この夏モデルを「ツートップ」として、SONY Xperia & Samsung Galaxy S4で盛り上げたdocomoが、この冬モデルではSamsungを外し、代わりに富士通とSHARPのモデルを追加して「スリートップ」として販売するのでは、という記事。察するに、docomoとしては、Galaxy S4が誤算じゃ無かったんじゃ無いかと思いますね。少なくとも、SONYと同程度かそれ以上は売れると踏んでいたのが、結果的にSONYの半分だったことが。50万台という台数は決して少なくないけれど、もしかしたら販促用に支払う経費とのトレードオフを考えると、もう少し欲しかったのかもしれない。それに、NECのスマホ撤退に、Panasonicもモデル削減という自体にまで発生して、品揃えを考えるとこれ以上の商品数削減は勘弁してくれと言うことなんじゃ無いかと。
富士通やSHARPは、数万台程度と言う話も聞きますから、またこの状態が冬モデルでも続くとなると、この2社にしてもdocomoからの撤退を考えないといけないでしょうね。つい数年前までは、国内の家電メーカーそれぞれが自社携帯を開発販売していたわけで、本当に世の中の流れは速くなってきている事を実感します。まぁ、10年くらい前のPCメーカーの淘汰が、丁度こんな感じだったわけですが。
で、例えばパソコンメーカーが、デスクトップからノートブックに移行して新しいマーケットを作った様に、スマホにしても、もう次のステップへの助走が始まっていると思います。例えば、タブレットも今普及しつつあって、ノートブックを置き換えるトレンドが生まれてきているけれど、同様にスマホの昨日を考えるとこのタブレットと重なる部分が多くあって、違うのは音声通話とNFC/FeliCa位。となると、タブレットにそう言う機能をアドオンで追加するような形態にするとか、スマホを今の6インチ、7インチまで拡大して、携帯するけれど使い方を変化させた提案をするとか。
ただ、端末側の問題だけじゃ無くて、docomo側ももっと魅力的なサービスを出して欲しいですよね。使っていても余りお得感が無いし、音声通話とデータ通信が出来れば、Softbankでもauでもどこでも良い時代なんですから。
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