昨日開催された、第58回Super Bowl@Las Vegasは、多分Super Bowl史上最高の試合の一つと言っても良い内容でした。唯一の不満は、推しチームの49ersがほぼ勝利に手を掛けながらも、やはりチームの若狭というか経験不足が少しずつ影響して、最後に僅かな差で勝利を逃したことかなぁ。前半のChiefsの様子特にQB Mahomesの調子を見ていたら、「これはいける」と確信したのだけれど、ちゃんと後半には切り替えてどんどんギアアップして、オーバータイム(OT)で決めるんだから、やはり今現在NFL最高のQBと言っていいんだろうなぁ。
試合内容は、話し出すと切りが無くなるから省略しますが、有る程度フットボールを知っている人や経験者的には、凄く面白い内容だったと思います。つまり、両チームのディフェンスが頑張って相手のオフェンスを押さえるシリーズが繰り返される「力と力のぶつかり合い」みたいな感じの玄人好みの内容だったんじゃ無いだろうか。そんな中で、49ers QBのPurdyは、やはり若さなのか大舞台での緊張感なのか、いつもの切れ味が少し足りなかった気がします。
4Q最後に逆転ならば、同点のFGで延長戦(OT)に突入。先行の49ersがTDを取れきれずにFGに終わったことは、この後の展開の伏線だったのだろうか。Chiefsも最後にゴール前まで攻め込んで、残り時間を考えるとFGで同点にして、OT後半に持ち込むのか思ったら、OT前半15分残り4秒だったか3秒でTDが決まり、逆転サヨナラ勝利。あれ、パス成功かパス失敗しか無いから、決まらなかったらそのままFGで同点にするつもりだったんだろうけど、下手したらそのままタイムアップする可能性もあったわけで、解説の有馬さんがいっていたように、OTのルールを勘違いしていたんじゃ無いだろうか。つまり、そのまま1Q→2Qのようにフィールドサイドが変わるだけと思っていた節がありますよね。OTは、15分ハーフなので、あの状況は通常の試合だと2Qの終わりと同等。しかも、そのまま同点にならなかったら、リードしていた49ersの勝利になるわけだから、あの編に落ち着いて時間が流れるままの中でのプレーが良く分からない。
Super BowlでのOTは今回が2回目で、OT前半ギリギリで勝負が決まった今回の試合は、Super Bowl史上最長試合になったそうな。でも、最後まで目が離せない内容の展開で観戦した人は大満足だったでしょうね。そして、Chiefs TE#87 Kelceの恋人のTaylor Swiftは、試合中ずっと専門のカメラに追われていて、恋人のプレーに反応していたけれど、こちらも凄い。このTaylor効果で、今朝のSuper Bowlを取り上げるニュースの量や内容はこれまで以上だった気がします。彼女は10日夜の東京公演を終えると、直ぐにチャーター機でLas Vegasに入り試合観戦。この後、再び今度はオーストラリアで公演があるらしく、試合後はまたアジア圏まで戻ってくるらしいけれど、凄い体力と精神力。Super Bowlに勝ったら、KelceがフィールドでTaylorにプロポーズするんじゃ無いかと言われていたけれど、流石にそれは無かった様子。でも、熱い抱擁のシーンは何度も画面に映し出されていて、そのお陰でアメフトを知らない人にも今回の試合やアメフトというスポーツはちょっと認知されたんじゃ無いだろうか。その効果は絶大だった気がしますね。これで2023シーズンは終了。今日からは2024シーズンが開始。今シーズンは、推しチームにSuper Bowlを制覇してほしいですね。
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