2018年1月26日

TouchPadとの共存

暫く前に交替したThinkPad T470s。使い始めて暫くしてから、実はこれまで一度も使ったことの無いTouchPadを使い始めてみました。パソコンを使い始めたのは、もう30年近く前からですが、当時はポインティングデバイスはマウス。その後、ThinkPadが登場して「TrackPoint」が生まれ、以後仕事で使うのがThinkPad系だったことも有り、ポインティングデバイスは、TrrackPoint一本の生活に。で、今ではTrackPoint以外のデバイス、マウスとかTouchPadは使えない体になってしまいました。昔は、TrackPointはTrackPointだけ、TouchPadはTouchPadだけのモデルとかも有ったんですが、何時の頃からかTrackPointとTouchPadが共存する今のようなデザインになり、新しいシステムが届くと先ず最初にする作業が「TouchPadを殺すこと」(笑)。だって、両手をホームポジションの位置に置くと、親指とかの付け根の掌がTouchPadにあたり、ポインターがウロウロして不便なんですよね。

初期のシステムだと、TouchPadは単に位置指定するだけのものでしたが、その後色々と改善されてポインターを動かす以外にもいろいろな機能が利用出来るようになったんですが、機能満載になっただけにさらに覚えきれなくて使い切れない状態に。結局ずっと、使わないで30年近く来ました。

で、Windows7の頃からか、TrackPointのドライバーがOSのIn-boxとなり、その為かどうも使い勝手が悪くなってきました。一番困ったのは、私は感度を敏感な状態にして軽い操作でポインターを動かして使う派何ですが、それがin-boxになったら出来なくなって、凄くストレスが溜まることに。ポインターを左右上下に大きく一気に動かしたりとか、センターボタンを押しながら画面をずっとスクロールする時等は、疲れてしまう。何か良いアイデアが無いかなと思っていたら、そういう動作はTouchPadの方が楽かなと閃いたので、今回試してみました。

最初は慣れない操作方法でイライラすることもありましたが、30分位色々試してみると、操作方法も自然と覚えてある意味使いやすい感じに。文字入力など、キーボード上に両手をホームポジションにおいて入力作業をしながらカーソルを動かすようなときには、これまで通りTrackPointが一番便利で使いやすいのですが、入力操作など無く、ブラウザーを複数開いて閲覧したりするような場合には、TouchPadの方が手の位置も自由だしある意味使いやすい。と言う事で、ここ最近は両方のデバイスを併用しているというか、TPOで使い分ける様な形で利用しています。

デバイスだけで無く、アプリケーションなんかでも、便利そうなんだけれどそれまでのアプリでそんなに困っていなければ、なかなか乗り換える事って難しい。一番困るのは、そのアプリがバージョンアップして、以前の操作性が無くなり新しい操作性に強制的に移行させられるような、何とかOffice見たいな場合で(これ)、そのあたりどの様に移行して貰うかという観点をもう少し考えた方が良いんじゃ無いかと自戒も込めて感じましたね。まぁ、百聞は一見に如かず、と言う事ですね。

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