用者としては大変嬉しいんですけどね。ただ、すでにできあがっている空港を駅の近くに動かすわけにはいかないから、その部分が何とかなればなぁという感じ。羽田とか福岡とか、場所的にもアクセス的にも便利な空港は、そういう意味ではかなりのアドバンテージがあると思います。

もう一つ思うのは、フライト数の増加ですよね。静岡空港のスケジュールを見ていていつも思うのは、一日3便ある福岡線は別にして、その他は一日1便しかないので、どうしてもスケジュールが制限されてしまう。これが、せめて午前と午後1便ずつあれば、かなり自由度が増すと思うんですが。飛行機を利用するメリットはいろいろあると思うけれど、ちょっと極端な言い方をすれば、「飛行機を利用すれば日本国内どこでも日帰りが出来る」位のスピード感だと思うんですよね。確かに空を飛んで移動すれば地上を移動するよりも早いけれど、それが一日に1便しかないようでは結果的に一日かけて移動するのと同じなわけで、それなら遙かに自由度の大きい電車・新幹線を利用しようかという話になって当然だと思うし。アメリカの場合は全国的な高速鉄道網が無いから、飛行機で大きくジャンプして、あとは車(レンタカー)で数時間程度移動するなんて言うのが普通だけど、その車の部分を日本の場合は鉄道網で埋めることが出来れば理想的なんだけど。

格安航空会社の場合は、とにかく薄利多売で行くしかないわけで、これまでのHub & Spoke式の拠点集中方式ではなくて、多頻度に拠点間を結ぶPoint-to-Point式の運行開発を目指さないといけないけれど、狭い日本の場合難しいですね。

2010年8月25日

Day 1 - The First Day

さて今日からいよいよ一月あまりの休みに突入。といっても、来週火曜日のUS旅行までは特に予定らしい予定はないし。で、仕事は結構日々入ってくるし、やらなきゃいけない宿題はまだあるし。今朝も蒸し暑い朝ですけど、まずはスッキリするために今日は床屋に行ってスッキリしようかなと。本来なら休みに入る前に計画は立てるべき何だろうけど、今日はこの一月予定をもう一度詰めることにします。

トランスルーセント

SONYから登場したα55とα33、半透明(トランスルーセント)ミラーを使用することで、ミラーアップ動作が無くなり、その分高速連写が可能になっています。この価格で10枚/秒というのはちょっと魅力的だけど、今からレンズも含めて買い換える事も無いだろうしなぁ。半透明ミラーだから撮影時のミラーアップが不要というのだけれど、透過率とかどうなってるんだろう。当然、レンズとセンサーの間に異物がない方が良いわけで、画質とかの差は従来のミラーアップ機とどれだけ違うのか、ちょっと気になります。

小型で話題なっているデジタル一眼カメラ(ミラーレス機)は、ファインダーか無いのでちょっと手を出す気はないけれど、もしこういった半透明ミラー機で、ファインダーも使えて、さらに高速AFとか高速連写が可能であれば将来的にはちょっと興味があります。あっ、でもこのカメラのファインダーは電子式なんだ。実機が登場したら見てみよう。

為替

昨晩から円高がさらに進んでいますねぇ。83円台ですか... 実は仕事の中でUSの担当者とお金のやりとりについて話をすることが時々あります。開発費や経費を「今年はxxxxドル」とか言う話をするわけで、この時に問題となるのは為替設定。社内的には一応いくらという基準は定められていて、その基準で概算はするんですが、今回のように急に円高になった場合にはこちらに振り込まれる金額(日本円)がかなり目減りしてしまい、そうでなくても削られているそういったお金がますます持ち出し状態になってしまいます。先日も、来年度の経費の概算の話をしていて、「xxxxに何千ドル、xxxxxには1万ドル」みたいな事を言ったんですが、この時に使ったのが「US$1=80円」というレート。当時は、まだUS$1=88円とかのレートでしたが、US$1=85円換算ではドル建ての数字に変な端数が出るし、まぁいっその事80円で計算しちゃえと、そこまで行くことはないだろうけどと思いつつ数字を出したんですが、ちょっとそれも冗談では無くなりそうですね。

来週からUSに出かける予定ですが、前回5月に出かけたときは、だいたいUS$1=95円くらいでしたから、今回海外での支払いは一割ちょっと安くなる感じでしょうか。うーん、少しドルに換えて持っていようか、今回は。こういうときに限って、何か買い物をしたいとかいう物欲が無いんですよね。

しかし、今回の円高。日本の経済が良いわけでもないし、政府が何かしているわけでもないし、完全に世界中のだしに使われている感じですね。本来なら、代表選を一時延期してでも経済対策をしなきゃいけないはずなのに、未だに権力闘争している感じだし。新卒者の就職難が問題になっていて、その対策が求められているけれど、それ以前に経済対策をしっかりして受け入れる企業側のパイを大きくしないことには、新卒者が入る分コスト高の高年齢者が弾き出されるだけの気がするんだけど。ほんと、日本は大丈夫なんだろうか、あの人達で。

2010年8月24日

相撲とiPad

日本相撲協会が、広報整備・情報開示のために、iPadを各部屋や理事・役員に60台を配布するというニュース。話自体は一週間くらい前にでていたので、昨日正式に発表されたということで、各紙やTVでも取り上げはじめたんですね。で、最初に記事を見たときにも思ったんだけど、これって企業がIT導入する時に失敗する典型的なパターンじゃないかと言うこと。「情報共有が出来ていなかったから、連絡不達が頻発したので、iPadを導入した」というような話になっているけれど、そういうことが起こるのはiPadのような情報デバイスが無かったからじゃなくて、そういうマインドが組織や責任者になかったからだと思うからです。

従来は、電話やFAXで連絡をしていたけれど親方が外出していたり連絡が付かなかったと言うことですけど、それって「相撲部屋」というチームの中で役割分担なりバックアップ体制が無かったと言うことで、そこがちゃんと機能しなければiPadを入れようがiPhoneを入れようが、スーパーコンピューターを入れようが駄目だろうなぁ。唯一、今回のiPad導入で成功するとしたら、マスコミや観客も含めて全ての情報発信・情報共有をiPad経由でしかやらない、くらいの覚悟が必要だと思います。そのためには、データ蓄積や配信のプラットフォームや、多分専用の要員配置やサポート要因とか、今回のiPad導入費用数百万円の何十倍もの費用が掛かると思うけれど、それだけかけても改革する気があるのか、ということも問われているように思います。

テレビへの露出が一番多く、親会社もTV局が多いと言うこともあるだろうけれど、プロ野球は日本の中ではこういう点で先進的かつ最近の観客動員数減少や視聴率低下もあってか最近は積極的になっていと思います。例えば相撲なんかでも毎回の取り組みを360度ハイビジョン撮影して、それを自由な目線で再生できるなんていうサービスをしたらどうだろう。土俵上のルックダウンカメラで見る、常に一方の力士の視点で見る、四画面表示にして四方向からの映像を同時に流す、そんなことをしてみれば、相撲の醍醐味である最初のぶつかり合いとか、丁々発止の勝負の様子とか、魅力が増すと思うだけど。さらに言えば、日本での人気が低迷するなら、海外に相撲ファンを増やす手段にもなるだろうし。

あるいは、iPadを二枚使って、対戦型の相撲ゲームを作るとか。タッチパネルに触れると張り手とか突き出しになり、ピンチで上手投げとか前褌取りになるとかね。iPadという話題性もあるんだろうと思うけれど、日本の伝統スポーツ(競技)が先進技術で復活することで、他のスポーツにも良い影響・波及効果をこれから生んで欲しいと思いますね。そういう意味では、フットボールなんて本家アメリカの例を見るまでもなく、一番IT化に近いところにいると思うんだけど、なかなか大変...

SIMフリーiPhone for docomo

日本通信が発表していたSIMフリーiPhone4用のdocomo回線を利用したmicro SIMの詳細が発表されましたね。魅力的なのは、docomoの定額データ通信の半額くらいの料金設定。「iPhone4に最適化している」という言い方はしているけれど、docomoの3.5G回線をフルには使わないでコストを下げて料金を下げているんだろうなぁ。

敷居がぐぐっと下がったので、ちょっとオモチャ代わりに購入してみようかとフト思ってしまいましたが、よくよく考えるとiPhoneやスマートフォンの場合、ここの端末の魅力以上にネットにアクセスして取得できる情報の内容が一番重要なわけで、それは東京とか大阪とか、大都市近郊ならば十分な蓄積と更新が期待できるけれど、地方都市などで情報量も頻度も期待できないような場合には、わざわざ買ってまでと思ってしまいます。

でもなぁ、シンガポールとか香港に行ったら、ついiPhone4を買って帰ってきてしまいそう(笑)。いゃいゃ、電子マネーがちゃんとサポートされるまで、我慢我慢。

トイレで引き返す

関空発シアトル行きのデルタ航空の767-300型で、トイレの故障で引き返したという昨日のニュース。笑っちゃいけないけれど、6カ所のうち5カ所も故障なんて、ちょっと洒落にならないですよね。しかも、成田に一度着陸して一応修理して再出発下のに、再び故障で結局関空に戻るなんて、捨てたであろう燃料代も馬鹿にならないだろうし、成田に降りて関空に戻る手間も大変だし。さらに、本来ならとっくにシアトルに到着しているはずの時間帯に関空に戻ってしまい一日旅程が遅れる乗客はもっと大変だし。

私も、いつも使っているUAで、一つ二つトイレが故障するという事は遭遇したことはありますが、それでも結構大変でしたからね。昔(20年くらい前の747)だと、もっとたくさんトイレがあったように思うんですが、最近の飛行機はトイレの数を減らしてるんだろうか。Seatguruで見てみたら、同じB767-300でも、デルタの場合7カ所ある機体もあるみたいですけど、このクラスだとそれくらいが標準なんでしょうね。シアトルまでだと9時間前後のフライトで、食事も二回出るからトイレを使わないでというわけにもいかないし。

トイレじゃないんですが、最近利用した成田発のUA機で旧シートを利用した時、いずれもシートのリクラインのメカが緩くて、背もたれに寄りかかっていると少しずつ後ろに倒れてしまう。ほとんど寝て移動するから、ほとんど問題な曰くですけど、離発着時に元に戻しても直ぐに徐々に倒れていくのはちょっと困りました。飛行機の場合、どんなトラブルでも重大な事故に繋がる可能性があるわけだから、是非出発前の整備にはこれまで以上に注意して欲しいですね。

2010年8月23日

しばらくのお別れ

先週金曜日は、お盆明けで二週間ぶりの出社だったんですが、今週水曜日からいよいよ一月の休みに入るので、次回の金曜日の新幹線通勤はなんと10月1日の予定。しばらく新幹線に乗る機会もなくなるかと思ってみたものの、来週は成田に行く予定ですし、9月はチームの試合が3回あるのでそれで都内に出ないといけないし、まぁ時間帯は違う物のいつもの同じ程度は利用する予定。

諸般の事情で地元の浜松に戻り、毎週新幹線通勤をするようになってかれこれ三年半。最初の頃は浜松-新横浜両方に停車するのはこだま号しか無かったので、毎週今よりも速い出発のこだま号に乗り、今よりも30分以上長い間乗車しているのは、新幹線だから満員の山手線なんかよりは楽だけどそれなりに苦痛でした。それは帰りも同様。その後、新横浜駅に全新幹線が停車するようになり、祖霊併せて浜松停車のひかり号が一時間に一本は知るようになり、かなり楽になりました。まずは乗車時間が一時間ちょっとと大きく短縮されて負担が減ったこと。さらに、EX-ICを利用して簡単に指定席が安く取れるようになったから、精神的にも身体的にも楽になったし。EX-IC、さらにはモバイルSuicaが使えなかったら、切符を購入する面倒だけで新幹線通勤をやめていたかも。以前、改札口で自由席の切符を購入していた頃は、自宅近くから駅までのバスが遅れて、危うく乗り遅れそうになったこともありましたから。

自分が会社勤めを始めた25年前にも、熱海とか三島あたりから新幹線を利用して都内に通勤する人も少ないけれどいた時代でしたが、さすがにそこからさらに西からの通勤というのはちょっと考えられない時代。その後本数も増えたし、ひかり号も停車するようになって、個人的に仕事の関係で四日間浜松-新横浜を毎日往復したこともあったけれど、あれは辛かった... 浜松駅周辺に居住していれば結構違うけれど。

さらに、寒くなるとまだ真っ暗な打ちに自宅を出るんですが、その前に寒い中起きてシャワーを浴びて出かける準備をするのが、最初の頃は辛くて。まぁ三年以上もよく続いているなと自分で自分を褒めてやりたい気分。定年退職までは、まだ10年近くありますから、その気になれば後10年こういう生活が続くこともあり得るけれど、そのときには毎週じゃなくて、月に1回とか2回とか、あるいは完全に在宅勤務になるとか、ちょっと考えないと。とりあえず、毎週木曜日の夜に次の日のために朝早く目覚ましをセットし、持って行く物一式を鞄に詰めて、ややプレッシャーを感じながら眠りにつくことが無くなるだけでも助かるかも。でも、一月過ぎて再びこの生活が始まったときには、もう社会復帰できなくて「会社行きたくない病」になっているかも(笑)。

スタンフォード大の日本人コーチ

毎日新聞のスポーツコーナーに連載されていた、スタンフォード大学の日本人コーチ、河田剛氏の話。
スタンフォード大学は、私もカレッジフットボールで好きなチームの一つで、以前にも一度(オフシーズンにですが)訪れたことがあるあこがれの場所の一つ。そんな場所でコーチを務めるなんてさらに羨ましい話ではあるけれど、米国スポーツ界の厳しさを多少なりとも知っている自分としては、その大変さも感じます。河田氏は、シーガルズの現役時代とかコーチ時代は同じXリーグなので多少は知っているものの、その後USに行かれていたのは知りませんでした。いろいろと運や出会いに恵まれた事もあっただろうけど、やはり本人の気力と努力がここまでの地位を勝ち取った一番の理由なんでしょうね。

今MLBで日本人プレーヤーが活躍しているように、是非いつか日本人のNFLプレーヤーが誕生して活躍しているところを見てみたいと思っている一人。そのために出来ることは限られているけれど、何とか日本の中でもフットボールを盛り上げたいですね。そのためにも、いよいよ近づいてきた今シーズンの開幕戦をまず勝たないと。

Firefoxがおかしくなる

一昨日くらいから、いつも使っているFirefoxの調子がおかしくなりました。表示出来ないとか言う話ではなく、使っているPC(ThinkCentre M57/Win7 Pro64)に接続している「ThinkPad USB Keyboard with TrackPoint」のTrackPointで画面スクロールが出来なくなってしまいました。TrackPoint使いにとって、センターボタン押しながらTrackPointで画面スクロールするのは、もう体に馴染んだ動作だと思うんですが、そうしても画面が動かないかいきなり画面の最後にジャンプして戻れない。マウスやTrackPointの設定を弄ってみても駄目。Firefoxの設定を「about:config」で弄ってみても駄目。特にFirefoxを更新したとか、何か変更した記憶がないのに... このUSB KeyboardのTrackPointを使うために、Keyconfigを入れているのでその影響かと思ってDisableしても駄目。ほとほと困って、Firefoxのオプション設定を眺めていたら、何故か「キャレットブラウズモード」がEnableになっている。これをチェックアウトして使用不可にしたら、無事に元の状態に戻りました。こんな場所、弄った記憶がないんだけど何で設定されてしまったんだろう。一日無駄にしてしまった。どうも、ドライブの共有問題とか、いろいろトラブルに遭遇するので、ちょっとナーバスになっています。

2010年8月22日

Windows 7雑感 (14) - 共有ドライブのファイルコピーが遅い件について (4)

大枚はたいて(ヨドバシのポイントだけど-笑)Gb Hubを交換して、やっと共有ドライブの問題が解決した、はずだったんですが... 金曜日にいつものようにオフィスに出社し、この日は一月休みの前最後の出社日だったので、ちょっと遅くまで整理作業とかしなくちゃならないから横浜に泊まり。で、土曜日の午後に自宅に戻り、さてこの二日間のデータを母艦にバックアップしようと、家庭内LANにサブ機を接続してコピーを始めると... 100KB/secしか出ない orz

あー、もう、何でだよと憤ること小一時間。いゃ、まじでその後夕方まで不貞寝してしまいました。で、夕食を摂った後に気を取り直してもう一度現象を確認するんですが、以前と同じ。木曜日の夜には全く問題無く使用でき、その後 1) 会社のネットワーク、2) ホテルのネットワーク、に接続し再び自宅のネットワークに戻ってきたらこの有様。ネットワークは、Access Connectionsで切り替えているのでそれ程変なことになっているとは思えないんですよねぇ... これまで書いてきたように、これまで散々やってきたので今更新しいアイデアがあるわけでもなく、何となく元凶(?)と思われるホームグループをわざと作成して、母艦とサブ機を参加させてみたり(結果×)、netshコマンドで設定を変更してみたり(結果×)と。で、何度も何を試しても以前と同じでサブ機のドライブを共有設定にし、母艦のネットドライブとして接続した状態で、1) 母艦からサブ機へのコピーは問題無い、のに、2) サブ機から母艦へのコピーは檄遅という状態。

で、ipconfigとか叩いてデータを見ているうちに、やっぱりIPv6が怪しいよなぁと思いつつ、ダメ元でIPv6関連の設定を全部OFFにしてみました。以前もやったはずなんだけど、今回は母艦もサブ機も以下の設定をしてIPv6関係を全部OFFにして、さらに両機を再起動してみると、おぉ、現象が消えた! 今回手を入れたのは、
  • ホームグループは全て解除(設定も参加も無し)
  • ネットワーク関係の設定は多分ほとんどデフォルト状態(弄っても効果がなければ元の設定に戻しているから)
  • 「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワーク接続」で使用しているアダプターのアイコンを表示して、右クリックでプロパティーを表示。「インターネットプロトコルバージョン6 (TCP/IPv6)」をチェックアウトし一度保存。
  • プロパティをもう一度開いて、今度は「構成」ボタンをクリック。「詳細設定タブ」のプロパティでIPv6関係を全てオフにする。(「TCPチェックサムのオフロード(IPv6)」「UDPチェックサムのオフロード(IPv6)」「大量送信オフロード(LSO)v2(IPv6)」)「OK」で保存して終了。
これも、もしかしたら数日後には効かなくなるのかもしれないけれど、この問題に遭遇して色々と手を尽くして、設定変更で改善が見られたのは今回が初めてですから、ちょっと期待したいところです。(続く)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

来週水曜日から始まる一月休み前最後のオフィス出社。引っ越しの準備とか、色々一月の間の引き継ぎなどで遅くなることが予想されたので、横浜駅前のSheratonを予約。予想よりは早く終わったけれど、物の移動などもあったので体はくたくた。新幹線に乗って帰宅するよりはかなり楽なのは確か。

21:00前だったので、26Fのラウンジに上がりチェックイン。「今日はほとんど満室状態でお部屋のアップグレードがあまり出来ませんので...」と申し訳なさそうに受付の女性スタッフさんが言うんですが、同じ26Fの部屋に行ってみたらベッドはシングルではなくてダブルだったから十分ですね。

ただ、部屋に入りちょっと「困ったな」と思ったのが窓の外の賑やかさ。窓の外で赤や白い光がちらちらするなと思って覗いたら、目の前にはお隣の高島屋の派手なネオンが。ほぼ、横浜駅の真ん前を向いた部屋なんですね。遠くには、みなとみらいのランドマークタワーまで見える。本当に「ランドマーク」だなぁ...

で、いつものようにまずはネットワークに接続してメールチェック。ここでトラブル発生。仕事で使っているVPNが通らない orz 過去、何度もこのホテルで使っているので、考えられる理由は使っている環境を以前のXPからWindows 7にしたこと。どうも、長々と連載モードになっている共有ドライブ問題同様、ネットワーク関係でトラブルが多いですね。しばらく試してみて解決しそうもないので諦めて食事に出かけました。

エラーは、翌朝もう一度エラーメッセージとかをグーグル先生に聞いて解決したんですが(偉いよなぁ、Google)、この日は何か調子が悪くて夜中に何度かトイレに起きるような状態。生ものとか変なものを食べたわけではないのに何でだろう。しかも、自分としてはほとんど初めての経験で、頭の中がぐるぐる回るような目眩も経験するし。心身ともに疲れ気味なんだろうか。ちょっと気をつけないと...

2010年8月21日

IHアイロン

今では当たり前になったコードレスアイロンが登場したとき、かなり衝撃を個人的には受けたもので、その理由はもう完成した枯れた商品だと思っていた「アイロン」にまだまだ進化する余地があると言うことを知らされたから。物事に終わりとか限界なんて無いわけですよね。この記事にあるIH機能を利用した、アイロン本体ではなくアイロン台側が熱くなるコンセプトもおもしろい。強いて言えば、台の形状とか位置とかに制限が発生するから、今のコードレスアイロンと比較して使い勝手がどうなるかは疑問ですけど。まだまだアイデアは絞れば出てくるものですね。自戒を込めて。

エンディングノート

人はいずれ亡くなるわけで、その時のための「エンディングノート」。HDDに限らず、机の引き出しとか自分すら忘れているような場所に、恥ずかしいものとか秘密(いろいろな意味で)しておきたいものとか、後から見つかるんだろうなぁ。メールやBlogのアカウント等なんて、ID/PWを残すだけじゃなくて、そういうものを知っている人間がいないと何も出来ないし。

記事では「もしもの時のために」ということで、いろいろな情報を記載出来るようになっていると説明しているけれど、逆に言うと、これ一つ盗難にあったらまずいですよね。そのために、このノートを仕舞うための金庫を買ったりして、でもその開け方が分からなくて結局元の木阿弥になりそう。

鈴与が空港サービス進出

FDA(フジドリームエアライン)の親会社、鈴与がJALの中部国際航空サービス会社を子会社化するという記事。さらに名古屋空港の貨物取扱会社の譲渡も受けると言うことで、FDAの旅客サービス以外にますます航空ビジネスに進んでいきますね、鈴与は。まぁ、静岡を代表する大物流会社だから不思議は無いけれど、これまでのリージョナルエアライン会社でもここまでやるところは無かったんじゃないだろうか。

まぁ、静岡空港のグランドサービスは、確か鈴与が子会社を作って提供しているから、JALからKnow-Howを獲得するということもあるんでしょうけどね。FDAがセントレアに進出することも近いのだろか...

2010年8月20日

Windows 7雑感 (13) - 共有ドライブのファイルコピーが遅い件について (3)

Windows7アップデート後、唯一頭を悩ませていた問題だった、共有ドライブから/へのコピーが遅い問題。最後の手段で、Gb Hubを最近のモデルに変更することに。これまで使っていたのは、BUFFALOのLSW3-GT-8NS。それまでは、浜松に来る前から使っていた、同じくBUFFALOの無線ルーターWHR2-G54Vに4ポートのHubが内蔵されていたので、これをルーター機能を切って使ってましたが、Gb対応のNASを購入したり、デスクトップ以外にモバイル機を仕事で何台か使うこともあったりして、どうせPC類は全て内蔵Gb Ethernetを持っているんだからと2年ほど前に購入したのが、LSW3-GT-8NS。使用PCが全部XP Proの時には全く問題無かったんですが、Windows7に更新してから共有ドライブの問題発生。で、これまで書いてきたようにいろいろTry&Errorののち、もう最後はHubを交換するしか無くなったわけで、まぁ最近はGb Hubも安くなってきたところなので、今回ヨドバシカメラのポイントで購入することにしました。

今回購入したのはPCi(PLANEX)のFXG-08IMB2。基本的に、仕様的には以前と同じ8ポート、電源内蔵、のGb Hub。BUFFALOの最近のモデルも含めて候補は色々あったんですが、今回こだわったのは、Windows7発売以後の製品であること。実は問題の解析をしていたとき、ググった情報の中で同じような問題に遭遇したユーザーさんが、MSと話をしたところ「Compatible Listに載っているHubを使っているか」と言われて、該当機種に交換したら直ったという書き込みがあったから。ルーターならまだしも、単なるSwitching Hubでもそんなことするんかいなと思いつつ、まぁどうせ新規に購入するからといつも利用しているヨドバシのサイトで、先の仕様に沿って一番新しい7月に出たばかりの製品がこれだったから。別にBUFFALOサンを疑うわけじゃないけれど、PCiなら仕事でもそれなり実績のあるメーカーですしね。で、この際なので、ケーブル類もこれまで使っていたCat6を更新して、Cat6Eに全て更新。それが昨日届きました。

単なるSwitching Hubなので、元のHubを取り外して同じ場所に新しいHubを設置し(ほぼ同サイズ)、後は順番にケーブルを交換していくだけ。以前は、手持ちのケーブルが1mと3mしかなくて、ちょっと長さ的に持てあましていたんですが、今回はある程度現状を確認して、0.5m、1m、2mと三種類購入したので無駄に丸めたりたるんだ利が無くてスッキリしました。しかし、最近のケーブルって、今回購入したフラットな物か、頼りないくらい細い物しか無いみたいですけど、信号特性とか大丈夫なんだろうか。特に購入したエレコムのケーブルは、まるで干瓢のようにひらひらしてます。別の信号線と交錯したら、ノイズとか簡単に拾いそうだけど...

で、15分ほどでHubとケーブルの交換が完了したので、再び母艦(ThinkCentre M57)とサブ機(ThinkPad X200s)を起動。特に問題無く通常通り起動し、母艦側にはサブ機のドライブがネットワークドライブとしてマウントされています。おそるおそる相互にファイルコピーをしてみると... うーん、速い! これまで母艦からサブ機方向へのコピーは、調子の良い時で40MB/sec位でしたが、60MB/sec以上出ています。で、鬼門のサブ機から母艦へのコピーですが... さらに速い。テスト用に130MB位のzipファイルを相互にコピーしていましたが、一瞬でコピーが完了します。Jumbo Frame設定とかしていないなくて、IPv4のNetBIOS(over TCP/IP)なので、決して効率は良くないはずですけど。とりあえず、色々苦労してHubまで交換した甲斐はあった様子。問題は、この状態がいつまで続くかですが、しばらくは腫れ物に触るようにファイルコピーをする日が続くのかも。それはそれで、精神衛生上良くないけれど。ただ、見ている感じでは、やっぱり最近のデバイスはWindows7対応みたいな物が入っているのかなと言う印象はありますね。やはり、以前問題解決のためにググっていた頃、Windows7のネットワーク関係のパラメーターがちょっと変わっていて、これまでのデバイスだとタイミングが合わずに対応出来ない、みたいな話も見つけていました。そこには、Registryを弄ってパラメーターを変更する方法なんかも、確か書かれていたんですが、また後で見ようと思ったところで以後そのページが見つからず。まぁ、仮にそれで直ったとしても、Windows7を入れ直すたびにその手のパッチを追加するのは大変なので、結果的にHubの更新で解決された(であろう)ことに納得することにします。(続く...)

Intel がMcAfeeを買収

IntelがMcAfeeを子会社化というニュース。まじっすか、という感じだけど、そのうちCPUのマイクロコードにスキャンコードが入るんだろうか。ちょっとびっくり。

2010年8月19日

ネットブックでなかったネットブック

「ネットブック」という言葉を、久しぶりに聞きましたね。日経BP PC Onlineの記事から、ネットブック失速の理由について。ネットブック自体が、市場に登場してから三年近く過ぎていますからね。その間に当初の低価格というメリットから何か進化があったかというと、結局何もなかったと言っていいような状態ですし。ネットブック最大の功績は、ネットブック対応でPCメーカー各社がCULVノートブックを出してくれた事じゃないかと個人的には思ったりして。ハイエンドモデルでは、やれBlu-rayだ、3Dだ、地デジだと、いろいろ機能満載モデルを出して、価格帯を上げようとしていますけど、このデフレ時代にそういうモデルってどうだろうか。例えば、ほとんどのユーザーはすでに携帯を持っているだろうから、地デジじゃなくてもワンセグでも十分だろうし、3Dだってまだソフトも少ないし、見るための専用ゴーグルが必要だったり、といろいろ制限や追加要求も多いし。

ネットブック最大の失敗は、「ネットブック」と言いながらもネットワーク向きではなかったことじゃないかと。わいやれす機能とかもちろん入っているけれど、やっぱり最低でも3G、とかWiMaxとか、そういう常時接続機能付きで訴求するところが弱かったかな、と。もちろん、データ通信会社とのタイアップモデルとか登場しましたが、外付けって形じゃビジネスユーザー以外は納得しませんしね。さらに言えば、ネットブックと言いながら結構重たいことも。ASUSやAcerが、この分野を開拓した事には敬意を表するけれど、ビジネスとしてはどうだったんだろう。まぁ、どちらも大きなメーカーさんだから、このまま終わるとは思わないけれど。

今はiPadが話題の中心だけど、個人的にはどうかなという気もしてます。理由は、あの「重さ」サイズ的にも、もうちょっと小型でもいいかなという気がしているし。記事の図で、iPadとネットブックの間あたりというか両者が合体したような物が、次のネットデバイスかな、なんて。となると、iPadとiPhone/iPod touchの間が開くので、このあたりに次のデバイスの候補なのかも。まぁ、絶対的な物って無いわけで、時代が進めばユーザーのニーズも変わるし、ライフスタイルも変わるし、幾らでも新しいチャンスは生まれていく、ということなんだろうな。

ゆるキャラ

暑い夏の話題には事欠かない今年の猛暑、最近注目されているのは、全国的にブームとなって乱立気味の「ゆるキャラ」達。まぁ、「一人温室状態」なわけで、そうでなくても「中の人」は大変なのに、この夏の仕事はさらに苦しかろうと同情。普通の服装ならば、風通しの良いメッシュにするとか言うことも出来るんだろうけど、ゆるキャラの場合、そういうわけにはいきませんからね、大人の事情で(笑)。対策として、中の人が扇風機付きベストを着用するという話しがあったけれど、ほぼ閉鎖空間の内部で空気を拡販しても意味はないような。それよりは、保冷剤を首に巻いたりしている場合もあるそうですけど、そっちの方が効果ありそう。で、困るのが、大量に出るであろう「汗」。どうしたって一人が長時間仕事するわけにはいかないから、中の人は変わったりするんですけど、まぁ前の人の汗とか臭いとか大変そうですね。

出演時間を短くしたりという対策をとったりしているそうですけど、ここで気になるのはあの浦安の巨大遊園地のキャラクター達。大丈夫なんだろうか。まさかパレードを短くしたりということも出来ないだろうし。それでも、あまりに気温が高ければ、長い時間場所取りで待つ観客も熱中症でダウンしそうだから中止と言うこともあるんでしょうね。オーランドのディズニーワールドは、確か真夏の間は昼間のイベントは限定されていたように記憶しているんですが。いずれにしても、この暑さ、しばらくは続きそうで、個人的にはこの暑さを利用して少しメタボを燃やしたい気分(マテ)。ゆるキャラのバイトに応募してみようかしら。いゃ、多分10分も持たないと思う。

2010年8月18日

一月休み (5)

ふと気がつくと、勤続二十五年記念の「一ヶ月休み(実際は別の名称ですけど)」まであと一週間。9月後半の飛び石連休に絡めて一月分の休みを取得するので、8月25日から9月26日までという、やや変則的なスケジュール。そう、もう来週の今日はお休みの初日になるわけです。全然そんな雰囲気も気分にもまだなっていなくて、さらに言えば8月も9月も仕事の予定が入っているのに、どうしましょう。

今のところ、今年のEQMを計算すると、これまでの実績(約49,000mil)に、この8月末からのNYC行き、さらに11月のHNL(LAX touch)を追加すると、来年度の1Kまで10,000milちょっと足りない状態。まだ未定ですけど、NRT-SINを入れたとして(一応YB以上を想定)、UA以外のスターアライアンス便でも、加算対象料金で韓国を往復すれば1Kに届くかなという状態。そこで、「日帰りで韓国に焼き肉を食べ行くツアー」を今考えているんだけど(笑)。ただ、8月中は夏休みでやっぱり運賃が高いですね。しかも、午前出発、夕方帰国はさらにレートアップするし。あるいは、やはりUA便以外を使わないといけないけれど、「1泊二日台北中華の旅」でもいいかな、と。

あるいは、これまでほとんど搭乗したことのない国内線を攻めるのもいいかな、と。当然、スタアラのANAしか対象はないんですけど(あっ、一度くらいFDAにも乗らないと)、でも、国内線の料金って結構高いんですね。ついつい、マイル数と比較して、「えー、これならNRT-SFO往復した方がいいじゃん」とか思ってしまうのは、マイル病(爆)。いずれにしても、移動だけじゃなくて、場合によってはホテルも手配しないといけないから、そろそろ決めないといけませんね。さて、いろいろ候補があり過ぎて困ります...

7/11、交通系電子マネー導入

昨日のiPhoneのおサイフ化に続いて、同じ電子マネー系の話題。7/11が交通系の電子マネーをいよいよ導入するという記事。7/11が電子マネーを始めたときは、自社で発行するnanacoだけで、その後QuickPayが追加されて長い間そのままだったけれど、最近はEdy、iDとどんどん提携を広げています。多分察するに、7/11としては、その店舗網と顧客数でnanacoを一気に電子マネーのメジャープレーヤーにする・なる、という思惑があったんだろうけど、Suicaと比べるとちょっと見劣りするのも事実。実際普及状態を見ると、発行枚数は1,000万枚の大台を超えているけれど、ライバルである同じ流通系のWAONの後塵を拝しているし、PASMOよりも少ないんですね。もっとも、これは以前も書いたけれど、交通系の電子マネーの場合、日々の通勤・通学にも使うので、その点有利なのも確か。

WAONの導入を見ていて思ったのが、自宅近くのモールでもWAONの取り扱いを始めたとき、Suica/QuickPay/iDも同時に扱っていたんですよね。あれって、今にして思うと「イオンモールで電子マネーが気軽に使える」という、ユーザーの意識をすごく下げたんじゃないかと。で、そのうちにWAONなら何%割引とかいうキャンペーンが始まり、顧客の移動がかなりあったんじゃないかと思うんですがどうだろう。もちろん、nanacoとWAONを比べると、nanacoの方がいろいろ制限が多いウニも感じるので(当初、現金でのチャージのみなんて論外だと思ったし)、その点もあるかと思うけれど、7/11としてもちょっとてこ入れが必要と最近では感じているのでは。

自分自身、電子マネーは都内移動用にいちいち切符を購入するのが面倒なので、まずはSuicaから入り、その後VISAカードを入手してiDを使いだし、さらに地元浜松ではSuicaは当時イオンモール以外では使えなかったので、仕方なくEdyも使い出したという経緯があって、まぁ三種類を使い分けているけれど、SuicaはほんとJR/新幹線/私鉄と駅構内でお弁当とか買うときだけで、日々の買い物は大部分がiD。すでに7/11でもiDが使えるので、正直今回の交通系電子マネー取り扱いはそれ程大きなニュースではないけれど、でもこうやって導入数が増えて、各電子マネーがどこでも使えるような共通の端末とかPOSが普及してくれることが一番うれしいかも。いろいろ理由はあるんだろうけど、今電子マネーを使おうとすると、本来のPOSとは別のターミナルを操作して、さらに電子マネーを選択してからタッチしたり、三つも四つも電子マネーリーダーが並んでいて、どれにタッチすればいいのか迷ったりと、細かな部分での不満がだんだん出てきています。あのあたりの使い勝手が、もうちょっとスムースに簡単になればユーザーとしては嬉しいんですけどね。影響力が大きいと思われる7/11が手を広げくれたので、そういう部分で端末メーカーさんにがんばって欲しいな、と(笑)。

2010年8月17日

暑すぎる夏

「暑い、暑い」という言葉をよく聞く今年の夏の猛暑ですけど、昨日はその中でも今年最高と言っていいくらい暑かったように思います。ほぼ一日部屋の中で仕事をしている自分にとっても、この時期エアコンはほぼ一日フル稼働状態なんですが、しばらく前までは設定温度を「28度」にしていたのが、昨日はそれだと外気温との温度差が大きくて外に出たときにクラクラするので、とうとう「30度」に設定指定して一日過ごしました。30度なんて、エアコン設定の温度じゃなくて、エアコン使用の目安になるような温度ですよね。

昼間、お昼を買うために近くのモールに車で出かけたんですが、普通ならそれ程混雑していない月曜日なのに、もう駐車場は満杯。モールの中に入ってみても、平日とは思えない混雑具合。夏休みのさらにお盆で帰省している人がまだ多いと言うこともあるかもしれませんが、この暑さでは外で過ごすには厳しいということで大きなモールの中に「避難」しているんじゃないかと。そんな状態だから、熱中症の事故も多く発生しましたが、そんな状態でさらに熱戦を繰り広げている甲子園は大丈夫なんだろうか。今考えてみると、中学とか高校生の頃は、こんな自分もこの暑い中グランドを走っていた(一応、元陸上部)訳で、若さというのはすごいなと思うけれど、それでも最近のこの暑さはそんなものも役に立たないくらい厳しい感じ。

考えてみると、自分が子供の頃なんて言うのは、夏に涼しさを得る方法と言えば扇風機位しかなくて、エアコンなんて言うのは、デパートとか行かないと経験できなかったもの。もっとも、当時は結構緑が多くて、自宅近くの周りはほとんど田んぼと言うこともあり、風が吹けば結構涼しかった経験もありますしね。時代が進むにつれて、アスファルトやコンクリートが増えて、蓄熱率が増加したのもこういう猛暑の原因の一つなのかも。仕事でフロリダに行っていた頃は、夏のあまりの暑さに外出注意とか、プール使用禁止なんて言うこともあったけれど、日本もそんなことがそのうちに起こるのかも。まぁ、体力が年々落ちてきているのは120%確実なので、少しずつでも体力アップに努めないといけませんね。ということは思うものの、やはりエアコンという文明の利器に甘えて一日過ごし今日この頃...

iPhoneのおサイフ化

engadge日本語版から、AppleがNFC専門家を採用したことからiPhoneの「おサイフケータイ化」の兆候かもという記事。FeliCaでケータイのおサイフ化が進んでいる日本にとって、WW標準であるNFC対応というのは次の課題ですよね。今使われているケータイ(携帯)を、もう一度入れ替えないといけないから。記事の中に記載されているNFC iPhoneが提供すると予想されるサービスは、すべてすでに日本で使われているものばかりだけど、これが「NFCという新しいプラットフォーム上でiPhone(=Apple)が始める」というのは結構大きなインパクトがありそう。

ただ、日本の強みはすでにそういうサービスを具体化していることから、Appleが日本でサービスを始めるときには多分日本の企業、例えばJR東日本とかと提携しないと無理なんじゃないかと思うこと。VISAとかMCと組んでWW展開するという方向もあると思うけれど、日本国内ではSuicaとかEdyとかQuickPayとか非クレジットカード系が主流ですからね。逆に、すでに日本で実用化されている、電子マネー機能を中核にした決済機能も含むサービス全体をシステム化してAppleと組んだら、そのままWW標準に採用されるかも。

後何年もしないうちに、ケータイの中にパスポートや運転免許証のような個人確認機能も含まれるようになって、携帯一つ持っていれば海外旅行もそのまま可能、という時代が来るかも。

2010年8月16日

Windows 7雑感 (12) - トラブル再び...

えー、解決したと思った共有ドライブの問題、再発です orz 最初は調子が良かったのに、何かの拍子に再び超スロー状態が再発。サブ機(X200s/Win7 Pro64)と母艦(M57/Win7 Pro64)を接続して作業していた時には問題無かったのに、ここにバックアップ機(X61s/XP Pro SP3)を(Gb Hub経由で)接続して作業をしているうちに、ふと気がつくと共有ドライブ間のコピーが駄目駄目に。X200sをもう一度リカバリーして見ましたが効果なし。うーん、やっぱり繋いでいるGb Hubとの相性かなぁ...

この週末は、X200sとX61sのリカバリーと、それぞれのセットアップ作業に忙殺されて、全くその他の作業が出来ずに終わってしまいました。今月終盤からは一月の休みに入るので、いろいろやらなきゃいけないことがあるのに、全くその予定が潰れてしいました。あぁあです(はぁ...)。(続く...)

手クセ打ちクセ

キー入力の「クセ」で本人かどうかを認識する技術をNTTコミュニケーションズが開発したという記事。アイデア自体は結構昔からあったと思うけれど、バックグラウンドでキー操作の状態をモニターするような技術やシステムリソースが無かったのが課題だったんでしょうか。後は、多分これってローマ字入力を想定してるんじゃないかと思うんですが、一つ目の子音キーと続く母音キーとの打ち込むタイミングとか、まぁそういう部分でいろいろ特許性があるんだろうけど。

ただ、これってまだ抜け道はあるそうだけど... 

2010年8月15日

LATAM航空

ブラジルのTAM航空とチリのLAN航空が経営統合して、LATAM航空が出来るというニュース。ここで気になるのはアライアンスの行方。TAM航空はつい最近スターアライアンスに加入したばかりですが、実質親会社になるLAN航空はワンワールドの加盟航空会社。この前も、スターアライアンス加盟航空会社だった上海航空が、来年スカイチーム加入予定の中国東方航空に買収されたためにスターアライアンスを脱退するように、TAM航空もアライアンス変更するんでしょうかねぇ。

上海航空の場合は、スターアライアンスにとっては、それ以外にもまだアジア系航空会社は複数残るし、なんと言っても中国国際航空があるから、それ程困らないとは思いつつも、TAM航空は以前のヴァリグブラジル航空以来の南米を拠点にしている航空会社だけに、もしアライアンス移動となると結構影響は大きいかも。

原油価格も、ちょっと安定(高値だけど)してきて、一息追加感じがあるけれど、まだ体力が残っていて比較的余裕が出来てきたところで一気に基盤相手委のために合併する話がさらに誕生するのかも。

2010年8月14日

Windows 7雑感 (11)

さて、しばらく共有ドライブ問題に振り回されましたが、このシリーズ(だったのか?)本来の目的であるWindows 7の使い勝手に付いて幾つか。

XPと比べて、動作もキビキビしているし(これは64bitということで、これまで遊んでいたシステムリソースも使えるようになったことが大きいんだろうけど)、一番気になっていたUIの違いも数日使っているうちに馴染んできました。PCを使う上で、ファイラー(Explorer)は一番重要なツールだと思うんですが、この表示がどうも上下にスペースが入ったりして間延びした印象があるのが、まだ慣れないことでしょうか。慣れないと言えば、私は左側に「ナビゲーションバー」(以前の言い方だとフォルダーリストかな)を表示してますが、ここに「お気に入り」とか「ライブラリー」とか、使わない項目が表示されて邪魔。これ、レジストリーを弄ると消せるんですが、もうちょっと右クリックか何かでON/OFF出来るようにしてもらえないだろうか > Microsoft

このエクスプローラー、必要なのはフォルダー内に存在しているファイルの名前と日付とサイズ。デフォルトで「種類」とかも表示されるけれど、そんなもの拡張子を見れば分かるわけだし、これは直ぐに削除。日付の新しい→古いでソートされるようにして、「整理」→「フォルダーと検索のオプション」→「表示」→「フォルダーに適用」で全部に適用して何とかXP時代の操作感に近づけることが出来ました。この「フォルダーと検索のオプション」の位置が以前とは違うので、慣れるまでは何度もあちこちクリックしましたね。で、この状態で使っているうちに、撮り溜めた写真データ(JPEG)が入っているフォルダーを開く時に、なぜか非常に時間が掛かることを発見。確かに一つのフォルダーの中に数MBサイズの2,000枚くらいのデータが入っているのですが、開くたびに毎回エクスプローラー上のフォルダーロケーションのところに緑色のバーがゆっくり伸びてきて待たされます。さらに、この写真データをリサイズして通常の作業用データとして保管しているフォルダーを開いたときに発見するんですが、ファイルの並びが変です。これまでだと、加工したときにファイルの日付が変わりますからこれまでだとファイル加工された順番(通常はファイル名順)に並ぶのが、今回見てみると変な日付順に並んでいます。「変な」というのは、日付が加工日よりも古い日付で、よくよく見るとオリジナルデータを撮影した日付になっています。リストのタイトルを見てみると「作成日付」となっています。これを削除して、「更新日付」にすれば、これまで同様の順番に並ぶわけですが、どうもファイルに含まれるExifを引っ張ってきているみたい。よくよく見ると「撮影日時」なんていう項目もあるので、加工してタイムスタンプが変わった場合でも、以前の状態でソート出来るのは便利そう。これまでは、これをしたくてツールを使ってExifの情報を引っ張り出してファイルのタイムスタンプを強制的に変更してたりしましたから。ただ、これ、デフォルトでは画像データのフォルダーに出会うとこういう挙動をするようになっているみたいで、最初は「なんで急に変更した設定が適用されないのか」ちょっと困りました。「小さな親切、大きなお世話」の典型みたいな気がする。

私はXPからVistaをスキップしてWindows 7に移行したので、一番馴染めないのが「UAC(ユーザーアカウント制御)」で画面が暗転する事。まぁ意図は分かるんだけど、プログラム起動のたびにPop-upが出るのはまだ良いとして、画面が暗転するのはどうかと。これも設定で止めることが出来るみたいなので、そのうち変更するつもりですが、今使用しているデスクトップのモニターは、この暗転時にビデオ信号が切れるのか、毎回ディスプレーの情報パネルが表示されてしまいます。今起動したプログラムを実行しようと「はい」とかクリックしたいのに、そこに重なってディスプレーの「ブライトネス」なんていうディスプレーが内蔵自分で表示する画面と重なって操作できない。消えるまで何秒か待たないといけないのが非常にフラストレーション、溜まります。これ、毎回確認するのは一見もっともそうに見えますけれど、多分一日二日で慣れてしまい、皆さん何も考えずに「はい」をクリックしてるんじゃないだろうか。だから、本当に問題があるプログラムを起動する時には意味をなさなかったりして。だから個人的には、これって無意味だと思いますね。その分リアルタイムスキャン機能とかを充実させるべきだと思いますね。(続く...)

ソフト・データの移行

ここの所、XPからWindows 7環境に移行し、それにつれて何度もリカバリーをしてセットアップを繰り返しているわけですが、ここで問題になるのはどのように過去環境を継承するか。単にHDDを換装するだけなら、以前の環境を丸ごとバックアップしておいて、それを新しいHDDにクローニングするという方法もありますが、今回のようにOS環境が大きく変わる場合にはそういう手段は使えません。もうパソコンを使い始めて20年以上経っているので、その間にいろいろと経験則も蓄積され、結局一番確実なのは個人データ専用のドライブを作り、そこにデータを溜めていき、いざというときはその区画だけでもレスキューできれば最悪何とかなる状態にすること。ノートブックPCの場合には、基本的にHDDは一つしか入らないからどうしても同一HDD上に区画設定をしてデータ用のドライブを準備しないといけませんが、複数のHDDが使用可能なデスクトップ機では、必ず物理的に一つのHDDをこのデータ専用ドライブとして過去連綿と使い続けてきました。もちろん、一部設定値やデータはどうしてもシステムドライブの中に残るので、それは原始的ですけど時々マニュアルでデータ用ドライブの専用のフォルダーにバックアップすることで凌いでいます。

今回もそんな方法で特に大きなトラブル無く作業は進んだんですが、一つ困ったのがiTunes。ある程度環境設定が整ったところで、iTunesの母艦でもあるThinkCentre M57にiTunesの64bit番を初めてダウンロードし設定開始。これまでのように特に問題無く設定完了して、使っていたiPod touchを接続したところ、「このiPodは他のPCで接続設定されています」という切ないお知らせ。しかも、データドライブの中に入れてあるiTunesのライブリーを、そのディレクトリーを設定しても認識してくれません。あぁ、そういゃ、こういうときは何かおまじないが必要だったよなぁとしばらく思案して、やはりグーグル先生にお伺いを立てると直ぐにiTunesの移動方法の情報を発見。そうそう、移行先でライブラリーを設定したら、Shiftキーを押しながらiTunesを起動して新しいライブラリーを認識させないといけません。これで、これまでのデータが入っているライブラリーを認識させ、iPod touchも認識去れ、無事にデータ同期も完了。新しいOS環境での使用環境が整いました。で、接続したとたんにiOS4のアップデートが落ちてきて焦りましたが(以前iOS4の更新でトラブったので-笑)、これも以前の経験を生かして、いったん保留状態にしてiPod touchの同期とNike+のデータがすべて転送済みなのを確認してから、もう一度OSのアップデートを選択してiOS4.0.2への更新完了。何か機能修正とか追加があったのかと思ったんですが、脆弱性に対しての対応みたいですね。

海外での事故

スイスでの列車脱線事故、ユタ州での乗り合いシャトルの交通事故、そして昨日は中東UAEでの交通事故と、日本人が関わる事故が続きますね。比較的よく海外に出かけるので、こういうニュースは人ごととは思えません。その中でも、ユタ州の高速道路で起きた交通事故は、事故の当事者と思われるドライバーも日本人(留学生?)ということで、さらにやるせない気持ちになりますね。自分で経験したことがあるUSのフリーウェイ/高速道路といえば、Florida Turnpikeが一番代表的なものですけど、まぁ日本の高速道路と違って本当に一直線に何もない野原の中を突っ走りますからね。日本の高速道路は、居眠り防止や注意散漫にならないように、わざとサイクロイド曲線を利用したカーブが作られていますが、効率第一のUSではそんなことは考えませんしね。場所によっては、非常時に飛行機が離発着出来るようにわざと直線にしている場所もあるだろうし。

車の回送も含めて、二日間で1000Km近く運転した疲労が原因ともいわれているみたいですけど、確かに距離は長いもののUSでの生活を考えるとそれ程でもないかも。なんといっても、フリーウェイを毎日何時間もドライブして会社に通う人もいますし。いずれにしても、こういうことは一つ何か発生すると、その後いくつか続くものですからねぇ。自分で何か出来るわけでもないけれど、いつも以上に注意することに超したことは無いのは確かですね。円高で海外に出る人がこの夏休みは多いみたいですが(あっ、自分もその一人か)、ちょっと気をつけないといけませんね。

2010年8月13日

Windows 7雑感 (10) - 共有ドライブのファイルコピーが遅い件について (2)

昨日の記事をアップしてしばらく後、仕事をしているときにもう一つのサブ機(X61s/XP SP3)をGb Hubに接続して、母艦(M57)からファイルコピーを使用とすると、妙に遅い。以前同じことをやって、全く問題無かったのになぜだろうとしばし思案して気がついたのは、この時は昨日のトライアルの後でサブ機(X200s/Win7)がGb Hubに接続したままだったこと。そこで、このX200sのEthernet Cableを、Gb Hubから無線ルーターの100Mbps Hubに付け替えて、もう一度母艦とX61sのディスク共有経由のファイルコピーをしてみたところ、さっきの現象が嘘のように問題無くファイルがコピーされます。ここにいたって、理由は定かではないけれど、どうもこのX200sがGb Hubに接続していると何か悪さをしているようだということが確かなようです。

こうなると決断が早い自分(というか、短気な性格というか)、サブ機のWindows 7をもう一度入れ直すことに決定。さすがに、多少難ありでも今使っている環境を直ぐに潰すわけにはいかないので、こういうときのためにと保管してあった500GB HDDを取り出して、まずはHDDを換装。そして、いつものようにリカバリー作業を開始。一通りファイルコピーが始まり、Windowsのセットアップが始まるところで今回はちょっと慎重になります。今回は、ネットワークを接続せずに、完全にスタンドアローン状態にしてOOBEを実行。デスクトップまでセットアップが完了したところで、ディスク管理からデータ保管用のD:ドライブを作成するために、C:ドライブを縮小してD:ドライブ区画を設定したところで一度X200sの電源を切ります。まずはワイヤレスがOFF(HW Switch OFF)になっていることを確認して、Ethernet CableをGb Hubに接続し、5秒間パソコンの神様にお祈りしてから(をぃ)電源をON。デスクトップが現れると、Access Connectionsが起動してきますので、とりあえず自宅の設定を仮に入れて、次にD:ドライブが母艦から共有出来るように設定し、ネットワーク関係でもアダプターの設定で共有を使用可能にします。そうそう、ワークグループも同じ設定にし、一応IEを起動してネットワークにアクセス出来ることを確認したところで、もう一度再起動。再びサブ機が立ち上がったところで、母艦から共有設定したサブ機のD:ドライブを接続。母艦側からサブ機のD:ドライブが見えたところで、テスト用の130MBくらいのZipファイルを母艦→サブ機でコピーすると、あっという間にコピー完了。100MB/secは出ている。で、問題のサブ機→母艦のコピーをしてみると、こちらもあっという間にコピー完了。こちらも100MB/secは出ています。この瞬間、南アW杯で日本が勝利したとき以上の歓声を上げたくなるところ(笑)。

このデータドライブのデータを全部コピーするのは大変なので、とりあえず一番大きな写真データを除いた仕事やツール類関係のフォルダーをまとめて、母艦→サブ機とコピーします。ファイル数が多い(105GB/63000ファイル)のでだいたい30~35MB/secくらいの早さですが、以前の60KB/sec~100KB/secと比べれば雲泥の差。一時間弱でファイルのコピーは完了したところで、この日セットアップは終了しました。今日は、これから一日アプリのインストールと設定をして、ある程度落ち着いたところで念のためHDD全体のバックアップを作成する予定ですが、多分大丈夫そう。意図的にスキップした「ホームネットワーク」で現れる名前が、母艦上で現れる名前と同じなので、もしかしたら以前の状態でもこのあたりを修正すれば良かったのかもしれないけれど、もう一度昔のHDDを入れていじくり回すよりは、このまま新規にインストールを続けた方が精神的にはいいような。それに、同じ現象に陥っているユーザーの話を見ると、Windows 7固有の現象でもないようですからね。Vistaや2008 Serverなどでも発生しているので、もうちょっと根が深そう。

今日、サブ機のセットアップが終わったら、いろいろいじくり回した母艦のネットワーク設定を元の状態に戻しておかないと。 まだまだ先は長いけれど、やっとすっきりしました。(続く...)

2010年8月12日

Windows 7雑感 (9) - 共有ドライブのファイルコピーが遅い件について

共有ドライブからローカルドライブへのファイルコピーが極端に遅い現象について、備忘録もかねて追試結果などの記録を。
  1. Gb Switching HubにWindows 7機2台を接続した場合(両機の端末接続スピードは1Gbps)
    [CTU]にGb SW Hubを接続(デバイス間は100Mbps)。ここにサブ機(ThinkPad X200s/Win7 Pro64)と母艦(ThinkCentre M57/Win7 Pro64)を接続。サブ機のD:ドライブを母艦のU:ドライブとして共有。この状態から母艦上でD:-U:間で130MB程度のファイルを相互にコピー すると...
    • U:→D:
      「ファイルコピーの準備をしています」というPop-upが表示されて、しばらくするとファイルコピーが始まるが、コピースピードは60KB/secからせいぜい120KB/sec.
    • D:→U:
      直ぐにファイルコピーが始まり、あっという間に完了。コピースピードは60MB/sec以上

  2. Gb Switching Hubに母艦を、CTUに100Mbps Hub(無線ルーターをルーターを切って使用)を接続して、こちらにはサブ機を接続。ネットワークルートは、
    [サブ機]-(100Mb)-[100Mbsp Hub]-(100Mb)-[CTU(ルーター機能付き)]-(100Mb)-[Gb Hub]-(1Gb)-[母艦]
    ドライブ共有とファイル操作は上記と同じ。.
    • U:→D:
      直ぐにファイルコピーが始まる。コピースピードは10~12MB/sec..
    • D:→U:
      直ぐにファイルコピーが始まる。コピースピードは10~12MB/sec.

  3. Gb Switching HubにWindows 7機2台を接続した場合(両機の端末接続スピードは1Gbps)
    [CTU]にGb SW Hubを接続(デバイス間は100Mbps)。ここにサブ機(ThinkPad X200s/Win7 Pro64)と母艦(ThinkCentre M57/Win7 Pro64)を接続。母艦のD:ドライブをサブ機のU:ドライブとして共有。この状態からサブ機上でD:-U:間で130MB程度のファイルを相互にコ ピー(上記Case #1とは逆).
    • U:→D:
      直ぐにファイルコピーが始まり、あっという間に完了。コピースピードは60MB/sec以上
    • D:→U:
      「ファイルコピーの準備をしています」というPop-upが表示されて、しばらくするとファイルコピーが始まるが、コピースピードは60KB/secからせいぜい120KB/sec.

  4. 上記のCase #1と#3をSafe Modeで実行してみても結果は同様。

  5. Gb Switching HubにはBUFFALOのNAS(TeraStation PRO)が接続されていて、サブ機・母艦にネットドライブとして接続(X:ドライブ)。このNASとそれぞれのPC間で130MB程度のファイルを相互にコピーすると
    • X:→D: (サブ機・母艦両方)
      直ぐにファイルコピーが始まり、コピースピードは20~22MB/sec. (ほぼ、NASのスペック値)
    • D:(サブ機・母艦両方)→X:
      直ぐにファイルコピーが始まり、コピースピードは10~12MB/sec. (ほぼ、NASのスペック値)

  6. サブ機と母艦を100MbのHub(無線ルーター)に接続して相互にファイルコピーをしてみると、



    • U:→D: (サブ機・母艦両方)
      直ぐにファイルコピーが始まり、コピースピードは10MB/sec程度。
    • D:(サブ機・母艦両方)→U:
      直ぐにファイルコピーが始まり、コピースピードは3~6MB/sec.ただし、サブ機上で操作すると3MB程度だが、母艦機上で操作すると6MBと差異がある。
現在は対処療法としてCase #2の設定で使っているんですが、不思議なのは問題が発生するのは共有ドライブ間のファイルコピーだけで、それ以外のインターネットアクセスやftpなど の操作は全く問題なし。インターネットのスピードテストとか流せば、80Mbps~60Mbps(GatewayのONU-CTUは100Mbps)と、 まぁそれなりのスピードでちゃんと動いています。Case #2と#6は基本的に同じ条件のはずなんですが、#6でUploadが遅いのは、Hub(CTU)のSwitching機能の差でしょうか。無線ルーター は5年以上前の製品ですし。

今回解決策がないかといろいろグーグル先生に聞いているんですが、不思議なことに日本語 のサイトではほとんどこういう現象が言及されていない。わずか数件程度の事例しかなくて、それもHubの設定がおかしかったとかいう理由。逆に英語のサイ トを見てみると、もうVistaやServer2008も含めて同じような事例がごろごろヒットして、中にはTCPやネットワーク設定の変更で直った書き 込みもあるんですが、結構自分と同様に「何やっても駄目」状態。

今回いろいろ試してみて、どうもサブ機の設定に何か 原因がありそうというのが今の感触。で、一つ気になるのがサブ機が設定しているネットワーク名が、無線ルーターのSSIDが引かれていること。母艦側も同 じ条件でWindows 7のセットアップを行ったはずですが、こちらは「ネットワーク」というたぶんデフォルトの名前。ちょっと心当たりがあるのは、サブ機を最初にセットアップ した時に、Windows OOBの中でネットワークの設定画面が出てきますが、一度ホームネットワークをクリックして画面に入ったものの、これがWindows 7同士でしか使えないと思いだし無理に抜けたんですよね。それで何か中途半端な設定が残っているんだろうか。この部分をきれいに初期化出来れば直るんだろ うか。幸いなことに(?)、今週末はお盆で時間があるので、サブ機のセットアップをもう一度リカバリーからやってみようかと思案中。ただ、この状態でも Windows 7を入れてしばらくは問題なくネットドライブを使えていたんですよねぇ... 不思議です。(続く...)

[追記]最終的には、設定を変更して今の所問題の再発は無い状態です。

ESTA有料化

米国入国時に必要だったESTA(電子渡航認証)が、9月8日から有料化されるというニュースプレスリリースによれば、ESTAでの申請時にクレジットカードでUS$14を払うようになるようですね。今のところ、MC、VISA、Amex、Discoverの4カードしか対応しないみたなので、JCBとかDinersしか持っていない人はどうするんだろう。

一度申請しておけば2年間は有効なので、パスポートの残存日数が2年以上ある人は、直ぐ行く予定が無くても無料のうちに申請しておくのがいいかも。

2010年8月11日

UA 1Kデスク

今月末の旅程で、またまたフライトスケジュールの変更が入っていたので、UA 1Kデスクに確認の電話。平日のお昼時でしたけど、本当にワンコールで直ぐにスタッフの人が出て、いつもながらこのレスポンスの良さには驚き感心します。どれくらい回線と対応スタッフが用意されているのか知らないけれど、てきぱきと対応もしてくれるし、上級会員になったメリットを一番感じる時でもありますね。

で、今回は帰国便のJFK-LAXのJFK出発時刻が10分早くなっただけなんですが、それでもいちいち顧客からの確認を得るというのも大変ですね。メールで送ってくれて、それで返信して確認OKというわけにはいかないんだろうか。そういう選択肢も入れて欲しいところです。だってサイトにアクセスしないとそのスケジュール変更があったかどうかわからないわけですし、それならメールで確認しましたと返信するだけでもいいように思うんだけど。というか、サイト上に「確認」ボタンをおいて、それをクリックするだけでもいいような。たぶん、何かトラブルがあったときに「確認した」「知らない」というやりとりを避けるための安全措置何だろうけど、今回のように何度もスケジュールが変更になって、でもそれがたかだか10分出発が早くなる程度でもいちいち電話しなきゃならないのはちょっと面倒。

前回は、やはりJFK-LAX-NRTの帰国便で、JFK-LAXのスケジュールが予約時から30分くらい遅くなってしまい、それでLAXでの接続がそれまでの65分から35分と結構厳しい状態になりました。このときはさすがにどうしようかと思ったけれど、このときにはメールでも確認するようにという連絡が来たんですよね。前回は、確か発券前だったからかもしれないけれど。

そうこうしているうちに、出発まで三週間。そろそろ旅の準備を始めないと。といっても、現地での予定作りのための情報収集ですが、今週はお盆のお休みになりますから、時間はたっぷりありそう。

頭脳付き自販機

日本の自動販売機は、その機能からたぶん世界一だと思うんだけど、さらにその上をいきそうな「マーケティング頭脳付き自販機」。コストが既存の自販機の5倍というのはどうだろう。例えば商品購入がないときには、ディスプレーに契約企業の広告を流すとか、購入しているときも商品を選択したら、その商品以外の表示エリアが他の広告掲載エリア担って、お得情報とか表示したりして。で、例えば近くのレストランの割引クーポンとかをQRコードで表示して、それを携帯で取得して訪れると何かサービスがあるとか。同様の仕組みで、例えば近くの映画館やイベントの入場料が購入出来るとかね。入場したら、サービスでソフトドリンクがもらえるとかちょっとした付加価値もあるとうれしい。

この自販機はJR東日本が開発したそうですけど、例えばSuicaとの連動機能を付けて、例えば駅ネットと連動してこれからの旅行先の情報が表示されたら、列車の遅延情報が表示されたり、さらにはお得なクーポンがダウンロードできたりというサービスなんかもいいかも。コンビニがその地域のサービス拠点としてどんどん重要度が増してきているのと同じように、こういったインテリジェント自販機がさらに細かなメッシュを形成して、地域サービスも含めて飲料販売以外の部分で重要になっていくのかもしれない。

忘れ去るHDD

東芝が開発した「忘れ去るHDD」なるもの。暗号化キー内蔵のHDDで、電源が切れると暗号化キーも削除されてデータが利用出来なくなるという仕組み。なるほどなと思う反面、停電の時とか修理の時とかでバックアップバッテリーも含めて電源が完全に落ちるような状態の時や、必要に応じてHDDを一時的に取り外す時などはどうするんでしょうね。何かバイパス回路があって、意図的にHDDの電源をOFFにしない限りは暗号化キーが保持されるようになっていたりして。まぁ、東芝さんも素人じゃないから、そのあたりも含めて製品化するんだろうけど。

自動車のセキュリティシステムで、キーの中にIDチップを埋め込み、自動車本体のIDチップと一致しないとエンジンが掛からない「イモビライザー」というものがありますが、あれも修理工場用に特殊なツールがあって、それだとキーが無くてもエンジンが掛かるんだそうですね。で、悪いやつがいて、そのツールの中でエンジンをかける部分だけを取り出して、本来安全なはずのイモビライザー搭載車を盗難していたという事件がありました。なんか、そんなイタチごっこがここにも生まれそうな気がしますね。

ところで、最初記事のタイトルを見たとき、「一定期間アクセスがないデータは自然に削除されるんだ」 と思ったのは秘密です(笑)。

2010年8月10日

Windows 7雑感 (8)

なかなか解決しないWindows 7環境でのネット共有の問題。何回かの試行錯誤の末、とりあえず運用でしばらく乗り切ることに。現在使用しているネットワークは、NTT西日本のフレッツ光プレミアム。光回線から、[ONU]-[CTU]とNTT側の端末があり、このCTUが4portのルーターみたいなもので、そのままでもここに4台のデバイスが接続可能です。以前は手持ちのPCが2台だけだったので、ここに直接PCを接続しさらに無線ルーター(4port付き)を、無線AP兼4port Hubとして接続して、必要に応じて使用していました。ただPC類がすべてGb Ethernet対応なのにでせめてローカルのファイルコピーくらいはその恩恵を得たいと思ってその後購入したのが、Gb対応のSwitching Hub (BUFFALOのLSW3-GT-8NS)。これをCPUに接続詞、PC類はすべてこちらのHubに接続。その後やはりGb対応のNASを購入したので、それもこのGb Hubに接続。さらに、プリンターを買い換えたときに、これがネットワーク対応だったので、これもGb Hubに接続。さらにその後仕事用のThinkPadとか増えたので、8portのうち5portくらい使って特に問題なく過ごしてきたわけです。

で、まずは手持ちのThinkPad X200sをWindows 7に更新して、最初は全く問題なく快適に利用できていたのが、なぜかある日突然ネットワークドライブからのファイルコピーが異様に遅くなる現象が発生。最初はWindows 7の設定かと思ったんですが、よくよく考えたらX200sにWindows7を入れた直後からしばらくは、接続している母艦(ThinkCentre M57)はXP Proのままで相互に問題なくファイルコピーが出来ていたわけで、特にWindows 7だけが悪いとは思えない。で、今回いろいろ試しているうちに、このGb Hubに、1) X200s(Win7)、2) M57(Win7)、3) X61s(XP)と接続したところ、相互にドライブ共有は出来るものの、Windows 7マシン上でローカルドライブ上のファイルをネットワークドライブ(他PCのドライブ)に書き込むのは特に問題ないのに、その逆は駄目。かろうじてX61sから他のWin7 PCへの読み書きは何とか出来る状態。以前このような状態で、X200sをワイヤレスにしてみたところ問題なくファイルの相互コピーが出来たので、試しにX200sのEthernet CableをGb Hubから外して、今は無線APとして使っているHubに接続してみたところ、嘘のように3台相互のファイルコピーが出来るようになりました。もちろん、X200sは100Mbpsで繋がっているから、これまでのGbで接続していたときよりも遅いものの、ワイヤレス(802.11g)接続よりは倍以上のスピードになるので、効果としては大きい。

実は、最近このGb Hubを疑ってグーグル先生にもいろいろ聞いてみたんですが、特に問題があるような書き込みは無いし、となるとたまたま相性かなという気もしないでもないんですが、でも最初の頃は問題なく利用できていたわけだし。一度、Gb HubにX200sとM57のWindows 7 PCだけを接続して後はアドレスが取れるようにCTUとの接続という一番シンプルな構成でも試してみたんですが、やはり問題は発生。この時点でこのGb Hubを疑ったんですが、どうもHubの問題というよりはWindows 7 PCが複数接続されたときにデータの衝突が発生してるんだろうか。ケーブルも疑ったんですが、使用しているPatch Cableは、すべてCat-6対応のものなので、それ自体は問題無いはずなんだけどなぁ。調べてみると、WAN側のケーブルを交換して直ったという話もあったので、Cat5だったCTU-ONU間のケーブルもCat6の短いPatch Cableに交換してみましたが改善せず。さて、次はどうしようかと思案中... (続く...)

「ひながな」ポメラ

KING JIMのベストセラー機ポメラのキーボード上刻印が間違っていた。実際にキーボードを作っているのは、台湾あるいは中国のパーツメーカーなんだろうけど、その図面はKING JIMが出しているんだろうから、その図面レベルですでに間違っていたのか、それともベンダー側のミスなのか、似たような仕事をしている身としてはちょっと気になる話題です。

」と「」は、確かに並べてみるとちょっと似てますよね。右上の点の部分とか、一度左斜め下に線が流れて、その右下に丸い部分があることとか。日本人でも、さっと見ただけでは見逃すでしょうね。ましてや、日本語の平仮名に馴染みのない人が制作・検査したのでは... 限定商品ということで、台数がまだ少なかったのは不幸中の幸いかも。被害がその分限定されますからね。これが標準製品の問題で、何万台、何十万台なんていうことになると、正直洒落にならないし。

もっとも、このキーボード(キートップ)は、希少価値がこれから出たりしてね。

オンデマンド書籍

ITmediaの記事から、三省堂が店頭で印刷製本するオンデマンドビジネスを始めるという。最近電子ブックの話題がいろいろ登場していますが、個人的に興味のあるのがこのオンデマンド書籍のほう。どちらも、書籍の電子データを持っていて、それをどう使うかの話なんですが、このオンデマンド書籍は物理的に印刷する、製本するという作業が入るので、その分付加価値も付けやすいしビジネ的にもおもしろいと思うんですよね。

書籍を裁断して両面コピーをして電子書籍化(PDF可)する「自炊」が流行っているけれど、自炊派に対抗するには自分の好みの料理がまとめて提供される「定食」で勝負とか(をぃ)。 例えば、分冊になっている書籍をオンデマンド書籍では一冊に合冊してくれる「全部入り定食」とか、印刷する時のページの大きさも選択出来るようにしてくれる「大盛り定食」「ハーフポーション」とか、結構そういうニーズってあるように思うんですけどね。あるいは、表紙とか背表紙を自分のデザインで統一して印刷してくれる「わがまま定食」なんてどうだろう。

記事の中でも触れているけれど、入手困難な希少本とかあるいは絶版となった書籍も、このビジネスで復刻出来るかも。また、音楽のインディーズじゃないけれど、自費出版やマニュアルなどの少量多品種印刷ビジネスって結構おもしろいと思うんですけど。 個人的に是非フライして欲しいこれからのサービスの一つだなぁ。

2010年8月9日

libretto W100/11M

東芝のコンセプトモデルだった2画面ミニノート「libretto W100/11M」がいよいよ発売。個人的好みや賛否はあると思うけれど、この「見開き」という形はモバイルデバイスで一番好ましいんじゃないだろうか。一つは一番重要な表示部分が保護されること、もう一つはサイズの倍の表示領域が得られること。Input/Outputと考えると、一つの画面がOutput(表示)で、もう一つの画面がInput(タッチパネル)として使用するのが、何となく自然な感じがするんですけどね。理想は、どちらも同じ機能が提供されていて、天地が逆になっても同様に使えるデザインが一番いいと思うんだけど。

ただ、お値段がねぇ... せめて半分の6万円台くらいにならないと厳しいかも。それと、やはり二画面表示となるとバッテリーの消耗も激しいのか、標準バッテリーで2時間、8セルで4時間とかなり不満。重さも結構重くなりますし、このあたりは今後の努力が必要だろうなぁ。でも、見たら欲しくなるかも(笑)。

エスカレーターの左右

数日前、たまたま見ていたテレビの番組で、東京は左側、大阪は右側に立つエスカレーターの、その左右に分かれる境界線はどこからか、というような話をしていました。先日神戸に鉄人28号を見に行ったときにも、エスカレーターの立ち位置でちょっと戸惑いましたが、私が個人的に思うのは、東京(関東)人と大阪(関西)人の気質の違いが理由なんじゃないかと思っています。

もともとは、階段の上り下りの代わりに自動的に上下に運んでくれるエスカレーターだから、東京でも動く人は無かったんじゃないかと思うんですよね。で、日本は元々「右側通行」の国だから、東京でも大阪でも、一人で乗る場合には右側に乗っていたんじゃないかと。昔のエスカレーターは、結構衝撃に弱くて、子供が飛び跳ねたりすると止まったりしましたから。で、そのうちに性能がよくなって歩くくらいなら止まらなくなったと。で、そうなるとせっかちな東京の人は歩き出したんじゃないかと。当然、「右側通行」で。その中で、歩かずそのまま乗って移動したい人は、必然的に左側に避けていったと。逆に大阪の人は、わざわざ自動的に運んでくれるのに、さらに自分で動くなんて面倒なことはしたくないから、右側に立ったまま。で、動きたい人はあいている左側を使うようになったんじゃないかと。

そういう明確な違いが無いような、関東・関西以外の地域では、そのうちに東京での様子がメディアによって伝えられて、自然に「エスカレーターでは左に立つ」という刷り込みがされていったんじゃないかと。地元浜松も、左側に立っている人がほとんどですし。以前は、急いでいても急いでいなくても、エスカレーターは右側をどんどん歩いて上り下りしてましたが、最近はゆっくり左側に立って使うことが多くなったなぁ。やっぱり歳のせいなのか、あるいはクロックスピードを落として省エネモードに人生を切り替えようとしているのか...

2010年8月8日

Windows 7雑感 (7)

毎日すっかりWindows 7のテスターになっている今日この頃(笑)、昨日はサブ機(X200s)と母艦(M57)のファイル転送問題を解決すべく、一日を費やして母艦をXP Pro からWindows 7にアップグレードしたんですが、見事に玉砕です...

まずWindows 7へのアップグレード作業から躓きます。以前に、Windows 7アップグレード版を購入してあったので、そのままXP Proの入っているHDDにインストールするつもりでWindows 7のDVDで起動しようとしたらブータブルでは無いみたい。そこで、XPを起動してWindows 7の64bit版のDVDを挿入すると「お使いのOSと合致していない」みたいなメッセージが。その後何度か繰り返して、どうも32bit OSからは32bit版にしかアップデートできないみたいで、64bit版にアップデートするには64bit OS(ということは、XP64bitかVista64bitってこと?)が入っていないと駄目みたい。いゃ、この機会にXPからWindows 7の64bitにアップグレードしたいユーザーだっているだろうし、どうせXPからアップグレードでは新規インストールしか出来ないんだから、「アップグレード」に相当する元のライセンス確認だけしたら64bitにも更新できるようにしろよ > MS その方が今後のWindowsの展開だって楽なはずなんだけど。仕方がないので、以前購入していた母艦の元々のライセンスであるWindows Vistaを一度リカバリーし、そこで仮の64bit環境を作ってから、Windows 7 64bit版のインストールを開始します。どうせHDDはクリーンにするんだから、何という手間...

その後のセットアップはとりあえず一度サブ機で経験しているので特に問題なし。一通り最初のセットアップが完了して、セキュリティパッチ等最低限の更新をした状態になったところで、個人的に一番気になる共有ドライブの現象を確認してみたんですが... 見事に再現します。もうこの瞬間「脱力全開」。何のためにわざわざOSを入れ替えたのかと小一時間。とにかく分かったことは、
  1. 最初はOS(XP Pro vs Windows 7)の組み合わせの問題かと思ったけれど、Windows 7同士でも発生する
  2. サブ機と母艦の間で、ローカルドライブ上のファイルをネット共有ドライブにコピーするのは問題ない(20Mbypes/secくらいでコピーされている)
  3. 逆にネット共有ドライブ上のファイルをローカルドライブにコピーすると檄遅(数十Kbytes/secくらい orz)
  4. これはサブ機・母艦、どちら側から試しても同じ。だからNASにバックアップファイルをコピーする時にはどちらからも駄目... (使えないじゃん)
  5. ネットワーク関係のパラメーターもちょっと弄ってみたけれど特に効果ないみたい
となると、PC同士が接続しているGb EthernetのHubとの相性なんだろうか.... こういうことが無いように、一番単純な単なるHubを買ってきたんだけどなぁ。双方向でスピードが遅いならば、まだ何となく納得できるんだけど、なぜかネット共有ドライブに対しての書き込みが遅いというのは、相手にデータを送るときに何かまずいことが起こっているわけですよね。やっぱりファイヤーウォールの設定かウィルススキャンソフト関係かなぁ。でも、何度見ても特に変な部分は無かったんですよねぇ。しばらくPD作業が続きそう(トホホ...)(続く...)

2010年8月7日

Windows 7雑感 (6)

サブ機(X200s/Windows 7)から母艦(M57/XP Pro)への共有状態でのファイル移動が非常に遅い件、最初は母艦側の設定が何かおかしくなったのかといろいろやっていたんですが、どうもサブ機側に何か理由がありそう。実は、このサブ機はNASもネットドライブとして共有しているのですが、このNASにファイルをコピーする時も非常に遅い状態。サブ機、母艦、NASはそれぞれGb Ethernetを内蔵していますから、Cat6のケーブル経由でGb Hubに接続しています。だから、本来ならかなりの高速でファイルコピーが出来、実際これまでサブ機もXP Proの時には全く問題なかったんですが...

サブ機とNASは、マスターアーカイブであるNASから必要なときにデータをコピーするために接続しているので、実際にはNASからサブ機へのファイル移動がほとんど。NASへのファイル移動は、母艦から行うのが自分のルールなので現状では運用上問題は無いんですが、この週末に母艦もWindows 7にアップしてしまうと、そのNASへのデータバックアップ作業に支障が出そう。NASはBuffaloのTeraStation Proを使っていますが、Firmwareのアップデートとかも出ているようなので、それも試してみないと。

もう一つ発見したのは、サブ機のX200sのネットワーク接続をワイヤレス(802.11g)に切り替えてやると、サブ機から母艦へのファイルコピーがそれなりのスピードで出来るということ。11g(54Mbps)ですから決して早くはないけれど、ファイルコピーのスピードはGb Ethernetで接続している時よりは数段早くなります。転送スピード自体は、十分ではないけれど(何せ、何GBというファイルを毎日コピーしますから)、一応非常手段としては使えそう。今使っているワイヤレスAPは、もう5年以上前に購入したワイヤレスAP付きのルーターを、ルーター機能を使わずにワイヤレスAPとしてだけ使っているものですが、もう十分元は取ったから802.11n用のAPに買い換えようかともふと思ったり。実際には、自宅でワイヤレスを使うことはほとんど無く、親戚の人間がきたときに彼らのうちパソコンを使う人がちっとアクセスするだけなので、もったいないと言えばもったいないけれど。

で、総合すると、やっぱりWindows 7にアップデートしたX200s側に何か原因(理由?)がありそうですね。ここまで、いろいろGoogleで調べてみてるんですが、Vistaの頃から同じような現象が発生している様子。個人ユーザーだと、もしかすると気がつかないなんてこともありそうだけど(いゃ、そんなこと無いくらい遅いんですけど)、企業ユーザーだとかなり問題になりそうなレベルなんだけど。(続く...)

かっ、欠けた...

いつものように金曜日にオフィスに出かけ、夜遅く自宅に戻ってきました。まだ仕事が残っているので、鞄からThinkPad X200sを取り出したところ、何か黒くて小さな塊が本体と一緒に飛び出てきました。一瞬、虫でも入っていたのかと思ったら、X200sの左端、カードスロットの取り出しレバーの近くのパームレストカバーの端が欠けている orz 特にぶつけた記憶もないし、だいたいこのカードスロット、ExpressCardのスロットなので、購入以来一度も使っていないスロットなのに。アロンアルファでくっつけてとりあえずしのぎます。しかし、なんかついてないなぁ...

2010年8月6日

NRT-HNL-LAX (1)

まだまだ来年の1Kが確定していないので、張り切って(笑)飛ばないといけない、2010年の後半戦。秋はほぼ毎週試合予定が入るし、年末になればなるほど、今度はオフィスの引っ越しの準備と実行で時間が無くなるしで、例年と比べて厳しい状態。そんな中、暫く前までUAがハワイ行きZクラスのディスカウントセールをしていて、それを見ているうちについムラムラしてしまい、試合日程も一息つく11月の飛び石連休にNRT-HNLの予約を入れてしまいました。

特に何かイベントがあるわけでなく(本当は、その直後に開催されるホノルルマラソンに出たかったんだけど...)、取りあえず日程だけ入れてチケットを予約して気がついたのが、「一人で何日も滞在してもつまらんな」ということと「まだEQMが足りない」という事。それなら、HNLから本土への往復チケットを別に購入したらどうだろうと再びムラムラと(笑)。HNLからのフライトだと、SFO, LAX, DEN, ORDに直行便があり、現地で一泊すると翌日再びHNLに戻ってくることが出来ます。ただし、内陸部のDEN/ORDは、流石にHNLからの到着も遅くなるし、HNLに戻る時刻も遅くなります。そこで、西海岸の二都市に絞ってスケジュールを探してみるんですが、HNL-SFOで安いフライトだと、HNLを早朝か夜に出発しないといけません。HNLからだと、早朝、午後、夜と3回大体飛んでるんですが、初日に成田到着した時にはすでに早朝の便は出発した後だからこれは駄目。夜の便は、現地到着が深夜というのもあるけれど、朝到着してから12時間以上も時間を潰さないといけないのが面倒。で、HNLから午後に出るフライトを利用したいんですが、となるとLAXしか無い。まぁ、99% EQM稼ぎみたいなものだから、空港の近くに止まれば何処でも良いかと何度か迷った据えに決定。HNL-LAXに乗り継ぎ、翌日HNLに戻る便を次に探します。

一番簡単なのはLAX-HNLを捕まえることで、これも安いチケットがあったんですが、HNL到着が夕方の6時頃と今一つ。出発が、お昼過ぎですからね。もうちょっと早い便は無いかと探してみると、朝の9:00にLAX-SFOと飛んで、その後二時間ほどでSFO-HNLと乗り継ぐと、夕方の早い時刻にHNLに到着できます。これだと、到着した日の夕方-夜と、翌日一日ホノルル観光出来るので、丁度良い感じ。そこで、HNL-LAX/LAX-SFO-HNLと一番安いSクラスを購入。直ぐに、余っているリージョナルアップグレードでクラスアップグレードを掛けると、まだ随分先の予定で席余裕があるからでしょうか、直ぐに全便のアップグレードが確定しました。Sクラスなので、EQMが×1.5にならないのがちょっと痛いけれど、それでも16,700mile余り獲得出来ます。これで、今月のNYC行き分と合わせると、1Kまで残り10,000EQM余り。もう一度NRT-SEA往復するか、NRT-SIN当たりでも行けそうですね。そういえば、アジア行きのA/Zクラスのセールもやってますよね。SINには大学時代の友人も今行っているので、ちょっと行ってこようかしら。

実際に行く・行かないは別にして、やっぱり旅の予定をあーだこーだ考えているときが一番楽しいですね。(続く...)

観光標準化

DIAMOND onlineのコラムから、成田空港や都内に掲示されている中国語メッセージがおかしいという話。まぁ、今に始まった話じゃないけれど、我々が海外に旅行とか仕事で出掛けてそこで遭遇する日本語メッセージの事を思えば、大体想像できる話ですよね。例えば、都内を走るJRや私鉄を利用すると、ドアの所に「指はさみに注意」というメッセージがあるじゃないですか。後、例の地下鉄サリン事件以降「不審物を見つけたら駅員にお知らせください」というメッセージもよく見かけますが、それらを翻訳している英文を見ていると、会社毎で表現も違うし、中には「こんな表現でいいの」なんて思うことも。

元々の日本語文が微妙に違うこともあるだろうけど、翻訳をした人・方法が違うので翻訳後の文章はさらにバリエーション豊かになるでしょうね。一番日本人にもある程度判断しやすいだろう英語でもあれだけ違うのだから、さらに難解な中国や韓国語となると、この記事以上の違和感を感じるんだろうなぁ。以前から思っているんですが、例えば非常口のアイコンとかは、全国共通化されているじゃないですか。あれと同じように、こういったガイドの文章についても、各国語の標準文章を作り、それをそのまま採用すればいいのにと思います。

資金は、全国の交通機関・私鉄企業に国から補助を出してやり、それぞれの企業が必要と思うに本文を提出して、それを同型内容はまとめて標準文章化し、それをまとめて一度に翻訳する。印刷する時にそのまま使えるように、幾つかのフォーマットで文章を作成し、それをDVDにでも焼いて全国に配布する、と。例えば、「トイレはこちら」なんていう文章は、ホテル等でも必要でしょうから、そう言う共有出来る部分は共有し、独自に必要な部分(例えば「ルームサービスはxxx時までです」とか)は、その団体で作成して共有するとか。地名とか固有名詞とか、地域や企業で異なる部分はブランクにしておき、そこにはそれぞれ個別に翻訳した語句をはめ込めばいいようにすればいいわけだし。「観光立国」を目指すのならば、そう言う標準化もするべきですよね。

地元浜松は、南米からの日系人も多いのでポルトガル語とかスペイン語のメッセージをよく見ますが、あれなんかはちゃんと翻訳されているんだろうか。そう言う標準化されたメッセージが、全国何処でも使われていれば、仮にそれを見た外国人にとってちょっと変な言い回しであっても、一度理解すれば何処に行っても間違いなく対応出来るだろうし。これから地方にもどんどん海外からの観光客を誘致するのであれば、そう言う標準化をすることで地方の負担も軽減されると思いますしね。

2010年8月5日

Windows 7雑感 (5)

やっぱり続いてしまいました... orz 現在ThinkCentre M57 Tower (XP SP3)を母艦に、ここにThinkPad達サブ機のデータ用ドライブ(D:ドライブ)をネットドライブとして共有して、そこから必要なデータを母艦のデータ用ドライブ(D:)に集め、また場合によっては母艦で作業したデータをそれぞれのサブ機に戻すことで、自分のデータをメンテナンスしています。先日Windows 7にアップデートしたThinkPad X200sも、以前XP SP3で使用していた時同様に、そのD:ドライブを母艦に接続して使用していたので、Windows 7アップデート後も同様に共有接続して使用していました。それぞれのサブ機のD:ドライブは母艦のD:ドライブのサブセットになっているので、サブ機→母艦のコピーはメインとなるディレクトリーがルートの下に四つしかないので、それぞれを単純にXCOPYコマンドで新しいファイルだけをコピー。逆に母艦→サブ機は、そのままコピーするとサブ機のドライブがオーバーフローするので、個別にサブディレクトリーレベルまで選んでやはりXCOPYでコピーするようにしています。それぞれは、そんな単純バッチファイルを作ってあり、通常なら更新ファイルの多いサブ機→母艦が5分位、逆は数分で完了します。

で、一昨日ですか、いつものようにサブ機→母艦のデータ保存を使用とバッチファイルをキックしたんですが、いつまでたっても終了しない。その前に合宿に出掛けていて、暫く更新していなかったので時間が掛かるのかなと思っていたんですが、どうも一つのファイルのコピーに異様に時間が掛かっている様子。流石に変だと思い、サブ機から母艦に数MB程度のファイルをエクスプローラー上でコピーしてみたんですが、これが異様に時間が掛かります。ところが、逆に母艦からサブ機へのコピーは全く問題無く、数十MBのファイルでもあっという間にコピー出来ます。Googleで調べてみると、Vistaの頃からXPとの間のファイル転送でそんな現象がでることがあるようですね。で、色々調べて、書かれている対策を適用してみるんですが、どうも解決しない。で、こういうときには諦めの良い性格の自分は、この週末に母艦環境をWindows 7にアップデートする事にしました。Windows 7同士なら、X200sにインストールした時に意味不明だった「ホームネットワーク」なんて言うのも使えるみたいだし(笑)。しかし、納得いかんなぁ... (続く...)

[追記] 英語サイトなんかも探してみて、結構同じ問題に遭遇している書き込みがあるんですが、その中でMSのTechNetにもスレッドが立っていて、結局RichCopy 4.0というMS謹製のコピーツールを紹介して終わってますね。このツールも試してみたんですが、3ファイルかな平行コピー出来ますが、パフォーマンスが改善できるわけではないのであまり意味が無いように思います。結局最後は、XPを再インストールして解決した、なんて書いてあったけれど、それは「解決」じゃないような...

Barnes & Noble売却か?

"Barnes & Noble"と言えば、全米最大の書店チェーンで、大体何処の町に行っても、その町の中心にあるMallに行けば、このチェーンの店舗があると言っても良いくらい、有名な書店チェーン。私も、初めてUS出張に行ってこの書店を見たとき、当時まだ日本で大規模書店というと、東京駅八重洲口側の八重洲ブックセンターくらいしかない時代だったので、「(出張先の)こんな田舎に、ブックセンターよりも大きな書店がある」とビックリしたものです。そのBarnes & Nobleが、会社売却も視野に入れた事業戦略見直しをしているというちょっと驚く記事

ここは、店内に椅子やテーブルが置かれていて自由に本を読んだり、コーヒーカウンターがあって、コーヒーやスナックを購入してそこで本を読んだりと、今では日本の大型書店ではお馴染みの光景が、もう20年位前には存在していました。最近では電子ブックのNOOKを提供したりと、いろいろ先進的な試みもしていたんだけど、やっぱり厳しいですよね。もともとアメリカ人ってあまり本を読まない気がするんだけど、そう言う場所で書店というビジネスが続いているのが驚きだったりして。「本好き」と言われる日本人にとっても、最近は書籍離れが言われ、電子書籍ビジネスなんかもいろいろ賑やかになってきているけれど、結局「印刷物」というメディアが時代に追いつけなくなってきているだけど、決して「文字離れ」しているわけではないんですよね。実際、自分も情報を得るために「文字」に接する機会はどんどん増えているわけだし。ただ、書籍に投資する金額は、確かに減っていると思います。理由は、一番コストがかかる技術的情報やレファレンス関係の書籍購入が減ったりか。なぜかというと、書籍の更新がそれに羹する技術革新やソフトのバージョンアップに追いつけないんですよね。結局最新の情報にアクセスしようと思うと、ネット経由で検索して入手した方が早いということもあるし。

書店だけでなく、一時は盛況だったビデオ・DVDレンタル店なんかも最近は厳しいみたいですが、こういった業種が1カ所に集まって、新しいスタイルのコンビニみたいな業態がこれからは必要なんじゃないでしょうかねぇ。

2010年8月4日

集団登校の記憶

最近育児放棄から幼い子供が亡くなる痛ましい事件が続きましたが、こういった話を聞く度に思い出すことがあります。自分が小学生の頃、「集団登校」といって登校途中で近くの小学生が集まり、上級生(5年生や6年生)が、下級生(主に1年生や2年生)の面倒を見ながら、まとまって学校まで登校していました。自宅は小学校まで直線距離で200m位で、その真ん中当たりに集団登校の集合場所があり、そこはとあるお宅の玄関前でした。で、この家の前で集団登校のメンバーが集まるのを待っていると、毎日家の中からお母さんの怒鳴り声というか罵声というか、そんな凄い状態が延々と続くんですね。実は、この家にも下級生の女の子がいて、どうもこの子が毎朝しかられているらしいんです。「早くご飯を食べろ」とか「支度をしろ」とか「xxxxをなんでやらないの」とか、もう外で待っていると嫌でも耳に入ってくるわけで、子供心に「周りにも聞こえているんだから」と思ったことを今でも記憶しています。最初の頃は暴力も振られているのかと思ったんですが、少なくとも顔に傷とかあざは無かったので手を上げられていたと言うことはないと思うのですが、そんな後でこの女の子が玄関から外に出てきて(大体いつも集団登校の最後の一人だったような)学校に向かって歩き出すと、なぜかホッとしたものです。

凄くギャップを感じたのは、時々このお母さんが外に見送りに出てくることがあったんですが、さっきまでの怒鳴り声は何処に行ったのかにこにこしながら笑顔で「毎日済みませんね」とか言いながら送り出してくれる姿を見ると、中で何が起こっているのか本当に不思議でした。それから暫くして、その怒鳴り声も無くなり、女の子にも笑顔が戻ってきたように記憶しているので、もしかしたら周りから何か言われたのか、あるいは何かの理由で変化があったのかも知れないけれど、なぜか児童虐待のニュースを見る旅の、あの朝の集団登校のシーンが思い浮かぶんですね。あの家の中で女の子が虐待されていたという確証は無いし、当時はそんな風に親から叱られることもたまにはあったわけだし、そんなに珍しいことでもないけれど(でも、毎朝というのは...)、ある程度の「限度」ってあったように思います。でも、それがいつの間にか忘れられてしまって、限度を超えたしつけが虐待になったり、あるいは育児放棄になるんでしょうね。

いずれにしても痛ましい事件。亡くなった子供達はもう還ってこないけれど、せめて安らかに眠って欲しいと思います。

docomoのパケット定額

Softbankに続いてdocomoも海外での定額パケットサービスをスタートするという記事。Softbankとの差別化は、PCのデータ通信も含めた全てのパケット利用が定額サービスの対象になると言うこと。SoftbankがiPhoneを想定しているのに対して、docomoはビジネスユーザーも多いですからデータ通信サービスは外せないと言うことでしょうか。でも、Softbankにしても、この定額サービスは孫社長のTwitterでの一言から4月から検討に入り、僅か3ヶ月で実現させたものなのに、docomoはそれ以前から準備していたんだろうか。5月に孫社長の話がでてから、慌てて準備に入ってたりして。それでも、Softbankと同等以上のサービス内容を提供使用としているわけだから、やはりdocomo侮れません。まぁ、全体のシェアでは国内の半数を抑えているけれど、純増数ではSoftbankの一人勝ちみたいな感じですしね。

で、海外でのパケホーダイってどのくらい使うんでしょうね。旅行する国にもよるとは思うけれど、自分が良く行くUSに限れば、今の時代PC接続でのデータ通信って多分殆ど使わないと思います。理由は回線スピードが遅すぎるから。最近はホテルのロビーとか、フリーのWi-Fiスポットもそれなりに増えているから、それ程困らないという事情もありますし。ただ、GPSを利用したナビゲーションシステムとか、あるいは食事をする場所を探すためにZagatで検索したりということはあるので、そんな時にはパケットを気にしないで自由にアクセス出来たら確かに便利かも。でも、その時って多分使うのはiPhoneだろうしなぁ(笑)。そうそう、このサービス上でSkypeを使ったらどうなるんだろうか。

定額制とは言え、まだまだ1日に1,500円近くするのは高いなと思うし、地域毎に特定のキャリアーを選択しないと定額サービスにならないなど、まだまだ制限はあるけれど、Softbankのお父さんじゃないけれど、ボーダーレスを一寸感じるニュースです。

HHonors Benefits

珍しくHiltonからDMが。何かと思えば、HHonors Benefitsで、Goldメンバー特典でのインターネット利用が無料になるという内容。実は、先日InterContinental系に止まったとき、インターネット料金を払う必要があり「なんだかな」という印象を持ったばかりなので、この変更はとっても好感度アップ。しかし、Sheraton系ではすでにPlatinumメンバー向けには無料ですからね。これに影響されて、HyattもPCRも、上級会員(Hyatt-PlatinumとHilton-Goldは準上級レベルか-笑)には無料インターネット特典、追加してくれないだろうか。

PCRに関しては、少なくともInterContinental系列では、Platinum Ambassadorは無料にして欲しいなぁ...

2010年8月3日

Windows 7雑感 (4)

良いこともあれば悪いこともあるのが世の常。で、Windows 7に移行して「駄目」な所を上げて見ると、最大の問題はシステム関係のディレクトリー名を色々替えているところ。これはある程度Vistaでもあったのかも知れないけれど、XPからWindows 7への二階級ジャンプをした自分にとっては、これが最大の許せない点。さらに、ディレクトリーがローミングされて、実名と実装名が違うというのも「をぃをぃ」。まるで、美人だなと思って声を掛けたのに、化粧を落としたら「をぃをぃをぃ(by中尾彬)」みたいな(まて)。自分の場合は、そんなに問題となるアプリが無かったので何とか力業で解決したけれど、継続的にこれからも使う事を考えると、ちょっと大変。今回も、あるソフトで設定用のファイルを戻す作業があったんですが、これはコピーされる先も置き換わるファイルも分かっていたから何とかなりました。ところが別のソフトでは更新用のパッチファイルが自動的にインストール先を探して必要なファイルを置き換える物だったので、何処を探して何を置き換えているのか分からず、途中そのソフトの使用を諦めようかと思ったくらい。で、そこまで考えて、まぁ駄目元でと思いついたのが、「修正プログラムをWindows7 の「互換性のトラブルシューティング」を使って試してみる」という、「靴下の上からバンドエイドを貼って傷を直す」みたいなややこしい方法。でやってみたら、ちゃんと先にインストールした対象ソフトに正しくパッチが当たって、問題が修正されたから、それを確認したときには思わず笑ってしまいました。Windowsの出来が良いのか悪いのか。

もう一つ重大な問題が、Windows Toolbarの仕様変更。これまでは「クイック起動」によく使うアプリを10個程度登録していて、非常に便利に使っていたんですが、Windows 7のToolbarにはそれが無い。 いろいろ試してみて駄目そうなので、最初はShort-cutを作って、それを登録していたんですが、ここで問題なのは例えばFirefoxのShort-cutを登録しただけでは、一つブラウザーを開くと、そのShort-cut ICONをクリックしても、2個目、3個目が開かないんですよね。これは自分の使い方からすると不便。同じように目的の別のソフトもあるので、結局PC起動時に一つしか起動しないソフト(メーラーとか)はToolbarに登録し、複数回起動が必要なソフトはスタートメニューに登録したんですが、これもいちいちスタートメニューを開くのが不便。で、困ったときにはGoogle先生。「Windows 7 クイック起動」で検索したら直ぐに解決策が見つかりました。自分で登録するんですね。それはそれで、不便だなぁ。まぁ、なんとか以前のXP環境にさらに近づけることが出来ました。

ところで、Windows 7のToolbarに表示されるアイコンって、「大きなアイコン」はこれまでよりも大きいし、「小さなアイコン」はこれまでよりも小さいし、とってもアンバランスに感じるのは自分だけだろうか。Toolbarには、出来るだけスペースを削減するために、アイコンを小さくして並べて表示してるんですが、「小さなアイコン」が「さらに小さなアイコン」になってしまって、見るのが辛くなりつつあります。 文字フォントのサイズだって「大・中・小」と選択できる位なんだから、アイコンだってもうちょっとバラエティー増やして欲しいなぁ、Windows 7なんだから(なんだ)。そうそう、それとここにデスクトップを表示させると、なぜかコントロールパネルが二つ表示されるんですよね。一応右ボタンで削除は出来るんだけど、一つにしてもすぐにまた二つに戻ってしまう。なんか、Windows 7のBugっぽいんだけど、まぁこんなBugが残っているのもMicrosoftっぽいというか何とか言うか...

まぁ、いろいろ戸惑いや多少の苦労はあったけれど、結構予想以上にスムースにXPからWindows 7に移行できました。ある程度、やり方は分かってきたので、この夏休みにデスクトップ機の方もXPからWindows 7に移行作業をしようかと思っています。万が一の時用にバックアップ機として準備したThinkPad X61sなんですが、特に大きなトラブルもなかったので、こまま「バックアップ機作っただけ」で終わるかも。うーん、ちょっともったい無かったかな。ある程度Windows 7の移行環境が安定したら、Linuxでも入れて遊んでみようかしらん。X200sの高解像度に慣れてしまうと、X61sの表示が妙に大きくて違和感がありますし。あっ、XGA環境でのWebサイトの確認機とかに使えそうですね。どうしても自分の環境では高解像度環境で見ているので、普通のサイズでの表示具合とかバランスが分からなくて、時々あそこをこうしてとかここが見えないとか言われてましたが、そうそうそのために暫く残しておかないと。(多分、続く...)

羽田空港新国際ターミナル

羽田空港の新国際線ターミナルが公開されましたが、ぱっと見中部国際空港(セントレア)位の規模でしょうかね。写真で見ると、何となくセントレアのターミナル似ている感じもするし。ただ10月から国際線が増発されると、年間利用者数では現行の300万人台から一気に700万人台に増加するため、400万人台のセントレアを抜いて、800万人台の関西空港にも迫る位になるらしいですね。となると、ますますセントレアや関空の立場が...

まだまだフライトスケジュールに時間帯の制限があったり、発着枠がまたすぐに限界になるなど、このまま一気に羽田が日本の玄関口に復活とは行かないとは思うけれど、これまで成田に投資してきた航空会社としては、これから今度は羽田に投資しなくちゃいけないわけで、そのあたりは微妙ですよね。すでに国内線の施設を持っているJAL/ANAとそれぞれのアライアンスは良いけれど。何れにしても、ある程度運用が落ち着くだろう、来年くらいには一度利用してみたい物ですね。2月のPro Bowlは、今度はHawaiiだから、成田発ではなく羽田発のANAで行ってみようか、と思ったりして。いかん、本当にやってしまいそうだ(笑)。

まだまだXPの時代?

ITmediaから、Windows 7のOSシェアがVistaを超えたという記事。リリース順序を考えるなら、VistaじゃなくてXPを本来は超えなきゃいけない訳ですけど、まだ60%以上のユーザーが残っているんですね。ただ、XPの中でもかなりのユーザー数がまだ残っていると思われるXP SP2のサポートが終了しましたから、これからXPのユーザー数は、これまで以上のスピードでWindows 7へ移行するんじゃないだろうか。もちろん、SP2からSP3に移行してまだXPに残るユーザーも多いだろうけど、Windows 7のリリースから1年近くが過ぎて対応が出来るようになったユーザー(企業)も増えるだろうし。

あと、企業ユーザーの場合減価償却の問題もありますからね。丁度Windows 7が出る直前に購入したPC資産は、後2年は使わないといけないから、それまではまだまだXPは半数を占めるんだろうなぁ。同じ理由で、Vistaユーザーも、直ぐに乗り換えられないところが辛いですね。実際に自分もXPからWindows 7に移行してみて、32bitアプリなら結構そのまま使える(それなりのKnow-Howは必要だけど)と感じたので、XPを使い続けるにしても、DOSアプリとか16bitアプリから少なくとも32bit環境に移行する努力は必要でしょうね。その当たり、単発的だけど移行ビジネスとして美味しいかも。丁度そんな計画に役立ちそうなこんな記事もあります。「Windows 7でも32bit版なら、DOSも16bitも動くじゃん」と思えるんですけど、同じWindows 7でも32bit版はどうかなぁ。Microsoftの肩を持つわけではないけれど、やはり64bit環境って、これからまた何年もWindows環境を使い続けるなら必要だと思うんですよね。Windows 7に関しては、結構好意的な感想を持っているんですが、唯一最大の問題は「システムメモリーは1GBじゃ足りない。最低でも2GB、出来れば3GB以上必要」という経験則。で、Windows 7といえどもXP同様3.2GBの壁がありますからね。結構中途半端な環境で使い続けないといけない。パソコンでどうも調子が悪くなったときには、HDDを一度まっさらにしてリカバリーするのが最良の方法ですが(笑)、それと近い事かも知れない、XPからWindows 7への乗換って。

2010年8月2日

Windows 7雑感 (3)

まだ本格的に使い始めて時間は短いWindows 7ですが、これまでのXP(Vistaは使ったこと無いから-笑)と比べて、これはカイゼンされてるなと思うところを幾つか。

まず一番実感するのが、起動・終了の早さ。使っているのがThinkPad X200sで、高速化用のパッチみたいものを当てているということもあるし、まだインストール直後でゴミファイルがそんなに発生していないということもあるけれど、XPでリカバリー直後の比較的クリーンな状態と比較しても倍近く違う感じです。ただ一つ困ったのが、ハイバネーションに入るときになぜか画面が真っ暗な状態で、LEDアイコンだけが点滅する状態になったこと。これが正常なのかどうなのか不明だけど、XPの時にはプログレスバーが表示されていたので、攻めて何か作業中と言う意思表示はして欲しいところ。でないと、何らかの理由でハイバネーション状態に入れないのか、仕事中なのか、判断出来ませんからね。起動・終了だけでなく、通常の操作でもAeroを幾つかのオプションは外しているけれど、その状態でもXPの時よりも使用時のサクサク感はあります。

個別のファイルアクセス(読み込み・書き出し)も、体感的に早くなったことを感じます。自分の場合、数MB位の写真ファイルを読み込んだり、それを利用して数十MB位のPhotoshopのファイルを頻繁に読み書きしますが、そのスピードは以前よりは少なくなった印象。もっとも、以前はXP SP3の32bitで、システムメモリーも実質2GB位しか使えていなかったのに、現在は64bitに4GBメモリー空間が使えてますからね。逆に不満なのが、エクスプローラーでディレクトリーの内容を表示していて、それを名前順を変更日順とかに並べ替えるときに、妙に時間がかかること。例えば、撮影した写真ファイルは一つのフォルダーに2000枚位入っていますが、それを並べ替えるのにまるで外付けのUSB HDDにでもコピーしているような感じで結構時間が掛かります。XPの時には、一瞬とは言わないまでも、直ぐにファイルリストが更新されていたのに、なぜ? まだインデックスが生成されていないのかも知れないけれど、妙なところに時間が掛かるなと言うのが素直な気持ち。そう言う、一寸引っかかる部分はあるけれど、全体的に「軽く」なったのは事実でしょう。

あまり凝った使い方をしているわけではないので、「幾つか」と言いつつも「二つ」しか無いけれど(笑)、正直これまでWindows XPを使っていてVistaに移行しなかった・出来なかったユーザーでも、Windows 7ならシステムリソース的にも問題無いし、使用感も良いと思います。自分が一番心配していて、XP上で使っていたソフトの移行も、殆どがWindows の32bitアプリだったから問題無かったですし。DOSアプリや16bitアプリだと64bit環境では使えませんからね。それならWindows 7の32bit環境を使えばと言う話もありますが、正直また32bitにとどまっていては、さらに将来の移行の時に問題が出そうです。ここはやっぱり、そういう古いソフトは諦めるか、別のやり方を考えるかなりして、プラットフォームを64bit化するのが、実はWindows 7を使う最大の目的というか理由なんじゃないでしょうかね。(続く...)

ANA Crown Plaza Narita

"Crown Plaza"ブランドとしては初めのホテル、成田空港近くのANA Crown Plaza Narita。サマーキャンプの為に、ポイントも貯まっていたので予約したんですが、地図で見るのと実際にアクセスするのではかなり違いますね。結構移動に時間が掛かり、初日に「失敗したかな」と後悔も。成田空港かJR/京成成田駅から、ホテルシャトルかタクシー利用となるので、シャトルを逃すと結構痛いです。

Crown Plazaなので、PCRのPlatinu特典はお菓子(クッキー)の小袋と、お部屋のアップグレードだけ。そこそこ広さはあったけれど、やっぱり空港利用者のトランジットホテルと言った雰囲気なので、全体的にシンプルな印象です。
InterContinentalのPCRでの不満の一つが、上級会員になってもインターネット利用料金が無料ではないこと。Sheraton系では、Platinumメンバーは無料になっているので、是非PCRも追随して欲しいところ。まぁ、それでも日本の場合は有料でもそこそこスピードが出るからまだ許せるんですけどね。USの場合、使い物にならないことも多いし。

早々、一つ驚いたのは、このオフィス机、スタンドの横に一つサービスコンセントがあって、そこにPCのACアダプターを挿入して使ったんですが、テーブル正面の縦のようになっている部分の右側にやはりサービスコンセントが5つ位縦に並んでいました。これだけ沢山のコンセントを見るのは初めて。海外からのお客さんが一度に幾つも接続することを想定してるんでしょうか。でも、容量は大丈夫なんだろうか...

バスルームは普通のサイズ。ハンドソープがボトルタイプの物で、それ以外は透明なケースに入っている状態。ちょっと違和感があったのが、この洗面台の左側に腰くらいの高さのついたてのような物が有り、その向こうに便座が設置されていて、さらにその向こうにバスタブがあったこと。しかも、そのついたて部分で少し段差があるので、移動する時にちょっと違和感がありました。

初日汗まみれでチェックインして、部屋に入るなりまずはシャワーを使ったんですが、結構湯量が豊富で、しかも温度も変化が大きくて、使い勝手は良いバスルームでしたね。

もうちょっとアクセスが便利だと、これからも使っても良いんだけど、いかんせん自家用車が無いと不便な立地なので、将来早朝便を利用するようなときに前泊するくらいでしょうか。

サマーキャンプ2010 (3)

サマーキャンプ3日目。前日の天気予報では、再び猛暑との予報だったのが、午前中の練習の間は厳しい太陽は雲に遮られ、結構涼しい風もグランドを通り抜けて、これまで3日間ではベストの状態と言って良いくらいのコンディション。で、このままキャンプ最後の午後連に突入と期待したんですが、お昼前くらいからだんだん太陽が顔をだし熱いと言うよりも指すような日差しがどんどん気温を上げていきます。結局、午後練の始まる午後3時過ぎには猛暑が戻ってきてしまいました。もう、練習前から暑さで倒れるんじゃないかと言う状態。最後は、選手は勿論スタッフにも厳しい状況でしたが、何とか大きな怪我人もなく今年もキャンプを締めくくることが出来ました。

初戦まで一月。まだまだ厳しい時期が続くけれど、何とか初戦の大物を倒して勢いを付けたいとこです。

2010年8月1日

サマーキャンプ2010 (2)

サマーキャンプ二日目。前日とは打って変わって、朝から夏の太陽が文字通り「刺す」ような熱波。正直、朝グランドに出た時点で「帰りたい...」と思ったのは事実。それでも、グランドの周りに大きな木があるからか、風が吹くと思いの外涼しくて、それで何とか救われている感じ。テントの中では扇風機がフル回転していますが、それもあまり役に立たない状態。

午前中の練習は、そんな厳しい中で終わり、かなりバテたんですが、午後連の始まる頃から雲が出て、吹く風も涼しくなりかなり楽になりました。まぁ、これまで35度だ36度だっていう世界だったのが、32度とか30度位になったから「すごく涼しい」と感じるだけなんだろうけど...

今日は、昨日以上に猛暑が予想されているだけに、最後にけが件や故障者が出ることなくサマーキャンプが終了することを祈って...