一週間振りのフライトは、いつもの沖縄行き。オミクロン株がやっと下火傾向が見えてきたのだけれど、代わりにウクライナとロシアの国境がきな臭くなる中の出発となりました。そんな社会的不穏な空気が理由なのか、単に寝ぼけていただけなのか、加齢によるボケの始まりなのか、朝の浜松駅で失敗してしまいました。
いつものように新幹線の改札を抜けて、2F部分の待合室に入り、スタバで朝食のホットサンドとコーヒーを購入するために、並んでいます。私の前には、結構トラッドぽい感じでウールのコートかな、それとマフラーでビシッと決まった同年代くらいの男性が並んでいました。で、コーヒーを購入して窓口から離れたときに、足下に白いものが見えたので「何か落ちましたよ」と声を掛けてそれを拾おうとしたら... 間隔を開けて立つ位置を示すマークに貼ってあった白いテープを見間違えていて、思わず自分で自分に絶句しつつ「失礼しました」とお詫びすると、向こうも笑って許してくれたので事なきを得たのですが... しかし、これで終わりでは無かった。続いて自分のオーダーとなり、コーヒーとホットサンドを注文して、支払のためスマホをダウンジャケットのポケットから取り出したんですが、後ろにいた女性が「落としましたよ」と目の前に何か出します。よくよく見たら、食事の後飲むための薬のパッケージで、直ぐに取り出せるように同じポケットに入れて置いたので、スマホと一緒に外に飛び出てしまったらしい。再び、自分で自分に絶句しつつ唖然としつつ、何とか声を振り絞って「ありがとうございます」と言うのが精一杯(笑)。直ぐにでもその場を離れたい気持ち120%ですが、まだ支払も終わっていないし、ホットサンドは温め中だし、しばし針のむしろ状態でした。
まぁ、後者のポケットから薬が飛び出してしまったのはまだしも、最初の床のテープを落とし物と間違えるというのはショックでした。目が悪くなったのか、注意力散漫なのがボケの始まりで無きゃ良いのですが。一応自己弁護しておくと、その「白いもの」は、丁度四角い切符みたいな感じに見えたので、「あっ、切符落とした」と思ったのが運の尽きだったような... しかし、何か落としたと思って、何も言わずにそのまま知らんぷりするのもなぁ... そんな感じで、ちょっと自己嫌悪に陥りながら品川まで移動し、その後いつものように京急で羽田空港へ移動しました。
1) HND 10:25 - OKA 13:25 (NH469)
この日は60番ゲートからの出発。使用機材が、B787-8の国内線用なので、Premium Classは2-2-2×2列と少ない機材でシートマップを見ると満席状態。まぁ、仕方ないかなと席に座ります。ドアクローズを待つ間、CAさんが通路を挟んだ窓際席の乗客に、何か随分長長と説明をしています。見たところ、いつものように手拭き用のアルコールパックを配っているようなんですが、VIP何だろうと思っている内に私のところにもそのCAさん(チーフパーサー(CP)さん)がやって来ました。持っていたのは何故かマスクのパッケージ。で、「このPremium Classには本日は健康上の理由からマスク着用されていないお客様が登場されています。もしご不安を感じられたらこのマスクをお使いください。」みたいな説明をします。多分その乗客は自分の席の後ろ2列目に座っているからなんでしょうけど、搭乗で騒々しい中小声で説明するから正直最初聞いただけではよく聞こえなかったんですが。自分もマスクは勿論着用しているし予備もあるので不要と断りましたが、ここの所マスク非着用で騒動になった事があったから、それもあってこう言う対応をしているんでしょうね。そんなこともありながら、定刻よりも早くドアクローズとなり、暫くしてプッシュバックが始まり、いつものようにD滑走路のRW05に向かいます。特に離陸待ちの機体も無く、誘導路から滑走路に入りとそのまま加速開始となり、一路沖縄へ向かいます。
この日も、水平飛行に移り食事を頂いてからは、パソコンをとりだして資料の読み込みやらで時間を潰します。多分後ろに座っているであろうマスク無しの乗客の方が気にはなったんですが、何か騒ぐとかそう言う事も無く、静かにフライトは進んでいきます。沖縄に近づきもう少しで着陸態勢に入るかなという頃に、再びCPさんがやって来て「今回のフライトで何かご質問やご不安等ありましでしょうか」とケアに回ってきました。まぁ、こう言う時代だし、ここ最近何回か「マスク無し乗客の騒動」がメディアで取り上げられているから神経質になっている事もあるんでしょうね。本当に必要な場合は、回りだって理解し協力するわけで、結局は一部の利己的人達の行動が本当に必要な人達にも迷惑を掛けているだけなんだよなぁ。
フライトは、RW36Lに着陸すると定刻よりも早めに32番ゲートに到着。この日は、沖縄への修学旅行の帰りと思われる高校生の団体が多く、いつもよりは賑やかな空港内を抜けていったん外に出て、所用に向かいました。
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