2017年11月30日

日馬富士引退

昨日引退会見をした日馬富士関。私は特に相撲ファンというわけでは無いけれど、この日馬富士関と白鵬関は、まだ幕内に上がった頃位にとある場所で間近で見たことが有り(当時は、日馬富士関はまだ「安馬」だったころ)、凄く俊敏でビックリした記憶があります。

まだ全体の内容は分からない部分が多いけれど、色々なメディアなり発言から共通していることは、日馬富士関が貴乃岩関に物理的なものを使って怪我を負わせて、その怪我も決して小さなものでは無かったという「障害事件」で有る事は間違いない。まだ警察の捜査結果も出ておらず、詳細も不明なうちに引退を決めて発表することが良いのかどうかは疑問はあるけれど、少なくとも加害者で有る事と、しかも「横綱」というそれなりに高い立場にある人間の行為という事を考えると、仕方ないのかもしれない。ただ、タイミングとして「今?」という疑問はあるけれど。

貴乃花親方にしても、ずっと沈黙をしていて、今外部に見えているのは九州場所終了後の部屋の納会での発言のみで、しかもそれも参加者が撮影したものが流出しているだけだけど、少なくとも「捜査終了後にお話します」とか、内容はともかく立場表明くらいはするべきだと思うんですけどね。あるいは弁護士を立てて、そこを全ての発表の起点にするとか。相撲協会との確執が言われているけれど、今の状態では悪いイメージを増幅するだけで、決して親方や貴乃岩関の為にもならないし、全体の解明にもつながら無いし。

今回一寸きな臭いのは、貴乃花親方が相撲協会の改革も狙っているのか、内部での対立みたいな行動も伺えること。本来なら、貴乃岩関に対しての同情がわいてくるんだろうけど、そういう雰囲気と言うか空気も感じるからどうしても何か疑惑も残るわけで、それが今回の一連の事柄を複雑にしているんでしょうね。そういう意味では、まずは日馬富士関の行為をしっかり解明して、その行為の責任は責任としてとってもらった後で、相撲協会の改革は改革としてその反省からちゃんと進めるべきだと思うのだけれど。

最終的にどう言う結論になりどう言う処分や対策が出てくるのか分からないけれど、今のところ「大相撲」に対しての不信感しか出ていない気がする。一つはメディアが相撲協会というステークホルダーに遠慮していることもあるんじゃ無いだろうか。例えば、場所前に違う部屋の力士同士が集まって飲酒するとか、それってプロスポーツ選手として疑問を感じるわけだし。日本の国技である「大相撲」は、その伝統性故特別な存在になりつつあるけれど、これを機会にもっと開いた組織、運営と言うものも目指さないと同じような事はこれからも発生するんじゃ無いだろうか。例えば相撲協会の役人は基本各部屋の親方が務めているけれど、外部の人材をちゃんと入れて組織運営するとか。個人的には、何か名誉職みたいな「横綱審議委員会」という組織の存在もよく分からないし。今回の引退会見が、大きな次の事象の始まりのような気がする。

AIIBがサラ金に

麻生財務大臣が衆議院予算委員会で、「(国際融資の素人である)AIIBは、サラ金見たいな話になる」と発言したという記事。所謂「麻生武士」的発言ではあるけれど、ここでふと思ったのが「サラ金」なんて言う言葉を知っている・覚えているのは、一体どこの世代までだろうかという事。20代は分からないんじゃ無いだろうか。30代も後半ならぎりぎり分かる? 今TV-CM何か盛んに売っている「レイク」とか「」とか、今では大手銀行の傘下に入ったりしているところもあるけれど、一般的には「消費者金融」と呼ばれていた、個人向けの小口ローンの金融機関。当初はその高金利で、返済が滞り自己破産したりする人が増えて社会問題化し、その後10年位前に最高金利が設定されて、それ故この「サラ金ビジネス」がやりにくくなり、そこからビジネスモデルも変わっていったわけですが、まぁ良い意味はなかったよなぁ「サラ金」という言葉には。どちらかというと「悪徳業者」という意味合いが強い言葉のような。

そんなサラ金も、色々な経緯から現在はメガバンクのリテール部門としてそれなりに機能指定いるようにも思うし、結局は麻生氏が言うように、それなりに目的意識を持って組織運営し、そういうリスクもちゃんと理解して対策して利用する分には、メリットも大きいことも事実。昔のように、金利は高いけれど何とかなると安易に借金するのが一番悪いわけで。ただ、そういう不均衡なシステムでも、それを最後の手段と利用して何とか生活なり命を繋げた人もいるだろうから、一概に批判も出来ないんですよね。実際、サラ金金利が修正されて、それで利益率が大きく減退した業者が貸し出し審査とか厳しくした故に、例えば中小企業などの経営が回らなくなって倒産したりという話は、当時よく聞く話だったし。

AIIBの場合は、中国の思惑が隠れもせずに見えるから不信感が大きいわけだけれど、発展途上国でのインフラ整備の為の資金援助が必要な事は明確で、ニーズも大きいのも事実。そういう意味でアジア開発銀行とは別の切り口のインフラ整備のための融資期間が存在しても言い訳だけれど、その為には中国がもう少し大人にならないと日米は乗れないでしょうね。そういう意味での、国際金融サービスの必要性とか、AIIBとかADBの問題点なり課題なりを真剣に取り上げて報道するなら意味があると思うけれど、多分一部のメディアは「麻生-サラ金」という言葉尻だけを大々的に取り上げて、負のイメージを拡散することに専念するんだろうな。AIIBに課題が多いことは当初から言われているわけだし、その運営も不透明な点が有る事も指摘されているわけで、そういう部分とは違う単に相手を攻撃するだけの話題にしかならなさそう。

2017年11月29日

まだ勘違いしている野党

今朝たまたま見ていた朝の番組で、昨日の国会中継の場面か何かの安倍総理への質問で、何処かの他分野等議員が「何故未だにモリカケ問題が解決しないか」みたいな事を言っていて思わず三秒硬直してしまいました(笑)。

森友学園問題に関しては、籠池夫婦が詐欺容疑で逮捕されているわけだし、土地代金の見積に関しては近畿財務局の不手際も分かってきたけれど、そこをもっと掘り下げていくとあの周辺の土地の履歴に関する話になり、そこにはいろいろとこれまでタブー視されてきた色々複雑な問題もあるわけで、結構大きなブーメランとなって特に旧民進党議員には戻ってきそうな気がするんだけど。大体、森友学園の土地代金ばかり取り上げられるけれど、それと同じくらい値引きされている隣りの野田公園の話が全く出てこない不思議さ。

加計学園問題はもっと酷い話で、元々が捏造に使い根拠から話を膨らませて、未だに何も証拠が無いのに「総理への忖度」という訳の分からない理由だけで半年以上も追及している野党って、本当に無駄だと思う。最近では、世間の風当たりも強くなってきて、その結果が先の衆議院選挙で出たにもかかわらず、選挙後も以前同様の身の無いは無し追求ばかりしている。とうとう、火付け役の一人である朝日新聞にも矛先が回ってきていて、個人的には朝日を初めとしたメディアの報道体制に足しても、今回は厳しい追求があるべきで、「報道」というのが自分の都合を押しつける「偏向」では無い事をちゃんと知らしめて欲しい。

大体「反安倍」から「反原発」から「反○〇」と言っている人達って、殆ど重なっていることから見ても、あぁ彼らは単に反対することで恣意的行為を回りに見せてそこから某かの利益を得ようとしているんだなとしか感じられない。別に本気で「〇〇」に反対して、それを潰そうなんて言う気は無いんですよね。本当に潰してしまったら、飯の種が一つ消えることになるわけだから。

何度も書いているけれど、国民が一番欲しているのは、先ずは経済が良くなること、回り始めること、それによって生活に余裕が出来たり豊になる事。所が、野党が言う事は先ずはモリカケに総理の責任。今朝北朝鮮がICBMを打ち上げたけれど、それでも今日もモリカケに終始するつもりなんだろうか。経済の次に国民が欲しているのは、やはり安全対策とか生活に対しての不安払拭なわけで、そこにはモリカケ何て微塵も関連しないと言って良いくらい。政治家の資質としては、その時の風を読み感じて方向性を変えていくことも重要だと思うけれど、その風所か空気すら読めない人が何で一番大きな顔をして国会にいるのか凄く不思議。最近思うんだけど、「いいね」とか「だめ」ボタンを国会議員一人一人にアサイン出来るようにして、「だめ」ボタンが一定数まで到達したら、例えば一週間活動停止にするとかいうペナルティーを与えられるような仕組みにしたらどうだろうか。ボタンをクリック出来るのは、例えば一週間に一人一回だけとか制限して。暇な野党の支援者の皆さんは、必死にクリックをし始めるかもしれないけれど、それはそれで彼らの行動規範がよく分かって面白いかも。まあ、野党の皆さんも、もう国民はモリカケ蕎麦事案は食べ飽きたと言う事を理解していただかないと。

新Adobe製品

次世代Adobeの紹介をする記事。Flashの利用はほとんど無くなったけれど、PhotoshopとIllustratorはまだそこそこ使っているし、Adobeにはこれまでも多分これからもそれなりの投資をしないといけないので(笑)、こう言う情報は重要だけれど、何か読めば読むほどシステムのリソースを食いそうな気がするなぁ... 今のデスクトップは、年末か来年早々には買い換える予定をしていて、その時にはもうカジュアルワークしかし無い小型で使い回しの良いモデルにしようか、今のようなタワー型のそれなりにシステムリソースが充実したものにしようか悩んでいますが、なんとなく後者になるような予感が... まぁ、先ずはシステムメモリー、そして高速のビデオにSSDのストレージは必須ですからね。そうそう、デジタイザーのタブレットも、そろそろ買い換えようなかぁ...

正直な所、グラフィックで飯を食っているわけでは無いので、ここまでの機能は不要だし、そういう意味ではToo Muchなんだけど、なかなか必要な機能だけ契約して使うと言うのも出来ないし。3Dとか動画とかをグリグリやるわけでは無ければ、Intelの内蔵グラフィックでも十分かなぁ... 今使っているnVidiaのPCIカードよりも、2年前のノートブックパソコン内蔵のIntel Graphicの方が動画再生は調子良いんですよね。ちょっとガッカリしちゃう(笑)。

まぁ、利用するアプリの中ではAdobe関連が一番重いから、この人達が軽快に動作するというのが一つの目安だけれど、そうなると結構そこそこのパフォーマンスが要求されるから、また高い買い物になってしまいそう。OSのWindowsは、一度購入すれば後はどんどん更新されるようになったけれど、ハードウェアはそうは行かないですから。早く、クラウド上に自分の仮想マシンを構築して、クラウド上でどんどん機能アップされるようにハードウェアの世界も進歩して欲しいぞ。

メンバー更新

InterContiから黒い封筒が到着。中身は、年に一度のInterContinental Ambassadorメンバーの更新。これまではネームタグが同梱されていましたが、コストダウンなのか今年はカードケース。後は例年と同じく、週末無料宿泊のCertificationと、15,000ポイントのReward。最近では、InterConti系の宿泊がほとんど無くなって、一番利用するのはSingaporeに言ったときに利用するClowne Plaza at Changi位。今回のポイントもそうですが、まだ少しポイントが残っているから、結構年に数回は利用するんですよね。SheratonとかHiltonとか、メインのFSPが一杯だったり高いレートの時に探すと、不思議とInterContiでは安いレートが出ていたりするので、そういう意味では上手く補完してくれているような気がします。

来年は何回くらいSingapore訪問するだろうか。その分だけ利用する可能性があるんだけど... (笑) たまには早朝では無い帰国便を利用して、ゆっくり出国したいけれど、やはりレートが一寸高くなるんですよね。それそれ来年前半の予定も入れなきゃいけないし、少し時間が出来たから色々検索してみようかなと思っています。

2017年11月27日

ZOZOSUIT (2)

ZOZOSUITの話題に関して色々見聞きしていて思ったんですが、このスーツ、かなりセンシングポイントが内蔵されていて、精度もそこそこあるらしい。となると、単純に服の採寸だけで無く、例えば日々体型の変化なんかをモニターして、例えば異様に背中が膨らむとか、腹部が膨らむとか、胸の一部に隆起が発生するとか、そういう微妙な変化を感知して、過去の事例などと比較するなどして、事前に体調の変化とか病気などの予想に使えないだろうか。もっと単純には、体脂肪測定器などともリンクして、生活習慣病のモニターをするとか、体型の変化を計画して運動とか食事の改善を提案するとか、要するに日々の体重測定とか体脂肪測定などからだけでは分からない、実際の体型の変化を読み取って、予防措置が執れるような仕組みが出来そうな気がする。問題なのは、その為に毎日体重計に乗るようにこのスーツを着用するのか、その当たりが問題になりそう。

もう一つ思ったのが、最初に書いた記事では、幾ら体型が性格に計測されていても、それに合わせてここに服を作るわけじゃ無いからと書いたけれど、逆にそれもビジネスになりそうですね。オーダーメイドの自動化みたいな感じで。イージーオーダーよりももっと体型に合わせて、しかもいちいち採寸のためにお店に行ったりしなくても、自宅で計測して一週間もすればぴったりのスーツが送られてくるみたいな。あるいは、一日このスーツを着用して外出するなどして、可動部分の変化度等を収集することで、着たときだけで無く動いたときにも気持ちの良い服が出来るかもしれない。例えば可動域には少し余裕を持たせるとか、伸縮性の素材を使うとか。個人的に感じるのは、通常のメジャーなどによる採寸をこのスーツが置き換えるのでは無く、実際にリアルタイムにデータ収集することで、「使うときに気持ちが良い服」が出来るんじゃ無いだろうか。

スポーツの世界に対しての応用も面白そうな気がする。もしかしたら、このスーツで使われているセンサーを使用した応用は始まっているのかもしれないけれど、よく走るときのフォームの確認で体にマーカーを装着して走り、それをコンピューターで解析するけれど、このスーツを着用すれば筋肉の収縮なども含めて、もっと精細な体型の確認や動作の確認が出来そうな気がする。そういう意味で、このスーツ、あるいはここからの発展系のスーツは、単に洋服の採寸目的だけでは無く、それ以外の応用範囲の方がもっと広くて面白い気がする。ZOZOTOWNが、そこまでやるかどうかは不明だけれど、例えばアシックスとかミズノ当たりと手を組んだら可能だと思うし、または紳士服の青木とかと組んでもいい気がする。どうでしょうかねぇ...

ダブルで勝利

今年四回目の「週末フットボールの試合ダブル」は、土曜日の大学の試合、日曜日の社会人の試合と連勝。浜松→東京→大阪→浜松と重い機材を担いでの移動で、体はボロボロクタクタだけれど、やはり勝利は最高の湿布薬(えっ?!)。試合は、どちらも前半リードされて折返し後半追い上げる展開になったけれど、しっかり後半逆転して勝ちきった試合になったことは成長を感じます。残念ながら学生チームの方は勝利したけれど勝ち点で届かず、入替戦出場はならずにシーズン終了。一方で社会人は、Japan X Bowlへの進出となり、また三週間シーズンが伸びました。目標にしてきた「日本一」まで後に試合だけれど、まずは次の試合に勝たないとその先は無いわけで、選手やスタッフは大変だろうけど、一つ一つ積み上げていくしか無いでしょう。

リーグ戦では二敗していて、今シーズンも厳しいかなという気持ちが沸かなかったわけでは無いけれど、しっかり反省するところは反省し、直すところは改修してもう一度チームを盛り上がってきたのは、やはり成長している証しなんだろうなぁ。外から見ている限りでは、そんなに変わったようには見えないけれど(笑)。

実はシーズン初めから今シーズンの試合スケジュールが発表されたときに、このJapan X Bowl用に宿泊の手配をしていたんですが、それが無駄にならなく良かった。前回は満身創痍に近い状態で迎えた決勝戦ですが、今回は故障者も戻ってきていて、ピークに近い状態で対戦出来るのは大きな違い。今回以上の激戦になる事は確実だけれど、今回以上のパフォーマンスで是非勝利して欲しいですね。先ずは三週間、しっかり休養してもう一度準備しっかり進めて欲しいですね。しかし、やれやれだぁ...

2017年11月26日

フットボールの週末

昨日の大学の試合は、途中ミスがあったり拙いプレーがあったりして、先行され逆転されそれを再逆転してまた逆転されと言うシーソーゲーム。最後の最後残り1分を切ってから、色々ドタバタしながらも何とか逆転のTDが成功し、その後逃げ切って勝利で終了。残念ながら得失点差で相手を上回れないので、勝っても入替戦進出はならないけれど、結果的に負けた試合無くシーズン終了したのは立派。この勢いを是非来年のチームに引き継いで欲しいですよね。

今シーズンは、主力選手が夏前に突然退部したりと、かなりチーム作りに苦しんだシーズンで、そういう意味で幹部の四年生は大変だったと思うけれど、よくここまでまとめてきたと思うし立派だと思う。今ひとつ詰め切れない試合があって、残念ながらブロック優勝をして入替戦に進出することは叶わなかったけれど、来年こそは頑張ってくれると信じたい。

で、今日はいよいよ正念場の試合。学生達の勢いを是非追い風に、今日の試合も最後の最後まで諦めずに最後に勝ちきる試合をしたいところです。勝利を祈念して出かけよう。

2017年11月25日

らくらくフォン

母親が10年近く使っていた携帯(らくらくフォン)のバッテリーがへたってきたというので、ドコモショップへバッテリー交換に行ってきたんですが、流石にもウザい漕がないという事で新しいらくらくフォン(らくらくフォンスマホ)に交換して戻ってきました。で、予想通り、「あれの使い方が分からない、これの使い方が分からない」と臨時講師を強制されて、こちらはいい迷惑。最初に困ったのが、スマホで大きめのアイコンが並んでいるのに、タップしても全然反応が無い。「えっ?」と思って暫く弄っているうちに、「もしかして...」と思い少し長押ししたら反応しだした。まぁ、らくらくフォンだから何だろうけど、これ慣れるのが大変。

で、困ったのがネットワーク暗証番号をもう忘れていて、ネットワーク経由の設定が出来ない事。「ドコモショップで聞かれなかったか」と聞いたら「聞かれたけど分からないかったら」と言ってきたらしい。ショップの店員も店員で、身分証明書で確認して再設定すればいいのにと思うんだけど、色々大人の事情があって、本人が要求しない限りそう言うことも言えないんでしょうね。

ただ、ドコモもドコモだと思うのは、やれなんとか暗証番号とか何とかIDだとか、幾つも設定させるのも何とかして欲しい。それぞれ必要性があって設定しているとは思うけれど、シングルサイオンにするとか、使い勝手をもう少し考えないと。あと、画面を見ていてふと思ったんですが、以前は二つ折りの携帯(FOMA)で、今回はLTEのスマホ。で、今回のモデルではWi-Fiもサポートしている。自宅にWi-Fi APを設定しているので、それを登録するのは良いんだけど、その場合外に出たときにもあちこちのAPを掴むことがあるわけで、その時に繋がらないとかエラー画面が出るとか、余計な質問・トラブルの種になりそう。

デバイスとか作る方は作る方で、使い勝手とかUEとか色々言うけれど、それらが動作している環境レベルでの「使いやすさ」という事はどこまで考えているんだろうか。料金体系なんか、私が自分で見てもよく分からないこととか色々なオプションがあり過ぎて混乱するし、ましてや諸般の設定などは、似たような名称とかフォーマットも違うとか、もう何とかしてくれよと言いたいくらい。あの複雑怪奇な環境設定そうさが無くなり、それこそ自分のSIMに例えばマイナンバーを登録してあれば、そのSIMを新しいスマホへ挿入したら、その場で直ぐに以前と同じ環境で使えるようになる、位のことはやってくれないだろうか。それだけでも、かなりのユーザーが獲得出来るようになる気がするんだけど。

学生最後の試合

11月は日本でもアメリカでも、大学フットボールはシーズン終了の時期。この後12月に入ると、ボウルゲームが中心になるんですよね。かくいう母校も、前節の試合で引き分けになり、ブロック2位以下が確定してしまい、今日の試合がシーズン最終戦。毎年学年単位で選手が入れ替わる大学スポーツだから、4年生の多分全員が人生最後の試合になるんじゃ無いだろうか。もし、前節の試合に勝利していれば、この最終戦がブロック優勝を掛けた試合になり、非常に盛り上がるはずだったんですが、そんなにフットボールの神様は甘くなかった。

少し前の天気予報では週末の天候が心配でしたが、何とか明日は晴天で天気の心配は無さそう。ただ、気温は低めなので怪我だけは心配だけれど。それでも、今シーズンは雨に祟られる試合が多かった気がします。ここまでの4試合中半分の2試合は雨模様の試合。絶好のコンディションで有終の美を飾って欲しいですね、後輩達には。

考えてみたら、予定よりも1試合減ってしまったけれど、今シーズンは大学の試合は皆勤賞。OBとしては、なかなか立派な成績じゃ無いだろうか(笑)。出来る事は多くないけれど、特に4年生選手のプレーは、全ての瞬間をカメラに収めるくらいの気持ちで頑張って撮影しよう。後輩達の勝利を祈りつつ。

2017年11月23日

朝日新聞の逆襲、なのか?!

評論家の小川榮太郎氏が発表した、朝日新聞のモリカケ報道に関しての書籍「徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」に対して、朝日新聞社が申入書を同氏と出版社に送り、謝罪と賠償を請求した件。既に指摘されているように、「朝日新聞社」という日本を代表するメディア(?)の一つ何だから、堂々と紙面で「プロなんとかの罠」とか「パノなんとかの住人」とかシリーズを立ち上げて、自分達で自分達の正しさを主張するれば良いのに、当事者同士でしか分からないようなこう言う方法を使うと言うのは、メディアの会社としてはどうなんだろうか。下手な社説やコラムを掲載するよりも、ずっと人目を集めると思うけれど。

森友学園の問題に関して言えば、地歴が悪い公有地を早く処分したかったが故に、ある程度色を付けて売却を進めていたんだろうと思われるわけで、隣接地の公園などの売却基準と照らし合わせてどれだけ乖離しているのか、それを観て判断すれば済むはず。実際、籠池氏側が当初主張していた、昭恵夫人の後援みたいな話は全て捏造と分かっているわけで、要するにたまたま切っ掛けを掴んだ著名人を利用して、交渉を有利に進めようとした籠池氏側の問題で、それにこれ幸いと問題有りの土地を処分したかった近畿財務局が乗ったという話でしょう。噂になっている辻元議員と関西生コンの関係がどれだけのものか分からないけれど、多分叩けば埃は出てくるわけで、それがどの程度影響するか、換えって火の粉を浴びることになりそうな気がするんだけど。

加計学園問題に関しては、完全に言いがかりレベルだと私は思う。大体旭市分の報道のよりどころになるものは前川氏の証言だけで、しかもその証言も「だろう」「と思われる」みたいな伝聞推定のものばかり。まさに、自分達が要求している悪魔の証明を今度は自分達が要求されているわけで、どう対応するつもりなのか。まぁ、朝日新聞を始め日本のメディアは、「正義を追求する」なんて言う幻想は捨てて「事実を報道する」という本来の使命を思い出すべきでしょうね。「正義」なんて立場や考え方が変われば、幾らでも方向は変わるんだから。よく彼らが引き合いに出すナチスだって、当時は「正義」と思われていたわけだし。

どう言う経過をこれから進むのか、かなり興味の沸く話題じゃ無いだろうか。場合によっては、大手メディアの権威が喪失する初めての事例になるかもしれない。

ZOZOSUIT

ZOZOTOWNEを運営するスタートトゥディが、スマートフォンと組み合わせて瞬時に体を採寸するセンサー内蔵ボディ「ZOZOSUIT」を無料配布開始。このスーツ、150,000箇所ものセンサーがあり、スマホへBluetoothでデータ転送して自分に合った洋服やパンツの採寸が瞬時に完了するというもの。

アイデアとして面白いと思うし、実際に無料でスーツを配布するというのも相当の先行投資だと思う市そこまで出来る財力も流石だと思うけれど、これでどれだけ顧客満足度が満たされるか。多分、多くのというか殆どの人は満足するかもしれないけれど、単に体のサイズが性格に計測出来たとしても、そこから着用する衣類って、個人の好みがあるじゃ無いですか。例えば私は腕周りが太いから少し大きめのものが好きだし、パンツにしても太股が太いからこちらも普通のものよりも一つ大きめのサイズが好み。多分スマホ上のアプリで、例えば胸回りは少しゆったり目とか、色々修正を追加する事は可能だと思うけれど、それも服の種類でまた違ってきますよね。例えばTシャツとポロシャツでは元の体サイズは同じでも衣類のサイズは少し違ってくるだろうし、それがワイシャツになりスーツになりアウターになると、単に服のゆとりを大きくするだけで無く、部分部分のサイズや余裕も変えないといけない。さらに、そういう「余裕」も個人の好みがあるから、実際は何度か試してみないとなかなかその人の好みのパラメーターは見つからないだろうし。さらには、その時の気分とか服のデザインや種類によっては、またパラメーターを変えることも必要だろうし。

一方で、供給する側の会社側にしても、オーダーメイド製品を作るわけでは無いのだから、得られたデータを今度は自分達の製品基準に落とし込まないといけないはずで、仮に今のSS/S/M/L/LL/LLL当たりのサイズ区分を更に細分化するにしても、製造管理が繁雑になるし在庫管理にしても大変になりそう。受注生産では無いから、ユーザーとしては採寸して発注したら直ぐに配送されることを期待するわけだし。そういう意味では、店頭で実際に試着して購入出来るシステムは、昔ながらだけど一番便利な気がする。

アイデアとしては凄く秀逸だし、コストを掛けてインフラを準備する姿勢も素晴らしいと思うけれど、現実のユーザーニーズとどうやってすり合わせていくか、Try&Errorが続きそうな気がする。

2017年11月22日

ANA Lounge@HNL

ANAが2019年からホノルル路線に投入するA380に合わせて、ダニエル D.イノウエ空港にANAラウンジを新設するという記事。現在NRT-HNLが一日2便、HND-HNLが1便運航されているけれど、羽田ではA380が利用出来ないから多分成田路線に投入されると思うんですよね。で、何れのフライトもB787-9が使用されている。成田の2便のうち、早い方か遅い方かどちらかの機材をA380に置き換えると思うんですが、どちらだろうか。

個人的に思うのは、平日のフライトだと都内からでも間に合う遅い方のフライトにA380を振り分けた方が集客的には有利かなと。で、週末のフライトは早い方に振り返ると。ただ、ただ、遅い方のフライトだとホノルル到着時刻が羽田からのフライトとも近いので、となると受入側スタッフが大変そう。そう考えると、成田発の早い方のフライトでA380を使うのが一番良いのかなと言う気もします。

となると、往路は遅い時間で余裕を持って出発出来るHND-HNLを利用して、帰国は早くしかもゆったり帰国出来る成田行きのA380というのが、ベストフライトになるかも。大体、ホノルル行きの場合は、日本からの往路は夜出発なので寝るしかないんですよね。私もラウンジで飲み食いして、機内ではずっと寝て過ごしたことが何度かあります。逆に帰国便の場合は、大体がお昼前に出発するから、機内で飲み食いするのも楽しみだし、少しウトウトすると時差調整も楽になるし。

で、一番のニュースは、ANAもHNLに専用ラウンジを作るという事。ANA Suiteまで作るんだろうか。でも、A380を投入してファーストクラスを売り物にするなら、やはりANA LoungeだけでなくANA Suite Loungeも準備するだろうなぁ。それだけのスペースが有るかどうか疑問だけれど、A380受入のために専用のボーディングブリッジも必要になるという事なので、その増設部分にラウンジも増設するんだろうか。で、ファーストクラスはラウンジからそのまま登場出来るようにする、とか。まだ先の話ではあるけれど、現在共有しているUnited ClubはANA便出発時刻は激込みになるし、中にはマナー知らずな日本人乗客もいたりするし、分離して貰えるのは良いかも。ただ、その分ANAも駐在員を増やしたり投資は勿論人的補充もしないといけないわけで、それだけの利益が出るかどうかは疑問だなぁ。ハワイのキャパシティはまだまだあると思うけれど、日本の消費動向はそれ程これから上がらない気もするし。

それでも、一度くらいはA380でホノルルに行ってみようかな。2019年の春かぁ... まだまだ先ですね。

Cloud Storageの終焉

USに続いて、日本のAmazon Driveサービスも終了という記事。今年6月にUSがサービス終了をアナウンスをして、私もユーザーだったから何だよと思ったんですが、その時も危惧したようにUSですら駄目なのに日本だけビジネスを維持出来るのか凄く疑問でした。ただ、6月にUSがアナウンスをしてから日本側ではなかなか追随のアナウンスが無くて、「あれ?」とか思ってはいたんですが、やはり11月20日付けでサービス終了のアナウンス。

これで、Cloud Storageサービスで「無制限」を謳うものは知る範囲では無くなったわけで、それがBitcaseのようなベンチャーならまだしも、Microsoft、Google、Amazonと言ったネットビジネス大手ですら読み間違えて撤退するような状況では、この分野のビジネスモデルはまだまだという事なんでしょうね。まぁ、単純に考えても膨大な記憶領域が必要なわけで、幾らクラウドビジネスのために自社でストレージを抱えているとしても、無視出来ないくらいのデータ量がアップされるんだろうなぁ。

個人的に考えるパソコン・データ端末の未来というのは、クラウド上に自分専用の仮想マシンがあって、そこで全ての処理を行い、I/O(データ入力とデータ出力)だけは手元の物理的端末に最適化されてリダイレクトされてくる、というのが究極の姿だと思うんですよね。だから、その時に使用しているのがパソコンならパソコン用に、スマホならスマホ用に最適化されて画面も処理されるし、入力系も合わせて仮想デバイスと物理デバイスが関連付けされる。単に解像度だけの問題では無く、デバイスのサイズも考慮しないといけないから、結構大変だと思うけれど、データがデバイス毎に分散する事も無いし、常に唯一のデータが加工処理されるから、データの不整合も発生しない。でも、これをやり出すと今回の様に全てのデータがクラウド上に保存されることになるし、万が一の場合を想定してバックアップ等も考えないといけないから、さらに膨大なデータ保存領域が必要になるわけで、それを支える物理的な記憶装置の革命が起きないと無理だろうなぁ。あと、ローカルのデータを扱うのと変わらない超高速な通信ネットワークとか。

Cloud Storage Businessは、これで一寸足踏み状態になるけれど、Cloud Businessが立ち止まるわけでは無くてこれからも拡大していくんだろうけど、静的なデータ保存という、リソースは拡大してもアクティビティはそんなに発生しなくてだからビジネス的には美味しくない部分は衰退して、所謂「aaS (As A Service)」的な、アクティビティがメインでその部分でビジネスが出来る方向に進むような気がする。まぁ、私も手持ちデータわ整理しないと。

2017年11月21日

HPCJの使い勝手

HPCJ (Hilton Premium Club Japan)は、国内のHilton系ホテルと一部海外のHilton系ホテルの宿泊料金が、20%引きになる会員制サービスで、さらにホテル内の直営レストラン利用も20%引きになるもの。それが、今年の10月1日からルールが変わり、宿泊代に関しては、以前のように全ての料金が20%引きになるのではなく、特定の料金が20%引きになるだけ。だから、以前のルールだと、例えばスイートルームを予約しても20%引きになったものが、現在はそんなことは無くなり、一番下のグレードのレートが20%引き料金として掲載されるだけ。

レストラン利用の20%引きも、宿泊と一緒に利用した時のみ20%引きになるように代わり、例えば宿泊が20%引き料金よりも安い前払い料金で滞在し、レストランを利用すると20%引きではなく10%引きになるよう。これもちょっとカラクリというか、裏技があって、以前HPCJ利用で宿泊した履歴のあるホテルだと、チェックイン時にHPCJの会員と認識されて、そこならレストラン利用は20%引きに自動的にしてくれる。だから、ヒルトン東京とかヒルトンお台場等だと、安心してレストラン利用が出来るけれど、先日利用したヒルトン大阪は、前払い料金で宿泊したので、チェックアウト時に念のため確認したら、レストラン利用の20%引きは出来ないが10%引きなら対応出来るという返事で、あぁ、それなら多少高くてもHPCJ適用料金にしておけば良かったと後悔。

ざっくりと比較した範囲では、HPCJ経由での料金は、Hiltonのサイトから予約したときのHHORNORSメンバー用料金の前払い料金と大体同じ。HPCJ料金は、前日までのキャンセル可能料金なので、そういう意味では少しメリットはありそう。ただ、どう言う設定なのか分からないけれど、以前と比べると割安感はかなり減りました。それでも、今はクレジットカードの付帯特典として無料で提供されるので、まぁ所有していても良いかなと思うけれど、それが無くなったら一寸考えますよね。割引クーポンの利用方法も面倒になったし。今回年末から年始の予定でホテルの検索などをしていて、時期が混雑するときと言うことも有るかもしれないけれど、利用し始めた頃と比べてお得感が減ってきたなぁという印象は拭えませんね。

NRT-JFK (2) - こちらはキャンセル

年初にいつものようにANAで予約した、NRT-JFKの年末旅行用特典チケット。この時はANAのマイルで予約したんですが、その後元のチームメイトがWashington Redskinsのチアに合格したりして、Washington DC行きも良いなぁと思いだして、こちらはUAのマイルで特典チケットを発券。出発予定日まで一月と迫ってきたことも有り、さてどうしようかとこの週末に確定させることにしました。

行き先としては、どちらも既に訪問したことのある場所で、大体の様子や勝手は分かっている場所。ただ、クリスマス直前という時期ですから、どちらも賑やかだろうけど、特に観光地でもあるNew Yorkは盛り上がるだろうけど、政治の中心であるWashington DCはそんなでも無いと予想。実際ホテル予約をしてみたら、Washington DCはUS$100を切るレートもあって、節約には嬉しい。

で、スケジュール的にはNRT-JFKの方が良かったんですが、内容としてはやはり去年は行けなかったNFLの試合を観戦したいと考えて、今年はIADに行くことに決めました。となると、こちらの特典チケットはキャンセルしないといけない。発券時には16万5千マイルを使用しましたが、ANAの場合はキャンセルに手数料として3000マイルとられるので、ちょっと損した気分。しかも、UAなら全ての手続きがWeb上で可能なのに、ANAは発券はWebで出来てもキャンセルは、国際線については電話でお願いしないといけない。と言う事で、ダイヤモンドメンバー用番号に電話をして、キャンセルをお願いしました。

キャンセルする前に対応に出てくれた女性スタッフの方が「ご存じかもしれませんが、一年以内でしたら手数料無しで予約変更可能です」と提案。それは分かっていたんですが、仮に変更するにしてもやはり同じ時期の12月末頃になるから、現時点では変更は不可。それと、同じマイル発券をするなら、有り余っているUAのマイルを使った方が良いし、ANAのマイルはマイルとして利用するよりは、SKYコインに変換して有償チケット購入時に補填する方が効率が良いので。で、電話でのやり取りが終わりキャンセルの手続きがシステム上で完了すると、16万2千マイルが自分のAMCのアカウントに戻されて、それまであったマイルと合わせると、20万マイルを突破。仮に20万マイルをSKYコインに変換すると、自分の場合は交換率が1.7倍になるので、34万SKYコイン=34万円分の割引が期待出来ます。これはなかなか大きい。来年も国内線修行をしないといけないし、一度くらいは国際線利用したいですからね。アップグレードはアップグレードポイントを使えば良いし。

そんなこんなで、今年はNew Yorkへは行かずにWashington DC行きに決定です。()

2017年11月20日

ちょっと待ってほしい

大阪市とサンフランシスコ市の姉妹都市提携破棄に関しての、朝日新聞の社説。
ちょっと待ってほしい。姉妹都市の関係のもとで育まれてきた交流は、双方の市民の歴史的財産である。市長の一存で断ち切ってよいものではない。
と、朝日の常套句「ちょっと待ってほしい」が入っている時点で、この社説は内容は殆ど無意味に近い、単なる自己弁護自己都合主張であることは確実。実際、この「ちょっと待って欲しい」の直前には、今回問題となっている慰安婦像の碑に、
像の碑文には「旧日本軍によって数十万人の女性が性奴隷にされた」「ほとんどが捕らわれの身のまま亡くなった」といった表現がある。
と言いながら、その後には「大阪市の市長が何度も不確かな主張と何度も言及」と、責任を大阪市長におっかぶせて、自身はその内容が正しいとも間違いとも言わない。単に、大阪市長の主張として、読者を誘導しようとしているわけですよね。社説であるならば、サンフランシスコ市の対応あるいはその碑文の内容に関して自分の立場を示した上で、だからこれこれの理由で市長の対応は間違っている、時期尚早、軽率、等と言う「社説としての主張」が生まれてくるのだと一読者は思うわけですが、結局は自分達の主張を上から目線で強調するだけ。

元々の原因は、朝日新聞を中心としたメディアが、所謂「吉田証言」を元に「従軍慰安婦」なる話を報道し、それを世界中に広めたのに、その吉田証言が「虚偽」であったことは認めたものの、そこから生まれたり派生したりした誤解や捏造に近い話に関しては、全く責任をとらないことが問題。言ってみれば、情報産業企業に対してのPL法みたいなもので、私は朝日新聞のサイトには、今後何十年間もトップに必ず慰安婦報道に関しての情報リンクバナーを設置させるべきだし、そこからアクセス出来る内容は常に検証して、少なくとも日本語英語で同一の内容配信をさせるべきだし、何なら年に一回リマインドさせる特集を掲載させることくらいはやらせても良いと思う。

大阪市は韓国の釜山市とも友好協力都市(姉妹都市提携よりは一つ下?)しているらしいけれど、釜山市に対しても不快感の表明なり、もっとするべきじゃ無いだろうか。本当にサンフランシスコ市に対して強い態度に出るのであれば。それに対してどんな社説をまた朝日新聞が掲載するのか。最近、「天声人語ジェネレーター」なるアプリが有るそうですが、実はそれで未来の社説や天声人語が見えたりして。所詮、その程度のものになってきたんでしょうね、朝日新聞の社説にしても。

突然死

今朝は今年一番の冷え込みと言って良いのか、久しぶりに寒さで朝目が覚めたくらい。で、寒い中エアコンの暖房を入れて(ガスファンヒーターをまだ出していないので)、いつものようにデスクトップ機の電源を入れました。起動時のPOSTが終わり、Power-ON Passwordを入れて、Windowsが輝度し始めて暫くしたら... "Parity Error"で死んでしまった orz

いゃぁ、久しぶりに見ました、Parity Error。最近では、Blue Screenも殆ど観なくなったけれど、Parity Errorはもっと深刻なハードウェアのエラーで、もう何年も見ていないのに。仕事では、開発初期のシステムとか利用していると時々遭遇するんだけれど、流石に最近では開発初期のマシンでもそれなりに品質は良くなっているので、仕事でも見る機会はほとんど無くなっていたのに。

実は前兆はこれまでもあって、毎日起動しているこのデスクトップ機は、何日かに一回は起動してWindowsが起動しデスクトップが表示されるところまでは行くんだけど、そこから暫くして突然ビデオがお亡くなりになる事が発生します。もう使い始めて4年を過ぎているデスクトップ機で、ビデオはPCIのアダプターを入れているんですが、GPU空冷用のファンが調子悪いのかなというのが私の見立て。今週末の飛び石連休の時にでも、一度オーバーホールをして、接点復活剤でも端子部分には吹いておこうかと思っていた矢先でした。

取りあえず暖かくなったら安定しているので、致命的なトラブルでは無いけれど、やはり年明けしたらデスクトップ機の更新が必要だなぁと実感。機種選定作業に入らねば。あぁ、また出費が...

2017年11月19日

忖度の証明

毎日新聞の記者コラム(?)「忖度の証明」をと言うけれど、それって「忖度させました」と言わない限り納得しないわけでしょ? 最初から答えありき、の質問疑問にもなっていない単なる自己要求じゃ無いの、これ。以前も書いたけれど、半年以上も「疑惑がある」「忖度があった」「お友達優遇」などと散々憶測や根拠の無い理由を上げながらも、結局は何も怪しいところはで来ず、逆に追求している側に献金疑惑や、親族への「忖度疑惑」が持ち上がってきているのに、それに関しては何も言わない。毎日新聞、朝日新聞、そして系列のTBSやテレビ朝日等は未だに「忖度」と良い、何故か元文科省次官の前川氏を未だに持ち上げるけれど、決定的な証拠もないのに「前川氏がこう言っている」とかいう理由で未だに追求することの不自然さを感じないのだろうか。それこそ、彼らが反対勢力に「忖度している」証拠だと思うのだけれど。

後半の森友学園の払い下げ金額に関しても、元々の業者の見積が9億数千万円だったところを、財務省側が8億数千万円と査定して、それでその分の値下げをしたことが分かったわけで、それって別に相手の言いなりになって出したお金でも無いわけだし。まぁ、その8億円余りの金額が適正化という調査はするべきだと思うけれど、そんなことには触れずに悪いのは行政という言い方しかしないのは何だかなぁ。
首相がすべきなのは、自身の関与がなかったとしても周辺に「そんたく」がなかったか徹底調査すること。さらに、公文書でない職員のメモ類なども公開し、国民の理解を得る努力をすることだ。
それならばメディアは、自身の取材や報道が直接関与しなかったとしても、その報道に寄って周辺から「そんたく」や「ふうひょうひがい」が無かったか、疑義が出されたら徹底調査するのだろうか。さらに、その時には公開された記事だけでは無く、取材メモや録音等も公開し、読者や視聴者の理解を得る努力をするのだろうか。先ずは自分の胸に手を当てて省みることから始めないと駄目じゃないのか。

かんぴょうスピーカー

産経新聞の記事で初めて知った「かんぴょうスピーカー」。干瓢の原料となる夕顔の実を乾燥させてスピーカーの筐体にしたもので、Youtubeに登録されている再生動画を聞くと、結構いい音を出している気がする。

スピーカーの場合、それなりの強度と共に、内部でどれだけ音が反響しつつ雑音が吸収されるかという部分が重要で、だから各社色々工夫を凝らして内部構造を考えたり、吸音材を入れたり苦労しているんですが、なるほどこう言う天然素材なら変に手を入れなくても良いかも。

単体でのモノラル再生なら良いけれど、左右二台並べてのステレオ再生の時にはどうなるんだろうか。ここの個体差が大きいように感じられるから、かなりイコライザーで弄るかしないと、ステレオの時にはバランスが悪くなりそうな気もするけれど。個人で使うと言うよりは、やはり店舗などでのBGM用として人気が出そう。これにスマートスピーカーを組み込んだから、面白いのに(マテ)。

2017年11月18日

DOSが動かないパソコン

Intelが2020年を目標に、現在のBIOSからLegacy Mode (Compatibility Support Module)を削除してUEFIのみのサポートにすると発表。DOS誕生以前からパソコン(当時はマイコンとかボードコンピューターとか言っていたけれど)に触れてきた人間としては、寂しさもあるし、なかなか感慨深い転換。

昔昔は、BIOSなんていうものがまだ無くて、DOSなんていうOSも無くて、直接アプリが起動して動いていたもの。だからアプリによって動くものが限定されていたりして非常に不便だったので、それを埋めるものとしてBIOS(Compatible BIOS/Legacy BIOS)が登場。ハードウェアの違いを吸収し、その後のパソコン時代のスタートになったもの。ただ、当時のBIOSなんて16KBとか32KBとかから始まりましたからねぇ。その後仮想モードのサポート等のためにABIOS(Advanced BIOS)とか登場したけれど、結局それまでのBIOSの互換性の無さが嫌われて普及せず、結局は当時のBIOSを拡張する形で進んできたけれど、流石に32bit、64bitの時代になると無理が生まれてきて、UEFI BIOSが登場。もう「BIOS」というか、昔のDOS以上の機能がある環境になってきましたからねぇ。

ラジオやテレビの世界でも、アナログ放送からデジタル放送に移行して、それはそれでこれまでよりも高品質のサービスや機能提供出来るのは良いのだけれど、昔なら単純に出来たことが小難しくなっていって逆に出来なくなっていくことは良いのか個人的には一寸疑問。パソコンもどんどんブラックボックス化していくなぁ...

ブルマ逝く

実際には一昨日の夜の事ですが、昨日分かった声優の鶴ひろみさんが運転中に大動脈剥離で無くなったこと。首都高を運転中だったけれど、ハザードを出して停止していて、社内ではシートベルトをしたまま亡くなられていたと言う事で、多分最後の最後に何とか巻き込み事故だけは避けようとしたんだろうなぁと想像されます。

自分の中では、はやりドラゴンボールの「ブルマ」役の声が一番印象に残っているけれど、57歳と言う事で、まだまだ活躍出来る年齢なのにと残念。大御所と呼ばれる人達が、高齢で亡くなられるのは、これはもう仕方の無いことだから諦めるしか無いけれど、こう言う突発的な病気でというのは本当に残念。

しかし、今も毎週放送しているアンパンマンはどうするんだろうか。一二回分くらいは撮り溜めているだろうけど、その後が問題ですよね。余り違う声の人だと違和感を感じるだろうし、かといって同じような声質の人はなかなか見つからないだろうし、大体「ドキンちゃん」というキャラクターが、もう彼女の声と一体化して確定しているものだし。

しかし、神様は時として本当に残酷ですよねぇ... 合掌。

2017年11月17日

東芝はASUSへ?!

まだ確定方では無いけれど、共同通信が配信した、東芝のパソコン事業を台湾のASUSへ売却か、という報道。日本でもそれなりに知名度のあるメーカーだけれど、ちょっと意外でした。

Lenovoが、NECPC、富士通と傘下に収めたから、Lenovoの目は無いと思っていたけれど、さりとてHPとかDELLも食指を動かすとも思えず、どうなるのかなと思っていたら、それら三大メーカーの次のグループ、ASUSとくっつくわけですね。

製品のボリュームで言うと、三大メーカーの1/3位だけれど、OEM/ODMでそれなりの数製造しているだろうから、製造コストの削減は大きいのかな。でも、結構今のDynabookもASUSへのOEMだったりして(マテ)。まぁ、ASUSとしても"Dynabook"のブランドは当分続けるだろうし、会社としての今の東芝の製造子会社がそのまま存続して、製造委託でASUSは今後支援を続けるんだろうけど、逆にASUSとしては東芝の伝を使ってこれまでは入れなかったであろう日本の公共・官庁系に食い込むチャンスを得たわけですね。それでも、"ASUS"ブランドでは厳しいだろうなぁ...

記事にも書かれているけれど、これで国内の大手家電メーカー系のパソコンメーカーは、パナソニックのレッツノートだけ。まぁ、VAIOもSONYから離れたけれど、辛うじて国内メーカーとして残っているけれど、今後どうなるか分からない。受託製造で成功しつつあるみたいだから、結構IoT系にシフトして、パソコンは傍流になりつつ有るかもしれないし。案外最近盛んにTV-CMを売っているMOUSE当たりと合併したりして(マテ)。

まだ正式発表では無いので不鑑定ではあるけれど、30年ほど前には国内の家電メーカー全てがパソコンを販売しており、20年前にはそこから減ったけれどそれでもまだ大手家電メーカーからは各社パソコンが発売されていたのに、今ではとうとうパナソニックだけになるとは、時の流れを感じますねぇ...

ボジョレーフライト

JALがボジョレーに合わせてこんなサービスをしているという記事を見て、「あぁ、ANAもこう言う事はちゃんとやらないと駄目だよなぁ...」なんて思っていたら、ちゃんとANAもやっていました、失礼しました(苦笑)。
来週国内線に搭乗する予定を入れているけれど、その時まで残っているだろうか(笑)。まぁ、ボジョレーだから特別美味しい訳では無いし、ある意味縁起物みたいなものですしね。考えてみたら、多分ボジョレーって私飲んだことが無いと思うんですよね。理由は、解禁日が平日水曜日の真夜中過ぎで、翌日も仕事があるわけだから、よほど好きな人とか翌日たまたま休みとか言う場合で無いと、なかなか飲む機会は無い。まぁ、その後の週末とかならまだ残っているだろうけど、あれだけ水曜日の深夜に盛り上げられると、あそこで飲まないと何か味気ないというか、クリスマスケーキを26日に食べるような感じで面白くない。それが、同じ週の週末ではなくて、翌週とかになるとさらに飲む意欲が減退するわけで、結局はそんな感じで毎年飲む機会無く過ぎてきた気がします。

今週は、今晩一寸仕事帰りにいつものバーに寄ろうかなと思っているので、もしかしたら進められるだろうか。そしたら一口くらいは飲んでみても良いけれど。そうなると、人生初のボジョレーになるかもしれない(笑)。

何を今更???

昨日西日本新聞が記事にし、Yahoo! Newsにも掲載された、今年のジュネーブ軍縮会議での高校生平和大使演説中止の顛末に付いて。菅官房長官も会見で説明しているけれど、これって二ヶ月前に河野外務大臣が自信のブログで全部話をしていることなんだけれど、何で今頃また話題になっているんだろうか。私もこの時に取り上げているけれど、なるほどね、名を捨てて実を取ったのねと納得した話。

で、当時は日本政府の弱腰に対して批判していた皆さんは、今度は中国に対して批判するのかと思ったら、多分口をつぐんでだんまりでしょうね。大体、この件と同じで、本当に高校生に発言機会を与えたいと考えて批判している人では無くて、それをネタに与党とか政府に対して攻撃したいだけの人達だから。

この西日本新聞って、福岡を中心にした九州のブロック紙のようですが、北海道新聞、中日新聞(東京新聞)とブロック紙3社連合を構成しているとのことで、となるとこの新聞社の姿勢は他の二社に近いのだろうか。まぁ、ビジネスとしての協業体制と、報道姿勢としての方向性は別物なのかもしれないけれど。

で、このニュースに関してのTLを見ていたら、演説に反対したのはアメリカだと思っていた人が多いようで、それにビックリ。アメリカは、確かに我が儘な国ではあるけれど、そういう発言の自由とかには余り我関せずと言うか、無視する傾向がありますよね。で、最初の頃の記事に書かれていた日本に対しての圧力の掛け方から、私は多分中国だろうなと感じたんですが、逆に今回中国と分かって驚いているという方に驚くわけで... 自国内での言論や報道の自由が無い事も問題だと思うけれど、外部二対してもそういう圧力を併記に当然のように加計来る国家権力に対しては、報道への圧力とか元老への圧力という事は言わないのだろうか、あの人達は。まぁ、都合の良い理由付けで、またどうでも良い理由を付けて正当化するだけなんだろうけど。

しかし、世の中には時間の流れがゆっくりの場所があるのだなと、再認識しました(笑)。

2017年11月16日

新国立競技場

東京2020のメインスタジアムとして建設中の新国立競技場。東京2020後に改修し、2022年後半には、サッカー、ラグビー、アメリカンフットボール専用球技場として再整備して使用開始するという記事。サッカーのワールドカップ用に、スタジアムの定員も8万人規模に増設するということなので、多分トラック部分を潰して座席を追加しつつ、芝生部分のフィールドも広げるんでしょうね。サッカー、ラグビーに続いて、日本では決してメジャーでは無い「アメリカンフットボール」にも言及されていることは、その業界の端っこに関わっている一人としては非常に嬉しいけれど、元陸上部としては国立競技場としての陸上競技場が無くなるのは凄く残念。東京2020以降の、ナショナルスタジアムとしての陸上競技場はどうするんだろうか。味の素スタジアム(調布)、日産スタジアム(横浜)当たりを暫く代用するとしても、やはり以前の国立競技場のように、陸上競技の聖地的な場所は欲しいと思うんですけどね。

ただ、陸上競技の開催だけでは収益性に問題があるのは明確なわけで、だからどこの競技場もサッカーを開催したり、その他競技やイベントも開催しないといけない。その時に結構邪魔になるのが陸上競技のシンボルである、8コースのトラックだったり、通常その外周に設置される走り幅跳びや棒高跳びなどのピットで、それによってフィールドとスタンドの距離が生まれて、観戦するには不便。競技場によっては、投擲の保護ネットがコーナー部分に常設されているような場所もあるから、そうなると例えばサッカーなんかの場合だとゴール裏からのシーンが邪魔されて興味も半減するし。

日本の場合、国体で毎年都道府県が持ち回り手にそれなりの規模の大会を開催するから、地方にもそれなりに充実した陸上競技場が整備されているけれど、だからとってやはりシンボル的な聖地としての競技場が無いのは寂しい。それでも、現在有り余っている競技場は、2002年ワールドカップ用に準備されたもので、それ以降は不良資産とは言わないけれど持てあましているところがあるのも事実。そういう意味では、その中の一つを「シンボル」として再定義して利用するのは有りかもしれませんね。ただ、日産スタジアムはやはり遠いし、場所的には味の素スタジアムかなぁ。一応、都内だし。

まぁ、幾らでも代替案はでてくる陸上競技はさておき、是非新国立競技場でのアメリカンフットボール利用に関しては前向きに対応して欲しい。フィールドサイズとしてはラグビーが可能ならほぼ大丈夫で、あとは専用のゴールポストと表示装置ですよね。そうそう、可能ならばNFLでお馴染みのSkyCamを何時でも利用出来るようにして欲しいし、ルール上は今年から適用されることになっているビデオリプレイにも対応して欲しい。その為には何台もカメラが必要だし、その場で再生核に出来る設備も必要だし。ただ、これらはサッカーやラグビーでも導入される予定だし、コンサート利用等でも利用出来そうだから、結構実現度は高そう。まあ、その頃には、その新競技場で試合が出来るくらいの強いチームになっていたいですけれどね。

低俗な言論戦

日本維新の会の足立康史議員というのは、個人的には面白い人だなぁと思うけれど、一寸猪突猛進というか唯我独尊というか、京大工学部を出て通産官僚になった人が、もう少し論理的な話・説明を出来ないのかと残念至極。で、今回は売られた喧嘩は買わないといけないとばかりに「朝日新聞、死ね」と騒動に。さらには、委員会で野党議員を犯罪者とまで言ったらしいけれど、それは別の話として今回はこの「朝日新聞」の話。

いろいろな意見が出ている中で、この梶井彩子さんという方の話が一番個人的にしっくりくる感じ。足立議員が朝日新聞を追及することに異論は無いし、個人的にもこの新聞社の今の状態というのは何か変だと思うけれど、だからといって「間違っている」と言っている相手の土俵にわざわざ下りて同じ程度に間違ったような反応をしたら、そりゃぁ戦略を誤ったというか、相手に合わせたら負けじゃ無いかと思うんですよね。相手が間違っているからこそ、それが俯瞰出来る場所から、同じ視点からでは見えない反論・反証をすることで、相手の間違いが分かるわけだから。それが「死ね」という罵倒語の正統性みたいな話になってしまうから、本来の話が全然進まないし隠れてしまう。

地元の方言で「馬鹿」というのが「凄い、大きい、とっても」みたいな意味で使われるんですが、それを知らない他の地域の人が聞くと、凄くビックリします。最初の「日本死ね」も、多分保育園に入れなくてイライラした気持ちが、個人的にでてしまった、吐露したものと言う意味では分かるし納得出来るけれど、それを政治批判の道具に使い始めたことで、この「死ね」という言葉のニュアンスが変わってきたことも事実。さらには流行語大賞までとってしまって、今別の意味で話題になっている山尾議員が何か正義のヒロインみたいな形でこの言葉のオーナーになってしまったから、今では全く違う意味の「怪しからん、対応必要、反省しろ」みたいな事で「死ね」と使われる事も多くなったんじゃ無いだろうか。そういう意味で足立議員が「朝日新聞、死ね」とtwitterに書き込んだ気持ちも分からないでは無いけれど、そこは自分の立場なりを考えれば、避けるべきだった。せめて「朝日新聞、万死に値する」くらいならまだしもね。

コラムの後半に登場する、朝日新聞高橋純子氏のコラムも輪を掛けて酷いけれど、自分で自分に酔ってしまった相手に何を言っても無駄なのは、酔っ払って泥酔している相手に説教しても逆に激高してくるのと同じで無駄だし無意味。それよりも、相手が冷静なときなその時の様子を見せながら理路整然と声明して理解させることの方が重要。最も、そんなちゃんとした方法で納得する相手なら、最初からそんな面倒な事はしなくて済むわけだけれど。まぁ、相手の土俵に下りてしまった足立議員だけれど、朝日新聞はどうするんだろうか。メディアなんだから、紙面で正統性を訴えるべきだと思うけれど、多分いつものことで自分達が主張するのでは無く、周りの御用学者とか御用コメンテーターを使って援護射撃をさせて正義を訴えるんでしょうね。それはそれで、メディアとして言論機関の一つとして敗北だと思うけれど。結局は、どっちもどっち、低俗な争いだなと誰もが再認識して終わりそうな気がする。

2017年11月15日

暴力事件

突如浮上した日馬富士の暴行問題。今朝のテレビ番組などでは、以前有った弟子への指導という名前の暴行事件を引き合いにして、今回の事件を報道しているけれど、練習などで恒常的に虐めをしていて最後は死亡させた例と、今回の酒宴での行きすぎた暴行行為とは、性質としては異なるものじゃ無いかと思うんですよね。以前犠牲になった息子さんの親御さんがインタビューに登場して、相撲界の体質がと答えていたけれど、うーん一寸違うんじゃ無いだろうか。

勿論、本来ならこう言う事件は起こらないことが正しいわけで、そういう意味で「相撲界」という非常に限られた世界の中で生活している力士に対しての指導とか教育に問題が無かったかどうかはちゃんと説明するべき。一方で、こちらの記事に寄れば、力士の中で最高峰の位置にいる白鳳関を始め、関係者も複数同席していた席での話なので、それは日馬富士関の酒癖というか、個人の問題じゃ無いかと思うんですけどね。

まぁ、決して誉められた行為じゃ無いし、実際に暴行を受けた貴の野岩関は入院までしてさらに貴乃花親方は警察に被害届も出したと言うことで、それはしっかり確認して必要な処理をしないといけない。でも、この事件が発生したのが先月の下旬で、それが二週間以上も過ぎてからこうやって公になるというのも不思議。せめられるべきは、そちらの方じゃ無いかという気もする。まぁ、それなりの人が周りにいたという事で、日馬富士の行為はせめられるべきものだけれど、そこは穏便にと言う話が出来ていたのかもしれない。それがどこからか漏れて、今回の記事に繋がったのかもしれないけれど、となると貴乃花親方当たりが画策したのかなと言う気もしてきますね。

日馬富士関は、以前から酒癖が悪かったと今になって色々と報道がでてくるけれど、それならそれでもっと前から対応していない相撲協会側の責任だって有るかもしれない。個人的には、日馬富士を名乗る前「安馬」の時に一度間近で見たことがあり、その運動神経の凄さにビックリしたことがあるので、折角横綱に昇進したのだからもっと頑張って欲しいのですけどね。でも、今回は厳しい処分が下されるのかなぁ... 一寸勿体ない気もします。

党代表辞任

小池都知事が希望の党代表を辞任。今後は都知事に専念すると言っているけれど、何だかなぁ... 都民ファーストの会の代表だって、都政に専念すると言って交替したはずなのに、国政に進出していき、その選挙で惨敗したから今度もまた都政に専念すると言うけれど、それって結局はこれまで都政も兼任した仕事も結果を出せなかったと言う事ですよね。

都政に専念すると言うけれど、既に豊洲市場の移転問題に東京2020の準備と、大型案件が危機的状況。立て直すにしても時間もお金も足りないし、仮に立て直すとしたら今度は彼女が石原元都知事を責めたように自分の責任としてせめられる。なんせ彼女の「AI」が決めたことですから、他人に責任をおっかぶせることは出来ないだろうし。

しかし、これでほくほくなのは突然の選挙で慌てて急いで民進党から希望の党に移籍してきた旧民進党議員の皆さんですよね。小池氏を中心として都民ファーストの会の関係者を頂点として、その後離党して移籍したり無所属から移籍してきた「創設時メンバー」のさらに下の「外様」だったけれど一番人数が残った「元民進党議員」が、結果的に党代表を初めとして主要ポストを占めたし、絶対存在だった小池氏がいなくなれば、それは「希望の党」という着ぐるみを着た「民進党」になるわけですからね。ただ、元の民進党だって、参議院議員の「オリジナル民進党」、左寄りの「立憲民主党」、そして議員の立場だけ守りたかった「希望の党」と、分散してしまい以前ほどの影響力は無い。本当なら、もう一度合同すれば良いと思うけれど、分裂時のドタバタがそれすらも許さないし、元々分裂していたものがその通りになっただけだから、元に戻るにはよほどの求心力のある人なり事象が生まれないと無理でしょうね。

都知事に専念すると言うけれど、都議会の公明党も離れていくし、都民ファーストの会にしても力のある議員はそんなに多くないだろうから、結局はぼろが出て終わりのような気がする。政治塾とかどうするんだろうか。今更塾に通おうと思う人もいないと思うけれど。小池氏が既存の体制を打破することを目標に都知事選に出馬して、孤軍奮闘して当選したところまでは良かったけれど、そこから何か勘違いが始まり結局自滅した印象ですよね。やはり早すぎた衆議院解散が、彼女のプランをガタガタにしたんだろうけど、それってもしかしたらこれまで散々自民党から恩恵を受けていたのに、小池氏と言い若狭氏といい、後ろ足で砂を掛けてでていった無礼さに罰が当たったのだろうか。それも自業自得だけれど。まぁ、まずは都知事として直近の東京都の問題である豊洲問題や東京2020の準備、さらには彼女の公約でもあった待機児童ゼロとか、ちゃんと現実的で緊急の必要性のある政策を進めて欲しいですよね。通勤地獄解消の二階建て電車とか、そういうのはやらなくて良いから。

でもなぁ、散々好き放題して貴重な人材も切ってしまった後だから、残った都庁の人も大変でしょうね。実際豊洲市場の入札も不調だし。あれって、やはり小池氏の責任だよなぁ。百条委員会を後で開いたら、どれだけの責任が明らかになるのか。

2017年11月13日

Hilton Tokyo

土日と、社会人・大学の試合が連続するため、土曜日の試合終わりに宿泊。土曜日のスケジュールが直前まで決まらなかったので、どこもレートが高い状態だったけれど、ポイント枠は残っていたのでポイントで宿泊。試合が長引き、チェックインしたのは21:00過ぎ。当然ラウンジは閉まっているし、この後色々作業もあるので、宿泊も兼ねて一寸リッチにルームサービスでお祝いしました。

翌日は、午後から大学の試合で朝余裕があるのでゆっくり過ごしてからでましたが、ホテル近くの丸ノ内線西新宿駅から試合会場へのアクセスが思いのほか良くて少しビックリ。残念ながら、試合結果は臨んだものでは無かったけれど、大学スポーツは年年の積み重ねが大事だから仕方ないですね。

このホテルも多分年内は今回で宿泊は終わり。Hilton Premium Club Japanのルールが10月から変わって、宿泊代の20%オフの旨味は事実上無くなったので、来年からどうしようかと思いつつも、それでもホテル内レストラン利用時の20%オフは適用されるので、そこは捨てがたい。今回もルームサービスは勿論、ミニバーの分も20% OFFになっていて、金額的には僅かだけれどちょっとうれしい事は嬉しい。

そうそう、ルームサービスを注文するとき、メニューが無いなぁと思ったら、テレビのホテル番組の中に表示されるように変わっている。これが凄く使いづらい。印刷物なら、飲み物とか食べ物とかページを捲って直ぐに分かるけれど、こちらはいちいちメニューのトップに戻って別のディレクトリーに移動するわけで、結局メモかなんかに注文したいものを書き留めておかないと忘れてしまう。表示解像度の問題で、全てをまとめて表示出来ないからだけれど、何とかして欲しいなぁ。アンケート来たら、絶対意見したいところですよね。

2017年11月12日

国民は忘れない

朝日新聞の昨日の社説。もうTLではお祭り状態で総ツッコミ祭りですが、単純に考えて半年以上もマスコミやら野党やらその他有象無象の皆さんが騒ぎ立てて国会審議もして散々煽ったのに、結局は何も証拠は出てこず、直近の選挙でも話題の優先度は低く、且つその火中の安倍総理率いる与党自民党は事実上の「大勝」で政権を維持していると言うことは、その追求している皆さんが相当の「うましか」なのか、そんなことは全くないのに虚構の世界で生きているのか、どっちかなんでしょうね。
これらの重要な点を積み残したまま、なぜ加計学園は特区の認定を受けられたのか。政府に「丁寧な説明」を強く求める。
ここで、いつもの決め文句「丁寧な説明」がでてくるんですが、自分達が一度も「丁寧に説明」をしたことが無いのに、それを相手に求めちゃいけませんよね(笑)。大体、特区申請と認可の話と、大学の申請と認可の話は別のはず。特区というのは「こう言う事をやりたい」という枠の確保であるはずだし、その中で新規の大学・学部を設立するのであれば、それは中身の話。より具体的な中身の話になるのであれば、それは評価も厳しくなるし、しかも52年振りの新規認可が絡むわけですから、そこは審査も厳しくなるでしょう。ましてや、メディアが総出で非の無いところに煙を立てようとしている状態ですから、審査する方だっていつも以上に厳密に作業するはず。それを考えれば、それだけ厳しい評価を受けながらも、最終的には認可に繋がる修正や準備をしてきた加計学園側を評価するべきでは?

加計学園の加計孝太郎理事長の説明が必要とこの社説では主張するけれど、これまで加計氏が何か運動したという証拠は何も無いわけで、先ず呼ぶ理由が無い。それに、加計氏が説明しても、どうせ自分達の気にくわない話だから「説明が足りない」とか「もっと丁寧な説明が必要」とか「国民は納得していない」という主張を繰り返すだけでしょ。
首相も理事長も、逃げ回っても問題は消えてなくならない。「どうせ国民は忘れる」と高をくくってもらっては、困る。
と言うのであれば、朝日新聞はまずは成田市の国際医療福祉大学への自社の社長から関係者が大量に「天下りとも思える状態」になっていることに関して「丁寧な説明」と「納得出来る説明」を是非やって貰いたいですよね。さらに言えば、福島の原発事故に関連した一連の「放射能騒動=プロメテウスの翼」や、さらに言えば慰安婦問題の決着だって付いていない。国民は忘れてもいないし、納得もしていませんよ。そうそう、最近話題になっている新聞の押し紙問題も、これって広告費の詐欺行為になるという話もあるわけで、それに足しての「丁寧に説明」も是非聞かせて欲しい。勿論、朝日新聞だけで無く、その他の新聞社、メディア各社は自分達が主義主張を公開するのは自由ではあるけれど、その中に間違いがあるならちゃんと訂正し、それも一言訂正広告を出すだけでは無く、そこから派生した情報にも責任をとるべき。以前から書いているけれど、それが「メディア的PL法」の責任だと思う。

でも、馬耳東風だろうなぁ、この人達は。でないと、何年も何十年も嘘や虚偽を垂れ流して平気な顔していられないと思うもの。真っ当な人や組織であれば。多分、コンプライアンスの「コ」の字すらこの会社には無いと思う。それも、国民は忘れていないことを、かれらはまず「思い出す」ところから始めないといけませんね。忘れたままだから「無かったこと」にしているわけだから。

モールの未来

米国のモール(Mall)衰退を伝える記事。私が初めて仕事で渡米した1980年代後半は、まさにこのモールがアメリカ経済でも生活でも中心で、兎に角大規模なモールを誘致することが、その自治体の使命みたいな感じを受けたものです。だから、「〇〇州で最大のモール」みたいな言い方をよく聞きました。ところが、ここ10年位、以前は攻勢だったモールが、訪れる度に衰退していく様子が目立ち、流石に記事に書かれているような廃墟のモールは見たことが無いけれど、施設の半分くらいの店舗が閉店しているようなモールも見たことがあり、あと10年20年もしたら日本のモールやショッピングセンターもこうなるのかなと思わず否定的な思いになったりして。

よくよく考えると、実は日本でもデパートが衰退していき、統合や店舗廃止が続いているけれど、あれが今の米国でのモール衰退と同じ事なのでは無いだろうか。だから、日本と米国ではちょっと理由が違う部分があると思うんですよね。でも、いずれにしても、ものの購入はAmazonだったりメルカリだったりネットオークションだったりするわけで、遠からず同じような状況になっていくことは確実。じゃぁどうしたら良いの。米国の場合、モールの施設を出来るだけ利用して、オフィス化したり地域のコミュニティ施設みたいなものに衣替えして言っているようですが、日本でも同様のアイデアはどうだろうか。モールに直結したマンション何てあれば、日々の生活はその中で済むし、そのマンションと最寄り駅とのシャトルバスなどもあれば、モールへの集客と居住者へのサービスにもなるんじゃないかと。勿論、今のように物販特に衣類中心のモール店舗の構成では不十分で、他の業種の獲得とか、医療機関なども必要。言ってみれば、SFの世界でよく登場する、「ドーム都市」みたいな感じで、雨の日とも風の日も安心してその中で生活出来るみたいな環境に変貌したら、また一寸違う利便性が生まれる気がするんですが。

米国の場合、元々昔から通信販売が普及していて、私が初めて出張した1980年代後半に仕事で必要だからPCのオプション類を購入しようと会社近くのPCショップに言ったら、殆ど品物は置いて無くて、「それは通販で注文したら2~3日で届くから」とか言われてビックリした記憶が。その分、当時の通販は決してそんなに安くなかったけれど、何でも揃うというのは便利でしたねぇ。それが、価格でも今では通販の方が安いし。

今、浜松でも駅周辺では再開発が進み、どんどん高層タワーマンションが建築されているけれど、あれって需要と供給は大丈夫なんだろうかといつも心配になります。一昔前だと、家賃が高い市街地から郊外へどんどん移動し、それがモールやショッピングセンターの展開にも拍車が掛かり、市中の物販が衰退していったのに、今では逆に市街地に済むと人は沢山いるけれど、買い物が出来ないという矛盾が生まれていそう。だから逆に、モール風のショッピングセンターとか出来てくれると、個人的には済みやすいのかなと思うんですが。自宅近くのイオンモールは、後どれくらい営業してくれるのだろうか。あそこが無くなったら、引っ越そうかなぁ...

今日も勝利を

昨日の試合は、前半はハラハラしながらでしたが、後半はそれなりに落ち着いて試合を見ることが出来、内容的にも十分合格点の内容。奇しくも、去年と同じ筋道をなぞるような展開で、喜んで良いのか反省した方が良いのか... 今日開催される関西の試合結果から準決勝の対戦相手と試合会場が決まりますが、多分今回は大阪遠征だろうなぁ...

これでシーズンがまた二週間伸びました。そして、奇しくもまた大学の試合とたすき掛けの開催。こうなったら、今日の試合もしっかり勝利して、最終戦では多分勝った方がリーグ優勝で上位リーグとの入替戦出場となるはずだから、こちらもしっかり結果を出して欲しい。

しかし、一月振り(?)位の「雨の無い試合」で、本当に助かりました。風が強くて寒いのはありましたが、風は防風用のウィンドブレーカーとか着れば何とかなるので楽。この時期、雨に濡れると、さらに寒くなるので、本当それだけは勘弁して欲しいですしね。二週間後の週末も、また晴れて欲しいなぁ... 今回は遠征になるから、雨だと荷物が増えて大変だし、撤収するときにいつもの何倍もの手間が掛かるんですよね。カメラ機材とか、濡れたものの処置とか。

いずれにしても、昨日はささやかな祝杯で準々決勝通過を祝いましたが、次の試合で負けては去年と同じ成長の無いシーズンになってしまいます。何とかして、次の試合にも勝利して決勝に進んで欲しい。勿論、その先にも。

2017年11月11日

正念場

いよいよ負けたらシーズン終わりのトーナメントの日。昨年とは1日違いだけで、対戦相手も対戦場所も対戦時間も同じという奇妙な取り合わせ。それが最後まで続くなら、結果も同じなら嬉しいのだけれど、そんなに甘くないのが現実。冷静に考えれば、戦力的には五分五分から少しうちに部があるかなという感じたけれど、うちの場合は良いときと駄目なときの波が大きいので、その頂点に当たれば大勝完勝する事もあるけれど、駄目なときには「何でそんなことするの」と言うくらいダメ。今日はどちらに触れるのか不安と期待の一日。

で、明日は明日で、また今週末は大学の試合も有り、こちらも優勝戦線に生き残るために重要な試合。リーグではトップの位置付けだけれど、今シーズンは調子が悪く負けが込んでいる相手。ただ、だからと油断出来ないし、最終戦で現在リーグの優勝を争っている相手との直接対決があるので、その試合を優勝決定戦にするためにもこの試合は負けられない。今のところの雰囲気では、こちらの試合は母校の方に分がありそうだけれど、だからといって安心出来るほどの差は無いし。明日の試合は対戦相手の大学のグランドで土のグランド何ですが、幸いなことに天気は良さそうなのでそこそこプレーはしっかり出そう。相手の地の利をどれだけこちらの力でねじ伏せられるか、なかなか正念場です。

最悪大学の試合は今回敗れても二週間後に最終節の試合があるのでまだシーズンは続くのですが、今日の試合は負ければそこでシーズン終了。勝てばさらに二週間シーズンが伸びるというもの。一日でも長くシーズンを送りたいのは、全ての選手が願うことだけれど、さてどうなるか。是非今晩は祝杯を挙げたいのだけれど...

2017年11月10日

移行の利便性

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、今回はコラムというよりはiPhone Xへの移行How-Toと言うべきか。正直、パソコンの移行作業よりはスマホやさらにiPhoneの移行作業の方が簡単だと思うけれど、それでもちょっと嵌まると抜け出せない。特に最近では、電子マネー系の設定やLINE等の一部のSNSアプリは、そのスマホや携帯の個別情報やIDを鍵にしているので、簡単にデータをAからBへコピーしてお終いと言うわけには行かず、それが大変。まぁ、

セキュリティ上必要性はよく分かるけれど、もう少し何とかならないだろうかといつも感じるところです。特にコラム途中にも書かれているけれど、旧機種から新機種への移行で、旧機種が手元に残っていて、新旧並べて比較しながら操作出来るならまだしも、旧機種が手元に無くて手放す前に全ての移行作業をしておくのはなかなか大変。どうしても後から気が付くことがあるんですよねぇ。せめてパソコン上に親のアカウントみたいな物を作って、最悪そこから旧機種の情報をバキューム出来るとか移行作業が出来るようなサービスをしてくれないだろうか。まぁ、それでも救われないユーザーは多いとは思うけれど。

コラムにもちょっと説明されていますが、iPhone(多分iPadやMacBookも同様)はiTunesを使うことで、まるごとバックアップが可能で、しかもそれはOS部分の設定も含まれるから、コアのOS部分が変わってもそのまま移行することが可能。今回のコラムのようにiPhone7からiPhone Xに行く場合は、OSだけでなく新機能等の設定部分は以前のバックアップには無いところもあるはずなんですが、そういう所は上手くデフォルトでカバーされるんでしょうね。このあたりは、iOSがMacOSの系列だからだろうか、凄くよく出来ていると思う。Windowsが昔の柵なのか技術的な制約なのか、一応そう言うことをやると入っているけれど、まだ実現していないのと比較すると大きな違い。Windows10で変わるかなと個人的には期待したんですが、互換性を考えた途端に沿う行かなくなるんですよね、多分。

Windowsも、昔に比べれば色々と改善されていることも事実で、そこは評価されるべきだとは思うけれど、何故か機会は何度も蟻ながらもなかなか次のステージへのジャンプアップに成功していない気がします。最近のWindowsのバージョンアップでは、これまでのデスクトップアプリからストアアプリへの移行を推奨して、それによって使い勝手の良さも進めていこうという雰囲気は感じられるけれど、これだけ古い世代の環境も広がっている現状では、なかなか厳しいと言うか難しいというか大変というか... 個人的には、最近のハードウェアでは仮想マシンをそれなりにサポートできるのだから、それを利用して、旧環境は仮想マシンで、新しい環境には新しいアプリを低価格なり無償で配布するなどして、移行促進するようにしないと駄目なんじゃ無いかと。未だにハードウェア(=クライアント)に依存しているWindowsに対して、ハードウェアはOSに任せて、その上の環境で仕事をしているAppleの違いが、これからどんどん大きくなっていく気がする。

真面目ポイント

東洋経済サイトに掲載された記事「中国で飲食店のドタキャンが起きない理由」。確かに、色々問題のある社会構造もあって、現金では無く電子決済が一気に普及して、それに合わせてこう言う信用システムも生まれて普及しているんだろうけど、何故か記事を読んで感じるのは「これって、昔は共産党への忠誠心でステータス上がっていたのと同じでは」みたいな(うーみゅ...)。

同じ事って、例えば一見さんお断り見たいなお店は暗黙的にやって来たわけだし、大衆展では無いそれなりに固定客が付いているようなお店だと、常連さんと店主の信頼関係みたいなものがそう。それを、普通の人や初めての人にも広げるというのは良いと思うけれど、それって結局FFP/FSPと何が違うのかと(笑)。あるいは、記事の後半に書かれているような、予め支払迄含めて予約・決済しておく仕組みも、カードの上級会員群れのコンシェルジェサービスの仕組みと同じと言えば同じ。それに、確かにコース料理なんかは予め決めて決済まで完了しておくことは可能だろうけど、実際に店舗に行って変更したいと思ったり、お酒などは別料金だったりと、前払いで全て完了するのは「飲み放題、食べ放題」の時だけだろうし...

まぁ、ネガティブなことばかり行っても仕方ないけれど、このシステムに電子マネー等と絡めて、差分が発生したら自動的にその分の精算がシステム上で完了するとか、予め資金をシステム上にプールして置いて、差分が発生したらそこから自動的に精算されるとか。当然ドタキャンが発生したら、そこから払い戻しされるようにしておくとか。いずれにしても、予約サイトが自社内の付加価値サービスとして、予約保証制度を取り入れるのが一番楽そうな気がしますね。

記事を読んで感じる違和感は、そういう個人の信用度、お店との信頼度みたいなものが、社会的信用度の尺度としても使われることなわけで、それって一寸違う気がする。勿論、多くの人はレストラン利用に対して正直で誠実な態度であれば、それはそれ以外の場面でも社会生活でも同様と考えて大丈夫何だろうけど、逆にそれを利用するという手もありますよね。また、変な話だけれど、そこに「政府」とか「党」みたいな存在が介在していくると、絶対的な権力を持っているそういう組織が、自分達に有利なようにバイアスを掛けてくる可能性だってあるでしょう。「良い・悪い」の評価・判断基準が明確になっていないなら尚更。そういう評価システムも一つのアイデアだとは思うけれど、結局はその人自身の問題を別の尺度で示そうとすることに無理がある気がする。

インバウンドを招聘するために、その国の人達が使いやすいサービスを国内でも提供することは良いことだと思うけれど、それが全てでは無いだろうし、それに関係無い国内の人間まで巻き込むのも一寸違う気がします。また、例えば国内で利用しているSuicatがアメリカでもそのまま利用出来て決済出来れば便利だと思うけれど、それ以外にもクレジットカードとか方法もあるわけで、そう言う経験することも貴重な体験じゃ無いだろうか。最近インバウンドが増えてきたからなのか、チェックインの時にクレジットカードの控えをとられることが多くなってきたけれど、それもこう言う影響の一つなんだろうか。それはそれで問題だけれど...

Dynabookよ永遠に?!

読売新聞の記事ですが、東芝の決算記者会見でパソコンとテレビ事業からの撤退も含めた見直しをするという記事。先日も富士通がLenovo傘下に入る事になったし、こうなると国産メーカーで残っているのは、パナソニックとVAIOだけ? 結構VAIOあたりが、Dynabookの資産・遺産を引き継いで事業継承とかしないんだろうか。確か東芝の国内市場のシェアは12~13%位あったと思うので、大体年間出荷台数も百数十万台位だろうか。海外の方がもしかしたら売れているのかもしれないけれど、それでも二百万台くらいでしょうか。そのままスパッと消えて、他のメーカーが埋めに行くのか、何処かが手を差し伸べるのか。でも、年間数百万台程度では、余りスケールメリットは無いし、それこそLenovo/HP/DELL当たりで無いと、逆にお荷物になってしまうかも。

それでも、根強いファンは多いだろう東芝のDynabookだけに、単に事業終了でこのまま消えていくというのはかなり寂しい。ただ、じゃぁDynabookとして残るDNAって何だろうと考えてみると、残念ながら「これ」っていうものが思い浮かばない。例えばLenovoのThinkPadならTrackPoint、パナソニックのToughbookならその堅牢性、それ以外にも、NECのLavieなら超薄型とか、VAIOならデザイン性とか、それなりに思いつくものがあるけれど、Dynabookってそのロゴ以外に「これ」というものが思い浮かばない。多分、FMVも自分の中ではそれに近いものがあるんですよね。それって、別に最近に始まったことでは無くて、結構昔から感じている気がする。結局、そんなインパクトの少なさがあるからビジネス的に縮小していくのかもしれない。あるいは、ビジネスが縮小していくからコスト重視でインパクトが減っていっているのかもしれないけれど。

以前、富士通-東芝-VAIOの合併が話題になったときに、それぞれが持つ工場の処遇が課題になって結局協議は物別れになったけれど、確か東芝のパソコン製造の中心だった青梅工場はすでに閉鎖されているわけで、そういう意味ではビジネスとしてターミネートするには良いのかも。ただ、やはり日本のノートブックパソコンのさきがけで会った「Dynabook」の名前が消えてしまうのは悲しいなぁ... 何処かのメーカーで継承して欲しいけれど、ライバルメーカーのブランドなんてどこも引き継がないだろうなぁ... 例えば、ニトリとか何処かの量販店とは、自社のPBの一つに買い取るとか。でも、それはそれでまた悲しいなぁ...

2017年11月9日

UA B747 Last Flight

UAの正真正銘最後のBoeing 747ラストフライトであるSFO-HNLの記事。確か私も一度か二度くらいはこの路線で登場したような記憶があるんだけど、あれはB777だったかなぁ。また後で調べてみよう。フライト時間は6時間位でしょうか。ちょっと勿体ない気がするなぁ、ラストフライトとしては。従業員なども多く搭乗したというので、優秀社員の表彰も兼ねたフライトだったのかも。多分ですが、GSの中でも超優良顧客には、事前に案内とか贈られていたのかもしれないなぁ。

これまでも多くの種類の機体が引退していったわけですが、やはりこのB747=ジャンボというのは別格ですよね。今ではA380が登場しているけれど、初めてB747がデビューした時の、あの「コブ」は凄く驚きでした。初期の機体だと、あの2F部分のコブってもっと小さくて、だから余計目立ったんですよね。その後大量輸送の波に乗り一大ブームになり、日本なんかはわざわざHND-CTSに飛ばすために足下を強化したモデルを発注したくらいですからねぇ。最初の頃は、機材変更とかでB747が別の機体に交替させられると、結構ガッカリしたもの。良くあるのが、B777が登場してからは、時々B747がB777に変更されることがあり、自分などは新しい機体に搭乗出来ると喜んだのが、回りの初めて旅行するような雰囲気の家族などは「ジャンボがいい」とか言っていた様子も見たなぁ...

それでも、まだB747を飛ばしている航空会社はあるわけで、日本からだとタイ国際航空がまだ成田から飛ばしていますよね。ルフトハンザも、B747-8を飛ばしているから可能性はあるかも。ヨーロッパ方面に行く気も行く予定も無いけれど、シンガポールに行くときにタイ国際航空を利用して一度くらい来年は行ってみようかしらん。いずれにしても、お疲れ様、ですね。

到着前免税店

成田空港二タミで先行開業している到着前免税店が、11月15日から一タミ、三タミでも開業するという記事。二タミの免税店は、記事によると検疫検査場前で営業と書かれているから、まだ入国審査する前ですよね。でも、この一タミ、三タミは、手荷物受取所(バゲッジクレーム)での受取ということで、それなら既に入国済みなので、自動化ゲートでとっとと入国して、荷物がでてくるまでの5分、10分の間にサクッとお酒とか(タバコ吸わないから)購入するにはいいかも。

一タミの南ウィング側の売店は12月1日から、北ウィング側は12月15日からの開業とのこと。自分は南ウィング利用なので、年末の旅行の時には一寸観察する機会がありそう。自分が購入するとしたら、まぁアルコール類だろうけど、でも最近はわざわざ免税店が購入したいと思うお酒も無いですからねぇ。結局は一度見たら、後は素通りするような気がする。それでも、無いよりはあった方が良いとは思いますけどね。

距離を無くせ

NTT docomoの新プロジェクト「FUTURE EXPERIMENT」の第一弾として、Perfumeとコラボレーションした企画「VOL.1 距離をなくせ。」の記事。個人的には特にPerfumeのファンとか言うのでは無いけれど、こう言う企画はやはりPerfumeが一番しっくりぴったりくる気がする。3人が、それぞれ東京、ロンドン、ニューヨークに一人ずつ分かれて、それぞれの場所からの中継をタイムラグ無しで合成して、あたかも一箇所でパフォーマンスしているように映像合成したもの。映像合成だけなら、単に録画した映像を同期させて合成させれば済む話だけれど、それをリアルタイム(と言っても、一番遅い映像に残りの映像をバッファリングして合わせるんだろうけど)に合成させて破綻させないのが今回の技術の肝なんでしょうね。個人的には、会場で使用された映像装置の方にも興味が有るんだけど。

YouTubeで公開された映像を見ていてふと思ったのが、これ光りの線で作られた三角錐を多分映像のアンカーとして、それを規準に合成をしているんだと思うんですが、これってこの光りのラインをフットボールフィールドのラインやハッシュに置き換えたら、例えば試合中のプレーの合成をしたりとか面白いリプレー映像が作れそうな気がする。と言うか、これってもしかしたらフットボールではお馴染みの、バーチャルファーストダウンラインの技術とか絡んでいるんだろうか。あれって、登場当初は横からの引き気味の映像で、ちゃんとラインが見えないとファーストダウン目安の黄色いラインが表示されなかったけれど、何時の頃からか映像が切り替わって別の角度からの映像になっても、しかもそこにラインが見えていなくても、ちゃんと黄色のラインが表示されるようになってびっくりしました。多分、大元となる表示されない映像にラインが引かれていて、それをそれぞじっさいに撮影された映像に対して、マッピングしているんだろうけど、その時にはカメラの位置とか映像の角度などから、大元のマップをどの様に変換してオーバーラップさせるかリアルタイムで計算していると思うけれど、何かそれに近いものも感じました。あくまで個人的な意見ですけど、何か関連性を感じる。

これ、一方的な送り出し映像だから、受け手側で調整して恰もタイムラグ無しのように合成して放送することが出来るけれど、流石にリアルタイムの映像を合成していくのは無理。何か物理法則を騙す方法を見つけないと、物理的な距離に依存したタイムラグは絶対発生するわけで、それが解消される未来は生まれるのだろうか。スタトレの世界では実現しているわけですが(マテ)。ただ、コミュニケーションの世界ではネットという世界が事実上ほぼ距離を無くしたわけですが、それ故にそれまではその距離が隠してくれていた差異とか違いがあらわになったために、逆に距離は無くなったけれど理解とか主張の格差は広がった気がする。何でもかんでも「障害」とか「限界」とか思ったものを無くせば良くなるというものでも無いなと言う事も、本題とは関係無いけれどふと感じる記事でしたね。

2017年11月8日

業務提携

ANA、Peach、Airbnb Japanが、マーケティングに関しての業務提携を結んだという記事。ANAのサイトでは、エアチケットだけでなくホテルやレンタカーなどの付加サービスも含めたパッケージを販売しているけれど、そこにAirbnbも入ってくるんでしょうね。海外からのIn-bound向けには魅力的な提携かも。国際線は、路線も豊富なANAで日本に来て、滞在先はAirbnbを利用して予約。さらに国内の移動等はPeachを利用する、というのが基本的なパターンでしょうか。

航空会社が、単に飛行機を飛ばして乗客や貨物を運送するだけではなかなか収益性が上がらない時代になってきたんだろうけど、Airbnbと強力する分、ANAはANAでInterContinental系との協業はどうするんだろうか。あっ、あとハワイではHiltonとか。贅沢を言えば、ここにJRのSuicaとかも含んでサービスしてくれと、最強の日本周遊パッケージになると思うけれど、そこまではなかなか進まない進められないんでしょうね。

JALとANAは、それぞれ国内の二大キャリアーとして、色々なサービス等で鎬を削っているんですが、JALがどちらかというと自分達の会社、内部のサービスを充実させようという雰囲気を感じるのに対して、ANAは自分達の回りに色々なものを取り込んで拡大していくようなスタイルを感じるんですよね。どちらも、それぞれメリット・デメリットを比較して計画しているんだろうけど、個人的にはJAL的なアプローチをしてくれた方が、航空会社を利用する乗客の一人としては嬉しいのだけれど。いずれにしても、AirbnbにしてもPeachにしても、余り縁は無さそうだけどなぁ...

押しつける気持ち

トランプアメリカ大統領の日本での厚遇を見たからなのかどうか分からないけれど、続いて訪問した韓国では日本を意識した演出がいろいろ。晩餐会では「独島海老」を出したり、所謂慰安婦の老婆を出席させてトランプ氏と対面させたりと、やりたい放題。今のところ余り目立った成果の無い文政権の国内向けパフォーマンスと言う説明もあるけれど、それにしても失礼な話だなと小一時間...

その晩餐会の料理が写真で掲載されているんですが、他人事ながら、これトランプさんの口に合わないんじゃ無いかと... まぁ、肉くらいは手を付けたかもしれないけれど、上に並んだ色違いのご飯(?)は何だろうか。さらに、「独島海老」が殻つきのまま出されたのかな?! これ、手で向いて食べさせたとしたら結構顰蹙かも。

あと、見ていて思ったのが、随分暗い色の料理ばかりだなぁと言う事。本当なら、色々な色合いのキムチなどの副菜がでるのかもしれないけれど、この晩餐会の席ではそう言うことも出来ない・やらないのだろうなぁ。

日本での晩餐会でのメニューは公開されたけれど、実際の写真は無くて様子が分かりませんが、ちらっと公開された写真では、どうもお重に入ったものが出された様子。多分見た目では日本の方が華やかさが感じられるんじゃ無いだろうか。少なくともメニュー内容を見ると、韓国のように自分達の主張を押しつけるのではなく、美味しいものを食べて欲しいという「おもてなし」の気持ちがあるように感じるんですけどね。トランプ氏は大統領になる間は絵は不動産王として世界中を飛び回っていたはずだから、韓国料理にも馴染みはあるんだろうけど、どの程度手を付けたのか一寸聞いてみたい気がする。(笑)

ANA Phone Part 3

ANAに特化したスマホの第三弾、ANA Xperia ZX1が登場。使用時用教諭応じてAMC マイルが溜まるのが最大の特徴だけれど、それ以外は特にこれという話も無いし、一番困るのがSoftbank回線だから、今のdocomoスマホの置き換えにならないこと。今もXperia使っているから、これのdocomo版があれば購入を考えても良いのだけれどなぁ...

あと、「マイルが貯まる」と言ってもそれ程でも無いんですよね。上限も決まっているし、通常は使い残したデータ量に応じてマイルが振り込まれるから、データ通信をしなければマイルが多く溜まるという事で、それって本末転倒じゃ無いかの。結局は、殆ど飛行機に搭乗しないけれど、乗るときはマイルで特典チケットを利用、と言う人向けなんですよね。これがiPhone Xとかならもう少し前向きに考えるんだけど...

2017年11月7日

Radeon on Intel

Intelの第8世代CPU Familyに、AMDのRadeon GPUを組み込んだCPUパッケージが登場するという記事。これまで、CPUはCPU、GPUはGPUとして別々にパッケージが配置されていたものが、サイズは今のCPUパッケージよりは大きくなるとは言え、かなり省スペース化されて、小型化されて画期的なデザインが出来そう。

今では、一般的なノートブックパソコンでは、IntelのCPUを使えばIntel Videoが内蔵されているのでそれを使うのが普通。IntelがIntel Videoを内蔵し始めの頃は、このVideoの出来が悪くて、パフォーマンスも悪くトラブルも多く、だから外付け(Discrete)のビデオを付けるのが一般的で、その分コストの問題もあったし、内部の空間も余分に消費するからサイズ的にも大きくなってくるし、そういう意味でハイパフォーマンスが必要がハイエンド機がこの方法を使うことが多かったですよね。それが今度は、一つのパッケージに収められたので、まずはハイエンド機と言えども薄型軽量化が期待出来て、これは朗報。ただ、この新しいCPUパッケージはかなりこれまでのCPUとはサイズが違う用で、となると専用のマザーボードを起こさないといけないのかも。そうすると、結果的にはこれまでのように別デザインが必要になると、作るPCメーカー側は大変かも。

記事では、ゲーマーやコンテンツクリエイター向けのモデルを想定しているように書かれているけれど、どうだろう、これからVRとか普通になってくると、その為のドライバーとしてこれくらいのグラフィックって必要になるんじゃ無いだろうか。それと、これだけハイエンドのビデオが内蔵されると、12インチとか14インチ位では満足出来ずに、15インチとか大型モデルが中心になるだろうから、小型化してもあまり意味が無いような気がするけれど、でもその分スペースが空けばバッテリーが増やせるわけだから、結果的には薄くなりつつもバッテリー駆動時間は延びるんでしょうね。どんな製品が生まれてくるのか、ちょっと楽しみ。

トランプとハンバーガー

大きな話題を振りまいたトランプ米国大統領の訪日も今日で終了。滞在中の一挙手一投足が話題になるのはどの有名人著名人でも同様だけれど、その中で一つ話題になったのが到着直後の霞ヶ関間ツリークラブでの昼食。ハンバーガーを出したと言うことで、アメリカ人なら当然という意見と共に、そんなものを出して恥ずかしくないのか、という意見も結構TLに流れていてビックリ。

少なくともアメリカ人にとってハンバーガーは、ちゃんとしたものならそれなりのご馳走だし、実細今回のハンバーガーはパテをブロック肉から切り出して作る本格派。個人的には、アメリカ人にとってはレタスとトマトが少し多すぎないかなぁという気はするけれど、あのパテにチーズを溶かしてバンズで挟んだら、それだけで十分な気がする。しかも、あれだけのボリュームと手間で1,200円で販売しているというのは凄いと思う。アメリカで同じようなものを注文したら、多分US$16~20位はすると思う。そして、私も後からTLで聞いて知ってビックリしましたが、一緒に出された調味料のケチャップとマスタードは、米国のHeinzのもの。日本のカゴメとかのトマトケチャップも美味しいけれど、まあ米国に合わせたんだろうなと思っていたら、このHeinzの創業者Henry J. Heinz氏の祖母が、トランプ氏の祖父と兄弟であったということで、そこまで考えてこのメニューを設定していたとしたら、ちょっと日本政府の外交担当者を見直したいくらい。

昼食にハンバーガーをというのはアメリカ側の注文だったらしいけれど、アメリカでのお気に入りのお店を調べて、そこに近いハンバーガー店を選択したんじゃ無いだろうか。その当たりのリサーチは、結構ちゃんとやっていた気がする。でなかったら、多分ここのお店のハンバーガーでは無く、例えば宿泊先の帝国ホテルのレストランのケータリングを利用するとか、もっと違う形になるような気がしますしね。

逆に、夕食である銀座うかい亭でのメニューの方が、品数が少なくて一寸ビックリしたけれど、あれは到着当日ということで夜早めに休めるように食事時間を短くしたのかな。実際食事時間は1時間半とニュース等で伝えられていたから、あの三品くらいが精々でしょうね。まぁ、お腹が減れば幾らでもホテルで食事も出来るし。

閑話休題。私もアメリカのハンバーガー、特にBTOで注文を受けてから焼いてくれるハンバーガーは好物(笑)。何処か美味しいお店を探して食べに行きたくなってきた...

BroadcomのQualcomm買収提案

BroadcomがQualcommを1300億ドルで買収提案という記事。一蹴に伏すのかと思ったら、Qualcomm側は乗り気なのか「検討する」様子。私の勝手な個人的な認識で言えば、Broadcomはどちらかというと廉価版の通信関係製品のメーカーで規模は確かに大きいかもしれないけれど、Qualcommはハイエンドを中心に通信業界の技術的なリーダーという印象。だから、どちらかというと立場が逆な気がするんだけど、だからといってQualcommがBroadcomを買収する風景も想像出来ないし...

仮にこの買収が成立すると、ブランド名は残るだろうけどBroadcomがSoCの市場をほぼ毒性する事になるのかな。そして、Intel、Samsungに次ぐ、世界第三位の半導体メーカーになるというけれど、ちょっと「あのBroadcomがなぁ...」という印象が(笑)。しかし、世界のメーカーはどんどん巨大化、寡占化していくなぁ。その中で、また新しい技術、知識、スキームを持つ新興企業がどうやって誕生していくか、生み出していくか、ますます厳しい競争の世界が生まれそうだけれど、巨大化した組織は往々にして足下が見えづらくなることも歴史が示しているわけで、これに刺激されて、Qualcommからスピンアウトした新しい会社とか生まれたら面白い。その時にどんな製品が生まれるのか...

2017年11月6日

Upset!

フットボールの世界(他の対戦型競技でも同じ?)では、結構そのチームの選手の能力だったりチームとしての組織力などである程度チーム力が決まっていて、それによって勝敗の確立もかなり確定するスポーツ。だからこそ、実力下位のチームが上位チームに勝利することを"Upset"と言ってことさら取り上げるわけですが、ある程度戦力が固定出来るNFLならまだしも、カレッジとか日本のフットボールのような世界では中々そういう場面は生まれない。それが、この週末、個人的に"Upset"と言って良い試合が生まれたのはビックリ。やはりフットボールの世界でも、変革・革新が生まれているのだろうか。

その試合がXリーグのアサヒビールvsオール三菱。アサヒビールと言えば、過去日本一になったこともある名門チーム。有名選手も多く、今年はアナウンサーから選手に転身して話題になった有馬隼人ヘッドコーチの元復活を目指していたチーム。一方のオール三菱は、著名選手も多く所属するけれど結局その力を生かせずに消えていく「選手の墓場」とも言われてしまう状態。それでも、下位リーグではトップクラスのチームで、ここ数年は上位グループに肉薄する活躍をしていたチーム。昨年から、各地区の上位3位までをSuper-9、4位以下をBattle-9として、リーグ戦対戦をしてきましたが、これまでBattle-9のチームがSuper-9のチームに勝利した事は無く、そういう意味で今回のオール三菱の勝利は"Upset"と言って良いんでしょうね。ただ、春のパールボウル予選でもオール三菱はアサヒビールに勝利しており、実はちょっと期待もあったんですが、先週のリーグ戦最終戦で対戦したときには完敗していたから「あぁ、やっぱり」という空気も。でも、その一週間後に今度は接戦をものにして勝利したんだから、これは称えられるべきでしょうね。アサヒビールは、シーズン開始前には外国人選手の補強とかでかなり話題になって、期待感も高かったんですが、結局その外国人選手は出場することも無くシーズン終了。アサヒビールは、地区3位なので4位の東京ガスと入替戦を戦う必要が有りますが、これは流石に勝利するだろうから、来年もSuper-9はほぼ確実。でも抜本的な改革が必要でしょうね。

どのチームもリーグに所属している以上は常に勝つことを考え、リーグ戦で優勝して、さらにはRice Bowlで日本一になる事を目標に一年間練習に汗を流し、9月から10月のほぼ二ヶ月余りの短いリーグ戦に全てを投入するわけです。そんな中で、ここ数年は上位チームはほぼ固定されていて、硬直化していたのだけれど、今回のUpsetで少しその流れがかわるのだろうか。今下位チームで上位を狙えそうなのは、今回のオール三菱も含めて3チーム位(関東の2地区で)か。その筆頭がオール三菱だけれど、それでも次にアサヒビールと対戦したら多分敗れるんじゃ無いだろうか。一回の突破力は、運も味方してあり得るけれど、それを固定化出来るだけの力は正直まだ無いと思う。それをどの様に構築していくかで、チーム、スポンサー、支援体制、全部揃ってもあと2年位は最短でも必要じゃ無いかと思うな。その間にも、上位チームはさらに戦力を整えていくわけで、多分アサヒビールはこのオフには相当のリクルーティングを進めるんじゃ無いだろうか。ただ、選手側もやはり強いチーム、将来性のあるチーム、魅力のあるチームを選択したいわけで、その当たりどうするのか。勿論、全てのチームが同じ事をやるわけで、かなり早い話題だけれど今シーズンのストーブリーグは熾烈になりそう。

Air Force One

この連休中に初来日をしているトランプアメリカ大統領。飛行機好きの興味は、やはりその時に利用される大統領専用機"Air Force One"。横田基地への到着時の写真が掲載されていますが、見慣れたB747-200型とはいえ、この塗装と"Air Force One"という名称だけで、かなり印象が違いますよね。流石プロの写真家は違うなと思うのは、Air Force Oneをきちんと撮影するのは当然として、その背景にちゃんと富士山を入れていること。このあたりの気配りというか、構図選択というか、なかなか素人では気が付かずに撮影してしまいがちなところだよなぁ。

この大統領専用機も使用開始をして30年近く経過するので、新しい大統領専用機の計画も始まっていて、アメリカはやはりB747-8と四発大型機を選択。トランプ氏が大統領選前にコスト削減を言っていたので、新造機では無く破綻したロシアの航空会社のストックを改修するそうだけれど、それでも安全と性能と機能が保証されているなら良いんじゃ無いだろうか。既に完成した機体はあるから、色々特殊な改修変更をするにしてももっと速く就航出来ないのかなと思うのだけれど、2019年から回収作業を開始して、引き渡しは2024年と5年も掛かるんですね。まぁ、外側だけ残して、中身は補強したり通常の機体構造では入りきらないような設備を導入するためにもしかしたらまた胴体を開けたり切断したりするのだろうか。

日本の政府専用機はB777-300ERに決まっていて改修作業が進んでいるところだけれど、こちらも早く登場して欲しいですよね、飛行機好きとしては。予定では2019年に就航する予定なので、来年くらいには慣熟飛行などでメディアに登場することもあるんじゃ無いかと期待しているんですが。政府専用機の運用をする航空自衛隊の部隊は千歳にあるんですが、先日新千歳を利用したときに空港から千歳市内のホテルへタクシー移動するときに、現在の政府専用機(B747ベース)が駐機されている様子がちらっと見えました。あの機体も、もうすぐ見納めなんだなと、一寸勿体ない気持ちになりましたねぇ。今度の政府専用機の塗装は、MRJの初期のようなデザインになりますが、その点は今の機体よりも印象的で良いかなと思う。それでも、やはり"Air Force One"には叶わないけれど。

2017年11月5日

禁煙と就職問題

あぁ、もしかしたら禁煙店舗問題は少し潮目が変わってきたかなと感じた記事。お客様のために、喫煙・禁煙席を用意してきた店舗が、自分達の従業員確保のために禁煙にシフトしつつあるという問題。顧客確保よりも従業員確保の方が困難になりつつある時代にこれからなるんでしょうね。私も、今から30数年前に新社会人として就職活動を始めたとき、会社選択の要素は色々ありましたが、その中で気にしたのがオフィスの禁煙・喫煙の分類。当時、多分完全禁煙のオフィスは無かったと思うけれど、禁煙・喫煙の分離オフィスとかを言っている企業は幾つかあって、自分が選択したところもそう。事前に本人の希望を聞いて、喫煙エリアと禁煙エリアの分離をしているというので入社しましたが、実際は一つのフロアーの、例えば右半分が喫煙可能エリアで反対側が禁煙エリアみたいなかんじ。それでも当時としては画期的で、しかも空調設備を工夫していて、エアフローがちゃんと禁煙エリアから喫煙エリアに流れるようになっていて、だからかなり助かりました。ただ、そうは言ってもやはり境界線に近い咳だと匂いが気になったりするわけで、確か入社して10年もしないうちに、オフィス内禁煙(ビル全てが自社借用だったので、色々可能だった)として、ただ喫煙ルームを廊下の両端に設置したけれど、そこから流れる匂いと煙がいやという事で、屋外の喫煙場所のみ喫煙可能とかになりましたからね。今から、もう20年近く前の話だから、結構先進的だったと思う。

喫煙が他の同様の問題と少し異なるのは、その喫煙という行為をする場所をどうするかという問題が一番だけれど、それに付帯する問題として、喫煙した残り(=副作用)として、匂いがその人について回り、喫煙場所から外にその人が移動すればその残りも回りにばらまかれること。酷いときには、その人が隣で呼吸するだけで臭い臭いが回りにばらまかれますからね。服にタバコの臭いが染み付くなんて言うレベルじゃ無いですし。以前も指摘したけれど、某高級ホテルに宿泊した時、禁煙フロアーの禁煙ルームに宿泊したのに、ターンダウンに来た従業員が凄いヘビースモーカーで、入口で迎え入れたときに既に脂臭くて、その後ターンダウンが終わってバスルームに入ったら、「あいつ、ここで一服したんじゃないのか」と思うくらいたばこ臭くてクレームした程。そういう所までちゃんと配慮しないと、この禁煙喫煙問題は解決しないと思う。変な話だけれど、あれだけテレビで衣類の芳香剤とか消臭剤のCMを流しているのに、喫煙の後のエチケットとして、その臭いを消すような話は出てこない。最近では、多くのオフィスで喫煙ボックスみたいなものが準備されていて、タバコを吸う人はその箱の中で一服してから戻ってくるんですが、あの入口の所にファブリーズシャワーみたいなものを設置して、でるときには一吹きしてから外に出るようにして欲しい。

喫煙者と非喫煙者で、どれだけ仕事の効率とか能力が違うかは一概には言えないけれど、ある意味福利厚生の一環として「社内は完全禁煙です」というのも一つの売り物になるかも。昔と違って、今では非喫煙者の割合がかなり増えているだろうから、飲食業だけで無くありとあらゆる接客業で「非喫煙者」優遇の措置が必要になっていくんじゃ無いだろうか。まぁ、私は興味ないし利用することは無いと思うけれど、煙を出さないタバコみたいなものが出来れば、ある程度妥協出来るのかも。本人が幾らニコチンを摂取しようと、それは個人の勝手だけれど、その臭いを回りに振りまくのは止めて欲しいので、匂い無し煙無しのニコチンだけというもの。でも、それではやはりタバコ好きは面白くないんでしょうね。でも、時代の流れはそうなんだからある程度は妥協して欲しいのだけれど。携帯ウォシュレットがあるけれど、携帯召集装置みたいなものが、これから発売されたら受けるかもしれませんね。

iPhone X発売開始

iPhone Xが3日から発売開始されて、レビュー記事・Blog等も色々公開され初めて、良いところも期待外れな所も段々と公開されてきていますが、ちょっと笑ってしまったのが、そのiPhone X自体の話題よりも、転売屋が一人2台までの制限にクレームをつけて、販売店先でトラブルったと言う話。そのiPhone Xは、製造が難しいのか、どうも初期ロットでは台数が限られているみたい。暫くは、買えた・買えなかったみたいな狂想曲が続くのだろうか。

iPhone7でFeliCaサポートが入り、FeliCaを使用している各種サービスの移行も徐々に進み出している様子ですが、まだどれがOKでどれがNGかはっきりしない。iPhone8から、日本モデル以外の海外モデルにもNFC/FeliCaが搭載されていて、国内外で透過的に利用出来るようになったはずなんですが、その当たりをもう少しちゃんとまとめてAppleなりかーど会社なり電子マネーサービス会社なりで分かりやすく説明して欲しいですよね。今のところ、殆ど人柱状態で、ちょっと一歩踏み込む勇気がまだ出ない(笑)。

一番使うSuicaとiDが既にApple Payで利用可能なのは分かっているんですが、Edyは微妙だし、新幹線のエキスプレス予約もまだ不明。あと一番気になっているのが、AndroidのFeliCaの場合、決済するときの端末側のモードが切り替わっていれば、クライアントのスマホ側は何も考えずにタッチして掲載可能なのに対して、どうもApple PayではSuicaを除いては、紐付けしているカードをApple Pay上で選択して置いてから操作する必要があるらしい。まあ、大した作業ではないとは思うけれど、でもAndroid系の方が操作性は良いわけだし、これまで使ってきたことも考えるとiPhoneに乗り換える動機付けには一寸弱い。なかなか悩み所です。

まぁ、いずれにしても、新規購入するのは年が明けて来年になってからだけれど、一つ心配なのが今予定している年末のUS旅行の時に、つい衝動的にUSのApple StoreでiPhone8とかXとか購入してしまわないかという事(笑)。何か、知らないうちにポチッとしていて、帰国したときには我に返りそうな気がする(爆!)。

2017年11月4日

イバンカ基金?!

トランプアメリカ大統領の長女で、大統領補佐官も務める、イバンカトランプ氏が来日。国際女性会議WAW!に出席し、そこで女性起業家支援イニシアティブへの日本政府が5000万ドル(約57億円)の拠出を安倍総理が表明したところ、メディアが「イバンカ基金へ日本政府が57億円供出」と報道。これを「イバンカ氏個人が設立する基金へ、日本政府=安倍総理が日本の税金から57億円を出す」というニュアンスの記事が拡散されて一騒動に。実際には、イバンカ氏のアイデアから生まれたものではあるけれど、世界銀行の事業として進められるもので、イバンカ氏は運営や資金調達に関わってはいないもの。また57億円の拠出金も、すでに7月の時点で表明されていたもので、今回の訪日に合わせて発表されたものでも無いことなど詳細が分かってきます

最初に共同通信が配信したニュースが、意図的なのか字数などの関係で圧縮してそうなったのかは不明だけれど、本来の意味や意図と異なる情報を伝えたということでは責任はあるでしょうね。実際、某方面の方々中心に「日本人の血税を友達に寄付するのは怪しからん」みたいな話が絶賛拡大中だけれど、別に個人的関係で拠出を決めたわけでも無いし、拠出するのは外貨準備金だから税金では無い(日本の企業が海外で獲得したお金ではあるけれど)し、そういう意味ではそのままでは塩漬けするだけの日本保有のドルを有効的に利用出来るいいアイデアと言えるはずなのに。

今回のイバンカ氏の来日は、この後のトランプ氏の来日の地ならしと言う意味もあったと思うけれど、当然自分が発案したこのWAW!を成功させたいという気持ちから、こういう機会を利用するという思惑もあったことは事実。また、安倍政権としては、女性の働き方改革へのアピールにもなるわけで、そこに全く思惑が無かったとは言わないけれど、この基金の対象は発展途上国で働く女性であるから、国内向けアピールと言う意味合いはかなり薄い。結局は、イバンカ氏への間接的な利益供与と言う事を思わせたいのかもしれないけれど、ちゃんとその成立過程を見てみれば彼女はアイデアを出しただけくらいの関与なわけで、後は知名度を使って広告塔としてこの活動をアピールしようとしているのであれば、それはそれで望ましいことなのでは。

批判する側にしても、延髄反射的な「イバンカ基金に税金が」という短絡的な発想では無く、その内容をちゃんと確認した上で、例えば国内での女性に対しての援助で足りない部分を指摘するとか、もっと上手く言い方を考えれば逆に賛同を得られる発言になると思うのに、結局は反対しか言わないから振り向いても貰えない。スピーチの中でイバンカ氏が、外で仕事をしている女性だけが「働く女性」ではなく、家の中で(家事などの)仕事をしている女性も働く女性、という事を話したそうですが、そう言う発想って凄く目から鱗。そう言うことを、アッチ系の人達から仮に出てきたら、彼らの言うところの「一強独裁」は起こらないし、より望ましい社会が生まれると思うけれど、多分彼らが望んでいることはそんなことでは無く、常に相手を非難出来る状態、争いを作る事が彼らの存在意義なんでしょうね。

2017年11月3日

間接的自殺幇助では?

座間市で起こった、9人もの殺害事件。衝撃的な事件内容だし、連日メディアが取り上げて報道するのは分かるけれど、朝から「9人の遺体が」とか「自殺サイトで」とかテレビから流れてくると、しかもそれが丁度食事時なんかだと、正直食欲も失せてしまうし、いい加減にしろよと言いたくなりますね。重大事件だから報道する事は分かるけれど、それを朝から晩まで流す事が「報道」なんだろうか。しかも、そのニュースなり報道の前後には全く無関係なTV-CMが入ったり、明るいニュースが入ったりと、正直節操の無さにも呆れてしまう。

重大事件だから視聴者に伝えなきゃいけないという事は分かるけれど、この事件に限らずもう少しその放送内容を考えて放送してくれないだろうか。勿論、テレビを消せばそんなニュースは流れてこないわけだけれど、その事件とは別に聞きたいニュース、知りたいニュースもあるわけで、その選択が今は出来ない状態。昔のビデオデッキで、CM信号を検知して、CMが入ると自動的にスキップする機能付きのものがありましたが、あんな感じでテレビに内蔵されたAIが次の内容を検知して、予め登録してある悲惨な内容とか特定の事件に関しての内容なら、その間画面や音声をミュートするとか、そんな機能が欲しいなと切に感じますね。

あるいは、今は多チャンネルの時代なんだから、同じニュース番組でも「悲惨事件は含まない朝の情報番組」とか専門のチャンネルを作って欲しい。仮に、こう言う事件に興味が有ったとしても、朝から晩まででなく、例えば夜の21:00頃のニュースでその日の進捗をまとめて報道するとか、もうそれで十分では。あと、最近の事件の傾向として、どうしてもSNSの履歴がこう言う事件の後に発掘されて後悔されるけれど、それを画面に表示するだけならまだしも、何かナレーションを付けて小芝居風に画面で紹介するのは良いのだろうか。変にナレーターが感情を入れてその言葉をセリフのように読むから、凄く印象が変わると思うんですよね。それって、視聴者に誤解を生む原因だと思う。取材をして、本当のその様な雰囲気・気持ち・状況で書き込まれたと確認されてナレーションを当てるならまだしも、多分制作側で「こうだろう」という推測でナレーションを当てているだけだろうから、それって凄く恣意的な印象になると思う。あれは止めるべきだし、ナリーションを当てるならもっと無機的に感情を入れずに、字面を読み上げるだけにしないと、フェイクとまでは言わないけれど、それって真実を伝えるはずのニュース・報道で演出を加えていることになるんじゃ無いだろうか。

さらに言えば、そういう真に迫ったような内容、演出を加えた内容等を過剰に報道することで、類似事件の抑制にもなるだろうけど、隠れた欲求なり切っ掛けを刺激することにもなると思うんですよね。その事も十分注意する必要があると思うけれど、少なくともテレビの放送を見る限りではそんなことよりも、他局よりも視聴率をとりたいが故に、さらに演出が加わっていくようにしか見えない。で、それに週刊誌が追い打ちを掛けていくんでしょうね。だからというわけじゃ無いけれど、最近はBGM代わりに点けていたテレビも消すことが多くなったし、興味も無くなってきたなぁ「報道」ということに。

(Lenovo+NECPC)+富士通=4割

富士通のPC事業子会社の「富士通クライアントコンピューティング(FCCL)」の株式51%がLenovoに譲渡し、さらに残り49%のうち5%を日本政策投資銀行(DBJ)が出資することで、FCCLがLenovoの子会社になる事が発表されて、やっと一年余りのモヤモヤに終止符が打たれることに(笑)。

NECPCがNECからLenovoの支配下に入っても、Lavie等のNECPCブランドの製品製造・開発を継続したように、FCCLも今後もFMVブランド製品の、製品製造・開発を継続していく様子。ただ、島根富士通はFCCLの配下に入る(残る?)ようですが、デスクトップ製品の製造をしていた福島の工場は、「製造委託」というかたちで生産を継続するという事で、こちらは今後どうなるのかなぁ。東北米沢には、すでにNECPCの米沢工場があって、NECPCの製品は勿論ThinkPad製品の一部も製造していることが売りになっていますからね。島根富士通は、西日本の製造拠点として、今後Lenovo製品やNECPC製品の製造もするようになればメリットが生まれるけれど、福島と米沢ではちょっとスケールメリットがどうなるか。

LenovoとNECPCが統合されて、Lavie ZEROのようにNECPCだけしか出していない製品もあるけれど、明らかに「これって、ThinkPadのあの製品と同じでは」と感じる製品も多くなってきているわけで、内部的には協業は勿論共通化も進めてコストダウンしながら製品群の拡充とかしていることは明らか。今後は、富士通の製品とLenovoの製品の摺り合わせが進んで行くんでしょうね。私は、NECの過去の製品ほど富士通のPC製品には馴染みが無いので、「FMV」という名前くらいしか知らないけれど、どれだけ違いがあるんだろうか。現実問題として、CPUは勿論チップセットにしてもその他部品にしても、今では業界では共通化と言うか選択肢が決まっている状態なわけで、箱のデザインくらいしか差別化も出来ない状況。今後は、どの製品を固有製品として残して、どこを共通化してコストダウンを図り利益を出していくのか、面倒な作業が始まるんでしょうね。

ざっくりとした数字で、今のLenovo+NECPCで国内PCマーケットの25%位で、富士通が18~20%位だったはず。合わせて43~45%と半数近くのボリュームを押さえるわけですが、パソコンの黎明期というか普及期には、NECだけで国内市場の80%とか握っていたわけで、それを考えるとまだ大人しいというか(笑)。最も、当時は確か年間のパソコン出荷台数が100万台とかそんな時代だったはずで、現在は台数は落ちたとは言え1000万台前後のパソコンが日本でも年間出荷されるわけですからね。手続き完了が2018年度の第一四半期ということで、2018年の4~6月の間。多分両者の協業した製品が登場するのは、早くてもその1年後くらいだろうから、東京オリンピック・パラリンピックの時位に登場するのか。で、富士通は東京2020のゴールドパートナーで、サーバー、ストレージ、周辺装置を提供するんだけど、意地でもFCCL製品しかピックしないだろうなぁ(笑)。

2017年11月2日

aibo復活

SONYが12年振りに二台目「AIBO」の「aibo」を再発売するというニュース。初代の、いかにもロボット的な直線の多いデザインと異なり、二台目のaiboはより実際の犬に近い印象の曲線を利用した柔らかいデザイン。勿論、12年間の記述進歩で、性能もアップしているけれど、最大の売りは日々蓄積された「学習記録」がWeb上に保存されてより個性が成長すると共に、さらにその上位AIがいろいろなaiboのデータを学習して、他のaiboにも「犬らしい性質・性格」を反映させていくような連携学習機能をサービスすること。これって、例えば一つのaiboの飼い主から見ると、これまでしなかった動作を急に自分のaiboがするようになるわけで、それってかなり革新的な事に見えるんじゃ無いだろうか。

一つ気になるのは、未だに初代AIBOを大事に使っているユーザー。新しいaiboが登場したからと言って、直ぐに乗り換えるわけにはいかないだろうし、気持ち的には複雑なのでは。仮に、初代AIBOの学習記憶を二代目aiboに移植出来ればと思うけれど、姿形が違うのに同じ動作をするのって、愛着があればあるほど異様に見えてしまうかな。まぁ、技術的にもかなり難しいと思うなぁ。システムの世代が違いすぎるでしょうからね。2000年代の組込だと16bit位のCPUだろうか。今だと64bitでしょうからね。ただ、これまでの初代AIBOのユーザーは、壊れたら直して使うしか無かったけれど、今後は二代目aiboを向かえると言う選択肢が増えた分、少しは救われる人も出るんじゃ無いだろうか。

今回のaiboは、ネットにも繋がり学習機能もアップしている分、単に愛玩道具としてだけで無く、それこそ無人監視装置にもなるだろうし、利用範囲は広がりそう。文字通り番犬としての機能も入れ込めるんじゃ無いだろうか。それこそ柴犬くらいのサイズのロボットを作って、バッテリーとか機能強化して、外でも使えるようにしたら、本当に番犬代わりになるかも。でもそうなると、ロボット犬が外で番犬として利用され、生き物の犬は部屋の中で室内犬として可愛がられるという、何か立場が逆転するような関係が生まれそう。そこから、ロボット犬の反乱が将来生まれるんだな、きっと(マテ)。

HND-ORD-IAD/-NRT (2) - 宿の手配

殆ど忘れかけていた、年末のWashington DC旅行予定。平行してN.Y.行きも押さえてあるんですが、去年も行ったし、こちらはANAマイルでの特典チケットなので、そのまま特典で利用するよりはSKYコインに変換して来年の旅費に補充したい。今の口座には6万マイル余り、このJFK往復のチケットで16万マイルちょっと。合わせて23万マイル位になるから、変換率1.7倍で40万円分近くになりますからね。2018 AMC Diamondの国内線修行もそうだけれど、今年は比較的交換率の良いアジア路線もPremium Point獲得に利用したいので、その時に補完利用する予定。で、今のところまだキャンセル手続きしていないけれど、多分本命はほぼこのWashington DC行きになりそうで、今シーズンは今現在一寸成績が物足りないRedskindsの試合観戦をメインにする予定。

試合チケットはまだ手配していないんですが、ホテルもまだ決めていない。Washington DCだから高いかなぁと思ったら、クリスマスシーズンだからでしょうか、政治の街であるWashington DCはお休みになるためか、かなり易い。US$100位所か、それ以下のレートも結構あります。今回4滞在しないといけないから、例えば1泊でUS$20違うとその分の税金なども合わせてUS$100位の違いになりますからね。気になるのはロケーションで、出来るだけ地下鉄の駅、それもBlue LineはSilver Lineの駅近くが良い。ダウンタウンでは、この2路線は同じラインを走るので、どちらも同じ場所が候補になりますが、このラインを利用してRedskindsの試合のあるFedex Fieldへ行きますから、これは重要。

もう一つの問題は食事で、クリスマスシーズンだから一般のレストラン等はそんなに空いているとは思えない。New York何かだと観光客も多いからまだしも、ここは政治の街ですからね。この時期そんなに滞在者は多くないだろうし、そうなるとホテルのレストランを頼りにするわけで、でもそれなりの規模のホテルで無いと毎日同じものを食べる羽目に。今回調べていて、例えばResidence Innのようなキッチン付のホテルも結構あって、それならそこに宿泊してスーパーでデリを買ってくると言う手も。Whole Foodsも何軒かあるみたいなので、その近くを狙うというのも有りかなと思っています。

それでも、最後まで決まらないと困るので、一応候補だけでも決めておこうと思い、Blue/Silver Line沿いでは無くOrange/Green Line沿いですが、Marriott に取りあえず予約を入れておくことに。結構大きなホテルなので、食事の心配は無さそうだし、一泊US$130少しと、まぁ許容範囲のレートなので。ただ、もう少し色々調べないと。それに、試合のチケットも、そろそろ真面目に探さないと。(続く...)