2022年3月31日

第七波始まる?

厳しかった第六波がやっと下火になりつつあると喜んでいたのに、ここ数日は千人単位で新規陽性者が増えてきていて、ニュース等では早くも「第七波」という言葉も出てきているこの頃。昨日は、三千人くらい前週に比べて増えていて、再び一日の新規陽性者数が一万人を超えそうな所まで来ているんですが、3月の連休の影響が大きいのかなぁ。でも、感染スピードが早くなっているオミクロン株なので、仮にそうであればもっと早く感染拡大が表れると思うのだけれど。

個人的には、次の感染拡大はG.W.明け位かなと勝手に思っていたので、ここに来ての感染再拡大はちょっと以外。しかも、感染力が強いオミクロン株は、終息スピードも早いという話が事前に出ていて、それをかなりきたいしていたけれど、実際はデルタ株と同じ位のスピードで、勝悪い事に終息以前に再拡大が始まるような状態。原因としては、三回目接種が進まないことや、接種をしていない低年齢層での感染拡大が広がっているみたいで、この辺りの手当をどうするかが第七波を止める最後の手段になるのかなぁ。

自分は3回目接種を2月に受けたので、今はまだ抗体が高い状態で残っている時期だと思っていますが、こうなるとこれまで以上に油断できないですよね。四回目接種は、+6月のインターバルと考えると8月になりますが、来年も感染拡大は終息せずに五回目接種とかも可能性はあるんだろうか。その頃には、飲み薬等も充実して、ワクチン接種以外の治療や対策も可能になり、今よりは良くなっていることを願うばかりだけれど。しかし、新型コロナウイルス、当初は絶望的な印象しか無かった物が、mRNAワクチンが生まれて光明が見えて、逆に今年には普通の生活に戻る期待度も大きくなったのだけれど、それが道半ばで頓挫した感じ。欧米のように、以前の生活に近い状況に戻して「コロナとの共生」という話も再び大きくなってきているけれど、個人的にはまだ時期尚早な気がします。

インフルエンザと同じと言う人も多いけれど、自分の見ている範囲ではインフルエンザよりも重症化する割合は大きいと感じるし、死亡者数も多いんじゃ無いだろうか。また特に気にしているのは、感染後の後遺症がインフルエンザよりも重篤になるし、長期間続く場合も有ること。確かに感染したときの発熱とか倦怠感などの症状はインフルエンザと同程度かもしれないけれど、その後の後遺症は新型コロナウイルスの方が厳しいと思うので、それが解決されないと中々同一の扱いは出来ない気がしますね。それをリスクとして、受け入れるのであれば選択肢の一つとして考えても良いけれど。 いずれにしても、賛否ある事は事実だけれど、何もしなければ野放図に感染拡大するだけ名事も確かなわけで、やっぱり今でも基本的な対策(うがい、マスク、手洗い、3密回避)を継続するしか無いんでしょうね。それを前提に、飲食店の営業時間の緩和とか、イベントの定員拡大等を試しつつ検証して行くしか無いだろうなあ。まだまだ辛抱の春ですね。

第一四半期終了

今日は3月31日で、つい先日新年お正月を迎えたと思ったのに、もう3ヶ月、一年の1/4が終わってしまう。年齢とともに、時間経過が早くなると言うけれど、本当に「えっ? お正月の後1月何した? 2月何した? 今月何やったっけ?」と、記憶が無いままに4月になってしまいそう。

加齢とともに、新規に体験する事が少なくなり、園分記憶として残る事象も減るために、後から思いだしたときに「記憶が無い=時間の経過が早い」という間隔が生まれてくるので、「年を取ると時間の経過が早くなる」と感じるそうなんですが、まさにそれを実感体感経験している状態。ここに日記代わりに記録していることは、読み返してみればかろうじて思い出すことも出来ますが、ふと「今年に入って何やったっけ?」とか思い返してみても、直ぐに「これ」という物が浮かばなくて、いゃいゃ、俺もいよいよだなぁとちょっと暗い気持ちになりそう。

 この4月からは、弟夫婦のところの一番下の姪っ子が大学を卒業して社会人一年生となり、彼らの家族も一段落付いたところ。生まれたときから知っている身としては、あの子どもが大学を出て社会人なるなんて、あらためて想像出来ないけれど、それもまた歳を取った証明なんだろうなぁ。上の兄弟は、就職した時もそれほど親と離れた場所では無かったけれど、この姪っ子は本社がちょっと遠い場所にあるので、先週末にバタバタと引っ越しをしていったらしいけれど、新しい人生の一歩に幸あれと祈るばかり。

自分の頃だと、4月1日と言えば新年度・新学期の始まりで、大きな始まりの日という感覚があったんですが、少なくとも会社では通年採用が普通になり、途中採用者も増えてきているので、昔ほどの「新入社員感」は減ってきている印象なんですよね。30数年前の自分の入社式のことを考えると、かなりバタバタして4月1日から新入社員として配属先に挨拶に行った8月頃までの約半年間というのは、なかなかの時期でした。今でも色々記憶に残っていることが多いから、やはり自分にとっては刺激的かつ新規の経験や体験が多かったんでしょうね。当時出会った人の中には、既に鬼籍に入られた方とか、出世した人、逆に音信不通になっている人など様々なんですが、それらの人達から見たら自分ももしかしたら音信不通になっていたりして。まぁ、細々ながらも自分にとって楽しい人生を送りつつ、また何処かで出会える機会があれば嬉しいかも。同じ四半期でも、やはり4月1日は格別な物がありますよね。良き一年となるように願いたいですね、今年こそは。

2022年3月30日

停戦交渉

トルコの仲介で行われた、ウクライナとロシアの停戦交渉。伝えられている内容だと、ウクライナ側が自分達の要求を提示して、ロシア側はそれを持ち帰ったところのように感じます。一部報道では、ロシア側が北側からウクライナ首都のキーフへの侵攻を縮小しているとも伝えているけれど、肝心な東部や南部戦線は変わって居らず、ロシアが一番重要な自国との国境沿いやクリミア周辺を確保して、実質的な黒海・地中海へのアクセスを確定させることに集中するのだろうか。

しかし、元々はロシア側が違法にウクライナ領内に侵攻し、ウクライナ軍だけで無く一般市民の多くを殺害し、さらには強制的に移住させたりと、言ってみれば「暴挙の限り」を尽くしている。その側が自分達の要求を飲めとウクライナに言っているのは、強盗犯が侵入した家屋の中で、そこの住人に防犯の重要姓を説明しているような大きな矛盾と困惑を感じるところ。ウクライナとしては、先ずは戦闘状態を停止して、必要な国民の避難や支援・援助をしたいところだけれど、ロシア軍がそれを許していない。実は、厳しい状況なのはロシア軍の方が切実で、補給路の問題や想定外の被害状況等、もしかしたらもう少し踏ん張れば自ら崩壊してくれるかもしれない。でも、それがいつ来るかは分からないし、その間にも国民の生命が失われるとしたら、やはり国の指導者としては少し先にある勝利よりは、直前に横たわる人命優先になる事は仕方ないでしょうね。

ただ、ここまで被害を出し国際的な批判や制裁の対象となっているロシアですから、仮に戦争以前の国境線まで交代しても、散々に好き放題したウクライナの都市や住民への補償はどうなるか不明だし、彼らも自国民に対しては「勝利」を言わなければならない以上、某の戦利品は必要な訳で、そこは元々言っていた「自国民の保護」を獲得しないと納得出来ないだろうなぁ。クリミアに関しては、ウクライナ側からは15年位の話合い期間の提案があったようですが、それだってどうなるかは分からないし、ロシアとしては何が何でも確保したい領地だろうからなぁ。ただ、「先延ばし、棚上げ」する事で、それ以外の地域の問題解決を優先するのも、交渉術の一つとは言えると思うけれど。

仮に、停戦が確定し、ロシア軍がウクライナから撤退したとしても、戦闘で廃墟と化した都市再生をするのは生半可なことでは無いでしょうね。どうしても日本だと、阪神とか東日本のような大災害後の復興をイメージするのですが、範囲としては何倍何十倍もの被災地を復興させないといけないわけで、その費用はもとより、復興に必要な多分5年とか10年とかいう時間の長さが、元々の都市の活力も奪っていくような気がしますね。さらに言えば、仮に復興したとしてもロシアの脅威は残るわけで、かといって対策として戦力準備すれば、それがまたロシアの二度目の侵攻の理由にさせてしまうかもしれないし。停戦となり、戦地の復興となれば、日本としても全力で支援できる分野な訳だから、そこは日本としても出来る以上の支援を届けて欲しい。一方で、ロシアに対してはやはりこれまで以上に厳しい制裁が必要なわけで、日本としては北方領土とか天然ガス等の輸入元という弱みはあるけれど、やっぱりそれを捨てるくらいの覚悟でロシアに対して行かないと、やはりこれまでのように甘く見られて足下をすくわれるだけの未来になりそう。 

タブー (2)

アカデミー賞での、ウィル・スミスの平手打ち事件。理由はどうあれ、相手の「言葉の暴力」に対して、実際に実力行使したことは拙かったと思うし、その点はウィル・スミスの落ち度だと思う。その点は、彼に非があるし弁解できない行為である事は間違いなと思う。

一方で不思議なのは、クリス・ロックの発言(ジョーク)に関して、余り批判されないことで、これは個人的には意外だったこと。ウィル・スミスの奥さんが、脱毛症対策のためにスキンヘッドにしている事は、ご本人自ら発言していて周知の事だろうし、後から聞いてたニュースでは、クリス・ロックは以前にも奥様のジェイダ・ピンレット・スミスを同じようなジョークの対象にしたらしい。となれば、この舞台での彼の発言は最初から意図した物と言えるわけで、そう言う意味では前回の発言の反応を見て「いける」と思ったのかもしれないけれど。

実は「G.I.ジェーン」は、私は何故かDVDを購入して持っていて、作品の内容も結構好きな映画なんですよね。で、 SEALSに入隊したデミ・ムーアが、虐めに近い訓練に耐えるために頭を剃って覚悟を決めて、最後は実戦で結果を出して認められる、見たい内容だったと思います。そう言う意味では、坊主にしたのは自分の意志を示すためで、そう言う意味では病気との闘いを周りに示すために髪の毛を剃って、それを隠さずに当日の舞台にも参加していた奥さんの気持ちに近い物があるのかもしれない。ただ、その動機は異なるわけで、今回の場合は病気が理由な訳で、決して自分から望んでそうなったわけじゃない。しかも、その理由は病気な訳で、そこにジョークのネタにして好ましい理由は無いと思うんですが。でも、何故か普段そう言う行為を批判するであろう、人達からの反対や批判が殆ど聞かれない気がするんですよね。それは何故なんだろうか。

あと、自分の受賞時にウィル・スミスが謝罪も含めて発言をしていて、その中で、自分のことを弄られるのは我慢するが、家族にそれが及ぶことは望まないみたいな話をしていて、それはもっともなことだとも思うんですよね。日本では、結構一絡げに扱われるけれど、アメリカなんかだと家族のことを言われることは結構嫌われた気がするんですよね。今回は、そう言う反応に関しても鈍い気がして、それは何故なんだろうか。奥様も女優なので、一般人ではないから某かの注目の対象になることは仕方ないとは思うけれど、ただそれってやっぱり個人的人権ってどうなのといつも感じる所。幾ら表に出てビジネスする商売とは言え、そこにも限度はあると思うんですよね。仮に彼女の丸刈りが、何かの宣伝のための扮装の一つだったり、新しいふっしょんの一つとかだったら、それなら今回のジョークも成立すると思うけれど、今回の様に例えば抗がん剤治療している場合とか、別の病気で仕方なく坊主頭にせざるを得ない場合でも、同じ事を言うのだろうか。いずれにしても、個人的にはアメリカ社会の裏の部分が一寸垣間見えたような気がする、今の反応みたいなものを感じています。

クラウド化の功罪

東洋経済サイトに掲載された、ジャーナリスト佐々木俊尚氏のコラムから、「資料(=紙情報)は全てクラウド化しよう」という話。一昔前には「ペーバーレス」と呼ばれていて、あの頃も紙の書類からの脱皮見たいな大号令が掛けられたけれど、結果的にそんなにペーパーレス化が進んだとは言えなかったと思います。それが、今度は「クラウド」と、何か新しいワードが牽引して、さらに2年前からのコロナ禍によるリモートワーク全盛の時代となり、現在では常識となった事柄ですよね。かくいう自分も、仕事の方は会社が推進しているからそれに合わせて行くしか無いのだけれど、自分の個人的な情報や書籍に関しても、どんどんクラウド化しつつあります。ただ、個人的に幾つか問題点があると思っていて、100%のクラウド化は物理的には無理だし、やるべきでも無いとも思っているんですよね。

その一番の理由は、クラウドでの保存容量(ストレージサイズ)の問題。その人によって、必要な保存容量は大きく異なると思いますが、例えば自分の場合は完全クラウド化使用と思うと2桁以上足りない。例えばGoogleだとアカウントを一つ取ると15GBのストレージが貰えて、一般的には十分だと思いますが、私は足りないので現在は200GBの有償契約を利用しています。実際にはそれでも足りないので、ローカルにNASを2台(RAID-5構成で12TBと16TB)を準備し、主に写真データや動画データ、過去の文書データ等バックアップも含めて保存している状態。写真データは、数年前まであった幾つかの「容量無制限」のクラウドサービスを幾つか利用しましたが、結局生き残った物はゼロで仕方なくオンプレミス(と言うと聞こえが良いが-笑)に戻る事に。容量とともに問題となるのは、アクセススピード。OneDriveやGoogleDriveで共有しているファイル(書類)にアクセスする場合、最近でこそフリーWi-Fiもあるので何とか理由出来るけれど、一寸サイズのあるパワーポイント何かだと、上げるにも落とすにも時間が掛かる場合も。自宅では、一応1Gbpsの光回線を使用して居るので、自宅と外でのギャップは結構大きく感じるんですよね。5Gが今の4G位の普及度合いになり、データ量もそんなに気にしなくて利用出来るようになれば、また一つ時代が変わるのかもしれないけれど、それまではクラウドにデータを上げて、それを複数拠点でストレス無く利用出来るまでには、まだまだ時間が掛かりそう。

そんな中でも、書籍関係では2年位前からKindle版を購入するようになり、現在は9割Kindleで1割が印刷媒体くらいになまで。こちらは、Kindle版購入することで保存場所(Kindle Library)も含めての提供になるので、その心配は不要。また、読むときには予めダウンロードして置けばネットワークに依存することも無いので、そう言う意味でも先に書いたような回線スピードの問題もある程度忘れることが出来ます。また、データの性質上データ(=Kindle本)をこちらで更新することは無いので、アップロードを心配する必要は無いし、そう言う意味では一番クラウドで利用するサービスとして適している気がします。問題は、それら書籍が表示されるのが「画面の中」なので、これまでの書籍のように机の上に複数並べて自由に参照しつつ画面上での作業をするのが難しい事。外付けディスプレーを増やして、表示領域を広げれば良いのだけれど、画面が縦だろうか横だろうが広がっていくと、左右上下に常に気を配らないといけなくなり、これが結構疲れます。机の上に書籍を広げて置ければ、必要な場合は手元に持ってきても良いし、配置も自由。だから、今一番欲しい「複数画面システム」は、机の上に置く8K位の机サイズの表示器と、これまでのモニターのような感じの4K位のディスプレーの組合せ。机上の表示器には、必要な書類・資料データを表示して、それを見つつ正面の作業用画面でファイル更新とかするわけです。こうすると、これまでの書籍を手元で広げての作業に近い物が得られるんじゃないかと。

クラウド化する事に自分も異論は無いのだけれど、そうした場合一つはクラウドにアクセスする手段、もう一はデジタル化したデータを解読(開く)アプリが必要で、その為にはプラットフォーム(PCやスマホ)も必要になるわけで、それが単体で完結出来る印刷媒体との大きな違い。災害で手元のデータは喪失する可能性もあるけれど、クラウドだってサービスが停止する可能性がゼロではない。さらに言えば、過去経験したように、そのサービスプロバイダーがずっとサービスを継続してくれる確約も無い訳で、それも考慮しないといけない課題の一つかなと。そうなると、MicrosoftとかGoogleとかAmazonとか「長いものに巻かれた方が有利」になるんだけれど、それはそれでどうかなと言う細やかな疑問も浮かんでくるし(笑)。そのMicrosoftやAmazonだって、過去無制限ストレージサービスなんて数年でギブアップしたわけですからね。安直にサービスに飛びつくリスクは、彼らにだってある訳だし。例えば、佐々木氏のように他拠点生活をする場合、各拠点にバックアップを兼ねたサーバーを置いて、拠点数の数だけ二重三重にバックアップする事で、データの可用性を高める事は有りかもしれない。個人でやらなくても、自治体がそう言うデータサービス込みで地元の住居を紹介してくれるとか、やり方は色々あるんじゃ無いだろうか。それが、東日本と西日本とかある程度離れだ場所になればなるほど、少なくとも自然災害のリスクは軽減できるだろうし。物理的情報をどうデジタル化するかという課題は、それをどの様に保存し利用するかという属性も含めて考えないと、「積ん読」では無いけれどデータとして保存だけして終わりになりかねない気がします。

2022年3月29日

タブー

昨日発表された、米国アカデミー賞各賞。日本からの「ドライブマイカー」も、国際長編映画賞を「おくりびと」以来13年振りに獲得したと話題になっていたけれど、残念ながら今回のアカデミー賞最大の話題は、主演男優賞を獲得したウィル・スミスによる壇上での平手打ちトラブルだろうなぁ。

トラブルの切掛は、長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロックが、ウィル・スミスと同席していた奥さんのジェイダ・ピンケット・スミスを揶揄するような発言をしたこと。彼女が脱毛症に悩んでいるため、頭髪を日本で言うところの「坊主刈り」にしていた様子を取り上げて、デミ・ムーアが同じような坊主頭で主演して話題になった「GIジェーン」の続編が待ちきれないと、ジョーク(?)を飛ばしたところ、ウィル・スミスが直ぐさま壇上に上がり、クリス・ロックに平手打ちを与える事に。

日本やアジア圏だと、容姿を取り上げての冗談は決して珍しい事では無いけれど、それでも今回の様に病気が理由の事柄を冗談のネタに取り上げることは、決して良く思われないし冗談としても非難されることが多いと思うんですよね。それが、人権とか性差別に厳しい欧米では論外だと思うんですよね。仕事でアメリカに出張するようになった時、先輩社員から色々注意というか現地生活のノウハウみたいなものを教えて貰いましたが、必ず避けるべき話題として、宗教、性差別、容姿に関してというのは最初に言われました。宗教に関しては、「自分はぶっきょだから、キリスト教はよく分からない」と言えば何とか逃れられるし、性差別に関しては「レディファースト」とお呪いを唱えて何とか乗り切れる。ただ、容姿に関してはつい日本人的な刷り込みみたいなものが出る場合も。とある時に、あるエンジニアの話題になった時に、私がつい日本で「あぁ、あの太った人ね」のつもりで"Ya, I know that fat guy."と言ったら、瞬間話し相手のエンジニアが血相を変えそうな勢いで「いいか、絶対彼の前で"fat"とは言うなよ」と側溝で釘を刺されました。人によっては気にしない人も居るんだろうけど、向こうの人は日本人の感覚で言えば「太っている」体型の人も、本人や周りの人は「普通の体型」と思っている場合が結構有るのと、やはり言われて気分の良い言葉じゃないし。

いきなり壇上に上がり平手打ちを返したウィル・スミスの行為も、幾ら伴侶を侮辱されたと言っても過激だったわけで、あそこは「それは失礼だろう」と言うくらいで治めるべきだったことも事実。アカデミー賞の本番中だったわけだし。だから、彼が自分のアワード受賞時に謝罪した事は分かるんですが、涙ながらに自分が何故ああいう行動を取ったのか、これまでの不満も含めて説明為ている様子が、何故かメディアは彼が自分の行動を謝罪しているとしか伝えていないように感じて、事の発端である品のないジョークに関しては今の所伝えられない。あらためて、ジェイダ・ピンケット・スミスに対しての侮辱になるからあえて発言を取り上げないのかもしれないけれど、ウィル・スミスの軽率な行為と並べて、彼の配慮を欠いた場にそぐわない品のないネタに関しても批判されるべき事だと思うのだけれど。日本のマスコミだから、自分達の規準でそんなに問題だと思っていないのだろうか。そうだとしたら、それはそれでまた別の問題だと思うけれど。

2022年3月26日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系8滞在目(9泊+7泊)は、再び定宿の横浜シェラトン。羽田空港から、いつもより早めにチェックインしたんですが、26Fのラウンジは三部制の夕方カクテルタイムが始まっていて、いつもより混雑している様子が外からでもうかがえます。 

肝心のチェックインですが、受付のスタッフさんが一生懸命部屋を探しつつ、「いま開催中のダブルポイントのため、この週末は稼働率が満室に近く、さらにプラチナメンバー様のご利用も多くて」と思わず「ぎくっ(^^;;)」という状態に。丁度、まん延防止等重点措置も解除されて、春休みにもなってきているので、一番混み合うタイミングであることは確かなんですが。

何度も、部屋のアップグレードが出来ない事を詫びるので、別にアップグレードは空くまで"as available base"であることは理解しているからと、拘らないことを伝えたんですが、それならば冷蔵庫ご利用を無料にしますからとも言われて、それも申し訳ないからとお断りしましたが、利用が集中して居るみたいでこちらが返って申し訳ない...

翌日朝には、2Fのビュッフェに朝食を取りに出たんですが、7時スタートで7時に行ったらもう3~4割位席が埋まっていて、しかも海外からの宿泊客と思われる人が半分くらい占めていてビックリ。ホテル側も、これまでの自粛期間中の分をリカバーしないといけないんだろうけど、こう極端に振れてしまうと対応する方も大変でしょうね。

2022年3月25日

無知を恥じるな、しかし無知を誇るな

東洋経済サイトに掲載された、佐々木俊尚氏のコラムから、佐々木氏の経験からのSNSを使う三つのメリットと一つの大きなやってはいけない行為について。既に色々な形で佐々木氏が発信されている事のまとめみたいな内容だと思うのですが、氏のノウハウが凝縮された中身の濃い記事だと思います。 

私自身はtwitterは好きじゃ無いので、利用するどころかアカウントすら作っていないのだけれど、まぁここに書き込んでいる与太話や備忘録は、ある意味その代替手段みたいな物。自分自身は、有益な情報の共有というよりは、一番の目的は先ずは自分の備忘録として記録に残して後からでも参照出来るようにしたいという、佐々木氏の言う1番目のメリットが一番の理由。記憶するには限りが有るし、忘れもしてしまう。だから、後から参照出来るように某かのポインターを置いておけば、何時でも巻き戻して思い出すことが出来ると思っています。今ならGoogleで検索すれば同じじゃんと言われそうだけれど、母集団の広さが桁違いですから、検索するにしても戻ってきた結果を精査するだけで疲れてしまう。その点、自分で有る程度絞っておけば効率的だし、それだけでも後から思いだす事もありますし。言ってみれば、Googleに対しての某かのキャッシュみたいなものと思えば良いんじゃ無いかと。

もう一つの大きな理由は、やはり自分の頭の体操というか、一つの譲歩に関して色々な思考をすることで、老化防止にもなるし知見を広げることにも繋がります。一過性で終わらずに、兎に角毎日続けることで、考え方というか物事を理解するプロセスを常にリフレッシュしていたという言い方も出来るかも。そしてそれは、佐々木氏の言う2番目の「続けること」と同等じゃ無いかと思うんですよね。ただ私の場合は、精神的に「今日は一寸」と思えば、その日は休むことも最近はするようにしています。以前は、あのことも書き留めたい、このことも記載したいと一日に三つの話題だけでは足らずに困るくらいでしたが、最近はそう言うレベルまで行かずに、「今日は何の話題も無いなぁ」と感じる事も。本当は、そう言う場合でも佐々木氏のようにいつものルーティンワークとして情報の中を彷徨することが重要なんだろうけど、自分はそこまではせずに休む時は休む、やる時はやるというメリハリの方を重要視しています。でも、一番重要な事は、それでも一日一日続けて行くことでしょうね。某予備校のスローガンで「継続は力なり」というのが有ったけれど(笑)、あれは色々な意味で真実だと思う。

佐々木氏の三つ目のメリットとして「ギバー(Giver)を続けて新しい出会いが生まれる」事を上げられています。まぁ、あの人に聞けば何でも分かり、この話題ならあの人が専門家、という評価が定着すれば自ずと発信することが増えて行き出会いも増えますが、割る言い方をすればそれだけ利用される立場にもなるとも言えるんじゃ無いかと。言い方は悪いけれど「便利屋」とか「よろず屋」みたいな扱われ方をして、嫌気がさして去って行く人も多い気がします。ただ、公にするかしないかは別にして、自分からアウトプットすることは重要な事で、その理由は自分の持っている知識や経験は、自分の中にあるうちは単なる「情報の複製」でしか無いのだけれど、それを自分の口で伝える事で初めて「自分の知識化」されると思うんですよね。人に教える経験のある人なら感じていることだと思うんですが、幾ら自分の知っている知識であっても、それを知らない人に理解して貰うためには、覚えていることをそのまま伝えるだけじゃ駄目で、色々加工したり補助情報を付加したり、場合によっては言い換えたりと、自分の中でかなり咀嚼して伝えないと、相手に理解して貰えないことが多いはず。それは、大変なことなんだけれど、それによって実は自分の言葉になった知識から寄り深い理解が生まれたり、新しい知見に繋がったり、自分自身に対しての見返りも大きいんですよね。だから、ギバーになるかどうかは別にして、インプットしつつアウトプットもして行くことは凄く重要だと思う。

気になるやってはいけないNG行為は、マウンティングする事とのこと。これは別にSNSで無くても、人と人との交渉事とか話し合いの場では当然のマナーというかお作法だと思う。ただ、SNSの空間がそうなりやすい、それを誘発しやすい環境であることは事実だと思うし、一方で情報を受け取る側の態度や対応も実は相手への敬意というか「教えて貰う」という意識が希薄である事も、そうなりやすい条件を生む要因になっている気がします。例えば、名人とかベテランの職人さんに教えを請う場合に、そんな態度を取ればけんもほろろに相手にされないだろうけど、ネットでは相手の顔が見えないこともあって、中々そういう関係には成長しない。と言うか、相手が見えないから自分目線で相手も見てしまうことが一番の理由じゃないかなぁ。何度か書いているけれど、昔聞いた名言で「無知を恥じるな、しかし無知を誇るな」というのがあったんですが、まさにその通りだと思う。結局は、ネットだろうと現実社会だろうと、謙虚に継続することが、何事においても基本だし重要だし要諦だと思う。

AMC Leg#9: HND-OKA/-HND

いつもよりも少し早めに起床し、いつものように出かけるこの日。学校が春休みには言っているので、駅まで移動する路線バスがこれまでよりもちょっと空いているのが細やかな喜び(笑)。でも、4月1日に時刻表の改訂があり、またちょっと便が減るので、ますます自宅周辺が過疎化していくような。いゃ、昔の畑や田圃が埋め立てられて宅地化はしているんですが、田舎なので皆さん自家用車を所有しているから、人は増えているのに路線バスの需要は減っているという皮肉な状況に。私も、そのうち駅に出るのを車にしようかとも思っているんですが、そうなると帰宅する時にアルコールを飲めないので、それが困るなぁ... (マテ)。

浜松駅は、いつもなら通学の学生で混雑している時間帯ですが、それも減っていて、多分部活動に行くのであろう学生が、それでもそこそこ見られるくらい。いつもよりも1本速いひかり号に乗り込んだんですが、通過待ちののぞみ号が遅れて居るという事で、発車が3分位遅れました。結構ギリギリで間に合っている品川駅での新幹線→京急の乗り継ぎは駄目かなと思ったんですが、その後遅れを取り戻してくれて、ほぼ定時くらいに品川駅に到着。いつも利用している、8:33発の羽田行きに乗車することが出来ました。

 

いつものように保安検査場Bを通過して、制限区域内に入ったんですが、そこで受け取った黄色の保安検査場を見てビックリ。出発ゲートが「505番」と印刷されています。これって、バスゲートだぁとちょっとショック(笑)。多分羽田空港でバスゲートを使用するのは、記憶する限りでは今回が初めてのような気がします。到着時には沖止めの事は何回かあったと思うんですが、羽田では初めてだと思いますね。成田とかその他空港だと何回かありますが、まぁ初めと言う事で、それはそれで楽しみ。で、バスゲートの場所って、確か北ピアの曲がり角の所変だったよなと記憶と案内板を見ながら移動し、下りのエスカレーターを見つけて降りていきました。ビックリしたのは、その広さ。500番から513番まで、14箇所もあるんだぁ。このバスゲートに降りてきたのは、まだ定刻の30分位まえだったんですが、すでにバスでの移動が始まっていて、周りに人がほとんどいません。「えっ?」と思いつつバスに乗り込みましたが、単に人が集まって居なかっただけで、バスの中で15分程待ちぼうけしながらやっと移動が始まりました。「沖止めの場所はどこなんだろう」と思ったら、サテライトの横南側に2機分のスペースがあり2機駐機していましたが、その第二ターミナル側、サテライト番号の並びで言ったら、50番の場所なので、移動は多分最短距離で済みました。そのまま機内に入りましたが、この後2回ほどバスが到着して乗客の移動は完了します。

1) HND 09:45 - OKA 12:35 (NH1425)

使用機材は国際線仕様のB787だったので、Premium Classは50席近くあります。でも埋まり具合は半分を少し超える位で、二人連れとかグループ以外は保母隣の席が空席で、私の席も幸運にも空席でゆっくりできました。ドアクローズはほぼ定刻位でしたが、直ぐにプッシュバックが始まり、暫くするとD滑走路のRW05への移動が始まります。滑走路での待機も無く、そのまま直ぐに沖縄へ向けて離陸したのが、10時少し過ぎ位で、ブロッキングタイムは2時間28分とやや長めの予定でした。

隣が空席なのでゆっくりゆったり出来るのが一番嬉しいですよね。水平飛行に移りシートベルト着用サインが消えたところで、頭上のビンボックスに入れた荷物を取りだして隣席に置き、パソコンを取りだして仕事をしていると、食事の配布が始まりました。相変わらず茅乃舎のスープは塩っぱくて二口も食べられず、サラダやサンドイッチも苦手な香辛料に匂いがきつかったりして殆ど手つかず。唯一いつもは残すデザートが、リンゴソースのムースみたいな物が、これだけは食べられてホッと一息(笑)。その後は、時々切れるWi-Fiに悪戦苦闘しながら、資料の整理等を勧めて到着までの時間を潰しました。

那覇空港へは、島の東側から南側海上を時計回りに回り込むと、北上しながら第2滑走路のRW36Lを目指すコースに乗ります。この日は比較的天候が安定していたのか、そんなに揺れること無く着陸。そこからターミナルのゲート32番に入ったのが、定刻よりも少し早めくらいの到着でした。外に出ると、沖縄はもう「夏」。長袖シャツを腕まくりして少しでも風を入れようとしますが、次回はもう半袖でないと汗だくになってしまうかも。でも、その頃はまだこちらはそれほどでも無いんですよねぇ... そのまま所用を済ませに一度外に出て目的地に向かいました。

2) OKA 14:20 - HND 16:40 (NH468)

復路便は32番ゲートからの出発。定刻10分位前に空港に戻り、保安検査場を抜けてゲート前に向かう時にビックリ。DFSがあるあたりからでも、これまで見たことが無いくらいの人が並んでいる様子が見えます。近くまでいって分かったのは、どうも高校生の修学旅行の団体さんが搭乗するようで、皆さんお土産袋を幾つも持っています。だから前日「このフライトは混雑が予想されます」というメールが来たのかと納得しました(笑)。

暫くして優先搭乗が始まり、その後グループ1の搭乗開始となったので私も機内に移動します。使用機材が国内線用のB787ですが、この修学旅行団体で普通席はほぼ埋まっているんじゃ無いかと思ったのですが、それでも一般の乗客の方もそこそこ搭乗してきます。ドアは定刻位で、暫くしてプッシュバック開始。その後RW36Rに移動して、羽田に向けて離陸開始をしたのが14:35頃。ブロッキングタイムは1時間53分と表示されています。

復路は、いつものように食事は頂かず飲み物だけ受取、再び資料の整理。修学旅行生が大勢搭乗しているので、WiFi使用率が心配でしたが、最初接続に少し手こずったものの、一度セッションが成立したら、後は切れること無く利用出来て助かりました。やはり復路は早いですね。暫くすると、もう遠州灘沖くらいを飛んでいて、そろそろ着陸態勢に入る頃合い。着陸進入は房総半島上空で左に旋回すると、そのまま真っ直ぐにA滑走路のRW34Lに向かい着陸したのが16:26とそこそこの早着。しかし、到着ゲートが一番遠い69番ゲートなので、延々とタキシングしてゲートインしたのが16:35位でした。いつものなら、新幹線に間に合わせるために急いで降機して京急の駅に向かうのですが、この日は翌日の仕事のために横浜泊まりなので、ゆっくりと降機して駅に向かいます。横浜方面行きの発車には少し時間が有ったんですが、品川方面行きに乗り京急蒲田で乗り換えると、直通よりも早く到着出来るようなので、そちらを選択。まだ夕方の退社時間帯には早い頃だったからか、ずっと座って移動出来たのは年寄りには有りがたい話でした(笑)。

策に溺れる?!

久しぶりに新幹線の話題。この日は仕事で出かけたので、朝新幹線で品川まで移動。浜松駅から、いつもよりは1本速いひかり号で出発します。指定席車両は、乗車率3~4割位で、ほぼ一人で2席占有でまだ空席がちらほらあるような状態。私の横も、乗車時にEX予約のシートマップで確認した時点では品川まで空席だったので、荷物を置いてゆっくり出来ました。

その私の席の前は2席とも空席で、そのもう一つ前は2列席の通路側の席には浜松以前から乗車していた男性が座っていました。指定席の場合、殆どの場合はまずは窓側から埋まっていくもので、時々通路側に座る人もいないわけでは無いのですが、それでもこれだけ空席があるのにちょっと珍しい感じ。個人的に推測するには、何としても隣を空席にしたくて、通路側をわざわざ取る事もあるので、この人もそれが目的かなとちょっと思ったりして。例えば二人連れの場合、3列席の窓際と通路側を指定で取り、まん中に予約を取りづらくして共有するという裏技もあるんですが、往々にして駅で予約した人なんかが、そこに指定されて座られてしまい、策に溺れるみたいな事があります。

で、通路側に座っていた男性、浜松駅を出発すると、何故か通路側の席から窓際の席に移動して背もたれを倒してうつらうつらしている様子。ひかり号は、浜松を出た後、静岡、新横浜、品川、終点東京と停車しますが、もしかしたら私のようにシートマップを確認して、東京まで空席だと思ったのかもしれません。しかし、神様は残酷だった(笑)。静岡駅に停車し、そこそこの乗客が下車すると、逆にそれなりの乗客が乗り込んできます。で、その中の一人がその私の2列前の席に来ると、何か切符を何度か確認している様子。で、窓際でうつらうつらしていた男性の肩を叩いて起こすと、何か話をしています。何だろうと思ったら、どうもその窓際席の指定席をとった人らしく、差異に座っていた男性が一度荷物を持って通路側に出て、乗り込んできた男性が窓際に座り、先の男性は通路側に再び着席します。回りは空席だらけで、グループの乗客以外空席があちこちに見られるんですが、その席は2列席も、通路を挟んだ3列席も1列5席が埋まる状態で静岡駅を出発しました。

その後、新横浜駅で静岡駅から乗り込んできて窓際に座った男性は下車したんですが、どうも通路側の男性と通路を挟んだ反対側3列席にすわっていた3人は連れ同士らしく、通路越しに何か話をしていました。別に臨席をブロックするつもりでは無く、4人で席を取ろうとしたら、多分2列席の前後並びでは取れなかったので、横一列の3+1の4席を予約したんでしょうね。で、窓際の男性は、駅のみどりの窓口で発見したんじゃ無いだろうか。システムの場合、回りに空席が有ろうと無かろうと、駅員さんが操作しない限り最適解=一番埋まる形でチケットを発券しますからね。4人組の一人離れて座った人にとっても、後から乗り込んできた人にとっても、ちょっと不満な一時だったかもしれない。だから、是非直前まで埋まり具合とか場合によっては座席変更も出来るEX予約を是非活用しましょう(笑)。

2022年3月24日

ゼレンスキー大統領演説

昨日夕方リモートで開催された、ウクライナのゼレンスキー大統領演説。私も中度夕食時で、食べながらテレビでその生中継の様子を見ていたんですが、それまでの欧米G7各国に対しての戦争支援方向の内容とは異なり、戦後の復興や国連改革と行った、戦後の話題が中心になっていて一寸ビックリ。しかも、ウクライナが勝利する事を前提に、日本の戦争以外での協力や支援を謳っていて、何となく「あぁ、この人は最後までやるつもりなんだ」という気持ちと、日本へはどちらかというと兵站というか後方支援の主軸として大きな機体があるんだなぁと言うような印象を受けました。

生放送なので、ウクライナ語から日本語への同時通訳で演説内容は聞くわけですが、英語の同時通訳でも聞きづらい場合があるのに、ウクライナ語ではもっと大変ではと最初は思ったんですが、実際に聞き出すとそんなに違和感を感じないものでした。多分、日本語の話せるウクライナ語話者の方が同時通訳していたと思いますが(日本語の発音や言い回しに、外国人っぽい印象を受けたから)、人材的にもそんなに多くないと思うけれど、少ないからこそスキルは十分な方が担当したんでしょうね。今朝公開されている演説の全訳を読み返してみても、そんなに違和感というかその時に感じた印象とは異なる物でした。

大統領の奥様が日本語のポッドキャストを聞いていたと言う話が出て、それが桃太郎だという解説が後で聞き、いゃいゃ、まさに今の状況そのままじゃないかと感心。さらに、日本に対してサリン事件(=化学兵器使用)、原子力発電所占拠(=福島第一原発事故)と、直接の言及は避けつつも、ちゃんとポイントを押さえて支持を獲得出来るような内容で話をしていて、以前から言われていますが大統領のスピーチライターは、かなりの実力があるんだろうなぁという印象。日本からは、武器こそ送ることは出来ないけれど、防弾チョッキなどの防御設備や衣料品、さらには戦後復興の経済支援などはいの一番にかつ最大規模で支援する覚悟は出来たんじゃ無いだろうか。

この演説が効果を現したわけじゃ無いだろうけど、今朝の情報ではキーフ(キエフ)周辺でウクライナ軍が犯行に出て、ロシア軍を押し返しているというニュースも。ロシアが侵攻を始めてもう1ヶ月近く経過しているわけで、彼らの疲労度や厭世観は相当の物じゃ無いだろうか。南部や東部など、ロシア本国からミサイル等の支援が受けられる地域はまだしも、首都キーフのある北部は長距離を侵攻している部隊だけで戦わないといけない状況で、一番厳しい場所でしょうからね。課題は、これを切掛にロシア側がどう反応するかで、徐々に兵を引いて東部の親ロシア地域や南部のクリミア周辺の獲得でが良しとして停戦に向かうのか、あるいはさらに戦闘継続をして、徹底的にウクライナを叩いて物量で押し切るつもりなのか。ウクライナ側としても、多少の領土割譲は仕方ないとしても、それは最後の最後の判断でしょうからね。ただただ、一日も早い平和を祈るばかりです。 

メディアの使命

NHKのロシア語ニュースに、ロシア国内からのアクセスが急増しているという記事。ロシア国内の独立系メディアが政府からの圧力でその活動を停止し、変更したニュースしか流れていないロシア国内では、その情報のみを信用して今回のウクライナ侵攻を是とする国民が7割とかいうニュースも流れてくるけれど、実はその中にも密かに真実を求めて情報にアクセスして居る人も多いんだろうなぁ。今は情報が制限されて親ロシア、親プーチンの情報しか流れていないけれど、一月前まではそうで無い情報もそれなりに流通していたわけで、それが突然消えてしまえば「何かおかしい」と思う人は、幾らロシアと言えども決して少ないと思う。

昨晩見ていた日本のニュースでは、そう言う話題を取り上げて「我々も真実を報道する姿勢を」とか「戦中の日本は」みたいな話をしていたけれど、それって結局自分達がそれらの経験を経て今どうしているのか、と言う事は言っていない。最近のメディアでは、全部とは言わないけれど、変更しているあるいはバイアスが掛かっている報道が増えているという意見も多くて、それもあってテレビ離れ、メディア離れが進み、SNS等ネットへの依存度が高まっているのも事実。それ故に、ネットでのデマ情報も問題になっているのが、また状況を複雑にしているけれど、それでもメディアの情報を検証出来る、生データに近い環境があるうちはまだ救われていると思います。

勿論、最終的にその情報がどれ程信用できるのか、信頼出来るのか判断するのは、一人一人の考え方。だから、それが正しいか間違っているかにかかわらず、鵜呑みにすることが一番危険なわけですよね。これまでは、既存のメディアしか存在して居らず、だから彼らが出している情報検証するには、自ら取材するとかしないと不可能だった。それがネットが発達して、一人一人の情報提供料は小さいけれど、それが何万と集まることで、オリジナルデータの多くが再現可能となり、結果として加工されていない情報にアクセスして、それと比較検証することが出来るのが今の時代。その作業は、時と場合によっては難しい事も有るし、それすら否定する人も少なくないけれど、でも結局は自分の利益を考えたら、先ず疑問を感じることは止めるべきじゃないし、それが最終的には自分を助ける術になると思うなぁ。買い物をする時に、目をつぶったまま商品を手に取ることは無く、少なくとも同じ物でも周りのものと比較して選ぶように、情報だって与えられて当たり前、与えられた物が正しいという先入観が一番危険な事でしょうね。それが結局は、過去の日本の状況だったり、今のロシアの状況を生んでいる訳です。そう言う意味では、以前ネットで、ヒトラーとかの独裁者は、決して自分一人の力で独裁を生み出したわけでは無く、それを支持した大衆がそれを望んだからと言うような話を見つけて、なるほどなと納得したことがあります。まさに世界は今、そんな状況を体験しているんでしょうね。

NHKだけでなく、民放なんかも現地取材の様子や国内で提供している番組に、ロシア語翻訳を付けてどんどん配信したらどうだろうか。それだって、ウクライナに対しての重要な援護射撃というか支援になると思う。ロシア国内からのインターネットアクセスも大きく制限されているけれど、それでも物理的に遮断しない限りは抜け道は幾らでもあるわけで、そういう所を支援するのも日本としてはアリなんじゃ無いかと思う。少なくとも日本のメディアで、今のロシアの立場をヨシとする人はごく僅かなわけで、日頃の右翼・左翼傾向とは別にロシアに対して批判する立場はほぼ共通しているわけですからね。それに、今でも既に言われているけれど、ロシア・ウクライナが国家として機能しないと、産業や農業に対しての影響も決して小さくないわけで、日本だけで無く世界的な影響も日に日に拡大して行くばかり。メディアにはメディアとしての矜持もあるだろうし戦い方もあるはずで、そう言う姿を見せて欲しいなと感じますね。

2022年3月23日

計画停電回避

昨日大規模な計画停電の可能性があった東京電力と東北電力は、地域の節電活動や発電施設の綱渡り運用もあり、何とか停電は回避出来ました。ただ、東京電力管内では、今日も停電の可能性があり、引き続き節電などの対応が必要な状態。今日も寒さが厳しい天候で、もしかしたら昨日の反動で節電活動が昨日ほどでも無いかもしれないので、一寸不安ですよね。

静岡県は、富士川を境に東側(東部・伊豆地方)は東京電力管内で使用周波数が50Hz、西側(中部・西部地方)は中部電力管内で使用周波数が60Hzと別れている場所。その為、昨日の計画停電に関してのニュースでは、該当する県東部地域は節電要請等する一方、中部電力管内の西部(浜松)中部(静岡)では、そこまでの危機感は感じられない感じでした。うちは、暖房はガスファンヒーターなので、実はエアコンは夏場の冷房しか使わないので、それなりに貢献出来たのかなと言う感じ。暖房力では、エアコンの暖房機能よりもガスファンヒーターの方が圧倒的なわけで、あんなに寒いのにエアコンに頼ると言うのが個人的には一寸理解出来ないのですが、まぁガスファンヒーターにしても石油ファンヒーターにしても、火災の懸念からアパートとか賃貸物件の場合は使用出来ない場合もありますからね。自分が就職した時に入ったアパートが、石油・ガスストーブ禁止の物件で、当時はエアコン買うお金も無かったので、最初の数年間は冬場はコタツと電気ストーブしか無い状態で過ごしたんですが、流石に厳しくて管理会社に頼み込んで石油ストーブを使わせて貰ったのは今では懐かしい思い出です。

今回の停電は、先日の東北の地震で火力発電所が大きな被害を受けたことに加えて、季節外れの寒さで電力需要が急騰したことや、悪天候のために太陽光発電等発電量が下がっていたこと等が原因。悪条件が偶然重なってしまったわけですが、それでも以前から電力供給に関しては不安も指摘されてきたし、今回は何とか凌いだけれど今後の事も考えて、節電要請だけで無く抜本的な対策が必要でしょうね。今回は、地震で火力発電所が停止した事が大きな要因の一つですが、その火力発電設備にしても老朽化していたり一旦停止した物を何とか再稼働させて凌いでいる物なので、何時故障したり停止するか分からない綱渡り状態。直ぐに新規の発電設備が増強できるわけでも無いので、今可能性があるのは、やはり停止している原子力発電所を早く再稼働させて、ベース電力を確保して、火力筆でんの負担を先ず減らすことが最優先課題だと思うなぁ。

その原発にしても、今すぐに再稼働準備を始めても、夏のピーク時対応には間に合わないかもしれないと言われているわけで、一刻の猶予も無い状態なんですよね。さらにウクライナ情勢から、ロシアからの天然ガス輸入がほぼ期待出来ない状況では、その火力発電にしても期待通りの発電が確保できるかは不確定。このまま何もしないでいたら、今年の夏は今回以上の状況が合ってもおかしくない。さらに、自動車業界などはBEV化を言っているのであれば、もっと電力消費は将来増えるわけで、そう言う意味でももっとちゃんとした電力政策が必要なはず。原子力規制委員長は「安全に妥協は許されない」と言っていて、それは立場上も目的的にも正しいのだけれど、その「安全」に関してもある意味何処かで妥協しないと、いつまでも「未達」という事になりかねない。さらに、今回の様に周りの状況によって、その妥協点も変わることもあり得るし、そうしないと使わない原発の安全性のために、取り返せない人命が危機に陥ることになるかもしれない。今回は間に合わないけれど、政府としては今決断をする必要が有るんじゃ無いだろうか。

2022年3月22日

スマホ更新 (20) - Pixel 6は問題児?!

先日書き込んだPixel 6の問題点ですが、その中の一つWAN通信が出来ない状態になり「現在は非常通話のみ利用可能」が発生してしまいました。 発生したのは昨日の事。朝から車で外出していて、途中FeliCa(=iD)で買い物をしたりして(※この時も画面ロック状態では使えず、アンロックしてロック画面をスクロールアップしたら反応)、特に問題無く利用出来ていたつもりですが、自宅に戻って何気に画面を表示させてみたら「現在は非常通話のみ利用可能」が表示されていてビックリ。この時は、前回のように本体が熱くなっているような状況ではありませんから、何が理由なのかよく分からない。

前回は、一度システムをシャットダウンをして再起動したところ、docomo回線と再接続しました。本体の異常発熱が原因かなとその時は思っていたので、それで解決したと思ったんですが、今回は普通に利用していただけで、本体の発熱という状況にもありません。いろいろGoogleで検索して、ふと心当たりがあったのが、「SIMの接触不良の可能性があるので、一度抜き差ししてみる」というもの。実際電源を落として、SIMトレーをとりだしてからもう一度挿入して、再度電源を入れると、今の所問題無く回線接続していますが、それがSIMの抜き差しが良かったのか、本体の電源OFF/ONが良かったのかは不明。ただ、今回一つ心当たりがあるのは、出かけている間、最初はスマホ(Pixel 6とiPhone 13 Pro)はトートバッグに入れて持ち運んでいたんですが、コンビニで買い物をするときにPixel 6は、ジーンズの右後ろポケットに入れてコンビニに入り、使用後またポケットに戻して暫くして帰宅。で、帰宅して暫くしてたまたまスマホ画面を見たら、先に書いた状態になっていてビックリという次第です。

さらに、Googleで調べてみたら、色々問題が出ていることを再確認。その中で"Lost Signal"というのが、今回の現象に近いかそのもの津張りのような気がします。ただ、一つ気になったのが、ジーンズのポケットに入れていることで、SIMトレーの部分にストレスがかかり、それでSIMが接触不良みたいな事になるのかなと言う事。私は、右手で後ろのポケットに入れたスマホを取りだして、そのまま例えばSuicaの改札とか点灯のFeliCa端末にスマホ背面がタップできるように、スマホの頭を下にして背面(FeliCaセンサーの有る側)をお尻側にしてポケットに入れています。この状態だと、右手でポケットの外に出ているスマホの下側を掴み、スッとポケットから抜いて前に向けると、途中で持ち替えたり手を捻ったりせずに、そのまま端末にセンサーをタッチ出来ます。で、終わったらその逆の流れで、再びスマホの頭側を下にしてポケットに差し込みます。で、改めてポケットに入れた状態を見てみたんですが、ジーンズのポケットの縁の部分が丁度SIMトレーの部分と重なります。普通に立っているときは問題無いのですが、例えば車の運転時とか、移動中に電車とか乗車しているときに、その部分に曲げ圧力が掛かっている気がします。仮に曲げ圧力が原因とすると、先日の発熱の理由も何となく分かるけれど、でもそうだとすると、内部的に短絡(ショート)上位になっていたりしてたら嫌だなあ... 

何か最初の頃はそんなでも無くて、流石Androidの総元締Googleの製品と感心すらしていたんたけれど、使い始めてみたら段々とボロが出てきた、とまで言ってしまうと言いすぎかもしれないけれど、でも正直そんな感じなんだよなぁ、ここの所のPixel 6の振る舞いって。そう考えると、色々不満はあったけれど、以前のXperiaの方が良かったかなぁと、隣の芝生が青く見えてくるし(笑)。さて、どうしようか思案中。

Four Points by Sheraton Centrair

BONVOY系7滞在目(8泊+6泊)は、地元(?)名古屋のFour Points by Sheraton Centrair。3連休のワーケーションでは無いけれど、まぁワーケーションみたいなもの(何だ-笑)。

チェックインは14:00少し過ぎと15:00前だったんですが、空いている部屋を探してくれて早めに部屋に入る事が出来ました。一応「海側」の部屋とのことだけれど、このホテルから見える「海」って、セントレアと対岸の間の「広めの運河」というか、水路というか... 

まだ、まん延防止等重点措置期間中だったので、ホテル内のレストランも限定営業。回りは文字通り「孤島」状態ですから、食事には一寸困りましたが、まぁこう言う状況下では仕方ないでしょうね。最悪、道を挟んだ反対側のホテル1Fにコンビニ入っているので、何とかなるんですが。

今回は、車で移動して宿泊したんですが、このホテル駐車スペースが少ないのが難点。ホテル前の駐車スペースは10台くらいしか無く、横にあるTimesの駐車場と契約しているんですが、ここも結構満車の時があって困る場合も。ホテル裏側には、広い土地が残っているので、あそこを駐車場にしてくれないだろうか。アメリカのFour Points系とかは、ほぼ広い駐車場が併設されているわけですし。

IHG Rewards変更

最近というかここ数年はとんとご無沙汰のIHGからDMが。内容は、IHGのLoyalty Programである"IHG Rewards"の変更についてのお知らせで、 これまでのGold, Platinum, Spireの3ランクだったものが、Silver, Gold, Platinum, Diamondの4ランクに変わるというもの。


イメージ的には、HiltonのHonors Programに近い感じかなぁ。ただ、サイトの説明ページを見てみても、新しいランクに必要な要件(宿泊数orポイント)の説明はあるけれど、それぞれのランクでの特典に関しては、ボーナスポイントの割合意外何の説明も無い。イメージ的には、Silverが新規に追加されて、Gold、Platinumは現行のままで、SpireがDiamondに成る、という感じだけれど、さてどうだろうか。と言うか、現在Ambassador ProgramだとSpire相当になるんですが、今後はDiamond Ambassadorになるのか、Platinum Ambassadorになるのか。以前は、AmbassadorはPlatinum相当だったので、それに戻るんだろうなあ。そうなると、余り旨味を感じないけれど。

今のAmbassadorの更新は6月なので、それまでにもう少し詳細が発表されたら、更新するか判断する事にします。昔は、日本国内ではANAホテルがIHGグループだったこともあり、国内では一番充実していたホテルチェーンだったけれど、最近ではBONBOY系が全国各地に広がってきているので、余り困らなくなってきましたからね。それでも、USに旅行すると結構良い立地にIHG系ホテルは有ったりするので、中々捨てがたいのも事実何ですよねぇ。さてどうしようか。

2022年3月19日

スマホ更新 (19) - Pixel 6の買い換えを真面目に検討する

色々と不審な動きをしているGoogleのPixel 6ですが、今回のフライト中にどうしても気になる挙動が何回か有り、ちょっと本気で買い換えを考えようかと真剣に思い始めています。

  1. FeliCaが反応しない
    もうこれは、Pixel 6の持病では無いかと思うくらい頻発する「電子決済の時にFeliCaが反応しない」問題。今回も、前日電車(Suica)や決済(iD)等で使用してホテルに入り、充電をした翌日。朝JRの改札に入ろうとしたときに、改札がエラーで通過出来なかったんですよね。で、ロックを解除して待ち受け画面を出すだけではやはり駄目で、さらにスクロールアップ迄しないとFelica (Suica)は正しく反応してくれませんでした。実は、その前日新幹線駅構内のスターバックスで支払をした時にも、モバイルスターバックスで決済しようとしたときに無反応だったんですよね。あくまで自分の感覚ですが、半日FeliCa機能を使わないと、パソコンで言うところのディープサスペンドみたいな状態になり、外部のFeliCa端末からの刺激では反応しなくなるみたいな感じ。

    対処利用法として、以前もやったように省電力機能をこのデバイスに適用しないようにして暫く様子見する予定ですが、それでどれだけバッテリーに影響するのか。まぁ、一日持てば特に困らないので、それでも実際の利用に問題は出ないとは思うけれど、でもなぁ、これデザインのミスだと思うけれどなぁ...
  2. 本体が異様に熱い
    私は普通外出して移動したりするときには、ジーンズの右後ろポケットにPixel 6を(右手で取りだして、そのままFeliCa決済出来るように)、左後ろのポケットにはiPhone 13 Proを入れています。で、ここ最近ポケットに入れている居て取りだしたときに、本体が熱くなっていることが何度かありました。最初は、ポケットに入れて座っていたりしたので、その時に体温などで暖まったのかと思ったんですが、それにしては「熱い」と感じる位なのでおかしい。どうも、何か変なタスクやアプリが知らないうちに起動して、それで本体が発熱しているような印象です。パソコンで言えば、ふたを閉じたのにディスプレーオフとかサスペンドに入れずに、知らずにそのまま通電した状態で鞄の中に入れていたら、熱暴走みたいな状態になって本体が熱くなってビックリした、みたいな感じなんですよね。これが本体側の問題なのか、ポケットに入れていたが故の問題七日不明だけれど、でもズボンの後ろポケットに入れるなんて、スマホの普通の使い方だと思うのだけれど。実は、結構な圧力が本体に掛かるので、止めた方が良いという話しも有るみたいですが、うーん悩みます。
  3. WAN通信が出来なくなる
    で、昨日、その本体が熱くなった状態の時にロック解除してみたら、画面の左上に「現在は非常通話のみ利用可能 NTTDOCOMO」みたいな表示が出ていてビックリ。実際、回線は繋がっていない様子です。念のため、iPhone 13 Proでみると、こちらはしっかりと5G/4Gの表示が出てdocomo回線を掴んでいるので、ネットワークが弱いとか言う原因じゃない。どうも、本体が発熱したことが原因のようなので、一度電源を落として暫くそのまま放置し、本体が冷えたところで再起動してみたところ、今回はちゃんとdocomoのネットワークを掴んで、通信も出来るようになりました。根本原因は本体の発熱何でしょうけど、結果根本の通信が出来なくなるのは問題だよなぁ。
  4. 知らないうちにライトが点灯
    やはりPixel 6を後ろポケットから取りだしたとき、何故か背面のライトが点灯していてビックリ。慌てて、コントロール画面を出してライトOFFにしたんですが、いつからポケットの中でライトが点灯していたのだろうか。大体ライトONする場合、このPixel 6では、
    1. 画面上部からスライドダウンをしてコントロール画面を表示させる 
    2. その中の「ライト」のボタンをタップする
    という少なくと二段階の動作が必要。でも、Pixel 6の画面は昔の感圧式ではなく多分静電容量容量方式だと思うので、実際に指が触れないと本来は反応しないはずのもの。これも今の所記憶にあるのは、今回と以前も一回あったので、さらに頻発するようなら再現手順を見つけないと。

Googleのコミュニティが有り、問題報告とか出来るようになって居るみたいですが、サクッと検索してみた中では同様の問題は無いみたい。何か、プライベートでスマホを利用しているのか、仕事で開発システムをテストしているのか、よく分からない日が続きます(笑)。

AMC Leg#8: HND-OKA/-HND

昨日に続いて、今日も今日とて沖縄詣。今回は、いつもの違って完全プライベートで、週末三連休に合わせて有休をわざわざ祝としてのフライトなので、いつもとは意気込みが違います(マテ)。で、その意気込みが気負いすぎて最初から失敗。前日のフライトの後、横浜のホテルに宿泊し、横浜駅から羽田空港に向かう時。何を間違えたのか、ついJRの改札に入ってしまいました。やっぱり歳のせいでぼけてきているからなのか、中に入って一瞬京急乗り場が見つからないと焦ってから気がつきました。慌てて、駅員さんの居る窓口に行き、状況を説明して外に出して貰い、今度は間違いなく京急の改札から中に入場しました。質は、このJRの改札に入る時、例によってPixel 6を改札にタッチしたのに反応せずにエラーが表示されてしまいました。で、ロック画面を解除して、デスクトップを表示させてもう一度タッチすると、今度はSuicaが反応して入場出来ました。やっぱり、Pixel 6のFeliCa機能は信用できないなぁ。速くも、別機種への買い換え検討モードに入りました。 

羽田空港へは、朝の9時少し前に到着。ここでビックリしたのが、地下のホームから出発ロビーに上がるエスカレーターの乗り口に、20名位の待ち行列が出来ていたんですよね。コロナ禍になって利用者が激減したので、以前はもっと長い待ち行列がいつも出来ていましたが、コロナ禍中は待つこと無くスカスカの状態。記憶する限りでは、2年振りくらいに見る光景でちょっと感激してしまいました(笑)。この日は金曜日の朝でしたが、自分と同じように三連休を有効利用するために一日早く出発するグループが多いからでしょうか、第二ターミナルの人手はいつも以上ですし、以前の賑やかさがちょっと戻ってきた感じです。

いつものように保安検査場Bを通過して、保安検査場の黄色いレシートを受け取ると、出発ゲートが「69番」と印刷されています。これって、南ピアの端っこですよね。しかも、反対側だし。余裕を持って入場したつもりが、ちょっと急ぎ足でゲートに移動しました。

1) HND 09:45 - OKA 12:35 (NH1425)

保安検査場Bを抜けると、右手方向へ移動開始。正面の、本来なら国際線への乗り継ぎ部分を左に折れて通り過ぎて一旦南ピアの先端まで息、一つ戻るとそこが69番ゲート。隣が一番端っこの70番ゲートなので、それよりは良いのかもしれませんが、ここまで遠いゲートを利用するのは何時以来だろうか。今回のフライトが、臨時便みたいな感じの扱いなので、良いところのゲートが空いていなかったのかもしれませんが。待機エリアもちょっと狭いので、ほぼ椅子は埋まっている状態でした。

少し遅れて優先搭乗が始まり、続いてグループボーディングが始まります。ドアクローズはほぼ定刻の頃で、暫くしてプッシュバックが始まり、その後D滑走路のRW05へのタキシングか始まります。その後、特に離陸待ちなどすることなく、10時少し過ぎ位には離陸して沖縄へ向かいました。

ミールサービスは、多分内容は前日と同じで食べられないだろうと、飲み物だけ頂きました。その後は、本当は休みの非難ですが、前日残った仕事の資料整理とかしつつ、時間を潰します。そろそろ到着という頃、多分前日と同じく北から南にRW18Rを狙うかと思ったら、この日は風向きが違ったのか、沖縄本島を時計回りに回り込んで、RW36Lからのアプローチでした。途中向かい風が厳しかったのか、着陸したのが定刻よりも10分位後れで、そこから33番ゲートに入ったのが12:50頃でした。予想外の遅れにちょっと焦りつつ、この日予定していた物を受け取りにそそくさと空港を後にして向かいました。

2) OKA 14:10 - HND 16:30 (NH1430)

この日の目的を達成し、何とか空港に戻って来ることが出来ました。羽田同様、那覇空港もこれまで以上の混雑具合で、流石にコロナ禍以の状態にはまだほど遠いけれど、かなり賑わいは戻ってきた感じです。ただ、その為に保安検査場Bは長い待ち行列が出来ており、それならばとANA Loungeの検査場を今年初めて、多分一年ぶりくらいに利用して通過しました。実は、羽田でも混雑を避けるためにずっと利用して居なかったんですが、案の定那覇のラウンジもほぼ座席が埋まっているような感じの混雑具合。さくっとトイレを利用して、5分程で外に出てしまいました。

実は、このラウンジの保安検査場で通過の黄色いレシートを貰った時にビックリしたのが、出発ゲートが「97番」と印刷されていたこと。えっ、これっ沖止め? 90番台ということは、新しく増設された国際線ターミナルとの接続部分にあるバスターミナルですよね。運良く、ラウンジを出ると、直ぐにそのフロアーに下るエスカレーターがあるので下っていくと、1Fの待合スペースは結構な混雑具合。どうも同じ時間帯にPeachのフライトもあるみたいで、それもあって満席に近い状態になっていました。で、やれやれと一息ついたらアナウンスがあり、使用機材の到着遅れのために出発が10分位遅延するとの事。それならそうで先に知らせてくれれば、もう少し余裕を持って移動出来たのにと心の中で叫ぶこと、小一時間。実際はもう少し遅れて、移動用のバスへの誘導が始まり、その後機内に入ります。し容疑祭はA321と新しい物で、シートも最新のものだったので、それだけが唯一の救いですが。

多分機内はほぼ満席状態じゃ無いだろうか。結局移動用のバスは4回往復して、乗客の乗り込みが完了。ドアクローズしたのは、定刻から15分以上過ぎてからでした。ここからプッシュバックが始まり、タイミングの悪い事に離陸するのは反対側のRW36Rでタキシングにもちょっと時間がかかり、したのは14:45分と結構遅れてしまいました。

離陸後は食事は断り飲み物だけ頂きましたが、この日は大雨の予報が関西から関東に掛けて出ていて、早めにシートベルト着用になるし揺れも予想されるとCAさんからのアナウンスが。実際羽田まで1時間位の紀伊半島沖くらいからシートベルト着用のランプが点灯し、その後も結構揺れるフライトとなりました。その後、房総半島を東から回り込んでA滑走路のRW34Lに機首を向けると、真っ直ぐに進入して着陸。しかし到着ゲートが、またも遠い67番ゲートになり、それでも到着したのは、定刻の15分遅れで、出発からさらに遅れること無くどちらかと言えば少し縮めたのは、キャプテンが頑張ってくれたからでしょうね(笑)。実は、この後東京駅の大丸で買い物をする予定があり、咄嗟に調べてモノレールの方が早く着きそうなので、いつもの京急ではなくモノレールで浜松町まで移動し、底から京浜東北で東京駅に出ました。何とか目的の買い物をして、予定していたこだま号にも間に合い、やっと今回のフライトも何とか完結することが出来ました。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系6滞在目(6泊+4泊) は、再び定宿の横浜シェラトン。日中のフライトが、いつもより一本早いものだったので、チェックインもいつもより早く18:00前には部屋に入る事が出来ました。これまたいつもなら、翌日仕事のためにリモートワーク用に、レイトチェックアウトをお願いするんですが、今回は翌日金曜日は有休のお休みを頂き、月曜日の祝日と合わせて4連休にする予定なので、レイトチェックアウトは不要。それならばと26Fのクラブラウンジの受付スタッフの方が、クラブフロアーの広いデラックスルームへアップグレードしてくれました。

部屋に入って一旦落ち着いたところで、さて夕食はどうしようかとしばし思案。いつもなら、外に出て食べてくるか、髙島屋地下の食品街で何か食材を購入してくるのですが、実は前日血液検査があってその結果がそこそこ良好だったので、軽く飲みたい気分も。と言う事で、一度3Fのバーに様子見で寄るというAプランを作り、もし入れなければそのまま外に出て食事をするというBプランまで準備して部屋を出ました。結果、まだ早い時間帯だったからか、まん延防止等重点措置で21:00迄の営業なのでそんなにお客さんの出足がまだ戻っていないのか、カウンターに席が取れたので、そのまま軽く飲んで食べて夕食としました。いつも中華料理を摘まみ代わりに注文するのですが、平日は中華レストランが休業のためオーダーできず、それが残念でした。

翌朝は、いつものように2Fのブュッフェで朝食を頂きましたが、以前よりも外国人の宿泊者が増えている感じ。しかも、これまでよりも朝一というのに混雑していて、人流も戻りつつあるんでしょうか。朝食を頂いて荷物を片付けて、そそくさと空港へ向かうためにチェックアウト。ただし、外に出る昨日の暖かさは消えていて、雨は降っていないけれど今にも雨が落ちてきそうな肌寒い天候でした。丁度戻ってくる夕方位から、太平洋側に大雨が降ると予報では言っていましたが、大丈夫だろうか。新幹線が止まらないことだけを祈りつつ、ホテルを後にした一日の始まりです。

2022年3月18日

AMC Leg#7: HND-OKA/-HND

 二週間ぶりの沖縄詣。前回も夜の明けるのが早くなり、朝の寒さも緩んできましたが、さらに二週間過ぎるとその様子もさらに進んでいる感じ。なんせ今週初めには、アメリカのDST (Daylight Saving Time)が始まり、世界的には「春」(?)ですからね。

この日は、フライトがいつもより一本早いものだったので、浜松からの新幹線も一つ早いひかり号を選択。自宅から駅に移動する路線バスも、速いものに乗らないといけなくて、そんなに本数有るわけじゃ無いから始発の次のバスに乗って駅まで移動します。速く自宅を出たんですが、かなり暖かい朝。アウターも、ダウンジャケットから少し薄手のジャケットにして丁度良い感じ。この日は天気予報でも20度位まで昼間は上がる予報ですが、翌日は雨が降り寒くなると言うので、それも考慮しないといけないのが、寒暖の差が激しいこの時期の課題ですね。

新幹線は、相変わらずそんなに混雑していないのですが、慈雨に席車両前に並ぶ人の列は段々と長くなって言っている気がして、その分リモートワークから出社勤務に戻している会社も増えているんでしょうか。実際品川駅に到着して、新幹線口から京急口に移動するときの混雑具合は、これまでよりも一段増えた感じでした。

1) HND 09:45 - OKA 12:35 (NH1425)

この日の搭乗口は69番搭乗口で、南側の端っこ。しかも、現在閉鎖されている国際線ターミナル部分を時計回りに回り込むように移動しないといけないので大変。一番端っこは70番ゲートになるんですが、その一つ手前と言うだけが唯一のメリットというか。

この辺りは、ターミナル中央部分と比べても少し狭いので、ゲート前の待機スペースは結構埋まっています。プレミアムクラスも満席で、タイミング的には春休みに入った時期なので、そう言う乗客が多い雰囲気ですね。ただ、機内に入って周りの様子を見ると、結構スーツ姿のオジさんも多くて、仕事で移動する人も増えているのだろうか。定刻20分前にはグループ搭乗が始まり、10分位前にはもう接続して居る前方の搭乗橋から入ってくる人も無くなったんですが、一向にドアクローズする様子がありません。そのうちに機内アナウンスで「座席〇〇の××様、いらっしゃいましたら乗務員までお知らせください」と流れます。実は、丁度私の前の席で、確かそこは空席に。結局暫くしたらドアクローズとなり、どうもノーショー扱いになった様子。もしかしたら、前日深夜の地震の影響で間に合わなかったのかもしれませんね。何も無い事を祈るばかりですが。

いつものようにD滑走路のRW05から離陸すると、機種は西に向き本州上空を沖縄に向かいます。暫くして食事のサービスが始まり食べたんですが、最近付いてくる茅乃舎のスープなんですが、どうも美味しくない。この日は希釈率を間違えたのか、塩っぱくて二口くらいでGive-up。さらに、スープは何種類かあるんですが、乾燥ネギがはいっているものって、何故かネギの匂いが強烈で鼻にかなりつく状態。今回も、二口三口で諦めてそのまま残しました。また、デザートで以前はかっとフルーツだったのが、最近はゼリーとかプリンみたいな物に変わっています。元々甘い物は苦手だし、この日はアーモンドソースが掛かっていたんですが、アレルギーでは無いけれどちょっと苦手な私はそれもパス。以前は和食系の機内食が出ていて、措置の方が食べられたんですが、最近は食事を頂いても手が出ないものが増えた気がします。

定刻より少し早めに沖縄に近づくと、この日は真っ直ぐ北側から第2滑走路のRW18Rを目指して降下していきます。すでに南国の日差しの那覇空港に着陸して、35番ゲートに入ったのが定刻よりも10分位早め。この日は少し予定が立て込んでしたので、助かったと思いながら外に出て用事を済ませます。

2) OKA 14:20 - HND 16:40 (NH468)

戻りのフライトの機材は、最初は国内線用のB787でしたが、数日前に国際線用のB787に変更されて、一気にプレミアムクラスの座席が増えました。前方のL1コンパートメントの座席はそれなりに埋まっていくんですが、後方のL2のエリアは比較的空席が残ったまま。そこで、隣が埋まっていた前の方の席を、後ろに移動しておきました。

機内に入って自分の座席に座り周りを見ると、乗客は乗り込んできますが、一人で二席くらいの混雑具合。その後定刻前にドアクローズとなり、私の隣も含めてほぼ半分くらいの搭乗率で完了しました。ゲートは32番だったので、プッシュバックが始まり方向転換すると、暫くしてRW18Lに移動開始。先行機も無かったので、そのままするすると滑走路本線に入り、直ぐに離陸開始となりました。

水平飛行に入り食事のサービスが始まりましたが、この辺りで前日よく眠れなかった影響なのか、ちょっと睡魔が厳しくなり、食事も飲み物も断って爆睡モードに。暫くして目が覚めると、フライトはすでに遠州灘沖位まで進んでいて、着陸まで40分位という状況。少しパソコンを取りだしてメールチェック等していると、あっと言う間に房総半島上空に入り、左に旋回しつつ、A滑走路のRW34Lを目指します。房総半島上空では、結構雲が広がっていましたが、東京湾上空に入ると晴れ間の方が広がり、西に沈む夕日とともに一寸幻想的な風景が見えたりしました。その後A滑走路からB滑走路沿いの誘導路に入り、到着ゲートの52番ゲートを目指します。最初に「52番」と聞いた時には、北ピアの端っこだと思ったんですが、ぐるっとピア沿いに回り込んで根元の反対側になるんですよね。だから、ターミナル出口へは57番と同じか少し近いくらいだろうか。ゲート番号に惑わされましたが(笑)、便利な場所に入ってくれて喜ばないといけませんね。

この後は、いつもとは反対方向の横浜方面行きの京急に乗り移動。定宿の横浜シェラトンに入り一息つきました。明日は、また同じフライトを予定していますが、次回は仕事関係では無く完全にプライベートモードでの移動。今回は地震の影響が心配でしたが、明日は太平洋側が午後から大雨になるという予報で、果たして帰宅できるのだろうか、それが心配です。

2022年3月17日

まん延防止等重点措置全面解除

全国的に出されていたまん延防止等重点措置が、21日の期限をもって全面解除されることに。 東京都は事前に延長申請しないことを言っていたし、静岡県の川勝知事も同様の事を言っていたのですが、大阪と愛知はまだ状況が厳しいので、そのままもう暫く延長すると思っていたのでちょっと意外。ただ、昨日のニュースの中での説明では、確かにまだ大阪等は高止まり状態ではあるけれど、新規陽性者の中心がまん延防止等重点措置で効果が期待出来る成人ではなく、児童等10代に移ってきているので、このまま継続する効果は期待出来ないという理由らしい。確かに、家族連れでの外出は無い事は無いだろうけど、でもやはり何処のセグメントに効果的かという事はしっかり検討しないと、無意味な「やっている振り」だけになりますからね。

昨日の時点での静岡県の病床使用率は、東部はまだ高いみたいですが、西部や中部は20%台まで落ちてきていて、かなり改善してきたように感じられます。でも、浜松では200人台、静岡でも300人台で、県全体でも1000人台の新規陽性者が出ていて、まだまだ以前の状況と比べると厳しい事に変わりは無い。オミクロン株が蔓延しだしたときには、この株は感染期間が短く一気に感染拡大するけれど、その分終息するときもどんどん終息するスピードも早いという解説を聞いて、兎に角我慢をして早くピークアウトすればと念じていたんですが、ちょっとその想定は違っていたようですね。ピークアウトした事は確かなんだけれど、終息する減少率はデルタ株の第五波の時とそんなに変わらない気がします。というか、ピークが高くなった分、中々下がらずに高止まりしつつ減少率は少なめという状況が、だらだらと続いている感じです。実際実効再生産数も、1を切ったところで、0.98とか0.97とか、なかなか下がってくれない。ある意味停滞状態になっているような印象です。

時期的は、これから新学期・新年度に向けて、引っ越しやらで人の移動もあるし、春休みなので出かけたい人も多いだろうし。うちの下の姪っ子も、この4月から新社会人となり、関西地方に就職するため自宅を出て一人住まいになるんですが、大丈夫だろうか。幾らリモートの時代と言っても、一年のうちでも人の移動が多く発生する4月ですからね。これが切掛で、また感染拡大にならなきゃ良いけれど。

期待したいのは、なんだかんだ言っても3回目接種済み人口が30%を超えてきたことや、逆にオミクロン株で陽性者が一気に増えて、それによって抗体が出来た人も少なくないんじゃ無いだろうか。昨年の例で言えば、G.W.前後くらいから徐々に陽性者数が増えてきたけれど、今年はどうなるんだろうか。まん延防止等重点措置が解除されると、やはり世間的には経済対策で自粛営業中の特に飲食店やホテル等の期待も大きくなると思うのですが、それってやはり人の移動が鍵ですからね。何か、地震があったりして文字通り社会が不安定な状態が続くけれど、気持ちだけはしっかりと持ってプレないで基本対策を続けて今年こそ、このコロナ禍を乗り切りたい。

震災余震

朝早めに目が覚めたのは、この地震の影響だろうか。今朝は、いつも寄り少し早く外出する予定があったので、昨晩はもう夜の10時前には就寝したのですが、何故か夜中の2時位に目が覚めてしまい、そこからうつらうつらするものの寝付けず、結局目覚ましを設定した5時よりも1時間近く早く起床することに。実は、深夜なのに何処かで工事をしているのか、遠くでショベルカーみたいなものが動いている音が微かに響いていて、それが目が覚めたのかなとその時は思っていたんですが、早朝のテレビを点けてビックリ。大きな地震が東北地方で発生していたんですね。

一週間前に、東日本大震災の11周年があり、あの時と同じ金曜日だったので何となく重いが強く戻ってきた感じがしたんですが、まさかあの時を想像させるような大きな余震が再び発生するとは思ってもいませんでした。早朝の時点で、一人お亡くなりになったとニュースでは伝え、かつ東北新幹線が脱線して復旧作業中というニュースも、何度も繰り返されました。地震発生とともに、安全確保のために一斉に停電したため、都内でも200万件規模で停電が発生したみたいで、慌てて会社のメールを調べてサーバールームの様子を確認してみたんですが、取りあえずリモートで確認する範囲では問題は発生していないようで一安心。都内は、震度4程度の揺れがあったらしいのですが、その後のニュースを聞くと4にしては揺れは大きかったみたいですね。

気になる津波に関しては、30cm位の津波は発生した見たいですが、大きな被害を及ぼすようなものは無く、出かける頃には津波警報も解除されて一安心。今回は、震源が深い位置にあるため、津波のリスクは低いという解説を、早朝からテレビに出演していた専門家の方が説明していましたが、次もそうだとは限らないので今回の件で油断せずに常に緊張している必要はあるんだろうなぁ。ニュースを見ると、浜松辺りは震度3を記録していたみたいですが、丁度寝ていた自分は全くそれには気がつきませんでした。でも、体が反応して眠りか浅くなり、そこに外の工事のノイズ音で熟睡できずに、予定よりもかなり早く目が覚めたのかもしれない。

世界的には、まだコロナ禍も収まらず、さらにはロシアのウクライナ侵攻は民間人に対しての攻撃というか、虐殺に近い行為までエスカレートしていて、日本から見ると地球の反対側の出来事だけれど、これからどうなるのか不安が高まる中、今度は再び東日本大震災の悪夢が再来するような余震が発生していて、神様も随分厳しい試練を与えるなぁとちょっと恨んでみたくなります。新幹線の脱線事故や、一部では火災発生もしている見たいですが、震度の大きさに比べて被害の状況は落ち着いているように感じられます。これから、さらに被害状況が判明して、もしかしたら重大なトラブルも発生して行くかもしれないけれど、取りあえず日本のこの地震に関しては今日明日くらいには落ち着くのだろうと思っています。先ずは少しでも早く落ち着き、そして出来る事を粛々と進めることが、次の平和に繋がる道なんだろうなぁ。突発的な事は日々発生するのだろうけど、それでも普通の一日を遅れることに感謝して、それを大事にしないと。

仕込みを邪魔するラベル

以前から感じている不満の一つ何ですが、コンビニ販売されているサンドイッチやお握りのパッケージに関して。これらのパッケージングでは、簡単に包装を開封して中身を取り出せるように、上から下に開封する部分と、そこから左右に引き出すように、三箇所の開封ポイントが予め準備されています。サンドイッチの場合は、まずまん中部分で開封をして、さらにその開口部を左右に広げて取り出しやすくするもの。お握りの場合は、さらに左右に開くときにご飯部分と海苔の部分が合わさるように仕込んで有る場合もあって、まぁ日本らしいギミックの一つと言えます。

パッケージングメーカーさんの知恵と努力の賜だと感心する一方、それをぶち壊しているのが、その開放部分に貼られている商品管理ラベル。販売に必要なものだからそう言うものを貼付することは理解するんですが、そのラベルが邪魔して最初の上から下に引き下げる部分が邪魔されて上手く開封できないし、さらにそこが問題無く開いても、そのラベルは今度は左右に広げるところを邪魔していて、無理に引っ張れば広げることも可能なんですが、経験的に二回に一回位は失敗してボロボロになったりしてしまいます。

わざわざ開くことが分かっている場所に貼付せずに、例えば底になる右側の部分にこの商品管理ラベルを貼付すれば、開封作業時に邪魔するものは無くなり好ましいと思うんですが、多分底の部分にラベルを貼付してしまうと、管理作業の時にスキャンする作業で一手間増えるとか、あるいは底の部分になるので、棚と摩擦で印刷面が劣化するとか、色々理由はあるんでしょう。でも、結果的に取り出しやすくしている工夫部分を、このラベルが邪魔して居るので、私はそこから開くんじゃ無くて、写真の右側底の部分を閉じているテープを剥がして、底から取り出すようにしています。こっちの方が確実だし、袋を破って変な状態になって、中のサンドイッチがバラバラになるリスクも回避できるし。ただ、サンドイッチの場合はそう言う代替案も可能だけれど、お握りの場合は底の部分は狭いので、そういうわけにはいかない。結果、自慢じゃ無いけれど私は上手く三方にパッケージを展開して綺麗に取り出せたことが殆どありません(苦笑)。

と言うか、最終的にその部分を破ったり広げたりすることが分かっているのに、なんでその上からそれらの行為を邪魔するシールを貼付するのだろうか。いゃ、形状的にその場所がその手のシールを貼付するのに一番適していることは分かるんだけれど、その行為とその場所を使用してパッケージを開くという行為が相反する事はどう説明するのか、もう随分昔から不思議でした。時々テレビで放送される、この手の新商品開発シーンで、役員レビューとかの場面があるけれど、ああいう場所ではこう言う事は検証しないんでしょうね。本当ならば、実際に店舗に並べた状態の商品をちゃんとレビューして欲しい。そう言う意味では、社長さんとかが「我が社の味かどうか確認する」と行って、試食検査をしているけれど、あれだって工場から製造してそんなに時間が経過していないものを食べているんだろうし、実際の物流に乗せた場合はもっと味も変化(劣化)していると思う。本来ならば、実際に自社の物流に乗せて、店頭に並べた状態と同様の状態に置いたものを、賞味期限に近い時点で試食して欲しい。結構それで味が変わることがあるし、もっと言えば製造している委託業者によって結構味も違うし、経過時間によっての変化も違うと思う。同じチェーン店でヾ商品を購入しても、浜松で感じる味と都内で感じる味が、私は結構違うように感じるんですよね。まぁ、味の違いは兎も角として、こう言う使い勝手の部分なんて全国共通だと思うし、折角使いやすいようにと準備した部分を、わざわざ邪魔するようなデザインは止めて欲しいなぁ。これ、コンビニやスーパーでのこの手の商品での最大のペインポイントと言って良いと思う。

八重洲口バスターミナル

東京駅に国内最大級のバスターミナル誕生」というニュースを昨日聞いて、「えっ、どこだ」と思ったのが最初。何となく聞き流していると、「分散しているバス停を集約して」と耳に入ったので、何となく丸の内側の停留所を集約するので、駅前ロータリーの地下にでも作るのかと思ったら、八重洲口と言います。でも、八重洲口側にはすでに東京駅を出たすぐ前にバスターミナルが整備されているしと疑問が。 


その後調べてみたら、東京駅八重洲口の正面(東側)、外堀通りを挟んだ反対側に現在建設中の高層ビル群の地下に整備されるんですね。運営主体は京王と言う事で、となるとこちらのバスターミナルは京王やその他私鉄系のバスが集まって、駅前の現行のターミナルはJRパス専用になるんだろうか。

実は、私はこのバスターミナルを利用したのは、昔々成田空港へ行くリムジンバスで利用するか、鹿島行きを何度か利用したことがあるくらい。ここから、静岡や浜松行きの高速バスも出ているんですが、そんなに乗り物に強くないのと、やはり時間が掛かるのは苦手なので、それ以外の場合には帰省にも利用したことが無いくらい。

駅前の景観も、昔と比べてかなり変わって、東京駅の新幹線口回りも大きく変化したけれど、今度はさらにその回りも大きく変わるんですね。確かに、反対側丸の内口側も大きく変化してきているので、八重洲側がそのままという理由も無いわけだし。今回のバスターミナルは、地下1F/2Fに設けられるみたいで、八重洲地下街とも連絡するそうなので、となると東京駅周辺は地上だけで無く地下もかなり賑やかになりそう。全体が完成するのは、2028年との事ですが、その頃には今みたいに東京に行く機会が頻繁にあるかなぁ... 

2022年3月16日

初動の優劣

佐々木俊尚さんのこのツイートを見て思ったんですが、以前の例えば東日本大震災や福島第一原発事故、さらには新型コロナウイルスに関して情報錯綜と比較して、 今回のウクライナへのロシア進行に関してのニュースや情報に関しては、比較的正確にかつ冷静な情報提供が、いわゆる軍事専門家とかロシア情勢専門家みたいな人から出されている気がします。特に、防衛省の防衛研究所からの発信が、「そんな組織あったんですか」と素人や部外者からしたら突然現れたヒーローみたいな感じで情報発信をしていて、すごく有益だと思うし、これが防衛の基本の一つと勝手に関心するくらい。

原発事故やウイルス感染に関しては、もともとそれ以前から「反原発」とか「反ワクチン」「半感染症」みたいな考え方が広く世間にもあったから、それらの事象が発生したときには「それ見たことか」みたいな感じで、そういう人たちの発言が取り上げられたり、拡散されたりしたけれど、今回のロシア情勢に関してはあまりそういうことは無いように感じます。というのも、例えば韓国や中国ほど、日頃から興味を引くような場所ではないということもあるだろうし、例えば北海道とか日本海側のように、日頃から意識する地域も限られているから、認知度というか興味も国内的にはそんなに高くないこともあると思うんですよね。だから、とんでも意見みたいなものも少ないし、相対的に信頼できる情報の割合が高まっているんじゃないかと。

東日本大震災の時には、まだSNSやネットでの情報伝達・拡散が発展途上状態だったのですが、あれ以来一気にネットでの情報拡散が進んだように思います。そのため、新型コロナウイルスの時にはそれが悪用されてというと語弊があるかもしれないけれど、信頼性の低い( 無い) 情報拡散だったり、注目を集めるためにわざと刺激的な情報拡散が行われていました。それが今回は、そういう欺瞞情報を上回る信頼に足る情報が一気にネットに公開されたので、「悪貨が良貨を駆逐する」の逆の減少が生まれたような気がします。ただ、普通の人は情報の信頼性よりも、その情報から得られる快感というか刺激をさらに求めるものなので、今後はこれまで以上にまことしやかな情報が取り上げられるようになり、それによって情報の信頼性が下がっていき、結果より不確かなでも興味を引くような情報が主流になっていくかもしれない。そうならないためにも、現在の信頼できる情報源の人たちにはもうしばらく頑張って欲しいし、我々もこれまで蓄積した知識なり情報積み重ねから逸脱するような事象に関しては、まずは疑問を感じるような情報リテラシーの成長みたいなものが要求されていくような気がします。

ただ、そういうことが変に変更してしまうと「情報統制」みたいなまずい状況への呼び水にもなりかねないので、そういう部分に関しては慎重に冷静に考えないといけない。ただ、く返しになりますが、やっぱり今回のロシア進行に関しては信頼できるソースの存在とその情報拡散が続いていることが最大の理由だと私は感じるので、そういう信頼できるソースをどれだけ自分の中で持つことでできるか、あるいはそういう物を探して担保できるか、そういう能力というかある意味日々のルーチンに癖みたいなものって、やっぱり大事だなと再認識しました。ある意味、常に興味を持つことと、一つの意見に確執せずに「賛成・反対」の少なくとも二面から公平に評価して判断するような思考方法を身に着け維持して行くことが、今の時代いちばん大切なスキルだと改めて感じましたね。

実感のない「戦争」

ウクライナ情勢に関して、さまざまな意見があるしそれが出てくる事は仕方ないことだと思うけれど、とは言ってもその内容に関しては「程度」とか「限度」はあるとは思うんですよね。そんな中で、こんな感じの「ウクライナは、一旦手を止めて撤退し、先ずは人命を優先して、その後時間を掛けて巻き返せば」みたいな意見は、よく聞く物の一つ。 

確かに人命は大切だし、一度失ってしまえば取り返しの付かないもの。一方で、壊れた建物なり社会インフラは、その時にはその財産も一緒に喪失するだろうけど、後から取り戻すことも出来るもの。じゃによって、先ずは人命優先で、相手の攻撃を止めることが最優先なのでは、という意見は部分部分では確かに正しいのかもしれない。でも、ロシアは過去同様の事を周辺国に行っていて、それが回復したという話は一向に聞かない。また、「一旦引いて」とは言っても、「第二ウクライナ」みたいな場所があるわけではなく、ウクライナ国民は周辺国やその他諸外国に避難しないといけない。当然、全ての避難民が一箇所に集まれるわけではないから、そこで意見集約をして故国再興を目指すとなると、難しくなることは過去の例を見ても明らか。大体、ウクライナ国民は4000万人余りの人口らしいけれど、受け入れる周辺校にしても大変な数の人流な訳で、そう簡単にできるわけじゃない。

このテリー伊藤氏の発言記事をみていて感じたのは、多分この人や同様の意見の人達には「戦争」の実感は無くて、代わりにサッカーとかラグビーとかの対戦型スポーツがイメージされているんじゃ無いのだろうか。だから、戦いの場所であるフィールドから一旦ロッカールームに退避して、そこで準備を調えてまたフィールドに出て行く、みたいな事が暗黙的に頭の中で置き換わって想像しているような、そんな印象を私は受けるんですよね。大体日本にしてみても、北方領土や竹島等、一旦武力で奪われた土地を、戦後70年も経過しても状況が変わっていないことを考えたら、それよりも大きく激しい今のウクライナの状況が、そう簡単に変わるとは思えないのだけれど。

そう言う意味では、もし何か言うのであれば「ウクライナを〇〇」ではなく、「ロシアは××」と言うべき何だろうな。ロシアに批判的・好意的な色々な意見を聞いてみても、今回のウクライナ侵攻に某かの分がロシアにあるとは自分は全く感じないので、仮に何か言うのであれば「ロシアの即時撤退、戦争被害の賠償、再発しないための確約」という事を筆頭になると思う。ウクライナ側も、これまでにロシア側に侵入するとか、それこそインドとパキスタンの流郵券争いみたいな事をやっていたなら別だけれど、そう言う事は無いし今回の場合はロシアの一方的な侵攻なんですからね。今後仮にNATOや米国の直接介入が発生したとして、将来的に紛争が終結するとしても、結局はこれまで以上の被害が生まれてその結果として終結することだけは明らか。それがどれほどの効果を持つのかは分からないけれど、やはり周りからの圧力でロシアという国の人達の考えが変わり、極々一部の責任者をその地位から外させることが一番の解決策のような気がする。

コメダ珈琲店@セントレア

デルタ航空(DL)が、中部空港にコメダ珈琲店と共同キャンペーンをするという記事。DL、週一便だけれど、デトロイト線をセントレアから飛ばしているんだぁ。確か、セントレア唯一の北米線ですよね、このDLのデトロイト線は。昔は、UAもサンフランシスコ線をセントレアから飛ばしていて、私も利用した事があったけれど、やっぱり一寸中途半端な感じで徹底してしまったけれど、DLはしぶといなぁ(笑)。

北米線は、日本時間でお昼過ぎ位に日本に到着して、夕方出発というのが定番なので、そうなると地方からの出発であっても、羽田や成田に移動して乗り継ぐことも可能なので、余り地方初の北米線というのはピンと来ない。このデトロイト線は、トヨタなどの車関係の企業利用を想定していたと思うんですが、となるとSFOという地域は余りメリット無さそう。それならば、ヒューストンとか南部エリアの方がまだ良いかな。航空機産業なんかを狙うというのもあるだろうし。

週一便であっても、再開当時のA330-200からA350に座席数は増えているというのは、やはりコロナ禍も落ち着いて来て(共生に慣れてきて)、移動する事に抵抗が減ってきたからとも言えるんでしょうね。後は、帰国時の隔離3日間という制限が、いつ緩和されるか撤廃されるかですよねぇ。以前のように何も制限無しにはまだ無理だろうから、3回目あるいは4回目以降のワクチン接種証明(アプリ登録)があり、帰国時に症状が無く、指定の移動履歴確認アプリを導入して使用する事、位を条件に、帰国時の隔離無しでそのまま空港から自宅に移動出来るような緩和策をして欲しいなぁ。そうすれば、個人旅行に関しても、相手国次第ではあるけれど少し可能になってくる気がするし。

日本は落ち着いて来て、まん延防止等重点措置も今日には大阪等一部を除いて解除されるという話も有ります。一方で、日本以上に防疫をしていた韓国は今感染爆発が起こっているし、中国も地域によってはロックアウトする等再び目立ち始めた再発対策に躍起になっています。やはり、ロックアウトとかの移動制限では、一時は感染拡大のスピードが押さえられるのだろうけど、ワクチン接種で幹線のリスクを徹底的に下げて行くことが一番重要でしょうね。またそのワクチンも、出来るだけ効果のあるものを使用して効率を上げることも重要だろうし。そう言う意味で日本の対応は、100%満点では無いけれど、80%位の優秀な対応が続いていると思う。第六波対策の三回目接種の遅れを指摘されているけれど、それでも今朝のニュースでは三回目接種も3000万人を超えたと言っていて、結構接種も加速されている気がします。でも、既に四回目接種の話も出てきているわけで、自分の場合は3月に三回目接種をしたので次は9月位が想定されます。夏の流行が今年もあるとすると微妙なタイミングですねぇ... 用も無いけれど、この週末の連休にはセントレアに行って、コメダの珈琲飲んでこようかしら(笑)。 

2022年3月15日

iOS 15.4

iPhone 13 Proを使い出して、何が一番不便・不満かと言えば、Face IDによる画面のアンロック。現在のマスク生活では、全く使えない機能で、毎回パスコードを入れてアンロックするのは本当に苦痛。自宅などでマスク無しの時には、アンロックされるのは良いけれど、ロック画面はそのままなのでいちいちスクロールアップしてデスクトップ表示させないといけないのも苦痛。以前のiPhone 8でのTouch IDが本当に戻ってこないかと切望しますね。先日iPhone SE Gen3が発表されたけれど、Touch ID方式というだけで買い換えようかと72%位思う(笑)くらいですから。

で、そんな世間の大きな声に耐えきれず、やっと今回リリースされたiOS 15.4ではマスク着用時でのFace ID対応が追加されました。マスクで隠されていない、眼の周りなどの画面認識から判断するもので、その精度はマスク無しの場合よりも落ちるとAppleは警告しているらしいけれど、それは仕方ないでしょうね。世界的には、まだまだ日本よりもコロナ禍が厳しい地域も多いけれど、それでも「コロナとの共生」に舵を切り、マスク着用義務が無くなる場所がどんどん増えているので、実はこのタイミングでマスク有りのFace IDサポートを出す必要性は低いのかもしれない。でも、まだまだマスク生活が続く日本では、iPhoneの利用率も世界的に珍しく利用者の半数を超えるようなマーケットだったら、もしかしたら日本向けにAppleはこの機能を提供するのかも(笑)。

ものは試しと、早速朝一でダウンロードして試してみました。実は「マスク対応は良いけれど、それ以外のバグとか仕込んでいないだろうなぁ」とちょっと心配になりましたが、そこは運を天に任せることに。 iOS 15.4をダウンロードしてインストール開始。インストールが完了してシステムが再起動し、パスコードを入力するとFace IDの設定画面が表示されます。ここで「マスク着用時にFace IDを使用する」を選択。続いて、マスクも何も無い「素の顔」を登録。後から「メガネを追加」をすると、マスク着用済みでもFace IDでの解除が可能になると表示されます。そこで、マスク着用せずメガネ着用だけで「メガネを追加」。試しに、メガネを着用せずにマスクだけ着用してさらに「メガネを追加」で試してみたら、メガネを装着しろと怒られてしまいました。一旦設定画面を抜けて、マスクもメガネも無い状態でFace IDでアンロックされることを確認。次に、メガネとマスク着用した状態でFace IDを試してみると、「下を向いてロック解除」という指示が画面に表示されるのでiPhoneのカメラではなく画面下側を見るようにすると、ロックが解除されてちょっと感動。さらに、眼鏡を外してマスクだけの状態にすると、この時には「下を向いてロック解除」とうう指示無く、スッとロック解除されました。ただ、別の時にはマスクだけでもこのメッセージが表示されたので、真正面にカメラを見るのでは無く、顔の上側眼の周りがよくカメラに捉えられるような位置関係でiPhoneを保持するのが、スムースにロック解除できるTipsなのかな。

これで、今のペインポイント(=不満)が一つ解決されたけれど、ロック解除はされるけれどその後でロック画面のスクロールアップが必要な事は変わらずで、この使い勝手の悪さを何とかして欲しい。Face IDは、結構前の機種から採用されていて、2年前からコロナ禍が始まりマスク着用が日常化したから、マスク着用時のロック解除の要求が大きくなり、やっと今回のインプリメントに繋がったのだけれど、解除だけでロック画面がスクロールアップしないデザインに対しては、これまでの利用者は不満を感じていないのだろうか。そこが個人的には最大の疑問だったりします。次のiOS 15.5当たりで改善してくれないだろうか。で無いと、iPhone SE Gen3に浮気するかも。

プラスチックを捨てる時代

4月1日から「プラスチック資源循環法」の施行が始まり、ホテル等で提供している無料のアメニティ(歯ブラシ、櫛、ひげ剃り、シャワーキャップ等)提供が停止され、有償だったり希望者ベースに変更されることに。ホテルによっては、プラスチック素材を木製や竹製に変更したものを提供する様に変更するところもあるみたいだし、対応が一定していない事が利用者目線では困るところ。また、在庫が無くなり次第変更と言う所などは、前回は良かったけれど今回は駄目という、やはり利用者としては混乱する場合も想像されます。

先のコンビニ袋にしても、今回のプラスチック製品狙い撃ちの対策にしても、その意図は理解するにしても、何か行政側の自己満足に消費者が巻き込まれている印象を強く受けるんですよね。スローガンとしては「プラスチックは、えらんで、減らして、リサイクル!」と言っているけれど、一番海洋汚染の影響が大きい漁具だとか化繊衣料品に関しては同様のことをやらないのだろうか。特に衣料品に関しては、「化学繊維は環境汚染の頑強です。寒さ、暑さくらいは我慢して、綿素材、麻素材、自然素材に戻ろう」とは言わないのだろうか。自分は、化学繊維のあのつるつるした肌触り手触りが嫌いだから、基本綿100%系の衣類を出来るだけ使うようにして、防寒具とかは化学製品系の例えばゴアテックス素材とか使うものが多いのですが、そう言う声は聞こえてこない。

矛盾を感じるのは、プラスチック素材を止めて木製とか竹製の素材に変えるアメニティ製品が登場すると今朝ニュースで言っていたけれど、20年位前には「熱帯雨林を守れ」という事で、割り箸排斥運動が全国的にブームになり、割り箸の代わりにプラスチック製の箸が何処に行っても使用されるようになったけれど、あれは何だったんだろうか。コンビニでのフォークやスプーン提供が無くなると、フォークの代わりに割り箸を要求するお客さんが増えるんじゃ無いだろうか。スプーンの代用を割り箸でするのは難しいから、そこはどうするのか工夫が必要になりそうだけれど、例えばカレーとかスープ系のお弁当・惣菜が減って、お箸でも書き込める丼系のメニューが増えるんじゃ無いだろうか。麺・パスタ系は、お箸で食べることが日常化して行くような気がする。以前割り箸排斥運動の時には、折り畳み式等の携帯箸が流行ったりしたけれど、今回は携帯用のナイフ・フォーク・スプーンがブームになるんだろうか。

資源を有効活用することも、環境に優しく安全な素材や使い方をすることも、そう言う事は別にプラスチックに限らず、人間も自然の中で生きていく一つの要素であることを考えれば当然の話。ただ、人間の場合は「科学」とか「技術」を活用して、より便利により安価でより快適な物を作り出しているわけで、それが多くの人にとって利益になったり生活品質の向上に繋がっていることも忘れちゃいけないと思う。使い捨てが駄目というのであれば、パック飲料もガラス瓶に戻すべきだと思うけれど、そうなると保存期間や保存品質に影響が出るので困るように、プラスチックを一律に標的にするのでは無く、何が必要で何が足りていないのか、そういう所をちゃんと明確にした上で効果的な対策をするべきだと思う。再生エネルギー関係で、太陽光発電がある意味「悪用」されたような雰囲気を、今回のこの件に関しても感じるなぁ。

2022年3月14日

TB is back!?

NFL史上、最も偉大なQBの一人と言っても過言では無い、Tampa Bay BuccaneersのQBのTom Brady (TB)。惜しまれつつも、昨シーズン限りでの現役引退を一月位前に表明したのだけれど、今朝になって突然「現役復帰」の報道が!?  ネットを見る限りでは、「復帰」にほぼ間違いないらしく、また所属チームもタンパで間違いないみたい。となると、先の引退発言は一体何だったんだろうと思うけれど、まぁUSのスポーツではそこそこ有る話だから、ビックリはしない。

とは言いつつ、引退したので今シーズンは某放送局の解説者と高額契約したという話も以前は流れていたけれど、その辺りはどうなったんだろうか。気になるなぁ... とは言え、昨シーズンもプレーオフ進出してディビジョナルプレーオフでRamsに27-30で惜敗した位の実力はあるわけで、あのまま二年連続のSuper Bowl進出、二年連続優勝をしてもおかしくないだけの実力は有ったことも確か。今シーズンも、かなりの成績を収めるだろう事も間違いないだろうし、また一つシーズンの楽しみが増えたと言えるのは嬉しい限りだけれど。

3月も半分が過ぎて、通常ならばもう春の試合の話が日本では出てきてもおかしくないくらいのタイミング。ここに年ほどは、コロナ禍の影響で春の公式戦は開催されてこなかったのだけれど、オミクロン株の脅威はあるけれど、昨シーズンは秋の公式戦は制限有りながらも有観客で成功裏に開催出来たので、その経験知を生かした春のシーズンを期待したいもの。西日本のX2/X3の春の公式戦予定や、関東の大学の春の公式戦スケジュールは出てきているので、そろそろXリーグの試合予定も出てきて良い頃。特に今年は、3年振りの公式戦への期待値もあるし、今シーズンからX1 Superに加わる4チームの実力を測るうえでも、これまでに無い興味津々なシーズンインになりそうなんですよね。

先日、合同トライアウトが開催されて、多くの選手がチームに加入するチャンスを掴んだんだと思うのですが、その中でもこの春の試合に出場出来る位の能力の選手も居たのかなぁ。そう言う選手が出場して、秋のチーム登録目指して活躍するのが、これまでの春の公式戦での醍醐味でもあったわけで、今年はそう言うシーンやプレーを是非観戦したいですね。TB程では無いかもしれないけれど、引退したビッグネームの予想外のチームでの現役復活とか、あるいはビッグネームの以外にチームへの移籍とか、そう言うサプライズがある意味春の楽しみでもあるので。早く始まらないだろうか、今年のシーズンゲーム。

時は春、だけれど...

今年は厳しかった冬の寒さも、この週末に一気に緩んで周りは速くも「春の雰囲気」に。まだ3月も中旬になったばかりで、一寸時期的には早い気もしますが、暖かくなることに異論は無い。そう言えば、日本時間の昨日午後にはアメリカのDST (Daylight Savint Time)、所謂「夏時間」が始まり、これまで東海岸とは14時間の時差が有りましたが、それが13時間と1時間縮まることに。ほぼ毎日のように、アメリカのカウンターパートと電話会議があるので、多くの場合は相手側はDST後の時間はそのままなので、こちらが1時間繰り上がることに。夜間対の電話会議が多くて、これまでは夜遅くから深夜に掛けてだったものが、1時間早まるのはこちらとしても助かることに。

いつの間にか、このアメリカのDSTの始まるが「春の訪れ」「DST終了が「冬の始まり」みたいな季節感を感じるイベントになってしまい、これも職業病の一つだよなぁと毎年感じる今日この頃。実際、この時期になると一気に暖かくなることが殆どで、この土日もこれまでのダウンのアウターから少し中綿が薄いブルゾンに替えても暑く感じるくらい。今朝などは、いつも朝起きると直ぐに入れるガスファンヒーターも入れずに、部屋の窓を全開にしても全く困らないくらい朝から暖かい気候に。来週になっても、損国激しく気温が下がることなく、このまま4月の春本番に向かって行きそう。 

日本は春の訪れを心待ちする平和な状況が訪れつつあるけれど、世界はロシアのウクライナ侵攻の見えない出口を探す厳しい状況が続くばかり。昨晩夜遅くのニュースでは、三回目の交渉で前向きな姿勢が双方に見られたという報道が、ロシア・ウクライナどちらからも出てきて、もしかしたら今朝の時点ではさらに明るいニュースが聴けるかなと期待したんですが、まだ確認されて居らずまだまだ先は長そう。精神的なものではロシア軍の脆弱さも言われているけれど、物量では圧倒しているだけに、このまま一気にかつ熾烈な攻撃が続けば、幾ら精神的に戦意旺盛なウクライナ側も逆にそれが切掛で一気に崩壊する可能性も。ただ、昨日のロシアの攻撃で、アメリカ人メディアが一人亡くなり、一人銃撃されて怪我をしたというニュースがあり、具体的な被害者を出したアメリカ特にアメリカ国民がどう言う反応をするか、今日からの動向が気になります。

戦争と並行して開催されていた北京冬季パラリンピックも昨日終了。ウクライナ選手団は、中国選手団に続く2番目に多いメダルを獲得したとのことですが、ウクライナ国民は今はそれを喜ぶ余裕も無いほどの状態。色々な情報に接していると、今回の事は急に始まったわけでは無く、自分も記憶して居るロシアのクリミア侵攻や、其れ以前の東部地域の親ロシアはによる自治権要求とか、10年以上前からの軋轢が積み重なって今回の戦争開始となったと言えるらしい。ロシアと国境を接している故のリスクとも言えるし、そう言う意味では地域も条件も違うけれど、日本もロシアと対峙している国の一つ。今回の件は、ウクライナの平和回復が最大かつ最優先の課題だけれど、日本にとっても多くの課題を突きつけた事件になりましたね。まずは一日も早い平和をと回復を祈るばかりです。

2022年3月13日

解像度の乖離

自分自身は、もう15年以上在宅勤務(リモートワーク)をやっていて、コロナ禍のここ2年間は激減していますが、其れ以前は毎週金曜日には新幹線通勤で横浜のオフィスに出向いて、自宅ではデスクトップ機、移動中はモバイル機を使い分ける生活をしていました。最近になって、また移動しながら仕事をする機会が増えてきた事も有り、一寸気になることが生まれてきていて、それは自宅でのデスクトップ機と移動中に使用するモバイル機の解像度の違い。

丁度コロナ禍が始まる直前くらいに、それまで使用していたモニターのバックライトが壊れてしまったので、急遽近くの量販店で購入してきたのが、現在使用している4Kのモニター以前使用して居たThinkVision X24q-10は解像度が2560×1440の24インチでしたが、4Kは28インチで3840×2160なので、物理的サイズは1.16倍ですが、解像度は縦横それぞれ1.5倍になっています。流石に28インチの4Kなので、文字フォントサイズは120%位にしていますが、それでも表示される情報量は2倍近くに増加しています。一番顕著なのは、ChromeとかOfficeとかアプリのウィンドウーを、重なること無く複数開いて並行作業が出来る事で、これは高解像度画面にする最大のメリットと言えます。良く、トレーダー3なんかの画像で登場する、モニターを複数台縦横に並べて使用する事も可能ですが、ああいう場合のように決まった情報画面を決まった位置に表示するならまだしも、その時の仕事や作業の内容によって、表示するアプリも内容も表示サイズも変わってくる場合、ああいう複数台のモニターを跨いでの表示は、認識制という観点ではデメリットを感じます。以前、同一サイズのモニターを2台並べて何年か使用して居ましたが、結局まん中にモニターの額縁が存在するので、それを跨いでウィンドーを表示することは無意味なわけで、結局はモニター一台当たりにどれだけアプリの画面を表示出来るかという元の課題に戻ってしまいます。それもあって、2台並びを止めて高解像度モニターに移り、今は4Kモニターに移ってきているわけです。

で、それだけしか使用しないのであれば問題無いのですが、特に4Kモニターに更新してから感じているのが、モバイルPCの解像度はそんなに大きく変わらないので、デスクトップ機では当たり前の複数のウィンドーを並べての作業が、モバイルPCでは出来なくて、作業効率が低下してしまうこと。自宅のデスクトップ環境なら、タイル状に複数のウィンドーを並べて同時に見比べることが出来るのに、モバイル機だと互いに重なり合うウィンドーを切替ながら見て作業しないといけない。これが凄くオーバーヘッドが大きくなります。最近では自宅での作業時間が増えているので、尚更モバイル環境で作業するときにフラストレーションが溜まる感じ。今モバイル機として使用しているThinkPad X13も、解像度は1920×1080と決して低くないのですが、やはり自宅の3840×2160に慣れてしまうと、自宅の環境の1/4の表示域ですから各段に作業効率が下がります。勿論、モバイル機でも最近では4K解像度のモデルも出ているんですが、物理的な画面サイズが自宅の28インチの半分14インチとか15インチ位からだと、とてもそのままでは使えません。さらに大きなサイズだと、本体の重さも2kg近くなり、とても「モバイル機」とは言い難いサイズになるし。いずれにしても、大きくても14インチまでが「モバイルPC」だと思っている自分としては、技術が進めば進むほど自宅作業時と移動作業時での表示環境の乖離が多くなってきていて、凄くやりづらさを感じるようになってきました。

改めて考えてみたら、スマホなんか同程度の解像度なのに、表示サイズは10インチ以下、6インチとか7インチなわけで、凄く勿体ない使い方をしている気がする。アプリの切替だけなら、ツールバーを使って切り替えていくことも便利な使い方の一つとして可能ですが、やはり複数の情報を並べて俯瞰するという仕事の仕方が自分的には結構重要な気がしていて、それがモバイル環境では難しくなるというのは困るんですよね。昔は、それこそXGA(1024×768)位の解像度でも「広い」と感じていたけれど、人間贅沢に慣れるとどんどん我が儘になっていくので(笑)、今後もさらに欲望は萎えること無く拡大していくのだろうけど、何か良い方法はないものだろうか。例えばVR用のHUDで高解像度をサポートしているので、それを使うと言うのが一番簡単な代替案のような気がします。まぁ、そうなるとVR空間での作業になるので、単にモニターを置き換えるのでは無く、仕事のやり方とか操作方法も含めて大転換しないといけなくなりそうだけれど。「リモートワーク」だけなら、自宅でできる範囲で環境整備すれば良いのですが、持ち出し可能なデバイスが限定される「モバイルワーク」となると、まだまだ制限事項や限界もあるわけで、そのギャップに最近ちょっと課題というか疑問という、そんなことを感じるようになりました。だからこそ、そのペインポイントを解決する「何か」を作れば、新しいビジネスに繋がる可能性もあるんですが、中々これというアイデアも出てこないのが現実。技術やノウハウの進歩に現実が追いついていない一例なのかも。

2022年3月12日

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

BONVOY系5滞在目(5泊+3泊)は、昨年末以来3ヶ月振りとなる白金台のシェラトン都ホテル東京。久しぶりに横浜のオフィスに出社して、色々片付けものと化した後、翌日の所用のために移動して宿泊。いつものなら、横浜のシェラトンに行くんですが、安いレートが無くこちらに久しぶりに宿泊することに。時間は掛かりますが、電車で一本で行ける便利さもあるので、以前はよく利用したものでしたが、最近はちょっとご無沙汰かなぁ。ちょっと歩かないとコンビニとか食事が出来る場所が周りに無いのが欠点なてんですよね。後、最寄り駅が「白金台」と「白金高輪」の丁度中間辺りにあるので、駅はあるんだけれど少し歩くことも。

横浜での仕事を少し早めに切り上げて、東急線で移動。目黒駅からホテルのシャトルバスが15分間隔で運行しているんですが、丁度出発した頃だったので、そのままもう一駅乗り越して白金台で下車し、八芳園を右手に見ながら坂を下ってホテルへ移動しました。まん延防止等重点措置が継続中なので、いつもよりはホテル内の人手は少ないのですが、それでも一番酷い時期と比べるとましなほう。また、11年前のこの日には、東日本大震災の後横浜のオフィスで夜明かしする予定だったのが、真夜中近くになって東急線が動き始めたので、丁度予約を入れていたこのホテルに日付が変わる頃に到着し、震災のニュースを観ながら一晩明かしたことを改めて思い出しました。あの時は、1Fのロビーには、行く当てが無いのか移動手段が無くて駆け込んできたのか、外国人の人が数多く座り込んでいましたが、あれもショッキングな光景でした。何の巡り合わせか分かりませんが、偶然11年前と同じように横浜に出て、このホテルに宿泊して週末を迎える事に、ちょっと神妙な気持ちを感じますね。日本国内でも自然災害はあれからも発生しているし、世界は今はロシアの軍事侵攻に批判の声を上げている真っ最中だし、「平和」という言葉が何処に行ってしまったのかという気持ちの一日でした。

香辛料の匂い

最近というかここ1~2年位に外食する場合、洋食(フレンチ、イタリアン、アメリカン(ステーキ)等)を食べる機会も少なからずあるんですが、そこで気になっているのが、やけにカレーパウダーを香辛料に多用してるんじゃ無いかという事。メインの食材に使うと言うよりも、付け合わせでドレッシングで和えたり炒めたりしている場合に、そこに香辛料としてカレー系特にクミンだと思うのだけれど、結構強い匂いがする場合があります。

個人的にはカレーライスは好きな食べ物の一つで、以前自炊しているときには結構オニオンペーストから作ったりして凝ったものだけれど、香辛料の強い匂いはカレーだけで無くどの場合でも同様。だから、パクチーなんて即死レベルだし、納豆も同様。匂いはそんなでは無くても、口に入れた瞬間に口の中に匂いが広がるような例えばセロリなんかも同様。ただ、カレーライスの場合は、色々な香辛料は使われているけれど、炒めたり煮込んだりして結構元々の匂い自体は飛んでいるし、辛味とかもあるためかそんなに気にならない。私は、所謂欧風カレーが殆どで、インド系のカレーは実は1開始か食べたことが無く、そう言う意味ではインド系は香辛料の匂いが欧風カレーよりもキツいのかもしれないけれど、まぁ「カレー」なら良いけれど、香辛料だけ使われるとキツい。 

何年前だろうか、都内の某ホテルに宿泊して夕食として館内のステーキハウスでステーキを食べたんですが、お皿に載っている付け合わせが強烈なカレー風味というか、カレー系香辛料(多分クミン)をこれでもかと振り掛けたんじゃないかと言うくらい匂いがキツい。言い方は悪いのですが、一週間食い羅お風呂には行っていない人のわきがを嗅がされているような気分。思わずお皿を交換してもらおうかと思ったくらい。それが記憶に残る最初の「カレー風味恐怖症」で、暫くはそう言う機会に遭遇して居らず、あのお店独自の味付け風味付けなんだろうと思っていました。所が最近は、何処で食べても何処かにカレー風味の味付け風味付けの付け合わせが出されて、ちょっとノイローゼ気味に。昨日の夕食も、宿泊した洋食レストランでコースを頂いたんですが、メインの魚のお皿では、クリームスープみたいな白いソースでカレー風味がしていたし、メインの肉のお皿でもミートソースみたいなソースがやはりカレー風味で、それ以外の味付けは無いんかいと突っ込みたい気分120%に。何か、レストランとかシェフの間でブームなんだろうか。

年がら年中花粉症で、今も毎日鼻が少しグシュグシュしているんですが、だからこそなのか匂いにはいつも以上に敏感になっている気がします。元々に追いに味覚には敏感な方だったんですが、それ故か好き嫌いも激しくて、斬らない物の匂いとか食感には少量でも反応してしまう体になってしまいました。それが最近また敏感度が増している気がする。だからなのか、以前は和洋中と何でも好きだったんですが、最近は和食はそんなに変わらなく食べられるけれど、洋食とか中華は以前よりも匂いや味付けで好き嫌いが厳しくなってきたような気がする。年齢もあるので、例えば濃い味付けは避けてあっさり系に走るとか言う事はあるんだろうけど、妙に匂いにこれまで以上に敏感になってきたのは何故だろうか。カレーライスは、今まで通り食べることが出来るのは、「カレーライス」というバイアスも効いているんだろうけど、それにしてもちょっとカレー風味のスパイス使いすぎじゃ無いと、最近は外食をするときにはちょっと神経質になっています。こういう所で、ストレスが溜まって行くんだろうなぁ(笑)。

EXこだまグリーン早特が変わっていた

最近ではリモートワーク中心で、以前のように毎週金曜日に新幹線通勤をする機会は殆ど無くなってきたんですが、それでも月に何度かは仕事やプライベートで新幹線を利用することもあり、オンラインで予約から変更から乗り降りまでカバーされている、「EX-予約(エクスプレス予約)」は、もう10年以上利用しているけれど手放せないビジネスツールに。 

色々メリット・デメリットを上げると、メリットの方が多くて十分満足なんですが、「EXこだまグリーン早特」サービスにはちょっとした不満がありました。このサービス、EX予約を使用してこだま号のグリーン車予約が出来るサービスなんですが、乗車日に三日前までの予約で割引料金が適用されて、一般の指定席料金(普通運賃+特急料金)に、プラス400円から500円位(距離による)で、こだま号のグリーン車に乗車できるもの。私は、基本浜松と新横浜、品川、東京の往復利用が殆ど何ですが、乗車時間は東京-浜松の場合はひかり号なら90分、こだま号なら120分弱と30分の差があります。ただし、ひかり号は1時間に1本なのに対して、こだま号は2本有るので、場合によっては浜松駅到着時刻はそんなに変わらない場合も。また、乗車時間が30分延びても、快適なグリーン車の座席ですから苦になりません。多くの場合、隣が空席なので、2席占有してゆったり利用出来るメリットもあるし。勿論、座席の電源も使い放題ですし。難点はこだま号限定と言う事と、車内販売も無いので乗車する前に飲み物とか軽食の準備が必要な事でしょうか。

最大の難点は、予約を三日前までにしないといけないこと。例えば金曜日の朝の予約だと火曜日の深夜23時30分までに予約しないと、この料金は適用されません。勿論、座席数の制限や編成・時期によっては設定が無い場合もありますが、通常利用する分には困らない。難点は、事前に予約するのは良いけれど、三日前を過ぎてから例えば座席を変更したいとか、乗車時刻(利用新幹線)を変更したい場合には、このサービスが適用除外になってしまうこと。だから、三日前までに確定しないといけないのが難点で、例えば当日急に予定が変わって一本遅くしたいような場合には、グリーン車指定は利用出来ませんでした。ところが、何時の頃からかその制限が解除されたらしく、一度予約をしておけば乗車日三日前を過ぎても、予約を引き継いで当日に利用新幹線を変更してもグリーン特典を利用した料金が使えるようになっていました。去年の終わり頃だったか、予約したグリーン特典の指定を変更する時に「特典を引き継ぐ」というオプションがあり、それをクリックするとそのままグリーン特典で予約変更が出来たんですが(以前は、いちいち予約画面でグリーン早割を指定する必要があった)、三日前を過ぎた場合にはそれが表示されても「適用範囲外です」みたいなメッセージが出て予約できなかったんですよね。それが、少し前にたまたまやってみたら、前日の予約変更なのにそのままグリーン早特割引を継続して予約変更が出来たので「えっ? あれ?」とビックリしたところでした。

以前の場合、このグリーン特典以外の通常の予約変更でも、システム上は変更前の予約をキャンセルして新しい予約を設定するみたいな挙動だったので、グリーン早特で予約しても三日前の制限が適用される場合はそれが生きなかったのかな。今も予約を変更すると、例えば同じ利用電車の座席を変更するだけでも、一度以前の予約を取り消して新規に予約を作成するような履歴が残るんですが、内部的に対応したと言う事なんだろうか。まぁ、利用者としては三日前までに予約したのに、それを変更すると不適用になるというのはちょっと納得いかない仕様ですよね。利用日とか利用区間が変わるというなら、まぁそれでも理解するけれど、同じ時刻の同じ列車で座席変更しただけで適用除外されるとか言うのは勘弁して欲しい。やっぱり、そう言うクレームが結構有ってそれで利用ルールを変更したのかな。今朝も、今日利用する新幹線を、事前予約していた新横浜-浜松から品川-浜松に変更しましたが、予め利用して居たEXこだまグリーン早特は当日の変更にもかかわらず、そのまま適用継続されていました。これで、このサービスを利用する機会がまた増えそうな気がする。

2022年3月11日

ウクライナに平和を

一向に解決策が見つからない、ロシアのウクライナ侵攻。こんな評価もあるみたいですが、それはさらにウクライナが人的物的損失を出さないといけないという事でも有り、心が痛むばかり。 軍事や欧州・ロシア事情の専門家の方も、今回のロシアの進行速度の遅さ、あるいは島嶼計画の失敗とも言える行動には疑問しか浮かばないみたいですが、そうだと言ってウクライナの犠牲が減るわけでもないし正当化されるわけでも無い。その失敗が、ロシアをますます意固地にしているように感じられるのが、とても歯がゆい毎日です。

自国に近い東部や南部はかなり侵攻を許して居るみたいですが、それでもロシアとウクライナの武力の違いを考えると、それでも計画よりも遅延しているように感じられます。さらに、首都を狙う北部戦線に関しては、ほぼ停滞状態が続いていて、どう言う理由からああいう状態になっているのか素人ながらも不思議。回線からすでに二週間が経過しているそうですが、一日100億ドルと言われる戦費も膨らむばかりだし、それに対して経済制裁を受けてロシア国内の経済状態もこれから急激に悪化するだろうし、どう考えてもロシアに対しても良い事は亡い。

YouTubeでよく見るチャンネルの中には、在日のロシア・ウクライナの人のものや、現地に居る日本人やその家族の方のものも少なくないのですが、開戦以降のコンテンツは、正直心が締め付けられて見るに堪えない印象。特にロシア国内から配信していた人達は、暫くは配信を停止する人が殆どで、それは仕方ないでしょうね。本当ならば、良い・悪い別にして国外の情報拡散をして、ロシア国民の人達にも公平な判断をして欲しいけれど、それを個人の行動に強要するわけにもいかないし。ただ、厳しければ厳しいなりに抜け道もあるだろうから、少しずつでも事実に基づいた判断をして、一刻も早くこの紛争が先ずは停止して、更に解決することを祈るばかりです。

今回の戦争に関しては、メディア以上にSNSでの情報拡散が影響を及ぼしていて、両国政府もSNSを活用した欺瞞作戦みたいな事もやっている状態。ロシアはとうとう一般のインターネット通信を遮断したとも言われていますが、軍事通信が途絶しても、スマホの通話は繋がるような環境であれば、それも当然とは思うけれど。今後将来的に通信衛星経由での地球規模の通信や配信がスマホ一つで可能になったら、また異なる様相が生まれてくるんでしょうね。昨日は、産院にロシアのミサイルが撃ち込まれて、子どもや医師に犠牲者が多数出たとのニュースが悲惨でした。段々なりふり構わなくなってきたロシアは、無差別攻撃や寄り破壊力の大きな兵器を投入して、ウクライナの戦意喪失を狙って居るみたいだけれど、逆にウクライナ国民は怒りを大きくしていて、どんどんエスカレートして行っている様子。NATOやアメリカの介入が期待出来ない状態で、何処まで両国のぶつかり合いが続くのか、それはロシアは兵器を消耗し、ウクライナは人命を消耗する戦いになるわけで、残酷な現実としか言えない。何か出来るわけでは無いけれど、何かしたいという気持ちとの空回りがやるせない一日が続きます。一日も早い停戦と平和を祈るばかり。奇しくも今日3月11日は、東日本大震災から11年目の日。一つでも不幸な事は無くなって欲しい。

東日本大震災

 今日3月11日は、東日本大震災が発生した日で、11年目となる一日。実は、今横浜のオフィスへ久しぶりの新幹線通勤をしているのですが、奇しくも11年前の同じ日も金曜日で、同じように朝新幹線通勤をして横浜のオフィスに行き、午後ミーティング中に大きな揺れを感じて動揺した日でした。実は、今日は明日用事があるため都内に宿泊するのですが、その宿泊先のホテルも11年前と同じ場所に偶然なっていて、何か因縁というのか何というのか、一寸神妙な感じになります。

震災だけでなく、福島第一原発の事故もあって、11年経過してもまだまだ震災や原発事故の傷跡は消えていないけれど、それでも多くの場所では新しい生活が始まり、あるいは元の生活を取り戻したり、少しずつだけれど11年前の状況に戻りつつある部分も多くあります。原発事故が発生せずに、放射能の問題が無ければ、もっと早く復興復旧工事も進んだろうけれど、あれだけの大津波の被害となると、堤防を大きくするのか、地域毎に移転するのか、それだけでも数年の議論が必要だったことを考えると、原発事故が無かったとしてもまだまだ元の生活に戻るのは大変だろうけど、それでも目処が見えつつあるのは良いことだと思います。

その原発事故に関しても、やっと処理水の海洋放出の方針が決まり、また1号機から3号機のデブリの処理に関してもサンプル採取など、まだまだゴールは遠いけれど少しずつ前進している様子が生まれてきています。完全な解決策がどうなるのか未だ見えないけれど、最短でも30年とか40年とか言われている作業期間は、多分もう自分は生きていない後の時代まで残る作業になるわけで、何とかちゃんと解決した様子を見たいという個人的希望は厳しくなりそう。仮に、放射性物質を取り出すことが出来たとしても、その処理なり保管方法もまだ決まっていないわけで、それを決めるだけでもまた10年単位の時間がかかるだろうし。

11年経過したのに、未だに福島やその地域に対して風評被害が無くならないのは、放射能に対しての知識や情報が賭けていることもあるけれど、社会基盤にもなっているネットワーク社会で玉石混交の情報が飛び交い、人間心理としてより悪い情報を信じてしまう事が原因なんでしょうね。今のウクライナ情勢もそうだけれど、よりリアルな情報の「リアル」の意味が、どんどん変わってきていて、「真実」「事実」よりも、「自分が思う真実・事実」が「正解」と理解される世の中は、ちょっとした切掛で大きく傾く脆弱性もあり危険だと思う。それを避けるためにも、情報リテラシーをちゃんと身につけないといけないけれど、今の10代とか20代位はそれなりに下地もあるだろうけど、それ以上の世代にとっては中々難しいだろうなぁ。人間、それが無ければ生きていけないような状態になれば、必死に努力するだろうから、そう言う環境にしてしまうのも一つの手かもしれないけれど。色々なことを考えさせられた11年だったけれど、まだまだ1年1年の積み重ねは続くわけで、その気持ちと小さく体も良いから継続する努力を忘れちゃいけないんだろうなぁ。

2022年3月9日

母親のスマホ (2) - スマホ・携帯の処分

母親のスマホに端を発したドタバタ二日目。今回更新した母親の古いスマホを返却にドコモショップに行くついで、自分の分や父親の古い携帯・スマホも、何となく処分しそびれて手元に有るので、これらもまとめて返却(=処分)して貰うことに。都合良く、朝一の予約が直ぐに取れたので車で10分程のドコモショップへ出かけて行きました。

その前に、その予約ですが、ドコモのサイトから最寄りのドコモショップを検索して、希望日時を選択。確定すると、受付番号度QRコードが表示されて、当日はそれを受付でスキャンしろと言われます。また、店舗で行われるであろうアンケート調査に、事前にWebで回答しておくことで当日の応対時間を節約することが出来ると言う説明が表示されたので、それも回答しておきました。これが、来店予定日の前日お昼頃の話。その後、夕方6時過ぎ位に自分のスマホにそのドコモの店舗からの電話が。何だろうと思って出ると、担当者から翌日の来店の内容と日時の確認の電話でした。実はWeb予約の時に来店目的を選択するところがありましたが、「古い携帯・スマホの回収」というような項目が無く、最初は「その他」を選択したんですが、その「その他」のさらに下の項目で幾つか選択肢があり、しかも「下記以外の目的では選択しないでください」と注意書きまで。でも、返却みたいな項目は無く、仕方が無いので、一番近いであろう項目と思われる「下取り回収」を来店目的に選択していたので、最初は向こうもそのつもりだったらしいのですが、説明するとちょっと拍子抜けしたみたいな感じで応答されました。

さて来店当日、丁度店舗開店直後のスロットだったので、他のお客さんと一緒に店内に入ります。一人一人検温と手消毒されつつ、来年の予約があるか確認されます。私は「予約した〇〇です」と言って、登録時のQRコードもスマホに表示して準備していたんですが、何か予約無しみたいな感じで扱われて、横の待合スペースに誘導されます。で、暫くすると名前と電話番号を書かされたんだけれど、いゃそれを省略するための事前予約だしQRコードじゃないの? 一寸不満を感じながら、さらに数分待っていると、担当者の方が呼びに来てやっとカウンターに案内されます。ここで身分確認かなと、免許証の準備をしたんですが、そのまま予約内容を端末で確認して「古いスマホの返却ですね」と言われて、そのまま持参した古い携帯、スマホ、PHS等11台を目の前に差し出します。実は、そのまま渡して終わりだと思ったんですが、スタッフさんは裏蓋を開けてバッテリーやSIMを取り出し始めます。「あぁ、やっぱりバッテリー取り外すのか」とここで再認識したので、私も手伝って裏蓋を外してバッテリーを取り出しのお手伝いを。さらに、古いスマホで両親が使っていた物等は、昔のFOMA SIMが入ったままのものも有り、それらも取り出します。一通り取りだしたんですが、私が使用していたSONYのスマホとiPhone 5は取り出せないのでソノマ。で、これで終わりと思ったら、バッテリーを取りだした携帯の電源ボタンや設定ボタンを、穴開けの万力見たいな機材で串刺しにして、再利用出来ないように物理的に破壊して行きます。バッテリーが取り出せないものに関しては、そのまま処分場で廃棄すると断りを言われ、さらにバッテリーは外せたスマホの場合は、液晶部分を串刺しにするわけにもいかず、隅の方を串刺しにしていて「あぁ、大変だなぉ」とその様子眺めます。最後は、登録されている型番をスキャンして廃棄記録をシステムに登録。PHSとかiPhoneは「他社製端末」として別途記録されて、今回持ち込んだ11台の処分記録がドコモに登録されたようです。一応、処分しましたという書類にサインをして、登録した持ち込んだ端末の一覧のコピーも貰い、これで手続きは完了。20分程でドコモショップから退店しました。

目の前で端末の破壊までやるとなると、予約無しの飛び込みで対応して貰うのは難しいかもしれないと、ちょっと事前の考えを改めることにしました。まぁ、個人情報やらが残っているかもしれない端末の処理なので、使用済みのインクカートリッジみたいな感じで廃棄ポストに入れて終わりとはならないんだろうなあ。ただ、ドコモさんも、もう少し説明とか事前予約のフローとか改善できるところもあるとは感じますが。いずれにしても、古くは2000年問題対応の為に最初に購入したPHSも含めて、古い柵を整理出来て、ちょっとスッキリしたかも(笑)。

2022年3月8日

母親のスマホ

 先週有った、ちょっとしたドタバタ。先週私が仕事出外に出ていて自宅で不在だったのですが、その時に母親が買い物に出かけた後にどうもスマホを無くしたらしいのです。一応、買い物の立ち寄り先(四箇所)に連絡して確認しても、スマホは見つからない。自宅の中や車の中を探しても見つからない。年齢もあるので、もし悪用されたらとか疑心暗鬼になり、翌日朝一で近所のドコモショップに出かけたらしいのです。

今ドコモショップは予約制なのですが、事情が事情で空席もあったらしく、その場で対応はしてくれたらしい。で、ショップのスタッフさんが端末の位置検索をして見ると、どうも自宅の近くにあるという状況らしい。それでも心当たりが無く、かつ今のらくらくホンが購入後もう4年以上過ぎているので、端末の切替を勧められたらしく、結局その場で端末切替の手続きをして、京セラのらくらくホンを購入して帰宅。で、帰宅してから自宅近くというので、いつも使用して居る自分の軽自動車の中をよくよく探してみたら、助手席の下に落ちていたらしい(いつも買い物のバッグとか助手席に置いているので、何かの拍子に飛び出たらしい)。その後、話がよく分からないのだけれど、その見つけた端末をもってドコモショップに行き、新しい端末にSIMの入替や移行作業などをして貰ったらしい。

ちょっとボケが始まった年寄りの話なので、前後の脈絡がよく分からない部分もあるんですが、もうちょっと落ち着けよときつめに言ったんですが、どうもスマホが無い事に気がついたのが夜だったので、探すにも分からなかったとか色々言い訳をするんですが、まぁ80歳も半ばなので仕方ないかなぁと。以前のスマホも、画面が割れてきたりしてバッテリーもへたり気味になってきたりしていたので、買い換え時と言えばそうなんですが。

所で、そのまた翌日古いスマホを返却しに、また予約無しでドコモショップに行ったらしいのですが、その時は予約で一杯でその日は対応出来ない、別の日を予約して再訪して欲しいと言われたらしいのですが。で、ここは年寄りという事も有り「古いスマホを渡すだけなのになんで予約が必要なのか」と少し押し問答じゃ無いけれど、スタッフとやり取りしたらしい。結局は「予約で一杯です」と言われて戻ってきたので、別日に私が自分の分も含めて返却に行ったんですが、まぁその辺りもう少しドコモも柔軟に対応してもいいきがするんだけれど。でも、一つ対応してしまうと、自分も自分もと雪崩的になし崩しに対応しないといけなくなるから、その辺りは厳密に線引きしているんでしょうね。昨日は、その母親の新しいスマホのセットアップや設定をやったんですが、何故かバッテリーが完放電している状態で、ACアダプターを繋げると「残量0%」から充電が始まりました。SIMは入れ替えられて挿入済みなのだけれど、ドコモショップではどうやって入替確認とかしたんだろうか。ACアダプターに接続してやったのかなぁ。そうそう、そのACアダプターも一緒に購入したのですが、スマホ本体はUSB Type-C。所がACアダプターは、USB Type-B microにType-B-to-Type-Cの変換アダプターを付けたもので、いかにも「在庫処分」の匂いがするもの。勿論、機能的には問題無く使えるんですが、なんせ使うのは年寄りなので、そのType-B-to-Cの変換コネクターを無くしたら困るのはユーザー何ですよね。ちょっとドコモショップの対応に不信感を感じています。

スマホ更新 (18) - やっぱりおかしいPixel 6のFeliCa

Pixel 6に更新してから、幾つか感じている問題点の一つであるFeliCaの挙動不審な動作。ここ最近もポツポツと発生していて、やっぱりこのPixel 6って、FeliCaデバイスの省電力管理が変じゃないかと確信に近い印象を受けています。

これまでの経験則から推測すると、どうも丸一日とかそれ位の間スマホを使用していない後でFeliCa系サービスを使うと、画面オフのままでは使用出来なくて、ロック解除をしてデスクトップ画面を出さないとFeliCaが反応しないというもの。だから、使えるつもりで店頭のFeliCa(電子マネー)端末にスマホ(=Pixel 6)をかざしても反応せず、一旦ホームボタンとか押してロック画面を表示させ手も駄目で、そこでロック解除をして再度かざすとやっと反応してくれます。以前トラブルだった時には、この状態でも駄目だったので、それよりは改善はしているのだけれど、やはり以前使用していた国産メーカーの端末と比べると使い勝手が悪い。

特定のアプリ、例えばEdyだけ使えないというわけでは無く、例えば同様の操作でiDが駄目の時もあるし、スターバックスのモバイルスターバックスカードが駄目なときもあるんですよね。だから、根っ子のFeliCaの扱い方が悪い気がするし、ロック画面解除すれば使えることから、省電力機能系の扱いが問題じゃ無いかと推測するわけです。唯一我慢できるのは、このPixel 6の画面上の指紋センサーがそこそこ優秀で、元々指紋が薄くてさらに冬場は乾燥して指紋読み取りが絶望的な私の指紋でも、何とか読み取ってくれるから、アンロックの操作がそこまで面倒では無い事だけ。それだって、やっぱり使い勝手が良いとは言えないので、不満が残ります。

リモートワークで自宅から出ない日も結構有るので、丸一日以上FeliCaサービスを使わないことは結構有ります。それでも、自宅でスマホ画面を表示して、メールチェックしたりメッセージチェックしたりすることはあるので、本体の省電力機能というよりは、FeliCaセンサー回りの扱いが拙い気がしますねぇ。もしかしたら、店頭の端末側で有る程度出力の大きいものなら、それに励起されてスマホ側のデバイスもレジュームして使えるのかもしれないし、この辺りは店頭端末との相性もある気がします。でも、なぁ、そこまで含めてスマホメーカーとしては検証して機能保証して欲しい。一応、アンロックして使用するという対処療法はあるからまだ良いのですが、やっぱりFeliCa重視の生活を考えると、国産メーカーのスマホにするべきだったかなと、再び考えています。このPixel 6はスマホだけ購入しているので、2年縛りとかなくていつでも買い換え可能だし、この秋にでも良さげなスマホが登場したら、乗り換えようかと真剣に考え始めています。

2022年3月7日

北回り、南回り

海外旅行にはよく出かける方だけれど、基本行き先は東側=アメリカ、カナダか、南側=シンガポール、オーストラリアで、ヨーロッパにはまだ一度も行ったことが無い自分。米国路線は、殆どを太平洋上を飛ぶ航路ですが、ヨーロッパ路線はユーラシア大陸上空を延々と飛行する航路なので、かなり見える景色は違うんでしょうね。


最短距離だから、ロシア上空を通過する航路を使用して居たわけで、それを回避して別ルートをとる場合は、今よりも飛行時間が余計に掛かる。JALが飛ぶ「北回り」は、我々世代だとかろうじて聞き覚えがある「アンカレッジ」を経由(実際には着陸しないけれど)のルート。日本からの出発便は+2時間、帰国便は4時間余計に掛かるらしい。どちらも16時間近い長丁場のフライト。面白いのはANAが飛ぶ「南回り」は逆に、日本からの出発便が3時間半位時間が掛かり、帰国便は2時間位と逆転する事。偏西風の影響何だけれど、これだけ違うと言うのは、やっぱり地球は大きいなと再認識するところ。

ロシアの戦争の影響も大きいけれど、その波及する範囲はどんどん広がっている感じ。今朝も、ロシアからの輸入品が禁輸状態になると、例えばロシアからの小麦粉輸入は最大なので、小麦粉製品の値上がりが予想されるとか、貴金属系なども影響するらしい。まだどれだけ続くか分からないロシアのウクライナ侵攻ですが、仮に直ぐに何らかの合意で停戦状態になっても、ロシアに対しての制裁措置として暫くは今の状況は続くだろうから、今年は物価高の一年になるかもしれない。ここ2年間はコロナ禍で耐える生活が続いたのに、今度はロシアの戦争の影響でさらに耐える日常が続くかと思うと、ちょっとウンザリしてきます。コロナ禍も、もしかしたら今年にまた変異株が表れて、これまで以上の流行が発生するかもしれないし。

コロナ禍が落ち着いて、やっと個人旅行も再開されるかと期待していたところに、今回のロシアによるウクライナ侵攻で世界はますます混乱することに。その影響が何処までどれだけ波及するか、未だ予想も出来ないけれど、世界が暫く混乱して不安定な状態が続くことは確か。紛争地であるロシアやウクライナは勿論、周辺の欧州に行く予定派全く今の所無いけれど、アメリカ行きだって何ならかの影響が今後出てきそう。例えば、コロナ禍以外の理由で出入国が厳格になるとか、観光目的での入国が制限されるとか。其れ以前に、日本の入国状況が改善されて、少なくとも入国後の隔離期間が無くならないと、まだまだ出国できないし。いずれにしても、先ずはロシアが矛を収めて戦争を止めて、ウクライナが元の状態に戻らないと何も進まない。一度に全てが解決される手段は無いので、一つ一つ解決していくしか無いのだけれど、まずはウクライナに平安と平和が戻る事をしないと。しかし、その道のりはかなり厳しそう。

合同トライアウト (2)

昨日開催された、Xリーグの合同トライアウト。現地観戦は出来ないので、ライブ配信されていた「月曜からアメフト」さんの中継をずっと見ていたんですが、管理限定された配信だけれど、それでも十分に楽しめる内容だったし、可能ならば次回からはNFL見たいな感じで配信して欲しいけれど、それはまだまだハードルは高いかなぁ。 

今回のトライアウトには、直前(前日)に公開された、日本体育大学のアマチュア横綱の花田秀虎選手の話題が一番で、その実力もさすがという感じでした。一番ビックリしたのは、40ヤード走。185cm/130kgという日本人離れした体格ながら、かなり速い。NFLのコンバインも今行われていますが、同じ位の体格の選手でも4.8秒位で走るんですが、それ位でている感じ。元陸上部の眼で見ても、良い走り方をしています。所謂「関取」的な感じじゃ無くて、「アスリート」っぽい走り方で、これは鍛え方次第では大いに伸びる予感。あと、1-on-1のOL/DLの当たりも配信されたんですが、前に出るプレーはもう「電車道」でしたね。これは相撲と同じだから、勝てない理由は無い感じ。でも、後ろに下がるパスプロテクションの動きは、相撲では無い事もあってかぎこちない感じでしたが、これは仕方ないかも。前に出る動作も、このトライアウトでは敵無しの感じでしたが、まだテクニックは無く力で押し切っている感じなので、DLで技術のある選手と当たれば、かわされそうな感じもありますが、まぁ練習して技術を身につければ凄い選手になる事は確かですね。逆に、DLあるいはサイズ的にはちょっと勿体ない気もしますがLB当たりでトレーニングすれば、大化けしそうな気がする。

話題の花田選手以外にも、結構有名な学生選手やXリーグの移籍候補選手も散見されていて、開催した側は勿論参加した選手側に取っても得る物は多かったことは確実。ライブ配信の後半では、参加した選手に感想等のインタビューをしていましたが、やはり他校やXリーガーとの交流は良い刺激になったと異口同音に言っていたことが印象的でした。中々ね、自分のチーム以外との交流というのは、それこそ知り合いでもいないと実現しにくいものだし。あと、短い時間ながらも、スタッフとして参加したXリーグの選手やコーチから技術的な手ほどきを受けられたことは、そう言う機会の少ない、地方や下位リーグの選手にとっては貴重な時間だったと思うなぁ。自分が現役だったら、それ目当てに参加しただろうし。それぞれのトライアウトの様子は、スタッフがビデオ撮影していたみたいなので、可能ならばそれらを切り出して、技術的な解説(ここが良い、悪い、改善方法とか)を追加した教育用ビデオ見た異なものが出来れば、直良いと思う。一回目なので、中々そこまでは大変だろうけど、ゆくゆくはそんなことも可能になれば、フットボールファンとしても嬉しい。

配信を見た限りでは、開催した側、参加した側、どちらからも否定的なコメントは無く好意的な意見が全てだったので、是非第二回以降も継続して欲しいですよね。特に、今回はリクルート対象の卒業生以外の若い選手も結構参加していたみたいで、自分の現在の立ち位置というか実力をみる機会という意味でも貴重なんじゃないかと。多くのチームでは、春初めに体力測定をして、そこから秋の本番までにどれだけ伸ばすか目標設定をすると思うんですが、その「現状を知る」良い機会だったと思う。少なくとも、スピードを見る40ヤード走と、敏捷性を見る3コーンドリルに関しては、慣れ不慣れも有るけれど、一番実力差が見えたような気がします。あれをやるだけでも、意味があったと思うなぁ。課題は、関東系以外からの参加者をどれだけ集めるかと、今後継続して勝つ存在感を増すために必要な、人的金銭的負担をどの様に解決するか、かなぁ。同様の内容で、関西地区でも開催する事は今後の課題かなぁ。今回は139名の参加者でしたが、200名位になるなら、関東と関西で分散開催という事が物理的に必要になるかも。あと、配信の最後に事務局の人がコメントしていたけれど、オフシーズンの話題作りとしても重要かな。多分、今後今回の件から色々課題も見つかるだろうけど、それ以上に可能性も発見できたイベントだったんじゃ無いだろうか。

2022年3月6日

自然災害と人災

ウクライナへのロシア侵攻に関して、テレビ朝日社員の玉川徹氏や、弁護士の橋下徹氏の発言が物議を醸しているけれど、それに対してネットでは「戦争経験の無い日本人は、今回のウクライナの状況を大規模自然災害に遭遇したように感じているので」という意見が書き込まれていて、思わず納得してしまいました。第二次世界大戦後、70年余りも戦争体験は無いけれど、毎年のように大規模な自然災害を経験している日本人としては、それにどう抗うことも出来ない事は分かっているから、じっと耐えて捲土重来を目指すという認識が何処かに眠っているというのは、結構言い当てているんじゃ無いかと思います。

例えば、今日本のとある場所に記録的な豪雨が襲来していて、それこそ河川は大氾濫をして陸地のあちこちに孤立場所が発生。自然と闘いながらも、決壊しそうな堤防を修復したり、火災発生の消化作業に走り回ったり、あるいは洪水を排水する努力をしたりということをやっても、一向に追いつかないし復旧しない。ならば、それらが自然に落ち着くまでは一度安全な場所に全員が避難し、水が引いたら戻って復興すれば良いじゃ無いかと、と言うようなことどちらも想定して言っているんでしょうね。被害の程度の違いはあるけれど、確かに止まない雨はないし明けない夜も無い。でも、今回の様なある意味ロシアのプーチン大統領の独断みたいな場合、仮に彼が何らかの理由でその地位から転落しても、彼一人が原因では無く、その回りに既に固まっている組織体が無くならない限り解決しない問題。となれば、極端な話現在の「ロシア」という国が存続する限りは、現状は好転しないだろうし、仮に今回は何らかの解決策が得られたとしても、また将来再発するかもしれない。実際今回のケースだって、一度は解体されたソビエト連邦が、ロシアとして戻ってきたようなものなんだろうし。

日本の戦後と今回の件を比較するのも正直違う話だと思うわけで、日本の戦後の占領政策にしても、勿論色々問題はあったことも事実だけれど、取りあえず民主主義を標榜するアメリカが占領したから、何とか自由も平等も担保された所はあったと思います。同じ事が、今のロシアに期待出来るかと言われれば、それは無いだろうし、ロシアが他の地域にこれまでやってきたことを振り返れば、仮にウクライナが今ロシアの要求を全て受入で停戦合意したとしても、その後には戦闘よりも過酷な運命が待っているようにしか感じられない。アメリカや欧州の不十分な滞欧や楽観的な考えが、今回のロシアによるウクライナ侵攻を招いた原因の一部では有るだろうけど、そのロシアのこれまでの行為自体じゃぁ許容できる範囲だったかと考えると、それは絶対に無い。何らかの理由で、ロシア側の侵攻計画が予定通りに進んでいないこともあり、戦闘は短期間にどんどんエスカレートして行き、とうとう一般民衆に対しての無差別攻撃みたいな事も始まった状況で、ここで停戦してロシア側が欧米各国が納得するような穏便な滞欧をウクライナに対して実行するという確証は、この二人や同様の意見の人達はあると考えているのだろうか。

そう言う意味では、結果はどうあれ、戦後のウクライナ、戦後のロシアは、戦闘以上に過酷な時期に突入することは確実ですよね。ウクライナ関しては、多分欧米や日本などからの援助も入るだろうけど、元には戻らないし時間も掛かるだろうし。ロシアに関しては、どんどん経済的に外部とシャットダウンされ、今は何とかなっていても、徐々に真綿で首を絞められるような状態が今後どんどん進んでいくような気がします。中国とか、インドとか、一部の国は援助に回るだろうけど、それでも今回の件を轍として、例えばロシアからの自然資源輸入は躊躇するだろうし、ビジネスに関しても距離を置くようになるだろうし。どちらに転んでも過酷な時代が待っていることは事実だけれど、忘れちゃいけないのはこの発端はロシアの理不尽な言いがかりだったわけで、少なくともウクライナ側が何らかの譲歩をするべき案件では無い事は確か。確かに日々の人的被害は一刻も早く止めるべきだけれど、その責任はロシア側にある事は忘れちゃいけない。少なくとも彼らの言っている事は、日ごろ彼らが批判しているような、力のあるもの、権力の有るものに従えと言っているようにしか聞こえない。ある意味「平和ぼけ」と言われても仕方の無い発言だと思う。

コアチーム

東洋経済 ONLINEに掲載された、佐々木俊尚氏の「正しい情報を見抜く力」に関しての記事。ウクライナへのロシア侵攻に関しての情報伝達に関して、最近佐々木氏がよく書き込んでいる情報収集方法とその咀嚼方法に関して整理まとめたもの。情報の起点を、特定個人では無く「群」で捉えて、その振り幅で信頼度を判断していくというもの。

今回のロシア侵攻に関してのさまざまな情報に私も日々触れているんですが、その中で感じるのは新型ウイルス関連の情報拡散と比べて、比較的信頼性の高い情報が流れている気がします。個人的に感じるその最大の理由は、こう言う事象に関して国内で一番の専門組織である、防衛省、防衛研究所のメンバーからの発信が多く、且つその内容が正確で有るでは無いかと感じるんですよね。しかも、所謂「学者的発言」ではなく、かなり一般的な感覚に近い感じでの発言も多く、そう言う意味では取っ付きやすさも今回の大きな特徴じゃ無いだろうか。さまざまな分野で、その中でも世界的な権威者は日本にも多くいらっしゃると思うけれど、そう言う知識を持っているという事と、それをわかりやすく的確に伝えるという能力は独立しているもので、中々両方に恵まれた人材は少ないと思うんですが、今回は国内メディアを網羅するに足りる位の人材が幸いにもいらして、それで情報としての底上げが行われている気がします。

勿論、全てがそんなに上手く行くわけでも無く、中には昔の肩書きを利用したようなまことしやかな陰謀論や、荒唐無稽な発言を繰り返す「著名人」は今回も多く見られるけれど、結局は信頼性の高い発言の重さと厚さに、今回は跳ね返されている気がする。新型コロナウイルスだけで無く、福島第一原発の風評被害などにもして、あの時にこれだけの人材があれば、今の状況はかなり変わっていただろうなぁと感じる反面、だからこそ今からでも遅くないからしっかりとしたポジションの人が確固たる情報発信をし続ける事が重要なんだなと再認識もしました。で、振り返ってみると、この考え方や手法って、我々が開発の仕事をしているときに何度も問題に直面し、それを解析して解決していくときの手法そのままなんだという事。

問題の発生=今回の様な事件の発生と言い換えれば、先ずはその原因を特定しないといけません。その為には、問題再現手法を見つけるために、色々な手順を試すわけですが、これは今回の場合はこれまでのロシアとウクライナ、あるいはその周辺国の状況精査みたいなものと言えます。その時に必要なのは、起点となる原因を幾つか想定することで、ここで間違えると明後日の方向に向けて無駄な努力を延々と繰り返すことになってしまう。これが佐々木氏の言うところの「スターと地点を決める」事で、どれだけ正解に近い場所からスタート出来るかどうかは、やはり知識と経験の蓄積が大きいわけで、それは一朝一夕では得られないもの。そう言う場合には、そう言うスキルを持つ先輩なり専門家をどれだけ回りに知っているかが重要になります。その次に、そのスタート地点から一定の振り幅の中で考えを進めていくわけですが、問題解析の場合は見た目は似たよう事象でも根本原因が全く異なる場合も有るので、そこは一寸違うとも言えますが、ただ大筋ではどれだけ筋道立てて検証出来るかが問題解析の一番の早道。ソフト屋さんはハード屋さんのせいにしたがるし、その逆も真。自分はたまたまその中間くらいの場所に居たので、一寸違う視点を身につけられたのは結構大きかったと思うけれど、中々そう上手くは行かないので大変なんですよね。結局は、どんな事象に対応するにしても、その基本的な部分で信頼出来る「コアチーム」みたいな情報源をどれだけ持っているかが、今の世の中では一番重要な事だと改めて感じます。だからこそ、スタート地点、起点設定というものがますます重要になるわけで、その為にはあえて反対意見にも耳を傾ける柔軟性が求められているんだろうなぁと思います。

2022年3月5日

SONDA or HONY ?


BEV (Battery Electric Vehicle) 進出を表明して話題を集めたSONYが、ホンダと提携をして市場に打って出るというニュース。電気自動車参入は、既存の自動車メーカーよりも技術的敷居が低いとは言われるけれど、それでも内燃エンジンを電気モーターに変更するとしても、四輪で走る構造自体を大きく変更しない限りは、既存の自動車開発・製造で蓄積したノウハウは有効なわけで、そこはやはり既存自動車メーカーの存在感は大きいと思う。

SONYとしては、やはり電装系での優位性があるわけで、それを自動車メーカーに売り込んでいくというのが一番真っ当な方法だと思う。ホンダとして、さまざまセンサーデバイスだったりバッテリー技術、さらには自動運転に繋がるようなAIやシステム開発に関しては、餅は餅屋に任せた方が安心ですしね。SONYはAIBO、ホンダはASIMOとロボット開発の実績があるから、案外相性は良いのかもしれない。

SONYのバッテリーは、それなりに実績もあるから、是非BEV業界で標準となるような企画を作って欲しい。BEVで一番の問題は、バッテリーの充電時間だと思うので、大容量化も必要だけれどそれに伴って長くなる充電時間短縮のアイデアを、是非実現して欲しい。で無いと、本当に昼間短距離で使用して夜充電する「自宅周辺専用自動車」みたいな存在で終わってしまいそうだから。中国で始まっているような、乾電池のようにバッテリーパックを交換する方法でも良いし(その場合は、そのパックの標準化で一悶着しそうだし)、あるいは高電圧での圧縮充電みたいな方法でも良いし、あるいは太陽電池を併用してバッテリー動作時間を少しでも延ばすのも有りかもしれないし。兎に角、バッテリー充電操作が、今のガソリン注入操作と同程度の手軽さ、必要時間、料金にまで落ちないと、やはりBEVの普及は厳しいと思う。

ところで、両者によるBEV開発専門の新会社が作られたとしたら、どんな社名になるのだろうか。SONY+HONDAで「SONDA」とか、あるいは逆にHONDA+SONYで「HONY」とか。どっちも、まん中の「-ON-」が共通しているから、結構新名所は作りやすそう(マテ)。2025年には発売開始を目指しているとのことだけれど、どんな車が登場してくのだろうか。そうそう、どんな車でも良いけれど、「ソニータイマー」だけは内蔵しないでほしい。新車で購入して、3年目の車検を通した翌日に故障した、なんていうソニータイマーは、結構冗談で無くありそうなきがする。

原発占拠

ウクライナに進行中のロシア軍が、ウクライナ南部にある同国最大、ヨーロッパでも最大規模の原子力発電所であるザポリージャ原発を選挙したというニュースは、これまでのロシア侵攻のニュースの中でも衝撃的なニュースの一つ。チェルノブイリ原発もロシア軍が侵攻しており、核兵器を使用せずとも「核の脅威」をウクライナや欧州各国に突きつけることになり、かなり深刻な事態になりつつある事は素人の自分でも多いに感じるところ。 

ニュースでは、原発を事故に追い込み放射能汚染を心配する声もあるみたいですが、仮に放射能漏れのような事態が発生すれば、多分その影響を一番受けるのは現在進行しているロシア軍だろうし、そこから東方に広がっているロシア自身なわけで、よほどの事が無い限り何らかの方法で原発を暴走させてチェルノブイリの様な災害を発生させることは無いんじゃ無いだろうか。それよりも、ウクライナ国内のエネルギーを抑えることで、ウクライナ国民に対してのプレッシャーの方が大きいと思う。何からの理由で電力供給を止めれば、その影響は確実に国民に降りかかるわけですからね。代替手段としての石油や天然ガスも、一番の輸入元であろうロシアからの供給も望めないわけですし。しかも、その影響はこの戦争中だけで無く、仮に今後ウクライナが主権をロシアに渡すような状況になった場合にも、国民に対しての圧力として効果的に機能出来る手段にもなりますし。

ロシア軍の侵攻は、北部から首都キーフ(キエフ)への侵攻は何らかの問題で停滞しているけれど、南部から北上する侵攻に関しては、以前占拠しているクリミア半島があるし、国会からの海上戦力も展開出来るし、さらに今回の侵攻の口実になった東部の準ロシア領的な地域からの戦力投入もあるので、確実にウクライナ深部に進んでいる様子。ただ、これ以上北進をしても、兵站が伸びて厳しくなるだけなので、この原発を拠点に南からの侵攻は一旦停止して、後はウクライナ側が疲弊する持久戦に持ち込むんじゃ無いだろうか。ただ、南側は隣国のモルドバ、ルーマニアとも近いので、今後の展開によっては背後をとられるリスクもありそうな気がします。ただ、モルドバは勿論、ルーマニアにしても支援はしても直接的な戦力投入は出来ないだろうから、どの様に援軍を送るかは問題だけれど。

少し不穏な話をすると、仮に原発が爆発したとしても、チェルノブイリでも死亡者は60人位で、その殆どは消火活動に当たった消防士とのこと。その後の放射性物質拡散の影響などは大きいだろうけど、直接的な被害は原発を狙うよりは、例えば石油コンビナートとか、それこそ都心のような密集地帯を攻撃した方が、効果的だし被害も甚大になるでしょう。だから、原発を攻撃するという事は結構効率は悪いけれど、今回の様にエネルギー供給元として制圧するというのは、目の付け所としては残酷ですが効果的でしょうね。日本の場合、もっと簡単に侵入を許すような事になりそうだけれど、もしかしたら今後は自衛隊の駐屯地を併設させるとか、そんなことを人でも考える必要があるかもしれない。だって、過激派が同じように侵入して、同じようにエネルギーを人質にして要求をすることは可能という証明にもなりますからね。原発関連の話は、軍事小説とかテクノスリラー小説にも登場する話だけれど、ウクライナだから、ロシアだからではなく、日本国内でも注意する必要の有る今回の事件だと思う。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系4滞在目(4泊+2泊)は、いつもの横浜シェラトン。翌日の仕事のために、いつものように空港から直行してのチェックイン。夕方18:00過ぎに26Fのクラブラウンジでチェックインしましたが、そこそこ予約は入っているような雰囲気。一月位前の時には、まん延防止等重点措置発令前でもあり、キャンセルが多かったみたいですが、延長されても余り影響はもう受けなくなったのかもしれません。

クラブラウンジでの夕方のカクテルタイムは3部制になっていて、丁度1部が終わったところで「2部、3部ともお席に余裕がありますが」と誘われたんですが、この後電話会議とかも控えているので後ろ髪を引かれる(笑)思いで自体をして部屋に入りました。昼間は暖かい陽気でしたが、流石に日が落ちるとグッと気温は下がりますね。昼間はいらないくらいだったアウターのダウンが、夕方と供なるとやはり必要になります。

この後一度外に出て軽食を調達。部屋に戻って食べながらの資料を整えて、その後は結構夜遅くまで電話会議が続き疲れました。昔はアナログ電話での国際電話だったので、電話代も馬鹿にならなかったけれど、今はVoIPで基本無料で世界中何処とも音声会話は勿論ビデオ会議も出来るから、敷居が下がったのは良いけれど、それだけ手軽にホイホイ開催されるのも困ったものです。

2022年3月4日

原発再稼働

ロシアのウクライナ侵攻への経済制裁の一つで、ロシアからの石油・天然ガス輸入が今後暫くは期待出来ない状態に。そうなると、一番心配になるのは電力需要なわけで、この夏の電力危機に対応するには、今すぐに休止している原子力発電所の再稼働を始める必要が有るんじゃ無いだろうか。 「再稼働は重要だ」と危機感を述べるだけじゃ無くて、「再稼働を検討する」くらい踏み込んだ発言が必要じゃないだろうか。

実際、日本よりも影響の大きい欧州、特にドイツは国内の原発停止を延期して暫くは電力需要を賄うことを言っているし、少ない石油・天然ガスをより有効に活用するためにも、代替できる発電に関しては他の方法に移管することが最善だと思う。備蓄を取り崩すことは短期的には良いのだけれど、それをいつ補填できるか定かでは無いのだから、夏の電力需要を乗り切れたとしても、次の冬の電力需要に対応出来ない可能性もまだ残るわけですからね。

新基準審査に合格している発電所も、既に幾つかあるはずで、地元の承諾が得られれば再稼働の準備は直ぐにできると思うんですよね。今でも、電気料金は燃料費の高騰や再生可能エネルギー促進賦課金の負担などで、一般家庭へのしわ寄せが大きいところ、さらに石油価格高騰で圧迫されたら、国民の不満も限界になるのでは。昨日も、自宅からちょっと離れたガソリンスタンドで、ハイオクが180円/Lなんていう店舗もあってビックリ。レギュラーも170円/Lを超えているし、移動手段として車を利用する人には今でも負担が大きい状態が続いています。これが、今後はさらに厳しくなることが予想される以上、政府として対策をすることが義務だと思う。トリガー条項の適用もそうだけれど、石油や天然ガス輸入量も減ることを想定すると、広範囲に手当が必要だろうし、その中でも原発再稼働で電力確保することは最重要課題だと思う。

別記事のコンセントの話もそうだけれど、現代社会では電気が無ければ何も出来ない。家庭だけで無く、例えば色々な記録も今ではペーパーレス化されているので、電気が喪失すればそれらデータも消える可能性が高くなっている。決済手段としても、電子マネーやQR決済だって、電気というインフラ前提なわけで、それこそ万一の場合は10年20年どころか、50年位時代が巻き戻されたような生活をしないといけなくなるかも。代替手段が無いのなら諦めるけれど、その手段もあり使える状態にあるのに活用しないというのは、単なるエゴでしかないような気がする。羽生田経産大臣には、もっと積極的に動いて欲しいなぁ。

AMC Leg#6: HND-OKA/-HND

先週に続いて、今週も沖縄詣での一日。3月に入り、朝明るくなるのも早くなってきたし、夕方も結構明るさが残るように感じられる様になりました。また、ここの所寒さも少し緩んできて、先週までは朝出かけるときは手袋をして出かけましたが、この日は手袋までは必要無い。天気予報では、日中は18度位まで上がると言っていたけれど、流石に朝晩はまだ寒さを感じる状態なので、いつものようにダウンのアウターを羽織って出かけます。

自宅から浜松駅までは、いつものように路線バスで移動するのですが、いつも利用して居るものよりも一本速いバスに間に合ったので、浜松駅ではちょっと時間を持てあましてしまいました。バスの場合、途中の乗降で遅れてくることがあるので、時間が読めないのが難点なんですよね。だからと言って、わざわざ次のバスを待つのも何か時間の無駄のように感じる。そんなことを思いながら、いつものように駅構内のスタバでコーヒーとホットサンドを購入して新幹線で品川へ向かいます。

新幹線車内は、以前よりは乗客が目立つようにはなったけれど、やはりコロナ禍以前と比べるとまだガラガラの状態。ほぼ必ず隣の席が空席となるので、荷物を置いたり、今の時期はアウターを脱いだり着たりする事が隣を気にせずに出来るのは助かります。朝の時間帯は、新横浜駅から自由席特急券で指定席の空いている座席が利用出来るので、指定席車両にもどっと乗客が乗り込んできたりするんですが、今回はその人数が以前よりも少し増えた気がします。少しずつ以前のような通勤が戻ってきたのかなと感じます。その後品川駅で京急に乗り換えて、羽田空港まで移動。羽田空港は、やはり以前のような混雑具合には程遠く、ガラガラのコンコースを移動して、保安検査場Bを通過して制限区域内に入りました。

1) HND 10:25 - OKA 13:20 (NH469)

元々は60番ゲートが出発ゲートでしたが、当日の朝64番に変わったというメールがANAから届きます。ですから、本当は保安検査場Cの方が近いのですが、こちらはX線検査機が古いタイプで、バッグからパソコンを出したりしないといけないので回り道になりますが保安検査場Bの方が便利。ゲート前に行くと、そんなに混雑している様子は無いのですが、使用機材が国内線用のB787-8でPremium Classは2-2-2×2列の12席と少ないので、そちらは満席の状態。

この日は、私はまん中の2列席に座ったんですが、同じ並びの反対側の窓際席を見てビックリ。40~50代位のご夫婦だと思われる二人組が座っているんですが、席の間のサイドテーブルには500mlのスーパードライの缶ビールが置かれています。暫くすると、二人でその缶ビールを交互に飲み始めて、さらに摘まみ代わりなのか、お寿司のお弁当も広げられています。まだドアクローズ前の乗客登場中ですぜ。その後、ドアクロースとなりプッシュバックが始まる頃も、まだ缶ビールはサイドテーブルに載っていました。流石に、D滑走路のRW05への移動が始まった頃はサイドテーブル上も綺麗になっていたけれど、いゃいゃ、たまに缶酎ハイとか缶ビールを持ち込んで離陸前とかに飲んでいる様子を見るけれど、今回はなかなかの強者でした。

離陸後暫くして水平飛行に入ると、食事の配布が始まります。いつもだとフルーツの盛り合わせが載っているんですが、今回は何故かジャムが掛かったムースになっていて、甘いもの苦手な私はパス。それ以外の食事も、苦手な食材だったりスープの味が何か薬品みたいな感じで一口でGive-upしたりと、殆ど手を付けずに返却することに。最近結構当たり外れがある気がします。

向かい風がきつかったのか、ブロッキングタイムが2時間34分と長めで、ほぼ定刻に沖縄へアプローチします。ぐるりと沖縄本島を時計回りに回り込むと、第2滑走路のRW36Lに着陸。その後32番ゲートに入ったのが、丁度定刻の13:20でした。先週はまだそんなに感じませんでしたが、この日の沖縄は初夏のような気候。搭乗口から外に出る、修学旅行に行くと思われる(※お土産の袋が無かったので、往路だろうと推測)高校生の集団が出発待ちをしていましたが、殆ど全員が半袖で夏のような出で立ちでした。これから何処に向かうか分からないけれど、今日はそれなりに暖かいけれど明日は冷え込むぞと、心の中で注意を送っておきました(笑)。いゃ、真面目な話、上着とか持っていないと何処に行っても大変だと思う。そんなことを思いながら、いつものように所用を済ませに一旦外に出て移動します。

2) OKA 15:00 - HND 17:25 (NH470)

空港に戻ってきたのは、結構ギリギリな時間。保安検査場を抜けて出発ゲートの33番ゲートに到着したのは、定刻の15分位前ですでにグループ3や4の搭乗が始まっていました。復路は少し前に機材変更があり、B787-9の国際線用機材。Premium Classの座席も40席以上あるため、二人連れのご夫婦やカップルと思しき一位街は、一人で2席使用するような感じ。私の隣も運良く空席となったので、荷物やアウターを置けて助かりました。

早めに搭乗は終わった感じでしたが、どうも一組まだ搭乗待ちをしているらしく、暫く待ちの状態。やっと乗り込んできた50代と思しきご夫婦は、Premium Classの一番前1A/1Cに座り、やっとドアクローズとなりました。暫くしてプッシュバックが始まり、その後RW36Rに移動すると、そのまま滑走路に入り加速が始まり羽田に向けて離陸となりました。

復路は、時間帯が悪いので食事は断りコーヒーだけ頂き、仕事の資料の作成などをして時間を潰します。復路のブロッキングタイムは1時間51分でしたが、結構時間の進み具合は速い感じ。特にWi-Fiの接続が安定して居て助かりました。この日のアプローチは、前回のよう浦賀水道上空ではなく、房総半島の東側会場から左旋回をして、A滑走路のRW34Lを目指す空路。個人的には、直前で滑走路に向けて旋回をして降下するのは余り好きじゃ無いので、これくらい余裕を持って進入してくれる方が精神的には助かります。結構早めに着陸して、到着ゲートの57番ゲートに入ったのが、定刻よりも10分近くの早着。その後京急で横浜に移動して、ホテルに入りました。


核武装と核防御

安倍元総理の「非核三原則」に関わる発言から、国会でも政府の真意を問う質問も出たりしたんですが、今回のウクライナ侵攻においてロシア(のプーチン大統領)が「核兵器使用も想定」というような発言をしている以上、やはり日本としても「核に対応する議論」は必要だと思うんですよね。単に「日本には非核三原則がある」だけでは、少なくとも今回の様に核武力を持った相手が日本に対して侵攻してきた場合、何も術が無いことになりますから。

一つ目の課題として「日本も何らかの形で『核戦力』を持つべきか」という話が来るでしょう。今回の安倍元総理の話は、日本自体が核戦力を保持するのでは無く、アメリカの核を日本に持ち込むことを許すことを議論みたいな内容だったと思うのですが、いずれにしても日本国内あるいは日本の権限で使用する事が出来る核戦力を持つことが可能か否か以前に、それが意味があるのかという事も考えないといけない。昔の核戦力と言えば、ICBMの様な大規模な威力を持つミサイルだったんですが、最近では出力を絞った局地戦用の戦術核兵器みたいなものも登場している。例えば、砲撃を100発相手に打ち込むよりは、この戦術核を1発打ち込む方が威力があるとなれば、それを採用する考えも生まれるかもしれない。でも、ネットでも多く指摘されているように、その使用場所は多分日本国内に上陸した相手に対してになるだろうから、日本人が日本国内で核を使用することになり、これは流石に殆どの国民が受け入れられないでしょう。仮に、その一発で全てが解決されて、相手も退散するなら分かるけれど、多分日本国内に進駐しているような相手ならば、そんなことは無いはず。逆に、所謂「敵地攻撃能力」の一つとして、相手の基地攻撃に使用する場合、これも相手からすればその基地は喪失するとしても、全体に対しての影響はそんなに無いだろうし、何にしても「被爆国日本が核攻撃をした」という宣伝は、どうしても日本の立場を弱くするし、批判も生まれるでしょう。そうなると、例えば中国やロシア程の大国でも殆どを抹殺できるくらいの大量の核戦力を持てばまた抑止力として意味が生まれるかもしれないけれど、そこまで整備する事は技術的、経済的、論理的に無理だろうし、実質不可能と言っていい気がします。

となると二つ目の課題として、では相手の核兵器に対しての防御に関してどの様な議論をするべきか。一番簡単勝つ多分効果的なのは、アメリカの「核の傘下」に入る事で、これは実際現状がそうなっていると言っていいでしょう。ただ問題は、日本にその使用権限が無い以上、アメリカの判断が優先するわけで、そこにどれだけ日本の意思を反映できるかという部分は課題じゃ無いだろうか。例えば以前から問題になっている「集団的自衛権」は、今回のNATOとウクライナの関係でもそうだけれど、それが無ければ隣が火事であっても助けて貰え無いかもしれない。火の粉が降りかかってきて、自宅に延焼しそうならば消火活動を始めるだろうけど、それにしても先ずは自宅の防御が第一で火元の家の消火を優先するかと言われると微妙な所。そうなると、日頃から火の取り扱いに疑問がある隣家(=隣国)の様子をモニターする事は必要になるだろうし、万一火が出たら直ぐに消火できる態勢も必要だろうし。そう言う意味では、立消えたイージスアショアのような防御兵器に関しては、もっと考えないといけないだろうし、相手は日本国内での核兵器利用をするだろうから、それに対しての防御・対応措置はもっと真剣に考えないといけないかもしれない。そして、そうなる前に相手を撤退させる、意図を喪失させる、そう言う事を考える事すら押さえる様な「方法」を考える事が、最大の核抑止力と言えるのでは。で、多くの場合は、今回欧州各国が一斉に防衛費拡大や装備の更新に走っているように、通常戦力を整備して行くしか無いんですよね。日本の場合は、やはり航空戦力と海上戦力の充実が最大かつ一番の盾になるんじゃ無いだろうか。

まだ実際に核戦力が使用されたわけでは無いけれど、やはり今回ロシアがそれを明言したという事実は重いし大きいと思うんですよね。北朝鮮のように、日頃から明言している国もあるけれど、やはり核大国の一つが明言することの意味は大きいと思う。それが日本に対して使用される可能性は、まだ低いとは思うけれど、「全く無い」と言い切れるほどではなくなったのが、今回のウクライナ侵攻の一つの結果だと思います。先ずは、ウクライナの救済と戦闘の停止、そしてロシアに対しての制裁なんだろうけど、熱しやすく冷めやすい日本の国民性を考えると、今のうちから「日本の防衛」という事も考え直していく必要が有るんじゃ無いだろうか。中には、そういう行為すら「戦争をするため」と批判する人も多いだろうけど、今回分かったことは、戦いを仕掛ける側もあれば、突然戦いを仕掛けられる側も存在しているということ。今の日本が、何処かに戦いに仕掛けることは「無い」と言い切れる位小さいと思うけれど、逆に仕掛けられる可能性は、それよりははるかに大きいと思う。紛争地区では無いから、今危機感を感じるほどでは無いだろうけど、でも万が一の事象はこちらの都合では決して始まらないと言う事を今回証明しているわけで、そう言う意味では程度の差はあれど準備していくこと、少なくとも考える事は常に必要だと思う。それが今回の教訓の一つではないだろうか。

コンセント少ない問題

少し前にテレビの何かのニュースだったか特集番組で報じられていたんですが、リモートワークが広がり自宅でパソコンやその他デバイスを繋いで仕事をするようになり、結果コンセントの利用数(=デバイス数)が増えて「たこ足配線」状態となり、トラッキング火災が増えていると言うような内容でした。そう言われてみると、然もありなんと納得出来る話なんですが、でも元々日本の住宅ってコンセントの数が少ないと言う問題というか課題が有るんじゃないかとも思います。

別記事のサブスクの話にも書いたんですが、例えば冷蔵庫、洗濯機、エアコン等は、賃貸にしても殆どの場合その設置スペースは最初から準備されていて、それに合わせてコンセントや配水設備も準備されるもの。一方でテレビも同様に「必需品」的家電だと思うけれど、コンセントやアンテナ端子の位置って、結構自分の希望する場所と離れている場合も少なく有りません。日常使うコンセントにしても、部屋の中に二箇所もあれば良い方で、大体はそのテレビ用の場所に二口くらい有って、後は台所付近に有る程度。どうしても、OAタップや分配器を接続して、複数の家電製品を接続するしかなくなります。 「電気」を動作エネルギーとして使用しない家電製品って、多分殆ど無いんじゃ無いだろうか。思いつくものだと、石油ストーブは点火で乾電池を使うから唯一の例外かなぁ。同じ「石油系暖房器具」でも、「石油ファンヒーター」となれば100Vのコンセントが必要になりますしね。スマホの充電器、扇風機、ドライヤー、空気清浄機、加湿器等、近代の生活にはどんどん新しい家電が増えてきているし、それだけでコンセントはオーバーフロー状態と言っていいのでは。

私はYouTubeの猫系動画をよく観ますが、視聴していて気になるのが、部屋の中でたこ足配線されているタップ類が良く映り込むこと。日常生活で使用する家電だけで無く、猫用の循環型水飲み場とか、電気ストープとか、ホットカーペットとか、コタツとか、冬場はさらにコンセント需用が増えますからね。それに、猫ちゃんの抜け毛とかでトラッキングも発生しやすくなるだろうし、神経質かもしれないけれどそう言う光景が目に入ってしまうと、可愛い子猫の動作よりもそっちが気になってしまう(笑)。私は、在宅勤務で浜松に戻ってくるときに、自分の作業場を自宅に増設したんですが、その時に拘ったのが「コンセントの場所と数」。使用機材で3ピン端子のものも多いので、最初から3ピン口×4個のコンセントパネルを、四角い部屋の東西南北それぞれに配置。だから4口×4箇所=16口部屋の中にあります。それでも、実際に色々荷物、家具、書棚、ベッドとか入れると、そのコンセントが隠れて使えない、場所的に使用機材とコンセント位置が遠い等の問題が発覚したので、6口(3ピン)のOAタップを5個購入して、今の所東西南北のコンセントに一つずつ接続して使用しています。さらに、一般的な2ピンのOAタップも三つぐらい接続していて、これは例えば光回線のONUとWi-Fiルーターを接続したり、室内のガスファンヒーターや扇風機を接続したりと、出来るだけ一つのコンセントやOAタップに家電が集中しないように分散して使用するようにしています。それでも、どうしてもコンセント利用が集中する所もあるわけで、一番密接しているのはやはりデスク周り。

  • デスクトップPC
  • ノートブックPC用ACアダプター
  • 4K LCDモニター
  • NAS×2台
  • インクジェットプリンター
  • 1Gbps Hub
  • 外付けUSB Blu-rayドライブ
  • 外付けUSB HDDアダプター
等のデバイスを、二つのOAタップに分散して、しかもいずれかに集中しないように繋ぎ分けたりしています。それ以外にも、スマホ類の充電用にUSBポート付のOAタップを一つ用意してあって、USB充電するものに関しては、基本ここから取るようにしています。USBアダプターをいちいち接続する手間と、その数だけコンセントが消費される事を回避出来て便利です。今では、充電用のUSBポート付の壁コンセントも有るみたいなので、今後はそう言う形が増えて行くんでしょうね。まぁ、一人でリモートワークするだけでもこれだけ何だかんだで必要になるくらいだから、普通の生活空間の中に突然リモートワークとか入ってきたら、もう即コンセントが足りなくなるのは目に見えています。

最近の照明器具では、レール上の固定台兼給電装置を天井に設置して、そこに填め込むように照明装置(主にスポット照明)を設置するデザインをよく見ますが、壁のコンセントもああいう形にならないだろうか。コンセントの口を増やしても、そこに接続するアダプターが大きかったりすると、隣りのコンセントも塞いでしまうこともありますし、個人的にはそのアダプターからピッグテイルで出てくるDCコードが変な形に曲がるのも嫌だし。よくよく考えたら、簡単に手が届く場所にAC100Vがむき出しになるので、安全性から中々許可されないとは思うけれど、スマートに接続出来るようなコンセントって、今後差別化の一つにならないだろうか。既存のコンセントに填め込む形で、簡単に増設できるようなものってそんなに難しいとは思わないのだけれど、やはり色々法制上の問題とかあるんだろうか。ネットワークは、早々にWi-Fiや5Gに置き換わりつつあり、無線化が進んでいるけれど、電源の無線化はまだまだ時間が掛かりそう。結構リモートワークの盲点というか、隠れた課題の一つのような気がします。