2011年11月30日

SIN-IAD-NRT (11) - Marina Bay Sands (3)

モールの反対側まで来たので、ちょっと外に出てみることに。と、そこには地球防衛軍の秘密基地、ではなく科学館のチューリップのような建物が。この開いた白い部分の下に入り口があるんですが、どうも上に上がるのではなく、本体はさらにそのした、水中というか地下に潜っているみたい。先のBay Sands Mallといい、あとそのほかの市内のモールにしても、シンガポールの人は下に潜るのが好きなのか?

もっとも、国土が極端に狭い場所ですから、何か建物を建てようと思えば、上に伸びるか下に伸びるかしか無いわけで、何となくそうしたくなる気持ちも分からないではないのですが... でも、こういう水中土木技術って難しいだろうから、日本のゼネコンも沢山入っているんでしょうね。

横に見えるMarina Bay Sandsの屋上を望遠最大にしてみると、見えました見えました、展望台から見物している人達が。私は高所恐怖症気味なので、ちょっとこんな先端には居られないかも。

さらに、この写真の右側には、少し外に飛び出た部分もあって、そこにも見学者が鈴なりでした。多分、日本では絶対に許可されないような、このデザインですが、一年前と違って今見てしまうと、何故か巨大な津波で打ち上げられた巨大船舶にも見えるわけで、ちょっとやるせない気持ちも浮かんできたりします。

少し先には、やはりシンガポール市街を一望できる、大観覧車"Singapore Flier"の様子も。この観覧車にも乗ってみたかったんですが、ここからちょっと距離もあるし、一周するのに30分というので今回諦めました。まぁ、また次回の楽しみに、ということで。

Marine Bay Sands Shopping Centerの前には、こんな水中から突き出すガラス張りの建物が。ご存じのブランド
"
Louis Vuittonのお店のようで、建物の向こう側には桟橋があるんですが、その途中に少し階段を上がって入る入り口が見えます。こんな建物まで建ててしまうLVって、やっぱり凄いのか? 最初は、LVの看板だけ掲げているのかなと思ったんですが、横に入り口があり、そこから出入りする人の様子も見ることが出来るので、やっぱり中ではLVの商品販売してるんでしょうね。まぁ、この手のブランド物には興味ないので個人的にはどうでもいいのですが、好きな人とっては、こういう場所でこういうお店に入ると、もう舞い上がって手当たり次第に買い物してしまうのかも。そういえば、地元のブランド豚に「ルイビ豚」というのがありまして、以前は「るいびとん」と読んだいたのが、先日は「るいびぶた」とアナウンサーが紹介していたけれど、これってやっぱり本家からクレームが入ったんだろうか。個人的には、一回だけ冗談で使うなら良いけれど、本当に長い間地元ブランドとして育てるなら、そう言うだじゃれじゃなくてちゃんと意味のある名前にしろよと思うけれど。

閑話休題。正直なところ広すぎて歩き疲れたけれど、中々おもしろい観光地になりそうですね、この周辺は。(続く...)

American Airlines Chapter 11

US大手キャリアーではこれまで唯一Chapter 11とは無関係だったAmerican Airlinesも、ついにChapter 11を申請。と言っても速運行停止というわけではなく、これからコスト削減やら色々構造改革をするための手続き開始という感じでしょうか。過去同様にChapter 11を申請したNoth West, Delta, UA, Continental, US Airwaysにしても、路線の統廃合や古い機材の処分など有ったけれど、ユーザーサイドには特に大きな影響なく復活してきているわけで、今回も同様だと期待したいんですけど厳しいのかな。AAの場合、NW-DL、UA-COが合併で効率化を進めていたのにたいして、唯一その波から乗り遅れてましたからね。

JALが破綻したときにAAがサポートを持ちかけていたけれど、逆に今回はJALがAAの救済に向かうなんて言うことも。でも、JAL自身まだ完全に復活したわけではないから、あまりおおっぴらなことも出来ないでしょうし。BAあたりがサポートするんだろうか。実は、20数年前に初めて海外旅行(=海外出張)で搭乗したのが、AAのNRT-DFW線。B747のアッパーキャビンで、革張りのデラックス(当時比)なビジネスクラスの座席にビックリして、出される豪華な機内食(当時比-笑)に驚いて、さらには初めて見るアメリカの広大な光景にビックリしたのが今でも鮮明に記憶に残っています。実は、翌年の海外出張時にもう一度NRT-DFW(前回利用して勝手が分かっていたから)を利用したのを最後に、これまでAAを使うことはこれまで無かったんですが、やはりちょっと寂しいニュースです。しかし、これまでの他の航空会社同様、ここからまた立ち上がってきて欲しいですよね。

2011年11月29日

SIN-IAD-NRT (10) - Marina Bay Sands (2)

巨大なMarina Bay SandsのShopping Mall、かなり巨大です。正直、半分くらいまで歩いて嫌になるくらい(笑)。自分が知っているモールの中で最大の物は、US FloridaにあるSawgrass Mall(端から端が1mile=1.6km)ですが、そこに十分匹敵する規模です、ここも。何件かお店に入ってみたんですが、品揃えは当然ながら東南アジア向けというか、あまり日本人向けの物は無いような印象です。まぁ、自分の興味は限定されているので参考にならないけれど。でも、まだ新しいモールだから、これから日本人が足繁く通うようになると、日本人湖のみの品揃えも増えるんでしょうか。

そういえば、初めて見たのが、このTWGのティールーム。施設の中を流れる水路の上に、跨ぐように作られたティースペースで、正直一番下のフロアーからはよく見えないけれど、一番上(地上階)からだと、中の様子が丸見えで、プライバシーとか大丈夫なのかと心配するほど。で、このティースペースのある場所の横には、茶葉とか販売する同じTWGの店舗があったりして、相乗効果抜群という雰囲気。でも、こんな場所でアフタヌーンティーなんていうのも良いですね。ただ、周りの景色はブランド物のお店ばかりで味気ないけれど。やはりアフタヌーンティーをするなら、英国風のバラ園とまでは言わないけれど、何かよく手入れされたガーデンを見ながら楽しみたいですよね。
途中には、こんな入り口が。いかにもという金色の装飾。入り口には、何カ国語で入店に関しての注意書きがありました。日本語が無かったのは、まだ日本人のお客さんがすくないからだろうか。あの、ティッシュ王子も、もし事件が発覚しなかったらここにも来ていたんだろうか。などと想像しながら、今回は素通り。

そんなこんなで、30分以上かかっやっと反対側に到着しました。反対側は結構大きなフードコートになっていて、さらに工事中の場所もあったので、もう少ししたらもっと賑やかになるんでしょうね。

将来的には近くにMRTの駅が出来る予定もあるみたいですが、今のところちょっと交通の便が悪いのが減点です。ただ、この広いモールは結構時間つぶしにはなるかも。ただし、ここで買い物しすぎて帰りのMRT駅まで歩くのが大変そうだけど。これまでいくつかのモールやショッピングセンターを回ってきましたが、その中でも規模と内容ではトップクラスじゃないでしょうか。隣の、Marina Bay Sandsの展望台にも上がれるし、一日いて時間つぶしが十分出来る場所だと思います。反対側のマーライオンとか、大観覧車(Sky Flier)なんかもあるので、ここだけでシンガポール観光が済んでしまうかも。(続く...)

2011年11月28日

SIN-IAD-NRT (9) - Marine Bay Sands (1)

再びSMRTに乗り、今度は終点のMarina Bay Sandsへ。そう、SMAPのCMとその得意な形状で一躍有名になった、あのホテルのある場所。この場所は、交通機関で行くにはちょっと不便な場所で、今回も地下鉄North South線の終点Marina Bayで降りて地上に出ると、周りはビル群の建設真っ最中の再開発地域みたいな場所。駅とBay Sandsを結ぶシャトルバスサービスもあるみたいなんですが、そんなに遠く無さそうなので歩いて行くことにしました。

10分程歩くと、マーライオンも居る入り江の入り口に到着。これからさらに再開発されるんでしょうね、あちこちに工事現場の囲いがあります。なにげに入り口の注意書きを見ていると、お辞儀をした作業員の絵なんかがあって、「何か日本のゼネコンみたいだな」と思ったら、大成建設でした(笑)。

このMarina Bay Sands、スマップのCMで有名になった屋上のプールとカジノが良く言われるけれど、ここには大きなモールもあるので今回来てみました。で、入り口から入ると、確かにだだっ広い。最初、どこかの国際会議場かと思ったくらい。それくらい、ちょっと閑散とした雰囲気なんですが、すぐにだまされたことに気がつきました。このモール、下に伸びてるんですね。地上階から、B1F、B2Fと下の方にお店が並んでいます。まぁちょっと散策してみようかと思ったのが、実は後で間違いだと気がつくんですが...

対岸に見えるマーライオン。あそこまで行くには、ぐるっと湾沿いに歩くしかないんですが、このBay Sandsと対岸を結ぶ会場バスみたいなものもあるみたい。ただ、ここに入る直前にシャワーが降ったりしたので、ボートに乗っているときに降られたらちょっと悲惨ですよね。その船着き場の周りに、何か白い丸い部位みたいな物が浮いていて、船の邪魔になるだろうと思ったんですが、どうもこの27日からクリスマスに合わせたイベントが年末まで開催されるようで、どうやらその為のイルミネーションのよう。結構、お金も手間もかけている様子です。

で、結構歩いてきたところ、こんな半球状の物体に遭遇。しかも、真ん中からざばざば水が流れ落ちています。最初は噴水(滝?)かなと思ったんですが、どうやら先ほど降ったシャワー=雨水を集めて流しているようなんですよね。だから、雨が上がってしばらくすると、この滝(?)も止まってしまいました。この半球状のドームの下は丸い池なんですが、そこから水路が延びていて、その上をボートに乗ってモール内を遊覧できるサービスもあるようで、実際にボートに乗っている光景も見ましたが... 恥ずかしいだろうなぁ。

しかし、ここってすぐ横が海になっているわけで、この池とか水路があるのは、地下3階くらいの場所。よくそんな場所にこんな施設をつくったものだと感心してしまいます。さらに、海側には、あの屋上に船が(?)が乗ったMarina Bay Sandsが立っているわけですからね。Singaporeって、地震とか無いんだろうか。日本人の感覚からすると、不思議というか現実離れした建物のように感じます。(続く...)

2011年11月27日

SIN-IAD-NRT (8) - 高島屋シンガポール店

入国審査の書類に、滞在日数を「3日」と書いたんですが、よくよく考えたらSingapore到着は11月25日の00:30頃なので、本当は滞在日数は「2日」なんですよね。まぁ、細かいことは気にしないで、1日目の市内観光開始です。ホテルからSMRTを使って、Orchard Rd.(Somerset)まで移動。前回はあまりこの辺のSCとかデパートに入る余裕がなかったので、今回は日本から進出している「高島屋SC」に行ってみることに。

「義安城」と書かれた茶色い大きなビル、最初これ全部が高島屋かなと勘違いしていて「すげー、新宿高島屋よりおおきいじゃん」などと感動したんですが、左半分が専門店街、右半分が高島屋の店舗になってるんですね。とりあえず、中をぐるぐると回遊しました。
店内というか、市内全域でもうクリスマスモード突入状態で、こんなツールのデコレーションもあちこちで見かけました。で、上から見ていると、このツリーに並ぶ人達。どうも、一定以上の買い物をすると、お土産をもらえるようなキャンペーンをしていて、途中通路を房がないように係員が誘導しながらかなり並んでいます。受付の所では、おなじみの高島屋の紙袋に、一抱えくらいありそうな紙箱をどんどん入れて渡していく流れ作業状態。そんな光景の中で、いかにも「アジア」だなと感じるのが、貰ったお土産をその横ですぐにふたを開けて、中身を確認して、さらに内容が異なるんでしょうね、何人かで物々交換みたいな事をやっている。うーん、見ているだけで逞しさを感じます。

Orchard Road沿いにも電飾や飾り付けが施されていたんですが、スポンサーは日立のようです。高島屋の地階には、クリスマス用の飾り付けを販売する大きな催事場みたいな場所があったんですが、ここもなにやら日立がスポンサーでイベントみたいなことをやってました。最近では、アジアにのみならずUSに行っても、家電関係ではLG/Samsungの存在感の方が大きくて、ちょっと寂しい気がするんですが、今回はこの日立に後ホテルの液晶テレビがSHARPだったりと、結構日本の存在感を感じました。ちょっと前までは、LG/Samsungと言えば「値段勝負」という認識でしたが、最近では機能や品質でも負けてませんからね。と言うか、日本メーカー自体が、多分OEM/ODMで調達しないとコスト的に合わない時代だろうから、作る物自体に差別化することが難しくなってきていることは確かなんですが。本当は、ここで少し買い物をする予定だったんですが、どうも欲しい物もなく軽くお昼を食べてから、次の目的地に移動することにしました。(続く...)

2011年11月26日

SIN-IAD-NRT (7) - ラウンジ巡り

搭乗開始時刻まで、まで3時間あまり。いつものように時間つぶしのためにRCC(United Club)に入ると、これが予想外の混みよう。SFOとか夕方早い時間帯の出発便を理由する時にはこれくらいの時間帯に入るんですが、その時にはほとんどガラガラの状態。ところが、今回は同じ時間帯に入室したにもかかわらず、以前と比べると夕方16:00とか17:00頃の、アジアからのフライトが到着して混雑し始める頃の様子。とりあえず電源のある場所を確保して、ビールを飲みながらメールチェックとかし始めたんですが、これがワイヤレスが遅い遅い。周りを見るとパソコンやらタブレットやらを開いて使っている人ばかりなので、相当混雑してるんでしょうね。試しに、内蔵のWiMAXに切り替えたら早い早い(笑)。まだ3時間近くこんな状態で待っているのは苦痛だなという感じなのと、搭乗ゲートが37番と離れているので、それじゃぁANAのラウンジに移動してしまおうと決定。ビールを飲み干して、荷物をまとめてRCCを出て第四サテライトに向かいます。2FのANAの受け付けで「UA便の呼び出しはいたしませんが」というおきまりのセリフに「承知しています」と答えて入出。搭乗開始まで、再びメールチェックモードに突入です。

ANAラウンジに入るときには、まだゲートにUA機は来ておらず、代わりにANA機が駐機していましたが、搭乗開始少し前に37番ゲートへ行くとSingaporeまでのB744が止まっています。ところが、そろそろ搭乗開始時刻のはずなのに、ゲート入り口前ではクルーがなにやら待っている様子。どうも、このB744の到着が遅れて搭乗開始も15分程遅れるというアナウンスが。でも、成田空港の時刻表を確認すると、10分程度の遅れで到着しているので、そんなに影響するとは思えないんだけど...

それでも、15分程の遅れで無事に搭乗開始。例によって優先登場で、最初にGSが呼ばれましたが、一人だけ男性が入っていきました。その後は、First/Business/1Kと言う順番で、こちらはぞろぞろと。UAの新シートに座るのは6月のSeattle/New Yorkの往路のフライト(B744)以来ですね(復路は旧シートのB777だった)。それでも、結構懐かしい気がする。

ドアクローズはほぼ定刻通りで、ちょっと誘導路で待ちましたが無事にテイクオフして一路Singaporeへ。食事で驚いたのが、ビーフ、チキン、フィッシュ(和食風)と三択になっていたこと。以前は確かビーフかチキンの二択だった気がするんだけど。で、ミールサービスをしていた中国系のCAさんなんですが、ちょっと駄目駄目でした。最初のグリーンサラダをまだ食べている途中なのに、私の後ろから来てひょいと持って行ってしまうし、デザートは聞きに来ないし(まぁ食べないからいいけど)。日本人のCAさんも搭乗していましたが、どこベースのクルーだろうか。以前担当していた、SFO/NRTベースのクルーは、もっと丁寧で良い印象だったので残念です。

ほぼ定刻通りにChangi Airportには到着したんですが、外は雨。空港直結のCrowne Plazaにして良かった。入国審査はほぼパススルー状態で通過したんですが、預けた荷物が中々出てこない。やっと出てきたキャリーバッグを引きながらホテルに入ったのは、もう現地時刻で01:00過ぎ。今回はPCRのポイントを使った特典宿泊なんですが、何故かスイートルームにアップグレードしてくれした。無駄に広い部屋は逆に使いづらいんだけど、とにかく最低限のアンパックをして、すぐにベッドに入りました。(続く...)

Crowne Plaza Changi Airport

ほぼ一年ぶり二回目の宿泊となる、Crowne ("Crown"じゃないのね!) Plaza Hotel Changi Airport。空港直結という利便性が売りだからでしょうか、結構ダウンタウンのそれなりのクラスのホテルくらいの値段です。だから、前回も今回もPCRで貯まっているポイントを使っての宿泊(笑)。もう深夜の1時を回る頃ホテルに入ると、受付には女性スタッフが三人。ちょっとセキュリティとか心配になるけれど。で、チェックインすると「スイートルームにアップグレードしました」というお言葉。いゃ、ベッドが広ければ無駄に広い部屋は不用なんですが、まぁありがたく好意を受け取って部屋に上がります。このホテルのエレベーター、ルームキーで一度センサー部分に触れないと、回数ボタンが反応しないんですよね。最初何でもボタンを押して、しばらくしてから気がつきました。
入り口を入ると、まずはオフィス用の大きな机とマルテーブルのリビングフロアー。この手前入り口の右手にトイレ、左手にクローゼットがあるんですが、このオフィス&リビングルームの奥に、さらに部屋がこんな感じで並んでいます。

リビングの横(右手)の壁の中には、ミニバーのコーナーがあるんですが、結構飲み物など揃っています。

黒い壁掛けテレビの奥の部屋がベッドルームで、さらにその奥がバスルームになります。ベッドルームの横(右手)には、ウォークインクローゼットがあります。それぞれの部屋は、最初はすべて開放されていますが、扉を閉じて密閉することも可能。左手のカーテンの外には、屋外プールが見えます。
 ベッドールームの足下側の壁にも、リビング同様壁掛けテレビが。やはりアジアですよね、テレビはシャープでした(笑)。さらに、ホテル内のネットワークやケーブルテレビサービスは、docomoがやっているようで、リモコンにはdocomoのロゴが入っています。

ベッドは良かったんですが、掛け布団が一枚だけで、少し寒い感じ。まぁ亜熱帯の国なので、空調で調節すれば熱くなることはあっても寒くなることは無いと言うことなんだろうか。
一番奥にあるバスルームの左半分にある、ジェットバス。シールドを開けると、外はホテルの屋外プールなんですが、流石にガラスは磨りガラスガラスでした。

洗面台は二つ。で、前回も感心しましたが、歯ブラシ、ひげそり、綿棒、等日本のホテル並にアメニティが揃っているのは立派。勿論、バスローブ(何故か4着もあった)、スリッパも。
反対側にあるシャワーブースとトイレ。このトイレがくせ者でして、どうもフラッシュしても水圧が低くて上手く流れない。最初に使ったときに吹いたトイレットペーパーが残ってしまい焦りましたが、しばらく放置して見ずに溶けた状態でもう一度フラッシュしたら無事に流れてくれました。

もう一つ、入り口横にもトイレがあり、こちらは十分な水量で流してくれるので問題無いんだけど...

シャワーブースには、ハンドシャワーと天井にはフォレストシャワーも。水量が少なめで、お湯の温度も中々上がらないのがちょっと駄目でしたが、4Fという低層階だったかなかな?

例によってインターネット接続は別料金(サービスはdocomo)なのが減点だけど、まぁまぁでしょうか。なんと言っても、空港直結の利便性は貴重です。それに、空港に行けば24時間営業のお店もあるので、何かあったときにも便利ですし。

2011年11月25日

SIN-IAD-NRT (6) - いざ出発

で結局、新幹線とN'EXは一つ早めることに出発直前に決定。まずはN'EXが一時間早い予約に携帯から変更して、それが各停したところで新幹線も合わせて一時間早いものに変更。自宅を出るのも一時間繰り上げです。キャリーバッグがあるので、自宅から駅に移動するバスが混雑していると嫌だなと思ったんですが、世間は平日の午前な訳でバスはガラガラ。問題無く大きな荷物を持って乗車することが出来ました。実は、最初の予定では浜松を丁度お昼頃新幹線に乗る予定だったので、新装オープンした遠鉄百貨店で何かお弁当を買うつもりでした。それが一時間早くなったので、ちょっと中途半端なお昼になるけれど、まぁものは試しと新館のB1Fに入ってみたんですが。平日のまだ開店直後くらいだからこんなものなのかもしれないけれど、空いて居るなぁ... 大丈夫か、遠鉄。で、新館の地階ってお菓子屋さんばっかりなんですね。地下の連絡通路を通って本館のB1Fに移動したけれど、特にそそられるような物もなくここは軽く何か食べるだけで、品川駅で調達することに。新幹線ホームに上がると、いつもの金曜日の朝とは違ってガラガラ。でも、車内は結構混雑している状態で品川へ移動しました。
品川駅のecuteで食料を調達して(実は、遠鉄百貨店の地階とあまり変わらなかった...)、N'EXへ乗換。これまでだと、一度JR東日本の券売機にアクセスしてN'EXの特急券を発券していたんですが、今回はモバイルN'EXですから、SuicaでJR東海からJR東日本に移動するだけ。確かに楽です。乗り換え時間は17分あるんですが、いつもだとまずはN'EXの特急券を確保し、トイレによって、さらにお弁当なりを買ってホームに降りると、大体N'EXが入ってくる時間なんですが、今回は特急券を取らなくて良いという余裕からか、かなりゆっくり出来ました。

すぐに入線してきたN'EXに乗り、お弁当を食べながら車内ねととワークに接続して仕事のメール処理などしながら1時間ほどで成田に到着です。
成田に到着して、まずはチェックインしてキャリーバッグを預けることに。この時点で出発時刻の4時間近く前で、まだ早いかなとチェックインカウンターに向かうと、カウンターはがらがらというか誰もいない。すぐにスタッフの人に荷物とパスポートを渡してチェックインをするんですが、最初KIOSKにパスポートを通しても駄目なようで、その後カウンターの内側のターミナルでなにやら処理を開始。ここで何かトラブルがあったら嫌だなと思ったんですが、特にそんなこともなく無事にNRT-SINのボーディングパスをゲット。身軽になったところで、ちょっと書店などを回った後で、セキュリティを抜けて出国審査も抜けて制限区域に入ります。セキュリティチェックを出たところで、正面に中国国際航空の鳳凰迷彩機が駐機していました。まだまだ時間があるので、とりあえずRCCならぬUnited Club@Naritaに向かいます。(続く...)

2011年11月24日

SIN-IAD-NRT (5) - 出発の朝

さて、いよいよ出発の朝。少し寒さは厳しいのですが、快晴の天候でそれだけでも助かります。自宅から駅まで移動する時に外に出るだけで、後は列車(新幹線→N'EX)と乗り継ぐだけだから、移動にそれ程天候には左右されないのですが、その「自宅からバス停まで歩く10分」の為に雨傘を出したり仕舞ったりするのは結構面倒(笑)。でも来週の帰宅予定日は雨の予報なんですよね。まぁ、どうせ今回使うキャリーバッグは空港から宅配するから帰りは身軽な格好で帰宅出来るからいいんだけど。

で、気になるのが現地の天候。まずは今日移動するSingaporeはどちらかという雨模様。しかも、最高気温は30度を超す予報。うーん、この気温差に鈍ったからだがついて行けるのだろうか。ただ、今回宿泊予定のホテルは空港直結のCrown Plazaで、市外への移動はMRTで行けますから、場合によっては外に出ないでモール巡り、ショッピングセンター巡りでも良いですしね。今回は、前回不発に終わったN.Y.買い物ツアーのリベンジも兼ねているので(本当か?)、あまり天候は関係なさそう。嵐にさえならなければ、ですけどね。さらに週末にはその南国Singaporeから日本同様冬の寒さが近づいているWashington DCへ移動。今のところ滞在予定の週末は晴れの予報で、こちらは博物館回りを予定している上では嬉しい天候です。こっちも、多分殆どは建物(=博物館)の中に滞在するから、そんなにヘビーデューティーな格好はまだ要らないでしょうし。

今回気にしたのが、持っていく衣類の種類。前半は真夏の気候で、後半は冬の気候。日本も、まだ厳しくは無いけれど寒い冬の気候。ただ、まだ氷点下に下がるほどの「真冬」の状態ではないので、日本での服装を基本に、Singaporeでは半袖シャツと着替え用のTシャツを多めに持参。Washington DC用には日本と同じで大丈夫だろうけど、念のためUNIQLOのヒートテックの上下とセーターを持参することにしました。ヒートテック、あるいは同様の素材技術わ使った保温機能付きのアンダーウェアですが、これはもう冬の旅行に手放せませんね。一番嬉しいのは、これを上下着用すれば、その上にそんなに大変な格好をしなくても暖かく過ごせること。よほどの場所に行かない限り、今は公共交通機関や施設での空調が整備されていることもありますし。真冬のBostonやChicagoで氷点下の時にも、ヒートテックを着用していれば、後は普通に長袖のシャツにセーターに防風用のウィンドブレーカーを羽織れば、ちょっとした移動程度なら十分。なんと言っても、嵩張らないのが良いですよね。それに、薄い素材だから旅先で選択しても一晩で乾いてくれるし。

ところで、気になることが一つ。昨晩出発の24時間前になり、例によってUAからOn-line Check-inのメールが飛んできました。すでにBusinessへのアップグレードが確定しているので、早速Check-inしようとメールに添付されていたリンクをクリックするんですが... 「あんたのオンライン予約の記録が見つからないから、発行者に聞いてね」みたいなつれないメッセージが表示されます。いゃ、このUAのWebサイトで購入したんですが、このチケット... まぁ、どうせ預ける荷物もあるので成田のカウンターで聞いてみますか。ちゃんと旅程表に予約は入っているから、乗れないことはないと思うけれど... 以前もちょっと書きましたが、このUAのサイト、特に日本語のサイト、なんか変ですよね。先日も、Bangkokに単身赴任している弟のところに一度行ってみようかとUAのサイトで調べていたら、何故かNRT-BKKのシートマップがCOの2クラス制のシートマップが表示されてびっくり。移管されたのかなとUSのサイトに切り替えて同じように調べて見たら、今度は見慣れたUAの3クラス制のシートマップが。再び日本のサイトに戻ると今度はちゃんと3クラスで表示されたんですが... 統合前作業の副作用ならいいんですけどね。何か不安です。成田へはいつものように少し早めに行く予定ですけど、もう一つ早くしたほうがいいかな... (続く...)

2011年11月23日

カジノの魅力

カジノで100億円以上ものお金をすってしまった大王製紙元会長。自分の持ち金からする分には、まあ問題無いんだろうけど、会社に出させていたのはねぇ。よく同族会社とか同族経営の問題が出てくるけれど、ここまで酷い話はあまり聞いた記憶がありません。で、この事件に関連して「カジノとはなんぞや」みたいなラスベガスやマカオのカジノ紹介みたいな記事も見られるけれど、一方で「日本にもカジノ合法化を」という少し前まで聞こえていた話が影を潜めてしまったのは、やはりこの大王製紙事件が響いているのか。

カジノ、あるいはギャンブルという一攫千金のチャンスのある事業は、観光資源として魅力的だとは思うけれど、日本ではどうなんだろうか。例えばラスベガスなんかは、確かにカジノの街ではあるけれど、一方でコンベンションとかショーとか、集客力を利用したイベント誘致開催も結構多く行われていて、以前聞いた話では、ラスベガスの収入のうちカジノ収入よりは、そういうコンベンション開催の収入の方が多いらしい。だから、例えば横浜のパシフィコの近くにカジノ区画を作れば、羽田から直接水上バスで乗り付けて、カジノやコンベンション、さらにはみなとみらいでの買い物に食事とかなり魅力的な地域になるかも。丁度、シンガポールのマリーナベイサンズみたいな地域になるかも。

昔は、某国会議員もラスベガスですって問題になったけれど、カジノの魅力に浸っているうちは良いけれど、カジノの魔力に嵌らないようにしないとね。

ターゲティングメディシン

地元の浜松医科大学の成果、がん細胞を狙い撃ちする抗がん剤開発の記事。ガンが生成する血管に現れる特徴に対応したペプチドと治療薬を組み合わせることで、他へゲットになる部位に集中的に治療薬を投与することが出来るので、治療薬の分量を削減してかつ効果倍増になるから副作用も無くなるという話。

浜松医科大学の杉原准教授、「分子標的治療薬」なんていう分野があるんですね。分子レベルで目標の部位や患部を特定して、そこを集中的に狙う今回のような技術を考える分野なんだろうけど、やっぱり科学の進歩は凄いですよね。

将来的には、今回の技術で治療薬ではなくターゲットの部位に反応するようなマーカーのようなものを結合させて、患部の早期発見になるような技術にも繋がるんだろうか。例えば、毎年の健康診断の一週間くらい前にいろいろな種類のターゲットセンサーとマーカーを組み合わせた薬を飲んでおいて、健康診断の当日にレントゲンを撮ったり何かのスキャンをすると、全身の発症具合がわかるとか。地元の医科大学と言うこともあるけれど、こういう技術をますます開発して欲しいですよね。

冬の電力

中部電力が発表した、この冬の余剰電力は7%程度という記事。本来なら10%程度、中部電力の場合は8%が安定供給の目安と言うことで、今年の夏のような企業を巻き込んだ大規模な節電対策は必要ないけれど、個別に節電をしていく必要はあるという話。

実は今月に入ってからは、時々朝晩の冷え込みが厳しい時もあったので、その時にはエアコンの暖房機能を使っていたんですが、流石にこのところ昼間の冷え込みも厳しくなってきたので、昨日仕舞い込んでいたガスファンヒーターを出してきて、エアコンの代わりに暖房器具として使い始めました。うちは、父親がガス機器の販売事業をしていたこともあり、昔から暖房と言えばガスストーブにガスファンヒーター。昔から各部屋にガスコンセントがついていたので、あまり寒いという意識も無く育ったから、学生になってそういう準備のない世界で暮らし始めた最初の冬は寒かったなぁ。

大学一年の時の冬は、お金もなかったから電気ストーブと電気式のコタツだけで凌ぎましたからね。それでも学生時代はまだ若かったから良かったけれど、仕事をするようになって3年目位かな、流石にちょっと耐えきれなくて石油ファンヒーターを買って何とか冬を乗り切るようになったけれど。横浜にまだ居た頃、10年ほどマンションに住んでいたんですが、これがかなりしっかりした作りのマンションで壁なんかも厚い構造でした。だから保温力も凄くて、この時は部屋に作り付けのエアコンが一台有ったんですが、真冬でもこのエアコンの暖房機能を使えば部屋は十分暖かい状態に。キッチンで少しお湯と乾かして湯気をだし、部屋の湿度をちょっと上げるともう暑いくらいに。この時、冷暖房にエネルギーをつぎ込むこと以上に保温保冷機能って重要だと実感しました。もし将来支度を改築する事があれば、Before/Afterじゃないけれどしっかりその手の設備は投入しないと。

今朝も雲が多い寒空で、しかも午後には雨の予報も出ているけれど、明日からは遅い夏休み(笑)で真夏の場所へ。もっとも、その後直ぐに今度は日本同様冬の寒さが厳しい北の場所へ行くわけですが。今年も、後一月ですね。早い...

2011年11月22日

SIN-IAD-NRT (4) - アップグレードとN'EX

木曜日の出発前に、旅程表やらホテルの予約記録などを印刷しておこうかと、月曜日の朝UAのサイトにログインして予約記録を印刷使用として嬉しいプチ発見。アップグレード待ちだったSIN-NRTが、いつの間にか確定しています。ただ、何故か座席が設定されていなかったので、取りあえず空いている席で埋めようとしたんですが、通路側で前向きの席が空いていない。仕方ないので通路側だけど後ろ向きの席を指定しましたが、その後午後にもう一度アクセスしたらいつも使う通路側・前向きの席が空席になっていたのですかさず変更。いずれにしても、今回の旅程で最長のフライトになるSIN-NRT-IADのアップグレードが確定したのは大きいです。これでゆっくり朝から飲んだくれて寝ながら飛べる(笑)。しかし、このフライトは土曜日なので、結構早く確定しましたね。てっきりゲートでの確定を覚悟していたので。しかも、シートマップの様子を見ていると、どうも今回アップグレードが確定したのは私一人かもう一人くらいの様子。1KでSWUを使う人がいないのか、そもそもF/Bクラスを使う人がいないのか... ただ、残り最後の区画IAD-NRTは、もう諦めかけています。今のとこFが4席、Bが1席の5席が空き状態ですが、うーん厳しいなぁ。この区画、FFPの上級会員なんて腐るほど居そうだし。14時間のフライトに耐えられる体力と知力(時間つぶしの文庫本とか)を養っておかねば(笑)。

で、今回いつも使っている成田エクスプレス(N'EX)で「チケットレスサービス」を使ってみました。JR東日本の「駅ネット」は、サービスがスタートした時からの会員ですから、そのままこのサービスを利用出来ます。去年の3月からスタートしているサービスなんですが、確か最初の頃はView Cardの会員とか使える対象が限定されていたので最初の頃は「便利そうだな」なんて眺めていたんですが、その限定(?)も解除されて駅ネットメンバーなら普通に使える用になったみたいだから。JR東海のEX-ICと違って、このN'EXのチケットレスサービスは、携帯電話で指定席券を購入するだけ。改札を通過するときには、乗車券だけ通せばいいので、特急券は購入履歴の確認だけという簡単なもの。それでも、自分の場合いつもは浜松駅から乗車して品川駅でN'EXの特急券受取をしないといけなかったのが、それが不要になるので乗換に少し余裕が生まれます。

チケットレスなるので、これまでのように浜松から成田空港までの乗車券を購入して、新幹線は特急券だけ購入する「チケット購入」の手間が100%省くことも出来ますね。浜松-品川はEX-ICで乗車し、品川-成田空港はSuica(乗車券)とこのN'EXチケットレスサービスなら、すべて携帯電話一つで乗り通せます。自動券売機でチケット購入してもそんなに手間ではないけれど、金額的にはどちらの方がお得なんだろうか。で、EX-ICの「運賃ナビ」で浜松-成田空港の料金をチェックすると...
 これだと切符の方が100円お得なんですが、N'EXチケットレスだと200円引き(11月30日までだと400円引き)なので、今回の場合だと300円安くなりさらに券売機で購入する手間が省けるという「プライスレス」のメリットも。と言うわけで、ちょっと新幹線の予約も変更して、今回は「チケットレスの国内移動」を経験してみようかと思っています。(続く...)

カニプラ

甲殻類の殻を利用して、透明なプラスチックを作るという記事。カニ・エビ等の甲殻類は、世界中で食べられている食材だと思うけれど、中でも日本人は大好きなものの一つ。その殻は、色々利用されているけれど、プラスチックになるとは。カニの甲羅のプラスチックで略して「カニプラ」ですね。

カニの甲羅を構成する繊維が、人工でも作れない位のなのサイズと言うのもビックリですが、それを加工するとこんなものも出来るんですね。カーボンナノチューブとか流し込んだら、鉄よりも堅牢なカニの甲羅が出来るんだろうか(をぃ)。エネルギーとしての石油資源は、いろいろと代替品開発が進んでいるけれど、こういう材料・素材としての石油資源利用についても、代替技術が進むと、日本の産業構造もより堅固なものになるんじゃないでしょうか。ちょっと期待したい技術ですよね、これ。

2011年11月21日

Final Stage

Xリーグの2nd Stage最終戦が終了し、Japan X Bowlに繋がるFinal Stage (Final-4)進出チームが決定しました。予想外と言っては失礼ですが、2位チームが1位チームに勝利してブロック優勝するブロックが二つもあり、富士通はパナソニックを破り、ノジマ相模原はオーバータイムで鹿島を破るという結果に。富士通は、昨年は富士通、IBM、アサヒ飲料の3チーム間の抽選で涙をのんだだけに、この勝利は大きいですよね。それと、ノジマ相模原。母体が以前の強豪チーム、オークスとはいえ、結局敗れたのは1st Stage初戦のオービックだけで、その後は連戦街道まっしぐらですよね。

強豪チーム、上位チームには、著名選手も多く所属している事は確かですが、昔のように大学の一線メンバーをがっと集めるようなことは流石に最近は出来なくて、結構それ程メジャーではない大学出身選手もXリーグに入って活躍しているケースも多くあります。「強いチーム」になる理由は、一言では言えないけれど、その中でチームとして選手やスタッフ一丸になるという気持ちは大きな理由になりそうですね。昨年の悔しさから地区優勝で勝ち取った富士通や、3年間の苦労を今年爆発させているノジマ相模原とか、そういう気持ちの部分で他のチームを凌駕する強さを感じます。

結果的にFinal-4進出チームはすべて関東のチームになったわけで、これからの試合は関東(横浜スタジアム、東京ドーム)で開催されます。12月はゆっくりフットボールを観戦するのも良いかもしれません。

カメラトラブル (2)

10年近くカメラを使っていて初めての雨中でのトラブル。取りあえず一日おいて何とか動作は戻ったので安心はしてたんですが、もう一日日曜日もそのまま自然乾燥させることに。日曜日も天気が良くて昼間は暖かかったので、自然乾燥だけでもかなり進んだみたいで、夕方液晶の影が気になったEOS 40Dをもう一度バッテリーを入れて起動確認してみましたが、液晶のパネルとパネルカバーの隙間に染みこんだと見られる水のシミはかなり改善されてきました。

今回、EF100-400mm F4.5-5.6Lを使うEOS 7Dには、このキヤノンの純正レインカバーを購入して初めて使ったんですが、これいいですね。以前から別メーカーのレインカバーを使っていて、アイカップのところがちゃんと固定できないかと不満があったんですが、この純正レインカバーはそのアイカップ部分で透明なカバーが固定されて非常に安定感と使い勝手の良さが出ています。確か、プロカメラマン用のオプションだとこれと同じようなものが以前からあって、スタジアムで見るたびに「いいなぁ」と思ってたんですが。ただ残念なのは、多分プロ用のオプションって"Canon"のロゴが赤色で印刷されているんですよね。これは黒色なので、そこがちょっと残念(笑)。

で、今回購入して使ったのが、サイズ的には一番小さなSサイズのものなんですが、それでも100-400mmのレンズでも十分なサイズ。今回結露で使用中止になった機材(EOS 40D)に付けていたのは、Sigmaの18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSMという小型のズームレンズで、これに今回の ERC-E4Sを付けるとなると、かなりたぷたぷになりそう。自分の持っているレンズでは、SigmaのAPO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM以外はレンズ筒長が変わるので、度してもこの手のレインカバーを付けてしまうと操作性が悪くなりますよね。

今回の場合、トラブルの原因は結露だと思われるので、実はレインカバーで雨の水滴を防いでもダメだったかもしれないけれど、でも安心代として手持ちの古いレインカバーを少し切り貼りしてみようかなと思っています。

2011年11月20日

SIN-IAD-NRT (3) - 準備

出発一週間前となり、UAから旅程表がメールで送られてきました。今回アップグレードを掛けているSIN-NRT、NRT-IAD、IAD-NRTのうちNRT-IADが確定。指定された座席は、通路側ではあるけれど、後ろ向きの席なんですよね。前向きの席も幾つか空いているんだけど、ちょっと場所的にどうかなという配置のところで、どうしようか微妙なところ。まぁ一回くらいは後ろ向きを体験するのも良いかもと半分くらいは思っているんだけど。やっぱり窓側でもいいから、前向きに変更しようか... いずれにしても、NRT-IAD 12時間の長丁場が少し快適に過ごせそうでホッとしているところです。その直前に搭乗する、SIN-NRTは確定していないけれど、ここはいつも搭乗直前にならないと分からない区画ですからね。今のところ、まだそれなりに空きがあるから、SIN-HKG線辺りでトラブルがなければ当日アップグレードが取れそうな雰囲気なんだけど。

で、頭が痛いのが、帰りのIAD-NRT。Bが残り2席で、Fも残り4席。うーん、やっぱりビジネス路線で月曜日なんかに予約入れちゃいけませんねぇ、と今更ながら反省。一応Y+の席では、前に座席がない席を確保しているので、取りあえず圧迫感は無さそうだけど、でも帰りのフライトタイムは14時間なんだよなぁ... ドリンクバウチャー、まだ沢山残っているから忘れないで持参しないと(笑)。ビジネス路線だけに、直前にキャンセルで何とか滑り込みアップグレードという甘い夢を期待しているんですが、多分ダメだろうな。

今回はNRT-SIN(前回の残り、アップグレード確定済み)からスタートして、SIN-NRT-IAD-NRTと回り(NRT-SINは来年に持ち越し)、これで今年のEQMは計算上93,000EQMなる予定。残り7,000EQMを何とか確保しないといけいなのですが、これが微妙なんですよね。NRT-SINをY/B以上で往復すれば十分だけど、12月に入ると結構高い。NET-SEAあたりだと、安いチケットでもアップグレードが取れそうでコスト的にも助かるんですが、どうも短いインターバルでしかも厳しいという話のSeattleを使うのは気が進まない。MLBのシーズンなら「イチローの応援に来た」と言えばOKなんだろうけども。1回で無理なら2回ならと言うことで、NRT-GUMをちょっと考えています。COのF/Bクラスもそんなに高くないので、そうすると一往復で4,674EQMになるから、後は国内でHND-OKA往復とかすれば何とか埋まりそう。「Guamもアメリカだろう」という話もあるけれど、まぁちょっと準州だしそれ程チェック、厳しくないかなと思うし。後は、HND-OKA二往復にどこかもう一カ所国内線で飛ぶという方法もありますね。これだとコストは掛かるけれど、日数的に日帰り3回で住むので予定が立てやすいと言うメリットもあります。実は12月は忘年会や宴会の席など有って、飛び石的に出かけなきゃいけないパターンになりそうで、それならその間に休みを取って国内線で修行するというのもありかな、と。

取りあえず、残り7,000EQMは何とか埋まるだろうから(埋めるだろうから?)、まずは来週の旅程の準備をしないと。真夏のSingaporeにいって、そこからダイレクトに冬のWashington DCですからね。着るものに注意しないと。(続く...)

カメラトラブル

土曜日の試合は、小雨模様になるときもありましたが、逆に先が見えないような激しい雨になるときもあり、さんざんな天候。その前日の金曜日は、ちょっと曇りがちだったけれど時々日もさす天気で、今日日曜日は全国的に晴天の天候。何で、肝心な土曜日だけあんな天気なのとちょっと恨めしい気分です。この雨の中の試合、こんかいちょっと焦ったのはカメラのトラブル。

通常試合の撮影をするときには、メインで望遠ズームを付けたEOS 7Dと、サブ機として標準ズームを付けたEOS 40Dの二台を使い分けています。今回雨の中の撮影が予想されたので、7DにはCanonの純正カバーを、40Dには以前から使っている市販のカバーを付けて使っていました。で、試合途中で突然40D君の調子が悪くなり、一度シャッターを切るとそのままシャッターが押された状態から戻らず、ずっと連写するような状態に。電源を切ってもダメで、バッテリーパックを一度取り出してなんとか止まったものの、もう一度シャッターを切るとだめ。どうも水滴が入り込んでショートしているような雰囲気です。これまで何度も雨の中でカメラを使ってきたけれど、こんな事は初めて。完全ではないけれど、それなりに雨水対策をして濡れないようにしていても、です。途中、ちょっと調子が良くなったときもあったけれど、再び「連写モード入りっぱなし状態」になってしまったので、故障しないうちにと使用を止めたので、後の撮影にはちょっと苦労しました。

で、試合中にいつも会場でお世話になっているプロのカメラマンの方と話をしていたとき、この方もやはり一台同じようにシャッターが戻らない状態になってしまったそうで、自分の扱いが悪かったわけではないようです。プロの方は、Canonのプロ用のレインカバーでちゃんとカメラをガードしていますから、雨水がカメラのパーツ間から染みこんだと言うよりは、多分結露で内部回路かレンズの接点辺りがショートしてのトラブルでしょうね。この日は雨で湿度が100%近いなか気温も低くて、実はカメラやレンズのボディーがじっとりと濡れている状態になっていました。ちゃんとレインカバーで覆って、雨水は入っていないはずの7Dのレンズですら、じっとりと外側は濡れている状態でしたから、内部もかなり湿気ていたと思います。

とにかく何とか試合も終わり、その場では何も出来ないし急いで新幹線で戻らないといけないので、まずはカメラとレンズを持参したタオル類で拭くだけ拭いて、帰宅してからももう一度丁寧に全部湿気を拭き取り、後は扇風機の風に当ててひたすら湿気を飛ばすだけ。今朝EOS 40Dを試し撮りしてみたところ、シャッターが入りっぱなしのトラブルは再現しなかったものの、液晶モニターに何やら影が映っています。 どうやら、液晶のパネルと外側のカバーの間に水が入り込んだみたいで、その部分が少し暗くなっているようです。液晶モニターは殆ど使わないし、撮影した画には影響していないので、取りあえずはこのままで良いかなと思っていますが、オフシーズン中に一度オーバーホールに出した方が良いかもしれません。どのみち、望遠レンズは結構長いこと使っているので、オーバーホールしようかなと思っていたので、まとめてCanonのサービスセンターに送ろうか。でも、修理代かかりそうだなぁ...

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

翌日の試合に備えて宿泊。本当は横浜のシェラトンの方が便利が良かったのだけれど、多分日曜日のマラソン大会関係で満室で予約が取れずに、こちらに。でも、試合は川崎なので品川からの移動は横浜からよりは近いかも。

アサインされた部屋はウイングの一番端にある少し広めの場所。ただ困ったのが、今回は5Fというやや低層階で、しかも窓の外にはホテル入り口のオレンジ色っぽい照明が写真のような感じで直接入ってくるような位置関係であったこと。眠れないと言うほどではないけれど、やっぱり気になります。後、一番道路に近い場所だったからでしょうか、朝雨の中を走る車の音で目が覚めました。もう少し防音設備がしっかりしていると良いんだけど...

ちょっと笑ってしまったのが、このクローゼット。部屋の入り口側と反対側、両方にドアがありこんな感じで両方からアクセス出来るんですが、正直そこまで必要? という感じ。ウォークインクローゼットならぬウォークスルークローゼットという感じ。まぁ、部屋が広いからこんなデザインにしたんでしょうけど。

今回ちょっと変だったのがインターネット接続。このホテルは比較的ちゃんと接続できる場所でしたが、何故か幾つかのサイトにアクセス出来なくて、UQ WiMAXを使わなきゃいけないことも。いゃ、別に変なサイトじゃなくて普通の場所なんだけど。途中に入っているだろう、Proxyあるいはセキュリティゲートの設定が変なのかな。

この日はチェックイン後仕事を片付けていたら少し遅い時間になってしまったので、食事と言うよりは軽食をとりにロビーラウンジに。前々回の失敗を反省して、この日はお摘みになりそうな「マグロのカルパッチョ」と「フィッシュアンドチップス」を注文したんですが... マグロのカルパッチョは30cm位の背の高いカクテルグラスみたいなものに入って出てき食べづらいこと。しかもわさび醤油みたい物でマリネしてあるんだけど、このわさびの味が強すぎて半分も食べないところでGive-up。フィッシュアンドチップスも、正統派(?)らしくビネガー付きなのは良いけれど、フライにした白身魚が何故か臭くてこれも今ひとつ。うーん、昔ここを利用したときにはもっとまともだった気がしたんだけど...

2011年11月19日

シーズン最終戦

今日は今シーズン最後の試合。朝からあいにくの雨模様の天候で、試合する側にも観戦して貰う側にもちょっと寂しい天候です。少し救われるのは、土砂降りではなく小雨模様という感じで何とか今のところ止まっているので、このまま試合終了まで待ち答えて欲しいですね。少し空も明るくなりつつあるので、晴天にはならなくて良いから雨さえ落ちてこなければ、という気持ち。

ちょっとひねくれた気持ちで見ると、こんな天気は今シーズン不本意な成績で終わるチームの気持ちにも見えなくもないのですが、それならそれで最後の試合でその天気を跳ね返すぐらいのプレーをして見返して欲しいですよね。仕方のないことではあるですが、この試合を最後にチームを去るメンバーが必ず出るわけで、だからせめてこの最後の試合で記念になる様な瞬間を残してあげたいと毎年最終戦(去年はおまけでもう一つ試合が最後に増えたけれど)は、それ以外の試合とは違う緊張感と意気込みで臨むんですが、なかなか上手いこといきません。毎年シーズン終了後にその年の写真を整理しながら、あぁここはもう少し上手くシャッターを切るんだったとか、なんでこの瞬間だけAFが外れるんだとか、毎年自己嫌悪と反省の嵐。来年こそはと思いつつも、一年たつと駄目だなぁと反省する一年も、考えてみたらもう10年が過ぎています。

10年前の試合で1点差で勝利し、1部に昇格したわけですが、その時の対戦チームの流れをくむチームと今日は試合。1点差で逃げ切ったTFPキックブロックをした選手が今日の試合にも出るはずですが、その時の試合経験者が今でも3名チームに残っているのは幸せなことだと思います。天候は悪いけれど、今日はいつも以上に集中してシャッターを切らないといけませんね。Good Gameを!

光りのありがたみ

遠鉄百貨店の新館がオープンし、駅の周りも少し賑やかになってきましたが、それに合わせて冬の風物詩になりつつある、益回りのイルミネーションも点灯するようになりした。最近では、多くの街角・繁華街で、冬になると並木道に電飾をするようになりましたね。昔は豆電球を使っていて、近くに行くと結構熱かったりしたもんですが、最近はLED照明で、これがいろいろバリエーションもあって、だんだん洗練されてきている感じ。

今年の場合、震災のこともあり自粛ムードになるかなという気もしていましたが、とりあえず夜間は電力に余裕もあるし、それよりも「心の余裕」を取り戻すためにも、今年は積極的に電飾をしたらどうでしょう。夏にかけて全国的に節電をして、特に駅とか地下街とか、照明設備が必要な施設もかなり暗くなっていました。その節電期間が過ぎて秋口くらいから少し照明が戻ってきましたが、この時の明るさと言ったらちょっと感激でした。以前と比べるとまだ何割か照明は落とされているんでしょうけど、節電時期は半分くらいまで照明が落とされていたから、凄く明るく感じるとともに、やっぱりほっとしますよね。節電時期の暗さでも、とりあえずは利用するに不便はないけれど、それでもホームで電車を待っているときに目の前の案内板の内部照明が消えていたりすると寂しく感じたもの。

人類が文明をスタートしたきっかけは、「火」を手に入れて夜間でも活動できるようになり、暖をとれるようになり、調理することで栄養摂取効率が高くなりというメリットがあったからで、その中でも活動時間が長くなる「夜の光り」の獲得は大きかっただろうと想像出来ます。今年の冬は、そんな小さな明かりを見ながら、いろいろなことを思い出してみる時間にするのが良いかも。「無駄・浪費」ではなく、「ゆとり」として、少し灯りをを楽しんでみたいですね、この冬は。

2011年11月18日

HND-HNL-SAN-HNL-NRT (3) - チケット手配

まだまだ先の話と思いつつも、そろそろPro Bowlのチケット手配しなきゃとWeb巡りをあちこちと。最初はStubHubで探したんですが、あまり席がありません。で、毎度の事ながらRazerGateで探すと、やっぱりこっちの方は種類はありますね。ただ難点は、手配料とか送付料金(DHL)代が高いこと。それでも、一人席でそれなりによい場所という事で探すと、メインスタンド側で最前列の席が空いていました。値段的に、それほど高くないので即購入。でも、トータル金額は、やっぱり手数料や輸送費で高くなるなぁ... 実は、今年はHawaiiには行っても、Pro Bowl観戦はどうしようか迷っていました。これまでも何度も行っているし、それに正直年々規模というか盛り上がりも下降気味だし。試合前日の公開練習とか夜のストリートパーティでも十分かなと言うかもしていましたし。それでも、一応今年でHawaii開催は一度終わるので、その記念にもと言うことで結局チケットは購入することに。もったいないけれど、使わなくても記念になるし、ということで。

ホノルル滞在中のホテルは、最初Hilton Villageを予約したんですが、どうも今年のNFL関係の宿はSheratonになるみたいなのでもう一度検索。コスト的にもHiltonと同じくらいなので、こっちに変更することにしました。SPGのポイントも貯まるし。ただ、そうなるとHiltonのHHONOR Cardを持っている意味が無いんだけど。いずれにしても、この旅程では最初にHonoluluのSheraton Waikiki、次にSan DiegoのSheraton、そしてもう一度Honoluluに戻って再びSheraton WaikikiとSheratonづくし。HNL-SAN-HNLの移動時には、キャリーバッグはホテルに預けて、手荷物だけで移動しようかとも思案中。ここから、またSPGの年間25滞在のノルマが始まるわけです(笑)。そんなことより、来週の準備もそろそろ始めないと... (続く...)

MP990が異常なパケットを吐く

以前から気になっていたんですが、NASのLink LEDが時々異常に点滅を繰り返す事があります。通常、NASにアクセスするとこのLEDが光り、それに応じてHDDのアクセスランプが光るわけですが、NASにアクセスが無くてもそんな状態が発生し、しかもそれが延々と続きます。そんな状態の時、たまたまMP990で紙物をスキャンしようとして、「デバイスが見つからない」とエラーになります。「????」と思い、MP990のパネルスイッチで電源OFFにしようとするものの、いつまで経っても電源が落ちない。言ってみれば、ハングアップしたような状態。仕方がないので、電源ケーブルを抜き、暫くしてから再接続すると、MP990が立ち上がり今度はスキャン出来ました。で、この時、NASの異常なアクセスも止まっています。どうも、MP990が何かはき出しているみたい。

このMP990、Ethernetケーブルを1GbのHubに接続。ここに、先のNAS等が接続してあり、WANに接続しているルーターからのケーブルを繋いでいます。ただ、この異常なアクセス、このHubから先には出ていないようで、NASのアクセスランプが点滅しているときも、ルーターのLink LEDは変化無しです。

タイミング的に、MP990を暫く使わずにいると、何か悪さをし始める感じ。MP990の設定を見てみましたが、一番あやしそうなBonjour設定を切って暫く様子を見ることに。こんなの入ってるんですね。むやみにパケットを吐きそうなのは、この子くらいですからね。さて、どうなるか...

Windows8のI/F

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Windows8のI/Fについての話。「やっとWindows7に慣れ始めたところなのに、もう新しいOSの話をされても」と思う反面、先日ちょっと仕事の調べ物をしていて驚いたんですが、Windows7がリリースされてもう2年も過ぎているんですね(2009年10月22日リリース)。今年の2月にはSP1が出ているわけで、そう言う意味ではそろそろ次のOSの話が出てきてもおかしくはないですね。でも、来年秋と言われているWindows8がその予定通りリリースされたとすると、Windows VistaからWindows7に切り替わったのと同じくらいのタイミングになるわけですが、やっぱりちょっと短い気がします。例えば、Windows8ではなく「Windows7 Second Edition」とか「Windows7 Mark I(笑)」とか言われた方が、ちょっと抵抗感も減る気がするんだけど...

で、そのWindows8なんですが、どうしてもコラムにかかれているような"Metro" I/Fの話題ばかり。ただ、コラムにも書かれているように、Webマガジンの記事や公開されている資料などを見ていると、どう見てもこれまでのPC上でのOS I/Fというよりは、タブレットデバイスを想定したI/Fにしか見えないんですよね。これまでのWindowsは、幸か不幸か初期のWindows I/Fを引きずってきているから、キーボード+マウス操作を前提にした構成になっていますが、Metroの場合、マウス操作の部分がもっと単純化されているというか、シンプルになっているように感じるのは、タッチパネル操作を意識しているから何でしょうね。

マウスは、もともとカーソル移動キーの代替機能みたいな感じで使われ出したので、その操作感というか操作方法は基本的にカーソルとかタブでも出来るようなデザインに何となくなってきていたように感じます。ところがタブレットの場合は、ダイレクトにそれぞれのポイントを移動できるから、あまりこれまでのような「縦横の縛り」みたいなものは考えなくても良くなったように思います。多分、つっているSDKみたいなものが、PC世界のデザインを継承しているから、まだ似たようなI/Fになるんだろうけど、もし本当にタブレット環境に最適化されたデザインを考えるなら、その部分から作り直さないといけないかも。

最近何となく思うんですが、今のパソコンはそれまでのホストコンピューティングを個人レベルまで身近な物にしてくれました。タブレットの場合は、さらにその個人の中でもTPOに応じた使い分けみたいなレベルまで細分化する、オブジェクト化するきっかけになる様な気がするんですよね。その時、MetroとLegacyという二つの「顔」を切り替えて目的ごとに最適な環境構築が出来るOSが登場してきたら、それはそれで意味があると思います。ただ、タブレットとPCという、システムリソースのギャップを、一つのOSがどこまで埋めることが出来るんだろうかという素朴な疑問はあるけれど...

2011年11月17日

アップグレードキャンペーン

BAの羽田-ロンドン線で、ビジネスクラスから+2万円で片道ファーストクラスにアップグレードしてくれるキャンペーン。スタアラな自分には関係無いキャンペーンだけど、時々空港でチェックインしたりすると有りますよね、こういうアップグレードキャンペーン。自分も2年前にORD経由でNew Yorkに行ったとき、成田のKIOSKでチェックインをしたときに(この時は、それなりに安かったのでZクラスを購入済み)、+63,000円でファーストクラスへのアップグレードオファーが提示されて購入した事があります。丁度新シートが導入去れ始めた頃で、話の種にファーストクラスの新シートを体験してみようという野次馬根性もあったんですが(笑)。フルフラットシートは、その前に2回ほど新シートのビジネスクラスで経験済みだったのと、ホノルル線やその他で旧シートのファーストクラスは経験済みだったので、実はそれ程のありがたみはこの時感じなかったんだけど(をぃ)。印象に残っているのは、最初のミールサービスで出されたグリーンサラダが凄く新鮮でシャキッとしていて、多分これまで色々な場所で食べたグリーンサラダで一番美味しく感じたこと位かな。

そうそう、NRT-SINを利用したときは、インボラアップグレードでやはりビジネスからファーストになったこともありました。この時もZクラスだったけれど、これもキャンペーン中で、Y/Bクラスのチケットを購入すると無償でZクラスにアップグレードするという物。で、Y/Bクラスで購入してZクラスになって、それが空港で搭乗する時にAにアップグレードという、一粒で二度美味しい状態でした。国際線とはいえ短距離だし、Singapore到着は深夜なのでフルフラットにして熟睡するわけにも行かず、正直中途半端なフライトだったけれど。そういゃ、来週後半は遅い夏休み取得予定なので、その準備もそろそろせねば... でも、仕事が追いかけてきそうな悪寒予感...

不思議の国

いろいろと不思議なことが起こる国・中国。それを知っていてもちょっと信じられない事故が、この9人乗り幼稚園バスに64人が乗車していて、追突事故で20人も亡くなった事故。事故の様子を写した写真を見ると、マイクロバスどころかミニバンくらいのサイズの車。9人乗りとは言え、大人9人でもちょっと窮屈そうなサイズ。ここに、殆どが幼稚園児とはいえ、どうやって60人もの子供が乗っていたんだろうか。不謹慎と怒られるかもしれないけれど、よくテレビで小さな車や電話ボックスに何人がぎゅうぎゅう詰めで入ることが出来るかというゲームがあるけれど、殆どそんな状態じゃないでしょうか。下手したら、運転席にも子供が乗っていたんじゃないだろうか。

一歩譲って、仮にどうしても定員をオーバーして乗せなければならないとしても、せいぜい座席数の倍程度が限界ですよね。幼稚園児だから、一つのイスに二人座らせるとしても、運転手や教師も含めても20名位? さらに通路や座席の間に子供を立たせるとしても、30名も入らないでしょう。そうなると、子供の上に子供が座るとか、そんなことまでしても60名なんて数の子供が入るスペースがあるとは、とても思えない。というか、もう定員を超えたところで普通なら、代替車を準備するとか、ピストン輸送するとか、別の方法を考えなきゃいけないわけだけど。暫く前にあった、車にひかれている女の子がそのまま放置された事件とか、あるいは全くの素人が現場監督になって新幹線の工事をしてゴミとかを入れて作った橋脚を、結局破壊して作り直したりとか、不思議を通り越した不思議さが今でも存在している不思議な国ですよね。

年末調整

「年末」と言うにはまだ少し時間がありますが、世の中はそろそろ2011年の〆に掛かりつつあります。その一つ、サラリーマンなら必ず必要な「年末調整」の必要書類を、危うく提出し忘れるところでした。先週必要書類がまとめて配布されて、その時は「早めに出さないと」なんて殊勝にも思ったんですが、自宅に持ち帰り棚に置いたところで記憶が消えてしまいました。確かその時に「忘れないようにGoogleカレンダーに予定入れなきゃ」なんて思ったんですが、流石にそこまで衰えていないだろうと、その時は思ったんですが、しっかり衰えていました orz

昨晩ちょつと片付け物をしていて書類の入った封筒を手に取り一気に記憶が蘇り、慌てて中身を確認。この金曜日が締切で、それまでに郵送しないといけないので、慌てて中身の書類記入と必要な添付物の確保に。書類の記入は確認も含めて30分位で終了して、さて明日朝一でポストに投函しないと、と思ったんですが、それもまた忘れそうなので、近くのショッピングモールにある郵便ポストへ夜投函しに出かけました。集配が今日で、明日配達されればぎりぎりセーフ。危ないところでした。

毎月の交通費精算だって時々忘れることがあって焦ったりするのに、年に一回の作業なんて... ねぇ。で、これから年末に掛けて、いろいろと書類作業やら整理作業やら、さらには年末年始に合わせて仕事が前倒しされる「年末進行」やら、文字通り忙しない師走な時期になります。しかし、一年早いなぁ...

2011年11月16日

iTunes Match

Appleが昨日からサービスをスタートした"iTunes Match"。自分がiPodを初めて買って、手元の音楽CDをリッピングして聞き出して暫くした頃、結構な枚数の音楽CDを当時持っていましたから、一度に全てのリッピング作業をする余裕もなかったし、だいたい購入したiPodがiPod nanoの4GBモデルだったかな、入る曲数も限定されていたので、お気に入りのCDを何十枚かリッピングしただけでした。で、その時に思ったのが「この音楽CDと交換で、iTunesの音楽データーをもらえないだろうか」ということ。リッピング作業が無くなるだけでもメリットだと思ったんですよね。ただ、そのうちに時間を見てリッピングするようになって分かったんですが、自分が持っている音楽CDで一番新しいものが1995年くらい迄のもの。一番古いものだと、1980年ですからね。流石に(その当時は)かなりの曲はiTunesに上がっていなくて、仕方なくリッピング作業を続けたんですが。

で、このiTunes Matchは、まさにそんなサービスで、こんな事なら思いついたときに特許でも取っておけば良かった、と(笑)。このサービス、非常にユーザーフレンドリーな「流石Apple」という内容だとは思うんですが、Apple側にしてみれば似て非なる音楽データをどんどんアップされてクラウドのキャパシティが圧迫されるよりも、同じものは同じもの同士でひとまとめにすれば、クラウドスペースの節約になるしユーザー管理もしやすいでしょう。その分の特にクラウドスペースの最適化だけで、その為に支払うだろう著作権料等十分に賄えるんでしょう。

次に期待するのは、同じシステムの「映像系サービス」。ただ、ここで問題になるのはデータサイズと共に、その映像の「質」でしょうね。例えばDVDからリッピングした画像とBlu-rayからでは全く違うのに、じゃぁどちらかの解像度に合わせるのかという問題は出てくるでしょう。個人的に、もしそのようなサービスをするとなると、多分ソース毎に何段階かにレベル設定して、オリジナルソースに合わせた画像提供をするのだと思います。で、幾らかのアップグレード料金を払うと、上位の高品質のデータと差し替わる、とか。さらに考えると、ビデオレンタル何かも、メディアを借り受けるんじゃなくて、一時的に期間限定でそのデータを自分のiTunes Matchに登録して貰えばいいわけで、これは結構便利かもしれない。いゃ、今ならネットワーク経由でも視聴出来るでしょという話も有るけれど、ダウンロードする手間も無いし、自分のストレージを圧迫する必要も無いし。特に、何枚もメデイアが必要なシリーズ物を一気に見る、まとめて見るなんて言うときには便利かも。

テレビ放送で人気のあったプログラム何かも、そのまま登録して有料コンテンツにするのも楽そうですよね。メディアに焼かなくて良いから、その分のコストも浮くだろうし。極端な話、オリジナルのソースデータは一つだけ有ればよく、そのデータを所有しているユーザーにはリンク情報だけ投げておけば良いわけだから、管理する側(=Apple)としては楽な話です。勿論、現実的にパフォーマンス確保のためには、データのキャッシュとか負荷分散は当然しなきゃいけないけれど、それにしても全てのユーザーが同じデータをそれぞれ所有する事を考えれば、システム的にはずつと楽なはず。インディーズ系ソフトや自主製作物等の作品も、マスターイメージを作成すれば販路にのせることが可能になるから、ずっと敷居が下がるんじゃないでしょうかね。いろいろと拡張できるアイデアはありそうです。

プレゼンの裏側

最近時々見かける、Microsoft社のTV-CM。子供が「僕にいぬが必要なわけ」というプレゼンをして子犬をゲットするんだけど、パパの「ゴルフが必要なわけ」はその場で速却下されるという筋立て。いかにも外国人の親子なのに、何故に「日本語」のプレゼンをするのか、という微妙な突っ込みは横に置いておくとして、最初見たときにPowerPointのCMかと思ったんですが、Windows, Office等Microsoft全般のイメージ広告という位置づけみたいですね。

ただ、あのCMのストーリーを見ていてふと思ったんですが、結局はプレゼンの優劣よりは、いかにその組織の実力者・決定権を持つ人(CMの場合はお母さん)とネゴっておくかと言うことなんだよな、と現実の厳しさも感じてしまいました。だって、子供がプレゼンするときのお母さんの表情って、もう明らかに二人でしたネゴ済みだよね、と言う表情(演技)なんだもん(笑)。

こんなに便利になります、こんなに凄い機能があります的な、ちょっと押しつけがましい内容のCMよりは良いけれど、でもあのストーリー、日本人の感性と合うだろうか。例えば日本人なら、子供が紙芝居的に同じような内容や比較グラフを書いて、それをめくりながら説得する方が共感を感じると思うんですけどね。ビジネスでのプレゼンに置いても、確かに芸術的なパワポを作る人もいるんだけど、結構シンプルなスタイル、場合によっては紙めくり見たいな感じでのプレゼンの方が、かえって印象に残ったりしますし。後、自分の子供がパワポでプレゼン資料とか作って、お小遣い値上げとか、習い事削減要求とか、ペットを飼いたい要求とかやり出したら、正直かなりうざいかなと思う、本当に。

お祖母ちゃん、それは違うでしょ

「金曜日の新幹線」番外編「火曜日の新幹線(の、帰り)」。昨日は午前中にお客様訪問有り、午後は会社で色々用事があり、いつもの金曜日のように朝から都内に出社。お客様訪問もありますから、久しぶりにネクタイに革靴という窮屈なスタイルで一日過ごすものだから、夕方帰宅する頃には身も心もクタクタ状態。いつものように新横浜駅に到着し、下りのホームで夕食代わりのお弁当をぶら下げて自分の乗車する新幹線を待っているときに気になる光景が。

目の前を、家族連れが通ります。多分幼稚園くらいの男の子一人、そのお母さんらしき20代と思われる女性一人、さらにそのお母さんのお母さん(子供から見たらお祖母ちゃん)あるいは親戚のおばさんと思われる50~60代と思われる女性二人が歩いてきます。丁度博多行きののぞみ号が発車するところで、この男の子は新幹線に嬉しそうに手を振り、さらに列車が動き出すと、列車の方に小走りに近づきながら「さようなら、さようなら」と子供らしく激しく手を振り続けます。この光景を見ていて「危ないなぁ」と思ったのが、動き出して加速を始めたのぞみ号と子供の間に、親御さんの誰も入ろうとせず「危ないわよ」と子供に言うだけだから。興奮している子供にそんなことを言ったって聞くわけ無いじゃんと思うんだけど... で、さらに驚いたのは、次に聞こえてきたお祖母ちゃん達の会話。

新横浜駅は、上り用ホーム・下り用ホーム別々にあり、それぞれのホームの内側には電動式の防護策が接地されていますが、外側には固定式の防護壁が接地されています。電動式は列車の停車時は搭乗口付近が自動的に開閉しますが、固定式はその搭乗口部分に柵がないだけのもの。昔は、熱海以外はこんな感じだったんですよね。で、その固定式の防護策を見ながらお祖母ちゃん達は「なんでこっちにはドアがないんだろう、危ないわよね」と「危ないわよね」を何度も繰り返しながら歩いて行きます。その間にも、ますます加速度を上げるのぞみ号と子供の間に、この大人達が入るわけでもなく、子供の手を引いて連れ戻すでもなく、「何ででしょう」などと言いながら改札口に繋がる階段に向かって歩いて行くだけ。いゃ、危ないと思うなら、先ず子供の手を引くなり、列車との間に自分の身体を入れて間違って子供が接触して怪我をしないように守るなり、それなりの対応をしなさいよと思うんだけど。

新横浜駅は、昔のような通過電車はなくなり、全ての新幹線が停車するようになりましたから、そういう意味では防護策は必要ない気もしますが、山手線でも設置される時代ですからまぁあることに不思議はありません。ただ、自分もちょっと不思議だと思っていたのは、この新横浜駅のようにホームの左右で開閉ドアが有る・無いと異なる仕様の柵が設置されていること。最初は、一度に両方は変更出来ないから順番に交換するのかなと思ったんですが、そういう雰囲気も今のところ感じられません。まぁ、より安全を確保するには固定式の防護策のほうも電動式にするのは良いと思うけれど、でもそれ以上にまずはちゃんと親が子供の面倒をみるのが先だろうと、珍しくちょっと憤りを感じる光景でした。

2011年11月15日

Amazon Kindle

Amazon KindleがいよいよUSで発売開始されたという記事。一日前倒ししたというのは、やはりそれだけオーダーが多いからなんでしょうか。再来週からは、感謝祭の休暇が始まりますから、その前に購入して旅行に持参する、と言う人がおおいんでしょうね。一応このKindleの場合、タブレットというよりは「電子ブックリーダー」の色合いがほとんどなんですけど、そのうちビジネス用アプリとか誰か作って登録したりするんだろうか。

日本でもそのうち発売されるとは思うんですがいつ頃だろうか。最近、Tablet系の仕事もでてきそうなので、ちょっとどこかの会社のTabletでも人柱で買ってみようかと思ったりもするんですが、どうせなら使い勝手の良い物が良いですしね。デモ、仕事でKindleを使うことは多分無いだろうから、やっぱりdocomoのARROWSあたりだろうか。

ポメラとWALKMAN

キングジムの「ポメラ」新製品のレビュー記事。インパクトの度合いは一桁二桁くらい違いはあるけれど、シンプルにテキスト入力作業に目的を絞って成功した製品という意味で、「再生専用」に割り切りでも携帯性には拘ったWALKMANに通じる物かあると個人的には思っているんですが、それは言い過ぎか(笑)。今やパソコンを仕事やプライベートで使うのは当たり前で、スマホ・携帯に最近ではタブレットを使うのはもっと当たり前になりつつある現在、単純なテキスト入力だけしかできないこういうニッチ製品がどれだけ要求されるのかちょっと疑問な所もあるんですが、初代ポメラの成功体験がまだ残っているうちに、次の世代を生み出して欲しいですね。

そう言う意味で、ポメラのキーボードをBluetoothで汎用利用出来るようにするというのは、個人的には「あり」だと思います。特にスマホ系デバイスを使っているPCユーザーは、あのコンパクトなキーボード入力画面にはきっといらいらするでしょう。本音を言うと、この17mmピッチのキーボードも、自分はあまり好きではないけれど(小さい)、それでもQWERTY配列のキーボードですからね。無いよりはずっとまし。一つ残念なのは、今回のようにストレートタイプにするのではなく、二つ折りで収納するときはコンパクトに、使うときにはフルサイズで、というスタイルを続け欲しかった。確かに二つ折りタイプの場合、打鍵したときの強度というかタッチが悪いんですが、そこを何とか技術力で解決して欲しかった。WALKMANでいうと、カセットサイズに拘って小型化・薄型化していったような感じですかね。将来的には、キーストローク2mmを確保するとして、基盤部分は1mm、折りたたんでも6mm位の厚さの携帯キーボードなんて出来たら、とっても嬉しいかも。日本のお家芸である、炭素繊維素材とか使って出来ないもんだろうか、6mm厚の折りたたみ式携帯頑強キーボードって。個人的には欲しいなぁ。

この記事の最後には、シンプルなポメラにいろいろな機能を入れすぎたことをコメントしていますが、確かにWALKMANも録音機能を入れだしてから、ちょっと路線が変わったなと言う気がし始めましたね。ビクトリノックスのスイスアーミーナイフだって、多機能でいろいろ使えるのは便利だけど、あまりにプレートを入れすぎて横幅と縦の長さが同じくらい担ってしまっては、元々の携帯性とかどうしたのという話になりますし。ポメラはポメラとして、程よいシンプルさはなくさないで欲しいなと思います。

UQ WiMAX上りアップ

UQ WiMAXの上り速度が50%向上して、10Mbps→15.4Mbpsになるというニュース。UQ WiMAXユーザーとしても嬉しいし、仕事で使っているメールの都合上、受信(下り)と同じくらい送信(上り)も使うので、これはこれでありがたい限り。ただし、現時点では対応デバイスが発表されていないので、今使っているIntelのWiMAXカードは動くんだろうか。後、これを機会に料金アップなんていう話も出ないだろうな... (笑)。

SoftbankのLTE、docomoのXiと刺激されて、高速サービスがますます充実していくのは良いことですね。後は、新幹線走行中でも安定して使えるようにしてくれると、自分的にはUQ WiMAX、100点満点なんだけど。

2011年11月14日

情報伝達

昨日のW杯予選の日本vsブラジル戦、すでに3敗しているチームとは思えないくらい、日本強かったですよね。その前の韓国戦でも、これまでのイメージとは違うくらい強い日本。それを支えているのが、試合中リアルタイムに情報が届けられる、アナリシスシステムで、今回も眞鍋監督が真っ赤なカバーを付けたiPadを片手にコートサイドに立つ姿が何度も画面に登場しています。去年の世界選手権の時に話題になって、その内容なんかも紹介されていた記憶がありますが、ああいうツール導入を許しているバレーボールは、フットボールよりも進んでいると感心したことがあります。

フットボールは、いわゆる「スポッター」が試合中に大きな役割を果たすわけで、スタンド上部にあるスポッター席のスタッフがゲームを逐一解析して、ケーブルで繋がれたサイドラインのコーチに情報を渡すわけですが、今のところ許されているのは音声での会話のみ。少なくとも日本のルールでは、例えばスポッター席でフォーメーションのチャートとか書いたら、それを持ってベンチに手渡しして運ばないとダメ。FAXとか携帯で送るのもダメだし、だいたい試合中ベンチエリア内での電子機器の使用は(携帯電話も含めて)禁止されているから、非常に不便と言えば不便。

少し前までは、このスポッターシステムは、とにかく合理性と娯楽性を追求する究極のスポーツ(Ultimate Sports)であるアメリカンフットボールの象徴みたいなところもあったけれど、いつの間にか他のスポーツもどんどん新しいシステムを取り込んできて、先進性だけならこのバレーボールのようにフットボール以上の競技も生まれてきています。勿論、iPadを使ったから試合に勝てるわけではなく、女子バレーの場合ちゃんとデータを集めてそこから有意な情報を取り出して提供するアナライザーと、そのデータをちゃんと咀嚼して瞬時に試合に応用できるコーチ・監督の能力が一番大きいんですけどね。実は、iPad等のツール類も「手段」の一部でしか無く、一番コアとなる「情報抽出=アナライザー」と「情報応用=コーチ」のスキルが一番重要で、その間でやり取りする情報伝達手段が、デジタルデータあろうとアナログ音声通信であろうと、実はそれ程影響無いのかも。

私も昔ちょっとスポッターの真似事みたいなことをしたことがあるので分かるけれど、このアナライザーって凄くスキルの要る仕事で、ここを強化できるだけでも日本のスポーツ界は一歩も二歩もステップアップできるんじゃないだろうか。ただし、要求されるスキルは大変ですけどね。まずは事前に対戦チームの情報を収集して理解出来る基礎能力、試合前から相手の様子を観察し、試合中は1プレー毎に瞬時に状況を把握できるような判断能力、さらには、それらの情報から最適な回答を見つけ出してベンチに伝える処理能力、こういった異なるスキルを瞬時に切換ながら間違いなく機能させなきゃいけないので、とても生半可な能力では出来ない仕事です。そういう事が出来る人材を獲得出来たのが、今の女子バレー日本代表チーム最大の武器じゃないかと思いますね。

チューナレステレビ

最近TV-CMで、もっくんが持って登場してくる、SHARPの新製品・無線式アクオス。最近一部のプロジェクターなんかでもサポートを始めた、Intel WiDiを使ったモニターかなとも思ったんですが、アクオスのサイトには特にWiDiと言う記述波無くて、Wi-Fi接続としか書いてないから、独自規格なのかな。

昔使っていたテレビに、SONYのプロフィールという四角いキュービック型のテレビがありました。「テレビ」とは書いたけれど、実はこれチューナーを内蔵していない(そういうモデルもあったけど)、「モニター」。外部接続端子が4系統だったかな、そこにチューナーやVHSデッキ等を接続して視聴するもの。確かにスピーカーは内蔵していたので、スピーカーまで準備する必要は無かったけれど、自分の場合は完全に「映像装置」としてのみ使って、音は外部スピーカーに流していて、結構あの頃は楽しんでいました。それに近い印象ですね、このワイヤレスAQUOSは。

個人的には、これからのテレビの進化形は、こういう「モニター」に特化していき、チューナーとかHDDレコーダーはオプションのようなものになるんじゃないかと。さらに、複数の画面を使って、例えば地デジの元々の画面は右側に、データボタンの内容は左側に、とか、複数のチューナー内蔵の場合には、左右に別々の番組を表示したりとか、あるいはPCやスマホのモニターになったりと、今では限定された人しか使っていないような、マルチモニター的な使い方が流行るような気がします。勿論、このパネルの値段次第だけど、正直なところパネル価格はどんどん下がっていくからなぁ。次の4K2Kの高精細パネルが登場するまでは、現行のHDクラスのパネルはどんどんコストダウンされるし。

真面目な話、「窓」代わりに好みの景色を投影するようにしたり、大小色々なサイズのモニターを組み合わせて、目的ごとに自分専用の表示装置を構築したりなんて言うことも、直ぐにできるようになるかも。PCの世界では昔からあ足り前だった、モニター=チューナーレスという表示装置が、これからちょっと注目かも。

エネルギー移動

最近、色々なタイプのものをよく見るようになったなと感じる外部電源。これは、乾電池を利用してスマートフォンに充電するもので、バッテリー駆動時間に対して不満がまだ残るスマートフォンス用に一台あると便利そう。以前US旅行中に向こうのApple Storeに入り、ぶらぶら陳列されている製品とか見ていたら、iPhone/iPodのカバーケースみたいな外付けバッテリーパックを見つけました。もしかしたら、既に日本にもあるようなオプションなのかもしれないけれど、個人的には見たこと無かったので思わず買ってしまいそうに。少し厚みのあるカバーケースみたいな形状で、iPhone/iPodがすっぽり収まりますが、厚みと横幅と縦方向にも少し大きくなります。結局、居間でも使っているネックストラップのケースに入らなくなるので購入は諦めたんですが、駆動時間が倍増するというのはちょっと魅力的でしたね。

パソコンなどの場合、外付けバッテリータイプの場合は内部セルの数を増やした、バッテリーパックなどをオプションにしている場合が多くあるし、場合によってはセカンドバッテリーを付けることも出来るタイプも。また、DCコネクターに直結できるような汎用外部バッテリーパックなんてのもありますね。バッテリーパックではないけれど、EV/HV車を万が一の場合に自宅の非常電源に利用出来る仕組みなんて言うのも震災以降急激に増えています。暫く前だと、エネルギーではあるけれど、「燃料エネルギー」を備蓄していたわけですよね。灯油とか石油等を、万が一の場合に発電機に流用したり、あるいは直接火を付けて暖を取ったりと。それが今では「電気エネルギー」を直接融通するような仕組みが出来つつあるわけで、こんなところにちょっとした時代の流れを感じます。

燃料エネルギーに比べて電気エネルギーは「貯める事」が出来ないのが難点。リチウムバッテリーとか性能が高くなったものもあるけれど、コストも高いしまだまだ十分に蓄電出来るまでには至っていないし。いつかは科学技術が解決するのだろうと思うけれど、何か画期的なテクノロジーが登場して来ないと、電気エネルギーの問題は解決できないのが悩ましいですね。

2011年11月13日

Adobe Upgrade Policy

AdobeからDMで届いた、次期バージョンからのアップグレードポリシー変更のお知らせ。これまでは、価格差はあったけれど三世代前までがアップグレード対象となっていたものが、今後は一世代前迄の対象に変更。代わりに、Adobe Creative Cloudを提供して、年額60,000円(年間契約で5,000円)での提供を来年春からスタートするというもの。

直前のメジャーバージョンを対象にしたアップグレード製品(CS4→CS5)を調べて見ると、Suite系でだいたい9万円位なので、1.5年に一回今後バージョンアップされればコスト的にはトントンかなという感じでしょうか。自分の場合は、Photoship, Illustrator, Flash, Acrobatが使用するアプリの殆どなので、これらだけ単体でアップグレードすると一年に一回くらいのバージョンアップで元が取れる感じかな。それ以外にも付加サービスがあるから微妙なんですよね。

もう一つ気になるのは、今のAdobe製品は、同時に使わないことを前提にデスクトップとモバイル、2台までインストールして使用可能ですが、それが継承されるかと言うこと。多分大丈夫だと思うんだけど、これが出来ないと自分の場合困るので。

ところで、「年間60,000円の出費は痛いよな」と今回のアナウンスを読んで思ったんですが、 でもこの金額設定、多少の違いはあるけれど、携帯電話代もそうだし、ケーブルTVの契約もそうだし、幾つか契約しているネット接続やサービスもそうだし、結構一度契約してそのまま自動引き落とし、契約更新で、知らないうちに払っている「隠れ料金」がありそう。以前も一度ネット関係の利用料金を書きだしてみて、新しいサービスを契約したから古い契約を解約したりしたものもあったんですが、もう一度見直しをした方がいいかも。国の予算じゃないけれど、仕分け作業を一度しないと。それで、Adobeに投入する経費を捻出するって言うのも、何か相手の手の上に乗せられてもてあそばれているようで、ちょっと納得いかんけれど...

おてもやん

この週末、千葉に家族と住んでいる姪っ子が一時帰省。小学生の頃に父親の仕事の関係で千葉に引っ越したんですが、その引っ越し前の小学校時代の同窓会があると言うことで、途中にある我が家に途中下車したんですが。で、土曜日の夜に同窓会があると言うことで、お昼過ぎに出かけていったんですが、年頃の女の子なのでお化粧をしていったらしいんですが、その様子を見ていた母親曰く「ビックリしたわよ、おてもやんなんだもの」と。いゃ、「おてもやん」なんて最近の女の子に言っても分からんだろうとと言うと、どうも反応もそうらしくて、「あんた、言われたことないの」と聞くと、姪の母親とか友人にも言われたことはあるらしいが、どうも「おてもやん」自体知らないから姪にとっては「なんのこっちゃい」状態の様子。

結局化粧をやり直しさせて出かけたらしいけれど、「一度お化粧教室にでも入れさせないと」と母親がぶつくさ。実際の様子を私は見ていないのでどの程度の「おてもやん度」なのか分からないけれど、見ておけば良かった(笑)。おてもやんの地元熊本以外では、あまりピンと来ないんじゃないかな。まだ「リンゴちゃん」とか言う方がイメージしやすかったりして。

その「リンゴ娘」の姪っ子も、来年春に大学卒業するため、現在就職活動中。幾つか手応えある会社があるようで、まだ結果は出ていないけれど頑張っているみたいなので暫くは様子見ですけど、まぁちょっと時間の流れの早さに驚いてしまいます。

2011年11月12日

タジキスタンのグランド

昨日タジキスタンで開催された、W杯アジア三次予選。日本チームは4-0で勝利し、さらにその後の試合でウズベキスタンが北朝鮮に勝利したので、これで日本とウズベキスタンの2位以上が確定。両チームの最終予選進出が確定したのは、1スポーツ好きとしても嬉しいニュース。

そのタジキスタンの試合会場は、前日は雪で追われて、その除雪をしたら出てきたのは、はげた場所が殆どで土が露出している日本では見たことの無いようなグランド。この会場が国内でどの程度のレベルの球技場かは知らないけれど、ちょっと寂しい気もしますよね。ただ、「サッカー」というスポーツに馴染む前等は、それこそもっと凸凹した土地とか原っぱでボールを蹴り合ったりしているわけで、そういう意味では「原点回帰」かも。それに、Jリーグがスタートするまでは、日本の各地の競技場にしても、似たような感じでしたしね。今でこそ、全面に青々とした芝で覆われたピッチが普通ですけど、20年くらい前等は、国立競技場のフィールドですら、芝が無いような場所が結構あったし。天然芝のグランドでは、大阪長居スタジアムのフィールドに立ったことがあるけれど、ちょっと見たことがないようなふかふかの芝でビックリ。ちょっと長めのクリーツスパイクを履かないと滑るくらいの感じ。アメリカなんかのスタジアムだと珍しい部類ではないけれど、日本でもこんな芝のグランドがあるんだとビックリしました。

日本では、サッカーはプロ野球に次ぐ人気スポーツになり、チーム数で言えばプロ野球チームよりも多いわけで、日本でのW杯開催、その後のW杯での活躍で立派なスタジアムも増えました。タジキスタンでのサッカー人気がどの程度なのか分からないし、FIFAのランキングでも130位とそれ程強いチームではないのも確かですが、後20年位したら今の日本のスタジアムのような青々とした立派なピッチが出来て、チームもアジア予選を突破するくらいのチームに成長しているかも。

混雑する新幹線

毎週お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。ふと気がつけば、11月ももう半分近くが過ぎてしまい、今年も残すところ一月半。この時期になると、だんだんと車内も混雑し始めて、「あぁ、今年も終わりだなぁ」なんていう気持ちが沸いてくるもの。この日の新幹線は、朝の上りも夜の下りもそんな状態。

上りの新幹線の場合、2席列側は窓際あるいは所所は二人連れで両方の席が埋まっていますが、3席列のほうは所所座っている程度で、殆ど空いている状態がこれまでの状況。ところがこの金曜日は、こちらもそこそこ埋まっていて、浜松を出るときにそんな状態。静岡でさらに乗り込み、珍しく自分の座っていた車両は80%位の乗車率でしょうか。いつもだと、「今日は混雑しているな」と思っても40%とかそんなものですから。朝の9:00前に新横浜に到着する新幹線の場合、混雑解消のために自由席の切符でも指定席車両に座ることが出来ます。その為、いつも自分が新横浜で下りるのとは交替でどっと乗車する人が乗り込んでくるんですが、いつもなら十分空席があるけれど、この日は多分半分以上の人が座れなかったんじゃないだろうか。

この日は珍しくいつものように忙しくて、特にちょっとヒューマンコミュニケーションっぽいトラブルとか有り、ちょっと心が疲れた状態で新幹線に乗り込むことに。いつも自由席は満席なんだけど、この日は入線してくる新幹線の1号車から5号車まで、通路は勿論一番後の席と壁の間にも人が立っているくらいの状態。乗り込んだ指定席車両にも通路に絶っている人がいるくらい。事前にシートマップを見たときには満席だったんですが、自分が座る3席列の真ん中に先客。その前を通り窓際の席に座ったんですが、通路側の席は空席のまま。結構、前後の席にも空席があるんですよね。直前に指定を変更したのか、乗り遅れたのか分からないけれど、ちょっと不思議です。

隣に座っていたのは、自分より一回り以上は若いだろうサラリーマン風の男性。東京から乗ってきたんでしょうか、私が乗り込んだときにはアサヒスーパードライのロング缶を飲んでいたけれど、前の席についている荷物入れのネットには食べ終わった「焼き肉弁当」の箱が突っ込まれていました。私も駅で買ったお弁当を食べ始めたんですが、この男性氏、スマホで何やら画面を見ているけれど、身体をもそもそ動かしたり、さらには靴を脱ぐのは良いけれど、足を組んだその靴下の足をこっちに向けてきたりとちょっと顰蹙。人ごとながら、日頃の様子を疑ってしまいます。

そのうちにうとうとと寝だして静かになったんですが、どうせなら通路側に移動して間を開ければいいのになどと思っている内に浜松に到着。と、この男性氏も目を冷まし、慌てて荷物棚に置いていたコートや荷物を取り出し鞄を持って出口に向かったんですが、前の荷物入れに入れた焼肉弁当の箱とスーパードライのロング缶はそのまま。「あわてて」と言っても、その後から私も下りるくらいの余裕はあるわけで、まぁ故意なのか単なるど忘れなのか分からないけれど、やっぱり日頃の行いに???が生まれた夜でした。

2011年11月11日

ビジネスとプライベートの境界線

ここのところ毎週金曜日の定番になりつつある、PCWatch山田祥平氏のコラムから、Intelの考えるビジネスのコンシューマ化について。Intelの言う定義(訳)は不自然だけど、ようするに、これまではビジネスユースが最先端なものであったのが、今ではコンシューマーユースでも十分にビジネスユースをカバーできる、あるいは凌駕できるようなツール・システムが登場したので、ビジネスとプライベートの境界線がなくなりつつある、ということなんでしょうね。ふと頭に浮かんだのが、軍事技術と汎用製品のこと。少し前なら、軍事技術なるものが時代の最先端で、それこそ普通に使うには考えられないような技術はそこに隠れていた物が、いろいろな理由からスピンアウトして外部に出てきたり、あるいは日本製品に象徴されるような品質追求が行き過ぎて一般製品でも軍事規格を満足するような物が普通に売られる時代になったりしたことで、どんどんその境界線が無くなってきたこと。某PCメーカーのタフなモバイルとか、GPSとか、カメラとか。

もう一つ思うのが、ワークスタイルの多様化ですよね。一昔前なら、「仕事をする」というのは、全員が一つの場所(会社)に集まり、机を並べて作業することでした。これはリソースの集中という意味では最も効率的だと思うけれど、その分自由度はなくて、それが、サテライトオフィスとかモバイルオフィスとか在宅勤務とか、空間だけでなく作業時間も分散化するようになってきました。自分も在宅勤務をしているし、よく旅行先からでも仕事をしたりしているのでよく分かるけれど、一つはモバイルPCの性能がそれ一台あれば問題無いくらい高機能化したことと、やはり一番大きいのはネットワークインフラが整備されて大概の場所でWi-Fiが使えるようになったこと。また企業側も、そう言うネットワークを前提にして、社外からのアクセス方法(VPN)を導入するようなったことで、ますますビジネススタイルでの自由度が高くなってきています。これもIntelの言うところのコンシューマ化ですよね。

コラムの最後に山田氏が「会社の便利と、個人の便利は融合しなければ」と結ばれているんですが、まさにそれを実感しますね。で、その時に求められることの一つに「個人としてのルール遵守」みたいな事があると思います。自分ももう6年くらい在宅勤務をしているけれど、一番苦労するのがプライベートとビジネスの切り分け。切り分けと言っても、単純に仕事と個人の時間を使い分けるだけではなく、例えば自宅で仕事をしていれば宅配便の配送が突然来たり、急に用事が発生したりと、右手で仕事のメールを処理しながら、左手で個人の電話を対応しなきゃいけない場合もあるし。そういう「タスク」の使い分けと、もう一つは「データ」の分離。本来はシステムを分離すべきなんだろうけど、流石にそこまでの余裕はないし、使い勝手も悪くなるのでどうしてもシステムに同居してしまうけれど、少なくともフォルダー単位ではどちらかに切り分けられるようにして、バックアップにしても以降にしてもすぐに出来るようにしています。まぁ、将来的にはビジネスデータだけでも最低暗号化して持たなきゃいけなくなるんだろうけど。Windows8になったら、通常のWindows SKUでもBitlockerとか使えるようになるんだろうか。そうなると、個人データも含めて「暗号化」というものがいろいろと工夫が必要になりそうですね。

あるいは昔から思っているのが、「データ」一つ一つに指紋みたいな証明書が点けられないかと言うこと。仮にそのデータが複製されたから「オリジナルxxxxxの何月何日作成されたxxx番目の複製」みたいな事がすぐに分かれば、仮に漏洩した場合でも出所がすぐに分かる。まぁ、人間のやることなので抜け道もすぐに作られそうだけど。ただ、今多くの企業で実行しているように、システムレベル、ハードウェアレベルでセキュリティを守るというのはやっぱり限界があるような気がします。一番良いのは、人間自体が事の善悪の判断のようにデータについてもルールを守れれば良いのだけれど、そっちの方が難しいだろうし。

例えば、最近ではペットに小型のメモリーを体内に埋め込んで管理者とかいくつかの情報を保存できるけれど、あんな事が「データ」単位で出来ないですかね。今の技術で言えば「証明書」みたいな感じかな。データとして「ちゃんとオーナーがいて、正式にリリース(提供)された」という証明付きのもの。そう言う物が無いデータは「野良データ」として、普通は扱わない。でも、データ保健所に野良データを持って行き、正式に登録してワクチン投与してクリーニングしたら、正式なデータとして使えるようになる、とか。うーみゅ、話はどんどん発散してしまうけれど、コンピューティングサービスのクラウド化というのは、結局ビジネスとプライベートの境界線をどんどん低くしていき、最後は無くなってしまう物だと思うので、そう言う前提で企業のビジネスシステム構築はこれからしないといけないんでしょうね。

Wi-Fi on UA Flight

主要路線を飛ぶUAの約300機に、Panasonic AvionicsのWi-Fi Systemを2012年半ばから導入開始するというニュース。A319/320とB747/757/767/777/787が対象のようですね。UAの新シート(笑)で使っている機内エンタテーメントシステムは、確かPanasonicのシステム何ですよ。一度リセットして再起動画面が出ていたとき、しっかり確認しましたから(笑)。

多分3時間以上位の国内線に導入するんでしょうけど、西海岸-東海岸の大陸横断線は勿論、北部・南部を結ぶ縦の路線でも3時間4時間位のフライトはざらにありますしね。以前p.s.のgogo inflightを使ったことがありますが、メールやWebは問題無いけれど、流石に動画再生まではちょっとと言うくらいのパフォーマンス。今度は、Panasonic Avionicsの"eXconnect"を使うんでしょうけど、これはJALやキャセイも導入を発表しているので、それなりに使えるものなんだろうなぁ。

自分の周りでも「飛んでいる間もネットかよ」と突っ込まれることもあるんですが、以前一度Boeingが導入して失敗した頃と比べると、やっぱりニーズ、特に国際線や長距離国内線では大きくなっていると思います。ところで、スマホとかSkype等のVoIPも最近では普通に使えるようになってきたから、機内でずっと電話するような乗客も出てくるんだろうか。それは勘弁して欲しいなぁ... 日本の電車内に貼ってあるように、「マナーモード」でテキストベースの利用だけという国際ルールを作ってくれないだろうか。あぁ、後、ペースメーカーとか敏感な電子機器の利用をしている場合には、周辺での発信機器の使用を拒否できるルールとか。p.s.の場合は、殆どが同じようなビジネスパーソンの乗客で占められるのでまだ良いとは思うけれど、一般的なフライトの中でみんながWi-Fiを使い出したら(今は、誰でも一台は所有していると言って良い状態なわけですからね)ちょっと困りますよね。

そうだ、通常の利用料金は少し割高にして、FFPの上級会員には無料もしくは格安でサービスを提供するとか。以前のRCCのWi-Fiのように。そうすれば、少しスクリーニングされるかも。しかし、これでますます来年にはスマホに乗り換える理由が出来てしまったなぁ(笑)。

A320@Peach

Peach Aviationの一号機が関空に到着。実際に飛んできて着陸するときの映像を観ると、そんなに最初の頃のような派手なイメージ華いけれど、それでもやっぱり目立ちますよね、この配色は。

そう言えば、IATAの2レターが"MM"に決まったそうですが、その意図は「Mo Mo(もも)」の意味だとか。 ICAOの3レター"APJ"は"Air Peach Japan"の略なんだろうな。まさか"Air Peach John"の略じゃないだろうな(笑)。こっちもピンクだし。

座席数は180席(3-3)と言う事なので、A320-200ではかなり狭いですよね。調べて見たら、Air Asiaと同じ。多分シートピッチは30"位でしょうね。まぁ、LCCだから仕方ないんだけど。一度くらい、話の種に乗ってみることは... 無いだろうなぁ、多分。

2011年11月10日

NEC LifeTouch B

NECの7" Tablet "LifeTouch B"。そのサイズ(7")、重さ(400g)が、個人的スイートスポットにぴったり。しかも、予想価格も3万円台後半と、まぁ良心的なもの。ただ、内蔵ストレージが4GBで解像度が800×480と物足りないのが残念。

法人向けモデルとのことだけど、一般ユーザー向けには状況を見ながらとのことだけど、ここの所各社からTabletがどんどん登場してきているから、そんなことを言っていると直ぐに陳腐化してしまう気がするけれど。

私は、10"クラスは携帯性に問題有りだと思っているので、サイズは7"クラスが良いんですが、でも解像度はより高解像度が希望。となると、パネル的にも限定されてくるでしょうしコストアップの要因にもなるんでしょうけど、でも800×480って最近のスマホでもその位のものありますよね。やはりサイズが大きくなった分、表示品質も高くして欲しいところ。でも、そこまでの製品って、もう少し登場まで時間が掛かるかな...

NECレノボのシェア

MM創建から発表された、2011年上半期の国内PC出荷台数。トップが「NECレノボ」と書かれていて一瞬「えっ?」と思ったけれど、考えてみたらNECとレノボ合併後初の市場調査何ですよね、これ。これまで、NECと富士通が拮抗していたのが、レノボが入った分その差が今回はぐっと大きくなったけれど、過去の例を見ていると、だいたいNECと富士通は同じくらいなんですよね。仮にNEC部分だけのシェアを富士通の17.7%に対して18%とすると、レノボ部分のシェアは8.6%。昨年下期のデータを見ると、レノボは6.1%でしたから、この伸びは結構凄いかも。と言うか、これまで富士通とNECは殆ど差が無く、伸び率で言えば今回は富士通が逆転するかと言うくらいの勢いがありましたから、もしかするとレノボ部分だけでSONYは勿論、DELLを超えているくらいの伸びがあってこの数字に貢献しているのかも。

今回のシェアを見ていて思ったのは、東芝の頑張り。他者が、デスクトップも含めての数字なのに対して東芝はDynabookのモバイルだけですからね。ノートブックPCだけのシェアだと、ダントツのトップなんでしょうね。ただ、毎週金曜日に新幹線通勤をしていて、車内でモバイルパソコンを使っている人を見ても、昔ほどDynabookユーザーには遭遇しないんですよね。やっぱり多いのは、Let'snote。そして、ThinkPadにDELLかな。VAIOも昔ほどは見かけなくなった感じ。Appleは結構多いですよね。でも、MacBook/Airが登場して一時ブームになった頃に比べると減ったかなという印象。日本の場合、社内で使うデスクトップPCの置き換えで「省スペースデスクトップとしての固定式ノートブック」みたいな使い方が結構多いので、14インチ、15インチモデルが主流なんだろうか。

内容的には多少の数値の増減はあるだろうけど、それ程変化のない国内PCシェアだけど、トップの「NECレノボ」というタイトルが何か新鮮というか、ちょっとした驚きの印象を感じます。時代なのかなぁ...

HMD "MOVERIO"

EPSONから発表された、シースルータイプのHMD"MOVERIO"。先ず驚いたのは、6万円弱という、それ程とんでもない価格設定。ただ、システムの仕組み上仕方ないのかもしれないけれど、横に投影部分が入っているので、かなり細長いメガネの形状になっていて、見た目は重そうな印象。これって、よくテレビなんかで身元が分からないように入れる「目線隠し」の黒い棒見たい... (マテ)

シースルータイプと言う事で、応用範囲は広そうだけど、この横幅をもう少し何とかしないと、ちょっと使い勝手が悪そうですね。例えば狭い場所での作業補助目的で装着した場合、HMDの横をぶつけたりとか。 後、顔を横に方牟田利したときに重さの掛かり具合なんかはどうだろうか。

逆にこの横幅を利用して、操作部とかバッテリー部分をメガネと一体化させて、メガネを掛ければ全てOKみたいなデザインはどうだろうか。ヘッドホンみたいな感じで、耳掛け部分を工夫して、通常は外の音も入るけれど、場合によってはその部分からのスピーカー音も出せるようにして。博物館などでのガイドシステムとしても面白そう。後は小型カメラと組み合わせて、目の前の光景を拡大してみるとか、あるいは赤外線カメラで暗闇の中でも歩けるようにするとか。価格がそこそこなので、いろいろと面白い応用例が登場してきそうですね。

2011年11月9日

HND-OKA (5) - マイル換算

旅行から二日後、今回の羽田-那覇間のマイルが登録されました。マイルは、当然のごとくUAのMPに集約。今回Premium Classを利用したのは、直前の予約で特割の座席がなかったことと、逆にPremium Class特割が残っていたので、価格差がそれ程無かったから。さらに、Premium Classなら、国内線でもF/CクラスだろうからEQM(PQM)も1.5倍になるから多少来年のステータス確保に貢献するだろうというもくろみもあってです。ANAのマイル換算では、Premium Classだとマイル獲得が1.5倍で、それが割引だと1.25倍になるので、UA的には前者がFクラス、後者がCクラスかなと予想していましたが、今回登録された記録を見たらその通り。"C Class"で登録されていました。

羽田-那覇間のフライトマイルが984マイル。今回の「2,214マイル」の内訳は、UA 1Kのボーナスで984マイル、クラスボーナス(25%)で246マイル、ベースと合わせて2,214マイルというもの。で、気になるEQMですが、Cクラスなので1.5倍(150%)換算となり、1,476マイルが追加され往復で2,952EQMが追加されていました。

で、気になるUA MP 1Kの来年度ステータスですが、今月下旬の旅行で追加されるだろう距離を計算すると、残り丁度7,000EQMがまだ不足しています。これが微妙なのが、例えば一番手頃なNRT-SINを往復した場合、Bクラス以上なら問題無いけれど、それ以下の100% EQM換算のクラスだと3,328×2=6,656マイルと少し足りない。まぁ、羽田-福岡くらいを片道飛べば良いんだろうけど。一番簡単なのは、アップグレードも取りやすいだろう成田-シアトル線当たりを一度往復刷れば、問題無く到達刷るわけですが、11月、12月、1月と3カ月続けてUS入国するのは何か目を付けられそうでちょっといやな雰囲気も感じますし。何とか、年間100,000EQM突破のために、Bクラス以上で、NRT-GUMとHND-OKAをもう一往復かなと、年末の修行計画を作らないと。あぁ、SWUも3枚残ってるんですよね。1枚は来年4月まで延長出来るとして、2枚は出来れば使い切りたいところ。となると、NRT-SIN往復かなぁ... でも、それでもちょっと足りないのがなぁ... まぁ、鉄道マニアが時刻表片手にいろいろと旅程を考えて楽しむのと同様、飛行機好きはこうやってフライトルートを考えるのが楽しみですから。FFP好きは、それに獲得マイルというもう一次元の変数が追加されて、さらに複雑さが追加されるのが快感になる、と(笑)。いずれにしても、もう一度沖縄に行って、今回食べられなかったソーキそば、食べねば。()

遠鉄百貨店新館

今日から遠鉄百貨店新館がオープン。昨日はプレオープンで内覧会をやってたんでしょうか、特定顧客向けにオープンしていたようで、SBSなんかで店内の様子を中継していました。浜松にしては珍しく(笑)、ガラスを多用した明るい斬新なデザイン見たいですが、でもこれまで同様駅周辺にちんまりと固まっていた購買層が、さらにその回りに固まるだけで、そこから先への波及効果は小さいんじゃないでしょうかねぇ。記事にも書いてあるように、もともとは旧松菱跡地に進出予定だった大丸対策の新館増築だったわけですから。

この新館オープン後、これまでの本館をリニューアルして、こちらは少しアダルト層をターゲットに店舗を構成刷るみたいですが、個人的にはトラッド系のブランド店や、男性用の鞄や小物類の店舗を充実してくれたら、もっと頻繁に通うんですけどね。自分たちの世代だと、多少高くても昔から馴染みのあるブランド品とか、それなりに信頼できる高品質の商品を買いたいもので、その為にも百貨店って近隣の郊外型モールにあるような「手軽さ」は無いけれど、今日は行くだという「ハレの気持ち」を感じる場所でなきゃいけないはず。全部が全部そういうフロアーではビジネス出来ないだろうけれど、少しはそういう場所を準備して欲しいですよね。自分なんか、幸いにも週に一回は横浜に仕事で行っているから、その機会を利用して買い物をしてくることも可能ですけど、そうでない場合にはそれこそ名古屋当たりまで出かけないといけないわけですし。

以前にも書いた記憶があるんですが、結局浜松は地方都市の中でも車の依存度が高い街で、郊外型のモールが盛況なのも、車で手軽に移動できて一日滞在しても楽しめる便利さが最大の理由だと思うんですよね。浜松の市街にも駐車場はあるけれど、中心地にあるものは昔からの小規模なものばかりで、ある程度大規模なものとなると少し遠い場所にあるものばかり。だから、いっその事旧松菱とザザの中央館と、可能ならその回りの土地を丸ごと更地にして、地下3F位の大規模な駐車場施設と、その上に自由に遊べる公園みたいな「大緑地化計画」なんて出来ないだろうか。公園も、空中庭園みたいな形にして、地階は駐車場、1F/2F当たりまでは専門店とかファストフードのフードコートなんかがあり、2Fの屋上が公園施設になっていて、野外ステージとか、ちょっとしたストリートミュージシャンが演奏できるようなスポットを儲けたりとか。冬場は空っ風がきついから、西側には暴風壁も兼ねた少し高めの商業ビルとか屋根を付けるのも良いかもしれない。その回りに広がる、モール街とか千歳とかの地上店舗と緩やかに接続できるように、商業施設は1Fだけの方が良くて、その屋上に少しこんもりした丘のようなイメージで公園施設を作るのが良いかもしれない。

公園部分では、例えば毎日「朝市」を開催して、観光客誘致だけでなく、近隣の居住者が生活できるような環境整備にも繋げるとか。今駅周辺ではマンション建設が一段落してしまったけれど、個人的には生活感のないあの周辺には住みたいと思わないもの。そんな場所に、もう少し生活感のある環境を作れば、人口回帰にも繋がるかもしれないし。まぁ、もともと更地であった場所に公園を作るならまだしも、地検関係とか複雑に絡み合った市街地を逆に更地にしようというのは、殆ど無理な計画なんだろうけど... でも、街の真ん中に多目的に色々利用出来るオープンスペースがあるというのは、防災とかも含めて凄く付加価値が高いと思うんですよね。朝は朝市、昼はワゴン車のお弁当村、夜は屋台村が出てきて、一日に何度も表情が変わったりとか。うーん、まぁ無理だろうなぁ... 市街地では。

新ASIMO

昨日新型ASIMOがお披露目されていましたが、かなり「成長」してましたね。以前のモデルも時速6kmで「走る」ことは出来たけれど、かなりぎこちなさを感じましたが、今回はスピードも9kmとアップしてそれっぽい感じの走り方になってましたね。背中のランドセル(バッテリーケース)も小型化されて、全体的にスッキリしたし。凸凹のある面を安定的に歩いたり、片足で件件をしたり、かなり運動機能はアップしているみたいですね。

一番驚いたのが、瓶の蓋をねじって開けて中身をカップに注ぐ動作。指の動きが凄く自然に感じられて、例えば刺身包丁を持たせたら、そのまま丸の魚をさばいてお造りなんかも出来るんじゃないかと感じるくらいの自然さ。それぞれの指にセンサーが内蔵され、独立して動作できるようにしたからのようですが、このままでもかなりの動作を人間の代わりに出来るんじゃないだろうか。

同時に発表された「作業アームロボット」は、自由度がかなりあるようなのと、先端のアタッチメントをバルブのハンドルに合わせて変更して使えたりと、かなり応用範囲が広そうですね。バルブを回すくらいだから、トルクも十分あるんだろうな。 東電と実証実験中とのことですけど、是非早く実用化して復旧の速度を上げると共に、次はその蓄積した技術を日本の武器にして世界へ出て行って欲しいですよね。

2011年11月8日

HND-OKA (4) - 帰京

ゆいレールで空港に戻ってきたのが16:30頃。帰りのフライトが17:20なので、まずはANAのSignetで一息つくことに。結構狭いですね。さらに室内に喫煙室まであって、そこの出入りで入り口が開くたびに、結構匂いが漏れてくる。

帰りのフライトなので、冷たいビールでもと思ったんですが、正直暑さにかなりやられてしまい、とてもそんな状態ではなく、氷水を飲みながら少し体力回復に努めます。

暫く休んでちょっと体力も回復したところで、時間も丁度出発時刻の30分前くらいになったので、ゲートに向かうことに。着たときにはB777-300でしたが、帰りはB777-200。一回り小さな機体です。
 帰りのフライトでは、外の景色も見たいなと言うことで窓際の席をゲット。しかしよく考えてみたら、夕方の便ですから、離陸して暫くすれば真っ暗になるんですよね、外は。また、本当は陸地が見えるだろう左側を取りたかったんですが、こちらは既に満席で仕方なく右側の窓際に。でも、これが後でちょっとしたラッキーを生むんですが。

搭乗開始は少し遅くスタートしたんですが、乗客がそれ程多くなかったのでしょうか、ドアクローズは定刻の5分前。そこから、誘導路を滑走路に向かって移動し、羽田に向かってテイクオフします。

帰りの機内では、Premium Classのお弁当も全部は食べきれないくらいちょっと調子が悪く、白ワインも一杯飲んだだけで、後は冷たいお茶を貰ってちびちび飲みながら、うとうとしながらフライトの大半を過ごしました。
蜘蛛の上を飛んでいるので、結構遅い時間まで明るさが残っています。不思議なことに、この時は雲が早いスピードでどんどん後に流れていきます。USの国内線だと、それ程感じないんですが、飛行機と雲の距離が短いからなのか、ちょっと以外な光景。

国内線ですが、風の影響が大きいのか、帰りは二時間ほどのフライトで羽田に到着。出発した時に利用したD滑走路を右手に見ながら、今度はA滑走路に着陸します。そのままB滑走路の手前あたりで右折して、第一ターミナル、第二ターミナルの北側を回り込むようにして第二ターミナルのゲートを目指します。

で、第二ターミナルの北ピアが見えるように回り込むと、手前のエプロンにANAやJALの機体が駐機されているんですが、その中にB787を発見! タキシング中なので電子機器の使用は御法度なんですが、カメラを取り出す余裕もなくB787の機体は搭乗機の移動と共に闇の中に隠れてしまい撮影は断念。まぁ、遠かったし。そんな最後にサプライズもあり、定刻より少し早めに羽田に戻ってきました。空港の手荷物預かりに預けたバッグを受取、その後は翌日の試合に備えてこの夜の宿に向かいました。日帰り旅行だったけど、沖縄、良いですね。また行かないと。(続く...)

原子力作業用防御服

筑波大発ベンチャーの「サイバーダイン」が、原子力作業者用に重い防護服と自社の補助ツールを組み合わせた作業システムを開発したというニュース。重い(60kg!)防護服を着用しても、作業効率が低下しないように、サイバーダインの補助ツールがその重さを相殺するかんじですね。もう少し重さに対応出来るなら、酸素ボンベとか冷却装置みたいなものも組み合わせて、スキューバーダイビングじゃないけれど、より悪条件の中でも作業出来るようなものになるかもしれない。

東芝も移動しながら除洗出来るシステムを発表したりしたけれど、言い方は悪いかもしれないけれど、やはり何か危機が発生した場合、追い詰めら多用な場合には、それを解決するような手段や技術が生まれてくるものに。今は福島の災害対策復旧目的だけれど、例えば除洗技術なんかは今からでもチェルノブイリで使えないだろうか。個人的には、こう言ったより安全性を高める技術をもっと進めて、より安全な原子力発電を目指すべきだと思っているけれど、そういう技術は日本だけでなく世界中の原子力発電所でも必要とされるものですから、そういう部分で日本の技術が生かされて場合によっては新しいビジネスに繋がるチャンスもあるわけですし。機器を利用刷るのかという意見もあるだろうけど、今は福島の復旧と言うことで採算度外視でやっている部分もありますが、それが終われば利益が出なければどんな優れた技術も消えてしまうし、必要とされる技術であるなら、ちゃんとビジネスとして生かして伸ばしていくのが当事者の責任だと思います。特に、日本が今回の原発事故で回りに迷惑を掛けたと思うなら、こういう復旧技術・対策技術を生み出していくことが、一つの責任の取り方だと思いますしね。

ボディースキャナー

私も何度かUS国内で体験している、空港のボディースキャナー。フライトの安全運行に対して協力することはやぶさかではないけれど、このボディスキャナーだけは何とかして欲しいと毎回思います。問題点は二つ。一つは、これまでの金属探知機だと、時計とかベルトとか小銭とか、金属製のものを身の回りから取り出しておけばOKだったのが、このボディスキャナーの場合は、それ以外のものも全てポケットから出さないといけないこと。ちょっとでも何か残っていると思われると、もうしつこく何度も「本当に何も無いか」と聞かれて、うざったいこと。もう一つの問題点は、スキャンは一瞬だけどその評価に時間が掛かること。まぁ長くても1~2分だけど、この待っている間がどうも大変。どこかのモニター室と無線でやり取りして、問題無ければとっとと移動しろみたいな態度が、長く待たされているだけにちょっとカチンと来ることも。サービス率は格段に低下するから、セキュリティゲートの通過待ち時間もずっと延びてしまいますし。偏見かもしれないけれど、何故かPremium Lineの方にこのボディスキャナーが多いような気がするんですよね。せめて、これまでの金属探知機くらいに検査時間を短縮してくれないだろうか。そうすれば、多少面倒な事前作業が発生しても、ボディスキャナーに強力する事はやぶさかじゃないんだけど。まあ、でもUSの状況を観ていると、ある意味我が儘な乗客が多い日本の空港でこのタイプのスキャンをしたら、クレームの嵐でしょうね。

2011年11月7日

HND-OKA (3) - 守礼門

雨上がりでちょっと湿気が高く感じる中、空港を出て先ず向かったのが「ゆいレール」の駅。今回、飛行機到着から出発まで3時間の滞在。待ち時間等も考えると実質2時間くらいしか滞在時間はありません。今回は、このゆいレールで移動して行ける場所をとりあえず訪問する事に。まずは、終点の首里城まで行き守礼門を観光。その後真ん中の牧志迄戻って国際通りでソーキそばでも食べようか、というのが大まかなプランです。

駅で切符を購入するため券売機を見ると、終点まで320円です。で、一日券と言うのがあり、これが一日(購入時から24時間)で600円。単純往復するだけで元が取れます。今回は途中下車を予定しているので、確実にこちらの方がお得。で、この一日券を購入して暫くはモノレールの旅です。
首里駅に到着すると、かなり暑い。既に上着は脱ぎ、長袖のシャツも腕まくりしていますが、だらだら汗が出てくる状態。そんな「真夏のような気候」の中、守礼門まで歩いて向かいます。

だいたい1kmちょっと、15分位かな、流石に沖縄を代表する観光名所だけあって、門の回りは観光客、それも韓国や台湾・中国からのお客さんが殆どの感じ。あまりゆっくり観る時間もないので、そのまま周辺を日陰を探して少し歩きましたが(笑)、流石沖縄、こんな熱帯を感じさせる(多分)ブーゲンビリアなんかも咲いています。暫く日陰で休憩して、何とか体力が少しも度伝着たところで、再びゆいレールの首里駅に戻り、今度は沖縄のメインストリート「国際通り」に向かうことに。
今回当然ながら初めてゆいレールを利用しましたが、便利で良いですね。まだ新しいせいでしょうか、羽田モノレールと比べると走行時の揺れとか騒音も少なく快適です。欲を言えば、平日昼間は10分間各で運行しているようなので、もう少し本数を増やして欲しいなということ。5分間各は無理でも7分とか8分とかにしてくれると便利そう。最も、そんなことを感じるのは慌ただしい都内で生活した経験があるからなんだろうけど。

ここでプチトラブル発生。なんとカメラのバッテリーが少なくなりアラームがなってしまいました。予備のバッテリーは持参していたんですが、羽田で預けた手荷物の中。自分のポリシー(という程でもないのだが)として、搭乗する機体の写真は何としても撮影したいので、ここでカメラは一時オフ。

15分位で「牧志駅」に到着すると、直ぐ先から国際通りが始まります。特に買い物をする予定も無いので、ぶらぶらと歩き始めましたが、午後になってさらに暑さが増した感じ。実は、時間帯的にはちょっと中途半端だったのと、この暑さ、さらにはちょっと体調が悪かったのか、どうも食欲もわかず、結局今回の目的である「ソーキそば」は次回に見送ることに。国際通りを県庁前まで歩き、そこから再びゆいレールに乗って少し早めに空港のラウンジに入ることにしました。(続く...)

近赤外線治療

ガン治療の新しい方法に繋がるか、近赤外線を利用した治療法の記事。がん細胞に付着しやすい交替に近赤外線で発熱する化学物質を結合させ、これを体内に投入した後に身体の外から近赤外線を照射して、発熱作用でがん細胞を破壊するというもの。副作用や治療時の負担も無く、さらに効果も大きいようで、さらに抗体を換えることで色々な種類のガンにも対応可能というのは、是非実用化に結びつけて欲しいですよね。

外から近赤外線を照射するシーンを思い浮かべていると、スタートレックで医療用トライコーダーを使うシーンをつい思い浮かべてしまいます。今回の場合、近赤外線で発熱してがん細胞を破壊するわけですが、例えば発熱体の代わりにマイクロカプセルみたいなものを作り、それを同じような抗体を利用して患部に付着させ、外からの近赤外線のエネルギーでカプセルを破壊(溶解)させると、その患部に集中して薬剤投入出来る、みたいな技術にも繋がらないだろうか。効果的に投薬治療出来ることで、副作用とかも低減できるだろうし。

難しい関門はまだまだあるだろうけれど、是非早く実用化に結びつけて欲しいですよね。そう言えば、めざましテレビの大塚キャスターが最近朝見ないと思ったら、先週から検査入院していて、急性リンパ性白血病ということが発表されました。これもガンの一種だけに、まずは化学療法での治療からスタートでしょうけど、この新しい技術を応用して大塚さんやその他の患者の方が早く完治すると良いですよね。本当にそうなって欲しいです。

2011年11月6日

HND-OKA (2) - Premium Class

この日搭乗する沖縄便は、#66ゲートから出発。少し早めにラウンジを出て、第二ターミナル南側のゲートに移動します。前回の遠回りの時は、北側のゲートだったので、これで南北を制覇したことに(をぃ)。滅多に使わない羽田空港なので、少しぶらぶらしながら搭乗開始を待ちます。

40分ほど前に出発した沖縄便もそうだったんですが、どうもこの日は沖縄からの到着便が遅れていて、それに押されて折り返しのフライトも遅れ気味の様子。自分が搭乗するフライトも、10分ほど遅れてまずプリボーディングが始まりました。で、来るわ来るわ、子供連れの家族旅行者。普通のフライトだとせいぜい数組くらいしか子連れの優先搭乗なんて見ないけれど、この日は10組以上ありましたね。途中からPremium Classのゲートも開けて2列で入場させましたから。そのプリボーディングがやっと途切れたところで、Premium ClassとAMCの上級会員の優先搭乗が始まりました。
モバイルSkip(Edy)でチェックインして、機内に入ると昔のビジネスクラスを思わせるシートが並んでいます。UAやCOの同じクラス(国内線ファーストクラス)のシートと比較するのはANAに失礼かもしれないけれど、流石に日本の航空会社、座り心地はOKです。しかも、フットレストもついているのはポイント高いですね。シートピッチが50インチということで、狭いかなと思っていましたが、これも十分。ただ難点は、個人モニターが無くてプロジェクター方式なことでしょうか。UAで言えば、p.s.のビジネスクラスくらいの感じでしょうね。

ドアクローズが定刻よりも5分遅れ。プッシュッバックされて向きを変えると、タキシングで南(南東)に向かいます。第二ターミナル前のC滑走路を使うのかなと思っていたんですが、この時は着陸用に使われているらしく、さらに先を目指します。「をを、これは」と微かな期待に答えるように、どうも離陸には新設されたD滑走路を使う様子。機内にはガンカメラからの映像が流されていて、前方のガンカメラからの映像と、横の窓から見える光景の両方を首を振りながら眺めるのに忙しくて。いゃぁ、本当にD滑走路って海の中に杭を打ち込んでその上に作ってるんだと実感。
離陸後暫くは揺れたんですが、程なく気流も安定してミールサービスが始まります。このフライトでは、宮城県の「松島佐勘 松庵」のお弁当(匠味)でした。ご飯が半分お餅みたいな状態で残念だったけど、おかずの味付けは上品で白ワインとともに美味しくいただきました。

酔いも加わり、その後は殆どうつらうつらしながら沖縄へ。ちょっとビックリしたのは、着陸30分前から着陸準備に入り、電子機器のOFFは良いとして、CAさんもジャンプシートに座ってしまいます。随分早いなと思っている内に、那覇空港の滑走路がガンカメラに映ります。ビックリしたのは、ギアダウン下頃から急に機体を叩く雨の音がし出したことで、「あちゃー、沖縄は雨か」と落胆したんですが、どうも南国特有のシャワーだったみたいで、直ぐにその雨を通り過ぎ、タッチダウンする時には日がさしているくらい。丁度空港上空を通過した雨雲に入ったんでしょうね。那覇空港は日はさしていたけれど、エプロンは濡れたまま。そうそう、着陸してタキシング途中に、航空自衛隊の那覇基地の前を通るんですが、スクランブル待機用のハンガーとか、外に駐機しているF-15Jが見えたり、さらには対潜哨戒機のP-3Cが4機ずつ並んでいたり、なかなか楽しめる光景でした。ゲートインして外の空気に触れると、「暑い...」そう、丁度ハワイに到着した時のような空気感です。(続く...)