2019年10月1日

UA PlusPoints

いつの間にか、Unitedが新しいアップグレードシステムの発表をしていました。これまでは、UAの国内線用のRegional Premium Upgrade(RPU)と国際線用のGlobal Premium Upgrade(GPU)のクーポンが、UA MPの会員レベルによって2枚とか4枚とか貰え、それを利用してアップグレードしていました。それがANA AMCのUpgrade Pointのようにポイント制になるというもの。今年の12月4日から新しいシステムに変わり、その時点で残っているRPU/GPUはポイントに変換されるよう。

専用のサイトにアクセスしてみると、まず必要なアップグレードポイントの説明がありますが、

  • 国内線(Short-haul Flights)United Economy→国内線United First/Business : 20 PlusPoints
  • 国際線(Long-haul Flights)Discounted Economy (S, T, L, K, G)→United Polaris Business : 80 PlusPoints
  • 国際線United Economy→United Polaris Business : 40 PlusPoints
  • 国際線United Premium Plus→United Polaris Business : 30 PlusPoints
  • 国際線United Economy→United Premium Plus : 20 PlusPoints
まぁ、ざっくりと「US国内線は20PlusPoints、国際線は40PlusPoints」と思えばいいんじゃ無いかと。で、気になるのは、じゃぁ年間何ポイント貰えるのかという事。こちらもサイトの説明を見てみると、

  • 75,000PQM到達でUA MP Platinumに到達すると、これまではRPU 2枚獲得出来たものが、40PlusPoints(1RPU=20PlusPoints)獲得
  • 1K到達時に、2RPU+6GPU獲得出来たものが、40PlusPoints(=2RPU)+240PlusPoints(6GPU×40PlusPoints)=280PlusPoints獲得。したがって、UA MP 1K到達で、320PlusPoints獲得出来る事に
  • さらに、UA MP 1K到達後25,000PQM/30PQS毎に1GPUが提供されていた代わりに、40PlusPointsが提供されることに
仮に、日本-US路線で、UA EconomyからPolarisにアップグレードするには往復80PlusPoints必要になるので、UA MP 1Kで320PlusPointsあると、4往復分となるわけで、これまでの6GPU(3往復)よりは効率良く利用出来る気がします。さらに、通常のアップグレードの場合、クラスに空きがあれば直ぐにアップグレードは確定しますが、大体は"Waitlist"に入れられて、確定待ちの状態になるもの。今回のPlusPointsでは、上記のアップグレード分に追加のポイントを払うことで、その場で確定させることも出来る(Skip Waitlist)と書かれています。ただし、出発の30日前までに手続きしないと駄目らしい。さらにSkip Waitlist確定(通常は即時確定)した後に、フライトスケジュールとか変更しても、その確定した分のPlusPointsは返却されないので、そこは一寸注意が必要かも。具体的に、どれだけ追加分が必要かは説明されていないけれど、多分ベースのクラスによって必要なPlusPointsも幅があるんだろうなぁ。

で、これまでのGPUはANAとLHにも利用出来たんですが、今回のPlusPointsも同じように利用出来るみたい。それぞれの航空会社の1クラスアップグレードが40PlusPointsで出来るのは変わらないみたい。あと気になるのは、特典マイルをこのPlusPointsに変換出来るようになるのかどうか。1000マイル=1PlusPoints位なら嬉しいかも。一寸、続報に期待したいですね。

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