2018年2月28日

暇潰し

もしかしたら「~潰しシリーズ」になるのだろうか(笑)。毎日新聞が、こんな記事を掲載していたんですが、何か以前も聞いたことがあるなぁと思っていたら、以下略ちゃんの所で去年取り上げられていた話題。「UFOが存在するどうか」が問題では無く、その内容にかかわらず一旦質問主意書が提出されれば、内閣は七日以内に閣議決定をして答弁書を出さなければならない仕組みがあるから。詰まり、「下らない閣議決定をしている」という事は、そうなるような「下らない質問主意書が出される」からで有り、その殆どが野党からの物という事をちゃんと伝えないと、本当の意味が伝わらない。

特に今回のUFO話は、もう以前にも質問された内容であって、それをどう言う理由か蒸し返しているわけで、もうそれだけ野党は暇なのかと小一時間。今働き方改革が問題になっているけれど、役人にしてみてもこんな質問を連発されて、それに対して後から突っ込まれないような回答を準備して、それを閣議決定して回答したら「何だ、そのくだらない回答は」と言われてしまうわけで... 国会を暇潰しの場にして居るのであれば、とっとと退場して欲しいなぁ、こう言う人達には。しかし不思議なのは、こんな人達にも選挙となれば投票して当選させるだけの支持者がいるという事で、それが世の中の不思議さなんだろうか。まぁ、人の体の中には一見悪さしかしないようなものとか毒になりそうな物が入っていながら、それらが存在するからそれに対抗する機能が発達して健康とか長寿と言う事にも繋がるらしいけれど、そういう意味では「必要悪」という物は本当に必要なのかも。とは言っても、やはり無駄は無駄だよなぁ...

考えてみたら、国会議員なんて言うのは裁量労働制のトップに位置する職種なわけで、給料以外にも政務調査費とか特典もある。それでいて、拘束時間が有るわけでも無く、一番の仕事の場である国会だって欠席しても首にならない。裁量労働制に反対している人達が一番裁量労働制の恩恵を受けていると言う矛盾を、是非何処かで追求して欲しいところです。

選手支援

平昌冬季五輪参加メンバーが帰国し、解団式を経て落ち着く間もなくメディア対応をしていた昨日一日。当然ながら、サポート企業に対しての挨拶は欠かせないわけで、そんな一人が羽生結弦選手のANA訪問。オリンピックを狙える選手なら、国内国際線移動も多いだろうから、航空会社としては重要な素材だと思うんですが、ANAは卓球の福原愛選手、水泳の瀬戸大地選手、そしてスケートの羽生結弦選手の3人なんですね。ちょっと意外。

JALもスポーツ選手支援をしているけれど、ゴルフの錦織選手を中心にゴルフ選手が多いのと、パラリンピック選手も含まれていて、その他の競技支援もしていて、流石にこのあたりは腐っても鯛と言ったら失礼かもしれないけれど、JALですよねぇ。実は、昨日の夜に女子カーリングメンバーが女満別空港に到着したときに、JALの縫いぐるみとか持って出てきたけれど、あれはチームとしてJALの支援というかスポンサーシップを受けていたからで、企業スポンサーという事ではなかったのか。だから、記者会見の時にもあまりJALが前面に出ていなかったんですね。

航空機の移動は、海外遠征が多いと時間も掛かるから出来るだけ有利な条件で支援を受けたい。ただ、それなら、ヨーロッパ中心なら欧州系、アメリカ中心なら米系が有利だけれど、海外の会社から支援を受けるのはなかなか難しいだろうなぁ。ところで、ANAからのご褒美はファーストクラスの往復チケット家族分だそうですが、記事の内容を見ると行き先は未定のオープンチケットの様ですね。羨ましいけれど、マイルがつかないだろうしなぁ... (マテ-笑)。やっぱり羽生選手もAMCメンバーなんだろうか。そこが一寸気になる(笑)。

2018年2月27日

穀潰し

多くある調査のうちの一つの結果ではあるけれど、「希望」が無くなってしまった「希望の党」の支持率。昨日の国会中継でも、当初の玉木氏が激高気味に発言していたけれど、ああ言うのを見ると「結局は、元民主党、元民進党」という諦めの気持ちしか生まれませんよね。それで何か国民のためにプラスになる物が生まれるならまだしも、結局は彼らは対案を主張するわけでも無く、やらせようとすることは「やらせないこと」なんですから。何のために、お金や時間を費やしているのか、分かっているのだろうか。

予算案も、当初の予定よりも遅れたけれど、そのまま通過しそうだし、それって野党が反対していた諸々の与党側政策を認めることになるわけで、結局は彼らのパフォーマンスに付き合わされた我々が迷惑を被っただけ。追及は無しだって、元々はモリカケだったのが世間の風向きが変わると、今度は香典問題になり、それも身内にブーメランが来ると、働き方改革の調査がずさんだと言い始めるも、その調査の始まりは民主党の野田政権時代の小宮山大臣時代と分かると、多分失速するんでしょうね。

仕事もせずにぶらぶら居候している人のことは「穀潰し」というけれど、それに近いような存在だよなぁ。本来労働者の見方であるはずの野党が、賃上げの話はせずに逆に「賃上げしろ」と要求する与党に対して文句を言うなんて、漫才でも採用しないようなネタじゃ無いだろうか。今回の労働時間の調査にしても、集まった数値を恣意的に操作したなら問題なのに、元々の調査したときのデータ(記入値)がいい陰な所があったという話。これって、調査とかアンケートの時に良くある話で、結構適当に記入する場合も有るし、設問によっては勘違いする場合もある。だからこそ、より正確な内容を収集したい場合は、良い形か雪面の場所を変えたりして、複数の設問から本来の値を収集して精度を上げたりするわけで、そういう誤差は必ず含まれるも。それを統計的な手法だとか、他のデータ等から補完して、より実際に近い状況を推測するわけで、100%正確で無いから信用できないというのは明らかに言いがかり。それなら、彼らだって新聞とか週刊誌などのデータなんて理由にして質問できないわけで、本当にご都合主義だと思う。

で、野党は、金曜日に、厚労省は土日も仕事をして月曜日の朝一にデータを持ってこいと要求。をぃをぃ、それって自分達が指摘している「過労死」の手前なんじゃ無いのか。だから野党は信用されない。今の安倍政権が、多くの国民が支持しているのは、安倍さんの仕事ぶりをみんなが支持しているのでは無く、それ以外の特に野党が政権を担ったら、昔以上に悪くなるから消去法で選択しているだけ。だからこそ、より経済が良くなり生活が良くなる提案をすれば野党を支持する人も増えるだろうけれど、そんなことは一切せずに単に与党を倒すことしか時間を費やさないから、一向に支持が広がらない。そんな素人にも分かるような話を分からない人達が国民の代表として国を動かそうとしている事って、ある意味悲劇であり危機であり最大の問題点だと再認識しますね。

身内の庇い合い

フェイクニュース撲滅を目指す「インターネットメディア協会」なる団体の設立準備会が発足という記事。その趣旨は良いとしても、設立団体のメンバーがねぇ...

一応「インターネットメディア」といいつつも、既存の新聞社、出版社などのメディアや媒体も大賞として情報発信のガイドラインを制定するそうだけれど、それならもっと第三者のメンバーを入れないと、無意味なんじゃ無いの。

さらに言えば、このメンバーになっているメディアは、仮にフェイクニュース、あるいは誤報が自らの媒体に発生した場合、どの様な対策なりペナルティを課するつもりなんだろうか。自らにより厳しい規準を設定してこそ、彼らの存在意義も認められるし、他者に対しての意見を言う権利も生まれると思うのだけれど。とあるTLに「泥棒が泥棒対策の協会をつくるようなもの」みたいな書込があったけれど、まさにそんな感じ。BPOが、どれだけ役に立たないかを散々見てくれば、この団体に対しての木立もそれを宇回ることは無いだろうなぁ。一番困るのは、これが変な権威付けになって、ますます歪みが増長されること。実再テレビとかレガシーメディアで生まれていることの二の舞になりそう。

2018年2月26日

裁量労働制

ここの所、いろいろと話題になっている「裁量労働制」。自分も、もう10年以上も「裁量労働制」で勤務していて、まぁ色々大変なこともあるけれど、助かることも多くて個人的にはこう言う制度を運営してくれている会社に非常に感謝しています。ただ、実際こう言うシステムの中で仕事をして居ると、裁量労働制に合う職種や職業もあるし、そうでは無いこれまでのような定時労働制が必要な仕事もあるわけで、今の議論はそれらを一緒くたに話をして混乱しているなぁということ。

まず、会社側が意識改革をして、会社の利益を最大化すると共に、効率化することで従業員の労働効率を最適化するにはどうしたら良いのか、と言う根本の問題をしっかり認識して考えないと何も解決しないですよね。例えば、大量生産で薄利多売のビジネスモデルなら、例えば製造機械を24時間動かすのが一番効率よくて、その為にはシフト制を入れたり、機械化するなりという方法が必要で、その場合は定時労働制で残業とか過重労働などを防ぐ話が必要なはず。一方で、何か製品をリリースするとか、サービスを提供するような場合は、最終的な結果が評価されるわけだから、何時間仕事をした事では無く、どれだけ達成したか、という結果重視のモデル。だから、既存の時間評価の仕事で結果だけのシステムを合わせようとするから、話が通じないわけで、そこは会社としての仕事の仕組みを変えるなり評価システムを変更するなりという事も含めて考えないと、正直無意味な議論だと思う。

ただ、一般論として、今の日本ではなかなか単純作業で時間当たり幾らと言う仕事は減ってきていると思うし、これまでそう言う仕事をして居た職種業種会社であっても、より付加価値の高い仕事に移行しないと、どんどん海外の安い人件費の会社に負けていくと思うんですよね。結局定時性労働のビジネスモデルは、人件費でコストダウン出来ることが一番の武器になるわけで、そこを日本国内で解決するのはなかなか大変。だから、これまではそう言う仕組みの仕事であったとしても、逆に量では無く質でビジネス出来るような仕組みに変えることを考えないと、先ず会社として仕事して存続できない出来ないし、それが出来れば裁量労働制を入れることでよりゆとりが生まれたり、定時労働制であっても残業が減るとか提示で上がれるとか、そういう話が生まれてくると思う。

本来「裁量労働制」の話というのは、日本の労働システムを改善する色々な切っ掛けになる話だと思うのに、やれ調査データがおかしいとか、モリカケが堂とかと関係無い話で潰そうとしているから、結局現状よりも悪くなることはあっても良くなる機会を自ら失っていることになります。自分自身は、後数年で定年退職となり、そういうシステムとも無縁の立場になるんだけれど、それでもこの30年余りのサラリーマン人生を考えると、それこそ月に何時間も残業をしたり徹夜をして居た新入社員の頃から、今の自分で目標(KPI)を設定して、それで給料が決まる裁量労働制のシステムまで、凄く勉強になったし、日本のこれからを考えると、もっと効率化してもっと高品質のアウトプットを出さないといけないと切に感じます。勿論、裁量労働制が一番のシステムでは無く、それを実際に運用してまた新しい問題も出てくるだろうし、日本の経済活動としてさらに別の方向性も必要になるだろうから、10年20年過ぎたらまた色々な議論が出てくるはず。それが健全な話で、そういう「成長・新陳代謝」を否定している様な現状というのは、一番拙い状況だと思いますね。そう言うことを野党には是非自覚して欲しい。

一人独裁

中国の習近平体制が、任期制度撤廃を目論見、次の全人代で憲法改正をして毛沢東元国家主席並みの独裁体制を作り上げようとしているという記事。日本では、安倍第二次政権の長期化に野党が批判を強めているけれど、少なくもと日本では選挙で選ばれた国会議員から選択されているシステムだし、安倍さんにしても一度失敗してからの二度目の政権なわけで、仮に問題があれば二度目は無かったはず。運が良かったのかもしれないし、その前の民主党政権の余りの酷さに誰でも良いという投げやりな選択だったかもしれないけれど、それでもその後何度も選挙を経ても多数の支持を維持しているわけで、それはシステムとして健全な証拠。一方で中国は、憲法改正までして個人に権力を集中させようとしているけれど、日本で改憲反対を言っている人達はこう言う隣国の姿勢に対してはどう考えているのか是非聞いてみたい。だいたい二本の野党にも、20年近く党首が替わらない政党もあるわけで、やはり共産主義って言うのは独裁下に繋がるのねと妙に納得していたりして。

独裁国家というのは、政治的にも経済的にも未熟な国とか全体を把握しやすい規模の小国で生まれやすいものという理解だったけれど、GDP世界第二位、日本の倍もの規模の国が、さらに13億人の人口を抱える国が、一人の代表者の全権で運営されるというのは、それが正しい方向を見た物ならば良いけれど、一寸ベクトルがそれるととんでもない話になりそう。これが100年位前の話なら、国内で内乱が発生して内部崩壊していくんだろうけど、今の中国はその点の締め付けも大きいわけで、ある意味「寄らば大樹の陰」と歓迎するのかもしれない。

普通ならば、そういう歪みがどんどん溜まると、国民の不満が爆発して崩壊すると思うのだけれど、中国の場合は歴史的にそういう状態が「普通」で、だからこそそういう状況の中上手く生きぬ楠部みたいな物が多分あるんでしょうね。自分達にとって「都合の良い社会」が「良い社会」という認識は、その都合の良さがどの様な制限なり限界の中で作られた物であっても、自分が生きるために満足ならばそれで良しという仕組みに慣れてしまっているんでしょうね。

世界トップクラスの武力と経済力をもち、さらに多大な人口を有して影響力の大きい国が、それを武器に自らの意のままに世界の中で振る舞い始めたとき、今日本の与党相手に「政治ごっこ」をしている野党の皆さんは、一体どの様な方法で日本のために仕事をしてくれるのだろうか。「話せば分かる」と行って、相手の前に進んで説得してくれるんだろうか。多分、何もしない・出来ないで、これまでと同じように与党政権を批判することしかしないんでしょうね。「説明が足りない」「誠意が無い」「国民は納得していない」とかいって。そういう無駄飯食いは、確かに日本の政治の欠点だと思うなぁ。それを無くすためになら、一瞬でも一党独裁ならぬ一人独裁が誕生してもいいかも。兎に角、自分のための政治では無く国民のための政治をする野党なり、与党の勢力なりが生まれて、毎日真剣な政治をして欲しいなぁ。

まだパラリンピックが残っている

日本選手の活躍が目立った平昌冬季五輪が終了。ジャンプとか複合とか、やや物足りない種目もあったけれど、メダル数でも冬季五輪最多となり、次の冬季オリンピックに期待が膨らむ結果になったような気がします。で、予想以上に熱狂したオリンピックだけにこの揺り戻しが心配なわけで、3月に入れば今度は平昌パラリンピックが始まります。オリンピックの成績を受けて、もっとパラリンピックも盛り上がるべきだと思うけれど、正直そんなニュースや記事は見かけない。

私がパラリンピックに嵌まったのは、長野冬季五輪の時に「スレッジアイスホッケー」の試合を見たときからで、あれって別に足が不自由な人がやるアイスホッケーではなくて、完全に一つの競技としてスピードとパワーが凝縮されたスポーツだと感じました。それ以外のスキー種目とかも、手足が不自由だから代替で器具を付けて行うのでは無く、オリンピックの選手が自分の体型に合わせて器具を調整するのと変わらないんじゃ無いかという気持ちを強く受けました。だから、純粋に競技として面白いし魅力がある。惜しむらくは、どうしてもオリンピックの後に開催されるから注目度が下がることなんですよね。これは冬季だけで無く夏の大会も同じ。理想は同時に開催すれば良いと思うけれど、そうなると運営の難しさや滞在期間が長くなるなど経済的な問題も生まれるのかもしれないけれど、でも本来はそうあるべきのような気がする。

と言うか、パラリンピックを先ず開催して、それに続けてオリンピックをする方が、パラリンピックに対しての注目度も上がるし、オリンピックに対しての期待度も上がるだろうし、せめて順番をひっくり返すだけでもかなり印象が違うのではと思うのだけれど。いずれにしても、また日本選手の活躍は勿論、激戦・熱戦の再現を見てみたいですね。それが東京五輪に繋がるかというと... 今の東京ではなぁ...

2018年2月25日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

SPG系列6滞在目は、翌日のAMC修行のために金曜日の仕事終わりに宿泊。三週間ぶりの滞在。夕食をどうしようかと思ったんですが、前回は酷い目に遭って、その後何だかんだで調子も悪いので、この日は大人しく食べることに。チェックイン後、部屋に入って一服してから、ラウンジに寄ろうか迷いましたが、翌日そこそこ早く起きないといけないので、さっさと飲み食いして寝ること優先にしようと決めて、そのまま3Fのバーへ直行しました。

まだ19:00前だったので結構空いていて、ラッキーでした。何時もなら白ワインから入るんですが、この日はそんなにヘビーに飲まない予定だったのと、北海道フェアということで北海道の地ビールをプッシュしていたので、その中からダークビールを選択。なかなか美味しかったです、肴も、北海道の珍味のセットとかシシャモとかあり、北海道繋がりでお願いしたんですが、こちらは一寸今ひとつでした。日本酒なら良いもしれない、ご飯のお供なら良いかもしれない、という感じ。

その後、小樽のビールを頂き、その後は肴の珍味に合わせて、北海道の昆布の焼酎とか、ジャガイモの焼酎とか、初めての焼酎を堪能。もう少し何か食べたいなと思っていたんですが、隣に座った人がタバコを吸い出したのでとっとと退散することに。結果的に、腹七分目位のアルコールと食事具合で、最近では一番健康的な飲みだったかも。

翌日も早めに出発する必要がありましたが、06:00からラウンジで朝食が頂けるので、ほぼオープンと同時に入り、何時もよりも軽めに少しいただき完了。予定通りチェックアウトした所までは良かったのですが、フロントで何故かVISAカードがスキャナーと相性が悪いのか、何度もやり直していて少し時間が掛かり、京急の羽田的の時刻に遅れそうになりました。

これで2月の滞在は終わり。月2滞在が目標のSPG系は、6滞在と良いペース。3月、4月は2回でずつ予約済みですが、5月以降の予定が入っていないので、6月までは折返しの15滞在位迄は進めておきたいところ。まだまだ道は長い...

Leg#4: HND-OKA/-HND

先週に続き、今週もAMC Diamond修行。今回は、前回と異なり金曜日の夜仕事帰りに宿泊して、翌日早朝のフライトで沖縄へ飛び、そのまま羽田に戻ってくるパターン。一番効率が良いパターンではあるけれど、午後早めに戻ろうと思うとそこそこ早朝のフライトにしないといけないし、となると幾ら土曜日の朝とは言え一寸辛い。何時もだと、ついつい金曜日の夜に飲み過ぎてしまい、翌朝結構大変な思いをして出発するんですが、この前日金曜日の夜は、プレ金一周年という記念すべき日でありながら、そんなことはすっかり忘れてしまいました。ホテルにチェックインをして、ラウンジに寄ろうかと思いましたが、とっとと飲み食いして早く休みたいという事で、そのままホテルのバーへ。化来る飲み食いをして、20:00頃には部屋に戻り、そのまま翌日の目覚ましをセットして休みました。

1) HND 08:40 - OKA 11:35 (NH467)

朝の6:00から始まるラウンジの朝食を、速攻で摂取し、その後片付けたりしながら07:00にはチェックアウト。何故かフロントのカードリーダーが不良だったのが、クレジットカードのスキャンが通らずヤキモキしましたが、予定通りに京急の羽田行きを横浜駅で捕まえて空港へ移動しました。

空港に到着したのは、丁度出発の1時間前位。多少は余裕があるかなと思ったら、出発ゲートがラウンジとは反対側北ピアの付け根53番ゲートということで、余りゆっくり出来ません。とは言っても、既に朝食は食べているので、ラウンジでは冷たい緑茶を頂きながらメールチェック等をして時間を潰し、搭乗開始予定時刻の10分位前にゲートへ移動を始めました。ラウンジを出て反対側まで歩き、ゲート前に到着したときには既に優先搭乗が開始されていて、AMC Diamondの搭乗も始まっていました。そそくさと機内に入ると、ほぼ満席状態。ドアクローズは定刻ちょっと過ぎくらいでしたが、そこからなかなかプッシュバックが始まらない。10分程して機長のアナウンスが有り、搭載する荷物の積み込みが遅れているので後10分位掛かるという説明。結局ゲートからプッシュバックが始まったのは09:00過ぎで、さらに誘導路も混雑していて、D滑走路のRW05に到着したのは09:30頃でした。この時点で那覇空港到着予定時刻は、定刻11:35から15分遅れの11:50とアナウンスされましたが、ちょっと微妙なところです。

暫くしてミールサービスが始まり、朝食とは行ってもサンドイッチとオードルのような簡単な内容のもの。サンドイッチだったので、飲み物でコーヒーをお願いしたんですが、何故かトレーにデフォルトでセットしてある湯飲み茶碗を取り上げてギャレーに行くと、暫くしてそこにコーヒーを入れて持ってきました。因みに、隣りの男性も食事後にコーヒーをリクエストして、私のところとほぼ同じくらいのタイミングサーブしたんですが、こちらは紙コップなんだよなぁ。湯飲み茶碗でコーヒーを飲むというシュールな体験でした。なんか変だと思う。

その後パソコンを取りだして機内ネットに接続しようとするんですが、最初の認証画面がで無い。何度やってもリロード掛けても、ぐるぐる回るアクセス中の表示だけ。エアショーなどは表示されるんですが。結局フライト中ずっとやっていましたが、アクセス出来ませんでした。前回もそんな感じだったなぁと、この時は機体を降りたんですが、後でラウンジにいたときに、この機体の戻りのフライトNH464便の案内で「この機体はWi-Fiが故障して居て利用出来ません」とアナウンスをしているのが聞こえてなるほどと納得。それならそうと機内アナウンスで言って欲しい買ったのですが...

フライトは、那覇空港の混雑のためか、やや大きめに沖縄本島を時計回りに回り込むようにして、RW36へアプローチ。タッチダウンしたのが12:00少し前で、そのまま32番ゲートに入りましたが、その時には12:00を過ぎていました。気になるのは、このフライトの後に羽田を出たNH995便。外に出て到着便の様子を確認すると、12:15到着予定が12:18になっていて、ほぼ定刻通り。となると、戻りのフライトは逆転する鴨などと思いつつ、遅れたので外で昼食は摂らずに、そのままラウンジに向かいました。

2) OKA 13:05 - HND 15:20 (NH996)

お昼過ぎで空いているかなと思ったら、ほぼ座席は埋まっている状態。それでも一番奥の椅子が空いていたので、そこに荷物を置いて、シークァーサーで一服します。戻りのNH996便は、到着が数分遅れでも、出発は予定通り13:05ということで、20分位前にラウンジを出て33番ゲートへ向かいます。12:50から、幼児連れなどの優先搭乗が始まったんですが、ポディアムのゲートは通過しても、その奥まだ機内に入れないのか、ずっとそこで立ったままです。結局10分位そんな状態が続き、やっと機内に入り出したところでAMC Diamondの優先搭乗が始まったのは13:00頃。それでも、普通席の乗客が少なかったのか、ドアクローズは13:05少し過ぎくらいでした。

定刻通り出発かと思ったら、なかなかプッシュバックが始まらない。やっと動き出したのは13:20頃で、そこからRW36へ移動開始です。ここではそんなに待たされませんでしたが、離陸したのは13:30頃で、羽田到着は15:30頃というアナウンスでした。

この機体、実はC-3POのスターウォーズ塗装機。機内に入るときには、入口に立っていたCAさんが、ヨーダの人形を持っていたり、安全ビデオの前には、C-3POの挨拶が音声だけ流されたけれど、何か中途半端。音声だけで映像ないんだもん。降りるときも、やはりヨーダの人形を持ったCAさんが立っていたり、スターウォーズの絵はがきをくれたりしましたが、今ひとつな印象でした。ただ、C-3PO機だからか機内Wi-Fiはこれまでで一番スムースに接続出来利用出来ました。やはり、機体によってコンディションの善し悪しがあるんだろうか。

Wi-Fiが利用出来たので、2時間ほどのフライトもあっと言う間。房総半島を横切って、この日は久しぶりにB滑走路のRW22へ着陸したのは、15:30頃。ところが到着ゲートは反対側の72番ゲートというのでガッカリ。A滑走路を越えたところで左折して南に向かい、再びA滑走路を横切って、2タミの南ピアに到着。丁度南ピアの付け根当たりは、新しい国際線ターミナル施設の建設工事が始まっていて、隣りの73番ゲートなんかはボーディングブリッジ部分が取り外されていてビックリ。二年後には、ターミナルのこの当たりの風景もかなり変わるんでしょうね。しかし、国際線が二箇所になると、間違って混乱しそう。せめて、2タミの国際線部分と今の国際線ターミナル(将来的には3タミ?)を直接接続する連絡バスみたいな物を動かすんだろうけど。

往路、復路、どちらも遅延しましたが、そんなに大きな影響目無く、無事に予定していた新幹線に品川から乗車でき帰宅。今のところ順調に、AMC修行が進んでいます。(続く...)

2018年2月24日

道義的責任は?

朝日新聞の慰安婦報道に関しての裁判で、勝訴が確定したと誇らしげにツイートする朝日新聞広報アカウント。確かに、その報道でどれだけの被害が被告側に会ったかは認められなかったかもしれないけれど、これを持ってして朝日新聞がその報道内容に虚偽の内容があり、多くの誤解を招いた事実まで正当化されたわけでは無く、そういう意味では朝日新聞にはメディアとして「道義的責任」が有るはず。それまでも贖罪されたらと言いくるめて終わりにしようという態度と認識に腹が立つなあ。だいたい、日本語版では謝罪したことを英語版など海外に対して一向に実行していないわけで、同じような事を別の企業なり別の業種の企業が行ったら、朝日新聞はそれを良しとするのだろうか。

自らも、自社の報道に対して気にくわない書籍に対してはスラップ訴訟まがいなことをやっているくせに、逆の立場になると言論の弾圧とか言い出すし。第四の権力、公共の新聞を謳うのであれば、こう言う訴訟を起こされること自体を恥と思わないといけないはずなのに、勝ったから良しというのは変では。それならば、今の与党安倍政権は国民から支持を得て政権運営をしているわけで、そういう意味では選挙で「勝ったから良し」のはず。朝日新聞が得意な「マイノリティーに優しく」と言う事を考えるのであれば、例え自らの報道が正しかったとしても、それに対して不利益を感じる人が存在するのであれば、その少数意見を聞くべきではないの?!

大手新聞社を代表に、所謂レガシーメディアの存在価値あるいは立ち位置というのは、ほんの10年20年で大きく変わってきているわけで、その最大の理由はネットを通じて「生の情報」がどこにでも誰にでも流れていくこと。これまでは、オリジナルが不明だったから、レガシーメディアの報じる情報が統べてて有り、そこに某かのバイアスが掛かっていることは理解していても、その度合いまでは分からなかった読者は、今ではちゃんと比較して評価できる立場になっている。そこに、旧態依然の内容と仕組みで未だに情報発信を続けているレガシーメディアはもっと危機感を持つべきだし、そうであればこんな「ざまあみろ」的な発言なんて、間違っても出来ないはずなんですけどね。だからこそ、レガシーメディアは滅び行く恐竜と同じような印象を受けるのかもしれない。

ギャンブル依存症

いかにもごもっともらしいご高説をぶる毎日新聞の社説。「2000円は安すぎる」「月8回の入場回数は、6回のシンガポールよりも甘い」と書いているけれど、それなら無料で何度でも入場出来る、公営ギャンブルに街角ギャンブルのパチンコ・スロットの類はどう考えるのか。社説中に過去の記事へのリンクがあるんですが、その中にパチスロでギャンブル地獄を経験した女性の記事が含まれているのに、です。

本当にギャンブル依存の対策をしたいならば、

  1. 入場には個人を特定できる「マイナンバー」登録を必須条件にして、全てのお金(賭け金)の動きを把握する
  2. ギャンブルの結果は全てその「マイナンバー」に紐付けされて、一定以上に負けが込みそれでも継続する場合は強制退去させる。一定期間の入場を拒否する。
  3. 賞金には、その場で課税をして徴収する。その代わり確定申告などは不要とする。
位のことはやらないとなぁ。ただ、この場合でもマイナンバーを持たない訪日観光客などがのめり込みすぎて破算する可能性もあるから、その対策は別途必要かも。パスポートの番号をマイナンバー代わりにして、上記のルールを適用させるとか。

というか、新しくできるであろうカジノの心配の前に、先ずは既存のパチンコ・スロットに公営ギャンブルの対策を先ずしろよだな。公営ギャンブルは、一応「公営」と名乗りつつも、例えば芸能人などが「年間何千万すった」とかいうほどで、単位は異なっても一般利用者だって同様の人は多いだろうし、それで家族が苦労している場合も多いだろうし、こちらだって対策するべき。でも、負けが大きくなってくれないと、運営側の利益が減るわけで、だから運営側としては余りこの手の予防対策はやりたくないだろう。ましてや、パチンコ・スロットなんて、一私企業の運営なんですからね。あの、日本のことは何でも真似て起源を主張する韓国でさえ、パチンコは依存性が高いとして禁止されているわけで、そんなものを日本だけで続けて行くことの方が間違っていると思う。まぁ、そんなことは百も承知なんだけれど「いゃ、パチンコはギャンブルじゃ有りません、遊戯です」とかいうんだろうなぁ。

IR法案というのは、別にギャンブル・カジノだけの話では無く、コンベンションセンターとか複合的なレジャー施設の集合体のはずで、カジノもあくまでその中の1つのはず。カジノだけで収益を上げるのでは無く、全体として利益が出る構造にしないといけないのに、何故かカジノの話ばかり中心になって、実際に運営が始まったら失敗するんじゃ無いだろうか。少なくともカジノの現状を論じるのであれば、先ずは「街角ギャンブル・カジノ」の話をちゃんとして欲しい。

T470s大改造作戦

年始めに、オフィスマシンを更新して一月余り。内緒でごにょごにょしていたパーツが届いたので、大改造作戦を決行(笑)。外観は全く以前と変化ありませんが、内部的にはかなりパワーアップしました。1つは内蔵メモリーの増設。元々は、マザー直付けの8GBメモリーでしたが、流石にこれでは少々厳しい。使えないことは無いのだけれど、起動動作がもっさりします。で、DIMMスロットが1つ空いたままなので、DIMMを発注。最初は内蔵に合わせて8GBにしようかと思ったんですが、どうせなら最大メモリーにと16GB DIMMを手配。二つ目は、内蔵SSDの拡張。元々は256GB M.2 SSDで、まあ足りてはいるんですが、システムとデータで2/3位はあっと言う間に消費。今後の事を考えると、ちょっと心許ない。そこで、ごにょごにょして、512GB M.2 SSDを発注。容量を倍増することにしました。ということで、昨日は仕事そっちのけで改造作業です(笑)。
  1. まずは外付けUSB 2TB HDDを用意して、データのバックアップ。私は、もう30年以上もパソコンのHDD/SSD区画を、C:ドライブ=OSとシステムのみ、D:ドライブ=仕事や個人データ、という振分をしています。ですから、D:ドライブだけバックアップすれば、後は何とかなる状態。そこで、80GB位あるD:ドライブの内容をUSB HDDにバックアップ。
  2. ここで、フリー版のEaseUS Todo Backupをダウンロードしてインストール。インストール後は、EaseUSからUSB メモリーに起動用のイメージを作成して、USBブート出来るように準備します。ここでWinPE版にしておいたのが、後で助かりました。
  3. システムをシャットダウンをして、作成したUSBから起動。この時、データ(=SSDバックアップ)保存のために、USB HDDも接続しておきます。
  4. USBから起動すると、EaseUSが自動的にスタートするので、ここからバックアップを選択して、外付けUSB HDDに現在の256GB SSDの内容を、そのままバックアップします。所要時間は30分位かな。
  5. システム(=T470s)をシャットダウンをして、裏蓋を外し、16GB DIMMの増設と、元々の256GB M.2 SSDを外して、新規の512GB M.2 SSDを装着。再び裏蓋を戻して、電源と起動用EaseUS USBキー、USB HDDを接続しておきます。
  6. 電源を投入して、一度BIOS Setupの画面に入り、増設したメモリーとSSDが認識されていることを確認。ここからシステムを再起動して、USBメモリーから起動します。
  7. USBから起動して、EaseUS Todo Backupが起動します。ここから、USB HDDに保存してあるバックアップイメージをリカバーするんですが、画面からリカバーのメニューが見当たらない。よくよく見ると、小さなリンクでリカバリー機能が表示されていました。ここから、USB HDDのバックアップイメージを選択します。
  8. ところが今度は、入替た内蔵SSDがEaseUSから認識されない。多分新品のSSDなので、区画設定しておかないと認識されずに駄目なんですよね。さてどうしようかと思ったら、起動しているEaseUS Todoの"Tools"メニューからWindowsのコマンドプロンプトが起動出来ます。USBキーを作成するときに、WinPEで作成していて助かりました。
  9. コマンドプロンプトに入り、ここから"DiskPart"コマンドを実行して内蔵ストレージの状況を確認します。入れ替えた512GB SSDはDisk 0として認識されていますが、未区画設定のまま。そこで、Diskpartからコマンドを実行して、Disk 0の512GB SSDに基本区画設定をしてActiveしてコマンドプロンプトを終了します。
  10. 再びEaseUS Todoのメニューに戻り、もう一度バックアップイメージを選択して、ターゲットのリストを表示すると、今度は内蔵の512GB SSDが認識されています。これを選択して、リカバリー開始です。
  11. OS等のC:ドライブと、データのD:ドライブ、両方で200GB近くあったのでリカバリーにも時間がかかりますが、それでも40分位でリカバリー完了。一度システムをシャットダウンをして、接続していたUSB HDDやUSBキーを取り外します。
  12. パソコンの神様にお祈りしてから(笑)、T470sの電源をON。Windowsのロゴが表示されて、起動は無事に完了しました。ただ、その後MS OfficeのExcelとかOutlookを起動すると「認証されていません」と表示されますが、取りあえずそれは無視して「ディスク管理」を開きます。
  13. 元々のSSDが256GBで、今回は512GB。その為、512GBの後半は未区画のまま残されています。そこでディスクの管理からD:ドライブを最大に拡張。システムを再起動します。
  14. 無事に再起動し、元々のアプリ類も取りあえず問題無く起動されます。MS OfficeやWindows10も、ここで社内認証されたらしくて、「認証されていません」のメッセージは表示されないし、アプリを起動して確認しても認証されています。これで一安心。
  15. DIMMやSSDの交換作業なども含めて、3時間ほどで無事にオフィスシステム大改造作戦が完了しました。
流石にメモリーをかなり奢ったので、動作は予想以上にキビキビ。ブラウザーなども、キャッシュの関係か以前よりもスカスカ動作します。SSDも、200GB以上まだ余裕があり、これまで空き容量が少なくて外付けのUSB HDDに保存していたデータを戻しても十分に余裕があります。

WindowsXPとかWindows7の頃にも、同じようにシステム移行を何度もやりましたが、それよりも今回のWindows10の方が楽なような気がします。データ量が増えているので、高速の外付けHDDを使用してもデータコピーの時間は掛かるけれど、それも含めても予想以上に簡単にあっさり移行できて拍子抜けするくらい。しかも、フリーのバックアップ/リストアーツールで完了するので、おサイフ的にもやさしいし。思わず、「いぃ時代になったなぁ」と感じる移行作業でした。

2018年2月23日

キャッシュレス時代

日本の「現金主義」は、最近よく聞かれる話題の一で、自分も過去色々思うところは書きためてきたけれど、よくよく考えてみたら「現金」と称している紙幣や硬貨にしても、「現金」という名前の交換用手段の一つなわけで、そういう意味では物理的なフラグなのか電子的なフラグなのかの違いしか無いよなとも思ったりして。とは言っても、日本で現金が無くならないのは、中小の商店とか昔からの様々な販売店で、電子マネーを導入する敷居が高いからで、さらに言えばその種類の多さも障害になっていると思う。例えば、政府なりが無料で電子マネー用端末を、希望者には全員配布するような政策を始めたら、一気に現金利用頻度は下がると思うけれど、その為には手数料の低減とか端末の通信費とか、そういう所に優遇策を設けるとか、さらなる施策も必要だけれど。

東京2020で、一気に訪日観光客が4000万人時代になり、日本での金銭支払に大きな問題が発生すると言われているけれど、単に電子マネーかするだけでは駄目で、訪日客でも利用出来るシステムが必要。一番段純菜のは、VISAとかMasterCardとかAmexとか、カード決済が出来るようにするべきで、それこそ今のSuica並に店頭でスキャンしたら終わりくらいの簡便さが無いと駄目だろうけど、日本人も利用するカードなら店舗側の抵抗も少ないかも。一時、中国の銀聯カードか流行ったけれど、あれは中国人観光客が多い場合は有利なんだろうけど、それ以外の観光客が利用することは少ないだろうし、余り店舗側に導入メリットはないようなきがしているんですけどね。

VISAとかMasterCardの電子マネーシステムも、日本で既にSuicaとかiDとかEdyが普及しているから、そこに割って入るのは大変だと思う。それこそ、JCBとAmexが提携しているように、既存の電子マネーシステムと相互乗り入れが出来れば一番良いんですが、仕組みが違うからそれも大変だろうし。そういう意味では、クレジットカードをもっと上手く利用して、訪日客の利便性を高める仕組みを考えるのが一番のような気がしますね。最近では、iPhoneにリーダー付けてスキャナーに出来るわけだし、少額決済ならサイン無しというところも増えてきているし、結構そちらの方が脈がある気がするんだけど。

QRコードを利用した決済も、Line Payとかも出てきているけれど、結局はQRコードを表示させるまでが面倒で、Suicaとかの電子マネーを既に経験している人間からするとまどろっこしい。あれはあれで、システム導入の敷居が低いとかメリットも理解出来るけれど、実際に利用するがわからすると面倒な気がするんですけどね。あれなら、電子マネー、あるいはクレジットカードをスキャンさせて署名無しで決済の方が速いし簡単だと思う。強いて言えば、デビッドカードと組み合わせて、銀行系でああいう簡易決済サービスを作ったら結構当たるかもしれない。わざわざデビッドカードを持たなくても良いし、自分の口座で決済するから管理もしやすいし、販売する側も銀行という与信系があるから安心だろうし。いずれにしても、中途半端に電子マネーが普及している日本だからこそ、なかなか新しい決済手段が普及するのも難しく、そういう意味では既存のシステムに相乗りするとか、相互乗り入れするとか、そういう形で別の特典がある決済システムを成長させないと、なかなか現状は打破できないでしょうね。

成田保安検査場

成田空港の1タミ、2タミの保安検査場を刷新するという記事。面積が二倍になるのに、増設されるレーン数が43箇所から49箇所と1割一寸の増加なのは、記事の写真にあるようにレーンの長さが伸びるからだろうか。「スマートセキュリティ」の何が「スマート」になるのか分からないけれど、検査時間が短縮される分、検査済み荷物が滞留するので、その場所をひろくとるというはなしだろうか。本当は、一つのカゴに全部まとめて入れて、まとめてスキャンしてくれれば良いんだけれど、自分の場合は、カバンにノートブックパソコンに液体にと、裁定でも三つはトレーが必要だし、今の時期だとアウターも増えるし。それだけで四つくらいのトレーを流し込んで、それを反対側で受け取って、あたふたしながら進まないといけない。そう言うことを考えると、広さが二倍になってもレーン数がそれ程増えないのは仕方ないか。しかし、この絵を見る限りでは、検査レーンの長さが今の倍以上ありそうな感じだけれど、どうやって設置するんだろうか。

個人的には、US TSA Pre✔のように、まとめてスキャンしてくれるような仕組みを日本でも入れて欲しいですよね。最も、今のところAMC Diamondメンバー特典で、成田ならZレーンが利用出来るから、こちらの新しい検査レーンを使う機会があるかどうか。でも、2019年から導入だから、結構その頃にはもうAMCの修行フライトも厳しくなるかもしれないなあ、体力的に。最近は、預け入れて荷物の個数制限とか重量制限が厳しくなったこともあり、機内持ち込みする人が以前よりも増え、それでオーバーヘッドビンが溢れてしまうので、機内持ち込みの制限が厳しくなったりするけれど、それでも相変わらず大きな手荷物を持ち込む人が多いですよね。自分も、厳密に測ると機内持ち込みサイズオーバーのキャリーバッグを時々機内持ち込みしたりするけれど、それこそAIを利用してまとめて一気にスキャンして判断してくれるような仕組みが出来て欲しいですよね。

NRT-LAX/-SFO/-LAX/-NRT (2) - 行き先修正

成り行きで発券したG.W.のUS旅行。暫くしたらUAからも、同じPクラスのキャンペーンが出てきたりして、をぃをぃな状況ですが、既にANA便でNRT-LAX往復を購入済みなので仕方ありません。まぁ、UAで発券したとしても、フライトはANA便を予約すると思うけれど(笑)。まぁ、ANA便、UA便、どちらで飛んでも、基本マイルの2倍がPQMとして追加されることに変わりなく、この往復で2万2千PQM弱追加されるのは大きい。

今回のキャンペーンは、現地で最短3日滞在が必要なので、到着日も含めて4日現地で過ごす必要があります。さらに、LAX到着時刻が、朝の10:00の予定で、流石にそのままLAX市内のホテルに入るには少し早い。で、どうせなら、到着日にそのまま国内線のフライトを追加して、UA MPの4区画搭乗条件を進めようという事で、最初はLAX-SEAを考えていました。そこそこフライト数もあるし、久しぶりにSeattle行くのも良いかなと思っていたんですが、LAX-SEAの候補フライトが、実際はLAX-SFO-SEAの2区画なのに、フライト番号が共通なので1区画として扱われるもの。マイルは溜まるけれど、一寸不満。帰りのSEA-LAXも、直行便が一番時間的には有利なので、これもマイルは溜まるけれど、搭乗区間としては1区画になり、コスト的にそこまでするのもなぁと言う印象。そんなに現地に滞在する気も無いので、それならLAX-SFOでもいいんじゃ無いかと調べてみたら、こちらの方が国内線ファーストクラスでも往復3万円位であり、フライトもほぼ1時間に1本あるので選択しやすい。最大の目的が、UA MP年間4区画利用分の達成ですから、同じ2区画飛ぶなら慣れている方が良いですし、土地勘もある方が有利だろうと、結局国内線の行き先をSeattleからSan Franciscoに変更しました。

で、フライトが決まったところで、San Franciscoのホテルを探し始めて困りました。何かイベントがあるのか、市内のホテルは軒並み強気のレート。優先度の高いSPG系列やHilton系列以外でも探してみましたが、色々探して、やっとAAAレートで何とかUS$200を切るレートを空港近くのEmbassyで見つけて、取りあえず押さえておくことに。同じくLos Angelesも市内はなかなか強気のレート中心で、そこまでして宿泊するのもという感じで、結局こちらもUS$200を切るレートの有った、空港近くのSheratonに予約を入れておきました。Los Angelesは、どうせ1日しか実質回る予定は無いし特にダウンタウンに止まらなくても困らないかなという感じですね。

取りあえず年内初USAとなるG.W.の予定は決まったけれど、さてどうなるか... (続く...)

2018年2月22日

金と滑り込み

昨日の冬季五輪は、ハラハラドキドキ。速報で、女子パシュートが金を獲得したというニュースを見ながら、しかしその時には女子カーリングはスイス相手に苦戦中。勝てば準決勝進出確定ですが、敗れても他の試合の結果次第でまだチャンスが残る状況で、しかし結局点差を縮めることが出来ずにスイスに敗退。ガッカリしたところが、隣で試合をしていたアメリカvsスウェーデンで、同点に追いついたアメリカが最後にスウェーデンに3点取られて敗退。これで、日本の4位が確定して悲願の準決勝進出が決定。試合後の日本選手へのインタビュー中に、後ろを通りかかったスウェーデン選手達とハグを何度もしていたけれど、まさに九死に一生を得た感じだったんだろうなぁ。

選手達にすれば、やはり「勝ち取り」次にこまを進めたい気持ちが強いのはよく分かるんだけれど、こう言うリーグ戦の場合は単純に勝ち負け数だけでは決まらないわけで、そういう意味では棚ぼただろうが何だろうが、最終順位が全て。最後は敗れても勝ち上がったけれど、その分先に上澄みがある、別の試合での勝利があるから、ここでの負けも影響を最小限に出来たわけですからね。

次の対戦相手が、予選では勝利しているけれど、予選リーグ8勝1敗でトップの地元韓国との対戦。やりづらそうですよね。ただ、今回の件を逆手にとって失うものは無いという気持ちで思いっきりプレーして欲しいですよね。そういう思い切りの良さが、次のブレークスルーを生む気がします。

JR東労組のスト

JR東日本の労組が、賃金アップを要求して3月2日以降にストライキを打つというニュース。私が子供頃とか学生の頃などは、まだJRが前身の国鉄の時代で、毎年のように春になると「賃上げ、待遇改善、スト決行」と首都圏の電車がボロボロになっていた記憶がありますねぇ。勿論、首都圏で電車が止まるような大規模なストライキは何年に一回位だったけど、所謂「遵法闘争」なる、法律には違反していないのだけれど、ぎりぎりの所で仕事をすることで、その遅延が蓄積して大きな遅延になるようなストは何度もあったなぁ。確か、ストライキをやっているときには、鉄道学校の学生とかが集められて臨時に駅構内の改札とか(当時は一つ一つ切符を切っていた)、整理とかして居た記憶がありますねぇ。

今回は、ストライキはするけれど、運行に影響するストライキはしないという不思議な状況らしくて、それってストライキの意味があるのかよく分からない。多分何らかの負荷をJR東日本に与えれば良いので、外部的な運行に関しては影響しないけれど、内部的な所で活動するんだろうけど、でも結局はそう言うことが外部に影響して事故とか発生する切っ掛けにもなるんですよね。以前のように止めてしまえばまだしも、今回の様に見た目は普通に運行している場合、仮にストライキとは関係無い何かの事故なりトラブルが発生したら、世間の批判はストライキを実行した労組に向くんじゃ無いだろうか。その時、彼らはどう対応するのか。

昔は「ストライキ」というのは一大行事であり、ある意味最後に使う伝家の宝刀だったりしたわけですが、最近ではそんなことを使用物なら「じゃアウトソーシングします」とかいわれそうだし、昔ほどの影響は無さそう。勿論、JR東日本のように簡単にアウトソーシングできないビジネスもあるから、無駄とはいわないけれど、仮に将来的に自動運転が普及してきたりすると、ストライキして貰った方が運行精度がアップしたりして。

流石に人でも多い土日の週末に実施することは控えるんだろうけど、その時に遭遇しないように祈るだけですね。

2018年2月21日

DL、サイパン撤退

グアム線を運休したデルタが、残るミクロネシア戦であるサイパン線とパラオ線も運休するという記事。国内にアライアンスが無く、急速に中国や韓国のアライアンスへシフトしているデルタとはいえ、なかなか厳しい選択ですね。これでミクロネシアへ日本から直行便で行こうとすると、JALかUAでグアムしかなくなるんだろうか。自分にとって初めてのプライベートで行った海外旅行が、成田からのJALでのサイパン旅行だったことを思うと寂しいなぁ。

DLの穴埋めは大韓航空がするんでしょうけど、確かにグアムでも韓国系や中華系の観光客の「圧」は感じますからね。ハワイも増えているんだろうけど、流石にそれなりにまだ規模があるからそれ程強く感じないけれど、グアム位の規模だと一寸勢力図が変わるとかなり印象が変わってきそう。グアム線は、PQM獲得には余り貢献しないけれど、UA MP獲得条件の一つ、年間4区画利用を満たすためには一番手っ取り早い路線ですからね。仮にグアム線が無くなると、US国内に出たときに、国内線でのホッピングを入れないといけなくなるのが一寸面倒かな。

勿論、グアムも近場のリゾートとして楽しめる場所で、ハワイへ行くには一寸ヘビーだけれど、少しリゾート気分を味わいたいなら凄く手頃。地方路線から撤退しているUAだけれど、何とか成田線と幾つかの地方中核都市からの路線は残して欲しいなぁ。

ANAベイスターズ

ANAが横浜DeNAベイスターズとスポンサー契約を提携し、球場内の一部シートでネーミングライツを取得して、クレジット会員向けに提供する等のサービスをするという記事。3類側内野にせり出した「エキサイティングシート」を「ANAエキサイティング・シート」と名付けて、座席をマイルで提供したりグッヅプレゼント等も企画しているとのこと。DeNAは去年日本シリーズに進出したりと話題になりましたからね、いい販促になりそう。ただ、あまりANAとの関連は思いつかないけれど。精々「青組」ということが共通項だろうか。

LCCが台頭してきて、ANA等のフルフェアの航空会社も、それなりにサービスや特典を拡充しないと顧客離れを止められなくなってきているんだろうけど、ANAにしてもJALにしても、もともとはチームを持っていたようなJリーグとかその他スポーツとの提携はしないのだろうか。Jリーグはスポンサー契約しているチームとは何かあるのかもしれませんけど。もっとも、スポーツチームにしても、そうやって提携をしてファン層拡大をしていくことは重要だけれど、それに依存してしまうと本来のスポーツの魅力が衰退してしまうような気もしますしね。やはり、そのスポーツなりチームに魅力を感じてファンになってもらい応援して貰えることが一番だから。

今回の提携が来シーズン限りの事なのか、有る程度続くのか分からないけれど、これを切っ掛けに「青組グループ」みたいなものが出来れば嬉しい。となると、JALは広島か?!

2018年2月20日

繋がらない認証サーバー

ANAの国内線機内Wi-Fi無料化キャンペーンの記事先日の羽田-沖縄の最終便でも使ってみようとしましたが、プレミアムクラスが満室で、いかにもWi-Fiを使いそうなビジネスマンばかりだったからか、全然外のネットワークに繋がらない。外部ネットに接続するときには、先ずはAMCの会員認証の画面に入り、そこで上級メンバーだと認証されるとネットに接続出来るんですが、その会員認証のサーバーに接続出来ないから手も足も出ない。何度か試してみましたが、状況変わらず、諦めてしまいましたが、あんな状態で大丈夫なんだろうか。4月からはAMCの会員レベル関係無く、みんなアクセスするわけですからね。

考えようによっては、会員認証の部分だネックになっていて、その先のネット接続は問題無いのかもしれないけれど、それにしても一寸お粗末。時々フライト後にANAからアンケート依頼が来ることがあるので、今回も是非コメントせねせばと待っているのですが、今のところ何も来ないのが残念(笑)。でも、本当に大丈夫なんだろうか。先行サービスをしているJALは、問題無く利用出来ているのか一寸聞いてみたいくらい。

羽田に戻ってきてゲートに入る時、隣りの機体がスターウォーズ塗装機の一つC-3PO機で、背中にポコンと衛星通信用のドームが乗っているのが見えて、「まぁ宇宙船だから」と納得しました(笑)。今週末もまた国内線フライトをする予定だけれど、さて接続具合はどうだろうか。

2018年2月19日

組織力の金

もう一人のゴールドヒロイン、女子スピードスケートの小平奈緒選手。苦労してきたんですよねぇ、この選手も。でも、地元の相澤病院の支援が大きいですよね。有名選手で、大手企業のスポンサーを得られる選手もいないことも無いけれど、大学卒業時から支援してきたわけですからね。しかも、病院として小平選手にネームを付けさせるわけでも無く、純粋に支援だけしているというのも凄い。病院側も練習に専念させるために、病院職員としての院内での作業もさせていなかったみたいで、それはそれで賛否はありそうだけれど、でもそれだけ信頼されて競技に専念できるのも、本人の資質もあるんだろうなぁ。

スポーツ選手、競技を問わず、個人団体を問わず、やはり一番重要なのはその選手一人一人の資質ではあるけれど、それを支える組織や支援がどれだけ周りにあるのかという事も、その選手や競技が大成するには一番必要なこと。決してその人の苦労話役風だけで解決出来る問題では無いんですよね。そこはきれい事だけでは無く、凄く経済的な仕組みが影響している。勿論、青天井でお金をかけられるから必ず優勝できるかという物でも無いし、サッカーなどでよく聞く貧しい環境から天性の素質で大成する選手も無くは無いけれど、でも多くの場合はどれだけ支援を受けられるかが、成功の鍵であることも事実。そういう意味で、この小平選手は金銭的だけで無く環境的にも恵まれた支援を受けられていたことが、時間は掛かったけれど今回の結果に繋がったんでしょうね。

日本も、公的な支援も以前よりも厚くなってきたし、こう言う私的な支援も見るようになってきたけれど、まだまだ足りない。ただ、今回の日本人選手の活躍が刺激になり、さらには2020年の東京2020に向けてこれまで無かった組織や企業が支援を開始してくれることも期待出るわけで、そう言う流れというか「意識の変化」が生まれる切っ掛けになると良いなと感じましたね。

ただ、そういう支援の流れが出来ても、やはり最後に頑張るのは選手。今回の小平選手にしても、スケートの羽生選手にしても、目の鋭さが凄く印象的。やはり、自分のゴールを見据える迫力というか、やり通す力強さを感じさせる「気持ち」を持った人が、何事も達成できる栄冠を掴むことが出来るんだろうなぁ。正直今回の平昌オリンピックは、個人的には少し盛り上がりに欠けていた印象でしたが、今週末の二つの金メダルが、「金メダル」よりも、それを勝ち取った二人の選手のキャラに魅了されたといった感じ。

故障を抱えての金

男子フィギュアスケートの羽生結弦選手の金メダル。3カ月前に右足首靱帯を痛めて、その後本当に大会直前まで何処かに雲隠れしていたように全く動向が分からず、本当に参加するのか出来るのかという位不安でしたが、最初のSPを見たときには正直「あぁ、怪我は完治しなくてもかなり良いところまで回復したんだな」と思っていました。でも、実際はまだ痛み止めが必要だし、厳しい状態であったことはFPが終わってから分かるわけで、そんな状況でもあそこまで仕上げてくるところが、やはり一流選手の一流たる所以なんだなと再認識した次第。

靱帯の損傷って、一番直りにくいんですよね。場所は違うけれど、膝とかの場合でも、本当にちゃんと直してから復帰しないと、直ぐにまた同じ場所を怪我をして、それがクセになるともう駄目。今回は、二ヶ月くらいは治療優先で、一月くらい前から動きを取り入れ始めたように思われるけれど、それも回復したと言うよりは痛み止めで抑えられるくらいまでになったから、かなり恐慌的に練習を始めたんじゃ無いだろうか。

しかし、本人も大きな賭だけれど、スケート協会というか組織の方もそれ以上の大きな賭でしたよね。多分彼らとしても、羽生選手が出場してくれるのが最低限の所で、仮に金は無理でもメダルに届いてくれたら御の字という認識じゃ無かっただろうか。実際は、期待以上の演技でしっかり金メダルを勝ち取り、さらには宇野選手と金・銀のダブルメダルになったわけで、この後の女子フィギュアの結果にも寄るけれど、協議としてはこれで十分に役目を果たしたと言って良いくらいの結果では。

スポーツというのは、勿論心身ともにベストのコンディションで戦えるのが理想だけれど、どうしても体力的にそうで無いときや気分的に駄目なときもあるんだけど、それでも重要な試合では結果を出さないといけない。そういうものと折り合いを付けながらその時のベストの状況を作り出してベストのケツかを得られる「力強さ」を持つのが、やはり一流のアスリート何でしょうね。羽生選手には熱狂的なファンが多いけれど、それも納得出来る実力だなと、正直今回のオリンピックで初めて一寸感動してしまいました。スポーツ選手としてのコミットメントとエグゼキューションと言う物の重要性を再認識しましたね。

2018年2月18日

DoubleTree by Hilton Naha

Hilton系今年2滞在目は、沖縄の定宿DoubleTree那覇。安くステイカウントを獲得出来るありがたいホテルの一つ。問題は、殆どの場合那覇行き最終便で到着するので、チェックインはいつも深夜近くで、翌日は午前のフライトで出発するから早々にチェックアウトしますから、滞在時間は10時間無いかもしれない。そうなると時間当たりの単価では高いのかな。

この日の那覇は雨模様で、しかも空港到着して外に出たときに丁度ゆいレールが出るところで、次の電車まで20分あることもあり、そのままタクシー乗り場へ直行しました。以前利用したときには結構タクシー待ちの行列が長かったのですが、今回は待ち人ゼロ。直ぐに乗り込むことが出来ましたが、このタクシーが最悪でした。

ドアが開き、中に乗り込み「旭橋のダブルツリーホテルまでお願いします」と言うと「チッ!」という小さな音が。どうも近距離なので舌打ちされたみたい。しかも、行き先の復唱とか確認とかもなく、無言でドアを閉めて出発します。まぁ、時間的にこの日最後の乗客だろうから、空港から出来るだけ遠いホテルへ送迎してお金を稼ぎたい気持ちは分かるけれど、舌打ちは無いだろう、無豪の出発は無いだろうと小一時間。空港を出て10分程でホテルに到着したんですが、ホテル手前の交差点で停車しているときに、丁度乗り逃がしたゆいレールが駅に入っていくのが見えました。で、料金の支払いなんですが、料金は1,150円で150円は小銭で持っていましたが、紙幣が万札しかない。実は、最初カード払いにしようかと思っていたんですが、この後ホテルで自販機で使うつもりで両替して貰う予定もあったのと、どうも態度が気にくわないので、1万150円を出したんですね。そしたら、また「チッ!」と二回目の舌打ち。で、凄く嫌そうに紙幣を財布などから集めてきて、9,000円を何も言わずに渡してきます。普通は「レシートは」とか聞かないか? 結局このドライバー、舌打ち以外何も聞かずに終わりました。沖縄のタクシードライバーが全部こんなとは思わないけれど、それにしてもちょっと酷すぎるよなぁ。再来週の沖縄訪問の時は、ダブルツリー首里城の方なので、確実にタクシー利用が予想されるけれど、またこんなドライバーだったら暴れそうです(笑)。

閑話休題。肝心なホテルの話ですが、事前に自販機とアイスマシンのある8階の部屋にチェックインしていたのに、何故か変に気を利かせて9階の部屋に振り直されちょっとガッカリ。さらに朝食の時間帯を事前予約できるんですが、07:00台は満員ということで、08:00に予約を入れて貰いましたが、結局利用せずに翌日チェックアウトしました。なんせ、春節の旅行で中華系、韓国系の宿泊客で一杯でしたから。とても、あんな人達は一緒にバイキング形式の料理を食べたいとは思わないし。

8階の部屋を事前に指定していたのは、ベッドがセミダブルで広めになっているから。所が、9階の部屋は、部屋のサイズは広いけれどベッドはシングルを二つ並べた一番嫌いなタイプ。何だかなぁ、です。まぁ、「DoubleTree」と言いつつも、多分元々はビジネスホテルなんだろうしなぁ。本当に「寝るだけ」なのでそれ位で良いのかもしれないけれど。それでも、浴室のバスタブにお湯を張り湿度を上げて、備え付けの空気清浄機を回して就寝したら、翌日は喉の様子も結構良くなりました。

Leg#3: HND-OKA/-HND

AMC Diamond国内線修行は、先々週に続いて3工程目ですが、先週のNRT-SIN旅行も今年はAMC Diamondに含めているので、全体としては四工程目。今回は今年初めての、金曜日の仕事終わりに沖縄に飛び、向こうで一泊してから翌日帰京するパターン。勿論、沖縄での宿泊先はHilton系列のDoubTree 那覇で、HHORNORSのステイカウント稼ぎも兼ねています。

実は、先週のNRT-SIN旅行でちょっと体調を崩したのか、帰国してからどうも調子が悪く、やっと前日の木曜日位から体が動くようになりました。それでも筋肉痛とだるさは抜けなくて、正直どうしようかと迷ったくらい。それでも、折角予約したものだから、初志貫徹(?)やり抜かねばと予定通り飛ぶことにしました。実は今回の一泊フライト、金曜日の最終便なんていの一番に埋まるフライトなんですが、何故かこの時はすんなり取れてしまいました。二週間後にも同じように一泊フライトの予定を入れていますか、こちらも同様。たまたまなんだろうけど、ありがたく利用しないと。ということで、まだ何か熱っぽいのかあるい花粉症でぼんやりしているのか、自分でも判断出来ない状態ながらも、金曜日の仕事を終えて一路京急で羽田空港へ。ただ、軽く何か食べようと思ったんですが、胃が受け付けずに断念して、ANAのラウンジのスープで少し落ち着かせてから出発しました。

1) HND 20:00 - OKA 22:45 (NH479)

毎回感じるけれど、この沖縄行き最終便の特に金曜日の夜のフライトは、ビジネス風のスーツ姿の乗客と観光客の混沌具合が一番醸し出されている気がします。この日も、全クラス満席で、AMC Diamondの優先搭乗が始まると、どどどどどとスーツ姿8割、ラフなカジュアル姿2割位の割合で20人位がゲート前に並びビックリ。実は、予約の時点で既に空席が少なく、何時もの自分の指定席も指定済みだったので、それならばと到着して直ぐに外に出られる一番前の席を予約しました。ただ、夜の出発なので、丁度入口からの外気がガンガン入ってくる場所で、結構寒い中搭乗完了を待たないといけないのは誤算でした。

ドアクローズは定刻少し前で、プッシュバック開始は定刻を少し過ぎてから。もうそんなに出発する便も無いのだろうから空港内も閑散としているからか、結構早めのスピードでD滑走路のRW05を目指します。先に離陸待ちのJAL機が居たので、その離陸を待ってこちらも離陸。確か20:20位でそんなに出発が遅れた印象は無かったのに、離陸後に機内アナウンスで「那覇到着予定時刻は23:00」といきなり遅延。そんなに向かい風がきついのだろうか。空港からホテルまでゆいレールを利用する予定なんですが、22:00台だと22:36, 22:48, 23:00と12分刻みが23:00以降は、23:00, 23:20, 23:40と20分刻みに変わるので結構大きい。まぁ、最悪タクシーでも良いかと思う事に。

那覇空港へは、ぐるっと本島を回り込んでRW36からのアプローチ。雨の中着陸したのは22:50過ぎで、ゲートインしたのは22:55過ぎ。これでは23:00発のゆいレールも厳しい位。と言う事で、機体から外に出て制限エリアからも出たところで、タクシーを拾うことに決めました。心配なのは、この時間帯混雑していることですが、JAL側のタクシー乗り日に行くと並んでいるのはタクシーの車列で乗客は無し。よしよしと思って乗り込んでホテルへ向かいましたが、このタクシーがなんとも不愉快で、その件はホテル編の方で...

2) OKA 10:15 - HND 12:30 (NH994)

翌日は少し早めにホテルを出て空港に向かい、まずは5Fのロイヤルで軽く朝食を。前日までは体調が悪くて食欲が絶望的なくらい無かったのに、この日の朝はそこそこ食べることが出来て自分でビックリするほど。その後何時ものようにANAのラウンジへ移動して出発までの時間を潰します。

事前に調べたときには、折り返して搭乗機になる羽田発のNH993便は、定刻06:40発の所06:44発とそんなに遅れていないのに、何故か到着予定時刻が09:30に対して09:50と20分遅れに。この時点では、搭乗するNH994便も、定刻10:15発が10:20になっていたんですが、ラウンジに入って暫くすると「折返し便の遅延のため出発時刻が変更されます。新しい予定は、折返し便到着後お知らせします」というアナウンスが。結局、NH993便は09:52に到着で、これを受けて新しい出発時刻は10:35に変更されました。実は「多分、さらに10分位遅延するんじゃ無いの」と思いつつ、搭乗開始を10:15と見て10:10頃にラウンジを出て33番ゲートに向かいましたが、到着したら幼児連れなどの優先搭乗がはじまるところでした。暫くしてAMC Diamondの優先搭乗も始まり、程なく機内へ入ります。このフライトも全クラス満席とのこと。元々は、B767の機材予定が途中でB777-200に変わるくらいだから、かなり大きな団体予約でも入ったのか、あるいはこれも春節の影響なのか。

ところで、このフライトで私の横に座っていた女性とその前に座っていた女性、どちらも折返し便で羽田から来た乗客らしく、CAさんから「お帰りなさい」とか言われていてビックリ。マイラーなのだろうか。確かに、搭乗した機体で戻るのが一番確実なんだろうけど、クルーも一緒なわけで結構ばつが悪い気がするんだけど。このフライでは、水平飛行に入ると直ぐにシートを倒して熟睡モードに。飛行時間1時間40分位なので、暫くウトウトして目が覚めたら、もう伊豆半島に掛かるくらいの場所に来ていてビックリ。で、何時もだと「お休みでしたので」とCAさんが念のため食事とか飲み物の確認に来るんだけれど、今回は一切無し。預けたアウターを受け取るときも、ありがとうございましただけで、拍子抜けするくらい。そう言えば、機内Wi-Fiに接続して表示していたエアショーがリセットしていなくて、羽田から沖縄の軌跡が残ったままさらに羽田に戻る軌跡が描かれていました。到着が遅れてしまったので、ドタバタして居たんだろうけど、何か一寸余裕が無いような、あるいは隙があるような気がするのは気のせい?

羽田にはA滑走路のRW34Lにアプローチし、そのままB滑走路手前を右折して60番ゲートに入ったのが12:50頃。出発が遅れた分到着も遅れた感じでした。この後空港で軽くお昼を食べて、少しお店を覗いてから東京駅に移動。新幹線で帰宅して無事今回もフライトは完了です。(続く...)

2018年2月17日

有権者一揆

以下略ちゃんの記事から、自由党森祐子議員のデマアジテーションに関して。本当にこの人達って、ビジビリティだけ見せていれば世の中に通じると思っているんだろうなぁ。国会議員って大変な仕事だと思っていたけれど、少なくとも野党ならこうやって遊んで暮らせそう(いゃ、マジで)。まぁ、言いたいことは以下略ちゃんの記事に網羅されているけれど、印象操作をして居ると言うよりも、そう思い込んでいるんですよね。つまり、事実がどうなっているのか組み立てることすらせず、要素要素をつまみ食いして自分の都合の良いことだけを繋げていっているだけ。で、その部分を指摘されると、恫喝・威喝して反論を制すると。

「納税者一揆」などと言う身勝手なことを許すのであれば、それこそ「有権者一揆」を起こして、こう言う仕事をしない国会議員を罷免させる権利も認めて欲しいですよね。以前にも書いたけれど、一年以上もモリカケを騒いで、結局当初彼らが言っていた疑惑なんて何も出てこない。だから最近では、籠池氏が可哀想とか別の言い方をして、当時担当していた佐川氏に標的を移しているんだけど、それなら当初言っていた安倍総理に対しての疑惑は無かったと認めるのだろうか。さらに言えば、加計学園問題なんて、最近では殆ど聞かれない。あれだけ大騒ぎしたのに。どう責任を取るつもりなんだろうか。

安倍政権、あるいは与党の全てに賛成する物でも無いし、不満や反対意見もあるけれど、少なくとも多数の人がそれなりに納得出来る仕事はして居ると思うんですよね。唯一反対しているのは、単にそれが気にくわない一分の「リベラル」と称している活動家みたいな人達。彼らの主張に少しでも「道理」が感じられるなら、それはそれで傾聴するべきだと思うけれど、それだって単に罵声に近い物だけで無意味な物ばかり。自由な社会のコストなのかもしれないけれど、本当にそのエネルギーをもっと別のことにすれば、彼らが主張する世界も少しは近づくだろうし、もしかしたら社会もより良くなるかもしれない。でも、今のままだと、まぁ言ってみれば社会の盲腸でしかないですよね。

盲腸は手術で削除出来るけれど、人間はそういうわけにもいかない。でも、今回の様子を見ている一般大衆は、いい加減ウンザリしてきていることも事実でしょう。特に30~40代以前の世代は。そういう人達からのしっぺ返しも、そのうちにあるのかも。

2018年2月16日

ファーストクラスクレーマー

いゃぁ、久々にしょうも無い奴がいたもんだとビックリ。自身の誕生日にANAのHND-LAXのファーストクラスに搭乗した男性乗客が、ANAがそれに気が付かず何もしてくれなかったと怒り、さらにLAXで降りるときに、ゲートトラブルで30分位駐機した時に、わざわざ「実は」と言ってみたら慌てて飲み物とフルーツを提供されるけれど、それはそれでまた逆ギレするし... 大体、着陸前にはアルコール類は全て税関検査のために栓をして書類に残量を記載して居るはずだし、食事類も積み替えのために収納しているはず。それを、わざわざまた取り出して準備して提供して書類を更新して... もうね、幾らお客様商売とは言え、ANAさんに同情するばかりです。

まず、普通は乗客の氏名とか性別等は搭乗確認のためにCAさんも情報貰うけれど、生年月日までは来ていないはず。ただ、チェックイン時に「誕生日記念にFに乗れて嬉しい」くらいの会話をGSさんと交わせば、もしかしたらそんな申し送りをCAさんにしてくれるかもしれない。そうで無くても、機内でウェルカムドリンクを貰うときとかに、Fなら必ず一人一人にCAさんなりCPさんが挨拶に来るわけだから、その時に「誕生日に利用出来て記念になります」とか言えば、そりゃぁそれなりに機内で盛り上げてくれますよ、普通は。それに、生年月日なんて個人情報の最たるものじゃ無いですか。航空会社のシステムの中には保存されているけれど、それをハードコピーされて回されるなんて、私だったらお断りするけれど。

この記事を読んでいて感じたのは、これって日本人にありがちな「以心伝心、気持ちを汲んで貰える」みたいな、変な期待感というか願望の結果なんじゃ無いだろうか。これがアメリカ人当たりなら、「来月が誕生日で、本当はその時に搭乗出来たら良かったんだけど」とか言えば「じゃぁ、少し早いですけど、お祝いしましょう」くらいの話になるんですよね。私なんか、自分の誕生日に何度かFでフライトしたことがあるけれど、逆にそういうの面倒なので何も言わない。言われたことも無いけれど(笑)。そういう人間もいるわけだから、自動的にお祝いしてくれるなんて言う事は無い。

と言うか、このネタの主人公は39歳の男性なんですね。何だろう、いい年なのにその程度の常識も無いのだろうか。しかも、それなりに航空機の利用経験もありそうな感じなのに、こんなことを言うのもなぁ。記事に寄れば、もうANAを見限ってJALに行くそうなので、青組としては困ったちゃんが一人消えてくれて嬉しいのかもしれない。「ハレの日」とも言えるファーストクラス利用だから、色々な期待値が上がるのは分かるけれど、人の心を読むことは出来ないし、限度という物もある。この人がFの優勝クラスを購入して利用したならば、それは少し物足りなさを感じる結果だったかもしれないけれど、でも本当に自分が気持ちの良い状況、本当に自分が欲している接遇をして欲しいのであれば、相手が提供してくれるのを待っているだけでは駄目で、こちらからもちゃんと言わなければダメ。それはファーストクラス利用だけじゃなんて、普通のレストランとかの利用時だってそうだし、仕事だってそうだし、いつもの生活の時だってそう。多分この人は、そういう所でも何か問題があるんじゃないかと感じるなぁ。

ボブピースってフレミングの法則

以下略ちゃんのコラムから、下町ボブスレーの「ボブピース」について。本来なら、この件に何時ものように節操なく噛みついている、某野党の泡沫議員の話をするべきかもしれないけれど、そこまで暇では無いので(マテ)、このボブピースに関して。「Good Job!」の親指立てるのと(thumb-up)、「Peace」のVサインを合わせたもので、下町ボブスレーオリジナルサイン何ですね。知らなかった。だから、この話題がTLを賑わせているときに思ったのが「フレミングの法則じゃねぇか」と言う事。いゃ、その割には、中指が人差し指と直交していないから、フレミングの法則を表していないんだけれど。あるいは見ようによっては、ラッパーがラップ中にこんな手をしながら「ヨーヨー」とか言っていたりしたような(マテ)。いずれにしても、某議員が「怪しからん」と批判した「裏Vサイン」では無い事は明らかなんだけど、多分ご本人は自分がそんな書込をしたことも忘れているんでしょうね。

本当は、「ボブピース=フレミングの法則」のネタで終わるつもりだったのが、Google先生に「ボブピース」を聞いたところ、こんなページもレコメンドされてきました。Bob (Robert A. Pease)というエンジニアさんが書いた"Troubleshooting Analog Circuits"という、全く畑違いの分野の技術書何ですが、その話題を引用しているこのページの内容が「深いなぁ」と。

まずは質問してくるのにデータシートを読んでいない。これって、疑問を投げ来るのに元記事とか元データを確認していないというSNSの話と同じ。さらに、「目の体操」というところも、まずは引用元の信頼性、記事の内容や書き方、作者が分かればその人の履歴、その場の「目の体操」(と、少しばかりのキーボード操作)で分かることも多いわけです。さらに調査を進めるために、レイアウトを調べるというのは、言ってみればデータの引用関係の確認と言って良いのでは。元データが確からしくても、その中でちゃんと説得できるデータへの引用なりリンクがあるのか、そう言うことに近い気がします。そして最後に、リンク先のタイトルにもある「見当違いなところを虱潰しに探す」というのも、殆ど疑いは無いのだけれど、あえて反論を探してみるとか、異なる前提を挿入してみて最終的な結論が変わらないか確認するとか、そう言うことをすることで、論理的に破綻していないか、主張するべき内容が変化していないか、そんなことが確認出来る気がします。「そうか、アナログ回路の問題解析と、SNSのフェイクニュース検証は同じなんだ」と発見できた次第です(笑)。

こう言うことが、SNSというかネット時代の醍醐味だと思うんですよね。知識が集約されているネット空間の中を、キーワードを利用しながらあちこち移動して、結果として新しい知見が得られるという事が。所が最近のネットって、単に自分から発信することだけが仕事のようになっていて、だから目に触れてその瞬間に思いついたことを直ぐに書き込むから、そもそも価値ある情報ですら無いし議論の起点にもなり得ない。さらに、それに対して直ぐさま反応が来るのだけれど、反論があればまたすぐ反応するからますますぶれた情報が指数級数的拡散していく。何か凄くネットの無駄遣いをしている気がしますねぇ。「無駄」自体は決して悪いことでは無いけれど、部屋の中に読み終えた書籍をその辺に放り出しておくことと、食べ終えた食品の袋を同じように放り出しておくことは全く違うことなのに、今の時代はどちらも同じ事だと思わされている、思っている人が多いことが問題なのかも。「多い」というと語弊があるのか。ごく少数のしかし声が大きい人達が我が物顔でのさばっている、と言うのが正確?! (マテ)

H.I.S.モバイル

楽天モバイルに続いて、今度はH.I.S.が日本通信と組んで「H.I.S.モバイル」を始めるという記事。国内通話の料金設定は少し微妙だけれど、個人的に魅力的なのは海外でのサービス。一日500円で、200MBまで利用出来るらしい。国内利用と海外利用をアプリで切り替えるみたいですが、接続スピードがそんなに落ちないなら、いいんじゃ無いだろうか。あと、1日で200MB使い切った後も、遅くなっても良いからそのまま継続して使えるサービスも欲しいですよね。で、この海外での利用は、この記事を読むとローミングサービスではなくeSIM(的?)技術で現地のSIMに成りすまして接続するらしい。それなら、今のところライバルの半値くらいの価格設定も納得。一寸面白い技術ですよね。

最近では、いろいろなサービスも提供されているし、いろいろなKnow-Howも蓄積されているけれど、手軽さで言えば国内で使用しているスマホがそのまま海外でも利用出来るのが一番。現地SIMとの差し換えでそれは可能だけれど、その手間は面倒だし、上手くお手軽なPre-PaidなSIMがあれば良いけれど、US等は無いですからね。また、極端な話、飛行機で現地に到着したときに、着陸して直ぐに機内モードを解除して、接続便の状況確認したりメール確認したりしたいことも多いわけで、そういう場合は物理的に入れ替えるような作業が伴わない、ローミングも含めたこう言う切替方式が一番楽。ネックは価格だったわけで、それが500円まで下がってきたら、一寸良いかも。4月位には詳細も発表されるだろうし、サポート地域が自分の渡航先と上手く重なればちょっとIIJmioからの乗換を考えてもいいかも。手持ちのdocomo版iPhone6もサポート対象に入っているけれど、これを機会にiPhone8とかXにアップグレードもしたいなと、要求は広がるばかりです。(笑)

2018年2月15日

誤訳か手抜きか

こちらの不破雷蔵氏のまとめが分かりやすいのですが、トランプ氏の対米貿易不均衡に対しての発言が、意図的なのか知識不足なのか、異なる意味に日本メディアで語訳されていた問題。もとの英文は"It's a little tough for them because they've gotten away with murder for 25 years."となっています。その前の部分の「米国は、中国、日本、韓国、その他多くの国に巨額を喪失してきた」を受けて、前半の「それは彼らにとっては些細なことで有る。なぜなら、彼らは(トランプ氏の意図としては「奴らは」と言いたいのかも-笑)25年間好き放題やって来たからだ。」とわかりやすく繋がります。ここを「... なぜなら、彼らは25年間殺人を犯しながら逃げている。」と訳したら、全然意味が繋がりません。

実は私も"get away with murder"が「好き勝ってしながら罰を逃れる」という慣用句であることを初めて知りました。でも、英語って結構構造的な言語で、多分理系向きな言語だと個人的には思っているので、その仕組みを解きほぐしていくと、案外当たらずとも遠からずな所には着地できる気がしています。今回も慣用句であることを知らなくても、その構造を考えたら、あんな「殺人をして」という訳には行き着かないと思うんですが。

まず"get away"。getは使役的な感じで「何々をさせる」みたいな意味の動詞だから、それがawayするということは、自分が何かから離れるという意味。よく映画で「Get away! (出ていけ!)」なんて言う台詞があるけれど、入れが一番馴染みがあるんじゃないだろうか。それ以外にも、何々から出る、と言う意味合いも同様な物。で、続く"with murder"なんだけど、その部分だけだ「殺人罪とともに、殺人事件とともに」となるから、仮に着訳しても「彼らは25年間、殺人事件とともに離れていた。」となるけれど、これでは意味が通じない。普通はこのあたりで、イディオムとか調べて「なるほど」と思う訳なんですが、ここで裏の意味を思うと「(本当は殺人罪何だけれど、上手いことをやって)25年間罪を免れていた」と言う意味に解釈すると、そこそこ筋が通る訳になる。ただし、別に人を殺していたわけでは無いし、"with murder"と不可算名詞を使っているから、具体的な殺人ではなく一般的な「殺人罪」という意味だと推測できます。本当に殺人というのであれば"with murders"になると思うんだけれど。いずれにしても、イディオムを知らずに直訳で訳しても「殺人罪を逃れている」という訳は出てくるけれど「殺人を犯しながら逃げる」という訳には、多分到達しない。

ここでふと思ったんですが、もしかしたら訳した人は「gotten away with murder」を、翻訳アプリに投げ入れたんんじゃないだろうか。試しに、"gotten away with murder"をGoogle翻訳とか幾つかのオンライン翻訳サービスに入れてみたら「殺人で逃げた」と訳された orz もしかして、これが理由? 仮にそうであっても、日本語にしたときに不自然な言葉になる事をメディアの人間なら感じろよ。幾ら英語-日本語と異なる言語ではあっても、どちらもコミュニケーション手段として確立している言語なんだから、ちゃんと翻訳すれば一方では意味が通っても、他方では意味が通らないと言う事は無いわけで、仮にそういう状況になったら翻訳がおかしいと先ず認識しないと。

UA1175トラブル

飛行機のトラブル関係のニュースは時々見聞きしますが、これは自分的には初めてかもしれない。SFO-HNLを飛ぶUA1175のB777右側エンジンのエンジンカバーがフライト中に吹き飛び、HNLに緊急着陸したニュース。カバーが吹き飛んでも、エンジン機能には影響しないだろうけど、流石にこれはエンジン停止して片肺でHNLまで飛んだんだろうけど、ビデオにも映っているけれど多分空気抵抗による振動が凄いですよね。

着陸後の写真を見ると、エンジンの吸気口部分の下半分2/3位が取れているように見えるんだけど、となるとどう言う力が加わってカバーが剥がれたんだろうか。

地上でエンジン整備なんかをしている場面では、エンジンの横の部分のカバーが上に跳ね上がって内部にアクセスしている様子は時たま見かけますが、あのぐるぐる回る羽根の部分がある前の部分が外れている様子は、重整備のときくらいしか見た記憶が無い。カバーが外れるというトラブルというと、場所は違うけれど、少し前にアロハ航空機の機体の一部が吹き飛び、キャビンがむき出しのまま着陸する事件があったけれど、あれは確か整備が十分でなくてカバーを止めているビスが錆びていて、それで強度が弱まって外れたと記憶しています。今回もそんな話何だろうか。UA MPメンバーとしては、是非ちゃんとした調査をして欲しいですよね。なんせ、主力のB777でのトラブルだし。

しかし、こんな大きなトラブルにもかかわらず、HNLには定刻から20分程の遅れで到着したというのは、凄いと思って良いのか何というか...

2018年2月13日

TCAT

遅まきながら、日曜日に録画したCX系列「有吉くんの正直さんぽ」を昨日見ていたんですが、場所が日本橋箱崎町で、一発目の訪問先がTCAT (Tokyo City Air Terminal)でした。で、驚いたのが、参加者達が「TCATが何」という事を知らなかったこと。まぁ、今でも成田や羽田行きのリムジンバスのターミナルとして利用はされているけれど、開設当時の面影はほとんど無くなりましたからね。元々は航空会社のチェックインカウンターがあり、チェックインや荷物の預け入れだけで無く出国審査も出来たと聞いてびっくりしていたけれど(説明していた、ドアノブ等の製造メーカーの受付スタッフさんも多分知らなかったんじゃ無いだろうか-笑)、昔はよく利用しましたよねぇ。

当時は玉川学園に住んでいたので、US出張の時は小田急線で代々木上原、そこから千代田線で表参道に行き、そこで半蔵門線に乗り換えると、終点が水天宮駅でTCATの真下。そのまま地上に出れば、当時よく利用したUAやAAのカウンターがあり、チェックインだけで無く荷物の預け入れや、出国審査も出来て、その時に貰った出国審査済みカードを持ってリムジンで成田空港へ移動。確かリムジンも、出国審査済みの乗客用のリムジンを利用したと記憶しています。TCATからだと、丁度箱崎のジャンクションを抜けた当たりで高速に乗るので、渋滞の影響もほとんど無く、大体1時間一寸で成田空港へ到着出来る計算も出来ましたしね。で、空港に着けば、当時は保安検査場は無かったからそのまま出国審査場へ進んで、今のクルー用審査口のあるところの箱崎での出国審査済みの窓口でカードを渡して進めば「出国完了」でした。その後玉川学園から長津田に引っ越したんですが、ここからだと半蔵門線一つで終点水天宮までいけるし、帰りもTCATから始発で帰宅できたので凄く便利でした。

成田空港開港が1978年で、TCATは其れ以前から開業していたけれど都市空港ターミナルとして業務開始をしたのが1978年。私が海外出張で初めて利用したのは、1988年かな。以後、毎年のように、また多いときには年に数回の海外出張があったから、何度も利用した馴染みの場所です。京成のスカイライナーも同時期に運航開始をしていたけれど、上野発と言うのと空港直結では無く手前の駅までしか行かなかったのが難点で、しかもTCATならチェックインから出国審査迄完了する便利さがあり、殆どこちらを利用していました。当時は、空港へのリムジンバスも殆どがTCATからで、東京駅発って余り無かったような。戻りの時には、新幹線に繋がるように東京駅到着便は多かったと思うけれど。その後、N'EXが1991年に運航開始となり、この頃にやっと今の空港駅が出来たと思います。これくらいの時からかな、N'EXも使うようになったのは。その後、2001年のテロの影響でTCATでの出国審査が出来なくなり、鉄道との競合は厳しくなりTCATのチェックインカウンターも廃止され、今ではリムジンバスのターミナルと商業テナントの入る施設になりましたが、自分のこれまでの成田空港からの海外出発のうち、半分近くはこのTCATを利用してかもしれない。同じ頃、横浜のJR横浜駅の奥にYCAT(Yokohama City Air Terminal)も出来たけれど、こちらは利用した事が無かったなぁ。数年前に、ANA AMC Diamondの修行フライトで、羽田から国内線利用をするときに一度乗車したのが、今のところ最初で最後じゃ無いだろうか。

考えてみたら、今ではチェックインはオンラインで出来るからカウンターは不要。荷物のあづけいれは空港で行わないといけないけれど、宅配便を利用すれば当日空港で受取りチェックインすれば良いだけ。そういう意味で、こういうターミナル駅での空港業務の必要性も激減したと言って良いんでしょうね。私も都内を離れて、浜松に戻って10年位になり、その間はそれまで以上に頻繁に国際線や国内線を利用するようになり、それまで以上に空港を利用するけれど、どれだけ新幹線との接続具合が良いかが優先順位のトップですからね。だから、出発する時は基本品川乗換で、京急の空港線か品川発のN'EX。帰りは、接続時間によって東京駅か品川駅でN'EX乗換ですしね。空港へのあるいは空港からの宅配サービスも充実してきたし、カード特典で無料で利用出来るので、必要な時にはそれを利用して配送するから、移動も昔と違ってバッグ一つの手ぶらでいけるし。そういう意味ではTCATは大きな記憶の一つだけれど、一寸寂しい気もします。箱崎ジャンクションの真下だから、あの建物を撤去するわけにも行かないだろうし、知名度とか考えるとそれ程有名なわけでも無いし。それでも、久しぶりに一寸覗いてみたくなりました、TCAT。

スリーパー

国際政治学者の三浦瑠麗氏が、日曜日の「ワイドナショー」で発言した「北朝鮮のテロリストが潜んでいる」という話。その番組を見ていないし、内容に関してもネットに出ているものの継ぎ接ぎでしか無いから、彼女の発言の真意というか本質を理解するのは難しいけれど、そのいちれんのやりとりを読む限りでは、まぁ誤解を招く話ではあるけれど、特に目新しい話題でも無い。実際少し前に、これもCX系列だったと思うけれど、池上彰氏の特番があって、ここでは北朝鮮のラジオが送ってくる「暗号」の話をしていて、その暗号の日本国内にいる協力者が視聴し命令を理解して活動する、と言うような話をしていました。その話自体は、以前から言われていることで珍しい話でも無いけれど、でもそこで言っていることは今回の三浦氏の話とそれ程違わないと思うんですけどね。でも、その暗号放送の話が出ても、今回の様に差別だとか虚偽だとか言う話は聞いた記憶が無い。それは、公にはされていないけれど、認知されている話、と言う事だろうか。それならば、その暗号放送の対象者が日本国内にいるわけで、それが三浦氏の言うところの「大都市などに潜んでいる人」という事も、言えるのでは。

ただ、三浦氏の今回の話にしても池上氏の特番にしても、扱い話題としてはもう少しセンシティブに扱うべき話でしょうね。北朝鮮の拉致被害者が明らかになり日本に帰還するまで「北朝鮮が日本人を拉致した」という事は、今回の三浦氏の発言以上にセンシティブで暴言として扱われたもの。それは在日朝鮮人に対しての差別だと良い、当時の社会党や共産党は、そう言う話題が出る度に陰謀論を出してきたり、強く否定していたと記憶しています。でもね、新潟出身の同年代の知り合いなどとそんな話が出ると、彼らも子供の頃は、一人で海岸に行くな、くらくなったらどこそこには近寄るな、みたいな事は繰り返し言われていたらしい。まぁ、自分が子供の頃は、まだ昭和のドタバタした時代だから、例えば「人さらい」みたいな話はどこでも聞くような話だったし、そういう意味では本当にそういう拉致事件として認識して注意されていたのかは分からないけれど、それはそれで地元の人から見れば異質な人間がいれば、分かりますからね。で、北朝鮮が拉致問題を認めて、それが事実して認識されると、それまでタブー視されていた拉致の話は180度転換されて、言うべき話に変わりました。あの社会党とか共産党も、それまでの前言を反転させて怪しからんと言う立場になったけれど、それまで彼らは何をやっていたのかと小一時間...

実際に三浦氏が番組の中でどう言う言い方伝え方をしたのかは分からないけれど、戦術的な話としてそういう仕組みを作って準備するという話であれば、多分ここまでの騒ぎにはならなかったんじゃ無いだろうか。また、国際政治学者という「肩書き=仕事」が、どの範囲までどういうことまで網羅するのか分からないけれど、そういう戦術的な話よりも、国際政治のバランスなり、外交的な問題点みたいな物をわかりやすく説明するのが、彼女の本来のスキルを生かす仕事になるんじゃ無いだろうか。そういう軍事的な話は、別に彼女がしなくても良いようなことだと思うんですけどね。まぁ、池上氏も大概だけれど。

平昌冬季五輪の北朝鮮・韓国の「統一コリア」の映像を見ていて感じるのは、それは彼らの悲願なのかもしれないけれど、正直落としどころが見えない。東西ドイツが統合した時も、結局は圧倒的な経済力のある西ドイツが東ドイツを吸収する形で決着したけれど、韓国が北朝鮮を吸収することに北朝鮮側の支配層は納得しないだろうし、逆に北朝鮮のシステムに韓国が合わせる事も無いだろうし。香港のような一国二制度みたいな形にすることもアイデアとしてはあるだろうけど、結局はどちらが主導権を握るかで同じ話になるだろうし。個人的に一番可能そうな統合のシナリオは、さらに経済が困窮して民衆の不満が高まり、何らかの方法で指導者階級が粛正されるあるいは金一族が居なくなったところで、全面的に韓国に吸収される併合されるというのが、唯一有りそうなシナリオだと思うんですけどね。で、それって、実は当時の大韓帝国が日本(大日本帝国)に併合された話と同じような... と言うと、また非難されるんだろうなぁ。

危険情報

たまたまこんな記事を見つけたんですが、これで合点がいきました。先週末Singaporeに行っていたんですが、何度かSMRTを利用したときに、駅の電子掲示板で「攻撃を受けたら」とか「非常時はこう避難する」みたいなビデオを何度も流していたんですよね。その時は「なんでこんなビデオを流しているんだろう」不思議な感じもあったんですが、まぁ世界的に色々危ない状態ではあるし、このマレー半島もそういう意味では少々きな臭い感じもする地域ですし。ただ、Singaporeって、良くも悪くも厳しい社会で厳格なルールを守らないと厳しいしっぺ返しがあるわけで、「明るい北朝鮮」と呼ばれるくらい管理社会が隅々まで浸透している社会。そんな社会でもこう言う事を注意しないといけない危機感があるんですね。

調べてみたら、シンガポールの人口は560万人くらいで、大体兵庫県くらいの人口。ただしシンガポールの面積は約720km2で、これは新潟市と同じくらいの広さ。兵庫県が8,400km2位だから、10倍の密度の中で生活しているんですね。毎回シンガポールを行って感じるのは、行く度に新しいビルが出来ていて、人も増えているような印象を受けます。それに、人種も雑多。ムスリム系と思われる人が多いのは、隣りのマレーシアの影響が多いんだろうけど、インド系と思われる人も多い。一番多いと感じるのは、やはり中華系だけれど、あれだけ色々な人種が一緒に生活していると、幾ら強度の管理社会でも抜け穴は出来そう。

例えば、日本であんなビデオを流したら、危機感の醸成と言うよりも入らぬ不安を煽るなと批判の方が大きくなるんじゃ無いだろうか。それも一つの意見ではあるけれど、でも今の世界の様子を見ていると、そしてこれまでの閉じた社会だった日本社会がどんどん外からの人を受け入れている時代に自分達のマインドも変えていかないといけないという事を実感しますよね。それを、差別とか偏見と言う人も居るけれど、そうじゃなくて、ある種の危機管理であり自己防衛だと思うんですよね。「人を見たら泥棒と思え」は差別かもしれないけれど、「常に心構えを持て」は立派な危機管理だと思う。

2018年2月12日

ドローン五輪

外出していたので(笑)、冬季オリンピックは殆ど観ていないんですが、開会式で披露された1200機余りのドローンの演出は、正直一寸感動しました。てれって、Samsungあたりがやったの中と思っていたら、Intelの仕事だったんですね。Super Bolwのハーフタイムショーの時も凄いと思ったけれど、あの時の4倍のドローンが飛んでいたとは思わなかった。それに、動きもスムースになっている気がするに、なんと言ってもスノーボーダーを点描したのにはビックリ。正直、平昌オリンピックに興味は無かったけれど、あの演出には驚きました。

ただ、あの流された映像は去年撮影された物らしい。実は映像を見ていても、開会式会場の上空なのか、スキー場のゲレンデなのか、何か場面が不自然だったし、第一万が一にもドローンが墜落した場合のことを考えると、開会式上の上空で演技させるのもリスクがあるなぁとは思っていたんですが。実は、最初見ていたときに、あれってCGかなと思っていたんです。録画が悪いとは言わないけれど、それならCGで合成しても余り変わらないなぁと言う気がするし、実際ドローンの五輪マークと開会式上は合成された映像だったわけですからね。

いずれにしても、白い背景を上手く利用して、プロジェクションマッピングも効果的で映像的には面白い物じゃなカッでしょうか。ただ、リオ五輪閉会式の日本のパフォーマンスのパクリかなと思われるシーンは一寸気になったけれど...

支払は現地通貨で

SingaporeのCrowne Plaza at Changiをチェックアウトするとき、当然カードで決済するので事前に予約時に登録したVISAカードを提示して精算してもらうんですが、この時に現地通貨(Singapore Dollar)か日本円か選択させられます。これ、旅慣れない人やクレジットカードに不慣れな人は「日本円」を選択する場合が多いと思うんですが、こう言う場合は得てして現地通貨で精算した方が、実際に支払う金額は少なくなります。理由は、日本円の金額は、そのホテルなりが独自に設定した為替レートで換算されているので、通常のクレジットカード会社が設定するレートよりも、かなり割高になる事が多いから。実際VISAのサイトにも説明が掲載されています。

今回一寸酷いなぁと思ったのが、そのレート設定。生産金額の現地レートではSGD$600一寸でしたが、隣に掲示された日本円は6万ちょっと。SGD$1=100円のレートで計算しているみたい。この日の円-SGDのレートは、SGD$1で82円を少し切るくらい。まぁかーど会社の場合はその月のレートをいろいろ個別に設定しているけれど、これだと85円を超えることは無いでしょう。20%近い水増しをしていることになります。

毎回こういう機会に確認しているわけでは無いけれど、+10%位の水増しなら良い方で、大体15~16%が普通でしょうか。顧客としては「何だそれ」なんですが、あえてホテル側、あるいは販売店側の理由を想像すると、毎日の為替変動に合わせてシステムのこの値を日々変えていくことは出来ない・大変なので、それなりに大きな変動が有った場合でも問題にならない(損にならない)ようにマージンを大きめに取っている、ということなのかも。そう言うことって、実は仕事でも海外とお金のやり取りがある時には発生する話で、なかなか難しいところです。

今回、宿泊代以外の食事など部屋付けした物が無かったので、事前に今回はサービスチャージに税金が加わって幾らくらいになると言う事が分かっていたので、チェックアウトの時もこれくらいという金額が頭にあり、となると80円一寸かけて請求は5万円位かなと言う事を想像していたのが良かったかも。だから表示された日本円が「6万円幾ら」というのを見て、思わず心の中で「嘘だろう!」と反応したくらいでしたから(笑)。別にホテル側もお客の顔を見て決めているわけじゃ無いだろうけど、余り気分が良い物でも無いですよね。まぁ、そんなこともあったという備忘録的に...

NRT-SIN/-NRT (4) - 帰国

さて、何時もながらの弾丸トラベルは、もう帰国日。前日の居酒屋での食事が駄目だったのでそんなにアルコールを注入しない(出来ない)事が幸いしてか、4:00にセットした目覚ましが鳴る前に熟睡から目が覚めて、珍しく良い調子で起きることが出来ました。既に殆ど荷物はパッキングしてあるので、5:00前にはチェックアウトをして、T2のANAカウンターを目指します。

数名並んでいたけれど、直ぐにボーディングパスを印刷してもらい、そのまま出国審査場へ向かいます。今回は、初めて指紋認証でSingaporeを出国することに。有人のブースには10人位並んでいて時間が掛かりそうでしたが、自動化ゲートは何台か空いている状態。まずはパスポートをスキャンして最初の扉が開き中に入ると、入国時にスキャンした指の何れかを当てろとガイドが出るので、右手の親指を当てて暫く待つと、無事に認証完了して制限エリア側のドアが開きます。そこには、空港のセキュリティの人が立っていて、念のためパスポートと搭乗券を確認して、完了です。日本の自動化ゲートくらいに早いし楽ですね。

そのままT2のE側にあるSQのラウンジへ入り、SilverKris First側に入ると、外国人の男性が一人居るだけでほぼ貸切状態。でも直ぐに同じANA便を利用するのだろう日本人がどんどん入ってきて、最後は10人位日本語が聞こえる状態になりました。ここで軽く朝食をいただいて、06:10搭乗開始だったので15分位前にE20のゲートに向かいました。

既に中で待っている人も居ましたが、X線検査機は空いていて直ぐにスキャンに。液体を入れた透明な袋をカバンから出そうとしたら、係員の女性が「それは出さなくて良い」と言われてビックリ。Diamondのレーンだからだろうか。でも、男性スタッフに身体検査や小型の金属探知機を体に当てられたけれど...

以前と比べて、外国人の乗客が増えたように感じるのは気のせいでしょうか。以前はUAのフライトを利用して居た人がこちらに流れてきているはずで、実際周りを見ていると機内持ち込みのカバンにUA MP 1Kのネームタグをぶら下げている人が結構多く見つかります。搭乗開始は定刻通り。ビジネスクラスは7~8割位が外国人乗客の様子です。で、定刻の5分前にはドアクローズとなり、直ぐにプッシュバック開始。そこから右にカーブをして、ターミナルからは遠いRW02Cに向かい、離陸しました。出発が早かったからか、あるいは追い風が強いからなのか、離陸時の成田到着予定時刻は定刻よりも25分早い14:00とアナウンスされましたが、実際はもっと早くて、タッチダウンが13:35頃で、ただしそこからのタキシングが時間が掛かり、58Aゲートに入ったのは13:50少し前位でした。それでも、30分以上の早着でしたから非常に助かりました。
[2018/02/12追記]今後のために使用機材のメモ。機体はB787-9 (215席)仕様の機体。シートはANAのBusiness Classでお馴染みのStaggered Sheetで、1-2-1の配列。テーブルが横のサイドテーブル下から出てくるタイプで、電源の位置もそのサイドテーブル上に設置されているので、スマホの充電とかやりやすい。個人的にはこっちの方が好きなんですが、最近の機材で無いと導入していないんだろうなぁ。不思議なのは、胴体のサイズはB787-8とB787-9で同じだと思うんですが、こちらは真ん中が2/1と変そうにならないのは、その分通路が狭くなっているのか、シートが工夫されているのか...

機内でのミールサービスでは洋食をいただいたんですが、これがなかなか良かった。朝だし飲むつもりの無かったワインもお願いして、適度に酔っ払ったところで、後は眠って移動です。フライト時間は6時間ほどですが、殆ど瞬間移動したような気分(笑)。そうそう、私の前の席の男性(アメリカ人?)ですが、機内に入って自分の席に座ると、直ぐに除菌シートみたいなもので自分の席や窓の縁さらには天井部分の吹き出し口とか、あちこち拭きだしてアルコールの匂いが充満しました。でも、機内では枕を利用していたけれど、それは気にならないのだろうか。

成田へはB滑走路をRW34Rに着陸。ここからの移動に時間が掛かるかなと思ったら、一番近い58Aのゲートに入りました。でも、ここから入国審査場までが長いんですよねぇ... 有人ブースはかなり並んでいたけれど、5サテ側から来たこともあり、そのまま自動化ゲートを通過。税関検査も並ばずに直ぐに通過し、14:00少し過ぎ頃には外に出ていました。ここから何時ものようにN'EXで東京駅に移動し新幹線で帰宅。今回はAMC DiamondにPremium Pointを付けるのですが、日数とコストを考えると、一日一回羽田-沖縄往復するのと変わりないか悪い位なので、やはり修行フライトはどうするか悩むところです。まだ全部(=10万PP)ではありませんが、今後の予約を入れているのは国内線のみ。仮に国際線を挟むとすると一回なら可能なんですが、さてどうしようか。ハワイも含めたUS路線は効率が流石に悪いし、となるとSingaporeかSydneyくらいしかないんですよねぇ... 暫く考えることにします(笑)。()

2018年2月11日

NRT-SIN/-NRT (3) - お買い物

さて、実質滞在1日の到着翌日。この日も朝から天気が良くて、やはりこの時期のSingaporeは良いですね。実は、今回出発直前に、今宿泊しているChangi Airportで2年に一度の"Singapore Airshow 2018"が開催されていることを知りました。丁度二日目と翌日が一般公開の時で、空港から一駅のSMRT Expo駅からシャトルバスがでていて会場までアクセス出来るようです。私は飛行機大好きなので、行こうかなと思ったんですが、今回はちょっと買い物をしたいという予定もあり、またどうせ飛行機の写真を撮影するならちゃんとしたカメラを持参したいけれど、それも面倒という事で、結局こちらは諦めました。実質二日滞在予定なら一日割いても良かったのですが。

で、ホテルからSMRTで出かけるんですが、その前にT2にANAが(正確にはANA商事か)オープンした、和食のフードコートを確認しに行ってきました。新しいターミナルT4が出来て、そこへのアクセス線の工事のためか、T2行きの空港内シャトルが停止しているので(T3-T1-T2は動いている)T3側のホテルからSMRTの空港駅の上をとことこ歩いて向かいました。チェックインカウンターが並んでいる出発階の、出国ゲートがある側のさらに上3F部分に和食のお店が何軒か並んでいました。まだ午前中だったからか、殆ど人は入っていなかったけれど。で、その場所の反対側にはつぼ八があるんですね。知らなかった。Changi Airportは、T4がオープンしたばかりですが、さらにT5の計画もあるんですよね。ますますアジアのハブ空港としてその地位を確立していくなぁ...

一応空港見学が終わったところで、T2側からSMRTの駅に降りていくと、こちら側にStation Officeがあるんですが、ここで1Day/2Days/3Daysの旅行者用切符を販売しているという表示が。以前も利用したんですが、一度無くなったような気がしたんですが... これ、後でRefundされるICカードのSGD$10に、1Dayなら+$10、2Daysなら+$16、3Daysなら+$20で乗り放題のチケット。一日乗り放題がSGD$10というのは微妙ですが、SingaporeのSMRTの駅って券売機は少ないし混雑しているしカードは使えないわと凄く不便なので、それが解消されるだけでも$10出す意味はあると思って購入。結果的に凄く便利でした。

まずは、デフォルトのOrchardまでSMRTで移動して、ここでぶらぶらと買いたい物の目星を付けます。ここで、買う予定は無かったんですが、髙島屋の地下で紅茶のTWGの品物を眺めていたら、女性スタッフに声を掛けられてしまい、適当にあしらうつもりが、そういゃお使い物の予定もあったしと、TWGの紅茶をいくつかお土産で購入。

最初に購入したら荷物になるなぁと一寸公開しつつ、この後Orchardの通りをうろうろしてから、次にMarina Bay Sandsに行きウロウロしながら買い物。さらには、Bugisにもよってウロウロしながら買い物をして、結局結構外をあちこち歩いてクタクタに。途中、ビールでも飲みたいなぁと思いつつも、この日はちょっとお腹の調子が悪かったので自重しました。代わりにスタバによって、"Cold Brew"と言う名前のアイスコーヒーで暑さを凌ぎます。

春節のお休み前なので、いつも以上に中国語があちこちで聞こえてくる気がします。もう一つ困るのは、Singaporeで生活して居る人達って、日本人以上にセカセカしている感じで、通路とかエスカレーターとかも日本人以上にセカセカ移動するんですが、中には途中で輪になって何やら話したりスマホを見たり、それも出入り口の真ん前とかエスカレーターの降り口で屯しているグループが。彼らは多分大陸からの観光客なんだろうなぁと勝手に推測しています。そうそう、それに負けないくらい柄の悪い日本人のおっさん集団とかにも、今回は何度も遭遇しました。何かあったんだろうか。

その後、部屋に戻り一服してから、空港のフードコートへ軽く夕食を食べに出たときに、この日利用したSMRTの1Day Passのリファンド(カード代SGD$10が返却される)に空港駅のSMRT Officeに降りていってビックリ。20人近くが行列を作っている。まぁ、夕方との到着便かなと思ったんですが、どうも窓口の処理が遅いみたい。結局私は30分位まってやっと$10の払戻を受けましたが、その時には列の長さは最初に来たときの2~3倍になっていた orz Singaporeって、結構こういう所の効率が悪くて、もう少し何とかしたら良いんじゃ無いかと思うんですが、駄目なんですよねえ...

その後T2の3Fに有った「Hokkaido Tsubohachi」という居酒屋に初めて行ってみましたが、うーん... 多分これが最初で最後だと思います。そそくさと部屋に戻り、明日は朝の4:00に目覚ましをセットして、早めにベッドに入りました。(続く...)

Crowne Plaza Changi Airport

Singapore滞在の定宿、空港直結のCrowne Plaza Changi Airport。何時ものように深夜に空港到着して、そのままT2からT1沿いのSMRTの駅の上の通路を渡り、T3に移動して1Fのカウンターに。奥は、外国人のグループがチェックインしていて、手前には日本人の熟年グループがチェックイン中で、待たされるかなと思ったらその間にもう一人女性スタッフがいて、直ぐに手続きを始めてくれました。既に何度も宿泊しているし、慣れても居るのであっと言う間にカードキーを渡してもらい、最後に並んだ私が、先に手続きをしていた二グループよりも早くエレベーターに向かいます。で、エレベーターホールに行くと、日本から来たお偉いさんと付き人に、現地で接待した数人が居て、エレベーターのドアが開いているのに「どうもお世話になりました」「いゃいゃどうも」みたいなことをやっている。こっちは早く部屋に入りたいので"Excuse me."と行って横から入りましたが、付き人がドアを押さえているから締められない。それでも、私が中に入ったからか、早々にそのお偉いさんと付き人が中に入り、やっと上昇開始。ここは、カードキーでタップしてから部屋階数を押さないと認識されないので、先に私がタップして自分の階を押しておいたら、後から来たこの二人はそのまま階のボタンを押して認識されたよう。そしたら、そのお偉いさんが「なんだ、キーをかざさなくても認識されるなんて、不用心だなぁ」というと付き人氏も「そうでねぇ」とか相づち打っているけれど、気がつけよ...

部屋は何時ものデラックスタイプ。何度も利用しているタイプですが、流石に最近利用すると施設の老朽化を感じる部分もいくつか。空港に到着したときは、よほど遅いときで無い限りは今回くらいならタクシーでダウンタウンのホテルを利用することも可能ですが、ANAの朝6:00発の成田行きを利用するときには、一寸辛い。やはり空港直結安心のこのホテルが一番使いやすいけれど、その状態だと後どれだけ続けられるか。不安が心配。

2018年2月10日

NRT-JFK/-NRT (1) - いつもの特典チケット発券

ここ数年、UA MPで溜まっているマイルを、年末に特典チケットに振り替えて利用しているんですが、家族の事情などもあり昨年のようにキャンセルすることも多くなってきました。それでも、予約しないと利用も出来ないわけで、今年に入り予約できるようになった直後に一度検索してみましたが、Saverの特典チケットが無い。まぁ、根気強く待ちましょうという事で、先日久しぶりに覗いてみたら、ANAのFirstClassでSave特典で取れる物が幾つか出てきました。

今年は、出来れば昨年行けなかったWashington D.C.へ行きたいと思っているんですが、これはRedskingsの試合がその週末に開催される、と言う前提条件が必要。まだシーズンの予定が発表される前なので一寸不安。あと、試合以外だと楽しみというかやることも無いんですよね、Washington D.C.は(笑)。で、次の候補が比較的チケットを取りやすいChicagoなんですが、ここは既に夏に行く予定を立てて発券済み。正直、寒い時期なので天候も心配ですし、余り寒い場所には行きたくないのだけれど、暖かいHustonはB787の運行なのでFirstClassの設定は無いし、人気路線なのかBusiness Saverも出てこない。西海岸は、San Francisco、Los Angelsと空きはありそうですが、どうせ利用するなら距離のあるフライトが良いし、とい色々選択肢を見ていくと残りは以前も利用したJFK位。まぁ、New Yorkなら買い物するにしても、何かイベントを見るにしても困ることは無いだろうと、取りあえずNRT-JFK/-NRTのANA FirstをSaver特典で押さえました。いつから変わったか分からないけれど、SaverでUAの国内線乗り継ぎを付けると、そっちはエコノミーになるんですよね。昔は、SaverでBusinessを予約しても、ちゃんと国内線もFirstにしてくれたのに。今では、Standardで予約しないと接続する国内線もアップグレードしてくれないのは一寸困ります。

取りあえず年末の予定を押さえたと言う事で、また今年も有る程度進んだら変更するかもしれないし、年末だからまた何かあってキャンセルする可能性も高いけれど、まぁそれも仕方ない。今年は、結構あちこちに飛ぶ予定なので、もしかしたら飛び疲れでキャンセル、ということもあるかもしれません。(続く...)

NRT-LAX/-SEA/-LAX/-NRT (1) - 勢いで...

「G.W.に何処か行きたいなぁ...」と暫く前から思っていたんですが、流石に全国的に休みに入るG.W.は早く予約が埋まるし、料金も高め。半分以上諦めていたんですが、ANAでこんなPクラスのNRT-LAXのレートを発見してしまいました。Pクラスなので、AMCのPremium Pointに付けると割高ですが、UA MP 1KのPQM換算だと22,000PQM弱獲得出来ます。最短旅行日数が3日なので、到着日も含めて4日USに滞在する必要があり、と言う事は帰国日は一日進むので、日本時間で言えば5日の旅程が必要になります。で、5月の1日と2日は、実は会社の特別休暇で休み。ですから、4月28日から5月6日までがG.W.になります。流石に、28日とか27日の夜出発のフライトは高めですが、G.W.後半出発だとそこそこのレートに。今回のNRT-LAXのPクラスも、5月1日出発だと最安値で予約が出来ます。

取りあえず、5月1日にNRTを出て、同日早朝にLAX到着。最短の現地5月4日に出発して5日に日本着という旅程が一番良さそう。実は、LAXは乗り継ぎで何度も利用していますが、Los Angelsはまだ訪問したことの無い場所。昔は結構危なかったりする土地柄ですが、最近はそうでも無さそうという話。ただ、現地で実質3日間空くのはちょっと勿体ない気がします。そこで、到着日が10:00と早朝でもあるし、そこからさらに国内線で移動してPQMと利用回数(4回以上)を埋めることにしたらどうかと思いつきます。LAXからだと、西海岸のSeattle、San Francisco、San Diego当たりがフライトも多いし、使いやすそうです。で、最初は知り合いも多いSFOにしようかと思ったんですが、それよりも安いレートでSEAまでいけそうなので少し悩んでいます。San Franciscoは、秋口くらいに49ersの試合観戦で行きたいと思っているんですよね。で、イチローが移籍してからSeattleもご無沙汰だし、久しぶりに行くのも良いかなぁと今は考えています。あるいは、マイル的には旨味は少ないのだけれど、暖かいSan Diegoにも久しぶりに行きたい気分もあります。数年前に後輩がここに滞在してして、それで突発的に訪れた以来なんですが、こじんまりとしてなかなか良い場所でしたし。ただ、LAXからだと近すぎるのが難点なんですよね... 取りあえずANAのNRT-LAXは発券済みなので、後はそこに接続するUAの国内線をどう繋ぐか思案中です。

どこの場所に行っても、MLBの試合、それも可能なら日本人選手が出場する試合を見たいと思っているんですが、平日なので試合は原則ナイター開催。試合が伸びて、夜遅くになると一寸厳しいんですよね。まずは、LAXからの先を決めて、それで日程が確定するから、次はホテルの手配をしないと。色々都合があるので、もしかしたらキャンセルするかもしれないLAX行きですが、UA MPの為にも実現したいなぁ... (続く...)

NRT-SIN/-NRT (2) - 出発当日

さて、いよいよ出発当日。年初にAMC Diamond用に予約したフライトで、国際線のフライトとしては先月の台北行きに続き今年二回目、AMCの修行フライトとしてはも3回目のフライト。本当は週末土曜日発が良かったのですが、そうするとチケット代が高くなるし、どのみちその場合は月曜日を休みにしないとならず、それなら金曜日に休みを取っても同じだろうという考え。一つ困るのが、成田発が夕方の17:00頃なので、余り自宅を早く出ても時間を持てあましてしまうこと。まぁ、早く着いたらついたでラウンジでグタグタしてればいいやという事で、いつもの金曜日の出社時間よりも1時間くらい遅めに自宅を出ました。

まずは浜松から東京まで新幹線で移動。時間は幾らでもあるので、いつもより1時間遅いこだま号を利用することに。勿論、早めに予約してグリーン特約で安くグリーン席を利用しての移動です。この日は雪の影響も無く、ダイヤは定刻通り。この日は朝は流石に冷え込んだ物の、朝日が出て日が当たり出すと風が無い分そこそこ暖かくて、重装備出来てきたダウンのコートの前を開けても大丈夫なくらい。途中富士山も綺麗に見えて、圧倒今に東京駅に到着です。

東京駅には11:00前に到着。最初は、ここでお昼を食べてから成田へ移動しようかと思っていたんですが、まだそれ程お腹も空きません。どうせ時間はあるから、久しぶりに東京駅から10分間隔で出発するリムジンバスを利用してみようかとも思ったんですが、かなり行列が出来ていて満席に近い状態で出発しているようなので、これは諦めました。結局いつものようにN'EXで成田まで移動することにしましたが、次のN'EXには急げば間に合うくらいの時間でしたが、余裕を見てお昼過ぎのN'EXを予約。その後ブックセンターに行き時間潰しの文庫本などを物色し、大丸の地下で軽食を調達してN'EXに乗り込みました。東京駅では、横浜方面からの編成(6両)と新宿方面からの編成(6両)が連結して、成田に向かいます。久しぶりにN'EXの連結する様子を見ました(笑)。一寸調べてみたら、成田に行くのは去年夏のこれもSingapore行き以来。半年ぶりの成田、半年ぶりのSingapore何だと一寸不思議な感じです。いつもは横浜から利用することが多いN'EXですが、東京からだと成田空港までは1時間掛からない。だからか、あっと言う間に空港に到着した感じです。

この後、ちょっとお店やらTSUTAYAやらを回った後、とっととPriority Laneから保安検査場を抜けて、出国審査も混雑していなかったけれど、反対側のブースしか空いていなかったので目の前の自動化ゲートを通過。少し免税店を覗いてから(買わないけれど)、4サテのANA Suite Loungeへ入場しました。

まだ早い時間帯だったのでガラガラでしたから、窓際の席をゲット。ただ、16:00台は4サテからの出発が集中するので、この後の混雑を予想したんですが、相席になる事も無く最後までゆっくり出来ました。その後、搭乗開始時刻5分前位にラウンジを出て、ほぼ正面の44番ゲートに向かったら、もう優先搭乗が終わって一般搭乗になっていました。別に慌てることは無いんだけど、早め早めならアナウンスの一つも欲しいと、小一時間...

機内はそこそこ混雑していましたが、定刻の5分前にドアクローズとなり、定刻少し過ぎにプッシュバック開始。暫くして誘導路を移動始めたんですが、どうもB滑走路のRW16Lを利用するらしく、延々とトコトコ動いている感じでした。暫く先行機の離陸待ちの後テイクオフ。そのまま真っ直ぐ南東に進み、大島の先当たりで右に旋回をしてシンガポールを目指します。
[2018/02/12追記]今後のために使用機材のメモ。機体はB787-8 (169席)仕様の機体。シートはANAのBusiness Classでお馴染みのStaggered Sheetですが、中央の列が2-1-2-1と変則的な、1-2-1/1-1-1の物。テーブルが正面のモニターの仕方から出てくるタイプで、横のサイドテーブルも少し狭くて使いづらい感じがしますね。真ん中の1列なら、両側のサイドテーブルが使えるので広々しているんでしょうけど。電源がモニターの下にあったりと、使い勝手は古さを感じるものでした。

機内では特にこれと言うことも無く、いつものようにアルコール注入をして居ましたが、リクエストした洋食のお肉の組合せが少なかったのか、サービスが後々になったのは一寸不満かも。それと、前菜が苦手な鰊の酢漬けやレバーパテだったので殆ど手が出ず、メインのお肉も何か生暖かいくらいの感じで、一口食べて終わりにしました。

Changi Airportには、定刻よりも15分位早く到着。一番北側のRW02Lに着陸しましたが、ゲートが反対側のE3だったので、またえっちらおっちら誘導路を戻ることに。結局誘導路の移動時間が長すぎて、ゲートインしたのはほぼ定刻くらいの感じでした。で、空港内は春節の休みで来たと思われる中華系の人間で溢れかえっていて、「これは入国審査が混雑するかも」と危惧しましたが、行ってみたらガラガラで私も直ぐに順番になり、あっと言う間にSingapore入国です。ここから、T2を反対側T1/T3接続側に歩いて、定宿のCorowne Plazaに入り、日付が変わる前に部屋に到着出来ました。流石に一寸疲れましたね。(続く...)

2018年2月9日

理想は遠く...

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、AIと5Gの世界について。読んでいて思わず「そうそう」と激しく同意したのが、コラムの後半に書かれている、住所入力時に番地を全角で入れさせられる不満。なるほど、数値ではなくて「数字」だから全角と言うけれど、納得いかないなぁ... まぁ、酷い場合にはアルファベットや記号(\とか)も全角で入れさせるしなぁ。私は、英数記号は半角で無いと気持ちが悪い性質なので、いつもイライラします。山田氏は、そういう所こそAIが処理すればと書かれているけれど、数字くらいならLock-up Table一つで全角に変換可能だろうし、多分そんな関数を作る事くらい難しくないと思うのだけれど。

もう一つの話題5Gも、今のネットワークスピードやトラフィックで賄い聴けないようなコンテンツ配信されている状況改善に繋がるという話ですが、昔3GとかADSLを「早い」と感じていたのに、それが4G/LTEになり光りになっても、十分と感じなくなるのが世の中なわけで、多分同じような事が繰り返される気がする。それに、私が心配する話では無いと思うけれど、末端のラストマイルが5G化されても、その手前幹線のネットワークのスピードや容量がそれを賄えるほどリソースがあるのか疑問なんですよね。勿論、大都市間の間などなら、それなりに太い回線や多重化もされているんだろうけど、そこから一寸離れた場合等は困りそう。東京-名古屋-大阪の幹線沿いはいいけれど、例えば東京から仙台や札幌とか、大阪から先の広島や福岡とか、多分それなりのラインが引かれているんだろうけど、コンテンツは日本中で利用されるのに対して、データの流れがその幹線を考慮して流れてくれるわけじゃ無いですしね。

最近はAIが持てはやされて、仕事でもそれに関しての地券が必要になってきたんですが、二昔位昔にブームになった「人工知能」とか「ナレッジシステム」とは一寸違う流れなのは、やはり時代の流れなのかなと感じています。特に技術進歩のたまものだと思うのは、昔は人工知能を人間が教育して育てていく物というイメージでしたが、最近は人工知能同士が互いに学習して成長していく手法が当たり前のように登場して、しかも成果を出していること。一つ心配なのは、成長度合いは加速されるだろうけど、それで到達した知識なり機能が利用者である人間が望んでいる物かどうかは分からないこと。人間が介在していないわけですから、その進化方向はある意味偶然にも支配されるだろうし、常識とはかけ離れた方向に進む可能性だって大きい。実際、某社の人工知能が学習した結果、とある独裁者的な意見を言うようになり強制終了させられたとか、リスクもあるんですよね。

それでも、学習時間の加速圧縮は必要なわけで、その為にどう言う方法があるのか、タイムラインの流れや情報処理能力に圧倒的な差があるAIと人間のインターフェース、関わり方というのが、個人的には一寸面白い分野になるんじゃ無いかと感じています。まぁ、そういう意味では、住所で番地を全角で入れることを自動変換するAIが実用化される前に、全ての住所が数値化されて、それを入力要求するAIが登場してくるかも。AIの求める理想=最適値と、人間が求める理想=快適度が、どれだけ同調できるかという摺り合わせが、重要ですよね。

陸自ヘリ墜落事故

佐賀県で発生した陸上自衛隊のヘリ(アパッチ)墜落事故。登場していた二人の自衛官は亡くなられたけれど、墜落した家屋の居住者は、4人のうち女の子が家の中にいたけれど辛くも逃げ出して軽傷で済み、居住者に対しての被害が最小で済み死者が出なかったことがせめてもの救い。事故原因に関してはまだ不明だけれど、当初言われた整備不備に寄るトラブルという推測から、散乱した事故機の部品・機体の一部を集めて、どうもメインローター自体に問題があったように推測が変わってきている様子。仮に、部品自身に問題があり、破断とか亀裂など~分解したのであれば、これはまた別の視点からの対策が必要になりますね。

で、この関連記事を見ていると、殆どのメディアが上空の取材ヘリコプターから撮影した現場の様子の写真を掲載しているのだけれど、ヘリの墜落現場を別のヘリが飛来して取材するというのは、ブラックジョークのような気がする。過去にも、例えば防災ヘリが山中に墜落して、その墜落現場に新聞社などの取材ヘリが飛んでいき上空から映像や写真を送ると言う事は何度もあったことだけれど、それは周りに人が居ない山中等だからまだ許せるかもしれない。でも今回は、住宅街の中に墜落したわけで、回りにはまだその影響を受けている住人も多数生活しているだろう所に、多数のヘリコプターへがローター音を響かせて飛来して上空に滞在するというのは、一寸デリカシーが無いと言うか、何というか...

勿論メディア側としても現場の様子を取材して伝えたい気持ちはあるだろうし、その場合即応性や利便性を考えればヘリコプターと言う選択肢が一番なのかもしれない。でも、それも場合によってと言う事も本来なら現場周辺の事故にかかわった人達のことを思えば、尊重するべきじゃ無いだろうか。以前、利根川の堤防が決壊して多くの家や地域が水没し、屋根の上に避難した人達を救出するために、自衛隊は勿論消防や警察のヘリが救助活動をしている回りを、さらにメディアのヘリが飛び回ってその様子を伝えていたけれど、あれも酷い行為だと思うんですよね。勿論、メディアとして現場の様子を把握したいこともあるだろうし、その様子を見たいという気持ちも分かるけれど、場合が場合なのだからそこは各社が何機もヘリを飛ばすんじゃ無くて、少なくとも地域毎に共同で一機ずつとか、あるいは代表して一機岳にして残りは救助活動を支援するとか、そう言うことを本来は考えるべきでは無いだろうか。今回の件にしても、上空から撮影すれば、それは印象的なインパクトのある画がとれるかもしれないけれど、それよりも尊重するべき事は有るだろうし、首座であっても周辺から出来る事も有るだろうし。それこそ、こういう時こそドローンで上空の区画を区切っての撮影を許可すれば良いんじゃ無いだろうか。ドローンであれば、仮に墜落しても影響は限定的だろうし。

今回に限ったことでは無いけれど、どうしてもメディアの傲慢さみたいなものを感じてしまいますよね。一方で、ヘリがまさに空中でトラブルに遭遇して、ローターらしきものが分離しほぼ垂直に墜落する様子が、たまたまドライブレコーダーに録画されていて、それで事件の様子も分かる映像も見つかっています。ドライブレコーダーは、今では多くの車に搭載されていて、色々な場面でその映像が使われていますが、単にスクープ映像と言うものでは無くて、事故や事件の原因や様子を知る貴重な資料や情報になっています。そういう意味では、メディアが飛ばすヘリコプターからの映像よりも、何倍も価値も内容もあるものが多いわけで、そういう所をもうチョツと真摯に受け止めて考えるべきじゃ無いだろうか。

Sportsnavi Live撤退

昨シーズンXリーグの試合配信をしていた、Softbank系のSprtsnavi Liveが、その運用を終了して、DAZNへコンテンツを移行するというニュース。露出度の少ない(と言うか、ほとんど無い)日本のフットボールを、国内配信限定とは言え多くの試合中継をしてくれて、昨年は大いに楽しめたのに、DAZNに移行されたら、多分今シーズンの配信は無さそう...

個人的には、勿論地上波やBS/CSで放送された方が訴求力は高いと思いつつも、今時代を考えると、やはりスマホやPCで何時でもどこでも好きな試合が視聴できることの方が価値があるわけで、そういう意味ではSportsnaviはLive以外では一週間の見逃し再生しか出来ないのが欠点でしたが、まぁまぁ良かったかなとは思います。あくまで希望ですが、DAZNでもXリーグの配信があって、勿論有料会員になるから、試合を後から再生することも自由に巻き戻したり出来るようなサービスを展開して欲しいなぁ。一昨年だったか、その時はrtvが配信したけれど、どうなるのだろうか... やはり、映像コンテンツとして配信できるというのは、HPとかSNS等で拡散する以上に説得力があるし、一番大きいのは不特定多数に遡及できることですよね。そういう意味で、何らかの配信サービスを今シーズンも検討して欲しいなぁ > Xリーグ

しかし、このSportsnaviのシステムを使って、チーム内の映像コンテンツサービスもしていたと思われるパリーグのホークスは、今シーズンどうするんだろうか。考えてみたら、どのスポーツでもそう言う試合以外での映像データというのは非常に重要なわけで、一番進んで居るであろうフットボールでは、かなり細かく色々レビューできるシステムもパッケージ化されているんですが、それもアメリカと言う土壌があるから成立すると思うんですよね。まだまだスケールとしては小さな日本で、どういうことが可能なのか、不安もありますよねぇ...

2018年2月8日

ANAの発券パターン

ANAの国内線発券ルールが昨年変更されて、半年単位で先の予約まで取れるようになりました。来月3月24日までの発券は、昨年9月に予約できるようになり、その時には一斉に予約が入ったのか、週末絡みとかの有利な予約はあっと言う間に「キャンセル待ち」とか「満席」の状態に。やはり競争が厳しいなぁと思いながらも、それでも何とか今年の1月から3月まで予約を入れたんですが、最近になって駄目元でまた追加の予約を検索してみると、以前は取れなかった例えば金曜日の沖縄行き最終便とか、土日の予約とか、またそれなりの座席数が表示されます。想像するに、最初は限定数を予約可能にして、その後多分想像ですが二ヶ月前位に残りの座席を公開しているような気がします。これは、最初に残席数3席とかの日程で予約して、座席指定のためにシートマップを見たらまだ誰も予約していない、なんていうケースもあったので、時期的に公開する座席を調整しているのは確実。まぁ、そうしないと一番安い料金で座席が埋まってしまうし、正規料金で購入してくれる企業ユーザーなどは、多分直近に購入することが多いだろうから、その時に有る程度の空席を確保しておかないとクレームにもなるだろうし。お陰様で、以前は空席無しで諦めていた2月、3月の日程のうち、幾つか追加で予約を入れることが出来ました。

これは、今公開されている10月迄のケースでも同様で、予約可能となった直後には4月5月の予約はあっと言う間に埋まっていましたが、今見てみると結構予約可能な座席がまた掲載されています。これは、多分修行僧の皆さんが、前回は「今のうちに」と争って予約を入れたけれど、実際に様子を見たらそれ程取り合いにはならなかったので、二回目となる今回の10月までの予約は比較的落ち着いて来たんじゃ無いかと、良い方に解釈しています。まぁ、自分的には、今年のAMC Diamondに目処がつきつつあり、今の状況だと5月には10万Premium Point(PP)に到達しそうなので、今年後半にも利用する機会があるかなと思いつつ、少しペースを4月からは押さえることに。PP還元率のよいアジア方面の国際線フライトを一回入れるとすると、TYO-SINだとHND-OKAを3往復、HND-SYDだとHND-OKAは2往復で10万PP到達。Singapreはいつ行っても良いけれど、Sydneyは季節が逆転するから、どちらも同じような感じの春か秋に行きたいところ。本当は、今年はコストが多少悪化しても国内線よりは国際線優先する予定でしたが、最短でも一回のフライトで三日必要になるので、これがなかなかスケジュールを入れるのが難しい。土日を上手く利用出来れば良いけれど、なかなか週末の料金は高くなるし...

で、一つ困ったのが、5月末まで有効な株主優待券の扱い。今年も、一番有利なプレミアム旅割28は中々取れないだろうと昨年購入し、昨年も何枚か使用して、今年分で5枚ほどまだ残っています。所が、今年は都合良く予約が取れているから、まだ一度も株主優待券を利用してのフライトが無い。旅割が半年先まで予約できるのに対して、株主優待券の利用はこれまで通り二ヶ月+2週間先までが予約可能範囲なので、使いづらいという事も有るんですが。それと、以前は株主優待券の料金と旅割28の料金は大体同じくらいで、株主優待券の購入価格分割高になるかなという感じでしたが、今年は元々の料金自体が旅割に比較して数千円位高め。だから、以前ほど割安感も感じにくいし、使い勝手もやや悪い気がしています。残りの国内線フライトも、株主優待券を使用せずに完了出来そうなので、これから新年度やG.W.でカイリと価格も上がるだろうから、その時に売却しようかと思案中。AMC Diamondの修行は、今年が4年目ですが、毎年パターンが変わりなかなか大変。まぁ、それもある意味楽しみの一種なんだろうけど。

海外1dayパケ終了

今週末の予定を準備していて、たまたま発見したdocomoのニュースレター。海外でのローミングサービスのために、新しく「パケットパック海外オプション」を始めるというもの。定額980円で24時間ローミングサービスが利用出来ますが、その時に国内で契約しているパケットパックのデータ量から消費されるというもの。2018年3月15日から始まる、この新サービスの合わせて、既存の「海外1dayパケ」の新規申込は2018年3月14日で終了するということ。ただ、3月15日以降も「海外1dayパケ」は利用可能と言う事ですが、ほぼ競合する内容だけに半年くらいしたら終了するんだろうなぁ。

両方のサービスを比べてみて、海外1dayパケでは利用料金が980円(アメリカ等)、1,280円(ドイツ等)、1,580円(インド等)と地域によって差があったのが、パケットパック海外オプションでは一律980円になるので、料金的に有利になるエリアで使用する場合は良さそう。でも、これまでは利用するパケットは国内契約とは別口だったのが、今後は合算されるから大量に使用している人には不利かも。国内で使わない間に海外で利用するから、プラマイゼロと言う考え方もありますが、海外に出たからこそ通常よりも多くアクセスして利用することが考えられるわけで、そうなると毎月ぎりぎりくらいでパケット利用していた場合には足りなくなるかも。以前の海外「1dayパケ」は、高速通信が30MB迄でしたが、今キャンペーン期間中で、高速スピードで30MB以上でも利用可能。それからすると、今回は改悪というかサービス低下に感じますね。3月14日でキャンペーンが終了すると、そりゃぁ一度高速回線に慣れてしまえば、それを使いたいわけで、となると自動的に海外1dayパケユーザーはパケットパック海外オプションへ乗り換えざるを得ないと言うスキーム何でしょうね。私も多分乗り換えざるを得ないと思う。

仮にdocomoのスマホを海外で利用して、月2GBのデータ量を使い切っても、データ通信はもう一つのiPhone6で利用出来るし、こちらは前月の繰り越し分があるから最大6GBまでバッファが有るから多分困ることは無いと思う。まぁ、利用料金が一律980円になるし、利用可能地域も増えるわけだからメリットも大きいと思うけれど、国内のパケットを流用させるのであれば、料金を980円よりも下げて欲しいですよね。あるいは、docomoポイントで補填できるとか。一日2日程度なら有利だけれど、一週間とかになると一寸メリットが無くなりそうですね。

2018年2月7日

延期

眞子様のご結婚延期。再来年までの二年の延期というのはかなり長いと思うけれど、来年は天皇陛下の譲位があり、多分それによって眞子様のご結婚が霞んでしまうことも望まれないだろうし、そうなるとさらにもう一年先、東京2020に合わせてと言うのが、延期するとしたら最適なんでしょうね。

あくまで推測ではあるけれど、元々の週刊誌のスクープ報道が多分寝耳に水状態で、将来的には結婚することは双方了解していたけれど、それは先ず旦那さんになる小室圭氏がちゃんと就職して、それなりに生活基盤が整ってからと言う気持ちが強かったんじゃ無いだろうか。最近報道された小室家の金銭トラブルの件も影響があったとは思うけれど、やはり元々は来年くらいの挙式を考えていたのがスクープされ、予定が全て狂ったというのが実状では。

で、その想定外の事態を作ったメディアが、今回は「何故延期」と再び火に油を注ぐ行為をしているように見えるのは気のせい? マッチポンプとまでは言わないけれど、若い二人の将来を、スタートする前からいきなり見出して邪魔して居るように見えるなぁ。色々な理由があって今回の決断に至ったのだろうけど、自らが「予想外の公表で準備する時間が短かった」と言われている当事者が、謝罪するわけでも無く、逆に色々な理由を憶測も含めて報道してビジネスしているスキームに、何故か納得出来ない。

魅力の無い大国

中国ライターとして著名な、安田峰俊氏のコラムから、「強いけれど魅力ゼロの中国」について。面白く短いけれど読み応えのある記事ですが、個人的には重要なのは最後のページに書かれている「中国の魅力論」ですね。自分の感覚で言うと、やはり中国に一番に感じるのは「製造工場」と言うイメージ。最近は、進出した中国から国内製造に回帰する企業も増えているけれど、それでもまだ多くの部品製造や基本部分は中国の日本よりは安い労働力で製造して、最終工程を日本で仕上げて行く方式が殆どでは無いだろうか。昔のバブルの頃のように、それこそパーツの設計製造から組み立てまで、全てを国内の企業で賄った形には、残念ながらもう無理だと思うし、そこまで戻る必要も無いと思うから、半完成品の国内製造と言う体制は正しいと思う。いずれにしても、もう二本国内で作るにはペイしない部品も多く存在しているし、輸送費をかけてもコスト的に見合う製造場所があるわけで、それを捨ててまでわざわざ国内回帰する必要も無いだろうし。その分、国内での半完成品の最終工程に国内ならではの付加価値を付ければ良いわけですからね。例えば短期納品でも、極端な話注目即日発送なんて言うのも可能になるだろうし、ものによっては新品だけれど有る程度エージングをして快適になってから出荷するとか、そういう形で付加価値が高く満足度が高い製品にするのが、今の国内製造の役目だと思うし。

もう一つは、やはり「市場」としての中国の存在はまだまだ大きい。勿論、12億人の人口全てが同じ経済状態に有るわけでは無いから、実質的なターゲットは数億人程度なんだろうけど、それでもマーケットとしては十分に大きい。ただ、中国市場の存在や規模は大きいものの、それに匹敵するようなマーケットが東南アジアやインドなどにも立ちあがってきているわけで、そういう意味では中国市場の重要性は1990年代から2000年代の頃に比べて下がってきているような気がします。マーケットとしての魅力が減ってきたと言うよりも、世界の中での相対的な位置付けと規模が縮小しているような気がします。さらに言えば、最近の訪日客がそうだけれど、「もの」から「こと」に消費行動が変わってきていることも大きいのでは。元々の市場規模が大きいだけに、その一部でも消費方向性が変われば影響は決して少なくないですからね。

そんな中国ではあるけれど、極端な話我々が中国に魅力を感じる部分は、所謂「三国志の世界」であったりするわけで、決して今の中国に憧れや魅力を感じているわけでは無い。政治体制もそうだし社会体制にしても、外から見る限りわざわざそこに入っていき喜びを感じるような雰囲気は無いわけで、結局は安く製造してくれる場所であり、日本に丘を落としてくれる国と言う認識が一番適切なのかもしれない。逆に、外がどう考えようと無視して、国内に対して厳しいけれど見返りもあるような仕組みを作ることで、人民民衆を掌握していることは、それはそれで成功していると言えるんでしょうね。だから、記事にも書かれているように今の中国を否定する人って、余り聞いたことはありません。ただ、やはりそこは昔から動乱の中で生きてきた人達なので、外にセーフティープレイスは準備するし、経済的にも安全な場所に避難させたりという事は、表からは見えないだろうけどちゃん度準備しているのも中国の人の知恵。近年、北海道の過疎地等を外国資本が買収していると騒動になっているけれど、案外そういう目的で密かに資産移動しているような気もします。それならそれで、がっぽりと日本も課税してあげれば良いと思うけれど。

彼らが中国の中だけでその様な生活を維持して満足してくれているなら、我々は全く問題無いのだけれど、それを維持するために外に膨張し始めているのが今の中国であり、それが際限なく続く可能性があるから困ってしまう。アメリカが「世界の警察官」として世界のあちこちに進出することは、良い事も悪いこともあるけれど相対的にはそういう存在も必要だと言う納得も出来るけれど、じゃあ中国がその立場を表明して納得出来るかというとそれは全くないわけで、だから困ってしまうわけですよね。今の習近平体制が変わらない限り何も変わらないわけで、それが何時なのか、それまでどの様に付き合っていくべきなのか、何か出口の見えない迷路の中を各国がウロウロしているような気がします。その「理由の無さ」が魅力の無さ何ですよね。

苦しい言い訳(2)

森友問題で、首相からも名指しされた朝日新聞が掲載した反論(?)記事。先日の加計学園関係のtwitterのツイートに対しても苦しい言い訳をしていたけれど、今回の記事も「我々はそんなこと言っていない、相手(=籠池元理事)の意見をそのまま掲載しただけだ」とも読める内容。大体記事の見出しにしても「森友、国会議論噛み合わず」と、まるで問題は国会の議論に有るような書き方だけれど、最初から野党側は「怪しい」と言うだけでその根拠も証拠も示さずに認めることだけを要求し、与党側は「そんなことは無い」と言っても無いことの証明である「悪魔の証明」を要求される状態では、最初から噛み合う余地すら無いわけで、見ようによっては恣意的な見出しの付け方だなぁと言う気がする。

大体朝日新聞が言うべき事は、黒塗りの校名をどの様に調べて「安倍晋三記念小学校」と報じたのか、先ずはそれを説明するべきでは。問題なのは、文科省に提出した設置趣意書のタイトルに書かれていたものがどうかという話なのに、朝日新聞は事前に籠池氏がそう言っていたから書いたという「伝聞情報を真実と判断しました」と言っている。詰まり、聞いたことをそのまま書いたわけで、それって「取材」なのか? 裏取りせずに、聞いたことが「正解」と主って新聞記事にして良いなら、何でもありですよね。朝日新聞はアリバイ作りのように「(24日に財務相が公開したので)25日にその旨記事にした」と釈明しているけれど、その記事はやはり籠池氏のコメントだけで掲載したと書いてあり、本来手元にあるだろう提出した書類のコピーなりを調べていないことはその頃から認めていたわけで、それってメディアとして良いの?

朝日新聞にしては珍しく長い説明でしかも有料記事にせずに公開記事にしているけれど、結局は意図的かどうかは分からないけれど、朝日新聞はメディアとして十分取材をせずに自分達の憶測あるいは希望を記事にしてこれまで批判していたことを認めただけの内容。例えば籠池氏がわざと「安倍晋三記念小学校」と書いた偽の趣意書を準備して、それを見せられての記事なら、それは仕方が無い。でも、そんなことすら無いし、大体当時から話題になっていたけれど、黒塗りされて公開された趣意書の乱し部分に、どう見ても「安倍晋三記念(小学校)」の六文字が納まるほどの余裕は無いわけで、それ位は日頃この手の文書作成をしていれば先ず疑問に感じるところ。そういう素人でも感じ疑問すら感じること無く朝日新聞の記者は記事を作るのだろうか。それって、素人以下の能力と言われても仕方ないのでは。

記事の中では、野党議員などからも「事前に担当課長が聞いた」と批判しているけれど、そこでどんな話が出ようとも、彼らが問題にしているのは「設置趣意書に安倍総理の名前があったから忖度したので」という事なんだから、そこに安倍晋三記念小学校の名前が無いのであれば、その前提が壊れることになる。これまでの話では、籠池氏側が昭恵夫人や安倍総理の名前を出して交渉を有利に進めようとしていた事は分かっているんだから、結局籠池氏側の行為が証明されただけでは。結局騒いだ側の立証は何も出来ずに、朝日新聞も裏付け取材をせずにその口車をそのまま記事にしたことを自ら認めたような内容なんだけれど、これで説得できると思っているんだろうか。まあ、朝日だから、で終わりそうだけれど。

2018年2月6日

映像マジック

TBS、サンデーモーニングで放送された国会中継の映像に、作為が有ったのでは無いかという、以下略ちゃんのまとめ。いつもながら客観的なまとめないようで、確かに少なくとも映像が時系列に並んでいて、途中を省略したというならまだしも、完全に順番を入れ替えてわざわざ映像を作るとなると、その理由が分かりません。しかも、野田、茂木、両大臣が談笑している場面をメインにしたいのであれば、少なくとも映像を繋げるとしてもその時発言していた麻生大臣の場面を繋げるのが普通だと思うし自然だと思うけれど、わざわざ1時間も後の安倍総理の場面を逆に前に繋げている理由はなんだろうか。私の目が曇っているのかもしれないけれど、安倍総理に対してのマイナス印象を刷り込みたいとしか思えない。

TBSの、さらにサンデーモーニングは、その手の番組として有名だけれど、正直ここまでやっても自分達の主張が正しいと思わせたいのかと呆れてしまうくらい。正直この番組も、自分達の妄想の中で好き勝って言っているだけの内容について行けずに、もう見ることも無く10年20年経過しているけれど、こう言う番組ってどう言うニーズが有るのかよく分からない。何か参加しているコメンテーターなる人と司会者が、単に言いたい方題して自分達の溜飲を下げているだけにしか見えないのだけれど。そこから建設的な意見なり反論が出てきた事ってあるんだろうか。政府なり与党なりを批判することは良いと思うし必要だとも思うけれど、それならそれでちゃんと納得出来る証拠なり論拠なりを示せば良いだけのこと。でも、そんなことは無いからか、あるいは別の理由からなのか、こう言う都合の良い事を継ぎ接ぎ盛り合わせをして良しとしている。この番組だけがそうなら、プロデューサーなり出演している人のせいかとも思うけれど、夜の報道番組なんかも同様なわけで、あぁこの放送局の問題なのかなと最近は納得していたりして。

子供の頃、まだ全国ネットが十分でなくて、自宅で見ることが出来るテレビ(放送局)は、NHKの総合と教育、そして唯一のローカル放送局がTBS系列の1局だけで、だから子供の時にはこのTBS系列の番組がテレビの殆ど全て。その後、フジテレビ系、NTV系列、テレビ朝日系列と、主要4大ネット系列のローカル局が一通り開局して、TBS系列への依存度は下がり、さらになんか変な方向に行くから視聴する割合も減ってきているんですよね。それはそれでその放送局の方針だから、それを視聴者がどう思ってどう選択するかは自由なはず。ただ、とは言っても影響力が大きいテレビメディアが、こういうことを「ばれないだろう」と思って堂々とやってしまうことの恐ろしさを感じますね。CGが登場して、現実の俳優さんや舞台では出来ないような映像が簡単に作れるようになり、そのうち俳優は入らないのではと言われたけれど、それに近い話になるような。その番組が「欲しい」と思った映像を現実はどうあれ作る事が出来るわけですからね。

今朝のニュース番組では、自衛隊ヘリ墜落事故を取り上げていて、どの番組でも「原因の究明と、徹底した対策が望まれます」と判で押したようにコメントをしていましたが、メディアも自らの不祥事に関しては同様に原因究明と対策、少なくともその説明責任は大きいと思うんですが、これまでちゃんと対応したような記憶は無い。最も今回の場合は、間違った映像を提供したり、捏造した映像では無く、実際の国会中継を「編集」しただけと言うんでしょうね。確かに何時間もの映像を、放送時間の中数分どころか数秒にまとめなくちゃいけない物理的な理由があることは理解出来ますが、だからこそその中からエッセンスを絞り出すならまだしも、必要と思われない無関係とも言える映像をわざわざ追加する理由は浮かばない。だからこそ、そこに何か意図的なもの、作為を感じるわけで、それが今のメデイア不信最大の理由になっている気がする。映像のマジックで視聴者を騙すというと言い方が悪いかもしれないけれど、錯誤させようとしながらも自分達がその錯誤に嵌まっていることに気が付いていないんだろうなぁ。

都合の良い民主主義

名護市長選のその後、当初の調査では現職側が圧倒的に有利で、与党系の新人とはトリプルスコアの差が付いていたからか、敗れた現職側はかなりのショックの様子。で、その反動からか、有ること無いこと難癖因縁レベルのコメントや書込がTLに溢れることに。その中でも、地元の新聞記者が「日本最後の民主主義が敗北した」みたいな書込をしていて、「あぁ、なんでこの人達はこう自己中なんだろう」と、それで今回の結果がスッと腑に落ちるという皮肉なことに。「民主主義」を標榜し、「民主主義」を実践していると胸を張り、「民主主義」を代表しているはずの自分達が敗れたことで、「民主主義」が無くなったというのであれば、多分それは「民主主義」という名札を付けただけの別の物なんですよ。と言うか、何でもかんでも自分達に都合の良いように利用して欲しくないですよね。選挙という一番民主的な方法で代表者を選んでいるわけですから、それを民主主義の結果として受け入れられないのであれば、「民主主義」を自ら放棄したことになるわけですから。

今回新人候補が基地問題を取り上げないと、論点隠しだと現職側は批判しているようだけれど、別に自分達の発言まで封印されていたわけではないのだから、それが必要と思えば堂々と主張すれば良かっただけの話し。全て対立候補と同じ論点を提示して、それぞれで発言しなければならないと言う事は無いんですからね。相手とは異なる主張があり、それがより重要と思うのであれば自ら言えば良いだけの話し。あるいは、相手と同じ論点で話しをするのであれば、相手を論破すれば良いだけ。相手が同じ土俵に登ってこないのであれば、こちらが土俵を独り占めすれば良いだけの話しなんですからね。だから論点隠し云々ではなく、単に有権者の興味や優先順位が低かっただけの話何でしょう。幾つかのTLにも書き込まれていたけれど、一時移設で決まっていたのに、民主党政権が卓袱台返しをしてとっちらかしてあっと言う間に消えてしまい、結局はその後始末を都合の良いように外部に利用されて、いい加減辟易してきていたと思いますよ。煽るだけ煽って、結局は何も進展は無いし、解決策だって単に声を荒げて過激化していくだけだし。以前書いたけれど、成田闘争が爆発したような状況の一歩手前まで来ていたと思う。だから、ここで一度クールダウン出来るのは、沖縄にとっても良いことなんじゃ無いかという気持ちの方が強いですよね。

そういう状況だから、出口調査ではバイアスが掛かった結果しか得られずに事前の予想と実際の結果の乖離が大きくなったというのは、凄くよく分かる分析。本来多少のブレはあるし、調査する側の属性によって傾向の差も生まれるけれど、それでも大体事前調査と結果はそれなりに同期している物。でも、それが今回は大きく違っていたというのは、調査する側の属性が信頼されていない、と言う意味にもなるわけで、色々として期されている地元メディア、特に新聞2社はその事にもっと危機感を持つべきでは。それでも「自分達は正しい、理解出来ない有権者が悪い」みたいな事を未だに言っているようでは、どんどん衰退していくだけでしょうね。そうで無くても今回の年代別調査では、50代以前がレガシーメディアを信用せずネットからの情報を重視していたことが分かっているのに。個人的な意見ですが、多分境界線は50-60代の所ではなく、60代の前半くらいの所にあるんじゃ無いだろうか。仕事でコンピューターとかパソコンを使い出した最初の世代が、今は定年退職して暫くしたところですから。そういう意味では、後数年すると、60代のエリアも今回の50代のような状態になるから、ますます差は広がるんじゃないかと。

名護市長選挙の直前に行われた南城市長選挙では、それまで与党側が応援する現職市長が、野党側沖縄知事側の新人に敗れているわけで、そういう意味では民主主義はちゃんと機能している。まぁ、この敗北があったから名護市長選挙へのてこ入れも大きくなり、それが当選に繋がったとも言えるわけですが、逆に野党側もこの選挙での勝利を足がかりに一気呵成に名護市長選挙へなだれ込んでも良かったわけですからね。いずれにしても、沖縄の基地問題というのは大きなテーマで、決して沖縄だけの問題でも無いけれど、それを余りに歪曲してこじられた現知事側の行動に、とうとう我慢の限界を超えつつある、と思うのが一番正確なんじゃないだろうか。それが変わるのも、変わらないのも、結局は民主主義のはずなんだけど。

Super Bowl終わる

今年のSuper Bowlも、追いつ追われつの好ゲーム。最後2分少し時間が余り「あぁ、去年同様Patriotsが逆転サヨナラか」と思った瞬間に、QB Bradyがファンブルフォースを受けてターンオーバー。Eaglesのモメンタム、勢いを最初から最後まで感じた試合でしたね。

それでも、やはりPatriotsは強かったし、一時は逆転したわけで、やはり強いチームはしぶといと改めて実感。ただ、最初に何かちぐはぐな感じがあって、それが最後まで響いたような印象。Patriotsも六度目の優勝を逃したのは痛かっただろうけど、三度目の挑戦で初優勝したEaglesに少し花を持たせてあげても委員じゃ無いかと納得出来る内容でした。

これで2017シーズンは終了。USでは暫くフットボールロスが続くんだろうけど、日本では早くも2018シーズンインをし始めているところ。とは言っても、それはチーム関係者にとってであり、フットボールファンにしてみれば4月のパールボウルまで、やはり二ヶ月のブラックアウトは待ちきれない感じですね。

2018年2月5日

Super Bowl

さて、何があっても、今日はとりあえずSuper Bowl中心で回る(笑)。

HND-HNL/-NRT (2) - 急いては事をし損じる

今年はあちこち飛び回るぞぉ~」と意気込んで先月予約を入れたハワイ旅行。で、そこにも書いたのだけれど、
一つ心配だったのは、春のポールボウルの予定がまだ未定で、それとぶつかることなんだけれど、例年パールボウルは6月の第三週に開催されるので、多分被らないだろうという目論見なんだけれど、大丈夫だろうか。
という危惧が見事に当たってしまいました orz まだ試合も始まっていないのだけれど、順当に勝ち進んだ準決勝の日程が、この旅行期間中の真ん中に設定されてしまいました。週末に続いた月曜日が会社の特別休暇日に設定されたので、三連休になるからということと、例年パールボウルの準決勝は6月初めに開催されていたので、多分大丈夫だろうと思っていたんですが... 多分東京ドームをホームスタジアムにする巨人が、昨シーズンBクラスになったために、し合い日程の優先権がなくなったか落ちて、例年6月の予定が変わったんじゃないかと。そのために、いつもなら6月の第三週の月曜日くらいが目処だったパールボウル決勝戦が、今年は最終週のしかも木曜日。確かに決勝戦の日程が後ろに動く必要があったかもしれないけれど、だからとって準決勝の日程まで後ろにしなくてもいいんじゃないかと小一時間...

この日程にしたのは、会社の特別休日で三連休になるからで、それ以外の日程にすると最低でも有給を一日消費しないといけなくなるわけで、これは正直ちょっと痛い。じゃぁ、試合を見捨てて(笑)ハワイへ遊びに行くかというと、これもなかなか厳しいというか、これまで全試合に参加してきたことを考えると、これも選択肢として厳しい。結局は、この日程はキャンセルして別日程で再度予約する必要があるんですが、Zクラスですから予約変更はできない。有償でキャンセルをして、別途新しい予約を入れないといけないのだけれど、うーんキャンセル料の5万円がぁ...

このハワイ旅行、UA MP 1KのPQM確保のためのフライトでもあるので、できればちゃんと予定通りにPQMを積み上げておきたい。今の予約も、10万SKYコインを含めて払っているので、まぁ5万円分は5万SKYコインを捨てた(取られた)と思えば気持ちの整理もできるのだけれど(嘘)。で、予定を変更するにしても、7月にも特典チケットでシカゴ行きを予定しているので、後ろにずらして間隔を狭くしたくはない。となると、準決勝の前週か5月の最後になるんですが、それならばESTAも更新したし早めにしてもよい。実はいろいろ調べていたら、5月のG.W.最後なら高くないレートがあるんですよね。さすがにG.W.中に出発して戻るのは大変だけれど、終盤に出発して月曜日くらいに戻るパターンなら、今回購入したレートと同じくらいのレートが残っている。なかなか悩むところです。

いずれにしても、予約するのをもう一週間我慢すれば、試合の予定もわかったし無駄なキャンセル料を自腹する必要もなかったわけで、元々せっかちな性格ということもあるけれど、もうちょっと考えて行動すればよかったと激しく自己嫌悪。何か、自分のこれまでの人生を凝縮している気がする(笑)。(続く...)

名護市長選

注目されていた、沖縄県名護市の市長選挙は新人候補が現役候補の三選を阻止して、約3,400票(10%)差で当選。これで少しは沖縄の基地問題が前進してくれると、沖縄にとっても良いことだと思うのだけれど、個人的に注目したいのがその投票内容。地元の放送局の出口調査だと思いますが、10代から50代までは7:3~6:4位の割合で新人に投票しているのが、60代以上ではその逆の割合で現職候補に投票しているという結果に。新人候補は、基地問題には触れずに現在の問題点である地元の病院問題や経済問題で投票を遡及する一方、現職候補は基地問題や中国からのパンダ誘致などの論点で投票を遡及。地元メディア等は現役候補中心の報道だったようだけれど、今はネットの時代だし、流石に反基地陣営の過激な行動も地元で知れ渡っているのか、現役候補の主張は余り受け入れられなかったようですね。

藤原かずえ氏が説明しているように、実は「辺野古」という場所は名護市中心街から見てかなり離れた場所の話であり、藤原氏が引用しているこちらの説明を見る限りでは、ベストではないけれどベターの中でもベターな解決策で有る事が理解出来ます。大体、民主党時代に決定していることだし、本来ならもう何年も前に解決していなければならない話だったのが、変に利用され続けていることが不幸の最大の原因ですよね。そういう状況であれば、50代より若い世代が、自分達の正解を考えてどちらを選択するかは明らかでしょうね。

これまでも、レガシーメディアを中心に情報を得ている中高齢者層に対して、ネットで情報を得ている若者世代とは情報の内容に差があり、だからこそ現政権に対しての支持率も若い世代の方が高いと言う事は良く言われていたけれど、実際に政権選択の手段となる選挙への投票行動に関しては、余り若い世代は熱心で無い事も有り、その差が現実社会では実感することは少なかったけれど、今回はそれが如実に表れたと一定も良いのでは。特に、圧倒的に現知事、現市長側に寄り添っている地元メディアの中で、得票数で20%近い差で勝利した新人候補に対しての支持は、かなり地元メディアとしても驚愕だったのでは。自分達が波を作るくらいの考えだったのが、それが否定されたわけですから。単に経済的な有利・不利での選択だけでなく、そういう一方的な偏った状況に対しての不満という物も、決して小さくなかったように思います。

50代と60代の間に境界線がある様に見えた今回の市長選挙ですが、これって前者は「勤労世代」であり、後者は「リタイア世代」と言っても良いんじゃ無いかと。そういう意味では、現職側も経済政策を中心に訴えれば、さらに接戦になって祥伎も有ったかもしれない。基地問題というのは沖縄にとっては大きなテーマかもしれないけれど、名護市の9割近い市民が実は辺野古とは別の生活空間にいては、彼らが感じることはまた別のことだろうし、逆に基地問題を取り上げれば取り上げるほど、違和感を感じたんじゃないだろうか。これで与党側は秋の知事選もと勢いづいたような発言も出て居るみたいだけれど、まずは魅力的な対立候補を立てられるかですよね。その上で、今度は辺野古や名護以外の基地問題も含めて、どう言う解決策を提案できるか。それがないと、今回多分勝負の分かれ目になったであろう、40~50代の得票が浮動票として動きそうな気がする。

いずれにしても、今回の選挙は基地賛成・反対というテーマよりも、ネット世代とレガシーメディア世代が明確に色分けされた選挙として、一つの象徴になるんじゃないだろうか。それは、ある意味地元を牛耳伝居る地元メディアに対しての危機感にもなるはずなんですが。

2018年2月4日

Leg#2: HND-OKA/-HND

二週間ぶりのAMC Diamond修行フライト。夕方用事が入っているので、午後早めに羽田に戻ってくる必要があり、となると羽田発を早めにしないといけない。と言う事で、朝07:50発のフライトを予約して、沖縄滞在1:30程で羽田に戻ってくるフライトを組みました。前泊したホテルで、どうもお酒と料理の食い合わせが悪くで、どうも熟睡できずに二日酔いみたいな感じで起床。大丈夫かなと不安になりながらも、予定通り06:00過ぎにホテルをチェックアウトし、予定よりも一つ早い京急を横浜駅で捕まえて、羽田に向かいました。

羽田空港には06:40頃に到着。混雑しているかと思っていたんですが、予想以上に空いている感じです。3Fの出発ロビーに上がっても、自動チェックイン機の前はそこそこ混雑していたけれど、フロアーはそうでも無く、AMC Diamond用の保安検査場も待ち行列無しで通過出来ました。そのまま5Fのラウンジに行ったものの、食欲もなくかといって何かお腹に入れておかないと持たないので、小さなお握りを一つ緑茶で流し込んで胃袋を宥めます。そう言えば、以前は御稲荷さんでしたが、何時の頃からかお握りに、それもこの日は鮭と高菜の二種類が置かれていました。暫くメールチェック等をしてから、ほぼラウンジの真下あたりにある64番ゲートに向かいました。

1) HND 07:50 - OKA 10:45 (NH463)

出発時刻の20分一寸前にゲート前に行ったんですが、既に優先搭乗が終わり一般搭乗が始まろうとしています。いつもの儀式である搭乗機の写真を撮影してから、列の後ろに並んでゆっくりと搭乗します。この日は、プレミアムクラスは満席の様子でしたが、一般席はそうでも無い様子で、予定時刻の5分前にはドアクローズとなり、定刻少し過ぎにプッシュバックが始まりました。実は私の隣りの席がぎりぎりまで空席で「ラッキー!」と思っていたんですが、最後に男性が乗り込んできてここに座ります。しかもこの人、ヘビースモーカーなのか、普通に隣にいるだけで脂臭い。もう勘弁して欲しい気分です。

プッシュバックされて方向転換すると、直ぐに誘導路をD滑走路に向かって移動し始めます。普通、混雑していて途中止まったりするんですが、この日はそう言うことは一切無く、いつもより少し早めの速度でD滑走路のRW05を目指します。しかも、D滑走路に入ると、先行している機体はゼロ。この日は、C滑走路のRW34Rが離陸用に使われていたので、D滑走路を横切る到着機も無いわけで、誘導路の途中で離陸準備のピンポンが4回鳴らされて、そのまま滑走路に入ると直ぐに離陸開始となりました。プッシュバック開始から10分程で離陸したのは、多分自分の経験の中では最短記録だと思います。何かいつも混雑している羽田空港が、この時ばかりは静岡空港張りの閑散とした雰囲気を感じてしまいました(笑)。

水平飛行に入るまでうつらうつらしていたのが良かったのか、朝から悪かった気分も大分良くなり少し胃に入れておこうと食事もいただきました。その後は、2時間位時間が掛かるので、背もたれを倒してウトウトしながら移動です。到着20分位前に目が覚めて、暫くすると着陸態勢に入るというアナウンス。向かい風が強そうだったので、RW18から入ると思ったら、いつものように沖縄本島をぐるっと時計回りに回り込んでRW36からの進入でした。この後33番ゲートに入りましたが、10分程の早着となりました。

この後一度外に出てから、5Fのレストランに入り軽くお昼を食べるつもりが、結構ヘビーな食事になってしまい、おなりお腹が一杯の状態でラウンジに向かいます。

2) OKA 12:20 - HND 14:35 (NH464)

ラウンジはそこそこの混み具合でしたが、奥のこじんまりした場所に席を確保して、シークゥァーサージュースを飲みながら時間を潰します。ここで、ちょっと失敗。復路に搭乗するNH464便なんですが、これは私が乗ってきたNH463の後から出るNH467の折返しだと思っていたんですね。で、このNH467便の到着が15分位遅れているので、多分折返しも10~15分位遅れるだろうとラウンジで思っていたわけです。で、本来の搭乗開始予定時刻になる、12:00になっても、その遅延情報がラウンジに表示されない。流石にそれは何か違うぞと感じて、急いで出発ゲートの32番ゲートに向かいました。で、ゲートに到着すると、もう搭乗が始まっている。どうやら、羽田からのNH467の折返しではないみたいです。

機内に入ると、プレミアムクラスは殆ど搭乗完了していて、私が最後の数人くらい。定刻よりも早くドアクローズとなり、プッシュバック開始が定刻くらい。その後RW36に移動して、こちらも待機無しで直ぐに離陸開始をして羽田を目指します。この機体も機内Wi-Fiのサービスがあり、無料で利用出来るので、落ち着いたところでフライト状況などを確認することにしました。B777クラスを沖縄に飛ばしているのは、羽田と福岡くらいだと思っていたんですが、それでは時刻的に合致するフライトがありません。あと、伊丹とか関空とかセントレアとか見たんですが、時間が合わないか使用機材が中型のB767とかで、これも合う物が無い。そんなことをしている家に、ふとエアショーの画面を見たら、何故かNGO-OKAのフライトが表示されて、そこからOKA-HNDと戻るルートが表示されています。これを見て、やはりセントレアから来た機材かなと思って検索してみたんですが、B777ではない。でもNGO-OKAと表示されるしなぁと思いつつ、もう一度検索してみたら、今度はB777と出ます。試して分かったんですが、NGO-OKAは、通常はB767を使用しているのが、少なくとも土曜日だけはB777を使用するみたい。通常検索するときには、未来の日付を私はいれるので、それでどうもこの日とは違う結果が出ていたようです。セントレア発のフライトは、時々利用するんですが、土曜日は出発時刻も20分程遅いし、機材はB777だし、今度一度利用してみようかと思った次第でした。で、空港に着いた後に機内で使用したWi-Fiサービスの明細がメールで届いたんですが、予想通りフライト区間が「NH301 NGO-OKA」となっていました。沖縄到着後に、設定変更し忘れたんでしょうね、CAさんが。そう言えば、私が預けたアウターを返却し忘れたり、一寸何だかなと言う事も有りましたし...

往路は3時間近く掛かったのに、復路は2時間掛からずに羽田に到着。A滑走路のRW34Lに着陸したんですが、どうも着地点が通常よりも先になり距離が詰まったのか、結構最後にきつめの制動が掛かり思わず体が前に倒れたほど。その後62番ゲートに定刻よりも10分程早く到着し、この日のフライトは往路復路共に実にスムースなフライトでした。多分これまでで一番効率的なフライトだったかもしれない。この後、いつものように京急で品川駅に出て、そこから新幹線で浜松へ帰宅。来週末もAMC Diamond修行ですが、今回はNRT-SINのフライトです。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

SPG系列5滞在目。前回から約二週間ぶりの宿泊。夕方用事があったのと、それに託けてAMCの修行フライトを入れたため、金曜日の仕事終わりにチェックイン。前日から雪が降っていて、この日の関東地方は朝方は電車のダイヤも乱れるほどでしたが、夕方になるとほぼ解決していてトラブル無くホテルには入れました。

翌日の羽田発のフライトが、朝の07:50発なので、ホテルを06:00少し過ぎくらいにで無いといけない。となると、翌日起床は05:00と言う事で、早めに食事をして早めに休もうと、この日はラウンジには寄らずに8Fの和食のお店へ。一寸お腹も空いていたので、品数の多いコースをお願いしましたが、これが後で嵌まりました。

最初に口開けの一口ビールで喉を潤した後、久しぶりに美味しいお酒をと特選日本酒からオーダーしたら、暫くして「申し訳ありませんが切れています」と中居さんが言います。で「こちらの、ここからここは揃っています」というので、その中からお願いしたら、再び暫くして「申し訳ありませんが...」とこちらも切れている。で、今度は確実ですねと念押ししてお酒をお願いしました。で、ソムリエっぽいスタッフの方が「申し訳ありません」とお詫びに来て、特選のお酒を一杯サービスしてくれました。これはこれで嬉しかったのですが、予想外の一杯でこれが後で酔いが回ることに。

さらに、途中の料理で、小さな器に茶碗蒸しが入っていて、その上にこのわたと岩のりが載せられている料理が出てきたんですが、茶碗蒸しは熱々だから蓋を開けた途端にこのわたの生臭い匂いにやられてしまいました。その後の食事が、全部このわたの匂いがしているような感じで全然喉を通らない。結局殆ど手を付けずにお店を出ましたが、それだからかアルコールの回りもいつもと事なり、その夜はなかなか寝付けずに朝目が覚めることに。久しぶりに二日酔いっぽい感じで、早朝フライトに向かうことになりました。次回は気をつけよう...

2018年2月3日

香典ブーメラン

茂木経済再生担当相の香典問題を追及する野党。ところが見事にブーメランで自らに戻ってきたというお決まりの話。というか、結構以前に野党側の支出については言われていて知られていた話なのに、なんで今回茂木氏に対して持ち出してきたんだろうか。以前のことは忘れていて、たまたま見つけた攻撃材料にこれ幸いと飛びついた、としか考えられない。その為か、昨晩のニュース番組などでは、その前とは掌を返したようにこの話題は取り上げられていなかったようですが、メディアもメディアでいい加減な話。

先ずは野党側は、相手のあら探しをして引きずり落とすという方針を考え直さないと、このまま衰退していくばかりという現状認識をしないと。消えてくれれば、それはそれで良いことだと思うのだけれど、その為に必要な決定がなかなか進まないのは国民にとっては迷惑。彼らが、今の安倍政権あるいは自公政権に対して、より良い政策を示せば当然国民はそちらを応援するわけで、それが出来ないからどんどんじり貧になっていることを理解しないと。先日も国会中継を見ていたけれど、旧民進党の議員達が、政党名こそ変わっていたけれど以前と同じように箸にも棒にもかからないことを延々と因縁を付けるという角田を巻くような感じで質問している。いゃ、質問と言うよりも「おれ、仕事しているだろ」とパフォーマンスをしているだけ。で、あげくのはてな自分達に綺麗にブーメランが戻ってくるわけで、もう開いた口が塞がらない。

でも、問題なのはそういう態度を良しとして、応援しているレガシーメディアが居ることで、彼らは何でもかんでも雇うが正しい与党が悪いと言う路線でしか伝えない。そうでは無くて、ここの案件で是々非々で伝えるのがメディア本来の役目で有り義務でもあると思うのだけれど、自分達の意思を肯定する物が正しいという独善的な話ばかりをしている。時代の流れと共に、レガシーメディアが衰退していくのも道理だとは思うけれど、まるで自らの手で自分達の残り時間を浪費することを加速させているような雰囲気すらします。今はネットが発達していて、以前は無かった視聴者や読者が直ぐにメディアの内容をレビューして訂正することすら有るわけで、彼らはこれまでの一方的に批評する立場から、批評される側になったことをよく理解していないんでしょうね。しかも、その事を「メディアへの攻撃」という言い方すらする。それならばこれまで彼らがやってきたことは、一般国民に対しての攻撃になる訳なんだけど。

もう一つは、やはりネットのお陰で、殆ど全ての記録が残されて検索されて見つけることが出来るようになったから、何時でも過去の発言や記事と比較することが出来る。それも、集合知の力で圧倒的に作業されるから、殆ど瞬時に問題点があれば指摘されるわけで、そう言うこともレガシーメディアは理解していない。メディアでは無く、特定の目的を持って作成される「機関紙」的な存在にどんどん陥っていることに対しての危機感が感じられないのが一番の問題なんでしょうね。あと何年耐えられるのか...

ナマズのFish & Chips

産経新聞の記事から、ナマズの輸入が拡大していると言う話。記事にも書かれているように、日本では余り馴染みのない魚だと思うんですが、仕事で米国のフロリダに滞在しているときに初めてこの「ナマズのフライ」を食べて、それ以来好物の一つになっています。わざわざナマズをフライにしているというよりも、英国料理の「Fish & Chips」では鱈を使うところを、アメリカではナマズを使っていた、ということなんですが。

ナマズの外見は一寸グロテスクですが、記事にもあるように身は白身で淡泊で、フライやソテーにすると本当に美味しい。私のFish & Chips体験は、その米国出張中に食べたのが最初なので、逆に日本で「フィッシュ&チップス」を注文しても、これまで美味しいと思うものにであったためしがない。先ず、何故か白身魚のフリッターが、日本だと不味い。魚のフライとか天ぷらはあるんだから、魚に衣を付けて揚げた物がそんなに拙くなるとは思えないんですが、これまでホテルとかレストランでメニューにあると注文してきた物の、「美味しい」と感じたことは殆ど記憶にありません。米国へ行ったときに、ナマズではなく鱈のF&Cを食べたこともありますが、その時はナマズ同様に美味しく上がっているので、衣の具合とか揚げ方の問題なのか、未だに疑問です。

そのナマズがベトナムから輸入されているとのは今回初めて知りましたが、川魚で亜熱帯あたりに良そうな印象はありますね。日本のナマズって、結構小ぶりな物が多いと思うけれど、東南アジアだとその何倍ものサイズがある大きな物がゴロゴロありそう。探せば、何処かにあるかなぁ、ナマズのフリッターかF&Cは。

現在の加工食品は、多くが海外、それも東南アジアで加工されて日本に入ってくるので、こう言う現地物なら安くて良いのかもしれない。冷凍食品なんかだと、その物ズバリの「ナマズのフリッター」とかもう有るもう有るのかもしれない。ただ、家では加工食品は利用しないので、当分は食べられそうもないなぁ... 今年は、ナマズのフリッターを食べに、フロリダに久しぶりに行くのも良いかも(笑)。

2018年2月2日

対話するAI

NTTが発表した、雑談しながら知識の伝搬をしてする対話型AI。これ、言ってみればロボット(=AI)は漫才のボケとツッコミで、そこに大賞である人間が合いの手を入れる、みたいな感じにも見える。確かにこれまでの1-1のQ&Aでの対話では、質問と回答が一つのセットにならないと行けないみたいな印象がありましたが、こういう感じで会話が進むと、回答の幅も広がりそうだし、質問者(=人間)の満足度も上がるんじゃないだろうか。それは、1-1の時には全ての情報を聞いて、その中に自分の欲しい内容があるかどうかと言う判断基準になるけれど、こう言う雑談の場合だと、自分の問いに対して答えてくれた、その答えの中に欲している情報がある、と言うだけで満足度は大きく上がりそうだし。

記事を読む限りでは、漫才をする(マテ) AI側の連携が重要そうで、本来の質問に対しての回答を探すのではなく、多分雑談という大筋では合っているんだけど多少揺れというかぶれがある範囲での会話を続けるというのが、簡単そうで難しい。余り突拍子もないことを離しても相手が離れてしまうし、かといってこれまでの知識データーベースのように正確な情報を伝えることだけを目的にしても会話は続かないし。

記事にサンプルとして象の話が出ているけれど、これってある意味学習システムとして使えそう。それも、AI側が一方的に知識を与えるのではなく、会話や雑談の中に情報を紛れ込ませるから、学習する方も勉強という意識はなくてうけいれやすいかもしれない。このあたりは、教育関係のアプリとして面白いかもしれない。ただ、複数のAIに対して一人の質問者ならまだ単純だけれど、どちらも多数同士で話をし始めると発散しそうだけれど。

ふと思ったけれど、Google AIとSiriと自分の三人で会話をしたら、こんな感じの補助システムみたいな物が構築出来ないだろうか。でも、GoogleとSiriでは、その二人の間での会話が成立しないか...

2018シーズンの試合

2018年Xリーグの、春の試合予定秋のリーグ戦予定が公開されました。パールボウルに関しては、スタートは去年と同じくらいだけれど、ブロック予選が終わり、各ブロックの1位チームが対戦する準決勝との間隔が、去年よりも一週間くらい長い感じ。さらに、決勝戦となるパールボウルとの間隔も少し長めで、それはこれまでは月曜日に東京ドームで開催されていたパールボウルが、今年は木曜日開催となっていることもあるのかな。あくまで想像ですが、昨シーズン巨人がBクラスでシーズン終了したので、ホームゲームの開催パターンがこれまでと事なり、だから木曜日が空いたんじゃないかと邪推(笑)。

会社帰りのファンを動員するときに、月曜日の夜が良いか木曜日の夜が良いか微妙な比較ではあるけれど、まぁ週の後半の木曜日の方がまだ少し気安いかなという気はしますね。理想をいえば、金曜日とか土日の週末だけれど、そこはプロ野球の稼ぎ時だし、ホームゲームが無い場合はコンサートとかより収益力の高いイベントを誘致するだろうし。何年後か(何十年後?)にフットボールが今のプロ野球やJリーグレベルの人気スポーツになれば、この週末に試合誘致と言う事も有るんだろうけど、初夢でも見られないかもしれないなぁ...  フットボールの試合会場として、東京ドームは賛否有るんですが、個人的には国内では一番好きな会場。先ずドームだから天候に左右されないし、電光掲示板など設備も整っている。席によっては、フィールドから遠い場所とか見づらい場所もあるんですが、やはり天候に左右されずに観戦出来るのは一番ありがたいと思います。富士通スタジアム川崎は、フットボール専用スタジアムなんだけれど、掲示板が貧弱なんですよね。あと、天気が悪いときにはもうどうしようも無いのも困る。それと、夕方のナイター試合の時の照明も貧弱だし。そのあたりはもう少し改善して欲しい。東京ドームが、大きな大会の決勝などでしか使えない「華の場」であるのに対して、富士通スタジアム川崎は「フットボールの聖地・デフォルトの場」ですからね。

去年は雨の試合や天候の悪い非の試合が多かったけれど、今年はどうだろうか。多少の風は我慢するから、雨だけは勘弁して欲しい。野外の試合で濡れるともうどうしようも無いからなぁ... パールボウルは、決勝以外は全て富士通スタジアム川崎だから、天気だけは何とか踏ん張って欲しい。(笑)