2021年1月25日

リモート老眼

色々なものが「リモート」になる昨今、たまたまテレビから「リモート老眼」なる言葉が流れてきて、なんじゃそりゃと思わずツッコミを入れてしまいました。リモートワーク・在宅勤務中心となり、自宅でパソコンやスマホの画面に集中する時間が増えて、それで「老眼」みたいな状態になる人が増えているらしい。

確かにリモートで画面を見る時間は増えただろうけど、でも会社でだってパソコンで仕事をしているし、そんなに違うかなぁとも思います。ただ、会社ではミーティングとかでは実際に集まって会議するのに対して、リモートでは全て画面の中で処理されるから、そういう意味では画面を見る総時間はリモートのときのほうが長いだろうなぁ。

もう一つ重要なのは、何だかんだ言っても、会社で仕事をしていると色々とインターラプトがかかって席を外したり、モニターを見ない仕事が入ったりと、いろいろと「気分転換」とは言わないけれど、じっとしている状態が結構短いんですよね。それで気分転換ではないけれど、気持ちの切り替えみたいなことが自然にできるし、ある意味ストレスを少し発散することも出来るだろうし。そういう「見えない気分手感」がリモートワークのときにも取り込めるかどうかが、結構重要だと思う。そういう意味では、リモートワーク中心になると、まず運動量が激減するから、散歩とか筋トレとかそういう物をうまく取り入れることができれば理想だと思う。

だから「リモート近眼」も確かに生まれるだろうけれど、それよりは「リモートメタボ」のほうがより現実の問題として切実じゃないだろうか。私も在宅勤務を始めた最初の頃はそんなでもなかったけれど、一月過ぎ二月過ぎと時間が立つと、少しずつ体重が増えていく危機感をひしひしと感じましたもの。だから、スポーツジムとかにも通ったりしたけれど、それもなかなか続かなくて大変。結局は、食事準備も含めて近所のスーパーとかコンビニをわざとと遠回りで巡回したりとか、土日はとにかく出かけるようにしたりとか、結構涙ぐましい努力をしたものですが、なかなか通勤時消費量には追いつけなかったなぁ。当たり前ですが、生活や仕事スタイルが変われば、解決され課題もあれば新しい問題も生まれるわけで、それをどううまく乗り切るかがその人のスキルと言えるかも。

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