2018年1月31日

Dynabook+Foxconn=Dynaconn?

数少ない「国産PCメーカー」となった東芝のパソコン事業を、シャープ(=鴻海)に売却するのではと言う記事ASUSとの交渉が進んでいるというニュースは以前出たけれど、難航しているところにシャープがパソコン市場再参入を目指して手を上げたという図式らしい。シャープのパソコンと言えば、メビウスが最後だったけれど、私なんかの世代だと一体型のMZ-80シリーズが一番印象深いかなぁ。その後も電卓だとか電子手帳だとか、結構ビジネス向けガジェット製品を多く出していたんですよね、シャープというメーカーは。

シャープの親会社である鴻海精密工業は、自分的には「Foxconn」と言った方が馴染みが深く、EMSでは世界最大でiPhone何かの製造をしているのでも有名。パソコンのOEM/ODMとしても最大手の一つで、多分ここにお世話にならない大手PCメーカーは無いんじゃ無いだろうか。案外東芝も、これまで開発委託先として利用していたんじゃ無いだろうか。仮にそうで無くても、今やパソコンのパーツは殆ど共通ですし、正直な話、ケースデザインさえ変えれば中身は殆ど同じという物も少なくない。勿論、そのデザインに影響されて内部の部品配置は変わるし、スペースも経ればマザーボードも独自デザインで起こさないといけないから、単純に外側だけ変更して"Dynabook"のロゴだけ貼って出すわけにはいかないだろうけど、これまで多分多種多様な製品を委託製造してきたFoxconnとしては、殆ど手間にもならない程度じゃ無いだろうか。

とはいっても、仮に今回の買収が決まれば、多分開発製造発売会社は「シャープ」だろうし、でもその時に「Dynabook」の名称を継承するのかどうかですよね。まぁ、「Toshiba」とか入っていたら拙いだろうけど、Dynabookはそれ一つで独立したブランドになっているから、そのしたに続く企業名にそれ程ユーザーは気にしないかも。IBMのThinkPadだって、ブランド名はそのままで今はLenovoですからね。シャープとしては、Dynabookのブランド名は有りがたく頂戴しつつ、Foxconnでの大幅なコストダウンを武器に、廉価モデルでも高性能的な所を目指すんだろうなぁ。ただ、以前のシャープブランドのパソコンが、特徴的ではあったけれどそれ程メジャーとも言えなかったので、そこに再参入するとしてもなかなか厳しいような気もします。現在のパソコン市場にしても、今後大きくなるよりは現状維持から緩やかに縮小していくのが事実だろうし、そうなるとパソコン以外の「何か」を出さないと厳しいわけで、それで国内外のパソコンメーカーも四苦八苦しているところだろうし。

まだ確定したわけではないけれど、どう言う形でDynabookが再生するのか、楽しみでも有り不安でも有り...

これでいいのか

ざっと見回したところ、毎日新聞のサイトだけが取り上げている、岡山理科大学獣医学部の入試倍率の記事。その記事を引用して、その毎日新聞社の公式アカウントの一つが「これでいいのか」と不満たらたらとも思えるツイートをしている。

一般的に「これでいいのか」といえば、それに続いて「いいや、良くない」という意味が含まれていると考えるのが常。詰まり、この担当者は獣医学部が受験をすること、あるいは学校として成立することに対して何らかの不満を感じている、と言う事になります。さらに、その記事を掲載している新聞社の公式アカウントがいっているわけだから、その新聞記事自体の目的も、実は単に話題になった大学学部の受験状況を知らせるという意味だけでなく、問題のある学部がこんなに大きな顔をして大手を振って受験生を迎えて良いのか、といっているようにも聞こえる。

この毎日新聞にしても、最初のこの話題を取り上げた朝日新聞にしても、結局は「疑惑だ」といいながらも、その証拠は何も提示できていないわけで、彼らが証拠といっていることは、「そういう風にいっているだけ」か、疑惑の前川氏の発言だけ。その前川氏の発言にしても「そう思いますよ」的な自分に降りかからないような曖昧な言い方しかしていないわけで、それ自体は誰が言っても同じような物で、証拠能力があるとは決して言えない物ばかり。大体、1年前には文科省の天下り責任で散々叩いていた側の人間が、それから半年もしたら「正義の味方」みたいな持ち上げ方をしていて、これらメディアにはメディアとしての矜持なり意識なりは無いんだなと再認識できたことが最大の利益かもしれない。

で、このツイートに対しては、是非バカボンのパパに搭乗していただき、「これでいいのだ」と太字で返して欲しいですよね(笑)。しかし、加計学園は本当にこれらのメディアとか旧民進党の一派等に対して、名誉毀損なり偽計業務妨害なりの損害賠償などの裁判を起こした方が良いんじゃ無いのか。仮に手続きをするとしても、大学受験や新学部のスタートを切って落ち着いてからだろうけど。多分メディアは、受験日当日に押しかけたり、入学式で新入学生を取り上げたり、あるいは学部内部の些細なことを針小棒大に取り上げたり、これからも続けるんだろうから、それなりにちゃんとお灸を据えておかないと、どんどん一部のメディアや団体は過激化していくだけのような気がする。

リスク回避

成田発、上海浦東空港行きのJetStar 35便(GK35)が、上海浦東空港の大雪のため出発が翌日に遅延。夜遅く22:00台のフライトだったため、空港泊を余儀なくされた乗客が、そのうちにクレームをするようになり、それが拡大して逮捕者まで出たトラブル。170名程の乗客の殆どが中国人乗客で、日本人乗客は5名程いたらしいけれど、日本人は優遇されて中国人は蔑ろにされたとか説明がなかったとか、いろいろ報道されています。これらを見る限りでは、欠航でフラストレーションが溜まった乗客に航空会社の拙い対応が拍車をかけたような印象ですが、一方でこういうニュースもあります。こちらの内容が正しいとすれば、航空会社としては必要な対応はしているし、本来なら制限区域から出るべきと思うのだけれど(成田は24時間空港ではないから)、そこに残るという事は自己責任。売店なども少ないT3ターミナルだから、中にいても何も出来ないんじゃないだろうか。

今朝のニュースで、このトラブルを扱っていましたが、そのナレーションでは乗客側の言い分を紹介すると共に、航空会社側の対応についても説明していて、そういう意味では公平な内容になっていたと思います。正直、航空機のトラブルは毎日あちこちで発生するもので、私も欠航や遅延には何度も遭遇しています。先ずは、そこで騒いでも何も変わらない訳で、一番にするべきは現状把握。ホテルの振り替えや翌日のフライトの確約など、先ずはそれを確認して、その後ホテルに移動するなり自分で宿を探すなり対策をしないと、例えば空港近場のホテルは直ぐに埋まるし、航空会社が手配した場合でも先に移動しないとチェックインだけで2時間3時間掛かることも。有る程度、飛行機での旅行になれていて、それなりに経験していればそういう対応も可能だろうけど、多分今回の乗客は殆どが初めての海外旅行だっただろうし、さらには色々制限があるLCCということで対応に不満が生まれることは想像出来ます。それに、LCCとはいえJAL系のJetStar Japanだから、LCCとはいえ対応はそれなりだったとも想像出来るし、言い方は悪いけれど「言えば通る」という気持ちが強い中国人気質が騒ぎを大きくした気がしますね。

結局は警察が出動する騒ぎになったけれど、こう言う場合は厳正に処罰しないとまたに多様な騒ぎが生まれるもの。以前も、新千歳で同じような騒ぎがあったけれど、日本なら我が儘が通ると思われたらますます広がるだろうし、それで他のフライトの乗客なり空港がトラブルになって影響されては、こちらが溜まらない。単に、この航空会社と乗客の間の問題ではなく、全体の問題になりうる可能性があることを認識しないと。勿論、暴力で押さえつけろという気は無くて、先ず天候による欠航遅延は仕方が無いことだから、そういう場合の手順をもう一度確認して、制限エリア外にまとめるとかマニュアルの見直しは必要でしょう。あと、フルキャリアーの対応の場合でも、乗客はトラブルであたふたしているしなかなか空港内のアナウンスも聞きづらい。だから、折角「何々してください。何何します。」とGSが説明していても耳に入らず、それ故に「説明がなかった」とか「対応がなかった」という理解をする乗客もいます。ただ、LCCという性格上、そういう対応にも限界があるだろうし、そこは天候調査をした時点で拙そうと言う事は分かるだろうから、早めに告知するとか、無用のトラブルを生まない対策も必要でしょう。そのあたりは、JetStar Japan側の宿題なのかも。

有る程度経験を積まないとなかなか難しいかもしれないけれど、今回の飛行機トラブルでも最近の積雪による電車の遅延等でも、やはり有る程度の覚悟というか予想は必要ですよね。それによって、リスクが大きくなりそうなときにはリスク回避の対策なり準備は心づもりだけでもしておかないと。さらに、とは言っても何かあったときに集団で結束して騒ぎが大きくなるから、中国人とか韓国人の集団が搭乗する路線や航空会社は回避する、というのが自分なりの経験則からの副次的リスク回避策です(笑)。

2018年1月30日

Guam便減便

数日前から出ていた話ですが、UAが仙台-グアム便を運休し、それ以外の路線でも減便や機材の小型化を進めるという記事。自分は成田便以外は殆ど利用することは無いので、余り影響は無いのだけれど、その成田便もB777の機材をB738にするという事で、ビジネスクラスのチケットが取りにくくなる予感が。

グアムは、時差も1時間で、フライト時間も3~4時間と近いし、それでいてこじんまりと南国気分が味わえる、結構好きな訪問先。それに、UA MP 1K達成のために必要な「UAの運航便4区画利用」という条件を満たすためにも、NRT-GUMのフライトは貴重。なんせ、アジア路線からUAは撤退しているから、仮にグアム便が無くなると、NRT-HNLを利用するか、US本土に飛んで国内線巡りをしないといけなくなるし。

米軍需要もあるから、NRT-GUM便が無くなることは無いと思うけれど、減便運休の理由が北朝鮮情勢という事は、その米軍需要にも影響する可能性が高いわけで、なかなか難しい話になりそう。今のうちに、行っておこうかなと思案中です。

予定競合

4月以降の予定が段々確定してきて、夏休み前までのフライト予定やら色々スケジュールに入れ始めたんですが、一部競合が発生しそう。既に発券したフライトを、場合によってはキャンセルしないと行けないかもしれない orz 予約変更出来ないレートなのでキャンセルするしかないのですが、その違約金も痛いけれど、折角会社の特別休暇日と組み合わせて予定を立てたのに、それが無駄になるのが一番悔しい。何で今年だけ、例年のパターンで試合日程が組まれないのだろうか... きっと、巨人がBクラスに転落して、試合パターンが例年と事なり、それで東京ドームの使用可能日が変わったからなんだろうけど、かなり悔しい...

まだ公式発表された訳ではないので、今後変わる可能性もあるけれど、それまではこれ以上予定を入れられなくて困るなぁ... まぁ、自分がせっかちな性格で早く早くと予定を入れたがるのが悪いんですが、ちょっと今回の予定競合は痛い気がします。うーん、4月以降のスケジュールをもう一度見直さないといけないわけで、ちょっと厳しいなぁ...

評価の違い

朝日新聞に掲載された送電線の利用率が2割という記事。この発表をした兄弟の安田陽特任教授や掲載した朝日新聞に対して、その評価はおかしいのではないかという批判が出ているけれど、こちらの池田信夫氏の話が間りゃんにまとめられている話かなと言う気がします。私は強電関係は詳しくないけれど、一般論として万一の場合を想定して安全率はそれなりに高めに設定するだろうから、池田氏が言うように二重化されているので利用率が50%を超えることはない、と言う話は、概略的には正しい気がします。安全係数が2倍というのは、まぁ落としどころだろうし。

難しいのは、送電回路は単純にAからBへ直接送電するような話ではなく、色々な経路を経由して目的地に届く物で有り、さらにそこには別の経路が複雑に絡み合ったりしている物で、単純に「この場所が何%だから安全」とか言える話でも無いと思うんですよね。さらに、池田氏の記事にも後半書かれているけれど、まず消費電力が変化するわけだから、有る瞬間で間に合っても、次の習慣にピークが来るかもしれない。さらに、それとは非同期で発電側も変動しながら送電網に電気を送り込んでくるわけで、その変動も考えないといけない。仮に送電側だけ考えて、再生可能エネルギーの最大値を前提に送電利用率を考えたら、再生エネルギーの常の発電量はそれを下回るだろうし、そういう意味でも有る程度の余力を考えておかないといけない。

さらに感じるのは、利用率という言い方をしているけれど、実際には全体で何KWh容量があって、そこに再生可能エネルギーが何KWh見込まれるけれど、空き容量は何KWh残っているのかという実際値で話をしないと行けない気がするんですけどね。割合で言うから、逆に分かりにくい話になっているような気がするんですけどね。

ここでも何回か書いているけれど、今私の電気利用料金は月で1万円弱くらいだけれど、再生エネルギーの賦課金は1000円を超えています。再生エネルギーを利用することに異論は無いけれど、それならば健康食品とかLohasとかという、付加価値分価格上乗せされても文句言わないように、再生エネルギー利用者はその分をちゃんと払って欲しいと思いますね。いずれにしても、消費予想が難しいから出力側(=発電側)は安定して勝つ管理しやすい物をと言う事で、原子力に火力発電を組み合わせて調整してきた物が、そこに先ず割合は少ないとは言え天候次第条件次第で発電量がリアルタイムに大きく変動する再生可能エネルギーを組み合わせることは、さらに変数が増える難しい作業を強いられるわけで、それならばこれまで以上に安全係数しても不思議は無いのだけれど。この安田先生という方がどういう人かは分からないけれど、単に実績値だけで割合を出して批評している気がする。それをそのまま掲載しているメディアも同罪だよなぁ。そういう意味で、自分達がちゃんと理解していない内容のものを掲載してしまうのというのは、SNS等で身勝手なことを書き散らしている困ったちゃんと同じく何が違うのかよく分からない存在と言っても良いのでは。ますますレガシーメディアが沈降していく象徴の一つなんだろうな。

2018年1月29日

仮想通貨狂想曲

CoincheckのNEM流出問題。個人的には「仮想通貨って何、美味しいの?」レベルなので、自ら購入しようとも思わないし、仕組みを理解しているわけではないけれど、直感的に感じているのは「仮想-通貨」と言いながらも、実際には「仮想」世界の話ではなく現実の「現金」と連動した、「通貨」というよりは「投機商品」みたいな物、と言うのが今回から受けた印象。さらに不勉強ながらビックリしたのが、「仮想通貨」と言えばイコールBitCoinの事だと思っていたら、今は何種類もあるんですってね。それって、良いのか? でも「仮想」なんだから、幾らでも作る(マイニングというのか?)事は可能でも有るんでしょうしね。うーん、よく分からない。

以前も一寸書いた記憶があるんですが、今の「何何ポイント」が、そのまま色々な物の売買に利用出来て、そのポイント岳で生活できるようになったら、それが本当の意味ので「仮想通貨」になるんじゃないだろうか。例えば、極端な話Amazonが独自の通貨を導入して、基本的には1ポイント=1円(=1セントか)と設定してポイントに振り返ることが可能だけれど、例えばAmacon何か販売したら利益がポイントで支払われるとか、そういう仕組みが出始めたら一つの経済圏として成立して、現金とは無縁の世界が生まれるわけで、そうなると今の仮想通貨よりも違った経済圏が出来るかも。日本だったら、まさに楽天がそういう方向に進もうとしているんじゃないのか?

勿論現金でも、例えばFXみたいな投機的方法も有るけれど、あれってその時に交換される為替のレートが肝なわけで、それを作るのはそれぞれの国の経済状況とか政治状況など複雑な要素が絡んでいるわけで、そういう「重み付け」が無い今の仮想通貨というのは、BitCoinがまさにそうだったけれど、一寸パラメーターが動くと凄く反応してしまうわけで、投機対象としては面白いかもしれないけれど、経済活動の基盤としては怖くて使用出来ない。だから、今報道される話やいろいろなTLに流れてくる情報を見聞きしても、どうしても「仮想通貨」という響きがしっくりこなくて「仮想投機」の方が良いんじゃ無い、と言う感想しかない。

今回の騒動を見て、凄く無責任だけれど思ったことは、仮想通貨なんだから、それぞれの通貨に固有識別番号ぐらい振っておいて、不正取引された物は全て無効化すれば良いじゃん、と言う事。さらに、不正が発覚した時点まで取引を巻き戻して、そこからリスタートすれば良いじゃん、と思ったのだけれど。勿論、それがコンピューター内のデータとしても膨大な物になることは承知しているけれど、でも本当に安全安心な仮想通貨を考えるなら、最低でもその程度はするべきじゃ無いの。勿論、今回Coincheck側のセキュリティ対策の不十分さが指摘されているけれど、それらは十分に対策した植えで、さらにはデータと言う形式での通貨であるなら、お札に番号が印刷されているように、取引されたデータにもその程度の物は付けるべきじゃ無いのというのが、仮想通貨素人以前の感想ですね。それが出来るようになったら、個人的に参加してみてもいいかも(笑)。

XFL復活?

数日前に突然発表された、米国の新しいフットボールリーグ「XFL」の発表。"XFL"と言えば、2001年に米国プロレス団体のWWEとNBCが設立してシーズンをスタートさせたけれど、僅か一年で消滅したプロリーグ。当時は、こう言う新興リーグが幾つか誕生しては消えていき、色々理由はあるけれど、やはり試合内容試合品質の低さが最大の理由なんだろうか。NFLオフシーズンの春に行うというのは良いアイデアだと思うけれど、NFLはオフシーズンだし、カレッジ選手も卒業を控えて参加出来ないし、結局は前年シーズンにNFLにも行けずに、ヨーロッパ等でプレーした選手がトップクラス位のリーグですから、よほど地元愛フランチャイズ愛が無ければ盛り上がらないだろうなぁ。

ただ前回の失敗を研究してか、まずは2年間の準備期間をおいて、新リーグスタートは2020年春から。リーグは8チームで構成して、全てリーグが管理する。リーグ戦は10週間行い、4チームがプレーオフに進出して準決勝、決勝を行うという組み立てらしい。詳細は不明だけれど、多分8チームを二つのカンファレンスに分けて、4チームでHome/Awayで6試合を行い、インターカンファレンスで相手カンファレンスの4チームとHome/Awayを半分半分で10試合やるんでしょうね。で、各カンファレンスの上位2チームが決勝トーナメント進出となるんだろうなぁ。

ここでふと思いだしたのが、一寸毛色は違うけれどやはり春にシーズンを行っている(いた?)Arena Football(AF)はどうなったんだろうかという事。実はAFが始まって直ぐくらいに、たまたまアメリカ出張中にホテルのテレビで発見して「何じゃこりゃぁ」とビックリしつつ、結構個人的にははまったもの。その後紆余曲折が有り、今回Wikiを見てみたら、やはり一度破綻して、今は以前はAF2と呼ばれていた2部リーグがArena Footballとなり、5チームで活動しているらしい。ちょっと残念ですが、スポーツのシーズン制がほぼ完璧に浸透しているアメリカでは、なかなかそれを崩すのは、さらにはメジャースポーツに割り込んで行くのは大変なんでしょうね。

旧XFLでは、今XリーグのIBMでヘッドコーチをしている山田晋三氏がプレーしたことがあるけれど、今回の新XFLでも日本人プレーヤー誕生の機会は生まれるんだろうか。レベル的には、日本のトッププレーヤーならそんなに遜色ないと思うけれど、そこまでのパスが生まれるかどうかですよね。で、リーグのレベルは別にしても、そういう本場の環境で揉まれると、本当にNFLで活躍できる選手も生まれるかもしれない。以前はNFLE (NFL Europe)が有って、日本人選手も活躍してNFLのキャンプに参加する選手も出たけれど、とっかかりとしてはそう言う機会がこれからも必要だと思うなあ。そういう意味で、新XFLには期待したいけれど、先ずは本場アメリカ人がどの程度受け入れるのか、そこが問題だなぁ。以前の反省から、ファミリー層をターゲットにして居るみたいだけれど、ゲーム会社と組んで行くのが、今の時代としては正攻法じゃ無いだろうか。Madden見たいな本格的な感じではなく、一寸ファンシーな感じのゲームなんてどうだろうか。そこから盛り上がるかも。そう言えば、新興フットボールリーグのチームユニフォームって、やたらと派手だった記憶があるけれど、最近のNFLのユニフォームを見ていると、余り違いが無くなってきたような。となると、ユニフォームで目立つことすら出来なくなってきたわけで、なかなか新参者には厳しい試練になりそう。

2018年1月28日

リソースとメディアの違い

昨日の共同通信社の問題、擁護する側では、事実が明らかになったら修正していくのはこれまでもやっているし当然のこと、見たいな話が出ているけれど、それって「古い紙媒体での話」でしょ。例えば新聞の場合、物理的に印刷することと配送することが必要だから、印刷所から遠い地域には早く印刷して配送しないといけないし、逆に近い場所にはぎりぎりまで印刷を待つことが可能。だから同じ新聞社の同じ日の新聞紙面であっても、地域によって内容が異なることはこれまでも知られている話。ただ、その場合は同じ日の新聞であっても「第何版」という言い方で履歴が残るわけで、そういう意味では変更の管理が有る程度分かる物。ただ、最初に印刷した版で間違いがあった場合には、最終版迄に修正・訂正して印刷すれば「セーフ」という事も有るらしい。逆に特ダネを入れる場合には、最初の版に入れて他者に抜かれないように、最後の方に突っ込む場合も有るらしい。いずれにしても、記録として残るのは最終版なので、その内容というのがその日のその新聞社の「正式記録」になると言える。

その乗りで今回の記事書き換えをしたとしたら、それは彼らの理解の中では「これまで通り」なのかもしれないけれど、リソース(媒体)が異なることをもっと認識しないと。同じURLで別の内容に書き換えたことを「修正」というのであれば、それならば以前の新聞発行の場でも、既に配布された版の地域にも最新版を届けていたのか、と聞いてみたい。それならば、今回の行為も正当化されて良いと思うけれど、そんなことはしていないし出来ない訳で、そこに彼らの理解の甘さ間違いが有る気がします。

これまでの新聞の場合でも、最初の版を配達された人と最終版を読む人出はないように違いがあるわけで、場合によっては真逆なことが書かれているかもしれない。ただ、そういう差分は別のメディア、例えばテレビのニュース番組であるとかが迅速性で補完できるだろうし、だからこそ新聞社と放送局が一体運営されている、とも言えます。でも、彼らは認識しているのかしていないのか不明だけれど、今の時代はネットの時代で有り、様々な分野の様々な所属の人が様々な理解や認識に批評を自由に配布できる時代。そこに旧来の物理的制約の大きい「新聞の論理」を持ち込んでも、それはお門違いな話なわけで、当然彼らが正されるのは当然だと思いますね。

レガシーメディアの組織が、色々な人材を抱えていて、その中には素質ある人能力ある人も多いとは思うけれど、結局は目立つ人が全ての様な様子になってしまった。以前のように、ネットが無くて新聞だけなら当然記事の内容で評価されて購買契約にも繋がっていったと思うけれど、今のようにそれ以外の情報入手方法が存在していると、内容だけではなく「見た目」で飛びつく人も多いわけで、それって言ってみれば性能だけでは売れない商品がデザインや見た目に拘るようになるのと一緒。となると、あの新聞のあの人とかこっちの新聞のあの人見たいな「名物記者」みたいな存在が大事になるんだろうなぁ。何か、これまで業績不振で倒産したり廃業していった数々の企業の後追いをしているような印象しか感じなくなってきた...

湧き上がる衝動

日本卓球男子の新星・張本智和選手の決め言葉「チョレイ!」に関してのコラム。このコラムを読んで最初に思い出すのは、フットボールでのTDセレブレーション。TDを得た選手が、ボールをグランドに叩きつけたり、派手なダンス等をしたりする行為で、以前は反則(Unsportsmanlike Conduct)だったけれど、今年からだったかその適用が緩やかになり、相当長い時間だったりしなければ、かなりの範囲で許されることに。ただ、それに悪乗りしているような感じの場面も見られるのは確かで、そのあたりはもう一寸考えろよと言いたい気持ちも。

個人的には、やはり試合の行方を決めるTDを獲得した瞬間には、体の中から湧き上がる物があるわけで、さらにそれがスリリングなプレー、厚いディフェンスの壁を破ってのダイブとか、DBとの競り合いでつかみ取ったTDパスとか、そういうプレーで得たTDはやはり格別なわけで、その時に無意識に雄叫びが出たり、大きなモーションをしてみたいというかしてしまう衝動が生まれるのは自然なことだと思う。いろいろなスポーツで「ガッツポーズ」と言われる物が多々あるけれど、あれの一種と言って良いんじゃ無いだろうか。で、水谷選手の「チョレイ!」もその一つだと思うし、卓球界で彼だけがやっているならまだしも、他の選手も大なり小なり同様の行為をしているわけで、それ程目くじら立てる必要は内容に思うんですけどね。14歳という若狭で世界で活躍して目立つために、日本人的な「謙虚さ、慎ましさ」を要求しての批判なのかもしれないけれど。

卓球の速いテンポでのラリーとか、フットボールでの紙一重のプレーとか、ああいう一瞬の勝負というのは頭で考えて体を動かすのではなく、目からの情報が直接筋肉に語りかけてプレーされているような気がするんですよね。勿論、実際には視覚情報が脳の運動部分に入り、そこで蓄積された動作パターンが間髪入れずに筋肉に指令されて動くんだろうけど、多分神経回路として最適化された回路が瞬間に選択されるんじゃ無いかと思う。で、優秀な選手は、そういうパターンの蓄積と回路の蓄積が豊富にあるんだろうなと。だから、陸上競技でも、短距離とか跳躍競技なんかはそれに近い物があるけれど、長距離などは駆け引きという頭で考えてのプレーが必要ですしね。

張本選手や多くの選手の場合、好プレーをした反動でその気持ちが一気に外に噴出されて「チョレイ!」とかいう言葉になるんだろうけど、一方で興奮すればするほどその噴出を内側にする場合も有るわけで、そういう人は外からの見た目は静かな行為と移るかもしれないけれど、本人的には心の中で「チョレイ!」と叫んでいるかもしれない。それは、言い悪いの問題ではなく、言ってみれば自分の感情コントロールの方法でしか無いと思うんですよね。高ぶった気持ちを、一回放出させて冷静になると共に、しかしその成功体験は維持したい見たいな、そういう行為を一つにまとめたのがあの「チョレイ!」やTDセレブーションではないかと。だから、水谷選手が仮にチョレイと叫びながら何かパフォーマンスをしたり、TDセレブレーションで、本人以外の選手も巻き込んでボウリングのマネをしたりゴルフの真似をしたりしたら、それは感情の発露とは違う物で注意されるべき物だと思う。そういう感情のコントロールを出来るようになったら、日本のスポーツ選手の成績はまだまだ伸びる気がします。

2018年1月27日

しらを切るメディア

京都大学のiPS細胞研究所で発覚した不正論文問題で、所長の山中氏がその不正論文が投稿された科学誌の創刊に深く関係していて、山中氏自身への疑惑を報じた共同通信社の配信が、実は問題無いことを問題のあるように伝える「虚偽報道、捏造報道」と一斉に批判され、あろうことかURLはそのままに内容やタイトルを何の前触れも説明も無く書き換え、さらに炎上している問題。この科学誌というのは、もともと山中伸弥氏がノーベル賞を受賞したことを記念に創刊されたものという事で、それならばどう言う形かは別にして創刊に関わっていることは不思議ではない。今回の不正論文問題にしても、山中氏が共著者でもなく、全く関係無い話。逆に、組織として不正を見つけて検証しちゃんと公開して謝罪しているわけで、一般の会社で言えば社員の不祥事を社長自らが公に謝罪したようなもので、そこに何らせめられる理由は無いはずなんだけど、何でもかんでもスキャンダルにしたいのか、共同通信社の配信記事はそれが意図的であれば捏造・虚偽であるし、そうでは無く記者の知識不足経験不足が理由であれば、余りに資質不足で通信社として「恥」とも言えるもの。

さらに酷いのが、情報を配信する会社なのに、何の断りもなく最初から無かったような行為をしていることで、それって仮に記事の内容が問題の無いものであっても「虚偽配信」と言っても良いんじゃ無いのか。実際、共同通信社のサイト記事は差し替えられていて、今では問題の無いような内容になっているけれど、最初の記事を受信した地方の新聞社などはその内容で紙面を作成して発行しているから、これではまるで地方紙が悪いようにも見られる。これに対して問い合わせたところ返事は
「新たな要素を加えて記事を差し替えました。編集上、必要と判断しました。その他についてはお答えは控えさせていただきます」
と、けんもほろろと言うかしらを切るというか。「新たな要素を加えて」って言っても、最後にちょろっと最初の記事の内容が残されているけれど、内容的には全く異なる話で「加えて」っていうのは完全にアリバイ工作。さらには、そういう事態になった説明もないわけで、共同通信社の「説明責任」の「せ」の字も感じられない内容。

今、世の中的には「IoT (Internet of Things)」が言われていて、身の回りのデバイスがインターネットに接続して色々なサービスが便利に利用出来るようになってきています。で、個人的にはさらに進んだ「IoM(Internet of Matter)」の時代というものを考えるべきだと思っていて、それはそういうデバイスだけで無く、例えばクラウド無いのObjectやこう言う記事のようなArticleのような「データセット」もネットに接続し、今のようにデータをコピーして使用するのではなく、その元データをソースにして、そこに自分の加工内容をオーバーレイしていくような世界が必要だろうと思っています。仮に元データを実際に加工して別の成果物にするなら、新たにアドレスを振り直して識別できるようにする。これによって、情報が一元化されるしデータの効率的な利用も出来るはずで、さらには信頼性も上がるはず。まだまだ空想の範囲を超えないけれど、情報社会としてはそういう方向に進むと思うと、今回の様な行為というのはレガシーメディアの衰退を象徴するものだし、このメディアとしての存在意義を否定した行為とも言えるんじゃないだろうか。

雪で遅延

久しぶりに「金曜日の新幹線シリーズ」。今週は、週初めに大雪の天候となり都内も混乱しましたが、その後も日本海側とか名古屋地区では雪の天候が続き、金曜日の前日木曜日の夜から「明日は、米原あたりが危なそうだなぁ」という予感はしていました。それでもいつも通りに自宅を出て駅に向かうと、名古屋地区の雪で徐行運転をしており、朝から上りの新幹線が10~20分遅れているらしい。私が駅に到着したのは07:30頃でしたが、07:19発の東京行きがまだホームに停車して、後続ののぞみ号等の通過待ちをしている状態。その7:19発の上りひかり号が浜松駅を出発したのは15分遅れくらいだったかな。この時は10~15分遅れくらいで、上りは運行していたみたい。

一方で下りの新幹線は定刻通りに到着・発車して居るみたいで、これは多分まだ東京駅や操車場に入っている車両が出発指定からだと思うんですよね。この後は、新大阪方面から東京駅に到着した車両が折り返して下り車両になるので、徐々に遅延していくんでしょうね。

で、自分が乗車する予定の07:51発のひかり504号は、07:50分頃にアナウンスが有りこの時点で20分遅れとの事。しかし、次にアナウンスが入ると25分になり30分になりと段々と遅延が大きくなります。実は、このひかり号の前にこだま号が一本有るんですが、こちらは10分遅れくらいで出発。多分、各駅停車で途中調整が利くからなんだろうけど、東京駅にはその後のひかり号よりも先に到着すると言う事なので、どうもひかり号利用予定の人が多く流れたようです。で、JR Cyberstationでは、車両毎に今どこ(駅間)を走っているか分かるんですが、08:30過ぎにそれまでの「三河安城-豊橋間走行中」が「豊橋-浜松間走行中」に変わったところでホームに向かいました。

ホーム上はいつも以上に乗車待ちの人で一杯。特に自由席車両の1~5号車付近は、年末年始の帰省ラッシュ時位の様子。「こりゃ、車内も混雑しているだろうなぁ」と思いつつ、やっと08:40頃にひかり号が入線してきました。車内に入ると、指定席車両だからか思いのほか空いています。私の横も空席。でも「まぁ、静岡でどっと乗車してくるんだろう」と覚悟をしていました。静岡駅に到着すると、どっと人が降りてどっと人が乗り込んできたんですが、幸いなことに私の横の席は空席のまま。冬の移動は、カバンだけでなくアウターも有り、さらにこの日は朝から氷点下の冷え込みだったので重装備で来たので助かりました。結局新横浜には、50分遅れくらいで到着。朝一のミーティングには間に合いそうもなかったので車内から「遅れる」とメールをしておきましたが、後でもっと遅く行ってサボれば良かったかなと(マテ)。

帰りの新幹線もこの遅れが続くことを予想して、いつもよりも1時間速い列車をバックアップで押さえておきました。夕方会社で下りの運航状況を確認したときには、下りの東京-名古屋間は定刻通りという表示でしたが、いゃいゃそんなことはないだろうと、いつもより1時間早いひかり号に乗るために少し早めに退社。で、新横浜駅に到着すると5分遅れくらいで下りも運航していました。まぁ、5分位ならそんなに影響なかったけれど、困ったのはホームの寒さ。一層冷え込みが厳しくなったようで、まさに「骨身に染みる寒さ」。遅れてなかなか到着しない新幹線を待つのが一番辛かったかも。

自分は、それでも一週間に一度の通勤だからまだ良いけれど、今週の大雪の中毎日通勤する人は大変だっただろうなぁ。お疲れ様でした。

2018年1月26日

成田空港改修

成田空港の一タミ、二タミを7月から改修が始まるという記事。「おぉ、一タミが綺麗になるのか」と思ったら、一タミの北側の改修なんですね。スタアラが集まって居る南ウイング側は、結構綺麗になっていたからなぁ。

記事に寄れば、一タミ北ウイングは1999年以来の改修だし、二タミの制限エリアは1992年の供用開始以来の改修という事で、かなり老朽化しているんですね。私も、時々成田利用するときで時間が一寸有るときには北ウイング側に出たことがありますが、正直「暗い」。成田開港当初は、今の一タミ北ウイングしかなかったので、何度か利用したことがあるけれど、南ウイングが出来て、そちらにANAを初めとしたスタアラ組が集約されてからは、同じ一タミでも殆ど観ることはありませんでした。

でも、北ウイングのメインキャリアであるデルタは、羽田移行か、中国シフトをしている最中で、北ウイングを改修してもメリットがあるんだろうか。まぁ、それでつなぎ止めるという話もあるんだろうけど、喜ぶのは大韓航空だけかも(待て)。

ちょっと意外だったのは、二タミの改修が1992年以来ということ。よくJALが我慢していたなと言う気もしないでもない。一度破綻しなければ、もっと早く改修したのかもしれませんが。二タミとしては、サテライトが出来て以来の大改修なんだろうなぁ。実は、二タミは利用したことは勿論、見学に行ったことも無いので、一度くらいは見てみたいと思っているのだけれど(笑)。

成田は、計画されているC滑走路が出来ると、ますますゲート不足も進むだろうし、さらなるターミナル拡張が必要になるだろうけど、そんな余地はあるんだろうか。残されているのは、一タミの5サテ当たりを二タミ方向に拡張するくらいだと思うけれど。そう言えば、沖止めエリアに搭乗専用のターミナルを作る話があったけれど、出来ればサテライトを増設して利便性を進めて欲しいなぁ。元々の横風用滑走路の用地を利用して、一タミサテライトを作ってくれないだろうか。で、地下に高速の動く道か地上にモノレールでも設置して。二タミみたいな感じのターミナルが出来れば良いのだけれど。幾ら機内に出入りするときはボーディングブリッジを使うと言っても、バス移動だと大変そうだしなぁ。

2020年から改修されたターミナルの供用開始となるようですが、一寸楽しみかも。使うかどうかは不明ですが(笑)。

TouchPadとの共存

暫く前に交替したThinkPad T470s。使い始めて暫くしてから、実はこれまで一度も使ったことの無いTouchPadを使い始めてみました。パソコンを使い始めたのは、もう30年近く前からですが、当時はポインティングデバイスはマウス。その後、ThinkPadが登場して「TrackPoint」が生まれ、以後仕事で使うのがThinkPad系だったことも有り、ポインティングデバイスは、TrrackPoint一本の生活に。で、今ではTrackPoint以外のデバイス、マウスとかTouchPadは使えない体になってしまいました。昔は、TrackPointはTrackPointだけ、TouchPadはTouchPadだけのモデルとかも有ったんですが、何時の頃からかTrackPointとTouchPadが共存する今のようなデザインになり、新しいシステムが届くと先ず最初にする作業が「TouchPadを殺すこと」(笑)。だって、両手をホームポジションの位置に置くと、親指とかの付け根の掌がTouchPadにあたり、ポインターがウロウロして不便なんですよね。

初期のシステムだと、TouchPadは単に位置指定するだけのものでしたが、その後色々と改善されてポインターを動かす以外にもいろいろな機能が利用出来るようになったんですが、機能満載になっただけにさらに覚えきれなくて使い切れない状態に。結局ずっと、使わないで30年近く来ました。

で、Windows7の頃からか、TrackPointのドライバーがOSのIn-boxとなり、その為かどうも使い勝手が悪くなってきました。一番困ったのは、私は感度を敏感な状態にして軽い操作でポインターを動かして使う派何ですが、それがin-boxになったら出来なくなって、凄くストレスが溜まることに。ポインターを左右上下に大きく一気に動かしたりとか、センターボタンを押しながら画面をずっとスクロールする時等は、疲れてしまう。何か良いアイデアが無いかなと思っていたら、そういう動作はTouchPadの方が楽かなと閃いたので、今回試してみました。

最初は慣れない操作方法でイライラすることもありましたが、30分位色々試してみると、操作方法も自然と覚えてある意味使いやすい感じに。文字入力など、キーボード上に両手をホームポジションにおいて入力作業をしながらカーソルを動かすようなときには、これまで通りTrackPointが一番便利で使いやすいのですが、入力操作など無く、ブラウザーを複数開いて閲覧したりするような場合には、TouchPadの方が手の位置も自由だしある意味使いやすい。と言う事で、ここ最近は両方のデバイスを併用しているというか、TPOで使い分ける様な形で利用しています。

デバイスだけで無く、アプリケーションなんかでも、便利そうなんだけれどそれまでのアプリでそんなに困っていなければ、なかなか乗り換える事って難しい。一番困るのは、そのアプリがバージョンアップして、以前の操作性が無くなり新しい操作性に強制的に移行させられるような、何とかOffice見たいな場合で(これ)、そのあたりどの様に移行して貰うかという観点をもう少し考えた方が良いんじゃ無いかと自戒も込めて感じましたね。まぁ、百聞は一見に如かず、と言う事ですね。

無料Wi-Fi@東海道新幹線

JR東海が、東海道新幹線のN700A系全車両に無料Wi-Fiを導入するというニュース。現在も、新幹線でWi-Fi利用は可能だけれど、特定のプロバイダー契約が必要だし、ネットワークもLCX(漏洩同軸ケーブル)を使用したもので安定性スピード共に「使える」と言うにはほど遠いもの。

私もサービス開始当初は快適に利用していましたが、そのうちにユーザーが増えたからか接続は切れるし、スピードは遅いしで、程なくして手持ちのdocomoやiPhone6でテザリングをして接続しています。その場合でも、山間地域を通過したりトンネル通過の時には接続が切れたりしますが、LCXよりも遥かにまし。使用データ量も、月に4~5回程度ですから、1GBを超えるかどうか位で問題無し。今回は、その携帯電話の接続を利用したもので、プロバイダーとの契約も不要と言う事で、かなりユーザーが増えそう。

記事の最後にも書かれていますが、現在品川など一部液で提供している「JR-Central FREE Wi-Fi」を新幹線全駅や一部の駅でもサービス開始するという事で、これはこれで利便性アップ。但し、そのJR東海のフリーWi-Fiは、最初に接続するときに何度も「同意」画面を通過する必要があるのが面倒なんですよね。一度登録したら、せめて半年くらいは自動的に接続出来るようにして欲しい。

飛行機でもWi-Fiが利用出来るのは当たり前、無料で利用出来るのが当たり前の時代、電車やバス等でも同様に利用出来るようになるのも普通。それだけ繋がっている時間が当たり前になると、今とは違うサービスも誕生してくるはずで、それはそれで大きな楽しみ。ただ、今のLTEは勿論、数年後に搭乗する5Gとかの時代になると、わざわざWi-Fiを利用しなくても、実はスピードや接続性に関してはWWANで十分なんですね。ネックはデータ量と料金。新幹線の次の過大は、シートパワーかな。AC100Vでなくて、Powered USBが各シートに一つでもあれば、かなり違うんじゃないだろうか。でも、その時にはシート全交換になるからなぁ。

今NTT-SPOTのWi-Fi契約を二つ持っていて、一つはパソコン用、もう一つはiPhone6用に利用していますが、iPhone6用は解約しても良いかも。春からサービスが始まったら、そのあたりの精査してみないと。


2018年1月25日

HND-ORD-MCO/-ORD/-NRT (1) - 夏の旅行

UAの特典マイルがかなりまだ残っているので、何とかそれを上手く消費して旅行したいと毎年思っています。でも、なかなか特典チケットを入手しても昨年のように都合で利用することが出来ず、UA MPの特典マイルは微増状態。もう一つ特典チケットを利用しづらいのは、このチケットでのフライトではPQM獲得も出来ないこと。当然と言えば当然ですが、有償フライトであれば2万から3万PQM近く獲得出来るわけで、それならば同じ一回の旅行ならば有償フライトを選択したい。でも、最近は数年前と比べてチケット代も上がっているし、大体何故か空席も取りづらくなっているような気がしていて、予約を探すだけでも大変。一方で、特典チケットだと、UAのサイトから検索すると、UAよりもANAの国際線のほうが取りやすくて、裏技的にUAからANAのフライトをこれまでも利用しています。特典チケットでのフライトは、例年ご褒美的に年末のクリスマスシーズンのフライトで利用していましたが、今回はちょっと趣を変えて夏の旅行の時に利用してみることに。実は、特典チケットで発券しても、オプションでマイル購入することが出来、その場合有償チケットよりも割安でPQM購入出来る事が多いんですよね。この特典マイル/PQM購入のレートは、何かのタイミングでぐっと上がったり下がったりするので、購入するタイミングが難しいのですが、私がこれまで経験している中では、高いときは1PQM=20円位の時もありましたが、一番安くなると1PQM=7円位まで下がるときも有り、席の取りやすさなども考えると、特典チケットでフライトを押さえて、PQM購入したほうが、実際に有償フライトでPQM獲得するよりも半額くらいで同等のPQM獲得出来る場合もあります。

今回は、7月の海の日の祝日を上手く利用して週末USにいけないか色々検索していました。金曜日の夜発か土曜日発で、火曜日か水曜日帰国という予定。ただ、有償フライトだとやはりお高い。夏休みシーズン前何だけれど、16日の海の日の祝日が絡むと高くなる印象。でも、色々探してみると行き先次第ではANAのFirst ClassのSaver Awardが取れそうです。で、色々悩んだ結果、久しぶりにChicagoに行ってみることにしました。金曜日の仕事終わりに前泊して、土曜日の午前羽田発のフライトでChicagoへ。その後、火曜日に現地を出発して、帰国は午後早めに到着出来る成田着にしました。で、羽田発のChicago行きは、ORD到着が朝の9時前。多分、まだホテルにも入れないし、時間をどう潰そうかと暫く悩んで、ここに国内線を絡めることにしました。丁度UAの年間4区画利用も埋まります。

ORDからフライトの多い近場が良いかなと、最初はBOS、次にEWR等を探して良さげ。で、たまたまMCOを指定してみたら、そこそこフライト数が往復共に有り、しかも距離的にはBOS/EWRよりも遠いけれど、料金は市場安いというお得な路線。そこで、Orlandoには行くけれどWDWには行かずに単純往復になりますが(笑)、特典チケットのHND-ORD/-NRTに、有償チケットのORD-MCO/-ORDを追加して、約3万PQM位これで獲得出来そうです。

今度のキャンペーン次第では、特典チケットのTYO-ORD部分を有償チケットに置き換えるかもしれないけれど、取りあえず夏の旅行第二弾予約完了です。(続く...)

US ESTA更新

今年のUS旅行の予定が取りあえず入ったので、今月8日で2年間の期限が切れたUSのESTAも新規申込をしないといけません。有効期限2年なので、今の10年パスポートだと単純計算では5回の更新が必要なのだけれど、10年目の有効期限ぎりぎりまでパスポートを使うことは先ず無く、Singaporeとかは残存期間が半年+滞在期間必要だったりしますから、2023年の3月頃にはパスポート更新を最悪考えないといけない。今年ESTAを更新すると、次は2020年に更新し、その次は2022年に更新時期が来ます。だから、残り2回のESTA更新のタイミングを上手く調整して、更新する間隔を半年くらいおければ、例えば今回6月に更新すれば、2020年6月で切れて、次は2021の始め頃に更新すれば、2023年の始め頃まで有効になるけれど、正直どちらの更新時期も一番あちこち行くだろう時期に重なるので、逆に渡航計画に無理が生まれる気がします。

色々シミュレーションしてみたけれど、更新料にしても今のところ一回US$14なわけだし、あまりESTAでヤキモキするのも精神衛生上良くないなと思い返して、先日ESTAを申請して2020年1月までの承認が下りました。次も2020年1月に切れたと同時に再申請すると、最後のESTAは有効期限の2年間になる前に期限切れとなりますが、まぁそれでも一年以上は使えるわけだし、細かいことは気にしないことにしました。

で、ESTAを更新してUS入国が出来るようになった途端に、3月とか4月とかにもUSに行きたくなってきて、ソワソワし出したのは、もう病気かもしれない(笑)。今年は、春には日本人メジャーリーガーの試合を久しぶりに見に行きたいと思っているし、秋は秋でやはり久しぶりにNFLやカレッジの試合を見たいと思っているので、何とか実現したいところ。最近は、渡米するにしても東海岸が多くて余り西海岸へは行かなくなったので、久しぶりに友人を訪ねて西海岸に行こうか、あるいは以前はAtlantaに鹿言ったことが無い、米国南部のHustonあたりにも行って見たい気もしているし。まぁ、ESTAを更新したから思う存分USに飛んでいけます。まずは手始めに3月Guam当たりを狙ってみようか...

HND-HNL/-NRT (1) - 初夏のハワイ

今年は「毎月何処かに海外フライト」を目標に、まずは1月は台北へ、2月はSingaporeへの予定を入れています。まだ、3月から5月の予定が決まっていないのだけれど、6月は中頃に会社の特別休暇(6月には祝日が無いため)があり、土日週末と合わせて三連休になるため、ここを利用して何処かに行きたいと考えていました。一つ心配だったのは、春のポールボウルの予定がまだ未定で、それとぶつかることなんだけれど、例年パールボウルは6月の第三週に開催されるので、多分被らないだろうという目論見なんだけれど、大丈夫だろうか。

今回の目標は、UA MP 1K 2018の為のPQM獲得が目標。ただしチケットはSKYコインが利用出来て安く購入出来るANAで発券することに。ホノルル便は成田発と羽田発で夜の21:00過ぎ発の遅いフライトが有るので、金曜日の仕事上がりでも可能。遅い出発だと、成田発のNH182便(21:35@NRT)と羽田発のNH186便(21:55@HND)があります。料金的にも、NH182便の方がNH186便よりも2万円程安い。これはこれで魅力的なんですが、やはり成田に移動するとなると、会社を18:00頃に出て、18:30頃の横浜発のN'EXに乗車。成田着は20:00頃で、そこから出国手続きなどしてラウンジに入っても1時間しないうちにゲートに行かないといけない。しかも、成田の最終便に近い時間帯だから、空港自体も寂しい雰囲気になっていて、UAのGuam便も同じですが、ちょっと残念な気がするフライト何ですよね。で、少々お高いけれど、羽田発のNH186便だと会社からでも1時間掛からず到着出来、しかも深夜便がある意味中心の羽田空港だから、実は22:00頃から続々と出発便が出るわけで、このNH186便の21:55発というのは、早い部類。だから、まだ空港もラウンジも賑やかなわけで、そういう意味ではワクワク感はこちらの方がずっと高いでしょう。で、料金の差分はSKYコインを吸収することにして、1PQM=10円位のコストに収めることにしました。考えてみたら、Reward Mileは購入価格で決まるから、金額が大きい方が獲得マイル数は増えるんですよね。

帰国便は、UA MPの年間4フライト区画の要件達成のためにUA便(UA879/NH7025)にしようかと思ったんですが、どのみち別の予定でも組み合わせているし、1区画だけ搭乗しても、多分それ以外のフライトでは往復で利用するから中途半端になるし、大体ANA運航便以外を入れるとSKYコインが利用出来なくなるので、帰国便も一番早く出発して一番早く成田に到着するNH183便に決定しました。

AMC Diamond達成の方がUA MPよりも優先度が高いから、最初はこのフライトもAMC Diamondに振り替えようかと思ったんですが、米国便の場合Premium Pointの倍率が1倍で効率が悪いので、大人しくUA MP 1Kに付けることに。1月の台北行きと合わせて、これでやっとPQMは2万に到達しましたが、10万PQM迄はまだまだ遠い...

ホノルルのホテルは、リゾートチャージが掛からない少し奥まった場所のHilton Waikiki Beachを取りあえず予約。余り辺鄙な場所でなくて安いところがあれば直前にも変更する予定。取りあえず6月の予定は埋めたけれど、今のところ予定が空白な3月、4月、5月を埋めないと。(続く...)

2018年1月24日

平昌出席

開会式の出席を取り沙汰されていた安倍総理が、出席を決めてかつ文総理と日韓合意関して引導を渡してくるつもりであると伝える産経新聞の記事。平昌冬季五輪に関しては、政権が交代したことを理由にこれまでの合意を反故にし、またそれ以上に日本に対してた居飛車な態度をとり続ける韓国政府に、多くの国民が怒りというか呆れた感というか、感じていることは事実。一方で、あと少しに迫ってきた平昌冬季五輪は、韓国のイベントではあるけれど、日本からも注目選手が多く出場し日本でも注目されているイベントであり、実は多くの日本企業が既に色々な形で投資している以上、是非成功して投資に見合うだけのリターンも必要。そこに、日本の首相が率先して嫌悪感を理由に不参化するというのは、大人げないことも確かだし、折角景気上向きで支援して貰っている企業体に対しても好印象は与えないことも事実。

しかし、だからといって簡単に出席しては、それはそれで大きな不満に繋がるわけで、そういう意味での落としどころとして、出席はするけれども文大統領に最後通牒を突きつけてくる、というのであればそれなりに納得出来る理由になるのでは。問題は、相手側が日韓首脳会談を受け入れるかどうかで、仮に受け入れるとしてもそれが開会式の前なのか後なのかですよね。韓国としては、会談無しで開会式にだけ出てくれるのがベスト。仮に会談を入れるとしても、開会式後なら何とでも言えるから、これがセカンドベストでしょう。会談を断った場合、最悪安倍総理の開会式不参加もあり得るわけで、このあたりの落としどころを巡っての丁々発止が直前まで続くんでしょうね。

とある情報では、開会式に参加しないトランプ大統領から間接的に韓国への伝言を頼まれたという話も有るようですが、少なくとも北朝鮮状況は重大だし、それ以外にも貿易摩擦などの問題は米韓の間にも有るだろうし、安倍総理も代理戦争を頼まれてありがた迷惑なのかも。でも、それならそれで安倍総理としても訪韓する理由が一つ出来るわけで、悪いことでは無いだろうし。いずれにしても、韓国側が首脳会談に応じるかな分けで、その下ネゴでは当然日本側からは日韓合意に言及して、場合によっては日本大使館や韓国領事館前の慰安婦像撤去要求に竹島の話も入れるかもしれないから、韓国側としても簡単にOKとは言えないでしょうね。

直前になって聞こえてきた与党内からの「訪韓すべき」の声が、実はこのためのお膳立てだったのか不明だけれど、オリンピックの開会式を政治的に利用するのは駄目だけれど、開会式は開会式で出席して、それとは別に政治の話をしましょうというのは、搦め手としては悪くない方法かも。仮に会談を韓国側が拒否しても、日本としてはそれこそ日帰り参加みたいな形で「開会式にだけ出る」という嫌みも可能だし(笑)。あるいは、韓国政府から誠意ある対応が無かったと言っても良いわけですしね。いずれにしても、韓国としては日本に打てないだろうボールを投げて勝ったと思っていたら、そのくせ玉を逆に利用して韓国に投げ返してきて困ったなという状況じゃ無いだろうか。

中国のホテル

今朝朝食の時に見ていたテレビ番組で(多分TBS系列の「あさチャン!」かな)、中国のホテル事情を放送しました。中国の黒竜江省の五つ星ホテル、ケンピンスキーホテル、シャングリラホテル、シェラトンホテルの室内清掃が非常にいい加減だったという内容。調べてみたら、既にその内容が記事になるんですね。

最近は変わっているかもしれませんが、私が仕事で何度か出張していた15年位前野中国の場合、外国人は確か四つ星以上だったか、三つ星以上だったかのホテルにしか予約できず、シェラトンとかヒルトンなどの大手ホテルチェーンの場合は、大体が五つ星だったように記憶しています。実際私も、北京ではあるけれど、ケンピンスキーホテルとシェラトンには宿泊したことがあるし。でも、一応最高グレードを貰っているホテルがこの様子では、他は推して知るべしでしょうか。

テレビでは、実際に清掃を担当する人間の行為として放送していたけれど、普通はその清掃作業後に責任者が部屋ごとに確認をして駄目なところはやり直しをしたりするはず。清掃員自体は外注しているにしても、最終的にはホテルのフロアー責任者なり客室責任者が確認して判断しているはずなわけで、そこの問題も取り上げないと駄目な気がする。それに、一流ホテルとは言っても、多くは現地の会社に運営は任させているだろうし、そういう意味ではホテルのオーナーの責任もある気がするけれど。

最近一寸ビックリしたのは、都内のホテルに宿泊してチェックアウトするときに、部屋の清掃準備をしているハウスキーピングの人とよく会うんですが、殆どが外国の人と思われること。それも、中国とかよりも、多分東南アジア系だろうなと思われる感じの女性スタッフが多いというか、殆どそうなっているんじゃないだろうか。例えばフィリピン出身者であれば、英語も話せるだろうから、外国人宿泊客の多いホテルなどは逆にメリットが有ると思うけれど、層では無さそうなホテルでも、最近は日本人スタッフの姿を見ることがほとんど無くなったなぁと感じます。だから駄目とか言うつもりは無くて、結局はホテルも効率化をしてコストダウンを考えないといけないと、まだまだ日本人を雇うコストよりも、外国人労働者というか、多分日本に滞在している外国人に外注する方が安いんだろうな。変な話だけれど、これであぶれた日本人はどこに行くんだろうか。

まぁ、そういう外注化はどんどん進んでいくわけで、その時に重視されるのはコスト、そして労働品質何だけれど、それってやはり比例するものなので、なかなか難しい。当然雇う側としては、日本人で低コストで高品質な労働力を希望するのだろうけれど、コストダウンが目的の外注化なわけだから、そこが達成できるなら労働品質を落とせない以上は外国人だろうが日本人だろうが、安くて高品質なサービスを選択するのは道理。ただ、OEM/ODMビジネスと同じで、そこで丸投げしてしまうと今回の様にどんどん悪い方向に行くことが多いのが現実。以下に外部リソースを有効に使いつつ、締めるところは締めて、管理するところは管理して品質を落とさないようにするかが、OEM/ODMの難しいところで有り着物所で有り、発注側企業としての腕の見せ所とも言えるでしょうね。

草津白根山噴火

昨日発生した、群馬県の草津白根山噴火。地元を拠点にしている陸上自衛隊が、ここで訓練中に被災し、不幸にも49歳の陸曹長が被弾して死亡。あと二人も縦隊というニュース。まさに、この地域で災害が発生したときには、この部隊が出動し救助作業をするために、この日の訓練をしていたらしいのですが、そこで被災するというのは余りに残酷な気もします。49歳で陸曹長ということは、バリバリのたたき上げで、曹長ですから実質的な部隊のリーダーな訳で、もしかしたらそろそろ准尉への昇進だって有ったかもしれない有能な人なんだろうなぁ。

勿論、訓練中に不慮の事故あるいは災害で命を落とすことは自衛隊以外の人達、消防員とか警察官とかでも発生する可能性があるわけで、今回の事故もそういう不幸の一つではあるけれど、やはりやるせない気持ちは消えませんね。当日は一般のスキー客の人も多くゲレンデやゴンドラを利用していたらしいけれど、幸いにも怪我人は出たけれど命に関わる人は居なかったようで、それがせめてもの幸いなのかも。もしかしたら、この陸曹長さんが身代わりに全ての危険を受け止めてくれたような、そんな気持ちも感じる災害です。

今回の噴火は、マグマ噴火ではなく水蒸気爆発だったようで、それだけに予測は難しく警報も出ていなかったとの事。それをせめることは出来ないし、だからこそ自然災害に関しては発生を予測することよりも、いつ何時遭遇しても対策出来る心構えが必要なんだろうけど、なかなか難しいですよね。今回の様にスキーの場合は、例えばヘルメットをするとかプロテクターをするとか対策可能でも、ゴンドラに乗っているときに噴石の直撃を受けたらどうしようも無いだろうし。それが怖ければ、そういう場所に行かなければ良いという話になるけれど、それはそれで生活が窮屈なものになってしまうし。

ただただ、亡くなられた陸曹長のご冥福を祈ると共に、未だ渋滞と伝えられる二人の隊員と怪我をされた一般客の方の恢復を願うばかりです。

2018年1月23日

時系列と重み付け

フリーライターの篠原修司氏のコラムから、先日のICANのフィン事務局長と安倍総理の会談について、時系列に比較したもの。この時系列を流れに沿って検証してみると、

  1. スタートである首相の欧州訪問日程は、公には2017年12月14日に、2018年1月中旬(12~18日の日程を想定)の予定で行う予定であることが報じられており、と言う事は実際の訪問交渉に関してはそのもっと前から関係者間で調整が始まっているだろう
  2. ICANからの申し入れは、2017年12月下旬としか報じられていないけれど、報道のあった12月14日前後なら、一般的には「12月中旬」と言われるだろうから、少なくとも欧州訪問報道のあった後であることは確実と言って良いのでは。だから、その予定に被せるように面会を要求したとしたら、それはICAN側の責任だという気がする
    (注: こちらの記事ではICANは12月22日に1月16日、17日予定での面会を要請した要望書を投函したらしい)
  3. その後、欧州訪問が17日に帰国する予定が決定し、それならば18日午前に帰国するフィン事務局長と17日か18日の面会を希望したけれど、梨の礫だった、というのがICAN側の言い分らしい
  4. しかし、篠原氏が書いているように、18日は朝から豪州の首相との予定が入っており、実際に時間がありそうなのは17日の総理帰国日だけだけれど、その帰国予定も17日の夕方16:00頃。さらに、17:00過ぎには次の予定(表千家の初釜式出席)予定が入っていた
安倍総理の欧州訪問予定自体は、多分外交日程だからかなり以前から調整が始まっていたはずで、それは日本側の理由だけで無く相手国の都合もあるものだから、一度決まった日程をそう軽々しく変更することは出来ないはず。そういう意味で、最初のICANのアプローチ自体が間に合わないもので、意図的に出来ない事を想定して要請したなら論外だけれど、後から知ったとしたら自らのミスですよねぇ。しかも、12月22日という年末の忙しいときに、郵送で申込書を送るというのは、ちょっとなぁ... 正式書類は送るとしても、それと平行して伝のある国会議員から要請して貰うとか、そう言うことはしなかったのだろうか。フィン事務局長とは、訪日時に多くの政治家と握手している写真とかで、有名議員も参加しているわけで、そういう所へのアプローチが無かったのか、それが不思議。

また、今回の訪問日程を入れるためには、その前後の予定も圧縮するなどして調整しているはずで、そういう意味では17日夕方の表千家との予定がどれくらい前に決定していたのかという事も重要。仮に、ICANからの申し入れを受けてから、後から文句を言われないように表千家の予定を17日夕方に入れたなら、それは安倍総理側がせめられるべきだと思うけれど、もし其れ以前に決まっていたら、それは先に決定されたことが優先されるのは仕方ないのでは。勿論、その相手との優先順位だけで無く、重要度も有るだろうけど、NGOの事務局長という立場ではそれ程重要度が高いとは思えないし。

こちらの記事では、ICANの運営委員で有り「あの」ピースボート代表の川崎哲氏がインタビューに答えているけれど、これまでもこの手の要請活動には慣れているだろうピースボートの、しかも元創設者の辻元清美氏との伝だってあろうはずのピースボートなのに、それだけ重要案件と思うなら、何でそういう方法は使わなかったのだろうか。彼らは自分達が無視された、軽々しく扱われた被害者という事を言いたいのだろうけど、結局は意図してかどうかは分からないけれど、自分達の遣り方が不味かっただけじゃ無いかという感想しか生まれませんね。文句を言う筋が違うというか、別の意図があるんじゃ無いかと言われても仕方ないとしか思えない。

大雪

昨日お昼頃から始まった都心部の大雪は夜遅くまで続き、早めに退社開始した会社も多かったようですが、逆にそれが夕方くらいに帰宅者の集中を生み大変だった様子。自分は在宅勤務の日だったし、しかも大雪の影響がほとんど無い浜松に居ましたから、「寒い」と言うくらいで殆ど問題無し。自宅から接続している社内ネットには、お昼前には天気や交通状況を判断して早めに帰宅するように御触れが出て、それがお昼過ぎに都内で雪が酷くなると「今日は早く帰宅するように」という強い言い方になりました。

4年前の大雪の時は、台湾へのフライト予定を入れていて、多分今回以上の大雪の状況だったと思うんですが、空港まで行って直前でキャンセルした時。その時に比べれば、今回の雪の量などはそれ程でも無く、自分にとっても予約キャンセルみたいな事も無かったけれど、しかし慣れていないとは言え都心部は大変だったでしょうね。

今回ちょっと意外だったのは、早めに退社指令が出て早退するのは良いんだけれど、いつも以上に電車などの運行本数が減っているところに、いつもなら数時間に分散している帰宅者が短い間隔に集中すると予想外の混雑になるということ。考えてみたら当たり前の話何だけれど、こういう所も今後は改善しないといけないんでしょうね。オフィスビルなどで避難訓練をする場合、エレベーターが使えないから非常階段を利用して外に避難するわけですが、これも何も言わずに避難開始を始めると非常階段で身動き出来なくなるから、例えば下の階から順番に上層階まで避難出来るように、時間差で避難開始を初めて混雑を緩和しようとしています。ああいうことが今回も必要なんだろうなぁ。

ただ、避難訓練の時には、出発階は異なっても到着階は地上階という共通の場所だし、経路も一つだから、出発階のスタートを時差を付ければ大体の場合は解決出来ます。でも帰宅の場合は、出発する駅も異なるし、使用する経路もバラバラ、当然帰宅先もバラバラと、最初の前提から混沌としているわけで大変。将来的には、乗り換え案内みたいな共通アプリを使って、スタート-利用経路-ゴールの情報を共有して、その中で最適化して推奨経路を表示するような仕組みが必要になるんでしょうね。其れ以前に、混雑しそうな経路利用者とか遠隔地の利用者には、早めに警告を発するような仕組みも必要なんだろうなぁ。予想される震災の時のことも考えて、そういう共有情報システムっていうのも必要なのかもしれない。

2018年1月22日

秋葉原今昔

先週土曜日、都内で一泊して午後浜松に戻るまで少し時間が有ったので、秋葉原にちょっと寄ってきました。白金高輪から南北線で四谷に移動し、四谷からはJRで秋葉原駅へ。目的は、いつものヨドバシアキバで、土曜日のお昼過ぎというので混雑を予想していましたが、人出は多かった物の、それ程でもない感じ。ざっと店内を見て回り、最近の家電・情報端末事情を確認したところで、まだ少し時間が有るのでぶらぶら散歩することに。次の目的地は銀座線が都合が良いので、末広町までゆっくり歩き始めました。

ヨドバシアキバのビルには、いつもJR秋葉原駅からしかアクセスした事が無いので、ビルを出て左側UDX側に向かいます。最初の交差点を左折してJRの高架下をくぐって反対側中央通りに出ようと歩いていましたが、こんな所に富士ソフトの本社があるんですね。知らなかった。お世話になっているのに(笑)。そのまま真っ直ぐに、UDXの前を通り中央通りに出ると、そこは昔よく通った秋葉原とは一寸空気も匂いも違う感じの空間が広がっていました。昔もゲームを扱うお店は多かったけれど、今ではそれが前面に出てますよね。あと、昔は中央通り沿いは電気屋さんとかバーツ屋さんが並んでいて、お昼とかに食事をするときは路地を曲がって少し奥に入って探すのが普通だったと思うけれど、最近は通り沿いにも沢山食べ物屋さんが並んでいてちょっとビックリ。昔は通り沿いのお店というと、コーヒーとカレーの「東洋」くらいしか記憶に無いけれど、今では色々あって時代の流れを感じます。昔は路地裏の安い家賃の所で、安くて旨くて大盛っていうビジネスモデルだったのが、表に出るようになったわけですからね。

ちょっとショックだったのは、昔T-ZONEだった細長いビルが、真っ黒に塗装されてツクモのお店になっていたこと。その近くには、証明のヤマギワビルが有ったはずだけれど、気が付かずに通り過ぎてしまった。大きなビルダから取り壊されたことは無いように思うんだけれど一寸ショックでした。気が付いたら末広町の駅に降りる階段が有り、「あれ、こんなに近かったっけ」と思ったら、随分手前(JR秋葉原駅側)に新しい入口を作っていて、まだ使用開始にはなっていない様子。その1ブロック先に本来の入口があったけれど、中が随分綺麗になっているようでまたビックリ。末広町の駅を利用するのは、もう10年振りくらいに近いくらいに久しぶりだと思うけれど、昔とは外も中も変わっていますよねぇ... そう言えば、昔は土日の秋葉原と言えば、この末広町駅付近から万世橋当たりまで歩行者天国になっていて、そこにも人が溢れていたものだけれど、もうあんな様子は見られないかも。オウムのサリン事件以降厳しくなったけれど、秋葉原の人の流れや利用者層も変わってきていますしね。

昔のように、秋葉原でパーツを集めて、半田ゴテ握りながら基盤を起こしたりして何か作る事はもう無いだろうけど、やはり自分にとっては小学生の時に初めて親戚の大叔父に連れられてきた「夢の国」でしたからねぇ。あの頃と随分雰囲気も内容も変わってしまったけれど、やはり折に触れて歩いてみたい気持ちが沸いてくる場所の一つです。

オフィスマシン更新

会社で仕事に使うオフィスマシンが更新。これまでは、ThinkPad X1 Carbon (3代目)を2015年の10月に支給されて(その前は、初代X1 Carbon)、今回はThinkPad T470sを希望しました。本当はX1 Carbon(5代目)が良いかなぁと思っていたんですが、薄くて軽いX1 Carbonの良さはあるものの、半面一寸物足りないところも感じていたので、今回はほぼ同じくらいのサイズで、それまでの不満を解消してくれるだろうT470sにしました。

実は、X270も候補で有り、T470sとどちらにしようか悩みました。自分は新幹線通勤もしているので、実は14インチモデルは少々使いづらいことも有り、12.5インチのX270は有力な候補だったんですが、本体の重さがX270もX470sもほぼ同じ事や、同じ解像度なら画面サイズが大きい方が年々進む老眼にもやさしいだろうというような理由からT470sにしました。で、X1 Carbon (3代目)で感じていた不満がどの程度改善されるのか、今はまだT470sはセットアップ中なので、あくまで期待値希望値ですが...

  1. システムメモリー
    X1 Carbonは直付け内蔵8GBでしたが、T470sは直付け8GBにSO-DIMMスロットが一つ空いているので、最大+16GBまで増設可能。今、8GBか16GBいずれかのSO-DIMMを購入追加する予定で画策中。使用OSがWindows10で、それ程重いアプリを使うわけでは無いけれど、やはり最低でも16GBは欲しいところですし。8GBでも1万円位なんですよねぇ、最近は。安い。いずれにしても、メモリー増設出来る分T470sは貴重。
  2. 内蔵ストレージ
    どちらもM.2のSSDが使用可能ですが、T470sはさらに高速なNVMeのSSDも使用可能。但し、NVMeだと消費電力が大きいという話もあり思案中。X1 Carbonは、受領時256GB SSDだったので、内緒で512GBに換装シマした。今回のT470sも256GBで、とても足りないので、512GBに後で更新する予定。ただ、1TBも狙っているんですが、まぁそこまでは無くても良いか... 
  3. 外部ストレージ
    X1 CarbonはUSB 3.0のポートが二つで、そこに外部ストレージを付けるだけでしたが、T470sはSDスロットが有るので、先ずはこれに重宝しそう。さらに、USB 3.0のType-Aポートが三つに、Type-C/Thanderboltのポートも有るので、これが一番活躍しそうです。Type-C用のドックも有るので、これは会社で使おうかと思っていますが、そのType-Cポートの場所が右側の真ん中当たりと、ちょっとケーブリングが面倒そう。それなら底面のコネクターを利用するドッキングステーションの方がいいかなぁとも思っています。この拡張性は、前モデルには無かったもので、特にオフィスでは便利そう。
  4. ネットワーク
    今回X1 Carbon系からT470sに乗り換えた最大の理由の一つが、T470sは内蔵Ethernetポートがあること。最近ではEthernetを利用する機会も減ってきているけれど、自宅では宅内のGbネットワークに接続したりしていて、その時にEthernet Dongleが邪魔。やはり内蔵ポートがあるとケーブリングがスッキリします。また、ホテル滞在時も、殆どはWi-Fiだけれど、まだEthernetポートを提供している所も結構ありますしね。
  5. Wi-Fi
    Wi-Fiでは、やはり最近のモデルだけあって11acまでサポートされているのが大きいですね。最も自宅のWi-Fi APは11nまでのサポートなので、APも更新しないといけないなぁ(笑)。また、Bluetoothも4.1がサポートされているので、将来的にiPhone 8/Xを購入したときに、今のプラグ式イヤホン用にBluetoothアダプターを購入しようかとも考えているので、こちらもGoodでした。一転残念だったのは、WWANカードも組み込めるモデルだったので、LTE用のカードもごねて入れてもらえばよかったとちょっと残念。ちょっと、ごにょごにょしてみようかと悪巧み中です(笑)。
  6. 画面解像度とサイズ
    以前のX1 Carbon (3代目)が、WQHD(2560×1440)だったのに対して、今回のT470sはあえてFull HD(1920×1080)を選択しました。実は、以前の高解像度はいろいろとアプリを開いて便利だったんですが、例えばPhotoshopなどは逆にツールのラベルやアイコン等が小さくなりすぎて使いづらい結果に。また、デフォルト状態のフォントサイズでは小さすぎて読めないので、ベースのサイズを+30%位大きくしていたんですが、これで表示が崩れたり、回り込みが変になるケースも生まれて、やはり使い勝手が悪い。で、いろいろ考えて今回は少し解像度を落としたFull HDにしました。それならX270にしようかとも思ったんですが、解像度は下げてもやはり14インチの方が目に優しいだろうというのも、今回14インチのT470sを選択した理由にも。ただ、実際に使い始めてみると、やはりWQHDとFull HDの解像度の差は大きいですね。今更ながら、WQHDにすればよかったかなと少し後悔しています。
  7. 指紋認証
    以前は指先をスライドさせる指紋認証センサーが、今回はタッチセンサーに変わっています。実は、移動中などにあの「指をスライドさせる」という動作が結構面倒で、それが今回からは指先を「置くだけ」になったので、ちょっと使いやすいかなという印象。ただ一つ問題があって、以前は簡単にSingle Sign-onができたんですが、今回はできる指とできない指があって、それがどうも動作がよくわからない。今回からは、OSの内部機能が指紋認証を担当しているので、BIOSとの連携がどうなっているのかちょっと疑問。少し調べてみないといけませんねぇ...
オフィスマシンなので、OSの導入と基本的なアプリ(MS Office2016)はまとめて入れてくれるんですが、そこからの設定などは自分でやらないといけない。この終発、とりあえず最低限のアプリインストールと設定を完了して一息ついたところです。でも、実際に使い出すといろいろ違いが見つかったりするんで、しばらくは以前のマシンも持ち歩かないといけず、しばらくは大変そう。軽量モデルとはいえ、二台持ち歩くのはなかなか大変ですからねぇ...

2018年1月20日

小室哲哉氏引退

週刊誌の不倫報道から、けじめとして引退を発表した小室哲哉氏。不倫行為じたいは道義的に許されないことだし、ましてや小室氏の奥さんのKEIKOさんは闘病中と言う事も有り、軽率と言うには余りにも許されないこと。ただ、そこまで彼を追い込んでしまうことになった週刊誌の報道が、それだけの価値があるものかと思うと、それも納得出来ない。

10年ほど前に、作品の権利関係の詐欺事件で裁判になり、結果的に有罪判決が出たけれど、ファンの根強い後押しでやっと復活してきたところなのに。ただ、復帰後に「マツコの知らない世界」に出演したときに、1990年代の自分が活躍した時代と比較して、最近の音楽が分からないみたいな事をこぼしていたり、なんとなく自分の才能の限界を感じているような話をしたり、疲れたような感じが見られていて(これは、KEIKOさんの闘病支援のために、身体的に疲れていたのかもしれないけれど)、大丈夫かなと感じたけれど、やはりもう心身ともに折れてしまったんでしょうね。

最近やたらと不倫報道が取り上げられていて、その度に謝罪したり何だりが繰り返されていきますが、正直そういう話は当事者同士で話をして解決して欲しい。そこに、DVとか絡んでいて、相手を傷つけていたとか殺してしまったとか言うなら、それは話は別だけれど、正直ここまで追い込むほどの話なのかという気持ちの方が強い気がします。普通の人の間では、それなりに生まれている話なのに、有名人だからと取り上げられてしまうのもおかしいと思うし、大体この記事を取り上げた週刊誌の担当者や会社の人間は、一つの染みも無い清廉潔白な人達だけなんだろうか。「週刊誌」というのは、そういうネタを拾い集めて膨らませて部数を稼ぐのが商売と言われてしまえばそれまでだけれど、芸能人あるいは有名人という「人」のプライバシーを余りに軽率に扱っている気がする。

小室氏が謝罪だけでなく「引退」という事まで踏み込んだのは、これによって一般人になるわけだから、もう週刊誌などの記事対象になりたくないという気持ちの方が強かったのかもしれない。行ってみれば、島田紳助氏と同じなんでしょうね。小室氏自身は不倫行為は否定しているので、今現在堂だという事は言えないけれど、少なくとも誤解を招く行動をしていたことは確かなわけで、その点は反省するべき。ただ、有名人と言うだけで24時間監視されて行動を探られて、その中で一寸したネタになりそうだと思われると、それが事実かどうかは別にして大々的に報道されてプライバシーも何もかも公にされてしまうというのは、ある意味「私刑」に近い気がします。裁判で事実を明らかにするために、いろいろな証言を集めるのは必要だと思うけれど、週刊誌が自ら裁くような世の中って、彼らメディアが言うところの「言論弾圧」社会に近い気がするんだけれど。同じ不倫ネタなら、小室氏よりも山尾志桜里議員の疑惑追及の方が、もっと意味もあるし問題として大きい気がするんですけどね。

Sheraton Miyako Hotel

2018年SPG 4滞在目。ホテルとしては今年初めての、シェライトン都ホテル東京。仕事帰りに横浜から移動。最初はJR目黒駅で降りてホテルのバスを利用しようかと思っていたんですが、目黒駅に到着するのがバスが丁度出た後だったので、そのまま白金台まで乗り越して徒歩でチェックイン。混雑していなかったものの、先にフロントで何か離している外国人客と思わしき二組が、なかなか終わらなくて順番が回ってこずにイライラ。やっと順番が回ってきて部屋には入れました。

食事の後に、まずは軽く一杯と2Fのラウンジに言ったんですが、大きく3部屋あるうちの、どの場所にも声の大きなグループがいて五月蠅い。私が取りあえず席を確保した場所では、斜め後ろで何か相続の話を弁護士・税理士(?)と思われる男性が女性に声高に説明しているんだけど、そんなんこんな公の場所じゃ無くて別の場所でやってくれと心の中で叫びました。余りに居心地が悪いので、持ってきたお摘まみとワイン一杯を5分程で文字通り流し込み、1Fのレストランに移動したくらい。

いつものレストランで、昔からの馴染みの方もシフトで入っていて、こちらはこちらでそんなに混雑していないことも有りゆっくり出来たんですが、料理の味付けが濃い・塩味が強いもので、メインは半分くらい残してしまった。昔と比べて、最近は味付けがキツくなった気がする...

翌日はお昼過ぎまでゆっくりしてからチェックアウト。1月の宿泊予定は今回が最後ですが、SPG 4滞在と良い調子。Hiltonも先日1滞在したので、オンスケジュールで1月は完了しそうです(笑)。

2018年1月19日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

2018年SPG 3滞在目は、先週に続いて2回目の横浜のベイシェラトン。羽田から京急で横浜に移動し、チェックインしたのは19:00少し前。

夕食を、最初はホテル内の和食のお店に行こうかと思っていましたが、そんなにお腹が空いていないので悩むことに。取りあえず、ラウンジで一杯飲みながら考えようかと、26Fのラウンジで暫くオードブルをいただきながらワインを飲んでいると、ますますそんなに食事はいらないなと言うことで、結局いつものように3Fのバーに行くことに。

お摘まみに、中華を三品ほど抑え気味にオーダーしたんですが、結構この時のお腹には厳しくて、かなり無理して食べることになったのは失敗。この日は、沖縄のラウンジでビールとワイン、機内でもワインとアルコールを結構注入していたので、さらに夜は夜でアルコール加速しているから、翌日は少し控えないといけないなぁ...

部屋は、25Fのクラブフロアーにアップグレードされていて、しかもプレミアムツインの横長のお部屋。改装されて、綺麗にはなっているんですが、どうも水回りの配置が無理に入れている感じがしてちょっと使い勝手が悪かったような... あと、やはりベッドはキングの方がいいなぁ... シングルだと凄く狭い気がして寝付きが悪いんですよね。

Leg#1: HND-OKA/-HND

昨年に続き、今年辛く長い(?) AMC Diamondの旅が始まりました(笑)。今年はANAの発券ルールが変わり、四半期毎にプレミアム旅割28が先行販売されるので、今のところ3月中まで6往復の予約を発券済み。そこにNRT-SINのフライトも入り、ここまででほぼ半分の5万Premium Point近くまで到達。残り半分を4月から12月で埋めるわけですが、一つ困ったのがまだ5月末起源の株主優待券が5枚てもに有る事。昨年購入時、昨年後半に使用したものの残りなんですが、今年はことのほかプレミアム旅割28が購入出来ているので、株主優待券の出る場面が無い。価格的にもプレミアム旅割28よりも割高になるので、スケジュール的によほどと言うときで無いと使えないという理由も。これを、4月5月で使い切るか、転売するかで処分しないといけない。これも、今月22日から第二四半期分のチケットが販売開始となるので、それを観ながら考えることにします。いずれにしても、今年は国内線だけで無く国際線も含めてAMC Diamondを埋めていきたいので、鍵となる国際線利用を先ず決めないと、国内線も埋まらないのですが...

さて、今年の初修行フライトは、週末はあっと言う間に埋まってしまったので、金曜日の前日に有休を取り初フライトをすることに。木曜日の朝、いつものように新幹線で品川を目指し、朝のラッシュの中京急の空港行きを捕まえて羽田空港国内線第二ターミナルに到着します。まだ年明けの平日だからでしょうか、そんなに混雑している雰囲気はありません。そんなに余裕があるわけでは無かったけれど、ラウンジに入り、一寸冷たい物をいただいてから、少し早めに出ました。搭乗ゲートはラウンジを出て左側の61番ゲートでしたが、反対側にある伊勢丹のショップをちょっと覗いてみたかったから。購入する予定は無かったのですが、品揃えなどをチェックしてまた後日購入しようかと思いつつ、再び引き返して61番ゲートに向かいました。

1) HND 10:35 - OKA 13:30 (NH469)

61番ゲートについたのはもう10:20頃で、優先搭乗は終了していて、普通席の後部座席の搭乗中でした。暫く登場機材の写真などを撮影し、最後に機体前部の搭乗が始まったところでそこに並んで機内に入りました。予約したときには殆ど席が埋まっていて、たまたま2Kが空いていたので途中富士山が見えるかなと期待して座席を指定。しかし機内に入ると、外国人の方が座っています。丁度側にCAさんが居て、私に気が付いて声を掛けてくれたので、どうも座席間違いをしているらしいことを伝えます。で、この外国人の男性、2Aの席を指定していたらしく、左右を間違えたようです。移動しようとするので、「あなたがこのままで良ければ、私が反対側に行きますよ」といってOKと言う事なので、私は反対側の2Aに移動しました。後で、そのCAさんとCPの方から御礼を言われましたが、個人的にはこっち(2A)の方が好きなので問題なしです(笑)。

定刻より少し早めにドアクローズとなり、定刻少し過ぎにプッシュバック開始。その後、D滑走路に向けて移動します。そんなに待機時間なく、11:00一寸前にはRW05を沖縄に向けて離陸しました。水平飛行に入り機体が安定したところで機内食の配布開始。今回一寸期待したのは、JALに対抗して改善したプレミアムクラスの食事がどの様になったのかという事。で、出されたものは、近距離国際線ビジネスクラスのワンプレートミールみたいな感じ。ただ、以前の味も素っ気も無い入れ物二つとは大きく事なり、国際線よろしく綺麗に盛り付けられていて、かなり品質アップしていることも確かですが、コストも上がっているだろうなぁと言う印象。でも、これならプレミアムクラスに搭乗した意味を感じられるかも。でも、羽田とか大規模なケータリング設備がある空港なら大丈夫なんだろうけど、地方の空港なんかはどう対応するんだろうか。まぁ、プレミアムクラス分だけなので、羽田から全路線分搭載するのかもしれないけれど、羽田離発着しないフライトは大変そう。

もう一つ気になったのは機内Wi-Fiサービス。今のところ、AMCの上級会員は無料で利用出来るので試してみました。感想としては、「無いよりは良い」という感じ。以前有料で利用したことがありましたが、その時よりも遅くなっているように感じます。それだけ上級会員がいるから? これで4月から無料になったらどうなるんだろうか。そうそう、自分の予約履歴を見ていたら、機材名の横に「wi-fi」という項目が表示されていて、このWi-Fiサービスが利用可能か分かるようになっていました。まぁ、機内からちょっとメールチェックするとか、何か記事などを見る程度には有効かなと言う感じですね。個人的には、フライト状況がこれで確認出来るようになったのが一番有りがたいかも。また、それに応じて新幹線の予約変更とかも出来るでしょうから、それが一番ありがたいと思います。ただ、スピードは遅いから、無い無い表示されないときにはかなり待ちますが。

向かい風が強くなかったのか、13:00頃には沖縄本島付近まで来たんですが、ここで那覇空港が混雑しているということで上空待機に。最初のアナウンスでは、到着予定時刻は13:40頃と言われたんですが、13:20頃に着陸態勢に入るというアナウンスがあり、島の南側を時計回りにぐるっと旋回しつつ、那覇空港のRW36目指して着陸態勢に入ります。その後32番ゲートに入ったのは13:40頃でした。久しぶりの沖縄は、「蒸し暑い」という感じで、私などは半袖でも十分な感じですが、地元の人達は長袖は勿論、ダウンとか着ていてこちらが心配になるほど。

乗り継ぎ時間が2時間ほど有り、しかも次の羽田行きとなる羽田からの到着便が30分近く出発が遅れていることは機内で確認済みでしたから、ゆっくりお茶でもしようかとレストラン街に上がりましたが、結構混雑していて断念。そのまま大人しくANA Suite Loungeに向かい時間を潰すことにしました。

2) OKA 15:20 - HND 17:40 (NH470)

ラウンジに入ったときにはそこそこ混雑していましたが、30分位してかなり空席が出来、私もボックス席に移動。次のフライトの到着が30分近く遅れていることは確かなのに、この時点では折返し便の遅延情報は一切出ません。やっと定刻の搭乗開始時刻頃になり、「到着機遅れのため、出発時刻を15:30に変更し、搭乗開始を15:15に変更します」というアナウンスが有ったけれど、遅いだろう...

到着が30分遅れているので、絶対折返しが10分の遅れというのは無いだろうと思いつつ、出発ゲートの33番ゲートに向かうと、搭乗開始は15:20からとさらに変更になっています。でも、出発予定時刻は15:30のまま。それでも15:20になると、幼児連れの優先搭乗が始まり、二組くらいが搭乗したところでAMC Diamondの優先搭乗が始まりましたが、一斉に10人以上がわらわらとゲートに。そんなに居るのかよ(笑)。

その後続々と搭乗してきますが、ドアクローズしたのが15:40前で、暫くしてプッシュバックが始まり、RW36から離陸したのは16:00少し前。飛行予定時間は2時間程で、羽田到着は18:00を予定とアナウンスがあります。暫くして、帰りのミールサービスが始まります。時間帯的には食事では無く軽食なんですが、こちらもお皿にオードブルが三品並び、後はフルーツのカップとお菓子がついたものですが、往路同様ちゃんとナプキンに包まれたナイフ・フォーク・スプーンがついていて、これだけでもコストアップを感じさせられる内容。

で、私の隣に座った男性何ですが、どうもこの機材の羽田-沖縄を利用して到着して、そのままとんぼ返りしているマイラーの様子。食事のサービスに来たCAさんに「来たときの誰それさんはどうた」だのと話をしていて、さらには食事の飲み物をやたらとオーダー。それはそれでいいんだけれど、食事が終わると今度は雑炊とか飲み物のお代わりとか... で、何かの話題でずっとCAさんと隣でそこそこ大きな声で話をしているし。いゃ、正直「うぜってぇなぁ~」と心の中で耳を塞いでいました。

この機材も機内Wi-Fi対応でしたが、実は離陸して暫くはWi-Fiが繋がっていませんでした。で、CAさんに確認しようと思ったところ設定を入れたのか接続されて暫く使っていました。所が、バッテリーが少なくなってきたので充電しながら使おうと思ったら、肘掛けのところのシートパワーのLEDが点灯していない。そのうち供給されるだろうと思いつつ使っていましたが、ずっとONにならないので隣にCAさんが飲み物を運んできたときに「シートパワーが入っていないようですが」と聞くと、慌てて「確認します」とギャレーに戻り、直ぐに電源が入りました。後で「申し訳ありませんでした」とお詫びに来られましたが、大事では無いだろうけど多分何か設定手順ミスなんだろうなぁ。

やはり復路は追い風で早く、17:45位にはA滑走路のRW34Lに着陸。そのままぐるっと時計回りに第二ターミナルを回り込んで、58番ゲートに入ったのは18:00少し前。ゲートを出た直ぐ先に外に出る出口が有り、そんなに歩かずに京急のホームに到着出来たのは良かったです。無事に今年の初AMC Diamond修行フライトは完了。1月の予定は今回だけで、次は2月の始め。でも、2月は毎週末に3月の始めまで5週連続のフライト予定。うち一回はNRT-SINですからなかなか大変です。今年も、安全に楽しく飛べますように... (続く...)

2018年1月18日

都合の良い言いがかり

数日前の記事だけれど、昨日発掘されて話題になっていた記事。自分の面会要請を断った日本政府は怪しからんと言っていたICANのフィン事務局長が、先に訪問していた広島での対話集会で、「(日本政府は)世界社会から足を踏み外した」と批判し、さらに被爆国なのに核兵器禁止条約に反対している日本は「広島、長崎以外で同じ過ちが繰り返されていいと思っているのではないか」と、自身の無責任な思惑を主張したもの。

別に、世界中の国の中で日本だけが反対しているなら彼女の主張も正しいのかもしれないけれど、全ての核保有国も含めた多くの国が反対や批准をしていない状態も「世界社会から足を踏み出している」と言うのだろうか。さらに後者の言い分は、言いがかり以前の酷いもので、日本政府も含めて殆どの日本国民は、可能であれば広島、長崎への被爆だって防ぎたいと思っているはず。

既にあちこちで指摘されているけれど、こう言う言い方や態度というのは、捕鯨反対のシーシェパードとか、反原発で再生エネルギー主導の色々な団体とか、そういう類の団体やNGOと凄く似ている気がする。被爆経験国だから先頭に立って核廃絶を訴えよという言い分は、一見正しそうな気も感じるんだけど、被害者に対して矢面に立てと言うのは、その被害者の気持ちを考えない要求では。百歩譲って、広島なり長崎の被爆体験者とか関係者が言うなら、まだ分かる。でも、それらの人達とは関係外国の人間が、わざわざ日本に来て、しかもノーベル賞受賞以前には殆どメディアにも取り上げられず知られなかったような団体が、何で急に受賞後は日本を嗾けるようなことを、しかも日本を半ば非難しながら主張するのだろうか。本来ならば、彼ら団体が核廃絶に関して努力して成果を出し、それを持って日本の被爆者に対して「我々はこれだけの成果を上げた」と報告するのが筋じゃ無いのか?

さらにこちらのTBSのニュース記事では、多分同じ席上での発言だとは思うけれど、被爆国の日本には核兵器廃棄を訴える禁止条約に参加する道義的責任がある、とまで言ったそうだけれど、それは違うだろう。被爆国である日本だからこそ、本当に核兵器廃棄が可能な方法手段について選択する権利があるわけで、現状の条約に不足があると日本が考えるから参加しないという現実を、逆に彼らは真摯に受け止めて反省して条約に反映する「道義的責任」を持っているんじゃ無いのか。核兵器廃棄の方針や方法を彼らが訴えるのであれば、先ずは今核兵器を持っている国々に対して、まずは遡及して結果を見せるべきじゃ無いだろうか。「NGO」の中には、勿論立派な活動や結果を出しているグループも多いとは思うけれど、「NGO」と聞くに何か胡散臭さを感じてしまう理由の一つを見たような気がする。

HND-HNL/-NRT (1) - 取りあえず予約

今年は「毎月何処か海外に飛びたい」を目標に、取りあえず1月は完了2月も手配済み。3月は、月末出発4月初め帰国の「二月跨いだパターン」になるかもしれないけれど、未だ未定。4月5月もG.W.やら春の試合の予定が未定で、まだ予定もままならない状態。で、4月5月の予定を調べていたら、6月位にホノルル行きが結構安いZクラスの料金設定で出ていることを発見しました。ホノルルも米国路線の範囲になるので、Premium Point(PP)の倍率は1倍と効率が悪い。1.5倍になる、TYO-SINと比較して、ベースマイルはTYO-NHLの方が少し長いのに、獲得出来るPPは2/3程度何ですよね。AMCのPP加算もそうですが、UA MP 1KのPQMも考慮しないといけなくて、それならばUA MPにマイルを付ければ、ANA便で通せばSKYコインで補填することで、1PQM=10円という目標コストまで下げられます。

で、調べてみると、理想的な金曜日の夜発でも6月に入ると安い料金設定が出てきます。仕事上がりで間に合いそうな、21:00台のフライトは、羽田発と成田発、両方あるんですが、やはりアクセス通い羽田発だと+2万円位料金はアップします。税金も含めてNRT-HNLだと21万円位の所が、往復どちらか一方を羽田にすると、+2万円位高くなり、例えばHND-HNL/-NRTにすると、23万円ちょっとに。

肝心のスケジュールは、金曜日の夜仕事上がりで空港に向かい、21:00過ぎに出発。成田発は21:30頃で、これはぎりぎり18:30頃の横浜発N'EXを捕まると、20:00頃に成田に到着して間に合いますが、余り空港でゆっくり出来なくてつまらない。羽田発は22:00近くの出発なので、ゆっくり仕事を終えても19:00頃には到着して、ゆっくり出来る。その差分に+2万円分の価値を見いだすかどうかなんですよねぇ... もう一つ、僅か30分位の差ですが、羽田発はその分ホノルル到着も遅くなるので、到着後お昼頃にホテルに入る事になりますが、この時点で部屋が空いていてそのままチェックイン出来る可能性も高くなると言う有利さも。一方で、羽田はこの後続々と深夜発便が出ていきますから、空港やラウンジは混雑する一方なんですよね。それでも、22:00一寸前発のホノルル便は、その最初の出発便なので、混雑する前にラウンジを抜けられるメリットもある。成田は、ホノルル便が最終便なので、一番空いて入るけれど、あのがらんとした雰囲気が一寸という気持ちも。

そんなこんなで、取りあえず仮押さえですが、金曜日の夜羽田発でホノルルに行き、その日半日(金曜日)と翌日土曜日一日滞在して、日曜日にホノルルを出発して月曜日のお昼過ぎに成田に到着する予定を入れました。実は月曜日が会社の振替休日なので、有休など取らなくても良いというメリットも。同じような事を、実は去年の9月にやっていたんですが(その時は成田発)、今年も今回と秋と二回行くことになるかなぁ...

実は、1月初めにESTAが期限切れになっているので、次回USに渡航する前にESTAの再申請をしておかないといけない。2年に一回更新が必要で、パスポートの残存期間は5年と一寸。切替は1年前から可能なので、となるとESTA更新を2回4年分にするとなると、ESTAの更新タイミングのインターバルは出来るだけ伸ばしたい。ただ、実際に何時USに行くかは分からないし、なかなか区切りよくパスポートもESTAも切り替えるというの難しいですよね。もしかしたら、3月とか4月にいきなり飛んで行ってしまうかもしれないし。まあ、一回の更新料がUS$14ですから、思い立ったときに更新しておくのが一番安全かもしれない。

さて、仮押さえの期限は、明後日20日の08:00まで。それまでに、行くかキャンセルか決めないといけません。一応、行く前提でホテルの予約も入れてはあるんですが、さてどうしようか悩む日が続きそう。(続く...)

黒塗りと黒子

今更ながらの話題ですが... たまたま覗いていたTLで、少し前に話題になったダウンタウン浜田雅功氏がエディーマーフィーに分したコントが黒人差別に繋がるという話で、それならば昨年末のNHK紅白歌合戦のウンナン・ウッチャンのオープニングコントで「暴力・差別・圧力・忖度」と書いた紙を胸に貼り付けた、黒装束の人達も同じでは、という話が出ていました。紅白見ていないので何のことやらと思いつつ調べてみたら、こんなことやってたんですねぇ、知らなかった。この、全身タイツ(全身ゴムスーツ?)の状態を「アフリカン・アメリカン」と見るというのは一寸厳しい気がするけれど、例の「浜ちゃん騒動」の後だと、そう言われても仕方ないなと言う気もします。

ただ、このNHKの演出が先の浜ちゃんマーフィーと違うのは、前進全て黒く覆っているから、「彼らは『黒子』なので、存在しない」と言えるという事。勿論、歌舞伎とか浄瑠璃等で登場する本来の「黒子」さんの衣装とは違うので、同じものというのは無理があると思うけれど、あれはあれで「目も鼻も口も無い影のような存在」とか、いろいろ言い方説明の仕方はあると思うんですね。まぁ、いずれにしても「悪=黒」という位置付けに関しては、「=黒人」を想像させることも事実だし、大体それらの悪いことを結局はウッチャンが「力でなぎ倒す」事を、NHKは良しと考えているのだろうか。そこはメディアであるならば、ウッチャンが新聞記者よろしく悪の行動を記事に書く振りをするとか、テレビカメラ見たいな「武器」を抱えて、それらの様子を「放送する」とか、茶番劇なんだけどNHKとしての本来の方法で相手を倒さないといけないのでは。結局NHKも力には力で対応すると言う「権力志向」を再認識させただけなんじゃ無いだろうか。まぁ、ウッチャンと言えばジャッキーチェンのものまねのアクションが知られているから、それにも引っかけたんだろうけど。それと「暴力・差別・圧力」までは良いけれど「忖度」っていうのも、それらと同列に戦い無くすべきものか?

「忖度」の意味は「他人の気持ちを推し量ること」で、それ自体は悪いことでは無い。ただ、推し量ることが過度になれば、問題が生まれるかもしれないし、推し量る方向性が違えば迷惑になるかもしれない。何事も適量適度と言うものがあるわけで、それを超えてしまうとどんなに正しいことでも、問題や障害になることはどんなことでもあり得ること。多分「過度な忖度は問題である」と言いたいのかもしれないけれど「良い意味での独裁」「悪い意味での正義」みたいなニュアンスを彷彿させるわけで、何かしっくりこないんですよね。

TLの話を眺めていて、個人的には浜ちゃんマーフィーの件と、このNHKのウッチャン活劇は全く別の話だと思うわけで、そこを混在させてはいけないんじゃないだろうか。ただ、NHKの演出に関しては「一寸過ぎている」という印象を受けますけれどね。だってメディアの役割は「事実を伝える事」であり、その存在している事実に対して「何らかの影響力を行使する」事では無いはずだから。必要な事は、その事実を見た聞いた視聴者が考えて行動することなんだから。それはともかく、あの演出が「紅白歌合戦」の何に繋がるのかは理解出来ないけれど...

2018年1月17日

政党不信

何かなぁ、これを「政治不信、政党不信」と言わなくて何を言うのかと言うような状況。民進党との統一会派結成に反対する希望の党の初期メンバーが、希望の党を分党して、そのまま希望の党を引き継ぐ初期メンバーの新党と、民進党と統一会派結成するメンバーに分かれると言う話

元々今の希望の党が、小池旋風の追い風を期待して民進党からの移籍組が選挙を睨んで集まった「選挙互助会」だったわけで、その結果その目論見は外れて希望の党は惨敗。しかも、人気の無かった民進党なのに、選挙目当てで移籍したと言う事で、希望の党移籍者は批判され、逆に排除されて立憲民進党を作ったグループが一番高い評価を受け、その間に民進党は参議院議員がほとんどを占めるという歪な姿になってしまい、わやくちゃに。希望の党自体が選挙での惨敗で、その主導権を握っていた小池都知事も追いやられて、結局は旧民進党別働隊見たいな形になったわけだから、現民進党と合流するのは自然と言えば自然だけれど、それじゃぁ納まらないですよね、元々希望の党を立ち上げた初期メンバーや、幸か不幸か希望の党を支持した国民は。

政党政治において、政党の誕生や合流、場合によっては解散というような状況は、ある意味政党政治の新陳代謝を維持していくものだと思うけれど、今回の様な行動というのは、政党の目標完遂のためと言うよりも、人を集めて政党交付金をどれだけぶんどるのかという目的のための行動にしか見えない。お金が、政党活動を支える重要な要素で有る事は理解すると支持するけれど、そこは税金で賄われているわけだから、それなりに支持を得られるような行動を見せなきゃなぁ。

次の選挙は、多分来年の参議院選挙だろうから、それまで時間は有るのでまだまだ混乱というか、ドタバタは続くんだろうなぁ。

胡散臭い団体、かも

毎日新聞の記事」と言う事で、かなり眉につばを付けつつ読まないといけない(笑)かもと感じさせられる記事なんですが、TL界隈ではこのICANのフィン氏来日に関しては色々なツッコミも出ていて、正直記事の額面通りには納得出来ないもの。個人的に以前から感じているのは、この手の団体って、なんでそういう「核兵器廃絶」とい主題を、今現在そういう兵器を保有している、あるいは開発して保有を誇示している国々では無く日本に対して要求してくるのか、ということ。唯一の原爆被爆国で、先の福島第一の事故があるからというのが一番よく言われる話だけれど、いゃ被害者なんだから日本は逆にこの手の団体に対して「もっとしっかり核保有国に対して貴方たちが要求しろよ」と言う側の立場じゃ無いかの? 更にビックリしたのは、この人、今回初めて広島、長崎を訪問したと記事にも書かれているけれど、いゃいゃ、それだけ日本を利用して、唯一の被爆国という立場を重要視するなら、もっと早く広島、長崎に行くべきでは。大体、オバマ前大統領だって昨年広島を訪問したじゃ無い。其れ以前にも、この団体の名称って殆どメディアに登場する事が無かったけれど、ノーベル平和賞を受賞したことから一気に知名度があがり、それを利用して色々な活動を活発化しているような雰囲気を感じる。

その一つが今回の訪日時に安倍総理との面談を希望したという話。でも、日本政府への申込は今回の欧州歴訪が公表表された後で、そこで断られたのに、今回の直前になって恰も自分達の要望が無視されたような言い方をSNS等で発信している。まぁ、それに乗っかる野党の人達も大概だと思うのだけれど。自分達の存在を広めたい団体と、何としても安倍政権叩きをしたい野党の思惑が一致しての共同活動みたいな感じだなぁ。さらに、このICANの日本での実体がピースボートと言う事で、ますます胡散臭さが... NGOだから、さらにはノーベル平和賞を受賞したからといって、免罪符になるわけでは無いと思うのだけれど。

繰り返しになるけれど、最大の核保有国である、アメリカを筆頭に、ロシアや中国、さらには欧州の英国やフランス、さらにはイスラエルにインドにパキスタンとか、先ずはそれらの国々に働きかけるのが、彼らの目標を考えたら最初にして最大の活動のはずでは。日本に対しての批判は色々言っているけれど、それらを仮に10としたら、それ以外の保有国に対しての批判は100とか1000とか、もっと聞こえてこないといけないのに、そんな話は殆ど聞こえない。そのアンバランスさと言うか、扱いやすい日本をネタに自分達への利益誘導を図っているようにしか感じられないなぁ。

ざっと新聞各社のサイトの関連記事を見てみたけれど、毎日新聞が一番熱心そうに感じられるのは何故だろうか。そこにも、何か意図がある、胡散臭さしか感じられないのだけれど。

所で、今回の安倍総理との対談が総理の欧州歴訪の予定と重なって出来なかったわけですが、逆にその予定を外して、このフィン氏の来日予定を変更することは出来なかったのかという素朴な疑問が。最初の申し入れが12月の下旬という押し迫った時期で、当然年末年始で休みに入る事も有るわけだし、そういうタイミングをわざわざ選んで来たと言う事を言われても仕方ないと思うんだけれど。つまり、実際に話をすることよりも、自分達の立場を強調することで利益を得ようとしている、ような。だからこそ、「核兵器根絶」というゴールに賛同は出来ても、この団体への賛意の気持ちは生まれないんだろうなぁ。

2018年1月16日

A380生産中止?!

一般紙の記事ですが、エアバスのA380の新規受注が二年観無いため、この状態が続くようならA380の生産を中止する鴨という記事。最初の大型機であるBoeingのB747の多くが既に引退し、航空業界の流れはより効率的に乗客をP2Pで運送する方向になっていく時代に、やはりA380もそれを使いこなせるというか、使い続けることが出来る航空会社は限られていくんでしょうね。大体、これまでの受注機数317機のうち、半分近くの142機がエミレーツ航空からということは、エミレーツが方針転換したらどうするんだろうか。中東の航空会社でA380を運用している所が多い気がするのは、超富裕層向けにふんだんにスペースを活用した機内設備を提供したいからだろうけど、それがいつまで続くビジネスモデルになっていくんだろうか。

中東以外では、カンタス航空とシンガポール航空が20機台の運用をしていて大口顧客と言って良いと思うけれど、B747の時代と比べると、やはり運用している航空会社は少ない気がするなぁ。B777とかA330/350当たりの機材を効率よく多頻度で運用する方が、コスト的には有利なんだろうなぁ。で、気になるのは2019年から導入開始するANAの動向。今のところ成田-ホノルル線にのみ投入する様で、しかも3機だから一日1便の運用が精々。人気路線ではあるけれど、それなりに搭乗率を上げていかないといけないし、何よりもファーストクラスが売り物と言うけれど、あの程度の時間のフライトで満足するんだろうか。今のB777のファーストクラスのような内容では駄目なんじゃ無いかなぁ。例えば、路線的にハネムーンとか夫婦での利用が多いだろうから、座席はあえてカップルシートのように二列並びにして、通路は真ん中に作り左右に2-2にするとか。大体、今のスケジュールを考えると、日本を夜遅く出発して、ホノルルにお昼前に到着するパターンだから、余り機内のサービスを期待しても仕方ない気もするし。2019年と言うと、2020年の東京2020位迄は契機は何とか持つと思うけれど、その後また景気が後退したら大きなお荷物になりそうだし。

エアバスも燃費改善などのアイデアは持っているようですが、やはり大型機だけに機体の取り回しにも制限があって、航空会社の食いつきは悪そう。あの巨体を見ることが出来るのも、今のうちなんだろうか。もう一度くらい、何処か長距離路線でサービスを体験してみたいけれど、今後引退が想定された機体だと機内設備の改修も滞るだろうから、結局A380に登場しても、中身は古い設備のままで、それならB787とかB777の新しい機体に搭乗した方が快適という事が増えるんじゃ無いだろうか。なかなか難しい。

Hilton Odaiba Tokyo Hotel

新年初飛びの予定を入れた後に、会社のミーティングの予定が入ってしまい、仕方なく帰国日に都内に宿泊することに。翌日横浜に行く必要があるので、最初は定宿の横浜シェラトンを探したんですが、直前の金曜日にも宿泊しているしレートも少々高かったので別の場所を探すことに。で、SPGは2滞在/月、Hiltonは1滞在/月が目安なんですが、SPG系は3月までの予定でそれを上回っているのに対して、Hilton系を今のうちに稼いでおきたい。HPCJで念のため確認したら、そこそこ安いレートがこのヒルトンお台場で見つかったので、ここに宿泊することにしました。正直、ここは羽田空港からのアクセスはそんなに良いわけでは無いし、横浜までも時間が掛かるんですが仕方ありません。いずれにしても、Hilton系の今年1滞在目となります。

羽田空港には予定よりも30分近く早着し、しかも入国審査も税関もあっと言う間に通過出来たので、元々の予定よりもかなり早く京急のホームに到着し、品川方面行きの電車も直ぐに到着しました。羽田空港からお台場って、実は結構遠回りの道順しかなくて、この時は京急で品川を通過しそのまま浅草線に入り新橋まで移動。新橋でゆりかもめに乗り換えて台場に到着しました。結局40分位掛かったかな。京急が快速で羽田を出た後、京急蒲田、品川と停車駅が少なかったので良かったけれど、新橋でのゆりかもめへの乗り換えたやっぱり面倒ですよね。

18:30前位にホテルに入り、夕食はどうしようかと思いながら、取りあえず3Fのラウンジで一服することに。日曜日の夜で、そんなに混雑しておらず、ゆっくりワインなどを飲んでいましたが、疲れもあったか結構ここでお腹も一杯になり、結局館内のレストランは勿論、バーにも寄らずそのまま部屋に戻り寝てしまいました。この疲れは翌日も残っていて、この時は2Fのビュッフェ利用も出来たのですが、結局朝食欲も無いので食事も取らずにそのままチェックアウトして会社に向かいました。


HND-TSA/-HND (3) - 2018年飛び初め終わり

さて、一泊二日の弾丸ツアーは、もう帰国。流石にホテルから一歩も出ずに帰国するのも何だろうと思って、朝少し回りをぶらぶらしましたが、朝から開いている食事のお店くらいしか見当たらない。あと、MRTの乗換駅に隣接しているSOGOをちょっと覗いたくらいでしょうか。まぁ、台湾も物価は高めだから、特にここで買い物をしてお得という事も無いし、台湾風、中国風のお土産とかに興味が有れば別なんでしょうけどね。

で、ホテルをチェックアウトして、ホテル前のMRTの駅「善導寺」から松山空港へ向かいます。MRT乗車時間だけなら、20分位だろうか。乗換駅の「忠孝復興」での乗換が少し面倒(板南線は地下深く、文湖線は高架駅)な事を除けば、まずまず便利な路線なんですけどね。日曜日のお昼前という事で、混雑を覚悟しましたが、それ程混雑してもおらず余裕を持って空港に到着出来ました。

松山空港ではモバイルボーでイングパスが使えます。AMCのアカウントから搭乗券をApple Payに登録して準備は完了。まずは保安検査場を通過し、出国審査に向かいます。ここでも、Apple Payの搭乗券とパスポートを出して、後は顔写真の撮影と指紋登録で出国は完了。丁度出国ラッシュの間だったのか、待ち時間ゼロ、3分も掛からず出国出来ました。その後は、出国審査場を出て左奥にある、空港公団のラウンジへ入ります。

こちらは少し混雑していて、入口で「相席でお願いします」と言われたけれど、運良く二人掛けの場所が空いていて、そこを利用することに。暫くは混雑が続きましたが、30分位すると中国向けの出発便が続いたのか、あっと言う間に2~3割位の混雑具合になりました。持つとも、それからやはり30分位すると、今度は自分も登場するANAやJAL便の乗客と思われる日本人のグループがかなり入ってきましたが、それでも相席になる事は無く快適に時間を潰すことが出来ました。ここは、空港唯一のラウンジなので全体のスペースは広いんだけれど、飲み物とか食事があるブロックが狭くて、一つものを取るにも大変。あの飲食コーナーをせめて今の倍位に広げて欲しいのですが。それ以外は、電源もあるし、Wi-Fiもそのまま使えるし、快適に時間を過ごすことが出来ました。

搭乗開始予定が13:00からなので、少し早めにラウンジを出て搭乗ゲートの6番ゲートに向かいます。流石に日曜日の帰国便なので、前日の出国便よりは混雑している感じです。で、ちゃんとAMC Diamond、Business、Economyとレーンが設けられていて、有りがたく優先搭乗で機内に入る事が出来ました。

機内の少なくともAコンパートメントはほぼ満席状態。元々予約の時点でかなり埋まっていたので覚悟はしていました。搭乗開始は定刻通りでしたが、出発予定時刻の13:30前、13:15頃にはもうドアクローズになり、プッシュバックも13:20頃に始まります。で、13:30頃には誘導路を移動し始めて、来たときと同じRW01に向かいます。

滑走路の端に到着すると、暫く停止した後にそのまま直ぐに離陸開始。一路羽田空港を目指します。特に映画とか見る気も無かったので、エアショーの画面を出していましたが、ほんと台湾(台北)と言っても、石垣島の直ぐ横なんですよね。この時期追い風の影響も大きいのでしょうけど、帰国のフライト時間は2時間30分とアナウンスされます。那覇空港から羽田行きの国内便も、2時間を切るくらいだから、本当に近い隣国(「国」と言うと、起こる某国があるけれど、実際一つの国だもんなぁ)ですね。

帰国便ではあまり期待していなかった、洋食の食事が結構美味しくて、ついついワインが進んでしまいました。「洋食」とはなっているけれど、中華料理を洋風に盛り付けましたという内容で、台北のリージェントホテルの監修らしいですけれど、コラボ企画としては良い出来だったと思います。日頃食べないデザートも、少し酸味のあるゼリーみたいな感じで、これも自分には珍しく完食してしまいましたし。

羽田空港へは定刻よりもかなり早く到着。A滑走路のRW34Lから着陸すると、いつもとは逆に左に舵を切り国際線ターミナルの111番ゲートに入りました。ここ、ボーディングブリッジを出ると、直ぐ右手に入国審査場への入口が有り、そこを入るとそんなに審査待ちの行列は出来ていなかったのですが、噂の(笑)「顔認証ゲート」も少し並んでいて時間が掛かりそうだったけれど、その左手の自動化ゲートは無人状態だったので、そちらを通過。税関審査も書類の確認だけで終わり、機外に出てからものの5分も掛からないうちに国内に戻ってきました。

本当はこのまま自宅に帰宅する予定でしたが、翌日月曜日に会社でのミーティングの予定が入ってしまい、このまま都内で宿泊することに。一番レートが安かったお台場のヒルトンを予約しているので、京急で空港から新橋まで移動し、新橋でゆりかもめに乗り換えてホテルに移動しました。今年の飛び初めは、使用機材はANAだったけれど、年始めからの国際線利用で、マイル(PQM)はUA MP 1Kに付けるという、全方位的なフライトになりました(笑)。さて、これから国内線修行も始まりますし、来月にはSingapore行きも予定しているし、今年も忙しく飛べそうです。()

2018年1月15日

Sheraton Grand Taipei Hotel

2018年SPG 2滞在目は、シェラトングランデ台北ホテル。ここは丁度二年ほど前にも宿泊して、今回三回目の滞在。今のところ台北宿泊時の定宿になりつつあります。SPG系列でPlatinum特典が有る事もそうですが、MRTの「善導寺駅」にほぼ直結したようなアクセスの良さに、台北駅までMRTで一駅、徒歩でも行けるくらいのアクセスの良さ。今回桃園空港から台北駅までのMRTが開通したので、これからは桃園空港離発着のフライトを利用してもいいかも。

チェックインしたのは夕方17:00前。今回も前回と同じスイートの部屋にアップグレードしてくれました。部屋に入り一息ついたところで、ラウンジで一服することに。17:00から20:00までがハッピーアワーで、アルコール類と冷製の料理類が出て、その後17:30から19:30までは温かい料理も出る時間帯なので、17:30少し前に行きましたが、予想に反してラウンジは半分も埋まっていない状態で非常にゆっくり出来ました。

ここはラウンジの横に直結したそこそこ広い厨房が有り、そこで調理したものを出してくれるので、暖かいのは勿論味もそこそこ。お摘まみ類だけで無く、ご飯ものもあるので、ここで十分夕食代わりに飲んだり食べたり出来ます。実際この日は、ここで飲んで食べてお腹一杯になってしまい、この後よろうかと思った1Fのバーラウンジも素通りするだけでした。

たまたまとなりのテーブルに座っていた熟年ご夫婦の方と話をしたんですが、奥様が旅行好きの方らしく結構あちこち行っているらしい。この台湾にも10年位前から毎年通っているという事で、今回も4泊して翌日帰国という事で帰国日が同じだったんですが、私はANAで向こうはJALでした。このご夫婦も、このホテルを大層気に入っているらしく、毎回台北訪問時はここを利用しているとのこと。私も、また安いPクラスの料金が出たら再訪したいけれど、やはりこのホテルをまた利用しそう。

HND-TSA/-HND (2) - 2018年飛び初め

2018年初のフライトは、近場とは言え国際線の台北へのフライト(HND-TSA)。昨年後半に、今年早々で台北行きのPクラスの料金が、しかも一泊二日でもOKのレートが出ていたので迷わずゲット(笑)。ただ、PクラスなのでAMCのPremium Poin換算レートは低いので、UA MP 1Kに付けることに。5,000PQM一寸ですが、こう言う積み重ねが大事かも。

前日仕事帰りに横浜のホテルに前泊し、ゆっくりと起きて出発。横浜駅から羽田空港国際線ターミナル(実際には、国内線ターミナルまで)直通の空港快速を捕まえて20分ちょっとで到着です。京急利用をすると、下手に都内から移動するよりも横浜から移動した方が速いかも。

羽田空港は、去年も何度も利用しましたが、殆どが国内線ターミナル。国際線ターミナルを利用するのは、調べてみたら昨年のG.W.以来の様です。だからか、凄く懐かしい気がする(笑)。混雑を予想していましたが、それ程では無い様子。新年の出国ラッシュが一段落した所なんでしょうか。もう少し時間が遅くてお昼時なら、4Fのレストラン街で何か食べても良かったんですが、まだ少し早い10時少し過ぎくらいだったので、兎に角制限区域に入ることに。ボーディングパスはモバイルで受け取っていたので、FFPの上級会員向けの保安検査場を抜けて、さらに出国審査もそんなに混雑していませんでしたが、自動化ゲートで待ち時間無しで通過。そのまま、110番ゲート前のANA Suite Loungeへと直行しました。

羽田空港利用が久しぶりという事は、羽田のラウンジも久しぶりなわけで、何か凄く懐かしい(笑)。ここは、入って左側が個人・二人連れ用の配置、右側がグループ向け配置みたいな感じになっているので、左側の個人用ブース席をゲット。実は私が入ったときにはほぼ満席状態で運良く一つ確保出来たんですが、30分位の間に、シカゴ行き、シンガポール行き、バンコク行きと出発便が出ていったので、1時間もしないうちにガラガラになりました。

出発時刻は12:40で搭乗開始は12:15から。しかも搭乗ゲートはラウンジを出た目の前の110番ゲートということで、ちょっとバンドエイドが欲しかったので買い物をするつもりで12:00少し過ぎにラウンジを出発。108番ゲート当たりのドラッグストアーで買い物をして(300円程度のものでも、免税販売になるから搭乗券スキャンするんですね、ビックリ)、110番ゲートに戻ってきたら誰も居ない。「あれ?」と思って慌てて出発情報の掲示板を探してみたら、133番ゲートに変更になっている。反対側の先だなぁと思いつつ、少し小走りに向かうと、左側にエレベーターがあって「131~134はこちら」みたいな表示が。と言う事は沖止めかぁ... と分かり、そこから下に降りたら、もう搭乗開始となっていました。

待合スペースにはもう座っている人は居なくて、みんなゲート前に並んでいます。既に一台目のバスは出発した様子で、この二台目のバスに全員乗せて出発する予定のようで、私の後4~5人が乗り込んでやっと出発となりました。で、機内に入るとAコンパートメントは埋まった状態で、私の横にも男性サラリーマン風の人が座っていました。でも、半分くらいは空席状態で、結局この男性氏はドアクローズとなったところで、反対側の空席に移動していきました。予めCAさんにリクエストしていたようでしたね。

定刻前にドアクローズとなり直ぐにプッシュバック。暫くエンジン調整をしてタキシングが始まったのが、定刻の12:40頃。ここからぐるっと機種を右に向けて、D滑走路に向かいます。方向が同じだからか、通い慣れた(笑)、RW05から離陸して一路台北を目指します。

離陸して水平飛行に入るとミールサービスが始まります。ラウンジで結構しっかりアルコールも食事も注入してきたのでそんなに食欲は無かったのですが、ワインのアテとして洋食をお願いしました。ただ、味付けが濃すぎて、パン以外は殆ど食べなかったけれど。

台湾に近づくと少し揺れましたが、ほぼ安定した飛行で定刻よりも早めに到着。一度松山空港の西側を通過してから、右旋回をしてRW10に着陸。市街地にあると言う事や、地下鉄(MRT)で直ぐに市街に出られる事など、福岡空港そっくりですよね。台北は、気温としては15~20度位で、氷点下の東京からきた自分としては「暖かい」印象なんだけれど、暑いことになれている台北の人はみんなダウンとか厚手のアウター着用で、見ているだけで汗が出そう。そんな人が満員のMRTを乗り継ぎ、ホテルに到着しました。(続く...)

2018年1月13日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

2018年の泊まり初めは、いつもの横浜ベイシェラトンから。金曜日の仕事終わりにチェックインして、続く週末の台北旅行のために宿泊。仕事を終えて、ヨドバシ横浜でちょっとLightning Cableとか購入してから、隣りのホテルへ。昨年最後に宿泊したのが10月の初めなので、3カ月ぶりの宿泊になります。

26Fのラウンジでチェックインして、アップグレードされたのが24Fの奥のツインの部屋。以前は27F/26Fがクラブフロアーだったのが、昨年改装されて24Fまでクラブフロアーになり、ちょっと得したかな(笑)。今月から、23Fから20Fの改修が始まるという事で、クラブフロアーにアップグレードされなくても良くなるかも。

部屋に入り一服したところで、クラブラウンジへ。混雑しているかなと思いましたが、入口左側のフード・ドリンクコーナーがある方は9割位の埋まり具合でしたが、右側は半分以上空席という状況。丁度テーブル席が空いていたのでそこに座りましたが、その後続々と入ってきたのでタイミング的には良かったかも。オードブル類は、以前よりは少し良くなかったかも。飲み物の種類が少ないのが相変わらずで、ちょっと残念ですが。

翌朝も朝食をとりにラウンジへ行きましたが、以前は無かった和食があったり、少し改善されている雰囲気。でも、ジュースのラベルが、アップルとオレンジが逆になっていたので直して置いたりと、ちょっと質的に疑問な所も。これ、ラウンジスタッフとして、この時はインド系と思わしき男性スタッフさんが居たんですが、慣れていないのかどうも動作がちぐはぐ。その当たりが一寸残念でした。

さて、今年も25滞在目指してスタートした一泊目。また、長い戦いが続きます(笑)。

Bye Bye 社民党

社民党の任期満了に伴う党首選が12日に告示されたけれど、まさかの立候補者無しでドタバタ。現党首の吉田氏は、一昨年の参議院選挙で落選し、しかしなり手がいないために一度は誇示した党首を非議員で続けていたけれど、流石にそれでは活動も制限があって今回の立候補辞退になったらしいけれど、まぁ、これまでの様子を見ていると社民党の凋落は遅すぎたくらいではないだろうか。

自分などでは、やはり「社会党」として野党第一党として、しかも当時の自民党と互角に張り合えた土井たか子氏時代が一番勢いがあったかなという気がします。その前、村山内閣を経験して、少しは前向きな国民のための政治をするかと期待感もありましたしね。ただ、前半は「おたかさんブーム」で良かったけれど、後半は段々と対決姿勢をすることが使命のような感じになって、さらに福島瑞穂氏が党首になって、さらに支離滅裂さに拍車が掛かったような気がする。本来なら、そのままもっと早く消滅していたかもしれないけれど、天恵とも言える民主党政権に相乗り出来たことで、盛り返すチャンスは貰えたんですが、その民主党が輪を掛けてダメダメで、結局それが致命傷になった気がする。

アメリカの様な二大政党制であっても、やはり少数政党は存在しているし、日本のような大中小政党が乱立している状況では、例え小党であっても意味はあると思うものの、こと社民党に関しては、縮小していくことに何の手立ても無く流されていくだけという気がする。現在所属議員は4名で、衆参それぞれ2名ずつ。また、以前の選挙の結果から2022年までは所属議員が存在する限り政党として存続可能らしいけれど、その前に何か手を打たないと2022年で福島氏が落選したら自然消滅するんじゃ無いだろうか。まぁ、拾ってくれるところがあるかどうか分からないけれど、何処かとくっついて、もう少し妥協しつつも自分達の理想とする政策を一つでも良いから実現していく方が、世のため人のためだと思うのだけれど。

例えば自民党なんかは、政党としては議席の2/3近くを占める勢力であるけれど、その中の議員の考えとか方向性は結構バラバラで、中には与党に近い信条の人も居る。でも、100%では無くても、自分の政治活動を有効に進めるために、ある意味自民党の力を利用しているわけですよね。それを「政治的迎合」と行ってしまえばそれまでだけれど、その政治家が国民のある一部の代表として選出されたのであれば、その選んだ人達の利益代表として活動し成果を出すことが一番重要なはず。勿論、同じ事を別の議員がやった場合、それは逆にその最初の議員にとっては相反する利益になるのかもしれないけれど、それも含めて自分の活動をどれだけ最大化出来るか実現出来るかがやはり議員としての存在意義だと思う。ある意味、そういう割り切りをしましょうよと言うのが、暫く前から生まれている共産党を軸にした野党統一候補だと思うわけで、それを認めるのであれば、もっと柔軟なことが出来ると思うんですよね。まぁ、そう言うことを繰り返していくことは、ある意味自浄作用も生むわけで、その一つが今回の件になるのかなと感じますね。

権威無き権威

朝日新聞の「森友・加計報道」に「ジャーナリズム大賞」なるものが与えられたという記事。この大賞は、新聞労連が「平和・民主主義の確立や言論の自由に貢献した記事を表彰する」ものらしいけれど、もうね、開いた口が塞がらない。

森友学園問題に関しては、確かに籠池氏に振り回された近畿財務局が拙速だったところはあるだろうけど、いろいろと曰く付きの土地を売却して、固定資産税として利益を生むものに変えることは悪いことでは無いはず。実際、朝日新聞の築地本社だって課なり安い金額で売却されていることは周知の事実。さらに言えば、加計学園関連は完全に元文科相事務次官の前川氏と握った朝日新聞の「創作記事」とでも言って良いようもので、結局一年近く騒いだけれど、何も確証は出てこないし、別件で小川栄太郎氏とのやり取りでは、「朝日新聞はモリカケ問題で安倍総理が関与したとは報じていない」と説明しているらしいけれど、それなら何に対しての追求だったの > 朝日新聞

この手の「何とか大賞」とか「○○賞」なるものって、近年急速にその権威を落としている気がするのは気のせい? どう言う選考基準で選抜されるのか分からないけれど、その選考基準は一見それらしいことを言っていても、それを評価する選考委員がどういう人なのか分からないので、その基準が遵守されているのかすら分からない。今回も新聞労連が主催しているらしいけれど、と言う事は現政権に対しては否定的な立場で有るから、当然そういうバイアスは含まれると考えるべき。具体的な「成果」を判断しやすい科学系の賞であっても、そのタイミングやその時の状況で優先順位が変わる場合だって有るわけですからね。それを考えると、そういう定量的な判断基準すら無い人文社会系の評価なんて、もうその時の運か意図的な要素によるブレで決まるとしか思えない。

例えば、せめて10個位の候補記事をリストして、そこにそれぞれの新聞読者が投票するとか言うなら、まだ納得も出来るけれど、それだって組織票とか有るだろうし、ある意味「お祭り」的要素を否定出来ない。結局は、メディア自体が本来の「事実を伝える」事から、変な使命感に燃えて「真実を伝える」という力を誇示する立場になろうとしていることが一番の問題だと思う。新聞とかテレビ等の既存メディアに対して、ネットでの情報がそれらを凌駕しつつあるけれど、それってやはり素の情報がまだストレートに拡散されるからだと思う。勿論、個人個人が勝手に発信出来るから、意図的か不注意かは別にして、意図的な情報も多いことは事実だけれど、より情報拡散の本来の意味を考えるならば、途中にフィルターやバイアスの存在が少ないだろう、ネットの方が今は指示されることに既存メディアは気が付かなきゃ。まぁ、だからこそ、こう言う自慰行為的な権威付けが必要なんだろうけど。

2018年1月12日

政府専用機

羽田で定期整備を終えて新千歳に戻った政府専用機の一機が、そのフェリー途中でエンジン付近のパネル脱落をしたというトラブル。写真で見る限り、外から填め込み式の作業用の窓見たいな印象なんですが、一番有りそうなのは定期点検で外して、その後はめ込みだけして最終的なネジ止めを忘れたような気がする。となると、やはりJALの責任問題になるのかな。まぁ、航空自衛隊側にも受入検査をして確認する義務はあるのだろうから、10:0でJALが悪いと言う事にはならないだろうけど、でもタイミングが悪いですよねぇ、定期点検直後のトラブルだから。

今日から安倍総理が欧州歴訪にで借る予定で、このトラブルが発生した機体は予備機として使用予定だったそうですが、まぁ致命的なトラブルでも無いし、脱落したパネルを再度装着すれば問題無いと思うけれど、ちょっといただけません。

ちょっと不思議だったのは、昨日11日に定期点検が終了して羽田から新千歳に戻り、今日12日には総理の政府専用機として、多分羽田から欧州に向かうのだろうから、今日また新千歳から羽田に飛んでくるんだろうけど、それって一寸無駄なような気もする。もしかしたら、羽田での整備のために、機密度の高い装置などは新千歳で外してフェリーして、それを再度装備するために戻ったんでしょうか。政府専用機の本拠地は新千歳な訳だからなぁ。でも、過密状態の羽田空港なわけで、そこにスロットを入れ込むのも大変そう。

このB747ベースの政府専用機も、あと二年ほどで次のB777-300ERベースの機体に変わるわけですが、そうなるとますます日本の空でB747を見る機会が減りそう。それが一寸残念ですねぇ。

aiboよりnyaibo

1月11日は「ワン、ワンワン」の日と言う事で、二台目aiboがデビュー。初代AIBOが製造中止、補修終了となって何年か過ぎていて、多分もうAIBOは出てこないと誰もが思って居たときに、突然二代目のaiboが登場したから、昔からの人も最近の人も飛びつくんだろうなぁ。

初代が登場したのは10年以上前。当時も、その動作や学習能力には定評があったけれど、10年というのは今の時代では化なりの時間の流れなわけで、メカ部分は勿論電子部分も化なり進歩しているわけで、確かに外見を見ても以前のいかにもロボットぽいデザインに動作に比べて、流石に一世代後の二代目のaiboは違いますよね。さらに今回のモデルは、ネットに接続して学習した内容を蓄積して、さらに個性的かつ機能的に動作するような仕組みも背負っているから、多分初代のAIBO以上に個性的な個体が生まれてくるんじゃ無いだろうか。

このaiboも含めて、技術的には一寸早く世の中に出てしまった故に評価はされても流行には至らず消えていった商品・製品って色々あると思うんですが、今回の様に現代の技術で再度作り直してみたら、化なり違った面白い物に化けるんじゃ無いだろうか。このaiboはまさにそれなんだろうけど、パソコンなどもその範疇に入ると思うし。逆に、WALKMANは当時のような音楽ソースとしてCDを使うこと自体が無くなってしまったから、今作る意味は無いのかもしれない。それこそ、iPhone(=iPod)がWALKMANに取って代わっているし、「音楽を録音して聞く」という行為その物が「音楽を選んで聞く」というストリーミング再生に変化していますからね。そのうち、iPhoneのような「本体」すら無くなって、耳に装着するイヤホンだけになるだろうし。

閑話休題。所で、SONYさんは「猫型ロボット」を出してくれないのだろうか。いゃ、「あの」青いロボットじゃなくて、本物の猫に似たロボット。猫の場合、あの手触りが重要な要素になるから、それを作るのが大変なのかな。また行動パターンも犬とは違うし。でも、個人的には犬型ロボットのaiboならぬ、猫型ロボットの"nyaibo"をSONYさんには頑張って出して欲しいにゃぁ...  (笑)

ロボットホテル

「切り込み隊長」山本一郎氏のコラムから、ハウステンボスの「変なホテル」も含めた今ひとつな内容に関して。「変なホテル」は、開業前後に確か「ガイアの夜明け」で特集されていて、正直最初に見たときには「話題にはなるんだろうけど、転けるんだろうなぁ」と思ったんですが、いゃいゃ、さらに都内や蒲郡などにも展開するなど、「あれれ???」と言うのが正直な感想。うーん、自分だったら利用しないけれど、やはり怖いもの見たさというか、子供連れ何かだと、ああいうロボットを見るだけでも面白いのだろうか。

「ガイアの夜明け」を見ていたときに思ったんですが、例えばフロントでのチェックインに部屋のアサイン、さらには部屋の鍵など、今SPGとかHilton系だと全てスマホアプリから事前に可能なんですよね。まぁ、変なホテルだと部屋まで荷物を運んでくれる自走ロボットが有るけれど、それなりのホテルなら荷物運び用の台車はあるし、それ程困らない。まぁ、その為にはFSPの会員になりアプリを登録する必要が有るんだけど、それをホテルのタブレットでするのか自分のアプリでするのか、その程度の違いしかないような気もします。また、部屋に入れば、最近のホテルだとテレビのホテルチャンネル経由で大体のことは可能なので、これも特に「変なホテル化」までして対応するようなものでも無い。で、山本氏のコラムにも書かれているけれど、レストランのロボット化が一番不満に感じるんじゃ無いだろうか。最近のホテルだと、殆どがバイキング形式での食事になると思いますが、そこに調理ロボットを投入しても人間の料理人のように腕をふるってくれるわけでは無く、精々冷凍食品を温め直す程度。調理するところだって、食材の投入とか調理済みの食事の盛り付けまで出来るわけでは無いし、仮にそれをアーム型ロボットがやったとしても、多分盛り付けは悲惨な状態になるだろうし。それだったら、回転寿司のようにベルトを設置して、そこに色々な料理を流すような仕組みにした方が、まだ省力化出来るかも。

で、両方を比較して思うのは、本来ホテル側がで必要な作業を、変なホテルはロボットに投げて省力化しているのに対して、後者はお客側に投げることで省力化している。その善し悪しは色々な規準で評価が分かれると思うけれど、少なくともロボットを入れたからよいと言う単純な話では無いことは確か。後者の場合でも、リモートアシスタンスを組み合わせれば、人が居なくても同等のことは可能なわけで、そういう意味では「変なホテル」の目指すところは、外国人に人気のロボットパブみたいな「近未来感」と「新規性」による集客効果なのかな、と。利便性という意味では、物珍しさで多少のトラブルも容赦される雰囲気になるのかもしれないけれど、その分リピーター獲得は厳しいような気がしますね。

まぁ、コラムを読んで一番ビックリしたのは、そのホテルに関してでは無くハウステンボスの現状に関してて、結構メディア何かから見えてくるのは、V字回復したような印象ばかりだけれど、それももしかしたら幻なのか?! そのうち、人間ばかりで無く、ロボットも居なくなったりして(マテ)。

2018年1月11日

タイブレーク

高校野球でもタイブレークを導入するという記事。自分の関わっているフットボールチームでも、昨シーズンタイブレークを経験したけれど、あれはなかなかしんどいものです。しかも、勝てれば良いけれど、負けた場合には、通常の試合で敗れることよりも悔しい印象が強まる気がしますねぇ。

野球の場合は、得点性で争われるから際限なく続く可能性があるし、実際MLBでは深夜を回って何十回表裏まで対戦するなんて言う事も有るけれど、そこはプロのゲームと高校生の試合は同列では比較出来ない。元々は9回迄というルールが設定されているわけですから、その倍2試合分までというのはやはり過剰な気がする。精々1.5倍位の13回とか14回の表裏くらいまでが妥当な選者無いだろうか。そういう意味では、12回の表裏まではこれまで通りの体制にして、13回表からタイブレークで決着を付けるというのは、まぁ良い落としどころだと思う。ただ、このタイブレーク、決着がつかないと延々と続くんですよね。とは言っても、無死1-2塁からのプレー開始だから、かなりの確率で得点は入るだろうし、それによって決着も早く着くだろうけど。

確かに、昔の甲子園では延長戦でドラマが生まれて、語り継がれているものも多いけれど、口唇炎の試合自体が過密スケジュールで問題になっているわけで、先ずは夏の甲子園や春の甲子園の試合スケジュールを再考することが必要なんじゃ無いだろうか。それが大人の事情で手つかずで残されていることが最大の問題である気がする。

投機的実行機能の脆弱性

昨年末、突然問題としてクローズアップされ、新年早々Microsoftをはじめ緊急パッチがリリースされている、CPUの投機的実行機能の脆弱性問題。Intelからも、やっとこの件に関しての言及が出てきました。最初に「投機的実行機能ってなんじゃそれ」と、最近のハードウェア技術に疎い自分は困惑しましたが、想定される分岐条件先の処理を事前に準備しておくことで、処理速度を向上させるという、多分未来予測機能の拡張版なんでしょうね。実際に実行されるかは不確かな処理を事前に準備して億から「投機的」という言い方をするんでしょうね。本の英語では"Speculative Execution"というから、それを翻訳したものだと思うけれど、"Speculative"を投機的とそのまま訳してしまうのは堂だろうか。「推論的な」とか「思惑の」という意味もあるので、そちらの言葉を当てはめて「推論実行機能」当たりの方が、意味としてはより正しい気がするんだけど。

この機能を使わないようにするパッチが既に提供されているんですが、これを適用することで課なりのパフォーマンス低下が現れると言われています。実際どの程度の影響があるのか分からないけれど、逆の意味ではこの「投機的実行機能=先読み実行機能」が、それなりに意味のある有効な機能であった証明でもあるわけで、その技術的な所は流石だなと感心してしまいます。だって、想定される分岐条件を洗い出して、その先の処理を事前に準備しておくことを一つや二つじゃ無い部分で用意して、しかもそれを何度も何度も繰り返していくわけですから、それだけシステムリソースに余裕が無いと出来ないだろうし、逆に言えば「それって効率的には、かなり無駄なのでは」という気もしないでも無いけれど(笑)。

今回の問題が深刻なのは、原因がCPU内部の論理設計に関わるところで有る事と、Intelだけで無く同様の機能を提供しているAMDやAMRにも影響するという事。最近5年間くらいのCPU殆どに影響するらしいので、世の中でまだまだ現役のパソコンはほぼ影響する問題。ただ、深刻ではあるけれど、実際にこの脆弱性を利用して何か使用とすると課なり大変らしく、不正実行の技術的可能性はあるけれど、現実的にはどの程度のリスクがあるのかは不明。まぁ、だからといって何もしなくて良いというわけでは無いけれど。今回の問題は、3種類あるうち一つの問題点を悪用することで、サーバー等での仮想マシンに対しての攻撃が可能になることが最大の問題でしょうね。元々、仮想化することで安全性と独立性を担保しているはずの仮想マシンなのに、それが出来なくなるわけだから。だから、クライアントよりもサーバー関係に対しての影響が大きいと思うし、そういう意味ではアドミの皆さんは大変だろうなぁ(いゃ、自分もその一人何だけれど)。

今回、OSのパッチとともに、システム側のパッチも提供されていて、それはBIOSの更新になるんですが、BIOS更新をするとシステムを再起動しないといけない。で、サーバー管理者は一度動き出したサーバーはできる限り止めたくないわけで、しかもそれまで調子よく動作していたサーバーを再起動した途端にトラブルに見舞われるのは、管理者あるある。去年も、館内電気の定期検査で全館停電があったんですが、停止後の再起動時にトラブルがあり結構しんどい思いを経験しました。だから、OSパッチだけで何とかして欲しいなぁ... まぁ、これも技術革新の中のリスクではあるけれど。

因果応報

香川県さぬき市で発生した鳥インフルエンザ。「四国」「鳥インフル」と聞けば、反射的に「加計学園獣医学部」と反応してしまうけれど、愛媛県今治市ではなくお隣の香川県さぬき市での発生。とは言っても、四国全体での問題で有る事は確かでしょうね。で、やはり世の中というのは誰かがシナリオを置いているんじゃ無いかと時々感じるように、このさぬき市は加計学園問題である意味話題の中心となった民進党・玉木議員(現希望の党)のお膝元。勿論、まだ獣医学部は開校すらしていないので、今回のトラブルの役に立ったどうかは分からないけれど、仮に元々は自らも獣医学部の新設を要望していたわけだから、その初志を通していたならば、今回の評価もかなり違っていたはず。残念というか、それがいかにも民進党(民主党)らしいというか。

日本は島国だから、陸上生物の貿易に関してはそれなりに有利な点もあるとは思うけれど、そういうものを文字通り超えて空を飛んで侵入してくる「鳥」に対しての対策はどうしようも無い。そういう意味では、何かトラブルが発生してから対策するのでは無く、未来を予想して先手先手で対策しなきゃいけないのだけれど、今回の獣医学部問題ではそういう現実的な問題よりも、多分そうでは無い裏側の論理が優先されてああいう政局になったんだろうなぁ。

獣医学部の開設にしても、そこから獣医師として社会で仕事をする人が出るまでは、まだ何年も時間は掛かるのだろうけど、設備が出来れば何十人単位で教師や関係者が今治に集まるわけで、それだけでも何かトラブル発生時には助けになるはず。そういう意味では、総理の友人だからと言う疑問を最初に持つのは仕方ないとしても、その後の情報をちゃんと追っかければそれは誤解だと直ぐ理解出来るわけで、そこで今度は獣医学部の必要性という本来の問題に集中していれば、まだ彼らの評価も変わったと思うんですけどね。結局は、無い袖を振らせようとしてあること無いこと追求し、それが失敗したらしっぺ返しを自らが受け取るという、ある意味見事なブーメランお家芸を再現しただけになりましたね。

私は、あれだけ大騒ぎして何も出てこない獣医学部新設問題に関しては、関係した野党側の人間は反省すると共に、それなりの責任を加計学園や今治市に対して感じるべきだと思うし、現実的にこう言うトラブルが発生したならば、これからどうするべきなのか、前向きな将来を見据えた対策を進めるべきだと思いますね。それが、昨年言い続けてきたことと180度異なる立場であっても、先ずは謝罪と反省をして(それで許されるものでも無いと思うけれど)、現実的な対応をすることが、少なくとも政治家として最低限の矜持だと思う。まぁ、実際に鳥インフルの問題が発生した以上、今後は加計学園問題を国会で取り上げづらくなるでしょうね。だって、実際に想定された問題が発生したのに、それを妨害していると言われる状況になったわけですから。まぁ、因果応報自業自得だろうなぁ...

2018年1月10日

ドーピング問題

男子ボート競技で発生した、ドーピング問題。「ドーピング選手が発覚した」という通常の話ではなく、オリンピック候補境界線の選手が上の選手の飲み物に濃いにドーピング対象薬品を入れて、ライバル選手を貶めようとしたという、初めて聞くような話。しかも、そのライバル選手は、その選手と懇意にしているライバルで有り仲間である後輩選手というので、ちょっと信じられない話。唯一それでも救われるのは、その犯人の選手が良心の呵責を感じて、自らの行為を申告したことではあるけれど、現在32歳の選手が8年間の登録抹消されると事実上の引退になるだろうから、まぁ犯した罪の代償は大きかったことでしょうね。

確かに、今回の事件を聞いてなるほどと思ったけれど、ドーピング行為をして自らの肉体を違法に鍛えることが主流だとしても、相手を陥れることで相対的に自分の地位を上げるという事も有りなんだなと変なところで感心してしまいました。私も、少し関わっているチームでは、シーズンになるとドーピング対策でいろいろとトレーナーさん達が作業してくれるんですが、一番困るのが風邪薬とか鎮痛剤とか、何気なく薬局で販売されている市販薬を使用して、その成分がドーピングに引っかかってしまうこと。だからシーズン前になると、最新のドーピング情報を公式機関から入手して、そこに記載されているクスリは絶対に使用しない、どうしても必要な場合には事前にチームトレーナー、あるいはチームドクターに相談する、と言うルールを厳しく課しています。先日の試合の時にも、試合終了後何名かの選手がランダムに選抜されて、ドーピングの検査室に連れて行かれましたが、必要な事とは理解しつつも大変だなぁと本当に感じました。そんな思いを、真面目にやっている選手に自分の利益のために強いるというのは、スポーツ選手としては勿論、人間としても許されることでは無いことは明らか。

今回の場合は、自分で準備した飲み物に細工されたわけですが、試合中などはそれなりに周りに人や目があるから今回の様な大胆なことは出来ないとしても、練習中とかでは中々そういう気配りも出来ないだろうし、本当に難しい。チーム競技等なら、トレーナーなどスタッフも居るから、他チームとの合同練習などの時でも有る程度信頼出来るだろうけど、殆どの作業を自分一人で賄う必要がある個人競技はやはり大変ですよね。そのうち、ロック機能付きのペットボトルの蓋とか作られたりするかもしれない。今後は、色々と対策も取られるようになるんだろうけど、逆にそれまでは和気藹々とした雰囲気であったものが、今回の事件で色々と厳しいルールや制限が生まれることで、その良い雰囲気が無くなってしまうことが最大の被害で有り悲劇なのかも。それが残念。

玉虫色の理屈

韓国政府が発表した、日韓合意に関しての新たな方針。合意に関しては、新たな変更は求めないと言いつつも、自発的な日本側の対応を求める実質的な合意の変更要求であることは確か。しかも、既に日本側から供出している10億円に関しては、自ら準備する10億円と入れ替える事で、「日本の10億円は無かったことに」しようとしているけれど、その日本からの10億円は所謂慰安婦に対してのお見舞金として、またその為の支援施設で使用する事を前提にして供出されたものである以上、それ以外の目的に対しての使用は合意違反になると思うのだけれど。いずれにしても、日本側としては合意で約束したことは既に実行済みなわけで、これ以上何かすることは「合意違反」になるわけで、そこは今度こそ厳密に対応すべきでは。例えそれが小さな事や僅かな譲歩であっても、それを突破口に相手はどんどん攻め込んでくるわけですからね。

さらに言えば、今回韓国は非公開の外交合意事項を約束を反故にして公開したのだけれど、その中には韓国側にとって都合の悪い=日本とって良い事、も多々含まれています。それに対しての履行を日本は逆に求めていくべきでは。まぁ、今はシンプルに「合意は合意、その履行をするべき」の一点に絞り、余計な波風を立てずに様子を見る時期だとは思いますが。韓国側としても、多分に国内対策が必要という事で、国内向けのメッセージ性が強いですからね。ただ問題なのは、日本側の特に某メディア等が「今は日本も譲歩するべき」みたいな論調を出す事で、逆に韓国側が誤解して「そうそう」とか言い出して、さらに混乱が生まれること。

まぁ、韓国としては、今はまずは平昌冬季五輪の開催と成功が最優先だろうし、それと並行して北朝鮮との対話も重要で、国内向けに日本をネタに出してきたけれど、こちらは緊急性はそれ程高くないから、優先順位としてはその先春になってからじゃ無いだろうか。文大統領は日本訪問を希望しているみたいだけれど、その時のネタとしてそれまでは逆に韓国としても寝かせておきたいのかも。文大統領は日本に行って安倍総理に直々に要求した、見たいな「絵」が欲しいわけですから。

唯一の救い(?)は、流石にこれまでの韓国の行為に日本側でも不快を感じる人が以前と比べて増えてきていて、以前ほど韓国擁護の声が聞こえないことでしょうか。走法「解決する、解決した」と行って合意したことを、先方の理由で先方がやり直したいというのであれば、それはそれだけの誠意を見せるのは要求者側ですからね。せめて「全ての慰安婦像撤去完了」くらいの誠意が無ければ、この話は延々と梨の礫で良いのでは無いだろうか。と言うか、聞き流すのが最善の対応のような気がしてきた。

NRT-SIN/-NRT (1) - 予約

去年は、国内線、それも羽田-沖縄往復を繰り返してAMC Diamondをメンテナンスしたんですが、流石に今年も同じ事をやるとなると飽きてしまう。そこで、国内線以外の修行フライトも今年は織り込もうという目標を立てて、その実行第一弾となる今回。1月は既にUA MP 1K用に台北行きを入れてあるので余裕が無く、2月もほぼ毎週のように国内線修行フライトを入れてあったので、3月に最初は予定を入れようかと思っていました。ただ、3月は3月で予定がいろいろあり、さらに2月の連休の週末には予定を入れていなかったから、ここに何か入れたいなぁと思いつつ時間が流れます(笑)。

9日金曜日なので仕事で都内に出ますから、翌日10日土曜日に出発して、料金設定の関係から12日月曜日に戻るのが、特に有休を取得しなくても良いし理想的。でも、流石に皆さん同じ事を考えるんでしょうか、この日程だと利用可能クラスがCとかDとかしか無くて、コスト高。ものは試しと、9日金曜日に出発するパターンを探すと、11日日曜日の帰国でZクラスが取れます。この日程での料金が、約24万円で、Skyコインを10万円分適用すれば、実質支払料金は14万円となり、これならAMCに付ける場合でも、

3,312マイル(ベースマイル)×125%×1.5+400=6,610 Premium Point (往復で13,220PP)

と獲得出来るので、まぁ許容範囲。最初はUA MPに付けようかと思ったんですが、今年は国内線以外でもAMC修行しようと最初に思ったことと、まずはAMC Diamond維持が最優先目標なので大人しくAMCに付加することに。現実的に考えると、24万円程度の資金があれば、羽田-沖縄を4往復分位利用出来ますから、5,720*4=22,880PPと格段に効率的なんですが...

往路は、成田発の早い方のNH803便で、Singapore到着は深夜少し前で、復路も早朝発のNH802便なので、必然的にホテルは空港直結のCrowne Plaza@Changi。年内2回目のSingapore行きの時には、もう少し余裕のある市内のホテル利用をしたいところですが。一つ心配なのは、丁度今年の旧正月の前のタイミングでの訪問なので、あの国の人達でわちゃわちゃしていないかなと言うところでしょうか。

今回の目標としては、一つはT2にオープンしたANA(全日空商事)のフードコート確認と、SIN出国時の自動化ゲート利用体験(笑)。残念なのは、ANAのSingapore線の機材が全てB787に変わってしまい、以前のB777の時にあったファーストクラスが無くなったこと。去年まではインボラされる期待があり、実際私は3回のうち2回復路でインボラアップグレードされたんですが、その楽しみが無くなったのが一番寂しいかも。(続く...)

2018年1月9日

国際的忖度要求

今日発表される、日韓合意に関しての韓国側の動向を伝える短信記事。国際的な信頼度を考えると、幾ら韓国でもこの合意を破棄するとかする事は流石に出来ない。国の信頼度に関わる問題になりますからね。そうで無くても、契約関係では海外でもトラブルを聞く韓国が、ますます窮地に陥ることになってしまう。一方で、国内対策としては何とか日本からの譲歩なり対応を引き出さないと耐えられないのも確か。しかし、過去それに温情で応じてきた日本としては、それはまた同じようにこの問題も含めて対韓国の諸問題を先送りすることになるわけで、流石に今回は問答無用で「国内問題だからそっちで解決するべき」という態度を1mmたりとも譲らないべき。でないと、これまではゴールを雨後素だけだった韓国が、今度は新たにゴールポストを作り出すことを覚えてしまうだろうから。現に、これまでも徴用工問題等様々なゴールポストを作り出してきたのに、さらに「一度解決したゴールポストを、再度作り直すことが出来る」という裏技まで許してしまったら、もう際限が無い。

今日の午後二時に発表される内容がどう言う内容であれ、日本としては「日本が出来る事は全て完了している、後は韓国の問題」という一言だけ談話として出せば良いんじゃ無いだろうか。先日の米国のYouTuberもそうだけれど、いい加減迷惑なことは迷惑とピシッと言わないと、国際的にどんどん「日本組み易し」という印象が蔓延していくと思う。勿論、ケースバイケースで対応内容は変わることはあるだろうけど、事この問題に関しては、もう何十年も何度も「和解」したはずが、政権末期になると蒸し返して破綻しているわけで、そんな韓国の事情にはもうこれ以上突き合う必要は無いと思う。

まぁ、火付け役なった某「大新聞社」が、未だに反省せずに「我関せず」的な立場をとり続けているので、日本側にも問題は有るとは言えるのだけれど、だから取ってその新聞社が責任を取らずに、それ以外の国民が苦労するという今の神津だけは納得いかないなぁ。しかも、その大新聞社が「日本は真摯に反省をして」みたいな事を、未だに言い続けているわけだから。本当にあの新聞社は... (以下自粛-笑)。

顔認証

羽田空港国際線ターミナルで始まっている、顔認証による入国審査の自動化に関しての記事。今週末に今年の飛び初め、台北行きを予定しているので、もしかしたら利用出来る機会があるかもしれない。

記事を読んでいてふと思ったのが、私も時々手間取るパスポートを置く位置や方向。なんとなく、最初にある顔写真が入ったページの写真とそのしたに有るコードを読み込んでいるのかと思っていましたが、よく考えたらIC旅券なんだから、真ん中に挟んである堅いページに含まれているICチップからデータを読み出しているわけですよね。だから、わざわざパスポートを開いて置く必要は無いわけで、電子マネーで支払するようにパスポートをスキャンする場所に置けば良いだけのはず。わざわざ開いて置かせるのは何か意味があるんだろうか。やはりICチップの内容とパスポートに印刷されているコードも突き合わせて、本当に本来のパスポートからのスキャンデータであるとか確認しているんだろうか。

このシステムは、基本的に日本国籍、滞在ビザ取得済み者など、国内に常駐している人が対象で、それ以外の外国人はこれまで同様有人ブースでの審査を受ける必要があるんでしょうけど、個人的にはアメリカとかその他同様のシステムを運営している国と相互運用をして、他国でも同様のシステム利用が出来るようにして欲しいなぁ。

年内には、成田やその他基幹空港にも展開される予定のはずで、これで少しでも入国審査が短縮されると良いけれど。最も、今の自分のパスポートは自動化ゲート登録済みなので、話のネタと言う以外の理由では余り自分にとってのメリットは無いかもしれないけれど。

2018年1月7日

下調べ

今週末に2018年飛び初めとなる台北行きから、今年もまたマイルレース、ホテルステイカウントが始まります。で、その後の予定がなかなか決まらない。2月は第二週の週末を除いて、それ以外の週末にはAMC Diamondの沖縄修行フライトを予約済みで余裕が無いんですが、振替休日になる2月12日の祝日を上手く利用して何処かに行きたい気分が。ただ、2月15日が旧正月に今年はなるので、どうもこの前後の国際線は厳しい雰囲気。また、3月は今のところ国内線での修行は第一週と第三週に入れているけれど、その後の飛び石連休の時を上手く利用して何処かに行きたい。

2月は日数を短くしか取れないので、1月に続いて週末に台北へと思ったんですが、台北行きって大体午後の早い時間帯で終わってしまうので、一寸時間が合わないというのと、1月の台北行きは昨年のキャンペーンで出ていたPクラスのチケットで、かつ滞在二日からOKという貴重なもの。ですから、土日に一泊二日で台北行き何て言うことが可能だったのだけれど、今出ているレートでは裁定でも三日になっているのでこれが出来ない。もう一つは、Pクラスですからこの台北行きはUA MPへマイル(PQM)は付けるのですが、余り効率が良くない。で、同じ二泊三日にするなら、Premium Pointが稼げるSingaporeとかSydneyへ行きたい。調べてみると、今は夏になっている南半球のSydneyはハイシーズンなのか、どうも高いレートしか無い。3月の後半くらいから、それなりのレートが出始めて、5月のG.W.になっても余り変わらないのは、逆に向こうが秋から冬になるからだろうか。で、2月のフライトでは、唯一週末に予定を入れていなかった、連休前の週末で何故かZクラスでまぁリーゾナブルなレートがまだあります。金曜日に会社に行くのをやめて有休にして、金曜日の夕方成田発の日曜日の午後に戻るパターン。Zクラスなので、AMCにPPを付けても13,000PP一寸獲得出来る。ただ、そのままでは1PP=10円という訳にはいかないので、そこはSkyコインで補填してあげるんですが。取りあえず、航空券は予約だけにして、暫く頭を冷やしてから確定するかどうか決めることに。肝心のホテルも、金曜日の深夜着の日曜日の早朝発パターンなので、いつもの空港直結のCrowne Plazaを一応抑えておきました。

3月は、続けてSingaporeに行くのも芸が無いので、Sydneyにしてみようかと思案中。2月迄がハイシーズンなのか、3月になると安いレートの日が増えてきます。最初は3月20日の夜に羽田から出発して、22日に有休を取得してSydneyから戻り、金曜日の早朝に羽田に戻るので、そこから毎週の金曜日出社をしようとか計画。でも、このパターンでの安いレートが無い事と、流石に戻って仕事というのも辛そうだなぁと。一番楽なのは、金曜日の仕事終わりに羽田に移動して、そこから出発して月曜日の早朝に戻るパターンですが、金曜日発だと料金がアップするんですよね。でも、何度か試していたら、どうも3月の終盤からの夏スケジュールになると、金曜日も含めてどの日出発でも安いレートが出ていて、それがG.W.でも今のところ同様と言う事を発見。となると、30日の仕事終わりに出発して、4月1日の夜に現地を出発して2日の早朝に戻れば、有休も取得せずにHND-SYD往復が出来ます。これもZクラスなので、そのままAMCに付ければ、2万PP弱が追加され、この時点で67,000PP位まで行きそう。ここまで来れば、来年のAMC Diamondも、後は国内線(HND-OKA)を6回往復すれば何とかなりそうと目処もつきます。こちらはまだ検討段階だけれど、なんとなくこれで決まりそう。

で、4月のG.W.前か始まり時には、UA利用でUSに行きたいと思っているので、今のところ年初から毎月何処か海外へ飛ぶかもしれない2018年の年始めになっています。やれやれ...

迷惑なYouTuber

富士山の青木ヶ原樹海で、自殺したと思われる遺体の映像を撮影して公開したために、一気に非難されたアメリカのYouTuber、ローガン・ポール氏(Logan Paul)。日本のメディアでは今のところこの青木ヶ原樹海の件だけが取り上げられているけれど、それ以外にも視聴数アップのためか、築地、渋谷等でやりたい放題やって来た様子。別にこの人だけでは無いけれど、視聴者数を稼ぐため=YouTube収入を増やすために、より過激でより刺激的な映像を撮影して提供しようとするのは洋の東西にかかわらず存在するのだけれど、YouTuberとして年間14億円もの収入を稼いでいるのであれば、やはりそれに相応しい内容というかクオリティのものを提供することは、半ば義務として理解して欲しいなぁ。

何でもかんでも有りとなれば、どんどんエスカレートしていき、最後はどうなるか分からない。それも、自分の国でやるならまだしも、日本人なら言葉も分からないし何かあってもお咎め無いだろうという魂胆も見えていて、そこが一番不愉快だったりするわけですよね。YouTube側も、著作権とか厳しいわけですから、こう言う社会的マナーとかモラルに関してのルールも設定して欲しい。勿論、そこを余りに厳密にしてしまうと、表現の自由とか面白みみたいな所との鬩ぎ合いになるわけだけれど、だからといって罰せられないことを良いことに増長していることも事実。例えば一定期間アカウントを凍結するとか、場合によっては広告収入を一定期間減俸するとか(減らした分は、社会貢献などに寄付して)、そういう姿勢も大切なのでは。

仮に、彼がアメリカで同じ事をやれば、最悪命に関わるくらいの反撃を受ける可能性もあるわけで、日本でも決してそんな甘い事は無いよと言う事を、ちゃんと知らしめないといけないのでは。多分、マネをしてくる人間が幾らでも出てきそうな気がする。今後もインバウンドが増えていけば、当然好ましからぬ訪問者も増えるわけで、今のうちに歓迎するけれど厳密なルールには従ってもらうという事を、態度で示す必要がある気がする。

2018年1月6日

礼を失する

貴乃花親方の責任問題、結局は「礼を失した」として二階級降格となったけれど、「礼」なんですか、問題は。勿論、事件が発覚してから、貴乃花親方の無言を続ける対応にも疑問はあるし、それに対しての相撲協会の対応も疑問点があるけれど、一番やらなきゃいけないのは、未だに内容が不明な貴乃花親方の弁明書の内容ではないだろうか。無言の親方が、唯一自分の意見を公表した内容何だから、その内容と協会側の調査内容を突き合わせて、その中で一致している部分に関しては、その内容に問題は無かったか判断出来るはずだし、不一致の部分やいずれかだけに存在明記されている無いように関しては、それぞれさらに精査して真偽を調べるべきだし、そこで問題があるなら解明するべきでは。

そうやって、問題点を明確にして初めて、誰が何時何処でどんなことをするべきだったか分かるし、それが出来なかったのであれば、その内容屋度合いによって責任問題が確定されていくのでは。例えば、巡業部長として事件発生の報告が無かったのは貴乃花親方の不備という話が有るのに対して、親方は警察に報告したから警察から連絡が行くと思っていたと説明しています。個人的には、警察に報告するとともに、責任者として組織の連絡先(この場合は、八角理事長?)に一方を入れるべきであったと思う。貴乃花親方としては、それをすると内部的に握りつぶされると思ったのかもしれないけれど、それならそれで正々堂々と「警察にも報告したし、理事長にも報告したけれど、協会からの対応が無かった」となれば、正々堂々と自己主張出来たのにと思うのですが。一方で、相撲協会側も事件発生を把握して警察からの連絡もあったのにも関わらず、実際に行動を始めたのは一週間近く過ぎてからなんですよね。その責任に関しては、理事長の減給とか、処分としては軽い気がする。そういう不信感を感じるから、不備が感じられる貴乃花親方の対応であっても、擁護論が根強く存在するんじゃ無いだろうか。

で、池坊評議会議長は「礼を失した」事を理由に二階級降格をしたわけだけれど、それを言うのであれば既にTLで言われているように、当事者である白鵬関とか当時その場所に居た上位関取陣の責任はもっと重いのでは。さらに白鵬関に関して言えば、先場所の千秋楽での発言問題や万歳三唱など、横綱として以前に関取として場所中の行為として「礼を失して」いた気がするんだけど、それに対しては注意のみ。その事件の場所に居た責任者の一人なんだから、単なる減給だけでは無く、一場所強制休場とかさせても良いくらいだと思うけれど、次が年始めの初場所で興業として何としても成功させないといけないからか、協会側に甘い気がしますね。とは言って、二階級降格された貴乃花親方も、2月の理事選には立候補出来る訳だから、そういう意味では協会側は貴乃花親方に対して厳しい対応をしたという面子を保ちつつ、その影響は最小限にすることで世間的な批判や貴乃花親方の実をぎりぎりの所で許した「バランス裁定」の様な気もします。ただ、今回引退まで下日馬富士関の師匠の伊勢ヶ浜親方も同様に二月の理事選挙で返り咲き可能と言うのも、一寸変な気がするけれど。

この後の貴乃花親方の行動が注目されるわけですが、今のところ大山鳴動鼠ゼロ見たいな印象。ここから、第二弾、第三弾が出てくるのか。一寸期待されてしまう(笑)。しかし、この池坊さんも、昔は色々ヤンチャしていて、必ずしも「礼儀正しい人」だったわけでは無いんだけれど...

エディ・浜ちゃん

年末の特番で、顔を黒塗りしてエディ・マーフィーに扮したダウンタウンの浜ちゃんが、人権に対して無頓着だと批判されている件。個人的に感じるのは、良い事悪いこと問題無いだろう事を一緒くたにして、正しいか正しくないか二択で結論を出そうとしているから、話が変な方向にねじ曲がって混乱しているように思う。

例えば、この番組が英語の吹き替え、あるいは英語の字幕付でアメリカで放送されたとしたら、それは内容の良い悪い別にして「アウト」だと思う。それは、アメリカの黒人揶揄の歴史がある中で、誤解を生むようなシーンが登場するわけだから、理由の如何に関わらず駄目だと思う。一方で、今回の様に日本で放送する場合、その扮装した意味がその相手を揶揄したり卑下したりするので無ければ、私は「セーフ」だと思う。「その人に扮する」行為で、例えば特徴的な服装で終わる場合も有るかもしれないし、今回の様に肌の色まで似せたりヘアースタイルを似せたりと言う身体的特注まで模倣してなりきって演技したい、ということもあるでしょう。例えば、今回は番組がバラエティーだから「アフリカ系アメリカ人(*)蔑視」と言いたくなるのかもしれないけれど、もっと別の番組だったらどうだろう。その番組がどんな分野であろうと、その内容で批判する事をするべきで、単に「アメリカではこうだから日本でもそうするべきである」と杓子定規に当てはめることは、逆差別に繋がるような気がする。
(*)「黒人」と書くのも、多分最近では「差別的」と言われるような気がする。

仮に今回の件が「差別」という事になるなら、そう言っている人達は海外で日本人がカリカチュア(Caricature)されることも批判してくれるんだろうか。さらに言えば、よくメディアでは「美人○○」という言い方をしているけれど、あれだって「差別」ですよね。また、吉本興業のタレントさんだって、そういう部分を捻って笑いにして商売しているわけだけれど、あれもアウトになるだろうし。勿論、度を過ぎた過度な誇張だとか、悪意ある解釈とか、限度はあると思うし、そういう部分に関しては洋の東西の規準にかかわらず現実に即した判断をすることが重要では。で、「笑い」というのは、そういう「白と黒」の境界線のどこまでぎりぎりに攻め込めるかが胆になるわけで、そういう意味では笑いと差別は紙一重だと思う。そういう意味で、同じ番組で「禊ぎ」と称してベッキーがケツキックを受けていたりしたけれど、あれは限りなくアウトに近いと思う。そういう解釈の境界線は人によって違うし、その人の背景二依存するところが大きいわけで、そこにいきなり殆どの人が知らないような前世紀の海外の事例を理由に批判するというのもおかしい気がします。仮に言うのであれば、「これこれの理由で、個の番組はアメリカでは放送出来ない」くらいかな。

以前も書いたけれど、今回批判している人達はアニメの「アンパンマン」を批判しないのだろうか。日本のアニメは暴力的なシーンが多いというのはよく言われているけれど、アンパンマンが顔を食べられてしまうシーンって、海外から見ると「人食い(カニバリズム/Cannibalism)」を想像されるとして嫌われるんですよね。だから「非人道的アニメとして放送禁止」にしなきゃいけなくなる。勿論日本人でもそう言われれば「そうかな」と思う人も多いとは思うけれど、日本人の意識としては、あれはあくまでアニメの話であるし、しかも登場人物が「パン(を中心とした食べ物)の化身」という設定だから、食べる・食べられるというのは、人が走ったりすることと同程度の事象という意識なんでしょう。そうなったときに、新しい焼きたてのパンの顔と交換することで、新しいパワーが得られるというのは、ある意味逆境からチャンスを掴んで再起逆転すると言う意味にも取れる。そういう印象を日本人的な背景だと感じるから、あのアニメは成立しているとのだと思う。それを「アメリカの規準では」というは、実際にアメリカに輸出する時には考慮するべきだろうけど、日本国内で放送する分にはそこまで考慮する必要は無いんじゃ無いかと思いますね。

最近では、昔使われていた言葉でも「差別的」という事で使用禁止になる場合があります。それはそれで必要な場合も有るとは思うけれど、過剰に反応するのもどうかという気もします。それに、その言葉自体無くしたとしても、人の気持ちの中にそういう意識が残っていれば、別の新しい「言葉」が生まれてくるだけで何の解決にもならない。一番理想的な事は、そういう言葉が残っていても人の意識が変わって使われなくなり、自然と淘汰されていくことでは。言葉を換えるのでは無く、気持ちを変えることが一番必要なことだと思う。今回も同様に、見た目をとやかく言うのでは無く、先ずはその内容を批評するべきだと思う。昔のタレントさんで、手足が不自由な人のマネをして人気があった人が居たけれど、最近ではそういう芸は見られなくなってきました。それは、そういう差別的な行為を排除する社会的な状況にもなったと思うし、一番の理由はパラリンピックが注目されて、手足が不自由差を感じさせない意識が浸透してきたことも大きいと思います。勿論、全ての人がそんなに強いわけじゃ無いから、色々な意味で色々な方向からの支援や理解は必要だけれど、決して言葉を無くしたからそうなったわけでは無い。今回のエディ・浜ちゃんにしても、彼がどういう扮装をしたかということではなく、どういう意図でやったのか、そこを見るべきだと思う。

2018年1月5日

無知を誇るな

不破雷蔵氏のコラムから、最近多い無知を武器に無双する人達の話。こう言う人達の無双振りを見るに付けていつも思い出す言葉が、もう30年位前の社内Forum(BBS見たいな社内ホストコンピューターシステム上に構築された、社員専用の掲示板みたいなもの)に、やはり何でも教えて、教え方が悪い、知らないことを聞いて何が悪いという、昨今よく見る人達と同じような人達が溢れた状況になり、その時にアクティブユーザーの一人が放った言葉。

「無知を誇るな!」


いゃぁ、未だに名言だと思う。無知で有る事を恥じることは無いし、そのこと自体はどんな場合でも有ること。だからこそ、真摯に質問し知識を増やしていく、そこから経験値を増やしていくことが大切なわけです。それによって、自分自身も成長するし、問われた側も改めて知識の再認識をすることが出来たり、調べ直して新しい理解や解釈を得ることも出来る。そういうWin-Winの関係であるならば、無知である存在も歓迎されるわけです。ところが、その当時某コンピューター会社のそれなりに知識を持った人達の集まりの世界であってすら、「教えて君」だったり、自分の無知を棚に上げて文句を言う人、自説をひたすら主張するだけの人、根拠を説明せずに相手の揚げ足を取ったりあげつらうことしか出来ず、そこを責められると「素人だから」「知らないことを質問することの何が悪い」と開き直ったりする様子は、今と同じ。そこで、無知で有る事を隠す必要や卑下することは無いけれど、それならそれでやはりそれなりの姿勢とか態度は必要だよなぁと、当時シスオペみたいな事をやっていた自分も感じていましたが、そんなモヤモヤを一言で言い表したのが、この「無知を誇るな」の名言。

無知であることは、そこに新しい知識や経験をさらの状態から導入出来る一番良い状態でもあるわけで、そういう意味では先ずは人の話を貪欲に聞くべきだし、その中で何が自分にとって理解出来る話であり、どこがまだ分からないのか、と言う探究心を広げていくべき何ですよね。所が多くの場合は、少しすると分かることだけを「真実・正しいこと」と誤解し、理解出来ないことや難しいことは「嘘、不正、批判」みたいな理解をすることで、自分が努力放棄することの言い訳にしてしまう。色々な情報を見聞きして、その上での判断であれば、それはその人の主張であり理解であるからそれでいいと思うけれど、都合の良いところだけそれも簡単に手っ取り早く「正解を知りたい」という傾向がどんどん早まっている現代では、聞くものが最優先でそれに答えを与えられない方が悪いみたいな風潮する感じられてしまいます。

無知を恥じることは無いし、無知で有る事を引け目に感じることも無い。でも、無知で有る事は免罪符では無いし、何かの特権でも無い。無知で有る事を理由に、何でも許されるわけでは無いし、無知であるからといっても、それなりの立場の人がそれなりの場所で発言すれば、それはそれなりの責任も生まれてくるのは社会の仕組みとして当然のこと。それは自分が無知であるからと言う事は理由説明にはならないし、無知であるならばこそ先ずは自分として責任有る=自分の意見として周りが理解することも当然。それなのに、無知で有る事を理由として誇るような行為をすることは、やはり間違っていると思う。それを許してしまえば、嘘を言っても許されることになってしまいますからね。

そういう意味では、ネットが普通の事になり、誰でも簡単に上方を拡散することが出来る、拡散されてしまう今の世の中であるからこそ、自分なりにちゃんと理解して説明出来る様になるまでは、発言を控えることは重要だと思う。コラム中「半年ROMれ」は、アマチュア無線の世界で、免許を取得していきなり送信して話をし出すのでは無く、その場のマナーとか雰囲気とか、そういうものを知って理解するために、まずは半年くらいは受信に専念して覚えてから、初めて送信する側になれという話。大体興味を持ちだして、申請して免許試験を受験して合格して、そこから無線機などを揃えるわけですが、無線機だけでも先に購入して、受信に専念しろとはよく言われた話。それと同じ事が今も必要なわけです。最も、アマチュア無線の時代とは情報量もスピードも違うから、半年とは言わないけれど、せめて半月くらいは色々な話を聞くだけに専念して欲しいところですよね。

iPhoneバッテリー問題

昨年末から言われていて、Appleが劣化したバッテリー対策として、システムパフォーマンスを意図的に落として使用可能時間を見た目上延ばしていた疑惑。結果的に自分達の対応の不味さを認めた結果なのか、対応する機種に対しては無条件でのバッテリー交換を認めたようですね。

バッテリー診断で問題が発見されても発見されなくても、保証期間内なら無償で、期間外でも手数料3,200円の有償交換を今年の12月まで全世界で継続する事になったようです。私のiPhone6も、以前バッテリーの調子がおかしくなり、その時は診断して貰ってバッテリー本体に異常は無いけれどFacebookがバックグラウンドで動画再生する設定なっていたので、それを止めることでかなり改善しました。ただ、やはり以前と比べると、変な具合にバッテリーが消耗している印象は消えず、何処かのタイミングでこのサービスを利用して交換しておこうと思案中。まぁ、年内には手持ちのiPhone6は、iPhone8かiPhone Xに買い換えたいなと思っているので、無理してバッテリー交換する必要も無いのではあるけれど。ただ、新機種購入後は、車のドライブレコーダー代わりに使ってみようかと思って居ることも有って、それなら少しでも問題箇所と想定される部分は修正しておいた方が良いわけですからね。

と言う事で、このAppleの英断には感謝(笑)。

スタートダッシュ

昨日は多くの場所で「仕事始め」。東京証券取引所でも大発会で株取引が始まり、日経平均はいきなり昨年の大納会終値から750円余りの上昇で、昨年末なかなか超えられなかった23,000円をあっと言う間に突破して23,500円余りで終了。ご祝儀相場で上がるだろうとは思っていたけれど、ここまで一気に株価が上昇するとは思わなかった。専門家に寄れば、年明けという事でご祝儀的要素が大きいから、本来の株根の動きは来週10日位からと言う事らしいけれど、今朝のNY株式もUS$150以上のアップでダウが初めてUS$25,000を突破していて、その影響を今日も受けそう。今日の日経平均は、さらに24,000円を超えて25,000円にも迫るのだろうか。

なんだかんだ言っても、株価が高くなるというのは経済全体が挙がっている証拠なわけで、これは目出度い兆候と考えて良いんでしょうね。年始のご祝儀感がまだあるから、来週から、さらに年度末の三月にかけてどう動くかが重要何だろうけど、何か突発的な事件とか無ければ、このまま多少の上下はあるにしても上り傾向で行ってくれそうな予感(希望?)。実は、老後を睨んで(笑)株式にも少しですが投資している一人としては、この傾向は大いに嬉しい。国内よりも海外投資の方が割合的には大きいので、さらにダウの大きな上昇は嬉しい。

現在の安倍政権に批判的な人も多いようだけれど、それでもリーマンショック直後に日経平均はあわや7,000円を切りそうな所まで落ち込み、その後民主党時代は8,000円台をうろうろ。今の第二次安倍政権が始まるときには、その期待値からか一気に1万円を超えて行きましたが、その後の消費税増税等もあり決して順調に上がるというわけでは無かったですよね。「デフレ脱却」という号令も、経済誌数滴にはかなり良くなってきているけれど、実感的にはまだまだデフレ脱却していないという印象を持つ人も多い。ただ、そう人の多くは余りに課題な期待を懐いているから「まだ、届いていない」と感じる人が多いような気もしますね。バブルの1980年代から90年代って、個人の消費が決して大きかったわけでは無くて、企業の経費等の法人消費が大きくて、その恩恵にあずかった個人が「バブルを感じていた」と言うのが正しいんじゃ無いかと私は思っているので。だから、今のようにまだまだ企業が支出を絞っているうちは、デフレ感が残るのは仕方ないのかも。法人税減税とかして、もっと企業消費が増えるようにすれば、もう少し印象も変わると思うのだけれど、そうすると「金持ち、企業優先」と言われる人達が騒ぐだろうし。

今年は多分選挙などの大きなイベントは無く、代わりに新年号の発表など来年の天皇譲位に向けて気持ち的には盛り上がる年になりそう。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの準備も本格化するだろうから、建設業界を中心に、それに付随するだろう観光業とかサービス業などが上向きに上がるだろうし、どちらかというと好材料が生まれてきそうな気がするんですが。気になるのは北朝鮮情勢位だろうか。これも、言い方は悪いけれどもしかすると戦時特需みたいなものになるかもしれないし、どちらにも取れそうな予感。スタートダッシュの勢いを、そのまま最後まで続けられる一年であって欲しいなと思うだけですねぇ。

2018年1月4日

中古車人気

日本で使われたJRや私鉄の電車車両が、日本での使用終了後に海外に輸出されて十分以上に現役車両として活躍している様子はよく見ますし、この記事と同じように日本の中古車が海外特に発展途上国に輸出されて、日本での塗装そのままに走り回っている様子もよくテレビなどの特集番組でよく見ます。で、そういう事情とは一寸異なるアメリカでの日本の中古車事情の記事がちょっと面白い。

アメリカでも日本車の好きな人は多く居て、特にアメリカには無い「軽自動車」特に「軽トラ」はYouTube等でもよく見ますが、こう言うスポーツカーとか実用車でもわざわざ25年落ち迄待って使うんですね。私が今使っている自家用車(トヨタのハリアー)は2000年製造なので、まだ18年ですが毎日しっかり動いてくれています。それでも、5年前の車検の時にディファレンシャルギアだったかな、オイル漏れしているとか言われて交換したりとあちこちにガタが来始めているけれど、確かに2年ごとの車検とかその間の半年毎の点検があるから、まぁ状態は良いでしょうね。

私も仕事でよく出張していたときにレンタカーでアメ車を利用したけれど、ああいうビジネスで使う車はまだリターンされた時に点検するからまだ状態は良い方のはずなんだけど、それでも時々トラブルに巻き込まれることもあるわけで、一般の車両なんか本当に酷い状態で走っている様子を見ることも多いですし。個人的に心配なのは、これが新たな二津辺摩擦にならないかというトランプ対策なんですが... (笑)。しかし、アメリカで右ハンドルって、結構怖い気がするけれどなぁ...

Rice Bowl

昨日はシーズンを締めくくるRice Bowl、富士通vs日本大学が開催され、地力で優る富士通が日大を37-9で破り、二年連続三回目の日本一に。これで日本の2017年フットボールシーズンが終わり、今日からは2018年シーズンが始まることに。とは言っても、今月中くらいはどのチームも2017シーズンの反省と2018のプラン作りに入り、実際にチーム活動が再開されるのは早くて来月から、遅いところだと3月に入ってからなので、暫くは日本のフットボール派ブラックホール状態。それでも来月初めまでは、NFLのプレーオフが有るから少しは気が紛れるんですが、そのプレーオフも贔屓チームが出ないとなかなか気持ちも入らない。

幸か不幸か(?)、今シーズンも贔屓チームの一つパンサーズがワイルドカードでプレーオフに進出したけれど、早速ファルコンズとの対戦が迫ってきており、なかなか厳しい日程。Super Bowlまで楽しめるかなぁ... 厳しいかなぁ...

チーム活動が仮に3月に始まっても、春の試合が始まるのは五月からで、まだまだ空白期間が続くわけで、その間の「フットボールロス」をどうしようか毎年の事ながら苦労する時期です。四月にMLBが始まったら、大谷選手とか田中選手見に行こうかと、別の昇華方法を検討中(笑)。

2018年1月3日

元号予想

今年の予想されるイベントの中で、最大の物の一つと言って良いだろう来年から始まる新元号の決定。既に、これまでの元号設定ルールや過去の例などを参考に、こんな記事が出始めているくらいですから、多分今年中頃に新元号が決まればその中の一文字が「今年の漢字」に選ばれる可能性もありそうな気がします。

これまでの元号改正というのは、基本的に先帝が亡くなられて初めて動き出すものだから、それまでは話にもで無いものだから、我々としては突然決まったように見えるもの。だから、ある意味そこで発表されたものを受け入れるしか無いんですよね。昭和から平成に変わったときも、その語感の余りの違いに当初は凄く違和感を感じたものの、暫くしたら慣れてしまいましたからね。最も、裏方の方では、やはり天皇陛下の健康状態などを考慮しつつ、事前に元号候補の選定作業は始まっているそうで、有る程度の候補は絞り込まれていて、そこから決定するという事らしい。だから「平成」にしても、三つくらいの候補から選ばれたもので、突然その日に決まったものでは無いらしい。まぁ、そうで無いと、なかなか突然そんな言葉は出てこないだろうし、例えばローマ字表記で被らないようにするなど、実利的な部分での問題も生まれてしまいますからね。

ただ、今回の場合は今年中頃には新しい元号が発表されることは決まっていて、しかも既に記事のように色々な候補すら揚げられている。仮、そんな感じで新聞とかメディアに掲載された言葉は使えなくなるだろうから、「新元号予想合戦」が加熱すればするほど、ますます候補が無くなっていって大変になるわけで、そういう意味では本来ならば時代の変わり目という大きな出来事をもう少し尊重する意味でも控えるべき何じゃ無いかと思うんですけどね。元号の成り立ちとか、これまでの傾向とか、そういう話は良いと思うんだけれど、じゃ具体的にどう言う言葉が予想されるのか、というのは控えるべき何じゃ無いかと思うんですけどね。私自身は、天皇制には批判的な立場ではあるけれど、現在尊敬されて維持されている以上は尊重するべき所はそうするのが「礼儀」であるし、ある意味個の国に生まれたものの「義務」でもあると思うし。それを、ワイドショーのネタ的扱いにするというのは、まぁ「不遜」とまでは言わないけれど、元々の天皇陛下のお考えを茶化すようなことにもなる気がするんですが。

個人的に思うのは、元号制を維持するのであれば、これを機会に実社会との整合性も考えて欲しい。具体的には、実際に使われる事が多い「西暦」との併用をするのであれば、どちらでも使えるようにするとか、特に役所関係の書類に多い「元号での記入」を「元号もしくは西暦での記入」にする等の対応も、この時期に考えて欲しいなぁ。今年は「平成30年」で「西暦2018年」で、来年は4月30日までは「平成31年/西暦2019年」で、5月1日からは「xx元年/西暦2019年」となり、さらに複雑になるわけですからね。本来共通かつ唯一の「日時」を表す表記が複数存在するという事が、少なくとも情報化された現在に存在することに無理があると思うけれど、歴史的な理由伝統的な理由で必要と言うのであれば、少なくともどちらを利用しても問題無いという制度に改めて欲しいと思うし、新元号の予想をするだけで無く、そういうシステムの改革に関しても検討して欲しいですよね。

芸風

ウーマン村本案件が新年からTLを賑わせているけれど、ああいう芸風だと思えば「らしい」と思えるけれど、デビュー当時から比べると「何も変わっていない」と言うよりも、その芸風の使い方を間違っているような気がしてならないなぁ。

デビュー当時と言うか、テレビなどでよく見るようになり始めたときのネタで好きだったのは「バイトリーダー」ネタ。口先だけのバイトリーダーが早口でまくし立てるけれど、実際には何も出来ないみたいな流れだったと思うけれど、後輩のバイトを圧倒するために早口で幕裁てると言うスタイルが、バイト先での上下関係をカリカチュア(過大誇張)しているようで結構面白いと思ったんですよね。で、そのスタイルで「政治的疑問(?)」をまくし立てるわけだけれど、そこには以前のような「面白み」も「主張」も無いわけで、正直最初にうちはふむふむと見ていたけれど、それが延々と続くともう飽きてしまった。まぁ、最後に、そういうものの責任は貴方たち国民にあるんですよと言う〆方をして終わるんだけど、実はそこが全然響かないし落ちにもなっていないし、結局は早口で政治的キーワードをまくし立てて終わったようにしか見えない。

同じ政治的話題を扱うなら、その後に出てきたトレンディエンジェルのハゲネタに絡めた話の方が「漫才」としては面白いし笑えたんですよね。あるいは、毒の強さと言う意味では、爆笑問題の方が効き目はあったような気がする。いずれにしても、ウーマン村本氏のネタに関して感じたのは、漫才としては「クスリ」くらいの小笑だったし、そこに何かメッセージ性を感じるかと言われると、何か知っている単語を並べただけの薄さを感じる内容に私は感じたんですよね。正直言うと、実はリアルタイムでは個の番組は見ていない区手、HDDレコーダーに録画したものを後から見たんですが、このウーマンズラッシュアワーの後は何か別のグループの話もしらけてしまって、結構飛ばして流しミスるような状態になってしまった。そういう意味でもウーマン村本氏の罪は重いかも(笑)。

で、これで話題になったからか何なのか、その後もウーマン村本氏は朝生とかで活躍して話題(袋叩き?)に有って、ある意味炎上商法的な取り上げられ方をしているわけですけれど、でも彼が「漫才師」という立場で、その仕事の中で何か自分の主張をしたいのであれば、やはりそれは漫才と言うスタイルを維持しながら、その本筋である「笑い」で核心を突いてくるような流れが無いと失敗だと思うんですよね。例えば、ウーマン村本氏のあのスタイルって、落語の「寿限無」みたいな感じだなと私は思うわけです。息子に良い名前を付けたいと、有りがたい言葉を延々と繋げていく滑稽さが、あの落語の真骨頂だと思うんだけど、今回の場合も例えば「世の中にとって良い事」をどんどん繋げていくと、最後には破綻するみたいな感じの話の筋だったら、それはそれで結構面白いネタになったと思うんですよね。でも、キーワードだけを単に並べていくだけだから、そこに「笑い」は生まれてこない。彼が政治も語ることが出来る芸能人的な立ち位置を目指しているのか、あるいは興味あるタレントと言う道筋を狙っているのは、あるいはあるいは単に思いつきで話しているだけなのか、そこは分からないけれど、自分の感情とか考えだけを押しつけても相手を説得・納得させることは出来ない訳で、そこは「話・言葉」を武器に仕事をしているタレントさんである以上は、やはり言葉で相手を引き入れることが出来ないと駄目なんじゃ無いかと。そういう意味で、今の芸笛はそういう方向には向いていないなぁと思うわけです。

2018年1月2日

Apple 初売り

今日だけの、Appleの初売り。値引きでは無く、Apple Storeのギフトカードプレゼンというのが一寸残念だなぁ。でも、「初売り」とか聞いてしまうと、ついその気になる意志の弱い奴(笑)。iPhone買い換えたいけれど、出来ればシャッター音の出ないUSモデルが良いけれど、でも欲しいなぁ、とか、MacBook欲しいなぁ、MacBook Airが良いけれど、重さはもうMacBook ProもAirもそんなに違わないしなぁ、とか、色々朝から悩むことに。本当は、WindowsのデスクトップPCを更新しないといけないのだけれど、流石にデスクトップをMacにする勇気はまだ無い(笑)。

今日は一日Apple Storeのサイトを眺めて過ごすことになりそう...