実際にレーダーを照射されたときとか、位置関係の部分は秘匿されていて、その辺りを理由に韓国側は映像に関して単なる哨戒機から撮影したもので証拠にならないと言っている様子だけれど、当然その部分のデータだってあるわけで、軍事的に必要な情報だからあえて隠しているだけという事は分かっていると思うのだけれど。相手が、それを理由に拒否するなら、次はそこを開示することに成るだろうし、そうなれば益々厳しい立場になるだろうし、自分達の情報も公にされてしまうことになるのに。
映像の中で感心したのは、一連の流れを途中編集すること無く最初から最後まで収めたこと。だから、途中韓国艦艇の番号を見間違える場面がありますが、そこもちゃんと入っている。本来なら、ミスの部分なんだろうけど、その後訂正する所も含めてちゃんと処理されていることを示しています。また、途中司令部へ連絡する場面もあって、ちゃんとリアルタイムに把握されていることも示している。これでも「そんなことは無かった」と言い切るのは、北朝鮮と中国くらいしか思いつかないのだけれど(マテ)。まぁ、今に始まったことでは無いけれど、「合意」とか本来それを最後として最終決定した「動かせないもの、動かさないもの」ですら、これまで散々「動かしてきた」相手ですから、この程度の反応で驚いていては駄目ですね。
ところで、日本の領海では無くEEZ内とは言え、韓国軍の軍艦とそれよりも大きな韓国海警艦がいるというのが甚だしい疑問なのだけれど。自衛隊機も、確認はしても警告していないので、それ自体はルールとして問題無いのだろうけど、これが逆の立場だったらどうなるんだろうか。さらに言えば、韓国軍だけでなく韓国海警もこの状況は把握していたはずで、彼らからの確認なり発言も聞きたいところですが、それは無いでしょうね。もう国としての面子の話しに変わってしまったから。まぁ、それもいつものあの国。
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