2022年6月30日

2022の半分

猛暑が続くここ最近ですが、今日は6月30日で2022年の半分が終わることに。毎年書いているけれど、本当にあっと言う間に一年が過ぎていく気がする。しかも年々その速度は加速されていくばかり。 何か、一月位前にはまだお雑煮を食べていた気がするんだけれど、それはそれでまた別の問題なのかもしれない(マテ)。

ここの所の猛暑・酷暑ですが、それでも浜松は33~34度位が最高気温。北の方の山間部はもっと記憶が上がっている場所もありますが、海側南側の平野部だとそんなもの。でも、日本最高気温である41.1度を記録した観測場所は、そんな場所にあるのでまだ油断できないけれど。でも、気温こそそれ位だけれど、外に出ればそれこそ紫外線がレーザー光線のように露出して鋳肌をチクチク攻撃してくるような感覚があり、ここ数日は一寸した買い物に出かける以外はずっと部屋の中で過ごすことに。クーラーがこのままシーズン終わりまで機能することが、今一番の懸念事項で最大のお願いだったりします(笑)。

つくづく、リモートワークの有難味を感じるこの酷暑ですが、仕事の相手側であるアメリカのエンジニア達は、今週末が独立記念日の祝日モードに。皆さん早くも休暇に入っている人もいて、中々レスポンスが悪くてその点は困るところ。ただ、この時期開発部門は結構忙しくて、それはアメリカのセールシーズン"Back To School Sale"が8月に有るので、それに間に合うように6月終わるとか7月早々には開発を終了して製造準備をしないといけないから。アメリカは9月から新学期が始まるから、8月というのはその準備時期。日本で言えば、4月からの新学期に合わせて、3月の春休み中にカバンとか参考書とかを買い集めるのと同じタイミング。クリスマス商戦に継ぐくらいの「新学期商戦」だけれど、見逃せないのがその購買対象層。大学生が新学期に合わせて情報端末を購入する部分が大きいのですが、ここで購入したパソコンブランドやシリーズを、その後も継続利用してくれる可能性も大きいので、その「最初のパソコン」を狙うというのもこの時期重要な目的の一つ。

日本では、7月の後半から学校は長い夏休みに入るので、新規に何か購入するよりも、何処かに出かけるバケーションシーズンですよね。特に今年は、これまでコロナ禍で外出が制限を受けていたこともあり、今年はその反動がかなり大きそう。仕事の都合で、7月8月の都内でのホテル予約を一寸してみたんですが、軒並みレートが上がっている気がします。日本は円安、世界的には物不足での物価高と、ビジネス的には厳しい状況が続くけれど、それでもそれを上回る売上げがあれば良いわけで、何とかビジネス盛り返して欲しいなぁ... その為にも、まずは半導体不足が早く解消しないといけないけれど、こちらも直ぐに改善する様子は無さそうだし。暑さだけで無く、まだまだ色々厳しい夏になりそうですね。

2022年6月29日

ますます暑い...

一昨日の、九州南部、東海、関東甲信地域の梅雨明けに続き、東北を除く残り地域も昨日一斉に「梅雨明け」となり、これは統計開始以来最速の梅雨明け、しかも6月中の梅雨明けは初めてらしい。東北地方は雨模様の天候の場所もあるみたいですが、東北南部は猛暑が続いているようなので、こちらも今日くらいには梅雨明け宣言が出るかも。


ここの所、毎日のように「暑い」とか「猛暑・酷暑」を繰り返しているけれど、一昨日よりは昨日よりは今日と、猛暑具合は厳しくなっていくらしい。特に今日に至っては、40度超えの地域が複数箇所発生することが危惧されていて、それ故に電力逼迫状況も昨日以上の状態が予想されるらしい。予定されていた火力発電所の運転開始が、メンテナンスの遅れで一日延びたりと、タイミング的には最悪な状況になりそうな気もしますね。こんな状況は今週一杯津続く予報で、来週になると雨が降る地域も出てくるみたいですが、そうなるとやはり渇水対策が心配。

昨日見ていた情報番組では、すでに貯水率30%位の場所もあれば、関東近郊でも99%位の貯水率の場所もあるみたいで、どうも色々ばらつきが大きいらしい。 来週雨が降れば少しは潤うかもしれないけれど、この時期は水田に水を入れたり農作物への水やりとか、梅雨の時期を想定して水を使用する時期でもあるだろうから、多少の雨空では文字通り焼け石に水かも。個人的に気になるのは、数日前にも書きましたが、そろそろ7月になろうかという時期なのに、カエルの鳴き声が一切聞こえないこと。普通なら、流石に昼間は少ないけれど、涼しくなってくる夕方位からは五月蠅いほど「ゲコゲコ」泣いているんですが。泣かないまでも、昼間とかちょっと雑草を抜いていると、日陰から飛び出してきたりもするんですが、そんな様子も一切見られないし。

実は、昨日自家用車を利用して昼間買い物などに出かけていた母親が、午後になって体調が悪いと言いだし、早々に休む事態に。クーラーと扇風機で室温を下げて、かつ水分補給をさせて暫く様子を見ていましたが、今朝は何とかいつもの様に元気で起きてきたので一安心。徒歩では無く自動車での移動で、車内にクーラーも効いていたはずですが、車を出て買い物とかするとやはり猛暑の洗礼は避けられない様子。私も、昨日は朝の6時頃ころから草取りをしましたが、この時点でもう汗だくになるような状態でしたから。昼間も少し残った部分の草取りをするつもりでしたが、それは諦めて除草剤の散布だけにしましたが、出来れば来週雨になる前に片付けたいなぁ。そうなると、猛暑との戦いになるので体調との相談にもなるし。昔なら、多少の無理も利いたけれど、加齢とともにますますそう言う事が出来なくなり、行動範囲が狭まっていくことを改めて実感しています。

2022年6月28日

節電対策

昨日東京電力管内に発令された「電力需給逼迫注意報」。それに合わせて、家電量販店では展示家電の電源を切ったり、オフィスでは室内の照明を切ったり、商店街等でも節電対策をするなど多くの努力が効果的だったのか、何とか最悪の事態は回避出来た様子。ただ、今日も同様に注意報が出されていて、まだまだ油断できない状態。

このニュースを最初聞いた時に、電力逼迫が特に夕方の16時から17時頃にピークに達するという話をしていて、「それって、太陽光発電が夕方発電量が落ちるからじゃないの」と想像したら、その通りだったみたい。この厳しい暑さと日光で、お昼頃などは最大発電量を超える勢いなんでしょうけど、段々と夕方に近づくと発電量が急落して足りなくなる。それが今回の注意報発令の原因の一つと言えるのでは。実際、ピーク時の発電量と比較すると、午後3時頃には半分くらいになり、さらに夕方に掛けて一気に急落していくようで、その値には私もビックリしました。また、東日本大震災以前は、太陽光発電は発電全体に占める割合は1%以下の0.5%位だったのが、今は全体の8%位を締めているんですね。また、火力発電も以前の60%位から現在は75%位まで上がっている。その差分は、原子力発電による発電量がほぼ無くなっている状態なので、それが20%位の減少ですが、火力発電と太陽光発電で埋めている計算になります。

でも、24時間定常的に発電できる火力発電や原子力発電と異なり、太陽光発電は昼間の一時期しか発電できない。しかも、ピーク時の数時間を除けば、その発電量は少なくかつ不安定。しかも天候によって雨の時には昼間の発電は期待出来ない。今電力予備率は、3%を目処に節電要請とか出されますが、昨日はいろいろな節電の効果も有って7%位まで維持出来たらしい。でも、8%を締める太陽光発電が、1%位にまで下がれば、その予備率も無くなるわけで、そのぶん火力発電で埋めないといけない。でも火力発電も古い設備を無理矢理再稼働させて運転しているような状態で、しかも一日の内でも大きな出力調整をしたりと運用も難しいし、それは設備への負担にもなるでしょう。私は、TPOを考えた太陽光発電や自然エネルギーには賛成だけれど、あの東日本大震災での福島第一原発事故直後の混乱に乗じて、当時の政府と某実業家が結託したように決めた、今の政策には不満だし即廃止するべきだと思う。少なくとも、毎月の電気利用料金に付加されている「再生エネルギー賦課金(FIT)」は廃止して、再生エネルギー発電業者(個人)が負担するべき物だと思う。あるいは、イニシャルコスト緩和策であるなら、期間を区切って適用するべきだと思うし、そう言う意味でももう10年を過ぎたのであれば適用は見直すことくらいはしなきゃ。

とは言っても、まずは今日・明日の節電をしないと直ぐに困ることばかりなので、少なくと今年の夏は色々工夫をしないといけない。静岡県は、富士川を境界にして東側の伊豆や東部地域は東京電力管内で50Hz、富士川から西側の静岡や浜松は中部電力管内なので60Hz。従って、今の所東京電力管内の地域は節電などの対応が必要だけれど、中部・西部地域はまだそこまでは逼迫していない。でも、中部電力も唯一の原子力発電所である浜岡原子力発電所を、菅直人元総理の一言で停止させられて、ずっと停止したまま。決して発電量に余裕があるわけでは無いと思うので、ここも早く再稼働して安定供給できる体制にして欲しいんですよね。実は、浜松には昔の養鰻池跡地に太陽光発電パネルが大規模に設置されていて、新大阪から東京方面への移動時に浜名湖を通過して浜松駅近くに接近すると、大量の太陽光パネルを見ることになります。山間部を無理に開梱して設置するよりは健全だと思うけれど、浜松市は年間の天候に恵まれていることもあり、太陽光発電の設備は多いらしい。だから、そう言う環境にある場所に全体のバランスを見ながら設置していくことには反対しないけれど、今のように無理矢理「太陽光は正義」みたいな感じで拡大させていくことには反対だし、今回の様な弊害も生まれてくることをもっと認識するべきだと思う。そう言う意味でも、「節電」の意味・意図を色々な角度から検証する機会にもなれば良いと思いますね。 

梅雨明けちゃった!?

昨日「早くも梅雨明けか」なんて言うことを書いたら、それが忖度された(笑)のか、本当に梅雨明けちゃいました。


 九州南部、東海、関東甲信地方が、昨日27日に「梅雨明けしたとみられる」と気象庁が発表。関東甲信は、2018年の6月29日の梅雨明けを超える、統計開始以来最速の梅雨明けとの事。「えっ、東海地方だって早いだろう」と思ったら、東海地方は1963年に6月22日という記録があるらしい。九州南部の最速記録は1955年の6月24日とのことなので、それよりも早い記録なんだぁ。今の所今後一週間位は晴天が続く様子で、暫くは猛暑が続きそう。その後、7月に入って「戻り梅雨」が有るかもしれないけれど、7月後半とか8月に入っても猛暑は続くというのが今の所の予報。

実は、昨日ちょっとビックリした場面に遭遇しました。クリーニングを出しに、近くのモールに入っているクリーニング屋さんに10:00の開店に合わせて車で出かけました。近くの駐車場に移動すると、何故か救急車が停車しています。この日は朝の10:00前から日差しが厳しくて、直射日光に晒される右手には車の中と言うのに「チクチク」する感覚があり、外に出るとそれを体中で感じる位、朝から厳しい紫外線攻撃(?)を受けるような天候。何だろうと、その救急車を横目で見ながらモールの自動ドアを通過しようとしたところ、中からストレッチャーに人が乗せられて、4~5位の人が回りを取り囲みながら外に向かって移動してきます。慌てて自動ドアの前を開けてストレッチャーを通しましたが、このために救急車が来ていたようです。一般店舗は10:00から開店ですが、イオンスーパーは朝の08:00から開店しているので、そこに来ていたお客さんなんだろうか。確かに外は暑いのだけれど、もしかしたら何か転んだとか、あるいは急に倒れたとか、熱中症が原因では無いと思いますが、こんな暑い中から逆に涼しい店内に入って、その気温差で体調を崩すという事も有るのかもしれませんね。

で、その後10分位して外に出てきたら、まだ救急車がその場所に停車したままでした。身元確認とか症状の確認とか、あるいは意識が曖昧な状態ならば、その場で声がけして意識回復させるとか、救急医療処置をしていたのかなぁ。昨日の浜松は、それでも最高気温は33度とか34度だったと思うのですが、その気温以上に直射日光は厳しい感じ。若い頃は冬の寒さよりは、夏の暑さの方がまだまだ得意だったけれど、もう「夏の暑さ」というレベルじゃ無い感じ。「夏の酷暑」とでも言わないと、この厳しい暑さを言い表せない状態になっちゃいましたね。雨不足、高気温で農作物の生育にも影響を受けているそうですが、庭の雑草たちはそんなことにも負けずに元気そう。暫く晴天が続くそうなので、ちょっと除草剤を撒いておかないと。外は酷暑で暑いに、外でやらなきゃいけない仕事が増えて大変です。

UA、成田-サイパン路線就航

久々に聴く嬉しい新規就航のニュース。UAが、成田-サイパン線を9月1日から週3便で開設すると言うニュース。成田発は、火木日の21:25でサイパン着は翌日の02:00。サイパン発は、月水金の07:00で成田着は09:35。日本とサイパンの時差は1時間(サマータイム無し)なので、飛行時間は3時間半位ですね。 

サイパンへ行ったのはもう何年前だろうか。以前はスカイマークが飛んでいましたが、そのまた昔はANAとJALがデイリーで飛ばしていたはずで、私はANAで行きました。鹿児島で会社のコンベンションがあったので、数日前から有休を取り、成田→サイパン→福岡→鹿児島という経路で移動。当時は、福岡-サイパンとか地方発の路線も合ったんですよねぇ。今のグアム便みたいな感じだったなぁ。グアムよりもさらに手軽に行ける海外として、結構人気があったと思います。1988年の秋に初めて出張でアメリカに行き、それが初めての海外旅行になったんですが、翌年1989年には再び出張でアメリカに飛ばされて、その滞在中に「ベルリンの壁崩壊」を現地のCNNで見ていたのでよく記憶しています。最初は一月の予定が、どんどん伸びて結局年越しはアメリカになり、2月の初めに90日のビザ無し渡航期間が切れるので一旦帰国。二週間日本でリハビリして、再び2月の忘れもしないバレンタインデーの翌日に日本を出発して(笑)、そのまま4月終わりのG.W.直前に帰国した。その3回の出張で、エアチケットの取り方とかホテルの取り方とか、海外旅行の仕方とか「出来るつもり」になり、確か数年後のそのコンベンション参加を聞いた時に、発作的に「成田発サイパン経由鹿児島入り」を思いついたものでした。

当時はパッケージツアー全盛の時代だったから、仕事で移動する人を除けば99%はパッケージツアー客だったと思います。日本人が本当によく行っていた場所だから、現地で日本語もそこそこ通用するし、日本人経営のレストランとか射撃ツアーとかスキューバーダイビングとか、今のグアムやハワイの小型版と言った雰囲気。何故か現地で食べた豚カツが美味しくて、そこが日本人オーナーのお店で「美味しかったです」と出るときに言うと、サイパンで育てている豚の豚カツとか言ってたなぁ。その後何度かまた再訪したいと思っていたんですが、ANA/JALもその後路線から撤退して、統合前のCOが路線を飛ばしていたのかな。UAとの統合後も暫く路線は残っていたと思うけれど、その後縮小されてグアム路線に集約されたと記憶して居ます。結局、サイパンに行ったのはその時が最初で最後だったけれど、また行ってみたいですねぇ。グアムよりさらに小さな島なので、マリンスポーツとか好きな人には委員でしょうけど、自分みたいにノープランで行ってぶらぶらしたい人間には、ちょっと物足りないかもしれない。

週3回のフライトで、サイパンでは駐機せずに5時間のインターバルで出発して、多分グアムに戻るスケジュールみたいなので、旅程としては4日間必要なのがちょっと使いづらそう。グアムの様に例えば金曜日の深夜に日本を出て、日曜日に戻ってくる3日パターンが可能なら、週末を利用して一寸飛んでみるという使い方も可能になるんですが。いずれにしても、グアムだけでなくサイパン線でのUA利用が可能になるので、UA MPの要件の一つである「UA便4区画以上利用」を実行するチャンスがちょっと増えたのは良いことかも。


EOS R7動かしてみた (2)

買い換えたミラーレスカメラ、EOS R7のパーツが揃ったので、とりあえず一度通電して動かしてみました。その前に、動作させるためにバッテリーを充電しないといけません。結構放電していたのか、一つ当たり2時間以上充電して、やっと満充電状態のグリーンのランプが光る状態で、4個のパッテリーパックを充電するのに結構時間を費やしました。今回は充電器を一つで、一つずつ充電したんですが、2台カメラがあるので充電器も2台あるんですが、今後は二つ並べて充電した方がいいのだろうかちょっと悩みます。実は、以前もEOS 7Dとか7D Mark-IIを複数台使用していたとき、充電器は互換性があるので並べて使っていたんですが、同じ位のタイミングで調子が悪くなり、後から買い足したことがあったんですよね。そう言う経験があるから、一つは予備として残しておきたいところ。まぁ、これから考える事にします。

バッテリーの準備が完了したのでEOS R7に挿入し、SDメモリーカードもセット。カメラ本体の電源を入れると、まずは日付け設定の画面が表示されます。ここで一寸戸惑ったのが、フィールド移動や値を変更する十字キー操作。以前のEOS 7D Mark-IIだと、ダイヤル式のジョグダイヤルで設定出来たんですが、それが今度は同じ位置には十字キーになっていて、それが慣れなくてやりづらい。それでも何とか日付けと時刻を設定したところで、SDカードのフォーマットをし、ちょっとした試し撮りをして動作確認をします。これをもう一台のEOS R7でも行い、取りあえずは問題は無さそうな感じです。ただボタン配置も違うし、ダイヤル操作の遣り方も違うので、それが慣れないと使いづらそうです。

実際構えてみたところでは、本体がこれまでよりも小型化されているので、ちょっと掴みづらい気がします。私の手は、男性としては小さい方で、以前のEOS 7D Mark-IIのグリップは少し大きい感じがしましたが、今回のEOS R7のグリップはかなり細く感じます。ちょっとシャッターボタンの位置とか感覚が違うので「あれあれ?」という感じが、現時点では感じますね。私は撮影中はそんなにカメラ設定を変更しないのですが、それでもISOとかはクルクル変わる天候に合わせて変更する機会がそれなりにあります。以前は、それらの設定がボタン一つで呼び出せて(クイック設定)素早く変更出来ましたが、今回のEOS R7ではそのボタンが無くなり、一度設定を呼び出してから選択して変更するというように、一手間掛かるようになっているのが気になります。小型化されて、以前のような配置でボタンやダイヤルが設定出来ないので仕方ないのかもしれませんが、この辺りの使いなれた操作を新しいインターフェースでも直ぐに操作できるように、少し慣らし運転をしないといけないかもしれません。

望遠レンズ(RF 100-500mm)を付けて一脚無しの手持で少し操作してみましたが、取りあえずはこれまでよりもかなり軽く感じ(約3km→約2km)て、何とかなりそうな気もしますが、最後の20分、30分が耐えられないような気もします。それと、2台持ちになると、広角レンズのカメラを使用している時は、こちらの望遠レンズを装着しているカメラは斜めがけして吊すわけで、その重みに肩が耐えられない気もしますね。これまでのように一脚を使用していれば、使わないときは片手で支えて入れが良かったわけですが。特定の選手や構図で撮影するときには、手持の方が自由度が大きくて向いているのかもしれませんが、私の場合はボールを追いかけてレンズを動かすので、実は一脚で本体を支えている方が楽なような気がします。これも、一度事前にベンチマークテストしてみないと。そんなに時間を掛けて動作確認したわけではありませんが、カメラやレンズのエージングも兼ねて少し使い込んでいかないと、いきなり9月に本番ではトラブりそうですね。それだけインターフェースが違うのが気になりました。そうそう、カメラバッグに積めてみると、以前よりも余裕があって無理繰り押し込まなくてもレンズ2本とカメラ2台がすっぽりと収まってくれます。これで移動するときにも少し楽になりそうです。(続く...) 

2022年6月27日

早くも梅雨明け?

関東地方や全国的には、先週後半くらいから「猛暑」と言われていたんですが、地元浜松は確かに暑いんだけれど、先週後半は曇り空だったり雨が降ったりの天気で「猛暑」と言うほどではない。土曜日には朝方晴れて暑くなったんですが、午前中から突然嵐みたいな雨模様になり蒸し暑い一日に。日曜日は、結構一日日差しが強くて「夏」のような天候になったけれど、それでも30度を少し超えたくらいで、35度超え、40度近い気温になっている場所と比べると「猛暑」と言うほどでは無い状態でした。

そんな中、今週の天気予報では全国的にほぼ晴れの天気が続く様子で、もしかしたら今日辺りには「梅雨明け」の予報が出るかもと朝の番組で気象予報士さんが言うくらい。ただし、7月に入ると「戻り梅雨」でまた雨が降る時期があるみたいですが、その頃には今よりも気温が高くてさらに湿度も高まるから、猛暑だけで無く「粘暑(ねんしょ)」みたいな時期が7月には続くんだろうか。体長だけで無く、食べ物なんかも一寸したら直ぐに雑菌が繁殖しそうな天気になりそうですね。

「浜松はそんなに暑くならなかった」と最初に書いたけれど、それでも我慢できるような暑さではないので、この週末はクーラーはほぼ運転しっぱなし。勿論サーキュレーターと併用して、設定温度も26度位にしてそんなに冷え込まないようにしていますが、日曜日は流石に暑さが厳しくて一時25度まで落としたりしました。今日は、朝から雲一つ無い快晴の天候で、部屋の中から窓を通して外を見ても「暑そう」と感じる天候。この後、一寸用事があって車で出かけるのですが、多分社内のクーラーは前回だろうなあ。ここの所クーラーは必須状態なので、燃費もかなり落ちてきています。通常、一般道路を走る場合、クーラー無し(送風のみ)だと、13~14km/l位は出るんですが、ここ数日は10~11km/lと2割落ち位の印象。ガソリンも、ハイオクを利用する私の車は、一時170円/lを切る位まで下がったんですが、最近は175円/l位の看板をよく見るようになり、またじわりと価格が上がっていることを実感しています。今週末はまだ保ちそうだけれど、来週末には給油しないといけないから、その頃にはもう少し下がっていて欲しい。

梅雨の時期は外に出るのも億劫だし、洗濯物は乾かないし、この時期必要な草取りや剪定も出来なくなるし、早く終わってくれることに越したことはないのですが、それはイコール水不足という事にもなるわけで、この時期自宅近くの田圃には水が引かれてカエルとかの鳴き声も五月蠅くなる時期なんですが、そう言えば今年は静かな気がする。自宅の裏庭なんかも、よくアマガエルとかツチガエルが飛び回っていますが、そう言えば今年は見ないなぁ。水不足で高温が続いているから、カエルも少ない水場から移動出来ないのだろうか。でも、流れが無いとあっと言う間に溜まっている水もお湯に変わる状態ですからね。カエルにしても堪らないだろうし。そうで無くても今年は野菜高騰が言われているけれど、この分だと夏野菜だけで無く秋野菜何かも影響を受けるんだろうか。梅雨は短いに越したことはないけれど、今年のように一寸しか振らない「空梅雨」だと、夏の暑さは厳しくなるし水不足で大変だし、野菜不足になればますます野菜高騰で生活は大変になるだろうし、良いこと無しですね。そんな時には、体調や健康も落ち込み気味になるから、自宅トレーニングでもいいから体のメンテナンスはしっかりしないと。 

断捨離Ver.2.0 - カメラ編 (12)

久々の「断捨離シリーズ」は、今回からVersion 2.0に突入(笑)。Ver.2.0と言っても特に目標みたいな物があるわけじゃ無いんですが、一端落ち着いた諸々の品物も、やはり半年以上生活しているとつか勝手の悪さや、もっと整理しても良いんじゃ無いみたいな事が一杯出てきます。さらに、断捨離したとは言え、新しい物の購入もしているわけで、増えたものを今度は何処に置くのか問題も新たに発生。今回は、そんな「新しい物が増えたから、古い物を整理する編-カメラ編」の記録。

今まで使っていたのは、8年前に購入したEOS 7D Mark-IIとその二年後に購入した同じEOS 7D Mark-IIの2台。レンズも同じ頃に購入(と言うか、同じ物で新しいバージョンの製品に買い換えた)したEF 100-400mmの望遠ズームをメインに何本か。それを、これが最後のカメラ購入という清水の舞台から飛び降りる覚悟で(?)購入したのが、EOS R7 (×2台)。カメラが、これまでのデジタル一眼レフカメラから、ミラーレスデジタルに変わるので、レンズのマウントももEFからRFに変わるため、カメラ本体だけでなくレンズもRF用に変えなきゃいけない。最初は、これまでのEF用レンズにRF変換マウントを付けようかとも思ったんですが、そうなるとエクステンダーが付けられない。決め手になったのは、これまで使用していたEF 100-400mmはカメラのAPS-Cで1.6倍となり160-640mmで使用出来ましたが、RFレンズだとEF 100-500mmのレンズが登場。これだと、160-800mmとさらに遠くまで届く望遠ズームになるので、レンズも思い切って買い換えることに。望遠ズームはそれで良しとして、問題はもう一台の広角用カメラ用レンズの扱い。これまではSigmaのEF 18-250mmを使用していて、これだと29-400mmとなりそれなりに使い勝手が良いのですが、流石にこちらのレンズも10年近く使用しているので、そろそろくたびれてきています。そんな時に、EOS R7でEOS R7+ER 18-150mmのキットモデルが発売されていたので、交換はこちらでカバーすることに。望遠側が、これまでの400mmから250mmと短くなるのが一寸残念なんですが、そこは100-500mmの広角側でカバーすれば良いかなと割り切ることにしました。

カメラ本体とレンズは既に受け取り済みで、昨日はSDメモリーカードにカメラとパソコン接続用のUSB-Cケーブルそして予備のバッテリーが到着。後は、18-150mm用のレンズフードとプロテクトフィルターが届けば、取りあえず撮影は可能になりますが、取りあえず昨日届いた物でカメラの動作確認を軽く行いました。カメラ2台で、バッテリーパック4個を均等に使い回したいのですが、このEOS R7はバッテリー毎のIDが登録されて取れを使用しているか分かるので、それを順番に登録してAセット(2個)、Bセット(2個)でローテーションする予定。で、EOS R7の方の動作確認というか受入検査が終わったので、長い間お世話になった旧カメラ(EOS 7D Mark-IIやその他カメラ機材)を整理する事に。EOS 7D Mark-IIやEF 100-400mmは、カメラ販売店での下取りに出せそうですが、それよりも古い機材やSigmaのレンズ等は下取り対象では既に無くなっているみたいなので、メルカリ当たりに出してみようかと思っています。カメラがEOS 7D Mark-II 2台にその前のEOS 7Dが1台。さらにその前に使用していたEOS 40DとかEOS 20D何かも出てきてビックリ。まだ世の中の需用がありそうなEF 100-400mmの望遠ズームは、最新のIS IIとその前のIS USMが1本ずつ。さらにSigmaの150-300mmとか広角ズームに、×1.4のエクステンダー、バッテリーグリップにプロテクトフィルター各種等等。ここ10年位に買いそろえた物ですが、良くもまぁこれまで使ってきた物です。


 一通り整理が終わったところで、EOS R7とレンズをいつも移動するときのカバンに詰めてみたんですが、「軽い!」。しかも、レンズもカメラも一回り二回り小さくなったので、これまでキチキチに入れていたカメラ・レンズを、余裕を持ってカメラバッグに入れることが出来、これでカメラ・レンズへの負担も減るのが嬉しいかも。一通りの物は揃ったけれど、レインカバーとか一脚とかショルダーバンドとか、色々細々した物も入れ替えなきゃいけない。来月辺り、一度ゆっくりヨドバシアキバを一日徘徊する日を作ろうかと思案中。その前に、これまでのカメラ・レンズ類を処理しないと。(続く...)

消えないライト

車のヘッドライトに関しての記事。最近の車には、外部の明るさを探知して、自動的にヘッドライト・テールランプをオン・オフする機能が付いています。昔だと、トンネルに入ると手動で右側のウインカーハンドルの先端を捻ってライトオンにし、トンネルを出るとオフにするという操作をしていましたが、最近の車には殆ど「AUTO」モードが付いているから、普通はそのポジションにして置けば、自動的にオン・オフしてくれます。トンネルだけで無く、夕方暗くなっても同様だし、雨が降って薄暗くなっても点灯することも。私の車にも当然内蔵されていますが、ちょっと不満なのは点灯するときの閾値の設定が自分で出来ない事(※販売店での変更は可能らしい)。だから、個人的にはもう少し暗くなってから点灯すればいいんじゃ無いと言うくらいの時にも点灯するので、手動でオフにする場合も結構有ります。ただ、AUTOにして置くと、トンネル通過時だけで無く、例えばモールの屋内駐車場に入ると自動的にライトオンになるので、そう言う場合もあるからデフォルトオフには中々出来ませんね。

で、記事を読んでいて初めて知ったんですが、この「AUTO(自動点灯機能)」って今は義務化されているんですね。新型車では2020年4月以降から、継続生産車では2021年10月から適用されているのかぁ。私が今の車を購入したのは、2019年7月なのでタイミング的には少し前だったことになります。ですから、AUTOモードは搭載されているけれど、解除できない訳ではないんですね。私が購入したのは、2019年7月だけれど、新車として発売開始されたのは2018年11月でしたから、AUTOモードは搭載されていても、それがデフォルト設定でもないし、解除機能も搭載されているんだろうなぁ。今年の夏にUXの新しいモデルが発売される予定ですが、その車からはAUTOがデフォルトでかつ解除機能(ライトオフ)は無くなるんでしょうね。

私は、最近でこそは国内での運転実績が海外(=アメリカでのレンタカー利用)での運転実績を超えたけれど、海外でのレンタカーで仕事やバケーションで移動していた経験がそれなりにあるので、ライトの自動点灯は勿論、雨天時にはライトオンする(殆どのアメリカの州で義務化されている)というのが「癖」になっていて、特に雨の多い日本では雨天時のライトオンはするべきだと思っています。それもあって、雨天時のAUTOモードの時には早めに点灯するのかな。ヘッドライトで無くても、スモール位は点灯してくれると、認識度合いが各段に違いますしね。さらに雨が強い場合には、ヘッドライトかスモークも点灯して欲しい。これは出張中切実に感じました。だから、自分も雨の日は積極的に点灯するようにしているんですが、日本だと逆にれって煽ってるとみられるのかもと言う不安も(汗)。それは、多分AUTOでヘッドライトを点灯している対向車とすれ違うときにも感じるもので、半分くらいはそんなでも無いのだけれど、残り半分くらいの時には「この天候で点灯させるか?」と感じる事があるんですよねぇ... それってお互い様ではあるんですが、やはりまだ慣れないのが最大の理由かな。それも今後「普通の事」になっていくだろうけど。

ちょっと困るのは、そのAUTOに連動して私の車の場合には「オートハイビーム」も機能すること。これは、対向車とか前方に障害物が内容な場所では、自動的にハイビームにして、前方に何か移動してくると自動的にハイビームをオフにする機能。しかも、単にオン・オフするだけでなく、近場はノーマルで遠目はハイビームとかいうある程度の切り分けも出来る(と、取説には書かれています-笑)。実際どの程度なのかは、自分ではその様子を見ることが出来ないから分からないけれど、やはりハイビームになると一寸ドキドキしますよね、慣れていないから。少し前だけれど、この自動点灯機能を煽りと誤解したドライバーが、その運転していたドライバーに怪我を負わせた見たいな話も聞いて、ちょっと慎重に利用しないといけないかなぁと思っていたりしました。でも、そうかぁ、義務化されているのかと今回初めて知って、ちょっと安心しました。昨日も朝は初夏のような天候で朝一から車の洗浄をしたら30分位したら嵐のような雨模様になったりして、まだ梅雨は少し続きそうだけれど、今日からはそんな時でも安心して「AUTO」で走れます。(笑)

2022年6月25日

EOS R7がやって来た (1)

良い意味で期待外れと言えば良いのか、人気集中で品不足も懸念されたCanonのAPS-Cミラーレスカメラ「EOS R7」が、発売予定日の6月23日に宅配便で届きました。 まぁ、7月に入ってから位かなと個人的には予想していたので、23日に配送するというメールをCanonから届いたときには「23日発送で24日かな」と最初は思ったくらい。でも、22日には配送業者のクロネコさんから配送予定のメールが届き、時間指定をして無事に23日の午後に受け取ることが出来ました。意外だったのは、昨日の記事にも書きましたが、納期1~2ヶ月待と予約時に表示されていた100-500mmの望遠レンズも一緒に配送されてきたことで、これも意外でした。ただ、たまたま予約開始直後に予約できたから良かったものの、今Canon販売のページを見ると、EOS R7は「納期4ヶ月位」となっています。危なかったぁ(笑)。

今回届いたのは、EOS R7本体2台、キットの広角ズーム(18-150mm) 1本、望遠ズーム(100-500mm) 1本の4品。早速試し撮りしたいところですが、実はまだ足りない物が。記憶媒体として、これまで使用していたCompactFlash(CF)はもう使えずSDメモリーカード(SDXC)に変わります。そのSDメモリーカードは、一応仕事の関係もあり手元に有ることはあるんですが、カメラに使えるような高速の物(UHS-II、Class10)は手元に無く、今回新たに購入しないといけません。高速連写(30枚/秒)する事を考えると、やはり今の所最速のRead/Write 300MB/sec当たりのものにしたいところ。さらに、今は64GBのCFを使用していて、連写する望遠ズームを使うカメラ側では、だいたい一試合で4000~5000枚(25~30GB位)位消費します。1ファイル当たりのサイズが8~12MBで、これが画素数が1.6倍になるのでデータサイズとしては40~60GB位。さらに連写機能がアップしているので、撮影枚数も増える事も考えると、今の64GBでも足りなくなり、もう一つ上の128GBのSDメモリーが必要かなと考えています。EOS R7には、SDメモリーを2枚挿入して連続して使うことも出来るので、64GB×2枚でも良いのだけれど、どうせならと128GBを今回購入してみました。枚数が増える、望遠ズームのメイン機には128GB+64GBにして、広角ズームで多分64GBでも間に合うサブ機には128GBにしておくつもり。今回は128GB SDメモリーを2枚購入したので、試し撮り和しつつ容量はこれから考えるつもりです。

EOS R7 2台のうち、一台はEOS R7とRF-S18-150mmのレンズキット何ですが、この同梱されているレンズ本体には、レンズへの横からの光を遮るレンズフードが付いていません。殆どの撮影が屋外なので、このレンズフードは必須アイテム。このキットのレンズは、今回のEOS R7発売と同時何ですが、ズーム範囲が少し狭い同行系のレンズは昨年から出ていて、そのレンズフードと共通に使えるみたい。価格も2000円位なので早速検索して注文しようと思ったら、なんと納期が「3ヶ月」orz なんでやねん! で、互換品もあるんですが、発送が「中国深圳」とか書かれていると、やっぱり色々な意味で一寸躊躇してしまいます。本家のCanonのオンラインショップが3ヶ月だからか、Yodobashi.comも同じで、Amazonも同様。ところが、何故かモノタロウだと「3日以内出荷」になっている(笑)。たまたま在庫が残っていて、しかも資材系オンラインショップと思われるモノタロウだから穴場だったのかだろうか。今の所出荷予定日に変更は無く、今月中には届くかなという感じ。

さらに、カメラには一つバッテリーパックが同梱されていますが、今でも一試合でギリギリバッテリーパックが保つかどうかの状態なので、それぞれに予備としてバッテリーパックを一つずつ追加で購入。多分、交換ズーム側は一つで間に合うと思うけれど、望遠ズーム側は連写もするしAFでビシバシレンズも動くだろうから、こちらは逆に消費電力は増えそうな気がしますね。それ以外に、これから購入が必要そうな物は、

  1. 雨天時用のレインカバー。望遠ズームレンズ用は、今の100-400mmで使用しているものが使えるかと期待したんですが、カメラのアイカップに付ける部分が合わないので多分新規に購入が必要。広角ズーム用も、小型のレインカバーを別途手配しないと。
  2. カメラストラップですが、広角ズーム用はショルダーバッグのように斜めがけ出来る物を使っていましたが、流石に寿命なので新規に探す予定。
  3. カメラからパソコンへのデータコピーに、これまでのようにSDメモリーカードをUSBカードリーダー経由で読み取ろうか、カメラとパソコンをWi-FiかUSB-Cで接続して転送しようか思案中。USBカードリーダーは、今使っている物はUSB 3.0対応だけれど、ちょっと古い物でもあるので出来れば最新のものに更新したい。でも、カメラとパソコンが直結出来れば、それはそれで手間は省けるので、USB Type-Cのケーブル接続にしようかとも。Wi-Fiでも転送出来るけれど、11b/g/nなのでスピード的には不満が残りそう。この辺りも、来月くらいにベンチマークして比較してみたいところ。
新しい物の準備も必要だけれど、これまで使用していたカメラやレンズの処分もしないと。EOS 7D Mark-II 2台とEF 100-400mmの望遠ズーム2本、さらにSigmaの120-300 F2.8とか幾つかレンズがあるのと、昔使っていたEOS 7D(無印)とか40Dとかも... 7D Mark-IIと望遠ズームレンズは多少なりとも下取りで値段は付くだろうけど、7Dとか40Dは無理だろうなぁ。ジャンク品でメルカリ供出かな。不燃物で廃棄するには忍びないですし。少しでも綺麗にして送り出して上げたい。(続く...)

縮んだ販売スペース

自宅近くには何件か大きな家電量販店の店舗があるんですが、一番近い某家電量販店へ昨日いってちょっとビックリ。このお店には、一月振り?位に訪れたんですが、その変貌振りに驚きました。このお店、1Fが駐車場になっていて、2Fに店舗がある高床式の建物。ですから、駐車場のある地上階から店舗の入口を入ると、エスカレーターで2Fに上がって行きます。

エスカレーター前は、店舗内で一等地だと思うのですが、携帯各社のブースが並んでいます。正面奥には契約などの手続き用のカウンターがあり、手前にはスマホやアクセサリー品などの売り場。さらに少し右手のエスカレーターを降りて最初に目に入る場所には、Apple製品のコーナーがあって、そこにはiPhoneだけで無く、MacBookやiPad等もおかれている「聖地」に(笑)。ところが昨日行ってみて驚いたのは、そのエスカレーター前のかなり広い場所が、子どもや幼児用の遊び場になっていて、スマホ売り場は、ぎゅっと右手側に押し込まれたような形になっています。

そんな様子にビックリして、店舗の奥に入ると、さらにまん中当たりにも以前は無かった子どもの遊び場スペースみたいなものが出来ています。スマホ売り場が以前の半分くらいになり、そのぶん子どもスペースになる一方、テレビ売り場は以前よりも少し広くなったような気がします。また、カメラ売り場も少し広くなった気がするけれど、逆に印刷用品とか家電などの売り場は少し縮小した感じ。ここは、高校の体育館二つ三つくらいあるくらい広い店舗で以前はその全体に色々な家電や情報機器等所狭しと並んで今した。それが今はその2~3割のスペースを縮小して空いた場所を取りあえず子どもスペースに転用しているような感じ何ですよね。コロナ禍で販売が停滞して縮小したのか、半導体ショックで製品が入ってこないので狭くしたのか、理由は不明なんですが、ちょっとビックリました。規模だけで言えば、多分地域でもトップクラスの大規模店舗でしたからね。 

実はこの店舗に来た目的は、購入したカメラのSDメモリーカードを購入しようかと思ってきたんですが、大規模店大手家電量販店と言えども、地方の田舎の店舗の悲しさで、欲していた高速版の商品は見つからず、暫くウロウロして諦めて帰宅しました。オンラインショップが充実して、地方からでも殆どの商品が翌日数日で入手出来るけれど、「今必要」「今欲しい」と言うときに商品の幅が凄く限定されるのは、未だに地方の悲しさですよねぇ。実は、時々浜松駅横のBIC CAMERAにも寄ることがあるんですが、やはりおいてある商品が売れ筋廉価版が主流で、自分が欲しいような一寸尖った物は先ず見つからない。ヨドバシ秋葉原とか横浜のヨドバシとかに行けば、多分普通に置いていると思っててるのと同じ感覚で行く方も悪いと思うけれど、ちょっとギャップを感じるなぁ。その上に、この売り場縮小ですからね。一時的なものであることを祈りたいけれど... 

USB発見

尼崎市での、市民情報入りのUSB紛失事件。その後、紛失したUSB等も入っていたカバンにスマホも含まれていたので、そのスマホの探索ツールで場所をおおよそ特定し、その後自宅(?)のマンション敷地内でカバンが発見されて、USBも無事見つかったという状況。 

今の所USB内のデータ漏洩の兆候は見られない物の、闇サイトに知らないうちに流出していないか暫くは感心できない状況が続きそう。好意的に考えれば、酔っ払ってカバンをその辺に放り出してしまい、見つかるまでそのままだった可能性もあるけれど、悪意のある第三者がデータだけコピーしてこの後の騒動を幕引きするためにわざとマンション敷地内に置いた可能性も。ただ疑問なのは、追跡ツールを何でもっと早く使わなかったのか、と言う事。22日には紛失が発覚して会社を休んで自分で探索していて、見つからなくて警察に届け出ているわけだから、その時にスマホの位置とか調べる余裕は無かったのだろうか。気が動転していて、そこまで気が回らなかったという事もあるんだろうけど。

この事件で一気に「USBメモリー」なんて言う単語が有名になってしまい、悪者的な意味にも聞こえるようになってしまいました。いゃいゃ、開発には欠かせないツールの一つですからね、USBメモリーキーは。一昔前だと、CR-RとかDVD-Rの役割を、いまはUSBメモリーキーがになっているわけですから。それは単にデータの移動用とか保存用だけでなく、開発システムを色々な目的で起動するブートメディア(昔はBootable CR-RとかDVD-Rを使用していた)として欠かせないし、だいたい今のUSBメモリーだと、1TBとか2TBとかももあるので、データ保管媒体としても欠かせない。たまたま観ていて朝の情報番組で、若手起業家として著名な映像配信会社の社長氏がコメンテーターとして出演して「うちの会社では20年前からUSBは使っていない」とコメントしていたけれど、いゃ言いたいことは分かるけれど、20年前ってあなたまだ起業していないでしょうと軽くツッコミ。USBの仕様が固まり、USB製品が登場しだしたのが、それ位じゃ無いかなぁ。当時は結構USBデバイスとパソコン内のコントローラーの相性が厳しくて、Aでは使えてもBでは使えない・認識しない、何て言うことも良くあった頃。

で、そのコメンテーター氏のコメントに釣られてか、MC氏も「データーセンターに持ち込むなんて」という発言をして、「うちはネットワークで」みたいな会話が続きました。今はネットワーク経由でのデータ交換が当たり前なのは事実だし、そちらの方が安全と言えばそうなんだけれど、作業場所が「データセンター」という機密性の高い場所だと、そう簡単にネットワーク接続できるとは限らない。セキュリティ理由から、外部との接続は制限されているだろうし、データの持ち込みに関してはさらに厳しい制限があるはず。仮に、データがネットワーク経由でダウンロード出来ても、それを直接データセンターのホストコンピューターに落とすわけにはいけないから、多分作業用のパソコンに一度落として~処理すると思うんですよね。となると、その作業用パソコンが自分のノートブックパソコンだったりしたら、やはり今回の様に泥酔して紛失すれば同じ話になりますし。そう言う意味では、データセキュリティの安全性は、どう言う媒体を使うかも重要だけれど、どの様にそのデータを扱うのかという手段や担当者の意識の方が重要何ですよね。今回は「USBメモリー」が注目されているけれど、それが仕事のパソコンだったりタブレットでも紛失すれば同じ話な訳で、そう言う意味では仕事の打ち上げなのか分からないけれど、仕事終わりの一杯には慎重にならないと駄目ですね。

2022年6月24日

USB紛失

尼崎市の全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失した事件、これまでも色々な情報漏洩事件があったけれど、その人数もそうだし内容もほぼ個人情報全体を網羅しているような物(氏名、住所、生年月日、口座情報等)であり、深刻度としても国内で発生した漏洩事件でも最大規模最大深刻度の事象じゃ無いだろうか。

報道などでの情報をまとめると、

  1. 尼崎市が事務委託業者にデータ移管作業を依託
  2. その作業を事務委託業者から再委託された業者が作業
  3. 担当者が検証用(?)にUSBにデータをコピーし、データセンターで作業
  4. そのままUSBを保持したまま、打上(?)で遅くまで飲酒・泥酔
  5. 外で寝込んでいたところ、USBを入れていたカバンを紛失(盗難?)
  6. 当該者が申し出て、事件発覚
  7. 事件の記者会見で、パスワードの形式や桁数が漏れてしまう
報道では、データ移管したデータの検証用にUSBにデータを保管して持参したらしいけれど、何も全データを入れなくてもと言うのが第一印象。そして、もしかしたら大変な作業を完了したお祝いだったのかもしれないけれど、その日に泥酔するまで飲むことも無いだろうと言うのが次の印象。 

根本原因は、どうも自分の判断で勝手にデータをUSBにコピーして持ち出した作業者何ですが、となるとそう言う場合の持ち出して順とか、パスワード等の保護対策とか、それらの手続きがどれだけ適切に運用されていたかが問題になりそう。さらに、そう言う最重要データを保持しながら、酒席に参加して泥酔までしてしまう個人的な行動規範みたいなものも問われるだろうなぁ。今の所情報漏洩やそれに関しての被害は確認されていないと言うけれど、今後何か有った場合にこの紛失事件が原因と言う確証も出来ないだろうし、結局は有耶無耶になるのかなぁ。尼崎市民だけに集中して、例えば口座への不正アクセスが有ったとか言うことが多発すれば、その可能性はありそうだけれど。

ところで、個人的に気になったのは、「USBメモリーの内容を消去していなかった」という発言。つまり、データ移行確認作業が終了したら、USBメモリーを消去する予定だったらしいけれど、仮にそうであっても紛失したら問題は同じ。「消去作業」の程度がどれほどまで実行するのは不明だけれど、単純にフォーマットするだけだとデータ本体部分を削除するわけじゃ無くて、ファイルのヘッダー情報部分だけ削除するだけですから、それなりに知識と技術(ツール)があれば、結構簡単に回復できてしまう。そう言う意味では、理由は不明だけれどデータをUSBに入れて持ち出したことが根本原因な訳で、それを手順として認めていなかったのであれば、やはり作業者本人の行動が問題だろうなあ。データ漏洩の多くは、ヒューマンエラーなんですよね。だから厳密な手順を決めたり、出来るだけ自動化するなどして、そう言う要素が入らないように苦労するんですが、どうしても突発的な作業だったり細かな作業は、経験者が出ていって処理しないとスケジュールが保持できない市現実的に無理。で、仮にベテランが作業しても、どうしても「万一、万万が一」という事は発生してしまうんですよね。「油断」というのか「慣れ」というのか。自分も注意しないと。

EOS R7がやって来た

約8年使い続けたEOS 7D MarkII(2台目は2年後に購入)の更新で発売開始とともに争奪戦に挑み、何とか予約できたAPS-C ミラーレスデジタルカメラ「Canon EOS R7」が、発売開始日にクロネコさんで届きました。

配達の通知を受け取ったときには、カメラ2台分の記載しかなかったので、中を開けて100-500mmのレンスも入っていてビックリ。代わりに、キッティングで同梱されているはずの18-150mmのレンズの箱が見当たりません。でも、何故かカメラ本体の箱の一つには「RF-S 18-150mm ...」と記載されています。もしかして、中に入っている? と思いつつ取りだしてみると、確かに箱の中にカメラ本体以外のスペースがあり、そこにレンズも入っていました。

確かに、これは効率的だけれど、EOS R7単体の場合には丸々半分くらいのスペースが無駄になるわけで、それって良いのか? メーカー側としては箱が共通化出来るという事なんでしょうけど、でも外箱の印刷は、カメラ単体(左側)とキッティングモデル(右側)で違うし、さらにキッティングモデルにも複数種類あるわけで、その印刷するだけのコストも馬鹿にならないのでは。もしかしたら、このレンズは確か単体発売はまだしていないから、こう言う形にしたんだろうか。右側がEOS R7のカメラ本体で、左側が広角ズームレンズですが、カメラが本当に小さい。だからこそ、もっとコンパクトな外箱でも良かったんじゃ無いかと思うのだけれど。

最後は、今回予想外だった100-500mmの望遠ズームレンズ。今使っている100-400mmのEFレンズケースは、レンズ本体と同じ白色のケースですが、今回は黒。一寸異質な気がしますが、中身はCanon伝統の白筐体なので、そこは心配なし。カメラ本体もそうですが、このレンズも今の物と比べると軽さにビックリ。今のEOS 7D Mark-II+100-400mm EFレンズを付けると、3kg近くの重さになるのですが、今回のEOS R7+100-500mm RFレンズだと2kg丁度くらいなので、この1kgの差は大きい。これまでは一脚を使用して撮影していましたが、手ぶれ補正も本体とレンズで8段くらい(もっと?)になるので、一脚無しの手持ち撮影でもいけるかも。最も、2~3時間の試合時間中、支える左手が保つかどうかは疑問だけれど。

早速使ってみたいところですが、メモリーカードをまだ準備していないので、それを調達しないと。画像サイズがこれまでの約1.6倍になり、さらに高速連写でこれまでの10枚/秒が15枚/秒(メカシャッター使用)か30枚/秒(電子シャッター)となり、撮影枚数がこれまでの2倍以上にはなりそう。そこに解像度が上がってサイズが増えるから、かなり記録用のSDメモリーカードのサイズを大きくするか、2枚差しにしないと厳しいかも。これはなかなかの出費になりそう。ちょっと悩ましいですねぇ... (続く...)

2022年6月23日

ANAアプリに集約

 ANAが提供している自社アプリを拡張して、空席待ち処理をスマホで出来るようにしたという記事。コスト削減や効率化、さらには個々のニーズの多様化等、色々理由はあると思うのだけれど、個人的にはワンストップで必要な手続きや処理が出来るようになる事は嬉しい。一方で、これまで便利に利用してきた非接触搭乗確認「Skip」が廃止されるのは一寸残念。スマホのANAアプリで発見されたチケットのQRコードを表示して、それを搭乗券としてゲートだけで無く、保安検査場などでも利用して、現在印刷されて渡される、黄色の保安検査証やゲートで印刷されるピンクの搭乗案内等も無くなるとのこと。 

そう言う話は事前に流されていたので、今回驚きは無いのだけれど、やはり慣れたサービスが無くなるのは不便。実際、今後の事も考えて、この時にはQRコードでの搭乗手続きをして、こちらではSkipに戻して利用してみましたが、Skipの場合は「自動チェックイン(※Skipと共に廃止)」されているので、本当にその場所に行ってタッチするだけ。それが今後は、スマホアプリからチェックインをして搭乗券のQRコードを取得し、それを保安検査場通過や搭乗ゲートでは表示してスキャンしないといけません。iPhone (iOS)だとApple Payに搭乗券を登録出来るから、それなりに簡単に呼び出し出来ますが、それでもSkipと比較すると一手間二手間必要なわけで、利便性という意味ではやっぱり不便。ただ、UA何かは昔からこうだし、ANA便でも海外ではSkipは使えないわけで、それならば国内線・国際線共通の手続き・手順の方が戸惑いは無くて良いかも。

一方で、これまでSkipの利便性はあったけれど、通過の度に増えて行く「紙物」の処理は面倒だったわけで、それが無くなるのは良いこと。元々ゲート通過時の搭乗案内だけだったのが、保安検査場の検査なし通過のトラブルがあり、それで保安検査場で黄色の通過証を印刷して通過確認するようになった物で、その対策は大丈夫なんだろうか。これまでSkipだと、自分の搭乗情報を確認するにはスマホの中の予約記録を確認するしかなかったけれど、今後はQRコードが印刷された搭乗券が、実際に印刷してかスマホの中か、いずれかに存在するから、それで確認することになるんでしょうね。時々ゲート通過の時にエラーになって、保安検査場通過時の搭乗券が何処かに言ってしまったみたいな光景を見ることがありますが、あれが無くなるのだろうか。スマホを問題無く利用出来る人なら利便性が高まるけれど、スマホ操作に不慣れな人はまごつくことになるかも。自動チェックイン機も2023年度に廃止して、一年くらいの間に撤去するらしいけれど、となるとスマホに不慣れな人は今後は有人チェックインカウンターを利用するしか無くなるんですかね。KIOSKを撤去したところにも有人カウンターを増設する等して対応するのかな。預け入れ荷物が有る場合も、今はセルフが普通になりつつあるけれど、どんどん機械化されていくことが良いのか悪いのか。

まだまだ助走段階だけれど、今月末から来月に掛けて運休していた路線が戻ってきたり、減便していた路線が段々と元に戻しつつあります。UAも、成田発だけで無く中部と福岡のグアム便を8月から再開する様ですが、となると9月とか10月位には、かなり足(翼?)の確保という意味では楽になりそうですね。後は、その時までに日本入国条件が今以上に緩和されることを祈るばかり。2年振りの「海外渡航」再開の飛び先は、さて何処になるのだろうか。本命グアム、対抗馬シンガポール、次点ハワイ、大穴北米本土の何処か、か? (笑) コロナ禍で航空需要も海外渡航も全く違う世界に変わってしまったけれど、やっと戻ってくる糸口が見えてきた感じですね。

2022年6月22日

「オープン」カテゴリー

国際水泳連盟が、トランスジェンダー選手の女子競技への出場を禁止。今後は、「男子」「女子」とは別に「オープン」のようなカテゴリーを設けて出場を認めるような話が話題になりました。心は「男性」から「女性」に戻ったとしても、肉体はほぼ男性のままでは、やはりそこには体力差が残るだろうし、「女子」選手から見れば不利な条件でしょうね。 

生物的に男性であっても女性であっても、勿論人によって体力差・機能差はあるわけで、男性同士でも互角の競走が出来る分けでは無い事は事実。ただ、その競技の中ではほぼ等しい条件で種目を競走することが出来るから、スポーツとして成り立つわけで、正直トランスジェンダー選手、特に男性ら女性に変わった「女性」が「女子」種目に出場する事は、大きなアドバンテージがある事は事実だと思う。そのトランスジェンダー選手の元々の素質にも依存するけれど、極端な話「男子種目」の選手が「女子種目」に参加する事とほぼ変わりないわけですからね。

トランスジェンダー問題は、先ず「心」の問題だと思うんですよね。そこから波及して、肉体的にも「女性」に近づきたい、「男性」に近づきたいと言う思いから、肉体を手術して男性・女性の特徴(性器や胸)を切除したり、模した物を追加したりするだけ。残念ながら、今の医学技術では完全な性転換は出来ないし、「女性」になりたいからと、例えば筋力を減らしたり、身長や体重を外科的に減らすような事は無いだろうし出来ないだろうし。スポーツが、肉体機能の競走である以上は、やはりその部分が適正化されないと、それは公平な競走には繋がらないと思う。例えば、バレー(踊る方のバレー)とかなら「演技」の完成度の問題だから、肉体的な差も影響するけれど、多くは心の部分が中心だから、この場合は男性から女性にトランスジェンダー選手が参加しても、許されるかなとは思います。似た種目として、体操競技はどうだろうか。平均台とか床競技などは、精神的な部分も大きいから良いとは思うけれど、鉄棒とか鞍馬とかは体力的な要素が大きいだろうから、やはりトランスジェンダー選手が「女子種目」に出場する場合には有利になりそう。

「オープン」カテゴリーが作られてそこにランスジェンダー選手が出場出来るとしても、トランスジェンダー選手だけに限定すれば競技者の少なさから有利になりそうだし、そこには多分「男子」種目選手も参加するとなれば、二つのカテゴリーに参加することが可能になり、多分「女子」種目にしか出場しない「女性選手」は不利益なことになるんじゃ無いだろうか。柔道やボクシングの様に、体重別にしたら男女関係無く一つのカテゴリーで、体重だけでクラス分けをする事も可能かも。ただ、軽量級は「女性」が中心になるだろうし、中量級から重量級は「男性」と「トランスジェンダー」の女性選手が中心になるのかなぁ。じゃぁどうすれば良いのか。ある意味玉虫色の解決策だけれど、「男子」「女子」に加えて「トランスジェンダー男子」「トランスジェンダー女子」と、4カテゴリーにするしか無いんじゃ無いだろうか。でも、トランスジェンダーの人から見たら、自分は心は女性だから「女性」になったのに、何で「女子」種目に出場出来ないのかという不満は残るかも。ただ、やっぱりスポーツ競技は精神的な部分も大きいけれど、やはり肉体的な要素が一番大きい物だから、そこは「心」だけで無く「肉体機能」という部分での区分が何らかの形で必要じゃないだろうか。

日本の入国制限解除はいつ?

IATAから「日本の入国規制は厳しすぎる」と言われてしまった日本政府。まぁ、個人的には以前のように自由に海外渡航を早くしたいから、是非入国規制の更なる緩和、少なくとも日本入国前の陰性証明準備をなくして欲しい。でも、日本人全般の感覚というか印象として「海外から変異株が持ち込まれたら」という、暗黙の懸念みたいな物もまだ消えていないだろうし、その折り合いを何処で付けるかでしょうね。多分「撤廃に賛成・反対」と聞かれれば、多くの人が「賛成」と言うだろうけど、再び感染拡大したり新たな変異株が発券されたりすると、「早期に緩和したから」と一転して批判するだろうし。

「海外では」とか「欧米では」と引き合いに出されるけれど、あれって一時期の爆発的感染拡大重症化状態よりも良くなってきているので、「それ位のレベルならばリスクとして受け入れよう」というトレードオフを受け入れているからなんだと思います。で、その「受け入れているリスク」レベルは、今の日本よりも高いんですよね。そう言う意味では、リスクが低い日本が未だに慎重というのは、海外から見たら変なのかもしれない。ただ、日本人の性格から言うと、やはり陽性者数がまだ以前よりも多いうちは不安は残るし、後一番の理由はこれまで散々煽ってきたメデイアや自称専門家の後遺症も有るんじゃないかと。 

少し前までは、少しずつだけれど新規陽性者数も減り、重症者数も減ってきていて、私も一寸楽観的な印象を持っていましたが、ここ数日は少しだけれど新規陽性者数が増加しているし、実効再生産数も1.0に戻りつつある様子。静岡県の新規陽性者数も、一時期は1000人越えでどうなるかと思ったけれど、ここ数日では100人を着るところまで落ち着いて来て、ちょっと安心していたんですよね。でも、全国的にはまたじわりと増えているような様子に見えて、それが再び上昇して第七波になると困る。タイミングも、もう少しすると梅雨が明けて夏の旅行シーズン、夏休みやお盆の時期になり、人が集中する時期になりますし。個人的に危惧しているのは、最近じわりと増えてきているタイミングが、都民割とか地方割り等振興策が使われ出した頃位の影響が、今で始めている気がするから。これがそんなに広がらずに、暫くしてまた沈静化の傾向が出てくれれば、海外からの入国緩和の話も進むと期待したいところ。

ちょっと勘ぐった話になるけれど、このIATAの発言を援護射撃というか利用して、7月からは入国者数をさらに倍増するとか、3回以上のワクチン接種者は事前の陽性証明書不要とか、屋外ではマスク不要、室内でのマスク着用はその管理者の指示に従う(実質的にマスク不要?!)とかにするんじゃ無いかと。多分日本人の性格からすると、「マスクを何時、どの場所で外すか」というのが、結構大きな問題というか課題になりそうな気がします。元々マスク着用に抵抗の無い環境だし、「外しても大丈夫」と言われても、半分くらいの人は暫く様子見状態じゃ無いだろうか。で、真夏の酷暑を理由に段々とマスク着用が減っていき、夏休みが終わる頃には再び新規陽性者数や重症者数が大きく拡大して居なければ、そのまま消えていくでしょうね。でも、冬になったら、また復活してくると思う。全く個人的な我が儘ですが、このIATAの発言を是非日本としても前向きにとらえて、秋冬の旅行計画を立てられるようにして欲しいなぁ。でも、参議院選挙が終わるまでは、政府も落ち着かないか...

ネットワーク障害

昨日、幾つかの大手・著名インターネットサービスが使用出来なくなり一寸した騒ぎになりましたが、その原因はCDN (Content Delivery Network)のCloudflareのシステムに障害が発生したためとのこと。"CDN"とは耳慣れない用語に聞こえる人も多いかもしれない無いけれど、「サーバー側のProxy(Cache) Server」と言えばそれなりに当たっているだろうか。アクセス集中する企業サーバーは、対応するにはサーバーを増強する(台数を増やす、システムリソースを増やす)必要がありますが、サーバー本体だけで無く、一点集中するからサーバーに接続するネットワークもそれに応じて増強しないといけない。ただ、それにも限界があるのでその解決策の一つが、CDN。

クライアントとサーバーの間に一種のキャッシュ機能を置くことで、サーバー本体への負荷を軽減する物。ただし、サーバー本体のキャッシュではなく、そのキャッシュサーバーが置かれたネットワークアクセス内容で契約している企業向けのアクセスを、効率良く処理する物。だから"CDN"と呼ばれるんだけど、別の言い方をすれば「ロードバランサー(Load Balancer/負荷分散装置)」の一種といっても間違いない? かなり単純化した例だと、あるメーカーからの賞品を購入するとき、Amazon上のそのメーカーのサイトで購入したけれど、実は賞品はそのメーカーの倉庫からではなくAmazonの倉庫から出荷されるんだけれど、そのAmazonの倉庫にトラブルがあり製品出荷出来ない、と言う事になるのかな(回りくどい...)

昔のインターネット黎明期の頃は、もっと単純でクライアントからサーバーへのP2Pとかやっていたりしたけれど、どんどん複雑化していって、ネットワークの世界は「絡まったナポリタン」みたいな感じ。それでも、仕事何かで使う必要上、多少の知識なり経験値もあるから、何とか「分かった振り」は出来るんだけれど、最近ではもう追いつけないことも多くて大変。エンドユーザーが増えれば増えるほど、提供されるサービスも多種多様となり、そのサービスを滞りなく提供するためには色々な工夫が必要になります。まぁ、自分がインターネットを使い始めた頃は、9600bpsとか14.4Kbpsの時代だったけれど、それが今では1Gbpsとか10Gbpsの時代ですからね。10万~100万倍も違ってくる。それに欠けることに、ユーザー数はさらに何百何千倍に増えているわけだし。さらにさらに、当時は基本テキストデータで大きくても数KByteだった物が、今では動画データとか何百MB、何GBというサイズのデータが飛び交うわけですからね。もう想像を絶する状態。

障害自体は現在ではほぼ沈静化したようですが、最近この手のネットワークトラブルをよく聞くような気がします。それだけ企業が少数のサービスプロパイだーに集中しているので、一つがトラブルと影響が大きいんでしょうね。例えばAWSにもしトラブルが発生すれば、かなりの企業が困るだろうし。だからこそ、サーバー機能をバックアップしたり、多重化して耐障害性を高めたりするわけだけれど、一番困るのはネットワークや今回の様にその途中に存在しているサービスかもしれませんね。サーバー上だったりクライアント上での問題ならば、その場で直ぐに解析することも可能だけれど、その間の途中での障害発生となると、先ずは発生場所の特定から時間が掛かりますし、特定出来ても直ぐに対応出来るかどうかはその時その時でケースバイケースだし。トラブルが無いのが一番だけれど、これも情報化社会の避けられないリスクの一つでしょうね。

2022年6月21日

「名前」が意味するもの

ITmediaの記事から、従業員が身につける「名札」の問題について。私は、コンビニとかお店に行っても、店員さんの名札や名前を見ることは殆ど無いなぁ... 最大の理由は、目が悪いという事もあるので、よほど大きな名札に書かれていない限り、ぱっと見て「〇〇さん」と読み取れないから。あと、そこで名札を見て「あぁ、この人は〇〇さん」と理解したとしても、多分その数秒後、少なくともお店を出るときには、その名前はもう記憶に無いから(笑)。路線バスとかタクシーには「運転手は〇〇です」という表示が必ずありますが、あれも覚えた試しが無いなぁ。それよりも、特に路線バスの場合は、車内アナウンスの時の言い方とか声質とか、そう言うもので「あっ、この運転手さんは先週も同じだった」みたいな覚え方が殆ど。

で、その「名札」がカスタマーハラスメント(カスハラ)の原因にもなっているという事。理由はどうあれ、相手に自分の名前を覚えられるというのは、ある意味恐怖だしそれだけでそうで無くてもお客様に反攻できない立場がますます弱くなってしまう。以前何かの番組だったか記事で見た記憶がありますが、とある居酒屋さんでは名札に自分のニックネームとか愛称とかを書いているという話を聞いたことがあります。表向きは、親しみやすさを感じて貰うとのことですが、やはり本名を書いてしまうとお客様とのトラブルになった時に問題になることの回避策でもあるらしい。居酒屋さん何かだと、お客様も楽しみのために来るわけだから、そう言う方法も許されるんだろうけど、例えばドラッグストアーとかの店員さんが白衣を着ているのに「ミッキー」とか書かれていたら、それが逆にお客様の不満を爆発させてしまうかもしれない。かといって、鈴木さんが「田中」という名札を付けていても混乱するばかりだろうし。それなら、番号制にしてしまえばとも思うけれど、そうすると今度は人権何ちゃらみたいな人達が「人に順番漬けをするのは怪しからん」と斜め上からの反対が来るだろうし。 

話はちょっと変わりますが、最近の学校によっては学校で互いに「あだ名」を付ける事を許している例もあると聞いて一寸ビックリ。自分の子どもの頃は、「顔が長い」という理由で「馬」とあだ名を付けられて、それが嫌で嫌で堪らなかったんですが、まぁ渾名で良い思いをすると言うことは殆ど無いんじゃ無いだろうか。悪い意味で付けられたら勿論、良い意味で周りが付けてくれても段々と重荷になるというか、ある時から嫌になりそうな気がします。で、なんで学校であだ名なのかというと、所謂「キラキラネーム」つまり「難読名」に関して、当の子どもがそう呼ばれることやそう言う名前を嫌がり、あえてあだ名で呼んで貰うことを希望するという事もあるみたい。確かに、キラキラネームの当て字もそうだけれど、読み方にしても一寸昔にすれば「あだ名」みたいな物が多いですからね。となると、「あだ名」と言いつつも「太郎」とか「花子」とか、そう言う極々一般的な名前を欲しているかもしれない。そうなると「あだ名」の意味とか意図すら変わってきていることになります。

閑話休題。結局は、名札を付けている本人が悪いわけでは無く、それをある意味悪用する顧客の問題でもあるし、さらに言えば従業員を守るべき企業側の努力も要求される話。でも、「これ」という解決策は中々見つからないでしょうね。今思いつくのは、そう言う場所をカメラでモニターして記録して、万一の場合にはそれを証拠に話し合うくらいでしょうか。とは言っても、顧客相手だとかなり無理難題も飲まないといけないのが企業側の弱みでもあるだろうし。ただ、昔はそうであっても今は時代が違いますからね。切れやすい顧客が増えているのも、時代のせいなのかもしれないけれど、だからこそこれまでのように単に名札を着用するだけではなく、何か対策も必要だと思うなぁ。例えば、名札をQRコード化しておき、顧客側の身分提示をしないと解読できないようにするとか(マテ)。考えてみたら「名札」なんて言うのは、超アナログな識別子な訳で、そこはもう少し何か工夫が必要なのかも。

小型EVの時代 (2)

日本電産の永森会長の発言が物議を醸しているようですが、特に地方などで日常の通勤とか買い物などの目的で使用するのであれば、十分納得出来る発言だと思います。私も日産が「サクラ」を発表したときに、地方での生活の足として使うなら十分ありと言う話を書いたけれど、例えばサクラのように180kmの航続距離で180万円位するよりも、100kmの航続距離でも100万円を切る価格になるなら、私なら後者の方を選ぶと思う。

ただ、ここで重要な事は、大前提として「自宅でも充電出来る設備がある事」が可能で無いと、地方でもEVは中々難しいと思う。例えば通勤に利用することが殆どで、その通勤先の駐車場に給電設備があり、毎日そこで充電出来るような環境にあるなら自宅での充電設備は無くても良いかもしれないけれど、中々そんな好条件の職場は無いでしょう。自宅近くのイオンモールには、屋上にある屋内駐車場に220Vも含めて充電可能な駐車スペースが7~8箇所あるので、そう言う環境ならばほぼ毎日イオンモールに通って充電するという「裏技」も有るかもしれない。いずれにしても、生活環境によって航続距離の問題の比重は大きく変わるけれど、逆に地方に住むと充電環境は都会よりも悪くなるから、その為に自宅あるいはそれに近い条件で充電可能な設備投資も出来るかどうかが大きな鍵になるでしょうね。 

結局車を所有すると、いろいろと負担が増えるわけです。税金や保険もそうだけれど、一番の問題はあれだけのサイズの物を保管しておく「車庫」スペースが必要ということ。一軒家などで空きスペースがあり、駐車場とか準備出来れば良いけれど、多くの場合は一軒家でも駐車スペースが無い場合も有るだろうし、マンションとかだと駐車スペースがあっても給電設備を後から増設するとかも出来ない。自宅で充電出来るというのは一つの理想系ではあるけれど、中々敷居も高い要求だと思います。となると、自宅以外で確実に充電出来る環境整備をしないと、EVの価格が下がってもそれが次のハードルになると思う。今現在はEVの数も少ないから何とかなっていても、それが何倍にもなったら、充電設備もそれに比例して増やさないと、EVは増えても充電出来ないと言う事になるわけですからね。よほど画期的な技術が登場しない限り、充電時間の短縮も中々難しいだろうし、そうなると「30分」という時間を消化する別の手段と組み合わせないと遡及は難しい。自宅で充電というのは、夜間寝ている間に充電出来るから問題無いのですが、同様に「買い物に行けば、その間に充電出来る」とか「通勤して会社の駐車場に駐車している間に充電される」とか、日々の生活の中で自然に必要なだけ充電出来る環境整備も整わないと、仮に安い軽EVが登場しても、中々今のガソリン車とかハイブリッド車を交換するまでには行かないと思う。

忘れがちな話何ですが、BEVというよりはバッテリーは結構温度に敏感で、使用する環境を選ぶエネルギーでもあります。だから、寒さが厳しい北海道や東北・北陸地方などでは、冬場は使えないという話も。逆に高温もバッテリーにとっては良くない環境なので、沖縄などの夏場とか場合によっては温暖化で本州でも暑くなると調子が悪くなるという事も有るかもしれない。さらに言えば、「航続距離」の話は、あくまでバッテリーに充電されているエネルギー量をモーターなどの動力消費分で割った値なんだろうけど、寒ければ暖房を、熱ければクーラーを入れる訳で、それもバッテリーのエネルギーで賄わないといけないのがBEVの宿命。となると、100kmの航続距離も80kmとか70kmとか目減りするだろうし、さらに寒いとき暑いときにはバッテリーの能力も減退して、50kmとか40kmとかしか持たないかもしれない。もっと言えば、今年の夏や冬は電力供給不足の懸念がありますが、もしかしたらそれによって「BEVの充電を控えてください」なんて言う要求が出てくるかもしれない。実は、BEVが普及すればするほど、電力供給の基盤だって整えないといけないわけで、そう言う意味では単に航続距離の問題では無く、社会インフラの更新と言うくらい大きな話題じゃ無いかと思うんですよね。そう言う話も含めて、後10年20年でどうするのかという大きなプランをしっかりと出して欲しい。ただ、そう言うものってどうしても都会から始まり地方へはさらにその後になるので、その点でも矛盾を感じるんですけどね。

2022年6月20日

「出社」は「出張」

NTTグループが、傘下の約3万人の社員を対象に、原則自宅勤務として、出社する場合は「出張」扱いにする新しい勤務形態を7月から始めると言うニュース。これまで同様の措置の場合だと、居住地の制限などもあったけれど、それも撤廃されるため実質的に「単身赴任」とか「転勤」も無くなる事に。かなり大胆な施策だと思うけれど、ここまでやらないと中々「リモートワーク」として完成には至らないと思う。極端な話、沖縄の実家に戻っても、東京の本社に勤務することは可能になるわけですらからね。

ただ注意しないといけないのは、NTTとして急にこう言う事を始めるわけでは無く、長年の積み重ねがあったからと言う事。特に、NTTは組織として見ると全国的にあちこち拠点があり、これまでサテライトオフェスなんかも拡充してきているから、仮に沖縄在住で東京勤務の場合でも、案外沖縄県内にサテライトオフィスが有って、わざわざ飛行機移動しなくても賄える様な体制が整っているんじゃ無いだろうか。最悪でも、福岡当たりまで移動すれば良いとか。

私も、15年ほど前に浜松の実家に戻ってきて、本格的なテレワーク(その2年前から、会社近くの自宅で仕事をする「テレワーク見習い」というか「仮想テレワーク」期間を設けて、実際の業務に問題無いか検証作業をしていた)を始めました。会社組織の所属上は横浜のオフィスにありますが、勤務地は「浜松」だし、以前のように毎週金曜日に新幹線通勤をしていた時には「国内出張(遠距離)」扱いでした。その後、「勤務先に移動するのに『国内出張』はおかしいのでは」という話が上の方から出てきて、

  1. 「国内出張」扱いだったので、毎回の出張申請が必要だったが、それは適用外とする
  2. 代わりに「出張旅費」(交通費)のみ支給して、出張手当分は支給しない
  3. 宿泊などが必要になる場合は、別途申請ベースで対応(※例えば夜間遅くまでの作業となり帰宅困難な場合)
  4. 会社出社では無く、お客様訪問等の業務の場合は、自宅からの経費を「国内出張規準」に当てはめて支給
と言うような形になっています。今回のコロナ禍で殆どの社員が同様のケースになったんですが、今年からは「交通費(定期代)」は、年間のうち一定期間出社する人を除いて廃止となり、テレワーク中心の社員は都度交通費精算することになりました。多分、NTTも同様のルールに落ち着くんじゃ無いだろうか。

ただ、現実問題として実際の仕事に合わせて移動するというのは、お客様が遠隔地にいる場合には難しい訳で、その場合にはやはり自分達が引っ越しをするとか、退職して別の仕事を探すとか、そこは色々葛藤は生まれるんじゃ無いだろうか。ただ、これまでのような転勤とか単身赴任という制限がかなり軽減されることで、そのまま会社に残る人材は増えるだろうから、企業側としてはメリットの方が大きいという事でしょうね。あと、大胆にリモートワークを取り入れることで、オフィスコストはかなり削減できるはずで、それって案外増加する出張費をカバーするくらいのメリットはあるんじゃ無いだろうか。都心のオフィスで年間の賃料が何億円何て言うのはざらにありますからね。あるいは、オフィス専用ビルで無くても、NTTだから色々なシステム用の施設も多いだろうから、そう言う場所にオフィススペースを統合するという事はありかも。例えばデータセンターにオフィス施設を併設するとか。あるいは、100%の人間がリモートワーク化出来るわけではないので、どうしても必要な人用の施設を10%とか20%とかリソースを増やして、出張してくる人が共用出来る設備にするとか。まぁ、3万人規模ともなれば、色々や利用は逆に生まれてくる気がします。まあ、NTTなら社内インフラとして通信設備は多分問題無いだろうから、それは強いですよね。リモートワークでも、ほぼどの自宅にもフレッツ光が入れられるとか、移動先でもdocomoの5Gが簡単に利用出来るとか。そこが他者には無い(出来ない)強みだと思う。それは羨ましい(笑)。

意地悪な座席指定?

昨日は春シーズン最後の試合で一日外に出ていたんですが、その時に利用した浜松-品川の新幹線車内での出来事。私はEX予約を利用しているので、移動に時間的余裕があるときには、+400~500円程度でこだま号のグリーン席が利用出来る「EXこだまグリーン早特」をよく利用しています。利用日の3日前までの予約が必要という制限はあるんですが、お得にゆったり座れるグリーン席が利用出来るので結構気に入ってよく利用しています。昨日も、午後からのキックオフだったので、お昼前少し早めに自宅を出て、浜松から品川までの約1時間40分程をゆったりと座って移動する事が出来ました。

このサービス、余り知られていないためか移動に掛かる時間が回避されているためか、グリーン車両の半分も埋まることは先ず無くて、だいたいは2~3割位の利用率。で、当日乗車するときに事前にシートマップを調べてみたら、私の前の列と通路を挟んだ横の2席、計6席が埋まった状態でした。私は13列の[ E ]に座っていて、隣りの「13-D」は空歴だったけれど、14-A~14-Eと13-A, 13-Bも埋まっている状態。「あちゃー、家族連れか団体さんに囲まれたとこの時は覚悟して乗車しました。

14列: [ E ] [ D ]   [ B ] [ A ]
13列: [ E ] [ D ]   [ B ] [ A ]

 浜松駅から乗車すると、14-A, 14-E, 13-A, 13-E(私)が埋まっていて、典型的な「隣の席は空席にして荷物置き場にする」パターンです。実際14-Aと13-Aに座っていた男性達は、目の前のテーブルを出してパソコンとかタブレットを使用していて、隣りの"B"の席には荷物が置かれています。私の前の14-Eの席には女性が座っていたのですが、やはりこの人も隣りの席に紙袋とか荷物を置いています。「あれ?」と思いつつ、取りあえず自分の席に座って出発します。

で、悲劇は次の掛川駅で(笑)。多分、祖母、母親、娘、の女性三人組が乗り込んできて、私の前のところで乗車券と周りの席を何度も見比べています。極たまにですが、直前に駅で座席指定して、事前のシートマップでは空席でも埋まることがあるので、最初は「あれ、私の隣りの席?」と思って、床に置いていた荷物を少しづらしたんですが、どうもこの3人組、14-B、14-D、13-Bと座席指定を取っていたらしく、それぞれ別れてそれらの席に座ります。当然、それらの席を荷物置き場にしていた三人は、慌てて荷物を移動したり片付けてドタバタドタバタ。結局、私の隣13-D以外全て埋まった状態で発車します。家族と思われる三人組が、固まって座りたいという事は良く有る話だけれど、同じ車両内でも後ろの方なら横4列が空席だったり、最悪窓際1人は別にしても、横3人並んで座ることは可能。言い方は悪いけれど、わざわざ一番混雑している場所を指定して座ってきたような印象を受けます。

あくまで想像ですが、駅の窓口とかでチケットを購入すると、座席指定はシステムが自動的に行うので、こんなこともあるのかなと。私は品川駅で下車したのですが、14-Eの女性の方が一つ手前の新横浜で下車した以外、残りの5人は終点の東京まで乗車する様子。となると、途中でその席が入れ替わって埋まる可能性も低いので、システムの判断として特に「窓際」とかの希望が無く逆に「纏まって座りたい」という要望を実現しようとすると、丁度通路側の席が空席だった前後を一つにまとめて販売スルのかな等と思っていました。私の様に、EX予約とか利用していれば、ギリギリまで座席の様子を確認して、もし嫌なら別の場所に移動させると思うので、たまたま私以外の6人はシステムで予約してそのままだったのだろうか。今回は、私には珍しく車両の前側の席を取ったですが、個人的経験から言うと、

  • 通路側よりも窓際から埋まりやすい
  • 車両まん中当たりよりも、車両の前後付近が埋まりやすい
  • 車両前後の場合、進行方向(前方)の方が、後方よりも埋まりやすい

と言う傾向があると思っているので、私的には車両の中央部分の後方側の席をよく指定します。今回は、予約したタイミングでは私の周りは空席だったけれど、最後に確認するのを忘れて当日確認して「あっ、失敗した」と思ったんですが、こまめな確認作業は必須だと再認識した出来事でした。

出先でのビジネス利用

ITmediaの記事から、インターネットカフェ大手「快活CLUB」を、スーツ姿のビジネスパーソン利用が増加しているという話。私は利用した事は無いのですが、「開発CLUB」ってかなり人気のインターネットカフェらしいですね。以前観たテレビ番組で紹介されたときには、家族連れで訪れて一日滞在するような事も紹介されていて「それでビジネスモデルが成り立つのだろうか」と不思議に思ったことも。

記事の内容は、利用率が低迷していた昼間の時間帯で、ビジネスパーソンが個室を利用してリモートワークや出先回りの途中での仕事の場として利用して居ると言うこと。また、それを効いた快活CLUB側も、そう言う目的で利用しやすいように、例えばパソコンを撤去して持参したノートブックパソコン利用を前提にしたモニターだけ置く部屋にしたり、領収書の会社名を会社で精算するときに変な疑いを持たれないような名称にしたりと、言われてみれば「なるほど」と感じる話し。

私も多いときには週に1~2回は自宅から出て、外で仕事をする場合があるんですが、困るのは移動中の特にビデオ会議の予定が入る事。Wi-Fiは、最近では何処でもアクセス出来るし、何ならスマホでテザリングしても何とかなる。音声に関しては、イヤホンを利用すれば、これも何とかなるけれど、困るのはマイクと画面。こちらに発言する機会のある会議だと、どうしても回りの雑音が入らないような場所で参加したいけれど、中々そういう場所は見つからない。時間貸ししてくれるシェアオフィスのレンタルスペースとかも見たことがあるんですが、ビデオ会議するにはやはり個室か責めて準個室を利用したいけれど、それだと月極になったり飛び込みで利用するには難しい。同じ理由から、幾らプライバシーフィルターを画面に設定していても、やはり回りに他人が居る場所で仕事の画面を表示する事には抵抗を感じます。

実は契約しているカードの付帯特典で、シェアオティスのRegusのメンバーシップがあり、一度位利用してみようかとも以前から思っていましたが、一寸自分の移動範囲では手軽に飛び込みで利用出来る施設が見つからない。でも、今回の快活CLUBとか、これで思い出しましたが、一人カラオケ出来るテンポなら、そのままリモートワークのスペースとして利用出来るし店舗側もそう言う使い方を認めているわけで、これは一寸自分的に盲点だったなぁと。でも、私はカラオケは納豆と同じ位嫌いでして、個人で利用する事は人生これまでで一度も無いし、二次会とかの流れで行く場合も先ず断るくらい。だから、カラオケ店のビジネス利用の話は、テレビ等で見て聞いて知っていたけれど、それを「利用する」という発想には行きつきませんでした。同様に、インターネットカフェも利用した事が無いから、先ずはそれを利用するという敷居の高さを克服するところから始めないといけないけれど。そうかHUD(Head-up Display)を利用すれば、その場で「仮想一人用個室状態」が作れる訳か。大きなHUDを持ち歩かなくても、組立式のメガネ型フレームと、そこに置くスマホがあれば、その場で簡易的HUDを作って、音声はマイク付イヤホンで対応すれば、画面情報も外に漏れないし良いかも。でも、スタバでそんなことをやっている人間がいたら、多分お客さんとしては明らかに引くだろうなぁ(笑)。 

2022年6月19日

寝耳に水のIE終了

ITmediaの記事から、突然(?)のIE終了で混乱する自治体と、自治体DXについて。「突然のIE終了」なんて言われてしまうのは、流石にMicrosoftとしても「いゃ、うちは何年も前からいってましたよ」とぼやきたい気持ちでしょうね。まあ、それも、調布にあったMicrosoftの技術センターを品川に統合してしまったからで、あのまま技術センターが調布に残っていたら、きっとそんなことは起きなかったに違いない(嘘-笑)。

私は、官公庁のお客様との仕事は殆ど無くて、殆どは一般企業のお客様との仕事何ですが、自社内にIT部門やIT担当者がいるお客様でも、IEのバージョンアップに関しては腰が重いというか、何というか... ごく稀に、社内標準ブラウザーを、例えばFirefoxとかChromeにしているお客様もいらっしゃるんですが、社内的な抵抗というか「フリーのソフトを使うことはまかりならぬ」というような空気が大企業では特に強くて、そうなるとFirefoxとかChromeとかは敬遠されてしまう。IEなら使用しているWindowsに含まれる物だし、万一の場合にはMicrosoftのサポートもある、とうのがずっと継続して使い続ける大きな理由でしょうね。

あくまで想像なんですが、一般企業のお客様ですらそうであるので、もっとそして気にお堅くて柔軟性が無くしかも前例踏襲こそ正義見たいな官公庁(失礼-笑)では、中々一度決めて使い始めた物を変更するのは難しいでしょうね。あと、予算の事もあるでしょう。多分一般企業寄りも、予算を決めるにしても執行するにしても官公庁の場合は厳しいんじゃ無いだろうか。稟議書だって何度も回さなきゃいけないだろうし、やはり「今使えている物を何故変える」という説明をして上司やその上の地位の人を納得説得するのは、もう太陽が西から出るくらい難しいかも(マテ)。だいたい、未だに1.2MBのFDが残っているような世界ですからねぇ...

私思うんですが、全国の自治体共通のプラットフォームくらいは、政府が準備して使えるようにするべき何じゃ無いかと。そうすることで、データの互換性を担保したり、万一の場合のバックアップ体制も確保出来るだろうし。本来ならば、マイナンバーを鍵にして個人の情報を何処でも扱えるようにするのが理想だと思うけれど、その為にもプラットフォームを揃える事は大切だと思う。そうすることで、人口が少ないあるいは経済基盤の弱い自治体は、近隣だけで無く遠隔地でも余力のある自治体がサポートすれば良いと思うし、何なら政府の支援だって出しやすいだろうし。で、各自治体では基本的なデータ部分は共通にして、それ以外の付加価値部分は自由にカスタマイズ出来るようにする。その中で良いものは他の自治体に展開して、その内容や効果によっては、その自治体に何らかの支援や優遇政策を付けても良いと思う。体力の無い小さな自治体だって、複数集まって共通のカスタマイズ要求を作り、それを余裕のある自治体がサポートして上げる、という事でも良いと思う。プラットフォームが共通化してあれば、何処にいても何処の場所のシステムでも対応出来るわけだし。何か、地方の第二地銀統廃合みたいな話にも聞こえてくるけれど、経済対策も含めてそう言う事を考えても良いんじゃ無いだろうか。「デジタル政府」って、単にペーパーレス化すれば良いという物では無いと思う。共通化出来る部分を最大化して、効率化をしつつ、肝となる部分には個性を許す柔軟さをどれだけ実現出来るかが、システムの醍醐味だと思うなぁ。

車検あれこれ

3年前に購入したマイカー(死語か?)をもう少し乗り続けるために、ディーラーで車検を行ってきました。実は、一年くらい前から当時モデルチェンジをしたNXに乗り換えようかと思っていたんですが、コロナ禍による製造工場の停止やら、ウクライナ侵攻で現地のメーカーが供給量の半分近くを占める半導体製造ガス(ネオン)が入手困難になるとか、もう色々な要因が重なり現時点での納品は「1年以上」。NXだけで無く、全てのLexus車の納品が停滞していて、SUVの最上位車種LXなんて4年待ちとか。もう「買うな、発注するな」とメーカー自らが言っているような感じ。昨年NXの予約開始直後に申し込んでおけば、今頃何とか納車されたかもしれないんですが、まだ実車も見ないような車をその場で予約するほど余裕があるわけでもないので、その時点で取りあえず翌年の3年目の車検を通して、もう2年ほど余裕を作りましょうというプランでした。

今日は、朝出かけようとした途端に雨が段々と強くなってきて、間に合うように自宅を出たつもりが一寸予約した時刻よりも遅れてしまいました。それでも、車検ということで元々午後3時頃までの予定だったので影響は無かったんすが。で、まずは必要な書類内容の確認や、保険の更新。さらには、Lexusのオンラインサービス機能であるG-Linkの更新に、それに合わせて内蔵のカーナビのソフト更新も必要と言う事で、見た目は変わらなくても中身は色々変わりそう。カーナビのソフト更新するなら、いっその事CarPlay対応とかにして欲しいところだけれど。 ちょっと悔しいことに、私が購入した時期の2ヶ月後位からの製造分から、Apple CarPlay対応になっているんだよなぁ...

ところで、朝10:00頃にディラーへ車を預け、午後15:00頃に受け取りに行ったんですが、その間は代車を出してくれました。期待していなかったんですが、早めに車検の予約を入れたからか、同じUXのハイブリッド車UX250hのF SPORT仕様車でした。本当に短い間でしたが、同じUXでも一番違う両極端のモデルを運転したんですが、その短い間にも結構な「気付き」があって備忘録代わりにここにまとめて置くことに。

  1. 今回の代車であるUX250h F SPORTは、現在の私の自家用車であるUX200(オプション追加でほぼVersion L相当)と車内などはほぼ同一。でも、インパネの表示内容がかなり違っていて、それだけでも結構違和感を感じました
  2. 代車なので、シート位置や背もたれの角度、さらにはハンドル位置等違うので、ある程度調整はしたけれど、運転し始めると凄い違和感。私は、国内ではレンタカーを殆ど運転したことは無いのだけれど、こういう感じなんだろうなぁと想像
  3. Hybrid車なので走行中は静かかと思ったんですが、外音だったり駆動系の音は結構車内に入り込んで来て、そんなに違わない印象。と言うか、ガソリン車である自分の車の方が静かな気がするのは何故? 
  4. あと、信号待ちの停止状態から動き出すときの動作が、Hybrid車はまた違う(ように感じた)ので、最初のうちはちょっとドキドキしながら、ブレーキとアクセル操作をしていました
  5. 多分設定を弄ればインパネに表示されるんでしょうけど、そこまで時間も余裕も無く、代車として受け取ったままで運転をしていたので、正直今バッテリー走行なのかエンジン走行なのか、全く分からない。それでも、少し運転しているうちに、何となく「あっ、今はモーター駆動かな」という印象を受けることはありましたが、多分表示されないと分からないだろうなあ
  6. 今回使用した車は「F SPORT」と言って、スポーツ走行用に足回りとかチューニングされている車種。一般道だけの走行なので、多分その真価はほんの少ししか経験できなかっただろうけど、自分の車の足回りと比べるとちょっとフワフワした感じを受けました。100%個人の好みだろうけど、私は一寸苦手かな。慣れてくれば、また別なんだろうけど。
  7. 確か、F SPORTと他のモデルでインパネの表示デザインが違っていたと思うのですが、これが今回短い間という事もあり慣れずにちょっとドキドキしながら運転していました。乗り換えるときには、やはり同様の車種が良いですよね。あと、私の車はフロントガラス上に速度等を表示するフロントアップディスプレーを追加していますが、代車はそれがないのでちょっと運転時の視線位置が違ってきて、それが慣れませんでした
  8. 自宅からディラーへ車を取りに戻るとき、ちょっと雨が強く振り出してきました。で、信号待ちの時とか、多分電線から雨粒が落ちてくるからだと思うのですが、結構車の屋根(ルーフ)に落ちる雨音が響きます。時分の車でも結構な雨模様の中走ったことがあるんですが、この時はトタン屋根に雨が落ちて響くような感じでビックリ。最初は、雨粒ではなく何か石でも落ちてきているのかと思ったくらい。で、たまたま信号待ちに時に上を見て気がついたんですが、この代車、ムーンルーフ付モデルでした。それが、どうもルーフに落ちる雨粒が響くような原因になって居るみたい。この辺り、全てのムーンルーフやサンルーフがそうだとは思いませんが、やはり条件が違えば異なる状況が発生するんだなと変に納得しました
  9. 同じファミリーの車でも、構成が異なるとここまで違うのかとビックリ。車種を変えるときには、しっかり確認しないと後から後悔しそう
短い間でしたが、中々貴重な経験でした。ただ、この時点で「次回の車はハイブリッド車を」と思っていたことに、大分ブレーキが掛かりました。一つは、車内の静粛性がそんなに違わないこと。外から見ていると、ハイブリッド車だと、停止状態からスタートするときにモーター駆動すると「シャリシャリシャリ」とモーターブラシの音を立てながら動き出す光景をよく見聞きするんですが、あれで何となく「ハイブリッドは静か」という印象があったんですよね。でも、車内の騒音はそんなに違わないと言うのが今回の経験。二つ目は、特に走り出しの印象が、これまで慣れてきているガソリン車と結構違っていて、またアクセル・ブレーキの効き具合も少し間延びしているような印象を受けました。この辺り、たまたま運転した車の設定とかの可能性もあるけれど、モーター駆動でのスムースな立ち上がりには慣れが必要かなぁと言う印象。それと、バッテリーを搭載しているので、いつもよりは重い状態で運転しているので、それも有るかもしれませんね。新しいUXは、基本電装品の更新がメインなので、運転の印象自体はそんなに違わないと思うけれど、今の所次回もやっぱりガソリン車のUX200系かなぁ... 

2022年6月18日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系18滞在目(21泊+14泊) は、先週に引き続き横浜のシェラトン。先週よりは、帰路のフライト時刻が1時間ほど早かったので、夕方早めにはホテルでチェックイン出来ました。26Fのクラブラウンジでチェックインしましたが、カクテルタイムの第一陣が始まっていて、入口付近は入場待ちの人で一寸混雑しています。顔を覚えていてくれた女性スタッフさんが私を見つけてくれて、そのまま右手のカウンターでチェックイン手続きを済ますことが出来ました。

例によって、さて夕食はどうしようと毎回思うのですが、この日はこの後ビデオ会議が幾つか控えているので、部屋飲み&食べにする事に。夕方早めという事も有ったので、一端ホテルから出て駅横の髙島屋の地下街に行き、お摘まみ系を中心に少し食べる物を調達為、帰り道途中では同じ地下の明治屋でワインとビールを調達して戻ってきました。ワインもビールも、ちょっと日手得ていなかったので、フロアーの製氷機から大量に氷を調達して、ワインとビールを洗面台で冷やしました。塩があれば、もっと早く確実に冷やせるんですけどね。こういうこともあるから、これから「塩のパック」も携帯必需品にしようか(マテ)。

夜の11時頃にやって一通り終わり、その頃には酔いも醒めてしまいました(笑)。そのぶんぐっすり眠れた気がする。翌日は5字過ぎ位に目が醒めて(悲しいかな、これが通常の起床時刻)、朝食のビュッフェに。前回は外国人のグループでかなり混雑していましたが、今回は打って変わってそんなでもありません。たまたま会議とか出張が無かったのか、外国人ビジネスパーソンの姿も殆ど見られず、時期的な物なのかタイミングなのか、ちょっと不思議な感じです。その後部屋戻って身の回りを調えてチェックアウト。今の所、次の宿泊予定は未定なので、今月の残りか来月どうしようかと悩みながら出発しました。今年は、まずは残り15泊をして、年間50泊のPlatinum要件を満たし、後は来年に向けて出来るだけ積み増ししたいのですが。さてどうしようか...

判決に不服

東京電力福島第一原発事故に関して、国の責任を問うた4件の集団訴訟での最高裁判決が昨日出されて、 国の責任を認めない統一判断が出されました。4件の最高裁判決では、3件が国に責任あり、1件が無しと言う判断だったので、最高裁判断も「国に責任あり」とされるのが大方の予想だったんでしょうか、「責任なし」の判決には批判というか否定的な声が多いみたい。

実は、たまたまお昼過ぎに付けていたテレビがこの様子を放送していたんですね。某司会者で有名な、午後の情報番組で、たまたまなのかこちらも有名なタレントもしている弁護士氏がコメンテーターで出演。判決が伝えられる前には、「多数決では無いけれど、4件のうち1件は責任無しだけれど3件は責任ありだから、国の責任ありと判断されると思いますよ」みたいな事を言っている。いゃ、自分の担当裁判では無いし判決は既に決まっているので言うのは自由かとは思うけれど、弁護士という立場上公共のしかも全国的に放送されている場面でそう言い切っちゃって良いのだろうか。あくまで判決が出されるまでは中立的な立場を維持するのが弁護士としての立場じゃ無いかと思うのだけれど。

で、「国の責任なし」という判決が出されたとスタジオに伝えられると、司会者のM氏は「えっ? 責任なし? 本当?」みたいな言い方で何度も確認。横に座っていた弁護士氏も「えっ? 本当? 信じられない?」みたいな事を繰り返して、何度も判決内容の確認をしている。その後のコメントは、180度自分の予想と異なる判決だったからか、どうも歯切れが悪いし、何かそう言う判断をした最高裁を責めているような感じにも聞こえます。例えば、訴訟をしている当事者の方の立場なら、最初から自分の期待する判断を信じるのは仕方ないと思うし、それが自然だと思うけれど、第三者が自分の勝手な思い込みを言う場合には注意が必要じゃないだろうか。しかも、それなりに影響力のある場面で、それなりに影響力のある立場の人が言う場合には。あくまで個人の考え、個人の意見と言えば何でも許されるのかもしれないけれど、でもそれを伝えるメディア少なくとも中立性とか公共性と言う事は常に要求されるんじゃないのか。となれば、コメンテーターが「A」という意見をしても、MCは「B」という意見も紹介しつつ、判決は尊重されるべきと言う立場はしっかり示さなきゃ。特に今回は最高裁による「統一判断」というかなり大きくて重要な判断だったわけですからね。

勿論、裁判だから、裁判官だから、いつも正しい判断が成されると言うわけでは無い事も事実。特に地方裁判では、「えっ?」と感じる判決も多くて、実際高等裁判所では判決が覆り、最高裁まで行って高裁判決が確定するというケースは結構有るような気がする。ただ、だからと言って最初から判決を決めつけることは一番やってはいけない事なのだから、その三審制や控訴する事も正しい判断を導くためのコスト何だろうけど。ところで、今回も裁判所前に集まって居るメディアに対して「違法判決」とか「国の責任認めず、暴挙!」とか書かれた紙を広げている人はいたんだろうか。あれも、視聴者や読者に対しての判断を歪める行為ですよね。あれって、判決を予想して事前に弁護士さんとかが準備をして置くらしいけれど、あの様子を映し出す場面を見る度に「裁判制度を冒涜している行為だよなぁ」と感じます。いゃ、当事者が記者会見とかで自分の思いや意見を言うのは問題無いと思うし、その時にああいう書き物で自分の気持ちを強調するならまだしも、裁判所の出入り口から走り出してきて画面に高々と見せつけるのは、明らかに「演出」でしょ? 今回の午後の情報番組は、それにさらに輪を掛けて自分達の意見・意志が通らなかった不満を恥ずかしげも無く表に出しているようでみっともなく感じました。それ故に、重い意味を持つ判決が凄く軽率に扱われたようにも感じますね。

EOS R7がやってくる

厳しい争奪戦の末(?)予約に成功した、EOSのAPS-Cミラレーレス機「EOS R7」。昨日キヤノンからメールが届き、注文した3点のうち、納期約2ヶ月の「RF 100-500mm F4.5-7.1 IS USMレンズキット」を覗く、EOS R7ボディのみと、EOS R7+RF-S18-150 IS STMレンズキットの2点が、「6月23日発売決定」との事で、その23日にお届けしますというお知らせでした。注文したのが5月26日だったので、ほぼ1ヶ月で届くことになりました。

実は、予約開始時の混雑具合から、もしかしたら予約時に示されていた「6月下旬発売予定」が、7月とかに遅れるんじゃ無いかという危惧すらあったので、これは嬉しい驚きでした。半導体不足や、部材不足なんかもあり、6月下旬という当初の設定もかなり余裕をもっての設定だったのかもしれませんね。まぁ、メーカーからしたら「予定通り」ですが、こちらとしては予定よりも大分早いので、実際に使い始めるタイミングの9月までどうしようか考えないと。

今のEOS 7D MarkIIは、そうなるとこの週末に使うのが最後か。一応、EOS R7が届いてからになりますが、今のEOS 7D MarkII 2台と、それ用のEFレンズ群は下取りに出して少しでも今回の購入費の足しにする予定。唯一、F2.8の超広角ズームレンズは、EF-RF変換アダプターを付けて使おうかなぁと言う事も考えていますが、それ以外の望遠ズーム(EF 100-400mm 2本、EF 120-300mm 2本とか)は処分する予定だし、実はカメラ本体もさらにふるいEOS 40Dとかもあるけれど、これは値段は付かないだろうなあ。ヤフオクなら数千円程度くらいの値段は付くだろうか。

そうそう、本体とレンズはキヤノンのオンラインで購入しましたが、予備のバッテリーとSDメモリーはまだ購入していません。少なくとも、SDメモリーが無いと写真撮影出来ないので、これはAmazonかYodobashiで先ず購入しないと。EOS R7は高速連写(メカシャッターで15枚/秒、電子シャッターで30枚/秒)可能なので、それを生かすには高速Read/Write出来る一番新しいヤツを買わないといけないけれど、結構高いんですよねぇ。色々物入りな夏になりそう。

2022年6月17日

マスクの外し方、たたみ方

ここ最近外を出歩いているときに見かけて一寸気になっているのが、「マスクを顎の下にずらしている人」。屋外でのマスク着用も緩和されて、まだそんなでは無いけれどマスクなしで外を歩く人の姿も見られるようになりました。一方で、駅中とか空港とかだと、殆どの人はマスク着用をして移動しており、この辺りの律儀さというかそんなものが日本人らしいと思うし、それが日本の感染症対策の一番の肝じゃないかという気も。

で、その「マスクを顎の下にずらす」様子なんですが、まず見た目的に行けてない。マスクが顎の下に丸まっているから、何か子ども(幼児)が前掛けをして居るみたいに私は見えるんですよね。それで一瞬「クスッ」と笑ってしまう。で、こういう人は、本当はマスクを外したいのだけれど、回りの「マスク警察」が面倒だから何か言われたら顎の下から引き出して口元を覆いやすいように、こう言う外し方をしてるんでしょうね。でも、その時って、ウイルスが付着しているかもしれないマスクの外側に触れてマスクの上げ下げをするわけだから、リスクとしては大きくなりそうな気がします。 外すなら外して、マスクケースとかに入れて持ち歩けば、外すにしても付けるにしてもスマートな感じがするんですけどね。多分、平面上に伸ばしてマスクケースに入れると、スマホよりも大きくなるからカバンとかに入れなきゃいけない手間が嫌がられるんだろうなぁ。私が持っているマスクの中には、二つ折りした形で密封ケースに入れられた物があるんですが、あれだとサイズはマスクを広げた半分の大きさになるので、ポケットとかに入れるにしても楽そう。

完全に「マスク着用は個人の自由」という事になればそんなことを気にしたり悩むことは無いんでしょうけど、今の所マスク着用が必要な室内の場合と、周りの状況でマスク無しが奨励される室外の場合が混在するから、多くの人はマスクを付けたり外したりの手間に悩まされることに。以前のように一律マスク着用のほうが、楽と言えば楽なんですよね。でも、この夏、梅雨明けくらいからは、多分「外では無し、中では有り」みたいな様式が多くなるだろうから、使わないときのマスクの保管方法、保持方法というのは一寸問題かも。私は、先に書いた二つ折りのマスク(ユニチャームの「超立体」マスク)を使ってみて、収納時には二つ折りにしてコンパクトだし、立体構造なので口元や鼻周りにも余裕があり呼吸も楽なので、今後はこのタイプのマスクにしようかとも思っているくらい。価格的には、長方形の不織布マスクが一番安いのですが、もしかしたらマスク自体も次の付加価値を要求されるステージになるんだろうか。

マスクケースも、札入れのような形が多くて、お札の代わりにマスクを挟んで保管するようなものが殆ど。個人的にこんなデザインが欲しいと思うのが、

  1. 四角い形のマスクケースに口元側を内側にして二つ折りにしたマスクを置く
  2. ケースをくるりとひっくり返すと、マスクが中に収納される
    ※イメージとしては、靴下の表裏をひっくり返すような感じ。あるいは
  3. 使うときは逆方向にひっくり返すとマスクが表側に出てる来るので取り出す
要するに、マスクに触れるのはケースに置くときと取り上げるときだけで、収納時にはマスクには触れずにケースをねじったりひっくり返したり裏返したりする動作で内部にたくし込めるようなデザインが理想。あるいは、これからの夏の季節には使えないけれど、寒くなってきたら首元のマフラーなんかと一体化して、使うときにはマフラーの端から取りだして口元を多い、未使用時には内部に収納するとか。良く、ウィンドブレーカーでフードを畳んで首元に収納出来るデザインがありますが、あれを前に持ってきてマスクをアタッチ出来るようにしたらどうだろうか。マスクを付ける・付けないでずっと通すことが出来れば一番簡単なんですが、ある時は付ける・ある時は外すというのが一番困りますね。よくよく考えてみたら、傘がまさにそんな存在なのでは。雨が降っていても、外を歩くときには必要だけれど、室内とか通路を移動するときには邪魔になるという。だから、折り畳み傘とか濡れたままでも収納出来る傘なんかが生まれてきたわけで、マスクにしてもそんな進歩が今年は生まれるかも。

日本の感染症対策

100万人当たりとのCOVID-19による死亡者数で、急増しているニュージランドが日本の値を抜いて、結果日本の死亡者数がOECD 38ヶ国中最少となったというツイート。5月終わりくらいから急激にニュージーランドの状況が悪化しているけれど、やっぱりこれは水際対策で鎖国のような状態にしていて侵入を防いでいたけれど、それが逆に「無菌状態」みたいな物を作り出して、一端感染するとあっと言う間に広がるという事なんだろうか。中国の上海も、そんな状況なのかもしれませんね。

結果的に日本のCOVID-19感染症対策は「成功した」と言って良いと思うけれど、ここまでの2年間回りはどう言う状況だったのかというはてなダイアリーのまとめ記事。

私の記憶もほぼ同じような感じで、スタートは後れを取って、特にダイヤモンドプリンセス号の時には散々非難されたけれど、あれから手順や体制が改善されて、結果マスクをいとわない日本人の性格もあってか、大きな感染爆発することなく乗り切りつつある感じ。勿論、直近の第六波はこれまで以上の感染者数で大変な状況が続きましたが、感染力は強くなっても重篤化する人は第五波よりも減り、それはオミクロン株の性質もあるんだろうけど、感染症対策の効果も大きい気がします。

そんな中、感染症対策の緩和を進める欧米に対して、日本でもそう言う議論は起こりつつあるけれど、まだまだマスクも三密回避も手指洗いも必須な状況。緩和を求める声も理解出来るけれど、その為にはもう少し日本国内の意識変化が必要な気がします。つまり、新型コロナウイルスによるリスクを認識して、それを例えば交通事故とかインフルエンザ同様自分自身のリスクとして受け入れる事が出来たら、日本も欧米並みに規制緩和というか撤廃まで進んでも良いんじゃ無いだろうか。はてなダイアリーのまとめを読み返してみても、何か発生するとメディアや一部の人が騒ぎ立てて政府の責任追及に力を注ぐ。勿論、統治者として政府の責任はあるのだけれど、後付けで「あの時こうやれば」という批判は正直卑怯な手法だと思うし、結局そう言う人達は本当に感染終息を願っているわけでは無く、政府なり与党なりを批判できれば良いと考えている雰囲気しか感じないんですよね。

「欧米並みに」という要求は、単にマスクの着用とか人流の自由化という「プラス」の面だけで無く、一定程度のリスクに対しても許容するという「マイナス」の面も受け入れること。別の言い方をすれば、高齢者や基礎疾患などある弱者へのリスクを許容するという事で、それって日頃から「弱者救済」と言っていた人達が言うことは矛盾すると思うのだけれど。日本人は主体性がないから言われたことに唯々諾々と従う、と言う人も増えているけれど、でもそれが日本人の日本人らしいところでも有るんじゃ無いだろうか。緩やかに段々と良い方向に進めていくのが、良くも悪くも日本人の気質だと思えば、一日も早い制限解除も必要だけれど、それ以上に再び後戻りすることの内容な慎重な手続きも必要だと思う。そう言う意味で、今の対策や状況は100点満点では無いけれど、70点から80点位の「優秀」くらいの成績じゃ無いだろうか。時間は掛かったけれど、最後はしっかりゴールに到達した「鶴亀競走」の亀が日本じゃ無いだろうか。

UA Leg#2: HND-OKA/-HND

先週に続いて、既に予約済みのフライトをUA MPに振り替えてのフライト。前回よりも1時間早い出発なので、いつもより一つ早い新幹線での移動。その為、自宅からの移動も早めに出ました。浜松駅に到着して、新幹線の改札を抜け、いつもの様に待合室内のスタバで朝食のコーヒーとホットサンドを調達することに。で、悲しいお知らせが。フード類の陳列棚が入替のため撤去されていて、一部クッキー等を覗いて、サンドイッチ等のフード類の販売が中止中。取りあえずコーヒーを購入して、駅のKIOSKでサンドイッチでも購入しようかと思ったんですが、スタバで食事が変えないので皆さんそちらに移動したのか混雑しています。新幹線の発車時刻も迫っていたので、そのままホームに上がり丁度入線してきた新幹線に乗車しました。

空きっ腹で品川駅に到着すると、駅構内はいつもより混雑しています。流石にコロナ禍以前の状態とは行きませんが、コロナ禍になってからは一番混雑しているんじゃ無いだろうか。以前山手線で人身事故があり振替中だったときにも凄く混雑していてビックリしましたが、今回は事故でも無いけれどそれ位の混雑具合でした。羽田行きの京急線も乗るときに入口付近まで人が立っていて、一寸無理しながら中に入るくらいでしたし。結構混雑したまま第一・第二ターミナル駅に到着すると、やはりいつもよりも大勢の人が下車して、それぞれのターミナルに向かいます。出発階に上がると、やはりターミナル内の人出もいつもより多い感じ。何かあるのかと勘ぐるぐらいでした。いつもの様に保安検査場Bを抜けて中に入りましたが、ここもいつも以上に混雑していました。 

1) HND 09:40 - OKA 12:25 (NH995)

保安検査場を抜けて、直ぐ左手の60番ゲートが出発ゲートです。搭乗開始まで、10~15分位でしたが、ゲート前の待合エリアは結構埋まった状態。いつもの様に、定刻25分前位から事前改札が始まり、09:20頃からグループ1からの優先搭乗開始となりました。機内に入ると、使用機材はB787-8(78G)ですが、シートが最新式のシートでちょっと気分がアップ(笑)です。ほぼ定刻位にドアクローズとなり、5分後くらいにプッシュバック開始。その後、誘導路に出ると、A滑走路の方向に移動開始です。最近はD滑走路を利用することが殆ど無いのですが、今回もA滑走路のRW16Rからの離陸です。RW16Rに到着すると、そのまま左折して滑走路に入り、直ぐに離陸開始。ドアクローズから15分程でした。

離陸してから暫くは雲の中を上昇していたので、ちょっと揺れる時間が続きます。20分位してやっと落ち着いたところで機内食開始。時間的に軽食のサーブでしたが、サラダが二つともチーズ味が強くて駄目。またスープが、海苔と乾燥ネギの和風のスープで、これも今ひとつ。サンドイッチだけ頂きました。どうも以前ほど機内食を食べられない気がする。

その後はシートを倒して、パソコンを取り出すのも面倒なので、スマホでメールチェックしつつ時間を潰しました。この新シートの機材ですが、シート操作が電動で細かく操作できるのでグッド。さらにビデオシステムも高精彩の大型モニターが使用されていてなおグッド。エアショーも見やすくて、沖縄に近づくとずっと眺めていました。搭乗機は北側から真っ直ぐと那覇空港を目指します。生憎沖縄地方は梅雨の最後のためか、厚い雲に覆われていて、到着前20分位から厚い雲の中に入り、機体も結構揺れます。エアショーを見ると、RW18Rを目指しているみたいですが、本当に着陸する直前まで回りは分からない状態で到着しました。沖縄は雨。窓ガラスが雨で濡れる中、ターミナルの32番ゲートに向かい、到着したのは定刻少し過ぎてから。機体から出てターミナルに入ると、こちらの那覇空港もこれまでよりも人出が多い感じです。

この後雨の中外に出て、所用を済ませ、また空港に戻ってきました。

2) OKA 14:15 - HND 16:45 (NH468)

14:00少し前に空港に戻ってきて、急いで保安検査場Bを通過しようとしますが、この時も結構混雑しています。出発ゲートは35番に変わっていましたが、その回りの待合エリアのシートもほぼ埋まったような状態。定刻20分前から事前改札が始まり、その10分後からグループ1の搭乗開始。機内に入ると、今度はB787-8(788)の国際線用機材でしたが、シートは古いタイプの物。CAさんが機内アナウンスで、「使用機材は国際線用の機材ですので、ごゆっくりとおくつろぎ下さい」みたいな内容のアナウンスをしていましたが、往路の国内線用機材だけれど最新シートの方がかなり上だぞ、と心の中で突っ込みました(笑)。ところで、このフライトでは私と同じ位か少し若い感じのサラリーマンのグループ5~6名がPremium Classに搭乗していたんですが、その中の何人かが私の前を横切って行ったり来たり移動していくんですよね。しかも「失礼します」とか一言の断りも無く。随分失礼な人達だなと、久しぶりにちょっとイラッとしました。

定刻ちょっと前位にドアクローズとなり、暫くしてプッシュバック開始。その後RW18Lに移動すると、そのまま直ぐに離陸開始です。やはり暫くは気流の関係で安定せずに、シートベルト着用サインが点灯したままでしたが、その後食事配布となりました。食事は断り、飲み物だけ頂いて、復路もパソコンは面倒なのでスマホでメールチェックしつつ移動です。

伊豆半島沖くらいに到達したところで、早めにシートベルト着用サインが点灯。やはり気流が悪くて、これから揺れる予報との事で、CAさん達もジャンプシートに座ります。最初はそんなでも無かったんですが、房総半島に掛かる頃位から結構揺れ始めました。でも、ずっと続くかと身構えたら直ぐに揺れは小さくなり、その後はそんな状態で房総半島を回り込みつつ、羽田空港の北側からの侵入コースを取って行きます。いつもの様に南に機首が向くと、C滑走路のRW16Lを目指します。定刻より早めに着陸すると、誘導路を反転して第二ターミナルの61番ゲートへ移動。定刻よりも5分程早い到着となりました。この後京急でいつもの様に横浜へ移動。「暑い」と言うほどではないのですが、湿度が高い感じですね。ちょっと汗ばみながら京急での移動でした。

2022年6月16日

Bye bye, IE

ある意味、Windowsの代名詞であった「IE (Internet Explorer)」が完全に終了。これまでのように、新しいバーションがリリースされたから旧バージョンのサポートが終了したり、セキュリティパッチ以外の更新が終了したりという事では無く、本当にIE (IE11)の提供が終わり、IE11を起動するとEdgeにリダイレクトされるという徹底さ。パソコン関係の仕事を始めて、もう30年以上経つけれど、それに近いくらいIE(=Windows)とも関わってきたわけで、そう言う自分の世代にすれば、Internet Browserと言えばIEと思うくらい「常に有った物」なので、ちょっと感慨深い。 ただ、IE搭乗前に「インターネットブラウザー」の代名詞だったNetscapeも、もう無くなっているわけで、そう言う意味ではインターネットの歴史の第一章は完全に終わって、第二章が始まったと言って良いのかなと言う気がします。

当初のIEは、もう箸にも棒にもかからない酷い出来で、随分と困らされましたが、PCの標準OSがWindowsになり、そのWindowの標準ブラウザーということで、ジワジワと勢力を拡大。他のブラウザーとの互換性にはいつも悩まされたけれど、結局はMicrosoftの「数は正義(笑)」に押し切られて、業界標準になってしまったよなぁ。個人的には、IEって殆ど触ってこなかったので、特に何か印象があるとかは無いのですが、仕事ではずっと付き合ってきたし、お客様の中では好き嫌いは別にして標準ブラウザーでしたから、そちらの付き合いはずっと。数年前までは、Edgeが登場しても「うちはIE11だから」という強固なお客様も多かったけれど、流石にもうMicrosoftがサポートを止めるとなると、頑固だったお客様もIE11からEdgeへの乗換をするようになり、昨年くらいからは「社内標準はIE11」と言われるお客様は、少なくとも自分の周りでは聞かなくなり、何となく時代の流れみたいなものを感じましたねぇ。

私自身は、もう10年以上もChromeを使い続けているので、Edgeに乗り換えるつもりはさらさら無いのですが、少し前に呼んだ佐々木俊尚氏の「読む力」の中で、目的ごとにブラウザーを使い分けるという話を聞いて、目から鱗でした。私の周りでも、仕事はEdge、個人用はFirefoxとか、似たような事を既にやっている人が結構いて、自分的にはちょっとショックを受けたんですが。私は、出来るだけ集約して無駄とか重複を省きたいという性格なので、ブラウザーを複数使うというのはまず「面倒くさい」という気持ちが先に来てどうしてもやる気が出ないんですよねぇ。今更感は消えないけれど、今回のIE11終了を機会に、ちょっとEdgeを経験してみたり、より効率的な情報アクセスを目指して、複数のブラウザー使い分けなんて言うのをこれまで以上に意識するには良い機会かも。

以前から思っているのですが、これだけ「クラウド」と言いながらも、何故かローカル(PC内部のストレージ)と、リモート(クラウドやネットドライブ)のアクセスは別物と処理されるんですよね。個人的には、URLの書き方も変化して、ローカルだろうとリモートだろうと、透過的に「一つの領域」として使用出来る環境が早く到来して欲しい。C:ドライブの〇〇フォルダの中のExcelファイルも、HTTPS://なんとかの中にあるPDFも、ブラウザーだとかアプリだとか意識せずに開いて参照して書き込みも出来る、そう言う共通の操作・動作で意識せずに利用できるのが、本来の「ネットワーク」だと思うんですよね。例えば、自分のパソコン上にそういうローカルリソースやネットワークリソースを共通の書式で記述出来るような振りプロセスがあって、そこを通してアクセスすると全て透過的に且つ統一的に利用出来るようになったら、パソコンだろうがスマホだろうがタブレットだろうが、手元のデバイス関係無く利用出来るはず。VDIとかリモートデスクトップがちょっと近いかもしれない無けれど、もっと統合的な事が出来るんじゃ無いかといつも感じます。折角第一章のIEがその役割を終えたのだから、次の新章ではパソコンの使い方・定義も大きく変わるような変化を期待したいですね。

"Bye bye and thank you for IE family."

Continuity Cameraへの要望

先日発表されたAppleの新製品関連の内容のうち、結構斬新なアイデアだった「Continuity Camera」。 iPhoneのカメラ機能を、パソコン(Mac)の外付けカメラとして利用するというもの。iPhoneとMacBookの間で、Bluetooth LE (Low-Energy)で互いのデバイス認証をして、データ転送にはWi-Fi接続(多分P2P?)を利用するというもの。一種のMIMO (Multi-Input, Multi-Output)と思えば良いのか。

素朴な疑問として、現行のMacBookにも内臓カメラは備わっているはずで、そこにわざわざiPhoneを繋げるメリットは何だろうか、ということ。最大の理由は、解像度の違いでしょうね。一般的にパソコン内蔵のカメラは、コストダウンのためにも精々数百万画素クラスの物が殆どだと思いますが、iPhoneは一桁違いますからね。ただ、高性能カメラが使えるようになったと言っても、パソコン側の解像度が4Kであっても「3840×2160ピクセル(820万画素)」に対して、iPhone 13 Proだと「4032×3024ピクセル(1200万画素)」となり、オーパースペックなんですよね。多分、フルに1200万画素のデータをパソコン側に転送する訳じゃ無いと思うけれど、ちょっとアンバランスな気がします。それと、基本iPhone側で撮影された動画データがパソコン側に送られるわけだから、iPhoneは常にデータ送信している訳で、となると電力消費も大きいのでは。送信だけで無く、システム内で動画処理とかもしているから、結構システムリソースをフルフルで使用してるでしょう。幾ら省電力のチップを使用して居るとは言え、電源供給も必要じゃないだろうか。その時に、ACアダプターを使うのでは一寸格好悪い。多分パソコン側のType-C (Thunderbolt)のポートとiPhoneを接続するのが一般的何でしょうけど、となるとそうで無くても少ないType-Cポートが塞がってしまうし、一寸困る場合もありそうな。

さらには、超広角カメラの映像をリアルタイムに加工して、上から俯瞰した映像も提供出来るようにするらしい。車でも、バックミラーに付いているカメラを利用して、鳥瞰図的な映像を表示して、左右の幅や後ろの障害物を回避させるシステムがありますが、あれと同じ発想ですよね。これも、結構CPU/GPUパワーを消費すると思うのだけれど、iPhone 13 Proでも大丈夫何だろうか。個人的には、可能ならばiPhoneをパソコンモニターの上に設置するのでは無く、横に置いても使えるようにして欲しい。その時には、そのままでは横顔が映ることになるんですが、それを補正して真正面から見ているように加工してくれれば、iPhoneを左右何処に於いても問題無いですよね? で、横からだと顔の反対側は映らないのだけれど、事前に顔の情報を保存しておいて、そのデータで見え無い部分は補完して、正面からの顔の映像を作るって、そんなに難しくないのでは(素人的発想)。なんでそんなことを欲するかというと、特にノートブックパソコンの場合、キーボードを打つ位置だったり、画面の見え方の調整とかで、結構内蔵カメラが入っている画面部分を動かしたりするんですよね。そうすると、内蔵カメラの場合、それに合わせてカメラの映像(上下)も動いてしまい、人間の方で移動して調整したりすることも。だからカメラだけ横に置いてあってもちゃんと正面からの映像を流してくれたら、結構便利な気がするんですが。

ところで、このデスクビュー機能って何のために提供されるのだろうか。個人的には、その手前部分にノートとか置いて、手書きで画や図を書いて相手に知らせる時に使うんじゃ無いかと思うんですよね。今でもホワイトボード機能とかいう名称で、画面上に図を書いて共有出来たりするけれど、あれってタッチパネルを利用するので、結構使いづらい。しかも、その画面には会議の様子も映っているので、そんなに広いエリアを利用出来るわけじゃない。あと、タッチペンで書くのって、画面が揺れたりして結構難しいし面倒何ですよね。そんな時、手前に白い紙を置いて、そこに自由に鉛筆なりボールペンで書きながら説明すると言うのは、かなり効率的だしわかりやすい気がします。ただし、使用しているパソコンの種類に関わらず、ワイヤレスキーボードを使っていないと、肝心な手前の部分が使えないのが問題点でしょうか。同様に、会議しているときの自分の顔は内蔵カメラの映像で十分なので、このiPhoneのカメラは、自由に周りの物を撮影するカメラとして利用出来るようにして欲しいですよね。例えば模型(モックアップ)の詳細や全体を見せるために、iPhoneわ手に持って色々な角度から撮影したり、会議室のホワイトボードを撮影して互いに検討したり、ロケハンの時にはiPhoneだけ外に出して周りを移せばそれがそのまま転送されるとか。いろいろとこれからアイデアは生まれてきそうですね。となると、私もいよいよMacユーザーか?! 

焼いてこそ「焼きそば」

47年もの大ロングセラー商品、東洋水産の「マルちゃん焼きそば」の話。そんなに気にしたことは無かったけれど、推定だけれど1日に27万袋も生産しているのかぁ、凄いなぁ。最近は、PBブランド等で焼きそば麺とかも色々あるけれど、スーパーで買うときには何となく手に取ってしまうのが、この「マルちゃん焼きそば」。それだけ馴染みがあるものであることは確か。

「焼きそば」というと、今だと例えば「ペヤングソース焼きそば」とか「一平ちゃん焼きそば」 とか、カップ焼きそばが主流な気がするんですが、個人的にはあの「湯煎した焼きそば」っていうのが一寸苦手。何で「焼いていない」のに「焼きそば」と言うのかと小一時間(笑)。味的には、添付されている焼きそばソースとか掛ければ、確かに焼きそばの味にはなるんだけれど、湯煎した麺の食感って、やっぱり茹で上げて湯切りしてそれを炒めた麺の食感とはかなり違うと思うんですよね。今でも覚えているけれど、初めて「インスタント焼きそば(多分ペヤングかなぁ)」を食べた時、お湯を捨ててソースと青のりを混ぜて一口目を口に入れた時、舌に感じる味覚は「焼きそばソース」なんだけれど、歯で感じる食感が「ラーメン(それも、インスタントラーメンの麺)」の食感で凄く違和感を感じ事を覚えています。確か、ラーメンの麺と焼きそばの中華麺は作り方も素材も違ったと思うのですが、さらに焼きそばはフライパンで炒めるので、麺の表面も少し堅いというかパリッとした部分があるのに対して、ラーメンの麺は基本啜って食べますから、縮れていても滑らか。だから、カップ焼きそばって「ラーメンの麺だけを焼きそばソースに絡めて食べる」様な違和感を感じるんですよね。

そんな原体験もあるので、実はカップ焼きそばって初期の頃に本当に何回か食べたことが有るだけで、以後もう何十年も食べたことがありません。インスタントラーメンやカップラーメンは、最近ではも食べる機会があるのと比較すると、全く経験値が雲泥の差。さらに焼きそばの場合は、インスタントラーメンと比較しても、多分野菜や肉を準備したり、フライパンで炒めたりする手間は、焼きそばの方が多いと思うけれど、あんまり苦にならない気がするんですよね。後始末だって、ラーメンだと鍋を洗ってお終いだけれど、焼きそばのフライパンは一度お湯を入れて沸騰させてキッチンペーパーで油分を取り、ササラで綺麗にしてからから焼きして水分を飛ばして、最後に油を薄く塗ってまでやらないといけない。それだけ手間も掛かるけれど、それでも「焼きそば」に関しては、焼きそばの生麺を買ってきて、自宅でフライパンを振って炒めて作る事が手間とは感じないのは何故なんだろうか。あっ、そんな「マルちゃん焼きそば」なんですが、一つだけ不満なのが同梱されているソースが「粉末ソース」なこと。これ、振り掛けて混ざるときに結構丁寧に混ぜて炒めないと、中々全体に絡まないんですよね。私、麺がべちゃっとなるのが嫌いで(だから、カップ焼きそばも好みに合わないのか)、麺を炒めるときもほぐすときに水とか加えないで炒めて、野菜類の水分で麺をほぐすようにしているんですが、そう言う状態だと粉末ソースだとちょっとダマになったりして使いにくい。液体ソースだと全体に絡まりやすいけれど、こちらもフライパンが熱すぎると直ぐにソースが焦げてしまうので、こっちも難しい事には変わりないのですが。浜松に戻る前までは、ずっと自炊をしていたので、結構パリッとしつつしっとりして、全体にソースが美味く絡まった焼きそば作りを日々研究していました(笑)。

で、結構前だと思いますが、たまたま観ていたテレビの番組で、プロの料理人による焼きそばの作り方みたいなコーナーがあったんですよね。そこで目から鱗だったのが、フライパンに油を入れて熱して、そこに焼きそばの中華麺を入れたら、薄く広げるけれど決して混ぜずに、そのまま片面を「焼く」という手順。少し油で揚げ焼きみたいな感じになって、その部分はベビースターラーメンみたいな感じになるくらい、まず「焼く」。その後ひっくり返して反対側の麺も有る程度焼いてから、具材を入れて麺をほぐしながら炒めて、最後に調味料で味付けをすると言う手順。「焼きそば何だから、ちゃんと麺を焼かないと」みたいな事を、その料理人の人が言っていたんですが、なるほどなと感心しました。麺を入れて「炒める」じゃ、まだ足りないのか。一度麺を「焼いて」あげないと駄目なんだと。で、最初の油で揚げ焼きしたみたいにカリカリになった部分も、その後野菜とかの水分でしんなりするので、決して堅焼きそばを食べているような感じにはならない。やっぱり「焼きそば」の醍醐味、美味しさは、この「焼いた麺」だよなぁと思ってしまうので、ますますカップ焼きそばからは距離が離れていくんですよね。そう言う意味でも、マルちゃんにはこれからも頑張って欲しい(笑)。

2022年6月15日

エアコン不足

東海地方も昨日から「梅雨入り」して、昨日から肌寒い天候に。流石に暖房を入れるのは止めていますが、これまでは半袖Tシャツ短パンでも暑いくらいだったけれど、昨日は流石に長袖スウェットを取りだして着用していました。 今朝も、「冷え込み」とは言わないけれど、ベッドから出ると肌寒さを感じるくらいで、この後外出する予定が有る自分は、今日もスウェットは必須かなぁ。

まだ暑い時期、テレビの情報番組で盛んに伝えていたのが、梅雨入り前にエアコンの動作確認(=冷房機能)をしましょうと言う事。例年シーズンに入って初めて冷房運転をすると、その時某かの不具合が発覚して、修理や買い替え需要が発生する物。ところが今年は、ウクライナ情勢やコロナ禍の影響で半導体不足や輸入が滞っていて、エアコンなどの商品輸入が滞り、直ぐに代替機が入手出来ない鴨という説明。去年も、半導体を使う家電製品や車など、品不足や納期延期が問題になったのですが、こちらの記事を見ると一寸状況は違う様子。

一部メーカーでは影響はあるけれど、そんなに深刻な状況では無く、テレビで伝えるような状況には無いように感じます。ここから想像するに、多分製品供給は100%では無いけれど、90%とか95%とか、それなりに入ってきて入るんでしょう。只、その10%、5%の状況にたまたま当たってしまった事象が取り上げられたりしているんじゃ無いだろうか。また、昨年更新出来なかった消費者分が今年に積み増しされていて、今の時期注文が集中しているのかもしれない。あと、これは個人的な推測ですが、注文をさばくだけの設置業者が足りないことが最大の理由では。例年でも、梅雨入り前の頃はエアコンの注目が多くなり、結構設置希望日が遅くなると思うんですが、こちらの影響の方が大きいんじゃ無いだろうか。

昨日から始まった梅雨入りで、今日までは最高気温も20度位と肌寒い状況。でも、明日からは再び30度近くまで気温が上がり、夏日や真夏日に近い気温上昇が予報では出ています。さらに今年の梅雨は、例年よりも短くしかも猛暑になりそうと言う話も昨日当たりの天気予報で言っていて、となるとエアコン需要は例年よりも多くなりそう。実は先月下旬くらいから何度かエアコンのお世話になり、今の所特に問題無く使用出来ているので、何とか今年の夏も今のエアコン君には頑張って欲しいけれど、もし使用中に壊れたりしたらどうしよう。今のエアコンは、使い始めてもう15年位ですから、そろそろ買い換えを考えても良い時期。今の家電製品は、テレビとかも最近買い換えましたが、丁度15年ほど前に浜松に戻ってきたときに買いそろえた物なので、だいたいが買い換え時期を一斉に向かえるんですよね。残っている物では、エアコンもそうだし冷蔵庫もそう。何とか夏を乗り切らないと。

ANA燃油サーチャージ30%アップ

ANAの8-9月発券分の燃油サーチャージが、現在から約30%位値上げされるというニュース。 円安と世界的な原油高が原因との事なんですが、これ、当分下がりそうもないですよねぇ... 少し前には、この秋には下がるかななんて楽観的な事を書いていたけれど、この状況だと年内所か来年早々までは下がりそうもないですねぇ。

「燃油サーチャージ」自体、高騰化する燃料費対策で、簡単には変更出来ないチケット代を補填する形で始まったものですが、チケットクラスに寄ってはチケット代と同じか超えるような状態に。10年位前だったかなぁ、燃油サーチャージがとんでもなく高騰した時が有りましたが、段々それに近づいて来ているような雰囲気も合って嫌ですね。

国際線も、有る程度乗客が見込めてコストリカバー可能ならば値上げ幅ももう少し緩やかになるのかもしれないけれど、現状ではそれも無理ですしねぇ。とは言っても、今年はUA MP 1K獲得のために、UA運航区画4区間利用をしないといけないだろうし、年末くらいに何処かで飛ばないといけないだろうなぁと思っているのですが。今考えているのは、TYO-HNLをUAのマイルで発券して、HNL-SFO/LAXをUAの複数区画利用で何とかむ4区画利用になるようにしたいなと思っているのですが。

円安も135円まで下がってきて、20何年ぶりとかでニュースも賑わっているけれど、流石にそろそろ少し円高に振れて欲しいところ。でも、アメリカの金利は上がるけれど、日本の金利は今上げたら経済的に壊滅するからそれは出来ない。金利は上げつつ、特別給付金とかを更に配布するとか出来れば良いのかな。でも、先日来の不正行為とかがあって、それも直ぐにはできなさそうな気もするし。中々難しい状況が続きますねぇ。今だったら、多少高くても2年半振りのアメリカ旅行がすぐできるとなれば、多少の燃油サーチャージは目つぶりますから、まずは渡航の自由化を進めて欲しいなぁ。

2022年6月14日

Web会議が疲れるのは音質の問題

音質の悪さがWeb会議での疲労感の原因」という、NTTデータ敬遠研究所とイヤホンメーカーのシュア・ジャパン株式会社の実証実験の結果と言う記事。まぁ、Web会議だろうと普通の会議だろうと、発言者の滑舌が悪くて聞きづらかったり、声が小さいとかだとイライラする事は事実。また発言者は全く悪くないのに、外から工事現場の騒音とか車の騒音が入ってきたり、室内の換気扇とかクーラーの音が妙に気になったりという場合も。

最近のWeb会議で使われるツール(Zoom、Teams、WebEx, etc)は、音声データはVoIPで転送されているけれど、自分が仕事を始めた頃は、当時の国際電話会社だったKDDIに繋いで相手を呼び出して貰い、それから電話機のスピーカーフォンに切り替えて電話会議をするのが普通。一部デジタル化はされていたかもしれないけれど、音質はノイズもあったし聞きづらかったこともあるし、なんせ遅延も酷かった。あの頃に比べたら、今のVoIPなんて天国みたいなもの(それは言い過ぎか)。数年後には、AT&Tのシステムに乗り換えて、これは会社の拠点間はVoIPだったのかな。だから、出張中などはアメリカのホテルから出張先のオフィスのアクセスポイントに電話をして(ここまではアナログ回線)、そこから日本のオフィス(=会議室)へは社内のネットワーク回線経由で接続するようになったと思うのですが、ここでビックリしたのは音質が良くなったことと遅延がほぼ無くなったこと。

「音質」以上に、私はタイル状に画面に表示される参加者の「顔」の方がストレスに感じるんですよね。同じ画面に表示するのであれば、会議室等に集まった全員をカメラで撮影して表示してくれる方がストレスは少ない気がします。多分、画面に表示される一人当たりの面積が減るからだと思うのだけれど、あれだけは止めて欲しい。何度も書いていますが、昔から「電話会議」に慣れているのが、ビデオ会議には知らないうちに抵抗感みたいな物が養われてしまったのか。でも、考えてみたら、参加者の顔が写っているからと言って会議の質が上がるわけじゃ無いと思うし、何か資料とか共有すれば画面はその資料の内容で一杯になるわけだから、わざわざ参加者の顔をビデオで表示する必要は無いだろうし。だから、記事では疲労感は音質の問題と言っているけれど、同じ条件で画面のON/OFFも要素として検証してみたら、画面(参加者)OFFの方が、音質が悪くても疲労感はそんなに下がらないんじゃないだろうか。

コミュニケーションは「人の顔を見て話せ」というのは、新人研修の時に言われた言葉だけれど、まさか世の中が人との出会いを避けて、ビデオやチャットで会話する世界になるとは、当時は夢にも思わなかっただろうなぁ。だから、対面会議の時のルールを今のWeb会議にも要求するのは、ちょっと違う気がします。対面の時には、まず相手の顔を見るところから始まり、その後「声」による情報交換が有るわけですが、Web会議や電話会議は、まず「声」で始まり声での情報交換がそのまま始まる訳なので、それ以外の要素を会議に持ち込むのはそれがストレスになる気がするけどなぁ。以前も書いたけれど、参加者の顔を映す余裕があるなら、複数のプレゼン資料を並べて表示したり出来る方が嬉しい。いずれにしても、まだ慣れない形式の「web会議」だからストレスも大きいわけで、それもそのうちに慣れたらそんなにストレスも感じなくなるかも。その頃には「話をするのがストレス」とか言う時代になって、会話は全部チャットに成るんじゃ無いだろうか。画面上は、文字列が並ぶけれど、その文字列入力はキーボード打つのはストレスだから音声入力になっているかもしれないけれど。

「ただいま東京」キャンペーン

ANAとJALの航空2社、JR東日本とJR東海のJR 2社、そして東京メトロの計5社が協賛して、「ただいま東京」キャンペーンを実施するというニュース。Instagramとtwitterを利用した、タグ付け、リツイートで賞品が当たるというものらしい。 「東京にゆかりのある航空・鉄道5社が共同で」と銘打っていて、首都圏の私鉄各社の立場はと思ったら、この5社以外にも「パートナー企業」として結構な数の企業や企業グループが協賛しているんですよね。


首都圏の私鉄では、京浜急行、西武鉄道の2社の名前が見えるけれど、東急とか東武、京成とかは見えない。あと、JALやANAのグループ航空会社とか、JR西日本とかJR北海道とか、この辺りはJR東日本やJR東海と相互乗り入れしている関係なんだろうか。ホテル系では、大手チェーンとしてはヒルトンしか見当たらないけれど、これはANAとの関係からだろうか。

あらためて見てみると、東京のポテンシャルというか、やはり集客力としては大きいですよねぇ。勿論観光地としては、京都とか、北海道とか、それぞれの地域で特色は有るし、東京だけが日本の観光地では無いけれど、リストされている企業名を見ていると、東京の一極集中というかその存在感の大きさを再認識します。まぁ、日本全国何処の地域も、観光業や宿泊業界は大変な状態が続いていて、少しでも対策したい事情は、東京よりも地方の方が切実でしょうね。どうせなら、この「ただいま東京」のカウンターキャンペーンとして、出発地となる地方でも同様のキャンペーンをしたらどうだろうか。この「ただいま東京」キャンペーンに参加した上で、自分の地方(居住地)とは異なる地方へ移動したら、何か賞品が当たるみたいな。例えば大阪の人が、東海道新幹線で「ただいま東京」して、今度は東北新幹線で仙台へ移動。そこからANA/JALで伊丹へ戻る、とか。

今「都民割」での宿泊需用が凄いらしく、当初予定の25万泊分はもう無くなりそうで追加枠も考慮されているようですが、コロナ禍でずっと我慢していた後の反動はかなり大きそう。燃油サーチャージや円安もあって、中々海外へ行くこともまだ難しいので、今のうちに国内観光をという気持ちは大きいでしょうね。そう言えば、今日辺りから近畿地方や東海地方も梅雨入りする化もしれないとのことですが、今年はその梅雨の期間が短いという話を昨日お天気ニュースで言っていました。去年の梅雨は本当に長かったので、個人的にはジメジメの梅雨が早く開けてくれるのは嬉しい。外に出る機会も、この夏は増えてくれることを祈りたいですね。

テクニカルライティング

佐々木俊尚氏の「読む/聞く」に関したツイートに関連して紹介された、「書く」事についてのツイート。 

私が新入社員として配属された部門は、ホスト端末の診断プログラム開発をする部門で、職務的には「ソフトウェア開発」。ただ、そのソフトの目的が「ハードウェアの診断機能」だったので、それを使うときに参照する「保守マニュアル」が必ずセットで開発されており、そのマニュアル作成のための基礎情報とか内容レビューも業務に含まれていました。で、問題なのは、そのマニュアルやソフトの対象が、世界中のフィールドエンジニア/カスタマーエンジニア(FE/CE)なので、英語で作成してレビューしないといけないところ。昔は、その英語の原本飲みだったんですが、その後日本語の翻訳版も作られるようになると、日本語マニュアルのレビューも入るようになって四苦八苦したものですが。で、その時に言われたのは、「

兎に角マニュアルを利用するFE/CE3のレベルは千差万別なので、昨日FE/CEになって初めてその製品の診断や修理をする人であっても、マニュアル通り作業すれば必要な処理が完了するように文章構成と文章表現をしろ

と言うもの。まぁ、大変でした。色々ノウハウみたいなものは有ったんですが、その中で印象に残っているのが、

  1. 文章は短く簡潔に
  2. わかりやすい表現を使う
  3. 誰が何をどの様に作業するのか明確にする
  4. 手順は一つずつ丁寧に構成する 
  5. 参照から参照へと堂々巡りにならない
と言ったところかなぁ。この時経験は、入社最初の仕事でもあったし、その後3年位続いた仕事で、その経験がその後の20年、30年過ぎた今でも役立っています。

また、仕事以外の場合に文章作成する場合にも、そう言った習性が身についているので、日本語にありがちな「主語述語が曖昧で、長長と続くような文章」は書かないように気をつけるようにもなりました。まぁ、ここに書き連ねていてる日々の文章にその成果が現れているかどうかは個人的にも疑問ですが(笑)。私時点がテクニカルライティングの仕事をしていたわけでは無く、テクニカルライターは専門の人がいて、その人達が作成したマニュアルのレビューが自分の仕事でしたが、そのうちに表現とか内容に関してこちらからコメントする事も増えて、暫くすると故知に原稿依頼が来るようになったりして「それって、そちらの業務放棄何じゃ無いの」と先輩に対して嫌みを言ったこともあったなぁ(笑)。そうそう、ドラフトも「英語」で作らないといけなかったのですが、ここに書いた「英文を関数のつもりで分解して読解する」中学時代の経験がこの時に結構生かされました。そのままだと「素っ気ない、機械的な表現」になるんだろうけど、マニュアルとしては逆に曖昧さが減って本来の目的に沿った文章になるらしい。

弊害としては、そう言う「簡潔、定型文」に慣れてしまうと、日頃の会話だったりメール何かもそう言う傾向の文章になりがちで、そうなると「つまんない」とか言われてしまうことも。「書き言葉」と「話し言葉」は違う物ですが、それに加えて「仕事言葉」と「プライベート言葉」の使い分けも必要なのが面倒なところでしょうか。でも、年を取ると長々と話をして嫌われる傾向になると思いますが、短く話をする分にはそう言う事も減るかも。いゃ、「何言ってるか分からない」と逆に避けられたりして(汗)。言葉にしても、文章にしても、ほどほどの内容というのが一番難しいなぁ。

2022年6月13日

「AFロック」と「置きピン」

ITmediaの記事から、荻窪圭氏の記事から、今使われなく成りつつある「AFロック」と「置きピン」テクニックについて。私はアメフトの写真を時々撮影したりするので、このどちらも未だによく使います。被写体の種類によって、撮影テクニックはかなり違うと思うし、その中でもスポーツ一つ取っても、室内競技と屋外競技はかなり違うし、 屋外競技でもサッカーとアメフトでもかなり違うと思う。

AFロックの場合、これはサッカーとかラクビーなんかでも同じだと思うのですが、例えば最初にQBにフォーカスを当てて、次にRBとかWRに被写体を写す場合、距離が違いすぎるのでどうしても直ぐにフォーカスが合わない場合も有りますし、別の選手が手前に入り込んでそちらにAFが移動してしまうこと。特に困るのが、オートフォーカスがウロウロしてしまって、プレーが終わってしまう場合も。その場合は、被写体の距離が有る場合は多少のピントずれは覚悟して、最初にAFでピント設定してAFロックして、プレーの最初の部分はそのまま連写することがあります。これだと、手前に審判とか別の選手が走り込んできてもAFが動かないので、その奥のプレーは選手の陰に隠れても、そこから抜けてきたときにはそのままAFが維持されていて、プレーが続けて撮影出来ます。ただし、大きくゲインするような場合には、AFロックだと最後はピンボケになるので、最初のコンマ何秒はAFロックにして、後はAF追随で選手やボールを追っかけないと、被写体は捉えていてもピンボケを量産する事に。

置きピンが活躍するのは、キックオフの時かなぁ。ボールを於いたときに、そのボールもしくはボールセットをするキッカーにピントを合わせておき、キックオフが始まるときから蹴り終わってボールの行方を確認するキッカーを撮影するまでが一連の儀式みたいなもの。勿論、高性能のAFがあれば最初から最後まで撮影出来るときもありますが、AFの追随スピードとキッカーの走り込む素ビードが違うとAFがずれる場合もあるし、あと、やはりキックする瞬間にピントは合わせたいので、私は殆どの場合キックボールへ置きピンをして撮影しています。まあ、結構特殊なスポーツの特殊な場合なので、一般的では無いと思うけれど。

こう言う技術は、自分で試行錯誤して覚えた物なんですが、後からスタジアムでご一緒するプロの方などに話を聞いて、覚えた方法等も。素人がプロの方に現場で質問するのは、相手の仕事の邪魔をしているような気もするので遠慮しがちなんですが、どうしてもこう言う写真を撮りたいと言うときには勇気を出して聞いてみたり(笑)。でも、プロの方と言えども、そんなに凄い技を持っているわけでは無くて、結局は長年の経験による勘と慣れ何ですよねぇ。言い方を変えれば、場数の桁違いな違いが、やはり作品には影響は大きいと感じますね。そういう部分は、他の産業もそうだけれど、例えば自動化とかAI化等でカバー出来る部分も多いのですが、それが全てを解決してくれるわけでは無い。「職人技」と言うと今では嗤われるかもしれませんが、でも結局はそれが一番確実で一番基本的な動作になるんじゃ無いかと思いますね。今度試合の時に、また確認して見よう。

若い力

この週末に開催された、アメフト関連の三つのイベント・試合。いずれも、創部間もない若いチームが、自分達のチームだけで無く日本のフットボール界活性化の為に頑張っている姿が凄く印象的。

一つ目は、茨城県で活躍する「茨城セイバーズ」が開催した「茨城セイバーズフェス」。対外試合では無く、フットボールに関連したイベント開催ですが、2日間で800名以上の参加者が集まり大成功した様子。このチームは、まだまだ試合では実力を出せていない様子だけれど、チーム体制作りに熱心な様子が伺えて、凄く好感が持てるチームの一つ。茨城県というと、ちょっとフットボールとは無縁な印象を受けますが、筑波大学を初めとして大学も多くあるから、学生を中心としてフットボール関係者は決して少なくないと思うんですよね。あと、都内へのアクセスとかもそんなに悪いわけじゃ無いと思うので、今後の活躍に期待したいチーム。

 二つ目は、沖縄県初のXリーグ所属チームを目指す「琉球ガーディアンライオンズ」が、この秋のリーグ参加の審査も兼ねて、X3所属の正英ブレイザーズと交流戦を開催。沖縄から尼崎への遠征試合となり、残念ながら8-20で試合には敗れましたが、昨年X3 Bブロック2位のブレイザーズから得点を取り、そんなに大差にもならなかったから、多分今シーズンのリーグ戦加盟は認められるのでは。実は、この琉球ガーディアンライオンズには、以外無いことに知っている選手が何名か所属していて、個人的に一寸ビックリ。課題は、秋のリーグ戦で多分5~6試合位対戦すると思うのですが、多分地元開催は可能であっても1試合程度だろうから、残りは全て大阪への遠征になります。沖縄からだから、当然飛行機での移動。試合時刻によっては、前泊あるいは後泊が必要になるかもしれないから、それらも含めた遠征費が他のチームと比べて何倍も違うでしょう。その経費捻出が出来るかどうか。色々課題は多いけれど、是非頑張って欲しいですよね。

三つ目は、イコールワン福岡SUNSが久留米市で開催した、ノジマ相模原ライズを招いての交流戦。イコールワン福岡SUNSは、Xリーグの中で今一番元気があって勢いがある注目株のチームだと思うんですが、その期待を裏切らないイベントになった気がします。X1 Superのリーグ戦でも、3,000人以上の観客を集めるのは、トップチーム同士の対戦くらいで、それに匹敵する以上の様子でした。こちらは、試合の様子の動画配信も行われていたので、ずっとテレビにキャストして見ていましたが、試合こそ10-27で敗れたけれど十分に満足出来る内容でした。このイコールワン福岡が福岡を拠点に活動を始めたときには、所属する関西への遠征だけで大変で無理だろうみたいな話も有ったんですが、ちゃんと遠征試合でも勝利して今シーズンはいよいよX1 Superというトップリーグでの試合参加。地元開催をすれば、その希少性を活用して今回の様にイベントとしても成功させるし、彼らのやり方や考え方は他のチームも参考にして自分達のチームは勿論、日本のフットボール界全般の活性化に利用するべきだと思うなぁ。

これまで関東と関西中心だった日本の国内フットボールが、イコールワン福岡SUNSの努力で九州まで広がり、それがさらに沖縄に広がると、今度はその先の宮古島にもチームが生まれているそうな。西に広がるアメフトを、今度は関東から東、東北や北海道に是非チーム誕生して欲しいなぁ。その為には、もっと大学や高校のチーム活性化を進めないといけないわけで、まだまだ道のりは遠く長い。でも始めないと何も進まない訳で、こう言う若い力をもっと活用して行きたいと老体は思うわけです(笑)。

2022年6月12日

言葉は文化の一つ

「日本でも、英語での授業・業務を」という話は、忘れた頃に再発してくるもので、佐々木俊尚氏のところでも取り上げられていたので、ちょっと雑談を。

自分は中学・高校・大学と、理系科目は得意だったけれど、英語はそんなに得意じゃ無くて、特に中学2年位までは絶望的でした。「暗記物」が苦手だったので、単語が覚えられず語彙が増えない。また文法も、未だに「目的語」とか「補語」と言われてもピンと来ず(笑)、かなり無茶苦茶な状態でした。で、中学三年になった時の英語の担任の先生がちょっとぶっ飛んだ人で、その中で今でも記憶して居るのが、英文を訳すときに数学の関数のように語句を括っていって内容を理解するような方法を教えてくれたんですね。それで自分なりに「英語」の構造が何とか分かったような気がしました。高校時代は、それでも低空飛行状態で、大学に入って再び地獄を見たんですが、その時にこの「英文を関数のように解釈する」事を思いだして、英文解釈が何とか出来るようになり、さらに何故か米系の外資系企業に就職。4年後には半年以上もアメリカ出張に放り出されて、 そのお陰で耳が鍛えられて早口の英文も理解出来るようになり、聴くことが出来るようになると話すことも出来るようになり、何とか今でもご飯が食べられる資産になっています。

まぁ、その時には「自分も子どもの頃に英会話教室とか行っていれば」と思ったりもしましたが、その後仕事で英会話能力とか使うようになり、それなりに英語が会話とか仕事で使えるようになって感じたのが、これまで何度か書いているように「先ず基本となる語学力(=日本語)がしっかりしていないと、その上に多言語能力は根付かない」という事。色々理由はあるんですが、一番感じたのは「言葉は文化も含む」という事。例えば英語の言い回しで、アメリカの文化や習慣に基づいた物も多いわけですが、それって単に言葉を翻訳するだけじゃ分からない。文化的背景が共通だから通じる訳です。だから言葉だけ覚えても本当の意味で「使える英語」には中々ならない。だから、アメリカ国内で生活して向こうの文化に触れながら生活するなら分かるんですが、日本の中で日本文化の中で言葉だけ「英語」を学んでも、無駄とは言わないけれど有る程度のレベルを超えて習得する事は難しいと思う。勿論、英語学習の切っ掛けには大いになるだろうし、そこから海外経験に繋がる事もあるだろうし、良いことだとは思いますよ。でも、単純に日本語環境に英語(や、その他外国語)を導入するだけでは、本来の意味での「言語習得」は中々難しいと思う。

「言葉」は情報交換するための記号ではなくて、文化とか生活とか、そう言うものも含んだ物だから、そう言う隠れた属性も含めて経験していかないと、やはり「言語」として身につくことは難しと思う。じゃぁ海外に移住しないと身につかないかというと、それは理想ではあるけれど難しい。一つ個人的に思うのは、何か一つでも二つでも向こうの文化とか習慣に馴染むというのは良い方法じゃないかと。自分の場合は、それがフットボールであったり、スタートレックであったりするわけですが、言葉だけでは無く何か「文化」に注目してそれも一緒に身につけたり興味を持つと、そこから言葉にも幅が広がり、単に日本語・英語の「翻訳」とは違う英語になると思います。そう言うものを見つけることが出来れば、仮に日本国内で英会話教室に通って英語を勉強するにしても、多分発音とか文法の正誤とは別に、寄り相手に「伝わる英語」になりそうな気がします。只、そう言う事も先ずは基本となる言葉の習得が有ってこそ成立する物なので、やはり有る程度の年齢になるまでは先ずは日本語の言葉とか言い回しをしっかり勉強した方が良いと思う。そこで身につける物は、行ってみれば日本語を構成する文化や習慣みたいな属性の存在で、それが分かっていると英語を勉強し始めたときに、英語の「隠れた属性」みたいなものにも気がつきやすいんじゃ無いかと思いますね。そう言う意味で、高校生くらいまでは、まずは色々な日本の書籍を読んで、知識や言葉を覚えて、その後英語やその他外国語に挑戦しても十分に間に合うと思う。あと、子どもの頃から音楽を経験して、耳を鍛えると多分外国語習得に役立つと思う。英語の発音でも、日本語の発音とは違う周波数帯の音が含まれていて、それが聞こえるかどうかで単語の理解にも差があるそうですが、それも自分の経験的には正しいと思う。だから子どもの頃に教育するのであれば、音楽教室に通わせる方が、英会話教室よりも後々効果が有るんじゃ無いだろうか。あくまで、個人的経験からの考えですが、無理強いするんじゃ無くて自然に身につけた方が有効だと思うなぁ。

米国入国時陰性証明義務撤廃

久しぶりに聞く明るいニュース。米国入国時の義務であった、入国前の新型コロナウイルス陰性証明義務が、米国12日午前0時をもって撤廃されるというニュース。今後の状況をモニターして、新たな変異株の出現などの場合によっては再開される可能性もあるけれど、今の状況を見る限りではそのリスクはそんなに高く無さそう。

日本入国時の検査も、今月から少し緩和されて、特にアメリカ、英国などの特定地域からの入国に関しては、到着時検査や空港などでの待機が無くなり、以前よりは緩和されています。でも、未だにどの地域からの入国でも必要なのが、現地出国前72時間以内の検査証明の提出で、これが一番の問題だよなぁ。これだけは、今の所日本入国者全員が必須なんですよね。

勿論、この手続きさえ完了していれば、テレビのインタビューなどでは10分位で入国審査が完了して、コロナ禍以前と同程度の簡便さで日本入国(帰国)出来たという人も見たけれど、この事前の検査の話って省略されているわけで、現地での準備と検査の手間を考えるとまだまだ個人旅行では気楽に行くのは大変かなぁと言う気も。

感染症対策だから、それぞれの地域の状況に寄っては、他所もやっているからと言ってもなかなか合わせて大丈夫と言うのも難しいだろうし。ただ、日本の状況は第七波の感染拡大字を除けば、其れ以前は世界的にも優秀な状況だったし、その第七波にしてもそれまでの日本の状況と比較すると「感染爆発」であったけれど、世界的に見ればまだマシな方だったと思うんですよね。だからと言って油断してはいけないとは思うけれど、今月の状況を見つつも、来月になったらまた一歩前進してくれることを祈るばかり。何とか今年でこのコロナ禍も片を付けたいですよね。

2022年6月11日

「回らない寿司屋」の不思議

佐々木俊尚氏が紹介していた、言語学者の金田一秀穂氏に寄る「呼び名の付け直し」について。自分の子どの頃は「寿司屋」言えば、カウンターと幾つかの小上がりがある店内で、目の前で職人さんが握ってくれたお寿司を食べる場所でしたが、今では多少のシステムの違いはあるけれど、座った場所に流れてくるお寿司を選んで食べる場所が一般的に。一応「回転寿司」と言う名称も一般化しているけれど、最近では昔のようにベルトコンベアー式にお寿司が回っているようなお店以外でも「回転寿司」と銘打っているお店もあって、この「回転寿司」という言葉も、「本当に回転しているお寿司屋」さんと「回転はしないけれどそう呼んでいるお寿司屋」さんという区別もそのうちに必要になるかもしれない。

日本語というのは、外来語だけでなく、新しく言葉を作る事に躊躇しない言語じゃ無いかという気がしているので、時代や社会環境の変化とともに新しい言葉が生まれてくることに不思議は無い。でも、例えば「寿司屋」の意味が変わってくることになると、昔からの意味づけになれている自分としては一寸した抵抗感も感じます。さらに日本語の場合は、同じ発音でも使用する漢字によって、書き言葉での違いも大きい。例えば「寿司屋」と「鮨屋」は、どちらも「すしや」だけれど、後者の「鮨屋」の方がちょっと高級な「お寿司屋さん」という印象を受けます。本来「言葉」や「文字」っていうのは、複数の人間の間で共通の認識を確認するためのシンボルな訳だから、そう頻繁に変化して貰っては困る。多分、ものの変化が緩やかだった過去の世界だと間に合っていた物が、どんどん毎日新しい物が生まれてくるような忙しい時代になると、そうも行かずに言葉の再定義や再命名みたいなことが必然になるんでしょう。

ふと思ったんですが、江戸時代の「お寿司屋さん」は、屋台形式の立ち食い持ち帰り方式だったことは知られています。それが、店舗を構えてカウンターやテーブル席で食べるようになり、さらに目の前に出されるお寿司がベルトコンベアー方式で運ばれる「回転寿司」が生まれました。一方最近ちょっと目にするようになってきたのが「立ち食い寿司」。これも「立ち食い寿司」と言っているけれど、そのスタイルから見れば「元祖寿司屋」とでも言うべき存在なわけですよね。これも「寿司屋」が上位化して、元々の寿司屋が「立ち食い寿司」と再命名された例と言えるのか。個人的には、所謂「回らない寿司屋」は、一般的に本来の寿司屋の形態をしているので「真寿司屋」ってどうだろうか。でも、そうなると新しく登場してきた「回転寿司」は「新寿司屋」になって紛らわしいか(笑)。 だから言葉は面白い。

「もっとTokyo」割

東京都民を対象に、旅行代金を一人一泊5,000円割引、日帰り旅行ならば2,500円割り引く、東京都民割引きの「もっとTokyo 2022」が昨日からスタート。今朝のニュースでは、昨日10:00から始まった予約開始の様子を流していたけれど、開始と同時に予約が集中してサーバーがパンクして予約が出来ない状態になったみたいで、その間にも予約できた人はどんどん処理されて、1時間も経たないうちに総定数がほぼ完売した様子。

国内の観光需要回復のために、それに伴う宿泊業や飲食関係の業績回復のためにも好ましい傾向だけれど、仕事で都内等の宿泊施設を利用する機会がある身としては「あぁ、混雑しそう」という複雑な思いも(笑)。まぁ、7月8月は夏休みシーズンで、そうで無くても例年混雑する時期なので、元々そんなに出かける予定も入れていないし、多分今回もそれほど大きな影響は無いと思いたい。 

静岡県も、一足早く県民割りをスタートしていて、対象期間や対象地域も拡張したりしているんですが、中々人気の様子。夏休み期間に向けて、第二弾とか予定しているんだろうか。旅行会社のサイト経由で予約とかすると、多分こう言う割引サービスを含めたお得なパッケージとかツアーとか掲載されているんでしょうけど、ホテルなら各ブランドのメンバーサイトから直接予約することが殆どの自分は、中々そう言う機会には恵まれなさそう。まぁ、日頃はメンバーシップの特典やアップグレードで優遇して貰っていますから、こういう機会には是非一般の人達に利用してもらって、ホテル側のサービスや内容向上して貰えれば、結果的にはまた自分が利用する時のメリットになるわけですからね。

会社の方針として、7月~9月の間に、5日間以上の有休取得をして「夏休み」を取得する事を、「強く推奨(=強制力の無い強制-笑)」されているので、コロナ禍以前だとこの時期にMLBとかNFLのPreseason Gameとかよく見にイッいましたが、今はまだそこまで出来る状態では無い。今朝のニュースでは、アメリカ入国に際して2回目接種していれば陰性証明書の提出等が免除されるようになる(今後の再拡大によっては再び義務化の可能性も)と言っていたので、ますますアメリカへの渡航は以前に近い状況になりそう。あともう一寸の我慢かなぁ... まだ確定では無いけれど、今年の秋から冬に掛けての予約状況とか調べておこう。

投げて打って連敗止めて

去年と比べて、今年はちょっと低調かなと個人的に感じる今シーズンのL.A.エンジェルスの大谷選手ですが、やっぱり並みの選手とはひと味もふた味も違うんでしょうねぇ。昨日の試合では、先発投手として7回1失点で勝利投手になると共に、自ら逆転の2ランホームランを打って、自分で自分の「勝利投手」の条件をクリアーするなんて。

昨シーズンも、投げた試合でホームランを打った試合ってあったような気がするんですが、無かったかなぁ。にわか大谷選手ファンなので、その当たり定かでは無いけれど(笑)、同じようにピッチャーでホームランを打って勝ち投手になった選手って今回が初めかかなと思ったら、大谷選手の前に二人もいるんですね。

一人は、日本人メジャーリーガーの「元祖」野茂英夫投手で、確かに野茂選手のあのガタイなら当たれば大きそう。もう一人がちょっと意外で、前田健太投手も自身が投げた試合でホームランを打って勝利投手になっているらしい。引用した記事は4年以上前の記事ですが、見事に3人目の選手として大谷選手が当たっている。まぁ、思いっきりバットを振って出会い頭でホームランと言う事も有るだろうけど、その試合で勝利投手も掴むのは大変でしょうね。

それ以上に重要なのは、この勝利でエンジェルスの連敗記録を「14」で止めたことなのかなぁ。14連敗なんていうのも中々出来ない記録だろうけど、多分有る程度連敗してしまうと、精神的にイップスじゃないけれど何となく金縛りみたいな状態で毎試合やるような感じになるんじゃ無いだろうか。そんな中で、大谷選手のメンタルの強さがエンジェルスを救ったという試合だったかも。12号を打った大谷選手ですが、現在トップは22本で12本は同本数で8番目の記録。今年は40本は厳しいかなぁ。これから調子が出てくればとは思うけれど。一方投手としても4勝目で、こちらはこのまま行けば2桁10勝はいけるかな。10勝でホームラン40本なら、今年もMVP級の活躍と言えるだろうけど。あぁ、早く「生大谷」を見てみたい(笑)。 

2022年6月10日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系17滞在目(20泊+14泊) は、二週間ぶりの定宿横浜シェラトン。夕方遅めに羽田空港に戻り、そこから移動してきたので、26Fでチェックインしたのは19:00近くになってから。ラウンジは結構混雑していて、チェックイン中も外国人宿泊客と思われる人が何人も入ってきており、ホテル需用もかなり戻ってきているのかなという印象。これは翌日の朝食の時にも再確認したんですが、スタート時刻の7:00に2Fのレストランに行くと、もう3割4割位は埋まっていて、その7割8割位は外国人宿泊客の皆さん。コロナ禍前だと、学会とかワークショップとかで来日していると思われる外国人の人を多くここで見かけたんですが、それに近い印象ですね。

チェックインしてアップグレードしてくれた部屋は27Fのキングルーム。荷物を降ろして一息ついて、いつもの様に「さて夕食はどうしよう」と悩みます。結局は軽く飲み食いでき3Fのバーに行って終わるんですが、今回も同じ。運良くカウンターが開いていて、この日は少し抑え気味にワインとピザで軽く食事を済ませて部屋に戻りました。夜は夜で、20:00から深夜近くまで電話会議があったりするから。そうそう、一寸ビックリしたのが冷蔵庫。一応27Fのクラブフロアーの部屋にアップグレードされたんですが、冷蔵庫を見たら中身が何も入っていない。以前なら、ビールとかソフトドリンクとか入っているミニバーだったのが何も無し。代わりに、自販機が7Fのスポーツコーナーにあるとか書かれたガイドがあるだけ。経費削減なのか、もしかしたらコロナ対策なのか、一寸ビックリしました。

翌朝2Fのビュッフェレストランで朝食を頂きましたが、最初に書いたように外国人宿泊客の姿が多くてビックリ。しかも私は、開店直後の朝の07:00に行ったのに、既に食事は終わろうかという人もいて、ああこの辺りはいかにもアメリカ人っぽいなぁと変な感心をしたりして。また、コロナ禍も落ち着いて来たからか、2週間前はビュッフェメニューを取るときには手袋着用でしたが、今回は各テーブルに設置された手指消毒のポンプで洗浄したら、そのまま食事を取り分けることが出来るようになっていました。未だ飛沫防止用の透明な板が残っていたりと以前と同じような状況では無いものの、少しずつポストコロナに向けて進んでいる様子を一寸感じた朝でした。

UA Leg#1: HND-OKA/-HND

4月後半から始まった「プレミアムポイントキャンペーン」のお陰で、予定していたフライトを完了しなくても来年度のAMC Diamod到達が可能になった今年。その為既に予約済みの予約に関しては、それをUA MP 1K用に振り替えて行くことに。UA MPの場合、UAサイトで購入したエアチケット代金のUS$換算でPQPが決まりますが、幾つかのANA路線、特に羽田-沖縄の場合は、正規料金(プレミアム運賃)で利用しても、基本マイル(HND-OKA: UAは966マイル)の3.5倍の1/5になるので、円安の今は片道飛ぶだけでUAで往復利用した場合と同じかそれ以上のPQP獲得出来ます。今回利用したスーパーバリュープレミアム28では2.5倍ですが、966*2.5÷5=483PQPなので、往復で考えると1.5倍位それでもお得になる計算です。

UA MPのアカウントには、年度初めにボーナスで3,000PQPが振り込まれており、今の所それが唯一のポイント。今年度はPQPのみだと15,000PQPが必要なので、あと12,000PQP獲得しないといけません。一回のHND-OKA往復で966PQPあるいは1,352PQP獲得出来るので先ずは半分の7,000~8,000PQP位は獲得しておきたいところ。その後今年後半に、USへ個人旅行も出来るようになったら、UAの4区画利用と残りPQPを有る程度埋めて、最後はまたANAのフライトの振替で15,000PQPを満たさすという予定。

今回はいつもと同じ位の出発時刻なので、いつも通り新幹線で品川駅へ移動し、その後京急で羽田空港へ。空港は少し混雑具合が戻ってきた感じですが、まだまだ以前の様子と比べると「ガラガラ」という印象。少し余裕を持って、いつもの様に保安検査場Bを抜けて、出発ゲートの61番ゲート前へ移動しました。

1) HND 10:40 - OKA 13:25 (NH469)

ゲート前はまだ出発まで余裕があったのでまばらな状態でしたが、最前列の優先席を幾つか使用しているグループが。どうも言葉を聞くと、中国からの観光客あるいは在日のグループらしい。大人から幼稚園くらいまでの子どもまで10数名ぐらいのグループなんですが、これが大きな声で話をしたり、子どもが騒いでも特に注意するわけでもまく、賑やかを通り越して五月蠅いと言う状態。そのうちに、子供達は窓際で窓を叩き始めたり、特に呆れたのはゲート前で縄跳びとかしだしたり。USでもよく見る「いかにも」の光景なんだけれど、日本で生活している人達の場合は結構ああいう行動はしないと思うので、観光客かなと思うんですが、まだそんなに自由に入国出来ないんじゃ無いかと疑問も。暫くして、優先搭乗からグループ登場が始まったので機内に入ると、暫くしてこの集団も搭乗してきて後ろの方に入っていきました。フライト中どうだったかは分かりませんが、まぁそれなりのルールというかマナーは尊重して欲しいもの。

定刻より少し早めにドアクローズとなると、暫く詩プッシュバック開始。その後滑走路へ移動が始まりました。この日は久しぶりにD滑走路のRW05を利用し、11:00前には沖縄に向けて離陸となりました。機内ではお昼前だったので昼食を頂いて、後はスマホで軽くメールチェックしながら時間を潰します。使用機材がB787の国際線機材で、シートが電動で操作できるのはやっぱり楽ですね。

飛行中は特にこれと言ったことも無く、後ろの席の方も平和そうでした(マテ)。沖縄に近づくと、天候は雨で着陸直前は不安定な気流の中降りるという事前アナウンスが。実際降下開始となり外を見ると、灰色の雲がずっと続いていて、どちらからアプローチしているかも分からない状態。着陸する数秒前位にやっと窓の外の景色が見えるようになり、あっと言う間に第二滑走路のRW36Lに着陸しました。その後ターミナル32番ゲートに移動して、外に出たのが定刻から少し遅れたくらい。この時まだ雨は降っていませんでしたが、どんよりとした曇り空で、珍しく「寒ッ」と感じる位でした。

この後所用のために一旦外に出ましたが、その途端に雨が降りだして、段々と激しくなったりして一寸難儀しました。

2) OKA 15:25 - HND 18:00 (NH470)

所用を済ませて空港に戻ってきたんですが、ちょっと失敗。実は戻りのフライトの出発時刻を何故か「15:35」と思い込んでいたんですよね。だから余裕を持って15:00頃に空港に入り保安検査場を抜けたら「15:25」と印刷されていてビックリ。結果間に合ったから問題無いんですが、これも歳のせいかなぁとちょっと憂鬱な気分で、搭乗ゲートの32番ゲートに向かいました。

このフライトは、直前に使用機材がB787からB767-300に変更になったんですが、確かにゲート前で待っている人はまばらな状態。ゲート前に到着すると、既に事前搭乗が始まっていて、直ぐにグループ1からの優先搭乗開始となり機内に入ります。この機材のPremium Classは2-1-2×2列。私は運良くまん中の1列席を確保出来ましたが、左側の窓際2列は、どちらも用事ずれのご夫婦の様子。で、この子供達が離陸前から賑やかな状態。耳栓代わりにワイヤレスイヤホンを出しておこうかとも思ったんですが、走行考えているうちにドアクローズとなり離陸準備にはいってしまったので、まぁ暫く我慢すれば疲れて子ども寝るだろうとそのままにして置きました。ドアクローズは定刻よりも10分近く早いタイミングで、その後プッシュバックして向きを変えると、直ぐ横間RW18Lに移動します。離陸は待機することも無く、そのまま滑走路に進入して羽田へ向かいます。

窓際に列の子連れご夫婦のうち、前の席の子どもはまだ0歳児でこちらは暫くするとお父さんの腕の中でスヤスヤと夢の中へ。ところが後ろの席の1~2歳児位の男の子はエネルギー満タンの状態で、ずっと元気なまま。実は往路のフライトでも子連れの家族が近くの席にいて、殆どは静かだったんですが、沖縄に近づくくらいになったら何か機嫌を損ねたのか「おうち帰りたい」大きな声で泣き出して、ちょっと大変でした。今回も「あぁ、イヤホン出しておけば」とちょっと後悔しましたが、シートを倒してうつらうつらしているうちに眠ってしまい、フライトの殆どは記憶にありません(笑)。目が覚めたのは、そろそろ伊豆半島沖に到達する位のタイミング。予定よりもかなり早く飛んできている感じで、このままA滑走路のRW34Lに降りるなら、30分位の早着になりそうですが、房総半島の東側を回り込んで、北側からのアプローチを取るようです。

空港の北側から進入すると、C滑走路を目指して南下し始めます。そのままRW16Lに着陸したのが17:43と、それでも20分近くの早着。到着ゲートは62番ゲートだったので、誘導路に出て戻るのに少し時間が掛かりましたが、ゲートに入り外に出たのは定刻より10分以上早いタイミングでした。この日は、翌日の所用のために横浜泊まりの予定なので、地階に降りて京急に乗り、横浜へ移動。一日が終わりました。

キノコのカバン

キノコ素材のランドル」 と聞いて、えっとビックリした話。アメリカのベンチャー企業"Bolt Threads"社が開発したキノコの菌糸部分を利用して作った素材を利用して、日本のランドセルなどの製造メーカーである土屋鞄製造社が提携して製品を作ったというニュース。牛皮などを使用する革製品に対しての批判や、SDGs等の運動の高まりから、革製品の素材も代替製品を探さないといけないのだろうけど、まさかキノコ由来の素材を使うとは意外中の意外。

キノコの菌糸部分という事で、例えばナメコの切り落としてしまう根の部分の密集しているところを、ぎゅっと圧縮したようなイメージなんだろうか。確かに、圧縮して平らな生地状にすれば、革っぽい風合いにはなりそうですね。私は、元々革製品がそんなに好きでは無く、一時期COACH製品を買い漁っていたときも、本来の革製のバッグ等には見向きもせずにナイロン素材で革部分が少ない商品ばかり購入していたくらい。勿論、革ジャン何て言うのも持っていないし、革製の衣類はゼロだよなぁ。理由は、動物愛護精神が高いなんて言う高尚な物では無く、革製品のメンテナンスが面倒なことと、どうしても皺と通ったり傷が付いたりしたときの補修が大変なことで、まぁ面倒くさいからという理由から。ただ、使い込めば混むほど馴染む風合いみたいな物は革製品特有な物で、その部分はちょっと気にしていたりします。

車のシートなど、自動車では革製品を多く使っていると思うのですが、車の場合は人工皮革の「アルカンターラ」が有名で、東レの「エクセーヌ」名では昔ランドセルとかにも使われたんじゃ無かったかなぁ。ただ、材料がポリエステルとポリウレタンという100%石油由来の素材だから、今風に言えば環境には優しくない。その点このキノコ由来素材は100%自然由来だろうから、まぁ現在ではこちらの方が受けそうですね。後は、先ずコストだろうなぁ。菌糸類って植物などよりも成長速度が速そうな印象があるんですが、一つの製品として十分な分量を得るまでの期間とかコストとかはどうなんだろうか。菌床と水と空気があれば十分との事だけれど、確か温度管理も重要じゃなかったかなぁ。となると、夏は冷房、冬は暖房みたいなエネルギーは必要になりそう。

コストや性能で十分に牛革に対抗できるようになったら、今の風潮だとこちらに一気に流れが傾きそうだけれど、そうなると今度は牛肉を取った後の牛革が余って捨てられるような状況にもなりかねない。確かに動物愛護の観点から、所謂「産業動物」は外れているのかもしれないけれど、肉食が無く習い限りその副産物としての牛革だって生産されるわけで、そこは上手く棲み分けて共存して欲しい。でも、日本の場合ランドセル需用って結構大きいはずで、その何割かが牛皮からキノコ皮に変わってしまったら、製造業者は打撃を受けそうだなぁ。個人的には、仕事で使えるノートブックパソコン等を入れて軽快に利用出来る少し薄型のバックパックをいつも探しているのですが、そんなデザインの製品を出してくれないだろうか。ちょっと期待して待ってみよう。

羽田発全便運航

ANAが7月からの羽田離発着便を全便運航する予定というニュース。羽田離発着以外の路線では、7月8月それぞれで500便以上の減便がまだ残り、特に国際線接続で運航される成田との路線はまだ1便も戻らないみたいで、それが残念ですよね。 ただ、国内需要はかなり戻ってきているとの判断で、札幌、福岡、那覇便は臨時便も設定する等、夏休みシーズンということもあるけれど、今年は混みそう。

JALも同様に一部路線の減便は残るものの、運航率99%迄戻りほぼ以前の状態に回復したと言って良いのでは。実際、以前羽田空港に到着して、出発便の掲示板を見ると、結構「キャンセル」の文字を見かけましたが、最近では殆どそれも無くなっていますからね。たまに見つけても「天候不良」とか別の理由だったりするし。自分の場合は、沖縄路線が殆どですが、確かにかなり需要は戻ってきている印象は受けます。でも、搭乗時などの人の流れは、まだコロナ禍以前ほどでは無いし、実際那覇空港の人出なんかも、以前のように「人でごった返している」状態にはまだまだ遠い印象。でも7月入ると、また光景は変わるんでしょうね。少しずつ元に戻りつつある事は確かに感じます。

国内需要は戻りつつある事を実感するけれど、自分にとっては肝心な国際線がまだ戻らない。ハワイツアーとか順調みたいですが、ツアーではなく個人旅行で気ままに渡航できる状態に早く戻ってきて欲しいところ。今の所新規陽性者数は緩やかにだけれど減少傾向を見せていて、全国の陽性者数も2万人を切る日が続いていて、今月中には1万人を切ってくることも確実かなぁ。ただ、夏休み時期に入り人出と密集度が上がると、再び感染拡大の恐れもあるとのことで、それでまた拡大すると秋・冬の旅行需要もまたしぼんでしまうかも。

感染拡大防止のためのワクチン接種も、1回目、2回目は全人口の80%以上1億人が接種済みで、3回目も60%を超えてきており、それなりに感染防止効果が期待出来る状態に。浜松市では4回目のワクチン接種券配布が始まっていて、私も2月中旬に3回目接種をしているので、来月には5ヶ月経過するので接種券を予定されている今月下旬に受け取ったら接種してくる予定。3回目接種が80%を超えて、4回目接種も半数を超えるくらいまで完了すれば、マスクや入場制限なども撤廃しても問題無いと思うのですが、やっぱりそこまで行くには年内一杯掛かるかなぁ。まぁ、これを最後の勝負と思うなら、気持ちは焦るけれどちゃんとワクチン接種や日々の注意を励行して、きちっと締めないとね。

2022年6月9日

「やり返した」のが悪い

今日は所用で新幹線で朝から出かけているのですが、浜松駅の新幹線待合室で出発までの時間を潰していたときの事。待合室内にはテレビモニターがあり、代替の場合NHK総合チャンネルが選択されています。今朝も朝のニュースを放送していて、見るとも無しに観ていました。で、ロシアのウクライナ侵攻に関連して、私人の谷川俊太郎氏が作成した「 へいわとせんそう」という絵本の紹介コーナーが始まります。

この絵本、発行されたのは3年位前で、それが今回のウクライナ侵攻で再注目されているという紹介でした。毎日報道される戦争のニュースに、子どもも疑問を持ち、それに答えるための一つの方法としてこの絵本が利用されている、と言うような話だったと思います。私人、谷川氏の詩を昔の子どもの頃には読んだ記憶があるけれど、最近はそんなに目にした記憶は無いし、今回の絵本もちょっと恣意的なないようなのかなぁと言う印象くらいしか持っていないので、そのまま聞き流していたんですが、放送の中でその絵本を利用しているという女性インタビューになり、その発言を聞いてびっくりしました。

その女性は絵本を使用しているといいながら、今回のロシアのウクライナ侵攻について、「ロシアが攻めて、それにウクライナがやり返したから戦争が続く」みたいな発言をしたんですよね。前後の言葉は記憶に頼っているので違うかもしれませんが、「ウクライナがやり返したから」というのは鮮明に記憶に残っています。「やり返したから」って、そうじゃ無いだろう。子どものケンカくらいの話なら、まだそう言う言い方もあるかと思うけれど、例えばいじめっ子がある子どもをいじめていて、そのいじめられていた子どもが勇気を出して反応したら、この人はそのいじめられていた子どもが「やり返した」と言うのだろうか。それって、いじめっ子を肯定する事ですよね。

その後、谷川氏のインタピューの場面になり、こちらも詳しい言葉は正確には覚えていないけれど、彼曰く「敵と味方」という区分が怪しからん、融合した形で何か解決策が有るはず、みたいな事を話していたように記憶しています。失礼を承知で言えば、何か現実離れした他人事みたいな意見だなぁと正直感じたところ。自分自身が、あるいは自分の家族が、あるいは自分の生活も含めた国家がどうなるか分からない時に、そんな暢気な事を言っていられるのだろうか。「戦争反対」という意見には100%賛成するけれど、今回の様に相手から攻め込まれてきた場合には、まずは相手を押し返さないことには、相手が利益を得るだけで自分達が損失を被るばかりなんですよね。少し前にTLの中で、戦争反対を言っている人達は、日本の戦後にアメリが統治時代を、今のロシアにも当てはめているからああいうことを言えるんじゃ無いかと言っている人がいて、それは目から鱗の考え方でした。たまたま日本は戦争に負けて、占領されて、それでも経済復興をして今があるけれど、あれは多分唯一の例外じゃないかと思った方が良いというのは、私も同意見。理性が無く戦争を始めたロシアに、どうして理性的な対応が期待出来るのか、あらためて疑問を感じた朝の出来事でした。