2019年8月6日

空飛ぶ車

NECが公開した、「空飛ぶクルマのデモ。なんでNECがこんな物作ってるんだと思ったら、GPSによる制御とかがメインらしい。それなら納得出来るけれど。

で、なんで空を飛ぶのに「クルマ」なのかと、小一時間。何か矛盾したネーミングのように、何時も感じます。まぁ、想像ですが、地上走行も念頭に置いて、例えば渋滞時とか、一寸ショートカットする時に空中に浮かんで移動するような事を想定しているのかもしれない。だから「空飛ぶ車」ではなく「空飛ぶクルマ」とカタカナで記載しているんだろうけど、実際には「空も飛ぶ車」と行った方が現実に即しているのかも。

記事によれば、本体重量は150kg位で、荷物も含めて300kg位までなら浮遊可能らしい。150kgmというと大人二人分位なので、将来的には二人乗りの空飛ぶ車というのが一つの目標になるんだろうか。当分は、無人飛行で貨物輸送を念頭に置いているらしいけれど、コストはどれくらいになるんだろうか。あと、貨物を搭載しての飛行可能な時間・距離でしょうか。この機体のサイズも、縦横大体4m弱くらいなので、駐機場としてはテニスコート半面くらいのスペースが必要なんだろうか。搭載可能量が150kgとなると、結構な量の商品の運送が可能になりそうだけれど、このサイズの機体が飛んできて着陸してまた離陸していくことを考えると、個人宅で利用するにはかなり制限が生まれそうですね。例えば、工場間での物資のやり取りとか、ヘリポートなどがあるビル同士のやり取りなら可能そうだけれど、万が一の事を考えと、やはり山間部とか離島への配送とか、そう言う分野に限定されるんだろうな。

個人的には「空飛ぶクルマ」も良いけれど、それよりもGPSや画像認識を駆使した「完全自動運転の自家用車」の実用化の方を優先して欲しいなぁ。老後の必需品になりそうだから。

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