ZOZOSUITの話題に関して色々見聞きしていて思ったんですが、このスーツ、かなりセンシングポイントが内蔵されていて、精度もそこそこあるらしい。となると、単純に服の採寸だけで無く、例えば日々体型の変化なんかをモニターして、例えば異様に背中が膨らむとか、腹部が膨らむとか、胸の一部に隆起が発生するとか、そういう微妙な変化を感知して、過去の事例などと比較するなどして、事前に体調の変化とか病気などの予想に使えないだろうか。もっと単純には、体脂肪測定器などともリンクして、生活習慣病のモニターをするとか、体型の変化を計画して運動とか食事の改善を提案するとか、要するに日々の体重測定とか体脂肪測定などからだけでは分からない、実際の体型の変化を読み取って、予防措置が執れるような仕組みが出来そうな気がする。問題なのは、その為に毎日体重計に乗るようにこのスーツを着用するのか、その当たりが問題になりそう。
もう一つ思ったのが、最初に書いた記事では、幾ら体型が性格に計測されていても、それに合わせてここに服を作るわけじゃ無いからと書いたけれど、逆にそれもビジネスになりそうですね。オーダーメイドの自動化みたいな感じで。イージーオーダーよりももっと体型に合わせて、しかもいちいち採寸のためにお店に行ったりしなくても、自宅で計測して一週間もすればぴったりのスーツが送られてくるみたいな。あるいは、一日このスーツを着用して外出するなどして、可動部分の変化度等を収集することで、着たときだけで無く動いたときにも気持ちの良い服が出来るかもしれない。例えば可動域には少し余裕を持たせるとか、伸縮性の素材を使うとか。個人的に感じるのは、通常のメジャーなどによる採寸をこのスーツが置き換えるのでは無く、実際にリアルタイムにデータ収集することで、「使うときに気持ちが良い服」が出来るんじゃ無いだろうか。
スポーツの世界に対しての応用も面白そうな気がする。もしかしたら、このスーツで使われているセンサーを使用した応用は始まっているのかもしれないけれど、よく走るときのフォームの確認で体にマーカーを装着して走り、それをコンピューターで解析するけれど、このスーツを着用すれば筋肉の収縮なども含めて、もっと精細な体型の確認や動作の確認が出来そうな気がする。そういう意味で、このスーツ、あるいはここからの発展系のスーツは、単に洋服の採寸目的だけでは無く、それ以外の応用範囲の方がもっと広くて面白い気がする。ZOZOTOWNが、そこまでやるかどうかは不明だけれど、例えばアシックスとかミズノ当たりと手を組んだら可能だと思うし、または紳士服の青木とかと組んでもいい気がする。どうでしょうかねぇ...
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