2020年3月31日

クロマキーの時代

先週末当たりからでしょうか、テレビのワイドショーとかモーニングショー等で、これまで横に数名のMCやコメンテーターが並んでいた物が、一人一人の間隔をかなり空けて並んで画面に移るようになりました。その為、これまでなら5~6人位の並びを画面に収めてまだ余裕があったものが、かなり画角を広げないと全体はおろか、2~3人しか画面に入らないし、その間は2m位空いているから、凄く間延びした映像になってしまう。隣に問いかけるような場合でも、これまでは一寸目線を横にすれば二人の会話は成立したのに、これでは横を向いて体全体で語りかけるような動作をしないと、よく分からない。安全確保のためとはいえ、番組制作者は頭が痛いだろうなとは想像出来る。

素人の思いつきレベルだけれど、いっその事一人一人専用カメラを付けて、その一人一人の映像を合成して、恰も並びで座っているような絵にして放送したらどうだろうか。最近の番組で言えば、バナナマンが司会をしている「You~」の上半身の合成、昔懐かしい番組なら、「電波少年」の雰囲気というか。今は技術が進んでいるから、リアルタイム合成くらいは普通に可能だろうし、カメラにしても、最近のハンディカメラでも4K映像が撮れるわけだから、人物用のカメラは固定カメラでも良いのでは。クロマキー合成するなら、例えば衣装とか眼鏡などの装具で抜かれてしまうかもしれないから、その点は注意が必要だろうけど、でもかなり違和感を感じる思いっきり間隔を開けたリアルな画よりは、多少合成に不自然さはあっても、これまでのように並びの画の方が、案外説得力があるんじゃ無いだろうか。

そんなことを想像(妄想?)していたら、何かに似ているなと感じ始めて、思いついたのが電話会議のツール。会社の電話会議では、以前はSkype for Businessを使っていて、最近はTeamsに切替中なんですが、度チリも参加者のアイコンが表示されます。所謂「テレビ会議」ではなくて、電話による会議なので、リアルタイムに相手の顔を見ながら話すことはやらないのだけれど、参加している人が例えば名前のリストみたいに並べることも出来るし、設定によっては参加者の顔写真が画面に並ばせることも出来る。動画じゃ無いからそんなにリアリティを感じるわけでは無いけれど、慣れてくるとそのアイコンの並びを見るだけで、何となく会議室のテーブルに着いている感じにはなるから恐ろしい(笑)。いっその事、セットもCGで作る事で、より合成した雰囲気が逆に自然に見えるようにしたら良いのかも。でも、それって昔はやった「アバター」とか、最近で言ったら「動物の森」と何が違ってくるんだろうか(笑)。

底まで凝らなくても、最近のテレビを見ていると、例えばスマホのカメラを利用したテレビ電話を画面にスーパーインポーズして放送する事があるけれど、あれだっていいわけですよね。MCとスタジオスタッフは実際にスタジオに入るとしても、コメンテーターとかゲストはそれでいいんじゃ無い。と言うか、わざわざスタジオに来なくても控え室から参加しても良いだろうし、リモートワークじゃ無いけれど、事務所とか自宅からの出演でもいいんじゃ無いだろうか。それなら、移動時間の所にも別番組のブッキングが可能になるし、参加者としてはより嬉しいかも。リモートワークが注目されている今、そしてテレビのタレントさんですら、YouTuberを目指す今、どちらのいいとこ取りできる「タレントのリモートワーク」って流行るんじゃ無いだろうか。

志村けん氏逝く

元ドリフターズメンバーで、日本のコメディアンとして著名だった志村けん氏が、新型コロナウィルスによる肺炎で亡くなったというニュース。私の世代から言うと、実はドリフターズとしては志村さんの前、荒井注さん時代の方が個人的には印象がやはり強いんですよね。まぁ、中学生の終わり位に、荒井さんが脱退して、その代わりに志村さんが入る事になったんだけれど、やはり違和感はあるわけで、そんな間に高校卒業して、予備校、大学時代は、テレビの無い生活でしたから、「8時だよ~」を見るのも年に数回になり、ちょっと興味が薄れていってしまったなぁ。

それまでのドリフターズのお笑いの中心は、なんと言っても加藤茶さんだっけれど、自分の記憶では「東村山音頭」あたりから、二人の掛け合いというか、一つネタが増えた感じで人気が再燃したような気もします。懐かしくなって、昔のメンバーのことなどWikiで見てみたら、荒井注さんが亡くなったのが71歳(2000年)、いかりや長介さんが72歳(2004年)と、今回の志村さん(70歳)とそんなに違わなかったんだなぁ。これはちょっと以外でした。残ったメンバーの年齢は、加藤茶さんが77歳、仲本工事さんが78歳、高木ブーさんが87歳と、やはりそれなりに高齢なんだけれど、それを考えてもやっぱり70歳というのは、まだまだ働き盛り現役ですよねえ。

タバコとお酒が好きで毎晩飲み歩いていた、と言うような話はよく聞くから、肺炎が重篤化して死にいたると言われている今回の新型コロナウィルスでは、やはりその影響も無視できないかもしれませんね。時々チャンネルを切り替えているときに、志村さんの「馬鹿殿」とか「志村動物園」が目に入る時があるんですが、最近ちらっと見ただけでも「衰えたなぁ」という印象を受けていたんですよね。ちょっと前には、志村動物園で園長交代かみたいな新聞記事みたいなものも出ていたけれど、体力的にも年齢とは別に厳しい状況にあったのかもしれない。

志村さんのような著名人だろうと、名も無き人間だろうと、誰もがいつかは眠りにつくわけで、こればっかりはどうしようも無い。それでも、お通夜の席、初七日の席、四十九日の時、親族が集まってその人の思い出を語るように、これから志村さんの番組も何度も放送されるんでしょうね。テレビのワイドショーの話では、既に録画詰みで近日中に放送予定の番組に関しては、遺族の意向としてそのまま放送されることを望んでいるそうですが、元気な姿を見て笑って送ってあげるのが、芸人としての彼に対しての最大最高の供養だと思う。合掌。

AMC Diamond 2020 Plate

AMC Diamondの記念品、2020年用のネームプレートが到着。毎年貰える物で、彫り込まれている年号が違うだけなので、最近はリクエスト指定無かったんですが、「2020」という記念の年だからと久しぶりにリクエストしたもの。残念ながら、「2020」に引っかけた東京2020が延期になってしまったので、ちょっと自分的プレミアム感は薄れてしまったけれど、「東京2020」の名称は2021年開催になっても変えないという事なので、これはこれで意味はあるのかなと。ただ、多分来年の「2021」版も多分リクエストすると思うけれど(笑)。

このANAのグッズですが、本体のプレートがは行っている川の部分は結構しっかりした作りの印象があるんですが、バッグ等に取り付けるベルト部分が、以前も今回も多分毎回ちょっとちゃちな気がするんですよね。薄いし、多分皮では無くて人工皮革だろうし、バックル部分も弱そうな気がするし... まぁ、ただで頂ける無料のネームプレートですから、我が儘や贅沢を言ってはいけないのだけれど。

ネームプレートの到着とほぼ同時に、AMCのアカウントにコーズ選択した、SKYコイン60,000ポイントと、オプションの+20,000ポイント、合計80,000ポイントが追加されて、気持ちはちょっとリッチな気分(笑)。実は、今週末に予定していたキャンセルしたSydney行きのチケットにもSKYコインを津カッ痛けれど、それがまだ戻されないし、現金部分もクレジットカードに払い戻されない。多分、問合せやスケジュール変更対応で手が回らないのかもしれないけれど、オンラインでこちらは処理しているわけだから、その部分はオンラインでシステム処理して素早く精算して欲しいなぁ。キャンセルしてから、もう2週間は過ぎているわけですから。取りあえず、出発予定だった今週末過ぎても精算処理が出来ていないようなら、コールセンターに問い合わせてみようか。忙しい所、邪魔するみたいで心苦しいけれど、こちらもこちらの理由があるわけですからね。

2020年3月30日

ドコモのギガホ

ドコモのギガホプランを契約していると、Amazon Primeが1年分無料で利用できる、というキャンペーンをやっているのは随分前から知ってはいました。ただ、自分はその前からAmazon Primeの会員になっているので、正直無関係とずっと思っていたんですね。で、昨日、そのドコモからダイレクトメール(e-mailじゃ無くて物理メール)が来ました。表には、このドコモのキャンペーンが印刷されていたので、「あぁ、無駄な勧誘」と思いそのまま普通ならゴミ箱行きだったんですが...  何となく、暇でもあったので、糊綴じしてある部分を開いて、何となく中の説明を読み始めました。

で、そのAmazon Primeの1年分無料のキャンペーンですが、何と既存Amazon Primeメンバーでも申し込めば、1年間無料になるらしい。「それってお得」と申し込んで見たんですが、申し込んでから気がつけました。自分は年間で会費を払っているけれど、もし途中で切り替わったら、残りの分はどうなるの? 慌てて自分のAmazon Accountにログインして、会員情報を確認してみると、会員資格は「2021/03/30」となっています。で、会員タイプは「年間3,900円」となっている。昔の申込などのメールを確認して見たら、私は2017年2月28日にAmazon Primeの30日間無料体験を申し込んでいて、でそれを忘れたままになっていたら自動的にPrimie有料会員になってしまい今に至るわけですが(笑)、どうもその年間契約が3月30日に切れるので、そこから今回のドコモの1年間無料の期間が始まるらしい。たまたま運良く、無駄なくシームレスに利用出来て、怪我の功名とは言えラッキーでした。

さらに届いたDMには、これまで利用していたdocomo提供のWi-Fiサービス「docomo Wi-Fi」が2021年度中にサービス終了するので、dポイントクラブ会員なら無料で使用できる「d Wi-Fi」への移行を進める内容も書かれています。「docomo Wi-Fi」は、月額300円のサービスですが、無期限の割引サービスがあり、ドコモユーザーなら実質無料で利用できたサービス。そんなにあちこちで利用出来るフリーWi-Fiでは無いけれど、新幹線の駅や車内とか自分の行動範囲では結構網羅されているので、これまで便利に利用してきました。でもそれが使えなくなるけれど、代替サービスが無料というなら切り替えましょうと、一緒にこちらも手続きを完了して、今週末の新幹線移動時に試してみることにします。アクセスポイントは、これまでと同じ「0001docomo、0000docomo」なので、基本変わりは無いだろうけど。

携帯各社は5Gのスタートで、その売り込みが始まっているけれど、5Gが利用出来るスポットはまだまだ限定されているし、端末にしても新機種からだしと、事実上まだまだこれからのサービス。それに、特別大容量のアプリなり利用をしない限りは、今の4Gでも全く不便を感じない。私みたいな、超限定的で慎ましやかな(笑)ユーザーに取っては、5Gはまだまだ無用の長物的なサービスなんですよね。それよりは、Wi-Fiスポットを、スマホだけで無く手持のパソコンでも利用出来るような、こちらのサービスの方が自分にとっては利便性は高いわけで、こう言うサービスをもっと全国展開して厚く提供して欲しい。

羽田T2国際線ターミナル

本来なら華々しく、色々なイベントや記念式典等開催されていただろう、羽田空港第二ターミナルの国際線施設の供用開始。あいにくの新型コロナウィルスの感染で就航路線も延期や運休が相次ぎ、さらに日曜日は都内にも積雪が出来るなど、空も泣いている... この日から、天候などの状況によ伝は都内上空から着陸アプローチする新しい経路の利用も始まる予定だったものが、天候不順のため利用した期待は無し。私も本来ならこの週末に利用していたはずで、それだけが残念。

そうそう、先週末の羽田-沖縄で羽田に戻ってきたときに見つけた「T-Counter」は、やはり空港に到着して、直ぐに手荷物を預けられるチェックインカウンターだったんですね。そういゃ、昔はアメリカの空港だと、出発フロアーにタクシーなんかで到着すると、ターミナル入り口の手前に手荷物を預ける「カーブサイド(Curbside)」が有りましたが、あれの京急・モノレール版と思えば不思議はないのか。

折角新ターミナルがオープンして、肝いり(?)の北米路線を大増設して、羽田国際空港の新スタートと期待も高まっていたけれど、飛んだ際内というか、文字通り空港だけで無く世界的な災難ですが。僅かに残っていた国際路線も、日本政府は北米、欧州、アジア方面を渡航禁止にするみたいだし、前途多難なスタートになりましたが、だからこそ5月? 6月? 渡航緊縮が解けて一気に賑わう場所になって欲しい。その中の一人に自分もいられたら嬉しいのだけれど。

2020年3月29日

首都潜入

小池都知事が、感染爆発に備えて首都圏への移動自粛を要請したこの週末。とは言っても、月曜日~木曜日は「在宅勤務」の私は、何故か金曜日は出社して横浜のオフィスに向かうという矛盾。しかも、翌日土曜日には沖縄へのAMC Diamondのフライトも(笑)。何か矛盾しているけれど、「移動自粛」というのは一番極端な例で、とにかく感染を受けるような、「密閉、密集、密接」の「3密」を回避することが重要で、外に出るな、買い物に出るな、仕事に出るな、という意味では無い。勿論、外に出て電車などで「密接」する可能性はあるけれど、それは車両移動をするなり考えれば対策は可能。オフィスでの仕事にしても、うちの会社などは館内換気を強めているらしいし、それこそ全ての入口にアルコール洗浄のボトルが置かれているし、人が出てこないから会議室なども空いているので、そう言う場所を利用したりと、各自工夫はしている。結局は、一つ一つ具体的に指示することは大事なんだけれど、それをやり始めると、どんどん事例が増えてしまい逆に分かりづらくなってしまう。だから、「外出自粛」というような、一般化した言葉で要請するしか無いんですよね。本来なら、そう言う汎用的な部分を、かみ砕いて伝えるのがメディアの役割だと思うのだけれど、相も変わらずメディアは煽るだけ、関係無い話を蒸し返すだけで役に立たない。結局、SNSだけが頼りなんだけれど、そのSNSは玉石混交なので、情報リテラシー、ネットワークリテラシーが乏しい人は容易に左右されてしまうし。

閑話休題。今週もいつものように新幹線通勤で横浜のオフィスへ出社。浜松駅は勿論、新幹線車内も、ここ最近では珍しく無く、20~30%位の乗車率で、さらにエアコンの吹き出し口から空気が出てくる音も、心なしかいつもより大きく聞こえて、もしかしたら車内換気を強めているのかもしれない。新横浜駅から在来線へ乗り継ぐと、こちらは混雑しているものの、密接するのを嫌がってか、結構座席に空席が目立ちます。その分、立っている人が多いので、人が多いように感じるけれど、乗車率で言えば100%を切っているかもしれない。ただ、新幹線のように基本座って移動出来る環境と異なり、在来線の場合は立ってつり革やバーを掴んで移動するから、そのつり革やバーに新型コロナウィルスが付着しているんじゃ無いかという不安が。とは言っても、何も掴まずに立っているのも大変ですが、掴むのは右手だけに限定して、しかもつり革の「輪」の部分では無く、その上のベルトの部分とか、バーの場合は普通に手を伸ばして捕まる場所をわざと外して、それよりも上の方とか下の方を持つとか、そんな自己防衛をしつつ移動。で、会社に到着したら、まずいの一番にトイレに入り、念入りに手洗いをして、さらに社内各所に置かれているアルコール消毒液で消毒をするようにしています。

個人個人では、そんな風に自己防衛できますが、例えば食事の時などに飲食店に入る場合や、私は行かないけれどカラオケとかライブとかイベント関係は「密室、密集、密接」に相当してしまうので回避しないといけない。でも、それが続くとそう言う商売の人は死活問題になるわけで、先ずはそう言う業種や、さらに外出人が減るから販売系のお店にも手当が必要。そう言う意味では、昨日安倍総理の会見があったけれど、先ずは業種や範囲を特定せずに、一切の生産活動や経済活動が数週間停止しても困らない程度の、生活基盤、社会基盤に対しての補助・援助をするべきだと思うなぁ。毎回この手の話で出てくる、困った人に手厚く、余裕のある人は制限するべき、という意見も分かるんですが、その線引きでいつも揉めて手遅れになるわけだし。個人的には、一斉に全員に給付金を渡し、所謂富裕層に対しては年末の税金で調整すれば良いと思う。例えば50万円を一斉にまず全員に給付して、来年の年末調整なり確定申告で一定以上の年少の人からは、その50万円を別途差し引けば良いだけの話しでは。二度手間になるから無駄というかもしれないけれど、困っている人には助かる話だし、余裕のある人は50万円もらったら、さらに追加して80万円とか100万円の買い物をしてくれたら、それはそれで経済が刺激を受けることになるわけだし、決して二度手間にはならないと思うのだけれど。

先日トイレットペーパーが店頭から無くなったとき、イオンなどが大量に店頭に投入して、買い貯める人以上にどんどん供給して、物量作戦で不安や買い占めを解消したけれど、今ひとつ用なのは、逐次投入で後手後手に回るのでは無く、一気呵成に補助金や優遇策を提供して経済不安を潰すことで、まず生活の保障が担保されれば、無理に今出歩こうという事も少なくなるだろうし、経済的に安定する事が、新型コロナウィルスに対しての不安を解消する、今の所の一番の特効薬だと思う。

デルタ成田撤退

夏ダイヤへの切替とともに、羽田へフライトを集約して、成田から撤退するデルタ航空の最終便の記事。私は、現在のデルタ航空は勿論、旧デルタ航空便は、国際線は勿論アメリカ国内線でも搭乗したことは無いけれど、旧ノースウェストには、一度だけ搭乗したことがあります。

バブル崩壊後経費が格段に厳しくなり、会社としては勿論、部門としても出張経費はかなり引き締められていたんですが、そんな中でも開発の中心となるアメリカに行かないわけにも行かず、当時のH.I.S.の格安航空券で先輩社員と一緒に利用したことが一度だけ有りました。当時は、まだANAもJALもアライアンスに入っていなかったので、出張先はどこも国内線乗り継ぎが必要な場所ばかりだったから、荷物の引き継ぎとかハブ空港でのやり取りが面倒。だから、万一の場合でも有利な米系航空会社の利用が推奨されていて、AA派はUA派があったんですが、当時は「命が惜しければ、NWだけは乗るな」と言われていたもの(笑)。その人生初にして唯一のNW便は、運良くエコノミーが空いていたので、窓際3列を先輩とそれぞれ確保して、所謂「エコノミーフラット」で飛ぶことが出来助かりました。

そのバブル以前にも何度か出張しているんですが、当時は景気が良かったからエアチケットはオープンのフルフェアを出して貰えたので、往路は予約が必要でしたが、復路はオープンのまま発券。現地でのスケジュール変更が当たり前で、滞在期間も月単位で延長されるような時代でしたから、本当に帰国が決まると、その数日前にチケットの予約をいれたものです。フルフェアですから、どこの航空会社でもまず席は確保できましたし。その時に、「帰国便位は、最後はANAかJALに」というのが当時のパターン。最終の金曜日に仕事を完了すると、土曜日にIADとかORDとか国際線の乗り継ぎ空港まで移動して一泊。翌日日曜日に国際線で出発して月曜日に帰国、なんていうのが普通に許される、良い時代でした。勿論、若手でもビジネスクラスが普通だったし。当時の出張先が、その頃はAAよりもUA便の方が接続や時間帯が良かったので、それでUAのMPの会員なり、結果的にANAがスタアラに入って「青組」になったわけですが、あの頃AAの接続がよかったから、JAL系紅組になっていたかも。実は、その後その出張先からUAが一度撤退して、AAの方が便利だったから、国際線はUAで国内線はAAなんていうこともありましたが。

一時期、成田の1タミ北ウイングは、NWの専用ターミナルみたいな感じの時もあって、日系以外では成田空港で最大の存在感がありましたが、そのNWがDLと合併して、さらに成田から撤退する(羽田への移管ではあるけれど)時代が来るとは思わなかった。そう言う意味では、AAだってかなり成田便を減らしますし、そう言う意味ではまだ5路線だったかな、成田に残すUAは偉いというか。ただ、DLだけでなく、AAもUAも、今回の新型コロナウィルスの影響で、どうもChapter-11は免れそうも無く、その後の経営も心配だけれど、FFPへの影響も大きそう。案外、それが理由で、もう30年近く続けてきている、UA MPも今年で終わりとなるかもしれない。自分的には、単なるDLの撤退だけに留まらない影響が、生まれるような気がする。

AMC Leg#4: HND-OKA/-HND

羽田から飛ぶのは、二週間ぶりですが、AMC Diamondで沖縄へ飛ぶのはほぼ五週間ぶりとなるフライト。今の所5月に予定は集中しているんですが、4月も今回を含めて4往復予定を入れているので、なかなか大変です。新型コロナウィルスの影響拡大で、さらに運休がでると、その予定も組み直し、やり直しになりそうで、となると6月に振り替えるしか無いのですが。

土曜日の夕方、例によって浜松で予定があるので、午後早めに羽田に戻ってくるフライトを手配。その分、朝の出発が早くなるので大変ですが、まぁ横浜から羽田への移動くらいは、いつもの新幹線移動に比べればたいしたことないかも。ホテルを朝早め07:00前にチェックアウトして、京急で羽田空港へ移動。やはり、いつもの電車よりも空いている気がします。07:30頃に羽田空港に到着して、まずは少し腹ごしらえを兼ねて、地下のマクドナルドで軽めの朝食を取り、ANAのラウンジで時間を潰します。やはり、結構な数のフライトがキャンセルされているので、空港内もラウンジもいつもと比べたらガラガラです。時間を見て、優先搭乗が始まるくらいにラウンジを出て、出発ゲートの58番ゲートへ向かいました。

1) HND 08:35 - OKA 11:25 (NH467)

ゲート前に到着したのは、丁度搭乗開始時刻の20分位前でしたが、既に殆どの人が乗り込んでしまったのか、ガラガラの状態。慌ててゲートを通過して機内へ入りました。直前に機材変更があり、B777-300から古いWi-Fi無しのB777-200に変更されたんですが、乗客数が少ないためか、新型コロナウィルス対策か、搭乗にはL1のドアだけ使用して、L2は使用せず。それでも定刻前の08:30にはドアクローズとなり、08:33にはプッシュバックが始まります。期待が反転して機首がC滑走路側に向くと、D滑走路に移動かと思ったら、反対側左折して誘導路を進み始めます。久しぶりにA滑走路のRW16Rからの離陸となりました。

ホテルで寝られなかったので、水平飛行に入ると直ぐにシートを倒してスリープモード。羽田を離陸したのが08:44頃で、那覇空港到着予定時刻が11:00でしたが、一度目を覚ましたのは10:30頃。暫くウトウトしているうちに、着陸態勢に入ったのでシートを戻して着陸に備えます。二日前から、那覇空港第2滑走路の供用が始まり、到着時には第2滑走路に着陸するかと思ったんですが、アプローチは北から南の、以前ならRW18を使用するパターン。「あーぁ、初第2滑走路はお預けか」と思ったんですが、どうも左側の窓から見える海岸線が、少し遠いような気がします。そのうちに、進入しているのはその第2滑走路側のRW18Rだと分かり、始めて第2滑走路に着陸したのが定刻よりかなり早い11:08頃でした。窓際の席では無かったので、よく見えなかったのが残念ですが、やはりこれまでの滑走路とは雰囲気が違いますね。結構海が近いけれど、悪天候の時とか大丈夫なんだろうか。それが心配。

着陸して制動を掛けて、左側に高速離脱するんですが、幅が少し足りないのか、Uターンするときに窮屈そうに曲がっていきます。将来的には、この第2滑走路と元々の第1滑走路の間の海を埋め立てて、ターミナルとか誘導路が増設されるから、もう少しゆっくりと転回出来るんでしょうけど。その後、滑走路を北に戻り、海上の連絡道路を通過。この連絡道路も横幅が狭い感じがしますが、将来的には拡張するために必要最低限にしているんだろうか。で、そのまま真っ直ぐ第1滑走路を横切るかと思ったら、左折して滑走路の端(RW18L)の裏を回り込むようにしてターミナルに向かいました。ゲート35番に入ったのが11:17と、ほぼ定刻に近いくらい。事前に、那覇空港は雨とアナウンスが有りましたが、丁度飴が上がったのか、滑走路は濡れていたけれど、天気は沖縄らしい初夏の陽気。その初夏みたいな気候の中外に出ると、一度中央ビルのレストランでお昼を食べて、ANAのラウンジで復路便を待つことにします。

2) OKA 13:00 - HND 15:20 (NH996)

お昼少し過ぎにANA Suite Loungeに入ったんですが、思いのほか混雑していてビックリ。私が入ったときに半分くらいの入りでしたが、暫くして続々入場してくる家族連れとかあり、最後は8割くらい埋まった感じです。メールチェックをしたりトイレに行ったりしているうちに、搭乗開始時刻が過ぎていて、ちょっと慌てながら搭乗口の32番ゲートへ向かいます。いつも見られるような長い搭乗待ちの行列はすでになく、5~6人位の列が残っているくらいで、そこに並んで機内に入りました。

機内に入ると、定刻の10分位前にドアクローズとなり、プッシュバック開始も定刻の少し前。反時計回りに90度ほど方向転換をすると、第1滑走路のRW18Lへ移動開始です。普通は、この時間帯だと結構な離陸待ち着陸待ちがあるんですが、新型コロナウィルスで減便していることもあるのか、第2滑走路の効果なのか、先に入っていたPeachの離陸を待って、直ぐに離陸できました。

戻りのフライトも結構揺れが予想されるとの事で、離陸後暫くはベルトのサインが消えませんでしたが、消えると直ぐにシートを倒して私は熟睡モード。次に目を覚ましたのは、1時間一寸過ぎた遠州灘の沖合くらいを飛んでいるときでした。このまま、浜松基地に着陸して降ろしてくれると一番嬉しいのだけれど(笑)。

羽田空港へは、房総半島の先の方をかすめるように左旋回をして、羽田空港のA滑走路を目指します。東京湾上空に差し掛かる位で雲の中に入り、結構ガタガタ揺れながら、RW34Lに着陸したのは定刻よりも大分早い15:00一寸過ぎ位。ただ、ここから誘導路を移動して、T2の65番ゲートまでの移動に少し時間が掛かりましたが、それでもゲートインしたのが定刻前の15:15位で、やはり空路も空いていることを実感しました。この後、バゲッジクレームから外に出ましたが、明日から供用開始となる国際線ターミナル部分の養生が外されていて、ちらっと向こうの様子が見えました。地下1Fのベンツのショールームの横には「T-Counter」という自動手荷物預入機のコーナーが新設されていましたが、あれはトランジット用ということなんだろうか。京急やモノレールから降りてきて、あそこで荷物を預け入れてチェックインも済ませて、身軽に出発まで空港内で滞在してくださいということなの? 本来なら、来週はSydneyへ行く予定で、その時にはT2の国際線ターミナルが利用出来たはずで、それだけが残念です。

この後、いつものように品川駅へ移動して新幹線で浜松へ帰宅。来週は飛ぶ予定は入れていないのですが、UA MPのPQFカウント用に、HND-ITMの往復でもしようかと画策中(笑)。(続く...)

2020年3月28日

選挙を弄ぶ

衆議院議員静岡第四区の補選に、NHKから国民を守る党(N国党)から、あの「モリカケ」の籠池氏を擁立するというニュース。もうね、何か無茶苦茶。このN国党の立花党首、先の参議院選挙で当選したけれど、それまではまぁ個人的にも疑問を感じているNHKの諸問題に、何か一石を投じる存在になるかなと少し期待していたんですが、当選したらしっちゃかめっちゃか。議員辞職して、知事選とかに出て、自分の人気で議席を勝ち取り、取ったら後は辞職してみたいな行為、本当に止めて欲しい。

それに、静岡の選挙だけれど、正直N国党は関係無いし、籠池氏なんてさらに無関係。選挙では「落下傘候補」は有るけれど、落下傘どころか一寸風が吹けば吹き飛ばされる「枯れ葉候補」みたい。モリカケ問題では、確か裁判で詐欺罪の実刑判決が出たよな、被選挙権はあるのかと思ったら、上告中で刑が確定していないから、被選挙権はあるらしい。仮に当選して、在任中に刑が確定したら、また選挙なわけ? そうなる可能性は、限りなくゼロに近いとは思うけれど、となると立候補することも無駄のように思えてくる。

とは言っても、いかに泡沫候補であっても被選挙権は誰にでるあるわけだし、年齢とか公民権停止のような事情が無い限りは、それはその人の権利であり自由。それを含めて、その人を選挙で選ぶかどうかが、我々の義務。そう言う無駄な部分もある意味必要なのが、世の中の定めなのかもしれない。正直、今回の政党も立候補者も「トンデモ」と私は感じるけれど、逆に「是非この人に立って欲しい」と思う人が、実は無名な人だった場合にも、「相応しくないから」と立候補の道が閉ざされる前例になってしまいますからね。自由な社会、民主的な社会を維持するための、必要経費というか「必要な無駄」と言ったら怒られるだろうか。

東部地区の補選だから、西部地区の自分には関係無いけれど、政見放送とか通常のニュースで、「蓮池氏が」とか言うフレーズが流れてくるとしたら、ちょっと憂鬱。この人も、それなりの規模の教員組織を作ったことがある人なんだから、もう一寸真摯に反省して一からやり直せば、再評価もされるだろうし、ある意味大物になれるような気がするんですが、多分周りにいる人が変に煽てて、持ち上げているんじゃ無いだろうか。まぁ、モリカケの時からそんな感じでしたから、悪いのは本人よりも周りの「大人」達なんだろうな。息子さんは、批判的に冷静な発言をしているだけに、ちょっと可哀想な気がする。

リモートワーク延長

下火になるどころか、油断したのか一気に感染者数が拡大し始めた首都圏の新型コロナウィルス。殆どの会社や企業では、在宅勤務・リモートワークを推奨して、出来るだけ人の往来を減らして接触感染を防ごうと躍起の状態。私の会社では、すでに2月下旬からリモートワーク推奨となり、それが3月に入ると「ほぼ命令」になり、さらに当初の予定だった3月中旬までの予定が、4月初めまで伸び、さらに今回4月17日まで延長となってしまいました。

基本、勤務形態が在宅勤務中心で、週に一度横浜のオフィスに通勤している自分にとっては、日常の変化は殆ど無いのですが、いつもは電話会議やメールベースで仕事をしていて、週に一度金曜日はオフィスでF2Fのミーティングをしているのが、そのオフィスで電話会議やメールベースで仕事をするという逆転現象だけは慣れない。ハードウェア開発に関わっている人間は、流石にリモートワークと言われても難しいようですが、ソフトウェア開発にとっても、セキュリティや色々な事情から、あえて社内からしかアクセス出来ないように設定しているサーバーや開発環境があり、在宅勤務の延長により、それが影響しだしてきています。

そんな、隔離された、閉じた開発環境を、自宅からでも利用出来るようにするツールとかを、今準備しているらしいのですが、例えばセキュリティの問題も心配だし、あと社内に設置しているのは、ダウンロードとかアップロードとか、ネットワークパフォーマンスも重要だから。それを自宅からアクセスするとなると、光回線ならまだ良いかもしれないけれど、そうで無い人は困る人も多いんじゃ無いだろうか。また、その為に開発システムを自宅に持ち帰ったり、さらにそこに必要なモニターとかツール類も準備しないといけない。私はずっと在宅勤務をしていたので、仕事戦用の部屋があるんですが、その部屋がどんどん会社のワークショップみたいになっていく気がする。

今の所、4月17日まで延長となっていますが、多分4月一杯、G.W.の直前くらいまで、さらに延長されそうな気がします。延長されたので、その間に予定されていた会社の健康診断もキャンセルされたし、4月1日からの新入社員さん達とか、どうするんだろうか。今月3月は、多くの企業が年度末で、本来なら最後の駆け込み営業で大変なときなんだろうけど、世の中がこんな状態ではもう諦めの境地なのかもしれない。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系10滞在目(12泊目)。都内への移動自粛、外出時出陽性が出されて、静岡県知事も自粛要請をするなか、今週もF2Fのミーティングのために横浜のオフィスへの新幹線通勤。さらに翌日は、AMC Diamondのフライト予約を入れてあるため、仕事終わりからの宿泊。

新型コロナウィルスのために、経済活動にも大きな影響が出ていて、特に旅行業界は大打撃。この横浜シェラトンも、どんどん宿泊料金が下がっていて、とうとう1万円を切るレートまで出現してビックリ。実は夕食代わりに館内のバーに行ったんですが、馴染みのバーテンさんもお客さんの入りが不調で、週末などはバーやレストランを臨時休業にしようかという話まで出ているとか。多分4月中はこんな感じで自粛モードが続くんだろうから、それまでに影響がかなり出てきそうな感じ。それでも、チェーンの大手はなんとか持ちこたえるんだろうけど、中小の宿泊施設などは堪らないでしょうね。かといって、今が感染封じ込めの瀬戸際だけに、やはり外出や密室での集まりは出来るだけ回避するべきだし。だんだん、新型コロナウィルスと日々の生活との、チキンレースの様相になってきました。

ところで、気温の関係なのか外の天候の関係なのか、今回アサインされた部屋から、何故かきしむような音が一晩中聞こえてきて熟睡できませんでした。どうも、部屋の右上天井の辺りから聞こえるんだけれど、何だろうか。台風の時などに、建物が揺れてねじれた時に聞こえるようなきしみ音なんだけれど、大丈夫かこのホテルの建物。何か地面からの微妙な振動が、丁度共振しているのだろうか。いずれにしても寝不足ですから、機内ではぐっすり眠ることにします。

2020年3月27日

嗅覚・味覚障害

阪神タイガースの藤波選手が新型コロナウィルスの陽性反応が確認され、阪神のみならがプロ野球の4月下旬開幕が厳しくなってきました。それはそれとして、この藤波選手の新型コロナウィルス反応が分かったのが、本人に発熱や倦怠感などの症状認識は無かったけれど、嗅覚・味覚障害を認識して検査を受けたところ陽性反応が出た、と言うもの。重篤な肺炎を引き起こす、この新型コロナウィルスが、どうしても嗅覚・味覚と言う部分に影響するのか因果関係はまだ不明らしいけれど、PCR検査やCT/MRTでの肺炎検査とは別に、早期発見する一つの指標になり得るらしい。

実は、今の新型コロナウィルスが社会的に認知されるより以前に、何かのタイミングで全然味が感じられないときが何度かあったんですよね。ただ、それって特定の食事、例えば会席のコースを食べていると、お澄ましの味が全然しないんだけれど、その前後の八寸とか焼き物等は普通に味がするとか。今回の件と関係あるのか無いのかは全然分からないけれど、そんな経験はここ2~3年位で始めての事だったので、もしかしたら実は数年前くらいから、今の新型コロナウィルスの以前のバージョンというか、そんなものが実は日本でも密かに流行していて、結構インフルエンザとかと誤解されていたか、症状が軽いので、そのまま無症状で拡散だけしていたのかも。

陽性が確認されて、これからかなりの期間隔離される藤波洗車や濃厚接触者の人達は大変だろうけど、早期に発見されて拡散が防げたと言う事と、何よりも発熱していない、普通に練習できる、でも何か変だという事で自ら検査を受けた藤波選手は誉めるべきじゃ無いだろうか。仮に優性反応が出れば、最低でも二週間は練習はおろか、体を動かすことも不自由になるわけで、正直今シーズンの半分くらいは少なくとも棒に振るかもしれない。目をつぶって、そのまま練習をして、なんともなければ良しという安易な考えで続けていたら、気がついたらチーム全体に感染していたなんて事になったら、目も当てられないですからね。

閑話休題。嗅覚・味覚が鈍る、機能しなくなるということは、鼻とか舌のセンサーがおかしくなっているか、そこからの神経組織が何か阻害されているという事なんでしょうね。素人の考えだけれど、新型コロナウィルスが肺に感染する前に、その手前にあるであろう、嗅覚・味覚の神経に影響するのだろうか。実は、肺へ繋がる気管支と食物が胃に入る食堂は、途中で交差しているわけだから、あながち関係無いわけでは無いかも。まだまだ終わりが見えないけれど、これが何か解決への糸口になってくれると嬉しいのですが。

那覇空港第2滑走路

沖縄県民の悲願(?)だった、那覇空港の第2滑走路が完成し昨日から供用開始。既存の滑走路(RW18/36→RW18L/36R)と平行に、西側の海上を埋め立てて作られた第2滑走路(RW18R/36L)は、RW18R部分が現在の滑走路やターミナルビルのある地上部分と接続する誘導路が設けられていて、第1滑走路を横切って現在のターミナルビルに繋がるデザイン。その為、さらに将来には二つの滑走路の愛大有る海面を埋め立てて、ここに新ターミナルビルや商業施設・ホテル等を作る計画があるらしく、その布石も兼ねて管制塔は両滑走路の中間位置の陸上部分に今回移設されています。
第2滑走路が加わることで、年間離発着数はこれまでの13.5万回から24万回にほぼ倍増するらしいけれど、それって新しいターミナルビル前提ですよね? 第1滑走路だけの離発着でも、今のターミナルやスポットでも賄いきれない感じなのに、それが倍増したらますます混乱しそう。それに、現在の状態では、基本出発便は第1滑走路のRW36Rを、到着便は第2滑走路のRW36Lを利用することになるんだろうけど、そうすると到着便が既存のターミナルビルに入るには、第1滑走路を横切らないといけないから、効率が悪くなりますしね。滑走路の間にターミナルビルやスポットがあれば、離陸用、到着用、どちらの滑走路を使用しても効率よく利用できます。あと、どれくらい掛かるのかなぁ。ただ、そうなると、既存のゆいレールの那覇空港駅との接続はどうするんだろうか。地下通路を作るのか、どうするのか...

明日は、久しぶりに沖縄へのフライトを予定しているので、運良く第2滑走路に着陸できるだろうか。残念なのは、到着便の座席は窓際じゃ無いんですよね。出発便は窓際のシートなので、明日は風向きが変わって、到着にはRW18L(第1滑走路)、出発にはRW18R(第2滑走路)にしてくれないだろうか。

2020年3月26日

Hilton HHORNORS Status

新型コロナウィルス対応で、各航空会社やホテルチェーンは対応に追われている日々ですが、HiltonからHiltonのFSP HHORNORSメンバー向けに、FSPルール臨時変更のお知らせが。

  • 予約関係
    • 確定済みの2020年6月30日までの予約に関しては、変更不可(前払い料金)のレートであっても、到着24時間前までであれば、無料で変更やキャンセル可能に
    • 本日から2020年6月30日までの間に予約される新規予約に関しても、到着24時間前まであれば、無料で変更やキャンセル可能に
  • HHORNORS Status
    • 2020年3月31日で終了予定の、2019年度のHHORNORS Statusは、自動的に2021年3月31日まで延長(Diamond→Goldなら、Diamond→Diamondに)
    • 2020年度獲得HHORNORS Statusは、自動的に2022年3月31日まで延長される(通常は、2021年3月31日まで)
    • 2020年12月31日までに有効期限切れとなるポイントに関しては、有効期限切れを保留
    • 特定クレジットカード付帯の週末無料宿泊権に関しては、2020年3月11日時点で期限切れになっていない2020年8月30日まで有効のものを、有効期限を来年夏の2021年8月31日迄延長。
個人的には、余り影響は無いかなぁという感じですね。

首都封鎖

ここ数日の新型コロナウィルスの急激な感染拡大を鑑みて、小池東京都知事がこの週末の不用不急の外出・移動自粛を要請。先週の連休には、大阪と兵庫の往来自粛が要求されたけれど、今週はというか平日の移動も含めて今が勝負所と見たのだろうか。

確かに、ここ数日感染者数は減少していたのが、41名と急激に増え、その中には都内の病院内での院内感染者10名以上が含まれるなど、ホットスポットがまた増えてきている印象は受けますよね。最初に北海道などで感染者が急増したときには、感染元は中国の武漢などからの訪日観光客と推定されていたけれど、現在は欧州や東南アジアなどからの帰国者が持ち込んで来たと推定されます。ここ一週間、二週間くらいの間には、そう言う地域から大量に帰国や入国をしていて、そう言う人達が持ち込んだのあれば、潜伏期間が終わって発症が出てくるタイミングでしょうね。

とは言っても、日本国内で最も人の数が多く、最も人の往来が多い地域だけに、どの程度自粛出来るのか、どの程度効果を発揮するのか。まぁ、実際には本当に人の移動を制限して感染拡大を防ぐと言うよりは、そう言う危機感を持たせることで、手洗いやうがいと言った基本的な感染予防対策を再度徹底させることが目的なんじゃないだろうか。そんな中、今週も自分は横浜のオフィスに仕事で出かけるわけですが...

幸か不幸か、この金曜日から週末にかけて天気は雨模様になり気温も再び下がり気味になるらしい。丁度桜の季節で、花見に出かけたい人も多かったかもしれないけれど、天気も少し味方になって外出自粛に貢献するかも。でも、湿度が高くなると空気中に水滴がいつも以上に浮遊することになるから、そこに新型コロナウィルスが入ると、想定されている飛沫感染以上に感染力は高くなってしまうのかなぁ。それに、雨模様だと、窓を開けて換気すると言う行為もしづらくなるかぁ。やはり、いつもよりは楽観視せずに、いつもと同じかそれ以上の注意は必要ですね。

春シーズン終了

既に4月に予定されていた春の公式戦は中止の告知がされていましたが、未だ勢力が衰えない新型コロナウィルスの影響を鑑みて、春シーズンの公式戦全て中止が発表に。個人的には、4月はまだ厳しいかもしれないけれど、5月に入れば可能性はあるかなと密かに期待していたので、この決定は仕方ない判断とは言え残念。同時期に開催される、プロ野球は4月下旬から開幕する予定だし、JリーグもJ3は4月後半から、J1、J2は5月からリーグ戦が開催される予定になっているわけで、そんな中で試合数も比較して少ないし、屋外スポーツだし、可能性は高いと思っていたんですが。

一つ感じるのは、プロ野球とかJリーグは、オンシーズンの公式戦であるのに対して、フットボールに関しては、春の試合は「公式戦」ではあるけれど、レギュラーシーズンの試合ではない、ということ。そう言う意味では、どうしてもその試合を開催しないと、今シーズンが成立しないと言う危機感があるわけでは無いし、正直なところチームによってはそう言う状況の試合を春にわざわざ開催することに疑問を感じている場合も有るでしょうね。X1のチームにとっては、春のパールボウルや関西のグリーンボウルは、一つの目標ではあるけれど、それで優勝したからと言って秋に何か優遇されることは無いし、場合によってはその試合中に有望選手が怪我でもしたら目も当てられない。春は引退選手と新人・移籍選手が入れ替わる時期なので、チームのシステム作りに専念したい、選手の基礎体力釣り国専念したいと思うコーチも多いでしょうね。

そう言う考え方は理解出来るし、個人的にも一里あると思う半面、ファンからするとただでさえ露出度の少ない日本のフットボールが、ますます見えなくなることで、スポーツとしての存在感が小さくなるんじゃ無いかという事が心配です。勿論、春の試合を開催したからと言って劇的に存在感が高まるわけでは無いけれど、それでもゼロよりはましだろうし。秋のリーグ戦にしても、X1 Superで8~9試合、それ以下のリーグではもっと試合数は少ないわけで、こちらも露出度は少ない。その少ない機会にどれだけ集客するか、どのチームも苦労しているわけで、その為にもこの春の時期の試合の存在は決して小さくないと思うんですよね。

何か良いアイデアは無いか、個人的に希望するのは、こういう機会だからこそ、SNSでチーム練習の様子とか、もしやるんだったら他チームとの合同練習とかスクリメージの様子を、5分とか10分程度でいいし、別にスマホの映像でも良いから、とにかく頻繁にアップしてくれないだろうか。勿論、練習の様子だから、チーム事情もあって何でもかんでも公開というわけに行かないだろうし、3月はチーム練習自粛だったらしいから、4月もまだどの程度の練習が可能なのか分からない。でも、無いよりはましだろうし、ファンに取っては日頃見られない様子は付加価値は高いと思う。そして、選手一人一人とかコーチ一人一人から、某かのメッセージが最後にでも入っていれば、それも結構付加価値高いと思うけどなぁ。本来なら、そう言うことは今の時代試合の有無にかかわらずやらなきゃいけないけれど、こういう状況だけにいつもに増してビジビリティ(Visibility)を見せて欲しい。

2020年3月25日

国内に缶詰

4月のG.W.前まで、ほぼ国際線の運航が休止してしまい、さらに殆どの国が入国後二週間の自主隔離を要求される状態では、事実上国外への移動は出来ない状態。個人的には、3月、4月と予定していた海外旅行をどちらもキャンセルして、ややストレス気味ですが、もっと困るのが仕事で海外渡航が必要な人達。ニュースで見て、なるほどな感心してしまったのが、過酷な海外ロケが売り物のNTV系列「イッテQ!」がこの影響で撮影が出来ず困っているらしい。確かに、この番組の売りは、タレントさんが世界のあちこちへ行って、色々なロケをすることだから、番組が成り立たなくなってしまう。

それ以外の番組でも、海外から日本へ外国人を招聘しての番組とか、訪日外国人の国内での行動を密着する番組、一週間の放送番組の内2~3割、いゃ一部分だけでも依存する物を含めたら、半分くらいは影響を受けるんじゃ無いだろうか。今はまだ以前のストックがあるんだろうけど、これから5月、6月頃には底をついて、その頃まで新しいロケが出来ないと、番組自体を一時保留にしないといけないかもしれませんね。

記憶にある範囲では、例えばイモトアヤコ氏のトレーニングで国内の山とか絶壁登坂のコーナーがあったりしたと思うけれど、それ以外のだと殆ど記憶に無い。既に録画済みのビデオを、これまでなら1回分を2回分と3回分とか水増しするにしても限界があるだろうし、なかなか厳しいかも。また、今朝のニュースでは、志村けん氏が陽性反応で入院中というニュースが流れていましたが、芸能人にも陽性反応で活動休止になる人がこれから出てくるかもしれませんね。それに、タレントさんが感染したとなると、その所属事務所とか、その時に関わった制作会社とか、一気に濃厚感染者の範囲が拡大するから、他の番組作りに影響する可能性も。東京都は北海道を抜いて、国内最大の感染者数に達しているわけだから、事務所とか制作スタジオが密集している都内とかその周辺地域への影響はこれまで以上になるかも。

私も、毎週金曜日には横浜へ新幹線通勤していて、横浜駅とか人手の多い場所を通過するので、ちょっと不安になってきました。一旦オフィスに入ってしまえば、出入り口のあちこちにアルコール洗浄液が準備されていたり、トイレでも手洗いはいつでも出来るので、手洗いとうがいの励行を忘れないようにしないと。しかし、海外にも出られない、国内移動もままならないとなると、これまで以上にストレスが溜まりそう。最近は、欧州とか東南アジアから帰国した人からの感染症例が出始めていて、多分これからそう言う場所から持ち込まれた発症例が一気に拡大していくだろうから、それをどれだけ上手く抑えられるか、4月は勝負の期間になりそうですね。自分も、これまで以上に注意しないと。

東京2020延期

東京2020(オリンピック、パラリンピック)を、最大1年間延期することが正式に決定。まぁ、予想されたこととは言え残念。ただ、5月ではなくこの時期に「延期」が決定することで、判断としては早いタイミングと言って良いだろうし、それによって対策の可能性範囲も大きくなるわけで、ベストでは無いけれどベターな選択と居て良いのでは。

次の課題は、延期した大会をいつ開催するのかと言う事。候補は、多分三つあると思うんですよね。先ずは今年の秋、来年の春、そして当初予定の1年後の来年の夏、と。今年の秋開催なら、「東京2020」もそのままだし、タイミングとしても1964年の10月と同じ頃になるから、これが一番望ましいと思うんですが、如何せん元々の夏の大会後に各種イベントが集中する時期だろうから、一番開催条件としては厳しいかも。次の来年の春は、気候的にはこれも良い頃だけれど、日本は年度初めでやはりイベントが集中しているだろうし、その前の準備期間の気候が冬に掛かるから、選手的には少し厳しいかも。最後は、丁度一年ずらす案で、これが一番影響が少なそうだけれど、気候条件とか今と同じ制限が生まれるだろうし、幾つかの国際大会のスケジュール変更などが必要になるなど、こちらもすんなりとはいかないかも。

個人的には、来年の春案と夏案の間くらい、5月中旬から7月にかけて位が、気候的にも安定しているし、場合によってはマラソンの札幌開催を東京へ取り戻すことも出来るんじゃ無いだろうか。ただ、この時期に開催される他のイベントとの兼ね合いがどの程度調整できるか、それが不明。さらに言えば、来年の新型コロナウィルスの状況次第では、やはりこの時期ではまだ感染収束してからの期間が短く、特に選手の準備が難しいかもしれない。いずれにしても、先ずは時期の決定が出来ないと、再予約や中断した聖火リレーなどのイベントの対応も出来ないし、それが最優先でしょうね。一方で、7月から8月まで使用予定だった東京2020使用施設の予約を再度取れるようにしないと、丸々二ヶ月施設が遊んでしまうことになり、それはそれで経済的にも大変。そうで無くても、新型コロナウィルスで施設の利用率が低迷しているところに更なる追い打ちになるわけで、これも早急に対応しないと困る人が多いでしょうね。

一番影響を受ける選手は悲喜交々かも。今年の秋なら、現在決まっている候補選手はそのままかもしれませんが、来年となると再選考という可能性が高くなるでしょうね。場合によっては、選考されていても気持ちも切れて自ら「辞退」する選手も出てくるかもしれない。まだ「延期」が決定しただけで、いつ、どの様に延期されるのか詳細はこれから。取りあえず、今年の夏を想定して進められていた準備やイベントは一旦保留されるんだろうけど、選手も我々も気持ちを切らさないことが一番重要ですよね。TLで、東京オリンピックは、前回も戦争で一度中止の後での開催になり、今回延期しての開催となれば、中止、延期、開催、全てを経験した大会になるという書込があり、なるほどなと感心したんですが、まぁ全ての波乱を経験した「東京」なら、これまでで一番面白い記憶に残る大会になるんじゃ無いだろうか。というか、そうしないといけませんね。

2020年3月24日

定点観測

昨日自宅近くのイオンモールへちょっと買い物に出かけました。そんなに酷い花粉症には今年はなっていないのですが、どうしても鼻水が出てきてティッシュペーパーの消耗が通常よりも大きいので、その補充が目的。モールに入りイオンスーパーのティッシュやトイレットペーパー売り場へ行くと、少し棚の空きはある物の、ティッシュペーパーにしてもトイレットペーパーのロールにしても、安価な物から高級品まで、それなりに量も種類も揃っていて、買い占め騒動やトイレットペーパー不足に関しては、もう心配はいらないみたい。私も、いつも購入しているクリネックスの「鼻セレブ」を一箱購入(これで無いと、かみすぎて鼻がボロボロになる)して、また平穏な日々が過ごせます。

その後ちょっと店内を見て回ると、アルコール消毒液の詰め替え用パックが結構棚に並んでしたんですが、肝心のボトルが見当たらない。自宅では、出来るだけ石鹸での手洗いを励行するようにしているんですが、やはりアルコール消毒液も欲しいなと思っていて、暫く前から機会がある毎に探してたんですが、多分アルコール消毒液の商品を見たのは初めてかも。イオンのPB製品だったので、イオンが大量に調達しているのかもしれない。でも、詰め替え用パックでは、そのままでは使用出来なくてちょっと悩みました。

ここで思ったのは、同じイオンモールに入っている無印良品で、MUJIの詰め替え用ボトルを購入して、そこに入れて使用出来るんじゃ無いだろうかという事。ただ、ここで心配になったのは、多分MUJIの製品はシャンプー等の詰め替え用目的なので、噴出口の所がアルコール洗浄液用には出来ていないのでは無いかという事。具体的には、アルコール消毒液を使う場合は、アルコールを含んでいるわけだから、通常は噴出口が閉じてアルコールが揮発しないような構造にしていないと駄目なんじゃ無いだろうか。シャンプーなら、粘度があるシャンプー液が途中のチューブなどに詰まって空気を遮断するだろうけど、アルコール洗浄液はそうは行かない。もう一つは、ボトルの素材が、確かポリプロピレンとか特定の素材で、かつ消毒用アルコールは高濃度なので、高濃度対応しているボトルが必要なはず。MUJIで確認する時間も無かったので、結局詰め替え用パックは購入為なかったのですが、多少コストアップするとしても、日本のメーカーはこの機会にボトルを製造する事はしないのだろうか。特別に、政府援助をこの分野に回しても良いのではと思うのだけれど。

相変わらずマスクは品不足で、別に何百枚も欲しいとは思わないけれど、ちょっと異常な感じ。勿論、医療機関とか必須の場所への配給を優先しているなら、それなら良いのですが、そろそろ月産1億枚とかから増産出来ていると思うのに、余りその状況を実感できませんね。早く安定、沈静化する事を祈るばかりです。

ひな壇議員

週刊誌が新しい「ネタ」を提供すると、それを根拠にまた国会で騒ぎ出す特定野党。MCが何か一言言うと、それに反応してワイワイガヤガヤ騒ぎ出す、テレビのひな壇芸人みたいな物で、個人的には「ひな壇議員」の称号(?)を与えたいくらい。

その週刊誌は、森友学園問題に関係した財務相近畿財務局職員の自殺に関しての記事で、残された奥さんが個人の手記を公開して、関係者の責任を問う物だけれど、不幸なこととお悔やみ申し上げるけれど、本当に責任を問いたいのであれば、やはり採番に訴えるしか無いのでは。どう言う理由で週刊誌に取り上げられたのかも分からないけれど、言い方は悪いけれど雑誌側は販売部数が伸びればいいわけで、決して味方にはなってくれないと思う。逆に、色々な思惑を持った第三者が集まって、言いように利用されてお終いだと思う。個人の遺産相続問題って、身内であってもいろいろとドロドロした悲劇が起こることが多いけれど、これもある意味そう言う類の話と似ているんじゃ無いだろうか。

当時の調査でも、当時の佐川局長が国会で言質を取られないようにある意味過剰反応をして文書の修正を要求したことで、その下の組織が結果的に文書を改竄したことは確か確認されていて、その責任も問われたはず。そう言うことが自殺の大きな原因になったことは確かだろうけど、そう言う状況を作り出した責任は野党にもあるわけで、客観的に事実を評価するのでは無く、最初に疑問ありき、最初に総理の責任ありきで話を作っていくから、どうしてもバイアスが掛かった話しか進まないし、それによって関係者を呼びつけて「何とか調査チーム」とかで追求して行くことも、大きなストレスに成ったはず。当時の追求している映像は今でも残っているけれど、最初から相手を非難することだけを目的にしているとしか思えない。翌刑事捜査の密室尋問が問題になるけれど、あの様子と同じじゃ無いかといつも感じます。

で、野党はあれを「成功体験」と思っているのか、また週刊誌を根拠にこんなことをやり始めている。新型コロナウィルスの影響で、明日のお金が無くて困っている人が沢山生まれてきているのに、そんなことそっちのけ。だから、政党支持率も下がるし、批判も日に日に大きくなっていき、ますます自分達の周りには極々一部の支持者しか残らなくなっていく。言ってみれば「裸の王様」状態になっているんだけれど、それを良しと思っているんだろうか。大体、先の参議院選挙前は、消費税増税反対と言っていたのに、選挙が終わると言わなくなったり、この経済危機の時こそ大胆な経済政策を提案して存在感を見せるべきなのに、それよりは既に使い古された「モリカケ」を再登板させるセンスの無さ。ひな壇芸人は、多数の中でも何とかその番組の中で「爪痕」を残そうと頑張っているけれど、彼ら議員達は「傷跡」を残すことに専念しているんじゃ無いか。毎度の事ながら、そうとしか感じられない。

浜松まつり中止

地元最大のイベントと言っても良い、5月の3日から5日にかけて開催される「浜松まつり」が中止の決定に。5月に入ってのイベントだし、屋外の開催なので、まぁ開催優勢かなと思ったんですが、屋外とは言え、密集して「練り」があったりしますから、感染リスクが高いと判断されたんでしょうか。まぁ、当日の凧揚げだけじゃ無くて、開催前から町内でタコの準備で集まったり、練りの練習があったり、開催期間中は子供誕生の家を中心に、夜回ったりと、濃厚接触の機会が幾らでもあるしなぁ。

凧好きな人や町内にとっては残念でしょうけど、確か東日本大震災の時も中止にしなかったっけ。まぁ、子供の頃はこの凧揚げ参加町内でなかったので、その恨みもあり(笑)、浜松に戻ってからは興味も無く、とにかく静かにG.W.の3日間を過ごしたいという思いだけ。だから、以前はわざわざこの期間に旅行に出たりしていましたが、今年は新型コロナウィルスでそれも出来ず。自宅で大人しくしているしか無さそうですね。

「れば、たら」ではあるけれど、浜松まつりがG.W.ではなく、5月の終わり頃位だったらまだチャンスはあったかもしれないけれど、多くの企業が4月一杯の自粛になりつつある時に、やはりタイミング的に悪いとしか言いようが無い。また、屋外の試合とかコンサートならまだしも、3日間で例年100万人以上も観光で集まり、朝から夜まで凧会場や御殿屋台で人が集中する時間帯がずっと続きますしね。

しかし、これで凧関連の業種とか、飲食関係とか、影響も大きそうですね。さらには、子供の祝凧を揚げられない家庭もあるわけで、それは前回の中止の時のように翌年上げるんだろうけど、でもうれしさも半減かもしれない。まだまだ、我慢の時が続きますね。

2020年3月23日

UA PQPは沖縄が狙い目?!

新型コロナウィルスで、趣味(?)の空飛びも侭ならない今日この頃。その中でも、USが事実上の鎖国状態になり、日本もそれに似たような状態になってしまい、少なくとも4月一杯の海外旅行は無理そう。そんな中で、UA MP 1Kをどうしようか毎週末悩むわけですが、ふとしたことから国内線でも結構お得にPQPが獲得出来るんじゃ無いかと言う事を発見。

PQPの算出に関しては、UAで発券すれば基本他社便でもその購入金額分がPQPとしてアカウントに登録されます。ただし、理由は不明ながらUAでANA便を発券すると、どうも特定のチケットクラスしか日本からは予約できない様子。それではと、ANAで発券してUAのアカウントに付けると、クラスボーナスも含めたマイル数の1/5が登録されることに。安いチケットでもそれなりのPQPが登録されるのは良いのですが、US$1(≓110円)=1PQPから比べるとやはりコスパは悪くなります。ここで、UA以外発券(チケット番号が"016"以外)の場合、以下の方程式が成立すれば、UA発券よりも効率よくPQP獲得出来る事になるんですよね。
BM×C/5 > Z (BM:ベースマイル、C:クラス倍率、Z:料金のドル換算)
例えばベースマイルが100マイルでクラス倍率が2倍だと、料金がUS$40以下ならUA以外発券でもお得。ここでいつも利用している羽田-沖縄線のケースを当てはめてみると、

  • Super Value Premium 28で、Z/Pクラス(1.5倍)と想定:
    984*1.5/5= 295 (≓32,000円)
  • Super Value Premium 28で、Dクラス(2倍)と想定:
    984*2/5=394 (≓43,000円)
  • Super Value Premium 28で、J/Cクラス(2.5倍)と想定:
    984*2.5/5=492 (≓54,000円)

時期によって料金は変動しますが、同区画のプレミアム料金を見てみると、

  • プレミアム運賃: 約61,000円
  • バリュープレミアム3: 約54,000円
  • スーパーバリュープレミアム28: 約36,000円

ですから、そんなに悪くないレートです。仮にUAで上記の価格でチケット購入しても、税金とかその他施設使用料など分はPQPに換算されないので、ざっくりとした感じではほぼ同等と言って良いのでは。仮に、Super Value Premium 28がDクラス扱いだったら、UA発券よりもANA発券でFFPをUAに付ける方が、コスト的にはお得と言う事になってしまいます。基本、UAでPQPをある程度獲得して、可能ならANA国内線の往復でPQFを稼いで、可能なら54PQF/18,000PQPでUA MP 1K更新出来たらベストなんですが、その調整用とし使えるかもしれないなぁ...

五輪検討

今年の夏に開催予定の、東京2020に関して、今の所日本は「予定通り開催」という前提を崩していないけれど、どうも状況が変わりつつある感じ。開催地の日本ですら、まだ「自粛解除」とか「感染終了」とは宣言するにはほど遠い状態。それでも、今の状態が進めば、日本の場合は早ければ4月中にはある程度の「安全宣言」は出るかもしれないし、5月になればかなり安定した状態にはなるだろうけど、日本以外の国・地域の選手はまだそんな状態にはならないことは明らか。真だ腺主専攻が大和邸内種目もあるわけで、仮にそう言うプロセスを省略して選手を決めても、準備期間が短すぎ過ぎるでしょうね。特に極東の日本での大会だけに、アジア以外の国の選手はある程度早めに日本に入ってコンディション調整が必要に成るだろうけど、となると出来れば6月中、最短でも7月の初めには訪日しないといけないけれど、それを考えると今状態では厳しそう。

既に種目別の団体では、今夏の開催を中止あるいは延期することを要請していますが、中止は日本としても飲めない話だろうし、既に2024年のパリ大会、2028年のロサンゼルス大会までは決定しているから、仮に再度開催をするにしても2032年以降。IOCとしても、「中止しない」事は言っているけれど、「延期」の可能性を探る一ヶ月に成りそうな予感。「延期」となると、まずは秋に移動する案が一つだけれど、そうなるとアメリカはNBA/NFLとぶつかるから難色を示しそう。欧州もサッカーがあるし、南半球はラグビーシーズンが始まるのかな。ただ、それなら来年の夏となると、それはそれで既に今年の東京2020のために変更して移動した大会もあるので調整が難しい。だから、仮に移動するとなると2022年となるのが一番確率が高そう。この年には北京での冬季オリンピックも開催されるので、「フルオリンピックイヤー」として盛り上がりにも期待出来る可能性はあるけれど。

仮に秋に移動した場合、多分既に決定している日本の代表選手はそのまま尊重されるんだろうけど、来年以降に延期となった場合は、再潜行も必要になるでしょうね。そうなると、選考会のスケジュールも機目治さないといけないわけで、国内的にも影響は大きい。ただ、仮に2022年まで益されれば、豊洲市場移転騒ぎで頓挫した道路整備などが間に合う可能性も出てくる半面、選手村など東京2020以降に再利用を予定していた施設が2年間空かないことになり、その影響が逆に発生してしまう。実際選手村の再利用で提供されるマンションの契約をしている人が、それを見越して今の住居の契約をしているので、その延長をするべきなのか、予定通りに入居できるのか、東京2020以外への影響も色々ありますよね。

勿論、色々こんなんはあっても予定通りに東京2020が開催されることが一番望ましいのだけれど、今の状況を見ていると、今月中に終息宣言が出ない限りは多分無理そう。でも世界的には、4月一杯まで渡航・移動停止宣言をしているから、終息宣言はどんなに早くても4月の終わりか5月に入ってから。そこから、再度代表選手が準備をするとしても、かなり遅れは否めない。中には、代表辞退する選手も出てくるかもしれませんね。色々大人の事情で、日本から延期とか中止と言う事は言えないので、そう言う場合はIOCから言わせないといけない。新型コロナウィルスという自然の理由だけで無く、そう言う大人の事情も絡みに絡んで、直ぐに解決しそうも無いことだけは確かですよね。まぁ、優先順位としては、まずは新型コロナウィルス対策なんだけれど。

2020年3月22日

Bluetooth Keybaord再び

一年程前にデスクトップ機を更新して、その時にBluetooth Keyboardを試してみたんですが、アプリでの入力中に、途中保存などで入力が中断されると、それでBluetooth接続が途切れてしない、リセットが必要な状態が発生。また、USB Keyboardに戻して使ってたんですが、昨日部屋やパソコンの掃除をしたときに、何となく閃いて再びBluetooth Keyboardを繋いで見ました。「繋いで見ました」と言ってもやることは簡単で、これまでのUSB KeyboardのUSBケーブルをデスクトップ背面のUSBポートから抜いて、そこに以前使っていたBluetooth Tranceiverを挿入。後は、しまっておいた以前のBluetooth Keyboardを再び取りだしてスイッチをONにするだけ。

以前一度構成しているからか、そのまま本体の電源をONにすると、パソコンが起動してWindowsのサインイン画面が出たところで、そのままBluetooth Keyboardから入力してWindows Desktopが表示されます。そのまま、普段通りにパソコンを使用して居たんですが、心なしか以前よりも入力作業が快調というか、以前頻発していた、このBlogやWord等の入力途中での保存時に、入力動作が保留されてそれがそのままBluetoothの再接続になる事がありません。また一日二日の使用なので、「問題なし」と言えるほどでは無いし、過去の経験から言えば、こう言う事を書き込んだ後に、「あぁ~ぁ、やっぱり駄目でした」となるのが通例(笑)。でも、自分なりにこのBlogの入力画面を開いて、かなりランダムに入力操作をしてみましたが、以前のように保存中にフリーズ見たいな事になる様子は無い。BluetoothのDriverは、OS in-box driverですから、可能性があるのは、昨年使用していたOS 1809/1903から、現在の1909にアップしたことが、何かの修正に繋がっているのかもしれない。

あるいは、Blogger側で対策した可能性もあるかも。でも、これは単純なWebアプリで、そこまで入力状態を管理して対応するほどの昨日は無いと思うし、その可能性は低いじゃ無いかと。となると、やはりOSのin-box driverが、入力中のBuffer処理とか改良したように思えます。まぁ、理由はどうあれ、これまでのトラブルが解消されて、寄り快適な使用環境が提供されたわけで、それに文句を言うつもりはさらさら無い。今現在Googleで検索してみても、実は同様の症状を言っている書込は見つからないので、もしかしたらMS自体が認識してコードの最適化、あるいはデザインを修正したのかもしれませんが、まぁユーザーとしては結果オーライです。

Bluetooth Keyboardを使うと、やはりケーブルの取り回しが無いのがなんと言って便利。以前のUSB Keyboardも、本体は小型でしたからそんなに邪魔にはならないけれど、ケーブルが利用場所によっては絡まったり邪魔になったりするわけで、それがたまに発生するから尚更気に触ることも。Bluetooth Keyboardは、そんなことは無いので、やはり使い勝手はベターですよね。唯一の難点は、時々充電が必要な事ですが、一応一回の充電で一月位は持つ計算になっているので、まあ二週間に一回くらいは、就寝する前にUSB充電出来るポートに接続してやれば、寝ている間に満充電になるでしょう。幸いなことに、給電機能なUSBポートは、自分のデスク周りにいくらでもあるので(笑)、困ることは無い。たまたま切り替えたわけですが、結構以前よりも使い勝手も良くなって便利なので、暫く様子を見てみようと思っています。


春の予定

関東学生連盟が、春のオープン戦予定を公開。最初の試合が4月19日からと言うことになっているけれど、確か学生も今月は練習自粛モードのはずだし、そう言う意味で試合をするだけの準備が整うのか不分だし、世の中的にも4月19日という開催時期は、現時点では早い気もします。ただ、基本屋外での開催ですし、感染する側も十分なスペースを取れるだろうから、後は選手やチームが接触感染のリスクに対応すれば、全体としてのリスクはかなり下がることは確か。ただ、繰り返すけれど、今月は多分どこのチームも個人練習中心で全体練習が十分に出来ていない中、いきなり試合が始まる印象は拭えない。

社会人の試合は、結構早めに4月の試合中止が発表されましたが、5月の試合に関しては20日に理事会があり、そこで決まるはず。正式発表は週明けなんだろうか。元々の予定では、5月2日の試合が東西どちらも最初の試合になるわけで、仮にチーム練習が4月から条件付きでも解禁になったとしても、練習できるのは土日4会に29日の祝日を含めて9回。まぁ、春の試合は新人選手の様子見とか、基本的なプレー中心だろうから、余り無理はしないと思うけれど、それでも初戦は勝ちたいところで、なかなか厳しいかも。

3月中までは、選手の移籍も自由に出来るけれど、4月からは必要な手続きが多くなり、なかなか選手確保は難しくなると思うんですよね。多くのチームは、3月までにトライアウトをして、ある程度の選手を確保して春の試合でスクリーニングして行くんだろうけど、そのトライアウトすら出来たかどうか... チーム側も困るだろうけど、所属が決まらない新人・移籍選手にとっても大変ですよね。個人的には、元々決めた選手の移籍ルール、勧誘ルールは4月からはその通り実行するとしても、最終的な選手登録に関しては、昨年は確か6月中旬が締切だったと思うけれど、もう少し伸ばして流動性を担保して欲しい。それが、チームやリーグの活性化にも繋がると思うから。

あまりいい話が出てこない、この新型コロナウィルスの状況ですし、まだまだ先が見えない状況ですが、そろそろ少なくともフットボールでは良い話しを聞きたいところですよね。

UA国際線壊滅

先日、4月中の国際線の85%、国内線42%、合わせて全体の60%減便することを発表したUAですが、数日たたないうちに更なる国際線・国内線の減便を発表。4月中は95%の「減便」と言うけれど、殆ど「運航停止状態」じゃないかと。詳細は現地時刻で3月22日(日本の月曜日か)に発表されるとの事ですが、

  • 大西洋路線
    Cape Town(CTP) - Newark (EWR)の、3月28日のCPT発を最終フライトを最後に、それ以外の路線は3月25日の運航を最後に停止
  • 太平洋路線
    3月22日から太平洋路線を順次停止して、3月25日の米国行き路線が最後。例外は、San Francisco(SFO) - Tahiti-Papeete(PPT)とSFO - Sydney(SYD)で、3月28日の米国行きが最終便に。ただし、Guamへのフライトと、島嶼間サービスは部分的に維持(米軍対応か)
  • 南米路線
    今後5日間でフライトを削減し、3月24日以降はメキシコへの日中限定路線のみ運航。メキシコ以南の中南米へは、3月24日のフライトを最後に停止
  • カナダ路線
    4月1日から全ての路線を暫定的に停止
  • 米国国内線
    国内線の更なる削減は予定していないものの、政府の動向と地域の状況を元に暫時スケジュールを変更する可能がありそう
直前で中止したLos Angeles行きですが、帰国便として予約していたのが、現地3月23日発のANAのSEA-NRT便。その振替としてUAがオファーしてきたのが、24日発の同じANAのSEA-NRTか、23日SFO発のUA便でしたが、結構ぎりぎりだったかも。これで、4月中の回復は無理だとして、日本のG.W.明けくらいにどうなるんだろうか...

2020年3月21日

振替手続き

新型コロナウィルス対策で、航空各社は減便・運休、さらには発券済みチケットに対しての払戻や振替などの対応で大変そう。どこの会社も、一定期間内での解約・変更手数料免除をベースに、会員資格の延長や、来期会員資格取得ルールの緩和等を軸に、顧客の繋ぎ止めに頑張っている様子。まぁ、そう言うこともあるから、個人的には「キャンセル(払戻)」ではなく、振替等で原資が残るようにしてあげたいところですが。

で、太っ腹というのか、ANAはANAとして必死なのか、会員繋ぎ止めの為の苦肉の策なのか、AMCのロイヤリティのベースである、Premium Point(PP)を1月1日から遡って6月30日までの搭乗分を、通常の倍にする事を発表。私も含めて、青組マイル好き連中は色めき立ったに違いない(笑)。不謹慎だけれど、でもある意味経済を回す重要な要素ですしね。本当なら、来週から供用開始となる羽田2タミの国際線部分を利用したいところだけれど、渡航先候補の米国にしても東南アジアにしても、ほぼ鎖国状態になっているし、言ったところで無事に帰国出来る(入国出来る)か不明なわけで、やはり4月一杯は国際線利用は厳しいかなぁと実感しています。だから今の所は、米国の様子を見ながら、5月に行くつもりで密かに準備中。

ところで、3月、4月に予定していた国内線利用ですが、そう言う状況もあり、幾つかはキャンセルするかどうか迷っていたものがあります。で、たまたま一つの予約をキャンセルしようか、あるいは6月一杯迄はPPが倍付けになるなら、後に伸ばせるなら伸ばそうかと思いつつ、何気なく画面に表示された「振替」のボタンをクリック。当日から一週間分毎に同区間の空いているフライトが表示されるんですが、ここで一寸ビックリしたのが、振替便の座席は購入為たクラス以外も提示されるんですね。つまり、私はPremium Class最安値のPremium Super Value 28で予約しましたが、振替便ではPremium Classの残席が表示されて、追加料金無しで座席指定が出来る。だから、新規予約ではもう席が無くても、この振りかえ作業なら希望した日付・時間帯で予約が取れることを発見。100%希望通りとは流石に行かないけれど、それでも90%位予定変更出来て、心の中で感謝したしだい。

飛行機好きとしては、やはり「乗って応援」するのが一番な訳で、その点で協力する事はやぶさかでは無いけれど、肝心のフライトスケジュールが無くなってはどうしようも無い。国際線の場合は、フライトは出来ても、相手国が入れてくれなければどうしようも無いので、ここは航空会社だけで無く相手国の状況にも左右されます。結局、4月、5月は、国内線で頑張るしか無いのかなというのが現状ですね。

カード不正使用疑い

保有しているカードの一つ、三井住本Hilton Platinum VISAカードに関してのお知らせがカード会社から届きました。「まだ切替には早いし」と思いつつ封を開けて中のレターを見ると、私の使用して居るカードのカード番号が露営している可能性があり、カードの切替(カード番号の変更)をお願いしますとのことで、一緒に切替手続きの用紙も同梱されていました。用紙提出での切替だけでなく、三井住友系カードのオンラインシステムであるVpass経由でも可能なので、早速システムにログインをしてカード切替の手続きを完了しました。新カード発行までは1~2週間くらい掛かるらしい。

このHilttonのカードですが、年間10滞在分利用すると、Hilton HHORNORSのDiamondが維持出来る物。あるいは、年間120万円(税金や手数料など除く)以上の利用でも同様にDiamond維持可能。昨年までは、年間10滞在以上利用で、年間の利用量は30万円位でしたが、今年はUAのPQP対策も兼ねて、こちらで航空券の一部を購入して、年間120万円以上の条件をクリアーする予定。多分、2回位航空券を購入すれば到達するはずなんですが、そのうちの1回は先日のUAのLAX/SEA行きのチケットだったので、キャンセルしたばかり。まぁ、キャンセルした分は次のチケット代金に補填出るので、早々に再発行すれば問題有りませんが。

で、このカード、基本Hilton系ホテル宿泊時しか使わず、さらに今年に入ってからは、オンラインでチケットを購入することにしか使用していません。つまり、良くあるような店頭でカードを利用して、その時にスキミングされる、と言う可能性は低い。となると、何らかの方法でカード情報がサーバーから抜き取られたのか、あるいは何なのか。念のため、過去半年分と真だし用確定未定分の最近の利用状況を確認しましたが、特に不正利用の履歴は無いみたい(カード会社側でブロックしているのかもしれませんが)。まぁ、このカードの場合、過去からの利用履歴を見ても、殆どがホテル利用で、それ以外の利用機会があれば多分目立つから、システムもフィルターしやすいと思うので、そんなに心配して居ません。

カードを交換してくれるのは良いのですが、それに伴ってカード番号や有効期限の変更などは自分でやらないといけない。そんなにあちこちのサイトに登録しているわけでは無いので、それはそんなに手間では無いと思うけれど、やはり面倒なのは事実。あと、先日のUAの払戻がちゃんと戻ってくるか不安が心配(笑)。いずれにしても、便利なカードシステムの最低限のリスクと理解して、こういう状況も想定して日々のアカウント確認は忘れないようにしないと。

ANA Lounge@T2

新型コロナウィルスで大変な航空業界ですが、来週末に迫った羽田空港の第二ターミナル国際線部分の、新ラウンジの情報が。「国内最大級」で「ANA Suite Loungeが約360席」で「ANA Loungeが約900席」とのこと。現在第三ターミナル(旧国際線ターミナル)の中央部分にあるラウンジの、倍位の規模なんだろうか。で、二タミのラウンジ開設に伴い、三タミ北サテライト(114番搭乗口付近)のAnnexは、閉鎖するんですね。跡地はどうするんだろうか。UAが、Polaris Lounge(=ANA Suite Lounge)、United Club(=ANA Lounge)にしてくれないだろうか。それなりの便数が、T3からT2に移動するんだろうけど、それなりの数の新規便数が増えているわけで、T3側の混雑具合もそんなに減らないと思うのだけれど。
 「やっぱり羽田」と思うのが、ラウンジの営業時間。24時間運用の羽田らしく、朝の5時から日付が変わる最終便まで(食事などは5時から0時30分まで)。T3 110番ゲート付近のラウンジと同じ時間帯なのも嬉しい。と言う事は、T2もT3も、利用機材は均等に使われるのでしょうね。さらに気になるのは到着便。このT2側には、Arrival Loungeが出来て、ANA国際線で到着する、AMC Diamond、Platinum、SFCメンバーと、ANA国内線で到着するAMC Diamondメンバーが利用可能。成田も同様ですが、成田の場合は国内線利用者用のラウンジでもあるのですが、羽田はそちらは既にあるから、実は作らないかなと思って居たのでこれは嬉しい。特にラウンジマップを見ると、シャワールームが18箇所(内一つは広いから、車いすでも利用出来るデザインかな?)もあるので嬉しいかも。T3だと、空港内施設のシャワールームを無料で利用出来ますが、こっちの方が良いかなぁ。

本当なら、T2国際線部分供用開始直ぐの4月の始めに利用出来る予定だったんですが、今回の新型コロナウィルスのためにキャンセル。4月中もまだ厳しそうだから、早くて5月のG.W.明けかなと思っていますが、その時には早めに空港へ行って、存分に利用してみたい(笑)。

2020年3月20日

ANA国内線特別対応

4月5日までの国内線特別対応は出ていましたが、それ以降6日から28日までの国内線対応が発表。6日から28日の搭乗分については、3月19日までの発券分に関しては手数料無しで変更・払戻が可能に。私も、既にキャンセルしたSydney行きの帰国日に勢いで入れてしまった、羽田-沖縄の早朝フライトをキャンセル出来ます。

改めて日々の予約具合を見ると、この羽田-沖縄線、ANAに取ってもドル箱何だろうけど、かなり予約が入っていて、コロナ騒動どこ吹く風の雰囲気(笑)。まぁ、「暖かい場所では感染しない」という話も流れているからと言う事も有るんでしょうけど。とは言っても、Singaporeでは感染拡大しましたが、あの国は冷房大国ですからね。外に出れば暑いけれど、地下街やSMRTにデパートにSCと、ほぼ冷房環境の中で生活出来て、それってある意味空気環流に問題も出てくる可能性もあるだろうし。

いずれにしても、お得なPremium Super Value 28で予約しようとしても、もう4月分は月末近くしか取れないわけで、取りあえず4月一杯で10万PPの半分以上は届くはずですから、まぁ5月に入ってからゆっくり考えようかと。暫くは国際線理由は制限が大きそうなので、国内でマイルなり区画数なりを稼ぐことを、この4月5月の目標にしようか(笑)。

[2020年3月20日追記]
新型コロナウィルス感染拡大に伴う、ANAマイレージクラブ特別対応が発表

  • 2020年3月31日から2021年2月28日までに有効期限を迎えるマイル・SKYコインを、2021年3月31日まで有効期限延長:
    ただし、期間中に有効期限を向かえたマイル・SKYコインは一度失効したのち、翌月下旬頃に2021年3月31日まで有効期限として再度積算される、とのこと。ですから、使用するタイミングによってブラックアウト期間が1~2ヶ月程度発生するということですね。
  • プレミアムポイント(PP)の特別倍率での積算:
    2020年1月1日から2020年6月30日までのANA及びANAグループ運航便で獲得したPPを、通常の2倍に。詳細は別ページで説明されていますが、
    • 通常のPPはフライトマイル積算時に加算される
    • その後、
      • 2020年1月1日から2020年3月31日までの搭乗分は、2020年4月下旬
      • 以後、4月1日から6月30日まで、月毎に翌月下旬に追加分を積算
    • 事後登録分は、搭乗日の翌月15日頃までの登録完了分を翌月下旬に積算し、6月15日から7月31日までの事後登録完了分は、2020年8月下旬に積算
実は、今回の大幅なスケジュール変更で、FFP対応はどうするんだろうかと思っていたところ。例えば、FFPではなくFSPですが、InterContinental系では、FSPのレベル獲得必要数を75%に減らしていたりします。仮に、東京2020も考えて7月から正常スケジュールに戻るとして、3月から6月の4ヶ月間不便をしいたから、年間の1/4=75%に同様に減らすかなとか思っていましたが、既に当時養分も含めて半年分を2倍扱いするというのは意外。今の状態だと、4月分まで搭乗完了すると、ほぼ10万PP到達、今の所予約を入れている5月上旬分まででほぼ12万PP到達となる予定。それならいっその事、もう少し頑張って、6月一杯で15万PPとか20万PPとか目指そうかと悪い虫が発生している(笑)。

UA Further Reduces Flight Schedules

UAから発表が有り、4月の運航を60%削減するとのこと。内訳は、カナダも含む国内線を42%、日本も含む国際線を85%削減するとのこと。記事の中に4月の運航予定路線が記載されていますが、UAのHubであるWashington Dulles(IAD)なんか、London-Heathrow (LHR)1路線しか残らない。また、本拠地のChicago-O'Hare(ORD)も、MexicoのCancun(CUN)しか残らない。減便されるけれど、拠点として維持しようとしているのは、Newark(EWR)、San Francisco(SFO)、Huston(IAH)の3空港みたい。

気になる日本路線は、成田(NRT)-SFO、羽田(HND)-SFOがデイリーで残留。関空(KIX)-SFOは週5便に減便。後は、Newark(ERW)-成田(NRT)が週4便での運航に。成田、羽田からのSFO行きが維持されたのは嬉しいけれど、東海岸への移動が厳しくなりますね。ANAも、羽田(HND)-New York(JFK)、羽田(HND)-ORDを運休して、羽田(HND)-IADは週4便に減便しての運航予定。4月の後半位に、少し落ち着いたらと思っていたけれど、5月に入らないと無理かなぁ...

こっちの記事には、便数削減後の米系航空会社の国際線路線のグラフィックがあるけれど、各社大変そう。Deltaは、それでも踏ん張っている印象はあるけれど、これもどうなるか。しかし、UAの減便後のフライト、寂しいですよねぇ...


2020年3月19日

究極のばらまき (2)

停滞する経済やそれによって困窮している家庭屋企業救済の対策が、多分今日あたり政府から発表されるんでしょうけど、やはり今の状況を考えると、「9回裏二死からの満塁逆転ホームラン」級の政策提言が必要でしょうね。噂では、1万2千円の特別給付金とか言っているけれど、一桁どころか二桁くらい足りない気がする。年収や状況に応じて、困っているところには手厚く、それなりに足りている所には薄くしたり場合によっては無しでも良いと思う。先ずは、ここ一月、インバウンド需要期待の所なら2カ月くらいは、収入が殆ど無い状態で生活しているわけで、その中には手遅れになってしまったところも多いのだけれど、それでも助けられるところは助けて、また再生・再出発出来るところはもう一度手助けしてあげられるアイデアを出さないと。

直近の対策としては、それなりにインパクトのある給付金供給、あるいは期間を二ヶ月くらいに短くする代わりに、金額を何十万円単位にする金券・クーポンみたいな物を大々的に配布するとか、言ってみたら点滴的な物が重要。それと平行して、やはりその後、あるいはこれからやる気を出すためにも、将来的に何か希望みたいな物も必要だと思うんですよね。例えば、消費税を10%から期間限定でも8%とか5%に戻すとか、それがシステムも含めて厳しいのであれば、今実施しているキャッシュバック期間の延長と言うか、恒久化してキャッシュバック率も暫く大きくして、実質的に消費税を相殺するようなことを実行するとか。

あるいは、暫く前に問題になった「ふるさと納税」のルールをもっと緩くして、還元率を90%位まで認めるとか、地産商品で無くても、地元の企業や商店が扱う商品なら「ふるさと納税」の返礼品項目に入れて良いとか、そう言うことで物流の活性化をしないと、ある意味今のデフレを継続している状態がますます酷くなるだけ。いずれにしても、効果があることが大前提だけれど、その為に準備期間とか新規期間が長くなるのでは本末転倒なわけで、今すぐ既存のシステムを利用して直ぐに出来る事から先ずは始めるのがいいんじゃ無いだろうか。で、後は、それを長期化恒久化する事で、既成事実化して実質的な免税減税措置にしても良いだろうし、状況によっては元に戻すことを予め周知させて、そこはドライに切り替えることを前提に、逆に今思い切ったことをやるという事を国民に周知させれば、結構やりやすい気もします。

これまでの経済対策は、逐次投入をする事で結局足りないところに足りない物しか補填されなかったから、効果も生まれないし解消もしなかったことは歴史を見れば明らか。やはり危機的状況なのであれば、一気呵成に必要以上の物流を投入して制圧するのが定石なのだから、内容よりはその「量」に今回は拘って欲しい。

その猿にも及ばない野党議員

昔は、この人って、もう一寸まともな議員だと思っていたんですが、何だかなぁ。身内の席での言い方とはいえ、同じ事を与党が言えば「なんちゃら調査チーム」とか直ぐに作って、メディアを読んで、何チャラ追求委員会とか、マスコミ目線で写真を撮らせてやってる感だけ演出するだろうに。

仮に相手を猿に擬えるとしても、その茶化している「猿」にもう7年? 8年? 選挙で負け続けているわけですよね。さらに政党支持率でも50%前後を維持されていて、政党支持率ではじり貧な自分達は、その「猿」いかな訳で、幾ら交替させろと言ったところで、より悪い物に変えるような人はいないだろうし。もっと別の言い方をすれば、自分よりも大きな子供に、何をやっても勝てない小さな子供が、最後の負け惜しみで「あいつは〇〇だから」と陰口をたたいているようにも見えて、みっともない。最近元厚労省官僚としてコメンテーターとしてテレビに登場している元議員の豊田真由子氏は、秘書を「この禿げぇ~」と罵声して、それだけの責任では無いけれど結局選挙で落選して政界から離れたけれど、似たような事だよなぁ。議員なら、政策で勝負するべきで、相手の様子を取り上げて言う事は何の意味も無い。

与党党首、総理大臣という立場から、より厳しい意見や批判を受けなければならない立場というのは理解出来るけれど、「厳しい意見・批判」≓「罵声・侮蔑」では無いはず。それが許されるなら、例えば国会を勝手に休む議員を「税金泥棒」とか言っても許されてしまう。国会での見苦しい野次と何ら変わりないわけで、ああいうことを「許される」と思って続けているから、こう言う事も平気で言うようになるんでしょうね。別に、テレビで政治ドラマを見ているわけじゃ無いのだから、何か「戦っている」感を出して演出しようみたいな姑息さすら感じてしまう。討論するなら、相手の揚げ足取りとか言葉尻を捉えての些細無い言い合いじゃ無くて、問題点を指摘して相手の回答を引き出すような、丁々発止菜やり取りを期待するわけです。でも、今の与党も野党も、そんなことをやるつもりは無く、何となく審議時間を費やして、後は官僚が準備した法案をよろしく、みたいな馴れ合いに近いものすら感じてしまう。

以前の不倫騒動で「モナ男」と揶揄された細野豪志議員が、ここの所覚醒したように前向きに、しかも有意義な活動見せていて、個人的には「安倍総理の次の次くらいなら、総理大臣候補にしても良いんじゃ無い」くらいにポイントが上がっているんですが、ああいう化け方をするなら国民のためになるわけで、以前どういうことを言っていたのか、以前どう言う政党に所属していたのか、そう言うものを一気に不問に付して、今とこれからに対しての期待値が高まるわけです。その野党は、森友問題でまた週刊誌記事から、「森友問題再検証チーム」を立ち上げるとか言っているんですが、あの人達、最初の検証チームの活動結果は何だったの? 以前の同じ検証チームの結論は何で、その結果どうしたわけ? 「再検証チーム」と言うからには、前回の検証チームは結論を出しているわけですよね? でも、そんな話は聞いたことが無い。証拠が出たから、これこれのアクションをしたと言う話もとんと聞かない。結局「やりました」という格好だけで終わっているから、こう言う足下を見られるような名前を付けちゃうんですよね。そう言う考えが浅いところは、「猿以下」じゃない(マテ)。

NRT-LAX/-SEA/-NRT (5) - キャンセル

予定では直前に迫ってきていた、LAX/SEAのフライトですが、今回の新型コロナウィルス騒動に加えて、どうも米国内もゴタゴタしているし、肝心のXFLのシーズンも中止になったりというわけで、わざわざリスクを冒して飛ぶ理由もなくなってしまい、昨日フライト全てをキャンセルしました。

今回は、NRT-SFO-LAX, LAX-DEN-SEA, SEA-NRTと3区画あり、最後のSEA-NRTがANAのフライト(UAのコードシェア)。所が、新型コロナウィルスの為に、丁度その日のフライトが一週間位前に運休となり、ずっと予約上は区画予約は入っているのに、フライト情報がブランクになったまま。その為か、スケジュール変更もオンラインでは出来ず、電話で問い合わせろというメッセージが表示されます。一方で、現在混雑しているのでより優先度の高い顧客から処理するから、出発まで72時間を切ったら電話しろというメッセージも。律儀で正直者の私(笑)ですから、72時間を切って70時間位になったところで、本当に久しぶり数年ぶりにUA 1K Deskに電話してみました。

以前だと、最初の呼び出しが鳴るか鳴らないかくらいに相手が出て、直ぐに対応して貰えたものですが、今回は混雑しているのか、1K Deskもリソースが削減されているのか、電話した時間帯が悪かったのか、なかなか出ません。結局5分位待ってみましたが、埒が空かないという事で一旦電話を切ります。その後、今度は夜電話してみたところ、自動応答で平日の対応時間は××というメッセージが流れてきます。あれ、1K Deskって、昔は24時間対応じゃ無かったかな? 結構変な時間帯にかけても対応して貰えた記憶があるんですが、こちらも経費人員削減で時間帯が制限されたんだろうか。まぁ、仕方が無いので翌日(=昨日)午後の落ち着いたときにでもかけ直そうと、その日は終わりました。

翌日お昼過ぎ、いつものように自宅で仕事をしていたら、見知らぬ番号から電話が。たまたま、仕事関係の電話かと思って出たところ、UAの予約係のスタッフさんからの電話で、金曜日からのフライトの予約で、最後のSEA-NRTがキャンセルに成ったので、その代替フライトの確認の電話でして。丁度こちらから電話をしようと思っていたところなのでタイミングは良かったのですが、当初予定日の翌日のANAの SEA-NRTのフライトか、UAのSFO線に振り替え可能という説明。でも、滞在延長は出来ないので翌日のフライトは元々予定に無いし、UAのSFO行きも当日だと朝の6:00 SEA発の国内線接続のフライトで大変なので、最初から選択肢に入れていなかったもの。さらに言えば、既に気持ちは切れていてキャンセルするつもりでいたので、「申し訳ないけれど、キャンセルしたい」と申し出て、全部キャンセル処理してもらいました。その時に、今回のWaiverに該当しないのか聞いたんですが、該当しないとのことで、3万円のキャンセル料を差し引いた料金が戻る事に。ちょっと納得いかないけれど、面倒なのでそのまま処理をお願いしました。キャンセルになったANAのフライトだって、一応UAの便名が付いたコードシェア便ですからね。UAのフライトとして、キャンセル責任もUAが保って欲しいのだけれど。

いずれにしても、これで3月のこのフライトと、昨日は4月のSydney行きをキャンセルして、当分海外へ出る予定が無くなりました。まぁ、日本だけで無くそれ以上にアメリカとかその他地域もゴタゴタして居るわけですから、仕方ないのですが。4月は仕事の予定次第だけれど、もし状況が落ち着いて米国に入れるようなら、姪っ子のところによってあげたいし、4月が無理なら次は5月の何処かで狙いたいのだけれど。それまでには、いくら何でもフライトスケジュールも元に戻っていて欲しいですね。それまでは、当分は国内線で我慢することにします。()

2020年3月18日

続く減便

本来なら、この月末から供用開始する、羽田空港の新国際線ターミナルや新路線の話題で埋まるだろうこの時期、聞こえてくるのは減便や運休の話題ばかり。本来は、大きな記念式典なども予定されていただろう、T2の国際線共用部分とか、新路線開設ですが、どうもひっそりと始まりそう。ANAは、さらなる国際線の減便を発表して、目玉の北米路線や欧州線への影響が大きいのは仕方ないのかも。

一応対象期間は、4月27日のG.W.前までで、勿論新型コロナウィルスの状況次第だけれど、流石にかき入れ時のG.W.期間のフライトが無くなるようだと、かなり深刻な状態になりそうですね。勿論、ANAだけでなく、この時期を狙って日本観光に来るだろう訪日観光客への影響も大きいので、航空会社だけで無く、ホテル業界やそれに関連した観光関連企業は連鎖倒産なんて言う事もありうる話に。昨日当たりの報道だと、どうも東京2020に関しては色々障害や不安定要素はあるけれど、基本予定通り開催する方向性をIOC等は確認したらしいけれど、退会スケジュールが変わらないと、その前に予定されている各国や各競技の予選が出来るのだろうか。

多分今週末くらいに何か動きが生まれて、それが自粛緩和の方向なら、徐々に路線も復活していってG.W.前までには100%は無理でも、70~80%位まで戻れば、5月になればかなり移動の自由度も復活するかも。個人的には、5月、6月は時間が空いているので、あちこち行こうと予定していただけに、何とか今月中には何かプラスの要因が生まれて欲しいのですが。

以前の新型インフルエンザやSARSの時も、これほどでは無かったと思うのですが、何故に今回のCOVID19がこれだけおおきく騒がれるのか、多分にメディア等の煽りと言っても良いような疑心暗鬼の影響が大きいわけで、結局は一人一人が冷静にやるべき事(うがい、手洗い、快食快眠)をやって、少しでも経済が上向くようにお金も使うことが一番大事なんでしょうね。その為の準備は出来ているのですか(笑)。

Test, Test, Test only for suspected people

WHOが、新型コロナウィルスのテストを全ての人に適用しろと言っていると言うニュースや発言が出ていて、「何じゃそりゃぁ」と思ったんですが、それがこのスレッドの中のこの発言部分
We have a simple message for all countries:
test
test
test.
を取り上げて「ほら、WHOも言っている」と説明して居るんだけれど、いゃ、その直後に"Test every suspected #COVID19 case." (COVID19感染疑い者をテストする)と言っているじゃ無い。三回繰り返されている"test"と、その後の"Test every..."の"test"は同じ意味ですよ。

というか、長い発言の一部だけ取り上げるから意味が変わってくるわけで、最初のスレッドから読んでいけば、
  1.  ここ数週間COVID19の感染は急速に拡大していて、中国以外の地域からも多くの感染者や死亡者が報告されている。
  2. 感染拡大阻止のために、急速に一斉休校、スポーツイベント中止、その他集会の禁止等社会活動の自粛が行われている。しかし、COVID19制圧の核となる、感染のテスト、分離、経路探索に関してはまだまだ不十分である。
  3. 社会活動の自粛はCOVID19の感染拡大阻止に有益であり、衛生マナーの活性化にも繋がる。手洗い励行や、肘の中に咳をする事などは、自らの身ならず他者への感染リスクを減らす。
  4. しかし、それらだけではCOVID19パンデミックの撲滅には、まだ力不足である。最大の違いは、それらをどの様に組み合わせて行くかであり、我々が言い続けているように、全ての国が汎用的な対策を取らなければならない。
  5. 感染を防ぎ生命の危機を回避する最も効果的な対策は、COVID19感染の連鎖を断ち切ることである。その為に必要な事は「検査」と「隔離」である。火元の不明な火事は消火できないように、誰が感染しているか知らずして、このパンデミックを制圧する事は出来ない。
  6. 全ての国に対して言うべき事はシンブルで「検査、検査、検査」。つまり、COVID19感染が疑われる毎に検査するということ。もし検査結果が陽性なら、感染者を隔離し、発症2日前までの濃厚接触者を特定し、それらの人も検査する。
  7. 日々、世界的に検査数は増加している。WHOは、すでに150万テストキットを120の国に送っている。さらに製造会社と協力して、テストキットの増産にも努めている。
  8. WHOが推奨する事は、COVID19感染が確認されたら、かりにそれが中程度の場合でも、施設に隔離して十分なケアを与えつつ感染拡大を防ぐべき。しかし、一方で多くの国では、既に隔離施設が飽和している事も理解している。
  9. この状況において、各国は高齢者や既往書を持つ重篤者を優先するべきである。実際、中程度の感染者に対しては、隔離病院では無く、スタジアムやジム等の代替施設を利用している国もある。
  10. 別の選択しとしては、中程度の感染者は自宅で自主隔離することである。この場合、同居者に感染が広がる危険はあるので、WHOが提供するガイドラインに沿って十分な対策と注意の元に同居者は対応する必要がある。
  11. 例えば、感染者と同居者が一つの部屋に入る場合には、医療マスクを双方着用することが必要。また感染者は、独立した部屋で寝起きし、トイレも別々の場所を使用するべきである。
  12. COVID19感染者の対応には、既往症が無く健康な人を一人割り当てること。その担当者は、その感染者に対応したり、その部屋を利用した時には、必ず手洗いを励行すること。
  13. COVID19陽性から陰性に恢復した後も、感染が伝搬する可能性があることから、陽性判定後も少なくとも二週間は待機状態を継続するべきである。この期間中は、面接禁止にするべき。さらなる詳細は、WHOのガイドラインに記載されている。
  14. 重ねて言うが、私達の一番のメッセージは「検査、検査、検査」である。この感染は注意が必要で、一般的には60歳以上が重篤傾向が大きいけれど、子供も含めて若い世代にも死亡者が発生している。
  15. 以下略...
つまり、闇雲に検査して感染者を特定して隔離しろという事では無く、感染疑いが生まれたら徹底的に検査をして、そこから感染が広がらない対策を取れ、と言う事なんですよね。いゃ、どちらも同じじゃ無いかと言われそうだけれど、例えば差いをを落としたときに、闇雲に自分の周りから探すのは効率が悪いわけで、先ずはその日の行動を思いだして、財布を利用した場所から当たりを付けるように、感染疑いが出たら検査をして、擬陰性が発生(陽性だけれど陰性と判定される)して、さらに感染拡大することを先ず防衛しようという事なんですよね。

日本が落ち着いている理由の一つに、日本の病院にはCTスキャンが普及しているので、先ず不信を感じたらCTスキャンをして肺炎の状態が確認出来るので、そこで高確率でスクリーニング出来、そこからPCR検査で陽性陰性判定するから、感染者を早めに隔離出来るし、そこから必要な治療も十分に与えることが出来る。今朝も、PCR検査をもっとやれみたいな事を言っている国会議員の様子がテレビで流れていたけれど、無制限のリソースや時間を持っているわけでは無いのだから、最悪の想定の下で最大の対策をすることを考えないと駄目ですよね。その為には、医療機関のリソースは重篤者対策に集中させるべきだし、その為には優先順位を明確にして厳守するべきだと思う。

HND-SYD/-HND (3) - キャンセル

4月の初めに入れていた、Sydneyへのフライト。入国後二週間の自主隔離というので、どういうことを要求されるのか、在日オーストラリア大使館の情報とか調べてみたんですが、

  1. 事前に中国や欧州などへの渡航履歴が無く、発熱等の症状が無ければ、入国は出来るらしい
  2. ただし、「二週間の自主隔離」というのは、入国後は自宅やホテルから原則外に出て、買い物とか観光は控えるように、との事
  3. さらに、移動の場合は自家用車等専用の手段で移動する必要があり、公共交通機関は利用出来ない
  4. 多分、今回の様に短期間滞在の場合、最悪そのまま留め置かれる可能性も捨てきれないし、仮に移動中に監査とかにあって自主隔離を遵守して居ないことが発覚すると、罰則があるらしい
まぁ、元々の目的がAMC Diamondのマイルランな訳で、どうしてもSydneyへ行かねばならないと言う理由が無い以上、現状でリスクを冒して飛ぶ理由も無いなぁと言うのが正直なところ。丁度、新型コロナウィルス対応で、キャンセル手数料などが無料適用されるケースなので、残念ながら今回のSydney行きは諦めることにしました。もともと、季節が逆転しているSydneyなので、気候的には日本と同程度の4月ともう一回秋の10月位に行きたいと思っていたので、9月か10月位には再挑戦したいのですが。

で、ANAのサイトからキャンセル手続きを実行。普通は直ぐに確認メールが飛んできて、SKYコインなんかも戻されるんですが、今回は予約管理が混乱しているのか、一晩過ぎた今もまだ連絡すら飛んできません。予約自体はシステムから削除されているので、多分事務処理のバッチ処理が堪っているんだろうと想像しているんですが、それだけ見てもANAを始め各航空会社は大変そうですね。

合わせて、Sydneyでのホテル予約も解約したんですが、それ以外で一つ困ったことに。Sydneyからの帰国便は、早朝朝の05:00位に羽田に戻ってきます。当初、そのまま帰宅するつもりでいたんですが、どうせならそのまま羽田から沖縄往復しても良いじゃんと閃いてしまい(笑)、取りやすい早朝発のフライトを予約してしまいました。Sydneyからの帰国前提なので、当日浜松から出かけてきては間に合わず、前泊が前提に成るので、この予約をどうしようかと思案中。「ちょっと先走ったかなぁ」と思うものの、後の祭りです。

今の所、新型コロナウィルス対応での国内線の取り扱いは、その出発前日の5日出発分までで、だからキャンセルも出来ないのですが、もう暫くしたら4月分の国内線の特別対応も発表されるだろうから、その時に対応を決める予定。思い切って、土日とUA MP用のマイルランでもやってみようかとも思っていますが、さてどうしようかと、キャンセルした後も課題が残っています。()

2020年3月17日

究極のばらまき

新型コロナウィルスの感染は、未だ収束しないけれど、比較的安定していて爆発的感染のリスクは低そうな日本の状況。そんな中で、今問題なのは、折角上昇傾向が見えてきた経済が、一気に冷え込んでいること。最大の原因は、拡散防止のための自粛要請と、海外からの渡航停止なんですが、どこの国も新型コロナウィルスで人の出入りを止めている状態では、少なくとも東京2020が予定通り開催されて、再び人の出入りが生まれるまでは期待出来ない。そんな中で、国内で経済を回さないといけないのだけれど、その為に財政は色々日銀当たりも工夫しているけれど、問題なのは原資はあるだろうけど、それを市場で回す方法が無いこと。

一番簡単なのは、とにかくお金を個人にばらまく「ヘリコプターマネー」なんだけれど、これまでの例で言うと、それが貯蓄に回ってしまっては市場活性化に繋がらない。商品券、クーポンという手もあるけれど、これも過去実施して、それほど有効と言うほどでも無い。やはり、現金を貯蓄に回さない方法で何か配布しないと、国内消費の活性化に繋がらないし、その為に出来る事を大胆に考えないと駄目なんじゃ無いかと。

個人的に思うのは、マイナンバーと紐付けして、かなりの金額、例えば前年の収入分くらいまでの「無利子、無返済給付金」を作ったらどうだろうか。実質、年収分のお金をばらまくことになるんですが、マイナンバーと紐付けすることで、

  1. 「前年年収」だけれど、低所得層には100%支給するけれど、それ以上の世帯に関しては、80%とか50%とか、一定以上(例えば1,000万円以上)は10%とかにする。
  2. マイナンバーで家族構成も分かるから、例えば高校生以下のの子供がいる世帯には、追加の支給を許すなど、教育費や養育費に回す分は下駄を履かせる
  3. 利用目的は無制限にするが、提供期間は例えば年内とか、来年の3月一杯までとか、期限を設ける。
  4. 低所得層対策がメインだから、最初は年収xxx万円以下とか制限しても良いと思う。
  5. 企業に対しても、経営破綻や倒産回避のための資金提供を同様に考える。この場合は、責任者(社長、経営者)のマイナンバーに対して紐付けをして、前年実席程度の融資を無利子、無期限、無担保で提供する。
細かい突っ込みどころは色々あると思うけれど、とにかく今必要なのは末端に直ぐに使える「現金」を配給する事。ただ、それを無制限に行うと流石に破綻することが想像されるので、管理用としてマイナンバーを、配布先として、低所得者層から優先順位や重み付けを付けて配布することにしたらどうだろうか。その為の原資は国債なんだけれど、いっその事「まず100兆円準備しました。これを全員で困っている人優先で配布します」という事を言うだけでも、かなり違うんじゃ無いだろうか。

不親切なクロネコのスマホで送る

昨日、ちょっとした荷物を送る必要が有り、その時に最近テレビでCMをしている「スマホで送る」を試してみました。確かに、いちいち送付先を店頭で記入する手間は省けるけれど、ちょっと手順の説明が不足していて、結構戸惑いました。

一番困惑したのは、実際にコンビニでの手続きに関して。後からページを見直したら、確かに送付手順のビデオが掲載されていたんですが、今回利用した7/11のビデオは途中で止まってしまうし、何とも不便。出来れば、手順の要点を記載してそれと合わせてビデオも公開して欲しい。

で、困惑したのは、CMで店頭で取得したQRコードを提示する所までは分かっていたんですが、その後はお店の方で多分送り状を印刷して、それを貼り付けて終わりかなと想像していたんですよね。ところが、7/11の場合は、カウンターでQRコードをスキャンすると、POS端末でレシートのようなものを印刷(2枚)して、さらに細長い透明なビニールが付いたものを渡されます。ここで何をすれば良いのか分からないので、「何?」と聞いたら、7/11の店員さんは一寸不機嫌そうな顔で「こちらはお客様にやっていただきます」と言います。出、改めてその透明なビニールが付いたものを見ると、そこに渡された送り状を自ら入れて、それを送付物に貼付しないといけないらしい。ところが、透明な部分に細長いレシート用紙に印刷された送り状を入れるんですが、その入れ口がくっついていて離れない。やっと口を開いて送り状を入れようとしますが、ペラペラの紙ですが、なかなか中に入らない。やっと入れて、今度は裏の台紙を剥がして貼り付けるんですが、その台紙が剥がしにくい。何か、冷たい店員さんの視線だけが痛い(笑)。

掲載されている送付手順説明ビデオのうち、何故か7/11は途中で止まってしまって肝心の部分が分からないのですが、ファミマの手順は、最初に送り状を印刷する所が違うのと、その送り状の用紙のサイズが違うのですが、その後の透明なシート(送り状ホルダー?)に入れて、荷物に貼付するところは同じ。その肝心の説明は、ビデオだけで済ませるのでは無く、ちゃんと見たら分かるようにページに説明を記載して欲しいなぁ。先日も、クロネコさんのサービスを利用してちょっとトラブルがありましたが、何か最近のクロネコさんのサービス、以前のような「高品質さ」に欠けている気がする。

ANA発券でUAのPQP

UA MPでのPQF獲得の為に、ANA便がどれだけ利用出来るかの実証実験(?)を先日行い、その結果がUA MPのアカウントに反映されてきました。結果は予想とちょっと事なり、ANAの「国内線Value 1」は、UAの「Discount Premium Economy (E-Class / 125%)」としてアカウントに登録されてきました。

クラス倍率(125%)は予想通りだったので、良かったのですが、「Discount Premium Economy」ではなく、てっきり「Economy (B, M-Class / 125%)」相当かなと思っていたので。UA側のANAでのクラス定義のページを眺めていると、多分今回のValue-1やValue-3は「E-Class」になるのかという雰囲気。そこから想像するに、FlexがY-Classで、ビジネス切符がG-Classで、どちらも150%かな。Super Value系がB-Class以降のクラスにマップされるんでしょうけど、UAのB-Class/M-Classがどこに付くんだろうか。Super Value-21とかSuper Value-28が、B/M-Classだろうか。Super Value-45以降が、U/H/Qだと何となくしっくりきます。ただ、昨年同じような事をしたときには、Super Value-28でもE-Classで付いてきたので、このあたりは1対1でクラス対応しているわけでは無いんでしょうね。

一般的には、Super Value料金の方がValue料金よりも安いわけで、クラス倍率が同じなら前者の方がお得。でも、そんなに料金が違わないなら、直前まで予約が入れられる後者の方が有利なわけで、このあたり悩むところです。料金は、その時の予約状況で結構変動するので、状況を見ていくしか無いのですが。

2020年3月16日

NRT-LAX/-SEA/-NRT (4) - 帰国出来ない?!

世界的になかなか終息の傾向が見えない新型コロナウィルス。アメリカは、とうとうEUと英国からの入国を止めてしまったけれど、今の所日本からの入国はまだ許されている様子。今週末から予定しているLAX/SEA行きは何とかいけるかなと、ちょっと高をくくっていたら飛んだ伏兵にやられそう。

今回の旅程は、NRTからSFO経由でLAXに入り、その後SEAに移動してSEAからNRTに戻る予定。この最後のSEA-NRTですが、SFOとかの経由便だと朝の06:00発のフライトを利用しないといけなくて、それは流石に厳しいからと、ANAのSEA-NRT (13:20発)を予約していました。ところが、今回の新型コロナウィルス騒動で、中国やアジア方面だけで無く、北米線や欧州線も減便するようになり、このSEA-NRTのフライトも運休する事になってしまいました。実は、UAやANAから「フライトキャンセル」の連絡は無くて、たまたま私がUAのサイトで旅程とかシートアサインを確認していたら、何故か最後の区画(SEA-NRT)の表示が無くて、「あれ???」と思い、今度はANAのサイトでそのフライトの予約確認をしたらエラーに。そこでANAのニュースを調べたら、丁度一日違いで運休の対象日に当たってしまっていて、あららです。

実は、SEAに行く目的は、日曜日にXFLの試合があるので、それを観戦することが目的でしたが、その試合も今回の騒動でシーズン途中で中断して、既に試合観戦は出来ないことが確定。それでも、まぁ久しぶりのSeattleだし、観光しながら買い物でもすればいいやと思っていましたが、肝心の帰国便が無くなっては困ります。今回面倒なのは、発券はUAで、フライトはUAのコードシェア便の番号になっているけれど、実際の運行社はANAで、そのANAの理由でフライトキャンセルになっていること。その為か、UAのサイトの予約からスケジュール変更しようとすると、エラー表示になり「UAのこれこれに電話しなさい」と表示されます。でも、UAのサイトでは「72時間以内に利用するフライト出無ければ、問合せは暫く待って、サイトの変更機能などを利用して」と言われます。ならば、キャンセルしようと思うと、キャンセルは出来るんですが、「手数料無料」とUAは言っているけれどその手数料がチャージされます。オンラインでの処理は出来ず、でも電話での問合せは混雑しているので、72時間前まで待てと言われるし、今の所打つ手無しみたいな感じ。とは言っても、早めに予定を確定させないと、ホテルの予約も変更するかキャンセルするか考えないといけないし、UA MP 1Kの特権を生かして72時間前では無いけれど電話してみようかと思案中。

取りあえずは、元の出発日の前日に飛ぶANAのSEA-NRT便に振り替えるのが第一希望。今の所、ビジネスも半分くらい空いているから何とか滑り込めるかもしれないと思っていますが、さてどうなるか。第二希望は、日曜日の昼間のフライトでSFOかLAXに移動して、そこから翌日の太平洋線に乗り換えるパターン。こちらの方がフライトのキャパもあるだろうし、可能性は高いかもしれないけれど。今の所、帰国便以外は変更は無いみたいなので、最悪成田のカウンターで処理して貰うことになるかもしれませんが、やっかいなことです。別に、UAの責任でもないし、ANAが悪いわけでも無いし、多分世界的に機材のやり繰りや乗客のマネージメントに四苦八苦にてんやわんやして居る状況だとは想像するけれど、こちらもお金も時間も掛かる状態ですからね。出来れば、オンラインで対応出来ない状況の場合は、特別に専門の電話口に誘導するとか、何か考えて欲しいなぁ。さて、どうなるか... (続く...)

HND-SYD/-HND (2) - 入国隔離

今週末に予定していたUS行きの予定も流動的になってきて大変ですが、その後4月の初めに予定していた、Sydney行きも微妙な状態に。すでに3月26日の便のキャンセルは発表されていて、今の所それ以上の発表は無いので一寸安心していたんですが、オーストラリアは入国者全員に14日間の自主隔離義務を要請というニュースが。これ、自主的にそう言う行動を取れば良いのか、何処かにまとめて隔離されるのか、詳細が今の所不明なんですが、今月中に何か進展が無いと、来月早々に出かける予定は考え直さないといけない。

タイミングの悪い事に、このSYD旅行、帰国便が早朝05:00に羽田空港に到着するので、どうせならとその日朝早いHND-OKA往復を組み込んでしまいました。Sydneyへ飛べないなら、こちらの予約もキャンセルしないといけないけれど、今の所日程的に帰国日が特別処理対象にはなっていないので、今後の状況を見ながら対応しないといけません。まぁ、Sydney行きは多分駄目そうだから、こちらの国内線も一度キャンセルするしか無いのだけれど。

Sydneyが駄目なら、Singapore当たりに振替ようかとも思っているんですが、Singapreも日本を含む幾つかの国からの入国制限を始めていて、安易に行くことが出来ない。この3月4月は、大人しく国内線でAMCの増加に励むしか無いのかもしれませんねぇ... 今年は東京2020があるので、7月から9月頃まではフライトの予約が取れないと踏んでいて、だから年の前半である程度目処を付けておきたかったんですが、その東京2020も結構流動的な状態。多分、よほどのことが無い限りは「開催」するのだと思うのだけれど、肝心の「賑わい」はどれだけ回復するのか。

国内の状況的には、今週19日頃までに政府の見解が出てきて、それを受けて来週以降もこう言うモードで進むのか、ある程度緩和されて少しずつ元の状態に戻るのか見えてくると思うのですが、さてどうなるのか。何となく、4月のG.W.前位までは、こんな感じで自粛モード、鎖国モードで、どこも新型コロナウィルス対策が続くような気がしています。(続く...)

2020年3月15日

機内モードとNFC問題再発

昨日、羽田-伊丹往復をした時、以前遭遇した「機内モードを使用した後、機内モードを解除してもNFC/FeliCaが使用出来ない」問題が再発。現在のXperia 5に買い換えた後、たまたまフライトする機会がありこの時遭遇したんですが、その後同じようにフライト後に試してみたら、この時は問題なく使用可能に。結果、その時の状況から、Android 10に更新されて直ったと思ったんですが、どうもそうでは無い様子。

で、昨日の場合は、羽田から伊丹に飛ぶときに、当然機内では「機内モードON」にしていますが、機内のWi-Fiサービスがあったので、Wi-FiはONにしてエアショーなどを閲覧。その後伊丹到着後に機内モードをOFFにして、その後食事をしたときに精算しようとしましたが、FeliCa(この時はEdy)が反応しない。NFC/FeliCaのアイコンを何度もON/OFFしても駄目。結局その場はクレジットカードで精算して、その後スマホを再起動してNFC/FeliCaは復活したんですが納得出来ない。復路も同様に、機内モードONにしてでもWi-FiはONにして使用。その後着陸後に機内モードをOFFにして、見た目上はNFC/FeliCaもONになっているんですが、FeliCaは使えない。再起動が必要という状況は同じ。

ここまでの状況から、どうも単純な機内モードON/OFFだけでは無く、機内モードON(全てのネットワーク機能Disabled)の状態で、Wi-FiのON/OFFを実行すると、何故かNFC/FeliCaの設定にも影響するように感じられます。これが今のAndroidの制限なのか、Xperia 5だけの制限なのか分からないけれど、どうしても使い勝手は悪いし納得出来ない。実は、最近自販機でFeliCaが使えるので、試しに機内モードに一度して、それを解除してから使ってみたら、問題なく使えるんですよね。だから、単純に機内モードのON/OFFが引き金になっているようでは無い。

最近の飛行機では、機内Wi-Fiサービスが多くの場合提供されているので、機内モードをONにしてからWi-FiのみをONにして機内で利用することは良くあるシナリオの一つ。その後、着陸して降機したときに機内モードをOFFにして、そのままFeliCaが改札を通ろうとすると駄目になる、凍雨のが私のこれまでのパターンで、このあたりの組合せが原因のような気がします。ただ、Google先生に聞いてみても、同様の経験の書込みたいなのは、私の記事以外はヒットしなくて、もしかしたら自分だけの現象?と不安になる事も。うーん、納得いかないなぁ... 私の機首だけの単体エラーなんだろうか。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系9滞在目(11泊目)は、定宿の横浜シェラトン。元々は、翌日AMC Diamond用フライトで仕事終わりに前泊する予定だったので、そのフライトがキャンセルになり、振替便ではその後の予定に影響するため、全部をキャンセル。そのままだと無駄になるところ、UA MP 1Kのフライト(PQP)のトライアルを入れて、取りあえず帳尻を合わせてみました、というとこ。

いつものように仕事を夕方少し早めに切り上げて、ホテルへチェックイン。26Fのラウンジで手続きをしたんですが、新型コロナウィルス対策でいろいろサービス内容が変わっているとのこと。まずラウンジは、午前中運用停止するとのことで、利用する場合はお昼から夜の21:00まで。だから、朝食のサービスは、ラウンジでは無くなり、2Fのコンパスでの提供になりますが、そのコンパスもこれまでのようなビュッフェ形式ではなく、洋食か和食かセットメニューを選ぶ形に変更されるとのこと。夕方からのカクテルタイムはこれまで同様に提供されるとのことでしたが、それは良いのだろうか。

部屋は、広いデラックスキングにアップグレードしていただき、荷物を置いて一息ついたら、この日はそんなに食欲も無かったので、3Fのバーへ。カルマお摘まみを頂きながら、アルコール注入をして、まだカクテルタイム中だったので一度ラウンジに寄ってみましたが、結構混雑していて余り感染予防にはならない気がする。いずれにしろ、もうアルコールは十分頂いたので、コーヒーだけ貰って部屋に戻りました。

翌朝、いつもは07:00頃に朝食に出かけますが、セットメニュー形式で提供に時間が掛かるかもしれないと前日言われたので、少し早めの06:30頃に出かけましたが、レストランの中はガラガラ。和食と洋食のセットで、ジュースとかオムレツの中身とか、多少のオプションがあり、着席時に選択できます。ただ、私は洋食のセットをお願いして、パンを減らして貰いましたが、それでも全体の量は私には多かった。その後チェックアウトのために、久しぶりに1Fのロビーに降りて精算して貰いましたが、暫く前にリニューアルされたカウンター、以前よりも小さくなっている? まぁ、そんなことを感じながら横浜駅へ向かいました。

UA Leg#2: HND-ITM/-HND

UA MP用の国内線フライト第二弾。今回は、ANA発券の「Value 1I/1J」が、どの様にUA MPに付けられるのか確認するのが目的。UA MP PQFは、どこを飛んでもどれだけ飛んでも、1区画は1PQFなので、幹線路線でフライト数も多く、新幹線との競争で価格も比較的安く抑えられているHND-ITMが使えるなら、54PQFのおなりの部分をここで賄っても良いかなという物。

実は、本当はこの週末はAMC Diamond用にHND-OKAを往復する予定だったんですが、復路のOKA-HNDのフライトが新型コロナウィルス関連でキャンセルになってしまい、その一つ(=1時間)後のフライトに振り替えられてしまいました。この後用事があるため、実は元々のフライトでもぎりぎりだったので、ちょっとこの振替は受け入れられない。丁度新型コロナウィルス関連でキャンセル料が無料ですむので、キッパリとこの週末の沖縄行きはキャンセル。その後、UA MPのPQPの件でちょっと閃いたので、物は試しと空いた時間に速攻で予約を入れてみました。

行積より早めにホテルで朝食を頂いて、26Fのラウンジは午前中は閉じているので1Fの受付で久しぶりにチェックアウトしました。外は、朝の家は雨模様の中、横浜駅から京急で空港を目指します。この日からダイヤが改正されていて、これまでの「国際線ターミナル」は「第三ターミナル」に変更されていてちょっと新鮮。あと二週間ほどで、羽田第二ターミナルの国際線部分が供用開始されて、新規路線も就航するんですが、その頃までには今回の状況は改善しているのか心配。ここの所朝の新幹線はガラガラですが、羽田の二タミも同様にガラガラ。案内掲示板も、「キャンセル」の表示が目立ちます。今回は、ANAのアカウントでチケットを発見して、FFPはUA MPに変更した物。いつものようにAMC Diamond用の保安検査場を抜けて5Fのラウンジへ入りましたが、新型コロナウィルス対策でフードコーナーは仕切りが設けられていて、一度手を消毒しないと入れ無い。さらに、氷の提供が無くなり、お握りもコンビニ見かけるシートが付いたものに変更。お味噌汁などは中止されていました。暫く時間を潰した後に、ラウンジ直ぐ先の61番ゲートへ向かいました。

1) HND 10:00 - ITM 11:10 (NH019)

優先搭乗が始まる少し前位だったので、61番ゲートの先(北側)の売店の裏側に回り込んで、いつもの儀式である搭乗機の写真を撮影していたんですが、その売店に軽食のそば屋さんが並んでいます。出、たまたまその店内を見たら、ベイスターズでプレーしていた某野球選手が丁度お蕎麦の丼を持って席に付こうとしていてビックリ。いゃ、でかい。きっちりスーツを着込んでいて、これからどこか、多分沖縄にでも行くのかと思いつつ、自分はグループ1の列に並び、優先搭乗開始を待ちます。

この日は、もともとの機材はB777-200でしたが、乗客が少ないからか機材変更でB787-8に変更。それでも、普通席の後ろの方は結構空席があったみたいです。私は3列席の通路側に座りましたが、真ん中は空席でちょっとラッキーでした。機内に入り座席に座り、何か違和感があるなぁと思ったら、前のシートポケットに入っているのが、安全の栞と期分が悪くなったときに使う袋(2個)だけ。機内誌は希望すればCAさんがくれるみたいですが、新聞や雑誌の貸し出しや毛布の貸し出し、さらにドリンクサービスも感染予防のために中止とのこと。

定刻よりも早め09:55にドアクローズに成りましたが、プッシュバック開始は10:05頃。それからD滑走路のRW05へ移動して、離陸したのは一寸遅めの10:20頃でした。離陸して直ぐに右旋回で機種を西に向けると、そのままほぼ真っ直ぐに紀伊半島を目指します。この日は天候が悪いので途中揺れが予想されるということで、私は直ぐに寝落ちしたんですが、途中何度か揺れで目が覚めました。向かい風も強かったのか、伊丹空港のRW32Lに着陸したのは定刻から10分程おくれた11:20頃で、9番ゲートに入ります。

ドアが開いて、外に出て出口に向かって歩いていると、少し先をガタイのデカい人が歩いています。よくよく見ると、羽田でお蕎麦を食べていた某野球選手が歩いています。どうも同じフライトだったらしいけれど、翌お蕎麦を食べてから間に合ったなぁと変なところに感心してしまいました。この後、ターミナル内のレストランで少し早い昼食を取りましたが、いつもは混雑して並んでいるのに、こちらもガラガラ。影響は総統大きいなぁと実感しました。

2) ITM 13:00 - HND 14:10 (NH026)

食事を取った後、出発まで1時間位だったので、そのまま保安検査場を通過してラウンジへ。こちらも羽田同様に、飲食のコーナーはロープで仕切られていて、手消毒をしてからアクセスするようになっています。

出発ゲートは、ラウンジに一番近い10番ゲート。使用機材はB767-300で、こちらは予約時から機材変更は無し。この時間帯は、利用客の谷間なんでしょうか。

こちらも優先搭乗が12:40から始まると、12:53にはドアクローズ。直ぐにプッシュバックが始まり、RW32Lへ移動し、離陸したのは13:07頃でした。今回は隣の席は埋まっていたんですが、小柄な女性だったので圧迫感も無く、こちらもラッキー。復路も、水平飛行に入るとシートを倒してうつらうつらモードに入りましたが、30分もすると着陸態勢に入るという事で、シートを戻されます。やはり東行きは追い風が強いのか、もう伊豆半島を過ぎた位でした。

ここから房総半島の西側をかすめるように回り込んで、A滑走路のRW34Lを目指すんですが、雲が厚くてなかなか下が見えない。また、結構タービュランスもキツくて、もしかしたらゴーアラウンドがあるかなと思うくらい。やっと下というか東京湾が見えたときには、アクアラインの換気塔の横をかすめたタイミングでした。しかも窓の外は、何か横線が走っている。どうも、雨が雪に変わって、それが流れていくから、昔のテレビのノイズの様に見えます。

羽田空港にはかなり早く13:48に着陸。ここから二タミの66番ゲートに移動して入ったのが、13:58頃。丁度国際線部分の工事真っ盛りで、多分来月のSydney行きの時にはこちらを利用するはずで、その時がちょっと楽しみです。この後、京急で品川へ出て新幹線で浜松に戻りましたが、品川駅のホームは、みぞれ交じりの雪が吹き付けて寒い寒い。ほんと、何か暖かい鍋でもその場で食べたいくらいの気分でした。さて、今回のフライト、どういう感じでUA MPに付くか、ちょっと楽しみです。(続く...)

2020年3月14日

静かな車内

毎度おなじみ「金曜日の新幹線」シリーズ。今週も、いろいろと整理や対応が必要なため、新幹線で横浜のオフィスへ通勤。ここの所、同じような事を毎週書いているけれど、浜松駅は勿論、新幹線車内もガラガラ。東海道新幹線の座席数は、一般的な構成だと、一列が「2席+3席」で5席で、それが1番から20番まであるから一両に100席ある計算。機能は家を出るときにシートマップで見てみたら、埋まっている座席は26席しか無くて、「をぃをぃ」と思いながら出発しました。

浜松駅で乗車すると、この時点で埋まっている座席は20席も無いんじゃないかと言うくらいガラガラ。流石に静岡駅から乗車してくる人も多いのですが、静岡駅手前でシートマップを表示してみたら、その時点でも30席ちょっとが埋まっているだけで、そうすると乗車率は30%程度? 航空会社は、国内も海外も減便や運休で座席供給を絞って、何とか生き延びようと必死ですが、新幹線もご多分に漏れず春ダイヤに切り替わって増便するところ、3.5%位のぞみ号が間引かれるらしい。個人的には、1時間に一本しか無いひかり号やこだま号を運休されると非常に困るんですが、取りあえず現状ひかり・こだま号は通常通りらしい。

そんなガラガラの新幹線車内ですが、一寸気がついたことが。それは、社内が静かだという事。勿論、乗車している人の数が少ないから当たり前なんですが、実は咳やくしゃみを移動中一度も耳にしませんでした。多分、危なそうな人は外に出ずにリモートワークとか休んでいる人が多いからだと思いますが、それにしても「働き蜂」とも揶揄される日本人として、これは結構画期的な事なんじゃ無いかと。その後、在来線の横浜線に乗り継ぎましたが、こちらも咳やくしゃみをする人はほとんどいない状態。この時は、新横浜駅で結構乗り込んできて、社内もそこそこ混雑していましたが、こちらもいつもと比べると静かな車内です。

決して新型コロナウィルスを安易に考えるわけでは無いけれど、印象としてはインフルエンザと比較しても、そんなに感染力が強いとは思わないし、重篤になる可能性も異常に高いわけでは無い。勿論、年齢や持病の有無によっては危険度は大きく変わりますが、それはどんな病気でも同じ訳で、たまたま今回の場合は今の所治療方法が対処療法しか無いのと、世界的に流行しているために大げさなくらいの対応を取っているわけで、一人一人からすれば、うがい、手洗い、異常を感じたら外に出ないというような基本的な事で十分対応可能なことは、これまでの経緯を見れば明らか。一斉休校とかイベント自粛とか、払っている犠牲も大きいのですが、それで慌てることも無く、文字通り粛々と日々の生活を続けている日本人って、まだそんなに捨てたもんじゃないかなと改めて感じる車内の静けさでした。これなら、夜明けももう直ぐなんじゃ無いだろうか。

最適化と最善化

色々な情報が錯綜しているネットワークの世界。その中を見ていて、ちょっと考えさせられるコメントがあり、ハッとしました。正確な言葉はもうネットの彼方に流れてしまっているけれど、今回の新型コロナウィルスで自粛や休校が発生して、それによって社会活動が停滞して、日々の生活にも困るような人が沢山発生しているのは、
あらゆるものを最適化して余裕を無くしたから、一寸したことで脆弱性が生まれる
みたいな内容。確かに、無駄を省いてコストダウンをして、最適化して在庫を最少化して、オンタイムでオンデマンドで、とそう言うことは「理想」ではあるけれど、その為に「余裕」だったり「予備」みたいなものが無くなっていませんかという問いかけなんでしょうね。ふと思い浮かぶのは、歯車に絶対必要なバックラッシュを、極限まで追求しすぎて、ちょっとした違いで歯車が固着して動かなくなるようなことが頭に浮かびます。

本当だったら、一月位「休暇」として仕事が無くても過ごせるくらいの蓄えが無きゃいけないのかもしれない。あるいは、取引先の一つや二つ急に無くなっても、別の取引先とビジネスが出来るくらいのリスク分散を予めやっておかないといけない。そう言うことが出来ない、余裕が無い社会になっていることの方が大きな問題じゃ無いかという話もあり、なるほどなぁと改めて感心した次第。

そういう部分は、社会的なセーフティーネットの準備の話なんだろうけど、そう言う保証が有る無し別にして、自分で自分を守ることも考えないといけない。例えば、9年前の震災直後は、日本中で災害対策のグッズとかソーラーパネルとか、いろいろなサバイバル用品だったり、災害対策の商品がブームになったけれど、正直今は以前よりはましかもしれないけれど、震災前とそんなに変わらない状態になっていないだろうか。本当は、同じ気持ちで日々備品の更新もしなきゃいけないし、備蓄やソーラーパネルだって直ぐに使えなきゃいけない。そう言うことを、やはり個人的にも企業的にも日々考えて準備しておくこともやっぱり必要だと思う。そりゃぁ、母子家庭みたいな所だと経済的余裕は無いかもしれないし、正社員とフリーランスの人とでは環境も条件も違うだろう。でも、やはり自分の出来る範囲で、場合よっては多少無理をしても、万が一の時に備えることは、災害だけじゃ無くて色々な意味でやっぱり必要ですよね。

そんな中で、鳥取県の中古農機具販売の「大志」という会社が、3年前に取得した旧マスク工場の設備や材料を保管していて、マスクの製造再開をするというニュースにはビックリ。工場取得した時に、前オーナーと現オーナーで、大規模な感染症は10年周期で発生する、という認識の元設備や材料を処分せずに保管して居たとのことですが、前オーナーはまだしも、現オーナーはスペースが必要だから工場を取得したわけで、それなのにそのスペースを犠牲にしても保存するという決意は、どう言う理由や考えから生まれたのか、ちょっと聞いてみたい感じ。少し前の映画にも、博物館級の昔の戦艦を動かして宇宙人に対抗するというものがあったけれど、以前の物を保存するだけで無く、それを使用する技術(者)もいないと駄目なわけで、そう簡単にできることでも無い。でも、ちょっと以前の日本だと、そう言うことは結構あったように思う。バブルが崩壊したことで、そう言う「余裕」も「無駄」になってしまったのが残念。

例えば、今回の様に非常時には必要な物資を製造する事を前提に、その対象設備に対しての税金を免除あるいは減額するとか言うことはどうだろうか。先の震災の後、コンビニが非常時の食糧供給の支援体勢を作ったり、色々な協力の仕組みが生まれてきているけれど、そう言うものに対しては優遇措置があってもいいんじゃ無いだろうか。製造などは中国依存が今回徒になってしまったけれど、国内に以前の設備を残していて、バックアップとして保存維持している場合は、その施設に対しての固定資産税を減額・免除することで、いざというときに100%は無理でも50%とか60%とかリカバリー出来れば、企業にとっても大きいし、国にとっても助かるんじゃ無いだろうか。勿論、その施設や設備の線引きをどうするという事が問題だけれど、先ずは今回を教訓として、マスク、防護服、アルコール消毒の容器等の製造、等等、コスト理由で外に出たものに対してまずは一度網をかけてみたらどうだろうか。新型コロナウィルスはまだ収束して居ないけれど、そう言う課題や問題点に関しては、今すぐ動き出さないと、結局終わってからでは「またそのうちに」で忘れられてしまうからなぁ。その当たり、それこそ経団連あたりが旗振りをするべき何だろうか。

うなぎパイ、製造休止

浜松のお土産と言えば、ほぼ九分九厘の人が「うなぎパイ(春華堂)」と言うほど、地元だけで無く全国的に有名なお菓子。その銘菓「うなぎパイ」の生産を、13日から21日まで休止するとの発表が有り、浜松に激震が走る(大げさか)。新型コロナウィルスの影響で人の移動が減り、お土産品としての需用が半減しているため、まぁ行ってみれば在庫調整なんだろうけど、ちょっとセンセーショナルな感じに、全国紙にまで取り上げられている。

全国的に有名なお菓子ではあるけれど、家なんかはわざわざ買ってくるようなものでは無く、お使い物として貰えば食べるくらいだなぁ。県外の人への手土産としては、有名だからあえてこれを火って持っていくことはあるけれど。そう言う意味では、販売数の多くは駅の売店とかサービスエリアの売店というのも頷けるし、そうなるとここ最近の「外出自粛モード」では影響が大きいでしょうね。

で、この話をして「浜松は大騒ぎ」みたいな感じでちょっと吹かして話をしたら、「そのお菓子屋さん、大丈夫」みたいな反応が。地元の人間なら、「春華堂」はそれなりに大きな菓子メーカーと言う事は良く知っているけれど、そうで無い人には「うなぎパイだけ作っているお菓子屋さん」みたいな印象らしい。いゃいゃ、それ以外にも色々なお菓子を作っているとは説明したけれど、でもやはり主力であることは間違いないわけで、1日に20~30万本を生産しているとなると、ざっくりとした計算だと年間1億本になるわけですから、やはりかなり影響するんだろうなぁ。

春華堂だけで無く、多くのお店では学校の休校や企業のリモートワーク対応度で、日々の売上げが立たない状態になり、大変な状況。学校給食で使用される予定の牛乳が余り、廃棄するしかないと言うのは結構残酷。そんな状況で、例えば牛乳を大量に使用する「蘇」を作る事が広がったり、故郷納税の返礼品に給食用の食材を利用したりと、色々なアイデアが登場して直ぐさま実行に移せるのは、ネット時代だからこそとも言えるのでは。そうやって、叩かれて逞しくなっていくのは人間の良いところ、特徴なのかもしれない。ただ、誰もがそうやってサバイバル出来るわけでは無いし、何十年も続いてデフレで体力も落ちている企業や個人も多いだろうから、早急な経済対策は最優先で必須。少なくとも、その部分に関しては与野党何があっても協力して、最優先で法案を通すなり、支援内容を決定する位の矜持は見せて欲しいけれど...  自分的には、個人でかうことはもう20年位無かった「うなぎパイ」を、今回は買って帰ろうか。

2020年3月13日

コネクテッドカー

産経新聞の記事から、トヨタ自動車が提供している通信機能を備えた「コネクテッドカー」のデータを元に、センサーではなく運転履歴や状況を収集して得られたビッグデータを元に、踏み間違い等の誤操作を回避する技術を開発するという記事

私の愛車(Lexus UX200)も、このコネクテッドカー機能の「ITS Connect」を搭載しているので、このデータ収集にもしかしたら貢献しているのかもしれない。

こう言う踏み間違い対策ではないのですが、例えばリアルタイムに混雑情報とか更新されて、ドライブレコーダーの案内表示が変化したり、後前後に同様のコネクテッドカーがいると、そこと通信してデータ交換をして居るらしいのですが、その時にアイコンが表示されるので「おっ、どこかに同族がいる」とか思ったり、一昔二昔前は、車内部のデータハーネスが、下手なネットワークシステムよりも複雑で機能豊富でビックリして居ましたが、最近ではさらに有機的なネットワーク化に新たに驚いたりしています。

勿論、いろいろと制限事項も多い車両感動詞の通信だし、多分データ収集出来る車両数だって何万何十万台とあるだろうから、データ蓄積だけでも大変だと思う。記憶に新しい所では、9年前の東日本大震災の時、寸断された道路の状況を、このコネクテッドカーの移動履歴を集めることで、利用可能とか混雑しているとか、より効率的に少ないリソースを活用する事に生かされましたが、運転履歴の部分に注目することで、別の方面への展開が可能とはちょっと盲点でした。例えば私なんかも、いつもは右折・左折の時には注意しているんですが、時々ふっと忘れてしまい少し強引に右左折してひやりとするときがありますが、ああいうときにも警告音くらいならくれたら嬉しいかも。勿論其れ以前に、外部カメラで左右や前方を警戒して、問題があればブレーキを自動的にかけて欲しいけれど。

そう言う意味では、今殆どの自動車はドライブレコーダーは別売になっていると思いますが、あの機能もメーカーオプションとして組み込んでくれないだろうか。Lexusだとナビシステムがビルトインされていますが、本来なら内蔵カメラとも連動して一体化してくれたらよほど便利だと思う。その時には、より性格に運転の癖も蓄積できるわけで、何でドラレコはオプションのままなんだろうか。自動運転技術の派生技術として、そう言う方向に伸びる技術があっても良いと思うのだけれど。

UA PQPの境界線

UA MPが今年から始めた、PQP/PQFによる会員レベルの設定。来年度のUA MP 1Kを目指すなら、PQPで24,000PQP以上を獲得するか、PQFで54PQF(=フライト区画)を獲得して、PQPで18,000PQP以上獲得するか。当初、後者のパターンを想定していたのですが、どうもUAからANAの国内線チケット発券が、FクラスかYクラスに固定されているみたいで、コスパが良くない。ならば腕ずくで、24,000PQP以上獲得するかと、半分諦めていたんですが、先日のPQPの付け間違いの件から、ちょっと閃いたことが。

UA以外のサイト、例えばANAのサイトで発券して、そのフライトをUAに付ける場合、PQPの計算はベースマイルの1/5がPQPとしてUA MPのアカウントに付与されます。例えば羽田-伊丹のベースマイルは、280マイル(UAだと278マイル)なので、単純に1/5だと56PQPが付くことに。ただ、先日のPQP騒動で予約クラスの倍率の事がわかり、ANAでエコノミーでもB, Mクラスだと125%がつきます。これで計算すると、
280*125%/5=70PQP
となり、円・ドル換算レートにもよりますが、チケット代によってはそんなに悪くないレートになる可能があるんじゃ無いかと閃きました。試しに、この土曜日の羽田-伊丹のエコノミー片道料金だと、バリュー1Jで最安値が11,350円。 ただ、この価格予約の混み具合で変わるから、今後どうなるかは運次第。さらに、ANAの「バリュー1J」が、UAのどのクラスになるのか分からないので、クラスの倍率がどなるかも不明。ただ、UA発券でのPQPには及ばないかもしれないけれど、結構近いレートでPQPが獲得出来るかもしれない。

まぁ、駄目元で一度試してみようかと思っています(笑)。

米国封鎖

米国トランプ大統領が発表した、英国を除く欧州から米国への入国を、13日金曜日から30日間禁止する渡航制限。発表時何は、物質輸入も禁止対象と発言したけれど、後ほどこれは訂正して、人の移動を禁止する措置を実行する様子。正直、ここに日本も入るんじゃないかと不安でしたが、取りあえずそれは回避できた様子。まだ来週の出発は何とか実現出来そう。

一方で、NBAで陽性反応の選手が発生し、一旦シーズンを中断すると発表。今シーズン中のスポーツと言えば、NBAとNHLで、どちらも室内スポーツなのでリスク度合いは同じかも。そう言う意味では、今年から始まったXFLも場合に寄ったら同じリスクがあるでしょうね。観客への感染という意味では、屋外スポーツのXFLはリスクは低いけれど、選手同士はロッカールームを使うだろうし、「密室感染」という意味では、NBA、NHL、XFL、余り試合環境には関係無いだろうし。日本でも大相撲をいも開催しているけれど、関取に感染者が出たら即中止と言う事ですしね。

閑話休題、欧州からのフライトを全面禁止というのは、やはり大きな決断なんですが、別の時に何故中国について二番目に感染者数が多いイタリアからの入国を日本も禁止しないのかという話が出たときに納得の理由がTLに流れていました。つまり、イタリアはEU加盟国なので、EU域内(シェンゲン協定)のどこからでも、例えばドイツとかフランスとかから出入国出来るので、「イタリアからの入国禁止」という事は出来ない。また、パスポートが「イタリア」だからと言って、イタリア在住というわけでも内だろうから、国籍でも判別できない。結局は、EU全体か否かで判断するしか無いんですよね。だからUKは今回外れたわけで、このあたり、ボーダーレスになる事は良いのだけれど、こういう時に困ることもある訳かと再認識。ただ、EUと米国の往来となると、日本とアジア諸国以上に頻繁で大規模だろうから、本当に30日の間禁止して仕事になるんだろうか。

今の日本の状況もそうだと思うんですが、問題は「いつ、どの様に戻すか」という事なんですよね。例えば、今二週間の潜伏期間を想定しているから、二週間新たな感染者が発生しなければ「沈静化した」と判断して再開しても、必ず二週間とは限らないから、その後再発したらまた禁止するのか、ある程度コントロールできると判断してそのまま様子見にするのか。どちらになっても批判は生まれそう。個人的には、重篤な状態の人の数がほぼ無くなり、対応出来る病院にも余裕(半分くらいベッドが空くとか)が生まれ始めたら、注意を払いつつ再開するのが一番現実的じゃ無いかと思うんですよね。特に、感染者数の多い、北海道、東京、愛知、大阪が沈静化してこないと、その目論見というか目安も出てこないだろうし。さらに、そこに経済対策も絡めないといけないから、確かにリーマンショック級の状態なのは確か。その対策を早く出して欲しいのに、昨日も関係無い森法相の発言が気に入らないと審議拒否。今の日本には色々問題があるけれど、ああいう特定野党がいなくなれば、もっと住みよい日本になる事だけは確かだと今回も確信しました。

2020年3月12日

消費税ゼロは可能?

新型コロナウィルスにより停滞している経済活動や、それに影響を受けて収入などが激減している労働者や企業に対して、支援活動の必要性が強く言われていますが、なかなかこれという対策が出てこない。無利子無担保の融資の発表などもありましたが、結局は「借金」になるわけで、今後これまで以上に景気が良くなり収入が増えないと、それら融資は「負債」にしかならない。

個人的には、給付金のような形で、やはり先ずは手元に現金が必要な人に何らかの方法で給付する、所謂「ヘリコプターマネー」が必要な気がします。ある程度蓄えがある人達は多少は耐えられるだろうけど、それ誰の蓄えの無い人は毎月の収入で回すしか無いわけですからね。まずは「融資」の形で給付するにしても、例えば返済は無期限延期とか言う条件を付けるとかして、実質的な給付活動が先ずは必要なんじゃ無いだろうか。

一方で、減税の対しての話も出てきているわけで、その中で消費税の減税や廃止まで言われている。自民党の若手議員達は「消費税0%」の提言を党に出したそうだけれど、そう言えば10%への増税反対を声高に主張していたあの野党の皆さんはそんなことをやっているんだろうか。個人的には、本当に困っている人達は手元資金が無いわけだから、先ずはそれを補填した上で、減税相当のことはやるべきかなと。ただ、税率をまた下げたりすることは、それで軽減税率の扱いも消えるとか変更する必要も生まれてくるし、かなりシステム対応が大変なことを考えると現実的では無いと思う。それなら、今も実施している、キャッシュレスでの還元策を臨時の対策として期間延長するとともに、国が補填して還元率も大きくする事を先ずはやったらどうだろう。6月迄で無く年内に延長して、かつ還元率も10%とか15%とか、あるいは20%位にしてもいいかも。

今困っている人達を助けるというのが、まずは最優先の目標なんだけれど、それによって経済活動を停滞させないことも特に今後に関しては重要になるわけで、最近は株価の変動が激しくて経済に対しての不安も大きいけれど、それが新型コロナウィルス後にジワジワと日本に効いてくることも確か。だから経済活動を今維持して、新型コロナウィルスが改善したら今以上に経済を活性化するためにも、給付と税金対策は両輪の輪として今最重要項目じゃ無いだろうか。だからこそ、与党・野党関係無く強力して事に当たるべき何だけれど、野党は「打倒安倍政権」しか目標に無いから、その話しかしない。色々問題もあるんだろうけど、維新の会とかごく一部の野党議員の活躍が今目立つことが、次の選挙でも大きく影響するような気がする。言い方は悪いけれど、そうやってスクリーニングをどんどん進めて欲しい。

減便、運休、予約キャンセル

新型コロナウィルスは、収束するどころか感染の拡大が続き、国内外でイベントの中止や延期が発生し、それに伴って航空業界も減便や運休の追加が発生しています。間の悪いことに、今週末から4月の初めまで、週末は何処かに飛ぶ予定を入れているんですが、早速今週末のフライトに影響が。多分、ここ数日に決まったんだろうと思うんですが、週末土曜日に予定をしていたOKA-HNDのフライトがキャンセルになり、その後のフライトに振り替えられていることを発見。通常なら、まぁ沖縄での滞在時間が1時間伸びるだけで問題ないのですが、この日は夕方浜松で用事があり、元々の戻りのフライトでも接続する新幹線がぎりぎりで、1時間の遅れは致命的。暫く悩んだ末、4月5日までは新型コロナウィルス対応で振替も払戻も手数料無しで対応してもらえるので、この週末のフライトはキャンセルする事に。まぁ、フライトは後日幾らでも代替が聞くけれど、用事の方はどうしてもこの日で無いと困りますから。その分、土曜日の昼間の予定が空いてしまったんですが、丁度来週末に行く予定の姪っ子への手土産・以来物を調達する必要があったので、ゆっくり選ぶことにします。

それ以外の国内線フライトや国際線フライトは、今の所影響は無いのですが、シートマップなどを眺めていると、明らかに空席が目立つようになってきています。特に来週利用する予定のNRT-SFOのUA便などは、当初はAコンパートメントの席は中央の2列席に空席はあった物の、窓際の席はほぼ満席で、仕方なくBコンバートメントの11Aを最初押さえました。それが段々と空席が目立つようになり、さらにAコンバートメント側も、自分が抑えたい窓際の真っ直ぐの席(内側の席)に空席が出るようになりました。最初07Aが空いたのでそちらに移動。さらに暫くすると、一度01Lが空いたのでそっちに移動しましたが、さらに今日見たら05Aが空いたのでまたこちらに移動。01Lはギャレーに近いからノイズが気になるんですよね。あと、前部のトイレに行くときには、トイレのある左側の席の方が便利だし。このフライトの後接続便で利用予定のUA国内線も空席が結構目立ってきていて、あと一週間の内にフライトキャンセルとか出るんじゃ無いかと、ちょっと戦々恐々としています。

フライトだけでは無く、ホテル側の予約にも影響が。もっとも、こちらは利用者に嬉しい影響ですが。ホテル側も、やはりキャンセルが増えたのか、あるいはこんな状態だから予約で部屋が埋まらないのか、近い日時の予約を再検索してみると、予約時よりもさらに安いレートが出てきています。前払い料金だと変更不可なわけですが、変更可能料金で再検索すると、元の料金から10~20%安いレートが見つかったりします。変更可能な予約に関しては、早速再建策して安いレートに付け替えていますが、前払い料金だとさらに安いレートになるので、ちょっとタイミングを見てそちらに付け替えようかとも思案中。何か、ホテル側の弱みにつけ込んでいる雰囲気はあるので申し訳ない気はするんですが、一応利用するわけだから。それに、宿泊だけで無く、レストラン等も殆どの場合一緒に利用しているので、その時にいつもよりビール一杯くらい余分にオーダーすることにします。

新型コロナウィルスの影響、今の所来週19日までの自粛要請が10日延長されたけれど、ほぼ今月一杯はこんな感じなんだろうか。会社の方も19日までのリモートワークほぼ強制モードが、再来週からはどうするんだろうか。仕事が滞っている社員も多いと思うのだけれど。いきなりの終息宣言は無理だろうけど、早い内に拡散が止まるような兆候が出てくれると嬉しいのですが。

モニター不調、解決

昨年末以前のLCDモニターが故障して、急遽年末に購入した4Kのモニター。使用するデスクトップ機にはnVidiaのビデオカードが入っていて、そちらに接続すると表示される文字に黄色い影みたいものが所々表れたり、ちょっと複雑な漢字が表示されると滲んだりしてガッカリ。それが昨日、突然解決しました。そう、まるで「パソコンの神様」が突然降りてきた感じ。

以前も書いたように、内蔵のnVidiaでは調子が悪いので、本体のInteビデオに接続して使用していた、4Kモニター。内蔵ビデオだからか、表示は良いのだけれど、スクロールがちょっともっさりしていたり、表示色が一寸薄いと言うか厚みが無かったり、使い出すと色々とプチ不満が。で、昨日、パソコンの電源を落として、そろそろ寝ようかという時間に、ふと「もしかしたら、今ビデオポートをnVidiaに付けたら、治ってるんじゃ無い?」と根拠無く閃きが浮かんできました。そこで、一度電源を落としてポートを繋げ直し、再び起動。ちょっとワクワクしながら画面を見てみると... やっぱり以前と状況は同じです。「やっぱり...」と落胆してまたビデオポートを元に戻そうとしたんですが、ここで二回目の閃きが。

Windowsのデスクトップを右クリックしてnVidiaのコントロールパネルを表示。最初に「解像度の変更」ページが表示されます。ここで画面の下側「3.次の設定を適用します。」の項目に目が行きます。この時、「NVIDIAのカラー設定を使用」が選択されていたんですが、これを何気なく「デフォルトのカラー設定を使用」に変更して「適用」ボタンをクリック。一瞬画面がブラックアウトとして、画面が再び表示されると、何か以前と比べてクッキリした感じ。で、黄色い影とか滲みとか、解決されています! 「やったね!」と心の中で歓喜しつつ、ここで三回目の閃きが。

この状態で、もう一度「NVIDIAのカラー設定を使用」に戻したらどうなるんだろうか。そこで、再度そちらを選択して「適用」をクリックすると、ブラックアウトの後画面が表示されても、以前のような問題は発生せず、クッキリスッキリした画面のまま。念のため、システムを一度再起動してみますが、再起動後も以前のような表示の問題は発生せず、快適に使用出来ます。Intelの内蔵ビデオも、悪くは無いのですが、専用ビデオアダプターのnVidiaと比べると、やはり表示速度というか、特にスクロールした時のキビキビ感とかはnVidiaの方が優れていますし、発色もnVidiaの方が深みがあるというか厚みがある印象。本当、これまでの苦労は何なんだったんだろうかという気分です。

あくまで想像ですが、普通は新規のモニターが接続されれば、そのH/Wに合わせてアダプター側の設定値も自動的に変更されるのが、今回4Kモニターを新規に接続しても、H/Wの一部がちゃんとリセットされなかったのではないかと。それを、一度カラー設定(Color Profile)を変更してリセットされて、モニター本来のプロファイルが適用されて、問題解決したのかなぁ、と。もしかしたら、Windows側の問題なのかもしれないけれど。いずれにしても、今回何故か閃きのお陰でディスプレー問題が解決出来ました。

その4Kモニターですが、以前はディスプレーの表示倍率を125%にしてましたが、アプリによっては凄く使いづらい状態に。そこで、こちらも試行錯誤の末に、現在では、

  • 倍率はオリジナルの100%に戻す
  • 解像度もオリジナルの3840×2160のまま
  • ただし、システムのフォントサイズを、デフォルトの9ptから11ptに拡大
  • Chromeのフォントサイズを「14pt」に設定
こんな設定で、使用して居るアプリやWindows環境で、4K解像度のままでも何とかストレス無く大画面、高解像度を満喫出来る状態になりました。パソコンの神様の突然の啓示に感謝しつつ、ゆっくり寝ることが出来ました(笑)。で、今朝の時点でも表示関係には問題は無く、快適に利用出来ている状態。まぁ、これから何回モニターを買い換えるか分からないけれど、"Lessons Learned"の一つになりました。

2020年3月11日

311

あの震災・大津波、そして原発事故から9年目の「311」。あの日は、金曜日だったので、私はいつものように新幹線通勤で横浜のオフィスに出社していた時。人事異動で、マネージャーが替わるときだったので、その新しいマネージャー(実は、会社では以前同じ部門の後輩社員)と、Face-to-Faceのインタビューを受けていたとき。そのインタビューも、そろそろ終わろうかと言うときに、高層オフィスビルの最上階だったのでかなり揺れてビックリしましたねぇ。その後余震が続き、さらに津波発生の警報が何度も流れて、丁度内のフロアーからは横浜湾が見える場所にあり、津波は大丈夫か心配して居た記憶もあります。

都内の交通機関は止まってしまい、この時は新幹線で帰宅するのでは無く都内での用事のためにホテル予約をして居ましたが、電話も通じないし移動も出来ない。夕方頃から、徒歩で帰宅する以外は会社に留まるように要請が出て、非常食などの備蓄品が放出されて、さらには買い出し部隊が周辺のコンビニなどから食料や、この時は例外的にアルコールの飲酒も「可」となり、私も徹夜を覚悟したんですが、夜も遅くなって東横線が動き出して、これならホテルまでたどり着けると踏んで出発して、無事日付けが変わる頃にはホテルに入る事が出来ました。

一言で「311」と言うけれど、ここには複数の事象が含まれているわけで、まずは「地震」。そして一番被害が大きかった「津波」。そして一番影響が大きい「原発」。さらに言えば、その後の風評被害も、この「311」に含まれても良いのかもしれない。個人的には、「東日本大震災」と言うけれど、被害者や被害地域の大きさを考えると「東日本大津波」と言い換えた方が良いんじゃ無いと思うくらい。それだけ、津波の被害は広範囲で大きかったんですよね。9年目の今でも、まだ復興して居ない地域もあるし。風評被害も含めて、一番影響が大きく広がっている「原発」にしても、福島第一の廃炉作業はまだまだ進行中だけれど、震災直後と比べればかなり環境は改善されたし、福島の農作物への影響も、もう検査不要な状態。物理的な災害復旧は、人手、物量、資金をかければ何とかなるけれど、広く出回った風評被害だけは何ともしようが無いのが忸怩たる想いです。

直接の震災被害は、静岡には殆ど無かったけれど、当時の総理大臣の個人的意向で浜岡の原発は停止したままで、津波対策をずっとしている。遠州灘沿いに多くの市民が暮らしている浜松市にとっても、東北の津波被害は明日は我が身な訳で、堤防工事も多くは完了したけれど、まだまだ十分とは言えない。毎回書いているよう、次は東南海地震、次は東海地震と思って備えるしか無いけれど、いつ来るかどうか分からない天災に対して、日々緊張し続けることも無理なわけで、意識するのでは無く、毎日の生活の習慣みたいなものにしていかないと駄目なんでしょうね。その為に、毎年3月11日を特別な日とするのは意味があるのかもしれない。以前は、それが関東大震災だったのだと思うけれど、その記憶も段々と希釈されていく中で、新しい記憶も大事にしないといけないわけですね。

羽田2タミ国際線ターミナル

3月29日からの夏ダイヤ時から供用開始される、羽田空港第二ターミナル国際線部分と第三ターミナル(現国際線ターミナル)の増設部分の記事

羽田空港の第二ターミナル(ANA国内線)を利用して、その時の使用ゲートが南側だと、丁度この工事区間に入る機会が多いですが、養生されていて通路が狭くなっていたりして不便だったのは確か。それがやっと開放されるわけですね。記事中、
ラウンジはANAのラウンジに加え、TIATが運営する「POWER LOUNGE PREMIUM(パワーラウンジ・プレミアム)」が入る。
と書かれているので、ANAのラウンジが出来るのは確かで、期待値としてはSuiteも増設されることを期待しているのですが、まだANAから正式アナウンスがないのでちょっとイライラ(笑)。4月に予定しているSydney行きの時には、今の予定ならこの2タミの国際線部分からの出発に成るはずなので、その時にどんな感じか分かるはずなので、ちょっと期待。問題は、今の新型コロナウィルスの影響で、乗客が遠のいたままなのか、反動でドッと増えるかですかねぇ。しかし、夏ダイヤのスタート、新型コロナウィルスの影響で厳しいはスタートになりそうだけれど、何とかこれを切っ掛けに持ち直して欲しい。

2020年3月10日

民主党の反省

毎日新聞が、こんな記事(?)アンケート(?)オピニオン(?)を掲載。「反省が十分・不十分」以前に「反省していない」というツッコミはさておき、反省した・しない、と言う事が重要なのではなく、そう言う反省や経験に基づいて、より良い成果を生み出しているのかという事が重要なのでは。

勿論、何が悪かった、何が足りなかった、しかしこれは頑張ったという事すらちゃんとやっていないことが問題だけれど、そう言うことすら見えてこないのが一番の問題では。自分達の拙かったこと足りなかったことを糧にして、そこからより良い対策なりアイデアを出せば、それは回りは「反省している」と思うだろうし、そうでは無く同じような事を繰り返していれば「反省していない」と感じるだろうし。それは、言葉として言った・言わないのではなく、行為や態度として「見せているかどうか」なんですよね。

一番顕著なのは、国民にとってはまずは経済問題、さらには社会保障とか医療関係が切実な問題なのに、そんなことは二の次三の次で、桜だなんだと時間を浪費している。政権与党を取ったときには、「ガソリン税撤回」とか「消えた年金の復活」とか、まさに生活に直結した政策を上げて、それで国民の支持を得て与党に座ることが出来たはず。でも、結局はガソリン税は残ったままだし、年金は戻らないことも多かったし、さらに輪を掛けて沖縄問題は解決の糸口をなくしてより混乱させたままだし、震災は異例だったけれどその対応は後手後手だったし、だから与党から直ぐさま転落した。

そんな「大きな経験」をしたはずなのに、次の選挙では当選することが優先されて、当時の小池知事の提灯持ち見たいな事をやって失敗。一時は「立憲主義」が受け入れられたけれど、結局それ以上でも無くて自分達中心の行動しかやらないから、元々の支持層からも見放されてくる。労働者の政党のはずが、その労働者のための政策提言なりは与党からで来るだけで、野党側からは単に「安倍を倒せ」という話ばかり。いゃ、安倍総理が引退して、例えば自民党の誰がなったら納得するの? あるいは、自分達の誰が先頭に立てば良くなると思っているの? そんなこと、誰も期待していないから、未だに与党の後塵を拝するばかりか、ますます衰退しているわけですし。「十分・不十分」以前の問題という事に気がつかないと。

株価急落

昨日の日経平均は、2万円台を一気に割り込んで終値は1万9千円台まで1000円以上の下洛。さらに困るのは、円の対ドル為替が、US$1=108円台から一日で一気にUS$1=101円台まで円高に振れてしまう状態に。株価の1000円を超える下落も困るけれど、為替が一日で7円も動くのはもっと大変じゃ無いだろうか。米国の昨日は、NY株式市場が2,000ドルも下落して、一時サーキットブレーカーが発動していたりしますから、今日の日本の相場もそれに合わせてさらに落ちそう。

株価下落とともに、円安に振れるならまだ良いのだけれど、株価が下がるのに円高になるという事は、米国の下落よりも日本の影響の方が大きくなっているわけですよね? 来週USへ行く予定の自分にとっては、円高はある意味有利なんだけれど、多少なりとも株とか持っている身としては、やはり日経平均とかNYダウの下落は痛い。このあたりを底値にして、何とかまた上昇機運を見せて欲しいのだけれど。

さらに言えば、原油価格の急落は株式以上なのかも。ちょっと前までは、確か1バレル=US$50台だったと思うのだけれど、それがUS$40台になって「を、サーチャージ下がるかな」とかお気楽なことを考えていたら、昨日の時点では1バレル=US$27台まで一気に下がってしまいビックリ。良くも悪くも世界経済はオイルマネーにリンクして居るわけだから、この影響は大きいんじゃ無いだろうか。単に原油価格が下がってコストが下がって、と言うわけには行かないだろうなぁ。

今日の相場では、一気にUS$1=90円台まで落ちるのかなぁ... 10年程前のリーマンショック時には、US$1=70円台まで円高になって、日本経済は瀕死状態になったけれど、何となくそれを彷彿させるような雰囲気。ただ、新型コロナウィルス関連で明るい話が出てくれば、一気に反発して取り戻すような気もするんですが、それは楽観的すぎるのか。リーマンショックの時には、中国が財政出動をして世界経済を下支えしたけれど、今回はその中国が震源となる新型コロナウィルスが原因の一つだから、まずは中国復活が認識されないと経済も復活しない。まだ暫くは影響が続きそうですよね。まぁ、こんな状態が一年も二年も続く訳じゃ無いだろうから、余り焦らず耐えるのが一番かも。ただ、そう言う余裕も無い人も多いだろうから、そう言う人達に対しての保証や手当をある意味「大盤振る舞い」でも良いから対応することで、困る人も救えるしもしかしたらそれが経済に対しての刺激になるかもしれない。

CA感染

自分が聞く範囲では初めての症例じゃ無いだろうか、シカゴ発成田行きのJL009便に乗務していて客室乗務員(CA)が、新型コロナウィルスに感染していたことが分かったというニュース。発症したのが2月24日で、潜伏期間の二週間前を考えると2月10日頃に感染したと想像されますが、先月初めの時点でANAが対策していたように、JALのCAさん達も同じように対策していただろうから、どこの何が感染原因になったんだろうか。

機内というと、空を飛んでいるから「密閉空間」と思われがちだけれど、実は外気を取り込んで機内に循環して居ることは余り知られていないのかも。酸素ボンベとか搭載しているわけじゃ無いから、機内を閉鎖空間して何時間も呼吸可能な空気を維持出来るわけじゃ無いし。外気を取り込んで、そのままでは冷たすぎるから(氷点下ですから)、確かエンジンの熱を利用して常温に温めてから機内に誘導しているはず。また高空の空気なので湿度が低く、それが機内が乾燥する理由の一つでもあるのだけれど、B787の用に湿度で錆が発生するリスクが低い場合は、ある程度加湿出来るから、B787の機内環境は快適と言えるんですよね。記事の中にもそんなことが書かれているけれど、2~3分で入れ替わるとは思わなかったし、HEPAフィルターも使っているとは。

国内航空会社の減便も更に増えていて、ANAの場合羽田発の幹線であるHND-ITM、HND-FUKも減便するというのは、やはりビジネスパーソンがリモートワークになったりして、ビジネス需要が減ったことも影響して居るんだろうか。HND-OKAの減便が今の所ANAは無いのは、暖かい沖縄で新型コロナウィルスの拡散が少ないという事で、旅行者の需用が高まっていると言う事も有るんだろうけど。飛行機の場合は、感染への懸念と言うよりも、移動制限を受けた人の流動性が低下したことが最大の理由でしょうね。個人的には、飛行機よりも、ある程度の時間密閉した空間で移動する、新幹線、それも新横浜-名古屋の1時間以上も密室となる、のぞみ号の利用が一番リスクがあるんじゃ無いかと勝手に想像しているんですが、でも最近のガラガラ具合を見ると、今の所その場合でもリスクは低いかな、と。

ここ二週間ほど、毎週の新幹線通勤でもガラガラの車内に驚いているんですが、それと同様に都内の繁華街の人でも減っていることを実感しています。JALのCAさんが感染したときの機内は、まだ2月の初めでそれなりの搭乗率だったんだろうけど、最近の国際線の搭乗率はどの位なんだろうか。来週飛ぶ予定のNRT-SFOのシートマップを見ても、当初は半分くらいの搭乗率だったのが、最近はキャンセルが出ているのか、どんどんシートが空いてきていて、今はPolaris Classは20%位の搭乗率。大丈夫かなぁ...

2020年3月9日

監視か自己規律か

監視社会だからこそ可能な徹底的な隔離政策で、武漢から発生した新型コロナウィルスの拡大を防ぐ中国。その行為の中心になっているのが、個人個人のID管理と、監視カメラや移動利用履歴を利用しての管理体制。それに慣れている中国国民にすれば、日本は余りに「緩い、温い、脆弱」と感じるという記事

こう言う話は数年位前から何かの折に触れて聞いてきたので、今ここで聞いてもそんなに驚かないし、もう10年位? 20年位? 一時大学生を中心に民主化運動的なものが盛り上がったとき、時の中国政府がどんどん個人管理を進めてきた様子を見てきたから、こう言う事はあるんだろうなと言う事を想像するのはそんなに難しくない。数年位前に、中国の監視社会を批判することに対して、地元の中国人は、確かに不自由だけれど、それで生活が安定して遅れるのであればトレードオフとして我慢できる、みたいな記事があって、その延長としてこう言う記事のような話になるのは納得出来る。

日本で同じ事が可能なのか。ごく一部の人達は賛成するんだろうけど、日本人の総和としては「個人の尊重」だったり「行動の自由」とか、所謂民主主義的な権利を犠牲にして行動を制限監視しても、という事に賛成することは殆どの人は何じゃ無いだろうか。日本で、マイナンバーを利用した監視方法がまな板に上がりつつあるけれど、そのマイナンバーが個人の権利を制限するとか、国の監視がとか言う理由で、これまで普及や活用が阻まれてきていたわけで、結局はのど元過ぎればで終わりそうな気がする。台湾が、同様の国民IDを利用して、感染者の位置検索が出来たりとか、IT活用をして居て、日本はそれに対してという発言があるんですが、結局は有効な技術もいきなり取りだして利用することは出来ないわけで、結局は中国のように良くも悪くも日々活用しているからこそ可能になるんですよね。

日本の場合は、医療システムとか衰えてきたとはいえ自己規律もそれなりに期待出来るから、「自己責任」という曖昧なシステムが機能しているんだけれど、今後はそう言うことも言ってられないかも。システムとしては通常は不活性にして置くけれど、緊急事態の場合は、例えば特定者の行動はマイナンバーを利用して監視するとか、特定地域からの出入りは監視するとか、そう言う限定的な方法が妥協点だろうか。そのシステムのON/OFFに関しても、公開の場で無いと操作出来ないようにするとか。それでも疑心暗鬼になる人は多いのだろうけど。まぁ、それでも個人的には中国のようにはなりたくないというのが、殆どの日本人の感覚じゃ無いだろうか。この新型コロナウィルスが、それこそ昔のペストとか致死率が極端に高い病気なら、また話は別になるんだろうけど、今の所そこまでの監視社会は不要じゃ無いだろうか。それが日本人としての通常の意識だと思う。

特別対応

新型コロナウィルス対策のために、人の移動が大きく制限され、それに伴い公共交通機関への影響も拡大。新幹線の乗車率がかなり低くなっているのは、身をもって体験しているので凄く実感するとともに、航空機に関しては感染拡大している中国、韓国などは勿論、欧州ひへんや北米便にも。ANAも、キャンセル料免除のアナウンスがありましたが、UAも3月3日から31日までの予約に関して特例措置を発表して顧客引き留めに躍起な様子。

航空会社だけで無く、BONVOY系ホテルは、31日まで対象地域の予約のキャンセル料を免除するという発表をし、Hiltonも日本は対象外ですが中国や韓国等からの顧客の予約に対してキャンセル料の免除を発表しています。鉄道でも東海道新幹線は、エクスプレス予約の画面に入ると、「この画面が表示されている間はキャンセル料免除」という画面が表示されたりして、やはりどこも大変そう。日本国内は勿論、国際的な人や物の移動も停滞しているわけだから、どこも影響は大きそう。

私も決して他人事では無くて、来週のUS行きに関して、飛ぶか飛ばないかどうしようか思案中。まぁ、基本飛ぶことを前提に、直前まで様子見なんだろうけど。去年は、意図してやったわけじゃ無いけれど、当日朝キャンセルして翌日のフライトを取り直した事もあったし(笑)。仮に無事にSFO/LAXと移動出来ても、メインのSeattleでのXFL観戦は、無観客試合になりそうな雰囲気もあるし出来ないかもしれませんね。まぁ、それならそれでスタバでコーヒーでも飲んで帰るけれど。

取りあえず今週一週間の状況見ですよね。国内関しては、直ぐに収束はしないだろうけど、現状から大きく変わることが無ければ多分大丈夫。問題は、日々観戦が広がっていて、特に影響が出ている西海岸へ移動予定というのが難点。日本からの入国制限が発表されたらアウトですよね。最悪なのは、フライト中にそれが発表されて二進も三進も行かなくなること。それだけは避けたいけれど。取りあえず今週来週は、直接自分にも影響する事だけに状況を日々モニターしないと。

国内回帰

新型コロナウィルスのために、中国やその他幾つかの地域からの出入りが厳しく制限されていますが、人だけで無く物の移動もそれに合わせて動きが止まってしまう。特に中国の場合は、世界の製造工場の役割があるのに、そこからの流通だけで無く人の移動が止まっているために物を作る事も出来なくなっていて、これは今回の感染騒動が収束しても、後々影響が残るんじゃ無いかという気もします。

その為、中後に出ていた製造設備やシステムを日本に戻す動きが出てきていますが、これは少し前から国内賃金の逆転もあって、多くのメーカーが「国内回帰」を始めていたとき。ただ、とは言っても全てのものを国内に戻せるわけでは無く、ある程度付加価値が高くて高価格なものは良いとしても、流石に大量生産品とか低価格帯の製品などは、国内に戻すのは難しいのでは。

さらに、国内回帰すると言っても、国内の生産体制を準備するまでの手間と時間も無視できない。以前有った下請けなどは、一緒に中国に出て行って再び日本に戻るとなってもなかなかそのコストは厳しいでしょうし、場合寄っては廃業してしまっていることも。一度失われた技術を取り戻すのは大変なわけで、そこからの構築となるとさらに手間とコストが要求されます。いかに国内に残っている技術継承の機会を集めてまとめて再活用できるか、大変だと思うけれど、ネットワークを使って小さな塊を集めて大きな仕事に振り分けるような仕組みがこの機会を利用して逆に可能になるかもしれない。

色々理由はあるんだろうけど、結局は中国に一極集中していたことが問題なわけで、リスク分散とか技術の継承みたいなものが一気になくなったのがここ20~30年でしょうか。それがそのままバブル崩壊後のデフレ時代となっているわけで。これからどう解決していくか難しいところ。さらに日本国内では、働き方改革の一環で、同一労働同一賃金が進むと、労働力費用をカットしてコストを下げるという昔の手法も通用しない。だから、単純に昔のモードに戻して国内回帰する事は出来ず、新しい「何か」を国内で新たに作り上げないといけない。それって、結局は新しいビジネススキームを作る事になるわけで、ニュース等出簡単に「国内回帰」と言うだけの話では無いと思うのだけれど。政府の肝いりで、これから色々な動きがあるんだろうけど、かなり根本からデザインし直さないと、結局は戻ってきたけれど失敗したで終わりそう。