2016年2月9日

チケットレス新幹線

東洋経済の記事から、来年夏から東海道山陽新幹線がチケットレスになるかもと言う話。現在提供している、EX-ICやPlus-EXのように、特定のクレジットカードと紐付けするのではなく、交通系ICカードとクレジットカードが紐付けられていれば、交通系ICカード利用でクレジットカードにチャージされるという仕組みらしい。今使われているように、交通系ICカードのアカウントから料金を落とすのでは無く、それに紐付けされている親元のクレジットカードへ請求する仕組みを作るんでしょうね。でないと、上限2万円のSuicaでは新幹線利用するのにも大変だし。実は限定されているとは言え、手持ちのクレジットカードを決済利用出来るPlus-EXとそれ程違わない気もしますが、交通系ICカード利用というのがミソで、Plus-EXでは利用出来ない新幹線と在来線との直接の乗換が可能になります。専用クレジットカードを作成して利用するEX-ICでは提供されている機能ですが、これが大きい。

私は、仕事関係の新幹線移動ではPlus-EXを、個人関係ではEX-ICを利用していますが、Plus-EXでは直接乗換が出来ないのと、Plus-EX用のICカードを持ち歩かないといけないので凄く不便。EX-ICでは、モバイルSuicaを利用して、新幹線・在来線の乗換も可能だし、いつも利用するスマホのFeliCaがあれば良いから、いちいちカードを持ち歩かなくても良いし。さらにEX-ICでは、利用距離に応じてポイントが付、グリーン車へのアップグレードが可能になったり、最近ではこ号のグリーン車利用の特割も付いているし。さらに、料金も通常料金よりも700円割引されていて、これはEX-ICの乗車料金が新幹線駅間のみで精算されるから。通常浜松から横浜に行く場合、乗車券は浜松から横浜市内を購入しますが、EX-ICやPlus-EXは、浜松-新横浜の乗車券と、それとは別に新横浜から下車駅までの乗車券が必要に。その分をEX-ICでは700円安くすることで割高感を提言しているんですよね。Plus-EXは、それがない点も不満。だったら、せめてシームレスに乗換が出来るようにしろよと、小一時間。

この新しいサービスがモバイルSuicaで利用出来、今のEX-ICのような何か特典サービスが付帯されるなら、EX-ICやPlus-EXを解約して、それに一本化するのもありかも。ただ、先月末に発表された資料を見ると、今のEX-IC/Plus-ICのような申込制では無く、手持ちの交通系ICカードとクレジットカードを登録して直ぐに利用出来る仕組みらしいので、EX-ICのグリーンポイントのような特典は無さそうですね。外国人観光客も利用可能と言う事なので、余りポイント制度は嬉しくないだろうし。今のところの情報では、Plus-EXの代替にはなりそう。今のPlus-EXも、200円位安いのかな。ただ、専用のICカードを持ち歩かなくて良い事と、今は出来ない在来線と新幹線の直接乗り替えが出来るのは大きなメリットですから。と言う事で、詳細を待ちましょう。でも、来年の夏かぁ。まだ時間がありますね。

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