2019年10月31日

MaaS by 小田急

小田急が、MaaSを活用したアプリ「EMot」のサービスを開始したという記事。小田急だけで無く、タクシーやシェアサイクルなど、保有している定期券や電子チケットを考慮した経路探索が出来、そのまま予約と決済にも対応するという「ワンストップサービス」。で、それだけなら「ふむふむ」で終わる話なんですが、記事の最後
さらに、連携する遠州鉄道が発行する「遠鉄ぶらりきっぷ」「HAMANAKO RAIL PASS」など6つの企画乗車券も販売する。
とあってビックリ 。確かに遠鉄の切符だ。で、気になって調べたら、二週間程前に実証実験の記事が掲載されていたんですね。地方の1私鉄がこう言う全国的あるいは大手のサービスに最初から入るのって、珍しい事だと思うし、それを遠鉄がやるというのが不思議。

例えば、静鉄なんかはSuicaを利用しているからこう言うサービスにもシステム的に入りやすいと思うんですが、同じFeliCa系カードとは言え、遠鉄独自の「nice pass!」しか使えない遠鉄がこう言う形で相乗りするというのは珍しいのでは。将来的には、「nice pass!」もSuicaと共通利用出来るようになって欲しいのだけれど。一枚だけ、別にカードを所有するのが面倒なんですよね。浜松内だけでサービスが完了しているなら、そう言う独自仕様も良いけれど、今回のように全国的にサービスを開放するのであれば、是非共通化を進めて欲しい。

是々非々議員

選挙区は違いますが、地元静岡選出の国会議員(衆議院)の細野豪志氏。以前は、某タレントさんとの不倫騒ぎが有り、「モナ男」などと揶揄していましたが(笑)、この発言に関しては、これまでの前言全て撤回しても良いと感じる位の発言。

内容は、最近話題になってきている福島第一原発の処理水に関してですが、最初に記載して居るこの一言に感激しました。
処理水に関する責任の一端は、原発事故直後の責任者である私にもある。
震災当時は、菅直人政権で、 当時は総理大臣補佐官だったのが、震災発生後に震災関連の担当に任命されて、まさに当時最前線で対応していた人の一人。あれから、もう8年も過ぎて、当時の与党議員は勿論、政権中枢に居た議員の殆どが自分達の責任を認めているのかいないのか、態度を曖昧にしている中、これだけはっきり明確に自分の責任を認めた上で、対策に力を尽くすことを明言しているのは、議員として立派じゃ無いかと。

ただ、民主党時代から、与党から野党に下野し、さらに小池都知事の「希望の党」騒ぎから、さらに現在では自民党の二階派に事実上入会するとか、どうもその行動や考えが今ひとつよく分からない。今回の発言は、自分の立ち位置を明言するはっきりした主張だけれど、過去の行動に関してはそう言うことを感じる機会が殆ど記憶に無く、何となく優柔不断というか、考えが甘いというか...

安倍第二次政権誕生から、もう7年が過ぎて、増税しても景気が良くなる雰囲気が無くても、その他色々野党から批判されても、政権支持率は50%以上になるなど、結果的に期待値の無い野党が問題も多い与党引き立て役になっていることは確か。揚げ足取りにしても、勝手に疑惑をでっち上げて時間を浪費するにしても、相手には厳しく自分には優しい自己中な態度にしても、結局彼らは仕事をやりたくない理由を探しているようにしか見えない。だから、以前と180度違うことは平気で言うし、過去の発言に対しての責任も負わない。そんな中で、数少ない野党としても与党としても活躍できる議員の一人として、ちょっと光明が見えた気がする発言じゃ無いかと。

2019年10月30日

2020 UA MP大作戦

2020年から大きく変わる、UAのMPの仕組み。基本、UAに払う料金で、MPの会員資格獲得のポイントが決まるので、これまでのように安く長い距離を飛んでマイルを獲得するという方法では、会員資格の維持は出来ない。1 PQP (Premier Qualifying Points)=US$1だから、今のUS#$=108円位のレートよりも円高に振れてくれた方が良いのだけれど、取りあえずこれくらいのレートで計算すると、来年24,000PQP獲得するには、UAに2,592,000円貢がないと行けない。まぁ、それだけ予算があるなら、例えばC/DクラスのUS往復だと100万円以上するから、それを2往復すれば到達出来てしまうかもしれない。ただ、もう一つの54PQF(Premier Qualifying Flights)の条件を満たせば、18,000PQP=1,944,000円に納まりますが、54セグメントをどう処理するか考えないといけない。

一番単純なのは、飛行時間も短くフライト数も多く料金も安いレートが出やすい、羽田-伊丹を根気よく往復すること。UA MPのルールを読む限りでは、PQFについてはUA発券でも(先頭が016)、それ以外の航空会社(私の場合は、実質的にANA)でも「1PQF=1区画」に変わりはない。違うのは、PQPの計算式で、UA発券だとその時の料金のUSドル換算分がつくけれど、ANA発券だとマイルにクラスの割合を掛けたものの1/5がPQPになります。仮にHND-ITM間の料金が10,000円(=US$93)、ベースマイルが280マイルとすると、

  1. UAで発券すると、PQP=93、PQF=1
  2. ANAで発券すると、
    1. Super Value運賃の場合: PQP=42(※1)、PQF=1  ※1 280mile*75%/5=42
    2. Value Premium運賃の場合: PQP=70(※2)、PQF=1 ※2 280mile*125%/5=70
と、少なくとも伊丹利用だとUA発券の方が有利そう。

例えば。羽田-伊丹の往復と、国際線利用で考えた場合、国際線部分で乗り継ぎを入れて、往復で4PQF獲得すると想定すると、2回の利用で8PQF獲得出来ます。料金設定をどうするかにも寄りますが、仮に70万円とすると、2回で140万円=13,000PQP位は行きそう。残り46PQFだから、23往復すると、1往復2万円位と思えば46万円=4,260PQP位。この合計で、17,260PQPですから、HND-ITMで何回かプレミアムクラス利用をしてPQPを上げるとか、別路線の往復でPQPを上げるとかすれば、UA MP 1Kの54PQF+18,000PQPは何とか可能そう。これを今年の実績と比較すると、コスト(PQP)的には数%増し位で、PQFは今年は23PQF飛んでいるから、これが倍になる感じ。実は、来年は時間が出来る予定なので、有る程度回数で稼ぐ方法も可能になりますから、取りあえず2回USに行く算段が可能なら、何とか出来るかなぁと言う見通しです。最も、これに平行して、ANAのAMC Diamondもあるから、さてどうするか...

再生衣料品

三陽商会が、海に捨てられたペットボトルなどのゴミをリサイクルして作る新たな衣料品ブランドを、来年春から展開するというニュース。一緒に紹介されていた、ユニクロも同様にペットボトルや古着などをリサイクルして、再生衣料品を販売するということで、これは衣料品界隈ではトレンドになっているんですね。

環境問題になっているプラスチックゴミや、古着などを再利用して、また利用出来る「商品」にして循環させるエコシステムは、環境だけで無く資源の有効利用という意味では意味のあるものだと思います。でも、個人的に一寸引っかかっているのが、ペットボトルなどの資源ゴミを再生するのは良いのだけれど、衣料品にするのが本当に良いことなのかと言う事。環境問題のビデオなどでは、海に浮かぶペットボトルとかビニールとか、あるいは最近ではストローなどが象徴的に取り上げられているけれど、実は海洋汚染で一番多いのはそう言うものよりも、人工芝とか化学繊維などの微細破片だったという調査結果が、確か以前有ったはず。ペットボトルなどは、サイズが大きいから目立つわけですが、実は目に見えないような微細な環境ゴミが、一番自然に影響しているという話。

自分達も人工芝のグランドにお世話になっているので、複雑な気持ちはあるんですが、本当はそう言う微細なものを回収する方法を考えないと、それが魚などの海産物が取り込み、それを人間が食べて、蓄積していく、と言うサイクルが出来てしまう。勿論、大きなゴミを出さないことも大切だし、それによって影響される環境汚染を防ぐことも重要ですが、やはり一番影響の大きいところを解決しないと、知らないうちに取り返しのつかないことになっているような気がします。少し前に、洗顔石鹸などに含まれる極小のビーズが、そのまま海に排出されていて魚介類に取り込まれて再び人間の体内に戻るという問題があり、その後極小ビーズの素材を、プラスチック系から自然で分解される素材に変わっていったと思うんですが、そう言うことをもっと広範囲にやらないといけないんでしょうね。

ただ、例えば人工芝を自然で分解されやすい素材にしてしまうと、折角耐久性のある人工芝にしたのにそれが天然芝のように一定期間毎に張り替えたりしないといけなくなってしまう。そのあたりのジレンマをどう解決していくかですよね。例えば天然芝への水やりのように、特殊な溶剤を人工芝に振り掛けている間は人工芝の強度や性質は維持されるけれど、それが無くなると自然に分解するとか。または、海水に反応として分解する性質を上手く組み込めたら、一番良いのかもしれない。人間の知恵で生み出したペットボトルなどの素材の利便性を、さらに人間の知恵でより安全なものに変えるということを、もっと考えないといけないのかも。

月額制サービス

ANAが来年1月から月額制で、航空路線と滞在施設を利用できるサービスを始めるというニュース。月額制の滞在し放題サービスを提供しているアドレスとANAが組み、アドレスのサービス(月額4万円位)にプラス2~3万円で、ANAの路線が月2往復利用出来るという内容。2往復と言う事は、4区画だから、1区画あたり5,000円から7,000円位で利用出来る事になり、ANAの早期割引運賃と比較して、数割位お得なるのかな。

ANAとしては利用者の掘り起こしに繋がるわけで、多分月額制宿泊施設利用を考えて3回目、4回目の利用を想定しているんでしょうね。今朝のニュースでは、JRもここに組もうとしているようで、そうなると、定年退職などして時間の有る層が、一月丸々旅行に出かけて日本中を回るというプランも良いかも。定額制ですから、宿泊代と交通費は10万円位に納まるでしょうから、後は食事代など。宿泊施設は、ホテルなどのようなものでは無く、一般の住居ベースの施設だろうから、自炊も出来るだろうし。

記事にもあるように、ANAとしては地方路線維持のために流動性を高めたいわけで、その為には一定期間定住できる施設も必要。ANAのサービスでは、飛行機とホテルを一緒に予約できるものがあるけれど、まぁその延長と思えば良いんだろうなぁ。ただ、このアドレス、空き家などを再整備して利用しているとのことで、となると交通の利便性が良い場所ばかりでは無いし、ましてや空港近くという利便性もそんなに期待出来ない。鉄道にしてもレンタカーにしても、そこを繋ぐサービスを導入しないと、相乗効果はまだまだ低いかもしれない。

これまでのように、売り切り販売から、定額制・月額制で顧客を継続的に繋ぎ止める方式へ色々な業種がシフトしていて、これまでなら「どうやって良いものを購入しようか」という判断基準から、「どうやって効率よく利用しようか」という規準に変えなきゃいけない。「(コストの)元を取る」というよりも、与えられた自由度の範囲内で、どれだけ上手く利用出来るかと言う判断基準に変わるのは、なかなか大変かもしれないけれど、それも「量から質」への転換の一つなんでしょうね。

2019年10月29日

「雨男」速報

私は観ていなかったんですが、河野防衛大臣が自身政治資金パーティーで台風被害と自身の「雨男」を絡めた発言をしたと、テレビ朝日の報道ステーションが速報を出したらしい。よくよく河野大臣の発言を見聞きすると、

  1. 自分は地元で雨男と言われている
  2. 自分が(防衛)大臣になってから台風が三つ来た
  3. 自衛隊は、その度に災害派遣に出ていて、広く支援活動をしている
  4. 隊員の処遇改善が重要
という話の流れ。まぁ、「自分は雨男と呼ばれている」という部分は、不要と言えば不要だけれど、台風が短い期間で三つも被害を及ばしたことを振る枕話としてそんなに問題のある発言とも思わない。テレビ朝日や某新聞各社では「台風被害者の気持ちを考えない不謹慎な発言という声が上がりそう」と、例によって煽っているけれど、これって情報的に性格では無いですよね。

  1. 河野大臣は別に笑いを取ろうと思って話をしているわけでは無く、笑っているのは参加者のほう。だから不謹慎と言われるのは参加者の方では
  2. それを伝えるメディアも「不謹慎との声が上がりそうだ」と、まだ発生もしていない事象を問題として取り上げている
  3. しかも、例えば大きな事故事件が発生したならともかく、まだ発生もしていない事象を理由に、速報まで打つテレビ局が居て、それが騒ぎを拡大しているというかするつもりなのか、と、そちらの方が「疑惑を招くと批判する声が上がりそうだ」と言いたい位
例えば、このパーティーの参加者が、この河野大臣の発言を聞いて「台風被害もまだ復旧していないのに、自らを雨おところに例えて台風被害を語るのは不謹慎、怪しからん」と言った参加者がいれば、それはそれでニュースになると思うけれど、その場にメディアの記者がいて、そう言う取材すらせずに、単に発言の「単語」を切り出して「不謹慎と声が上がるかも」と言う記事を書くのは、明らかにそのメディア担当者の「願望」を伝えているだけで「事実報道」では無いですよね。さらに、速報まで出している。今回の前に出た速報って、多分女優の八千草薫さん死去のニュースだと思うんですが、それに匹敵するニュースバリューがこの河野大臣発言にあると、テレビ朝日は考えるのだろうか。というか、それ位の騒ぎにしたいという願望が速報になっているんじゃないの。そちらの方が「不謹慎な速報という声を上げたい」事例だと思う。

チェッカー

PCWatchの記事から、乱立するUSBケーブルのチェッカーについて。いゃぁ、懐かしい話だなと直ぐに思いだしたのは、モデムのケーブルチェッカーを、昔はよく使ったこと。

もう30年以上も前の話だけれど、当時はWi-Fiは勿論、インターネット回線も今のように無い時代で、所謂「電話線」にパソコンからケーブル接続して、そこから電話を掛けてインターネットにアクセスする「Dial-up(ダイアルアップ)」がインターネット接続の一般的な方法。後は、大学とか企業の構内回線を利用するしか無かった時代だから、ほぼダイアルアップが唯一の方法だったといってもいいのでは。

で、その電話回線に接続するときに、たまに内部の配線が違う場合があって、そのままケーブルを接続するとモデムが破壊されることなどがあり、だから事前の回線の特性を確認して、それにあった血栓をする必要がありました。日本では余り無かったけれど、海外出張(私の場合はアメリカ)する時には必須のツールでした。そのうちに、モデム側に安全装置や自動切り替えの機能が内蔵されるようになり、ケーブルチェッカーも「知る人ぞ知る」ツールになったんですが、今の人はそんなことは知らない・関係無い時代だろうと思ったら、USBでも同様の話があることを知って、「あぁ、歴史は繰り返される」と実感(笑)。昔を懐かしんで、一つ買ってみようかしら...

2019年10月28日

薄氷の勝利

昨日の大学チームの試合は、本当に血圧の上がる試合。いゃ、ミスというか色々不味い部分はあったんだけれど、こっちが点を取れば、相手も点を取り、1ポゼッション差を維持しながら、お互いに逆転を繰り返す展開。最初にこちらがFGで3点を先制すると、向こうはTDで返すもののTFPは失敗。次はこちらがTDを奪い4点差になると、今度は相手側がTD。2Qに入ると、まずこちらがTDで逆転すると、相手もTDでさらに2点コンバージョンを成功させ、4点のリード。その後もTDを交互に取り合い、前半は24-28で相手リードで折返し。

後半は、こちらがTDで先制すると、相手もTDを取り返して逆転。4Qに入りディフェンス戦になり、終盤こちらがゴール前1ヤードで4thダウンギャンブルで飛び込むものの、これは相手がロスタックルで逆転のチャンスは喪失。一旦は意気消沈したものの、その後相手の4thダウンパントをキャッチしたリターナーが、そのまま一気にリターンをしてTD。残り55秒で逆転。これを何とか守り切って何とかシーズン2勝目を挙げましたが、いゃぁ大変だった(笑)。

で、帰りの新幹線の中で、そう言えば今日のラグビーはどうなったんだろうと思ったら、ウェールズvs南アフリカは、その時は16-16の同点で後半に入っていたところ。「うーん、ラグビーも大変だなぁ」と思ったら、最後は南アフリカが終了直前にPGの3点を入れて、19-16で南アフリカ勝利という結果。こちらも、薄氷の勝利みたいだったよう。

接戦の試合は、見ている方はハラハラドキドキで楽しいのだけれど、やっている方はたまりませんよね。二週間後の試合も勝利すると、四試合目は実質的のブロック優勝を賭けた試合に。ラグビーW杯は来週で終わるけれど、こちらのリーグ戦はまだまだ続きますね。

2019年10月27日

ラグビーW杯

日本は敗退してしまったけれど、まだまだ続くラグビーW杯2019@Japan。昨日開催されたイングランドvsニュージーランドの対戦は、大方の予想に反して終始イングランドが試合をリードして、19-7で昨年のチャンピオンのニュージーランドを破り決勝進出。私も「パワーのニュージーランドなんだろうな」と思ってみていたんですが、何かニュージーランドは出足を挫かれてイングランドの流れに取り込まれて、そこから最後まで抜け出せずに終わってしまった感じ。

画面経由ですが、イングランドの選手の方がニュージーランドの選手よりガタイが良かった印象なんだけれど、どうなんでしょうか。たまたまフォワードが突進する場面が印象に残っているのかもしれないけれど、イングランドのフォワードっぽい選手を、少し小型のニュージーランドのバックス選手がタックルしているような感じというか。実際はそんなにサイズの違いは無いんだろうけど、当初聞いていたパワーのニュージーランドという印象が、完全にイングランドに変わっていた印象でした。

前のオールジャパン監督のエディー・ジョーンズ氏がイングランドの監督を務めているわけですが、それもあってかイングランドの動きが、何となく予選プール時の日本の動きに似ている気がしました。多分、日本が目指すラグビースタイルは、この日のイングランドの動き何だろうなぁと、一人で感心しながら見ていましたが。後はスタミナでしょうか。日本と南アフリカの対戦では、前半終了時に明らかに日本チームがもう一試合終わったかのような雰囲気だったけれど、多分この日のイングランドあるいはニュージーランドと対戦しても同じように前半でスタミナ切れに近い状態になっていたんじゃ無いかという気がします。それを、もうハーフ、後半でも同等以上のパフォーマンスを出せるかどうかが、日本人選手も含めたオールジャパン最大の課題なのかな、と。それは、一人一人のスタミナもそうですが、例えば予選プールで人を入れ替えて、主力メンバーのスタミナを温存しつつ、チームのピークをBest-8とかBest-4とか、場合によっては決勝戦に合わせてしかもそこまで勝ち上がることが出来る底上げもしないと行けないわけで、なかなか次のフランス大会までの課題は大変そう。

今日は、もう一つの試合、ウェールズvs南アフリカ戦があるんですが、大学の試合の応援に行くので多分リアルタイムで見ることは出来ない。個人的には、南アフリカ有利かなと思うけれど、ウェールズのゲームプランは日本にとっても色々有効なことが多く発見できそうな気がします。今日の試合、そして来週の決勝戦と3位決定戦、残り3試合を、しっかりホスト国として完結し無けれど。その為には、一番熱いラグビーファンとしての盛り上げも重要ですよね。

大学第三節

今日は母校チームの試合。スケジュール上は第三節(3試合目)なんですが、二週間前の第二節の試合が台風で中止されたため、実質的には今シーズン2試合目の試合。その中止された第二節の試合は、11月30日or12月1日に延期されて、これはシーズン最後第五節の試合の翌週。今の所の希望的観測ですが、順調に勝ち進めばこの第五節までの3試合で、どちらも全勝対決に成る予定で、この試合の勝者が最後に順延された第二節の試合家閣下にかかわらずブロック優勝する事になるので、かなりシーズン的に圧縮された感じ。

初戦はそこそこの点差で勝ったんですが、怪我人も多く居たらしく、となるとこの一月近いインターバルはチームにとって有りがたいはず。心配していた天気も何とか持ちそうだし、試合会場も大学の人工芝グランドなので、コンディション的には問題無いはず。なんとか今日も勝利を勝ち取って欲しいところ。微力ながらも、少しでも後押しできるように今日も応援する予定です。

2019年10月26日

時差トリック?!

国民民主党の森祐子議員による、地震の質問に関しての漏洩問題(※本人主張)に関して、実はtwitterの仕様を知ってか知らずか、それを利用した「虚偽説明ではないか」という、以下略ちゃんによる分析記事。twitterって、ログインしていないと、そのシステムのロケールを取得して時刻調整するんじゃなくて、本社のSFOの時刻を使用するんだぁ。何か変な仕様だなぁ...

まぁ、その仕様の善し悪しは別にして、そう言う仕組みのシステムなので、場合によってはその時の日本の時刻ではなく、16時間(夏時間中)遅いSFOのPDTで表示されるのですが、twitterのツイートを表示しても、そこに「JST」とか「PDT」とかいうタイムゾーンの表示はされないから、それがどちらの時刻なのかは分からない。したがって、表示されるツイートの内容は同じであっても、それが書き込まれた時刻表示が、見る人によって違ってくる場合があるわけですよね。多くの場合、それはそんなに問題では無いのだけれど、今回は16時間という時差が、ほぼ一日の違いになっており、それによって、森氏の発表後に書き込まれた内容が、恰も其れ以前に書き込まれたように誤認識される事態が発生しているのでは無いかという分析。

以下略ちゃんは、野党お得意の「追求チーム」で使われた資料を引用して、その中で示されている高橋洋一氏のツイートの時刻が、PDTの表示になっていることから、ここから誤解が生まれていると指摘しています。個人的に不思議なのは、今回疑惑を言っている森氏にしても、柚木議員にしても、地震でもtwitterをやっているから、基本ログイン状態のままなんじゃないの、ということ。それとも、twitterって、毎回ログインしないと駄目なの? つまり、少なくとも二人は正しい時刻表示されている高橋氏のツイートを見ることが出来るはずなんだけれど、それなのにログインしていない状態で表示される、16時間遅い時刻が掲示される状態のものを確認したんだろうか。

個人的に思うのは、多分彼女あるいは国民民主党のスタッフが、ログインしていない状態の高橋氏の書込を見つけ、それが質問前日の日付けだったことを森氏に報告。以後、「前日に漏洩していた」という思い込みで、以後の話が進んでいるんじゃ無いだろうか。そう言う意味では、都合の良い情報だけをピックアップして、確認も検証もせずにそれを根拠に相手を攻撃している森氏や柚木氏の態度は、国会議員としては勿論、人として同なのという意見しか浮かばない。結局、相手を攻撃することしか頭にないから、自分達にとって都合の良いことしか見えない状態なんでしょうね。そう言う人間が、国民の代表として国会に居るというのが、凄く恐い気がする。

ところで、以下略ちゃんの記事の中で参照されている、石垣のりこ議員が公開しているヒアリング配付資料なんですが、なんでこれ1ページ毎のPDFにしているんだろう。普通資料なら、まとめて一つのPDFにしませんか? ファイル名が一応タイムスタンプになっているけれど、その並びと資料としての並びは一致しているのだろうか。多分、印刷された紙を一枚一枚PDF化したものなんだろうけど、「資料」として意味を持たせるなら連続性が担保されるように一つのPDFにまとめるべきだし、そう言うことすら木が回らないのは、やはりこの人達に論理的な議論をする資質は無いんだろうなぁ。

集中豪雨

毎度おなじみ「金曜日の新幹線」シリーズ。とは言っても、今回は新幹線は余り関係しないのですが... 昨日は、何時ものように新幹線通勤で横浜のオフィスへ出社。朝浜松を出るときは、自宅からバス停まで歩くときは一寸強めの雨が降っていた物の、バスが浜松駅に到着する頃には上がっていて、しかも少し薄日も差す位の天気になり、これなら折り畳み傘でも良かったかなと後悔しつつ新幹線で新横浜へ向かいました。

途中三島あたりから段々と天気がまた悪くなり、小田原付近では窓に叩きつけるような感じの雨模様に。このまま続くと、帰りの新幹線にも影響しそうで一寸不安になりました。その後横浜に到着したときには、雨は降っていたけれど、そんなに強くは無くて、それで少し安心したんですが、オフィスで仕事をしていて、お昼位になったらビルの窓をガンガン叩きつけるような雨になり、再び不安に。

この日は夕方浜松で用事があるため午後半休取得をしたんですが、少し心配になって来たこともあり早めに仕事を切り上げて退社しました。で、所用があり一度東京駅まで出てきたんですが、このあたりから都内も段々と雨足が強くなり始め、成田へ行くN'EXが雨のために運休しているというアナウンスが何度も流れています。振替輸送で、京急のスカイライナーを案内していましたが、いずれにしても大変そう。東京駅八重洲口前のバス乗り場も、成田行きのバス(10分間隔で出発している)のスロットにも、長い行列が出来ていましたが、東関東自動車道が一部通行止めになっているので、一般道を使用するため、時間が掛かるというアナウンスも。このあたりから、どうも千葉方面の雨がかなり激しいことが何となく分かってきました。

この時には、雨の中心は房総半島付近に移動していたらしく、西に向かう新幹線のスケジュールには影響なく出発していて、私も予定通り新幹線を捕まえることが出来ましたが、途中何度も激しい雨に遭遇することも。それでも、掛川あたりから雨は上がって、西の空には夕焼けも見えるような状態で浜松に到着しましたが、浜松もやはり激しい雨が降る時間帯があったようで、なんで毎週毎週週末はこんな点気になるのかと、天気の神様に少し文句を言いたい位。それでも、トラブル無く浜松に戻ってこれたから感謝しないと行けないのかもしれないけれど... いずれにしても、雨風に強い新幹線には感謝しないと。

東京2020聖火輸送機

東京2020の聖火を、ギリシャのアテネから宮城県の航空自衛隊松島基地へ輸送する特別機のデザインが発表。聖火トーチを持って走るランナーを先頭にしたデザインが金色と赤色で、ANAとJALのロゴマークが並んで入っているもの。

記事の中で、サンドウィッチマンの伊達さんが「ANAさん的にはもう少し青色が欲しい」と言っているけれど、確かに。使用機材はJALのB787-8らしいので、その点も含めて何か青色のワンポイントを入れたかったところだろうか。これまでの聖火輸送は、多分JALがずっと担当しているんでしょうねぇ。そこに、今回スポンサーがANA/JAL二社になったからこう言う形になったんだろうけど、ちょっと分かりにくい感じも。

聖火リレーは、3月26日から福島のJヴィレッジをスタートするんですね。東京オリンピック開幕は、確か7月だから3カ月位の時間を掛けて全国を回るのか... 考えてみたら、機内では火気厳禁なわけで、その飛行機で「火」を運ぶというのも一寸矛盾している気がするけれど、昔機内で喫煙可能だった時代は、喫煙家の皆さんはタバコと一緒に、マッチやライターを機内に持ち込んでいたわけだから、そう言う意味では不思議は無いのかも。東京2020は、マラソン・競歩問題でグダグダしているけれど、早くスッキリして気持ちを高揚させて欲しい。

2019年10月25日

二台分の二つ折り

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、最近流行の「二つ折りスマホ」に関して。私も、二つ折りスマホをちょっと触れたことがあるんですが、正直個人的には「買わない」派。確かに、ギミックとして面白いし、画面サイズが大きくなることのメリットはあるんですが、二つ折りにすれば今のスマホ二台分の厚みになるし、大画面になって嬉しいのは写真とか動画再生くらいで、後はそれほど大きな恩恵は無いと思います。

一番の問題は「価格」ですよね。正直、二つ折りだからか、価格も二台分。それなら、スマホ2台携帯して、それぞれを個別に操作してもいいのでは。個人的には、何か2台のスマホを二つ折りのように固定して使用できる、ワイヤーハーネスみたいな物があれば、それで事足りる気もします。勿論、同じ位の画面サイズでも、方や一つのI/Fで操作出来る利便性と、それぞれのI/Fで操作しないといけない不便さはあるけれど、多くの場合それぞれに左右すると言うよりは、片方の画面に参照用の画面を表示して、もう一つの画面で操作する、と言うのが殆どのケースになるような気がするので、そんなに不便さは無いんじゃ無いだろうか。勿論、2台持ちと言う事はSIMも二つ費用なので、その分の経費というか重複はありますが。

多分、私がこの二つ折りスマホに余り興味を持てないのは、タブレットデバイスに興味がないのも大きな理由じゃ無いかと思います。昔からパソコン系のデバイスで育ってきているから、どうしてもキーボードの無いデバイスには厳しくなってしまうんですが(笑)、それでもタブレットの操作は、単にアプリを使うくらいなら良いんですが、メール作成となると、もうキーボードが無いと発狂しそうになります。オンスクリーンキーボードも良いんですが、シフト操作とか入力文字種の切替とか、どうしても物理キーボードでの操作と比較すると、まどろっこしいしイライラするし。タブレットデバイスの使い方にもよりますが、情報端末の延長として自分が使うことを想像すると、今のままでは一寸困る。今のSiriの100倍位賢い音声入力システムがサポートされれば別なんだろうけど。

今の二つ折りスマホは、大画面を提供するための手段として登場している気がするんですが、それだけだと訴求力は弱いのではないだろうか。価格が、今のスマホくらいならまだ良いのですが、二台分に近い価格帯ですし、それだけのコストを払ってまで得られるメリットは、まだまだ少ない気がします。大画面と「見栄」以外の付加価値をどれだけこれから提供出来るか、それが二つ折りスマホのチャレンジだと思います。

Lexus UX200 Impression (4)

先週は法事があり、弟家族なども帰省してきたので、Lexus君が大活躍。その時のインプレッション等を久しぶりに記録しておきます。弟家族は、今は仕事の関係で都内に住んでいるので、何年か前に車は手放していて、特に運転はしていないのですが、それまでは地方だったり、少し都心から離れた場所に住んでいたりしていたので、自家用車を持っていました。子供が三人いるので、ホンダのステーションワゴンタイプ(車種は失念)を、結構長いこと乗っていて、だから私なんかよりは車のことには詳しい人。

その弟を助手席に乗せて走ったんですが、最初の一言が「これ、ハイブリッド?」という一言。「いゃ、ガソリン車」と答えると「やけに静かだなぁ」と。一般道を走っていたんですが、車内ではFM放送を小さな音量で流しているくらいで、外のノイズは入ってくるけれど、エンジン音は殆ど聞こえない。私も、以前乗っていて20年前のハリアーと比較して、本当に静かだと感心したんですが、やはり有る程度車を乗っている人間からしても静粛性は合格点のようです。実際、高速道路なんか走っていると、外の車のエンジン音の方が五月蠅く感じますしね。

またある時は、助手席に一人、後ろに三人と、フルで乗車したときもありましたが、余り後ろに引っ張られるような感覚もなく、車体のバランスも良いんじゃ無いかと感じました。ただ、後席に大人が座る場合、前の席との間隔はぎりぎりセーフかなと言う気がしますが、三人が横に並んで座るにはかなり窮屈なのは否めません。やはり、助手席に一人、後席には大人なら二人が事実上の限界かなという気も。UX自体、NXやRXと比べると、一回りも二回りも小型化されていますから、これは仕方ないかも。ただ、弟夫婦のところも、長女と長男は結婚して、長女のところには子供も居るので、今の所全員揃うと7.5人。次はRX450あたりを狙わないと駄目かなぁと、ちょっと遠くを見る(笑)。

姪っ子夫婦は、2歳なる前の子供と来ていて、だから荷物が結構ありました。キャリーバッグが一つと、同じくらいのバックパックが三つくらい。Lexus UXは、リアトランクの容量の小ささが指摘されるけれど、今回はそれら全て入ってまだ余裕があるくらい。最も、キャリーバッグ以外は布製のバッグで、隙間に応じて変形できるので、これがハードケースの荷物ばかりだと、やはり手狭なのも事実。

結論として、定員の5人は短距離の移動くらいなら問題無いけれど、中長距離の移動だと正直厳しいかなと思いますね。理想は、ドライバーと助手席の二人で、最大でも後ろ二人の四人だけれど、その場合でも長距離ドライブの時には、助手席も含めてローテーションしないと、後ろの二人はちょっとストレスが溜まるかも。まぁ、それを除けば、なかなか好評だったUX200君でした。

2019年10月24日

イオンモール浜松市野営業時間

自宅近くにある、イオンモール浜松市野。昨日ちょっと買い物に行って見つけたんですが、11月27日からイオンモール内の専門店街の営業時間が、これまでの09:00~22:00から、10:00~22:00とスタートが1時間遅くなるらしい。専門店以外の、イオン(スーパー)部分はこれまで同様、食品販売エリアは08:00~23:00、それ以外は09:00~23:00、レストラン街は11:00~22:00と代わらない。現状では、朝の09:00から全体が開店するイメージでしたが、今後は10:00からと思った方がいいかもしれませんね。

先日から、イオンの隣にカインズホームがオープンして、その周辺の道路の混雑も大きくなってきたんですが、その対策もあるんだろうか。一番大きいのは、やはり早朝のパフォーマンスが悪いから、働き方改革も含めての対策なんだろうけど、まぁ、専門店が朝の09:00からオープンしても、それほど売れ高が上がることも無いだろうし、10:00位がいいのかもしれない。車社会の浜松なので、多分夜は今のままでも良いのかもしれませんね。私は殆ど夜は訪れた事はないけれど、たまに夜帰宅するときに、浜松駅からのバスの都合でイオン止まりを利用することがあるんですが、夜の20:00とかでも結構賑やかな感じなんですよね。察するに、家族で晩ご飯をイオンに食べに来て、暫く買い物とかしてから帰宅するんだろうか。

7/11も24時間営業店舗を止めて、深夜帯に閉店する店舗が増えてきているけれど、まぁ24時間空いていれば便利だけれど、地方によってはそうで無くても十分間に合いと思うし、それこそ有る程度の地域に店舗は集中しているのだから、輪番制じゃ無いけれど順番に24時間開店を持ち回りでするとか、拠点店舗は24時間、それ以外は18時間とかという分け方でも良いと思う。

実は、朝の09:00頃は空いているので、これまでは混雑が嫌いな自分はこの頃によく出かけて買い物をしていましたが、今後は10:00開店となるとそこそこ混雑するのかなぁ... それが困るかも。

小事を大事で隠す

通告問題から広がっている、国民民主党の森祐子議員の問題。元々は台風が接近している金曜日の夜に、連休明けの国会での質問通告が遅れ、その事に苛立った(?)官僚がTLで愚痴ったことが批判され、そうなると「質問漏洩、議員活動の危機」みたいな事で自分の責任逃れを図り、どんどん自ら事柄を大きくしている状態。

問題を複雑化しているのは、複数の異なる事がらを、この森議員は一つにまとめて非は相手にあるという事を言っているわけですが、元々の質問通告の遅れはその場で「失礼した」と謝れば済んだ話。それを広げちゃったから話がややこしくなる。実は一番問題なのは、この15日に質問をしたときに、恰も一般人である原氏が何か罪を犯しているかのような言い方をしたことだと思うなぁ。つまり、最初の質問通告の遅れ、とは違う問題なのに、それをまとめて大きくすることで、自分の非を回避しようとしているのが最大の問題だと思う。元々の話は自分で「終わった話」と言っているわけですからね。

この森氏の質問の根拠は、以前毎日新聞が掲載した記事のようですが、実は毎日新聞側は記事の中で恰も原氏に問題があるような書き方をしていたのに、裁判を起こされるとそう言う事実は無いと言う事を主張している。今も裁判は進行中なので、結果はどうなるか分からないけれど、仮に原氏の主張が認められて毎日新聞に問題があったというような判決が出れば、森氏の国会での発言、しかもNHKが中継している場での根拠の無い理由からの発言は、国会議員の院内での発言の責任は問われないという「免責特権」があったとしても、悪質だし道義的な責任は免れないのでは。確かに、国会内での発言には免責が認められる必要な場合も有るかもしれないけれど、森氏の場合はこの件に関連して、twitterとかで原氏に対して不利と思われるような情報(真偽は不明)を集めたりしているわけで、それは「国会内の発言」とは違うと思うし、その部分に関しては一般的な判断で裁かれてもいいんじゃ無いかと思うなあ。

彼女がやっているのは、自分の小さな失敗を隠すために、さらに大きな話をしてその中に元々の失敗を紛れ込ませて有耶無耶にしようとしていること。免責だなんだと言えば、相手は怯むだろう見たいな事も透けて見えるんですよね。で、その森氏の尻馬に乗って、原口一博議員とかも騒いでいるけれど、本当に何が問題なのか分かっているんだろうか。現在、匿名アカウントの開示をしろと騒いでいるけれど、それってこの人達が少し前に「物言えぬ社会になる」と批判していた話そのまま。自分達は良くて、他者がやるのは許せないというダブルスタンダードを平気でやるから、この人達はいつまでたっても信用できないしされないことがよく分かる事例だと思う。と言うか、頭を下げることが出来ない政治家って、単なる暴君だよなぁ。

新クロネコキャラクター

「クロネコヤマトの宅急便」の「クロネコ」が、28年振りにリニューアルされたという記事。すでにTL上では、これまでとかなり違うデザインに違和感を言う意見が多いけれど、私もデザインもそうだけれど、新しいキャラクターである「シロネコ」に一番違和感感じるなぁ... 何か、そんなゲームもありましたよね? タイアップ?

こちらのヤマトHDのニュースリリースには、出てこないけれど、これまでのクロネコ・シロネコのキャラクターって、文字通り「猫目」のちょっと尖った感じのデザイン。それと比べると、凄く丸っこくなって真逆の感じがする。ただ、個人的には「クロネコのキャラクター」と言えば「子猫を咥えて運ぶ親猫」っていうのが鉄板で、「宅配」のイメージにピッタリで、個人的には「名作だなぁ」と思っていました。こちらは代わらないようなので一安心なんだけれど。

デザイナーの方は、Suicaのペンギンキャラクターなどもデザインされた方らしいけれど、そう言えば一寸丸っこい雰囲気は似ているかも。ただ、クロネコヤマトのキャラクターと聞いてみれば「猫」と思うけれど、これだけ見せられて「猫」と直ぐに感じるかと言われると、一寸厳しいかも。それに、クロネコの方は正面の絵は良いんですが、横向きなどの場合は手とか足とか体に被る部分を白線でアウトラインを抜いているのが不自然に感じるんですよねぇ。まぁ、デザインのプロの人が作っているのだから、そういう部分も含めて一つの作品としてまとめて居るんだろうけど。何となく当たり障り無い感じで丸く収めるのが、今の時代の雰囲気なんだろうか。

2019年10月22日

遠雷

毎週のように台風が接近してくる今年の日本。今朝の時点で、温帯低気圧に変わったらしい台風20号の影響で、昨日の夜から雨が降りだして、しかも夜になると雷も鳴り出しました。一寸不思議なのは、多分何処かに落雷しているんだろうけど、落雷の「ピカっ!」と光る様子は見えず、何故か音だけが何度も響きます。

その落雷の音なんですが、普通は落ちて「ドカーン」と大きな音がして、「ゴロゴロ」と続くと思うんですが、昨日は何か地震のような「ガタガタガタガタ」みたいな、地鳴りみたいな音が結構大きな音が何度も続く状態に。余り経験した記憶が無い状態。最初は、地震かと思った位ですし。それでも、落雷で電波が乱れるのか、時々テレビの映像が乱れるので「あぁ、落雷なんだな」と思った位ですし。

そんな状態が始まったのが、夕食を食べ終わった頃。それが、大きくなったり小さくなったりしながら深夜0時過ぎまで散発的に続き、なかなか寝付けない夜になりました。今朝も、昨晩ほどでは無いけれど、結構強めの雨が降る中、ゴロゴロと遠くで遠雷が続いています。今日は、そんなに天気が悪くなければ、少しドライでに出も出ようかと思っていたけれど、この様子では一日部屋に缶詰ですね。取り堪っている、NFL中継でも消化しながら一日を過ごそうかと、すでに朝から「カウチポテト」確定です。

即位礼のお目出度い日に、何とも非生産的な一日なりそう...

NRT-LAX (2) - 往路アップグレード

しばらくの間、もしかしたら何度か発生するかもしれないLos Angels行き。出来るだけ来年に集約したいんですが(笑)、まずは今の予定だと年内に一度行かないといけない。その為に、12月の初めに予約したのが一月前で、年内に関してはすでにFFP関係は手当済みなので、少なくともこのフライトは出来るだけ効率良く(=安く)済ませたいところ。で、どうせ毎年使わずに捨ててしまう、UAのGPU(Global Premier Upgrade)を有効利用しましょうと、久しぶりにアップグレードを掛けておきました。

この時は、例のPQP/PQFへのルール変更の話もまだ出ていなかったときなので、単純にアップグレード可能な最安値のクラス(W)で予約して、直ぐにGPUでアップグレードをリクエスト。使用機材が往復ともにB787-9で、ビジネス48、エコプラ88、エコノミー116の構成。予約時には、エコプラの座席を指定しましたが、この時点でビジネスの埋まり具合は5~6席位。で、たまたま昨日予約を開いて何の気なしに予約を確認したら、いつの間にか往路のNRT-LAX線のアップグレードが確定していて、その時点では気に入らない席にシートアサインされていたので、慌ててシートアサインを変更。UAの場合、ビジネスは2-2-2の6アブレストなので、真ん中2列の席に変更。これなら、途中窓際から外に出るときに邪魔されずに済みます。因みに、アップグレードが確定した往路の状況は、ビジネスが自分も含めて8名既にアサインされています。一方で、未だアップグレード確定待ちの復路は、まだ6名程度しかビジネスは予約して居らず、こちらも早々に確定しないかなぁと淡い期待を抱いているところです。復路は現地月曜日の出発で、これだとビジネスパーソンが日本にくるり擁立が高いだろうから、一寸競争率が高いかなと危惧しているんですが。

現時点で、RPU(Regional Premier Upgrade)が4枚、GPUが4枚残っていて、これらの有効期限は来年の1月31日まで。しかも、これらの現在のチケットは、12月4日からPlusPoints(PP)に代わるわけで、その時点で240PPになります。そこで、1月31日までに、またTYO-LAXの往復を使用可と現在画策中。通常だと、国際線のアップグレードは片道40PPですが、プラスのポイントを払えば、その場でアップグレードが確定。どうせ1月一杯ですから、残りポイントは使わないとそんなわけで、ここで使い切ってやろうかと。多分そっけんの場合は、ポイントは倍出しかなと思っているので、まだ十分余裕はありますし。その場合、さらに残ったPPでUS国内線修行をして、ノルマの一つUA運行の4区画搭乗も満たしておけば、後はPQSは発券さえUAでしておけば、ANA便利用でも可能ですし。

いつもだと、年明けはANA AMCの沖縄フライトで忙しいのですが、今年は一寸趣が変わり、UA通いが続くことになりそう。ただ、今使用しているESTAの期限が、来年1月下旬で切れるので、その更新を忘れないようにしないと。(続く...)

2019年10月21日

桜散る

ラグビーW杯、日本対南アフリカ戦。前半は互角だったけれど、後半はスタミナの差と、相手が日本の攻撃を研究してきた印象でしたねぇ。データが有るわけでは無いけれど、南アフリカはフォワードは勿論、バックスも日本のフォワードくらいの体格があり、しかもスピードとパワーとスタミナは日本を凌駕していた気がするなぁ。

今回、予選プール突破ベスト8が日本チームの目標で、それは達成したけれど、その先はまだまだ遠い。ただ、こう言う経験を積み重ねていかないと、その先も見えてこないわけで、今回は先ずはその第一歩を明確にしたわけで、問題は次に続く選手や組織でしょうね。

それは、ラグビーファン、スポーツファンも同じで、日本チームの対戦は終わったけれど、ラグビーW杯はまだ続くので、これを最後まで盛り上げて完成させるのがファンの役目。個人的には、今回の南アフリカとニュージランドの決勝戦かなと思うけれど、そこまで盛り上げて終わらせることが、今は次の目標ですよね。今回の日本の盛り上がりで、ラグビーの世界が日本を見る目も変わってきていて、もしかしたら20年後にはまた日本大会が招致できるかもと言う話も出て居るみたいだけれど、それを是非実現させて欲しいですよね。

ラグビージャパンのお陰で、注目を浴びたラグビーだけでなく、逸れ以外のスポーツにも関心が集まって、スポーツ全体の底上げに繋がる事を祈るばかり。自分も極々僅かではあるけれど、その底上げに力を貸したいけれど、一番重要なのは「継続」する事だと今回のW杯の日本の試合を見て一番感じました。いずれにしても、日本チームには「お疲れ様」と言いたいし、年明けから始まるトップリーグでも今回以上の熱戦を見せて欲しいですよね。

2019年10月19日

ANA新シート

ANAの国内線向け新シートの記事。今年も、何度もプレミアムクラスを利用したけれど、プレミアムクラスと言えどもシートの老朽化は進んでいて、リクライニングのレバーを押しても倒れない、戻らない。レバー操作していなくても、背もたれに寄りかかると倒れていく。フットレスト、レッグレストが希望の位置に設定出来ない。等々など。今度のシートは、電動操作可能らしいけれど、それが一番嬉しいかも。

B777-200が8機、B787-8が11機、このシートに更新されるみたいですが、沖縄便にはなかなか回らないかなぁ。やはり利用頻度が多い、観戦でも短い距離の路線に投入して、乗客(=お客様)の満足ドアップに綱陰対だろうから、羽田から伊丹、福岡、新千歳の路線中心で、機材繰りの関係で時々那覇線、という感じじゃ無いかと想像しているんですが、さてどうだろうか。来年のフライト予定はまだ全く決まっていないけれど、来年は春からのダッシュは止めるつもりで、のんびり長距離国際線を中心にPremium Pointを貯める予定ですが、それでもこのシートの機体には一度位は搭乗してみたい。通常、B777-200は「B772」と略記されますが、この新シートの機材は「B722」と表示されるらしいから、それには注意したい。でも、B787-8は「B788」から変えようが無いから、こちらは分からないか...

国際線のシートも先日から新シートが採用されだしたけれど、導入をもっと加速して欲しいなぁ。来月は、HND-ORD, IAD-NRTのフライトを予定しているけれど、どうも当たりそうに無いのが残念。

迷惑新幹線

毎度おなじみ「金曜日の新幹線」シリーズ。この日は、小雨降る中いつものように浜松駅へ。前日までは半袖のポロシャツとか着ていて、この日もそんなに寒くは無かったんですが、これから向かう横浜方面は浜松よりも数度気温が低いし、戻ってくる夜にはまた雨が強くなる予報なので、今シーズン初めての長袖シャツを着ての出社。でも、ちょっと歩くと汗が滲むくらい蒸し暑い。

さて、新幹線に乗り込むと、何時もの窓際の席の横通路側には先客の女性が座っています。この方、足下に少し大きめのキャリーバッグを横向きに置いているんですが、私の方の足下に底の車輪も含めて少しはみ出ている。「座れない」分けでは無いけれど、普通に前向きに座って足を伸ばすと、右足がこの車輪に当たる。仕方ないので、足下は少し斜めに伸ばさないといけない。実は、私が席に座ろうと通路から入ろうとしたとき、寝ていたこの女性は目を覚まして、少し足を引いて入るスペースを作ってくれたんですが、肝心のキャリーバッグはそのまま。まぁ、外側に移すと通路にはみ出てしまい、通行や社内販売のカートの邪魔になるんだけれど、それなら縦に置き直すと、あるいは少しでも動かす素振りくらいすればこちらも我慢するんですが、全く何もせずにそのまままたスリープモードに。結局、足で押し返して通路に飛び出させるわけにも行かず、そのまま1時間ほど乗車していました。新横浜駅で下車するときには、多分トイレか化粧なのか、丁度席を外していたので、そのまま出てきましたが、何か一寸納得いかない。

で、もっと納得いかないのが帰りの新幹線。新横浜からのひかり号で、この便は新横浜の次は熱海に停車するもの。その為か、車両の前半分位が、どうも何処かの会社のグループで、すでにビールやら酎ハイやらで盛り上がっていて、通路を行ったり来たりしている社員さんも。いゃいゃ、子供の修学旅行じゃ無いんだからもう少し節度をわきまえろと心の中で言いながら、イヤホンを取りだして遮音しましたが。この時、私の隣窓側の席が空席で、多分熱海辺りで乗り込んでくるんだろうと思ったら、新横浜を出て暫くすると、40代位の男性が歩いてきて隣りの空席を指しながら「空いてますか?」と私に聞きます。「指定席だから分かりません」というと「じゃぁ、いいです」と言って図々しくも座り込んできた。この日の新幹線は自由席車両は乗りきれない位の混雑で、この指定席車両の通路や出入り口も立っている人で一杯だったので、多分空いている席を見つけて駄目元で座ってきたんでしょうね。熱海で、前の方の団体が一気に降りて、車両半分位の空席が出来ると、隣りの不調法者はすっと席を立って、前の方の席に移動したけれど。

まぁ、子連れとか高齢者ならまだしも、こういう図々しい人を見ると、「車掌さんが通りかかって検札に引っかかれ」と心の中で叫んでいることは内緒です(笑)。

2019年10月18日

コモディティとバラエティ

ITmedia、杉山淳一氏のコラムから、JR東日本の新幹線車両のパラエティについて。今回の台風被害では、幾つもの衝撃的な映像が連日テレビなどから流れたけれど、あの長野の新幹線車両基地で水没している北陸新幹線の車両の映像も、その一つであることは間違いないですよね。

記事を読んで初めて知りましたが、東日本の新幹線車両はそれぞれ独自期間のものが走っているんだ。いゃ、山形新幹線と東北新幹線が違うくらいは実際に利用したこともあるから分かるけれど、基本はベースの車両というか足回りは共通で、上物が塗装も復命それぞれの路線でユニークなのかなと思ってたんですが、走っている距離も地形も違うから、結構違うんだという事を知ってビックリ。今回、外にあった7編成に室内の3編成、合計10編成120両が水没して最悪使用不能になるかもと言うニュースを聞いたときに、「あぁ、暫くはたの路線の新幹線車両を融通するんだろうなぁ」と思ったんですが、事はそんな単純じゃ無いんですね。

JR東海の東海道新幹線は、東京-新大阪の1路線だし、JR西日本の山陽新幹線、JR九州の九州新幹線も、今の所1路線なので、車体の共通化は簡単なんだろうけど、JR東日本の新幹線路線は大宮からどんどん枝分かれしていくからなぁ。JR東海は、今の東海道新幹線に、後はリニアを通したらそこからの派生路線は考えていないだろうけど、JR西日本は北陸新幹線の延伸もあるし、場合によっては山陰新幹線とか(これは無理か)、四国新幹線とか考えているんだろうか。北陸方面への大動脈が止まってしまい、航空会社が臨時便を出したり、静岡経由の路線が臨時運用されたりと、なんとか工夫して影響を最少化しようとしているけれど、一度切り替えたものを保管するのはなかなか大変。

最初から冗長化を考えて、以前の仕組みなりバックアップを準備していればまだしも、効率化のために切り替えたら昔のシステムは廃棄するのが普通ですしね。それでも、今回の場合は線路は問題無い(信号施設の復旧は必要だけれど)のだから、上を走る車両さえ手当てできれば取りあえず物流は復旧できるけれど、その車両がユニークなものであるから対応が難しいというのは、何とも悩ましい。そう言う矛盾というか相反するジレンマが分かるのが、こう言う災害の時というのも困ったものですよね。有り余る予算とリソースがあれば、対策は幾らでもあるんだろうけど、それが出来ないのは仕事でも十二分に経験しているしなぁ。汎用化、標準化は常に要求されるけれど、それによって製品の魅力も平準化されてしまうんですよね。記事では、すでにJR東日本は車両の共通化を始めているそうですが、逸れも復命一日も早い復旧を祈るばかりです。

Pixel 4

先日発表された、GoogleのPixel 4(4L)。iPhone 11系が発表された時に、そのカメラ性能(と、三つのカメラレンズ配置)が話題になったけれど、このPixel 4も望遠・広角二つのレンズを使用して、さらに処理ソフトに磨きを掛けた「カメラ性能」が話題に。夜空の撮影写真なんて、「これ、写したんじゃ無くて、CGで描画したんじゃないの」と茶々を入れたくなる感じだけれど、確かに凄い。

Softbankからは発売されるけれど、auとdocomoからは発売されない(本当?)ということで、それならそれでGoogleから購入すればSIMフリーだし、その方が良いかなぁ等とすでに購入する気60%(笑)。ただ、記事にも書かれているように、値段がねぇ... やはりコスパ的には、以前も書いたようにSHARPのAQUOS Sense 3が一番。ただ、Pixel 4がeSIMサポートしているのがちょっと引かれるなぁ... 同じくeSIMサポートしているiPhone 11系は多分購入せずに、次は今のiPhone8からiPhone 12(仮)への移行だろうし。

もうちょっと様子を見てから、Pixel 4に手を出してみようかしら。(あぁ、また悪いクセが...)

東京(札幌)オリンピック

突然IOCから出された、マラソンと競歩競技を、酷暑を理由に東京から札幌での開催に変えたいという発言で、スポーツ界はてんやわんや。まぁ、言われているように、先日開催されたドーハでの世界陸上の悲惨さを考えたら、室内競技はともかく、屋外競技で試合時間が長いものは厳しいでしょうね。でも、それは招致前から分かっていた話で、なんで今頃言うのかという疑問も。

で、一つアイデアなんですが、「札幌市あるいはその周辺地域を、オリンピック・パラリンピック期間だけ東京都の第24番目の特別区に設定」したらどうでしょう。これなら、正々堂々と「東京2020」が成立するし(マテ)。まぁ、真面目な話、サッカーとか野球とかの球技に、陸上のトラック種目でも、3000mとか、1万mとか、長距離種目なんかも影響するんじゃ無いだろうか。室内競技でも、確かバドミントンはシャトルに影響するからと、空調を使えないんじゃ無かったかなと思い調べたら、ちゃんと風の影響がで無いように工夫して空調は設備して居るみたい。まぁ、屋外競技ですよね、問題は。

ただ、幾ら札幌とは言え、真夏の時期は都内とそんなに変わらない位の暑さがここ数年は続いているんじゃ無かっただろうか。都内と違い、緑や自然が多い札幌の郊外なら、日中は猛暑でも、夜になれば気温も下がり、何とかそれなりの条件になるのかもしれないけれど。

ふと思ったんですが、マラソンコース上空に日除けの傘みたいなものをつるして、さらにその下から冷気が噴き出すような簡易的な「冷却トンネル」みたいなものを全コースに設置したらどうだろうか。

走路を見てみると、折返しのコースだから、距離的には20km位。しかも、競技中ずっと全部で空冷していなくても、選手が通過する前後だけでいいわけだし。扇風機などで風を送るような仕組みだと、追い風・向かい風の問題があるから大変ですが、上空から冷気を落とすだけなら走りに影響はしなさそう。と言うか、ランナーに「空調服」の着用を認めるとか(笑)。

マラソンと違って、競歩は皇居での折返しコースなので、「冷却トンネル」の現実味はかなり高いのでは。それに単純な往復コースなのだから、横から扇風機を当てる形でも良いんじゃ無いだろうか。後は、途中に何カ所か給水設備の代わりに、シャワーエリアを作って、そこを通ると冷却されるし、飲料も可能な水使って、水分補給にもなる、と。

まぁ、全コースを冷却トンネルでカバーするのは、差過ぎに難しいだろうけど、例えば1km毎とか要所要所に冷却用のスポットを作り、さらに給水ポイントをそれこそ1km毎に設けて、冷却も水分補給も、いつでも出来るようにしておくとか、何とか工夫も出来そう。

こんなことを書いていて思いだしてしまいましたが、昔、私がまだ学生の頃は、東京の地下鉄の車内冷房って、ほとんど無い状態で、基本「駅冷房」と呼ばれた、地下鉄駅構内のみ冷房していました。だから、駅に到着すると一斉に窓を開けて、ホーム上の冷気を車内に取り込み、出発すると窓を閉めて次の駅まで我慢する、見たいな事があったなぁ。勿論、窓を開けて走行時の風を取り込む事も出来たけれど、地下鉄のトンネルの場合は結構熱風が入るんですよね。あと、車内冷房できる路線もあったけれど、それが使えるのは地上区間のみ。なぜなら、廃熱が多かったので、地下路線でしようすると、熱で半端ない状態になるから。其れ以前は、駅冷房も無かったわけで、それに比べればまだましなんでしょうけど。そうだ、マラソン・競歩も「駅冷房」ならぬ「拠点冷房」方式で乗り切ったらどうだろうか。

ところで、オリンピック後に開催されるパラリンピックでも、猛暑の中の屋外競技は幾つもあるはずで、その対策も考えないといけないですよね。猛暑の中、車いすを利用したら、金属部分だって凄く熱を持つだろうし。今はオリンピックのマラソン・競歩の札幌開催だけが話題になっているけれど、もっと広い範囲で考えないといけない問題だし、東京都が元のアイデアのまま開催するのであれば、さらに準備が必要に成るジレンマが。いずれにしても、このタイミング?! という戸惑いは大きいですよね。

2019年10月17日

自分は正義、相手は不正

自らの質問通告の遅れを、「機密漏洩」と方向を変えて逃げようとしている国民民主党の森祐子議員の会見の様子。モリカケの時には、自分達は散々出所不明な情報を利用していたくせに、いざ矛先が自分達に向くと掌を返したように反論するわけで、この人達に共通の「自分達の都合の良いものが正義」みたいな独善的な姿勢が伺えます。

「質問を封じる」と言っているけれど、既に質問通告はしていて、それを15日に質問することは決まっていたわけだから「封じる」事は出来ないだろうし、大体自分がtwitterで11日の夜に「15日にこう言う質問をする」と言っているのだから、封じるも何も無い。そこで質問できなかったのなら「封じられた」と言えるけれど。

結局は、連休が挟まれていたこともあるけれど、台風接近という非常事態の時に、結果的に深夜近くまで質問の詳細を渡さなかった自分に問題があるのに、それは「終わった話」と逃げている。質問通告は期限内にしたかもしれないけれど、結局追加の質問内容の資料は夜遅くまで続いたことは「位置付けが異なる」と勝手に正当化し、最後は「玉木氏に取材」と自分の責任逃れをする。

この人の物腰というか、ものの言い方にも非常に抵抗感があり、言ってみればワンマン経営者見たいな「独善的」な雰囲気を強く感じます。それ故に、自分の間違いやミスは絶対に認めない性格の人なんだなと言う印象も強く感じるわけで、それならこう言う態度行動も納得がいきます。ただ、そういう部分は、これまでは国民の目にはなかなか触れることは無かったけれど、今はネットの時代であっと言う間に拡散するわけで、それが次の選挙の時には影響するという事を、この人も含めて同じ傾向にある特に野党の議員は肝に銘じるべきでは無いだろうか。個人的には、そう言う「無能な働き者」は、どんどん淘汰されていって欲しいのだけれど。

スピンドルグリル

"LEXUS"というタイトルに引かれて読んでしまった記事だけれど、これ「広告記事」なのかなぁ、ちょっとよいしょしすぎだと思う。確かに、自分も含めて最近LEXUSに限らず、BMWやベンツや、その他高級車を街中で見ることは珍しくなくなってきているし、その分コスト優先の軽自動車と、自分の趣味やライフスタイル優先の尖った車種(高級車も含む)を選択する二分化している気がするけれど。

で、そのLEXUSのアイコンとしてフロントの「スピンドルグリル」が記事の中で取り上げられているけれど、実は私は唯一嫌いなのがこの「スピンドルグリル」。最初見たときには「だっせー」と思ったけれど、購入する時も実は最後まで気になっていた部分。実際販売店で担当セールスさんと話をしているときに、このセールスさんが「このフロントが特徴で」と説明していたので、つい延髄反射して「いゃ、これだけが嫌なんですよねぇ。ハリアーのフロントが一番好き」と入って、一瞬気まずい空気が(笑)。個人的には、BMWの「豚鼻グリル」と同じ位嫌いなデザイン。ただ、そのマイナスを考えても、結局安全機能・装置や、一番新しいデザインで走行性なども良さげだったので、前は運転中見えないしと自分で自分を説得して購入に至ったもの。

実際に購入して、このスピンドルグリルをまじまじと見てみましたが、車種によって違いはあるかもしれませんが、この部分全部がエアインテイクになっているわけではなく、殆どは裏側は塞がれていて、入ってみればエンブレムみたいな「飾り」なんですよね。しかも、自分の車種だとこのスピンドルグリルはプラスチック製で、洗車の時などに触れてみると、作りは結構ちゃちな感じ。まぁ、衝突する時には一番被害を受ける場所だから、変に強化しても困るのだろうけど、お飾りならお飾りで、もっと慎ましいものにして欲しかった。

ライフスタイルを売るブランド」と書かれていて、確かに運転しているときにはこれまでとは一寸違った余裕というかそんなものを感じるけれど、やはり全員が全て同じ方向を向くわけでは無いから、提案される「ライフスタイル」が自分にとってはちょっと違うよなあと言うの印象の方が多いのも事実。私も、製品は違うけれど物作りに関わる仕事をしているから、デザインの重要性とかこだわりというものは良く理解出来るけれど、そこにこだわりは持ちつつ、でも有る程度の指示が得られるようなアイデアも入れないとビジネスにはならないわけで、そのあたりの難しさはよく分かります。まぁ、色々不満や疑問はあるけれど、これから暫く付き合うと決めた相手な訳ですから、「あばたもえくぼ」と思えるように付き合わないと(マテ)。

リニアと台風

湧水問題でなかなか進まない静岡工区のリニア新幹線工事。静岡県の北の端、尖った部分をかすめるように通りリニア新幹線で、多くはトンネルなんですが、静岡県の中でも北の端の地域なので、工事する箇所へは新規に作業用の林道を通したり、作業場所も山の中を切り開いてプレハブ設備などを設置したり大変な場所。で、昨日の地元のニュースでは、そのアクセスする林道が、先の台風19号の影響で一部崖崩れなどで封鎖されてしまい、復旧には1年位かかるとか。作業員の人達も、その場所に居たらしいのですが、取りあえず食料など備蓄はあるので、直ぐにどうなるという事は無いみたいですが、映像で映し出された林道は、単に土砂を片付けたら通れるというような状況でもないようで、これは大変かも。

で、トンネルの湧水問題が今すぐに解決したとしても、トンネル工事に大きな影響が出るような気がするのですが大丈夫だろうか。静岡県側としても、人名に関わることだから、まずは奥の作業場所から救出する事は優先するんだろうけど、資材などを運搬するためには、それなりの強度で安全な道路を再度作らないと行けないわけで、これは大変そう。今年は多分こんな台風はもう上陸しないだろうけど、これから何年も工事が続けば同じような災害が発生する可能生はあるわけで、その対策も必要になりそう。

川勝知事は、もしかしたらこの復旧で時間的余裕が出来ることを「幸い」と思うのだろうか。作業の林道は、確かこの地域の生活道路も兼ねて開設するという話だったはずで、JR東海側だけで無く周辺の住民にとっても問題なわけで、そう言う意味では県知事として早急に対策をしないといけないはずなんだけれど。

2019年10月15日

IoTファーストクラスシート

パラマウントベッドとジャムコが開発したという「IoTファーストクラスシート」。シートにIoTのセンサーを内蔵して、乗客の心拍、脈拍、呼吸、体の動きなどをリアルタイムにモニターし、CAさんに通知することで、CA三によるサービスの工場を目指すもの。

「IoTファーストクラスシート」であって「IoTビジネスクラスシート」で無いのは、多分IoT部分のコストの問題と、それに対応するCAさんがわのリソースの問題なんだろうけど、例えば心拍数とか基本的な数値は全座席モニターできるようにして、乗客の状態が万が一の状態になったら、瞬時に判断出来るような仕組みは必要かもしれない。

ただ、記事を読む限りでは、寝ているのかどうか分からなくて声がけが出来ないとか、目覚めたタイミングで素早く機内食を提供するとか、一寸掛けるコストの割りにはサービス品質は今ひとつのような気がする。個人的には、そう言うバイタルデータに対して、個別の空調とか湿度調整、場合によっては風を送ったりしたり、後可能なら遮音とかして、どうしたらバイタルデータが落ち着くのか、そういう所までサービスされれば「あぁ、流石IoTファーストクラス」となるんだろうけど。

記事の最後の方に、航空機機内故に無線化が出来ず、これまでIoT化が進んでこなかったと書かれているんですが、現在では機内のWi-Fiサービスは普通だし、Bluetoothデバイスの利用も可能になっている。Qiの充電みたいな極々近距離での高速データ通信みたいなものが可能になれば、物理的に有線で配線しなくても、必要なIoTデバイス同士を隣接して設置するだけで必要なデータ回線が構成されるような仕組みは簡単にできそうなんだけれど。データ量からみても、そんなに高速な回線で無くても良いと思うし。まぁ、現実的には記事の最後にあるように、医療や介護向け製品への組込が本命なんだろうけど、こう言う技術やサービスが普及する切っ掛けとしては良いのかもしれない。

2019年10月14日

ラグビー日本

昨晩は、プロ野球はセ・パ共にリーグ代表が決まる試合であり、ラグビーは予選プール突破を賭けた大一番であり、なんか色々なことが起こった一日(あっ、男子バレーもあったか)。勿論、台風19号の災害直後ということで、それどころじゃ無い地域も多かったと思うし、実際釜石で開催予定だったカナダとナミビアの試合中止になり、代わりに両チームは被災地のボランティア活動をしたようですが、それはそれでまた頭が下がる行為。

ラグビーの、日本とスコットランドの対戦は、本当に日本チームの実力が世界トップ(Tier-1)クラスになったことを証明する試合になったことは、誰の目にも明らか。先制トライはスコットランドが奪うものの、その後怒濤の攻撃で3トライ/3ゴールを奪い、21-7と大きくリードして前半を終了。後半早々には、福岡選手がボールをインターセプトしてそのままトライに持ち込み、4トライ目のボーナスポイントを獲得。このまま行くかと思ったら、流石にスコットランドも気持ちを切り替えてきて、2トライ/2ゴールを奪うけれど日本の守りが厚かったぁ。試合記録を見てみると、28-21になったのは、後半16分。この後24分間は両チームの攻防が延々と続いて、最後に日本が粘り勝ちするわけで、この粘りが今回の日本躍進の理由じゃ無いだろうか。

この試合以外の先の試合を見ていても、素人ながら日本のタックルが以前観ていたようなものとは段違いの迫力というか、威力を持っているように感じていました。それがこの試合でも存分に発揮されたのが、後半の粘りに繋がったと言って良いのでは。一方で、タックルミスからトライを奪われる場面もあったわけで、次の試合までにどれだけタックル精度を上げて、さらに迫力というか威力を増やせるかが南アフリカに勝つ鍵だと思う。

結構怪我人も出ているみたいで、あれだけ激しいプレーをしていれば逸れも仕方ないだろうと思う半面、日本開催の最大の強み、圧倒的に応援を背にして、次の南アフリカ戦を4年前の試合以上の熱戦で勝ち取って欲しいですよね。まだまだ続くラグビーW杯、日本の頑張りが来年の東京2020へ繋がる事も祈りたいですね。

2019年10月13日

UA MP PQP/PQF

UA MPの2020年からのルール改正。年間24,000PQP(≓US$24,000)をUAに貢ぐだけのメリットがあるのかどうか(笑)。今年の実績で見ると、UA MP 1K用に投じたコストは、年間で約170万円位。本当は、100万円位が目標(1PQM=10円)が理想なんですが、チケットも高くなってきていて、なかなか上手く言っていないのも事実。でも、それを含めて来年のフライトを考えると、54PQF+18,000PQPだと、コスト的には今年位プラス一寸で、後はフライトセグメントを何とかこなせば、出来ない事では無い。

で、昨日の時点では54セグメントをこなすのは大変、USに一月位滞在して、近場(例えば、LAX-SAN)のホッピングをしようかと思っていたんですが、パートナーエアライン(=ANA)を利用しても、同様にPQP/PQFを獲得出来るみたい。今年までのルールだと、チケットのクラスによってはPQS(Premier Qualifying Segment)は、1だったり1.5だったりしたんですが、来年からは1セグメントは1PQFとなるみたい。しかも、パートナーエアラインで飛んだ場合も、そのまま1PQFとしてカウントされるらしい。だから、HND-ITMとかを27往復すれば達成出来るわけで、つまり一月に2往復すればOK (マテ)。問題なのは、PQPの方で、

  1. UAで発券したチケット(先頭が"016")で利用したパートナーエアラインのフライトは、UA便同様にその料金がPQPとなる。 
  2. UA以外で発券したチケット(先頭が"016"以外)で利用したパートナーエアラインのフライトは、Preferred Partner (ANAとかLHとか)だと、ベースマイルにクラスボーナスを足したマイルを5で割った値がPQPとなる。Preferred Partner以外は、6で割った値がPQPとなる
例えばANAのアカウントで、ベースマイルが200マイルで、クラスボーナスが50%(=100マイル)だと、300マイルの1/5=60PQPがUA MPに追加される事に。例えば、ANAで一番安いチケットが出てきそうな、HND-ITMだと、8,000~10,000円位だから、この場合はUAアカウントでANAのフライトを発券して利用したほうが、PQPは有利。まぁ、実際そこまでしてUA MP 1Kのステータス維持をするかどうか別問題だけれど、UA便は最低4セグメント飛べば良いので、それは一回国際線利用をすれば、US国内でぐるっと回っても良いし、UAの国際線利用をしても良いし、出来ない事はない。来年は、色々時間も出来るし、一度位は試しでやってみても良いかなと思うけれど、何年も続けられる話でも無いし、そろそろ「量より質」に旅行の内容を変えるタイミングなのかな。

台風19号

静岡から関東を通り東北へ抜けた台風19号。「最大規模の台風」と事前から言われてきたとおり、各地に大きな被害を残して行きました。自分も、前日クタクタで戻ってきたけれど、翌日早朝にまだ雨風が強くなる前に、取りあえず飛びそうなものを片付けて、窓や玄関は雨戸やシャッターを下ろして「蟄居状態」に。午前中に雨は一度小康状態になったんですが、お昼前位から一気に激しい雨に替わり、「あぁ、台風が上陸するかなと」と思っていたんですが、進路が少しずつ東に変わり、しかも台風周辺の雨雲が、太平洋上にあったときの円状から、陸地に近づくとビームを絞るように段々と進行方向に細長く伸びていったので、午後に入ると実は浜松あたりでは雨は段々と落ち着いて来た位。ただ、山間部で降った雨が、その後どんどん下流に流れてきたからか、市内を流れる安間川とか芳川とかの警戒メールは、幾つも飛んできたんですが、その後雨は殆ど止んで代わりに吹き返しの風が少し強くなってきた位。

台風が伊豆半島に上陸した頃は、風で外の葦簀がバタバタする位で、実はテレビに映される都内などの状況とは反対に、かなり落ち着いていた位。その前位から、箱根が洪水とか、二子玉川周辺で多摩川が氾濫したとか、一体関東はどんな状態なんだと思うばかり。やりきれないのは、先月台風15号で大きな被害を受けた千葉県に、またそれと同じかそれ以上の雨風が押し寄せて、さらに被害が拡大している様子。

皮肉にも感じる位、今朝の天気は台風一過で快晴の状態。風もほとんど無く、逆に今日の予想気温は30度近くまで上がるみたいで、何か日本の気候はどうなっているのかと首をかしげたくなる位。取りあえず、自分の周りは被害も無く安全な状態なので、その分被災地の方へ少しでも幸運というか良い事が入ってくれるように祈るばかり。昨日からのニュースを見ても、消防、警察、自衛隊、自治体、インフラ関係者等、多くの人が災害対策や救助活動に関わっているわけで、本当に頭が下がるというか感謝しか無い。今日は横浜で日本とスコットランドのW杯の決戦があるけれど、天候や施設は大丈夫でも、周りの状況がどうだろうか。横浜のあの辺りも田圃だったりして被害もあるだろうし。

今回、深夜近くになって貯水量が限界になりつつあるダムから緊急放水をするというニュースが幾つも出てきましたが、その中の一つに八ッ場ダムが有り、丁度テストで貯水試験をしていたところに今回の台風で一気に満水になり、でもそれで助かったという話も。また、玉川の氾濫した地域は、元々は川の中州というかそう言うような場所で、そこが住宅街になり新堤防の建設とかの話があったけれど、地元は景観重視の反対派と安全重視の賛成派で意見が分かれていたとか。その時には、無駄、不要というものも、実際に経験してみないと本当に必要性は分からないものなんだけれど、だからと言ってむやみやたらにあちこちに作れば良いというものでも無いし、難しいですよね。今年は、もう台風は来ないと思うけれど、来年、将来に向けてもう一度真剣に考えるタイミングなのかも。

docomo 2019-20モデル

NTT docomoが発表した、2019冬-2020春モデルのラインナップ。個人的に、ちょっと興味を持っていたXperia 5が入っているので、早速購入しようか思案中。ただ、同時に発表されたSHARPのAQUOS Sense 3も、同程度の機能でお値段はXperia 5の1/3位となかなか魅力的。さらにAQUOSの方が、少しサイズが小さい(長さが1cm位短い)ので、今の自分にとっては扱いやすい感じがします。

もう一つの問題は、Xperia 5は、11月1日発売予定ですが、AQUOS Sense 3は未定(11月上旬予定)と、後者の場合入手時期がまだ不明なところ。まぁ、Xperia 5はハイエンドモデルだし、AQUOS Sense 3はスタンダードモデルで、それぞれセグメントが違うわけだから、同列に話をするのは適切では無いけれど、例えば今購入しても、来年くらいから5Gのサービスが始まり、途端に現行のモデルは陳腐化するわけで、となると簡単に乗り換え可能が廉価モデルか、ハイエンドを「スマホお返しプログラム」前提で2年間の限定利用と割り切るかも悩みの点。後者の場合、2年後に気に入ったモデルがなかったら、それはそれでまた残念ですしね。さらに言えば、2年後には5Gサービスがそれなりのカバレッジで始まっているのかも不明だし。となると、下りで1.5Gbpsを超える「PREMIUM 4G」対応のXperia 5は、2年後も継続して利用する価値が生まれてくるかもしれないし。

いずれにしても、暫くあーでもないこーでもないと一人で悩む日々が暫く続きそう。

2019年10月12日

UA MP 大変更

United AirlinesのFFP、MileagePlusの会員制度が、2020年から大幅に変更されというニュース日本語にはまだ訳されていないのですが、これまでのフライトしたマイル数に応じて与えられていたポイント(PQM)に替わって、米国居住者が課せられていたPQD (Premier Qualifying Dollars) に近い扱いに。UAでチケット購入に払った金額(アップグレードや手数料も含む)に応じて与えられる、PQP (Premier Qualifying Points)と、飛んだセグメント数 PQF(Premier Qualifying Flights)の組合せか、PQPだけでも可能だけれどその分ポイント数が上がる、いずれかの方法で2020年度の会員ステータスが決まる。
そのPQPの必要数も、UA MP 1Kとなると、24,000PQPで、US$1=1PQPなので、単純計算でUS$24,000=260万円近く貢がないと行けない。PQFで54PQF飛べば、PQPは18,000PQP(約2000万円)まで下がるけれど...
これ、米国内のビジネスマンが、頻繁に国内を飛び回るような場合には、かなり有利ですが、自分のように年に数回日本-アメリカの国際線を利用して、一気にマイルを獲得するような方法には不向き。まぁ、その国際線のチケットを高価なものにして、24,000PQPを獲得するという方法はあるけれど、そこまでUQに貢ぐ必要があるのか... 今の倍近いコストを払うことになりますからね。別にUAのフライトでなはなくても、スタアラのフライトなら同様にPQP/PQF獲得出来るので(最低4区画はUAフライトの縛りは残る)、今後ANAしか利用しないという方法もあるんですが... Lifetime Flightは、これまで同様マイルで積算されるらしいので、すでに3MM到達している人や近々3MM到達出来る人は余り関係無いんでしょうけど、自分のような弱小マイラーは困るなぁ... まぁ、来年一年位は半分遊びで試してみても良いけれど、その後は不明。米国内で、国内線のホッピングとかやってみても、なかなか54セグメントは大変だし。

今年は取りあえずUA MP 1Kには到達出来そうだけれど、来年の旅行計画は色々考え直さないといけないかも。

混雑新幹線

毎度おなじみ「金曜日の新幹線シリーズ」なんですが、今回は特別編「台風直前の新幹線シリーズ」とでも言うべきかも。現在東海・関東地方に接近中の台風19号。金曜日の時点では、まだそんなに都内は影響は無くて、午後から少し雨が降り始めた位。だから、最初は何時ものように夕方仕事を終えて、夜の新幹線で浜松に戻る予定でいました。ただ、今日12日の鉄道の対応がアナウンスされだし、東海道新幹線は朝一部の新幹線は動くものの、基本的に東京-名古屋間の運転は運休するというニュースが出始めると、「これは早めに帰宅した方が良いかも」という予感が。

その予感は正しくて、エクスプレス予約のアプリで予約を確認すると、自分の利用する予定のひかり号は勿論、その二つ前まで、すでに指定席もグリーン席も満席。辛うじて、こだま号は一部グリーン席なら空いている状態。うーんどうしようと一寸悩むと、どんどん席は埋まっていく状態で、あっと言う間に16:00代のひかり号・こだま号は満席状態に。今にして思えば、とっとと予約変更をして早めに会社を出れば良かったと思うのですが、その時は会社人間の性なのか「余り早く出ても」なんて思ったものだから、結局早めに退社することはするにしても、新幹線の予約はそのままに、時間が余れば新横浜で一杯やればいいやと思ったのが運の尽き。

それでも、何時もよりは1時間位早めに会社を出ると、一路新横浜駅へ。夕方なので、JR横浜線は何時ものように混雑しているんですが、それでもその時はそんなに酷い状態とは思えなかったんですよね。で、時間も有ったので隣接する食堂街へ行って食事をして、暫くしてから戻ってきたときにちょっとビックリ。駅ビルの2F部分の新幹線用改札の外から中を見ると、何か沢山の人達が列を作っている状態。何だろうと中に入り、その先を見ると発車掲示板で、そこを見ると下りの新大阪方面行きは20分位の遅れとなっています。上りは定刻で出発しているので、台風の影響では無さそうなんですが、まぁ20分位ならとホームに上がります。

ここで、やっと状況が把握出来ました。翌日新幹線が止まるので、一気に乗客が押し寄せて入るみたいで、ホームはいつも以上に混雑しています。さらにアナウンスを聴いていると、始発の東京駅、品川駅でも乗り込む人が多くて、その為に遅延が発生しているのと、さらに無理に乗り込もうとしてドアには挟まれ、そのドア点検でさらに出発が遅延している様子。20分だった遅延時間は、30分、40分ととどんどん伸びていき、さらに通常なら3分位の間隔で、のぞみ号、ひかり号、こだま号とどんどん到着する時間帯ですが、一向に車両が到着しました。そのうちにアナウンスでは、品川駅ですでに満員で、1号から7号車には乗れないので、後ろの11号車から16号車を利用するように何度もアナウンスしています。結局自分の乗るひかり号が到着したのは1時間以上遅れて。しかも、すでに通路まで一杯に乗っているので、中に入る事すら出来ない。私の後ろにも何人も並んでいるので、多少無理気味に中に入ると、さらに通路も埋まっていて、本当にそういう人混みをかき分けて前に進み、やっと自分の指定席にたどり着いた状態でした。

ここでも、結局出発するまで10分以上掛かっていて、何度も車掌さんが「もう1cmずつお詰めください。それがもうお一人分の余裕を作ります」と車内でアナウンスをするほど。このひかり号は、新横浜駅を出ると、三島駅、静岡駅、浜松駅と停車していきますが、三島駅からも多くの人が乗り込んできていて、車内の圧迫感は増える事はあっても減ることは無い感じ。それでも、何時もなら静岡駅で結構下車するので多少は余裕が出来るかと思ったら、静岡駅でも降りた人以上に乗り込んでくる人が多くて、車内の混雑状況は変わらないどころか悪化するような感じ。結局浜松駅には70分以上遅れて到着で、降りるときも通路や出入り口も塞がっているのでなかなか降りられない状態。で、どう見ても、降りた人以上の数の乗客がホームでさらに待っています。

翌日の運休が決まったから前倒しで移動という人も多かったと思いますが、三連休という事で行楽に出かける人も多かったようで、スーツケースやキャリーバッグ持参の人が多かったことも、混雑に拍車を掛けていた気がします。だからか、車内の荷物棚は荷物で満杯状態。この後、丁度バスが出た後で、次のバスまで30分待たないと行けない状態だったので、タクシーで自宅まで戻りましたが、それでも帰宅したときにはクタクタ。今回も、もう少し早く判断していれば、もう少し余裕を持って帰宅できたのにと後悔するばかり。歳のせいか、そう言う閃くタイミングがどんどん遅くなってきている気がする。今度同じような事があったら、キッパリと早めの判断をすることにしようと心に固く誓いました(笑)。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

BONVOY系滞在37滞在(45泊目)は、馴染みの横浜シェラトン。AMC Diamondの修行フライトを木曜日に行い、その帰りに横浜に宿泊して翌日金曜日のオフィス出社するため。

チェックインしたのは18:30過ぎ。アップグレードで、広いプレミアムキングの部屋にして貰えました。部屋に入って一息ついたらもう19:00近く。いつもの和食のレストランに席があるという事なので、そのまま直ぐに食事に向かいました。

翌日仕事があるので、アルコールは控えめにして部屋に戻り、少し仕事をしてから就寝。翌日は、早くも台風の影響が出てきたのか、朝から曇り空で、帰る頃には雨が強くなりそうな雰囲気。新幹線を一つ早いものに予約変更しようとしたら、すでに予約は結構早い新幹線まで満席で、皆さん12日の台風上陸の前に移動しようとしているんですね。

これで45泊まで到達し、今シーズンの目標である50泊まで残り5泊。上手くいけば、来月あたりには到達するかなぁ。残り少しです。

2019年10月11日

7/11大量閉店

セブンイレブンやイトーヨーカドー等を持つ、セブン&アイHDが、事業構造改革を断行。コンビニ最大手のセブンイレブンを1000店舗閉店し、24時間営業のインセンティブも減額するというニュース。セブンイレブンの国内店舗数は、約2万1000店なので、その5%を閉店することになる話。全国的に平均的に閉めるのか、大都市圏など密集している地域を整理するのか、あるいは地方などの不採算店中心に閉めるのか、いつもお世話になっている一人としては気になります。

セブンイレブンと言えば「ドミナント方式」で、集中出店してその地域の顧客を面で押さえる方法が有名だけれど、逸れも再考するという事なんだろうか。まぁ、そう言う方法をとるのは、やはり大都市圏で会って、うちみたいな地方ではそこまではやら無いしやれ無いだろうけど。

セブンイレブンだけで無く、グループ内のイトーヨーカドーやそごう西武も店舗整理をして、効率化とスリム化を目指すみたいですが、益々地方から物流システムが消えていく感じ。でも、イトーヨーカドーにしてもそごう西武にしても、一昔二昔前の「百貨店」形式の店舗ですから、代わりにモール形式のイオンとかが浸透しているというのが本当の理由なのかも。

自宅近くのイオンモール隣には、近々カインズホームがオープンする予定で、昔は田圃しか無かった田舎町が、今では着々と周辺地域の拠点になりつつあります。取りあえず、自分が生きている間は生活には困らなそうだけれど、となると下手に都会に出るよりは、地方でもそこそこの規模の街に移動した方が、コストは安く、供給は豊かな生活がこれからはおくれるのかもしれない。

週末の台風

今年は、毎週末毎に台風が上陸しているような気がします。今週末も台風19号が上陸する可能性があり、しかもその勢力は一月程前の15号と同等かそれ以上という強力さ。今の所、金曜日の夜から土曜日一杯が一番影響を受けそうで、だから今日は週に一度の横浜出社の日ですが、早めに退社しようかと思案中。

困ったのが、日曜日に予定されている大学チームの試合。場所が遠いので、前回同様始発の新幹線で出発しないと行けないのですが、逸れも厳しそう。さらに、すでに関東学生連盟から、試合予定の変更が発表されていて、試合開始時刻が1時間半遅らされたために、当日試合後に浜松に戻ってからの予定に間に合わなくなる可能性が。結局、今回は試合へ行くのは中止して、午後の予定を優先することにしました(すまん、後輩達)。でもなぁ、新幹線がどうなるか分からないので、無理に行ってまた都内止まり何て言うことになっても困りますし。

困るのもラグビーW杯の予選最後の試合達で、その中には日本初のベスト8進出がかかる、スコットランドとの対戦も13日に予定されています。多分13日の、夕方となれば、天候はそれなりに安定しているのでは。問題なのは、観客も含めてスタジアムにアクセス出来て試合後帰宅できるかですよね。会場の日産スタジアムは、まぁ徒歩でも新横浜にアクセスできるから、そこから地下鉄とJR横間は線で横浜方面、新幹線で東京方面に移動可能だけれど、前日と当日朝の影響がどれだけ残るかどうかが懸念だろうなぁ。でも、何となく試合は出来る気がする。

問題なのは、その前日12日に開催予定の、アイルランド-サモア戦ですよね。これが中止になると、両チームに勝ち点2が分配されて、スコットランドは勝ち点が13と、日本の14に届かず日本の2位以上が確定。そうなると、スコットランドは日本がアイルランドに勝って貰わないと上に行けないので、これもヤキモキしそう。幸いにもアイルランド-サモア戦は福岡で開催されるので、12日も台風の影響はそんなに無さそうで試合は可能そう。個人的には、サモアの意地でアイルランドに買って貰えるのが一番と思うけれど、どちらにしても12日と13日は是非試合を開催して、日本が勝っても負けても納得出来る状態で予選プールを締めくくって欲しいですよね。そうそう、今日はエコパで最後の試合となる、オーストラリア-ウェールズの試合が。雨の試合になりそうだけれど、こちらも熱戦が予想されるだけに何とか良いコンディションで戦って欲しいですよね。

AMC Leg#14: NGO-OKA/-HND

来年度のAMC Diamondは達成済みですが、年の後半全く飛ばないのもつまらないので、次のマイルストーンである12万Premium Point目指しての国内線フライト。本当は、先月何時ものHND-OKA/-HNDを飛ぶ予定でしたが、台風の影響でフライトがどうなるか分からずキャンセル。ただ、空港まで来て何もしないのもつまらないので、UAの特典チケットで福岡往復したのが先月。後から確認したら、30分位の遅れはあったけれど、結局自分の予約したフライトは、往復とも飛んだようで、そう言う意味では今回も判断が一寸の差で悪い方に転がり、何か自分の人生を見ているよう(苦笑)。

で、そのキャンセルしたフライトの代わりに入れたのが、今回のNGO-OKAからのOKA-HND。余っている有休消化も兼ねて、木曜日に沖縄往復をして、そのまま都内に宿泊して翌日は金曜日のオフィス出社で帰宅するというパターン。AMC Diamond用フライトとしては、8月のSydney行き以来ですが、国内線フライトでは7月の伊丹以来。国内線利用は、前述の福岡往復以来一月振りですが、やはり定番の沖縄行きはちょっと気持ちも違ってきますね(笑)。

1) NGO 10:50 - OKA 13:15 (NH303)

木曜日の朝ですが、何時もの金曜日の新幹線通勤の時と同じように自宅を出て浜松駅に到着。ただし、ここから利用する新幹線は、何時もとは反対方向下り方面のこだま号で名古屋まで移動します。こだま号が名古屋駅に到着するのは、08:39。ここから名鉄に乗り換えてセントレアまでの経路を乗換アプリで検索すると、名鉄名古屋駅09:03発の空港行き特急が表示されます。これ、JR名古屋駅新幹線ホームから、名鉄の名古屋駅地下ホームへの徒歩移動時間を10分以上に設定しているからだと思うんですが、実は08:50にミュースカイがあり、少し早歩きで移動すればこれに間に合います。ただ、ミューチケットを購入しないと行けなくて、以前一度券売機が混雑していて購入出来ず、そのまま車内で払ったことがありました。で、今回、「幾ら名鉄でも、オンラインで出来るんじゃないか」と思いつき、探してみたらありましたありました。名鉄のサイトから、空港線の特急券を予約できるサービスが。これで翌日のミュースカイの座席指定を予約しておいたので、今回は券売機のお世話にならずに、そのまま改札を通過して乗車する事が出来ます。

予定通り名古屋に到着し、ミュースカイにも乗車でき、30分弱でセントレアに到着。そのままJAL/ANA共同のラウンジで出発まで時間を潰します。定刻20分前に6番ゲートへ行くと、東北支援塗装「東北FLOWER JET」が駐機していました。これで沖縄まで飛びます。

機材はB737-800で、プレミアム席は8席。でも乗客は私も含めて3人で、アップグレードした人も居ないようでした。普通席もそんなに混雑していなかったようで、定刻の5分前にはドアクローズになり、直ぐにプッシュバック開始。反対側のRW36に移動して、少し着陸機待ちの待機がありましたが、直ぐに離陸して一路沖縄を目指します。途中気流が多少乱れるところもありましたが、概ね安定していて、到着予定時刻の13:15よりも30分近く早着しそうだったんですが、空港混雑のためか、結構大回りをして沖縄本島を回り込み、さらに小刻みに空路を左右に振りながら時間調整でしょうか、結構待機時間を消費してから、RW36に着陸。ゲートインかと思ったら沖止めで、国際線ターミナルの端までタキシングして、バスで到着ロビーまで移動となりました。この後、軽くお昼を食べてから、そそくさとANAのラウンジへ移動しました。

2) OKA 15:05 - HND 17:40 (NH470)

丁度出発便の間が開いていたタイミングなのか、ラウンジはガラガラで、端っこの方に席を確保して、メールの処理などして時間を潰します。そろそろゲートに移動しようかと思った頃にアナウンスがあり、NH470の折返し便の到着が遅れたため、10分程出発が遅れるというアナウンスが。もう一度座り直して、さらに時間を潰してから33番ゲートに向かいました。

ラウンジを出て、DFSの所を右に曲がると、32番ゲートあたりから凄い人出が。どうも、修学旅行の団体さんがまっているらしい、大変だなあと思っていたら、同じ33番ゲートから出発する羽田行きに搭乗するようでした。すでにグループ1/2の登場が始まっていたので、その修学旅行の列を横切って(そう指示持されたから)機内に入ります。

ドアクローズは定刻から10分遅れくらいで、直ぐにプッシュバックが始まり、RW36へ移動します。ここでやはり離発着の順番待ちがあり、離陸したのは15:45位でしょうか。この頃から、お昼に飲んだビールが効いてきて、水平飛行に入ると直ぐにシートを倒して、食事も飲み物も断ってのフライトです。房総半島に掛かるくらいのタイミングで目が覚めたんですが、外は雲が厚いのか房総半島の灯りが全く見えない。やっと何か光りが見えたと思ったら、もう東京湾上空に入っていて浮かんでいる船の灯りがちらほら見え始め、直ぐに工業地帯の灯りも見え出しました。結構厚い雲がかかっていたみたいですね、この時は。機体は、多少揺れながらもA滑走路のRW34Lに着陸すると、そのまま第二ターミナルを時計回りに回り込んで、63番ゲートに入ったのは18:00少し前位でした。

ここから、この日の宿泊先である横浜に移動。久しぶりの国内線フライトは、何とか台風の影響が出る前に今回は完了できました。

2019年10月10日

全国からの善意

愛媛大学の構内で不審火があり、グランド内のプレハブ二棟が全焼した事件。そのプレハブを、用具庫として使用していた、アメリカンフットボール部と女子ラクロス部の用具類などが全焼喪失し、直近の試合参加が危ぶまれていた事件。SNS等で状況と支援の要請をしたところ、アメフト部に関しては防具などの目処が立ち、無事12日の中四国地域のトーナメント戦出場が可能になったとのこと。

ラクロスもそうだけれど、アメフトも日本ではやや特殊というかマイナーなスポーツに入るから、防具やボールにしても入手はなかなか大変。これが野球とかサッカーとか、日本でも広く普及しているスポーツなら、かなり容易に用具なんかも集めることは可能だろうけど、ヘルメットにしてもショルダーにしても、逸れ以外のパッド類にしても、基本現役生と、卒業・引退してから数年位の範囲しか手元には無いだろうから、余っているもの予備のものも期待出来ない。実際、大学でもごく一部の強豪校や、父兄会などの支援組織がしっかりしているチームを除けば、結構防具などの準備は大変で、地方などでは代々受け継いで使用する事も結構あると思いますね。安全性からは、本当は望ましくないのだけれど。

また、部員数の倍位の防具が寄付されたようですが、実はポジションとかサイズで結構体に合う・あわないがあるんですよね。メットもそう。サイズだけで無く、中のパッドの具合でかなり装着したときの感覚というか、印象が違って、それはプレーにも影響します。だから、使い慣れだ防具が一番なんだけれど、上手く体にフィットするものが有れば良いなと思いますね。

愛媛というと、アメフトの盛んでチームも多い関西にも近いから、それも良い影響を生んだのかもしれない。一方で、女子ラクロス部の法はまだ防具など十分に集まって居ないみたいで、こちらにも十分支援が集まって欲しいですよね。こちらの試合は、確か19日でまだ少し余裕はあるけれど、練習だって十分にしたいだろうし、早いことに越したことはない。どちらのチームも、まずは精神的な影響から一日も早く抜け出して、満足出来る結果を出して欲しいなぁ。

リチウムイオンでノーベル賞

今年のノーベル化学賞に、リチウムイオンバッテリーを発明した、旭化成名誉フェローの吉野彰氏ら三名に授与されるというニュース。ここまで発表された、医学賞、物理学賞では日本人受賞者は出ず、今年は駄目かなと思ったら、ある意味日本の得意分野の化学賞で、また受賞者が出たことはうれしい事です。今年は、最後に発表される経済学賞でも日本人の候補者があるとの事で、そちらも楽しみ。

「リチウムイオンバッテリー」と言えば、ハイブリッド車や電気自動車は勿論、ノートブックパソコンには欠かせないし、さらには当初トラブルが発生したB787にも搭載されている。今の世の中、色々な製品や場所に使われていて、必要不可欠なもの。私が社会人になって、暫くしてからノートブック型パソコン(当時は、ラップトップ(Laptop)パソコンと入っていた)の開発が始まり、その当時は「ニッケルカドミウム(ニッカド/NiCd)バッテリー」を使っていました。当時は容量も少なく、逆にシステム側の消費電力も多いから、1時間も持たなかったけれど、それでもコンセントが無い場所でもパソコンが使えたのは脅威でした。

ニッカドバッテリーは、メモリー効果があって、充放電を繰り返すと見かけの満充電状態がどんどん減っていき、結構使いづらかったけれど、代替方法が無かったから仕方なかったんですよね。逸れ以外というと、自動車に搭載している鉛バッテリーしか無かった時代だったから。その後、ニッカドから、ニッケル水素(NiH)バッテリーが登場して、これは容量も大きくなり、かつメモリー効果も少なかったから、一気に普及。低コストのニッカドモデルと、高価格だけれどバッテリー性能の良いニッケル水素モデルと、二種類並んでいた時代でしたね。で、その後に、現在のリチウムイオンバッテリーが登場。一気に性能アップするとともに、メモリー効果もほとんど無くなり現在に至るわけですが、リチウムイオンも、小刻みな放充電は体(=バッテリー)に悪いとか、100%充電では無く90%とか85%位まで充電して使えとか、色々まだクセもあるんですよね。でも、今の「電化生活」を支えている要素の一つであることは間違いない。

福島の原発事故で、当時普及を始めていた「オール電化」が一時停滞するんですが、その後自宅太陽光発電と、こう言うリチウムイオンバッテリーとの組合せで、万が一の時には自律発電して生活できるようなシステムが出来つつあります。個人的にも、もし自宅を改築するような場合には、そう言うシステムを導入して万一の時に備えたいと思っているけれど、まだまだノートパソコンのようにACとバッテリーを効率よく利用出来る状態にはなっていません。今回の受賞をはずみに、そういう「エコ」なシステムが発達して普及すると嬉しいのだけれど。

2019年10月9日

「議員」を弄ぶ

NHKから国民を守る党(N国党)の立花孝志党首が、先日当選した参議院議員を辞職として、参議院埼玉補選に出馬するという記事。所属議員を増やすために、色々努力するのは自由だと思うけれど、何かこう言う話って「真面目に国のために仕事しようとしている?」と1万回位問い詰めたい気持ち。まぁ、国会議員とは言え「職業」の一つだから、本人の判断で止める・続けるを選択するのは自由だし、特に続ける場合は選挙という洗礼を受けるわけだから、それは国民・有権者の選択だからまだ許せる。許せないのは、当選したのに任期を満了を待たずに辞職することだし、それによって参議院から衆議院とか鞍替えすること。それなら最初から、鞍替え先の選挙に挑戦しろよと、小一時間。

今回その中でも悪質だなと思うのは、数ヶ月前に当選した参議院議員を辞職して、同じ参議院の補選に出るという事。自分が当選した議席は、次点の候補者に譲れるから、仮に自分が落選しても議席は減らないし、万が一当選すれば2議席確保できる。それも、選挙のルール上認められているなら仕方ないけれど、でもやはり納得出来ない。

例えば、病気であるとか死亡したとか、そう言う場合は辞職することも仕方ないと思うけれど、そうで無い理由で辞職する場合は、その内容によって被選挙権に制限を付けるべきじゃ無いだろうか。例えば、今回のように国会議員を辞職する場合、それが病気などの事由以外の場合、例えば辞職した日から半年間は被選挙権を制限する、と。それによって、知事とか市長とかの自治体選挙には、半年間は出馬できない。さらに、国会議員に出馬する場合は、さらに半年、合計1年間は被選挙権を制限する、というのはどうだろうか。

100歩譲って、仮に議員を辞めて別の議員選挙に出るのは、まぁ逸れでも政治を続けようという意思があるわけだから、まだ多少は許せるけれど、一番許せないのは、選挙で当選しても任期満了前に飽きて止めてしまうような事。某女性大学教授は、社会党の女性議員ブームで当選したけれど、直ぐに止めてしまって呆れたけれど、本当はああいう人達が出てこないように何か仕組みが必要な気がするけれど、それはそれで「自由の制限」という事になるんでしょうね。自由と言う事は大切では有るけれど、そこには善意だけで無く悪意とまでは言わないけれど、無責任なことも含めて善し悪しが含まれていることを実感します。そう言うことにも付き合っていかないと、本当の自由というものは生まれないし維持出来ないわけで、それって名古屋のイベントの話にも繋がる気がする。

不自由にします展

名古屋で開催されている「あいちトリエンナーレ2019」での「表現の不自由展・その後」展の再開。まぁ、この河村名古屋市長の行動も何だかなぁと感じるけれど、芸術祭の実行委員会会長代行なのに、この再開に関して協議が無かったことに対して批判するのは正当な要求だと思う。

展示されている作品に関しては、まぁ「芸術」なのか「政治的なもの」なのか、実際に見ていないから意見は控えるけれど、その内容に関わらず、自分達が「表現の不自由」を批判して始めたものを、今度は「閲覧の不自由」を行使するというのは本末転倒だと思う。自分達が「表現の不自由、制限を受けた」と思っての反論であるなら、それは自由に誰でも閲覧して自由に批評できるようにするべきでは。その時点で、個々の作品では無く、この展示会自体が終わっていると思うなぁ。

今回は作品に対しての非難が集中したので、安全のためにこう言う措置を執らざるを得なかったという説明なんですが、立場を変えて過去にも同じような事が発生したときには、「それはヘイトだ、差別だ」という理由で不問に付されていたんですよね。自分達がやるときには正しくて、相手がやるときには批判するというのは、それは変だと思うし、そう言うことをやるから益々対立構造が先鋭化していくんだと思う。

「表現の不自由」というけれど、結局は公共性を要求される公立の会場で、過去展示に制限を受けたと言うだけで、別に展示品が強制的に破棄されたとか言う話ではない。法律で定められた、公序良俗に反しない限り、会場を借りるなりすれば自由に展示することは可能なはず。公共の場での展示に拘るのは、それによって自分達の作品への裏付けを得たいのが目的で、本来の作品が主張すべき意図とは無関係に「やったこと」自体が重要なんですよね。今回批判が集まって居るのは、そういう部分も一般の人手すら見透かしているからじゃ無いかと思う。

2019年10月8日

お里が知れる

スタートから混乱する、臨時国会。国民投票法改正案に関しての、大島衆議院議長の発言を問題として、最初から何時ものように「ごね得作戦」を開始。統一会派を作って、発言力を増した目的は、結局は気に入らないことには何でも反対して審議拒否するだけと変わらない。最も、統一会派を作る前にも、審議拒否とかなんとか調査チームとか立ち上げるときには、昔のよしみで仲良く一緒に行動していたわけで、単に外側が変わっただけで、中身は変わらずと言うことだけの話。

消費税が上がり、国民が今一番期待してることは経済の話だという事は、誰でも分かっているはずなのに、元々は自分達が10%に上げたことを棚に上げて、選挙の前は威勢良く増税反対と言いながらも、いざ決まって実施されると全くなりを潜めているだけ。で、思いだしたように「増税反対」とか言い出すわけで、それならそれでもっと早くから行動しろよと小一時間。一番重要な経済問題ではなく、たまたま直前に発生した議長発言とか、関係無い関電の話を持ってくるあたりに、彼らが本気で成治をするつもりは無いと言う事がよく分かる行動。

また、先日の台風での千葉県の被害対応の遅れを立憲民主党などは攻めているけれど、実は彼らも軽井沢で研究会とかやっていて、12日に懇親会とか翌日ゴルフとかやっていたという話もあるらしい。結局は、大きな話をぶち上げるのは良いけれど、毎回ブーメランが戻ってきて自分に刺さってフェードアウトする、みたいなことばかり。学習能力がないというか、最近は逆に彼らもそれが快感になってきているんじゃ無いかと思うようになってきた。

結局今回も、特定野党がどれだけ仕事をさぼって無駄な時間を費やすのか、それを監視するのが国民の仕事みたいになるんだけれど、本当はそうじゃ無いと言う事は殆どの人は分かってきていることも事実。大体支持率を見てもじり貧なわけで、先日の統一会派にしても、それで何か変わったのかと言う事も感じない。結局は、必要な仕事はせずに、無駄な仕事は張り切ってやっている、「無能な働き者」を特定野党は好んで演じるところに、今の日本の問題点があるなぁと毎回再認識するだけ。

リニアと静岡県

リニアの静岡県通過に関して、大井川への湧き水環流を理由に反対している静岡県。しかし、すでに田代ダムでは、その倍以上の水を山梨県へ戻しているという話。その記事の詳細記事が、前編後編として公開されていて、まぁ読めば読むほど川勝知事の感情的な話というか、首長としてもう少し冷静に妥協点を探ること位はやれよという気がします。

今の所静岡県内の新幹線駅には、早朝とか深夜帯を除けば、こだま号が1時間に2本、静岡駅と浜松駅にはひかり号が1時間に1本で、そのひかり号は両駅以外にも三島駅とか熱海駅に停車する事がある程度。これが、例えば浜松駅にひかり号が1時間に2本停車するようになるだけでも結構大きいんですよね。あと、浜松から東京方面の上りの場合は、ほぼ1時間に3本(こだま号2本、ひかり号1本)なんですが、浜松から新大阪方面に行くときには、こだま号のうち1本は名古屋止まり。これ、新大阪駅から浜松に戻る時も、ひかり号1本かこだま号1本しか無い。これを何とかして欲しい。

富士山静岡空港直下への新幹線駅新設の話は以前から出ているけれど、小高い山の上に作られている空港から、その下のトンネル部分あるいは出た先に新駅を作るとしても、移動距離は結構あるんですよね。また、仮に新駅が作られたとしても、停車するのはこだま号だけだろうから、余りメリットは無い。さらに、記事にも書かれているように、日中の空港利用者数を考えると、とても採算が取れるとは思えないし。それこそ、空港周辺の空き地に大規模なモール施設を作るとか、スタジアムを作るとか、そんな集客設備が出来ればまだしも、それだって採算が取れるとは思えないし。

空港へは、車でのアクセスもそんなに良いわけじゃ無い。東名高速の相良牧之原ICからは、アクセス道路が整備されているんだけれど、地形の関係で大きく回り込むような形で、空港まで20分位は掛かる。最寄り駅は東海道本線の金谷駅だけれど、かなり山道をくねくね走らないと行けないのが難点。空港からの直線距離だと島田駅の方が近いのだけれど、その為には大井川に新しい橋を作らないと行けないわけで、それはそれでまたお金が掛かるだろうし。まぁ、元々空港の候補地としてまとまった場所はこのあたり位しか無かったのだろうけど、その決定からしてちょっと間違っていたような気がしてきた。いずれにしても、県民利益のためには新幹線の停車本数を増やして欲しいし、その為には妥協点を早く見つけて欲しいですよね。でも、あの知事では無理だろうなあ...

2019年10月7日

オリジナル

最近では夏場の作業現場での必需品「空調服」に関しての、委託先との騒動に関しての記事。製造委託先の「株式会社サンエス」としては、どういう勝算があって開発元の「株式会社空調服」を訴えたんだろうか。もしかしたら、これまでも同様の事を委託元に対して訴訟を起こして、そこそこ利益を上げてきたので、今回もと言う下心が生まれたんだろうか。

記事によれば、訴えられた形の開発元の「株式会社空調服」側では、しっかりと開発記録を残していたし、特許申請もしていて完全に必要な証拠が揃っていたので、裁判でも勝訴したとのことだけれど、有る程度そう言うことを分かってる人で無いと、中々そこまで資料を残せないし、いざ裁判となったら怖じ気づいて妥協して舞うことの方が多いんでしょうね。自分も仕事柄、OEM/ODMとかEMSの経験があるけれど、特にOEMの場合は、知らない間にこちらの技術やデザインが、ライバルメーカーの製品に流用されていたり何て言うことは何度か経験しています。まぁ、幸い当時はうちの会社も世界的なメーカーだったから、徹底的に法務部門が仕事をしてくれたけれど(笑)。

確か「ガイアの夜明け」だったと思うけれど、もう結構以前の番組で、ファストファッションのユニクロに対抗して、安いカジュアル服を販売するメーカーの特集があって、その時に「なんで安いユニクロよりもさらに安く製造出来るか」というような話をしていました。で、メーカー側の回答が「大量製造する大手メーカー(名前は出さなかったけれど、ユニクロなんだろうなぁ)の製造ラインの空いているときに、自社の製品を製造して貰うので安く高品質で製造販売出来る」みたいな事を言っていたんですが、それって大手メーカー側枯らしたら契約違反なのではないかと当時思った気がします。まぁ、当時はそんなことまでやって、鵜の目鷹の目で相手を出し抜く方法を探していた時代でしたからね。

当時は、中国での製造というのは、兎に角コストが安いことが魅力で、品質とかデザインとかは結構二の次。品質が必要なら、台湾のメーカーと組んで、その台湾メーカーに中国に合弁会社を作らせて品質担保させたり、デザインが必要ならその部分は自社開発にして、逸れ以外の部分をOEMにするとか、それが普通のやり方。でも、流石に何年も数をこなして、それなりに鍛えられてきたから、今の中国の製造技術は品質にしてもデザインにしても、決して欧米や日本のメーカーに引けを取らないレベルに。今回は日本国内の話だけれど、国際的なケースの場合には、OEMした自社製品を、それをベースにさらに上〇製品を相手が開発して、それに駆逐される、見たいな事は普通に生まれてくるんじゃ無いかと思いますね。上手く利用出来れば双方にメリットがあるWin-Winの関係が生まれるんですが、今の状況では日本側が搾り取られて終わりのような気がする。そうならないためにも、もっと世の中を広く見ないと生き残れない厳しい時代なんですよね今は。

カネやん逝く

元プロ野球選手でロッテの監督も務めた、400勝投手金田正一氏が86歳で死去。金田氏が現役最後の頃は、ぎりぎり私も子供心に野球を理解して見ていた時代で、それでもロッテから巨人に移籍した後の時代の記憶が殆ど。あの当時は、巨人が毎シーズン日本シリーズで勝っていた時代で、まさに強い時代の象徴の一つだったような気がします。ロッテの監督になったときには、それまでの「監督像」を壊すようなコミカルな感じの印象が多くて、確かアブサンなどのマンガに何度も登場した記憶が。まぁ、「憎めない人」という感じなんじゃ無かっただろうか。

記事に出てくる「国鉄」と入っても、殆どの人はピンと来ないだろうけど、今のJRの前進である国鉄時代にはプロ野球球団を所有していて、「国鉄スワローズ」だったんですよね。勿論、自分が生まれる前の話だから、直接見たことも無い。その後、産経新聞がオーナーになって「サンケイスワローズ」、「サンケイアトムズ」と替わり、物心つく頃位にヤクルトが経営権を取得して、最初は「ヤクルトアトムズ」だったのが、手塚治虫プロダクションとの関係から「アトム」が使えなくなって、今の「ヤクルトスワローズ」に。一応「アトムズ」というのは記憶にあるんですよね。あの鉄腕アトムのキャラクターを使っていたから。

ヤクルトスワローズが初めてリーグ優勝と日本シリーズ優勝したのが、1978年。それまでは、ほぼ万年最下位みたいなシーズンがずっと続いていたんですが、金田投手の400勝のうち、その殆ど(353勝)は、その弱い国鉄・サンケイ時代に上げたものだから、そこは流石だなと思いますね。最後は巨人に移籍して引退するんですが、国鉄・サンケイ時代の15年間のうち、20勝以上を14年間も続けていたわけだし、打者の技術などが今と違うとは言え、やはり大投手と言って良い選手の一人なんだなと思います。

金田投手というと、自分の中では巨人の最後の方の記憶と、後はマンガとかロッテの監督時代の印象が殆どなんですが、やはり400勝投手と言う事で別格の存在。そんな選手が亡くなり、これからは自分の子供の頃のスター選手が... と思うと、何か寂しさ以上に空しさみたいなものを感じてしまいますねぇ。それが定めとは言え、何か勿体ないというか。正直、ファンというものでも無いし、当時はまだしも今ではそれほどプロ野球に興味もなくなっているけれど、偉大な選手の一人であったことは確か。ありがとうございました。合掌。

あと一歩

なかなか思い通りに行かないもの... 僅差で勝てることもあれば、あと一歩及ばず敗退することも。今年は、後者が多いなぁ。まぁ、ここ数年良い成績を残してきたけれど、回りもそれ以上に努力しているはずだし、相対的に追い抜かれた感はあるけれど、ある意味過渡期なんだろうなぁ。最後まで、気持ちだけは切らさずに。

2019年10月6日

パフォーマンスだけ野党

関西電力の金品受領問題で、またまた特定野党がアポイントメントも取らずに勝手に関電本社を訪問して、それを問題だと騒いでいる件。まず、土曜日といえば一般の企業は休み。その時に訪問するなら、まずはアポを取って先方にも準備して貰わなきゃ行けないわけで、そう言う一般常識すらないものが「議員」と入って通用するのだから、日本って本当に良い国だなと改めて実感。

大体この受領問題、現時点で「事件」として警察なり検察なりが動いているんだろうか。自分が見た範囲では、最大手の株主である、大阪市市長の松井氏位が発言しているだけのように思うのだけれど。まぁ、普通なら関西電力が原発立地地区に賄賂を送って原発推進した、というシナリオなんだろうけど、今回はその逆。元助役の森山氏が何故それだけの資産と権力を長期間持つことが出来たのか、一般的には不思議な話なんだけれど、自分位の世代なら「同和問題」とか「部落問題」という話を聞いた記憶があるわけで、ある意味日本の闇の部分を明らかにしないと、真実は分からない。そう言う意味では、野党側がある意味元助役側と関係がある可能性が高いわけで、何となく今回もブーメランで返ってきそうな...

この事件が明るみに出る前までは、今回の臨時国会では「モリカケ」を飽きもせずにやると入っていたのに、この件が出た途端に、これ幸いと「関電問題」を中心にするという変わり身の早さ。単にその時々に話題になることを取り上げて、それで国会を空転させようが何だろうが、自分達がメディアに取り上げられれば支持率も上がるし、人気もでるというような人を馬鹿にした考えしか感じない。消費税増税だって、以前はあれだけ騒いでいたのに、今では殆ど聞こえてこないし、さらにこのあたらしいネタが登場したら、軸足もこちらに移してくるんだろうし、本当、税金の無駄遣いだと思う。

関西と言えば「関西生コン」では数々の逮捕者が出て、しかもその中心人物と野党議員などとの関係も取り沙汰されているのに、それに関しては何も言わない。森友学園の土地売却だって、実は今回の関電の件とも近い部分があるわけだけれど、それに関しては何も言わずに悪いのは「安倍政権」という短絡的な話しかしない。大体、政党が特定の内閣を倒すと言う事を言うのは変ですよね。その内閣が倒れたとしても、別の総理大臣が与党から出てくるわけだし。確かに、民主党政権が出来たときは、1年ごとに総理大臣が替わり、不安が蓄積していたこともあったし、民主党側が結局は出来もしない公約を幾らでも積み上げて迎合していたこともあるけれど、結局は政治を変えることは政党が替わることである以上、彼らは自公を倒すことを目指すべき何だろうし、それを言わないのはハナからやる気がないとしか思えない。結局、無責任なんだろうが、言いたいことを幾らでも入って、それで責任は一切問われない今の立場が一番居心地が良いんでしょうね。だからこそ、ちゃんと約束を取り付けて一企業する訪問せずに、「対応が悪い」などと身勝手なパフォーマンスしかやらないわけだし。ほんと、ドラゴンボールを七個集めて「仕事をしない特定野党を消してください」とお願いしてみたい(笑)。

Must Win Game

今日は社会人の試合の日。対戦相手は、昨年まで3連勝中と験の良いチームではあるけれど、何があるか分からないのが勝負である以上油断も楽観も出来ない。相手チームは2勝1敗と勝ち越しているけれど、2勝は何れも下位チームから上げたもの。1敗は、順位こそ下位だけれど実力はトップクラスの強豪チームにコテンパンにやられた結果で、そう言う意味ではうちのチームを皮切りに上位チームとの対戦が残り続くので、この試合は何としても勝ちたいことは明らか。

一方こちらも、1勝2敗と、もう負けられない状態。残り4試合で最低でも4勝、出来れば5勝をあげてJXBのトーナメント進出を何とか勝ち取りたいわけで、その為にもこの試合は重要。昨年は大差で圧勝したんですが、今年はどうなることか。9月の下旬から、毎週社会人か大学の試合が週末にあり、一寸疲れ気味なんですが、その疲れを吹き飛ばすような試合を、是非期待したいところ。

昨日のラグビー サモア戦は、前半は競り合いの展開で、一寸不安も途中芽生えたけれど、最後に段々と突き放して、最後の最後は粘ってボーナスポイントの4トライ目を決めたように、今日の試合も最後の最後まで諦めない試合をして欲しいですね。頑張って欲しい、本当に。

2019年10月5日

ボールの投げ方

まだまだ続く、アメフトvsラグビーのボール問題(笑)。発端になった書込の一つのこの記事ですが、レースの有無だけで無く、最後の
「このレースに指を引っかけて、野球のピッチャーのように上から投げ下ろします。」
というのも引っかかりますよねぇ。「レースに指を引っかける」のは、まぁ正しいとしても、「野球のピッチャーのように」投げたら、絶対にアメフトのボールはNFLのようなスパイラルにはならずに、通称「ガメラボール」と読んでいる、横に回転した不規則に回転する状態で飛んでいきます。「上から投げ下ろす」というよりは、テイクバックしたら、レースに掛けた指を下に捻ってボールに縦回転を付けつつ、真っ直ぐに押し出すというような感じで「投げる」ようにしないと、ボールは回転(スパイラル)しながら飛んでくれない。

野球に例えるなら、多分シュートの投げ方が一番近いんじゃ無いだろうか。手の捻る方向と逆方向の回転をボールに与えるのが、似ていると言えば似ているけれど、でもシュートの場合は(カーブでも)、ボールに回転を与えて軌道を曲げることが目的ですが、アメフトの場合はボールに回転を与えて真っ直ぐに飛ばすことが目的だから、その意味は180度違うと言ってもいいだろうし。さらに野球の場合は、基本ピッチャーがボールをリリースする位置よりも、低い場所にあるストライクゾーンに投げ込むのが目的だから、「上から投げ下ろす」という動作も理解出来るけれど、アメフトの場合はほぼ水平位置だったり、ロングパスの場合は放物線を意識した投擲をする必要があるわけで、「投げ下ろす」投げ方では対応出来ない場合が殆ど。

また動作としては、「投げる」というよりは「押し出す」感じに近くて、個人的には槍投げの投げ方が、動作的には似ているんじゃ無いかと。ただ、槍投げは掌を上向きにして槍を槍の本体をその掌に載せて、人差し指と中指を槍のレース(槍の途中に撒いてあるテープ)に引っかけて、ゴムパチンコで割り箸を飛ばすみたいな感じで投げるんですよね。アメフトでは、掌は下向きにして、親指とレースにかける人差し指・中指でボールを挟んで持ち、イメージとしては、そのままボールを吊り下げる感じで保持しながら「投げる」。この時に、野球のように上から下の動作が加わると弾道も下がってしまうから、真っ直ぐにボールを押し出すようにしないと行けないわけで、これが慣れないとなかなか難しい。下手に野球とかキャッチボールの経験があると、なかなかちゃんと投げられないのは、その動作の違うがなかなか飲み込めないから何じゃ無いかと。

ラグビーの場合も、例えばモールからサイドにボールを投げる場合は、両手で持って捻りを加えてスパイラルを与えるけれど、サイドラインからスローする時にはアメフトみたいに、手と言うよりは腕をボールに巻き付けて、駒を回すみたいに捻りながらスローインする場合がありますが、野球のように「球状」ではなく、楕円のボールですから、長軸を中心に回転ざせないと、ボールが安定しないし軌道も定まらないわけで、そう言う意味ではアメフトもラグビーも「ボール(Ball)」と言うし、「楕円球」とも言うけれど、別の言葉が適切なような気もしますね。ちょっと物騒な例えかもしれないけれど、回転しながら真っ直ぐ飛び出して行くのは、鉄砲の弾丸と同じ仕組みだから「バレット(Bullet)」とか。日本語だと「楕円弾」とか。もともとアメフト自体、代理の戦争ゲームみたいなモのだから、ある意味正しいような気もするんだけれど。

2019年10月4日

スカイカム

ラグビーW杯の試合や、その様子が頻繁にテレビなどで放送されて、その時に試合中の様子を上空から撮影するためにスタジアムに設置されている、スカイカムも移ったりします。アメフト、特にNFLを見ている人間にとっては常識というか、見慣れた放送設備の一つですが、そうで無い人にとっては物珍しい設備の一つらしく、結構話題になっているみたい。で、個人的に「なるほどなぁ」と思ったのが、「杏奈ケーブルでつるすんじゃ無くて、ドローンで撮影すればいいじゃん」という意見。多分、これが最近というか今時の意見でしょうね。

元々スカイカムは、ドローンが登場する以前に作られて使用されているものなので、そう言う意味では多少時代遅れみたいなものはあるでしょうね。最近のようにドローンの性能が上がってきても上がってきてもリプレースされないのは、やはり色々理由があるんじゃ無いかと。その一つが、例えばRBがボールをキャリーしている映像を上空から撮影する場合、カットバックとかして急にコースとか変えた場合、ドローンではついづいが難しいんじゃないかと。浮かんでいるという事は、その分慣性モーメントの影響も大きいわけで、急に曲がろうとしても、どうしても大回りになってしまう。その点スカイカムは、4点をケーブルで操作されているから、急に止めたり曲がったりは、ケーブル強度の範囲内ならかなり可能なはず。

あと、ドローンは何かの理由で落下する可能性がありますが、ケーブルで吊っていればそのリスクはかなり減るでしょう。最も、以前NFLのスタジアムで、確か練習中だったと思うけれど、落下した事があったはずで、100%安全とは言えないけれど、リスクはドローンよりは遙に少ないはず。課題は、設置する費用・手間かな。まぁ、スタジアムの四方にワイヤー固定用の支点があれば、後はワイヤーを出し入れするモーターと、それをコントロールするシステムだけの話だから、そんなに難しいものでも無い気がしますが。実際、多分今回のラグビーW杯の会場全てに設置されているんだろうから、出来れば大会終了後も残して欲しいですよね。

アメフトの練習の時には、色々な角度からビデオを撮影して、それを何度も見直して修正するんですが、これまでだと櫓とか脚立などの上から撮影していました。最近ではドローンを飛ばして、まさに真上からの映像とか、設備が無くてもそれなりの確度から撮影出来たり、凄く便利。そう言う意味では、より安定したドローンの開発は面白いかもしれない。例えば、ヘリウムガスを入れた飛行船式のドローンとか。それなら、電源が切れても、多少は空中に浮遊出来るだろうから、落下して誰かに怪我を負わせるリスクは減るだろうし。ただ、風には弱そうだから、室内向きかもしれないけれど。個人的には、あのスカイカムの映像の価値をラグビーW杯で視聴者が認識して、今後の屋外競技でのデフォルトになったらちょっと嬉しいかも。そうそう、スカイカムではなくても、ゴールポストにカメラを仕込んで、キックされたボールを追随する映像も面白いのでは。アメフトだとFGのボール弾道って、結構面白い軌跡を描いたりするし、ラグビーの場合は距離も長いので、より迫力有る映像になりそうな気がする。来年の東京2020に向けて、NHK位は受信料分以上の仕事をして欲しいなぁ。

Surfaceと新OS

Microsoftが発表した、一連の新製品。他のPCメーカーも出しているけれど、2画面モデルというのが売りみたいで、その為に新しいWindowsのSKUも出てくるみたいだけれど、一度WindowsをWindows10に統一したと思ったら、また複雑化の道を始めるんだろうか。

とは言っても、記事に説明されているように、もともとRich Client OSだったWindowsを、最近のタブレットとかスマホデバイスに当てはめるのは無理があるわけで、そこは同情するけれど、何度も書いているようにAppleがiOSで美味くiPhoneやiPadをMac PCから分離できたように、Microsoftも成功するかというと難しいだろうなぁ。

PCの世界で、OSやアプリの供給元だったMicrosoftが、自社PCのSurfaceを出したように、今回はSnapdragonベースの自社SoCを開発して、でもOSはAndroidを利用する自社スマホも発表。過去、Windows MobileとかWindows Phoneで失敗してきているから、今回は流石に色々考えての投入なんだろうけど、世界の流れは中国系の安くてそこそこ機能満載のコスパの言い製品にシフトしていて、AppleのiPhoneですら、その威光が陰ってきているのに、Microsoftはどう言う勝算があるんだろうか。

いずれにしても、来年2020年は、パソコンやデジタルデバイスの世界で、いろいろ変化がありそうだけれど、それがBugで悲鳴を上げることにならないことだけを祈りたいですね(笑)。

2019年10月3日

ボール問題

盛り上がるラグビーW杯2019。ラグビーフットボールがメディアで取り上げられる頻度も一気に拡大し、露出度も大きく増えているんですが、その中のあるあるの一つに「ラグビーの紹介で、アメリカンフットボールのボール(Pigskin)が使われる」問題が。その中で「レースの有無がアメフトとラクビーのボールの違い」と言うのがあって、「えっ? ラグビーボールにもレースはあるけれど、長さが違うでしょ」と疑問に思い調べたら、最近のラグビーボールはレースレスになっているんですね。知らなかった。

元々レースは、ボールの中に空気を入れるチューブを入れるためににあったんですが、最近の技術ならそんなに何度もチューブを交換する必要も無いだろうから、レースレスになったんでしょうね。短いとは言え、一部だけ感触が違う部分があると、扱いづらいだろうし。アメフトのボールは、レースは前パスを投げるときに指を引っかける重要な「部分」ですから、これを無くすわけには行かない。そう言う意味では、アメフトのボールとラグビーのボールの違いは、「どちらも(サッカーボールのように球状ではなく)楕円形の形状だけれど、前パスがあるアメフトは指を引っかけるレースがあるけれど、ラグビーボールには無い」というのが一番分かりやすいかも。

あと、アメフトの公式球では、茶色以外のものは見た記憶がないのですが、ラグビーボールはカラフルですよね。今のW杯のボールもそうだし。昔はアメフト同様茶色の革のものしか見た記憶がないのだけれど、いつからか変わってきた。考えてみたら、サッカーもそうだし、バレーとかバスケととか、球技全般にボールの色はカラフルになってきているけれど、アメフトのボールは変わらないですよね、不思議な事に。想像するに、一つはレシーバーの感覚が狂うから、膨張色の白とか明るい色は使えないのかなと言うこと。でも、極力シンプルにするのかフットボールの流儀なのか、カレッジではボールの左右にストライプを入れるボールを使用するけれど、NFLではそれすらも無いし。確固たる理由も無いのかもしれないけれど、何となくそう言う理解というか雰囲気なんだろうか。

アメフトのボールデザインはずっと変わらないけれど、ユニフォームはここ10年、20年位でバリエーションも増えたし色使いも色々な種類が出てきたり、凄く派手になってきた気がする。個人的には、目眩がするようなデザインを時々NFLでも見るんですが、もう少しシンプルにして欲しいけれど(笑)。いずれにしても、ラグビー人気にあやかって、アメリカンフットボールに対しての興味が少しでも増えてくれたら嬉しい。

伊丹騒動、その後

先月発生した、伊丹空港でのサバイバルナイフ通過事件。その後の状況が記事として公開されています。伊丹から羽田に飛んで終わりだと思ったら、この男性は羽田からジャカルタに飛んでいたんですね。伊丹空港でスルーされたサバイバルナイフを、何故か羽田空港でも発見できず、その後ジャカルタから帰国するときには受託手荷物に入れていたので、この時はルール上問題無かったようだけれど、何故羽田空港では引っかからなかったのか。

一つ想像出来るのは、伊丹からジャカルタまで受託手荷物をバゲッジスルーせずに、一度羽田空港で引き取って、その時にナイフを受託手荷物に移動させて預けたこと。あるいは、機内持ち込みの荷物が複数あり、伊丹からは機内持ち込みしたけれど、羽田空港ではその中でナイフが入っているものを受託手荷物にしたのでは無いかという事。羽田空港の保安検査場は、国際線利用の検査でもあるから、そこで見逃すという事は流石に無いと思うんですよね。

記事を読んでいて解せないのは、この男性の搭乗機でも機内確認をしていたのに特定出来なかったという話。座席番号とかで特定出来なかったのか、あるいは単に「ナイフをお持ちでは無いですか」というような聞き方で機内を回っただけとか。でも、AMCのプレミアム会員向け保安検査場を利用しているから、AMCのステータスと座席を比べれば、どこのどの人が座っているはずか分かるはずで、それも利用しなかったんだろうか。

今回当会社の人の行動が確認されたのは、多分伊丹-羽田のカメラ映像を総動員して移動履歴をつなぎ合わせたと思うんですが、例えば今後顔認証でチェックインからゲートでの確認が出来るようになれば、少なくとも何か有った場合に確認しやすさは向上するかも。まぁ、其れ以前に、セキュリティチェックでの厳格さをもっとしっかりしないといけないんだろうけど。時々、「これくらい良いだろう」的な人に遭遇することがあるけれど、今後はああいう人にもビシッと言って欲しいですよね。本当、一人の我が儘で何千人もとばっちりを受けては堪らないし。

2019年10月1日

田代ダム

地元に居ながら、この「田代ダム」の話は知りませんでした。リニア新幹線の静岡県内のトンネル工事に関係して、大井川水系の露水対策の不満をJR東海に言うだけの川勝知事ですが、その露水の倍以上の水が、この田代ダムを経由して山梨県側に発電水として流れているという話。以前第2東名のトンネル工事で、やはり地下水が枯渇したという話があり、だから今回のリニアでは慎重に厳正に要求しているという風に理解していましたが、それはそれで正しいけれど、でも矛盾している部分もあったという事で、やはりあの知事らしく、何か感情的な部分で反対しているところがあるんじゃ無いかと邪推してしまう。

リニア新幹線は、静岡県内に停車駅も無いし、しかも山間部をトンネルで通過するだけだから、山梨の実験線みたいな観光資源にもなりにくい。でも、リニアが開通して東京-名古屋が1時間弱で結ばれれば、その分東海道新幹線ののぞみ運用に余裕が出来、ひかり号やこだま号の運行が増えれば、結果的に静岡県への恩恵は大きいわけで、そういう部分をちゃんと判断して必要な要求なり意見をして欲しいなぁ。

以前も、杉山淳一氏のコラムでこの問題を取り上げていたけれど、確かに水利問題は重要だけれど、結局何をどうしたいのかしっかり伝えない静岡県側の責任も大きいと思うなぁ。で、今回の田代ダムという話は曖昧にするし。最近では、周辺自治体の知事からもクレームされている川勝知事だけれで、何となく彼の任期中にこの問題は解決しない気がする。それは、彼にとっては自己満足の一つかもしれないけれど、県民にとっては不幸でしか無い。本当、困ったものだ...

消費税10%

10月1日となり、これまで延期されてきた消費税の10%への増税がスタート。昨日はいろいろなシステムの切替で大変だったようですが、今朝もJRの「えきねっと」でトラブルが発生して入るみたい。単純に8%から10%への税率変更ならここまでの混乱も無かったかもしれませんが、今回は軽減税率が有り、しかもその適用範囲が複雑。私は、食料品などの生活必需品に対しての軽減税率適用を前提に、消費税に関しては賛成派なんですが、その軽減税率の税率も中途半端だし、適用範囲もおかしいし、このままじゃ単に複雑怪奇な税金の一つになるだけの気がする。

大体、増税の話をしているメディアのうち、新聞が何で軽減税率適用されるのか理由が分からない。しかも、朝日新聞は「増税されても私達は購読料値上げせず頑張る」みたいな広告を打ったらしいけれど、いゃいゃ、貴方たち税金あがらないじゃないの。ほんと、腐ってるなぁあの会社は。

でも、一番反省していないのは、今回の消費税増税を提案して「三党合意」をしたのに、今は「増税反対」とか形だけ繕っている、旧民主党、現統一野党の方々ですよね。いゃ、言い出しっぺは自分達だけれど、今は反対だ、というのであれば、これまで何年間時間が有ったわけで、その間に増税反対といって具体的な活動をしていたならまだしも、そんなことはまったくなく、しかも増税が決まって実施されてから「増税反対」とかいって形だけ取り繕っている。以前から「無責任野党」ではあったけれど、その最たる姿勢を今回も見せてくれたのは、逆に安心するかも。つまり、彼らは彼らのままで、替わることは無い、と。

軽減税率も分かりにくいけれど、キャッシュレス決済だと還元があるとか、さらに複雑な伏線が幾つもあるわけで、それが混乱に拍車を掛けている気がする。現金主流からキャッシュレスへの移行促進もあるんだろうけど、それならそれで、JR等のチケット代金が、駅の券売機で購入する料金と、Suica等の電子マネーで購入する場合で分けているような、そう言う方法で軽減税率を適用するとか、もっと工夫して欲しいなぁ。今回の消費税+2%の増税は、逆に学費の無償化なども実現するわけで、トータルで見ると現状維持あるいは良くなる人達もいる。そのあたりのバランスというか、そう言うことももっと発信して、一人一人がちゃんと考えられる社会にしないといけない。いずれにしても、複雑なシステムは理解出来ないし、それ故に不満も溜まるもの。シンプルにして、プラス・マイナスがはっきりする方が分かりやすい気がするなあ。

UA PlusPoints

いつの間にか、Unitedが新しいアップグレードシステムの発表をしていました。これまでは、UAの国内線用のRegional Premium Upgrade(RPU)と国際線用のGlobal Premium Upgrade(GPU)のクーポンが、UA MPの会員レベルによって2枚とか4枚とか貰え、それを利用してアップグレードしていました。それがANA AMCのUpgrade Pointのようにポイント制になるというもの。今年の12月4日から新しいシステムに変わり、その時点で残っているRPU/GPUはポイントに変換されるよう。

専用のサイトにアクセスしてみると、まず必要なアップグレードポイントの説明がありますが、

  • 国内線(Short-haul Flights)United Economy→国内線United First/Business : 20 PlusPoints
  • 国際線(Long-haul Flights)Discounted Economy (S, T, L, K, G)→United Polaris Business : 80 PlusPoints
  • 国際線United Economy→United Polaris Business : 40 PlusPoints
  • 国際線United Premium Plus→United Polaris Business : 30 PlusPoints
  • 国際線United Economy→United Premium Plus : 20 PlusPoints
まぁ、ざっくりと「US国内線は20PlusPoints、国際線は40PlusPoints」と思えばいいんじゃ無いかと。で、気になるのは、じゃぁ年間何ポイント貰えるのかという事。こちらもサイトの説明を見てみると、

  • 75,000PQM到達でUA MP Platinumに到達すると、これまではRPU 2枚獲得出来たものが、40PlusPoints(1RPU=20PlusPoints)獲得
  • 1K到達時に、2RPU+6GPU獲得出来たものが、40PlusPoints(=2RPU)+240PlusPoints(6GPU×40PlusPoints)=280PlusPoints獲得。したがって、UA MP 1K到達で、320PlusPoints獲得出来る事に
  • さらに、UA MP 1K到達後25,000PQM/30PQS毎に1GPUが提供されていた代わりに、40PlusPointsが提供されることに
仮に、日本-US路線で、UA EconomyからPolarisにアップグレードするには往復80PlusPoints必要になるので、UA MP 1Kで320PlusPointsあると、4往復分となるわけで、これまでの6GPU(3往復)よりは効率良く利用出来る気がします。さらに、通常のアップグレードの場合、クラスに空きがあれば直ぐにアップグレードは確定しますが、大体は"Waitlist"に入れられて、確定待ちの状態になるもの。今回のPlusPointsでは、上記のアップグレード分に追加のポイントを払うことで、その場で確定させることも出来る(Skip Waitlist)と書かれています。ただし、出発の30日前までに手続きしないと駄目らしい。さらにSkip Waitlist確定(通常は即時確定)した後に、フライトスケジュールとか変更しても、その確定した分のPlusPointsは返却されないので、そこは一寸注意が必要かも。具体的に、どれだけ追加分が必要かは説明されていないけれど、多分ベースのクラスによって必要なPlusPointsも幅があるんだろうなぁ。

で、これまでのGPUはANAとLHにも利用出来たんですが、今回のPlusPointsも同じように利用出来るみたい。それぞれの航空会社の1クラスアップグレードが40PlusPointsで出来るのは変わらないみたい。あと気になるのは、特典マイルをこのPlusPointsに変換出来るようになるのかどうか。1000マイル=1PlusPoints位なら嬉しいかも。一寸、続報に期待したいですね。