阪神タイガースの藤波選手が新型コロナウィルスの陽性反応が確認され、阪神のみならがプロ野球の4月下旬開幕が厳しくなってきました。それはそれとして、この藤波選手の新型コロナウィルス反応が分かったのが、本人に発熱や倦怠感などの症状認識は無かったけれど、嗅覚・味覚障害を認識して検査を受けたところ陽性反応が出た、と言うもの。重篤な肺炎を引き起こす、この新型コロナウィルスが、どうしても嗅覚・味覚と言う部分に影響するのか因果関係はまだ不明らしいけれど、PCR検査やCT/MRTでの肺炎検査とは別に、早期発見する一つの指標になり得るらしい。
実は、今の新型コロナウィルスが社会的に認知されるより以前に、何かのタイミングで全然味が感じられないときが何度かあったんですよね。ただ、それって特定の食事、例えば会席のコースを食べていると、お澄ましの味が全然しないんだけれど、その前後の八寸とか焼き物等は普通に味がするとか。今回の件と関係あるのか無いのかは全然分からないけれど、そんな経験はここ2~3年位で始めての事だったので、もしかしたら実は数年前くらいから、今の新型コロナウィルスの以前のバージョンというか、そんなものが実は日本でも密かに流行していて、結構インフルエンザとかと誤解されていたか、症状が軽いので、そのまま無症状で拡散だけしていたのかも。
陽性が確認されて、これからかなりの期間隔離される藤波洗車や濃厚接触者の人達は大変だろうけど、早期に発見されて拡散が防げたと言う事と、何よりも発熱していない、普通に練習できる、でも何か変だという事で自ら検査を受けた藤波選手は誉めるべきじゃ無いだろうか。仮に優性反応が出れば、最低でも二週間は練習はおろか、体を動かすことも不自由になるわけで、正直今シーズンの半分くらいは少なくとも棒に振るかもしれない。目をつぶって、そのまま練習をして、なんともなければ良しという安易な考えで続けていたら、気がついたらチーム全体に感染していたなんて事になったら、目も当てられないですからね。
閑話休題。嗅覚・味覚が鈍る、機能しなくなるということは、鼻とか舌のセンサーがおかしくなっているか、そこからの神経組織が何か阻害されているという事なんでしょうね。素人の考えだけれど、新型コロナウィルスが肺に感染する前に、その手前にあるであろう、嗅覚・味覚の神経に影響するのだろうか。実は、肺へ繋がる気管支と食物が胃に入る食堂は、途中で交差しているわけだから、あながち関係無いわけでは無いかも。まだまだ終わりが見えないけれど、これが何か解決への糸口になってくれると嬉しいのですが。
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