2013年8月31日

新幹線とバッグ

かなりお久しぶりとなる「金曜日の新幹線シリーズ」。まだまだ暑い日が続く今年の夏ですけど、昨日も朝一寸涼しいかなと感じたものの、やっぱり太陽が出てきてだんだん高くなると暑さもそれに比例して暑くなる。結局、浜松駅に到着した頃には30度を超えていたようです。汗を拭き拭きホームで新幹線を待っていると、熱風と共に東京行きひかり号が入線してきました。

今回の席は、前日の夜の時点で既に隣が埋まっていることが分かっていて、ちょっと憂鬱。でも、駅から乗り込んだら隣が空席だったので「あぁ、静岡から乗ってくるのかな」と思ったら、直ぐに隣の席に座る男性氏が来てしまいました。年齢的には自分と同じくらいだろうか。で、気になるのが整髪料の匂いで、すでにスタバで買ったコーヒーとホットサンドで朝食中の自分には気になる匂い。まぁ、自分の体からもどんな匂いが発散されているか分からないから偉そうなことは言えないけれど、でもわざわざ余計な匂いを追加しなくても良いじゃ無いかといつも思うんですが。

この日の車内は、ほぼ満席状態。夏休み最後の週末前の金曜日ですからね。その為か、この日は車内のWi-Fiの接続状況が凄く悪くて、中々ネットに接続出来ません。さらに、3G回線を使っているiPhone4Sも全然繋がらない。試しに、一度Power-OFFして再起動してみたなら何とか接続出来ましたが、それも途中でまた切断されたり... 誰かジャマーでも発信しているんだろう。

同じように、帰りの新幹線も満席状態。久しぶりに、通路まで乗客がはみ出ていて車両間の移動もままならない様な状態でした。自由席は大変だろうなぁ... 私の隣に座っていたのは、東京か品川から乗ってきた、「今、バリ島から戻ってきました」みたいな結構色よく焼けた20代後半位の男性。ずっとスマホを屈み込んで弄っていたので表情とかはよく分からなかったけれど、結局浜松迄一緒でした。で、先に彼が降りる準備をして、荷物棚においていたキャリーバッグを下ろしたんですが、これが緑色のバッグでビックリ。でも、よくよくみたら、どうもキャリーバッグに緑色の布(?)で出来たカバーを被せて居るみたい。よく、雨よけカバーでキャリーバッグをくるむものがありますが、あんな感じ。でも、中にクッションでも入っているのか厚みがあり、さらにキャリーバッグのレバーとかサイドハンドル部分が開いていたり、さらにはその布のクッション部分にも掴むためのハンドルみたいな部分もあって、言ってみればキャリーバッグのカバー兼クッション兼移動用のハンドルみたいな感じです。これで防水機能もあったら、一つ欲しいですよね、色は違う色で。中身のキャリーバッグが何か分からなかったけれど、内側のキャリーバッグの形状に合っていたからオプションとかなんだろうか。自分は、チェックインするようなバッグやスーツケースの傷は気にしない方ですが、それでも余計な傷とか付かない方が良いわけで、今使っているPathfinderのキャリーバッグが壊れたら、こう言うバッグを次は購入しようかと本気で思いました。でも、外側カバーの厚みの分、機内持ち込みにする時にはちょっと不便かな。

夏休み中は旅行に出る人が多くて、色々な種類のキャリーバッグやスーツケースを新幹線車内でいつも以上に見かけるわけですが、なかなか興味を引くものも多くて飽きませんね。

たった0.07秒、されど0.07秒

イプシロンの発射中止の原因が、機体センサーと管制塔のコンピューターとの信号に0.07秒の差があったからという記事。記事見出しには「たった0.07秒」と書いてありますが、確かに人間の感覚だと0.07秒は一瞬。でも、コンピューターの世界だと、0.07秒=70msとなりかなりの時間差なんですよね。1秒(1 second)の1000分の1がms(ミリセカンド)、その1000分の1がμs(マイクロセカンド)、さらにその1000分1がns(ナノセカンド)。コンピューター内部の動作がnsの世界で、色々な命令や機能を実行する時の動作がμsの世界ですから、msというのは言ってみればもう一仕事も二仕事も終わったような状態。

機体制御なので、一番馴染みのあるWindows何かじゃ無くて、組込系のリアルタイムOSを使ったシステム何だろうけど、何でそれだけの遅延が発生したのか不思議ですね。途中のプロセッサに、何か割り込みとかは言って遅延が発生したんだろうか。それにしても、70msというのは結構な遅延ですしね。まぁ、それを「たった0.07秒」と言ってしまう朝日新聞も朝日新聞だけれど。

朝日新聞の図解では機体内部と外部二カ所で遅延が発生して、合計0.07秒の遅延になったような図が書いてあるけれど、何かシステムの基本的なデザインミスだろうか。いずれにしても、機体本体には異常が無いのは確からしいので、速く再打ち上げを成功させて欲しいですね。

2013年8月30日

MVNOサービスいろいろ

個人的に、今b-mobileのMVNOサービス(月額1,980円で1GBまで)を利用して、SIM FreeのiPhone4Sをデータ端末として使っているんですが、この記事で紹介されている「OCNモバイルONE」も、バラエティー豊富で、もしかすると自分の使い方にあっているパターンがありそう。残念ながら、iPhone4SがLTE対応では無いので、ハイスピードサービスは期待出来ないけれど、ある程度データ量に余裕のあるサービスで、さらにMNPで今携帯でつかっている2-in-1のBナンバーをポーティング出来ると理想的なんですが。

プライベートや仕事も含めて、複数の携帯デバイスを持ち歩くようになると、どうやってデータ通信をマネージするか頭が痛いですよね。まぁ、簡単にするにはLTEのモバイルAPを一つ持ち歩いて、そこにWi-Fiで集約するという手はありますが、一日中Wi-Fiを垂れ流すというのが無駄でもあるし、ちょっとみっともない気もするし。理想的には、メインのスマホがそのAP機能を持ってくれると一番便利そう。となると、今使っている古いFOMAの携帯を買い換えないといけないわけですが、じゃあ次は何にすると言うところでいつも足踏み。やっぱり、今年の冬モデル待ちかなあ...

docomoとTBSが資本提携

docomoとTBSが資本提携?! docomoはTBS系列の映像コンテンツを流せば良いんだろうけど、TBS側は何のメリットが??? docomoの携帯サイトを通じて、TBS関係の興行・イベントへ集客誘導するということなんだろうけど、でも今は携帯やスマホでのそう言うイベントサービスなんて幾らでもあるのに... うーん、よく分からない。

2013年8月29日

騒ぐための理由

米軍横須賀基地の一般公開で、見学に来た子どもに銃を持たせた事が問題だと「市民団体」が騒いでいるという記事。日本では銃等の保持が厳しく制限されている事を考えると、望ましい事とは思わないけれど、それ以前に「一緒に居たはずの親はどうしたんだ」という方が重要でしょ? 準国外ともいうべき米軍基地の中で、銃などが扱われるのは、日本人の目から見たら望ましくないかもしれないけれど、彼らから見れば普通のこと。それを一般公開時に日本人に体験させることの是非はあると思うけれど、例えばアメリカに行けば幾らでも普通に経験することだし、グアムとかサイパンには射撃ツアーなんて言うのもありますからね。良く危険だから経験させるなと言うけれど、危ないことを経験しなければその危険性とか危険度も分からないわけで、個人的にはこう言うイベントの時に実際の武器に触れることで、その重さとか危険さと言うものを感じる機会にもなると思うんですよね。まぁ、子どもだから「かっこいい」とか「うってみたい」と思うかもしれないけれど、それでもなにも知らずに「耳年増」で成長するよりは良いんじゃ無いだろうか。

で、最初にも書いたように、普通は子どもだけで入場は出来ないはずだから、親とか保護者が必ず同伴していたはずで、もし危険だとか不適切と思うなら彼らが注意すれば良いだけのは無し。また、今回騒いでいる市民団体が、本当に問題だと思うなら、その場で彼らが止めれば良いはず。いかにも「問題シーン」と思われる写真が撮られているわけだから、彼ら自身では無くても関係者に近い人は居たはずですよね。その人間が、問題だと思うなら何故その時に言わないのだろう。結構、しめしめ良いシーンが撮れたとほくそ笑んでいたのかも。そう言うのを、マッチポンプとかいうんじゃなかったっけ? 言ってみれば、おとり捜査ならぬおとり騒動を起こしたいだけなんだろうな、そう言う人達は。まるで、どこかのあの国とかあの国のみたい(をぃ)。

HiltonのVISA Platinum Point加算

今年始めに、HHornors VISA Gold CardからVISA Platinum Cardに切り替えました。最初はそんなに熱心じゃ無かったけれど、10滞在でDiamondという誘惑には抗えず(笑)、またそれなりにHiltonを利用する機会もあったので、8月になって7滞在まで達成。8月はさらに、先日のNRT-ICN-NRT/HND-OKA-NGOのホッピングで、ヒルトン東京ミレニアムソウルヒルトンダブルツリー那覇と連泊して10滞在完遂しました。数日後、それぞれの宿泊記録がHHornorsのアカウントに登録されてきたんですが、何故か10滞在達成しているのに、HHornorsのDiamondへは後1滞在と表示されます。で、よくよくそれぞれの宿泊記録を見ると、何故かミレニアムソウルヒルトンの記録に、VISA Platinum Cardを使用した時に提供される、Sumitomo Platinum Bonusが入っていません。

最初は登録に時間が掛かるのかと思って居たんですが、その後で宿泊したダブルツリー那覇のポイントも登録されているのに、それは変だろうし、以前宿泊したミレニアムニューヨークにはちゃんと登録されているのに何故ソウルヒルトンだけと疑問が。何度かヒルトンのHHornorsサービスに電話するも中々繋がらず、でメールで問い合わせると英語のページが開きます。一瞬、日本のサービスの話がWorldwideで通じるか疑問が浮かんだんですが、確かこのカードは他国でも会ったはずなので、取りあえず状況を書いて送信したのが昨日の夜。

今朝になると、担当者から返信が届いていて、向こうの記録ではこのミレニアムソウルヒルトンでの精算はキャッシュでしたことになっていると言っています。いゃ、予約したのは事前払いのレートなんですけど(笑)。エビデンスを送ってくれと言うので、ホテルで印刷してもらつた明細と、カード支払いした控えをスキャンして、そのファイルと支払い内容の説明を送信したのが今朝。そしたら一時間もたたないうちに返事が来て、ちゃんとカードで精算したことを確認したから、アカウントを修正したという内容。それで自分のアカウントを確認してみると、先に登録されていたホテルのレコードが削除されて、新たにベースポイントやボーナスポイントが記録されていました。そして、HHornorsの会員レベルも10滞在達成ということでDiamondレベルに昇格。ただ、システムの都合だと思いますが、下のプログレスバーは実滞在数に合わせてSilverのままですが(笑)。来週にはまたヒルトン東京に宿泊する予定が入っていたので、それで間違いなく10滞在=Diamondステータスになるだろうと最初はミレニアムソウルヒルトンのボーナスポイントの500ポイントはいいかなと諦めていましたが、まぁやっぱり正当な要求はちゃんと実行すべきと再認識しました。ヒルトン側の対応も、予想以上にクイックで好感が持てましたしね。

本来はこう言うトラブルが無い事がベストな訳ですが、何かあった時にどれだけ素早く適切な対応を取れるかという部分も、その組織とかサービスを評価する重要な要素ですよね。結果的に、今回の対応は大変満足できるレベルだったわけですが、カードで前払いの料金なのに現金払いと記録されているのは何だかなぁ。これは、そのホテルのレベルの問題かもしれませんが。そうそう、Hilton Premium Club Japan(HPCJ)経由の予約も、HHornorsのアカウントに入ってこない時があるんですよね。日本独自のサービスだから、本体のシステムとの連携が上手くいかない(人出で入力している?)のだろうけど、このあたりのサービス品質もちょっと検討して欲しいなと思うところです。

インスタントコーヒー

ネスレ日本が9月から「インスタントコーヒー」という呼称をやめるという記事。インスタントコーヒーと言うと、お中元とかお歳暮で何個も貰うので、その後は毎日のようにお湯や水で溶いて飲んでたなぁ... 砂糖とクリープも入れて(笑)。ただ、当時自宅で母親が喫茶店を経営していて、しかもお店の売り物がサイフォンで入れるコーヒーだったから、小学生の頃にはもうインスタントコーヒーは不味く飲めなくなったなぁ(をぃ)。

ネスレ日本は、神戸の三宮に日本本社が有るんですが、実は会社に入り新人研修で現場実習に派遣されたのが神戸の事業所。このネスレ日本にも毎日何度もミーティングや連絡作業で通わされました。本社がスイスですから、英語だけで無くフランス語やドイツ語が母国語の人が多くて、社内公用語は英語で統一されていたものの、ミーティングの時の英語の会話が凄く分かりづらくて(英語だって当時はちんぷんかんぷんだったし)凄く苦労した思い出があります。もう一つ苦労したのが、このインスタントコーヒーで、社内の自動販売機から自由に無料で飲めるんですが、一日に何度も飲むものじゃ無いし、只でさえ苦手なので出来るだけ他の飲み物とかお茶を飲んでましたが、余りにお客様の商品に手をださいのも失礼かなと、時々はインスタントコーヒーを無理して飲んでいたのも懐かしい思い出です。

最近のインスタントコーヒーは、昔と比べればかなり良くなったとは思うけれど、それでもあの焦げたような匂いとべちゃっとした感じの舌触りがどうも苦手です。まぁ、入れ方にもよるんだろうけど。ただ、最近ではその場で豆をひいて入れてくれる自販機もありますが、あれはあれでドリップがいい加減だからそれほどでも無くて、案外ちゃんと入れたインスタントコーヒーの方が美味しく感じる時も。ネスレが出しているカートリッジタイプのコーヒーメーカーって、何度か試したことがありますが、あれは中々侮れません。そう言う意味で、ネスレと言う会社は結構面白いなと感じます。

で、インスタントコーヒーを止めて「レギュラーソリュブルコーヒー(Regular Soluble Coffee)」という名所に変えるそうですけど、うーん英語的には正しいんだろうけど、日本人としては回りくどい名称だなぁ... 日本向けに「クイックコーヒー」とか「フラッシュコーヒー」とか... やっぱり、インスタントコーヒーが一番しっくりくるなぁ。別にレギュラーコーヒーが良いとかインスタントコーヒーが悪いとかじゃ無くて、それぞれ別の飲み物だと思えば良いんですよね。その上で、本物の味にこだわるのか、それなりのレベルで良いのか利便性を優先するのか。「インスタント」という言葉が軽く感じる、品質が低く感じる事を嫌がるのかもしれないけれど、当初名付けた時には多分革新的なイメージの商品だったわけですよね。時代の変化と共に、その価値観が変わってきたと言うことの証なんだろうなぁ。

所で、スタートレックのフードレプリケーターで入れたコーヒーは「レギュラーコーヒー」なんだろうか「インスタントコーヒー」なんだろうか。

2013年8月28日

ピークシフト自販機

日本コカコーラが九州で実証実験を行った、ダイナミックプライシングを利用した自販機のピークシフト実験。深夜電力とかは聞いたことがあるけれど、時系列で電気料金が変化するシステムも有るんですね。で、実験結果では通常のものが飲料1本あたり3.14円の電気料金に対して、実験機では1.57円と倍近い違いが生まれたとのこと。まぁ、その時の天候や売れ行き具合等で多少は変わるとしても、かなり効率的と思えます。

ただ、記事のグラフにも書かれているけれど、どちらの自販機も全体の消費電力自体はそれほど違わず、省電力型の方が深夜に出来るだけ冷却して、その余力で昼間の消費電力を抑えている訳で、多分既存の自販機でもそう言う冷却モードにするだけでもかなり電気料金節約が可能なんじゃないだろうか。あと、冷気を出来るだけ維持するために、ドリンク補充作業は夜間にするとかの工夫も必要になるかもしれませんね。

日本というのは自販機大国で、海外に行くと本当にトイレのウォシュレットとともに日本の自販機が恋しくなるんですが、便利さだけで無く機能や消費電力の点でも優れたものがあるから、こう言う技術もこれから世界に出て行く武器になりそう。只、自販機の問題は、どうしてもドリンク補充作業をしなきゃいけないと言うことですよね。最近のものは、内部の残量をカウントして、自動的に本部に通信して売り切れ状態が生まれないような仕組みもあるみたいですけど、その場合に自動的にドリンクが直接転送出来れば... (マテ)。

原発事故以来、日本の電力危機が叫ばれて、色々な工夫が生まれているわけですが、もっとその工夫を延ばすことが必要ですよね。それは、仮に将来的に原発が無くなるとしても、それ以外の発電方法のコストが劇的に下がらない限りは、高い電気料金を払い続ける必要が有るわけで、その時に出来る防衛策としては、使う量をいかに減らすか、ですから。

イプシロン発射中止

昨日予定されていた固体燃料ロケット、イプシロンの打ち上げが、発射19秒前に停止。打ち上げ中継を見ていたら、カウントダウンは最後まで行ってるんですよね。内部と外部でカウントしている人が違ったのかもしれないけれど、外から応援していた観客の皆さんは、相当ガッカリしたんじゃ無いだろうか。それでも、僅か19秒前に何らかの異常検知をして停止したのだから、システムとしては間違っていないわけで、まずはその原因究明でしょうね。聞くところによると、20秒前に外部電源から内部電源に切り替わった時にノイズが乗って、それを誤検知したのではと言う話ですが、それなら解決策も直ぐに採られて、最短での再打ち上げが可能かも。

勿論、何事もトラブル無く成功裏に進むことが一番の理想ですが、それでもこう言うリカバブルなトラブルを幾つか乗り越えていくことで、さらに強いシステム・強靱なシステムになると思います。決してネガティブな方向では無く、次のステップを確実に進めるための一休みと思って、念には念を入れてチャレンジして欲しいところです。

どんな事柄でも、問題・トラブルは必ず発生するもの。大事なのは、そう言うものをいかに上手く解決して進めるかと言うこと。何のトラブル無く成功するというのは、事前の準備が十分な場合もあるでしょうけど、多くの場合はたまたま運良くトラブルが生まれなかっただけ、と思った方がよいですしね。

2013年8月27日

はだしのゲン騒動

閉架になった「はだしのゲン」は、結局松江市教育委員会側が「手続き不備」を理由に閉架要求を撤回することに。いろいろな問題が絡み合った話しだと思うけれど、胡散臭さを感じるのが、

  • 「はだしのゲン」という作品の優秀性を言う時には、原爆の悲劇や残酷さを指摘するのに
  • 「はだしのゲン」を閉架にした理由は、それとは無関係なフィクションとも思われるような過激な戦争描写部分であり
  • 「はだしのゲン」の前半と後半は、一連の作品というよりは、作成時期や背景を考えると別作品と思われるのに、ひとまとめの作品群として評価され
  • 「はだしのゲン」騒動を、何故か現政権の教育問題にまで広げる人達も居る

という、「はだしのゲン」利権に群がる有象無象みたいな光景が展開されていること。例えば、携帯ゲームとか雑誌等の漫画でも過激な暴力シーン等があると、色々な団体から批判とか制限の話しが出るのに、何故か今回はそう言うシーンを見せろというのは何故だろうか。さらに、この作品が作者の体験に基づく作品ではあるけれど、ノンフィクションでは無いわけですよね。フィクションとは言わないまでも、史実や事実をそのまま記録したものでも無い。さらに、被爆体験部分は作者の実体験に基づいているかもしれないけれど、例えば伝聞情報から描いた部分が、何かそれが事実のような扱いをされていたり。

このコラムにあるように、結局出版社とごく一部の団体が今回の騒動特需に喜んだだけ、なんていう話しになりそう。それって、正しい情報が我々に届く機会を奪うことになるかもしれないし、第一作者の中沢氏の本意がねじ曲げられてしまった、と言う事にならないのだろうか。

英語表記

少し前にこんなニュースがありました。日本の標識には、日本語表記とローマ字表記が併用されていることが多いのですが、そのローマ字表記(日本語の発音をアルファベット表記したもの)を英語表記に変更するというもの。実は、これは私も以前から感じていることで、ローマ字表記って地方とかに行ってその地名の読み方とか分からない時に便利かなと思うくらいで、多分外国人の方には「何のことやら」状態なのでは。大体、ローマ字表記って、日本語の発音に当てはめているから、それを英単語の綴りと思って外国人が発音すると、似て非なるものになり「音訳」としての意味も成さないし。ですから、この動きは日本の観光立国を目指すのであれば是非全国的にやって欲しいですよね。

実は、数日前に国内大手新聞社の英語名をちょっと必要があって調べてビックリしたんですが、ローマ字表記と英語的表記に分かれているんですよね。てっきり、国際化を目指すなら英語表記になっていると思って驚きました。

  • 読売新聞: The Yomiuri Shimbun
  • 毎日新聞: The Mainichi Newspapers
  • 産経新聞: The Sankei Shimbun
  • 朝日新聞: The Asahi Shimbun
  • 日本経済新聞: Nikkei

「新聞社」を意味する「Newspaper」を使っているのは毎日新聞一社。あと、株式市場等で世界的に「Nikkei」が浸透している日本経済新聞が「Nikkei」を使うのは分かるとして、その他三社は「Shimbun」というローマ字表記。もしかしたら「ヨミウリシンブン」という社名自体をブランド化したいのかもしれないけれど、自分達は何と言う事を主張するには、ちょっと違うんじゃ無いのかと言う気もします。

英語名が必要な国際的ビジネスを展開している会社は多いとは思うけれど、既に知名度を確立しておらず、これから何か新しいものを世界に向けて売り込むのであれば、余り日本語名表記にこだわらず英語的な要素を取り込んだ方が有利ですよね。SONYが「SONY」という名前を考えた時も、SonicとかSonnyとか語感や響きが似たような単語から創造したものですが、そう言う当初のこだわりがあれだけの会社に繋がったと思いますしね。

50年後、100年後には中国語が世界の標準語になっている可能性もあるけれど、現在は英語が世界標準の一つであることは疑いないこと。観光立国目的だけで無く、ビジネスエリアでも海外からの渡航者が増えても困らないように、こう言う表記の充実は進めて欲しいですよね。

国連事務総長

韓国を訪問中の国連の潘基文事務総長が韓国外務省での記者会見で、日本政府批判をしたという記事。日本の憲法改正の動きに対しての国連の立場を質問されてのことらしいけれど、随分と立場を超えたというか、以前の韓国の外交通商相時代の発言ならまだしも、今の立場で言うべき事じゃ無いですよね。この事務総長、歴代の事務総長の中で「何もしない、目立たない事務総長」とよく言われているけれど、こういう時だけ目立ってもなぁ...

日本としては、国連分担金の支払いを遅延するとか、具体的な行動をとり、かつ国連事務総長としての真意を文章なりで問いただすくらいのことはしないと。実際に、発言の詳細調査や9月の国連総会での対応なども検討を始めて居るみたいですが、日本に対してクレームしているのは中国と韓国(含む北朝鮮)だけなんだから、そう言う歪な構図を世界的に際立たせることが重要だと思う。勝手に難癖付けて騒いでいるのは先方で、日本はむしろ被害者なんだという構図をね。そう言う意味で、この事務総長の発言をネタに、国連という場で歪さを主張するというのは良いかも。最も、そこまでやりきるだけの意思と力が日本の外務省とか政府に有るかどうかが疑問だけれど。でも、そろそろちゃんと主張しないといけない時代では。経済とか他国との協力関係とか重要な事は多々あるけれど、日本としては我慢の限界を超えた、「尊厳」に対しての問題になりつつあると最近感じます。

2013年8月25日

あぁ、勘違い

先の参院選選挙の総括を出した民主党。「自公共の勝利では無く民主の敗北」と総括しているけれど、「民主の敗北」ではなく、「民主は拒絶された」と言うことを認識しないと。4年前まであれだけ美味しいことを並べて居ながら、いざその責任を負うようになると、何も出来ない、言ったことは反故にする、挙げ句の果てには逆ギレすると言う、素人以下の「組織」に国民はレッドカードを既に出していた、と言う事を先ず自覚しないと。選挙の争点云々というのは、少なくともフィールドに立っている事が前提になるわけで、それすら許されていなかったことをもっと真剣に反省しないと。

あえて現実から目を背けているのかもしれないけれど、こう言う言い方をする・まとめ方をするって言うのは音現実逃避にしか思えない。決して満足しているわけでは無いけれど、与党を追われた自民党が3年半の間それなりに自らを反省して努力していたことを考えると、民主党の危機感というのはまだまだ足りないというか、そんなもの無いんじゃ無いのかと思えるくらい。個人的には、日本にアメリカのような二大政党制は馴染まないと思うけれど、与党・野党の意味ある戦いと協業がより良い政治を進めていくのは確かなので、そう言う意味でもう少しまともな「野党」になって欲しい訳ですが、それも望み薄かも。

スティーブ・バルマー氏

Microsoft社CEOのスティーブ・バルマー氏が、12ヶ月以内に退任する事を発表した記事。MS-DOS誕生以前からパソコン(当時は「マイコン」)を弄っていた世代からすると、また業界のシンボル的な人物が表舞台から去るわけで、ちょっと悲しい。まだビル・ゲイツ氏がMicrosoft社を率いていた時には、ビルの我が儘を何とか実現するためにスティーブが居る、みたいな話しがまことしやかに業界紙なんかに書かれたものですが。

以前のように、パソコンが社会の中心で、それを動かすOSを握っているMicrosoftは黙っていてもお金が入ってくる構造から、もしかすると端末(Tablet)は只、OSも只、サービスも只、みたいな、彼にとっては悪夢のような世界が誕生しつつあるわけで、そう言う意味で会社の環境を整えた後で次の世代にバトンタッチする事を考えたのかも。

ビル・ゲイツ氏が表舞台から退く時にも大きな危惧が伝えられましたが、結構Microsoftは上手くやりましたよね。Appleにしても、事前に準備はしていたんだろうけど、スティーブ・ジョブス氏亡き後もそれなりの実績を積み上げているわけだし。まぁ、世界的規模の大きな組織だから、それなりに弾力性もあるだろうし勢いも持続するだろうし、実際にはこれからが勝負何だろうけど。

これまでだと20年とか30年というスパンでこう言う交代劇が生まれていたものが、これからは15年とか10年とか、どんどん時代の流れと共に加速していくんじゃ無いだろうか。そう言う流れに乗り遅れない、逆に乗り切りさらに先に進むことが出来る力量のある会社・組織、あるいはリーダーがこれから誕生しないといけない厳しい時代になりますね。

はだしのゲン

今更な話題ですが、閉架閲覧で急に再び有名になった「はだしのゲン」。私は、小学生の頃にリアルタイムで少年ジャンプで読んでいた世代ですけど、当時の印象としては「随分重い話しだなぁ」ということ。当時存命だった祖父は、戦地にいった口でしたし、私の伯父には戦地で無くなった人も居るわけで、当時は戦後30年くらいの時だったけれどまだ戦争の話しは普通に出てくる時代だったからなおのこと生々しい話題の一つだったように思います。それでも子供心に「戦争は嫌だなぁ、大変だなぁ」という印象を持っていたのは確か。

で、その後何かの時に再びその「はだしのゲン」を読んだ時に、何か違うなぁという印象を受けて以前より興味が沸かなくなったんですが、今回の騒動で出てきたいろいろな背景情報で何となく納得した次第。小説なんかでも、有る作家の作品はその作家名一つで評価されるけれど、結構書かれた時代や内容によって善し悪しはあるし、周りの評価ほどの事があるのか疑問を感じることがあるけれど、今回もそんな感じですよね。

作者の実体験に基づいた話しを漫画という分かりやすい表現方法で伝えると言うことは有意義だと思うけれど、そう言う実体験に基づく話って、往往にしてどうしても時間と共に特定の部分だけが強調されていくものですよね。そう言うことも含めて考えないと、単にその作品が良い悪いとは言えないと思うし、仮に得る部分があったとしても、それをどう評価するか咀嚼するかは個人の問題であり、その点は尊重しないと。そう言う意味では、この作品も、前半については意味があるかもしれないけれど、後半についてはある程度割り引いて読まないといけないような気がしています。

2013年8月23日

MRJ、三度の延期

個人的にも凄く期待しているMRJだけど、やっと初飛行も見えてきたところで三度の延期。事実上の初めての民間機開発で、いろいろと苦労や不明な点はあるとは思うけれど、それにしてもちょっとお粗末な気がしますね。個人的期待値はものすごく高いけれど、もしかしたらこの3度目の延期が致命的になるかも...

ネットの政治利用

ネットの政治利用が、選挙後は1割程度まで落ち込んでいるという記事。まぁ、そんなことは分かっていたというか、大体選挙中はあれだけ熱心にあちこち顔出しや演説会をするのに、選挙が終われば梨の礫になりますからね。毎週、選挙カーもどきの連呼をしろとは思わないし希望もしないけれど、選挙前と選挙後の期間の差が、そのままネット利用にも現れているだけだと思う。

イチローのタイトル

昨日のスポーツ界は、甲子園での前橋育英の初優勝もそうでしたけど、やっぱりイチローの日米4,000本安打が最大のニュースでは無かったかと。何が凄いかって、日本でだって2,000本安打出来るのは限られているのに、USのMLBでそれ以上の安打を打って、しかも倍近い4,000本まで両者で記録することですよね。日本のオリックス時代に9年間で1,278安打ですから、MLBでは13年目で2,722安打を今日打ったことになります。日本時代よりもMLBでの安打が多いことも凄いし、シーズン平均でも200安打を超えているのは凄いとしか言いようが無いですね。

日米での合算のため、USでは批判もあるとのことですけど、それは仕方ないかなとも思います。同じ野球ではあるけれど、試合数も条件も違いますしね。MLBだけで3,000安打越は多分可能だと思うけれど、流石に4,000安打は無理だろうなぁ... 多分、イチローが引退した時には、仮にピートローズの通算4,256安打を超えていたとしても「参考記録」になるんじゃないだろうか。ただし、その合算記録も含めて、例えば10年連続200安打以上とか、年間最多安打とか、間違いなくMLBの中で達成した新記録も沢山有るから、直ぐに殿堂入りは決まりそうな気がします。

イチローが凄いのは、今年40歳になるというのに、以前と変わらない体力と技術を持っていることですよね。しかも、記憶する限りでは故障や怪我で長期離脱する事も無かったし。どんなスポーツの選手でも、必ず怪我をするし、トッププレーヤーと言う人達は限界ぎりぎりで勝負するから、どうしても怪我のリスクが高くなりますが、それが無いというのが凄い。同じメジャープレーヤーの松井秀喜氏も才能ではイチロー選手と遜色なかったと思うけれど、怪我で離脱してから調子を落としていったわけだし。良く試合前から時間を掛けて入念に準備するイチロー選手の様子が記事とかテレビでも取り上げられるけれど、そのこと自体並大抵の努力じゃ出来ないと思いますしね。

なんだかんだ言っても、イチロー選手が凄いのはMLBという過酷な環境の中で13年間(多分来年も)レギュラークラスとして活躍している「継続性」なんだと思います。過去にも色々な選手がMLBに挑戦して、活躍した選手も多いけれど、10年以上それが続いた選手って、多分イチロー選手だけですよね。某予備校の昔のスローガンじゃ無いけれど「継続は力」だなぁ(笑)。今シーズンの残り試合でも活躍を続けてくれると思いますが、まずは来シーズンも是非レギュラーで活躍して欲しいですよね。来年こそは、ピンストライプのイチローの試合を見に行きたいな...

2013年8月22日

LINEがEC/配信サービスに参入

無料グループ通話ソフトのLINEが、ECやビデオ・音楽配信にも参入するという記事。個人的には、LINEって手軽かもしれないけれど、その分脆弱性を感じるので全く興味は無いし今後も参加する積もりも無いけれど、大丈夫かなぁECって。購買の自由化とか簡略化というのも必要だと思うけれど、もっと個人認証機能とかセキュアなシステム構築をしないと、いろいろ問題がありそう。

携帯からスマホになって、情報端末という受け手の機能からLINEのような発信機能が重要になってきていて、それって元々の携帯電話の通話機能がちょっとリバイバルしてきた印象があります。でも、昔のように単純に音声接続するだけでなく、今は複数の通話とかコミュニケーションが必要なわけで、そういう部分も注意しないと、意図しないトラブルに巻き込まれそう。

甲子園二題

甲子園の準決勝で、花巻東高校に対して2つの記事。一つは、二塁ランナーが捕手のサインを盗み、塁上からバッターに球種やコースをサインで伝えていたのでは無いかという記事。野球中継で、センターからバッターを見る画面になると、捕手が出しているサインとかよく分かるので、二塁ランナー空でもよく分かるだろうなと思うんですが、まぁ露骨にやっていたのだろうか。花巻東側はそんなことは無いと否定しているみたいだけど、ネット上がっている映像とかキャプチャー画面を見ると、確かに何かサインを出していると言われても仕方ない動作が見られますよね。教育の場と位置づけている(言っている?)高校野球何だから、疑わしいことはやるべきじゃ無いし、疑わしければ注意してそれでも駄目なら罰するという事が必要じゃないだろうか。

もう一つが、ファールで粘るカットとバントの曖昧さ。これは、その場面を見ていないので何とも言えないけれど、これも審判がわざわざ確認しに行ったことを考えると、やはり疑いは大きいように思います。で、その小柄なバッターがプレッシャーから準決勝ではカット打法が出来ず自分の持ち味を出せなくて、敗退後号泣したという記事。で、この記事「高校ルールに負けた」と書いているけれど、ルールなんだからそれに従わなきゃいけないのは当然でしょ。「カット」と「バント」の違いは、バットをスイングしているかどうかで審判の判断で決まるとルールに書かれているそうですが、それなら審判に判断されないくらいの技量にもっとこの選手は頑張るべきだったと思います。

スポーツっていうのは「ルールの中での鬩ぎ合い」な訳で、そう言う意味ではルールで定義されているプレーのぎりぎりを狙うこともあるわけです。フットボールでも、例えばホールディングぎりぎりのプレーとか、インターフェアぎりぎりのプレーとか、まぁそういう所も試合の見所の一つではあるんですが。高校野球だから、球児贔屓の内容になるのは仕方ないけれど、その場その場で対応出来ないというは、やっばりその選手の力量不足だと思う。野球だって、その日の審判のコース取りを見て、ボール気味をストライクに取ってくれる時もあれば、その逆もあるわけで、それを意識して試合を有利に運ぶのと同じですからね。

2013年8月21日

Vanilla Air

AirAsiaと提携解消したAirAsia Japanの新社名決定。「Vanilla Air (バニラエア)」だそうですけど、うーん... 社長曰く、

「『バニラ』は身近にありながら、常に高い品質が保たれている。それは作り手が手間を惜しまずに丁寧に栽培しているから。また、世界中の人から愛されている。例えば『アイスクリーム』といえばバニラを想像するくらい、多くの人に親しまれている」

とのことだけど、まぁ確かにアイスクリームの代名詞的名称では有るけれど、英語の"Vanilla"って、「つまらないもの」「面白みの無いもの」「初期のもの」「開発途上のもの」みたいな意味もあるんですよね。「バニラアイス」と聞けば、そりゃぁ白いバニラ風味のアイスを思い浮かべるけれど、例えば「バニラOS」と言えば、まだ開発段階のOSで、テスト版みたいな意味になりますし。また、バニラ味は確かに多くの人が好きな風味何だろうけど、だから故に「それだけのもの」みたいな意味で使われる事も。「バニラエア」と聞いて、日本人の多くは「慣れ親しんだバニラ味のLCC」と思ってくれるだろうけれど、欧米の人は「何だ、危ないLCCか」なんて思うんじゃ無いだろうか。

で、気になる路線開拓は、成田を基点に国内外のリゾートを結ぶとのことで、そうすると北海道と沖縄かな、国内は。海外だと、韓国、グアム、台湾くらいだろうか。ただ、国内路線しても海外路線にしても、片道2時間位かかるから、最初は機体のやり繰りが大変そう。いずれにしても、LCCの台頭で国内の航空路線が活発になれば、それに対して既存の大手航空会社もサービス向上で差別化をするでしょう。そっちの方を、個人的には期待したいところです。

NGO-ICN-NRT/HND-OKA-NGO (6) - 夏休み終了

沖縄到着の夜は、結構激しい雨というかスコールが何度も降ってきて、これでは翌日も雨かなと心配したんですが、何とか晴れ間が見える位に回復してくれました。

この日は14:00発予定のNGO行きのANA便で帰るので、そんなにあちこち行っている時間は有りません。というか、夕方早めに戻れるように、この便を予約したんですが。で、一番移動が簡単にできるように、ゆいレールでおもろまちまで移動して、DFSギャラリアで見るだけショッピング(笑)。今回は1泊2日の沖縄滞在ですが、実質20時間位の滞在なので、ゆいレールの1日券(購入時から24時間乗り放題=600円)がとっても便利でした。

このゆいレールの中もDFSギャラリアの中も、台湾なのか大陸からなのか分からないけれど、中国語が飛び交っていて、それはそれで観光振興としてはいいんだけど、前が詰まっているのに後から押してきたり、逆に横を通るのに頑として体を避けなかったり、何となく「マナーがなぁ」という空気が漂っていました。

で、早々にDFSギャラリアを後にして、今度は空港駅へ移動。お昼少し前なので、ここでお昼を食べることに。

狙っていたのは、沖縄だけにある「A&W Hamburger」。いゃ、別にルートビアーを飲みたいわけじゃ無くて、BTOに近いハンバーガーを食べたかったから。事前に路面店を探したんですが、どうも駅の近く似合ってサクッと入れるお店が無く、一番簡単にアクセスできるのが、この空港店だったので。3F奥のちょっと分かりにくい場所にありますが、一人なので直ぐに入る事が出来ました。

先に飲み物とフライドポテトを貰ってカウンターに座っていると、注文したダブルチーズバーガーが届きました。で、パテが焼きたてなので、底の方は熱々で持てないくらい。マクドナルドでは、これは無いですよね。モスバーガーとかフレッシュネスでも、ここまでじゃ無いし。こう言うハンバーガー屋さんを身近な所にも発掘しないと。

お腹が満たされたところで、早々にセキュリティを抜けて制限エリア内に入ります。で、そのままANA Loungeへ直行。ところが、丁度出発便のピークなのか、中は結構混雑しています。奥の方にカウンター席で空いている場所があったので、ここでPCを開いてメールチェックなどをしていたんですが、後に座っている男性氏が鼻歌を歌っていて、これがうざったい。丁度出発のピークが過ぎて、窓際の席にも空きが出来たので、そっちに移動しました。

ここからは、海側から着陸してくる飛行機が見えるんですが、旅客機に混じってこんな機体も降りてきます。PCの画面を見ながら、窓の外も注視するのは大変でした(笑)。

搭乗開始時刻に近くなったのでゲートに移動しようと確認したら、どうやら沖止め見たい。ラウンジを出て、左手にある階段を下りて38番台のバスラウンジで待つことに。

5分速い出発予定の38Aを使う松山行きは搭乗が始まったのに、名古屋行きは始まりません。やっと出発時刻15分位前に、機材準備の都合で13:50から搭乗開始というアナウンスが。実際には13:55位からのバス乗り込みでした。松山行きは4台位バスを使ったのに、名古屋行きは2台で終わり。確かに、機内は搭乗率半分も無いくらいで、私の隣2席も空席でラッキーでした。

ドアクローズした後も、離発着便の都合で誘導路で20分位待たされて、やっと離陸。結局、30分遅れでセントレアに到着しました。

離陸して飲み物のサービスが始まり、少しすると、私の後の方から「ずずずずずーーー」と言う音と嗅ぎ慣れた匂いが。どうも、後ろの席の男性氏がカップヌードルを食べているみたい。そう言えば、往路のフライトでも、隣の席に座った20代位の女性が、やはり飲み物サービスが始まると足下のバッグから何やら取りだして来ました。で、暫くすると強烈なキムチの匂いが。どうも、焼肉弁当を持ち込んだらしくて、それを一生懸命食べている。どちらも、匂いがねぇ... 往路のフライトはほぼ満席状態だったから、周りの乗客も気になったんじゃ無いだろうか。

セントレアに到着して、今回のソウルと沖縄のホッピングは完了。結構疲れました(笑)。次の旅行の予定も組みたいんですが、来年早々に切れるパスポートを、9月か10月に切り替えたいので、その予定も入れないと。()

Doubletree by Hilton Naha

沖縄のモノレール「ゆいレール」旭橋駅直結、とホテルサイトに書かれていたけれど、実際は駅から陸橋で道を横断して一度地上に降りてからホテルに入らないといけない。Doubletreeブランドではあるけれど、USにあるようなSuiteタイプではなく、ちょっと高級なビジネスホテルといった雰囲気。以前宿泊した、ニューオータニイン横浜とかJR系のアソシアと似た印象のホテル。

今回は、朝食付にさらにHilton 50周年記念の夕食か昼食付のパッケージでの宿泊。チェックインして一息ついてから、1Fのレストランへ行きましたが、がらがら。まぁ、沖縄に来たら地元にお店に行くでしょうからね。でも、出てきた紅芋のクリームスープにしても、やんばる鶏のローストにしても、悪くありませんでした。結構しっかりした料理でした。唯一困ったのは、レストランの隅の方で、多分インドから来ているだろう男性4名が、パソコンで電話会議をしていて、その会話が響くこと。多分会議室が無いからだとは思うけれど、誰かの部屋でやれば良いのに。私も多少は英語が分かるから、結構話の内容が聞こえたりしますし。

朝食も同じレストランでビュッフェ形式で提供されますが、こちらも丁寧な味がする、個人的には結構好きな内容でした。内容も種類も普通ですが、例えば焼き鮭じゃなくてグルクンの醤油焼きだったり、ゴーヤーチャンプルーがあったり、お味噌汁ではなく沖縄のすまし汁みたいなものとか、沖縄の雑炊とか、地元の雰囲気もあって、これは凄く良かったですね。今回はハイシーズンで料金は高めだったと思うんですが、もう少し安いレートで泊まることが出来れば、かなりお得感のあるホテルだと思います。さて、これでHilton VISA Platinum Cardで10滞在達成。まだ、ステータスはGoldのままですが、Diamondになれば少しあちこち泊まってみようかと思っています。

2013年8月20日

NGO-ICN-NRT/HND-OKA-NGO (5) - 国内ホッピング

ソウルから帰国しそのまま横浜のホテルに入り一泊。翌日月曜日は、会社の入っているビルの電源工事で止めていたサーバーを、朝一でスタートさせないといけません。ホテルを早めに出て、いつもより早めに会社に入りました。肝心のサーバー再スタートは、最初ちょっとトラブって焦りましたが、何とか1時間ほどで起動完了し、その後ちょっと問題が見つかったものの、こちらでは対応出来ないので管理者のUSのエンジニアに確認と修正を依頼して完了。何とか予定通りに、午前中に仕事が終わりました。

午後は半休を取得しているので、お昼休みに入ると即オフィスを脱出。まずは横浜駅から京急で羽田空港へ向かいます。丁度、横浜から羽田へ直通で行く急行が来たのでこれを利用する事に。京急蒲田で進行方向が変わるのは、ちょっと新鮮かな驚きでした。乗換だと、その時間も含めて40分位掛かるのかな。直通だと30分位なので、やっぱり便利ですね。

空港到着時は丁度お昼時で、どのお店も順番待ちの人が並んでいる状態。それでも、15分位3Fのレストラン街を隅から隅まで歩いて、やっと直ぐに入れるお店を見つけたので、そこに即決。簡単にお昼を済ませました。

その後、セキュリティゲートのBに並んでいたら、Aの方が空いているというので、そちらに移動する途中、ANAのPremium Laneの入り口を見つけました。「あぁ、そういゃ」と思い出して、ここから入場。すでにWeb Check-inもして2次元バーコードも取得しているので、そのまま奥のセキュリティチェックを通過してあっと言う間に制限区域内に入れました。余り国内線は理由しないので、忘れちゃいますよね。で、出たところはANAのラウンジ入り口なので、そのままラウンジでビールを飲みながら、窓の外のC滑走路の誘導路移動するB787何かを観て時間を潰しました。

この日の搭乗機は、到着が30分遅れたため出発も30分のDelay。ゲートも2回変更されたんですが、その度にiPhone 4Sに入れているANAのアプリに変更の通知が届くのは便利です。さらに、食事の時にANAのアプリを立ち上げてスケジュール何かを確認していたら、5分程したところ「羽田空港にようこそ」みたいなメッセージが飛んできてビックリ。多分、アプリを立ち上げると位置情報とか見てるんだろうなぁ。この辺り、勉強になります。

さて、搭乗ゲートに向かうと、すでに優先搭乗が始まっているところでした。ここで、この日使用機材がB747だと言う事を発見。全然気にして無くて、B777当たりだろうと思ってたんですが、少しビックリしました。出発は遅れてきた人待ちで少し遅くなり、さらにT2/T1を反時計回りに回り込むようにしてA滑走路からの離陸でさら二時間が掛かりました。私は乗り継ぎが無いから良いけれど、沖縄からさらに乗り継ぐ人は大変そうです。

天候に恵まれて、左側の窓際の席を指定したのは正解で、雲海に浮かぶ真っ黒な富士山の頂上を見ることが出来て幸せ。

太平洋側の沿岸沿いに飛行し、潮岬を過ぎた当たりから南下して沖縄に向かいます。沖縄に近づくまでは安定して快適なフライトでしたが、沖縄周辺の天候が荒れているらしく、気流が乱れてくると共に、空港周辺の天候不良と言うことで、上空で待機になってしまいました。それでも、15分位かな、トラックパターンを1周半くらいしたところで雲の中下降を初めて、無事に那覇空港へ着陸しました。多分、スコールがあったんでしようね。滑走路は一面水浸しで、逆噴射をかけたときに園児の周りから凄い水しぶきが飛んでいる様子が見えました。

2年ぶりの沖縄。外に出ると、スコールの後だけに湿気は多いものの、気温は都内よりも低くて、ちょっと風が吹くと「涼しい」。まさか沖縄に来て、涼しいと感じるとは思いませんでした。この後、空港からゆいレールを利用して今回の宿泊先、Doubletree by Hilton Nahaへ向かいます。(続く...)


Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

ソウルからの帰国が夕方5時過ぎ@成田と遅いことと、翌日月曜日の朝に出社しないといけないので、翌朝の通勤に便利な横浜のシェラトンへ帰国してそのままN'EXで移動して入りました。

成田でN'EXに乗車したのが、18:15。で、横浜までだと1時間半掛かるんですね。横浜駅に着くのは、20:00少し前。品川までだと1時間だから、この間の距離は結構あるんだなと実感。あと、スピードも押さえているんだろうけど。ですから、チェックインして部屋に落ち着いたときには20:00過ぎで、疲れてしまい、この日の夕食は軽くルームサービスで済ませました。

これで、SPG滞在は24滞在となり、来年度のPlatinumまでリーチ。今年は、30滞在超えそうだけれど、SPG系、Hilton系と今月で目標達成なので、今年残りはInterConti系かHyattを攻めてみようかと、ちょっと浮気心も。しかしなぁ、Hyattのこれから5滞在(=Platinum)は可能だとして、InterConti系はまだ40,000ポイント以上ためないといけないから、これは厳しいかも。使用頻度と使い勝手では、SPG系と同じくらいInterConti系が良いのですが、会員資格取得の改悪があってからはちょっと優先順位が落ちています。

2013年8月19日

NRT-ICN-NRT/HND-OKA-NGO (4) - 帰国

さて、あっと言う間に帰国です(笑)。何せ、何か目的があって韓国・ソウルに来たわけじゃ無くて、先日のSFO行きのために手配した二つのチケット(NGO-ICN-NRTとICN-SFO-LAX-NRT-ICN)の、それぞれ最終レグの消化が目的ですから。本当は、最初のNGO-ICNが片道特典チケットで取れたら、もう一つのNRT-ICNをもっと後にして、ゆっくり旅行することも考えたんですが、予定も立たないし、すでに12月のSFO行きで同じように最後のNRT-ICNを3月に予約してあるので、二つも持つのは面倒くさいということもあります。まぁ、後は、最近色々ときな臭い事もあるし、特に何か食べたい・買いたいと言う事も無いので、本当に弾丸ツアー、行って帰るだけの旅になりました。

前日はUAのフライトなので到着は夜遅く。ホテルに入り、調子に乗って飲んでしまったので、寝たのは深夜過ぎでした。それでも、朝の6時には目が覚めてしばらくメールチェックなどをして時間を潰し、自分としては少し遅めの8:00過ぎに1Fのビュッフェに朝食を食べに出かけました。その後、今後のことも考えてラウンジも軽くチェックして、出発の準備を始めます。

フライトの出発時刻は15:10なので、余裕を見ても13:00前には空港に到着したいところ。往路でも利用したKALリムジンのスケジュールでは、11:25発と言うバスがあり、これだと13:00前に到着して具合が良さそうです。これを逃すと12:55が次のバスになります。で、フロントでチェックアウトした時に「KALリムジンのチケットも」と言うと、愛想良く片言の日本語で対応しながら精算したHiltonの男性スタッフ。カードのプリントアウトを渡して、行ってらっしゃいという表情をしているので「チケットは?」と聞くと慌てて奥の引き出しからチケットを出してきました。完全に忘れている。

バスは予想に反して定刻少し前に到着。何カ所か回ってきているので結構乗車していましたが、運良く一人席が空いていたのでそこに座って移動出来ました。ほぼ予定通りホテルから60分位で仁川空港に到着し、真ん中あたりの7番のゲートで降りたんですが、Asianaのカウンターは一番端なのでちょっと歩くのが大変でした。

今回はAsianaの共同運航便をANAでチケット購入をしたので、FFPの登録がANAかAsianaしかシステム上では出来ず、往路と同じようにカウンターでUA MPに変更して貰いました。この辺り、もう少しスムースだと良いんですけどね。所で、そのチェックインカウンターの列に入る時にも、カウンターでも、さらにはその後機内でも、GS/CAさんに先ず韓国語で話しかけられるのは何故? そんなにモンゴロイドっぽいのか、俺は?

その後、セキュリティ、出国審査と抜けて、自分としては珍しく免税店で時計を買おうかと何店か入ってみたんですが、どうも気に入ったものが無くて諦めて、Asianaのラウンジで時間を潰すことに。で、ラウンジに入ると、今拡張工事をやっているんですね、奥の方が壁で囲われて工事中の騒音が結構響いていました。10月には完成すると言う事なので、どうなるんだろうか。

その後搭乗開始時刻近くになったので、ラウンジを出てゲートに向かいました。流石に世界の空港でいろいろな賞を受賞するだけあって、綺麗で分かりやすい空港だと思います。大きいし。ただ、本館と搭乗棟の移動はもう少しなんとかならないかと。いちいち地下まで潜って、また上がってくるのは結構大変です。その点、SingaporeのChange Airportは、T1/T2/T3と分かれているけれど、導線がよく考えられていると思います。あと、ソウルの気温は東京よりも低いのだけれど空港内は暑いのは、電力機器のために節電しているからだろうか。

ゲートに駐機しているのはA321。NRT-ICNでは、B747も飛んでいるし、このA321も飛んでいるし、どう言う分配になっているのか不思議です。まぁ、大型機でも中型機でも、近距離なのでそんなにフライト時間に差ができるわけじゃないのでいいけれど。ただ、NGO-ICNもA321でしたから、どちらかは別の機体を体験してみたかったということはありますが。それと、機内サービスは、このICN-NRTの方が良かったのは、やはり幹線だからでしょうかねぇ。

成田に到着したのは17:30過ぎ。到着便のピークを過ぎたからか、入国審査も空いていてあっと言う間に通過し、無事に日本に戻ってきました。翌日は朝から出社しないといけないので、この日は横浜で宿泊。成田からN'EXの横浜行きを捕まえて、1時間半の旅です。品川先にN'EXで向かうのは、これが初めてかも。駅近くのシェラトンにチェックインしましたが、流石に疲れて外に食事に行く気力も無く、この日はルームサービスで簡単に済ませて、翌日の仕事に備えました。(続く...)

Millennium Seoul Hilton

ソウル駅の直ぐ近く、小高い山の頂上にある、HiltonのMillenniumブランドのホテル。隣にカジノも併設しているので、好きな方には良いのかもしれない。ホテルの規模も大きくて、地階から吹き抜けのアトリウムがあったり、中々豪華。空港から、KALリムジンで直接来ることが出来、同様にホテルから空港行きのKALリムジンが出るので今回の宿に決定。

朝食付事前決済のレート(W200,000)で予約しましたが、クラブフロアにアップグレードしてもらいました。チェックインしたのが夜の22:00近くでホテル内のレストラン類は閉店していましたが、ホテルのバーラウンジが深夜の02:00まで開いているのでこちらで少し寝酒を入れて就寝。

この日は、朝はHilton Tokyoで朝シャンから始まり、夜はMillennium Seoul Hiltonの夜シャンで終わるという、何ともバブリーな一日でした。しかし、土曜日の夜とは言え、もう深夜近いのに小さな子連れ家族は居るし、23:00過ぎでもどんどんお客さんが入ってきたり(雰囲気的に宿泊客では無さそう)、何ともバイタリティ溢れる国民性を伺わせてくれますが、それならそれでもっとまっとうな方向に集中すれば、よほど幸せになるんだろうなと、大きなお世話な妄想とかしていました(笑)。

元々朝食付のパッケージなので、ラウンジに行こうか1Fの食道に行こうか迷いましたが、取りあえず1Fの様子見に。結構広いレストランで、そこそこ混雑していましたが、入れないことも無く簡単に朝食を。内容的には、韓国料理と中華料理が多いことを除けばまぁ普通かな。一旦部屋に戻り、しばらくしてから19Fのラウンジ(このホテルには21Fと19Fの二カ所にラウンジがある)に行ってみましたが、ちょっとスペースが狭く、しかもやたらでかくて重い椅子を配置しているので、凄く移動が面倒。ちょっとセンスを疑ったりして。多分、どちらのラウンジも同じ何だと思うんですが、直ぐ混みそうな感じの広さでした。

次回もまた宿泊するかというと、ちょっと微妙かも。日本語を話せる人も居て便利は便利なんですけどね。

2013年8月18日

Hilton Tokyo

夏休みPart-2 and Hilton VISA Platinum 10滞在達成月間のために、金曜日の夜仕事帰りに滞在。19:00少し過ぎにホテルに到着したんですが、かなり混雑していました。

事前決済の一番安いレートでの予約だったので期待していなかったけれど、今回は、クラブフロアーにアップグレードして頂けました。ラッキー。アサインされた部屋は最上階37Fでしたが、これは初めてかも。

夕食をどうするか決めていなかったんですが、ラウンジが使えるのでラウンジで少しお腹に入れて、後はバーでやはり少し摘まみながら済ませてしまうことに決定。37Fからだと階段で直接36Fのラウンジへ入る事が出来るので便利かも。

で、週末だからかラウンジはほぼ満席。運良くカウンターに座ることが出来ましたが、混雑して騒々しいのと、ホットミールが餃子とナゲットと唐揚げという「重い物」ばかりだったので、アミューズとチーズを少し摘まんで、ワインを飲んでお終い。直ぐに1Fのバーへ移動しましたが、ここはお客さんが一人も居なくて私が貸し切りみたいで最初は少し居心地が悪かったです(笑)。

翌朝、元々朝食付のパッケージだったので1Fのマーブルラウンジへ言ったところ、凄い混雑具合で、待ち行列も出来ている。これでは溜まらないと、36Fのラウンジへ行ったところ、こちらは半分も席が埋まっていない状態で、こちらでゆっくり朝食を摂ることが出来ました。調子に乗って、朝シャンまでやったりして(笑)。いゃ、私はグラス一杯だけでしたが、斜め前に座っていた男性氏は、グラスにフルーツを詰めて何杯もお代わりしていました。うーん、凄い。

以前は、Hiltonに泊まると何かとトラブルがあって相性の悪いチェーンでしたが、だんだん馴染んできたんでしょうか、そこそこ居心地も良く感じるようになりました(笑)。ただ、このHilton Tokyo、エレベーターホールは何とかして欲しい。エレベーターのドアのドアの間に出っ張った鏡の柱があるので、どのエレベーターが来たのか、そのドアの前に分からないんですよね。あれはデザインミスだと思う。それと、最上階は良いんですが、やはり水圧が弱くてシャワーの出も悪く、この辺りもちょっと不満だったこと。それと、やっぱりバスルームの狭さが気になります。

NRT-ICN-NRT/HND-OKA-NGO (3) - 出発

前日仕事が終わってから新宿のヒルトンへ移動して一泊。お昼には渋谷へ移動して岩合光昭氏の写真展「ねこ」で心を癒してから、渋谷からN'EXで成田へ移動しました。hikarieからJR渋谷への移動って、とっても不便ですね、いま。地上移動だとぐるっと回り込むか、後は3Fか地下の通路を移動するかだけど、これも少し分かりづらくて大変。

さらに、JR渋谷駅のホームはN'EX等が停車する3番/4番ホームがかなり外れたところに有り、そこまで400m近くあるいて汗だくになりました。この日も暑い日で、これは正直きつかった。ほぼ30分間隔で成田行きは発車していて、余裕を持って予約したんですが、暑さで移動速度が鈍ったのと、思いの外ホームが遠くて乗り過ごしそうになり焦りました。
成田空港も、夏休みの真ん中でお盆休み最後の週末ということでいつも以上の混雑。セキュリティチェックも、外まで列がはみ出しています。そこで、今回はComplementary UpgradeでGlobalFirstが確定しているので、UAのカウンターでボーディングパスを印刷してもら、こちらのFirst Passのチケットも一緒に頂きました。ここを利用するのは(出来るのは?)何年ぶりだろうか。あっと言う間にセキュリティを通り抜けると、出国審査はガラガラで、もしかしたら出国のピークの直前に当たったのかも。

実は、今回いろいろと不手際があり、その一つで腕時計を忘れて出てきてしまいました。今のG-SHOCKも、その前に使っていた時計を忘れて成田に来て買ったものですが、また同じ事をやってしまいました。で、免税店で時計を買おうと思ったんですが、どうも「これ」というものが無くて、結局今回は時差の無い韓国への移動だからいいやと諦めてしまいました。
今回のSeoul行きUA881の搭乗ゲートは38番。UAのUnited Clubから遠いと言う事と、折角のFirst Classなので、第四サテライトのANAのラウンジへ。

いつもは2Fに下るエスカレーターを、今回は4Fへ上るエスカレーター。私の前に、何か揉めている外国人3人組みがいましたが、直ぐに別のスタッフの方が対応して入場出来ました。

時間帯が良かったのか中は3割位でしょうか。ゆったり出来て良かったです。勿論、サービスや内容も流石ANAという感じ。hikarieで食べたランチの量が多くて、お腹もそんなに空いていないので、ワインを飲みながら、アミューズやチーズをつっいて時間を潰しました。勿論、仕事のメール処理や、急に準備しないといけなくなったPPTの資料作成等もしつつ、です。本当は、カレーを食べてみたかったんだけど、ちょっとそこまでの食欲も無くて断念しました。12月にSFOへ行くときは、AsianaのFirst Classを特典発券してあるので、またここが使えるはず。その時には堪能させていただきましょう。
実は、この日の搭乗開始時刻は17:30だったんですが、何故か17:20と勘違いして早めにラウンジを退出してしまいました。ゲートに到着した時には17:20数分前で、その割には何か搭乗開始の雰囲気が感じられません。Premium Laneにも並んでいないし。Delayかなとも思ったんですが、表示はOn-timeで荷物の積み込みなども完了しています。個々で、ボーディングパスを確認して時刻を間違えていることに気がつきました。

そこから10分さらに待って搭乗開始。久しぶりのGlobalFirstですが、飛行時間は2時間弱ですから、有難味もほどほどというところでしょうか。定刻通りに出発して、仁川へは少し早めに到着。しかし、入国審査場が凄い混雑で、しかも私が並んだ列の係員の処理速度が遅くてイライラ。幸いなことに隣の韓国人用ブースが開放されたので良かったのですが。ただ、ここで訳の分からない中国人旅行者にイライラさせられはしましたが...

無事韓国に入国。仕事で来て依頼ですから、10数年ぶりです。その頃は仁川はまだ無い時代でしたから。で、ホテルまではKALリムジンのバスで移動したのですが、建物外のチケットセンターでチケットを購入すると、パンフレットのようなものが渡されます。実は、これパンフレットの最後にバスのチケットが印刷されているんですが、私は一緒にもらったレシート状のもの(レシートですが)がチケットと勘違いして、危うくパンフレットのバスチケットを捨てるところでした。そして、バスに揺られて一時間少し、無事に宿泊先である、Millennium Seoul Hiltonに到着しました。(続く...)

ねこねこねこ

昨日、成田へ行く前に渋谷のhikarieに立ち寄り、今開催されている岩合光昭氏の写真展「ねこ」を見てきました。もう開催されて二週間以上過ぎているから、空いているだろうと思ったら甘かった。夏休みのお盆最後の週末と言う事もあるんだろうけど、凄い混雑でした。犬派の影に隠れがちな猫派ですが、やはりファンというか愛猫家は沢山いますね。

で、写真展はもう猫好きには溜まらない内容の写真。特にプロの写真家の作品ですから、大判に延ばしたときのクオリティの高さは思わず見とれてしまうほど。入り口に掲載されていた、この猫とパグのツーショットのオリジナル写真もありましたが、本当に仲よさそう。人間の表情すら伺えます。

で、この手の作品展ではお約束の「お土産コーナー」が会場の出入り口に設けられているんですが、そこも大盛況。私も、日頃買わない写真集が欲しくなったけれど、これからソウル、沖縄と移動しなきゃいけないのに鞄を重くするわけにも行かず諦めました。一つ残念だったのは、この写真展のポスターにも使われている、青空をバックに全身を伸ばしてジャンプする猫の写真があるんですが、そのオリジナルが見つからなかったこと。3回位会場内を回って探したのですが、展示されていなかったようです。それが残念。

東京都写真美術館では、やはり岩合氏の「ネコライオン」という写真展を10月まで開催しているそうで、こっちにもまた時間を見つけて行かなく茶です。

2013年8月16日

音声通話の進化

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、クラウドに馴染まない電話(音声通話)について。考えてみると、電話だけはリアルタイム性を要求する相互コミュニケーション方法なんですよね。メールは勿論、LINEでもTwitterでも、入力されたデータが多少滞留しても遅延しても、全体的なコミュニケーションには影響しません。例えば、昔の国際電話とか宇宙飛行士との会話のように、何秒か遅れで相手の声が聞こえるような状況では、通話は何とかなり立つけれど、違和感も凄く残ります。

もう一つは、コラムにも書かれているように、「電話番号」が端末に対して1対1に紐づけられていて、その端末でしか使えないコミュニケーション手段でもあると言うこと。ただ、これに関してはコラムにも書かれているように、IP電話機能を上手く使えば予め設定されているデバイス、あるいは今手元にあるアクティブなデバイスに着信させることって難しくは無いと思うんですよね。実際、固定電話の時代は文字通りその電話機は設置場所に固定されていたから、電話番号と住所(回線設置場所)のマップを最初に作れば、後は自動的にアクセス出来ました。これが携帯電話になると、まず携帯電話と近くの基地局との登録が発生して、それを元に対象の電話機(携帯)を探して着信することになります。当然、携帯電話が移動すればそれにともなって基地局も変更されていくわけで、これが初期の携帯電話ではバッテリー消耗の一番の原因だったりしました。それをクラウド上でやれば、クラウド上の「クラウドフォン」に着信したら、そのクラウドフォンに紐付けされている物理デバイスへ発呼してやれば良いわけですよね。結構既存技術を組み合わせれば、直ぐにできそうなシステムのような気がします。

いずれにしても、リアルタイムでの音声通話、あるいはビデオ通話というものが無くなる事は無い以上、通信環境やコミュニケーション環境の変化に対応して新しい技術が必要になるのは確か。ただ、フロントエンドになる手元のデバイスが多種多様化していることにどう対応していくのかがちょっと大変そう。手近なデバイスが、何かおまじないをかけると自分専用の「仮想デバイス」に変わる、と言う事が可能なら直ぐに解決するんだけど。

ツートップからスリートップ

この夏モデルを「ツートップ」として、SONY Xperia & Samsung Galaxy S4で盛り上げたdocomoが、この冬モデルではSamsungを外し、代わりに富士通とSHARPのモデルを追加して「スリートップ」として販売するのでは、という記事。察するに、docomoとしては、Galaxy S4が誤算じゃ無かったんじゃ無いかと思いますね。少なくとも、SONYと同程度かそれ以上は売れると踏んでいたのが、結果的にSONYの半分だったことが。50万台という台数は決して少なくないけれど、もしかしたら販促用に支払う経費とのトレードオフを考えると、もう少し欲しかったのかもしれない。それに、NECのスマホ撤退に、Panasonicもモデル削減という自体にまで発生して、品揃えを考えるとこれ以上の商品数削減は勘弁してくれと言うことなんじゃ無いかと。

富士通やSHARPは、数万台程度と言う話も聞きますから、またこの状態が冬モデルでも続くとなると、この2社にしてもdocomoからの撤退を考えないといけないでしょうね。つい数年前までは、国内の家電メーカーそれぞれが自社携帯を開発販売していたわけで、本当に世の中の流れは速くなってきている事を実感します。まぁ、10年くらい前のPCメーカーの淘汰が、丁度こんな感じだったわけですが。

で、例えばパソコンメーカーが、デスクトップからノートブックに移行して新しいマーケットを作った様に、スマホにしても、もう次のステップへの助走が始まっていると思います。例えば、タブレットも今普及しつつあって、ノートブックを置き換えるトレンドが生まれてきているけれど、同様にスマホの昨日を考えるとこのタブレットと重なる部分が多くあって、違うのは音声通話とNFC/FeliCa位。となると、タブレットにそう言う機能をアドオンで追加するような形態にするとか、スマホを今の6インチ、7インチまで拡大して、携帯するけれど使い方を変化させた提案をするとか。

ただ、端末側の問題だけじゃ無くて、docomo側ももっと魅力的なサービスを出して欲しいですよね。使っていても余りお得感が無いし、音声通話とデータ通信が出来れば、Softbankでもauでもどこでも良い時代なんですから。

2013年8月15日

NRT-ICN-NRT/HND-OKA-NGO (2) - アップグレード

先週に続いて、今週末も「フライト週末」(笑)。先週行ってきた、SFOのフライトの最後の区間NRT-ICNの消化と、ICN発用に別立てで発券したNGO-ICN-NRTのやはり最終区間の消化が目的。いろいろと物議を醸し出している時に、その国にわざわざ行くことも無いだろうと思うのだけど、先にスケジュールを決めてしまったものだから仕方有りません。

所で、このNRT-ICNのUA便によるフライトですが、昨日UAからメールが来て、GlobalFirstへのアップグレードが完了しました。元元このチケット、Seoul発券でICN-SFO/-LAX-NRT/-ICNと3区画で発券したもので、クラスはPクラス。で、発券して数日後に予定確認のためにチケットを確認したところ、最後のNRT-ICNのフライトが「Complementary Upgrade Requested」になっています。UAのアップグレード特典のマトリックスを見ると、確かに対象なんだけど、PクラスからGlobalFirstに無償アップグレードされるというのはちょっと意外。まぁ、国際近距離線ではあるけれど。

NRT-ICNは、ブロッキングタイムは2時間一寸ありますが、実際のフライトタイムは1時間半程度ですから、正直なところGlobalFirstの座席に座っても、シートを倒す暇も無いでしょうね(笑)。でも、成田のFirst Classラウンジが使えるだろうから、そっちの方がありがたかったりして。当日のゲート番号は不明ですが、もし40番台に近い方ならANAのラウンジに行ってみようかな等と「エア・ラウンジ巡り」もスタートしています(笑)。

気になる天候は、今のところ暑さ厳しい夏の日が続きそうですが、沖縄で雨というかシャワーに遭遇しそう。そういゃ、現地のアクティビティを何も決めていません。ソウルでは、夜遅くに到着して、出発は15:00台のフライト。ホテルをお昼前に出てリムジンで一時間位移動すると、多分夜遅く到着して飲んだくれて、朝はゆっくり寝てチェックアウトと言うパターンになりそう。沖縄も、夕方遅く到着して、出発は14:00のフライトなので、少し早めにチェックアウトして、おもろまちのDFSギャレリアにでも行ってこようかと思っています。

まぁ、今回の旅行最大の目的は、なんと言ってもHilton HHORNORS VISA Platinum Cardの10滞在達成ということ。出発前の金曜日の夜に都内のHilton Tokyoに宿泊。ソウルでは、Millennium Hilton Seoulに宿泊。そして、沖縄ではDoubletree by Hilton Nahaに宿泊して、これで10滞在達成、と言う予定。さて、予定通りに行きますかな... (続く...)

NGO-ICN-SFO-LAX-NRT (10) - 帰国 by B787

LAXの到着ゲートがTerminal-8(#86)で、次の成田行きは隣のTerminal-7(#72)。ターミナル間を接続している連絡通路をとぼとぼ歩いて、United Clubもある隣のT-7に向かいます。元々接続時間は1時間50分位あり、SFOからのフライトも早めに到着したので、搭乗開始まで1時間以上あります。出発時刻に変更無い事と、ゲートナンバーを確認して、T-7のUnited Clubに入りました。

ここ、そんなに広くないんですよね。しかも電源のある椅子は既に占拠されています。まぁ、機内でも充電できるし、多分そんなにバッテリー消耗しないだろうと言うことで、空いている席に座りPCを広げて、メールチェックや成田からのN'EX/新幹線の予定と予約を確認していました。
暫くノートブックを使っているうちに、何気にAccess Connectionsにカーソルがロールオーバーして接続内容が表示されたんですが、ここでちょっとビックリ。接続スピードが144Mbpsになっています。11nで接続してるわけになりますよね。これまで、United Clubは、11gが提供されていて、それでも54Mbps何かで接続する事は希で、30Mbpsとか20Mbpsとか、酷い時には11bの11Mbpsなんて時も。それに比べたら、十分すぎる接続速度です。実際にデータ転送速度も十分に満足できるもので、VPNで会社のサーバーに繋いでもストレス無くアクセス出来ました。以前、United Club (その当時はRCCですが)のWi-Fiが余りに遅いので、日本で使っていたUQ WiMAXの現地提携サービス、ClearのWiMAXを使っていましたが、それよりも速かったですね。

一通り確認作業を完了して、少し早めにUnited Clubを出ます。搭乗前の儀式、搭乗機の写真撮影をじっくりとしたかったから。United Clubに入る時はまだゲートインしていなかったUAのB787は、すでにチェックイン完了して荷物や食事の搭載も完了している様子でした。ゲート位置の関係で横からの様子が撮影出来ないのが残念ですが、特徴的な少し垂れ下がったノーズをアップで撮影する事が出来ました。操縦席でフライト前のチェックをしているパイロットさんが見えたんですが、どうも女性の片の様子。後で機内でも見たんですけど、結構若い20代にも見える女性パイロット(多分コパイ)でビックリしました。

定刻通り搭乗開始。この期待は、2クラスなので、GS(このフライトでは無し)と介護が必要な乗客の搭乗が終わると、直ぐにグループ1の搭乗になりました。このフライトのクルーはヒューストンベースとのことで、多分に旧COの雰囲気。最も、B787のシートも旧COのもので、個人的にはちょっと使いづらいかなぁと感じるもの。でも、LCD画面が大きくて中のプログラム新しいものになっていました。

シート自体は何度か旧CO系の期待で経験済みなので、特に驚きは無し。やはり、旧UAの同様のシートの方が、少し横幅があって座りやすくて好きです。あと、リクライニングやフットレストの操作が大雑把なのも使いづらいですし。

離陸して直ぐに窓際の女性の方が窓のシールドを使用として少し苦労されていました。電気的に暗くするわけですが、反応速度が遅いので何度もボタンを操作して戸惑ったような感じ。ただ、物理的なシールドと違って、透過光量を調節できるのは便利だと思います。

食事は、前菜がメニューではお寿司とサラダ2つ記載されていましたが、和食を選択した人にはサラダは提供されず、お寿司の後で直ぐにメインの和食膳が提供されました。品数で洋食とバランスを取っているのかな。それと、到着前の食事では和食の選択肢が無くなり、代わりにチキンカツカレーがあったんですが、私のところに来るまでに売り切れてしまい、オムレツとシリアルしか残っていなかったのも残念。以前の旧CO便は旧UA便と比べてミールの内容が良かったのに、それがグレードダウンしているのは残念でした。まぁ、旧UA利用者から見るとグレードアップなんだろうけど...
そうそう、機内に入った時、シートの上に大小2つの箱が置かれていたんですか、大きな箱はB787の写真入りのパスポートケース、小さな箱はB787のトランプでした。運航再開してから、結構時間が経過しているのに、まだ配布しているのだろうか。よほど大量に発注したのか、と邪推してしまう(笑)。

B787は、一年程前に羽田-岡山便を利用したのに続いて2度目。長距離便は今回が初めてですが、機内の静粛性とともに湿度が高く保たれているので、喉が少し弱い自分にとっては凄く快適でした。いつも成田に来る頃は、鼻の中がガビガビになるのが今回はそれも無く、喉も痛くならず非常に助かりました。今後はB787の機体を狙ってスケジュールするのも良いかもしれません。バッテリー問題もまだ完全には完結していなくて一抹の不安はありますが、やはり最新鋭機だけあって機内環境が凄く改善されていることは、利用者にとっては大きなメリットだと感じました。今年はもう利用する予定は無いのですが、来年は何度か利用出来る機会があればと思います。()

Acrobat Xが起動出来なくなる

これまでAdobe Acrobat X Proが、突然起動出来なくなるトラブルに何度も遭遇し、その度にインストールをし直していました。昨日も発生して、「あーあ、また再インストールか」と。でも、念のためAdobe のKBを見たところ、今回は何かパッチプログラムが登録されています。さらに、これまでは見たことが無かった「Creative Suite 6 インストールから 30 日経過すると Acrobat が起動しなくなる」と、自分の環境とかなりぴったりくるタイトルのKBも。どちらも同じパッチを使っていますが、後者のKBにはさらに一度他のAdobeアプリを起動してライセンス認証を解除して、再度認証をする手順が追加されているようです。

そこでエラーになった状態でまずはパッチプログラムを適用してみましたが駄目。続いて、一度ライセンス認証を解除し、もう一度認証を実行したところ、再インストール無しでAdobe Acrobat X Proが復活しました。これで暫く様子を見たいと思いますが、しかし随分長い間このトラブルに悩まされました。これで収束してくれると嬉しいんですが...

2013年8月14日

火に油を注ぐ精神

昨日は韓国の野党議員が竹島を訪問して、相変わらずな斜め上っぷりですが、この記事では明日15日の終戦記念日にわざわざ韓国の議員団が靖国神社に来て声明を発表するとのことですけど、本気なのかと。何かと目の敵にしてくる隣国ですけど、ちょっと図に乗りすぎていないかい? 実効支配している竹島で気勢を上げるのは(不愉快だけど)まぁ仕方ない。で、さらにわざわざ靖国神社まで来て、しかも終戦記念日に来て、騒ぐ必要は無いだろうが。

靖国神社には、単純に戦没者が祭られていると言うだけでは無い事情があるのは確か。A級戦犯合祀の話は日本人の間でも賛否が有る話しでは有るけれど、しかし「神社」の一つであることも事実。そこには、何万という人が眠っている場所でもあるわけで、多分自分の親族を静かにお参りしたいという気持ちの人が殆どでしょう。8月15日というのは、日本にとっては大きな意味を持つ日ですからね。多くの人は静かに一日を過ごしたいと思っているでしょう。で、そんな中に、わざわざ火に油を注ぎに来るわけですからね、この人達は。

昨年、竹島への航路がある韓国の鬱陵島訪問をしようとした日本の議員が、国内騒乱の危険があるとのことで仁川空港で入国拒否に会いましたが、今回の方がよほど国内騒乱の危険が生まれそう。彼らはもう日本に入国しているのだろうか。あるいは、これから来るのであれば入国を遠慮するように、成田の入管でじっくりと何日でも説得するとか(決して、拒否するのでは無く、ね(笑))。韓国の日本大使館前の違法建築物であったり、違法集会であったり、さらには日本海を東海へ世界中で改竄する行為に始まる、様々なねつ造行為であったりと、主張の正当性以前に手段が間違っていることから不信感しか生まれません。「声が大きい者が勝ち」とか「100回、1000回繰り返せば、嘘も本当になる」という事を言うけれど、彼らに取ってみればもうDNAに刷り込まれている事だから罪悪感どころか、疑いすら挟ませない行動が、本当に面倒くさい。

大体、韓国が日本から独立したのだって、終戦日では無く、米国の日本占領後米国の統治から独立して現在の大韓民国が生まれたわけですから、彼らの言う「8月15日日本から独立した光復節」という言い方は、多分に民族高揚を狙った象徴的なものと言わざるを得ない。のに、それを逆に理由にして、この日を前後してやたらと日本にちょっかいを出してくるわけで、もうそろそろ止めてくれないかとウンザリする気分です。

騒ぎが起こることを期待するわけでは無いけれど、仮に明日靖国神社で何か騒ぎが勃発したら、今度こそ日本人として韓国に対しての意識が変わって、ますます遠のくんじゃ無いだろうか。今でも韓国国内の経済活動は停滞しているけれど、日本からの観光客も減少するだろうし、韓流ブームも終焉するだろうし、ビジネス的にも韓国への資本財輸出も停滞したら、彼らだって命綱の製品輸出が滞りますます経済問題が深刻になるだろうし。ただ、これまでは過去の柵から日本人は寛容な態度を取ってきたけれど、結局世界の中では「沈黙は有罪」なわけです。日本人的な「あ・うん」とかいう感覚は日本人だけの物で、世界標準を言うのであれば「主張する事」が一番大事なこと。政府もやっと外務省を通してロビー活動などの情報戦を進めるようですが、やるならやるで圧倒的な物量と情報量で相手を凌駕しないと、既に地盤を築いている中国・韓国に対して劣勢を挽回する事は並大抵ではありません。もしかすると、明日15日は、日本人としてこれまでの気持ちを切り替える日になるかもしれませんね。

NGO-ICN-SFO-LAX-NRT (9) - TSA PreCheck

今回の滞在も早くも帰国日。仕事やその他諸般の事情で、なかなか一週間以上の旅程が組めず、大体今回のような3泊5日の「準弾丸ツアー」が最近のパターン。今回は、直接SFO-NRTと飛ぶ便もあるのですが、SFO-LAX-NRTの方が安かったのもあり、さらにLAX-NRTはB787ですから、こちらを選択しました。ただし、一つ困ったのが当然少し遠回りになるので、出発時刻が早くなること。SFO-LAXの空港出発は8:30頃なので、ホテルを6:00には出ないといけません。もう一つ不安なのが、前々回のOrlande旅行で、復路のORD-IAD-NRTのORD-IADが当日の朝突然キャンセルになり、ORD-NRTのYクラスに振り返られてしまったこと。今回は、幹線路の一つSFO-LAXなので大丈夫だと思うけれど、実際に空港で乗り込むまで不安でした。

で、ホテルから空港まではBARTで移動する予定でしたが、朝BARTの時刻表を検索していてビックリ。この日は土曜日だったんですが、土曜日、日曜日は早朝の運転が無いんですね。1番早いBARTを使っても、空港に到着するのは7:00少し過ぎ。既にチェックインしているし、スマホのボーディングパスで入場出来るので問題無いとは思うものの、セキュリティで待たされるとちょっと厳しいかなという時間帯。そんなこともあり、タクシーを拾って移動することにしました。で、フロントでチェックアウトしていると、チェックインの時にも対応してくれたアジア系の女性スタッフで、空港までの移動はどうすると聞いてくれたので、タクシーを拾うと言うと、US$50でホテルのサービスがあると言います。正直、ちょっと高いとは思ったものの、車は既に入り口に待機しているし、まぁタクシーで移動してもそれほど違わないだろうということで、チェックアウトするとそのままホテルのリムジンに乗り込みました。

車は大型のゆったりした物で、まぁそれだけでもタクシーとの差分分の価値はあるかなという感じ。道路も、土曜日の早朝と言う事で空いていて、ホテル近くからフリーウェイに乗ると、一路空港目指して南下していきます。結構スピードを出していたけれど、それでも20分位でしょうか、無事にSFOのTermina-3に到着しました。料金のUS$50は直接ドライバーに渡すのですが、チップも含めてUS$20×3枚を渡しました。

ターミナルに入ると、直ぐ近くにセキュリティチェックのゲートが見え、そんなに混雑していなかったのでそこに並ぼうとしたら、入り口に居たUAのGSが、プレミアムレーンはターミナルの両端にあるからそっちに行けと言います。別にここでもそんなに並んでいないので良いんだけど、まぁそう言われたら、ということで指示されたゲートに向かうことに。これで逆に混雑していたら嫌だなぁと思ったんですが、こちらも空いていたので一安心でした。

さて、これまでありがた迷惑にもボーディングパスに「TSA Pre✔」印刷されているので、TSAの係員と不毛な会話をしてきましたが、今回もセキュリティゲートへの入り口が、左はTSA Pre✔用、右はPremium Laneと看板が出ているので右側に並ぶと、入り口でボーディングパスをチェックしていたTSAの係員が、「あら、あなたこっちよ」と左側を指します。また変にごちゃごちゃ言われるのが嫌なので、「US Government IDが無いから、有資格者じゃ無い」と言うと、変な顔をして「お好きなように」と右側へ通してくれました。

X線スキャンの台の手前で、TSAの係員二人がもう一度ボーディングパスとパスポート(ID)の確認をTSAの係員がやっているんですが、丁度私の時にはTSA Pre✔がらの列が空いたので、そちら側に呼ばれました。で、ボーディングパスとパスポートを確認すると、そのまま何も言わずに通されてしまいました。「あれ? TSA Pre✔側に入っちゃった? 」と思いつつ、ジャケットを脱いで鞄の中に入れていると、別のTSA係員が来て、「あなた、ジャケット脱がなくて良いわよ」と言います。さらに、液体のボトルを入れた透明ケースやノートブックパソコンを出そうとすると、「中に入れたままで良いわよ」とダメ押し。で、「ポケットに何も無いわね?」と確認されて、X線スキャンのゲートに通されました。で、そのまま無事にセキュリティチェックを通過。ちょっと拍子抜けしてしまいました。

帰国してからTSAのサイト等見ているんですが、運用ルールが変更された様な記述は無いので、多分あの時のTSA担当者の気分で通されたんでしょうね。この後、国内専用のUA UCに入り少しメールチェックなどしてから、#76という少し奥まった場所にあるゲートに向かいました。今回は予定通り無事にボーディングが始まり出発。予定より少し早めにLAXに到着しました。(続く...)

2013年8月13日

目には目をの時代?

冷蔵庫に入った自分撮りを公開して問題になったブロンコビリー足立梅島店が、再開を断念して閉店するという記事。ここの所、こういう「おふざけ投稿」がブームのように色々な場所で発生したわけですが、ちょっと調子に乗りすぎですよね。まぁ、最初に発生した事件を受けて、何となくたがが外れて我も我も状態になったんだと思うのだけれど、ちょっと頭を冷やさせるためにも賠償責任とか厳しい処置が必要かも。

あくまで邪推ですけど、多分同じような事ってこれまでもあったんだろうと思うんですよね。ただ、それを安易にTwitter何かで公開することまで流行らなかっただけじゃ無いかと。あるいは、その会社の中では知られていたけれど、外部に流出していない間は、会社内の処罰で済ませていたんじゃ無いかと。ただ、そういう措置が何となく「やってもそれほどひどい処罰を受けない」みたいな変な安心感を生んで、それが今回の様に外部に出て社会的な批判を受けた場合どうしようも無くなったんじゃ無いかと。ある意味、情報リテラシー不足の若者が、何となくいつものつもりで軽い気持ちで投稿したら、実は会社的に大きな問題になったと言うところじゃ無いかと。

厳しいことを言えば、そう言う兆候というか前兆を把握出来ていなかったお店側の問題もあると思うんですよね。一回二回じゃ分からないかもしれないけれど、分からないとなれば何度も繰り返したくなるだろうし、そうなると当然マネージャーとか店長の耳にも入るだろうし。そう言う、細かな確認という点では、お店側組織側会社側にも問題はあったと思います。しかし、最大の理由はいわゆる「常識」の範囲をはき違えている当事者なわけで、それについては厳しく処罰して本人だけでは無く、そう言うことを面白いと思っている同様の人達に対しての戒めにもしないと、多分似たようなことはこれからも何度も発生するでしょうね。

同じように感じるのは、虐め問題なんかでも、虐めが発覚しても結局は加害者側は注意されて終わりで、被害者側にとっては多分納得できない部分も多く残るんじゃ無いだろうか。「リンチ」と何が違うかと言われてしまうかもしれないけれど、ペナルティーとして被害者が加害者に対してこれまでやられたことをやり返す場を与えるという事も、もしかしたら相手の痛みを知る上で必要かもしれません。昔なら、親とか友人とかあるいは近所の小父さん小母さんがそういう「被害者の痛み」を与えていたから、加害者側にしても「加減」というものを分かっていたと思うけれど、今はそう言う体験値がありませんからね。車の中に子どもを置き去りにして死なせてしまう親にしても、実際に車の中に閉じ込めて苦しさを味わえば良いと思ったりしますし。

全ての犯罪にそう言うことを許すことは出来ないと思うけれど、「懲罰」というよりは「躾」という意味で、何か考えないといけない時代になってきたように感じます。

NGO-ICN-SFO-LAX-NRT (8) - Go South and Stanford

San Francisco滞在2日目。今回は、前日行った49ersのPre-season Gameを見る(チアデビューした後輩の応援)という目的以外はNo Planの旅。まだ大学の授業が始まっていないので、この日も一日アテンド出来ますよというチーム後輩君の厚意に甘えて、案内して貰うことを予定していたんですが、いざどこかに行くとなると候補地が浮かばない(笑)。まぁ、何度かSan Franciscoにも来ているし、大体有名なところは回っているので、また行きたいなと言う場所はそれほど無いんですよね。で、思いついたのがStanford Universityの再訪。

今のように年に何回も旅行に行くようになった最初の機会が5年前のAtlantとSan Franciscoの旅。その時に、空港から直行したのが、全米でもトップクラスの大学であるStanford Universityでした。大学としての憧れもあるし、なんと言っても元Denver BRONCOSのQB、John Elwayを生んだ大学ですからね。さらに言うと1970年代にNFLで活躍したJim Plunkettも、このStanfordの出身。そこで、このStanford Universityに行くことにしました。私はCalTrainの始発駅であるSan Francisco Stationから乗車。後輩君はBARTとの接続駅であるMillbreから乗ってくることになりました。
平日のお昼頃の出発なので、車内は込むことも無くほぼ定刻通りに出発。後輩君には「4両目の2F席」とSMSを送っておきました。SFのダウンタウンは曇り空で寒くて余り天気が良くなかったんですが、South San Franciscoのトンネルを抜けると徐々に天気が良くなってきました。

Millbreに到着したんですが、後輩君表せません。到着前にMillbreに付いたというメッセージは貰っていたので、多分乗り込んだとは思うんですがそれなら席に規定も良さそうな物だし。実は、もしやと思っていたことが正解で、私は先頭の気動車も含めて「前から4両目」と言ったんですが、彼は気動車は含めず客車の部分で「4両目」に乗車したので、1両ずれていたんですね。まぁ、二人ともPalo Altoで降りたので問題は無かったんですが、ちょっと注意不足だったかなと反省(笑)。

Palo Altoの駅では、昨日Gold Rushデビューを果たした元のチームチアと合流。彼女の車に乗って、Stanford Shopping Centerで少し遅めのランチを摂ることに。

ランチタイムだったので少し待たされましたが、その間にも前日のデビューの様子とか、最近の自分達のチームの話しとかで時間が潰れて、待ち時間も気になりません。ただ、SF Downtownの寒さに比べて、Palo Altoあたりまでなんかすると、流石にカリフォルニアの日差しが戻ってきて、長袖の服装では暑いくらい。15分位で涼しい店内に入る事が出来、ほっとしました。

店内でも、オーダーしたサラダとピザを摘まみながら、昨日の試合の話し、NFL チアの話し、今シーズンのXリーグの展望などで盛り上がり楽しい時間でした。で、この後どうすると言う話になり、チアの彼女が今回の渡米でお世話になったKさんがStanfordに居るから行こうと言いだしたので、丁度いい気買い出しと言うことで、大学に向かいます。

実は大学に到着してから初めて知ったんですが、彼女もKさんに会うのは初めてとのこと。これまでは電話やメールでいろいろとサポートして貰っていたので、その御礼もしたいしとのことでしたが、先方の予定は大丈夫かと不安に。でも、彼女が電話をすると直ぐに快く迎えていただけました。

で、色々見学したいでしょと言う事で、現在建設中のフットボール部のビルの中で、彼の同僚に紹介して貰ったり、大きなスポーツショップ位あるイクイップメントルームやウェイトルーム、さらにはStanford Stadiumにも案内していただけました。現在芝の張り替え中と言う事で、フィールドの中には入れませんでしたが、エンドゾーン外から中を見て、思いの外に小さいなと感じたり、この後メインスタンドにも上らせていただき、青々とした芝のフィールドに感動したりしました。一緒に居たチアの彼女は、ずっと人工芝だと思っていたらしくて、どうも話しが噛み合いませんでした。まぁ、日本の試合はほとんど人工芝の会場だけど、アメリカの場合殆どが天然芝ですからね。フットボールに関わる人間としては、至福の一時を過ごさせていただきました。

この後、彼女がMillbreの駅まで送ってくれて、またの再開を約束して分かれました。帰りはBARTでDowntownまで戻り、短いSan Franciscoの滞在も終わりとなりました。(続く...)

2013年8月12日

猛暑

旅行記の方はまだSFに居るところですが、昨日トラブル無く成田に帰国しました。で、帰国して1番驚いたのが日本の猛暑。行く前も、何日も30度越えの天気が続いていたんですが、帰国した日はあちこちで40度越えの場所も。実は、着陸する直前に機内アナウンスで、成田の現地時刻や天候をアナウンスしていたんですが、「成田空港の天候は、晴れ所々曇り。気温は摂氏40度、華氏105度と地上から報告が入っています。」と気温を聞いて、えっ? と耳を疑ってしまいました。この時は何かの間違いじゃ無いかと思ったんですが、着陸してゲートに到着し、機内から一歩外に出た瞬間に熱波にやられました。

出発前は少しは不純な天候が続き、それでも29度とか28度位で「涼しい」と感じる位の気温が、San Franciscoでは15度とかですからね。夜なんて10度位まで下がる気候です。そんな土地から朝出発して、飛行機の機内の中も多分22~3度位に調節しているでしょうから、体は完全にそう言う気温に慣れきっています。そこにいきなり20度近くもの温度差攻撃に合うわけで、時差や移動の疲労以上に体に響きます。N'EX、新幹線と乗り継いで浜松に戻ってきたものの、浜松も暑い。天気予報では39.9度だったようですが、多分その最高気温は天竜とかの奥の方だろうから、市街地はそこまでは上がっていないと思うけれど、それでも35~6度は十分あったんでしょうね。駅前のアスファルトとコンクリート達がたっぷり蓄熱していて、もう我慢できずにいつものバーに飛び込んでシャンパンとワインで喉を湿らせてから帰宅しました。

今日も暑さは厳しそうだし、クーラーは必須ですが、電気の方は大丈夫だろうか。丁度お盆休みで、1番電力を使う起業関係が少し減るだろうから、何とか全体では持ちそうな気もしますが、それでも油断できませんよね。でも、だからといって無理にクーラーを止めたりすると命に関わる場合もあるわけで、ちょっと厳しいですね。直ぐに暑さが無くなるわけでは無いので、水分補給とか少しでも涼しい状態を維持するとか、このお盆の間はこれまで以上に注意が必要ですね。

NGO-ICN-SFO-LAX-NRT (7) - Go 49ers and Gold Rush!

San Francisco到着翌日。この日は今年の秋からこちらの大学に留学するため渡米している会社の後輩というよりチームの後輩と二人で、SF 49ersのPre-season Gameを見に行く予定。と言うより、その49ersのチアリーダー"Gold Rush"に合格した、やはりチームのチアOGの晴れ舞台を見るのが最大の目的なんですが(笑)。キックオフは18:00ですが、15:30頃から彼女の登場するステージが有ると言うことなので、お昼過ぎにホテルで待ち合わせ遅いランチを食べ、それから今年が最後の49ersのホーム、Candlestick Parkに向かうことにしました。

この日は朝起きると雨が降っていて、一応レインコートも持ってきたんですが、出来れば避けたい。それが明るくなるにつれて雨は上がったけれど、SF名物の霧になり、大丈夫かなと心配していたんですが、お昼近くになると日もさすようになってきました。ホテルの部屋はサンフランシスコ湾に面しているので、MLBのSF Giantsのホーム、AT&T Parkもよく見えるようになりました。

予定通りお昼過ぎにホテルで合流すると、Powell Station近くまで歩いて行き、メキシカンでランチにしました。ところが、ここは量がたっぷりで、私はブリトーを注文しましたが、大きなヘアスプレー位ある物で、正直半分どころか1/4食べるのもやっと。後輩は元OLだけ合って、大皿みたいなお皿にたっぷりと豆やら挽肉やら乗った物を完食しましたが、後で聞いたら結構大変だったそうな(笑)。

Candlestick Parkへは幾つか行き方はありますが、時間調整も兼ねてゆっくりとmuniで行くことに。Powell Station駅からmuniのT-lineに乗り、先ほど見えていたAT&T Parkの方へ回り込むようにして湾岸沿いを走ります。距離的には遠回り何ですが、終点近くのGilman/Paul駅で降りると、そこからCandlestick Parkへ移動する#87のシャトルバスに接続しています。混雑する事も無く、15:00過ぎに到着しました。で、スタジアムで一番目だったのがこの看板。Bostonでのテロ事件の影響で、今年はNFLのBag Policyが厳しくなり、公認の透明なTOTOバッグか、本当に小さなクラッチバッグしか持ち込めなくなりました。この看板だけで無く、会場にはバッグ預かり所みたいなテントや、係員がチェックしていたり、かなり本気度合いが高く実際スタジアム内では透明なバッグ以外は見ませんでした。今年NFLの試合観戦へ行かれる片は要注意ですね。

さて、今回の旅行最大のイベント、チームOGのGold Rushデビューの舞台です。Bud Light PlazaというBudwiserがスポンサーになっている区画が有り、そこのステージでのパフォーマンスです。

この日のSan Franciscoは15度位。夏場も20度少しのSFですが、今年は冷夏ということでさらに寒くなっています。しかも、このCandlestick Parkはサンフランシスコ湾の直ぐ横にあるので、湾の上を吹いてくる風が体に染みます。私は、UNIQLOのHeatTech上下を着込み、長袖のラガーシャツに裏付のジャンパーという姿でしたが、日のあるうちはまだしも、夕方になるとそれでも震えるくらい。そんな中、彼女たちは半袖にショートパンツ姿で登場。後で聞いたら、コーディネーターが衣装を間違えていたそうで、流石に紐落ちて寒くなってきたハーフタイム後は、長袖の衣装に着替えていました。

今でこそ、NFLのチアリーダーに挑戦する日本のチアも珍しくなくなり、彼女も確か日本人NFLチアとしては22~23番目になると思います。でも自分達のチームで去年までサイドラインに立っていた彼女が、今年はNFLの舞台に立つなんて、やっぱり感動します。彼女は去年もチャレンジしてファイルまで言って駄目だったけれど、今年は2回目のチャレンジで見事に栄冠を獲得。色々大変そうですが、シーズン最後まで頑張って欲しいですね。

さて、肝心な試合の方ですが、最初のPre-season Gameと言う事で、一応レギュラーメンバーも登場したものの、1Qが終わる前には殆ど交代してしまいました。まだカット前なので、サイドラインにはやたらと選手がいて、さらに取材のメディアも多くて、ちょっと異様な雰囲気も。何せ、去年はSuper Bowlまで行ったわけですからね。地元の期待も高くなるのは仕方ないけれど、でも往往にしてその期待の高さに答えるどころか、逆に沈むことも多いんだよなぁ...

試合は49ers vs Broncosでしたが、49ersはFG2本に対して、BroncosもファンブルリカバーTDとFG1本というしょぼい内容。デイフェンスが頑張ったとも言えなくも無いけれど...

一応試合終了まで見てスタジアムを出ましたが、何とか帰りのシャトルバスにしてもmuniにしてもスムースに連絡して帰宅出来たのは幸いでした。でも、ホテルに戻るとバスルームのジャグジーに直ぐにお湯を張って体を温めたことは言うまでもありません。今回、このジャグジーが1番ありがたかったですね。(続く...)

2013年8月11日

InterContinental San Francisco

今回、価格的には決して安い部類では無かったけれど、足の便が良さそうなのと比較的最近に出来たホテルなので設備に期待して予約。結果的には、大正解でした。まずチェックインの時、予約はクラブフロアーのキングベッドの部屋でしたが、ここで"Bay Suite"にアップグレードしてくれました。カードキーを貰うとき、受付のスタッフが「この部屋の眺めは最高だから」と何度も言われたんですが、確かに32Fのサンフランシスコ湾が見える部屋で、それなりの価値があります。特に、バスルームもガラス越しに外が見える構造で、バスタブもジャグジーと「露天風呂」気分を味わえます。SF Giantsのホーム、AT&T Stadiumも見えて、宿泊中ナイトゲームの試合があったんですが、照明が綺麗に見えました。
この部屋、入り口を入ると左手にリビング・ダイニングが広がっています。で、リビングには60インチ位の液晶テレビが設置されていますが、その下の家具の中に、オーディオ用のPA機材が設置されていて、そのままパーティーが開けるようになっています。まぁこの広さで一人で寝るのは自分くらい何だろから、普通はパーティールームとして使うのが正解なんだろうなぁ。

ただ、ダイニングのエリアに冷蔵庫はあるんですが、キチネット見たいな流し台とかは無いので、使い勝手は悪そうです。以前、HonoluluのSheratonでアサインされたSuiteがそんな設備も揃っていて、あっちの方が実用的でしたね。あと、高層階だからでしょうか、水の出もそうだしお湯の出方も弱くて湯量も少なくて、それがちょっと困りました。
このホテルで気に入ったのは、クラブフロアーの充実度。広さはそんなに広くなく、テーブル席が10組に、5~6人掛けのソファーが2組位ですが、そのサービスが充実していました。平日・週末で多少の時間の違いはありますが、先ずは朝の6:30~10:30まで朝食のサービス。続いて11:00~15:00までが"Soup of the Day"という名称で、スープとクラッカーみたいなものが置かれています。さらに15:15~17:30までは"Afternoon Tea"で、サンドイッチやスイーツが何種類か提供されます。そして、17:30~19:30がカクテルタイムで、ここで提供されるお摘まみ類はホットミールに、結構手の込んだアミューズに、チーズやパン等、日本のInterContinental系ホテルと比較しても遜色無い種類です。流石に味は少し???な所もありますが、これだけ品揃えが揃っているラウンジはUSでは初めてです。さらに、お酒も、地ビールやワインが何種類か有り、ハードリカーも有り、これらが無料で自由に飲めます。飲むときは、スタッフにお願いすると、カクテルにしてもちゃんと作って持ってきてくれます。日本では普通ですけど、USのホテルでお酒類を無料で提供している所は、私はここが初めてです。全体の内容や雰囲気は、ANA InterContinentalに似ている感じです。お酒類が無料なので、よくあるオーダーを書く紙も無く、本当に無料で飲み食いして部屋に戻れます。流石にお酒はサーブしてくれるので、私はチップを置いてきましたが、結構アメリカ人と思われるグループでもそのまま帰っていく人が多かったですね。それでも、内容的にも質的にも十分に満足できるカクテルタイムです。さらに、19:30~22:30は"Sweet Dreams"と銘打っていたので、ソフトドリンクとクッキーでもあるのかと思って一度行ったら、この時間帯はオードブル類が無いだけでお酒類(とソフトドリンク)を提供していました。"Sweet Dreams"とは"Nightcap"の事だったのかと納得した次第です。

実はチェックインの時にまだ部屋の準備が出来ていないと言うことでこのラウンジで時間を潰していたんですが、非常に居心地が良かったです。しかも、実はこのラウンジの外にはテラスが広がっていて、テラスは一般の宿泊客も利用出来るんですが、天気が良ければそこも利用すれば非常に気持ちが良いだろうなと感じますね。別にラウンジ利用で元を取ろうなんて思わないけれど、飲食以外の部分でも充実感を感じたラウンジでした。12月にもSan Franciscoに来る予定で、ホテルはHiltonに予約を入れているけれど、こっちに変更しようかと思うくらいです。Yelpで4、Expediaで4.5の評価がついていますが、それも納得できる内容でした。

NGO-ICN-SFO-LAX-NRT (6) - いざ、SFOへ

搭乗開始となり機内に入ります。別に仁川発着だからと行って機内が変わっているわけでは無く、見慣れたUAのBusinessFirstの四角いシートが並んでいます。今回、直前まで結構空席が残っていて、私の横の席も空席状態でした。このままアップグレードとかで人が来なければと祈りつつ、ウェルカムドリンクでミモザをお願いしました。でも、このミモザ、オレンジジュースの量が多くて、しかもそのオレンジジュースが水っぽいもので美味しくなかった。そう言えば、セントレアを出るときOZでもドリンクサービスがありましたが、こちらはズッシリとしたガラスのコップでしたね。あれって、法令上ガラスのコップは使えないという話を聞いているんですが、良いんだろうか。

で、まったりしていると私の前当たりでちょっとトラブルが。韓国人の家族で、お母さんが子供達とまとまって座りたいとCAさんに席の交換をリクエストしているのですが、どうも6人の家族で2人がビジネス、4人がエコノミーなのにビジネスに集めろと言っている見たい。お母さんは、どうも乗る前にGSがOKと言ったというようなことを言っているんだけど埒があかない見たい。その後、どこかに消えてしまったんですが、どうなったんだろうか、あの家族。そうそう、この機体でも外の空気が蒸し暑い生でしょうか、派手にエアコンのダクトから白い煙が吹き出ていて、窓際に座っている乗客は迷惑そう。この季節よく見る光景ですが、何とかならないんでしょうかね。駐機中は勿論、飛び立った後も湿気が水滴に変わったらしく、CAさんが枕を交換したりペーパータオルで拭き回っていました。

韓国発のフライトなので、アメニティのスリッパが無いのがちょっと不満ですが、それ以外は成田発着と変わることも無く、機内ビデオもちゃんと日本語版が入っていました(笑)。あとは、日本発着便定番の「和食膳」の代わりに「韓国風何とか」というメニューが入っているくらいでしょうか。一瞬、この韓国メニューに興味が沸いたんですが、「和食膳」のクオリティを考えると、まぁ止めた方が良いかなと言うことで、最近はまっているSan Francisco風チョッピーノにしました。妙に、スパゲティの量が多かったんですが、味付けは至って普通で良かったです。その後、いつものようにアルコール注入をして睡眠モードに入り、次に目が覚めたときには到着の2時間位前。しばらくごそごそしていたら、到着前のミールサービスが始まり、今度はオムレツにしてみましたが付け合わせのソーセージが妙に辛くて失敗でした。

SFOへはほぼ定刻通りに到着し、久しぶりにSFOのイミグレーションを通過しました。以前は結構時間が掛かった記憶があるんですが、たまたま到着した時間帯が良かったからでしょうか、先に到着した成田発のANA便の乗客の審査がほぼ終わった頃で、直ぐに審査ブースに招かれ、「目的は」「買い物と49ersの試合観戦」「滞在日数は」「4日」で終わってしまいました。5分程でイミグレーションを抜け、その後のカスタムも機内持ち込みのバッグだけなので、そのまま書類だけ渡して通過。国際戦ターミナルに到着したので、上に階に移動してBARTの改札へ向かったんですが、ここでちょっと失敗。今回、SFO市内や郊外へ行く予定を立てていたので、Pre-paidのCLIPPER CARDを購入する予定でした。ところが、BARTの駅では売っていなくて、仕方が無いのでOne-Wayのチケットで入場したんですが、後で調べたら近くのInformationで売っていたらしい。BARTも、平日のお昼頃なので空いていて、30分程でPowell St.に到着。ここから5分程歩いて今回の宿泊先のInterContinental San Franciscoに到着しました。

到着がお昼頃なので、多分部屋の用意はまだ出来ていないだろうと予想していたらその通り。今回はクラブフロアーを予約していたので、部屋の準備が出来るまでそっちに居ても良いということでクラブラウンジで時間を潰していました。ただ、ちょっとしたトラブルはあったんですが、まぁホテルスタッフの行為が徒になったというか。それでも何とか部屋に入り(これが素晴らしい部屋でした)、夕食もクラブラウンジで少し飲んでいるうちにお腹も一杯になってしまい、この日はそのまま部屋に戻り就寝となりました。(続く...)

2013年8月10日

YouTubeの手ぶれ補正機能

ちょっと必要があって久しぶりにYouTubeへ自分で撮影した動画をアップしたんですが、アップロードが終わると「手ぶれが激しいので補正しますか」というメッセージが。「えっ?」と驚いたのだけれど、ものは試しとやってみたら結構使えます。へぇーいつのまにと思って検索してみたら、結構前にもうサービスインしている機能何ですね。全然知らなかった。オリジナルデータが1080pだけれど、補正後のデータは720pが最大になるとか、細かな振動のような手ぶれだと画面がくにゃくにゃと曲がったような映像になるなど、必ずしも100% OKと言うわけではありませんが、でもかなり見やすくなったことは確か。しかもアップロード後サーバー側で処理されるので、こちら側のリソースを食われる心配も無いし。

でも、アップロードした映像の手ぶれが酷いなんて言うことを、どうやって認識しているのやら。多分、駒と駒の間の映像のぶれの幅とかを抽出しているんだろうけど、ちょっと久しぶりに驚きました。元々、確かアップロードした時には、元のデータも保管されるけれど、表示用にデータの丸め込みとかもやっているので、その時に抽出するデータのアルゴリズムを上手く使うと、こんな事も簡単にできるんでしょうね。久しぶりに、驚いた経験でした。

NGO-ICN-SFO-LAX-NRT (5) - 仁川国際空港

仁川国際空港に到着して、まずは乗り継ぎの手続きです。仁川国際空港は、半円形に角が2本突き出たような大韓航空とアシアナ航空の2社が独占する「旅客ターミナル」と、それ以外の航空会社が使用する「搭乗棟」の二つの建物があります。今回はアシアナ航空利用だったので、旅客ターミナルに到着したんですが、一番端っこのゲート。だから、中央付近にある乗り継ぎ用セキュリティチェックまで歩く歩く。成田で言ったら、4サテの一番端っこに到着したような感じです。乗り継ぎ用セキュリティゲートでは、中東方面から来たと思われる家族のグループが3~4組居て、私はその次。でも、3カ所ゲートがあったので直ぐに通過出来ました。結局、名古屋からのフライトで乗り継ぎをしたのは私だけだったようです。

一度3Fの出国フロアーに上がり、そこから「搭乗棟」に向かうシャトル乗り場を目指すんですが、何故か「シャトル」の表示が無い。後で気がついたんですが、搭乗棟のゲート番号は100番台がアサインされているので、それを目指せば良かったと。ちょっとウロウロしたものの、何とかシャトル乗り場へのエスカレーターを見つけて地下におり、無事に移動出来ました。

搭乗棟について、先ずは乗換の手続きを。すでにUAのサイトでオンラインチェックイン済みでボーディングパスも印刷してあるんですが、シンガポールでの経験上US以外の空港でそのまま通用することは無いという経験則。で、乗換カウンターに行って、ボーディングパスを印刷してくれというと「UAはゲートで」と返されてしまいました。確かに、カウンター横にある航空会社のリストにはUAは載っていない。念のため、搭乗予定の126番ゲートまで行ってみましたが、まだ誰も居ないので、再び通路を戻ってきて、まずはアシアナのラウンジで一服する事にしました。

アシアナ航空のラウンジも初体験。食事、飲み物はそろそろ揃っていて、ANAのラウンジに近い印象です。でも、ラウンジ内でコンセントを探したのだけれど「無い」。あっても、韓国のACコネクターって、大きな円形のプラグで、そんなもの持ってきていないし... まぁ、飛行機の中でチャージも出来るしと、バッテリーで使うことを想定してバッグから愛機を取り出したら... 電源が入らない orz 通常は指紋認証で電源ONからWindowsログオンまで起動するのに、電源すら入らない。さらに電源ボタンを押しても無反応。正直焦りました。軽いとは言え1.3kgあるノートパソコンがこれからおもりにしかならない、肝心の仕事や調べ物の検索も出来ません。仕方が無いので、iPhoneのWi-Fiで一度ネットに接続してメールチェックとかしたんですが、しばらくしてダメ元でもう一度電源を入れてみたら、今度は何故か起動しました。うーん、何だろう。セントレアでは問題なく使用出来ていたので、乗り継ぎの時のX線照射が本体に悪かったんだろうか。これまでのPCだとバッテリーを外せば治りそうな感じでしたが、今のX1 CarbonはUltrabookなのでそれが出来ないのが面倒。いずれにしても、単なる重しにならなくてホッとしました。

そうそう、仁川国際空港の英語表記って「Incheon Airport」なんですね。ずっと「Inchon」って書いていた。でも、「Inchon」だとBloggerのProofeは通るけれど、「Incheon」だとエラーになるんだど、いいのか?

さて、搭乗開始時刻が近づいて来たので今回の搭乗ゲートである126番ゲートへ向かいました。しばらくして搭乗が開始されましたが、私が自宅で印刷してきたボーディングパスを出すと、ゲートの係員がチェックインカウンター横を指さして、そこでボーディングパスと交換しろと言います。あぁ、ここでやるのねとやっと分かりました。カウンター横に人一人が座る小さなカウンターが出ていて、そこにはA4位の紙に「乗り継ぎの搭乗者はここでボーディングパスを受け取れ、荷物を預けている人はそのタグも見せろ」みたいな事が書かれています。これでは、知っててこないと分からないなぁ... 幸い直ぐにパスを印刷してもらい、無事に機内に入ることが出来ました。次回利用予定の12月のやはりSFO行きでは、多分預け入れ荷物もあるので、少し早めに来て確認しないといけませんね。

外を見ると、今回搭乗予定の機体であるUAのB747が見えます。何か、久しぶりに見た旧UAの塗装機です。さらに機体横には、旧UAの以前のマーク、赤と青の"U"のロゴが使われていて、まだこんな機体も残っているのかと不思議なくらいでした。(続く...)