2024年2月29日

藪を突いてラスボス出す

政治資金パーティーの収支に関しての政治資金規正法違反疑いに関して、政治倫理審査会への当該議員の出席を求めていたところ、自民党のラスボス事岸田総理自身が出席して説明し、且つその様子は全面公開するという大ドンデン返しに。 これに慌てたのか、野党側は「読んでもいない総理は出席するな(意訳)」的発言をして、なんだやっぱりつるし上げの絵が欲しいだけなんだなと納得した次第。結果的に、自党の親分が出席する以上、部下である安倍派議員や二階派議員も欠席するわけにも行かず、役職を務めた5議員が出荷することで、この件はほぼ一件落着する様子。

ただ、結果的に岸田総理まで出席するのであれば、わざわざ政倫審の場を設けなくても、予算委員会でやれば良いんじゃ無いというコメントも散見されて、それはそうなんだろうけど、疑念の解決は政倫審なり別場所で行い、それとは並行して復興予算も含めた重要な予算審議はちゃんと進めるべきなんですよね。その組織体の問題として、その組織体の行動を停止させるのは何となく当然のような気がするけれど、その組織体が社会的に重要な部分を担っていたり、その行為が無ければ日常生活が進まないような場合には、問題点と行動は別事象として考えるべきだと思う。例えばダイハツの不正問題だって、それでダイハツ車を全て使用停止してしまったら、大きな社会混乱になる事は明らかだし。今回だって、あれだけ輪島への救済を訴えていた側が、その手段を停止する矛盾になるわけですし。

で、その政倫審だけれど、本来のテーマは「政治と金」の問題のはず。でも、同時期に発生した野党の不記載やお酒の配布といった選挙法違反行為に関しては、当然のように有耶無耶に終わっているわけで、そういう所が政治家だけで無くそれを本来は追求するべきメディアへの不信感に繋がっているのはいつも通り。私も記憶しているけれど、母親から月1,500万円もの「子ども手当」を受け取っていた鳩山元総理は、その政倫審への出席を拒否しているけれど、その後はなんのお咎めも無い。そのお金をどの様に修正記載したのか、場合によっては税金も納付したのかすら定かでは無い。もう一人の重鎮議員である小沢議員だって同様だし、彼自身は政倫審は非公開が原則と行っているわけだし。そういう矛盾の中で、なぜ今回はという理由を示した上で要求するなら要求するべきだと思う。で無いと、単なるダブスタでしかないし、その意図も政治問題の解決では無く単に与党を貶めて支持率を落としたいだけだろうし。まぁ、その反動で野党の支持率が上がるかと言えば、そうで無い事は既に実証済みですが。

岸田さんは、広島出身という事も有るからか、こういう衝動的とも感じられる行動が結構有りますよね。故安倍氏も似たような所があったように思うのですが、広島とか山口とか、あの辺りの人はちょっと血の気が多いというと失礼かもしれないけれど、いったん閾値を超えて気持ちの押さえが外れると、ちょっと恐い相手になるような気がします。そういう所を、未だに野党だったり与党内でもライバルと思われる議員達は少し読みを間違えたのでは。今回の決断が吉と出るか凶と出るかは不明だけれど、追求する側の野党側の質問が、これまでのように単に相手を攻めるだけで失言を狙うような程度であれば、結局は時間切れで終わって、後から捨て台詞をいつもの様に見せて終わりでしょうね。まぁ、厳しくすればするほど、同じ古傷を持つもの同士なんだから、次に同様の事案が自分達に発生したときには回避出来ないのでは。と言うか、以前は線香や団扇を配布して議員辞職させた位なんだから、日本酒の配布なんて速攻で処分しないといけないはずなんだけれど、結局は委員会から外しただけと言う甘いことをやっている内は駄目でしょうね。「泣いて馬謖を斬る」じゃ無いけれど、どんなに正しい事を言ったり要求しようが、同じ事が身内に発生した時に同等以上の対応が出来ない組織は、やっぱり信用できないと思う。

プリンター更新

最近、自宅のプリンターで写真データを印刷しようとしたところ、変な色ずれが発生したり、先日はExcelファイルを印刷しようとしたら何か異物が挟まっているような変な状態に何度やっても印刷されてしまう状態に遭遇。特にExcelの印刷の時は、その印刷物を提出する必要が有ったので、慌てて近くの7/11のリモートプリント機能を利用して印刷して何とか凌いだのですが、やはり不便。ただ、今使用しているキヤノンのプリンター(MP990)は、2009年12月初めに購入した「年代物」でして、もう14年以上使用して居るものですから、もう寿命だろうと流石に諦めました(笑)。

さて、プリンターを買い換えるのは良いのですが、問題は買い換えと同時に現在のプリンターも処分しないといけないわけで、それが同時に出来ると嬉しい。キヤノンのオンラインショップには「らくらく買替便」なるサービスがあり、これはオンラインショップで指定機種を購入すると、現在のプリンターを下取りしてくれるサービス。プリンター本体だけの価格なら、AmazonとかYodobashi.comの方が安いのですが、2年間保証になったり、残っている今のプリンターのインクカートリッジの下取り(※未使用品)、そして無料での現在のプリンターの下取り等、総合的にメリットがあると判断して、このサービスを利用することにしました。 幾つか利用可能な機種があるんですが、大体2021年から2022年位のモデルが中心で、ある意味在庫整理も兼ね居てるのかなぁと言う雰囲気。そんな中で、2023年秋モデルでTS8730XK120の2モデルが掲載されています。本体価格は、TS8730の方が安くて、インクはXK120の方が安いという設定。正直どちらにするか悩みましたが、印刷機会や部数はそんなに多くない一方、時々写真等は綺麗に印刷したいというニーズがあるので、TS8730を今回は選択。今回も複合機にした理由は、田舎故「回覧板」とかもあり、その時に連絡事項を直ぐにコピーしたり、場合によっては自分が当番の時にはそれなりに印刷物を作成したりしないといけない場合があるから。それが無ければ、もっとコンパクトな印刷専用機にしたいところですね。

注文した二日後には、クロネコさんがプリンターと一緒に購入した追加のインクカートリッジを配送してくれました。写真では、今回のTS8730が大きく見えますが、それは遠近法のマジックで、以前のMP990(W470mm×D385mm×H199mm)と比べると、TS8730(W372mm×D345mm×H142mm)と2/3位のサイズ感です。更に気に入ったのは、本体下部にある用紙ホルダーや、その上の排出機構、さらには背面の給紙ガイド等が、よりコンパクトに設計されていて、使い勝手が良くなっています。また、MP990は本体正面に操作パネルがありましたが、TS8730は前面パネルにタッチパネルがあり、こちらの操作性もかなり改善されています。接続に関しては、MP990もWi-Fi内蔵でしたが、802.11.g/11bだったのが、TS8730は、802.11n/11a/11acとより高速になっているので、印刷速度も体感でかなりアップしている気がします。本体上部のスキャナー部分も、MP990は結構重たい蓋を開け閉めしましたが、TS8730は薄い板一枚くらいで簡単。その下のインクカートリッジ部分へのアクセスもより簡便にデザインされています。ユーティリティ類も、MS Storeからダウンロードして設定すると、プリンターの設定までほぼ自動的に実行してくれて、この辺りの使い勝手も10年以上前の機種と比べたら雲泥の差。良いことずくめのように感じましたが、スキャナー部分に関してはMP990の方が高機能で、これは購入後に気がついてガッカリ。書類等の文書コピーやスキャンなら十分ですが、ちょっとした写真とか図柄等をデータとして保存するときにどうかなぁと今から心配ですね。

MP990を返却するために梱包したときに、「えっ、こんなに重たかったっけ」とビックリするくらい重いんですよね。調べたら、10kgちょっとある。TS8730は6.6kgと仕様上は掲載されているので、やはり重さも2/3に減量している。個人的想像ですが、スキャナー部分がかなりコストダウンとダイエットしている気がします。実際に印刷テストをしてみましたが、一番利用するであろう本体下のトレーに入れているA4用紙への印刷はとりあえず問題ないのですが、写真とかハガキとか印刷する背面の手差しトレーからの印刷がうまくいきません。なにか設定が必要なのか、手順を間違えているのか... 特に写真印刷では、プリンターのプロパティを開いても、2Lサイズとか表示されなくて、用紙選択がA4とか一般用紙サイズしかリストされないのは何故? で、どうもどういう理由かプリンター本来のTS8730用ドライバーではなく、OS In-boxドライバーが設定されていたらしく、意図的にTS8730用ドライバーを指定して更新したところ、ちゃんとプリンターのプロパティも見慣れたキヤノン用の物に変わり、リアトレーから挿入した写真用紙への印刷も無事に実行出来ました。MP990で発生していたカスレミ棚物も無く、無事に綺麗に印刷する事が出来て満足でした。少しずつ利用して、使い勝手などを今後もチェックしていくつもりです。

2024年2月28日

全面公開なら、過去の事例も再審査

自民党の一部派閥による、パーティ券環流問題は、政治倫理審査会の開催で揉めているところ。 「裏金問題」と、マスコミや野党は喧伝するけれど、その行為・工作自体は問題だと思うし批判されるべきだと思うけれど、根本の問題は不透明な政治資金管理の仕組みなのだから、そこの問題を追求して解決策を提示することが本来の仕事のはず。でも、それって追求している側に対しても不利な話だし、彼らとしては「裏金問題」と連呼していれば与党の支持を下げて自分達の支持が上がると思っているのだから救われない。そう言う意味で、原則非公開の政治倫理審査会を全面公開で行えというのも、国民への説明責任というのは名目で、実際は自分達が与党の巨大権力者達を叩いている様子を見せたいだけ。

大体今回の件が明るみになった直後に、立憲民主党の安住国対委員長の報告書に不記載が見つかったり、先日は日本酒を手土産に五年間もその行為が続いていた議員がいたり、さらには沖縄の玉城デニー知事にも不記載問題が発覚したのに、それらに関しては何も言わない。別に与党だから・野党だからという事だけでなく、元々の政治資金規正法の仕組みに問題があるから、過去数億円レベルの不記載が発覚しても、結果的に不問に付されてそのまま来ているのに、それが今回再発したからといって、本家本元の記載システムを論じないのは問題だと思う。

野党も狡いと思うのは、盛んに自民党の問題のある議員を攻撃しているけれど、自分達はどうなのか一切行っていないんですよね。先にも書いたように、自分達の身内にも過去最近でも同様の問題が発覚しているのに、それに対しての説明は全く無い。「自分達の場合は、これこれこういう理由でこういう状況から、斯く斯く然々の結果になりました。申し訳ありません、反省して今後の改善策に生かします」くらいのことを言えば、少しは野党を応援しようという気持ちにもなるのに。結局は、自分達の事は棚に上げて、相手を攻めるだけで、それも自分達の見栄え重視でのパフォーマンスになるから、外から見ている人間にして観れば「何を言っているのやら」と白けてしまう。「自分達の時は、これこれこういう状況でした。貴方たちは、そう言うことをやっていましたか」とか聞けば、凄く説得力があるし、彼らのやる気も感じるんだけれど。

さらに言えば、あれだけ能登の復旧がとか対応が遅いといいなが、その能登支援そっちのけでこの問題を優先してしまう。別にこの問題は問題として追及すれば良いけれど、それを理由にもっと優先する課題まで保留にするのは、毎度の事ながらも政治リテラシーが欠如していると思う。だからこそ、与党に対しての支持率が下がるとともに、野党に対しての支持率も下がっている最大の理由だと思う。本当に政権奪取したいのであれば、そういう部分にもっと敏感になるべきだと思う。最近の与党支持率低下が、民主党政権交代時期と類似しているという話も有るみたいだけれど、あの時はそれでも民主党の支持率も自民党に並ぶか越えていたんですよね。それだけ国民の期待感があったから選挙でも勝利する事が出来た。でも今の立憲民主党は、与党以上に支持を得ることが出来ず、与党同様支持率が下がってもいる状態。それが今の国民の声だともっと真剣に考えるべきだと思う。さらに言えば、良く彼らが言う「身を切る改革」のためにも、自分達の問題もさらけ出すつもりで政治資金に対して改革するなら、もう少し支持率も増えてくるはずなんだけれど。まぁ、そんなことをやらないからずっと低迷しているんだろうけど。

短絡的な対応策

 給食で出されたおでんの中のウズラの卵が喉に詰まり、窒息状態となり無くなったと思われる小学生の事故は痛ましいのですが、今後の対策としてその原因と思われる「ウズラの卵」の是非が論じられているのは違和感を感じます。多分そのサイズから、そのまま丸呑みした場合小学生位の年齢だと丁度喉に詰まるくらいのサイズだから危険だという判断なのだと思いますが、いゃまずはちゃんと咀嚼して食べることの指導が先だろうと思うわけです。

そのウズラの卵が、例えば梅干しの種くらいの堅さで丸呑みしないと食べられない、と言うような食材ならまだしも、「ゆで卵」なんですから、どんなに固ゆでしたとしても簡単に歯でかみ砕ける堅さだし、普通食事というものはそういうもののはず。かみ砕くことも出来ず、粘着力もあるので喉に詰まりやすい「餅」の方が、はるかにリスクは大きいと思うし、実際お正月の時等には、何人も餅が喉に詰まり救急搬送されるというニュースが繰り返されます。それなのに、餅の飲食が制限や禁止されることは無い訳で、それなのに何故ウズラの卵は、と思うわけです。

TLを観ていたら、給食の時に食べるのが遅いなどの理由から、早く食べるように急かされて、それで慌てて飲み込んで事故に繋がったのでは、というコメントがあり、あぁこれも一理あるなぁと思ったところ。給食は、残さず全部食べるのが一般的な決まりだから、どうしても苦手な食材だとか食べるのが遅い子は、最後に無理矢理詰め込むようなことが起こりがち。案外、楽しみに最後に残しておいたウズラの卵を、急かされて慌てて口に入れたら今回の事故になってしまったのかもしれない。そうなると、ウズラの卵自体に問題があるのでは無く、やはり食べ方・食べさせ方が一番の原因になりますよね。さらに言えば、食事をする機会は家庭でも幾らでもあるわけで、その時に色々なものを食べるときの食べ方を教えていない親の責任は、と言う話にもなりかねない。子供の場合、どうしても早食いとか大食いとかになりがちだと思うんですが、やっぱり口に頬張っても良いけれど、その文ちゃんと口の中で咀嚼してから飲み込むという事を覚えないと、似たような事故は何度も発生するでしょうね。

自分もよく見ているコンテンツなので偉そうなことは言えないのですが、大食い動画なんかを観ていると、一口が大きいのにそのまま丸呑みみたいな感じで食べていく様子を、知らないうちにマネしてしまうのだろうか。私もどちらかというと早食いの傾向が強くて、若い頃は全く問題無かったけれど、加齢とともに咀嚼せずにそのまま飲み込むような形になり、何か誤嚥しそうになることが最近増えてきたように思います。ですから、最近食事するときには、先ずお箸やフォークで口に入れる一回分の量を以前よりも少なめ・小さめにすることと、くちゃくちゃしないように注意しながらしっかり口の中で咀嚼して、更に一口毎に少しインターバルというか余裕を入れて、ゆっくりと食べるように心がけています。それでも、時々飲み込むときの具合が悪いのか、喉に引っかかるような場合も有ってむせたりするから困りますが。いずれにしても、ウズラの卵が悪いという短絡的な批判ではなく、トラブルにならないような食べ方・噛み方・飲み込み方みたいな事を、ネットにしてもメディアにしてもこの事件の教訓として伝えるべきだと思う。

The Silent Service (3)

話題になっているAmazon Primeで配信されている「The Silent Service」 。私も公開されると早速視聴をして、久しぶりに面白い作品を見たと感じました。自分の場合この手の動画配信でも、一般の映画でも、一度見てしまうとその内容とか覚えてしまうので、もう一度見直すということは殆なくて、あっても10年とかかなり間が開いて記憶も薄れてきてから再視聴することが常。でも、今回の作品は初めて視聴してから一週間くらいで、再び最初から見直しています。

改めて見直してみると、一回目に感じた違和感というか「むむむ?」と思う部分がより強く感じられますね。いちばん強く感じるのは、上戸彩さん演じるキャスターに、海江田艦長が「核を保有しているか」と問われて「イエス」とあっさり答える部分。原作にはない部分で、かつ原作では核保有に関しては最後まで明言せずに、たしかニューヨークに着いてから山中副長が核弾頭保管庫に何も無いことを見せるんだったかな。そこで初めて、「核兵器は、使用する事では無く、抑止力としてのみ意味がある」という海江田艦長の意志が完結するストーリーだと思うんですよね。最終的には、何十年後日には核兵器の完全廃棄というところまで行くかもしれないけれど、この物語の中では「沈黙の艦隊」が常に核抑止力で世界に蓋をしている事で、紛争停止するという事がテーマだったので、あの「YES」は原作の否定にもなるような重い「YES」に感じたんですが。

結局なんであんなシーンがあったのかその後のストーリーを観ていると、ああいう形でキャスターが一般に「核保有」を宣言することで、東京湾を封鎖た第3艦隊を牽制したかったという背景になってしまい、それはちょっと元のストーリーとは異なる気がするんですが。強いて制作者側の意図を想像するには、原作ではその辺りの「やまとvs米軍」の腹の探り合いみたいな所が、やや分かりづらいというか、もう少し一般受けするような分かりやすいストーリーに変更したんだろなぁ、と。あと、前回も感じましたが、この後の「核抑止力」という部分の狂言回しでは無いけれど、説明役みたいな形で上戸彩演じる女性キャスターが設定されているのかな。仮に、物語終盤の国連への出席と狙撃シーンまでこの後のエピソードで描かれるとすると、そのまとめを彼女がして世界平和を訴えて終わるような気がする。それはそれで悪くはないけれど、好き嫌いが分かれる様に思います。

次のエピソード制作が決まったという記事も観たんですが、どこまで描くのか、そこが気になるところ。北極海でのベイツ兄弟との戦闘は、その為に米ソが核戦力を引き離すという事が一番重要な部分だと思うんですが、それをどの様に描くのか。また、最後の国連出席シーンは勿論だけれど、やまと以外の核原潜が「The Silent Service」に加わり始めると言う部分も、個人的には重要な伏線だと思うんですよね。ただ、映像的には地味なシーンだと思うし、その辺りをどの様に一般視聴者に訴求していくのか、結構映像的には難しい気がします。その辺りをどの様に描ききるのか、内容とともに原作には無い実写版世界観の展開にもちょっと期待したいところです。

2024年2月27日

2024シーズン

国内社会人アメリカンフットボール春のスケジュールが発表されて、今年は例年よりは少し遅めのG.W.に入ってから、東西ともに春のシーズン(公式戦)が始まる様子。正直、タイミング的にはちょっとなぁという感じ。やっとコロナ禍が開けて(慣れて?)、多分今年はG.W.にあちこち出かける人が一気に増加するだろうから、そうなるとG.W.真っ最中の試合開催というのは厳しいのでは。

ヨーロッパのリーグ等は、レギュラーシーズンが春なので、彼らはこれから本番が始まるタイミング。日本の場合は、春は公式戦は行うけれど、どのチームも前年のチーム体制から新しいシーズンに向けてリクルーティングだったり、チームビルドを始めた時期なので、それぞれのチームで結構温度差があるのもこの春のシーズン時期じゃないだろうか。最近は知らないけれど、以前は「春シーズン不要論」を唱えるコーチなんかも結構いたし。その気持ちは分からないでも無いけれど、だからと言って秋のリーグ戦は、以前だと5試合程度で最近でこそ7試合位迄増加したけれど、3ヶ月位の間に6~7試合でシーズンが終わってしまうスポーツ何て、普通は興味を引かないだろうなぁ。

個人的には、やはり最低でもリーグ戦10試合+プレーオフ、位はやって欲しい。 数年前のX1 Superはそれに近い形で開催されていたけれど、当時は8チームだったので7試合+プレーオフと少し物足りなさも正直有ったんですよね。チームの大変さは勿論分かるんだけれど、一ファン、一観客として観ると、やはり今の試合数は物足りないにも届かない位少ない気がします。もっとも、チーム数が少ないので試合を組むのも大変という事情もあるんですが、かといってチーム数を見かけ上増やしても、今度は力の差がありすぎて何の試合か分からない試合が増えてしまうのは、10年20年位前のリーグが証明していること。有る程度戦力が集中してしまうのは仕方ないとしても、やはり1TD/2TD位の差でどの試合も進むくらいの戦力差は維持したいところ。

その戦力差という意味では、今シーズンから規約が改正されて、特に外国籍選手がこれまでのチームで4人が3人に減る影響がどうなるか。またそれと連動して、所謂「プロ契約選手」も、外国籍4人、日本籍4人が、それぞれ一人ずつ減らされて、3人ずつになるのも、今回の改正の一つだけれど、他の競技ではプロ化することで有望選手の獲得をして、試合を面白くして知名度や人気度アップを狙っているのと逆行するようにも感じるんですが。このルールが適用されるのは秋のリーグ戦からなので、春は外国籍選手も含めて熾烈な登録争いの場に例年以上になりそうな気がします。それはそれとして、ファン目線では嬉しいのだけれど、チームとしては例年以上に選手セレクションが難しくなりそうな春のシーズンでは無いだろうか。

新規開店

自分の買い物行動の半分位を消費している、自宅近くのイオンモール。コロナ禍の頃は閉店するお店も増えて、ちょっと閑散とした状態になった時もありましたが、それも盛り返したと思ったら、最近またお店が閉まって養生している区画が増えて気になっていました。その中には、民事再生手続き中のAwsome Storeの様な店舗もあるんですが、リニューアルのための一時的閉店とか、区画移動のための閉店のように、「前向きな閉店」のお店が多くて、ですからコロナ禍の頃とはちょっと様子は違います。

そんなお店の一つに「サンクゼールワイナリー(St. Cousair Winery)」があるんですが、昨日その様常駐の店舗前を通ったら、4月からは「久世福商店」としてリニューアルオープンするらしい。しかも、隣接していた店舗部分(確か花屋さん)が区画移動するので、その部分も含めて拡張して再開するようなので、品揃えなどは期待出来そう。以前のサンクゼール時代は、結構パスタソースとかドレッシング類を購入していたんですが、正直久世福商店の品揃えの方が自分には合っているかも。実は、少し前にこのサンクゼールに寄ったところ、一角に「久世福商店」のコーナーが出来ていて、ご飯のお供だったり、出しパックとか、人気商品が置かれていて、実は幾つか購入していたんですが、その時にも「同じ会社の異なるブランドだけれど、個人的には久世福に成ってくれた方が嬉しいよなぁ」と思ったんですが、それが図らずも実現した形に(笑)。 

実はそのイオンモール、昨日午前中に寄ったんですが、私が行った前に全館停電が発生していたらしく、最初に立ち寄ったスタバでは「停電があってレジがまだ回復していないので、暫く販売出来ない」と言われるました。その後、イオンスーパーの区画に寄って買い物をしていたら、「先ほど停電が発生しましたが、現在は回復しています。安心してお買い物ください」と何度か店内放送があり、一体どんな状態だったのか気になります。これだけの規模のモールなので、バックアップとかもしているんだろうけど、逆に規模が多くて使用している電力量も大きくて、ちょっとしたバランスの崩れがトラブルの引き金になるのだろうか。

モールを大きな生き物と考えれば、新陳代謝は必要なわけで、そう言う意味ではいつまでも同じ店舗が続くだけでは魅力も半減していくだけ。やはり人気店だとか、有名店が入っていればこそお客様も通ってくれて、それによってそれ以外の店舗への影響も生まれるわけですからね。個人的には、今回の久世福商店のような食材を扱うお店が増えてくれると嬉しいですし、後は男性向けのアパレル販売のお店も増えてほしい。さらに言えば、今のモールにも無印良品の店舗はあるんですが、品揃えが少ないので、ここは売り場拡張して品揃えを増やしい欲しいかなぁ。以前は、ユニクロとかニトリも入っていて、そこそこ便利だったんですが、他の場所へ移動してからはちょっと不便さを感じていました。でも、ニトリの代わりに、隣接する敷地にカインズが出来たから、そこはプラスマイナス0からもしれない(笑)。これから春に向けて、一つでも明るいニュースが生まれてくることを期待したいですね。

2024年2月25日

静かな連休

今日は三連休の最後の日曜日だけれど、朝から冷たい雨が降りだして、天気予報では最高気温も浜松でも6度とか7度とか一桁台らしい。昨日は、それでも日差しが戻りそこそこ暖かい一日だったのだけれど、その前の祝日の金曜日も雨だったし、今日も雨。明日も雨で、その後少し天候は回復するらしいけれど、来週末はまた雨模様の予報が出ていて、ちょっと憂鬱。

天気は雨模様なのに、ここの所花粉が少し厳しくて、朝起きればクシャミと鼻水。日中は少し楽だけれど、ティッシュの消耗はいつもの数倍。夜夕食を部手少しすると、また鼻水がズルズルという状態。寝ているときに鼻が詰まるようなことが無いだけまだマシだけれど、ちょっと溜まらんなぁと言う状態が先週から始まっていました。薬局へ薬を買いに行かないとと思いつつ、昨年使い残してあった花粉症の薬が、まだ少し残っていたので、この連休中はそれで何とか凌いでいます。先週は、それだも鼻水が少し出たりと、天気が悪い癖に症状はいっちょ前だったのが、今日は雨のせいか少し楽なのは助かります。でも、その残っていた花粉症の薬は昨晩で飲み終わってしまったので、今日は冷たい雨の中何としても薬局へ出かけて薬と目薬を調達しないと。

三連休なのに天候が割るからでしょうか、自宅近くのイオンモールの混雑度は、多分コロナ会場の状態。もう終わってしまったんですが、先々週くらいだったかな、期間限定で漫画雑誌の「JUMP STORE」が開設していて、その時にはお店の前から延々と長い行列が出来ていてビックリしました。確か二週間くらいの期間限定の開設で、初日から二週目くらいまでは毎日長い行列が出来ていたらしいけれど、後半になるともう商品が無くなってきたからか、終わる数日前に私が観たときには、外に行列は出来ておらず店内にも数名しかお客さんがいなかったけれど、棚もガラガラで「そりゃそうだろう」という感じでした。このイオンモール、最近も店舗の閉店がある一方で、新しいお店のオープンもあって、以前中華料理のお店が入っていたところには、福岡発のドレッシングで有名な「ピエトロ」のレストランが出来ていて、ここはいつも待ち行列が凄い。反対側に、地元の有名チェーン「さわやか」の店舗があるんですが、こちらはスマホアプリで順番待ちが分かるからか、以前ほどの待ち行列は出来ていない気がしますが、でもいつ行っても満席の様子。まぁ、モールがあれだけ混雑すると言うのは、それなりに経済も回り出したという証拠だと思うので、良いことだと思うけれど。

そのモールにアクセスする道路の一つが自宅前に走っているので、モールの混雑=自宅前の混雑になるのが個人的には困ること。酷いときには、信号が変わっても前が詰まっているから車列が動かない状態が続く場合があり、そんな時には自宅からでられない・入れない状態に。昔と違って地元が賑やかになり活性化するのは良いのだけれど、それに見合う基盤整備が出来ていないから、そこは困りますね。移動量が増えるに応じて、拡幅工事をするとか信号機を増設するとかして欲しいのだけれど、田舎の地域だけになかなか土地を手放す人もいなかったり、複雑な区画になっていて交渉が難しかったり、田舎ならではの問題みたいな事もあるようで、なかなか交通事情だけは改善しない。少し前に開店して人気店でもありコストコ浜松倉庫店も、アクセスする道路が昔のままで狭くて一方通行で大変なので、あの中に入るまでの混雑状況を観る度に、行ってみようという気力が消えてしまう。それでも少し前と比べて賑わいが戻ってきたことは、コロナ禍が遠くなったとともに、やはり経済が復調してきた証拠でもあるんですよね。そこは歓迎したいところ。まぁ、天気もずっと雨模様が続くわけでは無く、晴れる日も有れば雨の日も有るわけで、それに応じた過ごし方をすれば良いだけの話し。この三連休は、少し大人しく自宅の掃除でも白という天の声だろうか。 来週からは、早くも3月が始まるわけで、少しこの2ヶ月の振り返りをするには良いタイミングかも。

ウクライナ侵攻から2年

2月24日は、ロシアがウクライナへの侵攻を始めた日で、あの衝撃的な日からすでに2年が経過。当初は、半年くらいで結果が出るかと思われたけれど、ロシア側の驕りもあったのかウクライナの頑強な抵抗のせいかなのか、2年過ぎても膠着状態は続いたまま。ただし、物量に勝るロシアが時間を味方に付けてここ最近はじりじりと前進をしているのがちょっと嫌な予感がします。

ウクライナ単独とロシア単独での兵力の差を観れば、確実にウクライナが不利なのだけれど、EU/NATOやアメリカの支援を受けて、近代兵器や情報戦で優位に立ち、何とか五分の戦いを続けてきたけれど、個々に来て欧米に支援疲れみたいな兆候が見えてきて心配に。更に、ロシアは北朝鮮や中国に接近して密かに支援を受けている様子ですが、これまでは表向きも中立を決め込んでいた中国も、徐々にロシア有利な状況に傾いてくると、戦後の優位性担保のために堂々とロシア支援を言い出すかもしれない。そうなると、韓国だとかインドだとか、立場的にこれまでよりもウクライナ支援は厳しくなるのかもしれませんね。

日本は金銭的な支援と戦後復興の支援を伝えているけれど、ウクライナの本音としては日本で遊休化している装備や備蓄分の兵器を回してほしいところでしょうね。韓国も、表向きは武器弾薬の支援はしていない様子だけれど、弾薬33万発をアメリカに融通して、その玉突きみたいな感じでアメリカからウクライナへ弾薬が運ばれているらしい。日本も、アメリカへ提供する体で段薬類などを間接的にウクライナへ提供する仕組みを作れない物だろうか。そう言う「三店方式」って、日本得意じゃ無いですか。パチンコ店とか、パチンコ店とか、パチンコ店とか。ただ韓国等は自国が実際には戦争状態に有るわけだし、武器輸出産業も盛んだから、33万発なんていう大量の弾薬製造も出来るんだろうけど、日本の場合は今の所海外への輸出も出来ないし、国内消費だって演習で使う分だけだから、そんなに作る必要も無いわけで、製造能力としてもとてもウクライナの要求を満足出来るだけは無理だろうなぁ。

でも、そういう状況に仮に日本が直面したとすると、いざ戦闘状態となった時には日本は備蓄分を消費したら、後はもう続かないという話にもなるわけで、そう言う意味ではどれくらいの潜像能力があるのか、単に弾薬の製造能力だけで無く、作るための材料に関しても準備しておかないといけないわけで、色々と考えさせられる問題である事は確か。災害対策と同じで、どれだけ準備しても十分と言う事は無いだろうし、逆にそれだけに資源や人材を投入してしまうと、偏りも生まれてしまう。バランスというと編だけれど、万体の場合に備えて準備しないといけないと分かっていても、日本の場合は「戦争は起きない、起こさない」という、ある意味夢想的というか勝手な楽観主義の上に成り立っているから、今でもウクライナに関してはお花畑的な批評も聞こえるくらい。一方の当事者であるロシアは、日本の隣国であり、そこと手を繋いでいる中国も隣国であることのリスクを、この2年を経過して再考する必要が有るんじゃ無いだろうか。 

2024年2月24日

無料配送

Amazonが配送無料の条件を変更して、これまでは2,000円未満の買い物は配送有料だったものが、3月からは3,500円まで引き上げられて有料配送の対象になるとのこと。ただし、Amazon Prime会員は対象外で、こちらは基本購入金額に関わらず無料配送してくれるので、個人的には影響ないのですが、いつまで会員でいるかという問題もありますし。

まぁ、2,000円の買い物でAmazon側にいくら入るのか分からないけれど、1割なら200円、2割なら400円で、これだと今の配送料(本州など410円)に合致するから、それくらいのコストはかかっているんでしょうね。置き配だったり、いろいろと効率化も進めているけれど、やはりそれでも限界はあることは確かだし、クロネコさんとかの配送料も上がってきているのは、それだけ運送コストも全体的に上がってきていることは事実だろうし。実際、値上げの話題が年に何回も取り上げられるのに、一番お世話になる部分であろう配送料金がいつまでも据置のままと言うわけにも行かないでしょうし。

配送で一番コストが掛かるのは、やはり最後の個々の宅配部分なんでしょうね。ここだけは、配送担当者が一軒一軒回って商品を送り届けないといけない。一箇所に5分かかるとしたら、1時間で回れるのは10件程度でしょうし、実際はもっとすくないだろうし。配送料金400円の半分が取り分だとしても、1時間当たり10件配送して自給2,000円ですか。最低でも6~7個は配送しないと、今の他の種類の仕事の自給にも追いつかない。私も宅配便はよく利用する方だと思うけれど、大変さは実感できます。時々、宅配担当者が届けても不在のため、かっとなって荷物を乱暴に扱う動画が流れてきたりするけれど、気持ちは分かりますよね。実際にはやっちゃいけないけれど。一方で、人手不足で宅配する物量に配送するリソースが間に合っていないのだろうけど、時間指定してもその時間帯に届かなかったり、先日などは人手不足のため配送が一日二日遅れるみたいな事も事前に告知されるし。

昔も、自宅配送のサービスは有ったけれど、それは近所のスーパーが周辺の家にまとめて配送したり、おそば屋さんや鮨屋さんが出前を届けると言った、あくまで周辺近隣へのサービス。それが今では、地域単位での配送システムを組まないといけないわけだから、その複雑さや大変さは桁違いでしょうね。私自身は、指定した時間に対してせめて+/- 10分位の誤差で配達してくれるのが最良のサービスだと思うけれど、流石にそれは無理だと思う。置き配でも、自宅周辺は田舎という事も有りまだ治安なども良い方だと思うけれど、やはり昨今の事情を考えると不安だし心配になります。一度コンビニでの取り置きを利用した事があるんですが、あれもその受取時に混雑していたりすると、どうも店員さんに申し訳ない。都心なんかだと、駅のコインロッカーを利用した配送サービスとか始まっているみたいですが、例えば近くのイオンモールに、コインロッカーと宅配ロッカーを組み合わせたようなコーナーを作って貰って、そこに受取に行けばOKみたいな仕組みが出来ると、個人的には嬉しいのですが。実際イオンモールって、宅配業者の集配場も兼ねているみたいですし。で、そう言う余計なコストが掛からない宅配オプションを選択したら、配送料の閾値を下げるみたいなことでも良いんじゃ無いだろうか。> Amazon


静かなバブル

先週末に、日経平均がバブル期最高値を更新して、やっと日本の長いトンネルを抜け出たような報道が多くされて、その時には懐かしい(?)バブル期の映像が色々流されました。 そう言った、派手な映像を流しつつナレーションとかコメントで言われるのが「でも、あの頃のような高揚感は無い」みたいな言葉。

「バブル」と言うと、どうしてもジュリアナのお立ち台で踊っている映像しか浮かばないのだけれど(笑)、あれって実はバブル後の映像で、実際のバブル期は物価も上昇したけれどそれに合わせて賃金もどんどん上がって行った時代。今から思いだしても、バブル期で貯金が増えた記憶は無くて、極端な言い方をすれば「宵越しの金は持たない」みたいな感じで、日々が猛烈な速度で過ぎ去っていったような気がします。だから、万札かざしてタクシー止めるとか、ディスコで踊り明かすとか、そういうのもバブル期の時の光景ではあったけれど、決してあのような光景が良かったわけじゃ無い。結構みんな、何となくみたいな感じで日々に追われていたのが、あの頃の実際の姿じゃ無いだろうか。で、あの頃は日本企業が好調の時期で、日本企業がどんどん海外の企業買収とか資産購入をしていた時代。つまり、株価こそ違いはあるけれど、企業が元気であったから、何となく社会も浮かれていたのが「バブル」だったんですよね。

それを考えると、今の時代は長いデフレの経験もあるから仕方ないのかもしれないけれど、あの頃のような、文字通り「バブリー」な振る舞いをしたいと思う企業って、殆ど無いのでは。企業がお金を使うにしても、福利厚生よりは生涯学習とかリスキリングとか、より静かな方向に今は集中しているでしょう。昔は、例えば金曜日の夕方には社食をパーティー会場にしたり、バーコーナーを作ったりみたいな企業が持てはやされていて、最近でもそういうニュースをチラッと見た記憶はあるけれど、そう言う派手な福祉よりは、より現実的な方向に企業もお金を投資するようになってきている様に感じるので、あの頃と同じ位お金が出ていたとしても、表から見える様子は随分違うような気がする。

社員側としても、今では仕事終わりの飲みニケーションは遠慮して、自分の趣味とか一人の時間を大切にしたいという人も増えているし、会社のサービスもそういう方向にどんどんベクトルを変えている気がします。つまり、バブル期当時はとにかく見える部分が一番大切で、そういう所にお金を投入できるという事が「象徴」だったけれど、今は違う時代に変わっているから、ああいうバブルの象徴のような光景は出てこないだけなんじゃ無いだろうか。まぁ、まだ賃金アップが十分ではないから、株価高騰のような高揚感は無いし、実感も感じられないけれど、これから春闘の結果が出てきて、実際に給与がアップして、G.W.当たりに久し振りに旅行をしたり何か大きな買い物が出来るようになると、やっと少し感じる事が出来るんじゃ無いだろうか。少し前に聞いた話では、自分達よりも一回りくらい下の世代は、「バブル」を知らない世代でも有るので、ずっと辛抱の時代を過ごしてきた世代。だから、バブルのようなイメージも無いので、ああいうことを知らないしやってみようとも思わないとの事。そう言う意味でも、バブル期の映像を何度も流しているメディアが、一番バブルの亡霊に取り憑かれているのかもしれない。そう言う意味でも、メディアにふり回れること無く自分の好きなことを進めて行くのが一番の贅沢なんでしょうね。

2024年2月23日

無敵の「調査活動」

メディアにもよく登場する論客の一人として、また自身も襲撃事件に遭遇した事も有る有名人と言って良い宮台真司氏。東京都立大学の教授ナノだけれど、その地位を利用して「不適切な行為」をし、結果戒告処分を受けるという記事。 

正直、過去同様の事件を起こした人達と比べると、随分軽い処分だなぁという印象。「戒告」とは、「口頭又は文書による注意」との事で、一番軽い懲戒処分。大学の教授が、しかも都立大学だから東京都にも関係するような機関の教授が、教え子と不適切な行動を取ったというのは、その程度の処分で済む話なんだろうか。「調査研究」だから? 女子大生側からの被害届が無いから? どうも甘い処分にしか見えない。

この事件で思い出すのが、当時文科省の事務次官だった前川喜平氏が、出会い系バーへの出入りを「視察調査」と称していたこと。当時はかなり騒動になったと思うし、彼の場合はこの件とは別に天下り問題で懲戒処分を受けて依願退職したわけだけれど、退職後は政府批判のシンボルとして当時批判していた人達と仲良くなったりしているのも、似ている気がする。別に、一つの過ちなり不謹慎な行動を取ったら、その後未来永劫追求しろとは言わない。でも、その人の立場に応じた責任の取り方はあるだろうし、ましてやそれによって対応が変わるのは不謹慎だと思う。前川氏の場合だって、政府側にいた時には攻撃していたのに、そこを離れて批判的な言動をしだすと持ち上げる側の節操の無さもそれ以上に問題ではあるけれど。

少し前に、セクハラをしていた有名写真家だったり、映画監督だったりが話題になったけれど、結局その後有耶無耶になって最近では再び以前のような取り上げ方をされて現場に復帰している。今回問題となった本人のその後の態度だったり言動も問題だと思うけれど、掌返しで利用出来るときには利用してそうで無いときには攻撃する側の責任というか無節操さは、それよりもいい加減で醜悪だなと再度感じる記事でした。これからは「これは身を挺した『調査活動』です(キリッ!)」と言い訳することにしよう(笑)。

史上最高値更新

先週末にバブル期後最高値更新をしたと思ったら、今週はとうとうバブル期を超える史上最高値を付けて終了。今日が祝日では無くて平日だったら、もしかしたら一気に4万円台にという勢いすら感じられる連休前の東京株式市場の高騰。ここ最近の株価上昇への期待感に加えて、nVidia等半導体関連株価が牽引をして、この最高値へと繋がったのだろうけど、しかし長かった。これまでの最高値は、バブル期の最後1989年12月最後のご祝儀相場もあっての値だけれど、あれから35年近く掛かってやっと戻ったと言うことですからねぇ。 

その後どうだったか調べてみたら、最高値を記録した1989年20年後の2009年3月10日に、7,054円が史上最安値になるんですね。史上最高値の1989年12月29日からのバブル崩壊で、日経平均は2003年4月に7,607円迄急降下。2007年7月に1万8,261円まで戻すものの、今度はリーマンショックで一時は7,000円を切ったりしても何とか7,000円台迄戻して終了。これが丁度民主党政権への交代時期にあたり、その間は低迷していたものの、第二次安倍政権誕生とともに再び上昇基調へ変わって、でも10年掛かってやっと取り戻した感じですよね。

今の流れだと、今月中には4万円台突破も夢ではない気がするけれど、重要なのはバブル崩壊のような急落を再発させないこと。今の所日本国内の経済は、物価高の懸念はあるけれど全般的に賃金アップも進んでいるし、やっと社会のお金が回り始めた感じがあるので、バブルの頃よりは地に足が付いた印象は受けるんですよね。課題は、今は円安にも助けられている部分も大きいと思うんですが、これが今のUS$1=150円位から120円位までの適正レートくらいまで円高に振れてきたらどうなるのか、と言う事。理想は、国内の経済が回り出して、輸出関連が円高で縮小した分をカバー出来ることですが、どうなんだろうか。

アメリカ経済の影響が大きい日本経済だから、今の所N.Y.ダウも上がっているのでこの傾向が暫くは続きそうなのは確かなんでしょうね。懸念は、不安定な世界情勢だと思うので、ウクライナ情勢とか日本の場合はやはり中国の動向が気になるところ。台湾との関係だけで無く、以前から言われている中国国内のバブル崩壊がどの様な形で現れて経済への影響がでるのか、それが心配。ただ、以前と比べて中国への依存度は減ってきているので、その当たりをどう加味して株価に反映されるかですよねぇ。いずれにしても、当時と状況は異なる部分は多いとしても、言い方を変えればやっと34年前に戻っただけとも言えます。大きな動きの一日であったことは確かだけれど、30年間成長をしていれば、日経平均が4万円5万円6万円位迄上がっていてもおかしくないわけで、それを考えるとマイナスからやっとスタート位置に戻ってきただけ、とも言えそう。いずれにしても、一喜一憂して失敗したのがバブル期だったわけだから、まずはその轍は踏まないことが一番大事でしょうね。

2024年2月21日

HND-HNL/-NRT (1) - 期限ギリギリ

先ずは予約だけだけれど、諸般の事情から4月頭にHawaiiへの弾丸旅行を予約。実は昨年キャンセルした大谷選手観戦ツアーのチケットですが、自分はrefundable(払戻可)のつもりでいたら、どうも自分の勘違いのようで、non-refundable feeだったらしく、いつまでたっても返金されず、予約時のPolicyを再度確認してやっと気がついた次第。このままだと結構な金額が何もせずに消えてしまうのですが、4月9日までならばその分の料金を加味してチケット購入が出来るので、何とか少しでも取り戻そうという事で、早速検索してみました。 

先ずは元のルートである、TYO-LAXを検索してみました。大谷選手もL.A. Dodgersに移籍したわけだし、上手くいけばシーズン初めの試合も観戦出来るかもしれません。ところが、検索結果だと結構な追加料金が必要で余り旨味を感じない。個々でふと閃いて、HND-HNLを検索してみたところ、見事に元の金額内に納まり変更手数料だけで飛べるチケットが見つかります。しかも、ANAのビジネスクラスが利用できるZクラスなので文句はありません。成田離発着で往復ともにA380利用だと、3万円ちょっと追加料金が発生しますが、往路はHND-HNL、復路はHNL-NRTだと追加料金いらず。大体往路は、日本の深夜に出発して現地には早朝に到着する、時差調整には厳しいスケジュール。羽田発便は、結構遅く出発してホノルルにはお昼少し前に到着するので少し楽ですが、いずれにしても往路は前回同様ラウンジで夕食を済ませて機内では最初から最後まで寝て行く予定なので全く問題有りません。帰りは、A380だしゆっくりフライトを楽しんで帰国したいから、ある意味理想的です。唯一残念なのは、UAからのアップグレードが使えないことくらいでしょうか。まぁ、前回経験済みなので無理に経験する必要も無いのですがちょっと残念。

フライトが決まったところで、次は現地での宿泊先。これまでだとBONVOY系優先で探したんですが、今後はそう言う事も余り意識せずに済むので、ちょっと楽。でも、やっぱりホノルルは高いなぁ... Hiltonのポイントがかなり残っているので、今の所これを利用してHilton Village当たりに宿泊しようかとも考えています。国内も国外もホテル代が以前の倍近くまで上がっているので、今後はエアチケットよりもホテルの方が苦労するかも。

今回のフライトが完了すると、UA MPには2,400PQP位追加されるのですが、往復元にANA便利用なのでUA MPの4区画利用には含まれません。しかもHNLからだと、UAの国内線はSFO/LAX/ORD等長距離路線しか無くてちょっと大変。効率だけ考えると、余りお得では無いのだけれど、何もしない蹴ればそのまま無駄金として消えてしまうのは勿体ないですし、まぁPQPだけでも獲得出来るならばそれで良しと我慢するしか無いですよね。さて、無事に出発する事が出来るかどうか... (続く...)

寒いの? 暑いの?

昨日午前の早い頃(09:00頃)に車で出かけたんですが、車内エアコンが幾ら走っても冷たい空気が吹き出してきます。設定温度は22度だったんですが、まぁ走り始めはまだエンジンも暖まっていないから仕方ないけれど、10分位走っても冷たいまま。試しに、23度に上げてみたら途端に暖かい風が吹き出してきました。どうも、昨日は朝方から気温が高かったので、エアコンが「暖房必要無い程度」と判断して、温風では無くそのままファン運転していたらしい。10:30頃に帰宅したので、室内にあるデジタル時計の気温表示を確認して見たら「27.5度」まで上がっていました。窓際の日が当たる場所だったので、同じ室内の日陰部分において様子を見てみたら、「25.5度」まで下がりました。勿論、部屋の窓は全開ですが、それだけ昨日は朝から暖かいを通り越して「暑い」と感じる位に。

実際、外に出たときには長袖のラガーシャツを着ていきましたが、一昨日まで着ていたようなアウター類は不要。逆に帰宅したら暑いくらいで、そのラガーシャツを脱いでTシャツでその日は午後まで過ごすくらい。実は、明け方くらいまでは結構強めの雨が降っていて、アサヒがでる頃はまだ地面は勿論外の部分には雨の雫がかなり残っていました。でも、帰宅した頃にはそれらの雨の名残も消えていたので、帰宅してからは慌てて洗濯機を回して、いつもの着替えた衣類は勿論、ベッドシーツや布団カバー等の大物も一気に選択して外干ししました。午前中くらいは、まだ明け方までの雨の影響で湿度が高かったんですが、お昼近くになる頃には湿度も50%を切るくらいまで下がり、なんと言っても日差しが初夏のような具合。2時間も外干ししたら、日が当たっていた側は完全に乾いていました。

平日では無く休みの日であれば、そのまま外にベンチでも出して冷たいものを飲みながら読書でもしたいような天候陽気でしたが、予報では今日から再び雨模様で気温も一気に急降下するらしい。まだ2月なので、寒いのは仕方ないし受け入れるけれど、先週の三連休も天候が良くなかったのに、今週末の三連休も天候はぐずつき模様らしい。せめて冬晴れの青空が広がって欲しいのですが。今日は、昨日の名残が残っているのか、最低気温は10度を超えていてそんなに寒くなかったのですが、明日からは一気に最低気温は一桁台に下がるらしく、再びファンヒーター等の暖房器具のお世話になりそうですね。 この連休中は、出かける予定はまかったけれど、いろいろと外回りを片付けようと思っていたので、少しは暖かくなってほしかったし天気もせめて曇天くらいで落ち着いていてほしいのですが。

実は少し前くらいから花粉症の症状が出ていて、昨日出かけたときに花粉症の薬や目薬を買うつもりだったのが、ついうっかり忘れてしまいました。それもあってか、今朝は朝起きてからいつも以上に鼻がグズグスしていて、やっぱり昨日の暖かさに一斉に花粉が飛び出したんだろうなと、自分の読みの甘さに活を入れたいところ。今日は忘れずに薬局かモールの薬剤コーナーへ行って購入してこないと、明日からいゃ今晩からちょっと厳しくなりそう。毎年のことではあるけれど、今年はやはりタイミングが前倒しになっている気がします。その分早く終わってくれるならば良いけれど、ダラダラといつも以上に続くとなると嫌だなぁ... 暫くはティッシュの消費量が倍増、売買増しそうです。

2024年2月20日

ちぐはぐが行動倫理

まぁ、立憲民主党の行動に某かの理解をしようとしてみても、どうも理解不能な時の方が多いのだけれど、その盛山文科大臣への不信任案提出というのも良く分からない。理由は、旧統一協会関係者から衆議院選挙の時に推薦を貰い政策協定書に署名もしたから、職務に不適切という事らしい。でも、この盛山文科大臣が、旧統一教会に対して解散命令請求を出しているわけで、仮にその団体と繋がりがあって利益誘導しているとしたら、真逆の行動だと思うのですが。

逆に、この不信任案が通り大臣が辞任とか言うことになれば、その解散命令請求も疑念が沸くわけで、若しかしたら差し戻しとか言うことになって結論が覆されるかもしれない。少なくとも、大臣交代で政策に混乱が生まれて、請求が実行される時期も先延ばしになれば、それは請求された旧統一教会が一番利益を得ることになるわけで、言ってみれば立憲民主党は批判している旧統一教会に対して彼らを助ける行動を行っているという矛盾。本当に、旧統一教会被害者のことを思い、この問題の一日も早い解決を望んでいるのであれば、大臣に対しては「これこれこういう疑念がある。本当に利益を得ていないのであれば、一刻も早く解散請求を実行して被害者救済をするべきでは無いのか」と迫れば良いだけの話し。それをせずに、大臣不信任、それも否決されることが明らかなことをやるのは、いつも通り自分達のやってる感を見せたいパフォーマンスだけだからでしょうね。

所謂裏金問題でも、実は自分達も自分の著書を大量購入していた過去があるのに、自分に関する書籍購入に資金を使ったと与党を批判するのは、笑い話にもならない。さらには、以前政治資金規正法違反で有罪判決を受けて議員辞職までしている議員を、追求のトップに据えるというのも、申し訳ないけれど悪い冗談にしか見えない。いゃ、その辻元氏が自分の経験から「自分はこれこれの事情から・状況から、こういう行為をしてしまったが、〇〇議員はこう言う事があったからじゃ無いですか」みたいな質問が出来るなら、それは凄いと思う。でも、決して自分のことは言わないでしょうね、この人達は。

その「裏金」問題に関しても、身内からこんな話が出てきてしまっている。これ、その日本酒の代金とかの購入履歴とかは無いだろうから、「裏金」の「違法利用」に当たると言われても仕方ないだろうし、そう言うことを今彼らは自民党に対して追求しているわけですからね。だから、今回の安倍派、二階派、その他自民党の派閥での不透明な資金の移動に関しては、明確にその背景や状況を調べて、必要ならば罰則適用をして再発しない仕組みを作ることが一番重要。それとともに、同じ事が自民党以外の政党で発生していない事も証明するべきだと思う。だって、やり方は異なれど同じ抜け道はどこでも利用可能何だから。だから、自民党を攻めることは自由だし必要だけれど、それとともに自分達はこれこれこういう風にルールに則って活動していますよ、という証明も出さないと、結局ブーメランが戻って刺さるだけでしょうね。で、実際問題として、金額の大小はあっても何処の政党でもどこの議員でも同じようなことはやっていると思う。政治活動の自由と、それに伴う支出の問題は難しい話で、これという解決策が無い事も事実。それを、自民党打倒の道具に利用するだけだから、政党支持率もこの件で野党が上がる傾向は無く、結果的に無党派層が増えているだけというのは良く分かる流れ。政党政治に対して不信感が増加しているのだから、問われるのは与党だけで無く、全ての政党だということを肝に銘じるべきだと思う。

国際化のルール

これまで以上に、国内に滞在・居住している永住者に対して厳しい措置が適用されるという記事。私は、人口減少対策という消極的な理由ではなく、やはりこれからの世界を考えてよりグローバル化していくためにも、また海外に出る機会の無い人が国際的な環境に慣れて、新しい発見が出来るようにという意味から、海外から日本に来て定住してくれる人、帰化してくれる人、広い意味での海外からの移民受入というのは、世界のグローバル化やボーダーレス化を考えたら、必然だと思っています。ただ、だからと言って来る人が誰でも良いわけでは無く、やはり日本に対して好意的な人達出会ってほしいし、そういう人達が自分の隣人になるのであれば、気持ち良く付き合いできる人達であってほしいのは、その人達が日本人だろうがそうで無かろうが変わらない共通の事実。

個人的に不思議というか不満を感じるのは、いろいろな理由から海外から日本に到着して、本来の滞在資格や滞在期間が無くなったのに、何らからの理由を付けてそのまま定住を続けて、最後は「難民だから」という理由から日本に居続けようとする人が、決して少なくないこと。しかも、彼らだけで無く、そういう人達を支援している一定の集団も居るわけで、そこには彼らなりの理由なり正義感あるいは目的もあるんだろうけど、疑問を感じる事例が最近は可視化されることが多いと思います。浜松も、20年、30年? 位前の日系人ブームから、地元企業に出稼ぎに来ていた南米の日系人コミュニティや、最近は中華系の住人をよく見かけるんですが、色々な意味でグローバル化は避けられない以上、今後はどうしたら相手もこちらも気持ち良く日々の生活が続けられるか、という事が一番重要だと思う。

その時に蔑ろにされがちなのが、元々住んでいた側の事で、どうしても移住者側・永住者側は「少数派だから」という錦の御旗で弱者として例外的に扱われがち。でも、それならそれでやはり互いに譲歩するべき事もあるわけで、少数派だからと特例なりを与えることは、結局は特権特例でしか無いと思う。具体的な国名は書かないけれど、この手の難民申請だとか不法滞在しつつ生活保護を訴える外国籍の人達は、なんでまずは自国政府(=大使館)へ救済請求しないのだろうか。各国に設けられている大使館・領事館というのは、その国で自国民を保護するために設けられているものですよね。となれば、まずはそこに相談するべきで、それが出来ない・拒絶されたなら、その次の手段として日本政府に要求するならまだ分かるけれど、いきなり日本に要求するのって順番が違うのでは。

よく見るパターンでは、日本に10年20年滞在している間に結婚をして子供も生まれたけれど、日本生まれ日本育ちの子供は母国語が話せないので日本から出られない、という話。でも不思議なのは、例えば日本人家族が海外に仕事での駐在あるいは移住等で移動すれば同じような状況になるわけですよね。その時には、子供だけで無く親だって現地の言葉に精通しているとは限らない。一方で、日本国内に住んでいても、家族の会話まで日本語でやっているのかは疑問。完全では無くても、家族内の会話には母国が使われないと、親子の会話だって出来ないと思うわけで、そう言う意味では下地が全くゼロというわけでも無いはず。勿論、現地での経済的な問題だとか、問題も有るだろうけど、だからと言ってそれが日本国内で特例的に滞在出来る理由にはならないと思う。日本の場合、どうしても「性善説」の視点から対応してしまうけれど、世界標準は「性悪説」だと自分も仕事等で海外ででて感じるので、少なくとも対海外に対しては日本もそうするべきだと思う。

2024年2月19日

Lifetime Platinum Elite

先日宿泊したシェラトン横浜のNight CountがBONVOYアカウントに追加され、さらに今現在実施中のBounus Night のキャンペーンも追加されて、BONVOY系として600泊に到達。無事に「BONVOY Lifetime Platinum」を達成した事に。

本当は昨年中に600泊到達する予定で宿泊予約を入れていたんですが、年末にいろいろあったりしてキャンセルしてしまい目標は不達。そこで次の目標を、昨年度(2023年)のPlatinum Statusが保持される2024年2月一杯位までに残りの宿泊を消化して600泊を目指すことに修正変更。結果、2023年終了時点で596泊まで進んで、今年に入り4泊する予定が、最後はプロモーションもあり3泊で目標の600泊到達となりました。考えてみたら、元々はSheraton系でそこそこ利用していたとはいえ、SheratonとMarriottが統合されて、ポイントが合算されたからそれなりのポイント数(確か400泊位になっていたはず)になったから、その後もプロモーションの助け(100泊位は貰っているかなぁ、コロナ禍も有ったし)も有っての「600泊」だから、仮実状とは異なるけれど、一応ルールに則っての到達ですし。

シルバーエリートが24年ということは、私は元々はSheratonのSPG (Sheraton Preferred Guest)に入ったのが最初だったので、1999年に入ったのがホテル系のFSPのスタートなのかな。実は、1989年にResidence-Innに初めて宿泊して、この時に85泊位していて、さらに二週間後に再び出張でUSに戻り、その後も80泊位しているんですよね。さらに、1990年から1999年の間には、かなりアメリカ出張で月単位で出張していて、その間に300泊位はしているはずで、半分以上はSheraton/Marriott系列のはず。となると、会員入会以前に250泊位は消化しているはずで、それがあればもっと早くLifetime Platinumに到達指定はずなんですが、まぁ今更悔やんでも仕方ない。

ところで、「Lifetime Platinum」の場合、年度毎の「Platinum」メンバーとは特典が少し事なり、例えば宿泊日数で与えられるエリートチョイスだったりスイートアップグレード等は適用されないし、チェックイン時のウェルカムギフト(自分は100%ポイント希望)も適用外だったはず。まぁ、ラウンジアクセス、無料Wi-Fi、より優先されるアップグレード、レイトチェックアウト等は利用可能なはずなので、それらがあれば個人的には必要十分な特典。今後は、年間50泊(Platinum)とか75泊(Titan)を目指すことは無くなるので、BONVOY系の利用頻度はグッと下がりそうだけれど、それでもせっかくLifetime Platinumを獲得したのだから、それなりの頻度では利用したいところ。さて、記念すべき601泊目は、いつどこになるのだろうか。

2024年2月18日

最高株価

先週末の日経平均株価は、バブル期の最高値にあと500円位まで迫る3万8千円台になり、今週中には若しかしたらこれを上まわり場合によっては4万円台に到達するかもという状況に。自分も老後のために投資信託とかしているので、この傾向はありがたいわけで、一年くらい前と比べても含み利益は今の所増えていてくれているので、なんと過去の状況が続いて欲しいところ。

何度も書いていますが、バブル崩壊直前に3万9千円直前まであがったのがこれまでの最高額で、その後はバフル崩壊とともに下落していき、更にデフレの影響で一時は7千円台まで下がることに。株価=日本の資産ではないけれど、最高額の時から考えると、1/5になってしまったわけで、やはりその影響は大きいと言わざるを得ない。その7千円台になったのは、リーマンショックの影響も大きいと思うけれど、それとともに、何度も書いているけれど、当時の民主党政権の責任も大きいと思う。3年3ヶ月の民主党政権直後に、第二次安倍政権に代わった途端に、一気に1万円台から2万円に迫ろうという所まで回復したわけですから。

本当はもっと早く株価はバブル期の頃まで回復して、もっと値上がりすると思っていたんですが、正直阪神淡路大震災があったり、熊本とかの災害があり、さらには東日本大震災がありと、色々理由もあってなかなか戻らない。考えてみたら、30年余り掛けて戻ったわけですからね。概ねこの株価上昇は好意的に評価されているんですが、一つ盲点だったと思うのは、今回到達しようとしている「バブル期最後の最高値」というのは、30年前の最高値にやっと追いつくだけの話で、世界は当時の株価をとっくに超えている、という指摘。そうなんですよね、バブルは異常な状況であったけれど、30年間回り道をしてやっとその状況に戻っただけ。世界はもっと早くその後のリーマンショックとか色々な状況から回復していて、アメリカのダウなんかも、当時(1990年)は、US$2,500位だったのが、今はUS$40,000に迫ろうかという状況なんですからね。10倍以上膨らんでいる。それと比べたら、日本の株価高騰なんて言うのは、まだまだ論外のレベルなんでしょうね。

これから、春闘の結果が出て、もし賃上げなどが要求に近い形で実現したら、更に株価も上がるし(物価も上がるだろうけど)、場合によっては4万円を越えて5万円を目指す状態に今年の年末にはなるかもしれない。それでも世界から比べたらまだまだなわけで、日本の実力をもう一度奮起して発揮しないと。GDPではドイツに抜かれて世界4位になったというニュースがあり、それは為替レートの問題もあるから問題無いみたいな意見もあるんですが、それでも日本の経済力が他国との競争で差が無くなっている、あるいは逆転されているからと言う理由も大きいはず。GDPの順位が全てでは無いけれど、やはり「苦しい」と感じる生活が改善するには、経済発展が一番の薬だし、それによって物価上昇以上の賃上げも実現して初めて「豊か」と感じられる社会になるわけですからね。先ずは来週の動向に注目ですね。

H3ロケット打ち上げ成功

前回の失敗から1年。日本の新しいH3ロケットの打ち上げが、今回は無事に成功して、日本の宇宙開発への新しい一歩になることに。 前回の問題箇所である、第二弾ロケット点火装置を改善し、H2Aで実際に搭載して確認して、文字通り万難を排して満を持しての打ち上げで、関係者にとっては本当に長い一年だったと思う。

規模や内容は大きく異なるものの、私も製品の開発業務に関わっているので、そういう苦労や困難はある程度はわかるし共感できる部分も多いと思います。特に、前回も散々言われたけれど、日本の場合は「失敗」が許されない雰囲気があるから、それがすごい圧力になるんですよね。今では世界の宇宙開発を牽引するSpaceXにしても、当初は打ち上げるたびに失敗したり墜落したりして散々言われてきたけれど、その積み重ねが知識や経験そして技術の蓄積になり、いまでは本家のNASAを上回る力をつけてきているわけですからね。発明王のエジソンの言葉と言われる「失敗は成功の元」という言葉は、まさに発明とか製品開発における「真理」だと思う。

もちろん、失敗ばかりで成功しないことはそれはそれで問題だし、失敗するにしてもそれによって失われるお金や資産、そして次の挑戦に進む資金や資源など、失敗すれば課題も増えていくわけです。だから、失敗したことからどれだけの「情報」を取り出して次につなぐことができるか、その組織の底力が試されるフェーズでもあるんじゃないかと個人的には思うわけです。自分も、自責・他責含めて開発業務では数々の失敗や問題発生と付き合ってきたけれど、やはり失敗するにはそれなりの理由がちゃんと存在しているんですよね。逆に成功したと思われることも、あとから見直してみると実はたまたま運が良かっただけみたいなことがわかって、結構ゾッとして慌てて修正対策を入れたりすることもありますし。そういう、「見えない失敗」も含めて、失敗だとか問題対応というのは、すごく重要なことだと思うけれど、世間の評価は全く厳しくて責任者や担当者は責められるばかり。それが人災の場合は、それも仕方ないだろうけど、やはりちょっと理不尽な部分があるとも感じます。

今回のH3ロケットでは、ペイロードの増加、コスト削減、開発期間の短縮等改善が進み、今世界で一番利用されているSpaceXと競争できるくらいまで近づいてきたらしい。特にロケットビジネスの場合は、製造や準備に時間がかかることもあるけれど、やはりどれだけの頻度で打ち上げることができるかも重要で、それが量産によるコストダウンとか経験値の蓄積という次への資産にもなるんですよね。SpaceXは、それを無尽蔵に近いくらい投入したから、あれだけの短時間で一気にトップ企業に躍り出たわけだけれど、日本も可能ならば月に一回の打ち上げくらいのペースに持っていきたいですよね。今は年六回が目標らしいけれど。打ち上げ帰化会を増やして、大学や研究機関の衛星開発も促進すれば、波及効果も大きいだろうし。災害対策として、準天頂衛星のバックアップとか、 Starlinkみたいな衛星通信網整備なんていうのも、自然災害の多い日本では重要なはず。今回の成功を、是非次の成功に繋げて、月探査や有人打ち上げとかのステップに進んで欲しいですね。JAXA頑張れ!

2024年2月17日

The Silent Service (2)

Season 1前半(第一話~第六話)に続いて、昨日から公開が開始された後半(第七話、第八話)を堪能。二話合わせて2時間弱ですが、やまと-日本首脳会談から、東京湾海戦からの、やまと脱出劇が上手くまとめられていて、次のシーズンへの期待感が膨らむ構成だったと思います。もう一度最初から見直しても、多分飽きないだろうし作品としてよくできた内容だと思います。さすがAmazonというか、まぁある意味採算度外視的な部分はあるんだろうけど。

一通り観て個人的に感じる違和感というかその必要性というか、それは原作には無い登場人物の女性キャスター「一谷裕美」役の上戸彩さんかなぁ。想像するに、今回のシリーズの一つのテーマである、核廃絶、核抑止力という部分を強調するために、追加されて重要な場面に登場するのだろうけど、やまと-日本首脳会談中に何度か挿入されるシーンだと、「やまとは核を保有しているのか」と無理矢理質問するシーン、そしてそれを受けて生放送で反旗を翻すシーンというのは、何かこの物語の内容を説明しているようでちょっと興醒めしたというか、それを潜水観戦あるいは「海江田vsベネット」「海江田vs竹上」「海江田vs深町」という対立シーンから読み取らせるのが、原作の醍醐味だったように思うんですが。まぁ、国内だけで無く世界同時配信を目的にしているし、その中には色々な人が居るからこういう説明役みたいな存在も入れないと、物語として成立しないのだろうけど。

その「世界同時配信」を考える場合、例えば日本の独自の世界観というか「平和主義」みたいなものとか、「自衛隊(Self-Defense Force)」なる「軍隊では無い軍隊的存在」なる定義が、どれだけ海外で理解されるのか、そこが難しいと思う。やはりこの原作の醍醐味の一つは、そう言うに本独自のと言うか世界から観て唯一奇異な存在でありルールである、日本の防衛意識をどのように崩していくかという話だと思うんですよね。だから、首脳会談での竹上総理が、やまとと同盟を決定し、指揮権を自衛隊が持つことを確認した上で、国連軍という大博打に打って出るシーンが生きるのだと思うのだけれど。ただよくよく考えてみたら、自分くらいからもう少し下の世代くらいなら、学校なんかで日本の憲法とか社会情勢、さらには親世代や祖父母世代から太平洋戦争の話なんかも子供の頃聞いて記憶して居る人間も多いだろうから理解出来る話も、40代くらいから下の世代となると、日本はもう完全に復興していて「戦争」の「せ」の字も知らないで成長してきた世代だろうから、やはり海外に対しての説明と同じような補足が必要なんだろうなぁ。原作の連載が、もう30年以上も前なんですものね。

このシリーズが始まったときに、一番最初に感じた違和感が、導入部分で「海江田艦長、深町副長」の海難事故から、乗務員が犠牲になるという、やはり原作に無いシーンから始まったこと。結局それが伏線となり、最後の第八話で回収されるんですが、これもSeason 2が有るかどうか分からない時期のSeason 1としてシリーズ完結するために入れたような気がするなぁ。しかも東京湾海戦で、海江田艦長が深町艦長に湾内の沈没船に魚雷を撃って巻き上げて、敵魚雷防御するように伝えるシーンがありますが、あれだって原作では深町艦長は自分で分かっていて行動しているけれど、シリーズ冒頭の海江田-深町の関係を補強するために、ああいう「教える」シーンを入れたんだろうか。そこはちょっと興醒めというか、いゃ深町はそうじゃ無いだろうとツッコミを入れたくなったけれど。最後も原作とは反対に、やまとが泥に埋まった「たつなみ」救出に向かうのだけれど、あれも冒頭の海難事故シーンに対しての一つの答えとして、回収しているシーンなんですよね。原作と異なる場面や設定も多いけれど、複数シーズンで何十話位の最終構成を想定して、その最初のSeason 1だと思って観れば、やはり久し振りに見応えのある面白い作品だと思います。だから、コミックの「沈黙の艦隊」の実写化ではなく「The Silent Service」という配信コンテンツと思ってみれば、納得も出来るし存分に楽しむことが出来ると思う。そうそう、一つ要望したいのは、コストや色々大人の事情はあるんだろうけど、水中シーンや魚雷戦のシーンを、もう少しビジュアル重視でCG化して欲しかった。今の状態では、何が何やらよくわからないで終わってしまい勿体ない気がする。さて、Season 2は作られるのだろうか。個人的には、北極海海戦からの、米ソの核戦略抑止という多分このシリーズの大きなテーマが描かれるシーズンとなるはずだから、そこまでは続けてほしいなあ。結構地味な話になりそうだけれど。

2024年2月16日

UA Leg#1: HND-OKA/-HND

記念すべき(?) 2024年の初飛びは、いつもの沖縄往復。ただ3月までの四半期の料金が高めに設定されていて、AMCに付けた場合目標コスト割れしそうなので、まずはUAに付ける事に。最近は、再びUS$1=150円まで円安が進んでいるので、UA MPのPQPを増やすには、国内線利用で振り替えるのが今の所一番お得。場合にも寄りますが、 ノーマルチケットで1PQP=100円位のコストになるので、今の所一番効率良くPQPを貯めることが出来ます。

この日は、前日の仕事の都合もあり横浜シェラトンに前泊。こちらはこちらで、BONVOY Lifetime Platinum到達となる記念すべき宿泊のはずですが(部屋のアップグレードはそれ相当だと思う)、生憎のリモート会議も夜に設定されていて、アルコール注入しつつ、翌日に備えて早めにそれでも就寝しました。

翌日は、往路は08:30発なので、横浜発07:03の空港行きの京急線に乗る予定で駅に向かったら、少し早めに到着してしまい、もう一つ前の空港線に間に合ってしまったので、そのまま空港へ移動しました。朝のラッシュ時間帯でもあるんですが、明らかに空港へ向かい人の数は増えているし、その中には大きなスーツケースを持った旅行目的の人の数も倍増しています。ほぼコロナ禍前に戻ったのは確実でしょうね。羽田空港に到着して、改札に向かう人の流れは、以前と変わらない気がします。

搭乗ゲートは、この日61番から66番に変更されたので、近い方のAMC Diamondメンバー専用カウンターか、保安検査場Cの優先レーンを利用しようかと思いましたが、遠目で見ても列が出来ているように見えます。それなら通過がより簡単な(=鞄からパソコンを出したりしなくて良い)、保安検査場Bに向かったところ、一番手前にAMCのメンバー用の専用入り口がいつの間にか出来ていて、そこから入ると待ち行列無しで通過出来ました。その後Suite Loungeに向かいましたが、こちらも半分位の混雑具合で、そんなに混雑しておらず、ゆっくりと朝食代わりの御稲荷さんとお握りを頂いて、メールチェックをしてから、南ピアの根元にある66番ゲートへと向かいました。

1)  HND 08:30 - OKA 11:30 (NH467)

ラウンジから出て右手に折れて、南ピアに向かいますが、どうも高校生らしきグループを多く見かけます。「あれ、もう春休み?」と思ったんですが、どうも修学旅行の団体さんで66番ゲート前では引率の先生達が生徒を並べるのに四苦八苦の状態。その為か、このフライトは満席ですと、何度かスタッフさんがアナウンスをしていました。

車いすの方などの事前改札が08:05から始まり、その後5分程してからグループ1からの優先搭乗となります。どうも修学旅行の団体さんは、L2ドアから機内に誘導されたようで、目の前のL1ドアからはそれ以外の乗客が続々と乗り込んできます。そんなこともあり、ドアクローズは少し遅れて08:32。その後プッシュバックが始まり、どこの滑走路を使うのかと思ったら、ターミナルを出て左に曲がり、A滑走路のRW18Rへ向かいます。滑走路手前で少し待機しましたが、その後離陸したのが09:00前でした。

使用機材が古いB777-300なので、パーソナルモニターもなく、それでもWi-Fiが使用出来るので、それにスマホを接続してメールチェック等をして時間を潰します。ただ、朝早かったこともあり食事の後は眠くなってしまい、知らない間にうつらうつらして目が覚めたら、もう沖縄本島に向けて降下開始するようなタイミングでした。進入は北側から、RW18Rを目指しているようで、そのまま真っ直ぐ進入すれば10分位の早着になりそう。でも残念ながら、一度南西方向に機種を振ると、そのままどんどん沖縄本島から離れて生きます。どうも到着の時間調整をしている雰囲気で、結構離れたと思ったらいきなり機種を左に振って、今度はRW18Rを目指しています。着陸したのは11:22頃で、そこからターミナルビルへとタキシングが始まります。第2滑走路端で右にターンをしてターミナルビルへの誘導路へ入る時にチラッと見えたんですが、那覇基地のF-15と思われる機体が6機か8機位前方を移動していて、こちらを優先するために、少し回り道をしたのかな。その後、35番ゲートに入りましたが、到着はほぼオンタイムの11:33でした。

この日は、都内の最高気温が20度超えと言われていましたが、沖縄は既にそれを超えている状態で、半袖短パンで十分なくらい。都内も暖かいこともあり、ダウンジャケットではないもう少し薄手のジャケットを着ていましたが、流石に沖縄では暑すぎるので、これを手に抱えてまずは所要へと向かいました。

2) OKA 13:15 - HND 15:30 (NH996)

再び空港に戻ってきて気がついたんですが、ターミナルビル中央付近に大きな足場が組まれていて、リニューアルなのか補修工事の真っ最中。以前は3Fのチェックインカウンターのフロアーが足場だらけでしたが、そこはもう作業は終わったのか綺麗になっていて、逆に吹き抜け部分が足場のジャングルジム状態でした。

まずは一息つこうと、ANAのラウンジへ向かいましたが、外にまで保安検査待ちの行列が伸びるほど混雑しているようす。実際Suite Loungeも8割位の混雑具合でした。長居する予定もなかったので、メールチェックと冷たいお茶を一口頂いて、復路の32番ゲートへと向かいました。こちらは、流石に空いている感じでしたが、搭乗開始近くになるとワラワラと周りから乗客が集まってきた感じで、結構満席に近い状態だったかも。それでも、定刻の10分前にはドアクローズとなり、プッシュバック開始は定刻5分前。離陸は、ターミナルビル目の前のRW18Lからなので、直ぐに移動をして線香器も無かった事もあり、離陸したのは13:20とこれまでで一番早いかもしれません。

使用機材がB787の新しい電動シートの機材なので、非常に快適。今回初めて気がつきましたが、このシートって目一杯倒すと、ほぼ180度近くまでフラットになりますよね。ちょっと凸凹しているので、「フルフラット」とは言えないけれど「ほぼフラットシート」と言って良い気がする。そのため、結構がっつり寝入ってしまいました。目が覚めたら、遠州灘上空を伊豆半島にそろそろ差し掛かろうかという状態でしたが、関東地方には予報通り「春一番」が吹いていて、房総半島上空に差し掛かると、結構揺れてきました。実は、この風の影響で遅延とか欠航になると嫌だなぁと思っていましたが、そこまでは酷くない状態で、多少揺れながらでもしっかりとB滑走路のRW22へ着陸。タキシングをして、61番ゲートに入ったのは定刻よりも少し早めの15:27でした。

ここから京急線で品川駅へ移動するのですが、15:37発に乗れれば16:10品川発のひかり号に間に合いますが、それを逃すと次は15:50発、16:06品川着空港特急になるので、これは流石に厳しい。駄目元で、15:37に間に合うか少し早足で空港内を移動して、何とか15:37発の空港線に間に合うことが出来ました。実は品川駅に到着してから気がつきましたが、新幹線の下りが4~5分位遅れていて、実際余裕で間に合ったんですが、新幹線の運行情報には反映されていなかったため品川駅に到着してから「何だよぉ~」と思ったのは内緒です。朝の品川駅も混雑していたけれど、夕方の品川駅も仕事帰りの人ややはりスーツケースを転がしている訪日観光客と思われるグループで大変。何とか今年最初のフライトを無事に完了できたことに先ずは感謝ですね。

2024年2月15日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系2滞在目(3泊目+1泊目)は、定宿の横浜シェラトン。前回のFourPoints by Sheraton@セントレアでの2泊で、Lifetime Nightsが「598泊」になったので、今回の宿泊が「599泊目」。さらに、今週から始まっているキャンペーンでボーナスナイトが後日追加されるので、それで記念すべき「600泊」到達。Lifetime Platinum達成です。


そう言う記念すべき宿泊になるので、それならやはり利用するなら一番利用したであろう「横浜シェラトン」だろうという事で、多少のコストは度外視で予約。夕方遅めに26Fのラウンジ受付に上がりチェックインしましたが、それもあってか、あるいは偶々あいていたからか、 Executive Kingのお部屋へアップグレードして頂けました。26Fの部屋なので、直ぐ横はラウンジで、チェックインの時も「カクテルタイムはどうしましょう」と聞かれたんですが、その後リモート会議の予定もあったので、大人しく部屋へ向かいます。チェックイン前に夕食は軽く済ませており、リモート会議は事前に購入したハイボールを飲みながらこなして、翌日に備えて早めに就寝しました。翌日は、早朝のフライトがあるので05:30には目が覚めて起床。07:00前にはチェックアウトをして横浜駅へ向かい、久し振りに京急で羽田空港へと移動しました。

いろいろな意味で「お疲れ様でした」と言いたい宿泊になりましたね。

安さ批判?!

 東スポ(リンク先はYahoo)に掲載された、須藤元気議員に関する記事。同じような内容の記事は、これまでも何回か見てきたのだけれど、その度に不思議に思うのは「何を食べて、日本は安いと感じているのか」言及が無いこと。例えば、訪日外国人に「日本で何を食べたいか」と聞けば、必ず帰って来るであろう「寿司、ラーメン、和牛」当たりだと、元々の価格設定が国内と海外では場合によっては数倍位違うわけで、剃りゃぁ同じものを食べても日本国内の方が安く感じるのは当たり前。どうせ比較するなら、例えばアメリカならステーキとか現地で一般的に食べられているような物で比較しないと、彼らの言う所の「安い・高い」の感覚は評価出来ないのでは。

勿論、今の円安の影響も大きいと思いますよ。同じUS$100の物でも、US$1=110円と=150円では、4割違うわけで、そりゃぁ少し前コロナ禍前の頃と比較すれば、母国通貨換算したら数割くらいの「割安感」を感じるでしょう。さらに言えば、アメリカ等だと外食に掛かる税金やサービス料、さらにチップも含めたら、元の価格の1.3~1.5倍位にはなるだろうから、それと消費税10%の国内の飲食代を比較したら、剃りゃぁ安く感じるでしょうね。相対的に、デフレが続いていた日本の価格が周りよりも安いことも事実なんだろうけど、だからと言って悲観したり批判する理由にはならないと思う。

国内の物価上昇に比較して給料のアップが遅いというのは事実だと思うから、それは批判しても良いと思う。でも、海外だって給与アップ以上に物価上昇しているから、決して豊というわけではない状況は、日本と似たようなものだと思うんですよね。少し前には、日本と比べて物価の安い東南アジアへの移住がブームというかマスコミなんかにも頻繁に取り上げられていて、どうしたら移住できるかとか、年金生活者でもこうすれば東南アジアでリッチな生活が出来るみたいなガイドが頻繁に取り上げられていました。でも、現在はある意味逆転しているわけで、無理に物価が安い地域に移住しなくても、日本でそこそこの生活が出来るとも言えます。結局、「安い・高い」とか「豊に・慎ましやかに」みたいな対比は、相対的な物な訳で、絶対的に優位な場所とか国なんて言うのは無いわけですから。当時は、マスコミとか関係業界が盛んに移住を煽って、それで豊かなあるいは幸せな生活を手に入れた人も勿論居るだろうけど、再び日本に戻ってくる人も多いと思います。だって、年を重ねれば、やはり最後は良く知った場所で終わりたいと思うのが人の常だと思うし、よほど互角に秀でた人で無い限り、日々の会話に苦労する事だけでもストレスになると思うし。

記事の最後に、

給料の伸び悩みに加え、円安の影響もあり海外との〝格差〟は広がっているようだ。

と書いて締めくくっているけれど、何の「格差」なんでしょう。給与という意味なら、確かに金額的には為替レートを考慮しても日本の年収などは低いかもしれないけれど、物価と比較してみれば、例えばアメリカは恵まれているとも言えないでしょう。それに、海外よりも安く食事が出来る事が「格差」なんだろうか。それって、日本がお得になるわけで、格差が広がって困るのは海外の人達なのでは。例えば、物価上昇率に比較して収入の上昇率の割合が、日本は諸外国の半分程度とか言うのであれば、それは理解出来ます。海外では、物価上昇率を「1.0」としたら、収入の上昇も「0.90」くらいで追随しているが、日本は収入の上昇率は「0.60」くらいでまだまだ低いとかいう情報なら、「なるほどね」と納得出来。でも、日本の方が元々安いだろう食事を引き合いにして、日本は安いと言われても「そうでしょうね」としか思えない。逆に日本のランチの食費も、海外並みにアップしろと言いたいのだろうか。何か、物価高、定収入を批判したいばかりに、何か辻褄の合わないロジックが展開されているように感じる記事だと思う。 

2024年2月14日

日経株価

昨日の日経平均は、アメリカの前日の状況にも影響されて1000円以上も株価が上がる高騰に。一時は、38,000円を越える時もありましたが、それでも前日から1066円余り上がって37,963.97円で終了。バブル期最高値まで1000円に迫ってきました。今朝のN.Y.ダウでは、US$700以上落ちているので、多分今日の株式は利益確定も含めて大きく落ちるんだろうけど、もしかした今月中にはバブル期越えの4万円台も夢ではないかも。

一方で円安も進んで、気がつけばUS$1=150円を越えることもあり、経済的にはどちらが良い悪いとは、なかなか言い難い状態。ただ、今の所日本経済で大きなポカは内容に見えるし、春闘に向けて賃金アップもして行く雰囲気だか、上昇傾向は変わらないでしょうね(と、期待したい) 。気になるのは、中国当たりで春節休暇明けに一気に下げるような傾向が生まれてしまうと、それにつれて日本も落ちそうだけれど、まぁ今月中は無理だとしても、春闘が終わって賃上げが確認出来た、そこから再び持ち直すんじゃ無いだろうか。

株価は、経済状況を見る指針の一つではあるけれど、結構影響も大きいしなんと言ってもこれまで不調だった企業活動が回復しつつある事を示していることは事実だと思う。何度も言うけれど、10数年前の自民党政権最後か民主党政権時代には、日経平均も1万円を切って8000円台とか7000円台の時代だったか、当時とくべると5倍位違うことに。じゃぁ収入も5倍になったかというと、それはないのでそこは不満が溜まるところですが、当時と比べた給与関係でも倍食い違うから、やはり経済成長は重要だしその状況を見る一つの指針としての株式は重要だと素人なりに感じる所。

外国(=US)株式も持っているので、措置も気になるところ。故知は、株価だけで無く為替レートも大きく影響するので、最近の円安傾向は円換算で見ると凄く大きいのだけれど、信託などしているUSドルベースでみるとマイナスになっている株もあって、そこは痛し痒し。大きな変動は、大きな利益や損失も生むけれど、貯蓄に関して言えば、やはり変動はそれ程大きくなく安定した成長が一番ですよね。私も投資信託を以前か始めていたけれど、最初の頃はハイリスクハイリターンでリエ区を出す設定にしていたけれど、それはそれでそれなりにメリットもあったんですが、最近は安定志向に設定変更をして、そんなに大きく増えなくても良いか、それ以上に損しないようにしようとしています。最近のように株価が好調だと、そういうローリスクローリターンでも結構利益が出たりするので、まぁ状況に応じた適切な設定が重要な訳ですが、中々そこまで知識も経験も無いので対応出来ないし。政局は、いろいろあってどうも落ち着かないけれど、それとは別に経済は有る程度安定感を取り戻しつつあるように感じるのが、最大のメリットなのかな。このまま続いて欲しい。

広告塔

毎日報道される、L.A. Dogersの大谷選手の動向。その中で、スポンサー企業でもあるポルシェの車を、日替わりで変えながらキャンプ地へ通う様子が話題に。流石に4日、5日と過ぎると「毎日」というのは無理があり、今のとこ3台(3車種)が確認されているらしい。最低でも1100万円で、最高額の車だと2300万円位。最初は、大谷選手のスポンサーだから、ポルシェが提供していると思ったら、実際に貸しだしているのは3台のうち1台だけで、残り2台は大谷選手の自家用車らしい。それだけで、3000万円以上に相当するのだけれど、野球以外は無趣味に感じられる大谷選手は、車には興味があるんだろうか。

少し前に、MLB史上最大の10年で邦貨1000億円以上の契約を結んだ大谷選手だけれど、97%の後払い契約のため、実際に毎年受け取る年俸は3億円位らしい。それでも結構な金額だと思うけれど、今回話題になっているのはその契約金以外の「収入」に関して。まぁ下世話と言えば下世話な話だけれど、あれだの世界的選手、世界的有名人だから、企業としても会社のシンボルとして出し惜しみしないんでしょうね。分かっている範囲で10社以上と契約していて、推定で50億円を越える公庫浮く契約料が出てくるらしい。今回のポルシェにしても、大谷選手が運転をしてキャンプ地に入ってくる映像が、世界的に何度も放送されるのだから、1000万円位の車の貸し出しで得られるリターンとしては、十分すぎるのでは。ポルシェ以外では、先日のイベントで着用したセイコーのGS(推定180万円)が取り上げられていたけれど、GSを購入する野球ファンとか増えるんだろうか。 

日本企業との広告契約の場合、当然契約料は日本円何だろうか。となると、円安の今はドル換算すると結構目減りしそうだけれど、大谷選手にしたらそんなことは気にしないような気もする。円ドルレートを幾らに想定するかによるけれど、円契約は日本で、ドル契約はUSで保有して行くのが一番のような気がする。その分、双方で税金対応しないといけないんだろうけど、ああ言うのってどういう風にマネージしているんだろうか。自分なんか、自分の確定申告だけで四苦八苦しているのに、国際的にお金やり取りが有る場合なんて、多分発狂してしまうそうな気がする。まぁ、あれだけの収入があったら「多少余分に払っても良いから、後からとやかく言われないようにしてくれ」と言うんだろうなぁ。

ああいう広告塔として契約をする場合、同一業種で被るような契約は排除されると思うので、契約本数を増やすためには、いかに契約可能な業種を増やしていくのか、というのもマネージメント的には重要な戦略になるんでしょうね。大谷選手クラスになると、その業種設定何かも大谷選手側が有利何だろうか。例えば「飲料全般」とせずに「アルコール飲料」「ソフトドリンク」「緑茶」みたいに細分化して、それぞれライバルメーカーに販売しても良いだろうし、そうさせないためにパッケージ化としてインセンティブを付けさせるやり方もあるだろうし。そんな中でも、やはり一番訴求力のあるのは野球用品であることは間違いないので、そう言う意味では今シーズンからスポンサーに入ったNew Blanceは幾らで契約したのか気になりますね。スポーツ選手の場合、幾ら有名でも実績が無ければ契約して貰えないわけで、そう言う意味では知名度も実力も二刀流で備えているからこその結果ですしね。今シーズンは、いつ試合観戦に行けるだろうか。チケットは争奪戦になりそうですね。

浜名湖殺人事件

昨日の夕方から突如テレビで連呼されるようになった「浜名湖」。何なんだと思ったら、数日前に浜名湖に高校生のしたいが浮かんでいて、その検視の結果袋井市在住の中国籍の高校生と分かったらしい。死因は溺死らしいけれど、体の複数箇所に皮下出血があり、生前に暴行を受けた可能性も大きいらしい。昨日の夕方は、ローカルニュースがトップで伝えていましたが、夜のニュースから今朝のニュースに掛けて、全国版でも報じられることに。

ちょっと良く分からないのが、この死体が湖面に浮かんでいるのを発見したのは、9日の夕方頃に浜名湖の新居側で釣りをしていた人との事。直ぐに警察が駆けつけて、翌日10日には件の高校生として死亡が確認されたらしいけれど、その高校生は4日に自宅を出て、5日に知人宅に泊まるという連絡が最後で捜索願が出ていたらしい。結構以前から行方不明になっていて、それが死体で発見されるという大きな事件だと思うのに、発表が13日というのは何故なんだろうか。自殺と言う理由も考慮して、発表を控えていたのだろうか。

浜名湖は「湖」と言っても、南側が遠州灘と繋がっている「汽水湖」で、北側から流れ込む川があるので、北(陸地側)から南(遠州灘)への水の流れはあるんだと思います。遺体が発見された湖西市新居町は、浜名湖の西側で海に近い場所。だから、もっと北側で何らかのトラブルがあり、そのまま湖面を浮遊して流されてきたと言う可能性もありそうな気がします。ただ、浜名湖の場合、南側の海沿いは東海道本線が走っていて駅もあるからアクセス出来るけれど、それ以外の場所は車などが無いと移動出来ない場所でも有るので、その当たりが解決への糸口になるのだろうか。

無くなった高校生のご冥福を祈るとともに、一日も早い事件解決を祈るばかりだけれど、何かこう言う悲惨な事件が最近多いような気がします。浜松市自体、政令指定都市という事で、人口数だと全国で20都市中15番目と、そこそこの大都市。そういう場所だと、こういうこれまでは聞かなかったような事件も増えてくるんでしょうか。そんなところだけは、大都市化して欲しく無いのだけれど。合掌。

2024年2月13日

確定申告

諸般の事情から例年よりちょっと遅くなったんですが、今年も何とか昨年の諸々の資料を揃えて税理士さんへ提出して、私的には無事に確定申告の処理が(ほぼ)終わった状態。ここ数年は、内容的に変わらないので、税制の変更とか出た賞金額は変化したりすることはあっても、内容的にはその当たりの数字を変更する程度で、特別大きな収入とか支出が有って大きく申告内容が変わることは無い年が続いています。そのお陰で、年初から必要な書類類は専用の箱に入れておく「ライフハック」も成れてきて、唯一注意が必要なのは医療控除のために、定期健診だとか歯科健診だとか、医療関係の領収書をまとめておくことくらいでしょうか。 

最近では、オンラインシステムも利用出来るし、スマホと無いナンバーカードが有れば、確かそのまま申請する事も可能になったはずですが、自分の場合はちょっと色々あって以前からお世話になっている税理士さんへ毎年おまかせしています。手数料として3万円必要ですが、個人的には十分納得出来る金額だし、何なら10万円位まで出しても良いから領収書などの整理もしてくれたら嬉しい(笑)。

確定申告をしていてふと思ったのが、未だにメディアや野党が騒ぐ「裏金問題」。自民党の一部派閥とはいえ、本来するべき手続きをせずに使途不明金ともいえるお金「作り」、それが長い期間隠されていたことは大きく批判されるべき行為。ただ、メディアや野党は「裏金」とか「脱税」みたいな事を言っているけれど、残念ながら今の法律では修正申告・あるいは修正申告すれば、よほど悪質で無い限りはお咎め無し。実際、起訴された議員二人と会計責任者以外の多くの議員や関係者は、不明だった収入・支出を修正申告をして本来のルールに則ったわけだから、正直騒いでいる人達の方が何か意図的なものを感じる次第。大体、野党にだって使途不明金があって修正している大物議員がいるわけで、それってその後どうしたのか。起訴されることも無く、修正申告で終わっているはずで、その点が個人的に一番不満というか、だからこそもっと明確なルール作りと、場合によっては厳罰化するような罰則の設定が必要だと思う。そして、それは与党だけで無く野党も含めた全議員に対しての国民からの要求なわけです。

自分達の確定申告にしても、中には税金を免れようとして、色々悪知恵を労する人もいるのだけれど、それが発覚しても多くの場合は修正申告すれば、まぁ大体はそのまま無罪方面になります。中には、税理士さんも勘違いしていた、と言う事も有りますからね。私も、一度そうゆう経験があったりします。それを脱税だとか裏金と言われると、いゃそれは違うだろうと言いたくなるのも事実。昔の映画「マルサの女」の様な話も、実際にはあるらしいけれど(映画自体が事実に基づいて造られたわけだし)、正直今回のパーティー券問題っていうのはそんなに変わらない気がする。大体野党第一党の元代表自身が「自分達もパーティー券のキックバックはしていた」と言っている位なんだから、それって昔から有る政治手法の一つだろうし。「政治家」という最も公の立場にいる人間だからこそ、普通の人よりも公平性や潔白性を求められることは仕方ないと思うけれど、今のように自分達も似たようなことをやっていた可能性があるのに、それを棚に上げて相手を批判するのはどうだろうか。そのうちに、大きなブーメランが再びやって来そうな気がするなぁ。野党が与党を批判するのは全く構わないけれど、その時には自分達は問題無いと言う事を証明してからやって欲しい。誰も、それを言わないのが個人的には一番の不思議だったりします。

Super-Duper Bowl!

昨日開催された、第58回Super Bowl@Las Vegasは、多分Super Bowl史上最高の試合の一つと言っても良い内容でした。唯一の不満は、推しチームの49ersがほぼ勝利に手を掛けながらも、やはりチームの若狭というか経験不足が少しずつ影響して、最後に僅かな差で勝利を逃したことかなぁ。前半のChiefsの様子特にQB Mahomesの調子を見ていたら、「これはいける」と確信したのだけれど、ちゃんと後半には切り替えてどんどんギアアップして、オーバータイム(OT)で決めるんだから、やはり今現在NFL最高のQBと言っていいんだろうなぁ。

試合内容は、話し出すと切りが無くなるから省略しますが、有る程度フットボールを知っている人や経験者的には、凄く面白い内容だったと思います。つまり、両チームのディフェンスが頑張って相手のオフェンスを押さえるシリーズが繰り返される「力と力のぶつかり合い」みたいな感じの玄人好みの内容だったんじゃ無いだろうか。そんな中で、49ers QBのPurdyは、やはり若さなのか大舞台での緊張感なのか、いつもの切れ味が少し足りなかった気がします。

4Q最後に逆転ならば、同点のFGで延長戦(OT)に突入。先行の49ersがTDを取れきれずにFGに終わったことは、この後の展開の伏線だったのだろうか。Chiefsも最後にゴール前まで攻め込んで、残り時間を考えるとFGで同点にして、OT後半に持ち込むのか思ったら、OT前半15分残り4秒だったか3秒でTDが決まり、逆転サヨナラ勝利。あれ、パス成功かパス失敗しか無いから、決まらなかったらそのままFGで同点にするつもりだったんだろうけど、下手したらそのままタイムアップする可能性もあったわけで、解説の有馬さんがいっていたように、OTのルールを勘違いしていたんじゃ無いだろうか。つまり、そのまま1Q→2Qのようにフィールドサイドが変わるだけと思っていた節がありますよね。OTは、15分ハーフなので、あの状況は通常の試合だと2Qの終わりと同等。しかも、そのまま同点にならなかったら、リードしていた49ersの勝利になるわけだから、あの編に落ち着いて時間が流れるままの中でのプレーが良く分からない。

Super BowlでのOTは今回が2回目で、OT前半ギリギリで勝負が決まった今回の試合は、Super Bowl史上最長試合になったそうな。でも、最後まで目が離せない内容の展開で観戦した人は大満足だったでしょうね。そして、Chiefs TE#87 Kelceの恋人のTaylor Swiftは、試合中ずっと専門のカメラに追われていて、恋人のプレーに反応していたけれど、こちらも凄い。このTaylor効果で、今朝のSuper Bowlを取り上げるニュースの量や内容はこれまで以上だった気がします。彼女は10日夜の東京公演を終えると、直ぐにチャーター機でLas Vegasに入り試合観戦。この後、再び今度はオーストラリアで公演があるらしく、試合後はまたアジア圏まで戻ってくるらしいけれど、凄い体力と精神力。Super Bowlに勝ったら、KelceがフィールドでTaylorにプロポーズするんじゃ無いかと言われていたけれど、流石にそれは無かった様子。でも、熱い抱擁のシーンは何度も画面に映し出されていて、そのお陰でアメフトを知らない人にも今回の試合やアメフトというスポーツはちょっと認知されたんじゃ無いだろうか。その効果は絶大だった気がしますね。これで2023シーズンは終了。今日からは2024シーズンが開始。今シーズンは、推しチームにSuper Bowlを制覇してほしいですね。

2024年2月12日

Super Bowl

さぁ、いよいよ始まるSuper Bowl。今シーズンは推しチームの49ersが出場するので、是非久し振りのSuper Bowl制覇のシーンを観たいけれど、さてどうなるか。経験値では、ChiefsのQB  Mahomesの方が上だけれど、今シーズンのパフォーマンスでは、49ers QB Purdyがリーグトップなので、どちらが実力を見せて勝利するか...

それ以外の選手も、リーグを代表する選手ばかりで、見所の多い試合になりそう。今年は、幸いにも祝日なので朝から正々堂々と視聴することが出来る(笑)。2023シーズン最後の試合。頑張って観ないと。

春節休暇

今年は2月10日が中華圏の「旧正月」で、この10日前から所謂「春節」の長期休暇が始まります。一般的には、2月10日からの一週間がお休みなんだけれど、最近は先月の下旬くらいからもう休みに入る人・会社も多くて、仕事での中国方面とのやり取りはほぼブラックホール状態。仕事を始めてからは毎年の事なんだけれど、昔は本当に春節の時だけくらいがお休みだったのが、だんだんと長くなってきているのは、やはり中国社会の経済成長の影響も大きいんだろうなと感じます。

ここ数日の報道番組やニュースでも、「春節」「爆買い」というキーワードが何度も使われていて、コロナ禍前に大量に国内に来ていた中国からの訪日観光客への期待感も。まぁ、コロナ禍前は日本への訪日観光客の半分は中国からでしたからね。国内経済も、以前と比べてかなり回復してきていると思うけれど、やはりここ一番の起爆剤としての「爆買い」に期待するところも大きいんでしょう。でも、最近のニュースや報道を聞いていると、欧州やオセアニア・東南アジアからの訪日観光客の増加で、コロナ禍以前くらいの消費は取り戻しているという話も聞こえてきていて、以前のような爆買いに支えられているような雰囲気は薄くなってきている気がします。実際飲食店などは、既に需用一杯で、個々にさらに中国からの春節観光客を受け入れる余裕はないみたいなコメントをしている店主さんも居たし。

中国の人口は約13億人なのに、この春節期間中に移動する国民は「のべ90億人」と発表されているとのこと。どういう計算なのか良く分からないのだけれど、どうも春節期間を含めた40日間に移動する人数をカウントして「90億人」と言っているらしい。ただ、この数字も中国政府の意図的なものがあって、停滞気味の国内経済に活を入れつつ国民の不満をそらす目的も有るとか無いとか。確か数年前くらいまでは、この春節期間中に移動する実質に近い数字が出されていたから、確か多くても10億人とかそんな数字だった気がします。流石に全ての国民が移動をしてしまっては社会インフラだって機能停止してしまうし。あと、以前もそういう現地コメントを聞いた記憶はあるんですが、経済的に恵まれていない層の人達は逆に人手不足になるこの期間に稼ごうとしていて、そのコメントの度合いが今回は多いように感じましたね。

素朴な疑問として、中国政府は福島第一原発からの処理水海洋放出を批判して、日本への渡航制限を掛けているはずなのに、それでも日本に来て爆買いするほどの訪日観光客があるのか、ということ。確か団体旅行は制限されているけれど、富裕層などの個人旅行は可能なので、今日本に来ている中国からの訪日観光客はそういう人達が殆ど何でしょうね。で、そういう人達というのは、 すでに物の購入フェーズは終了していて「事の体験」中心の訪日目的になっているらしい。だから、日本らしさの体験を求めて、色々な参加型イベントや、あと日本人でも馴染みの内容な地方への移動が多いらしい。より付加価値の高い国内消費が期待出来る一方で、訪日観光客になれない地方の観光関連施設や飲食関係の人達は戸惑うことも多いかも。まぁ、コロナ禍もあって、ものの購入関してはネット経由でという仕組みが完了しているので、わざわざ現地に行ってその場で購入するというのは、今後はますます減っていく気がします。そう言う意味では、以前のようなシーンでの「爆買い」を連呼することは、このブームが一段落したときの落とし穴になりそうな気がする。実はこの連休中に買い物をするために自宅近くのイオンモールに行ったら、いつも以上に中国語らしき会話が耳に入ってきたのだけれど、浜松にも滞在している人が多いのだろうか。今週は少しザワザワするのかも。

2024年2月11日

The Silent Service

Amazon Primeで放送が始まった「The Silent Service (沈黙の艦隊)」。少し前に映画が公開されて、今回はその映画部分も含めたドラマ版の公開。Amazon Prime会員は無料でシーズン1(やまと誕生から東京湾海戦まで)が視聴できるというので、早速この連休を利用して見始めました。シーズン1は、全8話構成で、この2月9日からは1話から6話までが公開されて、最後の東京湾からの脱出と開戦シーンの7話8話は2月16日からの公開。1話が40分から60分位の不定形の長さなのですが、それでも5時間近くを一気観してしまいました。

個人的には、久し振りに面白いドラマを観たなぁという感じでした。実は原作の「沈黙の艦隊」がモーニングコミックで連載された時に、見事に嵌まってしまいコミックも全巻32巻揃えたくらい。ただ、流石に5年10年と経過すると、内容も覚えているし時代的な違いも生まれてくるしで、コミックは少し前に処分してしまいましたが、その後間隔が空いたからでしょうか、少し前にKindle Unlimitedの会員になった時に、Unlimited対応部分だけでしたが読み直して、やっぱり面白い作品だなぁと再認識しました。ただ、映画公開されるという事で、アニメあるあるでアニメの実写版で成功した試しが無いという諺通り、面白そうなんだけれど結局映画を観ることも無く、その後ヒットしたという噂も聞かなかったので、まぁそうなんでしょうねと思っていたところ。

映画だと、多分2時間位の長さになると思うんですが、今回はその倍以上の5時間位の長さになっているので、結構映画版では入っていないシーンが多いと思われます。どうしても原作のコミック版と比較してしまうのだけれど、女性の出演シーンやわざわざ女性に変更した配役があるのは、時代の流れなのかぁと言うのが最初の印象。日本の潜水艦「たつなみ」の副長が女性役になるのは構わないのだけれど、もう少し現実に合わせて年齢的にそれっぽい女優さんだったらなぁというのが個人的には残念。実は原作のコミニックを読んだとき、暫く速水副長って女性士官だと思って読んでいて、「あれ?」と思ったので違和感は無いのですが。あと、若しかしたらアメリカとか海外でも公開することを想定して、最近五月蠅い社会情勢に合わせたのかもしれないけれど。でも流石に深町艦長がやまとに乗り込んで海江田艦長に向かって発する「こんな男だらけのむさ苦しい国」という台詞は削れないのか、「やまと」側は全員男性乗務員にしているのがせめてもの抵抗なのか。

また、原作には無いシーンや配役が結構多く含まれているし、人物の描き方も結構変わっているのも気になるところ。それでも、そんなに原作から逸脱している印象は無いけれど、そこまでしてわざわざそう言うシーンを挿入する必要性みたいなものは個人的には感じられない。多分、原作と異なりこのドラマ版では昨今の世界情勢も考えて再構成した上で、現実的な話の比重を多くしたんだろうなぁという印象。その分「今だから」こそ観ることは出来るけれど、後日視聴したら冗長に感じるような気もします。あと、潜水艦同士の対戦だから地味になるので映像化しにくいという理由は分かるけれど、もうちょっと神経戦みたいな部分だとか、そう言う「味」の部分を描いてほしかった。核の問題を描きつつも、前半の米国第3艦隊、第7艦隊との対戦で魚雷を消耗して、最後の1本=核魚雷という緊迫感が日米会談、日本・やまと首脳会談に繋がる重要な伏線だと個人的には思うのに、その当たりの積み重ねが無いのでちょっと話として軽さを感じてしまいました。シーズン幾つまで進んで行くのか分からないけれど、シーズン2は北極海の対戦だとして、シーズン3は大西洋からニューヨークまで、シーズン4で国連出席と最後の大団円までという割り振りだろうか。今の所、最後まで放送されることを楽しみにしたい、久し振りに自分的に嵌まった作品でした。

2024年2月9日

98%のレンガ

佐々木俊尚氏が紹介していた、多孔質レンガ開発の物語。

レガシーテクノロジーの象徴ともいえる「レンガ」を、多孔質の形状成形することで保温効果が格段にアップして、結果これまで排気していた熱の98%が回収できるようになるという話。それだけならば、レンガの改善話で終わりですが、多孔質レンガは作れても理想的な多孔質形状にならず、いろいろ試行錯誤したら氷点下でも凍らない血液を持つ北極海の鱈の血液から発見されたタンパク質を利用することで実現するという、無機有機協業シナジーみたいな話に変わり、エンジニアの端くれとしても胸熱な展開。

この記事を呼んでいて感じたのが、何か凄く伏線を配置して最後にそれら全て回収して解決知る推理短編小説を読み終えたような気分なんですよね。自分の知っている作家・作品で言えば、楡周平氏の一連のビジネス系作品、「プラチナタウン」とかその続編の「和僑」を読み終えたような感じ。本来熱を遮断するには、分厚い断熱材を想像するけれど、空気の層を作る事で断熱・保温が出来るというのは、最近建築なんかでしょうされる断熱材なんかを知っていればそんなに知らない技術では無い。でも、レンガの中にどの様にそういう空気の層=何も無い空間を作りつつ、強度は維持しないといけない訳で、それって航空機の軽量化技術で使われる「ハニカム構造」をイメージすれば良いのかな。ただ、そういう構造を安定的にかつ均質に製造する技術が無いと利用出来ないわけで、そこに全く畑違いな「北極海の魚の血液中タンパク質」が使われるというのは、大ドンデン返しともいえる展開。

最近人気の野菜で、「越冬白菜」とか「越冬人参」みたいな名称のものが増えていて、それは秋口に収穫せずにそのままにしておいて、冬季は積雪したまま放置。低温で野菜は凍らないように糖分を増やすことで自分自身を守るのだけれど、それ故に糖度が上がって甘みの増した野菜が春に収穫出来ると言う話にも近い気がします。今回の話は、糖分では無くタンパク質だけれど、同じように寒冷地に生息している他の動物や植物似も同様のタンパク質は存在してそう。ただ、動物の場合は「冬眠」という回避策があるから、植物から抽出するというのは良いアイデアかも。なんせ北極海の魚からだと1gあたり130万円もするのだから、これは検証は出来ても工業化には繋がらない。 

この短い記事からも感じられるのは、自分がこうと思ったらその部分に拘るいかにも日本人らしい集中力と、180度異なる分野技術でも躊躇せずに取り込むような、チャレンジ精神みたいなもの。特に後者では日本人には不足していると言われることが多いと思うんですが、結構こういう異業種交流みたいな事って嫌いじゃない気がする。話はちょっと飛躍しますが、コスプレなんていうのも、そういう部分って大きいと思うし日本人的には「それもあり」という結構間用なのも、そういう気質が元々あるからなんじゃ無いだろうか。最近だと、生成AIを利用してこう言う「予想外の組合せ」から「新技術・新製品」を発掘するような事が実行されているけれど、案外日本人的な良い意味での「変態性」を学習させた生成AIに、この手の組み合わせみたいな事をやらせたら、予想外に面白い結果が出そうな気がしますね。実は、もうどこかでやっていたりして。

「EXサービス」と「えきねっと」

ITmediaの記事から、JR東海の「EXサービス」と、JR東日本の「えきねっと」の違いに関して。利用頻度には大きな違いがあるけれど、どちらのサービスにも登録して利用している自分としては、記事に関してはまあ頷ける内容。ただ、記事にも書かれているように、JR東海から結果的にJR西日本、JR九州までの新幹線利用に特化した「EXサービス」と、JR系列最大の会社で、在来線から特急さらに新幹線まで複数の電車種別が運行する多数の路線を有するJR東日本の「えきねっと」を比較して、「えきねっと」は使いづらいと言うのは、ちょっと不公平だと思う。

記事のコメント欄を見ても、「えきねっと」を中心に利用していると思われるユーザーは好意的だし、そうで無いユーザーからは不評なのは、やはり「慣れ」の問題も大きいと思いますね。これは、アプリ開発でいつもぶつかる壁みたいなもの。例えば私もMS-Office関連では、途中から入ってきた「リボン」に関しては散々批判してきたけれど、十人十色どころか百人百色、千人千色、千差万別な理解や考えを持っているユーザーに対して、「これがベスト」という答えは無いはずなんですよね。そこを提供側の「これなら便利なはず、分かりやすいはず」という押しつけみたいなものを見せてくるから、ユーザーは成れる前に反発してしまうのが、殆どのユーザー意識だと思います。

「えきねっと」では、私は殆どの場合成田エクスプレスの予約で利用するのですが、ログインをしてトップ画面に入ったところでいつも迷うのが「N'EXはどこだ」という事。今だと、ログインをすると「申込一覧」という部分が画面2/3位占めていて、その下に「新規申込」という部分があります。ここから新幹線や在来線の申込ができますが、更にその下には「在来線チケットレス」というリンクがあり、ここをタップすると、路線、発駅着駅、日付け、人数を入力する検索画面が表示されます。「路線」のプルダウンメニューには、成田エクスプレスを初めてした、JR東日本管内の特急列車がリストされているんですが、今見ると23路線もリストに掲載されていて、ここから探すだけでも大変そう。 この「似て非なるエントリー」が並んでいるのはどうだろうか。エントリーは一つにして、その中で切符の種別で「チケットレス」を選択出来るようにするとか、日付け設定で「複数の日付け選択」にするとか、最初から「どちらにしようか」と悩ませるのではなく、必要な時に選択肢として提示するほうが分かりやすいと思うのだけれど。それでも、以前よりもごちゃごちゃ感が減ってシンプルになったとは思うけれど。

まだ多くの人がアプリに馴染めず、実際に駅の窓口利用する人が多いのも理解出来ます。幾ら便利だからと言って、コンビニでそのコンピに専用の決済手段を全員が利用するわけでは無いですからね。コメントでも指摘されているけれど、JR東海は「EXサービス」は便利だけれど、在来線や在来特急用の「えきねっと」的アプリは無いのでJR西日本の「e5489」がカバーするような形なんですが、JR東海管内の路線を考えると、無理に自社開発に拘る必要は無いし、そういう相互協力みたいなものは正解だと思う。一方でJR東日本は、大きな管内の複雑な路線をカバーしないといけないし、今度北陸新幹線が新大阪まで延伸したら、JR西日本との相互利用だけでなく、「EXサービス」とも山陽・九州新幹線との接続を考えると連携がひつようになるでしょう。そうなると、そのうちに新幹線部分は「EXスマート」に、在来線や複雑な切符購入は「えきねっと」に統合されて収斂して行くのかも。ただ、新幹線と在来線を乗り継いで旅行する人も多いだろうから、その二つのアプリの上に来るようなフロントエンドアプリを準備して、さらに両方のアプリの見た目(Look-and-Feel)も共通化していって、汎用的な一つのアプリになれば、ユーザーとしては一番嬉しいのかも。ただ、それには時間が掛かりそうだなぁ...

2024年2月8日

やぶ蛇行動

Nathan氏が取り上げている、先日の京都市長選投票日での、福山候補の「投票危険防止の電話」騒動に関して。個人的には、殆ど黒に近い濃い灰色だと思うのだけれど、この福山候補は僅差で落選したこともあり、結局この件もこのまま有耶無耶になるんでしょうね。で、また次の機会にはしれっと同じ事をやっていると。 

海外では、投票上にいけないような例えば足腰の弱い人とか移動に困難に人などを、わざわざその人の家まで行って投票上まで送り迎えする事も有るそうですが、日本の場合はどうなんだろうか。家族とか知り合いが手伝うくらいは大丈夫だと思うけれど、立候補者の関係者がそれをやったら「全く投票に影響しない」とはいえないだろうしなぁ。それこそ、機械音声で文字通り機械的に「今日は投票日です。事前投票をされていないのであれば、是非投票上へ出かけて一票を投じてください。」みたいなメッセージを流したらと思うけれど、でもそれはそれで「悪戯、迷惑行為」と捉える人が殆どだろうしなぁ。

ところで、今回はその立候補者自身が自分への名指しはしなかったものの投票行為を依頼した事が問題とされています。仮に本人ではなく、有志が投票率を上げるために喚起することは悪い事では無いと思う。ただ、彼らは投票率が上がれば自分達への得票が増えると考えてこう言うことをやったんだと思うんですが、過去の投票履歴等を調べてみるとこの候補への固定票は殆ど変わっておらず、実は得票率が上がると対立候補への票が増えると想像され、本当は低投票率で自分達の固定票が生きる方が有利だった、という結果らしい。今回の投票結果は、保守分裂もあり当選した松井氏と時点の福山氏の得票差は1万票余りだったらしいけれど、結果的にやぶ蛇的なことをやって、それがさらに違法脱法行為にも取られるという、二重にやぶ蛇だったという、いかにもの結果で終わるのが、らしいと言えばらしいかも。

所謂左派とかリベラル派という人達って、とにかく自分達が正しい、自分達が正義、自分達が声を上げればみんなが賛成して付いてきてくれるという考えしかないのか、いつもこの手の行動や行為をして失敗すると、それは投票者が悪いみたいなことを言って反省しない。今回も、時点でも16満票余り得票していて、それなりに支持している人は存在しているのに、その数が過去それ程変わっていないというのは、やはり自分達の考えや意見が硬直化していると思わないのだろうか。多分彼らも前回の選挙から色々努力してきているはずが、その成果が出ていないという事なのですからね。厳密に言えば、前回よりも400票くらい今回は少なかったらしいけれど、それも寿命とか自然減と考えると、結局四年間何も変わらなかったのがこの候補やその周りの人達といえます。そんな人達に新しく未来を託そうと思うか、そこをよく考える必要が有ると思う。でも、それで間違って当選したら悲惨だから、やっぱりこのままが良いかも。

SKYコインへ替え時か

知らない間に、こんなキャンペーンが始まっていてビックリ。2024年2月6日から3月31日23:59までの期間内に、ANAマイルからSKYコインへの交換をすると、通常のレートに一律0.2を加算したキャンペーンレートで交換できるというもの。私の場合は、AMCダイヤモンドメンバーでもあるので、交換レートは1.7倍ですが、それが1.9倍になるというもの。結構大きいかも。

冬ダイヤの3月一杯迄は、まだチケット代が高くてどうしようか迷っていますが、夏ダイヤが始まる4月からはグッと料金も下がるので、また色々と飛びたいと思っていたところ。そうなると、支払料金の補填に出来るSKYコインの存在は大きくて、是非使いたいところ。AMCダイヤモンド特典では、SKYコインを6万+2万で申し込んでいますが、それが登録されるのはまだ少し先。そろそろチケット発券とか考えたい時期なので、このキャンペーンに乗っかってしまおうか思案中です。 

もう一つ悩ましいのは、昨年UAで発券したけれどキャンセルしたフライトのクレジットが残っていて、その有効期限が4月9日の出発までなんですよね。利用しなければ、そのまま無駄金として消えるだけですが、上手く利用すれば殆ど追加料金もなくエアチケットが入手出来ます。年度の終わり・始まりの時期でそんなに余裕もないかもしれないので、余り遠くには行けないのですが、昨年のハワイ弾丸ツアーなら週末を利用して何とかなりそうな気も。せっかくUAを利用するなら、いつも足かせになり4区画利用を何とか消化したいけれど、国際線でUA便になるのは懲りたしなぁ。

今年は、昨年以上にコロナ禍も落ち着いたので、以前のようにあちこち行きたい気持ちは強いのですが、一方でウクライナを皮切りに、イスラエル立ったり中東だったり、さらには中国とか不穏な空気も強くなってきていて、若しかしたらという気もするんですよねぇ。そういう不安なく、いつでも好きなときに好きな場所へ行けるような時間が、戻ってくるんだろうか。悩ましい時代ですよね。

デジタルコンビニ

通信会社のKDDIが、コンビニ大手のローソンの株式をTOBで取得して、現在半数の株式を保持している三菱商事とともに共同経営する予定というニュースは、余りに唐突で余りに異業種参入でビックリ。商社は、まぁ物流にも関わるので理解出来るんですが、大手通信会社のKDDIが関わるというのは、どういう勝算というかメリットを感じているのか興味深い。 

自分程度がぱっと思いつくのは、今やコンビニではどこにである当たり前のサービスと言って良い「マルチ端末」系で付加価値を付けていくのかということ。例えば、事前にauのスマホから必要な操作をして置けば、後は店頭の端末にスマホをタッチすれば、例えば映画やイベントのチケットが入手出来るとか、必要な種類や印刷物が直ぐに印刷されるとか、例えばそんなサービスなら直ぐにできそう。あるいは、auのスマホでローソンで決済すれば、それがポイントとして蓄積されるとか、auPayだとさらに還元率が高くなるとか、まぁ色々差別化は出来そう。

考えてみたら、ドラッグストアがその名称とは裏腹に、ドラッグ(医薬品)の売り場よりも生鮮食品とか日用品の売り場の方が遥かに広くなっているように、コンビニだってお弁当とかお惣菜に続く第二第三の「主力商品」を考えないと生き残れない。園「新主力商品」としてデジタル商品を考えたら、その出入り口となるスマホを固めるのは賢明な選択かもしれない。ただ、auのスマホといっても、その何倍もの他社製スマホ利用者も居るわけだから、それも取り込めないと返って市場を狭くしてしまう可能性も大きいわけで、そう言う意味ではauPay以外の〇〇Pay対応とか、電子マネーとの共存はどうするかとか、課題も多そう。

自宅から一番近いコンビニは、今ローソンなんですが、この店舗正直言って人出が足りていないのか、店員さんが一人の時が結構多くて、会計まで時間が掛かることが結構有るんですよね。例えばauスマホで予め登録しておくと、そのスマホで買い物をスキャンして専用アプリで決済したら、セルフレジみたいな感じでパパッと生産してカモの出来るような仕組みとか出来たら、結構乗換を考えるかも。具体的にauとの相乗効果の生まれるサービス提供まではまだ時間は掛かるだろうけど、もし面白そうなサービスとか始まるなら、スマホの一つはMNPしてauにしても良いかな(笑)。

2024年2月7日

均質は機能不全

佐々木俊尚氏が取り上げていた「エリート優性論」的話の落とし穴。こんなことは考える暇も無く明白なことで、何か一つだけで全て完結する事は出来ないのだから、それぞれの場所で必要な仕事を遂行できる仕組みが複雑に絡み合って機能しているのが今の社会であり経済であり、その人も含めた人生そのものだと思う。

この逆の話も真な訳で、良く共産系の人が言う「富める人から取り、貧しい人に配分する」という考え方は、佐々木氏も言っているように全体の底上げ裾野拡大という意味であれば正しいと思うけれど、彼らが言うような全体が等しくなるような状態まで、上から富を取り上げて下に配分して平準化してしまっては、その瞬間は良くても次からは「富める人」になろうという人は居なくなると思う。結果的に、貧しい人に配分する富みももう生産されず、全体が貧しい状態で平準化していくしかなくなるのが、彼らの言う所の「理想的な社会像」だと思う。

最近の物価高や値上げが続く中で、生活費が少ない人の生活が苦しいから価格を下げろという話しをする人が居るけれど、それって結局は成長を止めろという話になるわけで、よく言われる「デフレの30年」を40年50年続けろという話にしかならない。本来は「物価が上がるなら、それ以上に賃金を上げろ」という話をするべきで、そう言う事が与党からでてくるのに野党からはそれ以上の声として出てこないのが、やはり彼らの限界というか力不足を表しいる気がする。

「誰かがトイレ掃除しなきゃならないことを忘れがち」というコメントって、案外社会システムの肝を言い表している気がします。以前聞いた、ミニマリストの人が自宅に冷蔵庫はない、必要ならばコンビニやスーパーで購入すれば良い、みたいなことを言っていたけれど、結局はその人が省いているのはスーパーと自宅冷蔵庫の間だけで、それって全体の極々一部なんですよね。自分が冷蔵庫を持たなければ、余分なものが無くなる、浪費しなくなる、と思っていても、結局はそこで省略されているのはスーパーの棚にあったものが冷蔵庫に移動する部分だけで、スーパーの棚に至るまでの工程は変わらない。それがその工程の中でも多くを占めている部分であれば、実はやっているつもりで効果はないことになる。あくまで自分の想像では成功しても、現実はそうは上手くは行かないという実例だと思う。そう言う「頭でっかち」な人が、今はSNSで可視化されていて、それに乗ってしまう人も増えていることが新しい社会問題なのかもしれない。 

餃子の街、浜松

「浜松餃子」は、今では全国区の知名度になったけれど、ここ最近の「餃子購入額ランク」では、宇都宮市だけでなく宮崎市にも越されて、昨年は3位に後退。それに発憤したのか、今年は昨年から600円以上購入額が高まり、一人当たり4,041円で全国1位に3年振りに返り咲くことに。2位の宮崎市が3,497円、3位の宇都宮市が3,200円と昨年の3位浜松市よりも同じか少ない位なので、全体的には購入額は頭打ちから減少気味なのかな。あと、この調査対象はスーパーやテイクアウト専門店で購入した生・調理済み餃子が対象で、冷凍食品、外食、飲食店でのテイクアウトは含まないので、外食が盛んな場合はまた違った順位になるでしょうね。

何度も書いているけれど、昔から浜松で餃子が食べられていたわけではなくて、10年位前かなぁ、町おこし・地域おこしの目玉として「浜松餃子学会」なるものがスタートして、そこから宇都宮市との競走が始まった感じなんですよね。自分も、子供の頃はそんなに餃子を食べた記憶が無いのに、就職で浜松を離れて20年位して戻ってきたら「浜松餃子」とか言い出して「えっ、何それ?」状態でしたから(笑)。

同じ記事の最後には、ウナギの消費額でも、浜松は6,365円で、2位の静岡市(3,845円)、3位の京都市(3,577円)を大きく引き離して1位になったらしい。なんでそんなに消費額が違うんだ? 単に浜松のウナギが高いだけだったりして(笑)。実際、今でも「浜松の名物=ウナギ」と言う人も多いけれど、今新幹線で浜名湖付近を通過しても、養鰻池は殆ど消えていて半分位は太陽光発電パネルの黒い板が並ぶだけ。今「浜名湖産ウナギ」なんて、どれくらい残っているんだろうか。多分殆どが県外、愛知とか鹿児島からじゃないかなぁ。「静岡県産」となっていても、東部の三島とか園当たりから仕入れたものじゃないだろうか。今「浜名湖産ウナギ」を探すのは、かなり難しい気がする。それでも、昔からの鰻屋さんが残っているから、その売上げが大きいという事だろうか。

まぁ、地元の産物だとか名産が有名になり評価されることは悪い事ではない。でも自分くらいの世代だと、子どの頃よく食べた「三ヶ日みかん」は、今では激減しているし、あと浜松だと「浜納豆」を昔は家でも作っていたけれど、今では殆ど見ないんじゃないだろうか。そう言う、結構昔なじみの有るようなものは、今は見なくなっている気がする。ただ、餃子自体は昔から食べられていたらしいけれど、地域や世代によって感じ方には大きな違いがあるんでしょうね。あと20年位したら、餃子の次の座を狙う別の食べ物が、浜松名物として全国1位2位を争っているかもしれない。

2024年2月6日

パワポでLINE

TLに流れてきた記事を読んで、思わず膝を叩いた「コロンブスの卵」的発想。小学校に配布されているタブレット(iPad)は、多くの機能が制限されていて、その中には今の日本では共通のコミュニケーションツールである「LINE」も含まれていません。でも、授業で使用しているパワーポイント(パワポ)を共有すれば、そのファイルがプラットフォームになり、「会話」は出来るというコロンブスの卵的発想。

Teamsにも、ホワイトボードという機能があって、これは文字通り参加者が自由にそのホワイトボードに書き込んだり写真やグラフィックを貼り付けたりして、会議室のホワイトボード的感覚でオンライン会議が出来るというツール。パフォーマンスとかユーザビリティの点では難ありと思うのだけれど、あれだって使い方を変えればLINEの代わりになるしなぁ。例えば縦に無限に長いホワイトボードを想定して、順番に上から下に書き繋いで行けば、LINEのメッセージとスタンプの代わりになるだろうなぁ。しかも、テキストよりも味があるから身内どおし何かのやり取りなら面白いかも。手書きというのも、案外最近のユーザーには受けそうな気もするし。

学校というのは、今結構大きなデジタルデバイスのマーケットで、だから各社売り込みに精を出しているんだけれど、法人ユーザーと違って一番の課題はユーザー(=生徒)によるデバイスの扱い方が半端ない(誉めていない)事。鞄入れて放り出すくらいは序の口で、なんでこんな部分が掛けるのとか曲がるのとか、状態だけ見ただけでは意味不明な状況が幾らでも出てきます。法人だと、会社支給の高価な機器という意識があるから丁寧に扱いますが、学生はそんなこと知ったこっちゃない。また、今回のパワポLINEの様に、制限が設けられていても何か抜け道を見つけてくるヤツが居て、その発想力と追求に対しての情熱は言葉がで無いほど。失礼ながらも、某国のユーザーは外部から遮断された環境の中で満足しているわけでは無く、こうやって抜け道抜け穴を探したり作ったりして、本音と建前を使い分けて居るんだろうなぁと変な感心の仕方をしましたね。

自分達の頃は、まだパソコンの「パ」の字も無いような時代だったけれど、工夫すると言う事では負けていなくて、色々区アイデアを考えてコーディングとかしていましたね。「貧すれば鈍する」じゃないけれど、追い詰められると何か打開策というか解決策が浮かんでくることもあるのは事実。プレッシャーが、思いも掛けないアイデアの切っ掛けになったり、案外ヤケクソでやってみたら上手く言ったと言う事も有るので、そんなに進められる方法では無いと思うけれど、そう言う経験や体験というものは、有る程度若いうちに獲得していると、その後役に立つ気がします。それが、若い頃の苦労は買ってでもしろ、みたいな諺にも繋がるんでしょうね。 

大雪警報とその後に注意

昨日は朝から「大雪警報」「降雪注意報」という言葉がテレビやネットで飛び交い、実際お昼過ぎからは雪の影響が出始めて、その影響は今日も続いています。幸いにも浜松は、雨が降り続く一日にはなったけれど、雪が降るほどの事は無く(幸いにも、最高気温は一桁だったけれど9度まで上がったらしい)、交通などへの影響は殆ど無かった様子。

一方で東西に長い静岡県は、東の御殿場とか三島辺りから静岡市の清水区付近までは雪の影響が出て、東名高速道路や新東名高速道路も都内からその辺りまで通行禁止になったりしたらしい。確かに今回の雪の影響は、北陸側から北関東を通過して南関東に流れているような感じで、その余波が静岡県の東側半分に影響している感じ。いつもだと、名古屋側からの影響も結構有って、岐阜や愛知も影響を受けるのだけれど、今回は西の方はそれ程酷くは無い様子。 

雪は降らないとはいえ、昨日は一日雨が降っていて風も少し吹いたりしたからか、冷え込みは結構厳しく感じ、最高気温が9度とテレビの天気予報で見ても「嘘だろ、どこの浜松なんだ」と思わず一人ツッコミをしてしまいそうなくらい。自宅の暖房は、ガスファンヒーターが主力何ですが、もう朝目が覚めてから夜寝るまでずっと稼働しっぱなし。ただし、安全のために6時間毎に一度切れるので、それが面倒かも(笑)。後、外が雨という事も有るので、窓は閉め切っていて、換気が悪いことにも注意しないと。サーキュレーターを回しているんですが、それだけでは外気が取り込まれるわけでも無いし、その6時間後とにガスファンヒーターが止まるときは勿論、それ以外の時にも少し窓を開けて換気するようにしています。

外も寒いから、水道を使うときにもちょっと躊躇しますよね。幾ら温水器からお湯がでると言っても、最初は配管に残っている水が出てくるわけで、これがきんきんに冷えているから困ります。勿体ないことは承知の上で、水栓を捻って水が出始めても、少しそのままにして、湯気が見えてきたらやっと手を出すような始末(笑)。そんな雨や雪の一日の後、今日は雪が収まっても前日の雪や雨が凍って凍結している事もあるので、外を歩くときには注意しないといけない。幸いにも浜松は、雨は雨のまま水たまりになっていて凍るところまでは冷え込んでいないようなので大丈夫だけれど、山間部とか冷え込みが厳しい地域は今日も大変だろうなあ。大きな事故や怪我が無いことを祈るばかりです。昨日は寒いし天気が悪いしで買い物に出なかったので、今日は朝一でスーパーに行って食料品とか調達しないと。でも、肝心の品物が大雪の影響では行っていない可能性もあるのかな。浜松当たりは大丈夫だと思うけれど、東の方の地域は大変かも。トラブルの無い事を祈るばかりです。

2024年2月5日

引分け将棋

将棋の棋王戦が昨日開催されて、藤井八冠としては初めての「持将棋=引分け」という結果に。将棋に馴染みが無いのだからビックリしたのだけれど、将棋にも「引分け」というものがあるんですね。イメージ的には、トランプのババ抜きみたいに、どんどん相手の駒を奪って、最後は1対1の勝負になって勝敗が付くみたいな勝手なイメージが有ったんですが、将棋の場合はそんな単純なものでは無いらしい。

面白いのは、指し手両者の合意によって成立する(その為の条件はあり) 事なので、つまり対戦相手同士は先読みをしてもう手が無いことを認識している状態にならないと成立しないこと。片方が、例えば何か勘違いをしていて、実は引分けに持ち込めるのに、少し手を間違えて場面が崩れて、それが突破口になって敗れる・勝利する、みたいな事は無いのだろうか。で、公式戦だと「引分け」は、もう一度やり直し「差し直し」となるのだけれど、今回の様なタイトル戦では「引分け」となり、今回の棋王戦では「0勝0敗1分」となるらしい。ここで疑問なのは、5戦有る対戦で2勝2敗1分となったら、タイトルはどうなるんだろうか。一般的にはタイトル保持者が有利になるから、その場合にはタイトル移動せず防衛成功と言う事になるんだろうなぁ。

TLの書込を見ていると、藤井八冠はわざと場面を崩して多少自分が不利な状態にしても、そこから巻き返して勝利することが出来るだろう。それよりも、初めての経験なのであえて引分けを選んで、今後の研究の材料にしたのではと言う話も出ていて、確かにそんな可能性もあるかなぁとい納得してしまうのが、藤井八冠の凄いところなのかも。実際にどうなのかは分かりませんが、5戦有ってしかも段位だけみれば下の伊藤七段なので、残り4戦で2勝は可能という読みも、もしかしたらあったかもしれない。いゃ、そこまで藤井八冠が奢っているとは言わないけれど、それ位の勝算があるからこういう引分けに持ち込むことも出来るんじゃ無いかと言う素人考えですが。

スポーツの場合「引分け」というのはある意味最悪の結果で、よく言われるのが「引き分けるのは妹とキスするようなもの(=キスしても興奮しない、つまらないこと)」という話。だからアメフトの場合は、最後に何とか逆転しようとするし、それで失敗して敗れても、同点狙いをして同点に追いつくことよりは評価されますし。後アメフトの場合、今回の棋王戦や野球のように「何戦して何勝したら優勝」みたいな対戦形式は無くて、リーグ戦を除けば一発勝負ですからね。そのリーグ戦でも、同地区、同カンファレンス内対戦の結果が順位決定に影響するので、引分けするよりはリスクを取って勝利を取りに行くことの方が重要。それに4Qで同点の場合はタイブレークまで適用して勝敗を決めようとする仕組みになっていますし。それでも、幾つか引き分け試合が発生するからスポーツは分からないものだと思うけれど。しかし、引分けであったことがこれほど大きく取り上げられる人物も居ないでしょうね。それだけ凄い存在だと言う証しだと思う。

フラッグ世界一

現地時間で日曜日に開催される、NFL Pro Bowlのイベントの一つして、「NFL Flag Championships at Pro Bowl」がSuper Bowlの開催地でもあるマイアミで開催されて、日本代表チームとして参加したXリーグ、ノジマ相模原ライズのフラッグフットボールチームが優勝! 予選を無失点で勝ち抜いて、決勝戦でもフットボールにも馴染みのあるメキシコにトリプルスコアで勝利する「圧勝」で良いんじゃ無いだろうか。

Xリーグ所属チームも、多くのチームが知名度アップや普及目的でフラッグフットボールチームを創設して運営しているけれど、その中でもノジマ相模原は熱心なチームの一つ。良いところまでは行くだろうとは思っていたけれど、ここまで圧倒的な勝利は正直予想していませんでした。Dream Japan BowlでもIvy League選抜に勝利したし、2024年は案外色々な意味で飛躍の年になるかしれない。

LA 2028では、多分成人男子女子のチーム同士の対戦だろうから、今回のようなJr.チームの出場は出来ないだろうけど、案外今回のチームに所属していた選手(小学生)が、4年後にはオールジャパンチームに参加する選手も生まれるかもしれない。まぁ、今回の大会はそのLA2028の予選でも無いし、「国際大会」ではあるけれどNFLのイベントの一つでもあるから、アメリカ以外では余り注目されないのかなぁ。今の所日本のメディアでは報道されていない様子だし。一応小学校の体育で取り込んでいるスポーツナノだから、もっと注目されても良いと思うのだけれど。

どんなスポーツでも、その競技経験のある人や実際に選手として参加している人から見たら、その競技の一部であっても国際的な大会で評価されれば嬉しいもの。ただ一方で、野球とかサッカーのような国内でも大きな勢力のあるスポーツ以外は、なかなか認知されないし興味も生まないからメディアでの取り上げ方も低い。それこそ、オリンピックで金メダル獲得とかすれば大きく取り上げられるけれど、それだって一過性ですからね。フェンシングとか卓球とか、当時は熱狂しても今はそれ程ではないのが残念。それでも、そういう実績があれば4年毎に思いだして貰えるからまだ良いのかも。今回の結果も、何らかの形で次に繋がる形で是非生かして欲しい。

2024年2月4日

身分証明書の提示

とある訪日観光客が、国内のホテルに宿泊したら身分証明書の提示を求められたことを「外国人差別」と批判。それがTLに流れると、賛否両論投稿されるんですが、「当然の事」という意見が多いし、自分もそれが普通だと思う。実際、国内のホテルに宿泊したときに自分は見伝承名所の提示は求められないけれど、逆に海外に行って宿泊する時には今の所100%身分証明書(パスポート)の提示が求められて、そのコピーが取られることが殆ど。だいたい日本入国時には滞在先の申請が要求されるのだから、当然の行為だと思うんですよね。シンガポールだったかな、政府の要請によりという説明があった場所(=国)も有ったし。

身分証明書では無いけれど、最近ではチェックイン時にクレジットカードのデポジットを要求される場合が増えたように思います。それも、メジャーホテルのチェーンであり、かつそのチェーンのFSP上級会員であっても「クレジットカードの提示をお願いします」と言われて、予約時に登録したクレジットカード番号と比較して確認するだけの場合もあるし、しっかりカード面のスタンプを取って保存する場合もあるし、場合によってはその場で補償請求をしてプリントを取る場合も有りますからね。とは言っても、ここ10年位かなぁ、チェックイン時の手続きがそう言う意味で厳しくなったのは。

穿った見方をすれば、国内だけで無く海外からの利用者も増えて、それに伴い不正利用も増えてしまいその対策としてこう言う事をせざるを得なくなった、と言う事はありそうな気がします。そう言う悪い事をする人っていうのは、国内外関わらず一定数存在するものだと思うけれど、やはり母数が大きくなればそれに伴って割合は変わらなくても実数は増えていくわけだから、勢い対策せざるを得ない事も事実。この辺りは今後一般的な事になっていく敷かないでしょうね。マイナンバーカードのように、その人の情報が一元化されるような仕組みが海外にも出来て、それが国内でも参照出来るようになれば、そのカードを提示することで全て手続きや処理が完了するようになれば解決されるかもしれないけれど。

ところで、この不満を書き込んだ人というのは中国からの訪日観光客だったらしいけれど、中国って日本への渡航を福島の海洋放出を理由に止めていなかったかな?  勿論、完全に止めていたわけでは無く団体旅行などは止めていただけで、個人旅行は出来たかもしれないけれど、それ位の人がわざわざこう言うある意味常識的なことで不満を呈することは余り無いような気がするんだけれど。例によって、ネットの話なので話半分どころから千三つくらいの話と思った方が良いのだろうけど、余りこの手のノイズに振り回されないようにしないと。

溶ける豆腐

老後生活維持のためというわけでは無いけれど、最近自分で料理を機会が増えて来て、以前よりはスーパーに通って食材とか買いそろえる機会が増えました。まぁ、対した物を作るわけでは無いけれど、そこでちょっと気になった事が。「お豆腐」と言えば、日本人に一番馴染みのある食材の一つだと思うし、「絹ごし」「木綿」「おぼろ」等、色々な種類のお豆腐が店頭に並んでいます。まぁ、一般的には「絹ごし」か「木綿」が殆どで、それぞれこの堅さだとか、風味なんかで好みが分かれるところ。

で、朝のお味噌汁の具材としてお豆腐は書かせ無いものの一つだと思うんですが、困るのは普通に打っている大きさ(一丁)だと、どうしても一度に使い切れなくて、余ってしまうこと。多分朝の味噌汁の具材にしたら、一週間位続けないといけないかも(笑)。そんなニーズを察知してなのか、小さいサイズに小分けしたものも販売していて、これなら一度に使い切れなくても新鮮なまま保管できると購入してきました。購入したのは、某スーパーのプライベートブランド(PB)のもので、小分けされたものが3個繋がっていて100円しないくらい。同じような形状で専門メーカーのものも有りましたが、こちらはお値段が倍とは言わないけれどちょっとお高め。まぁPBだからそんなに違わないだろうと購入してきたんですが、一寸違っていた事に後から気がつきます。 

自分の好物の一つ、「豆腐と油揚げの味噌汁」が、朝の食卓の定番の一つなんですが、この日作ったお味噌汁では何故か豆腐が崩れてしまいグズグズな状態。「味噌を溶いたときに少し激しくかき混ぜすぎたかな」とこの時は反省したのですが、その後も何故か豆腐は崩れてしまいおぼろ豆腐みたいな状態になってしまいます。流石に2回、3回とこの状態が続くと何か変だと感じて、鍋に豆腐を入れてから慎重に豆腐に触らないようにお味噌汁を作ってみるんですが、何故か飲むときにはボロボロな状態に。見ている限りでは、出汁が沸騰して少しボコボコと沸く振動で豆腐が崩れてしまっているように見えます。絹ごし豆腐だから柔らかいのは仕方ないけれど、こんな豆腐は見た記憶がありません。何度慎重に調理しても、やっぱりこのPBのお豆腐を使うと中に日が入る頃にはグズグズになってしまう。

不思議に感じて、今度は専門メーカーの同様の商品を購入してお味噌汁を作ってみました。先ず最初に感じたのは、「密度の違い」というか、豆腐のしっかり具合が明らかに違う。PBのお豆腐は、もうぷるぷるしている超柔らかいプリンみたいな感じだったのが、この専門メーカーのお豆腐は柔らかいけれどズッシリした感じで、PB版のような水っぽさが感じられないんですよね。実際、お出しの中に入れて味噌汁を作ってみても、ちゃんと最後までさいの目切りにした形状を溜まったまま出来上がります。何度か試してみて比較してみて感じたのは、PB版の方は水分量が多いので、確かに柔らかいのだけれどその分密度が薄くて分解しやすい気がします。水切りとかしたらもう少ししっかりするのかもしれないけれど、それならば専門メーカーの商品を購入した方が簡単だししっかりしていて美味しいし。確証は無いけれど、コストダウンのために原料となる豆乳の質が違うのかなぁ。PB版の様な豆腐に対してのニーズもあるんだろうけど、「お豆腐」として食べるにはちょっと不向きな気がします。PBなるものが始まった当初は、パッケージの印刷コストや物流コストを省くことで安い値段にしている事を宣伝していたけれど、最近では材料や品質に関してもPBはPBとしてコストダウンとかしているんだろうか。一寸気になる経験でした。

2024年2月3日

千客万来

豊洲市場に隣接した観光施設「千客万来」が、昨日オープンしたというニュースを何度か聞きました。もともとは、築地市場から豊洲市場への移転に合わせて、築地の場外市場みたいな感じの観光施設として計画されていたものだけれど、豊洲市場への移転が延期されたために最初の運用会社が撤退。その後後を受けた会社は、豊洲会場から送れての今回の開設になったわけだけれど、結果的に豊洲移転の直後にコロナ禍が始まったので、あのまま同時に開錠していたら悲惨な状況になったかもしれませんね。あくまで結果オーライだけれど、オープンが遅れたことでコロナ禍が落ち着いてインバウンドが戻った状態でスタート出来るから、訪日観光客の来店も多いらしい。

気になるのは、だからというわけでは無いだろうけど、価格設定が高めにされているらしく、ランチでも7,000円とかの商品もあるらしい。でも円安の現在では、訪日観光客から見ると、円安に加えて元々の価格が海外価格よりも国内価格の方が安いから、それでも「激安」「お得」と映るらしい。確かに国内価格7,000円でも、US$1=145円の今なら、US$48.3。アメリカだと、これに少なくともチップが加わるから+20%としてもUS$60。その7,000円の商品(確かにマグロ丼)は、アメリカ国内だとUS$100は下らないだろうから、感覚的には半値くらいの感じだろうか。まぁ、ちょっと昔だと、国内だと10,000円位するビーフステーキが、アメリカに行けば半分位の金額で食べることが出来たのと同じと言えば言えないことも無いと思う。 

ただ、コロナ禍前には急増するインバウンド需要に多くの流通系や飲食系のお店が全振りしたので、コロナ禍になって訪日客が無くなった時には大変な騒動になったわけで、その経験値が今の所行かされているような感じがしないのが気になります。やはり、訪日観光客にはお金を使って貰うことは良いと思うけれど、国内の観光需要もしっかり抑えておかないと、次に何かあったときにはまた討ち死にすることになってしまうだろうし。画面では、訪日観光客の家族が高額のランチを食べている反面、国内の観光客が1,000円台の「ミニ丼」を食べている様子を続けて流していたけれど、あれって国内の観光客は来るなと言っているのに等しい気がする。

そこでふと思ったのは、豊洲の千客万来が訪日観光客に降るのであれば、国内の観光客は築地場外へ行けば良いんじゃ無いかと言うこと。未だに「TSUKIJI」ブランドは海外でも有名らしく、築地場外での食べ歩きを楽しむ訪日観光客の様子は良く見かけるのだけれど、築地と豊洲が良い具合に棲み分けと共存が出来つつあるようにも感じますね。築地市場の跡地利用はまだ決まらないけれど、一説にはプロ野球の読売巨人がドーム球場をつくるとかいう話もあるみたい。アクセスはそんなに悪くない場所だから、集客施設を作っても良いと思うけれど、年間を通して何かイベントが出来るような施設・場所になるといいきがします。そうなると、ドーム球場ならば野球の試合だけで無く、タレントさんのイベントとかも出来るから良いのか。東京湾クルーズなんかも組み合わせた、海を感じる施設みたいなものが出来たら、個人的にはちょっと興味が沸きそう。そちらは、千客万来となるのだろうか。

2024年2月2日

罵声が仕事?!

昨日仕事で名古屋方面に出かけていたんですが、その帰り際名古屋駅の新幹線口での事。名鉄の駅から反対側にある名古屋駅の新幹線口に向かっていた時、新幹線口の横のみどりの窓口前位まで来たところで「〇×△☆×■●〇×」と何やら大声が聞こえます。最初、「こんな時間から酔っ払いか?」 とも思ったんですが、改札口前に到着すると、その罵声の主は改札の内側にある、駅の改札窓口前で何かどなっている様子が見えました。

「たった10分早い新幹線に乗っただけで、8,000円も払わされて、それで10分たってもまだ終わらないというのどういうことだ」みたいな事を延々と窓口の内側にいるのだろう駅員さんに向かってどなっています。身なりは、結構しっかりしたスーツにコート姿で、大手企業の役員みたいな格好ですが、その口から出てくる言葉のイントネーションが関西弁で、しかも恐喝するような口調で大声でどなっているから、まぁ893の脅迫場面みたいな感じ。

同じような事を繰り返すだけなので、何がどうなっているのか良く分からないけれど、少なくともこの人は多分指定していた新幹線よりも速い新幹線に間違って(?)乗車したことは確からしい。8,000円云々というのは、グリーン車の空席にでも座っていて、そこで車掌さんから指摘されて降車駅であろう名古屋駅で精算しようとしているのだろうか。仮にそうであれば、100%この人の落ち度な訳でここまでの罵声を浴びせることもない気がするけれど。偶々駅員さんの処理手続きが遅いので瞬間湯沸かし器的に切れてしまったんだろうか。でも、普通精算処理は車内でするはずなので、窓口で手続きが必要というのは何なんだろうか。もしかした、元々の指定席チケットの払戻でもしていのだろうか。まぁ、いずれにしても回りに居て不愉快になる光景であることだけは確かでしたね。

時々自分に非があるのにああやって相手に文句を付けている人を見かけるけれど、久し振りにこんな傍若無人という光景を見ました。どういう立場のどういう人なのか分からないけれど、日頃からこう言うことをやっているんだろうなと思わず感じてしまうので、やっぱり衆人の中での行動や発言に関しては、回りを意識しないとね。仮にこの人がどこかの会社の社長だったり責任のある人で、その取引先なりがこの光景を見たら、多分次からの取引を再検討するんじゃ無いだろうか。もし自分がその立場だったら、考え直すと思います。勿論、それだけの怒りが表に出るような行為をこの人が受けたことも考えられるけれど、それならそれでその理由なり不満点を相手に示して対応すれば良いだけで、こんな脅迫まがいの行動に繋がるとは思えない。しかも自分から「たった10分早かっただけで」と言っているのだから、自分に非があることは確実だろうし。「壁に耳あり障子に目あり」という諺の意味とはちょっと異なる光景だけれど、今の時代あちこちに監視カメラはあるし何かあればスマホで撮影されることは覚悟しないといけない時代。こう言う事も、若しかしたらとんでもない事の切掛になるかもしれないと思わないと。主張は正々堂々とすれば良いと思うけれど、それがどう見られるかという事も意識しないといけない時代なんですよね。

2024年2月1日

Bye-bye Mobile Starbucks Card

数あるコーヒーチェーンの中で、スタバを利用している結構大きな理由の一つが、Mobile Starbucks Cardの存在だったわけですが、そのサービスが昨日2024年1月31日で終了。非常に残念です。若しかしたら他のコーヒーチェーンでも同様のサービスが有るのかもしれないけれど、iDとかSuicaとかEdyの感覚でいちいちアプリとか起動しなくてもタッチ決済可能で、しかも自動的に自分のアカウントにポイントも貯まるしオートチャージ設定も出来るし、個人的に派非常に気に入っていたサービス。ただ、SuicaとかEdyみたいなアプリを一企業が自社の店舗用に開発・メンテナンスしていくリソースは馬鹿にならないでしょうね。それがこのサービス終了の理由だと個人的には思っていますが、QRコード決済が残るのだから美味く関連付けしてくれれば良いのに。

自分の知識での想像なので間違っていることもあるとは思うけれど、Mobile Starbucks Cardの場合は、スマホ内アプリで課金管理や認証動作などをして、結構面倒な処理をしていたのだと思います。その為、確かAndroid版だけのサービスだったと思うけれど、メーカーや機種によっての違いも有るだろうし、Androidのバージョン違いの対応もあるだろうし、かなり大変だと思う。それに、事実上日本国内だけのサービスですからね。一方でQRコード決済は、端末経由でそのQRコード(=Starbucks Card)をサーバーに送って、サーバー側に登録されている個々のデータ照合と更新をすれば良いだけなので、店頭端末の負担は通信だけだろうし、サーバー代わりアプリにしても、カード認識方法がQRコード経由か専用カード(=Starbucks Card)のID認識の違いだけで、店頭端末から先のネットワーク内の話は共通化出来るから、全体的に負担は少ないんでしょうね。この辺りは、〇〇payと電子マネーの関係を見ていると、凄く良く分かる気がする。

で、昨日1月31日は「Mobile Starbucks Card」利用可能最終日でしたが、実はその前日に既に自分のスタバアプリの中では移行作業をしておきました。スタバアプリの中に登録されている、Mobile Starbucks Cardに残っている残高を、別に登録しているカードに転送して、今後はそのカードをメインカードとして使用することに。最終日まで、ずっと使っていたMobile Starbucks Cardを使用しても良かったのですが、自分のことだから忘れてしまい2月1日以降もついタッチしてしまいそうなので、一日早く移行作業を完了しておきました。その為、昨日はいつもの様にスタバへ言ってコーヒーを購入したんですが、顔馴染みのスタッフさんは何も言わなくてもMobile Starbucks Card使用だと思ってPOS端末を操作してしまうので、オーダーの時には「〇〇と〇〇をお願いします。あと支払は今日からはQRコードでお願いします。」と先手必勝モード(笑)。一瞬怪訝な顔をした顔馴染みのスタッフさんを見て「今日がモバイルスタバカードの最終日なので、一日早く移行して置きました」と言うと、直ぐに納得した顔に戻り、バーコードスキャナーを取りだして、画面表示をしている私のQRコードをスキャンしてくれました。その後「そうなんですよねえ、今日で終わりで申し訳ありません」と言われてしまい「いゃいゃ、仕方ないですよね」等と会話したんですが、やっぱりこの利便性が無くなるのは残念です。

私は、通常の支払・決済では、全く「〇〇pay」を利用していないので、ある意味今回が初めて「QRコード決済」を利用する機会になるのですが、FeliCa/NFCのタッチ決済に成れているとやっぱり面倒ですよね。スマホを取り出すところまでは同じだけれど、タッチ決済ならそのままスマホを端末にタッチすれば終わりなのに、QRコード決済だと、

  1. スマホを取り出す
  2. 指紋認証で画面ロックを解除する
  3. スタバアプリを呼び出す
  4. 「Pay」アイコンをタップしてStarbucks Cardを表示する
  5. 使用するカードをタップしてQRコードを表示する
  6. それを提示してスキャンして貰う
  7. 画面を閉じる
と、言う動作が必要になります。多くても週に数回利用する程度のスタバなら、まだ我慢できるけれど、この操作を食事や買い物の度に日に何度も繰り返すのはちょっと耐えられないなぁ。まぁ、〇〇payの場合、色々還元キャンペーンとかやっているから、それなりにメリットというかベネフィットも大きいんだろうけど、個人的にはそういう還元策よりも使い勝手の便利さを要望したいですね。

FourPoint by Sheraton Centrair


今年初めてのBONVOY系1滞在目(2泊目)は、中部国際空港(セントレア)横の、FourPoint by Sheraton Centrairでの宿泊。以前と比べて、セントレアもダイブ賑やかさが戻りつつあるように感じます。ホテルも、少し活気が戻ってきたような印象です。

本当は、名古屋市内のマリオットかコートヤードが良かったのですが、予算の関係も有りちょっと遠いけれどセントレアのフォーポイントに。まぁ遠いけれど、ミュースカイを捕まえれば30分位で市街地にでられるので、そんなに悪いロケーションでは無いと思いますが。ただ、夜は周りに何も無いので本当に寝るだけですね。

気温は暖かいのですが、天気は崩れ気味でそれが残念でした。

Marriott BONVOYキャンペーン

もう数日早ければ... と、ちょっと悔しいMarriott BONVOYのキャンペーン。事前にキャンペーンに登録(4月15日迄)の上、2月13日から4月29日まで有償宿泊をすると、1,000ボーナスポイントと1泊のボーナスエリートナイトが獲得出来るというもの。もう一寸早く知ってればなあ... まぁ、初出がここみたいなので仕方ないけれど。

昨年中にBONVOY Lifetime Platinumの600泊(Platinum Member 10年は既に達成)に到達する予定が、色々事情があり596泊で終了。今年は、確か2月末までは全面の会員資格が継続するので、それまでに4泊宿泊してLifetime Platinum達成する予定でした。丁度今週、仕事に絡めてFourPoints by Sheraton Nagoya Airportに2泊宿泊して、残り2泊をどうしようかと思って居たところ。もう少し予定を後よりにすれば、2回の宿泊で4泊分になるのにと、ちょっとみみっちいけれど悔しい(笑)。

次回の宿泊機会を、2月13日以降にすれば、それが600泊目となるので、やっぱり記念すべきこの宿泊は一番の定宿の横浜シェラトンかなぁ。でも、最近の都内のホテルって、以前と比べて倍以上の料金なんですよね。幾ら2回分付いてくれても、ちょっとなぁ... という気分。まぁ、最後なので多少は贅沢してもいいかな。Lifetime Platinumに到達したから、もうBONVOYを利用しなくなるわけでは無いから、これからも利用機会は続くので、あくまで通過点の一つではあるんですが。

社会人になって初めての海外出張(アメリカ)で宿泊したのは、現Hilton系列のEmbassy Suitesでしたが、翌年2回目の海外出張は、Marriott系列のResidence Innで、この時はVISA Waiverギリギリの90日滞在を途中2週間の一時国を挟んで2回やりましたから、180泊近く宿泊したはず。でも、この時にはまだ当時のMarriottのFSPであるMarriott Rewardに入っていなかったので、後から随分と後悔したけれど、それも今では懐かしい思い出ですよねぇ。何となく、一つ「上がり」という気分ですね。さて、最後の宿泊予約を入れましょうか。