2016年4月22日

離すと繋げる

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、IntelのIoTへのシフトについて。PCがダメになるのでは無く、もっと色々なデバイスを複数台使用して貰えるようにしないと、と言う意見には賛成。車が良い例ですよね。軽自動車が有り、ワゴンがあり、セダンがあり、SUVがありと、複数台所有している事も珍しくない。勿論、車も売れない時代になりつつあるけれど。

一方で、ことパソコンというか情報端末に関して言うと、色々なサイズや目的ごとにデバイスが最適化されるとともに、共通している機能に関しては共有できるような仕組みが欲しい。例えば通信関係。それぞれのデバイスにLTEのSIMを入れるのって、手間的にも経済的にも無駄では? マスター機のSIMを、他のスレーバー機が利用できるようにならないだろうか。ポータブルWi-Fiをもっとスマートにしたような感じというか、個人的テザリング機能というのか。あるいは、キーボード。タブレットでも時々キー入力したいわけですが、だからといって外付けキーボードを常に持ち歩くのは面倒。パソコンのキーボードを、必要な時にはタブレットに割り振ってワイヤレスキーボードのように使えないだろうか。あるいは、逆にパソコンの拡張画面のような形でタブレットを横に並べて表示出来るとか。技術的にも決して難しいことでは無いと思うんですよね。

それに最適化された機能提供のためにデバイスが細分化していくことは必要だけれど、何種類かのデバイスをまとめて持ち歩くときに、それぞれ単体でしか使えないとやはり不便では。これが、一般的な家電ではなかなか融合させて使うことも難しいかもしれないけれど、電気的に接続出来れば便利なことも多いわけで、そういう意味で情報端末の連携化というのは、次の普及に関しての新しいアイテムにならないだろうか。日本は、複合化製品って結構得意だから、そういう試みをもっとしてみても良いのでは。

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