2023年3月31日

成田空港新ターミナル

成田空港の新ターミナルに関しての、今後の展望についての記事。B滑走路の南側にC滑走路を増設し、B滑走路も3500m級に延長し、3滑走路体制で新しい日本の玄関となる予定。利用便の増加に伴い、現在のT1+(T2+T3)の3ターミナルも、一つのターミナルに改築していくプランで、個人的にはその新ターミナルの様子が気になっていたところ。 

記事によれば、まずはT2とT1の間に新ターミナルの半分を建設してT2と接続し、(T2+T3)+新Tという擬似的な一体化をするのがフェーズ1。この時点で現在のT1の利用航空会社は、その新ターミナルに移動することになるんでしょうね。で、フェーズ2としては、T1を閉鎖してその跡地に新ターミナルの残りの半分を増設。最終的には、T2+T3も閉鎖して新ターミナルで全ての航空会社が利用するような形になるというもの。

そうなると、現在T1を利用しているスタアラ系(ANA系)が、まずは新ターミナルでの運用を開始して、その後T2+T3のワンワールド系(JAL系)が新ターミナルに行こうすることになるわけで、ターミナルの位置としては現在と反対側になるのかな。その新ターミナルの形状にもよるけれど、一つのターミナルに現在の3ターミナル分のゲートを準備するわけだから、かなり大きなターミナルになるわけで、そのデザインのイメージが沸かない。

あと、ターミナルが大きくなると、ゲート間の移動も大変になるわけで、その辺りの利便性はどうなるんだろうか。まぁ、かなり大きなターミナルにしないと収まりが付かない気がするけれど、でもそのうちに今のT1やT2の敷地にサテライトとか作り出すんだろうなぁ。生きているうちに、その新ターミナルから出国する事をやってみたいぞ(笑)。

謝罪した振り

「猿・蛮族」発言で批判集中した、立憲民主党の小西洋之議員。 流石にそのままで済むわけでも無く、昨晩謝罪会見をしたんですが、その内容にまた批判が集まるのがこの人らしいと言うか、反省の様子が見えないと言うか。それは、彼の釈明会見で話した、

「私の発言の報道により不快な思いをした方々にはおわびを申し上げたい」(強調 by 私)

 と、自分の発言内容では無く、それを伝えた報道で「不快な思いをした人」に対しての謝罪だから。つまりこれって、彼の発言を聞いて怪しからんと批判している人では無く、彼のその発言の報道を聞いて「自分達の小西議員を批判するな」と怒っている支持者に対しての謝罪・言い訳でしか無いんですよね。何だよそれ、という気分。

不思議なのは、NHKの報道では会見での彼の発言をそのまま掲載してるんですが、産経新聞の記事では「不快な思いをした方」、毎日新聞の記事では「私の発言、報道により、」と、少し彼目線での伝え方をしている。実際の会見の映像を見ていると、NHKの書き起こしが一番近いようなんだけれど、メディア各社は最初の報道も及び後のように見えたんですが、何かあるんだろうか。でも、その「謝罪会見」の中では、自分の発言を切り取って報道した、けしからんから提訴すると言うようなことも言っているので、やっぱり彼の中では「自分は悪くない、報道が悪い」と思っているんだろうなぁ。いゃ、自分が逆の立場になった時には、散々相手を批判していたくせにという、いつもの「野党仕草」「立憲仕草」ではあるんだけれど、流石に今回の件は言い訳できないだろうなぁ。さらには、オフレコのはずなのに流出させたのも気に食わないと言っているらしいけれど、会見の様子は音声や映像で録画されていて、直ぐに訂正したという自分の言い訳も含めて否定されている。その場凌ぎの適当な対応と言われても仕方ない気がしますね。

もう少し真摯に釈明会見で対応すれば風向きも違ってきたんだろうけど、いつもの「小西節」で自分の正義と正統性を主張してしまうから、全然謝罪になっていない。流石にこれでは身内の野党からも批判が消えないわけで、まぁ維新の会が言っているように、現在の筆頭理事辞任くらいは最低でも立憲民主党として譲歩しないと、政党としての倫理観とかも疑われるレベルだろうなぁ。言ったことも事実だし、その言葉も差別的な意味が含まれる侮辱的な内容だけでなく、自分の所属している憲法審査会も侮辱するだけで無く、自分は憲法学者であるという本当かどうか分からない事まで言いだし、さらにはそれらを伝えるメディアに法的措置を取るとまで言っているのだから、その責任はかなり大きいと思うなぁ。自分で報道の萎縮とか政治の介入とか散々批判していたくせに、同じ事を自分が大っぴらにやっているわけで、まさに本末転倒を地で行っている感じですね。

政治家に求められる資質には、いろいろあると思うんですが、やっぱり「冷静に物事を判断する、論理的に主張する」という事は一番重要だと思う。と言うか、政治家で無くても、他人と接する商売をしている人ならば、最低限のマナーというか常識としてそういう対応をするのが当たり前ですよね。そりゃぁ、相手によっては端から話にならないこともあるし、堪忍袋の緒が切れることも一度や二度ではない。でも今回の場合は、相手やメディアから誘導されての話でもなく、自分から「猿」とか「蛮族」とか「週に一度も必要無い」と言っているのだから、完全に自責の話。それなのに、その謝罪に関しては他責として自らの非を認めず、あまつさえ相手を告訴するとまで言うのだから、謝罪どころか攻撃していると言われても仕方ないような話。人様の心のことを想像で言う事は慎むべきとは思うけれど、この人は政治家として以前に人間として凄く不安定な様子を感じるんですよね。「劇場型」ならぬ「激情型」政治家と言えば当たらずといえども遠からずのような気がする。ご本人が壊れる前に、所属政党としてはちゃんと対応するべきではと思うんだけれど、立憲民主党としても持てあましているような雰囲気も感じられるわけで、まぁこのまま自滅してくれれば、それで国会の時間を浪費することも少しは減って、間接的に日本のためになるのかも。

フラッグフットボールがオリンピック種目になるかも

10月のIOC総会で、国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)の正式加盟が決まりそうと言う記事。これにより、IFAF管轄のフラッグフットボールが、2028年ロサンゼルス夏期五輪の追加競技として採用される可能性が一歩高まることに。本当ならば、フルスタイルする、「アメリカンフットボール(Gridiron Football) 」での参加を望みたいところだけれど、世界的なチーム数と力の差や、試合強度故の試合インターバルの問題等から、大体2週間位しか無いオリンピックの開催期間中に、多分4~5試合開催するのは、チームにとってかなりタフな状況。そうなると、試合強度は軽微で、かつ試合数等も多く組むことが出来るフラッグフットボールが、今の所一番の落とし所か。試合開催数が増えるという事は、例えば男子、女子、混合、と3クラス作ったり出来ますから、露出度も上がるだろうし。

日本のフメフトの場合、別格のアメリカ、カナダに続く世界で3番目の地位にあると言って良いと思うんですが、フラッグフットボールに関しては、やはり体格差による差が大きいので、欧州チームとかの後塵を拝する状況なのかな。フメフト経験者が、そのままフラッグに移っても直ぐにトップレベルの選手になれるとは限らないし。ただ、ここ数年位から、例えば大学のOB対抗戦みたいな形で、国内リーグ戦後の1月とか2月にHuddle Bowlの名称で大学対抗フラッグフットボール大会みたいなものが開催されているので、あの取組を生かして行けば、かなり強力なオールジャパンチームが編成できるんじゃ無いだろうか。ロサンゼルスオリンピックが2028年との事なので、2027年に多分出場国が決まるので、そうなるとこれから4年間でどれだけ世界トップのレベルのチームを作るか、余り時間は残っていないような気もします。

私は、昔々アメフトの現役を引退した後に、2年位かなタッチフットボールを経験しているんですが、タッチフットボールはタックルで倒すのでは無く、相手に「タッチ」するとタックルと見なされてプレーが止まります。フラッグフットボールは、腰に付けたフラッグを取るとタックルで止まるので、フラッグのような器具が不要だけれど接触を伴うので、エキサイトしてくるとどうしたも「タッチ」に段々と力が入ってきて、ブロックなのかタックルなのか分かりづらい状態になるのが欠点かなぁ。また、見る角度によってタッチしたのか出来なかったのかも微妙な場合が多くて、審判も経験していますが、その判定で結構クレームを言ってくる選手も多いんですよね。体にタッチは触れていなくても、ユニフオームとかに触れれば「タッチ」という判定なので、本人がタッチされたことに気がつかない場合も多いので。また、タッチフットボールは、どうしても手の届く範囲に互いに近づかないといけないので、どうしても相互の距離がつまりタッチ以外の接触が生まれる可能性があり、それがリスクとも言えます。フラッグフットボールは、フラッグの長さ分の体が離れていても取ることは可能だし、背後とか見えない場所から取られる場合もあるので、相互の距離は取りやすいけれど、「えっ、なんで?」みたいな不満感は残りそう。当時は、タッチフットボールが8割位、フラッグフットボールが2割位の割合でしたが、個人的にはフラッグの方が安全だし好ましいんじゃ無いかと感じていましたねえ。

それでも、サッカーに対してのフットサル、バスケットボールに対しての3-on-3みたいな感じで、バレーボールに対してのビーチバレーみたいな感じで、ある意味アメリカンフットボールの縮小版であるフラッグフットボールが世界に認知されることは、アメフトにとっても決して悪い事じゃ無い。そういうスポーツが有ると言う事を認知して貰うことも大きいけれど、例えば4回のプレー(ダウン)で10ヤード進むとか、前パスは1回だけだけれどバックパスは何度でもOKとか、TDなら6点とか、アメフト固有のルールで共通している部分を知ってもらえるだけでも、後からアメフトを観戦した時の理解度はかなり違うと思うんですよね。フラッグフットボールは、小学校の体育の授業でも取り入れられているので、決してマイナーな種目でも無いと思うのだけれど、認知度だけ見るとまだまだ。今回のIOC加盟が叶い、オリンピックの追加種目として採用されたら、日本国内でも一気に「アメフト熱」が高まらないかなぁ... そうなって欲しいなぁ...

2023年3月30日

議員失格議員不要

人材豊富な立憲民主党は、今話題の小西洋之議員だけで無く、まだまだ有望な人材を抱えているらしい。その一人思われる、中谷一馬議員は、何とChatGPTを使用して質問内容を作成。それを参考に自分で質問内容を推敲し質問したならまだ理解出来るけれど、それをそのまま岸田総理に質問してしまうのが、いかにも立憲らしい。 

そんな中谷議員の行動を、当のChatGPTに聞いてみたところ、かなり真っ当な回答が得られました。

5分程の質問者と総理のやり取りを見ても、質問者はChatGPTの生成した回答の出来不出来を主題にしているだけで、本筋と思われる特措法の内容に関しての質問は無い。この人は、法案の内容に関して質問したいのか、ChatGPTの性能に関して質問したいのか、一体どっちなんでしょうね。この件でTLには、もう野党の質問者としての存在不要論まで出ているのだけれど、まぁ普通はそう感じるよなぁ、この程度の映像を見せられたら。もう、何か新しいオモチャを買ってもらった子供が、それを周りの友人達に自慢したくて仕方なくて、嬉しそうに見せびらかしているような光景だと思う。

ところで、人事院がアンケート調査したところ、省庁の残業要因で一番多いのが「質問通告が遅い」で、次に多いのが「質問通告の内容が不明確」で、長時間労働の是正のために議員側の対応改善が望まれるらしい。 これは以前から言われている話で、特に一部野党からの質問主意書提出が直前でかつ曖昧な内容であることは指摘されている話。そのため、大勢の職員がずっと待機していなくてはならず、その過酷な労働環境から最近では離職する人も多いというのは少し前から言われていた話。もしかしたら、今後質問主意書の提出はCharGPT経由飲みにすれば、不明な点も質問すればその場で答えてくれるだろうし、野党議員も難しい質問を考えなくても良いから楽になるし、これまでのような受け狙いのような馬鹿馬鹿しい質問は減って、真っ当な質問内容ばかりになり、本当の意味で役に立つ討論が進むんじゃ無いだろうか。何なら、野党議員の皆さんは「名義」だけ残して消えて貰い、後は自分の癖を学習させたChatGPTが代用することで十分じゃ無いだろうか。少なくとも、今の国会空転しか考えていない一部野党よりは、よっぽど役立つと思う。

ChatGPTは、言ってみれば「道具(tool)」なので、それ自体は今の所便利なAIくらいの存在だけれど、もしかしたら人類史上初めて(?)シンギュラリティーを超える存在になるかもしれない。今は、これまでの情報を整理して分類して優先順位付けをして提示することで、人に効率的な対応を促すレベルだけれど、そう遠くない時には更に一歩踏み込んでそこに「提案」が加わるでしょう。その中には、政治的な提案だったり、制度や法案に関しての提案(抜け穴の指摘も含めて)機能も十分実現可能だと思う。そうなると、今時間を無駄に使っているだけの印象もある「〇〇委員会」なんかは、事前に提出法案とか質問をChatGPTに評価させて、そこを通過したものを議論するようなフィルター機能的な存在になったら、もっと今の国会は有益に存在になり、国民の生活も豊になりそう。ですから立憲民主党所属議員の皆様には、もっとChatGPTを活用していただき、自分達の存在意義を希釈させていって、最後は消えて無くなって欲しい(マテ)。

悪事を誇る?

世間を騒がせている「小西文書問題」。 その小西氏、今回の小西文書告発直後に、こんなビデオを公開していた事が分かってしまい、また新たな騒動勃発の予感。切掛は、TLに流れてきた当該部分のビデオの切り抜きでしたが、アゴラでも取り上げられてしまい、広く世間が知るところになってしまいました。オリジナルソースである、立憲民主党のチャンネルに行って確認して見ると、確かに「私はまだ持っている」と言っている。

情報流出元の総務省としては、本当に彼が省内の機密文書を機密区分とは関係無い内容のものまで保有しているのか、ちゃんと調べる義務が有るんじゃ無いだろうか。今回の所謂「小西文書」も、元々彼が所持できるようなものでは無いはずで、園だけだってその流出経路が問題なのに、それ以外の文書も保有しているのであれば、それは犯罪行為でも有るわけですよね。このビデオの公開日は3月3日となっていて、小西文書を公開した日だと思うんですが、まぁ彼の性格を考えるとその高揚感で少し大げさに吹かした話なのかもしれない。でも、本人がそう言っている以上は、少なくとも任意でも良いから調査するべきだと思うなぁ。と言うか、そういう犯罪行為を公党の公式チャンネルで堂々と発言しているのだから、立憲民主党自身がその発言の正誤と、もし本当ならばそれが正当な手段で入手されたものなのか、そうで無いのかちゃんと示す責任があるのでは。で無いと、その行為は、所属政党自身も共犯で行われた機密情報漏洩事件と言われても仕方ないんじゃ無いかと思う。まあ、政党幹部にしても、そんなことは考えても居ないだろうし、この発言を知っていても最悪小西氏自身の問題として、党としては知らぬ存ぜぬを通すんでしょうね。人には厳しく言うくせに、自分達には甘い人達だから。

彼らは、マイナンバー(カード)の安全性に関しても危惧を示していたけれど、その本来のシステムの脆弱性以前に、こう言うヒュマンエラーと言うか、人為的問題から機密情報は往々にして理由出していくもの。その証明を自ら行う理由は分からないけれど、だからこそ逆にそういう人為的作為が発生しても、外部に出たデータはそれだけでは意味をなさような仕組みにしないと行けませんよね。例えば、マイナンバー(カード)で入手出来るデータだけでは意味を持たず、相手側がそれにあった暗号キーを適用しないと、そのデータは複合できないとか。今回の総務省の「小西文書流出」にしても、多分ハードコピーで外に出たのだろうと思うけれど、印刷するためには決められたプリンターから履歴突き出ないと印刷出来ないようにするとか、個別番号の透かしを入れて全ての行政文書で流出経路が分かるようにするとか、そう言う仕組み作りは急務というか、今回の件で今すぐ行う必要性を痛感しているんじゃ無いだろうか。で、そういう仕組みをいち早く構築するためにも、小西議員には是非今回の入手方法を隠すこと無く話してもらい、必要な対策準備の参考にするべきだと思うなぁ。


で、その小西議員、昨日は「憲法審査会の毎週開催は猿がやること、蛮族の行為」と罵詈雑言が報じられたけれど、これ精神的にいらついている証拠なのでは。一応その発言は撤回したらしいけれど、このニュースを報じたメディアに対しては、得意の「訴える」攻撃をしているみたいで、何か今更ながらですが言っていることとやっている事は支離滅裂な人。こんな人が、憲法審査会の野党側筆頭理事をやっているわけだから、憲法に関しての議論も進まないし、彼らが「立憲主義」とか言っている事も信用ならない。毎週開催の頻度が多いというのならば、内容検証に時間が掛かるから隔週開催が妥当とか、月一回開催にするべきと言えば良いだけの話しなのに、何故か猿に擬えて罵倒するだけ。結局自分自身がちゃんとした意見なりを持っていないから、そう言う罵倒することしか出来ないんでしょうね。で、党としてはこう言う差別的な発言に対して本当はちゃんと対応しないと行けないはずなのに、このまま有耶無耶で終わるのがいつもの流れ。一件威勢の良いことを言っているように見えて、実はそこが浅いことだけがどんどん広がっていくから、与党の支持率が上がり野党の支持率が下がるという結果になっている事を、もっと真摯に受け止めるべき何だけれど、「俺たちが正義」としか思っていない人達だからなぁ。「悪名は無名に勝る」とは言うけれど、「悪行は傍観に勝る」事は絶対無いのだから、こういう人達には早く退場して欲しい。

航空系YouTuber全滅、か?!

羽田空港のサイトに掲載された「第1・第2ターミナル内での一般のお客様の撮影について」というお知らせ。最初は、

一般のお客さまがブログやSNS、インターネット等、大衆への公開を目的とした撮影をされる場合、撮影日の3営業日前*までに以下の必須事項をご記入のうえ、事前に弊社へ申請いただき、承認を受けていただくようお願い申し上げます。

と書かれていて、これって航空系SNS、特にYouTube何かは全滅するんじゃ無いの?! と思ったんですが、その後やはり反響が大きかったり問合せが集中したんでしょうね、次のように修正されました。

一般のお客さまがターミナル内で旅の記念撮影など、個人で楽しまれる趣味の範囲での撮影につきましては、申請は不要でございます。 

SNS等で収益化を伴う撮影やライブ配信をされる場合は、撮影日の3営業日前*までに以下の必須事項をご記入のうえ、事前に弊社へ申請いただき、承認を受けていただくようお願い申し上げます。

注意書きとして、記念撮影など個人で楽しまれる目的の撮影は対象外と書かれているけれど、それって撮影するだけでSNS等への公開(登録)をしないならOKなのか、あくまで個人としての記録で特に不特定多数への公開かつ収益化を目的としていないならばOKなのか、その良い・悪いの線引きがまだ微妙。

私も、これまで散々自分の旅行記をここに書き込んでいて、その中には羽田空港も多分半数近く登場するはずなんだけれど、特に不特定多数への公開を目的にしているわけでは無く、あくまで自分の備忘録として記録に残しているだけ。それなら、ローカルのWordに書き込んでも良いんじゃ無いかと言われそうだけれど、たまたま記録するプラットフォームとして利用しているこのBloggerがインターネットに接続していて、ここのURLなりGoogle検索をするなどすれば到達可能な場所というだけ。だからアフィリエイトも設定していないし、そう言うものが無いからBloggerを使っているわけですし。だから個人の意図としては大衆への公開を目的としていないけれど、結果としてそうなってしまうような場合はどう判断されるんだろうか。

というツイートがあり、多分こう言う事に触発されて昨日のうちに問合せが急増したんだろうけど、営利目的で無ければ問題ないとの事で、個人的な旅行記などはセーフという事になるんだけれど、やっぱりどの程度まで許容されるのかは、羽田空港のレターからはそこまでしっかりとは読み取れないなぁ...  多分羽田空港側としては、空港職員や航空会社関係者、さらには撮影者以外の利用者など、個人のプライバシーが侵害されるようなケースを先ず排除したいのでしょうね。次には、空港内での撮影素材を利用して、そこから利益を得るような無届けでの「商業利用」を排除したいのでしょう。そうなると、航空系のYouTuberで利益化している様な人は、かなりグレーになるのかなぁ。最悪、羽田空港では第1・第2ターミナル外で撮影なりして、空港内の撮影はスキップして、直ぐに機内のシーンに繋ぐ、みたいな裏技というかそんな編集をしないと行けなくなるのかもしれない。

今では、スマホ一つあれば動画でも静止画でも簡単に幾らでも撮影出来て、さらにそのスマホでそれらを格好良く編集してSNSに投稿するなんて事も簡単にできる時代。それ故に、本人にその気が無くてもプライバシーであったり、権利権益の侵害を犯してしまうような映像や画像が一般公開されてしまうこともあったんでしょうね。それは空港に対してだけで無く、その中に無意識に巻き込まれて閉まった人からのクレーム何かもあったかもしれない。そう言う事に対して、今回は対策という事でしょうね。だから、本当に常識の範囲内での行為であれば多分羽田空港としてもそんなに目くじら立てないとは思うけれど、明確にこれはOKこれはNGと言う境界線を引くことは難しいから、こういう言い方しか無いのかもしれない。もう10年位前だけれど、米国旅行中いつもの様に搭乗記録用に搭乗機と利用ゲート番号をカメラで撮影していたら、そのゲートポディアムにいたUAの女性スタッフが突然近寄ってきて「あなた、私の写真撮影したでしょ」と結構な剣幕で言われてビックリした事があります。「いゃ、旅行記録のためにゲート番号と行き先表示を撮影しただけ。もし映り込んでいたら削除する」と言ったら、不満げに「必ず顔を消してね」と言って戻って行ったけれど、まぁ彼女達も色々ストレスに晒されて神経質になっているんだろうなぁと感じたことがありました。無意識にそういう行為になってしまうこともあるわけで、改めて肝に銘じて注意しないと行けませんね。

2023年3月29日

車のグリル

乗り物ニュースに掲載された、最近の車のフロントグリルの話。以前は車に詳しくなかったのでそんなに気にすることも無かったのですが、地元に戻ってきて車が日常の必需品となり中古車を購入した20年位前から、購入選択の一つしてはやはりその車のデザインは重要だと認識するようになり、その時に文字通り車の「顔」であるフロントデザインは気になる要素の一つに。そのフロントデザインで大きな予想を占めるのが、前面に搭載されて空冷のために外気を取り込む目的で設置される「フロントグリル」。代替の車では、先頭のフロントグリルの直後にラジエターが設置されていて、ここに冷たい外気が当たることで中を走る媒体が冷却されて、それが再び発熱部分に戻されて排熱する仕組み。エンジン本体の冷却だけで無く、 クーラーにも使われる仕組みですが、最近のBEVではエンジンが消えてモーター駆動のため、このフロントグリルが不要になってきているため、実際のグリルでは無くグリルデザインに変わってきているんだ。

有名な車の場合は、このグリルデザインで差別やブランドの統一感を生み出すため、それぞれ特徴的なデザインを採用していて、記事にも書かれているBMWの左右に別れたフロントグリルだったり、トヨタのLexusの糸車見たいなデザインも認識されている物の一つ。私もLexus車を使用していますが、実はこのフロントグリルのデザインが嫌いで、購入する時には結構迷ったんですよね。同じSUVでも、再審のハリアーのデザインの方が好みで、実はどっちにしようか迷ったくらい。そのハリアーの系統という意味では、最近刷新された新型良クラウンのデザインも好きな系統で、そっちに乗り換えようかなと感じる位。要するに、大きなサイズが先ず好きでは無いし、特徴を出したいが故に威圧感というか圧迫感のあるデザインがどうも好きになれない。必要な機能として、空冷のための吸気口として前面に空けないといけないのであれば、ブランドとして統一感を出したい気持ちも分かるけれど、もう少し工夫して欲しいところ。

記事にも書かれているんですが、BMWの二つに分かれたフロントグリルって「キドニーグリル(Kidney Grill/腎臓グリル)」って呼ばれることを少し前に知って、思わず笑ってしまいました。いゃ、確かにそう言われれば、腎臓みたいなデザインだな、と。車のフロントからの見え方って、どうして左右に配置されているフロントライトが「目」に見えてしまうから、フロントグリルは「口」に見えるんですよね。セダンとかクーペだと、ちょっとシュンとした顔に見えるし、バンとか軽自動車だとちょっとコミカルな感じに見える場合も。わざとそういう見え方を意識したデザインにしているんじゃ無いかと、と感じる事も。そんな中で、BMWの場合はそのフロントグリルが左右に分かれているので、どうしても「鼻の穴」にしか見えないんですよね。だから個人的にはこのBMWの見え方を、「マキバオー」と呼んでいたことは内緒です(笑)。今でも街角で対向車がBMWで、このフロントグリルが見えると、思わず「ふんがぁ~」と心の中で叫んでしまうことは内緒です。いゃ、どう見たってマキバオーの鼻にしか見えないし、最近のモデルでグリルが一回り大きくなって、さらにマキバオー感が増している気がするし。多分地元ドイツでは「かっこいい」デザイン何でしょうけど、少なくとも日本では特に一定年齢以上の人にとっては、あれはどう見ても「鼻の穴」にしか見えないと思う。

閑話休題。以前仕事出アメリカによく行き、何ヶ月か滞在していた時。向こうの社会も車社会で必需品ですから、色々な車を見たものですが、フロントからボンネットに掛けて大きなマスク見たいなカバーをして走っている車を結構見ました。運転中に飛んできて張り付く虫だったり、飛び石対策でマスクみたいなカバーをしているんですが、あれってフロントグリルを塞ぐことにならないのだろうか。最近だと、シートを貼ったりして保護できるみたいですが、折角自動車メーカーがかっこいいフロントグリルをデザインしても、汚れることを回避するためにサポーター見たいなカバーを付けて走ったら意味ないですよね。私なんかは、どんなものでもデザインはシンプルなものが好きなので、正直言うと車のエクステリア類は興味ないし、ベース部分に関してももっと単純化して欲しいと思っているくらい。それを装着することで、例えば安全性が20%増すとか、抵抗が減って燃費が上がるとか機能的なメリットがあるなら検討しますが、単に「見栄え」だけのものが殆どだと思うので、なんでそういう所に熱心になるのかちょっとよく分からない。同じ意味で、フロントグリルに関しても、空冷の吸気口として必要ならば設置すれば良いと思うけれど、今の自分のLexusを見ても「そこまで大きくしなくても良いんじゃ無い?」と思うサイズなので、そういう所は何とかして欲しいところ。多分国内だけで無く世界的なBEV化もそんなに急に進むとは思えないので、もう少し機能美に触れた専用のデザインにこれから傾いていくんじゃ無いだろうか。次回、もしBEVを購入する機会があったら、少し気にするかも。

政界から騒ぎ

令和5年度一般会計予算が、昨日の参院本会議で可決し成立。先月の28日に衆院本会議で可決されて参院へ送付されていたので、このまま参院で可決できなくても月末までには自然成立するものではあったけれど、やはり本会議で可決されて予算確定という意味は一寸違うでしょうね。予算審議だからもっと揉めろとは言わないけれど、結局野党は立憲民主党の所謂「小西文書問題」が中心で、それ以外の項目については全く埋没してしまった。しかもその「小西文書問題」にしても、当初想定していたような、高市大臣の辞任どころかどんどん自分達の証拠の不正確さ、不明瞭さが指摘されてしまい、事実上白旗を揚げたような状態。それなのに、「撤回させた」等と訳の分からない勝利宣言をしたりしていて、一体この人達は何を考えて何をしたいのか、そちらの方が「ますます疑惑は深まった」と言いたいくらい。

彼らが、というか小西議員が切り札として持ち出してきた「小西文書」だけれど、なんで衆議院で予算が可決される前に持ち出さなかったんだろうか。自分が仮に当事者だとしたら、衆院通過直前にこの爆弾を見せて、少なくとも自然成立を人質にしてその後の議論を進めると思うのだけれど。小西氏が参議院議員だから、参議院が始まるまで待っていたのだろか? それもちょっと間抜けな話なのでは。「こういう疑惑がある」という事を言うだけだって、結構衝撃はあると思うし、そこでいったん採決を止めてその後参議院でじっくり追求しても良いのでは。それとも小西氏側は、あの文書が本当に高市氏の辞任に繋がるくらいの強力な証拠だと思っていたのだろうか。でも、8年も前の話を今更持ち出してきて、しかも決定的な例えば会話の録音だとか映像とか有れば別だけれど、ぱっと見てもちょっと怪しい内容・書き方の書類がどの程度の能力を持っているのか、素人でも有る程度は判断出来そうな気もするけれど。

今回の一般会計は、当初予算としては初めて110兆円を超えて114兆3812億円。当然、色々な部分で本当に必要なのか精査が必要な部分もあるし、例えばウクライナ情勢を睨んでの防衛予算増額などもしかしたらもっと必要なのかもと言う議論が必要かもしれない部分もあると思うんですよね。そういう部分が十分に議論されたのかどうかは大いに疑問。例によって、特に立憲民主党はこの後もグチグチ文句を言うのだろうけど、それならちゃんと予算委員会なり何なりでしっかり審議しろよと小一時間。そう言う貴重な時間の多くを、「辞任しろ」とか「偽陽性文書が」とか何とかの一つ覚えのように繰り返すだけで、どんどん自分達のぼろが出てくるようでは、職務怠慢と言われても仕方ないのでは。この話題で自民党に一矢報いることが出来ると喜んだのも束の間、岸田総理のウクライナ電撃訪問で一気にひっくり返されて尻すぼみになってしまった事は大きかったかも。でも、岸田総理の電撃訪問だって、その時点ではまだ小西文書問題は続いていたけれど、有る程度先が見えたから結構したんじゃ無いのか。高市氏が公開した今回の件に関しての説明を読むと、3月1日に小西氏側から質問主意書が出された時点で、かなり状況把握していたようで、それもあって勢い余って「捏造」という言葉が出てしまったのかもしれない。ただ、最初からコントロール可能という前提で、この話は進んでいたのかも。そうなると、やはり小西氏と高市氏の器の違いがそのまま出た結果と言えるかも。 

日を付けた野党側としては、奇襲をしたつもりが相手の待ち伏せ攻撃に遭って、あれよあれよという間に押し戻されて、結局は虚勢を張って自らを慰めるしか内容な状態になっていったのは、まるで勝利を確信してウクライナに攻め込んだものの、手強い抵抗に遭いじりじりと後退しているロシアのよう。まぁ、自民党をウクライナ、立憲民主党をロシアと擬えるのは、色々な意味で無理があるけれど、結果のイメージとしては当たらずといえども遠からずという感じでは。で、後は、ロシアにしても立憲民主党にしても、司法の場でその行いをしっかり裁いて欲しいですよね。 特に高市氏は経済安全保障担当大臣であり、広い意味で見れば、今回の様な情報流出に関しての責任もあると言えるわけだから。流石に、高市氏が小西氏を訴えると、村内とは無くても意趣返しと取られて、それはそれでまた問題になるだろうから、別の形が必要だとは思うけれど、やっぱりこのまま有耶無耶で終わることは、別に自民党がとか立憲民主党がと言うレベルでは無く、日本の行政や政治の問題として大きいと思うなぁ。その部分をしっかり与党側、あるいは行政側が解明して解決しないのであれば、そこは今回の件よりも大きく批判される点だと思う。

2023年3月28日

「おすすめ」の改善

「おすすめ」機能というか、一般的には過去の使用履歴等を参考にして、より効果的と思われるコンテンツや広告候補を表示する、所謂「レコメンド」機能。Webブラウザーでも、直前にアクセスしたサイトが、たまたまいつものと趣が異なるような場合には、次の瞬間からそれ関係の広告が突然表示されるようになります。私などは、母親からECショップの商品検索とかお店検索を頼まれるのですが、例えば女性用の衣類とか検索すると、突然色々な種類の女性用ワンピースとかスカートとか場合によっては下着類とか、そんなものがサイトにアクセスする度に広告で掲載されてため息が出る始末。

オンラインという環境を利用して、対象を絞ってより効果的に広告するための技術であることは理解するし、それも一つのビジネスモデルだとは思うのですが、それならそれでもう少しその「おすすめ」が自分の壺にはまるように学習するなり有る程度自分でチューニングできるようにしてくれないかと思うんですよね。例えば私は猫が好きだけれど、色々な事情から猫を飼うことは出来ないから純粋に色々な猫動画を観て楽しみたい心を癒したい。でも、PCのブラウザーでアクセスしたりすると、猫缶の広告とかペット関係の広告が一気に増えたりします。視聴している動画も、「こいつ、猫が好きだな」と分かると、どんどん猫関係の動画をおすすめしてくるんですが、私は動画を観る時にはテロップ表示されている方が肉声が入っているよりは好きなので、そこで一つフィルターを掛けたい人何ですよね。あと、猫の好みから言えば、長毛系よりは短毛系、洋猫よりは和猫系の方が好きだったりするから、出来ればそういう系統の猫が多めの方が良かったりします。あと、保護猫活動に少しでも役立つようにと、NPOとかボランティアさんが公開している動画も出来るだけ再生するようにしているんですが、おすすめがそう言うもので埋まってしまうことも。時にはホッコリする動画も見たいわけで、その辺りの比率というか割合みたいなものも、出来れば設定したいところ。

あるいは、私は「物作り」みたいな事が好きなので、DIYとかも好きな分野ですが、そうなるとやたらと「古民家再生」みたいなものが延々とお勧めされます。同じ意味で、例えば車とかバイクの再生みたいな動画も好きなんだけれど、「直す」とか「工夫して解決する」という部分を観たいのに、車好き、バイク好きと判断されるのか、車やバイクレースの動画とかレビュー系の動画とか、そう言うものが延々とお勧めされても困ってしまいます。勿論、人の好みなんて千差万別だから、それにピッタリと合った設定なんてなかなか無理だとは思うけれど、それでももう少し何とかならないのかと言う気がします。例えばYouTubeは無料で視聴させて貰っているので、個人的には広告を挿入する事は当然だと思っています。でも、民放の放送のようにこちらか全く選択出来ないような環境では無いのだから、こちらも何かそそられるような広告が表示されるような働きかけが出来れば、お互いにWin-Winになると思うのだけれど。一番よく分からないのは、「これは好みではない」と言っているのに、同じ物が何度も表示されたりお勧めされること。それが何年か経過してからなら分かるけれど、何日も同じ物が推奨されてくるのはよく分からない。それならもっと別の可能性を探るべきだと思うのに。まぁ、広告を出している方も、広告主との間の契約で、何回供出しないといけないとか、どれだけ公開しない家無いというような縛りがあるんだろうけど、消費者の目線というかそちらの状況ももっと取り込まないと、ターゲティング広告としての効果は期待出来ないんじゃ無いだろうか。

YouiTubeの広告の場合、5秒位するとスキップ出来る場合がありますが、あの時にその5秒間で何の広告なのか、あるいは興味を引きつけられるような出だしなのかによっても、そのまま暫く視聴する場合、即座にスキップする場合、かなり別れます。とある広告では、最初暗転して始まりそのまま何も映らず音が出始めたところで5秒が経過したのでスキップしたから、結局なんの広告なのか全く分からないものがあったけれど、まずは「何」という所を最初に遡及しないと効果は期待出来ないでしょうね。テレビ広告のように、15秒とか30秒とか、ずっと見てくれていることを前提にウェブ広告を作成すると、全く効果が期待出来ないものが出来てしまいそう。個人的には、最初の2秒で何の広告なのか、どういう分野の広告なのかはっきり示して貰い、その後の3秒で映像的でも音響的でも良いから、何か興味を引くようなものにスパッと切り替わってくれれば、スキップするボタンの指を止めて暫く観てみようかという気にもなります。あと、同じ物を短期間で何度も繰り返されるのも止めて欲しいですよね。何種類も制作する予算が無いからかもしれないけれど、それならそれで違うものを見せて欲しい気がするし。最近感じるのは、実はああいう詰まらない広告を何度もしつこく表示させることで、ユーザーが嫌気を感じて有料登録してくれることを実は狙っているんじゃないかという気さえすることも。プラットフォーム側は、どちらでも困らないと思うけれど、それって広告を出しているがわからすると配信行為とも言えるような気がするなあ。いずれにしても、今は広告が逆に否定的な要因、逆効果になっている気がします。 

映画のような試合

WBCを米国で中継したFOX Sportsが作成した、WBC決勝戦の日本対アメリカ戦のハイライト映像。"The World Baseball Classic championship was like a movie."と書いているように、こうしてみると追いつ追われつの試合展開から、最後は両雄のフルカウントの対戦で試合が決まるという、シナリオの無いドラマのような話であることを再認識出来ます。 

試合中継をしたFOX Sportsとはいえ、アメリカが敗れた試合であったのにこういう物を作るというのは、やはりあの試合内容に関しては、アメリカとしても印象深いというか、結果を超えた「何か」を感じる内容だったんだなぁと感じます。

映像を見ていて改めて感じるのは、両チームが獲得した5得点のうち、4得点はホームランでの得点ということ。日本は、手法の村上選手、岡本選手が打っているけれど、これは余りこれまでの日本の野球では見ない流れでは。これまでの日本の得点の場合は、それこそ事実上の決勝点と言っても良い、村上選手のホームランの後で加点した、満塁からファーストゴロの間に入った1得点のように、プレーを積み重ねて得点するパターンだと思うんですよね。そう言う意味では、改めてこの試合を見ていると、日本の野球のパターンが変わってきているというか、成長していると言っても良いんじゃ無いかと感じます。

この手の映像は、どうしても得点シーンが中心になってしまうのは、どのスポーツでも仕方ないのかもしれないけれど、そこに至るまでの対決とか、丁々発止の対決とか、映像に出てこないけれど良いシーンやプレーはもっとあったと思うので、それが勿体ないと思う。最後の、大谷vsトラウトの対決は、フルカウントまで1球1球取り上げているけれど、ああいう場面は多分試合中に何度かあったはず。映像の尺の問題もあるとは思うけれど、そういう部分にスポットを当てたダイジェスト映像なんかも作ってほしいですよね。それならば、試合全部を流せばとも言われそうだけれど、ダイジェストにはダイジェストの良さというか、圧縮して部分を強調することでまた別の感動も生まれると思います。しかし、最後に投げた大谷選手のスライダー、何度見ても凄い曲がり方だなぁ。あれをみるだけでも十分価値があると思う。

2023年3月27日

パスポートオンライン申請

今日から日本国パスポートのオンライン申請がスタート。基本的に、パスポートの切替申請(有効期限が一年未満か、査証欄の余白が3ペーシ以下になった場合) が中心で、新規申請や記載事項変更などは、各都道府県で対応が異なる様子。静岡県のページを早速見てみたんですが、まだオンライン申請に関しては更新されていないみたい。まぁ、自分の場合は今年の9月が今のパスポートの期限なので、直ぐに更新する必要は無いので問題ないのですが。

オンライン申請のやり方に関しては、こちらにPDFが登録されていて申請ステップが説明されているのですが、

  1. 申請サイトにアクセス
  2. パスポート用顔写真の撮影
  3. 自署(サイン)の撮影
  4. 申請者情報の入力(既存パスポートの情報ページの読み取り)
  5. パスポートのICチップの読み取り
  6. マイナンバーカードの読み取り
  7. 申請
といった手順。まず、これまで必要だった申請書の記載とか戸籍謄本の準備が不要なのが先ず助かります。また、パスポート用の写真を、これまでだと写真屋さんとか自動写真ブース何かで撮影して持参する必要がありましたが、それも不要(スマホ撮影)。一番のメリットは、オンライン申請出来るからわざわざ申請窓口に行く必要が無いこと。浜松市の場合、市街地にあるので、自宅からだとバスで片道30分以上掛かりますから、往復2時間位は見ておかないといけない。

一つ気になるのは、スマホで撮影する自分の写真ですよね。これまでだと、写真屋さんなどでは背景をブルーバックみたいにしてくれて撮影してくれたけれど、自撮りの場合の背景ってどの程度まで許されるのだろうか。上手く、白い壁とか無地の壁があればいいけれど。それと、光の関係で顔の表情もかなり違いますよね。理想は自然光での撮影だけれど。また、撮影する時には、スマホのインナーカメラをオンにして、手を前に伸ばしてスマホを支えて、画面を見ながらシャッターを切ることになると思います。私などは「自撮り」なんて殆どしないので、今回ちょっと試してみたんですが、持ち上げているカメラ(=スマホ)の微妙な高さの違いで、かなり表情も違ってきます。まぁ、枚数を気にすること無く何度も取り直すことが出来るのは良いかもしれないけれど、パスポートで使用する写真の品質としてはどうなんでしょうね。最近の写真アプリだと、顔を盛る機能もあるけれど、流石にあれを使うのは不味いだろうし。

パスポート更新なんて、5年か10年に1回の事だからオンライン化されたと言ってもそんなに大したことではないかもしれない。でも、自分の存在を証明する一番重要な書類作成がマイナンバーカードやNFC等の技術でオンラインで出来るようになったことは大きな前進だと思う。自分などは年齢的には今回10年パスポートを更新したら、それが最後のパスポート更新機会になるかもしれないので、心して更新手続きをしないと(笑)。


写真雑誌の終焉

 Yahoo Japanに掲載(転載)された、FLASHの記事。まだ興奮冷めやらぬWBC景気に乗っかって、でもすでに色々なメディアに出ているような同じような話題では埋没するからと、一ひねり(?)したのが「苦手と感じる野球選手の妻」なるテーマなのだろうか。正直「下品」としか感じない内容。

今回活躍したWBC出場選手の奥さんを、「内助の功」として取り上げるならばまだ分かる。その中には、記事で取り上げられているような、奥さん自身がタレント出身だったり有名人だったりする場合も有るから、その相乗効果で話題性も大きくなるでしょう。でも、その取り上げ方がポジティブな方向では無く「苦手とする」とネガティブな方向にねじ向けるのが、この雑誌の性格というか、元々は人のあら探しで無断撮影してスクープとして売り出したような性格だからなのだろうか。

「写真週刊誌」と言えば、自分の場合先ず思い出すのは「FOCUS」かなぁ。その後「FRIDAY」が創刊されて、自分の世代だとこの2誌が互いにスクープ写真を競っていた印象がありますね。今回の記事を掲載した「FLASH」は、FRIDAY誌の後に創刊された写真雑誌の一つらしいけれど、個人的には店頭で見た記憶も無いし、時々Webでの記事サイトとして見る程度。FOCUS誌にしてもFRIDAY誌にしても、当初は結構大きな事件とか政治的な話題のスクープとか有って、それなりに存在感を感じたけれど、毎日そんな事件が起こるわけでも無く、結局は部数稼ぎのために話題性のあるものを取り上げるようになると、その内容も週刊誌というかゴシップ誌みたいな感じにどんどん変わっていった気がします。で、FLASH誌もそんな系統の雑誌なんだろうなぁ。写真中心の雑誌という意味では、グラビア雑誌みたいな言い方で高品質の印刷媒体を使用したものが其れ以前からあったと思うけれど、これらの写真週刊誌は印刷品質にしても怪しげな印象しか浮かばないし、それが逆に変な説得力というか怪しさを醸し出していた気がする。

写真雑誌は、やっぱり一枚の「画」の説得力が勝負だと思う。だからこそ昔のFOCUSにしてもFRIDAYにしても、見開きで一枚掲載したりして、写真情報の力みたいなものを感じたけれど、こういう人の不幸を笑うような記事で発行部数だったりPage Viewを稼ぐようになったら、その雑誌の寿命も近いのかもしれない。それはどんなものにも当てはまる「淘汰の法則」だと思うけれど、案外こういう事象の方がしぶとく生き残ったりするから始末に悪い。子供の頃は、人の悪口とか不満を言うと、親から「人の悪口を言うといつか自分に返ってくる」と叱られたものだけれど、こういう雑誌という情報媒体にも是非その法則が当てはまって欲しい(笑)。一人一人がスマホを持って、直ぐに写真撮影が出来、それがネットに投稿されて一気に拡散して行く時代、こういう写真雑誌の訴求力自体がもう要求されない時代と言っていいのかも。こういう雑誌が創刊された当時は、まだカメラは多くの人にとっては高嶺の花だったけれど、今の時代は静止画どころか動画ですら「普通」のものになっている時代ですからね。媒体としては、既に時代後れなんだろうなぁ。

2023年3月26日

スモウフットボーラー

現在カナダで行われている、CFL (Canadian Football League)のGlobal Combine.  日本からは4名の選手が国内選抜をへて参加しているのですが、その中の一人が大学アマチュア相撲横綱であった、日本体育大学の花田秀虎選手。まだ大学3年生(新4年生)なので、CFLのドラフト権はないのですが、その素質を見込まれて特例として参加しているもの。昨年のXリーグ合同トライアウトに参加して、当時も大きな話題になったんですが、その後相撲からアメフトに本格的に転向して、この一年間個人練習などを進めているところ。

向こうでも「スモウレスラーがアメフト挑戦」という事で、結構話題になっている様子。実際、実力的にもそこそこ持っている花田選手なので、措定種目やプレーでも非凡なものを見せていることも事実ですが。そんなこともあって、参加している4人の中でも一番twitter等でもCFLが取り上げて居るように見えるのですが、その中での1-on-1と読んでいる、DL(Defense Line)とOL (Offense Line)同士の対決練習。DLを希望している花田選手が、OL選手のブロックをすり抜けて、その背後に居るであろうQB (Quarter Back)にラッシュするというもの。 動画では、相手に当たった瞬間にクルッと一回りして中に入っていますが、これは「Spin Move」というDLの基本的な技の一つですが、ここまで綺麗に決まることは余り無いもの。力対力で相手に勝つのでは無く、相手をいなして勝つ行ってみれば「技」の勝利みたいなもの。こう言う高度なテクニックを、スモウレスラーが見事にやってのけるという事で、かなり話題になっている様子。

ただ個人的に気になるのは、やはり彼のサイズの問題。プレー前に相手OLと対面した時にも身長差を感じるんですが、プレー終了後元の位置に戻ってきて、ライバルでもある他のDL選手達に迎えられる時、やはり身長差が目立ちます。花田選手のサイズは、身長185cm、体重125kgと、国内のチームだとDLとして十分なサイズだけれど、NFLは勿論CFLでももう一回りサイズアップ、特に身長についてはもう少し上背が欲しいところじゃないだろうか。個人的には、もう少し体重を100~110kg代位まで絞って、LB (Line Backer)になれば、CFLでもサイズ負けせずに戦える選手になれそうな気がしますね。その分、前後左右への運動量やスピードも増えてくるので、それに対応出来る体力は今以上に要求されることになると思うけれど。あと、LBは「ディフェンスのQB(=守備の要)」と言われていて、体だけで無くフットボール頭脳も要求されるポジションなので、その点どれだけ成長できるかも大きな課題かも。そこには、英語でのコミュニケーション能力も含まれるので、単に英語が出来るだけで無く、スラングとは言わないけれどちょっとした事をぱっとその場で言語化できる力も必要。花田選手自身は、英会話能力の勉強も並行してやっているそうですが、そういう環境が国内では絶対的に不足していますから、どれだけ伸ばせるか。

残り3人の参加選手もそれなりに存在感を見せて入るらしいけれど、公開されている映像を見る限りでは、正直なところ迫力等の「地の部分」の差みたいなものを感じますね。ワンタイムのプレーだと、相手を凌駕することも出来ているんだけれど、それを試合の最初から最後まで継続出来る「地力」みたいな強さを感じさせないと、なかなか日本の選手を取ろうという意識をCFL側に植え付けることは難しいんじゃ無いだろうか。とは言っても、CFLのチームと契約して試合にも出場している選手も居るわけで、決して無理な話では無い。でも、国内リーグではトップクラスの彼ら選手であっても、今のCFLでも3本目、4本目的存在である現実も受け止めるべきで、やはりこういうセレクションでは圧倒的な存在感を見せつけるくらいの力の差が無いと厳しいかなぁ。ただ、野球と同じで、年々その認知度は上がってきているみたいだから、先ずは今あるチャンスを確実にものにして、次のステップに足を進めて欲しいですよね。

Googleのフォト管理

昨日このBloggerの10年以上前の古い記事を検索していた時、記事に添付していた写真がブランク(消えていた)になっている事に気がつきました。ネット上の画像データ等を直接リンクして居るような場合には、そのリンクが切れて画像が消えてしまうことは時々あるんですが、その画像データは自分が撮影した写真で自分で記事に添付して登録したものだから、リンク切れは有り得ない。普通なら、まぁ古い記事だからと気にせずにそのままにしておくこともあったと思うんですが、その時は何となく気になりその記事を編集モードで開いて内容を確認してみました。

その記事は2010年11月のものなので、もう12年前のもの。記事を開いてHTMLモードで開いてみると、画像データを保存して居るであろうURLが現在のものと違っていて、これが多分原因だろうと思われます。ちょっと前に、Google Photoの扱いが変わったので、その後の経過期間を過ぎて昔のURLは無効になってしまったんだろうなぁ。と、この時は思ったんですが...

で、このBloggerを始めた頃の記事を試しに開いてみたら、当時の記事の写真はちゃんと残っています。不思議に思い、その写真が消えていた記事の前後を調べると、その記事は2010年11月に行ったHNL-LAXの旅行関係の記事だったんですが、どうも現地(ホノルルとかロサンゼルス)からアップした写真がどうも変になっている様子。見つけてしまったものは仕方が無いので、その旅行シリーズと利用したホノルルロサンジェルスのホテルの写真を修正しました。

その修正作業の時、Bloggerって画像データの差し替えって出来ないんですね。代替の場合、右クリックで既存画像データのプロパティを呼び出して、そこで新しい画像データを指定すれば差し替わるような感じだと思うんですが、それが出来ない。仕方ないので、古い画像データ部分を削除して新規にPC上(実際にはバックアップ用NASの中ですが)の画像ファイルを指定しなおして再設定しました。これがちょっと面倒でしたねえ... まだまだ同様にデータが消えている記事があるかもしれないけれど、流石に最初期からもう一度見直すのは骨なので、また何かの切っ掛けで見つけたら対応する事にします。こう言う古いデータを時に参照したい場合があるから、こうやって記録を残しているわけですが、それが肝心な時に情報欠落していたりしては本末転倒なわけで、システムとしてもう少しちゃんとしたものにして欲しい気がしますね。

2023年3月25日

UA Leg#2: HND-OKA/-HND

今週も所用で沖縄へ飛んだんですが、マイルは二ヶ月ぶりにUA MPに付ける事に。今年は今の所、4月のハワイ行き7月にアメリカ本土のどこか、そして秋から初冬くらいにまたハワイかどこかに行きたいと思っているので、それなりにUA MP 1Kの24,000PQPも貯まるずなんですが、それだけでも足りないので国内ので少しずつでも底上げをしていく必要があります。ここの所の円安傾向もあって、 ドル建て計算でのPQPはどうしても振り。一方で、ANAの国内線利用を振り替えた場合、フルフェアで購入しても、羽田-沖縄線等はPQP換算しても1PQP当たり100円を切るレートで獲得出来るので、コスト的にはこちらの方がかなり有利。ですから、コストだけ考えると、UAの4区画利用も含めたUA便利用を最小限にして、殆どをANA便で振り返るのが一番有利にはなりますが、流石にそれだけでは面白みが無いというか詰まらない。どうバランスを取って、年間のPQPをクリアーするか、米国外のUA MPメンバーにとっては、頭の痛い課題ですね。

この日も、AMC同様仕事に託けての沖縄往復。フルフェアのチケットでもペイできるし、逆にフルフェアで基本マイルの倍率を3.5倍にした方が、獲得PQPが多くなるのでそちらの方が望ましいという状況ですから、直前に予約検索してもかなり自由にフライトを取れるのが嬉しいところ。今回も、いつもと同じ位に朝自宅を出て、夕方翌日に備えて横浜のホテルに入るパターンで予約をしました。この旅程中、雨の予報でしたが、かさを持ち歩くほどの事は無さそうなので折り畳み傘を準備して出かけましたが、結局傘を利用することは無く終わりました。自宅から駅までの路線バスは、学校も春休みに入ったからかそんなに混雑すること無く、またいつもよりは遅れも無く浜松駅に到着。でも、浜松駅は春休みで出かける様子のグループでかなり混雑していました。実際新幹線も、自分の隣の席も含めてずらっと埋まっていて何だろうと思ったんですが、乗車してみたら訪日外国人の観光客と思われる人が、いつもは空席の通路側をずらっと埋めていて、あぁそう言う事ねと納得出来ました。

品川駅に到着して、新幹線側から反対側の京急側へ移動して空港線に乗り換えますが、予想以上にマスクを外している人の姿が少なくて、ちょっと驚きながら移動しました。新幹線車内も似たような感じだし、京急線も同様。空港に到着しても、やっぱり殆どの人がまだマスクを着用していて、まだまだ何となく不安というか、まだそんなに暑くも無いから暫くはそのままにしようという、暗黙の防御の気持ちが続いているんでしょうね。

1) HND 10:30 - OKA 13:25 (NH469)

空港にはちょっと早めに到着しましたが、搭乗ゲートが少し離れた58番ゲートとなっていたので、そこそこ空いていた保安検査場Bを抜けて、ラウンジには寄らずにゲート前で搭乗開始を待つことにしました。で、移動していると、58番ゲートの手前59番ゲートに黄色のスターウォーズ塗装の機体が止まっています。案内板を見たら、自分の搭乗機の次に沖縄にでる11:30発の機体のようで、一つ遅ければとこの時は思ったんですが、暫くするとこの機体がゲートから消えていることに気がつきました。どうも、到着した時に59番ゲートを利用して、その後どこかにトーイングされていったみたいでした。

いつもよりは少し遅めの10:10から事前改札が始まり、ほどなくしてグループ1からの優先搭乗が開始されます。結構満席に近い状態だったと思いますが、10:25にはドアクローズとなり、プッシュ爆開始は定刻を少し過ぎたあたりでした。通路越しに窓の外を見てみると、結構雨足が強いみたいで、そんな中をD滑走路のRW05を目指して移動開始となります。D滑走路上で先行機の離陸待ちがあり少し待ちましたが、10:52に離陸し、沖縄までのブロッキングタイムは02:15と表示され、ほぼ定刻通りのフライトと予想されます。

暫く気流が悪くて揺れていましたが、15分位して安定してくると、食事の配布となります。食事の後は、ネットにスマホを接続して、時々仕事のメールを確認しつつ、ネット記事などを見て時間を潰します。前回は、機内のアクセスポイントには繋がるものの、その先に全く接続出来ずに苦労しましたが、今回はネット接続は全く問題なく、スピードもそこそこ有って安定して居て、非常に快適でした。

沖縄本島に近づくと、再び気流の関係で揺れ出しましたが、飛行機は北側から真っ直ぐにRW18Rを目指して着陸。その後ターミナルに移動して、33番ゲートに入ったのが定刻通りの13:25でした。ドアが開いて外に出ると、久しぶりに沖縄らしい「むっ」とした熱気というか空気を感じる天候で、沖縄はもう夏だなぁと実感。実際、半袖シャツとかTシャツでないと暑くてたまらないくらいの陽気でした。私も、ブルゾンを手に抱えて長袖シャツは肘の上までまくって半袖にしてから、所用のために外に出ていきました。

2) OKA 15:15 - HND 17:35 (NH470)

空港に戻る前、折返しとなる羽田からのフライトの様子を確認していて、その時には定刻よりも早いくらいの到着予定だったんですが、空港に戻り中に入ってみると、何故か10分以上の遅延で到着しています。ですから、復路便もゲートが33番から32番に変更されるとともに、出発予定時刻も、15:15から15:25に変更されていました。

このフライトも満席に近いということで、ゲート前はかなりの混雑。15:05頃から優先搭乗が始まると、かなり多くの幼児連れのグループが並んで改札を通過していきますが、これがなかなか終わらない。結局、右側のゲートではまだ幼児連れの事前改札をしつつ、左側のゲートではグループ1の優先搭乗が始まってしまいました。その後、順調に搭乗手続きは進んだらしく、ドアクローズは遅延した定刻5分前の15:20頃。プッシュバックまで少し時間が掛かりましたが、離陸は直ぐ横のRW18Lからなので、移動するとそのまま停止すること無く四点鐘が慣らされて15:38に離陸開始となりました。10分遅延したことを考えると、結構早い離陸開始だと思いますが、途中気流が悪い事もあるのか、羽田到着予定は17:50頃とアナウンスがありました。

暫く気流が悪くて、食事のサービスが始まってもまだ少し揺れていたので、お味噌汁やドリンク類は紙コップで提供されるくらい。この機体でも、機内Wi-Fiの調子は安定していて、フライト中はずっとネットに接続してアクセスする事が出来ました。その後、羽田に近づいてくると、再び気流が不安定という事で早めにシートベルトのサインが点灯します。機体は、房総半島の東側を北東に上昇するよう移動し、この時点では遅延分を取り戻したように見えたんですが、その後ジグザグに飛び始めます。どうも羽田空港の到着機が混雑しているような感じです。ジグザグして、さらに8の字パターンでも書かれると更に上空待機で遅くなるなぁと思い始めたところで、ぐぐっと左に旋回して、どうも着陸コースに乗ったようです。その後、ほぼ真っ直ぐにA滑走路のRW34Lを目指して直進すると、結構強い雨の中着陸したのが17:39頃でした。

そこから機体は、B滑走路沿いに時計回りにターミナルを回り込み、南側の64番ゲートに入ったのは17:50でした。ドアが開き外に出ると、ここからだと、出口に降りるエスカレーターに近いので、結構スムースに高いまで移動出来、17:59発の横浜方面行きの京急空港線に余裕で間に合いました。

そうそう、以前だとANAで飛んだマイルをUAに付ける場合は、早くても2日、遅い場合は数日くらい時間が掛かっていましたが、最近だと翌日にはANAのフライト分がちゃんとUA MPのアカウントに反映されていて、毎回ちょっとビックリしています。今回のフライト分も、翌日のお昼前にはUA MPに反映されていて、なかなか仕事早いなと感心しています。システムだけでなく、安全性や定時制、さらにはサービス等も頑張って欲しいぞ > UA

(続く...)

しゃもじ論争

岸田首相がゼレンスキー大統領にお土産として渡した「必勝しゃもじ」について、「選挙やスポーツの応援じゃ無いぞ」 と国会で批判する野党の皆さん。確かに、今の日本では選挙やスポーツ大会での「必勝祈願」のお守りとして使われる事が殆どだけれど、戦争時には武運長久のお守りとして、戦地に赴く兵士(自分の子供や家族)に渡されたという話は、自分くらいの年代なら子供の頃によく聞いた話。今話題になっている宮島の「必勝しゃもじ」は、地元の創作商品みたいな物だったんですね。平賀源内の「土用の丑の日」みたいなものだったのか。岸田総理は地元の名産品でもあるから、そういう履歴というか、単にウクライナを応援する程度の話では無く、やはり戦いに勝利すると言う事、さらにはこの「必勝しゃもじ」が日露戦争にも由来すると言う話が相手に伝われば、彼らとしても非常に縁起の良いお土産と理解して貰えるでしょうね。

「そこまで、あの岸田が考えているわけが無い」と反論する人もいるかもしれないけれど、同じ広島出身議員である、立憲民主党の塩村あやか議員も、この岸田首相の思いというか考えには同意しているらしい。また、記事に書かれているように、「必勝しゃもじ」に対して、平和を祈る「折り鶴ランプ」も一緒に渡されたことも意味があると思うんですよね。これ、私も今回調べて初めて知りましたが、陶器(?)の器に透かし簿のような細工をした、非常に上品な印象のランプシェード。その素材には、厳島神社でお焚き上げされた灰も含まれているらしく、文字通り平和への祈りが練り込まれていると言って良いもの。同じ厳島神社(宮島)の物だからたまたまペアにしたのか、そういう組合せを考えて今回ペアにしたのか分からないけれど、今のウクライナの状況を考えたら、シンボルとしては適切じゃ無いだろうか。

勿論、今回岸田総理がウクライナに渡した物が、この2点だけじゃ無いだろうし、根本はそれ以外の支援物資や支援策な訳で、本当ならばそこを議論して是非なり適切性を判断するのが、国会の仕事だと思う。でも、毎日のように「しゃもじが」とか言っているだけなら、本当に楽な仕事だよなぁ国会議員は。一方で、この記事を読むと、ロシア側はこの必勝しゃもじの意味なり、込められた意図は理解している様子。日本としても、ウクライナの正統性を支持しているだけに、ロシアに対しては譲歩したり他のG7諸国との足並みを見出すような事は出来ない訳で、そう言う意味ではこの必勝しゃもじと折り鶴ランプのペアは、なかなか考えられたもののような気がします。ただ、その知名度故に広島やその周辺の土地の人以外には伝わりづらいかもしれないけれど。

TLに有ったこの書込ですが、確かにそうですよね。しゃもじを送ったことを言うにしても、そのしゃもじが武器になるわけで無く、本質はそれ以外の所にある事は明確なんだから、その点に関して今後の日本の関わり方とか、あるいは今回の電撃訪問に関しての手続きなり法律的な問題点なりを質問するならまだ意味があると思うのだけれど。結果的に、「必勝しゃもじ」が選挙やスポーツ応援の道具という、一部野党議員(や、もしかしたら一部与党議員)の浅はかな知識が確認されたことが最大の効果だったりするのかも。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系7滞在目(7泊+5泊)は、いつもの横浜シェラトン。羽田空港から、京急空港線で京急横浜駅まで移動してきましたが、丁度夕方のラッシュ時に当たったので、電車の中は勿論横浜駅のコンコースもかなり混雑していました。横浜も雨が降っていたみたいですが、駅から地下街を通ってそのままホテルに濡れずに移動出来るのはやっぱり便利。地階から26Fに上がってチェックインをしましたが、丁度カクテルタイムの一順目にあたっていて、ラウンジ内は結構混雑していて、少し待つことに。それもあってか、チェックインの時にレイトチェックアウトは不要と伝えると、26Fクラブフロアーのデラックスキングの部屋へアップグレードしてくれました。でも、本当に寝るだけなので勿体なくて申し訳ないです。

いったん荷物を部屋に置きホテルの外に出て、再び地下街伝いで髙島屋の地階に行って夕食代わりの摘まみ類を調達。まだ7時前でしたが、雨も降っているからかどこのお店も早じまいしている様子でした。途中コンビニにも寄ってハイボールも調達し、部屋に戻って部屋飲みモードに。その後は夜のリモート会議などこなして一日が終わりました。

翌朝は、いつもの様に7:00に朝食に出たんですが、ここの所2Fのビュッフェレストランは朝一から結構混雑していたことと、宿泊階が26Fでもあったので、そのままラウンジに行くことに。ところが、この日はラウンジも混雑していて、オープンの7:00にラウンジに行ったら、入って左側のテーブルや窓際のカウンターはほぼ埋まっている状態で、右手のテーブルを利用している人もちらほら。殆どが外国人宿泊客の様子でしたが、これはちょっと予想外でした。こういう時に限って、案外2Fの方が空いていたりするんですよね。それでも、第一陣で混雑していたようで、自分の食事が終わる7:30頃には結構余裕のある状態になったので、少し遅めに出てくるのも手かなと思います。ただ、この後08:30頃にはチェックアウトしたいので、余りゆっくりするわけにも行かないのですが。

前日はちょっと強めの雨でしたが、翌日は朝から良い天気で、外に出ると上着もいらないくらい。4月になると、いきなり半袖で出かけても良いくらいの暑い陽気になるんだろうか。

2023年3月24日

侍Japan凱旋帰国

昨日帰国した侍Japanは、往路同様JALのチャーター機で成田空港に帰国。あいにくの雨模様の天候でしたが、放水(ウォーターサルート)で帰国を祝福されて、成田空港にも1200名位のファンが集まったらしい。その後成田のホテルで帰国後会見をしたようですが、場所は何処なんだろうか。JAL機で帰国したから、やっぱりホテル日航成田なんだろうか。

実は、どうせ帰国するなら移動の便が良い羽田を利用すればいいのにと最初思ったんですが、 

  • 空港の着陸スロットが羽田では混雑していて空いていない
  • 大勢のファンが空港にくることを予想すると、少しでもそれを減らしてかつそれなりのスペースがある成田空港の方が対応しやすい
  • 空港からホテル移動にしても、都内の混雑を考えると成田の方が対応しやすい
当たりの理由なのかなぁと勝手に想像。その後、官邸へ行って岸田総理への報告とか、多分サポート企業回りとか、この後の予定も大変だろうから、成田から都内への移動は、もしかしたらちょっとした休憩なのかもしれない。

当たり前なんだろうけど、大谷選手、ダルビッシュ選手、ヌートバー選手、吉田選手といったMLB所属選手は帰国せずに、そのままアメリカ国内の所属チームのキャンプに合流したらしいけれど、それも考えてみたら大変ですよね。大谷選手、ダルビッシュ選手は、大会開催地のフロリダとは反対側のアリゾナへ、チャーター機で移動していったらしいけれど、ヌートバー選手は同じフロリダでキャンプしているので、車で1時間程の場所らしい。吉田選手も同じフロリダ内ということなので、車移動なのかな。フロリダ州を南北に縦貫するフロリダターンパイク沿いなら、端から端まで車でも4~5時間位だし。日本に帰国したメンバーだって、もう今月末? からはペナントレースが始まり、昨日までの仲間はライバルとして戦うことに。勝負の世界は厳しいとはいえ、なかなか気持ちの切り替えも大変そうな気がしますね。

2年後にはMLBが、しかも大谷選手所属チームが日本で開幕戦を開催する可能性もあるらしく、そうなると次の第六回WBCの前年だからまた盛り上がりそう。そうで無くても、今シーズンのプロ野球の試合では、侍Japanに参加した選手は、まず試合の中でその事に触れられるだろうから、当分はWBCフィーバーは続きそう。それでもサッカーも、W杯直後は盛り上がったけれど、その後はあっと言う間にあの感動も消えてしまった気がします。野球はどうだろうか。日本人にとっては、正直サッカーよりは野球の方が馴染みがあるというか身近なスポーツだと思うので、夏頃のオールスター戦くらいまでは続くような気がするけれど。どんなスポーツでも、こういう熱狂が一定の期間で何度も訪れて、それで興味を持ってくれる人が増えることを祈りたいですね。

うまい棒と必勝しゃもじ

岸田首相のキーウ電撃訪問の報道で、ポーランドからキーウへの電車に乗り込む場面が写真に撮られているんですが、その時にに「うまい棒」の段ボール箱が持ち込まれる様子が確認されて、それがネットでは大きな話題に。私はその話を聞いた時に、現地の子供達へのお土産に持ち込んだのかなと思ったんですよね、最初は。でも、それもちょっと変だし、もしかしたらインドで隠密で移動するために、わざと関係なさそうな段ボール箱を選んだのかなと思いました。ところが、その中身は更に予想外の物で、岸田首相の地元にある宮島(=厳島神社)で作られた「必勝しゃもじ」と聞いてさらにビックリ。

記事にも書かれていますが、しゃもじは「飯を取る」ものから「召し捕る」に絡めて、戦時中武運長久の縁起物として使われたことは、私くらいの世代だと子供の頃に戦争体験のある祖父母等から聞いたことの有る話。今回は、ゼレンスキー大統領宛に、「必勝」と書き込んで岸田首相の名前も入れているらしいけれど、それって日本がウクライナに打倒ロシアと行っているに等しい話。更に私も後からネットの書込で知ったんですが、この「必勝しゃもじ」は日清・日露戦争の時に戦地に赴く兵士が奉納したと言われているものらしい。となると、更に強い意味が込められていると思っても間違いない気がする。そういう背景も、説明されているんだろうか。これ、日本にとっても凄く重い意味を持つ象徴(シンボル)になると思うのだけれど。そう言えば、今年のサミットは岸田首相の出身でもある広島で開催されるわけで、もしかしたらその時に今回と同じしゃもじが「お土産」として各国首脳に渡されるのかもしれない。ロシアの暴挙を許さない連帯のシンボルとして。

しかし、そんな重い意味を持つようなシンボルを、なんでよりによって「うまい棒」の段ボールに入れたのか、その経緯を是非聞きたいですよね。うまい棒の段ボール箱なんて、絶対現地調達なんて無理だろうから、日本から持ち込んでいますよね。それならば、無地の段ボール箱だってあるだろうし、もっと当たり障りの無いデザインの段ボール箱だってあるだろうし。大体、このうまい棒の段ボール箱って、どこからどの様に調達したのかも気になります。まぁ勘ぐれば、もしかしたらなにかの拍子に目に触れるかもしれないから、あえて何でも良いような箱にしたのだろうけど。可能性がありそうなのは、このしゃもじを作成した会社が、この箱で送ってきたからそのまま持ち込んだと言う事だろうか。でも、もううまい棒が頭から離れない(笑)。

今回の電撃訪問に関しては、NHKが結構詳しく記事にしているんですが、ここまで分かっていて彼らがリアルタイムでスクープしなかったのは、やっぱり某かの報道協定みたいな物が事前に有ったんじゃ無いだろうか。記事では、日本時間の午前9時25分頃に乗換駅に現れて、その後直ぐに列車は出発したんですよね。それならば、映像の送出には時間が掛かるとしても、日本時間の10時位には速報のテロップは打てるんじゃ無いだろうか。でも、日本でテロップでこの電撃訪問が知らされたのは、WBCで村上選手が逆転サヨナラタイムリーを打つ直前で、お昼前位だったんですよね。そこには2時間半位空白があるわけで、それってやっぱり出発して有る程度時間がたってから情報公開という了解が有ったんじゃ無いだろうか。速報を打ったNHKも日本テレビもそうは言っていないけれど、多分前日の外務省の下見レベルで何か報道するだろうし。そこはやはり某かの合意があったと思う方が自然な気がすると思います。もしそうであるならば、私は、報道の公共性をメディアが言うのであれば、やはりこういう是々非々の対応は必要だと思う。

2023年3月23日

マスク着用率

マスク着用の有無が「個人の判断」に委ねられて一週間。その実状をAIを利用して確認して見ると、解禁日の13日と比較して、一週間後の20日では、地域によって横ばいから7%位までですがマスク着用が増えているという結果に。 理由としては、花粉症対策が考えられるものの、これという理由は分からないという状況らしい。

個人的に想像するのは、13日から個人の判断にはなったけれど、予想よりも外さずに着用したままの人が多かったので、いったん外した人も、もう少し様子を見るかという気持ちに成ったんじゃ無いだろうか。あと、マスクの付け外しって結構面倒で、どうせ付ける場所に行くのであれば、ずっとつけっぱなしの方が楽という気持ちも強い気がします。実際私も外に出る時にはマスク着用どころか持たずに出かける時もあるけれど、例えば電車やバスに乗るとかコンビニ入る時は、やっぱりマスクは持参して着用して利用しますから。

新規陽性者数の増減とか見てみると、13日からの影響が出始める選手後半位も特に大きな半天が生まれているわけでも無く、段々と終息しているように今の所は見られます。先週から今週初めまでは飛び石連休があったので、その影響が反映されるであろう、来週の状況が一つ目安になるでしょうね。また、もう春休みや新年度のための移動も出てくる時期だから、その影響がやはり反映されるであろう、4月初めくらいまではまだ慎重な人が多いんじゃ無いだろうか。その辺りくらいから、気候も暖かいが暑いに変わってくるだろうから、徐々にマスク着用の割合は減っていき、G.W.後に5類に変更されたところで、一気にマスクから解放される人が多数になるというのが自分の読みです。

医療関係とか高齢者用施設の職員などは、今後もマスク着用が必要と思うけれど、一般のお店のスタッフや店員さん、さらには航空機や空港スタッフとか、お客様以外の場所でのマスク不使用がどれだけ進むかが、今後の流れを変える切掛になりそう。理容関係とかは、今後もマスクは続きそうだけれど、飲食店なんかは早めにホールさんもマスクを外すんじゃ無いだろうか。良くも悪くも、横ならばがDNAに刷り込まれている(笑)日本だから、なかなか直ぐには変わらないと思うけれど、逆にそういう慎重さが爆発的感染を抑えているのかもしれない。まだ気候的に我慢できるうちは、多少は慎重すぎるくらいでも良いんじゃ無いだろうか。

不毛な議論

混沌としつつある所謂「小西文書事件」は、明確な証拠となる文書や記録があるわけでもなく、また8年前の事柄という事で、当時の担当者も異動したり省外に出ていたりして、何となく曖昧模糊としたまま着地点を見いだそうとしている様子。それに対して、言い出しっぺの小西議員は納得出来ず、ひたすら自分の主張の正しさだったり正義を振りかざすのだけれど、その主張はどんどん的を外れていく印象。特に顕著なのが、主張する言葉が段々と抽象的だったり大仰な言い方になったりと、具体性を欠く言い方に終始するようになる事で、それって論争の時に自分が不利だったり相手を論破する根拠が薄くなると、段々と主語が大きくなる(相手一人→その仲間→同様の人達→市民→国民→世界...) 現象と似ている気がする。

そんな中で、池田信夫氏と小西議員のバトルが勃発。

個人的には、どっちもどっちな人同士のバトルなので、多分結論なんて出ないし、冷静な話し合い・議論なんて期待出来ないことは最初から明らかなんですが、それでも池田氏の方が具体的な事例を挙げて、良い・悪いを指摘しているのに対して、小西氏の反論というか主張は感情的な物ばかりで、かつ最後には「訴えてやる」という昔有った何かの法律番組みたいなオチ。仮にも国会議員なんだから、訴える云々の前に国民に対して丁寧に説明する義務があるだろう、と小一時間。曲がりなりにも選挙で選ばれて議員なっているわけだから、それなりにこの人を支持して票を入れている人が居ることは事実なんだろうけど、もう少しちゃんと話しが出来る人材は居ないのだろうかと、人がとながら気になります。

自分なりにココまで出ている情報を見聞きした限りでは、元々は多分自分の存在感を見せたい礒崎氏が、理由は不明ながらもこの問題を提起することを決めたことに対して、皆風立てられたくない総務省の担当者が何とか穏便に済ませたいと右往左往し、最後は虎の威を借る狐ではないけれど、当時の高市総務大臣の名前を利用して礒崎氏を収めて、やれやれと一安心、という話何じゃ無いかと思っています。ですから、作成した文書に関しても、公式に登録されていないわけだし、高市使徒の会話にしても、作成者や作成日など不明な点があるなど、不備も多い。システム上残っていたけれど、多分誰も彼も忘れていたような資料だったんじゃ無いかと思うんですよね。だからこそ、なぜ8年も経過してから、そんな忘れ去られたような資料が、突然外に出てきたの、その理由と経路ははっきりさせないと行けないと思う。

変な話だけれど、今回の件だって安倍さんがもし存命だったら、多分首相経験者まで巻き込んだ大問題になっていたかもしれない。怪しいと言う意味では無く、モリカケサクラのように、兎に角何か切掛があれば幾らでも騒ぐ人達が現にいるわけですから。逆に言えば、そういう反論が出来ないような例えば個人が残したメモとかに何か書かれていた場合、誰もそれを検証出来ないわけですよね。で、自分に都合の良いようにそれを利用することも可能になってしまう。総務省も組織防衛が必要だし、何とか落とし所を見つけないと行けないだろうけど、そうなると明確に「有りました」とは言えないだろうし、逆に「無い」とも言えない。結局は自分の手柄だと満足するまで元々の小西議員だけがずっと騒いで、時間やリソースを浪費するんでしょうね。WBCで優勝したり、首相のキーウ電撃訪問があったり、韓国が異様に日本接近をしてきたりと、凄く世界は激動しているのに、日本の国会だけこういう茶番劇が通用するというは、本当に平和ボケの証拠だと思う。 

世界を制す

いゃぁ、昨日のWBC決勝戦、日本vsアメリカの試合も、チリチリドキドキする試合でした。しかも、僅差の競り合いで試合は進み、最後はダルビッシュ選手、大谷選手のリレーで勝利すると言う、漫画みたいな話。最後の打者は、大谷選手の同僚で現役最強打者と言われるトラウト選手との対決。そのトラウト選手を三振に切って取っての優勝というのは、もう漫画以上の漫画的な話。現地アメリカでも相当に話題になっているみたいな名勝負と言える場面でした。 

自分みたいな「にわかファン」がこれだけ興奮するくらいだから、野球好きな皆さんにとっては本当に夢のような2週間だったんでしょうね。約1ヶ月前に招集された侍Japanは、日本国内でチーム体制を調えつつ、3月に入りWBCの予選プールを無傷で勝ち抜き、トーナメントの準々決勝、準決勝、そして昨日の決勝と全勝で14年振りの優勝を獲得。ネットでは、壮行試合で唯一侍Japanに土を付けた中日が最強説も流れているようですが、まぁそれ位今回のチームは戦力的に纏まっていて、実力もあったと言う事なんでしょうね。個人的には、そのチーム招集最初から参加して、ベテランとしてチームの精神的支柱になっていたダルビッシュ投手の存在がやっぱり大きいかなと言う印象。ネットでも同じ事が言われていたけれど、第二回のイチロー選手的な立ち位置を、今回はダルビッシュ選手がになってチームをまとめて居た気がする。メジャーリーガーとして、参加するにしても色々制約が多いことはよく言われていますが、一月以上前からチームに帯同して若手を教えて、試合にも出場して(内容的には本人は不本意だろうけど)、やっぱり流石の存在感だけあると思います。

そのダルビッシュ選手も凄いけれど、やっぱりパリパリのメジャーリーガーで、他のMLB選手からも一目置かれる大谷選手の存在感と実力は、今回のチームメンバーの中でもやはり頭一つ抜き出た存在と言っていいのでは。決勝戦最後のトラウト選手からフルカウントから奪った三振は、気迫がこもっていたシーンである事は言うまでもないし、それまでのイニング、バッターとしてヒットも打っていて、それが5回位からプルペンに通いつつ肩を作り、最後はリリーフで1点差を守って勝つわけだから、もう笑うしか無い。そのリリーフ登場の様子を、現地レポーターを務めていた中居君が「泥だらけのストッパー」と言って話題になっていると記事になっていますが、確かにテレビ中継を見ていた自分も、外野のプルペンから出てきてマウンドに向かう大谷選手のユニフオームが泥で汚れている様子を見て、「あぁ、バッターも大変だったんだろうなあ」と自然に感じましたからね。まぁ、それだけこの試合も前のメキシコ戦以上に厳しい内容だったと言う事なんでしょうね。

野球の世界では「世界最強」と言って良いMLBのスター選手揃いのチームと互角以上に対戦し、最後は頂点に立った侍Japan。試合を見ながら思ったのは、種目は違うものの、アメリカンフットボールと比べると、日本の地位というかステータスというか、そう言うものは段違いの理由は何だろうかという事。確実に言えることは、大谷選手やダルビッシュ戦の様に、MLBの現場で活躍している選手が、毎年何人か生まれていることでしょうね。勿論、成功した選手よりは志半ばで日本に戻ってくる選手の方が多いのは事実だけれど、それでも世界トップのMLBの世界から呼ばれて活躍する選手が居ることは、アメフトとは大きな違い。そうなるためには、先ずは国内のリーグとか試合のレベルを国際的に誇れるレベルにまでアップすることが必要で、そういう環境が無いとやっぱり世界的な選手は生まれてこないと思う。そのためには、国内の競技人口を増やして試合経験だったり、有望選手がその種目に参加してくれる環境作りが必須だよなぁ。そう言う意味では、アメフトに対してフラッグフットボールやタッチフットボールというものが凄く良い切っ掛けになると思うのだけれど、そこからフルコンタクトのフットボールまでの道筋が日本だと曖昧なんですよね。小学生でフラッグフットボールを経験しても、中学・高校と機会が無くて、大学に入ってチームが有っても、「昔フラッグやったから」とそこからアメフトを始めてくれるチャンスは殆ど無いだろうし。野球の場合、リトルリーグから高校野球に大学野球、そしてプロ野球という、批判もあるけれどレイヤーが整っていル訳で、それは例えばサッカーにしても卓球にしても同様。チームや選手の育成だけで無く、そう言う機会が増えることで競技を見て親近感を感じてくれるファンも増えるわけで、そういう部分も含めて国内アメフト普及の道はかなり険しいなと再認識した試合でもありましたねぇ。

2023年3月22日

Airaloを使ってみようか

国内旅行ならまだしも、海外旅行の時に通信手段があるかどうかは場合によっては死活問題にもなる最重要課題の一つ。昔は通信手段確保のために音響カプラーを持参した事も有るし、モジュラーに通信線(電話線)をアメリカで挿入する時に、電極が反転している場合があるので、そのチェッカーを持参したり、場合によってはごにょごにょするために、カッターとかクリップを持参したりしたことも。それがスマホになり、国際ローミングが使えるようになり、さらには現地SIMを利用することでより簡単に通信手段が確保出来るようになりましたが、ネックはその価格とSIM入替などの手間。それがeSIMの登場でかなり簡単になると期待して居ましたが、こんな便利なツールがあるんですね。 

"Airalo"というツールを使うと、スマホアプリ上で利用地域とプランを選択すると、eSIMが置き換わってそのまま利用出来るようになっているらしい。試しにアメリカでの利用例を調べてみたら、1GB/7日でUS$4.5、2GB/14日でUS$8、3GB/30日でUS$11と、docomoのローミングサービスと比べてもかなり割安。私はPixel 6とiPhone 13 Proの2台持ちで、一応Pixel 6の方が個人番号、iPhone 13 Proが仕事用なので、プライベートで出かける時にはiPhone 13 Proの方にeSIMを入れて現地での利用に特化すれば、国内との通信を確保しつつ現地での割安なネットワークアクセスも利用出来るわけで、これはお得かも。

日本でも利用可能で、3GB/30日でUS$8.5と、下手な国内キャリアーを使用するよりは割安な印象も。これはデータ通信だけれど、最近の音声通話はVoIPだろうから多分音声通話も困らないでしょう。これ、eSIMというのが肝で、元々は言っている国内のSIMも切り替えてそのまま利用出来るんですよね。例えば国内で利用していて、GBを使い切った時に、キャリアーのGB追加プランを利用するよりは、このeSIMで1GB/7日 US$4.5で利用しても変わらない気がする。USドル建てなので、円安傾向の現在はちょっと不利ではあるんですが、でも利便性を考えたら十分利用メリットは有りそう。

来月後半には、久しぶりにハワイへ行く予定を今の所立てているので、早速iPhone 13 Proにインストールしておきました。これで日本出発前に現地のeSIMの契約をしておけば、空港到着時から現地での利用が可能になり、UberだろうとLftyだろうと直ぐに利用出来るし、現地での情報収集にも困らない。どの程度使えるのか駄目なのか、ちょっと実地検証が楽しみにです。

ANAとIHGが協業

Flyertalkに掲載されていた、ANAとIHG (InterContinental Hotels Group)が、協業プロモーションを拡大するという記事。日本国内では、IHG系列に少し前(2006年)にANAホテルが入って"ANA"を冠にしたホテルが一気に増えたんですが、コロナ禍が収まるとともに訪日観光客が増加することを見越して、更に協業を進めると言うような内容。ANA側でのアナウンスがあったのかなと思ったら、ちゃんとANA側からもプレスリリースが出ていました。

最初のキャンペーンは、予約宿泊した利用者から抽選で10,000マイルを50名に、5,000マイルを100名にプレゼントするというものらしい。今後も色々プランしているみたいですが、残念ながらIHG系(One Rewards)とは随分とご無沙汰だからなぁ。実は、以前はIHG系は会社と法人契約を結んでいたこともあり、結構利用していたしメンバーシップも利用していたんですが、もう何年もAmbassadorメンバーを更新するだけで利用実績はずっと「無し」なんですよねぇ。インターコンチのラウンジは、結構良いところが多くて利用したいんだけれど、One Rewards Diamondでもラウンジ利用は付帯しないんですよね。

そう言えば、ANAはHiltonとも協業していて、Hawaiiではがっつり組んでプロモーションとかしていたと思うのだけれど、それは競合しないのだろうか。まぁ、IHGは何故かハワイではひ弱なんですよね。今調べたら、Holiday-Inn Expressが、WaikikiとKonaの2箇所しか無い。一方でHiltonは、WaikikiのHilton Villageを筆頭に結構な数のホテルを持っていますからね。A380で大量に観光客を送り出す側としては、キャパシティを考えただけでもIHGでは力不足だと思うだろうし。自分の今の予定では、今年でBONVOYはLifetime Platinumに届きそうなので、来年以降はIHG系を少し攻めてみようかな。年間40泊すると、ラウンジ年間メンバーシップが貰えるらしいけれど、うーん40泊かぁ... 海外出張とか有れば可能だけれど、国内だけで実現するのはなかなか厳しい。

IHG系の宿泊記録を調べたら、2019年の年末に品川のStringに宿泊したのが最後ですね。その前は、2018年2月に利用した、ChangiのCrowne Plaza其れ以前の履歴を見ても少ないなぁ。個人的には、San FranciscoのInterContinentalが、特にラウンジの内容が素晴らしくて今でも記憶に残っているんですが、あれももう10年前の旅行なんですね。今回のANA×IHGの協業が、国内だけなのかグローバルなのか分からないのですが、もしグローバルなら一度何処かでIHG(InterContinental)を利用してみようかと、ちょっと思いつつあります。

電撃にしない電撃訪問

昨日WBCの日本対メキシコ戦でテレビが盛り上がっている中、お昼少し前に突然流れ出した「岸田総理がキーウを電撃訪問」のニュース。すでにキーウに到着しているのかと思ったら、岸田総理がインドから極秘裏にポーランドへ移動して、そこからキーウに向かう列車に乗り込む場面を放送しているところ。確か、ポーランドの国境からキーウまでの電車移動って、10時間位掛かるんじゃ無かっただろうか。私が観たチャンネルでは、日テレ系とNHKが速報でこのニュースを現地の映像付で流していて、どちらも同じような方向からの映像だったので、多分情報管理されていて一応解禁となったので流し出したのだろうなと想像するのですが。ただ、余りに劇的な日本の勝利のタイミングで流すから、どちらを見たら良いのかザッピングしつつ迷いますね。Android TVだから、チャンネル変更時の反応が遅くて、何度か繰り返しているとイライラしてくるし。ただ、本当ならば安全確保のために首相のキーウ到達後か出発後に報道解禁するべきだとは思うけれど、そこまでの了解を事前に得られなかったのだろうか。

前回は、ヨーロッパ訪問の途中にキーウに行くというプランが合ったけれど、日程の都合で断念。今回はインド訪問の最後に実現したわけですが、インドからポーランドへの移動はチャーター便だった様子。流石に政府専用機を動かせば、同行記者団から漏れますからね。個人的には、インドから飛び立ったら、そのまま記者団と共にキーウに言っても良かったんじゃ無いかと思うけれど。同行メディアとしても、歴史的な取材機会が突然提供されるのだから、メディア人ジャーナリストとして文句は言わないのでは。まぁ、そのためには帰国予定日が1日2日遅れるだろうから、それに対して文句を言う人間は何人か居そうだけれど。隠密行動となった首相の今回のキーウ移動ですが、首相等少人数では無く外務省の担当者とか、あと本当かどうか不明ですが、一部メディアも同行しているらしい。となると、そこに入った入れなかったで一悶着有るのかなぁ、後から。 

ところで、この速報を聞いてだと思うんですが、立憲民主党の岡田幹事長と泉代表がツイートをしていて、その内容が失礼ながらも凄くまともなことを言われていて、正直ちょっとビックリ。「国会軽視」位のことを言うかと思ったら、ウクライナ訪問の成果を期待するみたいな事まで言っている。邪推ではあるけれど、これ、事前に野党第一党には根回ししていたんじゃ無いだろうかと思うくらい不思議な印象を受けます。TL上では「電撃訪問」が「電撃になっていない」と政府の情報管理の不味さや、メディアの対応への不満が多く見られますが、これも天の邪鬼な性格の個人的感想ながら、バイデン大統領の様な電撃訪問は今の日本では出来ないので、その後のポーランドだったか最初から訪問を公開してゼレンスキー大統領と会見した首脳の例があったと思うんですが、あのパターンを狙ったんじゃ無いのだろうか。つまり、完全な隠密訪問も出来ないし、事前に公開しての訪問もリスクが大きい。ならば、途中までは隠密行動をして、もう後戻りできないタイミング(=キーウ行きの列車に乗車)になった所で公にして、国内の批判も最小限にするし、ある意味ロシアに対しての牽制にもなるのでは無いかと。ロシアとしても、万一岸田総理やその同行団に何か危害を加えてしまったら、今度はその戦力もウクライナに送っているウクライナの反対側極東での軍事緊張の可能性も出てくるわけですから良いことは無い。

そのロシアは中国の習近平氏を国賓としてモスクワに向かえているわけで、その間は流石に大きな事は出来ないだろうし、ましてや日本の首相が訪問中のキーウを攻撃して、万一のことがあったら大事になるだろうし。それも狙ってこのタイミングにしたのかどうかは不明ですが、ロシアや中国への当てつけと言うよりは、ロシアが中国対応に忙しい間隙を付いた「準電撃訪問」と言ったら、それは岸田首相を買いかぶりすぎだろうか。本当は単なる偶然だけなのかもしれないけれど、今回のインド訪問の予定も結構最近急に決まったような印象を受けていたので、そうなると中国側のロシア訪問予定の確定を確認して、そこにぶつけてきたという可能性はどうだろうか。もしそういう考えが当たらずとも遠からずであれば、日本の外務省も結構やるなと言う気がする。もしかしたら、故安倍総理の蒔いた種というか当時共に仕事をしていた人材が活躍しての結果であれば、安倍さんも少しは報われるかもしれない。ただ、ロシアとしてはこれで日本に対してより厳しい対応をする理由が出来たわけで、今後の対話特にエネルギー問題や魚介類等の交渉に関しては厳しくなるんだろうなぁ。ウクライナにとっては、まだまだ厳しい状況に変わりないだろうけど、暖かくなってくるこれから秋にかけて何らかの結果が出ないと、多分今年の冬を超えて来年まで戦う余裕は無いと思うんですよね。ロシアも厳しいと思うけれど、ウクライナと異なり昔の「遺産」はまだある。力勝負となれば、やはりロシア有利でしょうから、西側の援助が整うこの4月とか5月に、一気に反攻が始まり、でも全体を押し戻すだけの力は無いので、ロシアにとって要所である例えばクリミアとかを確保して、それを材料にロシアの撤退と停戦交渉に持ち込みたい、と言うのがウクライナの思惑かもしれない。

神様仏様村神様

昨日のWBC準決勝、日本vsメキシコ戦は、もう途中からハラハラして見ていられらくなって、でも最後の最後に劇的なサヨナラ勝ちで14年振りの決勝進出が決まるという、嬉しいけれど本当に心臓に悪い試合でした。日本時間の朝8時から試合は始まりましたが、私は午前ちょっと用事があり朝一から車でちょっと出かけていました。帰宅してテレビを点けたら、7回の表のメキシコの攻撃中で、0-3でメキシコリードの場面。「あぁ、厳しいなぁ...」と一旦チャンネルを変えて、それでも暫くして気になって再び中継に戻したら、なんと同点に。その時は8回の表のメキシコの攻撃中で、でもここでまた2点取られて3-5とメキシコが再びリード。その裏の日本の攻撃では、日本の反撃があったんですが、犠牲フライの1点止まり。もう9回裏の日本のサヨナラ勝ちしかシナリオは無いじゃんと思いつつ、9回表のメキシコの攻撃を見ていました。

9回表は、日本の守護神大勢選手が登場。二死の後デッドボールでランナーを出したけれど、最後は三振で無得点でメキシコの攻撃は終了。後は日本の逆転劇を待つだけと言う、もうドラマだってそうはストーリー進まないよと言う流れに。で、期待通り大谷選手が二塁打で出塁すると、スリーランホームランを打った吉田選手がフォアボールで出塁。ここで延長戦を考えずに、サヨナラのランナーとして瞬足の周東選手を代走に出したのは、栗山監督の覚悟なんだろうなあ。そして、昨シーズンの三冠王だけれど、このWBCでは不調が続く村上選手が登場。個人的には、ここでホームランの一発で試合を決めて欲しかったけれど、もう少しでスタンドに入りそうな左中間ヒット。外野が前進守備をしていたこともあってか、ボールがセンター深くまで飛び、その間に二塁走者の大谷選手は勿論、代走で一塁にいた俊足周東選手もホームに帰りサヨナラ勝ち。いゃぁ、もう最高の試合でした。やっぱり、メキシコは強かったですが、私が観ていない時には二死満塁の場面が2回もあり、どちらもレフトフライ(一つは、岡本選手のホームランを取られたらしい)で無得点で終わったらしいですね。決定力がもう少しあれば、もう少し試合展開も楽な感じで進んだと思うけれど、こういう最後の最後にひっくり返せる力がある時は強い証拠なので、今日の(多分この記事公開時には試合中の)決勝戦・アメリカ戦でも勝利して3大会振りの優勝を勝ち取って欲しいですよねえ。

ところで、村上選手のヒットが左中間奥に転がり、大谷選手が三塁を回ってホームに走り込むくらいから、三塁側の日本チームベンチから選手が前に出てきて、最後周東選手が三塁を回る頃にはコーチボックスよりも先、三塁線を超えようかと思うくらい選手や多分コーチもグランドに出ていたけれど、あれって反則にならないのだろうか。周東選手がホームインして6X-5となった瞬間(正確には、主審がセーフホームインと判定して得点が認められた後)以降ならば、グランドに入るのも自由だと思うけれど、それまでしインプレー中なんだから、ベンチから飛び出してくるのは拙いと思うんだけれど。極端な例だけれど、周東選手が途中で転んでしまう可能性だってあるわけですからね。その時に、ベンチの選手がフィールドに入っていたら、守備妨害でアウトに成るんじゃ無いだろうか。アメフトでも、インプレー中にサイドラインの選手やコーチがフィールドに入ると反則なんですが、それと同じような意味で最後のサヨナラホームインの中継画面は気になりました。いゃ、気持ちは凄く分かるし、多分自分があの場所に居たら同じようにベンチから飛び出して行くだろうけど、そういう所をしっかり出来ないと次は反則となる可能性も認識しないと。本当に強いチームは、そういう所も含めてちゃんとしていると思う。

メキシコは、予選プールでアメリカに11-5の大差で勝利しているので、日本もそれ位で勝てれば良いけれど、アメリカも1次予選は苦しんで2位通過で、準々決勝のベネズエラ戦も9-7と苦しみつつも、準決勝のキューバ戦は14-2と圧勝していますからねぇ。MLBの選手が殆どという事も有るだろうけど、ここ一番という所で本来以上の力を出すのがアメリカの怖さだと思うし。日本の先発投手は横浜DeNAベイスターズの今永選手。大谷選手や昨日投げた佐々木選手のような剛速球タイプではなく、変化球で打って取らせる「技巧派投手」と言っていいのかな。最後の試合ですから、先発した佐々木投手と3回1/3を投げた山本投手は別にしても、それ以外の投手はどんどん投入して、ワンポイント起用も有ったりするんじゃ無いだろうか。大谷選手やダルビッシュ選手のピッチャーとしての登場も、中継ぎとかリリーフなら可能性はあるみたいだし。個人的には、やっと打撃が戻ってきた村上選手や好調な吉田選手のホームラン攻勢を中心にアメリカに打ち勝って優勝して欲しいなぁ。今日試合中継したTBSは、休みもあってかなり視聴率が伸びたんじゃ無いだろうか。明日はもう一つの中継局、テレビ朝日系列での放送だけれど、平日の朝というのがちょっと難点ですね。それでも、皆さんリモートワークを選択して視聴してしまうんじゃ無いだろうか(笑)。

2023年3月21日

お得意の証人喚問をすれば

昨日の国会でも、この小西議員が延々と高市氏に質問を続けていたけれど、結局当事者を呼んで問いたださない限りは、水掛け論になるだけ。しかもこの小西氏の発言では「文書を作成した全員が捏造していないと証言」と、6人のうち3人が否定しているのに「全員」と意図的か無意識か分からないけれど巧妙に言葉をすり替えている。「作成」という意味には、その内容を参加者全員が内容を理解して同意したという事で無ければ、それは一方だけの思い込みなわけですからね。

 「自分さえ良ければ国民や世の中はどうなっても構わないという姿勢の人物の発信」と自ら書いているけれど、それって自分に対しての自戒なのだろうか(マテ)。自らが入手した文書が、省内で正式に認められたものでも無いのに、その内容が正しいと主張する理由も不明。更に、例えば議論の途中で放送法を歪める意見が出ていたならまだしも、そんなことは微塵も無い事はそれら資料にあっても、実際の当時の答弁に於いても確認されているわけで、元々の彼の主張であった政府により放送法への介入という主張自体が既に消えている。結局今彼らが主張しているのは「捏造」した・しないという本筋とは別の議論な訳で、そんなもの別の場所でやってくれと100万回言いたい話。

総務省側の3人にしても、「捏造しました」と言えないわけで、それは一般に何か事故や犯罪が発生した場合にもよく見られる話。彼らとしては、「捏造はしていない。しかし、一部不正確な記載や不明瞭な言い方はあったかもしれない」という所に落としたいんでしょうね。そうすれば、自らのミス出ないと言えるし、それで当時の決定が変わるわけではないのでお咎めも無いし、代替もう8年前の話なわけですから。彼らとしては、小西氏やその他立憲民主党の関係者がこの件で騒げば騒ぐほど、自分達の立場が微妙になっていくように感じているんじゃ無いだろうか。だから一番の当事者である小西氏にしても、元々の追求内容はもうどうでも良くて、単に高市氏に対してどれだけダメージを与えられるかどうかが、今の彼の目標になっているんじゃないのか。それで、自分の犯罪行為とも言える機密情報入手に対しても、言い訳をして何とか身の保存を図りたいんじゃ無いかという気がする。

何度も書いているんですが、今回の件で最大の問題は、いつ・誰が・どの様にして省内の限定された文書を小西氏に渡した、あるいは流出させたのか、という機密管理の問題であるという事に尽きると思うんですよね。その内容が公益に対しての問題であれば、そちらに関しての議論が優先されるんだろうけど、既にその点に関しては「公益性は無い」と分かっている。だからこそ、小西氏もその内容事態に対してではなくその後の言葉尻を追求しているわけでしょうから。となれば、次に重要な問題となるのは、極々限定された人間しかアクセス出来ないはずで、かつ本当に作成者とかその周り数名程度しかその存在を知らないような文書が特定個人に流れたという由々しき問題を話し合いべきなのではないか。単に、総務省の中に小西氏あるいは立憲民主党にシンパシーを持つ人間がいただけかもしれないけれど、それはそれで行政側の人間として私情を挟んでの仕事をすることは職業倫理に反する行為だと思うし。現在の松本総務大臣は、もと民主党の人な訳ですが、そう言う事を抜きにしても、責任を持つ組織に機器管理機密管理に重大な齟齬が発見されたわけだから、国会対策とは別に先ずはその対策を最優先で実行するべきだと思うのに、そんな様子は感じられない。政府としても、このまま時間切れを狙っているのだろうか。でも、こういう所をちゃんとしないと、例えばマイナンバーカードに対しての言われなき不安がいつまでも払拭されない事にも繋がると思うなぁ。

ChatGPTのシンギュラリティー

理化学研究所の高橋恒一氏のtwitterに書き込まれた、ここ最近急速にその能力を拡大して居るChatGPTに付いての一連のツイート。

自分なりに咀嚼して理解したことは、ChatGPTが話題になり、その利用範囲や参照されるデータ量が加速的に増加すると、あるポイントを境に急速にその能力が発達し、与えられたデータ以上の回答(アウトプット)が得られるような状態になりつつある、と言う事。物理の実験なんかだと「臨界点を超えた」「境界値を超えた」みたいな言い方をすることがありますが、今のChatGPTあるいはAIの世界は、まさにその一歩手前あるいは超えつつある状態というのは、最近のChatGPTの様子を実際に利用して居ると肌感覚ですが感じる所。

私自身そんなヘピーユーザーでは無いし、半分はお遊び感覚でChatGPTを利用する程度何ですが、話題になり始めた初期の頃と比べて、その受け答えや内容に関して「進化している」と感じるんですよね。元々日本語での受け答えも最初から凄いなと感心したんですが、最近はその文章作成能力もより自然に感じるようになり、内容に関しても以前のように的外れだったりどこからデータを引っ張ってきているんだと不思議に感じる内容も減ってきている気がします。より多くのユーザーが多様な質問や使い方をするようで、AI側の学習が進んで進歩していることは確実なんじゃないかと。高橋氏は二つの可能性を上げていて、私は専門外の話なのでこれもざっくりとしか理解出来ないのだけれど、一つ目の可能性(データセットが拡大することで、これまで見えて居なかったものが見えるようになった)が、多分現在起きていることの中心何だろうけど、個人的には二つ目の可能性、AIが相転移(次の能力獲得)を起こしつつあるというのが、SFの世界が実現するようでちょっとワクワクする話。後1~2年位で、実際に何が起きているのかはっきりするのでは無いかと高橋氏が書かれていますが、それこそが少し前に話題になった「シンギュラリティー(技術的特異点)」なのかも。

 12番目のツイートにも書かれていますが、私もこのChatGPTを支えているプラットフォームがどんなものなのか凄く不思議というか疑問というか興味が有ります。Googleが台頭してきていた時には、Googleが独自にコンピューターを準備して、それを何千何万台と接続してネットワークシステムを構築していた時に話題になりましたが、ChatGPTにしてもかなりのハードウェアが要求されると思うんですよね。でも、その辺りの話は一般にはなかなか流れてこない。ChatGPTやその周りのビジネスモデルってよく分からないのですが、これだけ話題になれば投資する企業にも不足しないだろうしますます加速することは確実だろうな。気になるのはライバルの存在で、Microsoftは新しいOffice製品にAI(ChatGTP)を組み込んで"Microsoft 365 Copilot"として製品化したから、Win-Winの関係を築いていくことは確実。となると、ライバルはGoogleか、となるんですが、ChatGPTの元々の技術はGoogleの"Transformer"という技術らしい。私も昔から思っているんですが、今の世の中それこそスマホから組込デバイスまで、世の中にはあちこちにCPUやメモリーやネットワークデバイスが一つになって存在しているわけです。その能力は、勿論ピンキリ何だけれど、いつも100%利用しているわけじゃ無い。結構忙しい時でも、だいたいは半分くらいの使用率が目安だと思うんですよね。となると、その開いているリソースを少しずつだけれど世界中から集めて利用することで、とんでもないデータ量と計算力が生まれるんじゃ無いだろうか。言ってみれば、ドラゴンボール孫悟空の「元気玉」みたいなAIが生まれるんじゃ無いだろうか。最近のスマホなら、CPU/GPUの性能だってちょっと前のパソコンどころかホストコンピューター並みだし、通信機能だって5Gとか6Gが標準になれば、そんなに遅延を考えなくても良いだろうし。


この最後のツイートもなかなか意味深で、人間の90年間分の知識で、しかも「忘れる」事の無い知識をAIは一秒毎に獲得して行くことのある意味脅威を感じる話。人間でも、記憶から消えているわけでは無く、保存されているけれどその場所が特定出来ないことも「忘れる」に含まれるけれど、AIにしても余りにデータセットが膨大になりすぎると、場所は分かっていても底にアクセスしてデータを取得するコンマ何秒という「遅延」が「忘却」になってしまうかもしれないけれど。ただ、人間の場合は忘れてしまうと何かの切っ掛けで思い出すことはあっても、二度と参照出来ない可能性も高いわけで、それが事実上無いAIの強さは想像するまでも無いでしょうね。ノーベル賞受賞者の逸話で、失敗した実件から発見したとか、偶然の組合せが発明に繋がったみたいな話がよく聞かれます。それって、人間の場合は膨大な組合せ実験が出来ないから、そういう偶然でしか遭遇できないけれど、AIの場合はそれこそ無数の組合せの実験を瞬時にすることも可能なわけで、そうなると書かれている10の24乗FLOPsを超えた瞬間に、人間の新しい社会が生まれるのかもしれない。あと1~2年後かぁ... ちょっと楽しみ。 

2023年3月20日

廃棄率8.82%

政府が準備したコロナワクチンのうち、 7783万回分(推定2000億円)が廃棄されると批判記事を掲載している毎日新聞。わざわざ、各自治体にアンケート調査までして使用量を調べて推計する、力の入った取材記事(マテ)。政府が契約したワクチンは、数社から合わせて8億8200万回分、総額2兆4036億円で、ワクチン数で言うと廃棄率は8.82%。これを多いとみるか、少ないとみるかは人それぞれだと思うけれど、この短期間に全国民に対して対応しないと行けなかった状況を考えると、決して悪くない値だと思う。

先ず考えないといけない事は、調達したワクチン数は当時の接種対象者全員が必要な回数接種出来る数に有る程度の余裕を見た数を調達しているはずだから、どうしても幾らかの余りは生まれるもの。最初から接種者数は対象者の80%位だから、調達量もそれ位と想定して、実際に接種したら足りなくなったと言う事は許されないわけですからね。そう考えると、廃棄する予定の7700万回分のうち、半分近くは接種拒否したり積極的に接種に参加しなかった人分と言っても良いんじゃ無いだろうか。特に最初の頃は、若い世代かの接種が進んでおらず、結果的にオミクロン未対応の初期の分のワクチンが期限切れとなり廃棄される量が多いのだろうけど、それを言うのであれば当時ワクチン反対路線みたいなものをメディアでも展開していた時期があるわけで、その責任の一部はメディアも負うべきでは。

最初の頃は、このワクチンは世界中で取り合いになっていたわけで、その中でも日本は調達が後発組で厳しい状況だったはず。それなのにこれだけの量の契約が可能だったのは、やはり当時の安倍総理やそのスタッフの先見性であったり行動力は賞賛されるべきだと思う。結果的に余らせてしまい廃棄する事になった分を、当時の途上国などワクチン不足の地域や国に回すべきだったという意見はそれなりに一理あると思うけれど、契約の関係も有りなかなか融通することも難しかったことも事実。そんな中で、国民の安全優先で最大限のワクチン数を確保した事は認められるべきだと思う。現時点で、ああすれば良かった、これくらいの数量で十分だったみたいな事は、今だから言えることですからね。それは卑怯だと思う。

ネットでは、このワクチン廃棄の毎日新聞の記事に対して、自社の押し紙による廃棄率とどっちが高い、みたいな揶揄するコメントも多いのだけれど、まぁそれとは意味が違うとはいえ、でも新聞配布に関しては購読者数も分かっているわけだし、駅販売などでの状況もそれなりに事前把握できるわけだから、数値だけ言えばもっと正確な値なるはず。ワクチン接種初期の、物療システムや管理方法、あるいは必要数の要求システムの不具合みたいな問題点をまとめて、将来に対しての意見とするならばこの記事も意味があると思うんですよね。例えば、もっと保管管理を地域分散して、都道県レベルで柔軟に供給調整出来るようにするべきだったとか、逆に複数の都道府県で互いに融通出来るような広域での供給システムを考えるべきとか。あるいは、それこそマイナンバーカードを使用して、もっと簡単でかつ迅速に次回接種対応出来るような仕組み構築を提案するとか。この記事を見ていると、「2000億円」という金額だけを取り上げて、それを無駄と意識付けて批判したいだけのような気がするなぁ。そうそう、記事の最後に「満遍なく配り、効率性の視点が欠けた」というコメントを掲載しているけれど、逆に都市部や人口集中地域を優先したらしたで、「地方を無視、弱者無視」みたいな記事を書くんだろうという気がします。

小西文書の出所

今日辺りもしかしたら何か動きが出てくるかもしれない、所謂「小西文書事件」。個人的に気になっていたのは、やはり元データの出所。過去の流れを見ていると、どうも小西氏の所には印刷物として今回の文書が提供されたような雰囲気なので、少なくとも小西氏自身が総務省内のサーバーなりにアクセスして取得したというわけでは無さそう。それは、ご本人が総務省の有志から提供を受けたと言っている事からも明らか。となると、総務省内の誰かがどこからかファイルを入手して、それを印刷して渡した可能性が一番高いと思われます。

疑問なのは、今回のファイルが作成された2015年当時の文書管理がどうなっていたかという事。ざっと検索してみると、政府もデジタル化を進め始めていた頃で、「デジタルガバメント」と言った事が場生まれるかどうか位のタイミングなんですよね。そう言う意味では、当時の総務省内では文書ファイルの電子管理のような仕組みは既に利用されていたかもしれないけれど、例えば起票から官僚まで全てクラウドで履歴管理出来るような状態では無く、推測するに最終的に承認された文書に関しては、電子的に登録されてオンライン化されて管理されている、と言うレベルじゃ無いだろうか。従って、今回流出したと推測される作成途中とか承認以前のドラフトレベルのファイルや、個人的なメモ・覚え書き程度のファイルは、実は共有されることは無くて、個人の端末(=パソコン)位にしか存在しないものだったのかもしれない。あるいは、当時は最終的な文書は公式なシステムに登録されて、管理番号とか履歴管理等するシステムは有ったけれど、其れ以前の編集中ファイルだったり、会議録みたいな簡易なファイルに関しては、共有フォルダーみたいな場所に保存して、必要な人の間で参照したり共有したりといった仕組みは有ったのかもしれない。その時に、その共有フォルダーへのアクセス管理をどの様にしていたのかは不明だけれど、仮に個人レベルで必要に応じてそういうフォルダー作成と管理が出来たのであれば、今回のファイルがそういう場所に保存されていたけれど簡単にアクセス出来ない状態では有ったのかもしれません。

総務省の調査で、今回公表された文書ファイルは公式に管理番号が振られて管理されていたものでは無いことは確認されています。一方で小西氏が公開したものと同一のものが省内に存在していることも確認されていて、それを持って小西氏は「第一級の機密文書」みたいな事を言っているけれど、個人的にはたまたま共有フォルダーが昔のまま残っていて、削除されずに今日までサーバーの片隅に残っていただけ、何だろうと。文字通り、省内のサーバーをサルベージしてみたら、もうとっくに削除したと思われるような領域からホッコリ見つかった、みたいな感じじゃないだろうか。これも想像ですが、そのフォルダーへのアクセス設定なんて、既に退職した人、移動したも含めて、当時の認証状態のままだったんじゃないだろうか。いずれにしても、何がどういう切っ掛けだったかは分からないけれど、事実上は記憶に無いような状態だったものが、何かの切っ掛けでとある人の目にとまり、そこから小西氏に流れてきた事は確かだと思うんですよね。だから、その「見つけた人」が誰なのかと言うのが個人的には疑問。一番ありそうなのは、当時の関係者でアクセス出来る人が、例えばサーバーの整理のために古いフォルダーやファイルを整理している時に見つけて、「これは!」と思いついた説。でも、それが1年2年後位なら分かるんですが、8年も過ぎてからそう言う事をその当時の担当者がやるとは余り思えない。同じような可能性で、サーバー管理者がやはりフォルダー整理の過程でこれらファイルを見つけて提供した可能性。ただ、普通はわざわざ中身まで見て内容判断をするようなことまではやらないだろうし、今回は日付けも管理番号も内容なファイルだけに、普通はその場で削除されるようなものだと思うんですよね。共有フォルダーのようなサーバー上では無く、個人のパソコンに残っていた可能性もあるかなと思ったんですが、流石に7年8年前の事だと、その当時使用していたパソコンも減価償却して更新されている可能性が高いだろうから、その可能性は低いのかなと。有りそうなのは、その当時バックアップしていたUSBメモリーとかDVDとかを整理している時に見つけたくらいだけれど、流石に省庁ではその手のメディアにデータをコピーすることはかなり制限されるだろうからその可能性も低いのかなと言う気がします。

いずれにしても、省内の機密情報が外部に流出した事は事実なのだから、その経路を調べて機密保持のために対策することは絶対に必要。小西氏は既に自ら、総務省の人間から入手したというようなことをSNSで仄めかしているのだから、底を操作することが今一番必要何じゃ無いだろうか。それが省内の人間であれば、当然守秘義務違反にも問われるだろうし、今以上に大きな騒動になる可能性は大きいけれど、公益性を理由に何でもかんでも持ち出して言い訳では無いし、こう言う事が続けば「公益性」という一番大きな理由すら歪めることになるんじゃ無いだろうか。特に今回の場合は、高市氏関係の文書は、元々放送法の議題を持ち出した礒崎氏対策のために準備された架空のやり取りを記載したものと確定しつつあるわけで、そう言う意味では「捏造」と高市氏が言う事も納得出来ます。そう言う捏造情報が、総務省から持ち出されて、まことしやかに「疑惑」として議員が公に取り上げて責任追及をするというのは、ちょっと遣り方が違えばクーデターと言われても仕方の無いことだと思う。何年か前に安保法制が整備される時に、野党の多くは「戦争法が出来る」と批判し、居酒屋で戦争反対と言っただけて逮捕されるというようなことも言っていたけれど、今回の件は居酒屋で話もしていないのに「話をしただろう」と言われて追及されていることになるわけです。問題だと騒いだ側が、それと同じ事をもっと極端にした行為をしていた責任は、非常に大きいと思う。 

2023年3月19日

小西文書事件の行方

ここ最近世間を騒がせている、所謂「小西文書事件」。3月17日に総務省から、今回の総務省からの流出文書に関する追加報告書が公開されて、その中で今回の疑惑と小西氏等が指摘している「放送法変更」に関して、

本件の過程で、放送法4条の解釈を変えるよう強要されたことは無かったことは確認された

と明確に疑惑を否定。いつもの様に、Nathan氏のまとめ記事をお借りしますが、8年前に高市総務大臣(当時)が発言した内容は、其れ以前に民主党政権時代に出された答弁を踏襲しており、大きく変更するものでは無い。また、その8年前の時点では特にメディアや放送局から答弁に対して今回の様な異論や反対意見が出されたわけでは無く、殆ど騒動になる事も無くそのまま流れていった事象。今回小西氏が公開した総務省の文書資料の内容にしても、もっと極端な例を要求した礒崎氏を宥めて以前の答弁踏襲させた流れが示されているわけで、正直なんでこれで「放送法が改変された」と騒ぐのか理解出来ない話でした。

文章の内容を時系列に追えば、総務省側が働きかけて大臣答弁をこれまでを踏襲した内容で収めているわけで、高市氏が何か要求したとか言う話では無い。ところが、その「総務省の働きかけ」に関して、高市氏側にはその覚えが無いと言うことを「捏造」「辞任」と言ってしまったから、小西氏とか立憲民主党側が色めき立ったわけで、そこは大きな反省点でしょうね。ただ、騒いでその文書の出所を確認したところ、総務省内部で作成された「行政文書」である事が分かり小西氏側は色めき立ったけれど、更に追求すると「行政文書」では有るけれど、正式に作成して配布されたものでは無いものの含まれることが分かり、さらに確認を続けると、省内の一部グループ内で独自に「作成」されたものであることが分かってしまう始末。言葉尻を捉えて追求の矛先を代えたりしているものの、結局は「捏造」と言われても仕方ないような文書であることが分かってきているわけで、そうなるとこの「小西文書」の出所がどうなっているのかと言う疑問の方が大きくなります。 

今回公式に承認された省内の文書では無いことが確認されたわけですが、それならそれで、そんな存在すら部外者には定かで無いような文書が、どうして外部の国会議員の手元に渡ったのか、それは大きな機密情報管理の問題ですよね。極々一部の人間しか知らないような言ってみれば覚え書き、メモ書きレベルのものすら流出するなら、より多くの人が関わるもっと重大なしかし正式に承認された文章なんかもっと簡単に流出できてしまうのでは。流出させようとする内部の人間に対しての規制をするとともに、そう言う事を誘発するあるいは要求する外部の人間(=小西氏)に対しての規制も必要なわけで、それが現在一番大きな疑問では無いだろうか。国会議員の小西氏は、不逮捕特権があると思うのですが、入手した資料を国会活動以外の場(SNS)で公開しているので、不逮捕特権の適用外となるらしい。更に腑に落ちないのは、今回の文書は半年以上前、前回の参議院選挙前に入手していたらしいと言う事。それならば、参議院選挙前にぶつければ、言い方は悪いけれどウソでも選挙に対しての影響は大きかったのでは。しかも、選挙ですから放送で取り上げられる内容で自党に不利なことに対しては、この件で批判する事も出来ただろうし。たまたま時間が無くて文書の内容を読み込む余裕が無かっただけなのか、何か別の意図があってこのタイミングにしたのか不明ですが、それならそれで機密情報をその期間保管していたことになるわけで、それって国会議員の守秘義務とか行動規範とかいう点で失格では無いのか? と言うか、彼自身旧郵政省の官僚だった訳で、そう言う事も熟知しているのではないのか。

昨日夜のTBS系某ニュース番組でも、相変わらず発言の一部を切り貼りして、高市氏に非があるような印象の映像にしたりしている場面を見ることがありました。総務省が否定した時点で小西文書自体がその内容に関しては信用できない情報(一部正しい情報も有るだろうけど)認定されたわけで、だからこそ機密情報管理の観点からは総務省側と小西議員側の責任追求をこれからやらないといけないと思う。総務省側では、名前の出ている当時の関係者で、既に亡くなっている人、退官して別の企業に就職している人も居るみたいですが、まだ異動したりして省内にいる人も居るので、そういう人達に対して万一のことがないように配慮もしているような話も聞きます。そう言えば、モリカケの時に当時の財務省関係者を追い詰めていたのは、今回と同じく、小西-杉尾コンビだったからなぁ。そう考えると、前回の件から彼らは全く反省していないことになる。まぁ太陽が西から昇ってもそんなことは無いだろうなぁ。とっとと、こう言う無駄な時間を費やすことを止めて、もっと切実な問題に対しての有意義な議論を進めて欲しい。その上で、結果的に不確かな情報を振り回して、国会や世間に対して迷惑をかけたわけだから、小西議員だったりそれを容認した立憲民主党に対しては、それ相応の反省と対応が必要だと思う。で無ければ、結局彼らはⅢ度目の騒動をまた何処かで繰り返すだけでしょうね。それって、民主主義に対して大きな欺瞞だと思う。

飛び石連休前の新横浜駅

土曜日に利用した、JR新横浜駅。飛び石連休初日の土曜日と言う事も有り、朝早めに利用したんですがいつもの週末以上の人出でした。それは、連休前という事だけで無く、この日から開業する、相鉄・東急の新横浜先進横浜駅開業日でもあったからでしょうね。これまでの相鉄線利用者が東海道新幹線を利用しようと思ったら、一度横浜駅まで出てそこから地下鉄なりJR横浜線で新横浜まで遠回りをして移動しないと行けませんでした。 東急線利用者の場合は、場所によっては品川駅へアクセス出来る場合も有るけれど、こちらも一度東急東横線で菊名に出て、そこからJR横浜線で一駅戻ってJR新横浜駅へ移動しないと駄目でした。それが、そういう遠回りをせずにショートカットで新横浜駅に接続出来る路線が出来たわけですから、利用者が増加しても不思議では無いでしょうね。

ただ、新幹線乗り場のあるJR新横浜駅と今回開業した相鉄・東急新横浜駅は、少し離れたところにあります。JR新横浜駅から見ると、一旦外に出て駅前のバスターミナルの上を繋いでいる、コンコースを渡って1ブロック先の相鉄・京急新横浜駅へ降りないと行けない。天気の良い日はまだしも、昨日みたいな雨の日だとちょっと移動は辛い距離です。回避ルートとしては、JR新横浜駅と相鉄・京急新横浜絵と直行する、横浜地下鉄の新横浜駅経由で移動する事が出来るんですが、地下鉄新横浜駅の半分くらいの距離を移動しないと行けないのと、地下鉄とJR新横浜駅は地下-地上の関係にあるので、縦移動も結構長いという所。コストや工事の難しさなどあるんでしょうけど、やっぱりJR新横浜駅と相鉄・東急新横浜駅を直接接続する地下通路みたいなものが欲しいですよね。駅ビルのキュービックプラザの中に出来ればベストですが、駅の外側、タクシー乗り場の横辺りでも良いから、地下通路から上がってくると目の前にJR新横浜駅の入口がある、位の利便性が欲しいなぁ。JR新横浜駅のフロアーって、実は外から見ると2F何ですよね。だから、地下鉄から上がってくる時も、一度地下から地上階までエスカレーターで昇り、そこで直ぐに今度は地上階から2F(JRの改札口があるフロアー)に昇るエスカレーターに繋がるんですが、個々に接続出来るようにしても良いと思うけれど。

JR東海も今回の開業に期待して、早朝便だけれど新横浜駅始発ののぞみ号を設定したんですね。どれだけ需用があるか分からないけれど、これまで苦労して品川方面に回っていた利用者にしたら、利便性向上は大きいんだろうなぁ。自分としても、志文方面に出る場合には、品川から山手線で回り込むか、もう東京駅まで出てから丸ノ内線とかで移動していましたが、今後は新横浜で下車して東急線に乗り換えた方が便利になりそう。実は浜松から移動する時に、浜松-品川(東京)は7,710円ですが、浜松-新横浜だと7,270円と440円の差額があるんですが、運賃と時間短縮の度合いを考えても都内西部に移動する場合は有利になりそう。

ところで、今回新横浜駅から乗り込んだ浜松停車のひかり号ですが、もう数週間前から指定席は満席状態で身動きできないような状態。実際乗車すると直ぐに車内アナウンスが有り、本日は自由席も混雑していて、指定席はグリーン車も含めて予約で満席なので、社内振替は出来ない事を何度もアナウンスしていました。今回は、予約した時点で窓際・通路側殆ど埋まっているような状態でしたが、たまたま3列席の窓際を取れたのでそちらを利用。新横浜で乗車した時には横2席は埋まっていましたが、そのお二人は静岡駅で下車して、少なくとも浜松までは空席のままでしたので、最後はちょっとリラックス出来たのは日頃の行いが良いからだろうなぁ(笑)。コロナ禍も収まりつつあり、人出も増えるだろうし、駅の利便性も上がって、ますます混雑してくるのは、痛し痒しですが、以前の日常が戻ってくる事でもあるわけですから、それは喜ばないといけませんね。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系6滞在目(6泊+4泊)は、いつもの横浜シェラトン。元々は利用する予定は無かったのですが、急遽昔の仲間と飲むことになり予約したんですが、連休ウィークの直前だったので、いつも利用して居るレートよりはかなり高い目のレートでした。まぁ、2泊分のポイントが付くキャンペーン中なので、2回分と思えばいつも以下のレートになりますが、やっぱり一寸納得いかないところ。

夕方早めから出かけるため、15:00のチェックイン開始と同時に入りましたが、26Fのラウンジカウンターにはチェックインの待ち行列が出来ていて、暫くラウンジで待つことに。10分程順番が回ってきて、カウンターに移動してチェックインを開始します。ところが、まだ部屋の清掃が完了していないという事で、再びラウンジエリアで待つことに。また10分位過ぎたところで部屋の準備が完了したという事でルームキーをいただき、部屋へ移動しました。荷物をおいて、軽くメールチェック等をしてから、ちょっと雲行きが怪しくなってきた空を見ながら、今回の主目的である夜の街へと出かけます(笑)。まぁ、そんなに無茶できるような年齢でもないので、日付が変わる前には部屋に戻り、就寝して一日が終わりました。

翌日、いつもくらいのタイミングで目が覚めて、07:00からの朝食が始まるのに合わせて2Fのレストランへ出かけました。外に行列等出来ていなかったので、今日は空いているかなと思ったんですが、中に入るともう結構な人数がバイキングの列に並んでいて、ちょっと失敗したかなと後悔。前日のアルコールも少し残っている位なので、そんなに食欲も無く、26Fのラウンジでも十分だなぁと思いつつも、もう中に入ってしまったので、軽くサラダとか軽食を集めて簡単に朝食をいただきました。そうそう、その食事を取り揃えていた時に、少し離れた場所に最近ファミレス等で導入されている「食器片付けロボット」が1台待機しているのを確認。これまではスタッフの人が一席ずつ食器を手に持って下げていましたが、これからは下げるのはこのロボットに任せるのだろうか。残念ながら実稼働している状態は見られませんでしたが、一度位は動いているところを見てみたいと思いつつ部屋に戻りました。

この日は朝からしとしと雨が降っていて、しかも新幹線の予約がかなり前から一杯で、飛び石連休前の混雑が予想される日。早めに新横浜駅に移動する事にしました。運が良いのか悪いのか、この日から相鉄・東急の新横浜駅開業することになっていて、それもあってか新横浜駅はいつも以上の混雑でビックリ。3月、色々なことが変わる一日を実感しつつ浜松にもどりました。

2023年3月18日

MacとWindowsの壁

今は、殆どの職場だったりチーム活動で、パソコンを使用することは当たり前だし、パソコンが無ければ殆どの作業が進められないことは常識だと思うんですが、少なくとも国内のアメフト関係者のMac率って、一般的なパソコンでのシェア以上に高い気がします。で、Windowsユーザーの自分としては、彼らとのデータのやり取りの時に困ることも。

今回は、とあるドキュメントを貰って作業をすることになったんですが、メールに添付されて送られてきたファイルは「.pages」形式。これ、Appleのフォーマットで、そのままではWindows上では開くことは出来ません。方法としては、ファイルコンバーターを利用するなどして、フォーマットを例えばWordとかPDFとかにしないとけない。あるいはiCloudに入れて、そこからファイル形式を指定してダウンロードするなどの方法もあります。自分の場合は、Macユーザーでは無いけれどiPhoneユーザーではあるので、iCloudも使用しています。ですから、いったん自分のiCloudにそのファイルを入れて、そこからファイル形式を指定Windowsパソコン上にダウンロードして、内容を使用することになります。

常にやっていればそんなに戸惑うことも無いと思うんですが、何ヶ月かに一回とか忘れた頃にこう言うことが発生するので、その度にGoogle先生に「.pages ファイルコンバート やり方」みたいな質問を投げて、その度に幾つかの情報を見ながら「あぁ、そうか、iCloudにいれるんだっけ」と思いだし、iCloudを開いてみると数ヶ月前に入れた前回のファイルを見つけたりするわけです。

有る程度その頻度なり占有が大きくなれば、Windowsにも.pagesのアドインが組み込まれたする可能性もあるのかもしれないけれど、現状はなかなか不便。仕事で何ヶ月とか情報共有するならば、共有フォルダーみたいな物を作って互いに利用するようなことも出来ますが、個人的にやり取りするくらいだとそこまでやるのも面倒だし。それならば、Apple教に改宗すればと言われるけれど、なかなかずっぽりとWindowsに嵌まっていると、今更Macにというのも腰が重いんですよね。昔は、そういう場合はアプリ類も総取っ替えが必要な場合が多かったのですが、最近場Mac/Windows両方で使える(両方のOS対応版)パッケージになっている場合が多いので、その不安は少し解消されていますが、やっぱり大変だよなぁ。次回はいつになるか分かりませんが、忘れないように三回"iCloud, iCloud, iCloud"と呪文を唱えて置くことにします(笑)。

モデムの脆弱性

サムスンの5Gモデルに脆弱性が発見されて、それを使用しているスマホ等のデバイスに影響を波及する事に。 私が使用しているPixel 6も含まれていますねぇ... Pixelシリーズは、この3月の月例更新で対策される予定らしいので、気長に(と言っても今月中だけれど)更新を待つことにします。

今回は、Googleの問題では無くて、デバイスで使用しているモデム(サムスン製)に脆弱性の問題があったということで、多分モデムのファームウェアアップデートをするんでしょうね。今の時代、個々のパーツから本体さらにはOSまで全て自社で賄うようなことをやっているメーカーは、多分無いと思うんですよね。Appleにしても、モデルは多分外部メーカーだろうし。そういう部分の品質保証は、そのメーカーが基本担保することになるんだけれど、単体では問題なくても本体に組み込むと不具合が発見されたりするから油断できない。また、問題が無かった物が、何回か更新している間に問題が発見されて、それでドタバタしたりとか。

コード更新までの対策として、VoLTEとWi-Fi Callingの無効化が推奨されているけれど、後者は日本では使用されていないので必要なのは前者のVoLTEに関して。これ、LINEとかZOOMとかの電話機能が該当するんじゃ無いだろうか。少なくとも、VoIPを使用している通話アプリは注意が必要かな。

私は、端末(=Pixel 6)は個人で購入して、SIMだけdocomoを入れているので、docomoから案内とかくるんだろうか。Android OSと言う事は認識されるだろうから、そこからベンダーIDとか見て対象かどうかの判断は出来るだろうから、多分大丈夫だと思うのですが、暫くはちょっと心配しつつ利用することになるかも。最も、Pixel 6を通話機能で利用することはほとんどなくて、データ通信か電子マネーの利用で99%位カバーされるから、そう言う意味では自分にとっては脆弱性のリスクはかなり低いと言っていいのかも。そこはちょっと安心かな(笑)。

光陰矢のごとし

昨日は、たまたま十数年ぶりに連絡がついた昔の仕事仲間と久しぶりに会いましょうという話がトントン拍子にすすんで会うことに。十何年振りに会う相手は、一体どうなっているのか期待と不安を感じつつ出かけました。相手は一人では無くて複数なので、予想通りの歳の重ね方をしている人、以前よりも若く見えるようになっている人、あんまり変わらない人、それぞれ。それでも、彼らから見る自分は、予想よりは若返っていると言われて、自分的には満更でも無かったのですが(笑)。

十何年振りなので、積もる話は幾らでもあるのだけれど、先ず最初に口から出てくるのが近況報告なのは良いとして、続く内容は高齢になった親の話とか、介護の話とか、さらには自分の健康の話とか、もう高齢者アルアルみたいな話がどんどん出てきて、不謹慎ながらも自分で話題を振りながらも笑ってしまうほど。幹事役が予約したお店は、2時間のコースで飲み放題付きだったんですが、たまたま昨日は空いていたからか、2時間過ぎてもラストオーダーの声が掛からず、結局3時間位してから「そろそろお時間で」とお店のスタッフから言われていったんお開きにすることに。その3時間弱の時間の中、2時間以上が健康とか介護の話でした(苦笑)。 

コロナ禍もあって、飲み会みたいなこと自体が最近まで殆ど無くて、今回の様に複数人で集まったのは多分コロナ禍以前以来だから、4年振りくらい?! それもあってか、記憶に復活してくる思い出や話題も次から次へと途切れること無く続き、本当にあっと言う間に2時間、3時間が過ぎて行きました。その後、二次会に行ったんですが、体力的に一次会でエネルギー消費してしまったのか、二次会からは逆に落ち着いた会になったような気がします。それも年齢のせいなんでしょうけど。

今回集まったメンバーのせいもあるんですが、昔話をしだすと、それって20年30年以上前の話がつい昨日のことのように登場して、「そうそう」と何故か突然記憶も蘇ってきて話が自然にどんどん繋がって広がっていくのは、やっぱり当時の経験が強烈だったからだろうか。まぁ、当時色々苦労して大変だった時のメンバーと言う事も有るから、やっぱり忘れているようで記憶のどこかには残っているんでしょうね。どこかに隠して忘れてしまったへそくりを、10年以上経過してからたまたま偶然見つけたような驚きと喜びの数時間でした。考えてみたら、そう言う事はコロナ禍以前は結構あったわけで、あのコロナ禍というものは、そう言う貴重な経験も奪っていたんだなぁと再認識した夜でした。

2023年3月17日

日韓首脳会談

事実上断絶状態であった日韓関係が、一歩前進したと言っても良い昨日の日韓首脳会談。その合意内容に関しては、これまでの韓国の対応等を理由に批判する意見の方が多いみたいだし、そういう気持ちも分からないでは無いけれど、だから取って相手から納得のいく謝罪をと言うようなことを言い出したら、それは韓国が徴用工問題だとか所謂慰安婦問題に対して言う事と変わらなくなってしまう。

報道されている幾つかの記事を読むと、韓国側がWTOに提訴していたものを取り下げるとともに、日本も一旦はランクを落とした韓国に対しての優遇措置に関して今後も確認を続けるというようなもの。決して以前のようなホワイトリストへの復帰をするわけでは無く、リストから削除された要因が解決されたか今後も確認していくみたいな感じなので、日本側としても別に譲歩したわけでも無い。ネットではそこに熱くなっている人が多く見られるんですが、それはもう少し冷静に判断しないと。原因があって変更したならば、その原因が解決されたならば元に戻すことは当然だろうし。

記事にも書かれているよう、それぞれの国内の立場を考えるならば、何をやっても批判されるであろう韓国の尹錫悦大統領の方が厳しい事は確実。今回の発表に関しても、韓国国内からは大きな不満が出ているらしいけれど、以前だとそれが制限に対しての反発になり、支持率が急落して政権維持が難しくなり、結局は最も効果的な支持率浮揚策として「日本叩き」に戻るという流れだったのが、今回はそのまま耐えきれるのだろうか。あくまで個人的な印象ですが、尹大統領は元々は検事総長を務めていて、文在寅政権の時にはかなり対立したりしていたと思うんですよね。これまで韓国大統領は日韓関係改善は口には出すけれど、どうも今ひとつ信用できない雰囲気は合ったけれど、今回は一寸違う印象を受けるんですよね。それ故に、徴用工問題等微妙な課題が残っていても、これだけ踏み込んだ話をするためにわざわざ日本に来るのだから、それまでの間に相当な話合いだったり両国間での理解形成が進められているんでしょうね。

私は、気持ち的には韓国だったりこれまでの対応に不満を感じるけれど、以前一緒に仕事をした人達などは真面目で良い人ばかりだったりで、そこは国対国と人対人はまた別の関係性が生まれるもの。それでも、やはり隣り合った国同士仲が悪いよりは良好な関係があった方が良いわけで、そう言う意味では韓国との関係は重要であることは言うまでもない。まぁ、関係改善がなかなか進まない原因は、こちらの国の中にも色々な理由で日本の立場を貶めようとする人達がいることも大きな原因だと思うから、そういう所をこれからどう日本国内でも対応するかでしょうか。世界が何となく不安定で不安な状態になりつつある今、本当に少しだけだけれど、ちょっと灯りが見えた気がするし、それは事実で有って欲しい。 

侍Japan、フロリダへ

昨日開催された、WBC 準々決勝の日本対イタリア戦は、序盤に岡本選手のスリーランホームランで先制すると、中盤・ダメ押しと追加点を上げる展開に。投手陣は、大谷選手が2失点、ダルビッシュ選手が1失点と、ちょっと不満は残るけれど、継投の投手陣が踏みとどまってイタリアの得点を3点に抑えて、9-3で完勝。国内での試合を終了して、試合後深夜便で次の対戦地フロリダ州マイアミへ移動しました。昨日の試合が終了したのが23:00頃で、そこからメデイア対応しつつクールダウンをしてシャワーを浴びたり体のメンテナンスなんかをして、日付けが変わってから深夜01:00頃に東京ドームを出て羽田空港に移動でしょうか。深夜02:00前に空港に到着して、そこから搭乗手続き、出国等もろもろで深夜02:50に出発という流れなのかな。言質のマイアミ国際空港へは、同日の03:35に到着予定となっています。到着後、入国審査などで1時間位。そこからホテルへ移動して早朝6:00位。機内で睡眠を取るようにして、到着日はそのまま時差ぼけ調整も予て、一日体を動かして行くんだろうなあ。今の時期、マイアミというかフロリダの南側は初夏くらい気候だろうか。日本から行くと、その温度調節というか、体調管理が一番の的になるかもしれない。 

日本からマイアミへの直行便はないので、今回はJALのチャーター便を利用したのですが、フライトナンバーは「JL8800」。調べてみると、登録機体番号は「JA869J」で、期待年齢は5年ほどのB787-9 Dreamlinerで、シートコンフィグはビジネスクラスが最大52席有るE91と言う構成。侍Japanの構成は、栗山監督を筆頭にコーチが8人。選手数は30名。それ以外に、通訳の水原一平氏とかトレーナーとか運営スタッフとか合わせると、ざっくりと50~60人は行くんだろうなぁ。選手、コーチは優先してビジネスクラスのシート(JALご自慢のJAL SKY SUITE Ⅲ)を利用してリラックスするんだろうけど、スタッフさんたちは、プレエコ(JAL SKY PREMIUM)とか、もしかしたらエコノミーの4席利用のエコフラット(JAL SKY WIDER)で、15時間のフライトを乗り切るんだろうなぁ。

日本を出発した時刻と同じ位の時刻に現地に到着するので、時差ぼけ調整はやりやすいようで難しい気もしますね。一番簡単なのは、直ぐに寝て到着直前まで寝たまま行くこと。でも、睡眠導入剤でも飲まない限り15時間も寝ていられないだろうし、それはドーピング検査等も含めてリスクが高い。もし自分だったら、機内に入ったら直ぐに一度就寝をして、5~6時間位寝たところで一度起きて、機内通路を歩くなど体を動かしたり、食事をしたりして栄養補給をして、数時間活動。その後再び睡眠モードに入り到着までに数時間くらい睡眠を取って現地時刻に体調を合わせるようにするかなぁ。そう言う意味では、この機内での過ごし方って凄く重要ですよね。到着するのが現地時刻で17日の早朝。練習できるのは、その日も含めて、17/18/19の3日間で、しかも試合前日の19日はそんなにきつめの練習は出来ないだろうし。多分同行して居るであろう、トレーナー担当者の皆さんは、この15時間の移動を以下に負担無くしかも直前の試合の疲労を取りつつ、到着直後からの活動を最大限効率的にするために、機内では食事や飲み物も含めて寝る間もないくらい忙しいんだろうなぁ。多分機内食にしても、通常のようなものではなく、消化に良いもの、果物とか野菜が多めとか、水分補給のためにジュース類やミネラルウォーター類も多めに搭載しているんだろうなぁ。

日本の対戦相手は、プエルトリコ対メキシコの勝者らしいけれど、どちらもパワーがありそうなチーム。大谷選手の登板機会は、この試合では無いのかな。となると、先発は佐々木朗希選手か。相手を良くって知っているだろうし、球数も少なかったダルビッシュ選手の先発なんていうのもありかも。ここまでは、日本の投手陣の活躍有って守って勝つ試合という印象なんだけれど、これからは殴り合いの試合に成るんじゃ無いだろうか。まずは次の準決勝戦、勝利して欲しいですね。



ガーシー議員とは

もう「ガーシー元議員」と言うべきなのか、除名処分に関しての山崎元氏のコラム。山崎氏の、ガーシー氏本人の行動には1mmも同意できないが、将来的な国会対応としてリモート参加等のシステム整備はするべきと言う意見には賛成。ただ今回の場合は、そう言う建設的な提案を積極的にしたわけでも無く、結局自分の我が儘だけを理由にしていたから支持も集まらなかったし、こういう結果になったのだと思う。

「リモート参加」という意味では、先に当選しているれいわ新選組の船後議員や木村議員という先例があるわけです。彼らは、逆に移動に制限があるけれど議会に参加したいということで要望したから、参議院側も通路の整備等もしたわけですし。で、そんな状況に有ってもまだリモート参加出来ないことは問題だと思うので、そういう所からちゃんと遡及すればまだ理解も得られたかもしれないのに、結局は自らチャンスを潰したような気がします。

白票かガーシーか」という視点は面白いなと思うし、そう言えば地元の候補でこれという人がいない場合、棄権する場合が多いのかもしれないけれど、全国区の場合はその人の主義主張とは別に、何となく「面白そう」で入れる場合は確かに有りそうです。俗に言う「タレント議員」なんて、まさにそんな感じで得票を集めていると言ったら失礼だろうか。想像するに、ガーシー氏に入れたのは若い世代が多いんじゃ無いかと思うけれど、逆に言えば彼らにとって「選挙」だとか「政治」というのは、芸能人や有名人のゴシップ程度の認識という意味なのかも。それはそれで大きな問題な訳ですが、だからと言って何か対策が有るかと言われると困るのですが。

唯一可能性がありそうなのは、一つはこれまでのような選挙というか活動をしつつ、やはりネットでの発言力と言う事をこれからの候補者はこれまで以上に気にするしか無いのかなと言うこと。ガーシー氏だって、ネットを利用したからそれなりに知名度もあっただろうし、瞬間的な注目も集めることが出来たわけですからね。これが、例えば芸能記者のような立場で、週刊誌等だけで毎週裏情報を掲載するようなことをやっていても、知名度の点ではそれほどでも無いだろうし。ところでガーシー氏こと東谷義和氏に対しては、国会議員の身分が無くなった事で早速逮捕状が請求されて、さらには旅券返納命令も出されるかもという話も。そうなっても帰国しない場合には、国際手配犯にもなりかねないわけで、何か今回の一連のドタバタは最後までドタバタして続きそう。彼に対しては、歳費や経費などで多分億単位のお金が出ていると思うのだけれど、そう言う事に対しての批判はどうなんだろうか。それも民主主義のためのコスト何だろうか。何か腑に落ちないけれど。

大山鳴動ねずみも出ず

立憲民主党の辻元清美参議院議員が開示請求した、所謂「アベノマスク」の製造コストについて。 

いつもだと、「この金額は高い」とか「疑惑がある」とか「疑問だ」とかご自身の感想なり意見なりが繋がるかと思うんですが、何故かこのツイートはそう言う一言が無いのは、政府を突っついて公開させたけれど期待外れの内容だったのだろうか。

肝心の当時の布マスクのコストは1枚当たり125円と、今聞いてもそんなに「高い」という印象ではない。当時は、コストがもっと安い不織布マスクですら、それ位の価格だったわけで、製造コスト125円に梱包代とか輸送費とか合わせて、1枚当たりだいたい200円位というのが、当時最初の頃に出ていた推定コストでしたから、まぁ予想通り計画通りの調達だったと言えるのでは。彼らは、当時から「アベノマスク」と揶揄をして批判していたけれど、結局この布マスク配布の発表以降は劇的にマスクの価格が下がり、それまでは宝くじの一等賞並みに入手困難だったマスクが、まだ価格は高めだったけれど市中に流通するようになったわけですからね。やはり「アベノマスク」の効果は大きかったし、あの時に出来うる対策としてはほぼ最善の手だったと言って良いと思うなぁ。で、特に公開する必要も無い製造委託先業者名とか製造コストとかわざわざ公開させて、何を期待しているのだろか。 この中には会社名を公開された故に、この政党の議員とかお騒がせ人間達が押しかけて、大きな迷惑行為をしたわけですが、そう言う事に対しての反省どころか、多分もう記憶すらしていないんだろうなぁ。で、企業としてはかなり重要な機密情報である「単価」を晒されて、今後のビジネスにも影響する可能性もあるんだろうなぁ。だからこそ、最初は数量と単価は秘匿されていて、必要十分であろう総額が開示されたわけだから。

ところで、なんでこのタイミングでこんな情報開示を要求していたのか、その理由がよく分からなかったんですが、どうも防衛費の増額に絡めて、無駄なところを省いているのかという批判材料の一つとして利用したかったのかな。ググってみたら、1年前にも同じような事を言っていた様子で、よほどこの布マスク政策に対しては恨みというのか怨念でも感じているのだろうか。でも、少なくとも防衛費の増額に関しては財源の有無とは別事件の、国の生存に関しての問題なわけで、ある意味コスト云々とは別の話だと思うんですよね。勿論無尽蔵に増やしていけば良いという話しでは無いけれど、ロシアのウクライナ侵攻は、その国がどんなに平和を望みそれを実践していても、それとは無関係に戦争に巻き込まれることを証明したような事象。そういう可能性のある国、少なくとも三カ国と日本は海を隔ててだけれど隣接しているわけですし。

布マスクの必要性だとかそのコストだとか、後からなら幾らでも批判も代替案も言えるんですよね。でも、先が見えない中で時間とも競争しないと行けないような当時の状況の中で、どれだけ効果的な対策が取れるのかという決定と判断はかなり難しかったはず。結果的にその判断が失敗して多大な被害・損害が出たならば批判も許されるかもしれないけれど、当時のこの布マスクの判断は、メディアや野党や一部国民は嘲笑したけれど、明らかにマスクの流通は変わったし、その時点で最優先で必要な医療関係や高齢者施設等へは優先して不織布マスク等が配布されるようになった事も事実。その手法というか手段は泥臭い方法だったかもしれないけれど、十分に効果はあったし、あの状況の中できっちりと政策を実現させて完遂した事は評価されるべきだと思う。その後残ったマスク在庫が批判もされたけれど、あの当時余ることはあっても足りないことは許されない話だったし、だいたい布マスクを馬鹿にして捨てたり返却したり下着にしたりと好き放題オモチャにしていた人達が、在庫を批判する権利はないと思う。

2023年3月16日

都議会紛糾、か?

所謂「Colabo問題」で、昨日の都議会財政委員会でその契約事務手続きが議論されて、との規則に違反して委託料が支払われて居たことが明らかに。今朝の時点では、産経新聞が簡単に記事にしているけれど、 それ以外の大手紙の紙面(サイト)には同様の記事は見当たらない。東京都の問題ではあるけれど、その内容としてはかなり大きなニュースだと思うのに、何故取り上げないのだろうか。同じColabo関係のニュースでも、少し前に出された監査結果のニュースは、それぞれ大手も取り上げていたのに。

一つ想像されるのは、その監査結果に関しては請求に不備があったので190万円余りの支給を不適当と判断したけれど、結果的に支出が支給額を上回ったので返還請求せずという、「玉虫色の結果」でColabo側に実質的な被害が無かったから取り上げたのかな。あるいは、Colaboへの活動妨害行為に対して接近禁止の仮処分が出された時も、結構隠し取り上げていたのは、Colabo側に取って有利な判決だったから取り上げたのだろうか。どういう背景があるのかは分からないけれど、メディアの報道姿勢に関して、何らかのバイアスというか暗黙の了解みたいなものが存在しているように感じます。

この件に関しては、もともとは「暇空茜」なるtwitterユーザーが切掛で、最初はColabo関連の資料、その後関係する団体の資料を開示させて詳細に検証して、相当数の疑惑というか、もう「それって悪質な隠匿ですよね?」と言いたくなるくらいいい加減な内容。素人の自分がザッと眺めてみてもそう感じるくらいだから、専門家が精査したら相当なものだろうし、少なくともとの支援=税金が投入される以上は、有ってはならないレベルのミスが多数。更に酷いのは、相違部分を指摘されて修正してくるのだけれど、それもまた齟齬が生じているというか、ますます墓穴を掘っている感じがするところ。元々は都の事業支援に関しての疑惑だったのが、国からの支援も関係しているので厚労省にも飛び火し、さらには国の支援事業にもそれら団体関係者が多数所属して、自らが選定委員となり自らの団体を指名するような「お仲間状態」でかなりの事業が生まれていたこともはっきりしてきていて、「公金チューチュー」なる言葉も生まれるほど。若年女性支援という分野が余り大きくなくて、底に関係する人の数も限定されるのかもしれないけれど、それにしても政党助成金の後援会へのロンダリングみたいな感じで、国とか自治体からの支援を順繰りに環流させているような様子も感じられます。でも、「若年女性支援」という微妙な部分だからメディアは及び腰なのか、あるいはまだ噂レベルだけれど政治的な関係も見え隠れするからあえて触れていないのか、まぁメディアなんて言ってもその程度だよねという感想しか生まれてきません。

彼らの支援事業自体は必要なものなのだから、今回の疑惑で潰すようなことはあってはならない、という意見もあるみたいだけれど、それならば一旦リセットして誰からも問題視されない仕組みを作る方が良いと思うなぁ。ノウハウとか経験者とか、そんなに豊富では無いと言う意見もあるけれど、でもネットの話を見聞きすると、多くの同様の団体は苦しい中活動しているわけで、そういう組織や団体に支援を振り向ける方が、これまで以上に効果が生まれる気がするんだけれど。今回の件に関係して、ネット上ではまことしやかに某政党との癒着とか、とある勢力の陰謀論みたいな話も出てきているんですが、確固たる証拠が出てきたわけでは無い。ただ、弱者支援の美名の元に支援政策が悪用に近いような恣意的な利用・運用されてきたことはかなりはっきりしてきていると思うので、先ずはその部分はしっかりと精査して正すべき。その時に、もし今言われているような政治的圧力とか介入が有ったのであれば、そこは民主主義に対しての不正行為としてさらに厳しく正すべきだと思う。今、国会で某政党が騒いでいる放送法関連の話より、こっちの方がその疑惑の内容に於いても、それによって蔑ろにされてしまうかもしれない若年女性支援に於いても、よっぽど重要な議題だと思うなぁ。

満額回答

大手企業では、満額回答が続いている春闘。普通は何回か労使交渉をやって、その後労働者要求の何割かが受け入れられれば「成功」みたいな交渉ですが、今回は最初の交渉で労働者側要求そのままや場合によってはそれ以上の回答が企業側から出されて、満額回答以上の給与アップが実現しているケースも。ニュースでも、30数年ぶり、40数年ぶりという言い方で、この満額回答の様子を伝えていますが、それだけ画期的な出来事と言って良いんじゃ無いだろうか。

私も「満額回答」なんていう言葉を聞くのは、本当に久しぶりですが、昔聞いた時も、例えば自動車労連は満額回答だけれど、金属労連は半額、みたいな感じで今回の様に殆ど全てが満額回答なんていう事は初めてかもしれない。 この結果は安倍政権時代から今回まで、企業側に対して賃金アップを要求し続けてきた結果が出たと言って良いんじゃ無いだろうか。その点に関しては、政府の努力を認めて評価して良いと思うなぁ。

大手企業は満額回答なんだけれど、そのための原資のしわ寄せが「下請け=中小企業」に波及しては本末転倒。より厳しい状況にある中小企業に対しては、例えば税制の優遇措置とか補助金の支給とか、中小企業に対して政府や行政の更なる後押しを期待したいですよね。で、一旦そう言う仕組みを構築出来れば、多分大手・中規模、小規模、と企業種別毎に支援や援助をする仕組みの構築が可能になり、結果的に経済の底上げに繋がると思います。恒久的な優遇政策が無理ならば、例えば2年とか3年とかの時限立法でもいいから、今こそ日本経済を支える中小企業向け支援策を確立するべきだと思いますねぇ。

バブル崩壊後、日本経済の長期低迷が言われてきたわけですが、やっとその低迷から抜け出せるチャンスが、今生まれつつあると言って良いんじゃ無いだろうか。だからこそ、現在はいつもの様に総務省マターで一部野党が騒いでいるけれど、そう言うものとは別にというか独立して経済対策は進めて欲しいです。やっぱり、国民の殆どが望んでいるのは、より豊かな経済対策であることは確実だと思うから。ぶっちゃけ、幾ら高尚なことを言ったとしても、個々の人たちが気にするのは今日のご飯であり、明日の可能性なんですよね。10年、20年後の事柄も大切だけれど、今日をどうしたら良いのか、明日はどうすれば良いのか、そう言う先ずは身近な一歩から実現出来る政策・施策を始めて欲しいですよね。まぁ、今回満額回答は予想外だし、その点に関しては与党や政権を評価して良いと思うなぁ。その上で「労働者の味方」を自認する野党勢は、これから交渉が始まる中小企業に対しての対策をもっと真剣に政府に対して要求するべき。それが最大かつ最優先の事柄だと思う。でも、自分達の党利優先の一部野党は、昨日も今日も明日も明後日も、総務省のレクがと言葉尻や自分達が勝手に言い換えて騒ぐだけなんだろうな。彼らに焚いては「満額否定」を差し上げたい。

海外でのスマホ決済

ASCII.jpに掲載されていた、海外でのスマホ決済に関しての記事。「海外ではApple PayかGoogle Payは必携」というのは激しく同意するところ。開くまで慣れの問題だとは思うけれど、個人的にはGoogle PayよりはApple Payの方が(端末操作も含めて)使いやすい気がするんですが、日本以外ではGoogle系スマホが主流だから、決済手段としてはGoogle Payの方が多いのかなぁ。私がスマホ決済を海外で体験し始めたのは、2016年とか2017年頃かなあ。当時はApple Payしか事実上内容な状態だったと思います。日本のSuicaとかiDの感覚で海外でもタッチ決済が可能になった時には、本当にビックリ。シンガポールでは、SMRT(地下鉄)の乗車券も、クレジットカードのタッチ決済(コンタクトレス)で利用可能になったのもそれ位で、だから結局一度も現金を出さずに戻ってきたこともありました。 

この記事を読んだのを切掛に、改めて自分のGoogle PayとApple Payを見直してみたんですが、ちょっと新しい気付きが。Apple Payの設定を見ていたら「交通系ICカード」という項目があり、Suicaの事何だろうと思いつつ開いてみたら、日本のSuicaとNanacoだけでなく、アメリカのClipper (サンフランシスコ圏のICカード)、SmarTrip(ワシントンDC圏のICカード)、TAP(ロサンゼルス圏のICカード)も登録されていてビックリ。以前は、券売機なんかでICカードを購入して、結局期限切れとかで使い捨てみたいな形で利用していましたが、これからは地域限定されているけれど便利に利用出来そう。それ以外の地域では、香港と中国のICカードが多数登録されているけれど、シンガポールとか台湾とか、よく行く地域のICカードも追加して欲しいですよねぇ。

クレジットカード登録で便利なのは、少し以前に発行されたまだコンタクトレス対応で無いクレジットカードであっても、Apple Pay/Google Payに登録するとコンタクトレスとしてクレジットカードが利用出来るところ。日本国内だと、対応しているFeliCa系電子マネー、VISAならiD、JCB/AmexだとQuickPay利用に代替されるので注意が必要ですが、海外だとNFCでクレジットカード利用可能になるので、それだけでも登録して置く勝ちがあると思います。ただ、私の手持のクレジットカードでは、Apple Payでは登録出来てもGoogle Payには登録出来ないカードや、登録出来てもコンタクトレス設定出来ないカードがあって、その辺り何とか改善してくれないだろうか。メインカードの三井住友VISAカードが、今年更新の時期なので、多分更新されたカードからはコンタクトレス対応になるはず。そうすれば、Google Payにも登録出来るのかな。

記事の最後では、以前の日本では携帯のタッチ決済で世界でも先進的な状況だったのに、いつの間にかクレジットカードのコンタクトレス決済やApple Pay/Google Pay等のスマホのタッチ決済に追い抜かれてしまった危機感が書かれています。私も、FeliCa系の電子マネーが日本で主流なのは、国内では便利だけれど海外に出た時とか、海外から日本に来る訪日観光客なんかには逆に不便。問題なのは、利用者側がそう言う事を知らない・慣れていないと言うこともあるんですが、お店側も国内の電子決済は知っていてもクレジットカードのコンタクトレスには不慣れなので、クレジットカードをタップしようとすると、スロットに挿入するように指示されてしまうんですよね。以前駄目元でコンビニで決済する時に、スロット挿入ではなくカードをタップしてみたらそのまま通ってしまい、店員さんも私も同時にビックリした経験がありますが(笑)。あれって、POS端末側でクレジットカード決済を選択すればどちらも対応するのか、更にコンタクトレス決済まで選択しないと反応しないのだろうか。更に、センサーにコンタクトレスのマークが付いていても、POS本体側でコンタクトレスに対応していない場合もあるようだし。この辺り、多種多様な電子マネー機能を一つにまとめて、もっと無意識に自動的にその時々で選択利用できるような環境を作らないと、日本で日本の電子マネーを経験しているが故に、海外では逆に戸惑ってしまうかも。これでパスポートも取り込めたら、本当にスマホ一つで海外旅行が可能になりそう。

2023年3月15日

鉄人逝く

中華の鉄人」として、フジテレビ系列の「料理の鉄人」で活躍した陳建一氏が67歳で亡くなったというニュース。自分で料理をすることも、美味しいものを食べることも、そして物作りという意味では料理もその一つであるので、毎週欠かさず視聴していた番組の一つ。鉄人の中でも、最初から最後まで出演した唯一の鉄人で、年齢的にも自分に近い事も会ったし、他の鉄人に比べて人なつっこさも一番あって、見ていて楽しい鉄人だったように思います。

少し前までは、息子さんと一緒にテレビに登場したりして、赤坂四川飯店の経営に忙しいんだなぁと思っていたけれど、そう言えば少し前にその息子さんだけが画面に登場する場面があって、「あれ、お父さんはどうしたんだろうか」と思ったことがあったんですが、その頃からもう体調的には芳しくなかったのかなぁ。病名の「間質性肺炎」とは、杯の中で酸素を血管に送り込む肺胞の壁に当たる「間質」が、何らかの理由で難くなり酸素交換が出来なくなる病気とのこと。記事では、数年前に癌を発症して治療していたと書かれていたんですが、肺癌とかかなぁ。いずれにしても、67歳ならまだまだこれから10年とか20年とか活躍できるのになぁ... 一緒に活躍していた、和食の鉄人の道場六三郎氏なんて、92歳でご健在でYouTubeとかで料理のコンテンツとか配信しているわけですからねぇ。

昨日からは、当時の番組の様子をフジテレビ系列だけでなく、他の系列局でも流していましたが、今見てみるとやっぱり凄くお金掛かっていた番組だなぁと。準備されていた、食材の量や種類だけみても、毎回とんでもない量が並んで今したから。収録の後、八百屋さんや肉屋さんに魚屋さんに戻すなんて言う事は出来ないわけで、スタッフ等が持ち帰るか廃棄するしか無い訳ですから、今だとSDGs的にかなり批判されそう。キッチンスタジアムのセットだって、厨房施設だけで無く食器類だって相当の分量毎回準備されているわけだし。設備類は、まぁレンタルでも何とかなるだろうけど、あれだけのものを毎回準備して使用してまた戻すというのは、一回に複数回分収録するとしても、やっぱり大変だろうという事は知ろうとでも想像出来ます。

人間、いつかはこの世を離れないと行けないわけで、それは多少の早い遅いはあるんだろうけど、でも今の時代67歳なんてまだまだ現役の年齢ですよねぇ。ニュースを聞いていると、47歳で肺癌を発症して、その後色々治療されていたみたいですが、その影響がやっぱり大きいのかなぁ。横浜に出社した時には、みなとみらい地区のランドマークプラザとかよく行くんですが、確かあの地下の食堂街に、この陳建一さんの麻婆豆腐のお店があって、お昼時はいつも行列が出来ていたなぁ。私は辛いものが苦手なので、中華は好きだけれど麻婆豆腐とかは殆ど手を出さないのだけれど、一度食べてみようかなぁ。合掌。

ステータス更新

昨日は、何故かFFPやFSPのステータス関係のメールや郵便物が届きちょっとビックリ。2月3月あたりで、前年の利用実績から今年度の会員ステータスに切り替わるプログラムが多いのですが、それでも同じ日に色々重なるのは珍しい気がします。まぁ、今の所マイナス(ランクダウン)の更新はないので、その点は喜ばしいのですが。

  • Hilton HHORNOR (Diamond)
    昨年もHilton Amex Premium Cardを200万円以上利用して、HHORNOR Diamondの要件を満たしたはずなんですが、何故かステータスは「4月1日からGoldになるよ」と表示されていて、なかなか更新されずに年を越してしまい、疑問しか沸いてこない。そんな中、「3月31日までに、1泊してくれたらDiamondステータス維持するよ」とDMが届いて、まぁ念のためと先日沖縄のDourbleTreeを利用。PCからHiltonのサイトを見ると「おめでとうございます。ステータスが更新されました」と表示されるんですが、スマホアプリからだと未だに「4月1日にGoldになるよ」と言われるし... やはりそのうちにカード会社にと言わせてみよう。
  • Marriott BONVOY (Titanium)
    一昨年(2021年)は、ダブルポイントキャンペーンにも恵まれて、75泊以上を記録しPlatinumに到達したんですが、昨年はキャンペーンも無く何とか50泊超え(56泊)のPlatinum到達が精一杯でした。それでも、Lifetime Platinumまで残り41泊となり、出来れば今年中、最悪来年(2024年)の2月末の今年のメンバーシップ切れまでに41泊達成すれば、Lifetime Platinumに到達出来るので、取りあえずBONVOY系はそれで一旦「上がり」。で、ご丁寧にもBONVOYから、「昨年努力が足りなかったから、今年は一つ下げてPlatinumにするね(意訳)」とお知らせが(笑)。BONVOYのアカウントを確認すると、確か数日前はTitaniumだったのが、今朝見たらPlatinumに変わっていて、あぁ、アカウントの更新とともに自動的に配信されるんだなぁと納得。正直、PlatinumとTitaniumの違いはそんなに無いので、個人的にはどちらでも構わないのですが。いずれにせよ、Lifetime Platinum 600泊までの残り32泊を粛々と消化していくだけですね。
  • UA MileagePlus (Premier 1K)
    UA MPから、ちょっと大きめの封筒が届きます。何だろうと思ったら、MP Premier 1Kの荷物タグが2組送られてきたんですが、本当にそれだけしか入っていない。最近はドリンクバウチャーとか無くなったんだっけ? 以前だと、同じ位のサイズの薄い箱が送られてきて、UA MP 1Kのカードやら、ネームタグやら、ドリンクバウチャーやら、そして今回の荷物タグやら、カラー印刷のブローシャーやら、結構色々入っていたものですがここまで簡素化されるとか。まぁ、会員資格の確認等はどんどんアプリに移行しているし、ネームタグの類は私はUAに限らずANAでも使用したことは殆ど無いので(引っかかったりしてトラブルの元になるので)、簡素化されることには特に異論はありません。でも、10年前、20年前と比較すると、随分とシンプルになったなぁとちょっとため息が出そう(笑)。
  • ANA Mileage Club (Diamond) 
    ANAからの封筒には「大事なお知らせです」と書かれていたので、ちょっとドキドキしながら開封した、AMC Diamondのメンバーカードが同梱されて送られてきただけでした。通常のANAのフライトでは先ず必要無いし、会員資格の提示ならばデジタルカードもあるし、特に必要無いもの。ただ、時々海外のラウンジ入室の時等、スタアラゴールドの会員資格確認の時には、物理カードの提示が求められる時があるので、その時用のバックアップという事かなぁ。ただ、そういう時に限ってカードなんて持ち歩いていないわけで...
2023年も最初の3ヶ月、1/4がそろそろ終わろうとしていますが、取りあえず10月までの10ヶ月でそれぞれのステータスを維持するべく、利用履歴の積み上げは今の所目標通りかそれよりも少し前倒しで進行中。何とかこの状況を維持して生きたいところ。

2023年3月14日

ほっこりWBC

今回のWBC関連ニュースも、結構ホッコリするニュースが多いのですが、その中でも「ほっこり大賞」があれば贈りたいような話。チェコ戦で162キロの剛速球デッドボールを与えてしまった佐々木朗希投手が、犯しのお詫びを持ってチェコチームのホテルを尋ねてお詫びしたという記事。「お菓子?」と疑問だったけれど、そうか、佐々木投手は千葉ロッテマリーンズ所属だったかと思いだして納得(マテ)。チームとかスポンサーのロッテからの提供品では無く、実際に自分で購入して手渡したようですが、流石にロッテ以外の商品は購入していないだろうけど。「チェコ」だから「チョコ」中心だったりして(マテマテ)。 

お菓子と言えば、東京2020の時もそうだったし、その前のラグビーワールドカップの時もそうだったと思うのですが、外国からの取材陣や訪問者が、日本のお菓子に嵌まる話は枚挙に暇がない。滞在中最も利用する場所であろうコンビニに行けば、それこそお菓子とかお弁当とかは店内の半分近くの売り場面積を占めますから、どうしたって一つ二つは手に取るだろうし、そしたら嵌まるまでは時間の問題であることは確実。実際、味以前に、その種類や形に同じ物でも味のバリエーションが豊富とか、何だろう、骨董品とか趣味のものに嵌まる感じで、どんどん「お菓子沼」に嵌まっていく気持ちはよく分かる気がします。寿司とかラーメンとか、食べ物に関しては現地にいても話題になることも多いだろうし、既に現地に進出している日系のお店などでの経験もあるだろうから、日本に来て食べて感動することは理解出来ます。でも、海外で日本のお菓子を食べる機会は殆ど無いですからね。わざわざ日本食材店とか中国・韓国系の食材店へ行って、割高な日本のお菓子を購入するのは、日本の味に餓えている現地在住日本人位だろうし。それと、円安傾向が続く今、割安感も大きいと思うし、何だかんだで買わない手は無い状態でしょう。

「ホッコリする話」としては、オーストラリア戦で飛び出した大谷選手のホームランボールに関わる話も、海外ではまず見ない話だけに大きな話題になっている様子。海外というか、アメリカのMLBの場合、ホームランボール争いは熾烈極まりないし、折角自分が確保しても何かの理由で他人に渡したら、先ず絶対戻ってこないでしょうからね。唯一例外と思うのは、仮にそのボールをキャッチしたのが子供のファンでそれを利用して悪巧みを使用としたら、流石に周りの大人が諫めるだろうけど。まぁ、正直なところ、今回のホームランボールに関しては、周りの感染者の人も常識的な人達ばかりで良かったと思うけれど、日本国内とはいえいつもそうとは限らないことも事実。逆に海外に於いても、そういう美談が無いわけじゃ無い。発生数というか、そういう善意が起こることの確率では、日本が多分異様に高い事は事実だと思うけれど。アメリカなんかの場合だと、小さな事からボランティアとか寄付(ドネーションとかコントリビューションとか)とか、そういう社会貢献に関してはかなりしっかりと教育されていると思うんですが、それが大人になると「義務化」してしまうのかな。日本の場合は、そういう強制性というよりは、「そう言うことをやると、周りの人に笑われるよ」と、自分に対しての失点みたいな教え方をするのが多いと思うんですが、そういう点が教えられなくても、人から見られても恥ずかしくない行動を取らせる要因なのかも。それはそれで、批判もあるとは思うけれど、どちらが良いというのも難しいですよね。ただ、日本人の場合、そういう考えというか、それこそ「振る舞い」が自然に体に染みついていて、それがこういうスタンドでの行動だけでなく、社会生活の中でもゴミ箱が無くてもゴミをポイ捨てしないみたいな、暗黙のルール化に繋がっている気がします。

外国の人の中には、そうやって回りに気を遣って生活することに息苦しさを感じるという人も結構多いんですよね。彼ら的には、自分の主張は主張としてまずは言えることが大切なわけで、その中でどれくらい実現するのかというのはまた別の話と言って良いのでは。先ず言う事は、相手への攻撃でも自分の我が儘でも無く、自分の権利という認識何じゃ無いかと。それに対して日本人の場合は、そういう部分での摩擦を先ず避けたい。対立を回避するというのは、相手との対決になる事を畏れるのでは無く、多分そう言う事に費やす時間の無駄を省きたい気持ちも大きいんじゃ無いだろうか。底で時間やリソースを浪費するよりは、底は穏便に済ませてその分別の本当に必要な所に、そういう時間やリソースを投入して満足感を高めたいのだろうと思います。WBCも、明後日の日本vsイタリア戦が国内での最後の試合になるので、これまで以上に盛り上がることは確実。試合には勝って、アメリカでの準決勝に進んで欲しいけれど、ファンとしても猛烈な後押しをすることは確実。是非その気持ちに侍Japanも答えて欲しいです。