2018年12月31日

今年の十大ニュース

年の締めくくりは、今年も私的十大ニュースで。数えてみたら、今回で9回目らしい(2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年)(笑)。今年も、パソコン・ネット・デジタル業界の中から、個人的に気になった「今年の十大ニュース」をリストアップしてみました。
  1. フェイクメディア-レガシーメディアの終焉
    個人的には、今年一番のニュースはこれでは無いかと。これまで「ネットの情報は信用できない」と言われてきたのが、色々な事件や事象から、実は既存メディア(レガシーメディア)がこれまでの柵や色々なバイアスがかかっているため、そちらの方の情報が信用できないと言う事が、広く認知されてしまったこと。ネットの情報が信用できる・出来ない、というよりも、ネットには「生の情報がそのまま流される」のに、レガシーメディアはそれを加工するためにそこにバイアスがかかると言う事だと思うんですよね。情報リテラシーの一番重要なことは「鵜呑みにせずに疑問を持って検証する」という事のはずが、レガシーメディアはそれすらも拒否し、検証で反論されても説明すらしない。来年は、益々両者の乖離が広がり、場合によっては大手のレガシーメディアが撤退とか倒産という事も発生するような気がします。
  2. マシン更新-オフィスマシン・自宅マシン
    あくまで「自分目線」ですが、仕事で使っていたマシン(ThinkPad X1 Carbon→ThinkPad T470s)が年初に更新され、また今年後半には長いこと使っていた自宅のデスクトップ機が不調となり更新(ThinkCentre M57 TowerThinkCentre M720t Mini-Tower)。これに伴い、これまでは自宅マシンはWindows7でしたが、どちらもWindows10になり作業環境が統合されて、まぁ便利と言うべきか。少し細かいことを言うと、これまで自宅のデスクトップ機では少し古いTrackPoint付USBキーボードを使用していたので、ThinkPadのキーボードとキー配列が一寸違ったんですよね。それを今回の更新に合わせて、最新のTrackPoint付USBキーボードに更新したので、やっと両方を並べて使うときにキー操作(特にHome/EndやInsert/Delete等)に迷うことが無くなりました。まぁ、暫くはこの両機にお世話になりますが、さてどれくらい持つだろうか(笑)。
  3. QRコード決済乱立-なんとかPay
    「現金主義」とよく言われる日本ですが、特に中国からの観光客対策でAlipayやWeChatPayを導入し、それに合わせて国内各社も独自QRコード決済を導入し始めた今年。QRコードは、簡便であるけれどネット接続が必要なのと、FeliCa/NFC系の電子マネーと比べて操作に手数がかかるのが嫌なので、当分は利用する気持ちは無いけれど、電子マネーを導入出来なかった・しなかった個人商店や中小の店舗が大手のQRコード決済を使い始めたら、一寸考えるかも。個人的には、現金を持ち歩きたくないので。あと、iPhone8を購入してApple Payが使えるようになったので、海外でもキャッシュレス化出来るようになったのは大きいですね。
  4. SHARP、Dynabook買収-元祖ノートパソコンの再生なるか
    年初にこの話が出てきて、今年も終わる頃に「Dynabook株式会社」が誕生。所謂「パソコン」の元祖は「IBM-PC」と言って良いと思うけれど、ノートブックパソコンの元祖は、この「Dynabook」と言っていいんじゃないだろうか。一時期は、国内の家電メーカー各社からパソコンが発売されていた時代があるわけで、それを知っている一人としては現状は寂しい限り。ただ、今ではパソコンはスマホに移りつつあり、暫くはパソコン(ノートブック・デスクトップ)残るものの、情報端末としては「次の形態」が生まれつつある現在。今後どうなるかは不透明なだけに、どれだけこの買収が成功するかは、いくらSHARP=鴻海という後ろ盾があっても厳しそう。
  5. 顔認証ゲート-国際的な連携を希望
    デジタルデバイスでは無いけれど、今年国内の主要空港に導入された「顔認証ゲート」は、政府がやることにしては久々の大ヒットでは無いだろうか。私はそれ以前に指紋認証の自動化ゲート登録をして、それなりに便利に利用していたけれど、冬場になると皮膚が乾燥してカサカサになり、指紋スキャンが出来なくなるので、顔認証ゲートは大賛成。ただ、いちいち眼鏡を外さないといけないのが面倒ですが。残る希望は、是非海外の同様のシステムと連携をして、例えば米国入国時に自動化ゲートを利用出来るようにして欲しいですよね。その逆の、米国での登録者は自動化ゲート利用出来るようになっているわけだし。
  6. iPhone8購入-iPhoneX/XRは失速?!
    今年、それまでiPhone6からiPhone8に乗り換えましたが、その時に最新モデルのiPhoneXにするか8にするか、結構悩みました。でも、iPhoneXの顔認証操作がちょっと面倒くさそうで、Touch IDのiPhone8にしておいて今では正解だったと思います。価格の問題が大きいのでしょうが、後継機のiPhoneXRは不振で製造台数も激減のようですが、このあたりAppleとしては読みを大きく間違えた気がしますね。革新的な機能だから高くしても売れるのでは無く、新規の機能だから安くしてまずは普及させる、と言う考えが正解だったと個人的には思いますね。
  7. 人と機械の境界線-攻殻機動隊の世界始まる
    この話題は、元々はANAの話題として書き込んだんですが、分身ロボット「OriHime」の話題を何度かテレビなどで見て、さらに年末にリモート操作によるロボットがサービスをする喫茶店の試みを見たときに、「あぁ、これって攻殻機動隊の世界観じゃん」といたく感動しました。実は、OriHimeの初期バージョン、小型ロボットが目の耳になり授業などに参加している様子を見たときは余り感じなかったのですが、自ら移動出来ると言うことは大きくて、仮に無人自動車が実用化されたら、ロボット自身が乗り込んで移動して見聞きすることも可能になります。それって、「人間」としての新しい事象の始まりなんじゃ無いだろうか。まだまだ技術的な課題は多いだろうけど、凄く日本的で凄く未来を感じる技術だと思います。
  8. Huawei/ZTE問題-信頼ない国際連携
    アメリカが名指しして、さらにカナダでHuaweiの副社長が拘束されて、今のところ出口が見えない状況。技術的な観点から言えば、HuaweiもZTEも世界のネットワークを支える企業の一つであることは間違いなく、だからこそ意図的に何か仕込もうと思えば可能性は否定できないんですが。ただ、同じ事は他のメーカー、NokiaとかEricssonとか、日本ならNECとか、同様のメーカーも多いわけで、それらを問題にされずに、この二社は問題視されるというのは、やっぱりそれなりに理由があると思うんですよね。その当たりをどれだけ払拭できるのか、あるいは中国の殻の中にこもってしまうのか、来年早々から色々ありそうな予感がします。
  9. ワイヤレスイヤホン-束縛されない快感
    世間的にはもう「当たり前」なのかもしれませんが、今年初めにBluetoothのイヤホン(NUARL NT01-MB)を購入して、これが誠に快適で、もう以前の有線イヤホンには戻れない。勿論、音質的に不満もあるし、極たまにですが干渉を受けて瞬断が発生したりと言う事もありますが、コード接続が無いから、スマホ(=iPhone8)を自由に取り回せるし、顎回りなどにコードが干渉しないのは凄く快適。唯一の難点は、イヤホンタイプで耳穴に挿入した部分だけでイヤホン本体を支えるので、装着感が不安だし時々耳から外れて落ちそうになる事。これが耳掛け型の様になると、もう少し使い勝手が良くなると思うのだけれど。音質重視の時は有線式イヤホンに、移動等の時にはワイヤレスにと使い分けています。だから、一番割を食っているのが、Boseの有線式ノイズキャンセリングイヤホン。音質も今ひとつだし、途中のバッテリー兼コントローラー等取り回しが面倒なので、今のところお蔵入り状態です。
  10. スマートスピーカーとMR-生活の自動化
    スマートスピーカーは、去年の十大ニュースにも取り上げたんですが、その普及が進むとともに、これまでの「音だけ」のI/Fに「画面」が加わったことが大きな進化では無いかと。ただ、今のスマートスピーカーは、円形の「部屋の中央に置くスタイル」が殆どですが、今後はフォトフレームのように、画面を重視しつつ、部屋の一角・隅に置くスタイルになるんじゃ無いかという気がしています。映像を表示するなら、画面は大型化するだろうし、試聴位置が一定方向に制限されるので、場所的にも部屋の隅になる気がします。今後は、プロジェクション機能が追加されると、中央において必要に応じて四方の壁とか天井に情報を投射してコミュニケーションするタイプが流行るんじゃ無いだろうか。それによって、人間がキーボードを叩くとか、画面をタッチする動作が無くなり、全て音声と場合によっては挙動をモニターして、自動的に判断して動作するようになると思うなぁ。つまり、日常生活が「自動化」されていくんじゃないかと。
例年この「十大ニュース」は前年と被る項目も多いんですが、今年は結構新しい話題が多いかなと言う気がします。それだけ世の中は動いている証拠なのかも。で、さらには個人的に気になったニュースを幾つか、

  1. カードリストラ
    個人所有のクレジットカードを、今年はバッサリ整理しました。整理(解約)するとともに、新規のカード契約もしているから、正確には「リストラ」ではなく「最適化」なのかもしれませんが。ただ、全体的なカードコスト(=年会費)は増えているので、何だそれは状態ではありますけれど(笑)。今後も、さらに増減はあるだろうけど、まあかなりスッキリした2018年だったように思います。
  2. SPG-Marriott統合
    FSP (Freequent Stay Program)で一番利用していたSPG(Sheraton等)が、一番利用していなかったMarriottに統合。今年は何とかSPG Platinumを維持したけれど、来年からはMarriottベースのルールに完全に変わり、それはイコール宿泊数を増やさないといけない。個人的にはかなりハードルがあがるので、取りあえず一年頑張って、駄目なら駄目で諦めようかと達観しています(笑)。
  3. フットボールが色々注目
    既に過去の話としても良いと思うけれど、良くも悪くも「(アメリカン)フットボール」がメディアに登場する一年でした。個人的には、もっとメディア露出を増やさないといけないと思うけれど、それもポジティブな意味での露出で、今回のようなネガティブな露出はもうこれで終わりにして欲しいところ。日本でフットボールに関わる人全ての願いでしょうね。
  4. ANA A380デビュー
    来年のホノルル線の再注目の機材ですが、単に新造機が投入されるだけで無く、ANAが海外初の自社ラウンジをホノルルに開設したり、それに対抗してJALやハワイアン航空もサービス改善を進めるとか、良い意味での競争が始まった感じがします。オーストラリアへのNRT-PER線開設も、その一環じゃ無いかなと言う気がしています。A380自体は、タイ国際航空機で搭乗経験がありますが、来年出来れば一度くらいは利用してみたいですね。
  5. 国内空港改修進む
    地元の静岡空港も増築したターミナルがオープンして、これまで無かったフードコートやラウンジが出来ましたが、国内の主要空港でも、羽田空港の新国際線ターミナルの新設(@二タミ)、成田空港のC滑走路増設計画とか、国内主要空港の改修計画も進んでいます。一方で、台風による津波で浸水した関西空港とか、連絡橋が破損したりとか、被害も多い一年で、空のダイヤも乱れがちでした。来年は、もう少し安定して安心した運行がされることを祈りたいですね。取りあえず、新しくなった静岡空港と改修される那覇空港には行ってみないと。
  6. 築地から豊洲へ
    二年遅れでやっと豊洲へ移動し、来年の初競りは初めての「豊洲での初競り」。マグロの初競りはどれだけ上がるんだろうか。ご祝儀相場が一層過熱するのか、ここ最近の傾向でそれなりにリーゾナブルな値付けになるのか。元々隣に「千客万来」を立てる予定で、結局は知事の独断で遅れて撤退した、築地喜代村の社長が最高値で落札したら面白そう(マテ)。開くまで結果論ですが、あのタイミングで都知事選が無くて、小池都知事が当選しなかったら、もっと違った結果になったでしょうし、それはその前の知事(舛添氏、猪瀬氏)がちゃんとしていれば... ですが。結果的に、豊洲移転問題は、東京2020にも大きな影響(後遺症?)を残したわけで、この罪は重いなぁと思いますねぇ。結局移転した直後は慣れないから色々問題もあったみたいだけれど、もう今ではそんな話は全然聞こえてこない。結局は、二年間何をしたのかと言う事なんですよね。
  7. 科研費
    技術的な話以外では、一番今年気になったのが「科研費」。人文系の研究に、相当な額の科研費(科学研究費助成事業)が提供されているのに、その内容がそれに相応しいのかどうかと言う問題。個人的には、その研究テーマが反日的であったり、左翼的であったり、偏った人権的であっても良いと思うけれど、それならそれでその内容がそう言うことと反対の意見の人間も理解出来る・納得出来る物を作るべきだと思うんですよね。でも、今問題になっている色々な論文などを見てみても、何千万円もの研究費が必要どころか、それってどこに費用がかかっているのと疑問を感じるものも少なくない。特に、理系の研究から見ると、不満しか感じられない。これだけの話では無いけれど、色々な矛盾を感じた事柄のうちの最大の一つの様に思います。
これら以外にも、夏の猛暑に色々な自然災害、日産のゴーンショックに、不正検査疑惑など、文字通り日本が揺れ動いた一年だったように思います。年末には、それまで好調だった株価も急降下してどうなるかと思いましたが、ぎりぎり2万円台に戻して一安心。連動している米国の状況が不安定なのでしか多無いところもありますが、来年はラグビーのW杯もあるし、東京2020の前年でいよいよ気分も盛り上がってきているはず。その勢いが全て良い方向に進むことを祈るばかりです。来る2019年が幸多きことを祈って...

2018旅の総括

昨年まで(2017年2016年2015年2014年)同様、今年も今年一年の「旅」の振り返り&総括。今年もこれまで同様、AMC DiamondとUA MP 1Kを達成。多分来年も両方維持のためにあちこちフラフラ飛び回ることになるんでしょうけど、UA MP 1Kに関しては12月のHND-SINで何とか達成するという、自分としては最近では珍しくぎりぎりとなり、来年はもう少し余裕を持って飛びたいところ。

ANA AMC Diamond

例年通り、羽田-沖縄をプレミアムクラス(プレミアム旅割28)で往復するという、効率重視のフライトで15往復(5,720PP*15=85,800PP)。たまには気分を変えてと、成田-シンガポール(Zクラス)を1往復(13,220PP)入れて、あと端数の帳尻合わせで、羽田-新千歳(旅割)を1往復(1,530PP)して、合計100,550PP (37,164マイル)。SKYコインを204,000コイン投入しているので、1PP当たりの単価は9.344円ですが、SKYコインを含めたコストでも1PP当たり11.4円だから、まぁそんなに悪いわけでは無い。実は来年分の羽田-沖縄往復フライト(Premium Super Value 28)をすでに3月末までに12往復分入れていて、この時点での1PP当たりのコストは10.8円とやや割高になっているので、残りは少しセーブしようかと思案中。

来年は、那覇空港のターミナルが新しくなったり、ANAのラウンジも更新されるので一寸これまでとは違った楽しみがありそう。今年は、UA MP 1Kの国内修行でこれまで言ったことの無い11月とか12月に沖縄に行ってみて、季節が違うだけでも風景とか雰囲気が変わって面白いなと感じたので、来年はAMCで1~2回位秋口以降に飛ぶのも良いかなと思っています。あと、来年用に現在予約済み分で68,640PPまで積み上げてあるんですが、残り32,000PPは出来れば国際線利用で埋めたいところ。仮に、羽田-シンガポール(13,220PP)と、羽田-シドニー(19,036PP)を入れると、100,896PPとなりAMC Diamond到達となるので、来年はそんな感じで狙いたいところです。

UA MP 1K

今年は、国際線(ホノルル行き)が二回ほど中止したりして、最後に帳尻合わせの国内線修行やらなんやらでドタバタして、正直一時は「来年はもうUA MP 1Kはいいかなぁ...」と諦めたことも。ただ、甥っ子の結婚式@ホノルルが来年5月にあることなどから、まぁもう少し道楽をするのも良いかなと思い直して、後半頑張ってみました(笑)。

UA MPの場合は、やはり国際線利用が中心になるわけですが、先ずは新春の台北行きに始まり、GWのLAX/SFO行き夏休みのORD/MCO行き、そして二回のSingapore行き(1回目2回目)、でキャンセルしたハワイ行きの穴埋めでの国内線修行で何とか帳尻合わせが出来ました。ただ、国際線利用はPクラスを利用したので、今年はPQMが2倍になり有利でしたが、来年からはPクラスでは1.5倍になるので、来年はもう少し頑張らないと厳しそう。今のところ予定が確定している甥っ子の結婚式の時に、Honoluluから米国国内線を出来るだけ利用してPQMを獲得して、出来ればこの時に30,000PQM位は獲得しておきたいところ。後は、いつもの夏休み旅行で、ぐるぐると米国国内線周遊をして、こちらでも30,000PQM以上は獲得したい。実は、毎年利用する機会無く捨ててしまうUAのGPUをなんとか有効利用したく、それなら来年はUA発券の国際線でANAを指定して、そこでアップグレード(駄目元でも)してみるつもりでいます。最もそうなると、UA便の利用回数が減ってしまい、来年もLifetime Mileが増えないと言うジレンマもありますが...

それと、まだ確定では無いけれど、もしかすると弟が仕事の関係でヨーロッパ赴任になるかもしれないという話しがあり、仮にそれが決定して向こうに言ったら、人生初めてのヨーロッパ訪問を「アメヨロ(アメリカ経由ヨーロッパ行き)」をやってみようかとも密かに考えています(笑)。日本-アメリカ-ヨーロッパ経路の往復でもいいし、スタアラの世界一周チケットを利用してぐるっと一回りしてくるのも良いかなぁと。昔は、近場も含めて、ちょこちょこあちこち行きたい気持ちの方が大きかったんですが、歳のせいかどうせ飛ぶなら一度に沢山という気持ちに傾きつつあるんですよね。

いずれにしても、今年も大きなトラブルなくフライト出来たことを感謝しつつ、来年も安全で楽しい旅が出来ることを、自分だけで無く全てのFlyersのために祈ります。

2018宿の総括

昨年から始めた年末の「宿の総括」シリーズ(笑)。今年も、SPG系列25滞在、Hilton系列10滞在以上という最低線はクリアーしましたが、結果的にその2ブランドに集約されてした(してしまった)一年になりました。
  • SPG系列(Sheraton)
    今年のSPG系列ホテルの滞在数は30滞在(34泊)という結果に。内訳は、
    • 横浜ベイシェラトン: 19滞在(21泊)
    • シェラトン都ホテル東京: 6滞在(6泊)
    • シェラトングランド台北: 1滞在(2泊)
    • シェラトンゲートウェイLAX: 1滞在(1泊)
    • シェラトンスイートオーランド空港: 1滞在(1泊)
    • シェラトンスイートシカゴオヘア: 1滞在(1泊)
    • シェラトンタワーズシンガポール: 1滞在(2泊)
    という内容。仕事関係もあり、いつものように横浜のベイシェラトンで2/3を費やしていますが、海外の系列もそれなりに利用した印象。8月にSPGとMarriott Rewardが統合されてMariottルールに変わったけれど、SPG系に関しては年内はこれまで同様25滞在で来年度のPlatinum Memberは維持出来るはずなので、来年度は取りあえず安心なんですが、問題はその後というか来年度の宿泊プラン。現時点で、来年1月10日を皮切りに、5月までに取りあえず10泊は押さえているけれど、少なくとも20泊は目星を付けておかないと厳しいしなぁ。取りあえずは、Marriott系ホテルも選択しに入るのは良いことだけれど、国内だと結構レートが高め強気の設定で、数は増えたけれど有難味は少ないかも。コートヤード系で3万円とか有り得ないし(笑)。来年は、年末にホテル修行する事になりそうだけれど、それでも精々4~5泊が精一杯だろうし、少し早め早めに積み上げないと厳しそうですね。
  • Hilton系列
    VISA HHORNORS Platinum Card特典の10滞在でクリアーできるので、最低でも10滞在が目標ですが、今年は15滞在とまずまずの貢献度。
    • ダブルツリー那覇: 5滞在(5泊)
    • ダブルツリー首里城: 3滞在(3泊)
    • ヒルトン東京: 3滞在(3泊)
    • ヒルトン東京お台場: 2滞在(2泊)
    • エンバシースイートSFOウオーターフロント: 1滞在(1泊)
    • コンラッドセンティネルシンガポール: 1滞在(1泊)
    来年分も、すでに沖縄中心(笑)に7滞在分予約済みなので、多分来年も10滞在以上目指しますが、再来年はもう一つの設定である、年間120万円以上のカード利用に切り替えて、Hilton系利用は限定しようかと。その分SPG/Marriott系に回さないと回りませんからね。
  • InterContinental系(Crowne Plaza)
    以前だと、メインのSPG/Hilton系のレートが高いときに利用していたりしましたが、今年はとうとうSingaporeの早朝出発のために利用した、空港直結のCrowne Plaza一箇所のみ。
    • クラウンプラザチャンギエアポート: 1滞在(2泊)
    まぁ、シンガポールで利用するか、どうしても必要で都内で他のホテルが取れないときのバックアップ的位置付けになりつつありますね、ここは。SPGとかHilton系くらいのベネフィットがあれば嬉しいけれど、ここはそれほど特典が有るわけでは無いので、そういうのもあって一寸遠ざかり気味ですね。
仕方ないとは言え、今年はSPG系とHilton系に集約された感ですが、来年はさらにSPG/Marriott系に集約されていくんだろうなぁ。特に来年度からは、SPG/Marriott系ではPlatinumステータスを維持するには50泊が必須になるわけで、一月あたり4泊しても2泊足りない。何処かでまとめてどっと宿泊するような対策が必要なのだけれど... 取りあえず5月の甥っ子の結婚式@HNLでは、その後のUS国内周遊時も含めてまとめてSPG/Marriott系ホテルを利用するつもりですが、それでも最大で6泊位。まだまだ頑張らないと(笑)。

2018年12月30日

Hilton Tokyo

年末に宿泊履歴を確認していて、何故かヒルトン東京での滞在二件分の記録抜け発見のその2。12月の試合が月曜日の夜のため、試合後の宿泊のために予約。最初は都ホテルを予約していたんですが、こっちの方が安いレートが出てきたので数日前に変更。

当日と翌日は有休取得済みだったので、当日午後早めにチェックインをして、荷物を置いて東京ドームへ移動。試合後惨敗の疲労感とともに部屋に戻ると、半分やけくそ気味にルームサービスで飲み物、食べ物を注文して、次の日まで胃もたれしていたなぁ... 多分、そのショックでアップし忘れていたのだと思う。結局、この日もラウンジは使う余裕もなく終わりました。最後くらいラウンジでよっぱぁになりたかったのに... そう言えば、来年ラウンジを改修するみたいですが、どうなるんだろうか。数年前と比べると、結構サービス内容とかレベルも落ちてきているので、またレベルアップしてくれると嬉しいのだけれど。

デスクトップ更新 (9) - 大盛りメモリー

諸般の問題を解決しつつ、やはり新しいPCの使い心地は良くて十分満足していたんですが、年の最後に最後の更新をする事に。このデスクトップ機、ThinkCentre M720t Mini-Towerは、メモリースロットが4つあり、最大で64GB(16GB×4)まで拡張可能。購入時には色々迷ったんですが、コスト的な事を考えて16GB DIMMを一つで発注。これまでその状態で使ってきました。16GBと言えば、そこそこ大きなメモリーサイズで、かつ起動ドライブをSSDのPCIe NVMeにして高速にしているので、これまでの利用でも殆どストレス無し。ただ、唯一物足りなさを感じるのが、PhotoshopとかIllustratorを使うときや、リソースイーターのChromeを沢山開いているような時。もともと購入時に1スロットのみながら16GBにしたのも、将来的に拡張できるようにするためだったんですが。

デスクトップ機購入直後に実はDIMMの値段を調べたんですが、予想よりも高くてちょっと躊躇。まぁ、暫くは様子見しようとこれまで我慢していたんですが、値段も結構下落してきたしということで一昨日の夜にAmazonで発注。「お急ぎ便なら翌日配達」と表示されたので、多分翌々日くらいだよなと思っていたら、本当に翌日のお昼過ぎに届けられました。いゃいゃ、一日どころか20時間もかかっていないぞ。

購入したのは16GB DIMMを3枚。ちょっと後悔したのは、ペア使いするので元々の構成を16GB×2にして置けば良かったんですが、そこを一寸ケチってしまったのでDIMMの相性が心配でした。「PC4-21300 DDR4-2666 UDIMM」で探すと色々出てくるんですが、元々入っていた純正オプションのDIMMと出来るだけチップ構成が同じものを探してオーダーしました。で、Amazonで掲載されていた写真と違って、DIMMの基板が真っ黒な奴が届きビックリしましたが、ざっと見た限りではチップ構成や回路的には同じ様なので取りあえず使ってみました。

年末ですから、内部の清掃も並行作業で実施。購入してまだ二ヶ月なのでそんなに汚れていないだろうと思っていたんですが、ブロアーで吹いてみると結構埃が飛び散ります。床に直置きでは無く、30cm位の台の上に置いているんですが、それでも結構埃を吸い込むんですねぇ。特に、PCIスロットに入れているnVidia Video AdapterのGPU用のファンの汚れが酷かったのは何故だろうか。

で、「なんでDIMMソケットってこんなに堅いんだろうか」と心の中で文句を言いながら何とか装着。もう一度ぎゅっと押し込んでから、カバーを戻してケーブルを繋ぎ直して、パソコンの神様にお祈りしてから電源投入。暫く画面が変化無くて「あっ、駄目だった?!」と焦りましたが、システムを再構成していたらしく、暫くしたらWindowsの起動ロゴが表示され、無事にWindows10が起動。システム情報でも64GBが認識されていて、今のところBSoDも発生せずに使えています。

正直、メモリーを4倍にしたから、パフォーマンスも4倍かと言われるとそんなことは無くて、精々体感で2倍位かなという印象。でも、PhotoshopやIllustratorの起動も速くなったけれど、やはり動作のキビキビ感は格段です。こちらは、体感で倍以上ですね。あと、ファイルを複数開いてもそんなに遅くならないし、一番大きいのは取り抜きとか修正したときに画面の再描画とかが早くなった気がする。これで年内のパソコン更新は一段落。後考えているのは、空いている2ndベイにHDDでも入れようかと思っているんですが、となると電源が少し心許なくなるので、その時には電源ユニットも大容量のものに交換しようかと思案中。まぁ、今年はかなりこの子に投資したので、来年は慎ましやかに行くことにします(笑)。

Hilton Tokyo

年末に宿泊履歴を確認していて、何故かヒルトン東京での滞在二件分の記録抜け発見のその1。10月初めに翌日の所用のために金曜日の仕事終わりに滞在。ポイントでの宿泊でしたが、レストランで飲食してそれをチャージしているので、HHORNORS Platinum Cardには「1滞在」として記録されているはず。

確かこの日は、チェックインが夜でラウンジには寄らず、朝も1Fのビュッフェだったから、結果的に一度もラウンジは使わなかった気がする。

2018年12月29日

友達無罪

「広河隆一」なる「世界的人権派フォトジャーナリスト」で「DAYS JAPAN」という雑誌社の社長だった人物が、実は過去にセクハラ行為を続けていて、7人の女性から訴えられた事件。いろいろな情報は、すでに幾らでもTLに氾濫しているので一つ一つ取り上げないけれど、彼と主張を共にして以前から活動していていた、国際人権団体NPOの「ヒューマンライツナウ」が、「知らなかった」「以前から相談は受けていた」と、まるで日ごろの彼らの活動はなんなのと突っ込みたくなる対応をして批判真っ最中。この団体以外にも、以前の同様の事件の時には烈火のごとく当事者を批判したり、それは「攻撃」と言っても良いくらいの激しさだったのに、今回の件に関しては殆ど反応がない。身内だから? 何か後ろめたいことがあるから?

少し前に、財務相の事務次官がテレビ朝日の女性記者を呼び出してセクハラ行為を行ったと言う事件があり、事務次官は辞任して採番に訴えるというような話しが有ったけれど、あの時だってその女性記者は事前に上司(女性)に相談したものの、色々不味いみたいな話で不問に付されていて、結局最後はテレビ朝日が有耶無耶にして終わりになったけれど、アレと全く同じ構図では。あの時だって、事務次官氏には大きな批判が集まったけれど、そのテレビ朝日関係者には殆ど批判が出ず、いゃいゃ管理者責任というものがあるでしょうと思うわけですが。

別に、彼らのルールとしては、敵対する相手、反対する相手に対しては針小棒大だろうが虚実不明だろうが、悪い奴は悪いと徹底的に攻めるべきで、その為には身内に多少問題があっても利用出来るなら利用する、利用出来なくなったら無視する、みたいなものがあるんだろうか。本来なら、そう言う立場の違いでは無く、行為や行動の違いで、反対・賛成するべきなんですよね。でも、今回の行為で実は彼らの活動対象は、セクハラという行為に対してでは無く、その中でも選別している事が分かったわけで、それってセクハラを利用した、行為者と批判者同士の互恵行為じゃないのか。

結局、今回の問題だけでなく、その他色々な「反○〇行動・活動」みたいなニュースを見ていると、殆どそう言う図式しか見えてこない。実は、ちゃんと自分なりの正当な理由があり反対して居る人もいるんだろうけど、結局そう言うことで利益を得るために影響を大きくするが故に、メディアに取り上げられる。で、結局そう言う大きな声しか世間には届かなくなるという。身内のメディアとしても、あえて自分で自分の首を絞めることはしたくないのか、殆ど今回の事件も伝えられていないように感じるんですが、それって益々メディアの不信感を増加させるだけで、益々こう言うことが密室化して過激化する原因になるんじゃ内だろうか。

動かぬ証拠を動かす

海上自衛隊機への韓国艦艇による射撃管制レーダー照射時件。その逸脱行為を認めない韓国側に業を煮やしたのか、海上自衛隊がその時の様子の映像を公開。その公開先が防衛省のYouTubeチャンネルというのもビックリしたけれど、ご丁寧にも日本語版だけでなく、英文字幕入りの英語版まで準備して同時にアップしているのが凄い。と言うか、それほど防衛省側(=日本側)の怒りというか不信感は強いんでしょうね、今回は(も?)。
映像が公開される前、新聞記事などで見聞きしていた時には、冬の日本海でもしかしたら夕方とか夜の創作のために韓国側もレーダーなどを使用していたのかなと思っていたんですが、映像を見てびっくり。荒れた様子等全く感じられない、しかも晴天の明るい昼間の事なんですね。少なくとも目視で自衛隊機(友軍機)の確認は出来るだろうし、わざわざレーダーを当てる理由が見つからない。しかも、そのレーダー使用理由の「遭難漁船の捜索」と言いつつも、どうも既に発見して救出作業長のようにも見られる状態も映像に映っています。さらには、自衛隊機が挑発したというような韓国側の説明も、映像を見ている限りではそんな様子は無い。さらに、国際無線で呼びかけても何の反応もないと言うのは、先ずルール以前の問題だし、さらには電波状況が悪かったという韓国の説明も、あんな好天の元特に問題が有ったようには思えないし、仮に何か問題があったとしたら、それは韓国側の無線設備の問題じゃ無いのとしか思えない。

実際にレーダーを照射されたときとか、位置関係の部分は秘匿されていて、その辺りを理由に韓国側は映像に関して単なる哨戒機から撮影したもので証拠にならないと言っている様子だけれど、当然その部分のデータだってあるわけで、軍事的に必要な情報だからあえて隠しているだけという事は分かっていると思うのだけれど。相手が、それを理由に拒否するなら、次はそこを開示することに成るだろうし、そうなれば益々厳しい立場になるだろうし、自分達の情報も公にされてしまうことになるのに。

映像の中で感心したのは、一連の流れを途中編集すること無く最初から最後まで収めたこと。だから、途中韓国艦艇の番号を見間違える場面がありますが、そこもちゃんと入っている。本来なら、ミスの部分なんだろうけど、その後訂正する所も含めてちゃんと処理されていることを示しています。また、途中司令部へ連絡する場面もあって、ちゃんとリアルタイムに把握されていることも示している。これでも「そんなことは無かった」と言い切るのは、北朝鮮と中国くらいしか思いつかないのだけれど(マテ)。まぁ、今に始まったことでは無いけれど、「合意」とか本来それを最後として最終決定した「動かせないもの、動かさないもの」ですら、これまで散々「動かしてきた」相手ですから、この程度の反応で驚いていては駄目ですね。

ところで、日本の領海では無くEEZ内とは言え、韓国軍の軍艦とそれよりも大きな韓国海警艦がいるというのが甚だしい疑問なのだけれど。自衛隊機も、確認はしても警告していないので、それ自体はルールとして問題無いのだろうけど、これが逆の立場だったらどうなるんだろうか。さらに言えば、韓国軍だけでなく韓国海警もこの状況は把握していたはずで、彼らからの確認なり発言も聞きたいところですが、それは無いでしょうね。もう国としての面子の話しに変わってしまったから。まぁ、それもいつものあの国。

Amexのお歳暮

暮れの忙しいときに、Amexから小包が宅配日で到着。結構がっしりした作りの箱で、大きさはB5サイズ位で厚みがあります。持った感じでも、ちょっと重めの感じ。で、配送用のシールには「お友達紹介キット」と印刷されている...

クラムシェルタイプの箱なので蓋を開けてみると、印刷されたレターが数枚は言っていて、今年もご利用ありがとうございますの定型文に始まり、ごちゃごちゃその時点では意味不明な説明書きが続きます。
そのレターの下には、Amexのカード(?)と何やら不織布に包まれたものが。実は、このAmexのカードに見えるのが、Amex柄のトランプで、右側はそれを入れる(?)為の革ケースになっている。トランプのうち8枚ほどは友達紹介カードになっていて、そこに同梱されたQRコードを貼って渡して、貰った方がそのQRコード経由で会員申込すると、何かメリットがあるらしい。

で、トランプには実は仕掛けがしてあり、右側に印刷されている4桁のセキュリティコードを組み合わせると、そのトランプの柄と数字が分かるようになっているらしい。いゃいゃ、それっていかさまじゃん。

右側のカードケースは、最初合皮だと思ったら牛革となっていたので、クレジットカードケースに使おうかと思ったんですが、どうもクレジットカードよりも一回り大きなサイズでカードを入れてもスペースが出来てしまい収まりが悪い。このいかさまトランプと紹介用カードの運搬用としたら、随分と無駄なアメニティだなぁと、少々呆れてしまいました。今のところ、カードケース以外は処分してしまったけれど、このカードケースも使い道が無ければ処分する予定。こんな無駄なことをするなら、もっと別のサービスを提供するか、会費を下げろよと言いたいたけれど、そんなことを思うような人は会員の対象として見ていないんだろうなぁ(笑)。この手のアメニティって、過去も含めていろいろなカード会社から時々届くけれど、今ひとつとして実用的なものであった記憶が無いなぁ...

2018年12月28日

としまえん騒動

番組企画から深夜の大騒動になった「クロちゃん収監」企画のとしまえん騒動。周辺に居住している人は、多分皆さんこんな感じだったんでしょうね。私は、この企画をしたTBSの「水曜日のダウンタウン」という番組も見ないし、安田大サーカスの芸人さんと言う以外に、クロちゃんも知らない(興味も無い)けれど、今回の件でトレンド等を見てみると、このクロちゃんが中心の「モンスターハウス」という企画コーナーが結構な人気になっているらしく、それでこの日も大騒ぎになったようですね。

昔の番組でも、こんな感じで生放送中に「xxx時からxxxでxxxが〇〇〇します」みたいな告知をして、それで人が集まることはあったけれど、その当時はSNS何て無いからその番組を見ていた人で、時間的に移動可能な人も限定されていたもの。それでも、当時のテレビは今以上に影響力がある媒体だったから、かなりの集客機能があったものですが、それでもまだ限定されていた。でも、現在ではSNSがそれ以上に発達しているから、まずリアルタイムで番組を見ている人以外への波及効果が凄い。それも、一人から一人に波及していくわけでは無くて、一人から不特定多数に指数級数的に爆発的に拡散していくわけだから、短期間に膨大な人数に到達してしまう。さらに、深夜帯と言えども、最近では夜型人間も多いし、拡散していく情報に反応する人も多い。となれば、都内でアクセスも良いとしまえんに人が一度に集中するのも、有る程度読めると思うんだけれど...

本来なら、番組を見ていた視聴者が、その番組のコーナーで失敗(?)したクロちゃんがペナルティーを受けている場面をリアルに見る、と言うようなシナリオだったと思うんですが、拡散した情報は単に「クロちゃんを見る」という所だけがブームになってしまい、ある意味番組とは関係な(=見ていない人)を膨大に集めてしまった。でも、それがSNSなんですよね。誰も彼もが一定の知識なり前提を承知して集まってくるわけでは無い。そのスレッドなり流れのごく一部に反応してくる人が殆どで、そういう人が参入してくるから益々混乱が激しくなっていく。だから、ネット上で「議論」みたいな事をするのは凄く難しいと思う。不特定多数の人が、前提条件もバラバラで参加して自由に意見を言うわけですからね。そう言う「混沌」がネットの魅力でもあるわけだけれど、それを現実世界に持ってきてしまうのは迷惑千万。ネットなら、そこから離れれば良いだけだけれど、現実世界ではそうは行かない。

TBSが、本当に想定外の事態だったのか、有る程度の炎上は予想していたのか不明だけれど、放送業者として単に謝罪して終わりと言う話でも無い気がしますね。例えば特殊効果で爆発させるような場合、昔はかなり無茶なこともやったけれど、最近では使用する量等も含めて厳しくなっているはず。それと同じように、SNS等の拡散手段を使用する場合は、もっと限定するとか事前に制限できるような仕組みにするとか、渋谷でのハロウィン騒ぎも同様だと思うんですが、扇情的な目的で使用する事は厳しく制限するべきじゃ無いかなぁ。本来なら、ユーザー側が自然発生的にそう言うルールを作っていくのが理想なんですけどね。

ファミペイ

ファミリーマートが、独自の電子マネー「ファミペイ」を、来年7月を目処に導入するという記事。特徴は、ポイント制度ではなく、キャッシュバックする事でしょうか。また、ドン・キホーテでも利用出来るように協議中というも結構大きいかも。

QRコード決済が広がるのは良いのだけれど、こう乱立してくると「一寸待てよ」と言いたくもなる(笑)。そのブランド、そのチェーン毎にアプリを起動して利用するというのは、一寸自分的には考えられないなぁ。昨日も自宅近くのコンビニ(ローソンですが)に行って少し買い物をしましたが、支払手段として画面表示される、クレジットカードやiD/Suica/Edy等の電子マネー等のアイコンの多さに一寸ビックリしてしまいました。

電子マネーがコンビニなどで利用可能になった最初の頃などは、チェーンによって使えるもの使えないものがあったので、自分の場合だとiD/Suica/Edyの三つを使い分けていたのですが、そのうちにどのコンビニチェーンでも使えるようになったので、大手コンビニではEdy、駅ナカのKIOSK等ではSuica、自宅近くのイオンモールではiDという棲み分けが何となく出来たんですよね。Suicaに関しては、本当は鉄道とかバスとか、交通費の制裁手段として統一したいのだけれど、どうしてもKIOSK何かで買い物をするとつい「Suicaで」と言ってしまう。日常の買い物は、ANAへのマイル集約も兼ねてEdyに集約させたいのだけれど。でも、楽天Edyも、QB決済の今後によっては変わるかもしれないなぁ。あと、イオンモールではSuicaはQuickPayは使えるけれど、Edyは使えないのでiD。これは、普通は多くても数千円くらいの買い物であっても、イオンモールの場合数万円の支払い金額になる場合も時々有り、その時にSuicaやEdyでは上限を超える場合もあるからと言う事も有ります。その当たり、Prepaidの電子マネーは少し使いづらい。

閑話休題。よく引き合いに出される電子マネーが中国で席巻しているのも、AlipayとWeChatPayという二つの電子マネーがどこでも使える利便性が大きいと思うんですよね。それが、店舗毎、地域毎に切り替えないといけないというのはその利便性を大いに損なうことに。逆にこれら乱立している国内QR決済は、中国の二大決済と互換性を持っていたりするから、日本人は困るけれど中国人観光客は困らない。QRコード決済の導入が、事実上中国人観光客対策とも言えるから当たり前と言えば当たり前だけれど、特にFeliCa系電子決済システムを導入する体力の無いような個人商店とか中小の店舗にはメリットは有るわけだから、もう少し工夫して欲しいのも事実。

あと、機能には関係無いけれど、何でもかんでも「なんちゃら "Pay"」と名付けるのは止めて欲しいなぁ。自分だけかもしれないけれど、日本語で「ぺい」と聞くと半濁音(ぺ)が入っているから、どうしてもちょっと滑稽な印象を受けてしまう。元元は英語の「支払う=pay」なので意味的には変では無いのだけれど、聞いた時の印象がどうもなぁ... まぁ、そんな些細なことも含めて、何となく抵抗感を感じるのでQRコード決済にはあまり興味が沸かない、電子マネー信者です(笑)。

2018年12月27日

A380@ANA

ANAが来年からA380で運航を開始する、NRT-HNL路線の詳報

  • NH184 NRT 20:20 -> HNL 08:40
  • NH182 NRT 21:35 -> HNL 10:10 (火金日発)
  • NH183 HNL 11:30 -> NRT 15:00
  • NH181 HNL 12:45 -> NRT 16:00 (火金日発)

来年7月1日以降の2便体制になってからのスケジュールを見ると、行きはNH182の遅い出発で金曜日の仕事終わりで成田から出かけて、帰りは早い方のフライトで早めに成田に戻る(毎日運航)のが一番便利そう。

ファーストクラスの料金が35万円からというのは、ちょっと安い気がしますが、最初はプレミアム価格が付くのだろうか。シーズン設定で、ハイシーズンの設定期間が短い(2019年7月12日~8月17日、9月13-14日、12月20日~31日)のと、来年5月24日から7月11日までは就航記念キャンポーン価格があるとのことなので、5月にも甥っ子の結婚式でHonoluluに行くけれど、この7月1日から11日の間を狙うのも良いかも(笑)。

今のTYO-HNLのビジネスクラス料金は、大体20万円前後なので、ファーストクラスが35万円というのはそんなに高いとは思わないけれど、10年位前にあちこち行きだした頃は、UAのNRT-HNL線のファーストクラスで20万円位で有ったから、それを思うとやはり価格は上がっているのは仕方ないのかも。ただ、往路のNRT-HNLの飛行時間は7時間弱で、離陸後1時間位でミールサービスが始まり、1時間位飲み食いして残り5時間。到着1時間前に目が覚めるとすると、睡眠時間は長くても4時間程度で一番キツい奴ですよね。そのまま徹夜しても、到着時刻は朝の8:00過ぎで、それから12時間以上起きているのもまた辛い。ハワイは暑いしなぁ。だから、最近はハワイに行く機会が減っているけれど、自分が行く場合は大体離陸して直ぐに食事も断り睡眠モードに入って、少しでも体力を温存して現地に到着出来るようにすること。そう言う意味では、フルフラットで眠ることが出来る事が重要で、食事やドリンクは余り重要では無い。

一方で、帰国便は9時間近く飛びますし、出発もお昼頃だから、機内で飲み食いして少し休んで、到着前に目が覚め手というのは、まぁそれなりにメリットが有ります。だから、理想を言えば、ビジネスクラスで発券して、帰国便だけアップグレード出来たら一番メリットがありそう。いずれにしても、来年のフライトに向けて、良いネタ投入だな(笑)。

ANA NRT-PER就航 (2)

昨日一般紙に掲載されていた、ANAが来年9月から就航するPerth便(PER)の詳細。NRT-PER (NH881)は、成田を11:10発で、Perthに夜の20:15に到着。PER-NRTの帰国便(NH882)は、1時間半のターンアラウンドで現地を21:45に出発して、成田に朝の08:25に到着。午前中の成田発という、浜松から行くには一寸厳しいけれど、11:10ならぎりぎり何とかなるかなというタイミング。困るのは、予想通り現地を夜に出発する帰国便で、朝の08:25到着ということは、そこから東京駅に出て新幹線で浜松に戻ってくると、早くても午後の早いタイミングですねぇ。一日潰れる。

記事によれば、現在オーストラリアへの直行便を飛ばしているのは、JALが成田-メルボルン(NRT-MEL)と成田-シドニー(NRT-SYD)の2路線。あとは、カンタス(QF)が、MEL-NRT、BNE(ブリスベン)-NRT、SYD-HND、SYD-KIXの4路線。JALとQFは同じOneWorldだから、上手く路線分けしている感じですね。さらにQF傘下のLCC、ジェットスター(JQ)も、3路線(CNS(ケアンズ)-NRT、CNS-KIX、OOL(ゴールドコースト)-NRT)も飛ばしているのかぁ... ホノルル路線以上に、OneWorldの天下ですねぇ。スタアラは、オーストラリアの加盟航空会社が無いから、結果的にこのANAの路線が唯一になるんですよね。昔はアンセットオーストラリア航空が有って、スタアラでのオーストラリア路線もあったけれど、業績悪化で直ぐに同じスタアラで隣りのニュージーランド航空(NZ)傘下になったけれど、その影響でニュージランド航空も業績が傾く羽目になってしまったし...

ほぼ寡占状態のOneWorld系が就航していないPerthへ就航するというのは、それなりに勝算があってのことだと思うけれど、再来年の東京2020以降も継続出来るかどうかだよなぁ。それまでに一度は利用してみたいけれど。

2018年12月26日

ANA NRT-PER就航

ANAが、オーストラリアへ二箇所目の就航先となるPerth (PER)へ、来年9月に就航するという記事。Perthは、オーストラリアの南部(下側)の西側の都市で、現在就航しているSydney (SYD)とも結構離れている場所なんですよね。直行便は無かったと思うので、シンガポールとか東南アジアを経由しないと移動出来ない場所の一つ何だろうけど、オーストラリアから日本のスキーなどへの人気も高いので、それなりに採算性は見込めるんだろうか。

で、国内出発地は成田なんですね。スケジュールが不明だからなんとも言えないけれど、羽田発のSydney行きが、深夜発の早朝帰国便なので、そんな感じになるんだろうか。仮に、昼間発の昼間帰国なら良いのだけれど、今の成田発シンガポール行き位のスケジュールだと、かなり現地での空港からの移動が大変そう。それに、成田は利用時間に制限があるからなぁ。

ここ最近毎年のように「一度はオーストラリアへ、初めての南半球の旅に行きたい」と言っていて、なかなかこれは実現しないのだけれど、来年はどちらかに行く機会があるんだろうか。実は、G.W.の4月にSydneyへ行けないか、今密かに計画を練っているのですが... 春はSydneyで秋はPerthというのも良いかもしれない。向こうでは、Sydneyは秋で、Perthは春の頃なんですよね。と言うわけで、2019年度の課題の一つとして保留中。

UA MP 1K 2018

先日のHND-SINフライトのマイルがUAに加算されて、無事に今年も何とか「UA MP 1K」を達成。今回も、実際にUAのフライトを利用したのは少なくて、Lifetime Mileは微増というのが痛かったけれど、それでも何とか年末までに帳尻合わせが出来ました。本当は、いつものように10月位に達成したかったんですが、今年も色々諸事情で予定が狂い、特にHonolulu行きが2回キャンセルしないと行けなくなったのは痛かったなぁ...

来年(2019年)から、またMP Ruleが少し変更されて、米国滞在者はPQDがUS$12,000からUS$15,000にアップするけれど、今のところ日本滞在者向けにはこれまで同様10万PQMと4セグメントのUA利用に変更は無し。でも、今年はPクラス利用でPQMがベースマイルの2倍だったのが、来年からは1.5倍に下がるのが痛いですよね。Pクラスだと、ANAのプレミアムポイント積算も70%になってしまうので、料金が安いのは良いのだけれど、AMCに付けるにしてもUA MPに付けるにしても旨味が無い。と言うか、これまでは2倍だったからUA MPに付けていたわけですが、まぁ来年もUA MP用かなぁ。まだ1.5倍なら良しと思わないと。それと、Global Premier Upgrade (GPU)とRegional Premier Upgrade (RPU)の提供方式がUA MP 1K到達以降で変わりますが、これは10万PQMを超えて獲得しようという気持ちは無いので(そこまでの余裕が無い)、取りあえず無視。でも、毎年言っているけれど、Lifetime Mileは少し真面目に伸ばさないといけないなぁ。攻めて1MM位は到達したいし。

あと、ここ数年GPU/RPUを使わずに期限切れになるわけで、これを来年は有効利用したい。2年前からANA/LHのフライトアップグレードにも利用できるようになったので、一度くらい試してみたいと思いつつも、対象クラスがC/D/Jだったりするから一寸コスト高。ANAのアップグレードポイント利用だと、Zクラスから利用出来るから有利なんですよねぇ。今のところ、来年5月のHonolulu旅行の時、帰国便を米国の国内から成田当たりに戻る予定なので、その時にGPUを使ってみようかと思案中なんですが。

取りあえず、今年も目標は達成。ただ、達成すると来年はそれを維持継続するための努力をせざるを得なくなるわけで、また厳しい「修行」の日々が待っているかと思うと一寸躊躇する自分も最近はいたりする(笑)。まぁ、自分で納得して、楽しく飛んで、満足しているのだから良いんですけどね。

明朝体とゴシック体

暫く前に、産経新聞のサイトがリニューアルされて、画面構成等が大きく変更されました。この時、何故だか表示フォントが明朝体系のフォントに変更されたんですが、凄く読みにくくなったんですよね。ブラウザーに表示させているフォントサイズが小さい事も有るんですが、フォントのディザリングで文字の細かな部分がぼやけてしまうので、特に感じが潰れて読み肉志位、全体的にもぼやけた印象の「文字らしきものが並んでいる」印象しか受けない。試しに表示倍率を拡大してみても、何のフォントを使用しているのかやはり読みづらい。以前の産経新聞のサイトでは、ゴシック体のフォントを指定していたので、読みづらさなるものは感じなかったのですが、新しくなって画面構成も大きく変わり、フォントも変わり、凄く使いづらいサイトになったので、暫く敬遠しようかと思ったくらい。

それが、今日見てみたら、いつの間にかフォントがゴシック体に変更されていて、以前と同じフォントサイズ出表示させても凄く読みやすい、見やすい画面に変わっています。やはり自分と同じような印象を持ったユーザーが沢山いて、それがクレームみたいな感じで届いたのだろうか。

明朝体、ゴシック体、それぞれそのフォントスタイルの良さ・悪さはあると思うんですが、有る程度のサイズがあって、くっくり印刷出来るなら明朝体でも良いのですが、個人的にはゴシック体の方が好きで、自分で作るドキュメント類等は全てゴシック体で統一しています。メール何かもそうで、たまに明朝体でベースフォントをしている相手からのメールを受け取ると、ちょっとイラッとしたりして(笑)。

私はブラウザー(Chrome)のデフォルトフォントをゴシック体にしているので、それが優先しているサイトもあると思いますが、各新聞社のサイトで唯一産経新聞だけが明朝体で表示されていて「使いづらいなぁ」と感じていたので、この変更は「やれやれ」なんですが、リニューアル前にもう少し確認とか出来なかったのだろうか。あの見づらさで、結構アクセスを止めた人も多いような気がするんですよね。

フォントサイズだけで無く、最近は画面の構成要素を増やして段組を増やしていることも多く、どうしても画面からはみ出して横スクロールバーが表示されるサイトも増えてきました。その度に、フレームをドラッグして横幅を広げるのが面倒なので、Ctrl+"+"/Ctrl+"-"で画面サイズの拡大縮小をして、今開いているブラウザーのフレームサイズに収まるようにしているんですが、そうすると表示が崩れる場合も有ったり、なかなか気持ち良く行かないこと。本来なら、固定した段組に捕らわれること無く自由に表示出来るはずのHTMLのはずなんだけれど、どうしても見栄えを優先するために、横幅固定とか色々制約が増えてきていて逆に見づらい、使い辛いサイトが増えてきている気がします。サイズ(横幅)に関してもそうだけれど、それ以上に最初に目に入る文字の種別(明朝体orゴシック体)に関しては、もっと気配りして欲しいなと思いますね。

2018年12月25日

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

SPG系列年内最後で30滞在目は、白金台のシェラトン都ホテル東京。空港から京急で品川駅に出て、ここで山手線に乗り替え。目黒駅で降りると、丁度駅からホテルへのシャトルバス到着5分前でした。バスでホテルに入ったのが19:20頃。部屋に入って、やっと一息ついた感じです。

ラウンジのカクテルタイムが20:00迄で、どうしようかと思ったんですが、結構機内での食事がまだお腹に残っているのか余り空腹感が無いので、そのま食事に向かうことにしました。クリスマスで混雑しているかなと思ったんですが、そんなに混雑している雰囲気では無い。ただ、いつも寄っているフレンチのレストランはメニューがクリスマス用みたいで、一寸内容的に好みでは無かったので、この日は久しぶりに地階のバーに行きました。

このMバーは、21:00迄なら館内の和食や中華のお店のメニューがあるので、それを肴に少し飲むつもりでしたが、結構飲み食いしてしまい、それならフレンチのコースメニューでも良かったかなと後から反省した次第です。その為か翌日は少し寝坊してしまいましたが、この日は夕方まで特に予定は無かったので問題無し。お昼近くにチェックアウトをして、都内で買い物をしてから浜松に帰宅しました。

今年はSPGがMarriottに買収されて、8月からFSPも統合され、会員レベル獲得もSPG系の25滞在から、来年は50泊に変わります。今年は特例でSPG系の宿泊は25滞在で来年度のPlatinumを維持出来るはずなんですが、来年の50泊は厳しそうだなぁ...

HND-SIN/-HND (5) - 帰国

今回も、いつものように準弾丸ツアーで早くも帰国日。帰国日の常で、いつも目覚まし設定した時刻よりも早めに目が覚めてしまい寝不足気味で空港に行くことになるんですが、今回も03:00頃に一度目が醒めてしまい、その後ウトウトしながら目覚まし設定した06:00少し前に起床。シャワーを浴びて、ラウンジに行って軽く朝食を食べてから、08:00頃にチェックアウトしました。

ホテルからは、最初はタクシーを利用しようと思ったんですが、前日購入したSMRTのチケットが、まだ4回分残っているので、SMRTで移動することに。日曜日の朝だったので、空いていて座って移動出来たのは助かりました。空港には09:00前に到着して、取りあえずANAのカウンターでボーディングパスを印刷して貰うことに。後で見たら、KIOSKでも出来るようになったんですね。以前はSQしか出来なかったように記憶しているんですが。で、直ぐに出国審査の自動化ゲートを通過して、あっと言う間に制限区域に入りました。

買い物する予定も無いので、そのままSQのSilver Kris First Class Loungeに直行。同じANA便の利用者なのか、結構日本人のグループが既に入場済みでした。出発ゲートはE11と、ラウンジと同じ側サイドですが、触覚のように出ているサテライト部分の先端近くと少し距離があります。1時間くらい、軽く摘まみながらワインをいただいて、少し早めにラウンジを出てゲートに向かいました。

ゲート手前の保安検査場も待ち行列がほとんど無いくらいで、カバンからパソコンを取りだしてスキャンしたところ、「ハサミがある」と言われてしまいました。どうもグルーミングキットの鼻毛切りようハサミが引っかかったみたいだけれど、これはカバンを開けて見せて直ぐに無罪放免。しかし、あんな小さなもの、よく見つけるなぁ。搭乗開始予定時刻より少し遅れて優先搭乗が始まり、機内へ。ドアクローズは定刻から5分遅れ、プッシュバックが始まったのが11:00位で、暫くして来たときと同じ、RW02Cに向かいました。離陸したのが11:15頃で、少し遅れるかなと思ったんですが、機長アナウスンでは定刻の18:25との事でした。追い風だしなぁとその時は思ったんですが、結局羽田到着は少し遅れました。

機内では、往路同様洋食のステーキをお願いして、ワインを飲みながらマッタリ。昔は、機内の映画を見るのが楽しみだったんですが、最近どうも自分の好みのものが無くて、ずっとエアショーの画面を表示させてるんですよね。

いつも座席指定は前の方にしているんですが、今回窓際の席で開いていたのが、Business Classの真ん中くらい、中央出入口当たりしか無く、久しぶりにエンジンが見える席に座りました。その為か、ミールサービスも少し遅れ気味というか、時間が空いていて、一通りサービスが終わったときには、もうフライトの1/3は過ぎた頃。シートを倒してウトウトして目が覚めると、もう沖縄を通過していて、四国沖くらいの所を飛んでいるところでした。往路も復路も寝ていたからなのか、そう言えばアメニティの提供が無かったなぁ。もうやらないのだろうか。あと、不思議な事に窓ガラスのスモークが手元で操作しても明るくならず、どうもマスターで一律に黒くしていたみたいで、これは着陸直前までこの状態でした。だから、空港に近づいていっても外の様子が分からず、ギアダウンの音がして「あぁ、東京湾上空通過中かな」とか思って居る間に、窓の外に夜景のような光景が見えだして、やっとA滑走路のRW34Lに進入して居ることが分かり、直ぐに着陸する音がして無事に日本に戻ってきました。この後、109番ゲートに入り、入国審査は顔認証ゲートで通過。肌荒れで指紋が読み取れなくなるこの時期、やはりこの顔認証ゲートは便利です。

この後京急で品川まで出て、そこから山手線で目黒に移動。この日宿泊先のシェラトン都ホテルに向かいました。これで、UA MP 1KのPQM 10万PQMに到達し、何とか2019年のレベルを維持しましたが、さて来年はどうしようか、この年末年始に悩むことにします(笑)。()

2018年12月24日

HND-SIN/-HND (番外編1) - 現地SIM

今回のSingapore旅行の番外編。実は現地での情報収集目的で、docomoの「パケットパック海外オプション」を利用するつもりでした。現在国内では、Xperia Z3 Compactに入れているdocomo SIMを、よりサポートバンドの広い、iPhone8に入れ替えて現地で使用する予定で、これは前回のSingapore訪問でもやってみたこと。今回も、日本出発前にANAのラウンジでSIMを入れ替えて、現地到着時に現地のキャリアー(StarHub)の電波を捕まえてくれます。出来るだけコストは抑えたいので、翌日にActiveにして利用する予定だったのですが、結局Wi-Fiでそれなりにアクセス出来たことと、新規の場所へ移動することも無かったので、結局docomoのサービスは、使わずじまいとなりました。

別に、それはそれでも良かったのですが、試しに現地のPrepaid SIMを見てみたら、例えば5日間100GBでSD$12とかSD$15とか、もう二日以上利用するなら完全にこちらの方がお得。しかも、空港で入手可能ですから、そんなに面倒奈古とは無い。さらに言えば、世界標準のiPhoneを利用すれば、店舗での設定作業も精々言語を日本語から英語にして、それをまた日本語に戻すことくらい。そう言うことをつらつら考えていると、ことSingaporeに関しては現地でPrepaid SIMを調達するほうがやはり便利なんじゃ無いかと、早くも宗旨替えをし始めました(笑)。

以前、iPhone6を使用していたときは、このモデルがdocomoのSIMロック機であったので現地SIMが使えず、それでXperiaを使用して居たために、対応バンドも少なくてそれほどメリットを感じなかったんですね。で、前回ローミングサービスを利用して、それなりに快適だったのでそちらにしてみましたが、自分の場合iPhone8が国内ではMVNO(IIJmio)なので、結局SIMの入替操作は発生するし、機種を跨いで利用するのも面倒。そう考えると、次回Singaporeに来たときには現地SIMのお世話になるのが一番かなぁと思っています。

今回タクシーの中とか、ホテルでとか、直ぐにネットアクセスしたい場面があり、ホテルではWi-Fiにアクセス出来て何とかなりましたが、やはり到着から出発まで性下無くネットワークアクセス出来るのが一番便利だし安心なわけで、となるとコストも含めて考えると現地SIMの利便性を再認識した今回の旅行でした。

HND-SIN/-HND (4) - あちこち

さて、Singapore滞在二日目で、実質一日だけの観光。今回も特にどこという目的もなく、前日ホテルに入ってからサイトで「Singapore 観光」とか「Singapore 買い物」とかで検索をしたんですが、代替出てくる場所は一通り行っていて、余り新鮮味が無い。結局、これまで一度試してみようと思いつつ、一度も出来なかったホテルからOrchard Rdまで歩いてみることにしました。Google Map等で見てみると、そんなに距離は無いのですが、途中高速からの出てきた合流地点みたいな場所があり、その辺りを横切るのが一寸心配でした。色々調べてみて、ホテルから出て最初の交差点で反対側に渡れば、ずっと歩道を歩いて行けて、しかも交差点も実質無い事がわかり、出かけてみました。

外に出てみて分かったんですが、ホテルの周りに結構色々なレストランが有るという事。反対側に、そこそこ大きなホーカーが有ることは知っていましたが、やはりOrchard Rdに繋がるので、それなりにレストランも商売になるんでしょうね。結構立派な和食のお店も発見してビックリしました。で、歩くこと10分程でGrand HyatteやMarriott等の前を抜けて、Orchardの入口というか、ION Orchardの反対側、TANGS SCに出てきました。ここまで来れば、後は何度も来ている場所なので、なるほどこういう位置関係だったのか納得しました。

実は、IONとか髙島屋側の通りはいつも何度も通っていましたが、反対側のTANGS SCとか、その隣りのLucky Plazaとかは、何となく怪しげな雰囲気があり、これまでは中に入るどころかそちら側の通りを歩くことも無かったのだけれど、今回は丁度その前まで歩いてきたので、暫く探検することに(笑)。

まぁ、見てみればちょっと庶民的な感じの店舗が集まっている感じのSCと言う事でしょうか。その後一度地下に降りて反対側に出て、IONとか横の髙島屋とかを回って現地の動向調査。クリスマス前だからか、結構値引きセールをしていて、中には50% Discount見たいなサインを出しているお店もあったけれど、帰国するときに荷物になるなぁとか、余り自分の好みに合わないなぁとか、なかなかおサイフに手がかかるところまでは行きません。で、そうこうしているうちに11:30近くになりお昼はどうしようかと悩みます。この周りにも、フードコートやレストランは、それこそ掃いて捨てるほど有りますが、少しゆっくり出来る場所が良いかなと言うことで、Marina Bay Sandsに行くことにしました。

OrchardからSMRTで20分程移動して、直ぐに到着。連休中だからか、SMRTにも結構日本人家族とかグループがMarina Bay Sandsを目指していましたねぇ。

で、わざわざここに移動したのは、以前も利用した事があり、そこそこ気に入った「db」というイタリアンのお店に入るため。Marina Bay Sandsのモールの3Fかな、結構広い店内でシーフードが売りのお店みたい。実は、反対側のシアターに、有名人が来るらしく、ファンらしき人がかなり周りに集まって居て、一瞬どうしようか迷ったんですが、それならそれで空いているだろうという読みが当たり、ゆっくりとお昼を食べることが出来ました。グラスワイン2杯に、トラウトのタルタルとクラブケーキ。クラブケーキは、自分が好きな感じに揚がっていて大満足でした。日本だと、なかなかこういうちゃんとしたクラブケーキが無いんですよねぇ...

良い気分に「よっぱあ~~」になり、酔い覚ましも兼ねて回りをのんびり散歩しつつ、特に買いたいものがあるわけでも無いので、ホテルに戻る事に。実はSMRTのスタンダードチケットを購入した時に、間違って往復で買ってしまったので、来たときの逆経路でOrchardまで戻り、そこからまた徒歩でホテルに戻りました。14:00からは、ラウンジでAfternoon Refreshmentが始まるので、少し冷たい物を頂いて、その後は部屋に戻って、仕事の整理や翌日の帰国の準備などをし、再び17:30からのカクテルタイムに合わせてラウンジへ行ってから、ロビーのバーで軽く飲んで、今回のSingapore滞在を締めくくりました。(続く...)(番外編1)

2018年12月23日

HND-SIN/-HND (3) - フライト&到着

ほぼ定刻通りに出発したNH841便は、追い風の影響かフライトタイムは6時間40分位で到着予定時刻の17:30よりも早く17:10頃の到着予定という機長のアナウンスがありました。水平飛行に入り暫くしてドリンクサービスが始まり、白ワインのピノグリをいただきながらまったりと過ごします。実は、朝起きたときに昨日のお酒が少し残っていて、「今日は機内では禁酒にしよう」と思っていたのですが、まぁ現金なものです。

ドリンクサービスに続いて食事が始まります。中距離路線ですから、そんなに対してものが出るわけでは無いけれど(失礼)、前菜は白ワインで、主菜は赤ワインで美味しそうなものがメニューに有ったので、ステーキをお願いしました。前菜は、どうも苦手なサーモンがさらに苦手な感じで盛り合わせてあったので、サーモンには殆ど手を付けずに、そのしたに有ったフルーツ(何だか忘れた)とバゲットを肴にワインを頂き、メインのお肉は、肉自体はそんなに悪くなかったのですが、ソースがカレー風味で何かカレーライスを食べているような何というか、ステーキを食べている感じがしなくて、これはソースが悪かったなぁ... ワインは美味しかったですけど。で、食事の後は着陸直前までシートを倒して寝て過ごしました。

やはり追い風が強かったのは、エアショーを見ると16:50頃到着予定とか出ています。で、着陸態勢に入り残り20分を切ろうかと言うときに、急に残り時間が30分に変わります。それと同時に、機種が左旋回して後戻りするような経路を始めてしまいます。多分、混雑していたのかゲートの空き待ちなのか、時間調整なんでしょうね。反時計回りに一回転をすると空港の南側を通り過ぎて今度は右旋回をして空港に向かいます。着陸したのは、真ん中のRW02Cの滑走路で、そのまま左に抜けると目の前がT2のビル。さらに到着ゲートはF33と殆ど目の前でした。ゲートインしたのが17:10過ぎでしたから、それでも20分近くの装着になります。ただ、この時の操縦士さんが慣れていないのか、地面に書かれているガイドラインをかなり外れてから機体が左にカーブをして、本来の停車位置からずれた場所に停止したんじゃ無いかという雰囲気。その為か、ジェットウェイの接続に妙に時間が掛かり、機内で待たされました。

入国審査場は、丁度入国のタイミングの間だったのか、数人の待ち行列で通過。前のヨーロッパ系と思われる数名の審査に時間が掛かり「この係員は厳しいのか」と身構えましたが、私は名前の確認をされただけで、直ぐにスタンプを押してもらい無事に入国。前回の8月の訪問以来今年3回目のSingapore訪問です。入国したのが17:30頃でまだ外は明るかったんですが、ここからSMRTでホテルまで移動するのも面倒なので、タクシーで移動することに。こちらも待ち行列無く、直ぐにタクシーに乗り込みホテルへ向かいました。

そうで無くても車が多いSingaporeで、夕方のラッシュにも遭遇したような感じでしたが、30分弱くらいのドライブで無事にホテルに到着。前回に続いて、Apple Payで支払おうと思いましたが、ここで失敗。まず最初にApple Payを表示させたときに、国内用にVISAのiDをデフォルトにしていたので、端末が反応しない。ここで、MasterCardに切り替えて支払おうとすると、指が肌荒れでちゃんと認識されないのか、Touch IDの認証が通りません。仕方が無いので、結局最後はそのMasterCardで直接精算したんですが、うーん肝心なときに使えないのはなぁ... さらにホテルのチェックインでは、二日前に安いレートが出ていたので、自分としてはそちらに切り替えたつもりが、どうも変更が反映されていなくて以前のレートのままらしい。で、ホテルのWi-Fiに繋いで予約を確認しますが、確かに以前のCach&Pointでの予約のままらしい。どうも、予約変更の操作はしたものの、最後まで完了していなかったようです。そんなに大きな違いは無いので良いのだけれど、何かこの日は出国から到着まで、プチトラブルの連続でちょっと疲れました。出、その後は3Fのラウンジに行き、そこでちびちび飲み食いしているうちにお腹も膨れたので、この日はそのままベッドに入り翌日に備えることにしました。(続く...)

Sheraton Towers Singapore

SPG系列29滞在目は、HiltonやConradよりも料金が少し安かったのと、少しでもSPG/Marriott系のステイカウントを増やしたいので選択した、Sheraton Towers Singapore。SMRT経由だとダイレクトに行けず乗換も夕方のラッシュに遭遇するのが嫌だったので、空港からタクシーで移動。夕方混雑する中、30分弱SG$27(w/ tax)位でした。

タクシーを降りるときに、前回同様Apple Payで支払をしようとしたんですが失敗。どうも、指が肌荒れで指紋がちゃんと読み取れないらしく、こういう時には顔認証(Face ID)の方が良いのかなと少し後悔しました。さらにチェックインの時に、受付の女性スタッフが「1泊目が料金支払で2泊目がポイントでいいか」というので、「いゃ、数日前に両方とも料金支払の前払い料金に変更したんだけれど」と訂正。でも、予約システム上は、先に予約したときの「Cach & Point」になっているらしい。暫く自分のアカウント確認等をしたんですが、数日前に変更した履歴が残っておらず、そのままC&Pでチェックインすることに。部屋に入ってからメールなどを確認しましたが、確かに変更確認のメールも届いておらず、どうも自分が操作したときに最後の最後に確定せずに終了してしまったようです。

到着日は、もう夕方だったのでそのまま3Fのラウンジに行き、軽くワインとオードブルでお腹を満たして完了。本当はロビー階のバーに行く予定でしたが、既にお腹も膨らんでいるし、無理をせずに早々に部屋に戻る事にしました。

二日目は、朝いつものように買い物やぶらぶらと観光に出かけて、夕方早めにホテルに戻ってきたので、まずはラウンジで軽く一杯入れてから、そんなに食欲も無かったので、今回はロビー階のバーに行き、軽く摘まみながら飲みながらでSingapore最後の夜を満喫。来年も、何回か来るんだろうなぁ(笑)。来年からは、Marriott(SPG)は50泊しないとPlarinum維持出来ないので、かなり厳しい。来年一年間は、今年のPlatinum維持出来るので、来年いっぱいで諦めようかという気持ち。その後は気長にLifetime Platinumを目指すのも良いのですが、まだ280泊位残っているので、それを達成する頃にはもう旅行する気力も無くなっていそう。

翌朝は、少し早めにラウンジに寄って軽く朝食を食べてから(朝、食後に飲む薬があるため)、早めにチェックアウトして、前日買ってまだ利用可能回数が残っているSMRTのスタンダードチケットを利用して、ホテル近くの"Newton"から地下鉄で空港へ向かいました。City Hallでの乗換が、荷物があるとちょっと面倒なんですが、それでもアクセスは楽ですよね。次回のSingapore訪問は未定ですが、来年も2~3回位来ることになるんだろうか。

2018年12月22日

人情商売

ネットで見つけた、「人情すし屋」の記事。このお寿司屋さんだけで無く、人が集まりコミュニティ(=村)が出来ると、昔なら生きていくために農業するしか無かったのが、それに余裕が出来ると道具を専門で作る人、加工する人、運ぶ人、みたいな社会システム・エコシステムが出来上がっていくわけで、その延長線上に、こういう飲食とか娯楽なんかも出来てくるもの。橙その土地に住み、そこで子供が生まれて親が亡くなっていくサイクルが固定されているうちは問題無いのだけれど、最近のように人の流動性が高くなり、しかも出た分他所からは行ってくれば良いけれど、出て行くだけ淘汰されていくだけの地域も増えてくると、その地域のエコシステムも破綻してくる。

それを解決するには、他所から人を集める=有名店になる、業態や職種を変える=他の飲食等に変える、ビジネスモデルを変える=ネットビジネスとか、持ち帰り専門とか、等工夫と変化をしないと駄目なんだけれど、「地域に根付いた」というのが曲者で、その支える地域の人がそう言う変化を許してくれないところがあるんですよね。老舗企業が経営が傾き、段々と衰退していく理由の1つじゃ無いかと。

それは、今の日本にも当てはまる話だと思うわけで、国としてビジネスや外交や政策を、これまで同様の前提や対応のままでは、周りの変化について行けず、内側の変化にだけあたふたしていくうちに、二進も三進も行かない状態になる。そう言う意味で、内側の変化に対応するためには、外にも注目する必要があるし、外の変化に対しては内側にも変化が必要になるのは、仕事でも同じ。内側の「少子高齢化」対策で「外から人材募集」というのは今の対策だけれど、それが無限に続くわけでは無いし、当然日本以外にも選択肢は幾らでもあるので、国内的に給料アップとか補償を厚くするとか、さらに進めないと行けないことも多い。

そこに「人情」という、目に見えない絆を大切にすることは良いことだけれど、それって開くまでビジネス的には1つの要素でしか無いわけで、それだけに頼ってしまってはどうしようも無くなります。ただ、日本人的な視点で見ると「美徳」みたいな言い方をされるので、困ってしまう点でもありますよね。そこをどの様に打破していくのか、これまでのビジネスを捨てて一からやり直すのか、少しずつしかし確実に変革を進めるのか、あるいは何もしないのか、そこは人への情けも残しつつ、最優先するのは「自分の気持ち」じゃないだろうか。

HND-SIN/-HND (2) - 出発

さて、UA MP 1K 2019獲得のための最後のフライトで、2018年最後のフライトにもなる今回のSingapore行き。夏頃に予約して、ずっと塩漬けだったので危うく忘れるところでした(笑)。前日急に会社に行く用事が出来てしまい、前泊。羽田発とは言え、午前中の出発だったので、これはこれで良かったかも。いつものようにホテルで朝食を頂き、早めにチェックアウトをして、横浜駅から京急の空港線で羽田空港へ向かったのですが、この日の朝トラブルがあったらしく、5分程の遅れで国際線ターミナルに到着しました。

久しぶりの国際線搭乗という事で、ここでちょっとドタバタしてしまいました。まずは保安検査場通過。ボーディングパスはメールできたQRコードをiPhone8で表示させて通過して、やれやれと思ったら、ジェルとかを入れた透明なバッグをカバンから取り出さずそのままスキャンさせていたことに気が付きました。特に何も言われなかったけれど、FFPの上級会員用の優先レーンだったからよかったのかな? で、ホッとしたのも束の間、機内持ち込みのバッグにパソコンを収納して、「あれ? パスポートどこだ?」とパスポートが見つからない。慌てて、鞄の中を探しますが見つからず、もしかしたら落としたのかなとも思ったんですが、それならそれで検査場係員が何か言うはずだし。二回くらいカバン中を引っ掻き真回して、たまたま外側に着いているポケットを見たら、そこに入っていました。そうそう、保安検査場に入る前にここに入れたんだった orz

この後出国検査は、最近導入された顔認証ゲートを利用。自動化ゲートを使わなかったのは、ここの所冬の乾燥肌で指がいつも以上にボロボロになっていた事も有ります。で、日本の技術力の集めた顔認証ゲートですが、パスポートをスキャンして、眼鏡を取って画面を見ると、ほんの数秒でゲートが開き認証完了。確かに、指紋認証よりも楽だわ、これ。で、やっと制限区域に入り、この日のフライトを確認すると、出発ゲートは144番ゲートと北側の外れ。そちら側にもANAのラウンジがあるんですが、混んでると嫌だったので、メインの方に入場。ここで暫く時間を潰すつもりでしたが、たまたま会社のメールを開けたらいろいろメールが溜まっていて、結局その処理で滞在時間を費やしてしまい、折角ラウンジに入ったのにお茶だけ飲んで何も食べずに、144番ゲートに向かうことになってしまいました。

ゲート前は、そんなに混雑していない様子で、ほぼ定刻通りに優先搭乗からスタート。AMC Diamondの優先搭乗に機内にはいりましたが、やはりB787はB777と比べると狭いですね。ウェルカムドリンクを頂き、まったりしていると、ほぼ定刻にドアクローズとなり、5分後にプッシュバック開始。さらに5分程してから、誘導路をD滑走路のRW05に向かい移動開始です。10分ちょっとでD滑走路に到着すると、先行機が2機ほどいましたが、C滑走路へ着陸する機体が無くて、前の機体が離陸すると、直ぐに次の機体が離陸していくような感じで、離陸開始。いつもの沖縄行きと同様、離陸すると直ぐに右旋回をして、まずは西を目指します。(続く...)

2018年12月21日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

SPG系列28滞在目は、先週に続いてシェラトン横浜。元々は、金曜日からSingaporeへ、今年最後のUA MP 1K修行に飛ぶ予定で、その前から余っていた有休消化も兼ねて、今週は休みに入っていたのですが、木曜日にどうしても横浜の会社に出社しないといけなくなり、それなら木曜日に一度自宅に度って、金曜日に羽田に行くよりは、そのまま前泊しちゃえと急遽予約したもの。午後早めに仕事を片付けて、チェックイン開始時刻15:00頃に26Fのラウンジ受付でチェックイン。まだ部屋が準備出来てないだろうから、ラウンジで時間を潰すつもりでいったんですが、あっさりとクラブフロアーの部屋を案内されてしまいました(笑)。

暫く仕事の処理とか、翌日の出発の準備などして、さて夕食はどうしようかと少し悩んで、まぁここは今年最後だからと館内の和食のレストランに行くことに。その前に少し時間が有ったので、丁度カクテルタイムが始まった26Fのラウンジに寄りましたが、もう7割8割位の混雑度。カクテルタイムの18:00前から待っていた人も多いような雰囲気。そんなこともあり、軽くスパークリングを一杯だけのんで、食事に向かいました。最後だからとちょっとリッチに食事とお酒をいただきましたが、ダイヤモンドメンバー特典で20%引きになり、まずまずのお値段に落ち着きました(笑)。

翌朝は、2Fのビュッフェで朝食をとりましたが、先週とちょっと違っていたのは、テーブルセッティング。先週来たときには、ペーパーナブ金の上に、ナイフとフォークがセットされていましたが、今回はペーパーナプキンだけ。あと、テーブルマットも無かったなぁ... コスト削減なのか、いつも宿泊する土曜日では無く、平日金曜日はこういうセッティングなのか不明ですが、違いに少しビックリしました。

その後部屋に戻り、荷物を確認して、チェックアウトへ。羽田からの出発が10:50なので、9:00位には国際線ターミナルに入りたく、8:30頃にホテルを出て京急で空港へ向かいました。これで、本当にこのホテル宿泊は年内最後。今年もよく利用しました。

Windows Sandbox

次期Windows10のInsider Previewの「Build 18305(19H1)」で、新しい機能の「Windows Sandbox」が提供されているという記事。本来なら同等環境の「テストマシン」を準備して、そこで挙動・動作確認等をするんですが、手間とコストを考えると、1つのシステム上で操作出来るのが便利。そう言う意味で、仮想マシンを起動して利用するのが、これまでの方法だったわけですが、例えば一寸したプログラムの確認をするために、わざわざ仮想マシンを仕立てるのも面倒。その点、このSandbox(砂場=隔離された環境)であれば、元々のシステムのリソースを利用しつつ、そのプログラムが暴走しても本体のシステムは安全であるから、効率的にもコスト的にも有利。

不明なのが、このSnadboxで動作するプログラムは、Windows10用のものだけなのか、32bitアプリも含めて、Windows7/XP等、過去のOS用ソフトも機能するかの、それによって利便性と有用性が大きく変わってきそう。私自身も、最近Windows7を捨てて(笑)Windows10に自宅環境を更新しましたが、実は昔のPCで使っていたソフトで、すでにWindows7とかでも上手く動かなくなったソフトって幾つかあるんですよね。そう言うものをうまく活用したいのだけれど。

あくまで個人的願望だけれど、Windows10の仮想マシンやSandboxをサポートするときに、その中で過去の既にサポートが終了したOSを使う場合には、パブリックライセンスで使えるようにしてくれないだろうか。Microsoftのライセンスには「Downgrade Rights」があって、例えばWindows10のライセンスがあれば、其れ以前のOS(今のところ制限はあり)にダウングレードして利用出来るんですが、それと同様の事を認めて欲しい。とは言っても、仮想マシンやSandboxだと、それを動かす親OSが動いているわけで、その上で親OSのライセンスを使うのは二重利用になりますが、開くまで親OS上で利用出来るだけで、その仮想マシンが他のマシンに移動するわけじゃ無いから、そこは「1台のPCにインストールされたOS」の拡張と言うような判断をして欲しいなぁ。現在も販売中、利用可能なOSだと問題があるだろうから、素で手にサポートも終わったようなWindows95/98/XPあたりで。まぁ、Microsoftとしても、旧世代のOSユーザーをいかに最新OSに持ち上げるか、色々苦労しているんだとは思うけれど、そこは大企業なんだから少しは譲歩してほしい(笑)。

2018年12月20日

ANAなら二タミ

羽田空港の国内線第一ターミナルに新しくオープンする、滞在型商業施設の記事。で、こういう私設は空港利用者としては大歓迎なんだけれど、ANA関連店舗もあるのに、開設場所は一タミ(=JAL)という矛盾(笑)。いゃ、スペースの関係とか、運航会社と店舗施設は別というのは重々承知しているけれど、でも一タミに作るなら二タミにも作って欲しい。

まぁ、私が知らないだけで、実は現在拡張工事中の二タミの南側、新しく国際線ターミナルが出来る場所には、こういう施設増設も予定されているかもしれない。

自分はどちらかというと、飛行機を見るのも好きですが、やはり飛ぶ方が好き。それでも、飛ぶ予定が無いときには、ふらっと空港にいって滑走路を見ながらビールでも飲みたいなと思うことも良くあるわけで、その時にゆっくりしながら離発着する航空機が見学でき私設があれば、それこそ毎週のように通いたいのだけれど(笑)。それこそ、AMCメンバー専用の滞在型ラウンジ(勿論、有料で可能)なんて作ってくれたら、嬉しいのになぁ。ANA FESTAみたいな感じで、お土産屋さん併設なら、多分売上げもアップするぞ(マテ)。

今では、地方空港も増えて、飛行機に搭乗すること自体そんな珍しくなかったけれど、それでも世界でもトップクラスの規模の羽田空港に離発着する航空機を見るというのは、特別なイベントだと思う。昔新幹線が開通したときに、新幹線を見るためだけに駅に人が集まったように事が、空港にも言えると思うんですよね。そう言う意味で、利用者のための空港も大切だけれど、テーマパーク的な「訪問する場所としての空港」というコンテンツって、結構大きい気がする。まぁ、次は二タミ国際線部分がどう変貌するのか、それを楽しみにしよう(笑)。

無意味な請願

タレントのローラが、ホワイトハウスへの辺野古の滑走路新設工事反対署名へ呼びかけて話題になっている。実は、其れ以前にも、沖縄出身のタレントさんとかミュージシャン等も同様の呼びかけをしていたのだけれど、今回ほど話題にはなっていなかったように感じます。さらに言えば、先日の漫才系番組で、昨年同様にウーマンズラッシュアワーが政治ネタを演じたけれど、これも二回目という事も有るのか、あるいはその内容からなのか、前回ほどの話題にはなっていないし、早々にトレンドからも消えた様子。

テレビの情報番組などでは、特に今回のローラの行動を、アメリカのセレブとかタレントの政治活動に擬えて報道するケースが多いようだけれど、それは一寸違うような気がする。今回の請願内容は「国民投票が沖縄で開催されるまで、辺野古/大浦湾の埋め立てを止める」という趣旨なんだけれど、アメリカが日本国内の国民投票に関してあれこれいう権利は無いし、埋め立て一時差し止めっていうのは本来の趣旨である「最低でも県外」にも当たらない。本島にホワイトハウスに請願するのであれば「沖縄から米軍基地撤退」とか、少なくとも「普天間廃止、辺野古廃止」くらいは目標にしないと、何のための請願か分からない。その意図も趣旨も全くこの請願システムにそぐわないものなわけで、結局は「アメリカ様にもの申した」という、空虚な実績作りだけなんでしょうね。

実際、以下略ちゃんが書いているように、日本共産党もこの署名を後押ししている。日ごろ、米国追従怪しからんとか、アメリカの言いなりになるなとか、散々の言いようなのに自分達の都合が良いことはコロッと忘れてこう言う事をする。良くも悪くも、自分達の「信念(?)」を曲げないその態度は、他の野党とはひと味違うわけで、その点は野党として評価しても良いのだけれど、結局は他のその他野党同様、自分達のパフォーマンスを見せることが目的になり、本来の党是というのか共産主義国家建設みたいな使命感、目的完遂という姿勢が全く感じられない。本島ならば、「こういう行為は現実的では無い、日本政府に正々堂々主張しよう」とか諫めるなら「おぉ、流石共産党」と感じるけれど、今日はアメリカを批判し、明日はアメリカに依存してとか、まぁ「コウモリ政党」と言われても仕方ないよなぁ...

もう埋め立ては殆ど終わったみたいですが、「沖縄の海が」とか「沖縄の自然が」というのであれば、那覇空港の第二滑走路の方がもっと影響は大きいわけで、そちらも批判するべきなのに殆ど聞かない。それ以外にも、海岸線を埋め立てている場所は何カ所もあるわけで、「埋め立て」が問題ならそれは辺野古だけの問題では無いはず。さらに言えば「新基地建設反対」と言うけれど、今回は現存する米軍施設の拡張だし、それも内陸部に新規に拡張するのではなく、海側に広げるわけだから、既存の住居などへの影響も無い。さらに、離発着の騒音などの影響も考慮しての、V字滑走路なわけで、これで普天間の安全と膨大な土地が戻ってくるのであれば、決して悪い話しでは無いはず。「沖縄の負担を増やすな」という意見もよく分かるけれど、相対的に辺野古移設が達成されれば、これまでの普天間の負担が減るからかなり大きな前進だと思うんですけどね。そう言う相対的な判断をせずに、たんに辺野古の滑走路・埋め立てという極論だけ主張するから、話は噛み合わないし前進も無い。

今回違和感を感じるのは、例えばこれまでもそう言う行為をして居たタレントさんが発言するならまだ分かるけれど、そう言うこととは無関係と思われていた人が突然言い出したこと。誰か、シナリオを書いている人がいるのではと言う話も流れているけれど、唐突感は正直大きいですよね。別にタレントや芸能人が政治を語るなとは言わないけれど、自分の立場の影響力の大きさを背景に何か発言するなら、やはり底にはちゃんと責任を持たないといけないと思うし、そう言う意味では何故そう言う行動を取るのか、説明もするべきでは。言い方は悪いけれど「請願システム」という言いオモチャを見つけて、それを喜んで弄っている集団に言いように利用されているようにしか見えないなぁ。それって、利用している側の大罪だと思う。

民営水道事業

数日前にメディで報じられた、雫石のペンション村水道問題。「民間水道業者」「水道停止」みたいな言葉が紙面(記事画面)に踊っていて、恰も先日国会で通過した改正水道法の影響が早くも現実問題になったみたいな扱われ方で、私も最初に記事タイトルとか見たときには「えっ?」と思ったくらい。でも、記事本文を読むと、あの改正法とは別の内容の事柄であるという事は直ぐに理解出来ます。

実は私の自宅も、自分が子供の頃は上下水道が通っておらず、上水は自宅に昔から有った井戸にポンプを付けた「簡易水道」、下水は昔はくみ取り方式だったけれど、小学生になるくらいにはこちらも浄化槽を設置して排水処理出来るようになり、ガスも結構最近まではプロパンガスだった。簡易水道の名残は現在でも自宅の敷地に残っていて、ポンプが繋がっているので使おうと思えば利用可能。水源まではそんなに深くは無いはずなんですが、昔聞いた話では天竜川の伏流水なのだそう。夏でも結構冷たい水で、昔は蛇口から直接飲んでも何の問題も無いし、美味しいと感じられる水何ですね。出、その簡易水道は自宅裏の何件かの一戸建ての方にも繋がっていて、そちらは簡易水道を使っているらしい。

出、今回の雫石の話しはそれと同じで、違いは自分の所のように自宅でやっているのでは無く、管理業者に運営と保守等を委託していたこと。それが、電気代などコストが嵩み運営書きびくなったので料金値上げか撤退という事になったという話し。こちらのサイトで詳しくまとめられているけれど、国会で問題になった公営水道事業の民間委託とは全く異なる話し出し、ましてや完全民営化の話でも無いし、それによって発生するかもしれない問題提起にすら成っていない。ところが、幾つかの新聞記事を見ると、記事の中で改正法を示して、恰も関係があるようなニュアンスの文章を掲載している。

狡いのは、「関係している」とか「関連がある」とか減給していないんですよね。別物だと分かっているから。でも、言葉として挿入する事で、読者は誤解するでしょう。メディアの役割を考えたら、「改正法との関連が危惧される場合も有るかもしれないが、今回の事例はそれとは無関係の背景・内容である。」みたいに、関係性が無い事を逆に減給するべき何ですよね。でも、逆に誤解するような言い回しをしている。しかも、新聞社によってそのニュアンスの傾向が偏っているのが、なんとも意図的というか何というか...

以前も書いたけれど、官で出来ない事を民間に委託して効率化すること自体は悪いことでは無い。でも、民間の場合は利益が出ないと継続出来ないわけだから、そこは何か一ひねりも二ひねりも無いと痛くした意味が無い。一番効率的なのは、ボリュームを増やして超すとダウンすることだけれど、その為には一つの都市町だけで無く、広域地域とか場合によったら県単位位の規模でまとめて効率化しないと、いくら官営事業が非効率と言ってもなかなか改善しない。特に官営の場合は、民営では利益が出ないような場合でも提供する必要が有る場合も有るわけで、だからこそ官営と言う事も有りますからね。そう言うアイデアを生むための記事なら良いのだけれど、結局は何か反対したい、潰したいだけの記事にしかならない気がする。

2018年12月19日

緊急停車

先日試合のために都内に向かうために新幹線を利用した時、夜の試合なのでお昼頃のこだま号でゆっくり東京駅に移動しようと、お昼を食べてから新幹線のホームに上がります。で、時間帯的に停車しているはずが無いのに、新幹線の車両がホームに止まっています。しかもよく見たら「のぞみ号」。何故だと思いつつ、何かトラブルかと思うのですが、特に案内の放送も無いし。で、駅員さんが何人か10号車か11号車の当たりの乗車口に集まり始めます。そこに、「浜松市消防局」のロゴ入りジャンパーを着用した人が私の目の前を走って、その乗車口に走り寄っていきます。そう言えば、少し前に救急車のサイレンが聞こえたなぁと思ったら、ストレッチャーとともに何人もの救急隊員が駆け寄っていきます。

暫くすると、社内からどうも人が運び出されたらしく、乗車口から少し離れた場所にその人だかりが出来て、同行の人なのか白いワイシャツ姿の男性らしき人がそこに付き添っている感じ。で、程なくのぞみ号は出発していきました。のぞみ号が出発して暫くすると、ストレッチャーに乗せられた人が階段を下っていく様子が見えたんですが、急病人対策の緊急停車だったんですね。私も長いこと新幹線を利用しているけれど、こういう光景を見るのは初めてでした。

急病人が運び出されて、バタバタしていたホームが少し落ち着いたところで、本来乗車予定のこだま号が入ってきます。どうも駅の手前、本線から駅ホームほの待避線に入ったところで停車して待っていたようで、駅に入ってきたのは出発時刻の1分前位でしたが、乗客の乗り降りが終わると、定刻で出発。本来なら、5~6分位前にホームに入って、本線を通過するのぞみ号をやり過ごすのですが、全体のダイヤを止めていたのでは無く、緊急停車したのぞみ号を後ろの多分スロットに入れたんでしょうね。

別に時間的に厳しい状況では無かったので、私は多少の遅れでも問題な勝ったんですが、掛川、静岡と問題無く到着していきました。ところが、新富士駅の手前で暫く線路上で停車して少し遅れてホームに入っていきます。「あぁ、やはり浜松の緊急停車の影響かな」と思っていたら、どうも線路に人が入ったので安全確認をしていたという車内アナウンス。マーフィーの法則では無いけれど、トラブルが生まれるときには続くものだなぁと言う事を実感。ただ、その後遅れを取り戻して、東京駅には定刻に到着しましたが、やはりスケジュールのやり繰りがあったのか、到着ホームが16番線ホームから17番線ホームに変更になりました。といっても、同じホームの一方から反対側に変わっただけなので、実質変わりないのですが。長年新幹線利用をしていて、一回の移動にこうトラブルが重なるのは初めてでした。年末年始になり、いつものより人の移動が増えて、それに伴いリスクも増加するわけで、だからこそ余裕を持って利用したいなと再認識しました。

2018年12月18日

瞬間移動?!

東京2020の聖火リレーで、離党なども含めて聖火ランナーが回るため、離れた場所で移動するときには「瞬間移動」するという記事。最初何を言っているのか意味が分からず、二度三度読み直してみて最初に思ったのが「バカジャナイノ」という事。はまれた場所の点火はどうやるんだろうか。まさか、ライターで火を付けるわけにはいかず、多分聖火を物理的に運んで、A地点で消した瞬間にB地点で点火するんだろうけど、それなら運んだときに点火すれば済むだけの話。あれって、種火を付けたランプみたいな道具で聖火を運ぶわけで、別に移動中に聖火が消えているわけでも無いし。

で、最初この記事を読んだときに「まるで世界中のディズニーランドには、ミッキー・ミニーは一人しかいなくて、瞬間的に移動する」という話しみたいと笑ってしまった。いゃ、ディズニーファンをDisる気持ちは毛頭ありません。そういう「世界観」の世界ということで、それが「夢の国の根拠」であることを考えれば、実際にどうなのかは知らないけれど、それは言っても良い話しだと思う。でも、今回の聖火リレーは、全くそんな背景・世界観は不要なわけで、なんでそんなことをこじつけるのだろうか。あの、知事のまた思いつきだろうか。

「瞬間移動」する意図が何なのか分からないけれど、一つ明らかなのはせいかを次の場所に運ぶ途中のプロセスは、完全に覆い隠されるわけで、その部分は「無かったこと」になるわけですよね。でも、聖火リレーというイベントを考えれば、その聖火リレーの種火を移動させることもイベントとして扱い事も出来るはず。でも、あの人の場合は、そう言う地味なところには興味が無くて、派手な「聖火の瞬間移動」というイベント性を作る事が重要なんだろうなぁ。見た目の聖火リレーの時間短縮をするために、無理矢理こじつけたように感じますね。

大きなイベントだから、こういう部分の演出に凝ることも必要だと思うけれど、何か本来見せるべきものを隠して、見栄えの良いものだけを見せるというのは、この知事が当選してからずっとやっていることなので驚きはしないけれど、「瞬間移動」なんていう余計なこじつけをしたことで、その為の準備なりが余計にかかって、経済的負担は大きくなるのでは。まぁ、それもこの知事のお家芸ですけどね。

乱立するQRコード

「100億円還元キャンペーン」で一躍QRコード決済の寵児になったSoftbank系の「PayPay」。所が、認証仕様の甘さから、こんなトラブルが出ているらしい。この「PayPay」という名称、どうも個人的には、「駆けだし・未熟者」という意味の「ぺいぺい(ぺえぺえ)」と聞こえてしまうので、何だかなぁという気持ち。個人的にはQRコード決済って、簡単で便利だと思うけれど、今のようにコードが乱立してくると一寸逆に不信感が高くなりそう。

この「何とかPay」という名称、日本で一番早く登場したのはJCB系の電子マネー「QuickPay」じゃ無いだろうか。で、有名になったのは中国の「Alipay」とか「WeChat Pay」がメディアで取り上げられて、大きな話題になってからで、そこから日本でも「何チャラPay」が増え始めて、今では幾つあるんだ状態。中国の場合、Alipayは国内(世界?)最大のECサイト、アリババだし、WeChat Payはやはり国内(世界?)最大のメッセージアプリ微信がバックにあるわけで、どちらも圧倒的なユーザー数という母集団があるから一気に拡大したとも言える。日本で言えば、Alipayは楽天Pay、WeChat PayはLine Pay当たりが相当するのかもしれないけれど、規模的にはかなり見劣りするような。

実は先日浜松駅から自宅にタクシーで帰宅したとき、そのタクシーの支払方法の中に「楽天Pay」が有ってビックリ。多分、そのタクシー会社(浜松の中では古い大手)として採用したんだろうけど、自分よりも年上と思われるドライバーさん的には「支払は楽天Payで」と言われても「はぁ?」という感じじゃ無いだろうか。

で、政府は、給与をこういうポイントで払うことを認める方針とのこと。多様性と言う意味では良いのだろうけど、税金とか大変そう。あと、天引きする場合にはどうするんだろうか。さらには、今自分の会社では給与の振込先を、第一と第二、二つの銀行に分配可能何ですが、ポイントでもそう言うことが可能なるのだろうか。ポイント会社としては、そのポイントを利用して自社ECサイトへ誘導できるようになるから、その当たりでのサービス競争が、これから激化するかも。現金大好きな日本人気質ではあるけれど、結構そういう「ポイント」に弱い国民気質もあるんじゃ無いかと思うので、それで一気に現金至上主義が崩れていくかも(笑)。そのうち、マネーロンダリングならぬポイントロンダリングが始まりそう。

また、完敗

シーズン締めくくりの大一番の試合。一年間、この日のために準備してきた、日本中の社会人フットボーラーの頂点を勝ち取る試合何だけれど、今年も消化不良のまま終了。相手チームが100%のパフォーマンスを発揮したとしたら、こちらはある時は100%近いけれど、50%位の時も多くて、平均70%位に終始したという感じ。勿論、選手、コーチ、スタッフ、みんな勝つために一生懸命なのは当然ですが、なんでいつもうちのチームはここ一番の勝負になると悪い方に傾くのだろうか。

必要な時に必要な力を必要以上に発揮できるのが「強いチーム」の証しだろうし、それは組織やチームビルディングでも同じ。その構成要素によって、何を補強するか、逆に何を犠牲にするかも異なるだろうけど、結果的には「完遂する」という強い気持ちだろうか。

一番手っ取り早いのは、「優秀な人材を集める」事なんだろうけど、それだって限界があるし、良くある話で、一人一人は良くてもその集合体がその総和になるとは限らない。一種のジグソーパズルみたいなもので、綺麗なピースだけ集めても駄目で、ちゃんと互いに凸凹が補えるような形のピース=人材を集めないと、全体としてまとまらない。来年はどう言うチーム作りをするのか分からないけれど、毎回前年の反省から足りない部分を補強する形で新人をリクルートして新しいチーム作りをするわけですが、個人的には馴染みの選手も多いので今のチームから余り変わって欲しくない半面、それなりに新しい血を入れないとなかなか新陳代謝も進まない。ジレンマを感じるところですね。

それでも、頂点を決めるこの場所まで何とか勝ち上がってきたチームメンバーは、誇りを持って良いと思うし、この悔しさは来シーズンに向けての糧にして欲しいですよね。来年から新しいトーナメント形式が始まるわけで、試合の厳しさは今年以上。今はゆっくり今年の疲れを落として、また新しいシーズンに臨んで欲しいですよね。ファンも、それを願っているはずだし。

2018年12月17日

出国税

日本出国時に徴収される「出国税(1,000円)」が、来年1月7日から始まるという記事。日本から「出国する」場合に徴収されるので、国際線乗り継ぎの場合で同一航空券で24時間以内の乗り継ぎなら適用外になるのか。「同一航空券」というのが一寸肝ですね。

対象は、来年1月7日以降に発券されて且つ搭乗する場合が対象で、6日までに発券されている航空券は対象外だけれど、それを7日以降に変更する場合には適用対象になる、と。金額は、大人も子供も同額で、2歳未満の幼児は非課税ですか。

自分は空港や飛行機をよく利用する方だから、それなりに税金を払うことに反対は無いけれど、使途目的の「観光基盤の拡充・強化を図るための恒久的な財源を確保するため」という点で一寸引っかかる。それなら「観光税」として「観光地・観光施設を利用する」人に掛けるべきだし、それは空港利用者に限らないでしょ? 一番手っ取り早いのは、観光地・私設等の入場料に税金を掛けることだけれど、これは猛反発だろうしなぁ。結局は、訪日観光客にターゲットを絞るしかないと言うのは分からないわけでは無いけれど、しっくりこない。

あと、空港で徴収する(正確には、航空券発行時ですが)んだから、幾らかは空港や航空機サービスの向上にも使って欲しいですよね。最近では民営化されて民間運用の空港も増えているから、補助金というわけにも行かないだろうけど、管制システムの更新を補助するとか、ILS等の安全対策施設の補助をするとか、基本的な所にも支援して欲しいですよね。島国の日本としては、転送装置が開発され迄は、入国手段としては空路か海路しか無いわけで、その玄関口となる空港設備に関してはしっかり保守管理して欲しいし。

しかし、「出国税」というネーミングに違和感と抵抗感を感じるなぁ...

2018年、〆の試合

今日は、今年最後のフットボールゲーム。昨年ぐうの音も出ないくらいコテンパンにやられた相手だけに、今回は何としても雪辱して、初優勝を勝ち取りたい。ただ、勝負は水物、一昨日の大学の試合も、試合前の期待値は高く、後半はじめくらいまでは良い具合で食らいついていたけれど、一寸したミスから攻守が逆転したり、失点した李が続いて、結果は完敗。対戦相手が別のチームだったら... という「れば・たてら」はあるけれど、まぁまだまだ時期尚早というフットボールの神様の判断でしょうね。(と、思いたい)

さて、今日の試合。ここまで勝ち星無しの相手だけに、なんとか初白星で初優勝出シーズンを締めくくりたい。うちのディフェンス次第というのが自分の見立てですが、どこまで相手のプレーを、出来れば前半で押さえたい。で、夜は勝利の美酒を味わいたいけれど...

2018年12月16日

政権の前に反省と謝罪

今問題になっている沖縄の辺野古基地拡張問題もそうだけれど、結構この人達が残した負の遺産が今も尚問題を残し続けているわけで、先ずはその反省と謝罪だろうと、小一時間。「最低でも県外」発言が、今の基地移転問題ねじれの最大原因だし、未だ続く福島の風評被害もそうだし、さらには消費税増税もそう。大体、「政権を取る」と言いながらも、国会では提案能力は無いし、相手の邪魔をすることだけで、嘘でも良いから旧民主党の時みたく「ガソリン税撤廃」とか「消えた年金問題解決」とか、出来もしないことやりもしないことを言って見ないだけでもまだましという意見もあるけれど、それすら出来ないという見方もあるしなぁ...

大体、旧民主党が政権をとった時だって、それなりに議員数で拮抗できるくらいの所まで議席を占めていたわけだし、だからこそ選挙でひっくり返すことも出来たのに、今のように支持率一桁と言うような状態では、議席を増やすことは出来てもひっくり返すこと何て無理。先ずは、前回の政権与党時代の事を、何が良くて何が悪かったのかちゃんと説明して謝罪することからするべきなのに、もう7年とか過ぎても何も無く、逆に「政党名も変わり、自分達はあの頃の自分達では無い」という。そのくせ、首相とか麻生大臣に関しては、その祖父がどうとか昔のことを言って攻撃しているわけですが。

安倍政権にだって、色々な問題はある。失敗もしている。約束したことでやっていないこと、出来ない事も多々ある。のに、そこを責めるのでは無く、未だに「モリカケ」とか、挙げ句の果てには「放棄する」と早くも休暇宣言している。本当に「役立たず」という印象しか受けない。そのくせ自分達は、仕事しているぜ、正義のために戦っているぜ、見たいな「無能な働き者」を自ら誇示しているので救いが無いような。

よく言われていることだけれど、問題も多々ある与党が安泰なのは、やはりそれを脅かす存在が無いからで、そう言う緊張感の無さが日本を不幸にしていると言って良いのでは。何でもかんでも反対しか言わないのは、凄く簡単ではあるんですよね。でも、反対なら反対の、部分反対・賛成なら、その論点をちゃんと示せば、少なくとも国民は馬鹿じゃ無いからその能力を理解するし、その中出納得出来るものがあれば支持も増えるはず。僅か3年一寸で今の与党が政権を取り戻せたのも、旧民主党が余りに酷かったこともあるけれど、自民党は自民党で、野党時代でもちゃんとそれなりに政策に関して提言していたし、余りに稚拙な当時の民主党と比較して、やはり経験値の差は違うと認識させたから、あれだけの大差で政権交代となったことを、もっと真摯に受け止めて反省しないと。まあ、変な人が出てこないように今の状態が続く方が、日本にとっては「否定的肯定」みたいな感じで一番良いのかもしれない。

科研費問題

MBSが放送したという、科研費問題に関してのネットのバッシング(?)に関して、日刊スポーツ紙がこんな記事を掲載しているらしい。CatNAさんがまとめているけれど、確かに記事だけ読むと最初から「バッシング」ありきで、本来なら精査するべき放送内容や、科研費自体に関しては触れていない。

元々の科研費の問題は、文系のそれも「社会学」というような、具体的な成果物・定量判断出来にくい内容が、さらに曖昧な結果しか出ていないのに、かなりの金額が供出されていることが疑問の始まりのはず。しかも、その科研費の認定プロセスを見ると、第三者の検証過程が有るのだけれど、その検証者がお仲間グループであるから、それはおかしいのでは無いかという話のはずだったはず。メディアが好きな「疑問がある、納得出来ない」という構図の典型的な形なのだけれど、メディアそこは触れないのが疑問。

私は科研費自体には関わったことは無いけれど、こういう補助金を得るためには凄く労力を掛けてもなかなか当選しないことは自ら体験しています。理系の場合は、例えば研究に必要な機材とか素材等の物理的なものが中心なので、かなり定量的に説明出来て、それ故に厳しく査定されるんですが、人文系の科研費の過程を見ると、凄く大雑把出、なんでこんな説明で何千万円とか何億というお金が落ちるのか、凄く不思議。普通なら、あるいは理系の場合なら、申請したらその場で突き返される次元の話何ですよね。

MBSや日刊スポーツ誌がそう言う論調であるのならが、少なくともネットワークでは反論が生まれるだろうし、本来なら他者も含めてレガシーメディアであっても厳しく査察して追求するべき話なのに、レガシーメディアはどこも取り上げるどころか、今回の様に応援すらしている。まぁ、それが若者世代を中心にメディア離れしている最大の理由何ですけれどね。

と言うか、科研費を受け取っている人達・グループが、その科研費の大元である政府を批判しているのだけれど、本来なら的から塩を貰っていることを恥じるべき何だけれど、逆に敵から塩を奪っているざまあみろと言うような気持ちなんだろうか。色々問題のあった文科省が関わる話だけに、しっかり一度白紙から精査して、科研費が本当に必要な所に優先して回るように仕組み自体を作り直して欲しい。

完敗

昨日の母校の入替戦。期待値が大きかっただけに結果はなかなか厳しものに。前半はリードされながらも、3点差だったから健闘した部類。ただ、最後までオフェンスが機能せず、終盤はその他のみのディフェンスも力尽きてしまい、バタバタと失点して敗退。現役生には厳しい結果になったけれど、必ずこの経験を糧にして、来シーズンは今年以上の結果を出して欲しいですよね。風が強くて、太陽が雲に隠れると寒さが厳しく感じられたけれど、予想よりも暖かくてコンディション的には良かっただけに、もう少しプレーが出れば・出せればなぁと、やはり後悔は続きますが。

終わったことを悔やんでも仕方ないので、卒業する4年生はこの悔しさを次のステージで生かして欲しいし、3年生以下は来シーズンに向けて今から準備を始めて欲しいし、まぁそれが学生スポーツの本文ですしね。今回悔しさを感じた分、明日はそれを上回る満足感を得られるように頑張らないと。取りあえず、今日は一日気持ち切替のバッファーですね。

2018年12月15日

2019ダイヤモンドサービス特典

ANAからDMが届き、内容を見てみると2019年のAMC Diamondメンバーの選択式特典のお知らせ。内容に特に変化は無く、ものの数秒でいつものように1番目の「SKYコイン60,000円分と、機内販売クーポン20,000円分」に決めて、直ぐさま返信。AMCの一番良いのは、マイルをSKYコインに変換して、それをチケット購入に充当できること。しかも、AMC Diamondだと、最大で1.7倍のSKYコインに変換出来るから、さらに美味しい。たまりに貯まっているUA MPのマイルを、何とかANAのマイルに変換出来れば、かなり楽になるのですが、そう世の中は甘くない(笑)。

ちょっと困るのは、機内販売クーポンで、去年は結局使わずに期限切れを向かえてしまい、20,000円分とそれなりの金額なので勿体ない気もするし、逆に余計な物を買わずに済んで出費を押さえられたと喜ぶべきなのか微妙。今年の分も、まだ手つかずで残っていて、まぁ使用期限が来年3月末までとまだ余裕があるから無理に使う必要は無いのだけれど、今のところ来年3月までに海外に行く予定は無いし、国内線の機内販売では特に欲しいものは無いし、ANA FESTA当たりで何か買おうにも、クーポン1枚5,000円はなかなか使い出があり、これも困ってしまう。ANA DUTY FREE SHOPでも使えるので、来週のSingapore行きの時に羽田空港の免税店を覗いてみようかと思っていますが、往路の出発前で余り荷物になるものは嫌だし、やはり無理に欲しくも無いものを買うのも嫌出しとなかなか決まらない。このクーポンも、チケット代の支払に充当できると嬉しいのだけれど。

ANAさんとしても、たんに無料で何か渡すよりも、少しでも売上げ貢献に繋がる方が好ましいから、こういうサービスをしているのだと思うんですが、個人的には何か物を買うよりは、一番の目的である「飛行機に搭乗する」事を助けるようなアイデア、それこそSKYコインの拡充とか、アップグレードポイントの追加とか、そう言う方向の改善をして欲しいなぁ。いずれにしても、来年1月から3月のAMC Diamond修行フライトのために発券した国内線チケットで、これまで手持ちのマイルから変換したSKYコインを大分使ってしまい、今のところ30,000コインしか残っていないから、ここに60,000コイン追加されるのはかなり大きい。ANA様々です(笑)。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

SPG系列27滞在目。翌日、大学チームの入替戦が午前早めにキックオフのため、色々考えて金曜日の仕事終わりに前泊することに。お陰で、金曜日の朝混雑する新幹線やJR線の中、大きなカメラ機材を入れたショルダーで移動して、多分周りは顰蹙だったろうなぁ...

今回もプレミアムツインへアップグレードして頂きましたが、贅沢な部屋で無くて良いからベッドが広い方がいい(笑)。仕事終わりでチェックインし、部屋に荷物を置いて、ちょっと頼まれたお土産とか買い物をして戻ってきたのが19:00頃。ここで久しぶりにやってしまいました。部屋のカードキーを部屋の中に置いたまま外に出てしまった orz 10年振りくらいの失敗です。26Fのラウンジ受付に言って、別のカードキーを用意して貰ったんですが、まだラウンジとか開いているときで、かつ変な格好をして居ないときで良かった...

夕食はどうしようかと迷ったんですが、この日は大きなバンケットでもあるのか、B1Fのエレベーターに、建物外まで伸びるような行列が出来ている状態で、多分どこも混雑していそうと思い、結局いつものように3Fのバーに行って軽く飲み食いしてお終い。そうそう、どう言う規準なのかよく分からないけれど、SPG Platinum特典で20%引きされていて、これならHPCJを使わなくてもいいかなとちょっと思ったり。

金曜日も結構寒かったんですが、今朝はそれ以上の冷え込み。で、朝カーテンを開けたら、外から覗いている人が(笑)。ハウスキーパーさんが書いたのか、前回宿泊した人が書いたのか??? でも、これ結構油か何か付けて書いておかないと、こんなに綺麗に残らないですよねぇ。一寸ビックリしつつ、いつものように2Fのビュッフェで朝食を頂き、勝利を祈念しつつチェックアウト。そうそう、バーで飲んでいるときに「今日が今年最後の宿泊」とか自分で言っていたんですが、部屋に戻って予定を確認したら、来週も宿泊予約を入れていた(汗)。うーん、物忘れも酷くなってきているらしい...

入替戦

今日は母校の入替戦。対戦相手は、上のリーグで入替戦対象となる4校のうち、一番手強いと思われる相手。抽選で決まったか文句は言えないけれど、フットボールの神様はなんとも意地悪な気がする。入替戦は3年前に初挑戦して以来二回目ですが、丁度今年の4年生が1年生だったとき。3年前は、協会に登録して、準加盟、正式加盟(エリア)、昇格(3部)と毎年順調に勝ち上がり、この勢いで一気にもう一つ昇格(2部)という油断も有ったかもしれないけれど、流石に壁は厚く僅差で跳ね返されました。その後は、3部でも今ひとつ勝ちきれなくて、やっと今回全勝で二回目の挑戦権を得たけれど、何とか今年は決めて欲しい。

ひいき目無しで見て、今年のチームはここ数年で一番強力だとは思うけれど、上位リーグのチームは、仮に全敗で入替戦に落ちてきたとしても、それなりの経験と技術が有りますからね。それを破るのはなかなか難しい。しかも相手チームは、一昨年は1部にいて入替戦で2部に降格。今年も2部で勝てずに3部降格の危機という崖っぷちですから、最後の最後に火事場の馬鹿力では無いけれど、隠れた力が出てきそうだし。まぁ、敗れればそれは力不足という事だし、勝てても来シーズンはそう言う試合を7試合続けないといけないわけで、今の実力をしっかり発揮して欲しいですね。

土曜日の大学の試合、そして月曜日には社会人の試合。フットボールシーズンも、いよいよゴール前ですねぇ... 一年が早い早い...

2018年12月14日

あぁ、勘違い

とある記者会見で、河野外相がロシア対策に関しての記者の質問に四回「次の質問」と無視したような対応をしたという事で、一斉にメディア界隈が「メディア軽視、国民軽視」と騒ぎだし、とあるジャーナリストが「記者は市民の代表、国民を愚弄するな」みたいな事をTLに流してみたら、一斉に袋ただ木に合っているのが、今のメディアを体現しているなぁとホッコリ(マテ)。

全てのジャーナリスト、記者がそうだとは言わないけれど、やはりなんか変な「正義感」を勝手に自分に付加して、自分の行動が正義見たいな事を言う人が多くなったのは確かだと思う。既に突っ込まれているけれど、別に我々が記者やジャーナリストに投票して選ぶわけでも無いわけだし、勝手に「代表宣言」されても困る。強いて言えば、その記者の所属する新聞社の新聞購読者なら「代弁している」と言われても良いかなとは思うけれど、テレビなんかは無料で放送しているわけだから代弁者では無いし、逆に受診診療払っているNHKなんか視聴者を無視しているような所も散見されるし、そう言う意味では真逆のことを言っているしやっているのが今のメディア界隈かと。

何度も書いているけれど、メディアと言う立場はある意味「権力」であり、彼らが翌記事などで叩く「富裕層」的な、優遇された地位・ポジションにいる存在と同等なんですよね。それは金銭的なのだけで無く、その地位を利用して社会的な信用を(有る程度)得られたり、最近では下降しているのかもしれないけれど、金銭的にも恵まれているだろうし。なんと言っても、自社系も含めてテレビなどの全国的にメディアに登場すれば、それは芸能人等と同じような扱いにもなるわけだし。そう言う意味で、それら「メディア富裕層」を監視して必要なら批判するのが、「ネット」という集合知であり、相対的な情報システムなんじゃ無いかと。それを理解していないから、「我々は市民の代表」という言葉も普通に出てくるんでしょうね。

というか「市民」という言葉に凄く違和感を感じるんだけれど。多分英語の"Citizen"からの引用なんだろうけど、それってどちらかというと「市民権」とか「公民権」という、見えない事柄を言うような気がするんですね。彼らが想定しているような、一人一人の人間と言う意味では一寸違う気がする。さらには、同じ文章の中で「国民」とかとも並べて言うけれど、それってまた視点が違うだろう。言葉で仕事をする人なのに、その言葉に疑問を持たれるというのは、よほどその人に能力が無いか、言っていることがおかしいか、そのどちらかだと思うのだけれど。今年の一言として「メディアの勘違い」という言葉を、何処かで選んでくれないだろうか(笑)。

Shiftする文字

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、消えゆくShift-JIS、そして世代交代(いゃ、バージョンアップ、ニューリリースと言うべきか)する、PC環境について。私が初めて「パソコン」というか、当時は「ワンボードマイコン」の時代で、表示装置だって7セグメントのLEDが二つとか四つとかの時代。アルファベットを表示させることも難しい時代だったから、テレビの画面(つまり、モニター画面)に文字やキャラクターが表示出来る事を大学に行って始めて見て、「凄いなぁー」と感激したのは今でも記憶に残っている思いで。

もともと英語発祥のパソコン(当時はマイコンか)は、英文字記号しか無かったので、そこに無理矢理カタカナを入れ込んだものを、通称JISCII (Japanese ASCII)と読んでいたけれど、その後感じを入れ込むために結構無理矢理考案したのがShift_JISだったというのが私の記憶。当初は、互換性の問題等で翌表示の文字化けとか、プログラムが異常になる事があって苦労したなぁ。特に欧米系のソフトの場合、制御コードも含むShift_JISの文字列を読み込むとおかしくなるというのは、良くある話。私権ではあるけれど、当時パソコンを利用するのに全く困っていなかった欧米に対して、同程度に普及しつつあった日本が悪戦苦闘していた、というのが1980年代の状況じゃ無かっただろうか。Windowsが登場して、GUI環境も生まれ、さらには世界にパソコンが広がりを見せるようになってくると、日本語表示の開発環境とかがDBCS (Double-Byte Character Set)として、漢字圏やその他のアジア言語に広がっていって現在に繋がるので、その点は当時各パソコンメーカーで日本語化に苦労していたエンジニア達は誇りに思って良いと思う。それぞれのパソコンメーカーに、OSの日本語化チーム(正確には、ディスプレー開発と言うべきか)がいて、それぞれのメーカー版のOS(PC-DOSやWindows)を出していたわけですからね。今のスマホ世代に、「昔の電話機はダイヤルを回して....」と説明するくらい隔世した話し。

昔は、例えば「Readme.txt」とか、ドキュメントもテキストファイルの場合が殆どで、それを表示させるのにいちいちエディターで開くのが面倒だと、DOSプロンプトでTYPEコマンドとMOREコマンドを連結して、1ページ毎に表示させる、何て言うのは良くやった方法。本来のアプリが無くても、中身のデータにアクセスできるというのは凄く重要な事だと思うけれど、最近のリッチテキストではそれもなかなか難しくなるわけで、となると将来的には今テキストファイルに起こりつつあるようなデータ互換性が担保されなくて、例えばWordが開けなくなる、PDFが読めなくなる、なんていうことも起こりつつあるかも。実際、自分の仕事では以前はLotus系のアプリを使っていたので、123のファイルとか、Freelanceのファイルとか、WordProのファイルとか有るわけですが、今ではもう開くことも出来ず、そのまま消去して諦めるしか無い。既に用済みのデータなので、それはそれで問題無いけれど、何か自分の分身の一部が消されるような気がするのは、職業病かなぁ... (笑)。文字だけで無く、パソコン環境、データ環境、ネットワーク環境、デジタル環境、どんどんShiftしていく世の中、せめて乗り遅れないようにはしたいけれど、パソコンはまだしも、スマホとかIoTには一寸乗り遅れ気味なのを、歳のせいにしては行けませんね。もう少し頑張らないと。

ESTA申請は72時間前迄

たまたま見ていたTLに流れていた情報。米国入国に必須のESTAに関して、申請は渡米予定日の72時間以上前までに完了しろという注意。これまでは、よほどのことが無い限りは、その場で承認されていましたが、最近の情勢によるのだろうか。

幸いにも(?)、私は今年の初めに更新していて、取りあえず2020年1月後半まで有効期限が残っているから、来年は大丈夫。でも、来年年末くらいに米国へ渡航するような事があれば、残存期間不足で叱られるかな... パスポートの有効期限は、2023年9月まであるから、2年インターバルぎりぎりで更新しても、ちょっとタイミングが悪いんだよなぁ。残り半年過ぎたらパスポート更新するとすると、2023年3月位に更新予定。となるとESTAは、2019年10月に更新して、次は2021年8月位? 出、最後は2023年4月とか5月にパスポート更新するというのが、一番効率的なパターンだろうか。

来年は何度かNFLとか見に渡米したいと思っているので、前半は良いとしても、後半は一寸注意しないといけないかも。一応名目上は、確か米国入国時にESTAの有効期限内であれば、滞在中にESTAの期限が切れても問題無いはずなんですが、昨今の状況見ていると、やはり出国時点までESTA有効期限内であった方が良さそうだし。

2018年12月13日

今年の漢字「災」

これも毎年年末恒例の、「今年の漢字」が発表されて、今年は「災」というなんとも困るような感じが選ばれました。ただ、先日の「ユーキャン新語・流行語大賞」とは事なり、こちらは財団法人の日本漢字能力検定協会がやっているだけあって、良くも悪くも投票結果により一位となった感じが選択されていて、実際今年は193,214票のうち、20,858票と1割以上を集めて、二位の「平」の16,117票を4,000票以上引き離しての結果だから、これは仕方ない。

過去の「今年の漢字」一覧を見てみると、今回の「災」は2004年に続いて二回目なんですね。知らなかった(笑)。で、過去一覧を見ていると、ポジティブな漢字よりも、「震」「倒」「毒」「末」「火」「偽」等、結構否定的なネガティブな印象を与える漢字も多いんですよねぇ。方や、オリンピックが開催された年は、3回目「金」が選ばれているの分かりやすい。個人的には、今年は「暑」かなと思っていましたが、これも2010年に選ばれている。2010年の暑さがどれくらいかと余り記憶に無いけれど、でも今年の方が暑かったよなぁ...しかも、先日も12月とは思えない気候だったけれど、10月、11月になっても「夏日」になる事も有ったし。

印象の強さというのは、ポジティブな事よりもネガティブなことの方が記憶に残りやすいと言う話を聞いたことがありますが、そう言う意味では、確かに今年は色々な自然災害が多く発生して、その記憶で一年が埋められた感じ。ただ、色々なことがあり過ぎて、なかなか一つの言葉、一つの漢字出表すのも難しい一年だったことも事実。逆に一つの漢字に収斂させてしまうことで、その一年の色々なことが矮小化されてしまうような気もするし。

ここ最近の状況だと、中国の「中」という字が一番大きく世の中を騒がせていた気がする。狙ったわけじゃ無いだろうけど、靖国神社で放火騒ぎを起こした迷惑な人間もいたし。この放火騒動を自撮りしていてテレビなどでもその映像が使われていたけれど、そこにクレジットで「保釣行動委員会」で入っていて「えっ?」と思ったら案の定。尖閣諸島に関わる団体が南京事件に対して抗議すると言うのも変な感じなんだけれど、まぁ売名行為みたいなもんなんでしょうね。どう言う関係・資格で日本に居るのか分からないけれど、ここは厳しく国外退去なりの処分をしないと、また味を占めてやりそうだなぁ。入国管理法が改正されたから、今後はもっと厳しい処置が執られる、過去に問題有りの人間の入国が制限されるようになるはずだけれど、言いたいことがあるなら「抗」の字でも書いて抗議すればいいのに(マテ)。最も、同じ漢字を使う国同士ではあるけれど、向こうは簡略体だし、漢字の意味も違う場合も有るしなぁ。

来年は「平」「和」とか、「安」「心」とか、「健」「康」とか、「成」「長」とか、ポジティブな言葉が多く選ばれると良いなぁ。

Non-ECCデータの信頼性

タイヤチェーン義務化に関してのこの記事を見ていてふと思ったんですが、「ECC (Error Check and Correct)機能無しのデータ・情報は、信用してはいけない」という事。いゃ、パリティチェックやコレクションビットをという意味では無く、その情報の背景なり真偽を検証・確認出来る様な付帯情報と言うものが無いものは、そのまま鵜呑みにしてはいけないなと言う事。

もっとも、現在使われているECCだって、データストリームに対して、ある単位当たりのデータ=Bit列が正しいか正しくないか、正しくない場合は修正可能、と言う事で、そのデータストリームが表す「情報の正誤」までは保証していない。でも、それまでは、新聞とかテレビとかしか情報伝達手段が無かったところに、現在はネットワークがあって、色々なレベルの情報が展開されていて、それらをクロスチェックすることで、少なくとも「共通している部分・異なる部分」の判断は出来る時代になっています。そこで「正しい・正しくない」という判定は出来るんですが、最終的に自分が持っているバイアスとか正負のフラグが適用されて、正誤が反転したりするから、現実はややこしい(笑)。

今回の場合、NHKのニュースから、その内容を更に圧縮して伝達したメディアの情報を、さらにその中出見出しだけが抽出されて行き、誤解を招くことになったわけですが、それって情報伝達の時に情報が劣化しているという事でも有るし、ノイズが乗っていきオリジナルデータが改変されていったとも言える。その伝搬してきた情報が「オリジナル」と思ってしまい誤解が生まれるわけですが、その情報に本当のオリジナルデータである国交省の発表の内容、あるいはそこへのリンク情報があれば、そこを確認すれば天板してきた情報の正誤は判断出来るはずなんですよね。でも、中々そういう「全ての属性を伴って伝搬する情報」というのはなかなか無い。結局は、一部のみの情報を元に、自分で補完して検索してオリジナルを探して判断しないといけない。

言ってみれば、それがネット時代の「情報リテラシー」であるわけで、言い方が適切かどうかは別にして、先ずは獲得した情報を「疑う」事は重要だと思う。別の言い方をすれば「鵜呑みにしない」と言っても良いと思う。でも現実的には、最初に見聞きした情報をそのまま鵜呑みにして、それが「真実・正解・事実」と思い込んでしまうので、色々と摩擦が生まれるんですよね。それでも、まだ摩擦が生まれるだけ良いのかもしれない。それによって、遅まきながらもその情報の真偽を確認したいという人も出てくるだろうし。逆に、それ故にかたくなに信じ切ってしまい、聞く耳持たないと言う人も増えると言うよりは、より頑固にはなりそうだなぁ、最近のSNS界隈の様子を見ていると。一番の問題は、最もそう言う「意識・感覚」を持って、常に補正していくべき「メディア界隈」で、独善的かつ頑固な「自分が正義」みたいな考えしか無い人が増えてきていることだよなぁ。まぁ、補完的なネット情報が増えてきて最近ではそう言うレガシーメディアを凌駕しているから、そう言うことも分かってきたのかもしれない。昔なら、そんなことにも気が付かずに流されて終わりだっただろうし。それが、言ってみたら戦争にも繋がったのだけれど、そう言う反省も無いですしね。そう言う意味で、ECCなるものは必要だよなぁ。

美味しくないサンドイッチ

暫く前に、自宅から徒歩5分位の所にコンビニのローソンが開店。以前はセブンイレブンが同じくらいの場所にあって便利だったんですが、数年前に閉店してからは最寄りのコンビニはそのセブンイレブンが出来る前と同じく、徒歩15分位の所のファミニリーマートになってしまい、結構不便な思いをしていました。で、やっとコンビニ生活が戻ってきたと喜んで、昨日は初めてお昼のサンドイッチを買いに行ってみました。

自宅回りのような田舎のコンビニは広い駐車場が必須で、それは車社会の田舎ではコンビニで食事を買ったら、そのまま駐車場で一休みするのが当然だから。以前のセブンイレブンが閉店した理由は不明ですが、個人的には駐車スペースの狭さが理由だったのではと思っています。だからか、今回のローソンの駐車場は、そのセブンイレブンの2.5倍位はありそう。まぁ、お昼で混雑する前に買ってこようと少し早めに出かけてサンドイッチを幾つか購入して、戻ってきてからお昼として食べたんですが... 不味い...

全く個人的な経験ながらも、以前長津田に済んでいたとき、自宅マンションから徒歩3分圏内に、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクスと、当時の大手チェーン店が揃っている環境でした。長津田駅から帰宅するときには、路地を一つ二つ買えれば、必ずどれかのコンビニ経由で帰宅できる状態だったので、最初の頃は毎日のようにお店を買えて、お弁当とかお惣菜とかを買って比べていたんですが、「コンビニの規模(店舗数)と、食べ物の品質は比例する」という独自の論理を発見したんですね(笑)。行ってみれば、セブンイレブンは外れ無し、ローソン、ファミマは、まぁまぁ、それ以外はご遠慮したいくらい、と言う結果に。ただ、ローソンは店舗サイズが一番小さくて品揃えも少なく、使い出した頃は良かったんですが、そのうちどんどん品質が下がってきて、最後はセブンイレブンのみで、時々ファミマ、と言うパターンに収束しました。そんなこともあったので、自分的にはローソンの評価は余り高くなく、利用するならセブンイレブンでしたが、浜松はファミマとローソンが二強で、セブンイレブンはそれほどでも無くて、一寸困りました。

で、今回何年かぶり(いゃ、10何年かぶりか?)にローソンで買ったサンドイッチ何ですが、パンは不味いし、具も美味しくないし、と最低な状態。ラベルを見たら、浜松市内の協力工場製らしいけれど、買えた方が良いんじゃ無いのかと真剣に思うくらい。それまで利用していた、セブンイレブンやファミマがどこから搬入しているか不明でしたが、調べてみたら浜松市内の店舗数は、この3大コンビニどれも16~17店舗位しないで展開しているので、多分浜松市内に同様の契約工場があるんだろうけど、余りに違うのでビックリ。まぁ、これから改善していくのかもしれないけれど、一寸暫くはサンドイッチは避けようかと思うくらい。この件一つでどうのこうのいうつもりは無いけれど、それならそれで自分の10年以上前の経験がそのまま当てはまるのもどうかなという気もしするなぁ(笑)。ローソンさん、頑張ってください。

2018年12月12日

HND-HNL/-SFO/-BOS/-NRT (3) - 仮決定、か?!

ここ最近悩み続けている、来年G.W.後の甥っ子の結婚式@ハワイに絡めた、UA MP 1K修行フライト。また、予期せぬ予定が入ってきて、さてどうしようかとドタバタしています。甥っ子の結婚式は現地土曜日に開催予定。時差ぼけ調整も兼ねて木曜日に日本を出て行く予定でしたが、何故か木曜日の成田発ホノルル行きのフライトは、21:45発の遅いフライトだと、他のホノルル行きの料金と比較して10万円位お高い。これが金曜日夜だと大体同じくらいになるのに... さらに、出発の前の週末には、製品のリリース予定が入ってきて、これが予定通りにリリースされるなら余裕を持って出発出来るんですが、これまでの経験則を言うのであれば、大体の場合リリースは遅れるもの(笑)。となると、出発予定の週は、最後の最後までドタバタしてしまいそう。金曜日だって、下手したら残業しないといけないけれど、それを考えると成田出発は厳しいかもしれない。さらに、単純な日本-ホノルル往復だと、羽田発のフライトが2万円位高いのですが、そこに米国国内線を組み合わせて、しかも周遊チケットにすると、成田発と羽田発の料金差は無くなってきます。で、年末に弟たちが来たときには相談しないといけないのだけれど、今のところこんな感じでフライトスケジュールを組もうかと思案中。

  • 出発は仕事終わりの金曜日にして、羽田発ホノルル行きでホノルルに移動
  • 土曜日に結婚式参加後、日曜日に米国本土に移動
  • 日曜日はお昼くらいに出発したいので、選択肢としてはSFOかLAX。今今は、SFOにしているんですが、ここはチケットやコストの兼ね合いで変わるかも
  • 月曜日には一気に西海岸まで移動予定。予想外なことに、SFO-BOSという直行便があります。6時間以上のフライトなので、最初は選択外でしたが、国内線ファーストでフルフラットシート利用の機材なので、それなら有りかなと。と言う事で、今のところ二年ぶりにBostonへ足を伸ばすことに
  • 戻りのフライトは、Bostonから何処かのゲートウェイに移動して日本へのフライトを捕まえるんですが、ここはそれなりに選択肢があります。LAX経由が一番便数があり、料金も安いのですが、難点はBOS-LAXの移動。でも、機材を見てみると、フルフラットシートの機材なので、これはこれでありかも。
というような想定プランが一応出来ました。後は、ホテルの様子ですよね。(続く...)

ターゲットは誰?

先日の「M-1」関して、面白いコラム。私も、最初は見ていたんですが、前半の結構早い段階で「何かなぁ...」と感じて離脱してしまった口。後日、女性芸人のNo.1を決める「The W」も見ていて同じように感じたんですが、その芸を見ている審査員と、会場にいる観客と、テレビを見ている視聴者では芸に対しての「意図」が違うから違和感を感じるんだろうなぁと思った次第。

例えば、昔有った「レッドカーペット」とか「エンタの神様」みたいな、ネタ見せ番組なら、笑わせる対象はテレビの視聴者であり、だからこそ笑い声とかの効果音を付けて、会場の盛り上がりとは別に視聴者を盛り上げることが最優先。ライブならまだしも、録画中継の場合だと、途中編集したりして、兎に角「見たときの印象」を盛り上げることが第一。一方テレビ中継が無い、例えば演芸場とか落語の寄席などの場合は、笑わせるのは会場のお客さんだから、反応を見ながらネタの内容を変えたりアドリブだって入れてくるだろう。その舞台が後から見られることは意識せずに、目の前の何百人という観客の反応が全て。さらに、今回の様に審査番組だと、さらに対象は何人かの審査員の印象に絞られるわけで、正直今回暴言問題で話題になったような、審査員の好き嫌いも出るだろうし、逆に観客の雰囲気に少し流される迎合することもあるかもしれない。それでも、演じている芸人さんとしては審査員の印象第一のはずだし、実際審査員の顔色を演技中見ているかどうか分からないけれど、観客の盛り上がりよりは審査員の表情を見て演じているかもしれない。

そう言う、笑いのターゲットが混在している場合に、メインのターゲットとは異なるターゲット向けに提供すると、ピントが外れることは多々あること。製品開発なんて、その繰り返しですからね。会社内で色々レビューとかテストとかしてみても、いざ市場に出してみたら外れた何て言うことは何度もある。逆に、期待しないで出したオマケみたいな製品が、爆発的ヒットになることも。開発に関わった人に能力が無かったわけでは無く、やはりそこはターゲットをどの様に絞るのか、どの様に判断するのか、そういう所が甘くなると言う事だと思うんですよね。

以前やっていたように、Dボタンを利用して視聴者からダイレクトな反応を集めて判断するのは、それも一つの方法かもしれない。でも、それって、その時の盛り上がりで左右されるから、翌日くらいには旬を過ぎている可能性もありますけれどね。じゃぁ審査員方式が良いのかというと、そこはそれなりに経験を積んだベテランが判断するわけだから、その時の評価は別にして、今後の活躍の指針にはなるかもしれない。そう言う意味では、最後のチャンピオン選出の場面は放送されるけれど、そこまでの決勝進出者は審査員が審査して選出するわけだから、元々そこに出てきた出場者自体が、視聴者の目線・期待とは少し異なった方向性なのかもしれない。最も、笑い何て人それぞれなわけで、それを審査する、優劣付けると言うのが、無粋な行為なのかもしれないけれど。

2018年12月11日

羽田空港、一億人時代

羽田空港の2018年上半期の利用者数が、約4,400万人余だったという記事。下半期も同じくらいとすると、通期では9,000万人を超えるかもしれないわけで、となると東京2020位には通期で一億人突破するんじゃないだろうか。成田空港の年間利用者数がやっと4,000万人を超えたところですから、羽田空港は成田の倍以上なのか... まあ、滑走路も成田は2本だけれど、羽田は4本有るし(マテ)。

国内線の、しかも日本のハブ空港で基本的に地方からの路線が殆ど全て羽田に集まってきていることが最大の理由何だろうけど、そんなに利用者数が多いとは思いませんでした。まぁ、年間で6,000万人とか7,000万人くらいかなぁと。既に羽田空港は飽和状態に近いので、そう簡単には1億人の大台には乗らないかもしれないけれど、東京2020に向けて離発着数が増えていくし、後は機材の大型化ですか。

都心に年間で一億人が出入りする場所があるという事は、そこから一番近いターミナル駅である品川駅の重要性は益々増しそうですね。JR東海がリニア新幹線の起点を品川駅にしたのは、東京駅がもう過密状態で増設出来ないという理由もあったんでしょうけど、やはり空港との接続性とか、そう言う考えもあったんだろうなぁ。それはそれで先見の明はあったと思う。後は、成田との接続性をどう実現していくかでしょう。個人的には、幻となった「成田リニア線」をいつか実現して欲しいけれど、その頃には成田空港自体が廃校になっているかもしれない。

で、羽田空港に年間一億人の人が往来しても、日本の総人口はどんどん減っていって、一億人を切るのもそう遠くない未来のことと言われている。その時には、一気に羽田空港も縮小していくのだろうか。逆に、往来の人数が増えていけば、人口の減少にも良い影響を与えることが出来るようになるんだろうか。個人的には、寂れていくよりは賑わいが戻る方が良いわけで、そう言う方向に行くのであれば、羽田にしても成田にしても、スピードをあげて拡張して欲しいところですが。

プチトラブル

時々あるんですが、今朝も母親から自分のスマホが動かなくなった、何とかしろと朝からの命令。少し前に「らくらくスマホ」に更新して、孫夫婦のところに生まれたひ孫の様子をLINEで見るのが楽しみの一つなんですが、そのスマホが動かないと。で、様子を見ると、「電気が入らない(注:原文のまま-笑)」との事。どうも、ローバッテリー状態で放電しているみたい。「充電しなきゃ」と言うと「ちゃんと、そのスタンドに置いている」と、充電器を兼ねたスマホスタンドに置いていると言います。でも、そのスタンドの向きが変。ACアダプターから出ているコードが、手前に見えている。これ、前後がぎゃくじゃないのかと思い、180度反転させてスマホを挿入すると、充電開始のLEDがスマホ画面の左上に表示されます。理由は不明だけれど、いつの間にかスマホの充電スタンドの向きが180度変わっていて、本人は充電しているつもりで毎日スマホを置いていたけれど、実際は充電されずに放電してしまった様子。

本人は「だってちゃんと入るじゃ無い」とブツブツ文句を言っていて、確かに違和感はあるけれど、それなりの形でスマホは反対向きのスタンドにも挿入状態になり、でも知っていれば画面左上の充電中アイコンが点灯しないことを不思議に思うかも。でも、殆どのユーザー、特に母親のように80歳を過ぎてデジタルデバイスに慣れていないようなユーザーには分からないだろうなぁ。充電スタンドにも「らくらく充電スタンド」みたいなバージョンを付くって、スマホがちゃんと挿入されて充電可能になったら、スタンドに大きく表示するようなLEDなりを付けて欲しいですよね。本当ならば、メモリーカード等の様に、向きが反対だと挿入出来ないような仕様になって欲しいけれど、それはスマホのようなデバイスだとデザインは難しいだろうなぁ。

物理的な接続では無く、Qi方式のような場合なら今回の様なトラブルは避けられるだろうか。実際iPhone8でQi充電器を使っているけれど、これはこれで位置決めとか向きとか一寸慣れないと大変なんですよね。確か小さめのトレーくらいの上に、任意の位置に置けば充電してくれるようなものもあったと思うけれど、結構位置決めをするというのは、ユーザーにとっては難しい作業なのかもしれない。ガイド等が有って、しっかり位置決めできないと、制作者の意図した方法とは違う使用方法で使われる事はかなり高い確率で発生しそう。まぁ、高齢者だけで無く、子供も意外を超えた使い方をするし、標準的なユーザーと思われる層だって「えっ?!」という事は、何かトラブルが発生してから分かることもしばしば。まぁ、結局は常識にはとらわれず、何があっても困らない使い方が出来るようにしないといけないのですが、それが一番難しい。

もしも私が企むなら...

HuaweiとZTEの排除問題。一般的に馴染みがあるのは、両者のスマホですが、仮にそのスマホに某かの仕込みがしてあっても、正直影響されるのはそのユーザーと多くてもそこに通話してくる人位だから、そんなに大きな影響が有るわけでは無い。それこそ、大統領とか企業の社長とか、キーパーソンにピンポイントで使わせることが出来ればまだしも、そんなことは無理なわけで、精々大規模なデータ収集でトレンドを見るくらいでしょう。

両者の場合、端末よりも基地局設備で大きな地位を占めているのが問題。技術力もあるし、コスト競争力もあり、世界中の通信キャリアーに両社のシステムが導入されていて、そこには世界中から不特定多数のデータが流入していくから、いざというときにはある意味何でも出来る。先日のEricssonの通信障害トラブルじゃ無いけれど、意図的に障害発生させれば、酷い場合にはその国の経済活動社会活動が止めることも可能。だからこそ、マルチベンダーにして全滅しないようにするし、何かあったときのバックアップ回線も準備するもの。その分、コストはアップするわけですが。

データスヌープするとしたら、どんな方法が一番効率的だろうか。単純に入出力データストリームを盗むだけなら簡単だけれど、その分データのデコードとか大変そうで、本体くらいのサイズの「別回路」を作らないと難しいかも。一番効率的なのは、内部コードの隠しコマンドみたいな形で意図的なコードを挿入しておいて、何かあったときには対象データを本来とは別の場所に転送するような形が一番現実的だし簡単でしょうね。でも、それだってトレースしていれば変なところにデータストリームが流れていくことは外部的に検知可能なので、それなりの技術と準備があれば、防御できないことは無いだろうし。

だからといって、HuaweiとZTEの疑いが晴れるわけでは無いけれど、どうしても中国という国のあり方を考えると、失礼ながらも「先ずは疑ってかかる」というのが先行してしまう。しかも、今回のケースの場合は、会社創設者の娘であり、CFOと言う要職に就いている責任者が、何故か七つもパスポートを持っていて(八つ目が見つかったと言う話もありますが)、どうもその行動に不信感が生まれている。詳細は自分のような素人一般人には定かでは無いけれど、ここまでやるという事はアメリカはかなり本気というか、徹底的に抗戦するという雰囲気すら感じられます。早速中国も反発して、しかも同様にHuawei/ZTE排除を表明した日本に対しては、さらに強硬な態度で撤回迫っているけれど、それってやはり「痛いところを突かれた」という事のような気もしますしね。ある意味、貿易立国である中国としては、自らからの中に閉じこもるわけにも行かず、しかも折角何とかコントロールしてきた内部的な「バブル」が、抑えきれなくなる可能性も生まれてきたんじゃ無いだろうか。そのタイミングを狙っていたとするなら、トランプ氏は予想以上の策士なのかもしれない。

2018年12月10日

七つのパスポート

カナダで拘束された、HuaweiのCFO孟晩舟氏が、七つのパスポート(中国旅券4件、香港旅券3件)を使い分けていたというニュース。この拘束はアメリカの威光を受けてカナダが実施したという話を最初聞いた時には、何かアメリカも過敏反応だなぁと思ったけれど、七つのパスポートと言う話が出てくると、ちょっと笑い顔もこわばってくるような...

日本ではパスポート(旅券)は一人一つしか取れないわけで、例外としては何らかの理由で二重国籍を持っている場合は、日本とそれ以外の国という二通のパスポート所持は可能かもしれない。そう言えば、そう言う疑惑があり、結果的に最近日本の国籍選択をしたのに、その経緯の説明がほとんど無く説明責任を果たしているとは言えない某女性国会議員氏がいたけれど(マテ)。

閑話休題。中国の法律がどうなっているのか分からないけれど、まぁかなり割り引いて考えて、香港と中国本土の両方のパスポート所持が可能なのは、あくまで可能性の問題だけれど有るかもしれない。ただ、仮にそれが可能であったとしてもそれぞれ一通ずつ二つのパスポートが限界なわけで、それなのに同一の国で複数のパスポート所持が可能な理由が分からない。TL上の話では、それぞれのパスポートで、氏名とか生年月日が異なる何て言うことも囁かれているけれど、そうなるともうパスポートの意味が無いわけで、殆どスパイ映画の世界。

ただここで疑問になるのが、これが本当のスパイ活動のためならそう言う複数のパスポートを所持することも理解出来るのだけれど、仮にも世界でトップの通信機器メーカーのCFOと言う有名人なのに、なんでそんなことが必要なのか、と言う事。一つ考えられるのは、仕事の関係とは言え例えばアメリカと敵対するような地域・国を訪問するときには別のパスポートを利用して、履歴が分からないようにしたかったのかと言う事。ただ、それだってその気になれば動向情報なんて集められるだろうし、その時に本来の履歴が無い事が分かれば、そちらの方が問題になるわけですし。

勿論、そのパスポートが中国政府発行の正式なものであったとしたら、今度は発行機関である中国という国に対しての不信感が生まれてきます。誰でも簡単に複数作れるわけでは無いだろうけど、合法的に成りすましが出来る事になるわけで、それって今回の個人以上の問題なわけですよね。今回の件を受けて、世界的にHuaweiやZTE製品の使用禁止が広がってきていて、それに対して中国政府は厳しい態度を各国に示しています。でも、それと関係あるかないかは別にしても、こういう国として基本的な部分の疑惑が消えることの無い国と言う事も、もう一度認識して行く必要がありますよね。

QRコード決済

先日から日本で始まった「PayPay」の太っ腹100億円還元セールも落ち着いたけれど、これまでは「中国からの観光客が使うもの」みたいな印象だったQRコード決済の認知度を一気に上げたことは事実かも。QRコードの利便性は、決済の肝であるユーザー側のアプリと口座を紐付けして、店舗側の負担(専用端末とか通信回線とか)を、ほぼゼロに出来る導入のしやすいと言って良いでしょう。実再今回のPayPayの利用店舗を見ていると、その店舗用に発行されたQRコードが印刷されたプレートが店頭に置いてあるだけで、料金は後からまとめて登録した口座に振り込まれるんでしょうね。

でも、個々で疑問が。一つは、店舗側では顧客がスキャンした店舗のコードに料金を入力して、それをお店側に提示するだけ。だから、店舗側では販売履歴が手元に残らない。勿論、決済時には何がいくらと言う情報も来るんだろうけど、その日の売上げがいくらなのか、全体でいくらくらいなのか、そう言う情報が手元に残らないことに不安は無いのだろうか。現金のやり取りが店頭で発生しないのは、確かに効率化という意味では便利だけれど、その時にレジ打ちが無いのでは何をいくら販売したのかも分からない。それって、どんぶり勘定になるだけでは。

もう一つの不安は、販売時に店舗側は顧客が提示したスマホの画面を見るだけという事。店舗側が専用のシステムを準備する必要が無いのは便利なんだけれど、その提示されている画面が確かに決済された画面なのか、一瞬で判断出来るものなんだろうか。その気になったら、それっぽい決済画面を表示して... なんていう悪事も可能何じゃ無いだろうか。あそこは、

  1. 顧客が店頭のQRコードをスキャン
  2. 購入価格を入力して、決済処理
  3. 顧客端末に表示された決済完了画面(QRコード)を表示
  4. それを店舗側のスマホが決済確認用アプリでスキャンして完了
こうすれば、QRコード決済分の販売履歴も、瞬時に分かるわけだし、別にお店側が11端末操作しなくても、店頭にスマホを一台置いておけば良いだけ。悪意のある顧客が決済用QRコードを偽造したとしても、多分殆どの場合排除できるんじゃ無いだろうか。店舗側の端末も、WWANに接続しなくても、店舗にWi-Fiがあればそれを利用すれば良いし、何だったらQRコードのサービス手今日側がオプションで店頭用Free Wi-Fiのサービスもセットにして店舗に販売すればいい。そうすれば、「あのお店はQRコードが利用できて、かつWi-Fiも使える」というのは、現在であってもそれなりに訴求力のあるサービスだと思うのだけれど。

運悪く発生した、Softbankの大規模通信障害のため、リアルタイムで決済情報のやり取りが必要がQRコード決済の脆弱性みたいなものも露呈したけれど、そこは簡便さとリストのトレードオフだと思う。その点は、スマホや回線を二重化したりすれば回避できるだろうし、通信障害だけ言えばビル内の店舗とか地下の店舗なんて言うのは、別途回線を準備しないと通信できない場合も多いわけだし。そう言う意味で、先日の通信障害は、トラブルとしては大きなものではあったけれど、一つの社会基盤のメリット・デメリットを体験する「貴重な体験」にも成ったんじゃ無いだろうか。

デスクトップ更新 (8) - Excelスクロール問題解決

前回、USB TrackPoint Keyboardにしてみたものの、Excelのスクロールが変と言う話を書いたんですが、解決しました。結構致命的なトラブルで、使い勝手どころか殆どExcelを使うのを止めろと言われているような位にも感じるトラブルでしたが、特に自分のパソコンで変わったことをやっているわけでは無く、仮にこれが一般的な問題なら、もっとGoogleとかでも引っかかるはずだと思うんですが、そんな様子は全然見えない。

で、ふと思い立って、Excel画面をズームイン・アウトするショートカットキーって何だろうと調べてみたら、どうもスクロールホイールをCtrlを押しながら操作すると、拡大・縮小するらしい。で、逆にCtrlキーを押しながら、TrackPointのセンターボタンを押して操作すると、ちゃんと意図通りに縦横スクロールしてくれます。となると、何かの理由でこれはCtrlが押されたと思っているわけ?

そこで、「ファイル→オプション→詳細設定」と開いてみたら「IntelliMouseのホイールで倍率を変更する」と、なんともその物ズバリなオプションにチェックが付いています。これをチェックアウトしてOKで抜けて、再度センターボタンを押しながらスクロールしてみると... Bingo! でした(笑)。これまでの苦労が嘘のように、TrackPointでシートが縦横スクロールしてくれます。やれやれ、何だったんだよ、これまでの悪戦苦闘は。

しかし、このオプションって、デフォルト「チェックイン」なんだろうか。自分でこんな所付けた記憶は無いし... まあ、解決したから結果オーライだし、これで一つ経験値が増えたから将来的にも対策出来るだろうけど、納得いかないなぁ... 因みに、仕事用のオフィスマシン(ThinkPad T470s)の設定を確認して見ると、こちらのExcelはチェックアウトしてありました。これを試しにチェックしてみると、こちらも同じようにセンターボタンの縦スクロールがズームイン・アウトになるので、ThinkPadのドライバーとUSB TrackPoint Keyboardのドライバーの違いでは無いらしい。でも、オフィスマシンは会社が作成したWindows10+MS Office2016のイメージですから、最初からパッチを当てている可能性があるんですよね。一方で、自宅のThinkCentre M720tは、普通にLenovoのサイトから購入したものだから、こちらは同じMS-Office2016でも、一般に販売されている状態で、こちらはこの「IntelliMouseホイールで倍率を変更する」がデフォルトなんでしょうねぇ。でも、普通にIntelliMouse利用者だって、縦スクロールしたいと思うのだけれど。(続く...)

2018年12月9日

DoubleTree by Hilton Naha

金曜日の仕事終わりでのUA MP 1Kのための国内線修行で、金曜日夜に沖縄へ移動。翌日の戻りの便のために、ほぼ定宿化した旭橋のDoubleTree by Hilton Nahaに宿泊。往路のフライトが、羽田は定刻に出発したんですが、向かい風の関係か那覇空港到着は5分少しの遅延。ゲートインしたのが22:53頃でしたが、ボーディングブリッジが接続してもなかなかドアが開かず、結局外に出たのが22:55頃。流石にこれでは23:00発のゆいレールには間に合わないなと、空港ターミナルを歩いているうちに判断して、1Fのバゲッジクレームから外に出ると、そのままJAL側のタクシー乗り場へ移動して、タクシーでホテルへ移動しました。

ホテルチェックインは、23:20頃。羽田空港でそんなに沢山食べたわけでは無いのですが、お腹も空いておらずホテル内の自販機でビールを買ってきて、部屋飲みでこの日は終了です。翌日は、朝の7:30に1Fのレストランでの朝食を予約していて、混雑覚悟で言ってみたらそんなに混雑しているわけでは無かったので、そのまま軽く朝食を頂きました。韓国系の宿泊客が多い性でしょうか、ホウレン草のナムルと白菜キムチが予想外に美味しくてビックリ(笑)。

その後暫く部屋でメール整理などをして、午後のお昼前は空港のラウンジが混雑するので、早めにホテルを出て今度はゆいレールで空港へ向かいました。空港駅に入る手前、自衛隊の所を横切るんですが、何か長い人の列が有りなんだろうと思ったら、「美ら海エアフェスタ2018」が土日に開催されるんですね。あー、見たかったなぁ... でも、展示飛行の時には滑走路が優先されるだろうから、この日のフライトスケジュールは結構ドタバタですよね。自分のフライトの時に影響ないと良いなぁと思いつつ、保安検査場へ向かいました。また、来年もこのホテルにはお世話になるなあ...

UA MP 1K: HND-OKA/-HND (3)

前回のUA MP 1K国内線修行フライトに続き、今年最後の国内線修行フライト。実は、予約的にはこちらの方が先で、たまたまANAの国内線を検索していたら、何故か普通なら既に予約済みで満席の、金曜日の夜羽田発沖縄行きのプレミアムクラス(Super Value Premium 28)に空きがあり、取りあえず速攻で押さえたもの。翌日土曜日の羽田戻りは、こちらは午前の便なら十分空きがあるので、これで羽田-沖縄/-羽田の往復を予約。年内最後の羽田-シンガポール/-成田のPQMを加えると、今年のUA MP 1K達成となる予定です。

いつものように金曜日は横浜のオフィスに出社。夕方まで仕事をして、定時で上がると横浜から京急の空港快速を捕まえて羽田空港国内線ターミナルへ移動します。空港に到着したのが、18:30少し過ぎくらい。軽くお昼を食べて、間食もせずに一生懸命仕事をしたので(笑)、ちょっとお腹がペコペコ状態。余り混雑していないだろうという読みと、軽く摘まんでビールでも飲める位のお店という事で、地下の電車到着階から1Fの到着ロビーに上がって、上りのエスカレーター前のおそば屋さんで軽く飲んでから、保安検査場を抜けて制限エリア内に入りました。

このAMC Diamond用の保安検査場ですが、久しぶりに不遜なオヤジ(年齢的には同じくらい)を目撃しました。自分のフライト(伊丹行き?)がキャンセルになったらしく、それでカウンターの女性スタッフに何かネチネチ文句を言うような代替フライトを要求するような、嫌らしい会話をしている。しかも、カウンターに対して90度横向きで話しをしている。左側にフライト予定の掲示板があるんですが、一応それを見ている振りしつつ、横向きでウンジに寄ってから、出発ゲートである59番ゲートへ向かいました。

1) NH479 HND 20:00 - OKA 22:45

一寸遅めにラウンジを出たので、60番ゲート横を通るくらいから「優先搭乗1番、AMC Diamondメンバー様の優先搭乗を開始しています」みたいなアナウンスが聞こえてきて、別に急ぐ必要は無いのだけれど、少し急ぎ足で59番ゲートに向かい、ぎりぎり最後位でゲート通過をします。でも、通過するときに「ただいま、Diamondメンバー様を、搭乗口前迄ご案内しています」と???なアナウンス。つまり、ゲート通過出来るけれど、まだ機内には入れない状態で、先にゲート通過したDiamondメンバーが、ボーディングブリッジの中央付近で立ち往生していました。

程なくして、機内に入れるようになり、座席に座ったんですが、なかなかCAさんのご挨拶が無い。別に挨拶は無くても良いけれど、ジャケットを預かって欲しいなぁと思っていたら、既に別の乗客のジャケットを持っていたCAさんが通り過ぎ里に気が付いてくれて、少し身軽になりました。でも、この後いつもならしつこいくらいのご挨拶が有るんですが、忙しかったのかそれは無く、定刻20:00頃にドアクローズ、20:05頃にプッシュバックが始まりました。その後20:10頃から誘導路に出てD滑走路に移動が始まります。D滑走路のRW05に入ると、離陸待ちの先行機が一機ありましたが、離陸すると直ぐにRW05に入り、そのまま20:20頃に離陸。ほぼ予定通りだから定時到着だろうと思ったら、到着予定時刻は20:50頃というアナウンスで、向かい風が強いのだろうか。

機内では、夕食も食べていたし、その時に飲んだビールが結構効いてきて、「邪魔しないでね」のサインを出して、座席を倒して熟睡モード。でも、何か背もたれの位置とか座席の位置が悪かったのか、余り寝入ることも無く、何か20分間隔くらいでウトウトしながら寝落ちするようなことを繰り返して沖縄へ向かいました。那覇空港へは、本島を時計回りに回り込んで、RW36から着陸。そのままターミナルの35番ゲートを目指すのですが、何か移動速度が遅くて新人パイロットにOJTでもさせているのかという感じ。着陸したのが22:48頃で、これなら23:00のゆいレールに間に合うかなと思ったんですが、その後の誘導路移動が遅いのと、ゲートインしてからのボーディングブリッジの接続が、こちらも新人さんがやっていたのか時間が掛かり、結局外に出たのが22:55頃。流石にこれでは23:00は間に合わず、次は23:20なので、1Fから外に出たら、直ぐにタクシー乗り場に向かい、タクシーでこの日のホテルに向かいました。あぁ、結構疲れていたので、部屋に入り少しメール整理などをしてからは、直ぐにベッドに入り翌日に備えました。

2) NH462 OKA 11:25 - HND 13:40

フライトが11:25なので、ゆっくりとホテルで朝食を取り余裕を持ってチェックアウト。ゆいレールは大きなスーツケースを持った観光客で混雑していましたが、空港駅一つ手前の「赤嶺駅」でぞろぞろ降りていきます。「何だろう」と思ったら、車窓から見える自衛隊基地の外周に沿って長い行列が出来ています。で、目に入ってきた看板には「美ら海エアフェス」と。どうやら、那覇基地でエアフェスが開催されているようで、それで一気に乗客が下車したみたいなんですが、ここで疑問が。空中展示(デモフライト)の時に、滑走路が混雑するんじゃないか??? そんな敷衍を感じながらも、10:00少し前に空港に到着して、混雑する前にとそそくさとANA Suite Loungeに向かいました。

予想通り、そこそこ混雑していましたが、運良く一人用のスペースが開いていたのでそこに入り、暫く時間を潰していました。で、羽田からのフライトを確認していると、どうも折返し機が遅延して到着しそう。最初は5分位だったのが10分になり最終的には20分ちょっと遅れて到着。10:30到着予定が、10:53に到着。で、ANAから10:56にメールが届いて、「10:50頃到着予定」なんて言う情報が届いても役に立たないなぁ...

結局出発予定時刻は11:50になり、搭乗開始は11:25頃というので、そのくらいにラウンジを出て35番ゲートに向かいましたが、このフライトでも修学旅行生の団体が搭乗するようで、ゲート前は大混雑。程なく優先搭乗が始まりましたが、一応11:50にはドアクローズされ、5分程してプッシュバック開始。12:00少し過ぎくらいから、誘導路の移動が始まり、RW36を目指します。この時は「エアフェスもあるし、混雑しているんだろうなぁ」と思っていたんですが、まだ誘導路を移動しているうちにチャイムが4回鳴り、そのまま止まることなく直ぐに羽田に向かって離陸していきました。

丁度お昼時なので、機内食を頂き、後はスマホからWi-FiにアクセスしてWeb等を見ていましたが、ここでエアショーが刷新されていることを発見。地図が高精細になり、さらにズームも可能。一番ビックリしたのは、写真スポットとかおすすめのお店情報等も表示されることで、正直「フライト中にそんな情報出されても、途中下車できないじゃ無いか」と思うのですが(笑)。一番気に入ったのは、飛行機の現在位置の表示が、かなりインターバルが短くなり、旋回するときも1秒位の遅れで追随しています。残念なのは、以前は表示されていた残りフライト時間や距離などの情報が簡略化されてしまったことでしょうか。それでも、地図にピン止めされている情報を眺めているだけでも、そこそこ時間潰しになります。

帰りのフライトは、追い風のせいもあるのか、1時間45分位でしたが、実は離陸して直ぐくらいに「お客様の中に、お医者様か看護師の方はいらっしゃいませんか」というアナウンスが流れてビックリ。アナウンスは一回だけだったので、直ぐにボランティアの方が出たのかもしれませんが、もしかしたらその為もあって急いだのかもしれないし、羽田への着陸も、真っ直ぐにA滑走路のRW34Lに進入して着陸しましたから、優先権も貰っていたのかもしれません。着陸したのが、丁度14:00頃で58番ゲートに入ったのが14:10頃でした。この後都内で用事があったので、京急を乗り継いで移動。その後新幹線で浜松に戻ってきました。

これで、AMC/UA MPどちらも国内線のフライトは年内完了。今年もよく乗りました(笑)。残るは、二週間後に予定しているSingapore行きを完了すれば、UA MPも無事来年の1Kが確定するはずです。この日はぐっと寒さが厳しくなりましたが、風邪とか引かないように注意して頑張らないと。

2018年12月8日

新政府専用機

来年から運用が始まる、新しい政府専用機(B777-300ER)の内部公開された記事。記事の写真を見ていてびっくりしたのは、ANAのスタッガードシート(ビジネスクラス)のシートが配置されている写真で、これは随行員用(21席)の座席とのこと。報道関係者の座席は、流石にプレミアムエコノミーの座席ですが、写真を見ると2-3-2の7アブレストで、これはB787での配列で、通常のANAのB777-300ERは、2-4-2の8アブレストなので、少しシート間の幅が広めになっているのか、あるいは通路が広くなっているのか。この一般区画が85席との事なので、単純計算で13列位は必要になるから、この随行員用と報道関係者用の座席で、通常のB777-300ERのエコノミークラスの座席スペースが占められることになるのかな。となると、公開された会議室はプレミアムエコノミーのスペース当たりだろうか。

で、残り前半分となるファーストクラス・ビジネスクラスのスペースに色々仕込みがあるのかぁ。さらに、多分貨物室のスペースも潰して、客室とは言わないけれど随行員の急速スペースとか、色々仕込んでいるんじゃ無いだろうか。通常の機体でも、最後尾の下には確かCAさんの休憩スペースとか有ったはずで、貨物コンテー搭載スペースだって、フルに必要は無いですしね。搭載されるであろう、電子機器や通信機器だけでも、結構なスペースを消費しそうだし。

この新政府専用機からANAが整備委託などを請け負うから、ANA仕様になっているのは当然なんだけれど、やはり何か変な感じを受けますよね。当然トイレはウォシュレット対応何だろうなぁ。今のB747の場合、余り身近な印象を受けないかったけれど、これだけ「ANA色」満載の写真を見ると、何か自分がいつも乗っている機体と何が違うのとさえ思ってしまう(笑)。

今回B747から、同程度のサイズのB777に切り替わるわけですが、その先ってどうなんだろうか。サイズで言えば、B380が有るけれど、正直利用目的を考えると使い勝手が悪そう。Boeing系では、次にB77Xとか言われているけれど、一寸まだよく分からない。AirBusだとA350とかあって、今後JALがAirBus系にシフトしていくと、次はそっちに変わるかもしれない。まぁ、その時の米国大統領がトランプさんみたいな人だったら、仕方なく米系=Boeingの機体を購入せざるを得なくなるのかもしれないけれど。今の政府専用機は、中東からの邦人救出目的とかにも利用されたけれど、今度の専用機は平和な利用目的のみに使われるように祈りたいですよね。

となりの男性

毎度おなじみ「金曜日の新幹線シリーズ」というか、今回は殆ど愚痴なんですが...

いつものように金曜日は、浜松から横浜のオフィスへ新幹線通勤。年末だからか何かあるのかだからか、この日の浜松駅上り方面ホームは、いつも以上に混雑していて、自由席などは二重三重に列が折り重なったような状態。指定席も、浜松乗車時にほぼ満席状態で、私がいつも座る窓際席の横通路側席にも既に男性が大きな荷物とともに座っていました。

ぱっと見、30代位のこの男性、今風に髪の毛をツーブロックにセットして、それなりにお洒落な雰囲気なんですが、困ったことにコロンの匂いもちょっとキツい。隣に座ると、案の定結構強い「匂い攻撃」に襲われます。ほんと、手元に消臭スプレーが有れば思いっきり拭きかけたいところですが、そんなこともするわけにも行かず、反対側の窓側に顔を向けて匂いから少しでも遠ざかる努力で何とか1時間余りの乗車を乗り切るしか有りません。

暫くすると、鼻が馬鹿になったのか、ちょっと匂いの強さが弱くなったような気がするんですが、通路を人が通ったりして空気が動くと、新たな匂い攻撃に襲われます(笑)。「香水だから、コロンだから良いじゃ無いか」と言われるけれど、匂いに敏感な自分にとっては、タバコの匂いも、コロンの匂いも、単なる「迷惑な匂い」な訳で、本当に何とかして欲しい。そうで無くても、軽い花粉症なのか、目が少ししょぼしょぼして鼻もグシュグシュしているところに、このコロン攻撃は結構被害甚大です。

新横浜駅に到着して、ホームに出たところで一つ深呼吸をしましたが、何かまだ鼻の穴の中にコロンの匂い粒子が残っているような感じで、実際は匂いはしないのだろうけど、何か「臭う宇な感じ」は消えないまま。嗜好品だから「使うな」とは言わないけれど、移動中とか列車のような閉鎖的な空間にそれなりの時間いる場合には、使用は控えて欲しいなぁ。あぁ、思い出しただけで、また鼻がグシュグシュしてきた...

分身

BuzzFeedNewsの記事から、難病や障害などで体が自由に動かせない人が、遠隔操作でロボットを動かし、カフェの店員を務めるという話。記事に登場するロボットの「OriHime」、その制作者である吉藤オリィ氏、さらには操縦者である番田雄太氏は、以前何度かテレビ番組に登場していて、私も観た記憶があります。その時は、確か小型のロボットを使用して、秘書をしているという話しだったかな。で、その操縦者の番田氏が一年ほど前に無くなっていたことは知りませんでした。うーん、残念だなぁ...

少し前には、仮想空間に「アバター」を搭乗させて、それが色々仕事を進める、という世界観がちょっとはやって、それはそれでなかなか面白いアイデアだと思うけれど、結局ネット上で仕事が進むのであれば、わざわざそこに擬人化したキャラクターを登場させる必要性も少ないわけで、結局尻すぼみになっちゃいましたけどね。一方で、その形状は別にして、現実世界の中に自分の分身を登場させて、一緒に仕事なり娯楽なりして時間を過ごすというのは、アバターの逆の視点での分身利用。問題は、現実世界の中で動いたり動作したりする「物理的装置」が、どこまで実用的なものが出来るかなんですよね。

マイク(耳)、スピーカー(口)、カメラ(目)があれば、最低限のコミュニケーションは可能ですが、そこに「動作=身振り手振り」を入れるとなると、一気にハードルが高くなる。以前テレビ番組で見た「OriHime」も、顔が左右に動くのと、手の部分が左右独立して動く程度でしたが、日本人は昔からロボットアニメに慣れ親しんでいるからか、結構違和感無く「擬人化」を受け入れられたような気がします。そう言う感覚って、日本人独特のものだと思うけれど、日本のアニメが海外にどんどん出て行くにつれて、外国人でもそう言う感覚を共有出来る人が増えているんじゃ無いだろうか。

映画「ロボコップ」では、人間の脳を取りだしてロボットに内蔵させますが、そこまでしなくても、このようにI/Fさえあれば十分可能。唯一問題なのは、通信ネットワークの速度による遅延だろうけど、4Gとか5Gになればそれも問題無くなってきているし、後は操縦者の障害や病気の程度によって、どれくらいのどの様なI/Fが可能かと言うことくらいでしょうか。そのうちに、自分の人格をコピーしたAIがロボットを操作して、外で仕事をしているうちに、本人は自宅で別のことをやって、人生が二倍になる、みたいな話は何かのSFで読んだ記憶があるけれど、本当にそんなことが実現するかもしれない。

2018年12月7日

話し日本語に書き日本語

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、新しいATOKのAI支援機能について。この「感じ絞り込み変換」をATOKの発表資料で見たときに、「うーん、便利なんだろうか」と私は思ったんですよね。だって、既に自分も同じような事をやっていたから。つまり、「たかすぎしんさく」と入れて変換して、不要な感じを削除する、と言うようなことを。カーソル移動や削除など操作は面倒だけれど、特に困ることはない。逆に新しい機能だと、文字数が増えるから自分のようなかな入力派は良いけれど、ローマ字入力派は面倒になるんじゃないだろうか。

で、個人的に気になるのはコラム中盤くらいに書かれている、これまでのIMEは正しい日本語を正しい読み仮名で入力して正しい漢字交じりの日本語に変換していものが、新しいATOKではそれを要求せずに、取りあえず読み方から正しいと思われる日本語を類推するという所。所謂「話し言葉」「書き言葉」で、話すときの言い回しと書くときの言い回しが異なることはあるけれど、どちらも頭の中に「文章」を置いて、それを発音するか入力するかの違いだったはず。それが、これからは「文章を書く」という動作が、頭の中で構成するところから異なる思考が要求されるということになるわけで、結構影響が大きい気がします。何となく自分の印象としては、これまでの入力システムは、言ってみれば手書きする操作を代行するような感じなんだけれど、新しいATOKの目指すところは、色々な文章・印刷媒体から文字や言葉を切り抜いてきて、それを切り貼りして一つの文章を作るようなか。

どちらも最終的には一つの日本語文章が出来るわけだけれど、その背景にあるものが全く違いますよね。もっとも、IME(かな漢字変換)事態が、一般の会話や書き物をするときには無い操作な訳で、その時点ですでに情報端末を利用した「書き物」という同左が一つ異なる領域になっていると言っても良いのだろうけど。さらにコラムにも書かれているように、今後は日本語自体が間違っていたも、それなりに正しい日本語にATOKが変換してくれるようになると、実はその人が入力している意味は何? という事にもなりそうな気がする。ATOKあるいはその背後にいるAIが、作家に対しての校正者あるいは覆面ライター的な立場で、文章をブラッシュアップしてくれるというのは、親切なようで一寸個人的には恐いというか嫌だなぁという気もします。そこに、その人の個性というかその人らしさが、何となく平準化されていくような気がするんですよね。「但しい日本語を書く(入力する)」という目的に対しては正しいのだけれど...

最終的には、クラウドに蓄積された社会的なトレンドとか、交友関係の傾向などが考慮されて、選択する言葉や候補となる言葉も、そこから自動的に選択されて、何となく自分が書いた文章なんだけれど、何となく他人行儀な印象のものが出来上がってくるような気がする。それはそれで、日本語としては正しいのだろうけど、自分の言葉・文章としてはどうなんだろうか。ツールの利便性として考えるなら、時々変な学習をして暫くその変な傾向が続くのを簡単に補正できるような機能を、まずはATOKには付けて欲しいのだけれど。