2019年8月31日

AM放送廃止

ラジオ局の経済的事情から、経費の掛かるAM放送を廃止して、ワイドFM放送へ一本化することを総務省の有識者会議が容認。これにより、AM放送局がAM波放送を廃止して、ワイドFM放送へ移行することが予想されるという記事

グラフを見ると、FM波も減少傾向ではあるけれど、AM波はここ30年で半減していて、確かに致命的。色々理由はあると思うけれど、一番の理由は「受信機=ラジオ」自体が生活の中からどんどんなくなっているのが大きいと思うなぁ。うちはラジカセとかまだ残っているから聴けるし、FMチューナーもあるけれど、AMチューナーなんて持っている人はもう居ないだろうし。FM放送が辛うじて留まっているのは、これ多くは車のラジオじゃないかなぁ。となると、自動車保有率も下がっているから、決して楽観できない。

もう一つの理由として、インターネットラジオの存在が大きいと思いますね。私もチューナーもあるけれど、やはりradikoを利用するのが一番多いし。最近購入したクルマには、au(KDDI)のネットワークが入っていて、社内状況とかリアルタイムでネットワーク経由でモニターされるんですが、あれを利用してradikoとか利用出来るようにすれば、AM/FMチューナーはいらないなぁ。ただ、ネットワークが途切れるトンネル内とか気候地形条件によっては利用出来るとは限らないですけどね。その辺放送も似たようなものだけれど(どちらも周波数は異なるけれど電波使うわけだから)、auよりFM、FMよりAMと強さはありますからね。

個人的には、子供の頃にニクロム面を塩ビ管に巻き付けてコイルを作り、アルミ板をビニール袋に入れて挟んでバリコンを作り、そこにダイオードを組み合わせて「ゲルマニウムラジオ」を作ったものだったけれど、あれももう出来なくなるなぁ。それがちょっと寂しいかも。電源無しで、地元のNHKとかSBSラジオとか聞こえたんですよね。本当に廃止される前に、遊びで何十年ぶりに作ってみようかしらん。あっ、でもアンテナ張る場所が今は厳しいかも。昔は40mとか50mとか平気ではれたけれど、今は無理だなぁ...

No longer expired

UAからDMが来て、何だと思ったら、UA MPで獲得したマイルの有効期限が無くなり無期限となるという発表のお知らせ。即日有効になるという事で、これまでだと最後にマイル口座への出し入れがあった日から18ヶ月の有効期限でしたが、それが無くなるというのは凄いなぁと個人的には感激したんですが、業界的にはそうでも無い様子。

一寸調べてみたら、先ずこの新しいルールはDeltaが既にやっていたものの後追いらしい。まぁ、DLの後追いというのは、FFPで良くも悪くも追随しているから不思議では無い。もう一つ面白いなと思ったのが、有効期限があってもなくても、マイルを貯める人はアクティブに貯めるし、そうで無い人はそのまま放置されて終わりなので、18ヶ月という制限を付けても付けなくても、実はワークロード的にはそんなに違わない。逆に、18ヶ月の更新管理をする方が面倒だから、それなら無期限した方が管理する効率が高まる、という意見。でも、何かの拍子にマイルが追加されれば、アカウント管理はしなくちゃ行けないし、その時にマイル加算にしても有効期限更新にしても人出でやってるわけじゃ無いだろうから、そんなに大変かなと言う気もするけれど。

いずれにしても、今はその18ヶ月の有効期限を更新するために、UAマイルが買い物などで加算されるようにしていますが、それも不要ですよね。まぁ、今の所、年に何度か利用する機会があるから事実上不要なんですが。UAのマイルも、ANAのSKYコインのような使い方が出来ればもっと有効利用出来るんですけどね。結局は、特典チケット発行か、アップグレードするしか無いけれど、それも競争が厳しいしなかなか利用出来ないし。

UAは、続けて羽田発増便のDMも送ってきていて、来年からの新路線スタートをかなり重視している様子。一度くらいは羽田発を利用してみたいけれど、どこにしようか... ORDかERWかなぁ。でも、羽田発だと成田以上にANA便を選択してしまいそう(笑)。

言わんこっちゃない

威勢良く外務大臣批判をしたのは良いけれど、反撃の大きさに何ともみっともない言い訳をしなければならなくなったこの方。「円滑に理解させようという姿勢では無かった、感情的に逆撫でしている、言い過ぎている」と、結局は具体的に何が悪かったとは言えずに、何時ものように感情的な話、抽象的な話で言い訳しようとしている。なら、何故その時に批判せずに、逆に自分達もその姿勢を支持したのだろうか。

「流石に今回の韓国の対応は、与野党ともに批判するだろう」と誰もが考え、実際そうなったのに、支援団体から言われたのか、急に自分達の主張を変えて見た物の、世間の反応の大きさに軌道修正せざるを得ない。本当にそう思うなら、その主張を続ければ良いのに、そんな「確固たる理由」が無いから、何かあれば簡単に方向を修正して行くという事は、結局は「最低では県外」と言いつつ最後は「この方法しか無い」と辺野古移転を支持し、でもいざ自分がその立場を外れたら直ぐさま「県外」と言い出す、あの政党の初代首相のDNAが流れているような気がする(笑)。

釈明した、
「辞任しろとは言っていない。日韓関係を改善しようと思うなら外相を辞めるしかないと言った」
という言葉も矛盾しているわけで、「辞任しろとは言っていない」という事は、今の立場にいても問題無いと思っている事なのに、続けて「日韓関係を改善するには辞任しか無い」と、つまり日韓関係は改善する必要は無い、と思っているわけですよね、この方は。こう言う場合はせめて「辞任しろとは言っていない。しかし、それ位の覚悟で日韓関係を修復する努力が必要では」くらい言えば、まだ意味は通るし、少なくとも自分の立場を弁護する無いようになると思うんだけれど。

一事が万事こう言う姿勢だから、自分達への支持も広がらないし勢力も拡大しない。しかも、言いっぱなしやりっ放しだからどんどん信用も無くなっていて支持率も下落傾向のまま。先の参議院選挙でも放射能デマを拡散している後者を擁立し、選挙前から批判があったのに、結局そのまま選挙戦に入り、結果落選したから良かったもののそれに対しての説明は何も無し。 彼らの好きな言葉で言えば「説明責任を果たしていない」訳ですが、そんなことは梅雨ほども感じていないんだろうなぁ。まぁ、今回の事は小さな事かもしれないけれど、以前も今も、彼らの言っていることは本気では無いし信じてはいけないという「経験知」は生きていることが証明されたのは良かったのかも。

2019年8月29日

自分が上から目線

民主党政権時代、トップからして「あれ」だったから、閣僚の面々を見ても失望しか無かったけれど、それでも官房長官をやっていたときには、唯一まともな人という印象があったんだけれど、こんな程度の事しか言えないのは、やはり当時は周りが余りにポンコツ過ぎたから相対的によく見えていただけなんだろうか。

確か、この立憲民主党も含めて、野党も珍しく与党に歩調を合わせて、今回の韓国の対応を非難していたはずなんだけれど、それが支持者から批判されたからか、河野外相の態度が悪いという随分すっとぼけた反論を突如始めたわけで、そんなことを言ったら中国とか韓国とか北朝鮮とか、もっと上から目線、高飛車な人間は幾らでもいるぞ。というか、この人も含めて野党は殆ど、自分が一番偉い、正しいと言う視線でしか話をしないから、常に上から目線じゃないのか。

記事の中では、韓国大統領から少し妥協の余地のある発言があったら譲歩するべきみたいな事を言っているけれど、元々の話は、厳格であるべき輸出手続きの不備の話なんだから、そこに妥協の余地はないはず。その肝心の所の説明なり証明が全くない状態で、話をどんどん曲げているのは相手の方な訳で、それに対して「適正化しろ」というのが高飛車と言ってしまっては話が進まない。しかも、二言目には「大臣を変えろ」という、なんとかの一つ覚え。野党なら、しかも政権経験があり自分も中枢にいた人間なら、「ここはこうすべき、あれはああすればよい」という言い方が出来るはずだし、出来なければ政権交代なんて夢のまた夢。

ここの所の韓国の対応を見ていると、そのまま日本の特定野党の行動に当てはまるような気がしていて、実はこの記事を読んだときも、何か韓国の言い方に似てるなぁと感じてしまったほど。声高に、自分達の主張だけを繰り返し、しかもそれは根拠のある話ではなく、自分達の感情論で話をしているから始末が悪い。しかも、最近では、野党も韓国も「阿部退陣」とか主張が一致しているし、実は彼らが裏で糸を引いているんじゃないかと個人的には感じてしまうほど。と言う事は、今の日本人の多くが韓国の対応に不信感を抱いているように、実は野党の行動にも不信感を感じている人が多いんじゃ無いかと思うわけで、それが選挙の結果に如実に表れているんでしょうね。

お金はどこへ

出口が見えない日韓関係。ただ、こちらから見ると、一方的に韓国が自ら拗らせているようにしか見えないのだけれど。で、日本から優遇措置対象から外れた、フッ化水素、フォトレジ、フッ化ポリイミド等を、対抗策として国内生産できるように3年間で5兆ウォンを投じる予定という記事。以前、レアメタルの輸出規制を中国がしたときには、日本が代替製品の開発を初めて、結果的にそれが次の素材開発に繋がったから、韓国もそうなると良いのですが(心がこもっていない-笑)。

未だにメディア等では「輸出規制」みたいな事を言っているけれど、要するに今回の措置は輸出手続きの簡略化から外れるという事で、別に輸出禁止に成るわけじゃ無い。しかも、最上位の「グループA(=ホワイト国)」から、その次の「グループB」に今回韓国は入るのだけれど、それだってアジア諸国の中ではトップで、他の国例えば台湾とかシンガポールなどは、さらに一つ下の「グループC」。だから、他国に対しての優遇措置というか、有意的な位置に韓国はまだ居るわけで、それを知ってか知らずか問題を面倒にしている。

で、韓国でもそれら製品を製造しているだろうから、時間とお金と人材を掛ければ日本の品質に追いつき追い越すレベルの商品を開発することも出来るかもしれない。でも、レアメタルの時と異なり、今でも、さらに今後も、韓国は必要な手続きを取ればこれまでの製品を輸入して使用する事は出来るわけで、正直困ることは無いはず。そんな状況の中で、幾ら政府の肝いりとはいえ、わざわざ難しい製品の開発をするだろうか、あの国の人達は。勝手な想像ですが、今回付いた予算は、結局良いように使われて消えていくだけの気がする。しかも、韓国側は輸入する側だから、手続きは輸出する日本企業が担当するわけで、そう言う意味では「顧客」である韓国企業は、日本企業に「約束通り配送しろよ」と言うだけで済むはずなんですよね。まぁ、輸出手続きには相手の利用目的とか必要量とか、そう言う情報も必要だろうから、その部分が明確になるのが韓国側は困るんだろうけど。

別にそれぞれの国が国策も絡めて自国の産業育成することは悪いことじゃ無いし、そうやって日本も色々な分野で世界トップクラスの製品を作るようになったわけですから。でも、別に使えなくなるわけじゃ無い素材に対してこれだけのお金を投入して、それで喜ぶのは結果的にお金が投入された企業だけで、しかも3年後となれば今文在寅大統領がいないかもしれないし。まぁ、別に日本が悪い事をしているわけじゃ無いし韓国の独り相撲なので、好きにやればと言う事かな。ただ、日本としては、同じ言葉の繰り返しになろうが、日本の立場を発信し続けるべきで、それが一瞬でも緩むと、韓国が例の「無い事を言ってくる」攻撃に晒されますからね。

無意味なTシャツ

日韓の状況を「配慮」して、"JAPAN"も二の丸も無い、無地のTシャツ(と言っているけど、あれポロシャツだろうが)で韓国の釜山に入ったU-18日本代表。相手を刺激したくないという事の配慮らしいけれど、それならなんで空港でこんな集合写真を撮影しているんだろうか。目立たないようにしているなら、空港から直ぐにホテルに移動するべきでは。「いゃいゃ、どこにも日本代表とは書かれていないから大丈夫」とでも言うのだろうか。記事には「移動中トラブルは無かった、警備員も少なく物々しい雰囲気は皆無だった」と書かれているけれど、それならなんで「摩擦を回避する」というような対応を、相手から求められてもいないのにしているんだろうか。

真偽は分からないけれど、高野連には春・夏の甲子園野球を後援している毎日新聞や朝日新聞からの天下りが多いというような話もTLに流れているけれど、それで「忖度」したのだろうか。でも、何となく「なるほど」と納得してしまい、否定できないんですよね。で、日本はわざわざ自国の国旗や国名を隠してまで参加しようとしている一方、相手は根も葉もない理由で日本に来ることを拒んでいる。

こちらの記事では、主催者の世界野球ソフトボール連盟(WBSC)からは「安全を保証する」との連絡があったと書かれているけれど、それならば通常通り日本のU-18代表として参加すれば良いだけで、これって「そう言っても不安だから自衛する」と、主催者に対しても開催国に対しても信用していないことを表す行為になるんじゃないのか。「配慮」したと言いつつも、結果的に「相手を侮辱している」事になると思うのだけれど、高野連はそれでいいのか?

高校野球、特に甲子園大会に関して、本来の「高校生スポーツ」を超えた商業化が問題視されるけれど、今回の対応というのはその延長にあるような気がする。つまり、選手の安全とかいう間に、兎に角トラブルを起こしたくない、相手を刺激したくない、なぜなら「高校野球」というブランドにそれで疵が付くかもしれないから、と思っているのでは。韓国が一方的にヒートアップしているだけな訳で、日本としては何も変わらず通常の対応をすれば良いだけの話し。逆に、今回の様なことが起こると、これからも同じ事をしないといけなくなってしまう。そう言うことの積み重ねが、今の諸問題を作ってきたのに。

2019年8月28日

自動運転

仕事で使うわけでは無いので、毎日は運転出来ませんが、少しずつでも時間を見つけては慣熟運転を兼ねて利用しているマイカー。1ヶ月点検も終わり、今の所問題らしい問題は無く、最大の問題は未だに最新の機能に自分の脳みそと運動神経が追いつかないことかも(笑)。

で、そんな最新機能の一つに、高速道などで利用出来る先行車追随システムがあります。レーダーとカメラで先行車をモニターしながら、予め設定した最高速度以下のスピードで先行車と車間距離を取りながら自動的に追随してくれる機能。流石に車線変更には対応してくれませんが、カーブなどは自動的にハンドルが切れてくれるので、「準自動運転」みたいな感じ。先日も、セントレアまで往復ドライブをしてみましたが、ある程度空いているときにこれを使うと、凄く楽。混雑していると、先行車との間に車線変更で入ってきて、いきなり制動が掛かったりするので、正直使えないのですが、ある程度余裕がある状態なら便利ですね。将来的には、こういう状態になるのかもしれないけれど、自動運転では欧州車が先攻していて、日本では日産が頑張っている。トヨタは、ちょっとまだ遅れ気味の感じ。ただ、結局はカメラかレーダーか、センサーで前方をモニターして、その状況判断にさらには過去のデータからの予想(AI)判断を組み合わせて、適切な運転をするだけなので、技術的にはもうある程度目処が付いている気がするんですが、それは部外者だから言える勝手なのか(笑)。

将来的に、自分の自動車の搭載AIが自分で判断して自動運転してくれるなら良いのですが、今のように先行車を追随する機能だと、結局自分の運転を先行車に任せることになるので、相手の運転技量に依存することにもなるわけで、後から考えたらそれは一寸リスクが大きいかなと不安にも。まぁ、そこが多少インテリジェントが有るとしても、追随していく機能と、自ら自動運転するまでを目指す機能の大きな違いなんでしょうけど。

確か「ゆりかもめ」は自動運転だったと思うんですが、移動用の軌道が確保されていて、基本運転開始と停止の管理をすれば良い鉄道は、既にある程度の自動化が実行されています。その技術は、そのままでは自動車運転の自動化にはまだまだ繋がらないけれど、高速道路などは逆に自動運転のみとして、スピード違反とかあおり運転等を強制的に抑制するようなことをやっても良いかもしれない。そう言う機能が付いていないと、高速道路は利用出来ないように、ETCと組み合わせても良いかも。自動運転をするという事は、自分が運転する「楽しみ」を放棄して、代わりに楽に安全に移動する事を選択することな訳だから、それ位のことをやってもいいんじゃ無いだろうか。一般道はどうするという話もあるけれど、まずは幹線道路である有料道路、高速道路を制限しても良いのでは。

無地のTシャツ

野球のU18日本代表が、韓国釜山近郊で開催されるワールドカップ出場のために渡韓するときに、関係悪化を考慮して無地のTシャツで入国するというニュース。これは駄目でしょう。開催国に開催能力が無いと言う事なんだから、参加辞退を考慮するべきでしょ。大体入国時に何かトラブルが想定されるなら、専用の出口を使うとか、直ぐにバスなりに乗り込んで移動するとか、方法は幾らでもあるはず。それに、滞在中の行動はどうするんだろうか。どうしたって、試合や練習に息抜きだって必要だろうし、ずっとホテルに缶詰というわけにも行かないだろうし。

今回の決定は、退会開催者側の要請なんだろうか。本来なら、ちゃんと彼らから問題無くサポート出来る旨言質を取ってから参加不参加を考えるべきだと思うけれど、それがよく分からない。その結果が、この対応となると、もう論外だけれど。

こう言う事をするのであれば、ユニフォームも背番号以外何も書かれていない真っ白なユニフォームを着用したらどうだろうか。勿論、そんなことをすれば余計火に油を注ぐかもしれないし、折角遠征指定日本代表メンバーにも失礼。「韓国の国民感情に配慮した」と高野連は言っているけれど、単に入国時に無地Tシャツを着用すれば解決する程度の話なのか?

記事の最後にも、「韓国の国民感情に配慮して、日本を前面に出すのはやめようと思っている。」と、日本代表チームという意義を否定する発言をして、その直後には「日韓関係が悪化していることと、スポーツをすることは別なのでわれわれは真摯(しんし)にプレーすることが大事だと思う」と直前の発言と矛盾することを言っている。スポーツはスポーツとして真摯にプレーするなら、そこには「日本の代表」というアイデンティティが無ければ、意味が無いのでは。結局は、事なかれ主義の組織に良いように扱われている、高校生が犠牲になっているだけの気がする。

ダウンの理由

先日トラブルが発生した、AWS Tokyo Regionの事故原因がAmazonから発表され、冷却設備のトラブルから、サーバーのフェイルセイフもバグで失敗し、さらには手動操作も失敗してという、何か不幸がまとまってやって来たみたいな話にビックリ。

記事とその中で説明されている時系列の様子を眺めていると、一つは3rd Partyの設備との接続に問題があったことと、最後の砦のはずの手動操作がバグや操作ミス(?)で失敗が続いて、最終的に冷却操作に失敗したことが説明されていますが、うーん、最初に設備設計した時に分からなかったんだろうか。自社データだけで無く、お客様データを扱っているのだから、どういう風に設備試験したのか、一寸気になります。最終的には、今回の経験を元に"Lessons Learned"が蓄積されて、次回同じトラブルが発生しても、対策を取れるように訓練したようですが、当事者が居る間は良いんですよね。その管理者が異動とかして人材が変わったときに、その経験値が引き継がれるかが、次の課題でしょうね。

記事の中で、同様の大規模トラブルの例として、2年前のAzure東日本リージョンの例が書かれているけれど、そんなこともあったんですね。一寸自分の記憶には無くてビックリ。こちらも、データセンター内の冷却設備のトラブルから発生したようで、やはりサーバールームに関しては冷却設備が最重要機能だよなぁと再認識。自分が仕事で使っているオフィスビルのサーバールームも、ラック毎に温度センサーを設置して細かく管理しているけれど、なかなか大変なんですよね。さらに、自社ビルなら色々や利用もあるんだろうけど、うちのようにレンタルオフィスの中にサーバールームを作るとなると、空調も大変だし、データラインの引き回しも大変だし、早々サーバーラックの重さ対策で、床の補強なんかもやったし。

まぁ、自分が直接被害を受けたわけでは無いのでこう言う事も言えるんですが、AWSさんには今回の経験を生かして、より安全で使いやすい設備にして欲しいですよね。IT関係者は、節にそう思っていると思う。その期待を、次は裏切らないで欲しいなぁ。


2019年8月27日

電動式エアダスター

多分、極々一部のエンジニア以外には、全く興味の無い製品なんだろうけど、なんで今まで無かったのかと思うくらいの画期的な製品(by 個人的感想)。

バッテリー、充電装置、コンプレッサーを組み合わせれば簡単にできるけれど、何故かこれまで無かったもの。まぁ、価格が8千円近くですから、普通のガス式エアダスターだったら、一缶300~400円位だろうから、20缶分位?! 普通の人は一年に一つも使わないだろうけど、仕事などで使う人には結構コスト的にも大きいかも。

写真ではパソコンの内部清掃で、記事の動画ではキーボードとか車の清掃などの場面が搭乗しますが、私の場合はこれ、カメラの清掃にも重宝しそう。ガス式だと、急冷されて霜が付いてしまうからカメラ等には使えないのですが、これなら問題無し。課題は、やはり風量の強さでしょうね。あと、コンプレッサー(モーター)の騒音かな。

サンワのサイトを見てみたら、以前から同様の商品を作ってたんですね。知らなかった。そういゃ、昔ドライヤーの先端にこんな細い口を付けて、代用するような製品なかったっけ? いずれにしても、エアダスター(ブロアー)の場合、どれだけ強力な吹き出しが出来るかが鍵だから、その点ではやはりガス式のものには敵わないと思う。まぁ、通常はこの電動式で、どうしても堪ってしまった頑固な場合にはガス式でという使い分けが一番かな。でも、これ欲しい(笑)。

ホノルル音楽祭 by ANA

ハワイ路線充実を進めるANAが、ハワイで音楽祭「ANA Honolulu Music Week」を開催するという記事。今年は手始めという事で、3日間の開催だけれど、今後は一週間位の音楽祭にすることを目指しているようですが、浜松でもJazz Weekとかやっているので、あんな感じになるんだろうか。でもなぁ、あんまり盛り上がっているようには感じられないのだけれど。

ハワイの開発と言えば、JALが昔から苦労していて、それ故に今の牙城を築いたとも言えけれど、やはりホノルルマラソンは大きいですよね。ANAも、出来れば同じ事をやりたかったんだろうけど、今更マラソンを増やしても盛り上がらないだろうし、同じ「運動系」で競り合ってもと言う事なんだろうか。それでも、マラソンは一日で終わりだけれど一度に何万人も参加出来るのに対して、音楽祭ならある程度の期間参加者を保持できるからトータルでは人数を確保できる、それぞれ一長一短ありですよね。ただ、音楽祭の場合は、わざわざ日本から来て貰えるような参加者が確保できるのか、そこが問題ですよね。

個人的には、年に一度のイベントよりも、年間何度も訪問して楽しめるような、継続的なイベントをして欲しい。とは言っても、直ぐに思いつかないけれど(苦笑)。結構、何か意図的にイベントを作るよりも、気軽に再訪できるような環境作りが有ると良いのだけれど。例えば、ポイント制とか。年に4回以上ANAを利用したら、4回目からはAMCのPremium Pointが割り増しになるとか。あぁ、それだとAMC会員のみで一般の乗客増加には結びつかないかぁ...

私は、ハワイとか海外に行く場合は、特に何かみたい聞きたいというような予定は無くて、特にハワイなんかは「何もしないでぶらっとする」という目的で行くから、余りこう言う企画には向かないかも。個人的には、フライトスケジュールがもう少し何とかならないかと思うんですよね。今のスケジュールだと、日本を夕方から夜に出発して、現地には早朝に到着。時差も-19時間という中途半端な差分なので、時差ぼけがきついうちに朝から移動とかするのが大変。日本をお昼くらいに出れば、現地には夜遅くに到着するから、その日はそのままホテルに入るというパターンはどうだろうか。やはり一日損した気持ちになるのかなあ。個人的には、夜の22時とか23時位に出発して、ハワイへ午前遅くとかお昼くらいに到着するパターンだと一番良さそうな気がするんだけれど。まぁ、JALとANAには、ハワイ開発で是非頑張って欲しいですね。

2019年8月26日

自然放射線量

以下略ちゃんの記事から、東京と韓国ソウルの放射線量を比較した記事。福島の原発事故が発生した後で、日本国内の放射線量の話が色々出たときに、初めて「韓国の方が高い」という話を聞いて「えっ?」と思ったんですが、今では常識と言って良いくらいの話し。多分に土地的な理由なんだろうけど、それでも東京の3倍くらい有るというのは、今改めて聞いてもビックリする話。

記事の動画では、都内では0.0xμ㏜から0.1μ㏜位が、韓国ソウルへ行くと+0.1μ㏜高いくらいの感じ。まぁ、余り正確に計測していないとは思うので(多分正しい手順は、地上からxxcmで、固定してみたいな話だと思う)、あの動画から分かるのは全体の傾向として、東京よりはソウルの方が自然放射線量は高い、と言う事だけなんだろうけど、それでも「放射能が危険だから東京へは行かない、オリンピックボイコット」と言っている理由にはならないよなぁ。

メディアでも、韓国の「放射能オリンピック」なる発言は殆ど報じられないのだけれど、あれはあれで今の政治的、経済的対立は別の、単なる感情論というかデマの最たるものなんだけれど、一番の問題は日本国内にも同じ事をそれ以上に言う人達がいるから向こうもそれを理由にしているわけで、結局は日本国内の問題でも有るんでしょうけどね。そう言う意味で、反対する側からの批判は大きくなるんだろうけど、もっと政府も福島は何も問題無いことを継続して言うべきだし、例の福島第一の処理水だって、政府が責任を持って全量処理するくらいの事を言うべき。結局全部地元に責任を負わせていることになるんですよね、あのまま貯めるだけだと。

福島の震災直後には、ガイガーカウンター内蔵のスマホなんかも販売されて、それであちこち計測することが流行、それで自分の身近に放射線素材が見つかったりしてそれなりに騒動になったけれど、今では誰も測ろうとしない。それよりも、ポケモンを探す方がブームになっている(マテ)。日本時の一過性の性質も時に問題になるけれど、韓国の粘着質な性質もまた困ったもんですよね。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

BONVOY系33滞在目(40泊目)は、いつもの横浜シェラトン。土曜日に試合があり、その祝杯を挙げる予定が大残念大会に。クタクタになってホテルに入ったのが、夜の20:00頃。まだレストランにしてもバーにしても十分間に合う時間帯でしたが、身も心もボロボロで、シャワーを浴びたら何もしたくなくなり、そのままルームサービスでお茶を濁すことに。

なにげにテレビを付けたら、某局の24時間テレビ(笑)をやっていて、同局の水卜アナが4人目の人柱ランナーということで、何か盛り上がっていたけれど、「あぁ、だから水卜ちゃん、最近痩せてたのね」と納得した次第。

翌日はレイトチェックアウトをお願いして、朝もゆっくり寝過ごすつもりでしたが、何故か何時ものように6時前には目が覚めてしまい、シャワーを浴びて朝食へ。デモ、戻ってきて暫くしたら、また眠くなり、そのままベッドに再び潜り込んでお昼前くらいまで二度寝してしまいました。やはり前日疲れたのかなぁ...  その後、午後にはチェックアウトをして新幹線で浜松へ戻りました。これで、目標50泊のうち80%まで到達。今の予定では、9月のGuam旅行で2泊、11月のWashington D.C.行きで3泊、年末のSingapore行きで2泊、と7泊はほぼ確定しているので、残り3泊を早めに埋めれば何とか到達かなという状態。ちょっとゴールが見えてきたという感じですね。

2019年8月25日

水卜ちゃん

昨日今日と放送されているNTV系列の「24時間テレビ」。その趣旨にはある程度賛同するものの、放送内容に関してはもう何年も興味が持てないので、毎年「あぁ、今年もやってるなぁ」と感じるばかり。これに対抗したのか(?)、フジテレビが「27時間テレビ」を始めて、最初の頃は結構面白かったけれど、最近はやっているのかやらないのかすらよく分からない。

それは置いといて、この番組の目玉はいつの間にか「100kmマラソン、24時間マラソン」になっていたんですが、今回は4人がリレー形式でたすきを繋ぐ「24時間駅伝」との事。4人と言いながら、最初に発表されていたランナーは、お笑い女性芸人3人で、残り一人は当日発表という、昨年みたいな趣向。で、その4人目は、NTVの人気アナウンサーの水卜アナ。で、実は6月頃に内示があり、その頃から隠れて練習していたとのこと。

それを聞いて思いだしたんですが、闇営業問題で吉本興業が揉めていたとき、NTV系列の朝の情報番組「スッキリ」のMCのタレント加藤浩次氏が反攻した「加藤の乱」があって、久しぶりに何度かこの番組を見たんですが、そこに登場した水卜アナ。久しぶりに見たからか「あれ、ミトちゃん、痩せた?!」と思ったんですね。あの頃は7月だったかな、トレーニングを開始して一月くらい経過しているから、結構体も締まってきているころ。「痩せた」と思ったのは、この時Tシャツを着ていたんですが、胸の下お腹周りが凹んでいて、明らかにTシャツの布が余っていて、例えればバストの大きいモデルさんがTシャツを着ているような感じだったから。以前観た水卜アナのイメージだと、結構お腹周り当たりも一杯一杯だった印象があるので、「あれ?」と思った次第。

どの程度体重が落ちたのか分からないけれど、足腰、特に膝回りがちゃんとトレーニングしていないと直ぐに影響が出ますからね。個人的には、スポーツ選手がそれなりにトレーニングして走るならまだしも、そんなことには縁がないようなタレントさんとか芸能人が高々数ヶ月の準備で走るのは無謀だと思う。勿論、それなりの専門家が付いていて、Know-Howもあるんだろうけど、走り終わった後の痛々しさが感動になるのは何か違うと思う。そう言う意味で、感動とかの安易な生産をしているような印象を受けるんですよね、毎年。今日は昨日以上に暑くなりそうなので、残り二人のランナーにトラブルが無い事を祈るけれど...

朝日だけが蚊帳を出る

険悪化する日韓関係。それでも、政治は政治、国民は国民という切り分けが出来ていれば良いのだけれど、ソウルを観光中の日本人女性が暴行行為を受ける事件が発生。流石に韓国国内からも批判の声が出ている用ですが、この事件を伝えるメディアに一寸違和感が。この事件を伝えているのは日本の新聞五大紙は、読売毎日産経日経で、朝日新聞のサイトでは探してみても見つからない。

それぞれの記事によれば、ソウルの繁華街を刊行中の日本人女性六人に声を掛けた地元の男性が、それを無視されて怒り一人の紙を掴んだりして暴行をしたとのこと。この男性は、日韓関係とは関係無い、個人的な事という話を地元警察にしているらしいけれど、それはそれで問題のような気がするなぁ。つまり、韓国ソウルの繁華街でも、その程度で直ぐに暴力行為を行うようなことが普通に発生してしまうリスクがあるということ。さらに言えば、そう言うリスクのある場所に今はなっているわけで、本来なら渡航注意とかいう話にもなるだろうし。

この事件一つで「韓国がぁ」とか「あの国はぁ」とか言うつもりは無いけれど、微妙な状態のこともあり、いつも以上に不安定な状態に、特にあちら側はそうなっていることは確か。その中で、個人で渡航するのは自由ではあるけれど、注意喚起する必要はあるはずで、そう言う意味で経済誌である日経も含めてこの事件を記事として取り上げていると思うのに、朝日新聞は何か理由があるのか無し。まぁ、このメディアのスタンスがよく分かる事例だなぁと逆に感心してしまう。

トラブルを大きく取り上げて、より扇動することが目的では無く、意図してもしなくてもこう言う事が起きる状態だから注意しなさいよ、と伝えるのがメディアの今の役割では。だから、この事件を日韓関係の悪化に影響されたという意見もあるだろうし、単なる個人同士のトラブルという見方もあるでしょう。ただ、事件としては良くも悪くも広がっているわけだから、そこはメディアとして自社のスタンスを明らかにする必要が有るのでは無いだろうか。五大紙のうち四紙が伝えている事件を伝えないという事は、やはりこのメディアには独自の意図があると思われても仕方ないと思うなぁ。

しょっぱい結果

昨日の試合は、スタートは良かったんだけど、ターンオーバーでどんどん気分が盛り下がって、結局は前半で勝負あったみたいな感じ。まぁ、勝負が付いてからの脆さも問題だけれど、最後まで覇気を感じられなかった方が問題だよなぁ。次も強敵。去年は二試合目で勝利して何とかリズムを掴んでシーズンを最後まで達成したけれど、今回はどうか。厳しそう...

2019年8月24日

熾烈?! 苛烈?!

X1 Superだけでない、X1 Areaですが、こちらは来週末8月31日からシーズン開始。4チームずつ3地区に分かれた12チームが、自地区と他地区のチーム6試合を行い全体順位を決定。その1位と2位が試合を行い、勝者がX1 Super 8位チームと入替戦を行うという、X1 Super以上に過激なシーズン。

3地区のそれぞれには、昨シーズンまでSuper-9に居た、アサヒビール、LIXIL、アサヒ飲料が居て、正直それ以外のチームとの戦力差は大きいと思います。特にこの3チームは、元Super-9というだけでなく、今シーズンの昇格を目指してX1 Super以上に補強をしていて、半端ないくらい。中でもアサヒ飲料は、春の試合でX1 Superのエレコムに完勝していて、個人的にはX1 Areaではトップじゃ無いかという印象も。この3チームの対戦は、見所だろうなぁ。

X1 Areaが熾烈な戦いをして、その中のトップチームがX1 Superの最下位チームと対戦するというのは、それだけX1 Areaの底上げをして、X1 Superが常にトップレベルの試合が続くことを想定しているんだと思っています。ただ、それで消耗してしまうチームもでてきそうな予感が... 結局は、そう言う燃える試合が続くリーグで無いと、ファンも付かないし続かないのが事実ですしね。

正直なところ、31日とか1日とか見てみたい試合があるんですが、ちょっと厳しいなぁ... それよりも、今日の試合をちゃんとしろよ、と言う事ですしね。まぁ、やってみたらX1 SuperよりもX1 Areaの試合の方が面白かった、興奮したと言われないようにしないと。

AWS Down@Tokyo

昨日のAWS東京DCがダウンしたトラブル、幸いにも私は影響なかったんですが、AWSを利用している店舗やサービスは大変だった様子。その中でも、PayPayは一層大変だったみたいですが、ユーザーで無い自分は影響なし(これ)。オンプレミスのリスクを分散するためにクラウドに置いても、それ故に一度クラウドがトラブルと一寸収拾が付かないですよね。

「だからオンプレミスに」と言う意見もこれで出てくるのかもしれないけれど、本当ならAWSの東京DCのコピーを、例えばAWSのアジアとかUSAとか、そういうところに分散して、ホットスタンバイ出来るようにするのが本来だけれど、そこはコストとの兼ね合いもあるし、レスポンスの問題も出てくるだろうし、なかなか難しいですよね按配は。

AWSは比較的安全な信頼できるクラウドサービスだと思うけれど、以前も確かトラブルがありましたよね。今回の経験値から、東京DCのリソースを増強するんだろうか。出来れば、トラブルの原因とその後の復旧に関しての詳細な情報を聞いてみたいけれど、こちらの記事によれば冷却装置が故障して温度が上がり、それでサーバーがシャットダウンしたとの事ですが、それって何か基本的すぎるんじゃ無い? AWSの中でホットスタンバイとか、バックアップとかはやってないのかなぁ。それって、クラウドサービスとしてどうなんだろうか。それが出来ないなら、やはりオンプレミスで、という選択になりそうな気がする。

とは言っても、AWSはもう業界的には手放せないサービスなわけで、今回の件があるからやーめたというわけには行かない。多分、影響を受けた会社やサービスにはAWSから説明はあるんだろうけど、後学のためにパブリックにも後悔して欲しい(鬼! 笑)。

開幕戦

今年も始まるフットボールシーズン。去年は、猛暑・酷暑なんて言葉が生ぬるいような天候の中の試合で、キックオフ前からやる気のなさ満載の状態だったけれど、今年はそれは無さそう。キックオフも、去年は一番暑い午後の2時頃でしたが、今回は夕方5時でまぁ許せるかなという感じ。

今シーズンから対戦形式が大きく変わり、8チームの総当たり戦に。しかも、Japan X Bwolトーナメントへは、その中の上位4チームしか進めない。去年までだと、9チームが6試合を行い、最低2勝すればワイルドカードかもしれないけれど、トーナメント進出が出来ました。今年は、7試合で5勝してもトーナメント進出出来ない可能性があり大変。互いに星の潰し合いなればなるほどボーダーラインは下がり、あくまで可能性の問題だけれど、5勝で5チームが並ぶ、4勝で7チームが並ぶと言う自体もあり得ます。まぁ、そう言う意味でトーナメント進出を確定させるには、6勝以上が必要ですが、最低でも4勝(3敗)は必須でしょうね。5勝できれば、何とか8割方進出確定という感じでしょうか。

今シーズンは、対戦フォーマットだけでなく、試合間隔も2週間開いているため、その点は評価していいんじゃ無いだろうか。去年も、毎週試合という時期があったけれど、たまたま下位チームとの対戦になれば良いけれど、上位との対戦が続くとなると正直しんどい。また、東西のチームが所属しているから、どうしても遠征試合が発生するわけですが、8チームのうち2チームが関西所属。この関西再チーム同士の対戦が1回と、それぞれ最低1回は関東遠征するとすれば、残り5試合合わせて10試合は関東のチームとの対戦になります。関東の6チームがそれぞれ1回ずつ関西へ遠征しても4試合足りなくなるので、その4試合は8チームのどこがもう一度遠征しないと行けない。今回は、前年5~8位のチームが2回の遠征をするようになっていますが、来年はどうなるんだろうか。来年関西のチームが3チームに成ると、益々遠征試合が増えるんですが。

良い悪いはやってみないと分からない事も事実。組織の規模やチーム体制も異なるけれど、他競技では日本中遠征している種目もあるわけで、そう言う意味ではそれなりのコストは覚悟しないと行けないだろうし、そうやってファン層を広げないと、なかなか認識されないことも事実。そう言う意味で、力が均衡したチーム同士の対戦が増え、さらにインターネット中継などで試合やフットボールに触れる機会を増やそうとしていることは素直に評価したいですよね。始まったばかりだから、色々不具合も生まれるだろうし、失敗も有るかもしれないけれど、そう言うことを一つ一つ潰していかないと次の成功は無いわけで、その為にも、まずはファンが納得して満足出来る試合をしないといけない。そう言う評価を受けられる試合に、今日はしないと。


2019年8月23日

GSOMIA破棄

昨日一番のニュースではないだろうか、韓国が日本との「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」を更新せずに、そのまま破棄する決定をしたことは。日韓双方の軍事情報を共有することで、より効果的に北朝鮮や中国などに対応するための協定だったものが、今後は韓国は一人でやりますというような物なんでしょうね。日本としてはも、北朝鮮情報がこれまでよりも限定されるから、対応するのが難しくなるんだろうか。

ただ、この協定が締結されたのは、3年前の朴槿恵前大統領の時な訳で、そう言う意味では彼女に対抗したいし、親北政権としても、この協定の存在はあまり嬉しいものでは無かったのかも。それもあって、今回渡りに船(?)で、協定破棄まで進んだのも理由のような気がする。

大体、最初の一歩は「輸出管理の優遇措置停止」な訳で、別に「輸出停止」も「輸出禁止」もしていない。それが何故か一気にヒートアップして、対抗措置を執るようになり、しかも余り好調とは言えない自国経済に対しての影響も考慮していない様子で、単に延髄反射しているだけのような気がする。大体GSOMIA破棄するなら、先のレーダー照射事件の時にやれば良かったわけで、それを今回の様な輸出入管理に絡めるというのは、本末転倒の転倒100回みたいな気がする。

可能性はかなり低いとは思うけれど、韓国が考えそうなシナリオとしては、まずは時刻の面子のために一度破棄を発表。しかし、ここでアメリカの説得を受けて世界のために仕方なく妥協するという形で、破棄はせずに取りあえず次の一年間の継続をぎりぎりで決定する、というのはどうだろうか。これなら、自分達の面子も守られるし、日本に対して嫌がらせも出来る。アメリカは怒るだろうけど、今の韓国はそんなことはしったこっちゃ無いだろうし、これで自分達が主役になったと思うのでは。まぁ、仮にその通りになったら、アメリカはアメリカで、さらに直接北朝鮮とのパイプを作るだろうし、韓国からの撤退も視野に入れるでしょうね。いずれにしても、韓国の得る物は何も無いような気がするんだけれど、それがあの国らしさなんだから仕方ないか。

自動手荷物預け機

成田空港でサービスが始まる、「自動手荷物預け機」の記事。私は、日本では利用した事は無いけれど、アメリカではUAのカウンターで何度か利用したことがあります。多分操作とか利用方法等は同じだと思いますが、正直飛行機に乗り慣れていない日本人にはどうかなぁと言うのが個人的感想。

あくまでUA@USAでの経験からのコメントですが、

  1. まず自動チェックイン機(KIOSK)でチェックインして、そこで「預け入れ手荷物有り」を選択すると、この自動預入機へ進むようにガイドされる。この時点で、ボーディングパスなどは印刷されて手元にある
  2. で、自動チェックイン機で、確かパスポートをスキャンするとチェックインしたフライト情報が表示されて、それが正しけれど荷物を台に置かせ、重量とかサイズを計測。問題無ければ、バゲッジクレームのタグが印刷されてきます
  3. で、画面に「タグのここを剥がして、ハンドルに通して、こういう風に接着しろ」みたいなガイドがでるんですね。で、多くの人がここでハマる。
  4. まず、荷物用のタグなんて貼ったことが無いから、ハンドルを通すときにスーツケースにくっつけたり、やり直そうとして何度も剥がしてボロボロになったり、結構大変。だから、「自動手荷物預け機」と言いながらも、UAの職員が何人か後ろに控えていて、危なそうな乗客には直ぐに飛んでいって手伝ってくれます。と言うか、結局彼・彼女がタグを付けて、荷物を引き取ってくれる場合が結構多い
  5. これまでのように、カウンターでチェックインして荷物もその場で手続きして貰うより早いのか、正直微妙だと思いますね。結局、2台の端末を使わないと行けないので、どちらかの端末で待ち行列が出来ることがしばしば。多くの場合は、「自動」ゆえにやり方が分からない人が滞留してしまう、荷物預け機が混雑している場合が多いように思います。
とはいえ、省力化出来る事は悪いことでは無く、この自動化で相手人的リソースは、他のお客様の案内とか手続き補助とか、そういう部分に回ることで、満足度とか効率化という点で貢献するんでしょうけど。まぁ、成田の場合はAMC Diamond様にZカウンターがあるから、実はチェックインバゲッジがあってもなくても、体感的には変わらないという理由もありますが。

ところで、参加予定航空会社を見てみると、スタアラ青組ではUAは参加しないんですね。何でだろう。アメリカ国内での経験で、懲りているからだろうか(笑)。11月のWashington D.C.行きでは、NRT-ORD-DCAという経路で、キャリーバッグを往路はチェックインする予定でいるので、試しに使ってみようかしら。

Apple Card

Appleが発行する「Apple Card」が、いよいよ利用開始。カード本体は、ゴールドマンサックス発行のMasterCardの様ですが、今の所アメリカのiPhone利用者の未利用可能で、日本での展開はまだ時間が掛かりそう。魅力は、3%のキャッシュバックで、Apple Store/Apple Payに限定されるとは言え、なかなか魅力的かも。

で、このApple Cardのユーザーには、チタン製のApple Cardが送られてくるらしいけれど、これってVISAとかAmexとかの上級ユーザー向けチタンカードを真似して、優越感をくすぐるのが目的なんだろうか。私はまだ持っていないけれど、見栄っ張り以外の用途では、対応する端末が限定されていて、結局は子供カードというかプラスチック製のカードを使わないと行けない場合も多いみたいで、Apple Cardはどうするんだろうか。まぁ、基本Apple Payが第一で、カードを使うのはよほどの時というような想定なんでしょうね。しかも、そのチタン製カードの取り扱いが、非常に繊細みたいで、それなら入らないやという気分にも。実際、QRコード決済にも手を出していない自分にとっては、Apple Cardなんてさらにその先の話だから、当分と言うよりも一生手を出さないかもしれない。

日本では、FeliCaベースの電子マネーがまず登場して、結構乱立しているけれど、交通系は何となくSuica互換で統一されそうで、後はiDとかEdyとかQuickPay等が今後どうするのか。さらに、QRコード決済もここの所ブームですが、こちらは電子マネー以上に乱立していて収拾が付かない状態。それでも、還元セールで名をはせたPayPayが一歩先を行っているんだろうか。先日ちょっとカチンときたのは、地元の書店に入って本を買って決済をするとき、この書店には電子マネー端末が無いのですが、何故か「楽天Pay」は使えるという札が。「楽天」が頭に付くようになってから、Edy離れをしようかと思っていたんですが、今後Payを重視するなら、本気でEdy仕舞い使用かと思ったくらい(笑)。ま、正直なところ、EdyはANAにマイルが付くから使っているけれど、iDとSuicaがあれば先ず困らないし。

そして、日本ではまだ余り見ないけれど、クレジットカードのContactlessサービス。これ、ほんとタッチ一つでクレジットカード決済出来るから凄く便利。昔は、カード面をプリントして、署名が必要だったのが、PIN決済出来るようになって「便利」と感じたんですが、その時以上の間隙ですよね、Contactlessサービスは。カードが対応していなくても、Apple Walletで利用できるから、個人的には日本でもサービス拡大して欲しいけれど、日本の場合はVISA/MasterだとiDになって、AmexだとQuickPay対応になるのかな。その当たりが、表の顔と裏の機能が場所によって違うので、ちょっと混乱しているケースも。そこに、またApple Cardが登場して、益々拍車が掛かるんじゃ無いだろうか。まぁ、暫く日本での展開は無さそうなので、東京2020後かな。デモ、あのチャンスを逃したらそれはそれで普及が大変そうだし。

2019年8月22日

有機EL

米国Appleが、iPhone用の有機ELの調達先を、韓国のSamsungから中国のメーカーに変えるもと言う記事。共同の記事では日本の対韓国輸出管理強化の影響を言っているけれど、Appleとしてはこちらの記事にあるようにコストの問題でしょうね。問題はパネルの品質と製造能力なんだろうけど、中国の場合は最後は人海戦術で何とかするからなぁ。

このニュースの肝は、調達先が変わるというよりも、有機ELという素材が既に複数のメーカーがコストを勝負にするような部材になっているという事だと思うんですよね。色々技術的にハードルが高くて、唯一Samsungが量産に成功した形だけれど、少なくとも6~8インチクラスのパネルに関しては、多分もうそう言う優位性は無くて、中国メーカーでもと行ったら失礼だけれど、それだけ中国の技術力も製造力も進んできた証拠。それはイコール日本のJDIとか同業他社にとっては、韓国のSamsung/LGE以上の厳しい勝負が必要になることなんだろうなぁ。

中国メーカーといっても、以前は台湾メーカーとの合弁だったり、その子会社の場合が多かったけれど、現在は中国国内の独自に設立されて成長してきたメーカーが殆どなんでしょうね。そこには、中国の国策も絡んでいるんだろうけど、ある意味こう言う開発独裁に近い感じで国策として進められると、多分どこも太刀打ちできない。出、相手が弱まったところで一気に市場を獲得してしまうと。

最近は、中国のコストも上がってきていて、日本と変わらないかそれ以上の場合も有るんですが、勢いを見ると日本の何倍何十倍もあるわけで、個人的には凄く危機感を感じているところ。昔は、安かろう悪かろうの世界だったけれど、最近では「安くて良い」という昔の日本製品みたいなものが普通に出てくる時代ですからね。最初は日本の部材メーカー中心だったApple製品が、韓国製品中心になり、今度は中国製品中心の時代に移りつつあるというのは、なかなか感慨深いというか、時代の流れを凄く感じる話だなあと思います。

訪日客

7月の訪日客が、過去最高の299万人となったという記事。ただ、韓国の反日運動の影響もあり、韓国は7.6%減少したけれど、8月はさらに減るでしょうね。その分を他の地域からの訪日客がカバー出来るかどうか。

まぁ、韓国からの訪日客減少は当分続くでしょうね。ただ、ドル箱の日本路線の減少で、韓国の航空業界は青息吐息様子で、大韓航空は大規模な日本路線のリストラを発表。幹線の仁川-成田・羽田は維持するんだろうけど、それぞれの地方離発着便を中心に、影響が大きいなと思うのは関空行きのフライトも欠航削減している点。韓国からの観光客に人気の関西への流入が大きく減るんでしょうね。韓国と日本の航空路線を考えると、韓国からのフライトが多いわけで、そう言う意味ではLCCも含めて韓国側の影響の方が大きいと思うんですよね。自分で自分の首を絞めて、いつまで耐えるんだろうか。

約300万人の月間訪日客のうち、30%強は中国からの105万人余り。ここに韓国からの60万人余りと台湾から46万人弱に香港から20万人余りで、これだけで75%位占めてしまう。距離的な関係もあるけれど、凄く歪な感じがするなぁ。まぁ、今回の韓国の例はかなり極端だけれど、中国だって何かあれば同じような事になるわけで、そう言う意味では中国の方が極端になるでしょうね。観光関係の企業やサービスは、そう言うことを想定して準備をしておく必要が有るのでは。今回の羽田空港の国際線枠は、50枠のうち24枠が米国行きで、26枠はそれ以外なんですが、半分くらいは中国とか韓国方面に元々は振り分ける予定だったのでは。その目論見が狂ったわけで、どうなるんだろうか。

まぁ、自らどんどんハードルの高さを上げているので、当分はこの問題は解決することは無さそう。日本としては、目標値達成が難しくなろうか、このまま粛々と必要な管理措置を続けて行くしか無いんでしょうル。韓国は放射能を材料に日本を攻めるようだけれど、それならそれで韓国自体の自然放射線量の高さを確認すればいいわけだし、正直韓国からの輸入品の代替品は殆どありそうな気がする。そう言う空気がどんどん濃くなれば、それ以外の場面でも韓国が困ることになりそうなんだけれど、あの人達はそんなことは今は気にしていないんでしょうね。で、それが分かったときに、さらに騒いで文句を言うというループが続くだけ。だから疲れるんだよなぁ...

2019年8月21日

欲しいのは自らの利益

「事件の全体像が正確に伝わらない」
もうね、何か怒りしかわいてこない言葉。京都アニメーションの放火殺人事件で、犠牲になった35名のうち身元を非公表にしている25名に対して、速やかな公表を求める申入書を 「京都府内の報道12社でつくる在洛新聞放送編集責任者会議」が京都府警に提出したという記事。その申入書の中で「事件の全体像が正確に伝わらない」という懸念を伝えたというけれど、それって必要か? 問題なのは、被害者では無く加害者の心情なり行動でしょう。それともメディアは、公表されない25名の中に、加害者と何か関係がある人がいて、その関係性が何か事件に繋がるとでも思っているんだろうか。

いゃ、そう言うと「それを確認するためには、被害者の公表が必要」と我田引水的な理由を言うんだろうけど、結局は時間が経過し、あれだけの大事件であったけれど段々と話題性も減ってきているから、新たなる話題が必要だけなんだという事は、誰もが推測できること。いつも思うんですが、加害者は逮捕なりされた瞬間に法で守られてしまうから、メディアはアクセス出来ないけれど、被害者に関しては大体が一般人で幾らでもアクセス出来る。しかも悲劇の主人公になっているから、読者なり視聴に対しての訴求力もある。本人の過去をほじくり返して、意図しないストーリーを仕立てることだってやろうと思えば出来る。結局は、そこに有るのは自分達の記事なりニュースを「売りたい」という事だけなんですよね。なぜなら、メディアは民間企業だし、それはNHKだって「受信料」というお金をもらっている以上、視聴者の理解を得るためにより刺激的で人気の出る情報を提供しなきゃいけないから。

先日のあおり運転の加害者の二人も、一気に過去の話とか友人達の障礙みたいなものが出てきているけれど、正直普通の状態での印象と、こう言う事件の後での印象では身近な人でも違ってくると思うし、そう言うものを常に流し続ける意図が分からない。彼ら二人に同情する余地はほとんど無いと思うけれど、それでも人権は尊重されるべきだし、ちゃんとした司法の場以外で憶測を生むような行為は慎むべき。あの二人が、栃木の常磐道以外でもあおり行為をしていたというのは情報であると思うけれど、子供の頃はこう言う性格でとか言う話は、裁判になって審議されるときに評価されるべきもので、今事件の状況を伝える場面では不要というか余計なバイアスを掛けるだけじゃ無いだろうか。

ああいう行為は、今に始まったことじゃ無いけれど、結局はメディアは自分達の描いたストーリーがあって、それに合わせた情報が欲しいし、それしか観ないというのが、最近のネット社会の発達とともにはっきりしてきたと思うんですよね。で、そのストーリー作成は、どうしても自分達の会社のビジネスを上げなきゃいけないから、より興味を引くように感動的だったり悲劇的だったり、あるいはもっと刺激的なバイアスがかかったりと、どんどん事実から乖離したものが「真実」として伝えられていく。それって、今回の様な事件だけで無く、社会情勢だったり経済だったり政治だったり、全て同じようなフォーマットの元で扱われている。ネットにも書かれているけれど、彼らが個人名を必要と思うなら、全ての記事に責任者名を記名して、堂々と公開させるべき。当然、それで何か問題が発生したら、その責任者と会社の責任として追及されることも含めて。それ位の覚悟があるのか聞いてみたい。

13.5 vs 11.5

気になる羽田国際空港の国際線発着枠の増枠分の、日系航空会社への配分が、ANA 13.5 vs JAL 11.5で決まりそうと言う記事。「0.5枠」というのが実際にはどう言う運用になるのかよく分からないけれど、以前の例だと「1枠」が離発着療法に対して、「0.5枠」は出発あるいは到着いずれかの枠扱いらしい。

となると、米国戦に関してはANA/JALどちらも6枠ずつと言う事になりそうですね。JALの場合、成田からアメリカ方面行きは14便数えたらあるんですが、結構Honolulu行きが多い。Kona行き含めると5便もあるから、このうちの2~3便は羽田に移管するかもですね。残りは、東海岸に1便、中部・西海岸に2~3便位だろうか。東海岸はBoston、中西部は、Chicago、Atlanta、San Francisco当たりかなぁ。ANAは正直よく分からない。本当ならA380のHonolulu便を羽田に持ってきたいんだろうけど、設備の関係でそれが出来ないから、あってもB787-9当たりの増便だろうけど、そうで無くてもA380で一気にキャパが増えたから、さらにと言うのも厳しそう。現在成田からは11便がアメリカ方面に飛んでいて、Honolulu行きは2便。羽田発でHonolulu行きは、増やしても1便だろうから、残り5便何だけれど、今飛ばしているJFKとORDとは被らないだろうから、やはりIADと、UAがカバー出来ないIAHあたりかなぁ。個人的には、以前から言っているBOSへの直行便を飛ばして欲しいのだけれど(笑)。西海岸は正直飽和気味なんだけれど、SEA、SCJと飛ばしているから、もう一声でSan Diego (SAN)当たりはどうだろうか。UAとの協業を考えると、DENもありかなぁ。

まぁ、「国交省が最終調整」という記事が流れてくるくらいだから、そろそろ決まるんでしょうね。ここまで来ると、米系以外の枠をどこに使うのか、それが気になる。個人的には、SIN線やSYD線を増便して欲しいけれど(笑)。

極めるという事

たまたま見つけた、歌手・矢沢永吉氏のインタビュー記事。私は、正直なところ矢沢ファンではないし、彼のバラードっぽい曲は「良いなぁ」と思うときもあるけれど、全体的に余りああいうロック系の歌は好きでは無い。あと、熱狂的が故に彼のファンの様子にも、かなり弾いてしまうのも事実。

そんなマイナス要因は有るものの、この記事で語られている彼の人生哲学というか、人生の目標というのか、あるいは「生き様」みたいな物って凄く共感できるし、だからこそ、長い期間ずっとあれだけ熱心なファンが減ることも無く増えて行っているんだなと凄く納得出来ました。自分なりに記事を咀嚼したのは、一つは自分に良くも悪くも自信を持つこと、ただゴールはより高く前に持ってそこに足りなければ自らそれ以上の目標を達成する気構えを持つこと、そしてそれを繰り返して続けること、かなぁ。

故人の中村勘三郎(18代目)氏の言葉で、「型を究めた上で新しい事をやるから『型破り』、何も無いのに新しいことだけやろうとすれば『形無し』」という話を以前聞た事がありなるほどなと感心したことがあるんですが、それはどうも中村勘三郎氏本人の言葉では無く、若い頃に聞いた無着成恭氏(懐かしい!)の言葉らしい。ただ、これって、特に理系とか技術系の経験があると凄くよく分かることで、例えばソフトで凄いテクニックのコーディングをする人って、本当にそれぞれのコマンドとかニーモニックの隅から隅まで仕様を理解していて、思いも寄らないような組合せで凄い機能を実装したりする。「いゃいゃ、ノーベル賞の発見発明でも、偶然失敗したものから生まれるものがあるじゃ無いか」と言われるけれど、一つはその失敗が生まれるような実験なりが出来る力が必要だし、二つ目にはその失敗を失敗として終わるのでは無く、そこから成功に結びつくまで繋げる力があるからだと思うんですよね。

そんな、基本を極めて新しいものを創造し、今度はそれが基本となってさらに斬新なものが創造されるという正のループを今も続けているのが、「永ちゃん」なんだなと凄く腑に落ちた記事。仕事では勿論だけれど、普段の生活の中でもそういう「気持ち」や「興味」みたいなものは忘れないようにしたいですよね。かなり刺激になった記事。

2019年8月20日

情報戦

twitterとFacebookが、中国当局と関係があると思われるアカウントを、大量に凍結したという記事。本来、中国国内ではtwitterもFacebookも使用出来ないはずで、その場所からアカウントが作成されているというのも不思議な話。中国と右脚が直接と言う事は無いだろうけど、その意思を受けた個人なりグループが作成して活動しているんだろうという事は以前から言われていて驚かないけれど、それでもこうやって具体的に事例が出てくると「やっぱり」という気持ちしか浮かばない。

大体、中国国内の放送局では、香港の様子は放送されていないわけで、その情報を受けて何で国内からの書込が出来るのか、その矛盾を誰も感じないのだろうか。中には、中国国内からVPN等を利用して上手く利用して居る人もいるのかもしれないけれど、仕事の出張などでも中国本土に行くと、一種の音信不通になるというのはある意味常識なので、今後はもっと厳しくアカウント管理してもいいのでは。

最も、こう言う事を悪用して、本来そうでは無いのに「問題だ」と申請して凍結されてしまうアカウントもあるんですが、その辺り凍結しても、それなりの証明なり何か方法があって説明してそれが納得出来れば凍結解除されるような仕組みも必要ですよね。その場合には、凍結申請したアカウント側も精査して、何か本来の目的以外の意図が無かったか確認して、意図的な行為であればそちらを凍結するとか。

過去には、新聞とか放送局が中心だったわけで、何か戦争とか内戦になるとまずはテレビ局を押さえるとか、放送局を押さえると言うのが定番だったけれど、現在の情報戦ではSNSを押さえることが第一歩になっているんですね。ただ、SNSの場合は、既存メディアの様に少数の放送局を押さえれば完了という話でもないのが悩ましいところ。いずれにしても、益々情報リテラシーをしっかり持たないといけない時代になったなと再認識。

嫌がらせ

嫌がらせさせたら、世界一のあの国が、東京2020と福島の放射脳被害を絡めて、こんな難癖を出しているらしい。本当、こう言う事を考えたらやらせたら、世界一ですよねえ。そんなに心配なら、まずは自国民の日本渡航を止めるべきでは。それすらやらずに、こう言う事を言ってくるのは矛盾していると思う。と言うか、そんなことをしたら、まずは今でも経営が危ない国内航空会社が益々危なくなるから言えないのだろうけど。とは言っても、放射能被害に対しての心配というよりも、国内世論に迎合して日本旅行を控える傾向は拡大しているらしくて、旅行会社にも影響は出ているらしい。以前も、福島=放射能という勝手な思い込みで福島や関東は避けるけれど、デモ日本には行きたいから北海道とか九州へは渡航するというダブルスタンダード見たいな事は平気でやっていたけれど、それすら今の状況ではままならない様子。

流石に韓国国内でも、それは違う、それは政権の問題だろうという声を大きいらしく、日本では報道されないけれど文政権に対しての批判をする勢力も大きいらしい。でも、日本同様メディアは左派系の現政権を応援しているからそう言うニュースは伝えられなくて、SNS経由で入ってくるだけ。デモ、だからそちらの情報の信憑性は高いと思うけれど。

たまたま同じようなタイミングで発生しているからそう感じるんだろうけど、何かあおり運転をしているドライバーみたいな感じですよね。こちらには特に村内とはないけれど、勝手に煽られたけしかけられた怪しからん、と一人相撲しているような。そう言う場合は、まずは相手をしないで、相手が諦めるのを待つべきだけれど、ああいう人達って一度激高すると直ぐには収まらないわけで、そう言う場合は警察(=国際機関)に判定を委ねるべきでは。まぁ、韓国は少し前にWTOでの日本からの輸入品の判決で勝利したから、その成功体験を元にこう言う事を仕掛けてくるんだろうけど、日本は日本で今回は徹底的にやるべきでは。

日本としては、ちゃんとデータを出して判断は韓国に任せればいいんじゃ無いだろうか。それで危険だと感じて参加を止めるのも、何か別の理屈を付けて参加するのも韓国の自由という事で。無理に参加出来るように特別扱いする必要はないと思う。同じ条件で参加を決定している他国にも失礼だと思うし。特別扱いをすることを相手は期待しているのだから、そう言う相手には正論で対応するべきでは。勿論、相手につまらないことで足下をすくわれないように、丁寧に対応することは必要だと思うけれど。

2019年8月19日

Xリーグ、リニューアル

たまたま今朝発見した、XリーグHPのリニューアル。以前のサイトと比較して、スッキリしたデザインになり、しかし試合の動画配信が今年は強化されたのか、X1 Superの試合は第一節は4試合全てライブ中継があるらしい。春に試験的に導入していた、AIによる自動配信なのか、一応解説もつけたライブストリーミングに成るのか詳細は不明ですが、まずは新しいリーグ戦に向けてその熱意を期待したいですね。しかし、最初の頃は一日1試合開催で、しかも東西で開催されるから、準備は大変そう。

後一月ほどで、ラグビーのワールドカップが日本で開催されるんですが、正直盛り上がりは寂しい限り。でも、アメフトの場合は、それよりもさらに認知時も人気も低いわけで、個人的にはすごく残念なこと。色々理由もあるだろうし、方法も考えられるんですが、やはり露出度の少なさが最大の課題では。プロ野球やJリーグを除けば、なかなかテレビでスポーツの中継を見る機会って、ほとんど無いでしょうし。だから、個人的には今回のように動画配信に力を入れてくれるのは大賛成で、ただし当日のライブ中継だけで無く、その試合も直ぐにアーカイブして、常に誰でも試聴できるようにして欲しい。

テレビの人気低下が言われている一方で、スマホ等での動画視聴はどんどん一般的になってきているし、広がっていますし、何度も見直すことが出来るのもテレビには無いメリットですし。全国的に不特定多数の視聴者に映像配信できる既存のテレビの力はまだまだ凄い物の、コアなファン向けに自由にアクセス出来る映像コンテンツが有り、そこから広げていくのも一つの方法だと思うんですよね。特に、最近テレビ離れが言われているけれど、その最大の理由は視聴者側にコンテンツの選択権が無いことだと思うし、それなりに面白いコンテンツが合って、それが自由にアクセス出来るなら、視聴者のシフトが発生する気がします。

Xリーグの本気度がどれくらいかまだ分からないけれど、今シーズンを大転換のシーズンに是非して欲しい。

あおり運転

常磐道でのあおり運転からの傷害容疑、さらには静岡や愛知でのあおり運転等で指名手配されていた容疑者男女が、昨日大阪で逮捕されて、たまたまなのかフジテレビのメディアがその場にいて、その様子一部始終を放送していたんですが、正直何かのギャグにしか見えなかった。特に、任意同行を求められて、それを自分から警察に行くと主張する宮崎容疑者の声質といい口調といい、タレントのたむけんにソックリに聞こえて、申し訳ないけれど何かのお笑い番組を見ている気分になります。声質だけでなく、顔も一寸似ている気がするし(これこれ)。

もう一つ気になったのが、やたらと登場してくる「ガラケー」。この事件がテレビで報道され始めた当初、常磐道のあおり運転の映像で、車が止められて容疑者二人がBMWから降りてくる場面があるんですが、その時に女性が二つ折りのガラケーで撮影しながら向かってくる場面を見て、凄く違和感を感じました。いゃ、今でもガラケーが現役なのは分かるけれど、あれって動画を撮影していたんだろうか。それとも、写真撮影? その後、大阪で任意同行を求められる場面でも、同じものと思われるガラケーを握りしめていたんですが、あれって常に使っている物なんだろうか。

違和感を感じた理由は、二人とも私よりも若い年齢なので、余りガラケーというイメージが無いことと、別のニュース等で、インスタントメッセージのやり取りの画面とか出てきていて、あれってガラケーサーポートってまだやってたのかなと言う疑問。もしかしたら、あれはFOMAのガラケーではなくて、Androidの方なんだろうか。背面に細長いサブディスプレーが付いていて、似たようなデザインだと、今年初めに発売開始されたAQUOSケータイに似ていますね。となると、正確には「ガラケー」では無いのだけれど。まぁ、その人がどう言う携帯電話を使おうと、それは良いのだけれど、報道やニュースでやたらと「ガラケー」と連呼しているように聞こえて、何かあのたむけん口調の言い逃れとともに、何か事件の真剣さが感じられない報道に感じてしまうんですよね。

私も新車を購入した時には、速攻でドラレコ(ドライバレコーダー)をオプションで設置して、しかも前後2画面録画できる物。実は設置するときに、そのドラレコの同梱物で「録画中」みたいなシールが入っていて、それを後ろに貼りますかと聞かれたんですが、流石にそれは恥ずかしいので断りましたが(笑)。逆に、リアのドラレコが無くても、シールだけ貼っている人も多いみたいだし。よく見れば、リアウィンドーの真ん中上あたりにカメラが設置されているのが見えますが、今回のあおり運転の映像を見ていると、ドラレコの映像は後で証拠になるけれど、抑止力にはそんなに効果は無いかなぁと言う気がして、ちょっと憂鬱ですね。それと、今回の被害者の方は車内カメラも付けていて、だから実際に外から暴行される映像も残っているから、あれは強力な証拠になると思いますが、そこまで準備しないと駄目なのかと益々憂鬱になりますね。最も、ああいうトラブルに巻き込まれたら、ドアロックをして窓も開けないのが鉄則ですが、今回の方も相手の話が聞こえないとつい窓を開けたのが失敗でしたね。先ずは自分の身を守るのが第一と再認識。

今回の事件は、その内容も酷かったこともあるけれど、ドラレコが普及してきたから可視化されたと言う事も有るんじゃ無いだろうか。SNSが、社会の情報基盤になりつつあるように、ドラレコがそれに近い存在に車社会でなっている気がします。それなのに、何故あおり運転が減ること無く逆に増えているのかと言う問題は、SNSが一般化して誰でもどこでも見られているのに、自分だけは大丈夫みたいな気持ちでトラブルの映像をアップしてしまうのと、同じ心理なのかもしれない。社会の変化により生まれてきた新しい問題なのかもしれないけれど、それに対応出来ない責任は、人にあるのだろうか、新しい仕組みにあるのだろうか。まぁ、今回間の映像を見る限りでは、もう少し人の心が成長しないと、この社会には適応できない気がするけれど。

HND-SIN (1) - 年末の予定

毎年年末12月の下旬は、残った有給休暇を一気に取得して「冬休みモード」に入るので、毎年USに出かけて、可能なら現地でNFL観戦したりしていました。ただ、ここ数年は色々用事が重なったりして直前でキャンセルする事が続き、年末は「有休を消化するだけモード」で終わっていました。今年も、例によって最初はUS行きを画策していましたが、前の月にWashington D.C.に行く予定も既に立てているため、流石に仕事でも無いのに2カ月続けての渡米はなかなか大変。今年も有休消化するだけかなぁと思っていましたが、AMC Diamondのポイント上積みのため、また万一Washington D.C.に行け無かった場合には、UA MP 1KのPQM振替用に、今年4回目となるHND-SIN行きを予約しました。

先月初めくらいから、「年末の空き具合はどうだろうか」と何度か日程を検索していて、帰国日(=現地出発日)が自分の希望日と同じ日以降なら、今の所Zクラスの最安値が提示されていた状態。何度か「予約しようか、でもまだ早いか」などと躊躇しているうちに、8月から燃油サーチャージが値上がりして、6,000円位価格がアップ。それならそれで「10月になったら、また下がるかな」などと楽観的なことを考えていたんですが、昨日、また暇潰しで予定を入れて検索をしていたら、帰国予定日のフライトで、Singaporeを午前遅めに出て、羽田に夕方到着するフライトの「残り1席」と表示されてちょっと慌てました。Singaporeを深夜に出るフライトや、早朝出発して午後成田に到着するフライトは、まだ十分席が空いていますが、出来れば一番便利なこのフライトを利用したいと思っていたので、つい衝動的に予約を入れてしまいました。でも、その後シートマップを見ると、結構空席がある状態で、しかも今朝同じ予定で検索してみたら、同じように「残り1席」と表示される。うーん、ANAの策略にハマったのか(笑)。

続いて宿の手配も。優先順位トップはBONVOY系なので調べてみたら、前回のMarriottは少しお高め。逆に以前の定宿NewtonのSheratonはやや安目。試しに、Hilton系も調べてみたら、こちらは高値安定の様な状態なので、取りあえずSheratonに予約をいれました。今年は初めてかもしれない。でも、これでBONVOY系50泊の目処が立ってきたので、後は積み増しするだけですね。

取りあえず、これで年内の旅程は完了のはず。来週からは、10月から来年3月までのANA国内線予約が始まりますが、一寸まだ来年前半の予定は立たないし、来年は余裕が出来るはずなので暫く静観することに。AMC Diamondは、定番の羽田-那覇で埋めてきたのですが、来年は今年以上に海外フライトで埋めたいところ。いずれにしても、残り2019年のフライトを、確実に遂行しないと。気になるのは、台風の影響だけだなぁ... (続く...)

2019年8月18日

UAの羽田配分

羽田空港の新枠に関しての各航空会社の情勢で、UAも予想通りに決定した様子。成田の配分もこれで落ち着くだろうから、United Clubの上、昔のGlobal First Class LoungeのPolaris改修の予定も決まるんだろうか。

UAはORD線とIAD線を羽田に移管して、LAX線とEWR線を新設するわけですが、これまで成田発のORD線もIAD線もANAとUAそれぞれ1便ずつ。ORD線は、どちらも17:00頃に出るから、UAの移行後はANA便がアジアからの接続客を賄うことも可能だけれど、IAD線はANA便は午前発なので、アジアからの乗り継ぎは出来ない。ORD/IAD共にビジネス需要が多いだろう事は予想できるけれど、そういう人は羽田を使えという事なんだろうか。まぁ、接続時間3時間位あれば成田-羽田移動も出来ない訳じゃ無いけれど。

それでも、DLが成田から撤退し、AAも成田と被っている羽田枠のDFW線とLAX線が成田から移動すると考えると、成田に残るのは一日2往復しているDFW線のうちの一つと、週三便のORD線。DLの様な完全撤退は無いだろうけど、UAと比べると随分寂しくなりますね。JALとANAだって、羽田の新枠分がそのまま純増というわけにもいかないだろうから、成田から移動するルートも半分くらいはあるんじゃ無いだろうか。となると成田発の米国行き路線数って、UAが一番多いなんて言うことにもなるかも。

で、毎回同じ事を書いているんですが、早くJAL/ANAの枠が決まらないだろうか。それが一番気になるなぁ。

2019年8月17日

FLIGHT OF DREAMS

以前も、セントレア横のFour Points by Sheratonに泊まった時に思ったんですが、折角近くにいるのに、空港反対側に出来た「FLIGHT OF DREAMS」を訪問しないのは勿体ないよなぁ、と。今回、台風明けの金曜日に時間があったので、昼食も兼ねて往ってみました。

ホテルからだと、中央の連絡通路まで戻り、そのままさらに反対側へ駐車場横の通路を移動。ホテルからだと15分位歩いて、やっと到着しました。

施設は1Fから3Fまであり、1FにB787-8の初号機が展示されていて、2Fと3Fは、その機体右側にテラスみたいな形で作られている物。内部は殆どハンガーみたいな感じですね。1Fに入るには入場料が必要ですが、2F/3Fは無料で入る事が出来、実際通路から建物に入ると3F部分に繋がっています。3Fにはスタバと、後で利用する"The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar"というレストランに、案内所やシアトルのお土産物などの売店があり、2Fは殆どフードコート状態で複数の飲食店舗が入っています。どちらからも、B787の右舷(スターボードサイド)を見ながら食事が出来、これはなかなか良い光景。

最初、3Fから2Fに降りてみたんですが、時間的にお昼を過ぎていたからか2Fはほぼ満員の状態。そこで再び3Fに戻り、"The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar"に入りました。最初ファミレスみたいな感じかなと思ったんですが、奥のカウンターに案内されると、目の前にシアトルの地ビールのサーバーが8種類くらい並んでいて、この日は3種類程頂きました。摘まみ(昼食?)に注文したFish&ChipsのFishも、国内で食べた中ではトップクラスに美味しい物で、ちゃんとHEINZのビネガーも出てきてちょっとビックリ。観光地価格で、料金は高めですが、B787を肴に一杯やるには良いかも。あと、30分間隔かな、プロジェクションマッピングみたいな映像ショーが流れたりします。時間帯によってはかなり混みそうですが、食事だけでも良いし、飛行機好きなら機体の足下まで行ける1Fも良いし、特に暑かったこの日は館内のクーラーが一番有りがたかった(笑)。

ただ、目玉はB787 1機だけなので、正直リピーターはどうだろうか。Washington D.C.のDulles空港横のスミソニアン博物館みたいにとは言わないけれど、今後MRJとか展示を増やさないと、ちょっと厳しいかなと言う気もします。

Four Points by Sheraton Nagoya Centrair

BONVOY系32滞在目(39泊目)は、セントレア横のFour Points by Sheraton Nagoya Centrair。元々宿泊する予定は無かったのですが、お盆に関係して名古屋とか四日市当たりに用事が出来てしまい、かつ台風が接近してくると言う事もあったので、急遽なんとか確保したもの。

チェックインしたときも、空港に到着したときにはそんなでも無かった天気が、あっと言う間に横殴りの雨になり、ホテルに入るときにはびちょびちょに。こりゃぁ外に出られないかな、空港から出られないかなと一瞬思いましたが、30分もしないうちに雨は小やみになり、さっきの悪天候は何だったんだ状態。

今回もチェックインの時にアップグレードしてくれて、Jr. Suiteの部屋ですが、元々寝るだけの予定だったので、今回も宝の持ち腐れというか、ほんと朝出かけて、夜戻ってきて寝るだけの繰り返しになりました。まぁ、それで3泊宿泊日数が稼げたから良かったのかもしれないけれど。

2019年8月16日

羽田配分

DLの成田撤退のニュースで、多分そうだろうと思っていましたが、羽田空港の追加枠が提案通りに米国側は決定したんですね。こちらの記事では、DOTがそのように決定した理由も書かれているんですが、なかなか興味深いですね。

その中で、UAが要望した6路線のうち、Guam線とHouston線がリジェクトされた理由が書かれていますが、Guamはその路線規模や観光中心の内容から羽田に合わないことと、すでに成田線で充足されているから、わざわざ厳しい羽田のリソースを使うまでも無いと至極真っ当な言い分。一方で、Houston線は、UAが主張しているHoustonから米国内32都市への接続や、南部の住民に対しての利便性は理解するものの、UAが提案している他のハブ経由でも十分だし、全体的に検討してUAで最も優先順位の低いこのルートを採用する理由は無い、みたいな。

Guam空港は、Guam線を切望したらしいけれど、現状で十分と蹴られ、Hawaiian (HA)も、LAX線が2路線(AAとUA)も認められているが、一つはHNL線にするべきと要求して、これも、既に十分な供給量があると言う理由でリジェクト。まぁ、納得出来る理由ですね。

以前も書いたんですが、フライトナンバーの推測からだと、UAの4枠のうち、IAD線とORD線は成田から移管し、EWR線とLAX線は新設になると推測されています。そうなると、EWR、LAX、SFO、GUM(3便)、IAH、DEN、HNLと一応9便は成田を使うことに。ORD便は残して欲しいなぁ、成田にも。まぁ、機材繰りの問題も有るだろうけど。

ますます、ANAの羽田と成田配分が気になりますねぇ... すでにJFK線とORD線は飛ばしていて、それ以外にはLAX、HNLの四箇所。今回4枠もらったらどうするんだろうか。もしかして5枠だったらどうなるんだろうか。SEA線とか、SJC線線はビジネス需要が強そうだから、羽田へ移管かなぁ。後は、IADとBOS当たりかなぁ... US側が決まったわけだから、はやく日系側も発表して欲しいですよね。来年の東京2020に合わせるのが最大の目的のはずな分けで、その為にはもうそろそろちゃんとスケジュールを出して予約も出来るようにしないと行けないわけだし。

Lexus UX200 Impression (2)

一月程前に購入した新車ですが、前回少し乗ったものの、その後週末はあっちそっちへ飛んでいたので、その後なかなか乗車する時間が無い。そんなこともあって、先週とか今週は一寸これまでの鬱憤晴らし的にハンドルを握るようにしました。仕事で毎日乗るとか言うわけではないので、例えば買い物に行くとか、何処か観光というか遊びに行くときくらいしか運転しないわけで、そう言う意味ではかなり勿体ないかもしれない。実際、以前のハリアーは、週末ドライバーどころか月一ドライバーの時もあって、正直可哀想だったんですよね。で、今回の車もそうなる可能性が高いのだけれど、やはり今一番新しいモデルの新車ということもあり、どうもハンドルを握りたくなる誘惑というか魅力を感じるので、ちょっと時間が有れば乗り回したくなる。

「乗り回す」と言っても、本来の車好きではないので、そんなにあちこち出かけるわけでは無いけれど、それども東名とか新東名を東西に走ったり、あるいは浜松市内ですが、街中をぶらぶら(?)走ったりと、何だかんだで走行距離が、購入後一月で1,000kmを超えそうです。この車には、燃費を記録する機能があって、購入後は12~13km/L位だったんですが、最初にガソリンを入れてその後高速道路中心に走ったら、一気に18.5km/Lとかになりビックリ。以前のHarrierは、6~8km/Lでしたから、倍位燃費がいい計算で、ガソリンも、Harrierはレギュラー、Lexusはハイオクですが、その価格差を考えても以前よりかなりコスパは向上しています。もっとも、今はエージングも兼ねて高速道路を流すのが中心なので、これが街中走行中心になったら、やはり12~13km/L位が精々かなぁ。それでも、まだ前車よりもかなり好成績ですが。

高速道路を走っていて、やはり感じるのは走行の安定性。特に、高速道路の路面は一般道よりも整備されているから、騒音も感じないほどだし、安心して運転出来る印象。先日は、台風接近で急転する天候の中、強い横風を受けたり、いきなり前が見えなくなるくらいの豪雨の中を走ったりして、結構ドキドキしながら運転しましたが、以前の車には無かった、ワイパーやライトの自動装置や、後方や左右の車の安全確認機能などがあるので、運転に意識は集中するんだけれど、無理に力まず肩の力を抜いて運転出来るような感じ。また、先行車と一定の間隔を取って自動追尾する機能(Auto Drive)も提供されていて、ちょっと使ってみましたが、これもなかなか便利。そんなに混雑していないときに、少し息抜きのために使うのは良いかも。最近の車ではある意味「デフォルト」機能なんだろうけど、そう言う技術とは20年位のギャップがあるので、経験するもの全て珍しい状態です。

街中走行の時で、未だに違和感を感じるのは、停車時のエンジンストップ機能。停車時にアイドリングを止めて燃費を稼ぐ機能ですが、信号が変わり始動するときに、最初にエンジンが起動して「ブルッ」という感じに少し車体が動くのにはまだ慣れません。どうしても子供の頃に経験した「エンスト」の記憶が蘇ってくるんですよね。完全に止めるんじゃ無くて、回転数を落とすか、燃料の噴射量を減らして動いているけれどエコ効果は得られるように出来ないものだろうか。あと、今ではそれなりに慣れましたが、UXで一番言われるフロントウインドーの狭さは、やはり一寸気になります。以前のHarrierが高さもあり広く視界が開けていましたが、今回のUXは視点が下がり、しかもバックミラーや左側助手席側の視界が狭くなっていて、ちょっと左側の確認を工夫しないと巻き込みとかやりそうで恐いですね。

最近では、同じLexusの他の車種とすれ違ったり併走することも多いのですが、やはり車体デザインではNXかRXが良いなぁと正直思います。ただ、サイズ感では今のUXが個人的には好みなんですよね。この位のサイズで、NXっぽいデザインにしてくれたら、次も文句なしに購入するんですが、それは無理か。来月になると、フットボールシーズンスタートで、益々週末の予定が立てられなくなるので、少し平日にあちこち走ってみようかと考えています。

2019年8月15日

HND-SYD (番外編3) - 備忘録

初めてのSydney、初めての南半球の旅と言う事で、それに関係すること無関係なこと含めて備忘録を幾つか。

  • 旅行のタイミング
    今回、日本は8月初旬の猛暑の時で、季節が反転している南半球では真冬になるということで、結構着るものに心配しましたが、結果的に滞在中は日本の初春というか、3月下旬から4月初めくらいの感じ。実際、私は殆ど長袖のTシャツーに長袖のラガーシャツで過ごして、風の強いときにはウィンドブレーカーを羽織れば十分でした。ただ、夜には出歩かなかったので、夕方以降はもう少し準備が必要かも。実際、繁華街を歩いていると、回りはダウンを着ていて、ヘビーなアウターの人が多かったのですが、もしかしたら春とか夏はかなり暑くなるのだろうか。日本の冬に暖かい場所へ行くのは、例えば冬にハワイに行くのも同じ事なので、そんなに変なことではないのだろうけど、それでも春夏秋冬と、それぞれのシーズンで一度旅してみたいですね。
  • HND-SYD線
    羽田で機内に入り、フライト情報を見てびっくりましたが、飛行時間は9時間位なんですね。考えてみたら、HND-SYDのフライトマイルは4,863マイルなので、NRT-SFOの5,124マイルとそんなに変わらない。ただ、それだけ長時間飛ぶのに、機内食(食事とお酒)にはガッカリしました。NRT-SIN線と比較しての話ですが、まず洋食の選択肢が無い(SIN線は2種類、肉と魚)、ワインは白が1種類しか無かった(SIN線は2種類)、さらに食事はワンプレートで全部まとめてのサーブ(SIN線は、前菜、メイン、デザートと別れて配布)で、普通は食事前に配布されるアミューズや食事前の飲み物のサービスも無くて、かなりガッカリ。時間帯のせいなのか、コストの為なのか、正直もう少しメニューが豊富であってもいいきがするんだけれど。
  • B787のシート
    B787に搭載されているスタッガードシートですが、フルフラットにすると、背もたれと座面のところの金属のプレートみたいな物が丁度腰のあたりに当たるんですよね。先日のSingapore行きの時はB787-10で、シートが新しい物だったのでそんなことは無かったのですが、最近よく登場するB787-9で使用しているシートはこの傾向があるように感じます。マットを引いても効果無しで、あれって誰も認識していないのだろうか。何度か経験して、微妙にフラットの位置を180度から170とか165度位にすると、その腰に当たるプレートみたいなものが下に隠れて違和感がなくなるんですが、これがなかなか面倒だしフルフラットではないか一寸寝にくい。B777ではそんな経験はなかったので、多分B787用のシート特有の問題じゃ無いかと思うんですが、SYD線とかSIN線とか、よく利用するだけに何とかして欲しいところです。
  • Starbucksが無い?!
    SydneyはCafe天国で、Starbucksがほとんど無いと聞いていたんですが、確かに歩いているときに看板を1回見ただけで、後は一度もスタバの店舗を見ることがありませんでした。と言うか、まぁ色々な種類の店舗があって、しかも値段もほぼ一緒の感じ。スタバは無くても困ることはないのですが。困ったと言えば、Sydneyではコーヒーの呼び名というか名称が日本やアメリカと違うこと。私はコーヒーは"Black"で飲むんですが、これに相当するのが"Long Black"。LongがあるならShortもあるのかと思ったら、その通りで"Short Black"は所謂"Espresso"の事。Long Blackは、そのEspressoのダブルをお湯で割った、「普通のブラックコーヒーっぽい」感じの物。これが"Iced Long Black"になると、氷を入れたカップに、その"Long Black"を入れて物で、これはこれで熱いEspressoを急冷するので、結構美味しかったです。Australiaは英連邦で、所謂欧州風なので、コーヒーもアメリカ的なDripではなくて、蒸気で抽出するEspressoが中心なので、こんな感じになるんでしょうね。スタバではどう言うんだろうか。今回は時間が無かったのですが、こう言う文化みたいな経験も次回は一寸してみたいですね。
  • 右側通行、でも2Fが1F
    英連邦だから、車は右側通行で何となく違和感はないのですが、2Fが1Fとなるのは馴染めない(笑)。さらに、ホテル周辺の商業ビルに行くと、入った地上階の入口の反対側の地上への入口は1F下とか上にあったりして、どうも起伏が激しい土地の様子。さらに、場所によっては「地下何階」という言い方をせずに、一番下のフロアー(例えばBF2F)を「Level 1」といって、順に上に行くにしたがって「Level 2, Level 3, Level 4...」と言うような表記をしている。さらに、こちら側ではLevel 3が地上階なのに、反対側に行くとLevel 2が外への出口になっていたりしていて、よく分からない。
  • マツダ車が多い
    アジア圏では、日本車をよく見ることがあるんですが、このSydneyでも多くの日本車が走っていました。その中でも、マツダの車が多くは知っているのが一寸不思議でした。地域によって、例えばホンダが主流だったり、スズキが主流だったりするのですが、個人的にあまりマツダ車が主流の場合って経験がありません。一番多いのは、タクシーも走だったんですがトヨタ車。ただ、それと同じくらいの頻度でマツダの「M」マークのエンブレムを見るんですよね。感覚的には、日本車2台に1台位と思うくらい遭遇しました。これも一寸新鮮な驚きかも。
来年のAMC Diamondは、Sydney中心に攻めようかと、現在思案中です(笑)。

HND-SYD (8) - 帰国

空港には18:00少し前位に到着して、ANAのカウンターを探します。一応空港内のガイドでは「コーナーF」と表示されているものの、まだ時間が早すぎるのか誰もいない。Changi Airportのように、Early Check-inのカウンターとかないか探しましたが、ここは紅組Qantasの本拠地なので、青組にはやさしくありません。結局、予め届いていたモバイルボーディングパスが使えるか試してみることにしました。

FFP上級会員向けの優先搭乗口が工事中で塞がっているので、一般の出国検査場入口に全員が並んでいます。ここでは搭乗券は確認されずに、来たときのSmartGate同様、パスポートをスキャンして顔写真を撮影して出国完了です。その後、保安検査場が結構な列で、しかも何故か私は靴に何かあるとX線検査で表示されて、靴を脱いで再検査することに。それでも足に何かあると表示されて、直接何も無いことを確認してやっと通過出来ました。何だろう、別に手術とかしていませんし、骨折でボルトとか入れているわけでも無いし。確か、以前もUSの検査で、左脚だったかな、足首に何かあると表示されて、その場で確認されたことがありますが。体質的な物か、よく変わらない。

で、中に入ると、今回確かめてみたかった事の一つを実行。AmexのLoungeがココにあるので、そこを訪ねてみました。ANAの羽田行きが入るゲートとは反対側、ゲート#24の横に、入口がありました。AmexのPlatinum Cardと、搭乗券(スマホ)を見せて、受付の女性スタッフが確認して無事入場。中はそんなに広くなく、ソファー席、カウンター席、合わせて40~50人位じゃないだろうか。ただ、正面がガラス張りで24番ゲートに入る飛行機が真正面から見えるのが迫力でした。実際、私の座った席の真正面に、Emirates のA380が入ってきて、なかなか迫力有る駐機シーンを見ることが出来ました。サイズは狭いのですが、結局半分以上席が埋まることなく、凄くゆったりと時間を潰すことが出来ました。飲み物、食べ物もまぁまぁで、この後入ったNZ (Air New Zealand)のラウンジよりは良かったかも。結局1時間半位時間を潰して、そのあとNZのラウンジで1時間位時間を潰して、搭乗ゲートである54番ゲートへ向かいました。

実は帰りのフライトのクルーは、来たときと一緒で、機内で往路でお世話になったCPさんと「またよろしく」とご挨拶。ほぼ定刻通りにドアクローズとなり、暫くしてプッシュバック開始。ターミナルのある16Rから、反対側の34Lに移動して離陸です。

帰国便では食事を頂いてワインも飲んだんですが、どうもSYD線の食事って、SIN線と比べて質が落ちている気がする。結局、殆ど手を付けずに戻して、後は何時ものようにシートを倒して、寝て過ごします。到着1時間位前に目が覚めて、ごそごそ到着の準備。定刻よりも少し遅めに、C滑走路の34Rに着陸すると、05:40頃に109番ゲートに入りました。丁度隣りの108番ゲートには、上海からのANA便が5分程早く到着していて、しかも修学旅行生が登場していたのか、入国審査場は結構混雑していましたが、何とかすり抜けて税関も書類を渡して通過。06:00前には京急のホームに立つことが出来ました。この後、品川まで出て、朝の新幹線で浜松へ帰宅。今回は月曜日が祝日なので問題無いのですが、平日でも金曜日の夜に出て、月曜日の早朝帰宅というHND-SYDラインは、有りかなという印象ですね。

新幹線の中で、たまたまANAのアプリを開いたら、2時間程前に降りたばかりのSYD-HNDのマイルが登録されていて、何とかAMC Diamondに到達しました。なんでこんなに速く換算されるんだろうか。それがちょっと不思議。いずれにしても、AMCの方は取りあえずゴールしたので、後は惰性でどこまで伸ばせるか。でも、Sydneyは今回の旅行で気に入ったので、Singapore同様これから何度も訪問する場所になりそう。()

2019年8月14日

HND-SYD (番外編2) - Contactless決済

今回のSydney旅行で、色々印象的な出来事がありましたが、その中の一つが「Contactless決済」。日本で言えば、SuicaにEdyにiDにと、電子マネーが競争していますが、クレジットカード自体も最近発行されたクレジットカードにはICタグが内蔵されていて同様の決済が可能になっています。対応しているカードには、カードの表面にWi-Fiの様なマークが入っていて、カードをカードリーダーにスライドさせたり読み込ませなくても、リーダー表面にカードをタッチさせるだけで決済完了となる物。自分が今所有しているカードでは、Amexが対応していますが、VISAとMasterCardも、次にカードを更新したら多分対応したものが届くはず。また、カードが対応していなくても、Apple Payに登録すれば、iPhoneでContactless決済が出来ますから、実質困らない。

Sydneyは、このContactless決済が発達していると聞いていたので、実は物は試しと今回日本円を両替せずに滞在してみました。結果、よほどの事が無い限りは、iPhone/Contactlessカードがあれば何とかなるなというのが実感。どこのお店にも、カードリーダーの端末を使用していて、8~9割位はカード決済をしていて、その2/3位はカードを端末の表示画面にタッチしてContactless決済をしています。日本で言うところの電子マネーカードの役割を、クレジットカード自体が担っている感じです。余りに一般的なのか、Contactless決済をした場合、「レシートをくれ」とか「コピーが欲しい」と言わないと、カード決済の控えを渡してくれない。あと、私はいちいち財布を取り出して、カードを取り出して決済するのが面倒だったので、iPhone8のApple Payをまず利用しましたが、私以外でApple Payを使用した人は、今回は見たことがありませんでした。皆さん、カード。その当たり、ちょっと面白いなと思います。

カード決済の場合、その時々で為替レートが変わるので、実際幾ら支払ったのか分からないという不安はあるんですが、よほど大きな買い物をしたりとか、よほど大きな為替変動が無い限りは、そんなに違わないというのが私の経験則からの結論。そうであるなら、日本では使えない通貨は出来るだけ持ちたくないし、決済時の手軽さでもメリットのあるContactless決済が利用出来るだけでなく、主流であることは大きなメリットだなと今回改めて感じました。一方、お昼を食べたお店では、カード決済を言うと、VISA/MasterCardなら1%、Amexなら3%の手数料を追加するがいいかと言われました。本来手数料を別途徴収するのは、規約違反のはずなんですが、結構ありますよねこう言うケース。一方で、何度かコーヒーを買った地元のカフェでは、AUD$5の料金は現金でもカードでも一緒。まぁ、予め織り込み詰みの料金かもしれないけれど、日本でやっているような「現金不要社会」と似たような経験をしたのが興味深かったですね。

HND-SYD (7) - 散策

Sydney滞在二日目ですが、この日の夜のフライトで日本へ戻るので滞在最終日。フライトは夜の20:55発なので、丸一日時間は使えます。チェックイン時に16:00までのレイトチェックアウトのOKを貰っていたので、16:00まではホテルの部屋はそのままで出かけて、その後一寸時間を潰してから空港へ向かうことにします。

この日はどこに行こうか前日の夜も迷ったんですが、たまたまガイドブックを見ていて"Fish Market"が面白そうだと思い、しかもその途中に開発された"Darling Harbour"という場所もあるというので、まずはこの二箇所を攻めることに。そのDarling Harbourですが、やはりホテル横東西に走っているMarket Streetを西に歩いて15分位なので、前日同様トコトコ歩いて出かけました。

前日もそうだったんですが、朝の10:00位の天候は、晴れていて気温もそんなに低くないのですが、風が強くて体感気温は結構低めです。途中で我慢できずにウインドブレーカーを出して羽織りましたが、それで丁度良い感じ。ただこの後、前日も同じでしたが、お昼を過ぎるとその風も収まり、汗をかくくらいの天候になるんですよね。そう言う一日の気候なのか、たまたまこの二日がそうだったのか分かりませんが、事前に恐れていたほどの寒さはなかったのが助かりました。

Cockle Bayを渡るPyrmont Bridgeを渡ると、その反対側に整備されたコンベンションセンター、ショッピングセンターなどが湾に沿って並んでいます。橋の手前側にも、色々お店が並んでいて、さらに橋の右手にはシドニー動物園とか、豪華なクルーズの桟橋とか並んでいて、こちらもぼんやり景色を眺めていても飽きません。

クルーズ船は、何か宇宙船みたいな大きな船体もあって、まぁ一度くらいは乗ってみたいかなと。あと、橋を渡った右手には、オーストラリアの海事博物館(Australian National Maritime Museum)が有り、湾の中には引退した駆逐艦や潜水艦などが展示されていて、ちょっとそそられました(笑)。この頃はまだ風が強くて少し肌寒い感じでしたので、ショッピングセンター内のカフェでホットコーヒーを購入して、それを飲みながらぶらぶら散策をして時間を潰します。で、そうこうしているうちにお昼に近くなったので、お昼はどうしようかと考え、この後行く予定だったFish Marketにフードコートもあると案内されていたので、そこで食べることにして移動を開始します。

地図で見るとそんなに離れていないのですが、今ひとつ道がはっきりしないので、ここは遠回りですが、Opalを使ってLight Railで、ConventionからFish Marketまで、遠回りする感じで乗車します。さらに駅から5分位歩くと、広い駐車所が見えて、その奥にFish Marketの建物が見えてきました。

で、中に入ってみたんですが、正直期待外れ。建物手前と、建物の右手に何件かシーフードのお店が並んでいますが、凄い人出もそうだけれど、外からカモメが中に飛んできたりして、一寸個人的に苦手な感じ。車で来て、食材を購入して行くなら良いですが、ちょっと食事する雰囲気じゃあ無い感じ。そそくさと後にしました。で、お腹も減ったので、再びLight Railで戻る途中の"The Star"という複合施設で降りて、ここのフードコートに行ってみました。それなりに充実していて、しかもあの「鼎泰豊」もフードコートに出店しています。ただ、一寸食べたい物が無くてここでの食事も諦め、再びLight RailでDarling Harbourに戻ると、ここの並びのお店で目当ての"Aussie Beef"のステーキと地ビールを流し込んで、無事に当初の目的を達成出来ました(笑)。

この後、15:00位にホテルに戻り、シャワーを浴びてこの後のRed-eye Flightに備えてさっぱりし、その後荷物をパッキングをして、16:00頃にレイトチェックアウトをしてホテルを出ました。

そのまま空港に向かうには、まだ早いので、ホテル裏のショッピング街をまたしばらくぶらぶらすることに。その中で、ちょっと奥まった場所に合ったQVB (Queen Victoria Building)に入ってビックリ。細長い建物で、そんなに広くないのですが、レトロな雰囲気そのままに、店舗が左右に並んでいて、それが3Fまで続いています。この雰囲気に、一発で気に入ってしまいました。1Fから3Fまで、重い荷物を背負いながらもゆっくりと一つ一つ見て回りましたが、店舗のサイズもそんなに大きくないのだけれど、建物の雰囲気が全て許している感じ。しかも、通路もせまいのに、そこにテーブルが並んでいてお茶とかして居る人も沢山いるし。正直、そんな場所じゃ落ち着いてお茶も飲めないだろうと思うけれど、イメージ的には細い路地にテーブルが並んでいてお茶をしている横を通り過ぎるような感じ。正直、なんで1日目とか今日の午前中に来なかったか後悔したくらい。

そうこうしているうちに、そろそろ空港へ向かった方が良いだろうという時刻になったので、次回はここを中心に攻めようと心に決めて、St. Jamesの駅から空港行きの電車に乗り、空港駅(International Terminal)へ移動。あっと言う間のSydney滞在でしたが、日本へ帰ります。(続く...)

2019年8月13日

AMC 2020 Diamond達成

Sydney旅行の記録は進行中ですが、今回のHND-SYDの往復で19,036 Premium Point(PP)が追加され、これで年間10万PPを突破して、来年度のAMC Diamondが確定。去年は、ひたすら羽田-那覇を往復して、6月下旬で10万PP到達しましたが、今年はそれ以外のフライトも混ぜましょうという趣旨で、8月に到達。それでも、2019年はまだ4ヶ月以上残っているので、余裕の到達ではありますが。

今回ちょっと不思議だったのが、そのフライト結果のアカウントへの更新工程。まずは、往路のHND-SYDですが、金曜日の深夜近くに羽田を出発して、Sydneyには翌日の朝到着。当然この時点では、まだこのフライト分はアカウントに登録されて折らず、翌朝自分のアカウントを確認したら、その時には追加されていました。これは普通のパターンで、USへ飛んだときも、その翌日に追加される物。UA分をANAに振り替えたり、その逆にANA分をUAに振り替えるようなときには、さらに1日とか2日余計にかかります。

で、帰国時は、Sydneyを夜に出て、日本到着は翌日の早朝。普通、この翌日にアカウントにこのフライト分のPPが登録されるわけですが、たまたま帰りの新幹線の中でAMCのアプリを開いてみたら、10万PPを超えていてビックリ。それとは別に、ANAのサイトを開いて自分のアカウントを開いたときには、まだ登録されていなかったんですが... どのタイミングで登録されるのか不明ですが、やはり到着便が到着して旅程が完結しないと追加できないでしょう。また、データ更新するタイミングも、例えば日本時刻の深夜とか、早朝の04:00とか05:00とか... 今回の状況を見て、何となく朝の06:00に更新するのかなぁという気はしているんですが。いずれにしても、到着して数時間(多分2時間程度)でアカウントが更新されたのは、勿論初めてなのでかなりビックリしたことは事実です。

今の所、来年用に少しアップグレードポイント(UP)と、Skyコインに変換する為にマイルも上澄みしたいなと考えているので、今年はもう少し飛ぶ予定。9月に定例の羽田-沖縄を1往復して、多分年末に何時ものUS行きの代わりに、Singapore行きを入れる予定で、これが完了すれば12万PPを超えて、来年のUPは54ポイントになるはず。ただし、もう一つのUA MP 1Kが、まだ6万6千PQMで10万PQMまではまだ足りない。やはり来月にGuamに行く予定なので、もう一つの達成要件であるUA便4回搭乗は満たすので、後はマイル(PQM)を貯めるだけ。11月に予定している、Washington D.C.行きが出来れば、10万PQM到達ですが、仮にそれが出来ない場合は、別途考えないといけない。手軽さでは、羽田-那覇の往復を積み上げるのですが... まだ8月なんですが、FFP関係では年度末を迎えたような気分(笑)。

HND-SYD (番外編1) - Opalカード

Sydneyでは、"Opal"と呼ばれる日本のSuicaみたいなICカードが公共交通機関で使用されていて、これが非常に便利でした。カード自体は無料ですが、カードを解約するときに、最低でもAUD$5以上の残金が必要とか、払戻先がオーストラリアの国内銀行口座のみとか、実質的にカード自体も有償みたいな物と言っても良いのですが。ただ、カード自体に有効期限はないので、何度かSydneyを訪問するのであれば、使い回せるし、さらに料金のチャージなどは、専用アプリで簡単にできるので、使い勝手や有用性はこれまで利用した同様のカードの中でもトップと言って良いでしょう。

実は、このOpalの専用アプリを日本を出る前にiPhone8に落としてありました。現地に到着して、購入時にAUD$35がチャージされるので、それで入場し、ホームで電車を待つ間にアプリを立ち上げて、カードに記載されているカード番号とセキュリティコードを入力すると、直ぐにカードが登録されて残高確認や追加チャージなど、このアプリで出来るようになります。

また、残高が一定金額以下になるとノーティフィケーションを送る機能や、自動的に指定した金額を登録したクレジットカード(VISAとMasterCard)から自動的に補填する機能、さらには登録したコンタクトレスのクレジットカード(VISA/MasterCard/Amex)を、このOpalカードと同じように乗り降りで使用出来るように設定出来たり、結構至れり尽くせりです。Singaporeのez-linkカードや日本のSuicaの様に、乗車切符以外に物販の購入には利用出来ないようですが、それを割り引いても公共交通機関用のカードとしては再強かも。

Sydneyの料金は、駅から駅への料金は勿論決まっているんですが、一日の上限とか、それも平日土曜日と日曜日で違っていたり、一週間に8回以上乗車すると8回目から30%引きになったり、但し空港利用時に特別利用料金がかかったり、30分以内(だったかな)の乗り継ぎは無料になるとか、色々ルールがあってそこは分かりづらいのですが、一定利用金以上はチャージされないので、普通に使っていてもお得感はかなりある感じです。

一番気にっているのは、こんな感じで履歴が詳しく表示されることで、これだけでもこのカードを使用する意味があると思います。また帰国日に空港へ移動したときに残高不足となり、改札を出るときに一度エラーで止められましたが、この時にオートチャージが実行されたらしく、直ぐに再度改札のゲートでカードをタッチすると、問題無く通過することが出来ました。私はSuicaのオートチャージを使用して居ないので比較は出来ないのですが、もう少しスマートにチャージされると良いかなという気はします。あと、オートチャージの料金設定が、最低AUD$10からなので、このあたりの柔軟性も必要かなという気はしますが。

自分がこれまで経験した海外の鉄道では、結構切符を購入するのが面倒で、券売機の使い方もそうですが、日本と比較して台数が少なすぎる気がします。特に酷いと思うのがSingaporeなんですが、このSydneyもそんなに多い印象はありませんでした。ですから、こう言うセルフチャージして自由に利用出来るICカードが非常に有効だと思いますね。次回のSydney行きがいつになるか分からないけれど、大切に保管しておきます、今回購入為たOpalカード。

HND-SYD (6) - オペラハウス

お昼前にチェックイン出来、部屋に入ってシャワーを浴びてスッキリしたところで、お昼と観光を兼ねて出かけることにします。取りあえずは、Sydneyの代名詞でもある「オペラハウス」を見ないと駄目だろうと場所を調べてみると、歩いても行けそうな距離なので、深夜フライトで鈍った体を鍛えるためにも歩いて向かうことにしました。

ただ、流石にお昼も過ぎていたのでまずは軽く腹ごしらえをすることに。ホテルに入るまで知らなかったのですが、ホテルの裏側には、Westfield、Daivd Jonesというショッピングセンターが並んでいて、建物の間の道路も歩行者天国みたいになっている場所も。暫く中をウロウロしていたら、David Jonesの地下にイートインみたいな場所があって、アジアン、回転寿司、イタリアン、ハンバーガー、何でもある感じです。その中で、ワインとフィッシュアンドチップスを頂き、やっとSydneyに到着して心身ともに落ち着きました(笑)。ここ、イートインもTake-outもあるし、品質も良さそうだし、気に入りました。

お腹も落ち着いたので、外にで須磨。ホテル前には、南北に走る"Elizabeth Street"が通っていますが、この東側にホテル前のHyde Parkから伸びる形で"Macquarie Street"が並行して走っており、これを真っ直ぐ北上すれば「オペラハウス」のCircular Quayに出られます。空港に到着した午前中は、結構強い風が吹いていて体感温度は低かったんですが、お昼過ぎになるとその風も弱まり、長袖のTシャツにラガーシャツを着たくらいで十分な感じでした。日本と四季が反転しているから、8月初旬は日本の2月の初旬なわけですが、感覚的には3月の終わり位の印象でしょうか。20分位掛けて歩いていると、ちょっと薄ら汗若く位に成り、その頃にはあのオペラハウスの特徴的な屋根が見えてきました。

最初見たときに「イメージが違うなぁ」というのが第一印象。後で気が付きましたが、よく見るオペラハウスの写真は、この反対側、海(Sydney Harbour)側から見た光景なんですね。だから、今回歩いてきて見えたのは裏側というか背後の様子。凄い大きな階段なんですが、流石に登る気力はなくて、そのまま左側に折れて、Circular Quayの船着き場の方へ移動しました。

5分も歩くと、船着き場というかフェリー乗り場が並んでいる場所に出て、地下鉄の駅"Circular Quay"もあり、実はホテル前の駅"St. James"から一駅なんですよね。Opalで来ても良かったかも(笑)。

ここから出ているフェリーは、Opalカードでも利用可能な物も有るみたいですが、流石にこの時の格好で海の上に出るのは大変そうなので、それは次回に回すことにしました。そのままCircular Quayを時計回りに回り込んで、「馴染みのあるオペラハウス」が見える場所に出ようと思ったんですが、どうも湾を渡って反対側に出ないと無理そうでした。左手にHarbour Bridgeもあって、雰囲気はなかなか良い感じですよね。目の前を出入りする、色々なタイプのフェリーを見ているだけでも、結構楽しめます。あと、この場所に隣接している"Gateway"というビルには、色々レストランなんかも入っているようで、ここを目当てに来るのも良いかもしれません。

暫く時間を潰してからホテルに戻るんですが、来たときと同じ路を戻っても仕方ないし、ちょっと調べてみたら、このCircular Quayから伸びている"Pitt Street"沿いに、いろいろお店も並んでいるみたいなので、こちらを戻る事にしました。

現地は一応「冬」なので、その日差しの関係もあるかもしれませんが、一寸薄暗い感じがする場所。ただ、古い建物と最近のビルが混在する光景は決して嫌いじゃ無くて、自分が知っている場所ではBostonの雰囲気に近いかなという感じ。途中、工事中の古いビルがあったんですが、前面に作られた養生のシートに、多分元のビルの光景が印刷されていて、全体の雰囲気を壊さずに工事が進められているのは、ちょっと良いアイデアだなと。日本でも、やっているのかもしれませんが、私は初めて見ました。この後、通り沿いのお店を覗いたり、またホテル裏のショッピングセンター街をぶらぶらして、夕方には部屋に戻りました。流石に一寸疲れて、暫くウトウトしていたらラウンジのカクテルタイムが始まる17:00を過ぎて、17:30位になっていたので、21Fのラウンジへ行ったら一杯。1Fの別会場で一寸飲んでから、2Fのホテルバーで地ビールとか飲んでSydneyのというか、南半球初の夜を過ごしました。そうそう、これはイギリス連邦だからでしょうが、ホテルの地上階は「Lobby」で、その上日本で言う2Fが「1F」という表示になっているのが、ちょっと新鮮でした。(続く...)

2019年8月12日

DL、羽田集約

デルタ航空が正式に、羽田への米路線集約と成田からの撤退を発表。別アライアンスからの乗り継ぎに成るとは言え、国内線豊富な羽田で接続出来れば、米路線の効率もアップするだろうなぁ。

アメリカンはどうするんだろうか。DL程じゃ無いけれど、ある程度羽田に集約することも可能だけれど、1~2路線程度なら、JALに任せるんだろうか。悩ましいのはUAですよね。大体半々で、羽田・成田に分配されて、ちょっと微妙。しかも、JFKとかORDとか、幹線は羽田に移り、DENとかIAHとかGUMとか、ちょっとクセのある路線が成田に残るしなぁ(笑)。

いずれにしても、日系の枠がどうなるのか、それでまた米系の動き、特にAAとUAは大きく変わりそうな気がする。

Sheraton Grand Sydney Hyde Park

BONVOY系31滞在目(36泊目)は、一の南半球Sydneyにある、Sheraton Grand Sydney Hyde Park。同地区にある他のBONVOY系ホテルも含めて、料金高めでどうしようと思ったんですが、このホテルはポイントで、しかもカテゴリー5で取れたのでここに決定。もう一つ、Sydneyの電車でSt. James Station直近と言う事も理由の一つです。

空港から最寄り駅に到着して、最初に外観を見たときには「あぁ、失敗したかなあ」と思うくらい、歴史を感じさせる建物。ただ、内部や室内はそれなりにリノベーションされており、USB充電端子が部屋中にあったりするのには笑ってしまいました。ホテルに到着したのは、11:00前。駄目元でチェックインをお願いすると、初めての利用というのとBONVOYのTitanと言う事で、色々アレンジしてくれて部屋を確保してくれました。また、翌日は帰国のフライトが夜の20:30なのでレイトチェックアウトをお願いしたら、これもOK。助かりました。

ポイント宿泊なので、本来は一番下のグレードの部屋のはずですが、2~3段階くらいアップグレードしてくれたのか、そこそこ広く、また出窓風の部分もあり、正面の公園がよく見える部屋でした。

ちょっとビックリしたのは、スリッパは無いだろうと往路のANAで使用したスリッパをそのまま持ち込んだんですが、ちゃんとSheratonらしい白いスリッパが常備されていてちょっとビックリ。バスルームも、バスタブとシャワーブースがあり、一般的な日本人なら十分満足出来る位の設備でした。難点は、館内で食事の出来る設備が少ないことで、しかも私の滞在中はバンケットが幾つもあったのか、常に満席状態。ただ、このホテルの裏側というか周辺には幾つもショッピングセンターとか並んでいる地域だと、到着してから気が付き、ちょっとした食事からフルサービスの食事まで困ることは無いので、そこを割り切ればロケーションは最高かもしれません。

到着した夕方には21Fのラウンジへ行ったんですが、どうもかなり混雑しているらしく「高い席で良ければあるが、低い席が希望なら1Fのラウンジへ行ってくれ」と入口で言われました。丁度その時、ドアが開いて中の様子が見えたんですが、結婚式の二次会みたいな喧噪具合だったので、大人しく1Fへ。翌朝朝食の時には21Fのラウンジを利用しましたが、内部は凄く洒落ていて、普通のお店としても十分なくらい。で、何カ所か座席が高いストールのテーブルがあり、あぁこれが昨日言っていた物かと納得しました。

今回は残念ながらラウンジが混雑していてカクテルタイムに利用出来なかったけれど、雰囲気はまぁまぁ良さそう。あと、1Fと同じオードブルが出るとすれば、ホットミールもあってそんなに悪くない感じですね。一寸建物が古い感じがして、最初は引いてしまいましたが、ロケーション的には最高だし、後はレート次第でSydneyの定宿にしてもいいんじゃないかというのが今回の感想です。

翌日出発当日は、16:00までのレイトチェックアウトを設定してくれたので、10:00から15:00位迄ぶらぶら観光をして戻り、シャワーを浴びて日本の夏用の服装に着替えてからチェックアウトをして空港へ向かいました。駅の近くなので、荷物を預かって貰って出かけても良いし、やはりアクセスの良さは大きなメリットですね。

HND-SYD (5) - 移動

無事到着したんですが、ここで悲しいお知らせ。機内アナウンスで、「バスで移動」と言われてガッカリ。しかも、着陸したRW34Rから左隣のRW34Lの誘導路に移動し、そこからさらに先(北)に移動すると、結局こちらの端の16Rの先まで移動。ここに、沖止め用のエリアがあり、その一角にやっと停車しました。暫くしてタラップが横付けされたんですが、このタラップの機体ドアに接続する部分の安全策が動かなくて、何度か地上係員が試したけれどさび付いて動かないみたいで、結局このタラップを諦めて別のタラップを引っ張ってきました。なんやかんやで、停止してから15分位して、やっと地上に降りて連絡バスに乗り込むことが出来ました。

5分程してターミナルビルに到着。バスに乗り込むときは横のドアから乗車しましたが、この時は正面のドア(地下鉄の非常用ドアみたいな)が開いて、そこからターミナルビルに入り入国審査場に向かいます。と言っても、成田とか羽田のように専用の通路があるわけではなく、ターミナルの制限区域内に入っただけで、丁度SingaporeのChangi Airportと同じような感じ。しかも案内板表示で「Immigration」とか無いんですよね。取りあえず"Baggage Claim」という案内を見て移動しましたが、ちょっと不親切。

結局、その読みが正解で直ぐに入国審査場にはいれます。機内ではFast Passのカードが貰えましたが、確か自動入国審査機のSmartGateが使えるはずだがと思ってそちらに行くと、対応している国の国旗が表示されています。でも、日の丸は無い! うーん、心配になりましたが、事前に調べたら大丈夫そうなので、そのままSmartGateの列を進みます。先ず最初に、日本の顔認証ゲートみたいな端末があり、ここでパスポートをスキャンして幾つかの質問事項に答えます。暫くすると、小さなカードが印刷されて出てきます。ここで一つ失敗。最初にパスポートを入れて処理開始になったときに、いつものクセでパスポートを取りだしてしまったんですね。これでエラーになってしまいやり直し。最初に入れたら、最後までパスポートは入れっぱなしにして、最後に取り出すという仕組みらしい。次に、その印刷された小さなカードを持って先に進むと、ここに入国審査用のゲートがあり、その印刷されたカードを挿入して、顔写真を撮影して問題無ければゲートが開き無事入国です。この時、その印刷されたカードを取り出さないと後でトラブルになります。

次は税関審査ですが、預け荷物の無い私はそのまま出口に向かいます。ここで一寸長い列が出来ていて、審査官が一人ずつ入国審査で記入した書類と、印刷されたカードを確認して、「×番の通路」とその先の通路をしていします。1番から6番まであって、1番から4番はそれぞれ個別のレーンで、その先で荷物の中身検査をしています。5番6番はそのまま外に出られる通路で、私は「5番」と言われて、そのまま無事に入国する事が出来ました。

外に出たところで、まずは通信手段の確保。予め調べておいたように、外には地元の通信会社であるOptusとVodafoneのブースが幾つも並んでいます。ただ、直販とリセラーで値段が違っていて、最初に見たのはリセラーのブースで、Optusの28日5GBのカードがAUD$30だったのが、少し離れた直販のブースでは、ほぼ同じ内容で、セールなのかAUD$15で販売していました。当然こちらを購入。ターミナル内に幾つかブースがあって、料金にも差があるみたいなので、時間の余裕があれば色々比べてみても良いと思います。

店員さんにiPhone8を渡して、SIMを交換したんですが、元々は言っていたIIJmioのSIMカードを取り出して、台詞にテープで留めたのには一寸引きました。SIMを入れて、その場でちょっと時間は掛かりましたがActivationしてくれて、アクセス出来る事を確認して完了。支払は、そのiPhone8を使ってApple Payで完了しました。気になったのは、日本で使用しているIIJmioのAPN設定が残ったままなんですが、このOptusのSIMがちゃんと動いていること。一応AustraliaのキャリアーのSIMだからいいのかな。MVNO同士だと、APNをちゃんと設定しないと駄目なんだろうけど。

次に、ホテルまで移動するために地下鉄を利用するので、公共交通機関で使えるOpalカードの購入。ターミナル端にある"Train"の案内にしたがって、地下にどんどん降りていくと、オフィスブースがあり、ここでOpanカードが購入出来ます。新規に購入するときには、AUD$35以上をチャージしないといけないので、取りあえずここでAUD$35を入れて貰います。カード本体は無料なので、支払金額も同じ。ここは、AmexのContactlessを試してみて、これも問題無く支払完了です。実は、日本を出る前にこのOpal用のアプリをiPhone8に入れており、電車を待つ間にこのカード番号を登録。直ぐに認識されて、これで使用状況とかTop-upも出来るようになります。この後、電車でホテル直近の駅(St. James Station)まで移動しましたが、調べてみたらAUD$18も既に使用されていて、残金はAUD$17。どうも、空港からは空港利用料がAUD#13.40かかるらしく、それでこんなに高額になるみたい。JFKもそんな感じのシステムでしたよね。このOpalカード、一日の上限が決まっていたり、週8回以上利用すると、それ以降は半額になるとか、なかなかかゆいところに手が届くサービスなんですが、この空港利用料は別らしく、そこはちょっと不満。ただ、利用した電車は綺麗で、その点は評価したいと思います(笑)。(続く...)

2019年8月11日

HND-SYD (4) - 出発

さて、いよいよ出発の日。9号、10号と日本に接近する台風が心配で、特にこの時点では10号の日本上陸がまさに帰国日と重なっていたりして、「をぃをぃ、大丈夫かよ」心配していたんですが、まぁ出たとこ勝負で為せばなると自分を説得して出かけます。何時もの金曜日の横浜オフィス出社ですが、トラベル用に大きめのショルダーバッグに荷物を入れての移動。先週以上に、車内は夏休み、お盆休みムード一色です。

何時ものように金曜日のお努めを果たし(笑)、何時もくらいのタイミングで退社して羽田空港へ向かいます。横浜駅から京急の羽田空港線を利用しましたが、一つ早い特急品川行きに乗れたので、それで京急蒲田まで行き、品川方面からの米田空港線に乗り換えて国際線ターミナルに到着したのは、19:00少し前でした。

夜から深夜の出発帯としてはまだ少し早かったのか、そんなに混雑していませんでした。そそくさとKIOSKでボーディングパスを印刷すると、各航空会社の上級メンバー向けのプライオリティレーンを通過して、入国審査場へ。ここで、顔認証ゲートが結構混雑しています。その隣には、指紋登録の自動化ゲートがあるんですが、こちらはガラガラ。薄い自分の指紋も、少し元に戻ってきたので今回はどうだろうと試したところ、今回はちゃんと指紋認証されて、久しぶりに自動化ゲートを利用して出国しました。

中に入ったところで、まずはANA Suite Loungeへ入場。まだ早いと思っていたら、入って左側の個人スペース等有るエリアはほぼ満席で、久しぶりに右側のソファーが並ぶエリアを利用しました。ここでシャワーを利用しおうと思っていたんですが、この時点で20分待とか言われて少し様子を見ることに。ただ、これが失敗でした。実際には1時間以上の待ち時間で、その理由はどうも一人一人の利用時間が長い。私の直ぐ近くにいた3人組は、順番にシャワーを利用していましたが、一人30分以上は掛かっていたし。結局そのまま食事をして、時間までアルコールを注入して時間を過ごします。

出発ゲートは、ラウンジを出たほぼ正面の109番ゲート。私がゲート前に行ったときには、優先搭乗がそろそろ始まるくらいの時間でしたが、既にグループ1から3のレーンには長い列が。私がグループ1(Diamond用)に並んだときは10人目位でしたが、最終的には30人位並んでビックリ。夫婦とか家族連れでの旅行グループが多いので、どうもそのうち2/3位は同伴者のようでした。

機内に入り自分の席に落ち着くと、ビジネスは満席で、しかも熟年夫婦風のグループが多くて平均年齢は高そうなフライト。定刻少し前にドアクローズとなり、プッシュバック開始はその5分後くらい。暫くしてタクシング開始で、最初は直ぐ横のA滑走路を使うのかと思ったんですが、そのままどんどん前進。T2を通過してC滑走路のRW16Lに移動して、暫くして離陸。一路、Sydneyを目指します。

この時、沖縄方面は大変な状態だったと思いますが、羽田からほぼ真っ直ぐ南下するルートを取っていて、台風9号と10号の間をすり抜けるような感じ。ですから、そんなに揺れは感じませんでした。20分位してシートベルトのサインがOFFになると、今回は食事も取らずに寝て行く予定だったので、直ぐにシートをフラットにしてベッドメイキングをし、寝てしまいました。途中、食事を配布する匂いや、食器類のガチャガチャする音をぼんやり聞きながら、あれだけ年齢層が高いのに、翌こんな深夜近くに食事とか出来るなぁと、夢の中で感心していました(笑)。そんな感じでウトウト寝ていた目が覚めたのが到着1時間半位前。丁度到着前の食事を配り始めた頃でした。ただ、何か熟睡できなかったから食欲が沸かず、二回目の食事も結局断って、着陸を待ちます。

日本からほぼ真っ直ぐ南下してSydneyを目指したフライトは、そのまま着陸するかと思ったら、空港混雑のためか少し蛇行するようなルートを取り、さらに一度空港を通り越して南側からのアプローチになります。途中結構機体が揺れて、「あぁ、Sydneyは冬だった」と思い出しつつ、RW34Rに着陸したのは、定刻を少し過ぎた位。人生で初の南半球到達です。(続く...)

2019年8月10日

独自OS

米国から制裁措置を受けていて、Android OSの使用期限が今月に迫っていたHuaweiが、独自OSを発表。「オープンソース」という事なんだけれど、マイクロカーネルとか言っているから、Linuxベースで作ったんだろうか。

まぁ、OSは良いんだけれど、その上で動作するアプリがどうなるのかが、エンドユーザーとしては気になるところ。勿論、スマホとしての基本動作とか、ネットアクセスとかカメラとか、多少は自社開発のソフトを入れているんだろうけど、例えばLINEが動かないとかとなれば、使わない人も多いような。

いずれにしても、スマホというか端末は小さな話で、問題は基地局をどうするかだと思うんですよね。ピンポイントでHuaweiのスマホを特定の人に使わせることが出来れば話は違うけれど、不特定多数の人が使う端末に何か仕掛けたとしても、それは須磨濱に落ちた宝石を探すような物で効率が悪い。そう言う意味で、本当に危険があると思っているなら、こういう風に矮小化しない方がいいと思うのだけれど。Softbankとかどうするんだろうか。まぁ、自分は関係無いから良いけれど、何か後で問題になるような気がする。

Huaweiは、「これでAndroid使えなくても大丈夫」と言っているらしいけれど、どうだろう、いっその事MicrosoftからWindows Phoneを買い取って、それを移植したら(マテ)。あぁ、MicrosoftはUSの会社だから、トランプさんが待ったを入れるかな。でも、Microsoftとしては、厄介払いできるから、逆にトランプさんに「いいよいいよ」と売り込みに言ったりして(をぃ)。

嘘をつく公共放送

「公共放送」故に「受信料は必須」というNHKですが、こんなニュースを流している。実際地下水対策はしているけれど、毎日170t位の汚染水が発生していることは事実。タイトルを見ると、その汚染水をくみ上げて保存するタンクが3年後に足りなくなるのかと最初は思ったんですが、でも日々その汚染水は洗浄処理されていて、その処理したトリチウムだけが残っている水が保管されている。その「処理後の水=処理水」の保管タンクが、2022年夏頃には満杯になるというのがこのニュースの本質なんだけれど、タイトルが表現していることと、ニュースの内容で言っていることが、全く関連性が無い。

「汚染水の保管タンク」と一言で言っている内容は「汚染水(を処理して、技術的に洗浄できないトリチウムが残留している処理水)の保管タンク」という意味な訳で、それを端折っては最初から誤解させることが目的のように思ってしまう。しかも記事中には、
放射性物質を取り除く処理をしていますが、トリチウムなどの一部の放射性物質が残ってしまうため、
と、恰もトリチウム以外にも放射性物質が残っていて危険だから保管してるようなニュアンスの書き方をしている。以前に、確かにクライテリア以下に除染されていない処理水が保管されていたこともあったけれど、現在の処理水は基準値以下のレベルまで除染されていて、残っているのはトリチウムだけのはず。そのトリチウムも、福島以外の原子力発電所では基準値以下に希釈して海や川に排出しているわけで、それは自然界にも存在しているものであり、それと同基準にしているから。

震災から8年も過ぎているのに、未だにこう言う伝え方しかしない、それも「公共放送」を名乗るメディアがやっていることは、正直許されないと思う。視聴率の高低で広告収入が決まる民放が、視聴率稼ぎのためにそう言うこともやるけれど、それだって公共の電波を免許を受けて使用している立場を考えると、許せないのに、NHKが臆面もなくこう言う事をやるって言うのは、視聴者に対しての裏切りでは。未だに風評被害に国内的にも国際的にも悩まされている立場を慮ったら、少なくとも公共方法と言っているNHKは、語句の使い方は正しくするべきでは。結局、その内容や立場がどんどん民放化しているのに、受信料だけはこれまで通り徴収しようとするその態度に、視聴者の多くは不信感を感じているのだと思う。福島第一の処理水が危険というのであれば、世界中の原発にも同じ事を言うべきだよなぁ。

2019年8月9日

手作りの重要性

ITmediaの記事から、「粒子加速器」を自作した高梨宇宙氏の話。まずは「粒子加速器」「自作」と聞いて、「嘘だろう?!」と思ってしまうんですが、本当に作ってしまったんですねぇ。記事の冒頭にもあるように、我々が見て知っているのは、巨大な装置であるもので、それがこんな小型に組めるのかというのが最初の疑問。でも、原理だけ見れば、そんなに大きな装置が無くても動作する物は作れそう。

サイズ(規模)のメリットは当然あると思います。その分、大量の粒子を加速できるとか、加速させるときに効率が良いとか。そう言うことを我慢すれば、動作確認だけならこの程度のサイズでも、いゃもっと小さくも出来るんだろうなぁ。

自分の子供の頃は、まだ電子機器が普通にある時代では無かったので、身近にあった木片とか竹材を使って、鉄砲を作ったり、車を作ったりしていて、それで物の形とか、基本的な仕組みなんかも自然に覚えていった気がします。さらに、私が子供の頃にハマったのが「紙飛行機」で、それは折り紙では無く型紙を組み合わせて作る物。当時毎月購入為ていた「子供の科学」の付録についていたもので、付録の紙飛行機は一度作ると終わりでそれでは勿体ないので、それを「型紙」として、別に画用紙とか買ってきて同じように髪を切り、それを組み立てて何機も作りましたねぇ。当然髪質が違うし、制度も悪いから、ちゃんとは飛ばない。次の月の「子供の科学」を購入すると、前の月の型紙で始めて正しい紙飛行機を作って、なんでこんなに違うのか、毎回悩んでいましたねぇ(笑)。私は、就職してからは、所謂「ソフト屋」の仕事をずっとしていますが、子供の頃そう言う経験があり、さらに小学生以降は毎年お年玉で「電子ブロック」を購入為ていたので、多少はハードの心得もあり、結構ソフト開発の時にも重宝しました。だから、この粒子加速器を作ってしまった方の気持ちは凄くよく分かる。

最近DIYが流行っていて、自分で小物とか家具とかさらにはリフォームまで手がける人が増えています。その一つの理由は、そう言うことを始めやすい道具や環境がホームセンターなどで簡単に手に入ることが大きいと思うんですよね。だから、ホームセンターで粒子加速器の真空チャンバーとか、電子力発電のリアクターとか販売したら、キットそう言う方面のエンジニアや研究者が増えると思う(マテ)。冗談はさておき、やはり昔に比べて、そう言う手を出しやすい環境が揃っているので、今回の様に粒子加速器や、アメリカのように核融合炉を自作するなんてことも出来てしまう。物理的な部材だけで無く、ネットワークで情報も集まるし、難しい構造計算とかシミュレーションだって、今はパソコンで簡単にできるし。そう言う実で、昔は機を削ってそこに自分の夢を投影するのが限界だったけれど、今では実際に「物作り」する事も出来るようになったわけで、そう言う環境がどんどん科学とか物理の発達速度を加速していくんだろうなと感じます。問題なのは、そう言う技術の発達はどんどん加速しても、そこから生まれる新しい問題やルールに対しての対策は昔と同じくらいの速度でしか進まない、射止められないことで、その乖離が大きな問題の原因になったりする。結局、そういう部分もAIとか入って、仕組み自体が変わっていくのだろうか。ちょっと興味ありますね。

羽田国際線増便

来年3月からの夏ダイヤから、羽田空港の新しい新入ルートを使用する事が決定。これにより、国際線の発着回数が3万9千回増えて、年間9万9千回まで増加し、新規に50枠/日の増便が可能になり、半数近い24枠が日米航空会社の米国線に当てられることは既に言われている話。米系の枠割当はすでに発表されていて、多分そのまま決定するでしょうし、今回の新ルート決定で、日系航空会社の割当も早晩決まるでしょうね。

こちらの記事によれば、現在の羽田空港の離発着数は45万回/年で成田空港が30万回/年。個のに空港で75万回/年ですが、今回の羽田空港分約10万回に、成田の第三滑走路が出来れば20万回増える予定とのことで、合わせて105万回/年になるという試算ですが、ロンドンの4空港で117万回/年、N.Y.の3空港(JFK/LGA/EWR)で127万回/年と、まだまだ世界の主要空港には及ばない。ただ、ロンドンにしてもNYCにしても、空港数が多いからなぁ。今の羽田・成田だけで100万回/年というのは、益々過密化して問題を増やすだけだと思う。ただ、空港が増えるのもいろいろ問題が出てくるわけで、そう言う意味では成田の第三滑走路、羽田の第五滑走路を増設していくのが正しい姿なのだろうか。

仮に、首都圏第3空港を作るとしたら、どこが良いだろうか。最近の流れだと海上空港と言う事になるだろうから、例えば木更津とか富津当たりに作るとか、三浦半島の相模湾側に作るとか。ただ、それだと空港と首都圏の接続が不便なんですよね。個人的には、相模原市に空港を作って、リニア新幹線と直結するようなシステムが出来たら、結構行けそうな気がするんだけれどどうだろうか。でも、相模原市も政令指定都市になるくらいだから、もう相当郊外に行かないと土地は空いてないかなぁ...

いずれにしても、元々は羽田空港しか無かったところに、これ以上の拡張が厳しいということで成田に移転したのに、その成田が色々な制限から拡張が進まず、その間に今度は羽田周辺の環境が整備されて、どんどん規模が拡大して国際線も増えて、成田から羽田にシフトする航空会社も出てくる始末で、この30年、40年の色々なことは一体何だったんだろうかとちょっと個人的に感じます。まぁ、だからと言って、羽田にあのまま留まって拡張していたとしたら、精々50万回くらいで頭打ちで、結局は第2空港を作らないと行けないという話になって、成田と同じような事が発生していたんだろうけど。考えよによっては、まだ成田には色々課題はあるけれど、国際線の中心空港として機能して拡張しているし、結果的に羽田空港も国内最大の空港に再生されたわけで、かなり回り道したけれど、結果的には良かったのかも。来年の春のフライトは、羽田離発着に集中しそう(笑)。

輸出許可

日本から韓国に対しての優遇国対応が解除されてから、初めての輸出許可が出たと言うニュース。もともとの、所謂「ホワイト国」にしても、日本が過去の実績などから与えている優遇措置な訳で、それを外したから「禁輸措置だ怪しからん」と勝手に怒って騒ぎを大きくしているのが相手。だから、わざわざ適切な手続きをして粛々と輸出認可しているという事を、今回はわざわざ示したという面倒くささ。

それに対して韓国の反応は、そんなんじゃ許さない、元に戻せと駄々をこねているだけ。自分達はこれだけ適切に管理しているという証拠を示せば良いだけの話しなのに、それすらやらずと言うか、それが出来ないんだろうなぁ。感情論とか歴史論を振りかざして騒ぐだけなので、これまで以上に日本の人は呆れているんじゃ無いだろうか。それに、今回「ホワイト国(=グループA)」から外れたとは言え、韓国はその下のグループBに入っているわけで、それは他のアジア諸国よりも一つ上のグループな訳で、それで文句を言っているんじゃ、他国から文句を言われても仕方がない。FFPの上級会員だったメンバーが、前年の実績が足らずに下のランクに落ちたら、「これまでDiamondだったじゃ無いか、なんで今年はGoldなんだ」と文句を言っているようなもの。

で、熱しやすい国民性のためか、今回は国内での日本製品不買運動が盛り上がっているけれど、色々日本メーカーをリストしながら、でもカメラ系ではキヤノンとニコンは外せないからとリストから削除したりとか、結構いい加減。と言うか、食品にしても農作物にしても、日本から入っているものが沢山あるわけで、それらまで指摘されたらどうするんだろうか。あるいは、多くの韓国企業は戦後日本から支援を受けて今に至るわけで、そう言う意味では殆どの企業が「親日企業」になってしまうと思うのだけれど、それは見ない振りなんですよね。日本の一部メディアでは、韓国では不買運動、反日運動が拡大していると煽るけれど、でもSNS等で現地の様子が伝えられると、結構一部の人を除いて皆さん冷静な様子。韓国の対応云々以前に、日本のメディアの状況がまたよく分かる事の方が、今回の騒動の最大の収穫では無いだろうか。

来週、8月15日は、日本では終戦記念日だけれど、韓国では「日本から独立した(ことになっている)」光復節の記念日。今回の事も有り、例年以上に日本対しての厳しい発言が出てくるんだろうけど、日本側としてもある意味不感症になってきていて、益々疎んじられるようにしかならないと思うなぁ。韓国国内で勝手に不買運動をしている分には良いのですが、気になるのは日韓を結ぶ航空会社が減便や運休を始めたこと。特に、今回の件以前に経営が揺れているアシアナ航空なんて、これ以上減便とか運休をして収益が悪化したら、今相手を探している身売りも出来なくなるんじゃ無いだろうか。スタアラ青組の航空会社なので、出来れば良いところに納まって欲しいけれど、さてどうなるのだろうか。さらに、国内の不況から日本での就職を考えている韓国の若者世代は、ますます日本に就職しづらくなり一番困っているんじゃ無いだろうか。いつの時代も、とばっちりを受けるのは若い世代なのかもしれない。

2019年8月8日

スマホを更新しようかどうか

現在使用しているスマホは、SONYのXperia Z3 CompactとAppleのiPhone8の2台。Xperiaはもっぱら個人用の通信・通話とFeliCa利用の電子マネーサービスを使用していて、iPhone8は音楽再生と仕事用の通話など。で、そのXperiaなんですが、もう使用開始してから4年が過ぎていて、しかもdocomoから先日メールが来て、何だろうと思ったら「お使いのXperia Z3 Compactは、修理受付期間が今月一杯で終わる」という内容。これまで何台かdocomoの携帯やスマホを利用してきていますが、最長かもしれない。

取りあえず、今の所機能的に困っていることはないのですが、暫く前に左側に付いている外部充電端子が外れてしまい、慌てて直ぐに戻してなんとか充電できる状態に戻ったんですが、どうも外付けの充電用端子との相性というか接続具合がそれ以降調子が悪くなってしまいました。そんなところに、こんなメールが来たものだから、再びスマホの買い換え欲求が大きくなってしまいました。

いまdocomoが販売しているのは、二月くらい前に発表された2019夏モデル。既に何度も見ている機種ばかりなので、今更見直してみてもそんなに新鮮味はないのですが、一つ発見したのが、GoogleのPixel 3と3XLの値段がそれぞれ2万円、3万円安くなっています。先月末に発表されているんですが、これは噂されているGoogleの次の機種(Pixel 4/4XL?)の発表が近づいているのだろうか。取りあえずSIMフリーでFeliCaが使えれば十分なので、Pixel 3aでも問題無いのだけれど、個人的に一寸不安なのが国産メーカーのFeliCa搭載機種程度の互換性があるかどうか。基本、SONYのFeliCa入れてるんだろうから、普通に使えるはずなんですが、ロットによってはFeliCaが反応しない事例もあったらしいし...

国内メーカーだと、SONYは今回小型のモデルを出して折らず、今使用しているモデルに近いのは、富士通のarrows Be3かなぁ... まぁ、今の機種も充電するときのケーブル接続に一寸コツが必要という点を覗けば、特に不具合も無いし、そう言う意味では交換するか微妙な状態。ケーブル接続で充電が必要なのって、外泊するときなので、そう毎日悪戦苦闘するわけでもないと言う事情もあるので、なかなか踏ん切れない。次の2019/2020冬・春モデルは、通例だと10月後半とか11月になってからなので、あと3カ月我慢できれば次の機種、多分5G対応も含めてサポートされる新製品に切り替わる可能性も高いから、それならそちらを待ちたいし。この夏は、我慢比べの夏になりそうです。

小泉クリステル

いゃぁ、ビックリした。小泉進次郎議員とフリーアナウンサーの滝川クリステルさんの結婚&来年の出産というニュース。全然そんなニュースなんて、覆面でも出ていなかったと思ったら、やっぱりプロの人達もノーマークだったらしい。数年前に友人の紹介で知り合って、昨年末くらいから交際が始まったみたいに伝えられているけれど、それにしてもココまで冗談でも出てこなかったようなカップルですよねぇ。

来年出産ということですが、小泉純一郎元首相にとって、初孫になるんだろうか? もしそうなら、あの人もお爺ちゃんになったら、もう少し丸くなって欲しいところだが(マテ)。まぁ、お父さんもお母さんも美男美女なんで、生まれてくる子供が男の子でも女の子でも、どちら似になっても、全く問題無さそうな気がする。

小泉議員は、以前から将来の首相候補として期待値が高いけれど、仮に何年か後に総理大臣になったら、クリステルさんがファーストレディーとして、あの二人が政府専用機のタラップの上で並ぶのかぁ... なんか、何かのCM撮影みたいなイメージだなぁ(笑)。しかし、画になる二人だけに、来年くらいに予想されている衆議院選挙の時には、大忙しになりそうですね。多分小泉議員は応援演説で全国を飛び回って自分の地元で活動する時間はないだろうけど、クリステルさんだって下手したら他の議員の応援演説で飛び回らないと行けないかもしれない。いずれにしても、出産前後の時期に重ならなければ、強力な援護射撃になる事は確かだなぁ。

多分、もうそう言うアイデアはTLに出ていると思うけれど、来年の都知事選に小泉議員が立候補すれば、多分対抗馬が誰であっても当選するだろうから、それで東京2020でクリステルさんが搭乗して「お・も・て・な・し」ってやれば最高じゃん! (マテ) まぁ、冗談はともかく、本当に意外な突然の結婚発表だったことは確か。昨日は、元宝塚女優だった遼河はるひさんの結婚発表記事もあったけれど、僅か数時間で吹っ飛んじゃいましたね。「滝クリ」ファンだっただけに、個人的には悲しいけれど(笑)、いいゃ、まだサヘルローズもいるしカトパンもいるぞ! (マテ)

閑話休題。本当に小泉議員においては、これまでのような一寸中途半端な行動ではなく、日本や世界を見据えた大胆な行動を期待したいですね。それは自分の家族のためにも。

2019年8月7日

NUARL NT01をNT01AXに更新 (3)

先日、アップグレード更新で購入した、NUARL NT01AX。週末金曜日の新幹線通勤に、翌土曜日の沖縄フライト、そして月曜日には仕事でやはり新幹線で都内往復する機会があったので、この間に積極的に利用してみました。

まず最初は金曜日の新幹線通勤と、その後の移動での使用。新幹線車内で約1時間、その後の移動などで、合計3時間位使用したと思いますが、この間音切れなどは無く快適。さらに、前のNT01-BMと比較して、イヤーパッドが良くなって遮音性が増しているのか、音量を二段階くらい絞っても十分な音量で聴くことが出来るので、耳へのストレスも軽減されている感じです。ただ、イヤホン本体が少し大きくなって、外に出る部分が増えたからか、位置決めが以前よりも一寸難しくて、それによって結構音の感じも変わるので、その辺りの微調整が難しいかなという印象。この日はホテル泊でしたので、夜充電ケースにイヤホンを入れましたが、充電インディケーターが四つとも点灯して、以前だと結構満充電しても自然放電しているのか、四つのうち三つとか二つという場合がありましたが、今回はケース側も対策されている印象。

翌日土曜日は、朝から羽田-沖縄のフライト。機内ではそんなに使用せず、往復合わせて1時間一寸くらいでしょうか。装着すると、やはり遮音性は良くて、別に持っているBOSEのノイズキャンセラーイヤホンQuiet Comfort 20i位の遮音性があるように感じます。BOSEは、どうしても外部ノイズを相殺する「シャー」というホワイトノイズ音が気になりますが、それも無いのでNT01-AXの方が良い感じ。音質全般は、やはり全モデルのNT01-BMは勿論、BOSEのQC-20iよりも良い気がします。そうそう、羽田空港から京急線で品川駅に移動する時、北品川を通過して品川駅に入る手前に踏み切りとかありますが、あの辺りで一瞬接続がきれたたのと、なにかの拍子に片方から音が出なくなり、再起動して再接続して回復したことがありました。無線系なので、どうしても瞬断とか切断はあり得るんですが、それが少なくなったが故に一二回の現象が逆に気になってしまいますね。

一日おいて、月曜日はお客様事業所訪問で、午後から新幹線で品川まで出て地下鉄でお客様先まで移動。帰りはその逆で、お客様先から地下鉄で品川まで移動して、新幹線で浜松まで戻り、その後何時ものホテルバーで少し飲んでから、バスで帰宅。このうち、お客様先でのミーティング時と飲んでいる時を除いて、移動中はほぼNT01-AXを使用していました。トータルで4時間以上、5時間は言っていないと思うけれど、これまでで一番利用時間は長かったと思います。音質に関してはこれまで同様。今回は、バッテリーの消耗を気に掛けましたが、自宅に戻ってきてもスマホに表示されるイヤホンのバッテリー残量は減っておらず、「イヤホン単体でも連続10時間以上の長時間再生」と謳っているのは本当のようです。このNT01-AX、スマホとの接続は左右いずれかのバッテリー残量が多い方が接続し、片方が減れば自動的に接続を切り替えるということで、そう言う意味ではバッテリー消費も平準化されてバッテリーにも優しいかも。NT01-BMでは、左側がスマホと接続していたので、どうしても最初に左がBattery Lowで停止しまてしまいましたから。

前回の感想では、低音域が充実して音質に厚みが出来たことに驚きましたが、今回はバッテリー性能の向上を十分に体感できました。それも、イヤホン本体だけで無く、バッテリーケース側も対策されている感じで、これならバッテリーケース2.5回充電でき、最大35時間再生可能という使用も満更嘘では無さそう。これなら、仮に一日5時間程度の利用であれば、満充電したバッテリーケースだけで一週間位の旅行でも十分使えそう。あるいは、日帰りの移動等なら、バッテリーケース無しでも十分対応出来そうですね。これはかなり大きいと思う。

Deltaの羽田移動

羽田空港の増設される離発着枠の配分はまだ決定していないけれど、既に暫定案が提示されている米系航空会社側は、多分そのまま各航空会社へ配分確定する物と予想されています。12枠のうち、最大5枠が配分されたDLは、現在の成田空港を利用している路線のうち、以遠権を利用した東南アジア2路線を除いた、米国行きの路線がそのまま羽田で運航可能となるので、多分DLは成田らか撤退するんじゃないかと言われていましたが、それを仄めかすというか、多分DLの社内的には米国運輸省の正式決定とともに発表するんでしょうね。

記事にも書かれているけれど、もともとDLは、North West(NW)と合併したわけで、そのNWは成田空港を東南アジアのHubとして、自社設備にも投資していたわけで、それらはどうするんだろうか。今は移管したんだろうけど、昔は確か重整備も出来る設備を成田に持っていたと思うのだけれど。ただ、このあたりの資産を整理しても、やはり需用が大きいと予想される羽田便にシフトする方が有利と判断するのは、まぁ変わらないでも無い。

特に大韓航空(KE)との提携を進めているDLとしては、羽田離発着便の多いKE便を利用してという事なんだろうけど、ただ、それなら仁川便を充実させればいいわけで、国内需要をどれだけ取り込めるか、UAやAAの様に日系の提携先が無いと厳しい気もしますねぇ。しかも、大韓航空との提携は良いけれど、羽田便は基本金浦空港だから、仁川まで行かないと国際線と接続出来ないし。結構大変な気もするけれど。

米系のスロットは大体分かってきたので、早く日系のスロットも発表してくれないだろうか > 国交省

2019年8月6日

台風週間

台風8号が九州に大雨をもたらしていて、さらに南の海上には9号と10号に成りそうな熱帯低気圧が発達中で、今後の進路予想もパラメーターが多すぎて予測が付かない状態。8号は、今日には日本海側に抜けて、取りあえずこれ以上の影響は無さそうですが、その後に接近が予想される9号と10号予備軍の影響が、週末三連休に一番大きく現れそうと言う予報で、をぃをぃ旅行どうしようかと少し不安になります。

9号と10号予備軍が一番日本に接近するのが土曜日から日曜日らしく、Sydneyからの到着が日曜日の早朝ですから、一番影響が残っている、最悪羽田空港は使えるのか不安。今朝の天気予報のコーナーでは、この二つの台風と太平洋上の気候によって、幾つかパターンが考えられるみたいですが、やはりどちらかの台風が本土に影響して、大雨になる予報が一番有りそうとのこと。羽田についても、新幹線動いているんだろうか...

今年は長梅雨と言って良いんですよね? 梅雨明けが7月の終わりだったから、結構長くて、その分貯水も大丈夫なんだろうから、これからの雨はそんなに無くても良いとは思うけれど、雨も走だけれど風で農作物が倒れたりする影響が無いことを祈るばかりですね。

個人的には週末のフライトにどれだけ影響するか、それだけが心配。行きは大丈夫だろうけど、帰りは二つの台風の間をすり抜けて羽田に向かうことになりそうで、ダイバートなんてならないことを祈るばかり。勿論、生活への影響が軽微であることを祈るばかりです。

空飛ぶ車

NECが公開した、「空飛ぶクルマのデモ。なんでNECがこんな物作ってるんだと思ったら、GPSによる制御とかがメインらしい。それなら納得出来るけれど。

で、なんで空を飛ぶのに「クルマ」なのかと、小一時間。何か矛盾したネーミングのように、何時も感じます。まぁ、想像ですが、地上走行も念頭に置いて、例えば渋滞時とか、一寸ショートカットする時に空中に浮かんで移動するような事を想定しているのかもしれない。だから「空飛ぶ車」ではなく「空飛ぶクルマ」とカタカナで記載しているんだろうけど、実際には「空も飛ぶ車」と行った方が現実に即しているのかも。

記事によれば、本体重量は150kg位で、荷物も含めて300kg位までなら浮遊可能らしい。150kgmというと大人二人分位なので、将来的には二人乗りの空飛ぶ車というのが一つの目標になるんだろうか。当分は、無人飛行で貨物輸送を念頭に置いているらしいけれど、コストはどれくらいになるんだろうか。あと、貨物を搭載しての飛行可能な時間・距離でしょうか。この機体のサイズも、縦横大体4m弱くらいなので、駐機場としてはテニスコート半面くらいのスペースが必要なんだろうか。搭載可能量が150kgとなると、結構な量の商品の運送が可能になりそうだけれど、このサイズの機体が飛んできて着陸してまた離陸していくことを考えると、個人宅で利用するにはかなり制限が生まれそうですね。例えば、工場間での物資のやり取りとか、ヘリポートなどがあるビル同士のやり取りなら可能そうだけれど、万が一の事を考えと、やはり山間部とか離島への配送とか、そう言う分野に限定されるんだろうな。

個人的には「空飛ぶクルマ」も良いけれど、それよりもGPSや画像認識を駆使した「完全自動運転の自家用車」の実用化の方を優先して欲しいなぁ。老後の必需品になりそうだから。

2019年8月5日

HND-SYD (3) - 電子申請(ETAS)

さて、今週末に迫ってきた初めての南半球へのフライト、Sydney行き。金曜日の夜に出て、月曜日の早朝に戻ってくる予定ですから、旅程数は4日なんですが、行きと帰りの機中泊2泊が有るので、現地での宿泊は1泊といういつも以上に弾丸トラベル。旅行用の機材というか準備も、先々週末のSingapore行きの物をそのまま流用すればよく、歯ブラシとかスリッパとか、消耗品の補充をすれば基本OK。唯一の違いは、前回は真夏のSingaporeだったけれど、今回は晩冬のSydneyという事でしょうか。季節が半年ずれているから、日本の真夏8月は、Sydneyでは真冬、日本の2月に相当するわけで、今回は衣類の準備が困る。日本がこんな暑さなのに、ダウンとか持っていくのも大変だし。

調べてみると、この時期Sydneyは、最高気温が18度位で最低気温名8度位。これ日本の浜松当たりの気候と比較してみると、「真冬」というよりは、4月位の気候に近い感じ。となると、そんなにヘビーデューティーな服装は必要なさそう。今の所、長袖のTシャツに、長袖のカットソーを着て、後ウィンドブレーカーを羽織れば、そんなに長時間外を出歩くので無ければ大丈夫かなと想定しているんですが。今の所の脳内シミュレーション(笑)では、

  1. 金曜日夕方、仕事帰りで羽田に直行。ラウンジでシャワーを借りて日中の汗を流して、移動
  2. 土曜日の朝現地到着。長袖にチェンジ
  3. 日曜日、午後まで時間を潰した後に空港へ移動。ラウンジでシャワーを借りて、日本モードの半袖にチェンジ
  4. 月曜日の早朝に羽田到着
先日のSingapore行きでは、機内持ち込みのバッグは半分くらい空いていたので、今回冬物というか長袖物を追加してもまだ余裕のはずなんですが。いずれにしても、季節が反転している時に、真逆の気候の場所に行くのは大変ですね。日本の春に現地の秋、その逆の時にはどちらも同じような服装なので問題無いのですが。まぁ、それって、日本の冬に真夏のハワイに行くのも同じような感じなんですが。衣類って、結局必要な分準備して、使用後も持ち歩かないと行けないので、それが一番大変。仕事などで長期にいく場合は、現地で洗濯する前提(そう言う設備のあるホテルを優先的に選びますし)ですから、滞在期間にかかわらず4~5日分位もあれば十分。今回のように、3~4日の滞在というのば、自分的には一番荷物が増えそうな気がする。

さて、出発まで一週間を切ったので、電子渡航申請(ETAS)の手続きをしました。米国のESTA同様、個人情報や連絡先に、過去の犯罪歴みたいな事を聞かれて、最後に申請費のAUD$20支払のためにクレジットカードを指定すれば完了。直ぐに、申請受理のメールと承認のメールがほぼ続けて届いて処理は完了。これで、取りあえず出発することは出来そう。後は、多分空港で現地SIMとopalカードを購入しないといけないので、その情報収集を残りの日数で確認しないと。(続く...)

2019年8月4日

ブレーキの無い車

韓国に対しての優遇措置が撤廃されて、通常国の扱いになったことを、韓国では「経済戦争」と言う判断でどんどんヒートアップしている。以前なら、それは政治家とかメデイアとかごく一部の行為・考えと言っても良かったのに、今回はどんどん過熱していて、衰えることが無い。タイミングが悪い事に、8月15日は、日本では終戦記念日だけれど、韓国では日本の支配から脱した光復節の記念日。まぁ、ここでさらに燃え上がるか、そんなに韓国も余裕は無いはずなんですが。

既に散々言い尽くされていることだけれど、今回の件は相手を信用して優遇措置を日本が提供していのに、疑念が生まれたから説明を求めているのに、一向に対応しない韓国が問題。何か理由があるなら、それを締めてして相手の理解を得れば良いだけの話しなのに、そんなことすらせずにいきなり「差別だ」「所謂徴用工問題に対しての報復だ」みたいな感じで一気に燃え上がってしまう。まぁ、あの様子を見ていると、一番聞かれたくないこと突かれたくないところを指摘されて、慌ててそれを隠すために相手に強気で出る対応とソックリ。多分日本としても、それなりの証拠は掴んでいるんでしょうね。なんせ3年前から問い合わせている話とのことだし。

韓国では日本製品のボイコットが続き、最初はビールとかタバコとか分かりやすい物から始まったけれど、最近では0.01%も日本製を許す名みたいな事も言っているけれど、いゃいゃそれだと生活成り立たないから。大体、そう言うことを報道している韓国メディアにしても、じゃぁ日本製のキヤノン、ニコンのカメラや、パナソニック、SONYの放送機材を、Samsung製に直ぐに交換しろと言われたどうするんだろうか。国内的に人気を獲得するために、文在寅大統領が今回の騒動を容認しているというか、例によって日本を叩く厳しく対応することで国内的人気回復の糧にしようとしている様子が、益々問題を複雑にしているというか、自ら解決する糸口を塞いでいる気がする。

最終的には、韓国が気持ちを変えて日本に必要な情報を提出して、自分達の行動を証明しないと行けないけれど、多分そんなことは無いでしょうね。日本としては、「こういう状況証拠がある」と何処かで開示して、韓国の対応を求めるんだろうけど、多分その時にもこれまで以上に感情的に反応するだけで終わりそうだなぁ。唯一可能性のあるのは、韓国経済が不況になり、内部から政府に対して妥協するように求める声が大きくなることだけれど、それってブレーキの無い車が止まるために坂道を探すようなもの。上手く丁度良い坂道が見つかれば良いけれど、どんどん下り坂ばかりだったりして。いゃ、冗談で無く今の状況はそれに近い気がする。

自分目線の不自由

大炎上した「あいちトリエンナーレ2019」の展示内容に関して、サブテーマが「表現の不自由展・その後」で、過去表現の不自由さを経験した作品が展示されている、ということは「不自由」は無くなったわけで、そこ矛盾していないだろうか。

マスコミなどは、所謂慰安婦像の展示を中心に取り上げているけれど、それよりも個人的には昭和天皇の写真を燃やして最後は足で灰を踏みつける映像作品の方が問題だと思う。私自身天皇制に対してはどちらかというと否定的な立場だけれど、それはそれとしてちゃんと何が必要で何が不要(時代にそぐわない)という話をしていけば良いだけ。しかし、あの映像のような行為は、「芸術」というよりは単に主義主張を拡散する「宣伝」じゃ無いかと思うし、火を付けて焼いてしいそれを足蹴にするというのは、そのまま暴力の肯定でもあると思う。そこには、自分達の暴力は正義の暴力、自分達に加えられるのは不当な暴力、みたいな勝手な解釈を持っているアッチ系の人達特有の作品なんじゃないかと。

今回、結局批判が大きくなり展示は昨日で中止になったらしいけれど、その理由として愛知県の大村知事が、「ガソリンを撒く」みたいな脅迫があったからと言っているけれど、それはそういう電話なりがあったことが事実でも不味いでしょう。結局、気に食わないことがあったら力でねじ伏せることが出来る事を証明しているわけで。今回の一番の問題は、公的なお金が、それを費やすに適していると思われない行動に使われたこと。だから、なんで事前に内容を確認せずに、あるいは確認したのにOKを出したの、その経緯をちゃんと説明した上で、公費補助を引き上げる・中止するならまだ分かる。まぁ、逆に言えば、そう言うことが出来ないから、別の理由を挙げたとも思われるんですが。

いずれにしても、事前にそう言う反応が出てくるだろう事は分かっていたはずなのに、責任者が「制御不能」と言ってしまうのは、一寸無責任では。さらに、最近の日韓関係もその理由に挙げているけれど、別に批判されているのは所謂慰安婦像だけじゃ無いわけで、それは理由にならない気がする。というか、所謂慰安婦像なんて、あちこちに勝手に展示というか設置しているわけで、何が「表現の不自由」なんだろうか。日本国内では設置されていないから? 過去に批判されて「不自由」な結果になった物が、今なら不自由なく公開展示出来ると考えた理由は何だろうか。その甘さは批判されるべきかも。それと、自分達に都合の良いように解釈した「不自由」さも、それは違うと思う。結局、そう言う都合の良い解釈に、多くの人は不信感を感じて、このイベントに対して厳しい対応をしているんじゃ無いだろうか。

UA Leg#5: HND-OKA/-HND

一月振り一寸の、UA MP 1Kの国内フライト。元々は、8月は混雑してフライトも空いてないだろうと思って、暇潰しに検索してみたら、何故か土曜日にぽっかり空いていたので、速攻で予約したもの。ただ、その前後に、先週のSingapore行き、来週はSydney行きを後から入れてしまったので、毎週末忙しくなるハメに。まぁ、来週はお盆で夏休みなので良いんですが。

前日は、金曜日の横浜出社なので、少し早めに仕事を切り上げて、白金台のシェラトンに前泊。館内は夏休みのためか、結構混雑していて、結局夕食はB1Fのバーで摂ることになり、食べ物よりもアルコールを多く摂取して部屋に戻りました。翌朝朝早いフライトだったので、念のため部屋の目覚まし以外にもスマホの目覚ましを設定して早めにベッドに入ったんですが、結局目覚ましの設定よりも早く目が覚めてしまい、良いのか悪いのか...

6:00にチェックアウトをして、まだホテルのシャトルバス運行前ですから、タクシーで品川駅まで移動。あの、東京2020用のちょっと背の高いタクシーに乗車しましたが、スライドドアで室内も広くて、快適ですね。で、品川駅に到着して、そのまま京急の改札を抜けてホームに上がったら、夏休みからスーツケースの集団で一杯。直ぐに空港行きの急行が来たので乗車しましたが、国際線ターミナルではどっと人が降りて、多分早朝発の中国・韓国方面の利用者なんでしょうね。国内線ターミナルで下車した人の方が少ないくらいだった。

1) HND 07:35 - OKA 10:05 (NH463)

保安検査場を抜けて、まずはラウンジに入って一服。朝食を食べていなかったので、ラウンジにお握りでも食べようかと思ったんですが、凄い行列で小心者の自分は諦めました。暫くして、搭乗開始時刻近くなってきたのでラウンジを出ると、ゲートは目の前の63番ゲート。夏休みで家族連れが多いせいか、既に事前改札が始まっていて、どんどん家族連れが吸い込まれていきます。暫くして、グループ1の搭乗が始まり機内に入りました。

ほぼ定刻くらいにドアが閉まり、5分程してプッシュバックが始まります。例によってD滑走路のRW05かと思ったら、機首は反対側左にカーブしていきます。目の前のC滑走路を、離陸に使っていたので「RW16Lかな」と思ったら、T2のターミナルを超えたところで、さらに左にカーブしてA滑走路を目指す様子。結局離陸は、A滑走路のRW16Rを使って08:00少し前位に羽田を飛び立ちました。

朝食を食べていないので、流石にお腹が空いてきたので、機内食を頂き、後は前日購入為た文庫本を読んで過ごしたんですが、途中で「これ、以前も買ったな」と気が付いてガッカリ(笑)。後はうつらうつらしながら到着を待ちます。真っ直ぐ沖縄に南下してきたフライトですが、多分着陸の順番待ちでしょうか、沖縄本島のそのまま西の方にどんどん離れていきます。ほぼ真下に小さな空港のある島が見えて、後で調べたら「粟国島」のようです。ここから、ぐっとS時カーブみたいな感じで再び機首を東に戻して、多少時間調整らしく左右に蛇行みたいな感じのフライトの後、RW18に着陸したのが、ほぼ10:00位。その後、ちょっと長めにタクシングをして、35番ゲートに入ったのは、定刻少し過ぎくらいでした。

機内で食事は頂いたんですが、ちょっと量が少なかったか小腹が空いてしまい、一度外に出てから軽く朝食2回目というかブランチというか、少しお腹に入れてから、久しぶりにANA Suite Loungeへ向かいました。

2) OKA 12:00 - HND 14:35 (NH464)

久しぶりの那覇空港のラウンジ。混雑を予想していましたが、あに図らんや中はガラガラ。多分10名もいなかったような。ちょっと拍子抜けしつつ、奥の方に席を確保して一服しつつ、出発時刻を待ちました。私が乗ってきた羽田発の那覇空港からの折返し便は、到着はそんなに送れたわけでは無いのに、折返し便は5分遅れに。その後の羽田からの折返し便で、自分の搭乗機は少し早着しているので、こちらは予定通り出発出来そうです。

空港混雑のためか、ゲートが直前に33番に変わり、このフライトも満席という事で、少し早めに優先搭乗が始まりました。ただ、乗り継ぎ客なのか定刻を過ぎてもドアクローズとならず、結局ドアクローズしたのは定刻10分過ぎくらいで、プッシュバック開始はさらにその5分後くらいでした。離陸は、ターミナル直ぐ横のRW18ですが、離発着の混雑で少し待ってから、12:30位に離陸して羽田を目指します。

機内では、昼食代わりの食事を頂き、後は少し本を読んだ後、結局睡魔に負けてウトウトしながらのフライト。目が覚めて、機内Wi-Fiに繋いだスマホでフライトマップを出したら、もう房総半島の選択くらいにさしかかるところでした。あと20分位かなと思いつつ、着陸の準備をしていると、直ぐにピンポンがなって着陸態勢に入ります。

房総半島上空を左に旋回しつつ、最初は何時ものA滑走路RW34Lかなと思ったんですが、結構グイグイと左旋回が続くので、これはB滑走路かと思ったら正解。機内のガンカメラで正面にB滑走路の誘導灯が見えたときに結構激しく揺れて、思わずCAさんが「キャビンアテンダントも着席してください」とアナウンスを入れたくらい。ただ、その後はそんなに揺れることはなく、でも画面で見ると結構左右に揺れながらの着陸になりました。この時点で定刻を少し過ぎたくらいだったんですが、ここからT2へのタクシングがまた時間が掛かり、T2の北側を回り込んだところで、ゲートの空き待ちなのか暫く停止したりして、結局直前でゲートが変わったのか、当初65番といっていたのが59番にはいったのが、もう15:00近くになった頃でした。

この後品川から新幹線で浜松に戻るのですが、接続時間は余裕を見てあったので無問題。沖縄も暑かったけれど、それ以上に熱さを感じる中、浜松に戻ってきました。

今回のマイルは、UA MPに付けるんですが、残り9月のGuam11月のWashington D.C.行きが予定通りに完了出来れば、来年度のUA MP 1K確定。あと少しだけれど、最後が大変そうですね。