2016年4月30日

ANA株主優待券

AMC国内修行ではお世話になるANA株主優待券。昨年初めは2,500円位だったのが、その後値上がりして、今年の初めは5,000円位に。今朝調べると、1枚だと4,200円、10枚セットで41,500円位にまで下がってきました。暫く前と比べるとかなり値下がりしたけれど、それでももう少し値下がりして欲しいのが正直なところ。ただ、現在発売されている優待券は今年の11月末まで期限のため、ほぼ来年のAMC Diamondが確定した現時点では、ちょっと使い勝手が悪い。5月末には、来年の5月末まで期限の次の優待券が出回るはずなので、G.W.開け、この新券がでてくると一気に価格が下がるかなと少し期待しているんですが。夏休み前になると、また値上がりするだろうから、優待券が配布されてくる5月の末から6月の始めあたりが狙い目かなと思うのですが。今年後半のもしかしたら何かの理由であるかもしれないフライト用と来年年初の修行用に、10枚位確保しておこうかとも思っているのですが、それでも4,000円を切ってくれないとちょっと旨味がないしなぁと思案中。去年初めの頃は、一時2000円を切るかと言うくらいのところまで値下がりしたけれど、もうあんなある意味バブル的な低価格は無いでしょうね。それでも、3,000円台の前半か可能なら3,000円を切ってくれると、安心して株主優待券も利用出来るんですけどね。

株主確定時期の前後数日だけ保有して、優待特典だけ獲得する方法もあるみたいですけど、そこまでやる気力も無いので手軽に購入出来るチケット店を利用しているわけですが、安定して供給されるものでも無いので、なかなか難しいですよね。もっとも、そういうところもある程度楽しみとして割り切れないと、こんなことは続けられないのかも。

危機管理の問題

高価な海外出張費問題から、今度は毎週のように湯河原の別荘に公用車で通う事の是非を問われている舛添東京都知事。公用車の利用規程には抵触していないようですが、問題はその頻度と場所ですよね。ほぼ毎週末は湯河原へ移動していて、しかも報道によると金曜日の午後3時頃には、もう退庁しているという話しも。都知事の勤務が、9時-5時の定時勤務とは思わないけれど、でも、それが月に1回とかならまだしも、ほぼ毎週となると都職員のモチベーションにも響くのでは。もっとも、石原元都知事の場合は、週に二日しか登庁しなかったとも聞くから、それよりはましかもしれないけれど。

もう一つは「湯河原」という場所。隣県の神奈川県内とはいえ、もう熱海の直ぐ横、神奈川県を横断した西の外れですからね。都内から移動するとなるとかなりの距離。釈明会見では、何か有った場合にも問題無いと説明しているけれど、あの熱海・湯河原から車で移動するとなると、かなり大変ですよねぇ。これが、年に数回、夏休みとか冬休みということで出かけるならまだ分かるけれど、毎週となるとそれって危機管理上良いのかという気持ちの方が大きくなります。勿論、同じ都内と言っても奥多摩とか奥の方だと湯河原以上に交通手段確保が大変かもしれないけれど、でも他県にいるよりはまだましな気もします。大体警備にしても、湯河原滞在中は神奈川県警が担当するのか、警視庁からどうこうするのか。

釈明会見を聞いていると、確かにそれぞの行動が何か違法行為脱法行為というわけでは無いけれど、納得するだけの説得力というか説明内容が的外れのような印象を受けます。例えばスイートルーム使用は、相手が尋ねてくる時に困るみたいな説明をしていたけれど、出張している側が相手を訪問するのが普通だと思うし、今回は自宅の風呂だと手術下股関節が伸ばせないと言うけれど、それなら自宅の設備を改善すれば良いようにも思うし。わざわざ湯河原へ通う理由としては説明になっていない気がします。例えば、高齢のご両親が生活しているので面倒を見ないといけないとか言うなら、まだ納得できるけれど。

結果的に、その行動自体に機器管理能力が疑われると共に、その理由付けというか説明内容にも機器管理不足が感じられるという結果にしかなっていませんね。それって、結局はその行動自体に大した理由が存在していないという証明にもなっていると思う。

2016年4月29日

追い込みのWindows 10無償アップグレード

PC Watch、山田祥平氏のコラムから。いよいよ締切迫るWindows 10無償アップグレードに関して。家にも対象PCが何台かあり、もう使うのも良いだろうと思うし、H/W的にも余り意味が無いと思われるThinkPad X200sは、多分そのままWindows7環境のバックアップとして残す予定ですが、それ以外のPCに関しては、既にWindows10に更新済みor更新予定。で、問題となるのはメインマシンとなるデスクトップ機。

Windows7 Pro 64bit環境なので、移行自体はそれ程問題無いと思うのですが、XP時代から使用しているアプリがあって、これがちょっと心配。それに、デスクトップ機も、もう使い出して5年くらいになるので、そろそろ新しいPCに更新したいところ。CPUとかHDDよりも、高速でデータ転送が出来るUSB 3.0のポートが無いのが痛いんですよね。メインマシンを更新すれば今のデスクトップはサブマシンになります。そうなれば今使っているVideo Dapterを抜けば、PCI×16のスロットがあくので、そこにUSB 3.0アダプターを入れれば、まだ使えます。流石に、机の上に2台分のモニター等置くスペースは無いので、KVMを入れて切り替えて使うか、リモートで使うようになると思いますが。流石に最近ではちょっと遅いと感じる位になりましたが、リモートアクセス用のサーバーにしようかと今は思っています。

コラムの最後には、変わっていくOSに関しての意見が書かれていますが、私はそれよりも常に使うアプリの使い勝手がある程度互換性を維持してくれていれば、OS自体が変わることにはそれ程抵抗はないのでは無いかと思います。例えば、Office。リボンインターフェースなんていう使い物にならないものを突然導入してきて、結局それも引っ込めたわけですが、あれさえ無ければ多分多くのOfficeユーザーは、もっと簡単に速く移行してくれたと思います。その時にユーザーが気にするのはOfficeの画面で有りI/Fであり、実はその下で走っているOSっていうのは、余り関係無いんじゃ無いかと。私なんかもそうですが、スタート画面が無くなってWindows 8.1は散々だったけれど、あれも個人的には好きでは無いけれど、まぁ暫くすれば慣れます。あのI/Fの失敗は、どうしてもタイルI/F、メトロに誘導しようという意図が見え見えで、多くのデスクトップアプリユーザーを無視したようなデザインになっていることで、設定の一つでメトロデフォルトからデスクトップ優先のようなオプションでもあれば、かなりユーザーの受けも知が伝北と思いますけどね。

いずれにしても、Windows10移行は、多分表だった名称の変更は無くなるわけで、多分バージョン名(Windows10 2017とか)が、これまでのXPとかVistaとか7とかいう言い方の変わるになるんでしょうね。あるいはMac OSのような、コードネームが使われるかもしれない。だから、Microsoftとしては何処までの世代迄遡ってサポートするのか、それをちゃんとコミットしていく責任が生まれたわけです。Appleは苦労しながらもそれを維持して、世代交代と新陳代謝を進めていますが、Microsoftとどうなるんでしょうか。個人的には、何処かで破綻するような気がしていますが...

ガラパゴスWindows 10 Mobile

Android、iPhoneに続く第三の勢力になる事が期待されていたWindows 10 Mobile (Windows Phone)。しかし、世界的にはじり貧傾向にあるという記事。確かに、日本の店頭を見ても、まず見ることは無いですからね、Windows 10 Mobile端末。記事にもあるように、1台購入すると、1台貰えるキャンペーンに一寸引かれたんですけど、流石にそんなに使うわけでも無い端末を2台も持っていても文鎮にもならないし(笑)。

記事を読んでいて思い出しましたが、VAIO Phone BizってWindows 10 Mobileなんですね。法人向けなら、通話とメールが出来て、ある程度セキュアな端末であれば必要十分ですから、後は価格(コスト)だけですね、企業が大量導入するかどうかは。メールに関しては、企業内システムでOutlookを使っていると、確かに親和性は良さそう。でも、今ではWebクライアントから自分の社内メールアカウントにアクセスすることも可能なわけで、Windows上のOutlookでなきゃダメ、と言う必要性はかなり低いですけど。それに、最近の若い企業なら、まどろっこしいOutlookじゃ無くて、LINEとかで済ませることも多いだろうし、そうなると逆にWindows 10 Mobileであることは不利になるかも。

記事の最後に、日本では世界に先駆けてWindows 10 Mobileが盛り上がるかもと書かれていますが、そうなると世界中で日本だけ生き残る=ガラパゴス化現象がまた生まれるのか、そっちの方が心配になりました。

2016年4月28日

力を誇示するメディア

産経新聞のコラムを見ていてふと思ったこと。全てのマスコミ、メディアでは無いけれど、一部のマスコミ人、メディア人はここ数年声高に「反権力」を叫ぶようになってきたように感じます。一つは、メディアというか所謂ジャーナリストなる人達が、メディアに露出する機会も場所も増えたからそう感じる部分はあるかとおもいますが。で、コラムにも書かれているように、確かに権力監視というのもメディアの重要な仕事というか使命ではあるとは思うけれど、それ以外にも企業の不正であったり、人権の侵害監視であったり、多分そういう事象の事の方が大きいのでは。特に権力監視という意味では、それは選んだ国民の義務でもあるわけですからね。二重、三重に監視するという事では意味があるとは思うけれど。

彼ら「権力監視」を声高に訴えるジャーナリストなる人達のコメントを見ていて凄く不思議なのは「反安倍政権」とは言うけれど、「反自民党」とか「反与党」という言い方はまず聞かない。彼らは安倍政権が仮に退陣して、その後に石破政権とか岸田政権とか、あるいは麻生政権とか誕生したら満足するのだろうか。例えば日本の政府がアメリカの大統領制度のように権力集中しているので有ればそれも分からないでは無いけれど、総理大臣は与党の党首で、政党の代表者である以上、政党からの要求だって無視するわけに行かない。100%ではないけれど、安倍さんだってそう好き勝手なことが出来ないのは、これまでの増税にしてもTPPにしても、あるいは沖縄の基地問題にしてもそう。逆に、メディアが声高に糾弾することに関しては、余り結果が出ていない気がする。

正直なところ、彼らが主張している姿を見ていると、例えば取材に基づいた事実の積み重ねの裏付けがあるわけでもなく、多数の支援があるように感じられるのでは無く(見た目は多数の意見のような言い方をするけれど、少数の有名人(悪名人?)が何度も登場しているだけ)、またその主張にしても感情的な言葉ばかりで心に響くことはほとんど無い。「メデイアへの圧力」を感じると良いながら、でも実際には無かったというのは、詐欺にも近いのでは。

コラムの中で、首相の首をすげ替えた武勇伝を語る著名ジャーナリスト氏がいるけれど、権力者に対して権力で戦うと言う事は、相手よりも強大な権力を持つと言う事であり、それって彼らが今反対している権力者の立場に彼らが立つことに他ならない。力のある相手に対して、より強い力で対応すると言う事は、彼らが反対している力による国境の変更にも繋がることであるし、彼らが批判している強者と弱者の対立にも繋がるのでは。特に電波を利用するテレビやラジオメディアは、電波という認可許可が必要な資源を利用しているわけです。特定のごく一部の組織にしか与えられない権利を利用して力を誇示すると言う事は、イコール「権力」になるのでは? 権力を批判する側が権力を誇示するって、矛盾では無いだろうか。

メディア、あるいはジャーナリストって、コラムの最後にも書かれているように「事実を伝える」と言う事が最大の使命だと思うんですよね。その上で、個人の意見なり見解を伝えるのはまず許される。でも、最初から自分の意見だけを言うのはジャーナリズムでは無いでしょう。それって、国会で無責任な発言をしている野党と同じ。結局はパフォーマンスだけが目的と言われても仕方ないでしょうし、それって薄っぺらい情報にもならない、たんなり雑音でしか無いことに少しは気がついて欲しいものですよね。

非金属車いす

ANAが羽田空港に導入したオール樹脂製の車いす。車いす利用の人が、保安検査場の金属探知機を通過する時に利用するためで、なるほどと思うと共に一つ思い出しました。何かの番組で、竹製の車いすを作っている話しを放送していて、その理由がJALが発注して、全く同じ目的に利用するため。この車いす、竹を何層も重ねて接着して、それを曲げ加工したりとかなり大変。その時思ったのが、わざわざ竹で作らなくても、プラスチック成形で同様のパーツを作ればより簡単、安く、速く、非金属車いすって作れるのでは、ということ。やはり、同じ事を考える人はいるんですね。

竹製車いすと言う発想は、確かに自然素材の利用ということもあり、心への響き具合は樹脂製車いすよりも大きいけれど、でも必要な台数を必要な場所に素早く配布することを考えると、多分より簡単に速く大量生産できるだろう樹脂製車いすの方が、利用者にはありがたいのでは。ほんの数分、検査場を通過するために必要なだけだから、正直なところ利用者にとっては面倒な金属探知機を通過するだけなわけですし、その為に竹製か樹脂製か、あるいは紙製だろうが余り関係無いのでは。

どちらが良い・悪いというのでは無く、それぞれの会社の考え方と言うか、志向が良く現れている話だなと個人的には妙に感心してしまう話でした。

2016年4月27日

Hiltonのサイトがおかしい

最近Hiltonのサイトの様子がちょっと変で困っています。いつも使っているChromeからこのトップページにアクセスすると、画面最上部のツールバーのところに「Sign-in」などのリンクが表示されず、一番右端のHiltonのロゴだけが表示されます。試しに、同じアドレスをIE11とかに入れてアクセスするとちゃんと表示されます。同じような現象は、以前もたまに発生していたんですが、Ctrl+Rとかでリロードしてやると直ったりしていて、まぁ変なデータがキャッシュされていたのかと思っていたんですが、ここ最近は何度リロードしてもダメ。結局、IE11側でSign-inをクリックして表示されるログイン画面のURLをコピーしておいて、そこに直接Chromeからはアクセスするようにして何とか対処療法で凌いでいますが、もう少し何とかなら無いものだろうか。

もう一つ変なのが、先日宿泊したHilton Odaiba Tokyoの宿泊記録。過去の宿泊記録のところにホテル名は表示されるんですが、支払い記録やポイント等の記録がブランクのまま。ちゃんと、HiltonのHPCJ(Hilton Premium Club Japan)経由で予約をして、HiltonのVISA HHORNORS Platinum Cardで支払いをしているのに、未だ何も記録されていません。仮に、別のカードで支払いをしていたとしても、既にチェックアウトをして一週間近く経過しているわけですから、未だに記録が反映されていないというのは変。

変と言えば、HPCJ経由の予約は、一部のキャンペーン価格を除いて20%引きになるので重宝しているのですが、何故かHPCJ経由で予約を入れると、それが自分のHHORNORSアカウントに予約記録がなかなか反映されないことがあります。特に、Hilton Tokyoの予約は、直前になるまで反映されません。Hilton Nahaなんかは、直ぐに登録されるのに。このHilton Odaiba Tokyoも、直前にHPCJ経由で予約を入れましたが、翌日には反映されていました。どうも、Hilton Tokyoとは相性が悪いのか? 年間10滞在をして、HHORNORS Platinum CardのDiamond特典を維持しなきゃいけないので、結構ちゃんと記録されていることは重要な証拠になるんですが。今のところ、6月までの予定で9滞在分まで予約をすでに入れてあるので、仮に何らかの理由で今回の滞在がカウントされなくても、何とかなることは確かですが、でもちょっと気分が悪い。

いずれにしても、サイトの不調さは何とか改善して欲しい。そう言えば、数日前はHyattのサイトの調子が悪かったなぁ... 何か問題が有る場合には、デスクトップ(Windows7)、ノートブック(Windows10 で2台)と、裁定でも3台の環境からアクセスして、それがそのシステム固有の問題なのか、そうで無いか判断するようにしているので、少なくともHiltonのサイトに関しては、システムの設定や環境の問題では無いと思うのですが。

[2016/4/28追記]今朝試してみたらちゃんと表示された。こんな記事を書いたからだろうか(笑)。不思議だ...

ANAスマホアプリ

先日リリースされた、ANAのAMC専用アプリ(Android版)。早速手元のAndroidスマホへ入れてみたんですが、うーん、正直微妙。良い点は、これまでちょっとアクセスして確認するのが面倒だった、AMCの会員番号やマイルデータ等が一度に見ることが出来、それは便利。特にAMC番号等は、時々入力が必要になるんですが、記憶するには長すぎて、いちいちAMCメンバーカードを参照しないといけず、それが無くなるのは良いかも。あと、プラスチックのAMCメンバーカードの代わりに使用出来ると言う事で、持ち歩く物理カードが一枚減るのも良いかも。

で、最初に気になったのが表示される色。JALカラーみたいなピンク色の表示で、出来れば青色に変えたいと思っていろいろ設定を探したんですが、ダメ。どうやら、メンバーのグレードで自動的に表示色が決まるらしい。それはそれで、メンバーグレード判断のための視認性は良くなるだろうけど、ちょっと利用者としては少し不自由ですね。それ以外の情報表示も、凝ってはいるけれど、もう少し集約して表示して貰った方が一度に確認できる情報も増えるし、便利なんじゃ無いかと。

何度か書いていますが、UAのスマホアプリは、アカウント情報から、予約機能、さらにはe-TicketにUnited Clubのメンバーカード等、必要なものが全てまとめられていて凄く便利だと思います。デザインなどはアメリカらしいシンブルファーストだけれど、スマホで利用するにはそれで十分じゃ無いかと。AMCのアプリも、ああいう感じに統合して欲しいんですよね。わざわざ別アプリにするって言うのが、凄く無駄な感じがします。そういう意味で、一通り試してみて削除しようかとも思ったんですが、AMC メンバーカード情報が表示されるという理由だけで、取りあえず残しておくことにしました(笑)。

2016年4月26日

藍色の魅力

先週放送された「ガイアの夜明け」は、以前放送された日本の中小企業のその後を追跡した内容で、その中の一つに岡山県倉敷市のジーンズメーカーの話しがありました。最初の放送も、私は観ていて、良さそうなジーンズだなと思っていたんですが、この製品の一つが昔ながらの日本伝統の「藍染め」を使用して、糸から染めた製品を作っていること。元々藍色は、日本の浴衣などに利用されていたり、それ以外にも色々な衣類に利用されているいろ。個人的にも青色系が好きな分けで、その中でも深みと重みのある「藍色」は特に好きな色。海のイメージも沸いてくるからか、山よりも海が好きだし。

で、昨日の東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム決定のニュースを観ていて、この放送も思い出したんですが、2020年に向けて、この「藍色」を日本の「国色」として大々的に世界に広げたらどうだろうか、と。勿論、本当の意味での日本国の色は、日の丸の「赤」なんだろうけど、それに準ずる色として注目してみたらどうだろうか。幸いなことに、ジーンズは日本でもポピュラーになってきていて、普通にプライベートな時は勿論、ビジネスでもスマートカジュアルくらい迄なら許される衣類の一つになってきています。あと、藍色、あるいはダークブルー系は、スーツやブレザーなどなら「フォーマル」として使用して問題無い色ですから、そちらにも利用可能。今では、自然の藍を利用した藍染めは減っているようですが、これを機会に増やしていったらどうだろうか。

もう一つ感じるのは、エンブレムでは白地に藍色のデザインが引き立つようになっていますが、着物などでは逆に藍色をベースに、白抜きしたパターンを目立たせるデザインも多く見られます。藍色が多くなると、黒っぽく見えるのだけれど、そこは藍の色の良さなのか真っ黒では無く明るい黒のように見えたり、一寸面白い背景色になるように感じます。勿論、どんな色でも同様の事を出来ますが、藍色が一番反転利用しても不自然さを感じない気がします。昔から見慣れていると言う事はあるかもしれないけれど。それに、「藍色=Indigo Blue」なので、海外に対しても訴求しやすいだろうし。衣類だけで無く、陶器製品だったり鉄瓶の塗装に使っても面白いと思う。

と言うわけで、個人的には2020年まではちょっと「藍色押し」をしてみたいなと思っていたりします。それに、あの放送されていた「Japan Blue」のジーンズも、一度本物を観てみたいですね。お値段的には結構しますが、でもそれだけの価値があるように感じるし。

Watson + EyeSight = Wa-eSight

富士重工日本IBMが連携して、EyeSightとWatsonを連携して、実験データの効率利用や運転支援システムの高度利用へ繋げるという記事。多分生データは膨大を通り越したデータ量になるだろうから、そこから類似パターンとか特異的なデータ抽出とか、それこそコンピューターの得意技の分野ですからね。流石に、Watsonを車内に搭載することはまだ無理だろうけど、通信機能を利用してデータを最適化しつつ走行することで、より障害判定制度を高めたりすることは直ぐにでも可能でしょうね。

これ、EyeSight自体のデータを外部に出すことは難しいだろうけど、実際に観察された交通の状態とか事故当時の前後の映像とか、そんなものだけでも他の自動車メーカー、コンピューターメーカーが協業して、交通事故発生時のパターン化とか、時背予測用のデータ蓄積みたいなものに繋げられると非常に有益ですよね。

例えば、大量のデータを解析するような場合には、スーパーコンピューターの「京」などのような力業でやる方法もあるだろうけど、日々流れ込んでくるデータをリアルタイムに処理していくことは、また違って有益な情報抽出になるはず。それって、多分自動運転技術の先の、自動車の管制コントロール技術にも繋がるだろうし、そうなると「自動車」の定義が、文字通り「自動する車」になるんだと思いますね。

東京オリンピック・パラリンピック エンブレム

やっと決まった、2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレム。四候補作品の家、もし自分が選ぶならと言われれば、やっぱりこのA案であった「組市松紋」に決定しましたが、正直もう一寸派手さというか、華やかさも欲しかったような気がする。日本伝統の「藍色」とか、こういう幾何学模様パターンは好きなんですけど、エンブレムとなると、胸に付ける象徴として何か「光るもの」も欲しいもの。着物などのパターンとして、この模様を繰り返して利用するなら分かるんですけどね。あと、細かな市松模様の組合せだから、ある程度サイズが無いと分かりにくいわけで、例えばブレザーで胸のエンブレムとして作ろうと思うと、かなり刺繍が大変そう。市松模様って、その一つ一つの四角形の精緻な連続が全体としてのパターンを有無と思うから、それが再現されないと魅力は半減しそう。B案とかC案は、曲線も入っているので、多少ラインが崩れても全体の雰囲気は変わらないと思うけれど、この市松模様はそうなるとダメなのでは。そのあたり、どうするんだろうか。印刷では味気ないし。

あと、個人的に危惧しているのは、ここまで精緻で複雑なデザインになると、なかなか子供が自分達で描くというのは厳しいですよね。子供達が自分の手でこのエンブレムを描き、それを胸に付けて応援する、みたいな事で、未来に繋がるものも多いと思うのだけれど。その点が、個人的には一寸残念だったかなと思います。

2016年4月25日

ANA 4 : JAL 2

羽田空港から米国への昼間路線。米系航空会社の申請はすでに発表されましたが、日系2社の配分も決定。深夜便1便と昼間便3便を獲得したANAに、昼間便2便のJALと、傾斜配分が適用された結果になりました。気になるのはANAの就航先。深夜便は、今はHND-LAXですが、このまま維持するのか、あるいはHNL線当たりに振り替えるのか。HNL線は、既に22時台に1便ありますが、需要開拓のためにもう1便あっても良いかも。その分、成田からの2便を減らしたりして。

で、やはり気になるのは昼間便の就航先。3枠あるので、かなり色々と考えられます。その中でも、結構手堅そうなのが、やはりJFKでしょうか。成田から2便飛ばしているけれど、そのうちの一つを移動させるか、もしかしたら新規にHND-JFK線を開設して、トリプルトラックになるかも。残り2枠は、一つはIADあたりだろうか。あるいは、南部へのゲートウェイということで、ATLとかIAHあたりへも就航するかも。個人的には、B787-9を利用して、MCOへの直行便を飛ばしてくれると、WDWへも行きやすくなるのだけれど(笑)。あるいは、少し先に行く予定の、BOSあたりとか。JALが既に開設していますから、それなりに需要はあるはずで、日本人にも結構人気の行き先になりそうなんですけどね。

気になるのは、UAがSFOとEWRを申請しているので、それとは被らないようにするのでは無いかと言うこと。だから、深夜帯のままか昼間帯に移動するかは分からないけれど、HND-LAXは維持するのでは無いかと。で、UAはEWRだから、ANAはJFKか、となるとちょっと微妙かも。まぁ、成田でも、NRT-EWRとNRT-JFKが共存しているわけだから、羽田でも出来ない訳は無いだろうけど。個人的にちょっと思うのは、成田から午前に出発する北米行きを、羽田に移動させるのでは無いかと言うこと。夕方の便は、日本国内からの移動も楽だし、大体アジアから来て成田での乗り継ぎ便ですからね。となると、IAD、ORD、JFK、IAHのうち、3便が移動、あるいはもしかしたら追加で路線開設ということになるかも。この中では、ORDとIAHが国内線との接続も豊富だし、UAのハブでもあるので、開設しやすいのでは。となると、IADもUAのハブなので、やりやすいかもしれませんね。JFKは、UAは撤退してEWRに集約しているから、こちらはANAが頑張らないといけない。

いずれにしても、路線がスタートするのは冬ダイヤからとのことだから、10月から。速く決定して、予約が取れるようになってくれたら嬉しいのですが。今年年末の特典チケットでのフライトは、出来からこのHND発で行きたいところだけれど、競争は激しいだろうなぁ...

2016年4月24日

Leg#11: HND-OKA/-KIX

一昨日に続いて、週末利用のAMC修行フライト。一昨日のフライトで、Premium Pointも5万PPを超えて来年度のAMC Platinumメンバー確定。ただ、目指すはDiamondですから、まだまだ先は長い道のりです。この日は、HND-OKAとOKA-KIXのフライトですが、どちらも一昨日のフライトの復路部分を利用してのフライト。予約と実際のフライトが入れ子になるので、ちょっと間違いそうな感じです。もっとも、今のところこの方法でのチケットは、今回だけなので良いのですが。この日は、これまでよりも1本早い京急に乗れたので、10分程ラウンジで余計にゆっくり出来ました。でも、滞在時間は20分あるかないかでしたが。

1) HND 06:40 - OKA 09:20 (NH993)

羽田発早朝の沖縄行き。この前にももう一本沖縄行きのフライトがあるわけで、本当に羽田-沖縄線って需要旺盛な幹線ですよね。搭乗ゲートはラウンジを出たすぐ前の63番ゲート。ゲート前に行くと、すでに幼児連れや補助の必要な人の優先搭乗が始まっていて、5~6組の家族連れが入っていきました。続いてDiamondメンバーの優先搭乗。中に入ると、ボーディングブリッジの途中で記念撮影をしている家族連れがいらっしゃいましたが、まだ小さな子供には記憶には残らないだろうなぁ。それでも、そういう記録が大きくなってから良い思い出になると良いですよね。私も、子供の頃は家族で近場でしたがあちこち連れられていって、記憶は無いけれど写真が残っているので何となく思い出にも残っています。

ほぼ定刻通りにドアクローズとなり、 プッシュバックが始まり、暫くして誘導路をD滑走路に向かいます。このあたりで一度睡魔に負けてウトウトしてしまい、気がついたらピンポンが4回鳴って、離陸する直前でした。離陸して暫くは気流が悪く、15分程して水平飛行に入っても暫くはシートベルトのサインが点灯したままでした。最も私は、水平飛行に入ると直ぐに背もたれを倒して爆睡モード。食事も飲み物も取らず、目が覚めたのは到着20分位前で、直ぐに着陸前のシートベルトのサインが点灯したところでした。寝ていたので、3時間のフライトが一瞬で終わった感じです。非常に効率が良いかも(笑)。

那覇空港へは、北側からRW18へダイレクトに着陸したので、誘導路をUターンして33番ゲートに到着しました。予定よりも5分程早着。次のKIX行きまでは2時間近く乗り継ぎ時間が有るので、余り関係無いのですが、それでも予定よりも早く到着してくれると、一寸得した気分にはなりますね。で、沖縄は既に夏。まだ午前中の9:30頃ですが、多分気温は25度以上ありそう。都内はまだ肌寒いので長袖のシャツを来ていましたが、思いっきり袖をまくり上げても追いつかないくらい。次に沖縄に来るのは5月の中旬ですが、その時はもう半袖のポロシャツくらいでも暑いでしょうね。一度外に出て、少し小腹も空いていたのでA&Wを除いたら、かなり空いていたので久しぶりにハンバーガーを食べることに。注文して、番号札を貰って席で待っていたんですが、注文したハンバーガーがなかなか来ない。明らかに私よりも後に入ってきた人には注文品が届いているのに、結局15分位まってこれは忘れられているなと思い、番号札とレシートをもって男性スタッフに聞くと、直ぐに持ってきてくれました。でも、作り置きしてあったのか冷めていて美味しくなかったけれど。この後、関空行きの出発時刻まで、ラウンジで時間を潰して待ちました。

2) OKA 11:10 - KIX 12:55 (NH1734)

関空行きは32番ゲート出発。プレミアムクラスは満席でしたが、普通席は結構余裕が有ったようです。その為か定刻よりも5分程早くドアクローズとなり、直ぐにプッシュバックが始まりました。滑走路手前で、一機着陸待ちをして、直ぐに離陸し、一路関空に向かいます。そうそう、離陸前にCAさんが挨拶に回っていたのですが、一人どうも段取りが悪いというのか、リクエストされた新聞を別の人に渡したり、枕を誰に頼まれたか忘れたのかウロウロしたり、遠目で見ながら「大丈夫かいな」と心配になるほど。若い新人なら分かるんですが、結構見た目はベテランの方だったので...

往路は寝て過ごしましたが、復路は流石に目も覚めてきたので、食事を頂き、その後は一寸パソコンで仕事などをして過ごしましたが、やはり関空は近いですよね。OKA-HNDと比べると、距離的には2/3位ですから、一寸時間が過ぎるともう九州を抜けて四国にかかるくらい。この日は天気が良かったので、四国の景色や瀬戸内海の様子が綺麗に見ることが出来ました。四国へは、高校生の時にインターハイで行っただけなので、そのうちに一度行ってみたいですよね。高知に好きなお酒があるので、高知に今度行ってみようか。

関空には10分程早く到着。前回は出発時刻が10:40と30分も早くて、だから空港から新大阪行きの「はるか」にも余裕で間に合いましたが、今回はぎりぎりのタイミングになりますから、この10分の早着は助かります。更に、前回は海側のB滑走路(RW06L)に着陸しましたが、今回は陸側のA滑走路RW06Rに着陸。タッチダウンをして滑走路を中頃まで進むと、直ぐに左にハンドルを切ると、ほぼその先が到着ゲートの18番ゲート前でした。タッチダウンをして、5分も起たずにゲートインをしてくれたので、到着ロビーを横切って新大阪空港駅のチケット売り場には十分余裕を持って着くことが出来ました。この後、新大阪に移動して、ここからはこだま号のG早割でゆっくりと帰宅しました。これで暫く(3週間程ですか-笑)は国内修行はお休み。でも、G.W.にはSingapore行きが待っています。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日のAMC修行フライトのために宿泊。この日は外で夕食を食べようと思い何件か回ってみたんですが、一杯だったりして入れず、結局いつものように髙島屋の地下で何品かお総菜を買ってきて部屋飲みに。ただ、体調が悪かったのか、いつも以上に食欲がなく食べきれず、またビールも350mlの缶ビールを1本飲むのがやっとだった。年なのか、たまたま疲れていたのか....

翌朝は4:30に目覚ましをセットしたものの、4時前に目が覚めてしまい、結局予定していたよりも1本早い空港特急で羽田空港へ向かいました。空港に到着したのは6:00前でしたが、結構な混雑でちょっとビックリ。暖かくなってきたので、早朝の出発も少しらくになってきました。

2016年4月23日

Hilton Tokyo Odaiba

実は、最初は別のSPG系ホテルを予約していたんですが、一週間くらい前に検索したら、以前よりも半値くらい安い2万円ちょっとのレートが出ていたので、速攻で予約を差し替えました。HPCJで20%引きになるので、実際は2万円を切ります。前回宿泊したときも雨模様の中ホテルに駅から移動しましたが、今回も雨の中濡れながらホテルロビーへ。前日オンラインチェックインをしていたので、直ぐにカードキーを貰って部屋に入りました。

チェックインしたのが18:00少し過ぎくらいで、一服してから3Fのラウンジへ移動して、少しくつろぎました。この後、ホテル内の和食レストランで夕食を食べようかと思ったら、入口に誰も居ない。暫く待ってみたけれど、誰も来ないので諦めて2Fの前回失敗したステーキ屋さんに行ったんですが、ここも人が居ない。その横のメインバーも誰も居ない、ぐるっと1周回ってまたバーを除いたら、今度はバーテンさんが居たので、やっと落ち着けました。ここで、隣りの中華のお店から食事を取ることが出来るというので、少し量呂お願いしましたが、やはり中華は量が多い。少なめにとお願いしましたが、それでも食べきれませんでした。

ところで、このホテルもご多分に漏れず中国からの観光客が多く宿泊していたのですが、ちょっと顰蹙を買う行動が幾つか。まぁ、私なんかは彼らはこんなものと思っているけれど、やはり世界から嫌われる存在だなと再認識した次第。

  1. 夜食事を取ろうと部屋から外に出ると、二つ先の部屋の前で男性がドアをどんどん叩いている。その後、呼び鈴を鳴らしたりして、今度は外から中国語で何か呼びかけている。そのうちに、中の人と何か話しをし始めた様なんですが、この声が大きくてフロアー中に響きます。話があるならドアを開けて話せよと、心の中で小一時間。
  2. エレベーターに乗ろうとエレベーターホールに行ったところ、先にやはり人待ちなのかエレベーター待ちなのか、少し高齢の中国系と思われる男性が一人いました。で、私がボタンを押してエレベーターを待っていると「ぶぅぉぉぉごぉぉう」と凄い音が。この男性、思いっきりおならをしたみたいです。ビックリして思わず振り返ってしまいましたが、素知らぬ顔をしているだけ。いゃ、失礼と言うとか、もう少し恥ずかしいと思えよと、やはり心の中で小一時間。
  3. そのエレベーターは、途中階で何度か停止して、やはり中国系と思われる女性グループが何組か乗り込んできたんですが、スマホで何か音楽なのかビデオなのか、それを再生したまま乗り込んできます。何故かイヤホンは接続していないので、内蔵スピーカーから音がガンガン漏れてくる。ドアが閉まり、エレベーターが動き出してもそのまま我関せず。それが一人じゃ無くて、別の階から乗ってきた別の女性も同じように音を出しているから呆れます。彼らはそれで良いと思っているんでしょうね。正直、付き合いきれないなぁと真剣に感じますね。
  4. やはりエレベーター関連で。チェックアウトするためにエレベーターで降りるとき、中華系の中年女性が数名途中で乗り込んできました。ロビーに到着して、彼女たちが先に降りたんですが、エレベータードアのすぐ前で立ち止まり、何やらスマホで調べ物をし始めます。まだ中にいた私はブロックされて外に出られない。数秒我慢したけれど、動く気配が無いので、わざと手に持ったカバンをぶつけて横を無理矢理通り抜けてやりました(マテ)。何でなんでしょうね、中華系のグループって、よくエレベーターとかエスカレーターの降り口とか乗り口とか、出入り口のところに堂々とその通路を塞いで屯している気がします。こう言う光景を見ると、生まれ変わっても中国とか韓国には行きたくないなといつも感じるんですが、それは決して偏見じゃ無いと思う(笑)。
時々、結構安いレートが出ているようですけど、こういう状態ではちょっと足が遠のくかも。

Leg#10: HND-OKA/-HND

二週間ぶりのAMC修行フライト。週末のチケットは、なかなか取れないので、余っている有休消化も兼ねて木曜日に飛ぶことに。で、羽田に戻るのでそのまま翌日出社して、土曜日にも飛ぼうという目論見。ただ、なかなか週末のチケットが取れません。そこで思いついたのが、たすき掛け予約。木曜日の往復、土曜日の往復で取るのでは無く、木曜日朝の羽田発に土曜日の午後の沖縄発、木曜日の午後の沖縄発に土曜日の朝の羽田発という2組のチケットを予約することで、実質的に木曜日と土曜日に往復することにしました。これに味を占めて、その後も同じようなたすき掛け予約をやってみようとしたんですが、どんどん予約が厳しくなってきてダメ。諦めました。まぁ、今のところ10万Premium Pointもターゲットに入ってきたから良いんですけどね。

1) HND 10:35 - OKA 13:20 (NH469)


この日は有休を取り、いつもの金曜日出社と同じくらいに出発。羽田空港には、9:30過ぎくらいに到着しました。まずはANA Suite Loungeに入り一服。丁度、色々出発するタイミングだったのか、ラウンジ内は結構混雑していました。

ゲートがラウンジから少し離れた59番だったので、搭乗開始時刻より少し早めにラウンジを出て移動。平日なのに、結構混雑していました。程なくして優先搭乗が開始となり、続いてDiamondメンバーの優先搭乗で私も機内に入ります。暫くすると、隣に結構パリッとしたジャケット姿の男性が来たんですが、この人、コロンなのか化粧品なのか、臭いがきつい。「抹香臭い臭い」というのか、お線香みたいな粉っぽい臭いがぶんぶん。臭いをかいだ途端に、納まっていたアレルギーが再発したように、鼻水は出るし、咳は出るし... 最初はずっと横を向いて、出来るだけ回りの空気を吸い込まないようにしていました。

で、さらに困ったのが食事の時。ご飯を温めてサーブするのですが、これが生臭い。最初トイレが壊れたのかと思ったくらいの臭いが漂ってきたんですが、これ、暖めたご飯が鯛飯だったので、その臭いが漂ってきたようです。さらに、暖めているから水滴がご飯の入れ物の蓋に溜まるんですが、これが肴の臭いが付いて臭い。手に落ちた水滴を拭いたけれど、臭いが取れなくて困りました。味は悪くなかったんだけど、この臭いはダメでした。

そんなちょっと鼻に辛いフライトは、沖縄到着にも少し気流の関係で揺れてバタバタしましたが、ほぼ定刻通りに到着。その到着した沖縄の気温は27度と都内と10度近く違います。もう夏ですよね、沖縄は。しかも、修学旅行なのかターミナル内は高校生や中学生らしき生徒で一杯。暑さと学生の騒々しさに圧倒されて、そうそうにラウンジに向かうことにしました。

2) OKA 14:30 - HND 16:55 (NH470)

別チケットなので、一度外に出てから再び保安検査場を通過して、そのままANA Suite Loungeへ入室。乗り継ぎ時間が1時間ちょっとあったので、珍しく白ワインなど頂いてまったりと過ごしました。時間になりラウンジから32番ゲートへ移動します。先ほど羽田から到着したのが33番なので、その隣になります。20分遅れで羽田から飛んできた機体です。優先搭乗で先に機内に入り、暫くして同じプレミアムクラスに搭乗する男性二人組が席に座り、CAさんがいつもの挨拶に行くと、挨拶も終わらないうちに「ハイボールくれます。こっちはビール」とウェルカムドリンクの督促。いゃぁ、初めて見ました。まだ一般搭乗も終わらないうちに、アルコールを要求する人を。

定刻前にドアクローズしてプッシュバックも直ぐに始まったんですが、午後の混雑時なのか、誘導路には4機くらい前に居ますし、その先には国際戦ターミナルからの機体も割り込もうとしています。さらに、滑走路の反対側には、空自のF15-Jが8機並んでいて、最初なんだろうと思ったら、2機ずつ4機が離陸していきました。多分、自分の搭乗機が離陸した後に、残りの4機も離陸したんでしょうね。アフターバーナーは焚いていなかったと思いますが、離陸するときの轟音が凄くて、機体どころか窓がビリビリうなりました。待たされたけれど、良い物を見させて貰いました(笑)。


結局、那覇空港での離陸待ちが響いて、羽田空港には5分遅れくらいでタッチダウン。羽田ではB滑走路にRW22から着陸したんですが、この後A滑走路をRW16R方向に進み、第二ターミナルの南側(D滑走路側)を反時計方向に回り込んで、今度はC滑走路沿いにRW34R方向に進んでゲートインしたのが58番ゲート。もう一番遠回りをしてきたので、さらに10分以上遅れてしまいました。まぁ、このままホテルに入るので、特に遅れても困らないのですが。

この往復フライトで、5万PPを突破。やっと折返しです。(続く...)

羽田昼間乗り入れ

羽田の昼間乗り入れに対して、米系航空会社4社が米国運輸省に申請したという記事。先日、自分が検索した結果から、UAはHND-IADを申請するのではと勝手な予想をしたんですが、見事に外れました(笑)。UAは、今深夜帯に飛ばしているHND-SFOを昼間に移動させ、新規にHND-EWRを申請。New Yorkかぁ... しかもNewarkかぁ... と言う事は、ANAがIAD線を投入するのだろうか。1便は、今の深夜帯で飛ばしているHND-LAXを移動させるとして、もう一つ東海岸行きはどこだろうか。Boston当たりに新規開拓してくれると嬉しいのだけれど。

意外にやり機を見せているのがハワイアンで、深夜便を昼間に移動し、さらに新規にホノルル線とコナ線をMixで開設して、実質的に1日2便体制にするようですね。しかも、5月開設を目指すというのは凄い。デルタもアメリカンも深夜便を昼間に移動する計画で、となると羽田の深夜便が無くなってしまう。やはり、あの時間帯はちょっと難ありですよねぇ...

米系航空会社4社の申請路線は9路線。昼間の枠は5路線だから4路線ふるい落とされるわけですが、どこが落ちるのだろうか。で、落ちた路線は深夜帯に戻るのだろうか。流石に1路線もアサインされない航空会社は出ないだろうから、基本各社1路線ずつで、2社が昼間帯か深夜帯1路線を分け合うんだろうなぁ。となると、やはりアライアンスのあるUAとAAは不利になる気がします。やっぱり、DLかなぁ...

日本のANAとJALの分配がどうなるか、凄く気になりますね。

2016年4月22日

離すと繋げる

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、IntelのIoTへのシフトについて。PCがダメになるのでは無く、もっと色々なデバイスを複数台使用して貰えるようにしないと、と言う意見には賛成。車が良い例ですよね。軽自動車が有り、ワゴンがあり、セダンがあり、SUVがありと、複数台所有している事も珍しくない。勿論、車も売れない時代になりつつあるけれど。

一方で、ことパソコンというか情報端末に関して言うと、色々なサイズや目的ごとにデバイスが最適化されるとともに、共通している機能に関しては共有できるような仕組みが欲しい。例えば通信関係。それぞれのデバイスにLTEのSIMを入れるのって、手間的にも経済的にも無駄では? マスター機のSIMを、他のスレーバー機が利用できるようにならないだろうか。ポータブルWi-Fiをもっとスマートにしたような感じというか、個人的テザリング機能というのか。あるいは、キーボード。タブレットでも時々キー入力したいわけですが、だからといって外付けキーボードを常に持ち歩くのは面倒。パソコンのキーボードを、必要な時にはタブレットに割り振ってワイヤレスキーボードのように使えないだろうか。あるいは、逆にパソコンの拡張画面のような形でタブレットを横に並べて表示出来るとか。技術的にも決して難しいことでは無いと思うんですよね。

それに最適化された機能提供のためにデバイスが細分化していくことは必要だけれど、何種類かのデバイスをまとめて持ち歩くときに、それぞれ単体でしか使えないとやはり不便では。これが、一般的な家電ではなかなか融合させて使うことも難しいかもしれないけれど、電気的に接続出来れば便利なことも多いわけで、そういう意味で情報端末の連携化というのは、次の普及に関しての新しいアイテムにならないだろうか。日本は、複合化製品って結構得意だから、そういう試みをもっとしてみても良いのでは。

浜松市はオリンピックに乗っからないのか

4月も下旬に入ると、浜松のの一部の人達は「浜松まつりモード」に入るわけです。私なんかのように、昔は浜松まつりに入れて貰えなかった地区の人間は、今は自分の町が参加していても全く興味なし。この時期(5月3日~5日)は、混雑する市街地へは行かないつもり。

この浜松まつりが終わると、浜松の街中というか浜松全体がどんよりした感じの雰囲気になるんですよね。まぁ、それだけ一年掛けてエネルギーを集中してこの3日間で爆発させるので、その反動も大きいのだろうけど。ただ、それって凄く経済的には勿体ない気がするんですよね。最近では、比較的頻繁に色々イベントなど開催して居るみたいですが、特に今年はリオオリンピック・パラリンピックがあります。浜松には、ブラジル出身者はもとより、ブラジル領事館もあるくらいですから、これを利用して盛り上がるという雰囲気が合っても良いのに、まだそんな雰囲気は欠片も感じられない。浜松まつりがあるからかもしれないけれど、日本の代表選手も決まりつつある今、もっとフィーチャーしてもいい気がするのですが。

ちょっと調べてみたら、リオオリンピック・パラリンピック終了後に2020年の東京オリンピック・パラリンピックを目指して活動するようなことが書いてある。多分大会直前になれば、それなりに盛り上がるんだろうけど、折角経済効果が期待出来るタイミングなのに、もっと上手く利用すれば良いのにと切に感じます。そうすれば、2020年の東京大会への道筋も出来るわけだし。餃子だけじゃ無くて、地元のブラジルとの繋がりみたいな物をもっと上手く利用しないのは勿体ないなと思うんですよね。まぁ、ぶつぶつ言うなら自分でやれと言われそうだけれど、そうなるとなかなかアイデアも実行力も無いのが現実ではありますが。フットサル大会とか、駅の回りを「臨時ブラジル国」みたいな感じで、ブラジルの食べ物、衣装、音楽など大会中ブラジル一色にするとか。

折角日本国内でも屈指のブラジルっぽい町なんだから(笑)、もっとオリンピックに乗っかったらどうだろうか。餃子だけじゃ無いと思うぞ。

2016年4月21日

三菱自動車の燃費問題

燃費性能の計測時に操作をして、実際よりも5~10%良い燃費データを捏造していたことが分かった三菱自動車。たまたま、三菱自動車の軽自動車をOEMで販売していた日産自動車が新車開発のために既存の車種のデータ収集をしたところ、期待値と大きな乖離があり、それが発端となって判明した今回のデータ偽装。三菱自動車の責任も大きいけれど、何となくOEM/ODMビジネスのあるあるネタを見たような気がします。

ただ、さらに調査が進むと、今回問題発覚となった軽自動車だけでなく、2002年頃からほとんどの車種でこの手口が適用されていたらしいと言う事。三菱自動車というと、2000年に発覚したリコール隠し事件が先ず頭に浮かぶわけで、あれから直ぐにこう言う事を社内的に実行していたと言うことは、当時の反省とか改善というものは何だったんだろうか。

今回、軽自動車開発のために三菱自動車と日産自動車の合弁会社で新しいモデル開発のために日産が検査して発覚したわけですが、既存の軽自動車を発売するときには、日産は自社内で検品というか、検査はしなかったのだろうか。日産から見たら、三菱自動車へOEM(ODM?)したものを、その時に社内検査受入検査していれば、多分この燃費データの改竄も発覚したはずなのに。

私もかれこれ30年以上製品開発の場で仕事をしていて、いろいろOEM/ODMには泣かされてきました。うちの場合は、かなり品質保証チームが厳しい検査・検証をやるので、開発時にはこう言う抜けは無いのですが、量産が始まり製品出荷をしている最中に、OEM/ODM側で「コストダウン」とか「同等品置換」みたいな事を勝手に屋って、それが原因で問題が発生したことは何度も。OEM/ODMから申告がちゃんとあって、社内で検証してOKが出た物であれば、仮に問題が発生しても納得して解析するけれど、いきなり隠し球で問題発生すると、とっかかりすら分からなくて大変。その間に、どんどん市場での火の手は拡大するし、火消しをしながら不明な問題解析と原因究明と対策を同時にするという不眠不休状態を何度も経験しました。だからといって、OEM/ODMを止めてビジネスが成り立つような時代では今は無いですからね。自社開発自社製造で付加価値の高い製品も必要だけれど、OEM/ODMを利用してさらにコストダウンしてコスパの良い製品も出していかないと、ビジネスとして継続出来ませんから。

三菱自動車、トラックなどの部門は分離して、乗用車部門は今回の事件で解体あるいはどこかに吸収されてしまうんじゃないだろうか。三菱商事といい、三菱重工と良い、今度は三菱自動車といい、三菱系は御難続きですね。

緊張感の無い人達

産経新聞の記事なので、逆の意味でバイアスを考えないといけないけれど、でもじゃぁ支援する米軍が保有していない別のどの機種を使えば良いと思っているのか、あるいは米軍は支援するなと言いたいのだろうか。変な例えだけれど、今必要な支援や救助が得られるのであれば、悪魔と契約しても入手して助けるべきなのでは? 落ち着いてから、もしそれに問題があるのであれば、幾らでも批判なり批評なり反対なりすれば良いんじゃ無いだろうか。必要な時に必要な行動を取らずに命が失われたら、それはもう二度と戻らないわけだから。

色々物議を醸したオスプレイだからか、本来の震災救助と言う目的に合致しているのかどうかという本質では無く、オスプレイという手段を使用する事の善悪で話しをしようとしているから、凄くピント外れに感じます。特に、既に色々な場所で話題に(やり玉に?)上がっている、この毎日新聞の記事。分類が「熊本地震」なのに、記事の内容はオスプレイの是非について。「危険だ、使えない」と言われているのであれば、実際に使用出来ること有用であることを実証する事も必要なのでは。毎日新聞はオスプレイが離陸する度に、「この機体は危険で」という記事を掲載するつもりなのだろうか。それならそれで公平フェアだと思うけれど、そんなことはつゆほども考えていないだろうけど。さらに言えば、熊本地震の話題を取り上げている振りをして、何故か佐賀県の主婦なる人が登場。当然のようにオスプレイ反対を訴えるわけだけれど、それって熊本地震とは別事象の話しでしょう? 更に、今はネットの時代。「佐賀市の主婦」という肩書きのこの登場者は、結構有名人と言う事が分かります。たまたま取材記者が佐賀市内を取材していた時に遭遇した「一主婦」が、たまたまそういう人だったのか? 普通はそうは考えられないと思うけれど。大体、今現在オスプレイが佐賀空港に配備されていて、それに反対するならまだ分かるけれど、佐賀県知事が反対していて実際には配備されていないわけで、こういう人を登場される目的に何か意図を感じてしまう。

毎日新聞が、このオスプレイの運用を政治的な目的のためというのであれば、オスプレイだけで無く、この震災を利用して北海道の補選とか夏の参議院選挙とかで有利な立場を占めようとする全ての発言を取り上げるべきでは。例えば、共産党は震災要の募金と言いつつ、党の運用に利用するとか補選に利用するとか言っているわけで、それって取り消したからと言って許されることでは無いのでは。あるいは、TPP関連の審議で、こんな緩い話しをしているのって許されるのだろうか。聞く方も聞く方だけれど、笑って答える方も答える方だと思う。震災対策は最優先課題だけれど、それ以外にも色々なことをどんどん進めなくしちゃいけないわけで、震災対策という大きな割合を占める作業が突然発生したからには、それ以外の作業も圧迫されている、影響を受けているはず。仮に、TPPに関して今国会で決着がつかず、先送りするのであれば、極端な話しTPP関連に費やす時間リソースを全て放棄して、その分震災対策に回すべきでは。何で野党はそう言うことを与党に要求しないのだろうか。結局どちらも本当の意味で被災地に対しての緊張感が足りていないのでは。

記事の中では、オスプレイ(MV-22)と同規模のヘリコプターCH-47(チヌーク)を比較して、格段優位性が無いのに何故オスプレイを使うのか、ネパールではダウンウォッシュで家を壊したと言うような内容が書かれています。でも、仮に自衛隊がチヌークを保有していても、それを米海兵隊が運用するわけにはいかないでしょう。また、日本全国に何十機あっても、北海道にあるような機体をわざわざ熊本に運んで使用するのも大変。調べてみると、熊本周辺の陸自・空自基地に配置されているけれど、それらが遊んでいるのかという説明は無い。ダウンウォッシュは、回転翼機なら必ず発生するもので、チヌークだから絶対に壊さないわけでは無い。だからこそ、十分な着陸余地を準備しないといけないわけで、それが出来ないからネパールではトラブルが発生したわけでしょう。それを、いかにもオスプレイだからと言うような論調で記事を書くのは、メディアとしてジャーナリストとして正しいのだろうか。自分達が考える正義のためなら、多少事実を曲げても許されると思うのであれば、第三者から貴方たちは偏っていると言われても言い訳できないわけですよね。

こう言う事って、今回だけで無くこれまでも何度も色々な場所で見られるわけですが、それによって一部の支持者は先鋭化して盛り上がるかもしれないけれど、その以外の多くのと言うかほとんどの国民は冷ややかに見ていることを、メディアも政治家もも認識しないと。まぁ、それが出来ればこう言う事はしないはず何ですが...

テレビの次は炊飯器

たまたま目にとまった一般紙の記事。中国で一番勢いがあるスマホメーカーと言っても良い小米科技(シャオミ)が開発した炊飯器が、日本の製品に勝るとも劣らないという話し。実は、それを開発したのは元三洋電機の開発部長さんで、日本で炊飯器を開発したノウハウを小米科技で発揮しているらしい。機能的に同等で、価格は日本製の半分となれば、当然影響はあるだろうけど、ただそれを恐れていても仕方が無いのは、これまでの歴史が証明しています。本来なら、韓国メーカー(SamsungとLGEしか事実上ないけれど-笑)が作っていそうだけれど、彼らの「ご飯」って一寸日本のご飯と違うんですよね。少し固めのぱらっとした感じの、どちらかというと東南アジアのご飯に近い気がする。中国のご飯もどちらかというとそれに近い気がしますが、多分日本風の少し柔らかくて甘みのあるご飯に、中国人の方が慣れたのでは無いだろうか。だから、テレビと違って炊飯器では韓国は日本を追随しなかった、と。まあ、こんなに売れる商品だと認識していなかったんでしょうね。

三洋電機で炊飯器を開発していた人が開発しているので、技術的には遜色ないんでしょうけど、問題はその部長さんやコアのエンジニアさんが日本人だったとしても、それ以外の人材がどれだけ集められて、どれだけ中国内の消費者の嗜好に合った製品を生み出せるかというところ。例えば炊き具合の評価をする人とか、お米の産地によって特徴を設定出来る人とか、場合によっては中国式の炊飯と日本式の炊飯何種類もサポートしないといけないかもしれない。

実は今回の記事で一番ビックリしたのは、最近の炊飯器ってスマホでお米の種類を設定して炊けるんですね。調べたら、日本では3年以上前にそういうモデルが出ていてビックリ。いゃぁ、知りませんでした。確かに、面積やコストに制限がある炊飯器本体に入れ込まなくても、スマホで代替可能だし、多分ネット連携とか考えるとそちらの方が有利でしょうし。何となく自分が「あったらいいな」と思っていたことが、既に実現されていたことを初めて知って、一寸悔しい(笑)。

別に炊飯器だけで無く、時間が経てばどんどん中国やら東南アジアやらインドやら追い上げてくることは確実。今だって、自動車にしても日本に逆輸入していたりするわけで、ある意味必然。そう言うことをグローバル化と言うわけですが、そういう状況を「嫌だ」というのは簡単だけれど、それで解決するわけでは無い。日本で出来る事は、どんどん外に出ていくのが今の時代なわけで、その中で生き残るには新しい物を作るか、今あるものに付加価値を付けて行くか、それしか無いわけですよね。炊飯器にしても、例えばご飯を炊くだけで無く、シチューを作ったりパンを作ったりお粥を作ったりと多機能化したり、あるいは徹底的にご飯炊きにこだわったり、工夫をしているわけで、それは先ずは日本人消費者向けのためのもの。中国人向けには、多分これから小米科技が進めていくでしょうから、そこで張り合っても仕方が無い。日本人が作ろうが中国人が作ろうが、その対象とな消費者の好みが違うのであれば、どちらを狙うかですよね。だから、場合によっては日本よりもマーケットの大きい中国向けに特化する日本のメーカーだって生まれるかもしれない。そういう厳しい時代の中で、どの様に生き残っていくのか、その戦略を作るのはメーカーではあるけれど、消費者にしても自分が必要とする機能やサービスは何なのか、厳しい視点を持っていかないと、これから出てくる商品に振り回されて終わることになるかも。今の中国人消費者のように、より美味しいご飯を求めて小米科技の炊飯器を購入するために、上海に日本人が殺到する時代だって、可能性としてはあるかもしれませんね。

「爆買い」という今の状況に捕らわれずに、次のステップをメーカーも消費者も考えないといけない時代なんだなと再認識した記事です。

2016年4月20日

都知事の資質

その高額な海外視察費用に批判が集まりつつある、舛添東京都知事。飛行機はファーストクラスで(新聞などに掲載された料金を見ると、どうもファーストのノーマルフィーで搭乗している気がする)、ホテルはスイート。その他、随行員の多さやそれらの人達まで上位クラスの飛行機やホテルを利用しているなど批判が収まる気配がありません。企業の出張ともなれば、バブルの頃はそれこそ飛行機は、当時新米だった私クラスでもビジネスのノーマルチケットが配給されていたけれど、流石にホテルに関しては法人契約しているホテル優先で、かつ上限も決まっていましたし。まぁ、世界の国の経済規模にすると、確か上位6位位になる東京都の代表者だから、ファーストクラス利用は構わないと思うけれど、それでもせめてディスカウントチケットにしないと。

あと、ホテルに関しては、ミーティング等も必要だからとスイートを予約したみたいだけれど、でも、例えば深夜にミーティングとかしないだろうし、四六時中スタッフが常駐するわけでも無いだろうし。必要なら、ホテルの会議室を使用すれば良いだけだろうから、余りスイートが必要とは思えない。何らかの理由で家族連れなら、ちょっと分かるけれど。

まぁ、私も旅行が好きで、色々なフライトやホテルを利用するから、心情的には都知事ならそれなりのクラスの利用は仕方ないかなと思う半面、逆に個人的にカチンときたのが、帰国してからの記者会見での発言。

「二流、三流のホテルに泊まっていると、(訪問先の要人から)『その程度か。じゃあ会わない』と言われるので、ほかのものを節約してもそこはしっかりやる」などとした。

先ず、今問題になっているのは宿泊先ホテルのグレードではなく、客室のランクなので、この説明はピント外れ。更に、ホテルのグレードも、「二流、三流」というのがどの程度まで言うのか不明だけれど、それでも宿泊しているホテルグレードを理由に先方が面会しないというのならば、それは明らかに言い訳なわけで、その面会自体が相手から迷惑がられている証拠。だからホテルグレード何て間いけないのでは。勿論、セキュリティの理由からそれなりに安全な場所の安全な施設を捜すならば、それはある程度のランクのホテルにならざるを得ないわけで、それは理由として分かります。でも、そういう理由から何処に宿泊するかと言うことと、それが相手の面会条件になるというのは理解不能。それこそ先日来日していて、ウルグアイの前大統領ムヒカ氏なら、それこそ料金の理由から二流三流のホテルに宿泊する可能性が高いけれど、その場合は舛添氏は面会しないのだろうか。

今回ホテル宿泊費が問題になっているけれど、飲食費等もどうなんだろうか。そういうホテルで食事をすれば、当然高額になる可能性も高くなるわけで、それはそれでまた別の問題では。私は都民では無いので意見を言う立場では無いけれど、都知事であるならば先ずは足下の都政を進め事が第一の使命のはずで、それには都市外交よりも優先順位の高い課題が幾らでもあると思うのですが。二年後だったか、都知事選があると思うのですが、次はあるのだろうか、この人は。多分、よほど大きなポカをしないと、再選になるんだろうけど。対抗馬と言われていた乙武氏もあんな状態ですしね。正直、東京オリンピック・パラリンピックが心配。

「00000JAPAN」の意味

今の時代、今回の様な震災時だけで無く、日常生活でもネットインフラは必需品。東北大震災の時には、津波の被害もあってネットインフラが壊滅的に破壊されて、震災直後の情報収集が混乱しましたが、その反省から準備された公衆Wi-Fiの開放が、今回は効果的だったようですね。今回初めて知りましたが、携帯各社が独自のWi-Fiを無料開放しているかと思ったら、災害時用のSSID「00000JAPAN」を各社使用して開放しているんですね。これなら分かりやすいし、操作方法等も統一化出来るからユーザーに優しい。

このSSID、最初に聞いた時には、もっと短くて簡単な物の方が良いんじゃ無い、頭の「00000」って不要じゃ無い、と思ったんですが、この「00000」は複数のAPが存在した時に最初に来るように工夫されていたんですね。それなら納得。

阪神大震災の経験から災害用伝言ダイヤルが生まれ、東北大震災の経験から今回の災害時Wi-Fi開放の仕組みが生まれてきたのですが、貴重な経験・体験から、次にもし何かあった時にはより被害を少なくする工夫を生み出していくのが、価値あるフィードバックですよね。勿論、大きな災害が発生する前にそういう準備が出来ているのが理想だけれど、それもなかなか難しい事も事実ですし。今回の熊本大地震では、まだ余震も収まる気配が無いし、更に別の地域に波及する可能性もあるけれど、せめてこう言うインフラを利用することで、二次三次被害を出来るだけ最少化するようにしたいものです。あるいは、今からでも可能なのであれば、インフラの強化とかサービスの拡充とかも検討して欲しいですよね。以前、確かSoftbankだったと思うけれど、飛行船を被災地上空に滞空させて、それをAPにするという発想がありましたが、無人の飛行船に太陽光パネルでエネルギーを供給することで、自動で被災地上空にネットワークを提供するような仕組みも研究しないといけないかも。地上のインフラは、先ず一度破壊されて復旧に時間が掛かるという認識を持たないといけませんからね。

そういう意味で、一方通行ではあるけれど、ラジオ、特に簡単に視聴できるAMラジオの存在は大きいんじゃ無いだろうか。最近のスマホだとFM波を直接受信出来るものもあるけれど、そういう非常時機能っていうのも、これからデジタルデバイスを選択する時には重要になるかも。

熊本空港復旧

震災後のフライトが再開され始めた熊本空港。震災の影響でターミナルビルが被災したために使用禁止になっていましたが、その間も自衛隊などが滑走路は使用していたので、滑走路への被害(ひび割れなど)が無かったのは不幸中の幸いでしたよね。

昨日から再開した熊本空港は、最初は手荷物検査が出来ないので到着便のみと言われていましたが、午後からは出発便も一部ながら利用可能になった様子。FDAも、名古屋(小牧)便が飛んでいるんですねぇ。運べる貨物量から言えば、航空機よりは陸上輸送の方が大きいのだろうけど、熊本空港は確か今回の震災で被害の大きな熊本県益城町にあるから、被害の大きな地域にダイレクトに救援物資を送り込めるのは大きな戦力になるのでは。流石に一般機では重機類は輸送できないだろうけど、衣料品とか衣類とか、そういうものはかなり搭載できるでしょうしね。正直、まだ乗客数も少ないだろうから、その分必要な救援物資を満載して熊本へ飛んで欲しい。

2016年4月19日

いざという時の資格、非常時PM制度

まだまだ十分ではない熊本大分被災地支援。色々問題はあるけれど、一つの問題点は支援物資が基幹地点(例えば熊本県庁とか)までは届いても、そこから先の末端地点までは配布するリソースも情報も無い事。少なくとも人でさえあれば、人海戦術で何とかなるかもしれないけれど、それすらも無い状態ではいかに効率よく必要なところに必要なものを届けるかが大事ですが、その為にはここに何があり何処で何が必要でどうすれば配送できるかという情報と計算が必要。物流会社なんかだと、そう言うことはお手の物だろうけれど、だからといって全体の物流をマネージするほど彼らだって余裕があるわけではない。で、ふと思ったんですが、拠点毎に物資の管理とか人員の状況を把握して、そういう情報を例えばネットの共有マップに登録して適時更新するような役割の人を、こう言う災害時に配置できないかと言う事。

多分そんなに特殊な技術や能力は必要ないと思うんですよね。NTTの災害伝言ダイヤル見たいなサイトを事前に準備しておき、そこに必要な情報を刻々と登録するような仕組みを準備しておけば、後はそういう技術・資格のある人が、その拠点の情報担当者として情報更新を担当するわけです。多分、スマホの操作は誰でも出来るだろうから、例えば大量に到着した物資の量や内容を簡単に把握する技術とか、四季によって必要なものも変わるだろうから(冬なら毛布や防寒シートは必要だけれど、夏なら下に敷くシートや段ボールに団扇とか)、そういうものを判断する知識。後は、多数の人の人数把握や、年齢層の把握等、その避難地にどんな人達がどれだけいるのかと言う事や、必要な技術の有無判定とか、そういう非常時にキーとなる要素を把握する知識や技術を持っていれば、取りあえずどころどんな問題がありどんな支援が必要か、直ぐに災害マップが作成され、それによトヨタなどが提供している道路状況を重ね合わせれば、効率よく物資配布も出来るだろうし、逆に道路状況は悪いけれど危険度が高い地域には、それこそヘリコプターとか重要な資材投入をしてリスクを下げるとか。イメージとしては、AEDの講習会のような感じでそういう非常時PM(Project Management)の資格講習をして、多分内容や技量によってレベル設定も設ける。より上位の人がその地区の責任者になって、下位レベルの人達は、それぞれ専門の領域での情報収集と更新を担当するような仕組みが出来れば、かなり情報混乱が改善されるんじゃ無いだろうか。

こう言う災害時に日本人は冷静で秩序だっていると評価されますが、逆に言うとじっと災害が過ぎ去るのを待つという性質でもあるんじゃ無いかと。それが、例えば一晩で通過する台風のような場合なら良いかもしれないけれど、今回のように何日もそういう耐久生活が続くとなると、以下に日本人と行っても我慢できなくなるだろうし、混乱や停滞も解決されません。そういうときには、リーダーシップを取れる人が必要ですよね。問題は、そういうときに日本人としてはそういう人に全てを頼ってしまう性格でもあるので、そういうところを解決するためにも、複数人が分担してリードできるような仕組みが必要じゃないだろうか。AEDのように、そういう「非常時PM制度」のような資格開発をしてみてはどうだろう。それって、非常時の時だけでなく、これからの競争社会において色々なビジネスチャンスを掴む資質開発にもなるとおもうんですが。

まあ、そのためにも、どんな場合でも利用出来る通信手段と情報インフラの整備というのが、目立たないけれど重要な基盤整備ですよね。国内の情報通信会社には、そういう方向のサービスも期待したいです。

密入国?

成田空港に到着した台湾発のバニラエア機。沖止めだったため、機体からターミナルへバス移動した時に、間違って国際線到着口ではなく国内線到着口にバスが停止したため、乗客159名のうち、43名(日本国籍者38名、外国籍者5名)が、入国審査を通らずにそのまま入国してしまったトラブル。到着ゲートを間違えたバスドライバーのミスが原因ではあるけれど、ちょっと不思議なのは、そのまま帰宅してしまった43名の乗客は、荷物を預けていなかったのだろうか。

本来国際線到着口に荷物も運ばれて、ピックアップした後は通関のチェックを受けてから入国しないといけないはず。でも、国内線口に到着したならば、当然バゲッジクレームも国内専用だろうから自分の荷物は出てこないはずで、当然そこで困るはず。だから、入国審査を受けずに消えてしまった43名は、預け入れ荷物の無い乗客だったんだろうか。でも、入国審査が無い事に気がつかないというのが不思議だけれど、国際線になれていないとそう言うこともあるのかなぁ... 航空会社としては、搭乗時にパスポートチェックをしているだろうから、そこから遡ることは出来るだろうけれど、外務省が個人情報を開示するかどうかですよね。外国籍の5名に関しては、それも難しいだろうし。精々外国籍の5名に関しては、日本からの出国時に見つけるしか無いけれど、上手く見つかるだろうか。

羽田のように、国内線ターミナルと国際戦ターミナルが完全に分離していればこう言うトラブルも回避できるんでしょうけど、バニラエアは成田のT3を使用していて、ここは一寸分かりにくそう。到着ゲートでは無いけれど、那覇空港で観光客が逆流したりしたトラブルが有りましたが、ちょっと空港の動線と誘導路の設置に関しては改善が必要でしょうね。

2016年4月18日

NRT-ORD-BOS/-IAD-NRT (2) - 予約システム

今回予約した6月のBoston旅行、ちょっと面白いことに気がつきました。今回は、ANAのシステムから全便4区画の予約をしました。このうち国際線部分の、NRT-ORDとIAD-NRTがANAの運航便で当然ながらANAの便名で表示され、US国内線の部分(UAの国内線)はNHのコードシェア便名が表示されています。で、予約を完了した後に、席の指定をしておこうとAMCの自分のアカウントから、この予約記録を呼び出して座席指定の画面に移動しました。で、まず1区画目のNRT-ORDの座席を指定。次に2区画めのORD-BOS(UA790/NH7794)の画面に移りますが、「これはUA便だから指定出来ないよな」と思ったら、一応「出来ないかもしれない」みたいな注意書きは表示されますが、搭乗機(この場合はB757-300)のシートマップが表示されます。試しに座席を指定したら、出来たみたい。で、3区画目BOS-IAD(UA525/NH7101)も同様に表示させると、同じようにシートマップが表示され、座席指定が出来ます。で、最後の4区画目IAD-NRTはANA運航便なので、これも問題無く指定完了。結局UAの運航便も含めて全てANAのサイト(AMCの自分のアカウント画面)から指定が可能でした。

去年、UAのサイトで予約したANAの運航便は、ANAのサイトから表示させると以前のようにANAの便名では無くUAの共同運航便名で表示されるため、事前の座席指定などの入力が出来なかったんですが、その逆は可能ということ? あるいは、相互運用のシステムが更新されて、双方でデータ共有出来ていると言う事でしょうか。そこで、今度はUA MPの自分のアカウントにログインをして、このANAの予約を呼び出してみました。UA MPのアカウント名は予約時に登録していないので、当然「予約無し」と表示されます。この時に「予約番号で検索」を使用するんですが、航空会社毎に予約番号が異なるので、ANAの予約番号を入れても確か昔はダメだったはず。ところが今回ANAの6桁の予約番号と私の名前を入れて検索してみたら、ちゃんと自分の予約が、しかもUA側の内容で表示されてビックリ。この時、UAの予約番号が表示されますから、これを入れれば当然ちゃんと表示されます。更に、ビックリしたのが、この予約記録を「My Planに登録する」というリンクが有り、これをクリックしてやるとUA MPの自分のアカウント自分の予約記録として登録され、以後はいちいち予約番号で検索する必要が無くなります。これも昔は出来なかった記憶があります。で、残念なのが、このANAで予約した記録がUA側でも表示出来るんだけど、ANAと事なりANA便の座席指定はUA側からは出来ない。まぁ、予約の主体ではないし、自社運航便でも無いから当然と言えば当然だけど、ここまで来たなら相互で透過的にアクセス出来るようになると嬉しいのだけれど。

予約システムとして、ANA側のシステムが優れているのか、UA側のシステムを拡張されているのか、相互運用を睨んでデータの共有が進められているのか、実際理由までは分からないけれど、こうなるとANA/UAの両方のアカウントを持っていて、それぞれで予約をする機会の多い自分にとって、非常に便利になりそうな予感がしています。UA便部分がコードシェアになっているから可能なのか、それ以外の場合でも可能なのかまでは分からないけれど、こう言う改善はどんどん進めて欲しいですよね。UAのアカウントでも管理可能と言う事は、UA国内線利用時にTSA✔済みの搭乗券を利用出来る可能性が生まれるわけで、これはセキュリティを利用する時にはかなりありがたい。何か別の予約を入れて、色々試してみようか(笑)。(続く...)

HND-SIN/-HND (2) - そろそろ準備開始

前の記事を見直してみると、このHND-SIN往復の予約をしたのは1月ですかぁ。そろそろ準備を始めなきゃと、予定表を開き始めました。最初に予約した時には、往路の方が混雑していたのに、今シートマップを見ると、往路便は30%位の埋まり具合なのに、復路便は満席。往路は新しいB787-9でシートは互い違いに配置されているStaggered Type。B787-9に搭乗するのは、これが初めてになるので、それが一番の楽しみ。復路もB787ですが、最初にデリバリーされたB787-8のほう。シートも古いCradle Typeで、ちょっと残念。同じB787-8でも、Staggered Typeの機種もあるんですけどね。

Singaporeで一寸困るのが、ホテルが高いこと。今回も色々迷ったんですが、到着が夕方の17:20、出発も午前遅めの11:00と余裕があるので、いつものような空港直結のCrowne Plazaではなく、市中のホテルにすることに。となると、まずはFSPをしている、SPG系列とHilton系列が候補になります。さらに言えば、2泊するんですが、それぞれ1泊ずつ2滞在にして、ステイカウントを稼ぎたいところ。で、実は最初SPG(Sheraton Tower Singapore)→Conradと予約しようかと思ったんですが、まず初日のSheratonのレートが高い。でも、二日目土曜日の宿泊だと安いレートもあるし、C&Pの設定もあります。さらに、Conradもやはりレートが高く、それならと検索したHilton Singaporeだと、まぁ納得のレートがあります。本当は、ConradのExecutive Loungeでまったりしたかったんですが、まぁそこまでして利用したいと思うようなレートでも無かったので、ここはあっさりとHilton系ステイカウントのために、少しお得なHilton Singaporeを予約。で、二日目は近くのSheratonに泊まることにしました。こう言う組合せにしたのは、レートの為もありますが、二日目は昼間出歩いて夕方Sheratonにチェックインしたら、その後は多分外には出ないだろうから、このホテルのロケーションでも構わないし、ここの3Fにあるラウンジは結構気に入っているので、そこでマッタリするのもいいかなという判断。確か、このホテルの道を挟んだ反対側に大きなホーカーがあるのだけれど、それも余り興味ないので夜は出歩かずに、ホテル内のバーかレストランで飲んだくれることになると思います。でも、G.W.開けの月曜日に健康診断があるんですよね。アルコール類も控えた方が良いのだけれど、多分ホテルやレストランでも飲むだろうし、帰国便の中でも飲むだろうしなぁ... (笑)。

今回は2泊だけと言う事もあり、バックパック一つに着替えと一寸した日用品を入れていく予定。身軽なので、2日目はこれを担いで何処かに行きたいのですが、あのSingaporeの気候だと結構体にキツそうです。いつもだと、だから涼しいMarina Bay Sandsのモールとかに逃げ込んで終わってしまうんですが、今回はその裏手に出来た植物公園Gardens by the Bayか、動物園に行きたいと思っているんですが、さて暑さに勝てるか(笑)。後は、当日の天気だけですね。(続く...)

2016年4月17日

FFP途中経過

ANAが、7月1日から8月31日までの「プレミアム特割」と「プレミアム旅割28」料金を発表。ざっと見ただけですが、お盆の期間などのピーク時を除けば、少し高めになっている感じ。夏は旅行のハイシーズンなので、ちょっと修行旅には使いづらいですね。

そのAMC Diamondの国内線修行は、実行レベルでは約45,000 Premium Point(PP)位まで搭乗済みで、予約レベルでは6月の初旬まで、89,000PP余り迄実行済み。予定(1万PP/月ペースで10月迄に10万PP達成)よりもかなりハイペースで、このままだと6月中に10万PP達成も可能何ですが、一寸どうしようか迷っています。残りPPは、11,000PP弱で、定番ルートの羽田-沖縄往復をプレミアム旅割28で2回実行すれば完了。実は、年初に購入した株主優待券がまだ2枚残っており、期限が11月末までなので1回は株主優待料金で往復する必要があります。株主優待料金ならば、ほぼいつでも希望するフライトが予約できるので、これは11月までの何処かで実行すれば良い。となると、実質的には残り1回の往復フライトを何処かで実行すれば、ほぼ確実に来年度のAMC Diamondが確定します。去年は、アップグレードポイントをもう一つ多く獲得するために、12万PPまで延ばして50ポイントを獲得しましたが、今年はどうしようか思案中。8万PPからの40アップグレードポイントでも十分だけれど、12万PP以上の50アップグレードポイントの+10ポイントあれば、エコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードが1回可能ですし。ただ、今年のプランから言うと、ANAの国際線はUAのPQMに振り替える事がほぼ100%ですから、クラスにしても×2倍となるP/Zクラス以上を購入することがほとんど。そうなると、+10ポイントの意味って余り無くなるんですよね。まぁ、まだ八ヶ月以上も期間は残っているので、ちょこちょこ用事で搭乗していれば、結構年末までに今年同様12万PPまで伸びてしまうかもしれないけれど。

予定以上のスピードで進行中のAMC Diamondに比べて、UA MP 1Kはやや停滞気味。先日の羽田-台北線を振り替えて、やっと少しPQMが増えました。再来週のG.W.最後にSIN行き、さらに6月最後のBOS行きが追加されると、一気に7万PQM位まで行くので、UA MPの方もそれで少し目処がついてきます。年内にもう一度USに行けば、上手くいけばそれで10万PQM達成出来ますが、多分少し足りない感じがするから、ANAの国内線を振替るか、もう一回台湾かグアム当たりに行っておくか。今年は、一度はWashington Redskinsの試合を見に行きたいので、NRT-IADの単純往復でも27,000PQMは獲得できるのだけれど。悩ましいのは、SFOにも行って、49ersの試合も見たいのだけれど... 取りあえず、G.W.はたっぷり時間が有るので、色々悩むことにします(笑)。

ところで、たまたま発見しましたが、ダミーでUAのNRT-IADを10月初旬の予定で検索したら、エコノミーしか表示されない。しかもANAのNRT-IAD線も同様。でも、9月の下旬の予定なら問題無くビジネス、ファーストも表示されます。これって、UAはNRT-IAdをHND-IADに変更することを予定していて、予約を制限しているということだろうか。HND-IADかぁ... それならそれでも良いけれど、ちょっと使いづらいかも。でも、東海岸へ行くなら、確かにGatewayとしては、UAにとってはNY(EWR)よりはIADでしょうね。IADからだと、そこからの国内線接続が限定されて、乗り継ぎには面倒くさそう。

熊本大分地震

14日に発生した熊本地震は、実は本心の前触れ「前震」だったようで、15日にはさらに激しい地震が同じ地域を襲い、それによって被災者や死傷者も一気に増えてしまいました。震災後の被害は、これまでの数々の震災の様子を見ていて毎回「酷いなあ」と感じるものの、今回の熊本大分地震は、さらに輪を掛けて酷くなっている気がします。あくまで印象の範囲ではあるけれど、これまでの地震でも半壊したり倒壊した建物はあったけれど、今回の地震では一階が見事に潰されて、まるでだるま落としのような状態で全壊している建物が多いように感じます。九州地域では、どちらかというと台風被害対策で、屋根を重くして風に飛ばされないようにする建設思想があると聞きましたが、それが逆に仇になり、振動で一階が壊れると上の重みで潰される確率が大きくなるんでしょうか。更に一寸ショックだったのは、病院だとか市役所だとか、今回の様な場合には災害復旧拠点になるべき場所の建物にも大きな被害が発生していること。それだけ揺れが大きく激しかったと共に、何度も大きな震度での地震が発生していますから、一度目二度目は耐えても、三度目四度目で崩壊しているのだろうか。そういう意味で、これまでの地震は大きな本震があって、その後余震が来てもだんだん終息していったので本震での被害が更に広がることは余り無かったと思うんですが、今回は最初本震だと思ったものが前震と言われ、その後大きな本震が発生し、更に同程度の余震が何度も発生しているので、ちょっとこれまでの経験値も覆されるような感じがしています。

暫く前に、たまたま見ていた「ブラタモリ」が、この熊本編の後編だったんですよね。阿蘇山の噴火で溶岩流が何層かに固まり、その間に水が保持されるので「火の国」でも有り「水の国」でもあるという話でした。ああいう地層構造も、今回の地震の影響に関連するんでしょうか。何か、その水が溜まっている空間が共鳴箱のような感じで震動を増幅しているような気さえします。

日本という国を表現する時に、四季がある、自然が豊富・綺麗、という事をよく言いますが、こう言う震災もまた自然の一部。厳しい自然の中では、人間が知恵を絞って準備をして強力して行くしか無いんですよね。自然を畏怖することはあっても、恐怖では無いという気持ちで、日々の生活をもう一度見直すことが、今一番出来る事でしょうか。

2016年4月16日

Twitterに溺れる

日本中が熊本地震の対応に追われている時、民進党の公式Twitterが「自民党が」というツイートをして、それを一般ユーザーから責められると、変に逆ギレして、最後は「中の人が個人的に勝手にやりました」と仰る。私はTwitterのアカウントは持っていないし、やりたいとも思わないけれど、こう言うSNS系の事は多少は詳しいつもり。だから想像するに、この人達は自分達の意見は正しく、仲間から賛同されるはず、と言う変な思い込みがあるんじゃ無いかと言うこと。同じような事は、こう言う議員達が災害とは関係無いところで騒ぐのも同じで、こちらは「あわよくば、これを利用して」みたいな思いも、実は無意識に働いているのかもしれない。

後者に関して言えば、例えば「経験したことの無い大きな揺れが何度も続くので、原発の安全性は大丈夫か」とツイートすれば、立派な軽傷にもなるし、それはそれで問題無いと言うことが確認できれば一つの情報でもあるわけです。私は、東日本震災の時に自分の勝手な思い込みで浜岡原発を停止させたのは大きな失策だったと思っています。結局あの停止により国内の原発が点検停止から再稼働出来なくなり、それによって大きな負担を抱えることになったわけです。確かに福島第一原発の事故は大きく反省しないといけないけれど、同程度以上の影響があったはずの福島第二は、これもたまたま幸運なことに水冷ポンプが一台稼働出来たからメルトダウンせずに済んだし、東海はちゃんとシャットダウン出来ている。そこは確率論の話しになってしまうけれど、やはりあの時に科学的な論拠無しに止めたのは失策だったと思うし、それを世紀の英断みたい事を自分で言って自分を持ち上げることに関しては言語道断だと思う。

多分Twitterやその他SNSをやっている人の多くは、自分が正しい自分が正義自分がすべてという思いを何となく持っていて、それが当然だと思っているんじゃ無いだろうか。だから、何か反論されたり、間違いを指摘されると過剰反応して支離滅裂になるんじゃ無いかと。昔は「フレーム」と言ったけれど、文字通り「炎上」するわけですよね。先ずは、自分意見が正しいのであれば、その理由を説明すれば良いと思うし、大体世の中100%の事なんてほとんど無いわけだから、それを前提にして話をすること時代おかしいわけで。

SNSが無かった時代は、回りの身内や仲間内で言いたいことを言うだけで済んでいたけれど、今は不特定多数に一気に拡散してしまいます。それはそれで、ある意味本人にとっては快感にも近いものがある半面、先に書いたように反対に遭うと、それ以上の侮辱とか批判と感じてしまうデメリットもあるわけで、そういうプラスマイナス両面性のあるツールと言うことを理解しないままに、自分をデモンストレーションする部代というような変な思い込みがあるように感じます。あるいは、Twitterというのはある種の免罪符だと思っているのだろうか。別の書き込みで「非常事態リテラシー」なる事を書いたけれど、其れ以前の「情報リテラシー」あるいは「コミュニケーションリテラシー」というものを先ずは身につけないと。それって別にTwitter等のSNSとかでは無く、普通のディスカッションだったり、ディベードだったり、あるいは普通の会話もちゃんとしていない可能性がある、と言う事だと思います。そう言えば、今回問題を起こしている人達組織というのは、普通の時にも何かピント外れしているなぁ、と気がついたりして(笑)。結局、Twitterを使っているつもりで、そのツールに遊ばれている、知らず知らずのうちに溺れていることに本人が気がついていないという証明になりましたね。

非常事態リテラシー

熊本地震の災害対策サービスの一つとして、安否確認のためにLINEが1回10分迄無料通話サービスを始めた件。本田雅一氏も取り上げていますが、善意がかえって仇になり、本来必要な音声通話が妨げられてしまうかもという状態になりかけました。

LINE、あるいはSkypeや楽天電話等は「VoIP(Voice over IP)」と呼ばれる技術を使い、音声をデジタル信号に変換して、相手に伝えるわけですが、同じアプリ相手なら問題無いものの、一般の加入電話との接続にはゲートウェイを通して相互接続する必要があり、そこがボトルネックになって、加入電話側の通話障害まで誘発するという話し。要するに、その通話設備の容量以上のデータが集中するとオーバーフローするわけで、新年の「あけおめ通話」と同じような状況が図らずも発生してしまう。

過去、阪神淡路大震災、新潟中越沖地震、東日本大震災と大きな震災を経験して、その都度大きな犠牲を払いながらも様々なノウハウも蓄積してきたわけで、災害伝言ダイヤルなんかもそういう経験から生まれたものだと記憶しています。何かあった時には、どうしても身内や知り合いの安否が気になるものだけれど、そこをぐっと我慢して最低限の行動に納める事で、本当に必要な情報交換が十分に出来るようにしないといけないけれど、一般的な真理としてはなかなかそうは行きませんよね。水や食料、あるいは着替えやライト等、災害時の常備品の準備とともに、こう言う通信あるいは安否確認の手段なども、家族や知り合いで決めておく必要があるかも。昔と違って、スマホや通信網を上手く利用すれば、本の数秒の操作で、必要十分な情報を共有する事も出来るわけですし。

一方で、昨日から横並びで被災地の様子を流している放送局も考え直す必要が有るんじゃ無いでしょうか。同じように報道ヘリを飛ばし、同じような場所から状況を伝えることにどれだけ意味があるのか。例えば、NHKは被災地の最新情報を送る、日テレ系は今回の場合なら九州地域の交通情報を伝える、TBS系列は支援物資の情報、CX系は負傷者や病院など治療情報を、そしてテレ朝系は避難所の情報、みたいな分断を決めて、それを例えば半日とかでローテーションしていくとか。個人個人だけじゃ無くて、そういう組織や機関も非常時代リテラシーみたいなものを、経験値を元に改善していかないといけない気がします。

新人達

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。4月に入り2週間余り、新年度が始まりちょっと落ち着いて来た頃。年度初めですから、新幹線車内は行きも帰りも混雑しています。往路の車内では、多分家族旅行だと思うんですが、通路を挟んだ5席の前後2列と、さらにその後ろの列も占有(指定席だから、指定を取っているんでしょうけど)する大家族が乗車していました。子供が、小学生の低学年くらいから中学生くらいの男の子まで、5~6人含まれているからちょっと五月蠅い(笑)。まぁ、直ぐにイヤホンをしてノイズキャンセリング機能をONにしましたが、ああいう不規則なノイズ的騒音は綺麗に相殺出来ないので、時々「ぽっ」と言うような音が入ってしまいます。

復路の新横浜では、キャリーバッグにスーツケース、さらには大きなバックパックを背負ったスーツ姿のグループがあちこちに。多分新人研修が終わって、配属先に移動するとか、そんな雰囲気の若い人達。私も4月1日の入社式終了直後に、東京駅から大阪の研修施設に移動しなきゃいけなくて、大きなフットボール用のダッフルバッグに着替えなどを詰めていきましたが、もう30年以上前かぁ(ため息)。私が見ている範囲では、自由席車両前に並んでいるグループも結構いたけれど、金曜日のこの時間帯に新横浜から乗車しても、席は無いだろうなぁ。まぁ、社会人としての洗礼と思って、次の名古屋まで我慢してくださいと心の中でささやかな声援を送っておきました。

新年度になり、会社では新しい仕事をオファーされたんですが、どうも色々な理由からしっくりこなくて現在お断り中。若い頃なら「えい、や」で引き受けるのかもしれないけれど、以前もそれで偉い目に遭いましたからね。年を取ると、さらに用心深くなってしまう。大きなバッグを抱えてこれから新しい仕事に向かう新社会人達の鋭気を、少し分けて貰わないといけないかも。

2016年4月15日

熊本の地震

昨晩、急にテロップが流れて、何かと思ったら熊本で震度7の地震発生と表示されビックリ。いゃ、震度3とかの間違いだろうと思ったら、どうも間違いで無いらしい。それから10分程すると、番組が中断されて特別報道番組に切り替わり、熊本を中心とした震度の図表が出されましたが、震源地の一寸内陸に入った場所が震度7で、その回りに震度6とか5とかの地域が広がっています。

なんであんな場所でと思ったら、阿蘇山の火山帯があの辺りを走っているようで、これからは余震も心配ですが、阿蘇山の噴火も気になりますね。最も、まずは震源地に近い場所の復旧が先だろうけど。

今朝の地震情報などを見ていると、マグニチュードはM6.5とそれ程大きくないのに、これだの震度が出たのは、震源の深さが比較的浅かったことと、この場所が活断層の交差点で、その影響があったとのこと。地震が起こる度に、色々な理由によりその地震が発生したことが説明されるんですが、「えっ、何でそんなところに活断層が」とか「なんでそんな場所で発生するの」と思うことばかり。クルクルと言われている東海地震、東南海地震も、何れは発生するのでしょうが、その前にもっと身近な地震対策を心がけないといけないなと実感しました。備えあれば憂いなしとは言うけれど、備えて終わりじゃ無いですからね。備えを続けることが一番大事なわけだから。

今回の地震では、家屋の倒壊や火事などで亡くなられた方が、どうやら二桁規模で出た様子。ご冥福をお祈りすると共に、一日も早い復旧を願うばかりです。

I/Fの一貫性

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、キーボードの存在意義について。

最近は、スマホの十字キーボードにもかなりなれてきて、結構スマホでの日本語入力はそれで済ませられるようになりました。でも、困るのは日本語・英語の混在する文章を入力するときで、この切替と日本語は十字キーボード、英語はQWERTYキーボード配列の表示で入れ分けないといけないのが面倒。パソコンなら、着替えキーの操作一つで全部済むのにと思います。これは、もう良い悪いとは別の次元の話。

コラムでは、そんなスマホやタブレットでも使用可能なHappy Hacking Keyboard (HHK)に関して述べられているけれど、私はずっと長いことノートブックパソコンを使用してきているので、逆にノートブックのキーボードに慣れてしまい、デスクトップのキーボードもノートブック用キーボードの外付けタイプを使用しています。まあ、その最大の理由は、やはりもう20年以上利用しているTrackPointが無いと使えないと言うこともありますが。

昔は、TrackPointが内蔵されていたフルサイズのデスクトップ用キーボードもあり、私も利用していたけれど、そのうちノートブック用のキーボードの外付けタイプが出るようになるとそちらに切り替えました。最大の理由は、デスクトップキーボードとノートブックキーボードの使用感の違い。どちらもキーのピッチ幅は同じだったんですが、打鍵するときの手の位置とか角度とか、タッチの違いとかキー配列の違いとか、そういう違いが結構ストレスになるんですよね。なれれば、横に並べて使用しても使い分けることが出来るようになりますが、結構ストレスも溜まります。それはノートブックキーボードにしてからも同じで、ノートブックがアイソレーションタイプになると、それまで使用している外付けタイプのキーボードとも配列が一部異なります。これがまたストレス。そういう意味で、キーボード本体の使用感も重要ですが、サイズやタッチの感覚も実はそれ得て貰わないと、かなり気になります。

昔から言われていることだけれど、キーボードというのは一番身近で一番簡単なI/Fだけれど、その分奥が深いデバイスだと思いますね。

NRT-ORD-BOS/-IAD-NRT (1) - 今回も勢いで予約

最近はちょこちょこ国内線中心にフライトしているものの、やはりどうせ飛ぶなら海外へ行きたい。最近は、先日の台北とかこのG.W.のSingaporeとか、近場ばかり(笑)。海外、それもアメリカとなると、昨年のアメフトW杯でCantonへ行ったのが最後。そろそろ、何処か(in USA)に行きたいなと旅の虫がウズウズしてきました。もう一つ、UA MP 1Kを維持するためには、PQMを獲得するとともに、UA便でのフライトを4回以上こなさないといけない。日本国内からだと、6月初めでSingapore便が運休するので、北米線を利用するか、後はGuam行きを利用するしかない。4フライトなので、日本から一度乗り継ぎでUS国内の何処かに行けば、それで達成するわけですが、ここの所ずっとUSへのフライトは諸般の事情でキャンセルが続いているので、早め早めに手当をしておきたいところです。そんなわけで、今のところ予定的に空いている時期で、気候的にも多分それなりに良いタイミングと言う事で、6月の終わりから出かけることにしました。

最初に候補にしたのはN.Y.。丁度ANAがN.Y.行きのキャンペーンをしていて、Pクラスでの料金が出ています。ただ、単純往復になるので、一番の目的であるUA便の利用が最大で2回だし、実は日本発の国際線はANAの運航便を利用したいので、となると帰りをUA便にしても1回。UAのN.Y.発はNewarkだから、空港アクセスがちょっと面倒と言う事もあります。ただ、PQM獲得だけを考えると、コスパは今回の候補の中では一番良かったので、ちょっと未練がありました。

次に考えたのが、西海岸。昨年も行こうとしてキャンセルしたSan Diego、あるいは久しぶりにSeattleはどうだろうかと捜してみたんですが、コスパ的に今ひとつだし、PQM的にももう少し欲しい。やはり行くなら東海岸の何処かだなということで、検索先をそちらに絞ってみます。時期的には、初夏の始まり頃で、暑いことはあっても寒いことは無いので、場所的には何処でも構わないのだけれど、やはりある程度行く場所は決まってきます。最初は、久しぶりにOrlandoにしようかとも思ったんですが、移動特に帰国する時に一寸大変なので、今回は候補から外しました。で、結局日本からの国際線発着空港からアクセスも比較的良くて、かつ帰国日の朝それ程早く出なくても日本行きのフライトに間に合う場所ということで、今回はBostonに行くことにしました。

まずはフライトですが、木曜日・金曜日発ならZクラスが取れるみたい。今回はそんなに長い期間ではなく、行って帰ってくる「準弾丸ツアー」。取りあえず現地発日を日曜日にしたいので、最短金曜日発月曜日帰国の2泊4日か、木曜日発の3泊5日。流石に2泊4日では、現地の実質滞在日が1日しか無いので、ここは木曜日発にして、往路便を検索します。ここでUAで全て通せば、往復ともに1回乗り継ぎで4回の条件はクリアーできますが、やはり国際線部分、特に日本発便はANAの方が楽です。後今回は、アップグレードポイントを利用して可能ならファーストクラスへアップグレードすることも想定しているので、そういう条件と、US到着地での乗り継ぎ時間の長さで選択。PQMの距離的にはNRT-IADか、NRT-IAHが良いのですが、後者はIAH-BOSの国内線(=UA便)が長くなるので避けたい。でも、丁度良い予定がなかなか無くて、NRT-IADにすると、IADで6時間余りの接続待ちなんて言うのが出てきます。結局、成田でゆっくり出来る夕方便で、夜は一寸遅いのですが接続も余裕のある、NRT-ORD-BOSにしました。勿論、NRT-ORDはANA便(笑)。帰国便は、乗り継ぎ時間は短くても良いので、朝日カクテキゆっくり出来、日本に早めに到着出来るフライトを選択。最初はUAのBOS-EWR/-NRTだと14:00前に戻れるのでそれにしようとしましたが、BOS-IAD/-NRTの方が少しPQMも長いし、時間的には少し遅いのですが、どうせ新幹線に乗ればいいだけなので、後者を選択しました。最初は、UAのIAD-NRTを選んだんですが、やはり帰国便もANAの方が安心と言うのもあり、今回は太平洋線はANA、US国内線はUAで予約をしました。

で、ここでアップグレードが可能なフライトだったので、ファーストクラスへアップグレードすることに。UAだと、今回のZクラスではGPUは使用出来ないのですが、ANAはZクラスでもアップグレードポイント利用可能だし、マイルでも僅か45000マイルで利用出来るので一寸ビックリ。実は今回初めてANA便のアップグレードをしたんですが、最初アップグレードポイントを利用するつもりで、往路便に適用したら、何故かマイル利用になってしまいました。で、復路はビジネスで十分と思っていたんですが、じゃぁこっちはポイントでと考え直して、こちらはポイントでアップグレード。どちらも、直ぐに確定しました。

フライトが決まったところで、宿を捜さねばとSPGとHiltonで検索すると、ダウンタウン地域は軒並みUS$300以上でしたが、何故か空港直結のHiltonは、US$170と言うレートが。Tax込みで3泊してもUS$600以下なので、ちょっとアクセスは不便だけれど、どうせ朝出て夕方還ってくるだけだから問題無いだろうと決定しました。これで準備は完了。後は、この二月半の間にトラブルやら突発的な用事が発生しないことを祈るだけです。(続く...)

2016年4月14日

夏の旅行プランは悩みどころ

今のところ、AMC国内修行中心の生活になっている今年(笑)。4月から割安なプレミアム旅割28が搭乗して、4月、5月とかなりフライト予定を入れていて、1月から3月分まで合わせて、5月末位で70,000 Premium Point位は行きそう。ただ、6月の料金が既に発表されていますが、これがちょっと割高になってきていて、思案どころ。週末は、6月でもかなり満杯で、週末に飛ぶのも難しくなってきているので、出来ればもう少し安いレートのあるうちに稼いでおきたいところ。1月から3月の間に、34,000PP程飛びましたが、この間は基本株主優待料金だったので、1PP当たりの単価は12円強と少し割高。4月以降割安なプレミアム旅割28を利用出来たので、今のところ1PPで10円を切った状態になってきたので、出来ればこれを維持したいところですが、6月の料金では再び10円台に戻りそう。6月前半にもう少し入れたいけれど、まだ今年の半分で10万PP達成する勢いはいかがなものか(笑)。でも、これから夏のシーズンになると、人気の沖縄線は、上がることはあっても下がることは無いからなぁ。また秋のシーズンは、試合とかあるし。取りあえず、6月の前半までは少し飛び回りたいかも。

で、AMCがある程度目処がついてきたところで、次はUA MP 1K。G.W.のSingaporeに行けば、累積で4万PQM位にまずなります。今年は、以前のように何度もUSにはいけそうもないので、ビジネスクラス利用でPQMを2倍で獲得して短期間で達成する予定。日本から東海岸往復すると、3万PQM近くまでいけるので、6月の終わりに一度Bostonとかに行きたいと思っているんですが。今年は諸般の理由から、秋のシーズン中にNFLの試合を一度は見に行きたいから、それとの合わせ技で、多分10万PQMは達成できるはず。多少足りないところは、ANAの国内線で振り替えますが、ライフタイムマイルもまだまだ1MMには遠いので、本当はそちらも考えてフライトを入れたいところだけれど、最近は心が軟弱になってきたのか、どうしても国際線はANAを利用してしまう(笑)。今検索している、日本から東海岸行きのフライトも、行きはANAにして、戻りはUAにしようかと思うのだけれど、結構ANAの方がお得な料金設定になっていたりするので悩みどころです。

薄い政治パフォーマンス

TPPの過程検証のために関係資料を請求したら、タイトル以外黒塗りされた資料が提供されたと憤りを見せる民進党。でも、開示できないことは最初から分かっていたし新聞などでも報道されていたわけで、それを知って請求してダメだというのは、単にメディア向けのパフォーマンスでしかない。西川委員長が出版する予定のTPP関連の書籍に関しても色々行っていて、確かに西川氏が何らかの便宜を受けたならそれは追求されない蹴ればならないけれど、何でまだ出パンもされていない書籍のゲラが第三者に渡っているのか、それが不思議。それこそ「言論弾圧」に繋がるこうじゃ無いの?

で、気にくわないといつものように「議場退席」。本当に国会議員って良い商売ですよね。職場放棄するのも仕事のうちで、それで給料貰えるわけだから。本当、歳費にしても勤務時間割にするべきだと思う。更に、気にくわないとTPP関連だけで無く全ての審議を拒否。どうせ、控え室なりでお茶でも飲みながら笑っているだけでしょ。本当、仕事をしない議員にはイエローカードを国民が突きつけることが出来るシステムを取り入れて、一定数以上累積したら議員休職とか辞職勧告とかするべきでは。

添え言えば、ガソリン問題の山尾氏は、我関せずみたいな態度でいるみたいですけど、これだって自分達が他者に対して要求していることの一部も実施していないわけで、結局は言うだけの政党というDNAは、名前が変わっても替わらないし、実績よりは見栄え重視の活動という方向性も変わっていないわけですね。ガソリンだけで無く、コーヒーだとか、新築祝いとか、後援会問題とか、一度注目されるとどんどん叩かれて埃も出てくるわけで、この人も案外寿命は短いかもしれない。

仮にTPPに本当に心配が有るなら、あるいはそのTPPに関係する産業に不安があるなら、まずはそれぞれの業種での疑問や問題点を集めて、それを政府に対して質問してただすべきが本来の行動何だけど、それは地味で手間がかかり時間も掛かる仕事。そういう地道な仕事を本来は根気よく続けなきゃいけないはずなのに、簡単で見栄えだけが派手な「退席」だけで仕事をした気持ちになる。本当に薄っぺらい政治パフォーマンスだなと思いますね。ホント、税金泥棒(笑)。

歴史は繰り返す

韓国で行われた総選挙では、現与党のセヌリ党が過半数割れの敗北。まだ2年ほど今の朴大統領の任期は残っているものの、野党の勢力が強くなるのでますます与党の活動余地が狭まり、特に日韓の慰安婦問題では先の日韓合意に反対している野党だけに、卓袱台返しされるのも時間の問題か。まぁ、ちゃんと国と国との条約として批准されたものに関しても、後から卓袱台返しする国だから、書き物も無い「口約束」状態の今の日韓合意なら、簡単に「無効」と一言で破棄するんでしょう。

何度も書いているように、彼らはある意味かまってちゃんなわけで、且つそれで少しでも日本が譲歩すれば「勝った」と喜ぶ人達。色々問題点も言われる日韓合意だけれど、一つだけ良い事は日本は10億円出す代わりに、それを使用して各国側は今の慰安婦団体と合意を取り付けないといけない事。韓国側がそれを反故にするのであれば、日本としてもアメリカの方を少し向きながら、「だからダメなんだよね」とあきらめのポーズをこれからは続ければ良いんじゃ無い。どうせこの問題は、未来永劫続く韓国の「飯の種」なんだから。解決させないことが彼らの最大戦略なんですからね。だったら、無理に解決しようと努力するのでは無く、距離を置いて冷静に(冷ややかに)見ていくのが一番じゃ無いだろうか。まぁ、この話も、そろそろ飽きてきましたね。

2016年4月13日

アルカンターラ仕様のSurface Pro

Microsoft Surface Proのタイプカバーで、人工皮革の「アルカンターラ」仕様のオプションを販売するという記事。なんか久しぶりに聞いたぞ「アルカンターラ」(笑)。元は東レの人工皮革「エクセーヌ」で、それのイタリアでのブランド名が「アルカンターラ」。日本のエクセーヌは、主に衣類用として有名だけれど、イタリアのアルカンターラは自動車用の素材として成功して、それが逆に日本に入ってきて「アルカンターラ仕様車」なんていう高級モデルを作るまでになったのだから面白い。そういう「高級感」をMicrosoftは出したいんだろうか。私程度の車好きでも「アルカンターラ」と聞けば分かるけれど、でも今の車離れ社会でそういう人は少ないのでは。

しかし、車のオプション同様、パソコンの世界もこう言う方向のビジネスが伸びるんだろうか。例えば車の場合は、何年も利用するとか、乗換の時の買い取り価格に影響するとか言う理由も有るだろうけど、パソコンの場合は精々数年の利用で次に乗り換えるというか、その機種は陳腐化してしまうから、余り高級品を投入するのはどうかと思うけれど。まぁ、Microsoftも必死なんだろうなぁ...

BABYMETAL in USA Top 40

4月1日にワールドワイドに発売されたBABYMETAL 2枚目のアルバム「METAL RESISTANCE」。アメリカビルボードの総合アルバムチャートで、39位にランクイン。これが、坂本九さんの「上を向いて歩こう(Sukiyaki)」以来、53年振りの快挙と言う事で、これは凄いこと。部門チャートだと、「Hard Rock Albums」部門で2位だし、「Rock Albums」でも5位、それ以外のジャンルでもTop 10入りしていると言うことで、これから暫くは順位がますます上がるんじゃ無いだろうか。

私なんかのような新参ファンが言うまでも無く、やはり音楽的にちゃんと聞かせるボーカルとバックバンドがあるというのが、一番重要。でも、やっぱり彼女たちの場合は、ライブのダンス映像も合わせてみて評価して欲しいですよね。

リリース前に公開されていた"THE ONE"と"KARATE"が気に入っていたけれど、実際にアルバムを聴き始めて気に入ったのが「あわだまフィーバー」だな(笑)。でも、今のところ自分の中で一番なのは、やはり「ギミチョコ!」で、続いて「紅月」かなあ。あぁ、早くBlu-ray のビデオがリリースされないだろうか、一般人でも買えるバージョンで。

サインで取引

三井住友銀行が始める、印鑑の代わりに予め登録された個人の署名(サイン)で代用するというもの。日本ではなかなか画期的なサービス。記事にも一寸書かれているけれど、署名って別にその書かれた署名が一致するかどうかが認証の基準じゃ無いんですよね。書く時の文字の流れ方とか、はねとか止めとかカーブの特徴とか、さらには筆圧の係具合とか、そういう特徴が一致するかどうかで、その署名が正しい(本人のもの)かどうか判断するもの。日本の印鑑が、オリジナルの印章との同一性を比較して判断するのに対して、署名は書体自体の比較では無いんですよね。だから、印鑑は元の印章と同じで無いと偽物と判断されるけれど、署名では逆に元の書体と一致するとそれはコピーだから偽物と判断される。署名では、同じものはゼッタイ存在しないと言う前提で判断されているのが、面白い。言ってみれば、その署名の特徴を比較するから、DNA検査みたいなものとも言えるのでは。

私が仕事で海外出張をするようになった30年近く前は、まだ漢字での署名が一般的では無くて、海外のお店などでカードを使う時には跳ねられる場合も有りました。だから、ローマ字表記の自分の名前を崩して書きやすいのだけれど、それっぽい形になるように、実は初出張前の数日はサインの練習をしていました(笑)。でも、最初の頃は随分書き方もぎこちなかったし、見た目も「これ、ゼッタイ偽造だろ」と思うくらい違っていたし。少し前にパスポート更新に行った時には、署名をこれまでのローマ字系のもので書いたら、係員の女性に「漢字では書かれないのですか」とか聞かれて、初めてパスポートを作ったのは30年前で、その時に漢字よりはローマ字の書体の方が良いと言われて今の署名を決めて、以後ずっと使用していると説明すると、「ここが〇でこちらが×で、そしてここが□で△になるんですね」といちいち私の名前と付き合わせて確認して、結構面倒でした。漢字を草書風にささっと書く時、横書きだと書きにくいんですよね。縦書きで書く時は良いけれど。やはり、あれって日本の伝統を受け継いでいるものだなと思う。

多分、元の印鑑も同様に使用出来るとは思うんですが、そうなると印鑑が盗まれた時には、その時にはどちらが優先するんだろうか。まぁ、その辺もちゃんと手続きは考えられているとは思うけれど。生体認証とは別に、こういう固有識別技術が普及すると便利になるなぁ。

2016年4月12日

ANAサイトリニューアルしたけれど

今日からANAのサイトがリニューアル。アクセスして最初の印象は、これまでのサイトと違って今風のフラットなデザインに変わり、ちょっと使ってみた感じでは、旧サイトがフライト検索する時などは横移動を中心としたフローだったのが、新サイトでは縦方向のフローを軸に構成されている感じ。ただ、この手のリニューアル時にはありがちだけれど、トップページは新しくなっても、そこから呼ばれるサブトップ・サブカテゴリーの画面は以前のままなんですよね。これから徐々に更新されるのかもしれないけれど、トップでフライト検索して候補が表示される次の画面はこれまでの一寸シンプルな画面がそのまま表示されます。UAのサイトも、今のような新しいI/Fになったのは良いけれど、トップ画面だけでそれ以降の画面は以前のままだったから、結構ガッカリしたけれど、今回のANAのサイトもそれに近い印象。

個人的には、UAのサイトのように、国内線・国際線どちらも一つの画面から検索出来るようになって欲しいのが第一希望。当然予約の管理も、一箇所から出来るようにして欲しいですよね。さらに言えば、UAのサイトだと通常の有償フライトの検索も特典マイルでの検索もオプションボタンを切り替えるだけで出来るけれど、ANAもそうできるようになって欲しい。

今回のANAのサイトだけじゃないけれど、最近の流行かWindowsのモダンI/Fっぽい大きなボタンを配置するようなデザインが増えていますが、これも何とかして欲しい。ガチャガチャボタンを増やすのも困るけれど、高解像度の画面が増えている時代に、それに逆行するような大きなサイズのボタンを並べるI/Fって、良いのか? まだ新しいサイトになってちょっと弄っただけなので、良い悪いの評価は出来ないけれど、暫く使ってみるうちに新しい画面にも慣れてきて、余り気にならなくなるのかも。デザインよりも一番影響するのはレスポンスですよね。クリックして、どれだけ早く検索結果が表示されるのか、どれだけ早く次の画面へ遷移してくれるか、あるいは前の画面に何度も戻ってやり直しが出来るとか、そういうところを改善して欲しい。

まぁ、それでも設定言語がコロコロ変わったり、カレンダー機能の挙動が変だったり、その他色々変なところがあるUAのサイトよりはましだと思うけれど。

人の振り見て我が振り直せ

民進党の合併は、旧民主党と旧維新の党の2党合併だと思っていたら、旧みんなの党の一部も合流していたんですね。で、既に政党として無くなっているので、こんな話しも出てくるんだ。少し前に、鈴木宗男氏の娘である鈴木貴子氏の離党の時には比例選出議員は離党する時は辞職するべきだと言っていたのに、自分達の時には「特例、超法規的措置」を発動するわけですね。先日の「ガソリン山尾会見」の時もそうだけれど、他党(=自公)の時にはあれだけ追求しているのに、自分達には大甘な裁定をして、それで良しとするこう言うところが、国民からの支持が得られない最大の理由の一つだよなぁ。日本にアメリカのような二大政党制が生まれない理由は多々あると思うけれど、その一つがこう言うダブルスタンダードというか、身内への対応の甘さが何処にでもあることで、結局「何処が良いのか」という比較では無く、「何処がより悪くないか」という比較になり、その時に圧倒的に与党が悪ければ与党は嫌われるけれど、そんなに悪さに違いが無ければ、今までの実績がある分与党が有利になるのは当然。人気狙いで異例の政調会長に抜擢してしまったから、簡単に降ろすわけにはいかないだろうけど、それにしても考えないとね。少し前に、自民党議員の政治資金関連で問題が色々出た時、民主党は「我々は会計士のチェックがある」みたいな事を言って胸を張っていたけれど、あれはどうなったんだろうか。

考えてみたら、別にそれ以外の部分だって、政党活動としてやるべき党規を決める前に合併したり、政策や方向が異なる政党との共闘を進めたり、政党としての生き残りだけが目的みたいな印象。自民党が良いとは決して言えないけれど、でもそれを批判している民進党が自民党よりもクリーンで誠心かというと、そんなに違わないと言う事があらためて分かった今回の話しじゃ無いかと思いますね。いずれにしても、この脱法的行為に関しては、政党助成金の配分も絡んで来るんだろうから、もっとちゃんと見ないと。

2016年4月11日

それって弱いもの虐め

昨日の「ワイドナショー」でも取り上げられていた、カップヌードルTV-CMの中止問題。私もその番組を見ていて、まぁそうだよなぁ、いつまでも叩かれて言い理由は無いよなぁ、と同意。ふと思ったんですが、CM中に下の方に小さくテロップで「これはCM上の演出です」と出せば良いんじゃないの。勿論、その人がどう言う理由でトラブルを起こしたのか、どんな内容なのかにもよるけれど、メディアにしても「叩きやすいから叩く、話題を取りやすいから取り上げる」みたいな事がありますからね。

番組の中でもちょっと言っていたけれど、「ネット」という武器を獲得した普通の人達が、ほとんど独り言感覚で「ご意見」しちゃう世界になり、企業としてはそれが一つ二つであっても世の中に広がってしまったら対応しないわけにはいかない。ただ、今回のCMに限らず、企業として何か意図があっ作ったものが誤解されているなら、それはちゃんと主張すべきでは。消費者を敵に回すわけにはいかないので、その真意の正誤は別にして、取りあえず謝ります、止めますというのでは、それこそ言いたいことも言えない、窮屈な社会になりそう。

極端な話し、世の中の人全てが納得する事って無いわけで、良くて4:6とかそんなものでしょう。3:7とか2:8何て比率にまで差がつくことは、ほとんど無いでしょう。そんな中で、もしかしたら多数の反対者の意見までくみ取る必要があるとすると、それってCMの意味を成さないし、何を作れば良いのかと言う話になってしまう。

ちょっと似ている気がしたのが、「日本死ね」ブログの話し。確かに待機児童の問題は存在するし、解決しなければいけない社会問題ではあるけれど、それをちゃんと数字を示して解決策を要求するならまだしも、たまたま世の中に広がったから(広げたから?)、それを利用して理由にして政治活動するというのは、何か違うんじゃ無い。世の中の匿名での発言、あるいは記名での発言であっても、それなりに納得できる内容でなければ、それは貴重な意見ではあるかもしれないけれど、それを理由にするほどのものか疑問。

結局、声が大きいものがその立場を利用して、叩きやすい人を叩くだけの弱いもの虐め的な嫌らしさを、どちらからも感じてしまいます。

機内でやっちゃいけない12の事

The Huffington Postに掲載されていた「飛行機の中でやってほしくない11の事」。でも、文頭には「12の事」と甲斐あるけれど、文中には12個。さらに、URLにも"12-things-need..."となっている。何でだと思って英文(原典)を当たって見たら、こちらにはちゃんと12件記載されています。何か抜けているのかと思ったら、日本語版の#10お酒を持ち込むと#11頭上の荷物入れを自分のロッカーにするの間に、英語版では#11として"Pulling the ashtray out when trying to open the lavatory door"(トイレのドアを開けるために灰皿を引っ張る)、が何故か日本語版では抜けている。何故だろうか。何か不適切なのか? よく分からない。まぁ、朝日新聞系のHuffington Post Japanだけに、捏造や改変、虚報に誤報は親会社同様得意というか無意識にやるんだろうなぁ(マテ)。

記載されている12の事柄は、どれも「あるある」と納得できるもので、正直CAだけでなくPAXに取っても迷惑なこと。
  1. バルクヘッドに足を置く
    たまに勘違いしている人がいるんですが、足を上げて座っているとえらく見えると思っているんだろうか。言っちゃ悪いけれど、小柄な人で無理矢理足を前の壁に置くために、座席からはみ出そうな感じで無理に座っている様子を見ると、もうギャグ。さらにバルクヘッドだけじゃ無くて、プレミアムクラスとかだと、前の背もたれに足を付けてくる乗客もいるし。姿勢的にはゼッタイ楽な体勢じゃ無いはずなんですけど、あれが偉いと思っているんでしょうね。
  2. 裸足でトイレに行く
    国際線とか、USの国内線だと時々見ますね。裸足じゃ無いけれど、靴下で歩く人も。アメリカでは、室内は土足(靴を履いたまま)なのに、何故故に機内では靴を脱ぐのか、それが不思議だったりします。
  3. ギャレーに入る
    ギャレーの横のスペースで一寸ストレッチしたりする場合、まあ許されるのだろうけど、先日のUA便で問題になったヨガをしたり、あそこを占拠されたら、CAさんは邪魔でしょうね。作業スペースとして、台車を出したり、色々広げる作業場ですから。
  4. 機内ダッシュでトイレ
    そうそう、これも不思議。機内に入ってくると、いの一番にトイレに入る人。例えば、もうドアクローズぎりぎりに搭乗してきた人が使うなら分かるけれど、結構早めに入ってきたのにトイレに入るとか。中で着替えをしたりする人は時々見ますが、ほとんどの場合は用足し目的と見られるもの。あんな狭いトイレでは無く、空港なりラウンジのお手洗いを使えば良いのにといつも思う。まぁ、何か病気の場合は仕方ないけれど、でもその後は着陸するまで使わないんだよなぁ。
  5. 呼び出しボタン
    ANA等はいつでもお呼びくださいと言って、それなりに対応してくれるけれど、UAなんかだと余りに頻繁だと露骨に嫌な顔をされますよね。それでも、国内線ファーストクラスの場合だとにこやかに対応してくれるけれど、エコノミーで何度も呼び出したら頭にくるだろうなぁ。
  6. 着陸後の拍手
    良く思われないというのは初めて聞きました。でも、凄く揺れた悪天候の中着陸したような場合には、やはり拍車してみたいと思うかも。拍手は心の中で、感謝はCAさんへ、ですね。
  7. 臭いの強い食べ物
    たまにいますよねぇ、機内に食べ物を持ち込む人。私はシナモンも苦手なので、シナボーンとか持ち込まれるとちょっと困る。日本では「空弁」が流行っているけれど、流石に臭いの強いものは避けているんだろうけど。
  8. マニキュア
    シンナー成分が入っている(除去剤)というのは知っていますが、それをいうのだろうか。まぁ、口紅を直すくらいは食事中にもあるけれど(それでも、手で隠してスマートにさっと塗るべきだけれど)、それ以外の化粧直しも止めて欲しい。
  9. 身支度を調える
    日本語だと、別に上着を着るとかそんな話しだと思ったら、流石に詰め切りは迷惑。昔USの国内線で、隣に座った人がアレルギー(アトピー?)なのかな、ちょっと見た目にも可哀想なくらいに荒れていて、時々それをポリポリ掻くんですよね。皮膚とか飛んでくるわけで、あれはちょつと迷惑だった。
  10. お酒の持ち込み
    昔は免税品を機内で開けてパーティーしたことがあったけれど、CAさんが注げばいいんだ。手酌じゃダメだと言う事なんですよね。
  11. トイレのドアを開けるのに灰皿を引っ張る
    中から外に出る時だけじゃなくて、外から中に入る時にも入り方が分からなくて困っている人を時々見ます。普通は、推せば良いのだけれど、たまにドアノブを回したりやレバーを押し下げて開く場合があったりして、私も時々ちょっと迷うことがあります。あと、中に入ってロックしない場合。電気がつかないのだけれど、それなりに明るいから気がつかずにいるのかな。
  12. 荷物入れをロッカーにする
    これは何とかして欲しい。何てこんなに荷物を持ってこられるのか、それが不思議。e-ticketが普及したから、チェックインカウンターを経由しなくてもセキュリティエリアを通過出来たりするけれど、あそこでも荷物の個数やサイズチェックをして欲しいくらい。
タイトルではCAさんが困る事となっているけれど、イコール乗客も迷惑に感じることばかり。自分も注意はするけれど、必要な事にはCAさんもびしびし対応して欲しいですよね。

2016年4月10日

Marriott + Sheraton = Marraton?

紆余曲折あったけれど、MarriottによるSheraton買収が、両社の臨時株主総会で承認されて決定。両ホテルチェーン合わせて、世界で5500ホテル、111万室、FSP会員数7500万人と言う巨大ホテルチェーンが誕生。現在部屋数でトップのHiltonが75万室だから、1.5倍もの大きさ。早速昨日には、Marriottから「大きな一歩」というタイトルで、今回の買収決定のメールが来ました(Sheratonは来ないぞ~笑)。

で、流石に決定直後でまだ何も決まってはいないだろうから、具体的な事は書いていませんが、やはり利用者が一番気になるのは7500万人にも膨れあがるFSPプログラムの変更で、多くの問合せが来ているみたいですね。メンバーとしては、やはり会員レベルがどう変わるかで、まずは宿泊数で決まるMarriott Rewardsを、SPGのように滞在数でも決まるようにして欲しいところです。今のMarriott RewardsのGoldレベルがSPGのPlatinumと同じくらいなので、Mariott RewardsのPlatinum相当の上位ランクをSPGでも作る、というか、今でも50宿泊以上のメンバーに提供されているものが、公になるんでしょうね。そういう意味では、会員クラスの名称こそ違うけれど、結構似たり寄ったりの内容なのかもしれない。

個人的には、UA MP 1K会員用に提供されているMarriott Rewards Goldが今後も維持されて、それがイコールSPG Platinumレベルにも適用されるなら、一番楽なんだけど(笑)。今は仕事の都合もあって、何とかSPGに年間25滞在することも可能ですが、それもいつまで続くか分かりませんからね。まぁ、その時には、今のようにあちこち飛ぶことも無くなるだろうから、SPGだけでなくHilton VISA Platinum Cardの10滞在も出来なくなるだろうけど。いずれにしても、新しい特典サービス等が決まるのは、早くても今年後半、もしかしたら来年になるかもしれませんね。まぁ、来年の旅行計画等を決めるためにも早めに決定して欲しいところですが。

Leg#9: HND-OKA/-KIX

4月は4回フライトの予定を入れていますが、その2回目。前回は、金曜日の仕事帰りに沖縄に飛び、翌日朝のフライトで戻ってきました。今回も同じルーティンにしたかったんですが、金曜夜の沖縄行きのプレミアム旅割28はすでに売り切れ。さらに、翌日土曜日に沖縄から羽田に戻る便も、早朝のフライトはまだ開いていましたが、昼間のフライトは全滅。仕方が無いので、それなりにPremium Pointが稼げて、しかもコスト的に有利なところを捜したら、OKA-KIXが2247PPで18,900円(8.41円/PP)でスケジュール的にも合うので、今回初めてOKA-KIXを利用してみました。

1) HND 06:40 - OKA 09:20 (NH993)

唯一プレミアム旅割28が残っていたのが、この早朝二番目のフライトで、これなら接続時間80分あるので乗り継ぎも楽です。ということで、前日10:00前にはベッド入り、朝の04:30に起床するつもりが、真夜中に多分隣りの部屋の宿泊客が間違って私の部屋のドアをガンガンガシガシ開けようとするので目が覚めて、移行熟睡できずに04:30になってしまいました。ホテルを05:30前にチェックアウトして、京急横浜05:34発の空港特快を捕まえ、06:00前には国内線ターミナルに到着です。余り時間が無かったのですが、セキュリティを抜けてそのまま上に上がり、ANA Suite Loungeでお味噌汁とおいなりさんで少しお腹を温めてから、出発するラウンジ前の63番ゲートに向かいました。

ドアクローズは定刻の06:40少し前で、そこからD滑走路に向かって移動。朝の出発ラッシュか、誘導路で待機している機体が多く、羽田を離陸したのは07:00過ぎでした。暫くは気流が悪くてベルト着用サインが点灯したままでしたが、30分位してそれが消えてミールサービスが始まりました。ここで発見。先日のOKA-HND線で提供されたミールサービスの時、全部が黒っぽい四角いトレーに乗せられて配膳されたんですが、今回も同様でした。実は、この後に搭乗したOKA-KIXも同じスタイル。このトレー、裏に滑り止めのゴムが四隅に付いていて、テーブルに固定されるようになっており、さらにトレーの表面もゴムのような素材でコーティングされていて、上に置かれたお弁当の入れ物や、汁物が入ったカップ類が動かないようになっています。さらに下げるときもそのままトレー毎もっていくので、多分配膳の効率化と、揺れたときの安全対策でこう言うスタイルになったんでしょうね。

食事の後は、睡眠不足解消のために爆睡モードに。目が覚めたのは、着陸15分前のアナウンスが流れたときで、外を見ると一面の雲。どうやら沖縄は雨模様の天気らしいです。その為か、着陸直前まで結構機体が揺れました。到着は10分位の遅れで33番ゲートに入ります。実は次の関空行きは隣りの32番ゲート初の予定になっていたので、通りすがりにゲートを確認して見ると、関空行きの前に出発する予定の福岡行きが15分位の遅延になっています。定刻通りに出発しても関空行き到着便はぎりぎりのターンアラウンドタイムになっているので、これはゲートチェンジかなと予想しながら、ANA Suite Loungeに向いました。

2) OKA 10:40 - KIX 12:30 (NH1734)

ラウンジに入り暫くするとANAからスマホへメールが入り、予想通り出発ゲートが32番から36A番に変更されたとのこと。ラウンジでメールチェックなどしてから、10:40発だから、搭乗開始は20分前の10:20頃だうから、10:15頃にラウンジを出て、36A番ゲートへ向かいました。で、この時に薄々予想はしていたんですが、36A番ゲートに付くと、ボーディングブリッジから乗客がまだ降りてきているところ。到着機も遅れたようです。この時すでに搭乗開始予定自己の10:20を過ぎていて、これだと早くても20分遅れかなと思い、もう一度ラウンジに戻ろうかとも思ったんですが、席も空いていたのでそのままゲート前で待つことにしました。

予想よりも早く、10:35頃には優先搭乗が始まり、直ぐにAMC Diamondの優先搭乗魔始まります。結局、機体がB737-700と小型で乗客もそんなに多くない(プレミアムクラス8席は満席だけれど、普通席は余裕ありだった)事もあってか、10:45にはドアクローズとなり、11:00前には那覇空港を離陸して関西空港へ向かいました。追い風というのもあるし、やはり関空は近いですよね。考えてみたら、関空から羽田で1時間くらいかかるわけですから、離発着無しで純粋に飛ぶだけでも40~50分は掛かるだろうし。この時のOKA-KIX予想飛行時間は1時間30分でした。

やはり沖縄を出てから暫くは機体が揺れて、安定してからミールサービス開始。予想通り、あの黒いトレーに乗せられて提供されました。そうそう、このミールサービス、食べ終わり爪楊枝を使おうと小さな袋を破って爪楊枝を出したら、先端が尖っておらず丸いままでした。多分中国製なんだろうけど、厳しい日本の検品作業を抜けてくるとは、予想外でした。私も初めて極小の丸田みたいな爪楊枝を見ましたね(笑)。

食べ終わると、もう到着まで1時間を切っているわけで、この時には九州に掛かるかどうか位。ウトウトしているうちに目が覚めると、もう四国を通り越して真っ直ぐ関空に向かっているところでした。関西地方も雲が厚く、外の様子を映しているガンカメラの映像も白いままでしたが、空港が近づいてくると海や対岸の様子も分かるようになり、真っ直ぐに沖合側B滑走路のRW06Lに進入してタッチダウン。真ん中くらいにある一期島との連絡橋を渡ると、今度は反対側まで前進してから左折して、ターミナルに向かいます。

関空を理由するのは何年ぶりだろうか。調べてみたら、2010年に利用したのが最後。国内線利用は到着も出発も初めてですね。で、ビックリしたのが、ターミナルに向かうと大韓航空機の隣りのゲートに(16番)にゲートインしたこと。ここは国内線と国際線の切り割りがどうなっているのかよく分からないうちに外に出ましたが、後で調べたら、真ん中の16番から26番ゲートが国内線用で、その両端にある1番から15番と反対側27番から41番が国際線用のゲートなんですね。空港ビルも、セントレアのように左右で国内線・国際線と分かれるのでは無く、真ん中2Fが国内線で、その上下が国際線用のフロアーというデザインでした。今キャンペーンもやっているので、久しぶりにUAのKIX-SFO線なんていうのも利用してみたいなどと思いつつ、新大阪行きの特急「はるか」を捕まえて帰宅しました。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日のAMC修行のために仕事終わりに宿泊。そんなに混んでいた無かったのか、今回は安いレートであったにもかかわらず、26Fのクラブフロアにアップグレードしてくれました。まぁ、翌日は羽田発06:40の沖縄行(NH993)に搭乗するために05:30にはホテルを出て05:34横浜発の空港特快に乗るという早朝出発なので、あまり有難味はありませんが。

ところが、翌日早いので22:00前にはベッドに入り就寝したところ、真夜中00:00少し前くらいに、私の部屋のドアをガンガンガシガシ無理に開こうとしたり、多々入りする音で目が覚めました。暫く、何度かガチャガチャする音がして、いい加減頭にきてベッドから起きて怒鳴ってやろうと思ったところ、小さな音で「カチリ」という音がして、多分隣りの部屋のドアが閉まる音がしました。この日泊まった部屋は、フロアーの一番奥の部屋で、廊下から少しはいったスペースに入口が二つ並んでいる構造。私の部屋が2630で隣が2629で、多分左右を間違えたんだろうけど、全くいい迷惑です。翌日、05:30前に出るとき、よほど隣りの部屋のドアをガンガン叩いて起こしてやろうかと思ったけれど、流石にそこは大人の理性が勝ちました(笑)。しかし、時間的に酔っ払って還ってきたのかもしれないけれど、迷惑な話でした、本当に。

閑話休題。チェックインして部屋に荷物を置いた後、この日の夕食はリニューアルされたお隣ヨドバシカメラ横浜店地下のレストラン街へ行ってみることに。新装開店してから3週間くらい経過していますから、そろそろ落ち着いただろうと思っていったんですが、結果はダメダメでした。

中は以前よりも広くなった感じで、お店の数も増えているのかな? 以前は、お店毎に壁があって独立したような造りになっていましたが、リニューアルされた地下フロアーは、秋葉のヨドバシレストラン街同様オープンな感じになっていて、これは好き嫌いが分かれるかなぁという印象。一通りぐるっと回ってみて感じるのは、飲むというよりは食事をするという感じのお店がほとんどと言う事。だから、セット物とか定食物ばかりで、今回のように軽く飲みたいと言うときには馴染まないかも。

取りあえずあまり食べる方では無いので、老舗(?)の有名店が別ブランドで出店したという焼き鳥屋さんに入ったんですが、未だにオペレーションがちゃんと回っていない様子で、フロアーもキッチンもバタバタしている様子。料理が出てくるのも遅いし、私は焼き鳥の盛り合わせを頼んで、でも焼き物の指定は出来ないので苦手な物があれば抜くというから、二品ほど入れないようにお願いしたのに、バタバタしていて注文が飛んでしまったのか、しっかりその二品が入ってきました。私のオーダーも飛んでいたのか、途中でキッチンの責任者らしき方が「ご注文の品は全部出ていますか」とか聞いてくるし。

後数ヶ月くらいは様子を見た方がよさげですね、このレストラン街は。折角ホテルの近場に、色々飲み食いできる場所が出来たと喜んだんですが残念です。

2016年4月9日

そろそろ「目には目を、歯には歯を」のタイミング

まぁ、多分そうなるだろうなと思っていた日韓の慰安婦合意のその後。凝りもせずに、どんどんエスカレートしていくソウルの日本大使館前。前から思っていたんですが、日本政府としては慰安婦像云々ではなく、国際的ルールとして大使館前の静寂性担保を守れと言うべきでは。勿論、以前からそう言ってきたとは思うけれど、合意の中にもそれを要求しているのだから、それが守られないあるいはエスカレートするのであれば、東京の韓国大使館の前にも何らかのイベントを許可するくらいの「相互保証行為」をしなくちゃ。

大体彼らは、日本が何も言わないことの理由は、自分達が正しいから日本は反論できない、と信じているわけですからね。東京都知事は何とか点数を稼ぎたいようだけれど、結局今のまま仮に学校用地しては認可しても、ますます摩擦が大きくなるだけでは。彼らが臨んでいるのは、慰安婦問題を解決したいのではなく、日本を屈服させたいと言う事だけなんですから。彼にの世界観には、上位と下位しかなく、上位は常に正しく優秀で有り、自分達はだから上位で無ければならない、というのが彼らの精神世界の決まりなんですからね。

勿論、全て国民がそうであるとは言わないし、日本にも一寸ベクトルがおかしな人が多いけれど、でも国として国際的なルールも守れない、剰え嘘も百回言えば事実になるじゃ無いけれど、言いたい放題世界中にまき散らしている行為は、ちゃんと反論しないと。というか、そういう異常性を世界に向けてもっと発信しないと。残念ながら、彼らの嘘は世界的には真実と信じられている部分も多々あるわけで、それを否定するのはかなりのエネルギーが必要。でも、その信じている人達が実は世界的な標準からこれだけ乖離していると言う異常性を理解させれば、これまで信じてきたこともひっくり返ると思うんですよね。勿論、それだってかなりのエネルギーが必要だし成功するとは限らないけれど、でも幸いなことに「異常性」という意味では世界的にそういう認識も生まれているわけで、そのチャンスを上手くいかさないと。「歴史線」と言っても、それぞれの歴史の時間軸の正誤を戦うだけじゃ無くて、それぞれの時間軸を主張する妥当性、正統性、さらには正確性などまでひっくるめて、信頼するに足るのかと言うところをもっと責めるべきだと思う。

ガソリン山尾改め、コーヒー山尾

ガソリンのプリペイドカードで注目を集めている民進党の山尾政調会長。注目が集まれば、それだけ色々叩かれて埃も出てくる物で、今度はコーヒーの消費量が極めて多いという点が注目されているらしい。まぁ、それだけで無くて、今回嫌疑が掛かっている元公設秘書が止めた後もプリペイドカードの消費が大きい時期があったらしいし、そのガソリンスタンドの店員の証言では、事務所のスタッフが買いに来ていたのであって、捨ててあった領収書を拾ったわけでは無いらしいという話も出てきているわけで、ますます「説明責任」が大きくなりそうですね(笑)。

まぁ、この人の場合は、甘利大臣の時に散々言いたいことを言っていて、それが見事に自分のところに振り返ってきたわけだから、是非誰もが納得できる明確な説明をお願いしたいですね。

で、民進党の党首さんは、「説明として一貫している」と言ったらしいけれど、一貫していても嫌疑が晴れなければ、説明が腑に落ちなければ、「説明として一貫している、けれど信用できない」というだけじゃ無いのか。「自分の責任」と言っているのであれば、ちゃんと役職を辞任するなり、歳費を返納するとか、けじめを付けなきゃ。何でこの人達は、高もお目出度いのか、もう呆れることを通り越して、空笑いしか出てきませんね。

2016年4月8日

2-in-1スタイル

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、薄型軽量Lavie Hybrid Zeroについて。所謂Yogaスタイルよりも、2-in-1スタイルの方がこれからのトレンドになると個人的にはおもっているけれど、こう言う画面側がデタッチされるデザインってどうだろうか。私自身、もうほとんどタブレットって使わなくなったから、あまりタブレットスタイルになることのメリットって感じないんですよね。やはりノートブックというかモバイル端末を使うときには、クラムシェル型で使うのが私的には一番便利。

で、クラムシェル型で最大の難点は、デスクトップ機を使うときのように、画面とキーボードの位置を自由に選択できないこと。クラムシェルでは、画面とキーボードが常に正対してしかも距離も決められた勝ちで使うしか無いじゃ無いですか。これが時々イラッとする。デスクトップ機だと、キーボードの位置を変えることで画面とキーボードと自分の位置関係を自由に設定出来るし、ワイヤレスキーボードを使えば、その自由度はさらに広がります。ノートブック(=クラムシェル)でもそういう使い方をしたいときが、時々あるわけです。

2-in-1のシステムって、クラムシェルタイプかタブレットタイプかの二者択一になるわけですが、デタッチした時に、タブレット(=画面)側が自立するような仕組みになり、キーボード側もワイヤレスで使えるようになると、個人的には理想型なんですが。「2-in-1」ならぬ「2-in-1+α」みたいなシステムって、何処かで出してくれないだろうか。

ANA サイトリニューアル

ANAのウェブサイトとスマホサイトを、4月12日から刷新するというニュース。ANAのサイトにもメディアリリースとして掲載されていますが、これをトリガーにフライトトラブルが発生しなきゃいいけれど(笑)。

私が常に使うのは、このANAとUAのサイト。旧UAのサイトは、デザインはダメダメだったけれどパフォーマンスは結構良かったのに、旧COと合併してサイトが旧CO系になったら、デザインはそれなりになったけれどパフォーマンスがダメダメに。それと比べると、ANAのサイトはまだましだと思うけれど、ちょっと画面遷移で使いにくさを感じることが所々あります。予約して前のページに戻るに、予約の一覧経由でないとだめとか。

個人的には、スマホサイトに関しては、UAの方が便利かなと感じることが多いので、ANAも見習って欲しい。特に、UAの場合国内線・国際線一緒に予約とかボーディングパスとか管理できるのが便利で、ANAも分けずに一括して管理できるようにして欲しいところ。システムが違うので大変なのかもしれないけれど。4月後半G.W.前にまとめて飛ぶ予定が入っているので、その時に新しいサイトの使い勝手とか実地体験出来そうです。そこでトラブル事の無いようには願いますけど。

厳しい「やさしさ」

昨今の「謝罪ブーム」に関して、面白い考察をしている記事。本当に心から申し訳ないと言う気持ちとは別に、取りあえずお呼びのプロトコル(儀式)の一つとして、まずは「謝る」というのは、確かに日本人的な習いというか国民性というか。昔海外出張でアメリカに初めて行く時、レンタカーを利用するけれど事故った時には間違っても日本の「済みません」のつもりで「I'm sorry.」とは言うなと言われて言ったものだけれど、まぁそれに近い話しじゃないかと。

最近色々なケースで感じるのは、やはり日本というのは「村社会」なんだなということ。狭い地域に集団で生活しなくちゃいけない環境では、他人との協調重視な社会で無いと生活できません。だから、あ、うんの呼吸とか、言わなくても分かるとかいう手段が必要になるし、それによって余計な摩擦を生まない、多少の事は我慢して相手もそれに気づくようなシステムが続いてきたんじゃ無いかと。だから、そういう社会ではある意味プライバシーも無くなるわけで、「性善説」でないと集団生活も出来ない。さらに言えば、どうしてもそういうしすてむに馴染まない存在は「村八分」になり、社会から排除されてしまう。もっとも、今回の一連の「謝罪事件」に関しては、それぞれ背景や事情が異なるので一緒くたにする事は出来ないけれど、昔だったらもっと限定的な範囲でのみ評価されてきたものが、今ではメディアだけで無くインターネットに寄って不特定多数の「参加者」がそれぞれの事象を批評する時代になったので、そちらの影響の方が大きいでしょうね。

所謂「炎上」が、今では簡単に生まれてしまうわけで、それは何か事象が発生した時に瞬時に日本中世界中にその情報が配信され、更に間髪入れずにそれに対してのその場の感情的な反応が同様に配信されてしまう。ある意味、情報の共鳴現象と言うか、それがそのまま伝搬するならまだしも、それに対してやはり反射的にコメントとか批評とか追加して更に伝搬していくので、それによってますます情報伝搬が複雑化と言うかノイズ化していき、それがどんどん反響して大きな事象にしていく状況が、やはり根本の問題では無いでしょうか。何か事象が発生した場合、1時間は反応できないようにしてしまうとか、極端な話しそんな「冷却期間付」でないと情報に対して反応できないようにしてしまう仕組みとか入れないと、多分ますます今の過剰反応な状態は拡大していくんでしょうね。私が、昔々BBSとかやり始めた頃は、何か意見とかコメントを各場合は、画面(当時はラインエディター的なプロンプト画面だった)から直書きするのでは無く、エディターでファイルを開いてそこに書き込み、それを一晩寝かせてからアップしろと言われたものです。勿論、その方法は通信費削減のためにも有効だったからですが、一度文章にして、暫く時間をおいてもう一度見直すと、結構頭に血が上った状態でも冷静になって、先に書いた文章を随分削除したり修正したりして、まぁ今ほどの炎上騒ぎにはならなかったような。それでも、無かしら結構炎上(当時は「フレーミング(Flaming)」と言いましたが)もありましたけれど。

先の記事の中では「やさしさ」と書かれていますが、それとは一寸ニュアンスが違う感じもします。「正義感」とか「(自分の)正当性」とか「べき論」みたいな、「意識」では無く「感情」として発せられてしまうのが、最近の傾向なんじゃ無いかと。自分も気が短い方だから、注意をしようとしているものの、やはり時々無意識にレスポンスを書いている時があったりしますから。それでも、年齢と共に、かなり丸くなったつもりではあるけれど、逆に最近は高齢者でも結構過激というか感情的になりやすかったりするから、困ってしまいます。アメリカなんかだと、そういう論争、ディベートの教育を子供の頃からやっているので、ある意味感情の発露とは別に、相手と言葉で戦う技術を持っていますが、そう言うこともこれからの社会では一つの能力になるのかも。ただ、それも相手も同じ土俵にいる場合には成立するもので、今のように相手は感情的に爆発してしまう時には、こちらが幾ら冷静になってもダメなわけで、結局は何も言わない・何も書かないことが一番と言う事になりかねませんね。そう言う時代の「やさしさ」って何だろうか。

2016年4月7日

スポンサー圧力

「放送法遵守を求める視聴者の会」が、TBSに対してスポンサーに対しての圧力を掛けたという記事。そのやり方とか内容等の詳細が分からないので良いとも悪いとも判断つかないけれど、でも相手が「TBS」と聞くと何となく納得できてしまう当たりが、もう毒されている証拠か(笑)。TBSは、スポンサーに対しての圧力は、表現の自由、民主主義に対する重大な挑戦と言っているけれど、でも、その圧力が放送局自信に向けられているなら多少は納得できるけれど、スポンサーに対して不満がある、怪しからんと言う事に対しては、そこまで大上段に構えて言うのはちょっと疑問。

実は数日前に、こんな記事を見つけました。ボーナスの多いトップ500社の記事何ですが、そのトップから2番目に、どうどうのTBSホールディングが登場。何より驚いたのは、ボーナス額ではトップに10万円程及ばなかったものの、年収額に至っては1,500万円とダントツのトップ。放送局のある意味通知簿である視聴率争いで、決してトップとは言えないTBSなのに、これだけのお金を出せるのは、よく言われている「TBS不動産」のお陰なんだろうけど、逆に言えばそれだけお金があるなら、多少スポンサーに圧力をかけられて番組から降りられても、何とでもなりそうな気がする。

良くメディアは「表現の自由が」と言うけれど、メディアだって私企業。表現や報道の自由だけを追求しているわけではなく、企業としてビジネスもしているわけで、24時間の放送の多くは、バラエティーだったり歌番組だったりアニメだったり、正直あまり「表現の自由」とか「民主主義」という言葉に結びつかない内容のものもおおくあるわけです。それも、スポンサー企業を見つけるためで、場合によってはそのスポンサー企業とのタイアップで、その企業の製品を取り上げたり、さりげなく演出したりもする。それって、互恵取引にはならないのか? それに、何か問題があったり、気に入らないことがあると、特定企業に対して「不買運動」とか言い出すこともあるじゃ無いですか。あれが許されるのであれば、このスポンサーに対しての要求も同様のものと言えなくも無いのでは。

大体企業活動をしている以上、どんな場合だって売り上げが伸びない場合も有るし、利益率が上がらない場合だって有るわけです。その時には、普通はコスト削減をしたり、場合によってはビジネスを整理したりしてスリム化したり、あるいは別の利益の得られる業種への転換等も考える「生き残り策」を模索するはず。放送局だって、まずTBSの不動産事業に始まり、映像の二次利用とか、イベント開催にアナウンサー学校とか、正直「放送」意外でのビジネスが盛んなのは事実。それらの売上利益と番組当たりのスポンサー料がどれだけ違うまでは分からないけれど、でも仮に幾つかのスポンサーが降りたとしても、次のスポンサーが決まるまで繋ぐことくらいは出来るでしょう。中には、逆にそういう圧力に反発する企業だってあるかもしれない。そういう開発開拓努力もし無いで、単に不当だと騒ぐだけというのはどうだろうか。

仮に日本にCNN見たいな放送局がオープンして、その報道・放送に対して某かの圧力が加われば、それは問題だなと感じるけれど、そういうニュースや報道以外の番組がほとんどあるチャンネルが、困った時には「報道の自由」とか言い出すのはちょっと考えもの。「メディア」と言うのであれば、せめて空元気でもいいから「我々の報道の公平さで、その圧力を吹き飛ばす」くらいの事は言わないと。そういう余裕すら無く、つい過激に反応してしまうのは、やはり痛いところを突かれたからじゃ無いかと思ってしまう。

来日4000万人時代

今年の訪日外国人数は2000万人越えは多分確実は、もしかしたら一気に2500万人位迄行くかもしれない。政府としても、2020年までに2000万人という目標をあっさりと更新して、4000万人なんていう数字も出てくるくらい。単純に365日でわると、10万人ちょっとの計算になりますが、数日は滞在するわけだから、数十万人規模で日本の中の人間が増えている計算になります。2000万人だと半分の5万人ちょっと。仮に一週間滞在すると、延べ35万人の外国人が増えている計算になります。この増えた人の多くが、東京とか大阪とか、あるいは有名な観光地に集中するわけで、ソウルと東京なんかだと10万人規模、その他有名どころでも数万人位の人出増加になります。

最近新幹線を利用して感じるのは、今の新幹線通勤を始めた頃(8年前)と比較して、明らかに海外からの旅行者風の人が増えたこと。その中にも、以前は欧米からの旅行者と思われるグループがほとんどだったのが、最近では中華系屋東南アジアからと分かる人達が増えてきています。最近では、大都市のホテル不足が言われているけれど、個人的には例えは新幹線のような幹線鉄道にしても、早晩飽和状態になるんじゃ無いかと言うこと。特に、以前だと、のぞみ号には結構外国人観光客の人の姿を東京駅とか品川駅で見ましたが、最近ではそれに加えて、私が利用する浜松止まりのひかり号とか、場合によってはこだま号も同じような混雑具合になる場合も。多分、のぞみ号の予約が取れなくて、より取りやすいひかり号とかこだま号を利用して、都内から名古屋とか京都とか大阪に移動するんでしょうね。今週初めにに利用した時も、車両後部の座席と背面の壁の間のスペースに、大きなスーツケースが5つ両側におかれて、さらにその外の出入り口のところにも二つスーツケースがあり、以前から書いているように新幹線もN'EXのようなスーツケース置き場見た否設備が必要になるんじゃ無いかと真剣に考えました。元々新幹線は、そういう大きな荷物持ちの移動を想定していないでしょうから(東京-大阪間のビジネスパーソン利用)、今後は車両の改良とか、網棚の大型化とか、改善が必要じゃ無いかと強く感じるわけです。

国際空港のキャパシティーや宿泊設備の不足もそうだけれど、日本の鉄道インフラやその他色々なものが、4000万人、3000万人なんていう訪日観光客対応に間に合わないんじゃ無いだろうか。所謂「爆買い」という「もの」から、桜見物やその他日本の四季等「こと」に観光の興味が移りつつあると言われています。それならそれで、さらにインフラ整備に早めに軸足を移さないと、直ぐに何とかなるものでも無いだけに、結局は観光客も日本人も双方迷惑だけ感じるなんていう最悪のケースにならないことだけを祈ります。

ガソリンからプリペイドカード

民進党政調会長に抜擢された山尾氏のガソリン代不正請求問題。現時点では、プリペイドカード問題に代わり、さらに昨日の記者会見から他人のレシート問題になりつつあるこの問題ですけど、緊張感が無いと言うか、「悪いのは秘書のせい」という、お決まりのパターンになってきました。甘利氏の時には散々「秘書のせいにするな、任命責任は」と言っていた本人が今度は逆の立場になったわけですが、昨日の釈明会見の様子を見る限りでは、何かこれまで偉そうに言ってきたのは何、という印象。

世の中の反応を見ていると、安倍総理や酢が官房長官だってそれ以上にガソリン代を使っているという話しが出ていたけれど、現職の与党閣僚と、落選中の元議員のガソリン代使用料(移動量)が同じと言うことは無いでしょう。テレビ番組で、地元の後援者だったか関係者が、当時は秘書も多くいて燃費の悪い会社でも使用していたんだろうとか言っていたらしいけれど、直ぐに当時の街頭演説の様子が公開されて、一人で辻立ちしている様子が露出。その時に使用していたのは、ダイハツの軽ということまで分かってしまって、それなら燃費いいんじゃ無いのと、新たな疑問を作るだけに。と言うか、落選中に公設秘書ってつくのか? もっとも、今問題になっている政治資金報告書は平成24年度(2012年)分なので、彼女が落選した衆議院選挙は2012年12月末頃ですから、それまでのことを言っているのだとは思うけれど。で、現役時代の事であるなら、この時だけ突出しているというのも不自然なわけで、その説明も腑に落ちない。仮にこの元秘書が自分一人で行ったにしても、資金管理は別の担当者だろうから、その人間が不審に感じなかったのもおかしな話し。また、この年だけで無くその前後にも色々不審な部分があるようで、本当ならばもっと精査するべき何だろうけど、結局会見では「秘書のせい、でも連絡取れない」で終わり。

正直、この手の記者会見で、かつ何の責任(期待)も無い野党所属議員がまっとうなことを言うことは無いと思うけれど、これで世間が納得すると本機で考えているんだろうか。元検察官として適切な法の失効を司る立場にいた人間が、不適切な行為の当事者となったのに、こう言う態度で臨むというところに、議員という職業の闇の深さみたいなものを感じる(笑)。

2016年4月6日

Double Tree by Hilton Naha

前回から一月一寸振りの宿泊。22:30過ぎに那覇空港に到着し、22:48空港駅発のゆいレールに文字通り飛び乗り、23:00にチェックイン。チェックインの時に、「お部屋にもあるかと思いますが」と、ひげ剃りのパッケージを手渡されたのは何故? 今年最初に宿泊した時に、ひげ剃りは勿論、綿棒も無いし、とナイナイ状態で困ったので、後日アンケートが来た時にその点を指摘すると、二回目前回の宿泊時にはちゃんと揃って提供されたアメニティ類。今回はさらに追加で提供されたけれど、やっぱりアンケートで「五月蠅い客」と認識されてしまったのか? 今のところ、5月の中頃に、やはり今回の様なルーティングでここに宿泊する予定なので、その時にはどうなっているか、半分怖くて半分興味が沸きます(笑)。

部屋に入ると、まずは寝坊しないように目覚ましのセット。机の上とベッド横、2台目覚ましがあるので、それぞれを数分差の時差を付けてアラームセット。その後、2台のスマホの充電を開始して、持参してきたノートブックパソコンを開き、仕事のメールを確認します。翌日も早朝に出発して午前中は飛んでいるので、出来るだけメールで対応可能なものは処理しておきます。ただ、それをやり過ぎると深夜を過ぎてしまいますので、23:40頃には強制的にパソコンを閉じて終了。そそくさと歯磨きをして、ベッドに入りましたが、飛行機の中で寝てきたのと、やはり何か興奮してなかなか寝付かれませんでした。

翌日目が覚めたのは、多分05:00頃でしょう。暫くぐだぐだしていたら、早い時刻にセットしたベッド横の目覚ましが鳴り出し、それに連動して部屋の照明も点灯。これはなかなか良いアイデアです。一息ついて、数分遅れでセットした机の上の目覚ましを止めて、シャワーです。その後出発する準備をして、06:30過ぎに部屋を出ました。以前余裕を持ってフロントに行きチェックアウトしようとしたら、先にフロントいた中華系の客の対応に時間が掛かり、危うくゆいレールを乗り過ごすことがあったので、少し早めに出ました。でもそういうときに限って誰もいなくて、あっと言う間に処理完了になるんですよね。

来月も今回同様のパターンですが、到着は夕方の予定。ホテル回りにも、結構飲み屋系のお店があるみたいなので、次回はちょっと開拓しようかと思っています。でも、早朝出発は今回と同じなので、早めに部屋に戻り就寝しないと。

Leg#8: HND-OKA/-HND

飛ぶのは先日の台北旅行以来ですが、AMC国内修行としては一月振りのフライト。4月から5月にかけて、お得なプレミアム旅割28のチケットが出てきているので、第一四半期(1月~3月)以上に予定を入れてあります。ただ、安くなった分チケット獲得の競争も厳しくなってきたので、ルーティングには苦労するのですが。

1) HND 20:00 - OKA 22:35 (NH479)

この日は月曜日なんですが、午前中に会社で用事があるため出社。で、大人しく帰宅せずに、沖縄行き最終便で沖縄へ飛び、翌朝一番のフライトで帰宅することに。いつもの金曜日と同じくらいに会社を出ると、羽田空港で食事する時間が無いので少し早めに退社。京急の空港線で羽田空港の国内線ターミナルに到着したのは、18:00少し前。待ち行列の出来ているお店、そうでないお店があり、迷ったんですが、そこそこ空いている某お寿司屋さんに入ったら、外れ。味も値段もダメダメで、後悔だけで満腹になりこの日の夕食はお終い。

その後、セキュリティを抜けて制限区域内に入り、そのままANA Suite Loungeへ直行。国際線のラウンジと事なり、食べる物はパンくらいしかないのだけれど、それにバターを塗って摘まみにして、ちょっとお酒を飲んで時間を潰しました。後から来た、サラリーマン風二人組は、外で買ってきたお弁当をお摘まみに広げてビールを飲んでいたけれど、ああいうのもなぁ...

出発は60番ゲートからで、ラウンジを出て左に少し歩きました。AMC Diamond優先搭乗で一番に機内に入ったんですが、私の席の横には既に座ってパソコンを取りだしている若い男性が。何だろう、国際線からの乗り継ぎとかでVIP送迎でもされてきたんだろうか。座ってから気がついたんですが、この男性、たばこ臭い。我慢できないほどでは無いけれど、一度気になり出すとダメですね。で、この日のプレミアムクラスは、左右の2席列は埋まっていましたが、真ん中3席列は一番前が空席。ドアクローズになると、CAさんが私のところに来て、前の席に移られますかと言うので、喜んで最前列の3席の真ん中に移動しました。たばこ臭さから逃げられたのが一番嬉しかったりして。

定刻通りにゲートアウトをして、D滑走路から離陸。既に、夕食時、ラウンジでアルコール注入済みなので、もうこの時点で睡魔との戦い。水平飛行に入り、背もたれを倒せるようになると直ぐに"Don't Disturb"のサインを出して爆睡モードに入りました。途中、結構揺れたりしてうつらうつらしながら沖縄へ。結局着陸前のシートベルトサインが出るまで寝たままでした。シートを直していたらCAさんが、お絞りとウォーターボトルを持ってきてくれましたが、それを断ると、今度は「お食事はお持ちになりますか」と言われて一瞬硬直。もう食べる時間でも無いし、食欲も無いのでこちらも断りました。多分、愛想の無い客と思われたんだろうなぁ(笑)。

那覇空港の32番ゲートに入り、ドアから外に出たのが22:35分頃。ここから駆け足気味にバゲッジクレームまで移動し、さらに今度は駆け足で1Fから2Fへのエスカレーターを駆け上がり、そこから外に出ると少しダッシュ気味にゆいレールの改札に向かいます。22:48を捕まえられれば23:00前にホテルに入れますが、それを逃すと23:00になりますからね。で、何とか間に合いました。結構足と心臓に来ていて、ちょっとヤバかったかも。体力不足のところに、アルコールまで入っていましたから。

無事に22:48発のゆいレールを捕まえて、DoubleTree by Hiltonの旭橋駅まで移動。チェックインしたのが丁度23:00でした。部屋は、事前にオンラインチェックインしてある部屋。まずは翌日寝坊しないように、部屋に二つある目覚ましを05:30にセットし、それからスマホ2台の充電をしつつ、パソコンを開いてメールチェックなど開始。でも、翌朝も早いので、真夜中を超える前に強制的にパソコンを閉めて、ベッドに入りました。でも、機内でアルコールの助けもあり寝てきたからか、ベッドに入ってもなかなか寝付けず、ハッと気がつくと目覚ましのブザーで目が覚めたところでした。熟睡感の無い睡眠となりました。

幸か不幸か、この羽田発最終便は、この時は運良く空いていて取れたけれど、その後は週末と言う事もあってか全滅。今のところ、このパターンの修行予定は入っていないけれど、ちょっとこの歳では厳しいですね。

2) OKA 07:55 - HND 10:15 (NH460)

ホテルの朝食は06:30からなので、これは諦めて、06:30過ぎにチェックアウトをし、06:48発のゆいレールで空港へ向かいます。07:00頃に空港に到着して、直ぐにANA Suite Loungeに直行。朝食は食べていないのですが、それ程お腹も空いていないので、クラムチャウダーのスープとクロワッサンを一つ軽く食べて少しお腹を落ち着かせることに。搭乗開始時刻が近づいて来たので、32番ゲートに向かいました。使用機材は、昨晩搭乗してきたスタアラ塗装のB777-200。最初、使用機材が同じだから、クルーも被るかなと思ったんですが、流石に夜中近くに到着して、そのまま翌日早朝の出発は無いだろうと思いましたが、やはりクルーは交代していました。乗客だってこのインターバルはキツいんだから、CAさんは尚更でしょうしね(笑)。

平日早朝のフライトだからか、プレミアムクラスは6人ほど。窓側2席で並んでいた後ろの男性は、真ん中の開いている席に案内されていました。窓際2列席の通路側に座っていた私の横も空席。窓際に移動しようかと思ったんですが、まぁ外を見ることも無いしということで、今回は移動無し。プレミアムクラスがこんな状態なので、普通席もガラガラだったようで(だって使用機材はB777-200ですから)、定刻の5分程前にはドアクローズして、直ぐにゲートアウトとなりました。そのまま直ぐに離陸かなと思ったら、プッシュバックされてターミナルビル前で暫く出力調整をしていたんですが、その間に海自のP-3Cが何機か離陸していったので、その為の待機もあったんでしょうか。それでも、ほぼ定刻通りに離陸して羽田に向かいました。

前夜も沖縄近くになると気流が荒れたんですが、この時も離陸して暫くは揺れが続きます。大きく揺れるというよりは、舗装されていない道路をガタガタ走るような感じというか。それも有り、ミールサービスが始まったのは離陸して30分近く過ぎてからでした。でも、6人程しかいないから配布も直ぐに終わります。ちょっと珍しいなと思ったのは、一人分が四角いプラスチックのトレーみたいなものに全部乗せて配られてきたこと。去年から何度もANAに搭乗していますが、こう言う形は始めて。この朝のお弁当、作ってから時間が経過していたのか、ご飯が結構冷たくて硬くなっています。そのまま食べるのも大変なので、一緒に配られたスープが逆に熱すぎて直ぐには飲めないくらいだったので、その中に投入。おじやというよりは、冷たく固まったご飯がほぐれてスープも飲みやすい温度に下がり、簡単なリゾット風になりました。実は以前も冷たいご飯をやはりスープ(その時は酸辣湯だったかな)に入れたことがありましたが、スープの温度がそれなりに高くないと上手くほぐれないし、中途半端なまだ冷たいリゾット風になり、その時は失敗でした。

羽田行きは追い風になるので、定刻通り出発すれば早着することが多いのですが、この時も羽田到着は15分位早く、予定の10:15に対して羽田空港のA滑走路RW34Lに降りたのは10時前。かなり早く到着してラッキーと喜んだんですが、その後のアナウンスではゲートではなく沖止めという悲しいお知らせが。大型機のB777-200で、かつ沖縄線という幹線なのにと思いつつも仕方ありません。第二ターミナルの50番台スポットの北側にある400番台のエリアにスポットインしました。ここからバスでターミナルへ移動。バゲッジクレームから出たのが10:15分位でした。この後品川へ京急で移動し、予約していた新幹線に余裕で間に合いましたが、春休み最後と言う事だからか、車内は結構家族連れや行楽中のグループが多くて、指定席でも静岡までは満席状態でした。

ところで今回のフライト中、食事が終わって暫くした頃、幼稚園生くらいの男の子と、そのお父さんが前の方に歩いてきました。最初は前部のトイレを使用するのかと思ったんですが、何かその男の子をその辺でフラフラ遊ばせている雰囲気で、そのうちトイレの奥、操縦席のドアを弄りだして、慌ててCAさんが止めに入る場面も。その後も、トイレの回りやギャレー回り、さらには何度か前方の操縦席に行ったり、当然CAさんも何人かいて様子は観ているんだろうけど、どうもセキュリティ上心配になる場面でした。このお父さんが子供を抱きかかえて通路を移動する時には、子供の足が私に当たりそうになるし、ちょっと配慮が足りない行動だなぁと言う感じですね。B777-200だから、後ろだって広いだろうに。

この2日間のフライトで、Premium Pointは4万PPに到達。4月は、あと3回飛ぶ予定が入っていて、それが終われば目標の半分、5万PP越になり、やっと折返しです。まだ先は長い... (続く...)

2016年4月4日

BABYMETAL@Wembley

4月1日に、英国Wembleyでの公演を成功させたBABYMETAL。言うまでも無く、日本国内よりも海外での活動が中心であり、人気も海外での方が多分高いし認知度も高いだろうなぁ。ただ、私みたいにハマって中毒的に深みにはまる人間は今でも増殖中のようで、最近は色々な場所での露出も増えてきているし、結構知っている人も増えてきている印象。なんと言っても、普通の朝の番組とか夕方のニュースなんかで、海外公演の様子とか流れてくるのは、単に際物のグループでは無いと思うし。

ここにも書かれているけれど、単にアイドルとメタルを組み合わせただけでこれだけ受けたわけじゃ無く、やはりボーカルのSU-METALの歌の上手さが成功の要因だと思う。勿論、三人のキレッキレッのダンスも良いし、「ヘビーメタル」というよりも、ちょっと日本のポップっぽい感じも受ける局アレンジも良いし、まぁやはり色々な要素が上手く混ざり合って化学反応を起こしたと言って良いんじゃ無いだろうか。

私が最初に気になったのは、auのTV-CMでちらっと登場した武道館公演の様子。最初は「えっ?」という感じで直ぐに忘れたけれど、暫く時間をおいてから又見てハマりました。今回の新しいアルバムなんか見ても、KARATEの振り付けなんか最初に衝撃を受けたギミチョコ!の振り付きとは違うけれど、同じようなインパクトのある内容になっていて、やっぱりBABYMETALの真骨頂の一つだよなぁと再認識した次第。当然、4月1日前にアルバムはiTunesで予約済みで、朝一で直ぐにダウンロードしてヘビロテしています。

最初に聞き出した頃には、既にある程度の知名度も実績も出来ていた頃だけど、当時見ることが出来るビデオとか局はデビュー直後の物が多くて、正直その頃はまだ三人とも子供っぽさが抜けない感じで、正直ちょっと痛々しい感じも受けましたが、今回のPVとか見ると年長のSU-METALは勿論、YUIMETALもMOAMETALもそれ相応の年齢になってきて、凄く良い感じになってきた気がします。でも、このバランスが上手くいかされるのは、後2年位かなぁ... 流石に三人とも20歳を超えると今の感じでは一寸イメージが違うというか。そうなれば、「メタルパフューム」みたいな感じで路線変更しても良いかもしれない。ただそうなると「BABYMETAL」とは呼べなくなるなぁ... 「LADYMETAL」とかに改名しないといけないかも。そういう意味で、BABYMETALが楽しめる今を存分に楽しまないと。

今回はファンクラブ会員限定発売のBlu-ray版のライブ。一般にも発売してくれないだろうか。DVDでは画質が満足出来なくて。それだけが今の希望です(笑)。

それを言う?

消費税増税を強く主張する民進党岡田党首。公約違反だから内閣総辞職せよと言うけれど、旧民主党政権時代だって、高速道路無料化、沖縄米軍基地県外移設、消えた年金問題解決、ガソリン税撤廃等、言ったくせに公約違反しているじゃん。それで内閣総辞職しなかったくせに、立場が逆になると言う事だけは威勢が良い。

第二段落では、景気条項は削除されたけれど景気の状況は考慮して判断すべきと言っているわけですよね。予定通り経済が向上していない責任は別途考える必要はあると思うけれど(それはそれで、外部の影響や理由もあるわけだから)、与党が今の経済状況を考慮して判断するのは別に悪いことでは無い、と言っているわけですよね。「リーマンショック級の影響」が発生してから対策するよりは、その前その前に対策してリーマンショック級の経済問題が発生することを防いだり、回避することも重要なはず。そういう意味では、この段落では「今は再増税する時では無い」と言っているように理解出来ます。

第三段落も同様で、国民が「この状態なら再増税も仕方ないな」と感じるようになるまで、経済政策を継続するべきだと言っています。つまり、今の国民は再増税可能とは思っていないから、増税は延期すべきという主張なわけなんですよね。第四段落でも、今は祭増税できる時期では無いと言っている。それなのに、祭増税しないと政府が言ったら、それは公約違反だから内閣総辞職せよと言うのは、論理的に破綻していないか?

最後に「上げられる状況を作り出せていないことが申し訳ない」と言っているけれど、本当にそう思うならつまらないクイズ合戦なんかやってないで、景気対策に審議集中させるとか、もっとやることがあるだろうと小一時間。仮に、内閣が消費税再増税のために衆議院解散総選挙に打って出たら、彼らは多分「違法な衆議院解散」というような言い方しかしないんでしょうね。得票に繋がらない「消費税再増税すべき」という事は、選挙では言わないと思う。だって、それが嬉しいと思う人は、ほとんどいないはずだから。つまり、手続き論で与党を批判するだけで、何を政で為すべきかという本質なところは分が悪くなるから、そこは隠して行くでしょうね。仮に、公開討論とかテレビ討論会とかあれば、与党側は野党側に「再増税賛成なんですね」と聞けば良いと思う。その一点で、Yes/Noで答えさせれば、結構面白い結果になったりして。

いずれにしても、最初から負け戦のための理由作りをしているようにしか見えない。

青電?

超ローカルネタ(笑)。浜松市民なら、誰でも一度は乗車したことがあるだろう「遠鉄西鹿島線」通称「赤電」。赤い二両編成(ラッシュ時は四両編成)の車両がJR浜松駅西側の「新浜松駅」から「西鹿島駅」まで、浜松市を南北に縦断する私鉄ですが、その車体の色から「赤電」あるいは「マッチ箱」と呼ばれていたもの。

で、昨日午前中に車で出かけていた時、丁度途中の西鹿島線の踏切で通過待ちをしていたら、見たことの無い青色っぽい車両が通過していくのを見てびっくりしたんですが、こう言う理由だったんですね。知らなかった。来年3月末まで一年間走るみたいだから、一度くらいは乗車する機会があるかも。一つ疑問は、この「青電」、四両編成の時には使わないのだろうか。多分二両の1編成分しか無いだろうから、四両編成には出来ないだろうし、仮にそうしたら、赤青の混在編成になるんだろうな。実祭にそうするかどうかは分からないけれど、その組合せで走っていたら、それはそれで縁起物かもしれない。カメラ、用意して利用しなくちゃ(笑)。

2016年4月3日

パソコンにLTE内蔵は必要か

戸田覚氏の辛口レポートに登場したThinkPad X1 Carbon (2016)のレビュー記事。プロのレビューに素人がアーダコーダ言う資格は無いけれど、一つだけ一寸引っかかったのが戸田氏が唯一の欠点と指摘されて居る「LTE(WAN)が使えない」こと。私もX1 Carbon (2015)を使用していますし、ずつとThinkPadユーザーでしたから、本体に何か不満はあるかというと、TouchPadは入らないなとか、高解像度は嬉しいけれどやはり14"との兼ね合いも必要だなとか、14"サイズは薄型でそこそこ軽量なのは良いけれど、奥行きがあるので新幹線車内とかで使うのは厳しいなとか、それなりに不満はあるのですが、LTEに関しては最近はちょっと戸田氏とは違う意見を持つようになりました。

以前は、例えばThinkPad X201sを使っていた時などは、WiMaxを常用していたので、WAN機能内蔵の便利さはよく知っているし経験もしています。その当時は、Wi-Fiと言えば11bで利用出来る場所も限定されていたのに、WiMaxは今の11g位のパフォーマンスがあって何処でも利用出来てしかもUSでもそのまま使える便利は、もうこれで決まりと言うくらい。ホテルでWi-Fiどころか、Ethernetを使うよりもWiMax(USではClear)の方が速い事もありましたからね。ただ、最近のようにWi-FiのHotspotが整備されてきて、且つ個人的に一番大きいのはスマホのテザリングが利用出来るようになったことで、逆にWAN内蔵は不要というか面倒になってきた気がします。

勿論、その人の使い方によってどんな場合でもGood/No Goodがあるわけで、多分筆者の戸田氏は毎日モバイルユーザーとして色々なところを移動しながら使用されている方だから、使いたい時に直ぐに使えるWAN内蔵を「必須」という風に感じられるんでしょうね。確かにテザリングで同様の事は可能とは言っても、本体(パソコン)とスマホの2台必要ということや、スマホのバッテリーを気にするとか、スマホで契約しているデータ量が気になるとか、色々障害はあるでしょう。ただ、個人的に一番嫌なのは、WAN内蔵にすると当然ながらそこで使用するSIMを準備して入れておかないといけないわけで、SIM管理が増える事(契約と料金)とのメリット・デメリットを比べると、今の自分ではわざわざ内蔵にする程のことも無いなと感じています。

まず内蔵用のSIMを準備しないといけない。2枚SIMの契約とかありますが、自分の場合はスマホは2台持ちなので、それに追加してもう一枚SIMを持つのも面倒だし、仮に海外に持ち出した時には現地のSIMと入れ替えるなどの作業が必要。テザリングなら、スマホ側1台対応すれば良いわけですからね。さらに言うと、スマホ2台の月間利用可能データ量が、8GB(docomoスマホが2GB、MVNO(IIJmio)が3GB/月契約で使い切ることは無いので前月分繰り越しで実質6GB/月)あるけれど、多分合わせて1GBも使っていないので、これを使わない手は無いと言う状況であることも大きな理由。テザリングの接続にしても、以前は省電力を気にしてBluetooth接続にしていたので一寸面倒でしたが、Wi-Fi接続にすれば自動的に接続してくれるしスピードは速いし、電力消費も気にするほどでも無いので、今はこちらを利用しているからほとんど手間らしい手間を感じません。

さらに言うと、パソコン利用をする場合はある程度しっかりと座って仕事やら時間の掛かるアップデートやらをする場合なので、例えばスタバを利用するとか新幹線駅の待合室を利用するとか、Wi-Fi利用が期待出来る場所がほとんど。それでもテザリングを使うのは、N700系のWi-Fi車内サービスが遅すぎて不安定で使えないのでスマホのテザリングを利用する時くらいでしょうか。それ以外のメールチェック、FB確認、場合によっては会社のメールチェック(Webメール経由)位なら、スマホでサクッと可能ですから、自分のネットアクセスの半分以上はこれで住んでしまう。勿論、FBの更新にしても、画像を入れる場合で一寸面倒な時にはパソコンを開くけれど、コメントにリプライするくらいであるとか、一寸スマホの内蔵カメラで撮影してアップするくらいなら、わざわざパソコンを開くまでも無いですからね。

結局何が言いたいかと言うと、どんなに便利デバイスやサービスであっても、自分のTPOに合っていないと宝の持ち腐れになるし、あるいは優先順位は全く違ってくると言う事。レビューアーの人はその人なりの規準で良い・悪いを判断するわけで、それが絶対的な結論では無いと言うことを理解して、その上で自分の優先順位は何か、何が今必要で何が余剰なのかと言う意識を持たないといけませんよね。そこから自分に合ったデジタルスタイルが自ずと決まると思う。

鴻海シャープ

鴻海によるシャープ買収の契約が締結されて、日本の大手家電メーカーとしては始めて外資系傘下に入ることになったシャープ。当初予定の5000億円規模の買収額が、その後の予想負債などの問題で1000億円も減額され、さらにニュース等で聞こえてくる話では、結局人員削減もあるようだし、上手くいかなければ鴻海は液晶事業だけ買い取るとか、以前のシャープ有利の買収条件が、いつの間にか鴻海有利の内容に変わって行っている気がします。シャープ側も「こんなはずでは」と今頃考えているのかも。有利な条件を提示されて、これ幸いと飛びついたら、退路が断たれてしまったので変えられた条件を飲むしか無い、と言う事だったのだろうか。もしそうだとすれば、鴻海に上手くやられたということなんでしょうね。

シャープという、日本の技術力を代表するような企業が外国企業に買収されるというのは、確かに衝撃的な話だけれど、例えば自動車業界では日産がそういう状態なわけですよね。それでも、たまたま社長になったゴーン氏が良かったのか、日産を立て直すと言う姿勢が良かったのか、今の日産は復活して、あまり海外資本参加の会社という印象はありません。それ以外の自動車メーカーも、海外の会社と資本提携等をしているという状況もありますから目立たないだけかもしれないけれど、それこそ一時は倒産見たいな状況だった日産が、新GT-Rを出すまでに復活して、今では名実共に日本のトップメーカーとして活躍しているのは、やはりゴーン氏を初めとした買収した側の熱意というか意思が大きかったように思います。でも、今回の鴻海側にそこまでの思い入れがシャープに対して感じられるかというと、正直それ程の気持ちの強さは感じられないんですよね。世界最大規模のEMSメーカーとして製造の世界では確固たる地位を築いている鴻海が、「メーカー」としてステップアップするためにシャープの技術力を取り込みたい、という意思が見え見えな気がします。

じゃあ、シャープはこのまま美味しいところだけ取り込まれて、そのうちに消化されて週滅してしまうのかとなると、それはやはりシャープの人達の努力次第と言う事なんですよね。ここで思い出すのが、業種は違うけれど本家と子会社の立場を逆転したセブンイレブンジャパンの事。買収では無くフランチャイズではあるけれど、米国の本社からビジネスを買取日本で成功して、逆に米国側の不振もあったけれど、本体側を子会社のセブンイレブンジャパンが買収して立場が逆転してしまったケースが、シャープとしては一つのゴールになるんだろうか。シャープとしては、鴻海本体と勝負したって、これはネズミと巨像の対決になるから最初から勝負にならないけれど、鴻海としてもシャープの技術力企画力を生かした「付加価値の高い製品開発・製造・販売」というスキーム作りが最終的な目的なはず。革新的な液晶技術は鴻海に流れて行くにしても、鴻海側の製造部門の一部を逆に取り込み、開発から製造まで一貫した会社作りが可能になれば、それはそれで日本の既存メーカーには無い強みになるかも。単に鴻海の購買力を背景にした、素材のコストダウンだけで無く、例えば多品種少量生産による製品のバラエティー化で付加価値を付けるとか、製造調整をすることで、在庫コストを下げたりとか、要するに有り余る製造余力を上手く使うことで、製品単体でのコストダウンだけで無く、流通まで含めたコストダウンをすることで、利益アップに繋がるスキームが出来る気がします。そうなると、鴻海傘下から鴻海グループの中核企業になれれば、昔のように独立したシャープには戻れないかもしれないけれど、「鴻海のシャープ」から「シャープがある鴻海」になれかもしれない。今の日産みたいな感じですかね。そうなることが、シャープの使命じゃないだろうか。

昔から欠航馴染みのあるメーカーの一つだけに、厳しい時代が続くとは思うけれど是非頑張って欲しいメーカーです。

2016年4月2日

機内でヨガ

少し前のトラブルだったようですが、ホノルルから成田に向かうUA機内で、ミール配布中ヨガをしたり乗客に暴言を浴びせた乗客が、ホノルルに引き返して降機させられたと言う記事。韓国からホノルルに観光旅行をした70歳代の韓国人とのことですが、一寸不思議なのはなんで直行便ではなく、わざわざUA機を選んだのかと言う事。想像するに、ICN-NRT/-HNLとUA機を乗り継いで往復するんだろうけど、仁川発は早朝便だし、仁川着も夜遅いし、よほどチケット代が安かったのだろうか。

なんでミールサービス中に席に座っていたくないのか不思議だけれど、多分ヨガとか瞑想をしていたと言うのであれば、それなりのスペースを占有していた蓮で、一番忙しい時にギャレー付近でそんな事されたら、まぁ気性激しいそうな(注:個人的見解です-笑)UAのCAさんだと、丁々発止のやり取りが生まれたような。それに、HNL-NRTでは、韓国語の出来るCAさんも登場していないのかも。いゃ、一人くらいはいるかな。結局乗務員の指示に従わず、暴言まで発したので、機長判断で強制降機と言うことになったんでしょうけど、多分機内の多くはハワイでリゾートを楽しんできた日本人の家族やカップルが多かったはずで、とんだ迷惑でしょうね。何時間くらい遅れたんだろうか。ミール配布の時とすると、出発して1時間くらい? それから戻ってくるとして、3時間後位か。で、降機させて、多分追加のミール搭載とかして、2時間後位に再出発かな。定刻では、確か13:30頃到着だったけれど、夕方遅くか下手したら夜になっちゃいますよね。バスや電車だと、最寄り駅で降ろしてと言う事も可能だけれど、飛行機はそう言うことが出来ない分、被る迷惑も大きいわけで、出来るだけこう言う人達とは一緒になりたくないなと言うのが正直なところです。

日本のスミソニアンに

セントレアに駐機されている、ボーイングから寄贈されたB787の初号機。この機体の屋内展示場を作るという記事。日本にも幾つか航空機博物館はあるけれど、大型機をそのまま展示するところって無いんじゃ無いだろうか。アメリカだと、スミソニアン航空博物館をはじめ何カ所もあるけれど、日本では自国で航空機を開発して残してきたことが無いから、機体の一部とかの展示しか無いので、もし実現すれば嬉しい限り。可能であれば、B787だけでなく、名古屋繋がりでMRJとか、さらにYS-11とかも並べて展示できるだけのスペースにして欲しいところです。

予定地点は、国際戦ターミナル側の南側。西側にはLCCターミナルの建設も予定されているようで、セントレアがぐっと身近になりそう。少し離れていますが、ターミナルの東側にはイオンモールとかコストコとかもあるから、空港周辺がやっと賑やかになりそう。一寸昔だと、飛行機に乗ると言う事自体が人生の一大イベントだったわけで、それに比べれば今は飛行機に乗ることは、やはり一寸前に新幹線を利用するくらいの気楽さになってきたと思います。ただ、そうなると空港に行くという「イベント」の重みも無くなるわけで、それ以外の「楽しみ」みたいなものが重要になってくるはず。そういう施設になって欲しいですよね。自宅からも車で1時間一寸で行ける距離ですから、正式に開館したら通いそう(笑)。