筑波大発ベンチャーの「サイバーダイン」が、原子力作業者用に重い防護服と自社の補助ツールを組み合わせた作業システムを開発したというニュース。重い(60kg!)防護服を着用しても、作業効率が低下しないように、サイバーダインの補助ツールがその重さを相殺するかんじですね。もう少し重さに対応出来るなら、酸素ボンベとか冷却装置みたいなものも組み合わせて、スキューバーダイビングじゃないけれど、より悪条件の中でも作業出来るようなものになるかもしれない。
東芝も移動しながら除洗出来るシステムを発表したりしたけれど、言い方は悪いかもしれないけれど、やはり何か危機が発生した場合、追い詰めら多用な場合には、それを解決するような手段や技術が生まれてくるものに。今は福島の災害対策復旧目的だけれど、例えば除洗技術なんかは今からでもチェルノブイリで使えないだろうか。個人的には、こう言ったより安全性を高める技術をもっと進めて、より安全な原子力発電を目指すべきだと思っているけれど、そういう技術は日本だけでなく世界中の原子力発電所でも必要とされるものですから、そういう部分で日本の技術が生かされて場合によっては新しいビジネスに繋がるチャンスもあるわけですし。機器を利用刷るのかという意見もあるだろうけど、今は福島の復旧と言うことで採算度外視でやっている部分もありますが、それが終われば利益が出なければどんな優れた技術も消えてしまうし、必要とされる技術であるなら、ちゃんとビジネスとして生かして伸ばしていくのが当事者の責任だと思います。特に、日本が今回の原発事故で回りに迷惑を掛けたと思うなら、こういう復旧技術・対策技術を生み出していくことが、一つの責任の取り方だと思いますしね。
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