2016年2月29日

伊丹空港のリニューアル

伊丹空港リニューアルの記事。昨年末、新大阪駅へEVA新幹線を観に行った帰りに、始めて利用しました。正直、ターミナルも古い印象で中も狭かったし、私の知っている空港では「新千歳の方が立派じゃん」と思ったことは内緒です(笑)。

始めて利用したと言う事もありましたが、記事にもあるように動線はちょっと分かりづらかったですよね。主要駅からのアクセスはそんなに悪い感じはしなかったので、空港がリニューアルされれば、もっと利用者数も伸びるのかも。他だそうなると、関空の立場が... まぁ、伊丹空港、関西空港、神戸空港、三位一体で関西の航空サービスを進めると言う話に今はなっているので、伊丹は伊丹で頑張らないといけないけれど。もう拡張は出来ないから、羽田みたいにまた国際線を拡張してと言う事は無いだろうけど。

で、この伊丹空港は小規模空港のエリアで、OAGの定時性世界一を2年連続して獲得したとのこと。飛行機に対しての要求・要望は人それぞれだと思うけれど、安全と共に以下に正確に運航されるかという事も重要な要素。新幹線や電車に比べて、不確定要素が大きい飛行機は、遠距離移動時のスピードでそれに対抗しているわけですが、そこに定時性が担保されれば、新幹線に比べても圧倒的な優位がありますからね。時間が計算出来る交通機関になれば、日本でももっと地方空港間の移動に利用される時代が来るかもしれない。そうなることで、地方活性化に少しは役立つかも。ただ、今の航空券チケット代はやはり割高感を感じるわけで、MRJでもなんでも良いけれど、低コストの機体に必要最低限のサービスと最大限の安全性を提供する、リージョナルエアラインが頑張って欲しいですよね。

世界一の羽田空港

フライト情報のOAGが発表する世界の空港ランキングで、大規模空港とメガハブ空港のカテゴリーで、羽田空港が定時性世界一に輝いたという記事。定刻から15分未満の遅延による離発着の割合を集計したもので、確かこの集計には通常のマシントラブル等の理由以外にも、天候不良による遅延も加味されたはず。だから、悪天候の多い地域の空港などは絶対に上位に入れないだろうなぁ。とはいえ、そういう地域にでも必要があるから空港が作られ手いるわけですから、それは理由にならないか。それでも、羽田空港の定時性率は91.25%。最近も多い大雪や寒波によるトラブルに、台風や大雨などの天候を考えると、日本も決して天候が安定しているとは言えない地域なんですが、90%以上は定時運行しているわけで、ANAやJALは勿論、それ以外の航空会社も含めての結果だと考えると、かなり凄いかも。

羽田以外の上位空港は、年間利用者数2000万人以上の大規模空港では
1位 東京国際空港 91.25%
2位 ミュンヘン空港 87.71%
3位 サンパウロ・グアルーリョス空港 87.47%
4位 ミネアポリス・セントポール空港 85.27%
5位 シドニー国際空港 85.20%
と、3位のサンパウロがちちょっと意外。さらにメガハブ空港部門では、
1位 東京国際空港 91.25%
2位 サンパウロ・コンゴーニャス空港 87.81%
3位 サンパウロ・グアルーリョス空港 87.47%
4位 ミネアポリス・セントポール空港 85.27%
5位 シドニー国際空港 85.20%
とミュンヘン空港が入らず、サンパウロの別の空港がランクインしているけれど、何故? 

まぁ、疑問はあるけれど、年間7000万人以上の利用客を裁く大空港でありながら、これだけの定時性を維持しているというのは、航空会社や空港会社の努力であるのは確か。国際線の拡張も有り、これからどんどん重要性を増していくことは確実で、その中で信頼される運航実績と言うのも、重要な「おもてなし」でしょうね。

2016年2月28日

DoubleTree by Hilton Naha

前回から二週間後の宿泊。前回宿泊した時は、丁度春節のお休み中だったので、一寸割高のレートでしたが、今回はそれもなくて、しかもHPCJの20%割引も有り、実質1万円以下で宿泊出来ました。さらに、Hilton HHORNOR VISA Platinum Cardの年間10滞在のステイカウント稼ぎには好都合なホテルです。

この日のフライトは20分程遅延して、予定では22:40那覇空港着が、ゲートインしてドアが開いたのは23:00数分前。ゆいレールは、23:00、23:15とあり、23:30が最終。流石に23:00発は間に合わないと早々に諦めて、23:15に乗車しました。丁度折返しのゆいレールが入ってきたところなので座席に座れましたが、出発するときはほぼ満員状態になりました。

ホテルに到着しいつものようにチェックインし、前回同様朝食の時間予約をして部屋へ。実は、予定通りに空港に到着していれば、30~40分早くチェックイン出来たので、近くのコンピにでビールでも買おうかと思っていたんですが、それももう遅いので、ホテル内の自動販売機をチェックしたら、なんと良心的にも500mlのビールが300円だったので一般買ってきました。それを飲みながらメールチェックとか下のが運の尽きで、気がついたらもう深夜過ぎ。慌ててベッドに入りましが、アルコールを入れたのが災いしてかなかなか寝付かれなくて難儀しました。

前回の宿泊で、バスアメニティに綿棒やひげ剃りが無いと文句を書いたんですが、利用した数日後Hiltonから宿泊アンケートがメールで送られてきました。そこで、そんなことや色々コメントを書いたところ、一週間ほどして、このDoubleTreeのマネージャー名で「貴重なご意見をありがとうございます」という返信が。まぁ、よくある対応だなと思っていたんですが、今回宿泊してビックリ。
何と前回は無かったひげ剃りと綿棒・コットンが用意されていました。コメントが聞いたんだろうか、それとも「五月蠅い客」と思われたのか(笑)。実は、前回の教訓から今回は綿棒もひげ剃りも持参してきたので、これなら持ってこなくても良かったのに...

でも、Hilton系だとHilton Tokyoも一定グレードの客室以外には用意されていない鞍手だから、やはりHiltonって渋ちんなんだと思っていたりするので、次回も安心できませんね。次回の宿泊予定は、すこし先の4月になってから。その時はどうなんだろうか、少し興味も有るし不安もあるし(笑)。

Leg#5: OKA-HND

前日仕事帰りに到着して、一晩寝てのとんぼ返りの朝。出発時刻から逆算して、8:30にチェックアウトするために、前回のように7:00に朝食の席を予約したので、となると朝は6:00起きかなと目覚ましをセットして寝たんですが、如何せんベッドに入ったのが深夜過ぎの00:40頃だったので、少し睡眠不足気味での出発となりした。この時は、まぁ飛行機の中で寝ればいいやと思っていたんですが...

1) OKA 10:15 - HND 12:30 (NH994)

ホテルを出て、目の前の旭橋駅に入ると、丁度空港行きのゆいレールが到着。空港へは、予定よりも早く9:00前に到着してしまいました。そのままANA Suite Loungeへ直行すると、幸いにもまだ混雑する前で置くの席を確保できました。この後15分位するとぞくぞくとDiamondメンバーの方が入ってきて、ほぼ満席状態になったのでラッキーでした。

10:15分初の羽田行きに合わせて、ラウンジを出る前にトイレに寄っていたところ、ANAのアプリが表示されて、到着機遅れの為出発が遅延するという表示が。「えっ!」と思ったんですが、10:15分発が10:20分初の5分遅れなので、まぁ想定内です。ゲート前に行くと、搭乗開始予定時刻は10:05となっていましたが、実際に優先搭乗が始まったのが10:10頃から。「あぁ、もう少し遅れるかな」と思っていたんですが、満席のPremium Classと事なり普通席はそれ程混雑していなかったのか、10:20にはドアクローズとなりました。誘導路でも出発待ちも無く、直ぐに離陸して一路羽田へ向かいます。

食事の後、少し寝ようかなと思っていたんですが、前日に購入した文庫本が読みかけだったので、それを読み出したら結局寝る暇も無く羽田に到着してしまいました。実は、このあたりまでは結構眠気も無くて元気だったのだけれど、この後東京駅まで出て駅地下でお昼を食べた当たりから猛烈に眠たくなってきました。帰りの新幹線は、こだま号のグリーン車を早割で指定していたので、東京駅から浜松駅まで約2時間ありますから、この間に少し眠ろうと思ったものの、やはり30分位ウトウトしただけでした。このHND-OKA/-HNDの往復パターンを、まだ数回予約しているので、ちょっと睡眠不足との戦いになりそうです。(続く...)

2016年2月27日

Leg#4: HND-OKA

二週間ぶりの空の旅。土曜日に往復しようかと思っていたんですが、都合の良い時間帯にフライトが空いておらず、それならと金曜日の仕事帰りに沖縄へ飛んで、翌朝戻るルーティングに。丁度前回も宿泊したDoubleTree by Hilton Nahaに宿泊すれば、HHORNORSのステイカウントも獲得出来ますし。

1) HND 20:00 - OKA 22:40 (NH479)

金曜日の夕方、羽田で夕食を摂りたかったので、少し早めに(でも、定時過ぎに)会社を出ます。京急の羽田行きに乗り空港へ向かいましたが、この時間帯だと出発する人も減ってくるのか、結構空いているんですね。本線は帰宅ラッシュで混雑しているのに。30分程で空港に到着して、さて何を食べようかと思ったんですが、結構どこも混雑している。そんなにゆっくりも出来ないし、食欲もそれ程無いので、到着階にあったおそば屋さんで軽く食べてから、セキュリティを抜けてANA Suite Loungeに入りました。19時を過ぎると、羽田発のフライトは沖縄、福岡、新千歳、後数カ所と少ないのですが、ラウンジ内は結構混雑していました。座れないほどでは無いけれど。ここで少しメールチェックなどをしてから、ラウンジ正面62番ゲートに向かいました。

この日のフライトは、プレミアムクラスは予約で満席。普通席も結構混雑している状態。それでもドアクローズは予定よりも少し早めだったけれど、誘導路が混雑していて離陸したのは少し遅れ気味に。さらに誘導路で待機中に機長アナウンスがあり、この日は向かい風が強いので少し遅れる予定であること。予定では22:40着が、22:55分位になりそうと言います。「支障の無い範囲で早くするようにします」というセリフにちょっと笑ってしまった。

この日は食事と一緒にお酒も頂いてゆったり気分でのフライト。回りのサラリーマンの皆さんも、みんな飲んでますし。途中、沖縄到着予定時刻は23:00とアナウンスがありましたが、タッチダウンしたのが22:50位で、35番ゲートに付いたのは22:55位でした。このあとゆいレールでホテルのある駅まで移動するんですが、ゆいレールは22:00、22:15、22:30(最終)という予定。元々のスケジュールなら22:00に間に合ったんですが、流石にそれは諦めて、22:15のゆいレールを捕まえてホテルへ向かいました。やはり最終に近いのと、多分同時刻に到着しただろうJAL便の乗客も含むんでしょうけど、空港駅を出るときはかなり混雑していました。皆さん、スーツケースやキャリーバッグ等もっていますからね。

ホテルに入ったのが23:30頃。早めに就寝しようと思いつつも、何だかんだでベッドにはいったのは日付も変わった00:40頃。明日は寝不足でのフライトになりそうです。(続く...)

養殖鉱山

海底の熱水噴出口に形成される鉱山(チムニー)を人工的に作り、効率よく貴金属類や希少鉱物を採取しようというJAMSTECの記事。これ、先週日曜日のがっちりマンデーでやっていた話の公式発表なんだろうか。あの番組の中でも「鉱山を養殖する」といってましたけどね。

熱水噴出口を人工的に作り、意図的にチムニーを作って、それを改修することで効率よく採取するという話でしたが、番組の中ではその熱水噴出口を作ってからどれくらいの期間で採取出来るチムニーまで成長するか説明が無くて疑問でした。でも記事によると、一日あたり0.1t生成されて、10日分の1tあたり、動画45kg、銀が100g、金が1.35g含まれていて、これは地上の鉱山と同等以上とのこと。後は回収コストですよね。推進1000m位なら、無人ロボットで改修できないだろうか。それに、鉱山の場合は掘ってみないとどれだけ取れるか分からないし、いつかは掘り尽くして閉山しなきゃ行けないけれど、この改定チムニーはある程度場所も決められるし、多分一度熱水噴出口を作れば、地球がある限り噴出してくれるだろうから、長期的にはかなり効率がよさそう。

あと、この熱水噴出の様子は、近くの状態にも依存するだろうから、もしかしたら太平洋側で色々な場所に設定すれば、大地震の前兆とかも分かるかも。色々利用範囲が広がりそうな技術のような気がします。

検索する場所

Cnet Japanの記事から、10代が利用する検索サービスでは、Googleに次いでTwitterやInstagramが続いているという内容。振り返ってみると、我々世代(40代~50代)っていうのは、要するに「百科事典で調べる」派なんですよね。「あかさたな...」で言葉から入る。百科事典には図表や写真も入っているけれど、基本「言葉からの検索」。ところがそこから若い世代に遡ると、彼らの時代は写真が当たり前で有り、ビデオが当たり前で有り、それらが自分でもだれからも提供される時代で、かつそれがリアルタイムに流れる時代。だから、少し前の話であっても、遅れて自分のタイムラインに流れてきたりする。データ蓄積をするという考えも無いし、蓄積されたデータを調べるという意識も無い。思いついたときに、周りを見て、見つけたものが結論になるわけです。

これはこれで、データフローが厚く広く何度も繰り返して流れていく現代では「有り」の考え方だと思うけれど、危険なのはその流れてきたデータ・情報の信頼度は測れないこと。本来なら、そのデータの内容や出所、さらには複数の類似情報との比較など、含まれているノイズ成分を除去する作業を自分の知識と経験と技術で行わないと行けないのだけれど、それが出来ないというかやらないのが今の若い世代。「百科事典」は、一応そういうフィルターを通った情報が蓄積されているから、ある程度の信頼性があるけれど、対村井を流れていく情報は、例えそれが大手メディアの情報であっても、例えそれが親友のツイートであっても、本当はそこで吟味しないといけないわけですよね。そういう脆さというか弱さは凄くあると思う。

それと、我々の世代は結局は文字検索・言葉調べだったけれど、今の人達は「画像検索」とか「イメージ検索」もするわけです。我々の頃は、その光景とかイメージを言葉に置き換えて検索したわけだけど、今はそのまま検索ツールに投げれば答えが返ってくる。これはこれで便利だし良いことだと思うけれど、言葉にすることでその光景やイメージの検証作業も行われていたと思うんですよね。だから、その途中で怪しいと感じることもあるだろうし、矛盾を見つけることも有るかもしれない。何も言葉検索が全てとは言わないけれど、別の要素で適合させてみるとか、余分ところをそぎ落としてシンプルにすることで、本質が見えてくることはよくあること。多分、そう言うことが無くなるから、情報に流されることも多々あるんでしょうね。

個人的には、凄く興味深い記事。これで私でも論文が、10本とか20本とか書けそうな気がする(笑)。

2016年2月26日

鴻海シャープ

揺れていたシャープの引受先は、本命鴻海に決定。なんと言っても、現在の負債などをそのまま飲み込んで、しかも雇用等も保証するという、総額7000億円近い買収に、負債を抱えるステークホルダーである銀行等が賛成しましたら、負債放棄などを要求している産業支援機構には傾けませんよね。まぁ、シャープ=日本の最先端技術の流出という危惧は、多分当たっていると思うけれど、どちらに傾いても将来の事は分からないのであれば、取りあえず今の経済状況をより良く改善してくれる方に傾くのは道理かもしれない。ただ、買収先としてシャープは鴻海に決定したけれど、新たな債務などの内容精査のために鴻海は契約を保留すると発表。シャープの後出しジャンケンなのか、鴻海のミスなのか、よく分からないけれど、まだ何か一波乱ありそうな雰囲気。それでも、大きなニュースであることは変わりありませんが。

多分業界的には大きなショックと言っても良いのだろうけれど、三洋電機だって中国のHaierに買収されて、今は「三洋ハイアール(株)」ですからね。企業の規模とか分野は違うのかもしれないけれど、やはり日本の技術企業の流出と言っても良いはず。まぁ、アメリカ企業に買収されるのは許せても、中国・台湾・韓国企業に買収されるのは許せないと言う感情的な事は、ビジネスの世界では言えませんよね。何年も前に、日本企業がバブルの勢いそのままにアメリカ企業を買収して、アメリカ国内の資産を買収していた時代の、役どころが入れ替わったのが「今」なんですから。

アメリカ企業が日本企業に買収され、今度は日本企業が中国企業に買収されていく様子を見ていると、結局はどんどん加速している時代の流れの中で、その流れの中で取り残されずに流れるスピードよりも少しでも速く泳いで前に進めるか、と言う事なんでしょうね。パナソニックとか富士通とかだと、まだ問題はあっても体力があれば何とか進める。体力があっても、傷が深ければ東芝のようにどうなるか分からない。逆に、それまでは好調であっても、シャープのように液晶に特化してしまうと、それが転けたら一気に転落してしまう怖さは、分かっていたけれどでもなかなか加速が付くとカーブを曲がるのは難しくなりますよね。

シャープだって、大阪万博に参加する費用を液晶開発に振り向けて、それで一時期は日本企業の星として賞賛されたわけですから。瓶山工場までは良かったけれど、その後はつい津威してくる韓国や中国の競合メーカーを見誤りましたね。経営者の力不足と言ってしまえばそれまでだけれど、やはり舐めていた部分もあるのでは。

鴻海は、業界の中にいる人にとってはもう超有名な企業で、その良いところも悪いところもそれなりに理解しているけれど、彼らはこれまで黒子としてEMSに徹してきたから、これだけ成長できたと言う事もあると思うんですよね。今後は、「SHARP」ブランドで自社製品で世界に打って出るかもしれないけれど、それは彼らが受託製造している委託元企業がしている苦労を彼らも被ることになるわけで、これからが大変だと思う。今回鴻海を選んだ現シャープ経営陣の目の付け所は、果たしてシャープだったと将来言えるようになるんだろうか。仕事でも個人的にお世話になったことのある企業だけに、これからも良い製品を生み出して欲しいと願ってはいますが...

Laforet Marriott

国内で「Laforet Hotels & Resorts」を展開する森トラストグループが、10拠点の内5拠点のホテル施設をMarriottブランドに転換するというニュース。富士(山中湖)、修善寺、軽井沢、琵琶湖、南紀白浜と、これからのオリンピック特需を狙った印象の強い提携。以前(今も?)、会社の契約施設だったので、確か山中湖とか修善寺のLaforetは行ったことがあるはず。でも、そんなに凄いという印象は無かったなぁ... ちょっと高級な国民宿舎というと怒られるかもしれないけれど。"Marriott"の名前を付ける以上は、それなりに力を入れて改修しないと、特に海外のお客様からはそっぽ向かれるかも。

自分のFSPの中では、Marriott Rewardsは4番目位の位置付けですが、その最大の理由は自分の行動範囲の中で利用出来るホテル施設が無い事。品川のMarriottは駅から遠いし、それ以外のホテルも一寸自分の移動ルートからは外れている感じ。それでも、例えば赤坂とか新宿とか、それなりの場所ならまだアクセスの使用もあるんですが。今回も、もともとはリゾート施設だから、仕事のついでに宿泊するという感じではないですよね。Hiltonの小田原みたいな感じだろうか。Marriott Rewardsのポイント制度も、これまでの無期限が有効期限が設定されてしまい、利用するなりしないといけないけれど、なかなか機会がありません。日本よりは、USの方が利用機会が多いから、次の渡米機会の時には何年かぶりにMarriottに宿泊してみようかしら。去年のフットボールW杯でCanton, OHに行ったときも、最初はMarriott系列のMarriott Courtyardに予約を入れたんですが、結局その後現地でのリッチや価格などからキャンセルして、何年ぶり彼のMarriott系列宿泊機会を棒に振ったばかり。昔は、キッチン付のResidence Innに何度もお世話になって、個人的にはその経験から好きなホテル何ですが、もう20年以上も宿泊していないなぁ... 日本には、その名称を付けたホテルは出来るかもしれないけれど、あのスタイルでは出来ないだろなぁ。

日本での利用機会が増えそうで実際は変わらないという、何となく中途半端な今回の提携話です。

内蔵マイク・スピーカーの実力

会社のオフィスマシンとして支給されて、毎日使用しているThinkPad X1 Carbon (2015)モデル。解像度がスクリーンサイズの割に高くてフォントが小さいことを除けば、ほぼ満足の内容ですが、一つ困っていたことがあります。私は、在宅勤務という都合上電話会議に良く参加します。VoIPの社内標準アプリのLync(今はSkype for Businessというのか?)を立ち上げて、それで音声通話と資料(PPT等)の共有等をしています。その音声通話をするときなんですが、時々自衛隊の飛行機が自宅上空を通過して五月蠅かったり、自宅の近くに工場があって、やはりこちらの騒音も風向きによっては室内に入ってきたりするので、以前からマイク付のイヤホンを接続して使用していました。

このためだけに特別に買うのも勿体ないので、昔購入したiPhone4sに付属していたマイク付イヤホンを前機種のX1 Carbon(2012)の頃から使用してきました。これはこれで重宝して使っていたんですが、マシンが変わってからも同様に使っていました。ところが、2015年モデルになってから、「声が小さくて聞きづらい」と言われるようになったんですね。どうも、マイク入力のインピーダンスが変わったみたい。BOSEのQuieteComfort 20もマイク付なので、こちらでも試してみましたがやはり音が小さいというクレーム。仕方が無いので、喋るときにはイヤホンコードを摘まんで、マイク部分を口元に近づけて使用していました。ただ、毎回こう言う事をするのも面倒なので、どうしようか悩んでいました。

で、本当にたまたまなんですが、内蔵のスピーカー・マイクでどの程度使えるか一度試してみようと思い立ちました。実は、結構昔の機種から、マイクとスピーカーは内蔵されてきていますが、スピーカーの音や振動を拾ってしまい、内蔵マイクは使い物にならない、と言うのが自分の認識でした。その為に、調整するようなツールソフトも内蔵されていたりしますが、これもある状態で使う分には良いのですが、ちょっと体をづらしてマイクの指向性範囲から外れたりするとダメだったり、一寸使いづらい点が有り敬遠していました。そんなこともあって、マイク付イヤホンを使用していたこともあるんですが、ものは試して一度利用してみることに。結果、特に問題無く使えることが確認できて、逆に拍子抜けしてしまうくらい。勿論、イヤホンに比べて内蔵スピーカーからの音は一寸聞きづらい問題はあるんですが、結構使えるなと言う感想。以後、内蔵マイク・スピーカーだけで電話会議に参加していますが、今のところ以前のような問題も無く、少なくとも自宅で利用する分にはこれで十分かなと納得しています。ある意味「食わず嫌い」だったこともあって、結構以前から改善されていたのかもしれないけれど、ダメ元で試してみるのも悪くないなと思った次第です。

2016年2月25日

AMCアップグレードポイント

知らない間に、2016年度のAMCアップグレードポイントが加算されていました。AMCの不満の一つに、自分の設定やら、こういうポイント、マイル関係の情報をまとめてみることが出来ない事。いちいちリンクを辿って行かないと分からないのは凄くストレスが溜まり不便です。まぁ、そうしょっちゅう見るものでは無いけれど、でも自分のポイントだとか点数だとかマイルとか、まとめてみて比較したいものじゃ無いだろうか?

で、折角追加されたアップグレードポイントだけれど、使えるのは4月1日から。まだ一月以上先です。最も、まだどの様に使うかも予定していないけれど。多分利用するにしても国際線搭乗の時でしょうね。その国際線搭乗時も、マイルの付け先は、Premium Pointにすると余り効率(コスト)が良くないので、多分UAのPQM獲得に転換するでしょう。そうなると、少しでも倍率が高くなる上位クラスを予約するだろうから、余り利用する機会も無いかも。最終的には、1ポイント=1000Skyコインでほとんどを準現金化することになりそう。個人的には、何処かの長距離路線、例えばNRT-IADとかNRT-JFKとかを利用するときに、40ポイントを消費してファーストクラスへのアップグレードに利用しようかなとは思っているんですが。最も、最近は余り国際線を利用する機会が減り、国内線ばかり搭乗しているからいつ利用する機会が訪れるのか...

このポイントの微妙なところは、8万PPで40ポイント獲得出来ますが、AMC Diamondの10万PPでも40ポイントのまま。そこからもう少し足して12万PPまで獲得すると、50ポイントにアップします。これがちょっと闘争心をかき立てられるというか何というか(笑)。今年は、まずは10万PPでAMC Diamond更新狙いですけど、UA MP 1Kの進捗具合によっては、また12万PP目指そうかなと思案中。ただ、ここ数年は国際線利用する機会がだんだんと減ってきているので、ANAの方は良いけれど、UAの方のメンバーシップ維持がすこしずつ大変になってきているのも事実。ANA利用を振り替えつつここ数年は何とかアカウント維持をしているけれど、そろそろ切り替え時期かもしれない。でも、UA MP 1MMは目指したいし(笑)。

Atlasの進化

Google参加のBoston Dynamicsが開発している二足歩行ロボット"Atlas"が、とんでもなく進化している。いゃ、もうね、歩き方と言い、その身のこなしと言い、悔しいけれどHONDAのASIMOを凌駕しているなぁ。一寸前に公開されている動画や情報では、かなり不格好な四つ足型のロボットとか、まだ自立歩行できずにフレームに支えられてムービングベルトの上を歩くだけのものだった記憶がありますが、ここ数年でここまで一気に進化するなんて、やはりGoogleのお金の威力なんだろうか。

記事に寄れば、このロボットの身長は175cmで体重(重量)は約82kgと、BMI 26.6とやや肥満気味程度の現代的な体型(笑)。バッテリーで動作しているみたいですが、その分の重量をどれだけ削減して、且つ駆動時間を延ばすかですね。まだプロトタイプだからと思うけれど、手の部分が四角い板状になっていて、今のところ箱を左右から挟んで運ぶだけの機能みたいだけれど、それだってこれからどれだけ進化するか分からないしなぁ。

HONDA ASIMOを初めて見たときには、「あぁ、アトムがもうすぐ実現する」と感激したものですが、正直このAtlasの動作はそれ以上の衝撃です。歩き方は、確かに人間と比べるとまだぎこちなさは感じられるけれど、正直ASIMOの歩き方や走り方よりも自然な感じがする。欧米人って、宗教観の違いからか余り二足歩行型、ヒューマノイド型ロボットには興味が無いと言われているけれど、それでもここまでで来てしまうのがそこ時からの違いなのだろうか。

日本でも、福島第一原発事故の処理のためもあって、色々なロボット研究が進んでいると思うけれど、ちょっとGoogleに先を越されたなぁという印象です。このAtlasを投入出来たら、瓦礫が散乱している原発施設内でも移動出来そう。勿論、高放射能環境で電子機器がちゃんと動作するかは、また別の話だけれど。鉛で防御するとしたら、多分その分の体重増加に、まだ駆動系は耐えられないだろうけど、でもそれも時間の問題のような気がする。

1+1 < 1?

民主党と維新の党が合流に合意。維新の党が民主党に合流する形で、新党を3月中に結党するという話だけれど、何ら期待感も新鮮さも沸かない話。維新の党の半分くらいは、元々民主党から袂を分かってきた議員だし、それが元の鞘に収まるだけ。姑息だなと思うのは、政党助成金を失わないために、ほとんどの民主党員が一度離党した上で、維新の党の議員と同時に新党に入党するという話。更に、ここに小沢氏の生活と何チャラ党も合流するらしい。合流したらしたで、あの山本太郎議員はどうするんだろうか。また無所属になるのか?

圧倒的な多数を保有する自民党(+公明党)の与党に対抗するために、少しでも数を揃えるのは政治戦略としては正しい行為。以前の共産党提案の統一候補というのは非現実的だと思うけれど、より考えの近い者同士が集まり勢力を拡大するというのは、有りです。ただ、未だに与党時代のダメダメ振りが払拭されず、何をやってもブーメランで自らに振り返ってくる民主党と、同じ「維新」ではあったけれど肝心の「橋本ブランド」が無い維新の党がくっついても、1+1=2どころから、1+1が1にもならないかもしれない。いゃ、ならないだろうなぁ...  大体、民主党側は何故か「民主」という名前は残したいと言い、維新の党は「それはダメ」と言っている時点で、水と油じゃ無いかと小一時間。それならよくある企業合併のように「民主維新の党」とか「維新民主党」でいいんじゃん(笑)。

この夏の参議院議員選挙の予想を見てみると、与党躍進、共産党以外の野党は衰退という予想になっているらしい。その予想を少しでもひっくり返すには、やはり国民の支持を得る「政策」なり「提案」が無いと票は集まらない。ところが、今の野党は反対のための反対しか言わない役立たず状態。国民の悪い記憶を払拭するために、党名を変えたいという意見は凄くよく分かるけれど、入れ物を変えても中身が同じでは余計ガッカリするだろうから、この際は表に出てくる人達の顔ぶれも変えないと、1+1を1以上にすることは無理じゃ無いだろうか。まあ、個人的にはこの合流、参議院銀選挙後にごたごたが発生して、再び分党騒ぎになりそうな気がしているけれど...

2016年2月24日

新電力会社の撤退

今、多分CMの露出度では上位に入るだろうと感じる位CM等が流されている「新電力会社」。地元の企業から、全国的な企業まで、安さとかセット割り等を武器に顧客獲得に奔走している様子。そんな中で、電力会社以外では業界第五位の新電力会社が、そのビジネスから撤退するという記事。電力会社以外での大手というと、ガス会社とか石油関係の会社が多分大きいところだと思うので、その中でも第五位というとかなりの存在のような気がしますが、残念ながらこの何処かの周辺機器メーカー見たいな名称の会社名は始めて聞きました。

すでに6000件の契約が有り、しかも自治体などとの契約が多いとなると、結構利用者側の対応も大変そう。この会社、自前の発電設備は持たず、他社の安い電気を購入してそれを降ろしていたようですが、それって単なる口利き商売じゃないのか。勿論、そういう商社業務的な仕事も必要だし重要だとは思うけれど、「電気」という見えないけれど物理的に存在するものを扱いビジネスを、元の発電設備無しでというのは一寸大胆すぎるビジネスモデルでは。

勿論、新しいビジネスモデルを構築したり、ビジネススキームも作る場合には当然それまでに無いリスクや仕組みを作らないといけないわけで、それを避けてはチャンスを逃すだけ。だから、こう言う会社が参入してそれなりに実績を残しているのは健全なビジネス環境があったとは思うけれど、でもやはりリスクを解消できるだけの力が無かったのは、実利というか実際に物を作る・配分するところが無いことだからでは。何となく太陽光発電ビジネスと似た臭いを感じます。

太陽光発電では、実際に太陽光発電パネルを設置して発電しないことにはお金は入らないから、まだましだとは思うけれど、結局あれだけ大騒ぎして太陽光ビジネスが一時沸いたけれど、結局はあの頃のどれだけの企業が実際に太陽光発電ビジネスで今稼働しているんだろうか。あれだって、補助金と言うバイアスが有るからどっと参入してきたわけで、コストだけみたら絶対にペイしないビジネス何ですからね。

消費者として、安くて良いものを購入したいと思うものの、最近は広告の力でつい目がかすんでしまうことも多い気がします。最終的には消費者の責任になるとは思うけれど、その為にも先ずは疑問を持ってその情報を吟味する事を忘れないようにしないと。

バックファイヤー

昨日新千歳空港で発生したJAL機のトラブル。離陸のために一旦誘導路に出たものの、天候不良のためにターミナルに戻るときに右側エンジンが停止。再起動したところ、煙と異臭が発生したので緊急脱出したとうのが今のところ分かっている状況。どうも再起動するときに、エンジン無いに残っていた燃料が異常燃焼したバックファイヤーが発生した模様。脱出の様子を撮影したスマホの動画が放送されていましたが、あの天候の中着の身着のままで氷点下の外に出るのは大変だったろうなぁと思います。

今回脱出中に軽傷を負った人は出たけれど、大きな怪我人も無く全員が無事に避難でき、それが先ず第一。あと、最初はバードストライクかとも言われましたが、エンジンも異常燃焼しただけでそんなに損傷している雰囲気が無かったから、これもJALとしてはやれやれという感じなんだろうか。最も、この機体のエンジンは新千歳で分解検査とかするんだろうなあ。

昨日は夕方くらいから夜のニュース、さらには今朝のニュース等でもこの事件の様子を繰り返して放送していたんですが、例えば搭乗時に毎回放送される安全ビデオの内容等をこのタイミングで必ず挟んで貰うことは出来ないのだろうか。例えば、脱出用シューターは、映像からでは機体前部に左右に広がる2本しか内容に見えるけれど、実際には機体後部にも左右にあるし、さらには場合によっては主翼上にも脱出口はあるとか。あと、結構手荷物を持って脱出した人がいる半面、あの天候の中上着やアウター無しで逃げてくる女性の姿もあったりして、席を立って脱出シューターに乗るまでかなりその行動にはばらつきがある様子。天候が天候だけに、上着くらいは持ち出したいけれど、それも上部の荷物入れに入れていたりしたら、いちいち開けて出すのは脱出の妨げになるし、なかなか悩ましいところですよね。手荷物に関しては、手元に持っていたり座席下に入れたものは気持ち的には持ち出したいですよね。会場や水上などに軟着陸するのでは無く、空港内で停止するだけだから、後から手元に戻る確率は高いとは思うけれど、それでもインシデントが煙とか炎となると、最悪機体が延焼して焼けてしまうかもしれないと思うと、やはり持ち出したい気持ちになるんだろうなぁ。

もう一つ映像を見て気になっていたのは、脱出シューターの地上部分で、橙色の切り返しが入った制服を着た人が何人かサポートをしていたこと。多分、JALの整備士さん達だと思います。ターミナル近くまで来ていたので駆けつけてくれたんだろうけど、あれも誘導やサポートする人が増えて脱出作業がかなりスムースに出来たように思います。機内のCAさんだけでは4箇所の出口誘導だけが精一杯で、地上でのサポートなんてよほど慣れた乗客とかデッドヘッドで関係者が搭乗していないと先ず無理でしょうから。あれも、今回のトラブルの中での不幸中の幸いと言えるのでは。

今回のトラブルで、このフライト(CTS-FKU)がキャンセルされたので、その後この機材を使用する予定のFKU-HND/-TAKがキャンセル。記事の中にこの日のフライトルートが記載されていますが、早朝のKKJ-HNDから、HND-HIJ, HIJ-CTSと飛んできて、新千歳でトラブル。早朝から夜遅くまで飛行機も大変です。で、そのスケジュールを見て感じたんですが、各空港でのターンアラウンドタイムが40分一寸なんですよね。使用機材がナローボディのB737-800とはいえ、結構短いですよね。新千歳でこそ1時間半以上取っているけれど、これは雪の影響を見たからなのか、あるいはここでクルーチェンジがあるからなのか、それ以外の空港の滞留時間の短さは、やはりLCCとのコスト競争を勝ち抜くための対策なんだうろか。事故本体よりも、このスケジュールにちょっと興味をそそられてしまいました。

2016年2月23日

10番目の色

この3月に10機目のエンブラエル機受領をする予定のFDAが、恒例の機体の色当てキャンペーンをスタート。候補色は、シルバー、ブロンズ、エメラルド、ブルー、レインボーの5種類ですが、これまでの9機の色はなんだっけと、まず思い出さないと。1号機から順に、レッド、ライトブルー、ピンク、グリーン、オレンジ、パープル、イエロー、ティーグリーン、ゴールドの9色。グリーン系がすでに2色含まれているから、エメラルド(グリーン)は無しかな。ブロンズも、直近のゴールドとちょっと似た感じなので、これも無しでは無いだろうか。シルバーとブルーの確率が高い気がしますが、9号機がゴールドなので、10号機にシルバー、7月予定の11号機はブロンズと、オリンピックシリーズを意識するのかなというのが第一予想。第二予想は、節目の10号機ということで、これまでの色が混ざったレインボー色。大穴で、ANAのようなブルーと予想しますが、さてどうだろうか。

富士山の日

昨日2月22日は「ニャンニャンニャン」で「猫の日」だったわけですが、翌日の2月23日は「富士山の日」となっています。「2(ふ)2(じ(に?))3(さん)」にこじつけてあるらしいけれど、ちょっと無理がある気が。当然ながら、山梨県も同じ日を「富士山の日」として歩調を合わせて制定しているのは当然か。

勿論、地元のと言うよりも日本の宝と言っても良い富士山を誇り愛でる事に何の異論も無いけれど、それならそれで変な語呂合わせでは無く、何かのいわれに合わせるとか標高の「3776m」から、3月7日とか7月6日とか(これはこれで、中途半端か)。実際にこの「富士山の日」が始まったのは、平成22年(2010年)2月23日から。今年で8年目とまだ浅い記念日。確かこの記念日を制定するときに、今の川勝知事が「公休日にしよう」と言ったけれど、「無理だよ」と一蹴された記憶があります。だから今でも特に祝日になるという事も無く、公立学校も普通に登校日のはず。本当に記念日にしたいなら、もっと季候の良い時期に制定して、そこで何かイベントとかやるくらいの事をすれば良いのに。

富士山は富士山でいつも新幹線から見える姿は雄々しく流麗だけれど、富士山の日は余りよろしくない気がしています。まぁ、県民も結構無視とは言わないけれど「あぁ、そうなの」程度の認識だと思う。

縮めたり延ばしたり

マクドナルドが募集していた新しいハンバーガーの名称が「北のいいとこ牛っとバーガー」に決まったらしい。元の名前が、「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー」だから、北海道産の素材重視のハンバーガーかと思ったら、素材はポテトとチーズ位が国産で、その他は外国からの輸入品らしい。辛うじて、元の名前で「北海道産ほくほくポテト」と北海道に言及しているポテトは死守されているけれど、でも「北のいいとこ牛っと」と言われれば、ビーフパテも北海道の牛肉だと思うわなぁ。印象操作とまでは言わないけれど、これ誤解を招くと思う。

大体、元の名前が長すぎるから今回短縮した名称を募集したわけですが、それでもまだまだ長い。で、少し前には「エグチ」とか「バベポ」とか「ハムタマ」とか、逆に妙に短縮して意味不明な名称を訴求していたのに、なんとも両極端というか節操ないというか。日本人、日本語というのは、妙に短縮したりその短縮した言葉が好きなので、悪いことでは無いと思うけれど、単に前後の語句をくっつけただけでは余り魅力を感じません。大体マクドナルド「フィレオフィッシュ」フルネームで言う人って余り無いのでは。私も「フィレオ」と前半しか言わないし、それでちゃんとオーダー通りますしね(USでは無理だけど)。勿論、食べ物である以上、その味や場合によっては見た目が重要で、名称などはその商品を認識できるものであればよいとは言っても、やはり魅力的なネーミングはその商品の付加価値を高める物でもあるわけで、そういう意味でマクドナルドのここ最近の戦術は何かピント外れな気がする。

まだ以前ほどでは無いかもしれないけれど、自宅近くのモールのフードコートに入っているマクドナルドには、以前よりもお客さんが入っている気がします。そういう意味では、一時の異物混入事件の影響は徐々に払拭されているんだろうけど、多分それによって表面化してしまったユーザーの不満は、まだまだ消えていない感じです。今回の名前募集も話題作りなんだろうけど、「リッチマック」とか「ほくほく(ポテト)バーガー」とか、お店側が最初から自分達が訴求したいところを明確にした名称を準備するべきじゃないかなと思いますね。

2016年2月22日

デモをするのは良いけれど

いろいろツッコミどころ満載の記事ですが、このデモ主催の高校生グループにしても、それを裏で操る(支える?)大人達にしても、「安倍政治打倒」と言うのだけれど、じゃぁ安倍総理が辞任して麻生政権とか岸田政権とか石破政権とかなるのは構わないのだろうか。本当に、今の与党がやっている政策に不満が有りそれを変えるべきと思うのであれば、「自公打倒」とか「与党退陣」と主張すべきであるわけで、さらに言えば「民主政権再登板」とか「共産共闘実現」とか言う事を主張しないとおかしいわけです。

さらに言えば、高校生なら高校生として、自分達で出来る範囲で主張行動すれば十分なわけです。それこそ、数十人だろうと、数人だろうと、自分達が考えて自分達で出来る準備をして、自分達で行動することで、周りの人達も認識指定券や考えを聞く気持ちになるもの。ところが、彼らが望んだのか、あるいは後ろにいる大人達の考えなのか分からないけれど、別の団体の協力を得るなとは言わないけれど、ここまで入り込まれていたら、そりゃぁ高校生の純粋さにも少し疑いが生まれてきてしまいます。

大人の政治家が自らの立場を守るために何でも反対何でも拒否と言う態度を取るのもどうかと思うけれど、彼ら高校生なり大学生が同じような考えしかしないのはどうだろう。結論として戦争反対というのは全く構わないし、あるいは別の考えや結論があって良いと思うけれど、そこは自分達自ら情報を収集して考えて欲しいなぁ。さらに言えば、反対と言うのは良いけれど、それで自らの主張が担保出来るのか、その説明も是非して欲しい。少なくとも、自分が我慢すれば相手も手を出さないというのは、綺麗な話ではあるけれど、世の中の「虐め問題」の多くがそういう構図の中で生まれていることを思うと、受け入れられる話では無いと思う。彼らが、高校とか大学とか、そういう環境の中で居ればこそ、そういう部分と自分達の主張の矛盾に先ずは気がついて欲しいところなんですが。

結局は、高校生という付加価値を表に出して見栄えを良くしたい、ある存在の良い道具になっているだけなんだよなぁ...

ニャンニャンニャン

本日2月22日は「ニャンニャンニャン」で「猫の日」。まぁ、こじつけではあるけれど、納得できる設定ではありますね。猫好きとしては、この日は(この日以外も?)一日可愛い猫ちゃんに囲まれて過ごしたいところですが、残念ながら自宅ではもう何年も猫はおろか犬も飼っていないので、今日はあちこちの猫写真や猫動画で我慢するしか無い。あるいは、以前買いためた「今日のニャンコ」DVDを一日ローテーションで再生するか(笑)。

以前は、ペットとしては犬が多数派でしたが、最近では猫派が逆転したとのこと。やはり吠え声が近所迷惑になる犬よりは買いやすい猫の方がペットとして人気が出ているらしい。私も、犬と言うとどうしても外で飼うものという意識が強いので、どうしても室内でしかも大型犬などを飼っているのは一寸理解出来ないのですが。

今はもろもろの事情でペットを変えない状態なんですが、もし将来犬でも猫でも飼えるようになったら、やはり手元にいて欲しい存在ではありますよね。犬にしても、猫にしても、余り舶来種には興味が無いので、その時には保健所の殺処分になる子を一匹でも良いので救って上げたいとは思っているのですが、さていつになるだろうか...

猫や犬以外の動物達には、少しでも良いから幸せな一日になりますように。

マイナス金利

最近の流行語(?)と言っても良い「マイナス金利」。この言葉だけ聞くと、恰も一斉にプラスの金利がマイナスになるような印象を受けるけれど、実際は市中銀行が日銀に預ける預金の金利が、それも任意分約10~25兆円が対象のもの。それ以外の定期分約215兆円の金利はこれまで通り。私も、最初は一斉に金利が引き下げられると誤解していましたが、実はほとんどの銀行預金の金利はこれまで通りで、極々一部飲みがマイナス金利に設定される分けですが、それでも、10兆円から25兆円というのは大きな金額ですから、それが日銀では無く市中に出てくるのであれば活性効果が期待されます。

元々の215兆円の定期金利は現在0.1%何ですが、それだけでも年間2000億円以上の金利が銀行には入ります。メガバンク3行には、数百億円の純利益が黙っていても入る事になるわけで、これほど美味しい商売は無い。仮にマイナス金利を受け入れて金利を日限に払ったとしても、25兆円として250億円だから多分数十億円程度似なるはずで、プラスマイナスではまだプラスです。勿論、大手銀行派何十億もプラス金利をまだ受け取ることが出来ますが、中小の銀行だとその差も小さくなるだろうし、影響は大きいでしょう。

一般企業になぞらえると、在庫が増えすぎて管理費が膨張したような状態でしょうか。その場合、普通の企業なら在庫調整をしたり、新たな販売先を開拓したりと工夫するわけです。銀行で言えば、銀行はお金を預かり金利を払う代わりに、そのお金を投資に回して利益を得るわけだから、そういう新規ビジネスを開拓する、新規顧客を開拓することをしないといけない。ただ、企業側の設備投資が必ずしも活発では無いのであれば、新規顧客や新規案件開拓は厳しいので、一番取りやすい手数料ビジネスには知るかもしれない、と言うのが今の危惧。

テレビのニュースで言っていましたが、このマイナス金利と言う事で、家庭用の金庫が売れているらしい。別に一般の預金口座の金利がマイナスになるわけでは無いけれど、結局引き出し手数料等を考えると手元に現金をおいておく方がプラスという考えなんでしょうか。そうなると、銀行から預金が各家庭に流出する可能性もあるわけで、そうなるとおいそれと銀行も手数料ビジネスに走るわけにもいかない。銀行にとっても厳しい時代になりつつあるわけですよね。色々な企業が生き残りを掛けて新しい分野に進出したりしているわけで、銀行も同様に新しいビジネスを考えないといけないかも。勿論、銀行がコンビニや工場を作るわけにはいかないから、有望な企業や分野に対して提案型のビジネスを自ら開発して、それこそ銀行が企業を育てる様な事も考えないといけないかも。ある意味、ファンドみたいな事をやる時代になるかも。銀行と言えばビジネスの核・コアであったけれど、その銀行も変化しないと置いて行かれる時代になったと言うことなんでしょうね。

2016年2月21日

口は災いの元?

丸山参議院議員が発言した、オバマ大統領の登場を以前は想像すらできなかったという内容が、使った言葉が「黒人」だとか「奴隷」だとかいう言葉が一人歩きして舌禍になってしまったこと。言わんとすることは決して悪いことじゃ無いんですよね。自由の国と言ってもやはりアフリカ系アメリカンには厳しい社会だったアメリカも、必要となればオバマ大統領を選出するくらい柔軟で未来志向という意味であれば、それはそれで意味のある発言。ただ、言い方や言葉選びが拙かったですよねぇ。早速そこだけ攻撃されている。

今でも日本人は並記で「黒人」と言うけれど、これそのままアメリカで「Black」とか言うとPC(Political Correctness)に引っかかってしまう。どの人種・出所でも「××系アメリカ人」というのが今のルール。更に「奴隷」と言ってしまったけれど、オバマ大統領の父親はケニア出身で、留学生としてハワイで勉強中に結婚してオバマ氏が生まれたわけで、別に昔の奴隷制度で連れてこられた人達の子孫では無いことは、オバマ氏が大統領就任前後にかなり話題になったはず。そう言うことを知らずか忘れてか知らないけれど、軽率に言うべき話しじゃ無いでしょうね。その当たりは、話の内容は良いけれど、世の中にはその言葉が部分でしか伝搬しないことを肝に銘じないと。

もう一つ、この会見の中では、日本がアメリカの51番目の州になるという話。これ、個人的には良いアイデアだと思うし、何度か個々にも書いた記憶があるけれど、そうすれば中国や韓国と無意味な摩擦でアーダコーダする必要も無いし。確か昔そういうSFがあって、アメリカの1州になった日本は、経済的にも政治的にも勢力を伸ばして、とうとう日本人の大統領が誕生します。で、その大統領が最初にした仕事が、国名を「日本」に変えると言うような話だったと思う。まぁ、そう簡単にはいかないけれど、将来的にTPPがある程度拘束力ある共同体になれば、連邦とか言う形では可能になるかも。

個人的には、数多くあるメジャーメディアの中の一つ位はちゃんと全発言を引用して、ここは良いここはダメという事をちゃんと伝えるべきだと思うけれど、どうしてもセンセーショナルな部分だけをゴシップ誌のように取り上げることしかしないんですよね。口は災いの元と言うように、言った方に責任はあるのだけれど、それをちゃんと認識していかないと。まぁ、今回もやれ辞任だとかいっているけれど、ちゃんと本来やるべき仕事をして欲しいですよね。国会議員の仕事は、国会議員を辞めさせることじゃ無いんだから。

不満なAmazonの配送

ちょっと必要があって、木曜日の夕方にAmazonでUSBメモリーを10個発注。すでにその日の発走時刻を過ぎていたからでしょうか、有料の日時指定配送やAmazon Prime利用でも、配送日は日曜日になっています。でも、金曜日発送でも土曜日には届くだろうと、期日は特に指定せずに注文しました。

翌朝、Amazonから発送のお知らせが来たんですが、不思議な点が2点。一つ目は、購入価格を見たら安くなっていたので何だろうと思ったら、10個発注したうちの「9個」を発送したというお知らせ。注文時には十分に在庫があったはずなんだけど、どうやら発送に間に合わなかったらしい。でも、中途半端だなぁ... 二つ目は、お届け予定日が21日になっていること。まぁ、多分そうだろうなと思っていたけれど、結局有料配送しても無料でも変わらないじゃん。その、発送メール到着から暫くして、何故か1個だけ別送になったUSBメモリー発送のお知らせも届きました。9個はクロネコヤマト便でしたが、こちらはゆうパックでの発送で、配達予定日はやはり21日日曜日。日曜日はちょっと自宅にいないといけないなぁと思ったんですが、実際には20日土曜日に配達されてきました。

毎日お昼前に郵便配達の人が郵便物を届けに来るんですが、他のDM等と一緒に自宅の郵便受けにゆうパック便が入ったのが11:00頃。その後午後になってから、クロネコ宅配便で9個入りの段ボールが届きました。結局有料配送よりも一日早く届いたことになりました。これって、今回だけの話しじゃ無くて、まぁAmazonとしても日時指定するからには確実に配送できるように余裕を持って設定しているのだとは思いますが、ちょっと納得いきませんよね。勿論、Amazonだけの努力じゃ無くて、肝心な物流がどうなるのか何が出来るのかと言うところも大きいわけで、個々で時間が掛かるなら仕方ありませんけれど。でも、実際問題としてそれなりの時間までに発送されれば、大体の場所へは翌日配送可能なわけで、少なくとも有料配送するのであればそれ位のリスクは取って欲しいところですよね。

あと、まとめて発送というオプションがあるのだけれど、今回の様にバラバラに配達されてしまう。Amazonは「出来るだけ早くお届けする」と言い訳しているけれど、逆に全部まとめて欲しい場合もあるわけで、そういうオプションも設定して欲しい。

品揃えとか、物販以外のサービスなどで色々頑張っている印象は受けるAmazonですが、肝心な物流のところでちょっと不満を感じます。だからこそ、ドローンまで使って自社で配送までカバーしようと思っているのだろうか。それはそれで、ちょっと怖い気もしますが。

2016年2月20日

通路を塞ぐ奴

毎度お馴染み「金曜日の新幹線」シリーズ。今日は、復路の新幹線最後の浜松駅での下車の時。

いつものように新横浜から乗車して、1時間一寸で浜松に到着します。静岡駅を出て10分ちょっとで掛川駅を通過し、何故かいつも不思議なんですが、浜松が近づくと少し加速する感じを受けるんですよね。まぁ、そんなタイミングで、車両の前後に付いている電光掲示板も「もうすぐ浜松」みたいな表示になったところで、降りる準備を始めます。

椅子を戻して荷物を持って通路に出て、ホームの階段ポジションに使い7号車の東京よりの出入り口に向かうとき、6号車と7号車の接続部分を通ろうとしたんですね。既に何人もの人が出入り口前に並んでいるので、隣りの号車に移動する通路も大きなバッグを持った人で塞がっています。で、「失礼」と言って通ろうとしているのに、この男性、ぴくりとも動かない。もう一度「失礼」と言う物のぴくりとも動かない。日本人じゃ無いのか? と思ったけれど、私の後ろにも同様に移動する人が並んでいるので、ちょっとカチンと来ながら、手でバッグを押して少し隙間を作って無理に通ってやったけれど、何なんだあの態度は。

まぁ、確かにその号車の前後にある出入り口を利用するのがマナーというか通常のルールだとは思うけれど、やはり利便性の良い場所を利用したいもの。しかも、満員の中かき分けて移動するわけでも無く、通路を塞いでいるのは相手の方なわけで、何だろうというのが正直なところ。真偽の程は分からないけれど、なんか最近新幹線に乗るのにもイライラすることが多くなったような気がする。自分が歳のせいで短期になってきたのか、周りの環境がそういう雰囲気になりつつあるのか...

実は、この後浜松駅に到着して、時間も早かったので乗り合いバスで帰宅したんですが、その車内で少し高齢の男性4人組と2人組が乗車して、これがかなりお酒が入っているようで、終始大声で話しをしている。イヤホンをしてiPhoneで音楽を聞いてブロックしていたけれど、最後までイライラする金曜日の夜でした。

米系航空会社、三者三様

先日やっと合意に達した、日米航空交渉。米系航空会社のコメントが掲載されていますが、文字通り三者三様でちょっと面白い。

最初のAAは、先日スタートしたばかりのHND-LAX便を昼間に移動させる予定らしい。AAが成田から運航しているフライトは、4便(DFW*2、ORD*1、LAX*1)。DFWの早いフライトを持ってくるかなと思ったんですが、LAXでの乗換客を意識しているんでしょうか。あるいは、擦った揉んだの末DLから奪った(?)枠なので、意地でも暫くはLAX線を継続するんだろうか。1年後くらいには、行き先が変更される気がする。

我らが(笑)UAは、現在HND-SFOを運航していますが、こちらもこれをまず昼間帯に移動させるんでしょうね。以前は、NRT-SFOが2便あったりしましたから。あと、IAHかEWRを一つ振り替えてくれたら、一寸利便性が向上しそう。SFO、DEN、IAD、IAH、EWR、ORD、どこもUAのHubで、そこからの乗り継ぎ便も沢山あるんですが、出来ればシートの良い国際線で出来るだけ移動して、国内線移動は最低限にしたいところ。ですから、西海岸線よりは、中部、東部へのフライトを是非羽田に移動して欲しいのですが。

UAにしてもAAにしても、それぞれアライアンスのANAやJALの路線と被る路線は設定しないだろうから、当然それぞの航空会社に対しての枠数が決まったところで、相互に協議するんでしょうね。ANAも現在深夜便でHND-LAXを運航していますので、これを昼間に移動させると思うけれど、UAにしてもANAにしても、深夜帯の離発着という制限から西海岸路線を設定していた(事実上それしか運航できない)ので、昼間になれば思い切ってもっと遠距離路線設定をしても不思議では無いですよね。と言うか、国内線は勿論、新幹線や在来線からのアクセスも抜群な羽田を利用するのですから、ビジネス路線にまずは設定するでしょう。そうなると、ORDやJFK/EWRなのかなぁ。

で、どうしても納得できないのがDLですが、彼らだって現在の成田の枠をそのまま羽田に移動出来るとは思っていないだろうから、今回米国にアサインされる6枠(うち深夜枠1)で、どれだけ勝ち取れるかの闘争材料なのはほぼ明らか。深夜枠はHAが多分今のまま維持するだろうと予想しているので、3社で5枠の争い。なかなか厳しいですよね。アライアンスが無いDLとしては、少なくとも3枠は欲しいところだろうけど、UAやAAも1枠は確実しても2枠は何とか確保したいところでしょうし。多分、それぞの航空会社が予定する就航先でも、米国としては配分するだろうし。

具体的にスケジュールが出てくるのは、4月とか5月位だろうか。国内外の航空会社がどの様なスケジュールを出してくるか、ちょつと今からわくわくしています。

2016年2月19日

見た目が大事

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Windows Phoneの本気度について。Windows10ベースのWindows Phoneは、ちょっとしか触ったことがありませんが、正直なところWindows8/8.1のタイルインターフェースみたいで、使いづらいというか、あれが嫌いだったので最初から拒否感が先立ってしまった感じ。

コラムで二番目に取り上げられているフォントに関しては、Windows10として良いところ・悪いところあるうちの悪いところワースト3に入るんじゃないだろうか。この「Yu Gothic UI」というフォントは、もうなんか頼りなさげで困ります。一番困るのが、最近の高解像度画面で使うと、線が細いから潰れてしまい読みづらいことこの上なし。それなのに、Windows上ではフォント変更は出来ないので、ツールを利用して変更して使っています。少し太めのしっかりした自体のものにしたいのだけれど、これがなかなか無くて、結局Windows7時代は薄ぼんやりしてこれも余り好きでは無かった「メイリオ」にしている矛盾。

最後の「盛り上がりに欠ける」ですが、Microsoftの事情はあるだろうけど、ちょっとWindows7の打ち切りを急ぎすぎた感があります。一応今のモデルでは、2020年までサポートと言っていたのに、最新モデルのSkylakeでは来年までのサポートになり、次のKabelakeではサポートしないなんて言っちゃうと、ユーザーのマジョリティを占める企業ユーザーは「じゃ、今すぐにWindows10へ移行しましょう」とはならないでしょうね。折角、今年から来年に賭けて移行しようと思っていたら、いきなりはしごを外された感じですから、まずはWindows7の既存環境をどの様に維持するか管理者なら考えるのでは。その当たりの状況って、Microsoftはどう考えているんだろうか。ある意味、日本では凄く重要な問題だと思うんだけど。その当たりが、盛り上がりに欠けるという雰囲気を作っている気がします。

まぁ、Windows7とかWindows8の頃のような、「必死さ、熱心さ」みたいなものも感じないのも事実だけれど。もうOSで盛り上げることは考えていないのだろうか。それならそれで、こちらもゆっくり検討できて良いのだけれど、知らない間に「Windows10」という名前は変わらなくても、中身がごそっり変わっていそうな気がする。

日米航空交渉

一週間程予定を遅らせて始まった日米航空交渉が合意に。一日8便から12便に増便され、内2便が深夜帯、残り10便が昼間帯(午前6時~夜23時)での利用。それぞれ日米に半々で分配されるとのことなので、昼間は5便、深夜早朝帯が1便ずつ。

深夜の2便ですが、時間帯からHNL行きが残るのが一番妥当かなと思うんですよね。仕事帰りに羽田から出かけられて、しかもホノルルにお昼頃に到着するから、その後のホテル移動なども含めて時間が使いやすいから。US側はHAが今のスケジュールを維持するんだろうなぁ。問題は、1便ずつ飛ばしているANAとJAL。ANAとしては、将来のA380もあるから、ここは死守したいところなのかも。ただ、そうすると昼間の5枠は減らされるだろうから、どちらを取るかですよね。5枠の配分は、多分3枠-2枠で、ANAが3枠でJALが2枠だろうか。ただそうすると、合わせて6枠のうち4枠をANAが確保するから、JALはクレームするでしょうね。「深夜枠」というのも微妙で、羽田到着が22:00移行になるから、乗客としては出発便は良いけれど到着便には困ります。だから、深夜枠は捨てて、昼間帯のフライトで、例えば成田のように21:00頃出発し、日本へは夕方戻ってくるというのはありかも。個人的には、出発が22:00頃で、到着が19:00頃なら嬉しいかも。

ANAにしても、JALにしても、ビジネス路線を確保したいだろうから、成田の午前発便を羽田に振り返るのだろうか。当然、それぞれのパートナーであるUAとAAとの間で路線調整はするでしょうね。UAはSFOとORD当たりかなぁ。となるはANAは、LAXとNYCあたりだろうか。US側の5枠の配分が難しいところで、個人的にはDLに3枠でUA/AAが1枠ずつかなと思っています。いくら何でも、DLに5枠というのは無いだろうし、DLが4枠で1枠をUAかAAとなると、今度はUA-AAで揉めるだろうし。

今回の合意で新規開設される羽田線は、この秋のスケジュールからとのこと。秋のNFL観戦や年末の旅行には、この羽田便を利用してみたいですね。

USJ@沖縄はいずこへ

沖縄振興のために、沖縄本島北部にUSJを誘致するという話。USJがベイ企業に買収されたことも有り、採算性など検討して白紙に戻す方向らしい。沖縄では無くて、例えば福岡の福岡ドーム近隣とかにUSJを作るならまだしも、人気観光地とはいえ周りは海に囲まれた、アクセスは決して便利とは言えない沖縄ですからねぇ。それなら、例えば北海道の千歳近くとか札幌や函館周辺の方が、空路もあるし鉄路もあるし、まだ可能性があるかも。まぁ、北海道は冬場のビジネスが出来ないから厳しいだろうけど。

もともとテーマパークを作る予定は無かったと思うのですが、リゾート滞在型の施設というのであれば、星野やリゾートとかハワイのディズニーリゾートみたいな感じの施設だと、個人的にも行ってみたい気がします。ただ、日本人の場合長期滞在してのバケーションというのは、まだ慣れていないから、もう少し短期出でも集中して楽しめる様なデザインにしないと厳しいでしょうね。でもそうなると、地中海クラブと何が違うのか見たいな話にもなりそうだし。

私は、寒いよりは暑い方がまだ我慢できるタイプなので、もし何かのリゾートに出かけるのであれば、雪のスキー場よりは、真夏のビーチの方に圧倒的に賛成します。だから、日本の中でも「常夏」に近い感じの沖縄というのは、別にここ数年修行フライトで何度も言っているからだけで無く、やっぱり好きな場所でもあるから。会社には行って数年後に、数ヶ月単位の海外出張で行った先が、マイアミ近くのフロリダ半島の場所だったことも有り、ああいう場所で余生は過ごしたいなと言うささやかな願望もあるくらい。そういう意味で、沖縄というのはそれに近い場所何ですよね。最も、沖縄や石垣島に宮古島と、南の島はいつでも大人気なのだけれど。

まだ白紙撤回決定では無い様子ですが、厳しい状況であることは確かなんでしょうね。このUSJの話があったから、普天間飛行場の跡地にディズニーという話も出ていたわけで、このあたりガラガラポンになりそう。

2016年2月18日

ANA国際線就航30周年

ANAの国際線就航30周年を記念して、いろいろなイベントが開催されるという記事。最初の国際定期便は、1986年3月3日のグアム線とのことで、直ぐにNRT-LAXとNRT-IAD線の運航も開始したとのこと。そう言えば、私の最初の海外出張が1988年にあり、帰りのフライトはIAD-NRTのANA便でした。当時は、JALのみ国際線が許されていて、ANAはチャーター便で実績を積んでいたけれど、やっと悲願の国際定期便に就航して、やっと運航にも慣れ始めた頃だったかと。まぁ、そのフライト自体は、IADにNRTから飛んできたANA機(B747-200)がエンジントラブルで、10時間以上のディレー。今では使われていませんが、IADでターミナルか何移動に使われているモービルが当時は機体に直づけされて搭乗していたんですが、そのモービルに乗り込んだらディレーが決まって元のターミナル(今の中央ビル)に引き替えされて、そこから延々待たされた記憶が。成田に到着したのは、すでに運用時間が過ぎた真夜中近くでしたねぇ... 成田では、ANAが乗り合いバスを準備していて、それで新宿までは送ってくれたけれど、その時点ですでに1時過ぎ。そこからタクシーを拾って、当時住んでいた玉川学園まで戻りました。出張の時だったから、しかもバブルの前だったから、全て交通費を会社に付けられたから良かったけれど、あれが個人旅行で自腹だったらたまらなかったでしょうね。

あれから四半世紀が過ぎて、今では国際的にも再公表かを受けるような会社になったわけだから凄い物です。日本では、JALが常に先頭で、それをANAが追いかける構図がずっと続いていましたが、JALの破綻から今では日本のナショナルキャリアーと言っても良いくらいになってきましたしね。ただ、元ナショナルキャリアーとして、いろいろ負担も大きかったJALが、破綻による整理で身軽にヘルシーになり、逆に筋肉質の会社になってきただけに、ANAとしても今のうちに自社の体質強化もしたいところ。国内線需要は、今後は良くて横ばい、大きな増加は見込めないだけに、海外戦略がどちらの会社にとっても重要なのは明らか。積極的に、中国路線や東南アジア路線を開拓しているけれど、個人的には米国路線の充実を是非お願いしたいところ。昨日・今日開催されている日米航空交渉で、多分羽田の昼間北米線が決まるだろうから、その動向が気になるところです。多分、再生処理中のJALよりは多くの発着枠設定されるとは期待しているんですが。

自分で戻る椅子

日産が、自社の自動運転技術を応用した「自分で元の位置に戻る椅子」のデモ動画。室内に一判定用のカメラが有り、その情報からそれぞれの椅子が自分の戻る位置に移動すると言う仕組み。椅子単体で元の位置を記憶していて、そこに戻るな良いけれど、モニター用のカメラが必要というのがちょっと残念。

ふと思ったんですが、駆動部分を自動掃除機のルンバにしたらどうだろうか。夜中に自動的に室内を掃除して、終われば充電のために元の位置=机のそれぞれの位置に戻る、と。これは一石二鳥ではないか! (笑) まっ、正直なところ椅子一つ一つに駆動部分を付けるよりも、飛行機のトーイングカーみたいなものを作り、その子が一つ一つの椅子を元の位置に戻していくのでも良いんじゃ無いだろうか。で、そのトーイングカーがルンバになっていれば... しつこい(笑)。

X線天文衛星「ひとみ(ASTRO-H)」

昨日H2A-30号ロケットで打ち上げに成功した、X線天文観測衛星「ASTRO-H」。JAXAのライブストリーミングYouTubeチャンネルと、NHKの両方で視聴していましたが(YouTubeは10秒くらい遅延していたけれど)、この夕暮れの青空の中打ち上がっていくロケットの炎が凄く印象的でした。無事起動投入され、太陽電池パネルの展開も成功した観測衛星は「ひとみ」と名付けられたそうですが、何となく言い得て妙。早くも、4月から試験観測に入るそうですけど、かなり速いテンポですね。丁度重力波の確認もされた直後だけに、このX線観測でそれに関連した発見があると夢が広がりそう。

先日の北朝鮮が打ち上げた「物」も「人工衛星」との事だけれど、その割にはその飛翔体の内容なり、機能確認も聞かないし、同じロケットを使うにしてもかなり「目的が違う」としか言いようがありません。打ち上げ方向も極軌道似上げているわけで、それはそれで技術力としては凄いと思うけれど、どう言う目的なの、と小一時間。仮に、それが本物の人工衛星あるいはその為の試験打ち上げで会ったとしても、信用が無いから疑われるわけで先ずはそれを勝ち取る努力をしないとね。

北朝鮮の「自称ロケット」は人工衛星打ち上げと言いつつ、日本のロケット打ち上げは「軍事化への道」と非難する人達もいますが、結局はその技術をどう生かすか、どの様に使うかで、革新的な技術にもなるし武器にもなる。出刃包丁だって、その目的通りに使えば笠名を裁く道具だけれど、人に対して使えば凶器になるわけですからね。問題なのは、どの様な技術を持っているか・開発しているか、では無く、それを使う人達の考え・信頼がどれだけあるかと言うことでしょう。大体、何処かの国は日本の原発で使用した燃料からプルトニウムが抽出されて、原発何千発もの量を保有していると言うけれど、そのプルトニウム保管を許されない某国では、それでも核弾頭を開発しようとしているし、どちらを非難すべきは明らか。言うべき事は言う、やるべき事はやる、見せるべきものは公開する、と言う立場で日本として必要な事をどんどんやれば良いですよね。そういう態度が、逆に「抑止力」になる気がする。

2016年2月17日

ピンホールコンタクトレンズ

へぇー、こんなコンタクトレンズがあるんですね。私も、最近は老眼が進み、以前作った遠近両用レンズでは手元が見えにくくなってきていて、仕事用と車の運転用二種類に作り分けようかと思っていましたが、やはりいちいち掛け替えるのが大変。それに、両方持ち歩かないといけないから。でも、これならそういう心配も無さそう。

それに一つこのレンズに期待するのは、このコンタクトレンズで眼鏡生活から脱出出来れば、これまで眼鏡をしていた故に利用しづらいと感じていた、ヘッドマウント型のI/Fが利用出来るかも。耳に掛けるタイプのデバイスなんかも、今は眼鏡の弦が邪魔で使いづらいけれど、これなら問題なしだし。

実用化は2017年との事ですが、一寸興味が有ります。

MRJの新規契約

久しぶりに聞く、MRJの新規契約の話。確定10機、オプション10機の20機の契約で、これでMRJの契約機数は427機(確定233機、オプション170機、購入権24機)とのことですが、まだまだ先は長そう。

昨年末に初飛行をして、やっとこれでMRJの商用飛行に目処が付いたかと思ったら、構造補強のためにさらに1年延長。試験飛行も一時中断していたけれど、補強した機体でやっと先日4回目の試験飛行が再開されて、また徐々に開発速度が上がって行くんだろうなと期待したいところ。

元々のビジネスプランが、機体やエンジンの効率化で20%近い燃費改善が売り物だったけれど、そのエンジンを使いエンブラエルも新しい機体を再来年には出してくるので、それなりにあったアドバンテージはもう無いとも言えます。実績がない分、エンブラエルの方が有利なわけで、これからどの様なビジネスプランを持っていくのか。結構値引きとか要求されていくのか、でも安全性第一の飛行機ではそれ以外の整備やサポートなどのインフラも重要だから、そのあたりの準備をこの2年間でしっかりやるしか無いでしょうね。

ANAとかJALとか、世界的にも有名な日本のキャリアーに、まずはデリバリーして、それで名前を売らないことには、今後も余りビジネスは伸びないんじゃ無いだろうか。さらには、100人クラスへの機体の大型化もしないと、今の70-90人クラスでは、まだまだビジネス的には厳しいと思いますね。それでも、航空機産業は地元に近い名古屋地区の基幹産業にこれからなりつつあるというかなって貰わないと困るし、それによって地元にも波及効果は大きいと期待されるので、何とか今度こそ予定通りデリバリーをして商用飛行に一日でも早く繋げて欲しいですね。

Apple vs 島野製作所

Appleに電源用ボゴピンを納品していた島野製作所が、特許侵害などでAppleを訴えていた裁判で、真理を東京地裁で開催することが決まったという記事。私も、以前のiPodから始まり、iPadやiPhoneを今も使っていますし、Appleのコンピューターは昔から憧れでした。ただ、時々Appleの製造を請け負っている鴻海の中国工場で問題が発生するように、何か歪みみたいなものも感じていたのは確か。

Apple本体は技術開発と販売のみで、製造に関しては鴻海のようなEMSに委託することで会社を身軽にして効率化するのは今のビジネスモデルの一つで、それ自体は問題無いと思うけれど、Appleとしては製造コスト削減のために圧力はかけたいところでしょうね。そういう意味で、製造コストを下げるためには部品調達コストを下げる必要があるわけで、そこでこういう事態も生まれてくるんだろうけど。

今回の件で感じるのは、確かにキーとなる技術の一つではあるボゴピンではあるけれど、コスト的にはそんなにするものじゃないはず。それなのにそこにこれだけの圧力をかけてくるとなると、もっとコストの高い他の部材に関しては、どれだけ圧力をかけていたのだろうか。Appleは今年度中に横浜・日吉に研究所を開設して、日本での研究開発活動をスタートさせますが、それは日本企業の技術を当てにしてだと言う事は明らか。こう言う事が起こると、日本側企業としても及び腰になるだろうし、Appleとしても本当に欲しい技術が手に入らないかもしれない。そういう意味で、裁判の勝敗以上にAppleの態度というか誠意みたいなものが注目されるような気がします。

2016年2月16日

ピント外れ

甘利氏元秘書に対しての口利き行為に関して、熱心に勝手に独自に追求活動を進める民主党の皆さま。公開された録音音声も聞いてみたけれど、あれだけで元秘書はともかく甘利氏迄口利きがというのは土だろうか。それに、聞いた範囲では「通常の陳情行為」と言ってしまえば、それでも通る気がするんだけど。

と言うか、これ総務担当者なる一色氏なる人側にも「贈賄」の罪があるはずなのに、それは良いのか? 本来なら、裁判所に提訴して判断する話だと思うのに、兎に角内閣の評判を落としたいだけの目的のために、こんなに一生懸命アピールしている。

勿論、不正な行為は許されるべきでは無いし、ちゃんとした判断の下に償いもさせるべきだけど、それをやる司法という責任者がいる以上、彼らは本来の行政に関して集中すべきでは。彼ら自身が「経済が」とか「社会保障が」とか言っているんだから、それを以下に良くしていくかの方が本来の仕事のはずなのに。結局、突っ込みやすい、見た目が派手な異にしか手を出さないから、いつまで経っても自分達を見る国民の目が変わらないことに、いい加減気がつけよと小一時間。

アメリカだと司法取引があって、罪を認めて洗いざらい自白してより大きな罪、あるいは主犯逮捕などに繋がると、その本人の罪は減刑されたり免除されたりするけれど、今のところ日本ではそういう事は無いし、仮に今回の口利きが罪として成立してこの一色氏なる人の告発がそれに貢献したとしても、やはりこの人の罪は罪なわけで、それに対して彼らはどう思っているのか。自分達の都合の良い話ししか聞かないから、以前の永田メール事件みたいな事が今回も起こるんじゃ無いかという微かな不安というか危惧しか感じないのですが。

結局民主党やその他野党がやっている事って、国会を欠席するか、どうでも良いようなクイズを出すか、優先順位を顧みずに見栄えが派手な事のみ取り上げて騒ぐか、そんなことしか出来ないという「無能さ」を広めていることだけ。民主党が政権を担っていた三年半の無能さが、政権を降りてからの三年間も続いていることが、日本の政治の最大の不幸だと思う。彼らの後ろ盾である連合にしても、何を民主党に期待しているか、凄く不思議な気がする。少なくとも自民公明に与党が戻ってからの方が、まだまだ足りない部分はあるけれど景気も上向いてきているし、賃金だって上がってきているわけだし、どちらが労働者の見方と言えるのか。実際の本音を是非聞いてみたいものです。

突然のリクエスト

昨日いつものルーティンワークで(笑)、UAのサイトにアクセスして自分のアカウントにログインしたところ、突然画面が変わり、五つの質問と答えを入力させる画面に変わります。なんだなんだとちょっと戸惑いましたが、まぁこれまでのUAサイトへのログインは、4桁のPIN入力だけで不安に思っていたので、これは必要だよなと五つの質問を選んで、それぞの回答も登録しました。ところが、その後からPINでのログインが出来ない。別に設定しているPWならOKなんですが、4桁のPINだと弾かれてしまう。一度PWでアクセスして、新しいPINに変更してみても、何故かダメ。WebのプログラムがBugっているのか、何か設定がおかしいのか。

実はUAのサイト、タイル風の新しいデザインになってから(と言うか、旧COのサイトに統合されてから)、どうも挙動不審な状態に遭遇します。一番多いのは、画面遷移すると日本語の設定が外れて英語のページになる事。さらに、保存したはずのIDとかPWが認識されないとか。あと一番困るのが、検索を続けていると突然異常状態になってしまうとか。Webのサイトよりも、iPhoneやAndroidのスマホのプログラムの方がまだ安定している気がします。

旧UAと旧COが統合されて現在のUAになったわけですが、あれからもう何年も過ぎているのに未だにUAのサイトが信頼できない状態なのは何故だろうか。インドユーザー用のI/F画面は小綺麗に改善しているけれど、結局バックグラウンドで動いているシステムが、実は旧CO時代から変わっていないのかも。添え言えば、フライト予約の検索も、かなり重たそうな感じだしなぁ... 元々、コンピューターの先進的な利用分野の一つとして、航空会社のCRSが生まれて発達してきたのに、今の各社の状況って以前ほどの感動というか利便性を感じなくなってきました。一つは、色々な航空会社が合併したりしてシステムがスパゲティになっているのかもしれない。あるいは、フライトの予約だけで無く、今ではホテルの予約やレンタカー予約など、機能拡張が図られているけれど、そっちもコンピューター化が進んでいるので、整合性が取れなくなってきているんだろうか。

今現在、UAのサイトはUA MPの会員番号でしかログイン出来なくて、ニックネームやメルアドではダメという警告が表示されます。さらに、昨日登録した五つの質問内容を確認しようにも、自分のプロフィールに表示されない(昨日は見えた)。トラブル発生で改修中なんだろうか。もう少しテストをちゃんとしてから、公開して欲しいなぁ...

現在の「いたこ」?

一寸気になった、docomoの喋ってコンシェルでのスペシャルサービス。無くなっている人の声を再現させる技術ということですが、ここでふと思ったのは故人の魂が憑依して、その人になりきって言葉を伝える「恐山のいたこ」みたいということ。「いたこ」では、声色は変わらないけれど、多分その話の内容が個人のように感じることが大切ですが、こちらは故人の生前の声から合成する人工音声ですから、言ってみれば「ある意味本当に故人を代弁する」異になるのかも。ただ、その機能を利用してどう言う内容のことを話すのかは、また一つ工夫が必要だろうけど。

変な話だけれど、この技術を利用すれば、既に無くなっている人でも生きているように偽装することも可能ですよね。応答するエージェント機能をどこまで作り込めるかにも寄るけれど、今でもそれなりに対応出来る位のPepperとかSiriとか等のプログラムは存在しているわけだから、上手くそのDBなりエージェントをチューニング出来れば、結構その本人に近い「なりきりエージェント」みたいなものも可能じゃ無いだろうか。

自分ではこのサービスを利用していないので、記事に登録されている動画を見ただけですが、やはり今の音声合成特有の言葉がフワフワする感じは残るけれど、「ひつじのしつじくん」のような、いかにもテキストから音声合成している人工感、みたいなものは結構減っていますね。介護ロボットとか、受付ロボットみたいな、マンマシンインターフェースに応用していくと、結構面白いかも。

個人的には、もしこの技術を利用出来るのであれば、既に故人になられた聞き慣れた映画やアニメの声優さんで再現して欲しいなぁ。刑事コロンボの小池朝雄さんとか、ルパン三世の山田康雄さんとか...

2016年2月15日

人口減少

昨年の国勢調査の結果が出て、残念ながら静岡県も全体的に人口が減少しているらしい。その中でも、静岡市の人口減少が1万人を超えて、政令指定都市の指定要件の一つでもある70万人台の都市人口を何とか維持した状態。川勝県知事が盛んに静岡市にちょっかい出しているのも、静岡市民が嫌気がさして出て行く理由の一つになっているのでは(マテ)。

浜松市の方も人口は減少していて、80万人を切ってしまったのは残念。でも、自分の住んでいる東区と浜北区は増加しているわけで、やはり郊外の宅地化が功を奏しているんだろうか。逆に、西区が大きく減っているのは、やはり東南海地震の津波被害を想定してのことなんでしょうね。天竜区も大きく減っているけれど、これは過疎化の影響なんだろうなぁ。

産業都市である浜松が、地元企業の上がり下がりで人の移動が変化するのは分かるんですが、何で県都でもある静岡市がこんなに減っているのかよく分からない。交通の便だって良いし、地域的にも比較的こぢんまりとまとまっていて、買い物とか生活もしやすそう。静岡銀行を初めとして、県内の主要企業が集まって居る場所でもあるし、本来ならもっと人が集中しても良いと思うのですが。まぁ、そんな状態だから、川勝知事が難癖付けてくるんだろうけど(笑)。

対する浜松。これは、天竜地区などの山間部の人口減少が大きな原因でしょうね。開発するとしてもなかなか手が回らないし、高齢化も進んでいるだろうし。新東名も開通して移動手段としては整備されつつあるから、今後避暑地みたいな感じで開発出来れば面白いと思うけれど。でも、地元に住んでいる自分にしても「天竜」と聞くと、「山奥」という印象しか無いくらいだから、元々住んでいた人達以外はなかなか移住しようとは思わないかも。日本自体が人口減少に悩んでいる時代ですから、地方にとっても地方自治を維持するためにも「人集め」をしないといけないのはよく分かります。でも、逆に地方自治を効率化するためには,思い切ってコンパクトに集約して効率化するというのも一つの方法なわけで,極端なことを言うと、天竜区や西区等は特別区として基本的には自然保護区とか産業用地域に特化して,そこに住む人は浜北区とか南区とか東区とか、そういう一定の場所に人口集中させ、行政サービスはそこに集中させるようなことをしないと、なかなかこれからの高齢化人口減少の時代で適切な生活環境を維持していくのは難しいと思う。

それでも、まだまだ静岡県はましな方だと思うと,今もっと深刻に悩んでいる地方自治体の苦労はどれだけ大きいか、ちょっと心配になります。

うつむく光景

この週末、AMCの修行フライトを終わり、帰宅するために東京駅まで戻ってきたとき、ちょっと買い物をしようと一度駅構内から八重洲口の方に外に出たんですね。で、改札口でSuicaを「ぴっ!」とタッチして出た瞬間、目の前に見える乗客・観光客・その他の人達が、みんな手元のスマホ画面を見るためにうつむいているように見えて、一瞬ぎょっとしました。勿論、それは多分錯覚で改札に入るために前に進む人や、人待ちで回りを美和している人も沢山いただろうけど、本当のその一瞬は目の前にいた何十人と言う人達がみんな手元のスマホ画面をうつむき加減に見ているように感じられたんですよね。

私もこう言うデジタル業界の端っこで仕事をしているから、スマホみたいな携帯型の多機能端末が増えていき、ある意味で社会生活が豊かになる事は良いことだと思って仕事をしているわけですが、一瞬見えたあの光景には一寸考えさせられました。例えばウェアラブル型の、メガネ型の端末なら、視線こそうつむかずに前を見るだろうけど、それはそれで見ているものは眼鏡越しの仮想空間だから、多分目つきはうつろに見えて逆にうつむく光景よりも異様に感じられるかも。

似たような経験は実は以前もしていて、それは携帯電話(スマホの一つ前の普及している時代)にBluetoothのヘッドセットを接続して使用している人をよく見かけるようになったとき。向こうから普通に見える人が歩いてくるんですが、何か空中に向かって話をしているようで雰囲気が怪しい。「ヤバい、視線が合わないようにしないと」と思いつつすれ違うと、実はBluetoothのヘッドセットで通話中だった、という落ちなんですが、何度見ても異様です。其れ以前には、マイク付のイヤホンをしている人が、同じように通話している様子をよく見ましたが、あの場合はイヤホンのコードが見えるから、まだ分かりやすくて良いのですが、Bluetoothのようにワイヤレスになると、場合寄っては髪などで隠れて全く見えなくなりますから。

あの時は、怪しい雰囲気の人と視線が合うことに異様さを感じましたが、今回は誰とも視線が合わないことに対しての異様さを感じた光景。この業界で仕事をしている一人として、この雰囲気は何か変えないと不味いんじゃ無いかと強く感じた一瞬でした。

Leg#3: OKA-HND

一応日付が変わるので別立てにしてありますが、旅程的には前日のNGO-OKA/-NRT/-OKAの最後の区間。セントレアに戻るには時間的に都合が悪く、一番無難な羽田へ戻ることに。まぁ、セントレアよりも少しマイルも長いし。10時過ぎのフライトですから、朝はゆっくり食事をして余裕を持ってホテルを出たんですが、乗車したゆいレールの社内は、大きなスーツケースやお土産を持った観光客で一杯。ゆいレールって2両編成ですが、もう少し長くしないと今後観光で食べて行くには大変かも。でも、駅とか見ると一杯一杯なんですよねぇ...

1) OKA 10:15 - HND 12:30 (NH994)

9時少し過ぎに空港に到着。駅からターミナルビルに入ると、そのまま水平移動でANA Suite Loungeへ直行。朝一のフライトが集中しているからでしょうか、珍しくラウンジ内は7-8割位の混雑具合でした。そんな具合だったので、少し早めにラウンジを出て出発する33番ゲートに向かったんですが、ゲート前の混雑具合はそれほどでもない。結局、プレミアムクラスは満席でしたが、普通席は結構空いていたようです。

そんな状態で、出発時刻の20分前から搭乗開始となり、10分位で乗ってくる人もいなくなったのに、なかなかドアクローズしません。離島線からの接続客待ちかなと思ったんですが、そういう雰囲気でも無い様子。気になるのは、下からガサゴソ貨物室に何か荷物を搭載している音がずっとしていること。で、出発時刻を過ぎた頃、機内アナウンスで「出発の準備をしています」みたいなアナウンスがあったんですが、どうも変な様子。そのうちに、GSさんが外から入ってきたりして、何やら乗客名簿を確認している。何だろうと思ったら、そのGSさんとCAさん数名が駆け足気味に後ろの方に歩いて行くと、暫くして大きな荷物を持った男性や女性が5~6人かな、搭乗口から出て行きます。雰囲気的には、台湾とか中国からの観光客グループっぽいかんじ。で、「搭乗をキャンセルされたお客様がいらっしゃいますので、これから搭載した荷物を降ろし、完了次第出発します」というアナウンス。でも、腑に落ちないんですよね。別にCAさんに何か言っていたような雰囲気は無いし、外から登場者リストを持ってきてバタバタしたのですから。ありそうなのは、何か荷物に不審物とか見つかって降ろされた位しか思いつかないのだけれど、それなら一度積み込みなどしないだろうし。荷物が多すぎて、先に積み込んでいたものを降ろしたのかもしれませんが。結局そんなことがあって、ドアクローズしたのは30分位遅れてから。

空に上がって暫くすると機長のアナウンスが有り、離陸が遅れたお詫びとともに、羽田到着は10分遅れということ。結構頑張るなと思ったんですが、結局ゲートインしたのは予定時刻よりも20分遅れでした。新千歳への接続便のお客さんがギリギリだったんでしょうか、ゲート前でGSさんが誘導したり、ちょっとバタバタしていましたね。そうそう、機体から出た直ぐの場所で、日本人二人と外国人の人一人が、男性のGSに案内されていましたが、エレベーターで地上に降りていきました。あれは、国際線ファーストクラスへの接続客のLEXUS送迎だったんでしょうか。後から気がついて、そのうち一度くらいは特典チケットですけど、やってみようかと(笑)。

この後、空港内のレストランで昼食を取り、東京駅に出て少し買い物をしてから帰宅して、今年2回目の周遊完了。日本海側では、強風のために欠航とか出ていたようですが、こちらは幸いにも大きなトラブルも無く助かりました。(続く...)

2016年2月14日

DoubleTree by Hilton Naha

沖縄で宿泊するならここしか無い、というDoubleTree by Hilton Naha。まぁ、ホテルのクオリティはそこそこですが、それ以上にHiltonのHHORNORSの修行先として値段もまずまずだし、なんと言ってもゆいレールの「旭橋駅」直近というアクセスの良さが最大の理由。この日は春節期間中と言う事もあり、レートが一寸高かったのが玉に瑕でしたが、直前に前払いで少し安いレートが出てきたので、そちらに切り替えました。それでもいつもより50%位高いレートだけれど。

ホテルに着いたのが22:00少し前。近くに飲み屋さんもあるし、コンビニもあるのでどうしようかと思いましたが、まぁちょっと疲れもあったので大人しく部屋でメールチェックなどをして過ごしました。

チェックインの時に、HHORNORS Diamond特典で翌日の朝食を1Fのレストランで頂けるのですが、「(多分春節で)最近非常に混雑しますので、Diamons会員様用に予約を入れますがご希望のお時間は」と言われました。朝の6:30から10:00頃までオープンしていますが、7:00に席を入れて貰い実際翌朝に行ってみたところ、そんなに混雑はしていなくて拍子抜け。もう少し遅い時間帯だと、どっと来るんでしょうね。全体の半分くらいが埋まっている感じでしたが、半分以上は台湾・中華系と韓国系の旅行者家族みたいな感じでした。

そうそう、アメニティでひげそりと綿棒が無くて一寸難儀しました。二週間後にはまたここに来るんですが、その時には忘れずに持参しないと。

Leg#2: NGO-OKA/-NRT/-OKA

今年2回目のAMC修行旅。2月11日建国記念日の祝日で木曜日がお休みになるので、飛び石の金曜日に有休取得をして、週末と合わせて4連休に。そこで何処かに飛ぶことにしたんですが、なかなかこれというルートが無い。最初は海外(まぁ、台湾かシンガポールだろうけど)も検討したんですが、生憎春節の期間中と言う事で、中華系の範囲はどうも美味しくない。そこで国内旅行に切り替えたんですが、予約した後でANAの台湾へのPクラスのチケットが出たりして、ちょっと残念でした。最も、台湾だと行けば言ったで向こうも混雑しているだろうけれど。

1) NGO 08:25 - OKA 10:50 (NH301)

自分にとっては定番ルートの一つ、NGO-OKA線。一つ困ったのが、今年に入ってセントレア出発が昨年までの08:35から10分繰り上がって08:25になったこと。これまで同様、浜松発06:32のこだま号にのり、名古屋着07:10。ここから駆け足で名鉄名古屋駅に移動して、07:20のミュースカイを捕まえれば、07:52に空港に到着するので、間に合うことは間に合いますが、もし07:20のミュースカイを逃して次の特急になると、以前はギリギリ間に合ったのが、今回はアウト。少しリスクがアップしました。まぁ、でもこの時間帯のフライトはやっぱりキツいですね。

今回はトラブル無く無事にセントレア到着。急いでセキュリティを抜けて、JAL/ANA共用ラウンジでトイレを借りて、6番ゲートに向かうと、Diamondの優先搭乗が始まる頃でした。10席あるプレミアムクラスは満席だったけれど、エコノミーは半分も埋まっていないような状態で出発です。

この日は朝から小雨模様で、自宅を出るときには何とか傘無しで移動出来ましたが、新幹線に乗った頃から結構本格的に雨が降り出しました。空港から離陸しても、暫くはベルトのサインが消えず、結構過ぎてからミール配布になったくらい。この日は、使用機材がB767-300で、2-1-2の配列ですから、真ん中の一人席を予約してあり、左右に気を遣うことも無くゆっくり出来たのは幸いかも。左右に気を遣うことも無いので、食事の後は仕事で使うプレゼンテーション用のPPTの更新をしているうちに時間が過ぎていきました。

沖縄周辺は、雨は降っていないようでしたが、結構厚い雲に覆われていて気流の状態は悪そう。このフライトでは、離発着時に下部や前方のガンカメラの映像を流してくれていたんですが、那覇空港のRW18から着陸進入した時、前方の様子を写しているガンカメラの映像が左右に大きくバンクしながら滑走路が近づいてくるんですよね。多分20~30度位、左右に傾いたんじゃ無いだろうか。正直その映像を見ていて「あっ、ゴーアラウンドか」と思ったくらい。気流が悪くて、ガタガタ機体が震えながら着陸したことは何度もありますが、この時のようにシーソーのように左右に傾きながら着陸したのは多分初めて。結構ドキドキしながら着陸して、問題無くタッチダウンした時にはホットしました。

那覇空港には定刻通りに到着。乗り継ぎ時間が1時間一寸でしたが、メールチェック等したいので、直ぐに到着階の1Fから2Fに上がり、ANA Suite Loungeに入って出発までの時間を潰しました。

2) OKA 12:00 - NRT 14:30 (NH2158)

この日は時間が有ったことと、価格の安さ(=PPコストの安さ)から、OKA-NRTの往復をすることに。暫くラウンジで時間を潰した後、成田行きの搭乗ゲートに向かいました。この成田便、沖縄の米軍関係者の移動用シャトルみたいな物ですから、ゲート前はアメリカの何処かの空港のような状態。この日のフライト3回の使用機材は、全て同型のB767-300でしたので、プレミアムクラスも2-1-2×2列の10席。先のNGO-OKAでは満席でしたが、このフライトでは半分は空席でした。一寸ビックリしたのは、チーフパーサーのCAさんが、機内アナウンスをするときに、日本語、英語と話して、さらに中国語(北京語)でも繰り返していたこと。成田行きなので、中華系の乗客も多いんでしょうけど。でも、流石に全てのアナウンスを中国語でするほどでは無かったらしく、結構端折ったり英語で終わる場合も。でも、無いよりはましかな。ただ、アクセスとというか四声がちゃんとしていなかったような気がするけれど...

このフライト、先の到着便がそうだったように、離陸してから暫くは風の影響なのかかなり揺れました。「揺れる」と言うよりは「揺さぶられる」と言った方が良いのか。高度を上げて、暫くしたらやっと安定してくれてホッと一息でしたが、この日はこの後また沖縄に戻ってくるので、また最後に揺れるのかな、嫌だなぁ等と想像していました。

このフライトは、朝早かった疲れが出て、食事後はウトウト状態に。気がついたら、そろそろ成田空港への着陸態勢に入る頃でした。大島から房総半島を反時計回りに回り込むようにして、B滑走路側のRW34Rに到着。ここから、またB滑走路を横の誘導路をうねうねくねくねと戻ってきて、第二ターミナル横を通過して、第一ターミナル第五サテライト東側のスポットに到着しました。成田は、国内線沖止めなんですよねぇ。この日は天気が良かったから良いけれど、雨の日などは最悪だなぁと思いつつバスに乗車して、第五サテライトしたに到着して、ターミナル内に入る事が出来ました。

個々での接続時間は3時間ちょっと。機内食は食べている物の、量的にも時間的にも物足りないので、そのまま5Fに上がり、中央ビルのレストラン街で遅い昼食を摂ることに。その後、TSUTAYAで少し文庫簿などを物色してから、再び1Fに降りて、ANAのArrival Loungeへ。前回は入れないほどの混雑具合で春節ということもあり入れないかなと危惧しましたが、この日はかなり空いていて席も簡単に見つけることが出来たし、サンドイッチやお握りなどの軽食類もあらされること無く普通に提供されていました(笑)。ここで、また暫く時間を潰した後は、この日最後のフライトで再び沖縄へ戻ります。

3) NRT 17:55 - OKA 21:05 (NH2159)

ラウンジを出て、一度3Fに上がり、セキュリティを抜けてから再び1Fに降りて、国内専用のバス搭乗ゲートへ。ここから、ほぼ同じ時間帯に、新千歳や福岡等、日本の主要空港へ接続便が飛んでいくわけですが、もうね、アメリカの何処かの地方空港のような雰囲気。売店や軽食のスタンドがあるんですが、メニューやポップは英語だし(笑)。

定刻通りに優先搭乗が始まり、バスが満席になったところで沖止めされている機材へ移動します。もしかしたら、先ほど搭乗した沖縄からの機体にまた乗るのかなと思ったんですが、機内設備のプロジェクターが違っていたので、同じB767-300でも別の機体のよう。搭乗率は半分くらいの感じで、多分搭乗用バスは3台で終わったような気がします。

定刻通りに成田を出発。また一路沖縄を目指します。この日最後のフライトで、多分ホテルに到着したら夕食は食べられないと思ったので、飲み物にワインをお願いしたけれど、食事の相性が悪くて失敗でした。食事はお摘まみ系の内容だったので、日本酒とかワイン以外の方が合ったかも。食事の後はiPhoneで音楽を聴きながらうつらうつらしているうちに到着。朝と同じく、RW18から着陸して、反対側のターミナルまで戻ってきましたが、もうほとんど到着する機体が無いからでしょうか、いつものよりスピードが出ていた気がする。

33番ゲートに入りましたが、それ以外のゲートはもう閉まっていて、やはり24時間空港とは言っても、21:00を過ぎるとこんな感じなんだと妙に感心してしまいました。去年も一度似たような旅程で沖縄泊したことがありましたが、こんな感じだったかなぁ。そんなことを思いながら、急ぎ足でバゲッジルームを抜けて2Fに上がり、ゆいレールの那覇空港駅へ。ここからこの日の宿泊場所であるDoubleTree by Hilton Nahaへ向かいます。(続く...)

Picasa終了

Googleが5月1日でPicasaを終了するというニュース。Google Photosは、一度試したことはありますが、アップロードした写真サイズが最大で1600万画素に制限されると聞いて、直ぐに止めてしまったんですよね。Picasaは、色々今でも利用しているんだけど、Google Photosって、アルバムみたいな機能はあったっけ? ちょっと調べてみないと。

個人的に気になるのは、今のPicasaは容量増やしているんだけど、Google Photosに移行したらどうなるんだろうか。容量無制限ということで売り出しているわけだから、Picasa分はそれに吸収されるとしたら、今契約している容量増量分はキャンセルしたいところだけれど。あと、URLはどれだけの期間リダイレクトしてくれるのかも疑問。なんか、色々面倒だなぁ...

利用していて残るGoogleのサービスは、GmailとこのBloggerだけれど、これらも何れ別のサービスに吸収されるのだろうか。特にBloggerは危なそうな気がするんですが、今のところGoogleのいろいろな告知ツールとしても利用されているから、その間は大丈夫かな。使いやすいとかそう言うことよりも、これまでのデータがどうなるのか心配。うーん、正直なところだんだん面倒くさくなってきた(笑)。

こういうITサービスも、電気とか水道とか道路とか、社会インフラの一部と言っても良い時代になってきているのだから、一度提供しだしたサービスに関しては、ちゃんと責任を持って対応する事が必要。そうなると、提供側企業の負担も増えるわけですが、それはこう言うサービスをビジネスにする以上仕方ないと言う事ですね。

2016年2月13日

日米航空再交渉

羽田の昼間発着枠をめぐる日米航空交渉。本来は今週初めに予定されていたものが、米国側の都合で来週に延期。今回初めて知りましたが、単純に昼間の枠を追加するんじゃ無くて、昼間追加して深夜帯は削減するんですね。それはちょっと残念かも。昼間に10枠追加されると、現在8枠ある深夜帯は2枠に削減されるとのこと。多分、ハワイアンは到着時間帯が良いから、そのまま深夜枠は残して、UAやAAのSFO/LAX行きが運休されて昼間に移動するんだろうなぁ。

10枠というと、日米の航空会社それぞれに1枠ないし2枠ずつくらいでしょうか。仮にUAが2枠とったとして、ANAと合わせて3無いし4枠。ANAは、今のNRT-LAXの深夜便をそのまま昼間便にするんだろうか。UAもHND-SFOを昼間に持ってくるんでしょうね。新規航路は開設されるんでしょうか。ANAと被らないところに持ってくるんだろうけど、余り無いですよねぇ。Boston当たりに就航してくれると、個人的には嬉しいけれど。

いずれにしても、羽田発の米国行きは正直なところ成田発便よりも利便性が良いし、当然羽田に飛んできて戻るから、到着便にしてもお昼頃あるいは午後の早い時刻に日本に戻ることが期待出来ます。同じ時刻に成田に到着しても、東京駅までの移動時間に2時間近く掛かることを考えると、やはり羽田便利用に軍配が上がります。ANA便にしてもUA便にしても、競争が厳しくなりそう。ただ、その分成田発に余裕が出来て、アップグレード枠が増えてくれると個人的には使い分けできて嬉しいのだけれど(笑)。

さて、交渉はどうなるんでしょうか。正直なところ、どうなってもDLが納得する結果にはならない気がするんですが。

不倫からのリカバリー

不倫騒動の宮崎「育休」議員。ちょっと意外にも、議員辞職をして、見た目的にはスッパリ責任をとった感じ。多分、かなり派閥の重鎮連中とか奥さんとかから言われたんでしょうね。個人的には、自民党離党位でお茶を濁すのかなと思っていたんですが。

別に彼を応援する気持ちも無いし、実は今回の不倫がたまたま魔が差したのか、元々そういうフラフラした性格なのか、あるいはハニートラップなのか分からないけれど、潔く辞任したことで、彼は次の選挙へ首の皮一枚残したんじゃ無いだろうか。辞職したことで、ある意味「無職」になったわけだから、正々堂々と「主夫」をして、子育てをしても良いんじゃ無い。それこそ、前々から言っていた「育休」をやるつもりであったなら、別に新しい事をやるわけじゃ無いし。で、多分最初は非難されるだろうけど、その育児記録みたいな物を、自分のブログに定期的にアップしていく。その中で、育休に関しての問題点なり課題なり、いろいろな発見を提起していくことは決して無駄なことでは無いはず。そういう活動をちゃんとしていけば、早ければ今年の夏、遅くとも来年にはあるはずの衆議院選挙で復活することも可能では。彼の政治的力量はどの程度か分からないし、別に期待しているわけでも無いけれど、少なくとも政治家として「育休」を提起してあれだけのことを世間に訴えたんだから、不本意ながらも時間が出来た今こそ、それを実行するときでは。そうすれば、多少は世間の目も少し変わってくると思う。

奥さんの方も、決して満足しては居ないと思うけれど、でもこれで完全に主導権を握ったわけだから、この先何があっても有利なのは確か。本来なら離婚したいところなんだろうけど、なんと言っても子供が生まれたばかりだし、その父親は不本意かもしれないけれど、この宮崎議員なわけですからね。いきなり、シングルマザーとして子育てするのは子供にとっても不幸なことだろうし。ただ、将来この子が物心ついて、自分の両親のことをWikiとかで調べたら、ちょっとショックかも。まぁ、そういう恐れも想定して、父親としては暫くは「主夫」として精一杯努力しないと。本人は不本意かもしれないけれど、変な言い方だけれど、「議員辞職」は上手い落としどころでは無いだろうか。大体諸先輩の中で不倫騒動を起こしても、役職を辞任した人は居るけれど、辞職までした人は居なかったわけで、そういう意味ではこれまでの不倫議員の中では一番しっかりしているのかも。

まぁ、元々はそんなことをやるべきじゃ無いし、しかも出産の直前になんていうタイミングも考えられない欲求を何とかしろよと小一時間、ですね。私も男の端くれだから、色濃いの魅力に惹かれることは分からないでは無いけれど、でもそれだってTPOっていうものがあるでしょう。それ位の分別が付かない人間が、国民の代表なんて言う事は言わないで欲しいなぁ。別に、分別があれば、不倫してもOKという分けじゃ無いけれど。最も、この人は前科があるようなので、多分このまま消えていくんだろうなぁ。

この先コンピューターでやること

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、この先PCでやること・やるべき事について。私が子供の頃(小学生位)、欲しくて欲しくて仕方が無かった物の一つが「百科事典」があります。20巻くらいに分冊されているものや、厚い一冊の物とか、幾つかタイプがありますが、特徴的なのは、当時としてはとても綺麗な写真や図解が付いた「本」であったこと。元々、何故か読書好きで、「事典」の類であっても、その写真や図解見たさに毎日ページをめくるのが楽しみで、そのお陰で後年科学的な事に目覚めたのかもしれません。

最初に自宅にあったのは、確か小学館の百科事典で、「あ」から「ん」まで20巻くらいに、世界地図とかの別冊が確か4~5巻付いていた気がします。で、なんでそれが自宅にあったのかは、もう分からない。私は、まだ小学校に上がるかどうかの時だったから、私用にかったとは思えないし、教育のために交うほど当時の百科事典は安くなく(確か数万円したんじゃないだろうか。今の貨幣価値だと10倍位は行くと思う)、それが不思議でした。でも、その本を見るのが楽しみで、学校の図書館なんかでも良く別の辞典を借りてきたりしました。ただ、その後、その百科事典が買い換えられることは無くて、高校卒業をして浪人のために自宅を出たときもありましたねえ。社会人になってからも、おいてあった気がする。流石に、自宅を建て替えたときに処分したと思いますが...

それが今ではGoogleです。あるいはさらに進化してSiri何て言うのもあります。さらには、Pepperなんていう奴が、自宅に居てこっちが聞く前に答えたりします。「PCの定義」をどう決めるかにも寄りますが、今のテレビなんはPCみたいなものだし、スマホだってそう。一寸したデジタルデバイスは、中身はほぼPCみたいなもので、CPUがあり、システムメモリーがあり、I/Oがあり、ディスプレーが有り、と仕組みだけ見たら立派なPCです。そういう意味で、どんどんPCは我々の生活の中に溶け込んでいるんですよね。ただ、外観だけは、昔ながらのデスクトップやクラムシェルのノートブックPCが残っているから、それらだけを「PC」と呼ぶこともあるけれど、実はあちこち隠れている。大体、最近の車なんか、PC相当のユニットが何個も入っていて、それがLAN(ハーネス)で相互通信しながら動作するわけですからね。自動運転じゃ無い、最近の車ですらそうだから、自動運転とかになると、どうなるんだろうか。

「PCで何しよう」と思っているうちは、まだまだやるべき事が残っている証拠でしょうね。そのうちに、PCという存在が忘れられて、例えば検索するときには手元の端末に問いかけるだけ、メールだって、今のテレビのマルチスクリーンみたいに相手のアバターを呼び出して伝えれば、それがテキストにもビデオにもなって相手に伝えられる。やってることは、PCを利用したものと同じだけれど、PCの存在がどんどん裏方になっていくのがこれからの姿でしょうね。だからパソコンだって、実は形は今のクラムシェルと変わらないけれど、実は今の雑誌のようなデザインになるかもしれないし、カバンやバインダーがそのまま画面や入力装置を備えるようになるかもしれない。2020年には、そんな時代の兆しくらいは感じさせて欲しいものです。

2016年2月12日

重力波発見?!

米国の「LIGO」チームが、初めて重力波観測に成功した、というニュース。日本の「かぐら」チームも準備を進めていたけれど、一足先に観測を再開していた米国チームに先を越されましたね。ただ、先陣争いには敗れたけれど、この後検証作業や、もしかしたらさらなる発見もあるだろうし、かぐらにも頑張って欲しいところ。

重力波と言えば、SF小説の定番素材の一つで、一番多く使われるのはワープから離脱するときに空間の歪みが発生して、それが重力波の乱れとして観測される、と言う筋立て。あいるは、電波では何万年も掛かるような遠距離との通信にも使われたりしますが、そんな時代になるのはまだまだ遠い未来でしょうね。言ってみれば、今回の重力波の発見というのは、人類が始めて二足歩行を獲得した頃位のタイムラインじゃ無いだろうか。

今回は「重力波」というこれまで道の存在だった物が確認されたところなわけで、これをどの様にしたらその発生現場の様子が可視化されたり、検証可能な状態に情報化できるか、研究が始まるんでしょうね。記事にも書かれていますが、これまでの方法では観測できなかったブラックホールの中身も観測出来るようになるとのことで、そうするとこれまで不明だった多くの謎は勿論、新しい理論も開発されて、やっとワープ航法の原理が作られるかも(マテ)。

しかし、100年前にこの重力波を予言していたアインシュタインは、やはり「天才」と呼ぶに相応しい人物だったと改めて認識しました。氏の業績に感謝。

UAのキャンペーン

UAから2月のDMが届き、いろいろと旅心をそそられるキャンペーンのお知らせも(笑)。

まず最初はGuam行きの春のセール。G.W.中の一部期間を除き、5月31日までの出発便が対象。最短2泊から最長7泊までで、2月29日までの限定販売との事。Guam便は、通常でも7~8万円台、安いときには6万円台でBusinessFirstが取れますから、それと比べてみてもそれ程お得という雰囲気では正直無い。でも、時差もほとんど無いし、ちょっと週末息抜きに行くには良いところなんですよね。成田発21:30頃のフライトなら、都心部からでも仕事帰りに間に合うし、到着は深夜過ぎだけれど翌日一日遊んで、その翌日に朝一で戻ればお昼頃には帰宅できます。BusinessFirstで往復すると、5200PQM位付くので、それ程お得感は無いのですが。

同じリゾート行きでは、1月31日までの予定で提供されていた、Hawaii行きのキャンペーンが2月29日まで延長。4月25日までの出発なんですが、スケジュールを見てみると、日数は少なくなるけれど5月、6月、7月にも設定されている日があるので、余り焦らなくても良いかも。5月か6月位に一度行きたいなぁと想いが大きくなってきています(笑)。MLBのスケジュール次第では、西海岸の例えばSeattle当たりにまで足を伸ばして、試合観戦でもしようかと思案中。

そして三つ目が、関空発SFO行きのキャンペーン。KIX-SFOの単純往復だけでなく、LAS、EWR、MCO、LAX、BOS、SAN行きの割引運賃も設定されているとのこと。確かに日にちにも寄りますが、ちょっとお得です。でも、同じ日程で成田発にしても、そんなに変わらない。それなら、色々便利な成田の方が良いなと、今は思っているところ。それに、関空から浜松に戻る時って、新幹線の接続が悪いんですよね。あっ、それに関空にはANA Suite Lounge無いし(笑)。

G.W.の最後にはSingapore行きを既に予約済み何ですが、G.W.前の試合予定が無くなってしまい、予定が空いてしまったので、G.W.の前半に掛かるような感じでフライト予定を入れてしまおうかと思案中。あるいは、やはり今のところ予定が空きそうな、6月、7月かなぁ。実は、新しい仕事が今月から入ってしまい、もしかしたら何年か振りに出張が入るかもしれないので、そちらの予定が決まらないと後々キャンセルすることになるかもしれないのが、一寸危惧しています。仕事でマイルが溜まる空を飛べるのは嬉しいけれど、さてどうしようか... UAも罪なタイミング、罪なキャンペーンを送ってきたものです。

Googleの自動運転

Googleが開発している「自動運転車」の運転AIを「ドライバー」として認める方向という記事。日本や欧州で開発されている「自動運転車」が、通常の自動車にAIを付けて人間の運転補助をするデザインなのに対して、Googleはハンドルも付けないんですね。これは知らなかった。確かに、ハンドルやその他マニュアル操作の要素が入ると、センサーで認識した状況に突発的要素が入るわけだから、計算が狂う可能性は高くなると思うけれど。

AIをドライバーとした場合、保険などはどうなるんだろうか。AI自体に支払い能力は無いから、その車の所有者名義になり、何かトラブルが発生した場合は、その所有者の責任になるんでしょうね。米国内ではどうなるか分からないけれど、日本では揉めそうな気がする。

この自動運転車のAIに、今のSiriのような対話型のI/Fが付けば、少なくとも日々の買い物とかちょっとした近郊に出かける場合は、本当に車に入り行き先を告げるだけで十分になりそう。そうなると、一寸馴染みのお店に出かけて飲んで帰るときも、代行を呼ばなくてもこの車を利用するなら「飲酒運転」にはならないだろうなぁ。

例えばファーストフードのドライブスルーのように、この車でそのままオープンタイプの店舗に入り、そこで買い物とか食事が出来るような施設なんてどうだろうか。自宅から出かけて、一度も車を降りずに買い物も食事も出来て、そのまま又自宅に戻るような生活が可能になるのでは。店舗の敷地に入った後は、その店舗からの経路情報とか停車場補情報をAIドライバーが受取り移動するようにすれば、店舗側も混雑緩和が可能になるだろうし、場合によっては買い物をしたバッグなり小型コンテナを、そのままこの車に装着できるような仕組みもあるかもしれない。多分、車の動力は電気自動車だろうから、仮にそのまま室内に入ってきても、スペースさえあれば排気ガスなどの問題も生まれないだろうし。

あるいは、例えばオーナーが散歩するときには、後からついていって、何かあったら帰りはこの車を利用して帰宅できるとか、健康のために近くのスーパーやモールへ行くときには、オーナーは徒歩で歩いて行き、車は無人でその場所へ行き、帰りは荷物を運んでまた戻ってくる、というような事も可能かも。これを利用すれば、例えば今は自宅に配達される宅配も、例えば深夜に車が自動的に集配所に移動して、そこで荷物を搭載して又自宅に戻ってくるなんて言う事も可能かも。そうすれば、宅配業者は配達ロスも避けられるし、重複した荷物も一気に処理できるし、一石二鳥では。スーパーなんかの配送も、それこそスケジューリングして、この無人運転車が決まった日時に決まった場所へ自動的に移動して、そこに購入した物を入れて貰うとか、逆に配達して欲しい荷物をピックアップしてもらうとか、物流のベクトルを逆に向けることで、今はロスしているコストを改善することが出来るかもしれない。

マンションとかアパートなどで複数の住人がいる場合などは、共同で一台の自動運転車を保有して、この子がまとめて集荷や配送をしてくれればいいわけで、例えば10家族居る場合は、半数くらいの台数があれば効率よく利用出来るんじゃ内だろうか。どうしても急ぎで、この日のこの時間帯に必要とか言う場合だけ、今のように配送するようなことにすれば、かなり効率化出来るような気がする。勿論、配送業者側も無人車で配達する事も可能だけれど、その場合は荷物のピックアップをそれぞれの配達先でどうするかという問題もありそうだし。でも、集荷場から集荷場へまとめて荷物を送るような部分は、この自動か運転でやっても良いかも。それこそ、深夜帯は無人運転のトラックが高速道路を順序よく並んで日本中を移動する様子が、あと何年か後には普通になるかも。

2016年2月11日

United Club

先月末で切れたUnited Clubのメンバーシップ。今朝UAからDMが届いていて、United Clubの有効期間が切れたけれど、2月中に登録してくれたら初期登録料のUS$50を値引きしますぜ、との事。一瞬気持ちが揺らいだけれど、円安もあって今登録するとUS$450=5万円ちょっと。最近米国内のラウンジや成田もリニューアルされつつあるとは言え、それだけのコストを出すのはどうかなぁ、と。さらに、何度も書いていますが、ANAのSFCも入手したので、AMCやUA MPの会員クラスに関係無くスタアラゴールドが確定。ですから、US国内旅行の時でも、UAのUnited Club利用が出来るわけで、ますますメリットを感じませんし。

私がラウンジ利用で優先するのは、兎に角座ってWi-Fiが利用出来てネットアクセス出来る事。仮に、United Clubメンバーには無料でWi-Fi利用出来るけれど、それ以外の利用者は有料、とかなれば一寸考えますが、それでも1回の利用は精々US$10位だろうから、利用回数を考えると会員費用よりずっと安いし。いずれにしても、当初の予定通り少なくとも今年いっぱいはUnited Clubメンバーシップ無しでどれだけUS国内移動が快適・不快か試してみようと思っています。それで特に変わらなければ、現状維持ということで。

ロボット作業員

産総研とAirbus、フランス国立科学研究センターで、飛行機の組み立て作業に日本の二足歩行ロボットHRP-2/HRP-4等を利用する研究が始まるという記事。記事にもあるように、人間の体格では作業が難しい場所での作業にはうってつけかも。1m20cmとか小型のロボットが最適の場所もあるだろうし、逆に2mとか大型のロボットが作業しやすい現場もあるかも。それぞに特化したデザインが出来るのも有利かもしれませんね。ただ、二足歩行ロボットも進化しているとは言え、不安定な製造中の機体の《修飾語の連続》中での作業に対応出来るのか。また、指先や手元の正確さは人間に叶わないだろうから、細かい作業は無理なわけで、どの程度の作業内容を任せられるのか、その当たりも不明。これからの研究課題なのかもしれないけれど。記事では、清掃作業、計器類の取付、計測などを行うと書かれていますが、逆にそれらの作業が今の作業工程のどれだけを締めているのか。極々少ない作業に投入するのは勿体ないし。清掃作業と言うのも、確かに単純作業でロボットに委譲するのは良いけれど、どれだけ綺麗に出来るのか難しいような。

確かPepperもフランス製だったと思うけれど、フランスってロボットに余り抵抗感が無いのかな。宗教観(キリスト教)から、欧米では人間の形に近いヒューマノイド型ロボットは敬遠されていると思っていたのですが。日本の場合は、アトムや鉄人28号からガンダム、エバと、ロボットと言えばこの形ですからね。ただ、機内での作業と言う点に絞るなら、ヒューマノイド型にこだわらなくても良いような気もしますが。

MRJやホンダジェットだけで無く、航空機産業ってこれからの「自動車産業」的な主力産業になると思うので、こう言う派生産業に関しても先に手を付けて優位性を確保して欲しいところですよね。特に日本が得意なロボットの世界ならなおさら。

停波問題

私も、もう40年以上もHAM(アマチュア無線)の免許を保持しているので、一般的な人よりも電波法とか、こう言う通信関係に関しては馴染みがあるし理解していると思うけれど、そういう立場で今回の「停波」問題を聞いていると、少なくとも高市大臣は法令に関して一般論を述べているだけで、特定の放送局がどうという話では無いはず。逆に違和感を感じるのは、この問題を報じるテレビやメディア各社が、この放送法が彼らに対してフリーハンドを保証しているように主張していること。つまり、放送局やメデイアは厳正中立公明正大で有り、その立場を疑うこと自体が圧力であり法律違反である、みたいな。

新聞社は「公共性」と言ってみても私企業であるから、ある意味何を報じても許されるんだろうが、放送局に関しては公共資産である「電波」を使用する免許事業である以上、その免許交付には制限やルールがあるのは当然のこと。一番重要であろう「基本的人権の保障」ですら、完全なフリーハンドを許しているわけでは無いんですからね。メディア各社が「自分達は公明正大に放送事業をしているから、何ら放送法に抵触することは無い」と言えば良いだけのは無しで、そこを「停波発言は圧力」とか言う出すのは、実は後ろめたいことがあるからでは無いだろうか、と普通は思います。

で、今の時代情報は検索すれば直ぐに色々見つかるもので、このTwitterのまとめをなぞってみると、細川政権時代に有名な「椿事件」が起こり、ここで元々はメディアの自主規制と思われていた今問題になっている「停波」に関して可能性が示唆されています。で、その後民主党政権時代にも、当時の総務副大臣が同様の答弁をしていて、今回の高市氏の発言も、それに準ずるもの。民主党が今回の発言を問題視するなら、先ずは自分達の立場を訂正しないと。

「停波」は完全に放送局としての終焉だと思うけれど、その手前の「行政指導」に関しては何度も行われています。これは「圧力」とは言わないのだろうか。停波されるよりも軽い処分だけど、それだった恣意的に何度も繰り返されれば実質的に圧力になるわけですよね。でも、それを否定しないのであれば、放送局側にも自分達に問題が発生することも理解しているわけで、それが過度に大きなものになれば、最も重い処分が下されることも理解しているんじゃ無いの? 勿論「知る権利」に繋がる重要な社会サービスであるから、どちらの側にとっても慎重に対応すべきだけれど、本来自助努力すべき放送局側が、この放送法を盾に自らの正義を言うのは変じゃないだろうか。放送に限らずメディアはこぞって高市大臣の発言を批判的に報道しているけれど、全体の話の流れの中で好きな場面だけを切り貼りする様な行為を「報道」と言うのであれば、多分誰も見なくなる、そっぽを向くと言う事をもっと自覚しなくちゃ。メディアが報じるべき事は、誰もが納得する、賛成する、合意するような事じゃ無くて、視聴者・読者が問題意識を感じて、賛成・反対二分するような内容こそが、メディアが報じる意味がものでは無いだろうか。

2016年2月10日

書く時計

今朝のCX系朝の情報番組「とくダネ!」を見ていたら紹介されていた「書く時計」。これは、記事にも掲載されているTwitterの動画を先ず見るべきだけれど、この発想は無かった。冷静に考えれば、多分カムを利用して、数字を書く機構を作り、それを時刻表示するために4個並べて、後はそれを駆動する時計部分を作る、と言うだけなら簡単だけどそれを実際に作るとなると大変。番組の中で紹介されていたけれど、実際に作り始めたのは昨年の10月頃から。設計も製作も全て自ら行い、ここまで出来たのは凄い。ただ、動力なる重りの長さの関係で数分くらいしか今は動作しないようですが、改良中とのことで完成形が楽しみ。

時計の全体像を見ていると、まさに昔の「お茶くみロボット」とかの、昔の日本の技術を昇華させた感じ。今ではモーターもあるし、いろいろなカムや歯車もあるからかなり自由度の大きな動作をさせることが出来るけれど、この「書く時計」の場合は水平方向の移動を以下にスムースに行わせるのかが肝なんだろうな。書かれた数字が凄く自然な感じですから。

最初にも書いたように、この自然な書き味を生むのは、腕木の部分を動作させるカムの形状だと思うんですが、そういう技術データを今度はデジタルデータに変換してモーター駆動に応用出来れば、義手とか義足を滑らかに動かすヒントになるかもしれない。そういう水平展開が出来れば、凄くみんなにとって有用だなと思います。素晴らしい発明は多くの失敗の中から生まれるわけで、その「失敗」というのはある意味大きな「無駄」の中から出てくるもの。無駄を無駄と思ってしまったら、そこからの前進は無いかもしれないけれど、無駄を大きな試行錯誤と思って続けられる気持ちだったり心意気だったりが、将来の成功に結びつくんだろうなあ。勿論、無駄なことだけをさせてくれるほど今の世の中は甘くないので、「無駄」な事はやっているんだけど、それを「無駄」と回りに思わせない事も重要。エンジニアと言えども、そういうプレゼンテーションスキルも身につけないと。そういう意味で、この「書く時計」は、インパクトもあるし、将来性も感じられるし、一つの「作品」として未完ながらも可能性を感じさせるところが凄く良いですよね。この才能を、是非どんどん延ばして欲しいなぁ。凄いロボットとか補助機構を作りそうな気がする。

「育休」ならぬ「浮休」議員

国会議員も育休を」と高らかに育休宣言をした自民党の宮崎議員。ところが、スナイパー文春に狙撃されてしまい、京都での「浮気?」行動が明らかに。良いことでは無いけれど、まぁ妻が妊娠中につい魔が差して、なんていう浮気行為は良く聞く話だけれど、国会議員が、しかも妻の子育てを助けるためにと大層に育休宣言した手前、これは無いだろうと小一時間。

感情的には「こんな奴の育休は取消だ」と言いたいところだけれど、奥さんの方ももしかしたら既に育休を期待して何か準備しているのかもしれないし、逆に今回の件で「育休」その物が風評被害的な影響を受けては本末転倒。逆に、元々予定していた期間の「強制育休」をさせて、その間の議員活動は凍結。歳費などは寄付させる、位のことはやらせてもよいんじゃないだろうか。

あるいは、奥様がこの旦那さん共々記者会見を開き、妻の前で旦那に頭を下げさせ、妻の口から「本人に深く反省させ、今後は良き父親として、国会議員として、誠心誠意活動させます」くらいのことを言えば、世間的には夫婦の事だと言うことになるし、それなりの落としどころになるんじゃ無いだろうか。

どこの政党も同じようなもんだけど、民主党当たりは、これをネタに自民党を責めたいところだろうけど、彼らの場合細野豪志議員の「モナ騒動」があるから、これもブーメランになるから言えないというのも情けない。

2016年2月9日

チケットレス新幹線

東洋経済の記事から、来年夏から東海道山陽新幹線がチケットレスになるかもと言う話。現在提供している、EX-ICやPlus-EXのように、特定のクレジットカードと紐付けするのではなく、交通系ICカードとクレジットカードが紐付けられていれば、交通系ICカード利用でクレジットカードにチャージされるという仕組みらしい。今使われているように、交通系ICカードのアカウントから料金を落とすのでは無く、それに紐付けされている親元のクレジットカードへ請求する仕組みを作るんでしょうね。でないと、上限2万円のSuicaでは新幹線利用するのにも大変だし。実は限定されているとは言え、手持ちのクレジットカードを決済利用出来るPlus-EXとそれ程違わない気もしますが、交通系ICカード利用というのがミソで、Plus-EXでは利用出来ない新幹線と在来線との直接の乗換が可能になります。専用クレジットカードを作成して利用するEX-ICでは提供されている機能ですが、これが大きい。

私は、仕事関係の新幹線移動ではPlus-EXを、個人関係ではEX-ICを利用していますが、Plus-EXでは直接乗換が出来ないのと、Plus-EX用のICカードを持ち歩かないといけないので凄く不便。EX-ICでは、モバイルSuicaを利用して、新幹線・在来線の乗換も可能だし、いつも利用するスマホのFeliCaがあれば良いから、いちいちカードを持ち歩かなくても良いし。さらにEX-ICでは、利用距離に応じてポイントが付、グリーン車へのアップグレードが可能になったり、最近ではこ号のグリーン車利用の特割も付いているし。さらに、料金も通常料金よりも700円割引されていて、これはEX-ICの乗車料金が新幹線駅間のみで精算されるから。通常浜松から横浜に行く場合、乗車券は浜松から横浜市内を購入しますが、EX-ICやPlus-EXは、浜松-新横浜の乗車券と、それとは別に新横浜から下車駅までの乗車券が必要に。その分をEX-ICでは700円安くすることで割高感を提言しているんですよね。Plus-EXは、それがない点も不満。だったら、せめてシームレスに乗換が出来るようにしろよと、小一時間。

この新しいサービスがモバイルSuicaで利用出来、今のEX-ICのような何か特典サービスが付帯されるなら、EX-ICやPlus-EXを解約して、それに一本化するのもありかも。ただ、先月末に発表された資料を見ると、今のEX-IC/Plus-ICのような申込制では無く、手持ちの交通系ICカードとクレジットカードを登録して直ぐに利用出来る仕組みらしいので、EX-ICのグリーンポイントのような特典は無さそうですね。外国人観光客も利用可能と言う事なので、余りポイント制度は嬉しくないだろうし。今のところの情報では、Plus-EXの代替にはなりそう。今のPlus-EXも、200円位安いのかな。ただ、専用のICカードを持ち歩かなくて良い事と、今は出来ない在来線と新幹線の直接乗り替えが出来るのは大きなメリットですから。と言う事で、詳細を待ちましょう。でも、来年の夏かぁ。まだ時間がありますね。

とうとう燃油サーチャージが...

NY先物市場でUS$30を切るまでに下落した原油価格。シンガポールケロシン価格もUS$50を割っており、とうとう燃油サーチャージが0円に4月1日発券分からなりそう。燃油サーチャージの推移を見ると、2009年に一度0円に戻っているんですね。ほとんど記憶が無い。その直前が3万5千円近くまで上がっていて、一気に下がり、その後2年くらいで再び3万円まで上がっていますが、この頃はちょっと旅行の予定がたてられなかったんじゃ無いだろうか。でも、自分の旅行記録を見てみると、2009年よりもその前後の2008年や2010年の方があちこち飛んでいるのは何故(笑)。

以前と異なり、現在では発券時期の燃油サーチャージが適用されるから、この発表によって初夏から夏休みの旅行予定を4月1日以降に発見する人が増えるのかも。となると、多少のコストアップ(日米往復で1万4千円)を我慢するなら、それまでに発券すると席が取りやすいのかな。一寸悩ましいところですよね。今のところ、シンガポールケロシンも安値安定状態を維持しているから、今の様子だと年内は0円で行きそうなんですが。

産油国としては、再び原油価格が上昇して収支が改善することを望んでいるんでしょうけど、どこも相手より先に値上げして出荷量を減らしたくないから、今のところチキンレースの様相。さらに、経済制裁を受けていたイラン原油の輸出が再開するから、供給量はますます増えるわけで、そうなるとこの原油安(昔に比べるとまだまだ高いけれど)は、まだまだ続くのだろうか。それに連動してでは無いだろうけど、今朝のドル円レートは、一気に115円台まで円高にシフト。数日前には117円台になり、一寸ビックリしましたが、さらに今日の相場は荒れそう。輸出入に依存している企業にとっては、おちおちしていられない状態が続きそうですね。

最近の自分の旅程検索は、どうしてもAMCの方に注意が行きがちなんですが、これを機会にちょっと国際線=UAでの旅程を考えてみようかと思案中です。暫くまともにUAで飛んでいないので、何となくあの雰囲気が懐かしくなってきたこともありますし(笑)。今まで有料だったものが無料になると聞くと、それが本来の姿であっても、何となく得をするような気分になって、何処かに出かけようという気になりますね。まぁ、旅行代理店やキャリアーの思うつぼなんだろうけど。

あぁ、Panthers...

昨日開催されたSuper Bowl 50。最初からPanthers、特にNewtonの調子がなんか変だなぁと感じたままに試合は進行。久しぶりの大舞台と言う事で、上がっていたような感じでした。勿論、一寸神がかったような印象すら受けるBroncosのDefenseが素晴らしかったこともあるけれど、その切っ掛けとなったのがFGを取られた後のPanthers最初のOffense DriveでのNewtonの元気の無さだったような気がします。画面を見ていて、「あれ? びびってる?」と感じたくらい。そう言えば、Panthersがまだルーキーチームの時に始めてSuper Bowlに出場した2003年の時も、そんな印象を受けたけれど、やはりまだ若いチームだからかだろうか。そういう意味で、2016年シーズンは今回の経験を生かしてSuper Bowl Championを狙って欲しいなぁ。これで日米のフットボールシーズンはひとまずお休み。ちょっとつまらない期間が暫く続きます。

2016年2月8日

Super Bowl 50

今日は、試合が終わるまで仕事にならないな(爆!) 知り合いの友人は、Levi's Stadiumで観戦しているらしい。羨ましい...

docomo ID

今朝起きて、いつものようにスマホ(docomo)を確認したら、ID認証が必要と言う事で、幾つかのアプリがペンディングに。メッセージを見てみると、docomo IDがロックされているので、メール受信とかアプリの更新が保留されているらしい。理由は分からないのですが、時々こう言う事が起こります。最初は、自分が何か失敗したかなと思っていたんですが、一週間程前にPWを変更したところで、その後は変更したPWで使用出来ていたので、一寸腑に落ちません。一応、ロック解除の手続きをして元の状態に戻すことは出来たんですが、ここで何となく気がつきました。もしかしたら、PW解除のアタックでも受けていたのだろうか。

通常不正なPW入力を続けて行うと、そのIDはロックされます。少ない場合には連続して3回とか、多くても10回位。巡回型のロボットを使って、適当な文字列でdocomo IDを設定して、そこにPWの文字列を流し込んでいるんだろうなぁと推測。docomo IDの場合、最大20桁までPWを設定出来ますから、変更しておこうかと思案中。ただ、私の場合会社のシステム用PWが90日以内に変更しないといけないので、それを変更したときに個人所有のアカウントなど全てのID/アカウントのPWも更新するようにしているんですが、先日更新したばかり。まぁ、docomo IDだけ変える手はあるけれど。それでも、docomo ID以外のアカウントではこう言う事は無いので、やはり狙われているのかもしれませんね。ちょっと注意しないと。

北朝鮮のミサイル

昨日発射された、北朝鮮のミサイル。表向きは「人工衛星」と言っているけれど、そんなことを信じる人はほとんどいないでしょうね。最初の頃のノドンとかテポドンの時には、「あーあ、またやってるよ」くらいの印象しか無かったけれど、流石に国家の威信をかけて開発しているだけあって、前回とか今回などはかなり実用的なものになっている気がします。噂では、ロシアから技術導入しているらしいけれど、それでもあれだけの物を作るのだから侮れません。未だにロシアと共同開発して打ち上げられない何処かの国とは大違い(をぃ)。

このままエスカレートしていくことは先ず間違いないのですが、それに対して回りの国はどう対応すべきなのか。韓国などは、今でも北朝鮮とは休戦状態なわけで危機感を持たないといけないのに、ほとんど頼りにならない。中国は、実質的な北朝鮮の獲得者なわけだけれど、どうもじゃじゃ馬気味になってきていて手綱を締めるにも締められない状況に。中国としては、行かず殺さず北朝鮮という緩衝地帯が存在してくれていることが一番の利益なわけで、そういう意味で現状は悪くは無いのだけれど、悩みの種は自らのコントロールを逸脱しつつあることで、そうなるといつ自らの意図から逸脱して暴走するか分からない。流石に今回の行動には中国も少し真面目にならないといけないけれど、多分非難はするけれど具体的な行動は何もしないだろうなぁ。

仮に北朝鮮が何発かのICBMを保持した場合、何か脅威が生まれるかというと、今のところはそれ程では内容な気がします。一つは、ミサイル自体は飛ぶかもしれないけれど、それまでの準備時間が長すぎて、いざとなれば発射前に発射台ごと攻撃するだろうし。勿論、だからといってこう言う攻撃装置の開発を認めるわけじゃ無いけれど。日本もレールガンとかレーザー砲とか、PAC3よりも効果的な防衛手段開発を考えた方が良いんじゃ無いだろうか。後は、やはり早期警戒機・早期警戒衛星とか。まぁ、それで騒ぐ人達もいるだろうけど、そういう人達は「話せば分かる」と言っているのだから、是非北朝鮮とか中国へ行って話し合いで解決してほしいところです。

2016年2月7日

VAIO Phone Biz

事実上、VAIO「初」となるスマートフォン「VAIO Phone Biz」。Windows Phoneが全くないわけでは無いけれど、記事にもあるようにiPhoneとAndroidtがほぼ二分している日本のマーケットにおいて、わざわざ「Windows Phone」を選択する利益なりを見つけることは、なかなか難しい様に思いますね。多分PCメーカーとしては、「PCとスマホの融合」という言い方をするしか無いと思うけれど、すでにiPhoneとAndroidがマーケットをほぼ埋めている状態で、それでPCとスマホを併用していても問題無い状態でもあるところに、そういう訴求内容を提示してみても、どれだけの人が興味を示してくれるだろうか。

「Windows」と言うキーワードは確かに大きいと思うけれど、これもPCで操作することとスマホで操作することは全く異なるもの。大体、Windows8で大々的にアナウンスしたタッチ操作ですけど、結局Windows10ではまた元に戻りましたが、スマホになればタッチ操作が本流。そういう意味で、Windowsという共通項で括っても使用目的が異なるケースでどの様に利便性なり有用性を訴えるのか、結構厳しいと思うんですよね。

仮に、Windows Tabletがもう少し普及していれば、もう少しスマホへの移行も考えられるけれど。結局、2-in-1という折衷案に落ち着きつつあるわけですから、スマホにしてもContinuumを使用した提案は良いけれど、どの様にPC環境と折り合いを付けるのか疑問。VAIO自身、富士通、東芝のPC部門との統合が言われているけれど、その場合もこのスマホビジネスは続けるんだろうか。ホールディングを作り、その下にそれぞれのブランドがブル下がるという話ですが、それでも個々の採算性を考えていくだろうし、その時にこのスマホビジネスがそれなりの利益を上げるとは思えないけれど。いずれにしても、暫く様子見かな。

春節

「春節」あるいは「旧正月」と言えば、中華系の人にとっては一年で最大のイベント。旧正月の元旦は、明日8日だけれど、週末も合わせてすでに春節の休暇は始まっています。今年一寸ビックリしたのは、二週間くらい前からすでに春節の休暇で日本への渡航客が増えているニュースをしていること。以前は春節を挟んで二週間くらいの休暇を取るのが普通でしたが、最近は一週間位が普通。仮に二週間休むとしても、精々春節の一週間くらい前じゃ無いかと思うんですが、ニュースなどによると、本来の春節休暇で帰省する前に、日本に爆買いツアーに来てお土産品などを購入するので、早め早めのスタートになっているらしい。そう言われると凄く納得できます(笑)。

去年の訪日外国人は、1973万人と、ほぼ2000万人に到達。その中で、中国からの訪日人数はほぼ500万人に達していて、4人に1人が中国からの観光客という時代。ここ最近でも、空港型免税店や免税品を簡単に購入出来るサービスの話題が幾つも登場しているけれど、何か日本全体が「観光立国」に向けて一気に進んでいる雰囲気すら感じます。でも、「観光立国」と言うのであれば、2000万人程度ではまだまだ不足で、3000万人4000万人規模の訪日があって始めて「観光立国」という言い方も出来るのでは。

中国の場合、大きな連休期間と言う意味では、この1月2月にある春節、5月1日のメーデー、10月1日の建国記念日の三回。この期間に訪日する人が増えるのは以前も同様でしたが、最近では日本の観光シーズンやイベントシーズンに合わせて訪日する人も多いみたいですね。例えば、3月後半から4月の桜の時期とか、年末年始の雪の時期とか。そういう意味で、早くも中国からの観光客のツアーパターンが、一つ階段を上がったような気がします。勿論、人だけは沢山いる国ですから、まだまだ日本の良質で安価な商品購入目的で訪日する人も多いのでしょうけど、最近は「代購」なる、日本で商品購入と発送をするビジネスも活況なようで、単に商品購入だけが目的の渡航はこれからは減るでしょうね。だから、訪日客数は数年後には逆に減るかもしれない。そこからどの様なビジネスモデルを仕掛けるのか、そこが次の課題でしょうね。まずはレピーターを増やすことが一番。TDRがあれだけ好調なのは、やはりレピーターが多くいること。

「日本最高」などと煽るつもりは全くないけれど、今の中国の窮屈な体制を見れば、まだまだ日本の日常は十分に魅力的な「商材」です。爆買いツアーで、マナーの悪さ等の悪評もまだまだ残るけれど、日本人が何十年も前に「農協ツアー」で顰蹙を買った事を思えば...  最も、日本の人口の何倍もの人口を持つ中国ですから、その顰蹙の度合いも日本人の比ではないだろうけど。ただ、そうやって外の世界を見て経験して知ることで、彼の国も少し前進してくれることを祈るだけです。それまで、じっと春節の嵐が過ぎるのを待つだけです(笑)。

台南地震

台湾の高雄・台南市付近で発生した地震。20階建てくらいのマンションが、足下をすくわれたようにパターンと横に倒れている様子が何度もメディアに登場するけれど、そういう倒壊したマンションの様子とは裏腹に、その周辺はそれ程被害を受けている様子がありません。報道では、20年くらい前に建てられた建物で、現在の耐震基準を満たしていないものらしい。実際倒れた土台部分の根本を見ると、鉄筋が何本か真っ直ぐに柱部分から出ているだけで、素人目にも余りちゃんと鉄筋が組まれていた様子がありません。台湾も結構地震の多い地域で、昔から何度もそれなりの規模の地震が発生しており、それなりに耐震基準とかも整備されていたと思うんですがどうなんだろうか。最も、例によって手抜き工事の可能性もあるみたいで、そうなると一部の建物だけ被害が大きいことも何となく納得できます。勿論、被災された方や亡くなられた方はそうはいかないだろうけど。

最近浜松の街中で目に付くのが、遠鉄の高架橋の工事。多分耐震工事だと思うんですよね、高架橋の柱部分が養生用の膜で覆われていて、柱を太く頑強にしているようです。遠鉄の西鹿島線は単線路線だから、一本柱の上に線路の部分が設置していますが、見た目だけ言うとやはり少し脆弱な印象は拭えません。浜松駅から新幹線で通勤しているときに見える東海道線の高架橋も、所々工事用の養生シートで覆われていて、こちらも耐震補強工事をしているみたいですね。高架橋だけでなく、20年、30年以上前に立てられた振るい耐震基準の建物もまだまだ多く残っているだろうし、浜松やその他日本国内の建物も、もし万一の時には台湾のような光景が不幸にして生まれるかも。

危険だからといって、直ぐにその建物が取り壊せるわけでも無く、それでも耐震補強工事が出来るならまだましな方で、ズルズルと後回しにされている内に本当に地震が発生して被害が生まれることの方が多いんでしょうね。色々事情はあるものの、金銭的なものだけで無く、最近は建築業界の人手不足・資材不足もあるから、着手できるとしても時間が掛かるだろうし。自宅も、父親が建ててからもう20年以上経過していて、実は耐震基準としては古いものを規準にしています。だから、リフォームするときには新しい耐震基準対応にしなきゃいけないわけで、何年後かにリフォームするとしてもなかなか大変そう。さらに、古い様式の立て方をしているので、結構屋根が大きくかつ瓦葺きだから、トップヘビーな印象もあります。父親がやるのか、自分がやるのか分からないけれど、リフォームするとなるとこの屋根の荷重を減らさないといけないなと感じています。知り合いの建築屋さんが建てたので、土台や柱部分は結構頑丈にしてくれているんですが、だからといって必ず安心と言うわけでも無いですからね。必ずくると覚悟しないといけない、東南海沖地震に備えるための警告だと今回の台湾地震の教訓を生かさないと。

2016年2月6日

鴻海とシャープ

シャープと鴻海の提携交渉。直接的にも間接的にも関係無い立場ですが、所属している組織・会社が、買収される側でも買収する側にもいた経験があるだけに、ちょっと他人事とは思えないところも。金額的にかなり有利な条件を出している鴻海にシャープも傾きかけているみたいだけど、

「鴻海精密工業」と言うよりは、業界的には「Foxconn」と言った方が有名というか馴染みがあり、実際仕事もしたことがある会社。EMS専業メーカーとして、あっと言う間に世界最大規模の企業になったシンデレラ企業でもあるけれど、それだけではいつか新興企業に追い越されるので、着々と技術力を付けようとしている一巻なんでしょうね。支援金や支援条件を見ると、産業際せ支援機構よりも資金は倍だし、従業員の雇用も保障するという好条件の様子。でも、7000億円貰っても、その半分は負債で消えるわけで、手元に残る資金はどちらも同じ。負債を放棄させられる銀行団としては、兎に角お金が戻る鴻海案に乗りたいんでしょうけど、それだけで決めて良いものだろうか。

シャープの社長は、既に堺工場で協業しているので、鴻海傘下に入っても問題無いみたいな事を言っているみたいだけど、協業企業である立場と、参加の子会社になる立場は全く違うと言う事を分かって言っているんだろうか。実際雇用を守ると言っている鴻海会長も、「40歳以下の社員は」とか「出来る人は残す」とか、能力主義を徹底的に取り入れる方針なわけで、これは今の世界的な企業はどこでも同じ。結局は、最初の痛みが支援開始最初に来るか、その後に来るかの違いしかないんですよね。

製造に関してはプロである鴻海が、シャープの開発力・技術力を持てばさらに強固な敬遠システムが構築出来るわけで、これまでのように受託生産と言う受動的な活動から、提案型の開発活動が可能になるわけで、これは今後大きな戦力になるはず。ただ、問題なのは今ある技術を手に入れても直ぐに陳腐化するわけで、その技術をさらに育てられる人材や仕組みがどれだけ準備出来るかでしょうね。韓国のSamsungとかLGEは、日本人技術者を雇用して上手くそういう体制を整えられたと思うけれど、それだって長続きせずに現在では低迷傾向にあるわけですから。鴻海の場合は、軸足が受託製造似あるわけで、どう繋げられるのか興味も有るし厳しさもあるし。

今月中に結論を出すという報道ですが、さてどうなるんでしょうね。技術継承のためにも、日本に残るために産業再生支援機構案に乗って欲しい気もするし、現実の厳しさを知らしめるためにも鴻海傘下に入る事も意味があるように感じるし。いずれにしても、シャープに限らずその他の日本の製造業は、大きな転換期に今来ていることだけは確かですね。

夢見る横浜スタジアム

横浜スタジアム拡張に関しての、DeNA池田球団社長の記事。横浜スタジアムと言うと、フットボールにも関係あるところで、リーグ戦の最終節から2ndステージ、ファイナルステージという、終盤の重要な試合は結構ここで開催されます。最近では富士通スタジアム川崎(旧川崎球場)をフットボール専用スタジアムに改修し、川崎市もフットボールタウンとして町おこしをしているので、そちらを使う機会がかなり増えましたが、やはりこの横浜スタジアムはフットボール選手・関係者にとって「晴れ」の舞台であることは変わりありません。野球場をフットボールスタジアムとして使用するのは、色々理由はあるんですが、困るのがやはり野球優先で使われる事。こう言う言い方をしてはDeNAファンに申し訳ないけれど、以前の横浜はほぼ最下位が指定席で、例年リーグ戦が終わる10月後半ともなれば、その後のCSとか日本シリーズ用に予め予約してあった野球としての利用予定がオープンになるので、それを利用してフットボールの試合を開催していました。でも、ここ最近は上位争いをするようになり、もしかしたら今シーズンはCS進出なんていうことも夢では無くなってきたから、そうなると横浜スタジアム開催も無くなるのかも。

予想図を見ると、かなり内野席が拡張されています。今の敷地に、ここまで広げる余裕なんてあったかなぁ。バックネット裏側、内野席中央部から一塁側内野スタンドって、今でももう根岸線に近い敷地ギリギリに立っているので、こんな風に拡張するのは無理じゃ無いだろうか。スタジアムの北側は、今公園のようになっているから、まずはスタジアムをその公園側に移動させれば、こんな感じにスタンドを拡張する余裕も生まれそうだけれど、でも多分現状のスタジアムを維持したまま拡張するんですよね? 三塁側の内野スタンドやレフトスタンドが縮小されてるので、今の丸い建物はそのままで、三塁側のスタンドを潰してフィールドを西側に移動させて、それでライト側のスタンド拡張部分の余地を作るのかな。それだとしても、かなりの工事量で、とてもシーズンオフ中に何とか出来るという範囲じゃないですよね。

みなとみらいの元マリノスタウンの跡地にドーム球場を作るという話も地元では出ているようですが、どうなんでしょうね。あそこも、関内駅-横浜スタジアム程近くはないけれど、横浜駅からでも徒歩圏内だし、最寄り駅にみなとみらい線の新高島駅もありますし。個人的には、開放感は良いけれど天候に左右される屋外型のスタジアムよりは、やはりドーム型スタジアムの方が良いなぁ。出来れば、新横浜スタジアムもドーム球場も両方出来れば、こちらとしても利用機会が増えるから良いのだけれど。楽天、DeNAとIT系企業が球団再生に成功していったら、さらなるIT系企業の参入があるのだろうか。気になりますね。

臭い隣人

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。いつものように、金曜日の新幹線通勤。まだ2月の初めですが、やはり暖冬なのか朝は結構暖かくなりました。勿論、まだ寒さは厳しいのですが、風が無ければ結構日差しが暖かく感じられるようになりました。で、往路の新幹線。事前のシートマップでは、私の座る席の二つ前くらいから先の座席が左右ともに5列くらい埋まっていて「あー、観光旅行の団体さんかなぁ」と諦めていたんですが(朝から宴会の可能性有り)、実際に乗車してみると、浜松からサラリーマンの皆さんが、何か出張なのかまとまって乗車してきて、それで席が埋まりました。年度末が近づいて来たからか、車内はダークスーツの皆さんでほぼ満席です。

困ったのが復路。これまたいつものように新横浜駅から乗車。金曜日の夜ですから、自由席や連結部分にも人が溢れている状態。で、私が自分の指定席に向かうと、20代後半くらいのスーツ姿の男性が、500mlの缶ビールと何かお摘まみを広げてプチ宴会中。一度テーブルを上げてスペースを作って貰い、窓際の席に座ると、何やら臭いが... ちらちら横を見ると、どうやら摘まみで食べているのは、焼き餃子らしい。丸いものもあるのでシュウマイも入っているようです。良くスーパーなどで、お総菜を詰める透明な入れ物一杯に入っている。餃子を一つ食べてビールを一口。また餃子を一つ食べてビールを一口二口。これの繰り返し。うーん、何を食べるかは勿論個人の自由だけれど、こう言う密閉空間ではもう少し気を遣ってくれ。結局、三島に停車するくらいまでこんな調子。でも食べ終わって入れ物や缶ビールの空き缶をビニール袋に入れても、暫くは餃子の臭いが消えません。今回、新横浜駅に少し早く着いて時間が有ったから、軽く夕食を食べていたから良かったけれど、これが空腹状態だったら、お腹は鳴るし、臭いはキツいしで大変だったかも。

お弁当って、基本冷めているものだから、そんなに臭いはしないのですが、時々暖める容器に入っている場合や、最近は駅ビルが開発されて、その場で調理したものを入れてくれることもよくあります。それらを車内で広げられると、ものによっては臭いが回りに拡散して、本人は良いだろうけど回りは溜まりませんよね。子供やおばちゃんの声も時々イラッとすることがあるけれど、この日の餃子攻撃は久しぶりにイライラっとした夜でした。

本当は浜松に戻ってから少し飲んで帰ろうかなと思っていたんですが、この餃子の臭いで気分が悪くなり大人しくそのまま帰宅しました。それはそれで良かったのかもしれないけれど、つまらない金曜日の夜になってしまった。

2016年2月5日

Super Bowl Sunday

いよいよ今週末はNFLシーズンを締めくくる、Super Bowl Sunday (日本では月曜日の朝)。第50回の記念大会と言う事で、シーズン中から過去のSuper Bowlの対戦を再現する試合や、いろいろなイベントで盛り上げていたからではありませんが、ここ数年というか10年位の自分としては珍しく、Week 1からこのFinalまで、日本で放送されている試合(G+, GAORA, NHK BS1)は、ほぼ観戦しました。「ほほ」というのは、HDDレコーダーの容量が足りなくて、見る前に次の試合録画のために消去された試合があるからなんですが(苦笑)。

自分の贔屓チームの一つ、Caroline Panthersは、今シーズンほぼ無敵の結果でこの試合に臨みます。QBの#1 Cam Newtonは、この小座野氏のコラムにも書かれているように、今シーズンはこれまでで最高のパフォーマンスを見せてチームを引っ張っています。個人的にNewtonを見ていて楽しいのは、プレー中もそうだけどサイドラインに居るときや、特にTDの後に見せる無邪気さというか明るさというか、本当にフットボールを楽しんでいるような雰囲気で、あれが凄く好感を感じます。勿論、中には挑発と感じて不快に感じる人もあるだろうけれど、プレーは超一流だけれど、まるで高校生とか中学生がフットボールをして喜んでいるような、そんな印象を受けるわけです。個人的に彼が凄いと思うのは、パスの時のテイクバックの小ささ。と言うか、ターゲットを見つけてボールを肩口に持ち上げると、まるで砲丸投げのように押し出して投げるパスは武器だと思う。だからこそ、コラムにも書かれているような遠くに投げる、あるいは前後に調整が必要なパスは苦手なのかもしれ。ショートミドル用の今の投げ方と、ミドルロング用に少しテイクバックを大きくして勢いを付けて投げるように、二つの投げ分けが出来るようになったら、もうTDパスを量産するようになるんじゃ無いだろうか。対戦するBroncos往年の名QB John Elwayは完全なポケットパサーで、「良っこらしょっ」みたいな感じで振りかぶって投げるパスは、迎撃ミサイル見たいにレシーバーを直撃していましたが、あんなパスをNewtonが覚えたら、どうなるんだろうか。さらに小座野氏が書かれているように、走れるQBというのもNewtonの大きな武器ですよね。慎重196cm、体重112kgって、NFLでも十分ラインとして通用するサイズ。パッドを入れているから体型は少し太っているように見えるけれど、多分がちがちに筋肉の鎧で武装した体じゃ無いだろうか。体の大きいQB、がっちりしたQBは過去にも多く登場したと思うけれど、あそこまで走れる大きなQBは、彼が初めてじゃ無いだろうか。

対するBroncosのQB Peyton ManningもNFLを代表するQBで、年齢的にも今シーズンが最後と言われているので、やはりコラムに書かれているように有終の美、最後の花道を飾らせて上げたいというファンも多いけれど、でもそこはアメリカのスポーツ、日本的な浪花節は通用しませんからね。個々までの試合を見ていても、流石に経験に裏打ちされた素晴らしいプレーもあるけれど、10年前にSuper Bowlで優勝した時と比べると、やはり年齢的な衰えは否めません。それに、シーズン終盤に足の故障で試合に出られなかったけれど、その影響も気になるところ。Panthers Defenseは、当然Manning潰しを狙うだろうし、早々にQBが控え選手に交代したりしたら、試合は前半で決まる可能性もありますしね。

個人的には、一番通っているスタジアムの一つ、Levi's Stadiumで開催されるSuper Bowl。チャンスがあれば行きたいなとは思っていたものの、流石にそれは無理でいつもの年同様TV観戦ですが、是非最後を飾るに相応しい熱い試合を期待したいですね。それで、是非ともPanthersには初優勝を飾って欲しい。

口利きと陳情の境界線

甘利元大臣の口利き疑惑に続き、遠藤五輪相にも口利き疑惑が。この話が最初出てきたときに思ったのが、じゃぁ「陳情」はどうなんだ、ということ。と言うか、今の議員選挙は自分の出身地から出馬する議員も多いし、仮に全国区選出であっても、自分の出身地とか地元からの要求・要望も多いわけで、そういう地域からもそうだし、何かの組織代表ならばその組織からの要望もあるだろうし、そうなるとそれらの「陳情」に対して有利な働きかけをした場合、当然それら地元あるいは組織からの献金もあるだろうし、それらは「口利き」にならないのだろうか。

「陳情」の場合は、特定の企業や団体への利益誘導というよりは、例えば道路を作るとか何かの施設を誘致するとか、より広い範囲に対しての誘導になるから、まだ許されているのかもしれないけれど、結局道路工事が決まれば、そこに入札する企業に利益が入れば、間接的な「口利き」とも言えるだろうし。そういう何かを作る陳情ではなく、何かの法律や規制緩和の場合であっても、それによって利益を得る人があれば、それもさらに間接的な口利きみたいなことにもなるだろうし。

今回の甘利氏の事件の場合、相手側にどうも最初から填めようという意図みたいなものが感じられるので一寸特殊な気がするけれど、政治家がお金を集めるのは日々の議員活動の為で有り、それが最終的に選挙の時の一票に繋がるからなんですが、パチンコの三店方式みたいな怪しさを感じますよね。アメリカのように、献金が明確になるような仕組みを入れるとか、やはりアメリカの選挙のように候補を全国的にシャッフルして地元との癒着が生まれないようにするとか。

個人・企業献金が諸悪の根源と共産党は言っているんですが、それも一理あります。ただ、それを禁止すると税金から支出しないと行けなくなるわけで、それはそれで総額的には決して少なくない金額になりそう。ふと思ったんですが、「故郷納税」のもじりで「議員納税」みたいな事をしたらどうだろうか。見返りは、議員納税したら、その何割かを減税するようにして。あるいは、その議員の選挙区の名産品を渡しても良いだろうし。そうなると、全国区議員の方が品揃えが良くなって人気になり、議員納税額は多くなるかも。自分の資産を使用する場合も、自分で自分へ議員納税する形にすれば、総額も把握出来るし怪しいお金の移動も無くなるのでは。議員主催のパーティーも、議員献金の返納品に「パーティー券」を入れておいて、それを貰うようにするとか。「納税」だから上限は設けなくて良いけれど、余りに特定企業から「納税」が大きいとか直ぐに分かるし、企業側も申告するわけだから、そこである程度の自制機能が働くんじゃないだろうか。収入が明確になれば、後は議員責任で支出は厳密に1円単位で明記させれば、もう少し透明性が増すんじゃ無いだろうか。

この話題に関連して、産経新聞で宮家邦彦氏がコラムでも取り上げていますが、国や地域によって事情は異なるものの、やはりお金と政治家活動は完全に切り離すことは出来ないのは同じ。で、宮家氏の最後の結論も「口利きを禁止するよりは、政治資金の透明性を高めることが必要」と、私みたいな素人が考えることと同じようで、やはり「お金はしっかり明確にする」というのは、政治以外でも日々の生活の中でも必要な事ですからね。

データセンターの設置場所

Microsoftが、海底にデータセンターのコンテナを設置して廃熱処理をしようと実験しているという記事。勿論、場所や推進にも寄るだろうけど、摂氏で一桁台前後の水温の場所って比較的簡単に到達できるだろうから、後はサーバーやストレージを入れるコンテナの耐久性と、海中と地上の支援設備を結ぶ電源とデータ転送用ネットワークの設置コストやオーバーヘッドがどれだけ掛かるかですよね。ただ、多分海流で一定温度に保たれる水中は、かなり効果的な冷却装置であることは確かそう。一方で、海水中に埋没させるために、防水処理や防塩処理が大変そう。

ふと思ったのは、鉱山とか石材を切り出した後を利用するアイデア。今でも、ワインの熟成とかに使われているけれど、あの場所にデータセンター用のサーバー類を設置するとか、あるいは今でも豪雪地帯では冬場の雪を使って、暖かくなってきてから冷却に使うことをやっているけれど、あれをもっと大規模に雪を集めてやってみるとか。採掘場跡を利用する場合、その場所に固定されてしまうから、利用する地域に近ければ良いけれど、多分山の中になるから距離的には不利。海を利用する場合は、必要な場所へ船で自由に移動出来るメリットはありますよね。あと、鉱山など跡地利用の場合は、スペース的に狭いだろうし。

あるいは、わざわざデータセンター用コンテナを海中に沈めなくても、例えばタンカーみたいな大型船にデータコンテナーを幾つも搭載して、そのタンカーが沖合に出ると、海底から冷たい海水を組み上げて冷却して、温まった海水は海中に戻してやるような「水冷システム」のほうが簡単で効率が良いのでは無いだろうか。甲板には太陽発電パネルや、潮力発電機に風力発電機など搭載して、昼間はそれで発電して蓄電しておき、夜にはその電気を放出する。足りない分は、船上でディーゼル発電機とか回して給電することで、少なくともデータセンターに陸地から送電する必要無くなるだろうし。2020年東京オリンピック・パラリンピックの時には、東京湾にこの「データセンタータンカー」を一隻浮かべておけば、大会中のデータ蓄積と配信は、全て賄えるとか。データネットワークをワイヤレス(無線)で構成できれば、それこそ完全独立系のデータセンターが出来るわけで、バックアップセンターとして日本の周辺に複数隻浮かべておけば、少なくとも地上の災害が発生してもデータセンターは守られるのでは。弱点は、天候不良の時にデータ通信が止まる、遅くなることですけど、それならそれで船なんだから移動しても良いわけだし。

まあ、そんなことは既に誰でも思いついていそうだけれど、それでも実現されていないのはやはり何か技術的、コスト的障害が大きいからなんでしょうけど、島国日本としては、このMicrosoft方式でもタンカー方式でも、有りのアイデアじゃないだろうか。

2016年2月4日

恵方巻きに憤る

昨日は節分。昔は自宅の内・外に豆まきなんかしたもので、子供の頃はその中にキャンディーやお菓子も入っていたから、かなり楽しみな行事でした。高校卒業後、名古屋で一年浪人生活を送り、その後東京、横浜で、学生生活と社会人生活を送って30年余り。その間、それこそ30年間の最後の方で「恵方巻き」と言う言葉を聞くようになってきたけれど、「何それ?」状態。ところが浜松に帰ってきたところ、結構浜松ではこの恵方巻きが流行りだしていて、数年くらい前から母親が「今年は何を巻こうかしら」とか言い出す始末。ちょっとイライラしていたことも有り、一寸いつもより太く巻かれた恵方巻きは、とても一巻食べきれる物じゃ無いから半分くらいに切って食べようと思えば、切ったらダメとか言われるものだから、「こんなに食べきれるもんじゃないだろう」と珍しく自分の方が切れてしまいました。

恵方巻き以前に、私は太巻きが嫌いで、理由はどうしても一口で食べられないじゃ無いですか。で、太巻きだから、一口何処かをかみ切ると、具も含めてバラバラになる。それでも、切ったものを小皿の上で食べるならまだしも、恵方巻きの場合は一巻丸々食べきらなきゃ行けない。上手く、クルクル回しながら食べれば中身の具を零さず食べることも可能だけれど、それだって全ての具がまとまって入っているわけでは無いから、途中で落ちたりぽろぽろ零れたりする。最近では、訳の分からない様な中身の恵方巻きも登場するし、いろいろなお店で盛り上げていって、まるでクリスマスやバレンタインのイベント気分。元々は、関西発祥の節分の儀式だったらしいけれど、その関西でも廃れていたような者を、7/11が発掘してここまで盛り上げてきたらしい。

昔の伝統を再現することや、そういうものを新しいイベント・習慣として広まることも、それはそれで良いことだと思うけれど、でも何か最近の「恵方巻き」は押しつけがましいものを感じる。時期的に近いからじゃ無いだろうけど、バレンタイン的な押しつけがましさを感じる(笑)。別に食べ物だけじゃ無くて、ファッションも仕掛ける側が作るものだし、子供の玩具なんかもテレビ番組とタイアップして周期的にブームを作り出して売り上げを盛り上げていくわけだし、そういうビジネスモデルだと思えば、嫌なら無視すれば良いだけなんですが、恵方巻きに関してはそれすらも許されないような不自由さを最近感じてしまいます。まぁ、歳を取って頑固になってきたからかも。少し反省。

Windows10への誘導?

メインで使っている自宅デスクトップ機のWindows7環境。最近、何故か起動や使用中の動作が重く感じます。特に何か新しいアプリを入れたわけでは無く、特に重いタスクを起動しているわけでも無いのに。言ってみれば、機械がだんだん年期が入ってきて、動作が緩慢になってきているような印象。それはそれで、これまでいろいろなOSを使ってきていて、使えば使うほどゴミやら余計なデータが蓄積されて行き、オーバーヘッドが大きくなるのは分かるのですが、一寸今回は違う雰囲気。

で、ふと思い出したのが、この件。Windows10への無償アップグレードサービスが始まったとき、このデスクトップ機からも予約をして居ましたが、最近やたらとWindows10への更新を促すポップアップが表示されています。穿った見方は重々承知だけれど、今の環境をわざと遅くして不満を感じさせて、Windows10更新へ誘導させようとしているのだろうか(マテ-笑)。でも、たまたま偶然なのかもしれないけれど、システムが遅くなり始めたタイミングと、Windows10への更新告知が頻発するようになったタイミングがシンクしているような気がしてならない。

今一寸悩んでいるのは、もう5年以上使っているデスクトップ機を今年は買い換えようと言う事。その場合、Windows7のまま残しておく方が良いのか、Windows10に更新しておくのが良いのか... 理由は不明だけれど、最近ちょっと我慢するのも辛くなりつつあるくらいパフォーマンスが落ちてきているので、そろそろ買い換えかなぁ。なんでこう出費が続くのか。で、買い換えとなると、もうWindows10しか選択肢が無いし。何となく、某社の策略に填められている不信感しか残らないなぁ(笑)。

JAL DOCTOR登録制度

JALと日本医師会が、機内での緊急処置に対応するために、チェックイン時に予め登録した医師の座席位置を記録しておくことで、万一の時にはこれまでのようにドクターコールをしなくても、直ぐにCAが搭乗中の医師を見つけることが出来る仕組みを作るという記事。JALのFFP、JMB会員であることが前提で、かつ登録は本人の事前登録が必要というわけで、どの程度の医師が登録するんだろうか。ラウンジアクセスなどのインセンティブがあるとのことだけれど、JMB会員ならそれ程大きな差とも思えないけれど。JMB Diamond相当の付帯特典なのか。

JMBメンバーだけで無く、日本医師会所属医師でも、ICタグ付き医師会カード保有が必須で、これは医師免許確認のためとか。でも、このICカード保有者は、医師会登録16万人のうちまだ2500人ということで、かなり少ないですよね。急病人などが発生するのは年間350~360件で、この中で実際にドクターコールが必要になるのは2/3位で、その半分くらいで実際にドクターコールに答えて医師の手当てが出来るとのこと。ドクターが運悪く搭乗していなかったケースもあるだろうけど、ドクターコールに対しては万が一のケースを避けるために、答えないドクターも多いという話を聞いたことがあります。まぁ、あくまでボランティアだから答えなくても良いのだけれど、「医師」という社会的責任が大きい立場ではどうなんだろうか。仮に、その場で手当が無くて最悪のケースになったとしても、誰も責められないと思うのですが。

確率的には、飛行時間の短い国内線よりも国際線での要求が大きいようですが、となるとANAも同様のシステムを導入していくんでしょうね。AMCの会員データに、そういう補助的なフィールドを追加するのか、汎用的なデータフィールドが既にあるなら楽なんだろうけど。データだけで無く、検索や表示用のプログラムにも少し改修が必要かも。

私も何度かドクターコールの場面に遭遇したことがあるけれど、ドクターコールの後「回復されました」みたいなアナウンスって無かったように思います。空港に着くと、最優先でストレッチャーみたいなもので降りていくケースは見たことありますが。だから、ドクターコールを聞いてから、空港に到着するまで何もその後の状況が分からないことがほとんどなので(プライバシー保護の目的もあると思いますが)、結構その間はどうしたんだろうかと気になってしまいます。勿論、いちいち機内アナウンスして行くものでも無いだろうけど。出産などの場合なんかだと、無事に赤ちゃんが生まれれば鳴き声とか響くから、何も言わなくても分かるんでしょうけどね。

飛行中だと、機内という特殊な環境、地上とは異なる圧力等、いつもと違った環境に長時間おかれるので、それによって発祥するケースもあるんだろうけど、先ずは自分の健康や精神安定など自衛手段を十分に準備して行くしか無いんでしょうね。こう言う登録制度は、万が一と言うときに役だって欲しいけれど、実際は使わずに済むことが一番なんですから。

2016年2月3日

清原逮捕

今朝のトップニュース。別に清原選手のファンとか言うわけでは無いけれど、結構昔から言われていた話で、何度も否定していたのに、結局そうだったのね、といういつもの感慨しか無い。報道では、芸能人とか有名人だけでなく、一般にも広がっているという話だけれど、日本も本腰を入れて対策しないと。そう言えば、昨年名古屋で発生した、外国人による暴行事件は、やはり薬物絡みらしいけれど、その後これという報道が無いのは内偵捜査中だからだろうか。

昨年後半くらいから、再びテレビなどに登場するようになった清原氏だけれど、多分沢山の友人や知り合いの努力あってのことだろうと推測します。そういう人達の善意も裏切ってと言う行為に、なんとも言えませんね。そちらの罪の方が重いかもしれない。これから、また芋づる式にぞろぞろ逮捕者が出てくるんだろうか。いつまで経っても消えない話だよなぁ...

理由にならない理由

甘利再生担当相と交代した石原大臣の国会での所信表明で、民主党が早速お得意の「理由にならない理由」攻撃を開始。「下品」「人の心を逆撫で」「馬鹿にしている」と言っているけれど、そう言うのってあくまで主観的な理由なわけで、大臣として不適格と言いたいのであれば、ちゃんと客観的な理由を言わないと、子供の喧嘩ですよねぇ。単に罵倒するだけなら、誰だって出来るし、罵倒したい相手なら、元総理の二人を筆頭に民主党にも沢山いるわけで、それらの人達は確かにそう言うことを言われるだけの理由はあるだろうけど、それは理由にならない事でもあるわけですよね。

例えば、今回はTPPの署名式直前の交代であるわけだから、ちゃんと相手国と話が出来るのか、あるいは今後のTPPに関しての国会運営に耐えるだけの能力があるのか、そういうところを責めるべきでは。そういう意味では、TPPに関わるような、農業問題とか知財関係とか、あるいは元環境相であったわけだから、TPPの環境関係の議題に関して問えば良いわけだけれど、折角そういう質問をしても後が続かない。一つは、質問する側にそこまでの知識が無い事もあるだろうけど、仮に内容が不十分でも相手に答えられては質問者としての立場が無くなるから何でしょうね。質問者に対して、回答できない、あるいは詫びるだけのような、相手を見下せるような立場を取れる質問をすることで、回りに対しての存在感を際立たせることしか眼中には無いんだろうなぁ。「下品」と言われて「いゃわたしは下品ではありません」と答えたが最後「では、それを納得いくように説明せよ」と悪魔の質問になるわけだし。

逆に民主党がTPPに関して不安を感じているなら、甘利氏を特命担当みたいな立場で参加させれば良いわけですよね。裁判で有罪が決まったわけでも無いし、最近の報道では相手側の素性の怪しさも明らかになってきているわけだし。大体、利得斡旋とか献金問題と言うのであれば、民主党だって色々あったけれど、結局うやむやで終わっているわけですよね。それを先ずちゃんとして欲しいところです。と言うか、民主党としても過去のそういうところを触れて欲しくないのか、今回はこれだけ大きな話題になっているのに、メディア等に登場する民主党や他の野党の追求の様子が凄く静かに感じます。以前ならば、蓮舫議員とか、我妻議員とか、有名どころの議員のコメントや意見がメディアを賑わすと思うのに、今回はそういうものを見た記憶が無い。実際は、あちこちで出ているけれどメディアが距離を置いているのか? でも、それならそれで、なんでメディアが距離を置くのか、その理由を知りたいですよね。案外、同業者であるだけに、今回の文春のスクープの怪しさみたいなものを感じているのだろうか。

今回の交代劇後の支持率調査では、自民党は3ポイント位アップして、50%を超えたのに対して、民主党などは逆に下がっているんですよね。つまり国民の意識としては、悪いことは悪いけれど、それよりももっと重要な事を進めろよ、ということでは無いだろうか。仕事で同じような場面に遭遇した場合、先ずやることはその犯人なり当事者を責めることでは無く、以下にその穴を埋めて当初の予定を予定通りに完遂させるか、ということ。懲罰などが必要であれば、終わってからゆっくりやれば良いことですから。そういう大局的な運用というか対応が出来ないうちは、やはり与党への再登板はないなという確信だけが大きくなりますね。

EOS-1D X Mark II

とうとう出ちゃいましたねぇ、EOS-1D X Mark II。いゃ、現有機、EOS-7D Mark IIが最後のデジイチと思っているのだけれど、連写機能と常用ISOが魅力的だなぁ... 売り出し価格は60万円位? 少し待てば50万円中頃くらいまで落ちるかなぁ。

画素数は今の7D Mark IIと変わらないので、データサイズは余り変わらないと思うけれど、連写機能がアップする分、一試合当たりの総データ量は上がりそう。物理的にも、全体のサイズも大きくなるし、重量も重くなるから、移動用のバッグも今のTHULEのカメラバッグに入りきるかどうか微妙だし。

腕の無さは、良い機材を使うことで補って、少しでも選手の決定的な瞬間を撮影してあげたいけれど、やはり7D Mark II位が自分にとっては最上位機種だしなぁ。それに、画角が広くなる、APS-Cも魅力的ですし。

夏のボーナスは旅行費に当てるつもりだったけれど、予想外の穴馬が登場してしまいました(笑)。