諸般の事情から例年よりちょっと遅くなったんですが、今年も何とか昨年の諸々の資料を揃えて税理士さんへ提出して、私的には無事に確定申告の処理が(ほぼ)終わった状態。ここ数年は、内容的に変わらないので、税制の変更とか出た賞金額は変化したりすることはあっても、内容的にはその当たりの数字を変更する程度で、特別大きな収入とか支出が有って大きく申告内容が変わることは無い年が続いています。そのお陰で、年初から必要な書類類は専用の箱に入れておく「ライフハック」も成れてきて、唯一注意が必要なのは医療控除のために、定期健診だとか歯科健診だとか、医療関係の領収書をまとめておくことくらいでしょうか。
最近では、オンラインシステムも利用出来るし、スマホと無いナンバーカードが有れば、確かそのまま申請する事も可能になったはずですが、自分の場合はちょっと色々あって以前からお世話になっている税理士さんへ毎年おまかせしています。手数料として3万円必要ですが、個人的には十分納得出来る金額だし、何なら10万円位まで出しても良いから領収書などの整理もしてくれたら嬉しい(笑)。
確定申告をしていてふと思ったのが、未だにメディアや野党が騒ぐ「裏金問題」。自民党の一部派閥とはいえ、本来するべき手続きをせずに使途不明金ともいえるお金「作り」、それが長い期間隠されていたことは大きく批判されるべき行為。ただ、メディアや野党は「裏金」とか「脱税」みたいな事を言っているけれど、残念ながら今の法律では修正申告・あるいは修正申告すれば、よほど悪質で無い限りはお咎め無し。実際、起訴された議員二人と会計責任者以外の多くの議員や関係者は、不明だった収入・支出を修正申告をして本来のルールに則ったわけだから、正直騒いでいる人達の方が何か意図的なものを感じる次第。大体、野党にだって使途不明金があって修正している大物議員がいるわけで、それってその後どうしたのか。起訴されることも無く、修正申告で終わっているはずで、その点が個人的に一番不満というか、だからこそもっと明確なルール作りと、場合によっては厳罰化するような罰則の設定が必要だと思う。そして、それは与党だけで無く野党も含めた全議員に対しての国民からの要求なわけです。
自分達の確定申告にしても、中には税金を免れようとして、色々悪知恵を労する人もいるのだけれど、それが発覚しても多くの場合は修正申告すれば、まぁ大体はそのまま無罪方面になります。中には、税理士さんも勘違いしていた、と言う事も有りますからね。私も、一度そうゆう経験があったりします。それを脱税だとか裏金と言われると、いゃそれは違うだろうと言いたくなるのも事実。昔の映画「マルサの女」の様な話も、実際にはあるらしいけれど(映画自体が事実に基づいて造られたわけだし)、正直今回のパーティー券問題っていうのはそんなに変わらない気がする。大体野党第一党の元代表自身が「自分達もパーティー券のキックバックはしていた」と言っている位なんだから、それって昔から有る政治手法の一つだろうし。「政治家」という最も公の立場にいる人間だからこそ、普通の人よりも公平性や潔白性を求められることは仕方ないと思うけれど、今のように自分達も似たようなことをやっていた可能性があるのに、それを棚に上げて相手を批判するのはどうだろうか。そのうちに、大きなブーメランが再びやって来そうな気がするなぁ。野党が与党を批判するのは全く構わないけれど、その時には自分達は問題無いと言う事を証明してからやって欲しい。誰も、それを言わないのが個人的には一番の不思議だったりします。
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