2021年1月31日

RICE BOWL改革 (2)

今月初めに報道された、RICE BOWLの改革に関して、日本協会から正式発表が。 現行の学生チャンピオンvs社会人チャンピオンの対戦形式は終了し、社会人チーム同士の日本選手権として再スタートすると言うこと。詳細は、3月14日開催予定の理事会で決定されるという事ですが、社会人チーム(Xリーグ所属チーム)から見ると、これまで12月の中旬に開催されていた社会人決勝戦Japan X Bowlが、2週間余り後ろにずれる事になるので、直感的にはシーズンが2週間伸びる事になりますが、さてどうなるんだろうか。

少なくとも今シーズンに関しては、X1 Super 8チーム、X1 Area 12チームの構成は変わらないだろうから、日本選手権に進出可能なX1 Super 8チームでの総当たりリーグ戦(各チーム7試合)は変わらないとすれば、可能性のあるのは、

  • 現在8月末に始まる第一節の試合を、現在の第二節となる9月の上旬まで2週間遅らせ、二週間間隔でリーグ戦を開催。12月上旬に第七節が終了すると、現在のJapana X Bowlのタイミングとなる12月中旬にプレーオフ(リーグ戦上位4チームによる準決勝)、その二週間後の3日にRICE BOWLとして社会人チャンピオン=日本選手権として開催する
  • 現行同様8月末に第一節を開催し、11月末までに第七節までリーグ戦を完了。現行上位4チームが進出するプレーオフを6チームに拡大し、二週間後の12月始めにワイルドカード2試合(例えば、リーグ3位vs6位、4位vs5位)を開催。その二週間後の12月中旬にプレーオフ準決勝を開催して、3日にRICE BOWLを行う
個人的には、もっと試合数を増やして欲しいのですが(二週間インターバルでは待ちきれない)、X1 Areaの試合やX2/X3の試合もあることや、選手の安全を考えるとこの二週間インターバルは崩せないでしょう。また、X1 Superの所属チームを、例えば10チームにしてリーグ戦を9試合にするのも良いと思うけれど、そうなると二週間インターバルの何処かに一週間インターバルの節を入れないと厳しい。その時には1月3日開催のRICE BOWLを、1月下旬とか2月初めくらいまで後ろにして、10チームでのリーグ戦にプレーオフも6チームとか8チームが進出するみたいな形式になるかも。お正月の風物詩として、3日のRICE BOWLが無くなるのは個人的には寂しいけれど、でもそうで無くても短い日本の秋のフットボールシーズンを、私は少なくとも1月一杯くらいまで延長した方が、メリットは大きい気がします。

X1 Super 8チームと、X1 Area 12チームの入替も、今は1チームしか入替戦に出場出来ないけれど、やはり2チームが入替戦に進出して、毎年新陳代謝が進むようにするのも良いですよね。特にX1 Super 10チームとなったら、下位2チームが入替戦、あるいは最下位(10位)は自動降格で、9位は入替戦で残留も可能というようなフォーマットが、より競争を生んでリーグ全体が活性化すると思います。

RICE BOWLの話なので、対象はX1 Super所属8チームが中心なのですが、日本でのフットボール普及・拡大を考えると、RICE BOWLを頂点として、そこに繋がるX1 Superだけでなく、X1 Areaに、さらには少なくともX1 Areの下のX2のレベルまで底上げが進まないと、中々一般の人の興味をひくことは出来ないでしょう。秋のシーズンには、毎週土日には何処かのリーグの試合が開催されていて、もっと話題を生むようなビッグプレーとか露出しないと、今後衰退していくだけだろうし。勿論、これまでのRICE BOWLは無くなるけれど、学生と社会人の交流というか、そう言うものも逆に今以上に続けないといけない。関西では、春シーズンに大学チームと社会人チームの交流戦みたいなものを良く開催しているけれど、関東でもそう言う動きが出てくるといいんじゃ無いかと個人的には思うんですが。いずれにしても、やはり何年か掛けて少しずつ改革を進めて、より日本のフットボール拡大に繋がるようにして欲しいですね。

2021年1月30日

静岡大・浜松医大統合延期

静岡大学と浜松医科大学を統合し、さらにそれぞれの拠点である静岡市と浜松市で分割再編するという「静岡大・浜松医大統合計画」が、主に静岡大側の反対で延期されたという記事。 静岡大学は、名前の通り静岡市に殆どの施設・キャンパスがありますが、工学部と情報学部の専門課程と研究所は浜松市にあり、これら工学系部分と浜松医科大学を統合して、理系の「新静岡大」とし、静岡市側は文系学部を中心に統合するというのが元々の計画(確か)。

今でも、工学部と多分最近出来た情報学部の学生は、最初の2年間は静岡のキャンパスに通って、3年以降は浜松の専門学部に来ていると思いますが、統合されたら最初から浜松になるんでしょうね。学生数的には、静岡側の方が多いだろうけど、少子化もあって学生数は年々減少していて、さらに文系学部よりは理系学部の方はまだ人気はあるということで、静岡市側としては取り残される危機感があるんでしょうね。それでも、多分理系とも言える理学部とか農学部は静岡市側に残るんだろうから、それらはまだまだ将来性は大きいでしょう。それに静岡大学と言えばその教育学部からの県内の学校に対しての教員育成も大きな部分を占めているので、「安泰」とは言わないけれど、やりようによっては十分生き残りも可能だと思うのだけれど。

勝手な個人的憶測ですが、自分くらいの世代だと浜松市は「大学が少ない」という劣等感みたいな物があったんですよね。静岡大の工学部キャンパスは、高柳健次郎氏が世界で初めてブラウン管テレビの送受信に成功した歴史的な場所で、それだけが誇り。だから、昔から静岡大の工学部を教育課程も含めて浜松に誘致すると言う話は、生まれては気得手を繰り返していた記憶があります。そんな中で、自分達が大学受験する少し前位に、浜松医科大学が開設されて、さらに静岡文化芸術大学を誘致して、それでも公立の大学はその3校だけ。後は、浜松学院大学、聖隷クリストファー大学、常葉大学と、以前は短大や専門学校だったものが改編された学校。常葉大学は、昔は浜松大学だったけれど、自分が浜松を離れてから出来た新しい学校の一つですし。家の高校なんか特に顕著だったけれど、高校卒業したら外に出たいという気風が強かった気がします。地元に残るなら静大、それ以外なら関東や名古屋の大学を目指すというのが、進学者で一番多いパターンじゃ無かっただろうか。

大学の統廃合も賑やかですが、浜松市の場合は区再編の話も長い間くすぶっていて、やっと最近2年後だったかな、区割り案も含めて計画を決める事が決まったけれど、色々と変化は続きそう。前向きに考えれば、停滞して何も進まない、何も変わらない、只朽ちていくだけというような場所よりは、良くも悪くも活発な意見交換が生まれて、何か変えようという動きや、実際に変革が生まれて新しい可能性が生まれていくことの方が、結果的に満足行くゴールにならなくてもまだましだと思う。浜松市は、元々は工業の町だったわけで、そう言う意味では理系の教育機関がもっとあっても良かったと思うのですが、そう言う意味では一寸歪というか。まぁ、今でこそ大企業もそれなりにある土地だけれど、昔は個人商店・個人技術者が何十何百と乱立していましたからね。そう言う状況だと、職人技みたいな物が優先されて、余り技術や知識の共有・研究みたいな方向には進まなかったんだろうなぁ。地元以外でも、特に地方では大学のサバイバルが熾烈になってきているけれど、地元の静岡大と浜松医大は、その荒波を耐えて生き残れるだろうか。

GitHub流出

昨日の一番大きなニュースであろう、GitHubへのソースコード流出の件。その経緯が、こんな感じらしくて、もう開いた口が塞がらない。ネットでも既に言及されているけれど、たまたま間違ってアップしてしまったとか言うレベルでは無く、全く無知のまま行った行為で、しかも本人はその重大性も何も全く理解していないことに、自分は関係無いけれどもう絶望感すら感じる。

この事件以前に、当事者のSE(45歳?)氏が全く意味不明な事も恐ろしい。経歴の詳細までは分からないけれど、それでも20年近くSE(コーダーかな)をやっていて、しかも下請けとはいえそれなりにセキュリティに厳しい企業・組織のコード開発に関わっていたと思われるのに、全くセキュリティとか開発方法に関しての理解が無いのはどうしてなんだろうか。私自身、もうソフト開発の現場からは離れていて、GitHubも時々使用するソフト関係で参照する程度でコード公開なんかもやっていないけれど、それでもそれがどう言う物で、どう言うリスクなり注意が必要なくらいは理解しているつもり。

経緯を追ってみると、年収査定サービスのために手持のソースコードをGitHubにアップロードしたみたいだけれど、それはどうも「Java」フォルダーをそのままアップしただけみたい。つまり、自宅の個人PCで開発までやっていたのか、何かの理由で開発マシンからコードをコピーしていたのか、詳細は分からないけれど、これどこまで責任問題や被害補償が広がるか、一寸想像出来ないくらいの重大インシデントだよなぁ... 問題なのは、ご本人がその重大性に関して全く理解していないことで、うーん仮に裁判とかになったらどう言う判決になるんだろうか。

色々な理由から、請け負う業務の全部や一部を、さらに下請けや孫請けに外注することはありがちなんですが、幾ら契約で縛っても監督責任を言っても、どうしてもこう言う抜けみたいな物は発生してしまうんですよね。今出ている情報では、このSE氏の個人的な行為によるコード漏洩問題だけれど、所属していた企業の責任も今後は問われることは確実でしょうね。実際に、それらソースコードを利用して何らかの被害発生は今の所無いみたいだけれど、仮に今現在は使われていないアプリやソフトであっても、該当するアプリ・ソフトからの拡張版だとか、関係があるようなものなら、差し替えとかコードレビューとか、総統の作業が発生するだろうし、そう言うものは結局は開発の受託先が被るんだろうなぁ。大きな問題とか、非常に深刻な問題の原因って、結構単純だったりつまらない理由からだったりするんですが、今回の件はまさにそれを地で行く事例になりそう。

SMBC Hilton HHONORS Card

昨年、VISAとの提携解消が発表された、三井住友Hilton HHONORS Cardですが、今年の春に詳細発表という事で、何か進展はあったかなと一寸Google先生に聞いてみました。特に新しい情報は無かったのですが、FAQが昨年12月に更新されているという話を見つけて、早速内容を確認してみました。

  1. 現行カードの更新や再発行は、2021年8月31日で終了。サービス提供は、2022年8月31日で終了。
  2. 2021年8月31日以前に有効期限が来るカードは更新されるが、2021年9月1日以降に有効期限が来るカードは更新されない。
    => したがって、2022年8月31日かカードの有効期限か、何れか早い日付けまでが有効期限。自分の場合は、現行カードの有効期限が2022年12月なので、2022年8月31日までは利用可能。
  3. 三井住友Hilton HHONORS VISAカードの解約を希望しない場合は、大体の三井住友VISAカードが自動的に発行
    => 新しいHilton HHONORS Card (多分Amex)に移行するか、代替カードでそのままSMBCカードにとどまることも可能。
ざっと、こんな感じですね。今年の8月31日を区切りにしているので、遅くともそれまでには新しいカードの発表と受付が始まることは確かな様子。流石に8月31日直前の発表・受付と言う事は無いだろうし、更新対象のホルダーが短い期間で切替作業をするのも良しと思われないだろうから、個人的には3月に詳細発表で、受付開始は4月からくらいじゃ無いかという気がします。Hilton側は、あくまで「2021年春」と言っているだけですが、既存ユーザーの移行だけで無く、新規ユーザーの獲得も考えたら、新社会人が生まれる4月1日という日付け前に発表しないといけないだろうし。

まだ終息を見せないコロナ禍の中、ホテル業界も苦しいわけで、Hiltonはどう言う考えを持っているのか分かりませんが、顧客囲い込みはやはり重要。未だ開催出来るかどうかは不明だけれど、東京2020とかビッグイベントも控えているし、よほど酷い状態にならない限り「Go To〇〇」も再開されるだろうし、これまでの反動で逆に今年後半はデマンドの方が高くなるような気は、個人的にはしているんですけどね。いずれにしても、正式発表を待つまでが、まだまだじれったい。

2021年1月29日

マー君、楽天復帰

New York Yankeesで活躍していた田中将大選手が、FAでの移籍先として日本プロ野球の楽天東北ゴールデンイーグルスと、2年契約で合意。8年振りに日本球界復帰と言うニュース。ヤンキース残留、パドレス移籍と、いろいろなニュースが出ては消えていく中で、結局MLBから声が掛からずの日本球界復帰かと思ったら、どうも記事を読む限りではそう言う話でも無いらしい。入団会見の時には、詳細を話すとご本人が言っているので、その会見はちょっと楽しみにしたい。

只、残念だなぁ... 中々機会が無くて、田中選手がMLBで投げている姿は結局見ることが出来なかったことが。シアトルマリナーズ時代のイチロー選手の活躍を切っ掛けに、MLB以外も含めてアメリカで活躍する日本人選手を感染するのが、何となく楽しみになっていて、出来るだけそう言う場所へ行きたいと思っていたんですが、今回は残念。代わりに、仙台へ楽天の試合を見に行こうか。

あくまで個人的素人の勝手な邪推ですが、今回のコロナ禍の事も含めて、家族の生活とかを第一に考えて日本への復帰を優先したんじゃ無いだろうか。経済的な事で言えば、チームとの契約の年暴徒同程度かそれ以上の収入を、CMとかでも稼げるだろうし、経済的にはそんなに困っていないでしょう。それよりは、お子さんの教育とか、今回のようなコロナ禍のような非常事態の時の社会生活とか、そう言う事を考えるとやはり安心出来る日本で、という思いが生まれても不思議は無いと思う。

勿論、向こうの社会を気に入って、引退後もアメリカに残る人も多いと思うし、それは人それぞれ。私も、仕事やプライベートで何度も行った経験があり、向こうの社会に親近感も感じているけれど、やはり拠点は日本が良いと思うし、その中で年に何度か渡米してそれなりの期間(数ヶ月とか)滞在出来るのが、個人的にはベストだと思うんですよね。フットボールシーズンはアメリカにいて、それ以外の時期は日本を拠点にあちこち移動するみたいなことが実現出来れば最高だけれど、その為には宝くじで何度か当たりを引かないといけない(笑)。今シーズンが、昨年よりは通常のリーグ戦に近い形式でシーズンが行われて、田中選手が渡米直前みたいな大活躍をしてくれることを祈りたいですね。

プロジェクションマッピング

ちょっと未来を感じさせる投影技術の一つとして、「プロジェクションマッピング」があると思います。初期の頃は、白い壁とかに映像を投影する、どちらかというと巨大な屋外映画みたいな感じの物が多かったんですが、最近では室内での利用も増えて、複数のプロジェクターを利用して複雑な映像投影も可能になりましたが、唯一の難点はプロジェクターとスクリーンの間に障害物があると「影」が出来てしまうこと。良くあるのが、スクリーン上に自分や他人の人型の影が映り込んでしまうことで、あれって折角プロジェ串4マッピングで「仮想世界」が作られたのに、それを一瞬で壊すような感じを受けるんですよね。 


今回の技術は、影が出来る場所を高速で計算して、そこに複数のプロジェクターから映像を投影して補完していくもの。360fpsで画像が生成されて投影されていくとのことで、所謂テレビなんかでの動画が30fps程度ですから、人間の視覚としては十分にだませる(不自然さを感じない)位のレートでしょうね。

気になるのは、影の部分を補完するときに、きっちりと境界線部分で映像を映し分けるのか、境界線が見えないようにある程度オーバーラップして投影するのか、その辺りの境界線保管技術。境界線の部分できっちり映し分けるとなると、かなり映像の加工技術と複数の映像の組合せが難しそうだし、オーバーラップ部分が発生すると、その化なさる部分は複数のプロジェクターからの映像が映るわけで、そこだけ妙に明るくなるとか言う問題は発生しないのだろうか。

後悔されているサンプル映像を見る限りでは、そう言う不自然さは感じられないので、個人的には今後の応用に期待しているんですが、プロジェクションマッピングとなるとやはり大画面での投影に魅力があるわけで、サンプルの何倍何十倍もの規模になったときには、どれくらいの演算リソースや投影デバイスを投入したら実現出来るのか、その当たりのトレードオフも気になるところですね。最初に実際にこの技術を採用して後悔されるのはどこだろうか。ちょっと気になります。

UAのサイトが変

今年もUA MP 1Kはメンテするつもりでいるんですが、なんせ今の所UAのフライト利用は無理。今年はコロナ禍の救済措置があって、本来のステータス維持条件の約半分くらいで更新出来る状態に。今年は、15,000PQPが目標ですが、既にステータスに合わせて3,750PQPは登録されています。ですから、残り11,250PQP獲得が必要に。

最低4区画のUA便利用の条件は残っているので、これは年内何処かでUA利用をしないといけない。日本国内から一番可能性があるのは、NRT-GUMの往復を2回か、UAの太平洋路線(ハワイ線も含む)を往復して、その時に国内路線を2区画付けるか、インダイレクトも入れて国際線1往復で4区画利用を満たすか、いずれにしても国際線利用が可能な状態にならないと困ります。もしかしたら、米国以外の在住会員向けに特例措置とか後から出されるかもしれないけれど、今の所は残り11,250PQPをある程度埋めておくのが良さそうな感じです。さらに、3月一杯までは3回のフライトまではPQPが2倍になるので、この時期にある程度飛んでおくと有利になりそう。悩ましいのは、PQPはチケットの購入金額で決まるので、PQP優先ならチケット価格を、マイル獲得優先ならフライトマイルの長い路線を目指すべきで、実は結構それって両立しない場合も。自分の場合はPQP優先なので、取りあえずそちらの方向性で出来れば3月中までに3回のフライトをして、PQPを積み上げておきたいところ。

で、試しにUAのサイトに久しぶりにアクセスして、試しに予約検索などをしてみました。一応UAのルールでは、UAのサイトからANA便を予約しても、UA便同様に購入金額のドル建て分がPQPに変換されます。試しに、いつものHND-OKAで検索してみるとANAの普通運賃の価格が表示されて、103円位のレートで変換されたと思われるPQPが表示されます。ところが、予約の手続きを進めていくと、最終的に一連のフライトスケジュールが表示されるんですが、どうもこの時点で表示されるPQPは、UA以外のパートナーサイトからの予約の時のルール(獲得マイルを5で割った値)で表示されて、だからHND-OKAだと逆にこっちの方がマイル数は多くなったりするんですが。で、試しに決済まで進んでみたんですが、何度やっても失敗します。使用したのは、VISA系のカードで、カードを選択して最後にVPassの認証画面に行くんですが、VPassパスワードを入れて「送信」すると、ブランク画面に変わって、そのまま「行ったっきり」状態で決済されません。時間的なタイミングとか何度かやり直してみても駄目。日にちを変えたりしても駄目で、結局メインのVISAカードで決済する事は諦めました。代わりに、ANA SFC JCB Goldを使ってみたら、これはVPassみたいな確認過程は無いので、暫くすると無事決済されてチケットが発券されました。

ここで気がついたんですが、表示されるPQPの値が一寸ずつ違っています。

  1. 最初の検索画面では、UA便同様にチケット代金(税金など含まず)をドル換算した金額のPQPが表示されます
  2. 予約が一通り終わり、全体のスケジュール(旅程)が決定した画面では、それとは違うPQPが表示されて、どうも獲得マイルを(ANAの場合なら)「5」で割った値が表示されます
  3. 最終的に決済完了して、確定した旅程表で表示されるPQPは、その確定金額をドル換算した金額のPQPが表示されます
  4. 本来なら、#1と#3のPQPは金額は変わらないので一致するべき何だけれど、どうもPQP算出に使用されるレートが異なるのか、微妙に値が違います。今回の場合は、#1のPQPから2PQP少ない値が#3で表示されています
何か精度というかクオリティの低さを感じるUAのサイトだけれど、それがUS品質と言われれば納得してしまう(マテ)。今回HND-FUK往復を予約して、PQPは「984PQP」。これが3月末までは2倍なので「1,968PQP」。残り2回をどうするかにも寄りますが、3回何処かに往復すれば6,000PQP位は行けそう。そうすると、11,250-6,000=5,250PQPが残るのでは、これは太平洋路線1往復くらいでカバー出来そう。取りあえず、今年のUA MP 1K攻略プランの骨格が出来た感じ。

2021年1月28日

春節は「Not Go Toトラベル」

来月12日から始まる、中国や中華圏の一大イベント「春節(旧正月)」の大移動に関して、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために、中国当局や各自治政府が「Not Go Toトラベル」を推進しているという記事。 

まぁ、例年ならば何十億人という人民が国内外に大移動する「春節」で、それで日本も潤ってきたけれど、現状ではかなり制限されることは確実でしょうね。記事によれば、中国国内移動でも海外移動並みのPCR検査や経過観察期間が要求されるみたいで、これは事実上の「移動禁止措置」。一方で、保証手当なども色々工夫しているみたいで、このあたりの「人民掌握手段」はやはり中国お手の物。

日本でも、年末年始の帰省ラッシュで同様の措置を行ったけれど、結局直前の禁止措置だったから準備期間も短かったし、効果も限定的だったように思いますが、もう少し上手く出来ていれば今の状況も少し改善していたかも知れませんね。只、その為には中国のような強力な権力が必要なわけで、それは今の日本では無理な話。都合の良いように、リーダーシップだとか言う言い方をする物の、その中身は全国的な行動履歴把握な分けで、そう言う言い方をするとそれは人権侵害という話にすり替わるし。

世界的規準から見れば、世界で最も感染拡大を抑えている国の一つ中国ですが、全ての情報が届いているわけでも無いため、その実状は不明な部分も。実際、ロックダウンが起こっていたりと、広い国土に多数の国民もあるため、地域によっては散発的に感染爆発が発生しているのかもしれませんね。そう言う地域は、春節でも国内移動すら許されないのだろうけど、それでも何億人という国民が国内移動したら全く無傷というわけにはいかないだろうし。あと、中国人の性質として、人が集まれで感染拡大の原因と言われている大声での会食も多く開催されるだろうし。中国でどうなるのか、来月はそれが一番の注目的なのかも。

伝わらない言葉

昨日の参院予算委員かでの、立憲民主党の蓮舫代表代行の記事。 動画もちらっと見たけれど、質問の最初からべらんめえ口調で、それだけで不愉快になるくらい。しかも、先日明らかになった自宅療養中に無くなった29名の事を引き合いに出しているけれど、それを言うのであれば自分達がコロナ対策と関係話題で審議の時間を浪費していたことも、その責任の一端だと思うぞ。

「言葉が伝わらない」と言うけれど、責任者である首相であるならば、言葉よりも行動でしょう。まずは、増加する陽性者数を減らして、重篤者を一日でも早く恢復させ、ワクチンなど今後の対策を進めて一日も早い非常時台宣言解除を目指すことが今最優先の事柄のはず。総理がこの議場にいなくても最前線で指揮することでそれが確実に実現出来るなら、それこそ「国会軽視」と言われてもそうするべきだと思う。

大体追求している蓮舫氏にしても、「言葉が伝わらない」と言いながら、自分が先日犯したSNSへのフライング公開に関しては、その謝罪という「言葉」すら出ていないわけで、正直誰が言っているのやらと言う印象しか受けない。其れ以前に、自身の二重国籍問題だって全く説明していないわけで、語気や言葉は厳しく勇ましく聞こえるのかもしれないけれど、中身の無い空虚な言葉を幾ら連発されても、それに共感することは微塵も無いだろうなぁ。

流石に菅総理も癪に触ったのか厳しい言葉で反論し、蓮舫氏もその剣幕に押されたようですが、「伝える努力が足りない」というのは都合の良い言い方で、決して解決されないゴールなんですよね。例えば10回言えば努力したと言えるのか、例えば1日に5回以上テレビで放送されたら努力したと言えるのか、幾らでも相手に追求することは可能な訳です。29人が無くなったことを取り上げるのであれば、その人達への陳謝も必要だろうけど、今治療を受けている人達をどの様にして助けるかという事を優先するべきだと思うのだけれど。恰も弱者に寄り添っている風に見えるけれど、結局は自分達の利益優先でしか無いんだろうなぁ。「言葉が伝わらない」と言っている本人の言葉が、一番伝わっていない事に、ご本人が気がついていないことが一番の問題ですね。

枝野さんに突っ込んでみた

ネットで話題になっていた、「お笑いジャーナリスト」の、たかまつなな氏による枝野幸男立憲民主党代表へのインタビュー記事。何か、突っ込み所満載の内容なので、順番に突っ込んでみました(笑)。

  1. 今、我々は野党なので結果を出せないんですよ。実績を示せないけど政権担当能力を示せと言われているわけです。
    => これって野党と言うよりも「政党」としての使命・役割を否定する発言ですよね。野党であっても、法案の修正要求は出来るし、議員立法だって可能だろうし。それらは与党に否定されるとでも良い他のだろうけど、それはちゃんとした意見なら与党としても受け入れざるを得ないはずだし、そう言うものが無いから反映されないのでは。結果や実績を出せいないので無く、最初からやる気が無いか実力が無いだけだと思う。大体、一度政権与党になった経験がありながら「政権担当能力を示せない」というのは、もう言い訳以前の話だと思うが。
  2. あのときは期待値が高くて政権を取ったから失敗したんです。それに応えようと無理をして結果的に失敗して期待を裏切ることになったんです。
    => あの時の「期待値」というのは、例えばガソリン税撤廃とか高速無料化とか沖縄の基地問題とか消えた年金とか、自分達が散々煽っておきながらこの言い訳は無いと思う。今だって、選挙の旅の公約で「期待値の高い公約」を散々提示しているわけで、そう言う意味ではあれら公約は信用できない約束という理解でいいのだろうか。公約を出して、それがどうしても実現出来ないのなら、軌道修正なり対案を出すなりするのも政権与党の義務だと思うし、それが出来ないのなら与党になるなと言いたい。
  3. あのとき期待をあおった我々が一番悪いんです。
    => そう理解しているなら、その反省はどう言う内容で、その経験からどう言う方法なり手段で与党を狙うのか、そう言う話が全くないのが最大の問題点では。今回初めて「自分達は大風呂敷を広げました」と認めているわけですが、今もその大風呂敷を広げる「癖」はそのままですよね? 原発ゼロとか...
  4. それは安倍さんのプロパガンダが非常にうまかったですからね。そのプロパガンダに乗ってしまった。
    => 安倍総理の説明が足りないと言いながら、プロバガンだは上手かったというのは矛盾していないか? プロバガンだが浸透しているのならが、国民は説明が十分だと納得していたはずでは。結局は、自分達の不手際は、全て相手のせいとして正当化出来るという考えが間違っていると思うし、それが今でも直されずに残っているから、じり貧状態が続くのでは。
  5. 目新しいことや奇をてらったことにどんどん走って、ますます信頼を失っていった5年間でした。
    => 旧民主党政権崩壊後の5年間って、何かやってましたっけ? 結局は離合集散を繰り返して、それが「希望の党」で頂点に達して分解しただけのようにも。それに、信頼を失ったと今は理解しているみたいですが、当時はそうでは無かったと言う事なんだろうか。希望の党騒動の時も、結局は希望の党側の選別にどうしようも無くて分裂しただけのように思うのだけれど。まぁ「信頼を失った」と認識している割りには、その後もそんなに変わること無く以前の間眼とが不思議ですが。
  6. 僕は途中からもっと地に足をつけてやりましょうと言ってきた。
    => 「言ってきた」じゃ単なる言い訳で駄目でしょ。「やって来た」と言えないと。勿論、そう言ったら具体的に何をどうしたと言わなきゃいけないから、そう言えないことは分かるんだけれど。でも、旧民主党時代に政権幹部の一人だった人間が、こう言う言い訳じみたことを言っては駄目だろう。
  7. 誰かをネクストキャビネット(次の内閣)の大臣にしたら、その人にそのテーマの政策とか国会論戦についても先頭に立ってやってもらわないといけないじゃないですか。
    => それで失敗したのが、長妻大臣の「消えた年金問題」なわけですが、それならそれで人材育成という点ではどうしようとしているのだろうか。結局は、そう言う代表を指名することは出来ても、その人の実力が伴わないことを前回痛いほど経験したから、今はやらないだけでは。別の言い方をすれば「墓穴を掘るだけ」になるからなのでは。
  8. 人気取りのために名前を並べるだけならできます。
    => 今でも人気取りのために、何時も何時も同じ人間が質問に立っているわけで、同じ事をやっているのでは。というか、未だにモリカケサクラしかやっていないような状態では、人気取りも何もあったもんじゃないと思うのだけれど。まぁ、鳩山政権の時にそのボロが出たというのは正しい認識だと思う。で、その反省から、寄り実務的な議員を育成しようではなく、表に出ないように隠しましょうという発想になるのが、やっぱりなんだかなぁ...
  9. 代表質問を読んでいただければ、菅さんの所信表明よりもよほどしっかりしていると思ってもらえる自信はあります。
    => それを評価するのは個々の国民だから、その人それぞれの考えがあるとは思います。ただ、それなのに現時点で支持率が上がるわけでも無いということは、その内容に関しても推して知るべしでは。私は上でも書いたように、「期待を煽るような美味しい言葉を並べているだけ」のように感じますけれど。
  10. 自民党と並べて考えてみようかと思ってもらえるのは、公示の日が初めてなんですよ。
    => これが一番間違っていると思う。「並べて考えよう」ではなく「どこに投票しよう」と思うので公示の日なのでは。それまでの活動なり実績を元に候補を並べていて、正式に出馬した時に「この人」という判断をするのが多くの有権者では。大体、小選挙区候補ならその公示日以前から選挙区で活動しているわけで、それが認識されていないことになるのですが。
  11. 今、私が政権交代と叫んでも耳を傾けてもらえる状況にはなっていない。
    => これは事実だけれど、旧民主党政権崩壊後10年近く過ぎているのにそう言う状態に無いと言う事は、これまでの積み重ねが支持されていない分けで、それに対してどう言う対応をするのか、それが見えない事が一番の問題点では。今の自民党が良いとは思わないけれど、それでも下野したときにはそれなりに反省して、まぁ旧民主党が頼りなかったこともあるけれど、野党時代からそれなりに存在感も示してきた。そう言う事が、今の旧民主党系の野党に殆ど観られないことが一番の問題だと思う。
  12. 信頼というのも短時間では絶対にできないんです。
    => それが分かっているなら、なんで行動で示さないのだろうか。自分達が、勝手に自分達の都合の良い話しばかり取り上げて国民に向いていないから、10年近く時間が過ぎても「信頼感の醸成」がされないのでは。というか、その主張や行動がますます先鋭化して、元々の支持者も離れていっている状態に対して、何か他人事のような発言だと思う。
  13. 残念ながら今国民の皆さんの圧倒的多数は、日々の暮らしが大変で政権のことなんてどうでもいいんですよ。
    => これはある意味事実だと思うけれど、その割りには国民に変わって政権に対して必要な立法を要求するような行動が無い事が、国民から見切られている理由では。ここでも、国民が関心を持つのは選挙の時という言い方をしているけれど、結局はこの人達は選挙で勝つことしか日頃から考えていないのだろうなぁ。だから、与党とか政権批判をしていれば、自分達は仕事していると誤解しているんでしょうね。国民が政権に興味ないというのであれば、それ以上に何もしない野党には興味を持たないわけですから。
  14. だから政権交代が前に出ちゃうと、何のためにやるのかというところが伝わらないんです。
    => 現実的かどうかは別にして、例えば「連立政権」という方法もあるわけです。「政権交代」は難しくても、今問題のある政権に変革をもたらすことは可能だと思うんですよね。そう言う努力をしない言い訳になっているような気がする。
  15. その転換への第一歩を踏み出す。大きな方向の転換です。
    => ここで言っている「ベーシックサービス」は、確かに「公助」なんだろうけど、いきなりそこに持っていっては、財政にしても政策にしても破綻すると思うのだけれど。記事では「自助」や「自己責任」を強調する社会と言っているけれど、「自助」「共助」「公助」という優先順位で社会的な負担を最少化しつつ、個人の生活を最大限保証していくの場理想的なのでは。これも、最初の方で行っていた「期待を煽る」行為だと思う
  16. だから例えば受け取っている年金の額に連動する費用でそうしたサービスが受けられるようなことが作られれば、年金の額は抑制できます。
    => 年金抑制できるかもしれないけれど、連動したサービスにはその分補填しないといけないわけで、そこは逆に膨らむのでは。それに、医療費は元々無料だった故に安易に利用されたことも有、それを抑制するために1割支払に成ったはず。年金支給額が大きく増える事が無い以上、支出項目を抑制するというのは正しいと思うけれど、それだって全体のバランスを見て対応しないと破綻するだけ。例えば、年金受給者には消費税を減額するとか、医療費控除するにしても、一定金額を超えたらとか、もう少し現実的なアイデアを出して欲しい。そうで無いと「期待を煽る」だけでは。
  17. 最近、明確に言おうと思っているんですけど、大手メディアの責任が大きいです。
    => 大手メディアに助けられている立場の人がこう言う事を言うのがある意味滑稽。であるなら、何故与党も同じ立場だと思わないのだろうか。あっ、そうか、大手メディアは政権の味方だから、自分達が不当に扱われていると思っているのか。「メディアと戦っている」と最後に言っているけれど、いゃいゃ、メディアと呉越同舟しているじゃん。戦っているのは、ネットでしょう?
  18. 信頼される活動をしていれば、何党だろうと関係なく応援してくれるんですよ。
    => そう、だから信頼されていない一部野党は支持されない、と言う事。
  19. 彼らはそれを一番メインでやっているので、そういう人たちにとにかくメールを送ればいいんです。
    => というか、立憲民主党150名の所属議員のうち、多分名前が知られているのは1割程度じゃないのか。いつもいつも、聞いたような名前の議員ばかりテレビに出さずに、もっと若手を登用して知名度を広めることも党として必要なのでは。陳情する方だって、寄り影響力の大きい議員とコンタクトしたいのが正直なところだろうし、わざわざ所属部会や委員会のリストから探してというのは、それだけ政党としての知名度拡大に失敗している証拠では。で、記事はここで唐突に終わる(?)のですが、まとめも何も無いの?
最初、続きのページがあるんだろうと色々探したんだけれど、どうも本当に「メールを送ればいいんです。」で記事としては終わりみたい。いゃいゃ、少なくとも聞き手してのまとめなりは必要だろう。 最初に「疑問をぶつけてみた」と言っているんだから、その疑問が解消されたのかどうなのか、どう言う理解が出来たのか出来なかったのか、それ位は言うべきでは。字数が制限されている印刷媒体の記事じゃ無いのだから、ある程度字数の自由はあるだろうし。というか、「お笑いジャーナリスト」を名乗っているわりには、インタビューの中に「お笑い」が無いのは良いのだろうか。別に、ギャグとか駄洒落を入れろというのでは無く、相手の弱いところを追求するとか、ちょっと痛いところを突いてみるとか、クスッと出来る話が無いのはガッカリ(笑)。質問の仕方とか、記事を読む限りではちゃんとしているのに、その後の追求が無いのは相手に配慮しているのか、そう言う約束でのインタビューだからなのか邪推してしまうけれど、まぁ立憲民主党の支持率が上がらない理由だけは良く分かった記事でした。

2021年1月27日

Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (8) - 変形キーボード

昨年末に購入して、概ね使用感は好調な"Duet君" (Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch)。 元々はプライベート利用の、どちらかと言えばKindle端末としての役割を期待していましたが、外に持ち出して見ても結構使えるなと感じますし、仕事のメール確認も自由に出来るので、場合によってはオフィスマシン(ThinkPad X13 Gen1)で無く、こちらを持ち出しても間に合いそうな状態。ある意味、嬉しい誤算とも言えます。

そんな中で、先日も一日外に持ち出して、移動中はスマホのテザリングで、新幹線とかスタバからは車内・店内のWi-Fi利用等でアクセスして、結構不自由なく利用することが出来ました。その点は不満は無かったのですが、改めて感じたのが「キーボードの違い」。特に、一部キー配列が異なるため、どうしてタッチタイプでミスタイプが増えたり、またキーのサイズも右手側が小さくなっているので、こちらもタッチミスが増えていきます。また、タッチパッドの操作性が今ひとつで、キー入力のために両手をホームポジションにすると、どうしても掌がパッド部分に当たり、カーソルが変なところに飛んでしまうことが度々。特に新幹線など移動中に使用して居ると、どうしても揺れがあって手がぶれるので、それで入力途中に変換確定したり、カーソルが飛んでしまい変なところに文字入力されたり、ある時は何故か入力済み文章の半分くらいがマーキングされて、それがそのまま削除されてしまったりと大変な騒動に。で、ちょっと皮肉と感じたんですが、タッチパッド利用よりも、画面タッチで操作した方が、案外使いやすいんじゃ無いかと最近感じるようになりました。個人的には、画面タッチのI/Fって好きじゃ無いのですが、少なくともこのDuet君利用時には、画面タッチの操作も含めて、ポインティングデバイスを操作したり、場合によってはボタンクリックみたいな操作をした方が使い勝手は向上するように今の所感じています。

タッチパッドに関しては、パッドの外周をセンスしないようにする設定がThinkPad X13 Gen1等にはあるんですが、どうもDuet君はそこまではサポート指定無い様子。可能なら少し調整出来れば使い勝手がかなり改善すると思うのになぁ。一寸勿体ない気がします。また、キー入力ではEnterキー周りの小さくなっているキー入力でやはり未だにタイプミスが多くて、ちょっといらつくことも。さらに、省略されているキーで、"Home", "End", "Insert", "Delete"のうち、"Home", "End", "Delete"はよく使うキーなので、つい無意識にその当たりに指が彷徨うのだけれど、「あっ、無いんだっけ」と気がついて一寸イライラ。あと、ブラウザーとかPDFを読んでいるときに、"PageUp", "PageDown"キーが無いのもちょっと不便ですねぇ。タッチパッドを二本指でスクロールダウン・アップすることで、ページ移動可能なんですが、やはり通常のキーボードでは"PageUp", "PageDown"を使用して居るので、そのあたりのUIの違いが結構大きいですよね。ノートブックPCとデスクトップPCで、以前は配列が違うキーボードを使用していて、両方並べて使っているとキー入力のミスが結構あったんですが、それと同じ事が今Duet君とパソコンキーボードの間で発生している感じです。そう言う意味では、Duet君、パソコン(デスクトップPC)意外にも、ThinkPad X13のキーボードもパソコンのキー配列と一寸違うので、現在は3種類のキーボードを使っているわけで、中々差分を体が覚えるまではまだ時間が掛かりそう。

最近では、背面のキックスタンドを元の物に戻したので、移動中や固定席に座って利用するときなど、場所や状況が変わってもそれなりに見やすい角度に画面が設定出来るのはやはり便利ですね。以前のMOFTも使用目的によっては有効だと思いますが、利用形態が色々と変化するモバイル時の使用では、やはり角度設定が自由に出来る方がストレスはかなり軽減されます。ただ、例えば画面を水平に近く倒せば倒すほど、キックスタンドが後ろ側に広がりますから、結構前後にスペースが必要になります。これが、場合によっては出来ない時も移動中にはあるので、そう言う意味ではヒンジを利用した外付けの画面角度固定装置みたいな物があると良いなぁ。私メカ設計は全くの素人だけれど、何か作ってみようかなぁ。このあたり、何処かのオプションメーカーが出せばかなり受けそうな気がするんですが。まだまだ、フィールドテストは続きます。(続く...)

ANA国際線運航規模半減

ANAが発表した、2021年度の国際線事業計画。 「半減」と言っても、これまでの通常運行時の半減では無く、2020年度比での「半減」ですから、昨年ドッと減らして更に半減するという話。掲載されている2021年サマーダイヤ期間の運休・減便のリストを見ていると、もう涙も出ない...

路線だけで無く、長距離国際戦用のB777-300/200も退役させてB787に置き換わるわけで、そうなると一年に一回の楽しみである「アップグレードポイントでのファーストクラス利用」は、今年は無理そうだなぁ... 

現在の非常事態宣言も、2月一杯は最低でも延長されそうだし、そこから東京2020 in 2021に掛けて、どう言う状況に変わっていくのか、今の所は全く予想できませんからねぇ。運が良ければ、今年の冬ダイヤが始まる11月位から多少は飛べるようになるんだろうか。でも、寒くなると、またコロナ禍が再発したりするだろうしなぁ... せめて、夢だけでも見ていたいけれど。

2021年1月26日

AMC Leg#4: NGO-OKA/-HND

特定地域に対しての非常事態宣言後が出されて、まだ予断は許されないけれど少しずつ状況が改善している雰囲気は感じるこの頃。先週に続いて、予約済みの旅程消化に今週も移動開始。今回からは、往路の羽田発便が取れなかった代わりに、名古屋セントレア発の沖縄行きが取れたので、そちらに振り替える事に。ただし、その為には浜松駅朝市のこだま号で名古屋に移動する必要があり、まだ寒いこの時期の早起きは少し辛い状況です。

朝一の新幹線利用のためには、朝一のバスで移動する必要が有り、結果起床時刻はいつもよりも1時間早くなります。眠い目を擦りつつ、駅に到着すると構内のコンビニで朝食のサンドイッチと缶コーヒーを購入して、丁度到着したこだま号で名古屋駅へ向かいます。JR名古屋駅から名鉄名古屋駅までは徒歩移動で、ちょっと距離がありますが、既に何度も利用しているので最短移動距離も会得済み。新幹線ホーム東側の階段を降りると、そのまま在来線への改札を通り、名鉄側のJR東海の改札を出れば、目の前は名鉄の名古屋駅入り口です。セントレア行きミュースカイの特急券は名鉄のWebサイトから予約が出来るので、Suicaでタッチして入場するだけでOK。接続時間は10分なんですが、結果5分位で移動完了です。

30分程でセントレアに到着しましたが、こちらも羽田空港以上に閑散とした雰囲気。証明も絞っているのか、全体的にくらい印象を強く感じます。セキュリティを通過して制限区域に入ったのは、もう08:00過ぎ。その横には、ANA/JAL共通のラウンジがありますが、いつも混雑しているのとそんなに余裕が無いので、そのまま出発ゲートに向かいます。この日は国内線で一番外れの方の10番ゲートに変更になっており、移動距離もそれなりにあります。

1) NGO 08:40 - OKA 11:10 (NH307)

久しぶりセントレアからの出発。ゲート前に到着すると、直ぐに事前改札が始まり、そのままグループ1から搭乗開始となります。使用機材もB737-800と小さめで、乗客も多分30人もいないくらいだと思うんですが、あっと言う間にドアクローズとなり、定刻前にプッシュバックが始まります。

セントレアの滑走路はほぼ南北に走っていますが、その南側RW36へ移動開始をすると、そのまま離陸開始。飛び立つと、左に直ぐに旋回をして、紀伊半島をかすめつつ南下開始となります。

小型機材で、いつものB777/B787よりも狭いことも影響しているんだと思いますが、この時隣に座った男性のコロンの匂いが結構強力。ただ、B737の良いところは、頭上にライトだけでなく空調の吹き出し口もあるので、これを捻って強めに空気を出すようにして、何とかコロンの匂いを散らして耐えます。

季節増えの影響を受けるだろう、東西の移動が少ないせいか、那覇空港へは定刻よりもかなり早めに到着。本当を大きく時計回りに回り込むと、この日は第一滑走路のRW36Rに着陸。その為、直ぐに右側の誘導路に出ると、31番ゲートにダイレクトに入る感じでゲートインしたのが、定刻15分前でした。次の羽田行きへは、70分の接続時間が有りましたが、さらに余裕が生まれました。

2) OKA 12:20 - HND 14:35 (NH464)

往路便が15分の早着となり、かなり余裕が出来たけれど、織女するほどでも無いので、そのままラウンジに移動して暫くメールチェック等をして時間を過ごします。

こちらの羽田からの往路便も定刻前に那覇空港に到着しているので、スケジュール通りだろうと33番ゲートにラウンジから向かいましたが、その途中右手にあるANAの乗り継ぎカウンターの前には長蛇の列が出来ています。これを見て嫌な予感を感じましたが、直ぐにそれが的中。どうも、一つ前(一時間前)の羽田行きが何故かキャンセルになり、その搭乗予定の乗客の振り替え作業をしているところでした。当然、その後のこれから私が搭乗する機体への振り替え作業も発生しているわけで、そのため最初は10分の遅延予定だったのが、その後さらに10分遅延しました。それでも、事前改札が始まったのが12:15頃で、その後順次搭乗開始となり、ドアクローズは12:48頃と少し早めのドアクローズでした。

その後RW36Rへ移動すると羽田空港に向けて離陸。20分の遅延をリカバーするためか、結構直線的な感じで羽田を目指し、最後のアプローチも三浦半島と房総半島の間を抜けるようなショートカットでA滑走路のRW34Lに着陸しました。その後、65番ゲートに入ったのは14:54とやはり遅れた分到着も遅れた感じですね。その後、いつものように品川駅に移動したんですが、移動中キャンセルされた一つ前のフライトを調べてみました。調べた範囲では、直前に羽田から飛んできて、そのまま折返しで羽田に戻る予定なんですよね。ですから、羽田から到着したものの、その後何か機材トラブルでも発生したんでしょうか。その後さらに調べてみたら、翌日の午後に特別なフライト番号で羽田空港にどうもフェリーされたみたいなので、やはり何か突発事項があったんだろうなと。一本違いで、それに遭遇しなかったのは、申し訳ないけれど幸いだなとホッとしたフライトでした。(続く...)

西浦教授の論文を読んでみた (1)

京都大学の、西浦浩教授らのグループが発表した、「Go To トラベルが感染者増加に影響した」という論文が話題になっていたのでちょっと読んでみました。私は、医学関係は全くの素人なので、これがコロナウイルスの話なんかだとちんぷんかんぷんなんだろうけど、一応統計関係の無いようみたいなので、それなら自分の仕事でも使うテストケースの検証とか分析とか、そう言う話とも近いかなと思うので。

で、何度か論文全体を読んでみたんですが、タイトルで「Go To Travel」と出しているのに、その「Go To Travel」との因果関係の説明が弱いというか、その言葉だけが取り上げられて誤解を招く要因になりそうな気がしますねぇ。実際論文の最後(Page-6, -7)では、この論文の内容は色々な制限から「Go To Travel」自体が感染拡大の原因とは断言できないと言っている訳で、ちゃんと論文を読めば理解出来るけれどその部分は落ちたまま論文の結果(キャンペーン開始時に観戦者が増えている)だけが一人歩きしそうな気がする。

「言葉のすり替え」とまでは言わないけれど、論文の中で感染者数を比較しているのは、県境を越えての移動者での感染者数で、決して「Go To利用者・被利用者」で検証しているわけではない。また、Go Toの影響の有無の比較には、Go To開始前の時期とGo To開始直後の時期を比較しているんですが、その時期が微妙な気がします。「Go To Travel」は、2020年の7月22日から始まったわけですが、これは幻となってしまった「東京2020」の開会式に合わせて、7月23日、24日と祝日にして、23日から26日まで4連休が設定されていた時期。だから、Go Toの有り無しにかかわらず、この時期にレジャーに出かけようという人は多いだろうし、さらに言えばこの時期は学校の夏休みが始まる時期だから、そう言う目的での移動が増えるのは今年で無くても当然でしょう。Go Toのスタート時期がこの時だから仕方ないのですが、比較するタイミングがGo To以外の要因に関しても影響のある要因が多い気がする。本当ならば、同じようにコロナ禍の中Go Toを実施しなかった「平行世界」での結果と比較するべき事案だけれど、それは出来ないから時期的にGo Toの有無で比較しているところは、ちょっと無理がある気がします。

また、感染者で県境を跨いだ移動歴のある人をピックアップしているけれど、本来はその中でも「Go To利用者」「非利用者」で分類する事も必要でしょう。また、Go Toは観光目的だけで無くビジネス目的の時にも利用可能だから、ビジネスのグループも本来は分析して、Go Toの影響は考えるべきだと思う。まぁ、その辺りはデータが無いので分類分析出来ないのだろうけど、それならなおのこともう少し表現表記には注意が必要な気がします。また、増加率に関しても、いつもの東洋経済のサイトでこの頃の状況を見てみると、7月の初め頃から増加傾向は始まっていて、7月の終わり頃には傾きが高くなっているので、Go Toの影響が全くなかったとは言わないけれど、でも論文で比較している時期に関しては、其れ以前の増加傾向とそんなに違わないように見えます。また、Go Toが影響しているならば、少なくともその後も増加すると思われるモ、8月初めをピークにそれ以降は減少するわけです。時期的には、夏休みの真っ盛りで、多くの人が移動をしていたと思われる時期に減少すると理由が、季節性もあるだろうけどGo Toの影響がどの程度なのか、ちょっとデータで説明するのは難しい気がします。いずれにしても、この論文が全ては無く、色々な考え研究がこれからも出てくる中の一つという認識で、評価するところは評価し、疑問に感じるところはさらに追求するという事が重要。一番問題なのは、都合の良いところだけ抜き出して利用することなわけで、早速そう言う目的に利用して居る人もちらほら散見されるのが、いつものことながらなんだかなぁ... (続く、か?!)

持ってる人

昨日は、今シーズンのSuper Bowl出場チームが決まるNFC/AFCのConference Championshipが開催され、NFCは第5シードのTampabay Baccaneersが第一シードのGreen Bay Packersを31-26で破り、AFCは第一シードのKansas City Chiefs が第二シードのBuffalo Billsを38-24で破り勝利。Chiefsは2年連続4回目のSuper Bowl進出で、Buccaneersは18年振り2回目の出場で、今年55回目の開催となるSuper Bowl LVで初の対戦。

AFCのChiefsは、実は第一回目のSuper Bowl進出チーム(vs. Green Bay Packers)で、この時は10-35で敗れましたが、第4回のSuper Bowlにも出ていて、この時はMinnesota Vikingsに23-7で勝利。昨年もSan Francisco 49ersに勝利しているので、今年は連覇が掛かる試合。NFCのBuccaneersは、第37回のSuper Bowlに初出場し、Oakland Raidersに48-21で勝利して、初出場初優勝という記録を持っているチーム。正直、私が一番NFLを見ていた1980年代から2000年頃は、どちらのチームも弱くて「お荷物」扱いされていたときもありましたが、チームの実力を均衡化を意識しているNFLでは、どんどん優勝チームが入れ替わるから面白いしファンも熱心に応援しますよね。

今回のSuper Bowl進出を決めたBuccaneersは、55回の大会史上初めてSuper Bowlのジンクスを破ったチームに。Super Bowlは、アメリカの最大規模のイベントでもあるので、NFL加盟チームはスタジアムを新調した時とか、何か大きなイベントの時には開催権を巡って争奪戦が激しいのですが、これまで54回のSuper Bowlでその開催スタジアムのホームチームは、Super Bowlに進出出来ない(していなかった)のですが、今回のBuccaneersは初めて「開催スタジアムのホームチームが出場する」事に。これでSuper Bowlを制したら、初のホームスタジアム開催チームでのSuper Bowl制覇という「勲章」が獲得出来る分けで、これ以上の名誉は中々無いと思います。それが冗談で無く実現しそうな感じがするのは、今シーズン20年間在籍したnew England Patriotsから移籍したTom Bradyの存在。2018年シーズンでは、今回のChiefsをPlay-offで破りSuper Bowlに進出すると、Los Angels Ramsを破って6回目の優勝を記録。2019年は、Play-off初戦でTennessee Titansに敗れて引退説も流れたけれど、今シーズンはVaccaneersに移籍し見事にチームを18年振りのSuper Bowlに押し上げたんだから凄い。2000年から今年までの21年間の選手生活の中で、半分の10シーズンSuper Bowlに出ていて、これまで6回優勝し、4回MVPを獲得していて、かつ今年は43歳だけれど今回で40台で3回目となるSuper Bowlですからね。それ以外にも、数々の記録を持っている選手で「GOAT (Greatest of All Time)」と呼ばれることに何の疑問も感じないスーパー選手。だからこそ、今回の試合にも期待が高まるわけです。

一方のChiefsを牽引するQB Patrick Mahomesは、日本ではお父さんが横浜ベイスターズに在籍していたPat Mahomesということで、そこそこ知られているのかな。2017年からNFLでプレーしているけれど、2018年にはMVPを獲得し、2019年には初のSuper Bowl制覇と、若手選手の中ではずば抜けて乗りに乗っている選手であることは間違いない。2018年のPlay-offでのTom Bradyとの対戦は、Tomとの経験の差が出た感じでしたが、今回はそれも無くなっているだろうし、個人的には両QBのオフェンス対決に注目したいですよね。唯一の懸念は、Mahomesは怪我から復帰してConferenceChampionshipを勝ち抜いたけれど、やはりその負担は影響するだろうから、それがどこまでカバー出来るのか。一方のBradyも、やはり年齢の事がありますからね。そう言う意味では、どちらの選手もベストのコンディションでは無いけれど、実力的には均衡していると言って良いでしょう。二週間後、2月7日(日本では8日の朝から生中継)は、仕事そっちのけでテレビ観戦しないと。リモートワーク万歳ですね(これこれ...)。

テレワークの勘所

ITmedia の記事から、テレワークが今後定着しないと考える人が40%にも登るという記事。その理由として最も多い(80%)のが、テレワークに見合った人事制度等というのは頷ける話。これまでの、オフィス集約型のビジネススキームのまま、その中の一部を取り出してそこだけテレワークに換えてもうまくいくはずがないわけで、そこはテレワークに対して最適化していかないと駄目。だからこそ、テレワークに向く仕事もあるし、現状のままのほうが良い場合もあるわけですし。

「国家特級在宅勤務士(自称-笑) 」の資格保有者として言わせてもらえれば、リモートワークをするときには、できれば裁量労働制で仕事をしないと、仕事の効率はもちろん、時間の有効利用も出来ないし、結果的にストレスが貯まり破綻してしまうと思います。それじゃぁ、ECサイトのコールテイカーなんて仕事はリモート化できないかと言われそうだけれど、例えば9 時から5時みたいな時間拘束するのではなく、一日何時間とか週に最低何日で合計何時間対応するみたいなことを組み合わせて、全体として必要なリソースを確保するような形にするとか、そういう仕事のモードも変えないと難しいと思う。というか、最近の現場なら、そうやってパズルを組み合わせるようにして、リソースのやりくりを申しているんじゃないだろうか。で、裁量労働制になると、時間給で計算できないから、どうしてもKPI 設定するとか評価システムも変えなきゃいけないわけで、そのあたりは慣れないと管理する側も仕事をする側も、どちらも抵抗があってリモートワークを拒否する理由になってしまうような気もします。

自分はもう15 年近く在宅勤務をやっているんですが、もともとの理由は「家庭の事情」で、これを最優先する必要がまずありました。ただ、とは言っても、始めたときには会社の中でも私ともう一人しか在宅勤務者はいないような状態で、これで失敗してしまうとあとに続く人たちにも迷惑がかかることにもなり、だからこそ仕事も実はそれまで以上に真剣に、かつそれまで以上に評価されるように頑張らざるを得ない状態に追い込まれます。与えられた仕事だけでなく、例えば社内のいろいろな行事の幹事をしたり参加者として積極的に参画するとか、あるいは社内論文や特許申請を積極的に提出して行くとか、可能ならば仕事以外の部分でも、実はそれまで以上に頑張ったりして、なんとかそういう仕事のモードが否定されないように結構苦労しました。ちょっと面白かったのは、そんな感じで自分なりにも頑張っていたので、実は私が在宅勤務していることを知らない・気が付かない同僚も多くて、後で「実は」という話をして驚かれたことも。そういう意味では、実際の勤務形態が変わっても、仕事としてシームレスに継続していれば問題ないわけで、その課題をいろいろな事情と幸運もあったけれど最初に克服できたことが、10 何年もこういうモードを続けることが出来た最大の理由でしょうね。

一方で、どうしてもテレワークに向かない職種や会社も存在するわけで、そういうところは無理にリモートとかしなくても、逆に社会がリモートワーク化することで生まれた余剰リソースとか活用して効率化出来れば、それはそれでいいんじゃ無いでしょうか。例えば、リモートワークが進んでオフィススペースが余ってきているけれど、そう言うリソースを上手く見つけて、より環境とか仕事の条件の良い状態になれば、リモートワークせずとも恩恵を受けることが出来ます。そう言うバランスを取ることが一番重要なわけで、余りリモートワーク万歳みたいな話は信用しない方が良いかも(笑)。結局は「T.P.O.」にどれだけあっているかどうか何ですよね。まぁ、そう言う「妥協点」というか、「交差点」みたいな物を見つけて生かすのが一番難しいことは言うまでもない。それを見つけるためには、「リモートワークをすること」よりも、「自分がどう言うスタイルで仕事をすると一番良いのか」という、やはり自分としての主張というか目標が無いとやはり駄目。上から言われたから、というのが一番拙いし失敗することが予定されている気がします。逆に、「こう言う仕事のスタイルが可能なら、自分ならこれだけのことが出来る」という明確な目標があるなら、そこは無理を言ってでも通すくらいの覚悟とやる気があれば、今なら実現可能性も高い気がします。そのチャンスを生かして成長するか、特に何も無くこのままズルズル行くのか、経済状況は厳しいけれど結構チャンスな気がします。


2021年1月25日

Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (7) - 社内メールアクセスに使う

サブ機として使い始めたChromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (以下、"Duet"で省略)の「使い倒しシリーズ第二弾」は、仕事用メールの端末としての利用可能性についての検証。会社では、社内のメールシステムとしてMicrosoft 365のOutlookを使っていますが、オフィスマシン(ThinkPad X13 Gen1)では、専用のVPNとOne-Time Password精製ソフトで社内ネットワークにアクセスしてからオフィスマシン上のOutlookを起動すると、社内サーバーにアクセスしてメールを利用することが可能に。

以前はこの方法しか無かったのですが、数年前からスマホ用のクライアントが提供されるようになり、今ではAndroid/iOS、どちらのスマホからもメールサーバーにアクセスする事が可能になっています。実は、その当時はまだ社内のMicrosoft Office製品が、デスクトップ版のOffice 2016/19の時代だったので、スマホからメールサーバーにアクセスする場合もOne-Time Passwordの入力が必要とか、今ひとつ使い勝手が良い物ではありませんでした。それが、その当時から徐々にOffice 365に入れ替わり、それがMicrosoft 365に今は変わって、私も2年程前にそれまでのOffice2019からMicrosoft 365に切り替わって、その時にiOS版をiPhone8に入れています。所謂「クラウド版」のOfficeになったので、初回起動時に認証されると、後はOne-Time Passwordの入力などをせずに、そのまま使用する事が可能になり、かなり使い勝手は良くなりました。

スマホ版のOutlookは、出先とか移動中でも手軽にメール確認出来るのは便利なんですが、返信が必要な時に長い文章を入力する時には、QWERTYキーボードに骨の髄まで慣れている自分にとっては、スマホでのフリック入力は苦痛。実は、スマホで文字入力するときには、結構音声入力を使うことの方が多いのですが、流石に出かけていたりして周りに人がいる場合や、新幹線車内などで小さな声とは言えぼそぼそと、場合によっては社内機密情報も含む内容を声に出して話をするのは抵抗があります。結局は、スマホでメール着信と内容をざっと確認して、返信が必要な場合にはスタバとか少しパソコンを広げられる場所を見つけて、パソコンでOutlookを立ち上げて返信する、みたいな手順で暫く利用していました。正直、二度手間というか、余り効率が良いやり方では無い事は十分に自覚していましたが、上手い方法が無かったんですよね。

で、今回Duet君にOutlookを設定すれば、アクセスは何時でも出来るし、入力もフルキーボードを使えるのでかなり楽です。早速、Androidスマホに導入した時と同じように、まずはMicrosoft 365のOoutlookをインストール。セットアップで、社内のID情報を入れれば、社内アカウントでのメール環境が設定されて、直ぐにメールサーバーにアクセスして利用可能な状態になりました。この週末に外に持ち出して、スタバのWi-Fi経由とか、時前のスマホでテザリングしてみてのアクセスとか、試した範囲では特に問題は無くパフォーマンスも気になるものは無し。逆に、オフィスマシンではVPNのゲートウェイ経由なのでトラフィックの制限があるんですが、それが無い分今の所こちらの方がアクセスしたときの印象は軽い気がします。まぁ、クライアント側のソフトの種類も違うので、その当たりも関係しているのかもしれませんが。問題点は、スマホ版の場合、ローカルのアーカイブが持てないので最新の内容しか参照出来ませんが、どうせスマホ版にしても今回のDuetバンニしても、移動時の緊急手段ですから、殆どの場合その日のうちから翌日にはメインのオフィスマシンからアクセスしてデーターアーカイブもデータ整理も出来るので、運用上は特に問題ないだろうと今の所楽観しています。出張とかで出かけるときには、これまで通りオフィスマシン持参で移動しますが、一寸した外出時とか、休日の時の外出の時にはDuetを持ち出していれば、万一の場合にも最低限の対応は可能になりそうです。この点だけ見ても、Duet君の購入は「成功」と言える気がしますね。(続く...)

リモート老眼

色々なものが「リモート」になる昨今、たまたまテレビから「リモート老眼」なる言葉が流れてきて、なんじゃそりゃと思わずツッコミを入れてしまいました。リモートワーク・在宅勤務中心となり、自宅でパソコンやスマホの画面に集中する時間が増えて、それで「老眼」みたいな状態になる人が増えているらしい。

確かにリモートで画面を見る時間は増えただろうけど、でも会社でだってパソコンで仕事をしているし、そんなに違うかなぁとも思います。ただ、会社ではミーティングとかでは実際に集まって会議するのに対して、リモートでは全て画面の中で処理されるから、そういう意味では画面を見る総時間はリモートのときのほうが長いだろうなぁ。

もう一つ重要なのは、何だかんだ言っても、会社で仕事をしていると色々とインターラプトがかかって席を外したり、モニターを見ない仕事が入ったりと、いろいろと「気分転換」とは言わないけれど、じっとしている状態が結構短いんですよね。それで気分転換ではないけれど、気持ちの切り替えみたいなことが自然にできるし、ある意味ストレスを少し発散することも出来るだろうし。そういう「見えない気分手感」がリモートワークのときにも取り込めるかどうかが、結構重要だと思う。そういう意味では、リモートワーク中心になると、まず運動量が激減するから、散歩とか筋トレとかそういう物をうまく取り入れることができれば理想だと思う。

だから「リモート近眼」も確かに生まれるだろうけれど、それよりは「リモートメタボ」のほうがより現実の問題として切実じゃないだろうか。私も在宅勤務を始めた最初の頃はそんなでもなかったけれど、一月過ぎ二月過ぎと時間が立つと、少しずつ体重が増えていく危機感をひしひしと感じましたもの。だから、スポーツジムとかにも通ったりしたけれど、それもなかなか続かなくて大変。結局は、食事準備も含めて近所のスーパーとかコンビニをわざとと遠回りで巡回したりとか、土日はとにかく出かけるようにしたりとか、結構涙ぐましい努力をしたものですが、なかなか通勤時消費量には追いつけなかったなぁ。当たり前ですが、生活や仕事スタイルが変われば、解決され課題もあれば新しい問題も生まれるわけで、それをどううまく乗り切るかがその人のスキルと言えるかも。

メディアの力

最近テレビとかYouTube を見ていてちょっと気になったのが、所謂「食べ物ロケ」をしている番組が、このコロナ禍で営業もななまらない以前の訪問先を再訪して取り上げることで、少しでも注目を集めて営業の助けになるような意図のものが増えたこと。もちろん、全国で困っているお店の数から見たら微々たるものなんだろうけど、それでもやらないよりはマシだし、それで周りのお店も少しでも注目されたら嬉しいんじゃないだろうか。

そんな中で、とんねるずの石橋貴明氏がYouTubeに開設した自身 の「貴ちゃんねるず」の中で、「東京アラートラン」なるコーナーを始めていて、ちょっと面白いな、と。昔、テレビの「皆さんのおかげです」でやっていた、「きたなトラン」みたいな感じで、このコロナ禍で困っているお店を訪問して、そこのイチオシ料理を試食して評価するという名目のもと、そのお店を宣伝するみたいな内容。なんせ、登録者数が 170 万人以上の人気チャンネルなので、一度放送されるとその評価に関わらず人気店となり、実際お店としても助かっているみたい。

とんねるずとか石橋貴明というタレントさんに対しての好き嫌いはあるだろうけど、私などは同世代ということもあるし、デビュー当時から見ているので、なんとなく親しみを感じているタレントさんの一人。また、以前もちょっと書いたけど、石橋氏が冠番組がなくなったあとに、深夜帯で始めた「石橋、薪を焚べる」は、結構彼のインタビュー能力の高さに個人的には気に入っている番組なんですが、このYouTube でもそんな彼の特性が生かされているような気がします。そこでは、まだ7件しか紹介されていないんですが、そのうちの一見を数カ月後に再訪した回では、YouTube公開直後から予約が入り、なんとか閉店は免れそうという話もあって、やっぱりタレントさん、芸能人の影響力は侮れないなと再認識しました。

もう一つ、YouTubeのメリットは、いつでも何度でも見返すことが出来ることですよね。テレビだと、TVer とかで見ること出来るけれど、気軽さでは敵わない。TVerも、「飲食応援シリーズ」みたいな形で、系列局や番組の垣根を超えて、過去の放送のまとめ視聴みたいなことをやればいいのに。というか、アメリカの大統領選挙も重要だけれど、ワイドショーなんかはそういう情報をもっと提供するべきでは。あるいは、政府からの支援金とか補助金手続き情報とか、こういうときにはこうしたら良いといTips の提供とか。そうでないと、早晩今のメディアは本来の実力を出さないうちに淘汰されるだろうな。そんなこと実感するここ最近のとんねるずでした( 笑)

2021年1月24日

見出しは読むな

 いつもは冷静なコメントをしている、佐々木俊尚氏結構厳しい口調の投稿をしていて一寸ビックリ。事の発端は、先週掲載された「AERA」の記事で、その記事の内容と見出しの内容が、全く乖離していること。批判を受けて、見出しはネットの見出しは修正されたけれど、印刷媒体はそのまま掲示されて、書籍も販売されるみたいで、実質的に誤解を広めていることには変わりない状態が続いています。

その状況について、佐々木氏ご本人がラジオ番組で解説されていますが、自身の古巣も含めてメディアに対して苦言を呈さざるを得ないほど、最近の「反ワクチン」は酷い状態。世の中には「絶対」という事は無いからこそ、色々なテストや確認をしてそのリスクを下げる努力は、特に命に関わる医療関係は厳しいわけですが、それでも「0」には出来ない。不幸にして、副作用などで重篤な状態になったり最悪のケースでは命を落とす場合も有るけれど、そのワクチン接種をしなければ、その病気に羅漢して同じような状況になってしまうかもしれない。そういう部分を冷静に検査して判断するのが、本来の「人の知恵」のはずなのに、そう言う積み重ねが単なるお気持ちで完全否定されてしまうのが、この「反ワクチン」騒動の恐いところ。

何故「反ワクチン」なのか。「ワクチン」は、その病気を患わないように、あるいは病気回復するために使用するものだから、「ワクチンが効きます」というのは普通の話し。逆に、「ワクチンは効きます」という記事を書いて、一人でも問題となる事象が発生してしまうと、それを理由に責任問題に発展するリスクもあります。一方で、「確かに効果的なワクチン化もしれないが、こう言うリスクがある」という言い方をすると、それは事実の一つでもあるだろうから嘘では無いし、人の興味も引きつけられる。さらには、万が一の場合には「弊社の記事は警鐘を鳴らしていた」と言い訳も出来る。勿論、最初からそう言う筋立てを狙って批判的な、あるいは「反○〇」的な記事を掲載しているわけでは無いと思うけれど、人の幸福な話は興味ないけれど、不幸には興味をひかれるという暗黙の了解みたいな物を想定して、そう言う生地が受けるのだろうし、それがビジネスに繋がるとなればやはりそう言う傾向に傾いていくのは仕方ないとは思う。でも、そう言う否定的な内容であっても、誤解を招く表現や内容は許されないわけで、特に記事の見出しともなれば、言ってみれば「記事」を商品と考えたら、その「包装紙」みたいな物。

先日、「LARGER」のミススペルで一時販売を中止したビールがあったけれど、あれが同じミススペルでも「BEER」が「WATER」だったら、問答無用で販売中止にしないと拙いでしょう。水と間違えてビールを飲んでしまい、それで健康被害が発生するリスクが生まれてしまうから。今回の場合も、ワクチンを否定して居るわけでは無いのに、見出しでは専門家ですら「3割」しかいない、という誤解を植え付ける見出しを付けているわけで、それはビールを水と間違えるリスク以上に深刻な話だと思う。こちらの佐々木氏のラジオ番組の発言最後の方に、

それぞれの記者、もしくはデスククラス、彼らがいちばん重心を置いているのは「社会正義」なのです。ですから、今回の問題はお金や利益のためという話ではなくて、「歪んだ社会正義の問題」なのです。

という言葉が有り、凄く納得いく気がします。事実ではなく「真実」を報道すると言うことは、そこに主観が入ってくるわけで、その時に「自分の信じる正義」が規準になれば、それはその人にとっては正しくとも、社会全般からみたら「歪んでいる」可能性は大きいでしょうね。 本来なら、ネットが補正をして行き、それによってメデイアも補正して収束することで、どちらも情報伝達手段として適正な媒体になるはずなのが、メディアはそれを否定している現在、ますます歪みが増大しているように感じます。そう言う前提で、我々は情報に接して収集して判断するという、より複雑で高度な「情報リテラシー」を持たないといけない時代にますますなっていますね。

「Factcheck」と言い張る

ひろひろ批判も多い立憲民主党ですが、そのtwitterアカウントがこれまでの立憲民主党の発言・行動を、みずから「Factcheck」してその正統性を主張した事に対して、ネットでは「それは違うだろう」と大突っ込みの嵐。いつものように、以下略ちゃんがまとめられていますが、これが許されるのであれば彼ら立憲民主党は仮に自民党が同様の事をやっても反論できないし、「自らの主張は正しい」と発言者が宣言することでそれが認められるのであれば、それは第三者の意見を抹殺する「言論弾圧」に繋がるし、そこから独裁制へと進む危険性も大きい。

話は一寸変わりますが、今の立憲民主党は昨年国民民主党とともに解党し新しくできた「新党」という位置付けなんですが、このFactcheckを投稿している「立憲民主党公式アカウント」のID(@CDP2017)は、その解党する以前のIDがそのまま使用されています。つまり、表向きは名前こそ変わらないけれど「新党である」といいつつも、実際は元の「立憲民主党」がそのまま続いていることになります。それなりに知名度のあるIDを切り替えるというのはリスクであることは確かなんだけれど、でもこれって結局は政党助成金目当ての「表向き解党」を如実に表している気がしてならない。野党は、与党と比べてこの手のSNSの利用方法に積極的だし、それなりに上手い(ずる賢い?)所もあると思うけれど、肝心なところで墓穴を掘るのがいかにもという印象は消えない。

閑話休題。今回は立憲民主党のtweetが発端だけれど、少し前には某大手新聞社が同様に自ら「Factcheck」を行い、自分達の記事は問題ないみたいなことを言っていて呆れてしまったけれど、メディアですらこうなんだから一政党が自らに都合の良い「我田引水」を知ってか知らずが利用することを間違いと気がつかないのは、やはりその能力に疑問を感じてしまう。何度か書いていますが、どうも今の日本の政党政治は、「与党が決めることに反対することが野党の仕事」みたいな認識が正義のように思われている気がしてならない。確かに与党の提案が100%完全であることは無いし、場合によっては問題がある場合も有るでしょう。だからこそ、足りないところ、問題のあるところを雇うが只して、それぞれ妥協できる出来るだけ国民の利益が大きくなるように法律を決めていくのが仕事のはず。「いゃ、だから野党は与党の問題点を指摘している」と言うかもしれないけれど、コロナ禍で苦しんでいるのに全然関係無い桜の話とか別の話題で審議の時間を浪費している様子を見るに付けて、「反対のための反対」をしているだけにしか見えない。問題も多いけれど、国民民主党の方がよほど野党としての仕事をしている気がします。

先日の蓮舫氏の「フライング投稿」もそうですが、自分達は正義だから何をやっても許されるというような大きな誤解をこの人達は持っているようにしか思えない。今回の件も、批判を受けているけれど自分達はこれこれの理由で問題無いと言っていて、それは批判に対しての「反論」ではあるけれど、それを「Factcheck」というのは間違い。そう言う意味では、「ご批判に対しての検証反論」とでも言って先の一連の投稿をすれば、それはそれで内容は別にして正しい行為だと思うのに、それを「Factcheck」と変に箔を付けたいのか、後ろめたいので批判を封じたいのか、見当違いの行為を正当化しようとするところに、この政党の体質がでている気がする。結局、これまでの野党時代の行動を見ても、自分達の思い込みで時間を浪費していたことばかりですしね。政党や政治家に対しての評価は、国政選挙で行われるわけですが、これで今年の選挙に勝てるという勝算を彼らは持っているのだろうか。「Factcheck」もどきに精を出す時間が有るならば、少しでもコロナ禍対策、経済対策、山積みの課題解決に振り向けるべきだと思う。

2021年1月21日

摘まんでアンテナ


 NTT docomoが発表した、通信ケーブルをプラスチックで挟むだけで、その部分がアンテナとなり簡単に通信網が構築出来るという技術。5Gや6G等、通信周波数帯が高くなると、電波の特性がどんどん光に近くなり、直進性が強くなるため一つのアンテナでカバー出来るエリアが狭くなるため、所謂「基地局」がこれまでよりも多く必要になります。記事でも一寸触れているけれど、屋外の基地局構築というよりは、屋内のオフィスや工場などで5G/6G等の通信網を構築するときに、フレキシブルかつ簡単にネットワークが構築可能になり、かなり有効な手段になりそう。複数箇所を摘まめば複数箇所でのアンテナ設定も可能という事だけれど、その通信ケーブルの長さとかの制限はどうなんだろうか。

簡単にネットワーク構築出来るのもメリットですが、この原理がケーブル(誘導体導波路)を摘まんで歪ませることで漏洩する電波を利用するという物。多分、アンテナ一箇所から漏洩電波を利用出来る範囲はそんなに広くないと思うんですよね。だからピンポイントでアクセスポイントが設定出来ると、セキュリティ的にも有利。一つの会議室の中でも、一般開放用のネットワークと、それとは別にセキュアなネットワークを設定出来る分けですからね。私なんか仕事でテスト機を複数台色々と配置したりするけれど、このケーブルを一本設置しておいて、必要に応じて摘まんでアクセスポイントを作る事が出来れば、凄く便利そう。

「漏れ電波を利用する」で思い出すのは、当初東海道新幹線でサービスされていたWi-Fiサービスのバックボーンが、線路に沿って設置されていた通信ケーブルからの漏れ電波を利用して新幹線車内のアクセスポイントと接続していたこと。これ、凄く不安定でスピードも出なくて、実際には(あくまで個人的感想ですが)使えないサービスでした。だから、余り良い印象はないのだけれど(笑)、今回の技術は多分ベースになるケーブルの作り方に技術があるんでしょうね。何も無い場合は高効率で劣化の少ない信号送信が可能で、でも物理的に摘ままれると効率的に漏れ電波が出るような仕組みになっているんだろうなあ。この手のケーブルは、内側に信号用の電線があって、外側はシールド用の網状の金属シートで覆われているけれど、その部分の編み方とか工夫されていて、何も無い場合は稠密でシールド効果が発揮されるけれど、摘ままれると一部が開くような構造になっていれば、そこから漏れ電波が出てくる様になっているんじゃ無いだろうか。

何でこう言う技術がこれまで出てこなかったのか考えると、これが5Gや6Gという高周波数帯(ミリ波)を仕様するからでもあるんですよね。これが、地デジが配信されているVHSとかUHF当たりの周波数(MHz帯)だと、多分実用化できないけれど、GHz帯のさらに28GHz帯とかそれ以上だと、ちょっとしたケーブルの特性の違いで信号品質が変わったりしますが、それを逆手に取った技術という印象。デメリットをメリットに変えるという意味で、面白いなと感じるし、こういう所に着目して実用化していくところに、技術者として一寸嫉妬みたいなものも感じたりしますね。

話し方よりも内容

国会が始まり、菅総理も初の施政方針演説をしたんですが、相変わらず「棒読み」だとか「気持ちが伝わらない」みたいな事を、特にメディアや野党が言うんですが、じゃぁ過去の首相で「感情込め」て「気持ちが伝わる」演説をした人って誰なんだろう、と。個人的にぱっと浮かぶのは、小泉純一郎元首相だけれど、彼はその情熱的な言い回しを逆に批判されていたような。もっと遡ると、田中角栄元首相も、その木訥した話し方が親しみを感じられて、彼の学歴等からも「庶民宰相」みたいな事を当時言われて多様に記憶しているんですが、でもロッキード事件後は完全に掌返しだったよなぁ。

自民党以外では、55年体制崩壊となった細川護熙元首相が誕生したときには、非自民党政権誕生という事もありかなり色々持ち上げられたし、アメリカ大統領のスタイルを真似て、プロンプターを取り入れたのも彼だったと思うし、完敗にシャンパンを使ったのも彼が初めてじゃ無かったかな。そんな「いけてるスタイル」が当時は持てはやされたけれど、結局は佐川急便の借入金問題で退陣するんだけれど、スタイルは良かったかもしれないけれど、結局は格好付けて終わったような印象しか無いし。勿論、その人の見た目とか行為で印象はおおきく変わるものだし、そこは人によって違いもあるんだろうけど、だからと言ってそういう人がトップにいるような組織って、ある時期はイケイケドンドンで上手く言っても、何かの切っ掛けで転倒して転落して行くことが殆どのような。ただ、リーダーたる物は「黙って俺の背中に付いてこい」では務まらないのも事実で、そこはやはり何らかのカリスマ性とまでは行かなくても、リーダーシップを感じる「雰囲気」みたいなものは必要。

菅総理の演説する様子を見ていると、私は官房長官時代と比べて少し元気が無いように感じるんですよね。官房長官時代の会見の時の方が、言葉の勢いがあったように感じるし、メリハリがあったように感じます。それに比べると今の話し方は、正直一寸ぼそぼそ言うようにも感じるし、その当たりが不評なのかも。安倍前総理の話し方は、ある程度言い方にメリハリは感じたけれど、「~はですね」とか「~でありますから」とか、一寸回りくどく繰り返す話し方が個人的にはマイナスと思っていました。だから、菅総理としては、短く「~です。」「~ます。」と、ですます調で簡潔に話をしていくようにしたらどうだろうか。そうすることで、語尾に力がこもれば、言葉に力が入っているように感じられるだろうし、文章を短くすることで、全体的な印象も短くなり、そんなにフラフラしているように感じられなくなるんじゃ無いだろうか。仕事のプレゼンテーションなんかでは、私も出来るだけ短い文章で言い切る様な話し方をするようにしていますが、そうすることで結構相手に付け入る隙を与えない気がするんですが。

「伝え方」も大きな問題だと思うけれど、結局はトップの話というのはその人の責任で公にする、その「内容」ですよね。数値目標だとか、スケジュールだとか、方向性だとか、そういう部分を評価して批判するなら、そこから利益も生まれるだろうし大きくも成るだろうけど、其れ以前の話し方云々で評価しては、正直無意味だと思う。伝える側の責任、と言う事も有るとは思うけれど、だからこそ書き物としてその内容も公開されているわけで、役者じゃ無いんだから「話し方」の評価は優先順位は低くて良いと思いますね。逆に、メディアはそう言う装飾の部分に惑わされるのでは無く、内容に関して吟味して取材して批評するべきなのに、それでは視聴者数や読者数を獲得出来ないから、受けやすい「話し方」とかの見た目の問題に走る。これも、立派なブーメランだよなといつも通りの感想しか浮かんできません。立憲民主党の枝野幸男代表は、こんなことを言っているみたいだけれど、旧民主党政権崩壊後、もう9年も経つのに未だにその反省やお詫びするチャンスを生かすどころか気がつく素振りも無い自分達に対してはどう思っているのだろうかと聞いてみたい(笑)。まぁ「ゼロコロナ」とか、好きなことを言えるのは、何をしても自由な「安定野党」の地位にいるからだし、それだけで彼らのやる気の無さを感じてしまう。

裏取りしないメディア

共同通信社が、「政府関係者」からの情報として「一般の人への接種開始を5月ごろと想定している」と報道。ところが、ワクチン担当大臣になったばかりの河野太郎大臣が即座にそれを否定
さらに、NHKが同じ内容を報道したらしく、それに関しても河野大臣は否定する事に。

それに対して、「厚生労働書がスケジュールを発表している」という書込もあり、どうもこのページに掲載されている「資料1」のページ46からの内容を指摘している様子。確かにページ47の市町村準備スケジュールを見ると、これ医者以外に対してのクーポン郵送が4月末に行われるので、接種は5月頃に始まると想定は出来ますが、実は摂取時期に関して言及している部分は見た限りではページ68に記載されている部分のみ。これを見ると、住民への接種は3月下旬から始まることになりますが、確定情報では無くワクチンの契約や供給時期による変動すると注釈も付いています。ここで一寸変に感じてもう一度資料を見直してみると、拍子には「自治体説明会① / 令和2年12月18日」と書かれています。一月前に開催された自治体向けの資料に掲載された情報なわけで、その為スケジュールのタイトルにも「(イメージ)」と確定情報では無いことが示されています。

「政府関係者」がどこの組織のどの程度の立場の人間からの情報か不明だけれど、あくまで最近の状況を見て「5月位じゃ無いのか」という程度の発言を、大々的に取り上げているような気がします。ページ46に掲載されているスケジュールには、今月下旬頃に「第2回自治体向け説明会」を予定していることになり、多分ここでより具体的な状況説明とスケジュールが提供されるんだろうけど、それに対して変なバイアスを与えることになるんじゃ内だろうか。考えてみたら、自体が出来るのは接種事業の管理運用までで、実際にワクチンを接種するのはそれぞれの指定病院だろうから、そちらの状況が決まらないといつから可能になるかなんて言えない。場合によっては、今から予約や問合せが集まり、そうで無くても混乱している医療行為がますます混乱することになるかもしれない。今回の報道だって「5月」という日付けがメディアから出た途端に、病院への問合せが増加したとしたら、それはメディアの役割として不適切行為とも言えるんじゃ無いだろうか。

今の所、厚生労働省が正式に「ワクチン接種」に関して発表しているのは、1月18日付けのこのアナウンスが最新で、ここで言及しているのは「(最優先の)医療従事者等への最初の接種が2月下旬から始められるように準備を進めています」という部分だけ。これが前倒しされれば、一般への接種も前に来るかもしれないし、今後のワクチン確保状況などによっては逆に送れるかもしれない。恐いのは、「5月」という話だけが一人歩きして、これが遅れても早まっても批判される材料になる事。それによって、接種事業が混乱すれば、結局不利益を被るのは国民になるわけだし。あるいは、すでにHPVワクチンのような「反ワクチン」みたいな事も言い出している状況を見ると、実際に接種が始まるとますます混乱する気がする。本来は、そう言う混乱を出来るだけ少なくするために、メディアは確実な情報を提供するべきだし、「公共放送」として「受診料」まで徴収しているNHK位は、ちゃんと裏付け取材をして「事実」を報じるべきだと思うのだけれど、それが出来ないからますますメディア不信だけが大きくなるんですよね。

2021年1月20日

UNIQLO Pay

いろいろな決済方法が乱立する「QRコード決済」。そんな中で、UNIQLOも独自の決済システム「UNIQLO Pay」をスタート。正直、QRコード決済には興味の無い自分ですが、このUNIQLO Payがちょっと面白いなと思うのは、その仕組みが、自分が知る限りこれまでの物と一寸違うから。

QRコード決済が好きでない理由は、QRコードをスキャンしたり、自分のスマホで表示させてそれを店舗側端末でスキャンしたりという「手間」が面倒だから。FeliCa/NFCの電子マネーなら、仕様端末によっては決済システムを選択する手間はあるけれど、スマホをタッチすれば決済完了という簡便さはやはり魅力。でも、このUNIQLO Payが面白いなと思うのは、これまでのように決済用のQRコードを生成するのではなく、UNIQLOの会員IDと決済口座(クレジットカードor銀行口座)を紐付けして、UNIQLO会員IDの読み込みで決済処理まで完了するところ。

大体馴染みのお店だと、専用アプリをインストールしてあるし、その場合はそのお店の会員登録もしてあるから、会員用IDを提示することはこれまでもあった事でしょう。その動作の中に、決済処理まで含まれれば、利用者から見れば追加の操作や動作は不要なわけで、利便性は損なわれない。お店側としても、会員確認にしてさらに決済用に例えば電子マネーの設定をするなどの操作が不要になるから、こちらも場合によっては手順が簡略化されることに繋がります。利用出来る場所が、これまでの「〇〇pay」は汎用的だったけれど、このUNIQLO PayはUNIQLOやGU等系列店のみという制限はありますが、顧客の囲い込みという意味では大きなメリットがあるんじゃ無いだろうか。

自分が利用している同様の仕組みでは、STARBUCKSのMobile STARBUCKS Cardが、この仕組みに近いんじゃないだろうか。モバイルカードにクレジットカードが紐付けされていて、残高が減ると自動的にチャージされるとともに、購入履歴がカードが管理されていて、それに応じた特典等も貰えるし。ですから、もうずっとスタバで何か購入するときには、このアプリを利用しています。そう言う意味では、スタバは囲い込みに成功していることになりますよね。ただ、このアプリはFeliCaアプリなので、どのスマホでも利用出来るわけではない。その点、このUNIQLO PayはQRコード決済を利用しているから、どのスマホでも利用可能なので活用範囲は広いですよね。似たような会員システムを持っている会社、例えば家電量販店なんかも、こう言うシステムを導入し始めるんじゃないだろうか。そうなると、どこでどれを使うか、悩みが増えそう。

変異株

英国で発見された、新型コロナウイルスの変異株が、静岡県内の男女三名が感染していたことがわかり、県内は大騒ぎ。過去の検体も含めて、県内全域の陽性者検査を厚労省も考えているみたいですが、予想以上に「隠れ陽性者」は国内に増えているんだろうなぁ。

ここ最近は静岡県内の感染者数も増えてきていて、一時は100人台になることも。特に非常事態線外科の一都三県に隣接している東部地域は、高い陽性率になっていますが、今後は中部の静岡、そして西部の浜松と広がらなければ良いのだけれど。この状況を受けて、県は独自の非常事態宣言を出すみたいですが、首都圏と名古屋圏という二つの感染地域の間にある静岡県にどう言う影響があるのかかなり心配。

静岡県も、ここ最近は少し陽性者数が増えてきていて、一寸心配もしていたところに、そのウイルスがイギリスで発見された変異株でしかも感染経路が不明というのは、一気に危険度が二段階三段階アップしたような気がします。いきなり新型コロナウイルスが沸いて出てくるわけじゃ無いから、陽性者と何処かで何かの形の接触があったはずなんですが、そう言う行動履歴をトレース出来る仕組みが今の日本には事実上ないから、正直手詰まりの状態ですよね。

来月からワクチン接種が日本でも始まり、先行している欧米の様子を見ていると効果もありそうで、欧米などと比較して陽性者数や重傷者数等が一桁二桁違う日本で効果がでれば、一気に感染縮小に持ち込めそうな気がしますがさてどうだろうか。最終的には、国内外で開発や検証が進むワクチンが頼みの綱ですが、其れ以前に一人一人が「三密回避」をして「うがい、手洗い、マスク」の励行をすれば、今のような状況にはならなかったわけで、先ずはそう言う基本的な行動・習慣の徹底を、今こそもっと啓蒙するべきじゃ無いかという気がしますね。

2021年1月19日

AMC Leg#3: HND-OKA/-HND

前回から日にちを空けずに、 今回も沖縄へのフライト。普通ならば、週明け月曜日の新幹線は結構混雑するものですが、この時期ではガラガラ。車内には、自分も含めて1割も乗客がいないような状態で品川駅に到着します。品川駅から、羽田空港に向かう車内は、流石にそれなりに混雑していますが、やはりいつものラッシュアワー時と比べると、半分所か1/4、1/5位の感じです。羽田空港に到着しても、閑散とした状態は同様で、「キャンセル」の赤い文字が多く表示される出発便の掲示板をさみしく眺めながら、制限エリア内に入り、暫くラウンジで時間を潰してから搭乗ゲートへ向かいました。

1) HND 10:30 - OKA 13:30 (NH469)

この日のゲートも、ラウンジからは遠い北サテライトの付け根の57番ゲート。只この日の使用機材はB787の国際線仕様機で、それなら一寸得した気分かも。

搭乗開始されると、あっと言う間に搭乗完了となり定刻前にドアクローズ。プッショバックが始まったのが定刻くらいでした。今回は、いつものD滑走路のRW05へ移動すると、先行機も無くタクシングから本線に入ると、直ぐに離陸開始となりました。そう言えば、いつもだと滑走路の一番端からの離陸でしたが、今回は機体が軽いのかそれよりも前のポイントから離陸開始なので、あっと言う間のテイクオフでした。

機内では食事を頂くと、のんびり機内Wi-Fi等利用して、メールチェック等をして時間を潰します。やはり乗客数が少ないとWi-Fiの繋がり具合やスピードも良好な気がする。そんな感じで時間を潰しながらのフライトでしたが、向かい風が厳しいのか、到着はほぼ定刻通り。いつものように第2滑走路のRW36Lに着陸すると、33番ゲートに入ったのは定刻を少し過ぎた位。この日は一寸書いた物があったので、ゆいレールで移動して所用を済ませた後、再び空港に戻ってきました。

2) OKA 15:40 - HND 18:00 (MH470)

復路便も往路便と同じB787だったので一寸期待していたんですが、今回は通常の国内線使用機材。やはり乗客数が少ないのか、ボーディング開始となると、あっと言う間ドアクローズ隣定刻前にプッシュバックが始まりました。

離陸は今回もターミナルとは反対側のRW36Rから。先行機も無く、着陸機のための待機も無く、あっと言う間にタキシングから本線に入って離陸しました。季節風が強いこの時期、東行きの場合は強烈な追い風になりますが、その恩恵もあってか到着予定時刻18:00の1時間近く前には着陸態勢に入る指示が有り、シートベルト着用サインが点灯します。結果、A滑走路のRW34Lに着陸したのは17:30とかなりの早着。59番ゲートに入ったのも、定刻の20分以上前でした。

予想以上に早く到着したので、品川駅から乗車予定の新幹線を、元々のひかり号から30分位早いこだま号に変更。乗車時間は長くなりますが、こだま号の方がその後予約していたひかり号よりも10分程早く浜松に到着するので。それでも少し余裕があったので、ちょっとじっくりと夕食代わりのお弁当を品川駅構内で購入しての帰宅となりました。(続く...)

Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (6) - 向き不向き

サブ機として使い始めたChromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (長いなぁ... 面倒なので今後は"Duet"で省略します)を使い倒すシリーズ(えっ、いつの間に???)。今回は、有る程度仕事にも使えるか試してみることに。仕事では、Windows 10を使っているので、本当ならばそれと同じ環境があると嬉しい。特に、メーラーはOutlookなので、スマホからもアクセス出来るんですが、それ以外にちょっと古いWindowsデスクトップアプリとかも使っているので、AndroidやiOS環境では中々代替手段というわけにはいかない。

そんな条件の突破口になりそうと一寸期待したのが、先日準備した「リモートマシン」。オフィスマシンの更新に伴い、それまでのThinkPad T470sを会社に設置して、自宅から会社環境にアクセスル「リモートマシン」化したことで、直接社内で閉じているネットワークリソースにもアクセスする事が可能になり、仕事のモードが少し改善。自宅からアクセスしてみても、結構パフォーマンスも良好で、そんなに遅延も感じません。昔、Windwosのリモートデスクトップを使用した時には、こま送りみたいな感じでカクカクしていて、それに対してVNCは結構使えたのでこちらを利用していましたが、流石にあれから時間が経過してベースのWindows自体も結構頑張っているみたい。

で、調べてみたら「Chromeリモートデスクトップ」というものがあり、双方でChrome Browserを利用してリモートアクセスする事が出来るらしい。早速サイトからツールをダウンロードして、一つはオフィスのリモートマシン(この操作は、Windowsのリモートデスクトップを利用して作業するという、ちょっとした矛盾も-笑)にインストールし、クライアントととなるDuetにもChromeの拡張機能として導入しました。その後、それぞれChromeリモートデスクトップを起動してみると、ChromebookにWindowsのデスクトップが表示されてちょっと感動。ただ、やはりオーバーヘッドが大きいのかパフォーマンスはWindowsデスクトップと比較して半分以下くらいの印象。また、リモートマシンはActive Directoryで管理されているので、ちょっと危なそうなエラーメッセージとかも表示されて、「あぁ、これは最後の手段なのかなぁ」というのが正直なところでした。

あくまで個人的興味の延長で試した物なので、条件としてもやり方等もう少し上手い方法があってもっとパフォーマンスも出るのかもしれません。元々社外からのアクセスを制限するためのイントラネット環境なわけで、現在の状況から緊急避難的にアクセスを認めている場合も有る状況でそこまでする必要が有るかも考えないといけませんしね。いずれにしても、昔(何年前だよ...)は、専用のデバイスを準備したり、専用の高価なアプリを用意したり、それこそお金も手間も掛かったものですが、今ではOS自身とか普通に使っているアプリの拡張機能で簡単に実現出来るようになったのは、私なんかは隔世の感があります。ただ、究極的には今の様に物理的な一つのシステムにリモートアクセスするのではなく、仮想マシンを任意のデバイスからアクセスするような形なんじゃ無いかと思うんですよね。少し前までは、仮想マシンと物理デバイスを繋ぐネットワークがボトルネックだったけれど、5Gがそれなりに使えるようになれば、それはほぼ解消されるだろうから、これからは出かけるときに斬る物とか持ち物をTPOに合わせて帰るように、目的や行動の内容によって、持ち出すデバイスも変わるかも。いゃ、それこそ外に出てもそこに有るデバイスからアクセス出来るようになれば、デバイスを持ち出す必要も無くなるんでしょうね。必要なのは、高速ネットワークと個人認証できる方法・デバイスだけで、何時でもどこでも自分の情報と処理装置にアクセス出来る時台になるかなぁ。(続く...)

無かったことにする

まぁ、今更言う必要も無い、いつもの立憲民主党、いつもの蓮舫議員の行動なんですが、当のご本人は当該tweetを削除して、しれっと新しいtweetを続けているんですが、代わりに尻拭いさせられる議員さんが可哀想。仮にも「代表代行」ですよね。その行為に対して、「野党筆頭理事」が謝罪するって、逆じゃ無いの、と小一時間。

早速ネットでは、蓮舫氏の過去の書込が発掘されて、祭り状態になっています。議員の便宜のために、事前に渡されている原稿を、本人の了解も無く公式に発言される何時間も前に、一般に(twitterで)一部とは言え拡散させるというのは、情報管理の面でも運用面でも問題があるのでは。コロナ禍の「3密回避」と同じで、元々は国民一人一人の理解を前提に対応していたら、それを曲解というか勝手に判断して行く人間が増えるように、自分が勝手に判断して好きなような事をやり出したら、それこそ「この情報は〇月〇日xx:xxまで公開禁止。部内のみ共有可能」みたいな制限がどんどん増えていくだけ。結局は、そう言うイタチごっこがどんどんオーバーヘッドを増やして不自由な社会になっていくだけなんですよね。

今回の件も、結論としては彼女の軽率な行動だと思うのだけれど、それ以上に拙いのはその後の対応ですよね。何のフォローも無く、問題視された投稿を削除するだけ。しかも、その後も何も無かったかのように別の内容を投稿し続けている。ここで、一言「問題ないと考えたが、多くの指摘を受けたので削除しました。お騒がせしました。」とでも対応すれば、まだ少しは救いがあると思うんだけれど。結局は、この人のプライドの問題なのか、絶対に自分のミスや間違いは認めたくないという病気を患っているような印象すら受けますよね。

一部野党の人気が上がらず、色々問題はあっても与党が安心していられるのは、結局は野党第一党がこう言う体たらくであることは言うまでも無い事実。支持率を見ても、調査会社によって違いはあるけれど、昔の旧民主党時代のような勢いの「い」の字すら感じられない。新規の支援者層を獲得する以前に、元々の字思想が離れているんだろうなと言う印象を強く受ける感じ。支持母体としても、どう言う理由からこう言う人達を支援しているのか、未だに疑問を感じるのだけれど、もしかしたら支援している方も「この議員だから支援したい」という本来の理由が見えなくなってきているのかも。まぁ、蓮舫議員に関しては、自身の国籍問題に関しての説明も未だ不十分なままなわけで、そういう人が発言する内容もやはり「何か隠している」としか感じられないなぁ。

2021年1月18日

Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (5) - 軽さよりは使い安さ優先

サブ機としてそれなりに活用している、Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model。その中で、今の所最大の不満が「LCD(=本体)を支える仕組み」。クラムシェルタイプではないので、ヒンジで開閉するのでは無く、背面に装着したキックスタンドを利用して「後ろから支える」形なので、使い勝手が大分違うところにはまだ慣れない。さらに、何故か付属のキックスタンドは本体の半分くらいの重さがあり、折角の携帯性が大きく損なわれることに。そこで、スマホ用の軽量のスタンド「MOFT」を購入して暫く使ってみました。

結果を先に言うと、確かに軽量化は出来るんですが、こちらはこちらで使い勝手の部分でやはり不満が出てきて、結局MOFTは諦めて元のリアカバーを重さを我慢して使うことにしました。MOFTの不満だった点をあげてみると、

  1. 本体への装着が、元のリアカバーの様に磁石での装着では無く、粘着シートで貼り付ける形式なので、一度装着したら取り外したりすることが出来ない。もともと、Chromebook用にデザインされているものではないので、装着時の形態や使わないとき(畳んだとき)の使い勝手が今ひとつ。
  2. キックスタンドにしても、このMOFTにしても、背面にスタンドを置くためにある程度のスペースが必要なんですが、MOFTの方が奥行きを広く要求するんですよね。また、傾き角度が60度と45度の二種類なので、場合によっては画面が見づらいことも。
  3. MOFTは、「点」で支えるため、テーブルとか平らな場所が必要ですが、キックスタンドなら「線」で支えることが出来るので、文字通り「膝の上=Laptop」状態でも使うことが出来ます。私は、従来のクラムシェルでも、膝の上に本体を置いてキー入力するので、同じ使い方が出来る事は大きい。
  4. スペック上は、リアカバーの半分以下の重さのMOFTですが、実際に装着して持ち運んでみると、そんなに違いを感じなくなっていくんですよね。特に、持ち出すときに本体だけ持ってで掛ける事は無くて、キーボードも一緒に持ち出しますから、正直リアカバーとMOFTの重量差はそんなに大きく感じないという理由も。
  5. 逆に、自宅などでKindle端末として本体だけで使用する場合、リアカバーなら磁石で装着しているので邪魔なら取り外せば良いのだけれど、MOFTはそんなに簡単に取り外しできない。また、MOFTはクラムシェルの形(画面が横向き=ランドスケープ)用に背面に装着しているので、Kindle端末として縦向き(画面が縦向き=ポートレート)の時には、その位置が邪魔になったりします。
総括すると、「重さ」の点で有利だと思って購入して見ましたが、やはり「使い勝手」の点では付属のリアカバーは、流石にそれなりに考えられている(というか、Surfaceの真似っこなんだろうけど)部分とのトレードオフだなぁと実感しました。

それ以外の部分では、やはりキー入力が今の所課題かなぁ。キー配列の違いもそうですが、IMEとしてATOKが使えない(※タブレットモードにすると、フリック入力は可能になる)のは難点。内蔵している、GoogleのIME(多分)を今の所使うしか無いのですが、ATOKで統一している自分としては、Chromebookの時には「膝かっくん」された気になるんですよね(笑)。Googleで調べてみても、クラムシェル状態でATOKをIMEとして使用出来たとする情報は無いので、まだまだATOKが対応していないのだろうけど、もう一寸頑張って欲しいなぁ... (続く...)

AI冷蔵庫

三菱電機が発売する「AI冷蔵庫」は、庫内の冷気調整などをAIが判断して行ういう物らしい。それはそれで便利だと思うのだけれど、「AI冷蔵庫」を名乗るのであればもっとAIらしさを発揮して欲しい。例えば、

  • 内部の様子をカメラでモニターして、長期間使用されていない物に対して、賞味期限切れの警告等を行う
  • 各棚に重量センサーを設置して、取りだした物(タッパーとか)が戻されたときに差分を計測して、残り少なくなったら警告するとかする
  • 臭気センサーを内蔵して、特定の臭いが強くなったらパッキング不備の警告とか行う
  • 内部の温度センサーで温度分布を計測して、エアフローの足りない場所などがあれば、入れ方の改善提案をする
位は、少なくともサポートして欲しい。

で、ふと思ったんですが、同じような事を家全体を一つの「保管庫」と考えて、色々な場所での備品管理を室内カメラからモニターしてAIで判断してくれないだろうか。

  • トイレットペーパーやティッシュボックス等、使用頻度と在庫を見て、適切なときに補充のワーニングを上げてくれる
  • 消耗品で、実はストックはあるのに無いと思って余分に購入することの内容に、必要な時には「在庫リスト」みたいな形で何時でもスマホなとで参照出来るような仕組み
  • 冷蔵庫以外のストック、例えば常温保存できる調味料類とか、野菜なども在庫管理と保存期間の管理が可能
  • 住人の日常の行動をサンプリングして、消耗品の消費具合を学習。予め設定した閾値に達したら、補充の提案をしたり、場合によっては自動的に発注までする仕組み
  • それら購入状況もモニターして、突出した支出などがあれば警告する機能
等等、機能としてのアイデアは幾らでも沸いてきますよね。問題は、それなりにプライバシーも含まれるそう言う情報をどの様に管理して運用していくか。クラウドで一括管理が一番楽で簡単何だろうけど、そうなるとプライバシーやセキュリティが心配。独立して宅内にサーバーを設置すると、そう言う不安は減少するけれど、外出先からの参照とか、他の情報との効率的な運用が出来ない不便さも。

最近、とある事情からFitbitを暫く利用する機会があり、それで以前からちょっと興味の有ったバイタルモニターに関して色々学んでいる所なんですが、こういうAI冷蔵庫とかAI住宅っていってみれば「生活状況のバイタルモニター」みたいなもの。どこまで可能なのか、どこまで許諾するのかという課題はあるけれど、今の時代より効率的に生活するには、必要な仕組みなのかも。そうそう、わざわざ複数のカメラを宅内に設置しなくても、例えばロボット掃除機がモニター機能を兼任しても良いだろうし、スマートスピーカー/スマートデバイスが兼任しても良いだろうし。そう言う事を「監視」と考えるか「モニター」と割り切るか、ライフスタイルの変化も重要になるでしょうね。仮に、自宅のリフォームとか新築する機会が将来あったとしたら、何時でもそう言うシステムが導入出来るように、宅内のネットワーク配線と電源確保はしっかり計画に入れ込んでおきたいと思うなぁ。

オフィスマシン更新 (3)

使い始めて一週間一寸経過した新オフィスマシン、ThinkPad X13 Gen1 (Intel)。前モデルのThinkPad T470sと比べて、サイズは一回り以上小さく、重さも軽くなったので、携帯性はかなり良くなった気がします。T470sと比較して、やや変形しているキーボードにも一寸ずつ慣れてきたけれど、ピッチが縮小されている改行キー周辺の幾つかのキー、特に"\"とか"*"とか"@"とかよく使うキーで未だにタイプミスが時々発生するのは慣れるかなぁ... 今の所の不満は、このキーボードとドングルが必要なEthernet接続ですね。

そのEthernet接続ですが、ドングルが嫌で前回はEthernet Port内蔵のT470sにしたわけですが、その分厚みは厚くなり携帯性が犠牲になります。メールとか普通の作業の時にはWi-Fiでも全く問題ないのですが、仕事の中で何GB単位のデータを扱うので、その時にはGb Ethernetが必要。今の所、それにアクセス出来るのは、会社でも自宅でも有線Ethernetしかないんですよね。

ただ、このThinkPad X13は、Wi-Fi 6なので、Gbクラスの11axが利用可能。だから、その気になれば自宅では古いWi-Fiルーターを買い換えれば無線でもGbクラスのアクセスが可能になるので、ちょっと本気で今宅内のネットワーク更新を検討中。Wi-Fiルーターもピンキリで、性能に関してはある程度お値段に影響するんですが、その当たり自分は専門では無いので今の所色々なレビュー記事とかを比較検討しているところ。少し前は、パフォーマンスと信頼性アップのために有線ルーターも検討していましたが、先週オフィスにリモートマシンを設定して、ある程度リモートマシンでバッチ処理的に作業出来るようになったので、以前よりは自宅での大容量データのやり取りのニーズが減ったので、ここは無理に有線ルーターにしなくても良いかなと、コスト的な理由もあって妥協しつつあります(笑)。

Wi-Fiと言えば、これまでは自分の作業スペースの事だけ考えていれば良かったんですが、弟家族達が帰省してくると、USB電源とWi-Fiの奪い合いになるようになってきたので、それも対策しないといけない。USB電源(スマホ等の充電用)には、USBポート付のOAタップを幾つか既に買ってあるので、それで基本間に合うはず。問題はWi-Fiで、私の作業スペースからだけの電波だと、場所によって弱くて使えない場合もあるので、以前11gのレピーターを設置したんですが、最近のスマホもWi-Fi 6対応とかになっているし、5Ghz帯の方が有利なこともあって、その当たりも対応しないといけなく成りつつあります。これまでは、自分の仕事用PCがWi-Fi 5止まりだったので、それを言い訳にしていましたが、その理由が無くなってしまいましたから、このコロナ禍が開けてまた帰省してくるようになるまでに何か考えないと。いつまでたっても、終わらないなぁ...  (続く...)

2021年1月17日

AMC Leg#2: HND-OKA/-HND

先週に続き、今週も仕事に合わせてフライト。当初は「Go Toトラベル」を利用するつもりでしたが、直前で非常事態宣言が出されて利用中止に。 とは言っても、既に予約済みですし、別にあちこちで歩くわけでも無いので、しっかりと対策して出かけることに。

1) HND 09:15 - OKA 12:15 (NH995)

ちょっと遠くなるんですが、料金で選んだコートヤード東京から空港へ向かいます。ホテル直ぐ横の銀座線京橋駅から、新橋駅まで移動して、新橋駅からは浅草線-京急空港線と乗換無しで移動。まだ朝少し早い時間帯でしたが、土曜日なのに空港は今回もガラガラ。余り時間も無かったのですが、一度ラウンジに寄ってから、ゲートに向かいました。

ゲートは当日変更されて、ラウンジからは遠い57番ゲート。丁度9:00から事前搭乗が始まりましたが、乗客が少ないのであっと言う間に搭乗完了します。ゲートは遠かったんですが、この時の使用機材はB777の新シート機材。ちょっと得した気分です。09:10にはドアクローズ、直ぐにプッシュバックも始まり、移動開始となります。最初はいつものD滑走路と思ったら、機首は反対方向を向きます。この日は、A滑走路に移動して、西向きのRW16Rからのテイクオフとなりました。

機内では食事も飲み物も断って、睡眠不足を補う作戦で移動。結構向かい風が強いという機長アナウンスでしたが、那覇空港の第2滑走路(RW36L)に着陸したのは、定刻よりもかなり早めの12:04。ここから移動して、33番ゲートに入ったのは12:10頃でした。丁度お昼時だったので、国内線側4Fのレストラン街へ行ってお昼を取りましたが、こちらも閑散としていました。その後ラウンジへ移動して、復路便の出発まで時間を潰します。

2) OKA 14:25 - HND 16:40 (NH468)

14:00丁度くらいから事前改札が始まり、暫くして機内に入ります。このフライトも、搭乗者数は少なく、あっと言う間にドアクローズになると、暫くしてタキシング開始。ターミナルとは反対方向のRW34Rに移動すると、離陸したのは16:30頃でした。

離陸直後も暫く揺れたんですが、その分途中は結構穏やかなフライト。しかし、羽田空港に近づくとまた揺れるという事前アナウンスが有り、確かにちょっとガタガタしながらのアプローチになりました。早めに来すぎたのか、機体は房総半島の東側の海上を大きく回り込むような遠回りの航路で左に旋回して、A滑走路のRW34Lに着陸。その後T2の62番ゲートに入ったのは、定刻前5分位の早着でした。お陰で、ゆっくりと品川まで移動出来、予約していた新幹線にも十分に間に合いました。(続く...)

Courtyard by Marriott Tokyo Station

BONVOY系2滞在(2泊目)は、2年振りの滞在となるCourtyard by Marriott Tokyo Station。金曜日の作業が、どの程度掛かるかわから成ったので、安全パイで予約したもの。

いつもの横浜シェラトンよりも安いレートだったので、久しぶりに予約してみました。実は、ここはGo To トラベルを使ってみるつもりで予約番号も取っていたんですが、残念ながら非常事態宣言でそれも中止。まぁ、それでも十分にお安いレートなので文句は言えません。

横浜から京急と銀座線を乗り継いで京橋駅まで移動すれば、ホテルは明治屋のところの出口を地上に出たところの隣。まずは4Fのフロントに上がってチェックインをします。運良く同じ4Fの部屋がアサインされたので、取りあえず部屋に入り一息。1Fにレストランが併設されていますが、ディナーの営業は無いとのことなので、荷物を置いたら夕食の調達に出かけます。

隣りの明治屋とか京橋エドグランで何か調達しようかとも思ったんですが、明治屋はそんなにお惣菜無いし、京橋エドグランも閉まっているお店が多かったので、結局八重洲の地下街まで出かけて、大丸地下の「ミート矢澤」の焼肉弁当を調達してきました。そうそう、このホテル、チェックイン時にアルコールかソフトドリンクのキットが貰えるんですが、それは現在も健在でちょっとビックリ。翌日は、BONVOY Platinum得点で1Fのレストランで朝食を頂きました。この1Fのアメリカン風のレストラン、結構雰囲気は好きなんですよね。夜営業し始めたら、また利用してみようかなぁ。東京駅に近いから、移動するにしても便利だし。

裾野を広げる

ジャニーズにも、ジャニーズJr.にも殆ど興味は無い自分ですが、「22歳年齢制限」を決めたというニュースを見て、ちょっと思うことが。「ジャニーズ事務所」とか「ジャニーズ」に詳しい訳ではないので、どう言う仕組みなのか分からないけれど、記事にも書かれているように「Jr.」という組織(チーム?)に所属している人って、私は基本10代だと思ってインですよ。それが20代は当然、30代の「Jr.」もいると以前知って「えっ?!」と成った記憶が。

「Jr.」と言うくらいだから、メジャーデビューした、例えばSMAPとか嵐とか、そう言うチームに入れないまま、ある程度の年月Jr.のままだと、肩たたきじゃないけれど、引退というかそう言う仕組みがあるものと思っていましたが、これまでは自分が残りたければそのまま在籍し続けることが可能だったんだろうか。結構最近知ったんですが、Jr.の中にも将来のデビューを睨んでグループが出来ていて、そう言う「原石」発掘を楽しみにしているJr.ファンも大勢いるみたいなので、やはりそれなりに意味はあるんだろうけど。そんなことを考えていたら、例えとしては一寸違うかもしれないけれど、例えばプロ野球で一軍に対して二軍とか三軍があるように、将来の事を考えてそう言う「裾野を広げておく」事は、ビジネスとしては重要だなぁということ。

自分達の仕事にしても、たまたま上手く仕事が進むような体制の時は良いのですが、人事異動とか個人の都合で急にキーパーソンがいなくなったりすると、あっと言う間にボロボロになってしまうことは何度も経験済み。そういう時には、運良くスーパーマンみたいな何でもこなせる人に助っ人を依頼したり、新規に中途採用したりとか、人材確保するわけですが、そんなに急に有能な人が雇用できるわけでも無いし、当然そういう人は多くの場合人件費も高くなりコストアップすることも考えないといけない。あくまで理想だけれど、毎年入ってくる新入社員の中に、必要なスキルをちゃんと伝承継承させて、場合によっては内部で調整出来るような体制を本当は作らないといけないのだけれど、その為には組織としてそれなりの規模が無いと中々人材の融通だって出来ない。

自分の仕事の場合は、少しでも長く在籍してくれた方がスキルトランスファーとしては有利なんですが、芸能界の場合は常に人気を維持しないといけないし、その為にはベースとなる「魅力」は必要だけれど、ファンを飽きさせない新陳代謝も必要な分けで、そこに今回の「年齢制限」を入れたことはこれまでに無い英断では。もしかしたら、20代後半位からブレークする人もいるんだろうけど、それを言い出したら切りが無いだろうし、本当にそこまでやる気があるなら移籍しても良いわけですからね。そう言う意味では、ジャニーズJr.は今後、他の事務所からトレードじゃ無いけれど、野球で言えば高校野球とか社会人野球みたいな位置付けになったりして。それはそれで、ジャニーズだけでなく芸能界全体の底上げの意味でも有効だろうし、結果的にジャニーズにとっても利益になるんだろうなぁ。自分の仕事のために、組織体としての裾野を広げることも必要だし、逆に自分がそう言う人材になれるように自らのスキルエリアを広げて深めていくことも必要だよなと再認識したニュースでした。

さらにガラガラの新幹線

先週に続き、今週も「金曜日の新幹線」シリーズ。先週の金曜日に完了するはずだった、新オフィスマシンに関わるリモートアクセスの準備で、今週も横浜のオフィスへ新幹線で通勤。いつものように自宅を出たんですが、何故か自宅から浜松駅へ移動する乗合バスが、いつもよりも一つ前のバスに間に合ってしまい、早めに駅に着いてしまいいつも以上に時間を持てあますことに。とは言っても、浜松駅は前回同様閑散とした状態で、非常事態宣言の影響が出ているんでしょうね。

それは新幹線車内も同じで、自分が乗車した車両は多分1割も乗っていないんじゃないだろうか。途中、ゴミを捨てに一度座席を立って、車両連結部分のゴミ箱へゴミを捨てに言ったときに後ろから車内を見てみましたが、ざっと数えても10人は車両にいなかったような... 大体、コロナ禍以前なら、浜松駅で8~9割位の乗車率になり、次の静岡駅ではその半分くらいが降車すると、同じくらいの人が乗車してきてほぼ車内は満席に近い状態になるのに、ここ最近は静岡駅から乗車してくる人が数えるほど。それってつまり、それまで静岡周辺から都内に通勤していた人が激減したと言う事ですよね。まぁ、普通はリモートワーク可能ならそちらを選択するでしょうし。

その後、新横浜駅で新幹線を降りて横浜線に乗り換えるんですが、こちらはそれなりに混雑していて座席は埋まっているし、つり革や手すりを使う人で混雑しています。それでも、やはりコロナ禍以前の状態と比べると半分位かなぁ。ただ、やはり以前だと横浜駅でドッと降りてどっと乗ってくるんですが、横浜駅からの乗車数は激減している印象。やはりインバウンド、都心や中心地に向かっての移動はそんなに変わらないのだろうか。

JR東海では、この冬の時期の臨時列車をすべて中止して、実質的な本数削減をしていますが、今の所通常ののぞみ/ひかり/こだまの予定は変えないと言っています。でも、こだまやひかり以前に、のぞみですらガラガラな編成もある状態では、更なる減便も必要になるかも。ただ、メディアでは「今日も陽性者数が××人」という話しかしないけれど、ここの所のデータをみると段々と陽性者数は下がっているし、実行再生算数も一時は1.5まであったのが、1.1位迄下がっていて、このまま1.0を切るような勢い。まだまだ安心出来ないし、ここで油断するとまた次のピークになるかもしれないので、この状況を何とか維持して、来月には明るい未来が見えるようになって欲しいですよね。満員の新幹線も困るけれど、ガラガラの新幹線はもっと困りものですからね。

2021年1月15日

GoogleがFitbit買収

GoogleがFitbit買収を完了というニュース、Googleがそんなことをしていたとは知らなかったので一寸ビックリ。実は、とある事情から、Fitbitのデバイス(Inspire 2)を、ある種の「人柱(死語だよなぁ)」でここ数ヶ月使用していて、良くも悪くも「バイタルデバイス」の経験をしているところだったから。

私が利用しているのは、多分一番小型のモデルで、ログ出来るデータも心拍数とか移動履歴とか、そんなに多くない雰囲気。移動履歴にしても、Gセンサーは入っているけれど、ログする分解能のせいなのか精度がそんなに高くなくて、装着している腕を動かすだけで「歩数」カウントされたりするくらい。それでも、大体の一日の運動量とか、睡眠時間とか、活動量とか、基本的なデータは取得できるので、大まかな健康管理等には便利そう。ただ、24時間腕に装着しているのがうざったいのですが。デバイスだけだと、最大で5日分のデータが保存できるそうで、そのデータはスマホかタブレットに入れたアプリで収集(Bluetooth経由)して利用することが出来ますが、このアプリの出来が今ひとつ。というか、利用して居るタブレットのせいなのか、Fitbitデバイスからのデータ転送が凄く不安定で遅いのが難点。

デバイスの作り込みは別として、この手のバイタルモニターに個人的には興味が有って、それは年齢的な理由が一番大きいのですが、やはり万一の場合に少しでも早くアラートを出してくれたり、それこそ突発的に倒れた場合には救急車を呼び出すところくらいまでやって欲しいくらい。私の高校時代の恩師の一人が、スーパーで買い物中に脳血栓で倒れたんですが、スーパーという場所柄直ぐに救急車を呼んで治療することが出来たので、何とか一命は取り留めたものの、右半身にマヒが残り、右手は動かず、歩行も何とか出来るけれどと言う状態に。結構早い対策でもそう言う状況になるのですから、そうで無い場合にはバイタルモニター見たいなデバイスが必須だよなぁと、その頃からずっと思っていました。

腕時計なんかと一体化されると、装着するときの違和感も無いし便利だと思う半面、例えば就寝中に万一のことがあるとと考えると、ずっと腕時計をしているのも大変。かといって、インプラントの形にするにしても、まず小型化されないと駄目出し、長期管理用する事を考えるとメンテナンスはどうする、バッテリーはどうすると、多分技術的な課題も多いだろうし。それでも、あと10年位の内には何とか実用化されるんじゃ無いかと勝手に個人的に期待しているのですが。健康管理だけて無く、移動・位置管理も出来れば、徘徊対策にもなるだろうし、そのあたり今後の日本社会に必要な機能になりそうな気がします。日本だと、SONYが一番進んでいるんだろうか。SONYの製品は、時計側で無くバンド側に内蔵する形で、荒れは個人的には好きなデザイン。でも、バンド型なので24時間装着するのは無理がありそう。インプラントタイプが難しければ、色々なデザインの複数のデバイス・センサーがリンクして、仮想的に一つの「バイタルモニターデバイス」になって、TPOに応じて装着し分けても、データとして一元管理出来ればそれはそれで必要十分なんですが。例えは、寝ている間はパジャマのボタンがセンサー、自宅に居る間はスリッパ、外出するときは腕時計のバンド、とか。Google参加になると、そう言う事も可能になるんじゃ内だろうか。ちょっと期待したい。

機内販売@home

 いつからサービスが始まっていたのか知りませんでしたが、ANAの機内販売品、自宅でも購入出来るようになっていたんですね。といっても、実際に国内線に搭乗して登録すると、降機後2日間は購入出来るという物。これ、中々言いアイデアじゃ無いだろうか。

私も国内線搭乗時に「購入しようかな」と思ったことはあったんですが、中々ゆっくり見て品定めする余裕が無かったり、後機内に在庫がないと言うケースも稀に発生することも。それが自宅からだと、ゆっくり品定めすることが可能だし、多分「在庫切れ」というのはよほどの事が無い限りは無いだろうし。これを機会に、掲載品目も増やしてくれないだろうか。

可能ならば、国際線の免税品も同じような事が出来ると嬉しいのだけれど、こちらは関税処理のこともあるから中々難しいでしょうね。ただ、沖縄だと免税品購入が出来るように、やり方はあるんじゃ無いかと思うんですよね。ただ、沖縄だと何となく納得出来るけれど、それ以外の場所だと1つ決めたら、それに対して2つ3つ4つと幾らでも反論が出てきそう。まぁ、基幹空港である、新千歳、羽田、伊丹、福岡当たりなら納得出来そうだけれど、空港内に免税店を作るにしても、沖縄のDFSみたいな店舗を作るにしても大変そうだなぁ。

「機内でしか購入出来ない」という希少性も、ある意味付加価値になっていたわけですが、路線によっては搭乗時間が短くて購入出来なかったりする事もあるわけで、「搭乗した」というエビデンスがあればその後何日か猶予期間の間に購入出来る権利があれば、顧客にとっても航空会社にとってもWin-Winの関係になりますしね。特に航空会社にとっては、非航空部門以外でのビジネス拡大をしないといけないわけだから、この手の販売機会拡大は今後も広げたいところ。そう言う意味では、搭乗回数やフライト距離で割引があるとか、今もあるようなサービスや特典をもっと広げて欲しいなぁ。

市場連動型電気料金

ここ最近の電力不足で電力取引価格が高騰しているため、市場連動型の電気利用金プラン利用者の電気代が、これまでの数倍以上に値上がりしているという記事。「市場連動型」なので、安くなることも高くなる事もあるわけで、そりゃぁ数倍の値上がりは大きいだろうけど、そう言うものじゃないのかと個人的には思うところ。

金融投資なんかでも「原資が保証されるものではありません」という注意書き前提で運用するわけで、それと同じ事が今回起こっているだけというと、実際に何倍もの電気代を請求されるかもしれない利用者の方には失礼な言い方になるのだろうか。でも、そう言うリスクがあるから、通常時では安く電気を利用出来るわけだし。

その値上がり理由は、ベース電力として原発や石炭発電をやめて、LNGに寄る火力発電と再生エネルギーにシフトしているからで、少し前にあった北海道での大規模停電の時の教訓をちゃんと生かしていれば、今回もう少し違った状況になったんじゃ無いかと思うんですよね。少なくとも電気代は値上がりはしただろうけど、ここまで大きな値上がりには成らなかっただろうし。ずっと止めていた原発を、今困っているからと言っていきなり明日から再開することは出来ない訳で、どんなに早くても一月位は整備・検査・確認等で必要だろうから、その頃にはもう暖かくなっているかもしれない。

ただ、暑くなればなったで夏のエアコン需要もあるだろうし、さらには来年の冬のことも考えて、この経験をちゃんと生かす考えを今から準備しないと。近々には、省エネ要請とか、可能なら電気以外の手段、例えば電気ストーブやエアコンでの暖房を、ガスとか石油ストーブに切り替えるみたいな陽性も必要なんだろうけど、仕舞い込んだそう言う古い機材を出して使い出すと、それはそれで思わぬ事故に繋がることもあるだろうし、中々直ぐに対策する事は難しいですよねぇ。家は、暖房器具はガスファンヒーターを各部屋に設置していて、それらがもう古くなったので去年寒くなる前に入れ替えたんですが、それが今功を奏しています。自分はたまたまそう言う事があって助かっていますが、やはり国として多少は無理をしてでも早めに手を打たないといけないですよねぇ。そのあたりは、もっと与党野党協力して欲しいのだけれど。

2021年1月14日

iPhone更新計画 (4)


をぃをぃをぃ、数日前にUQ mobileの「スマホプランS」を契約したばかりなのに、月額500円安い「くりこしプランS」なんていうのが始まるのか...  で、UQ mobileのページを確認すると、現行の「スマホプランxx」から「くりこしプランxx」への変更は「可能」(逆は不可、「スマホプランxx」は新規受付停止)との事なので、来月受付開始となったら速攻で申し込もう(笑)。

UQ mobileの親会社のau KDDIも、docomoやSoftbankの低価格契約に対抗して、見かけ上は500円安い契約「povo」を発表したけれど、まだまだ各社から割安な料金プランが登場しそうですね。今回のUQ mobile移行は、まぁ緊急避難的な一時的な腰掛けのつもりでしたが、解約料金が取られない1年間位は利用してみてもいいかなぁと、ちょっと考え直し中。こう言う事もあるから、中々次のプランが確定しませんね。

ところで、一昨日申し込んだUQ mobileのSIMカードが、昨日の夕方に佐川急便さんが運んできてくれました。夕食後、まずはiPhone 8の電源を落として、これまで使用していたIIJmio (=docomo)のSIMを取り出します。代わりに、送られてきたUQ mobile (au)のSIMを台紙から切り出して挿入。その後、指定された手順に従って、UQ mobileのサイトにアクセスして、開線手続きを実行すると、直ぐに「開線しました」とメールが届いてネットワーク側は準備完了。iPhone 8の電源を入れて、以前のIIJmioのAPN Profileを削除して再起動すると、それまでの「docomo」の代わりに「UQ mobile 4G」と表示されます。ここで動作確認テスト。

  1. Wi-Fi接続をDisableにして、WAN接続だけにして、メールやChromeを起動して、ネット接続を確認。結果データ通信はOK。
  2. 今度は、AndroidスマホからiPhone8の今回MNPした電話番号に発信。iPhone8側で着信のベルが鳴ることを確認して、音声通話もOK。
  3. 念のため、Wi-Fi通信をEnabledにして、同様にデータ通信と音声通話の着信確認を行い、問題ないことを確認。
これで、以前の電話番号での通話とデータ通信が再び可能になりました。WANだけでデータ通信のテストをしたときに感じたんですが、少なくとも自宅からだとIIJmioの時よりスピードは早いみたい。IIJmio(=docomo)の時は、アンテナは4本で、今回のUQ mobile (=au)では3本と、信号強度は弱いのですが、ユーザー数が少ないのだろうか、パフォーマンスは良い感じです。擦った揉んだの騒ぎはありましたが、何とか以前の状態に回復する事が出来てホッと一安心です。(続く...)

サッポロラガー

サッポロビールが、ファミリーマート向けに製造した「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」の印刷で、スペルミス(誤: LAGAR、正: LAGER)があったため、一時「発売中止」としたものの、そのまま販売することになったという記事

最初聞いた時には、「めったにあることじゃ無いけれど、ある意味あるあるの話だよなぁ」という事と、「企業ブランド的には不良品なんだろうけど、ビールとしては問題ないのに勿体ない」という事。同じ誤植でも、成分表が間違っていたとか、何か認証とかの番号や記載が間違っていたとなると、流石にちょっと拙いと思うけれど、今回は品質や認証とかには関係無い部分の表記ですからね。

どう言うツール(ソフト)を使用して、印刷データを作っているのかは分からないけれど、普通はデータ内にテキストがあればプルーフ(Proof)をかけると思うんですが、それをすり抜けたんだろうか。いずれにしても、データ作成をしただろうデザイン部門の担当者は、問題が発覚してから昨日まで眠れない日々だったんだろうなあ。まぁ、ビールと言えども食品だし、多分相当数の製品を既に製造済みだろうから、それを廃棄するとなると最近の「もったいない文化」的にも、そっちの方が拙いでしょうね。

結果的には、全国的に話題になって格好の宣伝になったから、2月2日の発売日にはかなり売れるんじゃないだろうか。どれだけの数量が在庫されていて、どれだけ売れるか分からないけれど、誤植版の在庫が完売して、それ以降は正しい「LAGER」表記の製品が投入されたら、誤植版はプレミアムが付いてヤフオクとかメルカリ当たりで転売されるんだろうなぁ。まぁ、そんな無粋なことは考えずに、ビールの味だけ楽しめば良いのですが。でも、来月2日になったら、ファミマに言ってそうな気がする(笑)。

2021年1月13日

オフィスマシン更新 (2)

先週受け取った新しいオフィスマシンのカスタマイズ作業もこの連休中に何とか完了し、実際に自宅からのリモートワークのメインマシンを、これまでのThinkPad T470sからX13 Gen1に交替しました。月曜日の夕方位から、まだ一日ちょっとしか触っていませんが、製品として3年間のギャップがあるので、やはりいろいろと違いがありますね。

  1. ThinkPad T470sに後退したのが3年前の今頃。ベースの8GBメモリー/256GB SSDを、+16GBの24GB+512GB SSDに換装しました。今回のThinkPad X13はメモリー直付けのみなので、メモリー増設は出来ず16GBのままですが、SSDは価格も下がってきた1TB SSD。システム的には、メモリーが少ない分一寸不利かなと思ったんですが、パフォーマンスに関しては今の所問題有りません。
  2. T470sのSSDはSamSungの「MZVLB512HAJQ」と言う物で、M.2 Type 2280 (NVMe/PCIe)で今回X13に入れたSunDiskの「SDSSDH3N-1T00-G25」と同じスペック。連続読み・書きの仕様も、SamSungが「Read: 3000MB/sec, Write: 1800MB/sec」で、Sun Diskが「Read: 2400MB/sec, Write: 1950MB/sec」と、実はそんなに違わない。SamSungは2018年1月、Sun Diskは2020年12月の発売だから、製造時期の違いで多少はテクノロジーの違いもあるんだろうけど。
  3. 使い込んでいない分、X13の方が有利なんだろうけど、アプリの起動や同一のアプリ例えばOutlookなんかのパフォーマンス等は、あくまで個人的体感ですが、X13の方が1.5~2倍位今の所速い感じ。かなり「サクサク動作する」印象です。T470sのCPUは「i7-7600U 2.8GHz」で、X13のCPUは「i7-10610U 1.80-2.30GHz」と、スペック的にはX13の方が弱い感じなんだけれど、やはり3年間の技術の進歩の結果だろうか。
  4. 今の所唯一の不満が、X13はEthernetが内蔵ではなく外付けのドングルが必要な事。自宅は勿論、会社でもGbの有線接続を使用して居るので、だから前回はそれまでのX1 CarbonからEthernet内蔵のT470sにしたんですが、厚みが増えるのと重くなるのが難点。

    また、そのEthernetドングルが、昔から結構大きいんですよね。しかもケーブルもちょっと長めなので、取り回しが面倒。本体にACアダプターとこのドングルを持参して移動するのは、ちょっと面倒だなぁと思い始めています。対策としては、USB 3.1 Type-CのHubを購入しようかと。そこにEthernet Portがあれば、間に合いますからね。
  5. 右側のキーが少し狭いキーボードですが、まだ慣れないので時々タッチミスが発生するのが、ちょっとイライラ。あと、キータッチが少し軽めなので、それもまだ慣れない気がします。
  6. T470sと比較してX13の画面が明るいのにビックリ。Fn+F5/F6で輝度の設定が出来るのですが、最大輝度から2段階(Fn+F5を2回押す)下げると、丁度良いかなと言う具合。日本人は、どうしても明るい画面を求めがちで、自分もそう言う傾向があるんだろうけど、そんな状態でも「明るい」と感じる位。輝度を下げれば、多少なりともバッテリー消費にも影響するので良いことなんだろうけど。
全体の印象として、やはり3年間のブランクがあるので、全体のサイズが少しぎゅっと凝縮して、性能的にもパワーアップした印象ですね。それと、横幅が2cm位短くなっているので、いつも新幹線通勤の時に使っているビジネスバッグへの出し入れがやりやすくなったことも、個人的には高得点。T470sだと、ジップを開けて鞄の口を開いても、横幅がぎりぎりに近かったので、一寸出し入れがモタモタしたんですが、X13だと結構「スッ」と出し入れが出来て便利。モバイル機としては、そう言う要素も重要だと思いますね。(続く...)

iPhone更新計画 (3)

着々と進む「iPhone更新計画」だったはずが、予想外の自体でどんでん返しに。月曜日に無事iPhone8のバッテリー交換が終わり帰宅したところで、IIJmioからMNP予約番号が払い出しされたメールが届いていました。そこで、予定していたiPhone12にdocomoで機種変更するべく、自分のアカウントからdocomoのオンラインショップにアクセスします。

ここでちょっとショックなことが。前日までは、iPhone12 Proの256GBモデル(シルバー)が「在庫有り」表示だったんですが、既に在庫切れで「予約可」に変わってしまっている。iPhone12 miniは、この時点でも256GBモデルの在庫はあるので最悪そちらに逃げるかと思い、何気に他のモデルも確認していたら、iPhone12 Pro Maxの256GB(ブルー)に「在庫有り」の表示が。こちらにも一寸心動いたんですが、なんせ大きいし重いしと、最初に候補から落ちたPro Maxなので、やはり悩みます。ここでふと思いついたのが、折角iPhone8の修理が終わり延命されたのだから、SIMだけ発注して暫く利用するのもいいんじゃ無いかと。そこで、「SIMのみ」のページに入り、MNP予約番号など入れて手続きを進めたのですが、いざ最後の「申込」をすると、「docomoから発行された予約番号は使用出来ません」みたいなエラーが表示されます。試しに、iPhone12 Pro Maxで試しても、同じエラーで弾かれます。

今回利用する電話番号は、元々はdocomoの携帯電話を利用していた時代の「2-in-1」サービスで第2電話番号として発行されたもので、スマホに移行したときに分離して、MNPとしてIIJmioの格安SIMとして移行したもの。当時のIIJmioは、docomo回線しか当時提供していなかったのでdocomo回線で使用して居たんですが、docomoから見ると「同じ物を使用している」という認識なんだろうか。でも、それだとdocomoからMNP Outして、IIJmioでMNP Inしているのに、その逆は出来ないというのは変な話。実は、今回IIJmioからdocomoにMNPする前に、そう言う手続きが出来るだろうというのはGoogle先生で検索して、「出来ました」という話を確認してから実行しているので、この時点では何とも腑に落ちません。ただ、「IIJmioからdocomo」と言っても、IIJmioでau回線とかSoftbank回線を利用していたユーザーと、私のようにdocomo回線を使用していたユーザーで対応が違うのかもしれません。そう言えば、MNPが始まった頃の話で、IIJmioからdocomoに戻れないというような話が当時有ったような記憶もあるし。しかし、不親切だよなぁ...

予想外の話でデッドロック状態になりましたが、それならそれでiPhone8も修理されて使えるようになったのだから、それならdocomo以外のMNPに一度移動して、その後docomoに戻るしかないなと言うのが結論。そこで、IIJmio以外でau系のサービスを探すことにします。Softbank系は、個人的に昔いろいろとごにょごにょあったので(笑)、こちらは総統の理由が無い限りは利用したくないので。結果、昔UQ WiMaxを使用していたこともあるので、UQ Mobileのサービスを今回申し込みました。正直、IIJmioの時よりも数百円ですが月額利用料金は上がるので、結果的に墓穴を掘ったことになるのが一寸悔しい。UQ mobileのルールでは、一年未満で再びMNP Outすると解約料で9000円位掛かるらしいので、取りあえずは1年間はこのままauのサービスを利用する事になりそう。となると、次のiPhone13(?)が今年の後半位にでたら、それへの乗換が次のターゲットになるのだろうか。(続く...)

マスコミをやめる静岡新聞/SBS

ITmediaに掲載された、地元地方紙「静岡新聞」と系列局「SBS(静岡放送)」の「マスコミやめます」宣言という記事。「えっ?」と思い、静岡新聞のサイトから当該ページを見てみました。

「静岡新聞」にしても「静岡放送(SBS)」にしても、静岡県を代表するようなトップ企業と言っても過言では無い存在。新聞業界は厳しい状況が続きますが、地方紙の中でも確か静岡新聞は結構検討している部類だったと思います。また、静岡放送(地元では「SBS(エス・ビー・エスの方が一般的)」)も、県内初の民間TV放送会社で、自分が子供の頃自宅のテレビで視聴可能だったのは、NHKの総合と教育、それとSBSしか無かった時代を経験しているので尚更です。で、昨今マスコミに対して厳しい意見や主張がネットで展開されることもあっての、こういう行動なんだろうけど、天の邪鬼な自分としては「別にマスコミという存在がマスコミをやめる必要は無く、マスコミとしての本来の目標・使命に戻れば良いだけでは」と思ってしまうんですよね。

「一人一人みんな違う」から「マス」ではなく「一人一人に向き合う」というのは、一見今の時代に即した正しい意見にも聞こえるけれど、それって一人一人の新聞購読者・放送視聴者が、静岡新聞/SBSに対してきたいしていることなんだろうか。購読者・視聴者にすれば、静岡新聞やSBSに期待していることは、知識の無い自分に対してそれを補ってくれる事や、難しい話や不確かな情報を補正して、自分が判断出来る基盤作りの助けをしてくれることじゃ無いだろうか。静岡新聞やSBSがそうと言うつもりはないけれど、最近のマスコミ批判の原因は、マスコミが「事実報道」ではなく「真実報道」という自らバイアスをかけた情報を流布していることが根本原因だと思うんですよね。だからこそ、一人一人に個別に対応するのでは無く、マスとして組織力を総動員して、本当に「事実」として読者・視聴者が誤解しないような「情報」を配布する事が本来の役目のはず。その「情報」の中には、多数の人にとって有益な物であっても、別の少数の人にとっては不利益だったり、知りたくなかった事実が含まれるかもしれない。だからと言って、その部分をぼかしたり、言い換えたり、無かったことにするのは、「(マス)メディア・(マス)コミュニケーション」としては違うんじゃないだろうか。

静岡新聞/SBSが、何かの相談所であったり、福祉や社会貢献の支援組織なら、「これまでのマスの支援方法を、一人一人に寄り添う支援にします」というのは意味があると思う。でも、彼らはそうじゃなくて、言ってみれば「情報伝達者、情報整理人」みたいな存在な訳です。それなのに、伝達する部分に変なバイアスやフィルターが掛かっていたり、情報の冗長部分の整理や要約するならまだしも、そこに怪しげな内容を追加したり、酷い場合には捏造や虚報に近いような編集をしたりすることが問題。そう言う事が、ネットを通じて多くの人が認識することになったから、マスコミに対しての批判も大きくなるわけで、そう言う意味では「原点に戻る」という事をもっと真剣に考えて欲しいなと思いますね。まぁ、色々文句は言うけれど、自ら「マスコミ」という立場に疑問を呈して、それを広く公開して改革を進めるという態度は非常に真摯で良いことだと思います。地元という事もあるけれど、現在信頼を失墜するだけの他のマスコミ、特に大手マスコミの規範になるような結果を是非残して欲しいと思いますね。

2021年1月12日

プラットフォーム or メディア

トランプ大統領のtwitterアカウントが、永久停止された件に関して、どうにも腑に落ちないなぁと個人的には感じていて、それを説明するこんな記事を読んでもその気持ちは変わらない。佐々木俊尚氏もこんな呟きを投稿されていて、やはり同じような感想なんだなと一寸納得する次第。さらに疑問なのは、トランプ大統領本人のアカウントだけで無く、それに関連するアカウント等も停止されているようで、そうなると個に対しての反応というよりは、何からの組織・勢力に対しての制裁とも言えるわけで、それって事実上の情報交換プラットフォームとしてやり過ぎなんじゃ無いかと感じるんですよね。

中には、先日の米国議会突入を先導したトランプ大統領の発言が、国家転覆罪に繋がるから当然の措置という意見も見られたんですが、うーん、そこまで扇動すると言えるような発言だったのだろうか。一番疑問なのは、twitter社がこれまで4年間我慢に我慢を重ねたけれど、とうとう業を煮やして今回永久停止したというような説明をしているんですが、それも変な話で何で4年間も我慢したんだろうか。「大統領」という地位に忖度していたとすると、現時点でトランプ氏はまだ「アメリカ合衆国大統領」な分けだし、それもあと数日でバイデン次期大統領へ移行するとは言え不自然さを感じる行為。実際、トランプ氏の発言や行動には、どちらかと言えば批判的だったドイツのメルケル首相も、行為としてtwitter社を批判しているし。

最近のSNS、特にtwitterとかFacebookとか、一般的にも言論プラットフォームとして世界的に認知されて利用されているものが、どんどん別の物に変わっているようにも感じるんですよね。勿論、ユーザー数が増えるとともに、想定外の利用方法や情報が公開されることもあるだろうけど、当初は情報交換プラットフォームとして始まったものが、プラットフォームからさらに変化して、形を変えた「メディア」化しているように感じます。勿論、新聞社とかテレビ局ではないから、自ら「〇〇」という意見表明をする事は無いけれど、例えば情報のトレンドとか露出度を操作することで、恰も世間一般的な情報の流れが特定の方向にあるように見せることは可能。それ自体は、ここ最近の日本のメディアでも顕著で、SNSに限ったことでは無いんだろうなぁ。

選挙結果では、トランプ氏はバイデン氏に敗れたわけだけれど、得票数だけ見ればほぼ同数とも言えるくらいの接戦。少なくとも米国民の半数近くはそれでもトランプ氏を支持しているわけで、そう言う「民意」はどう考えるのだろうか。日本でも旧民主党が政権を撮った時も、実は得票数では自民党とそんなに違わなかったけれど、「これが民意」と言ってあの暗黒の3年3ヶ月が始まったわけですが、何か今回の米国もそんな雰囲気を感じるなぁ。いずれにしても、4年前にトランプ氏を選択したのも米国国民だし、今回バイデン氏を選択したのも米国国民。民意故に、そうやって右や左や前や後ろにブレながら、最適と思われる所に終息していくのだろうけど、安定すればしたで、また別の変化を求めて大きく振れ始めるのが世の中の常。そう言うものを、静かに下支えするのが「プラットフォーム」としての役割だと思うけれど、今回表に出て主導権を握り始めたSNSは、どう評価されていくのだろうか。SNSで社会が変化したように、脱SNSの時代がもしかしたら始まるのかもしれない。

iPhone更新計画 (2)

動き出した新Project (?)「iPhone更新計画」(笑)。その第一歩となる「膨張したiPhone8のバッテリー交換」が完了。前日予約した、浜松駅横高架下のビックカメラ内のApple Serviceに幸運にも朝一での予約が入ったので、祝日だけれど車で駅近くまで移動。市営駐車場に車を止めて、一寸距離のある駐車場からビックカメラまでテクテク10分ちょっと寒い中歩いて行ったら、丁度予約時間の5分位前に店内に入れました。

Appleコーナーの「受付」に行き、来店目的を伝えると、直ぐに必要書類の記入をして、担当者の方が私のiPhone8のチェックに入ります。既にデータバックアップはしてあり、「iPhoneを探す」もオフにしているので、まずはバッテリーが膨張して本体左側の画面部分が剥がれていることを確認すると、それ以外の故障箇所や不具合が無いか、内蔵の診断プログラムを実行します。数分かかってテストが終わると、特に問題となる箇所は無いと言う事で、そのままバッテリー交換作業に入りました。作業時間は40分位ということなので、一旦店内を出て駅ビルにある書店でちょっと新刊などを物色したり、遠鉄百貨店に入っている東京ハンズで買い物などしているうちに完了予定時間になったので再び店内に戻りました。

再び受付で修理品受取の旨伝えると、直ぐに担当者の方が修理完了したiPhone8を持ってきて、精算手続きに入ります。バッテリー交換だけなので、5400円+税金で完了。剥がれていた左側の部分も、綺麗に接着されています。こうなると、無理にdocomoへ移行しなくても良いかなぁと、また優柔不断な考えが浮かんできますが、そこは心を鬼にして(笑)、今回は新モデルへの移行作業をすることを再度確認。今回修理したiPhone8の使い道は、また別途考えることにします。そうそう、期待していなかったんですが、駐車場代金もサービスで付いてきたので、駐車場代も只になりちょっと得した気分でした。

駅横のビックカメラは、年に数回程度とそう頻繁に利用するお店では無いのです、今回は非常に対応の印象が良くて、結構満足度は高い印象。やはりApple製品を扱っているコーナーの担当だからかなのか、ちょっと雰囲気も違う気もしますね(笑)。ちょっと残念なのは、切れに治ったことが嬉しくて、iPhone12の実機を確認してくることを忘れたこと。丁度手元にiPhone8があったので、それとiPhone12 Proとかminiとか比較して感触知ることが出来たらと、後から後悔しました。スペック的には、どれくらい大きいとかは分かるんですが、やはり実際に持ってみないと手の持ち心地は違うし、特に重さとそのバランス具合では、凄く印象が変わりますからね。そうそう、肝心のMNPは連休中だからか、未だ返答無し。その為、docomoオンラインでの発注も出来ない状態に。今日あたり連絡が来れば、多分今週中にiPhone12が届くので、金曜日に都内で5Gの検証とか出来そうなんですが、果たしてそうタイミング良く運ぶだろうか。(続く...)


オフィスマシン更新 (1)

先週金曜日に更新された、新しいオフィスマシンThinkPad X13 Gen1 (Intel)。結局、金曜日は「受取」だけになってしまい、翌土曜日は一日持ち歩いて「筋トレウェート」化して一日が終わり、日曜日から少しずつ自分用にカスタマイズ作業を始めました。

まずは、初期設定されている不要(自分は使わないという意味で)なアプリやショートカットをガンガン削除して、デスクトップやツールバーをスッキリさせます。次に、よく使うエクスプローラーをカスタマイズ。ショートカットを作成して、デフォルトでD:\が開くように変更し、さらにファイル表示の設定も変更しておきます。次にコマンドプロンプトのショートカットを作成して、こちらもカスタマイズ。フォントとサイズを設定し、かつデフォルトで開くフォルダーも作業用のフォルダーに変更。次は、追加のアプリのインストールで、仕事でどうしても必要なアプリを幾つかインストール。以前の設定ファイルや環境データをバックアップしてあるので、こちらはインストールの時間だけでその後のカスタマイズは比較的簡単にできます。さらに、自分用のアプリを幾つか追加で導入。まずは、IMEでATOK Passportをインストールして同期させておきます。続いて、Adobe製品をインストール。こちらは、出先でも写真修正とかデータ加工するので、PhotoshopとIllustratorは必須。その他ftpクライアントや、システムフォントの変更などをしておきます。最後は、ツールバーの修正で、まずは昔の「Quick Launch」っぽいツールバーを新規に作成して、そこに使用頻度の高いショートカットを集めておきます。さらにツールバーは、左端に移動し無駄なピン留めなどを削除。最後は、スタートメニューによく利用するアプリをグループ毎にまとめて、一連のカスタマイズは完了しました。

今回は、受け取ったマシンの内蔵SSDは256GBだったので、ごにょごにょして1TBのSSDに換装し、イメージはコピーする時に、C:ドライブ=200GB、D:ドライブ=800GB(残り)と分割しておきました。以前のオフィスマシンは512GB SSDで、C:ドライブは100GBにしてあったんですが、最終的にはそれでも足りなくなったので、今回は余裕を見て200GBと大盤振る舞いあらかじめしておきます。今の所、ほぼ必要なOS/アプリ類を入れ終わった状態で、C:ドライブは70GB位消費し、D:ドライブは色々データファイルをコピーしたら、すでに270GB位消費しています。D:ドライブは、あと460GB位空いているから、大丈夫だとは思うけれど、1TBでもあっと言う間に空き領域が無くなりそうで恐いなぁ... この新しいオフィスマシンですが、最初候補で来たときには、システムメモリーが8GBとなっていて、X13はメモリー直付けで後から増設できないので悩みました。でも、実際に配布された物は、何故か16GBになっていて、これはちょっと「ラッキー」だったかも。内蔵SSDは、本当ももっと早いものを最初狙っていましたが、「在庫なし」になってしまい、一つ前の世代くらいの物で妥協したんですが、今の所そんなに遅さは感じられず、結構パフォーマンスは良い感じで満足しています。以前のThinkPad T470sと比べてみると、縦横のサイズは一回り小さい感じで、厚みも2/3位。持った感じの手応え(=重さ)も、やはり比べると軽さを感じますが、やっぱり1kg以上あるので「重い」事は重い。

少し使ってみて感じたのは、キーボードが少し変則配列になっているので、それがまだ慣れなくて気になります。LCDは13.3インチなので、当然19mmピッチの標準キーボードが内蔵されていると思っていました。所が実機を受け取りいざ使ってみたら、右側のEnterキー付近のキー幾つかがスリムになっている。さらに、一番上のキーで、何気に「Insert」キーが、「End」キーとコンビネーションに変わっていて、1つキーが減っている。確かに、「Insert」キーの使用頻度は少ないので、これでも問題は無いのかもしれないけれど、無意識に「Insert←→Delete」を右手の小指で操作する癖がついているので、一寸まだ戸惑いますね。一番困るのは、ピッチが狭くなっている右側の5個のキーの操作。私は、タッチタイプでかな入力するので、指の移動距離が知が伝来ると、どうしてもタッチミスが増えてしまいます。また、慣れてきても他のパソコン、特に自宅のデスクトップ機では標準ピッチのキーボードを使っているので、今度はそちらと並べて使用するときに、どうしてもタッチミスがどちらでも増えてしまう。以前も同様のケースはあって、結局は何となく体が自然に覚えて、どちらを操作しているか無意識に判断して、少し右手の移動距離が微妙に調整されていくのですが、それまでは少しイライラしながらの操作になりそう。確か、13インチの初期のThinkPad X300の時って、19mmピッチの標準配列だった思うのだけれど。想像ですが、左右に配置されているコネクター類との関係で、このサイズにキーボードをまとめないといけなかったのかもしれないけれど、でももう少し大きめのキーボードに出来たんじゃないだろうか。慣れるまで不満は募りそうです。(続く...)

2021年1月11日

AMC Leg#1: HND-OKA/-HND

厳しい状況は続いているものの、「新しい生活様式」に合わせて自分なりに出来る事をやっていこうという事で、今年もAMC Diamondの旅をスタート。今の所国際線利用の目処が立たないので、国内線でマイルあるいはPremium Point(PP)を獲得するしかありませんが、それでも苦境にあるANAさんの、少しは助けになることを期待して...

今シーズンの初フライトは、いつもの定番「羽田-沖縄」の旅。昨年末に、「来年どうしようかなぁ」と思いつつ、年初に横浜のオフィスに行く用事が出来たので、駄目元で土曜日の予約を検索したところ、株主優待料金が結構残っていたので、速攻で予約をしました。後から「そう言えば、今株主優待券って幾らくらいだっけ」と心配になりましたが、今年の11月末まで有効の物が1,200円/枚で、有効期限が延長された其れ以前の期限の物は1,000円を切っています。ただし、ある程度枚数をこの機会に購入しておこうとすると、最新の物しか見つからなかったので、まとめて今回購入しておきました。

帰りの便から逆算して、往路は早朝07:20発のフライトになるので、前日こちらも久しぶりに宿泊した横浜のシェラトンを朝の06:00前にチェックアウト。京急の羽田行きに乗り、06:20頃には羽田空港の第二ターミナルに到着しました。土曜日の早朝とはいえ、以前なら結構な人出があって、2Fの出発ロビーに上がるエスカレーターには長い待ち行列が出来るものですが、この日はスカスカ。取りあえず、地階のマクドナルドで軽く朝食を食べてから2Fの出発階に上がりました。こちらも、もう最終便がでた後みたいな閑散とした状況。Diamondメンバー向けの入口も、最初しまっているように見えて少し焦りましたが、こちらも利用することが出来ました。ただ、入口に体温検査のセンサーが設置されているのは、やはり今の状況を思い出させます。

1) HND 07:25 - OKA 10:20 (NH463)

セキュリティを通過して4Fのラウンジへ一度入り、トイレを利用してちょっと落ち着きます。外はガラガラでしたが、ラウンジもいつものは満席の窓際の席も半分も埋まっておらず、かなり空いている様子。出発ゲートが南の角の先の66番なので、少し早めにラウンジを出て向かいます。

ゲート前に到着したのは、出発予定時刻の15分位前でしたが、すでにグループ3からグループ4の搭乗になっていて、ゲート前にも殆ど乗客はいない様子。機内に入ると、プレミアムクラスはほぼ満席状態で、その後暫く搭乗が続き、定刻よりも少し早くドアクローズとなり、ほぼ定刻時刻にプッショバックが始まりました。その前にCA三からアナウンスが有り、この日の使用機材はB777-300だったものがB777-200に変更になり申し訳ありませんと説明されていたんですが、その為かプレミアムクラスのシートは最新の物だったので、個人的には「無問題」ですね。そんなことを思いながら、機体はD滑走路のRW05に向かうと、そのまま滑走路に入るとそのまま直ぐに沖縄に向けて離陸開始。時刻は07:40頃でした。

この日は晩断定気圧の影響で向かい風が強いという事で、到着予定時刻は離陸直後には「10:40頃」とアナウンスが。復路とは2時間の余裕があるので接続時間に問題は無いのですが、同じ理由で復路便が遅れると嫌だなぁ等と思いつつ、到着まで機内で時間を潰します。この日は、旧オフィスマシンのThinkPad T470s、新オフィスマシンのThinkPad X13 Gen1 (Intel)、そしてChromebookのIdeaPad Duet 10.1と3台もデバイスを持ち込んでいるので、鞄の中が大変。セキュリティも取りだして入れ直すのに結構手間取りました。そこから、IdeaPadの本体を摂りだして、予めダウンロードしておいたAmazon Primeの雑紙を読みましたが、結構快適ですね、この位の画面サイズになると。あと、LCDの発色・輝度も十分にあって、今のところ結構満足度高いです。

フライトは、予定よりも早めに沖縄本島に近づくと、一旦南に抜けてUターンし、第2滑走路のRW36Lに向かいます。第2滑走路には何度か降りているけれど、こちらからは初体験。残念ながら窓際の席では無かったので外の様子はよく見えなかったけれど、通路越しに見える右側の窓の外の景色はちょっと雰囲気が違いました。着陸してスピードを落とすと、そのままRW18R側の接続通路を渡ってターミナルの33番ゲートに入ったのが10:35頃でした。到着前に機内アナウンスで、沖縄の気温は11度と言われて「えっ?」と思いましたが、確かに外に出たら「寒い!」という感覚。沖縄には何度も来ているけれど、「寒い」と感じたのは初めてです。その後、中央ビルのロイヤルで少しゆったりしてから、お土産の買い物などをして、ラウンジで少し時間を潰すことにします。

2) OKA 12:20 - HND 14:35 (NH464)

那覇空港も、土曜日のお昼頃とは思えないくらいガラガラで、それでも国内路線の中では飛んでいる方ですが、こんなにも違うのか驚きながら、久しぶりに那覇空港のラウンジに入ると、こちらはそこそこの混雑具合。中で復路のスケジュールを調べようとしたら、羽田からの往路便が遅れているので、いきなり出発時刻が20分遅れの12:40とアナウンスが入ります。往路便を調べると、11:25の到着予定が、30分位遅れている。「こりゃ、13:00頃まで遅れるだろう」とこの時思ったんですが、それでも12:20頃には搭乗開始のアナウンスが有り、ラウンジを出て32番ゲートへ向かいました。

こちらも、外は閑散としていて、私がゲートに到着したときには9割方搭乗が済んだような感じ。結局、ドアクローズは12:32頃で5分程してプッシュバックが始まると、RW36Rに向けてタキシング開始。先行機も無く、そのまま直ぐに滑走開始となり、羽田に向かいます。離陸したのが12:47頃でしたが、機内アナウンスでは羽田到着が14:50頃。でも、エアショーを見ていると飛行時間は1時間40分とでるので、多分もう少し早めにと到着するだろうなと予想。何とか、予約している品川乗車の新幹線に間に合いそうです。

復路も、IdeaPadでKindleを見ながら時間を潰しましたが、あっと言う間に半分以上の紀伊半島上空に近づき、そこからは遠州灘沿いに羽田空港を目指します。やはり追い風が強いからでしょうか、復路のフライトは結構早い感じです。そのままエアショーを見ていましたが、いつもなら伊豆の大島辺りから房総半島上空を回り込むようなルートを取るんですが、この日は真っ直ぐ三浦半島を目指しているように見えます。その後も、機内Wi-Fiを利用してずっと空路を見ていましたが、船が東京湾を目指すように真っ直ぐと東京湾の入口上空を通過すると、まるで陸地を避けるような感じで海上を移動。いつもより、かなり近い距離になってから、機首をA滑走路に向けるために、一度軽く右旋回をしてから左に旋回をしてRW34Lを目指します。

多分記憶している限りでは、こんな空港に近い距離からA滑走路に向かうのは初めてなんじゃ無いだろうか。見事に陸地部分を避けて、空港に向かっています。タッチダウンしたのは、定刻よりも10分近くはない14:26頃で、そこから到着ゲートの59番ゲートに移動しましたが、ゲートインも定刻前でした。59番ゲートですから、到着ゲートにも近くて、ゆっくり京急の改札へ向かい、余裕で品川方面行きの電車を捕まえること出来ました。

土曜日の夕方なのに、品川駅はJR東日本の構内もJR東海の新幹線構内もガラガラ。ちょっと売店とか見てみましたが、まだ午後の15:00頃なのに店頭に並べているお惣菜とかお弁当の数が少ない。半分も無いくらい。いつもなら、夕方になっても満杯の状態で並んでいるのに、まだこんな時間から数量調整して居るのかなぁと言う感じです。その後、コーヒーと軽食を購入して予約したこだま号で帰宅しましたが、こちらも車内はガラガラ。暫くは、こんな状態が続くんでしょうね。残念だけれど、それで一日も早く感染拡大が終息するように、先ずは出来る事から始めないと。(続く...)